仙北市議会 > 2020-06-16 >
06月16日-03号

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  1. 仙北市議会 2020-06-16
    06月16日-03号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
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    令和 2年  6月 定例会          令和2年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第3号)               令和2年6月16日(火曜日)午前10時00分開議第1 一般質問---------------------------------------出席議員(17名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     総務部長      大山肇浩君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              竹下義博君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    細川秀清君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     戸澤 浩君     教育部長      佐藤義一君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山隆誠君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                伊藤 聡君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   藤村幸子君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎君  総務部税務課長   原  勉君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) それでは、改めておはようございます。 ただいまの出席議員は17名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本会例会において出席を求めた者のうち、八柳農林部長は本日欠席です。 説明のため本日さらに出席を求めた者は、原税務課長です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(黒沢龍己君) 市長から発言の訂正について申し出がありますので、これを許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 昨日の小木田議員の一般質問の際、私が度々使用した「準公共団体」という言い方は、現在は一般的ではありませんでした。現在は「公共的団体等」というような名称で、例えば地方自治法157条でも、また市の条例、例えば仙北市の普通財産の無償貸付等の第4条においても、「公共的団体等」という明記となっております。昨日の「準公共団体」という言い方は、公共団体に準ずる団体という少し前の考え方でありましたけども、何とか「公共的団体」ということで訂正をよろしくお願い申し上げます。 以上であります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(黒沢龍己君) それでは、日程第1、一般質問を行います。--------------------------------------- △高久昭二君 ○議長(黒沢龍己君) 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) おはようございます。それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 昨日も新型コロナウイルスの感染関連に対する一般質問が多数ございましたが、この質問に入る前に一言発言をさせていただきたいと思います。 今朝の新聞にも大きく報道されておりますが、秋田県秋田市新屋、そして山口県、両県に配備を予定されておりましたイージス・アショアについて、昨日河野防衛大臣が記者会見を行い、その2県に対するイージス・アショアを断念すると、配備を断念するということが今朝の新聞でもまた大きく報道されております。議会としても今回断念の請願を採択していることも含め、多くの市民の方々が大変これに歓迎しておると思います。 それでは質問させていただきます。 生活を守り、希望の持てる仙北市を目指しての質問をさせていただきます。 第1点目でございます。仙北市中小企業者個人営業者、飲食業、さらには宿泊のホテル・旅館関係の事業者の継続を国・県とさらに連携を密にして、万やむを得ず一時休職や、または離職しなければならなくなった方々の仙北市の支援についてお伺いしたいと思います。特に今回成立しました国会での大型補正予算の中から家賃への助成をする手続も入ってくると思いますし、これらについて地元商工会や、また仙北市の観光商工部商工課でも、この支援手続に対してスムーズに移行できるように対策をとっていただけないか、まず第1点お伺いします。 まとめてお尋ねしたいと思います。 第2点目、会社や企業、事業者が倒産しなくても、仙北市でも多くの宿泊や飲食業が予約キャンセルされておりまして、それでもって先ほど言いました、やむを得ず一時離職や、また解雇された方々もおられると思いますので、仙北市全体では何名ほど把握なさっているのかも併せてお伺いしたいと思います。 3点目、事業継続は、今後も秋から冬にかけてもし万が一、第2波や3波のコロナウイルス感染症が拡大した場合、仙北市も極めて厳しい財政事情にはありますが、市の新型コロナウイルス感染拡大の継続支援のための交付金を、2回目の交付をされるお考えがあるのかないのかもお尋ねしたいと思います。 また、答弁によって再質問をさせていただきます。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 高久昭二議員の一般質問にお答えをいたします。 まず総体について少しお話をさせていただきます。また、昨日までの数量等が最新となっていますので、これについても少し触れさせていただきたいと思います。 市内事業者の事業継続を支援することを目的とした仙北市新型コロナウイルス感染症対策事業継続支援金でありますけれども、6月15日現在の申請件数は311件、申請額は6,750万円となりました。内訳は、飲食・宿泊業が53件で1,590万円、それ以外が258件で5,160万円となっております。また、今定例会では通常審議をお願いする補正予算として、新型コロナウイルス感染症の拡大により市内事業者が事業継続をするために新規事業の展開や事業形態の転換など新たに必要となる経費を支援する、新規事業継続チャレンジ支援事業について提案をしております。国・県の経済対策と合わせ、市内事業者等の支援をさらに進めることにしています。また、国でも雇用調整助成金の限度額の引き上げや家賃支援給付金制度の創設など、生活を支えるための支援がメニュー化されました。市でも国制度に合わせた支援制度の検討を進め、支援を必要とする方々にしっかり寄り添える体制を心がけたいと思っております。 先ほどの御質問で特に議員が御指摘をされた、対策はこの後もしっかりと行うのかという御質問でありますけども、様々な資金、国の資金の新たなメニュー化などを市の対策本部がしっかり受け止めまして、そのシステムを作って市民の皆様に活用いただけるような対応、組織立てをしっかりと対処していきたいと思います。 それから、離職者の数でありますけども、現在のところ私どもが把握している閉鎖事業所は1事業所であります。そこにお勤めになっていた方々は3名でありますが、この1事業所の責任者の方々がその3名の再雇用に対してそれぞれのケースで対応するという話を聞いております。 また、この後、経済支援対策2回目はあるのかということでありますけれども、必要になっている現状をしっかりと見極めて、二度、三度とこの後も経済対策を打っていくということは日本全国の自治体で対応しなければいけない、その中の仙北市もしっかりと対応しなければいけない、そんな思いでありますので、よろしくお願い申し上げます。 この場面からは以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 前向きな答弁、大変ありがとうございます。それでは、ちょっと再質問を簡単にさせていただきます。 先ほど答弁、昨日も市長答弁なさっておりますが、6月15日付けの申請者数、そしてまた交付件数その他色々詳しく報告ございましたけども、この中からですね申請はしたんだけどもやっぱりそれに合致しないんだと、または県のですね30万円のほうにはまず何とか該当するということで、外れた方は何件ぐらいあったのか。まあ100%ではなかったんじゃないかなと私思いますので、もしお分かりであればお知らせ願いたいと思います。 それから、先ほど市長が、新規事業とかチャレンジ、新しい仕事、事業をチャレンジするというようなことにも新たに今回市のほうでも力を入れていきたいということでしたけども、お気持ちはよく分かりますけれども、なかなか大変なときにですね別の職種に急に変更するとしても、以前その経験あれば別ですよ。私、前にラーメン屋やったことがあるとかそういうのあれば別だけれども、なかなか厳しいんじゃないかなと思うんですけども、その相談窓口はやはり観光商工部商工課が対応なさるんでしょうか。その点確認したいと思います。 それから、今後、雇用調整交付金、国の家賃支援給付金等を実施する場合、市の対策本部でシステムを作られたいということでしたけども、大体見通しとしては、日常業務で大変奔走されておるんですけども、いつ頃立ち上げたいというふうなお考えがもしあるものかなと思いますので、その点について確認したいと思います。 その点をちょっと再答弁をお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) まず件数は何件ぐらい、つまり県の支援金に該当するしないの判断がまだ保留となっていることで、仙北市としての事業継続支援金の判断ができないというようなケースとか何件ぐらいあるのかという御質問だったと思います。私が知っているのは2件ですけれども、観光商工部のほうでさらにその後の話もあるかもしれませんので、その点については観光商工部長のほうから補足をお願い申し上げたいと思います。 ケースとしては、やはり先ほど話したとおり県のほうの対応が今保留状況なので、私どもとしてはその支援制度は県の補助制度に漏れた方々を対象とするという大原則がありますので、そちらのほうが判断が付かない場合はまだ私どもも判断が付かないというようなことがあるというふうに認識しています。 それから、窓口についてですけども、例えば新たなチャレンジをしようと思ってる方をサポートするということは当然必要ですけれども、ほぼ多分このケースにおいては商工会、仙北市商工会の皆様の大きなサポートが必要になるのではないかと思います。また、秋田県でもそのような体制を整えておりますので、新たに新規に様々な開業をするというときには、県のほうの窓口も対応することと思います。私どもは、仙北市の商工課としてはそういう窓口に対するアクセスを作って提供してあげるということが中心になるのかなというような思いがあります。同じように、本部のほうでこの後の様々なフレーム作りをするときは、今までは大体週に一度ぐらいの本部会議を開催しておりました。たまたま明日は経済対策支援会議というまた別の会議で経済対策に対する様々な議論をする場面をいただくことができましたけれども、このような場面を活用して市民の方々に新たなサービスを提供していくということに対する議論をしています。必要性がもちろんありますので、国のほうの支援の内容がはっきりと私どもに伝わってきた段階で対応を検討していくということになると思います。遅くならないようにそれは頑張りますので、御理解よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 高久議員の質問にお答えします。 今回の事業継続支援金から外れた件数というお話でしたけれども、今回、中小企業と小規模事業者及び個人の方々を対象としておりましたので、大企業の方々が外れた件数が数件及びNPO法人の方々が外れた件数が数件、あと同じ会社経営なさってる事業者の方で複数の事業をされている方で、その中の一部が県のほうに該当になったということで市のほうは該当ならなかったというのが数件ございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。
    ◆16番(高久昭二君) 1点だけ再々質問させていただきます。 実は離職なさった方々、まあ何人か私知ってるんですけども、角館ではですね。特に会社倒産はしなくても、倒産はしなくても、さっき私質問で最初に伺いましたとおり、ホテル・旅館等がやっぱりキャンセルになってほとんどまずお客さんが来ないと、泊まり客が来ないとなれば、従業員をそのまま黙って遊ばせておくわけにもいかないし、御本人も非常に都合が悪いというふうなことで、やむを得ずやっぱり辞めなければならなかったというふうな方々もおられるわけです。と同時に、また再開したときは使うというふうな約束もされておる方もおるようですけども、そういう人方が非常にやっぱり生活に事欠く人も出てきてるというふうなことが考えられます。実際あります。やっぱりとりわけ母子家庭とかひとり親家庭の場合ですね、子どもさんを抱えてて、まだ義務教育の子どもさんを抱えてる場合、色々お金がかかるんで、そういう場合はどうしても市の窓口、地域センター、そして福祉事務所、西木町にある、そういうところに連絡を取られてですね、やっぱり生活保護申請がもし条件が合致すればですね、そういう点を取り組んでいただくというようなことを広報せんぼくでもPRする必要があるんじゃないかなと思うんですが、その点はいかがなものでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 様々なケースがあろうかと思います。今議員が御指摘のとおり窓口をしっかり設けておりますので、その方々も親身に対応しているというふうに信じております。今回のコロナ対策をしていく中で、生活保護にお願いしなければいけないという方々の声も届いております。私たちはそういう方々を何とか踏ん張っていただくということの応援をさせていただくという係ですので、その対応はさせていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) それでは、次の質問に移らせていただきます。 次の質問の1点目は、JR角館駅東広場とJR角館駅を結ぶ東西自由通路事業計画についてお伺いしたいと思います。 平成30年の6月定例会におきまして高橋輝彦議員が一般質問で取り上げられましたが、そのときはかなりの高額の事業費がかかるというふうなことで、内川橋を先に先行して、通学路にあたってるんで、そちらは老朽化が非常に著しいのでということで、その後にというふうなことでしたが、その後何か市のほうでの考え方の変化があるのかないのか。内川橋が完了すれば今度は順番としては東西自由通路のほうに取りかかっていくんだというふうに理解してよろしいんでしょうか。 それでですね、私のつたない提案でございますけれども、この東西自由通路を作るのはJR東日本秋田支社とも協議の上、秋田支社の了解と協力をいただかなければならないわけでございますけども、最近そういうふうな話し合いというのがあったのかなかったのか。また今後予定なさっているのかをひとつ確認したいと思います。 それからもう一つは、なぜ自由通路が必要かということは、現場に行ってみればよく分かるわけでございます。日常ですね夜間も含めて、あそこは自由にどなたでも駐車できるようなスペースになっておりますので、夜間を通じてとまっている方々も結構見られます。それがとやかく言う筋合いのものでないんですけども、十分な活用をしてるとなれば、東側のほうの角館東公園のほうのですね児童公園は子どもさんや家族の方々が利用なさってございます。そういうふうな中で、じゃあ今後何とすればいいのかということなんですけども、私はできればですよ、それをどんどん進めれとは決して言いませんけども、市の財政事情もあるし、また順番というものがあるわけでございますので、まず第一歩としてですね、現場に行けば分かるんですが、パワーの方に入ってくる信号機、丁字路のほうにこうまっすぐ直進していけば、黙っていけば駅のほうのホーム3番線のほうにぶつかっていくわけですよ。だからあそこでとめるための表示してるんです。大きい矢印ですね。あそこがちょうどですね3番線ホーム、JR角館駅の3番線ホームの方向に私はつながってるんじゃないかなということを駅を利用するたびごとによく見てるんですけども、あそこには秋田新幹線、また在来線、そして秋田内陸鉄道とも関連がございますので、あそこに何とかですね乗降者の入り口を設けることは不可能なのかどうか。もちろんJR東日本の協力と同意がなければできないわけでございますけども、それをやることによりましてですね仙北市民の方々はもちろんのこと、これから県道の白岩角館線がどんどん進んでいけばあちらのほうからも、大仙市または美郷町の方面からもやっぱりJR角館駅を利用なさる方々がおられますので、そういう方々に対する利便性にもつながるし、また市の東側地区の発展にも私はつながるんじゃないかなと思うんですが、その点はいかがなもんでしょうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) JR角館駅東からの東西自由通路の実現、現在の状況等々であります。新たな提案ということもいただきました。 角館駅東公園は、先ほどから議員がお話のとおり、いい場所でありまして、その場所と、それから西口に結ぶ様々な恩恵をいただけるということで東西自由通路の計画を立てておりました。この自由通路についてでありますけども、財源のお話、先ほど議員もされましたけれども、平成27年11月5日のJRとの覚書をもって一時停止ということになっております。内川橋との同時進行がなかなか財源的には困難だという考え、これは議員も先ほど御納得いただけた内容だったと思いますけれども、これが原則的にはそのような状況になっております。しかし、以降の様々な状況の変化がありますので、この際、この場面でお話をさせていただきたいと思います。 私、今年の年明けをした2月12日にJR秋田支社を訪問させていただいております。現在の支社長、木村英明支社長との面談をさせていただいております。この面談の目的というのが幾つかありまして、実は令和2年度のJRと仙北市との人事交流のお話であったり、秋田新幹線の角館駅の停車本数増便をしたいと、増加したいという話、以前からの御提案をまたしっかりと支社長にお話したいという思いでお話したり、また角館駅のエスカレーターの設置のお話であったり、東西自由通路についても意見交換をさせていただいております。この様々な市のほうの考えというのは、木村支社長もよく御理解していただいております。私からは、当時でありますので、まだコロナがこの状況になかったこともありまして、さらにインバウンド対策の充実をしなければいけないということであったり、地域振興対策としてこれらの事業がとても必要だと、重要だという話をさせていただいたと。このことをお話をしたところ、木村支社長からは、市の考え方よく分かるので、本社のほうと共有するというお話をいただいております。いろんな変化があって、支社長もお話を聞いていただいて市の考え方を御理解いただいてるという状況があるということであります。ただ原則的には、財源としては東西自由通路はやはり市の事業として行わなければいけませんので、その財源を確保するために様々な手立てが必要だということも議員よく御存知のとおりであります。このような形で、今全く何ていうか停滞してるということではなくて、事業に対するお話し合いは続いてるということです。 乗降口の話もまた今いただきましたので、東口からのほうの乗降についての話というのは、またJRのほうともしっかりと共有させていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいまの質問について2つほどちょっとお伺いしたいと思います。 実は、市長も車で通られて御承知のとおり、今、105号線のほうですね、岩瀬橋からこう入ってくれば少しずつですね両側のほうに、特に本町方向に向かって左側のほうにはいろんな店舗が少しずつ張り付いてきております。具体的に申し上げますと、ファッションのしまむらのところの横も今埋め立てておられまして、大きな量販店ですね、全国的な量販店が今建設をしようとしておりますし、また、タカヤナギ、ワンダーモールの手前のところにありました量販店も今解体してまた造り替えると、来年にかけて、そういうことで非常にあそこがこう活気が出てきてると、いい意味でですよ。そういう点で、やはり駅東側のほうがこれからどうしても力がやっぱり注がれることによって、いろんな面でやっぱり経済的効果が出てくるんじゃないかなと思いますが、さっき言いました、お金は全くかからないわけではもちろんないと思いますけども、まっすぐ行ってぶつかったところに3番線のほうに乗車口ですね、いつも開けておくわけにいきませんよ、それは当然。自由に来られては困るわけですから、普段はやって、汽車の発着時刻は皆当然、JR角館駅でも分かるわけですから、その間に開けてですね、もし駅員が非常に今少ないようでございますので、乗ったときにですね何番線がドアが開くということは大体駅員の方及び列車を運転する方は分かっておりますから、そこでやっぱり切符を買ってもらうと、または降りたとこで切符を精算するというふうな方向は、私は可能ではないかなと思うんですが、横手市の東口、またはこれから大仙市のほうですね、いろんな面で東口のほうに力を入れようとするような傾向にございますので、その点は何とか今年から来年にかけて秋田支社長とまた面談して検討してみていただけないかなということを再確認したいんですが、その点はいかがなものでしょうか。 それから、これからいろんな面で、新角館庁舎が建設されればですね、やっぱり新角館庁舎の利用者の方々がやっぱり自由通路を歩いてこれる場合も出てきますし、また、さっきエスカレーターの件が述べられてございますが、JR田沢湖駅にはもちろんエスカレーターがあるわけですね。まああれには大体JRとしてはどれくらいの費用がかかっているものなのかなっていうふうに私いつも見てるんですが、その点もしお分かりであればお答え願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) まず一番最初のJRとの協議というか意見交換、情報の共有、これは日頃から行っておりますので、またこの議会が終わった後にJR秋田支社の皆様との意見交換させていただきたいと思います。その際にこの話をさせていただきますけれども、東西自由通路のときもそうだったんですが、改札を設けたいという話もさせていただいたことあったんです。改札。だけど当時の、これはそれこそ高橋輝彦議員が一番詳しいと思いますけども、JR側のほうでもですね人員の配置だったり、それから様々な装置の配備だったりということも必要なので、やはりそんなに何ていうか簡単な話ではないという話は聞いていました。ですので、今の改札の話についても、人がいなくていいとかという話はともかくも、JRとしては安全対策が何よりも重要でしょうから、そういう観点での様々な御指摘をいただくものというふうに思います。 それから、新角館庁舎が建設になった後の角館庁舎を利用される方々にとって使い勝手のいいというようなまちづくりは当然必要な考え方だと思いますので、その点についてはこの後も議論を進めさせていただきたいと思います。 それから、JR田沢湖駅のエスカレーターは、本来はですよ、本来はこのような整備をするということはなかなかないという話を聞いておりました。もちろん田沢湖駅の乗降者の皆様が最近多くなってきてるということももちろんありましたけれども、やはりJRとの連携をさせていただいてる仙北市の様々の利便性を高めていくという考え方のもとで、そのJR自身の経費で、資金で整備したというのは全国になかなか余りないそうであります。今回も角館駅のエスカレーターについて、田沢湖で行ったようなそういう対応もないのかなというようなニュアンスの話をさせていただいたんですけども、やはり相当な思い切った対策だったというような話をお聞きしたことも思い出しております。エスカレーターは海外から来る方々にとっては反面危険だという話もいただきました。というのは、長く宿泊する方々、大きなバッグをお持ちですので、それが転がって落ちてくるというようなことを考えると、エスカレーターよりもエレベーターのほうがやっぱり安全じゃないかというような指導もいただいたりしております。そういうような様々な協議をさせていただいてるという現状があります。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 次の質問に入らせていただきます。次に、角館大瀬蔵野橋の架け替え工事の予算をできる限り縮減するとともに、内川橋架け替えの方向に向け、基本計画を年度内に策定することについてお伺いしたいと思います。 角館下延大瀬蔵野橋の架け替え工事は、国の辺地債の適用を受けまして、市の定額負担もあり、総事業費8億円で議会でも賛否両論がありましたが、多数決で可決され、また今年1月過ぎから工事が始められております。入見内川の河川の両岸の道路敷、市道敷、そして取り付けの水路等もほぼ完成を見ました。私も時々見て回っておるわけでございますけれども、同地区の市民の一部の方ではございますが、大変曲がった道路ができたもんだなという声も聞こえてまいります。それでは、今後、令和2年度の予算1億1,740万円で橋梁上部工の取り付けも据え付けも予定されております。さらには、令和3年度予算で橋梁上部、床版位置取り付け道路部分の仕上げや管理用道路の仕上げがまた予定されております。この後、令和3年度以降は旧橋梁の撤去1億3,872万3,000円が見込まれております。これを順次この予算のとおりにやるという方法も私はあろうかと思いますが、この大瀬蔵野橋を利用される方々が、非常に地元の方には失礼なことを言うようですが極めて少なく、交通量が少なく、冬期間は八割の坂の下のほうに抜ける開削道路も雪によって当面閉鎖されるわけでございますので、そういう点を考慮しまして、今進めておる大瀬蔵野橋の架け替え工事の予算を少しでも縮減できないものなのかどうかを担当部のほうにお伺いしたいと思います。仙北市市道の構造の技術的基準を定める条例等によれば、私は十分可能ではないかなと思うんですが、その点をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) まず私のほうから自分の思いをお伝えさせていただいて、その後、建設部長から補足をさせていただくという答弁の仕方とさせてください。 大瀬蔵野橋の整備事業でありますけれども、議員がお話のとおり辺地計画で概算事業費8億円という金額になっています。しかし、実施段階で可能な限りコスト縮減を図って事業を進めるということは当然のことでありますので、その努力をさらに大きく、またしっかりとしたものとしていきたいというふうに思っています。 今議員が御指摘の例えば令和元年度の繰り越し分も含めていくと3億4,700万円程度の大きな金額で、用地だったり、取り付け道路だったり、水路の設置だったり、橋梁下部工だったり着手していると。今年度については1億1,700万円というまた大きな金額ですけれども、橋梁上部工の製作を行い取り付けさせていただくというような流れであります。しかし、これはコロナ禍が始まる前に私たちで考えた計画スキームでありまして、今建設業界でどんなことが起きてるかというのは議員よく御承知のとおりに、なかなか物資が入らなかったり、作業する方々の移動が制限があったりということがあって、思いどおりに進まないということもお聞きすることがよくあります。このスケジュールどおりに進むということを私たち一生懸命頑張りますけども、しかし頑張ることはそれ以上に経費を何として削減するかということだよという話をいただきましたので、その点についても可能な限り行いたいというふうに思っています。 詳しいこの後の私の補足は建設部長にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ雅人建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 高久議員の御質問にお答えいたします。 8億円の事業費でございます。これは、辺地対策計画の変更の時点で8億円という形で金額を設定させていただいております。この8億円の金額というのは、最大限見込める金額を最大限計上した金額でございますので、当然、実施段階におきましてはコスト縮減に向けての検討を進めて、できる限り金額を減額していくという方向で検討しております。具体的には、設計の段階や積算の段階におきましてコスト縮減について内部で検討を行い縮減していくと。そして工事の実施段階におきましても、できる限り現場に合った施工を行いまして、必要以外のものはやらないという形で、できる限りコストを縮減していきたいというのが現課の考えでございます。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 具体的に草なぎ建設部長にお伺いしたいわけでございますけども、この計画の資料を見ればですね、上部工も含めて今回全幅ですね、幅員ですよ7メーター。その中には車道部分が5.5メーター、そして2車線にするというふうな予定になってございます。だけども、さっき私言いましたけども、仙北市市道の構造の技術的基準を定める条例に照らし合わせてみればですね、交通量の極めて少ないところについては幅をもうちょっと縮減できないものなのかどうか、それは可能でないかなと思うんですが、その点は検討なさる予定はないのかどうか、第1点。 それから、さっきも最初御質問させていただきましたが、最後に予定しておる撤去ですね、古い橋の撤去、これも結構お金かかるわけですが、私は当面あのままにしておいてもですよ、何か川に落ちる人は私はいないし、橋も別に撤去しなければ、耕運機とか農作業する人方にとっても、また田んぼに行く人方にとっても決してマイナスにはならないと思うんですが、いずれ将来は撤去するにしても当面あのままにするというふうなお考えはないのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 橋の幅員のことでございますけれども、橋につきましては、もともと地元の要望で対面通行ができる幅員ということがございましたので、この幅員につきましては道路構造令に基づいた交互通行できる最小の基準という形で、3種4級の基準の幅員を採用しているものでございます。 旧橋撤去につきましては、確かにすぐ撤去しなくてもというお考えもあろうかと思いますが、これにつきましては、その時期につきましては今後検討も必要かなというふうに考えております。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 1点だけ。ちょっと草なぎ建設部長も御存知かとは思いますけども、中川のですね若神子のほうに向かう道路ありますよね、市の道路。あの手前のほうに橋があるんですよ。あれは旧角館町時代に橋架け替えした記憶があるんですが、あのときに旧橋はそのまま残っているんです。確かに今は夏だから草がたくさん生えてまして、歩く方わざわざいないわけでございますけども、それで何かその山谷川にかかった橋が邪魔になるとか、または災害・水害が起きるとかということもないし、また事故が起こったという話も私は今のところは聞いたことないので、その点についてはいかがなものでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 旧橋の解体につきましては、先ほども検討したいということもありますし、あとは河川協議の関係もございますので、その辺少し検討のお時間をいただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) それでは、内川橋の架け替えの関係でございますけれども、これは以前からかなり市民の方々が強い要望が、特に角館の市民の方々、要望がございまして、とりわけ通学路にあたりますので、子どもさんを抱える父兄の方々も大変心配なさってございます。それが陳情という形でも議会にも出されたこともあるわけでございますけども、よく見ていただければ分かるんですが、特に歩道部分がですね、あれは後から取り付けたもんですから角館町時代に、非常に不安定なわけです。一帯でつくったものではないんです、ほかの橋みたいに。ですから、そこを支えている支柱のですね、やっぱりところがコンクリートの支えてる部分が劣化してぼろぼろになってきているとことか、または鉄筋部分がやっぱり非常に疲労しているところとか、それから歩道を歩いてみればよく分かるんですけども、欄干の部分のですね、かなり腐れてきてるところがかなりあって、下が落ちそうになってるところもあるんですよ、実際は。だからそれじゃあ心配あるのかと言われればそれまでですけども、かなりやっぱり老朽化が進んでるんではないかなと思うんですが、その点について市長は考えはあるもんでしょうか。そのための今年から来年度にかけて基本計画をやっぱり策定していただくことは私は決して無理はないんじゃないかなと思うんですが、その点と、また内川橋については現橋のままの架け替えが非常にコスト削減につながるというふうな御意見の方もおられるわけですので、また国でも橋の強靭化のための補助制度も考えておるように、御法川代議士のほうもそういうふうなお話もあるようでございますが、その点も併せて答弁をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 内川橋の整備、早期にというお話であります。今年、今年度から新しく創設となった国の道路メンテナンス補助事業というのがあって、これ先ほど御法川国土交通副大臣のお話も出ておりますけども、このメンテナンス事業でいくと、橋梁の長寿命化修繕計画に登載された橋梁であれば、点検が判定区分2でも補強補修工事の補助の対象になるよというような新たな制度であります。また、今年度のこの補助金は100%に近い交付率だったということであります。これらの現状も考えれば、架け替えという考え方ももちろんありますけれども、今議員がお話をした現橋のままその改修をするというようなことでの補助金をいただくというようなこととか、早く始めるとかというようなことも含めて考えることが、仙北市民の皆様にとっては必要なことではないかなというふうな思いを持っております。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 門脇市長の前向きな答弁をいただきましたので、何とかひとつ頑張っていただきたいと思います。 それでは、最後の質問でございます。今回の最後の質問は、仙北市における令和2年度固定資産税の申請減免に係る税務課の取り組みと税務行政のことについてひとつお伺いしたいと思います。 原勉税務課長のもとで令和2年度から賦課されました固定資産税について、特にその申請者の本人及び家族全員の手持ち金、つまり簡単に言えば財布に幾らお金今ありますかと、そして預貯金ですね、定期制の預金も含めて、それから金融機関名も明示してくださいと。それは嘘ついた場合は取り消すというふうなこともちゃんと含まれてますけども、そういうのを確かにそういうような規定はもちろん以前から市でもございます。それが余りにも強調するがためにですね、やっぱり申請者の人方も二の足を踏むという人も中にはおられるようです。そういうふうなことで、実態について調査をすることはそれはやぶさかではないと思いますけども、担当課としてですね。調査には余りにも時間がかかり過ぎると、以前に比べてですよ。例えば5月の18日に申請出しても、1カ月近くなってからでなければなかなかその返事が来ないというふうなことのケースの方々もおられました。立ち話で原課長にお聞きしたら、金融機関に聞けば普通であれば、例えば生活保護申請した場合は全ての預貯金なり全部洗いざらい出さないといけないわけですので、そういう場合はちゃんと調べれば1週間か10日もすればちゃんと返事が来るわけです。幾ら持ってるとか、幾ら今現在残額があるとかって。ところがですね、1カ月近くもかかるということはどういうことなのかといったら、ほかの機関にも調査を依頼してるということでございますけども、具体的には何という調査機関に依頼されたのか。個人の情報の情報ですよ。個人情報保護の立場からして、ほかのほうにそういうふうな情報を持ち出してもいいのかどうか、市役所からですね。そういうことも含めて、ひとつ答弁をお願いします。必要によっては再質問、再々質問をします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 大きな質問3番目でありまして、この3点目は令和2年度固定資産税減免申請の処理のあり方というものと仙北市税務行政についてという大きなテーマでありますので、まず私のほうから質問に対する答弁させていただいて、個々個別の事案については課長からも答弁いただくということにさせていただきたいと思います。 減免申請書の処理でありますけれども、これは市税条例の施行規則第17条第3項の規定によって、納期限までに承認通知書または不承認通知書を申請者に送付しなければならないというふうになっています。今年度の処理は5月25日まで申請があって、調査が完了した方については、時間がかかってしまいましたけども6月1日に承認通知書を発送してるというのが今年の対応であります。申請書に一部不備があった方や実態調査に時間を要している方は、調査完了後速やかに結果を送付させていただいております。納付が必要な方は、納期限を変更して納付に支障がないようにさせていただいてるという現状があります。申請内容に不明な点があった場合は、基本的に直接申請者の方に問い合わせさせていただいております。また、申請内容に疑義があってやむを得ず金融機関に照会する必要がある場合は、これは申請者の方の御承諾をいただいた上でそのような行為をさせていただくということになります。また、固定資産税の減免は市税条例第69条の規定で幾つか該当するものがありますけれども、これらについては減免することとされています。 このうち、貧困により生活のため公私の扶助を受ける者に準ずると認められる納税者の減免申請書について、令和2年5月から様式を一部変更して手持ちの現金や預貯金の記入欄を設けたということが先ほど議員が御指摘したことだと思います。これは、市税減免取扱要領の第3条第5号の規定でありまして、預貯金を含めた手持ち金も減免の判定に使用することとなっています。大量の減面申請書を、議員がお話のとおり時間かけずにできるだけ短時間に処理するという必要があります。適正で公正な課税に資するということと一緒に判定業務を間違いなく行うというためには必要だという考えで様式を変更したということであります。申請者の方々にとっては御不便ないように頑張ってるつもりでありますけれども、またこの現場の方々とのいろんなやりとりもあると思いますので、引き続き御質問いただければありがたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 私は仙北市の税務行政という言葉、タイトル使いましたけども、これ何言いたいかといえばですよ、やはり国民はちゃんと憲法にもうたわれておりますとおり、納税の義務があるわけでございます。が一方、地方税法にはですね、これも国が作った法律なんですけども、やっぱり減免なり、または徴収の猶予を求める権利もあると、逆にですね、そういうことがあるし、また仙北市と、市と納付義務者、市民との関係からいけば、私どもの毎月いただいている報酬もですね、それから市長や副市長、教育長などの特別職の報酬並びに市役所の役職員の給料もですね、やっぱり税金の一部から出ているものがあるというふうな観点からですね、お互いのその信頼関係がなければ、市民と、納税義務者と、それから市との間ですね、それが一番私は大切なことではないかなと思うんですよ。取り立てするのは確かに税務課の仕事ですし、そのための収納対策室もあるわけでございますけれども、そういう点が若干少し逸脱しつつあるんじゃないかなということを私は懸念する余りですね質問したわけでございます。それは何が逸脱してるかと1点目は、先ほど市長も答弁で触れられてございますけども、仙北市税条例施行規則の中での納付期限までにやっぱりできるだけ返事するということがうたわれておるにもかかわらず、結果的に納付期限はやっぱり過ぎてからですね、6月の1日が納付期限です、第1期目は。これはどなたも納付書見ていただいてるから分かると思うんですが、それをとうに過ぎてからですね、やっぱり送ってくるということは、やっぱり事前にですね本人にやっぱりお断わりしてやるべきじゃないかと思うし、それでもし判定が可となって免除なった場合は問題ないわけですが、不可となって却下された場合ですね、それはさっき市長も言いましたけども確かに納付期限の変更はできるんですが、やはり感情的にですね、やっぱり非常に悪い感情を持つ方も中にはおられるわけでございます。と同時に、さっき市長も触れてございますが、生活保護基準をひとつの目安にしておるわけです。風水害とか災害は別ですよ。地震とか火事とか、それ以外の生活保護基準を目安にした場合、その計算式が当然あるわけでございますけども、それを下回る方については当然可とみなす場合があるし、また総合的な判断も必要でしょうけども、不可となった場合はそれを御自分たちが計算すれば明らかに下回る方も逆に不可と判定が出されてるのは一体どういう物差しを使ってやっているのかなというふうに疑問を持つ方も中にはおられます。それから先ほど言いましたが、金融機関にだけそういうふうな個人情報を求めたのか、実態調査をされたのか。他の機関というふうな言葉を、廊下の立ち話ではありましたけども原勉税務課長がおっしゃいましたけども、どの機関にそれをお願いしたのか。議会の公式の場でございますので答えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 課長とのやりとりの個々の内容については課長からも御答弁いただきたいと思いますけども、その前段として幾つか私がお答えしたほうがよろしいかと思った事案がありましたのでお答えします。 議員がお話のとおり、市民と行政の信頼関係なくして行政運営もまちづくりもできないというのは皆さん同じ考え方だと思います。以前、税制上の取り扱いで全国の方々にも、また秋田県民の方々にも御不便をおかけするような、御心配をおかけするような事案の発生もありましたし、その当時以降、私たちは市民の人たちとの信頼関係を何とやって結ぶんだということに大きな大きなエネルギーを費やしてきたというふうに思っております。やっと今、何とか皆さんと一緒にまちづくりに向けた前向きな話ができるような状況になったのかなというような思いも持っております。ですので、それをもう一回元に戻るようなそういう対策みたいなこと、もしくは誤解を招くようなことというのは慎んでそれをしないというような決意で毎日を過ごしているつもりであります。 申請書に記載していただいたこの情報、様々な情報をもとに適正に判断をしているというのが私たちの日常でありますけども、今回の様式変更では、実は秋田県内のほかの市のほうにも照会をしていただきました。県内12市あるんですけども、回答いただいた9市の全ては様式で現金・預貯金の記入欄が設けてあったということもありました。 それから、その何ていうか、期間を過ぎてからの対応というのは違法ではないのかというお話ですけども、これは地方税法の362条の第1項の規定では、特別の事情がある場合においては、条例で定めた納期と異なる納期を定めることができるというふうになってはおります。本来であれば条例で定められた納期限まで承認・不承認の通知をすることが必要ですけれども、申請書に記入がない場合や、生計を一にする方の収入・資産の確認等に時間がかかってしまって納税者の方の負担が増えないように、納期の期限を変更して納付書を発行するということであります。やっぱり現実的な話をすると、申請期限からその納期限まで1週間しかないという状況の中で、まず200件近い申請書を審査するということでありますので、非常に困難な作業をこの期間続けているということですので、適切な判断ができるように幾つかでもそれがスピーディーに進むことができるようなそういう対応ということでの考えだったということを御理解いただきたいと思います。 あとそれから、立ち話したときの話、ちょっと私いなかったので原課長からもし答弁できればと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、原税務課長。 ◎税務課長(原勉君) 他の機関の調査ということなんですけども、先ほど市長からも答弁がありましたとおり、未記入の方、それから生計を一にする方、そういったところで追加の調査が必要な場合につきましては、その申請者の方に再度文書をお送りいたしまして記入をしていただいてるという形です。そういったこともありまして時間がかかったというのは事実でございます。 議員おっしゃる他の機関に調査というのは、すいません、私の説明が悪かったのかもしれませんが、特に今のところ他の機関に調査依頼をした事実はございません。 それから、もう一件、生活保護の基準を下回ってる方がなぜ却下されるのかという、不承認なのかという御質問あったと思いますけども、そういった方、私は把握していないんですけれども、もしそういった方があれば指摘していただきまして個別の対応をさせていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど門脇市長が答弁されましたとおり、地方税法の362条の第1項の規定によりまして確かに納期限を変更はできるわけでございますけども、その間にまだ可とか不可とかというふうな通知が来ない方々に対してなわけでございますけども、いろんな例えば未記入の方とか世帯を一にする方がおられるんじゃないかということでの新たな依頼とか文書とかですね、そういうのが全て的確に出されて、また確かに税務課は30何名も多数の職員がおるんですが、それぞれ大変な仕事をこなしてるんですけども、やっぱり相手が年寄りの方であれば直接聞きに行ってですね、これどうなんですかと、行く時間を惜しむのかどうか分かりませんけども、ただ事務机に座って電話一本でやりとりするだけではですね、年寄りの方々はね職員の仕事やった経験もないし、農作業とか農業とかしかやってない方は非常に困難なんですよ、理解するのが。もうちょっと懇切丁寧にスピーディーに、やっぱりそういうところに出向いてですね、足を運んで、これどうなんですかとストレートにやっぱり聞いたほうが、もっとお互いの仕事もはかどるし、また理解も深まるんじゃないかなと思いますが、その点は私は少し欠けているんじゃないかなと思うんですけども、その点いかがなもんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) これも私のほうから。確かに私も答弁しましたし、議員もこの地方税法の第362条第1項の規定があるからという話はしたんですけども、基本的には法律でこのようなショックアブソーバーみたいな期間、期限を設定してるけれども、本来はこういう期間を設定することなく、通常の期間の中で通常の業務を行うということがやはり適切ではないかと思います。それに必要な労を惜しむということはあってはいけないと思っております。 ◆16番(高久昭二君) 原税務課長にちょっと答弁を一言お願いします。何でスピーディーにやるための作業をですね、足を運んでですよ、相手が特に高齢者の場合、そういうふうないろんな書物なり、そういうふうな文書をよく理解しにくい方に対して懇切丁寧に対面してやるという方法をとられないのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 原税務課長。 ◎税務課長(原勉君) 私のほうの税務職員なんですけども、実際は12名の職員でやっております。12名の職員で市・県民税をはじめ固定資産税、それからそのほかの国民健康保険税とかそういったものも担当しております。私が考える、まあ私がこう受けている印象ではぎりぎりの状態で何とか回してるかなという感じで考えています。 ◆16番(高久昭二君) 言い訳はいいですから、ちゃんと答えてくださいよ。 ◎税務課長(原勉君) 事実は12名です。それで、懇切丁寧に、行く時間を惜しむのかという御指摘ですけれども、やっぱり私のほうの行政、ちゃんとこう審査をしていくためには文書で残すということも必要だと考えておりますので、文書で照会をさせていただいております。それで、そういったことが実はスピーディーにというお話ですけども、書類でやりとりすることは効率的な対応だと考えております。ただそれができない方につきましては、議員がおっしゃるとおり実際に出向いてですね説明をしたり、そういった懇切丁寧な対応はしていきたいと考えております。 ○議長(黒沢龍己君) 以上で16番、高久昭二君の一般質問を終わります。 11時10分まで休憩します。                             (午前11時03分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時10分)--------------------------------------- △稲田修君 ○議長(黒沢龍己君) 通告により発言を許します。17番、稲田 修君。 ◆17番(稲田修君) 市民クラブ2人目の質問者であります。世界がコロナに振り回されております。いつ終息するか分からない新型コロナが、市長を先頭にその対応についてあたっている、また苦慮されていることは御承知申し上げます。今後の課題は、事業の継続、雇用の安定こそが今の仙北市に与えられた課題ではないかと考えられます。その課題に向かう当局はじめ職員の皆様には、御苦労さまと申し上げたいと思います。私自身、今回の一般質問にあたり、すべきなのか、すべきでないのか、非常に迷った一人であります。市当局は一日でも早く以前の生活を取り戻すため、市民の悩みに寄り添い、新型コロナの対応に優先にあたるべきではないかという考えから、他県ではこの事案が発生したことで一般質問を取りやめたり、議長の議事整理権を行使する形で本会議での代表質問を減らすという事例もありました。 さて、そのような状況下の中で私から最初の質問は、生保内公園の整備計画についてであります。 生保内公園の屋外ステージは、使用に危険性があるということ、また、その横に隣接されている遊園地は古くなり、その規格に合致せず撤去されたということであります。私たちはステージのない時代からつつじ祭りを実施し、生保内公園の見事に咲くつつじを県内外の皆様に見ていただくため生保内公園愛護会を結成し、公園の手入れ等実施してまいりました。時の流れというべきでありましょうか。予算がないというようなことでありましょうが、屋外ステージは壊され、遊園地が撤去されました。ステージのほうは屋根のないままに完成しました。新しい産建の委員会で現地を見ていただければ大変ありがたいなと思っております。それで遊園地が撤去される段階で、設置計画は全くないということであります。私は当局の計画のなさにあえて質問申し上げます。 生保内公園は毎年のように角館の保育所、幼稚園の子どもたちが仙北市のバスで公園を訪れています。地域住民、子どもたち、若いカップル、若い母親が子どもたちと一緒に散策されてる姿をたくさん見受けられます。皆さんの憩いの場として一日も早い完成が望まれますが、いかがでありましょうか。私は、来年の春先にはコロナも終息し、子どもたちの元気な声が仙北市に活気を取り戻してくれると思っております。ついては、通告にあるとおり遊園地の公園の設備の計画について、今後の工程及び完成時期について当局に説明を求めたいと思います。 また、質問の第2点目は施設の利活用ということであります。今年の3月の定例会で、委員会審査の中で、角館東地区の公民館の管理が私の考えている以上に多くかかり増ししているのではないかということを感じました。また、田沢湖郷土資料館に伴い、旧田沢中学校に数年前からシートをかぶったまま保管されているものがどういうふうな状態になっているのか、そういうものの確認をしなければ仙北市のいい意味での再発展はないという形の中で現地視察を申し出たところ、委員会のほうで了承され、その現地視察を行ったというのが経過であります。その結果、角館東地区公民館は公民館の形跡はなく、事務所をはじめ東地区公民館というものは荒れ放題といっても過言ではないと印象を受けました。各部屋の状況は、ごみ置き場であり、ごみの山であるというのが私の所感であります。教育長は新角館庁舎ができる段階で西木に公民館の偉大な構想を考えておられるようでありますが、今の現状を見たこと、いわゆる角館東地区の現状を見たことがあるのか。どう考えているのか。今後あのものの整理整頓や利用や廃棄の選別をやるのか。放置したまま次の構想に進むのか。警備保障会社に委託する必要があるのかというのが疑問であるし、質問であります。 また、田沢幼稚園の案件が出たときに、平岡議員が田沢幼稚園の思い出の記録があったはずだというような質問をされておりました。そのとき副市長の答弁からは、私も教育委員会に身を置いた人間として田沢幼稚園には色々な思いがある。歴史や思いの記録をまとめる実行委員会を組織しながら、そのまとめにあたりたいというようなことを答弁されたものと記憶しております。 私は今回のコロナの関係で、都会の皆さんは田舎の良さを再認識されたような感じしております。魁新報の報道にもあるように、今こそ移住定住の道を開くべき時期じゃないかと考えております。そこで私は、いわゆる田沢中学校は非常によく利用されておりましたけれども、旧田沢村の歴史を残しながら地域の環境を整備しという観点から質問いたします。 私は田沢中学校を、田沢の皆さんからの協力をいただき、郷土資料館から搬出されたものを利用し、また副市長の答弁にあったように幼稚園の記録や思い出、田沢小学校の記録や思い出、田沢中の記録や思い出等を整備して、いわゆる、あとは旧田沢村の色々なものを残しながら、いわゆるこの学校を整備して、やはり都会の皆さんにお越ししていただくという環境整備したらどうかということであります。観光地である本市にとっては移住定住に結び付くものと思われるが、市長の考えはどうでありましょうか。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 稲田 修議員の一般質問にお答えをいたします。 私の答弁の後、副市長、また教育長からも答弁をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 大きな項目の1点目です。生保内公園の遊具についてでありますが、1、遊園地の遊具が撤去されているけれども、その後の計画はどうなのかという御質問であります。 生保内公園の遊具は、公園長寿命化計画で危険度判定が高いとされ、また総合遊具は令和元年度に実施した法令定期点検の結果で人体に危険がある状況で使用不可と判定されたことから、撤去しております。 その後の計画はどうなるのかということでありますが、市では昨年12月19日に遊具を所管する市民福祉部、農林部、建設部による仙北市遊具担当部署検討会を設置開催し、今後の遊具のあり方等について検討を重ねております。この会議の報告書では、市内の遊具はそれぞれの部署で遊具の安全性を確保するため保守点検等を実施していること、既存の遊具は修繕や保守点検により安全性を確保しながら活用しているけれど、今後、長期的に安全に利活用できる遊具は実は少ないという現状などが示されました。また、遊具の利用状況としては、角館駅東公園は市民の利活用が最も多い状況ですが、それ以外は少子化が要因なのか、または施設の貧弱性が問題なのか、ほとんど利活用されていない公園遊具が多いということも報告をいただいております。今後の遊具のあり方で重要視すべきこととして、第1に安全性、第2に長期的継続性、第3には財政負担への配慮がキーワードで、それらを考慮した上で仙北市の遊具設置を存続すべき公園等としては、田沢湖地区、角館地区、西木地区、それぞれ1カ所ずつとし、田沢湖地区は生保内公園、角館地区は角館駅東公園、西木地区はかたまえ山森林公園、またその他として西木庁舎1階の今計画中でありますけども、市民休憩室スペース、これは屋内であります、屋内型であります、を加えた4カ所が考えられること、また将来仙北市スポーツ総合公園等の建設を計画する場合は、その公園内に市内外からの集客を考慮し、ある程度規模の大きい遊具施設、スペースを設けることを考えなければいけないとの報告であります。 将来を担う子どもたちの遊び場の確保は、私としても重要な課題の一つであります。この報告書をたたき台として、今年度、子どもの遊び場・遊具についてはさらに検討を深め、できれば来年度には何とかその形を少しでもお見せできるようにしたいと思います。 2点目であります。遊園地の再整備の完成はいつ頃かということでありますが、現在、生保内公園に限らず、遊園地等の総合的な再整備計画はない状況であります。この前の第1の御質問でお話したとおり、御答弁申し上げたとおり、仙北市遊具担当部署検討会を昨年に引き続き開催します。議論がまだ未熟と判断したことから、今年度、令和2年度の当初予算では個別箇所の遊具設置経費、実は建設部などから事業要望と積算をいただいておりました。しかし予算計上を見送りました。今年度内に遊園地の整備について検討をさらに深めて、その結果を来年度当初予算に反映させていきたいと考えております。少しお時間をいただければありがたいです。 大きな2点目でありますけれども、私からは旧田沢中学校について少しお話をさせていただきたいと思います。 旧田沢中学校は平成16年の閉校で、田沢湖活性化センターとして市の歴史文化への理解を深めること、地場産業の育成や教育の振興など地域の活性化に資するために設置されております。開設当初は利用者もほとんどなかったようでありますけれども、平成22年の田沢地域運営体「荷葉」が設立となってからは研修室や調理実習室の利用が始まり、現在はわらび会による山菜や農産物、地元産品の加工品の出荷・販売の拠点としての利用と、荷葉工房による田沢長芋を活用した焼酎の販売等も行っております。平成28年度からは仙北市下水道課や国土交通省湯沢河川国道事務所の書類が保管されたりしていますし、また令和元年からは田沢湖自然ファームによる生ハム熟成施設としての活用もあります。体育館の現状は屋根の損傷が著しく、多くの箇所で雨漏りが発生していて、体育利用は厳しい状況だと思っています。 なお、体育館や多目的広場は、体育施設マスタープランで地域等への移管や体育施設としての廃止を検討する施設とされておりますけれども、地域への移管は厳しいと思われます。今後、利活用について検討がさらに必要です。このような状況から、各教室等の利用については、相応の利用がなされていますので、今後の施設維持管理に係る経費を考慮しながら施設の活用に努めていきたいと考えております。 先ほど議員が一番最初に質問の前段ということでしょうか、お話しされた事業継続、雇用の確保ということの最重要な認識を持っております。市民の生活の安定が何よりも今必要だという認識であります。同時進行で、各市内の施設の改修・整備等を行わなければ、今中断してしまうとさらに大きな課題となって翌年度、翌々年度にその課題が顕在化するということが心配です。ですので、このような状況の中にあっても平常の様々な対応はしていくものというふうに思っております。職員にもそのように申し伝えていきたいと思います。 また、もう一点後段のほうでありましたけれども、今この時代だからこそ、仙北市のこの自然、文化、歴史等の財産をしっかりと活用すれば移住定住に大きなステップを踏むことができるのではないかという御提案でありましたけども、私も同様の考えを持っております。 この場面からは以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁求めます。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 稲田議員の御質問にお答え申し上げます。 3月の11日でしたけれども、総務文教常任委員会で御視察いただいた角館東地区公民館の問題点を教育長としてどう捉えているかというふうな御質問であったと思います。 角館東公民館は、平成20年4月の西長野小学校、角館東小学校、角館西小学校の統合によりまして、角館東小学校の校舎、体育館、屋外運動場を仙北市の新たな教育施設として供用され、そして現在に至っているところでございます。同公民館は、仙北市公民大学や地域の各種サークル団体のほか、スポーツ少年団などの活動の場として広く活用されておりますが、昭和54年の建設から41年が経過した旧校舎、それから体育館は、ともに老朽化が非常に著しく、様々懸念なことが生じている状態でございます。また、同公民館は仙北市避難所に指定されておりますが、耐震補強工事が未実施であり、安全対策を優先的に進めることが極めて重要であると認識しているところでございます。3月11日に総務文教常任委員会で角館東地区公民館を御視察いただきましたが、3階建ての旧校舎は主に市役所関係の書類保管、それから物置として使用されているという状態でございます。議員は、ごみの山という表現をなされましたが、それに近いような場所もあるということは認識しているところでございます。 このような状況でございますが、角館東地区公民館を使用している各部署にですね収蔵物の再確認、それから活用見込みがないものについては市民へ還元、もしくは競売、処分などするなどして、市民の活動スペースの確保、それから整備環境を年内に実施するように指示を出す準備中でございます。また、施設の使用方法につきまして、今年度策定を予定しております仙北市社会教育施設ストック適正化計画をもとに、施設の目的、性質や地域事情などを鑑みまして計画的に進めてまいりたいと思っているところでございます。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 稲田議員から、田沢幼稚園の歴史を残すということで平岡議員の質問にかつて答えた経緯がございます。今御提言いただきましたので、それを実行に移していかなければならないと思っております。 そして何点か稲田議員御指摘ありましたけれども、まず郷土資料館の展示物について、田沢交流センターと田沢湖活性化センターにそれぞれ保管されてあるわけですけども、かねてより議会でも速やかに展示をするようにという御指摘いただいてましたけども、今、文化財課のほうで北浦史談会の御協力を得まして、展示できるもの、できないもの、区分けをしております。それを早急にしていただいて、速やかに展示するようにしていきたいと思っております。また併せて、幼稚園、小学校、中学校、田沢地域の歴史を残すものについてもきちんと展示をしていかなければならないと思っておりますけれども、何よりも田沢地域の皆さんの御協力、御理解、一緒に取り組んでいかなければならないと思ってます。幸い田沢地域にはNPO法人の田沢村、また田沢地域運営体等、活発に活動されている皆さんがいますので、私も最近2年ぐらい、年に2回、そうした皆さんと意見交換をする機会を持っておりますので、議会終了後にも速やかに田沢地域の皆さんと今後のそうした田沢地域の歴史を残す方策を一緒に意見交換をしながら進めていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 17番。 ◆17番(稲田修君) 市長、市長の答弁で満足とか満足でねえとかの問題でねぐ、やはりあの遊園地のものを撤去して広大な場所ががら空きだわけよ。して、今年はコロナの関係でなかなか公園に足を踏み入れなかったんですが、この頃は非常に訪れて残念がって、子どもと母さんとがくっと頭下げてくるわけですよ。あと市長も若かりし頃、生保内公園に今の奥さんとデートされたというようなお話も聞いておりますけども、やはり椅子、椅子、公園の中に椅子なんかあると、やっぱり2人で座るそういう優しい公園をつくり上げなければ、利用はないわけですよ。 それでもう一つは、これやっぱりお願いですが、3月の予算に計上されても発注して完成するに、盛りつつじが咲くあたりになってしまうわけですよ。やはり積極的に生保内公園のつつじの良さなり、公園利用する人のことを考えれば、やっぱり12月補正あたりにあれして、いわゆる早速かかると。9月補正でも12月補正でもあれして、春先の一番には子ども方の元気な声が飛び交うというような形を私は欲しいわけですよ。そういうことがなければ、また夏の完成まで生保内公園の利用がなくなるというような形がありますので、そこは担当部署からも色々あると思いますし、検討委員会のこともあると思いますけれども、市長の鶴の一声でやりましょうと、地域活性化のためにやりましょうと、そういうことが私は答弁として欲しいんですよ。検討ということは6カ月以上かかることでありますので、今まで参与の方々が検討させていただきますということは、ほとんどやらないということでありますので、そこを何とか英断の答弁をいただきたいと思います。 それから2点目の教育長、東地区公民館、入った瞬間事務所、見たことあるすか。 ◎教育長(熊谷徹君) はい、何度か。 ◆17番(稲田修君) なあ。あれだばよ、誰も行がねえもん。して、いわゆる除雪した後は、いわゆる周りは、あたりは石からでがらがらじし。誰も人使ってねえ。本当に使う人は大学とか何かというけれども、特殊なときだけだすびょおの、あれだば。私行ったとき体育館の掃除されておったけれども、体育館なんて使った人が掃除してみんな帰るども、恐らくなからまじけ掃除してる人頼んでるもんだから、使った人が掃除して帰らないどこでねえべかなと、その辺のあたり市長はどういう、私はついてるわけでねえども、見た感じ、田沢の中学校の体育館より、市長、雨漏っててと言ってるども、非常にざま悪いんだな。やっぱり使った人がやっぱり後片付けをするとかそういうことをしなければ、ますます荒れ放題だすべった。ここに危機管理監来てるけれども、万が一の場合、救急の場合に避難の道具とか色々なものあるども、山積みにされて、あれだばすぐ使われねえものな。あの部屋。だから教育長は各部署から色々あれしてやると言うけれども、それはどういう段階で何とするのだ。教育部長、今ここさ来てるども、教育部長さ任せても教育部長もこれ1年だもの。そうすれば、検討してあれしてるうちに時期過ぎてしまうもの。へば、また1年だもの。また新しい人。だからやっぱりこれは教育長の決断さかかってるわけですよ。だからその辺のあたり、教育長はこうこうこういう日程で12月まではきっちりあの中のものを片づけて、いいもの、悪いものあれするというようなことをここで議場で答弁してもらわなければ、私はまた今市長さも言ったように検討という言葉は私は要らないです。これはでぎねえことだ、検討というのは。検討したどもでぎねがったと言われればそれまでだもの。せっかくこういうふうに議員の一般質問という形で相対して確認し合うときだから、私はやっぱりきっちりやると、そういうような答弁をして、やっぱりあの東地区公民館をもし色々な形で再利用しなければならないときには、やっぱりすぐできるような形のものをやっぱり形として残しておかなければ、今度、西木庁舎だの行くんでしょ、教育委員会。へば、また遠くなるもの。また忘れてしまうの。そういう形の中ではやっぱり、私はやっぱり教育長の決意のほどを聞かなければ再々質問という形になると思いますので、何とかもう一回の答弁できっちりした気持ちを聞かせていただきたいと思います。 それから副市長、やっぱりこのコロナの関係をやっぱり私はいぐ捉えるべきだと思う。やっぱり新聞紙上でも魁でも全国的にも、やっぱり田舎を見直されてるんだな。みんないわゆる近代的にやるよりも、素朴なものをやっぱりつくり上げて、そして都会の人方に来ていただくと、そしていわゆる観光地に泊まっていただくと、そういうことが私は必要不可欠ではないかなということであえて、副市長が幼稚園の一員としてきっちり歴史と思い出をたためるということでありますので、副市長の答弁にあったように地域の皆様方燃えていますので、一生懸命そのことを取りまとめていただきたいと思います。 それから市長、最後なんですが、私も生保内公園のお祭り、20代からやって今77歳です。だから私が一番若いんですよ、お祭りの実行委員として。今度、ステージに屋根かけねねって、屋根かけてまでお祭りをやる、色々な行事をやるっていう人は、これからは出てこないと思いますので、何とか色々な事業を建設部あたりに検討させて、いわゆるそういう素朴な地域をつくり上げるという補助でも何でもいただけるような形のものを建設部に指示していただければ大変いい結果が出ると思いますので、その辺のあたり、いわゆる市長、教育長、副市長に答弁をお願い申し上げて。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) ステージの改修時期が遅れて大変申し訳ない思いもあったことで、この前完成したということで楽しみにまた公園歩かせてもらいました。議員が御指摘のように、そのステージ側面も背面も屋根もないわけですから、この後どうやってお祭りの拠点とするのかという考え方ももちろんあると思います。私は以前、よく梅雨のときに公園に行って遊ばせてもらったこともあって、屋根があるありがたさも分かってるつもりです。昔からそういうところで遊ばせていただいた経験も考えると、屋根も必要なんだなと思いますけれども、今はオープンスペースでそれはそれでまた気持ちのいいステージになったと思います。活用の仕方がまた広がったのかなという思いもあります。しかし、実行委員会の方々と一緒になってこの公園を何と活用していくんだというような議論は、やはり今まで少しまあ少なかったという反省は当然しなければいけません。それも含めて、どんな対応ができるか早速会議を開催したいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 議員の質問にお答え申し上げます。 まず事務室ですけれども、数年前までは事務室として1人いたんですが、数年前からそれが廃止という形になって無人という状況でございます。そのために事務室がやはりちょっと雑然としているというふうな形になっております。 それから、やはり各部署、いろんな部が、ここに部長の皆様おいでになりますが、各部署のほうからのいろんなもの、それからやはり御指摘の3.11のときのいろんなボランティアの皆さんがお集めになったものの残りとか、たくさんいろんな教室に入っております。鍵はかけておるんですが、それから各いろんな施設で不用になったものなどが例えば1階のほうにあったりというふうな、色々な形になっておりますので、何とか各部長、次長の皆様にお願いして、このものをですね先ほど申し上げましたとおり市民の方にお譲りするとか競売にかけるとかするとかいろんな工夫などしながらですね、何とか早い段階で片づけるように強くお願いして頑張ってまいりたいと思っております。 ただ、あそこは非常に皆さんが活用されておりまして、昨年度の実績では公民館のほうが5サークル、延べですが1,613人活用しております。それから、体育館のほうはこれはもういろんな、サッカーとかグラウンドゴルフとかバスケットとかで延べですね9,369人の方が御活用いただいておられます。ですので、その皆さんの思いもやはりありますので、何とかこの後も、実は昨日、中央公民館説明会で角館地区の皆様と1時間半ほど、6時から色々こうお話しさせていただきました。やっぱりそうしたら皆さん方は、何とか整備して私たちに使わせてほしいというようなことを強く要望されたわけなんですが、そういうふうな住民の皆様のお声も参酌しながら、しっかりと東地区公民館としてですね、この後、中央公民館構想もございますけれども、整備をしてまいりたいというふうに思ってるところでございます。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 田沢の歴史については、既に田沢交流センターのほうに田沢小・中学校の歴代の校長先生の写真であったり、昔の田沢地域の写真が展示されております。それも含めて郷土資料館の展示物、それから幼稚園、あるいは定時制もございましたので、そうしたものを含めてどういう展示がいいのか、また展示の場所、それから、もしかすると一定の予算が必要かもしれません。そうしたことも含めて具体的な検討を田沢地域の皆さんと一緒に進めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 17番。 ◆17番(稲田修君) 終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 以上で17番、稲田 修君の一般質問を終わります。 昼食のため13時まで休憩します。                             (午前11時47分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- △高橋輝彦君 ○議長(黒沢龍己君) 通告により発言を許します。3番、高橋輝彦君。 ◆3番(高橋輝彦君) 蒼生会の高橋輝彦です。 何をするにもコロナウイルス対策を考えての生活が続いております。そうした中で開催されました本定例会において、一般質問では8人中6人がコロナウイルス対策について取り上げております。私7番目になりますので、重複する質問が二、三ありますので、こちら昨日議長のほうからも、ダブル質問についてはちょっと省略しろという要請もありましたので、重複した質問についてはちょっと省かせていただきますのでよろしくお願いいたします。 それでは、大きく分けて2つの取り組みについて質問いたします。 1つ目です。新型コロナウイルス感染症から市民の命を守り、社会経済を回復させる取り組みについてであります。 仙北市の新型コロナウイルス感染症対策に関する対応につきましては、4月6日に対策本部を設置してから、市民の感染防止対策、そして経済対策、特に特別定額給付金につきましては、全職員が一丸となって迅速に行動していただいたことに深く感謝いたします。市民もすごく大変ありがたがっております。今現在まだ全国的には4割に満たないぐらいの給付のところですね、迅速に本当給付していただいて本当にありがとうございました。 今現在はですね緊急事態宣言は全面解除されまして、県をまたぐ移動や観光振興も間もなく6月19日からですか全面解除されようとしております。これによりまして仙北市の経済も少しずつ回復してくることが期待されますが、一方で、コロナの感染リスクがじわじわと、この仙北市、特に観光客が多いから少しずつじわじわとこう高まってくることが懸念されます。こうした状況を踏まえて、今後の市民の感染を防ぐ取り組みと、併せて社会経済活動を回復させる取り組みについて質問いたします。 最初に、市民の命を守る取り組みとして3点質問いたします。 1点目です。市民の感染防止対策についてであります。 やはりこの感染防止対策というのがこれからの最優先課題、これからもですね最優先課題であると思います。市民が感染しないことを継続していくためには、かなりの不自由さもありますが、自分自身の命を守るために新しい生活様式を強く意識してこれを実践してもらうことが重要です。市としての今後の市民の感染防止の取り組みについて伺います。また、間もなくスマートフォン向けに、厚生労働省から提供されます「コロナ接触確認アプリ」について御存知あるか、併せて伺います。 2つ目です。2つ目についてはですね昨日の高橋 豪議員、熊谷副議長と全く同じ質問でございますので、これは省きます。ただ現在、医療機関の集団感染が102件発生、医師や看護師の医療スタッフの感染が550人、医療のプロでも550人の発生が現在まであるということでですね、今後実際に感染を受け入れる場合には、本当に医療のプロでも細心の注意で臨んでいただきたいというふうに感じております。 3点目です。3点目は、仙北市への仮設診療所及び軽症・無症状者向けの宿泊施設の設置についてでありますが、こちらも昨日の高橋 豪議員の質問と重複しておりますので省きますが、1点だけちょっと確認させてください。 ちょっと私、昨日初めて知ったんですけども、この仮設診療についてですね、これ確か二次医療圏内に8カ所と、そのほかにもう2カ所ということで、県のほうで10カ所に仮設診療所を設置する予定だということでありましたけども、大曲仙北のこの二次医療圏に大仙市に決まったと、昨日市長のほうが答弁されておりましたけども、この大仙市に決まったっていうのは、これ県のほうの、大曲仙北については大仙市に設置してくれって来たのか、それとも大仙市のほうで、いや、ぜひ大仙市のほうに仮設診療所を設置させてくださいっていうふうに手を挙げたのか、どちらかをちょっとお伺いしたいと思います。 以上、感染防止についての3点、御答弁をお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 高橋輝彦議員の一般質問にお答えをいたします。 まず大きな1項目の中、新型コロナウイルス感染症から市民の命を守り、社会経済を回復させる取り組みについての中で、このお話に入る前に特に特別定額給付金について感謝の声をいただいてるという話をいただきました。本当にありがとうございます。先週12日現在で給付率は99.5%でありましたけれども、さらに増えているはずであります。0.1か0.2%は増えているものと思いますので、99.5からまたパーセントが上がってるというふうに御認識をいただきたいと思います。 それで、市民の感染防止対策についてでありますけれども、今議員が御指摘となった厚生労働省からのコロナ接触確認アプリがそろそろ配信されるよという話ですけれども、私どもも大変注意深く興味深く内容を情報等の収集をしたつもりなんですが、なかなかはっきり分かりません。いずれアプリユーザー同士で接触を確認し合う仕組みだということのようでありますが、情報収集中であります。このアプリが普及すれば感染拡大抑止へ一定の効果が期待できるというふうなお話、また、感染経路に対しても一定のその経路が認識できるはずだというようなお話、幾つかのお話をいただいておりますし、また情報を共有したいという思いで収集しておりますけども、私どもが今知り得てるのはこの程度であります。大変恐縮であります。 それから、2点目の感染者の受け入れ等については昨日のとおりだということでお話をさせていただきましたが、スタッフの皆様の例えば病院内での集団感染が起こらないように、もちろんこれは大変なことであります。起こらないようにするために、もしくは抑止防止対策はというお話だったと思いますけども、LAMP法というのはやはり非常にすぐれた検査機能をお持ちのようであります。国際線の水際対策としても使われてるという実績もありまして、院内での集団感染を抑止する大きな自衛手段だというふうに捉えております。医療スタッフが感染することなく健康な状況で患者をお受けするということが何よりの医療機関の大前提でありまして、この点については非常に効果的だと考えています。今のところ市内ではそのような大変な状況になっておりません。また、この後も起こさないように十分に気を付けていきたいと思っております。 それから、仮設診療所の決定の経緯ということでありますけども、以前、大仙市長からこの案件について御相談の連絡をいただいております。私としては、医療機関が集中している、二次医療圏の中でも医療機関が集中している、また県の出先機関等も充実していて、かかる万が一の事態に対応するそのスピード感がやはり仙北市とは集積が違うということで、もし可能であれば大仙市のほうでこの診療所について実現することがもし可能であれば望ましいのではないかというような話をさせていただいた経緯があります。大仙市のほうでは、職員の方々同士、仙北市の職員の方々同士の意見交換も踏まえた上での市長のそのような御相談ではなかったかというように受け止めております。したがって、私の発言がこの大仙市への何ていうか仮設診療の設置にどれだけ効力があったかどうかというのは分かりませんけども、市長間ではそのようなお話をさせていただいたということはあります。 この場面からは以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 1つ目の質問なんですけども、やっぱり市民に対してですね、やっぱり仙北市民が感染しないっていうところをやっぱり第一にまず最優先の取り組みでこれからもやっていただきたいと。それどんな方法でもいいので、これやっぱり市民に意識、途切れることなく意識付け。だから今やってる総合防災無線のあの放送も、私はずっとこれ続けていけばまず効果、お、またコロナの放送始まったなという、これ意識途切れてしまえば一番もう一番危険です。これから今どんどんどんどん東京からもどんどん多分じわじわと仙北市に観光のお客様、私は来ると思います。今、こまちのほうもだいぶ利用率下がってますけども、だんだんだんだん回復してくると思います。だからそうした場合にそれ油断して対応してしまえば、もう一人でも感染者発生して、仙北市内で一人でも発生してしまえば、私はもうどんどんどんもう拡大するのは目に見えてますので、まずは意識付け、もう注意してくださいって、まず治療薬とワクチンできるまではもう細心の注意で行動しましょうということをですね、ぜひ繰り返し伝えていただきたいというふうに思います。 私もう一つ、コロナ接触確認アプリなんですけども、これすごい私は画期的なアプリだと思うんですよ。これ先ほど市長がですね、これ確認し合うんでねくて、これもうあとそのアプリ、まずダウンロードして、それ入れておいて、あとBluetoothっていう通信機能もオンにしておかないと駄目なんですけども、それしかも全然知らなくて私と武藤さんぐらいの1.5メートル以内で15分以上どっかで一緒だったと。例えば隣でお酒飲んでらったと。それでどっちかが感染してしまったと。その感染した人がそれ、私は感染したっていうボタンがあって感染してしまったって押すことで、その1.5メートル以内の15分以上いた人にはでーんと、あなたは濃厚接触者の可能性がありますと、どーんと。しかもこれ経路とか一切出ません。誰にも分からないです。適当な番号振っての番号管理ですので、どこで誰と接触したっていうのは全く分からないので、これプライベートも一切、個人情報も一切漏れないので、これぜひですね仙北市民の方にスマートフォンを持ってる方はこれぜひこれ登録してくださいと、無料ですので。これやったほうが、特に仙北市は先ほどから言ってますけどもどんどん6月19日以降は、これもう観光のお客様、私は来ると思います。幾ら来る側、東京の人がちょっと感染拡大してしまうからちょっと控えようかという人も中にはたくさんいると思うんですけども、やっぱり今まで自粛してる分、観光に出かけてくる方どんどんいると思います。ましてプレミアム宿泊券、これ県外の人でも仙北市内に泊まれば、あ、使えないですね、すいません。使えないということで、こちら答弁要りませんので。 あともう一つはですね、仮設診療所、これ市長のほうから大仙市長のほうに、おめほうでやったほういぐねえかっていうようなニュアンスだったんですけども、これ私はですね、この仮設診療所っていうのはこれかかりつけ医の判断で検体採取、かかりつけ医がおめえちょっと危ねえがらあそこの仮設診療所さ行って検体採取してこいってば、すぐ検査のほうに回るので、これ万が一この仙北市内で感染者が出た場合、これすごい迅速な対応ができると思うんです。大仙市には今まず厚生医療センターあるので、角館から30分ぐらいで行くので私は田沢湖あたりにもうこれ仮設診療所置いて、例えばこれ、ああそうか、うん、置いて、西木の方とかですねそういう近い方々がもしですよ、これもう万が一の場合の対策ですので、そこにあればよかったかなと思ってますけど、まだ多分これ3つか4つぐらいまだ、まだ10には届いてないので、もし検討する余地がある。これ医療スタッフとかももしかすると医師会からとか派遣なるのかなと思ってますけども、この仮設診療所についてちょっと今後の市長の見解お伺いします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 仮設診療所のお話の前に重要な御指摘をいただいておりますので、その点についても少しお話させていただきたいと思います。 対策本部で防災無線の活用等については一度協議させていただきたいと思います。意識付けが切れることが一番心配だという議員の御指摘はもっともだと思います。それから、テレビでつい何日か前にアプリの報道のものがありましたので、ニュアンスは私も大体分かりました。これを仮にダウンロードしてるということでの何というか市内の様々な観光が安心感を持って行えるということにもつながるのかなという思いもありまして、市民の方々にもちろんダウンロードをお勧めするということはさせていただきたいと思いますけども、広く観光客の方々にもそのアプリのダウンロードを推奨するということが適切ではないのかなという今議員の御指摘をいただいて思いました。 それから、先ほど御指摘のとおり、仮設診療所はこれは大曲仙北医師会の運営で行うものでありますので、そのスタッフ等についても大曲仙北医師会の方々の段取りがやっぱり必要になると思います。今果たしてこのフェーズで県が予定している仮設診療所を全箇所に設置するかどうかという、私もちょっとそこ情報がありませんので、その情報もしっかりと収受してから考えていきたいというふうに思っております。いずれ私のほうからお話したっていう話にとられるような発言だったかもしれませんけども、その前に職員の方々がどこが一番いいんだろうといろんな話もやっぱりちゃんとしていて、市長同士で話をして、それで大仙市のほうがいろんな集中した医療機関の中で対応がまた迅速になるんじゃないかという話したことは事実ですけども、それによって県がそこに決めたとかっていう話ではないというふうに認識しております。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) まず仙北市民から絶対にその感染者出さないという対策で、ぜひそこを最優先に進めていただきたいというふうに思います。 大きな項目1点目の(4)番と(5)番のほうの社会経済を回復させる取り組みについて2点質問いたします。 (4)になります。新型コロナウイルス感染症に関連する問い合わせ窓口の一元化です。 まず、とにかく何でも健康相談からイベント開催、今ちょっと色々問い合わせあるのがやっぱりいろんなイベントの開催についての問い合わせも結構受けてますけども、そんなときとかですね、ちょっとこんなことで困ってるんだけど、どんな支援かないのかなといったコロナに関連する全てのメニューについて窓口一元化、防災課、多分防災課になると思いますけども、ここをですね市民のほうにもう少し強く、何かコロナに関連するものは全てここでお受けしますというふうな感じでやっていただきたいということが1点です。 それからもう一点のほうはですね、外出自粛の解除やイベントなどの開催可能な目安の明示についてであります。 県外への移動や観光を可能とする時期や地域のイベント、行事、各種の宴会、スポーツレクなどを開催してよいものか悩んでいる市民が大変多くいます。今現在、大事をとってほとんどが中止するパターンですけども、この先ですね、この先開催を可能とする時期や開催を可能とするその人数、何人までなら開催してもいいよとかそういったものをですね市民に対してはっきりとこう伝えることがですね、何でもかんでも中止ではなくて、ちょっとこの町内で掃除一緒にやったからまず一杯軽くやるべとかっていうところのですね、そういったところでの経済回復にもつながるかと思われますけども、市長の見解を伺います。簡潔にお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 4番目の問い合わせについての質問ですけども、今、新型コロナウイルス感染症対策の緊急広報、これはそうです、これだすな、ええ、通常の広報とは別に4回発行していまして、市民の方々にできるだけ分かりやすくて必要な情報をしっかりとタイムリーに伝えることができるように頑張っているつもりであります。 窓口の一元化という御質問、御提案ということもありましたけれども、現実的には対策本部、総務部に照会があって、国とか県の事業だとするとなかなか実は市でも分かりかねることがあったりするわけであります。ほかの市町村の事例だと、窓口一本化したけれども結果的にこういろんな課にそれが回っていっていくというようなことで難儀をしたという話をお聞きしたこともありました。仙北市2万6,000人少しのまちですけども、役所の職員の顔が分かる市民の方々もたくさんいらっしゃったりしてて、この窓口に対して電話かけるっていう方ももちろんいらっしゃいますけども、知ってる職員に聞いて、事を済ませるという方々も相当いるみたいであります。そういうような信頼関係ができているまちだということに少しほっとしておりますけれども、それも含めて皆様方にしっかりとどこにどんな情報があるのかということをお伝えするということについては一生懸命この後も続けさせていただきたいと思います。 それから、イベント等の開催可能な目安、これも実は議員がもう既に御承知のとおりでありまして、この緊急広報の第4号では、ここの3ページに◯▲×の表記で人数も目安となる人数を一応書かせていただいております。今ステップの1の段階でありますけども、ステップの2になると例えばお祭りとかであればこうだよとか、コンサート、展示会、また県をまたぐ観光であればこうだよっていう話で一定の目安というものを書かせてもらいました。それでも、ただ市民の方々は色々と御不安になるものが当然あると思います。先ほどの話のように近くの近所の私たち市役所の仲間にお聞きいただければ、しっかり対応させていただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) この窓口一元化についてはですね、まずほら最初の電話、コロナウイルス関連、まず電話して、そこで例えばそれについては詳しくはこっちのほうさ問い合わせしてみてけれっていうふうな感じでも構わないと思うので、私これ通告書出した後にですね、この緊急広報の第4号が来て、この4ページ目の一番下に新型コロナウイルス関係全体の問い合わせっていうことで総合防災課の電話番号なってますので、ここに電話したときには、例えば意外と私もちょっとこれ質問するのに勉強するまで知らなかったんですけども、社会福祉協議会が窓口になってる、何ていうんですか、減収世帯のその支援メニューっていうのもあって、これ一応貸付ってなってますけども条件次第ではこれ返さなくてもいいような制度もあるみたいなので、そういったところもですね、もし生活、ちょっと収入少なくなって困ってるとかっていう電話があったらですね、ああちょっと社会福祉協議会さこういうのあるどと、条件次第ではこれ返済要らねえがもしれねえから、まず問い合わせてみれって、そんな感じでお知らせいただければ大変ありがたいなということの質問でありました。 あともう一つですね、この表なんですけども、これ主に話するのが結構白岩の人が多いんですけども、分かりにくいなって。へばしゃ、白岩で夏にやる伝統行事のささら、へばどれさ該当するのよ、これよって。へば、これ一番下のお祭りの地域行事で8月さ入ってからだから全くやってもいいんだべ、これなんて、そんた感じなんですけども、これできればですね、これ全く新聞に出た県の発表したあれと全く、まずほとんど同じなんですけども、この仙北仕様のオリジナル版にしてほしかったなっていうのが、ちょっともうこれ通告出してからのこの緊急広報第4号を見たもんですから、まあほとんど一緒だなって、例えばこの県をまたぐ観光ってありますけども、ステップ2で県をまたぐ観光振興は徐々に、ステップ3も県をまたぐ観光振興は徐々に。この「徐々に」ってどう解釈したらいいんだべっていうふうな声もありますし、あとこのイベントなどの一番中段のコンサートなど展示会、プロスポーツなどって、これ仙北市民、市民これ見たったってしょうがねえべな、これなんて。コンサート、プロスポーツだば、これ主催者の判断でこれやるかやらねえかは実行するから、何と屋外にこれ1,000人とか屋内1,000人なんて、50%なんてばほとんどこれやってもいいだでななんていうふうな感じなので、もうちょっとですよ何ていう、規模をちっちゃいところに、例えば角館のお祭りにしたってこれお祭りなどのどっちさはまるんだと。全国的、広域的なもんだべが。えっ、地域の行事だば、これあと◯でやにいいんでねえがなんていう人もいるし、これ、まあ問い合わせに対してだからこれも窓口一元化ということで、例えば防災課のほうさ電話したときに、まあ感染に気をつけて開催してもいいよというふうなはっきりしたところの判断などもですね、ぜひお願いしたいなと思います。 ということでコロナ対策のほうを終わりまして、次に大きな項目の2つ目について質問させていただきます。 2つ目はですね、市民が安全に暮らせて将来に持続可能な仙北市にするための取り組みについてであります。 1点目です。防災行政無線の難聴世帯への個別受信機の設置状況についてであります。 現行の防災行政無線については、電波法が改正される2022年11月以降も使用可能であるということが確認されたと聞いております。市としてもこの災害情報伝達手段として必要な設備、今のこの防災行政無線を継続してこれ使っていくんだよということを表明されておりましたので、西木地区については全世帯に個別無線機が付いてるそうなんですけど、問題はないと思うんですけども、田沢湖地区と角館地区についての難聴世帯における対応については、これまでどおり個別無線機で設置して対応するというふうに聞いております。ところでですね、この難聴世帯の個別無線機の設置要望には今現在迅速に対応できているのか伺います。 これちょっと1点ずつお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 2点目の一番最初の質問にお答えいたします。 今回、アナログ方式とデジタル方式の混在運用を決定したことで、必要な対応が整理できたなというふうに思っています。しかし、一方で、整理したことでこれまでの対応がどうだったのかという反省と、この後の新たな対応ということの鮮明になった分だけ少し山と谷があるんだなというふうな思いもしております。アナログ波対応の個別受信機は、構成する部品などが旧型になっていることもあって、そんな簡単に市中に流れているというものではないということでありました。そこでデジタル波、これ例えばの話ですけども、デジタル波を受信できるアナログ波地域あるわけです。例えば先ほどから少しお話がある西明寺地区などは、デジタル波の受信可能エリアにも入ってるという状況で、しかし一方で言うと、合併前ですので西木村時代ではアナログの個別受信機を各戸が設置してるという現状があります。新たなデジタル波が受信できるアナログ波地域が発生しているということもありますので、デジタル対応に入れ替える方法もあるのではないかと。もっと簡単に申し上げますと、デジタル波を受信できるところはデジタル受信としてやることにして、それまで使っていたアナログ波の個別受信機などはストックしておくという手があるのではないかというような方法も考えたりもしております。 これ先ほど議員が御指摘になっている難聴世帯への対応のスピードが、今までこういう方法とか、しっかりとした2波混合で行うと、運用させていただくという方法が決まらなかったことで、スピード感がある対応とはとても言えない状況だというふうに先ほどお話のとおり反省しなければいけない事案であります。防災対応でありますので何とか国の補助事業に乗りたいという思いもありまして、国の無償貸与事事業へ要望しておりますけれども、これいろんな枠があってなかなか採用ならないという状況があったという話を聞いております。しかし、何かがあってからでは遅いという思いを持っておりまして、国に要望はもちろんそうですけども、市民の皆様からまず希望数の集計を行う作業に参加していただいて、市の発注で同時進行で必要な方々にはしっかりと個別受信機をお届けするという方向のほうに転換させていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) ちょっとよく理解できなかったのが、その個別無線機の中にもアナログタイプとデジタルタイプがあるっていうことでしょうか。すると、例えば田沢湖は今まだアナログの防災無線って聞いてますけども、このデジタル用の個別無線機を田沢湖に付けた場合は、それ聞こえないっていうことでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) さらに詳しい方々がいらっしゃいますので、私の発言に違うよという話があったらどうか御指摘いただきたいと思いますけども、基本的にデジタル波対応の受信機とアナログ波対応の受信機があるそうです。アナログ波受信機はアナログのその電波法の改正で、あともうなかなか生産をしていないという部品もたくさんあるみたいなので、そう簡単にどこどこのお店に行って買えるものではないということらしいです。ですので、デジタル波はデジタル対応のもう機材がありますので、デジタル波に交換すると、今まで使ってあったアナログ受信機はそこで不用になりますので、そのアナログ受信機を今アナログ波しか受信できていない地域の方々に転用させていただくというような、使用の幅が広がるというようなお考えがあるよという話を一部メーカーのほうからもお聞きしておりましたので、その方法もありますという話しました。だけども、今までは国にその受信機の補助事業を手を挙げてずっといたわけでありますけども、なかなか採択ならなかったということもあって、それは何かというと今まで我慢してきた方々、市民がいらっしゃって、だけども業者としてはどっちでいくんだかまだはっきり分からないというようなあいまいな態度もあったことで今までこうなってしまったので、これは反省しなければいけない。この後2波でしばらく混合で使えることが分かりましたので、各地域地域ごとに個別受信機が必要な方々の精査をもう一回調査を行って、その調査に皆さん参加していただいて、必要な個数についてデジタル、アナログの各受信機をしっかりとストックしてそれを提供させていただきたいという方向付けにしましょうという話をさせていただいたということでございます。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 今後の対応については分かりましたけども、これまで私相談受けた方、全て高齢者です。ひとり暮らしで耳が遠くなった方もいました。老老介護の娘さんとそれから母親のふたり暮らしの方はですね、この方々は今年の1月8日、何とか付けてけねがとお願いしたんですけども、いまだに設置になってないと。最近何かいろんな放送されてるども聞きとれなくてすごく気になるというような話もありますので、大体その持ってき方は分かりましたけども、ぜひ迅速にですね、例えば今、何か引っ越しとか、あとひとり暮らしの方がお亡くなりになったりした場合に回収してるらしいんですけども、そういう中古でも結構ですので、ぜひですね迅速に対応していただきたいと思います。 それでは2点目、大きな項目の2点、(2)に入ります。白岩地区の水道の安定供給についてであります。 ちょうど1年前、本当にちょうど今のこの時期ですね、昨年、白岩地区全域で断水になりました。草なぎ建設部長にも大変御難儀をおかけしました。ちょうど今の時期なんですよ。今年はですね特に冬に雪が少なかったもんですから、これまた断水になるんでねえがってすごい地区の役員の方々もすごく心配してましてですね、水道って当たり前のように使ってるその水道のありがたさっていうのを去年すごく痛感したもんですから、この原因が去年ずっと4月、5月、もうずっと雨降らなくてですね、だっけかな、そのことによる渇水が原因だということでしたけども、この白岩地区の水道についてですね何らかの断水対策を講ずる必要はないのか伺います。ずっと今日みたいな雨を待つのか伺います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 去年は議員にも本当に御難儀をおかけして、ドローン飛ばして斉藤川の取水口まで確認してもらって本当に申し訳ないことをした、そんな昨年でした。6月18日から20日にかけてと6月22日の終日、2回わたって断水が発生してしまいました。白岩地区の155世帯の水道利用世帯の皆様には本当にお詫びのしようがありません。御不便、御迷惑をおかけしました。この場面で恐縮ですけどもお詫びを申し上げたいと思います。 今年の冬も議員御指摘のとおり雪が少なくて、水不足がちょっと実は心配されていたんですけども、4月には一定の降雨もありまして、今のところあの地区の水道水の水源池であります斉藤川のほうの水量は保たれています。議員あのときご覧になったとおり、大仙市側のほうの取水もあるという大変重要な河川でありまして、そういうところで私たちは川の恵をいただいてるわけでありますけども、昨年の渇水対策でできなかったことは今年できることになってて、これはそれこそ昔からの知識をいただいてあった方々からの御指摘もあったわけで大変これもありがたかったわけでありますけども、まず斉藤川の取水口がしっかりと通常の状況で水を取水できるような状況を保つということはもちろんそうです。パトロールの強化もそうですけれども、昨年は砂防堰堤の下流にある導水管の活用、これができてなかったということの御指摘をいただきました。その場面を場所をしっかりと確認もしましたし、それから旧角館町時代でも活用できてあったということの様々なお話もいただいたりして、これを教訓とすることができました。今年の断水対策においては、この取水口の導水路の活用でまたひとつ市民の方々には安心感を感じていただけることができるのかなという気持ちでおります。河川の水位とか取水に支障を来すということになると断水を余儀なくされてしまいますことから、定期巡回はもちろんさらに強化していきたいと思っております。また、事前に取水口の導水対策をしっかりとあらかじめイメージしておくということなどで、地域の方々に御不便をおかけすることのないように努力させていただきたいと思います。どうか今年もよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 白岩地区のやっぱり役員の方から、断水になったっていう経験がほとんどない地区なので、去年はかなりショックだということで実はおとといの日曜日、斉藤川上流の砂防ダム、役員と一緒に見てきました。去年の時点よりは水はたまっておりましたけども、多いように感じました。ただ、上流からこう流れてくる、あれ入角沢っていう沢からずっと流れてくるんですけども、そのやっぱりベテランの方々、何だで水の流れ弱えねと。ただ昨日の夜からまた雨かなり強く降ったので、だいぶまたたまってるのかなと思ってますけども、ちょっと気になったのはですね、砂防ダムのところにはあんまりたまってないんですけども、ずっと下流のほうに放水してるんですよ、あれ多分水門か何か開けて、ちょうど丸い穴がらどーっと下流さもう、そんなに水はたまってないんですけども放流状態なので、あれちょっともったいないなと。あれ止めておいて、ちょっとこっちさためておけば。その落ちてるところはちょっとかなり深いため池、多分、草なぎ部長は現地見てられるので、その砂防ダムから落ちてるところの下流側にはかなり深いため池みたいな、かなり深いところがあるので、あれまず止めて、まずもっと上流のところの砂防ダムのところさもっとためておいたほうがちょっと安心感あるなと思ったので、もし現地行く機会がありましたらですね行っていただきたい。豊岡の十六沢側から行けば車ですぐ現地まで、ほとんどすぐのところまで行けますので、すぐでした。ちょっともし行けるときあったら、あれ何で放流してるのかなっていうところをちょっと確認していただきたいなと思います。 あともう一つはですね、上下水道課はもう御存知だと思いますけども、先ほど市長もおっしゃったとおり、あそこ大仙市の豊岡の大野中の部落、集落の方々にも、こっち白岩で、こっちがその豊岡の大野中に水行ってます。大野中地区もですね数年前から、あそこは何か話によると泥水が何か詰まったりしてですね度々断水が発生するっていうことで、ちょうど白岩とのちょうど境界のあたりにですね去年の12月に何か工事やってたんですよ。したら、何かそこに井戸掘って、その緊急対応用にそのほら、断水なったときにその井戸で世帯、豊岡の大野中集落、地区のほうに井戸水を供給すると。去年の12月だそうです。その中には県会議員になった小山緑郎さんもその大野中地区におりますけども、ちょっとそこからちょっと話聞いてですね、かなり金かかったらしいんですけども、そういった井戸を掘って緊急の対応措置したよということなんですけども、まず将来的にはそこまで考えなければならない状況になったときにはお願いしたいんですけど、まだそこまでの状況ではないので、ひとつですね、まあ大仙市と同じ場所なので、ちょっと共同であそこの砂防ダムもうちょっと深く掘れば、もう安心かなと思うんですけども、あそこの砂防ダム掘ることについてですねどう思われるか、これ1点だけ伺います。
    ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 河川の様々な利活用については、私どもだけの思いではかなえられないこともたくさんありまして、特に大仙市の水道事業の対応等もお聞きすると、井戸掘りということも当然考えなければいけないのかなという思いはあります。先ほど少し御答弁させていただいたとおり、昨年には対応できていなかったその対応が今年から始めることができるという、まあ認識を持てることができたということもありますので、その対応でまず今年はやっていただきたいと思っていますし、現地を何回も見ている部長からもその思いを少し皆様方の前でお話させていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 昨年6月の断水におきましては、白岩地区の皆様に大変御迷惑をおかけしました。この場をおかりしましてお詫び申し上げたいと思います。 昨年の断水2回あったわけですけれども、2回目のほうのお話ちょっとさせていただきますと、確かに渇水状態で砂防堰堤のほうに水は少なかったんですけれども、たまたまあのときは砂防ダム内の堆積土砂も崩れたりして川の水筋がちょっと変わりまして、大仙市側の取水口のほうには泥水が行ったんです。仙北市側のほうには逆に水来なかったんです。そういう事態がちょっと起きました。ただ、色々先輩方からもお知恵をおかりしまして、昨年、下流のほうで水取れるはずだよという話で、その大きい砂防堰堤の下のほう、先ほどお話ありましたとおり下のほうは水いっぱいあるよという話ですけれども、その下のほうの水を導水できるところがあるということで、昨年、水はうちのほうに来なくなったんですけども、下のほうの、その砂防堰堤より下のほうに水はあったので、その水を導くことができる水路があって、そしてうちのほうの水道、白岩の浄水場に来るようなバルブもありまして、そこから白岩の浄水場に水を引っ張ることができたというそういうことがありました。それを先ほど市長もお話したことなんですけども、最悪上のほうで取れなくても下のほうでまず取水できるということがありますので、斉藤川の水については水源としてはいい水源だと思ってますので、そんなに川の水が枯れるということは余りないと思われますので、そういう取水口を上段と下段と両方からまずやれるということがございますので、あとは取水管理をしっかりしていくことで今後の断水対策という形で取り組みさせていただきたいなというふうに思っております。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 草なぎ部長から水の心配はないという力強いお言葉をいただきましたので、まあ、んだすな。確かに下のほうはあれ結構たまってる水、あれがまたそのもう一つの水源っていうことだすか。分かりました、分かりました。はい、んだすな、これで白岩も持続可能なまちとしてまだまだ生き残れるのかなというふうに感じました。 3点目です。3点目、白岩小学校の適正配置を検討するタイミングについてであります。 今年の4月に中川小学校が角館小学校と合併し、角館町の小学校は白岩小学校と角館小学校の2校だけになりました。白岩小学校のですね今年の1年生が何と1人だけということでですね、これ今、保護者、それから地域の住民、地元の住民がですね、何と1人が、おい。そう遠くない時期にもう白岩小学校もあと統合なってしまうんでねえがというような声が至る所で聞こえてまして、やっぱり年配のいろんな昔のことを知ってる年配者はですね、あんだ、これだばあと何年先だ、何年先あと統合だなんて当たり前のように言ってますけども、まあそこはそうでなくですね、私何かないかなと思ったら、平成28年12月の仙北市学校適正配置に関する提言書っていう、これまだ多分生きてると思うんですけども、これを拝見すると、統合の検討に入るべき状況という状況も記載されておりますし、ただこれだと児童数だけのその状況でありましたので、まあそれだけでない、やっぱり学校と地域のつながりもこれ考慮されるべきであると考えますが、現時点での白岩小学校の適正配置を検討するタイミングについて、教育委員会としての見解を伺います。これあくまでも適正配置を検討するタイミングということですので、統合するタイミングじゃなくてですね検討するタイミングということで教育委員会のお考えを伺います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 議員の御指摘のとおり、平成28年12月に仙北市学校適正配置検討委員会より出されました仙北市学校適正配置に関する提言書では、学校適正配置の検討に入るべきタイミングといたしまして、小学校においては、継続して複式学級が発生し、かつ全校児童数が50人を下回ることが予想される場合となされております。白岩小学校の今年度の全校児童数は議員おっしゃいましたが55名で、まず上回ってるんですが、55名ですが、二、三年生で初めて複数学級が編成されております。それで来年度、令和3年度でございますが、全校児童数は44名、それから複式学級も継続して発生することが予想されております。このような状況から、この白岩小学校が地域コミュニティーの本当に核であるという、白岩地区の本当にこの特徴といいましょうか、本当に素晴らしい文化を持った素晴らしい歴史を持った地域でございますけれども、まずこの提言の基準に入っていることでございますので、このコミュニティーの核という学校を持つ多様な機能性に十分に配慮をしながら、まず児童の保護者、それから就学前ですね、こども園のほうの保護者の声、それから地域住民の生の声を広く聞くための意見交換会を来年度から開催させていただければというふうに思っております。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 確かに継続して複式学級発生し、かつ全校児童50人下回る場合にはもう検討に入るべきだという提言ですけども、これ継続して複式学級が発生するっていうのは、これ途中から児童が増えない限り、1回なっちゃうとそれはあと卒業するまでずっと継続になってしまうんですよね。なってしまうんです。これもう途中からその学年に誰が転校してきたとか引っ越してきたじゃないと、この今の二、三年、これ複式学級のこの定義がですね、これ何だか法律で決まってるらしいんですけども、そのほかの学年の児童と合わせて16人までのときにはこれをもって1学級を編成できるということで、今のちょうど2年生と3年生、2つ、2学年合わせるとちょうど16人ということで、これ上限ぎりぎりのところなんですけども、例えばですね、まあちょっとこれ聞くのちょっとためらったんですけども、例えば大仙市在住の小学生が仙北市の小学校に入学するっていうのは可能なもんでしょうか。これ教えてください。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 大仙市在住の子どもさんが、もちろん教育委員会同士ですね、教育委員会のほうから出していただいてこちらが受理すれば、それは可能でございます。 ◆3番(高橋輝彦君) 行政体が違っても。 ◎教育長(熊谷徹君) はい、そうでございます。 それから大変恐縮ですが、先ほど16名とおっしゃいましたが、全くそのとおりでございますが、ただし1年生を含む場合は8人というふうになりますので、どうか御理解をお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 複式学級、確かに今年1年生は1人なんですけども、1年生を含む場合は8人以下ということなんで、今2年生が9人いるので、この一、二年はこれ複式にはできないということなんですけども、来年度になるとですね、ああそうですね、来年度も1年生が一応予定では今8名ほど今入る可能性、予定だということなので、1年生、今の1年生の1人が来年になると2年生で1人。1年生が8人入るから、まあここは9人になるので複式ができないということなんですけども、いや、教育長、これやっぱりこの数字のとおりこれあれですか、やっぱり複式学級が継続して、かつ全校児童50人下回ると、これはもう統合の検討に入るべき状況という考えで来年からその意見交換会に入るということなんですけども、実際に例えば今までの中川小学校とかですね、この意見交換会に入ってから統合までの期間、これなぜかっていうと、今まさに地域、保護者もそうですけども、もうまあ統合時間の問題じゃないかっていう声もあります。確かに今の若い保護者はですね、自分たちがもうあと中学校、角館中学校、そのもっと古い我々の年代っていうのは中学校も白岩にありましたし、そういった学校に対する、角館中学校で一つになるっていうことに対しての抵抗はあんまりない若い保護者もおりますけども、やっぱりですね小学校の保護者の中でも本当にいろんな意見あります。それが、これから入ってくる今保育園の保護者の方々もですね、いや、俺だば統合したほういい、いや、俺だばやっぱり地域さこのまんまの小学校さ通いたいっていう人もいるし、あと地域住民なんかも、あと年配者は何と小学校ねぐなるこったばおめえ火消えるで、絶対ねぐされねえなんて、かと思えばやっぱり若いもう育て上げ、もう中学校、高校に行ったある程度若い父兄はですね、今そういったって余り少ねえ小学生同士でやってらって、いずれは中学校で角館で一つになるんだから、小学校も早めにそれだば統合したほういいでっていう意見もあるので、そういったいろんな意見をですね、先ほど教育長が来年度から意見交換会始めたいっていうことなので、ちょっとそのやっぱり意見交換、そういった意見をこう色々聞く期間をですねやっぱり長くもっていただきたいなと思ってますけども、この意見交換会のこの期間っていうのはどれぐらいをみてるもんでしょうか伺います。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 昨年度の中川小学校の場合は、まず1年間でございましたけども、桧木内中学校と西明寺中学校の統合にも私ども御提案申し上げましたが、その場合には非常にこう難航したといいましょうか、ていうことで今継続の協議となっているところでございます。ですから、私ども決してすぐにというようなことではございませんが、やはりまず丁寧にやっぱり保護者の、まずは保護者、それから就学前の保護者、それから地域の皆様というこの、それから非常にこう年を召された方、私たちもそうですが、非常にこう拒絶される場合がどの地区でも多かったんですが、というふうな形で細かにいろんな方々のお声をお聞きしたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 今の教育長の答弁お聞きしますと、まあ来年度に入ったら意見交換会と。1年間、来年度意見交換して、早ければ令和4年度には統合したい意向ということでしょうか伺います。 ○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) いえ、決して令和4年度というふうなことは。ただ最短ということで先ほど出させていただきましたが、中川小学校の場合は1年間でまず協議させていただいて、そのもう1年後にいわゆる交流をして、そして3年目で統合させていただいたということであります。それ決してそういうふうにやるということではございません。 ○議長(黒沢龍己君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 最後、もうあと時間ですので最後に確認ですけども、来年度、令和3年度に入ったら、この統合の検討に入るべき状況ということで意見交換会を始めるということでよろしいですね。 ◎教育長(熊谷徹君) はい。 ◆3番(高橋輝彦君) はい。これで私の一般質問終了いたします。 ○議長(黒沢龍己君) 以上で3番、高橋輝彦君の一般質問を終わります。 14時10分まで休憩します。                              (午後2時00分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時10分)--------------------------------------- △田口寿宜君 ○議長(黒沢龍己君) 通告により発言を許します。8番、田口寿宜君。 ◆8番(田口寿宜君) お疲れさまです。蒼生会の田口寿宜です。6月定例会一般質問2日目、そして最後の質問ということでお疲れかと思いますけれども、しっかりと質問してまいりますのでよろしくお願いいたします。 今回、私は2つのテーマで質問させていただきますけれども、まず1点目、通告に従いまして、新型コロナウイルス感染症各種対策について質問させていただきます。今回一般質問で8人の議員の方が一般質問登壇しまして、6人がこのコロナウイルス関連の質問をされていると。そして6人目、最後にこの質問をするということで重複する部分があるかと思いきや、そんなにないという内容でございます。 まず1点目でございますけれども、緊急事態宣言の発動によりまして休業を余儀なくされた方や売り上げが減少した方々に対しまして、県では新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金、また市では県の協力金支給対象外の方々に事業継続支援金を支給するなど、それぞれが経済支援策を講じられました。このことにつきましては心から本当に大変感謝を申し上げる次第でございます。しかし、雇用や地域経済活性化など、地域に根差して大変頑張っておられる事業者がこうした支援を受けられない事案も発生していることがあります。先ほどの高久議員の一般質問の際にもこの支援金の事業から外れた方々の件数伺ったわけでございますけれども、こうした関係者の方々からお話を聞いてみますと、先の説明でもありましたように本社が県外で、大企業であるという理由からだとのことでありました。また、居住地は隣の市でありますけれども本市で飲食店を経営されている方は、生活的な面で休業を選択するのが難しく、業態的に昼しか営業していないことから、制度上、県の協力金支給の支援を受けられないというケースもお話をいただいております。このような方々からは入湯税や市の各種公共料金をいただいているわけでございますけれども、こうした方々にもしっかりと市の支援が行きわたるよう、有事という意識のもとに考えを改めるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 田口寿宜議員の一般質問にお答えをいたします。 大きな1点目であります。各種対策等についての現状と、それから今後の様々な思いを聞きたいということだったと思います。 新型コロナウイルスの事象が発生して以来、今日まで、世界中でその対応、感染症対応はもちろんそうですけども、その後のどうやって出口を見出すんだという対応、その出口の後にどれだけしっかりとした経営もしくは経済活動ができるんだという予測、本当に世界で今取り組んでるということです。基本的には、先ほどもお話があったとおりワクチンだったり、抗体をしっかりと人類が身に付けるということで初めて新型コロナウイルスはそれほど脅威ではないというような感染症になるのかもしれませんけども、それまではしばらく時間がかかるということは事実であります。そうすると、どれだけこの窮状を深く認識して、どれだけ市民生活もしくは生活者の方々にこの生活、命を落とさずに健康に生活をしていってもらいたいという思いがあるかないかということが政策・対策に反映してくる力になると。もちろん財源は必要でありますけども。そういう今まさにその瀬戸際にいるというふうに思っています。 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内事業者の持続継続を支援するための新型コロナウイルス感染症対策事業継続支援金、これは先ほど議員が御指摘、お話のとおりであります。とりわけ仙北市では、中小企業、個人事業種が市内企業のほとんどでありまして、感染症拡大に伴う景気低迷・悪化を最も心配した方々であります。また、中小企業等の業績の浮き沈みは市内実態経済と直結をしております。したがって、市内での中小企業の下支えがしっかりと行われるかどうかということが地元経済の回復基調へ果たして足を踏み込むことができるかどうかという、まさに違いになっているという思いであります。以上のことから、今支援金の対象は財務体質の脆弱な中小企業等の支援として大企業は含まないということで進めさせていただいているという現状です。ただし、大企業に分類されている中でも市内にある事業所等においても、売り上げ減少や従業員の休業対応等が出ていることも十分認識しております。景気後退の影響を受ける時間軸、時間軸っていうのは要するに体力、もしかしたら容態かもしれませんけども、時間軸は違うものの、影響を受ける実態にかわりはないという思いであります。国や県の経済対策を見極めながらも、今定例会に補正予算を提案している新規事業継続チャレンジ事業はもとより、今後展開していくであろう、明日も実は経済対策支援会議で各経済陣を代表する方々から活発な意見をいただくという予定をしておりますけれども、こういう中で経済対策で取り組みをさらに進めていかなければいけないというふうに思っているという現状であります。 この場面からは以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) これからそういういろんな経済対策なり打って、そういう大企業の、大企業といいますか、まあ本社大企業で、かつ市内では中小企業のようなそういう事業所として頑張っておられる方に対してもそういうふうな面で支援をしていくということだと思いましたけれども、実際、我々といいますか、中小企業、零細企業と同じような感じで非常に苦しんでおられる状況なんです、そういった方々も。その中にあって、同じようなそういう支援を受けられないというその違和感といいますか、偽りといいますか、憤りといいますか、そういうのたくさん実は持たれておったんです。数件の方々のその気持ちすごい分かるんですよ。だとすれば、やっぱり何といいましょうか、その本社というところも実はその影響を受けてしまってるのはもうお分かりだと思うんですよ。影響を受けた中で、さあその本社が生き残るために何をしようかというところを考えたときに、いろんな手打ってるんです、もう既に本社は。例えば秋田新聞報道にも書いてますけども、秋田県内でも大手の資本を持ったところのホテルが営業継続断念したりとか解雇してとかっていうそういう動きになってますけれども、いずれそういった手を打ってきてる状況があるんです。例えば仮にこの仙北市だってそういう状況になり得る可能性は少なからず持ち合わせてると思うんですよ。そういうことを考えた場合、雇用やそういう面にかなりの影響が出てくる。もう雇用の面でもそういったところがかなり頑張っていただいてますので、ということを考えれば、これからの対策も十分大事なんですけれども、現状のこの支援金っていうものをやっぱり、まあ地元資本ではないんですけども地元で何十年も頑張っていただいてるとこなので、そういったところにもきっちり支援をするという方向にベクトルを向かせていくべきではないのかなと改めて思ってるんですけれども、再度見解を伺いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) もちろん御心情よく分かります。同じ地域で生活されているけれども資本が大きいとか、資本が外にあるとか、形態として支社になってるとか、もしくは支店になってるとかという方々が何で同じ仲間同士で生活してるのに対象とならないんだというようなお気持ちは十分に分かります。今も対策としては手が届いてる対策ももちろんあることも御承知だと思いますけども、そのメニューの数が少ないということについても理解してるつもりであります。今この後どうするかという話を先ほどしましたけれども、今実際に動いてる状況もしっかりと見据えて、そして様々な方々から御意見を伺いながら公平感がないようなことはできるだけ避けたいなと思ってる気持ちは同じであります。どうかそれは御理解いただきたいと思っております。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) 分かりました。昨日の高橋 豪議員の一般質問、最後この支援については排除しない方針だというようなことを示されてもおりましたので、今の市長の答弁もしっかり理解いたしました。併せて、その排除しないというのもしっかり胸に刻んでいただいて、今後の支援、あるいは進むところに進んでいっていただければなというふうに思います。 次、2点目に行きます。この2点目を通告をした際はまだ国会で色々審議中だったため、国の第2次補正予算案というふうに記させていただきましたけれども、これが成立しましたので第2次補正予算というふうに言い換えさせていただきたいと思います。 イベントの自粛や大会等の中止によりまして、文化・芸術の分野におきましても甚大な影響を受けております。民謡関係、音楽、舞台関連等々でございますけれども、この国の第2次補正予算におきまして、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けました文化・芸術の関係者や団体向けに、スポーツ団体支援もこれは含むようでございますけれども、総額560億円規模の文化・芸術活動への緊急総合支援が計上されております。この支援の大まかな概要は、新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされた文化・芸術やスポーツ団体、フリーランスの芸術家や選手らに対しまして最大150万円を支給すると。活動継続や技術向上、感染症対策の支援がこれは目的であるということでございます。また、個人に対しましては、簡素な申請で1人最大20万円程度を給付しまして、団体については小規模事業者が対象となるということだそうでございます。今後、この事業及び制度の内容をしっかりと把握していただきまして、市内で関係する方々に最大限有効活用していただくよう、市としても関係機関と連携をしながら周知の徹底と申請に対するサポート体制を構築するべきと考えますが、御見解をお伺いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 12日に成立をした新型コロナウイルス感染拡大に対応するための国の第2次補正予算、この中で今議員が御指摘の内容というのは、私の持っている資料ではその他の政策というところに入るんです。その他だから、何というか重要じゃないということではなくて、その他に、私たちが一番議論とさせていただいた地方創生臨時交付金の2兆円の拡大もこのその他なんですよ。その中で、芸術家やアスリートの支援に向けて芸術・文化やスポーツ団体などに最大150万円を支給するための費用として560億円を盛り込んだということがあります。このその他の部分っていうことでとても重要なことが幾つかもあってて、何でこれその他なんだって思いますけども、そういう区分になってるみたいであります。 それで、この制度、今お話のとおり様々なイベント、スポーツ関係もそうです。イベントであったり、それから団体であったりに活動を支援するということで、そんなに難しい申請ではないというふうな話も聞きました。教育行政報告で教育長が述べておりますけども、生保内節全国大会の中止などもあって市の行事や大会などが軒並み自粛してるという状況の中で、文化・芸術活動への影響が出ていることは事実であります。市内で文化・芸術活動を行う団体・個人の方々もたくさんいらっしゃいます。市も国の支援について情報をさらに収集したいと思いますし、内容を精査した上で必要な方にしっかりとその情報が届くようにサポートしていきたいし、申請についても、これは教育委員会が窓口になるかと思いますけども、しっかりと対応させていただいて、必要な方が申請を行ってそしてその助成金をいただくということができるように、ともに頑張っていきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) その他の項目なんですけども、とても重要なその他で、文化・芸術関係者がこれは本当、人、人間生きていく上ではもう本当欠かせない大事な面だと思います。これに関わってる方々も色々話を聞きますと本当苦しんでるような状況。いろんな給付金だの何だの制度ありますけれども、やっぱりこういう面で、その他の部分ですけども、こういう支援があるっていうのは非常にありがたいことだなと思ってます。教育委員会のほうが窓口になって色々やられるというような予定でいるということですけれども、教育委員会としてどのような形でこの体制を構築してサポートしていくかというところ、何かお考えがありましたらお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 教育委員会の立場から御質問にお答えさせていただきたいと思います。 文化・芸術及びスポーツ関係者への緊急総合支援については、原則として対象となる個人または団体が国へ直接申請手続をすることになるようでございます。議員御承知のように、現在、文化庁並びにスポーツ庁から概要が示されてはおりますけれども、業種ごとの補助メニュー等が複雑多岐にわたることから、やや理解しがたい内容となっております。よって、教育委員会といたしましては、国の詳細な情報収集に努めるとともに対象者の活動内容を精査した上で、情報の周知徹底を図りたいと思っております。また、申請手続についても全面的にサポートいたす所存でございます。文化・芸術に造詣の深い議員からもお力添えをいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) 分かりました。ぜひ私も力添えをして、こういう方々にも支援が行きわたるようにしっかりサポートしたいと思いますので、どうかともによろしくお願いしたいと思います。 2点目については以上で終わります。 次、3点目なんですけれども、3点目は私的には備えというふうに書かせていただきましたが、財源的なところでどういうふうな形で進んでいくのかなというのを聞きたいなと思ったところでした。まあ昨日来の一般質問の中の答弁で、その財源的な部分、地方創生臨時交付金等々の活用と述べられておりましたけれども、ここはお伺いはしません。割愛をさせていただきますが、一つだけ、その支える側が財源関係で倒れてしまっては元も子もないというような状況になってまいりますので、ぜひそういう国の交付金の事務の活用等々考えながら、仙北市自体の財政も困窮しないような形をしっかりベースにして、その支援あるいは経済対策等を進めていかなければいけないなというふうに思っておりますので、その辺肝に銘じていただきたいと思います。かといって、もうこれ以上出すなというそういう話ではございませんので、最大限支援するべきは最大限支援をする。しかし、その支援するほうが倒れないように、しっかりと倒れない作戦・方策を練ながらやるというところを肝に銘じて考えてやっていただけたらなというふうに思います。 そこで一つだけちょっとお伺いしたいことあったんですけれども、国の持続化給付金、この給付金、いただいた場合、雑所得としてみられるといいますか、とられるというようなお話伺っております。それはいかがなものかなと。給付金というあれなのに、給付いただいて翌年雑所得で確定申告するのもどんなものなのかなというのは私ちょっと不思議な感覚でいるんですけれども、この市の支援金というのは、これは例えば申請していただいた場合、雑所得という形でなってしまうのかどうか、ちょっと確認させていただきたいと思うんですけれども。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) ちょっと今のお話は私も初めてお聞きしたことで、国の給付金も、また市の支援金も雑所得という区分になるのかどうか、そもそも所得ということになるのかどうか、今少し精査させていただいて、議員が質問の終わる前に何とか御答弁させていただきたいと思いますけど、それの前段で気を付けて運用してくださいねって言われたことに対して少しお話をしますけども、もちろん最大支援は行うわけであります。最大支援は行いますけれども、これ考え方が私ともしかしたら議員が違うかもしれませんし、議会の方々も違うかもしれませんので、まずそれは問題提起という形になるかもしれません。コロナウイルスが発症して感染拡大して世の中が全く変わってしまったという事実があります。そのコロナが発生する前の社会に戻るために、国、県、市が最大努力をしますっていう言い方では若干ないと思ってます。もちろん経済対策として誰一人取り残さないという気持ちでですよ、それは生活者を支えようということはもちろんそうなんですけども、事実としてコロナとしばらく共生しなければいけないという状況、社会状況なわけで、そうすると今までとは違う社会を実現して対応していくということを仕掛けなければいけない、システムを作らなければいけないと。この後ずっと人類生き長らえるための第一歩の令和2年、2020年の財政出動というものは、そんなに遠くない将来に向かって、今までと違う社会でも生きていけるよというそういう取り組みを国民みんなで、県民・市民みんなでやっていこうという目線がないと、やっぱり違うというふうな思い。決してこれで渋ってるという話じゃありませんよ。本当に市がほろえば駄目だと議員はおっしゃいましたけども、ほろうぐらい、もちろん臨時交付金を満額使い果たし、財政調整基金に手をかけ、もしかしたら収入がいただけなくなってしまうような減収補填を行ったりするということもあるかもしれませんけども、それは今の時代の前の時代にしっかり戻りたいからだということではなくて、その次の時代に対応できる仙北市をつくらなければいけないという目線がないと駄目でないかなと思ったりしてるんです。ですので、そういう議論はこの後すごく議会の方々としなければいけないと思ってます。 そういうことで、持続化給付金も事業給付金も市の事業継続支援金も雑所得ということになるという、財政的な区分としてはそのような形ということになるということであります。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) 後段からいきますけれども、まあ雑所得。給付金という名称、あるいは支援金という名称、これは国に対しても私言いたいんですが、この画面上通じてメッセージが通じればいいなと思うんですけれども、その言葉の意味とやっていただいてることの行動が全然マッチングしてないような気がするんです。給付金、給付金、支援金。片や10万円以上なのに、10万円以上のそのあれだから雑所得として来年度、来年確定申告するときにそれも収入にみなして申告してくださいと。そうすれば、その分やっぱりちゃんと税金としてお支払いする、納めるという形になってく、話になってくわけじゃないですか。これはですねちょっと、まあ今だから何とかしろという話ではないんですけれども、今後のことも考えまして、その雑所得として収入とみなすのはどうかなと。非常に苦しんでいる状況の中でもがいてもがいて申請をしてこれで助かったっていう方々が、はい、来年申告して税金払います、納めますっていう、ちょっとおかしげなシステムなのかなというふうに思ってしまいましたので、私一人だけじゃないです。そのことを知ってる申請に手伝ってくれた方々も不思議な制度だよなっていうお話をされてますので、この不思議な制度を不思議じゃない方向にぜひもっていくように一考考えていただきたいなと思います。 前段ですけれども、全く市長のお話したとおりのことだと思います。実はこの次の質問に入る前にそういう話をしようとしてから次のまちづくりについてという質問に入ろうと思ったんですけれども、先に市長に言われてしまったのでそれはお話しないで次の大きなテーマの、これからのまちづくりについてというテーマの質問に入らせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、これまでの常識が一気に覆されました。今までの考え方でまちづくりを進めるのは難しいのではないかというふうに私は感じております。これまでのその概念を捨て去るとともに、いま一度しっかりと原点に立ち返った上で、今、そしてコロナ後の社会を見据えて進めていくことが求められているものと考えます。これからのキーワードは、「田舎」と「誰一人取り残さない」のこの2つだと私は考えております。これからのまちづくりについて、次の3点についてお伺いをしてまいります。 まず1点目ですけれども、新型コロナウイルス感染症は、人口の多い都市部での感染拡大が多く、地方では少ない状況が続きました。このことから、都市部は密が常態化し、感染拡大リスクが大きいことが判明をしました。そのような中、地方回帰の機運が出始め、都市集中型から地方分散型への流れが見え始めております。今後は、キーワードの一つ「田舎」が注目されるものと考えます。田舎は都市部のように大型ショッピングモールもありませんし、都会的な要素もなく、何もないと悪い印象を抱く人々はこれは少なくありません。しかし、何もない田舎が生きていく上では一番の場所だということに、今回のコロナ禍で改めて気づかされました。何もないわけではありません。感染リスクが低い、いやされる空間や施設がある等々、私たちが当たり前に見てきたここの全ての仙北市のここの空間が実は大事な田舎の資源なのです。田舎の価値が見直されてきている今、住んでいる私たちの地元に対する意識の持ち方も重要になってきます。田舎の良さを引き出す上で必要なことは何と考えるのか、お伺いをいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議員の御質問というか御提言というか、全く同感であります。そういう立場でなかなか議論にならないかもしれませんけども、よろしくお願い申し上げたいと思います。 仙北市は、自然に囲まれ、実り豊かな田園風景が広がり、歴史と文化を今に残す角館、温泉や湖などの豊富な資源を維持継承してきました。これだけの資源が一市に凝縮されてるという場所はそうそうあるものではないということを思っています。都市農村交流について、県内では先駆けでありました仙北市であります。長くグリーンツーリズム等に取り組んでいて、都市部からの注目度、また信頼性も高い地域であります。新型コロナウイルスの感染拡大で急速に進むことが今見込まれているのが、議員が御指摘の一極集中から地方へ分散という考え方であります。この人口分散の受け入れ先としても、これまで不利とされていた過疎地でありますけども、実は人口密度が低いことで逆に安全性が高い、過疎の疎、疎いという字です、疎の優位性がある地域という考え方が次の本流になるというふうな思いであります。この前、佐竹知事がオンラインの会議で、知事会で、まさに東京一極集中の是正をする今が好機だというようなお話をしておりますけれども、全く同感するものであります。この後、地方への分散を加速させる知恵も経験も、また人材も、私どもは既に存在していると思います。したがって、新たな視点による見直しや磨き上げなど、それほど時間を要することもないだろうと思っております。近未来技術実証でも既に何度もテレワークもワーケーションも対応しておりますけども、そういう取り組みがまさに今しっかりと結実するときを迎えるというような思いであります。 これから必要とされるキーワードとしては、やはり田舎、そして自然、また、これまで先人が築いてきた文化の継承、このような当たり前の時間の流れがこの後宝物になるということは間違いないというふうに思っております。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) 文化の継承、自然、それもすごい田舎としての重要なコンテンツだと思います。そのほかにもやっぱり人、住んでる人、その住んでる人を取り巻くコミュニティー、そういったものもこの田舎の魅力でもありますし、我々当たり前のようにその中で生きてるんですけれども、それがすごい大事な大事な魅力であると思います。そんなに時間がかからないというお話でした。当然そう思います。やっぱりそういうふうな環境というのは土壌ができてますので、しっかりとそういったところを見極めていただいて進んでいただければと思いますし、また答弁の中にありましたテレワークやリモートワーク等々、色々実証実験されてますけれども、そういったものがしっかりと実に結ぶような状況が今できつつあるというふうに思っております。 そういったことから2点目に入りますけれども、緊急事態宣言が出され、自粛期間中はテレワークやリモートワーク、オンライン事業等、自宅で働く、あるいは自宅で勉強する環境、これが進んでおりました。また、宣言解除後には、移住定住相談に関しましてもビデオ会議システムを活用したウエブ相談会を実施し始めている自治体が出てきております。これまではそういった場に出向くのが常でしたけれども、今後はこうしたオンラインの活用が大きなウエイトを占め、様々な場面でこうした動きが活発になるものと推察されます。 その中で、まずは移住定住についてでございますけれども、PRあるいは支援、相談体制など、例えば毎日じゃなくてもいいんです、もう週何回、何時から何時までというふうにしっかり時間設定した上で、オンライン対応するようなことを考えていくべきではないのかなというふうな考えでおります。 次に、ワーケーションでございます。これはワーク、働くと、バケーション、休暇を組み合わせました造語です。リゾート地や地方等の普段の職場とは異なる場所で、働きながら休暇取得等を行う仕組みでございます。個人が主体的に選択する日常的な仕事に非日常的な休暇の感覚を埋め込んだ柔軟な働き方として、現在注目されていることでございます。新しい本市の観光スタイルの一つとして、実際にワーケーションの制度を積極的に活用しているそういった方々をマーケティングを十分に行った上で、田舎の魅力、先ほど出たものをですねしっかりと周知しまして、空き家や使われていない市の施設、改修するにもこれはかなり費用がかかるのでいかがなものかなと思うんですけれども、あるいは普通の市の施設、民間の宿泊施設等を活用し、こういったものを推進するべきではないのかなというふうに私は考えております。今、今の現状、そしてアフターコロナを見据えて、こうした取り組みも必要になってくるものと考えますが、御所見をお伺いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 移住定住対策については、首都圏等で行ってきたセミナー等ありましたけれども、その参加によるPRや相談の受付、空き家バンクの設置及び各種補助制度の活用・導入による支援など、これまでも進めてきております。ただ、これからは議員の御指摘のとおり全く違うシステムでの対応が必要だと、改めて感じております。 御指摘のオンラインでありますけれども、移住を考えている方の不安や悩みの解消にリアルタイムで応えられる有用な手法ではないかと思います。既に試験的に導入しているという御指摘も議員ありました。やっぱりそのような状況でありました。既に市内に移住されている方を交えた意見交換も、やはりこれは有効ではないかというふうな思いも持っております。そのような様々な方々からお力添えをいただきながら仕組みづくりを進めたいと思います。また、大仙宅建懇話会との連携を模索したいと思います。さらにはオンライン環境の整備などを同時に進行させて、できる限り早い時期で対応日を設定した上で実施をしたいと思います。 また、ワーケーションは、コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて稼働率が低下している宿泊施設の新たな商品となり得ます。国でも今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて今後の感染拡大防止と社会経済活動を両立させる新しい生活様式への対応として、5GをはじめSociety5.0を新時代のインフラの早期整備への動きを加速させるはずであります。これまで多くの企業が有効だと指摘をしながら実は実効性の低かったテレワーク、働き方改革としての自宅勤務など、今回のコロナ対策では否応なしで始まった感がありますが、出社しなくても、または会議に参加しなくても特に不便がなかったと、実に8割以上の皆さんから感想があったということであります。先の質問に関連しておりますけども、田舎暮らしはしたいけれども働く場所がないので、リタイアをしてから老後にしたいというような皆さん方たくさんいらっしゃいましたが、今でも十分に現役で十分に田舎暮らしが成立するということを実感できたコロナ対策での中の思いであります。 受け入れ側の私たちにとって、これまでは働き場所の準備というものが必要だということがこれまでもずっと移住定住対策の大きな大きな課題でありましたけども、快適な情報通信の環境整備が何よりも重要だということに全国の自治体が気がつきました。仙北市は既に全域で光ファイバーが敷設されておりますので、基本的な社会資本は整っている現状にあります。大きな投資を行うことなく、テレワークもワーケーションも始動が可能ではないかと思います。もちろん宿泊施設に限らず、議員から御指摘のあった遊休施設、公共施設の活用も視野に入れて取り組みすることが肝要ではないかと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) そういった働き方も変わってきまして、もうそういう時代にもう向いてしまいました。市長答弁のとおり、もうそういった環境が既にでき上がってるという、ぜひしっかりとPRといいますか、このような状況の中でPRしてくださいっていうのもちょっとどうかと思うんですけれども、しかし、この後のことを考えたときに、コロナがいつしかは終息すると、終わると。終わる前段でも第2波、第3波が通り過ぎてワクチンもできたと、そういった状況のときに、ぜひそういった働き方もありますよというふうなPRをすることも重要かと思います。ぜひそういった取り組みもしていただきたいですし、現状、4月でしたかな、第1次経済対策のほうで環境省が国立公園とか国定公園でワーケーションを推進するような予算も盛り込んだというような情報、お話も聞いておりますので、そういったものも活用しながらの展開というものも、取り組みというものもしっかり考えていただきたいなというふうに思うんですけれども、そこら辺のお考えあればひとつお伺いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 環境省であったり、例えば秋田県の十和田八幡平国立公園等はスーパー国立公園化構想というものが以前からありまして、8つのスーパー公園の中の一つとして大きなチャンスに恵まれていたというのが去年までであります。その後、例えばインバウンド対策としてたくさんの資金を運用してくださいというような協議会等への連絡もいただいてるという話もお聞きしております。今回のコロナ対策でその仕様が変わって、変わったけれどもその環境を十分に活用した新しい取り組み、地方創生が行えますよというプレゼンだったというふうに記憶しております。そういう状況が少しずつ国のほうでも進んできています。私たちはやっぱりこれを、決してコロナが良かったということでなくて、コロナが起こったことで気が付いたことがたくさんあって、教訓として次のまちづくりに生かすことができるというそういう今まさに機会に巡り会ってるというような思いだと思います。 あくまでもコロナ対策をしていく中で命を落とした方々、また懸命に支えてる方々がいらっしゃる中で不謹慎な発言にならないように気を付けますけども、地方にとっては次の時代を切り開くためにコロナをどう捉えるかということはとても重要な視点になるかというふうに思っております。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) そういった視点のもとでございますけれども、3点目のほうに入っていきたいと思います。1点目、田舎ということで、これは田舎っていうのは持続可能な社会というのをしっかりつくり得るとこだなというふうに思う。2点目のところは関係人口や定住人口対策ということで、こういうこともありかなという思いから質問させていただいたわけですけれども、3点目、本市では総合計画及び総合戦略の後期計画の策定、もう既に着手されたということであります。この着手されたこれらの2つの計画につきまして、私はSDGsの理念でもあります「誰一人取り残さない」という理念をしっかりと盛り込みまして、新型コロナウイルス感染症でこれまでの常識を覆されました事実、これをしっかりと受け止めて現実的な計画の策定と行動をすることが求められているものと考えておりますけれども、御所見をお伺いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 仙北市は平成30年6月にSDGs未来都市として選定をいただいておりますけれども、第2次仙北市総合計画の基本計画前期及び仙北市総合戦略については、それぞれ平成28年3月及び1月に策定されておりますので、いずれの計画にもSDGsという表記がありません。しかし、SDGs未来都市の応募の契機となったのは、誰一人取り残さないというSDGsの基本理念と、仙北市総合計画、また仙北市総合戦略が目指す将来像が合致してるということに気が付いたことからスタートしております。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大のパラダイムシフトで事業の方向性の転換、生活様式や行動変化など、これからの施策にしっかり反映させる必要があります。後期計画及び総合戦略は、これまでの常識が覆されたとの認識のもとで策定をします。既にその作業が始まっております。この変化は、特に農業分野であったり、商工観光分野であったり、教育分野であったり、医療・福祉分野等で色濃く表れるものというふうに思っております。当然、持続可能な対応としなければなりませんから、SDGsのターゲットも意識しなければならないと思います。 策定までのスケジュールとしては、7月以降に開催する総合政策審議会を経てからパブリックコメントもいただきたいと思います。年度内には議員の皆様にお示しできるまで何とか進めたいというような思いであります。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) これまでの総合計画なり総合戦略なり、結構ボリュームのある、そのずらずらずらでやる計画が出てました。たくさんのメニューがあって、本当にできるのかどうかというようなところが心配するぐらいあったんですけれども、でもこのコロナの状況下になって、現状、今市民の皆様方がどういうふうな状況にあるかってなったときに、そのSDGs、1番から17番まで目標ありますけれども、1番の状況に近いのかなと。あえて1番のその言葉は使いたくないんですけれども、言い換えるならば極めて厳しい経済状況にいる。じゃあその1番の極めて厳しい経済状況から脱しようという目標、ゴールに向かって、例えば2番から17番までありますよね。2番から17番までの中で、どれとどれを組み合わせてやればこのゴール達成できるかなっていうのを考えて組み立ててほしいんですよ。例えば、その何と何の中にこう何かやることが出てくる。それをやることによってこれが、1番が目標が達成される、ゴールできるっていう認識を持ってやったほうが、この後期計画っていうのは、すんなりといいませんけども落とし込めるのかなと。つまりはそういうずらずらっと羅列した計画を立てなくても、その2つのことから出てきたこと、それをやることによってこれが解決する。これがまず5年間かかるかもしれません、これは。5年間のその期間を見てます昨日の答弁でしたけれども、やっぱりこのコロナっていうのはもう来年再来年で回復するなんてのはもう見込めないんですよ、状況は。好転するってのはもう見込めません。じゃあその3年の間、3年じゃない、5年の間でそういったゴールをしっかり達成しようという、それまでに着実に上げていこうっていうそういったスタイルで総合計画や総合戦略なり後期計画をですね立てていくべきではないのかなと。常に走ってるわけですけれども、ではないのかなというふうに私は考えるんですけれども、そこら辺の御見解お伺いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 一度、今動かしている、実際の話をすると1年延長している総合戦略であったり、計画、前期計画であったりに実際に携わった小田野統括監もいらっしゃいますので、ちょっと話を後で発言をいただきたいと思いますけども、一番最初のターゲットの一番最初の貧困をなくそうというのが、SDGsの一番最初のターゲットなんです。この貧困をなくそうということが今まさに議員が御指摘のとおり、この状況なんですよ。先ほど話したとおり今は平時ではないということなので、本当に国際情勢的に不安定な状況の中で私たちは今、しかし完全に貧困な状況になりつつあるという危機感を持っていますので、この状況を何と脱していくのかということは、SDGsの考え方はもちろんそうですけども、仙北市のその総合戦略では一番のやっぱりかなめにならなければならないと思います。17番目のそのターゲットは、パートナーシップで目標達成しようということですので、この2つだけでも、1番と17番の掛け合わせだけでも、要するに貧困をなくすためにはパートナーシップをお互いに結び合わなければ実現できないということであります。それから、環境を再生していかなければいけないということであります。なので、一つ一つの目標達成が一つで独立してできるものではないということは、私どもも十分それは意識したいと思う、そういう心持ちだと思っております。 統括監、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 小田野地方創生・総合戦略統括監。 ◎地方創生・総合戦略統括監(小田野直光君) 総合計画の後期計画、それから総合戦略も、まさに現在その見直しの作業を始めたところでございますけれども、今市長が答弁しましたように、その将来的な仙北市がどういう目標を目指すのかっていう部分もしっかりこう見据えながらですね、まず計画を立てていく必要があると思います。そうした視点に立つと、まず課題が何であるかということをやはりしっかり明確にすることも必要ですし、それに向かってどのような政策を立てていくかっていうことも当然考えていくことになります。そういう意味でSDGsの目標とも当然関連してくるわけですけれども、仙北市も独自に17の目標に対して数値目標を立てております。そういった目標の見直しもしつつ、その目標に向かってどういう政策を立てていくかということになるわけですけれども、当然議員御指摘のとおり一つの目標だけで政策完結するわけではなくて、様々な目標、SDGsの目標がですね関連していくことになっています。特に政府がSDGsをその自治体の政策に活用する視点として重要だと言っている視点は、SDGsの目標は色々17あるわけですけれども、その考え方をうまく社会と経済と環境、その3点がこう相互に連携する形でいかに持続可能なまちづくり、一人も取り残さないまちをつくっていくのか、そういう施策をですねしっかり考えるようにというふうに政府も我々に対して何ですか、ガイドラインを示しているので、議員がおっしゃるような視点もしっかり取り入れながら政策をですねしっかり見直していきたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) もう既に時代は今までのような時代ではなくなってしまったというのは、もう率直な思いです。その時代に対応し得るような仙北市であるためには、やっぱり誰一人取り残すことなく、持続可能な社会を目指すために、このコロナ禍をしっかり乗り越えると。乗り越えて、かつ、しっかりとしたまちをつくっていくという思いを皆さんと共有してこれから進んでいかなければならないというふうに、今回この2日間の一般質問を聞いてまして思った次第でございます。乗り越えられない壁はありません。これはハピネッツの昔のヘッドコーチが常々言ってあった言葉です。壁はないです。必ず乗り越えられます。戦いも必ず終わります。終わってしっかりと人類が勝てるように頑張っていきましょう。 以上で終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 以上で8番、田口寿宜君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) これで、本日の日程は全部終了しました。 本日の会議を閉じ、散会します。御苦労さんでした。                              (午後3時04分)...