仙北市議会 > 2020-06-26 >
06月26日-05号

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  1. 仙北市議会 2020-06-26
    06月26日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年  6月 定例会          令和2年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和2年6月26日(金曜日)午前10時開議第1 議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について第2 議案第74号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第75号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第76号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第77号 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第78号 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第79号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第80号 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第81号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第82号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第83号 仙北市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第84号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)第14 議案第86号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第15 議案第87号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第16 議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)第17 請願第6号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願書第18 請願第7号 秋田県主要農作物種子条例の制定を求める請願書第19 閉会中の継続審査について第20 閉会中の継続調査について第21 議案第95号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第5号)第22 議員提出議案第7号 意見書の提出について              (教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書)第23 議員提出議案第8号 意見書の提出について              (秋田県主要農作物種子条例の制定に関する意見書)第24 議員提出議案第9号 意見書の提出について              (地方財政の充実・強化を求める意見書)第25 議員提出議案第10号 意見書の提出について               (加齢性難聴者補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書)---------------------------------------出席議員(17名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     総務部長      大山肇浩君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              竹下義博君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    細川秀清君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     戸澤 浩君     教育部長      佐藤義一君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山隆誠君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                伊藤 聡君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   藤村幸子君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎君                      農林部次長兼  総務部税務課長   原  勉君               高橋英樹君                      農業振興課長---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) おはようございます。 ただいまの出席議員は17名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本定例会において説明のため出席を求めた者のうち、八柳農林部長は本日欠席です。 説明のため、本日さらに出席を求めた者は、高橋農林部次長です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 市長から発言の要請がありますので、これを許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 発言許可をいただき、ありがとうございます。 一昨日の全員協議会でも話題になった、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について御報告を申し上げます。 6月24日の夕刻でありましたが、新型コロナウイルス対策に充てる地方創生臨時交付金の自治体別の交付限度額が示されました。仙北市へは5億3,607万6,000円、5億3,607万6,000円の配分であります。内訳区分としては、家賃支援を含む事業継続や雇用維持等への対応分として1億3,509万7,000円、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化等への対応分として4億97万9,000円であります。一次配分分の1億6,114万1,000円と合わせると、総額は6億9,721万7,000円の配分となります。 本日追加提案をする一般会計補正予算(第5号)でありますけれども、この取り組み財源として充当させていただきたいと思っております。後ほど御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 また、今年度のこれまでの補正予算について、今後に行う補正等で財源振り替えをしたいと考えております。御理解をどうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 報告は以上であります。--------------------------------------- △表彰状の伝達 ○議長(黒沢龍己君) 議事に先立ち、表彰状の伝達を行います。 全国市議会議長会の総会にあたり、本市議会から3名の議員が表彰されております。 表彰状を受けられる議員は、7番、平岡裕子さん、10年、5番、高橋 豪君、10年、私、黒沢龍己、15年の3名です。 平岡裕子議員、高橋 豪議員は、演壇の前にお進みください。          [表彰状授与] ○議長(黒沢龍己君) 以上で表彰状の伝達を終わりますが、青柳宗五郎前議長には、感謝状が届いております。在職中、全国市議会議長会の評議員を務められ、会務運営の重責にあたられたことによる感謝状の贈呈になりますので、皆様に御報告いたします。 ○議長(黒沢龍己君) 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時10分)--------------------------------------- △議案第73号~請願第7号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第18、請願第7号 秋田県主要農作物種子条例の制定を求める請願書までの各議案、各請願を一括して議題とします。 以上の各議案及び各請願について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) おはようございます。それでは、総務文教常任委員会委員長報告をいたします。 令和2年6月17日、総務文教常任委員会に付託されました議案等について、同月18日午前10時から、田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 会議の出席委員は、高橋副委員長、武藤委員、小木田委員、高久委員、稲田委員、私田口の6名全員であります。 説明のため、出席を求めた参与は、大山総務部長小田野地方創生総合戦略統括監佐藤教育部長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高階事務局次長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案5件と請願2件の合計7件であります。 それでは、議案番号順に御報告申し上げます。 議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について。 本案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、高度なIT化が進む中で市民の個人情報を保護する立場から、ますます対策を強化していただくことを要望する賛成討論がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第74号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 この条例は、市長、副市長、教育長の給料を減額する条例です。 当局からは、新型コロナウイルスの影響により、市民が苦しい状況に立たされていることから、市民とともにコロナ関連の経済対策に取り組むという姿勢を示したもので、7月から来年3月までの9カ月、毎月の給料から10分の1を減額し支給するために条例を改正するものと説明がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定しました。 次に、議案第75号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について。 当局からの説明は、要約すると次のとおりになります。 地方税法の一部を改正する法律が令和2年4月30日に施行されたことに伴い、仙北市市税条例の改正が必要となったもので、改正内容は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置についてである。 主なものは次の3点で、1点目、令和3年度の固定資産税について、一定の要件に該当する中小事業者に対する固定資産税を軽減するもの。 2点目、市税の徴収猶予の申請、通知、取り消し等の手続について規定するもの。 3点目、個人市民税について、イベントの中止等で払い戻し請求しない場合、寄附金控除の扱いとすることや、住宅ローン控除では、適用の弾力化で、入居が遅れた場合でも一定の条件を満たせば控除を適用させるものという説明がありました。 委員からは、次のような質疑がありました。 令和3年度の固定資産税について、一部改正との説明だが、既に発送された令和2年度の固定資産税について、新型コロナによる影響があった方には、徴収猶予の申請用紙も送られている。令和3年度に限ってとすれば、今行われている固定資産税徴収猶予は、何の条例改正に基づくものなのかとの質疑に対し、当局からは、徴収猶予については、4月の地方税法の改正により、市税の徴収猶予が可能になっている。現在行っている令和2年度の徴収猶予の手続は、1年を限定に納付期限を延長するもので、金額(税額)は変わらない。今回の令和3年度を対象とした改正は、固定資産税の軽減についてである。償却資産と事業用家屋について税額が減るという違いがあるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第77号 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について及び議案第84号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についての各案は、旧中川小学校を新たに中川コミュニティセンターとし、中川地区公民館の機能を移転するもので、慎重審査の結果、各案とも全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 次に、付託された請願について御報告いたします。 請願第6号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願について。 委員からは、子どもたちを取り巻く教育環境や社会環境の多様化、予期せぬ問題なども発生するような社会になってしまったので、その点も考慮しながら本請願については賛成するという討論があり、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 本請願に関しては、総務文教常任委員全員による発議で意見書の提出議案を提案しておりますので、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、請願第8号 総合体育館の早期建設に関する請願書についてであります。 委員会では継続審査といたしましたので、その理由について御報告いたします。 この請願については、請願者や紹介議員の方々、また、当局との意見交換の時間を設け、体育館の規模や工法、人口の推移、財源などについて、それぞれの意見・状況を確認しながら慎重に審査を進めていきたいという全委員の思いから、今回は継続審査の申し出をしております。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 これで、総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。では、私のほうから市民福祉常任委員会の審査、委員長報告を申し上げたいと思います。 令和2年6月17日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、6月18日及び同月19日、午前10時から仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、平岡副委員長、高橋委員、真崎委員、八柳委員、そしてわたくし阿部の5名全員の出席であります。 説明のため出席を求めた参与は、竹下市民福祉部長菅原医療局長角館総合病院事務長渡辺市民福祉部次長市民生活課長高橋市民福祉部次長長寿支援課長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局より高橋補佐を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案7件であります。 それでは案件ごとに報告をいたします。 初めに、議案第76号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について。 関係当局の詳細な説明があり、本案は慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第78号 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 関係当局からの詳細な説明に続き、委員からは、市で居宅訪問型の保育を行う場合、保育料はどうなるのかとの質疑に、当局からは、現在1人の方がベビーシッターとして事業の開始届が出ている。料金については、1時間単位など、ベビーシッター個人が設定した料金となるとの答弁がありました。 さらに委員からは、夜間などの利用には金銭的にも大変だと思う。夜の仕事をされている方に対する支援もこれからは必要だと思うが、検討の余地はあるのかとの質疑に、当局からは、今後、利用者の支援内容について検討していきたいとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第79号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について及び議案第80号 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 関係当局からの詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第81号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について。 関係当局からの詳細な説明があり、委員からは、国民健康保険の場合は他の保険に比べて手当がなく、病気になると大変である。これを機会に、他の保険並に傷病手当など広がりがあれば良いと思うが、その点はいかがかとの質疑に、当局からは、傷病手当というものは以前から国民健康保険の中に任意で支給することができるという記載はあったが、全国どこの市町村でも給付しているところはない。やはり手厚くすると、納めるほうにも当然跳ね返ってくることであり、なかなか難しい。今回は、新型コロナウイルス感染症に感染した、または感染が疑われる場合に、全額国より支給されるものであるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第82号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第86号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算第1号について。 関係当局からの詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 3点ちょっとできるだけ簡潔にお伺いしたいと思います。 先ほど阿部委員長のほうから、居宅型保育事業について、1事業者が届け出があるということでございましたけれども、その事業者名をもし委員会で御議論されているんであれば教えていただきたいというふうなことと、これからやる事業でしょうけども、恐らく秋田市とか都市部では少しやられているんじゃないかなと思うんですが、夜間も含めた保育料のですね保護者負担がいくらぐらいになるのか、大体その見通しなりそういうのが示されているのかどうか、その点をお知らせ願いたいと思います。 2点目、議案第81号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、今回は委員長おっしゃっているとおり新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給に伴う一部改正でございますけれども、確かに委員長おっしゃるように国保体制が県単位でも行われていますけども、財政的に厳しくなるんじゃないかなと思うんで、そういう点を考えた上でですね一般会計からの繰り出しなり、さっき地方創生のことで交付金が、国の補正等でこれから出てきたというふうなことも市長が最初に御報告なさっていますので、そういうふうなことも話が出されたのか、全くないのか、あわせてお伺いしたいと思います。 それから、議案第82号の後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定についてとあわせて、これらはもし仮に、なければ大変こしたことはないんですが、もし万が一、発熱があったり、それからコロナに感染した疑いがあって隔離されたり入院したり、自宅待機を余儀なくされた場合の傷病手当金の請求については、医師の診断書が必要じゃないかなと思うんですが、その点のお話が委員会であったのかどうか、その点を確認したいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。9番。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、高久議員の質問にお答えいたします。 地域型保育事業をやっているところが、実際にこの市内にあるのかというような質問だったと思いますけれども、確かにそういう委員からの質問がございました。それに対して当局からは、生保内のねむねむの木さんがやっておるということで、現在、実際に1名の方がこの事業でここに入園しているという話がございました。 それから、2点目は、2点目何でしたっけ。 ◆16番(高久昭二君) 傷病手当金、国保もそれから、後期高齢もまず万が一出た場合ですね、感染者が出た場合、一般会計からの繰り入れを補正するというような考え、そして医師の診断書が必要なのかどうかという点。 ◆9番(阿部則比古君) その点につきましても委員からの質問がございました。さっきも話しましたけれども、とてもじゃないけれども国民健康保険からこの傷病に対する、補償するということは、できないわけではないけれども国保の財政的な状況からして全国どこでもやっているところがないということで、私どものほうでも当然財政上無理だということで、今回に限りこの国から全額と申しますか、3日間、陽性が疑われる、あるいは陽性の方でも頭の3日間だけは支給されないそうですけれども、それ以降は、そこの勤めている会社から支給されなかった場合に限り、3分の2を全額、1年6カ月最大にわたってですね国から支給、全額、3分の2に関しては支給されるということでした。それに対しては、当然医師の診断書が必要だという回答でございました。 以上です。
    ○議長(黒沢龍己君) ほかに。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 これで、市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) おはようございます。産業建設常任委員会委員長報告をいたします。 令和2年6月17日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、6月18日、午前10時から、田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、伊藤副委員長、熊谷委員、荒木田委員、小林委員、私門脇の5名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、細川観光商工部長草なぎ建設部長小泉観光商工部次長柏谷観光商工部次長藤井建設部次長橋本建設部次長高橋農林部次長赤倉農林部次長嶋村農業委員会事務局長ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案3件、請願1件です。 初めに、議案第83号 仙北市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について御報告いたします。 この条例改正は、中川小学校の閉校に伴い、旧小学校を地域のコミュニティ施設として、7月以降活用することから、仙北市中川集落センターを廃止する内容です。 本案につきまして慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第87号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)を御報告いたします。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 内容としては、カラ吹き源泉を埋めて閉鎖することに伴い、代替源泉から温泉を供給するため、温泉管布設替え工事に係る実施設計費用等を計上する補正予算です。 委員からは、現在、カラ吹き源泉から温泉を供給している施設の確認と、コロナウイルス感染症に伴う今後の事業計画への影響について質疑がありました。当局からは、平成27年のカラ吹き源泉事故後、事故調査委員会を立ち上げ、原因究明と今後の対策等について検討していただいた。その結果、カラ吹き源泉を存続させることは、また同じような事故が起きかねないことから、埋めて閉鎖する方向が示された。現在、カラ吹き源泉から温泉を供給しているのは、秋田大学ロッジと休暇村の2施設である。この両施設と仙北市との間で温泉の切り替えについて合意が得られたことから、今後は、現在使っていない市で所有する源泉から温泉を供給する計画である。 また、コロナウイルス感染症対策として、4月・5月分の対策を実施したところであるが、長いスパンでの影響が懸念される。今後の温泉事業については、厳しさが増すものと想定され、各温泉施設の状況を含め、先を見越した対策が必要と想定されるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定しました。 次に、議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)を御報告いたします。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 内容としては、下水道事業、集落排水事業、浄化槽事業の特別会計の法適化に伴い、打ち切り決算となったことから、公営企業会計へ引き継ぐ未収金、未払金が確定したことに伴う補正予算です。 委員からは、コロナウイルス感染症に伴う水道料金等の徴収対応と、今後の事業計画についての質疑が出されました。当局からは、水道料金については、今回のコロナウイルス対策として4月、5月の2カ月分の基本料金相当額を7月、8月分の使用料から減額する対策を講じているところである。また、月々の使用料についても個別に御相談に応じる形で納付相談を受け付けており、相談者の状況に応じて、分納をお願いするなど、相談者それぞれの状況に応じた対応としているところである。今後の事業の見通しについては、今のところは予定どおりに事業計画に沿って進める方針であるが、やはり影響があるものと想定されることから、途中での方向転換の可能性も考えられるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定しました。 次に、請願第7号 秋田県主要農作物種子条例の制定を求める請願書を御報告いたします。 本請願については、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 本委員会から、請願第7号に基づく秋田県主要農作物種子条例の制定に関する意見書案を提出させていただいております。 議員各位の御理解、御賛同をお願いして、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(黒沢龍己君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査御苦労さまでございました。3点、できるだけ簡潔にお伺いしますので、よろしくお願いします。 初めに、委員長報告にございました議案第83号は、いうまでもなく旧中川小学校が角館小と統合なさったために、これまでの集落センターを廃止してその役割を終えるということなわけでございますけども、解体する場合はですね当然その解体費用がかかるわけでございますし、いずれは将来は更地にするんでしょうけども、当面はいつごろまで残す予定なのか、これが管財から角館地域センターに移管がなされるようでございますけれども、それらの点についてどのような説明があり、今後検討なされるのか、もし委員会でのお話があったとすればお知らせ願いたいと思います。 2つ目は、議案第87号 令和2年度仙北市温泉事業会計の予算でございますけども、これは先ほど委員長が御説明ございましたが、カラ吹き源泉を廃止することにより、今後の供給の関係が変わってくると思うんですけども、水沢温泉からの供給を今後さらに強めていくのか、供給量を増やしていただくように働きかけていくのか、それに係る費用が変わってくると思うんですが、そういうお話があったのかなかったのかもあわせてお話をお伺いしたいと思います。 3点目、議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業の関係でございますけども、未収金や未払金等があって、それをさらに今後引き継ぐというふうなことでございましたが、今度、事業会計のやり方が変わったがためにですね、その引き継ぐ場合、やはり水道料金と同じように会社に外部委託なさる予定なのか、それもあわせたひとつお話があったかどうかもお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) いいですが、3点。 ◆1番(門脇晃幸君) 議員の質問にお答えいたします。 まず1つ目、議案第83号、この中川小学校の跡に旧施設の解体という話でございますが、解体した後の計画については、まだ計画が立っていないという報告を受けております。 議案第87号につきましては、先ほど報告したとおり、カラ吹き源泉の閉鎖といいますか、埋めて閉鎖するということに伴って水沢のほうと、現在使っていない市で所有する源泉から温泉を供給する計画であるという答弁がありました。それについて詳しい議論にはいたっておりません。 以上です。 それから、3つ目の議案第88号でございますが、水道料金等々、それから公営企業へ引き継ぐ未収金、未払金が確定したということで、特別会計の法適化に伴ったことということの説明を受け、特段大きな議論にはいたっておりません。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 中川小学校に今度、集落センターの役目を移すということは、私のほうの総務文教でもお話を伺ってございます。そういう場合ですね、いずれ解体をした後には、芝浦電子さんのほうに駐車場として売却という話も内部で検討なさっておるような感じ受けましたが、そういうことはおたくのほうの産業建設常任委員会で話はございませんでしたか。 2つ目は、議案第88号の関係で、下水道の料金を徴収するときの計測する場合は、必ず水道料金もあわせてですね、いくらその水道のために使ったかということも必ず徴収のほうで測ると思うんですけども、そうなれば徴収は、水道料金は外部委託していると思うんですが、これまでとあわせて下水道のほうも外部委託するということでよろしいんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 1番。 ◆1番(門脇晃幸君) ただいまの質問にお答えします。 まず最初の1点、芝浦電子さんへの貸し付けという話でございますが、一時、工事にかかわる駐車場として貸し出しした経緯があり、その後、貸し出しはしておらないと。今後、芝浦電子さんから何らかのアクションがあれば、そのときはまた考えていきたいということで、それ以上の議論はありませんでした。 それから、議案第88号の外部委託等々の話ですが、特に委員のほうから詳細な質問がなく、ここまでは議論は終わっております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) ほかに。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 これで、産業建設常任委員長の報告を終わります。 すいませんけど、各議員にお願いします。標、いわゆる議席番号を立てていない人が数名かなりおられますので、議席番号をお願いします。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。それでは、私のほうから予算常任委員会の報告を申し上げます。 議員各位には、審査の経過及び結果については、御承知のことと思いますので、要点のみ抜粋して御報告をさせていただきます。 6月17日に付託された議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)につきまして、同日と同月23日及び24日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。 出席委員は、3日間とも16名全員で、黒沢議長には職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長ほか関係職員でありました。 会議の書記は、議会事務局の高階次長、高橋補佐、堀川係長、高橋技術員を任命しました。 6月17日は、議案質疑の後に総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査をすることに決定しました。各分科会の審査は、6月18日に行いました。したがって、審査の期間は、分科会審査も含め延べ4日間でした。 このたびの補正予算案は、新型コロナ対策が主なものですが、特に歳出7款1項3目田沢湖・角館観光協会補助金の関連を中心に報告させていただきます。 審査の過程で小木田隆委員ほか2名から修正案が提出されました。 修正案の内容は、歳出7款1項商工費の田沢湖・角館観光協会への補助金500万円を削除し、予備費へ組み替えるものです。 修正する理由は、以下の2点に要約されます。 新型コロナによる損失は、観光協会のみならず樺細工協会や物産協会も甚大であることから、公平公正さに欠けること。観光協会の一定期間における事業の進捗を見極めた上で9月あるいは12月に補助金の必要性を判断すべきであること。 修正案に対する討論は、賛成、反対の立場から、それぞれ討論がありました。 賛成討論は、提案の理由、内容、趣旨に賛同するというものです。 反対討論では、臨時駐車場の貸付手続には疑義があるものの、新型コロナにより疲弊している市内の経済対策を強力に推進すべき時期であるとする反対討論がありました。 この修正案は、起立採決の結果、賛成少数により否決されました。 続いて、議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)の原案に対する討論でも、賛成、反対の立場からそれぞれの討論がありました。要約して報告いたします。 初めに反対討論の要旨です。 このたびの補正予算には、市民のための重要な予算も含まれているが、問題点がある。田沢湖・角館観光協会への500万円の補助金については、新型コロナの影響により臨時駐車場の収入が得られなかったとして、今後の事業に支障を来すことからの補助金という意味合いの説明だったが、当初予算には、ポスターや印刷チラシ等の全ての事業が含まれていることから、以下の4点を指摘する。①補助額の具体的な根拠となる資料が提示されていないこと。②有料駐車場として利用されているが、観光協会へは無償貸付されていること。③普通財産の貸付手続において必要とされている契約書の提示がないこと。④普通財産の許可申請月日と許可月日が同日処理され、市長の決裁がなされていないこと。 以上の理由から反対する。 次に賛成討論の要旨です。 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、桜祭りを皮切りに数々のイベントを中止したことは賢明な措置といえる。新型コロナの影響による冷え切った経済状況にあって、観光業も基幹産業としている本市にとって、補正予算案に計上されている商工費の各事業は、今、必要とされている支援である。 田沢湖・角館観光協会補助金について、例年、観光協会にとっては臨時駐車場の収入、約1,000万円のうち、桜祭りのシーズンの収入が約7割を占め、この収入のうち臨時駐車場の管理費用に充てられた残りが事業費へ回るようである。 観光協会の430名ほどの会員は、ようやく営業を再開しても、その多くが新型コロナの発生前の生活に戻れるのかという不安を抱えている。緊急事態の制限が解除され、かつての賑わいを取り戻すには時間を要する。仙北市の元気な様子を発信し、再び多くのお客様においでいただくため、観光に携わる皆様を励まし、営業が続けられるように支援することは、今、取るべき必要な措置ではないか。 新型コロナにより、防災、衛生面への関心も高まり、災害対策費798万6,000円では、これまでのハザードマップを現時点に即した内容に見直し、感染予防も組み入れ、さらに充実される。常に市民の手元にあるような成果品となることを期待する。 図書館の安心・安全快適環境づくり事業費111万4,000円では、本を手に取る安心感を共有し、絵本などに触れる楽しさを享受できる配慮と理解する。 以上の理由から補正予算案に賛成する。 田沢湖・角館観光協会補助金に関し、市が観光協会へ使用を許可している旧角高グラウンドについては、財務規則に貸付手続が定められている。ところが、議会に示された資料によると、普通財産貸付申請書であるべきものが普通財産使用許可申請書になっていたり、契約書案を添えて市長決裁すべきとされているものが契約書案は添えられていなかったり、しかも市長決裁の印鑑はない。やはり駐車場として貸し付けるのであれば、無償、有償を問わず、目的等を明示した契約書を作成すべきである。 決裁の権限については、財務規則に抵触しているのではないか。 こうした普通財産の貸付に係る事務手順や文書の不備等については、早急に是正すべきである。 一方、普通財産の使用に関して、地域経済の活性化に資する目的で公共的団体が公益事業に供する場合、無料とすることができるとされているので、これに関しては根拠なしとまでは言えない。事務手続に不備な点もあるが、現在、新型コロナにより市内経済が大打撃を受けている緊急事態にあって、一刻も早い対策が必要である。 県外のお客様が多い宿泊業、飲食業、土産店では、4月、5月の売り上げが皆無に等しい状態で危機的状況といえる。 説明では、観光協会は、宣伝費だけでも前年と比べて1,000万円の減となり、今後のポスター作製や誘客キャンペーン、紅葉時ライトアップ、雪桜小京都などの宣伝費用500万円が必要とのことである。今後、国・県・市と連携して行われる事業が資金不足でできないことになっては、観光協会の意義に反し、本末転倒である。 新型コロナウイルスによる自粛制限が6月19日にようやく解除になった。お客様をたくさん呼び込まなければ、本市の緊急事態は打開できない。 観光協会としても自助努力していただくこと、誘客活動に取り組んでいただくことを申し上げ、この補助金を含む補正予算案には賛成する。 以上、討論の後、起立採決の結果、議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)は、賛成多数により、原案を可とすべきものと決定しました。 なお、本予算委員会における議案質疑、分科会審査及び討論の審査過程において、一貫して提起されたことは、普通財産の貸付手続でした。議案質疑では、普通財産の貸付の在り方について言及されました。 産業建設分科会の審査報告では、直接の議題ではないとしながらも、普通財産を市が無料で使用させ、有料の駐車場として利用することは、一般的に市民の理解が得られるのかという強い提起があったと報告されました。 一昨日の討論では、普通財産の貸付に係る事務手順や文書の不備等は、早急に是正すべきであるという討論があったことを重ねて報告申し上げ、予算常任委員会の審査の結果と経過の報告とさせていただきます。 ○議長(黒沢龍己君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑を省略します。 これで、予算常任委員長の報告を終わります。 これから、討論を行います。 日程第1、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてに対する討論を行いますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 日程第2、議案第74号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。 それでは、議案第74号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から、また意見を述べて討論させていただきます。 このたびの新型コロナウイルスに係る市民の方々が非常に経済的に疲弊しているということを支援するという意味で、先の総務文教常任委員長の報告にもございましたとおり、9カ月間の10分の1を乗じた部分を減額するということでございます。しかし、他市町村においては期末手当を減額するというやり方もあるというふうなことも中には新聞でも報道されてございます。 いずれにしましても、そういう姿勢を示すということは、私ども議会としても今後やっぱりどのような方向に新型コロナウイルスの感染が推移するのかということを見極めた上で、改めてやっぱり政務活動費以外でもやっぱり市民のために寄与するようなことも検討なさる必要あるんじゃないかなということを私個人的には思うものであります。 さて、門脇市長は今後、色々東京とか都市部への往来が、今、解除になったわけでございますけれども、既に東京の首都圏等に出張の日程が決まっておるようでございます。こういうふうなことを当然市長は考えておられるし、当たり前のことだといわれるかもしれませんけども、やはり都市部へ行く人はまだ多くの感染者や、また、本人は感染しているかは分からない中での、そういう方々がたくさんおられるというふうに思います。そういうふうなことを考えた上で、市長も行動を慎重になさっていただくとともに、できる限り旅費を節約して、その分を市民のために少しでも回すというお気持ちを表していただけることを切にお願いを申し上げまして、今回の議案第74号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について賛成いたします。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで、議案第74号に対する討論を終わります。 日程第3、議案第75号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定についてから日程第18、請願第7号 秋田県主要農作物種子条例の制定を求める請願書までの各議案、各請願に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 これで、各議案及び各請願に対する討論を終わります。 これより採決を行います。 日程第1、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第12、議案第84号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についてまでの各議案を一括して採決します。 以上の各議案に対する各委員長の報告は、原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長の報告のとおり可決されました。 11時10分まで休憩します。                             (午前10時59分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時10分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 日程第13、議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第14、議案第86号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から日程第16、議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)までの各議案を一括して採決を行います。以上の各議案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各議案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、各委員長の報告のとおり可決されました。 日程第17、請願第6号、教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願書及び日程第18、請願第7号 秋田県主要農作物種子条例の制定を求める請願書を一括して採決します。各請願に対する各委員長の報告は採択です。 お諮りします。以上の各請願は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各請願は、各委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査について ○議長(黒沢龍己君) 日程第19、閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務文教常任委員長から、タブレットに掲載した請願第8号 総合体育館の早期建設に関する請願書について、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(黒沢龍己君) 日程第20、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載した本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第95号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第21、議案第95号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 説明を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第95号の説明をいたします。 初めに、令和2年度補正予算一般(5号)ファイル2ページをご覧ください。 議案第95号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第5号)は次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,097万7,000円を追加し、補正後の額を247億1,312万8,000円とするものです。 第2条は債務負担行為の補正、追加です。 5ページをお開きください。 第2表債務負担行為補正です。 中小企業振興資金貸付金、経済対策資金貸付金、秋田県経営安定資金貸付金に係る利子補給金3事業を追加するものです。 8ページをお開きください。 歳入を御説明いたします。 14款2項1目、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億8,698万7,000円の追加は、6月24日に示された本市への交付金限度額等を踏まえ、新型コロナウイルス感染症に係る第3次経済支援対策のうち、市独自事業分の財源とするものです。 14款2項2目、説明欄、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金3,399万円は、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に係る追加です。 次のページをお願いします。 歳出を御説明します。 2款1項10目、説明欄、秋田内陸線総合緊急支援事業費負担金632万円の追加です。新型コロナウイルス感染症の影響により、4月の定期買い利用者が前年比20%と激減し、この状態が長期化すると路線の持続的運行に支障が出ることが明らかなことから、県の交通政策課では三セク鉄道利用促進緊急対策事業として総額4,385万6,000円を計上しています。そのうち秋田内陸縦貫鉄道株式会社への支援は、安全対策への経費として3,160万円、県民の利用促進のために396万6,000円の計3,556万6,000円を支援する計画です。 仙北市では、北秋田市と連携し、誘客のためのソフト事業について必要な経費を支援するものです。対策の内訳は、魅力をアピールするためのフリー切符プレゼント、レストランや車内販売を代替する内陸線オンラインショップ販促支援、国内在住の外国人観光客の利便性と今後回復すると考えられるインバウンド対策として、内陸線WEBサイトの多言語化等を実施するものです。 予算総額は1,580万円で、本市の負担割合は4割です。北秋田市の負担額は6割の948万円となっております。 同じく説明欄、仙北市タクシー事業者支援事業費190万円の追加は、観光客の激減等により大きなダメージを受けている市内タクシー事業者に対し、県事業と協調して事業用車両1台につき5万円を支援するものです。 3款2項1目、説明欄、仙北市誕生祝い特別給付金事業950万円の追加は、国の特別定額給付金の対象とならなかった令和2年4月28日以降から令和3年4月1日までに生まれた新生児に対し、1人10万円の特別給付金を支給して誕生をお祝いするものです。 同じく説明欄、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費3,399万円の追加は、国の事業として新型コロナウイルス感染症の影響により子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯は、特に大きな困難が心身に生じていることを踏まえ、こうした世帯の子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行うため、臨時特別給付金を支給するものです。 6款2項3目、説明欄、いこいの公園づくり推進事業費384万2,000円の追加は、かたまえやま森林公園にベンチとテーブルを設置し、市民に3密とならない憩いの場を提供するものです。 7款1項2目、説明欄、仙北市民プレミアム商品券事業費補助金9,700万円の追加は、新型コロナウイルスの影響で疲弊している市内経済の活性化と市民の消費喚起のために販売額の30%のプレミアムを付与した商品券を発行するものです。 販売価格は1万円、1,000円券13枚つづりが1冊で、発行数は3万冊を予定しています。購入資格は、仙北市に住民票のある方で、1人3冊まで購入できます。発行事業は仙北市商工会が行い、商品券の販売は令和2年8月8日からの予定です。販売場所は、8月8日と9日が田沢湖総合開発センター、角館交流センター、西木総合開発センターで、8月11日以降については商工会の本所、支所等での販売となります。利用期間は、令和2年8月8日土曜日から令和2年12月31日木曜日までの予定です。 同じく説明欄、仙北市中小企業振興資金貸付金利子補給金294万1,000円の追加は、マルセ、マルセ小口、マルセ操業の利子補給分です。 同じく説明欄、仙北市経済対策資金貸付金利子補給金257万5,000円の追加は、マルセコロナ枠の利子補給分です。 同じく説明欄、秋田経営安定資金貸付金利子補給金375万円の追加は、感染症対策枠及び危機関連枠の利子補給分です。 7款1項3目、説明欄、仙北市プレミアム宿泊支援事業費3,755万4,000円の追加は、秋田県発行のプレミアム宿泊券を利用して仙北市内の登録しているホテル、旅館、民宿等に宿泊した場合、県宿泊券1枚当たり3,000円を割引するサービスを付与することで市内への誘客を促進するものです。対象期間は、令和2年7月4日土曜日から9月30日水曜日までとし、割引サービスは県宿泊券1万枚分を想定しています。 また、秋田県プレミアム宿泊券事業に落選した市民限定で、抽選2回目の落選はがき、または落選を知らせるメール等を宿泊券対象施設に持参して宿泊すると、1人1回限りで3,000円を割引するサービスも実施します。利用期間は、令和2年7月7日火曜日から9月30日水曜日までの3カ月間で、市民1,000人分を想定しています。 次のページをお願いします。 8款4項4目、説明欄、いこいの公園づくり推進事業費52万8,000円の追加は、生保内公園にベンチ2基を設置し、市民に3密とならない憩いの場を提供するものです。 10款1項3目、説明欄、ふるさとのきずな市内出身学生応援事業費2,107万7,000円の追加は、仙北市から離れて勉学に励んでいる学生の皆さんが新型コロナウイルス感染症の影響で不自由な生活を強いられていることから、市の特産品を贈り、元気を出してもらおうというものです。対象者は、実家を離れて大学院、大学、短期大学、専門学校等に在学し、家族の住民登録が仙北市にある方です。応援内容は、仙北市産のお米や農畜産物、特産品を8月から12月にかけて1回1万円相当の産品を3回お届けします。申し込み期間は、令和2年7月15日水曜日から8月17日月曜日までで、在学証明等を添付し、申請していただきます。 以上で、議案第95号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから、質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 3点ほどちょっと簡潔にお伺いしたいと思います。この前、全員協議会でも説明いただいていますが、なるべく重複しないようにお尋ねしますのでよろしくお願いします。 母子家庭等の対策総合支援事業の補助金3,399万円の関係でございますけども、母子家庭等というのは、恐らく父子家庭等もその意味に入っているんじゃないかなと思うんですけども、もう一回ですね母子家庭と父子家庭の世帯数、それからもう一つはですね、これは申請書によるものなのか、それとも該当なさる方は恐らく市民課のほうでも把握なさっているかと思うんで、その方々に申請書類が送られてくるのかどうか、その点を、やり方ですね確認したいと思います。 2つ目は、秋田内陸鉄道の関係の持続化するための、これは大変重要なことなんですけども、先ほどの大山総務部長の説明の中に食事とか車内販売を再開するというふうなことの意味に触れてございましたけども、3密にならないようにということが今非常に叫ばれている中で、確かに鉄道自体にとってはプラスになると思うんですけども、運営にプラスになると思うんですけども、そういう心配はないのかどうか。 3点目、市内タクシーの関係の業者さん方、非常に厳しいということは私よく分かっていますので、角館、それから田沢湖両方のJR角館駅前も田沢湖駅前も、本当に乗る方が少ないのではないかなということを心配するんですが、1台当たり5万円ということで、これも業者にとっては助かるんですけども、これ1回きりで、あくまでも当面は1回きりなのか、その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長福祉事務所長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 高久議員からの質問にお答えします。 今回のひとり親世帯の特別給付金については、児童扶養手当の対象者ということで、6月分を7月に支給する方を対象にしますけども、一応その方については441名ということで把握しております。 あと、その申請主義なのかということで、今回のひとり親世帯については、基本給付ということで、基本的に児童扶養手当が6月分の対象者で7月に交付される人には、自動的にうちのほうで振り込みします。さらに追加給付ということで、コロナ関連で減収したひとり親世帯についても追加で給付する措置が講じられていますけども、こちらについては申請をしてもらって、その審査してから給付するという中身になっています。 申請書については、一応拒否ということもありますので、国のほうから、申し出もいらないということの申し出があれば、その分も申請するということで、自動的にまず申請書は必要ありませんので。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 内陸線の車内販売につきましては、現在再開するのではなくて、できない状態になっておりますので、それに代わるものとして内陸線のオンラインショップの販促支援、要はネット上での販売促進をするという内容でございます。 あとは、市内タクシーにつきましては、今のところまず1回と、今回まず1回ということで考えてございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 1つだけ、先ほど竹下市民福祉部長福祉事務所長が答弁なさった、さらに追加してですね、立ち行かなくなった母子家庭等、その家庭に対する追加もあるというふうなことでございましたけども、経済的にねコロナウイルスの関係で立ち行かなくなった母子家庭等に追加して補助を出すというふうなお話もございましたけども、それも全て申請主義じゃなくて、待っていれば振り込まれてくるのかということをちょっと確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(竹下義博君) 追加給付につきましては、その状況についてうちのほうで把握できませんので、申請書をお送りして、その申請に基づきまして減収している状況が、一応所得制限がありますので、その収入に適している場合については交付されるというような要件になっています。 ○議長(黒沢龍己君) ほかに質疑ありませんか。3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 歳入の14款2項1目国庫補助金、これ地方創生の臨時の交付金だと思うんですけども、先ほど市長の報告の中で総額で6億9,700万円ほどの中の多分一部だと思うんですけど、これ新聞報道によるとですね交付限度額が公表されたということで、実際に配分になるのは11月を予定というふうに私確か記事で読んだ記憶があるんですけども、これ、今現在これで補正額の中の国庫補助金で支出ということは、もう既に仙北市のほうに国からすぐに使えるお金がもう入ってくるということでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ財政課長。 ◎財政課長(草なぎ郁太郎君) ただいまの高橋議員の御質問にお答えします。 この地方創生臨時交付金につきましては、精算という形になりますので、最終的に事業が全部完了した後に交付されるというものでございます。 予算化することにつきましては、全然問題ないです。予算化して、最終的に事業の実績に基づいて精算して交付されるという形になります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 通常の予算措置の考え方です。要するに、県の補助事業、国の補助事業を導入する際も、予算上では財源として、見込みとしてその補助金を充てます。そして精算時点でそれが要するに入ってきたものが出ていくというような、この会計がやりくりですので、現在も臨時交付金を財源として予算措置するということについては、通常の形というふうに考えていただければありがたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) すいません、もう1点ですけども、特に国のほうの2次補正予算のほうですけども、確か使い道というのが限定されているかと思うんですけども、例えば事業継続と雇用維持のために国のほうでまず1兆円予算見てますけども、それともう1兆円は、地域経済活性化にもう1兆円ということで、2次補正ではまず2兆円、1次補正では1兆円で特に使い道、コロナ対策に使いなさいよということで1次で1兆円、2次のほうではその2兆円のうちの1兆円ずつ使い道、こういうことに使いなさいよって来てると思うんですけども、この今の今回の1億8,698万7,000円については、そういった使い道がもう限定されている補助金なのかというのを伺います。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 使い道が限定されているのかという御質問で、確かに配分にあたっては区分がございまして、使途も明示されていますけども、あわせてQ&Aが一緒に届いておりますけども、内閣府の示した内容を見ますと、かなり柔軟に使用できるようになっておるということでございます。その2つの使途に分かれていますけども、その間の流用についても可能であるというような国の方針がありますので、何でもいいというわけではございませんけども、柔軟にいろんな対策に充てることができるというふうに認識しております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) もう1点だけ教えてください。仙北市独自の支援策ということで、第1次の経済支援対策で8,460万円ほど、第2次で5,993万円ほど、今回第3次で1億8,698万円ということで、合計で3億3,152万円ほどになりますけども、今回、国からの臨時交付金全部合わせて6億9,700万円ほどという先ほどの市長の報告でありましたけども、この今現在3次まで仙北市独自の経済支援、今行っていますけども、これこの残りの分について、単純に計算すると3億6,000万円ほどまだ残ることになりますけども、その分についても今後、コロナ対策ということで仙北市の独自の対策をこれからも打つということでよろしいでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今、高橋議員が仙北市、これまで1次、2次、2次も今、議論をいただいているということですけども、その状況があって、3次まで入りました。今、高橋議員は3億円程度ぐらいじゃないかという話、私どもは全体的に考えていますので、例えば国の特別定額給付金事業であったり、また、事業支援だったり様々な国の支援もあり、今回はひとり親世帯の方々への支援等、全体を見ております。市に対して配分いただいた金額と、それから、今、市が実態として主体的に行っている事業の消化分を差し引くと、この後どれくらいの金額が活用できて、さらにそれを活用して市内の感染対策、それから経済対策をやっていく気があるかという御質問かと思います。全くそのとおりであります。この後も、今、第3次まで進みましたけども、国のほうの例えばGoToキャンペーンみたいに8月に入ってから、もしくは7月の半ばぐらいから動きがあるというふうにもお聞きしておりますけども、これに対して市が独自に行うことが適切なのか、もしくは連携して行うことが適切なのかといった議論がこの後あります。またさらにいうと、この後、フェーズが変わって一時安定したという思いで出歩く方々に対して、全国で今度は二次感染、三次感染というようなフェーズが仮にあった場合、次の感染対策をどうするのか、医療をどうするのかというようなことも含めて考えていくと、私たちの思いでは約1億5,000万円から2億円ぐらいの財源が今、手元にあるというふうに考えていますけども、それをもってしても足りない状況になろうかと思います。したがって、私たちからは国のほうに、またさらなる財政支援についてもお願いしていきたいなという思いを持っているくらい、この後の対策を充実していかなければいけないというふうな思いがあります。 ○議長(黒沢龍己君) 3番、高橋議員の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。5番、高橋豪議員。 ◆5番(高橋豪君) それでは、引き続きまして質疑をさせていただきますが、今回、こういうことでいろんなコロナ対策が網羅されているということであります。一般質問でも議論させていただきましたし、それから先日の全員協議会でもお話ありましたけども、この中で1点ちょっと確認したいんですが、この大学生とか専門学校等に通っているという学生さんたち向けのということで、ふるさとのきずな市内出身学生応援事業費2,107万7,000円、これですけれども、特産品を3回に分けて1万円ぐらいのやつを贈るということなんですが、まず、これどのぐらいの人数を想定されているのか、何人分かということが1点。 それから、先ほどの説明では4月15日から8月17日までに申し込んでくださいよということになりますけれども、これはもれなくやるためにはどういうふうに周知していくかと、ホームページ等々いろいろあると思いますが、どんな形で周知するのかということです。 いずれにしても実際に他県に通っている方々を把握するというか何というか、大体の人数とかも把握しなきゃいけないし、今回、予算として出してきていると思いますので、そういった部分はどのように把握して、どのように周知するかということです。 それから、具体的に先ほど米というお話もありましたけども、あとほかに何を贈るかと、特産品ということなんですが、具体的にどんなものを贈って学生を支援するのかということ。 それから、委託料ということで、これ2,100万円あがっていますけども、これ委託の事業になるということなんでしょうか。どういうところに、どう委託して、何とやるのかと、そういった具体的なフローについてもお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁。佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 最初に、人数のほうからお答えしたいと思います。 先日の全員協議会で副市長のほうから御報告ありましたが、700名でございます。これの根拠ですけれども、平成10年から平成13年、いわゆる年度でいいますと10年度から13年度まで生まれた仙北市の人数に秋田県教育庁高校教育課から示されております卒業後の進学率を乗じて得た額となります。この4年間で生まれた仙北市の人数は933人、進学率64.8%、604人であります。ただ、このデータの中には大学院ですとか予備校生の人数が含まれておりませんので、これらを多めに見積り、概数で700人としたところでございます。 それから、この委託料への考え方でありますけれども、仙北市の特産品等をお届けしたいという思いでありますけれども、今、仙北市にある第三セクター等への関連で委託をお願いしたいという観点から委託費に計上したものであります。ただ、品物につきましては、市のほうでこれから選定なりを考えていきたいと思っております。 周知方法についてお答えいたします。今後、7月1日の緊急広報第5号でまず第一報します。次に7月16日号において詳細を掲載する予定です。さらに8月1日号で締切間近になりますよというようなお知らせを掲載する予定で、申込期間は先ほどのとおり7月15日から8月17日までとしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) そういうことで周知をしていくということでありまして、あとそれから、県教委の進学率を根拠に算出しているということのお答えでした。 いずれにしても、これ、また分からないとかっていう方が、知らなかったっていう方が何か出そうな感じもありまして、それでやっているということなんですが、この制度は、一応確認ですけども、あくまで何といいますかコロナウイルス感染症拡大したことによって学生、もしくは学生をもっている御家庭が大変だから、こういう支援をしようということでよろしいのでしょうかということを再度確認させてください。 というのはですね、多分、じゃあ学生だけかよと、就職している人は駄目なのかとか、何なんだっていう話にも何かなりそうなところでもありまして、その辺を目的というか、分かるようにということで、あとはよその事例ですと直接学費の分を支援するとかそういったものもありますし、それから、大学側が学生に直接何万円かとかという形で支援するとかそういった制度もあるようですけども、今回、仙北市では特産品という形で出してやるということだと思いますので、それはそれで助かるかと思います。あとは内容ですね。特産品の内容、米、それから何か色々ふるさと納税のようなものがたくさんあると思いますけども、そのあたりもよく御検討されて、一方では地域の農家さん、それからいろんな業者さんから仕入れて、そして送ってやるということになりまして、これは一つは地域経済の活性化にもつながるということになりますので、そのあたりもよく御検討の上、やっていただきたいと思います。改めて答弁を求めます。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 議員の御質問にお答え申し上げます。 この学生に限ったというところは、まず議員から御質問ありましたけども、就職している方はどうかというふうな思いも本当にあると思います。ただ、テレビ報道等でもよく報道されましたけれども、やっぱり学生の皆さんがいろんな都会に、もちろん県内の大学もありますけれども、短大とか専門学校とかありますが、東京周辺とかに行って、帰られなくて非常に困っているというふうな報道もたくさんございました。その中で、やはり私どもも他町村とも大分連絡しましたけれども、やはり大学生だったり短大生だったり専門学校、予備校に行かれている方もおります。やっぱりそういう方々を応援するべきではないかということでこのような形を選ばせていただいたわけでございます。 それから、その支援の方法でありますけれども、他県では学費、つまりお金のほうで支援しているという、そういうふうな市町村もございます。秋田県内にもございます。それで、皆さんにうちのほうで教育委員会の総務でみんなで相談しました。そしたら、若い人たちはお金のほうがいいんじゃないかという方もおりました。ただ、私どもはやはり、例えば奨学金であってもゲットバック制度なんかも創設して、今実施しておりますけども、やはりふるさとの良さというか、ふるさとのものをもらって、何かいいなと、ありがたいなというような、そういう思い、ふるさとを思い出していただきたいなと、そういうふうな気持ちもあって、やはりふるさとの特産品をお送りするのがいいのではないかと。それで、具体的なところには、まだ、今、部長おっしゃったようになかなかちょっと色々ありますので、仙北市はたくさんありますので、そこまでまだ深くは話し合っておりませんが、いずれふるさとの何か思ってくれる、いいなと思ってくださるようなものを、何とかお送りしたいというふうに考えているところでございます。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 今、教育長答弁しましたので、そのとおりなんですけども、市の立場からしますと、困っている学生さんを支援するということももちろんですけれども、移住・定住にも結び付けたいという思いがございまして、それで市の特産品等を送って、少しでもふるさとのことを思い出していただき、また、ゆくゆくはふるさとに帰ってきていただきたいという思いがあっての事業だというふうに思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 5番、高橋豪君の質疑を終わります。 ほかに。8番。 ◆8番(田口寿宜君) 7款1項2目商工振興費の仙北市民プレミアム商品券事業費補助金につきましてお伺いしたいと思いますけれども、宿泊、飲食、市内の買い物等々に何でも使えるような大変素晴らしい商品券事業だと思います。去年でしたか、消費税増税の際に国のほうでやりました商品券事業では、かなりの枚数が余って、あまりよろしくない事業で終わった結果に見えますけれども、今回この3万冊準備して、1人3冊までというような形でやっていくような感じですが、3万冊全て売り切ると、出し切るというような覚悟をもってやっていかにゃならんではないのかなというふうに思いますが、この3万冊を全て出し切るためにはどのような手を打っていくか、お考えがあればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 田口議員の質問にお答えします。 この件につきましては、商工会さんのほうに事務局になっていただきまして、協議会という形でそれぞれの立場から御意見を出していただきながらこの制度設計をさせていただいたもので、例えば極端な話ですけども、大型スーパーとかで使えるような券を13枚全部という形にしたほうが、実は売れるのは絶対そっちのほうが売れるというふうな議論もありましたけれども、ただ、それでは市内の経済の活性化には、もちろんつながるんですけども、一般店の方々にはつながらないということもあったところで、今回の全店共通券が6枚と、一般券が7枚というふうなところに、まず落ち着いたという形で、実はこの冊数の購入についても議論をさせていただいたところですけども、1世帯がいいのか、1人がいいのかというふうな議論がありまして、今回は前回のこともありましたので1人3冊ということで、複数の御家族がいらっしゃる場合は複数で購入していただけるというようなことで、より購入をしていただく、促進をするというようなことで考えていたところです。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) 分かりました。これは余すことのないようにということが絶対条件だと思いますので、頑張って、その協議会等々の方々とも、商工会とも連携を図りながら周知等々してやっていただければなというふうに思います。 また、あわせて、仙北市プレミアム宿泊支援事業もかなり期待されている面が多々あります。プレミアム宿泊券とあわせて商品券も使いながら泊まったり、食ったり、買い物したりということも、総合的にあわせた経済支援になるかと思いますので、何とか市内経済が回るように、回って復活していけるような環境を作っていただければと思います。 あわせて、市民の方々がしっかりとこういったものを活用して動けるような環境を、事業者さんの方々と連携しながら作っていただければというふうに思いますが、そういうお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 事業主体は確かに商工会さんなんですけれども、商工会の会員に限らずというような形で、今、皆様、協議会の中で多くの方々にこの利用をいただけるお店を増やそうというような御努力がなされているということであります。 議員が御指摘のとおり、市内の経済にスイッチを入れるためには、お一人お一人、また、店舗の皆様方がそういう思いを持って仙北市内の経済を一刻も早く以前の形というか、そのボリュームまで高めていこうという協力をいただくというその取り組みがなければできないわけですから、まず多くの方々の協力店の御参加をいただくということに一生懸命になっていただきたいということが一つ。 それから、そういう方々が今度は御自身たちも消費者になり得るというような相互を行っていくという視点がとても重要だという話もしております。そういうふうな協力をいただきたいということで、市内の皆様方には先ほど話があったとおり、商品券も含め、それから、プレミアム宿泊応援事業も含め、またさらに様々な国・県の制度も出てきますので、複合的にそれらをうまく活用できるという仕組みを考えていって、こちらのほうからも提案できれば、こういうような使い方が一番効率的じゃないでしょうかという提案もできればというふうな思いも持っております。この後、今、3次の経済支援対策でありますけども、この後も先ほどお話のとおり続いていきますので、私たちはそのような目線で複合的な、しかも市民の方々から御協力いただいて経済を再生していくという活動を続けていきたいと思っています。 ○議長(黒沢龍己君) 8番、田口寿宜君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第95号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第95号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第21、議案第95号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 昼食のため、13時まで休憩します。                             (午前11時56分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)---------------------------------------議員提出議案第7号~議員提出議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第22、議員提出議案第7号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書の提出についてから日程第25、議員提出議案第10号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書の提出についてまでを一括して議題といたします。 議員提出議案第7号についての説明を求めます。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) 議員提出議案第7号の提案理由を申し上げます。 要約して申し上げます。 議員提出議案第7号 意見書の提出について。 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求めることについて、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で、子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。 秋田県においては、厳しい財政状況の中でも独自の少人数学級を実施しているところですが、義務教育費国庫負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられたままで、自治体財政を圧迫しています。 こうした観点から、2021年度政府予算編成において、下記事項が実現されるよう意見書を提出します。 1.子どもたちの教育環境改善及び教職員の働き方改革のために、計画的な教職員定数改善を推進すること。 2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担割合を2分の1に復元すること。 以上の趣旨から地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。 令和2年6月26日 秋田県仙北市議会議長  黒沢龍己 本案は、総務文教常任委員会委員全員の発議であります。趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから、議員提出議案第7号についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第8号についての説明を求めます。1番、門脇晃幸君。 ◆1番(門脇晃幸君) 議員提出議案第8号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第8号 意見書の提出について。 秋田県主要農作物種子条例の制定を求めることについて、秋田県知事に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 令和2年6月26日提出 提出者 仙北市議会議員 門脇晃幸 賛成者 同 伊藤邦彦、同 熊谷一夫、同 荒木田俊一、同 小林幸悦 次のページをご覧ください。 秋田県主要農作物種子条例の制定に関する意見書(案) 要約して説明いたします。 主要農作物種子法を廃止する法案が成立し、平成30年4月1日に種子法が廃止されております。 秋田県では、種子法廃止後「主要農作物の種子生産に係る要領」に基づき、種子行政が行われております。農業生産県として必要な予算及び関係部署の人員体制を恒久的に措置する観点から、県条例の制定を強く要望し、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 令和2年6月26日 秋田県仙北市議会議長  黒沢龍己 以上の趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから議員提出議案第8号についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第9号についての説明を求めます。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) 議員提出議案第9号の提案理由を申し上げます。 要約して申し上げます。 議員提出議案第9号 意見書の提出について。 地方財政の充実・強化を求めることについて、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 1 増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保をはかること。 2 急増する社会保障ニーズへの対応と、人材を確保するための社会保障予算の確保、および地方財政措置を的確に行うこと。 3 新型コロナウイルス対策として、新たに政府が予算化した「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」や「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」については、2021年度予算においても国の責任において十分な財源を確保すること。 4 地方交付税における「業務改革の取組等の成果を反映した算定」は、廃止・縮小を含めた検討を行うこと。 5 「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円について、引き続き同規模の財源確保をはかること。 6 2020年度から始まった会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けた財源確保をはかること。 7 森林環境譲与税の譲与基準については、林業需要の高い自治体への譲与額を増大させるよう見直すこと。 8 地域間の財源偏在性の是正にむけて抜本的な改善を行うこと。また、各種税制の廃止、減税を検討する際には、代替財源の確保をはじめ財政運営に支障が生じることがないよう対応をはかること。 9 地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかり、市町村合併の算定特例の終了への対応、小規模自治体に配慮した段階補正の強化など対策を講じること。 10 依然として4兆5,000億円強と前年度を超える規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼らない地方財政を確立すること。 以上の趣旨から地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。 令和2年6月26日 秋田県仙北市議会議長  黒沢龍己 本案は、総務文教常任委員会委員全員の発議であります。趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(黒沢龍己君) これから、議員提出議案第9号についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第10号についての説明を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、私のほうから議員提出議案第10号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第10号 意見書の提出について。 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的制度の創設を求めることについて、別紙のとおり、内閣総理大臣及び厚生労働大臣に対し、意見書を提出するものです。 これは市民福祉常任委員会委員5名全員の発議であります。 意見書案は、次ページをご覧願います。要約して説明いたします。 加齢性難聴は、日常生活に様々な支障をきたすものであると同時に、コミュニケーションを困難にします。 日本では、補聴器の購入に対して、障害者認定を受けた場合や児童の難聴などには補助制度はありますが、加齢性難聴には何の補助もないため、年金のみの低所得高齢者や初期難聴の方は購入を我慢しがちです。 高齢者が難聴をきっかけに認知症やうつ病になるような事態をなくし、社会参画を長く続けることを可能にするためにも、加齢性難聴者補聴器購入に対し、医療保険適用化ないしは公費助成制度の創設を強く要望いたします。 以上により、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。 令和2年6月26日 秋田県仙北市議会議長  黒沢龍己 議員各位におかれましては、何とぞ趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) これから、議員提出議案第10号についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第7号から議員提出議案第10号については、各常任委員会の委員全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略します。 これから、討論を行います。議員提出議案第7号から議員提出議案第10号までの各議案に対する討論を一括して行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから、採決を行います。 日程第22、議員提出議案第7号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書の提出についてから日程第25、議員提出議案第10号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書の提出についてまでの各議案を一括して採決します。以上の各議案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。本日の議決結果、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に一任したいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に一任することに決定いたしました。 これで、本定例会の日程は全て終了しました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(黒沢龍己君) 市長から発言の要請がありますので許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 6月4日に開会をした令和2年第5回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした令和2年度補正予算案、条例案等、また、本日追加提案をした案件等、多数の議案について活発かつ慎重な御審議を賜り、全ての議案について御可決をいただくことができました。誠にありがとうございました。 また、御指摘のあった公有財産の運用、また、事務手続などについて、疑義が生じないよう改めて精査をしたいと思います。どうか御指導をよろしくお願い申し上げたいと思います。 お疲れの中で大変恐縮でありますけれども、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、就職氷河期世代の採用についてであります。 初めての試みとして、就職氷河期世代、これは昭和45年4月2日から昭和61年4月1日生まれの皆様であります、の採用を目指しておりますけれども、5月20日から6月17日まで応募の受付を行ったところ、市内外から112人の応募がありました。内訳は、仙北市内46人、秋田県内38人、秋田県外28人であります。今後、1次試験として申請書類により応募者の資格やこれまでのキャリア等を重点に審査を行い、1次試験合格者には8月上旬に2次試験を行う予定であります。 次に、角館地区保育園等の在り方検討会についてであります。 4月から、にこにここども園、ひのきないこども園がはなさき仙北に移譲され、順調に保育業務が行われていると報告をいただいております。この結果、市直営の施設は角館地区の4つの保育園、こども園になりましたが、出生者数の急激な減少や老朽化した施設の在り方、今後の民営化の進め方等について議論をするため、6月23日、角館地区保育園等の在り方検討会を開催しております。会議では、各園の状況について説明があったほか、今後の園児数の見込み等が報告されました。検討会は4回程度の開催を予定していて、年内に一定の方向性を取りまとめることにしております。 次に、わらび座ミュージカルの上演についてであります。 わらび座では、ミュージカル「松浦武四郎 カイ・大地との約束」を全国ツアーに先駆けて仙北市民会館で上演することになりました。公演は8月14日午後2時からと8月15日午前10時30分からの2回で、仙北市民は無料招待をしていただけるということになりました。是非多くの皆様にご覧をいただきたいと思います。 次に、和解金請求訴訟の経過についてであります。 株式会社渡辺佐文建築設計事務所との第2審となる和解金請求訴訟は、6月24日、仙台高等裁判所秋田支部において第2回口頭弁論が行われました。次回は弁論準備手続となり、8月26日に同手続が行われる予定であります。 次に、令和2年度仙北市実施計画の策定についてであります。 第2次仙北市総合計画、これは平成28年度から令和7年度であります、で策定をした将来像の実現に向けて基本構想に掲げた施策を計画的に実現するために、具体的な実行計画となる令和2年度仙北市実施計画、これは令和2年度から令和4年度の間であります、を策定しております。ホームページに掲載するとともに、議員の皆様にはタブレットに送信をさせていただきたいと思います。 次に、令和元年度ふるさと納税についてであります。 令和元年度の県内市町村のふるさと納税額が確定をし、仙北市は納入件数で4万5,670件、寄附金総額で8億2,172万1,700円となり、全県トップの納税額となりました。 仙北市に御寄附をいただいた全国の皆様に心から感謝を申し上げます。 今後も多くの方々から応援をいただけるよう、まちづくりや情報発信に努めたいと思います。 次に、遭難事案についてであります。 6月13日、乳頭温泉郷蟹場温泉付近から入山をしたたけのこ採りによる遭難が発生をしました。翌日、警察、消防、猟友会等が捜索を行い、午後1時39分ごろ、防災ヘリなまはげが岩手県側の葛根田川上流部で遭難者を発見しております。 6月20日にも乳頭温泉郷大釜温泉付近から入山をしたたけのこ採りによる遭難が発生をしております。翌日朝に警察、消防、地元消防団、猟友会等が蟹場温泉駐車場現場本部で打ち合わせをしていたところ、入山地点へ遭難者2人が自力下山をしました。 また、昨日であります6月25日正午ごろに、田沢湖田沢字大深沢国有林地内の八幡平アスピーテライン付近からたけのこ採りに入山をした2人が一時遭難したと警察へ届け出がありました。その後、間もなく自力下山をしたということであります。詳細については、まだ連絡をいただいておりません。 これからシーズンは登山客も増えることから、引き続き事故防止の啓発に努めたいと思います。 次に、新型コロナウイルス感染防止対策物資の寄附についてであります。 このたび、平成28年12月22日に締結をした仙北市と株式会社モンベルとの野外活動の推進と防災協力に関する協定書により、新型コロナウイルスの感染防止のため、モンベル社製のフェースシールド100個をいただきました。このフェースシールドは、観光情報センターの業務や駐車場の料金徴収業務のほか避難所などで活用をさせていただきたいと考えております。厚く御礼を申し上げます。 次に、観光イベント、行事等の中止決定についてであります。 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、戸沢氏祭り、これは8月16日を予定しておりました。角館まつりの山行事、これは9月7日から9日の3日間であります、について、本議会の開会中に各実行委員会が開催され、それぞれ検討した結果、いずれのイベント、行事、ともに中止が決まっております。なお、秋以降、その他の観光イベント等については、各実行委員会等で順次実施の有無を検討する予定とお聞きしております。 今後もコロナ対策に渾身の努力を傾注したいと思います。議会の皆様、市民の皆様の御協力、御支援、アドバイスをどうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 報告は以上であります。 議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導と御助言を重ねてお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。ありがとうございました。---------------------------------------
    △閉会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) これで、本日の会議を閉じ、令和2年第5回仙北市議会定例会を閉会します。 お疲れ様でした。                              (午後1時24分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...