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03月05日-03号

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  1. 仙北市議会 2020-03-05
    03月05日-03号


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    令和 2年  3月 定例会          令和2年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第3号)                令和2年3月5日(木曜日)午前10時00分開議第1 一般質問---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君                      地方創生・  総務部長      阿部慶太君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼            浅利和磨君     観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     長松谷 光君    教育部長      戸澤 浩君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山肇浩君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                石川一幸君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   朝水勝巳君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本定例会において出席を求めた者のうち、高橋代表監査委員は本日欠席です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 教育長から発言の要請がありますので、これを許可します。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 市議会本会議の貴重なお時間をいただけますことを心から感謝申し上げます。 市内小・中学校卒業式の対応について御報告させていただきます。 県教育庁からの要請により、新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学校卒業式の出席者を卒業生、教職員等に限定させていただくこととしておりました。しかし、保護者の皆様や学校、また、議員の皆様からも強い要望がありましたことから、昨日、緊急の教育委員会、校長会を招集し、対応を協議いたしました。 この結果、式場等の消毒の徹底、出席者の座席間隔を広げる、換気を行う等、感染症予防対策を万全にし、小・中学校卒業式を保護者の皆様に御参列いただき、挙行することといたしました。 なお、保護者の皆様には、手洗い、マスクの着用、検温等、予防対策を講じた上、式に臨んでいただくようお願いすることとしております。 どうか御理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。---------------------------------------一般質問 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、一般質問を行います。---------------------------------------伊藤邦彦君 ○議長(青柳宗五郎君) 通告により発言を許します。13番、伊藤邦彦君。 ◆13番(伊藤邦彦君) 市民クラブの伊藤と申します。お許しを得て質問席に立たせていただきました。今回、3つの通告をいたしておりますので、順に質問いたしますので、市長からはどうか御答弁をお願いしたいと思います。 初めに、神代地区基盤整備についてお伺いをいたします。 表記については、総面積273ヘクタールの工事が進められていますが、この厳しさを増す農業情勢を打破し、強いては自らの生活を守るために、この計画に立ち向かう地区方々の先見性と意欲に強く敬意を申し上げたいと思います。 その整備を進めようとする1区間の中を市道梅岡線が走っておりますが、この道路は市長も毎日のように通っている、歩いている道路だと思いますので、よく御存知だと思いますが、何箇所かにわたり大きく蛇行し、冬期間は何台となく車が落ちるというような大変厳しい道路でもあります。しかし、この工事によってそのような曲がりくねった道路も改良されて走りやすい道路に改良されるものだと期待もいたしております。 その他方、この道路には同地区の住民の皆さんが飲料水に大変苦労していると。そのことの問題の解決のために、何年か前に水道施設の水道管が敷設されたわけであります。そういうことになりますと、今敷設されている水道管をあのまま残して、基盤整備はどうするのか。基盤整備は、作業効率を上げてコストダウンをして、農家の手助けするというような事業でもありますから、あの道路をそのまま残すということになれば、大きなデメリットになるというふうにも思いますし、その水道管と道路の曲折をどうしていくのか、そこを市長にお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。伊藤議員一般質問にお答えをいたします。 同線は、議員もお話いただいたとおり、私も毎日通っている道路でありまして、神代地区西明寺地区を結ぶ主要道路であります。通勤、通学のアクセス道路として重要な路線と捉えております。ただ、お話のとおり道路が蛇行して、冬期間には車両が脱輪するなど危険な区間であることであります。十分に認識をしております。 今般、この地区を含む神代地区県営ほ場整備事業を導入できることになりまして、これを機会にほ場整備事業とあわせて蛇行部分を何とか直線にしたいという思いで市道の改良工事を検討しているという現状であります。 秋田県のほ場整備担当と市の担当部、これは建設部と農林部でありますけども、緊密に連絡調整を行っております。工事の施工時期や各々の負担区分を協議している真っ最中でありますけれども、何とか道路を真っすぐにしたいんですが、ほ場整備事業上は、ほ場の整理をするわけですので、そこに直線でその道路が走るということになると、ほ場整備の形状が変わると。要するに、理想的な田んぼを作ることがなかなか難しいというようなことで、ほ場整備事業の見地からいうとなかなか厳しい状況らしいんです。だけども、交通安全対策上、やはり直線道路とすることが望ましいということで今協議をしているという、そういう状況であります。 この路線横に、お話のとおり埋設している水道管があるわけでありますけども、ほ場整備の範囲の中にあるために、新設の今構想している市道に敷設替えをしなければいけないということになると思います。ただ、これは交通の安全を確保する道路を手にするということから考えても必要な経費だというふうに認識をしているという現状であります。 この場面からは以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) そうすれば、今の市長の御答弁を聞きますと、道路は真っすぐにして、碁盤のほ場を作るということで、大変結構だと思いますが、そうすれば、その道路下に埋設した水道管は御破算にするという、それはそれで壊して新しく敷設替えするという考え方なんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) そうしなければ、道路に附帯したその水道管の埋設ということの今までの流れというものは、継続できないということになります。ほ場整備上でいくと、道路を作るときは、今まで通っている道路の敷地がありますので、換地して、ほ場整備の上で換地した部分でその道路を確保することは可能だそうです。だけども、そこに道路を通して、真っすぐ通していくときに、その水道部分については、その道路敷に沿ってやはり取得することが望ましいと思いますので、そうすると今、議員がお話のとおり、道路を改修するときには水道事業もやはりそちらのほうに附帯していくという考え方のほうが整合できると思います。なので、確かに経費はかかりますけども、だけども議員がお話のとおり交通安全を図る上では必要な事業ではないかというふうな認識であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) そのとおりだと思いますけれども、例えばこの地元から水を引っ張ってもらいたいということで、あれは西明寺の浄水場からきているわけなんですが、そのときに当局としては、ここは将来的にあと何年もしないうちに基盤整備の事業が始まるんだと。だからそれまで3年、5年待ってもらえないかというような、そういう交渉、お話はなかったんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 確かに県のほ場整備事業が動き始めるということが確定していれば、そのようなお話もあったかと思います。当時のお話を思い浮かべると、時系列でいくと、平成26年度からほ場整備事業の調査事業が始まるということになります。それまでかかれるかどうか分からなかったということもあるんですけども、地域の方々が一生懸命取り組んでくれたおかげで、やっとそういうふうに動き始めるということになります。何とか水道事業をして欲しいと、事業とほぼ、時期があまり変わらないんですけども、その確定がすることが、そのときはまだなかなか見えてこなかったということもあったので、やはりそれは水道事業として行わなければいけないという判断だったというふうに今思い起こしております。
    ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 大変無茶な何か計画に思えてしょうがありません。これだけ財政難だ、財政難だといいながら、せっかく埋設して市民のためにということでした工事が、何年もしないうちに御破算になるというような、こういうやり方って今あるもんなのかなというような、ないもんだと思うんですけれども、大変おかしな面白くない、そういう思いをいたします。これは事業に組み入れるときに、当然加入率とかそういったものを調査したと思いますし、この水を今、事業前は何%の加入率、意向調査は何%であった、実際は今はそれが加入率は何%であったのか。それと、この区間に費やした費用、この3つをお知らせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) すいません、今、手元にその数値、正確な数値がないので、私の今思い起こす範囲で恐縮でありますけども、時系列からいくと水道事業が動いているということは確かなわけであります。その後、地域の方々の熱心な取り組みがあったということで、ほ場事業を動かすことができたということで、これもありがたいことだったんです。ただ、議員がお話のとおり、無駄になってしまったのではないかというお話、それは確かに今この時点で、令和2年になってから昔をさかのぼると時期的に精査がどうだったのかということは、これはあると思います。話はあると思います。ただ、それで水道事業が何%だかというと、今、手元に資料がないので、もし建設部のほうでその資料があれば部長から答弁させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長草なぎ雅人君) 加入率のことでございますけれども、現在、神代地区、その今、西明寺低区第2のほうから配水されている神代地区につきましては、20%弱という加入率の状況でございます。費用については、ちょっとお時間いただければ、後でお答えしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 通告以内の質問でお願います。 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) さっき市長話したかも分かんないですけども、どれぐらいの財源を投入したのか、それははっきりしないということですね。この問題は、この後、地元の真崎議員からも通告あるようですので、私ここら辺でやめますけども、やっぱりもっとシビアに住民とよく話し合いをして事を進めていかないと、ますます財政が厳しくなってくる、無駄が生じてくるということだと思うんで、大変気持ちがすっきりしないです。昔、何年か前だけれども、地元の議員さん、私のほうの会派で一緒に話し合いをしてきたんですが、あの当時からあそこは基盤整備なるという、そうすれば大沼公園、あれも葦が生えて浅くなってきてるから、あれも上げだりへばいいんでねがというような話もしておったんで、随分前からその計画はあったもんだと私は思うんですが、ちょっとやっぱり地元の皆さんと当局との話し合いの甘さ、そうしたことが指摘されても、これは仕方ないと思うんで、反省するとともに今後に生かしていただきたいというふうに思います。 次に、仙北市の危機管理についてお伺いをいたします。 人々が日々安心して暮らす、このことは健康であること、経済がままなること、また、地域社会に安全が確保されていることなどが挙げられると思います。 先般、正月の消防出初式で新鋭の消防はしご車が披露されました。はしご車の最大延長は地上35メートルといい、その性能の素晴らしさに胸踊り、また、安心感を覚えました。 このはしご車は2億4,000万という、随分高い、ああいう特殊な車両だからそれは当然だよといえばそれまでなんですが、その金額の高さにもまたびっくりもしたんですが、そのはしご車大曲消防署に配備されるということも伺いました。来年は、来年ということは新年度の今年なのかな、は仙北市に配備されるというようなこともお伺いしましたけれども、それは広域消防で準備するんじゃなくて仙北市で自前で買うことになっているというようなお話も伺いました。それはそのとおりなのかなということと、こうしたたいした高層ビルも高い建物もないところに地上35メートルなどというそうした高規格の消防自動車を、はしご車を必要とするのかどうか。あればそれはこしたことないんですが、まだまだ、まだまだまだやらなければならないということが山ほど海ほどあって、そしてそういったことが何事もなかったように推し進められるということは、一人の市民としても、また、代表としてここに出させていただいている者としては、非常に理不尽だというような思いもいたしますが、そこら辺をちょっとお知らせください。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今、伊藤議員が御指摘になっているはしご車ですけども、消防庁の告示第1号で、消防力の整備指針が出ておりまして、はしご自動車の配置基準がここで示されておりました。この基準によると、高さ15メートル以上の建築物の火災鎮圧等のため、1つの消防署の管轄区域に中高層建築物の数が概ね10棟以上、または旅館、ホテルで5棟以上ある場合は、はしご車自動車1台以上を当該消防署またはその出張所に配備するものとするという基準があります。前から田沢湖に配備されている経緯というのは、要するに高原地区等のホテルの火災対応ということで配備されているものなんですけども、自分も非常に高額な事業でありますので、何とか見直しができないものかということで、これは広域議会の中でも何度か発言させていただいている内容であります。ただ、この基準がありまして、仙北市、この基準を超える、要するに基準以上だというような中高層建築物、じゃあどれくらいあるかというと、9棟存在しております。内訳は、田沢湖高原にある駒ヶ岳グランドホテルハイランドホテル山荘プラザホテル山麓荘東館プラザホテル山麓荘本館、田沢湖畔の花心亭しらはま、田沢湖ローズパークホテル田沢湖レイクサイドホテル西館、温泉ゆぽぽ、西木温泉ふれあいプラザクリオン等々でありまして、この基準からいうとはしご車の設置が必要だという判断であります。 今配備されている、その使っている車両が平成6年11月に市内に宿泊されるお客様を火災から守るために導入されたもので、26年経過しているということで大変古くなったということでありました。現状、はしごを伸すと、戻せるというその能力が非常に弱いということになっていて、このままだと伸しきりという話になってしまった場合も考えられなくないというような危険率を考えるということで、今まで広域の中でも先延ばしさせていただいてきたんですけども、これ以上そのはしご車に頼ることができないという判断のもとに、今次の広域消防の来年度の予算でもそれをお認めいただいたというような状況であります。大変高額な買い物で、議員がお話のとおり、山も海もほかにやらねねこといっぱいありますけども、安全対策、火災の鎮圧等の装備ということで必要だという基準がある以上、これを無視することができないというような状況であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) その何だ、自治省なのか総務省なのか消防庁なのか分かりませんけども、そういう決まりを作って必ず自治体では準備しなけりゃならないというような決まりがあるのかどうか、その何といいますか身の丈に合ったそういう立派な35メートルも伸びなくてもいい、我がほうは20メートルでいいとか、そういうわがままは聞かないんですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 先ほどから話しているとおり高額な買い物なので、私たちもできるだけ装備に対して能力が、機能が満たせるというところまでで何とか我慢できるところは我慢できないかという当然検討をしたわけであります。例えばはしごの伸ばす縮めるという装置が不具合があるんであれば、そこだけ改修することはできないのかとか、いろんな提案もさせていただいて検討はしたんですけども、消防庁の告示は基準を設定したもので、これは守らなければいけないものだそうであります。したがって、今の範囲では、現状のはしご車、配備しているはしご車と同等のものを新しくしなければいけないというような現状に変わりはないということでありました。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) そうすれば、財政面、あるいはこの地区の道路事情、そうしたものは全然考えておらなくて、決めたことは粛々とやっていくしかないんだということなんですね。 それと、やっぱり今言ったように、個々の事情がある、さっき高層何だ、旅館、ホテル、それほとんど高原に位置しているわけで、ああいう長いはしごを積んで、あのつづら折りを上っていく、それはもう私としてみれば、必要最小限の機動性を持った、現場に1分でも30秒でも早く着くんだというようなそうしたものを入れるとすれば入れるべきだと思いますし、何かやっぱり、いやいやそういうもんじゃないよということだかも分からないんですが、私からすればそういうもんじゃねえべと、逆にそういう思いもするんですが、そこら辺どうですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) お気持ちは決して理解できない話ではないんです。だけれども、お客様の安全、それから地域の安全を考えると、基準にのっとった装備をする必要があるということは、これは明らかなわけであります。私の立場からはこのような話ですけども、危機管理上のお話も当然あるわけでありまして、危機管理監から一言この現状についての御認識について、また伊藤議員のほうに御説明させていただきたいと思いますけども、よろしいでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋危機管理監。 ◎危機管理監高橋宏和君) 私のほうからですけれども、今回のはしごの配備につきましては、25年間という非常に長い間、車両を使ったということで、車両自体の老朽化ということも進んでおります。また、はしご自体も一度オーバーホールは行っておりますけれども、基準に合った形のオーバーホールができなく、かなり引き伸ばした形でここまで使ってきたという事情がございます。そんなこともございまして、消防署のほうとも確認をしましたけれども、現在は伸すと縮める保障がないというふうに伝えられているということでした。点検なども毎年1年に1回、点検を業者で行っておりますけれども、その都度色々な部分が出てくるわけでございます。そんなことも考えますと、やはりこのはしご車は、どうしてもやっぱり観光客の皆様、旅館、ホテルにお泊まりになる皆様の安心・安全を考える上では必要なものと考えておるところであります。 現在、消防署のほうでは、車種選定ということで行っているようです。正月の出初式のときに見たものと丸々同じものが配備されるというわけではないようですけれども、先ほどかなり重量もかかるので、高原まで上るというためには相応の時間もかかります。それによって、もしかすれば車両そのものの違い、平地を走る車両と、また山を上る車両ということもございますので、それによっての車種の選定も考えて現在検討中というお話を聞いております。まるで同じものということではない形になろうかと思いますけども、ぜひともやっぱりそういう安心・安全を求めてこられる皆様のためには、我がところにははしご車があって高いところにお泊まりになっても安全を確保できるというようなことにしていかなければいけないものと考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 危機管理監広域消防出身だからお尋ねしますけども、そうすれば、今、正月に見せていただいたはしご車とはまた別のものを検討しているというようなお話を伺ったんですが、これはそうすれば上から目線じゃなくて、押しつけじゃなくて、私ども自治体はこの範囲でいいんだというような、そういう上部からすればわがまま、こっちからすれば当然という、そういうことが可能なんですね。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋危機管理監。 ◎危機管理監高橋宏和君) 車種選定については、大まかな長さ、車両の大きさ等、そういうことについては決まっていると思います。細かい部分ということでしたので、坂道を上りやすい車両、それから、はしごについても15メートルの高さのある建物ということでございましたけれども、実際にはもっと30メートル近い建物もございますので、いざはしごで救出しようとしたときに短いはしごですと、その部分まで届かないということも出てまいります。現在、30メートル級のはしごを設置しておりますけれども、それでも十分全部をカバーできる状況ではございませんでしたので、さらに5メートル長いものを今現在想定されておりますので、その大まかな部分についてはそれほど大きな変更はないものと考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) そうすれば、この特殊車両という関係で、メンテナンス、あるいは車検、そうしたのも少なからず金額がかさばるもんだと思いますけども、そうした維持していく経費も自治体持ちなんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋危機管理監。 ◎危機管理監高橋宏和君) 私の知っているところによりますと、購入については市のほうでということになっておりますけれども、点検整備、様々な諸々については、広域のほうの予算になろうかと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 私のほうから御答弁しなければいけない事案だったと思います。 広域消防に毎年、大仙市、仙北市、美郷町で負担金を出して広域圏組合の事業を行っています。今、私の記憶では、大仙市が確か40億円程度、仙北市が20億円弱ぐらいだったと思いますけども、その負担金の中で様々な業務が行われている、議員よく御承知のとおりです。購入に関しては、配備する自治体で購入費を賄おうということの取り決めがある。しかし、その他、例えば今お話になったような車検整備であったり、保守であったりというような日常的な管理については、広域圏組合の消防がそれを行うことになりまして、その消防の予算の範囲内になるということに認識をしております。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 大分分かってきましたけれども、これはそうすると、市長あれですか、今年は、実際は来年度だと思いますけれども、その次の年度は美郷、そうした全部の自治体にあなたのほうではちょっと消防自動車が、設備が古しくなったから、今度あなたのほうで替えなさい、替えなさい、替えなさいってこう全部そういう体制になってるもんですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) いろんなパターンがありまして、自治消防のほうから寄贈されるという車両もありますし、これは広域消防のほうでいつも毎年手を挙げて、できるだけ市町村の負担がないようにということで配慮しているということがあります。そのような形で、いろんな形で手当てをしているという現状があります。今回のはしご車両については、配備先の仙北市で購入をし、そして維持経費については広域消防だというような状況、今までもそうだったんですけども、そのような状況が取り決めがあるということだと認識しております。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) さっきもお話しましたように、それが各自治体に任せられるじゃなくて、上からの指示ということで決まっていくと。あるいはその身の丈で、買わなくちゃいけないということは、当然市民生活を危険から守るために、そういう設備はしなければならないのだということはよく分かりますが、その自治体の道路事情、地形、そうしたものから建物、そうしたことを勘案して、私のほうはこれでいいのだというようなわがままを聞かないということですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 以前に田沢湖に配備する救急車で、やはり議員の方々からお話があって、山岳地帯を走る救急車なので、ベッドが可動式というか、ずっと坂道を下りてくるときに脳のほうに血液が溜まってしまうという心配もあるから、それを角度を変えるようなそういうことはできないのかというやっぱりお話があったときには、広域議会でそういうお話をさせていただいて、そしてその車両の更新についても御配慮いただいたことになります。 今回のはしご車は、消防庁の約束事、要するに配備しなければいけないという基準がありますので、これをかなえなければいけないと。これは議員が御承知のとおりであります。さらにいうと、仙北市は観光のまちで、特に高層の建造物がある高原地区の方々に対して不安なくお客様をお迎えすることができるような状況を作るということは、これは行政の役割として重要です。ただ、議員がお話しているのは、その状況、様々な仙北市内の特殊状況等があるから、それを勘案して車両の更新については当たって欲しいというようなお話だったと承りました。当然広域議会でたくさんの議論がありますので、その際には仙北市の議会でこのような御質問があったということはお伝えもし、車両の更新の選択については十分な配慮をいただきたいということは申し上げさせていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 今、市長のほうから田沢湖高原、あるいは乳頭温泉のそういう旅館街の、ホテル街のお話もちょっと触れたように聞こえましたけども、当然やっぱりあそこはああいう高層のホテルもあるし、修学旅行、あるいはインバウンド関係のたくさんのお客さんが集まってきてくれる。そうしたところに、やっぱりそういう安全で宿泊できるような設備は必要だと思いますけれども、今の広域消防の田沢湖分署ですか、あそこからそういうはしご車があそこまで上っていくに、例えば20分かかる、30分かかるというような時間だと、かかると思うんですよね。そうすれば、果たしてそれが修学旅行を呼び込むために各学校がその安全面、救急車もそばにいない、消防の設備もそばにない、そうしたところで判断に迷うのではないかなというふうに思うんですが、あそこにはあれですか、分団、高層、はしご車じゃなくても分団なりがちゃんと配置されて、いざのときはその消防態勢はきちっととれるように、態勢はとれているのだということなんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 消防態勢でありますけれども、まず分署には21名の消防職員が配備になっております。田沢湖高原地区での消防団の皆様は10名在団しております。有事の際は、第1分団等が管轄して活動を強化していくということでありまして、当然それは分団としても最大努力をしていただいているというのは、これは常のお姿でありますので、ただ、団員が少なくなっているということについての不安がありますから、その団員の掘り起こしをしていこうということで消防団の皆様とその話をいつもしているということです。 その田沢湖の分署は21人いて、先ほどその救急というお話もありましたけども、これ、3班の交代制になっておりまして、7人ずついらっしゃるんですけども、救急救命士もしっかりと配備されているという状況があります。ただ、広域消防的にいうと、私もその副管理者ですので、広域消防の立場からいうと、さらに消防の機能を高めていくための設備であったり人員の配備というのは必要だという話をしていて、そのための政策も令和2年度では進めていく話も、これは広域議会での話の中でしっかりさせていただいております。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) そのはしご車からちょっと話が小さくなりますけども、上桧木内、あるいは田沢、そうしたところに、そういう分団も配備されていると思うんですが、実際に上桧木内の宮田に土建のプレハブが火事になって、何年か前ですよ、それと私が知っている範囲では、白岩、これは去年あたりじゃないかな。燃えたんですよね。広久内。火災があった。この2つとも消防団は機能しなかったということを私聞いてるんですよ。これは、みな働きに出ていってるもんだから、ポンプ動かなかった。だからそのOBが、OBのじいちゃんたちが行って引っ張ってきて初期消火にあたって、それやってるうちに広域の消防が来てくれたというような話、これはうそじゃないと思いますけども、これがそうした態勢はとってても機能しなければ、これは態勢とってるうちに入らないんですよね。だから、やっぱりその消防団が不足して困っているということもよく分かるんだけれども、じゃあ日中、仕事に出ていった後どうするんだというようなそういった対策、頭の中に入っていますか、市長。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今の御指摘、大変重要な話で、消防団はしっかりと存在していると。だけれども、仕事さ行ってる人たちがいるから、日中は消防の活動ができないというような事例が、今の伊藤議員の御指摘だと、あったということで、これは大変重要な話です。なので、出動できなかったとかということがあるとすれば、これは大変なことであります。その地域で消防団の方々の不在があっても、その分団でしっかりそれを補うというのが今までの姿だというふうにして思っておりました。だけど、それももうかなわない状況だという緊急事態だとすれば、やはりそれは今まで話したとおり、機能別消防団だったり、組織を民間の企業の方々とか、それから地元にいる方々の施設消防とかというような話が昔よくお聞きしましたけども、今実際その人たちも解散してしまったりしてで、なかなか消防の貢献をいただくことができない状況もよく見えています。人口減少と言えばそれまでかもしれませんけども、だけど、一番安全・安心は重要なので、地区ごとの消防の何ていうか維持、保持がどれだけなされているのかと、それが日中と夜とは違うというようなその御指摘は非常に大きい御指摘ですので、これはもう一回、消防団の皆様ともお話したいと思いますし、市の防災の政策の中でも落とし込まなければいけないと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) そういうことを私が言わなくても、そんなこと分かっているということだと思うんですが、全市のマップ、それに印をつけて危機管理監、当然やってることだと思うんですが、全市に万遍なく配置しているよということは、そのとおりだと思いますが、機能しないと意味がないということで、それ一つ一つやっぱりそこの分団、あるいは班でも、どういう人方が職業で日中はいるとかいないとか、夜はどうなんだとか、そうしたとこまでやっぱりちゃんと把握して、機能をさせるような段取りをしないと、配置しても意味がないというふうに思いますので、そこら辺はぜひお考えをいただきたいと思います。 それと、医療体制なんですけども、田沢診療所が新年度から廃止になるというお話を伺いました。あわせて、上桧木内、桧木内も週半日、1回に減るということで、これもまた何か、人がいなくなったから間に合わないからやめることにしました、そういう問題じゃないと思うんですよね。やっぱりそこに暮らす人方にしてみれば、車もないし、若い人もいないし、体悪いし、いつ何があるか分からないし、そういった不安を持ちながらそこで生活しているわけですから、田沢の皆さん、これは何だ、広報に載っていたのを見させていただいたんですが、なくなります、その診療所のできたいきさつからずっと書いて、最後はなくなりますということをうたってあったんですが、へば、そうすれば何となるのよということが一つも触れていないんですよね。診療所はなくなるけれども、その後はこういう手当をしますからというような、そこまでやっぱり突っ込んでいかないと、市民の安心は生まれないと思うんで、これ、診療所を閉鎖して、あとはどういうような手当をするんですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 広報のその書き方が市民の方々にしっかりとその後の話が伝わらない内容だったということについては、大変言葉足らずで申し訳なかったと思います。 今一度お話をさせていただきたいと思いますけども、田沢診療所の閉鎖で様々なことの対応がもう既に始まっている状況があります。ただ、人がいなくなったのでやめるという考え方もなくはないわけですけども、ただ、実態の話をすると、医療を確保するという意味で田沢湖病院の活用を、そこの田沢湖病院だと様々な診療科も一緒に診ていただけますので、そのような一度お宅から出られた後に体の心配なところを診てもらえるというような場所に拠点を移そうという考え方が主であります。そうやって医療を集約化させていただいて、市民の方々に医療を提供していくという考え方です。 もちろんただ辞めただけということにはならないわけで、例えば無料タクシーで田沢湖病院まで、特定大型車というものですね、これはそのお客様、患者の方々の送り迎えをするというような状況を想定しています。診療所の閉鎖で診療所の利用者の方々を対象に無料で運行するというものであります。4月1日からは毎週水曜日に田沢コミュニティホームと田沢湖病院間を運行するということであります。この情報が市民の方々にしっかりとお届けできていないとすれば、これは大変申し訳ない話であります。地区の方々にはお知らせできているということですけども、市民の方々の不安がきっとおありだったでしょうから、またしっかりとした機会を捉えて市民の方々に状況をお伝えしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 今の市長、田沢地区からは特定大型車、水曜日に田沢湖病院のほうに走るという、これは一日1回なんですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 1往復ですね。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 週に1回でもお医者さんから診てもらって、自分の体調を分かって、そして健康を維持していくというようなことも大事だと思いますんで、それはぜひやってもらいたいと思いますし、桧木内も週1回の半日に変更なったんですよね。これもまた私は2,500人も桧木内地区、暮らしている集落でもありますから、そんなことでいいのかなと。やっぱりお医者さんのやりくり難しいということよく分かるんだけれども、もう半日ぐらいは何とかならないのかなという、安心を与えるためにもやりくり算段できないのかなというふうに思いますし、今、請願にも出ておりますけども、デマンドだけでは祭日、日曜は休まれると。お医者さんに行くにも、買い物に行くにも大変困っているから、スマイルバスのようなそういう車を一日1便でもいいから走らせていただけませんかというような悲痛な請願が今、出てるんですよね、地元から。そうした点もやっぱり弱者救済のために、市長には目を向けてもらいたいと思いますし、自治体本来の役目はそういった困った人をどうするということだと思うんで、そこら辺、桧木内もう半日ぐらい何とかやりくりできませんか、お医者さん。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 足の確保はとても重要で、この前、私出席するということは適切ではなかったのかもしれませんけども、仙北市の公共交通の会議に出席させていただいて、今の議員と同じ話をさせていただきました。何とか改善できること改善させていただきたいという話をして、各交通機関の方々が集まっている会議ですので、来年度は市民の方々からアンケート調査を取って、どこをどうすることが一番いいのかということを市民の思いを集約しようという話をさせていただきました。そんなことをやりながら、これは今度は桧木内診療所の所長、市川先生ですけども、市川先生とも本当にお話よくさせていただいて、日常的によくお話させていただいて、そのお客様の利用の数というかが、最近やはり色々なことがあったと思いますけども、西明寺診療所に来られる方が多くなったり、もしくは角館病院に行かれる方々が多くなったりというような状況もあるようであります。先ほどの話に戻りますけども、医療をしっかりと提供していくために総合力を高めるという観点から、このような対応でいこうということになったという経緯があります。しかし、議員がお話のとおり、決して過疎地を切り捨てるというような思いではなくて、過疎地だからこそ必要なことって必ずあるわけで、それを何とやってやっていくかということの今、手法を皆さんで検討しているという最中です。来年、もう半日とか一日とかということは、今の時点では、それはかなわない意向です。また来年度検討しなければいけないと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 強く御検討を願いたいと思います。 それと、毎年正月ですか、上桧木内の部落会の新春の集いですか、そこには市長も行ってますよね、内陸線で鷹巣まで走っていって、中で市長と話したり、お酒っこ飲んだりということの集まりをやっているようなんですが、そのときにも色々市長には困ったでゃとか、こうしてもらいたいなとか、そういう話届いていると思うんですよ。そうしたのに、例えば思いつくままでいいんですが、何か改善したことあります。こういったこと言われたけども、こうしたよっていうこと。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 鷹巣往復ですので、約5時間ぐらいその1つの車両の中で皆さんから御意見を聞きます。私だけでなくて職員も同席させてもらってますので、例えば総務部長も出席しています。消防の話、医療の話、それから内陸縦貫鉄道の存続の話、それからポンプ小屋の話、思いつくところあります。さらにいうと紙風船の難儀な状況、来年度の計画、いろんな話してます。私だけではとてもできることではないので、それを持ち帰って総務部長が各部課のほうに連絡調整をすると。基本的には部長会でそれをやってますけども、そういうふうなことさせていただいて改善できていると。ポンプ小屋の件だったり改善できているという状況があります。 ただ、状況が非常に難しい状況なものもいくつもあります。例えば山鳩館の利活用の仕方なんかもお話いただいているんですけども、なかなか難しい部分もあって、今それが実現できているとは言いがたいであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) ぜひそうした地域の声をやっぱり忘れることなく、時々は、床の中に入ってでもいいから考えてみてくださって、少しでも改善していただくように要望をしておきたいと思います。 上桧木内は、それと大変高齢になった方も多い、当然そうでしょうけれども、お店屋さんがなくて、魚屋さん、新鮮な野菜、そうしたもので大変準備するのに難儀しているらしいんですよね。西明寺の量販店に、あそこでもよく上の人方、よく見かけるんですが、それほど難儀をしていることなので、何とかそこら辺を、市長はやさしい方だから、ぜひ頭をめぐらして御検討を願いたいと思います。 それと、次のこの市内の防犯カメラの設置数、それから街灯の要望、あるいはそれに対してどれぐらいの実績があったのかということなんですが、インバウンド、さっきもいったように世界各国からお客さんが仙北市の素晴らしさに惚れて来てくださるわけで、それだけいろんな外人さんが来れば、全てがいい人だわけではないんで、何か逆にこっちが恐れなければならないこともあるだろうし、あるいは逆にこっちのほうでもそういう悪いことをする人はいないと思いますけども、そういったことも危惧していかなければならないし、これだけの観光客を集めているところだから、防犯カメラ、こういったのはやっぱり各所各所各所につけなければならないもんだと思いますし、防犯灯もこのとおり山が多いそうした地域でありますから、そうしたところを子どもたちが通ったりしてるし、200メートルに1個の基準があるとか、そうしたことじゃなくて、やっぱり財政が厳しかったら光で何とか明るくしてもらいたいと思うんですよ。そこら辺、数的なこと、何個ぐらいついてるんですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 私のほうから、まず、市内の防犯カメラの設置基数は20基です。総合防災課が担当して設置したものは5カ所5基、それから長寿支援課が国の補助事業で設置したカメラが2カ所13基、観光課が設置しているものが2カ所2基で20基です。 それから、市内の防犯灯の数、要望とその実際についた数ですけども、平成29年度は要望件数35件あって設置実績は30件、平成30年度は20件要望いただいて26件の設置実績、これは前年度つけることができなかったけれども、翌年度に頑張ってつけたというような流れがあるので、要望基数と設置基数は違います。それから、令和元年でいったら45件数の要望をいただいて42件であります。まだまだやっぱり足りないと、議員もよくお話していただきますけども、足りないと思います。ですので、問題はその電柱とか設置できる柱があれば設置できるんですけども、なかなか設置できる柱がないということに対して、何とやってその柱を確保するというところが大きな問題になってますけども、防犯は重要ですので、これまでどおり、それからまた、これまで以上に皆様方から御要望いただいて、それを形にしていくということを作業を続けていきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 上桧木内のことをさっきからお話したの、ちょっとUターンしますけども、総務部長の本拠地でもあるんで、特別そこに手を入れてくれということじゃないんですけども、やっぱりフィフティフィフティで困ったことはやっぱり手を加える、その力を地元に発揮してもらいたいと思うんですよ。どうかまずよろしくお願いしたいと思います。 それと、最後の質問なりますけども、地上イージスについてお伺いをいたします。 県議会も秋田市議会も、ある団体から出された請願と陳情に対して継続が繰り返されていると。本陳情は、仙北市議会にも提出され、本議会は不採択とした。 防衛省が秋田市新屋地区に配備しようとする地上イージスについて、陳情は、その場所は学校や住宅地近くで、一考を願いたいとするものであって、反対ではないんですね。一考を願いたいとしているもので、私もそれには同意見であります。 秋田市新屋は、仙北市まで直線30キロほどかなと推測しますが、秋田市と同じ場所だと考えてもおかしくないわけで、隣国に極めて無法的な国も存在するわけで、この設置は、これは反対するものではありませんし、ぜひ必要なものだと思います。 私も自衛隊を支援する団体に身を置いておりますけども、だから申し上げたいんですが、何だ、自衛隊の家族会の父兄でありながらこれに反対するのかと、そういうことを、あるいは思っている方がおられるかも分かりません。しかし、自衛隊は多くの国民の皆さんから御理解をいただいて、厳しい訓練を積んで、国家国民を守ると、そのことに全身全霊を挙げて勤務をしていくということだすれば、やっぱり新屋地区の、あるいは秋田県の住民を不安に陥れる、危険に陥れる、そのことに分かりましたとは、これ言えないわけで、いろんな問題がありますけれども、我が市議会は不採択としたけれども、党派を超えて、会派を超えて、やっぱりこの問題はどうだ、あの問題はどうだ、そうしたことでみんなで意見を出し合いながら議論していかないと、安全も市民生活の向上も見込めないと私は思います。 市長は、かつては県議会議員を長くやられて、会派の代表を務められて県政の発展に寄与されてきた人でありますから、これは仙北市のことだよという思いに立って、例えば、この問題は一つ間違えば仙北市も危険だな、知事、ちょっと何と思う、私もこう思うけれどもとか、佐藤県議こうだよ、そうした話し合いをしたことありますか。 ○議長(青柳宗五郎君) 時間もありますので、簡潔にお願いします。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) もちろん無関心ではいられない事案ですので、佐竹知事、また、佐藤県議と情報の共有をしたいということでの様々な話はしているという現状はあります。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 別に財源が伴うことでもないし、仙北市としても、これはこうだ、ふさわしくない、あるいは賛成だとか、そうしたぜひ態度を示して、そして仙北市をいい方向に引っ張っていってくれるようにお話をして終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で、13番、伊藤邦彦君の一般質問を終わります。 11時10分まで暫時休憩します。                             (午前11時02分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時11分)---------------------------------------阿部則比古君 ○議長(青柳宗五郎君) 通告により発言を許します。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) 昨年の12月定例会において私が一般質問させていただきました。その際の質問の内容が一般会計のこの予算規模が大きすぎる、それから病院どうするんだというような質問させていただきましたけども、今回、12月の定例会のときの一般質問、色々事例なども挙げて、いわば予算規模が大きすぎるんだと、これじゃあやっていけなくなるんだというお話を申し上げましたので、ある程度今回の当初予算案、緊縮財政型のその予算編成するのかなとある程度期待しておったわけですけれども、私の期待しておったこの緊縮型の予算編成とは随分かけ離れた、これじゃあ何も変わらねえんじゃねえかというような印象を受けましたので、また今回同じ質問させていただこうかなって、この一般通告書見てみたら、大変この通告書がよくできていて、ほとんど変更するところがないなと思ったんですけども、まるっきりそのままじゃあ人ばかにしたなと言われるかなと思って、若干直して提出させていただいたんですけども、前回、岐阜県の本巣市の財政状況と一般会計、当初予算がこうなんだということと、美郷町の話をさせていただいたわけですけども、やっぱりそれではちょっと説得力が足りないなというふうに思いましたので、今回、果たしてこれ、ここまで門脇市長と申しますか門脇市政が生まれてから今日まで、いかに私は無理な財政を強いてきたかということを論駁しようかなと思って、私、面倒くさいこと嫌な人間なんで、あまりもの調べたりもしないんですけれども、今回だけはちょっと真面目に、報酬もいただいているもんですからちょっと調べてきました。ぜひひとつこれ、真面目にちょっと聞いてもらいたいと思うんですけれども。 まず、秋田県内のこの大仙市、横手市、湯沢市、潟上市、北秋田市、能代市、大館市、男鹿市、それと1町ですけれども美郷町の、今年度の当初予算、令和2年度の当初予算の発表になっているところは本年度の当初予算案、まだ発表なってないところは昨年度の令和元年度の当初予算ということになるわけですけども、これ、国から地方交付税が交付されてくるわけですけども、これの算定基準というのは誰でも分かっていることだろうと思いますけども、総務省で大変複雑な数式と申しますか、その基準を作って、それでそれぞれの日本国民がどこの自治体におっても一定のサービス、あるいは権利を受けられるようにということで、配慮で算定されてくるわけですけども、ざっくりいって、思うに、これは前回も話しましたけれども、人口と面積が非常に大きな要素に、算出のファクターになるんだという話を申し上げましたけれども、私どものほうは非常に面積が大きい、仙北市、市としては非常に大きいので、その分が算定基準と申しますか交付金というのは結構大きいわけですけれども、まずざっくりとですよ、さっき申し上げたところの大仙市、その他の一般会計と、それから現在のこの人数が何人なのかということを、これをですね当初予算を人数で割ればいくらになるもんだろうと思ってそれぞれ計算してみました。細やかなことはどうでもいいといえばおかしい話ですけども、ざっくりした数字が分かればいいわけですから、非常に粗い数字なんですけれども、大仙市の場合、447億4,120万円だそうです。現在の人口というのはおよそ8万1,130人、これをさっき言ったので割りますとですよ、1人当たり55万1,000円になります。今年度の1人当たり、人口のですね、市民の。美郷町の場合は113億1,389万円だそうです。人口が1万9,340人ということですから58万6,000円になります。横手市が560億2,000万円だそうです。人口が9万2,000人で60万9,000円になります。湯沢市の場合は257億6,350万円、人口が4万4,350人だそうですから58万1,000円、潟上市の場合、145億2,100万円、人口が3万2,580人で52万1,000円になります。ごめんなさい、これ、失礼しました。潟上市の場合、これ平成30年度のあれですので、これちょっとごめんなさいね。実際は、平成元年度が、今年のやつがまだ発表なったかどうか分かりませんけれども、三日ほど前になっておりませんでしたので、これ170億に増えております。170億に対して3万2,580人ですので、52万1,000円ということになると思います。北秋田市の場合が232億1,333万円、人口が3万1,500人だそうでございまして、1人頭73万7,000円ということだそうです。能代市の場合が272億7,000万円、人口が5万2,280人ですから52万2,000円、大館市の場合は328億3,964万円、人口が7万1,560人で1人頭45万9,000円、男鹿市の場合が152億円、人口が2万6,930人だそうでございまして56万4,000円になります。この8市1町のこの1人当たりの一般会計の平均値、1人当たりいくらになるのかという平均値がですね、これ57万円になります、大体。私どもこの仙北市はどうなんだろうかということですけれども、このたびの当初予算が214億6,000万円ということでございますので、現在人口が2万5,860人ということにすると、1人当たり82万9,000円となります。これ、この平均値57万円に対して私ども82万9,000円と、これ非常に大きな、もう開きがあるわけですよ。何をいいたいかと申しますと、さっき申し上げたこの県内の他の自治体がですよ、非常にこの健全な財政運営していて、申し分がないんだということであればまた話は別だろうと思いますけれども、決してそういうことはない、なかなか厳しい状況の中にあって、これはやっぱり相当それなりに膨らましたその予算編成を、住民の要望も色々あるわけですから、多いわけですから、そうした中での57万円。私ども非常にこれ緊縮しなければならない大変厳しい状況の中に追い込まれていながらも、この82万9,000円ということですから、実にこれ、異常な私はこの予算編成の在り方なんだろうというふうに思います。 ちなみにですよ、この8市1町のこの平均値57万円に対して、私どもの人口2万5,860人を掛けるとですよ、他のこの自治体の平均が出るわけですよ、その当初予算の。それがですね147億4,000万円しかならないですよ、たったの。うちはそれ、147億じゃあ何ともなんねんだろうという話になるんだろうと思いますけども、これ実は私どものほうのこの国からの交付金がですね、これ実は非常に多いんですよ、他の市町に比べて。さっき申し上げたように面積が広いのが一番のファクターだと思いますけれども、例えば潟上市の場合はですよ、この地方交付税、これ平成元年の地方交付税ですけども、およそ59億円交付されております。類似団体ということですから、男鹿市なんかも非常に近いわけですから、人口が2万6,930人ということですので。男鹿市の場合はですね、63億2,900万円、これ、令和2年度、今のことですけども、63億2,900万円交付されています。それに対して私どものほうは86億3,000万円、地方交付税として交付されております。この他色々細々と色々交付されているお金というのはあるわけですけども、ざっくりいって、だから、男鹿市に比べても23億円ほど多くいただいているということだわけですから、147億というのは厳しいなということからすると、これにその足りない分の23億足して、しかもこの23億はいただいたお金ですので、これで事業するわけですから、実際は1.5倍とか1.6倍、1.7倍に予算編成のときになると思いますので、そのようにしますと、180億、前回170億台ぐらいが私どものこの連続してやっていける、持続可能なその自治体としての財政の在り方ではないか、そこら辺がといいましたけども、もしかすればもうちょっと多くてもやっていけるのかもしれませんけども、それにしても180億円台ぐらいが私は限界のところなんだろうと思います。このほかの自治体との平均値からあわせてですよ、その私どもの自治体にくるこの交付金の多い部分も加味しても、最大譲歩しても。私この数値全然恣意的に変えてもいませんし、フェアな数値なので、欲しいといえば差し上げてもいいんですけども、そうしたいろんなそういう高いある程度の見地から見ても、180億台が限界なんだろうというふうに私は思っております。それに対して門脇市政、門脇市長がどういう予算編成してきたかというと、当初からずっとやっぱり無理な、強気な予算編成といえば聞こえがいいんですけども、やっぱり無理、いわゆる風呂敷広げすぎてやってきたのが、当初から190億円台だったので、それが段々に200億にも、二百十何億なんていうような規模になってきた。結局もうその財政のひずみというのが随所に出てきたんだろうというふうに思います。とてもこれ以上はやっぱり、このままではやっていけない状況にまで財政が追い込まれてきたということだろうと思いますけども、よく言われる、昔から言われているんですけども、首長というのはなったら1期目、あるいは2期目のうちに改革するものはしなければ、それ以上なると様々なしがらみが出てきて、切るものも切れなくなるし、ここら辺の言葉で言えばじだじだどやってしまわなければ、その後が大変になるよと言われてきたんですけども、門脇市長の場合ですよ、最初から様々なその風呂敷広げてきました。皆さんみんな分かっているとおりなんですけども、そして、本当であればですよ、石黒市長はこれ仕方なかったと思うんですよ、あの予算の内容を見ても、今も考えてもそう思うんですけども、2町1村が合併した非常に大きなひずみを抱えた、あれはもう何と言ったらいいのか、下手すれば爆弾爆発しかねないような状況の中で2町1村が合併したわけですけれども、そのときに各町村から上げられてきた合併協議の際の今後の事業計画盛り込んだわけですけども、石黒市長は誠実に、今度田沢湖やったら角館、西木、こういうふうにして色々それを消化してきたわけですけれども、やっぱり1期目なので、1期目からそれ改革するという具合に私はいかなかったんだろうと思います、これ。だから門脇市長に、そういう言い方すると色々抵抗もあるんだかもしれませんけども、1期で変わって門脇市長になったときが非常にいいチャンスだったろうと思うわけですよ。というのは、石黒市長はできなかったけれども、もう私の代になったので、悪いけれどもこれ、このままではやっていけないので、ひとつそれぞれから泣いてもらうしかないというような形で、極端にいえばあのバイオマスなんかやめたほうが、結果論なんですけれど、バイオマス発電とかああいうものはやっぱりどうだろうということで、議会の反対も非常に強かったから、西木はこれやめてくれ、角館はこれやめてくれ、田沢湖はこれやめてくれというような形で、やっぱりもっと財政に対してシビアに私は運営するべきだったろうと思いますけれども、それをやっぱり全く逆に、あまり話すれば、ときどき職員の皆さんから阿部さん、おが市長どごいじめねでけれなんていうこともときどき言われますので、私もやりにくいんですけれども、やっぱりただ職責柄、やっぱり言うことは言わなければならないわけで、また今厳しい言葉になるわけですけれども、この10年間、あるいは10年半になるんですけれども、非常にこの、極端に言わせれば、やることなすごどみな駄目だったんでないかというくらい、例えば庁舎の問題にしてもみなこのとおり、普通であれば今あたり新しい議場で、みんなでこの一般質問やっておったと思いますけども、こういうふうになってしまいましたし、その後の企業誘致も全くこのとおりですし、今、大平畜産も倒産して、仙北夢牧場も大変なような状況になっておりますけれども、これ色々問題が発生してくると思うんですが、ずっともうさかのぼってそういうところまで、私あのとき反対しました、実は。何でこんな公害型みでいな企業連れてきてどうするんだって、人がいねぐなってべご連れてきて何としたもんだって反対しましたけれども、あの頃から関税の問題もございましたし、全くそのとおりになってしまったなというような思いだわけですけれども、これも過ぎてしまったから仕方がないんですが、いずれこのままでひとつ、あと何とするつもりだということをまず一つ、この今後の財政の運営の仕方について答弁をまずいただきたいというふうに思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 阿部議員の1点目の一般会計の規模が大きすぎるというお話、御指摘で、今まさに大変多くの資料、それから思いをいただいたわけであります。 昨日の議論も阿部議員お聞きのとおり、214億6,000万円の一般会計の当初予算案、今回の議会に提案させていただいておりますけども、昨日のお話のとおり大きい、身の丈を超えた予算だというお話はもうこれまでも何回もしてきております。例えば潟上市、それから男鹿市、仙北市の比較、1人当たり人口のどれだけの予算が投下されているかという資料、御指摘のとおりなんです、これは。一番最初のお話をさせていただいたその交付税のお話も、これ議員もよく御存知のとおりですので、基準財政収入額に対して需要額がどれだけあるかと。この差額部分に対して計数が掛けられて全国の自治体の交付税が算定されていくと。しかし、交付税特会が窮屈になっているから、もしくは合併算定替えだから、この交付税自体が非常に交付が低くなってきている。だけれども、様々な国の動静があって、今何とか数%の上増しを維持できるという状況です。 思うにですね、ずっと実は昨日までしてきた答弁のあれはあるんですけども、思うにですねこの状況を長く続けることは、やはり厳しいわけです。これはもう議員も御承知のとおり、皆さん議員の方々全部御承知のとおり厳しい状況と思います。今、来年度の214億6,000万円の予算の中で特殊財政事情、よく言われる、要するにその年度で特別な取り組みというものがここ数年実は続いているわけですけども、よくお話になったのが庁舎であります。この庁舎、継続事業でありましたので、これが今年終わると。それから、昨年度までは総合給食センターの事業を行っていますので予算が膨らんでいる。さらに、先ほど御指摘にあった黒沢工業団地への植物工場の誘致事業。全部に国庫補助が入っていますので、先ほど議員がお話のとおり、例えば国庫補助事業でいくと仙北市は30億円ぐらい事業費が上回っている状況。これは何かというと、その裏付けとなる事業が行われているから国庫補助金が入ってくるという、この連鎖です。そうするとですね、それも全部まず仮にやめて、というのは、今あるその特殊財政事情といわれる庁舎の事業、それから、仮に植物工場の事業、この2つを通常事業でありませんのでやめたとするとですよ、この話は仮という話は基本的にあり得ないんですけども、だとすると、190億円の予算ベースになります。しかし、それでもですね私は大きいと思ってるんですよ。議員が180億円でも厳しいんじゃないかという話です。私も180億円台に早くしなければいけないという思いがあります。なので、まずこれまで行ってきた議論、議会の方々の議論、それから市民の方々から御要望いただいたこと、まず早く大きいところは手をつけなければいけません。そうしないと、どうしてかというと、この後はさらに厳しくなるからです。国も厳しくなる、県も厳しくなる、市も厳しくなります。できるタイミングとしては、まさに今年、来年ぐらいしか多分ないと思いますけども、そこでこの後継続的に仙北市を維持していくためのまちづくりのセンターとなるはずの庁舎を実現していかなければいけない。これは特例債の発行期限もありますから、これはよく議員御承知のとおりです。だとすると、やはり昨年、それから今年度、そして来年度、再来年度ぐらいまでは、この関連事業が続きます。さらにいうと、今度はほ場整備事業が重複して実施しなければいけない状況になってきますから。だけど、そういうのは大きな要するに建物事業とは比較にならないわけですから、まず180億円台まで何とか事業を圧縮していくという、これが一つです。そうすると、予算規模を180億円にしていくには何が必要かというと、昨日の話に戻りますけども、企業会計の健全化がまず第1点にあります。議員がよく御心配される水道事業であったり、それから病院事業であったり、ここに一般会計から拠出していかない、何ぼでも拠出を、これは拠出根拠は総務省令でありますので、一定のレベルは保たなければいけませんけれども、それ以上にプラスアルファで難儀して出さなければいけないというものは、やはりできるだけ抑えていかなければいけない。それから、各種団体の方々に対する補助、交付金事業の見直し、それから、昨日もこれは議論になりましたけども、公共施設の管理を何と進めていくかと。仙北市全体でスリム化していく話しかやっぱりないと思います。これをやっていって初めて、今は通常ベースより上回っている約20億円の金額はその事業が終わりますから、そこで一つなくなります。だけど、その上に今度は国の制度として会計年度任用職員とか社会保障とかありますけども、そういうのを差し引きしても180億円台に、議員がそれでも厳しぐねがって言われている180億円台ぐらいまでに落とさなければいけない。これは本当に喫緊の課題です。ですので、今、今年で終わる事業、それから来年度手がけて終わる事業が終わっていくと、そうならなければいけない目標設定は今から、ですので昨日から言ってるとおり、令和3年度の予算編成ももう始まっているという話をしているのは、そういう意味であります。 まずこの場面からは以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) この前、議員と住民の懇談会開いたわけですけども、神代の方だったんですが、特に道路のこと非常に強く批判しておりました。この神代中央線、このとおりで遅々として進まない。それから、東田線なんかも本当にわずかしか予算つかないということで、虫のはうより遅い進捗率のほかに、今度田んぼのその基盤整備が絡んできて、しばらくストップだということで落胆もしておる方もいるようですし、大変批判もしている方もいるようですけども、私、仙北市全体として見たときに、やっぱりほとんど道路の舗装もしていない、非常に道路傷んでいる。あちこち走り回ってみますと、やっぱり私どものこの仙北市ぐらいこの道路事情の悪いところって、ないんだろうというふうに思います。一例挙げれば、私事で恐縮なんですが、私の女房が平鹿町なもんですから、私にはすぎた女房で、いっつも平鹿町には感謝申し上げているんですけども、そういうことですから時折というかしょっちゅう平鹿町に、吉田という場所なんですが訪れることが多いわけです。市長よく分かってるとおりなんですけども。嫁にもらってから46年ぐらいなったでしょうか、その頃は道路網も、あそこはすごい平野部なもんですから縦横に道路あるわけですけども、さっぱりその道路事情が良くなかったんですが、10年ほど前から何か急速にその平鹿町部分のところが良くなりましてですね、五十嵐市長、これこういうふうにしてやるんだなと思ってたら政権交代して高橋市長になりましたけども、前よりもアップテンポで道路の整備が進んでいるわけですよ。うちの女房の前なんかも細いところだったんですけど、こういうところまで拡幅してきてですね、もう行ってみれば分かるんですけども、縦横に非常に道路の改良が進んできているんですよ、今現在も。私はもう最初、女房の実家の周りも良くなってきたしと思っていたわけですけども、最近になってきてすよ、人口がどんどん減っていくのに、ここまでこの華美な道路つくっていいもんだろうかなと逆に抵抗感すら感じるわけですよ。そうして、特に横手の中では平鹿町のほうの道路の改良が進んでいるんですけども、一方で高橋市長というのは、なったらもう皆さん分かっているとおり、いきなりといっていいかどうか分かりませんけれども、温泉施設なんかをこれを民間に売りに出して、住民の大変な批判があったわけですけども、強行して、売れないところはまあ仕方ねやということで今までどおりの指定管理ということでやっているわけですけども、やっぱり彼も自分が気付いたのか、あるいは周りに言われたのか分かりませんけども、やっぱり改革するんだったら今しかねえよということでやったんだろうと思います。それに対して門脇市長はどうしたかというと、何とクリオンの社長やっているし、倉橋副市長にすれば、そこのハートハーブの社長ということですから、もう改革にはとてもほど遠いスタンスでこれ臨むんだろうなというふうに思わざるを得ないわけですけれども、そこら辺やっぱりもうこれ改革していくためにはですよ、もちろん最初から、この前もお話申し上げましたけれども、これ、この地域運営体なんていうものは真っ先にこれ切らなければいけないでしょうし、補助金などもやっぱりこれ、かなり厳しいんですけれども、これカットしていかなければならない。100万円のうち2万円削ったとか3万円削った話でなくて、やっぱり持続できる自治体としてやっていくためには、もう何ともならないんだよということで、泣いて馬謖を斬るということわざがありますけども、やっぱり何といってもこの市政のこの財政というのは健全化させていかないと、これ何ともならないわけですから、次にバトンタッチする方も、これ泣くと思うんですよ、これだったら。こういう状況じゃうまくないので、いろんなものを改革していかなければならないわけですけれども、これすらもやっぱりやれないということになると、私はこれ、じゃあへば何やるんだということなんだろうと思いますけども、そこら辺どう考えているのか、もう一度市長にお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 横手市のお話、平鹿吉田の話していただきましたけども、よく私も行くので存じ上げているつもりですけども、やっぱり阿部議員が御指摘のとおり、ここまでやるかというような状況がここ数年は実はあったんです。自分たちも市長会とかでよくお会いするので、いろんな政策の議論もさせていただくんですけども、やっぱり総じて各首長さん方は、今、今この状況で次の時代の造作をしないと厳しいっていうのは共通している多分認識だと思います。私たちのほうは、だから産業振興とか観光振興とか、それから地域コミュニティとかということに特化した事業を行ってきたので、これは自分の政策として行ってきたので、それが次の時代にどれだけ役に立つかということは、自分たちは信じて行ってきたんですけども、今、議員がお話のとおり、地域運営体とかは、そこはもう首を切るというか財源を切るべきだという御指摘もありますけども、まさに10年たったんです、今、運営体が。地域の方々が運営体の様々な評価あることもよく承知しています。この前も運営体の協議会やりましたから、いろんな議論が出てるんです。だから、運営体も今のままでいいとは絶対思ってないんです。私たちも例えば昨年度、今年度もそうでしたけども、新しい指定管理とかの在り方で運営体の方々に御協力いただくことができないかとか、いろんな議論はもう始まってますけども、今の形がこのまま続くということは全く多分あり得ないと思います。自分が今、クリオンの社長です。倉橋副市長がハートハーブアロマ田沢湖の社長ですけども、その私たちでさえも今の経営に関して非常に危機感感じてますから、それで、これも昨日の話になってしまいますけども、今まさにアドバイザーの方々に私たちが思ってる経営改善の裏付けしてもらっている状況でありますので、それは今年度中に方向付けが多分できるかというふうに思ってます。 あわせて、何とするんだという話の繰り返しになりますけども、今の状況のままでは絶対これ厳しくて、持続可能できません。このような状況で続くということは、5年、10年続くというのは基本的に無理です。だから一刻も早く予算規模を縮小していく。だけど、その予算規模縮小していく方向付けは、次の時代にしっかりと仙北市を引き渡すことができるような基盤を作らなければいけないということで基盤整備というのはやっぱり必要だというような思いがあると。 道路事業がやっぱり遅れていくというのは、これは本当によく言われるんですよ。だけどこれは私たちも国庫補助がつかないからとかというような理由にしないで、言い訳にしないで、その事業に特化することがどうなのかという議論もまさにしている、それは議員御承知のとおりです。そういうふうにして今取り扱い、対応をまさに変化させていますので、そこについてはまた御指導いただければありがたいというふうに思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) 大きな事業が全て終わったので、これからは非常に金かからないから大丈夫だよっていう話であれば、それはそれなりに納得するわけですけども、さっき申し上げたように道路、例えばこの舗装一つにしてもですよ、手かけなければ、穴開いたらふさげばいいっつうことで暮らしていくということは、これはツケを後世に残していくことにほかならないわけで、いずれこれ大変な金かかることになるんだろうと思います。やっぱり計画的にこれ、悪いとっから順序に計画立ててやっぱり舗装し直したり、様々な方策講じていかなければならないわけですけども、ほとんど手かけていないので、そのほかにこのとおり、道路さっき申し上げたとおりですけれども、果たしてですよ、こういう社会的インフラに対してこれほど金かけないで、思い起こしてみれば下水の端末処理場だとか、生保内も、あるいは西木地区も金はかけてきたわけですけども、まだその管路も大分傷んできているようですけども、これに別に金もかかっていない、特に金かけなければいけないとこは生保内地区の水道の、昨日も話ありましたけども、非常に傷んでザルのようになってるんだということで、これは何とかしなければならないわけですけども、そのほかにこのこれまでの社会インフラ整備にすごく金かかってきたといわれるケースってないんですよ。これやったという、自信持って門脇市長も言えるものは何もないと思いますよ。だから、それなのにこういう財政組んできて、大赤字になってしまったということ、私また実に不思議、これ一体何、市長、玉手箱という言葉が大分好きなようですけども、玉手箱開けたらもう煙のようになってこれまでのそのものが消えてしまったとしか考えられないこの財政運営だというふうに思うわけですよ。何さそれ金使ったんだろうかというと、最初から申し上げれば、ここに朝水課長いますけども、最初当選した当時、彼、秘書官ということで本当に日本全国飛び回ったと言えば失礼かもしれませんけれども、網羅して、医師招聘事業ということでしばらく暮らしたわけですけども、私そのとき非常に何してるんだということで自分の四方固めしなければならないときに飛んで歩いてどうするんだということで、非常に私も言いましたし、あのとき倉橋副市長が、この前も話しましたけれども総務部長だったので、旅費の補正組んで欲しいということがあって、こればかな話するなと言った記憶があるんですけども、その他にずっとこれ何のフォーラムだとか何のサミットだとかいろんなイベント数限りなくやってきたわけですけども、これやるたびに300万とか350万とかと予算請求して議会で承認してきたんですけども、このものの累積がですよ、非常にこのやっぱり財政を長期間にわたって痛めてきた非常に強い要因でないのかなというふうに今改めて思うわけですけれども、ここら辺に対して門脇市長はどういうその自分で今10年半たって、どんな思いを持っているのかなということでひとつ聞きたいと思いますのでお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 久しぶりに玉手箱という言葉を聞かせてもらいました。議員とはよく情報交換していますので、多分私から最近、玉手箱という言葉を聞いた記憶は多分ないと思います。玉手箱はないんだということを議員から教えてもらいましたし、私も今もそう思ってます。玉手箱はない。玉手箱は、市民の人たちの心の中にだけあって、それを行政で使うようなことではないんだと、これを教えてもらったと思ってます。 それと、今、倉橋副市長と朝水課長の名前が出ましたので、これはあえてお二人の何というか名誉のためにお話を申し上げますけども、決してそのような状況ではないんです。多分議員は、自分のことをずっと初期段階から見てくれてるので、いろんな思いをお持ちかと思います。当初、医師不足で本当に全国駆け巡らなければいけないというようなお話はした記憶は十分にあります。しかし実態としてですね、誰も何もないところに医師不足だどって出張するってことは基本的にありませんので、思いはあったけれども、ターゲットを見付けることができなくて、これはもう例えば旅費の当時の記録を見れば分かりますけれども、横浜、千葉、東京都内、仙台、ここしかないです。あとは行ったのはですよ、四国の愛媛県の松山の隣にある東温市、この東温市はわらび座の坊ちゃん劇場があったとこです。そこの東温市は四国で一番お医者様の数が多い、医学部がありますので多いということがあって、その東温市さんとの交流のときに行ってお話をさせていただいたということですので、わざわざ行ったということもありません。ですので、議員は随分その医師不足で全国駆け巡ったという話をよく私の前でもされますけども、その度にそうでなくてですねという話をさせてもらっているということをどうか御理解いただきたいと思います。 それよりも問題は、社会資本を何と整備していくかということだと思います。議員のお話したように、社会資本整備がかなっていない部分がたくさんあります。先ほど話したとおり、ちょっと暴力的ですけども、大きな事業が終了するということが、もう目鼻立ちが立ちましたので、細やかな地域の方々の生活の支えができるインフラ整備、ライフライン整備ということに、何としてもこれは特化していく、傾斜していくということの財政運営は、これが必要だというふうに思ってます。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) その話ちょっと後段でさせていただきたいと思いますが、私、今非常に、私の担当委員会と申しますか所管なのであれですけども、さっきちょっと話もしたけれども、仙北夢牧場の話だわけですけども、これ、もう一つは企業誘致で大失敗した司食品なわけですけれども、私も滝本社長とも色々話させてもらいましたし、こちらの川合昭夫社長とは私面識ないんですけれども、色々聞くところによりますと、昨年の12月の初めでしたけれども、ちょっと秋田に寄った帰りに、あれ、これ牛なんか大分いねぐなってるぞと、何頭いたんだろうって数えてみようかって中さ入っていって、勝手に入ったっていうのか、悪いのか分かりませんけども、誰もいませんでしたので、牛数えてみだっけ、牛も動くもんですからよく分からないわけですよ、あまりにも頭数が多くて。でもこれ、半分しか入ってないから、これ300頭ちょっとぐらいじゃないかなと思って帰ってきたわけですけども、そうしたらやっぱり327頭だったそうです。多いときで650頭いだったわけですけれども、それがもうどんどんどんどん少なくなって補充しないもんですから飼料代も払えないということで、前来ていだった飼料屋さんはもうあと来てませんし、ずっとだから他の飼料屋さんが小さい車でしょっちゅう来るんですけれども、どんどんどんどん牛が少なくなって、100頭ちょっとぐらいしかもういなくなったんでないかなと思いますけれども、御本人があっこに来て牛扱いしていて、今度行ったら寄って話してみようかなとも思ったりしているわけですけれども、このままでいくと牛が早晩いなくなってしまうので、これ、こういう本会議の場であまりお話できないんですけども、これいずれ大変なことになるんだろうというふうに思わざるを得ないわけでございまして、これもまた、いずれこれ、あの方がいなくなる、牛もいなくなるとすると、これ非常に厄介な問題がこれ惹起されてくるんだろうと思います。それは、地主さんも黙っていないでしょうし、これ、市のあっせんで貸したんだから地代ぐらいは払ってくださいよ、んでなかったら元に復してくださいよっていう話になるでしょうし、あの建物自体も当然抵当に入っているんだろうと思います。それどこだか分かりませんけども。日本政策金融公庫でないかなというような感触あるんですけども、それはそうとして、これいずれ売るもならないし何ともならない状況で、貸すもならないというような状況が生じるんでないかなと思って私非常に危惧しているわけですけれども、これはまだこれからの話なのでいいんですけど、俺しゃべりたいのは大分以前に話しましたけども、この実社会ということについて私非常に深いこの実はあることで思いがありまして、これ三省堂の新明解国語訳という辞典で、この実社会ということに対して定義していたことがこの実社会とは、端的にいえば虚偽と欺瞞が充満したこの社会だという、毎日戦っていかなければやっていかれないような社会だというような定義ですけれども、これ、日本を代表するような辞書メーカーですし、これの編者ですからいい加減なことは書くわけないんでそうなんだろうなというふうに私思うわけですけれども、この話大分前に市長にしたら、非常に怪訝な顔して、そういう考えには私くみしたくないというふうな話、一般質問で相当前ですよ、9年ぐらい前の話なんですが、ありました。私、例えばさっき申し上げた司食品さんにしても、この大平畜産にしてもですよ、本会議の場でですからこれ以上のことは申し上げませんけれども、まさにこれ虚偽と欺瞞が充満した、それそのものなんだろうというふうに強く思うわけですけども、ここら辺に関して一つだけ市長からどういうふうに現在思っているのかって、その所感をちょっとお聞きしたいと思いますので、簡単で結構ですからお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 御質問が、これまでの阿部議員のお話の総括という形でよろしいでしょうか。実社会、よく議員はシャバという言葉をお使いになりますけども、当時、9年前に御質問いただいて御答弁したときの話としては、私の記憶ではですよ、議会というものもその地域を代表する方々が集まってきて、議会の総意というものが、市民の方々の思いが結集してるところだから、市長が例えば政策としてやらなければいけない、やりたいと思っている政策を支持していただくそういう議会のグループをしっかり作らなければいけないというようなお話をされたと思います。私の政治スタンスは、派閥みたいなものではなくて、市民代表、議会ももちろん市民代表でこられていますし、私も市民代表で、二元代表で来てますので、私は私のスタンスでその何ていうか派閥みたいなような考え方についてはくみするということは自分の中では今考えられないという話をしたのが先ほどの話だったと思います。これが一つです。 それから、司食品さん、それから夢牧場さんの話は、ここの今、場面としては答弁がなじまないかもしれません。しかし、間違いなく言えることは、夢牧場さんは秋田県と仙北市の両者で、他にもまだいますけども、企業誘致をさせていただいたというフレームがあるわけであります。当然その後、様々な経営上の課題がある度に秋田県、それから仙北市も一緒になって問題に対応してきたということがあります。今回の事象もその対応をこの後も続けていくということは間違いないということであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) ネット中継していますので、これ以上のことはお話申し上げませんけれども、次にこの本市の医療行政、特に市立角館病院の在り方、あるいは田沢湖病院の在り方について質問させていただきたいと思いますが、実は前回、この前ですね、私が医療局に対して話をしたことに関して、市長が、いや、あれはあなたも賛成したんでないかというような話だったわけでして、それに対しては間違いがなかったので私反論しませんでしたけども、あれ私は医療局設置するにあたって、私、宮川先生とも色々話をしたし、彼から話も聞いたわけですけれども、市長にすれば非常に抵抗ある話なんだろうと思いますけども、私彼から聞いた話なので、この前話したから2回は話しないんですけども、彼もここになんか来る気はなかったんだよと、実は門脇市長の口車に乗って来るとはいったんだけれども大失敗したといったけれども、約束してしまったからしょうがないやという話だったわけですよ。このことに対して門脇市長も私はこれ、平の医者を連れて来ようとしたら、ああいう変な大物が、じゃあ行ってみましょうかという話になったので当惑したと思うんですよ、私は。ああいう人を連れて来ようとは思ったわけでないと思うんですよ。そんなに先生言うんだったら私どもに来て指導していただけませんかと言われたので、じゃあということで私行きましたけど、来なきゃよかったってしきりに言ってましたけども、こういうその行政がですよ、これもしかしたら前に話したことあるかもしれませんけども、この誰かを承認するためにポストを作るなんていうのは、私はこれ普通ちょっとあり得ない話だと思うわけですよ。あるポストをこれ無くされないので、それに対して人を配置するというのは分かりますけれども、こういう新しいポスト、必要があって作るポストであればいいけれども、誰かを処遇するために作ったポストなわけです、これ。外から見れば。これはもうあのときの佐藤秀夫さんが色々腐心してこういう組織にしたんだろうと思いますけれども、これ今、宮川先生、ああいう形で不幸にしてお亡くなりになりましたけれども、今度は宮川先生いねぐなったからやめるっつうわけにいかねえやっつうことで進藤管理者を今度連れてきてるわけですけども、これ進藤管理者のこと私どうのこうの言うつもりは全くない、非常に優秀な方だし、聡明な方なので、まさに私尊敬しているんですけれども、ただ、この組織がですよ実際にきちっと機能して、あのとき、あの議案には誰が反対したかというと高久さんは反対しました。私は非常にここで覚えてます。何でそんな屋上屋重ねるようなことするんですかなんて、そんなことなんか成功するわけないよと、非常に彼興奮してあれしていましたけども、私は、んだどもこれ、うまくいけば角館病院の某院長がこれ、管理権剥奪されたっていうことで怒りまくって辞めていくことによって、その角館病院の改革というのは、もしかしたらうまくいったら一気に進むんでないかという、非常にそういう淡い期待があったもんですから賛成したわけですよ。ところがその後の経緯をずっと見ていると、とても改革にはほど遠い形で、むしろ私はあの時点から、それまでの改革には非常に反対していました。あの方、厳しいことをすると、私は岩手県のある病院のこと知ってますけどね、十何人もいた病院がアンケート調査するって何だかんだ言ったらうるせくてこんなとこにいられねえっつうことで、4人の医師残してみな辞めてしまったなんていうことお話してましたので、いやあこの辺厳しいなとは思っていたんですけども、今度はこの管理権を剥奪されたことによって非常にいきりたったわけですよ。これも前にも話あったけども、宮川管理者なんか見ると、医師や看護師いだどごで、ああバカボンのパパ来たなんて、もう大声で話していたそうですけども、全くその権威もなければ、もう従わなけりゃいけないなんていう、面従腹背すらない。もう顔からもう抵抗してるというような感じだったそうでございますけども、私本当参りましたよと、宮川先生、何回もいろんなあれで話してましたけれども。それだからこの、進藤管理者、今こうしておられますけれども、医療局っていうのは本当にこれ、何にこれ実際、相当額金かかってますけれども、どういう貢献してきたのかということ、これ市長のほうからどうかひとつ、設置責任者ですから、あなたのほうからこれ、こういう、これ合算してやったから、薬が少し安くなったとか、そんなんじゃ話にならねす。そんなの事務局でやりゃいい話で、何だどってこういう組織作らなきゃいけないんですか、まず。そこら辺をちょっと。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) ちょっと通告と違う内容ですので、若干言葉がしどろもどろになりますけども、それは御容赦いただきたいと思います。 自分が着任した当時から医療局、それから管理者の構想は、病院事業改革の計画の中に既に盛り込まれておりました。私は医療に対しては素人だったわけでありますので、これまで委員の方々が積み上げてこられた、その議論されてこられた方向付けをまず踏襲するということが必要だという判断がありました。したがって、私の認識では、議員が私が来て、何というかその管理者を設置するために医療局を作ったというような話ですけども、私の思いとしては、その青写真は計画として動いていて、それを私が継承したというふうな思いがあるということです。 もう一つは、その管理者が何をするかということですけども、私の、これはしっかりとそこで病院事業会計が黒字化するとかですよ、医師確保がしっかりとできたというふうな実態があれば自信を持って言えるわけですけども、まだその状況にありませんので非常につらい答弁になります。しかし、2つの病院、角館病院と田沢湖病院、さらにいうと現状5つの診療所、歯科診療所も含めてそうですけども、全て仙北市の医療の拠点だという、資源だという考え方ですので、これを何とか有効に機能させるために連動していかなければいけないというのは、これは医療改善の大きな柱立てになっていたと思います。それをコントロールする、要するに責任者がいなかったわけであります。ですので、この構想は、私は正常な構想だという判断もあって、管理者を探さなければいけないということであります。 先ほど議員の御質問で自分が一つ失念していたのは、長野県に行ったという話を失念しておりました。宮川先生がいらっしゃる場所です。宮川先生が私にいう話と、これまでもそうですけども、議員に宮川先生がお話する内容が随分違いますので、私が今、宮川先生はこんなふうな話を私にしていましたという話はしません。しかし、宮川先生はその2つの病院と5つの診療機関をどうやって仙北市の医療資源にしていくかということに御腐心されたものと、これは信じております。 医療局は、その管理者が医療政策を実現するための手となり足となり実行部隊となるというのが組織体の考え方です。角館病院の改革が田沢湖病院と連動するためには、ここをジョイントしなければいけないという、そういう考え方です。ですので、これまではこのような形でやってきました。しかし、議員が御指摘のとおり、うまくいったらいいのにな、例えばさっきは前院長先生の話もされましたけども、そういう思いではなくて、これを連携していくことで仙北市の医療を守りたいという思いでありました。その形が今なかなかとれていないと、現実的なものとなっていないということに対する市民の方々への無念さというか申し訳なさは、しっかりと持っております。議員の皆様にも申し訳ないと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) ちょっと横道に逸れてしまいました。それはそういうことにしておいて、今の角館病院の在り方なわけですけども、私、市長があそこにもっていくといったときに、私激怒して色々議論した記憶がございますけども、私はやっぱり市立病院なので羽根ヶ台辺りがやっぱり仙北市の人口分布の中心地に置いて、救急病院に特化したような形で、慢性期になったらどこでも紹介状でも書いてやればいいやというふうに申し上げました。あのとき、厚労省のほうから県のほうにもう既に秋田県は4,500床ほどベッドが余っているので、これから病院減らしていかなければならないよということを佐竹知事が言われたそうでございまして、そうした後だったので、私はやっぱり角館はもうこういう二次医療圏ということから考えても、やっぱりこれほどの大きな病院はいらないだろうということで、病床数もっと減らさなければいけないということを申し上げましたが、とにかく中仙、あるいは太田町からの患者も19%とかといるということで、どうしてもあっちにやるんだという、非常に色々話したら最後は市立田沢湖病院の医業圧迫してしまうから離さざるを得ないんだという、最終的にそうした話だったわけですけども、このことによって私いずれこれ生保内地区の人たちも、大変なこれ被害と申しますか、いずれ田沢湖には救急病院の再開なんていうのは、そんなの夢の夢で全くできるはずもないし、やるべきでもないと申し上げました。そうすると、今度、救急車の到達時間から何から考えると、これやっぱり羽根ヶ台辺り、近くにやって、やっぱり生保内から救急車の到達時間を早くするべきだし、下手なその救急病院を田沢湖に再開するよりも、やっぱり資本集中して投下して、そこに良いスタッフ、あるいは医療機器を備えたところに救急患者をいち早く運ぶべきなんだということも申し上げましたけれども、今、病床数もこのとおり、私あの頃非常に多すぎるという、さらにそれで駄目だったとしたら一部病床を切り離して、今はつなげておいても結構なんですけれども、厨房でも何でも後から作れるようなスペース残して、遮断して、片っ方病院として病床があまり余ってきたら老健施設にでもしたらどうだという提案もしましたけども、それも駄目だ、これも駄目だということで現在の形になったわけですけれども、これで良かったと市長思っているのか、その点ひとつ聞きたいと思いますが。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 執行部として御議論、本会議等で御議論もし、また、委員会、さらにいうと特別委員会で御議論が随分蓄積されたというふうに思っております。私どもの判断だけではなくて、何とか市民を代表する議員の方々に特別委員会が設置をいただいて、そこでの大きな議論の方向付けがあったというふうに私たちは認識をしているんです。場所もあそこの今の現在地だけではなくて、複数の場所ではどうかというような提案をさせていただいた中で決まったというように承知もしております。 議員が決してお話されたことが全部駄目だったというふうに、多分私の今の思いでは、特別委員会の方々の議論、それから委員会の議論、本会議の議論で、相当様々な計画に盛り込まれたものではないかというふうに思います。というのは、1年間先送りして、市民の方々と一緒に、もう一回自分たちの病院という考え方で病院の在り方を考えようじゃないかという話を期間をいただいて、結果的にはそれが議員からは建設費の高くなっていくのにつながったんでないかという話ありますけども、でもそういう議論はやっぱり必要だったと思います。 今、何と思ってるということですけども、医師不足が改善できなくて、そして赤字の経営が続いていて、そして資金不足を起こしそうだという状況、これ本当に申し訳なく思います。ぜひ議会の皆様には、何とか御理解いただいて、今まさに改善がなされていますので、その改善を後押し、御支援いただきたいなというような思いです。 今、大曲厚生医療センターとの連携がやっとかないましたので、これも進藤管理者の本当に大きな役割の評価だと思います。いただいたので、今思えばその厚生医療センターと連携をするということがかなったことで、次のまたステップが大きく開ける道筋が、何本かしかなかった道筋が増えていくというような思いを持っているということは事実であります。大曲厚生医療センター、また、厚生連には本当に感謝を申し上げたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。
    ◆9番(阿部則比古君) 時間がなくなりましたので、3点通告しておりましたが、これで終わりたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で、9番、阿部則比古君の一般質問を終わります。 13時15分まで昼食のため休憩をします。                              (午後0時11分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時15分)--------------------------------------- △真崎寿浩君 ○議長(青柳宗五郎君) 通告により発言を許します。14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) 前回の定例会に続きまして再度質問させていただきます。合併した平成18年の年にも続けて質問させていただいたことがあります。それ以来の定例会続けてという内容でありますけれども、中身については全然別のことでありますのでよろしくお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響は、各方面に対し日に日に拡大しております。また、その対応で日夜御難儀をしていることと存じますけれども、引き続きの万全の対策をお願いし、一日も早い終焉、終息を望み、いつもどおりの仙北市、活気にあふれた仙北市に戻るよう願うものであります。 通告により質問をさせていただきます。 最初に、神代地区全域の水道計画についてをお伺いいたします。 昨年、令和元年の夏は本当に暑い夏でした。猛暑の年でありました。お恥ずかしい話ですけれども、私はその猛暑の中、初めて熱中症になってしまいました。軽い脱水症となって、普段からは十分に気を付けてはいたのですが、こういう体型ですので、本当に気を付けてはいたんですけれども、病院へ行き診察を受けるはめになってしまいました。 水は命の根源であります。粗末に考えてはいけないものだと、健康管理の面で反省をした年でありました。 そして、この冬は異常なくらいの暖冬で、降雪量の不足から、私たち農家にとっても水不足などの影響が懸念されます。あわせて、井戸水に頼る家庭にとっては、地下水も細くなるのではないかという声が出てきております。危惧されております。 平成20年度に策定されました仙北市水道ビジョン、仙北市水道事業基本理念の表紙には、「安心・安全で潤いのある生活環境のまちづくりを目指して」とあります。その一滴が人間にのみならず、地域の発展をも潤すものとならなければならないものだと考えます。地域で整備には効率の悪さ、神代地区においては民家が密集した集落より散在する集落のほうが多い神代地区であります。先ほどの阿部議員の一般質問の中での財政的な部分での内容を聞いた後で、喫緊の課題というような表現でも市長述べられておりました後で質問するのは甚だ筋が違ってしまうのかなというふうにも思いますけれども、通告に従いまして質問させていただきます。 効率の悪い中ではありますけれども、令和2年度が神代地域においては本格的なスタートと位置付けて質問をいたします。 現在、西木町からの給水で岡崎地区と梅沢地区に給水されている管路を延長し、令和2年度は卒田地区、国道46号線の横断の工事が行われるものと説明を受けております。令和元年度に行われた地域の意向調査の結果をどのように分析しているのか。また、その分析した結果を受けての事業として、どのように展開していくのか。具体的な内容を伺うわけでありますが、その前に平成30年度黒倉地区において調査した部分、当初予算ベースでは908万円ほどの水源調査行われております。翌年平成31年度、当初予算3,412万2,000円、そのときの計画では計画給水人口が895人、用地費並びに調査費等でということで平成31年から平成35年までという計画でありました。この額につきましては、今回議案第52号、第2号の補正でマイナス2,600万円ばかりついてるわけでありまして、この部分については深くはお聞きしませんけれども、議案質疑の部分で平岡議員等やると思いますので、聞きません。 今年度予算、令和2年度当初予算3,558万5,000円、ここがちょっと私引っかかってしまった部分であります。計画給水人口272人というふうになっております。令和2年から令和7年で、内容としては配水管工事30メートルというような内容でありました。 今、西木町からの管路の流量で十分間に合うものなのかという部分をまず一番最初に確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 真崎議員の一般質問にお答えをいたします。 まず、昨年度予算と今年度予算とかの予算の関係のお話いただきましたけども、議員一番よく多分御承知だと思いますけども、これまで計画してあった区域の変更を行わなければいけないという状況、これは主な要因としては、遺跡の関係があって、それと浄水場の関係、管路の関係で、金額としては2年ぐらい前の積算でも19億円ぐらいかかるんじゃないかというような莫大な予算を投じてでもやらなければいけないというような計画の動き方があったわけですけども、そこで今お話があったとおり、午前中のお話もそうですけども、本当にそれがベストの手法なのかということをいつもいつも私たちも議員の皆様もそうですけども、絶えず見直しをかけているという作業を行っているわけで、一番コストが低くて、これも自治法の話ですけども、コストが低くて最高の効果を発現できる道筋を見つけたいということで作業を行っていると。その中で令和元年度に意向調査を行うということがあって、その分析がまさに今出てきたということです。その分析結果、この後で御質問あると思いますけども、それは後ほどにさせていただきますけども、西明寺低区第2浄水場からの配水でその区域の皆様方に十分に水を活用いただけるかどうかという御質問だったと思いますが、それは可能だというお話をいただいておりますので、その計画の見直しというものが成立していくというのが根底にあるというふうに考えております。 この場面からは以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 14番。 ◆14番(真崎寿浩君) 色々な部分で地域の中では一人歩きする話等があるという部分で、あえて確認をさせていただきました。 通告のとおり、昨年の予算での意向調査の部分でありますけれども、設問の内容については正直いって賛否両論あります。それは、やっぱり判子を押して出してくださいといった部分のことも色々な人がいろんなことを言っておりました。が、企業会計の場合のその裏付けという意味では、しょうがないことだなというふうに私は思っておりますけれども、そういう中でそれぞれの通告の項目を質問します。 意向調査の地区ごと、私、地区ごとと表現してしまいましたけども、具体的な集落ごとの、卒田地内の中の集落ごとの回答数や回答率についてと、そのような集計の仕方はしているのかということが1つ目。 2つ目、意向調査の結果の具体的な内容、ちょっと私調べきれなかったんですが、そういう中身、例えば広報に載ってたのかなとかなんても色々ちょっと考えて、その地域のほうに説明する場面もあっていいんじゃないのかななんて思いながら色々なところをちょっと調べましたが、調べきれませんでしたので、もしその意向調査の結果を受けての説明会等は開催したのか、開催したとすれば、そのときに出された意見などはどのようなものがあったのかをお聞かせいただきたいと思います。 令和2年の工事で国道を横断するという説明は受けておりますが、先ほど言ったとおり話が一人歩きをする中では、その横断箇所がどこなんだろうなというような話もありました。結局、水は高いほうから低いほうに流れるのが常という部分を考えますと、いろんな集落が制約を受けてしまうのではないかというふうなことが懸念されて、いろんな声が出てくるのかなというふうに思いました。意向調査の結果から、やむを得ず敷設計画から除外しなければならない集落等も出てくるものと想定されますが、その集落等への対応は考えているのかという部分であります。 同じ内容で、議案質疑のほうで平岡議員も通告をしておりまして、かぶっておりますが、神代地域全体のことも含めまして対応策等、想定されることをお聞かせいただきたいと思います。 令和2年から令和7年までの計画ということでありますけれども、今後のその年度ごとの見通しについて詳細に、具体的に説明をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 5つの御質問をいただきましたけども、その前段で今回のこの地域の意向調査の経緯を少しお話することが、議会の皆様には色々考えるその素材となると思いますので説明させていただきたいと思いますけども、神代地区の水道未普及地解消事業であります。 平成25年に集落の代表などの皆様、当時39名でありました。現在43名にまた増えておりますけども、構成をされている神代地域上水道実現する会、設立当初から藤井義廣代表でありました、から陳情を受けて事業に着手していく、検討に着手していくという流れがありました。実現する会から選出をいただいた役員10名の方々に対しては、事あるごとに説明を開催するというようなことで御協力を何回もいただいております。本当に厚く御礼を申し上げたいと思います。 その当初から会議で、その水道の進め方で一番重要なことは、市民の皆様方の水道加入率ですよという話を先にさせていただきました。これが事業推進のエンジンになりますからという話をさせていただいた、それが先ほど議員がアンケート調査で判子つくことがどうなのかということにも関連してくることなんですけども、そういうことだったんです。そういうことで、何とか加入率を高めていきたい。 もう一方では、先ほど話したとおり19億とかという大きな金額、莫大な金額を投下して、仮になかなか水道に参画していただけないという方々がいらっしゃるところは、やはり何としても効率良くない、投資に対して効率が良くないということで、やっぱりしっかりと加入していただく方々を中心に配水の路網を考えていくということが最も公平なやり方ではないかという考え方が根本にあります。そういうことで進めさせていただきました。 卒田地区全体へ配水するために浄水場の建設が必要だったということだったんですけども、しかし、卒田地区の対象世帯のうちの水道加入の意思のある世帯に絞り込んだ場合は、それが例えば西明寺地区低区の第2浄水場からの配水で、浄水場の建設することなく地域の方々に配水、水道の水を届けることができるという可能性も当然比較するわけです。それで、それが可能だということが分かったということがあるのでさっきの話になります。 水道施設整備住民意向調査は、昨年4月に民間の専門の事務所に業務を委託して実施をしております。設計事務所に委託をして実施しています。調査対象としたのは、神代地区が熊野堂とか下生田などの11地区118世帯です。卒田地区が上清水とか大荒田など17地区354世帯、合わせて28地区の472世帯であります。 これが前提であります。そのいわゆる分析に入っていくんですけども、これが1番の設問です。意向調査の地区ごとの回答数や回答率はどうだったかという御質問であります。アンケート調査の実施にあたって実現する会、先ほどの会の会員の方々から多くの御協力をいただいております。主な検討項目は、アンケートの質問や調査範囲などであります。たくさんの議論をいただいたことに改めて感謝を申し上げます。アンケート用紙の送付と回収は郵便を活用させていただいて、返信用の封筒を同封して送付しております。その結果、472対象世帯のうち回答を得られたのが259世帯であります。回答率は54.9%であります。 地区別の主なものでは、神代字高野地区12世帯のうち8世帯から回答、例えばですよ、回答率これでいくと66.7%、それから卒田字荒町地区が43世帯、これもあくまでも例ですよ、に対して回答が24世帯あるので55.8%、大荒田地区が13世帯に対して12世帯回答があって92.3%、早稲田地区が26世帯に対し19世帯があって73.1%などとなっております。 2点目ですが、意向調査の結果の具体的な内容についてであります。質問の1番で、これ、アンケート調査、皆様方にお渡しすることが適切かどうかってことがあったのであえてお渡ししてませんけども、アンケートの内容というのは、住所、お名前を書いていただくその下に、「1.世帯の人数をお書きください。」「2.あなたの居住区域では水道を必要としていますか。」設問、「必要としています・必要としていません」とかあります。「3.現在の飲料水等に不安とか不便を感じていますか。」「はい・感じていません」とかあります。「4.水道が整備されたときに、市の水道に加入してくれますか。」「はい・いいえ」、そして「はい」のほうには「即時加入する・2年以内に加入する」とか区切りがあります。そういう情報を提供させていただいて判断をいただきました。「はい」と、水道が必要だというふうに思って「はい」と答えてくれた方々は166世帯あって、全体の35.2%でした。 質問2の「現在の飲料水に不安や不便を感じていますか」という質問に対して「はい」と答えた方々が113世帯、全体の23.9%でした。 質問の3、これは水道の加入についてであります。「即時加入」、それから「2年以内に加入」、「5年以内に加入」、「将来的には加入」、それから「加入しない」の5項目らか回答を選んでいただきました。また、西明寺低区第2浄水場から配水可能となった場合は国庫補助の対象となるということです。また同時に、各世帯の同意書、これは国庫事業になれば当然求められますので、アンケート用紙に同意書欄を設けて記入していただいたという先ほどの話であります。 結果でありますけども、「即時加入する」と答えていただいた方々が87世帯で全体の18.4%、「2年以内に加入」と答えてくれた方々が9世帯あって全体の1.9%、「5年以内に加入」と答えてくれた方々4世帯、0.8%、「将来的には加入」は80世帯、全体の16.9%、それから「加入しない」あるいは無記入とした方々が79世帯あって全体の16.7%という結果であります。同意書を提出していただいた世帯は177世帯、37.5%であります。 3点目であります。結果を受けての説明会の開催はしましたか、しませんか、開催したとすればそのときにどんな意見が出ましたかという御質問でありますけども、調査結果を受けて事業の対象を即時加入の回答をいただいた87世帯を中心に配水計画を再検討しています。先ほどの要するに費用対効果の話が根底にあります。その結果、当初計画の対象世帯数472世帯を354世帯とした上で、西明寺低区第2浄水場から配水する可能性がしっかりと裏付けられたということになります。この結果は、去年の12月23日ですけども、神代地域上水道を実現する会役員会へ報告、説明会を開催し、行ったということであります。ですから、説明会等は行ったということになります。 説明会では、アンケート調査結果も出たことだから、早急に工事を進めていただきたいという御意見、それから、西明寺低区第2浄水場からの配水量は本当に大丈夫なのかという御心配の声がありました。西明寺低区第2浄水場からの配水量について、余剰水量を基に計算した結果、十分な水量を確保できますという、こういうことが判明しているので大丈夫ですというお話させていただいたということであります。 また、今回計画から外れた地区の今後の取り扱いについても、議員の後段の質問にありますけども、質問出されております。 敷設計画から除外された地域の対応、何とするんだという質問であります。将来的には加入を含む加入意思のある世帯に対して再調査を行いたいと思います。調査は、国庫補助事業期間内に実施をするために、令和5年度までとする考え方であります。そこで加入が見込める世帯には、配水管設置工事を行うというような段階的な取り組みになると思います。 また、令和5年度以降も計画から除外された方々について、事業認可から外されているわけではありませんので、後から要望があれば配水管の設置についても検討することができます。今の御家族の方々の現在はこういう家族の数だけれども、この後こうなるとか、お家が転居するとか、いろんな当然それは動くわけです。それでも対応できるような幅をもった範囲とさせていただいているということですし、そのような対応をこの後するということでお話させていただいているという現実があります。 5点目です。今後年度ごとの見通しでありますけども、今回再検討をした卒田地区水道未普及地域解消事業は、総事業費が当初19億円かかるというような見積りだったわけですけども、今のこのタイプにして建物がやらなくなったり、管路の効率的な配管だったりということをさせていただくことで、今のところ9億8,000万ぐらいまでコスト的には縮小することが可能ではないかという見積りもしております。また、国庫補助事業の活用が可能となりますので、かかる負担が大幅に縮小されることになります。しかし、それでも事業完了は令和7年度になります。施設の老朽化対策などの事業も同時進行で実施する必要があるからです。この前の新聞報道にあったとおり、多くの場所で漏水しているという御指摘が今既にあってですよ、新しいところ、未普及地の事業だけに特化して進めていくということ、これは重要ですけども、今実際に飲料として使っている方々の安全、安心感、安定感を図らなければいけないという考え方からいけば、そっちのほうにもやっぱりお金を使わなければいけない。今回ずっと議会の中で、あっちもこっちもやってるからこうなんだという話よく御指摘いただきますけども、何としてもそうしなければいけない場面もあるということは、何とか御理解をいただきたいというような思いがあります。 仙北市の水道事業全体の計画、これは来年度に仙北市水道事業基本計画を策定する年度にあたりますので、ここに盛り込みたいというような思いを持っております。そこには漏水に対する手当をするような計画、それとか施設の改修、さらには未普及地域の解消等について盛り込む計画になるというふうに想定をしています。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 14番。 ◆14番(真崎寿浩君) 具体的な中身、そのとおりでありました。私も意向調査を書いた一人でありますので。ただ、その内容的な部分で先ほど申し上げたとおり一人歩きしている部分では、やっぱりいろんなうわさというか、そうすれば学校の辺りはどうなるんだろうとか、いろんな話が出てきてしまいまして、あえて内容的な部分をこの場でお願いしたところでありました。 結局、その区域内っていうことがせめてもの救いというか、今後の地域の中でも、実際今回はあまり賛同していない結果の回答を出した人でも、やっぱり前段でお話したとおり、異常気象の中では地下水というのはどうなるか分からない部分ありますので、また、地下水やせてしまえば、うちもそうですけれども、いろんな場面で不安要素出てくると思います。そういう中で地域内の水道が充実していければというふうに思いますので、今後もしっかりとお願いをしていきたいと思います。 最後に、この項の最後にであります。3年ほど前にその当時で80前後の御老人、おばあちゃんでした。「私、生きでるうぢにいい水飲めるもんだが」って言われたのが未だに耳に残ってることをあえて言わせていただきます。 水のことはこれで終わります。 次に、学校施設の充実についてを伺います。 昨年の教育現場での死亡事故は、本当に痛ましい事故でありました。二度と起こしてはならない、起きてはならない事故であります。 教育現場での事故の重みという部分を鑑みながら質問させていただきますけれども、学校評議員制度、地域に開かれた学校づくりをさらに推進していくため、保護者や地域住民などとの相互の意思疎通や協力関係を高めるために設けられた制度と認識しております。私もこども園の評議員やらせていただいておりますけれども、この制度ができてから早いもので20年なろうとしております。いろんな形で市内の小学校、中学校、ホームページをのぞかせていただきましたけれども、評議員等の意見など載せている学校も、学校報の中にPTAのとき来てくれたよとか、そういうふうな形でも、また要望事項はこうだったとかというような形で紹介している学校もあります。そうすれば、その評議員の方々の声、意見、要望等、教育委員会のほうにもしっかり届いているのかなというようなことを思いました。しっかりと受け止めていることとは思いますが、いろんな形で予算を伴うもの、形では表れてきません。聞こえてくるのはお金無いからやれないなって、そんなちっちゃいこともできないのかななんていうふうに思うことも、大きい小さい言えば語弊あるかもしれませんけれども、そういうなかなか形になって表れてこないのかなというふうに思っております。 豊かな人間性を育む教育環境、口で言うのはものすごくきれいな言葉であります。それぞれの学校の施設、そうすればどうなのかなというふうにも思いました。外側だけ良くても駄目だし、内側だけいいだけでも駄目。やっぱりハード面、ソフト面という両方というようなことを感じたところであります。 そういう中において、学校評議員からの意見、要望等の内容、まず20年も、20年もというか20年なろうとしているこの制度の中でいろんな事例があると思います。大きいもの、小さいもの、そういうのを披露していただきたいなと。また、それについて対応ってよく耳にするのは、お金無いからやれないというような部分が多々聞こえてくるということもあります。具体的な事例もありましたらお示しをいただきたいなと。 あわせての部分であります。教職員の職場という、職場という観点、それぞれの学校の施設、環境は大丈夫なのかな、若い先生から年配の先生、色々、男性女性がいる中で、いろんなことが想定されます。生徒・児童だけではなく、やっぱり環境ということを考えれば、現場ということを考えれば、先生方どう思っているのかななんていうのも実際そこまで踏み込んだ意見ということで聞いたこともありますので、その辺のことについても対応したこと等あればお示しをいただきたいなというふうに思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 真崎議員の御質問にお答え申し上げます。 今、議員がお話いただきましたように、昨年度の本当に痛ましい事件、二度と起こさないように私ども一丸となって本当に頑張っていかなければと思っているところでございます。 評議員制度、20年を迎えました。まず、評議員の声が委員会にしっかり届いているかということでございましたが、もちろん私どもそれを一覧にして、私どもまた教育委員のほうにも、それから教育委員会事務局のほうにも、特に総務課が中心でありますが、目を通すように、みなに周知して意思統一の中であたっていくようにしているところでございます。 それで、まず子供たちが一日の大半を過ごす学校は、学習や生活の場であり、豊かな人間性を育む教育環境として重要な施設でございます。各学校施設の整備につきましては、老朽化が著しい学校もあり、充実しているかと言えば、今、議員おっしゃいましたように、豊かな人間性を育む教育環境として充実しているかということでありますが、残念ながら本当にいろんなことで充実しているとはなかなか言えない部分があるというのが現状でございます。緊急的な修理等につきましては、財政課と協議の上、進めさせていただいている現状でございます。それで、少子化が急激に進む中、その必要性や緊急性を勘案し、財源の確保等や交付金等の補助事業も探りながら、学校の要望に沿えるよう努力しているところでございます。 大規模な改修事業につきましては、令和2年度は学校施設長寿命化計画策定事業といたしまして、市内小・中学校のコスト面、それから各地域の学校の在り方を検討する年度と捉えまして、計画表策定等に取り組んでいるところでございます。 今、議員が御質問の各学校の評議員等の意見、要望でございますが、まずハード面ですね、ハード面ではこういうのがございます。施設のバリアフリー化、トイレの洋式化、雨漏り修繕など改修等の意見、これがやはり何としても一番多いなというふうに感じております。各学校の改修等につきましては、新年度予算策定の際にも要望をお聞きし、緊急性等で優先順位によりまして予算要求をしているところであります。 具体的には、トイレ等の改修につきましては、障害をお持ちの子どもさんの入学に対応するために、平成30年度でありますが、角館中学校の1階男女トイレの1カ所ずつを洋式に改修し、生徒玄関を簡易的でありますがバリアフリー化の対応をさせていただきました。また、令和元年度、桧木内小学校体育館の雨漏り修繕として大規模改修も終えているところでございます。また、その他もございますが、今後も各学校としっかりと協議の上で進めさせていただきたいというふうに考えております。 次に、ソフト面でございます。議員がおっしゃいました教職員の職場としての御質問でございますが、評議員からは、教職員の働き方、部活動の負担、デジタル教科書の導入、各種行事へのボランティア協力の高齢化、それから地域協働活動への保護者の関わりなどについての意見、要望が寄せられているところでございます。また、一方でありますが、このままの方向性で良いとか、学校の雰囲気が良いとか、先生方が頑張っているとかお褒めの言葉もいただいているというところでございます。 いずれこれらの意見、要望への対応といたしましては、具体的には生保内中学校の教職員の洋式トイレが狭いとの要望がございましたので、用具置き場を移動して改修しております。また、令和2年度には、ふるさと仙北応援基金を充当させていただきまして、デジタル教科書導入、それから指導書購入を予定させていただいているというところでございます。 それから、働き方改革につきましては、秋田県教育委員会の指導のもとに、校長会を通じて積極的な取り組みを工夫するよう強く校長会等でお願いしているところでございます。 今後も各学校と連携し、児童生徒が集団の中で多様な考えに触れ、認め、協力し、切磋琢磨し合うことを通じて一人一人の資質や能力を伸ばしていくことができるよう、様々な取り組みを実施し、環境改善、施設整備等、ハード面もソフト面もしっかりと私たちの対応を進めてまいりたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 14番。 ◆14番(真崎寿浩君) 内容までお聞かせをいただきましてありがとうございます。そのハード面の中で、私あえてどこの学校のこれっていうことを通告はしてませんでしたが、そういう中でハード面の中にその洋式トイレの数の不足という部分、それは私はもう強く言われたことであります。今やっぱりそこは、いち早くやるべきではないのかなというふうに思っております。実例という形で申し上げますけれども、神代中学校の話、そのことは色々と具体的な中身まで色々と説明を受けてしまいました。受けてしまいましたというか、内容を把握しました。やっぱり聞くところによると、やっぱりトイレって大事なんですよね。やっぱりその辺のところは、同じく、職員用トイレも含めて、教員の働き方改革に含まってくるかもしれませんけれども、門脇議員の一般質問の中でも出てましたが、現場の矛盾という部分、生まれてくる要因にもなるかと思います。やっぱり若い女性の先生、トイレに行きにくいというような事例もちょっと聞きましたので、口の悪い人に言わせれば人権じゅうりんだとか、人権侵害だとかっていうくらいまでやっぱり受け止める側というのはいろんな場面、そう受け止めてしまうのかなというふうに思いました。学校自体が充実することによって、やっぱりそこの地域というのは活力を得て潤ってくるものだと思います。前のほうで話した内側も外側もという意味は、そういう意味合いというふうに捉えていただいて結構だと思います。神代中学校、私の母校でもあります。今の校舎、ちょうどできた年、私中学校3年生でした。何回かいろんなことはやってますけども、やっぱりまじまじとちょっと見たときには、やっぱり古くなったなと、私自身も古くなったなというふうに思いながら、中学校に佐藤綾乃さんのオリンピック出場の垂れ幕が、それが唯一の救いというふうに思いました。オリンピック出場の佐藤綾乃さんの活躍を期待して、また、早めにそのハード面も充実するようなことをお願い申し上げて、一般質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で、14番、真崎寿浩君の一般質問を終わります。 14時15分まで暫時休憩します。                              (午後2時00分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時14分)---------------------------------------八柳良太郎君 ○議長(青柳宗五郎君) 通告により発言を許します。15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) 蒼生会の八柳でございます。通告により一般質問に入らせていただきます。 私が最後の質問です。今まで大変当局におかれましても、大変疲れておるとは思いますけれども、ひとつ市民生活のために、やはりより良いまちづくりのためにと思って質問をしますので、何卒答弁のほうよろしくお願いをいたします。それでは質問をさせていただきます。 今回私は有害鳥獣の駆除についてということで、これがなかなか野生の鳥獣について市民生活に非常に大きな影響を及ぼしているということもありまして、今回、令和に入ってやはり新しい仙北市が創られていけばいいなという気持ちでこの問題を取り上げさせていただきました。 2016年度にクマによる死者が4人出たという衝撃的なニュースがテレビから流れました。仙北市においても2017年に玉川地内でタケノコ採りの方が襲われ、死亡するという事故がありました。その事故があってから入山禁止が続いておりまして、残念だなという思いを非常に強くしております。 2018年になって新聞のクマに対する報道を見ますと、2018年には目撃情報はそれまでの最多ということで820件との報道がありました。内訳を見ますと1位が秋田市147件、2位は大館市、3位が大仙市88件、4位は仙北市82件ということであります。つまり、仙北市と隣接する市の計で317件で、全県の3分の1以上の目撃情報があったということになるわけであります。 2018年は、新聞報道によりますと、クマの生息数が過去最多3,700頭と魁新聞には報じられております。御存知のように鳥獣保護法というのは、鳥獣の保護を図るというために、生物の多様性の確保をうたっております。しかしながら、これが一方で生活環境の保全及び農林水産業のやっぱり健全な発展に寄与すべき形のことであれば良いというわけでありますけれども、やはり生活に影響が及ぶということになれば、やはり有害鳥獣として駆除するということになるわけであります。 先頃新聞報道がありましたけども、田沢湖玉川周辺の国有林を管理する「市普通共用林野運営協議会」では、2019年度末での解散を決めたということがありました。シーズンの入山者を管理するため、玉川周辺の林道で入山料を徴収し林道整備や巡視活動の費用に充ててきておりましたけれども、それもできなくなったとのことであり、誠に由々しき問題だなと考えております。 前年、実は11月11日会派の蒼生会では、京都府の隣の兵庫県丹波篠山市において政務調査を行いました。ここは人口が4万1,902人、それは平成30年5月でありますけれども、総面積は337.61キロということで、我が市の大体3分の1の面積であります。 有害鳥獣の捕獲を長年実施してきており、平成30年度はイノシシが438頭、シカ881頭、アライグマ339頭、他にサル、タヌキ等で1年の合計が1,746頭捕獲したという資料を見せていただきました。 農作物被害額はいくらかということになりますと、これは年間1,640万円、鳥獣別の被害額、また、被害面積などを全部これは調べておりました。県との連携を取りながら捕獲にあたっているということであります。 この市では、イノシシを「牡丹鍋」としてこの地域の特徴の特産品にしております。そこで政務調査の説明を受けたわけですけれども、なぜ有害鳥獣の捕獲をするのかということについては、要するに農作物を作る人々の意欲をなくしてはならないということだったわけです。予算も結局6,000万円ほどかけておる。当市の駆除予算よりは相当多いわけですけれども、これについて長い長いその電気柵、何十キロにも及ぶ電気柵を設置したり、それから捕獲の奨励金としてシカは2万円、イノシシは1万円というふうな捕獲奨励金を出しているということだようであります。 人間と動物との関係は、なかなかすぐにつかまえるというわけにいきませんけども、やはりいろんな被害があっても、それ仕方ねいやということじゃなく、そういうふうに諦めるんではなくて、やはり人間が住みやすい環境を自らつくるということをしていかなければいけないんでないのかなと、この政務調査ではそのように思いしらされました。 人身保護と野生鳥獣による農作物の被害に対して有効な手だてを推進必要と考えますが、以下、考えを伺っていきたいというふうに思います。 仙北市では、過去5年間で捕獲を実施した有害鳥獣は、資料によりますとツキノワグマが183頭、野ウサギ60匹、ウソが210匹、カラスが362羽というんですかね、他にキジバト、アナグマ、カルガモ、ニホンザル等で計8種類、数の合計は864で多種多彩であります。その被害はどのようになっているのか、その被害額について把握をしていたとすればお知らせを願いたいというふうに思います。 続けて、クマの問題まで一緒にやらせていただきますのでよろしくお願いします。 次であります。 6款2項1目林業総務費、有害鳥獣駆除事業費、令和元年度の有害駆除費は424万2,000円、平成30年度は420万円というふうに上がっておりましたけれども、この内訳はどうなっているのかということについてお聞きしたい。 それから、クマについてでありますけども、先ほど2018年には3,700頭ということでありました。その年は最多ということでありまして、令和元年度についてはツキノワグマは56頭の駆除を実施したということでありますけれども、毎年県で実施している調査と連動して、今後やはり毎年、ここには50頭と書きましたけども、60頭でも70頭でもいいわけですけども、そういう相談をしながら年間、兵庫県では色々そういう県の保護課と連携をしながらやっていると、こういうことでありますので、私も県と連携しながら、この駆除を実施したほうがいいのでないかなと。この質問書を書いた、提出した翌日、実は秋田魁のほうで、県内のクマ推定生息が4,400頭だというふうに調査報告がありました。そうすると、3,700頭と4,400頭ですから1年にやっぱり700頭ぐらいがやっぱり生まれているということになるのかなと。そうすると、やっぱりかなり大きな数がどんどんどんどん増えていっているんだろうなというふうに推測されるわけです。そういう意味で、このクマについてそういうふうな捕獲をしていきながら、人身保護と野生鳥獣による農作物被害軽減、ジビエ、野生鳥獣肉の活用で新たな食文化の発展に、これは資することになるのでないのかなというふうなことで、それを進めていただきたいと思いますが、いかがかなということで考えを伺います。 それから、クマのところの2点目であります。角館町外ノ山近辺で近年、クマの目撃が多くなっております。昨年はなかったようでありますけども。平成28年の細越のガソリンスタンド向かいの山と北高の前の山の国道、これ341号というふうに新聞に出ましたけども、その国道横切りの目撃情報と。平成29年の橋本整形の向かいの自動車会社の敷地の中をかっ歩した後、裏山に消えたと。これは雄物川の水害が出た年であったそうです。また、東森林組合前の道路の横断だとか、菅沢住宅近くの下川原に出没しとか色々情報があります。 今まで人身被害というのは出てないわけですけれども、しかし、色々新聞報道なんかを見ると、出会い頭というのが一番危ないということで、今後もそういうことはないだろうという保証はないのでないかというふうに思うわけであります。そういう意味で、ちょっと調べてみたわけですけども、岩手県のいわて町では4月1日から10月31日、これは猟期の以外の、つまり4月から10月ですけども、有害鳥獣の捕獲実施期間としております。我が市でもその期間を有害鳥獣の捕獲実施期間にして、もう少し色々なその被害を少なくするというふうにできないもんだろうかと、もっと素早く駆除できる方法はないのかという点でお尋ねをしたい、こういうふうに思います。 次は、古城山だわけですけども、2年前に「クマに注意」という看板を掲げました。これについては私も前に質問で話したと思いますが、中国の方がやっぱりあの山に上がって、何か大きな声を上げて下のガソリンスタンドに駆け込んできたと。どんなことを言っていたんですかと聞いたら、ベア、ベア、ベアというふうな形で、その中国の人が山の上から下りてきたということで、それ看板見てですよ、看板見て、本物を見たわけじゃないんですが、ベア、ベア、ベアということで大変だというので下りてきたわけです。やっぱりその看板を掲げてからというものは、やっぱりあまり人は登らなくなってしまっております。当時、私も結構古城山には上がっておったんですけども、ゴルフのパターを持ってやっぱり上がるという人にお目にかかりました。それは会ったときの結局道具で、それなら勝てるか勝てないか分かりませんけども、それだけ恐いなということで何か防護策を持って上がるというふうな状態になっております。そのパター持って上がりなさいということは言えないんで、丹波篠山市では、有害鳥獣が近付かないように電気柵が延々と設置されておるということでございました。そういう意味で国道341号の、要するに旧ガソリンスタンドの所と北高のその前の山がどうも獣道で、いつもやっぱりそこを通っているようだということでありますので、その北高そばのガソリンスタンド前のカーブミラーの横の、つまり古城山側なんですけど、電気柵を設置したらどうなのかなと。これは100%、その電気柵を使ってクマの鼻がちょうど立って、においを嗅ぐところの高さに電気のあれを通ずると、ビリビリっとこういうことで恐らく逃げてしまうだろうなということではないかと。これは丹波篠山のほうから色々電気柵の話をお聞きしたことで、そういうふうな形にしたら大丈夫じゃないかと、あっちでクマは結局、有害鳥獣に入ってませんので、結果的に絶対大丈夫ということでありませんけども、そうではないのかなということで、やはり古城山が安心して登れる山にできる契機にはなるんではないのかというふうに思います。 それから、もう一つであります。外ノ山の旧東小野球場、このそばに道路があるわけなんですが、その道路のがけ下に2本の栗がある。2本の栗があるというのは、もっとあったそうです。私聞いたのは2本だけだったんですが、実際に栗の木を見せてもらいましたら2本以上ありました。毎年栗を食べにくるクマが必ずいるそうです。これは知らないときに来て、知らないときに帰ると。見てみると栗のイガ殻だけが残っているということで、確実にそのクマが来ているということがあります。これも今までですと、とにかくクマを見てから出動ですから、いなくなっちゃうんで、この猟期を4月から10月ということにすると、クマが去ってから出動するんではなくて、食べ頃になる前に檻を置くということはできないもんだろうかなということで捕獲の確実性は増すと思うんでありますけれども、そういう点についてひとつお考えをお聞かせ願えればというふうに思ってます。要するに、先ほど4,400頭になってますんで、すごく増えてるんで、その点を考えて、いろんな方面にできるようにやったらどうなのかという点についてお考えをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 八柳議員の一般質問にお答えをいたします。 丹波篠山とは仙北市は非常に御縁が深くて、丹波篠山市の酒井市長は、とても仙北市をよく御存知の方で、というのは伝統的建造物群の全国協議会の同じ役員でありまして、このお話を聞いた思いがあります。大変鳥獣被害が多いということで対策に難儀しているという話をお聞きしました。 今、会派の皆様で視察された内容が今このように分かって大変ありがたく思っております。御答弁させていただきたいと思います。 まず、仙北市の有害鳥獣等の食害等の被害についてでありますけども、ツキノワグマは水稲の未登熟米、スイカ、トウモロコシ、栗などの農作物の食害を起こすということであります。また、それに伴う人身被害防止のため、出没している場所に檻を設置して駆除しているという現状もあります。被害額の推計でありますけども、5年間で483万円程度であります。野ウサギは杉の若芽を食害して、銃器で駆除をしておりますけれども、被害は広範囲に点在をしているため、額の推計は大変申し訳ありません、困難な状況であります。ウソは、名勝桧木内川堤の桜の花芽の食害で大敵であります。銃器での駆除もあります。桜の開花に大きく影響し、観光に及ぼす影響は甚大であります。しかし、その被害額はいくらかとなると、今、推計する根拠、論拠の計算式がありませんで、頑張ったんですけどもちょっとお出しするのが困難だという現状がありました。 カラス、キジバト、アナグマ、カルガモ、ニホンザルも推計額の算出が困難な状況がありますが、食害の被害の内容はまとめておりますので少し御紹介させていただきたいと思います。 カラスはトウモロコシ等の農作物の食害、銃器により駆除をしております。キジバトは大豆や水稲の踏みつけで銃器で駆除をしています。アナグマは枝豆等の農産物や養魚の食害があって、檻で駆除しております。その魚のほうの食害のボリュームは、数匹という報告がありまして、そのような多分被害額だというふうに思っておりますけども、これもなかなか算出が困難でありました。ニホンザルは柿の食害や人身被害の防止で銃器で駆除をしております。人身被害防止が主であることもあって、被害額ということではないということであります。 それから、大きな2つ目の6款2項1目の424万2,000円の内訳でありますけども、令和元年度は当初424万2,000円を予算化しております。その内訳は、鳥獣被害対策実施隊の報酬として282万円、檻の修繕料が36万円、鳥獣被害防止計画に搭載しているツキノワグマ、ニホンジカ、イノシシ以外の鳥獣を駆除するための猟友会への委託料が30万円、クマ捕獲用の檻の購入費が60万円、新規狩猟免許の取得者へ補助をやってますので、これが12万円、その他の経費で4万2,000円であります。 平成30年度の決算額は619万8,898円です。この内訳は、鳥獣被害対策実施隊の報酬で281万2,000円、檻の修繕料が26万9,400円、鳥獣被害防止計画に搭載しているツキノワグマ以外の鳥獣を駆除するための猟友会への委託料が30万円、注意看板の作成委託料が11万980円、クマ捕獲用の檻購入費が58万4,280円、新規狩猟免許の取得者への補助金、これが10万1,340円、それから田沢湖ライフル射撃場整備事業補助金、これが200万円でありました。その他の経費で2万898円という状況であります。 それから、①のクマについてでありますけども、米印が1、2、3、4つありますけども、イ、ロ、ハ、ニで区分しました。 イであります。一番最初の2018年が生息数最多であり、今も続いていると思われるということでありました。一石三鳥というのはいかがな考え方かということでありますけども、令和元年度は有害鳥獣駆除で53頭、秋田県が毎年春に行っている個体数管理及び生息調査に伴う個体数調整捕獲で3頭の合わせて56頭を駆除しています。秋田県の個体数管理及び生息調査に伴う捕獲ですけども、これは市が行う有害駆除についても第12次秋田県鳥獣保護管理事業計画で1申請について30日以内、3頭以内と捕獲許可基準が定まっております。この基準に従って申請をしています。同じ場所での出没が続く場合は、引き続き30日間の再申請を行って駆除をしているという現状です。先ほど、いわて町の話がありましたけども、これ後段でまたお話したいと思います。 なお、令和元年度は申請件数が57件、申請頭数157頭の許可をいただいて駆除をしております。 それと、ジビエの活用で新たな食文化の発展に資することがあるのではないかということで、これは先ほど話したとおり、丹波篠山市の酒井市長もお話してますけども、イノシシの特産品化ということで随分頑張ったお話を聞いております。 秋田県の場合は、今、イノシシは基本的にはいないという話ですけども、実際に見たという方々もいらっしゃいますので、全くゼロではないという状況がもう既にあります。ジビエについては、ぜひ仙北市としては取り組んでいきたい事業であります。そんなこともあって多くの方々から御賛同をいただいた事業の展開もあるというふうに理解をいただきたいと思っております。 それから、ロであります。外ノ山付近の目撃情報等について、もっと素早く駆除できる方法はないのかという、そういうお叱りでありますけども、クマの目撃情報があって、現にそこの場所にとどまっている場合であれば実施隊が出動します。時間が経緯している場合は状況に応じて見回り等を行うという状況、これはよく御存知のとおりであります。クマの有害鳥獣駆除の許可権限者というのは秋田県であります。市がクマの有害鳥獣駆除を行う場合は、秋田県の許可基準、先ほどお話申し上げた許可基準、1申請につき30日以内、3頭以内ということの捕獲許可基準というのが定まっているということです。この許可基準に沿って申請をするため、現在は30日間しか許可を受けることができない状況であります。ただし、死亡事故とか人身事故が発生した場合、出没しているクマが積極的に、積極的にというか向かってくると、攻撃してくるという場合、集落内等で出没した場合などなど、県の定めた基準による人への被害を防止する目的ということで、緊急的に捕獲を行う場合は市に許可権限があって、従来から行っている秋田県との電話連絡の口頭許可というのがあります。この口頭許可よりも速やかに鳥獣被害対策実施隊に出動していただくということができます。 岩手県の許可の対応がどうも違うというふうに私たちは今思っておりまして、岩手県ではですね、クマの有害鳥獣捕獲について狩猟期間以外の禁猟期間、市町村ごとに一度頭数を割り当てるという、何かそういう状況みたいです。いわて町では6頭という何か割当てがあるみたいです。割当頭数を捕獲した場合は、1申請で30日間、1頭の許可を県からもらって実施をしていくというような、ちょっと仕組みが違うので、これが非常に即効的に安全対策なるんでないかというお話があると思いますので、これは研究しなければいけないと思います。ただ、私たちのその許可権限でない部分がありますので、これは県との連絡調整が必要だと思います。 それから、ハであります。古城山、2年前にクマに注意の看板を立ててからあまり人が登らなくなってしまったというようなお話に対して何か配慮がないかということですけども、角館高校のそばのガソリンスタンド付近にやっぱり獣道があるという話は、私も聞いたことがありますし、角館の猟友会の方々からもその情報をいただいております。令和2年度には、その付近の国道の両側の山林で林の除伐を行って見通しを良くすることでクマの出没抑制を図るための、これ秋田県水と緑の森づくり税の事業で緩衝地帯の整備を導入したいと思っております。ただ、それだけでは十分とはいえませんので、丹波篠山の前例を勉強させていただいて、電気柵について検討したいと思います。ただ、ちょっと話聞いた電気柵には、それなりのやっぱり安全基準があるみたいでありまして、その安全基準とかも含めて配慮して設置ができるかどうかを判断していかなければいけないというふうに思っております。 それからクマについてのニの部分でありますけども、栗の話です。危機管理上の原則というか、危機をもたらす要因を排除するということが危機管理上は非常に重要な対応策になるということでありまして、この場合の話からいくと、危機管理上、危機的な要因となっているのはクマであり、栗であるというふうな考え方ができるわけであります。それで、外ノ山の旧東小学校球場道路のがけ下の今お話になっている2本の栗ですけども、住民の皆様の話では毎年栗を食べに来るクマがいるということ、先ほどのお話のとおりでありました。クマが出てから県知事の許可を得るやり方ではなくて、クマが去ってから出動するというのでもなく、栗が食べ頃になる前に檻を置くことができないかと、捕獲の確実性は増すと思うのでありますけどもという話ですけども、栗の所有者を確認させていただいて、危険因子、これ栗のことです、の排除が可能かまず聞きたいと思います。可能であれば栗の伐採を検討することもあり得ます。危険因子の排除が、この場合は栗です。栗が無理であれば、クマの駆除となりますけども、秋田県の許可基準では、先ほど話のとおり被害発生時に随時許可することなっておりまして、毎年同じ場所に出没して被害が発生することが確実な場合は、事前に申請できると県から伺っております。栗の所有者から生育の情報等やり取りしながら対策を講じていくということになろうかと思います。危険な状況があるということは十分認識させていただいた質問であります。 この場面から以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 縷々説明いただきました。一番今お話の中でちょっと疑問がまだ解けないのが、要するにクマに対して1申請30日間ということは、何かあったよというときに30日だけ効力あって、また結局再申請をしていかなければできないということは、3頭で例えば猟期以外の例えば8カ月だとすると、これは24頭しか獲れない、申請して捕獲できないということになる、要するに猟期以外のだすな。猟期は何頭獲っても、恐らくいいんだと思うんだすども、その要するに猟期以外、例えば毎月1回申請して3頭だと。また次の月申請して3頭だということなると、例えば8カ月なら8カ月で大体24頭ということになるのかどうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 今の30日3頭の許可のことですけども、基本的には市全体ではなくてエリアを想定した形で数件分けて、だぶった状態で許可申請しておりますので、申請上は例えば10件とか20件といった形で、何頭まで捕獲可能ですということになります。出没がまだまだ続く場合は、間を空けずに、すぐ更新の申請をしてまいるということで進めております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) そうすると、例えば5月1日から5月31日まで例えばこの申請をしたとすると、今の話では、あれですか何かエリアが重なっているとかって話なんですが、3頭は3頭で捕獲できるということですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 旧市町村であったり、エリア分けをしております。そこで各々申請をしておりまして、だぶったエリアではないということです。区分けして、駆除できるメンバーもおりますので、そこそこにメンバーを置いた形で申請がだぶらないような申請をしているということです。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) そのエリアというのは、例えば旧町村で、例えば西木、角館、田沢湖というのがエリアなんですか。それとも、もっと例えば市が北秋田市とか仙北市とか大仙市とかというエリアになるんですか。そのエリアの中身がちょっと分からない。 ○議長(青柳宗五郎君) 八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 例えば旧西木村ですと西明寺地域、あるいは桧木内地域、上桧木内地域といった形で猟友会さんのメンバーも分かれておりますので、角館も中川地域でありましたり、西長野でありましたりというような形で、エリア分けした形で申請をしております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 分かりました。そうすると、猟期に限らず、もう少しいろんな被害については防止ができるのかなというふうに思います。 先ほどちょっと電気柵のことを市長から答弁いただきましたけども、私、1キロいくらぐらいですかというお話聞いたら、1キロ1,000円つったかな、違うな、1メートル1,000円か、1メートル1,000円ですね。だから50メートルぐらいやっても5万円ぐらいというふうな話でしたので、何とかひとつその点は少し検討していただいて、安全に山に登れるようにお願いしたいというふうに思います。 なお、要するにこちら側から登れるのを防ぐことができれば、中川地区から来るクマは、猟師の方に聞きますと大体太平山の麓の辺りの墓の所までは来るんだけど、あの今度作られた道路はなかなか上がってこれないだろうというふうなことがありましたんで、ぜひひとつその電気柵については考えて実施していただければ、早めに平穏な山に戻れるのかなというふうに思いますのでよろしくお願いしたいというふうに思います。 それから、次にカラスについてです。田町山のカラスというのは、皆さん御存知のとおりだわけですけども、保育園前の道路だとか田町地区に、すごいやっぱり糞を垂れ流して、すごい白いものがやっぱりどーっと落ちておりましたけども、これはやはり住民の方々が何か東北電力にお話をしまして、カラスが止まれない電線にしていただいたおかげで保育園前の所も白い糞はなくなりましたし、田町のあの地区も白いのは今なくなっておるようでございます。 ただ、カラスはいろんな所に出没しまして、あるときは例えば七日町、あるとき小館のあっちの山のほうとか、非常にたくさんやっぱりまだ数おります。一昨日ちょっと田町山のほうを見に行ったわけですけども、やはり田町山に今、庁舎だとかを建ててますので、実際には田町の山の南側のほうにたくさんいると。北側にはいなくて、南側のほうの電線にとにかくたくさんたまっているという状態であります。これはなかなかやっぱりひとりでなくなっていくというか、数が少なくなっていくということではないと思いますので、しかもやっぱりこれは、いろんなところで悪さを結局するわけでございますので、何とかひとつこれについてはカラスの駆除について、できれば、昔は何か駆除するときに、その証拠になるものを持ってくれば何か報奨金を出したというふうな話も聞いておりますので、そんなことは考えられないかなと。やはり観光地としての仙北市ということもありますので、やはり夕方なって黒い物体が上をワイワイワイワイということでは、やっぱりまずいんでないかなというふうに思いますので、その点について目標を掲げて実行してもらうことできないのかと。まちなかで撃てないということですから、別のとこで撃つことにはなると思いますけども、その点お考えをお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 少し手戻りの御答弁で申し訳ありません。電気の何というか柵はですよ、自分たちもちょっと興味深かったので色々見ていくとですよ、クマ止めセットっていうのがあって、100メートル4段張りでやっぱり5万円ぐらいだという話、いずれ安全対策をしっかりして、しかもパワーユニットも付いてるという話らしいので、まずはどれくらい成果があるかということは、やっぱりこれは検討しなければいけないと思います。 それとカラスですけども、平成29年度の駆除実績289羽の内訳でいくと、東北電力の鉄塔の営巣の卵や幼鳥の駆除が185羽、猟友会の皆さんの御協力での銃器の駆除で104羽であります。田沢湖生保内地区だったり西木町上桧木内地区であったり、角館の雲雀、下延八割、白岩地区、市街地以外での駆除であります。 カラスの糞害ですけども、以前から角館の市街地で大きな問題となっていて、日没後、電線で休息しているのが原因で、私も直接飲食店のスタッフの皆様方から、もう店閉めるという話もいただいたこともあります。大変重要な対策になるなというふうな思いをしております。 根本的な解決策というのはなかなか難しいんです。東北電力に働きかけて電線に止まれないような装置を設置してもらっていますけども、これは部分的な設置になってまして、これはでもかなり効果があるという話でした。だからそれを延ばしていくという話がやっぱり一番いいのかなという思いもありますけども、あとは銃器等での駆除だと思います。鳥獣保護法でいうと市街地であること、それから日没後は銃器は使われないということなどもあって、許可権限が市にありながら実行できないというもどかしさを今抱えています。数を減らすために、日中、市街地以外にいる先ほどいった周辺の集落等、地区等でいるカラスの駆除を検討します。それから、県や関係機関との連携で、他地域の情報をもらいながら、どんな方法が有効だったのかということの洗い出しを行います。これまでも議員からウソの対策だったり色々お話いただいているたびに改善に向けた努力はしていますけども、今回カラスということで、そのカラスの対策については、実績を上げている自治体もあるという話もお聞きしていますので、だけどもやっぱり東北電力がカラスが止まらない電線というのが、やっぱり効果があるという話ですけど、なかなかこれはお金かかる話でありまして、それ以外だったら銃器、しかし、銃器だったら市街地では撃てない、それから日没なってからは撃てないということを、どう解決していくかということがやっぱり第1点ではないかと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) なかなかカラスは頭がいいというふうに聞いていまして、なかなかやっぱり駆除するのは難しさがあるし、また、猟期の問題、時間の問題ね、確かにそうだと思います。だから、これについては実際に何ですか、糞の被害とかがあって、どうしてもというふうなことがあったときには、例えば、ああそっか、そうだね、やっぱり市街地でできないということだから非常に難しい点があると思いますけども、その辺は猟友会とひとつ相談して、できるだけ獲っていただくというふうなことでお願いしたいというふうに思います。 それから続いていきます。ウソとカワウについて一緒に一緒にやらせていただきますのでお願いします。 ウソについては、何回もお話しておりますので、ただ、今までいろんなことを市のほうでもウソが来ないようにということでいろんな努力をしていただきました。ただやっぱり、今年もちょっと私上がってみたんですけど、やっぱりかなりもうやられちゃってて、半分咲くということはないのでないかなという、一番上の花芽のところを見ますと、やっぱり半分以上はやられちゃっているなというふうに思います。これについては、何とかまた、これについて土手の結局ほうで追うと、やっぱり土手のほうを食わないで古城山に来るからいいんだということで私も何かそういう論もあるよということをお聞きしてるんですけど、やっぱり観光資源として考えてみた場合に、やっぱり土手とあの古城山が完全に咲いて、ああいいじゃないと、言い方変だけど、例えば落合のほうが若干ね、例えば追われたものがそっちへ行って食べるとしたら、まあ観光資源っていいものを見せるということですから、いい土手の桜と、いいその例えば古城山の桜を見せるように、まずは頑張っていくと。そのことでやっぱり桜としての全国でね、観光地としては桜としてすごいなというふうに名声がついてくるんでないのかなというふうに思うわけです。そういう意味で、何とかそのウソについては、鷹の声も前やっていただきました。でもなかなかやっぱりウソも賢くて、やっぱり1回聞けば恐らくあんた偽物だなという形になると思いますので、その点よろしく何とか検討できないかというふうに伺います。 カワウですけども、これは何かちょっとあるところでカワウが大変だよということをひょっと聞きました。一日に何か600グラム食べるということなんで、600グラム食べる人が1カ月食べると18キロ、18キロが大体3カ月食べると50キロなります。そのひとがたが20羽いれば1トンになるということなんで、これについては被害があるというふうに聞いたんですが、そういう情報について入っている内容があればお知らせいただきたいというふうに思います。 全県の新聞ですけれども、カワウの被害ということで新聞に載りました。それには1,660万円というふうにこの新聞報道、魁ですけども、これによると1,660万と書いてありますが、こちらの漁協ではその調査に例えば参加して、例えば数字を上げたものなのか、もしつかんでいるとすればお知らせいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) まず初めにウソですけども、私たちも非常に知りたいと思うのは飛来要因、飛来要因というかどっから飛んできて、何しに飛んでくるかということがよく分からないという習性、習性が分からないということがあって、習性が分かれば対処の仕方もあるだろうにというお話をよくお聞きします。桜の花芽の食害防止、決定打は今のところ見つけ出すことができていないというのが正直な話であります。しかし、観光面に与える影響は本当に大きいので、何とかしたいというのは議員を初め市民の方々と同じ思いであります。 今まで取り組みしたそのウソ対策では、先ほどから話があったとおり猛禽類の鳴き声を出してみたり、それから猟友会の方々にお願いしたり様々あります。ただ、猟友会のほうではですよ、高い所であること、まず要するに古城山というその状況、地勢の特色性があって高い所であるということと、それから周辺の状況で、家屋の状況で発砲は非常に難しいという、議員もお聞きになったことあると思いますけども、そういう状況でした。それで、食害を起こさない、元々起こさないような桜の樹種の植栽ということも含めて様々な取り組みをこの後もします。しますけども、その一番のもしかしたら連携団体は市民の方々だなというふうな思いが、猟友会はもちろん、そういう方々があそこをどうやって守っていくかということのネットワークがこの後さらに傷が深くなりますので、その中でまた絶え間なくこの情報を共有するように御相談させていただきたいというのが今私たちが持ち得る対策の一つということにお話しなければいけない状況です。 それからカワウですけども、昔はいなかったらしいです。青森の下北とか福島とかにはいたらしかったんですけども、その後、北秋田市とか大館市とか県北から入って、それで仙北市だというような状況のようにお聞きしました。それで、角館の漁業協同組合と、それからその上部団体の秋田県内水面漁業協同組合連合会で、ここの漁業協同連合会で1羽に3,000円、雄物川水系サクラマス協議会では1羽で2,000円の報奨金を出しているそうであります。市内の猟友会でも狩猟期間に捕獲して奨励金をもらっているという例があるそうです。被害額についてですけども、角館の漁協さんのほうに照会したところ、推計値がないということでありました。また、同漁協さんでは、花火等を用いて追い出しを図った経験があるということだそうです。組合から依頼があり次第、県に有害駆除の申請を行って、猟友会に駆除してもらうという流れ、現在はそのような流れだそうであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 調べていただきましてありがとうございました。何か非常にこれは、ウソのほうについてはちょっと市長と見解が違いますので、習性についても市長は分かればということでありましたけども、ウソはいずれとにかく12月あたりには、越冬しているのかどうか分からないんですが、ここら辺におって、そしてここら辺の花芽をたくさん食べて、なくなれば高い、その花芽のあるところへどんどん移動していくもんだと、こういうことで、そこにはもういないわけです。花芽を食い尽くすと、そこにはいないという習性です。だから、そういう意味で、やはり観光資源として古城山はやっぱり桜がきちんとやっぱりできたものを見せるべきだなと思ってますので、その点については今、意見が食い違いますので分かりました。 カワウについては、非常にこの後、何かこのカワウについては去年あたりですか、非常にたくさん来るらしいぞというふうなことで、非常にこれから恐らくもっと問題になってくると思いますけども、何とかその点については色々猟友会とか漁協と相談しながら、その被害等については何とか少なくなるようにひとつお願いしたいと、こういうふうに思います。 続いて、病院事業のほうについてお尋ねをいたしたいというふうに思います。 病院事業でありますけども、先般、事業会計について元年度、2年度合わせて3億ぐらいが足りなくなると、こういうことでお話があったわけですけれども、ずっと私も資料を調べてみました。平成27年度と、それから病院会計については平成27年のあたりと、それから令和元年、それから令和2年度を比べても、非常にやはり外来、そして入院、これがやはり平成27年度と比べても相当違っております。やはり平成27年度と比べると、田沢湖病院のほうについては大体入る人が決まっているようなんで、あまり大きな変更はなくて頑張っているようであります。でも、角館病院のほうが非常に大きな何ていうんですか、予算上、補正予算の中では非常に大きな金額が補正予算として必要だということになっております。これやっぱり精神科がなくなったとか、それから人口減少だとか色々なことがあると思いますけども、しかし、その中でも病院はやはり一生懸命やって、そして命の保証をしているわけですから、私らもそういうお金については、やっぱり応援はしていかなきゃならないだろうというふうには思ってます。ただ、やはりいろんなその患者サービスのことについて、私特にここで取り上げるわけですけども、やはり何といいますか実際にはお医者さんのほうの立場が患者さんよりも何か上だというか、やっぱりそういう上から目線のやっぱりやり方が、まだまだあるのでないのかなというふうに思うわけです。特に色々今まで言われてきてることはたくさんあります。やっぱり、その変な話ですけども、あの病院行くなっていうみたいなその話もあったり、救急車に乗ったら角館でなくて大曲へ行ってくれとか、過去のいろんなことあります。そういう意味で私、やっぱり今ここに出された資料を見ていますと、やはり問題なるのは患者の減少が深刻化しているという、こういう話であります。この点については今お話しましたけども、平成27年度と令和元年度では、相当違っているわけですね。角館病院の場合は、平成27年度に入院患者は7万5,000人いたと。しかし、元年には5万2,000人になっている。2万3,000人、つまり30%ぐらい減なってると。それから、外来のほうも平成27年度は13万7,000人いたのが、令和元年では11万1,000人、これは2割なくなって81%になっていると。これはやはり患者さんに来ていただかないといけないわけですので、そういう点でやはりこの患者サービスのことについて院内でどんなお話がされているのか、やっぱり患者サービスをどうするのかということについてどうなっているのかについてお尋ねをしたいというふうに思います。他の点では、一生懸命いろんなその7対1とかいろんなことで頑張っておりますし、いろんな費用の捻出については非常に頑張っていると私思うわけです。だけども、そういう意味で私聞きたいのは、要するに患者サービスの点についてどうなのかなということだわけであります。 3点だけ最後申し上げます。 アンケートや意見、質問を受けて回答はしていると思いますけども、患者さんが意見を述べやすい雰囲気を病院自体が作っているのでしょうかと。 2点目は、市民の血税の補助金を、このような形で出す場面が今後増えて欲しくはない。しかし、増えるんではないかなという危惧を持っております。市民の代表である議会の一員が病院運営の意見を述べる場があってしかるべきではないかというふうに思うわけであります。それから、公立病院時代はあったんでありますので、議会のどなたかが例えば関わる病院運営審議会を作るべきではないのかなと、そういう場を設けるべきではないのかなと。 それから3点目、市民向け病院の講演会が毎年行われるわけですが、やはりその場面でも市民に役立つ講演会とは思うわけですが、その場面で日常の病院への要望なども話を出せるような工夫をして病院経営に役立てるべきではないかというふうに思いますが、その点について御意見を伺います。 ○議長(青柳宗五郎君) 進藤病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(進藤英樹君) 初めに、患者さんからの意見、要望でございますが、院内に意見箱を7カ所設置しております。また、退院時には入院患者さんや御家族にアンケートを実施しております。さらに院内の代表メールでも苦情や意見、要望を受け付けております。 寄せられた苦情や要望に対しましては、接遇向上委員会で対応策を協議いたしまして、院内に広く周知しているほか、住所が記載されている実名での投書に対しましては、苦情に対するお詫びの手紙を含め、個人宛てに書面で回答いたしております。 今後は、病院のホームページにも意見、要望の内容や対応策を掲示することにしております。 また、地域医療連携室に患者相談窓口を設置し、専任職員が疾病に関する質問や入院上の不安、クレーム、各種手続など様々な相談に対応しておりますが、今年度からは、ここに中立の立場で患者さんと病院側を仲介する医療メディエイターと呼ばれる資格講習を修了した職員を配置し、体制の強化を図っております。 今後とも様々な方法や場面、手段で、気兼ねなく要望や苦情をお寄せいただけるように、院内の環境や体制の整備に努めてまいりたいと思っております。 次に、市民の代表である議会との意見交換の場についてでございますが、今年度、所管する市民福祉常任委員会の委員の皆様と院長、副院長、看護部長、それに医療技術職員など病院スタッフとの意見交換が開催され、委員の皆様からは、病院運営上の様々な問題点に対しまして御意見をちょうだいいたしました。病院といたしましては、改めて職員間で問題意識を共有するとともに新たな課題を認識するなど、大変有意義な機会であったと思っております。今後ともより良い開催方法を協議させていただきながら、病院の現状を知っていただくとともに、経営改善に向けました貴重な御意見を伺う場面として議会との意見交換の場を継続して設けていただければと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 それから、市民向け講演会の場は、御指摘のとおり広く貴重な意見を伺える機会と思いますので、具体的に検討をさせていただきます。さらに、市民から直接御意見、要望などをいただく新たな場を設けるなどの取り組みが必要と考えておりますので、こちらもあわせて検討してまいります。 それから、次に、市民病院の魅力についてでありますが、角館総合病院は地域密着型の総合病院として、救命救急医療から一般急性期、その後の地域包括ケア病棟やリハビリ病棟における回復期医療まで、一連の治療をスムーズに行える診療体制の下で地元の病院スタッフが患者さんの置かれた状況を十分に把握しながら、個々のニーズに応じたきめ細かな相談に対応するなど、患者さんが身近なところで安心して治療を受けられる医療環境の提供に努めております。 また、院内の設備につきましては、診療から処置、高度医療機器によるものを含めました一連の検査など、外来機能が1回で全て完結し、患者さんの負担が少なくなっていることも病院の一つの特色であると考えております。 今後も角館総合病院の理念であります患者様中心の医療を提供いたし、皆様に信頼される病院を目指しまして、近隣の病院や診療所、あるいは介護施設などと連携を密にしながら、地域の方に愛され、必要とされる病院になれるよう、さらに魅力ある病院づくりに努力してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) アンケートのことだとか様々私も何年もやってまいりました。それなりの努力はしていることは認めます。ただ、患者の減少が深刻化しているから、これはやはり例えばお医者さん、それから看護師さん、みんなそろってやっぱり丁寧なサービスをして、来てもらいたいというふうなやっぱり態度で臨まなければ、なかなか難しいんでないかなと思います。それはある意味、実はちょっとここで一つ実例出しますけども、めったに来ないお客さんに対して、あなた来たごどねえべというようなことを例えば常駐の人ではなくても、やっぱりどの人でも、やっぱりそういうことは言うべきではないだろうなと思うんです。それはやっぱり患者さんに対して来てもらいたいというのが隅々まで行き渡っていないからそうなるわけですよ。だから、今の話で簡単にこの20%も30%もなかったものが、今のような話ができるとすれば戻るとは思いますけれども、やはりきちんとその患者さんが減少しているという、それに対して来てもらいたいんだというところの気持ちを持ちながら病院の前進をお願いしたいというふうに思います。 終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番、八柳良太郎君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了をいたしました。 本日の会議を閉じ、散会をします。御苦労さまです。                              (午後3時15分)...