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03月06日-04号

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  1. 仙北市議会 2020-03-06
    03月06日-04号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年  3月 定例会          令和2年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第4号)                   令和2年3月6日(金曜日)午前10時開議第1 議案第6号 仙北市債権管理条例制定について第2 議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定について第3 議案第8号 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第9号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第10号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第11号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第12号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第13号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第14号 仙北市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第15号 仙北市田沢湖老人憩いの家条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第16号 仙北市多世代交流施設条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第17号 仙北市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第18号 仙北市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第19号 仙北市都市農村交流施設条例の一部を改正する条例制定について第15 議案第20号 仙北市農村公園及び広場条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第21号 仙北市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第22号 仙北市学校給食センター条例の一部を改正する条例制定について第18 議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定について第19 議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第20 議案第25号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第21 議案第26号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第22 議案第27号 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例制定について第23 議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定について第24 議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算第25 議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算第26 議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算第27 議案第32号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第28 議案第33号 令和2年度仙北市介護保険特別会計予算第29 議案第34号 令和2年度仙北市生保内財産特別会計予算第30 議案第35号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計予算第31 議案第36号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第32 議案第37号 令和2年度仙北市病院事業会計予算第33 議案第38号 令和2年度仙北市温泉事業会計予算第34 議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算第35 議案第40号 令和2年度仙北市下水道事業会計予算第36 議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第37 議案第42号 令和元年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第38 議案第43号 令和元年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第39 議案第44号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)第40 議案第45号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第41 議案第46号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第42 議案第47号 令和元年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第4号)第43 議案第48号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第44 議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第45 議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)第46 議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)第47 議案第52号 令和元年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第48 議案第53号 市道の変更認定について第49 議案第54号 市道の認定について第50 請願第1号 免税軽油制度の継続を求める請願書第51 請願第2号 桧木内川内川橋早期補強工事実現について第52 請願第3号 高すぎる国民健康保険料(税)引き下げのための抜本的改善を国に求める請願第53 請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為に---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君                      地方創生・  総務部長      阿部慶太君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼            浅利和磨君     観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     長松谷 光君    教育部長      戸澤 浩君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山肇浩君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                石川一幸君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   朝水勝巳君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本定例会において出席を求めた者のうち、高橋代表監査委員は本日欠席です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時02分)--------------------------------------- △議案第6号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてを議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第7号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定についてを議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、ここで質問させていただきます。 議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定について、二、三お伺いしたいと思います。 1つ目の質問としましては、同排水条例の施設の設備上の油脂類等の排泄は、どのようにチェックなさるのか。 そして、各御家庭における、とりわけ天ぷら等に家庭では使われておるわけでございますけども、それらをどのようにチェックなさるのか。 質問の3番目は、仙北市の排水設備の設備指定の工事店は現在何社あるのか。市内外も含めてお答え願いたいと思います。 また再質問しますので、よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 高久議員の御質問にお答えいたします。 まず1点目でございます。油脂類の排水についてということでございましたけれども、使用者が排水する下水につきましては、仙北市下水道条例第9条で、基準に適合しない下水を継続して排除するときは、除外施設を設けなければならないとされております。油脂類の基準につきましては、同条第1項第6号のイにおいて、動植物油脂類含有量1リットルにつき30ミリグラム以下となっております。この基準を超える油脂類はそのまま下水道に排水することができませんので、油脂成分を取り除く設備が必要となります。よって、御質問の天ぷら油についても、同様の扱いとなります。 次に、どのように家庭の排水をチェックするのかということでございますが、市が各家庭の排水を個別にチェックすることは難しい状況でございます。市では、油脂類を下水道に流さないよう、毎年市の広報などで周知しておりますが、今後も下水道施設の適正利用につきましては、市民の皆様への情報発信に努めていきたいと考えております。 次に、質問の2つ目でございます。仙北市の排水設備指定工事店についてでございます。 令和2年2月現在、仙北市の排水設備指定工事店は77社ございます。うち、市内の指定工事店は29社、市外の指定工事店は48社となっております。 次に、指定の条件につきましては、仙北市排水設備指定工事店規則第3条で次のとおり定めております。 1つ目でございます。責任技術者が1人以上専任していること。 2つ目、工事の施工に必要な設備及び機材を有していること。 3つ目、秋田県内に営業の店舗を有していること。 以上3つの条件がございます。 さらに、欠格事項といたしまして、工事業者が責任技術者としての登録を取り消されてから2年を経過していない場合や、指定工事店が指定を取り消されてから2年を経過していない場合など5項目があり、その全てに適合しなければならないとなっております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) このチェックは各、なかなか御家庭を見て回って歩くわけにはいかないということで、これは何か期待するような条例なわけですけども、現実は100%は不可能であるということを建設部長もお認めになっておるようでございますけども、そういうふうな中でですね、当然その中にお仕事なさっている、今現在2月時点では77社、市内が29、市外が48というふうなことで、そういう工事店がチェックする、または工事するときに、そこをよく各御家庭に確認するというふうなことの働きかけは、それは無理があるもんでしょうか。できないもんでしょうか。と同時に、併せてお尋ねしますけれども、隣の大仙市や美郷町ではこういうふうな条例を設けておるもんでしょうか。その点を確認したいと思います。 また再度お尋ねします。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 御質問の件でございますけれども、工事店のほうでそういうものは確認できないかということでございますが、もちろん何か工事等の関係で業者さんが入った場合、配水管の中を見れば、油類を流してるとすれば管路が閉塞してこうなってる状況なんか分かるわけです。そういう状況があれば、当然指定工事店責任技術者がいる工事店でございますので、そういう適正利用については、工事店側からもそういう場合がある場合は利用者のほうへ助言なり指導はあってしかるべきなことでありますし、やってることと思います。 大仙市等でもこのような規則があるかということでございますが、全国一律、下水道の排水設備工事の指定店の制度はどこでも行われているものでございますので、同じ制度がございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) チェックはなかなか難しいと。各御家庭に対するですね。それで私言いたいのは、その工事を指定している仙北市ですね、担当部署で、その工事店に対してそういうふうな各御家庭にいろんな排水設備をしたり、または色々な頼まれ事をすることが、直接各御家庭と接触する機会が多いわけでございますので、そういうときに何とかそういう指導をしていただきたいと、助言をしていただきたいというふうなことを、仙北市は担当部署でお願いするのはそれは無理があるものでしょうか。その点第1点。 それと併せてですね、これは100%、この条例が完璧な条例だと私は思いませんので、思わないというのは、つまり期待するところがその部分の中に含まれておるわけでございますので、その点について、やはりもう少し今後検討を加えていく必要は全くないのかあるのか、その点について確認したいと思います。 それで、県外でですね、市外の中で工事指定店を受けている方が48社ございますけども、これは秋田県内に事業所を構えていれば、県外、岩手県なり他県であってもそれはできるもんでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 担当課からのそういう工事店へのそういう指導、利用者への指導または助言等につきましては、担当部署からも工事店のほうに積極的にお願いしていきたいというふうに思っております。 それと、この条例の中では利用者に期待する部分が多いというお話でございますが、確かにそういう利用者のモラルに頼っているところはあるかと思いますが、ただこの条例の中には罰則規定もございます。もしそういうようなことがあれば罰則規定で罰せられるような状況もございますので、その点はそういう部分もあるということでございます。 それと、指定店につきましては、先ほどの条件の中でありましたとおり秋田県内に営業所、店舗等あるところということでありますので、県外の業者さんが指定になるということはございません。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で議案第7号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第8号~議案第23号の質疑
    ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、議案第8号 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例制定についてから日程第18、議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定についてまでの各議案を一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第24号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第19、議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 質疑を行います。 通告により、発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) じゃ、この席から、自席から質問させていただきます。 議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、二、三御質問させていただきます。 第1点目でございます。新たに、今回、公共下水道、集落排水事業を追加することでございます。建設部上下水道課及び各施設企業局のこれからの機構や職員の体制の一部が公営企業に移管することにより、4月1日から移管することにより新年度から職員の体制が変わるものでしょうか。その点についてどのように変わるのかを、ひとつ御説明を願いたいと思います。 2点目は、この仙北市の水道事業の未普及地域の解消における新年度の計画も予定されておることでございますが、つまり一部の見直しを図るということなんですが、とりわけ具体的に申し上げますと、昨日、真崎寿浩議員が一般質問で取り上げられてございましたが、神代地区の未普及地域の解消の中における、例えば具体的に神代の診療所や、また小・中学校、認定こども園、さらにはあそこの開発センター等、色々公民館がございますが、その辺はどのような手法をもって今後未普及の解消地域の解消に取り組むお考えなのかもひとつお示し願いたいと思います。 以上をもって質問をさせていただき、再質問、再々質問もしますのでよろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 下水道、集落排水事業等公営企業会計になるということでの職員体制の変更があるかということでございますけれども、企業局につきましては、平成28年度まで角館町鵜ノ崎にある浄水場にありましたが、平成29年度に企業局と下水道課が機構改革により併合され、現在は建設部上下水道課として業務を行っております。上下水道課は現在、管理職1名、水道担当6名、下水道担当5名、臨時職員1名、合計13名で構成されております。今回の条例改正の影響による機構や体制の変更についてはございません。今までどおりの体制でやっていくということでございます。 次に、水道の未普及地域解消事業ということで、神代地区の小・中学校の付近の整備についてということでございますが、この地区につきましても、現在の水道基本計画の中にもこの地区については計画上では載っております。ただ、今現在、山谷川崎地区と卒田地区で事業をやっている関係上、まだ事業着手できていない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 再度の質問しますけれども、今回のこの水道事業等という「等」がついてますけども、これ「等」は何の意味を表しているんでしょうか。 それとまた再度お尋ねします。今回、まあ前から私分かってますけども、昔、角館の企業局にあった水道処理センターのところにあった課が、今、西木庁舎の上下水道課、つまり2階の建設部門の方に移っておるわけでございますけれども、今後また今までどおり、新年度、来年度ですね、来年度秋にまず工事が順調に推移すれば新角館庁舎が完成するわけでございますので、さらに移るとすれば再来年度でしょうけども、またさらに移る可能性があるのかどうか。ほかの庁舎にですよ、私聞いてるのは。その可能性について分かればひとつお知らせ願いたいと思います。 それから、神代地区の未普及地域の解消の関係で、小・中学校なり、あそこの体育館、そして神代診療所等のあのエリアですね、どういう手法でやっていくのかという計画は確かに入ってると思うんですよ。計画区域には入ってると思うけども、どのような手法をやっていくのか。つまり昨日、真崎寿浩議員が質問なさったように、院内岡崎線のほうのつまり西木西明寺のほうからの水道をさらに引っ張って、森腰のほうに引っ張ってくるのか。どのような手法を考えているのか、その点をお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 最初に倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 最初の新角館庁舎ができた後に建設部がどこに移るのかという御質問だと思います。今の予定では、建設部上下水道課も含めまして新しい角館庁舎に入る予定になっております。また、12月中には引っ越しする予定で今準備を進めてるところです。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 初めに、条例の題名であります仙北市下水道事業等の「等」とは何であるかということでございますが、この条例の中には、下水道事業のほかに温泉事業、そしてまた今回の条例改正では公共下水道事業浄化槽事業、そして集落排水事業もこの条例の中に含まれるという中で、水道等ということで、それらも含むという意味での「等」でございます。 それと2つ目の御質問でありましたけれども、小・中学校付近の整備手法ということでございますが、現在、計画上にはありますけれども、まだ具体の事業化はなってございませんので、整備手法についても具体な検討はまだされていない状況でございますが、まず考えられるのは既存の水源を使って排水したいということでございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 企業局がいずれ最終的には角館庁舎のほうに引っ越しなさると。今すぐではないですけどね、そういうまず予定があるというふうなことが倉橋副市長からも申されましたし、またさらに移ることになると思うんですが、そのときの体制も、職員はずっとそのまんま、人もまたそのままそっくり角館庁舎のほうに、人数は増えることもなければ減ることもないというふうに理解しておいてよろしいんでしょうか。 併せて、ちょっと二、三お聞きします。 それから、水道の事業等の「等」について、先ほど詳しく御説明いただいて分かったわけでございますけれども、温泉事業についてはですね御承知のとおり、建設部長もよく分かってるとおり、ここの乳頭温泉なり、そういうふうな温泉ですね、田沢湖のほうの温泉の事業がかなり関わっていると思うんで、そうなれば具体的には角館じゃなくて田沢湖の地域センターもいろんな形で、生保内財産区等の形でも関わってくると思いますが、そこら辺はどのような手当といいますか、連絡網体制をとる考えがあるのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。 それから3点目はですね、神代地区のさっき言ったそういうふうなエアポットといいますか、まだちょっとこう何としたらいいか分からないようなところが残っていると私は見てるんですが、先ほどの草なぎ建設部長の御説明では、今後水源を確保してということですけども、具体的にどっから水源を確保する予定なのか。建設部長は最高責任者なんで恐らく頭の中に描いておられると思うんで、その点についての答弁をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 角館庁舎に移った後の職員の人数あるいは体制等についての御質問だと思いますけども、今も令和2年度の人事異動の作業をしております。職員数が全体で数名分減ることが避けられない状況にございまして、各部局で一人二人の減となる見通しでございます。そういう定例の人事異動等もございますので、基本的に角館庁舎に入った場合、建設部に限らず、ほぼ同じような構成で異動するわけですけども、そうした定例の人事異動等も踏まえて若干の増減は各部局とも見込まれておりますし、また、定例の人事で異動しますので、同じ職員がそのまま入るということではございません。その点は御理解いただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 温泉事業についてでございますけれども、今でも田沢湖地域センターとは連携十分とりながらやっているところでございます。やはり現場に近いのは田沢湖地域センターでございます。兼務辞令を出す形で、田沢湖地域センターの職員の方にも手伝っていただいてる状況でございます。 それと神代地区の水源ということでございますが、できれば既存の水源、今ある水源を活用してやるのが一番整備手法としてはお金がかからない方法でございます。 ◆16番(高久昭二君) 具体的には。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 例えば西明寺の水源、例えば今、神代地区に排水されているのが西明寺低区第2の水源でございます。そういう水源。または西明寺低区第1の水源もございます。また、さらに西明寺のほうには西明寺高区の水源もございます。そういう既存の水源を活用しながら、どうしても水が足りないということであれば新しい水源を求めるということもあろうかと思いますが、ただ人口減少の状況なども考慮しながら、実際に事業をやる場合はアンケート調査等をやりながら、本当に必要なところに、必要な人のところに水を持っていくという形の計画を組む形になります。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で議案第24号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第25号~議案第27号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第20、議案第25号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第22、議案第27号 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例制定についてまでの各案を一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第28号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第23、議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定についてを議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) 私、この28号、幼稚園条例を廃止する条例案につきまして2つほど質問させていただきます。 当該園は休園になってから5年ほどなりますが、なぜ速やかなこの対応というのはとれなかったのか、とらないのか。 2つ目はですね、条例が廃止になれば自動的に「幼稚園管理規則」や「幼稚園の学校評議規則」はなくなるということでございますけども、あなた方の社会ではそんな当たり前だよと言うかもしれませんけどもね、やっぱり私は何といいますか、タブレット化になってから非常に説明が荒いといいますか、丁寧さに欠けるんじゃないのかなという思いがしてるのは私ばっかりなのかしれませんけどもね、この2点についてお伺いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) それでは、初めに1点目の休園になって5年になるが、速やかな対応をとれないのかとの御質問にお答えいたします。 田沢幼稚園は平成26年度の在園児が3名となりまして、うち1名が卒園を迎えることや、平成27年度に向け入園対象児童の保護者から入園意向を確認したところ、だしのこ園の入園を希望したため、平成27年4月に休園といたしました。その後、出生数等の増加等を期待しまして園の再開も視野に入れておりましたが、出生数は平成27年度が2人、平成28年度が3人となっておりましたが、平成29年度と平成30年度は1人、令和元年度も1人の見込みとなってございます。保護者の就労の関係もございまして、こども園、保育園等への入園希望がほとんどとなっている現状に鑑みまして、今後、幼稚園の利用児童は見込めないと判断をいたしました。こうした状況を慎重に判断する必要があったために、休園から幼稚園廃止まで5年を経過するに至りました。 次に、条例が廃止になれば自動的に「幼稚園管理規則」や「幼稚園の学校評議要綱」はなくなるのか、提案時に説明がないのかという御質問でございますけれども、教育委員会規則の制定または改廃につきましては、教育長に事務委任されていないことから、本条例を御可決いただいた後に、3月の教育委員会定例会に仙北市立幼稚園管理規則を廃止する規則を提案しまして審議、可決をいただくという手続を経て、規則が廃止となります。また、規則以外の要綱等の制定または改廃は、教育長の事務委任事項になっておりますので、仙北市立幼稚園の学校評議委員要綱を廃止する要綱を教育長が定め、3月の教育委員会定例会に報告する予定となっております。 また、議案提案時の規則・要綱の説明につきましては、条例の一部改正等で規則を説明しなければ理解しにくいようなときは説明する場合もありましたが、今回の条例廃止につきましてはそうした必要がないと判断をいたしまして、規則等の説明は省略させていただきました。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) これ幼稚園ですよね。保育所じゃないんですよ。人口動態見ますと言うけどもね、いきなり生まれた子供がね幼稚園に入るわけでないんですよ。3歳児以降でしょう、入るとすればね。そうすれば、当該地域は保育所、幼稚園一体化になりまして民営化されてますよね。あなた方が考えてるそういう組織の在り方を見たときにですね、そういうのを全然考慮に入ってこうやって長引かせるのか、どういうつもりなのかちょっと理解できないんですよね。保育所なら分かりますよ、例えば。ゼロ歳児から入る可能性もあるかもしれない。でも幼稚園なんで。何を言いたいか。やっぱりこうやって長引かすことによっていろんな管理もかかります。この後で平岡議員も質問しますけどもね、例えば当該施設の今後の利用とかいろんなものが、古くなれば手かけねねぐなるんですよ、年数置けば。あるいは利用したくとも、すぐ廃止ならなければ利用もできない。この近くにはこの後また別のことで使われなくなる施設も出てくる。私、一般質問でも質問しましたけども、やっぱり速やかに対応とれるものとっていかないと、だらだらなんです、これ。5年を要する問題ですか、これを。保育所なら、さっきも言ったように、いやあ来年生まれるかもしれない、再来年生まれるかもしれない。だって仙北市の動態見たら分かるすべ。市長報告にあるとおり。1年に88人しか生まれてこなかった。その前の年は98人なんです。へば悪いけども、田沢地区に一度に5人生まれてくる可能性どういうふうに考えます。やっぱりそこら辺を慎重に判断したと言いながらも、やっぱり政治はやっぱりもう少し先を読みながらいろんなこと考えなきゃいけないと思います。そこら辺どうですか。 あと、まあこれ教育長の権限なので説明する必要ないって言うかもしれません。我々から見ると、一連の上部の条例があって下があって、一連の動きに見えるんですよ、これは。全く無関係なものとして、じゃああなた方は知らないとこでそれ廃止しますかと言うだけですか。やっぱり私方から見ると、廃止条例がされた場合、へば何となるのよって、どうするのよというのは、例えば補足でも何でも説明する事項じゃないですか。いかがですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 1点目の御質問ですけれども、これちょっと言い訳になるかもしれませんけれども、この休園にあたりまして、平成25年度、平成26年度に、地域の皆様、それと保護者の皆様に意見交換というか意見をお聞きしました。その際、地域の方々からは、やはり小学校も廃止になったと。中学校も廃止になった。まあ幼稚園は残していただきたいというそういう強い意向がございました。そういうことを受け止めまして、ニーズがある限り幼稚園は存続していきましょうというそういう回答をいたしました。そういうことで、保育所の入る人が、意向がなくなったということで、今回、平成27年に休園しました。そういう地域の心情等も考慮しまして、休園にしてすぐ廃止とはいかないという、まあうちの方のそういう気持ちも御理解いただきたいと、そういうふうに思います。これは普通の行政財産の廃止となればすぐに廃止手続を踏むのが普通ですけども、そういう状況も御理解いただきたいと思います。 それで2点目ですけれども、規則の説明でございますけども、これうちの方の議案だけではなく、説明の仕方全般について再度検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 何と言い訳なるかもしれませんという話じゃなくてですね、自信持って答えてもらいたいのよ。必要だば必要だって。必要でねえば必要でねえ。その2つしかねあんだと思うんだすよ。言い訳を我々聞くために、あえて通告しながら質問してるわけでないんです。ですから私も正直、先達のへき地保育所のなくなるときもおりました。田沢の小・中学校統合のときは、町議会の教育民生の委員長としてもいろんな場面で立ち会いました。話し合うと、確かにまずいろんな意見出ますよね。それは間違いなく。じゃあどうするかっていうのは、やっぱり政策を行う方々の判断に任せるしかないんですけども、一人でも希望あるとか、こうでなくて、やっぱりもっと大所高所から速やかに対応していかないと、これから仙北市あらゆる課題を抱えてるときにずるずるといって、1日延ばしが1年延ばし、1年延ばしが5年延ばしになっていくとね、前に言ったとおり公共の施設の廃止とか再利用なんか進んでいかねえんだすよ。ですからこういうささいなことで、あえて私質問させていただきましたね。そういうとこまであなた方が思いをめぐらしてそれぞれの部署で考えていかないとできないんじゃないっていうことで質問します。 ○議長(青柳宗五郎君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) ただいまの御質問にお答え申し上げます。 今部長のほうからもお話しありましたけれども、この件につきましては私たちの教育委員会の中でも、まず本当にいろんな考え方ありましたし、やっぱりただ強かったのは、やっぱり田沢の地区の皆様の心情と。やっぱりどんどん来なくなって学校がなくなって、今度幼稚園もっていうことで、それは本当にありました。そういうほうをやっぱり我々しっかり汲まなければということで、形としてはずるずるというふうになってしまいましたけれども、やっぱりもう少し状況を見ようじゃないかと、もう少し期待をしながら見ていかなきゃいけないのでないかということで、結果としてこのような形になったわけで、それに関しては私どもも反省点もございますが、まずそういうふうな、どうしてもそういう現状があったということをどうか御理解賜ればと思います。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番、荒木田俊一君の質疑を終わります。 発言を許します。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、同じく議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定について、このことについて伺います。 まず、田沢幼稚園を廃止するという今条例が提案されました。田沢幼稚園は昭和42年から始まった園だと記憶しております。それで昭和から平成に変わるときに、今の現施設が新しく改築されて今の施設となって残っておる状態であります。非常に建物はしっかりしていて、去年ですね、お遊戯室の軒先がちょっと傷んでるということで修繕もいたしました。それも完全にしっかりとなされておりました。この施設を廃止した後、どのように利活用していくのか、まずそのことを1点目として伺います。 2点目ですが、施設内、今こうちょうどお話しましたけれども、新しい園になってのまだ30年ぐらい、その間に残っている備品と、それからまた古い園舎時代からの歴史をずっと考えていきますと、ちょうど平成26年度の卒園式がこれが50期生だということで、そのとき資料をいただいたものがあります。この中で一人が入学、あと2人はだしのこ園等に転園をしていったっていうか、入園をしていったっていうそういう経緯があります。幼稚園経営をしていく場合にも、園の中には永久保存だとかそういう文書がたくさんあります。私もそういう文書に携わって記入した記憶もあります。そういうものらが、廃止になった場合に田沢幼稚園の歴史としてどういうふうに残っていくのか、対応されていくのか、そのことをまず2点伺います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁。戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 1点目の田沢幼稚園廃止後の施設の利活用についてでございます。 昨年の10月と今年の1月に、田沢地区の皆様に園の廃止について説明を行いましたけども、その際は、施設廃止後の利活用に関しまして特に要望等はございませんでした。現在、施設はだしのこ園で園外保育時、雨天時の遊び場として年1回使用しているほかは利用実績はございません。先ほど平岡議員、まだ新しいというお話でしたけれども、昭和63年に建設されまして、木造で32年を経過しております。結構老朽化も部分的に著しいところもございます。トイレも使用できない状態でございます。修理や維持費も多く、多額の費用がかかると見込まれますので、そうした利用の需要、財政面等を考慮しまして、住民の皆様にもですけれども解体の方向で検討させていただきたいと、そういう思いでございます。 次に、施設内の備品、文書等の対応についてでございます。 施設の中には、現在、休園前にはいろんな備品とか文書とかあったんですけども、現在は小さな書庫、あと机、そしてあとトランポリン、木製ブロック等の遊具、それだけの備品しかございません。まあ文書類は絵本、事務簿等となってございます。これまで、平成27年の4月休園した以降、備品の多くはだしのこ園とかそういう保育園で貸し出し、まだ休園してございますので、貸し出しということで有効に使っていただいております。今ある少数の備品、まあ絵本だけでございますけれども、園の廃止後、子供等に声をかけまして活用していただきたいと考えてございます。 それで先ほどの文書等でございますけども、既に重要の先ほどの永久保存とかそういう文書については園にはございませんで、子育て、今、園の運営のほうは子育て推進課でございますので、そちらのほうに保管してございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番。 ◆7番(平岡裕子君) 利活用については、外目はしっかりしてるけども結構傷んだところもあるということで、解体の方向っていうそういうことで説明を受けました。あと施設内の備品だとか文書のそのものについて、非常に子育てのほうに、支援課のほうにお願いをしているということでしたが、それは確かなことですか。例えば田沢幼稚園の園活動誌は、そこでそう保管をしているというそういうことは確かな情報なんでしょうか。 それとまた一つですね、余りちょっと時間もないのであれなんですけども、先日、田沢小学校跡、今、田沢のコミュニティーっていうか交流センターで使われているところに行ってきました。そしたらその中をずっと回って歩いたときにですね、教室の一室に田沢小学校、田沢中学校の思い出に残るっていうか、それから田沢地域の歴史が分かるようなそういうのが教室内にありましたけども、私から見ると、すごく乱暴にっていうか乱雑に扱われているなっていうそういう思いもしました。その中で、田沢幼稚園は毎年ですね子供たちのつぶやきを記録に残して、それをまた地域の人も見る楽しみもあったし、中にいる現場の先生たちも子供の言葉から子供の成長をしっかり感じ取れる、そういう場面がたくさんあって、「先生あのね」っていうつぶやきの文集もずっと作ってきました。これが33週目で終わってるわけなんですけども、やっぱりこういうのも地域の宝、その子供たちの思い出に残ると。それが去年の、田沢地区はコミュニティー活動も活発ですので、チャリティー、そういうのをやってボランティア活動の中で皆さんで出し物を出したり、色々やってるわけなんですけども、そのときにコミュニティーに集まるから、じゃあ幼稚園からこの分も借りてきましょうということで、今、園の中に置いてあったものをそこの中に持ってきて並べているんだっていう、それもただ本当に乱雑に並んでいるというか、だからそういうのがたまたま今、この田沢幼稚園がなくなるというときに、じゃあ昔のこういうのも出してみましょうかって、そこに並んでるんですけども、それが中学校の分も何か乱雑だっていうか、でもそれをそこでやっぱり地域にやっぱり貢献してきたそういう小・中学校、幼稚園が、やっぱり地域の宝物っていうか、歴史として大きな足跡と残るように、私はこれからきちんとどういうふうな対応をしていくのかっていうところをね、やっぱり非常に考えて欲しいっていうそういうふうに非常に思います。その辺のところ、これからどういうふうになさっていくのか。これは例えば私は中学校の分だから、生保内中学校に行ったら田沢中学校のものが少し残っているとかね、そういうのがあるっていう。でも、そういう場面は、何かその場面からは見られなかったのです。ですから、例えば田沢幼稚園はここでなくなってしまいます。認定こども園になると幼稚園と保育園が一緒になってまず認定こども園になりますから、その前の沿革とかそういうのも話し合われていくんですけども、でも田沢幼稚園の場合はぷつんとそこで切れてしまうっていうか、その歴史をどのように残していくか、それが非常に大事な視点でないかなと思います。そこを強く教育委員会、また市当局のそういう見解を伺いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 私からお答えします。 今、平岡議員と言ったらいいのか、平岡先生と言ったらいいのか、大変貴重な御提言いただきました。御承知かと思いますけども、私も平成21年に1年間、田沢幼稚園の園長を務めております。兼任でしたけれども。大変、私自身にとっても思い入れがございます。今、田沢小学校、中学校のそういう文書類についても御指摘ございました。それらを含めて貴重な歴史、また田沢の歩みを後世に伝えていかなければならないと思いますので、新年度に入りましたら早速、平岡先生にもOBとして御相談したいと思いますし、責任をもって対応したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 教育委員会答弁ないの。戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 田沢幼稚園の文書、また小学校、中学校のその歴史ある文書の保管に関しましては、本当に重要な永久保存、その文書の期限に関わりなくちゃんとした管理をすべきところでした。改めましてそこら辺ちゃんと整理をしまして、また地域の皆様にご覧いただけるような方向で検討させていただきたいと思います。これ今回の中川小学校も閉校になることですので、閉校した際は誰でも自由に読めるような場所もできればそういうふうな提供も考えたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 本当に今、副市長、それからうちの部長からもありましたけれども、本当に大切なことであるなというふうに思っております。子供たちの足跡、それから、よく先生方なんかの問い合わせもあったりもするんですが、そういうふうなこれまでの学校の足跡、歴史、いろんなその地域に及ぼした文化的なものとか、いろんな価値のあるものが残ってると思います。それは私ども責任をもってしっかりと市長部局とも連携しながら守って、皆さんにも供覧していただけるように頑張ってまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) いいですか。7番、平岡裕子さんの質疑を終わります。 以上で議案第28号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第29号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第24、議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算に対する質疑は、予算常任委員会で行います。--------------------------------------- △議案第30号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第25、議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算を議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第31号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第26、議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、指名していただきましたので質問させていただきます。 議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算について、2つほどお伺いしたいと思います。 1点目は、歳入7款繰越金2億1,000万円についてでございます。前年度プラス3,000万円になってございますけれども、その中身について明らかにしていただきたいと思います。 2点目は、歳出9款予備費1,422万3,000円、前年度比8,503万6,000円となってございますが、予算が大幅に増えてございますけれども、この理由等についてひとつお知らせ願いたいと思います。と同時に、短期保険証、資格証明書等の発行状況。最近のですね、例えば2月1日付けでもいいですから。それから、特別にですね、支払い能力があっても払わない人は別ですよ。払わないというふうにはっきり分かる人は別ですけども、いろんな、突然悪い病気、悪性の病気に罹患なさって、療養なり入院を余儀なく、または手術をしなければならなくなって、どうしても保険証が必要になってくるという方なり、いろんな家庭の事情で、失業なさったり、リストラで解雇されたり、そういう方々に対しては、機械的にでなく、その都度その納税相談に応じながら計画をもって払っていただくようなそういうふうな計画書も提出していただきながらやっていってるのかどうか、その点についても説明をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(浅利和磨君) それでは、高久議員の御質問にお答えします。 はじめに、歳入7款繰越金2億1,000万円について説明させていただきます。 1人当たりの医療費につきましては、年々上昇している傾向がございます。令和元年度におきまして、被保険者の減少などによりまして療養給付費の支出見込みが3,000万円程度下回る見込みでございます。このことから、令和2年度、7款繰越金に3,000万円増額の2億1,000万円を見込ませていただいてございます。 続きまして、歳出9款予備費1,422万3,000円について説明いたします。 秋田県国民健康保険団体連合会による高額医療費共同事業拠出金と交付金の算定誤りに伴いまして、国への返還分2,633万924円による支出額の増額、そして令和2年度から税率改正による国民健康保険税の税収分を見込み、予備費を前年対比8,503万6,000円減額の1,422万3,000円と見込み、計上させていただいてございます。 続きまして、短期保険証、資格証明書の発行状況について御質問があったと思いますが、そちらについて説明させていただきます。 こちらにつきましては、2月27日、今年の令和2年の2月27日現在でございます。資格証明書発行世帯数につきましては、38世帯、人数にしまして51人となっております。続きまして短期保険証発行世帯でございますが、120世帯、198人となっております。 先ほど個別の対応ということで高久議員からもお話ありましたが、それぞれやはり高久議員もおっしゃったとおり、それぞれの状況、例えばリストラだったりとか、例えばですね、そういったことも含めまして、それぞれの状況を確認させていただいた上で、そうすればどの程度であれば払えるのかとか、例えば何カ月間の月賦とかそういったことも含めまして、それぞれにつきまして対応させていただいてる現状がございます。いずれその際には個別に直接相談をさせていただきながら進めないと、それぞれの状況が見えてこない部分もありますので、そこにつきましてはこちらの担当の職員が懇切丁寧に説明させていただきながら、極力、できるだけそういったことないような形で理解をお願いしながら進めさせていただいてるということでございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 1点目はですね再質問ですけれども、先ほど浅利市民福祉部長福祉事務所長がおっしゃったように、人口減少が今続いておるわけです、仙北市については。それで、国保世帯も当然人口減少は進んでおるわけなんで、それが結果的に3,000万円下回るというふうなことになって繰越金が2億1,000万円になると。これはですね出納閉鎖後ですよ、決算を打って出納閉鎖後に、出納閉鎖後にですね、決算じゃなくて出納閉鎖後に国保の基金のほうに幾分でも多く組み入れるというふうなお考えはないものでしょうか。その点もしあればお聞きしたいと思います。 それから、支払基金の関係で、秋田県の色々新聞紙上でも色々問題になりました国保の支払基金の度重なる違算がありましてですね、それで市のほうに戻ってきた分もあれば逆に返さなければならないという部分が出てきましたけども、結果的には返す部分の金額がどれほど多くなってしまったのか。差し引きですね。その点についてちょっと明らかにしていただきたいと思います。 それから、最後の短期保険証、資格証明書の関係でございますけども、よく分かりました。対応が非常に丁寧になさっているということは分かりましたけれども、収納をなさる、取り扱う田沢湖庁舎の税務課との当然連携も図らなければ、収納するのは税務課でやってて、いろんなその相談に乗ったり発行のほうは仙北市市民福祉部のほうでやってるとすれば、そのあたりの連携はどのように図られているものでしょうか、教えていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(浅利和磨君) 国保の基金への繰り入れということでございましたが、その繰り入れの関係につきましては、実際に額が確認できたときにいろんな部分を検討しまして、その繰入金についても検討したいと思ってございます。 それからもう一つ、税務課との連携につきましてですが、こちらにつきましては日常的に様々なそのケースがございますので、例えば個人情報とかもございますけれども、困っている方についてはそこら辺の連携を深めながら日々進めてございます。例えば先ほど月々の支払いとかっていうこともありましたが、そういったことも含めまして税務課のほうと連携とって、こういった形になってると、こういった金額だけれども御本人のお支払い額としてはこれぐらいなので、その額はこういう形になるということで、きちんとした形でお互いに連携とってございます。 それから、差し引きの金額でございますが、こちらは2,700万円程度ということでございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 再々質問ですけれど、2点だけ簡単にお伺いしたいと思います。 そうすれば、現時点でですね、2月1日時点でも結構でございますけども、基金の残高はどのようになっているんでしょうか。 それから、支払基金の関係で秋田県の国民健康保険団体連合会の関係で、そうすれば国に返す部分で差し引き幾らマイナスになると、またはプラスにはならないと思いますけども、なるというふうにもし分かっていればお知らせ願いたいと思います。 それから3点目はですね、国民健康保険の制度は皆さん分かるとおり目的税でございますので、国民健康保険税は。一般市民の方々の固定資産税とか市県民税とかまたちょっと性質が違うもんですから、お医者さんにかかるために使うわけでございますので、それを担保にしてお金を借りるとかそういうことは一般的には余りないわけでございますので、そういう点でですね、やっぱり今後もいろんな御相談なりあると思いますので、つまり病気を悪化すれば当然それだけ医療費がかかり、それだけの国保会計の負担が増えるわけでございますね。その辺のあたりの見極めが非常に難しいかもしれませんけども、今後もそういう点で頑張っていただきたいと思います。 2点だけの答弁をお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(浅利和磨君) それでは1点目でございます。基金の額でございますが、3億6,000万円でございます。 それから、続いてマイナスの額でございますが、先ほども述べさせていただきましたが、2,700万円ということで御理解いただければと思います。 それから、3つ目にお話のあったことにつきましては、先ほどもお話しましたとおり個々に相談させていただきながら進めたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で議案第31号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第32号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第27、議案第32号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。 11時10分まで暫時休憩します。                             (午前10時58分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時09分)--------------------------------------- △議案第33号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第28、議案第33号 令和2年度仙北市介護保険特別会計予算を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、できるだけ簡潔に質問しますので、簡潔な御答弁をよろしくお願いします。 令和2年度仙北市介護保険特別会計予算、質問の1点目は、老健にしき園でございますけれども、昨年は御承知のとおり、色々屋根の修繕・修理でですね、仙北市の指名された工事業者さんがやっていただいきまして無事完了なさってございますが、そういう中で、介護なさっている職員の方々も大変御難儀していると思うわけでございますけども、介護度が年々ですね我々も含めて一年一年誰でも年をとるわけでございますので、入所なさっている方々も、毎年、年をとると。そういう中で車椅子の方、そしてまたは寝たきりに近い方、ベッド上で生活なさっている方というようなことで、色々御苦労があろうかと思いますが、具体的にその中で寝たきりの方、車椅子の方は何名ほどおられるのか。その個人情報以外のことでお聞きしますので、どうかその点御容赦した上で御答弁をお願いしたいと思います。 併せてですね、さっき言いましたとおり、介護、お世話している介護職員の方々、それから看護師さんの方々とかいろんな職員の方々が力を合わせて頑張っておるわけでございますが、負担軽減を図る上でどのような手法なり工夫なりなさっているのかもひとつ御答弁をよろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(浅利和磨君) それでは、数字は2月末現在の数字でお答えさせていただきます。 にしき園の入所利用者のうち、要介護5、寝たきりという方につきましては、12名いらっしゃいます。そのうち車椅子利用の方は12名でございます。ただ、寝たきりとはいいましても、介護老人保健施設ですので随時ベッドからできるだけ起きていただいて、例えば機能が低下しないような形で職員が頑張っているところでございます。 それから、先ほど介護職員の負担の軽減ということでお話ありましたが、車椅子を移乗させる際は例えば2人で、1人だとどうしても無理がかかりますので、2人で移乗、車椅子に乗っていただくとか、あとは園内で腰痛予防研修を行ったり、理学療法士、作業療法士、にしき園にいますので、配置されてますので、そういったことを行ったり、あとは腰痛予防ベルトというのがありまして、事前に腰痛を防止するためのベルトなんかを装着したりしております。あと、お風呂場等では、機械浴といいまして機械によります入浴を推進したりもしております。いずれそういったことをしながら、あと、介護職の皆さんはプロでございますので、自分で例えば腹筋をやったりとか背筋をやったりとか、そういったことで自己防衛も図ってるということであります。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初に門脇市長にお伺いしたいんでございますけれども、以前ですね、ここの本会議でですね3年ほど前に、何月議会だったかな、書いたものもあるんですけども、この老健施設にしき園を民間移譲したいというふうなことを市長の施政報告で述べられたことがあったわけでございます。私、資料は持ってますけども。その後何かお話聞けば、私、担当委員会でないから詳しいことは分かりませんけれども、何か特にその、それを受けるという介護業者さんがなかったというふうなことであったというふうに聞いてますが、そうすれば、今後は当分の間は今までどおり仙北市立の老健にしき園ということでやっていくのか。または、またはですよ、例えば特別養護老人ホーム桜苑とか角館には2つ、白岩にもございますけども、そういうふうな形で仙北市社会福祉協議会のほうに委託するということもあり得るのか。または、まだ目下検討中なのか。その辺のあたりをお知らせ願いたいと思います。 それで2回目の質問でございますけども、やっぱり介護職員の方々は年々やっぱり重労働になってくると思います。やっぱり寝たきりに近い方は非常に体が動かせない割には非常に体重が重いわけでございますので、どうしても介護、お世話する方に寄りかかってきます、どうしても。私も見たこと何回もあるんですけども。そういった中でですね、もうちょっとこれから機械化といいますか、これはちょっと言い過ぎかもしれませんけども、ロボットを導入するとか、一部ですね介護ロボットを導入するとか、ベッドは全て寝たきりの方、または車椅子の方はギャッジベッドにしていくとか、何かそういう工夫は今後考えられないものでしょうか。そういう点をひとつもし御検討があるとすればお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) にしき園の全体の動きということでお話しさせていただきたいと思いますけれども、議員がお話にあったとおり一部事業移転ということで、にしき園の運営を民間の福祉法人に何とかお世話になれないかというような作業をずっと継続してきた経緯がありました。これが条件等が整わずに難しいということになって、そこで一旦終わって、ではその後、このにしき園をどのような形で運営していくことが好ましいのかというような視点をもって、委員の方々に答申をいただくというような作業をした。これは前にもお話しておりますので。その答申が先日出ておりまして、向こう3年間については、にしき園、現状の状況を維持していくと。しかし、その間に最も望ましい形というものを皆さんで継続して考えていこうじゃないかというような内容であります。その最も望ましい在り方というのはいろんな形態があるわけでありまして、今まさに福祉は重要な政策でありますので、様々な可能性も探りながら方向性をみんなで検討していこうじゃないかという猶予の3年間というような捉え方をしております。この後も事業としての検討は続けなければいけないというふうに思っております。 後段のほうは部長から御説明をお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(浅利和磨君) 先ほど議員のほうから、介護の負担を軽減ということで機械化等のお話、それからギャッジベッド等のお話がありました。 機械化に関しましては、今秋田県のほうでも、できるだけ腰痛とかそういったものをなくすため負担軽減を図るということで進めております。ただ、今現在の機械につきましては、やはり細かな作業がどうしてもできないということもありまして、今様子見というか、もう少しやはり先進的な技術が伴わないといけないのかなと。機械に関しましては、例えば肩から手にこうかけて体重の重い方を持ち上げたりとかっていうような機械もございますが、今、引っ越し業者さんとかそういった流通業者さんの中では使ってるとこもあるみたいですが、やはり細かな作業、対象が人間でありますので、そういったことがなかなか難しいということで、新たに先進的なものが出てきた時点でそこは情報を速やかに入手して検討しながら進めたいと思っております。 それからギャッジベッドなんですが、ギャッジベッドに関しましては、ほとんどのにしき園のベッド、100ベッドありますが、ギャッジベッドとなってございます。ただギャッジベッドも2種類ありまして、電動のものと、それから手動のものとあります。電動のものに関しましては、御自分で例えば手が動く方とか少しでも自分でできる方、そういった方々に使っていただいて、完全に寝たきりという方につきましては手動だったりということで、ただそこもできるだけ電動ベッドを使いまして職員の負担を軽減させていただいているというのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど門脇市長にお伺いしましたけども、西木町の松葉にある特別養護老人ホーム清流苑は、御承知のように県南ふくし会が経営なさっておるわけでございますが、最初に公募なさったときに、県南ふくし会さんには声はかけられなかった、もし個人情報だから答えられないと言えばそれまでですけども、なかったんでしょうか。色々手広く事業をやって展開している、かなり優れた会社だなというふうに私普段から思ってるんですが、その点はいかがなもんでしょうか。 それから2つ目の浅利部長さんにお聞きしたギャッジベッドの関係ですけども、手動でやるのと電動があるんだということでございますけども、できるだけやっぱり時間の短縮を図る上でも、その労働作業のですね電動のほうに切り替えるという方向は、まあ値段の価格の差があるのかなとも思うんですが、その点はお考えはないのでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 最初の民間移譲の際、県南ふくし会というお話ございました。その点について答弁します。 あのときは、先ほど市長からも話ありましたように、にしき園を民間に移譲するということで公募いたしました。その際、県南ふくし会のほうから御相談がございまして、移譲の条件等色々協議したわけですけども、最終的には、当時、今もそうかもしれませんけども介護等の雇用が難しいということで、県南ふくし会のほうから今回の件は御辞退したいということで終わっていました。その後に今の検討委員会で今後どうするかという答申を今いただいたということでございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(浅利和磨君) ギャッジベッドでございますが、介護を要する方につきましては電動のギャッジベッドを全て使ってございます。ですので、例えば短期入所とか、それから症状の軽い方、御自分で自立なさってる方につきましては、電動ベッドでないほうが逆によかったりもしますので、ほぼほぼ準寝たきり、寝たきり含めまして電動ベッドを使っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で議案第33号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第34号~議案第36号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第29、議案第34号 令和2年度仙北市生保内財産特別会計予算から日程第31、議案第36号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計予算までの各議案を一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第37号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第32、議案第37号 令和2年度仙北市病院事業会計予算を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。5番、高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは引き続きまして、議案第37号 令和2年度仙北市病院事業会計予算について質問をさせていただきます。 色々病院事業に関しては、これまで私も含めて今回の定例会でもたくさん議論になっておりますが、大変経営が厳しいということであります。そこでお伺いしたいんですが、新年度の病院経営というのは具体的にどういうふうにしていくのか。この厳しい中、どんな経営をしていくのかについてを問いたいと思います。 それから2点目ですけれども、医師が非常に不足しているということであります。この医師不足について、新年度どういうふうに改善を図るか、どういう取り組みをするのかということであります。4月からは、先日もお話ありましたけれども、脳神経外科、それから小児科の医師の方がいなくなるということもありまして、それから大曲の厚生医療センターとの連携ということも言われておりますが、その常勤の医師の方をどのようにして確保に向けていくのかというあたりの取り組み内容を確認したいと思います。 それから、資金繰りが非常に厳しいということであります。今回、この後また質疑を出してますが、補正予算のほうでも一般会計からのさらなる繰り入れということもありますが、この新年度の資金繰り、具体的に実際どういうふうになっていくのかということについて確認をしたいと思います。それから、令和2年度もまた年度途中での繰り入れと、一般会計からの繰り入れというものが予測されるのかということについても伺いたいと思います。 それから、今喫緊の課題であります新型コロナウイルスに対する対応ということであります。今日も予算委員会が終わればまた全員協議会ということで先ほど議長からもありましたが、この市立病院として、また市内の医療機関において、その患者の方が出たとかそういう場合を当然想定されてると思うんですが、その対応はどういうふうになるのかということで確認したいと思います。一応その症状が疑わしい方は、今のところその窓口、例えば保健所、それから今は何か一本化されているみたいですけども、そちらに電話をかけるということですが、これも非常につながらないとか、たらい回しにされるとか、いろんなことがたくさん出ておりまして、そちらの体制も十分とは言えないという中にあって、そういう症状をもちながら恐らく受診されるという方もいらっしゃるということでありますが、そのときどうするのか。また、今現在はどういった対応をとっているのかということで、それも併せて確認をさせていただきます。 以上4点でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 高橋 豪議員の御質問にお答えいたします。 まずはじめに、新年度における病院経営の内容についてということでございます。 両病院とも、今年度実施した総務省公営企業アドバイザーからの助言や自治体病院協議会からの経営診断からの指摘及び助言を、まずは確実に推し進めるということであります。また、その中で指摘のあった算定可能なもの、またさらに加算の引き上げのものなどを随時取り組み、増収対策を実施するものであります。さらに、こうした取り組みを前提に令和2年度当初予算については、田沢湖病院については常勤医師1名の増により増収を見込んでいるところであります。また、角館病院については、入院については脳外科、小児科の常勤医師が不在となるということで収益が減少し、単価のほうは若干下がるということであります。ただし、外来については増収策を確実に推し進めることで診療単価の増加を見込んだ予算としているところであります。その感じで収支の改善を図るということであります。 また、角館病院については、議員がお話したとおり大曲厚生医療センターとの連携協定によりまして様々な患者の紹介・逆紹介を進め、さらに患者の、脳外科の患者のほうが減少しますので、その辺のところの患者の確保、減少をさらに最小限に食い止めるということの取り組みをしていきたいと思っております。 また、今現在休床中の精神科病床につきましても、他の病棟への転用を早い時期に稼働させ、さらに収益の確保を進めるということで検討しているところであります。 また、令和2年度におきましては診療報酬改定の時期でありますので、それらの内容を精査したところ、医師を含む医療スタッフの負担軽減に伴う診療報酬が手厚くなっていることから、それらの取り組みについて積極に取り組んでいくということであります。 また、経営改革の推進につきましては、経営改善の進捗状況を管理する経営改善委員会、これは仮称でありますけども、両病院において設置をするということであります。こちらの検討の場につきましては、それぞれ今まで両病院においても設置していろんな形で経営改革についての改善についての会議をしていただいたところですけども、この委員会を設けまして、この委員会につきましては様々な経営改善、進捗状況等の最終決定があるものの、進捗状況だけではなく、病院の各部署にワーキンググループを設置し、幹部職員以外でなく若い職員からも広く改善策やアイデアを出していただき、その集約をする委員会の機能を持ち合わせて設置したいと思っております。 続いて、2の医師不足についてどのように改善するかということであります。 まず、議員御存知のとおり、県内の医師不足についてはかなり深刻なものと捉えていると思っております。要因については何回も申し上げているとおり、急性期を担う医師の不足が一つの要因と。また、新専門医制度の影響ということもありますけども、高橋議員が御指摘のとおり、このまま医師の確保が進まなければ病院機能を維持することも困難ということが予想され、地域における医療提供の体制にも甚大な影響を与えることにもなりかねません。また、このまま医師の確保が進まなければ、入院だけでなく外来診療も不可能となることから、来年度につきましては大曲厚生医療センターと脳神経外科、小児科の医師の派遣ということで医療機能連携協定を締結させていただいて、来年度この4月から外来診療にあたっていただけることになりました。医師確保については、市長をトップに院長、医療局と様々な大学医局に粘り強く交渉することはもちろんですけども、今後は連携協定を結びました大曲厚生医療センターとも医師確保についての招致活動についても一緒に活動をしていくということを視野に入れているところでもあります。 また次に、新年度における資金繰りについてということであります。 最初に資金繰りのほうですけども、病院の資金繰りについては、まず年度当初に一般会計からの繰り入れを概算で交付していただき、その部分で運営をしていくということになります。ただし、6月以降、ボーナスの支払い等の月には非常にキャッシュベースでは非常に不足になるということになりますので、その時点での金融機関からの一時借入金ということを予定がされております。資金面については非常に厳しいキャッシュベースとなっておりますという状況であります。 また、年度途中における一般会計からの繰り入れについてということですけども、補正で今回提案させていただいてる資金繰りがまたあるのかということでありますけども、まずこの当初予算ベースの患者数を確保するということが一番の目標であります。しかし、患者数の著しい減少や状況の変化によっては追加の繰り出しということも、今の段階ではっきり申すことはできませんが、そういう場合も予想されるということは考えられます。ただし、そうなった場合でも金額が少額で済むような形での、今年のように3億円というような多額の資金提供ではなく、様々な増収対策をしたことによりそのような形で資金不足の解消に努めて一般会計からの繰り入れの削減を目指すということを目標に、今回の当初予算の編成をしているところであります。 続いて、コロナウイルスの対応についてですけども、このコロナウイルスについては毎日のように国の方針が様々な形で変化しているという状況で、当初、答弁書を作成したときとまたかなり状況が変わっている状況であります。現在、本日からですけどもPCR検査に保険適用となりまして、各医療機関で検査ができるということになっておりますけども、こちらの検査ができるところにつきましては、まだ現在、全国で860件、県内でもまだたぶん一医療圏で1カ所もしくは2カ所という状況になっております。この保険適用のできるところにつきましては、専門の外来を設けている感染防止対策のきっちりできる病院ということで、今県内で指定されてる、まだ数カ所ということであります。この件に関しましては、今現在、角館病院のほうでは保健所のほうと様々な協議をさせていただいて、そのような形で今現在、向こうのほうとこちらの準備の関係もありますけども、様々な形で協議をさせている段階というところであります。 簡単でありますが、以上で答弁のほうを終わりたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) たくさんお答えいただきました。ちょっと今の後段のコロナウイルスということなんですが、この後、検査の体制が徐々に広がってくるであろうということなんですけども、今、保健所と色々相談中だというお話なんですが、何ていいますかね、そうこうしている間にもですよ、そういう患者さん、もしくは疑われるような方っていうのが実際に病院に来るっていうことはあると思うんですね。そういうときにどういった対応をとられるのかということをひとつ、そういう体制があるのか。もちろんそれになければ構えておかなきゃいけない部分もあるし、実際に市内でも患者が発生した場合の対応というのも病院としても当然今から備える必要があると思います。そのあたりを確認したいと思います。 それから、余り時間がないんであれですけども、医師不足に対しては、それこそ病院を設置している責任者であります市長を先頭にというような答弁もありましたが、これをどういうふうにどうするかと。先ほど答弁の中にもありましたけども、徐々に徐々に、幾ら大曲と連携するといっても結局こちらの医師の方が徐々にいなくなってしまうと病院として存続できないだろうということなんですが、何かその、新年度ですよ、どういう取り組みをするのかというところがあればということと、やっぱりなかなか秋田大学がこの秋田県では拠点になる大きな病院で、たくさん医師の方を派遣していただいてるわけですが、そこからの医師の方の派遣というのがなかなか今現状難しいと。逆に離されちゃうというか、そういうのも伺っておりますし、ですので、この秋田県にせっかく秋田大学医学部っていうのがあるんだから、だとすれば、きちっと医師の偏りというか、秋田市は充足率はもう100%超えてるわけで、ほかが足りない足りないって嘆いている、全県的に。そしたらやっぱりこれ県の役割っていうのも非常に大事じゃないかな。そういうとこも踏まえて県と協議するとか、何か大学側に、単独で行ってもなかなか難しいと思いますので、みんながまとまってそういうふうにしてくれというような運動をするとか、いろんなことを考えていかないといけないのかなと思いますけれども、そのあたりは責任者として、設置している側の責任者としていかがでしょうかということと、管理者もし答弁があれば、管理者からもお願いしたいと思います。 以上2点です。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 設置者としての令和2年に向けた、現在もそうなんですけども、思いを少しお話しさせていただきたいと思いますけども、議員がお話のとおり、医師不足、医師不足って大きくくくって言いますけども、本当に的を射た言い方としては医師偏在です。今お話のとおり、都市部、首都圏は特にそうですけども、医師の皆様方の数はしっかり充足していると。充足している診療科が多いわけですけども、その分、何としても地方にとっては医師の必要な診療科の医師が不足してしまう。なので医師の偏在、これを何と解決していくかということですけども、自分の考えでは、強力に秋田県が、県が強力にそのイニシアチブをとって、地域の医師確保、医師偏在の解消を、大学もしくは周辺の、東北も含めてですけども医学部と連携をしていくというイニシアチブをしっかりとっていただくこと、これがとても大きな役割を果たすと思います。それにあわせて、自治体病院、それから厚生連病院、そういう方々がやはり地域の医療圏8つありますけども、医療圏を守っていくんだという熱意に燃えて、その組織体を立ち上げていくと。秋田県も当然それに入っていくというようなことがなければいけないというふうに思っております。だけども、これは実は以前から話があってることで、県のほうでもやってるという一応そういう思いがあると思います。さらに何とするかということが令和2年度で大きく動かなければいけないというふうに思っております。 管理者もいろんなお考えあると思いますので、管理者からもお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 進藤病院事業管理者
    病院事業管理者(進藤英樹君) 私も全く市長と同意見であります。特にその分野別にですね、今回の脳外科の問題もあります。それから、分娩数が少なくなっております産科の問題もあります。産科の問題も、我々のほうは4月以降もきちんと対応するということで継続することができましたけども、私どもがやはり県あるいは国に求めたいのは、県内できちっとどこまでその機能を維持するんだと。この仙北地域で分娩をきちっと維持する。それから、脳卒中につきましても、脳外科につきましても集約化というのでおっしゃるのであれば、では我々のようなところはどういうふうにしてカバー、サポートしていただけるのかという方針を明確に出していただいた上で、それぞれの医師の配置というものを考えていただきたいと。こういうことをやはり我々自治体病院、個々の自治体病院がそれぞれ対応いたしますと、それぞれの事情ということになってしまいますので、やはりそれぞれの団体というか、我々で言えば自治体病院協議会、あるいは市長のレベルで言えば市長会なりがきちんとやっぱり県なり大学とそういうふうな統一の目的をもって交渉していただくことを、現場の責任者としても強く望みたいと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) それでは、私のほうからコロナウイルスの現在の病院の対応についてということですけども、現在のほうにつきましては、まだ診察は行わない状態ですけども、それぞれ問診をしながら患者さんの疑いのある患者さんについては速やかに大仙保健所等に連絡を差し上げ、検査のできるような体制づくりということで今対応しているところであります。今後の対応につきましては、角館病院では積極的にそのような形で協力をしながら、県なり大仙保健所の要請には応えていきたいと考えておるところでございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番、高橋 豪君の質疑を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で議案第37号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第38号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第33、議案第38号 令和2年度仙北市温泉事業会計予算を議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第39号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第34、議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。5番、高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは続きまして、議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算についてを質疑いたします。 1つ目が、水道未普及地域解消のための整備を進めながらも、これ一般質問の中でも議論ありましたけども、老朽化した水道管の取り替え、修繕も当然ですが必要となるわけです。そういうことで、市内の水道管の状況と、それから新年度、令和2年度における修繕等に関する予算額、それから事業の見込みを伺いたいと思います。 それから、今後の計画というか、どのぐらいが老朽化していて取り替えなきゃいけないとか、これは何年後にどれぐらいかというのがもしあれば、その新年度の事業とあわせてお知らせいただければと思います。 また、これらの点検というのは一体どういうふうに行われているんだろうということです。ものすごい距離というか、至る所に水道管があるわけで、こういったものを点検する必要があるんですが、先日は大仙市でその古くなったやつが、何か橋の下にくっついているやつが外れて、大規模に断水してしまうと。今もまだ直してましたね。今まだやってる工事中でしたけども、そういった事例もここでも当然例外ではないというふうに思いまして、これはもし本当に緊急的に修繕が必要だなんていうのが見つかれば当然すぐやらなきゃいけないわけで、これらの点検の実態というのはどうなってるかということについてを確認したいと思います。 以上2点です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 高橋 豪議員の御質問にお答えいたします。 初めに、仙北市の水道管の状況についてでございます。 市の水道管路の総延長は366.2キロメートルとなっております。管種別では、硬質塩ビ管が195.1キロメートルで、全体の53%と半分以上を占めております。次に、ダクタイル鋳鉄管は85.7キロメートルで、全体の23.4%。ポリエチレン管は81.4キロメートルで、全体の22.2%となっております。その他の管は4キロメートルで、全体の1.2%でございます。一般的な耐用年数と言われる40年を経過した水道管は112.3キロメートルで、全体の30.7%という状況でございます。 次に、令和2年度における事業についてでございます。 漏水対策事業といたしましては、下高野地区の管路830メートルについて、平成28年度より施工してまいりましたが、令和2年度が最終年度となります。推進管敷設工事費といたしまして、当初予算に約2,000万円を計上しているところでございます。また、角館浄水場の老朽化対策事業につきましては、平成29年度より実施しており、令和2年度は電気設備更新工事として約3,800万円の予算を計上しております。そのほかに漏水調査業務委託費として500万円、緊急修理修繕費としまして漏水の修理費といたしまして942万円等を計上しているところでございます。 次に、老朽化が予測される水道管の点検についてでございます。 浄水場やポンプ場などの施設につきましては、水道技術者が在籍する業者と契約の上、定期的に点検整備を行っております。水道管につきましては、地下に埋設されていることから、老朽化の想定した点検等は行っておりませんが、橋梁添架管や仕切り弁、空気弁などの水道用機器などは点検の必要があると考えております。管路につきましても漏水が多発していることから、漏水調査や配水管の敷設替え等の対策は急務であると考えております。これらの計画につきましては、令和2年度に策定する仙北市水道事業基本計画の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 今の答弁の中で、やっぱり老朽化している水道管、老朽化してるのと、それから耐用年数を迎えた、また過ぎたものが全体の30.7%、112.3キロメートルということです。かなりな距離になろうかと思いますが、ちなみに、これを令和2年度の基本計画で今後のことを示していきたいということなんですが、今もしざくっと分かるものであれば確認したいんですが、この耐用年数を迎えているようなその水道管について、全て更新をしていくということになると何年かかるのかと。100年なのか50年なのか、まずどのぐらいかかるのかというの。もちろんそれを直しても、今度はまた次から次と別のものが耐用年数迎えてくるというようなそういう状態になってくるかと思いますので、そこら辺を確認したいのと、それから、こういった予算ですね、修繕にかかっていく予算というのも非常に莫大で、もちろんその企業会計ということでやられているんですが、先ほどの病院の話も同じなんですが、こういった取り替え、修繕なんかにやはり一般会計からも入れていかないと、水道事業だけで間に合うものかというような話に当然もうなってるし、この後もっとなるかと思います。そういったあたりの考え方ですね、財源をどっから生み出すかということ。人口は減っていく、世帯は減る、水道料金は上がんない、収入が減るということです。料金を上げて何とかするにも限界があると。だけども水は出さなきゃいけない。本当に大変なことかと思います。そこら辺、この後計画もあろうかと思いますけども、財政的な部分どうするかというところも含めてお答えいただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 初めに、ちょっとひとつ先ほど私が述べた中で訂正をしたい部分がございますのでよろしくお願いします。 先ほど硬質塩ビ管の延長が「1,951キロメートル」と申しましたけれども、「195.1キロメートル」の誤りでございました。大変すいませんでございました。 それで、初めに、この耐用年数40年を経過したものを修繕するにどれくらいの時間がかかるかということでございますが、一応40年とは言われておりますけれども、実際は40年以上使われてて大丈夫という部分もあるそうでございます。ですから、40年なったから全てどうにかしなければいけないというそういうことではないということでございます。ただ、あとやるペースでございます。年間何キロやるかによって、この老朽化した管を解消するという部分があるかと思います。年間10キロだとすれば10年くらいはかかるでしょうし、10キロというのはちょっと難しい話だと思いますので、1キロだとすれば100年ぐらいという単純な計算になるわけでございますが、ただ先ほど申しましたとおり、40年過ぎたから全て使えないということではございませんので、その辺は漏水調査等も行いながら、優先順位をつけながら修繕のほうは適切に進めていきたいということでございます。 次に、財源のことでございます。 この財源の問題が一番頭が痛いところでございます。私どもは水道事業会計は企業会計でございますので、皆様からの水道料金によって運営されていくのが基本でございます。ただ、それだけでは賄えない部分がありまして、それは国のほうでも基準内繰り入れという形で一般会計から繰り入れすべき部分というのは、基準内繰り入れの部分については規定されておりまして、その部分については一般会計から繰り入れいただいております。現在、水道事業会計につきましては、基準内繰り入れ、前は基準外の繰り入れもございましたけれども、現在は基準内繰り入れの中でやりくりしてるという状況でございます。いずれ更新需要の増大にかかわってきますと、さすがに使用料収入の水道事業会計の中でもどうなのかという部分は出てくるかと思います。その辺の財源的なことも含めて、基本計画の中で練っていきたいというふうに考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 非常に大変な状況だということで、年間どのぐらいの距離を、全てが40年経ったから駄目なるわけではないと、それはそのとおりだと思います。ただ、じゃあそれを10年間、もう50年なった、60年なったとなると、恐らく必ず取り替えなきゃいけないし、古くなった、悪くなったものから順次取り替えるということもあろうかと思いますけども、またそれが一体どこら辺でどうなるかっていうところもあるし、そこを取っ替えたらまたほかも全部取り替えなきゃいけないとか、いろんなことが出るんだと思います。ぜひ、危機感をもった取り組みというのをお願いしたいというふうに思います。 また、そのお金の問題によって当然取り替える距離も、かかる年数も色々違うんだと思います。それが一番のネックについて、これは市長、責任者としてはやはりどうするかというのを考えなきゃいけないということなんです。料金を上げるのかどうなのかも、もちろんこの後計画するでしょうけども、そういったことについての今後の見解というかを確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 単純に考えても、当時、当時っていうのは幾つもの年度で水道の利用区域の設定が行われて、補助事業であれば国庫から補助をいただいて水道を排水していくということをやって、しかし当時と比べると、その地区、集落、地域からどんどん人口が減っていってると。水飲む人が少なくなったわけですから、当然その水を飲まなくなった人たちの分も含めて負担をしていかなければいけなくなっていくと。そういう地域が全市に及んでるということです。この後も人口推計からすると給水人口落ちていくしかないという状況です。 今、水道審議会で私がお話させていただいてることは、今の水道料金では持ちこたえることが難しくなりますと。今でもやっとその基準内ということですけども、もう耐えられない状況が間もなくやってきます。そうすると、やはり市民の方々には、今まだ全県25市町村中だと中位に位置している水道料金のレベルですけども、やはり中位を少し上げていくということでもしない限りは、目下の水道の維持、企業会計の維持はなかなか難しいんでないかと。これは前期、中期、後期という考え方からいくと、本当に目の前の話にこの5年ぐらいでなるかと思います。 もっとおっきな話をすると、今、審議会では、数年前の審議会で何とか地域の方々、それから工場とかそういう事業所とかに使っていただく方々以外に給水することができないかと。要するに水を売ることができないかというそういう議論もありました。現実的にはかなり厳しい多分構想になるのではないかと思います。そういうふうな今、何というか、戦いに打って出るようなそういう体力をそこに向かうということは余り適切ではないなというふうな思いはあります。そうすると、この後も後年度を考えていくと、広域化、広域化によって、要するに仙北市だけの水道体系ではなくて、さらに広域的な考え方のもとで、それは管路を例えば接続するとかという話以外に、広域的な例えば職員、さっき話になったような修繕のための知識を持った方々が各地区にいるというような体系をなんとやってつくるかとかいうようなことで、広域化していかなければいけないというふうになってくるかと思います。 いずれ自治体の業務ということで、今、水道を皆様方に配水させていただいてますけども、これはライフラインですので、この後も継続していかなければいけないと思います。そうすると、地域の中で何ができるのか、地域を越えて何ができるのかという整理も次の令和2年度の計画の中では議論しなければいけないというふうに思っているということであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番、高橋 豪君の質疑を終わります。 通告により発言を許します。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、同じく令和2年度仙北市水道事業会計予算についてお伺いをします。まずここで私は3点について伺います。 まず1点目ですけど、神代地区は非常に水がいいということで余り水道を引くということの意識が低かったのかなという、ちょっとそういう思いもあるんですけど、でも最近においては非常に水道の普及への関心が高まってきて、平成24年から検討が開始されてきたと伺っております。様々なことをやりながらもですね紆余曲折しながらも、令和2年度は本格的計画実施に向けての初年度となって期待も大きいです。卒田地区、神代地区の一部全体を考えた上水道を考える会の皆さんであったと思うんですけども、でも今回の計画では対象とならなかったというか、それがちょうどこう家がお向かい同士でも、片方はなるけども、こちらのほうはならないという、それで説明会のときに実際に説明を受けたときにですね、非常に「あっ、おらほさ来るのはもう10年もかかる」とか、そんなふうにこう言いながら楽観した、それから落胆した方も実際におりました。この方々について普及を希望する地域、それから現に希望しているわけですが、なかなか自分のところには回ってこないというそういう思いをなさってる方にどういうふうに対処されていくのか。先ほどからの説明でも伺いましたけども、またここでちょっと繰り返しになりますけど伺いたいと思います。 それから、上水道の必要性は本当に理解できるが、本管からの敷設工事費となると、また自分で負担をしなければいけない。それから、水道料金の負担を思うと加入にためらってしまう、そういう市民の声もたくさんあります。そのことをどのように受け止めるのか伺います。 それから、先ほど来、水道事業の予算、会計については、非常に難しい、大変だ。公営企業会計といいますと、自分たちで生み出したもの、それから全部賄っていくというのが原則的になると思います。その中で、先ほど水道料金の見直しも話になっております。その金額がそういうふうになりますと大体どれぐらいになるのか、そのことについてもお伺いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 平岡議員の御質問にお答えいたします。 まず1点目でございます。水道普及地域解消事業につきましては、現在、角館町山谷川崎地区と田沢湖卒田地区について事業を進めております。今回、卒田地区で対象とならなかった地域につきましては、アンケート調査結果により当面水道を必要としない地域ということで外れた部分がございます。また、整備されている、前に整備した神代地区におきましても、岡崎地区の一部では加入が見込めないということで、説明会を開催した上で地域が外れた部分もございます。 普及を希望する地域ということでそれぞれ色々な御要望もございますけれども、例えば神代西部地域は角館東前郷地域のことかと思いますが、この地域につきましては、平成30年に水道設置の要望があり、平成30年11月17日に説明会を開催しております。その開催した説明会の中では、現在2地区で事業を進めているということを御説明した上で、事業がどちらかが一方完了しないとなかなか事業化は難しいという御説明もさせていただいているところでございます。いずれ来年度の策定する仙北市水道事業基本計画において検討されることとなりますが、そういう厳しい状況がございます。 次に、2点目でございます。上水道の必要性は理解できるが、本管からの敷設工事費や水道料金負担を思うと加入にためらう市民の方がいらっしゃるということでございますが、仙北市水道事業給水条例第8条では、給水装置の新設、改造、修繕または撤去に要する費用は、当該給水装置を設置しようとする者の負担とすると。ただし、加入者が特に必要と認めた場合については、市においてその費用を負担することができるというふうに規定されております。給水装置の新設等につきましては、原則、水道使用者が費用を負担することとなっております。また、水道事業の費用は、水道使用者からの料金によって賄われているものでございますので、水道料金の負担につきましても、漏水等に起因する減免措置以外は、現状、水道料金を免除する方法もない状況でございます。 次に、公営企業会計に移行してということですけれども、水道事業につきましては既に公営企業会計のほうへ移行しております。 水道料金の見直しということでございますけれども、現在の水道料金は平成25年7月から市内各水道事業の料金体系を統一し、料金の大幅に変動を抑制するため5年間の経過措置を設定した後に、平成30年7月から料金統一を完全実施しております。急激な人口減少による料金収入の減少や施設の老朽化に伴う更新需要の増大など、水道事業は厳しい経営状況にあることから、令和2年度に実施される仙北市水道事業基本計画においても、適正な水道料金の水準を検討することとしております。また、将来の給水量の予測や経常収支予測などから、将来あるべき水道料金についても検討することとしております。 現在、想定金額のほうは算定しておらないわけでございますが、料金改定にあたっては、そうした検討結果を踏まえた上で、経費削減はもとより水道への加入促進などの収益向上に努め、市民の皆さんの御理解を得ながら進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番。 ◆7番(平岡裕子君) この水道事業を進めていくにあたっては、普及率よりも加入率を高めていきたいというそういう意向であると非常に強く持ちました。条例の中で本管から引いてくる分は自分持ち、そしてまた水道料金も当然払うのは自分持ちというそういうことであるんですけど、でも加入率を上げていく手立てとして、この条例等の見直しはできないものなんですか。その辺をひとつ伺いたいです。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) やはり水道事業というのは皆様からの水道料金をもとに運営してるものでございますので、それを安易に免除するという形になりますと、水道事業自体が傾いてしまうという状況になりますので、その辺をどうか御理解のほどをお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) もうちょっと条例改正とかの部分で誰か。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 平岡議員の御提案というか、要するに普及率は当然高めていくことはもちろん政策目標としてありますけれども、それよりも今の説明の範疇で考えると、やはり加入率がとても重要で、その加入率を上げていくことが、要するに参加をしていただく方々がたくさん増えることが安定的な水道事業の運営に資するものだから、それを何とか条例で加入率を上げるような工夫はできないのかというような御提案だったというふうに承りました。そのような観点で条例の改正を今まで検討、考えたこと実際私ありませんでした。すいません、今の御提案の場面ですぐに「こうです、こうです」というお答えできませんけども、非常に興味はあります。だけど何ができるのかがよく私今のところ分からないので、大変申し訳ありませんけども、これはこの後の議論の種としていただければありがたい、私が種としたいと思っておりますので、どうか少しお時間いただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番いいですか。7番。 ◆7番(平岡裕子君) この水道事業に対して、今、うちの中がですね異常気象だったり、それから冬がとても厳しくなったりして、それから若い人たちと同居するという方も確かに少なくなってるようには思うんですけども、でも家を新築するときに、古いうちのまんまで水道が引いてなかったけど、新築する場面において、この水道っていうところが非常に重要になってくると。私、自分自身も家を建てたときですね、エコな生活をする人には建物なんかで補助金なんかのそういうのも対象あるんですけれども、地下水だとなかなかそれが対象外だったりして、非常にちょっと悩む場面もあったりしたんです。そういう家庭の中では、例えば給湯器の傷みが早いとかそういうことで農家のっていうか皆さん悩んでますので、やっぱりそういうところの援助っていうんですかね、そういうふうになってくるとやっぱり上水道を引いてあるっていうことは非常に大事な部門というか部分になってくるので、ぜひ水道の加入率を上げていくようなそういう方策っていうか施策の必要性を感じます。 ○議長(青柳宗五郎君) 質問。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) お話のお気持ちもよく分かります。そういうことであるとすれば、例えば条例を見直しするという方法もそうでしょうし、政策として多くの提案をしていける場面もあるかというような思いもあります。いずれどちらにしても議員がお話されたように私たちももちろんそう思ってますけども、加入率が、昨日の答弁でもそうですが、水道事業というのは加入率が推進エンジンだという話をさせていただいておりまして、私はそう思ってるんです。ですので、加入率を高めていくための政策ということは、これは必要です。それが条例によるものなのか、それとも様々な政策メニューによるものなのか、これについてはいろんな議論が必要かと思います。お時間いただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番、平岡裕子さんの質疑を終わります。 以上で議案第39号の質疑を終わります。 13時15分まで、昼食のため休憩をいたします。                              (午後0時08分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時15分)--------------------------------------- △議案第40号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第35、議案第40号 令和2年度仙北市下水道事業会計予算を議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第41号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第36、議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)に対する質疑は、予算常任委員会で行います。--------------------------------------- △議案第42号~議案第49号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第37、議案第42号 令和元年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)から日程第44、議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)までの各議案を一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第50号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第45、議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 質疑を行います。 通告により発言を許します。3番、高橋輝彦君。 ◆3番(高橋輝彦君) それでは、議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について質問します。 今回、本定例会、だいぶ病院事業に関する質疑非常に多いんですけども、私もちょっと重複する質問もあろうかと思いますけども、答弁のほうよろしくお願いいたします。 まず、角館総合病院、田沢湖病院ともに入院・外来患者数及び医業収益が下方補正となり、一般会計からの繰入金が当初予算の9億5,000万円にさらに3億592万3,000円が追加され、総額で12億5,592万3,000円となる補正予算案が提出されております。病院事業の慢性的な資金不足に対して一般会計からこういう多額の繰り入れをずっと続けていくということは、私は限界に来ているというそういう危機感から、今後の病院事業の経営改善策について3点伺います。 1点目です。今年度は経営改善効果として2,500万円の増収実績がありました。いただいた資料を見ると、今年度は前年度より2,500万円ほどの増収実績があります。あと元利償還金は昨年度より少ないです。昨年度2,000万円ほど上回る一般会計からの繰入金の追加補正をしなければならない最大の要因をどのように分析しているのか伺います。 2点目です。2月26日にいただきました「仙北市病院事業会計の増収対策に対する今後の取り組み等について」という資料によりますと、令和2年度、来年度ですけども、増収の施策や経費削減の施策、これ実は荒木田議員の一般質問でも指摘されておりましたけども、この数字の根拠がはっきりしないんですけども、しないんですけども、令和2年度は約2億9,800万円の改善を見込んでいる資料でした。この資料の2億9,800万円の改善を見込んでいるこの数字ですけども、この数字について、これまでの外部コンサルタントの経営分析や総務省公営企業経営アドバイザーの指摘、それと全国自治体病院協議会の経営診断結果など、いろんな進言があったと思うんですけども、そういったものを反映させた数字なのかということを伺います。 3点目です。2月27日に締結されました大曲厚生医療センターとの医療機能連携協定の具体的な内容と、この協定によって角館総合病院、それから余りメリットはないかもしれませんけども、田沢湖病院としてのメリットもあれば伺いたいと思います。 この3点お願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) それでは、高橋輝彦議員の御質問にお答えさせていただきます。 御質問のとおり、角館病院については経営改善に取り組んだ結果、これまでの増収実績が約2,500万円となっております。しかしながら、令和元年度において大きな資金不足を生じているという要因については、当初予算で収支均衡を図るための患者数を確保できなかったというのが一番の大きな要因となっております。また、脳神経外科において令和2年度が常勤医が不在になることにより、年度末にかけて、これは入院調整を行い患者数の減少を見込んでいるためで、その減少額と相殺する形で昨年度を2,000万円程度上回る繰出金の追加補正となっているところであります。 なお、角館総合病院の補正額につきましては、2億9,989万円についての内訳につきましては、繰り出し基準に基づき資金不足解消に向けた政策分として2億9,042万円、繰り出し基準精算分、これはあくまでも繰り出し基準の精算分ですけども、こちらは946万5,000円の内訳となっております。 続いて、2月26日の提出した外部コンサルタントの経営改善策が反映されたということのお答えですけども、昨年11月に実施した総務省公営企業アドバイザー派遣事業等のヒアリングにより、病院ごとの両病院の共通の重要的に取り組む事項等が示されております。そして年度当初から主体的な取り組みのほか、経営診断による指摘事項の中で即時実施可能な順に取り組んだ結果、増収対策として既にその結果が表れてるところであります。一方、各部門での協議や新規の施設基準取得に伴う人員配置、またその中に環境整備等を要する事項もありますので、これらは令和2年度の増収対策として盛り込んでおるところであります。今後、自治体病院会議による分析結果や経営方針等を示した経営診断報告が提出されます。さらに、この報告書をもとに各部門との協議を活性化させ、今後の増収対策に取り組み、反映し、一層経営改善につなげたいと考えているところであります。 3つ目の大曲厚生医療センターとの連携協定の具体的な内容と、角館病院、田沢湖病院のメリットということでありますけども、こちらは去る2月27日に大曲厚生医療センターと医療機能連携協定を締結しております。この協定については、将来にわたり大変有意義な連携協定であると我々も捉えております。これによりまして、病院相互による患者の紹介や医療機器の共同利用など、さらに診療行為ごとの連携も深め、大曲仙北二次医療圏で隣接する両病院の地の利を生かした質の高い医療サービスが提供が可能となると考えております。 なお、連携協定の具体的なメリットとしましては、まず医師派遣につきましては、脳神経外科、小児科が現在常勤医が不在となるということですけども、大曲厚生医療センターより医師の派遣をお願いし、外来診療をしていただき維持できるということであります。また、医療機器のほうの共同利用につきましては、大曲厚生医療センターに通院する仙北市の患者さんでCT等の画像検査が必要な場合ですけども、今度は大曲に行くこともなく角館病院で画像を撮っていただいて、それを今、大曲厚生医療センターに送っていただいて向こうのほうで今度診断をしていただくということがなりまして、患者の移動に係る負担が今度は大幅に減るのかということになると思います。 また、患者さんの紹介受け入れについてですけども、現在、大曲厚生医療センターの急性期で入院された患者さん等につきまして、それぞれ今度回復期などの部分での治療が必要になった場合、希望される患者さんについては角館病院のほうに転院をしていただいて、それぞれの医療機能に即したケアを可能とすると思います。          (「早口でわがらねおんの」と言う人あり) ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) はい、すみませんです。申し訳ありません。 まず、患者さんの受け入れの部分ですけども、厚生医療センターで急性期に入院された患者さんについて、それぞれの病棟で、回復期の病棟等でそれぞれ角館病院で受け入れをして患者さんの確保に努めながら、いろんな形でのケアが可能となるということであります。 また、外来患者さんにつきましては、現在、大曲厚生医療センターで通院し治療を受けてる方につきましても、大曲厚生医療センターの脳外科であれば先生が来ていただけますので、今度、角館の病院のほうの外来でその方の診察が可能ということになる可能性もあります。 また、この連携協定につきましては、将来にわたり多様な部門での様々な連携協定がまだ可能性があると思っております。今後の医療制度の動向や地域の医療ニーズ等を見定めつつ、今後は田沢湖病院との連携も視野に入れた、さらに質の高い医療提供の体制を構築してまいりたいと考えているところであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) 今この一般会計からの3億592万3,000円の追加の補正予算ですけども、これをどうやって改善していくかって資料をいただいたわけですけども、なかなかやっぱりそれぞれ何でこの入院患者が増える要素どこにあるのかっていうのがなかなか見えないという資料なので、できればですね、いろんなアドバイザーの助言とかですね、こういったコンサル、それから全国自治病院協議会の経営診断結果など、そういったものもひっくるめたその中長期的な改善計画、病院事業としての中長期計画的なものを作成するという計画はないものでしょうか。 あともう一つ、大曲厚生医療センターとの連携協定、これからだいぶ角館総合病院と大曲厚生医療センターとのそういう連携協定によって、いろんなその患者さんにとってのメリットもあるようにお聞きいたしました。実際ですね、例えば脳神経外科、今までだと軽くあたった人とかも角館総合病院に救急車で運ばれて、もう助かったっていう患者さんも私も近所にも見てきましたけども、今後そういった脳溢血、脳出血的な救急というのは、角館病院では受け入れられないということになると思うんですけども、そういった方々がですね回復期に果たして、角館総合病院に果たして戻ってくるものかどうなのかというのもちょっと疑問なところもありますけども、そういった何て言いますか、細かいところの細部にわたるその内容というのはこれからということでよろしいでしょうか。 この2点お願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) まず最初の中長期的な計画ということですけども、当然これについては、我々としても収支計画というのが非常に大事なものになってくると思います。現在は当初予算ベースのものでいろんな形での収支計画というのを院内で作成しながら、経営改善委員会等にお示しもしながら計画を進めているところですけども、まずこの部分については非常に大事なものと捉えております。 また、大曲との連携協定の中では救急対応と患者の紹介ということでありますけども、救急対応については高橋議員がおっしゃられるとおり、急性期の脳出血等の対応が今度はなかなか難しくなるということは事実であります。ただし、軽度のものであれば、最初のファーストタッチを角館病院で行い、大曲に転院が必要な方でまだあればそちらに転院するということも考えられると思っております。また、その急性期を終了して回復期になった患者さんがなかなかこちらに来ないんではないんだろうかということでありますけども、その辺のところも大曲の実際の脳外科の先生方のお話になると思いますけども、そういう形での角館病院の機能を生かしたところでのケアを進めるということもありますので、そういう患者さんの取り込みも大曲との連携協定の中で、患者さんの紹介・逆紹介ということで連携協定を結ばせていただきましたので、そのような形で大曲との話し合いを進めながら患者の確保には努めたいと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 3番。 ◆3番(高橋輝彦君) この大曲厚生医療センターとの連携協定、これ今後、患者さんにとっても、それから角館総合病院の経営的に見ても、これからも期待できる事業だと感じておりますので、この辺しっかりやっていただきたいなというふうに感じました。 あともう一つですね、その中長期計画。やっぱりですね、この令和2年度のこの計画を見てもですね、今年度より2億9,800万円の改善を見込んでるという資料はいただきましたけども、結局その平成29年度からですか、一般会計からの当初予算の繰入額というのが9億5,000万円、これ多分地方交付税から出ているものと思われますけども、まず9億5,000万円ありきというような資料に見えるんですよ、はっきり言って。これがもうずっと、これから先ずっとこの9億5,000万円の一般会計からの繰入金はありというそういう計画になるのかというところと、あと最後ですけども、検討されている、今現在さらに検討されているDPC病院、これちょっと私も調べたんですけど、ちょっとはっきり分からないんですよ。これ患者さんにとってのメリットがちょっとあんまりよく見えなかったんですけども、経営にとっては何かプラス要素がかなりあるみたいですけども、DPC病院の移行とか、それからこれからメンタルヘルス病棟、これ活用していくといったところもですね、そういったものもいろんな改善策を折り込んだやっぱり中長期計画、これやっぱり示すべきだと私は思いますので、ぜひその中長期計画、これから先の病院の改善、色々盛り込んだものをぜひ見える化していただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) ちょっと最初に進藤管理者のほうから、その計画について答弁して。進藤病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(進藤英樹君) 今、令和2年度の何ていうんでしょうか、医業収支の議論をさせていただいておりますけども、議員おっしゃるように、このほかに資金不足の大きな要因として元利償還金がございます。これが病院建設から5年、6年、これが大きく変動して令和3年がピーク、これが5億円という数字になります。角館に限って言っても。それが翌年度には徐々に減少して、令和6、7年度頃から3億円でならされてくると。こういうものと、それから今御議論されております、いわゆる医業収益の関係をきちっと合わせた上で、中期的に5年、10年のどういう資金状況になるのかということを見極めた上で運営していかなければいけないと思ってます。これも大変厳しいわけで、それによって何ていうんでしょうか、お願いしなければならない繰出金の額もある程度変わってこようかと思います。ですので、最初に9億5,000万円ありきでは決してございません。そういう状況を見ながらお願いしなきゃいけないと思っております。ですので、それが今の状況ではかなりの高い水準になってしまいますので、これをできるだけ9億円5,000万円ありきではなくて、低減していくために、おっしゃるように精神科病棟について、今週の頭に病院としては身体疾病の回復期の病棟に転換するんだということを意思決定いたしましたので、答弁しておりますように早い時期に、いろんな課題はまだまだちょっと残っておりますけども、鋭意努力したいと思っております。そういう長期の資金見通しの中で、日々のそういう経営改善対策を積み上げて健全なものにもっていきたいと考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 菅原医療局長、簡潔にお願いします。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 私のほうからDPC病院について若干答弁させていただきます。 DPC病院というのは包括算定ということになりまして、一疾病当たりの様々な金額が定められた、大まかな、簡単に言えばそのような制度であります。今、病院では出来高算定をしておりますので、そちらのほうについては、どちらが有利なのかということも検討して、病院経営、また患者さんの利便性を考えた場合、どちらが一番有利なのかということも含めて検討させていただきたいということであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 3番、高橋輝彦君の質疑を終わります。 通告により発言を許します。5番、高橋 豪君。 ◆5番(高橋豪君) それでは、引き続きまして質疑をさせていただきます。 今のお話とほとんど似ているようなことなんですけれども、一応確認をさせてください。今回、一般会計会から病院のほうに3億円というような多額な額を繰り入れるわけなんですが、これによりまして資金不足比率、これが問題だから繰り入れるということなんですが、どういうふうに変化するのかということを確認させてください。 それから、ただいまも議論になりましたが、この要は売り上げを伸ばす方策ということであります。これを色々工夫をしてやっていくというところなんですが、これ今も答弁ありましたけども、いま一度、その成果の見込みとかそういった部分についてを確認させてもらいたいのと、それから、一方では経費削減ということで、売り上げを伸ばして、そして原価ですね、患者さん1人増えれば増えるほどにという変動費の部分はどういうふうになっていくのかとか、それからあと固定費ですね、そういった部分をどうするかというところも同時にやっていくことになるんでしょうけれども、この改善方策というか経費削減の方策も併せて伺いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) それでは、私のほうから高橋議員の御質問にお答えさせていただきます。 最初の資金不足比率がどのように変化するのかということでありますけども、現状、この追加の繰り入れがない場合の資金不足の比率、今、病院事業、田沢湖、角館両病院として27.5%となる推測をしております。今回一般会計から約3億円の繰り入れを認めていただいた場合、令和元年度の資金不足比率は19.4%となる見込みでおります。 それから、2つ目の診療報酬の増減と新たな取り組みと成果と経費の削減、収支改善策についてということであります。 先ほど来、増収対策については色々な外部コンサルタントその他の意見を入れながら様々な取り組みをしているところであります。その中での約、今年度としては2,500万円ほどを見込んでいるということは何回も答弁させていただいてるとおりであります。また、田沢湖病院につきましては、今年度については看護師の充足等により患者の受け入れ体制がかなり整っておりますので、患者増につながっておりまして、収益が改善したことによりまして一時借入金が前年度より約4,000万円以上減るという見込みとなっております。また、年間を通じた改善策を講じることで、令和2年度についてはさらに改善が進むものと見込んでおります。 いずれ今年度につきましては、外部コンサルタントを入れたことによりまして年度途中からのいろんな様々な対策を講じたものが大きく影響しておりますので、さらに来年度は年度当初からいろんな形で収益の改善に努めることが今のところ我々としては見込んでいるところであります。 経費削減策ということですけども、近年、医師の働き方改革が推進しております。タスクシフティング等が注目されておりますけども、角館病院においても医師、事務作業員の室を設置して、医師の業務の一部を支援したりしておるところであります。いずれその人件費の部分についても大きく今後の、我々としては人件費割合が非常に多い病院ですので、そこら辺の削減をどのように進めていくのか。また、非常勤医師の割合が非常に高いという病院でありますので、角館、田沢湖、両方、両院につきましてもその辺の不採算の非常勤の部分の先生方のところをどうするのかという問題をきっちり整理しながらやっていかなければならないと思っております。 また、業務の棚卸しなどいろんなことでやらなきゃいけないところでありますけども、その中で他職種でできるものは、業務はないかと。業務の効率化を図ることも、時間外の労働の削減や人件費の削減につながるものと考えているところであります。 また、薬品等につきましては、現在、病床規模の割合につきまして非常に採用薬品が非常に多いということが指摘しております。我々も十分認識して様々な取り組みをしているところでありますけども、その要因としては、まず非常勤医師の多いということで、その要因が使用頻度の少ない薬を増やしているという状況もありますので、そういうところの薬品の統一化を図ると。採用品目を減らし、一定数量を購入することで価格の削減を抑えたいということも考えております。 また、収支の改善策につきましてですけども、既にもう取り組みを始めている改善策もありますけども、引き続き令和元年度に実施した、何度も申し上げたとおり外部コンサルタントによる指摘事項について、さらにその部分については取り組みを進めていくということであります。 また、先ほど当初予算の中でもお話しさせていただきましたが、そういう改革を強力を進めるその経営改善検討委員会をさらに設けまして、その中で協議を進めて、進捗状況その他いろんな形の職員の意見を集約する場面を設けまして、いろんな形で病院職員一丸となってこの経営改善に努めていきたいということであります。 以上で私のほうからの答弁になります。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) お答えをいただきました。資金不足比率、今回の繰り入れによって27.5%が19.4%になるということで、この危険ラインというか、その20%は下回るということなんですが、あくまで先ほど来の議論でもそうなんですが、あくまで決算期の話であって、恐らくこの後また新年度始まっていきますと途中で資金不足も考えられるのではないかというようなことかと思います。なので、やはり抜本的な改革というか、そういうことを、構造改革をしない限りはなかなか難しいということかと思います。 また、経費削減の部分においては、先ほど人件比率が高いということのお答えもありました。このどうしても自治体病院の場合、人件比率が民間の病院と比べて高いというところが否めない。これをどうするかというところなんですが、これは現状の数字がどのぐらいだったですか、60%、六十何%か何かそのぐらいで、恐らく民間の病院だと5割、またそれ以下のところもあるんだと思いますけども、その辺の比較というかお考え。それから、これなかなか難しいと思うんですけども、人を削減していくと今度は病院機能がという部分もあるし、かといって、じゃあ給料下げますかとか、赤字なんで普通の会社と一緒でボーナスは出せませんとかそういうふうになるのか。そういうことがそもそもできるのかというところもあります。なので、その辺の人件費比率がどうしても高くなる。もちろん売り上げをどんと伸ばせばそれは下がるでしょうけども、なかなかそれもすぐにはそんなたくさんいかないと思いますので、そのあたりの考え方ということでこれも確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 議員のおっしゃるとおり、なかなかその人件費比率の問題ですけども、簡単にカットするというわけにはいかないのが現状であります。ただし、その人員の確保をしなければ病院機能が維持できないというのも事実であります。ただし、非常勤の先生方の確保とかにつきましては、ある程度のところはカットできるのではないか。採算性の問題もありますので、一律にカットというわけにはいきませんけども、ある程度の非常勤の先生方、こちらにつきましても公営企業アドバイザーのほうからも非常勤医師の割合が非常に高いと。これは常勤医師が少ないのがひとつの要因にはなってはいますけども、そのような形での見直し等を図りながら、その部分での人件費の削減ということもある程度可能かなとは思っております。 また、人件費比率ですけども、約、我々の角館病院につきまして約68%くらいが今の数値となっております。民間の場合ですとかなり低い比率になっておりますけども、自治体病院ですのでどうしても高いというところになっております。我々の今68%の数字が全国的にどの程度だということであれば、ほぼ平均の数値であります。非常に高いという数値ではないんですけども、全国的には自治体病院の人件費比率が高くなっているというのがひとつの要因だと思っておりますけども、まず一つは、その辺の削減を進めるというところにつきましては、現在のところ収益のあんまり生まないところでの削減ができるのかなとは思ってますけども、その部分についてはかなり絞ってはきておりますので、そろそろ限界に近づいてる部門もありますので、なかなか難しいと。その辺のところは先ほども若干申し上げましたけども、様々な形でその他業種の中でそれぞれの業務を兼務できるような部分については見直しを進めながら、少しでも人員の削減ができるところについて検討していくというのも今後必要になってくるのかなと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番いいすか。5番、高橋 豪君の質疑を終わります。 以上で議案第50号の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第51号~議案第54号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第46、議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)から日程第49、議案第54号 市道の認定についてまでの各議案を一括して議題とします。 質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認め、質疑を終わります。 以上で各議案に対する質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第6号~議案第54号の委員会付託 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてから日程第49、議案第54号 市道の認定についてまでの各議案は、タブレットに掲載の付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託します。--------------------------------------- △請願第1号~請願第4号の委員会付託 ○議長(青柳宗五郎君) 請願第1号 免税軽油制度の継続を求める請願書から請願第4号 仙北市西木町地域公共交通充実の為に、以上の請願4件については、タブレット掲載の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これで本日の会議を閉じ、散会をいたします。                              (午後1時48分)...