仙北市議会 > 2020-09-25 >
09月25日-05号

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  1. 仙北市議会 2020-09-25
    09月25日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年  9月 定例会           令和2年第6回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和2年9月25日(金曜日)午前10時開議第1 報告第6号 健全化判断比率の報告について第2 報告第7号 資金不足比率の報告について第3 議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定について第4 議案第99号 新角館庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例制定について第5 議案第100号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第7号)第6 議案第101号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第7 議案第102号 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)第8 議案第103号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)第9 議案第104号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第10 議案第105号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)第11 議案第106号 令和元年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第12 議案第107号 令和元年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第108号 令和元年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第109号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第110号 令和元年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第111号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第112号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第113号 令和元年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第114号 令和元年度仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について第20 議案第115号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第21 議案第116号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第22 議案第117号 令和元年度仙北市病院事業会計決算認定について第23 議案第118号 令和元年度仙北市温泉事業会計決算認定について第24 議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定について第25 閉会中の継続審査について第26 閉会中の継続調査について第27 議案第140号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について第28 議案第141号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第29 議案第142号 財産の取得について第30 議案第143号 訴訟上の和解について第31 議案第144号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第9号)第32 議員提出議案第12号 意見書の提出について               (新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書)議事日程(第5号追加)第1 議員提出議案第13号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について---------------------------------------出席議員(17名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君   副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君   代表監査委員    高橋祐策君                    地方創生・  総務部長      大山肇浩君             小田野直光君                    総合戦略統括監  市民福祉部長兼            竹下義博君   観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君   建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     戸澤 浩君   教育部長      佐藤義一君  医療局長兼             総務部次長兼            菅原貞男君             大山隆誠君  医療連携政策監           企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君   田沢湖地域センター所長                              伊藤 聡君  角館地域センター所長        西木地域センター所長            茂木博巳君             山田且也君  総務部総務課長   藤村幸子君   総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君   議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君   書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) おはようございます。 ただいまの出席議員は17名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本定例会において出席を求めた者のうち、小田野地方創生総合戦略統括監高橋危機管理監茂木角館地域センター所長山田西木地域センター所長、藤村総務課長は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、別室で待機していますので御了承願います。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 議会運営委員長の報告を求めます。5番 高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) おはようございます。 議長の要請によりまして、本日の議事日程の取り扱いを協議するため、昨日24日午前10時20分から、田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その結果と経過について御報告いたします。 委員は7名全員が出席しました。 職務出席として黒沢議長、委員外議員として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しました。 書記には、議会事務局堀川係長を任命し、職務のため三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 議会運営委員会では、総務文教常任委員会の審査結果により、議員提出議案 仙北市議会委員会条例の一部改正については、現時点での議事日程に組み入れないことを全会一致で承認しております。 経過について簡単に申し上げます。 本定例会の開会日に、2件の議員提出議案の取り扱いを報告させていただきました。 1件は、議案第98号の審議の結果によって生じる仙北市議会委員会条例の一部改正のための議員提出議案です。 もう1件は、全国市議会議長会から要請された新型コロナウイルスの影響に伴う地方財原の確保を求める意見書の提出に係る議員提出議案でございます。 以上の2件については、議会運営委員会全員の発議による議員提出議案として、本日提案することを、その際決定しております。 また、これらの2件の議員提出議案を含めて、当局から議案等の追加提案がされた場合は、あらかじめ本日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しておりました。 付託先の総務文教常任委員会から、議案第98号は否とすべきとの審査結果を受けまして、委員会条例の一部改正については、あらかじめ本日の議事日程に組み込むことができなくなったので承認いただきたいとして議長から要請がありました。 また、議長からは、本会議での議案第98号の議決の結果によっては、必要に応じて日程を協議する議会運営委員会の開催を要請することになるということでありました。 議会運営委員会では、協議の結果、現時点では、付託先の常任委員会の審査結果という事実から、議事日程には仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定については組み入れず、議案第98号の本会議での議決結果によっては、議会運営委員会で改めて日程の追加等を協議の上、取り扱うことを確認しております。 以上、議事の運営につきましては、よろしく御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。運営委員長の御報告をいただきまして、私、昨日、途中からちょっと傍聴させていただいたものですけども、今日追加提案をされる予定だということで資料は私見せていただきましたが、新型コロナウイルスに係る家賃とか地代とかの20万円を上限とする提案とか、それから新型コロナとは直接は関係ないんですが、今後の冬に備えたお年寄りやいろんな弱者に対するインフルエンザの予防接種に対する助成、これは議会運営委員会を経なくても当局が提案する権限は持ってますけども、昨日は議会運営委員会ではそういう話はなかったような感じ、傍聴したんですが、その点はいかがなものでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) ちょっと高久議員、今、あらかじめ日程さ追加して、16番言ってることがありますので、今ここでどうこうということではないと思うから、それで理解してもらいでども。まだ納得いがねすか。はい、16番。 ◆16番(高久昭二君) 議長も議員歴は非常に長い方で有能な方ですけども、たいてい今までの議会なり角館町議会では、追加提案するときは議会運営委員会に諮って、一応事前に了承を得て提案していたのじゃないかなと思うんですが、今定例会ではそのようなことをしなくてもいいというふうに黒沢議長自身は御判断されているもんでしょうか。その御所見をお伺いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、そういう意味でないので、追加提案として後で出てきますので、今ここでどうのこうのという場面でないので納得してください。         (「別にいいとか、悪いとかということでなくて、今までは、議会運営委員会にかけたんではないかと思ったもので。私は、議会運営委員ではないから、もの申すわけにはいかないんだけれども。議 会運営委員会では。傍聴するだけだけれども。ちょっとおかしいなと思って聞いただけです。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時06分)--------------------------------------- △報告第6号及び報告第7号の上程、報告 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、報告第6号 健全化判断比率の報告について及び日程第2、報告第7号 資金不足比率の報告についての報告を行います。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 報告第6号及び報告第7号について御説明いたします。 追加議案ファイルをご覧ください。また、監査委員の財政健全化審査意見書経営健全化審査意見書ファイルもタブレットに入っておりますので御参照を願います。 追加議案ファイルの3ページをお開きください。 報告第6号 健全化判断比率の報告について。 令和元年度決算に基づく健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付して報告するものです。 下段の表をご覧ください。区分の右に実質赤字比率、連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率の4つの健全化判断指標を示しています。区分の下の健全化判断比率は、仙北市の状況を表しています。中段の早期健全化基準は、財政健全化計画の策定が義務付けられる数値を示しています。下段の財政再生基準は、財政再生計画の策定が義務付けられる数値を示しております。 健全化判断比率の実質赤字比率は、実質収支が黒字のため比率は記載されません。 同じく連結実質赤字比率も特別会計と公営企業会計を含めた仙北市全体の連結実質収支が黒字のため比率が記載されません。 次の実質公債費比率は9.9%で、前年度の9.3%から0.6ポイント増加しています。主な要因は、近年の大規模事業の実施等により、市債の発行額が増加したことに伴い、元利償還金が増加しているためです。 次の将来負担比率は118.6%で、前年度の114.1%から4.5ポイント増加しています。主な要因は、市債発行額の増加に伴い、一般会計の地方債残高が増加したためです。 報告第6号、7号説明資料ファイルの1ページをお開きください。 具体的な数字は、下から3行目、(A)令和元年度一般会計実質収支額が4億5,371万5,000円の黒字です。 2ページをお開きください。 次の連結実質赤字比率は、特別会計、企業会計を含めたもので、中ほど(C)令和元年度連結実質収支額が10億8,269万1,000円の黒字です。 追加議案ファイルの4ページをお開きください。 報告第7号 資金不足比率の報告について。 令和元年度決算に基づく資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付して報告するものです。 こちらは公営企業の経営健全化の指標として公営企業会計ごと資金不足比率を報告するものです。資金不足比率経営健全化基準の20%を超えた場合は、経営健全化計画の策定が義務付けられます。令和元年度決算における資金不足比率は、病院事業会計で16.7%の資金不足が生じており、前年度の18.9%から2.2ポイント改善しています。経営健全化基準の20%は下回っているものの、一層の経営改善に取り組まなければなりません。 また、この他の5会計は、資金不足が生じていないため比率が表示されません。 それぞれの会計の資金剰余額は、報告第6号、7号説明資料ファイル4ページの下段の表に示しております。 以上で財政健全化判断指標に関する報告を終わります。--------------------------------------- △議案第98号~議案第119号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第3、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてから日程第24、議案第119号 令和元年度仙北市水道事会計決算認定についてまでの各議案を一括して議題とします。 以上の各議案については、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) おはようございます。それでは、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。 令和2年9月14日、総務文教常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月15日、16日、17日の3日間、午前10時から仙北市役所田沢湖庁舎第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、3日間とも6名全員でした。 説明のため、出席を求めた参与は、大山総務部長、小田野地方創生総合戦略統括監、佐藤教育部長、戸澤会計管理者ほか関係職員です。また、17日には、高橋代表監査委員から出席いただいております。 会議の書記には、議会事務局高階次長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案8件と継続審査となっていた請願1件の合計9件であります。 それでは、案件ごとに御報告申し上げます。 議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定について。 当局から、この案は角館庁舎に事業部門を集約するメリットを最大限に生かすため、組織再編により、観光と文化、さらに文化の創造やスポーツ担当を市長部局に移管し、観光文化スポーツ部として一元的な視点で事業を実行できるようなシステムにしたいということで提案したものという説明がありました。 本案については、委員から多くの質疑が集中しました。 それらの質疑の内容につきましては、主に次の4点に集約されます。 1 教育行政は政治・宗教・文化においても中立の立場にあるべきだが、市長部局に移管されると、政治的に利用される恐れがあるのではないか。また、市長部局に委ねることにより、市長の認めるものとして独断専行で物事が進められてしまうのではないか。 2 全国の伝建群指定の市町村では、全て市長部局に移管しているものか。また、市長部局に移管した自治体からは、何か弊害や事務に支障があるというような情報はないのか。 3 仙北市では、田沢湖マラソンや100キロマラソンなど、市民のボランティアがなければ成り立たないイベントがある。抵抗のある改革を進めて、市民から協力を得られなくならないかと危惧しているが、この組織改正については市民への説明や意見交換は行ったのか。 4 組織改正は、市が発展していくためには非常に大事で、必ず必要なことと考える。今、コロナ禍で仙北市の進む方向を、この組織再編で改めてみんなが考えていく良いチャンスであり、良いタイミングだと思うが、職員が納得し、共感して進めないと逆効果になる。改正案はいつから検討して、この案は十分に議論され、職員は納得したのかとの質疑に対し、当局からは次のような答弁がありました。 1 教育行政の政治的中立性等については、現在も市長部局で行っている事務事業があるが、決して市長の独断専行で進めているものではないと思う。 教育委員会に関する部分については、総合教育会議があり、これまでも市長が出席されている。また、文化財課が移管した場合でも、文化財保護審議会を必ず置かなければならない規定になっていて、事業を行う際には必ず意見を聞かなければならないので、「市長が認めたもの」の範囲の拡大にはならないと思っている。 2点目につきましては、全国の伝建群の所管課については、全国で伝建群所在の自治体の数は100市町村になる。令和2年4月1日現在では、市長部局の自治体が35、教育委員会が65となっている。35のうち、産業・観光に属する自治体が12で、他は建設部門の都市整備やまちづくり、企画で所管している。平成31年4月1日の法律の一部改正により、市長部局に置くことができるという改正を踏まえて各自治体で検討された結果だと思う。全国の伝統的建造物群保存地区協議会の総会の中では、弊害があるということは聞いていない。 市長は、所管替えしてもこれまでの方針を変える考えは全くないとしていて、これまでより職員を増やすなど、強化して整備を進めていく考えである。 3点目につきましては、今回の組織改正については、まだ決定していないので、市民への事前の説明は行っていない。 大きなイベントについては、ほとんどが実行委員会形式となっていて、開催の内容については、これまでとほぼ同じ内容なので、市民の皆様からも御協力いただけるものと考えている。 4点目につきましては、組織再編案の大まかな内容については、新角館庁舎を建設する経過で検討を始めた。4月に入ってから細部の検討に入り、部長等会議で議論し、各部に持ち帰り、担当職員で協議した。各部署からの要望もあり、何度も何度も調整をしながらここに至っている。 以上のような答弁がありました。 審査の中で、各審議会の会議録の提出を求めたところ、大事な事項の説明がなされていなかったり、会議の内容に一部不明瞭なことなどがあったことから、今定例会で組織再編案を議決するのは拙速である。 また、数年前に「スポーツ振興課を市長部局に移す」という組織改編案が出たことがあった。そのときは、確かに、観光、文化、スポーツも含めて、観光文化スポーツ部とするべきという委員の意見もあったが、結果として、スポーツ振興課を市長部局に移す案はなくなった経緯がある。そのときの事実をどう受け止めていたのか。委員会での議論を無駄にしないで欲しいとの意見がありました。 討論の場面では、賛成、反対の立場から、それぞれ次のような討論がありました。 反対討論の要旨は、国の法律が改正されて従来の教育委員会のスポーツ、文化、文化財保護に関する事務を市長部局に移管することができるとしても、検討課題がいくつかある。市民から意見を求めるなど、時間をかけて12月定例会まで検討しながら、議会とのコンセンサスを深めていく必要があるとする反対討論と、新角館庁舎完成にあわせて、町村合併以来、初めて事業部門が1つにまとまるという機会に、この組織再編は絶好のタイミングだ。観光文化スポーツ部は、秋田県と同じ組織になることで、連携や効率性は今よりも向上し、施設の修繕等にあっても、もっと迅速に対応できると思う。行政サービスの迅速化と、より高品質なサービスの提供を期待して賛成するとの賛成討論がありました。 本案につきましては、挙手による採決の結果、賛成少数で、否とすべきものと決定しました。 議案第99号 新角館庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例制定について。 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 議案第103号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)、議案第104号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)及び議案第107号 令和元年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についての各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で、それぞれ可とすべきもの、認定すべきものと決定いたしました。 議案第114号 令和元年度仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 議案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、土地貸付収入の収入未済について、不納欠損に向けて進めているとの説明であったが、不納欠損として処理すれば財産区の会計に著しい問題が起きるのか、いつまでにどうするのか、方向性は出ているのかとの質疑があり、当局からは、収入未済額は600万円を超えるが、収入として減ったとしても、現在、単年度の会計を見る限りでは貸付料、財産収入で回っている。振興基金を利用しながら地域の福祉の増進にも努めているので、すぐに会計に影響が出るとは予想していない。債権管理条例ができて、これを基に債権を管理している部分を取りまとめしている。今年度末には不納欠損として処理するよう、議会へ提出する準備をしているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第115号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第116号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 両案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 請願第8号 総合体育館の早期建設に関する請願書については、引き続き財源の検討、精査を行うために今回も継続審査としておりますが、委員からは、来年度には生保内体育館の雨漏りの修繕していただきたいとの意見がありました。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 これで、総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。お疲れさまです。それでは、私のほうから市民福祉常任委員会の審査、委員長報告を申し上げます。 令和2年9月14日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、9月15日及び同月16日までの延べ2日間、午前10時より仙北市田沢湖総合開発センター2階農林研修室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 出席委員は、5名全員でありました。 説明のため出席を求めた参与は、竹下市民福祉部長、菅原医療局長兼角館総合病院事務長、渡辺市民福祉部次長兼市民生活課長、高橋市民福祉部次長兼長寿支援課長ほか関係職員でありました。 会議の書記には、議会事務局より高橋補佐を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案7件であります。 それでは案件ごとに御報告を申し上げます。 初めに、議案第101号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第102号 令和2年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。 関係当局の詳細な説明がありました。 各案とも、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第105号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について。 関係当局からの詳細な説明がありました。 委員からは、人工透析の機器を購入するとのことだが、部屋の中は密状態にはならないか。また、患者数は増えているのかとの質疑に、当局からは、透析の部屋でのベッドの間隔は保健所から示されており、それを十分考慮してもまだ余裕がある。患者数はかなり増えており、現在の稼働率が97%で、ほぼフル稼働である。それでもまだ5人の患者が待機している状況である。今2台購入することにより、約6名の患者の透析ができるので、今待機されている方については十分解消ができるとの答弁がありました。 さらに委員からは、病院も一つの企業体なので、透析の受け入れに力を入れていくとなると収益にも反映されるのかとの質疑に、当局からは、透析は病院としても収益の高い診療報酬になるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第111号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、さらに議案第112号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第113号 令和元年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。 関係当局の詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第117号 令和元年度仙北市病院事業会計決算認定について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、未収になっている金額がかなりあるが、具体的にどのようなケースか。また、その対策はとの質疑があり、当局からは、入院患者が比較的多い。入院はどうしても後日の精算になるので、一括精算ができず徐々にたまっていく。非常に難しいが、対策としては入院時には連帯保証人をつける、入院前に経費等の情報を事前に伝えることで未収を防ぐことをしている。いずれ、他の自治体病院も未収は大きな問題であり、情報交換をしながら、今回できた市債権のマニュアルにものっとり、対応していきたいとの答弁がありました。 さらに委員からは、職員が普段の業務を行いながら未収業務も行うのは大変である。考え方として、法律家に依頼するとか、債権管理を委託するなど、効率化を図る新たな方法を生み出すことを検討してみてはどうかとの質疑に、当局からは、未収に関する職員負担は大きい。なかなか難しいところもあるが、そのような形で進めることが可能かどうかも含め、両病院で話し合いたいとの答弁がありました。 また、討論では、市民目線で、市民に信頼される病院づくりに頑張っていただきたい。また、コロナ禍で大変な状況にあるが、経営体質の改善に向けた取り組みを今まで以上に進めていただきたい。特に、資金不足が著しいということで一般会計からの繰り入れに頼っている状況を何とか克服していくような取り組みが必要である。現在も収益の向上に努めているが、医師確保対策も含め改善されるよう要望する旨の意見を付して賛成討論がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。
    ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査御苦労さんでございました。2点だけちょっとお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 初めに、議案第105号 病院事業会計の補正予算、今回、委員長の報告にございました人工透析を2台増設するという大変これは喜ばしいことだと思います。待機なさっている透析患者、患者数がやっぱり年々増えているというふうな情報も私も聞いておりますので、そういう点で増設する中で、2台を増設の中で待機者がほぼ解消なされる予定なのかどうかですね、もし病院当局で把握されているとすればその点お聞きしたいし、まだ何人か残る可能性があるし、透析を受けたいという方がやっぱり年々増えていると思うんですよ。病気が増加していると思うんで。その点についての報告、判断はどのようなものだったのか。 それから2つ目は、国民健康保険の歳入歳出決算認定について、全会一致で認定を与えるということでございましたけども、やはり私は今回の国保会計は黒字なわけでございますけども、時々本会議や予算委員会で指摘されている中に、やっぱり世帯割の計算式、赤ちゃんもやっぱり1人分としてみなされるという点。それから、短期保険証、資格証明書の発行というものも、それはペナルティを科すことができるというふうなことで国からも推奨されているんですけれども、今コロナ禍の中でいろいろ個人商店や営業、そして農家の方々、また、年金生活者の方々も非常に苦しんでいる方々が多くなっているという中で、どのような市民福祉常任委員会の判断だったのか、その点についてお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。9番 阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) 高久議員の質問にお答えいたします。 透析、この機械の2台購入するということについて、いろんな角度から質問が確かにございました。今、いっぱいいっぱいということで、97%の透析患者をこなしているということなんですけれども、いろんな待機している方もいるというような状況、5人ほどいるということだようですけれども、それらは全て解消できるんだと、この2台でという話でしたけれども、何かさらに透析患者で旅行して歩く方もいるそうなんですけれども、そうした方の分まではちょっと賄いきれないのでないかなと、この2台ではですね、そういうような答弁がございました。 国保会計、これ101号のことですか。 ◆16番(高久昭二君) 決算の111号。 ◆9番(阿部則比古君) この111号についても色々な角度から質問ありました。ただやっぱり、一つは、大きなのは余剰金と申しますか、留保資金があるので、これくずしてもっと皆さんの、納税者の負担をもっと軽くできないかという質問がございましたけれども、やはりなかなかそれはやっぱりある程度留保資金と申しますか、基金がないと、今回のコロナのようなこともございますし、今後ずっとこういう状況が続くようであればそれは考えるけれども、今どうこうということはできないというような答弁がございました。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 これで、市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) おはようございます。 令和2年9月14日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、9月15日から17日までの3日間、田沢湖総合開発センター大集会室において、15日と17日は午前10時から、16日は午前10時30分から委員会を開催しましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3日間とも5名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、草なぎ建設部長、細川観光商工部長、八柳農林部長ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案5件です。 初めに、議案第108号 令和元年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを御報告いたします。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、田沢湖浄化センター改築更新実施設計に伴う実際の工事費について質疑が出されております。 これに対し当局からは、令和2年度、令和3年度の継続費により、予定している受変電設備更新工事が9,400万円ほどで、令和3年度に予定の中央監視制御の設備更新が3,500万円ほどで、合計1億3,000万円ほどの予定である。この改修は、緊急性があることから浄化センターのみの改修としており、管渠の改修については、数年後にストックマネジメント計画により進めることとなるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。 次に、議案第109号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてと議案第110号 令和元年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてを一括して御報告いたします。 各議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 以上の2議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。 次に、議案第118号 令和元年度仙北市温泉事業会計決算認定についてを御報告いたします。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、次の2点について質疑が出されております。 1点目、温泉事業の継続性について。 2点目、企業債の償還について。 これに対し、当局からの答弁は次のように要約されます。 1点目の温泉事業の継続性についてです。 営業する温泉施設では、令和元年度にあっては、コロナ禍の影響はさほど受けないものと思っている。令和2年度に入ってからは、かなり厳しい状況が推測され、水道料金を見ると一目瞭然の状況である。 温泉事業として供給料金を一部減免する措置を実施したことにより収入が減少している。 一方、源泉供給元の塚本總業には、通常どおり支出しなければならない状況があることから、市では供給元の塚本總業に対し、一部減額について文書を送付したが回答が得られていない。 県のプレミアム事業とGoToキャンペーンの効果により、一部回復基調であるが、これは一時的なものと捉えている。今後、温泉事業を継続するためには、今のお客さんを減らさないよう続けていくことが先決であるが、塚本總業に対しても、市長、副市長を含め、再度コロナ禍に伴う減額に応じていただくよう取り組みが必要である。 また、当初予算の施政方針でもあったように、一般会計への移行も考えており、方針に基づき動き始めようとしているが、コロナ禍の状況もあって難しい状況がある。 温泉事業は、田沢湖地区の観光の要であり、ホテルや旅館から個別に話を聞き、観光商工部との連携強化を図りながら温泉事業に取り組みたい。 2点目の企業債の償還についてです。 平成26年度、平成27年度に借り入れたもので、令和8年度で償還が完了予定である。償還期間が非常に短く設定したものである。これは、カラ吹き源泉の事故を受けて、新たに水沢温泉から供給するため、大がかりな工事に伴うもので、借り入れする際、財政シミュレーションを行っている。温泉事業では、これだけの元利償還は無理であることから、全額、市からの繰り入れで行わざるを得ないとする判断に基づくものである。今後予定している工事については、温泉事業の基金があり、その基金を活用し、不足部分については一般会計からの支援を予定しているとの答弁がありました。 討論では、賛成の立場から、温泉の供給原価について、シビアに考えないと事業の継続性が持続できない状況にある。一般会計に頼ることのない事業の展開について、改めて事業運営に務めていただきたいとする討論がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。 次に、議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定についてを御報告いたします。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、次の3点について質疑が出されております。 1点目、給水原価と供給単価のアンバランスについて。 2点目、事業の継続性について。 3点目、耐震化について。 これに対し、当局からの答弁は、次のように要約されます。 1点目の給水原価と供給単価のアンバランスについてです。 2年連続して赤字決算を計上することとなり、これは、平成29年度の簡易水道統合による経費の大幅な増大に伴うものと捉えている。人口密集地が少なく、広範囲に施設が点在しており、施設等の経常経費が毎年度必要である。そのことにより、給水原価が供給単価を大きく上回る要因である。給水収益については、未普及地域解消事業によって取り組んでいるところであるが、人口減に伴う給水人口の減少によって今後の上昇は見込めない状況である。 現在、仙北市水道事業基本計画の策定中であるが、計画の中で適正な水道料金を算定し、持続可能な水道事業を目指し、次年度以降に水道料金の改定に向けた検討を始めることとしている。 2点目の事業の継続性についてです。 事業を継続するための方法の一つとして、広域化が検討されている。 秋田県の水道ビジョンの策定中であるが、この作業部会の中で秋田県域を6つに分けて考えている。仙北市は、大仙市と美郷町と同じ圏域の中で検討が可能かとする段階である。県南地域においては、地理的状況からハード的な接合の面ではメリットがないことから、否定的な状況である。 仙北市は、秋田市や北秋田市とも隣接しているものの水道の接続は難しい状況があり、施設の統合を進めないとコンパクトな状況が生まれない。 3点目の耐震化についてです。 施設の耐震化については、51%の耐震化である。管路の耐震化の適合率は22.5%である。現在入れている新しい管については、全て耐震化の基準を満たすものである。今後、未普及地域解消事業を進めながらも老朽管更新は必須である。新しい事業も必要であるが、それ以上に老朽管対策を進める必要があるとした業務に関わる担当者の率直な感想を含めた回答がありました。 討論では、賛成の立場から、今後売買の単価をどのように詰めるかが事業展開の課題である。市民の皆様に安心していただくためにも、普及率の問題、有収率の問題、いろいろな課題を一つ一つ解決し、急激な値上げも困るが、年々数値的に悪くなることがないよう、努力の跡が見えるよう取り組んでいただきたいとする討論がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 慎重審査御苦労さんでございました。門脇委員長の御報告に対して、2つちょっとお伺いしたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 一つは、令和元年度の下水道事業決算認定について、全会一致で可とするわけでございますけれども、委員会の報告ですね、委員長報告。この下水道の老朽化に伴う仙北市の中でのですねストックマネジメントという言葉使われて報告されていますけども、この老朽管についてはストックマネジメントはどういうふうな手法とその計画を持っているのか、もしお分かりであればお知らせ願いたいと思います。 2点目はですね、塚本總業の温泉関係の118号でございますけども、コロナ禍の中でその文書を提出なさったようでございます、会社に対してですね。返事が来ないということですけども、これはずっとそのまま今まで、いつごろ文書を出してまだ返事来ないのか、その点もしお分かりであれば、何月何日付で、恐らく市長名で文書、要請書出されたと思うんですけども、それお分かりであればお知らせ願いたいと思います。 3点目は、議案第119号の水道事業の令和元年度決算認定についてでございますけども、御承知のとおり角館のですね横町橋のところの水道管、今仮設、仮のあれであそこの歩道のところ部分にアーチ型にちょっとなってるんですが、これはいずれ古城橋のほうに本格的にやるということが看板出てますけども、これいつ頃やることになっているのか、ずっとあのままの状態で今日に至っているんですが、その点について当局からの説明、委員各位からの質問等はなかったのかどうか、その点について確認したいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 高久議員の質問にお答えいたします。 まず最初の議案第108号の下水道事業ですね、こちらについては先ほども報告しましたとおりの内容でございまして、それ以上の質疑にはなっておりません。 それから議案第118号の温泉事業会計でございますが、塚本總業に対しての文書の件でございますが、その文書についての日時等の内容の議論はございませんでした。 それから議案第119号 水道事業会計についてですけれども、これにつきましても特に委員の間で大きな議論には至っておりません。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 一つはですね、令和元年度の下水道事業特別会計の決算認定について、このストックマネジメントというその報告が当局から示されたと思うし、また、そういう資料というものは、何かペーパーか、またはペーパーレスでも結構ですけども、タブレットでも結構ですけども、そういうのは一切なかったのか。あくまでも口頭、口だけの、口頭だけの当局の説明だったのか、その点を確認したいと思います。 2つ目には、塚本總業に対する文書ですね、コロナ禍のために色々今非常に影響を受けているということで出されたようですが、その文書そのものは委員会には現物ですね、コピーを求めたのか、またはそれは委員各位も見られておらないのか、その点を確認したいと思います。 せば水道関係では横町橋、古城橋の関係は、全く出なかったというふうに理解してよろしいんでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 議案第108号についての再質問でございますが、口頭での説明でございます。 それから、議案第118号につきまして、塚本總業さんの件でございますが、こちらのほうも報告以上の議論にはなっていないということです。 議案第119号についても再質問でございますが、こちらについても特段、報告以上の議論には至っていないということになります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 これで、産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。それでは、私から予算常任委員会の報告を申し上げます。 議員各位には、審査の経過及び結果については、御承知のことと思いますので、要点のみ御報告させていただきます。 9月14日に付託された議案第100号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第7号)及び議案第106号 令和元年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についての2議案につきまして、同日、同月23日及び同月24日の3日間にわたり田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。 出席委員は、9月14日は15名で武藤副委員長が欠席でした。9月23日及び24日は16名全員で、3日間とも黒沢議長に職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、高橋代表監査委員ほか関係職員です。 会議の書記は、議会事務局の高橋補佐、堀川係長、高橋技術員を任命し、職務のために高階事務局次長が出席しました。 各分科会の審査期間は、9月15日から17日の3日間で、全ての審査期間は延べ6日間です。 それでは、各分科会の報告から主な事項を抜粋し、要約して、報告いたします。 初めに、総務文教分科会の報告からです。 一般会計の補正予算の質疑応答から、給食センター管理運営費の100万3,000円について要約して報告します。 当初、給湯ボイラーの温度を42度Cと設定していたが、洗浄の際、食器等の油汚れが落ちないことから、63から65度Cで使用しているため、燃料であるガスの使用量の増加による補正である。また、業者の過失により、ガス設備の不備が判明したので、この補償費45万9,000円も歳入として計上している。 次に、令和元年度一般会計決算の質疑応答から、次の2点について要約して報告いたします。 1、玉川温泉水からの水素生成について。 仙北市と東北大学の連携事業であり、実用化に向けて取り組んでいる。秋田市の民間企業と連携して、水素を大量に生成するためのプラントの設置についても計画中である。地方創生推進交付金の活用は今年度で終了するが、新たな財源を確保して今後も事業を継続し、水素燃料電池を実用化して事業化できるようにしたい。 2、教育コンピューター推進事業について。 仙北市は、教育コンピューター推進事業として、リース契約による全小・中学校へのパソコンを配備し、Wi-Fiの環境を先進的に整備してきた。 今回、国のGIGAスクール構想により、小・中学生に一人1台のパソコンを購入するが、これまで段階的にリースしてきたパソコンのリース契約は5年間となっているため、契約期間満了までは、今後も段階的にリース料の支払いは継続することになる。 次に、市民福祉分科会からの報告です。 一般会計補正予算の質疑応答から、次の3点について要約して報告いたします。 1、戸籍事務・マイナンバーカード制度導入事業費752万2,000円について。 カード取得率は、ことし3月末では9%だったが、8月31日現在で14.7%まで伸びた。国全体では、19~20%の取得率である。マイナポイントの導入により、若い人の申請が多い。運転免許証を返納した高齢者の中には、免許証を返納したので顔写真付きのカードは良いと言う方もいる。 2 温泉休養施設管理運営費30万2,000円について。 クリオンに来場される方々に対して、「検温モニター」を設置する経費であるが、スマートフォンのような形態で、その前に顔を向けると検温と顔認証ができるようになっている。異常があると、アラームが鳴るようになっている。 3 保育園児 免疫力アップ遊具整備事業について。 コロナ対策の一環として、各施設から必要とする遊具の要望を聞いた上で整備する。 放課後児童クラブの小学生は、遊具で遊ぶというより、塗り絵や折り紙をしている。体を動かすためのボールやバドミントンなどは既に整備されており、支援員からの要望には随時対応しているので、今回の対象施設としていない。 次に、令和元年度一般会計決算の質疑応答から、次の3点について要約して報告いたします。 1、不法投棄監視費について。 不法投棄されたものが、大雨により流され、堰をふさいでいる状況は把握していないが、5月から10月まで9人の方に巡回による監視をお願いしている。不法投棄が発見されると担当が回収し、経費は掛かるが処理をしている。監視強化のために防犯カメラの設置を要望したこともあったが、予算化には至らなかった。 2、プレミアム付商品券事業について。 消費税の10%増税に伴う対策として、低所得者の下支えや地域の消費喚起のための事業だったが、対象者が限られていたので、券を購入することに、ためらいを感じた方もいたようだ。対象店舗は300軒ほどで、ポスター掲示と「のぼり」を目印としているため、購入者が特定されることから利用しにくかったようだ。 2万円で2万5,000円分の商品券を購入できる「お得感」を実感できるような周知も反省課題だった。 3、難聴児補聴器購入費助成及び人工透析通院費支給事業について。 難聴児の補聴器助成では、本人の負担が1割となっている。 人工透析の通院費の支給では、週2回以上の通院、自宅から医療機関まで往復3キロメートル以上、自分または家族が運転する車を利用する方が対象である。支給額の算定は「往復距離×1キロメートル当たり10円×回数」による。 委員からの「補聴器購入費の全額補助」と「人工透析通院費の支給額の増額改定」の要望は、市の一般財源なので今後検討したい。 最後に、産業建設分科会の報告からです。 一般会計補正予算の質疑応答から、「道路の除雪作業について」要約して報告します。 道路の除雪作業において、丁寧な除雪により、安全な走行を確保するため、除雪オペレーターには担当する路線が変わるときは、必ず前任者と新任者が一緒に確認するよう指導している。建設課としては、オペレーターの技術講習は行っていないが、建設業協会や関係団体の講習を奨励している。 次に、令和元年度一般会計決算の質疑応答から、次の2点について要約して報告します。 1、雇用創出助成金における職種の制限などについて。 雇用創出の助成金は、現行の制度では、農業法人等は想定していないが、多様化する雇用の実態を踏まえ今後検討していく。 12月から観光商工部と農林部が一緒になる予定なので、より綿密な有効な制度を作り上げたい。 市内の雇用状況では、現在のところ、コロナに起因する倒産は発生していない。ただし、4事業所が休業されている。様々な下支えをしながら、経済の回復に向け、第4次の経済対策として、最終日に補正予算の追加提案を予定している。 2、農業用マルチコプター導入事業について。 当初の計画では、先進的な技術とし、農業用ドローンの導入を計画した。これまでは、無線ヘリコプターによる農薬散布が先行していたが、中山間地域ではドローンが有効であることから導入に至った。どこまで普及させるのかというラインを引かずに導入に踏み切ったことは、反省課題である。これから導入したい方々の芽を摘まないよう、関係部局と連携を図りながら進めたい。 各分科会報告から抜粋、要約した事項の報告は、以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑を省略します。 これで、予算常任委員長の報告を終わります。 暫時11時15分まで休憩します。                             (午前11時09分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時15分) ○議長(黒沢龍己君) これで各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第3、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) ただいま議長から御指名いただきましたので討論させていただきたいと思います。 議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定について発言させていただきたいと思います。 今定例会9月14日、本会議議案質疑で熊谷一夫議員が権限移譲の条例制定について、教育権限が市長に偏重しないかとの質問も出されてございました。私も全く同感でございます。 熊谷議員もそうですが、市長も原則として4年に1回、私どもも市民から審判をいただかなければならない選挙を控えてございます。市長に権限が集中することにより、市長の選挙公約や政治的な判断で有権者に対するアピールを少なからず利用される危険性があるのではないでしょうか。 教育委員会は、あの第二次世界大戦で軍国少年なり、軍事的な教育をしたがために、その反省のもとに日本国憲法が制定され、その理念に基づく教育基本法や、また、関係する法律も制定されました。なぜならば、学校教育も、また、社会教育も含めて、政治やイデオロギー、また、宗教宗派には偏重しないということが基本になってございます。 しかし、今回の条例制定については、仙北市の文化財保護審議会や角館町伝建群の保存関係者の団体からも色々な疑問の声や、また、反対する意見が出ておると私は聞いております。 先の総務文教分科会で同条例制定について、市長も出席される総合教育会議の会議内容をぜひ教えていただきたいと分科会で当局に求めましたが、A4版の1枚の紙、ペーパーだけが出され、その中には特段の反対意見は掲載されてはございません。がしかし、それは会議は何時間やったか私分かりませんけども、全会議のテープを起こしたものではなく、ほんの一部ではなかったでしょうか。まだまだ仙北市議会でも色々審議を尽くし、さらにまた関係者や有識者、また、先ほどの伝建群文化財保護審議会等の御意見も拝聴しながら、もう少し今、じっくりと時間をかけて、まだ12月議会でまた再提出しても遅くはないのではないでしょうか。 この度の総務文教分科会の審査後の採決の結果、反対多数で委員長報告のとおり同条例は否決されております。やはり常任委員会の審査を私は議会も尊重すべきではないでしょうか。 今後、新角館庁舎開所時には、教育委員会は来年も当分、旧角館庁舎の2階に、西木庁舎の改修のために残るわけではございますけれども、教育委員会内部の機能を今後さらに高めて、関係団体との連携を密にして、これまで以上に文化財課やスポーツ振興課のこれからの機能を強化しながら、教育委員会がさらに発展できるようにするのが私は得策ではないかと考える次第でございます。 私も一議員として、有権者や市民の声を代弁する立場から、今回の条例制定には反対するものであります。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 通告により発言を許します。3番、高橋輝彦君。 ◆3番(高橋輝彦君) お疲れさまです。 それでは、議案第98号について、賛成の立場で討論に参加いたします。 この条例制定につきましては、私も所属しております総務文教常任委員会では否決となりました。その経緯につきましては、先ほど田口委員長のほうから報告があったとおりであります。 しかしながら、現在、新角館庁舎を建設中であり、10月30日には竣工、12月21日には供用開始の予定で工事は順調に進んでおります。この新角館庁舎には、町村合併以来、初めて仙北市の事業部門が同じ庁舎に入ることになります。そして、このコロナ禍による行政サービスの転換期にある今こそ、古き体質を改善し、事業部門が集約されるメリットを最大限生かした組織再編を行う絶好のタイミングであると思うのです。現状のままでは進化はありません。組織が進化するためには大胆な改革が必要なのです。幸い、この組織再編案は、トップダウンではなく、各部・課・室の職員でも協議し、要望を出しながら何度も何度も調整してでき上がったものであるとの説明を受け、実務を担う職員の方々が納得した上での組織再編案であることを確認いたしました。 総務文教常任委員会での反対意見では、この組織再編案は拙速すぎる、もっと時間を掛けるべきであり、12月議会でも間に合うのではないかという意見もありましたが、この組織再編案は5月28日に議会全員協議会で副市長から説明を受けており、会派、そして当局と検討する期間も、市民の声を聞く期間も十分にあったと思います。それが12月定例会まで持ち越されては、組織再編の準備が新角館庁舎の供用開始に間に合いません。あと1カ月余りで新角館庁舎の各部・課・室ができ上がるところまで来ているからです。 また、文化財課が市長部局に移管されることに疑義があるという意見もありました。しかし、どこが所管となっても仙北市の文化財は守っていかなければなりません。総務文教常任委員会の答弁の中でも、文化財化が観光文化スポーツ部に所管替えになったとしても、これまでより職員を増やすなどして文化財の保護と文化の創造を強化すると明言しております。 平成31年の法律改正により、文化財課を市長部局に置くことができるようになってから、伝建群保存地区を持つ全国の市町村では、徐々に市長部局への移管が行われており、現在、35の市町村が市長部局で所管しており、全国の伝建群協議会の総会の中では、特に弊害や支障があるというようなことは聞いていないということでありますので、心配はいりません。むしろ、市長部局になることで、施設などの維持管理や修繕についても迅速に対応できるようになるのではないでしょうか。 この条例制定により、関係機関がさらに連携して、市民への行政サービスのスピードアップと高品質なサービスを提供し、今後もウィズコロナ時代を見据えた持続可能な仙北市になることを期待いたしまして賛成します。 以上で私の賛成討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 3番、高橋輝彦君の討論を終わります。 通告により発言を許します。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定について、私は賛成の立場で発言をいたします。 これまでなじんできたことを変えるとなると、疑心、難儀な面も多々ありますが、教育委員会は、教育、文化、生涯学習、スポーツなど、幅広い施策を展開してきました。本市の抱負な文化財、豊かな観光資源の活用、国内はもとより外国も含むスポーツイベント開催など、教育委員会が他の機関との連携を図りながら成功を積み上げてきた実績は評価しなければなりません。 しかし、先人が遺した遺産は、評価はあっても形として見える状態にはなっていません。文化財は、保護するだけでなく活用することで保存されていくのではないでしょうか。 仙北市教育委員会は、平成26年8月に児童・生徒の副読本として「ふるさと仙北学」を発行しております。行政には、「ふるさと仙北学」の内容が後世に継がれていく仕事が求められます。具現化のためには経費が伴います。教育委員会とさらなる連携を図りながら、文化財産の維持、発展のために努力をしていただきたいものです。 以上を申し上げ、賛成討論とします。 ○議長(黒沢龍己君) 7番、平岡裕子さんの討論を終わります。 これで議案第98号に対する討論を終わります。 日程第4、議案第99号 新角館庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例制定についてから日程第15、議案第110号 令和元年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第16、議案第111号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、議案第111号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論をさせていただきます。 付託先の市民福祉常任委員会では、全会一致で賛成でございましたけども、今回のこの黒字決算に至る中で、これまでの市民の方々がこのコロナ禍の中で低所得者や、また、農家、また、個人商店、中小の零細企業の方々、非正規職員、非正規の社保に加入なさっておらないパートや派遣の方々、そういう方々が今回のコロナ禍の中で非常に苦しんでおります。 そうした中で国保会計は、今、秋田県全体で共同運営にはなってございますけども、仙北市のその国保世帯に対しては市が責任を持たなければなりません。この黒字化に至る中では、仙北市税務課や収納推進課の強力な差し押さえや、また、強制的な執行による部分も私は少なからずあると考えます。 市民の方々が苦しんでいるときは、市もやっぱりそれに援助の手を差し伸べる意味で、少しでも税の軽減負担、また、色々な世帯割や、また、税の分配を見直す中で、少しでもこれを和らげなければなりません。国民健康保険証は、これはお医者さんにかかったり、治療や早期発見や早期回復を願うための保険証でございます。こういう保険証を使わせるということが少なからずセーブされる短期保険証や資格証明書を少なくすることは、当然必要かと思います。それがなかなか成し得ていない中で、今回の議案第111号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についでありますので、私は反対とします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第111号に対する討論を終わります。 次に、日程第17、議案第112号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第24、議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各議案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 これで各議案に対する討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第3、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてを採決します。 この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は否決です。したがって、原案について採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第99号 新角館庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例制定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第5、議案第100号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第7号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第6、議案第101号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算第2号から日程第10、議案第105号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算第1号までの各議案を一括して採決します。以上の各議案に対する委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長の報告のとおり可決されました。 日程第11、議案第106号 令和元年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、認定です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり認定されました。 日程第12、議案第107号 令和元年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第15、議案第110号 令和元年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する委員長の報告は、認定です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、委員長報告のとおり認定されました。 日程第16、議案第111号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、認定です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり認定されました。 日程第17、議案第112号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第24、議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する委員長報告は、認定です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長の報告とおり認定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長の報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査について ○議長(黒沢龍己君) 日程第25、閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務文教常任委員長から、タブレットに掲載した請願第8号 総合体育館の早期建設に関する請願書について、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(黒沢龍己君) 日程第26、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載した本会議の会期日程等、会議の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第140号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第27、議案第140号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 説明を求めます。竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第140号について提案理由を説明いたします。 追加議案ファイルの5ページをお開きください。 議案第140号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について。 別紙のとおり制定するものです。 次の6ページをお開きください。 仙北市児童館条例(平成17年仙北市条例第65号)の一部を次のように改正する。 別表(第2条関係)仙北市北卒田児童館の項を削除するものです。 改正の内容ですが、仙北市北卒田会館は、昭和51年11月29日に開設し、43年が経過しております。施設の老朽化や利用児童数が年々減少し、現在では利用する児童もいないことから、児童館を撤去し、土地の所有者へ返還することで合意を得ましたので、このため児童館の用途を廃止し、本条例から削除するものです。 施行日につきましては、令和2年10月1日とするものです。 以上、提案理由の説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいま竹下市民福祉部長から御説明いただきましてありがとうございます。それはよく分かりました。しかし、他の児童館がありますよね、仙北市内には幾つかの。その利用状況をもしお分かりであれば、ひとつ概略で結構ですので、角館地域、西木地域、田沢湖地域で結構ですので教えていただきたいと思います。児童館の児童生徒の利用状況です。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 現在6児童館ありますけども、その利用状況については、現在把握はしておりません。一応、北卒田会館初め仙北市の武蔵野児童館、それから男坂児童館、荒川尻児童館、先達野児童館、角館児童館とありますけども、利用状況については現在把握してません。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 私、よく全て見ているわけじゃないので、全部分かるわけではないんですが、一部ちょっと外から見ればですね、町内の会館とも併用しながら使われているところもあれば、ほとんど使われておらないのかなと思う、思うですよ、確かめたわけではないんですが、そういうところあるんで、建物もかなり老朽化が進んでいるんで、やっぱり児童館でのコロナ禍ではありますけども、子どもさん方がやっぱり貴重な、やっぱり我々の次代を担う子どもさん方でございますので、そういう人方に利用、活用していただくという手法をですね、今後、教育委員会とも連携しながら、小・中学生は教育委員会の管轄ですので、とっていただくという必要があるんじゃないかなと思うんですが、その点はいかがなもんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 合併当初11ありまして、今現在5の児童館については、集落の要望に応じて集落へ譲渡した会館も、造道や鎧畑など集落へ譲渡しております。あと、解体して更地にしている状況とかありますので、それぞれの児童館の状況を把握して、検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) これで16番の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第140号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第140号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。この採決は起立によって行います。 日程第27、議案第140号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第141号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第28、議案第141号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第8号を議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第141号の御説明をいたします。 初めに、令和2年度補正予算一般8号予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第141号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第8号は次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,805万6,000円を追加し、補正後の額を267億4,580万3,000円とするものです。 第2条は地方債の補正です。 5ページをお開きください。 第2表地方債補正です。記載の事業を追加するものです。 8ページをお開きください。 歳入を御説明します。 14款2項1目、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,948万円の追加。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金74万2,000円の追加は、インフルエンザ予防接種支援及びテナント事業者への家賃支援に係るものです。 18款1項3目ふるさと仙北応援基金繰入金443万4,000円の追加。 21款1項12目、説明欄、単独農林水産業施設災害復旧事業債340万円の追加は、農業用施設災害復旧事業費に係るものです。 次のページをご覧ください。 歳出です。 4款1項2目、説明欄、予防事業費3,022万2,000円の追加は、インフルエンザ予防接種助成分です。新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備え、当初の予定は年齢6カ月から18歳、妊婦、65歳以上を対象とし、助成額も1,000円と1,500円でしたが、助成の対象でなかった19歳から64歳までの市民も対象とし、助成額も1人当たり2,000円とするものです。 7款1項2目、説明欄、仙北市テナント事業者等支援給付金給付事業費1,000万円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げの減少に直面している事業者の事業継続を下支えするため、固定費の中で負担となっている家賃の負担軽減を図る目的で給付金を支給するものです。給付要件は、市内で家賃を支払い、事業を営んでいる事業者で、令和2年3月から12月のいずれかの月の売上高が前年同月と比較して20%以上減少している事業者が対象です。給付額は直近の家賃月額の3分の1で6カ月分ですが、1事業者につき20万円が上限です。また、複数の事業所を要する場合でも、合算で20万円を上限とする給付となります。 11款1項1目、説明欄、農業用施設災害復旧事業費783万4,000円の追加は、令和2年7月27日から28日にかけて発生した西木地区と角館地区の農業用施設への豪雨災害による被害の復旧に係る経費を補助するものです。被災箇所は10カで補助率は82.5%でございます。 以上で、議案第141号の提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議のほどお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいまの聞いてですね、すぐ質疑して討論、採決ということの方法も時間急いでいるんでしょうけども、やっぱり慎重審査するために一時休憩を取って、お昼は休憩すると思いますけども、やっぱり資料をちょっともうちょっと出していただいてですね、検討をされる時間を、私のようなやっぱり高齢化した議員に与えていただけないもんでしょうか。もう少し、ただ口でしゃべって、今、総務部長おっしゃいましたけども、それで質疑しろとか討論、採決するといっても、やっぱり今日の今日だとちょっと無理があると思うんで、今日中にもちろんやりますけども、やっぱり資料をもうちょっと出して、ただタブレットに書いてるだけでない、やっぱり資料をちょっと出していただけないもんでしょうか。できる限り、よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) ただいま高久議員からそういうような意見が出ましたので、今、説明が大山部長から受けましたので、いろんな意見というか資料も含めてだども、13時30分まで暫時休憩したいと思いますが、なんただすか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) その間に、議会運営委員長にお願いがあります。今の議案第98号で追加日程協議のため、議会運営委員会を開催してもらいたいというお願いですが、議会運営委員長、なんただすか。         (「はい。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) お願いします。 1時半までは、昼食のため休憩します。                             (午前11時54分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午後1時29分) ○議長(黒沢龍己君) 議会運営委員長の報告を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) お疲れさまです。 本会議で議長から要請がありました議事日程の追加について協議するため、先ほど田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その結果と経過について御報告いたします。 委員は7名全員が出席しました。 職務出席として黒沢議長、委員外議員として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しました。 書記には、議会事務局堀川係長を任命し、職務のため三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 議会運営委員会では、本会議での議案第98号の可決に伴い、議員提出議案仙北市議会委員会条例の一部改正についてを本日の議事日程に追加することに、全会一致で決定いたしました。 以上、議事の運営については、よろしく御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(黒沢龍己君) ただいま議会運営委員長の報告のとおり、議員提出議案第13号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを本日の議事日程に追加することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認め、したがって、議員提出議案第13号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを本日の議事日程に追加することに決定しました。 議案第141号のこれから質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二議員。 ◆16番(高久昭二君) 議案第141号、午前中、説明が口頭で大山総務部長がなされましたので、ちょっと私も簡単にお伺いしたいと思います。 資料が出されていないので、それはタブレットにあるといえばそれまでですけども、ちょっとピント外れなところもあろうかと思いますので、どうか御容赦よろしくお願いしたいと思います。 1点目、農林水産業費の関係で、農業用の施設災害が783万4,000円、これは農業用施設災害が10カ所ということでございましたけども、具体的に角館、西木、田沢湖、何箇所ずつなのか、または全て西木地区なのか、私は分からないので、簡単で結構ですのでお答え願いたいと同時に、この農業用施設というのは、河川のことを言ってるんでしょうか。または農業用水、水路、その点についてお伺いしたいと思います。 それから、インフルエンザの予防接種に対する助成は大変これは結構なことだと思います。平岡裕子議員が一般質問でも取り上げておりましたし、全国的にも多くの地方自治体でこれをやるところがふえておるようでございます。全国新聞見ましてですね。そういうふうな中で保険点数の適用になるかどうか分かりませんけども、普通は幾らぐらいかかるのか、総額ですね、その点はちょっと私不勉強なのでお教えしていただきたいと思います。 3点目は、テナント事業者の売り上げ減少によりまして、国のほうでもこれまでやりましたけども、家賃助成ですね。なかなか国のほうは、非常にスピーディーに進んでいないということが地元の方々の申請した方々から聞こえてまいります。やり直しをさせられたとか、2カ月以上まだかかっているのかという、もらっている方もおりますけども。これはスピーディーにやるために、どういう取り組みをされているのか。 それと、表面にはあらわれておりませんけども、私が聞く及ぶ中でですね、テナント業者ももちろんそうなんですけども、働いている従業員の方々、もちろんパートや非正規の方もおりますけども、解雇されたわけではないけども、今まで1週間のうち5日ないし4日働いていた方が2日とか交替でやられるとか、一日8時間働いていた方が午前だけで、あと午後から休みとか、どこの会社とかホテル・旅館という名前は言いませんけども、そういうところも出ておるようなことは聞こえてまいります。そういう方々に対するハローワークを通じてなり、いろんな方の相談があれば商工観光課、今はですね窓口としては対応されていると思いますので、そこを通じて何らかの応援ができないのかなというふうに個人的には考えるんですが、その点はいかがなものでしょうか。 以上3点についてよろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) それぞれの担当部長のほうから答弁いただきます。 まず最初に農林部長お願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) それでは、議員の御質問にお答えいたします。 農業用施設災害復旧のことですけども、地区につきましては、角館8カ所、地区ですと八割で6カ所、下延1カ所、西長野で1カ所、その他には西木町で2カ所、西明寺地区が1カ所、桧木内が1カ所となっております。ちなみに、被災関係の施設ですけども、頭首工が、いわゆる川から水を取る施設ですけども、頭首工が3カ所、それから農道が1カ所、水路は6カ所となっております。 それから、河川かということでしたけども、あくまでも農業用施設ですので、農業に供する施設でありまして、河川の復旧等ではございません。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員の質問にお答えします。 一応、予防接種については自由診療なので、医療機関によって料金違いますけども、例年であれば3,500円程度ということで試算しますと2万5,520人のうち73%の接種率として1万8,563人に3,500円を掛けますと約6,500万円が総額というような、3,500円と仮定すればそういう試算になるということです。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 高久議員の質問にお答えします。 まずは家賃支援補助金のスピーディーな取り組みについてですけれども、いずれこの事業に関しても商工会さんのほうとかと御協力をいただきながら、よく事前の相談とか受けた上で、こちらとしても実施していきたいというふうに考えてございます。 あとその他、例えば働く時間が短くなった場合の支援ということですけども、先日行った経済支援対策会議のときに、ハローワークの署長さんのほうからもありましたけれども、雇用調整助成金の相談というのが4月から8月までで276件ほどあるようです。主にはそちらのほうで対応していただけるものかなというふうに認識しております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 具体的にお伺いしますけども、八柳農林部長に、下延1カ所、西長野1カ所は、具体的にどこなんでしょうか。頭首工なのか、それも併せてひとつ御答弁をお願いします。頭首工であれば、当然河川が関係してくると思いますが、それは河川は市が管理する河川なのか、県が管理するなのか、両方またぐのか、その点について確認したいと思います。 2点目についてでございます。自由診療ということでございましたけども、この負担はもちろん100%負担ではないし、当然補助ですから、それは分かりますけども、昨年実施した実績はいかがだったでしょうか。その点について確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 箇所についての御質問でございました。下延につきましては、明通という箇所でして、そこは農道が工種となっております。それから、西長野につきましては、川下田川から取水している水路でございます。あと、頭首工につきましては、ほとんどが市の管理河川に設置なっている頭首工でございまして、管理につきましては、各々の水利組合で管理しているものでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 昨年の実績ですけども、一応7,408人です。仮にこれに3,500円を掛けますと2,600万円ほどになります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 西長野、川下田川の関係の水路の関係でございますけども、川下田川そのものは県河川でしょうか。それとも市が管理する河川でしょうか。そこちょっと確認したいんですが、もし万が一、県が管理する河川だとすれば、県からも補助いただけないかなと私は個人的に思うんですが、いかがなもんでしょうか。負担ですね、負担、補助というか負担といいますか。 それから、竹下市民福祉部長にお伺いしたいんですが、全国新聞にもいろいろついてますけども、厚生労働省のほうでですね最近、新しい厚生労働大臣が記者会見を行いましてですね、インフルエンザがこれから秋から冬にかけて流行する兆しがあるんで、その中で併せて新型コロナウイルスの感染対策についてもぜひ進めたいということで、各都道府県を経由して地方自治体、そして関係医療機関に、鼻の粘膜をですね採取できる、綿棒で採取できる、防護服もいらない方法をPCR検査に代わるものをやりたいというふうなことの検討をなさっているようですが、そういうふうな情報提供いただいて、まだいただいてないとすればいただいてないで結構ですので。併せてやっぱりそういうことを、これやっぱり今回、大仙市のはなびでですね、介護老人施設のはなびで2名ですね、新聞にもちゃんとついたから言いますけども、感染者が出たんですが、不幸中の幸いでまずその中での施設のお年寄りには感染がなかったということなんですけども、これからいつ具体的にどのような形で仙北市にも飛び込んでこないとも限らないと思いますので、そういうふうな費用の問題もあるかと思いますが、そういうことを今後、市民福祉部長を中心に市当局で検討なさる考えはないのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 川下田川の水路のことですけども、川下田川そのものは秋田県の管理河川になっております。水路でありますと、農業用施設ですので、河川からの応援というのはありません。 また、河川の中にある頭首工ですけども、頭首工部分については河川を占用して農業用として使わせていただいているだけでありまして、被害を受けた場合等は農林サイドで災害復旧するということのとりきめとなっております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 質問にお答えします。 厚労省からの情報提供はまだありませんので、来次第、来た場合について具体的に検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 先ほど午前中に7款1項2目の仙北市のテナント事業者等支援給付事業費1,000万円についての説明をいただきました。どの月でも20%減で、月額3分の1を補助するけれども上限が20万円だという話でありました。 この事業者についてですが、事業者が払う家賃が、例えばこの事業者の親族とかという場合でも、これは該当になるのかどうか。つまり例えば、会社として例えば長男が例えばその法人としてやっていると。しかし、家を持っているのはおじいさんであってという、例えばね、その人に家賃を払わなきゃいけないという場合に、これは該当するものなのか、その点についてお聞かせいただければと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 八柳議員の御質問についてお答えします。 原則ですけれども、これは国の家賃支援給付金も同じとなっておりますが、親族の、特に一親等等についてのその貸し借りというふうには、原則該当しないというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 国の制度に準じて、じゃあこの場合は出せないということでいいんだすべ。国のほうでは一親等は何か出せないというふうに私お聞きしているんで、それに準じてこの場合も該当しないということになるんですか。
    ○議長(黒沢龍己君) 部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 原則そのように考えておりますが、いずれその辺の事情というか状況は、聞き取りをしながら対応させていただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(黒沢龍己君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 親族であろうが法人の経営に対しての家賃の打撃は同じことなわけなんで、その点ひとつ事情について話しながらということですので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 15番、八柳良太郎君の質疑を終わります。 ほかに。5番。 ◆5番(高橋豪君) それではですね、引き続きまして先ほども議論なりましたけども、インフルエンザの予防接種、今回対象を全市民に広げるということで、これは大変ありがたいということです。新型コロナウイルスと同時に流行するということで警戒されているわけなんですが、実は皆さん御存知のとおり、このワクチンの不足というのが今非常に懸念されていて、この冬、用意できるのが6,300万回分、人分というんですか、要は日本の人口の半分ぐらいしか用意できないという中にあって、恐らく今年に関してはコロナの影響もあって予防接種を受けるという人が、いつもの年より非常に多くなることが見込まれると。それに加えてこうした助成制度ができたということになりますと、この地域で果たして十分なそのワクチンが確保できるのかという、そういう心配もあろうかと思います。そのあたりについて、全国市長会でも今月に入ってから国のほうに、厚生労働省に、ワクチンの供給をということで要望を出したりもしているようですけれども、市として、またこのエリア全体として、何かそういうワクチン確保の動きというか、そういう対策をとらなきゃ足りなくなる可能性もありますので、その辺はどうなっているかということを確認したいと思います。 それから、次に、テナント事業者の家賃支援ということで国が3分の2、そして市が3分の1を支援するということで、実質10割が6カ月分、一定の要件を満たせば支援していただけるということで、これは非常に助かる制度だなというふうに思っていますが、この中でちょっと確認したいんですが、まずこの事業者ということでありますけれども、この事業者というのは具体的にどういう事業者なのかというところです。国は多分、宗教法人とかそういうやつは除いて、当然暴力団とかもそうなんですが、それ以外は全て、持続化給付金のときも一緒だったと思うんですが、全て事業者を対象にするということでありましたけども、今回、市のこの制度においては、事業者の範囲というのはどういったところでしょうか。 それから、また、この3月から12月までの売り上げ要件を対象にするということなんですが、そうすると申し込み期限というのはいつまでになるのかということ、それから、提出の書類ですね。今、実は国の家賃支援給付金は、あまりにも提出書類が多いとか、いろんな複雑な制度で、持続化給付金のときと違って非常に難しくなっているということで、実際にその申請された方の6%ぐらいしかまだ実際に支給されてないというようなことが報道されておりましたけれども、そこら辺の取り扱いというか、先ほど部長からは国の家賃支援給付金に準じてというようなお話もありましたけれども、その辺どういったものを実際に提出するかとか、その辺が非常に気になるところでありますが、そこら辺お分かりであれば答弁いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長、答弁。 ◎市長(門脇光浩君) 私が承知している範囲でのお話で恐縮ですけども、まず、秋田県市長会は先ほどお話のとおり、政府に対してワクチンの十分な対応をお願いしたいということで要請活動を行っています。これは秋田県市長会に限らず全国市長会も同様だと思います。同じように、私の認識では、地方六団体も確かそのような形で要請活動を行っているというふうに思っております。個々個別の要請、要望活動でかなう事案ではありませんので、そのような団体での対応ということが適切ではないかと思っております。私が個別に誰かに御相談したというような事実はありません。 補足を竹下部長からも少しさせていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 厚生労働省のワクチンの供給量ですけども、委員の言ったとおり6,300万人ということで、例年より12%増ということで一応供給予定となっております。厚生労働省からのチラシで、優先順位ということで来てますけれども、一応仕入れ等の医療に関わる医療機関へお任せとなるわけですけども、それについては若干遅れますが、全員確保できるということでの対応をお願いしておりますので、それについては十分、住民のほうにも周知したいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 高橋豪議員の質問についてお答えします。 テナント事業等の給付金についてですが、事業者はという御質問でしたけども、まず、今回対象になる要件で現在考えている案ですけれども、仙北市内に事業所を有する事業者で、原則平成31年以前から事業を開始していること。令和2年3月から同年12月の期間中のいずれかの月において前年同月比の売り上げが20%以上減少していること。給付金受領後も事業者として営業活動を継続する意欲があること。その他、法令及び公序良俗に反していないことというふうなことでございます。 なお、今回対象外になる事業者の方につきましては、高橋議員おっしゃられるように、暴力団関係の方、あと、法令等に基づく必要な許認可等を受けることなく事業を行っている方々、農林漁業に属する個人経営の事務所の方々、宗教に属する事務所または政治団体、公益法人または事業所の経営に国または地方公共団体が直接または間接に参画している方々ということでございます。 あと、期限ということですけども、今のところの想定では、3月から12月の売り上げの減少ということですので、1月末を想定しているところでございます。 あと、提出書類につきましては、添付書類ということで、売り上げが減少したのが分かる書類をいただかなければならないというふうなこともありますので、前年の営業状況が分かる例えば確定申告だとか、そういうものの写しと、ことし売り上げが減少したというのが分かる例えば帳簿類だとか、そういうのは出していただかなければならないのかというふうに考えてございます。 その他に賃貸借契約の契約書の写しは、それがない場合は、例えばお支払いした明細書とか銀行から引き落としになっていれば、その写しみたいなものは必要なのかなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) インフルエンザワクチンに関しては、何とか皆さん、希望する方々に行き渡るように御努力していただきたいというふうに思います。せっかくの制度なんで、恐らくいつもより多いというふうに思いますんで、そこら辺はしっかりやっていただければと思います。 それからあとは、テナント事業者支援のほうなんですが、先ほど事業者の範囲はということなんですけども、個人の農林業を除くと。前回の事業継続支援金のときと同じような格好になりましたけども、国の方では農業も対象になってるんですよね。何回もしつこいようですけども、農業の中でもやはり打撃の大きい分野というのが非常にあると思いますし、それから、実際に農地をお借りしてやっている場合、建物を借りてそこで何かを保存しているとかそういった場合も十分あるという中にあって、こういうコロナの影響で非常に売り上げが減少したという農家さんもたくさんあると思います。だからそういったところを考えると、国の考え方としては、そういうのも全部対象ですから、そのようにしたほうが妥当じゃないかなというふうに思うんですが、一般質問でも聞きましたけども、この制度に関しても農業、しかも個人のという、個人の農林業か、農林業を除くというのは、これはどういうことかということが1点です。 それから、例えば事業者によっては複数店舗を賃貸しているという場合もあろうかと思います。国の制度は、複数店舗も認めているわけなんですが、市の制度ではこれはどうなのかと。例えば1店舗だけ借りている人もいれば、2店舗、3店舗とお借りをして同じく商売やっていると。当然それぞれに賃料が発生しているということなんで、そこら辺は1店舗ごとにカウントして、それぞれ上限が20万になるのかどうか、その辺も、できればそういうふうにしていただいたほうが非常に助かるんではないかなと思いますが、いかがでしょうかということです。 それから、提出書類なんですけども、当然その売り上げが減少したということが分かる書類というのはもちろんだし、それから実際にその賃貸借があるかどうかということで、当然契約書ということになろうかと思います。それから、家賃の支払い実績ということで、領収書とか口座のコピーとかというのがあるのかなと思いますけども、結構これいろんなケースあって、昔から借りてるやつとかだと、契約書がそもそもないとか、先ほどおっしゃっていましたけども、ないとか、それから契約書はあるけども、更新していないとか、自動更新条項がないとか、そういういろんな個別のケースがいっぱいあって、それから、大家さんと仲悪いとか、だからそうなんですよ。国の場合は契約書がない場合は、貸主、借主、双方の証明書というのがあって、そっちに借りている人も貸している人もサインすると。判子を押すと。それをもって契約書の代わりにできるわけなんですが、その判子がもらいづらいとか、家賃の交渉中だとか、家賃を滞納しているとか、いろんなケースがあって、非常に困っているということもあって、恐らく実際は書類の不備なんかで全体の10%にも満たないような状況で、当然書類が多いから審査にも時間かかるわけなんですが、そういうふうになっているようです。そこら辺、恐らくこの後、受付を開始するといろんな個別の事案が出てくると思いますので、どうかその辺も柔軟に対応していくべきではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうかということで、複数点伺いました。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 個人の農林業の関係の御質問ですけども、まず一つ、今回のこの事業の枠組みというのが、国で緊急事態宣言がなされて、休業を余儀なくされた施設の中で、なおかつ家賃が発生している業態の方々に今回は下支えというか支援させていただきたいという考え方でございます。その考え方で、実は農林サイドのほうの方々とちょっと御相談もさせていただいたんですが、いずれ今現在で、花卉とかやられている方々は今回そういう減少されてる方がもしかすればいらっしゃる可能性はありますけども、その農業の個人の方々を今後検討しなければならない事項とは思っておりますが、一旦予算組みが、そういうふうな考え方で組ませていただいておりますので、一旦これで走らせていただいて、その農業の個人の方々は、今後の状況を見て、この仕組みの中で拾うべきなのか、もしくは別の仕組みを新しく立ち上げるべきなのかという辺りを今、事務サイドではちょっと検討させていただきますので、その点についてはちょっと時間をいただければというふうに思っております。 あと、複数店舗の話ですけども、今回上限20万ということですので、複数店舗で、そこまでの上限にいかない場合であれば複数店舗も、例えば3店舗でも20万いかない場合というのももしかするとあるかもしれませんけども、その点は全部合算して計算させて、上限を20万というふうな形で実施させていただきたいと思います。近隣の状況を聞いてみますと、上限20万円というふうなことでも、なかなかそこまでいかないよというふうな話もありましたので、複数店舗合算して対象とさせていただきたいというふうに思っております。 あと、提出書類の話ですけども、多分色々な、始まればケースがあると思いますが、その辺、要は売り上げが下がって、その家賃を払っているという実績が分かれば私はいいというふうに考えておりますので、そこは個別に柔軟に対応させていただきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) まず、農業、林業なんですけども、この制度でということになるのか、または別の制度かというあたりもあると思うので、そこら辺は十分今後検討していただきたいと思います。 それから、ちょっとすいません、確認なんですけど、上限20万というのは、3分の1掛ける6カ月で20万ということだと思いますので、要はそうすると3万幾ら、1カ月、3分の1の家賃で3万円だとして6カ月だったら18万ということになると思うので、大体全体で10万円ぐらいの家賃というところになろうかなと思います。あるような気もするんですけども、場所によってはそのぐらいの金額も、もう少し高いところもあるんじゃないかなと思うんですが、そうすると複数店舗は認めるけども、あくまで上限の範囲内というような考え方になるということかと思いますけども、そこを今一度確認させてください。 あとは、期限は承知しました。 それから、提出書類についても色々あると思うので、そこは答弁いただきましたけれども、柔軟にやっていただきたいと思います。 その1点だけ確認させてください。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 今の複数店舗の話ですけども、高橋議員おっしゃられたとおりで、複数店舗を合算したのの全部、合計が上限20万というふうなことで考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) これで5番、高橋豪君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第141号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認め、したがって、議案第141号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。 日程第28、議案第141号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第8号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第142号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第29、議案第142号 財産の取得についてを議題とします。 説明を求めます。佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 議案第142号の提案理由について御説明いたします。 追加議案ファイル7ページをお開き願います。 議案第142号 財産の取得について。 仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、次のとおり財産を取得するため、議会の議決をお願いするものでございます。 1、名称及び数量は、仙北市立小中学校GIGAスクール端末、購入台数は1,591台です。 購入価格は、9,450万5,400円、うち消費税及び地方消費税が859万1,400円です。 3、購入の相手方は、秋田県秋田市牛島西一丁目4番5号、株式会社アイネックス、代表取締役社長鎌田良勝です。 詳細については、議案第142号関連の参考資料で御説明いたします。 入札日時は令和2年9月18日午前10時。入札方式は、条件付き一般競争入札。入札参加資格は、仙北市財務規則第102条による仙北市競争入札参加資格者名簿②物品・役務に登載されている主たる本店、支店、営業所を秋田県内に有する登録業者です。仮契約日は、令和2年9月23日。予定納期は令和3年1月31日までとします。 なお、当該契約は、本議会の議決をもって本契約となるものでございます。 以上、議案第142号の提案理由の説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) お尋ねします。これ、1台当たり単価が3万9,000円となっていますけども、いわゆるスペックというか機能とかはどの程度のものか、国から示された基準等あったものなのか、市独自で決めたものなのか。 あとですね、これらを使うのは教室だと思いますけども、いわゆるボトルネック等起こさないような教室等の環境は十分に調査されているのか。 あとですね、リースであるパソコンが今後もあるわけですけども、それらとの使用の何といいますかすみ分けというんですか、どのように使うのか。リース代だけ払って、片っ方あといらなくなってお荷物なるのか。リースがあともう何年あって、どうなのか、十分活用されないと、ただ経費が出ているだけなので、そこら辺。 あと、これはどの程度の年数を使うような計画でやるのか。というのは、昨今、このような機械、非常に日々新しくなりまして、非常にサイクルが早いわけですよ。ですから、子どもたちのもしかすると成長より機械のほうが早いかもしれない。ですから、そこら辺はどのようにお考えになって、この機種選定になって、どの程度の使用をするものなのか、そこら辺をまず伺いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) まず、タブレット端末の仕様等についてからお話したいと思います。ソフトウェアはGoogle chromeとしています。キーボード付きの11.6インチ、モニターが360度回転可能なものであります。やはり議員御指摘のように、子どもたちの使用上の安全性、あるいは機械の耐久性等を勘案したものでございます。 また、仕様書に記載しましたけれども、卓上、いわゆる机76センチからコンクリート床に落としても大丈夫な強靭性を有するもの、それから、バッテリーの耐久性が満充電から13時間ないし15時間使用可能なものということで、これは標準に合わせた形で選定いたしました。 なお、これらの条件を満たすものであれば、入札に関してはメーカーは問わないと、同等品とみなしたところでございます。 それから、リース料満了した後のこのタブレットの併用ということですが、やはり一番経費的に問題となりますので、今ある当然パソコン等にあるパソコン教室での使い方というものを併用していきたいと思います。 なお、今年度補正予算で減額しました角館小・中の分からはリースの更新は行っておりません。ただし、今後4年間にわたってのリースの部分というのは発生しますけれども、そこら辺の使用については経費の無駄にならないよう、クラブ活動等々で両方併用できるようなことを考えていきたいと思います。 それから、いわゆる機種の耐久性の問題だと思うんですが、普通の期限でありますと5年ぐらいを想定しておりますけれども、私どものほうでは一応6年半の自動設定をしております。ただし、手動で更新することにより、少なくとも7年から8年はこの機種がもつだろうという予測を立てております。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 教育部長、一つ、今の質問に、教室の使用環境どうなっていると。 ◎教育部長(佐藤義一君) 教室の使用環境について取り落としましたので補足させていただきます。 各教室にはAPと称する、いわゆるインターネットの接続を各教室ごとに設定することになっておりますので御理解いただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) いわゆる各教室はいいんですけども、接続等、子どもたちが大量にやった場合とか、上部は速いスペックで、下も速いけども、中継器が遅いという場合もあるんです。ですから、そこら辺の整合性は最初からとってあるのかということです。 私言ったのは、長く機械はもつかもしれないんだども、早い話が、時代のサイクルが早くて、これ7年も使うがって言いだぐなる時期あると思う、簡単に言えば。そんなサイクルじゃないですよ、これから、多分。ですから、そこら辺何と見て、考えたのか。それは長くもったほういいですよ。でも多分、子どもたちが使ったら、なんとこただやつな今使ってねでって言われる可能性あるんですよと、あまり早くて。私はいいどご3年だと思うんですよ。これからだと。正直な話。本当、金もったいねんだけども。お金がもったいないんだけども、そうするとそれらの考えた予算の置き方だったのか、そういうものが念頭にあったのかということと、あと、今あるリースしてるパソコン、私は考え方によっては、必ずしも学校でそのまま使わなくても、市民の教室で、情報館で使ったり、色々考え方はできると思うんですよ。ただ、私言いたいのが、リース料だけ払って、教室さねがへでおぐ、あるいは各場所さたんだ積んでおくような環境にはしない発想を持ってるかっていうこと聞きたいんですよ。教育委員会の財産かもしれない。あるいはそっちで使うってば、いや、別の財産さ移さなければ駄目だかもしれないけども、もっと広い意味でいげば市民の財産ですので、それをやっぱり有効に活用する方法しないと、よくあるのは教室さ4台も5台もたた積んだままで、電源プラグ差しっぱなしのものが、端末いっぱい出てくる可能性がないのかと、そこら辺まで検討されたのか。したというと思いますけども、どうなのか、御答弁を願いたい。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 議員の質問にお答え申し上げます。 やはり今、特にこのコンピューターの何ていいますか、進み具合、もうどんどん進んで、全くおっしゃるとおりで、今、議員は3年とおっしゃいましたけども、やはりその点につきましては私どもの話し合いの中でも、やはり予定ではまず一応7年というふうなことも考えておりますが、やっぱり少し長いのではないかというふうなことで議論をしたところであります。まず、こういう形では出させていただきましたが、それに関しましては本当に日進月歩のこの進歩に合わせれるように、皆様の御意見、それから先生方の意見、先生方の中ではやっぱりちょっと苦手な方もいらっしゃいますというのも多いです。それが十分に先生方、それからスクールサポーター、ICTのサポーターも来ていただきますので、その方の意見、それからいろんな保護者の中にも大変明るい方もいらっしゃいます。その多様な意見を賜りながら、まずお金がかかるものですから、何とかと、それはできないと思いますが、議員の皆様にも御相談させていただいて、更新をもしかすれば早い時期というふうなこともあり得るというふうな形で、まず進ませていただければと思っているところでございます。 それから、有効な活用というものも、本当に全くおっしゃるとおりでございます。私どももちろんコンピューター、学校はもちろん、まず学校、GIGAスクールですから学校の中でやっていきますが、やっぱり今度私たちは社会教育のほうに、生涯学習のほうに大いに力を入れていかなければならないと思っているところでありますので、皆様、地域の皆様、住民の皆様にも、いろんな意味で勉強ができるように、特に子どもさん等が、もし万が一コロナが第何波というのが出てきて、家庭でいなければいけないというような場合でも、やっぱり保護者の皆様との勉強会も必要でしょうし、地域の皆様との関わりも必要であると思いますので、広く考えながら十分に市全体として活用できるように、色々な工夫をしてまいりたいと思っているところでございます。 ○議長(黒沢龍己君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 答弁は了解しました。いわゆるあるものは、市全域で有効に使うという発想を持ってもらわないと、やっぱり金は出ていくは、ただ積んでおく、あるいは電気代は払う、そういう時代でないし、十分教育委員会だけの狭い視野で捉えないで、広く捉えてもらって、あと、端末については、私は正直言って、例えば耐用年数7年あれば7年使ってもらいたいですよ、正直な話。ただ、教育の中で使ったときに、子どもたちがこういう古いの使うのって言われたとき、これも困るんだな。我々自分の携帯だと頑張って金かかるから7年使うかというけども、多分子どもたちはそういう発想は持たないと思う。やっぱりいろんなソフトの関係上、いろんな関係上、やっぱりあるので、あまりにも長いスパンでものを考えちゃうと、またこれもゆるぐなくなってくると思うんですよ。やっぱり使う場所が使う場所ですので、子どもたちは一番新しいとはいわなくても、それなりのやっぱり教育環境の場の中で求めてくると思うんです。ですから、そこら辺を何という、ある程度含みを持たせた柔軟な発想も大事だと思いますので、十分御検討いただきたいというふうに思います。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 教室のその環境の件で少し補足させていただきたいと思うんですけれども、いずれ各教室にはアクセスポイントというものが今度設置されまして、今想定しているのは、これまで整備してきました電子黒板、それからデジタル教科書との連携というのも非常に大事ですので、その辺のところは、その学校によって通信速度が変わるとかそういうところのないように精査はして進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 11番、荒木田俊一君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 簡単に2点だけお伺いしたいと思います。簡単な質問ですので、どうかよろしくお願いします。 今回の購入が秋田市にある株式会社アイネックス、条件付き一般競争入札でありましたけども、これは秋田県に会社があるというふうな、事業を取り扱って会社は今現在大体、教育委員会の担当のほうでつかんでいるのは何社ぐらいあるのか。今回は条件付き一般競争入札には何社が参画なさったのか、その点ちょっと私、資料は見てないので分かりませんのでお知らせ願いたいと思います。 と同時にですね、前もちょっと議案質疑でGIGAスクール構想のときにお伺いしたんですけども、不登校の方とかどうしてもやっぱりいろんな事情で、いじめも当然あろうかと思いますが、家庭でなかなか出たがらないと、学校に、そういう方とか、大曲の支援学級のほうにいろんな事情で、角館でいえば昔の南高校、南校のほうにお世話になっている方とか、いろんな事情があろうかと思いますが、そういう方々にも確か配布なさるというふうに聞いたような記憶あるんですが、その台数も含まれていて、それは自宅で管理していただくか、また、そちらの学校で管理していただくことになるのか、その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 条件付き一般競争入札につきましては、ホームページ上で公募したわけですけれども、当方で予想していたのは3社ないしは4社が参加してくれるだろうと予測しておりましたけれども、結果的には1社の応札でありました。 ただいま回落札しました株式会社アイネックスにつきましては、秋田市が本店でありまして、県北に能代営業所、県南には大仙営業所を持っており、また、仙北市のこれまでのコンピューター推進事業のネットワークにも精通した会社でありましたので、1社の応札になったのかなと。それと同時に台数がやはり1,591台ということですので、なかなか小さな会社では一遍にこれを用意することができないのかなということで1社になったのかなと思っております。 なお、不登校の生徒さん方につきましては、初日に申し上げましたとおり、当然1人1台のタブレットの端末配信になりますので、全ての方に持っていただくことになりますが、個人で持っていただくか、あるいは学校でその都度お届けしながら使っていただくかについては、今後の検討課題でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) ただいま部長からありました後段のほうでございますが、不登校の生徒に対しましては、文科省のほうからも非常にこのGIGA構想の中、まず子ども一人一人にコンピューターを与えて、そちらしっかりと個に応じた指導をするということの中で、特に不登校、それから支援を要する子どもに対しては非常に何といいますか、これまで以上に非常に有意のあるやり方で、手法ではないかということで、強く文科省のほうからもお話を伺っております。それで、必ずですね1人1台まず与えまして、学校、またはいろんな形でスペースイオ等であろうか、または個人となるか、いろんなケースあると思いますが、十分に活用して子どもたちの不登校解消、またはいろんな面での成長等に資するように取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいまの教育部長の答弁では、このアイネックスは、これまでも仙北市にも関係しておるような答弁でされておりますけども、この会社はあれですか、ほかの例えばこれから美郷町とか大仙市に、大曲のほうでも何か教育委員会のほうで、大仙市のですね、何かタブレットを導入するようでございますけども、やっぱりそういうふうな大仙市や美郷町、もちろん仙北市も含めて、いろんな取引が現在も続いておるもんでしょうか。 それで、この機械はですね、国産ですか、それとも国外産ですか、その点について確認したいと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 他の自治体のいわゆる業者選定については、正直申し上げて把握しておりません。ただ、私のほうでは、先ほど言いました条件を付して、いずれメーカーは問わないということで入札しましたけれども、アイネックスが果たして他の自治体に収めた場合、私どもと同じ機種になるのかどうかは、これはちょっと予測できないところであります。 ちなみに、私のほうで今回落札しました機種につきましては、ヒューレット・パッカード社と称しまして、法人向けのパソコンのアメリカのメーカーが入っております。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) アイネックス、これまでも仙北市にいろいろ対応されておるようなんですが、出入りされておるんですけども、具体的にこれまで教育委員会に限らず市長部局なり、または他の部門なりで、どういうところと、どういう機種を導入されているんでしょうか。タブレットだけ言ってるんじゃないですよ、その点もしお分かりであればお知らせ願いたいと思います。これまでも仙北市と色々やり取りしてるというふうに答弁で触れておりますので。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 市長部局のほうの情報センターのほうとも取引もあるとは聞いておりますが、内容については精査しておりません。 教育委員会内で、このアイネックスとの取引あるのは、パソコンリース及び各学校へのWi-Fi環境等のネットワークの構築がここの会社でしておるものでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに。はい、5番。 ◆5番(高橋豪君) 引き続きまして数点お伺いしますけども、この中でですねタブレットについては今答弁あったので分かりましたけども、一括管理ライセンスというのと、クラウドライセンスって、これ2つどういうものかということをお尋ねしたいと思います。一括管理ライセンスは5,000円の1,591台で795万5,000円、クラウドライセンスというのが6,000円で同じく1,591台、954万6,000円なんですが、このライセンス契約というと、もしかして毎年これ払わなきゃいけないのかというところもあると思うんですけども、それか一回幾らか払えば何年かとか、そういうものなんですが、この2つのライセンス料というのは、これこの後毎年発生するんでしょうか。その2点、3点ですか、お尋ねします。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 一括管理ライセンスとクラウドライセンスについて御説明いたします。 この一括管理ライセンスと申しますのは、教育用のパッケージライセンスと称しまして、いわゆる教職員用のライセンスになるようでございます。それから、クラウドライセンスというのがチール社で発行しております教育支援システムのライセンスでございまして、先ほど申し上げました電子黒板、デジタル教科書との連携に使用するライセンスと聞いております。これらについては、今回の部分で終了するのではないかと考えております。契約の方法により、若干運用形態が違ってくるようでございますので、いずれ経費あまりかからない方向で考えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 要は導入コストのほかに必ずランニングコストかかっていくと思うんですけれども、こういうシステムに関していけば、これだけじゃない、私何回も言ってるんですけども、いろんな場面で、例えば何かのシステムを更新しなきゃいけない、すごい何百万ってお金がかかってると。毎年毎年保守料ということで何千万、何億払うわけですよね。そういうのが非常に重たくなってくるというか、ということだと思いますので、その辺も十分御検討されたほうがよろしいかと思いますけども、これを新たに導入するにしてもですよ、当然、今買う分にはいいんですけど、それを使いながら、ただコストがあまりにもかかるということになると、これまた大変だということになりますので、よくその辺は御検討いただきたいと思います。その点について答弁を求めます。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 高橋豪議員の今の質問は、多分今後の維持経費ということになろうかと思います。先般の委員会審査の中でもお話申し上げましたけれども、いずれGIGAスクール構想は今年度で完了しますけれども、いずれこの後、正常な運営していくためには、通信環境等のメンテナンスは欠かせませんし、また、これまでの経緯から年度によってばらつきはあろうかと思いますけれども、全体での年間の概算額は毎年5,000万程度を試算してございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番、高橋豪君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。8番。 ◆8番(田口寿宜君) すいません、1点だけお願いします。このGIGAスクール構想自体、国のほうで整備を進めて、1人1台ずつという形で進んでるんですけれども、更新もしかり、維持管理もしかり、これ一自治体の一般財源でやるべきなのかどうかって私非常に疑問を感じているんです。やっぱこの構想を打ち立てたことですから、国がしっかりと最後までこの構想、面倒みていくというスタイルでいかないと、ちょっといかがなものかなと思うんですけれども、そこのあたり何か当局サイドで文科省の情報やら何やら、今後どうなるかっていうこの構想自体がどうなっていくのかという方向性とか、そういう情報が入っていましたらお聞かせいただきたいなと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 田口議員の御質問にお答えしたいと思うんですが、私どもも実は今そこを一番懸念しておるところでございますが、残念ながらこの後、このGIGAスクール構想に係る経費が国の補助なり県を通じた補助なり、どうなるかというのは非常に心配で、先行き不透明なところでございます。つきましては、市長、全県の市長会から全国の知事会等々、いろんな組織があろうかと思いますので、そういうところで市長からもお力添えをいただきながら、国のほうへ要望して、幾らかでも財源を持ってきていただけるような方策をお願いしたいと思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 8番、田口寿宜君の質疑を終わります。 ほかに。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第142号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第142号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。 日程第29、議案第142号 財産の取得については、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 14時45分まで休憩します。                              (午後2時33分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時45分)--------------------------------------- △議案第143号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第30、議案第143号 訴訟上の和解についてを議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第143号を御説明いたします。 追加議案ファイルの8ページをお開きください。 訴訟上の和解についてです。 仙台高等裁判所秋田支部令和2年(ネ)第8号和解金請求控訴事件について、次のとおり和解したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 1.事件名 仙台高等裁判所秋田支部令和2年(ネ)第8号 和解金請求控訴事件 これは、田沢湖クニマス未来館建設の設計違算による和解金請求に係るものです。 2.和解の相手方 秋田県秋田市山王沼田町6番8号 株式会社渡辺佐文建築設計事務所 代表取締役 池田 匠 3.和解の理由 仙台高等裁判所秋田支部から和解勧告がなされたことにより和解するものです。 4.和解の内容 (1)相手方は、仙北市に対し、金300万円を支払う。 (2)本件に関し、今後いかなる事情が発生しても双方共異議の申し立て、一切の請求をしないことを確約する。 というものです。 なお、この歳入については、補正予算9号で準備しております。 以上で議案第143号の説明を終わります。 よろしく御審議お願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。9番、阿部則比古議員。 ◆9番(阿部則比古君) 私ずっと何でこれ300万円なのよという非常に不思議に思っておったわけですけれども、先ほど伊勢弁護士の発言の中に、この議会に籍を置く者としてちょっと聞き捨てならないちょっと発言がありましたので、果たしてこれが非常に複雑といえばあれなんですけど、微妙な部分がありますのでよく聞いてもらいたいと思いますが、大変な問題だと思いますので。 まず一つ、違算問題について、新しい議員の方々が結構多いので、いきさつ、経緯分からない方も多いと思いますので若干説明させていただきたいと思いますが、説明というか導入させていただきたいと思いますけども、私の多少もしかすれば時間も経っておりますので、そごや行き違いあるかもしれませんけども。 まずクニマス未来館、これを設計した段階で公募したわけですね。建設業者を。そうしたのが、確かこれ畠山建設工業さんだったと思いますけども、おかしいんじゃないかと、RCの打設量に比して鉄筋の重量が半分しかないって、こういう全くどうなってるんだっていう話から発端だったと思いますけども、そしたら、他の建設業者の中からも、いやあ全くこれ、何でこんな金額で仕入れられるのよって、我々が仕入れるより安い値段の設計じゃねえのっていうような、そういう部分が色々あったという話、当時色々聞きました。それで市のほうでも、この渡辺佐文事務所のほうに、これどうなってんだったら、そしたら全く間違っていたと。そしたら、この設計に実際携わった方が、もう辞めたんだと。何かちょっと頭がおかしいんだっていうような話もしておったと思いますけれども、そうこうしているうちに、この予算が通らない状況にまである意味までなってきたわけで、そのときにこの渡辺佐文事務所のほうに仙北市のほうでですね、私、誰が行ったかちょっと失念しましたけれども、いずれさっきの伊勢弁護士のこの発言によれば、一審の段階で、当然そういう質問が裁判長からもあったろうと思うわけですけども、何でこの、これだけの法的根拠はないといっても、この覚書に判子までついた、しかもこの金額をまるっきり覆すような主張するんですかという質問だったと思いますけれども、それに対してさっきの非常に微妙な話になるんですけれども、ちょっと待ってください。それでですよ、向こうの言い分として、いや、実はということで、この判子を、これに覚書についてくれと言われた段階で、いや、私どものほうとしても、この予算が議会を通らないと大変なことになるんだと話されたという話だったようです。そしたら、さらにですよ、あなたのほうも、これこっちのほうで言った話のようですよ。あなたのほうも、これがとん挫したり、あるいはほごになったりしたら、設計業者として大変なことになるんでしょうと、大変なこの社会的な制裁を科せられることになりますよと言われたもんで、いわば恫喝とは言いませんけれども、そういう形で脅されたもんで、判子ついたんだと、こういうような話だったように私聞きましたけれども、これ、事実だとすると大変な問題を含んでいるわけですよ。というのは、議会を通すために、さらに極端に言えば、議会を一時欺くためにそういうような発言して判子つかせたんだということになると、これはもう大変な問題になるわけですけれども、そこら辺、誰がそのとき渡辺佐文設計事務所に行ってそういう交渉をしたものか、果たしてそういうことを言ったのか言わなかったのか、これ、片っ方の話だけ聞いたって分からないんで、いずれ向こうのほうに行って聞けば、向こうは向こうの話するでしょうから、まずこちら側の話、市当局として、その覚書をいただくときにどういう話を一体したのかということをひとつここで話していただきたいと思いますけども。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) その交渉といいますか訪ねたのは、私と市長と齋藤当時の補佐でございます。その際の交渉においては、我々はこの覚書に判子をついてくださいとは言ってないんです。我々は、議会にうそつくわけにはいかないので、あなたがつきたくなければつかなくても構わないというふうに言いましたし、議会にうそつかないという条件であれば、ここについてくださいと。あくまでもこちら側から脅しのようなことを言って判子をつかせたという事実は全くございませんので、そこのあたりは御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) 先ほどの伊勢先生の話は向こうの話でしょうから、食い違っているんだかもしれませんけれども、一審ではこっちの言い分が全く、全くというわけでないですけども、大まかなところが通ったわけですけれども、ここで和解を今度の新しい裁判官がどうだろうというふうにもってきたわけですけれども、どうもやっぱりその300万という、2,100万からですよ、何らかの根拠がないと、しかもそういう本当にそういう、向こうも本当につく気で覚書に判子押して、覚書を交わしたんだということになるとですよ、これまあ子どもの約束でもない、しかも片っ方は公の仙北市ですし、向こうもきのうやったばかりの設計屋じゃない、やっぱりいろんなこと分かっている大人ですよ。これが2,100万というものをそれ、本当に自分ですまなかった、申し訳なかった、じゃあお支払いしますといって判子ついたものですよ、今度は手のひらを返したように何も払う必要なんか、何も一円も払う必要なんてないなんて居直るなんていうことは、とても普通の一般常識でも考えられませんけども、そうした立派な方々がですよ、そんなこと言うはずないという、私はそういう思いで発言しているわけですけれども、これ、向こうの話を、たまたまですよ私、プライベートな話になりますけども、渡辺佐文事務所の隣の小路でずっと仕事してるもんですから、月曜日でも行ってこいばみな話は聞けるんですけど、ただそれじゃあこの議会終わってしまうもんですから、今こういうふうにして説明しているわけですけども、これ、この話に市長がもちろん同席したわけですけども、全くこれ偽りのない今の大山部長の話、そのままだということですか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) その覚書の有効性については、一審では私どもの主張は認められているわけですけれども、二審で全く認められなかったということではなくて、二審も認めているんです。覚書の有効性を認めているけれども、その2,100万なにがしのその和解金についての妥当性について疑問があるという話だったというふうに認識しています。 先ほど議員が大山部長の言ってること間違いないかというか、いう話ですけども、その点についても第一審で、第二審はもう第一審の話をリピートしている話ですので、第一審で様々な事案は全てお話しているわけですけども、その事案については裁判所も、また、渡辺佐文のほうでも、私どもも、当然理解、了解している話でありまして、大山部長の言ってることは全く間違いない話であります。それは様々な書類を、もし見ていただけるのであれば見ていただいても結構でありますけども、そういう経緯があって今二審なったわけであります。その二審では、今、二審の裁判官の皆様の御判断では、その2,100万、何十万という金額に対しては、それは積算に対して、やはりその方々としての判断としては違うだろうという話があって、基本的には和解に対する覚書は有効であるという判断は、一審も二審も同様であります。 ○議長(黒沢龍己君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) そうすると、伊勢先生の話、さっきの全員協議会のときに話した話の中の、これ、この覚書交わないと、やっぱり議会も通らないし、そうなるとあなたのほうも大変でしょうと、設計屋として今後とも暮らしていくために、社会的な制裁、大変な制裁もくるでしょうしと、こういったさっきの伊勢先生の発言があったわけですけども、これはそうすると本当ですか、うそですか。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 一審と二審の判断が違うわけですけども、これ、裁判官が違って、その裁判官の考え方が違うということが、まず基本にあると思います。我々も一審から相手方、いろんな言い分をしております。我々が事実でないと思われるようなお話もたくさん相手方の弁護士はされているわけで、その中で一審は仙北市のほうの主張を認めていただいたということでございます。二審になりまして、この和解案は有効だとしても、原告側に、仙北市側に損害がないというのが二審の裁判官の基本的な認識があったということで、それに対して何回も反論はしたんですけれども、仙北市が、きょうの伊勢先生の出された資料にありますとおり、二審の裁判官が、これは渡辺佐文事務所が言ってることでなくて、裁判官が仙北市が2,100万円を利得する一方、被告がそれを払うのは余りにも酷であると、これが裁判官の基本的な認識なんです。これを覆すことができなかったということです。その中で300万円という和解案が裁判官のほうから出されたということです。ただ、一審でも二審でも渡辺佐文の弁護士からは、かなりいろんな発言がございまして、その発言の中に先ほど伊勢先生が言った言葉も出てくるということだと御理解いただきたいと思います。ですから、それが真実がどうかというのも、我々としては証明する術はないわけです。あちらが一方的に言っていますから。それに対して仙北市側も反論はたくさんしましたけども、最終的な和解案は、この案で出されたということでございます。渡辺佐文側も、これについては和解に応じると。仙北市側は議会の議決が必要ですので、きょうこうして皆さんに御審議をお願いしているということでございます。 ○議長(黒沢龍己君) 9番、阿部則比古君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 私、最初から議員やってましたので、全て一応分かっているわけでございますけども、確かに仙北市のほうでですね設計図書をいただいて、設計書をいただいた時点で本当は発見できれば一番良かったわけですが、残念ながらそこを見逃してしまったと、結果的にですよ。そういうふうなことで、さっき阿部則比古議員が何回もおっしゃっているように、やっぱり建築業者がそれをおかしいんじゃないかというふうなことが発覚して、それから色々問題が発展していったわけでございます。そういう点での見落としたというふうな責任といいますか、全くないわけではないんですが、結果的にオープンが遅れたことも、これまた事実であります。つまり、工事が遅れればオープンできないわけですね。門脇市長が非常にこれに力を入れてて、これが目玉商品みたいなことで頑張ってきた方なんで、当然怒られるの当たり前なんですけども、そういう点で、今回の和解案を飲むか飲まないかということの結論に至るわけですが、私は最高裁にいけばどうなるのかと、伊勢先生は、これをもし飲まなければ、もっと心象を悪くして、今の裁判官ですよ、高等裁判所でもっと金額を落とされるかもしれないというふうに言ったけれども、それは言われたのかどうかですね、伊勢先生が。伊勢先生がここにいれば伊勢先生に聞けばいいんですけども、それは間接的に市長なり、副市長なり、大山総務部長は聞いているかもしれないし、聞いてないってば聞いてないで結構ですので、その点お答え願いたいと思います。 それから、これまでにですね、この問題がスタートしてから伊勢先生はもちろん仙北市の顧問弁護士でありますけども、裁判がやっぱり長引いておりますので、そのたびごとに普通、特別なことがない限り必ず出廷しているわけですね。裁判所に。そうすれば、それに対するやっぱり当然執務日当なり、いろんな費用がかさむと思いますし、また、担当職員も必ず秋田市の裁判所に傍聴に行かなければならないと思うんですが、それらの費用総額幾らぐらいかかったのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 最初に1点目のほうについて私のほうから御答弁させていただきたいと思います。 伊勢弁護士初め私もいろんな方々存じ上げておりますので、このようなケースでの最高裁への上告というものはどうなのかということは色々とお聞きしました。伊勢弁護士からも同様の御答弁がありまして、それは憲法事案ではないということで、最高裁のほうに上告を仮にしても、それはお認めいただけないだろうという話が一つと、それから、判例としてその設計違算に関わるような事案が最高裁に行って様々な裁判、審議があったというようなことも、伊勢弁護士、先ほど話をしていましたけども、調べてもその事例はなかったというようなことでありまして、なかなか高等裁判所から最高裁判所に本案件を持ち込むということは困難ではないかというような状況だというふうに私も認識しております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) これまでどのくらいの経費がかかったかということでございますけれども、第一審につきましては103万9,000円、第二審でございますが、現在のところまでで38万5,000円、合計142万4,000円の経費がかかっております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初に門脇市長から答弁ございましたけども、仮にもし万が一、最高裁に上告した場合、これは仙台市で行われると思うんですけども、東京まで行かなくても。すぐ棄却、却下されるということが懸念されるということを伊勢先生はおっしゃっているんですか。それはなぜですか、具体的に。こういうたぐいのものは、最高裁まで行くような筋合いのものでないというふうに先生が言ってるのかどうか、その点を確認したいんですけども。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 高裁判決、今の現状でありますけども、不服がある場合、最高裁の上告はできるのかと、これは伊勢弁護士の記述でありますので、そのままお話をさせていただきたいと思いますけども、上告は可能でありますが、最高裁判所は、特に民事裁判については法律審に重きを置いて、ほとんどの場合、控訴審、事実審までで認定された事実を覆すことはないということであります。手続としては、上告書を提出し、その後、理由書を提出することとなりますけれども、提出先は控訴審を行った裁判所となります。ほとんどのケースで1年以内に棄却か不受理となって終了することが多いとのことであります。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。
    ◆16番(高久昭二君) これは確かに民事裁判ではございますけども、相手方は民間設計業者でありますが、こちらは市、地方公共団体なわけですね。自治体といいますか。そういう点での公共工事をやったわけでございます。そういうふうなことで、刑事事件とか傷害とか殺人とかそういうものではもちろんないわけですけども、やっぱり市にとっては非常に重要な問題、事件なわけでございますので、伊勢先生にこれまでかかった費用が先ほど大山総務部長おっしゃったような金額は、結果的には300万いただけばそちらのほうに取られてしまうんじゃないかなと私は懸念するんですが、これを他の弁護士さんにもね参考までに、伊勢先生には大変失礼ですけども、弁護士はたくさんおるわけです、秋田県内でも、他にも。そういう方にひとつ、この実例は確かに全国ではないのかもしれませんが、相談するということは私はやぶさかではないのかなと思うんですが、その点はいかがなものでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 私の思いとしては、これまで仙北市が抱えた様々な法律的な課題について、真摯に対応いただいて、また御実績、全県だけでなくて御実績のある伊勢弁護士が顧問弁護士として私どもの悩みをしっかりと受け入れていただいているという現実があり、他の弁護士さんにどうこうという思いを持っているものではありません。 それから、2点目の、この後仮に2,100万円ではなくなって、和解案として裁判所が提示した300万円、この金額が全部伊勢弁護士さんに行くのかといったら、そうではなくて、伊勢弁護士さんは、これも成功報酬でありますので、その5%が伊勢弁護士へのお支払金額の原則になるかというふうに思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) この経緯は結構長くなってるし、先ほど阿部議員お話になったように、そのときいなかった議員もあるし、やっぱりきっちりこの事実関係をねお互いの中で認識、確認したり、いろんなことをする必要があると思うんですよ。正直、私の手元にも過去のいきさつの書類は何も手元にないわけですよね。ですから、やっぱり和解ですから急ぐかもしれませんけども、やっぱりこれは今一度、全員協議会の開催をお願いして、改めて議員の認識をやっぱり整理する必要があるんじゃないかと思いますけども、取り計らい願います。 ○議長(黒沢龍己君) ただいま、11番、荒木田俊一君から議事進行で、改めて全員協議会を開いていただきたいという話がありました。まず、きょう、伊勢弁護士さんを出席いただいて9時から約1時間近く全員協議会を開きました。あとは、協議会を開くのも議長の判断ですが、皆さん何とだすか。もっとここで議論して。         (「議長、議事進行」と言う人あり) ◆17番(稲田修君) やっぱり20分という時間と、3問というふうなことで、議員個々の発言、時間制限、そこに制限があるから、やっぱりこの中にまだしゃべりたい人がおると思うけれども、やっぱりそういうことを考えれば、やっぱり全協に切り替えたほうが私は今回のこの件については妥当だというふうに考えますが、そこのあたり議長の考え。 ○議長(黒沢龍己君) 今、17番、稲田修議員からもそういう話がありますが、皆さん、今、荒木田議員と稲田議員からの話がありました。皆さんがそのほうがいいとすれば、全員協議会を開くように私自身も判断します。何とだすか。          (「全員協議会お願いします。午前中にやったとき、時間なくて、意見交換できなかったすべ。10時から本会議なので。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) もし、全員協議会を開くとすれば、議員だけの協議会ですか。それとも…          (「当然、当然。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 当然、へば、参与は求めない、議員だけという意味。          (「そこのあたり。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 何かそうであれば、またちょっと何ていう…          (「関係する参与の方々だけでねんすか。」と言う人あり)          (「参与求めたら、もっとここで聞いたらいいだろう。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) そうそうそう、私はそのほうが、ここでまだまだ質問したい人いっぱいいるから、それは時間1人20分でやるにいいから全員から質疑してもらってもいいんだども、ただ、参与もいないでこの議員の人方の全協というのは、何かこう、意味があまり理解できないというか。          (「やったことあるんしよ。青柳議長は。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) それはまず別の何ていう、今この和解、訴訟和解だから、例えば別のあれでも前議長、全議員さ協力またはお願いして、そしていろんた活動のする場合はそういうことを、私も経験もありますし、ただ、今の場合は、議案の訴訟、和解の議案になっておりますので、ただ、議員だけで全協開いても、そのあたりは…。はい、11番。 ◆11番(荒木田俊一君) するか、しないかは議長の判断です。ただし、言いたいのはですね、じゃあ皆さんが、市長の言ったことが全部事実だと確認できますか、今。これだけの時間の中で。          (「一人20分だんし。」と言う人あり) ◆11番(荒木田俊一君) 質問したって同じだすもの。やってることは。          (「答弁を信じないと言っている。」と言う人あり)          (「信じないということではない。」と言う人あり)          (「だって、今の話しでは。」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 暫時休憩します。                              (午後3時14分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時36分) ○議長(黒沢龍己君) ただいま、議案143号について、全員協議会を開いてくださいという意見がありましたので、参与を含めて、その関係者、今のクニマス未来館の関係者の職員含めて全員協議会を4時10分まで開きます。そして、暫時また休憩します。                              (午後3時36分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時13分) ○議長(黒沢龍己君) 議案第143号の質疑を継続します。質疑ありませんか。11番、荒木田俊一議員。 ◆11番(荒木田俊一君) 判決出てから今日まで、この空白の期間は何ですか。私たちに提示されるまで、要は一審判決、出だすよね。ここに判決文あるとおり。そこから我々のここの協議に至るまでのこの時間というのは、どういうふうな経過をたどっているんですか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長、答弁。 ◎市長(門脇光浩君) 仙台高等裁判所秋田支部の判決が出た段階で、ちょうど皆様方、常任委員会を開会中でしたので、常任委員会のほうに一刻も早くその現状をお伝えするということで、私と副市長と手分けして説明をさせていただいたという経緯がありました。それ以降については、伊勢弁護士が今回このような形で御説明をいただけるかという交渉をしていて、あのとき話のとおり、日程的には25日が伊勢弁護士がおいでいただける状況があるということなので、その準備ということをさせていただいたということであります。 ○議長(黒沢龍己君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 確かに判決出たとき、協議会、あるいは委員会開催中の委員会に御報告をそれぞれいただいたと思います。私はこの判決をいただいた後、伊勢弁護士とどういう、この判決に対してどういう態度で臨むとか、どうするかとか、そういう協議、議会までに来るまでにね、それをどのような対応をされたのか確認をしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) その間の時間をいただいて、伊勢弁護士との日程調整はもちろんそうですけども、伊勢弁護士の考え方もお聞きさせていただいたし、私の考え方もお伝えさせていただいたということであります。 一つ訂正ですけれども、判決が出たということでなくて、和解案の提示があったということに訂正させていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) ですから、伊勢弁護士と、市が駄目だと言ったか言わないかが最終的な話だと思いますけどね、ここまでに、伊勢弁護士もお忙しい方ですから、なかなか時間取れなかったかもしれないけども、和解案に対してどういう対応をとるかと、どれだけ市役所の中で、どれだけの人数の中で協議をされていましたか。担当者だけなのか、市全体としての考え方なのか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) まず、これまで裁判に立ち会っていただいた職員も交えて私、副市長、それから総務部長等が集まって、私の考え方を述べさせていただきました。私の考え方があった上で伊勢弁護士からのアドバイスをいただいているという現状があります。 さらに、今週の月・火がお休みでしたので、水曜日の朝に開催された部長等会議で私の考え方を申し述べさせていただいて、部長等の方々からの御意見いただくという場面でしたけども、特に意見はありませんでした。 ○議長(黒沢龍己君) ほかに。休憩前に質疑した人はできませんので、まだ質疑やってない人は質疑してください。もしあれば。いいですか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第143号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第143号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。         (「議長、議事進行」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 14番。 ◆14番(真崎寿浩君) 質疑、今の段階において終わっております。そういう中において、私自身もちょっと納得いかない部分もあります。この方向性を、今つける意義なり、またその前の段階で議決の重みとか、議会って何よっていうようなことまでちょっと考えさせられました。そういうことを考えさせられた中で、今、議事進行させていただきましたけれども、会派でちょっと、少々時間をいただきたいなと、少しでいいです。皆様方から会派の仲間から御意見をお聞きしたいというような部分がありますので、その御配慮をお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) ただいま、会派で協議したいという14番議員から話がありましたが、どのぐらいの時間欲しいですか。少々といってもちょっと、定めてください。10分なら10分とか。          (「半まで」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 4時半。そうすれば、16時30分まで会派協議のため、暫時休憩します。                              (午後4時20分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時30分) ○議長(黒沢龍己君) これから討論を行います。討論ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 貴重なお時間をいただきまして大変ありがとうございます。できるだけ簡潔にお伺いしますので、どうか皆様方からも拝聴していただきたいと思います。 私は、この今回の議案第143号には反対の立場から一言発言をさせていただきます。 今朝、朝9時から伊勢弁護士さんをお招きして全員協議会が開催されましたけども、限られた時間でありましたので、色々しつこく聞くわけにもいきませんでしたが、今回の和解案について、やはりまだやっぱり納得いかない点があると思います。なぜならば、第一審でもって金額が定められ、それを主張されたのが大幅にダウンしていることについての3人の裁判官の方々の3人の御意見がはっきり、1人のそれは主裁判官からもしれませんけども、残りの女性の2人の裁判官の主張はどうであったのかということを私は裏付けを取っているのかということが第1点、それからですね、私、伊勢先生に大変失礼なことを伺いましたけれども、これまでこれに似たような判例があったかどうかということなんですが、私は個人的にですね有権者市民の一部から相談を依頼されて秋田市のいろんな弁護士事務所を訪ねることがあるんですが、その似たような判例なり、または類似した判例があるかないかということは、インターネットのパソコンを押せば出てくるんですよ。そういうのを見たことがありますので、何回も。ですから、そういうのはないといえば、やっぱり市のほうでもですね、やっぱり先生の言葉は100%何でも信じているんでしょうけども、裏付けを取る必要が私はあるんじゃないかというふうに思います。 3点目、きょうはインターネットの関係で、そのタブレットに流れてきましたが、平成元年1月26日に裁判が行われた中での被告の主張、被告代表者が云々といったことで、これを、協定書に捺印をしなければいろんな混乱を招き、原告が立ち行かなくなるようなことを主張しているんですよね。それを阿部則比古議員が指摘したわけですよ。それのやっぱり裏付けももう一回取る必要があると思います。渡辺佐文設計事務所、そして池田代表にですね、そういう時間も取りながらやっぱりやるべきで、やっぱり慎重にやって、我々は帰れば市民の方々にこれを説明する義務があるわけです。これ会派どうのこうのだけでは済まされません。選挙はみな一人一人が選挙で戦って選ばれるわけですので、そういう点も踏まえて、今回は、つまりまだ唐突に出されたことでございますので、慎重審査する機会は与えられておりませんので、これをもってきょうこれを結論を下すということは、あまりにも早計だと思います。そういうふうな意味で、私は今回の議案第143号には反対をするものです。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) ほかに討論ありませんか。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) 私も今の高久議員と似たような話なんですけども、この一審のですね判決、それに対し、その判決の事実及び理由書を概略見てみたわけですけども、実に順々とした文面でございまして、非常に妥当なこれ、判決であったんだなというふうに確信するわけですけども、これの一審のこの結果とですよ、それからもう一つは覚書、法的根拠はないとはいえですよ、名前書いて判子を押したこの覚書というものを渡辺事務所でも、それは否定できないわけですから、それ、何らかのそれに対する理由付けはしているんでしょうけれども、私どもそっちのほうの話がさっぱり全く分からない、一方的に当局の話だけ聞いて、ここでとても判断するということは、これ、とても危険なことだと思いますし、議会としてはあるまじき行為だろうであろうと思います。だからもう少し時間を貸していただいてですね、これ300万円の問題でないですよ、これ。300万円損するとか何十万円損するとかそういう問題でなくて、やっぱりもうちょっと時間を貸していただいてですね、それぞれがいろんなことを調査したりする必要があるんだろうと思います。さっき高久議員の話でないですけども、これではとても物の分かった市民になんか絶対説明なんかできないですよ、こいだば。私はそういう考えと立場から、今回のこれ、採決そのものにまず反対いたします。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 9番、阿部則比古君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。15番八柳議員。 ◆15番(八柳良太郎君) 私は賛成の立場から討論したいと思います。 縷々とにかくいろんな議会では議論がなされました。非常にこの一審で認められ、そして二審では、ほぼ全く逆の形のもの、大幅に損害賠償金が減額されたこういう和解が出てまいりました。本当にこの仙北市の主張が認められないというのは、本当に公序良俗というのはどういうことなんだろうかなと、本当にはらわたが煮えくり返るような状態であります。 ただ、そうではありますけれども、この先やはり、この裁判については、我々が裁判官に何かを言っても通るわけではありませんし、やはり裁判については裁判官にこれは任せるしかない。そういう意味で、やはりこの300万の和解をやはり蹴って、どこまでもこういったときに、果たしてどういうふうな形のものが出るのか分かりません。でも、300万よりは恐らく多くなることはないし、心象も悪くなって、かなりな低額のものの判決が出る可能性もあるわけであります。 私、先ほどちょっと、何もない頭で考えたわけですけども、その判決自体が、その金額で例えば仮に低い金額と高い金額と出たときに、やはり何でも蹴ってこれでいいんだということではなくて、やはり市民のことを考えたときに、少しは金額のことも、それから名誉のこともやっぱりあるのでないかなと。したがって、やはりこの今の、この案件については、やはり300万で和解をすると。やはりそのはらわたが煮えくり返る状態ですから、これで良かったなというふうに思うわけではありません。しかし、本当に忸怩たる思いでこれは賛成をしなければいけないんでないのかなと思います。 以上、終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 15番、八柳議員の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。 日程第30、議案第143号 訴訟上の和解については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第144号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第31、議案第144号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第9号を議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第144号の御説明をいたします。 初めに、令和2年度補正予算一般9号予算ファイル、2ページをご覧ください。 議案第144号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入予算の補正は、第1表歳入予算補正によるものです。 5ページをお開きください。 御説明します。 先ほど可決いただきました田沢湖クニマス未来館建設の設計違算に係る控訴審での和解により、和解金が入ることに伴う歳入のみの補正です。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金300万円は、和解金の追加により減額するものです。 20款5項6目、説明欄、クニマス未来館和解金請求訴訟、和解金300万円は、相手方からの和解金です。今回の補正では、一般会計予算の総額に変更はありません。 以上で、議案第144号の提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 朝の全員協議会、9時からの伊勢先生をお招きした全員協議会でもありましたけれども、御説明ありましたけれども、今回300万円を第二審の和解案を市が飲むということによって、飲むというか受けることによっていただく300万円のうちに伊勢先生の成功報酬として幾らかいただくような説明がありましたけども、具体的にもう一回再度ですね何%で、金額にすれば幾らになるのか、その点についてひとつ答弁をお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 伊勢先生への報酬でございますけども、5%プラス消費税でございまして、300万円でありますので16万5,000円が支払われることになります。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 成功報酬という言葉を使われるんですけども、成功報酬というのは成功したときの報酬ですね。確かにいくらか、300万円だってお金だといえばそれまでですけども、やっぱりこれまでもかなりのお金が伊勢先生にお支払いされているわけですよね。年間の顧問弁護料以外に、この裁判で費用かなりおしているでしょう。そこをもう一回ですね、幾らかかったのか。伊勢先生へのこれまでのお支払いした、年間の顧問弁護料じゃないですよ。そこをもう一回答弁してください。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 今回の一審、二審で総額でございますけれども、158万9,000円を支払っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) そうすれば、今回の5%の成功報酬、消費税もまたプラスされるようですが、それと今回の裁判に要した先生へのお支払いになれば、300万円のほとんど消えてしまうんじゃないかなと思うんですが、それはどのように感じますか、当局としては。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 裁判の和解の金額に対して、伊勢顧問弁護士にお支払いしている報酬のあり方がどうなんだという御質問だったと思いますけれども、伊勢弁護士、これまで皆様方よく御存知のとおり、しっかりと私どもの負託に応えて法的な様々な対応をしていただいておりますので、その方に対する報酬だということであります。 このお話、報酬の金額の多寡ということよりも、300万円の和解の金額というよりも、そのような職務を全うされている方に対する正当な報酬だというふうに認識をしております。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第144号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第144号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 時間もかなり経過してますので、手短に討論させていただきたいと思います。 先ほど質疑の中で当局のほうでも答弁されておりましたけども、300万でその和解するということが、先ほどの議会で賛成多数でですね可決されたわけでございますけども、今回の144号を見ますと、私はクニマス未来館の問題のあり方が非常にやっぱり問われるんじゃないかなと思います。なぜならば、最初から、スタートのときからつまずいたと、そういうふうなことは事実でありますので、先輩議員としてあなた何やってきたんだという議員もいるかもしれませんが、私は最初からクニマス未来館は、これは理想としてはいいけどもやめたほうがいいということで反対した一人でございます。それが結果的に、やっぱりこういうふうな形になったということを私はやっぱり少数意見であっても聞く耳はやっぱり当局としてはですね、市長としてはやっぱり目玉商品で、自分の選挙公約でもあるし、ぜひともやりたいということが分かるんですが、やっぱり一歩下がって距離を置いて冷静な判断もやっぱり市長は求められている非常に厳しい立場におられる方なわけでございますので、少数意見もやっぱり聞くということが私は求められるし、議会でも当然、議会制民主主義の立場から、ルールからしても、やっぱりそういうとこも尊重すると。会派、会派ということで、それに多数決で何でもやるということは、仙北市議会が形骸化される危険性があると思いますので、今回の議会を通じましても、私は議案第144号 一般会計補正予算には反対いたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久議員の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。 日程第31、議案第144号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第9号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第32、議員提出議案第12号 意見書の提出についてを議題とします。 説明を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) お疲れさまです。 それでは、議員提出議案第12号につきまして提案理由の御説明をさせていただきます。 これは、先ほど議会運営委員会の報告にもありましたけれども、全国市議会議長会からということで、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の悪化に対し、地方税財源の確保を求めることについて、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣及びまち・ひと・しごと創生担当大臣に対し意見書を提出するものであります。 これは議会運営委員会委員の全員の発議によるものです。 内容といたしましては、ただいま申し上げましたとおり、新型コロナウイルスによって地方の財政が急激に悪化するということに対して次の5点を求めるものでございます。 皆さんのお手元にある資料をご覧いただきたいと思います。 まず1点目が、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2点目が、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3点目が、令和2年度の地方税収は大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補てん措置を講じるとともに、減収補てん債の対象となる税目についても地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4点目が、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 そして最後5点目ですが、とりわけ固定資産税は市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了することという内容を地方自治法第99条の規定により意見書として提出するものであります。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) これから質疑を行いますが、会議の時間を18時まで延長します。 それでは、議員提出議案第12号についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第12号については、議会運営委員会の委員全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第32、議員提出議案第12号 意見書の提出については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第12号については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 追加日程第1、議員提出議案第13号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 説明を求めます。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは、引き続きまして、議員提出議案第13号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を申し上げます。 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとするということで、これは先ほども議会運営委員会の報告で申し上げたとおり、議会運営委員全員の発議によるものであります。 内容は、資料の2ページ目をご覧いただきたいと思いますが、議案第98号が可決されたことに伴いまして、仙北市議会委員会条例のうち、第2条第2項第3号中「ア 観光商工部」を「ア 観光文化スポーツ部」に、「イ 農林部」を「イ 農林商工部」に改めるものであります。 この条例は、公布の日から施行するものでございます。 提案理由は以上です。 よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから議員提出議案第13号についての質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 確かに議案第98号は賛成多数でですね可決されたわけですけども、少数意見かもしれませんけども、やっぱり反対議員も何人かおったわけでございます。やっぱり議会運営委員長の立場としてですね、会派にも最大会派に属しておるわけですが、もう少しですね運営委員長として独立性をもって、やっぱり事に当たっていかないと、今後の議会運営がやっぱりいろいろ損なわれる危険性が私は多分あると思うんですが、それは全く私には関係ない、または私はそういうことは思っておらないと、心配してないというふうにおっしゃるでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 今、提案している条例というのは、先ほどの議案第98号が可決されたことに伴って、委員会条例にそごが発生するので、その部分を文言を直しますよという話です。それが何か独立性がどうのこうのとかそういう問題ではなくて、また、先ほど御説明したとおり、議会運営委員会で決定して、これは賛否はあったものの議運の委員全員の発議によるものですので、その点を何とか御理解いただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 高橋議運委員長にお尋ねしますが、議会運営委員は全員で構成するものでもないし、議会運営委員会というのは、委員の数はもちろん決まっておるわけですね。どうしてもやっぱり最大会派なり、会派から出されるわけで、無会派なり、少数の方は参画できないわけですよ。そういう人の意見を求めるということは、特別必要はないと、それはきまりはきまりだから関係ないというふうに考えておるんでしょうか。議会運営委員長として。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) いや、あくまで議会運営委員会で決定したことを先ほど御報告申し上げて、今御提案しているので、もし御意見があるんであれば、例えばその委員に直接話するとか、それから、また本会議の中で意見を述べるとか、質疑をするとか、討論をするとか、いろいろやり方があると思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 高橋議運長、あなたもこの本会議場に出席なさって聞いていると思うんですが、極力私は質疑をしたり、意見を述べたり、それは聞きにくいこともあるかもしれません。また、聞きたくないこともあるかもしれませんが、討論したりしておるんですよ。してない方々が結構いるんですよ。そういう点についてはどのように考えていますか。あなたも発言しないことも結構あるんですね。本会議で。 ○議長(黒沢龍己君) 範囲内で。 ◆5番(高橋豪君) きょうも何度も質疑はさせていただいているんですが、発言は各議員の自由だと思うし、また、討論ある人ない人いらっしゃるかと思いますし、その点については各議員が各々判断されることだと思います。高久議員は毎回質疑、それから討論あるということでありますけども、それぞれ違うんではないかというふうに私は認識しております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久議員の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第13号については、議会運営委員会の委員全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 5時になってしまいましたので、できるだけ短く討論したいと思います。 確かにですね98号については賛成多数で可決されたわけでありますが、教育委員会の中から文化財課、そしてスポーツ振興課を市長部局に、当然賛成多数で可決されたから移すわけでありますけども、やはり総務文教常任委員会でも、やっぱり教育委員会は残るわけであります。新角館庁舎にいずれ移るんですが、当面、いずれは残るんであります。来年1年は西木庁舎に行かれなくて、旧角館の庁舎に教育委員会が西木庁舎の大規模改修によって残るわけでありますので、私はですね、弾力性を発揮して、総務文教でやっぱり審議しなければならない文化財、それからスポーツ振興に関わる実行委員会があるから田沢湖マラソンはいいんじゃないかという発言も、主張もございましたけども、やはりいろんなことを相互に協力し合って審議を高めて、議会の議論を尽くして当局に反映させていくべきだと思いますので、この提案には反対とします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。採決は起立によって行います。 追加日程第1、議員提出議案第13号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、議員提出議案第13号については、原案のとおり可決されました。 お諮りします。本日の議決の結果、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。 これで、本定例会の日程は全て終了しました。--------------------------------------- △市長あいさつ
    ○議長(黒沢龍己君) 市長から発言の要請がありますので許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 9月2日に開催をした令和2年第6回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした令和2年度補正予算案、条例案等、また、本日追加提案をした案件等、多数の議案について活発、そして慎重な御審議をいただき、本当にありがとうございます。 お疲れの中、大変恐縮でありますが、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、市制15周年記念式典についてであります。 9月20日、仙北市制15周年記念式典を執り行い、議員の皆様を初め知事代理で石川聡仙北地域振興局長や石黒直次初代仙北市長、青柳宗五郎前仙北市議会議長外、たくさんの方々に来賓をいただきました。ありがとうございました。 また、式典に先立ち、市制15周年記念功労者表彰式を行い、新市発足後の市制の発展に特に寄与された旧故人、3団体の皆様を表彰させていただきました。 新型コロナウイルス感染症対策で規模を縮小し、時間を短縮しての開催でありましたが、参加された方々からは、質素でありながらも厳粛な式典であったと評価をいただくことができました。誠にありがとうございます。 次に、経済支援対策会議についてであります。 9月18日、4回目となる経済支援対策会議を開催しました。会議には、市内金融機関、ハローワーク角館、観光協会、商工会、JA秋田おばこの支店長等が出席をし、コロナの市内経済への影響についてそれぞれ報告があったほか、市からは本定例会で御審議をいただいた第4次の経済支援対策関連の事業について概略を説明し、御了解をいただきました。 出席者からは、県のプレミアム宿泊券の市の支援事業やプレミアム商品券などが一定の経済効果が出ていることや、今後も市の経済支援対策が必要であるとの意見がありました。今後とも各関係機関と情報の共有を図り、コロナ対策に全力であたっていきたいと思います。 次に、第三セクター4社の今後の運営についてであります。 コロナによりまして市内の第三セクター4社も休業を余儀なくされるなど、大きな影響を受けていて、厳しい経営が続いています。それぞれ融資制度の利用や国の持続化給付金、雇用調整助成金の活用により、当面の資金繰りを賄っている現状にあります。 こうした中で中長期的な展望を見出すことは極めて不透明な状況にあり、主要取引先の金融機関と今後の運営について協議を続けていますが、抜本的な対策を講じなければならない場面にきていると認識をしております。 金融機関からは、会社の整理統合に実績のあるコンサルタントにより経営診断をいただき、4社の統合再編を検討してはとの提案もありました。 12月定例会までにコンサルをお願いするかどうかを判断させていただきたいと考えております。よろしく御理解をお願い申し上げたいと思います。 次に、緊急広報第7号の発行についてであります。 本定例会で御可決をいただきましたコロナ対策に係る各事業については、第4次の経済支援対策として速やかに取り組んでいきますが、市民の皆様への周知を図るために、10月1日付で緊急広報の第7号を発行したいと思います。 また、厚生労働省でまとめた新しい生活様式の実践例についても掲載をしていて、経済対策と並行して感染対策についても引き続き市民に呼びかけていきたいと考えています。 次に、田沢湖黒沢工業団地への進出を予定しているハレタス田沢湖の植物工場についてであります。 ハレタス田沢湖では、フランチャイズ方式により植物工場の建設、運営を計画していますけれども、事業実施主体であるハレタス田沢湖、フランチャイズ母体企業であるバイテックベジタブルファクトリー、融資支援を担当する金融機関、建設事業を担当する設計業者、そして市の関係部署の五者による打ち合わせを定期的に開催をし、事業内容、スケジュール等についての随時協議を行っております。 この中でプラントのかなめとなる資材等について、コロナの影響を受けているとの報告がありました。このことにより、年度内での事業完了が困難な状況になる恐れがあることから、事業の円滑な遂行を図るために、9月2日、県の担当課と協議を行っております。県からは、今後、東北農政局と調整を図っていくけれども、最終的な事業計画を早急に取りまとめてもらいたいとの指導がありました。市としては、今後とも五者協議の中で情報共有をしながら事業計画を調整し、事業の円滑な進行をサポートしていくこととしております。 次に、国の補助事業の採択についてであります。 一般社団法人仙北市農山村体験推進協議会では、農林水産省の二つの補助事業が採択されたことによって、協議会の業務管理、予約システムの高度化と協議会委員、農家民宿の施設改修整備に取り組むことになります。このうち施設整備事業は、全国で3地区のみの採択でありました。全国の先進地区として市農山村体験デザイン室と連携をしながら、アフターコロナに向けた農山村地域の受け入れ準備を始めたいと思います。 また、DMO候補法人、一般社団法人田沢湖角館観光協会では、コロナ禍における観光誘客の次のフェーズとして、新たに仙北ニューネイチャーツーリズムに取り組みたいと思っています。これは、観光庁が公募していた事業で、採択がかなったことで事業費は全額国の負担となります。具体的には、3密の回避等で電動キックボードを活用した田沢湖周辺の散策、3本の樹木の間に設置する空中テント、テントサイルというそうであります、の活用、また、一段グレードの高いひとり焚き火と新サービスの提供など、ウィズコロナでの需要が高まっているキャンプ場を、より安全かつ魅力的なものにできる取り組みとなると聞いています。 次に、農地利用最適化推進委員についてであります。 今定例会初日の市政報告で少し触れさせていただきましたけれども、農地利用最適化推進委員は、9月4日の農業委員会総会で20人の候補者が承認されましたので、農業委員と同じく令和2年12月20日から御活躍をいただくことになりました。 次に、道路事業期成同盟会についてであります。 国道46号盛岡・秋田道路及び国道105号大曲・鷹巣道路の両整備促進期成同盟会の活動として、例年10月にフォーラムを開催してきましたけれども、コロナの感染拡大防止のため、ことしはまことに残念でありますが中止とさせていただきました。 関係省庁などへの中央要望活動は10月下旬を予定していて、今後も両道路の整備促進に全力で傾注していきたいと考えております。 次に、内川橋の整備方針についてであります。 以前から一般質問などで御答弁させていただいております内川橋の整備は、当初、都市計画道路の完成を目指し、拡幅、架けかえの方針で検討してきました。架けかえでの整備は多額の費用や両車通行止めを伴う多年にわたる工期が必要である一方で、既存の橋の補強補修による整備は架け替えによる整備と比べ、財源の確保や工期の短縮が可能となります。今年度より新たに創設をされた国庫補助である道路メンテナンス補助事業の橋梁補修では、要望額のほぼ100%近い配分をいただくことができております。 これらのことから、早期整備の主眼を置くと、架け替えよりも補強補修による整備が優位であると判断をし、令和3年度の道路メンテナンス補助事業の橋梁補修に内川橋補修詳細設計費を要望させていただきました。詳細設計の結果を見ないと工事費やその後の工程については言及できませんけれども、架けかえよりも確実に費用縮減、工期短縮ができると見込んでおります。 次に、医師の採用についてであります。 市立角館総合病院で10月1日付で医師2人が採用となります。お一人は、秋田県出身で、現在、長崎大学に勤務をしています。この方は、県内での勤務を希望していたため、秋田県ドクターバンクを介し、県内の医療機関を視察をし、新築の角館総合病院での勤務を希望されました。 もうお一方は、角館総合病院が国立国際医療研究センター病院の新専門医制度に関わる内科領域プログラムの特別連携施設となっていることから、3カ月という短い期間ではありますけれども、今回初めて医師の派遣が実現するものであります。 お二人には、総合診療科を担当していただくこととしております。 この度の常勤医師の増員は、コロナの感染拡大と季節性インフルエンザの流行期に備えて、医療提供体制の強化が求められる中で大変心強いものであります。 次に、「私の主張 第42回少年の主張 秋田県大会」についてであります。 9月16日、秋田市の城東中学校で開催された「私の主張 第42回少年の主張 秋田県大会」で、「人は支えられることで強くなれる」と題して発表した神代中学校3年の尾樽部こころさんが見事に最優秀賞に選ばれました。尾樽部さんの発表は、今後、北海道・東北ブロックでビデオ審査が行われ、代表2人に選出されると11月に開かれる全国大会出場候補者として推薦されることになります。 報告は以上であります。 議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言を重ねてお願い申し上げまして、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) これで、本日の会議を閉じ、令和2年第6回仙北市議会定例会を閉会します。 お疲れ様でした。                              (午後5時17分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...