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11月27日-01号

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  1. 仙北市議会 2020-11-27
    11月27日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年 12月 定例会                             仙北市告示第130号 令和2年第7回仙北市議会定例会を、令和2年11月27日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 令和2年11月19日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          令和2年第7回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                 令和2年11月27日(金曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告    教育行政報告    議会動静報告    監査報告第4 議案第145号 専決処分の承認について第5 議案第146号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第147号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第148号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第149号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について第9 議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定について第10 議案第151号 仙北市農業集落排水事業償還基金条例制定について第11 議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定について第12 議案第153号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第154号 仙北市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第155号 仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定について第15 議案第156号 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第157号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第158号 仙北市保健施設条例の一部を改正する条例制定について第18 議案第159号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について第19 議案第160号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について第20 議案第161号 仙北市農林業者等健康増進施設条例の一部を改正する条例制定について第21 議案第162号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について第22 議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)第23 議案第164号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第24 議案第165号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第25 議案第166号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第26 議案第167号 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第27 議案第168号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)第28 議案第169号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)第29 議案第170号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第30 議案第171号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第31 議案第172号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第2号)第32 議案第173号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について第33 議案第174号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について第34 議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について第35 議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について第36 議案第177号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて---------------------------------------出席議員(17名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     代表監査委員    高橋祐策君                      地方創生・  総務部長      大山肇浩君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼            竹下義博君     観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     戸澤 浩君     教育部長      佐藤義一君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山隆誠君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                伊藤 聡君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   藤村幸子君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) ただいまから令和2年11月19日付けで招集の令和2年第7回仙北市議会定例会を開会します。 ただいまの出席議員は17名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 なお、本市議会では、インターネットによるライブ配信を行っていますので、あらかじめ御了承をお願いします。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、3番、高橋輝彦君、4番、小木田隆君を指名します。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(黒沢龍己君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 議会運営委員長の報告を求めます。5番、高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) おはようございます。 令和2年第7回仙北市議会定例会にあたり、11月20日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 委員は7名全員が出席しました。 職務出席として黒沢議長、委員外議員として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しております。 説明のための参与として門脇市長、倉橋副市長、大山総務部長大山総務部次長企画政策課長藤村総務課長草なぎ財政課長が出席しました。 書記には、議会事務局堀川係長を任命し、職務のため、三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程などについて協議いたしました。 第7回定例会に当局より提案される案件は、専決処分関係1件、条例関係17件、予算関係10件、その他2件、指定管理者関係2件、人事関係1件の計33件であります。 これらの提出案件について市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から12月18日までの22日間と決定しました。 会議の日程については、タブレットに掲載のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告の後、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 上程される議案のうち、議案第145号 専決処分の承認についてから議案第149号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてまでの5議案及び人事案件である議案第177号の計6議案については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略し、討論、採決まで行うことを確認しております。 会期2日目から10日目までを休会とし、会期11日目の12月7日と、会期12日目の12月8日の2日間を一般質問とし、質問者は両日とも、それぞれ4名を予定しております。 会期13日目の12月9日は、議案に対する質疑及び委員会への付託を行い、本会議の終了後に予算常任委員会を開催します。 この予算常任委員会には、議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)が付託されます。この議案に対する質疑を行い、その後、各分科会を設置して分担を行います。 会期14日目から21日目までを休会としますが、休会中の12月10日及び11日の2日間で、各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 会期19日目の12月15日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、同報告に対する質疑を行います。翌16日に議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)に対する討論、採決を行います。 最終日の12月18日は、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程であります。 市長、あるいは議員から、議案等の追加提案がされた場合は、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しています。 したがいまして、本定例会の会期は22日間とし、うち本会議が5日、休会が17日、この休会のうち4日間を各常任委員会等に充てる日程です。 次に、議会運営委員会では、10月22日付け議会改革推進協議会からの中間答申について協議しましたので報告いたします。 稲田座長から答申された「政務活動費の廃止」については、理由として、今年度、新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び市内の経済対策に充てるため、全議員が政務活動の申請を辞退し、6月定例会で当該経費を減額した経緯を踏まえ、これから感染症が一定の収束を迎えた場合でも、コロナ以前と同様のスタイルでの活動は「極めて難しい」と想定されることから、政務活動費を廃止し、当面、感染症の防止対策や市内の経済対策に充てていただきたいとするものであります。 議会運営委員会では、慎重に協議した結果、「政務活動費の廃止」を含めた答申の内容を、全会一致で承認しております。 なお、この件に関しては、議長から「本会期中に全員協議会を開催して、最終日に条例の廃止案を上程したい」という方針が示されておりますので申し添えます。 また、委員から、「教育委員会の委員の活動において、より広範な教育行政全般に積極的に関与され、そうした活動を市民に対して、より一層の可視化に努めていただきたい」という提起があったことも付け加えます。 以上、議事運営につきましては、特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(黒沢龍己君) お諮りします。今期の定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月18日までの22日間にしたいと思います。御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から18日までの22日間と決定いたしました。 お諮りします。会期中の休会については、ただいま議会運営委員長の報告のとおりとすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、会期中の休会については、議会運営委員長の報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(黒沢龍己君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、高橋祐策代表監査委員大山肇浩総務部長小田野地方創生総合戦略統括監竹下市民福祉部長細川観光商工部長、八柳農林部長、草なぎ雅人建設部長戸澤会計管理者、菅原医療局長、佐藤教育部長、大山隆誠総務部次長企画政策課長高橋宏和危機管理監伊藤田沢湖地域センター所長茂木角館地域センター所長山田西木地域センター所長藤村総務課長草なぎ郁太郎財政課長です。 なお、出席を求めた者のうち、小田野地方創生総合戦略統括監大山総務部次長企画政策課長高橋危機管理監茂木角館地域センター所長山田西木地域センター所長藤村総務課長は、新型コロナ感染拡大防止のため、別室での待機となります。御了承をお願いします。 以外の者については、必要に応じて出席を求めることにします。 会議の書記は、堀川係長、高橋技術員を任命します。 職務のための出席は、三浦事務局長、高階事務局次長であります。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(黒沢龍己君) 市政報告を行います。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 令和2年第7回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、新角館庁舎の開庁と組織再編についてであります。 新角館庁舎の建設事業は、庁舎本体及び公用車車庫棟の建築工事と第1駐車場の外構工事が終了し、12月11日終了予定の第2駐車場の外構工事をもって、全ての工事が完了いたします。また、備品等の搬入もほぼ終了し、11月29日には市民向けの内覧会を行います。 庁舎開庁に伴い、12月1日から新しい組織機構がスタートします。各地域センター市民センターに、観光商工部が観光文化スポーツ部に、農林部が農林商工部になるなど、より機動的な組織体制を構築しながら行政のデジタル化に積極的に取り組み、市民サービスの向上はもちろんのこと、より効率的な行政運営を目指します。 また、組織再編にあわせて12月1日付けで人事異動を発令し、新角館庁舎の開庁の準備を速やかに進めることにしております。 なお、12月21日の開庁日には、午前10時から「角館庁舎の竣工式」を執り行いますので、議員の皆様の御出席をよろしくお願い申し上げます。 次に、一般会計補正予算第10号及び第11号について御説明申し上げます。 第10号補正の補正額は1,601万5,000円の追加で、補正後の額は267億6,181万8,000円であります。補正事業は、仙北市プレミアム宿泊支援事業でありますけども、予算対応枚数を上回る使用があって宿泊施設への支払いを急ぐために10月14日付けで専決処分をしたものであります。 第11号の補正額は9,436万2,000円の追加で、補正後の額は268億5,618万円となります。主な事業は、新型コロナウイルス感染症病原体検査費用助成事業費歯科診療所管理運営費西明寺診療所管理運営費、秋田県信用保証協会保証料補給金、仙北市冬のプレミアム観光支援事業費一般教育振興総務費教育コンピューター推進事業費、旧石黒(恵)家公開事業費などであります。繰越明許費の補正は追加、地方債補正は変更であります。 次に、令和3年度の財政見通しについて申し上げます。 国の令和3年度予算は、経済財政運営と改革の基本方針2020において、コロナ禍、ポストコロナ時代における経済戦略など、感染拡大を踏まえた経済・財政一体改革を推進することとしております。 総務省の令和3年度概算要求では、地方の一般財源総額を新経済・財政再生計画を踏まえ令和2年度の地方財政計画の水準を維持するとしておりますけれども、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中で、地方交付税の原資となる国税、地方税ともに収入が大きく落ち込むことが見込まれ、例年以上に地方財政計画の注視が必要であります。 本市の財政状況をみると、歳入では、新型コロナの影響による市税の大幅な減少、歳入総額に占める割合の最も多い普通交付税で合併算定替の終了による減が見込まれるなど、非常に厳しい状況が予想されます。 歳出では社会保障費の増加、また、会計年度任用職員制度就職氷河期世代採用等の人件費、公共施設・インフラの老朽化による維持管理費、繰出金、そして新型コロナ対策など新たな行政需要も加わって厳しい財政運営となることが予想されます。 令和3年度当初予算では、これまで経験したことのない社会情勢の中で、見通しの厳しい状況にあっても市民の健康と生命と生活を守ることを最優先とし、市民生活の基盤となる施策を実施します。 予算編成にあたっては、歳入では引き続き市税等各種収入金の収納率の向上、積極的な遊休資産の処分、仙北市応援寄附金の増収対策など、あらゆる財源の調達に全力を尽くします。 歳出では、全ての既存事業をゼロベースで見直し、廃止、縮減、新たな視点での大胆な再構築等を行い歳出抑制に取り組み、真に必要な施策と事業を実施します。 社会情勢の変化を的確に捉え、新型コロナへの対応、将来に持続可能な仙北市の実現に努める姿をしっかりとお示しします。 それでは、各部局等の主要事項及び諸般の状況を御報告申し上げます。 総務部であります。 令和2年秋の叙勲等の受章についてであります。 11月3日、秋の叙勲の発表がありました。仙北市では元西木村長の田代千代志さんが、地方自治功労で旭日双光章を、保護司の藤本得夫さんが、更生保護功労により瑞宝双光章を、元仙北市消防団第8分団長の相馬武夫さんが消防功労で瑞宝単光章を受章されました。 また、11月6日、秋田県地方自治功労者表彰では、自治功労により青柳宗五郎前議長と真崎寿浩議員が表彰されました。 この度の受章、表彰は、永年にわたる職務の精励や功績、功労が認められたものであります。市民の皆様と共に御労苦に感謝し、心からお祝いを申し上げます。 総合教育会議についてであります。 11月13日、令和2年度第2回総合教育会議を開催しました。案件は、組織再編についてであります。観光文化スポーツ部の新設について、新たな文化や資産の掘り起こし、高齢化が著しい文化団体の維持や支援、市民が身近に感じられる生涯スポーツの実現などを、縦割りではなく柔軟に取り組んで欲しいとの意見がありました。 文化財を保護しながらその価値を見せるという観光的側面に、スポーツ振興も加えた施策の横展開を図る旨の情報共有を行いました。 また、多くの美術作品等の寄贈により、保管場所の確保が年々困難になっている事例があることから、旧角館総合病院管理棟の今後の整備方針等について説明を行いました。 矢口高雄さんの御逝去についてであります。 横手市増田出身の漫画家・矢口高雄さんが、先週20日に御逝去されました。矢口高雄さんには、クニマス里帰りプロジェクトで本当にお世話になりました。2010年の発見直後の記者会見、これは山梨県富士河口湖町であります。翌2011年に開催した「クニマス発見記念フォーラム」や「クニマス特別企画展」などで、プロジェクトについて多くの御協力と御指導をいただきました。まだまだ御助言をいただきたいことがありましたけれども、大変残念であります。心から御冥福をお祈り申し上げます。 第三セクター4社の今後の運営についてであります。 市内の第三セクター4社については、厳しい経営状況にありますけれども、地域の観光拠点として、それぞれの施設の特色を生かしながら運営を続けております。しかしながら、コロナ禍の中で第三セクター4社も休業を余儀なくされるなど大きな影響を受けていて、融資制度の利用や国の持続化給付金、雇用調整助成金の活用などによって当面の資金繰りをしている現状にあります。 こうした中で、主要取引先の金融機関と今後の運営について協議を続けておりますけれども、金融機関からは、抜本的な見直しが必要な局面にあって、早急に方向性を出すべきとの意見をいただいております。このため、第三セクター4社の事業継続について、最終的な判断をしなければならないものと考え、会社の整理統合に実績のあるコンサルタントを紹介いただき、数回打ち合わせを行っております。新年度において、4社の統合再編も含めコンサルをお願いすることとしております。所要の経費については、新年度予算への計上を検討しておりますけれども、令和3年12月までに最終的な事業計画を提示していただきたいという方向付けで協議を続けております。 新型コロナウイルス感染拡大による税収への影響についてであります。 新型コロナ感染拡大による徴収猶予特例制度温泉利用者減少による入湯税の減収で、今年度の市税収入に大きな影響があります。 徴収猶予申請による影響は、10月末現在で25件の申請で約7,400万円の徴収を猶予しております。一部納付はされておりますけれども、そのほとんどは来年度の収入となる見込みであります。 また、入湯税については、今年3月から8月の入湯客数が約21万人、前年同時期と比較し約20万人の減少で、約3,000万円の減収が見込まれております。今後、国の「GoToキャンペーン」の影響や収納率の動向を見極め、年度末に減額補正を予定しています。 火災についてであります。 9月23日午後2時40分頃、角館町山谷川崎高屋地内、有限会社藤原養鶏場屋外キュービクル式変電装置から出火をしました。火は変圧器のアクリルカバーなどを焼いて、間もなく消し止められました。原因は受電盤室内に蛇が侵入し、ショートをし出火したものであります。 10月26日午後11時40分頃、西木町上桧木内字鷲ケ台地内で住家建物火災が発生をしました。出火から約1時間45分後に鎮火しましたけれども、建物は全焼し、焼け跡から1人の遺体が発見されました。警察の身元確認で、火元に1人で暮らしている田本熊夫さん80歳と判明しました。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。出火原因については調査中であります。 また、11月21日午前8時15分頃、田沢湖生保内久保地内で非住家の建物火災が発生し、建物は全焼しました。出火原因は現在調査中ですが、この火災によるけが人などはありません。 これからの季節は火を取り扱う機会も多いことから、消防署と連携をし、火災予防の啓発を更に強化していきたいと思います。 きのこ採り遭難についてであります。 10月18日、西木町小山田字鎌足地内できのこ採りのため入山をした西木町桧木内在住の男性が遭難しました。翌朝、警察、消防等がかたくり館で捜索体制の協議中、遭難者が付近の林道に自力下山をしております。 市民福祉部であります。 角館地区保育園等の在り方に関する提言についてであります。 角館地区の市立4園について、出生児童数の減少や施設の老朽化などを考慮し、今後の方向性を結論づけるための検討委員会を開催してきました。 11月25日に検討委員会から「角館地区保育園等の在り方に関する提言書」が提出されました。今後は、提言書の方針に基づき、角館こども園は令和4年度の法人化に向けて、白岩小百合保育園、角館西保育園及び中川保育園については、角館こども園の法人移行の状況とあわせ、出生児童数などの動向を見極めながら再検討していくこととしております。 新型コロナウイルス感染症病原体検査費用助成事業についてであります。 新型コロナの流行下、市民の不安軽減と感染拡大や重症化を防止することを目的として、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方、周囲に感染者や濃厚接触者が出て不安を抱えている方々などを対象に、病原体検査に要した経費を助成するため、本定例会に関連の補正予算を提案しております。無症状で行政検査に該当しない市民が、本人の希望で市立角館総合病院で実施している検査を受けた費用に対して2万円を上限に助成するというものであります。 観光商工部であります。 入り込み客数等についてであります。 令和2年7月から9月の3カ月の入込客数は68万6,935人で、対前年比58.9%であります。また、同時期の宿泊者数は10万2,727人で、対前年比65.1%であります。どちらも対前年比約6割前後と依然として厳しい状況が続いております。 しかし、「GoToキャンペーン」や県・市・観光協会などの各種対策もあって、11月26日までの速報値では、10月の入り込み客数は34万200人で、対前年比79.2%、宿泊客数は4万9,030人で、対前年比92.4%と、直近で回復傾向となっております。 冬期の祭り・イベント等についてであります。 毎年2月10日に行われている上桧木内の紙風船上げは、保存委員会での決定により、イベント形式での開催が中止となりました。 また、角館の火振りかまくら、田沢湖高原雪まつりは、各実行委員会で検討中であります。コロナ禍であっても実施できる体制がとれないのか、検討を重ねてもらいたいと考えております。 冬のプレミアム観光券についてであります。 秋までの入り込み・宿泊については、回復基調とお話をしましたけれども、この後、国の「GoToトラベル」事業が1月末、県の「プレミアム宿泊券」が2月末で終了する予定となっていることから、仙北市の独自施策として、「冬のプレミアム観光券」を発行し、冬期間の観光支援対策を実施することを検討しています。この関連予算を提案しておりますので、御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 融資支援対策についてであります。 新型コロナの感染拡大により、資金繰りに支障をきたしている事業者を支援する融資制度申請については、11月24日時点で認定件数が325件、申請予定額が50億2,033万3,000円であります。内訳は、セーフティネット認定件数が114件で、申請予定額が15億7,418万3,000円、危機関連認定件数が211件で申請予定額が34億4,615万円となっております。 プレミアム商品券についてであります。 新型コロナの影響による地域経済の低迷に対する消費の喚起や住民生活の支援を行うため発行した仙北市民プレミアム商品券は、9月17日の第2次販売で3万セットを完売しております。11月24日時点での商品券の換金状況でありますが、換金率86.0%、換金額が3億3,525万5,000円となっております。 第48回角館町樺細工伝統工芸展についてであります。 10月22日から28日まで、角館樺細工伝承館を会場に第48回角館町樺細工伝統工芸展が開催されております。同工芸展は、伝統と技術の研鑽による作品を一堂に展示し、その評価と一層の振興を目指すことを目的に開催しているものであります。 今回の工芸展には伝統工芸品の部に21点、一般品の部に39点の計60点の作品が出展されております。 工芸展に先立って行われた審査では、16点の入賞作品が選出され、伝統工芸品の部の最高賞、秋田県知事賞には、福井正人さんの作品「亀甲貼り茶筒」が選ばれました。 工芸展では、職人のこだわり作品など約500点が展示・即売され、伝統的な技法やデザイン性の高い作品を一目見ようと、期間中約4,000人の皆様に御来場いただいております。 植物工場の整備についてであります。 株式会社ハレタス田沢湖が田沢湖黒沢工業団地に水耕栽培による植物工場を建設・運営する事業についてでありますけども、新型コロナの影響を受け、プラント内栽培ベット施工の見直しが必須となりました。国との計画変更と繰越事業への協議を進めることとして、株式会社ハレタス田沢湖、バイテックベジタブルファクトリー、金融機関、県との間で内容、スケジュール等について協議を行っている状況であります。 農林部であります。 米の作柄状況及び経営所得安定対策についてであります。 令和2年産米の作柄状況は、10月15日現在の農林水産統計による秋田県の作況指数でありますが、105の「やや良」で県南でも同様となっております。しかし、穂いもち病、倒伏により、収量には圃場間、個人間で差が大きいと伺っております。 また、JA秋田おばこによる10月末現在の1等米比率は97.6%で、2等級以下格付要因として最も多かったのはカメムシの類の被害でありまして、数量では前年を大きく下回っております。 また、仙北市地域農業再生協議会やJA秋田おばこ等の各方針作成者から農家の皆様に提示をした生産の目安は、2,719ヘクタールに対して2,695.61ヘクタールの作付けとなりました。目安よりも、さらに23ヘクタール多く米以外の作物への転換が図られたことになります。農家の皆様の需要に応じた米生産という高い意識が、この結果にあらわれたと推察をしております。 主食用米以外の作物への取り組みがあった880戸には、経営所得安定対策の交付金約5億6,000万円が交付される予定であります。現在、12月中の交付ができるよう、対象となる方々から提出された書類の確認作業を行っております。 秋田米新品種「秋系821」についてであります。 秋田県は11月17日、令和4年秋の市場投入を目指す新品種米「秋系821」の名称を「サキホコレ」に決定したと発表しました。今春実施した公募には、国内外から約25万件の応募があり、新たなブランド米として「あきたこまち」以来のヒットにつなげたいと、平成26年度から「コシヒカリ」を上回る食味を追求した開発に取り組んできたものであります。 県内で「サキホコレ」の作付けについては、令和4年産に対し、既に生産団体の登録がされていて、申請件数が19団体、生産者数は928人、申請面積は820ヘクタールを計画しております。収量についても約4,000トンの見込みであります。 仙北市でも生産団体として1法人及び4人が登録申請をしていて、作付け希望面積約485アールを計画していると伺っております。 来年度は、先行作付けとして80ヘクタールを予定しております。令和4年には本格的な作付けが始まり、この年に生産された新米から市場に流通し、一般消費者のもとへ届くことになります。 建設部であります。 道路事業期成同盟会についてであります。 国道46号盛岡秋田道路及び国道105号大曲鷹巣道路の両整備促進期成同盟会の活動として、今年度の合同フォーラムは新型コロナの感染拡大防止の観点から中止をしましたけれども、要望活動は10月9日岩手河川国道事務所、10月14日秋田県及び秋田河川国道事務所、10月22日・23日には東北地方整備局、国土交通省、財務省及び地元選出の国会議員の皆様へ実施をしております。 国道46号盛岡秋田道路整備促進期成同盟会では、次期整備区間の選定のための勉強会を国土交通省秋田河川国道事務所を主体に、秋田県側及び岩手県側の関係自治体も含めて始めております。 また、国道105号大曲鷹巣道路整備促進期成同盟会では、国直轄による権限代行実施の検討を行うための調査が実施されていることから、「大覚野峠地区」については、国直轄権限代行による早期事業化のため、来年1月に知事と共に特別要望の実施を予定しております。 医療局であります。 新型コロナウイルス感染症検査体制についてであります。 角館総合病院のLAMP法による検査は、それまで行ってきた入院患者や手術患者に加え、10月からは県内在住及び仙北市出身で無症状の方も対象にして実施をしております。毎週水曜日に上限5人の予約制で自費診療で実施をし、県外移動等で陰性証明書の提出が必要な方、周囲に感染者や濃厚接触者が確認された際に検査を希望される方など、行政検査の対象とならない方のニーズに応え、不安の解消や感染拡大の防止などにあたってきました。 11月25日現在の実施状況は34件であります。さらに、先ほど市民福祉部でも触れましたけれども、2万円を上限とする市民への助成金制度も活用いただきながら、不安を感じる市民の傍らに寄り添いたいと考えております。 発熱患者の診療・検査体制についてであります。 発熱などの症状がある場合、これまでは、まず「あきた新型コロナ受診相談センター」への相談を原則としてきましたけれども、新型コロナとインフルエンザの同時流行に備え、今後は、まず「かかりつけ医に電話で相談する」という新たな体制に移行しております。これに伴い、仙北市は両病院に発熱外来を設置し、角館総合病院では11月18日から、田沢湖病院では11月25日から、発熱患者の診療及び検査を実施しております。 また、角館総合病院では、今後、準備が整い次第、発熱患者の対応をプレハブによる仮設診療所で行うこととしております。さらに安全で安心な診療・検査体制の整備を行います。 以上、主要事項及び諸般の報告を申し上げました。 本定例会に提案をしている案件は、専決処分関係1件、条例関係17件、予算関係10件、その他2件、指定管理者関係2件、人事関係1件の計33件であります。慎重審議の上、全議案につきまして御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告といたします。 ○議長(黒沢龍己君) 市政報告を終わります。---------------------------------------教育行政報告 ○議長(黒沢龍己君) 次に、教育行政報告を行います。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 令和2年第7回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告いたします。 教育総務課であります。 大曲仙北中学校新人総合体育大会の主な結果について。 大曲仙北中学校新人総合体育大会が、9月12・13日、野球は21日も会期に開催されました。 柔道の団体戦では、男子で神代中学校、女子で角館中学校がともに第2位となりました。 男子個人戦では、60キロ級で神代中学校2年の田口拓歩さん、66キロ級で角館中学校2年の福島誠之介さん、73キロ級で角館中学校2年の小木田勇さんが、それぞれ優勝しました。また、90キロ超級で神代中学校1年の津嶋来央さんが第2位、73キロ級で神代中学校2年の津嶋友翔さんが第3位に入りました。 女子個人戦でも、角館中学校2年の戸堀誉悠さんが選手権の部と57キロ級で優勝、同じく2年の児玉さくらさんが選手権の部で第2位、52キロ級で優勝しました。また、同じく2年の加藤希望さんが、63キロ級で第2位となりました。 剣道の団体戦では、角館中学校が男子で第3位、女子は優勝しました。 個人戦では男子で角館中学校2年の門脇政輝さんが第3位、女子で角館中学校2年の畠山雫さんが優勝、生保内中学校1年の畠山凛穏さんが第3位となりました。 また、神代中学校が野球で優勝、ソフトテニス女子団体戦で第2位、バレーボールで第3位、角館中学校がバスケットボール女子で優勝、卓球団体戦で男女ともに第3位、南外中学校と合同チームで出場した生保内中学校が野球で第3位に入りました。 全県秋季中学校体育大会の結果について。 10月17・18日、県立中央公園テニスコートで開催されたソフトテニス大会女子団体戦、11月6・7・8日にニプロハチ公ドームで開催された軟式野球大会で神代中学校が、それぞれ第3位となりました。 また、11月14・15日、男鹿市総合体育館で行われた柔道の個人戦で角館中学校2年の4人、男子66キロで福島誠之介さん第3位、女子52キロ級で児玉さくらさん第2位、57キロ級で戸堀誉悠さん第3位、63キロ級で加藤希望さんが第2位に入りました。 第49回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会ビデオ審査会結果について。 新型コロナウイルス感染症対策のためにビデオ審査という形態で開催された今年度のマーチングバンド・バトントワーリング東北大会の審査結果が11月8日に発表されました。角館小学校金管バンド部ドリームハーモニーがマーチングバンド部門小学生の部で見事金賞に輝き、1月に開催される全国大会への審査出場権を獲得しました。 北浦教育文化研究所であります。 「子どもサミット~ジュニア未来会議」について。 10月13日、市内各小中学校児童会・生徒会の代表が「クニマス未来館」に集い、第18回「子どもサミット~ジュニア未来会議」を開催しました。 今回の子どもサミットの目的は、「『仙北っ子5つの約束』に対する諸課題を分析し、よりよい児童会・生徒会づくりを進める。」ことで、特に、SDGs(持続可能な開発目標)の視点から、未来の仙北市のエネルギーなどの課題を考え合うこととしました。 当日は、東北大学大学院環境科学研究科の土屋教授や大庭准教授から「SDGsとは何か」のお話を聞いて話し合ったり、玉川温泉に移動して「玉川温泉水からの水素生成実験」を見学したりしました。 今後もSDGsの視点を通した「仙北っ子5つの約束」の具現化に向けて、確かな歩みを続けていきたいと思います。 中学生・高校生の作品展~芸術・文化の町並みの中で~について。 10月24日から11月8日まで、市内17カ所を会場に中学生・高校生の作品展を開催しました。作品は市内5中学校から美術作品、角館高校から美術、書道、写真作品等合計119点が寄せられました。それぞれの会場に展示された作品は少なかったかもしれませんが、生徒たちが授業や部活動で制作に励んだ作品に、足を止めて鑑賞している地域の方々の姿が多数見られました。小さな展示会を市内の随所に設けたのは、新型コロナウイルスへの感染が危惧される中、無理に人を集めず、通りすがりに楽しんでいただくためであります。発表の場ができてうれしいという生徒たちの声も多数届いており、今回の活動により、中高連携の良さが再認識され、市の活性化の一助になったものと感じております。 生涯学習課であります。 東北地区社会教育委員連絡協議会表彰について。 11月13日、総合情報センターにおいて、令和2年度東北地区社会教育委員連絡協議会表彰の伝達式が行われ、社会教育委員の阿部陽子さん、田村雄幸さん、羽根川覚さん、三浦栄子さんの4人が受賞されました。仙北市発足以来、長きにわたり社会教育委員として地域の社会活動や仙北市社会教育中期計画策定の中心として積極的に取り組み、仙北市の社会教育の振興と発展に尽力されたことが評価され、今回の受賞となりました。 令和2年度「仙北市成人式」の再延期について。 仙北市成人式については、令和3年1月10日へ延期し、開催に向け準備を進めてきました。しかしながら、この度の全国的な新型コロナウイルス感染者の記録的な増加により、当面は収束が見通せない状況にあることを踏まえ、新成人並びに市民の皆様の健康と安全面を考慮して、成人式の日程を再延期することとしました。 楽しみにされていた新成人、御家族や関係者の方々には大変申し訳ございませんが、人生の大切な節目を安全にお祝いするためにも、何卒御理解と御協力をお願いいたします。 なお、令和2年度「成人式準備会」は継続し、今後の方針を協議していきますので、詳細が決まり次第、改めてお知らせいたしたいと思います。 市民会館であります。 海上自衛隊大湊音楽隊コンサートについて。 10月18日、海上自衛隊大湊音楽隊コンサートが仙北市民会館で開催されました。今年度は新型コロナウイルス対策として、入場者数を半分以下に減らし、全席自由席から全席指定席に変更して準備を進めました。入場券は、対象者を仙北市民のみの限定とし、10月6日から田沢湖図書館及び市内3カ所の地域センターで配布しました。 コンサート当日は、入場者の検温やマスク着用の徹底、手指の消毒などの予防対策を行い、お越しいただいた約450人の方々に迫力ある生の演奏を楽しんでいただきました。 自衛隊音楽隊のコンサートは、毎年市民の方々に大変好評を得ており、今後も、市民に対して良質な音楽の提供をしていくよう努めていきます。 学習資料館・イベント交流館であります。 「図書館100年のたからもの」展について。 今年は、大正9年、角館に図書館が開館してから100年になります。この記念すべき年にあたり、一自治体の図書館の枠を超え、周辺自治体へもそのサービスを提供してきた角館図書館の一世紀を振り返る企画展「図書館100年のたからもの」展を開催しております。図書館に対する先人の熱意と深い思いに触れていただければと思います。 文化財課であります。 伝建群防災施設整備事業Dブロックの完成について。 今年度の伝統的建造物群保存地区防災施設整備事業(国庫補助事業)Dブロック工事が10月30日に完成いたしました。今回の施設整備により、火除けポンプ小屋の全自動エンジンポンプの更新と採水口の設置、屋外消火栓5基を設置しました。これにより平成27年度から6年間で実施した伝建群防災施設の整備が完了いたしました。 角館町平福記念美術館であります。 山田美知男展「縷縷」について。 9月20日から10月25日までの予定で開催しておりました山田美知男展「縷縷」ですが、動物や人をテーマにした日本画がお客様から大変好評のため、会期を11月15日まで延長して開催いたしました。紅葉の時期と重なって観光客が多かったこともあり、会期中の入館者は7,334人となりました。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。
    ○議長(黒沢龍己君) 教育行政報告を終わります。 議会動静報告並びに監査報告は、タブレットに掲載のとおりです。--------------------------------------- △議案第145号~議案第149号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第4、議案第145号 専決処分の承認についてから日程第8、議案第149号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてまでの各議案を一括して議題といたします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) おはようございます。 議案第145号を説明いたします。 議案ファイル5ページをお開きください。 議案第145号 専決処分の承認についてでございます。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度仙北市一般会計補正予算(第10号)について、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 令和2年度補正予算一般第10号予算ファイル2ページをご覧ください。 令和2年10月14日付けで専決処分を行っているものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,601万5,000円を追加し、補正後の額を267億6,181万8,000円とするものです。 7ページをご覧ください。歳入です。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金1,601万5,000円の追加は、補正財源です。 8ページ、歳出です。 7款1項3目、説明欄、仙北市プレミアム宿泊支援事業1,601万5,000円の追加です。本事業については、4万1,000枚分の予算としていましたが、それを超える4万6,322枚の使用実績となったことから、宿泊施設への支払いが急務と判断し、専決したものでございます。 以上で議案第145号の説明を終わります。 御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第146号を説明いたします。 議案ファイル6ページをお開きください。 議案第146号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 議案説明資料、給与条例等ファイル2ページをお開きください。 令和2年10月22日に秋田県人事委員会から県議会議長及び県知事に対して、職員の給与に関する報告及び勧告がありました。この勧告では、一般職の職員の期末勤勉手当のうち、期末手当を引き下げるもので、この改定にあわせて市議会議員の期末手当の支給率を引き下げるものでございます。 改正の率は、給与条例等ファイルの6ページ、上段、議会議員の表をご覧ください。令和2年度は、12月の期末手当を現行の100分の157.5を100分の5引き下げて100分の152.5とするものです。 令和3年度以降は、6月、12月の期末手当それぞれ100分の155とするものです。 この条例は公布の日から施行するものですが、令和3年度以降分に関する規定は、令和3年4月1日から施行するものです。 次に、議案第147号を説明いたします。 議案ファイル8ページをお開きください。 議案第147号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正理由は、前議案と同様となります。 改正内容は、給与条例等ファイルの6ページ、下段の特別職、病院事業管理者の表をご覧ください。令和2年度は12月の期末手当を現行の100分の160を100分の5引き下げて100分の155とするものです。 令和3年度以降は、6月、12月の期末手当それぞれ100分の157.5とするものです。 この条例は公布の日から施行するものですが、令和3年度以降分に関する規定は、令和3年4月1日から施行するものです。 次に、議案第148号を説明いたします。 議案ファイル10ページをお開きください。 議案第148号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正理由、改正内容、施行期日等は、先ほど説明しました議案第147号と同様の改正をするものです。 次に、議案第149号を説明いたします。 議案ファイル12ページをお開きください。 議案第149号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について。 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 議案第146号の提案理由でも説明いたしましたが、令和2年10月22日の秋田県人事委員会からの勧告に基づいて改定するものです。 次のページが改正条文となりますが、給与条例等ファイルで説明させていただきます。 7ページをご覧ください。 改正内容は、期末手当の引き下げです。一般職です。令和2年度は12月の期末手当を現行の100分の125を100分の5引き下げて100分の120とするものです。 令和3年度以降については、6月、12月の期末手当を、それぞれ100分の122.5とするものです。 8ページをお願いします。再任用職員です。 令和2年度は、12月の期末手当を現行の100分の70を100分の5引き下げて100分の65とするものです。 令和3年度以降については、6月、12月の期末手当をそれぞれ100分の67.5とするものです。一般職の任期付き職員については、100分の125を100分の120に改めるものです。 令和3年度以降については、100分の120を100分の122.5に改めるものです。 この条例は、令和2年度分は公布の日から施行するものですが、令和3年度以降分は、令和3年4月1日から施行するものです。 以上で議案第145号から議案第149号の提案理由の説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 暫時休憩します。11時15分まで。                             (午前11時03分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時15分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) これから各議案に対する質疑を行います。 初めに、議案第145号について質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど大山総務部長から説明いただきましたけども、今回の仙北市のプレミアム宿泊券の非常に予想外の何といいますか利用者が増加して非常にこれはありがたいことだと思います。その中で1,601万5,000円の今回の報告ございましたけども、恐らく私想像するには、旧田沢湖、角館、西木を分けて考えれば、当然田沢湖生保内地区、または水沢温泉なり、そういうふうな温泉が集中している田沢湖が圧倒的に多いと思うんですが、その割合等がもしお分かりであれば、西木、角館は大体どこが宿泊なのか大体我々もうすうす分かるんですけども、個人のホテルや会社名は結構ですので、地区ごとに分かればひとつお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) ただいまの高久議員の質問についてお答えいたします。 それぞれの地区の内訳ということですけれども、先ほど総務部長から説明した枚数、総計が4万6,322枚のうち角館地区で使われた枚数が1,342枚、西木地区で使われた枚数が2,854枚ということで、それ以外が田沢湖地区、ざっくりですけども、というふうになっております。田沢湖地区の若干内訳を申し上げますと、玉川地区が5,904枚、乳頭地区が6,568枚、田沢湖高原地区が6,398枚、水沢地区が1万3,577枚、田沢湖畔が4,657枚、その他生保内地区、神代地区となっております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど細川部長のほうから御説明ありました西木地区2,854枚、これ、西木は具体的にお聞きすると、ほとんどクリオンが多いのかなと思うんですが、その他の民泊やっている方々の宿泊もあるのかどうか、お分かりであればその内訳だけ教えていただきたいと思います。クリオンと、その他の民泊等の内訳。 ○議長(黒沢龍己君) 観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) すいません、個々の施設についての枚数は差し控えさせていただきますが、西木地区で使われた施設は、クリオンさん、侘桜さん、星雪館さん、泰山堂さんの4件になっております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 他に。3番。 ◆3番(高橋輝彦君) ちょっと新型コロナウイルス対策の、ちょっと財源について質問させていただきます。 議案第145号の専決処分の関係なんですけども、こちらのほうはですね、今回のこの財源が財政調整基金ということで、地方創生臨時交付金は、もう全て使い切ったということになるんですよね。それとですね、もしそうだとすればですね、これからの今後の、今年度のまたこれから支援対策も出てくるかと思いますけども、その財源と、あと、来年度も新型コロナウイルス対策としての予算も多分編成されるかと思うんですけども、そうした場合にですね、これ財政調整基金どんどん使っていくとすればですね、今、今回のこの1,600万円使った残りがもう7億円切って6億9,000万円ぐらいしか財政調整基金も残らないと思うんですけども、今、国のほうの三次補正予算ということで、こちらのほうでも地方創生の臨時の交付金を見込んでのこれからの対策ということになるのかというところをちょっと伺いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ財政課長。 ◎財政課長(草なぎ郁太郎君) 議員の御質問にお答えします。 地方創生臨時交付金ですけれども、仙北市の枠が6億9,700万円ほど来ています。これは前回の補正までで一応全て予算措置がされています。今回のこの10号補正につきましての財源が財政調整基金となっておりますが、この後、各事業に予算上で充当している地方創生臨時交付金の増減が現在発生している状況ですので、3月の補正で財源等の組み換え等を行って対応したいと思います。 なお、この補正後の財政調整基金の現在高は、約8億8,000万円ほどとなっております。来年度のコロナ関係の事業に関しましては、この後、国のほうから一定の財源等が措置されるものというふうに考えております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 国の三次補正の話もありましたので私のほうから少しお話をしますけども、現在、全国知事会、それから全国市長会、全国町村会、それから地方団体六団体、全てがコロナ対策に対する地方での活用度、自由度の高い活用財源について要請をしている現状にあります。今国会、もしくは次の国会、来年度の予算に対して、しっかりと国で予算措置をいただけるものというふうに感じております。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 詳しい説明ありがとうございました。 いずれ財源的には、臨時交付金がまだなかったとしてもですね、まずは財政調整基金などでまずは予算措置して、その後に国からの臨時の交付金が来た場合には、それと振り替えというような認識でよろしいんですね。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ財政課長。 ◎財政課長(草なぎ郁太郎君) この後追加される交付金と振り替えるということではなくて、既に交付されているものを財源上で充当していますので、その各事業で過不足が生じています。多分多めに余ると思いますので、その分、財政調整基金が繰り戻しできるかというふうな認識でございます。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 次に、議案第146号についての質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第147号についての質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第148号についての質疑はありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第149号についての質疑はありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど大山部長から説明ございましたとおり、県の人事委員会の勧告により期末手当をこのとおり100分の125から100分の120の0.05引き下げるわけでございますけれども、秋田県全体の地方自治体が同じような同様の引き下げに当然なるかと思うんですが、仙北市についていえば、大仙市や美郷町、または横手市、湯沢市とかいろいろな各市町村のラスパイレスの関係では、どの位置にあるのかということと、その平均額がどのくらいになるのか、もしお分かりであればお示し願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 高久議員の質問にお答えいたします。 市の平成31年、令和元年ですけども、ラスパイレス指数は今96ということになっております。13市の中では9番目、25市町村でも9番目という内容でございます。 以上です。     (「平均額」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 平均給与月額は31万900円ということでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど大山総務部長からラスパイレスの関係でいえば、13市ある全県の市の中で9番目ということで、非常に低い方向にあるんですが、これ具体的にいうと、私この13市の一覧表見ているわけじゃないので分からなくてお聞きしますけども、お隣の大仙市や、そのさらに横手市、ほかの北秋田市等に比べていかがなもんでしょうか。ちょっと私、表があればね質問しなくてもいいんですけども、少し教えていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 近隣市町村との比較でございますが、大仙市は96.7、北秋田市が96.9、美郷町は92.3でございます。横手市は97でございます。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいま大山総務部長から御答弁いただいたとおり、大仙市やほかの北秋田市等に比べてラスパイレスの関係でも低いわけですが、これはやっぱりそこの市町村の自治体の財政事情、台所事情でやむを得ないのかなとは思うんですけれども、民間に比べれば、今、地方公務員が一番いいというふうに一般市民の方々からも見られているんですが、やっぱりさらにその底上げをすることによって、民間にもやっぱりいろいろな少しでもプラス効果を働かせるという意味で、今後、財政の関係で人件費は非常にやっぱりこれ以上は窮屈だというふうに市のほうでは解釈しておるもんでしょうか、その点をお答え願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 私からお答えいたします。 仙北市のラスパイレス指数が他の市より低いという結果になっておりますけども、元々合併した当時、3町村のラスパイレスが低いことから、その影響があるものと思っています。北秋田市はうちのほうより高かったんですけれども、元々の市に合併したところは、元々の市の給与体系がまた町村とは違いますので、その分高かったというふうに認識しています。 あと、その要因、合併から15年が経っていますので、そればかりじゃないと思うんですけども、給与体系のその低い要因というのは、またちょっと精査させていただきたいと思います。 また、人件費につきまして、市政報告でもちょっと触れてますけども、必ずしも財政事情だけのことではないと思いますので、今回の人勧の妥結のために職員組合と2回団体交渉を行いまして、職員組合にも理解していただいたんですけども、その他の面でのいろいろな働き方だったり職員の厚生部分だったり、そうしたものも含めて職員のモチベーションが下がらないような対応はとっていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第145号から議案第149号までの各議案について、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第145号から議案第149号までの各議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから各議案に対する討論を行います。 初めに、議案第145号に対する討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第146号に対する討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第147号に対する討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第148号に対する討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第149号に対する討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 日程第4、議案第145号 専決処分の承認についてを採決します。本案は、承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は承認することに決定しました。 日程第5、議案第146号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についての採決を行います。本案は、原案のとおり可決すること御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第147号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第148号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第149号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第150号~議案第176号の上程、説明 ○議長(黒沢龍己君) 日程第9、議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定についてから日程第35、議案第176号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各議案を一括して議題とします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第150号及び議案第151号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第150号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの14ページをお開き願います。 議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開き願います。 15ページから16ページがその条文でございます。 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金につきましては、仙北市基金条例の中で規定されておりましたが、仙北市下水道事業の法適化に伴い、当該基金を下水道事業会計で管理するため新たに条例制定するものでございます。 条文の要点を御説明いたします。 第1条、基金の設置について。仙北市特定環境保全公共下水道の整備維持補修その他事業推進に要する経費に充てるため、当該基金を設置するものでございます。 第4条、基金の管理について。基金に属する現金は金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管することと規定しております。 第7条、基金の処分について。特定環境保全公共下水道の整備及び維持補修に関する事業の財源に充てるとき、その他事業推進のため管理者が特に必要と認める経費の財源に充てるときに処分ができると規定しております。 なお、本条例は公布の日から施行するものでございます。 以上で議案第150号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第151号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの17ページをお開き願います。 議案第151号 仙北市農業集落排水事業償還基金条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開き願います。 18ページから19ページがその条文でございます。 仙北市農業集落排水事業債償還基金につきましては、仙北市基金条例の中で規定されておりましたが、仙北市下水道事業の法適化に伴い、当該基金を下水道事業会計で管理するため新たに条例制定するものでございます。 条文の要点を御説明いたします。 第1条、基金の設置について。仙北市農業集落排水事業における汚水処理施設整備交付金事業に要する下水道事業債の償還、その他事業推進に必要な財源に充てるため当該基金を設置するものでございます。 第4条、基金の管理について。基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管することと規定しております。 第7条、基金の処分について。汚水処理施設整備交付金事業に係る市債の償還及び事業推進の財源に充てるとき、その他事業推進のため管理者が特に必要と認める経費の財源に充てるときに処分ができると規定しております。 なお、本条例は公布の日から施行するものでございます。 以上で議案第151号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 議案第152号について、佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 議案第152号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの20ページをお開き願います。 議案第152号 仙北市武家屋敷河原田家条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次の21ページから23ページまでが条文となりますが、武家屋敷河原田家を市の公の施設とすることから、第1条で当該施設の設置を定め、一般公開にあたっての所要事項を条例で定めるものでございます。 主な条文について御説明いたします。 第2条の名称及び位置は、名称を仙北市武家屋敷河原田家とし、位置を仙北市角館町東勝楽丁9番地と定めるものでございます。 第3条の事業は、第1号から第3号に掲げた事業を行うものでございます。 第4条の休館日は、12月28日から翌年1月4日までとし、第5条の開館時間は午前9時から午後5時までとしますが、いずれも市長が特に必要と認めたときは、臨時休館、または変更することができるものでございます。 第6条は、22ページに掲げた第1号から第10号まで、施設及び施設内における禁止行為を定めたものでございます。 第8条は、観覧料の徴収です。23ページの別表1をご覧ください。高校生以上の大人は1人300円、小人は1人150円で、6歳未満は無料とします。また、20人以上の団体にあっては、大人1人200円、小人1人100円としますが、特別展示を行う場合は、市長が別に定めることとし、さらに第9条で観覧料の減免、第10条で施設設備に係る損害賠償義務について定めております。 なお、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第152号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第153号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第153号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの24ページをお開き願います。 議案第153号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開き願います。 改正の条文でございます。 今回の改正は、仙北市下水道事業の法適化に伴い、仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例及び仙北市農業集落排水事業償還基金条例が新たに制定されることから、条例の一部を改正するものでございます。 改正内容につきましては、仙北市基金条例第3条と第8条の条文中、当該二つの基金に関する文言を削除するものでございます。 なお、本条例は公布の日から施行するものでございます。 以上で議案第153号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第154号について、八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 議案第154号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの26ページをご覧ください。 議案第154号 仙北市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市行政財産使用料条例(平成17年仙北市条例第52号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページです。 今回の改正は、これまで行政財産として神代地域で使用されていた大沼小規模水道ですが、全ての利用者が神代地区の水道事業利用へと切り替わりました。このため、今後、大沼小規模水道の利用がなくなることに伴い、別表第2条関係、工作物の項を削り、条例の一部を改正するものです。 この条例は公布の日から施行するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第155号及び議案第156号について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第155号の提案理由を説明いたします。 議案ファイル28ページをお開きください。 仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定についてです。 次のページをご覧ください。 仙北市税外収入の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例。 改正理由です。 地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、地方税法の延滞金に係る規定が改正されたことに伴い、仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正するものです。 改正内容は、地方税法に係る延滞金の特例に関する文言が見直されたことに伴い、条例附則の関係する文言を改正するものです。 この条例は令和3年1月1日から施行するものです。 以上で議案第155号の説明を終わります。 続いて、議案第156号の提案理由の説明をいたします。 議案ファイル30ページをお開きください。 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定についてです。 次のページをご覧ください。 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例、これは西木保健センター、西木林業者等健康増進施設を西木コミュニティセンターとして管理し、活用していくための改正です。 仙北市コミュニティセンター条例の第2条の名称及び位置の表に、仙北市西木コミュニティセンター、仙北市西木町門屋字屋敷田84番地を加え、下延、八割、中川及び西木の4コミュニティセンターとするものです。 この他の改正は、西木コミュニティセンター体育館の使用料を、これまでの西木林業者等健康増進施設と同額にするための改正でございます。 この条例は令和3年4月1日から施行するものです。 以上で議案第155号、議案第156号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 議案第157号から議案第160号について、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第157号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの36ページをお開きください。 議案第157号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 第2条第23号中「法第43条第3項」を「法第43条第2項」に改めるものです。 改正理由は、国で定める子ども・子育て支援法の一部改正に基づく本市条例を改正するものです。 改正内容です。子ども・子育て支援法第43条第2項が削除され、第3項が第2項へ繰り上がったほか、第44条第2項が削除されたことによる市条例の整合性を図るための改正内容です。 地域型保育事業を広域利用される場合の事業所による他町村の長への確認申請手続が不要となりました。これにより、事業所は所在市町村の長からのみ確認を受けることになります。事業所にとって事務負担軽減が図られるようになります。 施行期日は、公布の日から施行するものです。 以上で議案第157号の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第158号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの38ページをお開きください。 議案第158号 仙北市保健施設条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市保健施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 第2条の表、仙北市西木保健センターの項を削るものです。これは仙北市内にある保健施設のうち、西木町門屋字屋敷田84番地にあります仙北市西木保健センターについて、保健センターから先ほど提案説明ありました議案第156号に掲げるコミュニティセンター機能へ転用するための条例改正です。 仙北市西木保健センターにつきましては、昭和50年、旧西木村当時、住民の健康管理の充実を図ることを目的に創設されたものです。その後、仙北市が誕生して以来、角館の健康管理センターを活用し、保健事業を実施しており、西木保健センターの利用状況は低位となっております。このため、保健センター条例から削除し、制限されていました利用目的の機能を拡充するものです。 以上、提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第159号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの40ページをお開きください。 議案第159号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっておりますが、別に配付しております議案第159号説明資料により説明させていただきます。 初めに、改正理由です。令和2年度の地方税法等の一部改正に伴い、国民健康保険税の減額に係る所得の基準につきまして、基礎控除相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げる等の整備を行うものです。 次に、改正内容です。これは税制改正により、令和3年1月1日施行されます個人所得課税の見直しにおいて、給与所得控除及び公的年金控除から基礎控除額へ10万円の振り替えが行われます。これに対応するため、国民健康保険の軽減判定を行う際の所得の判定において、基礎控除額を33万円から43万円に引き上げるとともに、被保険者のうち給与所得者と公的年金を受ける者の数の合計から1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を加えるものです。税制改正により給与所得者や公的年金者の所得がアップしますが、それにより国保税の軽減について不利益が生じないようにするものです。 施行期日は令和3年1月1日から施行するものです。 以上で議案第159号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第160号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの43ページをお開きください。 議案第160号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 附則の第3条中「特例基準割合」を「延滞金特例基準割合」へ改めるものです。 改正の理由は、地方税法等の一部改正に伴う文言の見直しを行うものです。 改正内容についても、地方税法の改正により特例基準割合の用語の見直しが行われ、「延滞金特例割合」と改められたため、文言の見直しを行うものです。 施行期日は令和3年1月1日から施行するものです。 議案第160号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 暫時休憩します。13時まで。                             (午前11時58分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 議案第161号について、八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 議案第161号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの45ページをご覧ください。 議案第161号 仙北市農林業者等健康増進施設条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市農林業者等健康増進施設条例(平成18年仙北市条例第13号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページです。 今回の改正は、西木温泉ふれあいプラザクリオン横にあります西木林業者等健康増進施設の体育館を地域のコミュニティ施設として4月以降利活用する予定となっております。このため、仙北市農林業者等健康増進施設条例のうち、当該施設に関わる条文を除くため、条例の一部を改正するものです。 この条例は令和3年4月1日から施行するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第162号について、佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 議案第162号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの47ページをお開き願います。 議案第162号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 改正の理由は、この度の組織再編に伴い、西木公民館の名称及び位置を改正するものでございます。 次の48ページをご覧ください。 第2条の表中「西木公民館」の名称を「中央公民館」とし、位置を「仙北市西木町門屋字漆原89番地2」から「仙北市西木町上荒井字古堀田47番地」に改めるものでございます。 なお、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第162号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第163号及び議案第164号について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第163号の提案理由を説明いたします。 初めに、令和2年度補正予算一般11号予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第163号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第11号)は次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,436万2,000円を追加し、補正後の額を268億5,618万円とするものです。 第2条は繰越明許費補正の追加です。 第3条は地方債補正の変更です。 8ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正です。入札不調などのため、年度内の事業終了が困難となった起債の3事業を繰り越しするものです。 次のページをお願いします。 第3表地方債補正です。対象事業費、地方債配分枠の確定により、起債の2事業を減額するものです。 12ページをお開きください。歳入の主なものを御説明します。 13款1項3目、説明欄、歯科診療所診療収入793万5,000円の追加は、患者数の増によるものです。 14款2項3目、説明欄、感染症予防事業費等国庫補助金45万7,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症病原体検査費用助成事業費に係るものです。同じく6目、説明欄、公立学校情報機器整備費補助金297万円の追加は、GIGAスクールサポーター配備支援事業分です。 重要伝統的建造物群保存地区保存事業費補助金1,756万3,000円の追加は、旧石黒恵家の土地購入に係るものです。 14ページをお願いします。 17款1項2目、説明欄、企業版ふるさと納税寄附金110万円の追加は、シン・エナジー株式会社から100万円、株式会社三木設計事務所から10万円の寄附をいただいたものです。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金3,623万9,000円の追加は、補正財源です。同じく10目、説明欄、農業集落排水事業債償還基金繰入金5,698万5,000円及び11目、説明欄、特定環境保全公共下水道事業基金繰入金485万9,000円の追加は、基金を公営企業会計の管理とするために全額を取り崩すものです。同じく12目、説明欄、角館伝統的建造物群保存基金繰入金945万8,000円の追加は、旧石黒恵家の土地購入に係るものです。 20款5項6目雑入、説明欄、新型コロナウイルス感染症包括支援交付金285万円の追加は、歯科診療所、西明寺診療所の感染症予防対策分と包括支援センター職員等の慰労金分です。 15ページです。 21款1項3目、説明欄、公有林整備事業債30万円の減額は、対象事業費の確定見込みによるものです。同じく10目、説明欄、過疎対策債4,000万円の減額は、ソフト分の配分枠確定に伴うものです。 19ページをお願いします。歳出の主なものを説明します。 4款1項2目、説明欄、新型コロナウイルス感染症病原体検査費用助成事業費91万4,000円は、重症化リスクの高い高齢者などを対象に行政検査に該当しない市民の検査費用を助成するものです。 20ページです。 4款1項5目、説明欄、歯科診療所管理運営費530万1,000円は、新型コロナウイルス感染症対策備品等の購入と医療材料費使用見込み額による不足分の補正です。 21ページです。 6款1項5目、説明欄、農業水利管理体制強化支援事業費74万4,000円は、土地改良区区域拡大支援事業費補助金です。 7款1項2目、説明欄、秋田県信用保証協会保証料補給金174万9,000円は、保証料補給金の増によるものです。 7款1項3目、説明欄、仙北市冬のプレミアム観光支援事業費2,699万9,000円は、冬期間の観光支援としてプレミアム観光券を発行するものです。 22ページです。 同じく説明欄、田沢湖畔春山地区トイレ洋式化による3密回避支援事業費補助金66万6,000円は、3密回避対策として実施する改修工事に対する一部助成です。 23ページです。 8款4項3目、説明欄、下水道事業会計補助金6,184万4,000円は、農業集落排水事業債償還基金等を公営企業会計の管理とするため、全額取り崩して一般会計から繰り出しを行うものです。 24ページです。 10款3項2目、説明欄、一般教育振興総務費664万4,000円は、中学校の教科書改訂に伴い、教師が使用する指導書と教科書の購入経費です。同じく説明欄、教育コンピューター推進事業費484万6,000円は、学習指導要領改訂に対応したデジタル教科書の購入経費です。 25ページです。 10款5項4目、説明欄、旧石黒恵家公開事業費2,702万1,000円は、旧石黒恵家の土地と建物を一体的に保存、活用するため、これまで賃借していた土地を購入するものです。 以上で、議案第163号の提案理由の説明を終わります。 続いて、議案第164号の提案理由を説明いたします。 初めに、令和2年度補正予算一般11号予算ファイル38ページをご覧ください。 議案第164号 令和2年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,007万3,000円を追加し、補正後の額を40億6,159万8,000円とするものです。 43ページは歳入、44ページ歳出となりますが、歳入歳出とも同じ内容になっておりますので、44ページ歳出をご覧ください。 2款1項1目は、職員給与費と会計年度任用職員給与費の精算見込みによる増額及び減額です。2目は会計年度任用職員分共済費の見込みによる減額です。 以上で議案第164号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第165号から議案第167号について、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第165号について提案理由を説明いたします。 令和2年度仙北市補正予算書ファイルの54ページをお開きください。 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は次に定めるところによるものです。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,040万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億2,770万7,000円とするものです。第2項神代診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ257万4,000円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ8,786万7,000円とするものです。 初めに、国民健康保険事業勘定補正の歳入について説明いたします。 59ページをご覧ください。 歳入は、3款1項1目災害臨時特例補助金、説明欄、災害臨時特例補助金、補正額は113万4,000円の追加です。これは新型コロナウイルス感染症の影響による国保税の減免額に対する特例措置としての補助金です。 その下、7款1項1目繰越金です。説明欄、前年度繰越金、補正額は1億5,927万5,000円です。これは令和元年度決算による繰越金となります。 次に歳出、60ページをご覧ください。 3款1項1目一般被保険者医療給付費分、説明欄、一般被保険者医療給付費分80万8,000円の追加補正です。 以下、3款2項後期高齢者支援分、3款3項介護納付金分の追加及び補正額は、当初予算で概算計上しておりました金額が確定したことによる補正を行ったものです。 次に、5款1項1目特定健康診査等事業費、説明欄、特定健康診査等事業費29万8,000円の追加補正です。これまで健診の案内を健康づくり推進員より個別配布していただいたものを、コロナの影響で郵送へ切り替え、行ったため、役務費が増加したものです。 次のページ、61ページをご覧ください。 9款1項1目予備費、説明欄、予備費として1億6,048万2,000円の追加補正です。 続きまして、神代診療所施設勘定について説明いたします。 66ページをお開きください。歳入についてです。 歳入は、3款1項1目一般会計繰入金、説明欄、診療所運営費繰入金357万4,000円の減額補正です。これは職員給与の決算見込みによる補正となっております。 5款1項1目雑入、説明欄、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金100万円の追加補正です。国の補助金で新型コロナウイルス感染症対策に係る補助金です。 次に、歳出です。67ページをご覧ください。 1款1項1目一般管理費、説明欄、職員給与費357万円の減額、一般管理費100万円の追加補正です。歳入で御説明した内容となっております。 以上で、議案第165号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第166号について提案理由を説明いたします。 補正予算書ファイルの75ページをお開きください。 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 後期高齢者医療特別会計補正予算は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ301万9,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ3億3,412万円とするものです。 80ページをご覧ください。 歳入は3款1項一般会計繰入金、説明欄、事務費繰入金160万2,000円の追加です。これは一般会計からの繰入金となります。 4款1項繰越金です。説明欄、前年度繰越金、補正額は101万7,000円です。令和元年度決算による繰越金となります。 次に、6款1項国庫補助金、説明欄、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金、補正額は40万円です。これは税制改正による令和3年度からの住民税基礎控除額等の見直しに対応したシステム改修に対して国から交付される補助金です。 次に歳出です。81ページをご覧ください。 1款1項1目一般管理費、説明欄、一般管理費200万2,000円の追加補正です。歳入で説明しました税制改正に対応したシステム改修の委託料となります。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、説明欄、101万7,000円の追加補正です。後期高齢者医療広域連合へ納付する納付金となります。 以上で、議案第166号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第167号について提案理由を説明いたします。 令和2年度補正予算書ファイルの82ページをお開きください。 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)。 介護保険特別会計補正予算は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,502万5,000円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ4億5,468万8,000円とするものです。 88ページをご覧ください。 歳入は、1款1項介護保険給付費収入、1目から3目まで介護保険給付費が短期入所、施設入所とも利用者数の減少により、それぞれ減額補正となっております。2項介護予防給付費収入、居宅支援サービス収入は10万8,000円の追加補正です。 1款3項自己負担金収入、先ほど説明しました介護保険収入と同様、それぞれで減額となっております。 6款1項1目繰越金です。説明欄、前年度繰越金、補正額は37万3,000円です。令和元年度の決算による繰越金となります。 次に、7款1項1目雑入、歳入で説明しました利用者の減少による食費、居住費等の減額補正及び次の89ページに記載、説明欄、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金327万4,000円は、国からの交付金を見込んでおります。 次に、歳出です。90ページをご覧ください。 1款1項1目一般管理費、説明欄、職員給与費539万7,000円の減額、一般管理費689万5,000円の減額です。 2款1項居宅サービス事業費及び2項の施設サービス事業費とも、利用者が減少したことによる主に委託料の減額補正となっております。 4款1項1目予備費、説明欄、予備費として50万円の追加補正です。 以上で、議案第167号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第168号及び議案第169号について、伊藤田沢湖地域センター所長。 ◎田沢湖地域センター所長(伊藤聡君) 議案第168号の提案理由を説明いたします。 補正予算書ファイルの100ページをご覧ください。 議案第168号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,719万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,193万9,000円とするものです。 103ページから事項別説明書ですが、105ページ、歳入を説明させていただきます。 1款2項3目生産物売払収入515万5,000円は、直営造林地の間伐材売払収入金、分収林組合の間伐事業による間伐材売払収入金です。 2款1項1目繰越金2,145万2,000円は、前年度繰越金額確定によるものです。 3款3項2目雑入58万5,000円は、支障木伐採補償金で、分収林内の高圧線支障木伐採補償金と北桧木内川第二砂防堰堤工事に伴う支障木伐採補償金です。 続いて、歳出です。 2款1項1目一般管理費19万円の減額は、職員給与費の見込みによるものです。 4款1項1目分収林交付金562万3,000円は、分収林組合の間伐事業による売払金の分収割合が2対8となっておりますので、8割を分収林組合への交付金としての支出と支障木伐採補償金についても分収林組合分となっておりますので、これらについても8割を分収林組合への交付金支出となるものです。 4款2項1目積立金2,000万円は、生保内財産区地域振興基金積立金となるものです。 5款1項1目予備費175万9,000円は、歳入から歳出の差引残額を計上しております。 以上で、議案第168号 生保内財産特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 次に、議案第169号の提案理由を説明いたします。 補正予算書ファイルの114ページをご覧ください。 議案第169号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,416万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,256万9,000円とするものです。 117ページから事項別説明書ですが、119ページ、歳入を説明いたします。 2款1項1目繰越金1,416万9,000円は、前年度繰越金額確定によるものです。 続いて、歳出です。 4款2項1目積立金1,000万円は、田沢財産区地域振興基金積立金となるものです。 5款1項1目予備費416万9,000円は、繰越金から積立金を差し引きした額を計上しております。 以上で、議案第169号 田沢財産区特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第170号について、菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 議案第170号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算書ファイルの3ページをお開きいただきたいと思います。 第1条、令和2年度仙北市病院事業会計の補正予算第2号は、次に定めるところによるものです。 第2条、業務の予定量です。既決予定額を補正予定額に改めるもので、(3)主要な建設改良費で市立角館総合病院の発熱外来仮設診察室設置に伴うプレハブ購入費の追加によるものです。 第3条について、本文に、「なお、資金不足の解消に充てるため、特別減収対策企業債500,000千円を借り入れる。」を加え、収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。 特別減収対策企業債については、第5条で説明させていただきます。 収益的収入の補正予定額は5,195万2,000円で、補正後の予定額は49億2,635万8,000円となります。 初めに、第1款、市立田沢湖病院ですが、医業外収益でマイナンバーによる保険証のオンライン確認に伴う医療提供体制設備整備交付金として100万1,000円を増額補正するものです。 次に、第2款、市立角館総合病院ですが、こちらも同様に医業外収益で医療提供体制設備整備交付金として95万1,000円、また、新型コロナウイルス感染症を疑う患者受け入れの救急医療体制確保に伴う新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金として5,000万円を増額補正するものです。 次に、収益的支出の補正予定額は971万7,000円で、補正後の予定額は50億9,783万円となります。 第1款、市立田沢湖病院ですが、医業費用でマイナンバーカードによる保険証のオンライン確認に伴う医事会計システムの改修経費として委託料242万円を増額補正するものです。 次に、第2款、市立角館総合病院ですが、医業費用で同じく保険証のオンライン確認に伴う病院情報システムの改修経費としてと、発熱外来設置に伴う病院情報システムの改修経費として委託料729万7,000円を増額補正するものです。 次に、4ページをお開きください。 第4条資本的収入及び支出についてであります。 予算第4条本文括弧書中、資本的収入が資本的支出に対し不足する額「1億8,134万5,000円」を「1億8,234万5,000円」に、当年度損益勘定留保資金「1億8,134万5,000円」を「1億8,234万5,000円」に改めるもので、内容としましては第2款、市立角館総合病院の資本的支出の建設改良費で新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備えた検査医療機関としての仮設診察室のプレハブ設置経費100万円を増額補正するものです。 第5条企業債についてですが、国で新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う患者数の減少により、大幅な収入減に伴う公営企業の資金繰りを円滑するために資金手当措置を講ずることとなりました。そのため、市立角館総合病院において新型コロナウイルス感染症の影響により資金不足の拡大が見込まれることから、今回特別減収対策企業債発行のための限度額を設定するものであります。なお、限度額は5億円と試算し、今回設定をしております。 5ページ以降につきましては、補正予算実施計画等詳細な内容について記載しております。 以上で、議案第170号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第171号及び議案第172号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第171号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条総則としまして、令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)は次に定めるものでございます。 第2条収益的収入及び支出について、収益的支出1款1項営業費用が715万7,000円の増額でございます。これは給与改正及び人事異動に伴う職員給与費の増額によるもので、この中には就職氷河期世代採用職員1名の増員分も含まれております。増額分を予備費から支出する形で収益的支出の予算総額は変わりありません。 第3条議会の議決を経なければ流用することのできない職員給与費につきましては715万7,000円を増額補正し、5,784万4,000円としております。 4ページ以降からは、補正予算実施計画及び予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表等添付しておりますので御参照願います。 以上で、議案第171号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第172号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第2号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条総則としまして、令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第2号)は次に定めるものでございます。 第2条収益的収入及び支出について、収益的収入の既決予算額へ1,462万円を増額し、収益的収入の予算総額を8億8,935万8,000円とするものでございます。増額の要因は、2款3項特別利益として1,462万円が増額したもので、これは集落排水事業特別会計における消費税及び地方消費税の還付金によるものでございます。 次に収益的支出につきまして、1款1項下水道事業の営業費用979万円の減額、2款1項集落排水事業の営業費用295万8,000円の減額、3款1項浄化槽事業の営業費用910万4,000円の減額は、それぞれ給与改正及び人事異動に伴う職員給与費の減額によるもので、減額分を予備費に計上する形で収益的支出の予算総額は変わりありません。 次のページをご覧願います。 第3条資本的収入及び支出でございます。資本的支出につきましては、予算実施計画書でご説明いたします。 補正予算書の8ページをご覧願います。 初めに、資本的収入でございます。1款下水道事業と2款集落排水事業の出資金において3万9,000円の同額の増減補正でございます。これは一般会計からの出資金でございます。 次に、2款3項1目一般会計繰入金は330万円の減額、同2目基金繰入金が330万円の増額でございます。下水道事業の法適化に伴う基金の所管替えに伴い、一般会計繰入金と基金繰入金を同額で組み替えするもので、資本的収入の予算総額は変わりありません。 次のページをご覧願います。資本的支出でございます。 1款下水道事業と2款集落排水事業の企業債償還金と基金繰出金において、合わせて4万円同額の増減補正で、資本的支出の予算総額は変わりありません。 次に、補正予算書4ページにお戻り願います。 第4条議会の議決を経なければ流用できない職員給与費につきましては、2,339万7,000円を減額補正し、3,204万3,000円としております。 10ページ以降からは、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表等添付しておりますので御参照願います。 以上で、議案第172号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第173号から議案第176号について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第173号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの49ページをお開きください。 議案第173号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についてです。 地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議の上、大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部を別紙のとおり変更し、共同処理する事務を変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次のページをお開きください。 大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部を変更する規約。 改正内容は、大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務のうち、通常の救急外来のほかに実施している休日救急医療連携事業を廃止し、また、経費の支弁方法に係る字句を改正する規約変更です。 この規約変更は知事の許可を受け、令和3年4月1日から施行するものです。 続きまして、議案ファイルの51ページをお開きください。 議案第174号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更についてです。 地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体で協議の上、秋田県市町村総合事務組合規約の一部を別紙のとおり変更することについて、同法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 次のページをお開きください。 秋田県市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約。 別表第1及び別表第2中「能代市山本郡養護老人ホーム組合」を「三種・八峰養護老人ホーム組合」に改めるものです。これは能代市山本郡老人ホーム組合が三種・八峰養護老人ホーム組合へ名称変更することに伴う規約の変更です。 この規約は、知事の許可を受け、令和3年4月1日から施行するものです。 続きまして、議案第175号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの53ページをお開きください。 議案第175号 公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 仙北市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定により、次の団体を仙北市民バス(向生保内線)の指定管理者として指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものです。 指定管理者となる団体の所在地及び名称は、埼玉県鴻巣市鴻巣976番地の8、ロイヤル交通株式会社、代表取締役 田島健太郎。 指定の期間は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までです。 続きまして、議案ファイルの54ページをお開きください。 議案第176号の提案理由を説明いたします。 議案第176号 公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 仙北市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定により、次の団体を仙北市民バス(中川線及び下延八割線)の指定管理者として指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものです。 指定管理者となる団体の所在地及び名称、仙北市角館町田町上町11番地1、株式会社西宮家、代表取締役 高橋義男。 指定の期間、令和3年4月1日から令和6年3月31日までです。 以上で、議案第173号から議案第176号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これで日程第9、議案第150号 仙北市特定環境保全公共下水道事業基金条例制定についてから日程第35、議案第176号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各議案の提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第177号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第36、議案第177号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案第177号 教育委員会委員の任命についてであります。提案理由を申し上げます。 議案ファイルの55ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、次の者を仙北市教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によって議会の同意を求めるものであります。 提案をさせていただいた任命案でありますが、お手元の資料にありますように、須田喬さんであります。住所及び生年月日は、議案ファイルに記載のとおりとなります。 任期は令和2年12月22日から令和6年12月21日までの4年間ということになります。 56ページをご覧いただきますと御経歴があります。これまで学校教育の教員として、また、秋田県教育庁の職員として御活躍をされております。教育現場を熟知されて、教育環境の充実など、幅広い識見から御意見をいただけるものと思っております。 例えば、平成24年4月からは仙北市立神代中学校の校長をお務めになっております。また、平成26年からは、秋田県教育庁南教育事務所仙北出張所の所長を務めております。平成29年からは、美郷町立美郷中学校の校長を務めております。平成31年から現在は、秋田県立角館高校の非常勤講師、スペース・イオの学習指導員もされております。 新たに仙北市の教育行政に御尽力をいただきたく、就任をお願いしたいと考えております。御審議をいただき、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) ちょっと2点ほど市長並びに熊谷教育長にお伺いしたいと思います。 先ほど門脇市長から御説明、御提案ございました須田喬先生は、非常に優秀な方だなというふうに私、面談したことも一度もないんですけども思いました。 そこでですね、第1点目は、今、新型コロナウイルス感染症が県内でも拡大している中で、いつ仙北市にもクラスターなり、または感染がこないとも限らないし、これは誰も予想できないわけでございます。もし万が一ですね、市内の小・中学生が、仮にですよ感染した場合、いろんな今までもありますけれども、いじめや不登校、また、保護者も含めた家族のいろんな嫌がらせ等がないという保証はございません。こういう昨今の非常に激動したなかですね不安定な子どもさん方が今、小・中学生がいる中で、この先生はいろんな経験豊かな方ではございますけれども、この新型コロナウイルス禍の中で、今後いじめなりそういうことがあれば、どのように対応するというふうな所見を基本的にお持ちなのか、それから2点目はですね、昨年の夏に生保内中学校の用務員の方が非常に不慮の事故で、不慮のパワハラがあって亡くなったということがございますけれども、そういう不幸なことに対して、やはり全国的にこのようなことはあるのかなというふうな、学校内でもですよ、上司のパワハラとかいろんなことが起こり得る危険性があるわけでございますので、そうしたことにはどのような見解を持っているか、その点を門脇市長、熊谷教育長とも提案する前に一度面談をなさって御本人をよく熟知されていると思いますので、それらの考え方をお聞きになったとすればお答え願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、今の質問に対して、市長、答えるにいいば、答えること無理してというか、今の議案に対する… ◎市長(門脇光浩君) 答えれる範囲で。 ○議長(黒沢龍己君) そうそうそう。16番、そして16番、今の人事案件さそのコロナのとか、今の須田さんについての人事ですので、議案に対する質疑をやってください。 ◎市長(門脇光浩君) 高久議員のただいまの質問にお答えしたいと思います。 これまでもそうでしたけれども、仙北市内で、いつ発症するか分からないという危機感、議会の方々、もちろん私も共通の認識であります。今回、人事案件ということで教育委員に任命したい須田さんでありますけれども、これまで何度も私もお会いしてお話をしております。そして今回、教育委員にお願いしたいということで、その目的で御面談もさせていただいております。非常に高潔な方であります。正義を重んじる方であります。先ほど議員が心配をされた、例えばいじめ対策であったり、また、感染者に対する不当な中傷であったりということを甘んじるような人ではないというふうな思いで、その見識の高さに私は何とか任命をいただきたいということで、お受けいただきたいということでお願いをしたという経緯があります。信じております。 ○議長(黒沢龍己君) いいすな。16番。 ◆16番(高久昭二君) 熊谷教育長からですね、昨年ありました生保内中学校の用務員の方の非常に悲しい死があったんですが、そういう方に対しての今後ですね学校内の生徒に対するいじめはともかくとして、学校内での教職員間、上下の間でそういうことがなきにしもあらずだと思いますので、その点については須田先生にお話、一言されておるもんでしょうか。してなければしてないで結構です。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 高久議員の御質問にお答え申し上げます。 須田喬先生につきましては、私も非常に普段から親しく交流させていただいている方で、先ほどのいじめ等のことにつきましても、今、スペース・イオでも頑張っておりますが、非常に正義感の強い方で、校長経験もありますし、絶対大丈夫な方と私は信じております。 また、パワハラの件につきましても、このような話しをしておりますが、十分にその辺に対しても対応できる、そういうふうな教師としての、また、教育行政の面でも素晴らしいお力を持った方だと私は信じております。 以上であります。
    ○議長(黒沢龍己君) 他にないですね。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第177号については、会議規則第39条第3項の規定及び運用令第12の1により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第177号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから議案に対する討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから議案第177号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、同意することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) これで本日の日程は全部終了しました。 本日の会議を閉じ、散会いたします。御苦労さん。                              (午後2時00分)...