仙北市議会 > 2020-06-04 >
06月04日-01号

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  1. 仙北市議会 2020-06-04
    06月04日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年  6月 定例会                              仙北市告示第87号 令和2年第5回仙北市議会定例会を、令和2年6月4日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 令和2年5月27日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          令和2年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                   令和2年6月4日(木曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告   市政報告   教育行政報告   議会動静報告   監査報告第4 報告第1号 継続費繰越の報告について第5 報告第2号 繰越明許費の報告について第6 報告第3号 繰越明許費の報告について第7 報告第4号 予算繰越の報告について第8 議案第66号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第3号)第9 議案第67号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)第10 議案第68号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)第11 議案第69号 財産の取得について第12 議案第70号 財産の取得について第13 議案第71号 財産の取得について第14 議案第72号 財産の取得について第15 議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第74号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第75号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について第18 議案第76号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について第19 議案第77号 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について第20 議案第78号 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第21 議案第79号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第22 議案第80号 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第23 議案第81号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について第24 議案第82号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について第25 議案第83号 仙北市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について第26 議案第84号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について第27 議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)第28 議案第86号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第29 議案第87号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第30 議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)第31 議案第89号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて第32 議案第90号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて第33 議案第91号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて第34 議案第92号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて第35 議案第93号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて第36 議案第94号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて---------------------------------------出席議員(17名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 黒沢龍己君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     総務部長      大山肇浩君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              竹下義博君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    細川秀清君     農林部長      八柳 司君  建設部長      草なぎ雅人君    会計管理者     戸澤 浩君                      医療局長兼  教育部長      佐藤義一君               菅原貞男君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山隆誠君     危機管理監     高橋宏和君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            伊藤 聡君               茂木博巳君  西木地域センター所長          総務部総務課長   藤村幸子君            山田且也君  総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(黒沢龍己君) おはようございます。 ただいまから令和2年5月27日付けで招集の令和2年第5回仙北市議会定例会を開会します。 ただいまの出席議員は17名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 なお、本市議会では、インターネットによるライブ配信を行っていますので、あらかじめ御了承をお願いします。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(黒沢龍己君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番、高久昭二君、17番、稲田 修君を指名します。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(黒沢龍己君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 議会運営委員長の報告を求めます。5番、高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) おはようございます。 令和2年第5回仙北市議会定例会にあたり、5月28日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 委員は7名全員が出席しました。 職務出席として黒沢議長、委員外議員として熊谷副議長、オブザーバーとして平岡議員が出席しました。 説明のための参与として、門脇市長、倉橋副市長、大山肇浩総務部長大山隆誠総務部次長兼企画政策課長、藤村総務課長、草なぎ財政課長が出席しました。 書記には議会事務局堀川係長を任命し、職務のため三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長が出席しました。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議をいたしました。 第5回定例会に当局より提案される案件は、報告関係4件、財産の取得4件、条例関係12件、予算関係7件、人事関係6件の計33件であります。 これらの提出案件について、市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を、本日から6月26日までの23日間と決定いたしました。 会議の日程については、タブレットに掲載のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告の後、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 上程される議案のうち、議案第66号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第3号)から議案第72号 財産の取得についてまでの7議案については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決まで行うことを確認しております。 また、運用例第12により、人事案件である議案第89号から議案第94号までの仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての6件は、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略し、討論、採決まで行います。 会期2日目から11日目までを休会とし、会期12日目の6月15日と会期13日目の6月16日の2日間を一般質問とし、質問者は両日とも4名を予定しております。 会期14日目の6月17日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後、予算常任委員会を開催します。 この予算常任委員会には、議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)が付託されます。この議案に対する質疑を行い、その後、各分科会を設置して分担を行います。 会期15日目から22日目までを休会としますが、休会中の6月18日と19日の2日間で、各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 会期20日目の6月23日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、報告に対する質疑を行い、会期21日目となる6月24日に、一般会計補正予算(第4号)に対する討論、採決を行います。 最終日の6月26日は、議事に入る前に、全国市議会議長会において表彰対象となっております黒沢議長15年、平岡議員10年、私、高橋 豪10年への表彰状の伝達を行います。その後、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程であります。 当局から、議案等の追加提案及び請願・陳情等に基づく意見書提出に係る議員提出議案が追加提案された場合は、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しております。 本定例会の会期は23日間で、うち本会議5日、休会18日となり、休会のうち4日間は、各常任委員会となる日程であります。 次に、議会運営委員会で確認された事項について報告いたします。 クールビズの対応については、全国市議会議長会の対応に準じて、各種会議において9月末日まで、原則、クールビズで対応することを確認しております。 議員各位におかれましては、議会運営委員会での決定事項あるいは確認事項について、今一度御理解をお願いいたします。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) じゃあ、高橋 豪議運長にひとつだけお伺いしたいと思います。 本日から本会議、このとおり再開、本会議始まったわけでございますけれども、高橋代表監査委員さんは今日出席なさってございませんが、そういうふうな規則からすれば強制的に必ず出席しなければならないものなのか。それと、今回、議長要請または当局のほうから参与するように指示がなされたのか、なされないのか、その点を確認したいと思います。 ◆5番(高橋豪君) 議会運営委員会では、特段その部分については確認しておりません。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 議運長自身が議員の立場としてはどのように考えますか。というのはですね、以前から毎年、6月定例会始まるときにですね、今回も出すかそれは私は分かりませんよ、年度の定期監査及び工事監査報告書というのが出てるんですよ、仙北市監査委員の。これは戸澤正隆前の代表監査委員、そして八柳良太郎議会の選出の監査委員が出されてたんですけども、そういうふうな今後決算審査のための準備が始まる矢先ではございますので、議運長の立場としてはどのように判断されるものでしょうか。私は何も意見がないといえばそれまでですけども、議運長はいろんな面で精通なさってる方なので、ひとつできればお答え願いたいと思います。 ◆5番(高橋豪君) 私の個人的な立場を述べる、見解を述べる場ではないと認識しておりますが、この参与、この方々のみならず必要な参与については、必要な場合に求めるということになってるかと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) できればですね、議運長からも議長に御相談をかけて、参与していただけるようにひとつ御配慮をよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) お諮りします。今期の定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の報告のとおり本日から6月26日までの23日間としたいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から6月26日までの23日間と決定いたしました。 お諮りします。会期中の休会については、ただいま議会運営委員長の報告のとおりとすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、会期中の休会については、議会運営委員長の報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告
    ○議長(黒沢龍己君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、大山肇浩総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監竹下市民福祉部長細川観光商工部長、八柳農林部長、草なぎ雅人建設部長戸澤会計管理者、菅原医療局長、佐藤教育部長、大山隆誠総務部次長兼企画政策課長、高橋危機管理監伊藤田沢湖地域センター所長茂木角館地域センター所長山田西木地域センター所長、藤村総務課長、草なぎ郁太郎財政課長です。 以外につきましては、必要に応じて出席を求めることにします。 会議の書記には、堀川係長、高橋技術員を任命します。 職務のための出席は、三浦事務局長、高階事務局次長です。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(黒沢龍己君) これより市政報告を行います。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 令和2年第5回仙北市議会定例会の開会にあたり、新型コロナウイルス感染症対策等、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策関連についてであります。 新型コロナウイルス感染対策について、5月25日、国では緊急事態宣言を全国で解除することを発表しました。これを受けて、秋田県では、県外との往来の自粛については5月31日で終了するとしているものの、北海道、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県との往来は、6月18日まで自粛することを呼びかけております。また、観光に関しても、6月18日までは県内観光にとどめることを要請しております。 こうした状況を踏まえ、6月1日に開催をした市の対策本部会議では、一部県外への移動の自粛や密閉、密集、密接の3つの密を避けることなど、基本的には国、県の方針に沿って感染拡大防止に引き続き取り組んでいくことを確認しております。また、不特定多数の人が訪れる公共施設については、5月31日まで休館・休止にしておりましたけれども、6月1日からは感染防止策を講じた上で、一部を除いて施設を再開しております。 新型コロナウイルス感染症防止対策物資の寄附についてであります。 県内の事業所及び国外から、マスクなどの感染予防物資の寄附をいただいております。 4月13日、大仙市大曲の鍼灸整骨院絆院長佐藤拓朗氏よりマスク製作用不織布ガーゼ2,000枚をいただき、教育委員会を通じて市内小・中学校の児童生徒に配布をしております。また、5月15日には、秋田市の加藤建設株式会社様よりマスク1,000枚、5月25日には、仙北市田沢湖出身の石郷岡篤氏よりマスク6,600枚、6月1日には、台湾台北市温泉発展協会理事長周水美氏よりマスク400枚、6月3日には、一般社団法人日中一帯一路促進協会理事長高邑勉氏よりマスク5,000枚をいただきました。これらのマスクは、市内の妊婦さんや市内障がい者福祉施設等への配布を予定しております。 皆様から寄附をいただいた物資は、感染予防対策に最大限活用させていただきたいと思っております。厚く御礼を申し上げます。 特別定額給付金事業についてであります。 5月13日から受付を始めた特別定額給付金は、5月15日から指定された口座に振り込みを開始し、6月3日現在の受理件数が、1万575世帯中、1万420件となっております。口座振込件数は、6月4日振込分まで1万393件で、98.3%の支給率となっております。まだ申請されていない方については、福祉事務所など関係機関と連携をし、御自宅に伺い申請手続きの補助をするなど、きめ細やかな対応に努め、速やかな申請が行われるように取り組みを続けていきたいと思います。 福祉関係の生活支援についてであります。 生活費用等の貸し付けや総合的な支援については、市社会福祉協議会が窓口を設置しているほか、同協議会内に「仙北市自立相談応援センター」を設置し、市と連携して生活困窮者に係る自立相談支援業務を行っております。相談件数は例年に比べ、3倍程度増えている現状であります。 また、一定期間の家賃相当額の支援を目的とする「住居確保給付金」についても、相談件数が増えていることから本定例会へ所要経費を計上しております。御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 今後、生活相談のさらなる増加が予想されます。生活保護制度へのつなぎと併せて適切な対応に努めたいと思います。 第1次経済支援対策の状況についてであります。 新型コロナウイルス感染症の拡大により資金繰りに支障を来している事業者を支援する融資制度の申請でありますけれども、6月3日現在で認定件数154件、申請予定額24億5,420万円であります。内訳は、セーフティネット認定件数53件、申請予定額6億2,430万円、危機関連認定件数101件、申請予定額18億2,990万円となっております。 また、市内事業者の事業継続を支援する事業継続支援金の申請状況は、6月3日現在で申請件数240件、申請額5,320万円で、内訳は、宿泊・飲食業が52件、申請額が1,560万円、宿泊・飲食業以外が188件、3,760万円となっております。 なお、本事業の申請受付期間を6月19日までとしておりましたけれども、5月分の減収に係る申請が多いと見込まれるため、6月30日まで延長することにしております。 第2次経済支援対策についてであります。 緊急事態宣言が解除され、段階的に行動の制限も解除されつつありますけれども、それに併せて経済活動を少しずつ再開していくことが必要になっております。本定例会に第2次の経済支援対策の関係予算を提案しております。 児童手当受給世帯に子ども1人あたり1万円の臨時特別給付金が支給される国の制度に併せて、市独自に4月1日時点で18歳未満の子どものいる子育て世代に、子ども1人あたり2万円を支給する「子育て世帯応援事業」に取り組みます。 上水道料金は、4月分、5月分の基本料金相当額を7月分、8月分で減免をし、ホテル、旅館等の温泉供給料金は、4月分、5月分を減免します。また、小学校、中学校の4月から夏休みまでの給食費を減免するほか、市の公共施設の観覧料を令和3年3月まで無料とします。 市内事業者の事業継続と販売促進のため、「新規事業継続チャレンジ支援事業」と「物産オンライン販売促進事業」により新たに必要となる経費を支援します。 農家民宿への誘客促進のため、「教育旅行の農泊推進地域元気づくり事業」により、小・中学校の教育旅行の誘致活動に取り組みます。 田沢湖・角館観光協会の運営支援やマスク、消毒液、防護服、フィルム等の購入による感染症対策を進めます。 このほか、事業内容を精査している段階ではありますが、6月3日から申し込みが始まった県で発行するプレミアム宿泊券を利用して、市独自のインセンティブをつけ誘客促進を図ります。 また、同じく県事業と協調し、タクシー事業者の支援を行います。 さらに、市独自のプレミアム付き商品券の発行も検討中であります。その実施方法等について商工会と協議を進め、市民の消費喚起を図り、地域経済の活性化を目指します。 以上の対策についての概要は、6月5日発行の緊急広報で市民の皆様に周知することとしております。さらなる支援も随時検討をしています。 次に、一般会計補正予算(第3号)及び(第4号)についてであります。 第3号補正の補正額は、1億1,016万9,000円で、補正後の額は、243億5,216万9,000円です。追加事業は、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費、仙北市子育て世帯応援事業費水道事業会計補助金及び温泉事業会計補助金で、国及び市の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として早期に事業等を実施するため、本日の議決をお願いしているものであります。 第4号補正の補正額は、1億3,998万2,000円で、補正後の額は、244億9,215万1,000円であります。追加事業は、本庁舎等維持管理費、高収益作物関連支援事業費新規事業継続チャレンジ支援事業費、仙北市物産オンライン販売促進事業費、田沢湖・角館観光協会補助金災害対策総務費、仙北市学校給食応援事業費などであります。 第2表の繰越明許費は設定、第3表の債務負担行為補正は追加、第4表の地方債補正は変更であります。 なお、令和元年度一般会計決算見込み及び市税関係については、5月31日の出納閉鎖後の決算数値を精査し、最終確認を行った上で本定例会中に報告の機会を持ちたいと考えております。どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 それでは、各部局等の主要事項及び諸般の状況を御報告申し上げます。 総務部であります。 高齢者叙勲の叙勲受章者についてであります。 5月12日、高齢者叙勲の伝達があり、元田沢湖町議会議員の門脇和正氏が、地方自治功労により旭日単光章を受章されました。このたびの受章は、永年にわたる地方自治発展のために御尽力をされた功績が認められたものであります。市民の皆様とともに御労苦に感謝を申し上げ、心からお祝いを申し上げます。 バイクによる交通死亡事故についてであります。 5月24日午前11時40分頃、田沢湖玉川字下水無地内で、秋田市在住37歳の男性が国道341号を仙北市方面から鹿角市方面へバイクで進行中、対向車線側のガードレールに衝突をし、衝撃で沢へ転落しましたけれども、沢から救助された後、仙北市内の病院へ搬送されましたが、数時間後にお亡くなりになりました。御冥福を心からお祈り申し上げます。 警察をはじめ関係機関と協力をし、事故防止啓発活動を実施するなどして再発防止に努めます。 観光商工部であります。 田沢湖黒沢工業団地への植物工場の進出についてであります。 田沢湖黒沢工業団地への進出を予定している植物工場について、4月30日付けで事業主体となる現地法人の設立登記を終えたとの報告を受けております。法人の名称は「株式会社ハレタス田沢湖」で、代表取締役は吉田裕幸氏であります。 また、同法人はフランチャイズ型の植物工場としてリーフレタスを主力商品として生産していく計画でありますが、フランチャイズの相手先は秋田県の2カ所を含む全国5カ所で植物工場を展開している「株式会社バイテックベジタブルファクトリー」で、今後フランチャイズ契約を締結し、全面的な栽培技術指導を受けるとともに商品の全量買取と出荷先の確保等を担保に、より安全で安心な野菜の安定供給体制の構築を目指すとしております。 5月27日には、工業団地に隣接をする中生保内集落の役員を対象に地元説明会が開催され、集落役員9人、法人から3人、市から8人が出席をしております。説明会では、植物工場の概要や工場の建設スケジュール等を説明し、工場は8月上旬に着工、来年3月下旬に完成予定となっていて、来年4月の操業開始を目指しております。 集落の参加者からは、植物工場の生産の仕組みや流通についての質問があったほか、冬期対策、インフラ整備などについて意見があり、地元として植物工場の進出を期待する声が多くありました。 今回は新型コロナウイルス対策もあり、役員に限定をしましたけれども、今後、事業の進捗状況により、集落全体の説明会の開催を検討していくこととしております。 農林部であります。 農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員についてであります。 令和2年12月19日に任期満了となる農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員について、6月18日から7月17日までの1カ月間、候補者の推薦及び募集をします。 農業委員会委員は、候補者を9月定例会に人事案件として提案する予定であります。また、農地利用最適化推進委員は、現農業委員による推進委員候補者評価委員会の意見を参考に候補者を決定する予定であります。いずれの委員も任期は、令和2年12月20日から令和5年12月19日までであります。 水稲の春作業の状況及び令和2年産米の生産動向についてであります。 水稲の春作業については、この冬の記録的な暖冬少雪の影響で水不足が心配されておりましたけれども、4月の雨量が多かったこともあり、農業用水が確保されております。しかし、5月に入り降雨や気温の低い日が続き、田植え作業はやや遅れておりましたけれども、5月24日には田植えの盛期を迎え、ほぼ平年並みの終期と伺っております。 本年産米の作付計画の集計では、昨年12月に仙北市地域農業再生協議会から、JAや集荷業者等の方針作成者に提示をした「生産の目安」、1万5,091トンであります、以内となっております。 一方、主食用米の作付傾向については、前年並みとしていることから、需要に応じた生産が一層求められております。さらに新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外食等の需要が落ち込む懸念もあり、6月末の確定数値の提出時まで引き続き注視をします。また、需要に応じた米生産に努めるよう、関係機関と連携し啓発活動を実施します。 建設部であります。 道路事業期成同盟会についてであります。 国道46号「地域高規格道路」盛岡秋田道路整備促進期成同盟会総会、地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進期成同盟会総会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、書面開催となりました。 両同盟会の総会提出案件は、全会員から承認をいただきましたので、要望活動を含めた事業を展開していきたいと思います。 国道105号大曲鷹巣道路の仙北・北秋田両市境の大覚野峠を含む14.3キロメートルは、今年度国の直轄工事に関する調査費が予算化され、地元の要望を踏まえた事業化への大きな前進となりました。 今後も関係する自治体と連携をし、両同盟会活動を強力に進めたいと思います。議会の皆様の御理解と御協力もどうかよろしくお願い申し上げます。 医療局であります。 令和元年度決算見込みについてであります。 市立田沢湖病院は、2,302万4,000円の黒字見込みであります。年間を通じて一定の病床利用率を維持できたことにより、医業収益が改善したほか、職員給与費が減少したことが主な要因と捉えております。 市立角館総合病院は、1億8,810万7,000円の赤字見込みであります。しかし、診療単価の増による医業収益の改善や、令和元年度は大きな特別損失等なかったことから、前年度決算の約10億円の赤字から大幅な改善となる見込みであります。 なお、病院の今後の経営についてですが、もちろん新型コロナウイルス感染症対策で施設の改修や検査体制の拡充を進めますけれども、今後も出控えが続くことで患者数の減少が予想されます。第2波、第3波対策でも地域医療の確保は最重要案件だと捉えております。万が一にも経営の悪化で医療提供など停滞しないよう、関係省庁には感染者の有無にかかわらず、収益減少に対する手立てをいただけるよう、様々な場面で要請活動を行いたいと思います。議会の皆様の御協力と御理解もどうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 以上、主要事項及び諸般の報告を申し上げました。 本定例会に提案している案件は、報告関係4件、条例関係12件、予算関係7件、人事関係6件、その他4件の計33件であります。 慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告といたします。 ○議長(黒沢龍己君) これで市政報告を終わります。--------------------------------------- △教育行政報告 ○議長(黒沢龍己君) 次に、教育行政報告を行います。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 令和2年第5回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告いたします。 初めに、市内小・中学校の再開後の対応についてであります。 新型コロナウイルス感染症拡大による市内小・中学校の臨時休業が5月6日で終了し、翌7日から再開いたしました。 今後、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波等の拡大が懸念されている中で、再び臨時休業等となった場合のために、オンライン推進のための対策として、各家庭のインターネット環境の実態調査を実施いたしました。 この調査により、約10%、約150人の小・中学生がインターネット環境が整っていないという結果となっています。その他、家族と一緒でなければインターネットを見ることができないや、フィルタリング対策がされていない機器、データ使用量により料金が変わる従量制である等の課題もありますが、タブレット等の貸与や通信料の助成などにより、小・中学生全家庭とのオンラインを推進します。 また、臨時休業により授業ができなかった7日間の補充については、夏期休業の7月27日から30日までの4日間と、8月19日から21日までの3日間を臨時登校日とすることにいたしました。 続いて、各課等の主な事項について御報告いたします。 教育総務課であります。 仙北市育英奨学資金の被貸与者の決定について。 令和2年度「仙北市育英奨学資金」の募集に対して、高校2人、専門学校2人、短大1人、国公立大学3人、私立大学2人の合計10人、昨年度17人、の申請がありました。 4月27日、仙北市育英奨学資金運営審議会を開催し、学校長の推薦内容や学業成績、所得状況を参考に選考した結果、10人全員、昨年度17人、が奨学生として適正であるとの意見をいただき、答申どおり決定いたしました。 また、令和元年度「仙北市育英奨学資金償還金免除」について、申請された51件の免除決定の報告をしました。 育英奨学資金につきましては、学生の向学の志を支援し、人材育成を図るため、今後もより一層管理体制の強化及び貸与財源確保等による健全な運営に努めます。 あきたキッズプログラミングアワードについて。 秋田魁新報社主催「あきたキッズプログラミングアワード」が昨年末から今年初めにかけて行われました。 これは秋田県内の小・中学生を対象にしたプログラミングコンテストで、秋田の未来を担う人材育成の場づくりとプログラミング教育の裾野拡大を目的としたものであります。 応募総数113組、123人の中から、1次審査、2次審査を見事通過したファイナリストが先日、秋田さきがけ新聞で紹介されました。アイデア部門の10組の中に、神代小5年高橋りのあさん、5年藤井咲那さん、6年齋藤ひなたさん、西明寺小6年羽崎ことあさん、6年芳賀音羽さん、いずれも応募当時の学年、の5人が入り、「ファイナリスト賞」をいただきました。 今年度から小学校で必修化したプログラミング教育でありますが、仙北市では移行期間から積極的に取り組んできました。未来を担う子どもたちに必要なプログラミング教育にさらに力を入れていきたいと思います。 生涯学習課であります。 「花いっぱい運動推進事業」にしきのフラワーロード一斉植栽の中止について。 地域住民をはじめ、関係施設の職員や西明寺中学校など幅広い方々から協力をいただき、例年5月の最終日曜日に実施している「にしきのフラワーロード105一斉植栽」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から今年度は中止としました。 なお、花いっぱい運動推進事業の一環であるマリーゴールド花苗配布事業については、前年同様、植栽を希望する集落や施設、さらには幼保施設や小・中学校に対し約2万5,000本の花苗を6月5日に配布し、コロナウイルスに負けない「花のあるまちづくり」に市民総がかりで取り組んでいきます。 「仙北市外ノ山テニスコート」の使用中止について。 外ノ山テニスコートは、昭和58年に建設された角館町勤労青少年ホームに併設された施設で、近年は老朽化による損傷が点在しています。 現状のままでは転倒事故などが危惧されるため、市教育委員会と指定管理者である「仙北市体育協会」、「仙北市ソフトテニス連盟」が協議した結果、当面の間、使用を中止することとしました。 外ノ山テニスコートは「ハードコート構造」で、改修工事には多額な費用がかかることが見込まれるため、今後の市全体のスポーツ施設のあり方を含め、利用者の動向などを鑑み、今後の方針を検討したいと考えています。 仙北市民会館であります。 第35回生保内節全国大会の中止について。 9月26日から27日に予定していた第35回生保内節全国大会は、5月7日に田沢湖総合開発センターで開催された第1回実行委員会において、参加者が全国各地から集まることや平均年齢も高いことなどを考慮し、新型コロナウィルスの感染症拡大の終息が見通せない状況を受け、今年の大会中止を決定し、来年度に第35回大会を開くこととしました。 学習資料館・イベント交流館であります。 ファーブル昆虫記を訳した椎名其二展について。 昨年10月29日から今年4月3日まで開催しました「ファーブル昆虫記を訳した椎名其二展」に引き続き、展示内容を更新して「虫たちも騒つく日本語訳」と題した「ファーブル昆虫記を訳した椎名其二展」を開催しておりますので、ぜひ皆様からご覧いただきたいと思います。会期は7月15日までであります。 スポーツ振興課であります。 田沢湖マラソンの中止について。 5月12日に実行委員会の書面決議を行い、参加者が全国のみならず海外からも多数おいでになり、新型コロナウイルスの感染症拡大が強く危惧されることから、9月20日開催予定の第35回田沢湖マラソンの開催を中止することといたしました。 文化財課であります。 各種イベントの中止について。 5月29日から31日に秋田市で開催予定の「これが秋田だ!食と芸能大祭典 2020」について、2丁内の曵山が出演に向けて準備を進めていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により今年度は開催中止となりました。 また、今年は芦名家によって角館の町割が行われてから400年の区切りの年となることから、8月に町割400年記念シンポジウムを開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の終息が見込めないことから、今年度の開催を見送り、来年度に延期することにいたしました。 角館町平福記念美術館であります。 「没後40年渡辺浩三展」について。 6月7日から7月17日まで、「没後40年渡辺浩三展」を開催いたします。 渡辺浩三は、仙北市角館町白岩出身の洋画家で、今年は没後40年という節目の年にあたり、近年御遺族の方々から作品や資料を新たに数十点御寄贈いただきましたので、これまで美術館で所蔵している作品と合わせて紹介いたします。 フランス留学時代の作品、帰国してからの作品等、浩三が意欲的に描いた作品の数々を、この機会にぜひ御鑑賞いただきたいと思います。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(黒沢龍己君) これで教育行政報告を終わります。議会動静報告並びに監査報告は、タブレットに掲載のとおりです。--------------------------------------- △報告第1号~報告第4号の上程、報告 ○議長(黒沢龍己君) 日程第4、報告第1号 継続費繰越の報告についてから日程第7、報告第4号 予算繰越の報告についてまでの報告を行います。 報告第1号 継続費繰越の報告について及び報告第2号 繰越明許費の報告について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) おはようございます。 それでは、議案ファイルの5ページをお開きください。 報告第1号 継続費繰越の報告について。 令和元年度仙北市一般会計において、継続費に係る歳出予算の経費を別紙継続費繰越計算書のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものです。 次のページをお開きください。 2款総務費、庁舎整備事業費分で、翌年度逓次繰越額は3億315万円です。平成30年度に継続費を設定した新角館庁舎建設事業に係るものです。 次に、報告第2号について、7ページをご覧ください。 報告第2号 繰越明許費の報告について。 令和元年度仙北市一般会計において、繰越明許費に係る歳出予算の経費を別紙繰越明許費繰越計算書のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。 次のページをお開きください。 各事業を一覧にしております。 2款総務費、庁舎耐震化事業費から9款消防費、再災害防止対策事業費までの15事業で、翌年度繰越額は8億4,346万6,000円です。 以上で報告第1号及び第2号の説明を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 報告第3号 繰越明許費の報告について及び報告第4号 予算繰越の報告について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) おはようございます。 報告第3号 繰越明許費の報告について御説明いたします。 議案綴りの9ページをお開き願います。 令和元年度仙北市下水道事業特別会計において、繰越明許費に係る歳出予算の経費を別紙繰越明許費繰越計算書のとおり翌年度に繰り越ししましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 次のページをお開き願います。 2款1項公共下水道事業費の流域下水道大曲処理区負担金111万8,000円を翌年度へ繰り越しするものでございます。これは、流域下水道大曲幹線耐震化管渠詳細設計業務に係るもので、2月定例会の補正予算で御審議いただいたものでございます。 なお、当該予算は、公営企業会計に移行した下水道事業会計へ引き継がれるものでございます。 以上で下水道事業特別会計に係る繰越明許費の報告を終わります。 続きまして、報告第4号 予算繰越の報告について御説明いたします。 議案綴りの11ページをお開き願います。 令和元年度仙北市水道事業会計において、建設改良に係る予算を別紙予算繰越計算書のとおり翌年度に繰り越しましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 次のページをお開き願います。 1款1項建設改良費のうち、水道未普及地域解消事業2,294万4,200円を翌年度に繰り越ししたものでございます。これは、山谷川崎配水区送水管新設工事において、特殊資材の納品に不測の日数を要したため繰り越ししたものでございます。 なお、工期は6月30日までとなっております。 以上で水道事業会計に係る予算繰越の報告を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 以上で、日程第4、報告第1号 継続費繰越の報告についてから日程第7、報告第4号 予算繰越の報告についてまでの報告を終わります。--------------------------------------- △議案第66号~議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第8、議案第66号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第3号)から日程第14、議案第72号 財産の取得についてまでの各議案を一括して議題とします。 それぞれの説明を求めます。 議案第66号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第3号)について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第66号の御説明をいたします。 初めに、令和2年度補正予算一般(3号)予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第66号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,016万9,000円を追加し、補正後の額を243億5,216万9,000円とするものです。 この3号補正は、国及び市独自で実施する新型コロナウイルス感染症に係る経済対策です。 7ページをお開きください。 歳入の主なものを御説明します。 14款2項2目の説明欄、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金2,568万3,000円の追加は、国で実施する子育て世帯への給付金分です。 18款1項1目の説明欄、財政調整基金繰入金8,460万1,000円の追加は、市が実施する経済対策の財源です。 8ページをご覧ください。 歳出です。 3款2項1目、説明欄、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費2,568万3,000円の追加は、国で実施する1人当たり1万円の給付事業です。 同欄、仙北市子育て世帯応援事業費5,730万8,000円の追加は、市独自に1人当たり2万円を支給するものです。 4款2項1目、説明欄、水道事業会計補助金2,302万6,000円の追加、7款1項3目、説明欄、温泉事業会計補助金415万2,000円の追加は、4月と5月分の水道基本料と温泉供給料の減免分の繰り出しです。 以上で議案第66号の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第67号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)及び議案第68号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)について説明を求めます。草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第67号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出について。 令和2年度仙北市温泉事業会計予算第3条に定めた営業収益について、415万2,000円を減額し、同額を営業外収益に追加するものでございます。 第3条、他会計からの補助金について。 予算第8条中、「2,592万2,000円」を「3,007万4,000円」に改めるものでございます。 補正予算の内容につきましては、予算実施計画で御説明いたします。 次のページをご覧願います。 収益的収入でございます。 1款1項1目温泉収益について、415万2,000円を減額し、1款2項2目他会計補助金に同額を追加するものでございます。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により経営が悪化しているとして、去る5月1日、秋田県旅館・ホテル生活衛生同業組合仙北支部長及び一般財団法人田沢湖・角館観光協会田沢湖支部長の連名で、温泉供給料の減免要望がございました。これを受けて市では、宿泊施設等25施設に対し、4月、5月分の温泉供給料を減免することとし、今般補正予算をお願いするものでございます。 5ページ以降からは、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、御参照願います。 以上で議案第67号の提案理由の説明を終わります。 引き続きまして、議案第68号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出について。 令和2年度仙北市水道事業会計予算第3条に定めた水道事業収益について、178万2,000円を増額し、水道事業費用に同額を追加するものでございます。 第3条、他会計からの補助金について。 予算第10条中、「1,399万6,000円」を「3,702万2,000円」に改めるものでございます。 補正予算の内容につきましては、予算実施計画で御説明いたします。 次のページをご覧願います。 初めに、収益的収入でございます。 1款1項1目給水収益について、2,124万4,000円を減額し、1款2項2目他会計補助金に2,302万6,000円を追加して、水道事業収益合計で178万2,000円を増額するものでございます。 次に、収益的支出でございます。 1款1項4目総経費178万2,000円の増は、水道使用料の減免に伴うシステム改修費でございます。これにつきましても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により家計や事業経営が悪化しているため、全世帯、全事業所、約7,300件を対象にシステム改修をした上で、4月、5月分の基本料金相当額を減額するものでございます。 なお、使用料収入の減額分とシステム改修費用は、他会計補助金で補填するものとし、今般補正予算をお願いするものでございます。 5ページ以降からは、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、御参照願います。 以上で議案第68号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第69号から議案第71号までの財産の取得について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) それでは、議案第69号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイル13ページをお開きください。 議案第69号 財産の取得について。 仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得するため、議会の議決を求めるものです。 1の名称及び数量は、新角館庁舎備品「①デスク・会議室テーブル等」一式。 2の購入価格は、3,276万4,600円。 3の購入の相手方は、田沢湖生保内字武蔵野112番地8 有限会社田口本店 代表取締役 田口威二郎です。 説明は、69号議案説明資料で説明させていただきます。 入札日時は5月22日午前10時です。入札方式は指名競争入札、指名業者は表のとおり市内業者6社です。応札が4社で、2社からは辞退届の提出がありました。入札金額2,978万6,000円、括弧税抜きで落札しております。仮契約日は令和2年5月25日。購入品の内訳は、事務用デスク270台、窓口椅子107脚、会議用テーブル54台、会議用椅子206脚、待合ベンチ12台ほかとなっております。予定納期は令和2年12月12日としています。 これで議案第69号の説明は以上でございます。 続いて、議案第70号の提案理由について御説明いたします。 議案綴り14ページをお開きください。 議案第70号 財産の取得について。 仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得するため、議会の議決を求めるものです。 1の名称及び数量は、新角館庁舎備品「②市民スペース・キャビネット等」一式。 2の購入価格は、2,841万3,000円。 3の購入の相手方は、角館町小勝田中川原111番地53 有限会社ワタナベ文具 代表取締役 渡部陽子です。 説明は、70号議案説明資料で説明させていただきます。 入札日時は5月22日午前10時15分、入札方式は指名競争入札、指名業者は表にありますように市内業者6社です。応札が4社で、2社からは辞退届の提出がありました。入札金額2,583万円、税抜きで落札しております。仮契約日は令和2年5月25日です。購入品の内訳は、キャビネットラック241台、市民ホールテーブル8台、市民ホール椅子68脚、待合ソファとベンチ5台、ロッカー36台ほかとなっております。予定納期は令和2年12月11日としています。 議案第70号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第71号の提案理由について御説明いたします。 議案綴りの15ページをお開きください。 議案第71号 財産の取得について。 仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得するため、議会の議決を求めるものです。 1の名称及び数量は、仙北市民バス1台。 2の購入価格は、2,073万6,102円。 3の購入の相手方は、田沢湖生保内字武蔵野115番地 株式会社田沢モータース 代表取締役 吉田裕幸です。 説明は、71号議案説明資料で説明いたします。 購入車両は市民バス1台で、角館地区を運行しているスマイルバスとして使用するものです。 入札日時は5月22日午前10時30分です。入札方式は指名競争入札、指名業者は表にありますように市内業者6社です。応札が3社で、2社が辞退届を提出し、1社が棄権となっております。入札金額1,885万2,002円、税抜きで落札しています。仮契約日は令和2年5月25日。予定納期は令和3年3月3日としています。 購入車両は日野ポンチョ、乗車定員33人で、令和元年度購入車両と同等となっており、主な附属品についても同等仕様としております。 なお、メーカー附属品については、記載のとおりでございます。 以上で議案第71号の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 議案第72号 財産の取得について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第72号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの16ページをお開き願います。 議案第72号 財産の取得について。 仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得するため、議会の議決をお願いするものでございます。 1点目、名称及び数量について。除雪ロータリ2.2メートル、装置幅2.6メートル、220キロワット級1台でございます。 2点目、購入価格は4,785万円でございます。 3点目、購入の相手方は、秋田県仙北市田沢湖生保内字武蔵野115番地 株式会社田沢モータース 代表取締役 吉田裕幸でございます。 議案の説明は、タブレットに掲載の議案第72号関連参考資料で御説明いたします。 今回購入する除雪ロータリは、主に西木町上桧木内地区の除雪に活用するもので、以前使われていた除雪ロータリが平成12年購入で20年が経過し老朽化しているため、今般買い換えるものでございます。 入札日時は令和2年5月8日午後1時30分、入札方式は指名競争入札でございます。指名業者は、大仙仙北地区で当該除雪ロータリの取り扱いがあり、仙北市競争入札参加資格者名簿に登録されている5社とし、うち応札者は4社でございます。入札の結果、株式会社田沢モータースが入札書記載金額4,350万円、これに消費税及び地方消費税を加算した金額4,785万円で落札決定者となり、5月11日に仮契約を締結しております。 なお、納入期限は12月15日で、車両の概要は資料記載のとおりとなっております。 当該契約は、本議会の議決をもって本契約となるものでございます。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) 暫時休憩します。11時20分まで。                             (午前11時10分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時20分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) だいぶ温度上がってきたので、ぬくい方は上着を脱いで対応してください。 それでは、これから各議案に対する質疑を行います。 議案第66号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第67号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第68号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 議案第69号について、質疑ございませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 数点ちょっとお伺いしたいと思います。 先ほど詳しく説明していただきましたけれども、新角館庁舎完成した暁には、このデスク、会議テーブル等を購入して取得する、まあ設置するための5月22日に指名競争入札を行いまして、そして見積徴取して同業者に、提案する業者に選考なさったわけでございますけれども、このデスク、会議用テーブルのその1台あたりの単価ですね、これは幾らぐらいになって購入されているのか、その点についてお伺いしたいと思います。 また、メーカーは書いてますけども、その他のメーカーというのはないのかどうか。まあいろいろ全国的には幅広い、やっぱり役所だけでなく、いろんなところでも会議でも使われているわけなんで、かなり幅広く出回っておるんじゃないかなと思うんですけども、それらについてもひとつ併せて御答弁をよろしくお願いします。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) デスク、会議用テーブルの単価につきましては、単価ではなくトータルの合計の入札でございますので、単価はちょっと把握してございません。 メーカーにつきましては、こちら側の提案としては、官公庁で納入実績が豊富なメーカーのコクヨ、オカムラ、あとはライオン、イトーキ、オリバーなどを挙げまして、業者の方が応札をする、選択しやすくして提案してございますので、いろいろなメーカーありますけども、記載のメーカー以外、ここに記載された、決まったものについては記載されたものというふうになってございます。それ以外のメーカーはございません。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど大山総務部長の答弁では、単価は把握されておらないというような答弁でございますが、そうすれば極端な言い方をすれば、一山幾らぐらいで買うというふうな見方で購入なさるんでしょうか。我々個人の家庭であればですね、よく物を見定めて、これは幾らぐらいなるのか。極端に言えば机をたたいてですね、デスクをたたいて、これは強固なものなのかとかいろんな品定めをしてですね購入するのが常でないかなと普通は思うんですが、やっぱり市役所の買う場合は非常にこう大雑把な購入で済ましているものなのかなというふうに私ちょっと答弁で、その答弁で私は感じましたが、その点はいかがなもんでしょうか。 それから、コクヨとかオカムラとかライオンとかというふうな業者さんを、それぞれ指名競争入札に参加なさった業者さん方がそっから選んで指名競争入札の入札価格の札を入れたのかどうか。オカムラとかコクヨはそれぞれ単価が異なるのかどうか。その点について確認をしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) すいません。誠に申し訳ありませんが、予定価格を作成する際にはカタログ価格の7割を予定価格として計算してございますので、もともとそのひとくくりで買おうということではございませんでした。 単価でございますが、ちょっと把握できておりまして、事務用デスクが単価が4万7,597円ということでございます。 後ほど資料を……今ですか、デスクネッツで今単価の資料をお送りしますので、よろしくお願いいたします。 あとは……メーカー。メーカーはですね、先ほど申し上げましたとおり、国内メーカー、主要なメーカーでありますコクヨ、オカムラ、イトーキ、ライオン、オリバーということで、今回たまたま落札したところはオカムラ、オリバー製、1番のデスクについてはコクヨ、天童木工製品と、あとは2番の市民スペースのキャビネットについてはオカムラ、オリバー製品を選択した方が落札しております。 以上です。 それとですね、製品によっては同等製品でもよろしいというふうなことで入札を行ってございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。3回目。16番。 ◆16番(高久昭二君) そうすれば、今回落札されました有限会社田口本店は、オカムラ、コクヨ等の中で、これは主にどこを入札のための札入れるために採用なさったのか。コクヨ、オカムラ等の同じデスク、事務の机等は単価がそれぞれ異なるものなのかどうか。差異があるのか、全く同価格なのか。そのための7割で一応こちらでは入札するための見込みを立てたようなんですけども、その点についてもう一回確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 答弁いいすか。          (「議長、ちょっと今整理してお話ししますので、お時間をくだ           さい」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 暫時休憩します。                             (午前11時30分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時32分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 答弁を求めます。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 田口本店さんは、テーブルはコクヨ製品で落札しております。予定価格を設定する際には、それぞれのメーカーの単価を平均しまして平均単価で設定してございますので、平均して入札を行っているということでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番、質疑3回終わりです。終わりです。3回やりました。終わりです。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 議案第70号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) これも同じ財産の取得でありまして、新角館庁舎の備品、市民スペース・キャビネット等の取得でございますが、これもあれでしょうか、大山総務部長さん、カタログをもってこれとこれはどれくらいの単価であるのか、販売価格ですね、そのうちの7割というふうに見込んで見積徴取するための、いろいろ予算を組んだというふうなことだと思いますけども、あくまでもカタログでもって決めれ、市のほうで決めたもんでしょうか。見積徴取するための予定価格を決めるための金額を定める場合、市のほうでですよ、参加業者でなくて。実際は実物等も、例えば秋田市保戸野に東京何とかという大きなメーカーの会社があるんですが、そういうところに行って見て、実物をよく見て品定めして考えたのか。あくまでもカタログでもって予定価格を決めるためにそれを検討なさったのか。まず最初その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 基本的にその経費を決める際には、設計事務所を通じて参考見積もりを徴取しながら、さらに、これは仙台の会社でございますけれども、そのほかに秋田市の会社2社から現在の市場価格をヒアリングした上で決定しているということでございます。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 設計見積もりするために設計事務所にお願いして、またもう一つは仙台ですか、それからもう一つは秋田市の設計会社にお願いしたという、これは建物建てるわけじゃないので、部品なり、または機器なり、そういうふうなキャビネットなりを注文する際に、やっぱりいつもこういうふうになさっているもんでしょうか。そういうふうな設計業者さんに頼まないといけないほど、やっぱり私はあれでないし、非常に優秀で優れたスタッフの方々が私はたくさん配属されておるんじゃないかなというふうに私思うんですが、その点も併せて、これはどなたが担当なさっておるもんでしょうか。総務部の企画なのか、総務部の総務課なのか私は分かりませんけども、新角館庁舎の備品、市民スペース・キャビネット等の取得について、どの部署の担当が主に仕事なさっているのでしょうか。その点も併せてお答え願いたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 詳しくは部長から御答弁させていただきますが、流れを、大きな流れをお話しさせていただきますと、庁舎を建設する場面では、設計を行っていただく、設計業務を行っていただく企業が当然あるわけでありますけども、平面図で見れば分かるとおり、この平面図面の中に人数、職員数と割り付け等が必要になってきますので、一定のボリュームの例えば椅子の数、机の数というのは分かります。ただ問題は、多分高久議員も御承知のとおり、事務用機器はなかなか値引きが効かないということでもお話をいただくことがよくあります。したがって、様々な情報を収集することが必要でありまして、基本的には設計業務、要するに建築の業務の中の一環ということで業務としてのその数量等を積算していきますけども、この積算した中でもさらに一定基準で、私たちはそれだけの要するに単価で、定価で買うだけの財源はとてもありませんので、できる限りそれを値引きさせていただきたいというような思いで設計をしていると。その場面で、先ほど話したとおり7割は、最低7割は頑張っていただけるものではないかというような見込みを込めて予定価格を書かせていただくと。しかし、落札した方はその予定価格よりもさらに下げて、設計書を様々御考慮された上で積算されてるでしょうから、7割まかったということではないということはぜひ御理解いただきたいというふうに思います。 私からは以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 今進められてる新角館庁舎の建築の管理をやっている会社、要はその設計をした会社でございますけれども、そこを通じて一応内部の配置ですとかそういうことを相談しながら行っておりますので、これは通常のやり方でございます。 あと、これをやっている部署につきましては、建築を担当している企画政策課になります。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。3回目。 ◆16番(高久昭二君) あのですね、私聞きたいのは、新角館病院の建設のときは安藤・ハザマ建設業者さんが落札されて、そのときと同じ設計業者さんですよね。もう一回そこを確認しておきます。お名前は公表しても別に差し支えないと思うので。今、新角館庁舎も同じ設計業者さんじゃなかったですか。 それと併せてですね、確かにスペース的に例えば市民ホールには何台とか、例えば市民福祉部には何台とか、または建設部には何台とか、そういう相談をするのはそれはやぶさかではないと思います。スペースの関係があるから。だけども、実際買うのはですね市が買うんで、設計業者さんが買ってそっから市のほうに渡すわけではないので、その辺はちょっと私はちょっとやり方としては、何回も言うようでありますけれども、やっぱり実物を見てですね、カタログでなくて実物を見て、いや、これは非常に機能的にも便利だし、また耐久的にも長持ちできるし、使い勝手があるなというふうなことで買うのが、個人の家庭であれば普通の人はそういうふうにしてるんですけども、こういう場合はやっぱりどうしても大雑把になって一山何ぼというふうな考え方にならざるを得ないような感じになるんですが、そういう購入の仕方でよろしいもんでしょうか。 ○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 何回も申し上げて恐縮です。一山何ぼで購入してるわけでは決してありませんで、設計に基づいた数量、それから設計に基づいたボリューム等で積算を私たちがして、そのしたもの、ですからこのような形で今単項議案として皆様方にお諮りをしてるという状況なんですけども、備品を購入させていただくと。先ほどお話したとおり、その適切な数量の中で、できる限り私ども市民の皆様からいただいた税金で購入しますので、できる限り安価なものを購入したいということで様々なカタログを見ていると。 カタログというのは、例えば民生用の、民生というか御家庭用のカタログというものという想定も確かにあるかもしれませんけども、性能等、それから材質等、今のその事務用機器のカタログには明記されておりますので、その明記されたものを選んでいくというような作業になっていくということであります。 何回も繰り返しますけども、一山何ぼでということではありませんので、それは御理解いただきたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 16番高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 次に、議案第71号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) このたびの購入は、先ほど大山総務部長が説明なさったように日野ポンチョ、以前購入した市民バスとの関係もあろうかと思いますけれども、以前購入なさった、確か昨年も1台購入なさっておると思うんですが、そのときのメーカーはどこで、そのときの購入単価は幾らであったのか、購入額は幾らで購入されたのか。 2点目はですね、今回落札されました株式会社田沢モータースさん、代表取締役社長さんが吉田裕幸さんでございますけれども、生保内の田沢湖レタス工場の会社の社長もなさるというふうなことで、何かまあ私あくまでも小耳に挟んだことで未確認なんですけども、何か田沢モータースさんの社長は息子さんに譲られるという話がちらっと聞こえてきたんですが、現時点での契約時点ではそれは全く今の時点では変わらないのかどうか、その2点をちょっと確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) お答えいたします。 昨年購入した車両は、日野のポンチョでございます。落札されたのは仙北重機株式会社、契約金額は2,061万1,823円でございました。 あと、田沢モータースの社長さんのこと、件ですけれども、現在のところ登録されているお名前は、先ほど申し上げたとおりでございます。まだ変わってはおりません。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 昨年購入されましたこの市民バスは、先ほど大山総務部長が答弁なさったように仙北重機が購入されまして、同じ日野のポンチョですけども、これと価格が若干異なるんじゃないかなというふうに思うんですけども、それの点、第1点目と、さらには、今までの車がですね、市民バスがあと故障して走らなくなったと、にっちもさっちもいかなくなったし、オーバーホールするにも余りにも大変なお金がかかるというんであればこれはしょうがないんですけども、今財政難である非常に厳しい市の財政の中で購入するわけでございますので、仙北重機さんで以前のですね市民バスはあそこに持っていってるんですよ。ということは、やっぱり若干の下取りというものはないのか。ただ同然で仙北重機さんにお受けさせたのか。下取りは全く今回も含めてゼロなのかどうかですね。我々は車を購入、仮にする場合は、下取りがもし幾らかでもできればというふうにやっぱり交渉するんですが、そういう交渉もなかったのかどうか併せて答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 確かに今回の契約金額は、去年に比べますと12万4,279円高いということになっております。ただ、これは今年の2020年度のモデルでありまして、去年のモデルとは室内灯の一部がLED化されておりますし、国の基準が変更されたことによるリアナンバーの角度改良など色々ちょっと去年のモデルとは違うということで、値段が少し高いということでございます。 あと、仙北重機、去年の車ですけれども、これは公売をいたしまして8万円ほどで売れております。ですから、今回ももしできる可能であれば同じような手法で公売できればというふうに思っております。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) 3回目。16番。 ◆16番(高久昭二君) これあれですか、公売というふうに今大山総務部長おっしゃいましたけども、公売というのは、平たく言えば、俗な言葉で言えば下取りをしてもらったというふうに理解してよろしいんでしょうか。下取りはしなくて、あくまでもおたくでもし必要であればそれを持っていってもらいたいというふうなことで8万円いただいたということなんでしょうか。仙北重機ですよ。やっぱり前例がやっぱり役所というものは非常に重要視なさるでしょうから、今回も田沢モータースさんに下取りをさせて、下取りじゃなくて公売していただくというふうなことで8万円いただくという考えで内交渉を進めているんでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 仙北重機にその去年の廃車、廃車じゃない、公売した車両は、そこにたまたま置いてあるだけで、仙北重機さんじゃなくて別の方が買い取っております。一般競争入札で公売してますので、それで8万円ほどで、ほかの方が買い取っているということでございます。 ○議長(黒沢龍己君) 3回終わったっす、16番。 これで16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 次に、議案第72号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 除雪ローダーというのは必ずこれ当然必要なわけでございますし、とりわけ西木町の上桧木内地区は、まあ今年は雪は少なかったんですが、もし来年逆に豪雪になれば大変ですから、そういうふうな万全を期すためには新たな除雪ローダーというものの購入は私も必要だというふうに思うんですが、ひとつ確認をしたいと思います。昨年もですね確か除雪ローダーを購入なさっていると思うんですが、そのときの購入価格は幾らで、どこのメーカーで、どこの業者さんが落札なさったのか、その点について確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 高久議員の御質問にお答えします。 昨年度、除雪機械のほうですけれども、買いたいと思っておりましたが、社会資本整備総合交付金のほう、交付金つきませんでしたので、残念ながら昨年度は買うことができませんでした。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 今回購入なさるわけでございますので、当然今まで使っていたそのロータリは廃車、まあ車で言えば廃車にするのか、それとも先ほどの車ではないんですけども、市民バスでないけどもやっぱり下取りをするのか、またはどっかに購入していただくのか、その点はどのような処理をなさるんでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 古い機械のほうの取り扱いですけれども、現在のところは一応予備車という形で待機車両として市のほうで保有したいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(黒沢龍己君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) あのですね、除雪ロータリがまず例えば冬、冬期間使われてですね、運行されて除排雪されて、春なればそれに基づいていろんなそのメンテナンスといいますか、まあ車で言えば定期点検なり車検みたいなものが当然あるわけですが、それは主にどこにお願いなさっているもんでしょうか。除雪ロータリですよ、そこちょっと確認したいと思います。 ○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 重機のやはりメンテナンスにつきましては、緊急性もございますので、市内業者を優先に市内業者のほうでメンテナンスをしている。 ◆16番(高久昭二君) どこの業者。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) それは入札をしてまずやっているという形でございます。 ◆16番(高久昭二君) 去年は。去年。 ○議長(黒沢龍己君) 高久さん説明聞いてから。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) その都度、入札で業者さんは決まります。 ○議長(黒沢龍己君) これで高久議員の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 先ほど大山部長からの説明でちょっと訂正の説明したいということですので、これ許可します。大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 先ほどバスを買い取ったのがほかの方だと、仙北重機ではないと申し上げましたけど、私の勘違いでございまして仙北重機が落札しております。お詫びして訂正させていただきます。すいませんでした。 ○議長(黒沢龍己君) いいすな。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第66号から議案第72号までの各議案については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第66号から議案第72号までの各議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより各議案に対する討論を行います。 初めに、議案第66号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第67号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 議案第68号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 議案第69号に対する討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労様でございます。できるだけ手短に討論に参加させていただきたいと思います。 議案第69号 財産の取得について、新角館庁舎の備品を購入なさる、デスク、会議室テーブル等の取得についてでございます。 私も、新角館庁舎が10月末までに完成する見込みであり、大変市民の一人として期待しておるものでございますけれども、今回の購入の経路について、やはりいろんなそのメーカーについて、やはり自分たち、つまり市民目線でですね、市のほうで購入するときにやっぱり実物を、カタログに頼らず、カタログだけでなく、実物を見てですね購入するのが私は今後も必要ではないかなと思います。事務机はよほどのことがない限り壊れることはないので、耐久性もあり、また長く使えるものでございますので、そういうものを大事にしていくという観点から、これは市民の財産でございますので、そういう点をもう少し慎重に検討なさり購入し、また入札参加に臨んでいただければというふうに思います。そういう点の意見を付して、本案に賛成いたします。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり)
    ○議長(黒沢龍己君) なしと認めます。 議案第70号に対する討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 議案第70号 財産の取得について、新角館庁舎の備品、市民スペースのキャビネット等を購入なさるわけでございます。 先ほど大山総務部長が説明で触れてございましたけども、設計業者さんにお願いしてそういうふうなカタログ等も含めて選考していただいたということでございますけれども、やはりこれを購入するのは仙北市が購入するわけでございますし、何台必要かということは、当然スペースの関係がありますから当然設計業者さんと相談するのはこれは当然なことだと思いますけども、その何台に基づいて購入するのは市が購入するわけでございますから、そういう点で私はちょっと、もう少しですね現場を見て、なおかつ同じカタログだけに頼らないで実物を見てですね購入して、その実際は単価は幾らなのかどうか、あくまでも7割引き、7割引きと言いますけども、実際はやっぱりその物を確認して、その定価なり、その卸価格は幾らなのかということをやっぱり慎重に計算して積算した上で契約議決に至る必要があるんじゃないかという点で、非常にやはりそこが私は色々抜けていると思いますので、この議案については反対をいたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。討論なしと認めます。 議案第71号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 議案第72号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 日程第8、議案第66号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第3号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第67号 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第10、議案第68号 令和2年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第11、議案第69号 財産の取得についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第12、議案第70号 財産の取得についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。          (賛成者起立) ○議長(黒沢龍己君) 起立多数。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第13、議案第71号 財産の取得についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第72号 財産の取得についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 昼食のため暫時休憩します。13時10分まで。                              (午後0時00分)--------------------------------------- ○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時09分)--------------------------------------- △議案第73号~議案第88号の上程、説明 ○議長(黒沢龍己君) 日程第15、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第30、議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)までの各議案を一括して議題とします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第73号から議案第75号までについては、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第73号の提案理由を説明いたします。 議案ファイル17ページをお開きください。 議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてです。 次のページをお開きください。 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例。 仙北市個人情報保護条例の一部を次のように改正する。 第11条を次のように改める。 オンライン結合による提供の制限。 第11条、実施機関は、公益上の必要があり、かつ個人の権利利益を侵害するおそれがないと認められる場合でなければ、通信回線を用いた電子計算機その他の情報機器の結合(実施機関以外のものが実施機関の保有する個人情報を随時入手し得る状態にするものに限る。以下「オンライン結合」という。)により、個人情報を実施機関以外のものに提供してはならない。 2、実施機関は、オンライン結合による実施機関以外のものに個人情報の提供を開始しようとする場合、又は当該提供の内容を変更しようとする場合は、あらかじめ仙北市個人情報保護審査会の意見を聴かなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでない。 (1)本人の同意があるとき。 (2)法令又は条例の規定に基づくとき。 (3)個人の生命、身体又は財産を保護するため、緊急かつやむを得ないと認められるとき。 (4)出版、報道その他これらに類する行為により公にされているとき。 (5)国又は他の地方公共団体に提供するとき。 附則、この条例は、公布の日から施行します。 個人情報の管理をより厳格にする改正となっています。 以上で議案第73号の説明を終わります。 続きまして、議案第74号の説明をいたします。 議案第74号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイル19ページをお開きください。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページをお開きください。 新型コロナウイルス感染症の影響で市民の生活が困難な状況になっていることに鑑み、その痛みを少しでも分け合いたいという考えから、令和2年7月1日から令和3年3月31日までの9カ月間、市長、副市長及び教育長の給料月額から10分の1を減額するものです。 この条例は、令和2年7月1日から施行します。 以上で議案第74号の説明を終わります。 続きまして、議案第75号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの21ページをお開きください。 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定についてです。 次の22ページから24ページまでが改正条例の条文となっていますが、別に配付しております議案説明資料第75号関係により御説明いたします。 改正理由は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布・施行されたことに伴い、改正が必要になったものです。 主な改正内容について御説明いたします。 固定資産税の軽減措置としては、厳しい経営環境にある中小事業者等に対し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、令和2年度課税の1年分に限り、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の課税標準を、令和2年2月から10月までの任意の3カ月間の売上高が、前年同期と比べ30%以上50%未満減少している者は2分の1、50%以上減少している者はゼロとするものです。 このほか、徴収猶予制度の特例として、感染症の影響により令和2年2月以降の収入に相当の減少があり、納税が困難な事業者等に対し、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収を猶予できる特例に係る申請、通知、取り消し等の手続きについても規定するものです。 また、寄附金控除の対応として、政府の自粛要請を踏まえて、芸術文化・スポーツイベント等を中止した場合、入場料等について観客等が払戻請求権を放棄した場合には、その金額について寄附控除の対象とするものです。 以上で議案第75号の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第76号について、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第76号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの25ページをお開きください。 議案第76号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市手数料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 別表(第2条関係)中、上の表が改正前、下の表から次のページにかけて改正後の表となっております。 1点目として、改正前の表中、住民基本台帳の下に個人番号の欄がありますが、その右側にあります「通知カード再交付手数料」の欄が、改正後は削除となります。これは、国のデジタル手続法の改正により、通知カードが廃止されたことによるものです。 もう一点目として、27ページをご覧ください。 上から4つ目、「除票の写しまたは除票記載事項証明書の交付手数料」と、その下一つ飛びまして「戸籍の附票の除票の写しの交付手数料」を新たに追加するものです。これは、住民基本台帳法の改正により、住民票の除票の写し、戸籍の附票の除票の写しの交付が制度化されたことにより追加されたものです。 以上で議案第76号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第77号について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第77号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの28ページをお開きください。 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定についてです。 次のページをご覧ください。 仙北市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例。 仙北市コミュニティセンター条例の一部を次のように改正する。 第2条の表に次のように加える。仙北市中川コミュニティセンター、仙北市角館町川原中道41番地。 附則、この条例は、令和2年7月1日から施行します。 この改正は、旧中川小学校を中川コミュニティセンターとして管理していくための改正でございます。 以上で議案第77号の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第78号から議案第82号までについて、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第78号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの30ページをお開きください。 議案第78号 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 改正理由は、国における家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準の改正に基づき、本市条例を改正するものです。 改正の内容です。 1点目として、第6条の改正です。様々な対応策の活用により引き続き教育・保育の提供を受けることができる場合には、地域型保育事業所卒園後の受け入れ先確保のための連携施設の確保については不要とされること。 2点目は、第37条の改正です。保護者の疾病や障害等により養育を受けることが困難な乳幼児に対する居宅訪問型保育の実施が可能であることを明確化されたものです。 施行期日は、令和2年7月1日から施行するものです。 続きまして、議案第79号について上程理由を説明いたします。 議案ファイルの32ページをお開きください。 議案第79号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 改正理由は、国で定める特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の改正に基づき、本市条例を改正するものです。 改正内容につきましては、先ほど説明した議案第78号と同様、様々な対応策の活用により引き続き教育・保育の提供を受けることができる場合には、地域型保育事業所卒園後の受け入れ確保のための連携施設の確保は不要とすること。加えて、保護者の疾病や障害等により養育を受けることが困難な乳幼児に対する居宅訪問型保育の実施が可能であることを明確化するものです。 施行期日は、令和2年7月1日から施行するものです。 議案第79号の説明を終わります。 続きまして、議案第80号について提案理由を説明いたします。 議案ファイルの34ページをお開きください。 議案第80号 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 第10条第3項中、「都市」の次に「同法第252条の22第1項の中核市」を加えるものです。これは、放課後児童指導員認定資格研修の実施者に「中核市の長」を追加するものです。 以上、80号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第81号について説明いたします。 議案ファイルの36ページをお開きください。 議案第81号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっておりますが、別に配付しております説明資料により説明させていただきます。 初めに、改正理由です。 仙北市国民健康保険の被保険者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染又は感染が疑われる者に対し、傷病手当金を支給するために条例を改正するものです。 次に、改正内容です。 支給対象者は、①と②の条件を満たす者となります。 支給対象日数は、勤務することができない日です。最初の連続する3日は待機期間として除かれます。 支給額は、1日当たり支給額に3分の2を乗じて得た額に、日数を乗じた金額となります。 支給の対象期間は、令和2年1月1日から9月30日までの期間です。 最後に、施行期日は、公布の日から施行するものです。 81号の提案理由についての説明を終わります。 続きまして、議案第82号について上程理由を説明いたします。 議案ファイルの39ページをお開きください。 議案第82号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページが改正条文となっております。 第2条中、第7号の次に第8号として「広域連合条例附則第43条の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付」を加えるものです。 施行期日は、公布の日から施行するものです。 改正理由は、秋田県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等の傷病手当金の支給に係る申請書の受付について、本市において行う事務に規定するものです。 改正の内容は、本市において行う事務に「傷病手当金の支給に係る申請書の受付」を追加するものです。 議案第82号の提案理由について説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第83号について、八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 議案第83号の提案理由を説明いたします。 議案綴り41ページをご覧ください。 議案第83号 仙北市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市農林業振興施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページです。 今回の改正は、中川小学校の閉校に伴い、旧小学校を地域のコミュニティ施設として、7月以降利活用することとなっており、これにより仙北市中川集落センターを廃止とするため、仙北市農林業振興施設条例の一部を改正するものです。 この条例は、令和2年7月1日から施行するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第84号について、佐藤教育部長。 ◎教育部長(佐藤義一君) 議案第84号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの43ページをお開き願います。 議案第84号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について、別紙のとおり制定するものでございます。 中川集落センターの廃止に伴い、併設されている中川地区公民館の機能を中川コミュニティセンターへ移行するため、当該公民館の位置を改正するものでございます。 改正条文は次のページです。 第3条の表、中川地区公民館の項中、「仙北市角館町川原中道66番地」を「仙北市角館町川原中道41番地」に改めるものでございます。 なお、この条例は、令和2年7月1日から施行するものでございます。 以上、議案第84号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第85号について、大山総務部長。 ◎総務部長(大山肇浩君) 議案第85号の提案理由を説明いたします。 初めに、令和2年度補正予算一般(4号)、国保(1号)ファイル2ページをご覧ください。 議案第85号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,998万2,000円を追加し、補正後の額を244億9,215万1,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の設定、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正です。 7ページをお開きください。 第2表、繰越明許費の設定です。8款2項辺地対策事業費が年度内の事業完了が見込めないことから設定するもので、大瀬蔵野橋整備分でございます。 8ページをお開きください。 第3表、債務負担行為補正です。指定管理制度に係る管理運営業務2事業を追加するものです。 9ページをお開きください。 第4表、地方債補正です。3事業の起債額を変更するもので、西木庁舎等の改修工事、西宮家の工事、元気な中山間農業応援事業費の追加等にかかる分です。 12ページをお開きください。 歳入の主なものを御説明いたします。 13款1項使用料2,521万円の減額は、新型コロナウイルス感染症にかかる経済対策として実施する市内5施設の観覧料の減免分、駐車場使用料の減収による減額分などです。 14款2項7目、説明欄、社会資本整備総合交付金300万円は、防災ハザードマップ作成業務にかかる追加です。 次のページをお願いします。 15款2項4目、説明欄、高収益作物関連支援事業費補助金345万円は、潟野十二峠地区の除礫工事にかかる追加です。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金5,993万6,000円の追加は、市で実施する新型コロナウイルス感染症にかかる経済対策等の財源です。また、3目ふるさと仙北応援基金繰入金2,150万円の減額は、感染症の影響で中止等となった事業分です。 19款1項1目、説明欄、前年度繰越金1,005万1,000円は、新型コロナウイルス感染症にかかる経済対策等以外の補正財源です。 20款5項5目、説明欄、給食収入3,325万8,000円の減額は、経済対策として実施する給食費の減免によるものです。 次のページをお願いします。 21款市債1億4,710万円の追加は、西木庁舎等の改修、西宮家の母屋へのトイレ新設、生保内2地区の中山間水田畑地化整備事業費負担金(元気な中山間農業応援事業費)の追加等にかかる分です。 次のページをお願いします。 歳出の主なものを説明します。 2款1項5目、説明欄、本庁舎等維持管理費1億5,349万8,000円の追加は、新角館庁舎完成後の市役所組織の再編等を見据え、老朽化している西木庁舎の屋上防水工事、間仕切り改修、水道配管の更新、トイレの改修等を行うための増額です。 次のページをお願いします。 3款5項1目、説明欄、災害救援費127万6,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症防止対策として、アルコール手指消毒剤、消毒用防護服、マスクを購入し、万一に備えるものです。 6款1項5目、説明欄、高収益作物関連支援事業費540万6,000円の追加は、ほ場整備等を行った地区を対象に高収益作物の作付を実現するための支援を行うもので、潟野十二峠地区で除礫工事を実施するものです。 7款1項2目、説明欄、新規事業継続チャレンジ支援事業費1,001万4,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策にかかる経済対策として、事業者が実施する事業継続に資する事業に対し支援を行うものです。 7款1項3目、説明欄、仙北市物産オンライン販売促進事業費250万8,000円の追加も、新型コロナウイルス感染症の経済対策として、市内のお土産や特産品、伝統工芸品等をオンラインで販売する事業を支援するものです。 同じく、7款1項3目、説明欄、教育旅行の農泊推進地域元気づくり事業費81万5,000円は、新型コロナウイルス感染症の経済対策として、秋田県内を中心に修学旅行誘致に取り組むものです。 次のページをお願いします。 同じく、7款1項3目、説明欄、田沢湖・角館観光協会補助金500万円は、駐車場収入の減少等により、今後の事業実施に支障が生じている観光協会への支援です。 9款1項5目、説明欄、災害対策総務費798万6,000円は、防災ハザードマップを更新するための作成業務にかかる追加です。 次のページをお願いします。 10款5項9目、説明欄、管理運営費231万円の追加は、危険物の規制に関する規則等の一部改正により、市民会館の重油地下タンクの流出防止策として、タンク内面のFRPライニング施工による修繕を行うものです。 10款6項3目、説明欄、仙北市学校給食応援事業費3,325万8,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の経済対策として、市内小・中学校の4月から夏休みまでの給食費を減免するためのものでございます。 以上で議案第85号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第86号について、竹下市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第86号について提案理由を説明いたします。 令和2年度仙北市補正予算書(4号)ファイルの22ページをお開きください。 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ119万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ28億6,729万8,000円とするものです。 27ページをご覧ください。 歳入は、4款1項1目保険給付費等交付金で、補正額は119万2,000円です。これは、コロナウイルス感染症に感染した者への傷病手当金の支給に関する国からの交付金を計上しております。 次に、歳出です。 28ページをご覧ください。 2款6項1目傷病手当金、補正額が119万2,000円です。 以上で議案第86号の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒沢龍己君) 議案第87号及び議案第88号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第87号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和2年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出について。 令和2年度仙北市温泉事業会計予算第3条に定めた営業外費用について、40万7,000円を減額し、同額を予備費に追加するものでございます。 第3条、資本的収入及び支出について。 予算第4条括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額「50万1,000円」を「497万9,000円」に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額「50万1,000円」を「158万3,000円」に改め、次に、「過年度分損益勘定留保資金339万6,000円」を加え、資本的支出の総額を3,418万4,000円とするものでございます。 補正予算の内容につきましては、予算実施計画で御説明いたします。 次のページをご覧願います。 初めに、収益的支出でございます。 1款2項2目消費税及び地方消費税は、令和2年度納付見込み額により、40万7,000円の減となっております。 1款4項1目予備費は、調整により40万7,000円の増となっております。 次に、資本的支出でございます。 1款1項1目改良工事費447万8,000円の増でございます。主なものは、カラ吹き源泉の埋抗に伴う代替源泉の供給について、一般財団法人休暇村協会及び国立大学法人秋田大学から合意が得られたことから、代替源泉からの温泉管等布設替工事にかかる実施設計費用を計上したものでございます。 5ページ以降からは、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、御参照願います。 以上で議案第87号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第88号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるものでございます。 第2条、資本的収入及び支出について。 令和2年度仙北市下水道事業会計予算第4条括弧書き中、「引継金1億2,100万円、当年度分損益勘定留保資金5,672万6,000円」を、「引継金1,094万2,000円、当年度分損益勘定留保資金1億5,345万円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,333万4,000円」に改めるものでございます。 第3条、特例的収入及び支出について。 予算第4条の2中、未収金「2億5,783万2,000円」を「2億6,520万4,000円」に、未払金「3億8,372万円」を「3億2,176万4,000円」に改めるものでございます。 この補正は、下水道事業、集落排水事業、浄化槽事業の各特別会計の法適化に伴う打ち切り決算により、公営企業会計へ引き継ぐ未収金と未払金が確定したことによるものでございます。 5ページ以降からは、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、御参照願います。 以上で議案第88号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒沢龍己君) これで、日程第15、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第30、議案第88号 令和2年度仙北市下水道事業会計補正予算(第1号)までの各議案の提案理由の説明を終わりました。--------------------------------------- △議案第89号~議案第94号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(黒沢龍己君) 日程第31、議案第89号から日程第36、議案第94号までの仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての各議案を一括して議題とします。 説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案第89号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについてであります。 議案綴りの45ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を選任したいと思いますので、仙北市雲沢財産区管理委員会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた選任案でありますが、住所は仙北市角館町雲然田中92番地の高橋惣十郎さんであります。生年月日は昭和12年11月1日生まれ、現在82歳の方であります。 高橋惣十郎さんは、農業を行いながら前雲沢地域運営体の会長さんであったり、また、元雲沢地域の会長さんを務められた方であります。現在5期目の財産区管理委員の運営でありますけれども、経験も豊富で、これらに精通されておられることから、再度就任をいただきたいと考えました。仙北市雲沢財産区管理委員会条例の規定によりまして、議会の同意を求めるものであります。 お認めをいただいた後は、令和2年7月5日から令和6年7月4日までの任期となります。 何とぞ御審議の上、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。 続いて、議案第90号であります。 議案綴りの46ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を選任したいので、仙北市雲沢財産区管理委員会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただく選任案でありますけれども、仙北市角館町西長野鬼壁102番地の黒坂和夫さんであります。生年月日は昭和15年3月29日生まれ、現在80歳の方であります。 黒坂さんは、農業を行いながら元仙北地区交通安全協会雲沢支部長さんや、元西長野地域会長さんなど地域に貢献されております。雲沢財産区管理委員は現在3期目をお務めであります。財産区管理運営に非常に精通しておられる方でありまして、再度就任をいただきたいと考えます。仙北市雲沢財産区管理委員会条例の規定により、議会の同意を求めるものであります。 お認めをいただいたということの想定の後は、令和2年7月5日から令和6年7月4日までの任期となります。 どうか御審議の上、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。 続いて、議案第91号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについてであります。 議案綴りの47ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を選任したいので、仙北市雲沢財産区管理委員会条例第3条の規定により、議会の御同意を求めたいものであります。 御提案をさせていただく選任案は、仙北市角館町八割西ケ沢113番地の菅原悠一さんであります。生年月日は昭和20年4月10日生まれ、現在75歳の方であります。 菅原さんは、農業を行いながら雲沢地域運営体の副会長さんであったり、八割集落の総代さんであったり、八割地区防犯連絡員など地域に根差した活動を行いながら、現在5期目の財産区管理運営委員をお務めであります。経験も豊富であることから、再度就任をいただきたいと考えております。仙北市雲沢財産区管理委員会条例の規定により、議会の同意を求めるものであります。 お認めをいただいたことを想定した任期というのは、令和2年7月5日から令和6年7月4日までの任期となります。 どうか御審議の上、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。 続いて、議案第92号であります。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについてでありますけれども、議案綴りの48ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を選任したいので、仙北市雲沢財産区管理委員会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 選任案は、仙北市角館町西長野上野98番地1の伊藤隆一郎さんであります。生年月日は昭和22年11月20日生まれで、現在72歳の方であります。 伊藤さんは、設計事務所の役員を務めながら元西長野小学校だったり、角館中学校だったりのPTA会長さんを歴任するなど、教育活動などに貢献された方であります。雲沢財産区管理委員は現在5期目の長きにわたって財産区の運営に務めてまいりました。経験も豊富であることから、再度就任をいただきたいと考えております。仙北市雲沢財産区管理委員会条例の規定により、議会の御同意を求めるものであります。 お認めをいただいた後は、令和2年7月5日から令和6年7月4日までの任期ということとなります。 どうか御審議の上、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。 続いて、議案第93号であります。 議案第93号 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについてであります。 49ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市雲沢財産区管理委員に選任をしたいので、仙北市雲沢財産区管理委員会条例第3条の規定により、議会の皆様の御同意を求めるものであります。 選任案は、角館町下延竹市31番地にお住まいの山形英一さんであります。生年月日は昭和25年4月8日、現在70歳の方であります。 山形さんは、現在農業をされておりますけれども、昭和45年から平成16年まで旧角館町の職員として御勤務をされ、この間に農政課長であったり、産業主幹を務められて林業にも精通されておられることから、今回新たに就任をいただきたいと考えた方であります。仙北市雲沢財産区管理会条例の規定によりまして、議会の御同意を求めるものであります。 お認めをいただいた後は、令和2年7月5日から令和6年7月4日までの任期となります。 どうか御審議の上、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。 引き続き、議案第94号であります。 議案綴りの50ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市雲沢財産区管理委員に選任をしたいので、仙北市雲沢財産区管理委員会条例第3条の規定により、議会の皆様の御同意を求めるものであります。 選任案は、住所は角館町西長野桂渕48番地にお住まいの茂木唯男さんであります。生年月日は昭和33年4月7日、現在62歳の方であります。 茂木さんは、今、仙北東森林組合に再雇用で総括指導員として勤務をされております。仙北地区交通安全協会雲沢支部の副支部長さんもお務めになるなど、地域貢献をされている方であります。また、仙北東森林組合総務指導課長を歴任され、林業に精通されておられる方であります。今回新たに就任をいただきたいと考えております。仙北市雲沢財産区管理会条例の規定によりまして、議会の皆様の御同意を求めるものであります。 お認めをいただいた想定の後の任期というのは、令和2年7月5日から令和6年7月4日までということになります。 どうか御審議の上、御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) これから各議案に対する質疑を行います。 議案第89号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) これは、議案第89号から94号におきまして門脇市長がただいまお話、説明されましたとおり、新任及び再任という形で6名の財産区委員の方々を今回同意いただきたいということなわけでございます。それぞれの方々、非常に優秀な方だということも私、角館のもともと町民でありますので、よく分かるわけでございますけども、これからのその主な課題として、財産区の課題ですね、特に田沢財産区や生保内財産区と機械的に比較するのはちょっとまずいわけでございますけれども、これから新たな植栽事業なり、または間伐事業等によって少しでもこう管理会のその…… ○議長(黒沢龍己君) 高久議員。 ◆16番(高久昭二君) 事業収益を上げていくということに努力されることを私期待するわけでございますが、当面する課題はどのようなことが今あり得るのかという点を第1点。 それから2つ目はですね、これまで、平成元年度まで、まあ今2年度に入ったわけでございますけども、定例会ごと、定例の管理会に、それからまたは臨時の管理会議等あるわけでございますけども、どのくらいの回数で会議が行われ、各委員が出席なさっているのか。もしお分かりであればお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(黒沢龍己君) ちょっと高久議員、ちょっと市長ちょっと。高久議員、今の質問、この前も全協のとき話したども、今回の定例会では議案に対する、あくまでも議案に対する質疑で進めたいというお願いしたんだども、今のやつは雲沢財産区の人事案件なので、田沢財産区とかそういうことの質疑はできるだけ、ほかのことは避けてもらいたい。 ◆16番(高久昭二君) 省いてもいいです。 ○議長(黒沢龍己君) うん、省いて。 ◆16番(高久昭二君) 《聞き取り不能》 ○議長(黒沢龍己君) だから、できるだけ雲沢財産区の人事に対する質疑をお願いします。 答弁、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 1点目については私のほうから御答弁させていただいて、2点目の例えば雲沢財産区の議会の開催の様子であったり回数であったりということについては、直接お世話させていただいている角館地域センター長のほうから御説明させていただきたいと思います。 議員御存知のとおり、財産区は特別地方公共団体ということであります。合併以前から、さらにその旧旧市町村の時代から、脈々とその地域の財産という形で森林林野等の土地または資産の運用を行ってきたという、大変重要な役割を担っている議会であります。 これからこの財産区でありますけども、どのような運営なのかと、まあ何を期待するのかということでありますけども、適切な財産運用というのがまず第1点であります。それから、地域の方々、平等に財産区の利益を供する方々でありますので、その方々の利益をしっかりと守るということも重要な視点だと思います。最近は、コロナウイルスの関係で山林林野、また様々な自然環境等の中で、これまでにはない価値観を実現したいというような話をいただくことも多分多くなると思います。そういうような新たな時代の要請に応えるというのも財産区の仕事になるのかなというふうな期待を持っているという状況であります。 私からは以上であります。 ○議長(黒沢龍己君) 茂木角館地域センター所長。 ◎角館地域センター所長(茂木博巳君) 過去の管理会の開催状況についてお知らせいたします。 2年分についてお答えいたします。 平成30年、管理会は2回開催しております。平成30年につきましては、委員7名全員100%の出席率であります。 続きまして、令和元年度であります。令和元年度も管理会は2回開催してございます。1回目は7月の25日、このときは7名中5名の出席であります。2回目、令和2年1月29日に開催しておりますけれども、このときは7名中6名が出席してございます。 以上で説明を終わります。 ○議長(黒沢龍己君) 高久議員、いいすか。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 議案第90号についての質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第91号の質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 議案第92号についての質疑はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第93号についての質疑はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第94号についての質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第89号から議案第94号までの各議案については、会議規則第39条第3項の規定及び運用例第12の1により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第89号から議案第94号までの各議案については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから各議案に対する討論を行います。 初めに、議案第89号に対する討論ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第90号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第91号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第92号に対する討論ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 議案第93号に対する討論ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 議案第94号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 日程第31、議案第89号 雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての採決を行います。本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第32、議案第90号 雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての採決を行います。本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第33、議案第91号 雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての採決を行います。本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第34、議案第92号 雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての採決を行います。本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第35、議案第93号 雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての採決を行います。本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第36、議案第94号 雲沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての採決を行います。本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(黒沢龍己君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じ、散会いたします。御苦労さん。                              (午後2時10分)...