仙北市議会 > 2020-09-14 >
09月14日-04号

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  1. 仙北市議会 2020-09-14
    09月14日-04号


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    令和 2年  9月 定例会           令和2年第6回仙北市議会定例会会議録議事日程(第4号)                  令和2年9月14日(月曜日)午前10時開議第1 議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定について第2 議案第99号 新角館庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例制定について第3 議案第100号 令和2年度仙北一般会計補正予算(第7号)第4 議案第101号 令和2年度仙北国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第5 議案第102号 令和2年度仙北介護保険特別会計補正予算(第1号)第6 議案第103号 令和2年度仙北生保内財産特別会計補正予算(第1号)第7 議案第104号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第8 議案第105号 令和2年度仙北病院事業会計補正予算(第1号)第9 議案第106号 令和元年度仙北一般会計歳入歳出決算認定について第10 議案第107号 令和元年度仙北集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第11 議案第108号 令和元年度仙北下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第12 議案第109号 令和元年度仙北集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第110号 令和元年度仙北浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第111号 令和元年度仙北国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第112号 令和元年度仙北後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第113号 令和元年度仙北介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第114号 令和元年度仙北生保内財産特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第115号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第116号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第20 議案第117号 令和元年度仙北病院事業会計決算認定について第21 議案第118号 令和元年度仙北温泉事業会計決算認定について第22 議案第119号 令和元年度仙北水道事業会計決算認定について---------------------------------------出席議員(16名)      1番 門脇晃幸君       3番 高橋輝彦君      4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君      6番 熊谷一夫君       7番 平岡裕子君      8番 田口寿宜君       9番 阿部則比古君     10番            11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君      13番 伊藤邦彦君     14番 真崎寿浩君      15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君      17番 稲田 修君     18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(1名)      2番 武藤義彦君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     代表監査委員    高橋祐策君                      地方創生・  総務部長      大山肇浩君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼            竹下義博君     観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     戸澤 浩君     教育部長      佐藤義一君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山隆誠君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                伊藤 聡君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   藤村幸子君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) おはようございます。 ただいまの出席議員は15名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本定例会において出席を求めた者のうち、高橋祐策代表監査委員小田野地方創生総合戦略統括監細川観光商工部長八柳農林部長草なぎ建設部長戸澤会計管理者大山隆誠総務部次長企画政策課長高橋宏和危機管理監伊藤田沢湖地域センター所長茂木角館地域センター所長山田西木地域センター所長草なぎ財政課長は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため別室で待機していますので、御了承願います。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時02分)--------------------------------------- △議案第98号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてを議題といたします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) おはようございます。 それでは、議案第98号につきまして質疑をさせていただきます。この件に関しては、先日、一般質問で荒木田議員も取り上げられてまして、答弁もありました。少しまた似たような質問ということになりますが、具体的な答弁を求めたいと思います。 1点目が、観光文化スポーツ部を新設する目的や意義についてということであります。また、これによりこの部門がどういう役割を果たして、そしてまた具体的に今後どのような活動に取り組んでいくのかというところについてをお尋ねします。 2点目が、文化財保護に関する事項については、これまで教育委員会で行われておりましたが、今後も部署が変わったとしても連携が必要となろうかと思います。そこで伺いますが、具体的に教育委員会部門から文化財が離れていくということで、今後どういうふうにその連携が図られるのか、非常に大事な点だと思いますので、改めてお伺いをします。 それから、3つ目がスポーツ分野に関してでありますけれども、このスポーツ分野は、これまでスポーツ少年団とか、それから部活動など子供の学校活動と密接に関係をするものも多く、また、総合型地域スポーツクラブなどをはじめとした地域住民の生涯スポーツに対する取り組みなど多種多様でありまして、教育分野としての裾野も非常に広いかと思います。こういう部分についても、先ほどの文化財と同じく、今後どのように連携をして、この新たな部署になるとどう変わっていくのかというところについて、少し具体的にお尋ねをしたいと思います。 以上3点です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 高橋豪議員の御質問にお答えいたします。 まず1点目でございます。観光文化スポーツ部を新設する目的と意義等については、事業部門の部署が集約されるメリットを最大限に生かすため、観光や文化財の保護と活用、さらに文化の創造や施設の管理など、観光と文化、スポーツ担当が一体的な視点により効果的かつ計画的に事業を進めることを目指しているものでございます。 観光文化スポーツ部には、観光、交流デザイン、文化創造、文化財保護室スポーツ振興が配置され、それぞれの役割を果たしながら連携を密にして、より効果的な施策を実施することになります。具体的な内容としては、この一元化により、強力な情報発信やイベント対応、埋もれていた史跡や文化財等を活用した観光素材の開拓、また、新たに設置された文化創造は、市内の芸術文化団体の育成や芸術文化活動の支援、民俗芸能活動のサポートなど、これまで取り組めなかった事業を行います。コロナ時代だからこそできる、これまでの視点とは違った潜在的な魅力の掘り起こしができる可能性があると考えております。また、同様の行政組織で事業を展開している秋田県、秋田市、大館市、男鹿市とも事業の連携がしやすくなることもメリットの一つであります。 2つ目でございます。平成31年度から文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が施行され、文化財の保護に関する事務を当該地方公共団体の長が管理し執行できることになったことから、これまで教育委員会が行ってきた文化財保護の事務を、条例により市長部局に移管することにしました。今後、文化財の保護関係は文化財保護室芸術文化関係文化創造が担当することになり、業務によっては教育委員会生涯学習課との連携も必要になってくると思います。また、総合教育会議随時情報共有を図り、教育委員の皆様の御意見もお聞きしながら、適切な事業の推進を目指します。 3つ目の質問でございます。総合型地方スポーツクラブなどの生涯スポーツの振興や社会体育全般にわたっては、観光文化スポーツ部スポーツ振興が行うことになりますが、スポーツ少年団に関する取り組みは教育委員会生涯学習課が担当することにしております。また、小学校、中学校の児童生徒の学校活動に係るスポーツ活動については、教育委員会に新設予定の学校教育が所管となります。 御指摘のように、生涯スポーツも多岐にわたり教育分野の属する部分もありますので、スポーツ振興教育委員会の横の連携は一層必要になってくると思いますので、協力体制を構築してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 今答弁いただきましたけれども、ちょっと後段からですが、今、スポーツ振興についてということで、スポ少や、それから学校の部活動っていうのがこれまでのとおりというか、教育委員会が管轄するということであります。一方で、総合型地域スポーツクラブなどが新たな部署でということになるようですけれども、もう少し踏み込んでいくと、スポーツ分野を一緒にするということで、最大のメリットというか、どういったことが考えられるかということです。これだったら何か分けたというような感じしか受けないんですが、もう少し具体的に、今後将来にわたって、観光文化スポーツという形でこのスポーツ分野をセットにした場合、どういった効果が見込めるかということをお尋ねしたいと思います。 また、文化財保護に関して言うと、文化庁などとの連携も非常に大きいものと思います。新たな部署になることによって、その辺の連携も、これはやはり教育委員会との連携ということになろうかと思いますが、非常に密接なつながりをもってるものだと思いますし、また、実際に職務に当たられる職員の方々もその点の理解が必要ではないかというふうに思うんですが、そのあたりについて今後どのようになされるのかについて、この2点をお尋ねしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) スポーツ分野をまとめた効果といいますのは、やはり観光連携ということも図られていくのではないかと。観光に関するもの、観光に来たお客様にスポーツ関連の事業を行って、観光スポーツを楽しんでいただくとかですね、新しい連携ができるのではないかと考えてございます。 文化財もこれまで以上に、今手が回っている範囲以上の新たな埋もれている文化財を生かしていくということも、この連携によって可能になるものではないかというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) スポーツ分野で新しい連携ということでありますけれども、私からするとイメージとしては、例えば大きな何か大会を誘致するとか、そういうことで、加えて宿泊だったりとか飲食だったりとか物販とか、そういった相乗効果をねらっていくとか、何かそういった取り組みがやはり必要ではないかというふうに思うんですが、もう一度その辺はどうなのか確認したいと思います。 それから、文化財保護、埋もれているもの、新たに発掘ということですが、じゃあ具体的にどういったものがこの後発掘されてくるのかなというところであります。その辺も確認したいのと、それから文化庁なんかとの連携については御答弁いただけてないかなと思うんですが、そのあたり、それから職員の方々の理解をどういうふうに深めるかということになると思いますので、それがないとなかなか連携も難しいのではないかと思いますが、その辺について改めて御確認したいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 スポーツ振興に関して言うと、今議員がお話しいただいたように、経済的な側面の強化ということはあります。これまで多くのイベント、スポーツイベント等を開催してきた、子供たちの生涯学習というか、スポ少、部活の話とはまた別の、その大人の世代のスポーツ振興ということで大規模イベントが大変多くなっています。FISワールドカップもそうですし、田沢湖マラソン、100キロマラソン、ツーデーマーチ等々たくさんあります。またこの後、ふるさとマラソン、駅伝というのもありますけれども、そういうものと経済対策をきっちりとかみ合わせたいという思いは、まず第一にあります。それから、その経済対策を行う際に、プロデュースする側の人的な配備力ということもあります。これまで教育委員会、一生懸命取り組んできておりますけども、教育委員会あげて活動対策してきていることもたくさんありますけども、仙北市という行政体が総がかりで行っていくというそういう意識づけを、この後しっかりさせていただきたい。ですから、教育委員会がそこから排除されるのではなくて、教育委員会も含めて仙北市行政一体となってという話であります。 また、少し欲張りですけども、この前の議会での一般質問の御答弁も差し上げましたけれども、健康寿命の延伸というものとスポーツ振興というものが切り離せませんので、保健、市民福祉部等々の連携をさらに強化していきたいという思いもあります。これがスポーツ振興イコール健康寿命の延伸という評価につながっていけば、私たちはその目的を達成するためのエネルギーになるのかなというような思いがあります。 それから、文化創造でありますけれども、例えばヨーロッパもそうですし、それからアメリカもそうですけれども、そもそも文化というものが経済活動と切っては切り離せないというそういう歴史があります。これまで仙北市は、文化、それから史跡、遺産、それから歴史的な建造物、たくさん抱えてこれまで先人の皆様の蓄積がありますけれども、これを守るために経済活動にさらに結びつけていきたいという思いがあります。この点については議員も御承知のことかと思いますが、心配されるところは、その文化庁との関係であったり、これまで文科省との連携が教育委員会ではなくなるということに対して不安はないかということでありますけども、今私がコロナ以前に文科省だったり文化庁に行って会議を行っている感触としては、ひとつもその不安はないと思いがあります。ですので、この思いをしっかり教育委員会の方々にまたお伝えをし、一般行政職の方々にもお伝えして、これも決して排除ではなくて一体となって行っていくという、大きな傘をひとつ作ったという考え方に皆様方御理解いただければありがたいと思います。 今、私たちが取り組まなければいけないことは、歴史まちづくり法に基づく、歴まち事業でありますけれども、歴まち事業を進めるためにも、私たちは今まで建設部、それから教育委員会、農林、多くのの方々に連携をいただいておりますけども、これを積極的に進めていきたいという思いもありまして、歴まち法に対する掘り起こし、これは各地域で今まで光があたっていないものに対する光のあて方というものもしっかりと行うんだという話をさせていただいて、昨年度あたりから準備を少しずつ進めさせていただいておりますので、その点についても配慮していきたいというふうな思いであります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 現在担当している者としてお話しさせていただきたいと思います。 やはり今市長もおっしゃいましたけれども、スポーツに関しましては、やっぱり例えば田沢湖マラソンにしてもモーグルワールドカップにしても、やっぱり私たちだけでは何かやっぱり限界があるなといつも感じながらやっておりました。それから、例えば市長おっしゃったように健康関係ですね、例えばチャレンジデーで我々呼びかけていくときも、例えばあれにもっと健康のことなんかが入ってきたら、もっと市民の皆さんからもっと協力できるんでないかなという思いもいたしました。というふうに、やっぱり広い舞台に立っていただくということが、非常に私はこれからのスポーツ振興というには、ますます何といいますか、やはり大いに効果というのが大きくなるんじゃないか。学校のほうでやれるものはもちろん学校のほうでもちろんやりますけども、やっぱりそういうふうなものにも市全体になってやっていただければ、大いに健康で、かつ、健康かつスポーツ盛んで、そしてなおかつイベントの豊かな市となっていくものじゃないかと。 それから、文化財の関係でありますが、今市長、歴まち法の、歴史まちづくり法のお話してくださいました。歴史まちづくり法、文科省と国土交通省と農水省のほうで一緒にやって、まず2分の1の補助をいただけるものでありますが、うちの文化財職員と私もよく相談、話ししますが、この歴まち法の話になると、うちの職員は目輝かせます。やっぱりその歴まち法になりますと、いろんな埋もれているものも含めて文化財を色々活用できるんですよ。もちろん伝建群はそうですけども、それ以外にも例えば草なぎ家であったり、門屋城であったり、それから田沢湖側の古城山ですね、元の戸澤氏の城跡だったり、そういうところ、白岩もそうです。いろんなところに取り組んでいけるわけです。ところがそれは教育委員会だけでなく、やっぱり国交省とか農林省とかも必要。そうすれば、今度新しいフロアに行けば、同じフロアでみんな一緒です。もうどんどん私は取り組んでいけるし、これをいろんな意味でまちづくりに、それから地域づくりであったり、いろんなものに経済効果も、それからそういうふうな何といいますか、観光面にも大きな相乗効果をいけるんでないかと。そういう意味で私は本当に期待してるところであります。ただ、決して教育委員会がそれに協力しないということではなく、もちろん協力していく。特に連携ということを高橋豪議員のほうからもおっしゃいましたけれども、私たちの特に生涯学習が特にかかわりますので、いろんな意味でお互いに会議に出たり来ていただいたりして連携したい。 それから、創造文化、新しく、失礼しました、文化創造というのがありますが、これなんかはまさに芸術文化ですので、公民館活動とがっぱりといいますか、非常に絡むわけですね。ですから、ここら辺のところもこれから大いに期待できるのではないかというふうに考えてる次第でございます。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 5番、高橋豪君の質疑を終わります。 通告により発言を許します。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 議案第98号は、前の高橋豪議員とかぶるとこありますけれども、通告により質問させていただきたいと思います。 新設される観光文化スポーツ部に、旧国際交流推進室が廃止されました理由についてお聞かせ願いたいと思います。 1点目は、他市町村からいいネーミングの国際交流担当部署と言われ、台湾、タイなどとグローバルなの推進の役割を担ってきた経緯もあります。国際化の人材育成のためにも、名前を残していただくことはできないか、もしくは今後どの部署が国際交流を推進していくのかお聞かせ願いたいと思います。 2点目は、文化財教育委員会から切り離して文化創造文化財保護室とした理由と役割分担について、先ほど教育長からもお話しありましたけれども、もう一度お聞かせ願いたいと思います。 3点目は、伝建群条例教育委員会所管市民体育館、武道館、野球場などの建物に関する条例のほとんどを教育委員会を市長に改めるとした、今回の権限移譲の条例改正の意図は何であるか。教育権限が市長に偏重しすぎていくんじゃないのかなと、思われますので、その点についてお聞かせ願いたいと思います。
    ○議長(黒沢龍己君) 答弁、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 熊谷議員の質問にお答えいたします。 1つ目でございます。仙北市はこれまで、国際交流推進室を中心に国際交流協会と連携してインバウンド対応を行ってきましたが、今回の組織再編で室からに格上げし、国際交流、国内交流などを含む全ての交流事業を担う部署としたことから、名を交流デザインとしたものでございます。所管事務としては、これまで国際交流推進室と農山村デザイン室が所管していた業務を全て担当することになります。再編後の国際交流を担当する部署は、交流デザイン交流推進係が引き継ぐことになります。 2つ目でございます。高橋議員の質問にもお答えしましたが、文化財を市長部局に移管したのは、法律の改正により市長部局で担当することができるようになったことによるものですが、地域における文化財の計画的な保存や活用の促進、地方文化財保護行政の推進力の強化を図ることにより、文化財の滅失や散逸等の防止に取り組み、これらの文化、歴史資源を観光振興などに活用することで、仙北市の新たな魅力の掘り起こしと経済振興に結びつけたいと考えたものです。 また、文化創造については、これまで取り組むことができなかった芸術文化の振興や民俗芸能活動支援などのほか、芸術団体に関する業務を行うため新設したものでございます。 3つ目でございます。今回の条例改正は、組織再編により教育委員会スポーツ振興及び文化財の業務が新設される観光文化スポーツ部に移管されることから、これに伴い、関連する施設の所管を教育委員会から市長に変更するものです。教育権限が市長に偏重しすぎるのではないかとの御指摘ですが、もとより教育委員会には予算執行権がありませんので、今回の組織再編により市長に権限が集中することはないものと認識しています。むしろ効果的な事業の展開や施設の維持管理に効果が発揮されるものと思っております。また、教育委員会としても、今後、学校教育と社会教育に専念できることなどから、教育委員会本来の役割が明確になるメリットがあると考えます。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 国際交流推進室というのは、室からに格上げされたというようなお話でありますけれども、ただの要するに交流係とか交流の要するデザイン室というような形で、今までの要するにツーリズムと一緒な形で交流になれば、ますますやっぱりグローバル化が必要になるんでないかなと。したがって、何というか、国際交流推進室の中で今まで担っていた部分が少し半減されるんじゃないかなと、このような形に思いますけれども、何とか、できればやっぱり国際、仙北市には国際交流推進室っていうものがあるんだよと。なおかつグローバルにインバウンドも進めていくというようなことをアピールするためにも、残すような方向にできないかなと、このように思いますけれども、ちょっと検討等の意識はないのかなと、このように思います。その点もう一回お願いしたいと思います。 それから、文化財の件ですけれども、今非常に、先ほどもお話しありましたように、やっぱり伝建群とか、それから遺跡関係とか、それから古文書の発掘とかですね、非常に仙北市にはやっぱり歴史的なものとか文化のますますこれから発掘が必要だと、もしくは掘り下げるものが必要だと。これはやっぱり、国内の考古学とか、それから文書を扱ってる方々も非常に注目している仙北市の古文書関係なんですよね。そういったものっていうのは、これやっぱり観光文化の、要するに教育委員会の中の要するに今まで文化財あったわけですけれども、要するに教育的な分野ではないかなと、このように思われます。したがって、一緒になって、その文化、観光文化スポーツ部の中にやっぱり教育委員会から切り離すっていうことは、ちょっとやっぱり異様な感じがするわけですよね。国のほうも文化庁とスポーツ庁ありますけれども、やっぱりこれはきちっとやっぱり切り離して、お互いにやっぱり役割分担をしっかりしてるわけですよね。そういったことを考えれば、やっぱりできればちょっと違う分野ではないのかなと思われます。幾らやっぱり教育委員会と連携してというようなお話でありますけれども、ちょっと違ってくるんではないかなと思われます。 それから、2点目の、今度は市長に権限移譲っていうようなことではないというようなお話でありましたけれども、権限移譲はあくまでも、とすれば、今まで教育委員会予算執行権がないっていうわけですので、体育館の雨漏りとかいろんな問題が多々発生している教育委員会でございました。とすれば、今回市長に要するに改めたことによって、そういった動きが早まるのか、もしくは遅くなってますます縦割りで遅くなるのか、そこら辺の見通しをお聞かせ願えればありがたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 私から御答弁いたします。 最初に、国際交流の「国際」という文字を残すべきでないかという御質問です。 の名前としては、交流デザインということで「国際」の文字省いておりますけども、今後、係名の中で検討させてもらいたいと思います。業務の内容については、これまでと、国際交流について十分力を入れていきたいと思ってますし、現状でコロナ禍の中で対外的にはできないわけですけども、こうした中でも今、国際交流推進室でリモートの交流を数多く手がけておりまして、国際交流協会とも連携しながら、これまでと同様に進めてまいりたいと思っています。 それから、伝建群等、文化財の関係、教育分野でないかという御指摘でございます。 平成31年の4月から文化財保護法、また、この教育行政の組織機構の国の法律が変わりまして、市長部局でも担当ができる、所管替えができるようになったということは、やはり全国的な流れとして市長部局で文化財を担当することが、そういう妥当ではないかという方向にあるというふうに思います。それを最大限有効に生かしてまいりたいと思います。 先ほど高橋豪議員の御質問、またその答弁にもございましたけども、部が所管が変わっても、人事のこと今ここで明言はできませんけども、担当する職員の過半は変わらないものと思っておりますので、新たに職員が文化財の勉強するとかそういうことではなくて、これまでの知見を生かしてもらう職員を配置したいというふうに思っております。これはスポーツ振興も同じでございます。 それから、スポーツ関係の施設について、いろんなその改修ですとか体育館のお話ありましたけども、当然これは市長部局に移ることによって対応は早くなると、そうならなければならないものと思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 今、副市長が、今こういうふうな教育委員会から文化財が市長部局へのその流れがあるというふうなお話でございましたけども、私もまず東北とか、伝建群はもちろん東北、それから全国の教育長会議などに出席しますが、今まさに教育長会議の中ではその話題が本当にたくさん出ております。そしてやはり全国的に文化財が市長部局のほうに移っているというケースが非常に増えております。それで、やはり心配されるのは、恐らく議員も心配されて、やっぱり研究教育という、やっぱり教育委員会っていうのやっぱり研究機関の一部、まあ関係ありますので、やっぱりその文化財をしっかりと研究していく部分が滑落していくのではないかというふうな御懸念をお持ちのようではないかなとは思いますが、全国の我々の話し合いの中でも、やはりそこを学芸員の充実ですね、学芸員の充実と、それから県の大学とかのそういうふうな研究機関との充実によって、十分にそれは補えるといいましょうか、何とかできるというふうな、今大体そういうふうなお話が非常に多くなっているなというような感じがしております。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 分かります。何とか国際交流の、要するに「国際」という言葉を残しながら国際交流進めていただきたいなと、願う次第であります。なおかつ、今、DX、デジタル化社会に進みつつありますけれども、どんどんやっぱりデジタル化の推進していただいて、国際交流も推進していただくと。なおかつ、DCサイトでやっぱりしっかりと契約とかそういったことも変えていけるように進めていっていただきたいなと思います。 それから、なおかつ、文化財の件ですけれども、やっぱり研究部門で進める部分と、それから要するに伝建群等も生かしながら、その観光と一緒になって進める部分と、これやっぱりきちんとやっぱり切り離して私は考えるべきなんじゃないかなと。やっぱりきちっと研究して、こういうことが発見されると。もっと突き詰めていけば、こういうことも何ていう、解析できたとか、そういった、先ほど言った学芸員と研究機関とのタイアップして充実していくんだというような教育長のお話ですけれども、そういった部分をやっぱり伸ばしていっていただければなと、このように思います。 最後に、対応も今度は市長部局になって予算化できるということで、何とか早め早めの、その今の古くなった旧の体育館、それから伊藤議員の一般質問でありました野球場とかそういったものについても、対応はやっぱりスピーディーにして予算化して、充実してやっぱり計画的に、これは5年なら5年で何とかものにすると。それから、3年なら3年でできるものは3年で改修するとか、そういったやっぱり一つ一つのものをきちんと体系化づけてやっぱりやっていくその姿勢っていうか、それがやっぱり必要なんじゃないかなと。やっぱりそのことによって、今のその観光文化スポーツ部に組織編成したその意味があると思われますので、これから、それこそこれからの10年間、2030年度まで、「あ、あのとき観光文化スポーツ部になって、逆に組織編成してよかった」と思われるような、それこそ職員の思いと、それから学芸のそういった文化的なものを、もしくは芸術文化に関してもどんどん進んだというような思いで頑張っていただければなと思いますので、答弁一言お願いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 私のほうから今のお話に対する御答弁をさせていただきたいと思います。 まず「国際」という名前、仙北市の大きな特徴でありますので、これまで行われてきた農山村体験推進協議会をバックとした体験デザイン室、それから国際交流推進室の業務をしっかりとこの交流デザインで引き継ぐということがまず1点であります。その交流デザインの中で、多分長期的な視点と短期・中期的な視点というもののプランができますけれども、その短期・中期的なプランの中にはなかなか国際という形のものでこれまでのような形のものを皆様にお見せすることは難しいかもしれませんけども、実際の話、今、姉妹校の方々と一緒にリモートでの様々なディスカッションを行う環境づくりが進んでますので、こういうことについては、「国際」という名前をつけた担当者がしっかりと対応したほうが先方のほうにも安心感があると思いますので、そのような対策を何とかしていきたいというふうに思っています。 それから、例えば地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正ではですね、自分の認識では確か公民館も市長部局に移管することができるというふうに確かなっていると。その議論のときに私たち何言ったかというと、公民館で様々な教室が行われていて、その教室で生まれ出たものを皆様方にお見せしていただくということがひとつのこれまでの流れだったんですけども、それ売ってもいいっすよという話を一歩踏み込んでいくというような、そういうような発想もやっぱりこれからは少しでも経済効果を生み出すような教育ということが、その場面でもあってもいいのかなというような思いもあります。そういうふうな公民館の在り方というものも、この後、これは教育委員会のほうですから、しっかりと対応いただきたいなと今思いがあります。それで、地域の経済活動に教育がその温床にあるというような社会、地域社会をつくることが適切ではないかというふうな思いがあります。 それから、施設の関係ですけども、前からお話してるとおり、公共施設管理計画、個別計画等、この前の議会でもそうでしたけれども、先頭になって進めさせていただきたいという思いがあります。決してこれまで教育委員会がスピード感がない行政ではないわけで、さらに、だけれども市長という立場からすると、各部の指揮系統がしっかりとして私から発令・指示ができますので、この職制で物事を早く進めていきたいというような思いでありますので御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 以上で、議案第98号の質疑を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 日程第2に入る前に、先ほど皆さんに報告が忘れました。欠席届が2番、武藤義彦君です。よろしくお願いします。--------------------------------------- △議案第99号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第2、議案第99号 新角館庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例制定についてを議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第100号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第3、議案第100号 令和2年度仙北一般会計補正予算(第7号)に対する質疑は、予算常任委員会で行います。--------------------------------------- △議案第101号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第4、議案第101号 令和2年度仙北国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、指名していただきましたので、発言させていただきます。 令和2年度仙北国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、国保診療所でございます神代の診療所勘定もこれに含まれてございますので、今回の補正では、補正額が85万円のその中身について、そして以前は、かつて御承知のとおり伊藤先生がおられて常勤で頑張ってこられて、また患者さんが多く、神代地区、そして他地域からも来られておったんですけども、当然それは高齢化とともに施設に入所なさるとか他病院に転院なさるとかでいろんなことで少なくなってきたんではないかなと思うんですが、外来の受診の患者さんの推移等についてもひとつお知らせ願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員の質問にお答えいたします。 補正額の85万円の内訳についてです。これにつきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応の従事者慰労金交付金事業によって、医療機関の医療従事者や職員に交付されるもので、歳入歳出ともに同額を計上しております。その内容についてですが、新型コロナウイルス感染症対策について、都道府県から役割を設定された医療機関で実際新型コロナウイルス感染症の診察を行った医療機関については、1人20万円、役割を果たせなかった医療機関ですが、新型コロナウイルス感染症の診察がなかった医療機関は、1人10万円、それ以外の病院・診療所は1人5万円となってます。期間は、各都道府県で新型コロナウイルス感染症1例目が発症した日から6月30日までの間となっております。この基準に当てはめますと、神代診療所につきましては5万円となりますが、医師2名につきましては神代診療所以外で20万円の対象となる医療機関でも診察を行っておりますので、それらの医療機関で請求しないということなので、医師2名分20万円で申請しております。それ以外の看護師2名、会計年度職員3名、それから神代診療所と兼務となっている神代出張所職員の3名と清掃員1名の9名分となっております。 次に、医師の体制ですけども、管理者の嘉陽先生と他3名は、秋田大学のほうからの派遣をいただいております。診療は月曜日から木曜日まで、それぞれ診療いただいております。なお、金曜日は予約制の健康相談となっております。 外来の患者数の推移ですけども、令和元年度、去年実績ですけども、診療日数が237日で6,019人、その前の平成30年度は241日で6,432人、平成29年度は240日の診療日数で6,504人となっております。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 初めにですね、私、神代診療所に直接受診するとかないわけなので、直接外来の状態をまだよく見てないんですけども、あれでしょうか、例えば市立角館総合病院では、御承知のとおり、正面玄関から入っていけばすぐ検温、すぐやられるんですね。やられるんじゃなくて必ずするんですよ。当然マスクもしないといけないし、そういうふうに外来の患者さん、受診した患者さんには、検温とかマスクの着用とかを義務づけておるものでしょうか。第1点目。 それから、先ほど新型コロナウイルスの感染症の慰労金といいますか、交付金の対象としては、診療所としては1人5万円ということでしたけども、医師2名の方には1人20万円、他病院にも行ってるということなんですが、嘉陽先生は、御承知のとおり秋田大学の医学部に籍ある先生だと思いますが、ほかの大学、秋田大学からほかに3名の方と言ってましたけども、その方々はどのような体制になっておられるんでしょうか。 それから3点目は、患者数の推移は先ほどの質問したとおり、若干やっぱり減ってきているなということ思うんですが、この、何とかその、どこの病院もですね外来が新型コロナの影響も若干はあるんだけども、やっぱり市立角館総合病院もしかり、田沢湖病院もしかり、減っている中で、何とか嘉陽先生を中心に頑張っていただいて、もう少し患者さんを増やしていくような手立て、かつては伊藤先生がやっぱり往診に歩いたようなことも、それはちょっと色々な条件があって無理だといえばそれまでですけども、その辺のあたりは検討することは不可能なのかどうか、その点についての御答弁をよろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 1点目ですけども、当然検温をして、マスクの着用についてもお願いをしてやっております。 3人の体制ですけども、嘉陽先生のほか、秋大の田口先生、吉岡先生、それから横山先生、いずれも秋大のほうからの派遣ということで診察していただいております。 あと、患者数の推移でということで、今後そういう、今、秋大から3名医師派遣をして月曜日から木曜日までの診療体制をとっておりますので、まずそれを充実させて今後検討していきたいと思いますので、よろしく御理解のほうお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ちょっともうちょっと具体的にお伺いしますけども、嘉陽先生と秋大から来られる田口先生、吉岡先生は、専門は何科を専門としておるんでしょうか。一般内科なり一般外科なり、そういうところは恐らく診ていただけると、診療していただけると思うんですが、その点は、専門分野はどこの科をエキスパートとしてやってこられた先生なんでしょうか。 それと併せてですね、神代診療所の場合と、近いところにある、距離的にも近いとこにある西明寺診療所、まあ旧西木町、西木村、そしてこっちは旧田沢湖町だから区域が違うといえばそれまでですけども、神代診療所のやっぱり先生からも、週に1回なり月に何回か、場合によってはですね田沢湖病院のほうにも応援に来られておりますので、月に何回かでもいいから来ていただけるような交渉というのは、医療局を中心にお願いしたり検討するということは不可能なのかどうか、その点についても併せてお答え願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 専門のということ、診察の科名ですけども、一応私の今分かってる範囲ですけれども、秋大の横山先生については内科の消化器で、あと吉岡先生についても内科の消化器です。あと田口先生については内科ということで御承知しております。 あと、その診療所との連携ですけれども…… ◆16番(高久昭二君) 嘉陽先生は。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 嘉陽先生は循環器内科。 あと、西明寺診療所との連携ですけれども、これについては、当然相手方、それから医療局等もありますので、そちらと協議しながら進めて検討していきたいと考えています。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、3回やりました。16番、終わった、3回。 ◆16番(高久昭二君) (聞きとり不能)。 ○議長(黒沢龍己君) 違う違う、3回。 ◆16番(高久昭二君) (聞きとり不能)。 ○議長(黒沢龍己君) 違う。高久君、高久議員。 ◆16番(高久昭二君) (聞きとり不能)。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で、議案第101号の質疑を終わります。 ◆16番(高久昭二君) (聞きとり不能)。 ○議長(黒沢龍己君) えっ。 ◆16番(高久昭二君) 西明寺(聞きとり不能)ませんか。(聞きとり不能)から。(聞きとり不能)やっぱり(聞きとり不能)明日から(聞きとり不能)。 ○議長(黒沢龍己君) 高久議員、ちょっと暫時休憩します。                             (午前10時49分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前10時52分) ○議長(黒沢龍己君) 答弁漏れがありましたので、ここで答弁を求めます。菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 高久議員の病院事業と診療所の関係についてですけれども、現在、田沢湖病院、角館病院ともに診療所のほうに医師の派遣はありませんが、神代診療所の現在常勤医がいないということで、様々な場面で今まで角館病院、田沢湖病院のほうで協力をしてまいりました。今後につきましては、今のところ大学その他から派遣を受けておりますので、特別に緊急での派遣は必要ないものと考えておりますが、今後状況が変われば、市民福祉部と相談をしながら医師の派遣については考えていかなければならない場面が出てくるかと思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) これで16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で、議案第101号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第102号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第5、議案第102号 令和2年度仙北介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、質問させていただきます。 令和2年度仙北介護保険特別会計補正予算(第1号)、補正額が318万2,000円について、これは老健施設にしき園の関係での新型コロナウイルス感染、施設の感染防止のための対策費用だと思うわけでございますけども、その中での具体的な内容及び物品費や経費のその内訳等についてどのようになっているのか、お知らせ願いたいと思います。 それから、国から今回、神代診療所もそうでございましたけども、新型コロナウイルスの感染防止のための慰労金が交付されておるわけでございますが、この職員、全職員だと思いますが、52名の方々への給料でお支払われる時期がいつなのか、それで月額幾らのお金が、それは医師とか看護師、また一般職員等とのその職種によっても変わってくるかと思いますが、その点についてお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員の質問にお答えします。 初めに、感染症対策についてです。 にしき園では新型コロナウイルス感染症対策として、御家族あてに、緊急の場合を除き基本的に直接の面会禁止のお願いを、職員と委託業者につきましては、出勤前の検温、勤務にかかわらずマスクの着用、うがい、手洗い、消毒の徹底、3密を避けるなどの通知をしております。また、園内の感染症対策委員会では、発熱など感染が疑われる利用者が出た場合の対応を確認し合っております。現在も予防対策は緩めずに続けておる状況です。 今回の補正につきましてですけども、新型コロナウイルス感染症対策経費です。具体的には備品の購入で、面会時に使用するワイヤレスマイク、スピーカーのセット1台と検温モニター1台、それからアクリルパーテーション6台、それから負担金及び交付金として、介護サービス施設職員への慰労金、それから、そのほかに消毒液、手洗い、手袋など、財源については国からの地方創生臨時交付金並びに緊急包括支援交付金を利用いたします。 国からの52名の補助金につきましては、緊急包括支援交付金のうち、介護サービス施設に勤務し、利用者と接する職員等に対する慰労金です。3月6日から6月30日の間に10日以上勤務されている実績の勤務日数があり、利用者との接触するか、対面・対話、同じ空間で作業する日が1日でもあれば、その方は対象となります。にしき園では、医師1名、職員41名、調理師8名、清掃員2名、計52名が対象となります。1人、こちらは一律5万円で、補正額の案として計上いたしましたのは260万円です。この交付金の支払い関係ですけども、今、補正予算をお願いしてますので、予算が議決した後に国保連を通じての請求して、交付金が入ってきた後に各職員へ交付という形になります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど竹下市民福祉部長が答弁で最初触れられました直接の面会の禁止、たとえ家族であっても、または肉親であってもやっぱり原則として面会を禁止すると。直接業者さんとかは検温されてちゃんと消毒、マスクして中に入っていただくというふうな説明でございました。確かに面会禁止というのはこれは老健にしき園に限らず、特養桜苑とか色々な施設はそのようにしてますので、それはよく分かります。ただですね、一番家族の方々が心配してるのは、元気でいるべがっていうふうなことなんですな。顔っこ見ねばちょっと安心できないと。だどもそれはできないわけです、これやむを得ず。ですから、さっき竹下市民福祉部長が、面会時のワイヤレスマイクの設置するということの備品購入も入ってましたので、そのついでにですね、大仙市大曲のある、名前は今言いませんけども老健施設では、インターネットの装置を使って顔が写るような、そこの施設のお年寄りの方々のですね、おじいちゃんおばあちゃんの顔がちゃんと出てきて会話できると。正面玄関のひとつのところのコーナーとか、そこにお互いに会話ができるというふうなやり方をしているとこがあるんですが、それは非常に予算がかさむし、無理があるのかどうか。検討する余地あるんじゃないかなと思うんで、老健にしき園は仙北市立が経営なさってございますので、やろうとすれば私はできないわけがないんじゃないかなと思うんですが、その点はいかがなもんでしょうか。 それから、慰労金についてはよく分かりましたが、清掃員ですね、中で掃除をする方。職員が兼務してやってるっていえばそれまでですけども、そういう方々には支給なさらないのかどうか。10日以上勤務なさってる方、月に。その辺についてちょっとお知らせ願いたいと思います。 それから、実際支払いになるのがこれから議会で議決、予算が通れば国保連のほうに請求してやってとなれば、11月なり12月になるのかなというふうに私部外者としては想像するんですが、その点は見通しはいかがなもんでしょうか。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 先ほどの家族の面会の原則禁止ということで、全ての方を禁止しているわけではございません。実際に、にしき園の老健施設の玄関のところと中の通路を挟んで、外と中なんですけども、挟んで面会、一部の方については面会をまず実施してます。その中でやっぱり話も聞こえないということでマイクとスピーカーをセットして話を聞けるようにということで、今回スピーカーと音響施設、音響設備の備品の要求したところです。 あと、先ほど私ちょっと話漏れしたかもしれませんけど、一応清掃員委託してますけども、その方2名についても交付金の対象になってます。交付金のほうは、議員おっしゃったように一応議会議決とって、請求してもすぐっていうこと、一、二カ月に保険として入りますので、その頃、11、12月頃になると思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 3回目ですので最後に。先ほど竹下市民福祉部長が答弁なさったように、ワイヤレスマイクを使って、対話できるようにしたいと。非常に前向きで結構なことだと思います。現在ですね、先ほど竹下市民福祉部長がおっしゃったように、私もにしき園には用事あって何回も行ってますけども、廊下越しにですね、車椅子に乗る方は車椅子を介護職員の方が押してきて、このとおり元気でいるよっていうふうな合図してくれてるんですよ。ただですね私心配するのは、寝たきりに近い方、ベッドでですよ、部屋で寝たきりに近い方とか、やっぱり余り自分の意思をあらわせない方々もたくさんおられるんじゃないかなと思うんですが、人数数えたことはないけども、そういう方々が何人くらいいて、そういう方々に対して、ちょっとそのベッドサイドでそっちの玄関のほうとこう顔だけでもね、「ああ、おじいちゃん何とか元気でいられるようだな」というふうに確認はできないものでしょうか。その点をちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) にしき園で一応寝たきり、胃ろうとかでベッドに寝ている方いますけども、今現在、その方も車椅子のリクライニングということで、長く寝たような形にできるその車椅子に移動して、例えば月の行事についてはホールに出てくるということで、全くベッドで寝ているっていう方は今現在おりません。ですので、その方については、もし面会ということで、看護師というか、その人の状況に応じて、そのリクライニングに移行してもらって、面会っていうことは可能かと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で、議案第102号の質疑を終わります。 11時15分まで休憩します。                             (午前11時03分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時15分)--------------------------------------- △議案第103号及び議案第104号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第6、議案第103号 令和2年度仙北生保内財産特別会計補正予算(第1号)及び日程第7、議案第104号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)を一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第105号の質疑  日程第8、議案第105号 令和2年度仙北病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、質問をさせていただきます。 新型コロナウイルスの感染防止対策等で非常に頑張って御難儀している市幹部、そして市職員の方々、本当に御苦労さんでございます。そういう中での今回の令和2年度仙北病院事業会計補正予算(第1号)ではございますが、補正額を使いまして市立角館総合病院、市立田沢湖病院、両病院のどのように使うのか、その概略の内訳区分についてお知らせ願いたいと思います それから、新型コロナウイルス感染症の影響が市立角館病院や田沢湖病院の両病院にも当然影響を与えておると思います。そういうふうな中で、病院の患者数の最近の推移ですね、をお知らせ願いたいと思います。 それで、次にですね、これからいろんな面で病院の充実、そして医療改革をしていく上で要因となるのが、どうしてもメーンとなるのは医師の体制・確保でございます。併せて、看護師の補充が両病院とも必要でございますが、色々な新型コロナウイルスの感染症の中で非常に今、医師確保対策で県外や首都圏なりいろんなところで各方面に訪問することが非常に困難だと思われますが、今後のその対策の考え方がもしあるとすれば、ひとつお知らせ、確保の対策があるとすれば、ひとつお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 高久議員の質問にお答えいたします。 初めに、補正予算のほうについてであります。 市立角館総合病院、田沢湖病院の内訳、使途等についてでありますが、初めに収入的収入ですが、第1款市立田沢湖病院ですが、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の活用に伴いまして、医業外収益で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金500万円、特別利益で新型コロナウイルス感染症対策従事者慰労金交付金として530万円をそれぞれ増額補正しているものであります。次に、第2款市立角館総合病院ですが、田沢湖病院同様に医業外収益で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金941万5,000円、特別利益で新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付金として7,000万円を増額補正するものであります。 続いて支出のほうでありますが、田沢湖病院、医業費用で新型コロナウイルス感染拡大防止対策費として材料費、経費、主に修繕費ですけども500万円を増額補正しております。これは、材料費にマスク、アイソレーションガウン等の衛生材料の購入と、医療消耗備品に非接触型体温計等の購入費などに250万円を計上しているものです。また、経費として消耗備品に発熱患者に対応するためのパーテーションの購入費550万円、修繕費に発熱外来への内線電話の設置や院内での遠隔診療のための通信回線等の改修費として200万円を計上しているものであります。また、特別損失に新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として530万円、田沢湖病院のほうにつきましては、1人5万円の給付となります。対象者は、3月6日から6月30日までの間に10日以上病院に勤務した方が対象となります。このほかに、職員のほかに非常勤医師や委託業者も対象となり、田沢湖病院では100人分の予算を計上しております。続いて角館総合病院ですが、医業費用で新型コロナウイルス感染症を疑う患者受け入れのための救急医療体制確保事業として、診療材料費、医療用消耗備品、病棟改修費に係る経費のほかに、修繕費で緊急で大規模修繕があったため、今後の修繕費の不足分と合わせて1,959万1,000円を増額補正するものです。材料費に818万4,000円を追加補正しております。こちらは、診療材料費に個人防護具、消毒関係購入費として725万円、今後の感染拡大に備えまして、医療消耗備品に簡易診察用テント及び簡易ベッド等の購入について93万4,000円を計上しております。同じく経費に1,140万7,000円を追加補正しております。これは、修繕費にメンタルヘルス病棟の改修に伴う感染患者を受け入れるための改修に必要な病棟改修費をここに計上しております。また、先ほど緊急修繕ということで一般撮影機、これは一般のレントゲンの機器であります。また、手術器具などの緊急での大規模修繕があったため、今後の不足分と合わせて1,113万2,000円。また、委託料につきましては、メンタルヘルス病棟の病棟情報システムの種別変更対応業務委託料として27万5,000円を計上しております。また、特別損失として、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として7,000万円を増額補正しているものです。角館病院につきましては、秋田県から役割を設定された医療機関に該当しております。医療機関に、医療従事者及び職にあたり1人20万円の給付となる予定であります。こちらは全体で、職員、非常勤医師、委託業者等350人分を計上しております。 次に、外来・入院患者等の推移についてであります。 あ、すいません。申し訳ありません。7ページの資本のほうの収支のほうについてです。すいません、こちらを。 こちらにつきましては、角館総合病院で新型コロナウイルス感染症を疑う患者を受け入れるための救急医療体制補助金71万円、支出のほうにつきましては、新型コロナウイルス感染症設備事業として、ヘパフィルターつきパーテーション及びストレッチャーの購入で77万3,000円。また、透析患者の増加によりまして、透析監視装置が必要となりまして649万円、それぞれ増額補正するものであります。 次に、外来・入院患者の推移についてであります。 田沢湖病院では、この4月から入院では766人の増、6,150人、1日平均では6.3人増の50.4人、外来では842人の減の9,489人となっております。入院患者の増につきましては、常勤医師が1名増えたこと、また、田沢湖病院が慢性的な患者さんを対象とした病院であることから、コロナウイルスの影響を非常に少なく受けたということが原因で考えられております。 なお、外来については、やはり新型コロナウイルス対策により長期処方等を行ったため、来院する回数が減ったことが主な要因となっております。 続いて角館総合病院ですけども、入院では3,172人の減、1万3,774人、1日平均では26人の減となっております。外来では2,894人減の3万3,306人、1日平均で40.7人の減となっております。入院については、新型コロナウイルス感染拡大により予定入院や予定手術の延期等の患者数の減が主なものと考えております。また、大曲厚生医療センターとの医療連携による急性期で入院した患者の希望に応じた角館総合病院の転院等については、新型コロナウイルス感染拡大により患者の移動が難しくなっており、患者確保策にはなかなかつながっていない現状となっております。また、外来については、脳神経外科、小児科については、大曲厚生医療センターから医師派遣により外来診療は維持しておるものの、新型コロナウイルスの影響に伴う受診控えや県外からの非常勤医師の往来制限による外来診療の縮少等が患者数の減少の大きな要因と考えられております。 続いて、医師・看護師体制並びに今後の対策についてであります。 田沢湖病院については、現在、常勤医師4名、看護師25名という体制になっております。また、田沢湖病院では10月1日より看護師1名の採用を予定しております。今後につきましては、医師の常勤医師4名の維持と、看護師については退職者の補充、人員不足によって病院経営の支障のないような形で人員の確保に努めていきたいと思っております。 角館病院につきましては、現在、医師は16名、看護師136名、助産師10名、看護助手10名となっております。現在、看護職員のほうにつきましては、夜間配置加算の施設基準を取得するために看護助手の採用を現在予定しております。また、医師につきましては、県の医療人材対策室等とも連絡をとりながら、現在、首都圏ではなかなか高久議員がおっしゃられたとおり往来ができませんが、電話その他で色々な形で依頼を申し上げながら、医師の確保に今努めているところであります。また、看護師につきましては、退職補充により人員の不足が生じないような採用計画を立て、病院の施設基準に影響のない、また病院経営に支障のないような形で今現在進めております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ちょっと細かいことをちょっとお尋ねするようでございますけども、私もできるだけ田沢湖病院の外来は見るようにしてます。ただ見てくるだけなんですけども、中身は詳しいことは分かりませんが、やっぱり菅原医療事務局長おっしゃいましたように非常に小回りがきいてて、てきぱきと動いてるなという感じは受けました。慢性期の患者さんを扱っている、入院を扱っている関係で、余り今回の新型コロナウイルスの感染症の影響といいますか、マイナス影響は余りないなということは確かにそのとおりだと思いました。 それで、今後のその課題なわけでございますけれども、新しい医師確保の課題が、これは新型コロナウイルスの感染症あるなしにかかわらず、やっぱり毎年考えていかなければならない大変な病院の重い課題だと思うんですが、大曲厚生医療センターから、先ほど菅原医療事務局長おっしゃいましたとおり、小児科なり、脳外科のほうに来て、脳神経外科のほうに来ていただいているということも非常に助かるわけでございます。それをさらに今後協力体制を強化しながらですね、大曲厚生医療センターが準民間といいますか、県がかなり力を入れてる病院でございますので、これからはさらにですね民間の大きな病院のほうにも視野を広げて、そういう方々に派遣を月何回かなり週1回なり派遣していただくような交渉というものは、これはちょっと口で言うほど簡単なものでないとおっしゃられればそれまでですけども、いかがなもんでしょうか。 それから、角館病院での今回のいろんな国から来る交付金なりを活用しながら、手術室の改修工事なさるように聞いてましたけども、それは私の聞き違いでしょうか。何か議案説明で何かちらっと触れたような感じしましたけども、今回の改修はあくまでもメンタルヘルスヘルス病棟の改修だというふうに理解してよろしいんでしょうか。 それからですね、これからレントゲン機器を修繕しなければならないというふうなこと、先ほど答弁触れてございますが、放射線の医療機器の中では具体的に何の機械が今回修理必要になっておるんでしょうか。 それから、田沢湖病院と角館病院はね、以前からですよ、前から医療連携室、進藤前管理者がおられた頃から、看護師同士のお互いの交代なり異動しながら、応援したり、期間を設けて派遣したりということがあったんですが、今は非常にもういっぱいいっぱいだというふうに考えてよろしいんでしょうか。その点を御答弁をお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 最初に医師確保の関係でありますけども、高久議員のおっしゃられた民間病院との交流というお話ですけども、今現在、我々としては秋田県及び秋田大学を中心に、今現在、医師確保のほう進めているところであります。また、従来より親交のある昭和大学その他首都圏の大学の医局を通して、今現在、いろんな形で医師確保をお願いしているところであります。まだ民間病院とのなかなか我々のほうのつてがないものでありますので、いずれそのような機会がありましたらぜひ紹介していただければと思いますし、我々もそのような機会があれば積極的に情報発信をしていきたいと考えております。 それから、改修のほうですけども、大変申し訳ありません、手術室の改修のほうは予定しておりません。あくまでもメンタルヘルス病棟をコロナウイルスの患者さんを受け入れるための改修ということで、今回補正のほうを計上しております。こちらのほうはもう既に修繕が終わったものであります。 また、レントゲンの一般撮影の機械でありまして、こちらのほうの修繕につきましては、管球のほうの修繕ということであります。管球のほうが壊れてしまいまして、こちらの修繕ということです。 すいません、看護師の人事交流ということですけども、現在それぞれの病院で施設のほうの基準に十分達している状況であります。当時足りなかった場合はいろんな形で応援をしながら交流をしておりますけども、現在のところは両病院とも施設のほうの基準を満たしておりますので、また田沢湖病院につきましても、この10月に新たに看護師を補充するところでありますので、現在のところの大幅なその人事交流という、応援その他についての人事異動については、今のところは考えておりません。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 医師確保は大変重要な案件でありまして、市を挙げて取り組んでいるということもありまして、私のほうからも一言お話しさせていただきたいと思います。 この前の大曲厚生医療センターとの業務の連携は、角館病院の伊藤院長先生、またそれから大曲厚生医療センターの三浦院長先生の信頼関係に基づくこれまでの様々な関係が、あのような形で地域医療をともに守っていこうというふうな包括的な連携になったということでありまして、その際に私のほうからも、ぜひ三浦先生のほうには大曲厚生医療センターを介しながら、JA厚生連の方々との人事についても何とかこの後、様々な関係を構築させていただきたい旨をお話しして、可能な限りそのような方向性でいくことが地域医療を守ることではないかというような話もいただきましたので、そういうふうな流れ、議員がお話ししたような民間の医療機関との連携というものも、この後、人的な配備等についても何らかの形で進めなければいけないのではないかというような思いがあります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) (聞きとり不能)質問でございます。ただいま門脇市長おっしゃいました、そのとおりだと思います。ただですね、この医師確保については、市長自身が御承知のとおり、今、新型コロナ禍の影響の中で、秋田大学の医学部の医局なり教授なり、そういう方々と簡単にはやっぱり面会できないような仕組みになっておるようでございます、聞くところによれば。そういう点ではなかなか大変なことだと思いますので、やっぱり今後ですね、例えば特定医療法人明和会とか市立秋田総合病院とかそういうところにまで伸ばしてですね、お互いの人事の点での応援をいただけないかということの交渉は私はやって決してマイナスにはならないと思いますが、その点についてと、それから門脇市長についでにお聞きしますけども、今現時点でも医療局体制を敷いておるわけでございます。田沢湖、角館両病院の上に立って、前回は進藤医療管理者が代表になってございましたけども、そういうふうな中で、これからも続けて、その体制を続けていくのか。新型コロナ禍だからやむを得ないといってしまえばそれまでだけども、お互いの両病院の連携というのは意外と少ないような感じ受けます。田沢湖病院は田沢湖病院で何とかしっかりやっているんだと。 ○議長(黒沢龍己君) 高久議員。 ◆16番(高久昭二君) 角館病院は角館病院でやってるということになれば…… ○議長(黒沢龍己君) 高久議員、時間考えて。 ◆16番(高久昭二君) せば、じゃあそこで切ります。じゃあ答弁をお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁も簡潔に市長お願い。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議員が御指摘のとおり、県内の様々な医療機関、医療組織の方々としっかりと連絡を密にして、議員がお話になってるイメージのような状況もぜひこの後進めていきたい、いければいいと思っております。努力させていただきたいと思います。 ◆16番(高久昭二君) (聞きとり不能)。 ◎市長(門脇光浩君) 現状で2つの病院をしっかりとブリッジしていただくという機関がないので、今の医療局がその効果を果たしているというふうに考えております。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で、議案第105号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第106号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第9、議案第106号 令和元年度仙北一般会計歳入歳出決算認定についての質疑は、予算常任委員会で行います。--------------------------------------- △議案第107号~議案第110号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第10、議案第107号 令和元年度仙北集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第13、議案第110号 令和元年度仙北浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第111号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第14、議案第111号 令和元年度仙北国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、指名していただきましたので質問をさせていただきます。 議案第111号 令和元年度仙北国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、質問させていただきます。 今回は決算の我々の説明資料にもございますとおり黒字ではございますけども、この中でですね短期保険証、それから資格証明書の発行も当然あったと思います。そういうふうな点で、コロナ禍の中でなかなか大変な事業者、自営業者、小さい自営業者の方で個人業種の方々等もおりますので、そういう方々にもやっぱり機械的にですよ、滞納してるから短期保険証または、さらにはもっと厳しいペナルティーの資格証明書、10割全部、全額自己負担となるそれを続けていくのかどうか、その点について第1点目確認したいと思います。 それから、滞納者に対する色々な課税に伴うですね制裁も含めたことなんですけども、徴収のために回って、専門に回っておる方、それから収納対策室ももちろん専門に対策室は挙げてやっておるんですが、いろんなですね、これまで何千円単位かもしれないけども、何とかかんとか頑張って払ってきた方に対しても、何とかそんなお金ではとても間に合わないから1万円にしてくれというふうに、消費者金融まがいのですね取り立てに近いような形で回ってくる方もおるようでございますが、それは門脇市長なり倉橋副市長も指示なさっておることなんでしょうか。その点について答弁をお願いしたいと思います。 それから、これからですね基金の保有について、当然それはためなければならない面も出てくるんですが、やっぱり一部を取り崩しして、平岡裕子議員が一般質問でも触れてございましたけど、若干でもやっぱり下げてやることによって課税負担を軽くして納めやすいようにすると。高齢者や自営業者、そして個人商店、そして年金生活者が非常に、特に国民年金なりの生活者が多いわけでございますので、その点についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか、御答弁をよろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員の質問にお答えします。 1点目の国保被世帯の短期保険者証と資格証明書の発行推移についてです。 9月1日現在での推移であります。資格証明書の交付者は、令和2年が28世帯36人、令和元年が55世帯71人、平成30年が69世帯85人となっております。また、資格証明書発行内のうち、70歳以上18歳未満の理由で短期被保険者証に移行している被保険者数は、令和2年が9人、令和元年が14人、平成30年が21人となっております。次に、短期被保険者証の交付者ですが、令和2年が104世帯172人、令和元年が130世帯207人、平成30年が206世帯の35人となって、資格証明書、短期被保険者証ともに2年前の約半数となっております。 問題点ということでございますけども、これは被保険者数が短期被保険者数に、短期になる場合は、発行区分の変更及び納税相談の通知を、また、短期保険者証から資格証明書になるときには、被保険者証の返還予告を併せて納税相談、弁明の機会を付与した通知を出しております。しかしながら、それに対して一切対応ない人がおります。そうした場合は、その方の状況、生活状況が把握できませんので、いわゆる特別な事情の判断ができません。そういったところが問題といいますか、大変困っております。 次に、2点目の滞納者に対する差し押さえ、制裁等についてです。 財産差し押さえの滞納処分につきましては、督促状、催告状を発送して何ら反応を示さなかったり、納付誓約を履行できなかった場合には、公平性を確保するため、地方税法に則り実施しております。なお、差し押さえる財産がないなどの場合には、一定の要件に該当する場合は、地方税法の規定に基づきまして徴収の緩和制度を適用しております。 それから、3点目、最後の3点目ですけども、国保基金告示の一部活用を図り、国庫税引き下げにということですけども、この御質問につきましては、平岡議員の一般質問でもお答えしておりますが、今年度から税率を下げております。昨年度の試算で、税収含めて5,000万円ほどの決算でした。また、本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により受診者控えがあるようですが、仙北市の国保では、感染拡大が拡大してきた2月から6月までの5カ月間は、例年より医療費がかかり増しになってる状況であります。さらに、国保の連合会への高額医療の共同事業算定誤りによりまして、2,600万円ほどの返還金があります。引き下げた税率を短期のうちにまた引き上げるという事態にならないように、今年度の決算を受けての判断となりますが、2、3年の経過をみたいと考えております。また、基金についても、安定的な運営を行う上でも、ある程度では基金を保有していかなければならないと考えております。今後、黒字決算が続くようであれば、そのときは被保険者の皆さんに還元したいと思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 個別の案件につきまして、市長、また私から個別に指示することはありませんけども、国保税も含む税金一般については、適切な法に基づいた課税、そして徴収、また、納められない人には納税相談に応じ、また、それでもならない場合は滞納処分等を適切に行ってると。そして、さらにどうしても納付できない方については、これも法、条例に基づいて不納欠損処理を行うというのが、そのことについては情報を共有して、税務、収納推進、それから国保に関しては市民生活も含めて、適切に対応しているというふうに認識しております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) それでは、倉橋副市長が先ほど御答弁いただきましたので、倉橋副市長に再度お尋ねしたいと思います。 あのですね、法に基づいて適切に対応しておるというようなことでございましたけれども、具体的に申し上げますと、今回の滞納差し押さえのやり方についてもですよ、約2カ月ぐらい前にA4版の短い文章で、これ以上滞納なれば差し押さえをしますという予告なるものの文書が、わずか六、七行のあれで送られてくるんですよ、来てるんですよ。だけども、これは悪意でもってこういうふうにこう知らないふりしてごみ箱に捨てるんじゃなくて、よく意味が分からない加入世帯の方、高齢者の方もいるんですよ。悪意でなくて。納めたくないんでなくて。だからそういう点で、具体的に先ほど触れましたとおり、納税相談に乗ると言っていますけども、それは電話だけの予告とか、電話だけの連絡とか、またははがき、督促のはがきが納税相談ではなくて、やっぱり面会を来てくれるなり、または逆に行くと。角館まで約40分以上かかるんですよね、片道、車でも40分ぐらいかかるんだけども、行ってやっぱり膝を交えてですね、もうちょっとこれ何とか頑張ってもらわないと、あなたの差し押さえが来ますよというふうにやっぱり懇切丁寧に教えてですね、それで、それでもなおかつ、いや、俺払う必要がないさ、また払えないというようなことでしらを切った場合は、やむを得ずそういうようなことも必要かもしれないけども、ただお手紙を、文書を切手を貼った封筒で出して、それが予告したということは、これは余りにも懇切丁寧ではないんじゃないかなと。合併した当初は、私はそういうことはなかったような気がしますけども、門脇市政が3期になってから何かすごくそういう点が強くなったなっていう感じしますけども、そういうことは私の全く誤解なんでしょうか。その点第1点目。 それから、資格証明書の件ですけども、文書でですね、あなた何とか月3,000円ではちょっと無理だと、簡単に減っていかないと滞納する金が、何とか1万円にしてくれと言われても、その人の仕事の働きなり収入が限られたり、または途中で収入が止まったりする場合は、やっぱり生活を、最低生活を日本国憲法で保障された、した上で、そういうふうな処分を受けるというふうなことになっているはずですから、日本国民は全てやっぱり納税義務はあるんですが、と同時に生きる権利も生存権もあるんです。それも憲法で、釈迦に説法するようだけども保障されておりますので、そういう点も併せたやっぱり温かみの、少しでも温情のあるやり方をしないと、納税者と納税義務者との間で非常に反発・反感を食って、それが口コミで広がっていく危険性があるんじゃないかなということを私は心配するんですが、その点はいかがなもんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。
    ◎副市長(倉橋典夫君) 今、高久議員がおっしゃった事例については承知しておりませんけども、もし市民の方が市の対応で不快に思う、あるいはよく分からないというようなことがあるとすれば、それは解消していかなければならないと思ってますので、これは税金ばかりでなくて市役所全般に言えることですけども、市民対応については懇切丁寧な対応をとるように、これは改めて職員に徹底したいと思います。個別の事例については承知しておりませんので、その点は御理解いただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 先ほどの資格証明書の関係で、3,000円から1万円にというような話があって、個別の案件について私も承知しておりませんけども、一応うちの方で、資格証の発行については市民生活の方でやってます。当然その収納状況を把握しますので、税務、収納推進とは連携を密にしてやってますけども、いわゆるその人の生活の状況については十分相談に乗って対応しているというふうに思ってますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最後確認でございますけれども、やはり納税相談というのは、やっぱりできれば仙北市民ですから、その例えば納税義務者が仙台に行ってるとか東京にいろんな事情で行ってるっていうんだば、それは相談に乗ることは不可能ですけども、同じ仙北市内で住んでいるんであれば、税務は確かに田沢湖庁舎、ここに1階にありますよ。結構な人数の職員の方がそれぞれの担当部署で働いておられますので、やっぱり出向いてですね、やっぱり実態を見ながらやっぱり適切な指導相談をするということに努めていただきたいということと、個別な事例については、倉橋副市長も承知しておらない。確かに全てが市長が、副市長が掌握できないかと思いますが、後で収納対策室のほうにお聞きしていただきたいと思うんですが、いかがなもんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) この質疑の高久議員の御指摘、御意見については、十分重く受け止めたいと思います。また、今の高久議員の発言につきましては、税務課長、収納推進課長、市民生活課長、それぞれ待機してお聞きしておりますので、十分御理解していると思ってます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 通告により発言を許します。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 引き続き、令和元年度の国民健康保険特別会計歳入歳出の決算認定について御質問をいたします。 1点目は、意見書の44ページの歳入状況、43、44ページにありますけれども、収入率は80.35%、前年比のプラス4.28%、ようやくここまで上がったかなと、そういう感じいたします。収入済額31億84万6,424円、それから不納欠損額1,825万5,697円で、マイナスの339万7,318円、収入未済額が1億874万690円、5,054万8,330円の減ということで、非常に収納推進の大きな成果、頑張っていただいなと、こう思います。しかしながら、この一般会計からの繰入金が2億5,557万9,812円と、昨年比の325万6,774円と逆に多くなっている。この要因と今後の収納見通し、数値について伺います。 聞くところによりますと、国からの交付金の戻しを繰り入れなくてはいけないというような、その複雑な制度の仕組みがあると、このように聞いておりますので、もしその制度の説明があればありがたいと思います。 2点目には、コンビニ収納クレジット決済の件数、金額状況と、今このコロナ禍でのキャッシュレスの対策等についてお伺いをいたします。どのようにしているのか、状況をお伺いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 熊谷議員の質問にお答えいたします。 1点目の一般会計からの繰入金が増額になったっていうことでございますけれども、これは国民健康保険法に定められた繰り入れで、収納率に影響するような内容となっておりません。 令和元年度の決算書の44ページにあるとおり、繰入金の内訳は4種類あります。まず1つ目は、保健の基盤安定繰入金です。これは、国保税の軽減の補填や保険税の軽減となる低所得者に対する一定割合を一般会計に繰り入れるため、国、県から一般会計に一旦入ってきたものを、それにさらに市の分を加えて特別会計に繰り入れるものです。7割、5割、3割と法定権限ありますけど、その分の国からの繰入金、補助金になります。軽減分を補填しない場合は、中間所得者層に上乗せになってしまいますので、そうしたことから繰り入れすることになっているものです。そして出産育児一時金繰入金、財政安定化支援事業繰入金、これらは地方交付税措置がされているものです。その他一般会計繰入金、これは市民生活の一般の総務費と、税務の国保税の賦課徴収費になります。一般会計の繰入金は2億5,557万9,812円のうち、1億9,547万2,524円、これは国保会計に入れるために国、県から一旦一般会計に入ってきたものとなります。 次に、今後の収納見通し、数値についてですけれども、国民健康保険税の8月末時点での収納率は、現年課税分が32.80%で前年同月比1.36ポイントの増、滞納繰越分が18.23%で前年同月比2.42ポイントの増となっております。コロナ禍にありながらも前年数値を上回っている状況となっております。今年度の収納率は、現年課税分、目標の収納率は、現年課税分が92.7、滞納繰越分が15.5%、現年・滞繰合わせて72.6%と設定しております。既に滞納繰越分につきましては、収納率を上回っておりますが、それぞれの目標収納率を達成できるよう、引き続き収納率の向上に全力で取り組んでいきたいと思います。 次に、2点目のコンビニ収納クレジット決済の件数、金額の状況と、コロナ禍のキャッシュレス対策についてです。 一般会計分の市税を含む全税目での数値となりますが、コンビニ収納件数が2万510件で2億5,063万円、前年比3,628件、5,018万2,000円の増。うち、電子マネーの支払いが74件で80万7,500円、前年比同件数の21万9,388円の減となってございます。また、クレジット納付の件数は206件で451万2,200円、前年比61件、185万5,800円の増となっております。 キャッシュレス対策についてですが、新型コロナウイルス感染症の観点からもキャッシュレスでの納付は有効と考えます。口座振替を初め、電子マネー支払い、クレジット納付について、より一層周知していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 非常に現状を見ても、また決算状況を見ても、ある一定の数字をクリアできてですね、特に昨年の対予算比だと109%ということで、100%を超えるという状況でありますので、非常にようやく定着して頑張ってきてるなと思いますけれども、やっぱり滞納分がもう少しですね、いまいち大変でしょうから、そこら辺をやっぱり丁寧に、先ほどの高久議員の質問じゃありませんけれども、丁寧な対応をお願いしたいものだと、このように思います。 それから、先ほどの繰入金のですね、多くなる原因というか、そこら辺なんですけれども、これはあくまでもあれですか、国民健康保険法に基づく低所得者対策というようなことでしたけれども、これは市で例えば一般会計に保留しておいて、保留っていうかですね、しておいて、要するに軽減分を後ほど補填するというようなことはできないものかな。もしくは、その何ですか、国保税を下げるというような思いで、いう形で、その繰入金をある程度抑えてというような形にできないものか、その点だけお聞きしたいものです。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 先ほど言った基盤安定の繰入金ですけども、先ほど言いましたように、通常の算定、国保税算定した場合に、低所得者7割、5割、3割っていう形でなります。その分について、そのままにしておきますと当然国保税が下がりますので、その分、国から来るということで、それと国と県と市を合わせて、その分補填するという形に国民健康法上なっておりますので、やっぱりいずれそういう形で繰り入れをするということになっております。 ◆6番(熊谷一夫君) 終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 以上で、議案第111号の質疑を終わります。 13時まで暫時休憩します。                             (午前11時59分) ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- △議案第112号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第15、議案第112号 令和元年度仙北後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第113号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第16、議案第113号 令和元年度仙北介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 今回、議案第113号の仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございますけども、介護保険料は、御承知のとおり45歳以上の方々が普通であれば年金から天引きされて徴収されたりしてるわけですが、ごくわずかではございますけども特別徴収という形で、つまり振替用紙で振り込んだり、または個別に訪問して専門に回って歩く方が角館町にもございます。元市役所職員の方で専門にやってる方もございますが、そうした中で、とりわけ徴収員が回っていく方で、やっぱり滞納せざるを得ない方々も出てきてると思うんで、分納なり、分割納付なりしてると思うんですが、大体何件ぐらい徴収員が回っていって徴収されている方が、角館町に限らず、田沢湖町、西木町もあると思いますので、その人数等について、また徴収状況についてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 今、議員から御質問あった件ですけども、介護保険の徴収について広域のほうでやってますので、うちのほうでは特別、徴収等は行っておりません。広域のほうで行っております。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 質問をし直しします。あのですね、仙北市の、広域でやってる職員なわけでございますけども、仙北市の市民の方々の介護被保険者の方々に徴収に回っておるわけでございますので、必ず毎日業務が終われば角館地域センターのほうに来て、いろんな精算をしてお金を預けていくようなんですよ。ですから、職員は広域のほうからの派遣職員なのかもしれませんが、被保険者は仙北市民なわけでございますので、やっぱり中には家族の方々が介護施設に入所したり、デイサービスやグループホーム等に入ってる方々もおるかもしれませんが、それらに対する連絡等は、仙北市のほうには全くじゃあ来ないと。縦、横の連絡、横との連携というのは全くないのかというふうに理解してよろしいもんでしょうか。つまり大仙市にある旧仙北町の庁舎にあるあそこ独自にやってて、全く無関係だと仙北市とは、そういうふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員からの事前に通告にあります、介護保険料の徴収状況、減免状況の結果、デイサービスの利用状況ということで答弁させていただきますけども、一応先ほど申し上げましたように、仙北市の113号の特別会計の決算認定、こちらは、にしき園の介護保険施設、老人保健施設としての会計部分であります。この議員御質問の広域に係る分については、広域で運営しておりますので、決算状況については事前に広域の審議会、まだ決算認定を受けておりませんが、運営審議会で介護保険の事務所から公表されている広域全体、仙北市、大仙市、美郷、この広域の分については利用状況は回答もらっておりますので、こちらについては今、御報告したいと思います。 まず1点目の保険料の納付状況です。調定額は、現年・過年合わせまして32億9,834万3,716円で、収納額が32億3,124万2,639円です。不納欠損額が2,019万171円で、収納率が97.97%となっています。前年と比べまして、収納率が0.41%の増となっています。 あと減免申請及び審査結果ですけども、令和2年度の減免申請が10件で、減免の承認が10件となっております。 次に、施設の介護、それから訪問介護、デイサービスの利用状況、こちらにつきましては、訪問ヘルパーのほうが令和元年度で1万4,008件、デイサービスが1万6,846件、施設が4万8,759件で、高齢化率が40%を超え、要介護・要支援認定者は65歳以上の高齢者の2割を超える状況であり、介護度が重くなると介護施設サービスの利用ができなくなる地域もあるため、在宅での生活が困難という状況で施設の利用が多くなっているという状況です。 こちらが広域から聞いた状況です。以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) それでは、質問の仕方変えます。 老健のにしき園で今回決算認定でございますけども、施設のですね色々その部分的な改修工事が令和元年度も、また令和2年度もまたいで、屋根の防水工事とか色々やられておるようですが、あとは一通り全部終わったと、内部のその一部改修も含めてですよ、建物の施設も恐らく西木村時代からの建物じゃないかなと思ったんですが、あとはほぼまず完璧だというふうに理解してよろしいんでしょうか。第1点。 それから、施設で働く職員の方々の臨時・パートの介護ヘルパーさん方もおられると思うんですが、現時点で何名おって、それから昨年、令和元年度はその前の年に比べて増えてるのか。恐らくなかなか介護の仕事も大変ハードなきつい仕事だと思うんですが、夜勤ももちろんありますし、その点についての状況、もし分かれば概略で結構ですので教えていただきたいと思います。 あと最後に、先ほど市民福祉部長が答弁なさった減免申請、これは出すのはですね大仙市の仙北旧町庁舎にあるところに出向いて出してもいいんだけども、市民福祉部の市民のほうで受け付けておるようなんですよ。角館庁舎のほうで。ですから、かなりそこも経由していると思うんで、そういうふうな相談に来る方も、私はこれからもますますコロナ禍で景気が悪くなればあるんじゃないかなと思うんですが、その対応について若干、もし分かればお知らせ願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 施設の改修関係ですけども、去年と今年、屋根の改修工事を行っています。あとは、予定としては外壁外構もだいぶ古くなって壊れてるので、一応そちらのほうも計画として進めたいというふうには考えております。実際にまず来年度以降の予算要求、査定等ありますけども、一応計画は外壁のほうもしたいというふうに考えています。 あと臨時職員ですけども、今4月現在の職員数でいきますと、全体として今42名です。正職員が31名で、今年度から会計年度職員となりましたので、11名が会計年度職員となっております。 あと減免の関係なんですけれども、一応仙北市分ということで、今年、コロナ分の影響で3件が承認申請ありまして、あと所得減少の分が1件というふうに、広域のほうから報告は受けています。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で、議案第113号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第114号~議案第116号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第17、議案第114号 令和元年度仙北生保内財産特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第19、議案第116号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第117号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第20、議案第117号 令和元年度仙北病院事業会計決算認定についてを議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。3番、高橋輝彦君。 ◆3番(高橋輝彦君) それでは、議案第117号 令和元年度仙北病院事業会計決算認定について質問いたします。 初めに、通告書の決算数字の訂正お願いいたします。 2行目ですけども、角館総合病院の赤字額、これをですね「1億8,810万7,000円」に訂正をお願いいたします。すいません。 それでは質問いたします。 令和元年度の決算においては、田沢湖病院は2,302万4,000円の黒字決算、角館病院は1億8,810万7,000円の赤字決算となっております。全国自治体病院協議会の経営診断報告書、これ配付いただきましたけども、これにもかなり厳しい指摘もありますが、令和元年度は両病院に一般会計から過去最大の額です、12億5,592万3,000円を繰り入れしてのこの決算の数字でありまして、これは改善していかなければ一般会計も破綻してしまうと思います。さらに、今後はコロナ禍にある患者数減少等により、さらなる経営悪化が想定されることから、今後の対策について3点伺います。 1点目です。この経営診断報告書、それから、この令和元年度の決算状況を見て、何かこれまでにない大胆な経営改善策があれば伺います。 2点目です。2月定例会での一般会計からの繰入金を増額する際に、確か3億ちょっと、3億600万円ほどの補正予算でしたけども、その際にですね、不採算地区の中核的な公立病院に対する特別交付税措置が検討されており、角館総合病院も該当する可能性があるとの説明がありました。現在の国の政策はコロナ対応により大きく変化しているとは思いますけども、現在の状況を伺います。 3点目です。3点目、2点目のこの特別交付税の措置とはまた全く別にですね、この今のコロナ禍における、全国的に病院経営の悪化が顕著でありますけども、これに対する国の支援策という情報などはないものか伺います。 3点お願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 高橋輝彦議員の御質問にお答えさせていただきます。 昨年度実施しました全国自治体病院協議会の経営診断や総務省地方公営企業アドバイザー派遣事業での指摘事項につきましては、現在、指摘された事項につきまして、現在、両病院で取り組むこととしております。現在、経営診断報告書において提案のありました仙北市病院事業経営改善委員会を設置し、その下部組織として両病院に課題検討委員会、さらには各部門分科会を設置して、経営改善に向けた検討を重ねているところであります。 角館病院においては、新規加算等の取得について提案がされていますが、すぐに取り組めるものについては取り組んでおり、救急管理加算の算定増や感染防止対策加算、後発医薬品使用体制加算の上位加算への引き上げなどによる収益増などがあり、少しずつでありますが明るい兆しが見えております。 また、田沢湖病院においては、一部のベッドでの地域包括ケア入院医療管理料の算定と、将来的には一病棟全てを地域包括ケア病棟入院料の導入と加算算定の改善が必要とされておりました。地域包括ケア入院料については、算定するために求められる基準があり、現在では算定することができませんが、基準を満たすには職員の研修や採用が必要となり、今後の状況を見ながら他の加算を含め、基準のクリアに努めてまいります。 2つ目の特別交付税のことでありますが、現在、先ほども若干触れましたが、不採算地区の中核的な公立病院に対する特別交付税措置についてということで、総務省より令和2年4月1日付で、過疎地等で経営状況の厳しい地域において、二次救急や災害時等の拠点となる中核的な公立病院の機能を維持するための繰り出しに対して、新たに特別交付税措置を講ずるとの旨の通知が発出されております。この通知によりますと、角館総合病院は救急医療、また災害拠点病院ということで、この要件に該当しております。しかし、国の新型コロナウイルスの影響による対応で遅れていると思われますが、具体的な内容、金額等について、現在まだ示されていない状況です。ただし、県からの調査回答につきましては既に報告して、該当する旨の報告はさせていただいてるところであります。 3のコロナ禍による病院経営の悪化に対する国の支援策ということであります。 病院経営の悪化に対する国の支援策としては、本定例会に補正予算を提出しております新型コロナウイルス感染緊急包括支援事業のほか、特別減収対策企業債の発行を認める措置を検討しております。当該企業債につきましては、償還利子の2分の1を一般会計から繰り出し、当該繰り出しに対して特別交付税措置を講ずるものということであります。しかし、元金部分については現在財源措置はなく、非常に厳しい状況となると思われます。病院事業としては、コロナ禍が長期化する中、国費による財政支援の拡充、体制の整備を含め、長期的支援も必要であると認識しており、現在、国に対して状況に応じた十分な支援が行われるよう要望しているところであります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 経営診断報告書、これを受けて、かなり色々両病院とも改善に向けて色々今対策しているということをお聞きしました。2番のこの特別交付税措置についても、要件に角館総合病院は該当するということでですね、私はこれ、このやっぱり角館総合病院の一番のこれ特効薬だと思ってますので、ぜひ、コロナ禍によりちょっと遅れるかもしれませんけども、特別交付税措置というものもですね十分活用していただきたいというふうに思います。 それとですね、この令和元年度の決算についてですけども、これ2月に3億600万円ほどの一般会計からの繰り入れの増額補正があったわけですけども、これの理由っていうのが資金不足比率20%を超えてしまうということで繰入金の追加補正しましたけども、結局この令和元年度、最終的には資金不足比率っていうのは何%で落ち着いたものか、これ伺いたいと思います。 あともう一つはですね、今年度当初予算で9億5,000万円の一般会計からの繰入金、9,500万円で今のこのコロナ禍の経営状況の中で、この9億5,000万円で追加補正がなくても資金不足比率20%、これ今年度確保できるものかと。 この2点お願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 資金不足比率につきましては、後ほど監査委員から意見書を付して詳しい正確な数字は報告されると思いますが、今現在私のほうで持っている状況でありますと、20%は切って、ちょっと今詳しい数字、申し訳ない、今持ってますのでちょっとお待ちいただければと思います。 それから、2点目の9億5,000万円の繰り入れのほうについて、今後これで大丈夫なのかということでありますけども、正直申し上げまして、現在のコロナの影響もかなりこの4カ月、入院患者等の減でかなり受けております。田沢湖につきましては、非常に今現在医師増えたところで経営状況がかなりの改善を見せておるところですが、角館病院につきましては残念ながら非常に影響が大きいというところで、このままでいくと、この9億5,000万円で20%を切ることが可能かということですけども、かなり厳しい状況を迎えるのではないかなと予想はしております。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 今年度ももしかすると追加補正の可能性が高いという認識ですね。今の回答、答弁だとそのように感じました。 令和元年度決算で田沢湖病院、これ黒字決算っていうことなんですけども、ちょっと気になったのがですね、昨年度追加補正したときにですね、田沢湖病院がこのままでいくと資金不足比率が55.9%というすごい高い数字だったんですけども、これ今年度、じゃなくて令和元年度は黒字決算、2,302万4,000円の黒字決算でも資金不足比率っていうのは、もうどれぐらいだったかなっていうのがちょっと興味あったもんですから、多分2つの病院で20%は下回ってると思いますけども、この辺ちょっと議会最終日の監査委員からの報告書、これじっくり見てみたいと思います。 それから、最後なんですけども、先ほどこの全国自治体病院協議会の経営診断報告書を受けて、もう一つ聞き直しましたけど、受けて、経営改善に両病院とも取り組んでいるということでですね、この中で経営改善策の費用削減対策の1番目に、医療収益に対する人件費の割合、これをですね自治体立病院平均では50%台ということで、田沢湖・角館両病院ともこれを目指すべきではないかという提言がありますけども、この点がかなりこれ、かなり厳しい数字だと思います。なぜかというと、令和元年度の決算、田沢湖病院ではですね医業収益に対する人件費の割合が87.4%、角館病院については74.4%ということで、自治体病院の平均の52.2%にはもうかなりこれ厳しい数字なんですけども、この辺はもう意識して取り組んでるかどうか、それ1点だけお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 人件費比率のことに関しましてですけども、ひとつ数値のお願いといいますか、今高橋輝彦議員がおっしゃったとおり、人件費比率については、田沢湖病院が87.4%、角館病院が74.4%ということで、これは決算数値として市の決算数値として間違いない数値でありますけども、国の基準によります決算統計上の数字につきましては、若干ちょっと数字が変わってきます。決算統計上の数字でちょっと、国の基準のほうが決算統計の数字になっておりますので、その数値で申し上げますと、田沢湖病院が61.9%、角館病院が62.4%と、このような数字になります。ただし、これが決して低いというわけではなく、全国平均の59.3%から比べますとはるかに高い数値と言わざるを得ない状況でありますので、その辺の人件費のことについては十分考えていかなければならない。ちなみに、平成30年度と令和元年度を比べた場合ですけども、田沢湖病院で64.9%が61.9%、3%減、角館病院につきましては65.7%から61.4%、3.3%減です。ただし、人件費の削減と申しましても、医師や看護師その他基準を満たさなければならない職員の確保については進めていかなきゃならない。それ以外の収益の生まない部分といいますか、その辺のところの人員の削減をどのような形で進めていくかというのが非常に大事になると思っております。 それから、資金不足の数字のほう届いておりますので、令和元年度では全体で16.7%という数字の速報値が我々のほうに届いております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今の医療局長のお話のとおりでありまして、9月11日に監査委員の皆様から、令和元年度財政健全化審査及び経営健全化審査意見書の提出ということで11日にいただいております。その数値としては、資金不足比率は令和元年度は16.7%という数字であります。これも含めて、ほかの財政指標等については、この後の場面で皆様方に御報告させていただきたいと思っておりました。私のほうからはその内容であります。 ○議長(黒沢龍己君) 3番、高橋輝彦君の質疑を終わります。 以上で、議案第117号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第118号及び議案第119号の質疑 ○議長(黒沢龍己君) 日程第21、議案第118号 令和元年度仙北温泉事業会計決算認定について及び日程第22、議案第119号 令和元年度仙北水道事業会計決算認定についてを一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。 以上で、各議案に対する質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第98号~議案第119号の委託会付託 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてから日程第22、議案第119号 令和元年度仙北水道事業会計決算認定についてまでの各議案は、タブレットに掲載の付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じ、散会します。御苦労さんでした。                              (午後1時27分)...