仙北市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 仙北市議会 2020-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年  3月 定例会          令和2年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和2年3月19日(木曜日)午前10時開議第1 議案第6号 仙北市債権管理条例制定について第2 議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定について第3 議案第8号 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第9号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第10号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第11号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第12号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第13号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第14号 仙北市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第15号 仙北市田沢湖老人憩いの家条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第16号 仙北市多世代交流施設条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第17号 仙北市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第18号 仙北市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第19号 仙北市都市農村交流施設条例の一部を改正する条例制定について第15 議案第20号 仙北市農村公園及び広場条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第21号 仙北市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第22号 仙北市学校給食センター条例の一部を改正する条例制定について第18 議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定について第19 議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第20 議案第25号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第21 議案第26号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第22 議案第27号 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例制定について第23 議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定について第24 議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算第25 議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算第26 議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算第27 議案第32号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第28 議案第33号 令和2年度仙北市介護保険特別会計予算第29 議案第34号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計予算第30 議案第35号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計予算第31 議案第36号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第32 議案第37号 令和2年度仙北市病院事業会計予算第33 議案第38号 令和2年度仙北市温泉事業会計予算第34 議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算第35 議案第40号 令和2年度仙北市下水道事業会計予算第36 議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第37 議案第42号 令和元年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第38 議案第43号 令和元年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第39 議案第44号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)第40 議案第45号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第41 議案第46号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第42 議案第47号 令和元年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第4号)第43 議案第48号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第44 議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第45 議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)第46 議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)第47 議案第52号 令和元年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第48 議案第53号 市道の変更認定について第49 議案第54号 市道の認定について第50 請願第1号 免税軽油制度の継続を求める請願書第51 請願第2号 桧木内川内川橋早期補強工事実現について第52 請願第3号 高すぎる国民健康保険料(税)引き下げのための抜本的改善を国に求める請願第53 請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為に第54 閉会中の継続調査について第55 議案第55号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第9号)第56 議案第56号 工事請負契約の締結について第57 議案第57号 工事請負契約の締結について第58 議員提出議案第1号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について第59 議員提出議案第2号 意見書の提出について              (免税軽油制度の継続を求める意見書)第60 議員提出議案第3号 意見書の提出について              (高すぎる国民健康保険料(税)を引き下げるために、徴収に関する算定方法の抜本的改善を求める意見書)第61 議員提出議案第4号 意見書の提出について              (最低賃金の改善と全国一律制にすることを求める意見書)第62 議員提出議案第5号 意見書の提出について              (秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地を配備する計画の白紙撤回を求める意見書)---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    高橋祐策君     総務部長      阿部慶太君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              浅利和磨君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    細川秀清君     農林部長      八柳 司君  建設部長      草なぎ雅人君    会計管理者     長松谷 光君                      医療局長兼  教育部長      戸澤 浩君               菅原貞男君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山肇浩君     危機管理監     高橋宏和君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            石川一幸君               茂木博巳君  西木地域センター所長          総務部総務課長   朝水勝巳君            山田且也君  総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 議会運営委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。 令和2年3月18日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員でした。 職務出席として青柳議長、委員外議員として黒沢副議長、オブザーバーとして熊谷議員、平岡議員が出席しました。 書記には高階議会事務局次長を任命し、職務のため三浦事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、専決処分事項の一部改正について及び議会改革推進協議会の答申について協議いたしました。 初めに、専決処分事項の一部改についてです。 本定例会では、議案第6号 仙北市債権管理条例制定について、委員会では可決されました。この条例により、これまでよりも適正な債権管理が可能となりますが、債権を強制的に回収する手続きの中で訴訟となる場合も想定されます。訴訟は議決が必要であります。この一連の手続きにおいて、議会の委任による市長の専決処分事項に「金銭債権に係る訴えの提起」を指定することにより、迅速かつ合法な手続きが可能となります。このため、議会運営委員会では、全会一致で議員提出議案とすることに決定しました。 次に、議会改革推進協議会からの答申についてです。 議会運営委員会では、一部を除き、全会一致で令和2年2月18日付けの答申を承認しました。この答申を受け、運用例の一部改正を決定しました。 1点目は、予算常任委員会における会派質疑の廃止です。 平成27年6月定例会以降、会派質疑の実績がないこと、会議規則に定める審議原則からすると好ましいことではないことから廃止するものであります。 2点目は、緊急質問にかかる運用です。 これまで、緊急質問は余り実績がないことから、運用例でも細部の運用までは定められていませんでした。緊急質問は、本来、日程事項であり、議会運営委員会では「緊急性の判断」と「日程の追加」を協議する必要があることから、改めて次のように運用例を改正するものです。 1、関連する質疑は認めないこと。 2、質問の時間は議案質疑と同様に20分とすること。 3、質問の回数は3回までとすること。 4、自席で発言できること。 以上のように改正するものです。 次に、会期日程の「休会」表示についてです。 会期日程上は休会中も各常任委員会などが開催されていますが、あたかも会議を休んでいるかのような印象を与える「休会」という表示を改め、ホームページ上での広報の際は「休会」という表示をしないことに決定いたしました。 これらの改正等は、令和2年4月1日から施行するものです。 最後に、例規集についてです。 ペーパーレス化に伴い、タブレット端末から市のホームページを検索することにより例規集が閲覧できることから、議員への紙ベースでの例規集の配付を廃止するという答申でした。しかし、タブレット端末からの検索機能等の取り扱いに慣れるまでその研修期間も必要とされることから、当面の間、現行どおりとすることに決定しました。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ◆16番(高久昭二君) 議長、ちょっと質問があります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。もし質問であれば、後で提案されたときの質問・・・ ◆16番(高久昭二君) 一言だけで、1分で終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) はい。 ◆16番(高久昭二君) 私は、無会派でございまして、御承知のとおり議長並びに荒木田議会運営委員長もそうですが、全く発言する機会が与えられてございません。議会運営委員会並びに議会改革委員会でもただ傍聴するだけでございますので、そういう方に対してはどういう意見を求めるのか、全く無視するのか、そのあたりをもうちょっと、やっぱり議員は議長を除く17人で構成されてございますので、それぞれ本来であれば市民から選挙で選ばれて、市長さんそうですよ、負託になさっていただいている立場上、やっぱり発言なり意見を述べる機会を私は与えるべきではないかなと思いますが、全て会派制をとってるからということだけをもってそのように縛るのはどのようなものかと。結果的には当局の忖度につながる危険性が私はあるんじゃないかと思うんですが、荒木田委員長はどのように判断またはお考えでしょうか。その点だけお聞きしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 荒木田委員長。 ◆11番(荒木田俊一君) 運営委員会は、会派のみならず、いわゆる常任委員会の中から選ばれてきてるものと思っております。その中でいろんな常任委員会の中の意見の取りまとめやいろんな事案については、それぞれの機会に発言する機会が私は与えられていると認識しております。ですから、議会運営委員会で発言する機会がないから全然意見を反映する機会がないものとは捉えておりません。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) いいすな。16番。 ◆16番(高久昭二君) あのですね荒木田委員長、発言する機会は与えているというのは具体的にどういうときに与えてるんですか。全員協議会とかそういうときでしょう。全体でやるとき。それしかないでしょ。そこはっきりしてください。傍聴者の方も聞いてますから。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 全ての委員会において全員が構成員ではございませんので、発言する機会がないと言われればそれまでですけども、委員は選んでるのは常任委員会であり会派で、それぞれの立場の中で選ばれておりますので、その中でお互いに意見を交換しながら反映する場として議会運営委員会もあるものと認識しております。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 本日の議事日程は、タブレット掲載のとおりです。                             (午前10時08分)--------------------------------------- △議案第6号~請願第4号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてから日程第53、請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実のためにまでの各案及び各請願を一括して議題とします。 以上の各案及び各請願について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) おはようございます。 令和2年3月6日、総務文教常任委員会に付託になりました議案等につきまして、同月9日から10日は午前10時から及び同月11日午後1時半からの3日間、田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果についてを御報告いたします。 出席委員は、6名全員であります。 説明のため出席を求めた参与は、阿部総務部長小田野地方創生総合戦略統括監長松谷会計管理者戸澤教育部長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高階事務局次長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案18件と請願2件の合計20件であります。 それでは、議案番号順に御報告申し上げます。 初めに、議案第6号 仙北市債権管理条例制定について。 本案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 概要は次のとおりであります。 この条例で主に対象となる債権は、税金以外の私債権の給食費や住宅使用料などの未収金で、各課の担当が回収困難な債権について統一的な取り扱いを図り、公正で円滑な財政運営を行うために制定するもの。また、死亡や所在不明により回収が見込めないものについて不納欠損処理を行うためには、議会の議決を得て権利の放棄を行う必要がある。この条例に基づき一定の債権について放棄することができるようにするもので、債権管理基本方針による「回収すべき債権はしっかりと回収し、落とすべき債権についても法律上適切に落とすこと」に対応するため、この条例を制定するという内容でありました。 質疑の中で、委員から、条例の中で徴収するものは徴収する、落とすものは落とすと書いてあるが、この条例を見ると、徴収する方よりも、まず落とすものを早く認めてくれという印象を受ける。これからの徴収はどう変わるのかという質疑がありました。 当局からの答弁を要約すると、例えば給食費や市営住宅使用料などは、税金のようにいきなり差し押さえはできないので、裁判所に申し立て法律等の手続きが必要になる。これを個々の担当が行うことは難しいと考えていた。そこで、債権の一元化ということを考え、収納推進課で債権の徴収にあたるということを考えた。債権管理マニュアルに沿って、きちんと徴収にあたってもらうことが前提となるが、条例にもあるとおり、内部委員会を設置して、どうしても徴収できないものについて、債権放棄が適切かどうかも含め十分な調査をして、債権管理を行いながら徴収に対して全庁であたっていくとの答弁がありました。 討論では、債権について、新しいマニュアルに沿って、ルールに則り、公平な取り組みをしていただきたいとの意見を付しての賛成討論がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第8号 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例制定について。 本案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第10号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 当局から、この議案は、昨年の生保内中学校で発生した事案に対し、市長としての責任を重く受け止め、市長の給料月額の10分の1を3カ月間減額するものとの説明がありました。 委員からは、教育長の自主返納が3カ月から6カ月に延長する旨の報告があったが、市長の給料減額を受けて変更したものかとの質疑に、当局からは、教育長は教育長の判断、市長は市長の判断で出したものと思っている。また、教育長の自主返納については、議員の皆さんから御意見、御指摘をいただいたことや、事の大きさを再認識して、教育委員からも意見を伺い変更したもの。市長と相談したとは聞いてはいないとの答弁がありました。 討論では、このような悲惨な事件が二度と起こらないような体制づくりをしていただきたいとの意見を付しての賛成討論がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第11号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第12号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第13号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について及び議案第14号 仙北市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について、以上の各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、各案とも全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第22号 仙北市学校給食センター条例の一部を改正する条例制定について。 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、委員からは次のような質疑がありました。 1点目、各センターの跡地利用については、別の利用に対応できるような体制をとってもらいたいが、利活用の計画はあるかとの質疑に対し、当局からは、一番老朽化の激しい角館給食センターは解体を考えていたが、建物を見せていただきたいという業者から2件の問い合わせがある。西木給食センター田沢湖給食センターについては、そのような問い合わせはない。施設の再利用については、ほかに要望があれば検討していきたいとの答弁がありました。 さらに委員からは、今後の財産管理について、建物と土地についての提案型とか、広く公募してみるのも一つの手だと考える。民間の意見を聞きながら、新たな展開の仕方を考えてもらいたいと思うとの意見がありました。 2点目、給食センターでの地場産の食材の利用率と市内納入業者についての質疑がありました。 当局からは、平成29年度の資料では、地場産の食材利用率は15品目で28.8%となっている。地場産の利用率向上について、食材はできる限り地場産のものを利用しているが、ないときは県内産などで対応している。献立は、給食費の範囲内で、ボリューム、栄養価を考え調理しなければならないので、色々と検討し、努力している。業者については、説明会を開き、市内業者優先の条例に基づいて公募している。このたび事業者の登録を行ったが、現在3地区で納入している業者が登録されたので、今までどおりの業者で対応することになるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定について及び議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定についての各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、各案とも全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算について。 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、委員からは、人件費に関連して次のような質疑がありました。 臨時職員から会計年度任用職員になることで、手当の対象になるとか待遇面でよい面もあると思うが、収入が減るというようなことはないのかとの質疑に、当局からは、基本的に、今回の会計年度任用職員の導入のもとになっているのは、国の働き方改革に基づいた待遇改善ということなので、給与的な待遇はマイナスになる方はいないので、改善されていると思うとの答弁がありました。 また、委員からは、自治体で負担が増える分をある程度国が負担するという話があったが、それについては現在どのようになっているのかとの質疑に対し、現在の情報では、地方財政計画の中で、会計年度任用職員の期末手当の分については交付税措置すると明確にうたわれているが、単純な増額分については、まだ明確な方針が示されていないとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第34号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計予算、議案第35号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計予算及び議案第36号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計予算、以上の各案につきましては、当局からの詳細な説明がありました。 委員からは、土地貸付収入のここ数年の推移について質疑があり、当局からは、ほぼ同額で推移しているとの答弁がありました。 各案につきましては、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第42号 令和元年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)、議案第47号 令和元年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第4号)、議案第48号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)及び議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)、以上の各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、各案とも全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 次に、付託されました請願について御報告いたします。 請願第1号 免税軽油制度の継続を求める請願書について。 本請願は、今の免税軽油制度が令和3年3月で終了の予定であることから、4月以降も継続してだきたいという旨の意見書の提出を求めるものであります。 本請願につきましては、全会一致で採択すべきものとし、意見書を提出することにいたしましたので、議員各位にはよろしくお願い申し上げます。 次に、請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為に。 本請願については、願意に賛成する意見と、公共交通全般にかかわることなので早急に決めるべきではないとする意見がありました。 討論では、高齢化のため車を手放したり、車の運転をしない市民からの切実な要望に耳を傾け、真摯に受け止め、採択すべきとする賛成討論と、早急に決めるべきではないとする反対討論がありました。 本案につきましては、採決の結果、採択すべきものとすることに決定をいたしました。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり)
    ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員会副委員長の報告を求めます。2番、武藤義彦君。 ◆2番(武藤義彦君) おはようございます。 市民福祉常任委員会の審査の結果を報告します。 令和2年3月6日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、3月9日から10日は午前10時、同月11日は午後1時半より仙北市田沢湖総合開発センター2階農林研修室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3日間とも門脇委員、黒沢委員、小林委員、私の4名で、平岡委員長は欠席でありました。 説明のため出席を求めた参与は、浅利市民福祉部長、菅原医療局長兼角館総合病院事務長、佐藤市民福祉部次長兼保健課長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高橋係長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案15件と請願1件であります。 初めに、審査の結果から報告いたします。 市民福祉常任委員会の委員会審査報告書をご覧ください。 付託されました、議案第9号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてから議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)までの議案17件については、慎重審査の結果、全て全会一致で原案を可とすべきものとして決定しております。 それでは次に、各議案の質疑応答について抜粋して報告いたします。 初めに、議案第27号 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例制定について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、廃止した後のかみひのきない保育園の建物はどうするのかとの質疑に、当局からは、地元の方々と意見交換会を実施した際、今後の利活用については、5月の上桧木内集落会役員会で意見をとりまとめて要望をしていただき、地域の方々と検討していくことになっているとの答弁がありました。 さらに委員からは、普通財産になってから相談をするということかとの質疑に、当局からは、市の管財係へ、かみひのきない保育園を渡してから相談し使用することになるとの答弁がありました。 次に、議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、厳しい病院経営の中、どのようにして収益を上げるのか。建前ではなく、身を削る覚悟を持って望まなければならない。これから先の見通しを立てる判断材料は我々も共通意識を持ちたいと思っているがどうかとの質疑に、当局からは、これからの収支計画が大事になると思うが、我々の中でも色々なパターンで検討・議論をしている。しかし、我々の意見だけでは甘えがでたり、進まないことなので、議会の皆さんとも随時、積極的に情報交換をしながら進めていきたいとの答弁がありました。 さらに委員からは、合併前に病院審議会というものを行った経緯がある。医師や職員、議員等も含め、皆で一緒になって検討する意義はあるのではないかとの質疑に、当局からは、お互いに意見を出し合って、アイデアをいただければありがたいとの答弁がありました。 また、さらに委員からは、自治体病院であれば一般会計から繰り入れをしているわけだが、その中で、仙北市の実情を考えると、今後どこまで続けることができるのか心配である。その段階で一緒に共倒れになってはならない。最悪の覚悟として、身を削ることを肝に据える時期に来ているのではないか。その覚悟はあるのかとの質疑に、当局からは、当然、病院としても襟を正さなければならないし、その対応もしなくてはならないと思っているとの答弁がありました。 また、討論では、賛成の立場から、次に要約される討論がありました。 人口減少による患者数の減少や医師不足等による診療収益が減っており、病院を取り巻く環境は悪化の一途をたどっている。また、市の財政も厳しく、今後一般財源からの新たな繰り入れの維持継続が難しい状況である。委員会としては、当局に相当の覚悟を持って経営改善に取り組むよう求める。また、当局から、並々ならぬ決意のもと、経営改善がなされることを期待する。さらに、非常に厳しい状況の中にあっては、医師、看護師、職員などが一丸となって経営改善をしなければ、この状況を乗り越えることができない。私たち議員も同じ思いなので、今後の病院経営については、様々な方々から意見などをいただき、改善する策を練ることが一番大事ではないか。そのためには、年内に病院審議会、仮称でありますけれども、設立することを望むとの賛成討論がありました。 最後に、請願第3号 高すぎる国民健康保険料(税)の引き下げのための抜本的改善を国に求める請願については、税の負担軽減については意を唱えるものではないが、文面の一部「全国知事会が1兆円の負担軽減を国に求める」に同意できないとする反対意見と、今の国保税はやはり低所得者の多い仙北市の中にあっては引き下げが妥当である。また、文面も読ませていただいたが、市民の付託を受け、常に行動するためにも、この請願は採択すべきであるという賛成討論がありました。 本請願は、採決の結果、賛成多数で採択すべきものとし、意見書を提出することにしましたので、議員各位にはよろしくお願い申し上げます。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉常任委員会副委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 指名いただきましたので、数点だけ、できるだけ簡潔に質問させていただきますので、簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。 1点目はですね、へき地保育所の廃止、まあこれは今回出されてございますけども、また今、武藤副委員長のほうから詳しく御説明ございましたが、この5月に集落役員会が開かれ、普通財産に今度移管され、そして集落役員会でもしですよ、ここを何かの形で集落で使いたいと、こういう形で使いたいということがもし具体的に示されたとすれば、当然、維持管理費、光熱水費等が発生するんじゃないかと思うんですが、それについては市当局も柔軟に対応なさるというお話はあったのか、まだ現時点では分からないのか、その点第1点目。 それから2つ目はですね、病院事業会計の一般会計からの繰り出し、つまり歳出4款衛生費なわけでございますけれども、患者さんや関係者の市民の方々に対する接遇ですね、つまり平たく言えば患者サービスにあたるんだけども、やっぱり接遇というのは外来も病棟でも当然行わなければならないし、人員不足で非常に大変なんですけども、やっぱりどういう点を改善するのか。お客さんに親切にするのは何も予算やお金はかからないわけですよ。どこの病院でも。その点はやっぱりまだまだ改善しなければならない点があるのか、なかったのか。そういう点についての市民福祉常任委員会での審査について、もしあれば御報告いただければと思います。 それから3点目は、その国保税の関係する請願書が議会で賛成多数で採択なさったということの報告でございますけども、そうすれば、賛成者何名、反対者何名で、反対の方はどういう理由だったのか、もしお分かりであればお答え願いたいと思います。 以上3点です。 ○議長(青柳宗五郎君) 武藤副委員長。 ◆2番(武藤義彦君) 高久議員の御質問にお答えします。 へき地保育所のことでありますけれども、こちらは普通財産に戻してから、上桧木内集落会という団体がありまして、そこで集約した形で意見を聞く機会を設けるということでありました。今の段階で何をするとか、例えば維持管理費をどうするかという段階ではないようであります。とりあえず地元の集約された意見を伺う機会を設けるという説明でありました。 2番目の病院事業会計でありますけれども、今これから新年度予算もそうでありますけれども、ある予算の中で、医師、看護師、職員も一丸となって経営改善に努めたいという強いお言葉をいただきましたけれども、当然経営改善をするということは患者さんを多く受け入れる待遇をとるということでありますので、窓口であれ、病棟であれ、そちらの経営改善を努めるものと思います。 3番目でありますけれども、国保税の請願でありますけれども、こちらは、委員長が欠席でありましたので、私が進行した関係で3名、私のほか3名です。2対1です。それで先ほどその内容について申し上げましたけれども、文面の一部の文面の中で、「全国知事会が1兆円の負担軽減を国に求める」、この文面がどうも自分の認識と違うということの反対意見がありました。賛成側のほうからすれば、今、国の財政が非常に厳しいわけではありますけれども、大変、税金を納めるのに難儀している方々がおることでありますし、また、市民の負託に応えるためにも採択すべきであるという意見でございました。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) そうすれば武藤副委員長としては、5月の集落会議が開かれて、その中でどういうふうな要望が出されるかと、そういうふうな結論を待って、それから当局が考えるだろうというふうに判断なさったと。当局からの説明を聞いてですよ、市民福祉常任委員会としてはそういうふうに判断したと。その後はどうするかはまだ未定であるというふうに理解したというふうに確認してよろしいんでしょうか。 それから、病院の会計のことなんですけども、確かに副委員長おっしゃるとおりなんですけども、改革という非常に言葉の耳障りはいいんですけども、具体的にどのような改革をするかという改善策というのは多少は当局から示されなかったんでしょうか。それは病院運営審議会というのを新たに設けたいというようなことは、議会なり、または市民福祉常任委員会からも出されて、それは検討なさると思うんですが、その他のことについてもうちょっと具体的な改善策なり、または改革案を示されなかったのかどうか、その点についてお答え願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 武藤副委員長。 ◆2番(武藤義彦君) そのへき地保育所の5月の集落会の会合ですけれども、これは昨年の12月だと思いますが、確かへき地保育所を閉鎖するということで集落の説明会ありました。その席には私も同席しております、地元のことでありますので。その中で、これからどのように進めていくかという話がなりまして、やはり上桧木内地区全般にわたって利用したい旨の判断をするためには、集落会が主導になってこの会議を開くべきではないかというそういう結論でありました。 次に、病院会計の改善策の具体的なという話ですけども、とにかく病院としては、やれることをやり尽くす、それに尽きるという意見でありました。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 議案第50号について、質問いたします。かなり厳しい意見が出されたようですけども、委員会では、いわゆる市の説明というか、これから行われることが確実に実行されるものとして議案を可としたものか。そこのあたりはどうですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 武藤副委員長。 ◆2番(武藤義彦君) 質疑の内容というよりも、この質疑に入る前に、病院側のほうから、全国の自治体病院の実情の説明をいただきました。中で資金不足比率の経営健全化計画、平成29年に2件あったものが平成30年に1件ですね。これ1件減ってる自治体病院があるんですよ。何が原因かということを聞いたんですけども、当然、今の病院は人件比率が67~8%になっておりますし、一般の病院であれば50%ぐらいでプラスになるという項目でありました。この自治体病院がなぜ資金不足比率が改善されたかというと、当然人件費もあると思いますけれども、病床そのものがほとんど似ております。何と言いますか、市立角館総合病院と。その中で一番大きいのは、あくまでもこれも想像だと思いますけれども、人件費ではなかったかという答弁でありました。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番いいですか。 ◆11番(荒木田俊一君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 荒木田俊一君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで市民福祉常任委員会副委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。 それでは、私のほうから産業建設常任委員会の委員長報告を申し上げます。 令和2年3月6日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、3月9日から11日までの3日間、いずれも午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3日間とも6名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、八柳農林部長、細川観光商工部長、草なぎ建設部長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局より堀川係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案14件、請願1件です。 初めに、議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定について、議案第19号 仙北市都市農村交流施設条例の一部を改正する条例制定について、議案第20号 仙北市農村公園及び広場条例の一部を改正する条例制定について、議案第21号 仙北市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定についての4議案について、一括して御報告申し上げます。 以上の4議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 慎重審査の結果、4議案とも全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを御報告申し上げます。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 内容としては、仙北市水道事業、温泉事業の設置等について定めた条例に、公共下水道事業、集落排水事業、浄化槽整備事業の3事業の公営企業会計適用に伴い、3事業を加えて改正するものです。 討論では、反対の立場から、公共下水道事業、集落排水事業、浄化槽整備事業は、性質及び会計上、企業会計になじまないことから、反対するとの討論がありました。 採決の結果、賛成多数により原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号 令和2年度仙北市温泉事業会計予算を御報告いたします。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からの質疑は次の点に要約されます。 1点目、温泉事業の一般会計化への移行について。 2点目、乳頭地区におけるカラ吹き源泉の対応について。 3点目、買い取る温泉の金額について。 4点目、新型コロナウイルスによる今後の影響等について。 当局からの答弁は次のとおり要約して報告申し上げます。 1点目について、現在に至る経緯として、平成27年の源泉事故を受け、他の源泉の温泉を買い取って、温泉水と言ったほうがいいかもしれませんけども、供給するシステムに変更いたしました。このことにより安心・安全で安定した供給が可能になったものの、一方で、独立採算が基本である公営企業の原則を大きく崩している。料金収入では遥かに及ばない赤字の状況は、基本的に今後も続くものと想定される。このような状況から、公営企業としては成り立っていないと判断される。このような背景のもと、仙北市では、以前からヘルスケアツーリズム関連事業に取り組んでいる。その部分と温泉事業を絡めながら、今後は福祉的な意味合いで、温泉事業を運営していきたいとする方針について秋田県に伝えた。県からは、総務省でも公営企業化を推奨しているところであり、直ちに賛成とは言えないとする回答をいただいている。しかし、決定権はあくまでも仙北市にある。県の指導を受けながら、一般会計化の方向で進めたい。 2点目については、カラ吹き源泉の代替源泉の分析は終わっており、基本的に硫化水素ガスが発生しない単純温泉とする分析内容である。温度や量ともに十分に確保できる。年末には、カラ吹き源泉を使用している秋田大学と休暇村に、市長及び副市長を交えて協議した。カラ吹き源泉を閉鎖する方向での運営方針として今に至っている。まずは代替源泉の確保が原則であるが、確保でき次第、カラ吹き源泉2号を閉鎖する流れになるものと思っている。 3点目の買い取る温泉水の金額については、先方にお願いしているが、価格交渉には応じてもらえない状況である。 4点目の新型コロナウイルスによる影響については、田沢湖高原、水沢地区の温泉、ホテル等は直接的に影響を受けているものと想定している。駐車場を見ても車がない状況で、事業的にはお客さんが来て温泉事業への料金収入になることから、お客さんがいないと非常に苦しい状況になる。水道も同様で、高原、水沢地区の大型ホテル等の使用料は、仙北市でも上位に入る。そこが大きく減少すると、水道事業の収入も大きく減少する。 以上のような答弁がありました。 委員からは、質疑応答の中で次のような意見が出されております。 単年度収支でゼロになるような事業でないと、補助金も削減されている状況では、事業としては今後一層厳しいものと想定される。さらには、今回のコロナウイルスの影響を受ける事業所もあるものと想定される。その部分に配慮しながら、より一層温泉事業の遂行と収支改善に取り組んでいただきたい。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算を御報告申し上げます。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 その中で、令和2年度において水道事業基本計画策定が予定されており、今後の未普及地域解消事業や施設・配水管等の老朽施設更新事業の優先順位をつけながら年次計画を策定することになる。さらに、急加速的に進む人口減少社会や災害への対応、さらには膨大な老朽施設・管路の更新工事といった環境の変化を踏まえ、今後の給水人口が大幅に減少する見込みである仙北市では、将来の持続可能な水道事業を目指すため、適正な水道料金を検討する予定であるとの説明を受けております。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号 令和2年度仙北市下水道事業会計予算を御報告申し上げます。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 また、下水道事業特別会計、集落排水事業特別会計、浄化槽事業特別会計を1つにまとめた法適化後の下水道事業として、1つの会計としての財政シミュレーションについての説明を受けております。 委員からは、次の点について質疑が出されております。 1点目として、流域下水道との関連性について。 2点目として、財政シミュレーションに伴う値上げの対応について。 当局からの答弁は次のとおり要約して報告申し上げます。 1点目については、角館地区の下水道は、大仙市の流域下水道に流入しております。田沢湖地区は単独の処理場があるので、田沢湖浄化センターで処理して汚泥については焼却処分をしている。農業集落排水においては、秋田県生活排水整備構想で、西明寺地区の3カ所の処理場を西明寺南部に統合する計画となっている。また、前郷の処理場については、流域下水道に接続することが最終的には有利とされている。なお、田沢湖については、田沢湖浄化センターで処理を継続することが有利と判断されている。 2点目の財政シミュレーションは、あくまでも現在の算出可能な範囲のものである。値上げすることがはっきりと確定したものではないが、値上げを避けられない状況であることは事実である。下水道事業に限らず、水道事業についても併せて検討する必要がある。計画としては、令和2年度に適正な料金設定を行い、そこで料金の値上げが必要と判断した場合は、令和3年度に全市を対象に説明会を開催し、市民の理解を求めながら進めたい。一度に値上げとなると市民の皆さんの負担感も強くあることから、2022年度に全国平均の使用料まで上げて、2027年度に再度使用料改定をして赤字決算を解消するシミュレーションとしたものである。 以上のような答弁がありました。 討論では、反対の立場から、3事業特別会計予算よりも一般会計からの繰出金が多くなっており、各種補助金等の削減に取り組んでいる一般会計を圧迫することになることから、反対するとの討論がありました。 採決の結果、賛成多数により原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)を御報告申し上げます。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第52号 令和元年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)を御報告申し上げます。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、漏水調査について質疑が出されております。 当局からの答弁は次のとおり要約して報告申し上げます。 現在、仙北市での漏水調査は職員が目視で探しているのが現状であり、これまでも定期的に実施している。令和2年度予算でも500万円ほどの漏水調査の予算を計上している。また、緊急時の漏水に対応するための予算も計上している。漏水調査については、業者が持っている優れた探査機を使った調査を想定している。硬質塩化ビニル管については、気温が5度を下回ると亀裂が入りやすくなる傾向にある。これまで見てきて、硬質塩化ビニル管に石材がめり込んで亀裂が入って漏水が発生するケースが非常に多いと感じている。今後の対応は、仙北市の管の53%が硬質塩化ビニル管である。これを全部入れ替えるとなると膨大な費用が発生する。現状は、こまめに漏水に対応して修繕していく方法と、漏水が多く発生する場所を特定した区間の管を交換していくやり方を地道に実施するしかないと考えている。有収率の低い地域を優先的に、管の交換、更新を実施するべきと考えており、管の年数が古いなど、そうしたものは考慮しないで実施することも考えている。盛岡の業者などが優れた漏水探査の機械設備を有しており、目視で見つけられないようなものについては、そうした業者に委託して漏水箇所を探して対応する。実際にその漏水探査の機械を導入して職員が調べることは、現状の職員体制では厳しいと考えている。 以上のような答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第53号 市道の変更認定について及び議案第54号 市道の認定についてを御報告申し上げます。 各議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 以上の2議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、請願第2号 桧木内川内川橋早期補強工事実現についてを御報告申し上げます。 本請願については、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 最後に、本委員会から、陳情第1号に基づく、最低賃金の改善と全国一律制にすることを求める意見書の提出議案を提出させていただいております。議員各位の御理解と御賛同をお願いして、産業建設常任委員会の報告といたします。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。16番。 ◆16番(高久昭二君) 数点、できるだけ簡単に質問しますので、どうか簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。 先ほど、議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定に対する委員長の報告ございまして、これは平成27年に水沢温泉からの入湯ということで温泉事業を継続してございまして、塚本總業だと、株式会社だと思いますけども、買い取り価格、現時点では大体どのくらいになってて、それに対してなかなか下げていただきたいと市のほうで要望しても応じないということな御報告だったように私聞きましたが、間違っていれば訂正してお詫びしますけども、その点もしお分かりであればお答え願いたいと思います。 それから、令和2年度の水道事業会計の関係で、未普及地域の解消に向けた今後の取り組みなんですけども、実は神代中学校のですね、あそこももちろん未普及地域の中に、エリアに入ってるわけです。小学校もですよ。まあ保育所も同じでしょうけども、保育園も。それで、中学校のその、つまり地下水を浄化するためのろ過器が老朽化っていうか壊れて、今回補修しなければならないという予算が計上されたやに聞こえてきますけども、やっぱりこれは何とかこれからもずっと5年も10年もこのままの状態でいくとすればですね、子供さん方の安全衛生面や健康面にもやっぱり十分気をつけなければならないと思うわけでございますが、どのような手法を取り入れるのか、当局から、あそこのエリアですね、神代のあそこのエリアの学校周辺のエリアはどのようになさるのか、もし担当課のほうから御説明があったとすれば、なかったらなかったで結構ですのでお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部常任委員長。 ◆9番(阿部則比古君) 塚本總業からの温泉水の仙北市に対する売買価格が幾らかということでございましたけども、確か1万3,000円という説明があったと思いますが、それに対して当市で1万7,000円というユーザーへの売買価格でございまして、非常にその利鞘がと申しますか薄くて、実際に配湯するとなるともうまるっきり売れば売るほど赤字ということことだようでございまして、これに関しても委員の間から、これ何とか改善できないものかと。その塚本總業のやっぱりやり方にとても承服できないというような色々な意見がございました。しかし、当局からは、依然として向こうが交渉に応じないという立場を崩しておりませんので、なかなか難しいけれども、やっぱり今後努力していくしかないのでないかというような答弁がございました。 それから、2番目の神代中学校の件でございますけれども、神代中学校そのものの地下水の浄化設備に関しては何も質問もございませんでしたけれども、ただここの土地に対する給水と申しますか、配水計画については、今議員から質問がございまして、非常にいわゆる加入率が、現在、西明寺低区から配水してるわけですけれども、加入率が当初予定よりもずっと割り込んでおりまして、19%台という現在の加入率だようでございまして、これでは事業として立ち行かないわけでございまして、今後、ですから住民の要求が強い、あるいは加入率が非常に高くなる、あるいはそうしたものが劇的な何かが見込まれるとすれば別だけども、今なかなか難しいんでないかというような答弁でございました。 それからもう一つは、これ神代地区にさらに網羅するということになりますと水が足りなくなるのでないかということで、色々そうした質問もございましたけれども、現在、西明寺低区・高区、ごめんなさい、西明寺低区から配水してるわけですけれども、低区に1号井、2号井、2井がございまして、これが直結されてる状況になっておるということでございまして、そのやりとり、それから西明寺高区とも連結されておりますし、今度、山谷川崎地区に配水する、完成しますと角館浄水場ともつながるということでございまして、非常にループ的につながるわけでございまして、そういう神代地区にさらにこの延伸して配水するということになっても、それで融通することによって給水量が耐えられるのでないかなというような答弁がございました。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで産業建設常任委員長の報告を終わります。 11時15分まで暫時休憩します。                             (午前11時03分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時15分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長より発言の訂正がありますので許可します。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) 先ほど高久議員さんのほうから、塚本總業からのお湯の仕入れ一口幾らかという質問がございまして、私「1万4,000円」というふうに申し上げましたけれども、間違っておりまして、税抜きで「1万3,000円」だそうでございまして、1万3,000円を税抜き1万7,000円で一口ですね供給してるということでございまして、大切な部分だと思いますので訂正してお詫び申し上げます。どうかひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、予算常任委員会副委員長の報告を求めます。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 3月6日に予算常任委員会へ付託されました、議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算及び議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)につきまして、審査の経過及び結果について御報告いたします。 審査は、3月6日、同月16日及び同月18日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において行いました。 出席委員は、3月6日は16名、阿部委員は欠席、16日が17名全員、18日は16名で八柳委員長が欠席でした。青柳議長には、3日間とも職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者ほか関係職員です。 会議の書記は、議会事務局の高階次長ほか3名を任命しました。 各分科会の審査は、3月9日から11日までの3日間でした。 各分科会からの審査報告では、皆さん御承知のとおり詳細な報告がありましたので、主な事項を抜粋、要約して御報告をいたします。 初めに、総務文教分科会でございます。 令和元年度補正予算。 1点目は、広報発行費について。 委員から、広報発行は月に1回で十分であるとの意見や、もっと身近な話題を取り上げげて市民との距離を縮めるように充実させるべきとの意見がありました。 2点目は、生保内小学校長寿命化改修事業費2,784万8,000円の減額について。 昨今の出生率の低下により、事業の精査が必要と判断し、今年度の実施設計は見送ることとした。来年度は、市内学校の全体計画書の策定を急ぎ、施設の長寿命化も含め再検討する。少子化に伴う小中一貫校については、あらゆる可能性を排除せずに検討したいとの答弁がありました。 続いて、令和2年度当初予算。 1、入湯税について。 委員から、納税の公平性は保つべきとの強い意見がありました。 2点目は、ふるさと納税について。 今後の動向についての質疑に対しては、「令和2年度ふるさと仙北応援寄附金を4億円と見込み計上しているが、決して安定財源ではないとの認識のもと、過度に頼る財政運営はしない。」との答弁でした。 3点目は、体育施設費について。 数年前に総合体育館の基本計画を策定した。しかし、限りがある財源の中で、規模や建設手法も含めて検討しているが、来年度の事業としての予算要求はしていない。内川橋の架け替えなど必要とされる様々な事業がある中で、合併特例債の残額は68億円程度となっている。しかし返済を考えると、この起債も余り使用したくない。こうした中、40億円規模の総合体育館の建設が可能なのか、財政バランスを考慮し慎重に判断しなければならない。生保内体育館の雨漏りは、ほかの体育館でも発生しており、今後の対応を検討したい。 次に、市民福祉分科会であります。 令和元年度補正予算。 病院事業会計補助金3億592万3,000円について。 資金不足比率が20%を超えた場合の病院経営への影響を問う質疑に対しては、「資金不足比率が10%を超えると資金不足等解消計画を策定することになっており、例えば、起債の際には、この計画を添付し、県の承認を得なければならない。さらに、この資金不足比率が20%を超えると、議会の議決を受け、経営健全化計画を策定しなければならない。この計画を策定する前に、当然、国・県から指導を仰がなければならない。そうなったときに、今の病院の規模を維持しながらの経営が国・県から承認されるのかどうか心配している。いずれにせよ、患者さんに迷惑がかからないよう、病棟の機能を縮小も含めて、経費の削減・収益増収に向けてやれることをやり尽くす覚悟で進めたい。」との答弁がありました。 令和2年度当初予算についてであります。 1点目は、保育園のあり方検討事業費24万2,000円について。 白岩・中川・角館西保育園は築40年を経過し、毎年、小規模修繕を行っている。出生数は減少が続き、今年度は昨年度より20名ほど減り、角館全体でも40名ほどとなる。今後、小規模の各保育園では園児が10人ほどとも想定される中、運営は厳しいものとなる。角館こども園は令和4年度からの法人化移行を目標に進めているが、出生数の動向を見据え、地域の要望を聞き、議会からも知恵を借りなければならない。 2点目は、生活保護費5億9,484万円について。 保護世帯の動向は、平成26年がピークで、令和になり330世帯でスタートし、1月末時点では301所帯、人数は434人から420人まで減っている。保護の廃止が多く、死亡による廃止、仕事に就いた自立廃止もあるが、総体的に世帯数が減っている。 最後に、産業建設分科会です。 令和元年度補正予算。 仙北市堆肥センター管理運営費294万5,000円の減額について。 「堆肥の売り上げは、管理運営費にも満たない。様々な情勢から農家が将来の肥育頭数を増加することは厳しいと考えられる中、堆肥の売り上げが伸びると考えてよいものなのか。」との質疑に対しては、「肥育頭数が減ってきている現実がある。農水省でも、令和2年度から畜産農家への手厚い支援が始まる。堆肥センターは、家畜の糞尿処理を1カ所に集約することで、農家の負担を軽減し、飼育頭数の増加を図るための施設でもある。堆肥の販売にあたっても、さらに情報の収集に努め、より一層の検討をさせていただく。」との答弁がありました。 令和2年度当初予算。 1点目は、仙北市中小企業振興資金預託金3億円について。 新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者に対する支援等を問う質疑に対しては、「本予算とは別枠で、利子補給、保証料の免除等を検討している。市独自の展開とする形で、公平・平等な施策を考えている。国・県・市の役割分担を見据え、金融対策としては、国・県の支援から漏れる部分の対応も考えたい。観光については、いずれは終息する時期までに準備をしておくことが大切で、観光協会等と協力しながら、すぐに動ける体制づくりが必要という認識である。」との答弁がありました。 2点目は、道路橋りょう費についてであります。 除雪の待機料を含む補償の考え方については、今冬は暖冬の影響で、やはりきついと思っている。確かに、大仙市では手厚い手当をしている。一方で、全県の実態では待機料がない自治体もあり、本市が特別劣っている事象ではないと考えられる。全県の待機料の動向を調査して比較・検討したが、従前のとおりとする判断をさせていただいた。業者の皆さんには理解していただけないかもしれない。市としては、もちろん手厚い補償ができればよいことだが、それぞれの自治体の事情もあり、歯切れのよい回答ではないが、現行の制度を維持して行きたいということが現課の考えであるとの答弁がありました。 3点目は、各種の補助金についてであります。 今後の補助金のあり方についての質疑に対しては、「補助金の考え方として、未来永劫ではなく、事業を立ち上げる契機として一旦お手伝いをするという意味合いだと思っている。全ての補助金について、その方向性等を見極め精査しながら、次の予算を考えたい。」との答弁がありました。 各分科会報告からの抜粋事項は以上であります。 次に、議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算に対する討論では、反対、そして賛成の立場から、それぞれ次に要約される討論がありました。 反対討論では、強い農業担い手づくり総合支援事業費補助金11億円は、田沢湖地区の工業団地へ予定している植物工場への補助であるが、大きな財源である国庫補助金が確定しない時点での予算計上であること。市の負担となる追加補助と団地内の整備費用は、極めて厳しい市の財政をさらに圧迫すること。正式なフランチャイズ契約がまだ締結されていないこと。企業立地促進に伴う条例の改正を議決後に予算計上すべきであること。確実な情報の提供によって初めて正確な判断ができるが、現時点での判断は極めて危険な方向に向かうと懸念されること。以上の理由から反対する。 賛成討論は、強い農業担い手づくり総合支援事業費補助金11億円は、植物工場誘致に対する補助金だが、説明の段階から議論に必要な正確な情報提供を望む。フランチャイズ制により、最新のノウハウに対する高額な対価等が心配されることから、経営に与える影響をも考慮し、支援すること。以前の企業誘致の失敗例を検証・分析の上、金融機関からの情報に頼り過ぎることなく、民間の信用調査も活用し、市民に損失を与えない事務事業の展開を強く望む。市民の税金を有効に活用する観点からは、妥当なところに予算措置することが基本であり、常識的な見識に基づく予算のあり方につき、強く意識すること。新型コロナウィルスによる地域経済の疲弊感から脱却するために、産業振興基本条例の理念を再認識するべきである。市内において経済を循環させる環境の構築が求められる中、既存の概念にとらわれることなく、市民と手を携えて、この難局を乗り切れる事業の展開を切望する。 また、反対討論として、通知カード・個人番号カードの関連予算約2,200万円は、事務負担が重い割には経済効果がないこと。文化財保護費の内容からは、地域の偏在を強く感じること。田沢交流センターの保管史料を活用して、次世代につなげるための施策を展開すべきと幾度となく指摘してきたが、未着手であること。伝承館費の展示資料購入整備費310万円は見合わせるべきであること。以上の理由から反対する。 以上の討論の後、採決の結果、議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算は、起立多数により原案を可とすべきものと決定をいたしました。 次に、議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)に対する討論では、賛成の立場から、次に要約される討論がありました。 賛成。病院事業補助金約3億600万円は、角館総合病院、田沢湖病院の2病院に対するもので、この予算を可決して財政支援しなければ、資金ショートしてしまう。医師不足や様々な課題を抱えているが、大曲厚生医療センターとの医師派遣などの連携協定をさらに充実させ、確実に新年度から実現していただきたい。さらに、真に患者さん本位に立った院内改革を進め、市民から信頼される病院としてさらに成長・発展するために、経営にあたっていただきたい。 同じく賛成討論として、病院事業会計補助金は3億592万3,000円と多額である。医療は地域発展のかなめであり、企業の自覚をもって運営されたい。アドバイザーの導入や経営企画推進室の成果として示されている数値のほかにも、具体的な課題の解決の方策を明らかにする必要がある。自らも患者として、家族を託す側として、なくしてはならない病院であり、より一層、経営改善に努められることを切望する。事業確定による減額が目立つ補正予算であるが、早めに対応することで、より充実した事業の成果が得られることもあるということを認識されたい。 以上の討論の後、議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)は、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 以上をもちまして、予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略をいたします。 これで予算常任委員会副委員長の報告を終わります。 これで各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてから日程第4、議案第9号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についての各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第5、議案第10号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。 それでは、議案第10号に対して賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 同議案については、私は賛成をする立場ではございますが、門脇市長の今回のこの改正によりまして給与月額3カ月分を減額する提案でございます。これは、生保内中学校の学校校務員の勤められた若い職員が当時の校長からパワハラ行為を受け、それがもとで自殺に追い込まれました。大変痛ましい悲しい事件でございます。秋田県教育委員会でも初めて県内でこのパワハラ行為があったことを認め、市としてもこれを重く受け止めて、今後につなげていかなければならない事件でございます。最近では、神戸市の小学校の女性先輩教師が新任の教員に対する異常ないじめや、また最近では、鹿児島県内の校長が部下の教員の人格を否定するような発言等の行為が新聞でも報じられてございます。大人社会でいじめがはびこることは、子供に対するよい教育ができる環境にはならないと思います。 こうした事実を踏まえて、仙北市の総合教育委員会を司る門脇市長並びに仙北市教育委員会の最高責任者でございます熊谷教育長は、二度とこのような痛ましい事件が発生しないように、市内各小・中学校を指導・監督に励んでいただくことを切に要望しまして、本議案に賛成いたします。 以上をもって賛成討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第6、議案第11号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第25、議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第26、議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、議長から指名していただきましたので討論をさせていただきます。 議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算に反対の立場から討論をさせていただきます。 第1点目、当初予算及び前年度国保税の国保世帯に課税されております仙北市の市内のゼロ歳児から満74歳までの一般世帯に対する世帯割、平等割等が若干減額なさってございますけれども、またこれは市の当局の努力があらわれておることとは思いますが、最近の新型コロナウイルスが発生し、国保世帯の自営業者並びに働かれている非正規パート社員の方々がまだまだ国保税が重いという声が聞こえてまいります。市当局もそれなりに努力はなさってございますけども、さらなる一般会計からの繰り出しを行い、また減額に努めるべきではないかと考える次第でございます。 2点目、健康保険法に基づく法定減免、申請減免がございます。国民健康保険法第77条、保険者は、条例又は規約の定めるところにより、特別の理由があるときは、保険料を減額し、又は減免、免除する、猶予することができるというふうに明記されてございます。しかしながら、これが改悪をされまして、今は資格証明書の発行が平成12年4月からこれをペナルティーとしての資格証を発行することができるから発行するということに改悪をなさってございます。国のほうで改悪されております。そのために、仙北市でも少なくない資格証明書、国保世帯の方々が病気にかかり、また病気が進行してもなかなかお金がなくて受診できないという方も見受けられます。これらの問題を抱えておるわけでございますので、当局もそれなりに努力されていることは認めますが、まだまだ不十分な点もございます。 以上の2点の理由によりまして、私は、議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算に反対いたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第27、議案第32号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第44、議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第45、議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)に対する討論を行います。 通告により発言を許します。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) 私は、議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について反対の立場から討論いたします。 この案件は、本会議での議案説明があり、議員からも質問がなされ、市民福祉常任委員会でも審査され、そして本日報告もされています。早い話が、事業における資金ショートが起きるので補填し、回避を図るものであり、経営改善がなされるものではありません。私は、病院の必要性は十分認識しているつもりであります。これまで病院事業に関しましては、新病院建設に係る議会の特別委員会から今日まで問題点を指摘し、意見を述べてきましたが、状況は一向に改善されず、むしろ悪化の道をたどっています。まずは、事業に対する責任の明確さがありません。組織体制も含め、明確にし、取り組む必要があります。市当局は予算を措置するだけ、また、管理者は予算を執行するだけ、医療従事者は仕事をこなすだけであります。そこに危機感を共有している感じは受けません。私は、市民は病院事業の一口株主と思っています。だから辛口の意見も出ますが、期待もしていると思います。民間事業であれば、もう倒産状況であり、役職解任やボーナス等の支給はできない状況ですが、もらって当たり前と思ってるのではないでしょうか。赤字なのに支給されることに感謝の気持ち等があれば、各種の取り組みにもっと積極的になされるはずですし、患者さんやお客様の接遇等にも劇的な変化が起きるはずと思っております。 事業における改善の取り組みも報告されていますが、これは事業量に合わせた数字的な取り組みであり、病院の持つ悪い体質改善ではありません。事業量を確実に達成できる取り組みをしておりますか。例えば、市長、進藤管理者、あるいは職員は、健康診断やドック等はどこで健診を受けていますか。個人的なことは強制できませんが、利用の呼びかけはできるはずでございます。聞くところによると、大曲であったり、日赤等であったり、工藤クリニックであったりという話は伺っています。私たち議会にも一度は声をかけたことがありますか。他の医療機関では、1年後の健診まで予約を熱心に勧めております。1回だけ常任委員会と意見交換をしたという形だけにとどまらず、市民目線を取り入れたり、議会とも積極的な意見交換の場を設けたり、事業にかかわる人々がまさにワンチームとなり確実に実績を積み重ねる体制ができてこそ、初めて生きる予算であります。現状は、延命治療を施すだけであり、先に責任のあり方の明確さ、事業に携わる意識と責任感の醸成をし、体制の構築が先決であります。よって、私は本予算には反対であります。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番、荒木田俊一君の討論を終わります。 日程第46、議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)から日程第51、請願第2号 桧木内川内川橋早期補強工事実現についてまでの各案及び各請願に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第52、請願第3号 高すぎる国民健康保険料、税引き下げのための抜本的改善を国に求める請願に対する討論を行います。 通告により発言を許します。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、請願第3号 高すぎる国民健康保険料、税引き下げのための抜本的改善を国に求める請願について、賛成の立場から討論をいたします。 国民健康保険は、自営業や所得の低い方、退職後に社会保険から外れたときに入る保険であります。前年度所得に課税される所得割、世帯人数に課税される均等割、世帯に課税される平等割からなり、世帯人数が多ければ負担が重い仕組みとなっております。医療分、高齢者支援金分は、ゼロ歳から74歳に至るまで課税対象となり、家計への負担を重くしている税金です。仙北市の滞納世帯数は、2018年では世帯数の23%、2019年は11.7%に改善はしていますが、1世帯当たりの滞納平均金額は4万7,851円と全県でも上位にあります。このことからしても、高すぎる国保税と言わざるを得ません。 仙北市では、昨年12月議会において、先進的医療費の負担にも耐え得る基金保有ができたこととして国民健康保険税率の見直しを図り、来月から1世帯ひとり世帯で8,000円の引き下げが実現しました。しかし、収入のない子供に税金を課すことへの疑問が高まっております。国の政策では、所得が少ない方への減免措置はあっても、子供の減免措置はありません。全国知事会や市町村長会でも、公費の増額を望む声が高まっています。自治体独自の減免対策には限りがあり、基準外繰り入れを認めず実施した自治体にペナルティーが強まれば、保険税の引き上げにつながります。安心して医療が受けられるように、国保の構造的問題を解決するためにも、本請願の趣旨に賛同し賛成をいたすものであります。 討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番、平岡裕子さんの討論を終わります。 日程第53、請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為にに対する討論を行います。 通告により発言を許します。15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) 私は、請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為にに対し、反対の立場で討論をさせていただきます。 請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為にについてでありますけれども、請願の趣旨に反対ということではなくて、現時点では色々な問題があるので継続審査にすべきだという立場で採択に反対するものであります。 その請願の趣旨は次のようになっています。 この請願は、西木地区のデマンドタクシーが休祭日に急用・急病の場合に角館町に出ていく場合、不便を感じています。地域の公共交通の充実を図るため、休祭日に午前1往復、午後1往復、市民バスを試験的に運用するようにしてもらいたいとの要望になっております。 委員会では、高齢化が進み、車を手放す方も多くなっており、車を運転しない方の不便もそういうものにも応じてほしいというような説明を受けました。その気持ちは分からないでもありませんけれども、その方々に起こる急用というのは何なのか。それらの点についてもう少し議論する必要があるのではないかというふうに思います。 祝祭日に1日2便走らせるという急を要するということとは、どのようなことなのか。どのような事態なのか。また、どれくらいの頻度がありそうなのか。例が示されておりませんので、よく分かりません。休祭日に運行するとなると、事は公共交通全体にかかわってきます。デマンドバスは西木地区をはじめ4路線、ほかに市民バスも田沢湖、角館地区合わせて4路線あります。公平性や全体の市民サービスの観点からすると、これに羽後交通バスや内陸線等も加わってくるかもしれません。また、財源も付随してくると思われます。ただ、急病については一刻を争う場合もある命の問題でありますので、その場合は現行どおり119番で消防に通報し、救急車で搬送してもらうというほうが確実に問題解決になるのではないかというふうに思います。 以上のような色々な点を今後まだやはり継続して審査するというふうにすべきだったのではないかというふうに考えますので、このたびの請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為にの採択には反対をいたします。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番、八柳良太郎君の討論を終わります。 これで全ての討論を終わります。 次に採決に入るわけですけども、昼食のため13時まで休憩します。                             (午前11時52分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) これから採決を行います。 日程第1、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてから日程第18、議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第19、議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第20、議案第25号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第23、議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定についてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第24、議案第29号、令和2年度仙北市一般会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第25、議案第30号、令和2年度仙北市集中管理特別会計予算を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第26、議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第27、議案第32号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第34、議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算までの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第35、議案第40号、令和2年度仙北市下水道事業会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第36、議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)から日程第44、議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)までの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第45、議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第46、議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)から日程第51、請願第2号 桧木内川内川橋早期補強工事実現についてまでの各案及び各請願を一括して採決します。以上の各案及び各請願に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案及び請願は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各案及び各請願は、各委員長報告のとおり可決及び採択されました。 日程第52、請願第3号 高すぎる国民健康保険料、税引き下げのための抜本的改善を国に求める請願を採決します。この採決は起立によって行います。本請願に対する委員長の報告は採択です。本請願は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本請願は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。 日程第53、請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為にを採決をします。この採決は起立によって行います。本請願に対する委員長の報告は採択です。本請願は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本請願は、不採択することに決定をいたしました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第54、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載のとおり、本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第55号~議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第55、議案第55号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第9号)から日程第57、議案第57号 工事請負契約の締結についてまでを一括して議題とします。 説明を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第55号を御説明いたします。 令和元年度補正予算・一般会計(9号)ファイルの2ページをご覧ください。 議案第55号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億7,473万円を減額し、総額をそれぞれ229億3,403万3,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正です。 5ページをご覧ください。 第2表繰越明許費補正です。記載の事業を廃止するものです。 6ページをご覧ください。 第3表債務負担行為補正です。このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大による中小企業者の資金繰りなどを支援するため、記載の2事業を追加、1事業を変更するものです。 7ページをご覧ください。 第4表地方債補正です。記載の1事業を追加し、2事業の起債額を変更するものです。 10ページをご覧ください。 歳入について。 10款1項1目説明欄、特別交付税500万円の追加は、補正財源です。 15款2項4目説明欄、畜産競争力強化対策整備事業費補助金1億8,023万円の減額は、補助事業不採択に伴い減額するものです。 21款1項5目説明欄、観光施設整備事業債160万円の減額及び14目説明欄、単独公共土木施設災害復旧事業債200万円の追加は、台風19号の影響による抱返り渓谷遊歩道支障木撤去に係る県負担分の一部が災害復旧事業費と認められたために、一般単独事業債から災害復旧事業債へ変更するものです。 11目説明欄、過疎対策債10万円の追加は、中小企業活性化支援事業費補助金分として過疎債ソフト枠の超過申請分が認められたことによる追加です。 11ページをご覧ください。 歳出について。 6款1項4目説明欄、畜産競争力強化対策整備事業費補助金1億8,023万円の減額は、畜産経営施設の整備事業に係る国庫補助事業不採択に伴い事業を中止し、全額を減額するものです。 7款1項2目説明欄、仙北市中小企業振興資金貸付金利子補給金12万円の追加は、新型コロナウイルス感染症の拡大により売り上げ減少に直面している小中企業者の皆様の資金繰りを支援するため、市が新たに実施する融資制度の借入れに対する利子補給分です。 同じく説明欄、秋田県信用保証協会保証料補給金664万1,000円は、市が新たに実施する融資制度では保証料を市が負担することとしておりますが、県で実施している新型コロナウイルス感染症対策枠では保証料が免除となりません。その救済措置として、県から当該資金を借入れした中小企業者が負担する保証料を市が負担するものでございます。 同じく説明欄、秋田県経営安定化資金5万6,000円は、秋田県経営安定化資金のうち新型コロナウイルス感染症対策枠の融資制度借入れ者に対する利子補給分です。 14款予備費131万7,000円の減額は、歳入歳出差額の調整分です。 なお、新型コロナウイルスに係る経費支援については、3月13日に仙北市新型コロナウイルスに係る経済支援対策会議を開催し、市内金融機関各支店長、観光協会、商工会事務局長、市からは市長、副市長、関係各部長等を委員とし協議しております。協議内容は、市内企業の経営状況、相談状況など情報の共有、経済対策支援についての各関係機関の状況と支援の要望等について意見を伺っております。各機関からは、現状を踏まえた中小企業者への救済支援として、市の新たな融資制度が必要との意見が出されており、本補正へ予算措置したものでございます。 なお、資料として、緊急アンケート報告書、融資制度について添付してございます。 続いて、議案第56号について御説明いたします。 議案ファイルの3ページをお開きください。 議案第56号 工事請負契約の締結について。 仙北市役所田沢湖庁舎改修工事請負契約を次のとおり締結するため、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものです。 1、契約の目的から4、契約の相手方については、記載のとおりです。 内容については、56号議案説明資料をご覧ください。 入札結果経緯ですが、当該工事については、指名審査会を2月10日の開催、同日入札公告を行っております。入札日時は3月5日とし、同日午後1時10分に開札をしております。入札方式は条件付一般競争入札とし、入札参加形態は単体、資格要件は、格付工種及び等級が建築一式A級、建築業法第3条規定の営業所の所在地が、主たる営業所が仙北市、大仙市、仙北郡内とし、許可業種が建築工事業、特定建設業許可を有し、専任の監理技術者を配置でき、仙北市競争入札参加資格者名簿登録者であることとしております。 今回の入札参加者は、表にございますように2社で、落札決定者は株式会社寺沢工務店 代表取締役 寺沢 喬、入札金額1億5,850万円、税抜きで落札しております。 仮契約日は令和2年3月9日、指名審査会終了後です。契約額は、消費税相当額10%を含む1億7,435万円。工事概要は、耐震補強工事一式、外壁塗装・屋上防水止改修工事一式です。予定工期は、令和2年11月30日までとしております。 続いて、議案第57号について御説明いたします。 議案ファイルの4ページをお開きください。 議案第57号 工事請負契約の締結について。 仙北市新角館庁舎公用車車庫棟建設工事請負契約を次のとおり締結するため、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 1、契約の目的から4、契約の相手方については、記載のとおりです。 内容につきましては、57号議案説明資料をご覧ください。 入札結果経緯ですが、当該工事につきましては、指名審査会を2月10日の開催、同日入札公告を行っております。入札日時は3月5日とし、同日午後1時10分に開札をしております。入札方式は条件付一般競争入札とし、入札参加形態は単体、資格要件は、格付工種及び等級が建築一式A級、建築業法第3条規定の営業所の所在地が、主たる営業所が仙北市、大仙市、仙北郡内とし、許可業種が建築工事業、特定建設業許可を有し、専任の監理技術者を配置でき、仙北市競争入札参加資格者名簿登録者であることとしております。 今回の入札参加者は、表にありますように1社で、落札決定者は株式会社瀧神巧業 代表取締役 佐藤 慎、入札金額1億8,265万円、税抜きで落札しております。 仮契約日は令和2年3月9日、指名審査会の終了後です。契約額は、消費税相当額10%を含む2億91万5,000円。工事概要は、鉄骨造平屋、延床面積852.43平方メートルです。工種は、建築工事一式、電気設備工事一式、機構設備工事一式となっております。予定工期は、令和2年8月31日までとしております。 以上で議案第55号から第57号の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。 議案第55号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) ちょっと、2、3お聞きします。今出されただけですので、ちょっと準備しておけばよかったんですけども、ちょっと違うことをお聞きすることもあるかもしれませんが、どうか御容赦願いたいと思います。 今回の一般会計の補正予算、議案第55号のこの中に、農水省の関係の畜産のその強化する協力の補助が今回不採択となったということですが、どの業者が主体の業者であるのか、または経営者であるのか。それで、どういう理由でもって不採択になったのか。その内容についてひとつお知らせ願いたいと思います。 それからもう1点目は、仙北市抱返りの神代の遊歩道の関係でございますけども、市の負担が200万円求められておるわけですが、あそこは県が管理する工事なんですけども、県ではそれでは幾ら出して総額幾らの工事費、事業費になるのか、その点を教えていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。農林補助金について、八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) それでは、御質問にお答えいたします。 今回の事業の不採択ということでしたけども、事業の実施主体につきましては、大仙・仙北・美郷地域畜産クラスター協議会 代表者 細谷精悦さんという方が実施主体となります。で、仙北市の事業主体につきましては、有限会社藤原養鶏場の成鶏舎ですね、鳥を飼育しておく建物、それから建物の中のゲージ関係一式でございました。 それで、不採択の内容につきましてというお尋ねでしたけども、秋田県から4地区ほど手挙げなっておりまして、大体同じ額の経営体も採択なったようですけども、ここ仙北市の藤原養鶏さんにつきましては、ちょっと理由等は情報いただいておりませんけども不採択という内報をいただきましたので、今回事業中止ということになりました。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 高久議員の質問にお答えをいたします。 県工事の総額が幾らかという御質問でしたけども、事業総額1,068万円で、支障木除去等の工事を行っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 大仙・美郷クラスター協議会ということでございますけども、細谷精悦さんという方は、この方は仙北市の方でしょうか。ちょっと何も予備知識がないもんで大変失礼ですけども、その中で藤原養鶏さんの飼育舎を建設したいということでの申請なさったと思うんですけど、仙北市を通してですね。まあ理由は聞いてないということでございますけども、理由は聞かないことになってるもんでしょうか、こういう場合は。国に対して非常に何というか、失礼だというふうなお気持ちがあるんでしょうか。この飼育舎がやっぱり当然、藤原養鶏さんは必要であるから当然申請なさったと思いますので、御本人には当然通知なさると思いますけども、やっぱり当然理由求められた場合は理由を代弁して聞くなり、あとは本人任せでいいということなんでしょうか。 それからもう一つのその遊歩道の関係でございますけども、支障木を撤去することは分かりますけれども、遊歩道はそうすればどこからどこまで開通できると。今年の春からですね秋までにかけて。その点をちょっと確認したいのでお知らせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 施工主体ですけども、大仙・美郷地域畜産クラスター協議会は、平成27年の3月に設立になりまして、この代表者は大仙市の畜産農家の方でございます。 それと、不採択になった理由につきましては、私どもまだちょっと国のほうへは照会はしておりませんで、クラスター協議会のほうへはもしかすれば内容等が告知なってるかもしれませんけども、いずれにしましても後ほど確認するような手続きになるかと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 抱返り遊歩道の場所ですけれども、工事を実際、支障木を撤去したのは抱返りの10号橋という橋で、これは大体、抱返りの入り口から850メーターぐらいの箇所にあるところでございます。 なお、工期につきましては令和2年の3月27日までとなっておりますので、春には見返りの滝まではお客様に行っていただけるというふうに理解しております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 1点だけ。藤原養鶏さんの飼育舎はどのくらいの予算規模で工事することで申請さなったんでしょうか。この減額がこの金額であるからこの予算でやったといえばそれまでですけども、その辺をちょっと明らかにしていただきたいということと、これは県を通じて農水省に申請なさるものなのか、直接市が指導してこのクラスター協会が農水省に直接申請なさるものなのか、どういう申請方法なのかお知らせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) まず今回申請しておりました総事業費ですけども、概算で3億9,650万円ほど。これ補助額で、先ほど減額しました1億8,023万円が補助金額でございます。 それから申請形式は、クラスター協議会から秋田県の畜産課を通じまして県の段階で取りまとめをして農水省へ採択申請してあるものでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。5番、高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは、引き続きまして今の補正予算について質問させていただきますけども、まず1点目が今も議論になりましたこの畜産競争化対策整備事業費補助金ということで1億8,023万円ですけれども、これをあれですか、ちょっと私今出されてあれなんですけども、さっき本会議で可決した補正予算8号の中に入ってるものと同じものを今この後減額するというような、そういうお話でよろしかったでしょうかというのがまず1点目です。 それから、そうだとするならば、これ不採択っていうのはいつ分かったんですかということについても確認したいと思います。 それからもう1点です。コロナウイルスに関連してということで、今回利子補給の補正ということであります。前もお話をさせていただきましたが、これによって今、市内大変な経済被害に遭ってるということで、ましてこの仙北市においては県内でまず一番の観光地ということでもありまして、今現在もそうですし、この後のオンシーズンもどこまでこのコロナウイルスの影響が出るかっていうのがちょっと見通せないようなそういう厳しい状況でありますが、こうした融資制度、それから利子補給のほかにですね、もちろん国もいろんな対策を検討中とは伺っておりますけれども、市としては、この観光地としての市ではどういうことを今検討なされているのかという、このほかにですね、ということも確認をさせていただきたいと思います。 それから併せて、先ほどのお話では、その対策会議といいますか、皆さんがお集まりになって相談したということでありますけども、現状での経済損失、被害額というかというあたりと、それから今後の見込み等分かるのであれば確認したいと思います。答弁を求めます。 ○議長(青柳宗五郎君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 高橋議員の御質問にお答えいたします。 今回取り下げしているその予算につきまして、補正の8号に計上してあったかという御質問ですけども、おっしゃるとおり8号に計上させていただいて、今回不採択ということで9号で減額させていただいたということになります。 それから、不採択の通知、いわゆる知らせを聞いたのはいつかということでしたけども、東北農政局の生産部畜産課から、事務連絡としまして令和2年の3月17日付けで秋田県のほうへ不採択という通知を受けております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 新型コロナウイルス対策の件でありますけれども、13日に私の名前で市内の金融機関の支店長の皆様、また商工会、それから観光協会の皆様にお声かけをさせていただいて、現状の分析をさせていただきました。その前段で1週間前に、今日皆様方のほうのタブレットにも送信なっているかと思いますが、緊急アンケート調査を実施させていただいて、非常に大きな影響が現在もあって、さらにこの後も、先ほど議員がお話のとおり終息するタイミングをまだ見出すことができないという状況で、オンシーズンになるまでもうもたないというような思いから、ぜひその緊急的な経済支援対策に御助言いただきたいということで集まっていただいということであります。その際にはですね、具体の市の被害額と申しますか、欠損額と申しますか、そのような金額が議論になったということではなくて、その時点で判明している、2月28日時点での例えばホテルのキャンセル数の人数約4,000人、それから飲食等に関するキャンセル3,800人というものがまずひとつ材料として提供しております。さらにこの後、様々なでこぼこがある観光関係の業態の方々の情報が、でこぼこと申しますのは、ですから被害がとても大きいというところと、それから被害はあるけれども解約をいただいた後にまた予約が入ったとかというような事象が色々違うことがありまして、その聞き取りを継続していこうということでまずお話がなっております。継続してお話をいただくということの調査はこの後も続くというふうに認識しております。また先ほど話をさせていただいた経済支援対策に関する金融機関の皆様にも、この後もぜひ場面場面で様々な御支援、御助言をいただきたいというお話をしております。 今回の融資対策については、まだ第1弾という形で考えております。今日19日に国からのまた新たな政策、コロナウイルスの対策の現状と経済対策についての言及があろうかと思っておりますけれども、新聞報道で私ども知る限りしかありませんが、国が対策、この後考えている支援のほかに、先ほど話があったように市が独自で対策を講じなければいけないということで幾つか考えております。特にそれは仙北市が観光交流の秋田県下一番のまちであるということで、その特殊性に鑑みてどういう対策が必要なのかということを話しているという現状にあります。 いろんな場面でお話をしておりますけれども、その一つ一つに対して各部各課のほうで可能なのかどうかという議論をまさに今している最中であります。さらに言うと、その議論の途中でまた国から情報が入るというようなことで、少し混乱しております。大変恐縮でありますけども、しっかりと交通整理をさせていただいて、また皆様方に御提案させていただくという場面があろうかと思います。どうかその際にもよろしくお願い申し上げたいと思います。 私からは、あっ、それから、もし、議長さん恐縮です。最新のキャンセルとか、もしくはその数字の新たな収集した状況が仮にあれば、商工観光部のほうから説明があればありがたいわけであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 先ほど市長が申し述べました経済対策会議のときに、宿泊者数、これ2月末で若干古いデータでしたけども、4,500人。この間の予算常任委員会でも申し上げましたように、飲食のキャンセル数が3,800人ということで、その後隔週で観光協会のほうで調べておりまして、今現在まで集計をしているところでして直近の数字が出てない状況ということで、出次第、皆様にはお話しさせていただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) まず1点目のこの補助金不採択ですけれども、さっき可決して今また減額というのも何だか、17日の段階で分かったということでおとといですか、ということなんですが、期間はないんですが何かこう説明とか、何といいますか、まあこれを予算を、そもそもの当初予算、補正予算8号の中で何かこう減額とかその部分取り下げとかということにもならないんでしょうねというようなことで、一度、今可決、5分前に可決して今度またこれ引っ込めるやつもう一回可決するのかというのは、非常に不自然なことかなと思いまして御質問させていただきます。 また、コロナウイルス対策ですけれども、利子補給というのは結局借入れに伴うということでありますが、なかなか、あくまで借入れでありまして、借りたものは返さなきゃいけないということで、それをどうやって見通しを立てていくかということが非常に大変厳しいところでありまして、やはりこれ以外のですね経済対策を今後速やかにどういうふうに打っていけるかというのが非常に大きな課題ではないかというふうに思います。報道でもお花見も規模も縮小してということで、イベント、それから出店もない方向ということで検討されているようでありますけれども、また加えて観光バスで来られるお客様も、もうほとんどキャンセル入ってるというふうにも伺っておりますし、それから新聞でも報道されてますとおり、修学旅行、教育旅行のキャンセルというのも非常に大きな影響をこの後及ぼすということがもう見えているという状況でありますので、ぜひとも行動力を発揮していただいて、何とか独自の何かできることからまず進めていくということにしていただければというふうに思いますけれども、いま一度答弁を求めます。 以上2点です。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 推測で恐縮ですけども、今日の国からのコロナウイルス対策の新たなパターンというのは、多分専門家会議の皆様方の御認識もあるかと思いますけれども、これまで全国47都道府県一律で様々な規制自粛を行ってきたことから、若干これはクラスター等の発症があって、これまでと同様、まさにこれまでもそうでしたけども、この後も対策を講じなければいけないという地域、県とはまた別の現在発症の度合いが緩慢化しているとか、あるいは入院患者が退院されたとかということで、対策が一律ではなくなっていくというような想定のお話もあるようであります。そういうこともありましたので、昨日までの観光協会等とのお話し合いの中では、一律的な考え方ではなくて、できることを最大やっていこうというふうに議員のお話のとおりの思いで様々な議論が行われております。私どもから提案させていただいたことは、感染症対策で市民の方々が市外、県外、国外もそうでしょうけども移動することでのリスクがあるということを考えると、やはり地域内で日常生活をしっかりと続けていくということが何よりも感染症対策としても有効だという考え方のもとで、まず市内で御用達ができることを一生懸命御用達してもらいましょうというお話を少しずつさせていただいてるという状況であります。決して経済的な活動が何よりも重要だという話を看板に上げるということだけではなくて、ストレスだったり、我慢しきれない子供たちの日常を考えると、安全対策を講じた上で自由時間、余暇時間を過ごしていただく、そういうことで体力をつけて抵抗力をつけて、長期戦となっていくだろうウイルス対策との戦いに臨もうじゃないかという考え方が私ども持っておりまして、観光協会、商工会でも、地場産、それから地産地消等の活動を何という形で応援していくのかということも既に議論が始まってるというような状況があります。少しお時間いただきたいというふうな思いであります。よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算の考え方については誰。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) この後も私ども独自に政策を展開しなければいけない部分というのはありますので、国、県の動向、動静等をしっかりと見極めた上で、市民の皆様方の御要望にお応えできるように一生懸命頑張っていきたいというふうに思っております。 5月のゴールデンウィークまで、実際に経営が困難だというような切実なお話も何件かお聞きしております。そういう方々は・・・ ○議長(青柳宗五郎君) 市長、市長、そのことでねえんでねえの、言われてること。          (「畜産」と言う人あり) ◎市長(門脇光浩君) それから畜産の内示が17日ということで、皆様方にこのような形で8号と9号連続性から考えると余り形的にはよくないなという御指摘はもっともであります。最大、昨日ぐらいから対策をどうしようかということで色々と協議させていただきましたけれども、こういう形で皆様方に御提示させていただかなければならない状況になったことは大変申し訳なく思っております。恐縮であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番いいですか。 ほかに。6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 同じく補正予算について、非常に新型コロナウイルスでキャンセルが相次ぎ、また経営が厳しい状況の事業者にとってはありがたいなと言われるような歳出の今回の予算ではないかなと思います。実は、国で1週間前に出した令和2年の3月、先週の3月11日の10時時点での経産省、経済産業省での「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ」という案内というかPRが載っております。これによりますと、ほとんど経済産業省の新型コロナウイルス感染症関連で検索する、もしくは中小企業ネットマガジン等々、中身もこういう形で受け付けてますよというようなところがしっかりと提示されております。そういった形で、窓口について、まずは一体どこが窓口でやるのかと言われるようなところをはっきり明示していただきたいと思いますので、その点について第1点目でございます。 それを広くやっぱり公表・周知徹底していただきたいなと。中には、商工会に加入していない商店、個人事業主等々が一番ダメージを被って、実はもう本当にこのゴールデンウィーク迎えるんだけれども、これで本当にお客さん来ないとあとはもう万歳するしかないなというような非常に厳しい個人事業主さん、また店主さんもいらっしゃいます。で、相談の中には、いや、こうこうこうやって商工会のほうに相談していけば窓口はあれですからというような話をしますと、いや、商工会の会員のほうも入ってなくてというような方もいらっしゃいますので、その点の手当をどうするのか、そこら辺をお聞きしたいと思いますし、またさらに、このスピーディーな対応をお願いしたいと思います。既に今休んでいる小・中学生、また高校生等へ、フードバンクを活用した促進対策とか、こういった各省庁で出している感染症に対する第2弾、第3弾というものも今既に出しておりますので、まあこれこの後第4弾、第5弾と各省庁でも、国のほうでも出てくるとは思いますけれども、今また県のほうでも毎日のようにコロナウイルス対策についてしっかりと協議してるというようなお話も伺いましたので、その点についてお願いしたいなと思います。 また、市として独自の、やっぱり仙北市はやっぱりさすが観光の小さな国際観光都市を目指しているその観光のまちだなと言われるような、そういった独自の対策も、今こういうことを検討してるということがあれば教えていただきたいなと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 細川観光商工部長。 ◎観光商工部長(細川秀清君) 熊谷議員の質問にお答えします。 まず一つ、窓口を一本化というふうなお話でございましたけれども、残念ながら、問い合わせあった場合は市の商工課なり商工会なりで対応することになりますけども、その金融の窓口ということになりますと、国のほうの窓口が日本政策金融公庫になりますので、どうしても国のほうの支援を受ける場合はそちらのほうに行っていただくというふうなことになります。県の資金を受けるという場合は、県内の金融業者、県内に本社・支店ある金融業者ということになりますし、市の今新しい創設するものについては、市内の金融機関というふうな形になってきますので、その辺のちょっとこう受付窓口が違っていますので、その辺についてはこちらとしてもホームページ等々で周知しますとともに、商工会さんのほうにもそういうふうな御案内ということで徹底をさせていただきたいと思います。 先ほど商工会さんのほうに入ってない方もいるというふうなお話でしたけども、今回市で創設した資金については、商工会さんのほうに入っている、いないにかかわらず、まあこれは県も国もそうですけども、対応していただけることにはなっておりますので、その点は大丈夫かなというふうに考えてございます。 3つ目のスピーディーにというふうな話でしたけれども、今日御可決いただけるとすれば、早ければ今日、週明けからでも貸付できる体制をとっていきたいというふうに思ってございます。 あと、独自のというふうなお話でしたけども、私からはこの金融対策に限って話させてもらうとすれば、今回、マルセというふうな中小企業振興資金で別枠という形で上限2,000万円というふうな形で設けさせていただておりますし、その部分の借り主のほうが1%になるような保証金の利子補給をさせていただきたいというふうに思っております。これについては、これ他町村と比べるようなものではないと思いますけども、仙北市は特殊事情というか観光地というふうなこともありますので、県の今発表になってる一般的なものよりは有利な制度というふうになっている状況でございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 私からも補足という形で御答弁します。 今、商工観光部長が話したとおりなんですけども、さらに税金のほうで税務課のほうを窓口にして、納税猶予等も今検討しているとこでございます。ただ、これ国のほうでも所得税の納税猶予1年間、また延滞金をとらないというようなお話も出ております。熊谷議員もいろんな情報をお持ちのことと思いますけども、県も国も毎日この情報が変わってきておりますので、それらをきちんと見極めて、その上でさらに市の独自の対策があるのかどうかということを考えたいと思います。 観光の市ですので、旅館・ホテル等のキャンセルがかなりの数になってますので、これをどういう形が一番いいのかということなんですけど、この前の支援対策会議でも先が見通せないということで、急にこの現金をばらまくようなことではちょっと今はできないのかなというふうに思ってます。銀行さんのほうでも、既存の資金の返済猶予のほうが効果があるのかなというようなお話はされておりました。それらも含めて、国のほうで公共料金の返済猶予とか色々あるようですので、また国のほうでは、どの範囲でか分かりませんけども、直接支給するというような案が出てるようですので、そうした国・県の動向を見極めて、市で必要なものを必要であれば臨時議会も開いてやっていきたいというように思ってます。
    ○議長(青柳宗五郎君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) やはり中にはそれこそ本当に今回のコロナウイルスでもう倒れる寸前というような、本当に借金っていうか、また融資を受けなければならない。この猶予期間っていうのはやっぱり一番ちょっと大事なんじゃないかなっていうようなお話ありした。ていうのは、今の例えばコロナウイルスで終息もしくは終息に向かったときに、それまでの要するに、今度返済に、まあ利子は補給できてもですね、返済に向かうだけの体力がなくなってしまってると。要するにそっからの今度は借り換えとかそういったこともちょっと大事な点でないかなと思いますので、その件だけお願いしますと同時に、やっぱりスピーディーな対応等、それから今の、今だからこそ、やっぱり議会と、それから商工会等の経済の方々と、やっぱりそれこそ市当局と一緒になって、このやっぱり新型コロナウイルスの対応にあたっていくというような形で乗り越えていきたいなと思いますので、その点だけお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 本当に私どもからも、議会の皆様、また市民の皆様に御協力を仰ぎながら、かかる難局をしっかりとした形で乗り越えて、コロナウイルスの後の新たな仙北市、また新たな価値観をしっかりと手にした経済対策に向かっていけるように対応をしていきたいと思っております。 来週、各銀行等に私も赴いて、融資に対するお願いをして伺う予定をもっております。また、この前の経済支援対策会議では、銀行の各支店長のほうから、例えば一般ローン、住宅ローン、教育ローン、マイカーローン等々、今この状況で返済がかなわないというような方々には柔軟に対応していこうというお話もいただいております。私どもも、税制というのは基本的に地方税法でコンプリートされた、定まった内容になっておりますけれども、国のほうもこの状況でどう対応することが適切なのかということを既に相当議論が深まっておるようであります。国の動き方に地方がしっかりと応えていくというような場面がこの後出てくるものではないかと思いますし、そうしなければこの局面を乗り切ることが難しいのかなというところまで切実だということもよく理解しているつもりであります。 重ねて申し上げますが、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。8番。 ◆8番(田口寿宜君) 同じく7款1項の関係でございますけれども、先ほど来の質疑の中でるる答弁いただいて思ったところもありました。この融資を受けるっちゅうことはやっぱりずっと皆さん言ってるんですけれども、返すという作業があるんです。いろんな情報を私も聞いてきましたけれども、やっぱり猶予期間もあるという話でした。返済するにあたり。そうすれば、その猶予期間の間に現状とその間、何とやって乗り切るかっていうところをしっかりと明確に示さないといけないのではって思ってます。いずれ返すには稼がないといけない。稼ぐためには何をするかっていうところを関係団体、あるいは我々も含めてしっかりと議論をして、スピーディーにこうやるんだと、こうやっていこうっていうのを示していかないといけないと思うんですけれども、そのあたりどういうふうなお考えをお持ちかお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) これもアフターコロナショック、まあアフターコロナと一般的に言うそうでありますけれども、今このコロナ対策がしっかりと功を奏して、そして世界がまた自由に往来ができるときが必ず来ます。しかしそのときには、多分それ以前の価値観とは違う価値観になっているのかなというお話をしております。これまでは仙北市は得意技だったわけでありますけども、話題をつくってお客様を集めて、経済活動がとても循環がうまくいったと。幾つも日本国内をはじめ世界からも御支持をいただく多くの資源に恵まれておりますので、たくさんの方々が集まることが経済対策だというような考え方で乗り切ることができたと思いますけれども、この後のコロナ対策を考えていくと、一度沈静化はするけれども、いずれかの場面でクラスターの発生でまた新たなコロナ対策が必要になってくるというような、しばらくそういう繰り返しになるのかなという心配をしている声も聞きます。それに対応していくためには、ただただ多人数の経済対策ではない、仙北市が誇る自然景観だったり、歴史的・伝統的なものだったりをしっかりとフェイス・トゥ・フェイスでお伝えしていくというような小刻みな、さらに小回りの利く対応が必要ではないかという話になっています。この後、DMOが日本版DMOの候補法人から本法人になります。そういう方々のまさに議論はこれからでありますけれども、そこの場面では、これまでの枡の考え方から少し小さな集団をつくることでの経済活動というものに議論が向いていくのかなという予感もしております。いずれ新たな価値観が生まれることに対して、私どもはそれにしっかりと対応していかなければいけないと。それがもう今から始まらなければいけないというような状況を感じているというのが現状であります。しかし、さらにそれをどうやって具体的にしていくかというまだ手法までには至っておりません。急がなければいけないと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 8番。 ◆8番(田口寿宜君) その支援のあり方っていうかですね、まあ支援はこういう支援の仕方もありますけれども、そのお金を貸さない支援、お金を予算的に伴わない支援というのも十分あると思うんですよ。どんな支援かっていえば、本当に親身になって何としたらこういい具合にうまい具合に戻っていけるのとかっていう、それこそさっき市長のお話しされた小さい集団の塊の中でやっていこうっていうような向きも早急に出てこないと、これは正直言いますと、例えばこの融資を受けて生き残ったとしても、恐らく半年はもたないと思うんです、どう考えても。じゃあ、この半年間のうちにどうやって生き延びるためにやっていくかっていうところを、事業者さんだけではもうやれないレベルの話なんですよ、このコロナウイルスっていうのは。ただの景気悪化とは全く違う次元の違う世界でございますので、そこをしっかり把握した上で進めていかないといけないと思いますし、これまでの討論でもお話しさせていただいたんですけれども、これまでの概念をもったまんまで進んじゃうとつぶれます、絶対ここは。もうそのこれまでの概念を捨て去って、さあどうするっていうレベルまでいかないと、市長が答弁されたような方向性には向かないと思うんですけれども、そういった概念を捨て去ってやってく覚悟はあるのかどうか、最後にその気持ちだけ聞いて終わりたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 正直に申し上げますと、仙北市の市民の人たちの努力でどれだけ今のこの窮状を改善できるかっていうのは、見通しがなかなか難しい状況だというふうに思います。リーマンショックに匹敵、もしくはそれ以上だと言われる根深さのある、今、世界恐慌とまで言われている中で、仙北市がどんな対応をすることが一番適切なのか、日本の国がこの後どんな対応をしなければいけないのかというのは、まさに国民の皆さん方一緒に考えなければいけないことだと思いますけども、ただ私たちにできることは、市民の皆様方を支え合うということだと思います。そして仙北市が次のアフターコロナに向けてもう歩みを始めたということを、しっかりと皆様方に見せるべきだと思います。そこは、さっきも議員がお話したやっぱり産業振興基本条例のような、皆様方との、企業の方々、事業所の方々と市民の方々のやりとり、役割の分担、それがしっかりとなければやっぱり現実的には難しいのかなと思います。上限が分からないし、終息の期間も分からないという中で、疲弊し過ぎて次のいい景況感があるときにもう既に会社がなくなってしまったと、事務所がなくなってしまったというふうなことを私たちは本当に心配してます。そうならないようにするためには、やっぱり市民の方々のこれは応援の合戦、私たちの応援合戦、内部での応援合戦がやっぱり今できることが最大でないかと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 8番、田口寿宜君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑なしと認めます。 議案第56号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 若干お尋ねしたいと思います。ただいま出されましたので、ちょっと質問が少しピント外れるかもしれませんけども、ひとつよろしくお願いします。 議案第56号、これは先ほど議案説明でもございましたとおり田沢湖庁舎の改修工事なわけでございますけども、以前も確か説明はあったかとは思いますけども、改めてもう一回確認しますが、今回の1億7,435万円、まあそれ以上の当然予算は組んでおったんでしょうけども、この原資、財源をどこに見出したのか。合併特例債だったのか、過疎債だったのか、その辺ちょっと私ど忘れしましたので確認したいというのが第1点目。 それから2つ目は、今回あのですね、倉橋副市長が指名審査会の会長なさってますけども、単体という言葉を使われて1社だけというふうなことに限定なさったのはどういう意味があるのかなというふうに、私ちょっと理解がちょっと十分できませんので、これまで1億7,000万円、約1億8,000万円に迫るような大きな高額の契約の場合は、広く美郷町、大仙市まで広げてですね、まあ大仙市、美郷町にもA級の建築業者はございますので、そういうふうにやってきたのではないかなと思うんですが、今回は仙北市だけに狭めて公募なさったのか。つまり電子入札でですね、もし申し込みがあれば手を挙げてくれというふうになさったのか、そのあたりがちょっとよく分からないのでちょっとお聞きしたいと思います。 3点目は、今計算すればいいんですけども、電卓ここに持ってればいいんだけども、落札率は幾らだったのか。そういう点での確認をしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 2点目からちょっと私お答えします。 今回はどうしてJVでないのかという御質問でしたけども、JVにしなければならない要件よりも入札価格が低かったので1社となっております。JVはもうちょっと金額の大きい工事の際に、建築の場合は3億円以上の場合はJVとなっております。今回それに該当しませんので1社での入札参加になるということでございます。今回は大仙、美郷、仙北管内の建築A級の業者を対象として一般競争入札をしたということでございます。 それと何だっけ。ちょっと落札率は、担当のほうからお願いします。財源ですね。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 財源につきましては、合併特例債を活用してございます。 落札率でございますけども、ちょっとお待ちください。98.0%になってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 今回のですね確かに3億円以上の工事ではありませんけども、やっぱり今、落札率を聞きますと98%ということで、まあ正直に言わせてもらえば80%クラスだったらまだしも、競争原理が余り働いてないなと思うんですが、こういうふうにやっぱり落札率が高いということはですね、まあこれは業者さん方のそれは話し合いがあったのか、なかったのか私は分かりませんけども、裏の話はもちろん分かりませんけども、やっぱりもうちょっとですね落札率を上げてないと、まあ市役所はともかくすれば予算を計上すればそれを執行すればいいんだという頭があるかもしれませんけども、できるだけ公金である税金を少なくして済むようにというふうなやっぱり努力もしないとですね、やっぱり市民のためにはならないんじゃないかなと思うんですが、その点いかがなもんでしょうか。 それと併せて、合併特例債はあと幾ら残っているんですか。まあ3億円以上のときとまた今回の1億幾らというのは違うかもしれませんけども、今後もまだ合併特例債に頼らざるを得ないところがあるのかどうか。 それから、今回落札なさった寺沢工務店は、手持ちの公共工事は幾らぐらい持ってるんでしょうか。今やってる工事ですよ、またはこれからやろうとしている工事。この工事でなく、ほかの工事。ちょっと教えてください。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 落札率の問題、以前にもお話しましたけれども、まず予算の段階で財政のほうで査定を入れて、予算要求よりも低い予算を確保してるという現状がございます。さらに、建築業界の資材等の高騰も、まあ全部の資材がそうというわけではないんですけども、高騰もあるということで、予定価格を公表してやっておりますので、参加する、落札に応じてくれる業者が何社あるのか私どもは開札するまで分からないわけですけども、総じて落札率は高くなっております。これが不当に高いとなればこれは問題ですけども、ぎりぎりの予算で入札を行ってますので、その点は御理解いただければなというふうに思っております。 それから寺沢工務店さん、私の知る範囲では今、角館庁舎の本体をJVの中に参加しております。それが今、総合給食センターにも参加してましたけどもそっちは終わりましたので、現在はそっちのほうだけだと思ってます。 あの、合併特例債の。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 合併特例債につきましては、約68億円がございます。ただ、まだこれは確定ではございませんけども、発行予定としましては、内川橋だったり、図書館の改修工事、市民会館の改修工事だったり、あとは西木庁舎の改修、今回の田沢湖庁舎の公共事業等、そういうものが含まれているところでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) あのですね、確かに金額は少ないというふうにおっしゃいますけども、やっぱりかなりの金額だと思いますが、今回の工事のですね、田沢湖庁舎の改修工事の主な工事内容ですね。細かいとこまでいいです。どこそこの部屋の何直すとか空調直すとかという、大体どういうふうな大きい工事なさるのか、第1点。 それから寺沢工務店は、さっきも言いましたとおり新角館庁舎の中でも当然工事に参加なさって、今工事なさってるわけですね。それがまず11月頃までに完了する予定だと。新角館庁舎のほうですよ、庁舎のほう。車庫じゃなくて。それと、手持ちの仕事等、御自分たちで使ってる従業員が全員そこに張り付けるのかどうか。ここの田沢湖庁舎の改修に。やっぱり向こうにも行ってれば引き上げるわけにいかないでしょう。そうすれば下請に出さないといけない場合も出てくると思うんで、そういうふうな下請ということは当然私は考えられるんじゃないかなと思うんですが、その点はいかがなもんでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案に関係のある部分だけお答えください。 ◆16番(高久昭二君) できるだけ聞きますよ。議案に関係ある。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 2点目のほう、私からお答えします。 寺沢工務店、角館庁舎にも参加してますけども、JVの代表業者ではありませんので・・・ ◆16番(高久昭二君) 働いているのか、いないのか。 ◎副市長(倉橋典夫君) 働いてます。 ◆16番(高久昭二君) んだすべ。 ◎副市長(倉橋典夫君) はい。ただ、当然ここに手を挙げたということは、人員の配置について十分できるということで入札に参加したと。 ◆16番(高久昭二君) 下請は。 ◎副市長(倉橋典夫君) 当然こういう大きな工事になると下請の部分はかなり出ます。それはどの建築事業でも同じです。 ◆16番(高久昭二君) それと、工事の内容、概要でいいです。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 工事概要につきましては、先ほども申し上げましたけども、今回大きなところは庁舎の耐震補強工事、それから屋上の防水工事、それから外壁の塗装となってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 議案第57号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 質問させていただきます。 ここの工事についても落札率がかなり高いんじゃないかなと思うんですけども、これについては幾らぐらいなるんでしょうか。第1点目。 それから、さっきも言ったとおり単体でA級ということでございますけども、建築のA級でございますけども、さっきも言いましたとおり広く美郷、大仙のほうにも、まあ電子入札ですからどこの会社が応募するかはそれは自由ですけども、そういうふうに広く公募なさったのかどうかという第2点目。 それから寺沢工務店も同じでしたけども、瀧神巧業さんが今主体となってですね、今、新角館庁舎工事なさっていると思うんですよ。その中には当然、小松建設さんも入っているはずですよ、私の記憶では。今回小松建設さんは手を挙げなかったんですか。A級ですね、あの方も西木町の。だから公募するから手挙げるか挙げなかったのか、挙げたか挙げなかったのか聞いてるんですよ。その結果を。ちょっとお聞きしたいと思います。質問するのは。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 落札率については総務部長のほうから後から答弁しますけども、当然瀧神さんも大きい工事もってますので、その中で今回の車庫のほうもできるという判断で入札に参加したというふうに思っております。 また、こっちのほうも、大仙、美郷、仙北の建築A級に対して公告して入札を行っております。ただ、今回はこっちのほうの入札に札を入れたのは瀧神巧業さん1社でした。 落札率は総務部長から。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 落札率でございますけども、今回99.9%となっております。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 99.9%というのは約100%ですよね。非常に落札率が高いと。もし万が一、後で談合情報が出た場合はどうしますか。その点だけ倉橋副市長に確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 談合情報っていうのは匿名であったりしますけども、相当な事実関係がなければ市として談合であるというようなことは軽々には申し上げられないとなっております。ただ、こっちのほうも落札率確かにおっしゃるとおり高いんですけども、設計のほうがかなり厳しい設計であったということは伺っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番いいですか。16番。 ◆16番(高久昭二君) かなり厳しい設計であったといったって、新角館庁舎だって地中熱だってかなり大変な工事だったでしょう。地元業者できましたか、実際は。瀧神さんはできなかったと聞いてますよ。そのために関西とか関東方面から専門業者を連れて工事されて、かなりお金がかかってかかり増しになったという話も聞こえてきますし、そこでは余りはっきり言うと儲けはなかったと、平たく言えば。そういう中で、何の工事だってやっぱり厳しいし、いい加減なことではできないはずなんで、何が厳しいんでしょうか。もうちょっと詳しく倉橋副市長に説明をしていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 今、高久議員がおっしゃったように、今その設計内容はどんな工事でも厳しい設計になってます。ですから、そこでどのように利益を上げていくかはあと受注した業者さんがそれぞれが判断することだと思ってますので、私どもが合わない発注したとかっていうことではないと思ってます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第55号から議案第57号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第55号から議案第57号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 議案第55号について、討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。 それでは、簡単に討論させていただきたいと思います。 先ほど来、議案質疑でも特に御要望の強かった高橋 豪議員、熊谷一夫議員もおっしゃってましたけども、この新型コロナウイルスで非常にやっぱり疲弊した中小企業及び観光関係の店、商工会及び、またはそういうふうな観光関係の団体に加入されてない零細な方々のお店、そういう方々をやっぱり救済していかないとですね、やっぱり大変な事態になると。門脇市長もさっき正直におっしゃいましたけども、これまでは新しい話題を提供してそこに注目していただいて、観光産業を柱とするというふうになってましたけども、そういうことがなかなかできにくいようなことになってるということをお認めになっておるわけでございます。そうしたときに、やっぱり新角館、仙北市がこれからどのように生き残っていくのか、市民の方々の生活、仕事を守っていくのかということが一番課せられたものとして、そういう点を肝に銘じて真剣に取り組んでいただくことを強く要望しまして、本案に賛成いたします。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 議案第56号について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第57号について、討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 今、ただいま工事が進んでおります新角館庁舎は、予定としてはですね11月末までに工事を終えるということは、再三、私所属している総務文教常任委員会でも報告を聞かせていただいております。そうした中で、最初からですね田町山公園線の向かいのあそこの車庫等も工事をするということは、既に資料も議員各位に私も含めて配付なさってございます、最初から。そういうふうな中でですね、やっぱりできるだけ役割分担をしてですね、少しでも多くの市民の方、そしてあとは地元企業の方々がお仕事を確保できるように、現在このように新型コロナウイルスで疲弊してますので、そういうふうなことのやり方をもうちょっと分離発注といいますか、そういうふうに、やはり倉橋副市長は非常に行政に長年たけた方でございますので、そうしたやり方も考えながらやっていくべきではなかったかなと思いますし、やっぱりこうなれば、99.9%でそれは結果だからこれはしょうがないというふうに開き直ってございますけども、そういうことでは私は市民の税金を扱う方としてはうまくないのではないかと思うんで、この議案には大変失礼ですけども反対をいたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第55、議案第55号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第9号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第56、議案第56号 工事請負契約の締結についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第57、議案第57号 工事請負契約の締結についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ちょっと10分ぐらい休みますか。          (「はい」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) それでは、10分間、2時半まで暫時休憩します。                              (午後2時20分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時30分)---------------------------------------議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第58、議員提出議案第1号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正についてを議題とします。 説明を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) 議員提出議案第1号を御説明いたします。 議員提出議案第1号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について。 市長の専決処分事項の指定について、これは平成18年6月26日議会議決の一部を次のとおり改正するものであります。 令和2年3月19日。 提出者は、私、荒木田 俊一。賛成者は、高橋 豪議員、武藤義彦議員、高橋輝彦議員、小木田隆議員、田口寿宜議員、阿部則比古議員、以上7名の議会運営委員会委員全員でございます。 次のページをご覧いただきたいと思います。 平成18年6月26日に議決された市長の専決処分事項の指定についての第3項の次に、第4項として、「法」、これは地方自治法ですが、「第96条第1項第12号に規定する訴えの提起、和解又は調停で、その目的の額が1件100万円未満の金銭債権に係る訴えの提起、和解、及び調停を行うこと。」を加えるものです。 附則では、令和2年4月1日からの施行を定めるものです。 改正理由は、市長の専決処分についての改正部分の新旧対照表、皆さん見てるでしょうか。そのとおりでございます。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第1号については、議会運営委員会全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第59、議員提出議案第2号 意見書の提出についてを議題とします。 説明を求めます。14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) 議員提出議案第2号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第2号 意見書の提出について。 免税軽油制度の継続を求めることについて、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 これは総務文教常任委員会委員全員の発議であります。 次のページをご覧ください。 軽油引取税の課税免除措置(免税軽油制度)は、冬季観光産業の重要な柱であるスキー場産業の発展に大きく貢献しているが、令和3年3月末で終了する予定となっている。 免税軽油制度は、道路を運行しない機械等に使用される軽油について、軽油引取税を免税する制度であり、スキー場では、この制度が終了することになれば、大きな負担を強いられ、スキー場の経営維持が困難になるとともに、地域経済全体においても影響が及ぶことが懸念されます。 よって、国においては、令和3年4月以降もスキー場産業に係る免税軽油制度を継続するよう強く要望する。 本案は、以上の趣旨から地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 令和2年3月19日 秋田県仙北市議会議長 青柳宗五郎 趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第2号については、総務文教常任委員会全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第60、議員提出議案第3号 意見書の提出についてを議題とします。 説明を求めます。2番、武藤義彦君。 ◆2番(武藤義彦君) 議員提出議案第3号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第3号 意見書の提出について。 高すぎる国民健康保険料引き下げのための抜本的改善を国に求めることについて、別紙案のとおり、内閣総理大臣、厚生労働大臣に対し、意見書を提出するものです。 これは市民福祉常任委員会委員3名の発議であります。 意見書案は次のページをご覧願います。要約して説明します。 高すぎる保険税のため、滞納により正規の保険証を取り上げられ、そのために死亡に至るという事例も報告されております。高すぎる国保税を下げ、自治体住民の暮らしと健康を守る本来の健康保険制度に戻すために下記の改善を強く要望する。 1.高すぎる国保料の最大の要因である「均等割」の算定方法を廃止を含め見直してください。 2.前項1を実現するために既に全国知事会、全国市長会及び全国町村長会が要請している「均等割」廃止相当額に当たる国費1兆円を投入して、早急に国保料を協会けんぽ並みに引き下げてください。 3.疲弊しつつある自治体の国保財政を立て直すために、国保の国庫負担率を設立当初の45%に可能な限り戻してください。 以上により、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 令和2年3月19日 秋田県仙北市議会議長 青柳宗五郎 議員各位におかれましては、何とぞ趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています議員提出議案第3号については、市民福祉常任委員会の賛同する委員の提案ですので、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第3号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第61、議員提出議案第4号 意見書の提出についてを議題とします。 説明を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、私のほうから議員提出議案第4号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第4号 意見書の提出について。 最低賃金の改善と全国一律制にすることを求めることについて、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 令和2年3月19日提出 提出者 仙北市議会議員 阿部則比古、賛成者 同 田口寿宜、同 高橋輝彦、同 小木田隆、同 熊谷一夫、同 荒木田俊一。 次ページをご覧いただきたいと思います。 最低賃金の改善と、全国一律制にすることを求める意見書(案) 要約して説明いたします。  秋田県と東京の格差は、時間額で223円にまで広がり、この格差が労働力の流出を招き、地方の人口減少、高齢化と地域計経済を疲弊させる要因になっております。 そのことから、中小企業への助成や融資、仕事起こしや単価改善につながる施策の拡充をすることで、最低賃金引き上げの全体的な合意形成につながるものと思います。 以上を踏まえ、下記事項について、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。                   記 1.すべての働く人に人間らしい生活を保障するため、最低賃金を大幅に引き上げること。 2.最低賃金法を改正し、生計費原則に基づく「全国一律最低賃金制度」実現すること。 3.最低賃金の引き上げを円滑に実施するため、中小企業・小規模事業所への特別補助を行うとともに、原材料と人件費が価格に適正に反映される仕組みを総合的に整備すること。 令和2年3月19日 秋田県仙北市議会議長 青柳宗五郎 以上、この趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようにお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第4号については、産業建設常任委員会全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
    ○議長(青柳宗五郎君) 日程第62、議員提出議案第5号 意見書の提出についてを議題とします。 説明を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、私のほうから議員提出議案第5号の説明を申し上げます。 秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地を配備する計画の白紙撤回を求める意見書(案)でございます。 先年政府・防衛省は「迎撃ミサイル・アショア基地」建設候補地である秋田県秋田市陸上自衛隊新屋演習場での「適地調査」を行いましたが、そのあまりのずさんさとでたらめな調査で国民の批判を浴び「再調査」をせざるを得ませんでした。 そもそも候補地の新屋地区は住宅密集地であり、その半径1キロメートル以内に幼稚園、小学校、高等学校、高齢者福祉施設、さらに3キロ圏内には県庁、市役所、市立病院、市立体育館、野球スタジアムなどがあり、このような地域に、有事の際に相手国からの攻撃目標となり得る迎撃ミサイル基地を配備することはとても考えられません。仙北市にとってみても新屋地区から直線でわずか30キロメートルほどであり、隣ごととは思えません。「適地調査」をするまでもなく、既に最も不適地なのです。 年明けの1月31日には、佐竹秋田県知事と穂積秋田市長が、河野防衛大臣との面会で「現状では新屋配備は到底無理」との申し入れをしたのを皮切りに、2月11日には、地元秋田市内の町内会長の連名で県議会へ反対請願書が提出され、続いて2月13日には、自民党秋田県連代表が河野防衛大臣及び菅官房長官と面会し「新屋のような住宅密集地に、イージス・アショアミサイル基地配備は無理がある」との意見を表明しました。2月29日の秋田魁新聞では、県内12の個人及び団体による「イージス・アショア新屋配備」反対の請願が4万人を超える署名とともに市議会に提出されたとの報道があり、その後、秋田市議会は圧倒的多数の賛成で採択しました。いまや、秋田県内25市町村のほとんどで「イージス・アショア新屋配備反対」の意見表示が採択され、地元秋田市民の配備絶対反対の声は、日増しに広がりつつあります。新屋配備は新屋地区住民のみならず、秋田県の多くの地域と県民を不安と危険にさらすものです。 以上の見地から、当議会は、貴内閣・防衛省が秋田県秋田市新屋地区へのイージス・アショア基地配備計画を白紙撤回することを強く要望するものです。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 令和2年3月19日 秋田県仙北市議会議長 青柳宗五郎 内閣総理大臣 安倍晋三殿、防衛大臣 河野太郎殿 以上でございます。どうかひとつ、同僚議員の皆様には御賢察の上、御同意賜りますように付してお願いを申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっています議員提出議案第5号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第5号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。7番。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地を配備する計画の白紙撤回を求める意見書(案)について、賛成の立場から討論をいたします。 イージス・アショアのこの件については、これまで当議会では3回このような場面がありました。そのどれもいずれも、このイージス・アショアの基地を配備する地区、新屋地区は人口の密集地であり、そこに暮らす人たちの心配、不安は日増しに大きくなっている、これは御承知のことと思います。先に仙北市議会では、このことについて討論をした経緯があります。その中で、反対討論の中で、直接的な利害関係のない仙北市議会で議論するのはふさわしくない。秋田市議会と県議会を見定めた上でも遅くはないと、このように意見が多数ありました。このことを受けて市民の皆さんは、このイージス・アショアに関係ある、また関心の深い方々は、仙北市は何を考えているんだ、直接利害関係がないから議会で議論するのはふさわしくない、これは本当にけしからん、そして残念の声が聞かれております。この声を反映した形として、先に議会報告会、市民との意見交換会の中でも、イージス・アショアへの議員一人一人の考えを問うと、そのような意見を出されております。 今、秋田市議会、先ほど提出者の報告にありましたように、秋田市議会では採択されました。県議会では、今日の魁報道では、また継続審査、これも6回目となる、そのような報告がありました。このことについて、市民の皆さん、秋田県民の皆さん、どのように思われたでしょうか。この仙北市議会でもこの意見書を採択することによって、今後の秋田県議会の動向にも弾みをつけて、この県民の皆さん、市民の皆さんの安全が守れるものと、そのように確信をいたします。どうか皆さん、意見書の提出に御賛同くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番、平岡裕子さんの討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本議案は、否決されました。 お諮りします。本日の議決の結果、この条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。 これで本定例会の日程は全て終了をいたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) 市長から発言の要請がありますので、許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 2月25日に開催をした令和2年第2回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした予算案、条例案等多数の議案について、活発かつ慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。また、本日追加提案の案件についても御可決をいただきました。本当にありがとうございます。 議員の皆様からいただいた多くの御意見を糧とし、必要な場面にあっては再構築を図り、市政運営に全力であたります。どうかよろしく御指導お願い申し上げたいと思います。 お疲れの中、大変恐縮でありますけども、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス対策についてであります。 新型コロナウイルス感染症対策については、引き続き国・県からの情報収集に努めます。市民等の皆様には、ホームページ、安全安心メール等で正確な最新の情報発信を行い、マスクの着用や手洗い、うがい等の感染予防と、感染が疑われる際の対応と相談窓口についても周知を徹底し、これまでの対応を継続します。 万が一、仙北市内で新型コロナウイルスの感染者が発生した場合、対策部から対策本部に改装し、直ちに緊急の対応にあたります。 経済支援対策は、国・県の動向等と連動しながらも、市独自の対策について議会や市民の皆様、事業者、金融機関、関係機関等々と連携をし、チーム仙北でこの難局を乗り切りたいと思います。 次に、カラ吹き源泉事故慰霊の集いについてであります。 平成27年3月18日に発生をしたカラ吹き源泉事故から5年が経ちました。3月18日にアルパこまくさ駐車場近くにある慰霊碑前で、御遺族、市関係者による慰霊の集いを開催しました。あのような痛ましい事故を起こさないように安全対策に努めるとともに、改めて哀悼の意を表し、心から御冥福をお祈り申し上げます。 次に、和解金請求訴訟の経過についてであります。 株式会社渡辺佐文建築設計事務所との和解金請求訴訟については、3月4日に仙台高等裁判所秋田支部から、第1回口頭弁論を令和2年5月11日午後2時から行うとの呼出状と、今後訴訟人からの訴訟理由、控訴理由に対する答弁書の提出について催告する通知が届いております。市として、これまでどおり顧問弁護士と協議をしながら、粛々と対応します。 次に、新角館庁舎工事の進捗についてであります。 庁舎建設工事については、1階躯体工事が終了し、現在2階及び屋上の躯体工事を施工しております。コンクリート打設工程が終了し、鉄骨工事に入っております。4月半頃からは屋根工事を開始します。進捗率は3月16日時点で35%と、計画どおりの進捗となっております。 次に、仙北市災害時における応急対策業務の応援に関する協定及び仙北市と日本郵便株式会社との包括連携に関する協定の締結について御報告申し上げます。 3月13日、大仙・仙北測量設計業協会との仙北市災害時における応急対策業務の応援に関する協定を締結しました。緊急対応が必要な場合、同協会から情報の収集、被害・被災状況の調査等、迅速に御協力をいただくことになりました。 3月17日、仙北市と日本郵便株式会社との包括連携に関する協定を締結しました。双方の資源を有効活用し、地域活性化や住民サービスの向上を図ります。 次に、火災、行方不明等の事案についてであります。 2月28日、角館町川原北沢地内で住宅火災が発生しております。住家が全焼、物置小屋と農作業場の一部が類焼しております。この火災による怪我人はありません。出火原因は調査中であります。 同日夕方、西木町桧木内字小波内地内で行方不明事案が発生しております。警察、消防、消防団、市職員、また住民の皆様による捜索が行われ、29日、桧木内川右岸にて御遺体が発見されております。御冥福をお祈り申し上げます。 次に、令和2年3月11日に発生をした地震についてであります。 3月11日、秋田県内陸南部を震源とするマグニチュード4.3の地震が発生しました。上桧木内生保内上清水、田沢が震度4と比較的強い揺れとなりました。 市では災害連絡室を設置し、地震による災害の情報を収集しましたけれども、エレベーターの緊急停止、新幹線の徐行停止、内陸縦貫鉄道の徐行等あったものの、市内のライフラインに被害は確認されておりません。その後、揺れの強かったクニマス未来館で展示スクリーンや壁のクロスにずれが確認されたことから、被害報告をしております。 「和のゐ角館」の開業についてであります。 3月16日、西宮家武士蔵において、「和のゐ角館」開業セレモニーが行われました。JR東日本秋田支社、田沢湖・角館観光協会、DMOであります、仙北市の三者連携事業の一環で、JR東日本秋田支社が角館町町内の西宮家の蔵や飲食店を改装し、宿泊施設として3棟同時にオープンしております。桜のシーズンを前に、市内への滞在型観光がさらに推進されることを期待しております。 最後に、職員の人事異動についてであります。 本日定例会終了後、令和2年4月1日付けの人事異動を内示します。異動規模は、昨年度より15人多い215人となり、部長級で3人、次長級で12人の昇格があります。退職者は43人で、このうち再任用は23人であります。 組織再編については、施政方針でも一部触れましたけれども、3つの学校給食センターが一つとなって仙北市総合給食センターとなります。また、にこにここども園及びひのきない保育園の運営が社会福祉法人はなさき仙北に移管します。 職員数の減少が続いていることもあって、就職氷河期世代の採用試験を行うことにしております。10月1日付けの採用を目指します。 また、現在工事中の新角館庁舎が年内に完成することから、12月末には新しい角館庁舎に事業部門の部署が移転することになり、それに合わせて組織再編を検討します。 この場面で皆様に残念な御報告があります。 これまで1期4年、仙北市の病院事業を牽引してこられた進藤英樹病院事業管理者が、この3月で御勇退されることとなりました。管理者は特別職ということもあり、当面は角館総合病院の伊藤院長を職務代理者に、田沢湖病院の佐々木院長を副管理者にお願いすることにしました。進藤管理者には、医師確保対策、新病院の建設とその後の病院経営、病院改革、先頃の大曲厚生医療センターとの連携など、大変な御労苦をおかけしました。心よりの感謝を申し上げたいと思います。 議長、大変恐縮でありますけれども、後ほど進藤管理者に一言御挨拶いただくお時間をいただければありがたいと思います。 また、そのほかの異動の内示資料等については、後ほど皆様のタブレット端末のほうに配信しますので御確認をお願いします。 報告は以上であります。 令和元年度もいよいよ終盤であります。新型コロナウイルス感染が世界各国に拡大をしています。市民の安全と安心を守るとともに、地域経済の維持発展に最大の努力を傾注しなければいけません。議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導と御助言を重ねてお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。---------------------------------------病院事業管理者あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) 進藤病院事業管理者、登壇してください。 ◎病院事業管理者(進藤英樹君) このような機会を与えていただきまして大変ありがとうございます。 平成28年の4月から病院事業管理者という非常に身に余る重責を担わせていただきました。このたび4年の任期を終えて退任をさせていただくことになりました。本当にこの間、市議会議員の皆様並びに門脇市長はじめ職員の皆様から賜りました御厚情、御協力に対しまして、衷心から深く御礼を申し上げます。 あらゆる分野で行政の舵取りが大変難しい時代を迎えている中で、コロナウイルスによる感染不安も加わり、まさに先を見通せない世情となっておりますが、皆様方の御尽力によりましてこれを乗り越え、仙北市政が今後ますます発展されんことを切に期待いたしますとともに、青柳議長はじめ議員各位のますますの御活躍、御健勝を心より御祈念を申し上げます。この4年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで本日の会議を閉じ、令和2年第2回仙北市議会定例会を閉会をいたします。 お疲れ様でした。                              (午後3時07分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...