仙北市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-05号

  • 社会保障制度(/)
ツイート シェア
  1. 仙北市議会 2020-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年 12月 定例会          令和2年第7回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                 令和2年12月18日(金曜日)午前10時開議第1 議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定について第2 議案第151号 仙北市農業集落排水事業償還基金条例制定について第3 議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定について第4 議案第153号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第154号 仙北市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第155号 仙北市税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第156号 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第157号 仙北市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第158号 仙北市保健施設条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第159号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第160号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第161号 仙北市農林業者等健康増進施設条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第162号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)第15 議案第164号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第16 議案第165号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第17 議案第166号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第18 議案第167号 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第19 議案第168号 令和2年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)第20 議案第169号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)第21 議案第170号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第22 議案第171号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第23 議案第172号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第2号)第24 議案第173号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について第25 議案第174号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について第26 議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について第27 議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について第28 閉会中の継続審査について第29 閉会中の継続調査について第30 議案第178号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第12号)第31 議員提出議案第14号 意見書の提出について               (安全・安心の医療・介護の実現と、国民のいのちと健康を守ることを求める意見書)第32 議員提出議案第15号 意見書の提出について               (新型コロナ対策を強化し、安心して介護を継続できるようにするため介護保険制度抜本的改善を求める意見書)第33 議員提出議案第16号 意見書の提出について               (75歳以上医療費窓口負担2割化の中止を求める意見書)第34 議員提出議案第17号 意見書の提出について               (新型コロナウイルス感染症を教訓に感染症対策を含めた地域医療構想に見直しすることを求める意見書)第35 議員提出議案第18号 仙北市議会基本条例の一部を改正する等の条例制定について---------------------------------------出席議員(16名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君---------------------------------------欠席議員(1名)     18番 黒沢龍己君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     代表監査委員    高橋祐策君                      地方創生・  総務部長      大山肇浩君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼             観光文化スポーツ部長            竹下義博君               細川秀清君  福祉事務所長  農林商工部長    八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     戸澤 浩君     教育部長      佐藤義一君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山隆誠君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖市民センター所長                                伊藤 聡君  角館市民センター所長          西木市民センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   藤村幸子君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○副議長(熊谷一夫君) おはようございます。 黒沢議長は入院療養中のため、地方自治法第106条第1項の規定に基づき、副議長が議長の職務を行います。よろしくお願いします。 ただいまの出席議員は16名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 欠席の届け出は黒沢議長です。 本定例会において出席を求めた者のうち、小田野地方創生総合戦略統括監高橋危機管理監茂木角館市民センター所長山田西木市民センター所長藤村総務課長は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、別室で待機していますので御了承願います。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 議会運営委員長の報告を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) おはようございます。 一昨日の12月16日、第4・5会議室におきまして、政務活動費の廃止に伴う議員提出議案等について協議するため、議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名です。荒木田委員は欠席でした。 職務出席として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しております。 書記には、議会事務局堀川係長を任命し、職務のため三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 政務活動費の廃止については、本定例会の初日に報告したとおり、議会改革推進協議会からの答申を全会一致で承認しています。 御承知のとおり、政務活動費は「仙北市議会政務活動費の交付に関する条例」に基づき交付されることになっております。これを廃止するためには、この政務活動費交付条例を廃止する条例を制定しなければなりません。また、「仙北市議会基本条例」にも「政務活動費の執行と公開」が規定されておりますので、この項目を削除するため、基本条例の一部を改正する必要があります。 議会関係の条例の中で、「仙北市議会基本条例」が「最高規範」として位置付けられているため、この基本条例の改正を先に行い、次に政務活動費交付条例を廃止することになります。 議会運営員会では、慎重に協議した結果、これらの改正及び廃止を1本の条例で行うため、「仙北市議会基本条例の一部を改正する等の条例」案を議員提出議案とすることに全会一致で決定しました。 このほか、議決の対象ではありませんが、仙北市議会運用例の一部改正も必要となります。内容は、運用例第22に「政務活動費の公開」が規定されておりますので、この項目を削除する一部改正についても全会一致で決定しております。 また、「仙北市議会基本条例の一部を改正する等の条例」案の議決結果によって生じる各規則の改廃については、これも議決の対象外ですので、議長の決裁を得た上で処理することを確認しております。 さらに、議員が新型コロナウイルスに感染した場合、秋田県議会と同様に、原則として、本人の了承を得た上で氏名を公表する方針に決定いたしました。 また、議会の一般質問に対する答弁において、「実施する」あるいは「検討する」と答弁された提案や課題について、その後の進捗状況を市当局に確認の上、市民へ公表すべきであるという意見がまとまり、この取り扱いについて議長へ要請することに決定しております。 本日の議事日程の最後に、議会基本条例の一部改正及び政務活動費廃止条例案が議題となる予定ですので、提案の理由と内容については、議題となった際に改めて説明させていただきますことを申し添え、議会運営委員会の報告といたします。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さんでございました。 高橋豪議員議会運営委員長として会議なされたとき、私、当然委員でないので傍聴させていただきましたが、確かその中に委員の中から、確かに年間12万円なわけですね。それで全体議員がいただいておったんですけども、それは今、新型コロナの問題でやっぱり議員としても身を削って、市民のそういう新型コロナのほうに回していただきたいという意見だと私は理解して傍聴してたんですけども、これの財源をですね、政務活動費の財源を市民の新型コロナウイルス対策に回すべきでないかという、委員の中に、確か私の聞き間違いであれば訂正してお詫びしますけども、そういう意見があったような感じしたんですが、それは委員会、議会運営委員会全体ではどのような御判断でしょうか。もし分かればお知らせ願いたいと思います。 ○副議長(熊谷一夫君) 答弁。 ◆5番(高橋豪君) 高久議員の今の御質問ですけれども、議会の初日にもお話してありますし、先日の全員協議会の際にもありましたけれども、今、高久議員お話のとおり、この今、新型コロナウイルスが感染拡大しているという状況にあって、この政務活動費を廃止するということに伴って浮いた財源というか、それについては、新型コロナウイルスの対策、または市内の経済対策、そういったものに回していただきたいということでの廃止ということを決めたということでありますので、今、高久議員お話のとおりということになります。議会運営委員会でもそのことについては皆さん全会一致で確認しているということでございます。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時06分)--------------------------------------- △議案第150号~議案第176号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○副議長(熊谷一夫君) 日程第1、議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定についてから日程第27、議案第176号 公の施設(仙北市民バス中川線及び下延八割線)の指定管理者の指定についてまでの各議案を一括して議題とします。 以上の各議案について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) おはようございます。それでは、総務文教常任委員会委員長報告をいたします。 令和2年12月9日、総務文教常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月10日及び11日の2日間、いずれも午前10時から、1日目は田沢湖庁舎第1会議室において、2日目は第4・5会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、2日間とも6名全員でした。 説明のため出席を求めた参与は、大山総務部長小田野地方創生総合戦略統括監佐藤教育部長ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局高階次長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案10件と、継続審査となっていた請願1件の合計11件であります。 それでは、案件ごとに御報告申し上げます。 議案第155号 仙北市税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定について及び議案第156号 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について。 両議案につきましては、当局からそれぞれ詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第162号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について。 議案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、現在、西木公民館では図書もそろえており、貸し出しも行われているが、その図書についてはどうなるのかとの質疑があり、当局からは、図書室については、新しくなる西木庁舎の娯楽談話室に設置したいと考えている。また、中央公民館の公聴会を行った際に、西木地区では、ありがとう文庫的なものを継続していただきたいという意見があり、市民の方々には継続して読書の機会を提供していけるよう、司書とも相談して検討しているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第164号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)、議案第168号 令和2年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)及び議案第169号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)の各案につきましては、それぞれ当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第173号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について。 当局から詳細な説明があり、この議案で変更される部分は、大曲仙北広域市町村圏組合で共同処理する事務のうち、組合と大曲仙北医師会大曲厚生医療センター及び市立角館総合病院のそれぞれが連携協定で行っている休日救急医療連携事業を廃止することと、規約の中で「分担金」を「負担金」に字句修正をするものという内容でした。 また、休日救急医療連携事業を廃止することについては、今では通常の救急外来においても医療体制が整備されていることから、大曲仙北医師会、両病院による協議会、理事会において、休日救急医療連携事業を中止すべきと判断されたものである。これにより各病院における従来からの救急外来に変更はないとの説明があり、本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第174号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について。 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について及び議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について。 両議案につきましては、当局からそれぞれ詳細な説明がありました。 175号は、向生保内線の「通称たっこちゃんバス」を「ロイヤル交通株式会社」へ、176号は、角館・中川・下延・八割地区を巡回する「通称スマイルバス」を第三セクターである「株式会社西宮家」とするもので、どちらも現在の指定管理者に指定されているところであります。 両議案に対する質疑では共通する部分が多く、要約すると次のとおりであります。 両路線とも利用者が減少しているのが現実であるが、高齢者や子どもたちにとっては大切な足であり、存続を望んでいると思う。コロナの影響で民間企業も第三セクターも経営が厳しくなっている中で、どのような支援や対策をとっていくのか。また、今後の公共交通の在り方についてはどのように考えているのかとの質疑があり、当局からは、市民バスについては、利用者が減少しても、高齢者や子ども、買い物弱者への対応が求められていると考えている。利便性では、12月21日の新角館庁舎開庁に向け、新しく「角館庁舎前」のバス停設置ダイヤ改正について申請中で、1月4日から開始できるよう進めている。市民からの意見や要望があれば、バス停の位置、ダイヤについては、今後も見直しながら利便性を上げるようにしていきたい。 また、コロナの影響で民間企業も厳しくなっており、今回の継続では、利用者減に伴う減収の部分については、委託料を上げるという形で対応している。第三セクターは現状把握から打開策を検討する必要があるが、その手法については現在検討中である。 地域公共交通の在り方については、その時代と状況の変化に合わせ、どの方法がいいのか、市民の目線に立った形で考えていきたいと思うとの答弁がありました。 両議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 継続審査としておりました請願第8号 総合体育館の早期建設に関する請願書につきましては、審査の中で、類似する施設をさらに研究し、総合的に判断したいという意見がありました。 また、当局に対して、現在の体育館の雨漏りについては、対策をとる方針であることを確認しております。 本請願については、全会一致で今回も継続審査としております。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○副議長(熊谷一夫君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 質疑なしと認めます。 これで総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。では、私のほうから市民福祉常任委員会の審査、委員長報告を申し上げます。 令和2年12月9日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、12月10日及び同月11日までの延べ2日間、午前10時より仙北市田沢湖総合開発センター2階農林研修室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 出席委員は、5名全員であります。 説明のため出席を求めた参与は、竹下市民福祉部長菅原医療局長角館総合病院事務長渡辺市民福祉部次長市民生活課長高橋市民福祉部次長長寿支援課長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局より高橋補佐を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案8件であります。 それでは、委員会審査報告書をご覧ください。 議案第157号 仙北市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてから議案第170号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)までの全議案について、関係当局の詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 それでは、主な内容を抜粋して報告いたします。 議案第165 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について。 関係当局の詳細な説明に続き、質疑応答の後、討論では、年度途中でもあるので補正予算には賛成するが、1億円を超える予備費を、令和3年度の国保会計において被保険者の負担を少なくしていくことが非常に大事である。予備費の扱いや基金の使い方を考える必要があると思う。また、以前に比べて滞納者の数は非常に少なくなっているが、納税が困難な方もいる。その辺も十分に考え、解消していくための議論を進めていただきたい旨の意見を付して、賛成討論がございました。 次に、議案第170号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、コロナ禍における患者数の動向と収支についての質疑があり、当局からは、患者数の動向は、上半期までで、入院患者は前年度より3,934人の減少。外来は前年度より4,464人の減少である。また収支については、5,789万3,000円の赤字である。要因としては、コロナによる様々な制限や、令和2年度からの脳神経外科と小児科の常勤医の不在が考えられるとの答弁がありました。 また、討論では、コロナ禍の中、命を守るということで非常によくやっていただいているが、やはり病院も一つのサービス機関として、常に患者の要望を聞く意識を持ち、不安を解消し、なかなか難しいとは思うが患者を呼び戻してほしい旨の意見を付して、賛成の討論がありました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○副議長(熊谷一夫君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査、御苦労さんでございました。数点できるだけ簡潔に伺いますので、どうか簡潔な御答弁で結構ですのでよろしくお願いしたいと思います。 議案第157号の仙北市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、中身は分かりますけれども、仙北市における認定こども園なり、保育園、また、だしのこ園とか色々あるんですが、そこでの、今、コロナ禍でございますので、色々制約されてると思いますけども、まだまだこの改善点なり、保護者からの御意見や御要望等もあるかなと私は思うんですけども、そういうのは委員各位の中から出されたもんでしょうか。その点、第1点目。 それから、仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の関係で、今回はこれ、意見書を求める陳情が出されてますけども、これはあくまでも参考に見ていただくという形で仙北市議会では審査の対象にはしておりませんが、これによって市民の方々にも当然、新型コロナウイルスの感染で影響が出てきている中でですね、今回、自民党の菅総理大臣と公明党の山口委員長トップ会談をして、3割にすると。ただし、所得制限を設けるというようなことがマスコミでも出されておるんですけども、そういうのは特別各委員からの意見なり、質問なりは出なかったもんでしょうか。 それから、病院事業会計の関係でございますけれども、今、コロナ禍の中で、市立角館、田沢湖両病院とも外来受診なり、または長期入院を控えるというふうな傾向は当然あるし、現時点でもそれがマイナスにつながっていると私もよく分かりますけれども、その病院の事業をですね、これからも当然継続していくためには、一般会計からの基準外繰り出しや、また金融機関からの一時借入れ等がこれからますます増えてくると思うんですが、そういうのが意見が出されたのか、または質問があって当局からの答弁があったのか、なかたったのか、その点を確認したいと思います。 と同時に、病院のほうでですね、医療外収入を得るためにですよ、今後、特に角館病院として検討していただきたいなと私は前から思ってるんですけども、病院の企業財産ですね、旧医師住宅なり、元の看護寮なりのあの一角が全部空いてますので、ああいうのをやっぱり不動産を売却して売却収益を得る、予算なりでは必ず存置項目で出てきますけれども、そういうのが出されたのか、出されなかったのかを含めてお伺いしたいと思います。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) 答弁を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、高久議員の質疑にお答えいたします。 第1点目は、議案第157号に対する質疑出なかったかということでございましたけれども、委員の間からはこれは対する質疑がございませんでしたので議論になりませんでした。 2つ目、ちょっと議案番号お尋ねしたいと思います、これ。 ◆16番(高久昭二君) 167号。
    ◆9番(阿部則比古君) 167号が2つ目。 ◆16番(高久昭二君) 仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)です。 ○副議長(熊谷一夫君) 166号ですね。 ◆9番(阿部則比古君) どこ。 ○副議長(熊谷一夫君) 166号です。 ◆16番(高久昭二君) 166号です。失礼しました。 ◆9番(阿部則比古君) 166号ですか。 ◆16番(高久昭二君) はい。166号です。 ◆9番(阿部則比古君) はい。議案第166号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましても、委員の間からは質疑がございませんでした。 それから、最後の議案第170号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算案の件での質問がございましたが、これは詳細な説明の後に色々質疑がございました。今おっしゃられましたように、大変な累積赤字がございます。81億円ちょっとあると思いますけども、そのほかに多額な返済もございますし、今後のこともなかなか大変厳しいものがあるというような答弁でございました。ただ、田沢湖病院には、想定よりも業績がよくて助けられてるような答弁もございましたけれども、いずれにしましても、今、高久議員がおっしゃられたように大変危惧するべき状況であるというような内容の議論がございました。 以上でございます。 ◆16番(高久昭二君) 病院の不動産の売却の話は一切なかったもんでしょうか。 ◆9番(阿部則比古君) 病院の不動産の売却につきましては、委員の間からも質問が出ませんでしたし、当局からも説明もございませんでした。 ○副議長(熊谷一夫君) よろしいですか。 ◆16番(高久昭二君) はい。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで質疑を終わります。 これで市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) おはようございます。 令和2年12月9日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月10日午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、5名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、八柳農林商工部長、細川観光文化スポーツ部長、草なぎ建設部長ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案8件です。 さきに結果から御報告いたします。 産業建設常任委員会からの委員会報告書のとおり、全議案について全会一致で原案を可とすべきものと決定しております。 付託議案の中で、新たに制定される議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定についてを抜粋して御報告いたします。 武家屋敷河原田家は、文化庁の補助を受け、4年かけて大規模改修を行ってきたところだが、その改修も今年度で終わり、来年度から有料で公開することを目的に、本条例を制定するものです。有料での公開となりますが、他の施設と同様、市民の方は無料で公開する内容です。 委員からは、収支計画、単年度黒字に向けた集客の取り組みについて質疑がありました。 当局からは、武家屋敷の他の施設等の実績を参考に、5万人の利用を想定した。維持管理経費については、公開初年度だけかかる経費が約60万円ほどである。その部分を差し引くと、赤字の部分が減少する見込みであるが、樺細工伝承館や美術館などと連携を図りながら、武家屋敷河原田家のPRに努め、集客につなげたい。その結果、単年度黒字になることが望ましいが、武家屋敷を構成する1つの施設として、しっかりと管理に努め、検温モニタの設置、消毒の徹底など、コロナ対策も万全に行いたい。 以上のように要約される答弁がありました。 これで産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○副議長(熊谷一夫君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久議員。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査、御苦労さんでございました。大きく2つちょっと簡単にお伺いしたいと思いますので、簡潔な答弁で結構ですので、どうかよろしくお願いします。 議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定について、今回ですね文化庁からの補助をいただいて、委員長おっしゃったように来年度から有料公開に踏み切るということは、伝建群にとっても画期的なことではないかなと思います。その中でですね、細かいことではございますけども、公開するに当たって、その中の資料ですね、展示資料、具体的には、この河原田家というのは非常に資産家でございまして、指折りの昔、資産家だったようです、県内でも。それで、いろんな書画・骨董なり、いろんなものがあると思うんですが、そういうのを、当家の許可をいただいて公開になさるもんでしょうか。第1点目。 それから2つ目はですね、今まである岩橋家とか、ほかの小野崎家ですね、小田野家、失礼しました。そういうほかの武家屋敷とも連携を図ることが必要だと思うんですが、それは見る人はどこへ行こうと自由なんですけども、観光客でもそういう人方が周遊できるような仕組みを今後検討される必要あるんじゃないかなと私は思うんですが、その点は何も意見がなかったのか、または当局からの説明もなかったのか、その点を確認したいと思います。 2つ目に、報告には触れてございませんけども、議案第171号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)、この前の議案質疑でも私ちょっとお伺いしましたけども、当局のほうに。水道未普及地域というのは、特に神代地区のですね、西木のほうからの余剰の上水道を引っ張ってくるようなんですけども、森腰のほうからですね、のほうに向けて。それでもただ、あくまでも、ぜひ必要とする、欲しいという方々、それ事前に調査してその上でやるんだということでございましたけども、その何か具体的なアンケート調査の案とかですね、または自己負担がどれぐらいかかるとか、そういう細かい説明等はあったもんでしょうか。その点を確認したいと思います。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) 答弁を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 今、高久議員の御質問にお答えします。 議案第152号のほうからですけれども、その資料の公開の部分については、特段委員の間で議論になっておりません。 また、2つ目の他の家といいますか、施設との連携ということでございますが、この部分につきましては、当局より、連携を深めて河原田家のほうにも集客を増やしていきたいということを考えているということで話はございました。 それから、171号でございますが、これは議案質疑でも議員のほうで質問されていた部分に対して当局より答弁があったとおりでございますし、私ども委員会としては、それ以上の議論には至っておりません。 以上でございます。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 河原田家に伺うと分かるんでございますけども、非常に立派な庭園の樹木なりも当然あるし、それは小田野家も当然ありますけれども、それとあと玄関の正面のとこですね、大きい衝立みたいなあるんですよ。いつもぱっと目にするんですが、もちろん我々は中に入れることはできないんですけども、必要によっては座敷といいますかね、奥のほうは無理にしても、正面の玄関のあたりまでは中に入れてもらえる可能性はあるのかないのか。ちょっと細かいことをお伺いするようですけども、今回の観光文化スポーツ部の体制が整い次第にそういうふうな方向に向かうのかどうか、その点もし説明なりがあったとすればお答え願いたいと思います。 ○副議長(熊谷一夫君) 答弁、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 質問にお答えします。 今御質問のような内容についての説明、それから委員会としての議論には至っておりません。 以上でございます。 ○副議長(熊谷一夫君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで質疑を終わります。 これで産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。それでは、私のほうから予算常任委員会の報告を申し上げます。 議員各位には、審査の経過及び結果については御承知のことですので、要点のみ御報告させていただきます。 12月9日に付託された議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)につきまして、同日と同月15日及び同月16日の3日間にわたり田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。 出席委員は、12月9日及び同月16日は16名全員で、同月15日は15名で、熊谷一夫委員が欠席でした。 12月9日は、黒沢議長に職務出席をいただいております。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長ほか関係職員であります。 会議の書記は、議会事務局の高橋補佐、堀川係長、高橋技術員を任命いたしました。 各分科会の審査期間は、12月10日から翌日11日の2日間で、全ての審査期間は延べ5日間であります。 それでは、各分科会の報告から主な事項を抜粋し、要約して報告をいたします。 初めに、総務文教分科会での質疑応答から、次の2点について要約して報告いたします。 1、財政調整基金及びふるさと仙北応援基金について。 補正予算後の財政調整基金の残高は、8億7,924万4,000円だが、令和元年度決算の剰余金のうち、2分の1相当額、約2億2,600万円を財調基金に積み立てしている。 今年度の新型コロナウイルス対策の経費は、国の地方創生臨時交付金の対象になるので、本市への配分額が決定後には、事業の精算に合わせ、財源の調整をすることで、財調基金へ一定額の積み戻しができると想定している。 ふるさと仙北応援基金は、昨年度末で約5億6,000万円の残高があり、今年度、約13億円の積み立てを見込んでいる。 現在、基金から12億1,945万円の繰り入れを予定しているので、今年度末の残高としては、5から6億円と想定している。 2、教育コンピューター推進事業について。 従来の教科書のほかに、生徒のタブレット端末にも教科書がインストールされ、資料などの取り込みも可能となる。子どもたちは、タブレットで拡大したり、切り取ったりして自由に加工しながら、自分なりに工夫した資料の作成ができるようになる。 なお、国の補助金を活用したギガスクールサポーター事業では、各学校を巡回しながら、主に教職員を対象としたタブレット端末のセットアップの支援や、操作の研修会の講師などのサポートをしていただく予定である。 次に、市民福祉分科会の質疑応答から、次の2点について要約して報告いたします。 1、不法投棄監視費35万9,000円の減額について。 昨年度まで、不法投棄監視員は3地区3名の9名だったが、今年度から会計年度任用職員として採用することになり、募集したところ1名の応募だったことが減額の主な要因である。 来年度は、監視員を各地区1名ずつ、3名を確保したい。 不法投棄されたごみの量では、昨年度は540キログラムで、今年度は、数年来、「ごみ置き場」的になっていたところも含め、大量に回収した結果、860キログラムと、昨年度よりも多くなった。 2、診療所費歯科診療所管理運営費530万1,000円について。 補正の内容は、新型コロナウイルス感染症を起因とする薬剤代等である。備品購入費139万5,000円では、歯科診療は患者との距離が近いので、アクリル製ではない仕切り板を購入予定である。 また、西明寺診療所をはじめ、医療機関でインフルエンザワクチンの不足が生じており、角館総合病院、田沢湖病院では若干の入荷の予定はあるものの、今後、ワクチンの入荷は期待できない状況である。 最後に、産業建設分科会の報告から、仙北市冬のプレミアム観光支援事業2,699万9,000円について要約して報告いたします。 この事業は、例年の課題である冬期間の観光客の落ち込みに加え、今年はコロナ禍により、さらなる追い打ちが想定される中、市独自の施策として、お土産店だけではなく、宿泊施設、飲食店でも利用できる「プレミアム観光券」を発行し、市内経済を支援する目的で行うものである。 「プレミアム観光券」の販売額は1枚500円で、1,000円分の利用が可能なプレミアムを付ける。 発行枚数は4万枚。 購入の対象は、仙北市住民のほか、全国を対象とする。 購入の方法は、往復はがきにより事前に申し込みを受け、抽選を行い、当選者は、返信はがきを持参の上、仙北市にお出でいただき、市内の観光協会、駅前蔵、フォレイク、カタクリ館で購入・換券していただく。 宣伝費用として、東北6県の各地方新聞への広告掲載ほか、インターネットによる広告等を予定している。 利用期間は、令和3年1月上旬から3月末頃までとする。 この事業は、田沢湖・角館観光協会への委託を予定している。 以上が制度設計時点での事業の概要であります。 これに対し、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の状況から、「プレミアム観光券」が購入できる対象を「全国」と設定することに対する危惧、さらに「十分な経済効果が期待できる発行枚数なのか」という議論の末、当局から、現時点での対応措置として第2案が示されました。 その概要は、当初予定の「プレミアム観光券」を購入できる対象「全国」を「秋田県内」に、総発行枚数「4万枚」を「4万6,000枚」に、広告宣伝「東北6県各地方新聞への広告」を「県内新聞への広告」に切り替え、浮いた経費を「観光券」の増刷へ回し、総額2,699万9,000円の枠内で委託事業として実施したいという概要であります。 これに対し、委員から、「事業の実施期間は、当然今年度末となるが、年度内の精算を考えた場合、余裕を持った『観光券』の利用期間について」と、「購入可能な対象範囲は『全国』から『秋田県内』に限定されたが、秋田県内で大規模クラスターが発生した際の対応について」を問う質疑に対し、当局からは、「精算期間を考慮した最大限の利用可能期間を検討する。当初の制度設計時点から、新型コロナウイルス感染の動向を見ても、見直し等の対応をしなければならないと考えていた。今後も、感染ステージの状況により、最悪の場合には事業自体を取りやめざるを得ない可能性もあると考えている。ただし、地域経済の核の一つである観光事業に対し、現時点ででき得る最大限の範囲において支援していきたい。」との答弁でありました。 各分科会の報告からの抜粋要旨は以上であります。 討論では、反対、賛成の立場から次に要約される討論がありました。 反対討論では、仙北市冬のプレミアム観光支援事業は、2,699万9,000円もの一般財源を投下し、田沢湖・角館観光協会に委託して行う事業であるが、全国に広がる新型コロナウイルスの感染症の拡大のため、国の「Go To トラベル」さえ、今月28日から来年1月11日まで一時停止する方針である。本市においても、いつ発生してもおかしくない状況下で、しかも感染の状況によっては対応が変わるという、非常に曖昧な事業予算である。市独自の経済対策とするならば、大仙市のような各種事業者への給付金制度に組み替え、より効果的な予算とするべきである。したがって、冬のプレミアム観光支援事業を含む本予算には反対する。 賛成討論では、冬の観光シーズンに向けて取り組んできた観光関係者にとって、「Go To トラベル」の一時停止は想像以上の落胆と考える。今回、仙北市冬のプレミアム観光支援事業は、夏のような効果は期待できないまでも、市内の宿泊施設やお土産店、特に飲食店で使用できることは、観光事業の下支えにつながる。感染予防への細心の注意、個々人の慎重な行動がとられるならば、事業の推進は可能と考える。また、感染予防対策として、無症状でも、希望があれば新型コロナウイルス感染症の病原体検査の費用が助成される予算も計上されるなど、複数の感染対策が含まれる本予算が、市民の安心・安全を図るための万全な環境となることを期待して賛成する。 仙北市冬のプレミアム観光支援事業については、苦渋の決断だが、コロナ対策を十分にとることはもちろん、以下の4点につき意見を述べて賛成する。 1 宿泊業、飲食業にとっては有効な支援となりそうだが、お歳暮や帰省客のお土産の需要が少ない時期というこれまでの実態からすると、お土産店にとってはメリットが少ない事業である。今後、こうした支援を行う際には、平等に恩恵に預かれる時期に実施すること。 2 「プレミアム観光券」は、日常品のビール等について、明確に対象とならない旨の説明会を実施の上、確実に市内の特産品や工芸品の振興につなげること。 3 今年はコロナ禍によるイベント中止が相次ぎ、観光業界では危機感を募らせている。来年の「さくらまつり」は予算を前倒ししてでも実施すべきであることから、「プレミアム観光券」の抽選に漏れた方へ、来年の「さくらまつり」で使える駐車場の無料券を進呈して誘客に努めるべきである。 4 「プレミアム観光券」の申し込みは、お客様に往復はがきを負担させることなく、返信用はがきで対応すべきと考える。 いずれにせよ、新型コロナウイルス感染症の影響により事業が中止を余儀なくされることになっても、最小限の損害で済む配慮をすべきである。 以上の討論の後、起立により採決を行った結果、議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)については、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 以上で予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○副議長(熊谷一夫君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略します。 これで予算常任委員長の報告を終わります。 これで各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定について及び日程第2、議案第151号 仙北市農業集落排水事業償還基金条例制定についての各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第3、議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうもおはようございます。 それでは、議長から指名いただきましたので、簡潔に討論をさせていただきたいと思います。 今回、仙北市武家屋敷河原田家条例を制定するにつきましては、非常に先ほどの質疑でも述べさせていただきました画期的なことでないかなというふうに私思います。河原田家は、かつて当主が非常に資産家であり、また財力を投下して西木地区の桧木内川の支流を発端にした水力発電の事業を行ったということは、皆様方も伝承館の中にそういう機械が、外国製の機械があることを御存知と思います。それだけ色々な事業を展開した方でもありますし、また、当家には非常に貴重な書画・骨董、また公開できる部分があるのではないかなと思います。そういうことを、この当主ともよく御相談して御了解をいただいた後に公開した中で、多くの方々に見ていただいて、観光客にも、またこれからも誘客につなげていただきたいということを特にお願いしまして、今回の議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定についてを賛成いたします。 以上、賛成討論を終わります。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第152号に対する討論を終わります。 日程第4、議案第153号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定についてから日程第18、議案第167号 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第19、議案第168号 令和2年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 続きまして、議案第168号 仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。 生保内財産区は、かつて田沢湖町時代にも非常に貴重な財産であり、それが現在にも多く生かされてございます。その中で今後また必要となるとすれば、いろんな改善点がもしあるとすれば、我々総務文教常任委員会でも意見が出されてございましたけれども、生保内財産区で貸付しております土地の貸付収入のうち、なかなかお金を払っていただけない方が長期間にわたって存在してございます。そういう方々に対しては、仙北市の監査委員の方々ともよく御相談の上で、また市長なり市当局との協議を経て、やはりどのような処分をするかを財産区管理会の会長、また役員の方々の御協議の上で、やっぱりもう少し処理すべきではないかなということと、さらには、今後分収林の収入、そして新たな造林事業、いろんなことが必要に迫られてくると思いますので、そういう財産を今後増やしていただくことを、価値を高めていただくということを強くお願いしまして、本議案、議案第168号 仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)に賛成いたします。 以上をもって賛成討論を終わります。     (「議長」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 17番、稲田修君。 ◆17番(稲田修君) 賛成討論の中で、財産区の管理会の会長という名称なんですよ。組合長という名称でないんですよ。そこをやっぱり発言を訂正させるようなことをしなければ、議事録にこれ組合長で残るすべ。そのあたりちょっと事務局長と相談しながら発言の訂正を求めたほうがいぐねえすか。 ○副議長(熊谷一夫君) 後刻、議事録を調査の上、善処いたします。 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第168号に対する討論を終わります。 日程第20、議案第169号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)から日程第26、議案第175号 公の施設(仙北市民バス向生保内線)の指定管理者の指定についてまでの各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第27、議案第176号 公の施設(仙北市民バス中川線及び下延八割線)の指定管理者の指定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 議長に指名していただきましたので、簡潔に討論をさせていただきたいと思います。 議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について、角館町では、御承知のとおり西宮家が受託をしましたスマイルバスを毎日走らせて運行なさっておるわけでございます。西宮家は田町武家屋敷の中核にあたりまして、非常に意義ある施設ではございますけども、皆様方も御承知のとおり、昨年、JR東日本が「和のゐ」という新しい高級ホテルを立ち上げてまいりましたが、あそこが本当のメインでございまして、前蔵を活用した中で、残念ながらコロナ禍の中でほとんど宿泊がございませんが、そういうのも私は西宮家にも多分マイナスの影響が出ておるんじゃないかなというふうなことを考えておるわけでございます。そういうふうな中で、今後、西宮家のその指定管理をする中で、その社長である花葉館の社長ともよく協議をされまして、どういうふうな方向をとるべきなのか。それからスマイルバスの運行の在り方も含めて、色々企画政策課とも中心に検討をしていただくことをお願いしまして、本議案に賛成いたします。 以上をもって賛成討論を終わります。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第176号に対する討論を終わります。 これで各議案に対する討論を終わります。 11時10分まで暫時休憩します。                             (午前10時59分)--------------------------------------- ○副議長(熊谷一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時10分)--------------------------------------- これから採決を行います。 日程第1、議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定についてから日程第13、議案第162号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する各委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第14、議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○副議長(熊谷一夫君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第15、議案第164号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)から日程第27、議案第176号 公の施設(仙北市民バス中川線及び下延八割線)の指定管理者の指定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する各委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査について ○副議長(熊谷一夫君) 日程第28、閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務文教常任委員長から、タブレットに掲載した請願第8号 総合体育館の早期建設に関する請願書について、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○副議長(熊谷一夫君) 日程第29、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載した本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第178号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○副議長(熊谷一夫君) 日程第30、議案第178号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第12号)を議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第178号の御説明をいたします。 初めに、令和2年度補正予算一般12号予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第178号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第12号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,349万5,000円を追加し、補正後の額を271億9,967万5,000円とするものです。 7ページをお開きください。 歳入を御説明いたします。 14款2項2目、説明欄、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金1,746万3,000円は、国で実施するひとり親世帯への給付金分です。 17款1項2目、説明欄、ふるさと仙北応援基金2億円の追加は、11月末までの寄附金累計額が約7億7,500万円、12月の実績見込みが約5億2,500万円と、想定していた寄附額13億円を超える見込みとなったことから、15億円に増額するものです。 18款1項3目、説明欄、ふるさと仙北応援基金繰入金1億2,603万2,000円の追加は、寄附金の増額による、ふるさと納税ふるさと便事業費分でございます。 8ページをお願いします。 歳出です。 2款1項6目、説明欄、ふるさと納税ふるさと便事業費1億2,603万2,000円の追加は、寄附金の追加に対応する分の事業費を増額するものです。 同じく説明欄、ふるさと仙北応援基金積立金は、ふるさと納税の増額に伴うもので、積立額に2億円を追加し、15億5万円とするものです。 3款2項1目、説明欄、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費1,746万3,000円の追加は、6月議会で可決され実施した国の給付事業の第2弾として行うもので、1世帯当たり5万円を給付し、第2子以降は1人につき3万円を給付するものです。 以上で議案第178号の説明を終わります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○副議長(熊谷一夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、議長から指名いただきましたので、簡単に簡潔に質問させていただきたいと思います。 議案第178号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第12号)ですね、この中でですね、1つ目は、ひとり親家庭の世帯に関する国からの制度に基づく、今回、ひとり親家庭に5万円の給付なんですけども、ちょっと細かいことをお聞きするようで失礼ですけども、いつの時点でひとり親になった方、例えば10月1日付けなのか、今、あと12月に入って半ば過ぎたんですけども、現時点の、これは予算が今日可決されれば今月の12月1日からの時点の調査に基づくひとり親家庭なのかということと、あと仙北市内で全体でですね何所帯ぐらい該当なさる方がおられるのか。世帯数だけで結構です。個人情報に絡むものですから。その点についてお答え願いたいと思います。 それから、ふるさと納税の寄附金が非常にたくさん集まっていただいていることは、非常にこれ大変喜ばしいことだと思いますが、県内で断トツ仙北市がトップなもんでしょうか。それと、その件数も含めてですねお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) 答弁を求めます。竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員の質問にお答えします。 1点目のいつ時点ということで、これについては、6月補正と同等、同じ追加給付ということですので、12月11日時点でのひとり親世帯の対象になってます。実際のところは6月の児童扶養手当の対象者が今回の追加の給付の対象者となってます。 あと、世帯数ですけども、第1子の対象者が331人、331世帯ということになります。 ○副議長(熊谷一夫君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 県内ではトップでございます。 それと、11月までの件数でございますが、累計で3万8,898件となってございます。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 竹下市民福祉部長にちょっと確認の意味でお尋ねしたいんですけども、12月11日時点と今おっしゃいましたか。俺ちょっと聞き違いであれば訂正しますけども。 それともう一つはですね、ひとり親といいますか、つまり母親がいるか、逆に言えば父親だけという世帯もあれば、私、子どもの時から大変不幸な方がおって、両親とも病気で亡くなって、おじいさんとかおばあさんに見ていただいてる方がおったんですよ。今もそういう世帯があるもんでしょうか。もしあれば何世帯ぐらいあるのかお知らせ願いたいと思います。 ○副議長(熊谷一夫君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 先ほどの12月11日時点ってのは予算の関係で、実際は6月の児童扶養手当の対象となっている方です。 あとは世帯、母子父子ありますけども、対象者についてはその内訳ちょっと今把握してませんけども、ただ対象者としては、母子の方は301世帯、8月1日現在ですけども、父子については55の356世帯がひとり親世帯というふうに把握してます。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 答弁されてないんですけども、不幸にしてですね非常にかわいそうなことなんですけども、両親とも亡くしている方も中にはですねおられるんじゃないかなと想像するんですが、つまりおじいさんとかおばあさんが見ていただいてるという世帯は該当なるもんでしょうか。親じゃないけども。 ○副議長(熊谷一夫君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 対象になります。看護してる、観察保護してるという方になれば対象となります。 ○副議長(熊谷一夫君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第178号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、議案第178号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第30、議案第178号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第12号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○副議長(熊谷一夫君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第14号~議員提出議案第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○副議長(熊谷一夫君) 日程第31、議員提出議案第14号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守ることを求める意見書の提出についてから日程第34、議員提出議案第17号、新型コロナウイルス感染症を教訓に感染症対策を含めた地域医療構想に見直しすることを求める意見書の提出についてまでの各議案を一括して議題とします。 説明を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、私のほうから説明をさせていただきたいと思います。 議員提出議案第14号から第17号までの4議案について説明いたします。 初めに、議員提出議案第14号から第15号については、市民福祉常任委員会委員5名全員の発議であります。 議員提出議案第14号、意見書の提出について。 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守ることを求めることについて、別紙(案)のとおり、内閣総理大臣ほか記載の3名に対し意見書を提出するものです。 意見書案は次のページをご覧願います。 要約して説明いたします。 新型コロナウイルス感染対策の教訓を経て、そして新たなウイルス感染や自然災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込み、国民が安心して暮らせる社会実現のために、下記の事項について意見書を提出する。 1 今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行うこと。 2 公立公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。 3 安全・安心の医療・介護提供体制を確保するため、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること。 4 保健所の増設・保健師等の増員など公衆衛生行政の拡充を図ること。ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。 5 社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。 以上により、意見書提出するものです。 令和2年12月18日 秋田県仙北市議会副議長 熊谷一夫 以下、提出者等は省略させていただきます。 次に、議員提出議案第15号 新型コロナ対策を強化し、安心して介護を継続できるようにするため介護保険制度抜本的改善を求めることについて、別紙(案)のとおり、衆議院議長ほか記載の4名に対し意見書を提出するものです。 次のページの意見書案を要約して説明いたします。 高齢化の進展に伴い、今後一層高まっていく介護需要に応えていくためにも、また、感染症のような新たな事態に対処していくためにも、安心できる介護保険制度への抜本的な改善は不可欠であることから、下記の事項について意見書を提出する。 1 衛生用品・防護具の安定的な供給、介護従事者・利用者に対する必要なPCR検査の迅速な実施、介護事業所への経済的支援、介護従事者への支援など、新型コロナウイルス感染症に対する対策を強化すること。 2 2021年4月から実施される介護報酬の改定において、介護の質の向上、安定的な事業所経営、感染症への適切な対応が可能となるよう、介護報酬の引き上げ、見直しを実施すること。 3 すべての介護従事者の給与を全産業平均水準までに引き上げること、その財源は全額公費負担で賄うこと。 4 保険財政における国庫負担割合を大幅に引き上げ、利用料、介護保険料の軽減など必要な時に必要な介護を受けられるよう、介護保険制度の改善を図ること。 次に、議員提出議案第16号については、提出者、阿部則比古、賛成者、平岡裕子議員、八柳良太郎議員の3名からの発議であります。 議員提出議案第16号 意見書の提出について。 75歳以上医療費窓口負担2割化の中止を求めることについて、別紙(案)のとおり、衆議院議長ほか記載の4名に対し意見書を提出するものです。 次のページの意見書案を要約して説明いたします。 後期高齢者の医療費窓口負担2割化は、受診抑制を強め、疾病の早期発見を遅らせ、結果的に医療費の高騰にもつながり、高齢者の暮らしと命、健康を守る上でも、また国の財政にも大きな影響を及ぼすため、下記の事項について意見書を提出する。 1 75歳以上の医療費窓口負担を2割にしないこと。 最後に、議員提出議案第17号については、市民福祉常任委員会委員5名全員の発議であります。 議員提出議案第17号 意見書の提出について。 新型コロナウイルス感染症を教訓に感染症対策を含めた地域医療構想に見直しすることを求めることについて、別紙(案)のとおり、衆議院議長ほか記載の4名に対し意見書を提出するものであります。 次のページの意見書案を要約して説明いたします。 現在の地域医療構想の中では、新型コロナウイルスのようなパンデミックを引き起こす感染症対策は考慮されていない必要病床数となっている。当然ながらパンデミックと同時進行で一般の疾病を診ることなども全く想定外であります。地域医療構想新型コロナウイルス感染症や今後の新興インフルエンザ感染症対策なども考慮して抜本的に見直すため、下記の事項について意見書を提出する。 1 新型コロナウイルス感染症を教訓に感染症病床対策を含めた地域医療構想に見直しをすること。 以上の4議案は、本日付けで地方自治法第99条の規定によって意見書を提出するものであります。 議員各位におかれましては、何とぞ趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようにお願いを申し上げ、説明といたします。 以上です。 ○副議長(熊谷一夫君) これから質疑を行います。 議員提出議案第14号について質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで質疑を終わります。 続いて議員提出議案第15号について質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで質疑を終わります。 続いて議員提出議案第16号について質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議員提出議案第17号について質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議員提出議案第14号から議員提出議案第17号までの各議案については、市民福祉常任委員会の委員全員等の提案ですので、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第14号から議員提出議案第17号までの各議案については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。 議員提出議案第14号について討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 討論なしと認め、討論を終わります。 議員提出議案第15号について討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 討論なしと認め、討論を終わります。 議員提出議案第16号について討論ありませんか。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、議員提出議案第16号 75歳以上の医療費窓口負担2割化の中止を求める意見書の提出について、賛成の立場から討論をいたします。 政府は、原則1割の75歳以上の後期高齢者医療費の窓口負担について、負担能力に応じたものへと改革していくとした上で、単身世帯年収200万円以上の2割負担の導入の方針を15日に臨時閣議で決めました。今後、団塊の世代が75歳以上になり始める2022年までに実施できるように、法制上の措置を講じようとしています。 市内においては、75歳以上の方は市民全体の23%ほどになります。25歳以上の方や間もなく75歳を迎える方からは、「私は1割のまま」、「私はぎりぎりちょっと出ちゃうから倍になる」と生活の不安がよどみなく語られています。「年金受給開始時は、余裕はないがこの年金で暮らせていけると思った。今は年金が目減りしていく中で、医療、介護保険料の支払いの拡大、医療費の窓口負担が2割になるなんて思ってもいなかった。年金暮らしは本当に厳しい。ひとり暮らしは大変だよ」という切実な声が聞かれます。 2割負担を導入し、現役世代の保険料を抑える額はどれぐらいになるでしょうか。年間2,000円にもならないという試算があります。2割負担は、高齢者だけでなく、高齢者親族の生計を支える現役世代にも打撃となります。2割負担により受診を我慢する受診控えを広げ、重症化し、医療費が増える可能性がとても懸念されます。 以上申し上げ、後期高齢者医療費窓口負担2割負担導入の中止を求めるこの意見書について、意見書の提出について私は賛成するものであります。どうか皆さんの御賛同、よろしくお願いしたいと思います。 ○副議長(熊谷一夫君) ほかに討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) これで討論を終わります。 議員提出議案第17号について討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 討論なしと認め、討論を終わります。 これから採決を行います。議員提出議案第14号、第15号を一括して採決します。 日程第31、議員提出議案第14号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守ることを求める意見書の提出について及び日程第32、議員提出議案第15号 新型コロナ対策を強化し安心して介護を継続できるようにするため介護保険制度抜本的改善を求める意見書の提出についての各議案を一括して採決します。以上の各議案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、原案のとおり可決されました。 日程第33、議員提出議案第16号 75歳以上医療費窓口負担2割化の中止を求める意見書の提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○副議長(熊谷一夫君) 起立多数。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第34、議員提出議案第17号 新型コロナウイルス感染症を教訓に感染症対策を含めた地域医療構想に見直しすることを求める意見書の提出についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○副議長(熊谷一夫君) 日程第35、議員提出議案第18号 仙北市議会基本条例の一部を改正する等の条例制定についてを議題とします。 説明を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは、議員提出議案第18号について御説明させていただきます。 議員提出議案第18号をご覧願います。 議員提出議案第18号 仙北市議会基本条例の一部を改正する等の条例制定について。 仙北市議会基本条例(平成22年仙北市条例第14号)の一部を改正する等の条例を別紙のとおり制定するものとします。 令和2年12月18日提出 提出者、仙北市議会議員 高橋豪。 賛成者、同 小木田隆、同 門脇晃幸、同 高橋輝彦、同 田口寿宜、同 荒木田俊一、同 伊藤邦彦、以上、議会運営委員会の委員全員の提案でございます。 次のページをご覧ください。 第1条では、仙北市議会基本条例の一部改正です。 内容は、第7章、これは政務活動費の執行と公開を定めている章なので、この第7章を削除することで、以下の章と条文をそれぞれ繰り上げるものであります。 第2条では、仙北市議会政務活動費の交付に関する条例(平成24年仙北市条例第29号)を廃止するものであります。 附則では、この条例は、公布の日から施行するという条例の内容であります。 提案の理由について御説明申し上げます。 10月22日付け議会改革推進協議会の稲田座長からの中間答申で、今年度、新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び市内経済対策に充てるため、全議員が政務活動費の申請を辞退し、6月定例会で当該経費の全額を減額した経緯を踏まえ、これから感染症が一定の収束を迎えた場合でもコロナ禍以前と同様のスタイルでの活動は極めて難しいと想定されることから、政務活動費を廃止し、当面、感染症の防止対策や市内の経済対策に充てるべきとするものでございます。 以上、提案の趣旨に御理解、御賛同いただき、何とぞ全会一致で御可決賜りますようお願い申し上げ、説明にかえさせていただきます。 以上でございます。 ○副議長(熊谷一夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議員提出議案第18号については、議会運営委員会全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により、各委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 討論なしと認め、討論を終わります。 これから採決を行います。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。本日の議決の結果、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を副議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○副議長(熊谷一夫君) 異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う条項、字句、数字、その他の整理は、副議長に委任することに決定をいたしました。 これで本定例会の日程は全て終了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○副議長(熊谷一夫君) 市長から発言の要請がありますので許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 11月27日に開会をした令和2年第7回仙北市議会定例会の閉会にあたり、御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした令和2年度補正予算案、条例案等、また本日追加提案した案件等、多数の議案について、活発かつ慎重な御審議を賜り、全ての議案について御可決をいただくことができました。誠にありがとうございました。 お疲れの中、大変恐縮でありますが、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、職員の死亡事案に係る公務災害認定請求についてであります。 昨年7月22日に発生をした生保内中学校での職員の死亡事案については、同年9月24日付けで御遺族が請求者となって地方公務員災害補償基金秋田県支部に認定請求の申請をしていましたが、令和2年12月11日付けで地方公務員災害補償法の規定に基づく審査の結果、本件について公務上の災害と認定した旨の通知が御遺族と職員の任命権者である教育委員会にありました。御遺族からは、「公務災害が認定されたことに安堵している。これまで支援していただいた方、協力していただいた方など、いつも励ましてくれた皆様に心から感謝しています」とのお話をいただきました。改めて亡くなった職員の御冥福をお祈り申し上げますとともに、二度とこのようなことが起こることのないよう、職員への注意喚起と風通しの良い職場づくりに努めます。 次に、赤上優人投手のプロ野球埼玉西武ライオンズ入団についてであります。 プロ野球埼玉西武ライオンズに育成1位で入団をした西木町桧木内出身の赤上優人投手、角館高校卒業、東北公益文化大学であります、が、12月11日、入団報告のため来庁されました。赤上投手からは、ライオンズの柱になるようなピッチャーになりたいとの抱負をいただきました。子どもたちにたくさんの夢と希望を与えられる投手になってもらいたいと思います。 次に、田沢湖再生ネットワークの発足についてであります。 クニマスが山梨県西湖で発見されてから10年を迎えました。当初、クニマスの里帰りを目標に田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクトを立ち上げ、活動してきましたけれども、依然田沢湖の水質改善は進まず、クニマスが泳ぎ、繁殖活動をして命をつなぐことができる環境に至っていません。 こうした状況を踏まえ、これまでの連携により強化を図るべき田沢湖再生ネットワークを12月15日に発足しました。子どもたちや田沢湖の環境活動に取り組む市民団体の皆さんをはじめ、田沢湖に関わる大学等の研究者や企業、法人等、様々な方々とネットワークを構築し、田沢湖の再生に向けた新たな一歩として、田沢湖の水質改善、クニマスの里帰りの取り組みを推進していきたいと思います。 次に、仙北市国民健康保険税条例の改正漏れについてであります。 12月4日に仙北市の例規集を管理している業者、第一法規株式会社であります、からの連絡で、本市の国民健康保険税条例の改正が漏れていることが判明をしております。大変申し訳ない事案であります。 平成30年4月から、地方税法の改正に伴い、国民健康保険制度の財政運営が仙北市から秋田県へ移管され、仙北市が徴収した国民健康保険税を秋田県に納付する形となっておりますけれども、この部分について、平成30年3月31日まで改正する必要があったものであります。改正が漏れたことによる給付や国民健康保険税の徴収等、市民に影響はありません。 平成30年3月以降、複数回の条例改正を行っていて、これまでの条例改正内容等に影響がないか、現在調査を行っております。引き続き改正案の作成や原因調査等を行い、次の機会に改正案を提出させていただく方針であります。改めてお詫びを申し上げます。 次に、2021FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会についてであります。 来年3月6日から7日に7回目の開催を予定しておりました2021FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会について、このたび大会組織委員会が全日本スキー連盟と協議の上、国際スキー連盟に対し大会の中止を申し入れをし、承認をいただきました。 大会組織委員会は、秋田県や仙北市、秋田県スキー連盟、たざわ湖スキー場等の関係機関で構成され、これまでコロナ禍における大会運営の在り方等について協議を重ねてきましたけれども、選手や関係者はもちろん、地域住民にとって安全・安心な大会として開催することが難しいという判断に至ったものであります。楽しみにされていた人たちには大変申し訳ないと思いますけれども、安全を最優先した判断となりましたので御理解をいただきたいと思います。 2022年大会の開催を目指し、今後様々な状況を想定しながら準備を進めていきたいと考えております。 次に、角館総合病院の新型コロナウイルス自費検査についてであります。 角館総合病院で毎週水曜日に実施をしている新型コロナウイルス感染症の自費検査について、1月から検査件数を2件増やすことにしました。この2件は、これまでの検査件数5件とは別枠で、仙北市在住及び仙北市出身者に限り、追加で実施をしたいと思います。 次に、田沢湖病院発熱外来についてであります。 田沢湖病院の発熱外来は、現在、インフルエンザの検査のみ実施しておりますけれども、12月21日から新型コロナウイルス感染症の検査も開始する予定であります。検査は医師の判断により行い、方法は、基本的にはPCR検査の外部発注とする予定であります。 次に、令和2年度文部科学大臣優秀教職員表彰受賞についてであります。 生保内小学校三浦和義教諭が令和2年度の文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞することが決定しました。これは、生保内小学校の平成29・30年度の国立政策研究所教育課程研究指導指定事業、生活課であります、における研究主任としての研究実践と成果を高く評価されての受賞ということであります。 次に、SDGsバッジの贈呈式についてであります。 12月10日から25日にかけて、市内小・中学校及び大曲支援学校仙北校でSDGsバッジ贈呈式を開催しています。これは、SDGs未来都市に選定されている本市の子どもたち及び教職員全員にSDGsバッジを贈り、SDGsの意義を知り、活動への意欲を高めてもらうことが目的で、この後、各小・中学校では、児童会、生徒会が中心になってアイデアを生かして、SDGsに関わる様々な活動に取り組んでいくことになっています。 報告は以上であります。 なお、来週21日には、議会の皆様に御案内のとおり仙北市市役所角館庁舎の竣工式を行いますので、ぜひ御出席をお願いいたします。 令和2年も残すところあとわずかであります。この1年、コロナ対策に明け暮れた思いがあります。この脅威を払拭できずに新年を迎えることになります。議会の皆様にはコロナ対策で多くの御提案をいただき、制度をスタートさせることができました。本当に感謝申し上げます。また、市民の皆様には、コロナ対策感染拡大の防止で全力で御協力をいただきました。これも本当にありがたいことであります。どうか体調管理、危機管理に十分御注意をいただき、穏やかな年の始めを迎えてくださいますよう、また、新型コロナウイルスに打ち勝つ日が1日も早く来ることを祈り、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○副議長(熊谷一夫君) 私から、黒沢議長から今朝電話ありまして、21日退院予定ということでございました。皆様によろしくお伝えくださいということでございました。 これで本日の会議を閉じ、令和2年第7回仙北市議会定例会を閉会します。 コロナにかからないように、よいお年をお迎えください。御苦労様でした。お疲れ様でした。                             (午前11時57分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会副議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...