仙北市議会 > 2021-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 仙北市議会 2021-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 3年  3月 定例会          令和3年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和3年3月19日(金曜日)午前10時開議第1 議案第3号 仙北市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定について第2 議案第4号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第7号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第8号 仙北市固定資産評価員の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第9号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第10号 仙北市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第11号 仙北市北浦教育文化研究所設置条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第12号 令和3年度仙北市一般会計予算第11 議案第13号 令和3年度仙北市集中管理特別会計予算第12 議案第14号 令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算第13 議案第15号 令和3年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第14 議案第16号 令和3年度仙北市介護保険特別会計予算第15 議案第17号 令和3年度仙北市生保内財産区特別会計予算第16 議案第18号 令和3年度仙北市田沢財産区特別会計予算第17 議案第19号 令和3年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第18 議案第20号 令和3年度仙北市病院事業会計予算第19 議案第21号 令和3年度仙北市温泉事業会計予算第20 議案第22号 令和3年度仙北市水道事業会計予算第21 議案第23号 令和3年度仙北市下水道事業会計予算第22 議案第24号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第15号)第23 議案第25号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第24 議案第26号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)第25 議案第27号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)第26 議案第28号 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第3号)第27 議案第29号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)第28 議案第30号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第3号)第29 議案第31号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第30 議案第32号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第3号)第31 議案第33号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第3号)第32 議案第34号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第3号)第33 議案第35号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第3号)第34 議案第36号 新市建設計画の変更について第35 議案第37号 公の施設の指定管理者の指定について第36 請願第1号 総合体育館建設に関する請願書第37 閉会中の継続調査について第38 議案第43号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第16号)第39 議案第44号 令和3年度仙北市一般会計補正予算(第1号)第40 議案第45号 工事請負契約の変更について第41 議案第46号 仙北市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて第42 議員提出議案第1号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について第43 議員提出議案第2号 意見書の提出について    (最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書)追加日程第1 議案第47号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて---------------------------------------出席議員(17名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     代表監査委員    高橋祐策君                      地方創生・  総務部長      大山肇浩君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼             観光文化スポーツ部長            竹下義博君               細川秀清君  福祉事務所長  農林商工部長    八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君                      医療局長兼  会計管理者     戸澤 浩君               菅原貞男君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山隆誠君     危機管理監     高橋宏和君  企画政策課長  田沢湖市民センター所長         角館市民センター所長            伊藤 聡君               茂木博巳君  西木市民センター所長          総務部総務課長   藤村幸子君            山田且也君  総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) おはようございます。 ただいまの出席議員は17名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本定例会において出席を求めた者のうち、佐藤教育部長は本日欠席です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 議会運営委員長の報告を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) おはようございます。 令和3年3月4日の本会議終了後、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は6名で、荒木田委員は欠席でした。 職務出席として黒沢議長、委員外議員として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しております。 当局から参与として、門脇市長、倉橋副市長、大山総務部長、大山総務部次長兼企画政策課長、藤村総務課長、草なぎ財政課長が出席しております。 書記には、議会事務局堀川係長を任命し、職務のため、三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 議会運営委員会では、議長から諮問されていた「議会改革推進協議会から答申された議員定数などについて」協議しました。 2月8日付で稲田座長から議長宛てに答申された「来期から議員の定数を2名減じて16人とすべき」という内容については、2月15日の議会運営委員会において、議員全員が関係することから、詳細な議論経過を説明するために、議長へ全員協議会の開催を要請し、その後に、再度、議会運営委員会で協議することにしておりました。このことは、本定例会の開会日に御報告したとおりでございます。 御承知のとおり、去る3月3日の本会議終了後に全員協議会が開催され、稲田座長から改めて、「来期から定数16人とすること」に至る議論経過が報告されたところでございます。 議会運営員会では、「議会改革推進協議会の答申を承認するべき」という意見と、「定数は現状維持とするべき」という意見があり、採決の結果、賛成多数により「議会改革推進協議会の答申を承認する」ことに決定し、諮問されていた議会運営委員会としては、正式に議長へ答申したところでございます。 これに伴い、仙北市議会運用例に基づき、任期満了に伴う次期の選挙から、現行の議員定数「18人」を「16人」にするための条例改正案を提案することに決定し、賛同する委員から議員提出議案「仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について」が提出されております。 また、当局からは、本日の追加議案として、「令和2年度一般会計の補正予算案」、「令和3年度一般会計補正予算案」、「工事請負契約の変更」、「教育長の人事案件」を予定している旨の報告がありました。 なお、「教育長の人事案件」の議決結果によっては、さらに「教育委員の人事案件」の追加も予定されるとのことでございました。 議会運営委員会では、議案等が追加提案された場合は、あらかじめ本日の議事日程に組み入れることを確認しておりますが、議長には、改めましてよろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。併せまして、皆様からも議事運営には特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の御報告といたします。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時01分)--------------------------------------- △議案第3号~請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、議案第3号 仙北市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定についてから日程第36、請願第1号 総合体育館建設に関する請願書までの各案を一括して議題とします。 以上の各案について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) おはようございます。 それでは、総務文教常任委員会委員長報告をいたします。 令和3年3月5日、総務文教常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月8日、9日及び10日の3日間、午前10時から仙北市役所田沢湖庁舎第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、3日間とも6名全員の出席でした。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、大山総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、佐藤教育部長ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局高階次長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案16件であります。 さきに審査の結果について御報告いたします。 総務文教常任委員会からの委員会審査報告書のとおり、全議案とも原案を可とすべきものと決定しております。 それでは、案件ごとに御報告申し上げます。 議案第3号 仙北市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定について及び議案第4号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 両議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本案につきましては、質疑が集中し、審査の中で市長の真意を伺いたいという委員からの意見があり、門脇市長から参与をいただきました。 質疑の主な内容は次のとおりです。 1点目です。コロナ禍で市民が苦しい状況に立たされていることから、特別職の給与を減額するという提案理由は理解できるが、以前にも指摘した報酬審議会を経て提案すべきではなかったのか。 2点目です。減額の期間を令和3年度1年間とすると、市長の任期の関係がある。期限を任期の10月までとして、改めてその後の議会で再度同じ条例改正案を出すのが普通の流れではないのか。また、この3月までの任期で教育長が退任することになるが、新しい教育長から理解が得られるのか。 質疑は以上の2点に集約されます。 市長の答弁を要約すると次のとおりです。 1点目です。報酬審議会については、現在のコロナ禍の状況から、議員の報酬等(政務活動費)について、議会の皆様方が御自身で議論されたという状況があった。私としても議会の皆様と一緒にその姿勢を示すことが重要だと考えた。報酬審議会に委ねるのではなく、その思いを議会の皆様と共有したいということで、私の考え方として姿勢を示させていただいたというのが本意であり、報酬審議会を開催しなかった理由である。 2点目です。条例の減額期間については、条例の本文を変えたわけではなく、年度を通じた姿勢を示したかったので、年度途中までの期限を設けるという考えには至らなかった。 加えて市長から、今回の提案は、政策の実現に向け、長の考えを明らかにした予算と連動している。条例案で給与の減額をお願いしているが、コロナの影響で市内経済が大変に厳しいことから、市議会も12月議会で政務活動費を廃止したこと、これらを受けて令和3年度の当初予算編成では、多くの民間諸団体への補助金等1割の削減方針に御協力をいただいたことなど、市内経済の好転に向けた対策が官民連係で強力に行われていることなどから今回の提案になった。一方で、市長の任期もあり、減額期間についても、提案前に多くの議論、検討を行った。政策を提案し、その政策の実現に向けて編成するのが年度予算である。総合計画や各計画も同様であるが、提案はそのときに在任する長の責務で、給与など1年間をベースとする歳出に関しては、予算単一主義・総計予算主義というような法的な解釈を根拠に現在の提案をさせていただいている。 なお、選挙で長が交代することは常であり、その場合、その新たな長が、市民と連携し、自身の政策に基づき、議会と協議の上で条例を改正することも、在任している長の責務とあった。長が交代した場合、給与の1割削減を継続するか、元に戻すか、さらに減額率を高くするかは、その時点での議論になる。今回の提案はこれを拘束するものではないとの答弁があり、さらに委員からは、当初予算は1年間を通した予算なので、そういうことを見越してあげたのか。また、教育長については、どのように判断されたのかとの質疑がありました。 市長からは、私の認識としては、世界中が一生懸命コロナ対策をしているが、令和3年度は、元の経済体制に戻ることはなかなか困難というような見通しを立てている。その結果、年度間を通じた削減をするのが適切ではないかとの思いで提案させていただいた。教育長の件については、新たな教育長にも御理解いただけるという想定のもとでの提案ということで御理解いただきたいとの答弁がありました。 また、委員からは、特別職の給与を減額してコロナ対策に活用したいということは理解した。減額した分は予算的には区別されることはないと思うが、しっかりとコロナ対策に活用していただきたいとの意見があり、市長からは、議会が経済対策、コロナ対策に向けた政策として政務活動費を廃止したという大変大きい決断があり、議会と連動して、市も、また長も、その思いを一つにするということに御理解いただきたいとの発言がありました。 討論では、市長の任期は10月までなので、再任後に提案すべきであり、現時点ではこれを提案すべきでないと思うので反対するという反対討論がありました。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で可とすべきものと決定しました 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について。 育英奨学基金に角館感恩講からの寄附を積み立てし、積立額を増額する改正であります。 委員からの主な質疑の内容は次のとおりです。 1点目です。ふるさと納税から定期的に基金を積み立てして積立額を増やしたらどうかと質問をしたことがあるが、令和3年度でそのような予算措置はしているのか。コロナが終息してから落ち込みに対応できるような基金の額を積み立てておくべきだと思うが、どう考えるか。 2点目です。奨学金の滞納状況について、滞納者数と滞納額は幾らか。また、滞納者への対応はどうなっているのか。 以上の質疑に対し、当局からは、1点目です。去年の見直しをしたところ、残高として1,000万円を下ることなく推移していたことから、令和3年度も問題ないと想定している。ふるさと納税からの予算措置はしていない。基金がたくさんあれば安心して事業を進められるが、状況に応じ財政と相談しながら検討させていただきたい。 2点目です。奨学金の滞納額については、令和3年2月1日現在で、過年度分は実人員については53人で滞納額は2,308万5,500円円。現年度分は実人員35人で244万1,609円、合計2,552万7,109円となっている。また、滞納者の中で、失業や病気などの理由があって支払のできない人については、減免措置等がある。事例によっては、市の債権管理条例に則り、来年度に向けて滞納処分の事務手続を進めていきたいとの答弁がありました。 本案につきましては、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第7号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第8号 仙北市固定資産評価員の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第11号 仙北市北浦教育文化研究所設置条例の一部を改正する条例制定について。 以上の各議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、それぞれ全会一致で可とすべきものと決定しました。 また、議案第11号につきましては、西木庁舎に移転することになり、条件が違ってくると思う。角館の市民、田沢湖の市民に対する利便性を図っていただきたいとの意見を付した賛成討論がありました。 議案第13号 令和3年度仙北市集中管理特別会計予算から議案第17号 令和3年度仙北市生保内財産区特別会計予算、議案第18号 令和3年度仙北市田沢財産区特別会計予算、議案第19号 令和3年度仙北市雲沢財産区特別会計予算、議案第25号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)、議案第29号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)、議案第30号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第3号)及び議案第31号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)まで。 以上の各特別会計の令和3年度予算及び令和2年度の補正予算につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、それぞれ全会一致で可とすべきものと決定しました。 また、生保内財産区の当初予算では、収入未済額についての質疑の中で、当局から、滞納分は9件で658万6,737円になるが、全て平成25年度までのものである。改選前の生保内財産区管理会委員から了承を得て、仙北市の債権管理条例に基づき、消滅時効を理由として債権放棄の予定になっているとの答弁がありました。 議案第36号 新市建設計画の変更について。 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これで総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。市民福祉常任委員長の阿部則比古でございます。 それでは、私のほうから市民福祉常任委員会審査委員長報告を申し上げます。 令和3年3月5日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、3月8日及び同月10日までの延べ3日間、午前10時より仙北市田沢湖総合開発センター2階農林研修室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 出席委員は、5名全員でありました。 説明のため出席を求めた参与は、竹下市民福祉部長兼福祉事務所長、菅原医療局長兼角館総合病院事務長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局より高橋補佐を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案9件であります。 初めに、審査の結果から報告を申し上げます。 市民福祉常任委員会の委員会審査報告書をご覧ください。 付託されました議案第9号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてから議案第32号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第3号)までの議案9件につきましては、慎重審査の結果、全て全会一致でこれを原案を可とすべきものと決定しております。 それでは、主な内容について抜粋して報告申し上げます。 初めに、議案第14号 令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、予備費についての質疑がありました。当局からは、歳入から歳出を引いたのが予備費である。令和2年度から税率を下げたが、どのような影響が出てくるのか様子を見たい。税率も上げたり下げたりするのは好ましくないので、事業費納付金が大きく下がったところで検討が必要になるとの答弁がありました。 また、討論では、賛成の立場から、令和2年度において、国保税の負担軽減を図ったため、納税者は納入しやすくなり、徴収率も上がっていった実績がある。令和3年度予算においては、予備費が前年より多くなっているので、これも本来であれば負担軽減につなげていただきたいところではあったが、一般質問や協議の内容等で、被保険者の皆さんの軽減を図っていく予定であるという答弁もいただいているので、是非そのような予算執行であってほしい旨の意見を付して、賛成討論がありました。 次に、議案第20号 令和3年度仙北市病院事業会計予算について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、新年度もコロナ禍や人口減少などにより患者が減少していく中での病院経営になるが、新病院の建設の償還も始まり、資金繰り的に非常に大変だと思うが、資金不足の対応も新たに念頭に置いて構える必要があるのではないかとの質疑に、当局からは、基本的に令和3年度は非常に苦しい年になる。病院本体分の据え置き期間が5年経過により、元金償還の開始と医療機器分の償還が重なり、病院の負担も5,700万円ほど増える状況である。その分、収益を頑張らなければならない。コロナ禍に伴う対応だが、水際対策の一環として、昨年度の春から検温業務を病院の入口で行っている。検温業務以外にも様々な問い合わせがあり、患者と直接コミュニケーションが図られ、すぐに対応できる利点もあり、より深いつながりを感じている。これからも地域の病院として患者が病院に来やすい環境を整え、収益につなげていきたいとの答弁がありました。 また、討論では、賛成の立場から、先般、入院中の方から「以前より、ものすごく対応が良くなった」との電話をいただいた。このことを踏まえながら、今後も、接遇等の対応について、さらによい方向へ向くように努力していただくことを併せてお願いする旨の意見を付して、賛成するとの討論がございました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査、御苦労さまでございます。2点だけ簡潔に伺いますので、簡潔で結構ですので御報告いただければなと思います。よろしくお願いします。 毎年、毎回議会でも質問される方もおるわけでございますけれども、議案第14号の令和3年度仙北市国民健康保険特別会計の予算の中に、これは制度そのものがそうなっているからやむを得ないといえばそれまでですけども、世帯の人数割の中に義務教育の子どもや幼児、乳児の人頭割、人数割になってますけども、その見直しを図るということは、当局または委員各位からの御意見、御質問等はなかったのかどうか。 それから、令和3年度の病院事業会計予算の中に、市立角館病院でも新病院を建設して新年度から償還が始まるのではないかなと思うんですが、その点についての当局からの御報告や御説明はなかったのかどうか、その2点だけお伺いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、高久議員の質問にお答えいたします。 まず、議案第14号の令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算の中で、健康保険税に対する乳児あるいは児童に対する対応に、何か説明、あるいは質疑がなかったのかという質問でございますけれども、その件に関して特段に触れられませんでしたのでよろしくお願いしたいと思います。 それから、もう一点は病院事業会計についてですけれども、この借金、借入金についてに関してでございますけども、そうした危惧する質問がございました。それに対する答弁というのは先ほども申し上げたとおりでございまして、本体の5年償還据え置き期間が終わって新しく、新しくというか、今度償還、本体の償還が始まるとまた同時に医療機器に関する償還も始まりますので、なかなかこれ大変な、しかもこのコロナ禍でございまして、収入が落ち込む中でこの負担金も実質5,700万円ほど増えておるということで、よほど気を引き締めて頑張らないと大変だという答弁でございました。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) ほかに。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) おはようございます。 産業建設常任委員会委員長報告をいたします。 令和3年3月5日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月8日から10日までの3日間、いずれも午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3日間とも5名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、八柳農林商工部長、細川観光文化スポーツ部長、草なぎ建設部長ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案8件と請願1件です。 初めに、付託された議案から御報告いたします。 結果については、産業建設常任委員会からの委員会審査報告書のとおり、全議案とも全会一致で原案を可とすべきものと決定しております。 次に、主な質疑応答について抜粋して報告いたします。 初めに、議案第22号 令和3年度仙北市水道事業会計予算について報告します。 当局からの詳細な説明に続き、委員からは、次の5点に要約される質疑が出されております。 1点目として、給水人口と営業収益の関係について。 2点目として、未普及地域解消事業と給水人口の関係について。 3点目として、断水等の不具合に伴う今後の対応について。 4点目として、漏水対策について。 5点目として、財政見通しについて。 これらの質疑に対する当局からの答弁は、次のように要約されます。 1点目の給水人口と営業収益の関係については、従量制による請求であることから、予算上で一部、収入が上がっている。今年度の傾向としては、コロナ禍の影響により、営業活動をしている宿泊施設等の料金収入がだいぶ落ち込み、一方、一番人口が多い角館上水では、逆に家庭用の料金収入が高くなっている。これは、家にいる時間が多い傾向であるとみることができる。給水件数については、角館地区はアパートなどの建設によって増加し、田沢湖地区は亡くなったり、空き家が増えることに伴い、減少傾向である。 2点目の未普及地域解消事業と給水人口の関係については、現在、山谷川崎、卒田地区で事業を実施しており、卒田地区の完成が令和7年度の予定である。給水収益の今後の動向としては、人口減少の部分を未普及地域解消の部分がある程度カバーし、今後10年間は、ほぼ横ばいで進む計算である。仙北市の場合、ほかの市町村と違い、件数や人口が減っても、宿泊施設等の観光事業が好調であれば、その分の使用料が伸びる傾向である。このことから、給水人口の動態だけで給水収益の分析は難しい。特に、令和2年度は新型コロナウイルスの影響があった。令和3年度の予算における収益についても、令和元年度のデータを参考に、未普及地域解消事業によりエリアを拡大した部分も含めた予算としている。今後の短期の計画としては、今取り組んでいる山谷川崎、卒田地区の完成後、令和7年度以降に未普及地域解消事業として新たな地区を検討していく。事業実施前に加入の動向を確認しながら検討し、費用対効果等、有効な地区を実施していきたい。 一方で、水道事業では昨年度、アセットマネジメントを実施し、古い資産などの洗い出しを実施した。今後の更新需要では、多額な費用が必要であった。昨今、漏水事故、取水量の不足、機械の故障など、たくさんのトラブルが起きており、危機感を持っている。今後は、老朽施設や管の更新にシフトしていく必要性を感じている。 3点目の断水等の不具合に伴う今後の対応については、初めに、今年になってから水道のトラブルが多く、利用されている皆様に御不便、御迷惑をおかけしたとしてお詫びがありました。 今回のそれぞれの不具合等の事案については、原因を究明し、現在、それらの事案に対しては、対応済みで、解消されている。今後、このようなことが起こらない対策が大切な部分である。今回の事案により、技術的なことを含め多くのことが蓄積されたと考えている。今回経験したこと、また大仙市や秋田市からの人的応援を含めた支援など、このようなことを大切にしていかなければならないと思っている。いずれにしても、老朽化施設の対策については、喫緊の課題であり、漏水調査も併せた老朽対策について、しっかりと予算化して進めたいと考えている。 4点目の漏水対策については、令和元年度の決算では全体における有収率が52.95%となっており、47.05%が料金につながらない部分であるが、この中には、凍結防止のための放水や、良質な水を維持するための放水も含まれている。しかしながら、市内全域で相当量の漏水箇所があることも確かである。本管の漏水以上に、本管から引き込まれた給水管に多くの漏水があると想定している。来年度以降、田沢湖地区、角館地区で漏水調査を考えているが、全域となると難しいことから、計画的に進めたい。 5点目の財政見通しについては、4年連続で赤字予算として計上している。いろいろな経費削減に努めているが、収支の安定にはかなり厳しい状況である。来年度以降に上下水道両方の料金改定を予定しているが、引き上げ幅を大きくならないよう検討していきたい。ただし、老朽対策は喫緊の課題であるので、その費用の補填について、一時的には企業債の借り入れが増えることとなる。当面は企業債の残高は増えることになると思うが、近年は借入額を抑えるよう努めてきた。企業債利息についても、低金利での借り入れによって支払利息は大きく減少している。このような経費削減に努め、市民から理解が得られるよう、料金改定を検討していきたい。 以上のように要約される答弁がありました。 次に、議案第33号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第3号)について報告します。 当局からの詳細な説明に続き、委員からは、次に要約される質疑が出されております。 温泉事業の予算における収支の観点から、現在の温泉供給方法と、源泉を含めた今後の温泉供給の考え方についての質疑がありました。 この質疑に対し、当局からは、現在、塚本總業が所有する水沢源泉の温泉を購入して給湯している状況である。新たに源泉を確保するとなると、さらに多額の予算が必要になると想定される。温泉を安定供給するため、水沢源泉からの引湯管など、多額の予算を設備投資に充てて、給湯できる体制を作ってきた現実がある。せっかく整備した設備であることから、しばらくは現在の温泉供給システムによる温泉事業を続ける考えである。 以上のように要約される答弁がありました。 さらに委員からは、源泉確保にあたっては、いざ掘削したいと思っても、国有林等の許可、周辺施設の同意など各種の手続が必要で、時間を要する。また、源泉の購入単価が、下がるどころか上がる可能性も想定しなければいけない。予算措置を含め、簡単に着手できる事業ではないことから、あらゆる場合を想定し、次の一手を打つための施策については、常に考え、備える必要があるとの意見が出されております。 次に、議案第35号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第3号)について報告します。 当局からの詳細な説明に続き、委員からは、一般会計からの繰り出しがあって事業が展開されている下水道事業のあり方について質疑が出されております。 当局からは、下水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少や施設の老朽化など大変に厳しい状況にある。厳しい状況にあっても、事業継続のためには老朽化した施設の更新事業は必要である。また、収益を上げることが、事業を継続する上で必要なことであることは承知している。まずは、既存の施設があるので、この施設をしっかりと活用するため、加入促進に努め、利用率を高める取り組みが必要であるととらえている。加入促進や経費削減に取り組むことは当然のことだが、今の使用料だけでは経費を補えないことが想定されるため、最終的には利用者の皆様へ負担をお願いしなければならないと考えている。適正な料金設定については、コンサルタントに依頼し、検討中である。適正な料金についてお示しすることが可能になった段階で、利用者の皆様に説明し、御理解をいただきながら今後進めていく必要があると考えているとの答弁がありました。 次に、付託になった請願について報告します。 請願第1号 総合体育館建設に関する請願書に対し、委員からは、建物や予算の規模、財源などを含め、慎重に審査する必要があるため、継続審査にすべきとする意見と、住民の意思を尊重するべきとする意見が出されております。 採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。 最後に、本委員会から、陳情第1号に基づく、最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の議員提出議案を提案させていただいております。 議員各位の御理解、御賛同をお願いして、産業建設常任委員会の報告とします。 ○議長(黒沢龍己君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査、御苦労さまでございました。1点だけお伺いしたいと思います。 議案第22号 令和3年度仙北市水道事業会計に関わっての門脇委員長からの御報告ございましたけれども、いろいろ諸課題が山積している水道事業ではございますけれども、その中で、今後少しではあるけれども水道料金を引き上げなければならないというふうなお話、報告ございましたけども、どのくらい引き上げることになる予想なのか。当局からの説明または委員会の委員の皆さん方からの御質問等はあったのか、なかったのか。 それから、2つ目はその水道関係で、コロナ禍の中で、角館地区の方はどうしてもうちにこもってる方が増えてて水道が利用が増えてるんだけども、宿泊関係の温泉・ホテル等を抱えてるところは減っているというふうな報告でございましたが、もし数値が分かるんであればお知らせ願いたいと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 高久議員の質問にお答えします。 1つ目の令和3年の水道会計の件でございます。水道料金の値上げを検討していくということで、関係機関の意見を聞きながらということでございまして、具体的な値上げ幅とか料金についての話はございませんでした。 2つ目のコロナ禍における角館地区、それから観光地区の内容なんですけれども、その水量の違いについての内容の詳しい話は伺っておりません。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 これで産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。 それでは、私のほうから予算常任委員会の報告を申し上げます。 3月5日に予算常任委員会へ付託された、議案第12号 令和3年度仙北市一般会計予算及び議案第24号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第15号)につきまして、審査の経過及び結果について御報告をいたします。 審査は、3月5日、同月15日及び同月17日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室で開催いたしました。 出席委員は、3月5日が15名で田口委員が欠席、15日及び17日は16名全員でした。 黒沢議長には、3日間とも職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長ほか関係職員です。 会議の書記は、議会事務局の高橋補佐ほか2名を任命しました。 各分科会の審査は、3月8日から10日までの3日間でありました。 審査の内容は皆さん御承知のとおりですので、主な事項を抜粋し、要約して御報告をいたします。 初めに、議案質疑から、主な事項を要約して報告いたします。 令和3年度当初予算ですが、2項目にわたって報告いたします。 1、新型コロナウイルスワクチン接種について。 接種の開始時期はワクチンの供給次第となるが、初めに約1万1,000人の高齢者の接種期間として3カ月を予定している。このワクチンは2回の接種が必要で、1回目の接種から21日経過後に2回目の接種を行う。高齢者の接種にあたっては、初めに対象者の半数に接種を行い、これを2回繰り返す予定である。その後、同じ方法で、基礎疾患のある方や高齢者施設等の従事者、約1,000人を対象とし、その次に一般市民を対象とする計画である。 接種にあたり、健康管理センターのコールセンターへ電話で予約し、この受付時に基礎疾患の有無も確認する。 接種場所は、各地区3カ所、田沢湖健康増進センター、角館交流センター、西木コミュニティセンターを予定している。 送迎は、その日ごとの接種重点地域を定め、その地区にシャトルバス等を配置する計画である。 なお、議論の過程で、委員から「かかりつけの医療機関でも接種できる体制を検討すべきである。」との意見があり、これに対しては「最初は集団接種で始めるが、『一定の体制が整ってこそ、個別の接種が可能となる』という想定で準備を進め、できるだけ市民の負担にならないような接種方法を実現していきたい。」との見解が示されました。 2、公共施設等マネジメント事業1億2,240万7,000円について。 委員からの「事業の内容と旧角館庁舎などの解体スケジュールについて」の質疑に対する答弁を要約すると、以下のとおりです。 公共施設マネジメント事業の予算の内訳は、旧角館庁舎の解体事業費が1億728万円。旧角館総合病院の土壌汚染調査費1,479万5,000円。中町庁舎の土地・建物に係る不動産鑑定料33万2,000円である。 旧角館庁舎の解体スケジュールは、4月下旬から11月末頃までを予定しているが、9月のお祭り期間中は工事を行わない計画である。 旧中町庁舎は、2025年度までには解体する計画である。なお、旧中町庁舎の敷地は、購入の希望があり、相手方と協議中である。不動産鑑定の予算は、跡地や建物の売却も含めて検討するためのものである。 旧角館庁舎解体後の敷地には「火除け」を復元する方針なので、当初予算に「調査費」9万8,000円を計上している。 令和2年度補正予算は3項目についてです。 1、指定管理施設支援事業2,460万円について。 これは、指定管理者基本協定及び一般社団法人指定管理者協会のガイドライン「不測のリスクが生じた場合の不可抗力の負担」に基づき、新型コロナウイルスの影響により収入が減少している8施設に対し補助する事業であり、収入の減少度合によって、補助金額は20万円から段階的に1,000万円までと設定している。 対象施設ごとの金額は、田沢湖キャンプ場、かたまえ山森林公園、市民浴場「東風の湯」がそれぞれ20万円。自然ふれあい温泉館「アルパ駒草」が100万円。角館西宮家、田沢湖ハートハーブがそれぞれ400万円。ふれあいプラザクリオンが500万円。花葉館が1,000万円で、合計2,460万円である。この財源は、全て国の新型コロナウイルス感染症対応の臨時交付金で、速やかに手続をしていただき、今年度中の交付を目指したい。 2、レタス工場の事業の見送りに伴う「強い農業・担い手づくり総合支援事業費補助金」11億円の減額について。 黒沢工業団地に計画していたレタス工場は、新型コロナウイルスなどの影響により、やむを得ず事業の中止を余儀なくされた。これは、生産予定のリーフレタスの市場動向が急変し、現状では採算が合わないとの判断によるもので、国の補助金10億円と市の助成分1億円、合計11億円を減額する。 ハレタス田沢湖による黒沢工業団地への工場建設は、現時点で未定の状況となった。 技術指導を行う「バイテック・ベジタブル・ファクトリー」では、付加価値の高い品種や、生産コストの効率化により、採算に見合う事業への変更を検討されており、その動向によって、これからの可能性を探ることにしている。なお、バイテック・ベジタブル・ファクトリーが確立した新技術については、今後ともハレタス田沢湖へ提供されることを確認している。 少しでも早く事業再開の軌道に乗せる取り組みを模索していきたい。 3、道路維持・補修事業について。 委員から「激しい道路の傷みの対応について」の質疑に対する答弁を要約すると、以下のとおりです。 今年度は、例年になく道路の傷みが激しい。特に、2月に入ってからは、気温の寒暖差が大きく、降雪、融解、凍結が繰り返され、路面の凍上が進んだものと考えている。路面の「穴ぼこ」、いわゆる「ポットホール」の補修には、加熱されたアスファルト合材が適しているが、この合材プラントは冬期は休業している。舗装の補修には適切な気温が必要だが、厳冬期は「常温合材」を使用しての対応となる。順次、状況の悪い箇所から補修を始めている。 合材プラントは2月15日から稼働しており、現予算内で加熱アスファルト合材21トンを発注済みである。今後の天候にもよるが、除雪費など総体的な予算枠での対応も検討したい。 現時点での道路補修に係る予算は決して十分とは言えないが、令和3年度の当初予算に春期のパッチング予算も計上しているので、4月早々に対応していきたい。 次に、各分科会の報告から主な事項を要約して報告いたします。 令和3年度当初予算、5項目ございます。 1、歳入の減少に伴う令和3年度の財政について。 歳入のマイナス額が非常に大きく見えるが、普通交付税の代わりになる予算を2億2,000万円見込んでおり、これを含めた交付税系の歳入としては、前年度より5,000万円ほどの増額と見込んでいる。しかし、今後も新型コロナの影響による市税の減収等により厳しい財政運営になるが、国の地方財政計画では前年並みを確保するとしており、歳入全体での急激な減額は想定していない。 令和3年度の予算編成にあたっては、市全体での削減の方針が示され、市民センターの地域振興事業費も前年の半額となっている。これは、建設部や農林商工部など各主管課での対応を優先し、それ以外を市民センターで担うことにしたもので、地域運営体の交付金が使い切れない場合は、市民センターの地域振興事業に運用することも今後は検討したい。 2、学校適正配置に係る意見交換について。 「令和3年度から開始するとしている白岩小学校の適正配置についての意見交換は、いつ頃から、どのようなメンバーで行う予定なのか。」との質疑に対し、「まだ具体的な日程は決まってないが、日時、場所、対象者を指定して参加者を募集する。幅広い世代の方々に参加していただき、現状や今後の推計等を説明し、白岩地区の子どもたちのために、よりよい教育環境について意見を聞く機会にしたい。」とのことであります。 3、マイナンバー・カードを健康保険証として使える仕組みについて。 マイナンバー・カードを作っただけでは、すぐに健康保険証とはならず、カードの初期設定を行う必要がある。このためには、読み取り機にカードをかざし、カードの顔写真との認証などが必要となる。市内で使用できるのは、市立角館総合病院、市立田沢湖病院で、今年度中に準備を終わらせ、4月から使用できるように進めている。 4、総合的な労働政策について。 経済、雇用においては、一次産業からサービス業まで、どう成長していくのかが重要だと思っている。各部局での個別事業はあるものの、もしかすると市全体としての連携を欠く取り組みだったのではないかと、質疑によって強く認識した。 雇用創出の助成金は、新規学卒者の応援としている。当初予算の編成の段階では財源が不確定だったので、一般の方々に対する就職の応援まで制度化できなかった。 国の3次補正予算の可決により、この臨時交付金を財源として、雇用確保対策など市内経済の喚起や産業を元気づける予算について、令和3年度の補正予算として定例会最終日に提案したい。 雇用の創出についても、一般の方々へ応援する仕組みを提案させていただき、総合的な連携を考えながら、市全体の雇用確保に取り組みたい。 5、米の需要減に対応する農業政策について。 市としては、重点作物の作付等により、産地交付金を活用した生産者の収入確保に向け、対策をしている。 メガ団地等大規模園芸拠点育成事業費補助金の事業概要は、神代の2地区において8.5ヘクタールにネギを栽培する計画である。総事業費は約1億9,661万円で、うち個人負担は約6,000万円である。主に、トラクター、育苗ハウス、暖房機など、50万円以上は国の補助で、それ以下のものは県の補助となっている。 令和2年度補正予算、これは3項目についてであります。 1、医師等修学資金貸付金元利収入3,610万1,000円について。 「借り受けた方が地元の愛知県内に勤務するために返還となるようだが、納入予定日の3月31日には確実に納入されるのか。」との質疑に対しては、「返還のための書類は送付している。市では、ある程度のリスクを負いながらやってきた側面もあり、しっかりと対応したい。」とのことであります。 2、機構集積協力金推進事業費補助金3,584万円の減額について。 現在、神代地区で圃場整備事業が進められており、この地区内の中心経営体に農地を集積することにより協力金を交付する予定となっていたが、一部の法人の設立がなかなか進まず、今回、この計画を見送ったことに伴う減額である。 3、新規事業継続チャレンジ支援事業558万1,000円、テナント事業者等支援給付金事業336万5,000円の減額について。 コロナ禍においての3密回避や衛生対策、販路開拓などに取り組む事業者に対する助成、あるいは事業継続の下支えとしての家賃の負担軽減の給付金だったが、結果として多額の減額に至ったことは、「制度設計が甘い部分もあった」と言わざるを得ない。県で類似した事業があったことも要因の一つである。制度をつくり上げて安心した部分もあったかもしれない。コロナ禍で活用されないと意味がないので、事業内容を精査し、周知の方法を含め、市ができ得る最大限の制度設計に努めたい。 各分科会の報告からの抜粋事項は以上であります。 議案第12号 令和3年度仙北市一般会計予算に対する討論では、反対の立場から、次に要約される討論がありました。 市の広報は月2回の発行だが、市長の顔写真や市長日誌が頻繁に掲載され、あたかも公費を使っての「市長PR誌」の様相を呈している。したがって、広報発行の予算1,324万1,000円は、月2回の発行など控え目にして、市民の足元を照らす予算へ改めるべきである。 メガ団地等大規模園芸拠点育成事業では、自己資金が6,000万円である。所管の委員会では慎重に審査されたのかもしれないが、当該委員会でないので、まだ詳細を知らない。田沢湖のレタス工場が中止に追い込まれたことからも、議会で慎重に審査し、よく内容を吟味してから取りかかるべきである。 令和3年度から、放課後児童クラブの利用料が2,000円から3,000円に、第2子は1,500円に値上げされる。保護者からは、教育費の負担も大きく、さらに月1,000円から1,500円増えると、第2子以降は望めないとの声もあることから、撤回もしくは見直しを図るべきであり、財政の厳しさを保護者の負担へ転嫁するべきではない。 田沢郷土資料等展示事業については、展示のみにとどまらず、継続される一事業として取り組むべきである。 以上の理由から反対する。 以上の討論の後、採決の結果、議案第12号 令和3年度仙北市一般会計予算は、起立多数により原案を可とすべきものと決定しました。 議案第24号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第15号)に対する討論では、賛成の立場から、次に要約される討論がありました。 医師の確保対策として、医学生への対応には、さらにこれからも十分心がけるべきである。 病院事業においては、市民の立場に立ち、患者に寄り添って日常の診療に励んでいただきたい。 市道の補修について、積雪量や気温の寒暖差が大きいことから路面の傷みが激しいということだった。気候の変動は今年に限ったことではないので、安心して歩行や走行ができるように、不具合には即応できる予算措置を希望する。 以上の討論の後、議案第24号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第15号)は、全会一致で原案を可とすべきものと決定しました。 以上で予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略します。 これで予算常任委員長の報告を終わります。 11時15分まで暫時休憩します。                             (午前11時02分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時15分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) これで各常任委員長の報告が終わりました。 これから討論を行います。 日程第1、議案第3号 仙北市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定について及び日程第2、議案第4号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についての各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第3、議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) おはようございます。 それでは、議長の指名をいただきましたので、議案第5号に対する反対の討論をさせていただきたいと思います。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、市長はコロナ禍であるということで、確かに議会でも政務活動費を廃止し、それをまずできるだけ市民のためにという願いではございますし、また市長も同じく、コロナ禍の中での市長報酬を引き下げるということではございますけれども、やはりちょっとこれは問題があると思います。 なぜならば、これコロナ禍がいつ終わるのか、まだ誰も分からないんですよ。恐らく菅総理大臣だって分からないと思います。そういうふうな中でですね、まあ市長も任期が決まっておるわけでございますので、確かに市長自身はコロナ禍で自分の報酬を下げたんで、市民の方々にも何とか頑張ってもらいたいという気持ちも分からないわけではありませんけども、やっぱり下げるについては、やはり報酬審議会にかけてですね、まあ報酬審議会というものが形だけの形骸化されてしまうんでないかなというふうなきらいがあるというふうなことと同時に、普通であれば年度当初から始めるとすれば、1年間、新年度の1年間を通じてこうやるというのが私はベターではないかと。年度途中から何かの大きな事故や災害、問題が発生して下げなければならないというときはそれはやむを得ず、そういうふうな特別職の職員の給与及び旅費を提案しなければならない場合もあるかもしれませんけども、原則は原則として、やはり貫くべきではないかなということが私の考えでございます。 私は、市長に与えられた報酬というのは、やはり市長に頑張っていただきたいと、少なくても1年間ですね通じて全力投球をして、市民のための幸せなり、市民のための生活を安全を守るというふうなことに全力投球していただきたいということで市長が報酬をいただいておると思いますので、そういう点は正々堂々と受け取ってですね、今後また頑張っていっていただき、また何か問題があれば報酬審議会にかけ、そして議会の議員の皆さん方からの御意見をちょうだいしながら進めるべきではないかというようなことを私は思いますので、議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定については、反対いたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第5号に対する討論を終わります。 日程第4、議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定についてから日程第11、議案第13号 令和3年度仙北市集中管理特別会計予算までの各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第12、議案第14号 令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、議長に御指名いただきましたので、討論させていただきたいと思います。 議案第14号 令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算につきまして、私は反対の立場から討論をさせていただきます。 歳入歳出27億7,167万1,000円でございます。これは神代診療所も含まれている予算ではございますが、現在、御承知のとおり国保運営は県単一で行われてございます。がしかし、仙北市の市民の国保加入世帯に対しては、仙北市が責任を持って対応されてございます。その中で2点について、私は理由をもって反対するものであります。 国保加入世帯は、多くの方々が退職者も含め、自営業者、農家、またお年寄りの方々、そして年金生活者が多数を占め、また、中にはやはり低所得者も多く、生活を切り詰めてやりくりをしてもなかなか納付困難であるという方々もおります。がしかし、市では国の制度に基づき、ペナルティーとして滞納した方々に対しては短期保険証、資格証等の発行が認められてございます。しかし、一旦資格証になると、全額、窓口で払わなければなりません。保険証というものは、御承知のとおり、これはほかに使うことは原則できないし、病気にかかった場合は、または診察等に使うということのみでございます。そういう点からしましても、やはり市の福祉施策をさらに充実を図る上で、できる限り資格証を発行しないというふうな方向がやはり努力しなければならないのではないでしょうか。さらに、基金の積み立て、そして予備費、それらを少しでも活用されて、少しでも国保税の引き下げに回すということを新年度予算の中で明記すべきだと思います。その点が私は甚だ不十分と思いますので、議案第14号 令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算には反対いたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第14号に対する討論を終わります。 日程第13、議案第15号 令和3年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第17、議案第19号 令和3年度仙北市雲沢財産区特別会計予算までの各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第18、議案第20号 令和3年度仙北市病院事業会計予算に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、通告に従い討論させていただきます。 議案第20号 令和3年度仙北市病院事業会計予算に賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。 仙北市病院事業会計予算は、令和2年度一般会計補正で1億4,034万円、病院費として一般会計から病院事業補助金として繰り出しされてございます。市立角館総合病院は、今後5年間据え置きの新築されました病院の建設の償還が始まってまいりますし、新型コロナウイルス感染拡大により外来・入院ともやや減少してございます。さらに、メンタルヘルス外来病棟が、専門医の充足ができなく、一般病棟化もコロナ禍できず、コロナ禍の中でコロナ隔離病棟として転換をされてございます。市立田沢湖総合病院も、救急外来再開が長年の悲願ではありますが、なかなか常勤医のさらなる確保が今後の課題でございます。 両病院ともいろいろ困難な問題や課題は抱えておりますが、国の診療報酬や薬価改定等が大きく左右されるわけでございますし、公的医療機関としての不採算部門も抱えている中で、今後さらに業務の一部見直しを図り、さらに改善に努め、患者さんの立場に立ち、市民にとって頼りがいのある病院として、職員やスタッフ一同が一丸となって努力して飛躍することを期待して、本案に賛成いたします。 以上をもって賛成討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第20号に対する討論を終わります。 日程第19、議案第21号 令和3年度仙北市温泉事業会計予算に対する討論を行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第20、議案第22号 令和3年度仙北市水道事業会計予算に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、通告に従いまして討論させていただきます。 議案第22号 令和3年度仙北市水道事業会計予算に対しまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 令和3年度一般会計から1,288万8,000円補助金を受け、水道料金の収入を31億9,197万円の予定でございます。仙北市の水道事業は、合併以前から、旧町村時代から引き継いだ浄水場、また配管施設、いろいろと老朽化が進み、また、水道事業の今後の見直しを図る上で毎年維持管理に努め、補修をしなければならない大変厳しい局面にはなってございます。しかし、市民は、人間が生きるためには空気とともに飲料水はこれは必須な条件でございます。これを確保していくということは非常に重要な事業でございますので、できる限り一般会計からも支援をいただき、そして市民の方々に安心して水道を、飲料水を活用していただけるように、そういう点をさらに頑張っていただくことを強く要望しまして、本案に賛成するものでございます。 以上をもって賛成討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第22号に対する討論を終わります。 日程第21、議案第23号 令和3年度仙北市下水道事業会計予算から日程第36、請願第1号 総合体育館建設に関する請願書までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 これで各案に対する討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第1、議案第3号 仙北市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定について及び日程第2、議案第4号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についての各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、委員長の報告のとおり可決されました。 日程第3、議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立をお願しいます。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第4、議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定についてから日程第9、議案第11号 仙北市北浦教育文化研究所設置条例の一部を改正する条例制定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する各委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長の報告のとおり可決されました。 日程第10、議案第12号 令和3年度仙北市一般会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第11、議案第13号 令和3年度仙北市集中管理特別会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第12、議案第14号 令和3年度仙北市国民健康保険特別会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第13、議案第15号 令和3年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第35、議案第37号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する各委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第36、請願第1号 総合体育館建設に関する請願書を採決します。この採決は起立によって行います。 起立採決にあたり、お諮りします。起立しない方は不採択とみなすことに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本請願については、起立しない方は不採択とみなすことに決定しました。 本請願に対する委員長の報告は、採択です。本請願は、委員長の報告のとおり採択することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立8名です。起立しない方が8名です。採択、不採択が同数です。したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本請願に対し裁決します。 本請願については、議長は採択と採決します。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(黒沢龍己君) 日程第37、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載した本会議の会期の日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第43号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第38、議案第43号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第16号)を議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第43号を御説明いたします。 令和2年度補正予算一般16号予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第43号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第16号)は、次に定めるところによるものです。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,608万9,000円を追加し、補正後の額を260億7,526万7,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の補正、追加です。 5ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正です。国の補正予算の対象となったことにより、令和2年度予算対応となる事業費全額を繰り越しするため、記載の2事業を追加するものです。 8ページをお願いします。 歳入、14款2項3目、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金100万円は、ワクチン接種予約管理システム用パソコン分の追加交付です。 同じく5目、説明欄、社会資本整備総合交付金947万8,000円は、この冬の豪雪に係る除雪費分の追加交付です。 15款2項4目、説明欄、強い農業づくり交付金事業費補助金2,346万6,000円、同じく担い手確保経営強化支援事業費補助金3,693万円は、国の補正予算対象となった産地パワーアップ事業費補助金、担い手確保経営強化支援事業費補助金に係る追加です。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金478万5,000円の減額は、歳入歳出剰余によるものです。 補正後の令和2年度末財政調整基金残高は、8億8,741万7,000円でございます。 次のページです。 歳出、4款1項2目、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費100万円は、令和2年度分として交付される接種予約管理システム用パソコンに係る経費でございます。 6款1項3目、説明欄、産地パワーアップ事業費補助金2,815万9,000円は、国産農畜産物安定供給のため、生産から流通までの強い農業づくりに必要な産地基幹施設の整備等を支援するものです。 同じく担い手確保経営強化支援事業費補助金3,693万円は、農地中間管理機構を活用し、農地の集積・集約化に取り組む地区の中心経営体である認定農業者等が融資を受けて農業経営の発展に取り組む場合に必要な機械導入、施設整備を支援するものです。 この2事業は、令和3年度予算事業で国の補正予算対象となった事業分を令和2年度予算として追加するものです。 8款2項2目、道路維持費947万8,000円は、この冬の豪雪対応分として社会資本整備総合交付金が追加されたことによる冬季交通対策費の国支出金への財源振替でございます。 以上で議案第43号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 3点ちょっとお伺いしたいと思います。 今回、新型コロナウイルス感染に伴う予約関係でパソコンを購入なさるということでございますけれども、健康管理センターにコロナ対策室が設けられまして、恐らくそこで扱うのかなと思うんですけども、パソコンを何台新たに購入なさる予定なのか。 それから、強い農業の関係の交付金の関係での産地パワーアップの関係でございますけども、2,800万円、歳出では15万円、これもうちょっと具体的にですね内容について、今提案されましたので、今すぐ私分かるはずがないので、もう一度詳しく説明をしていただければと思います。 それから3点目、財源振替ということでございますけども、歳出8款土木費の947万8,000円の豪雪対策に係る財源振替だということですが、これは947万8,000円財源振替してどういうふうに今回使途されるのか、使われるのか、その点もうひとつ詳しく説明をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員の質問にお答えします。 今回、備品購入費100万円については、パソコン5台分の購入になってます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) それでは、産地パワーアップ事業の内容について回答いたします。 この事業につきましては、ミニライスセンターですね、の整備に関わるものでして、計画は当初20ヘクタールから目標で55ヘクタールへ拡大する事業でありまして、こちらのためにミニライスセンター1棟、それから赤外線型の乾燥機8トン1基、5トン1基、それから色選の1基を予定してございます。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ財政課長。 ◎総務部財政課長(草なぎ郁太郎君) 今回の除雪、社会資本整備総合交付金の970万円の財源振替でございますが、財源振替した、で、歳入歳出の剰余470万円ほどを財政調整基金に戻すということでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 国からの補助金947万8,000円の使途ということでございましたけれども、現在、除雪の予算につきまして、冬期交通対策費につきましては、予算現計6億405万6,000円となっております。この中に組み込まれて使われるという形になります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) あのですね、ちょっともう一回お尋ねしますけども、最初のその新型コロナウイルス感染に係る予約管理パソコンの5台分を購入なさるということでございますけども、さっき私質問で触れたとおり、健康管理センターの中に看板かけてますよね、対策室ということで。今あそこで職員はパソコンは使ってないんですか、お仕事で。何にもパソコンないとこで、デスク、机に座っているんでしょうか。その点。 それからもう一つはですね、ミニライスセンターの整備関係、まあ赤外線とかいろいろなその設備を設けるんですが、これどこに設置なさるんでしょうか。場所ですね。場所どこなのか。そのミニライスセンターを使う人方、これは法人なのか、周りのいろんな方々の農家の方々なのか、その点の確認をしたいと思います。 それから財源振替でございますけれども、これはもともと雪寒関係で来たお金を振り替えされるんでしょうけども、市道と県道がまたがっている内川橋も非常に大変な老朽化が進んでおる中で、皆さん日常仕事であそこも車で通ると思うんで、やっぱり早く手当をしないとですね、何かあってからでは遅いと。市長のやっぱり道路責任者としての管理が問われるということにもなりかねないというような、私も心配してる者の一人でございますので、振り替えしないでそっちにあてがうということは無理なもんでしょうか、財政上ですね。その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 2月1日から接種対策室を設けまして、職員3名配置なってます。その方はパソコン、旧職場のほうから持ってきたり、あと在庫ある分、情報センターから借りたりしてまず3台はあります。それに新たに今回5台を追加して購入するということになってます。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) 産地パワーアップ事業費の補助金のことでございますけども、場所につきましては、予定は角館町の八割に予定しております。それで利用する法人ですけども、1法人で、ほか農家11戸が利用するというような計画となってございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ財政課長。 ◎総務部財政課長(草なぎ郁太郎君) 歳計剰余の財源を内川橋に充てることは可能かという御質問ですけれども、理論上は可能ですが、今回は歳出予算を措置しておりませんので基金のほうに戻したということでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) このミニライスセンター、角館町八割地区に設置なさるようでございますけれども、八割といっても広いわけでございますので、どこなんでしょうか、八割の。場所ですね、設置場所。もうちょっと詳しく。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) 導入予定の場所ですけども、すいません、八割字八割になっております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第43号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第43号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより採決を行います。採決は起立によって行います。日程第38、議案第43号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第16号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第39、議案第44号 令和3年度仙北市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第44号を御説明いたします。 令和3年度補正予算一般1号予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第44号 令和3年度仙北市一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,143万9,000円を追加し、補正後の額を207億9,143万9,000円とするものです。 7ページです。 歳入、14款1項2目、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金3,888万5,000円は、ワクチン接種事業への国負担金の追加です。 同じく2項1目、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億8,068万8,000円は、追加する感染症対応に係る経済支援策等の財源です。 同じく3目、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金2,761万6,000円は、効率的なワクチン接種体制を整える経費に係る国補助金の追加です。 15款2項2目、説明欄、新型コロナウイルス対策生活応援事業費補助金9,420万円は、県と共同して実施する新型コロナウイルス対策生活応援事業費に係る県補助金です。 20款5項6目、説明欄、雇用保険個人負担金5万円は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に係る会計年度職員の個人負担金です。 次のページです。 歳出です。2款1項10目、説明欄、仙北市タクシー事業者支援事業費補助金190万円は、観光客等の減少により大きなダメージを受けているタクシー事業者へ、事業継続のため、登録車両1台当たり5万円の支援をするものです。 同じく説明欄、仙北市自動車運転代行業事業継続支援事業費補助金80万円は、宴会、飲食の自粛により利用者が激減している運転代行業者の事業継続のため、登録車両1台当たり5万円を支援します。 3款1項1目、説明欄、新型コロナウイルス対策生活応援事業費9,420万円は、新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けている非課税世帯や子育て世帯に感染予防対策に係る経済的負担の軽減を図るとともに市内経済を下支えするため、令和3年度の住民税非課税世帯及び生活保護世帯と市内に住民票のある児童手当受給世帯へ、1人当たり1万円の商品券を県と共同で配布するものです。 4款1項2目、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費2,766万6,000円の追加は、効率的な接種体制を整えるため、コールセンターの体制整備や接種記録システム、ワクチン配送用車両の配備等を行うものです。 同じく新型コロナウイルスワクチン接種対策事業費3,888万5,000円の追加は、ワクチン接種に係る医師、看護師報償費等が大仙保健所管内で統一されたことに伴う費用精査によるものです。 次のページです。 5款1項1目、説明欄、仙北市雇用促進助成事業費補助金925万円は、新規就業及び定住促進を促し、市内企業の雇用の安定と活性化を図るもので、個人対象としては、市内事業所に新規就職した就業者へ5万円を助成し、さらに移住者の場合は5万円を上乗せするものです。企業向けとしては、市内に住所を有する50歳未満の従業員を新規雇用した場合に、1事業者あたり2人までで1人につき20万円を助成するものです。 7款1項2目、説明欄、仙北市民プレミアム商品券事業費補助金9,800万円は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、落ち込んだ地域経済の回復を図るための事業です。発行総額は3億9,000万円で、プレミアム分は、1万円で1万3,000円の購入が可能となる30%の9,000万円となっています。販売額は1冊1万円、1,000円券が13枚綴りで、3万冊の発行を予定しています。 同じく説明欄、仙北市伝統工芸品等支援事業費補助金800万円は、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少している市内の伝統工芸品を支援するため、樺細工、イタヤ細工、白岩焼き等を事業者が購入し業務で活用する場合、導入費用の一部を助成するものです。対象経費は5万円以上で、補助額は経費の5分の4以内、上限は40万円としています。 同じく説明欄、仙北市経済対策資金貸付金利子補給金128万7,000円は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による経済状況が悪化に対処するため、市内中小企業者が必要とする事業資金を令和3年度に仙北市経済対策資金を利用し融資を受けた場合に、融資利率の1%を超えた部分を最大10年間補給するものです。 同じく説明欄、秋田県経営安定資金貸付金利子補給金187万5,000円は、令和3年度に、秋田県経営安定化資金のうち、新型コロナウイルス感染症対策枠、危機関連枠、危機対策枠及び危機対策特別枠の融資を受けた場合に、融資利率の1%を超えた部分を最大10年間補給するものです。 7款1項3目、説明欄、仙北市プレミアム観光事業費3,580万8,000円は、市独自の観光支援をゴールデンウィーク後の落ち込み期に実施し、観光商品、特にお土産の売り上げ回復を図るため、市内で使える仙北市プレミアムお土産券を発行するものです。発行額は1億円で、販売額は1冊3,500円、1,000券が5枚綴りで、1人10冊まで購入可能です。1冊3,500円で5,000円分の購入ができます。なお、販売対象は仙北市民以外としております。このほか、オンラインサイト「田沢湖・角館商店」で2,000円以上の購入者には、送料を無料とするサービスも併せて実施します。 同じく説明欄、スマートな観光アクセス推進事業費65万2,000円は、東北デスティネーションキャンペーンに合わせて、内陸線松葉駅から田沢湖畔田沢湖駅、田沢湖高原、乳頭温泉郷等を結んでいる乗り合いタクシーの支払いを、コロナ禍のもと非接触へ誘導するため、QR決済によるタクシー利用者分の運賃の一部を補助するものです。 同じく説明欄、観光イベントのコロナ安全対策事業費263万6,000円は、市内の観光イベント等でのコロナ対策として、足を止めることなく体温を計測できるウォークスルー型検温器4台とそれを補完するタブレット型検温器2台を導入し、市民と観光客の感染防止対策を図るものです。 同じく説明欄、観光トイレコロナ安全対策事業費480万1,000円は、市内にある観光公衆トイレの手洗い蛇口20カ所を自動水洗設備に交換し、利用者の感染防止を図るものです。 同じく説明欄、角館の桜まつり事業費補助金317万9,000円は、角館の桜まつりにおける検温や見守り警備、夜間の安全誘導に伴う警備の強化支援を行います。また、コロナ禍により現地に行けなくても楽しめるように、オンライン配信を実施します。 同じく説明欄、新型コロナウイルス感染症対応宿泊施設等受入体制整備促進事業費1,250万円は、新型コロナウイルス感染症の影響による新たな旅の旅行スタイルに対応するため、秋田県が実施するコロナ対応観光宿泊施設受入体制整備促進事業へのかさ上げ支援を行うとともに、小規模整備については市単独で支援するものです。補助対象となる整備は、リモートワーク等に対応した通信環境整備、長期滞在に適した客室や貸切風呂の整備、施設内トイレ・蛇口の自動水洗化などで、県事業支援型へのかさ上げは県補助額の2分の1相当で、上限250万円、市単独の小規模整備型は総事業費の2分の1で、上限100万円となっています。 以上で議案第44号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 13時10分まで休憩します。                              (午後0時06分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時10分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 当局、また各議員の方々、答弁する場合と、また質問する場合に、このマイクの赤いランプを確認してから話するようにお願いします。なぜかというと、インターネット中継のために入らないときがあるそうですので、お互いにそこ注意してお願いします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。3番、高橋輝彦議員。 ◆3番(高橋輝彦君) 歳出4款1項2目の予防費、新型コロナウイルスワクチン接種に関わる事業についてであります。何か今回も体制について質問して、こうしつこくて申し訳ないんですけども、なかなか市民の方々が、へばおら方、へばいつ頃、どういう形で接種するのよっていうのがよく聞かれますので、ちょっと今の分かる範囲で結構ですので質問させていただきます。 何か国とか県より情報の早い新聞報道によりますと、4月の12週の週に1箱、4月の26週の週に1箱、これ仙北市に来るということが報道されてました。6月末には各市町村、秋田県内25市町村全部、6月末には高齢者全員分のワクチン配布がなるという報道がありました。仙北市でですね、これ1箱っていうと975回分しかない。だからまず975人分。これが例えば高齢者に対して接種するのであれば、仙北市は確か1万1,000人ぐらい、約1万1,000人の高齢者がいるということで、確か7割から8割が多分接種するだろうという予測されてますんで、まず8,000人ぐらいはワクチン接種受けるだろうと多分市のほうで想定してると思うんですけども、この8,000人の中でこの975人分っていう1回目のワクチン、これ対象、この975人、どうやって最初に接種する人を選ぶのかということが1点。 それとですね、今現在もまだ集団接種、仙北市はまず3カ所での集団接種がまず基本だと、先ほども話ありましたけども。これ例えばですね、高齢者の施設におられる方々っていうのもその会場に行って、多分接種券が送られてきて希望して、どうやってまず1回目の975人分にどうやって選ぶのか、ちょっと今質問してますけども、これがもし接種、施設に入ってる方々が接種する場合ですね、この方々も接種会場まで行かなければいけないのか。それともお医者さんが巡回して、各施設巡回して接種していただけるものなのか。この点、答弁をお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁求めます。竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 高橋輝彦議員の質問にお答えします。 議員のおっしゃるとおり、4月の12の週に1箱、で、次に1箱ということで、うちのほうもそういう情報は得てます。で、うちのほうまず大曲仙北医師会ブロックで意思統一したいということで、一応5月9日、まずあくまで予定なんですけども、5月の9日からは実施したいというふうに考えております。この情報につきましては、4月の仙北広報で掲載しますので、それをご覧いただきたいと思います。あ、4月1日号で、ごめんなさい。4月1日号に掲載しますので、そちらのほうで、5月9日から実施したいということで。 で、この対象者ですけども、先ほど言いました65歳以上高齢者ということなんですけども、一応うちのほうでは、まずそのうちの75歳以上から接種対象者ということで接種券の案内をしたいと思います。それも一応予定なんですけども、4月12の週には接種券の予約券を発送したいというふうに考えております。 で、集団接種と、あと個別接種ということで高齢者の関係なんですけども、65歳、高齢者施設、特養から老健施設とありますけども、老健施設田沢の郷とかにしき園は常勤の医師がいますので、できればそちらのほうで対応したいというふうに考えてますし、介護施設、特養とかは、まず嘱託医の方いらっしゃいますので、そちらのほうと連携取って、できるだけその施設で実施したいというふうに考えてます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 現状の答弁ありがとうございます。 もう一つ確認したいのは、まあ最初5月9日からの予定で接種開始するというところが75歳以上。この方々、75歳以上の方々も、この多分975人におさまらない人数、もう何千人っていると思うんですけども、その選別どうするか、さらに。どうやって選ぶのか。早い者勝ちなのかどうなのかっていう点と、それから老健施設、これ個別、施設に行って個別で、まあお医者さんのいる施設もいるので個別にやるということなんですけども、例えば民間のですねこういった高齢者が入所してる施設でも、これ補助、お医者さんとか看護師さん一緒に派遣もしされた場合ですね、これ、この国の補助金でやってもらえるものなのかどうなのかという点。 あとですね、4月12の週に1箱、それから4月の26の週に1箱ということなんですけども、その後が全くまず、あとは6月末まで全員分来ますよっていうんで、その後の情報がないから、これもしかして4月の12の週と4月26の週っていうのはこれ同じ方々の2回目の接種を考えているのかと。この3点お願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 最初の75歳以上、こちらにつきましては、約5,700人ほど対象になってますけども、一応この点につきましては、地区別にするのかっていうのはちょっと今現在検討中で、一応まずその人を対象に予防接種券を発送して、届いた方からまず予約を受け付けるという体制は今現在整ってますけども、その後についてはまだちょっと具体的には検討中ということです。 あと、民間の施設、先ほど言った田沢の郷とかにしき園は、まず老健施設で常勤の医師いますので、あと特養のその施設ありますけども、そちら今、派遣、嘱託の医師いますので、そちらのほうとまず交渉して対応したいと思います。で、そちらのほう補助対象になる予定になってます。 ◆3番(高橋輝彦君) (聞き取り不能) ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) ああ、はい。一応、1回目接種して3週間、21日間あけることなりますので。 ◆3番(高橋輝彦君) (聞き取り不能) ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 一応4月の12の週と次の次の週ということで、で、国のほうで6月末までにワクチンの薬が来るという想定にしてますので、一応それから順次進めていきたいというふうに考えてます。 ◆3番(高橋輝彦君) (聞き取り不能) ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) あ、同じ、いや、来るという想定で一応別の人というか次々に接種していくというふうに考えてます。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) まあ4月12日の週に1箱と4月26の週に1箱というのは、これまず決まってます。で、その後が、これいつ入ってくるかはっきりしないんですよ。6月末までには全員、高齢者の分全員来るということなので、これ3週間後にワクチンがない状態だと、余り間隔あけるとこれ1回目のやつが効き目なくなるんじゃないかと私は素人考えで思うんですよ。だから3回目のワクチンがいつ届くか分からない場合は、まず1回目、4月12日の1回目に975人分来ますんで、それ打って、次の4月26日のもう1箱分については、この1回目の人たちの3週間後に使ったほうがいいんじゃないかなと私は思ってるんですけど。じゃないと、その3週間以上あいてもよければまあ別にいつでもいいと思うんですけど。なるべく3週間後に打ったほうが多分効くんじゃないかなと、私は素人考えに思ってますので。悪いっす、ちょっと細かいとこまで聞いてあれなんですけど、じゃあ非常にこれ、はい、すいません。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 今のワクチンの供給の関係なんですけども、おっしゃるとおり4月12日に1箱というのはマスコミで報道されてますので、これは確実なところですけども、その後、その26にも来るということ報道されてます。ただ、今、県、国の情報によりますと、その後暫時入ってきます、別途。その予定で全国の市町村が今、接種を始めてるということです。で、1回目の接種の予約した際に自動的に3週間後の日程も予約になります。その人個人に対して。ですから、1回目角館交流センターでいつ受けたとなれば、3週間後にまた角館交流センターでこの時間に来てくださいというような予約の仕方をします。で、2回目になると3週間あけますので、一番最初に5月9日に受けた方も2回目の接種の際は十分なワクチンの供給がなされてるという前提で計画を組んでます。 あと、さっき御質問のあった老人施設の件なんですけども、老健施設だったり、特養だったり、お医者さんがいるところはまずそこで確実にできると思ってますけども、個別の小さな施設については今調整中です。そこでできるのか、あるいはこちらで送迎車を出すのか、そこの施設で送迎してくださるのか、いろんなパターンがあると思いますので、それは個別に協議させていただきたいと思ってます。 あと一般の方にも、3カ所の集団接種会場ですけども、1人で来られない方については市で送迎をしたいということで今準備しています。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 3番、高橋輝彦君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 5点お伺いしたいと思います。できるだけ簡潔に伺いますので、簡潔な答弁で結構ですのでよろしくお願いします。 1点目は、先ほど高橋輝彦議員が歳出4款衛生費の1項2目予防費で詳しくお聞きしましたので、その点は省きますけども、1点だけ。毎日の新聞報道でも秋田大仙市保健所管内でも発生が出てきて、小学生の女の子がかかったということで、変異株は陰性ではありますけども、そういう点からすればですよ、まあ発熱外来も田沢湖・角館両病院もやっておりますけれども、やっぱり市民の方々が非常に心配な方もおると思うんで、そういう方々に積極的にですね、無症状でも陽性という方が都会ではかなりおるようなので、PCR検査もですねやっぱり接種と合わせてやっていただくというふうなことを希望者に対してですよ、これをこの予算の範囲内で多少措置することは無理なのかどうか、今回は。その点についての考え方をお聞きしたいと思います。 2点目でございます。これは歳出7款商工費の1項2目の観光費の中で、先ほどお昼前に説明ございましたタクシー事業者に対する支援でございますけれども、仙北市内のタクシー業者、まあ角館地区では4社ございますけども、これは何社想定されているんでしょうか。それから、代行の方ですね、確かに分かります。非常に今こういうふうな状態なので、飲食関係は自粛していることで代行業が振るわないということは分かるんですが、何社分を想定してるのか、その点を確認したいと思います。 質問の3点目、新型コロナウイルスの関係で生活を困窮している方々に対する応援事業の9,420万円の関係で、これは申請主義なのか、何かの手続が当然いると思うんですが、その点はどのような手法をとられるのか確認したいと思います。 それから4点目は、上限が250万円のオンラインの関係での観光費の関係でございますけども、リモートワーク、そしてトイレの小型化に伴う設備の更新とか、それは具体的にどっかの事業所を恐らく想定して予算を組んだんでないかなというふうに私はちょっと疑ったんですけども、もうちょっと詳しく説明をお願いしたいと思います。 最後に5点目、仙北市のプレミアム商品券の事業費の補助金3,580万8,000円の関係はよく分かりますけれども、昨年の前半にですね非常にコロナ感染拡大して観光客が激変したときに、家賃補助を市独自でもやったわけですよね、御承知のとおり。これをもう一回やっぱりやっていただきたいという方もやっぱりお土産店とかいろいろおるようですが、その点はちょっと今回の予算では難しいもんでしょうか。その点を5点確認したいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) コロナの無症状の疑いのある方の検査につきましては、既に市立角館総合病院で実施しているところであります。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 新型コロナウイルス対策の生活応援事業、商品券の配布ですけども、こちらについては、対象者に非課税世帯と児童手当の1月の交付者ということなので、そちらについて非課税世帯の申告が6月1日に賦課期日になりますので、それを待って抽出してその対象者にうちのほうから申請書を送りますので、それをもって改めて市のほうに申請していただき、審査して商品券の発送というふうな手続になります。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光文化スポーツ部長。 ◎観光文化スポーツ部長(細川秀清君) 高久議員の4点目の質問ですけども、新型コロナウイルス感染症対策宿泊施設受入体制整備促進事業のことだったかというふうに思いますけれども、これについては、県で今同様の事業を進めておりまして、補助率が2分の1、上限が1,000万円というふうな事業でございます。これに市のほうで、これを実施する方々にかさ上げをさせていただきたいというふうなことで、これは県補助分の2分の1相当を市のほうでかさ上げしたいということがまず一つでございます。そのほかに小規模整備型の事業として、県で該当しなかった方々、または県のこの事業に手を挙げない方々について、上限100万円で総事業費の2分の1を補助したいということでございます。 県のほうであらかじめこの事業をやるときに、希望者ということで実際その需要があるかどうかを調査したようですけども、数件手が挙がったということですけども、こちらの事業としては県事業にかさ上げ分としてはその同じ業者になるわけですけども、小規模整備型のその県から漏れた方々についての支援に関しては、今後、市全体を広く申請をしていただきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 大山隆誠総務部次長。 ◎総務部次長兼企画財政課長(大山隆誠君) 仙北市のタクシー支援事業についてですけれども、現在、タクシー業者4社ございます。で、3月いっぱいで休業される事業者がありまして、令和3年度は3社で38台を想定しております。 それから、運転代行業の関係なんですけれども、現在は8社が運行されてるということで、一応各社2台を保有してるという形を想定してまして16台を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) テナントの事業者等の支援給付金のことでございましたけれども、前回、令和2年の10月5日から令和3年の1月15日までを期間としまして事業を行ってきたところでございます。実績としまして、52件、663万5,000円の実績がございますけども、今回の3次補正の中ではテナントのほうの事業というのは想定しておりません。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初のコロナ感染の無症状の疑いといいますか、本人がですね非常に心配する方が出てくるんじゃないかということは、御承知のとおり、今これから4月から角館の桜まつりなり、いろんなその観光行事が、春の行事が始まり、また、好むと好まざるとにかかわらず人との流入流出が非常に増える時期にさしかかってまいります。そうしたときにですね、やっぱり無症状であるけどもどうしても心配だという方に対して、まあ発熱外来等で田沢湖・角館両病院でも積極的にやられてるんですが、そういう病院に利用しやすくするような何かの手立ては、まあPCR検査ももちろんただではできないわけですけども、抗体検査なり、やっぱりお金は当然かかるんですけども、できるだけ積極的に対応すべきじゃないかなというふうに、まあ私、心配症なのでそう思うんですが、いかがなもんでしょうか。 それから、生活困窮者に対しては、先ほどどういうふうな形でやるかということはお聞きしましたけども、やはり各世帯の生活が急に変わることもあるわけですよね。1月1日時点ではこうだけども、春、4月1日になったらこういうふうに非常に大変な状態になったという方に対して、申請主義でですよ、やっぱり生活相談に乗る形で、新角館庁舎の窓口等でも相談に乗るということは、またそれが該当なれば申請して支援するということは無理なのかどうか、その点を確認します。 それから、テナント事業の関係は663万5,000円が昨年の2月、令和2年の1月15日まで52件あったんですが、やはり支給していただいた業者は非常に助かったということで喜んで感謝しておられます。ですからもう一回ですね、まあこれあと予算組んでしまったから何ともならないといえばそれまでなんですけども、検討なさるお気持ちはないもんでしょうか。 それから、商工関係での小規模事業者という言葉使われましたけども、温泉宿泊ホテルというのは大体どういうホテルがあるかっていうのは、大体私は想像つきますが、小規模事業所というのはどういうところを指しておられるんでしょうか。その点確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) コロナの無症状の方々の検査につきましては、先ほども申し上げましたけども、市立角館総合病院で自費検査という形で既に実施しております。また、仙北市民の方々に補助が今2万円までの補助が出てるということでありますので、その件に関しまして、角館病院で仙北市民に限って2件を増やしていただいて、今現在、週に1回、水曜日ですけども、7件の自費検査のほうを実施させていただいてる状況で、市のほうからは仙北市民であれば65歳以上の方、また条件に合った方々についてはその2万円の補助があるということで、今事業のほうを進めているところであります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) この生活応援事業の件なんですけども、今、県単独の事業で1月1日現在という基準が今現在決められてますので、一応これをもとに今現在進めてますので、今後、規則改正とかである場合についてはそれに対応していきますけども、コロナウイルスのこの生活応援の商品券事業についてはこういう形で進めていきたいと思います。ここのその他の生活困窮については社会福祉事務所のほうでも相談に応じていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。
    ◎農林商工部長(八柳司君) 1点はテナント事業の補助を再度検討できないかという御質問でございましたけども、今回予算の中でいろいろ事業を割り当てておりますけども、その後、経過措置で観察した後にそういうのが是非必要になるのであれば、財政当局と検討させていただくような時間をとらせてもらうふうに考えております。 それから、小規模企業者っていうことですけども、従業員20人以下で、サービス業は5人以下のところを想定しております。小規模事業者です。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) 引き続きまして質疑をさせていただきますけども、まず1点目がですね、先ほど来説明もありましたが、コロナウイルスワクチンの接種体制確保事業費というところと、それから接種対策事業費ですか、この2点なんですが、説明の中でコールセンターの人員体制整備などに触れられておりましたけども、先日の常任委員会の中でも少しお話しましたが、現在の準備状況ですね、をひとつ確認したいのと、それから大仙保健所管内で単価が統一されたことによってというような御説明でしたが、その具体的な内容、それから医師、それから看護師の方々が順調に配備されるのかというようなその体制の整備の状況についてを確認したいと思います。 それから2つ目ですけども、プレミアム商品券事業費ということで9,800万円がありますが、これのもう少し具体的な内容についてをお尋ねしたいと思います。例えば、市民の皆さんが買える上限だったりとか、まあ前回もやってますけども、前回と同様の内容なのか。それから利用できる期間、それからお店の範囲などについてをお尋ねしたいと思います。 それから、もう一つがプレミアム観光支援事業費3,580万8,000円、これですが、お土産券を発行するということで、仙北市民以外の方々向けにということでありました。これも、まあ今ちょうど21日で冬の間のそういった観光で使えるお土産券の期間は終了するわけなんですが、引き続いてということになると思いますが、これの期限というか、いつから始まってどうなるのか。それから、あとは予算のその内訳をですね確認をさせていただきたいと思います。 それと、その次がスマートな観光アクセス推進事業費ということで65万2,000円あがってますけども、これ先ほどの説明でちょっと具体の内容がよく理解できませんでしたので、この辺もう少し具体的に御説明いただきたいと思います。 それから、次はですね観光イベントのコロナ安全対策事業費ということで、これはウォークスルー型検温器4台、それからタブレット検温器2台というところで購入するっていうことなんですが、今のところの使用予定、イベントなどということでありますけども、どういうところでこれが活用されていくのかというところについても確認したいと思います。 それから、次に角館の桜まつり事業費補助金317万9,000円です。このコロナ禍で現地に行かなくても楽しめるようにオンライン配信を行うということなんですが、少しその具体的にどういうふうに何をどう配信するのかというところについても確認したいと思います。 また、桜まつり期間中のですね、やり方というか、まあどういうふうにやるのか。前回、私一般質問でも少しお話しておりますが、この人員の体制だったりとか、今までとはいろいろと強化して臨まなければいけないような部分も多々あるかと思います。現状、桜まつり実行委員会も開催されていろいろ相談はされてるものと思いますが、市民の皆さんも、それからまた県内外の皆さんもいろいろこう桜まつりの情報っていうのは知りたいところでもあるし、今年は、今、今日現在どういうふうな形で対応されるのか、開催されるのかというところ、まあ決まってる範囲でお知らせ願いたいと思います。 それから、新型コロナウイルス感染症対応宿泊施設受入体制整備促進事業費、ちょっと長いですけども、先ほど高久議員も御質問されてましたけども、これは宿泊施設のリモートワーク等の環境整備だったりとか、飲食スペース、多目的スペースの整備等々、県の事業に対してかさ上げをするというような内容でありました。で、この県の事業にも既に手を挙げてる事業所さんもあるという中で、市独自でそれ以外の宿泊業者にも支援をしたいというようなことでありますけれども、これは実際、受付期間がいつからでいつまでやってる事業なのかということを確認したいと思います。というのは、宿泊施設は年中無休で動いていて、こういった改修工事とかのやるタイミングというのも非常に重要で、今、繁忙期になるとなかなかその館内の改修工事っていうのは、一旦、例えば客室を改修するとか食事、レストランを改修するとかいっても、それを一旦止めないといけないっていうような事案も発生するという中にあって、できるだけ広く皆さんに使っていただきたいというところからすれば、その期間ですね、を柔軟に対応するべきではないかというふうに思うところなんですが、今現在どういうふうに予定されているのかですね、その点についても確認をしたいと思います。 以上、多岐にわたりますが答弁を求めます。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 高橋豪議員の質問にお答えします。 コロナウイルス接種の体制確保の準備状況です。 一応実施体制ということで、会場から会場の流れ、人員配置等あります。で、コールセンターのほうは、今、10台を目標に一応14人体制で実施したいというふうに今考えております。あと人員のほうについても、看護師さん等についても今お声がけして、その体制を整備しているところです。で、接種予約券のほうについては、今現在来てまして、そちらのほうのまずその後の移動がありますので、そちらのほうを今現在加除等を行っている状況です。 で、大曲仙北管内の医師、看護師の単価の統一ということですけども、一応土日については、大曲医師会のほうから、ブロックからのほうから医師派遣ということで、そちらについてはその単価ということで、一応その危険手当的な部分も含まれますけども、一応医師については1時間2万円、看護師については7,500円で統一するというふうに、大曲、美郷、仙北で統一してそういう単価にしております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) プレミアム商品券のことについてお答えいたします。 今回の仙北市民プレミアム商品券事業費ですけども、実施の想定している期間になりますけども、観光の券とだぶらないような期間を想定しておりまして、今のところ7月中旬から年末にかけてを想定してございます。 あと購入の限度とかでしたけども、前回は1人3冊、1世帯あたり9冊が上限でありましたけども、今回は今のところまだ未定でございます。 それと販売方式も、前は商工会の各所で、あるいは特設会場での販売となっておりましたけども、今回は接触を避けるような形をとりたいと思いますので、前回の観光のプレミアム券のような形で抽選のような形になるかもしれないということを想定しております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光文化スポーツ部長。 ◎観光文化スポーツ部長(細川秀清君) 高橋豪議員の質問にお答えします。 まず1つ目ですけども、観光支援事業のお土産券の関係でしたけれども、予算内訳ですけれども、プレミアムお土産券の原資分として3,000万円、プロモーション経費として150万円、印刷費として30万円、そのほか諸経費とオンライン販売事業のほうで30万円、プラスこれに消費税ということになってございます。これによりまして、プレミアムお土産券、まあ発行額が前回は3,000万円ということでしたけども、今回はまず1億円ということになります。 実施時期ですけれども、連休明けの一定数観光客が落ち込むであろう時期に実施したいというふうに考えてございまして、現段階の想定では6月から2カ月程度を想定してございます。 次に、スマートな観光アクセス推進事業費でございますけれども、これは内陸線の松葉駅から田沢湖間を経由して1ルートが田沢湖駅に来るルート、もう一つが同じく田沢湖畔を経由して田沢湖高原と乳頭温泉へ結ぶルートの二次アクセスを確保するというふうなものでございます。そのほかに内陸線の利用の促進、もう一つがキャッシュレスの推進化をこの事業で図れればなというふうに思ってございます。これにつきましては、東北DCが4月から半年間行われますので、これに合わせまして実施したいというふうに考えてございます。これについては、田沢観光タクシーさんのほうに委託をして実施したいというふうに考えてございます。 次に、観光イベントのコロナ安全対策費でございます。 これにつきましては、先ほどの話にもありましたようにウォークスルー型の検温器4台とタブレット型2台を想定しておりますが、間に合えば、まあ間に合わせたいというふうに思ってますけども、まずは桜まつり、そのほかにはミズバショウまつり、かたくりの開園、こちらのほうで使わせていただきたいというふうに思ってますし、そのほか観光事業イベントだけでなく、いろいろな場面でそれを活用させていただきたいというふうに思ってございます。 次に、桜まつりの関係ですけども、まあ今回はどのような桜まつりになるのかというようなことでしたけれども、我々想定してる中では、一昨年までのような、こう何といいますか、本当に賑わいのある活気のあるといいますか、そういう桜まつりにはならないだろうというふうに想定しております。また、そういうふうにしてはいけないんではないかなということで想定をしてございます。要は静かな花見といいますか、いうことになろうかと思います。で、まあこれから実行委員会のほうに検討する、お諮りするんですけども、お祭りという言葉とか歩行者天国という言葉も今回は使わないほうがもしかしていいのかなというふうに事務局内では検討しております。なぜかといいますと、オープニングセレモニーもありませんし、しないことで実施しておりますし、ステージイベント等も実施しないということになってますので、それの中で歩行者天国という言葉、表現がいかがなものかなというふうなこともあります。 で、ここで少しだけ今決まったことをお伝え、お話したいと思いますけども、まず1つが桜まつりに来る人に対するメッセージ、本当に予防してきてくださいねというふうなメッセージを発信したいというふうに思ってございます。そのほか、例えば河川敷では飲酒はしないとか、あと市内に公衆トイレ、仮設トイレありますけれども、こちらでの清掃、消毒を頻繁に実施するだとか、例えばこの後医療局と危機対応の部署等も連携しますけれども、例えば罹患者が発生した場合のマニュアルだとかそういうのも作らなければならないし、あと運営スタッフ側の対応のマニュアル等も作らなければならないというふうに考えてございます。あと、そのまあ歩行者天国という名称になるのか、交通規制実施日となるのか、ちょっとまだ名称決まっておりませんけども、武家屋敷と桜川堤の土手については、一方通行ということで対面通行にならないような対応をさせていただきたいというふうに思ってございます。 その次に、その宿泊受け入れ施設の部分について、いつからというふうな話でございましたけれども、これは一定程度の県事業とリンクするものでありますので、そちらのほうの事業とある程度合わせたいなというふうに思ってございます。それで先ほどの御指摘で、例えば繁忙期には工事できないだろうというふうなお話ありましたけれども、例えば申し込み期間はいつからいつまでというふうに決めて、例えばそれに確定して工事をする期間を例えば閑散期といいますか秋以降とか、そういうのでもいいのかなというふうに現在は考えております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 今いろいろと答弁ありましたけれども、まず後段のほうからその宿泊施設に対する補助ですけれども、いずれ役所の補助金の手続の場合、当然なことなんですが、着手をする前に申請をして、で、オッケーが出てから今度着手届っていうのを出して、で、いつからいつまでやりますよみたいなのを出して予算とかも出して、それで実際にやって終わってというようなそういう流れになってて、なかなか今やるっていうところにもしかすれば対応できないのかなっていう部分も多々あるのかもしれないし、だからそのあたりをこの宿泊施設の現状を踏まえて少し柔軟に対応いただきたいというふうに思います。もちろん県の事業の期間もあるわけなんですが、それも含めて市が独自で小規模なものに対しては助成をするというところもありますので、是非その希望の宿泊施設があるならば、そういった御要望には是非お応えいただきたいというふうに思います。 あとそれから、桜まつりのやり方に関しては、安全対策重視というところはこれはなかなか今現状では致し方ないという部分もあろうかと思います。是非、まあマニュアルの話もありましたけども、感染を防ぎながらしっかり皆さんに楽しんでいただけるようなそういうやり方について、まだもう少しだけ時間はありますけども、またほかの地域のお花見、もう既に今日あたりから始まってるところも関東ではあるようですけども、そういったところのやり方、私もいろいろ確認をしていますが、も参考になるかと思いますので、是非進めていただきたいと思います。 そして、それから先ほど答弁になかったんですが、この桜まつりをオンラインで配信するっていうのの内容ですね、それ具体的にどういうふうにやられるのか、どんな感じになるのか、それを確認したいと思います。 それから、あとはプレミアム商品券、商品券なんですが、先ほど抽選っていう御答弁ありましたけれども、これ3万冊用意されるっていうことになりますと、まあ1人、仙北市の人口は大体2万5,000ぐらいでありますので1人1冊は買えるようなそういう計算、それでまだ余るというような計算になりますけども、どうかそこら辺公平にというか、希望する人、抽選で外れて終わりとかそういう感じじゃなくて、これはしっかり市民の皆さんに対して発行するわけですから、そしてまた地域で消費していただくということでありますから、そこら辺は皆さんに行き渡るような対応をお願いしたいというふうに思いますがいかがでしょうかということです。 ということで、また再度答弁を求めます。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、細川観光文化スポーツ部長。 ◎観光文化スポーツ部長(細川秀清君) まず1つオンライン事業ですけれども、想定としてはメディアの方々を活用させていただきたいというふうに考えてます。活用というか委託したいというふうに考えてございます。例えば桜まつりだとすれば、桜まつりの一番いい時期にユーチューブ等で配信する。ただ、今回は画像を見たくても来られないという人が多くいるわけですので、その方々に素晴らしいと思っていただけるような精度のもので見ていただきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) プレミアム商品券の抽選等のことにつきましてでした。前回はやはり一次、それから二次までまず販売したわけなんですけども、二次の部分では既に売り切れであったりというようなことが起きまして、いろいろと市民の方には御迷惑をおかけした点がございました。今回は、想定しているのは抽選販売というふうなものを想定しておりまして、先ほど議員おっしゃられましたように公平性が保てるような形、いわゆるまとめ買いですね、そういうのをとった方法をとってあんまり偏った販売の仕方でないような工夫をさせていただければというように考えております。その部分につきましては、商工会さんのほうと協議しながら進めてまいりたいと思いますので御理解をお願いいたします。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番、高橋豪君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) すいません、2点お願いします。 簡単にいきますけれども、7款1項2目の仙北市伝統的工芸品等導入支援事業費補助金、樺細工、イタヤ細工、白岩焼き等を宿泊施設や飲食店等が購入し、業務の中で活用しようとする場合にこの導入費用の一部を助成するとありますけれども、こうした宿泊施設や飲食店等の皆様がこれを活用しようとするふうにするためにはどのような方策を考えているのか、この事業というか補助金のPRっていうか周知方法、何か考えているのかどうかを教えていただきたいと思います。 で、7款1項3目の観光イベントのコロナ安全対策事業費、先ほど設置場所等、間に合えば桜まつりやかたくり、ミズバショウでというような答弁、高橋議員の質疑の中での答弁でありましたけれども、しからばそのウォークスルー型検温器4台、タブレット型検温器2台、これをどこにどう設置して測るというか対応していくのか、具体の何かがあったらばお示しいただきたいと思います。 以上2点お願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) 伝統的工芸等の導入事業の補助金のことでございましたけども、周知方法といたしましては、そういう伝統工芸品を購入する時点で、作品を作られている工芸組合でありましたり、製造賄っているところに見積もり等の依頼が来ると思いますので、そういった業者さん宛てに、こういう今回の補助事業をやりますということで補助の流れですね、そういったものを説明して、来店いただくお客様、あるいは注文をいただくお客様へ、こういう事業を取り扱いますということを協議しながら進めていくということにしております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光文化スポーツ部長。 ◎観光文化スポーツ部長(細川秀清君) 検温器の具体的な使用ということでしたけれども、例えば角館の桜まつりであれば、大体入場箇所が幾つかに絞られるわけですので、主にはそこで実施したいというふうに思ってございます。まあ今回の検温器はウォークスルー型なので、自分が通ったときに自分の体温が分かるような形になっておりますので、まあ御自分で管理していただく、健康管理していただくというか、そういう観点で使用したいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) その検温っていうか、このイベントのコロナの件については大体分かりました。それがあるのとないのでやっぱり違いますので、あればあったでそれぞれ皆さんがしっかりそれに対応してやっていただけるということだと思います。それはそれで分かりました。 その伝統的工芸品のとこなんですけれども、何といいましょうか、その宿泊施設や飲食店の皆様方、現実ものすごい苦しい状況で、例えばこの助けるために樺細工、イタヤ細工や白岩焼きを何とか購入してやりたいなと思っても、自分のところに手持ち資金というか軍資金がないといいますか、ないといっては語弊がありますけれども、ちょっとそこまで厳しいなという方々も実際いらっしゃると思うんですよ。ということを考えれば、何と申しましょうか、そういった伝統工芸品を作ってる方々に直接何かしの支援をするとかのお考えもあってもいいのかなとちょっとふと思ったので質問させていただいたんですけれども、そのあたりどういうお考えかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) 今回補助につきましては、当然製造されております伝統工芸士の人たちにもある程度の金額を御注文いただいた場合に限って補助をするものであります。イベント等が少なくなって見たり触ったり触れたりする機会が本当に少なくなっておりますので、そういった実際の業務のほうに使ってもらう、これは本当の角館で言えば樺細工ですよとかイタヤ細工ですよと表記いただいて、お泊まりいただくお客さんとかに見て触れていただく機会をなるべく増やすと。そのほかには、作っていらっしゃる方へもある程度の金額が、いわゆる収益が上がるようなということを考えての補助事業の設定でございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) 最後にしますけれども、最後3回目ですけれども、いずれその何といいましょうか、宿泊施設、飲食店の方々がそういったものをしっかり注文して購入してお客様に触れてもらう、見てもらう、あるいは使っていただくというような環境にするためには、やっぱり宿泊施設や飲食店の皆さんもしっかり回せるような状況にもってかないといけないわけでして、そうなるためにはやっぱりプレミアム商品券やらお土産券やら、県でもやろうとしてますがプレミアム宿泊券やら、そういった全ての事業が相まってこういったところにもついてくると思いますので、やっぱり単品という考え方もまあそれはそれでいいんですけれども、連動してるんだ、連動制っていうものをしっかり頭の中に入れながらこういった事業を進めていかなきゃいけないんじゃないかなと思うんですけども、最後にそこ1点だけお伺いさせていただけたらと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林商工部長。 ◎農林商工部長(八柳司君) 議員御指摘のとおり、いわゆる単品だけの制度では、せっかくお金をかけても回っていくシチュエーションがなければ意味がないというように私のほうも同じく考えております。やはりその時期でありましたり、お互いにこう事業、補助も回っていきましたらお互いに収益性がとれるような形、協力できるような体制をこの事業にもいろいろ調整をする区間ができるかと思いますので、そこを念頭に置いて進めてまいりたいと思いますので御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 8番、田口寿宜君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第44号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第44号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第39、議案第44号 令和3年度仙北市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 14時15分まで休憩します。                              (午後2時04分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時15分)--------------------------------------- △議案第45号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第40、議案第45号 工事請負変更契約の締結についてを議題とします。 説明を求めます。草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第45号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの3ページをお開き願います。 議案第45号 工事請負変更契約の締結について。 令和元年度(繰越)辺地対策事業大瀬蔵野橋橋梁整備工事(下部工・低水護岸工)請負変更契約の締結について、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 1点目の契約の目的は、当該工事の請負変更契約でございます。 本工事は、昨年9月の定例市議会で議決をいただいた工事で、令和3年3月29日までの工期で現在完成に向けて最終段階に入っているところでございます。工事にあたり、今年の冬の暴風雪や降雪により重要コンクリート構造物である橋台、橋脚の防雪・防寒及び施工品質を確保するために対策が必要となったことから、雪寒仮囲い及び除雪費等を増工するものでございます。 2点目の契約金額についてでございます。 既契約金額1億8,040万円に対し、804万4,300円が増額となり、変更後の契約金額が1億8,844万4,300円となるものでございます。 3点目の契約の方法は、条件付一般競争入札でございます。 4点目の契約の相手方は、秋田県仙北市田沢湖生保内字武蔵野117番地255、佐藤・相馬特定建設工事共同企業体、代表者 佐藤建設株式会社、代表取締役 田村保でございます。 この工事契約につきましては、去る2月24日に仮契約を締結しており、本議会の議決をもって本契約となるものでございます。 なお、関連資料をタブレットに掲載しておりますので御参照願います。 以上で議案第45号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 私は、このお話ちょこっとこう耳にしたときから非常に不思議だなというふうに思っていたんですので、ちょっとできるだけ簡潔に質問させていただきたいと思います。 昨年の9月から始まりましたこの下延大瀬蔵野橋が、草なぎ建設部長おっしゃったような工事金額で契約締結され、工事が進んでおりまして、私もあちらのほうに時々行く機会がありますので外から見てるんですけども、この豪雪によるですねいろんなその工事の遅れや、いろんなその、またさらに出費がかさむというふうなことですが、昨年は余りにも雪が少なくて、今年は雪が多いというふうなことなんですが、例年は雪は仙北市、そして角館下延地域も非常に多いんですよ。何も今年に限って雪がすごく増えたとか特別異常だったということは、私はあたらないと思うんで、確か下部工の護岸工事はですね、部長も御承知のとおり、あそこは水道工事業者さんが、本町のですね万景さんが確か下請じゃなくて直接ですね契約してやってたんじゃないですか。その金額は幾らでやってたんでしょうか。その方は全く今回は該当しないということなのかどうか、第1点。 それから、804万8,000円のその算出根拠ですね。具体的に資料も提示してですよ、この本会議で。今日初めて審議するものだから、具体的にその内訳もですね、積算見積もりも提示していただきたいと思います。でなければ、私はただ口で聞いただけではすぐ忘れてしまうんで、どうかその点も確認したいと思います。 それから、2月の24日に仮契約をしたということなんですが、これは3月定例会が今、今日最終日なんですけども、産業建設常任委員会も3日間やられていて、その中でいろんな報告なり説明というのはしたのかどうか。私は総務文教なんで聞く機会が全くないので、それらの点についてひとつ確認をしたいということと、最後に、この橋の工事ですね、いつ頃を目途に完成させる予定なんですか。まだちょっと未定なんであれば、今、八割から下延の大瀬蔵野から八割坂の下に抜ける旧角館町時代からの開削道路もまだ通行止めの状態です。雪崩が起きる心配があるというふうにおっしゃいますけども、昨年はもっと早く開通したし、まあ確かに昨年は雪が少なかったし、もっと前の年ももうちょっと早く開通してたんで、そろそろ花見の季節が目の前にさしかかっている中でですね、この橋ができてもですよ、どれだけの人が使うのか。大変失礼だけども、内川橋との交通量は大体どのくらいの差があるというふうに認識しておりますか。その点も確認したいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 高久議員の御質問にお答えします。 1点目の護岸工の工事のお話でございましたけれども、こちらにつきましては、低水護岸工までは現在の今の下部工と一緒に工事のほう発注しております。それが今の工事の中に含まれています。先ほど議員がおっしゃられました工事につきましては、高水護岸工の工事のことだと思います。これにつきましては、大瀬蔵野橋橋梁整備工事の高水護岸工ということで発注しております。請負者は株式会社万景でございます。契約金額は1,780万9,000円となっております。工期は4月30日までとなっております。 次に、変更の内訳ということでございますが、金額の内訳ですけども、約800万円増額なってるわけですけれども、このうち雪寒仮囲いの設置撤去費、その運営費としまして約540万円の増、除雪費としまして約100万円の増でございます。そのほか現場精査により160万円の増ということで、総額800万円の増ということになっております。 仮契約が2月24日に行われておりますけれども、産建の委員会のほうにその部分を説明したかということでございますが、こういう議案がありますよという話は2月定例議会の前の協議会の中でお話しさせていただきましたが、細かい部分については産建の委員会のほうには御説明はしておりませんでした。 それと事業の完成目途でございますけれども、一応令和3年度で形は出来上がります。あと、最終的に旧橋の解体という形になりますが、これは令和4年度以降という形になります。 それと、交通量ということでございますが、交通量については調査しておりません。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 甚だ、逆に聞きますけども、建設部長はじめやっぱり当局のほう、ちょっと無責任だと思うんですよ。下延の大瀬蔵野橋がですね開通した後どうするのかということがはっきりしない中でですよ、八割の坂の下に抜ける開削道路もあのままの状態で、どれだけの人方があれを使うのか。別に地元の人を非常にやゆして私発言する気持ちは毛頭ありませんので、誤解なさらないでいただきたいんですけども、費用対効果を考えるならば余りにもかかり過ぎじゃないですか。それとなおかつ、その仮囲いというのは私も外から見ましたよ。あれ最初から決められているんでしょ。何でまたそれがかかり増しにならないといけないんでしょうか。それから除雪ったって、どこの業者さんだって冬工事やれば除雪やってから仕事してますよ。恐らく黒沢議長のお住まいのほうに行くあそこの橋だって、まああれは別に架け替えでなくて改修工事だと思うんですけど、恐らく工事がやる中で当然除雪もしながら仕事をしてるのはそれは秋田県の宿命ですよ、土木業者さんにしてみれば大変でしょうけども。そういうのをですね、やすやすとこう何でもはいはいはいはいというんであれば、幾らお金があってもたまらないと。そういうふうな中で、市民の方々が何とか今この橋をもうちょっと手かけてほしいと、桧木内川の内川橋がね、あれだけ壊れててですよ、破損した状態なってるにもかかわらず、ここにだけお金をかけるというのは、やっぱり公共施設を建設または維持していく上で余りにも偏りすぎるんじゃないですか。まあそういうふうなことをですね、お考えにはならないもんでしょうか。 それであそこはですね、入見内川は、下延の地域は、私角館の人間なんでよく知ってますけども、一度も川の改修工事はしていないんですよ、桧木内川みたいに。または玉川の一部をやってるとこもあるんだけども。ああいうとこをまた本当に新しい橋を架け替えるとすれば、護岸に大変やっぱりお金がかかると思うんですよ。護岸工事やってないから最初から改修工事。その点はどのように判断しましたか。じゃあ答弁をお聞きします。 ○議長(黒沢龍己君) 答えられる範囲で草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 大瀬蔵野橋の有効利用ということでございますけれども、議員のおっしゃるとおり八割のほうに抜けていく、に通ずる県道本荘西仙北角館線のほうに抜けていく道路がございます。将来的にはこういう道路と、冬季そこは閉鎖なるわけですけども、そういう道路、良好な仙北市の交通網の体系の構築という面では、将来的にはそういう路線へ接続することによって橋の有効利用が、より有効利用が可能になってくるというふうに考えております。また、ここの地域、今回は辺地対策事業ということでございますので、そういう辺地に対する特別な起債事業ということで、この事業でございますので、特別な有利な財源ということでございますので、そういう辺地の地域に特化した事業でございます。 それと、除雪費なんかは当然見込んでおくものではないかということでございますけれども、確かに雪寒対策費については当初設計の段階から計上する選択肢もございましたけれども、昨年の暖冬の例もございましたので当初設計のほうには計上せず、特記仕様書等の中で必要となった場合は別途協議するという形で当初のほう発注させていただいております。そうした中で、今般1月には暴風雪警報が発令され、そして大雪では初めて自衛隊の出動というような1月にはそういうこともありました。そういう豪雪の状況がございましたので、特記仕様書に基づきまして今般、請負者からの協議によって変更設計という形で進んだものでございます。 それと、入見内川の下延の周辺は河川改良が行われていないというお話でございますが、県との河川協議の中で、今回うちのほうで施工する大瀬蔵野橋には護岸つくわけですけども、それは将来その入見内川の河川断面が確保された形での県との協議の中での護岸工事させていただいてるものでございますので、それが将来何らかの河川改修事業が入ったときにまた壊してつくり直さなきゃいけないというようなことはございません。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほども質問しましたけども、今年の2月の24日の日付でですよ仮契約をされてるわけですね。そうしたら、まあ今議会開会中なんで当然産業建設常任委員会で協議会に変更してでもですよ、協議会に変えてでもやっぱり簡単にやっぱり説明する必要あるんじゃないですか。何でこの最終日にですよ、どさくさまぎれに最後の最後にこういうの出してこないといけないんでしょうか。非常に大きな工事ですよ、これは。仙北市にとっては。そういうようなやり方というのはね、ちょっとやっぱり拙速なやり方だと思うんですよ。姑息なやり方。もう少し市民にやっぱりオープンな公開されてちゃんと胸を張って説明できるようなやり方をしないとですよ、これは他の業者さんも見てるんですよ、工事業者さん、プロの人たくさんいますから。これに関わっていない業者さんもいますので。悪い見本になるんじゃないですか。そういう点をお考えならないもんでしょうか。門脇市長からもひとつ、黙って参与されていますが答弁をお願いしたいと思います。 それから、特別の辺地債ということ、特別なという言葉使いましたけども、何でそういう特別なということをこの下延大瀬蔵野にはやらないといけないんでしょうか。じゃあ特別なことで岩瀬地区なり、特別なことで白岩地区なりということはできないんですか。やっぱり公平な行政をするというのが門脇市政のモットーだと思うんで、その点も含めて答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 大変恐縮でありました。私のほうの答弁で不備な点等あれば、また部長からも答弁いただきたいと思います。 大きく3点だったと思います。 1点目の御指摘で、当該橋梁の整備が地区及び地区外への交通にどのような効果があるのかということでありますけれども、県道の有効活用等も踏まえると、やはりアクセス、接続については、この後も道路改良等は進めていかなければいけないものというふうに考えております。整備計画に載せて計画を進めていきたいと思います。 それから、内川橋の改修、議員がとても心配されている内川橋の件については、補助、国の補助を確実なものとするために、緊急事態宣言が解除になった後、4月1日以降できるだけ早い時期に国に要請活動を行うという準備を進めております。 それから、3点目の特別という意味でありますけども、部長が決してこの地域が特別というお話したわけではなくて、地域指定の場合の例えば過疎であったり辺地であったりという指定があるということであります。ですので、辺地債を活用できる地域という意味合いで特別な財源、手当ができるというような発言をしたものではないかというふうに思っております。 最後に、協議会等に切り替えてしっかりと議会を通して市民の方々に説明をすべきだったのではないかというお話でありますが、部長からも先ほど少しお話がありましたけれども、委員の方々にお耳に入った程度ではやはり足りなかったと思います。しっかりと議会の方々、特に委員会重視でありますので、委員会の方々にお話をして、このような問題が起こらないように気をつけたいと思います。大変恐縮でありました。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第45号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第45号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 今回の提案につきまして、工事請負契約の変更について、仙北市議会の議会に議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例というのは、平成27年の9月20日付の条例の第45条に付されてございまして、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の中の予定価格1億5,000万円以上の工事又は製造の請負に付すというふうに契約されてるんで、議会に今日議決を付すべきということに当てはまるということで出されたわけでございます。 私は、これを工事を始まるときにも賛否両論が議会の中でも分かれてございまして、賛成多数でこれが通ったわけではございますが、先ほど来、門脇市長もおっしゃってますけども、将来、本荘刈和野線のほうに通ずるための開削道路、旧角館町時代からの大瀬蔵野からの八割の坂の下に抜ける道路をやるとなれば、また多額の費用もかかるし、やっていただければそれにこしたことはないけども、今年の春かかってまたやるというふうに簡単にはいかないと思います。限られた財政予算の中でございますので、そういう点を考えればですよ、全く工事して変更がないということはあり得ないとは思うんですが、今回は余りにも私はかかり増しになってると。その詳細内容については非常に、ちゃんとした資料なり、そういうふうな皆さんが、議会が納得できるような説明なりそういうのがきちんと出されておりませんので、最終日の日に出されたということ自体に私は問題があるというふうに思いますので、本案には残念ながら反対をいたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第40、議案第45号 工事請負変更契約の締結については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第41、議案第46号 仙北市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案第46号の提案理由を申し上げます。 議案ファイルの4ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市教育委員会教育長に任命をしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の皆様の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただく任命案は、お手元の議案ファイルにあるように、お名前が須田喬さんであります。住所、年齢等、生年月日については、議案ファイルに記載のとおりであります。任期は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3カ年間であります。 令和2年12月から仙北市教育委員会の委員として御尽力をいただいている方であります。議案ファイルの5ページに御経歴がありますが、インターネット中継を考慮し、読み上げることは差し控えたいと思います。これまで教員として、また秋田県教育庁の職員として御活躍をされた方であります。様々な教育現場を熟知され、教育環境の充実など幅広い見識をお持ちの方であります。このたび新たに教育長として御尽力をいただきたく、就任をお願いしたいと考えております。 御審議をいただき、御同意を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第46号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第46号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第41、議案第46号 仙北市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについては、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。--------------------------------------- △議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第42、議員提出議案第1号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 説明を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは、議員提出議案第1号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定についてを御説明申し上げます。 タブレットに配信されております議案書をご覧ください。 仙北市議会議員の定数を定める条例、平成21年仙北市条例第23号の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。 令和3年3月19日提出 提出者、仙北市議会議員 高橋豪。 賛成者、門脇晃幸議員、同 高橋輝彦議員、同 田口寿宜議員でございます。 次のページをご覧いただきたいと思います。 仙北市議会議員の定数を定める条例、平成21年仙北市条例第23号の一部を次のように改正します。 内容は、「18人」を「16人」に改めるものであります。 附則として、この条例は、公布の日から施行し、同日以降初めてその期日を告示される一般選挙から適用するものであります。 次に、提案の理由を申し上げます。 令和3年2月8日付、議会改革推進協議会の中間答申のうち、議員定数については、「来期からの議員定数は2人を減じ、16人とすべきである。」という答申がなされております。これは、加速する人口減少とコロナ禍によるものも含めた市内経済の情勢を鑑み、「来期からの議員定数を2名減少する」ことが妥当とするものでありました。 仙北市の人口は、年間およそ400から500人レベルで減少し続け、合併時の3万2,637人から、昨年10月末時点では2万5,410人まで減少しております。議員定数を18と決定してから4年が経過し、さらに次期からも現行のままとすると、8年間の人口減少数は約4,000人とも推計され、市の人口は2万人をも割る勢いで減少していくことになります。加えて、コロナ禍も相まって地域社会が衰退している現状を踏まえた場合、現行定数のまま次期改選を迎えることは、「極めて厳しい」と言わざるを得ません。 こうした時代の趨勢や、総務省が定める人口3万人未満の類似団体の実態からしても、次期改選からの議員定数は、答申どおり16人とするべきであると考えます。 定数の削減により、女性や若い世代にとって、議員を目指しがたくなるのではないか、という意見もあります。こうした指摘のとおり、全国的にも地方議会議員のなり手不足が顕著となっている中、誰もが挑戦しやすい環境を整えることは、これまでも、これからも、非常に重要な課題であると私も認識しておりますが、若い世代や女性の方々が、仕事、家庭、育児、介護等と両立して議会活動が可能となる仕組みづくりを積極的に進めることが、何よりもこれら問題解決に対して重要なことと考えております。 また、定数削減によって地域から出身議員がいなくなってしまうのではないかと心配される声もあります。こうした懸念を払拭するためにも、議会全体として、エリアにこだわることなく、広い仙北市の住民の声をしっかりと汲み上げ、政策に反映するための努力と行動を、これまで以上に実践していくことが何より大切であるものと考えております。 以上が提案の理由でございますが、何卒、趣旨に御賛同いただき、御可決賜りますようお願い申し上げ、説明に代えさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 確かに高橋豪議運長おっしゃるように、仙北市では毎年人口減がかなり目立って進んでおるわけですが、これは県内で言えば秋田市とか横手市なり、大都市圏以外はどこも減ってると思うんですよ。だけども、全ての減ってるところが全て議員定数を削減しているんでしょうか。確かに大仙市は今年の10月ですか、ちょっと任期は、詳しいこと分かりませんけども、改選時期を迎えるようなんで4人減らしたということなんですけども、まあそれは目立ってますけども、減らしてないとこは全くないんでしょうか。県内でですよ。そこちょっと確認したいんですが、いかがなもんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) 高久議員の御質問にお答えしますが、全県の詳細については、前回議会改革推進協議会の中でも議論あったと思います。既にもう定数削減決定しているとこ、まだ検討中のとこ、それから次期からやりますよという、例えば直近でいけば男鹿市では18人が16人になるなど、そういった決定もあります。全てがといいますと、まだそこまで決定に至らない議論中というところもありますんで、全てがとは言いませんが、いずれにしても高久議員おっしゃるとおり全国的に人口が減少してるという中にあって、この定数の削減というのは、まあ大体の時代の流れなのかという思いもあります。ただ、それが必ずしも仙北市にとってどうなんだという議論はこれまでも何回もやってきたことですし、現状維持と、これでは余り減らしすぎじゃないかという声も確かにあります。まあそういう中での判断ということになりますので、どうか御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 私も議会改革の特別委員でございますけれども、2人減らすことによって年間ですね、または4年間、どれだけ経費が浮くというふうに試算したのか、もう一回確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 高久議員も副座長をお務めになられて、何度もこれはデータを出してですね議論されていて、2人減らした場合ですと……          (聞き取り不能と言う人あり) ◆5番(高橋豪君) 私が答えてるんでちょっといいですか。高久議員の御質問は何回もこれまで議論していて、2人削減した効果というのは、およそ、今、政務活動費もなしということでやっておりますんで、そうしますともう1,000万円以上、年間超えてくるということになります。1,100万円とかそういった金額になると思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。質疑なしと認め、質疑を終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第1号については、議会運営委員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、私のほうから議員提出議案第1号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から発言いたします。 議会の議員は、選挙によって市民の負託を受けて、議会の場で市政と対峙または協働することにより市民が豊かな生活を営むことができるようにすることが使命と思います。そのためにも、議会の場には、年齢、性別、生業の違いなどによる多様な見地から意見を反映させる議員が必要であります。定数削減は逆行します。間口は広げておくべきではないでしょうか。現行18名の議員定数を16名にすることに反対をいたします。 討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 私も反対の立場から申し上げます。 今までの説明は全然住民の期待に本当に応えてるのか、これが疑問であります。皆さん本当に仙北市議会の基本条例読みましたか。いわゆる市民に開かれた市民参加を推進する議会を目指して活動を行うものであり、公平性及び透明性を確保し、市民に開かれた議会を目指すとあります。今までの議論は議会の中での議論であり、本当に市民にどういう形であれ説明したのか、意見を求めたのか、その足跡は何も見られません。言葉の中では、女性が参加しやすい、あるいは若者が参加しやすいという発言がありましたけれども、じゃあ議会では何らかのそれらを克服するためのアクションを起こしたでしょうか。これは私たち自ら動いてそのアクションを起こした後にこの改正を住民と一緒に考えるべきであり、この提案に私は反対を申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 私もこの議員提出議案第1号については反対をするものであります。 私も議員定数が18から2名削減して16名になるということについては、確かに議会改革特別委員会の副座長として、討論、また採決のときも反対はいたしましたけれども、私も角館町の議会を長くやらせていただいた経験を踏まえてですね、合併してから仙北市になりまして、角館町の市民の方々や生活または地域は大体知っているつもりであります。がしかし、田沢湖地区や西木地区については、表面的には幾らかは分かりますけども、やはりそこに住んで、生まれて住んで育って、小・中学校を終わり、また地域の方々との生活をして、そういうところにもやっぱり議員の方がいないと、私が代わりにそこに行っても役に立たないということはもう一目瞭然でございます。2名削減すれば確かに4年間で、またその議員報酬なりいろんな面で削り、それが市民の方々に回すことができるという論法は成り立ちますが、果たしてそういうふうにそれが使われるかどうかはそれは分からないです。お金に色がついてないわけですから。そういうことを踏まえればですよ、やはり幾ら過疎であり、または非常に不便なところに暮らしてる方でも、やっぱりそこに暮らす方々がそこに住む議員の方々にやっぱりいろんな相談をかけたり、悩み事や心配事を頼りがいのある議員としてやはり選挙で選んできておりますので、今回についてはもうちょっとやっぱり様子を見てですね、もう少し時間をかけて市民の方々からなり、いろんな方々からの御意見をちょうだいして提案しても遅くはないと思いますので、今回の定数条例の一部改正、18名から16名にする条例改正には反対をいたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。採決は起立によって行います。日程第42、議員提出議案第1号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第43、議員提出議案第2号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出についてを議題とします。 説明を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 議員提出議案第2号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第2号 意見書の提出について。 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求めることについて、内閣総理大臣及び厚生労働大臣に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 令和3年3月19日提出 提出者、仙北市議会議員 門脇晃幸。 賛成者、同 伊藤邦彦議員、同 熊谷一夫議員、同 荒木田俊一議員、同 小林幸悦議員。 次のページをご覧ください。 最低賃金の改善と、中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)。 要約して説明いたします。 秋田県の地域別最低賃金は、時給792円、最も高い東京は、時給1,013円、時給額の格差で221円に広がり、この格差が労働力の流出を招き、地方の人口減少、高齢化と地域経済を疲弊させる要因となっています。 最低賃金を引き上げるためには、中小・零細企業支援が必要です。 最低賃金の地域間格差をなくし、中小企業支援策の拡充を実現するため、下記事項について、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 記 1.政府は、労働者の生活を支えるため、時間額を1,500円以上めざし、最低賃金を抜本的に引き上げること。 2.政府は、最低賃金を全国一律にするため、法改正を行うこと。 3.政府は、最低賃金の引き上げができ、経営が継続できるように、中小企業への支援策を最大限拡充し、国民の生命とくらしを守ること。 令和3年3月19日 秋田県仙北市議会議長 黒沢龍己 以上、趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。提案理由の説明といたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。質疑なしと認め、質疑を終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第2号については、産業建設常任委員からの提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認め、討論を終わります。 これから採決を行います。日程第43、議員提出議案第2号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 市長から追加議案が提出されています。日程を協議するために議会運営委員会を開催しますので、暫時休憩します。                              (午後3時01分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時15分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 議会運営委員長の報告を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) お疲れ様です。 休憩以前の本会議におきまして、議長からの要請により、先ほど第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は7名全員でした。 職務出席として黒沢議長、委員外議員として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しております。 当局から参与として、門脇市長、倉橋副市長、大山総務部長が出席しました。 書記には、議会事務局堀川係長を任命し、職務のため、三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 議会運営委員会では、議長から要請された「議事日程の追加について」協議しております。 先ほどの本会議で、議案第46号 教育長の同意が決定したことによって、これまでの教育委員に欠員が生じるため、新たに、議案第47号として、教育委員の任命につき同意を求める案件が追加提案されたものであります。 議会運営委員会では、協議の結果、この追加議案の議案第47号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを本日の議事日程に追加することに全会一致で決定しました。 なお、審議にあたっては、会議規則に基づき、委員会への付託を省略することも確認しております。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) お諮りします。ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、本日の日程に追加することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、本日の日程に追加することに決定しました。 暫時ちょっと休憩します。                              (午後3時18分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時20分)---------------------------------------
    ○議長(黒沢龍己君) 追加日程及び追加議案は、タブレットに掲載のとおりです。--------------------------------------- △議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 追加日程第1、議案第47号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案第47号 教育委員会委員の任命についてであります。その提案の理由を御説明申し上げます。 議案ファイルの3ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市教育委員会委員に任命をしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の皆様の同意を求めるものであります。 ご提案をさせていただきたい任命案件でありますけれども、お手元の資料にもありますように、田口桂一郎さんであります。住所及び生年月日は、議案ファイルに記載のとおりであります。任期は、令和3年4月1日から令和6年12月21日までとなります。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条第1項の規定によりまして、任期は前任者の残任期間ということになります。 議案ファイルの4ページをご覧いただきたいと思います。 こちらは御経歴であります。 これまで学校教育の教員として、また秋田県教育庁の職員として御活躍をされております。仙北市では、角館町立角館西小学校の教諭、また田沢湖町立生保内小学校の教頭、また仙北市教育委員会教育指導課長、仙北市教育委員会の教育次長等をお務めになられております。教育現場に大変熟知をされて、教育環境の充実など幅広い見識から御意見をいただける方と確信しております。このたび新たに仙北市の教育行政に御尽力をいただきたく、就任をお願いしたいと考えております。 御審議をいただきまして、御同意をいただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第47号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第47号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。この採決は起立によって行います。追加日程第1、議案第47号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。 お諮りします。本日の議決結果、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。 これで本定例会の日程は全て終了しました。--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 市長から発言の要請がありますので、これを許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議長、大変恐縮であります。閉会の御挨拶をさせていただきますけれども、その前に、先ほどの人事等の案件で議会から御同意をいただいたことで3月31日で御退任をされる熊谷教育長に、大変お世話になりました。仙北市の教育行政を力強く前進していただいた方であります。どうか議会の皆様を通じて、市民の皆様にも御挨拶の場面をいただきたいと思いますので、議長どうか教育長の発言の許可をお願い申し上げたいと思います。--------------------------------------- △教育長退任あいさつ ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 議会最終日の貴重な時間をいただき、一言退任の御挨拶をさせていただきます。 私、このたび、この3月をもって、この教育長の職を退かさせていただくこととなりました。議員の皆様には、長きにわたって大所高所から御指導、御鞭撻いただき、誠にありがとうございました。 思えば3期11年間、とても悲しいこともありましたが、私としては、充実したやりがいのある日々であったなというふうに思っております。8つの事業に挑戦した国民文化祭、日本モーグルのワールドカップ、田沢湖マラソン、チャレンジデー、生保内節全国大会、戸沢氏サミット……申し訳ございません、弘道書院の発掘、ふるさと探訪、地区のいろいろな文化祭や総合美術展、皆オール教育委員会の合い言葉で取り組ませていただきました。学校関係でも中川小学校と角館小学校の統合、また総合給食センターの建設、3回にわたる東北レベルの教育研究大会、全県に先駆けて作成したふるさと仙北学など、様々多岐に挑戦させていただきました。私の指導力不足でできなかった、成し遂げられなかったことが多々ありましたけれども、それは若くて有能な新教育長に託してまいりたいと思っております。 議員の皆様には、この議場の場ではもちろんこと、いろんな場面で心温まる激励や励まし、アドバイスなどいただき、本当にありがとうございました。皆様におかれましては、仙北市議会と、また仙北市市政のさらなる発展のために、市長、副市長とともに大いにさらに御活躍くださいますことを心よりお祈り申し上げます。皆様のこれまでの御指導、御厚情に心から感謝を申し上げ、私の退任の挨拶とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。(拍手)--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(黒沢龍己君) 改めて門脇市長、発言を許します。 ◎市長(門脇光浩君) 議長、御配慮ありがとうございました。 2月22日に開会をした令和3年第2回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした令和3年度予算案、条例案等、また本日追加提案をした案件等、多数の議案について活発かつ慎重な御審議を賜り、全ての議案について御可決をいただくことができました。誠にありがとうございました。 お疲れの中、大変恐縮でありますが、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルスのワクチン接種についてであります。 先ほどの議論の中にもありましたけれども、大変恐縮でありますが重複の場面もあります。 新型コロナのワクチンについては、その供給量が課題となっておりましたけれども、秋田県では4月5日の週から順次供給が始まる予定で、仙北市は4月12日以降の供給になる見込みであります。このため、集団接種に必要なワクチンの供給量を勘案し、仙北市では5月9日からワクチン接種をスタートすることとしております。医師会との調整もあり、大仙市、美郷町も同じ日程で行う予定であります。接種会場は、角館交流センター、田沢湖健康増進センター、西木コミュニティセンター、旧保健センターであります、の3カ所で、最初は75歳以上の方々を優先して接種したいと思います。 4月12日から75歳以上の方に接種券を郵送します。接種券が届いた方は、仙北市のコールセンターに電話をいただいて、希望の会場、日時等を予約していただくこととなります。65歳から74歳までの方々については、ワクチンの供給量が確保され次第、接種券の郵送を始めることとしております。 市民の健康を守るための、これまでに経験のない重大な事業であります。接種の開始に向けて、推進室を中心に万全の体制で準備にあたります。 次に、カラ吹き源泉事故慰霊の集いについてであります。 平成27年3月に発生をしたカラ吹き源泉事故から6年、七回忌を迎えた昨日18日に慰霊の集いを執り行いました。市民、そして職員の尊い命を失う、助けることができなかった過ちを風化させないように、また、同じ過ちを繰り返さないように、御遺族の前で誓いました。多くの議員の皆様からも御同席をいただきました。本当にありがとうございます。 次に、第2次仙北市総合計画基本計画の後期及び仙北市総合戦略の策定・改訂状況についてであります。 現在、3月17日までのパブリックコメント募集が終了し、修正等の最終確認の作業中であります。26日には成案の配布を予定しております。 次に、低所得の子育て世帯への給付金についてであります。 3月16日、首相官邸で関係閣僚会議が開かれて、新型コロナウイルスの影響で困窮する人への緊急支援策が決定され、低所得の子育て世帯に対する給付金支給について盛り込まれております。 1つは低所得のひとり親世帯向けの給付金で、令和2年度に2回行われて、3回目の支給ということとなります。対象者は児童扶養手当受給者などであります。 もう一つは新規要素がありまして、低所得のひとり親世帯以外の住民税非課税の子育て世帯への給付、子育て世帯生活支援特別給付金という仮称であります。で、この給付金については、この後で具体的な制度設計が行われるという情報であります。 前段のひとり親世帯に対する給付金については、まずは児童扶養手当受給者については、令和3年の3月、4月分の支給日である5月上旬に振り込むなど早期の支給が政府から求められております。詳細は今後政府から示される予定でありますけれども、迅速な支給を実施する観点から速やかに補正予算を編成する必要があります。場合によっては専決処分も視野に入れております。どうか御理解をお願い申し上げたいと思います。 次に、建物火災についてであります。 3月12日午前10時55分頃、田沢湖潟字蛭児堂地内で住家建物火災が発生をしました。出火から約2時間15分後に鎮火をしましたけれども、建物は全焼し、隣接する小屋など2棟にも延焼しました。幸いにも、この火災による人的な被害はありませんでした。 今年に入り、市内での住家建物火災が3件目と多発している状況にあります。まだしばらくは暖房など火を使う機会も多いことから、関係機関と連携をし、さらなる火災予防の啓発を強化します。 次に、仙北市スーパーシティ構想の策定についてであります。 2月15日を期限に連携を希望する事業者からの提案を公募し、先端的サービスについては15事業者から20の提案が提出されました。その後、第三者で構成される連携事業者候補選定委員会を開催し、4事業者を連携事業者候補として選定をしております。この連携事業者候補からの提案は6つで、現在、構想策定に向けた協議を開始しております。また、提供する先端的サービスに関わるデータを収集整理する役割を持つデータ連携基盤の整備については、先端的サービスにも提案している2事業者を含む4事業者から応募があり、1事業者を選定しております。今後は、スーパーシティ連携事業者からの提案事業をもとに、3月末を目途に構想案をまとめ、4月上旬に市民からの意見を募集した上で応募をしたいと考えております。これらについても議員の皆様に共有をさせていただきたいと思います。 最後に、職員の人事異動についてであります。 本日定例会終了後、令和3年4月1日付の人事異動を内示いたします。異動規模は、昨年より33人多い240人を予定しております。部長級で5人、次長級で14人の昇格があります。退職者は42人、うち再任用は27人であります。 異動の内示資料については、議会終了後、議員の皆様のタブレットにも送信しますので御確認をお願い申し上げたいと思います。 報告は以上であります。 令和2年度もいよいよ終盤であります。コロナ対策を徹底し、市民の安全と安心を守ること、また、地域経済の維持、さらにポストコロナ、アフターコロナ時代の仙北市が住み続けたいまち、住みたいまちとなれるよう、新たな価値創造にも最大の努力を傾注します。議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言を重ねてお願い申し上げます。また、御退職される熊谷教育長、本当にありがとうございました。また、職員の皆様、ありがとうございました。感謝を申し上げます。 以上で挨拶を終わります。閉会の挨拶といたします。どうもありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) これで本日の会議を閉じ、令和3年第2回仙北市議会定例会を閉会します。お疲れ様でした。                              (午後3時41分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...