鹿角市議会 2020-03-11 令和 2年第1回定例会(第5号 3月11日)
その中で、200億円を突破したのは、ふるさとエコライスという特別栽培の販売戦略もあるわけですが、もう1点は、生産基盤の拡大、面積をふやしたということが1項目あります。私は、前にも質問のときに話したように、あいているいい1等の、多分44%も減反していると、山間部のほうは原野なりに戻っていくんだと思います。作付する、つくる人がいません。
その中で、200億円を突破したのは、ふるさとエコライスという特別栽培の販売戦略もあるわけですが、もう1点は、生産基盤の拡大、面積をふやしたということが1項目あります。私は、前にも質問のときに話したように、あいているいい1等の、多分44%も減反していると、山間部のほうは原野なりに戻っていくんだと思います。作付する、つくる人がいません。
次に、農林水産業についてでありますが、米政策につきましては、引き続き生産の目安を提示し、需要に応じた売れる米づくりを推進するとともに、減農薬栽培あきたエコライスの取り組みを支援してまいります。 また、水稲機械の導入支援やICTの活用によるモデル事業を継続するほか、新たに、スマート農業の推進として、農業用ドローン導入等への支援により、経営基盤の強化を図ってまいります。
また、市独自の支援といたしまして、減農薬栽培あきたエコライスの取り組みを継続支援するほか、ICT農業のモデル事業として、米の増収を目指す取り組みや、国・県の補助対象とならない水稲機械の導入を支援し、経営基盤の強化を図ってまいります。 園芸作物につきましては、国や県の事業を効果的に活用しながら、市独自のかさ上げにより、鳥海りんどう、アスパラガスなど、高収益な作目の振興を図ってまいります。
ところで、由利本荘産米には特Aの米がなく、ブランド力の向上につながっておらず、他産地のブランド米と競争していくには評価の高い新品種が待ち遠しく、新しいブランドとして期待された、つぶぞろいも他産地のブランド米と競争はおろか、中食用か業務用になりかねず、エコライスなどの付加価値をつけなければ競争になっていないのが現状でないかと考えています。
先ほどの御答弁では、売れる米づくりやエコライスへの取り組みなど、それから複合経営の誘導や畜産振興、それから新規就農者や担い手などへの支援など上げられておりますが、市の支援としましては、水田フル活用に向けた支援、それから戦略作物助成への産地交付金への市のかさ上げなどが主な対策ではないかなと思っております。
このため、米政策では、需要に応じた生産を推進する地域農業再生協議会に、主導的に参画するとともに、より売れる米づくりを推進するため、減農薬栽培あきたエコライスへの取り組み支援や、需要が見込まれる品種への誘導を図る市独自事業を、新年度予算に計上したところであります。
また、市独自の売れる米づくり推進事業により、減農薬栽培あきたエコライスによる安全・安心な米づくりや、より需要が見込まれる品種への誘導を支援し、由利本荘米の需要拡大を図ってまいります。 園芸作物につきましては、鳥海りんどう、小菊、アスパラガスなど、中山間地における高収益な作目の振興を図るため、産地交付金の活用や機械施設導入等への市独自のかさ上げにより支援を行ってまいります。
ブランド米確立に向けた取り組みにつきましては、由利本荘米が消費者ニーズに対応して需要を伸ばしていけるよう、減農薬栽培あきたエコライスと、土づくり実証米を組み合わせた、安全・安心かつ良食味米生産への助成並びに新品種つぶぞろいの種子購入助成や首都圏でのブランド力向上対策など、高品質な米生産と販売促進への取り組みを支援してまいります。
農業振興につきましては、米の産地間競争が激化している中、由利本荘米のブランド力向上のため、減農薬栽培のあきたエコライスと、土づくり実証米を組み合わせた、安全・安心かつ良食味米生産への助成並びに新品種つぶぞろいの種子購入助成など、高品質なブランド米生産への取り組みを支援するとともに、農地中間管理事業による農地の利用集積を推進し、農用地利用の効率化に努めます。
この秋田エコライス、いわゆる50パーセントの減農薬をふやすというのが、大きな施策の目的の一つでございますので、引き続き米で支給してまいりたいと思います。もし、農家の方であって、その米という、エコライスについての認識がない方であれば、ぜひ農家の方こそ、そのエコライスについての認識を高めていただきたいというふうに思っております。
秋田県では、50パーセント減農薬のエコライスの比率を、平成25年度までに50パーセントを目指しております。平成23年産の本市のエコライスの比率は、2パーセントを見込んでおります。 今年度はエコライスを子育て応援米として支給することとしており、これによりエコライスの比率拡大を図り、売りきる米づくりを進めているものでありますので、ご理解賜りたいと存じます。
米の販売戦略においても、こだわり米から減農薬のエコライスへの定着化へ向かうようです。こうした時代の変化から、ヘリコプター散布の意味が薄れてきているのではないかと思います。一度にやめてしまえば支障が出ることも懸念されますし、市のかかわりも必要であります。