仙北市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 仙北市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 2年  3月 定例会                              仙北市告示第10号 令和2年第2回仙北市議会定例会を、令和2年2月25日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 令和2年2月17日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          令和2年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                  令和2年2月25日(火曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告   市政報告、施政方針   教育行政報告、教育行政方針   議会動静報告   監査報告第4 議会改革推進協議会の報告について第5 議案第3号 専決処分の承認について第6 議案第4号 令和元年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第7 議案第5号 工事請負変更契約の締結について第8 議案第6号 仙北市債権管理条例制定について第9 議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定について第10 議案第8号 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第9号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第10号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第11号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第12号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第15 議案第13号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第14号 仙北市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第15号 仙北市田沢湖老人憩いの家条例の一部を改正する条例制定について第18 議案第16号 仙北市多世代交流施設条例の一部を改正する条例制定について第19 議案第17号 仙北市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について第20 議案第18号 仙北市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例制定について第21 議案第19号 仙北市都市農村交流施設条例の一部を改正する条例制定について第22 議案第20号 仙北市農村公園及び広場条例の一部を改正する条例制定について第23 議案第21号 仙北市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について第24 議案第22号 仙北市学校給食センター条例の一部を改正する条例制定について第25 議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定について第26 議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第27 議案第25号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第28 議案第26号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第29 議案第27号 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例制定について第30 議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定について第31 議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算第32 議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算第33 議案第31号 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算第34 議案第32号 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第35 議案第33号 令和2年度仙北市介護保険特別会計予算第36 議案第34号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計予算第37 議案第35号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計予算第38 議案第36号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第39 議案第37号 令和2年度仙北市病院事業会計予算第40 議案第38号 令和2年度仙北市温泉事業会計予算第41 議案第39号 令和2年度仙北市水道事業会計予算第42 議案第40号 令和2年度仙北市下水道事業会計予算第43 議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第44 議案第42号 令和元年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第45 議案第43号 令和元年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第46 議案第44号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)第47 議案第45号 令和元年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第48 議案第46号 令和元年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第49 議案第47号 令和元年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第4号)第50 議案第48号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第51 議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第52 議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)第53 議案第51号 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)第54 議案第52号 令和元年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第55 議案第53号 市道の変更認定について第56 議案第54号 市道の認定について第57 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第58 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    高橋祐策君     総務部長      阿部慶太君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              浅利和磨君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    細川秀清君     農林部長      八柳 司君  建設部長      草なぎ雅人君    会計管理者     長松谷 光君                      医療局長兼  教育部長      戸澤 浩君               菅原貞男君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山肇浩君     危機管理監     高橋宏和君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            石川一幸君               茂木博巳君  西木地域センター所長          総務部総務課長   朝水勝巳君            山田且也君  総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまから令和2年2月17日付で招集の令和2年第2回仙北市議会定例会を開会します。 ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 なお、本市議会では、インターネットによるライブ配信を行っていますので、あらかじめ御了承をお願いします。 本日の議事日程は、タブレット掲載のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、10番、黒沢龍己君、11番、荒木田俊一君を指名します。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 議会運営委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。 令和2年第2回仙北市議会定例会にあたり、2月18日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名で、武藤義彦委員は欠席しております。 職務出席として青柳議長、オブザーバーとして熊谷議員、平岡議員が出席しております。 説明のための参与として、門脇市長、倉橋副市長、阿部総務部長、大山総務部次長兼企画政策課長、朝水総務課長、草なぎ財政課長が出席しております。 書記には議会事務局堀川係長を任命し、職務のための出席は三浦議会事務局長及び高階議会事務局次長です。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程などについて協議いたしました。 第2回定例会に提案される案件は、専決処分関係1件、条例関係23件、予算関係25件、その他3件、諮問関係2件の計54件であります。 これらの案件について、市当局から概要の説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を、本日から3月19日までの24日間と決定いたしました。 会議の日程については、タブレットに掲載のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告の後、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 上程される議案のうち、議案第3号 専決処分の承認について、議案第4号 令和元年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第5号 工事請負変更契約の締結についての3件並びに人事案件である諮問第1号から諮問第2号の2件、合計5件は、運用例第12の1及び会議規則により委員会付託を省略し、討論、採決まで行うことを確認しております。 翌日の2月26日から3月3日までを休会とし、3月4日と5日の2日間を一般質問として、質問者はそれぞれ4名を予定しております。 3月6日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後、予算常任委員会を開催します。この予算常任委員会には、令和2年度仙北市一般会計予算及び令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)が付託されます。これらの議案に対する質疑を行い、その後、各分科会を設置して分担を行います。 3月9日から3月18日までを休会としますが、休会中の3月9日から11日までの3日間で、各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 3月16日は、卒業式の関係上、午後1時30分に予算常任委員会を再開し、各分科会の審査報告、報告に対する質疑、会派質疑を行い、3月18日に討論、採決を行います。 最終日の3月19日は、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程です。 なお、最終日には、追加提案として、田沢湖庁舎耐震工事及び新角館庁舎車庫棟建築工事の2件の契約締結案件が予定されている旨、報告を受けております。 このことから、議案等の追加提案及び請願・陳情等に基づく意見書等の議員提出議案が追加提案された場合は、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを確認しております。 したがって、本定例会の会期は、2月25日から3月19日までの24日間で、うち本会議5日、休会19日、休会のうち5日間は各常任委員会という日程であります。 このほか、協議、確認された内容について報告します。 意見交換会で出された意見や提言について、各常任委員会ごとに分類し、タブレットに掲載しております。一般質問あるいは各常任委員会で協議が可能な項目については、取り上げていただくよう御協力をお願いいたします。 また、議員全員による議員連盟の活動の一環として、製作を進めていたハンテンが納品されました。皆様のお手元にあげてありますけども、これらでございます。これまで議員連盟では、桜の植栽や産業祭でのイベント、さらには澄清湖や北投温泉に係る歓待イベントを、議員自らの積立金により実施してきました。今後、こうした各種の活動において、仙北市のPRも兼ねて、ハンテンを着用の上、御活用いただきたいと思います。 本日はお披露目となりますので、本会議でのハンテンの着用を議会運営委員会として確認したところです。どうか議長の許可をお願いいたしたいと思います。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りします。今期の定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から3月19日までの24日間としたいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月19日までの24日間と決定しました。 お諮りします。会期中の休会については、ただいま議会運営委員長報告のとおりとすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期中の休会については議会運営委員長報告のとおりとすることで決定しました。 暫時休憩します。                             (午前10時08分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を再開します。                             (午前10時11分)--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者高橋祐策代表監査委員、阿部総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、浅利市民福祉部長、長松谷会計管理者、戸澤教育部長、菅原医療局長、八柳農林部長、細川観光商工部長、草なぎ雅人建設部長高橋宏和危機管理監石川田沢湖地域センター所長茂木角館地域センター所長山田西木地域センター所長、大山総務部次長兼企画政策課長、朝水総務課長、草なぎ郁太郎財政課長であります。 以外につきましては、必要に応じて出席を求めることにします。 会議の書記には、堀川係長、高橋技術員を任命します。 職務のための出席は、三浦局長及び高階次長です。--------------------------------------- △市政報告、施政方針 ○議長(青柳宗五郎君) 市政報告及び施政方針を行います。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 初めに、市政報告を申し上げます。 令和2年第2回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルスの感染症対策についてであります。 日本国内でも感染者の拡大、死亡者が発生するなど、国・県においても対策を講じているところであります。市では、2月3日に災害連絡室を設置し、感染者が発生した場合の対応について、大仙保健所など関係機関との情報共有、庁内関係部署への情報提供を行い、市内旅館・ホテルをはじめ、観光業者、市内各学校等への指導を行っております。また、ホームページ等により、観光客や観光施設に対し「新型コロナウイルス・予防のポイント」を7言語で提供しているほか、宿泊施設に対して、感染症等を起因とした経営環境の変化に対する相談窓口等の紹介をするなど対応を行っております。引き続き、手洗いやマスク着用などによる咳エチケットなど、感染予防への御理解、御協力をお願い申し上げます。 なお、国では、本日、本案件について閣議で新対策を決定するとの報道もあります。市も新たな対策を講じることも、これから十分に検討していきたいと思っております。よろしく御理解をお願い申し上げます。 次に、昨年発生をした生保内中学校でのパワーハラスメントの事案についてであります。 生徒や保護者、市民に与えた衝撃、影響は非常に大きく、地方自治体の長としての責任を重く受け止め、二度とハラスメントによる被害を起こさないという強い決意のもと、私の判断により、私の給料月額の10分の1を3カ月減額する条例を提案しております。御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 次に、一般会計補正予算、第7号及び第8号についてであります。 第7号の補正額は38万5,000円で、追加事業は顧問弁護士関係費であります。田沢湖クニマス未来館設計違算和解金請求訴訟の控訴審に応じる弁護士費用に不足が生じるため、委託料の追加、訴訟終了までの報酬及び訴訟経費に係る債務負担行為の追加を2月6日付けで専決処分をしております。 第8号の補正額は2億714万1,000円の追加で、補正後の額は231億876万3,000円であります。主な追加事業は、障害者自立支援給付費病院事業会計補助金畜産競争力強化対策整備事業費補助金農地集積加速化基盤整備事業費などであります。第2表繰越明許費補正は追加、第3表債務負担行為補正は追加及び変更、第4表地方債補正は追加、変更及び廃止であります。 次に、各部局等の主要事項並びに諸般の状況を御報告申し上げます。 総務部であります。 和解金請求訴訟の経過についてであります。 株式会社渡辺佐文建築設計事務所との和解金請求訴訟は、1月17日に判決が言い渡され、原告である市の請求を承認する旨の判決がありました。1月30日付けで被告側が秋田地方裁判所大曲支部へ控訴状を提出したことを、2月6日に確認をしました。市は、今後も伊勢弁護士を代理人として控訴審に応じていきます。現在のところ、控訴状、訴訟理由等が市に送達されていないため、訴訟の詳細な理由等は判明しておりません。 就職氷河期世代の職員採用についてであります。 国では、昨年6月「就職氷河期世代支援プログラム」を取りまとめ、3年間で30万人の雇用を目指すとしておりますが、これに関連して、1月23日付けで、地方自治体でも積極的に同世代の採用を進めることについて、総務大臣名で要請がありました。 本市では、新年度の行政職の新規採用者が4人と少なかったことから、職員減となる部署が生じることが避けられない状況となっております。また、行政職の定年退職者が、本年度20人、来年度30人とピークになることから、専門的な知識を有する職員の育成も喫緊の課題となっています。 こうしたことから、総務大臣の要請に応えることもあり、就職氷河期世代の採用を実施したいと考えております。具体的には、就職氷河期世代、概ねでありますが35歳から50歳ぐらいの方々であります、に該当し、一定の資格を有することやこれまでの知識経験が豊富なこと、本市への移住定住に結び付くことなどを要件としたいと考えております。また、新角館庁舎の開庁も控えていることから、前期、10月1日付け採用、後期、令和3年4月1日付け採用の2回に分けて実施することも検討をしています。 各診療所の診療体制についてであります。 新年度の各診療所の診療体制が決まりましたので御報告を申し上げます。 まず、田沢診療所は、3月17日の診療を最後に廃止することになりました。4月からは、毎週水曜日、田沢地区コミュニティホームと田沢湖病院を往復する無料送迎タクシーを運行します。なお、本定例会に施設を廃止するための条例を提案しておりますので、御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 神代診療所は、月曜日から木曜日まで週4日の診療となり、金曜日は看護師が常駐し予約制の健康相談日となります。 桧木内診療所は、火曜日の午後の週1回の診療となります。 西明寺診療所は、毎週火曜日の午後は休診となります。また、第1、第3木曜日の午後及び最終金曜日の午後は休診となります。 診療所の診療日程については広報3月1日号に掲載をし、市民への周知に努めます。 仙北市まるごと温泉・健康サミットについてであります。 2月8日、西木温泉ふれあいプラザクリオンを会場に、「仙北市まるごと温泉・健康サミット」が開催されました。これは、仙北市次世代ヘルスケア産業推進協議会の主催で行われ、当日は、議員の皆様をはじめ、約200人が来場し、多くの方々から好評をいただくことできました。 基調講演では、市と連携協定を締結している株式会社バスクリン、本社は東京都内であります、の薬学博士の石澤太市さんと、西明寺診療所の市川晋一所長から、温泉をテーマとした講演が行われました。パネルディスカッションでは、「温泉×健康+αで仙北市を元気にするには」というテーマで行われ、同協議会副会長で黒湯温泉会長の池田泰久さんをコーディネーターとして、パネリストには、温泉分野から玉川温泉取締役副社長の畠山米一さん、森林浴の分野からは仙北市ガイドの草なぎ幸子さん、食の分野からはガーデンカフェ&デリカKimotoの料理研究家の木元千恵子さんをお迎えし、仙北市の豊富な資源とその活用について提案をいただきました。 最後に、現代版の湯治文化の再創造を目指す「ヘルスケア宣言」を行い、閉会しております。 市税等の収納率についてであります。 1月末現在の市税等の滞納繰越分収納率は、前年同月比で普通税が2.3ポイント減の16.5%、国民健康保険税が0.2ポイント増の28.7%、後期高齢者医療保険料が2.7ポイント減の27.5%であります。また、現年度課税分は、前年同月比で普通税が0.4ポイント増の92.5%、国民健康保険税が1.1ポイント増の79.3%、後期高齢者医療保険料普通徴収分が1.4ポイント減の83.5%となっております。引き続き収納率の向上に全力で取り組みます。 観光商工部であります。 観光施設・行事等の状況についてであります。 冬季の主要観光施設の一つ、たざわ湖スキー場は雪不足が心配されておりましたけれども、2月上旬から全面滑走が可能となりました。昨年同期と比較して若干落ちるものの、概ね同程度のお客様がいらっしゃっていると伺っております。 観光施設等への宿泊者数は、まだ統計報告が出ていないため数値は不明でありますけれども、雪不足やコロナウイルス等による感染症への不安などによる出控えなどが影響しているのか、例年に比べて少ない傾向にあるようであります。 次に、小正月行事についてであります。2月10日の「上桧木内の紙風船上げ」は、直前まで積雪が少なかったことから、農地を圧雪した駐車場の確保ができず、公共交通機関の利用を呼びかけました。しかし、例年混雑する内陸線の利用者も減少し、連休中日の実施だった昨年に比べて大きく落ち込み、5,000人の入り込みとなりました。 「角館の火振りかまくら」は、担い手不足により炭俵の確保が困難となり、昨年まで行っていた観光協会主催のイベントをやめたことや、2月14日の各町内の火振りかまくらについても、雪不足や雨等により火振り体験ができない町内が多く、2,000人の入り込みとなりました。なお、確保が困難となっている炭俵については、向生保内の老人会、角館高校、わらび座のほか、火振りかまくらを実施する3町内から制作の申し出があり、観光課で講習会の開催や材料供給等を行っております。今後は、次年度に向け、炭俵の供給体制を整えたいと考えています。 このほか、田沢湖高原雪まつりも雪不足が心配されておりましたけれども、直前の降雪で11体の雪像を作ることができ、恒例の汁-1グランプリは550杯売れるなど、たくさんの方から足を運んでいただくことができました。大変ありがとうございました。 平成31年1月から令和元年12月までの観光入込客数等についてであります。 2年ぶりに500万人を超え、市内の観光入込客数は503万6,000人となりました。台風19号による抱返り紅葉祭への影響など、下半期の客足は減少したものの、春の角館の桜まつりが6年ぶりに140万人を超えるなど、上半期が好調だったことが大きいと分析をしております。宿泊者数は50万5,000人で、平成30年とほぼ同数でしたけれども、下半期の宿泊者数の落ち込みが目立ち、来年度以降の秋冬の誘客について検討が必要と考えております。 インバウンド宿泊者数は、900人減少し、前年比97.7%の約3万7,500人となりました。主な要因は、韓国からの宿泊客が約3,500人減少したことが考えられます。 そのような中で、農家民宿などの外国人観光客宿泊者数は、速報値ですが、前年より約400人増の約2,500人となりました。訪日目的の変化に加え、一般社団法人仙北市農山村体験推進協議会が、農林水産省の交付金を活用した誘客事業を展開してきたことも大きな要因と考えております。 来年度は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、インバウンド誘客の対象国も広がっていくと考えられることから、引き続き受入態勢の整備に努めるとともに、令和3年の東北デスティネーションキャンペーンに向けた国内誘客についても検討をしていきます。 「最高の技茶文化プロジェクト」についてであります。 1月19日から20日まで、東京シティアイを会場に「最高の技茶文化プロジェクト」が開催され、4市の逸品、仙北市は樺細工であります。奥州市は南部鉄器であります。多治見市は美濃焼であります。掛川市は深蒸し掛川茶であります。のPRや販売、特産品販売などを行いました。イベントでは美濃焼にいれたお茶と特産品のお菓子を提供するお茶カフェが好評でした。期間中約5,600人に御来館をいただくことができました。 「山の楽市」についてであります。 1月18日から19日、東京都町田市の商業施設ぽっぽ町田で、観光と物産展「山の楽市」が開催されました。 今回は8事業者が出店をし、首都圏在住のふるさとサポーターの皆様の協力で、あきたこまちや直送した仙北市の味覚を販売することができ、売り上げは昨年度を上回りました。株式会社町田まちづくり公社の格別な御支援に深く感謝を申し上げます。 仙北市技能功労者表彰についてであります。 1月28日、優秀な技能者を表彰する仙北市技能功労者表彰を行い、建築大工分野で藤田利孝さん、調理分野で櫻田正さん、菓子製造分野で佐々木正昭さんがそれぞれ受賞をしました。これは、技能者の社会的・経済的地位及び技術水準の向上を図り、本市産業の発展に資することを目的に創設され、今回が2回目であります。今後もそれぞれの分野において中核的な役割を担い、後継者育成にも御尽力をいただくことを期待しております。 農林部であります。 農作物等における今後の見通しについてであります。 気象庁発表の1カ月予報によると、今後も気温が平年よりも高く推移する見込みで、農作物の生育が早まることが想定されます。このため、作物の軟弱徒長や病虫害の発生などに加え、寒気の一時的な南下による凍霜害等の発生が懸念されております。今後の気象状況に注視をし、各生産者や農業団体等に対し情報を広く周知します。なお、現在のところ、積雪による農業施設への被害報告は受けておりません。 医療局であります。 経営改善についてであります。 仙北市病院事業の経営改善については、両病院のヒアリング等を通じ、現状の把握と新たな取り組みについての検討を行うとともに、新規の施設基準取得や上位基準への切り替えなどで医業収益の確保に努めてきました。 また、市立角館総合病院においては、株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのベンチマーク分析の結果に基づき、各部署と業務改善等に向けた協議を行い、他の医療機関での取り組み事例を参考に経営改善策の検討を行っております。 今後は、全国自治体病院協議会の経営診断や総務省公営企業アドバイザー派遣事業等により指摘をいただいた両病院の重点課題や問題点等への善後策について取りまとめを行い、病院事業の経営改善を着実に推し進めるとともに、周辺の医療機関との連携強化を図り、経営基盤の安定化を目指したいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。 続いて、施政方針であります。 令和2年度の市政運営の基本方針並びに主要な施策について所信を申し上げます。 第1章 政策の基本方針であります。 ラグビーワールドカップの興奮が醒めやらぬうち、今年はスポーツの祭典である東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。仙北市でも聖火ランナーが武家屋敷通りを駆け抜け、カヌー競技に地元出身の佐藤彩乃選手が出場します。それぞれのステージで力を出し切り、自身が納得のいく結果を残してもらいたいと願っております。 ふるさと納税の寄附額が8億円に迫るなど、厳しい財政状況の中に一筋の光を感じる状況ではありますが、以前からの予測どおり、非常に厳しい状況で推移をしております。 様々な課題が山積する中、特に出生数の減少や生産年齢人口の減少といった人口構成の変化も顕著で、これまでにはなかったレベルで対応が求められております。 イノベーションを強く意識しながら、事業の効果を検証し、効果の低い事業のスクラップと未来への投資を躊躇しないことが、持続可能な自治体への唯一の道筋であります。市民の皆様と一丸となって、この難局を乗り越えたいと思います。御協力のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。 令和2年度は、角館町割り400年、田沢湖水害から60年、玉川ダム竣工30年、そして合併から15年と、節目を迎える行事が多い年度であります。そんな中、4年目となる総合計画の検証では、評価対象102事業のうち、C評価の36事業を対象に総合政策審議会から検証・評価をいただきました。また、総合戦略のC評価となった39事業、企業版ふるさと納税を財源とした事業及び地方創生推進交付金事業についても、事業の検証と評価をいただきました。御意見等を反映させながら、改善を継続します。第2次仙北市総合計画の後期計画の策定と並行して、令和3年度から令和7年度を計画年度とする第2期総合戦略の抜本的な改定を実施します。 地方創生への取り組みとしては、まず、特区として国と連携し規制緩和の活用を通じ産業と雇用の創出を図るとともに、特区認定事業を継続して支援をします。さらに、SDGsの理念を市内に浸透させ、全ての人が尊厳をもち幸せに生きる持続可能なまちづくりを目指します。 商工業は、地場産業の振興を引き続き推進するとともに、来年度、田沢湖黒沢工業団地に地元企業が植物工場の整備を計画し、3月に設立予定の現地法人を奨励事業者に指定して、市の産業振興を図りたいと考えております。 観光振興は、本年の東京オリンピック・パラリンピック、翌年の東北デスティネーションキャンペーンを見据えた事業実施となります。また、一般社団法人田沢湖・角館観光協会を母体とする「日本版DMO」法人の本登録を急ぎます。 農林業では、複合型経営の推進のため機械等導入経費への支援を継続するほか、ほ場整備事業の推進や先端技術を活用した次世代型農業の推進などで農業所得の向上を目指します。 次に、来年度の市役所の組織再編についてであります。 これまで移譲協議を続けてきた、にこにここども園及びひのきないこども園について、令和2年4月1日から社会福祉法人はなさき仙北が運営を開始します。また、市内に3カ所あった学校給食センターが一つになり、仙北市総合給食センターとして新年度から稼働します。また、新角館庁舎の移転を契機に、新たな組織体制でサービスを開始できるよう、人事と組織再編の作業を進めたいと考えております。 第2章 令和2年度の重点事業と一般会計予算案の概要及び財政見通しについてであります。 令和2年度当初予算は、国の「新経済・財政再生計画」に基づく歳出改革の着実な推進方針を受け、全ての事業を改めてゼロベースで見直すとともに財源の確保に努める一方で、懸案となっていた企業誘致事業など、最終年度となる第2次仙北市総合計画の前期計画及び仙北市総合戦略に掲げる目標達成に向け、真に必要な施策・事業に重点を置いた編成となっております。新たな取り組みの事業創造というよりは、これまでの取り組みの再検証を行ったことで、廃止・削減・複合化などに意を配しました。一般会計の総額は214億6,000万円で、前年度比約3億4,400万円、1.6%の増であります。下水道事業3特別会計を公営企業会計へ移行し、国民健康保険特別会計3勘定のうち田沢診療施設勘定を廃止したため、特別会計は7会計となり、合わせて79億2,595万円、企業会計は4会計となり、合わせて90億7,471万円で、当初予算の全体額は384億6,066万円、前年度比16億2,234万8,000円、率にして4.4%の増であります。 歳入については、市税は、給与所得の減、法人税率の引き下げによる個人市民税所得割、法人市民税法人税割の減などで、前年度より1,595万8,000円減の26億665万円を見込みました。地方譲与税は、森林環境税の増額に伴い5,606万円増の2億7,106万円、地方消費税交付金は、消費増税により3,500万円増の5億6,000万円を計上しております。地方交付税は、地方財政計画の2.5%の増、普通交付税の合併算定替えによる縮減、特別交付税の実績額を踏まえ、総額で5,000万円の増となる86億3,000万円を見込みました。臨時財政対策債は3億3,000万円を計上し、地方交付税と臨時財政対策債の合計額は、前年同額の89億6,000万円を計上しております。県支出金は、植物工場建設に係る農業費補助金の増などで、10億2,339万3,000円増となる21億1,101万5,000円を見込んでおります。ふるさと仙北応援寄附金は、2億円増の4億円を計上しております。 財政調整基金繰入金は、3億1,962万1,000円減の1億7,857万9,000円の計上にとどめました。また、ふるさと仙北応援基金繰入金を6億5,401万5,000円、仙北ふるさと振興基金繰入金を2億6,830万円、公共施設等総合管理基金繰入金を7,840万円計上しております。 市債は、総合給食センター建設事業が完了するため、昨年度を10億3,110万円下回る28億2,070万円で、令和2年度末の市債残高は、前年度比8億2,479万2,000円増の238億4,511万円となる見込みであります。 歳出については、会計年度任用職員制度導入による人件費、公共下水道事業、集落排水事業及び浄化槽整備事業の公営企業会計化、認定こども園2園の新たな法人化による社会福祉法人への補助金等の補助費、ふるさと仙北応援寄附金に伴う積立金の増加などがあります。財政調整基金の残高を確保するため、地方譲与税、地方消費税交付金、地方交付税など一般財源を増額計上し、国県補助金、合併特例事業債、辺地対策債、過疎対策債などの有効な財源を活用できる施策、ふるさと仙北応援基金繰入金など特定目的基金が充当可能な事業を優先計上しております。 次に、今後の財政見通しであります。国の令和2年度予算は、極めて厳しい地方財政の現状を踏まえ、少子高齢化対策、就職氷河期世代対策、社会保障全般に持続可能な改革、地方創生の推進、防災・減災対策等に対応する経費を配分する一方で、経済再生と財政健全化を両立するため、引き続き歳出全般にわたる「聖域なき徹底した見直し」を推進し、地方も国の取り組みと基調を合わせた見直しを進めることにしております。このため、国庫財源での事業は限られた規模となります。 歳入についても地方の一般財源総額が令和元年度よりも下回らないように実質同水準を確保するとしておりますけれども、地方交付税は合併算定替による段階的縮減の影響は否めません。 令和2年度当初予算編成では、新角館庁舎建設、誘致企業対策などにより予算規模が大きくなったことや、財政調整基金繰入金の抑制もあり、実施する施策の財源調整に大変難儀をしました。翌年度以降も数年は厳しい予算編成となる見込みであります。 自主財源の確保については、令和2年度が市税等の目標収納率最終年度となることから、目標達成に向け全力を挙げて取り組みます。 また、公共施設等個別施設計画未策定施設の計画を策定し、可能なものから売却、譲渡等を進め、持続可能な市政運営のため、市にとって真に必要な事業以外は事業廃止も含めた見直しを行います。令和3年度の予算編成に向け、今から関係者等との協議、説明をさせていただく場面もあると思います。市職員はもちろん、議員の皆様、市民の皆様にも御理解をどうかよろしくお願いを申し上げます。 第3章であります。令和2年度の各事業の概要であります。 庁舎整備の推進であります。 新角館庁舎本体建設工事は、暖冬にも助けられ順調に進んでおります。現在、2階部分の躯体工事が行われ、3月末には屋根工事が始まる予定であります。公用車車庫建設工事は3月の着工、第2期地熱利用工事については4月中旬の着工を予定しております。第1駐車場の外構工事は4月着工、第2駐車場の外構工事は7月着工を予定しております。 完成は公用車車庫建設工事が8月末、庁舎本体建設工事、地熱利用工事、駐車場外構工事は10月末の予定となっております。 田沢湖庁舎の庁舎耐震補強・屋上防水等改修工事は、令和元年度当初で予算措置をしておりましたけれども、設計等を再精査し事業費を圧縮しました。予算繰越をして3月中に契約をし、4月の着工を予定しております。 西木庁舎改修工事は、建築工事・電気設備工事・機械設備工事を予定しております。新角館庁舎が完成をし、関係部署等の組織移動が終了した後、速やかな着工を予定しております。 今後も、安全管理に十分に気をつけながら、市民の皆様に親しまれる庁舎の実現を目指します。 地方創生の加速であります。 令和2年度まで計画期間を延長した総合戦略については、最終年度としての目標を達成すべく事業の展開を図るとともに、これまでの成果と課題を検証します。また、令和2年度中に策定する仙北市総合計画の基本計画、後期であります、との整合性を図り、令和3年度を初年度とする令和7年度までの期間で第2期総合戦略を策定します。 地方創生特区への取り組みは、既存の事業について支援を継続するとともに、仙北市の地域の特性を踏まえ、規制緩和の活用で地域経済の活性化につながる新たな事業の実現を目指します。また、特区事業や未来に挑戦するパートナー企業を全国から募り、地元事業者とともに産業と雇用の創出のため特区事業を展開します。 SDGs未来都市としての認定でありますけども、各自治体の優位性を活かし、地域の課題解決のため、同様にSDGsに取り組んでいる民間事業者との事業連携も視野に入れ、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に沿って、すべての人が尊厳をもって幸せに生きることができる持続可能なまちづくりを目指します。 仙北市は、これまで農業分野にドローンを導入した農薬散布や生育調査などの実証実験のほか、センサーやIoT技術による育苗時の温湿度管理やほ場の水位の遠隔確認などの実証を行ってきましたけれども、今年度も継続をします。また、これらの技術を利用したスマート農業を目指す事業者の育成を進めます。また、ドローン活用は、スマート農業の分野以外として、令和2年度は水素燃料電池を動力源とする水素ドローンの物資配送の実証実験を行い、実運用の可能性を検証します。さらに、4年目となる玉川温泉水からの水素生成実験は、東北大学大学院環境科学研究科と連携をして継続し、小規模の水素生成パイロットプラントを製作して、実用化に向けた検討を行います。 新規事業としては、内閣府地方創生推進交付金事業のSociety5.0タイプに「デジタル技術による暮らしをつなぐ農村再生プロジェクト事業」計画を国に申請しております。令和2年度は、デジタル技術の活用についての調査検討とデータのプラットフォームの設計を行う予定であります。また、内閣官房のオリパラ基本方針推進調査事業費を活用し、共生社会ホストタウンの取り組みも促進します。 昨年度から秋田県と県内25市町村の連携でスタートをした移住支援事業は、対象となる首都圏からの移住者と地域受け入れの中小企業等の範囲が拡大され、地域の人手不足の解消を目指します。 令和2年度から企業版ふるさと納税の優遇措置が拡大されるとともに手続きが簡素化され、民間事業者にも行政にも活用しやすい制度となります。このため、従来からの寄附見込み額に加え、さらなる活用を関係各所に呼びかけ、財源の確保に努めます。 ふるさと納税ふるさと便事業は、新規返礼品の開拓や人気返礼品の出荷体制強化を事業者に依頼するなど、返礼品の確保に力を入れた結果、前年度実績の5倍以上の8億円近い寄附をいただくことができました。2億円を超える市内産品が返礼品として提供されたことになります。 今後も制度を遵守しながら、寄附金の使い道や活用事業の報告など、きめの細かい情報提供を心がけ、市への貢献がより実感できるように工夫をし、さらに多くの皆様から寄附いただけるよう努めたいと思います。 安全・安心のまちづくりであります。 高齢者による事故多発の影響等により、免許を返納する高齢者が増加しております。移動する手段がなくなった方々が、病院や買い物等をするための唯一のツールとして、これまで以上に地域公共交通へのニーズが高まっています。 令和2年度は、平成28年3月に策定をした仙北市地域公共交通網形成計画の見直しの時期となっております。この機会に利用実態や課題、利用者の要望等を把握するためのアンケート調査等を実施し、市民生活を支える足としての役割を確保を果たすために、市民バス・デマンドタクシーなどの公共交通ネットワークの充実を図ります。 交通安全対策では、ひと声を掛け合う「ひと声運動」を実践し、再び交通死亡事故ゼロ365日を目指して、特に子供と高齢者が事故に遭わないよう交通安全思想の普及、徹底を推進します。 防犯対策は、各関係機関と連携をさらに強化し、各種犯罪被害防止や子供の見守り体制等のさらなる充実を図ります。 また、被害が大規模化する気象災害に対し、自助、共助による災害対応を充実させるため防災意識の普及を目指し、自主防災組織の設立を促進します。令和2年度は、昭和35年に生保内川が氾濫した田沢湖水害から60年になることから、地元NPO団体などと共催で追悼行事を計画しております。 火山対策については、秋田駒ヶ岳と秋田焼山が、噴火レベル1の「活火山であることに留意」とされているため、登山口へ注意喚起の看板を設置し、十分な装備と最新の火山情報収集を呼びかけて注意を促します。また、複雑多様化する災害に的確に対応するため、消防・警察との連携や資機材の充実を図り、災害に強いまちづくりを目指します。 子育て支援、福祉力の充実についてであります。 幼保連携型認定こども園のにこにここども園とひのきないこども園の運営が、4月1日から社会福祉法人はなさき仙北へ移行します。法人と連携しスムーズに移行できるよう進めます。 母子保健では、子育て世代包括支援センター機能をさらに充実させて、切れ目のない相談拠点施設の支援体制を強化し、産後ケア事業に着手します。さらに、仙北市自殺対策計画を踏まえ、庁内をはじめ関係機関との緊密な連携で生きることの包括的な支援に努めます。 保健事業については、乳幼児から高齢者まで健診事業と事後指導の充実を図り、市民の健康増進と健康寿命の延伸に向け、行動変容を積極的に支援をします。令和2年度は、第2期けんこう仙北21計画のアクションプランに基づいて、ライフステージと重点分野ごとの取り組みを推進し、市民の健康格差の縮小を目指したいと思います。 仙北市の高齢化率は、令和元年11月末で41.8%であります。高齢者ができるだけ長く自立した生活を維持していくことを目指して、高齢者世帯等除雪支援事業や高齢者共同生活支援事業、介護予防教室の開催や地域の集いの場への介護予防出前講座を引き続き実施し、高齢者が地域で活躍できる機会の創出を支援します。 「認知症であっても安全・安心・幸せに暮らせるまち」を目標に、認知症への理解を深めるため、小中学校をはじめ各種団体や一般の方々を対象とした認知症サポーター養成講座を開催し、身近な地域での認知症カフェを開催することで認知症本人や家族への支援の充実を図ります。 障がい者福祉では、令和3年度から令和5年度までを計画期間とする仙北市障がい福祉計画及び障がい児福祉計画の策定を進めます。住み慣れた地域で安心して生活ができるように、きめ細やかで適切なサービスの利用の活用など、障がいがあっても生きがいのある自立した生活を送ることができるよう支援を強化します。 低所得者福祉では、生活困窮者自立支援事業として自立相談支援員を配置し、仙北市社会福祉協議会に仙北市自立相談応援センターを開設して相談業務等にあたります。様々な支援体制や生活保護制度との連携を通して、積極的に対象者を支援したいと思います。 市民が安心できる医療であります。 角館総合病院は、脳神経外科、小児科で医師の退職等により常勤医師が不在となるため、両診療科で外来診療日が縮小となる予定であります。秋田県からの派遣医師は3人が内定しております。その中で、総合診療科の常勤医師が1人増となり、救急医療体制の強化を期待しております。 田沢湖病院は、新たに常勤医師1人が採用予定となりました。また、秋田県職員医師1人の派遣も昨年に引き続き内定をしております。したがって、令和2年度は佐々木院長をはじめ常勤医師4人の診療体制となります。 地域医療を取り巻く状況は、慢性的な医師不足で、特に急性期を担う医師の負担が大きい傾向となっていることから、大学医局による集約化が進んでいます。 こうした状況を踏まえ、医師の招聘活動は引き続き継続をしながらも、新たな対策として、隣接する大曲厚生医療センターと連携協定を締結します。2次医療圏域内で、従来の枠組みを超えた相互支援となります。医師派遣や医療機器の共同利用のほか、両病院の医療機能を補い合いながら関係強化を進めます。連携協定は今週中に整います。 角館総合病院は、総合診療科医師の増員や経営診断等の指摘事項を着実に実践をし、新たな施設基準の取得等で診療単価の増加を見込んでいるものの、脳神経外科及び小児科で常勤医師が不在となることから、患者数の減少に伴い医業収益の減収は避けられない状況であります。 田沢湖病院は、常勤医師1人の増員で、予算規模は増加しますが、病院事業全体としては、令和元年度当初予算と比べ予算規模は減少となります。 令和元年度に実施をした全国自治体病院協議会の経営診断や総務省公営企業アドバイザー派遣事業により、重点的に取り組むべき事項等が示されております。既に着手済みで効果があらわれている改善策もありますが、今後もこれらを着実に推し進め経営改善につなげます。また、現在休床となっている角館総合病院のメンタルヘルス病棟の活用について、院内に設置をした病棟再編検討委員会で令和元年度内、今年度内に方針を決定します。これを受け、令和2年度中には病棟が稼働できるよう、関係機関等との協議を加速します。 さらに、角館総合病院は、業務の効率化や経営コストの削減が期待されるDPC病院の移行を目指し、院内に「移行準備検討委員会」を設置し、情報収集や収益的比較等を含めた検討を進めます。 また、令和2年度は診療報酬改定の年であることから、両病院の診療に対する算定の精度を高めながら、医療機能を踏まえた適正な人員配置や有利な施設基準の取得等により一層の収益増加に努めます。 産業振興と雇用対策であります。 市内中小企業等の経営安定化のための融資支援制度をはじめ、経営基盤強化に向けた規模拡大や新分野進出に係る支援制度及び企業の相談窓口として「サテライト仙北」を継続し、地場産業の振興を推進します。 また、産業振興基本条例に基づき、仙北市産業振興推進委員会の意見を踏まえた施策立案や評価・検証を行い、商工業の振興に努めます。企業誘致では、来年度、地元企業が主体となって田沢湖黒沢工業団地へ植物工場の建設が実現しようとしております。このほかにも、地域経済の活性化や就労の場の確保を図るため、企業立地促進条例を活用した幅広い業種の企業誘致に努め、市内企業の事業拡大の促進に取り組みます。 商工会による起業・創業を目指す方の知識向上のための創業塾への支援であったり、起業等の設備投資費用へ支援、移住定住促進や空き店舗を活用した場合の家賃支援も行います。 また、民間企業が先頃市内に開設をした起業創造・創業支援拠点を応援しながら、ビジネスマッチングや人的ネットワークの機会を提供し、起業機運を高めることで地域産業の振興を図ります。 樺細工は、角館工芸協同組合等の関係団体と連携をし、原材料の確保、販売の拡大、技術の伝承、後継者の育成への支援を継続します。 ハローワーク角館管内の有効求人倍率は、昨年12月末現在で1.88倍となっております。人材不足が深刻化している業態・業種も多く、人材の安定的な確保が喫緊の課題となっております。 このため、引き続き新規学卒者を対象とした事業所視察会、企業説明会、首都圏での就職移住フェアなどを開催します。また、昨年立ち上げた雇用確保対策連絡協議会を継続し、人材不足の改善対策を早期にまとめ、取り組みをスタートさせたいと思います。 観光のまちづくりであります。 本年の東京オリンピック・パラリンピック、令和3年の東北デスティネーションキャンペーンへの取り組みを契機に、多様な旅行者ニーズに応えられるような観光地づくりを、DMOを中心に市民・民間事業者・行政が一丸で目指す年度となります。 そのために必要なマーケティング調査や、夏のたざわ湖スキー場や温泉資源の活用の検討など素材の磨き上げ、観光パンフレットのデジタル化やSNS等による発信にも力を入れます。 武家屋敷通りや桧木内川堤の桜のライトアップを一部拡大して継続し、夜の賑わいの演出、JR東日本秋田支社、DMOとの三者連携による観光まちづくりの推進、二次交通の利便性の向上に向けた検討などを進め、観光客の滞在時間の延長や、消費行動につながるような取り組みを関係者に呼びかけ事業を前進させます。 観光施設関係では、インバウンドの対応を視野に桜並木ポケットパーク、田沢湖観光情報センターの公衆トイレの洋式化や多機能トイレの設置などの改修を予定しております。また、刺巻湿原木道工事の継続、旧田沢湖郷土史料館跡地の緑化工事等も行います。 自然公園関係では、玉川温泉園地の歩道法面工事、同園地の公衆トイレや駐車場階段、ビジターセンターの屋根の改修や整備、抱返り渓谷の歩道の改修と回顧の滝から飯村少年殉難の碑までの整備工事を実施するほか、田沢湖のモヤ森自転車道についても継続して改修工事を進めます。 一般社団法人田沢湖・角館観光協会が中心となって組織をするDMO候補法人に関しては、本日付けで本登録申請をし、順調に進めば令和2年3月下旬に本登録となる見込みであります。また、DMOの各種事業の推進の中心となる地域おこし協力隊を採用し、仙北市商工会などの関連団体と連携を図り、積極的に事業展開を行います。 インバウンド対策では、SNSを活用した諸外国への情報発信と受入態勢の整備を図り、市の認知度・充足度向上を図ります。さらに青少年交流事業、令和3年に10周年を迎える台湾北投温泉と玉川温泉の姉妹温泉交流事業等を継続します。 また、外国語観光パンフレット等もデジタルツールへの移行を進めます。外国人対応を目的としたアクティビティガイドに取り組む地域おこし協力隊を採用し、外国人を継続して受け入れるための態勢づくりを強化します。 田沢湖クニマス未来館では中国語と英語に対応する案内システムを導入しました。施設を訪れる外国人観光客の皆様に、山梨県と仙北市にしかいないクニマスを見て田沢湖再生の思いを深め、環境に対する意識も高めてほしいと考えております。 グリーンツーリズムの推進では、五感楽農ツアーの実施や、国内や台湾などの教育旅行といった団体観光客の受け入れを強化するほか、増加傾向にある農山村地域への個人旅行に対応できるよう、受け入れの中心を担っている農家民宿等の開業増加に向けた取り組みを一層推進します。 将来を見据えた農業・林業振興であります。 地域の特性に応じた農業振興と、主食用米をはじめ麦・大豆などの戦略作物を組み合わせた経営の安定化を図るため、令和2年産米の生産の目安は1万5,091トン、作付面積約2,719ヘクタールで、昨年よりも47トン、面積で3.57ヘクタールの減少であります。 「新たな米政策」が始まり、米依存からの脱却に向けた複合経営の推進については、需要に応じた米生産と供給体制の構築を目指すとともに、年々減少する主食用米の需要に対応できる転作への転換の必要性が増してきています。そこで、産地交付金の仕組みを変えながら、仙北市重点品目、アスパラ、枝豆、キャベツ、ほうれん草、ソラマメ、しいたけ、ねぎ、山の芋、イチゴ、ブドウ、ニンニク、花きへの取り組みを厚く支援するほか、園芸や畜産といった総合経営を目指す農家への支援策として、農業夢プラン応援事業や市単独事業の仙北市畑作園芸等振興事業などにより、農業経営の安定へ向けた支援の継続を行います。また、先週開催の仙北市地域農業再生協議会総会で、委員の皆様から、例えばぶどうなどの栽培を促進し、生食用、また加工食品などの原料としたり、さらには観光政策との連携などについて意見をいただくことができました。仙北市の農業を夢のある総合産業とするため、議論の場をつくりたいと考えております。 ほ場整備を契機とした担い手の確保・育成については、農地中間管理機構を活用し、農地の利用集積による経営規模の拡大や集落営農組織・農地所有適格法人の設立・育成支援等を行います。 県営の神代地区基盤整備事業の面工事は、5年計画の2年目で、谷地川・東田地域60.8ヘクタールを行います。この事業と併せて、神代梅沢・岡崎地区の森間沼と岡本沼の老朽ため池の改修工事も行います。 新型ほ場整備事業の八津鎌足地区は、1年で面工事を完了させる見込みであります。また、中川地区は、令和3年度事業採択を目指し、前田地区と大瀬蔵野地区も新型ほ場整備事業採択に向けて準備を進めます。 森林環境譲与税を活用した新たな森林管理システムである森林経営管理法に基づく森林の整備は2年目を迎えます。引き続き意向調査を行うほか、昨年度意向調査を行い同意を得た森林所有者との間に経営管理権を設定し、次年度に間伐を行うための準備を進めます。 土砂流出被害対策として行う県営の治山事業は、継続地区5カ所であります。田沢湖地区柴倉沢、石黒沢、岩井沢、西木地区は粟掛、松葉であります。新規地区1カ所、これは田沢湖地区町田であります、の計6カ所を事業申請しております。 持続可能なインフラ整備であります。 令和2年度の補助事業は、社会資本整備総合交付金事業で11路線の道路改良、道路舗装、流雪溝、橋梁補修の工事等を要望しています。単独事業では、過疎対策、辺地対策、臨時地方道整備、道路改良事業等で12本の改良工事等を予定しております。 国道46号は、刺巻線形改良の早期完成、地域高規格道路の盛岡秋田道路整備促進に向け要望活動を強化します。国道105号は、大地田地区、紙風船館の付近であります、から桁沢地区が一部供用、草峠地区が暫定供用、新たな区間では、要望を続けてきた黒沢地区から堀内地区までの急カーブ・狭隘箇所のうち、堀内地区が新規着手を認められて、令和2年度の調査設計実施を目指しています。大覚野峠を含む14.3キロ区間は、秋田県知事をはじめとして、国直轄の調査実施を要望中であります。 県道は、2路線で継続実施であります。県河川改修事業は、5河川が継続実施であります。砂防事業は、八幡平直轄砂防事業の赤倉沢第2砂防えん堤など5施設が継続実施であります。 下水道事業、集落排水事業、浄化槽整備事業の3事業については、令和2年度から地方公営企業会計を適用し運用することを予定しております。これにより将来の収支見通しをより的確に行うことが可能となって、市民や議会によるガバナンス向上効果も期待しております。 下水道事業では、田沢湖浄化センターの重要設備機器の更新を行います。また、角館町西野川原地区や野中地区への管渠敷設工事を実施します。集落排水事業では、角館町白岩地区にある前郷処理場の改修工事を実施します。 水道事業では、令和3年度から5カ年の仙北市水道事業基本計画を策定する年にあたります。先の新聞報道で本市の水道供給量の半分が無駄との報道がありましたが、無効となった水量の中には収入とはなりませんけれども、有効活用された水と定義をされている無収入水量が含まれていて、全てが無駄になっているとは言い切れません。しかし、漏水による無効水量があるのも事実で、喫緊の課題であります。令和2年度の基本計画策定では、この漏水対策の具体的検討を実施します。 水道未普及地域解消事業では、山谷川崎地区と卒田地区について引き続き実施をします。山谷川崎地区については、令和2年度末の供用開始を目指したいと思います。 温泉事業でありますけれども、休暇村乳頭温泉郷に供給しているカラ吹き2号源泉等について、代替の温泉を確保した上で埋坑計画を進めております。計画の第1段階として、令和2年度はカラ吹き源泉群において、進入防止柵設置による安全対策工事と代替源泉の現況測量業務を行います。 なお、温泉事業全体の課題として、仙北市の場合、観光のまちづくりでも申し上げたように、温泉が観光や国際交流の素材であったり、市民の健康増進の一翼を担っていたり、湯治文化の再生を目指す現場であったり、市の政策と連動している特性が多数あります。このまま公営企業で事業を進めることが適切か、あるいは、例えば一般会計で運営をした際の公益性など、令和2年度で検証を進めたいと考えております。 第4章 おわりにであります。 以上、市政運営の基本方針と主要な施策の概要について申し上げました。 本定例会に提出している案件は、専決関係1件、条例関係23件、予算関係25件、その他3件、諮問2件の計54件であります。 お諮りした案件について、慎重審議の上、全案御可決賜りますようにお願いを申し上げ、施政方針を述べさせていただきました。 ○議長(青柳宗五郎君) 市政報告及び施政方針を終わります。 11時半まで暫時休憩します。                             (午前11時16分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時29分)--------------------------------------- △教育行政報告、教育行政方針
    ○議長(青柳宗五郎君) 次に、教育行政報告及び教育行政方針を行います。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 令和2年第2回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告させていただきます。 初めに、1月30日開催の市議会臨時会において、生保内中学校教職員の不祥事に関し、私の責任の取り方を報告させていただきました。その際、議員の皆様から多くの御意見、御指摘をいただきました。この御意見等を真摯に受け止めるとともに、仙北市全体に与えた影響、事の重大さを再認識し、教育委員会委員の意見も伺い、自身の責任の取り方を再考させていただきました。この結果、給与10分の1、3カ月を自主返納することとしておりましたが、さらに3カ月延長し、給与10分の1を6カ月自主返納することといたしました。議員の皆様には何とぞ御理解くださりますようお願い申し上げます。 それでは、諸般の状況を報告いたします。 教育総務課であります。 文化、芸術面等での児童・生徒の活躍について。 1月26日、仙台サンプラザホールで開催された、「第23回マーチング&バトン オンステージ東北大会」のコンテストの部ステージパフォーマンス部門で、神代小学校器楽部が銀賞を獲得しました。 令和元年度読書感想文コンクール秋田県地方審査の課題読書の部で、西明寺中学校の3年佐藤鈴音さんが最優秀賞にあたる秋田県教育長賞に、同じく3年の佐藤紋音さんが自由読書の部で優良賞に輝きました。佐藤鈴音さんは、第65回青少年読書感想文全国コンクールの課題読書の部でも、優良作品にあたる全国学校図書館協議会長賞を受賞しています。 中川小学校閉校式について。 2月9日、今年度で144年の歴史に幕を閉じる中川小学校の閉校式が、中川小学校体育館において、来賓、関係者、在校生、同窓生、保護者や地域の方々など300人を超す皆様が参列のもと、盛大に挙行されました。 式典終盤の児童による呼びかけ「ありがとう中川小学校」が披露され、参列者の校歌斉唱により会場は大きな感動に包まれました。長年にわたり地域の皆様から愛され、地域の拠点として大きな役割を果たしてきた中川小学校の確固たる歩みが、参列者の心に深く刻まれ、いつまでも心に残る閉校式典となりました。関係の皆様に心から御礼申し上げます。 青山学院大学との交流活動について。 2月13日から16日までの4日間、青山学院大学の学生・引率者8人が仙北市を訪れ、冬季交流プログラムを行いました。 参加者は、ひとり暮らし高齢者宅の除雪作業、田沢湖高原雪まつりの準備作業のボランティア活動、武家屋敷岩橋家で行われている角館の冬がたりの見学等、雪国の暮らしや風習を体験しました。 この冬季交流プログラムは、雪に触れたボランティア活動等を通じ、年々市民との交流が広がりを見せており、毎年楽しみにしているひとり暮らし高齢者もいます。今後も冬期の様々なメニューを展開することで、より一層交流を深めたいと考えています。 生涯学習課であります。 仙北市総合美術展について。 2月4日から16日まで、角館町平福記念美術館において「第9回仙北市総合美術展」が開催されました。 毎年、仙北市で芸術活動をされている方々が日頃の生涯学習活動の成果を発表する場として定着しており、今回は角館高等学校の生徒の作品11点を含め、152人と2団体から絵画、書、写真、工芸、手芸作品など166点の出展がありました。 会期中は687人の来場者があり、多岐にわたる力作を熱心に鑑賞し、出展者との交流も図られるなど有意義な美術展となりました。 学習資料館・イベント交流館であります。 読書感想文コンクールについて。 令和元年度仙北市読書感想文コンクールを開催し、市内各校から選抜された144点の応募作品から35点の入賞作品を決定しました。最優秀賞の仙北市長賞は、小学校・中学校の部で、生保内小学校1年中村恭一さん、高校の部で、角館高等学校3年藤岡莉子さんに輝きました。教育長賞には、西明寺小学校3年藺藤秀さん、同じく6年の畠山紗依さん、角館高等学校3年の高橋柚那さんが入賞しました。 2月16日開催の表彰式では、仙北市長賞、教育長賞、奨励賞、入選の児童生徒一人一人に賞状を授与しました。 また、株式会社新潮社から新潮文庫賞が、西明寺中学校2年の佐藤優美さんと角館高等学校3年の石郷岡麟さんに、角館図書館後援会長賞が、神代中学校2年尾樽部こころさんと角館高等学校3年高橋優日さんに贈られました。 スポーツ振興課であります。 高雄国際マラソンの中止について。 2月9日に開催を予定していた「第11回高雄国際マラソン」は、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となったことから、市民ランナーの派遣を取りやめました。派遣予定だった3人のランナーには、来年の大会に参加していただけるよう対応していきたいと思います。 2020フリースタイルスキー秋田・田沢湖モーグル競技会について。 2月15日と16日、たざわ湖スキー場において、「第40回全日本スキー選手権秋田たざわ湖大会フリースタイル競技モーグル・デュアルモーグル種目」が、男子59人、女子34人の参加のもと開催されました。 たざわ湖スキー場では初めての開催となったこの大会は、15日にモーグル種目、16日にデュアルモーグル種目を行い、日本のトップ選手の滑りを間近に見ることができました。 また、この大会はFISオープン大会を兼ねていたこともあり、北京オリンピックを控えた中国からのジュニア選手も出場し、難コースに果敢にチャレンジする姿が見られました。 大会開催にあたり、雪不足の中、雪の運搬やコース整備等に御尽力いただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 続きまして、お手元の報告には記載してございませんが、2月22日と23日の両日、たざわ湖スキー場を会場に「2020FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会」が開催されましたので報告させていただきます。 仙北市開催は6回目で、世界15カ国から過去最高の選手91人のエントリーがあり、コーチ等を合わせて153人をお迎えし、熱戦が繰り広げられました。競技はミカエル・キングズベリー選手とペリーヌ・ラフォン選手が昨年の大会に続いてモーグル種目を制し、日本選手では星野純子選手が2015年大会以来の2位となり、表彰台に上がっております。23日のデュアルモモーグル種目は、途中まで競技を実施しましたが、濃霧による視界不良のため残念ながら中止となってしまいました。 今大会は、雪不足の影響によりコースの設営・管理に困難を極めました。また、新型コロナウイルス感染症への対応もあり、これまでにない配慮を要する大会運営を強いられましたが、関係各位の御尽力により大会を終了することができました。大会関係者の皆様に心から敬意を表し、深く感謝を申し上げます。 次に、文化財課であります。 おやま囃子芸能発表会について。 2月11日、角館交流センターにおいて、角館のお祭り保存会主催による「第25回おやま囃子芸能発表会」が開催されました。14団体が出演し、角館のお祭りで奏でられるお囃子と手踊りが披露されました。 この発表会は、おやま囃子の保存・継承を目的に毎年開催しているもので、当日は、伝統芸能の囃子や踊りを鑑賞しようと市内外から約800人の観客や参加者が会場に詰めかけ、大いに盛り上がりました。 国指定名勝桧木内川堤「サクラ」のウソ対策について。 国の名勝に指定されている桧木内川堤のサクラについて、ソメイヨシノ花芽食害防止と景観保全を目的として、今年も2月1日から3月1日までの30日間、角館猟友会に委託し、ウソの有害鳥獣捕獲を行っております。 以上、教育行政に関する報告を申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 続きまして、令和2年の教育行政方針を申し上げます。 本年4月より中川小学校と角館小学校が統合して、新生角館小学校となり、中川地区の児童は現在の角館小学校へ通学することになります。児童たちは、両校関係者の配慮に満ちた1年間の交流により、不安を徐々に軽減し、新しい学校生活への期待感を高めつつあるようです。 これまで御理解、御協力をいただいた中川地域の皆さん、中川小学校、角館小学校の保護者の皆さん、両校関係者の皆さんに厚く御礼申し上げます。 さて、小学校では令和2年度、中学校においては令和3年度から新学習指導要領が全面実施となります。小学校で外国語の授業が本格的に始まり、プログラミング教育が導入されるなど、戦後最大の改革とも言われております。急速かつ激しい変化が予想されるこれからの社会を、主体的・創造的に生き抜く子供の育成に向けて、知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育むことを目指し、教科指導等の改善の具体的な姿を市内各学校に示していきます。 また、本市においても急速に少子化が進んでいることから、学校環境について考えるべき大きな分岐点に差しかかっていると捉えております。児童生徒が集団の中で多様な考えに触れ、認め、協力し、切磋琢磨し合うことを通じて一人一人の資質や能力を伸ばしていくことができるよう、様々な取り組みを実施していきます。 学校と地域の架け橋となる活動推進員による地域学校協働活動の推進、スポーツを介した地域と学校の交流、ふるさとの豊かな自然、歴史的な遺産や偉人、文化財や人的資源を活かした学習など、教育委員会全体で児童・生徒の成長に資する事業を展開していきます。 昨年の痛ましい事案のようなことが二度と起こらないよう、教職員の不祥事根絶に向けて管理監督、指導を強化するとともに、秋田県教育委員会、市教育委員会、学校教職員、保護者等の連携により、さらなる信頼関係の醸成に全力で取り組んでいきます。 教育総務課であります。 学校教育の充実について。 児童生徒の生命・身体の安全と心の健康の確保を最優先事項とし、命を守るための防災・安全教育の充実、いじめ・不登校対策、学力向上、体罰及び教職員による不祥事の絶無に重点的に取り組み、学校教育の一層の充実に努めます。 複雑で予測困難な変化が訪れると言われるこれからの社会を、他者と協働しながらも自立し、たくましく生き抜こうとする子供の育成を目指します。そのために、生きて働く「知識・技能」、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」、学んだことを活かそうとする「学びに向かう力、人間性等」を、幼・保・小・中学校の円滑な接続と連携により、計画的、系統的、継続的にバランスよく育む学習活動の具体的な姿を、市内各学校と協働で追求していきます。 学力向上については、4月に実施される全国学力・学習状況調査、12月に実施される秋田県学習状況調査を活用し、その結果から本市の児童生徒に求められる基礎・基本的な知識及び思考力・判断力・表現力に係る各小・中学校の課題を明確にしながら、市内小・中学校と協働でその課題解決に努めていきます。 令和2年度の小・中学校の新入学児童生徒数については、小学校が122人、前年度比21人減、令和元年度143人、中学校が181人、前年度比34人減、令和元年度215人が予定されています。 複式学級につきましては、白岩小学校と桧木内小学校での発生が予想されます。白岩小学校では、2・3年生の1つの複式学級、桧木内小学校では、4・5年生の1つの複式学級が発生すると予想されることから、複式学級支援員を配置し、複式学級のデメリットの軽減に努めます。 学校施設の充実等について。 子供たちが一日の大半を過ごす学校は、学習や生活の場であり、豊かな人間性を育む教育環境として重要な施設であります。各学校施設の整備については、少子化が急速に進む中、その必要性や緊急性を勘案しながら計画的に推進していきます。中でも老朽化等に伴う学校施設の大規模改修は、この後の学校の在り方を十分考慮の上、取り組んでいきます。 さらに、遠距離通学児童生徒の利便性と登下校時の安全・安心な通学環境を確保するため、通学路の安全点検やスクールバスの運行等について、各部署と連携を図り通学環境の整備に努めます。 北浦教育文化研究所であります。 秋田県教育庁南教育事務所並びに同仙北出張所の指導主事と連携・協力しながら、市内小・中学校の児童生徒の学力向上に向けた授業改善と教職員の資質向上に向けた指導・助言を進めていきます。 市内の学校を訪問して行う授業研究会における指導・助言のほか、市内の教職員による各種研修会を開催し、教育目標の具現化と教育の質の向上に努めます。 また、不登校児童生徒への支援を行う適応指導教室「さくら教室」を運営し、2人の指導員を中心に、不登校児童生徒への対応や相談活動の充実、併せて市民や児童生徒、保護者からのいじめ事案等の相談に対しても、しっかりと対応します。 さらに、いじめや児童生徒等の悩みを抱えている児童生徒を見逃すことなく、その指導と支援を充実させるため、学校、市民福祉部、児童相談所等の関係機関との連携を密にし、迅速かつ適切に対応します。 令和2年度から全面実施となる小学校3・4年生の外国語活動及び5・6年生の外国語科の授業において、外国語活動指導助手2人をALT、外国語指導助手とともに各校に派遣し、よりきめ細かな指導がなされるようにします。 総合給食センター(仮称)であります。 令和2年4月から、いよいよ総合給食センター(仮称)から、仙北市内小・中学校に安心で安全な給食の提供を開始します。 学校給食は、学校給食法に基づいて学校教育の一環として位置付けられております。児童生徒の心身の健全な発達を図るとともに、生涯を通じた健全な食生活の実現や食文化の継承のほか、食についての習慣や知識を楽しく身に付けるための学習の場でもあります。 保護者や学校との連携を密にしながら児童生徒の偏食の改善や食事マナーの向上、食文化等についての理解の深化につながる取り組みを推進し、「家族とともに歩む学校給食」を目指します。 新給食センターは、主食の米飯を、全て仙北市産の「あきたこまち」を使用し、炊きたての御飯を提供します。副食食材は地場産物や郷土料理などを取り入れ、郷土の文化を大切にする心を育む「地域と結ぶ学校給食」を推進していきます。 また、センター内を汚染区域と非汚染区域に完全に分け、衛生面の強化に努めていくとともに、食材を調理する上で後戻りしない一方通行動線とすることで食の安全を確保します。さらにアレルギー食についても、アレルギー専用の調理室を設け、症状に合わせて個別に料理し安心して食べられる給食を提供します。ほかにも、信頼される食を提供する上で、衛生管理体制を整備し、秋田県版HACCP、秋田県食品自主的衛生管理認証制度の認証を取得し、安心で安全な心のこもったおいしい学校給食の提供に努めます。 生涯学習課であります。 令和2年度は5カ年を実施期間とする「第3次社会教育中期計画」の折り返し年度となり、市民が自発的意思に基づいて生涯における様々な学習が行えるよう、一人一人の学びを支援し、互いに教え合い学び合う知の循環型社会の構築を目指して啓発活動に努めます。 地域と学校が連携・協働し、子供たちの成長を支えながら、地域全体の教育力の向上と活性化を目的として取り組んでいる「地域学校協働活動」は、現在、角館、生保内、神代の各小学校に「地域学校協働本部」を設置し活動を行っております。令和2年度は新たに白岩、西明寺、桧木内の各小学校に協働本部を設置し、市内全小学校区における協働活動を推進します。 「花いっぱい運動推進事業」の「にしきのフラワーロード一斉植栽」では、例年、市民や関係者の協力により国道105号沿い約4.6キロメートルに植栽されたマリーゴールドが、本市の風物詩として好評をいただいております。また、市内全域を対象に行っている「マリーゴールドの花苗配布」についても、今年も5月下旬に実施し、花のある住みよいまちづくりの一環として推進します。 子供たちの豊かな表現力やコミュニケーション能力向上とその環境づくりの一環として行っている「子ども演劇体験支援事業」では、市と包括連携協定を締結している「わらび座」の協力のもと、「演劇体験講座」として小学生から中学生を対象に実施してきました。令和2年度は、対象範囲、受講日数、演劇発表の場を設けるなど、各関係機関と連携しながら事業の拡充を図ります。 公民館であります。 公民館は地域における総合的な社会教育施設であり、市民が気軽に自由に学習できる環境を整える役割を担っています。市民の価値観も多様化する中、古くからの文化継承を軸とした事業の拡充やその時代に即した新たな事業を展開することで、教養の向上、健康の増進、生活文化の振興等を図ります。 また、中央公民館設置については、誰もが自発的に自分に合った学習に取り組み、地区を超えた学習参加により市民の交流が図られる活動拠点となるよう整備を推進します。 併せて、学校・家庭・地域が連携して子供たちを育てる地域学校協働活動の推進、市内の認定こども園、保育園、小・中学校、高等学校、大曲支援学校せんぼく校との連携強化に取り組みます。 市民会館であります。 好評を得ております自衛隊音楽隊コンサートやロビーコンサート等を引き続き開催していきます。 また、市民の活発な文化活動を促し、誰もが気軽に足を運びたくなるような会館となるよう努めます。 施設は老朽化が著しいことから、順次改修を進め、施設を訪れる全ての方々に安全かつ快適に利用していただけるよう、適切な管理に取り組んでいきます。 田沢湖図書館であります。 図書館サービスの重要な要素である図書資料については、利用者のニーズや時代に即した選書に努め、より魅力ある蔵書構成を心がけ、資料の迅速な提供とあらゆる年代の利用者に図書館の楽しさや役割を周知し、読書普及を図っていきます。 また、好評を得ております「おはなし玉手箱」、「とことこタイム」、「朗読コンサート」等のイベントを継続し、図書館の複合的な魅力を発信していきます。 学習資料館・イベント交流館であります。 令和2年は、地域に図書館を開設して100周年、また新潮社記念文学館開館20周年を迎える節目の年にあたります。先人の努力と業績に感謝しつつ、地域の皆様の読書環境の充実と郷土の優れた文学のさらなる周知に努めます。 学習資料館では、郷土資料の収集を推進し、地域の歴史や文化を後世に伝え、研究あるいは郷土を知ることを楽しむ利用者のお手伝いをします。市内小・中学校の学校図書館を通じて、児童生徒に対して図書資料を利用した学習を支援するとともに、読書好きの子供が増えるよう環境を整えます。 イベント交流館に常設している新潮社記念文学館では、角館町割400年を記念した藩政時代からの資料展と、地域の図書館開設100周年、文学館開館20周年を記念した企画展を開催します。地域の皆様に親しんでいただける、工夫した楽しい展示を行う予定であります。常設展示では「高井有一書斎」ほか、館内の展示内容の充実に努めます。 スポーツ振興課であります。 東京オリンピックの聖火リレーについては、6月9日に角館桜並木駐車場を発着会場として、日本の歴史と文化が色濃く感じられる武家屋敷通りを走る、約2.2キロのコースをリレーすることとなっております。 東京パラリンピックを応援する聖火フェスティバルについては、秋田県内各市町村で行われます。仙北市では8月15日に白岩雲巌寺で「白岩ささら奉納舞」により清められたかがり火から、「仙北市歴史文化の火」として採火の予定です。この炎は、8月17日に秋田県で一つとなり、東京に送られます。東京に集められた全国の炎はパラリンピック聖火となり4日間リレーされ、8月25日の開会式で聖火台に灯火されます。 タイ王国とのホストタウン事業については、MOU締結を一つの契機として捉え、競技種目にとらわれることなく、幅広く人的・文化的相互交流が図られるよう事業展開をしていきます。 35回目の開催となる田沢湖マラソン大会は、今年は9月20日に開催されます。毎年全国から約5,000人の参加を得て開催しており、ここ数年は海外からの参加者も増えています。台湾高雄市との友好交流をますます充実させ、国際的なマラソン大会を目指していきます。 フリースタイルスキーワールドカップモーグル競技は、これまで培った経験やノウハウを活かし、これまで以上に盛り上がる大会を目指します。また、秋田県と共催で実施しているジュニアキャンプを引き続き開催し、次世代選手の発掘、育成に力を入れながら競技への関心を高めていきます。 第7回となる「秋田25市町村ふるさとあきたラン!」については、10月10日、11日に角館を主会場として、市内を循環するコースで開催します。この大会は、県内全ての市町村が一堂に会し、市町村を代表する選手による駅伝大会を開催することにより、「元気で賑わいのある秋田」の実現を図るために開催されており、開催市として全力で準備・運営にあたりたいと考えております。 市民の健康づくりを進めるため、日常的なスポーツの習慣化に向けたきっかけづくりや、スポーツを楽しむ機会を提供するため、スポーツ推進委員の指導・助言を得ながら、生涯学習、健康づくり事業との連携を図り、併せて体育施設の適切な維持管理に努め、市民スポーツの推進、健康づくりを図っていきます。 文化財課であります。 仙北市一帯に残されている貴重な文化財の発掘、保存、活用に努めるとともに、北浦地方の悠久の歴史を御理解いただけるよう、歴史関連事業等を広範囲に積極的に展開します。 令和2年は、現在の角館の町並みが造られてから400年となることから、8月に町割400年記念シンポジウムを開催する予定です。広く市民の皆様と、これからの角館の町並み保存と活用について考える機会にしたいと考えています。 平成27年度から年次計画により実施している伝統的建造物群保存地区防災施設整備事業は、令和2年度に現在の角館庁舎北側にあたるDブロックのエリア整備を行います。これで防災施設の整備事業が完了することになります。 重要伝統的建造物群保存地区保存整備事業について、平成29年度から継続している河原田家の修理工事は、令和2年度に米蔵の改修工事を行い完了となります。令和3年度から一般公開ができるように準備を進めます。また、武家屋敷通りの板塀については、現況調査を行い、修理が必要な箇所を把握するとともに今後の修理計画をまとめます。 仙北市の花「サクラ」について、天然記念物・角館のシダレザクラと名勝桧木内川堤等のサクラの適正な樹木管理のため、角館のサクラ保存管理協議会や関係部署と連携し、継続して管理に努めていきます。 「角館祭りのやま行事」は、今後も角館のお祭り保存会を中心に、伝統文化の継承と保存に取り組むとともに、さらに安全で格式あるお祭りを目指し、関係者や市民の皆様とともに取り組みます。 角館町平福記念美術館であります。 町割400年に合わせ、角館の歴史に関連した展示をはじめ、仙北市内外の方々に広く親しんでいただける企画展を計画しています。 「春のコレクション展(仮題)」では、今まで寄贈していただいた館蔵品の中から、角館の春を表現した日本画、洋画、写真など約60点を展示します。角館出身の洋画家・渡辺浩三の没後40年を記念して、「没後40年渡辺浩三展」を令和元年に御遺族から寄贈された作品を交えて展示予定です。「町割400年記念展平福穂庵とその弟子たち(仮題)」として、穂庵一門の日本画作品及び町割絵図や資料の展示を行います。 また、角館出身の若手日本画家「山田美知男日本画展(仮題)」、「郷土画人の屏風展(仮題)」、「児童生徒県南美術展」、「館蔵品・寄贈品展」等を開催する予定です。 今後も美術館においては、仙北市にゆかりのある作家を中心とした企画展を行い、多くの方々から気軽に芸術作品を鑑賞していただけるよう創意工夫に努めていきます。 以上、令和2年度の教育行政の基本方針及び主要な施策の概要について申し上げました。 本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 教育行政報告及び教育行政方針を終わります。 議会動静報告並びに監査報告は、タブレットに掲載のとおりです。 13時まで、昼食のため休憩をいたします。                              (午後0時00分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)---------------------------------------議会改革推進協議会の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、議会改革推進協議会の報告を求めます。 座長、5番、高橋豪君。 ◆5番(高橋豪君) お疲れ様でございます。 貴重なお時間をお借りしまして、議会改革推進協議会の報告をさせていただきます。 本協議会は、平成30年9月28日に設置されてから、議長からの諮問や議員からの要請に基づき、議長の私的諮問機関として、これまでに4回の協議を重ねてまいりました。 主な成果としては、一般会計の決算認定議案の審議方法において、これまで継続審査として12月定例会で認定の可否を決定していましたが、決算審議での議論を翌年度の予算に反映しやすくさせるため、提案された9月定例会で認定の可否を決定する審議方法に改めました。 また、市民との意見交換会を、これまでの議会主導の開催から住民主導による開催も可能とするため、いわゆる「出前意見交換会」の開催方法を整備して周知に努めてきました。しかし、問い合わせはあったものの、残念ながら「出前意見交換会」の実現にはいまだ至っておりません。今後も議会広報などにより周知を継続し、認知度向上に努めるべきであると考えております。 また、配分されている一般質問の枠については、議会運営委員会の2日前の申し出により調整を可能とする運用に改めております。 2月18日の第4回となる議会改革推進協議会では、以下の7項目について協議をしています。 1つ目が議員の定数についてであります。 急激な人口の減少を鑑み、定数も削減すべきという多数意見と、少数意見としては、広い面積をカバーできるよう、より多くの住民の声を届けるためには現状維持という意見もありました。 定数は委員会の数とも連動するため、引き続き議論を重ね、できれば議員の任期満了となる令和4年4月の1年前の決定が理想であるという意見も出されております。 2つ目が議員の報酬についてであります。 議員の一層の専業化を進めるため、また、若い世代のなり手が少ないという課題も踏まえ、報酬は増額し、一方では定数を減ずることで議会費全体については削減するべきとする意見と、現状維持の意見、あるいは減額すべきとの意見もありました。 3つ目が政務活動費についてです。 全国的に不正報道が相次ぐ現状から、その制度自体を廃止するべきという多数意見と、少数意見としては、議員活動の様子が住民に伝わるため透明性の観点から維持するべきという意見がありました。 定数と報酬と政務活動費は密接な関係があり、今期の議会改革推進協議会では集約には至りませんでしたが、引き続き議論を重ね、最低でも令和3年2月定例会での議員提案を目標にすることを確認しております。 次に、予算常任委員会における会派質疑についてです。 平成27年6月定例会以降、会派質疑の実績がないこと、会議規則に定める審議原則、説明、質疑、委員会付託、討論、採決の順からすると好ましいことではないということから、廃止するよう運用例を改正すべきという意見が集約されました。 次に、会期日程の「休会」表示についてです。 会期日程上の「休会」中も各常任委員会などが開催されておりますが、あたかも議会を休んでいるかのような印象を与える「休会」という表示を改め、ホームページ上での広報の際には「休会」という表示をしないとすることの意見が集約されました。 次に、例規集についてです。 ペーパーレス化に伴い、タブレット端末から市のホームページを検索することにより例規集が閲覧できることから、議員各位へ配付されている紙ベースでの例規集は廃止するべきという意見が集約されています。 7番目が緊急質問についてであります。 緊急質問は、本来、日程事項であり、議会運営委員会では、1つ「緊急性の判断」と、2つ「日程の追加」を協議する必要があることから、Ⅰ、関連する質疑は認めないこと。Ⅱ、質問の時間は議案質疑と同様に20分とすること。Ⅲ、質問の回数は3回までとすること。Ⅳ、自席で発言できること。以上のように運用例を改正すべきとの意見が集約されています。 私どもの第5次となる議会改革推進協議会の任期は5月7日で、今回が最後の定例会となります。とりわけ、定数、報酬、政務活動費については、議会費全体を通じて検討されることが大切であります。加えて、若い世代、あるいは女性の議員のなり手の確保も深刻な課題となっております。 こうした課題を踏まえ、どのような水準が適切なのか、今後の議会の在り方について、どのような方向性に舵を切るのかは非常に難しいところでありますが、ぜひ次期の議会改革推進協議会において、引き続き慎重に議論を尽くされ、できるだけ早い時期に決定していただくことを期待申し上げます。 これまでの正副議長の御指導並びに議員各位、委員各位の御協力に感謝申し上げ、第5次議会改革推進協議会の御報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(青柳宗五郎君) ただいま議会改革推進協議会の座長から報告された内容を協議するため、本定例会中に議会運営委員会の開催を要請をいたします。--------------------------------------- △議案第3号~議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第5、議案第3号 専決処分の承認についてから日程第7、議案第5号 工事請負変更契約の締結についてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれ説明を求めます。 議案第3号 専決処分の承認について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) お疲れ様です。 議案第3号を御説明いたします。 議案ファイルの6ページをお開きください。 議案第3号 専決処分の承認について。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和元年度仙北市一般会計補正予算(第7号)について別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。 令和元年度一般会計予算ファイルの2ページをお開きください。 専決処分第1号、令和元年度仙北市一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ38万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を229億162万2,000円とするものです。 第2条は債務負担行為の追加です。 専決処分の期日は、令和2年2月6日です。 株式会社渡辺佐文建設設計事務所とのクニマス未来館設計違算和解金等請求訴訟は、1月17日、秋田地裁大曲支部判決で市の請求が認められたところでございますが、1月30日付で相手方が控訴したことを2月6日に確認してございます。今後、仙台高裁秋田支部において和解金請求訴訟の控訴審が行われる見込みです。このため、控訴審に応じるための弁護士費用等の予算措置が必要となったものでございます。現時点では、控訴状、控訴理由書が市に届いておりませんので、控訴内容の確認はできておりません。届き次第、控訴審の対応を進めてまいります。 以上で議案第3号の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第4号 令和元年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) どうも御苦労様です。よろしくお願いします。 それでは、議案第4号の提案理由を御説明いたします。 補正予算説明書の2ページをご覧ください。 議案第4号 令和元年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ742万2,000円を減額し、総額をそれぞれ4億4,283万円とするものでございます。 第2条は債務負担行為の設定についてでございます。 それでは5ページをご覧ください。 第2表債務負担行為です。短期入所及び入所者給食管理業務を令和2年4月1日から令和4年5月31日まで2年2カ月間の委託契約を行うために設定するものでございます。 次に、歳入及び歳出予算の補正につきましては、事業の精算見込みによるものです。 主なものを御説明いたします。 歳入、8ページをご覧ください。 歳入、1款1項介護給付費収入説明欄、300万円の減額、同じく3項自己負担金収入説明欄、304万円の減額につきましては、入所利用者数の実績見込みによる減額補正をお願いするものでございます。 次に、9ページをご覧ください。 歳出、1款1項1目説明欄、一般管理費612万4,000円は、臨時職員分の賃金、共済費、施設の屋根改修工事請負費の精算等に伴う減額補正でございます。 次に、2款2項1目説明欄、利用者サービス事業費86万円の減額でございます。利用者数の減額見込みに伴う給食管理委託料の減額などでございます。 本補正予算は、第2表債務負担行為の際に御説明いたしましたにしき園の給食管理業務委託につきまして、これまで長期継続契約として業務を委託してきましたが、更新年度となる令和2年度の当初予算編成時の査定におきまして、債務負担行為を設定した上で複数年の事業委託とすることが適切との結論に至りました。そのため、債務負担行為設定後に行う入札から契約までの事務が今定例会終了日の議決では間に合わないことから、初日の議決をお願いするものでございます。 以上で議案第4号の提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第5号 工事請負変更契約の締結について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第5号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの7ページをお開き願います。 議案第5号 工事請負変更契約の締結について。 令和元年度農山漁村地域整備交付金農業集落排水事業(機能強化)桧木内地区処理施設改築工事請負変更契約の締結について、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 1点目の契約の目的でございます。 令和元年度農山漁村地域整備交付金農業集落排水事業(機能強化)桧木内地区処理施設改築工事請負変更契約でございます。 本工事は、昨年6月の定例市議会で議決をいただいた工事で、令和2年3月13日までの工期で現在施工中でございます。工事にあたり、既存水槽内の汚水と残留汚泥を引き抜き、コンクリート劣化度調査を行った結果、中性化が進んでいる部分が発見されました。このため、超高圧洗浄による脆弱部の除去と専用モルタルによる断面修復工が必要となり、増嵩するものでございます。 2点目の契約金額について。 既契約金額3億525万円に188万1,000円が増額となり、変更後の契約金額は3億713万1,000円となるものでございます。 3点目の契約の方法は、条件付一般競争入札でございます。 4点目の契約の相手方は、秋田県仙北市西木町門屋字漆原88番地8、西宮・佐藤特定建設工事共同企業体、代表者 株式会社 西宮組、代表取締役 西宮幸実でございます。 この契約につきましては、去る2月3日に仮契約を締結しており、本議会の議決をもって本契約となるものでございます。 なお、関連資料をタブレットに掲載しておりますので御参照願います。 以上で議案第5号の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから各議案に対する質疑を行います。 議案第3号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) それでは、議案第3号は、これ専決処分でありますので、今回の専決処分をすることによって総額の予算と、それから3年度末での見込みは幾らなるのか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 今回の補正の予算につきましては、弁護士費用の着手金が全てになってございます。 もう一つすいません、3年後と。 ◆16番(高久昭二君) 《聞き取り不能》 ◎総務部長(阿部慶太君) すいませんでした。第一審につきましては、着手金が75万6,000円、旅費日当が18万円、郵券代が5,000円、印紙代が9万8,000円、また、成功報酬では139万円を見込んでございまして、合計で242万9,000円。第二審につきましては、今回着手金のみとなってございまして、38万5,000円がプラスされるものでございます。 なお、報酬については成功報酬ということになっておりますので、まだ支払いはできてございません。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 今回、仙台高裁のほうに控訴するわけでございますが、相手方ですよ、相手方が。それに対応しないといけないわけですが、秋田、つまり地方裁判所の秋田支部のとこで仙台高裁の控訴審が行われることになってるのか。そうなれば仙台とは旅費の関係が違ってくると思いますので、大抵仙台の場合は秋田地方裁判所でやってるんじゃないかなと私は想像したんですが、それはいかがなもんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 今議員がおっしゃったとおりでございまして、仙台高裁の秋田支部で開催されるものでございます。そのため、旅費はみてございません。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 議案第4号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) お伺いしたいと思います。 1点目は、現在のまず職員数ですね、約31名、職員名簿を見ると約、事務長以下31名の方がおるし、そのほかに臨時の職員の方、パートの方もおられるかと思うんですが、現時点で何名の職員が働いておられるのか。それから、この予算を出すにあたって、短期、それから長期の入所者の方々が何名いるのか。それによってやっぱり給食費が当然違ってくると思いますので、その点をちょっと確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) それでは、初めに職員数の内訳でございます。 医師1名、それから事務員3名、うち臨時職員が1名でございます。それから介護支援専門員が1名、それから支援相談員、こちらも1名、管理栄養士1名、作業療法士1名、理学療法士2名、それから看護師が10名、うち臨時職員の方が1名、介護員が13名、うち臨時職員の方が9名。介護職員のうちで今現在1名の方が病気休暇ということでお休みになってございます。それから、介護職員の臨時職員の9名のうち1名が病気休暇ということで休暇中でございます。正職員と臨時職員合わせまして44名の方々がお仕事させていただいております。うち正職員は31名でございます。 それからもう一点でございます。長期入所者の方の数でございますが、こちらの数字は令和2年1月の数字でございますが、入所者数延べでございますが2,828名、1日平均でございますが、1日91名でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 現在、入所者が91名おられるようでございますけども、1月1日付けですね。これ今回幾らか、2月1日付けで増減があるんでしょうか。当然チェックなさっているし、事務局のほうでも把握されてると思うので、そういう方々が増えたのかどうか。入所者ですよ、短期と長期の。 それからもう一点は、これまでも日清医療食品のその給食業務委託をなさっていたのかどうか。その確認とともに、その契約がですね何かちょっと半端な、中途半端なような感じするんですが、これどういう契約結ぶかはそれは市のほうの判断と相手方の判断によるんでしょうけども、普通3月末まで契約するとか何かそういう決まりというのは、例えば学校給食センターのとこはそうなっておらないのか、ほかのほうはどうなってるのか、その点も併せて確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) 一番最後のほうの、ちょっとほかの業務の関係につきましてはちょっと私のほうでは分かりかねますので、大変申しわけございません。 それから、今、本日2月1日現在の数字でございますが、こちらにつきましては今ちょっと確認中でございますので、よろしくお願いいたします。 それから、すいません。これは平均になりますが、93名ということで2名増えてございます。それで1月なんですが、風邪の方がいらっしゃいまして、ちょっと入所、風邪の方が多数出まして入所を控えた経緯がございます。 給食につきましては、それぞれの契約の仕方によりましてそれぞれのその給食の契約の仕方が違ってきますので、こちらのほうとしては、まずはそこら辺まではちょっと把握していないということでございます。 大変申しわけないです。以上でございます。 ◆16番(高久昭二君) 今は、給食業務をどこに委託なさっているのでしょうか。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) はい、今は日清食品でございます。今回の契約者は日清食品でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最後ですけども、若干ですね、さっき浅利所長さんもおっしゃりましたように、あっ、市民福祉部長さんもおっしゃいましたように、若干のやっぱりその月、またはその月内でも増減があると。つまり風邪ひいたり、または病院のほうに緊急に入院しないといけないとか、いろんな事情で一時退所する方もおるだろうし、若干の余裕をみてですね、給食費といいますか、学校とはちょっと異なる計算でしょうけども、やっぱりみておかないと後で足りないということになりはしないかなというふうにちょっと今回の補正予算出てきて思ったんですが、予備費とかですね若干そういうふうな予算的に余裕をもたせておいたほうが、最後に決算を打てばはっきりするわけでございますので、その点を、日清食品にすぐお金を払うわけではもちろんないけども、そういうふうな形をとっておらないもんでしょうか。毎月恐らく日清さんのほうにも委託費を払っていると思うんですよ。それでもって賄い費とか、いろんなその働く人の賃金も払っていると思うんで、その辺はどのようになってるでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) そこら辺は契約に基づきまして、実績に基づきまして最終的に精算する形になりますので、まずは実際に給食をお出しした数で最終的に決算させていただく形になってございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 議案第5号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど、草なぎ建設部長もお話しされてましたとおり、6月議会でですね議案が可決なさってるわけでございますけども、恐らく6月に工事、恐らく着手したんじゃないかなと思うんで、遅くても7月頃からは工事始まったんじゃないですか。私は知りませんよ、そばにいないから。何月何日から工事が始まって、その工期は3月31日なのかもしれませんけども、いつの時点で、何月何日の時点でそういうふうな汚泥とかですねコンクリートのその問題とか出てきたんでしょうか、発見なさったんでしょうか。まず最初それを確認しておきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 高久議員の御質問にお答えします。 工事のほうは6月議会のほうで御承認いただきまして、7月1日付けの工期で令和2年の3月13日までの工期で行われているものでございます。今回の変更の要因をいつの時点で気づいたかということでございますけれども、各水槽内の汚水と残留汚泥を全部引き抜いた上で、コンクリートの中性化試験のほうを行っております。これは9月の6日、13日と21日に実施しております。この中で、この調査の結果で脆弱部分が発見されたと。いわゆるコンクリートの中性化が進んでいる部分が発見されたということで、これに基づきまして変更を行うものでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 去年のまず9月の6日の13日の2日間で、その汚泥の関係の全部抜き取ったことによってそういうのが発見された、コンクリートの劣化なり、いろんな問題が発見されたということですが、そうしたら、まず9月定例会は間に合わないにしても、12月定例会にやっぱり出してですよ、その足りない分をどうしても必要だとすれば予算をまたさらに出して、当局のほうに相談した上で出して議会の議決に付すべきじゃないかなと思うんですが、何かこう間に合わせ的に今、3月議会、つまり年度末の議会だというふうなことで出されたもんでしょうか。その点をもう一回確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 確かに、先ほどちょっと言いましたけども、9月の6日、13日、21というのは、実際にもう汚水と汚泥を全部引き抜いて検査した日がその日ということでございます。それで変更の提案の時期ということでございますけれども、工事につきましては、この工種に限らず最終的に精算変更する形になりますので、年度末の最終の議会のほうで精算変更したほうが何回にも変更する必要がないかなということで、いつも最終のときに変更があれば精算変更するという形をとってございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 年度末に精算変更というか精算するというふうな方法らしいんですけども、そうすれば、これあと既に終わったんでしょう。それとも、これから残った、わずかな工期でここをやるということなんですか、工事を。残り工事ですね、残工事。今日は2月の25日だし、何だかんだってば議会は今日初日で議会に議決すれば明日からでも可能なわけですが、まだ全然着手なさっていないんですか。もう一回そこを確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) この補修の工事につきましては、脆弱部分が発見された時点で、これはそのまま放っておきますとコンクリートの劣化が進むわけでございます。そういうことでございますので、やらないという、その補修はしないという選択肢はないことになりますので、これにつきましては、試験結果が出て監督員がそれを確認した上で、その部分の施工はもう既に終わってございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第3号から議案第5号までの各議案については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号から議案第5号の各議案については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから各議案に対する討論を行います。 初めに、議案第3号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 次に、議案第4号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 議案第5号に対する討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労様でございます。 それでは、議案第5号 工事請負変更契約の締結について、先ほど草なぎ建設部長がるる説明なさってございますけれども、昨年の9月の時点でそういうのが発見されて、既に工事は終わってしまってるというふうなことで、これは何か決算を打つためのような感じがしないでもないんですが、まだ農業集落排水の決算は打たれてないはずなんですよね。決算はちゃんと決まってるでしょう。令和元年度、今は2年度から。だからそういうのがない中でそういうふうに時間を余りにも間隔置くということは、やっぱり事務的なやっぱり怠慢にあたるんじゃないかなと思うし、どうしても業者さんがそれにお金をかけなければさらに追加しなければならないとすれば、それはやむを得ないかもしれませんけども、業者さんが赤をぶつとか、それをかぶるというわけにはいかないでしょうけども、余りにも私はずさんだと思いますので、非常に残念ではありますけども、この議案第5号 工事請負変更契約の締結については、反対をいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第5、議案第3号 専決処分の承認についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、承認することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第3号 専決処分の承認については、承認することに決定をいたしました。 日程第6、議案第4号 令和元年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第4号 令和元年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第5号 工事請負変更契約の締結についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第5号 工事請負変更契約の締結については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第6号~議案第48号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第8、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてから日程第56、議案第54号 市道の認定についてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第6号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第6号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの8ページをお開きください。 議案第6号 仙北市債権管理条例制定について。 仙北市債権管理条例を別紙のとおり制定するものです。 債権管理につきましては以前から懸案の一つとなっていて、平成30年度から、私債権、私債権における未収金の債権管理体制の構築に向けて、管理方法、個人情報の取り扱いなどについて打ち合わせを行い、その中で債権管理条例が必要との認識に至ったものでございます。 9ページをお開きください。 条文の要点を御説明いたします。 第1条は、債権管理条例を制定する目的です。債権の適正な管理に資することを目的としています。 第2条では、債権の分類等を定義しています。本条例で主に対象にある債権は、第4号に記載の非強制徴収公債権と第5号に記載の私債権です。どちらも地方税法等の例により滞納処分ができない債権になります。 10ページをお開きください。 第6条では、債権管理体制の整備について規定しております。内部委員会を設置し、この委員会で債権管理について統一的な対応や、この後に出てきます債権放棄の適否の審査に関する事務等を行います。 第7条では、債務者に関する情報の利用を規定しています。 11ページをお開きください。 第10条では、債権放棄ができる場合を規定しています。第1号から第6号に該当する債権等については、市長等が放棄できることとしています。第2項では、債権を放棄した場合の議会への報告義務を規定しています。報告する事項は、放棄した債権の名称、金額及び件数、放棄理由などとしています。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第6号の提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第7号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第7号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの13ページをお開き願います。 議案第7号 仙北市簡易排水施設条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開き願います。 14ページから18ページがその条文でございます。一般会計で運営している潟尻地区簡易排水施設につきましては、仙北市集落排水施設条例で運用されております。今般、将来にわたって安定した下水道サービスの提供を目的に、集落排水事業特別会計について、公共下水道事業、浄化槽整備事業とともに地方公営企業法を適用した企業会計方式への移行を提案しております。これに伴いまして、仙北市集落排水施設条例の一部を改正することとしております。そのため、簡易排水施設に対応した単独の条例が必要となることから、今回新たに条例制定するものでございます。 条例の内容といたしましては、既存条例を基本に簡易排水施設向けに必要な文言を整備したものでございます。 なお、本条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第7号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第8号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第8号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの19ページをお開きください。 議案第8号 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市情報公開条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は次のページです。 これまでは、市内に住所がある場合や事業所があるなど、情報公開請求ができる人や団体等を限定していましたが、市内市外にかかわらず誰でも請求することができるようにするものでございます。 この条例は、令和2年4月1日からの施行となります。 以上で議案第8号の提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第9号について、浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) それでは、議案第9号について提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの21ページをお開きください。 議案第9号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市印鑑条例(平成17年仙北市条例第17号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次ページ、22ページをお開きください。 条文の要点を御説明いたします。 今回の改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律(令和元年法律第37号)の施行等により、成年被後見人の一律な権利制限が見直され、これまで印鑑登録ができない人を「15歳未満の者及び成年被後見人」としていたものを、「15歳未満の者及び意思能力を有しない者」と改正するものでございます。権利制限を見直したことによるものでございます。 この条例は、公布の日から施行するものでございます。 以上、説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第10号から議案第14号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第10号の説明をいたします。 議案ファイルの23ページをお開きください。 議案第10号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開きください。 生保内中学校で発生したパワハラ事案に対し、地方自治体の長として責任を重く見、市長が自ら月額給与10分の1を4月から6月までの3カ月間減給とするものです。 施行は、令和2年4月1日からです。 次に、議案第11号の提案理由を説明いたします。 25ページをお開きください。 議案第11号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページです。 国、県の指導により、時間外等の1時間当たりの単価を計算する際に寒冷地手当の月額を含めるものとするものでございます。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第12号の提案理由を説明いたします。 27ページをお開きください。 議案第12号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は次のページです。 第10条第2項ただし書の改正は、パートタイム会計年度任用職員の通勤に要する費用弁償について規則で定めることができるようにして、より様々な雇用形態に対応するためのものです。 施行は、令和2年4月1日です。 次に、議案第13号の提案理由を説明いたします。 29ページをお開きください。 議案第13号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市基金条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は次のページです。 第3条第1項の改正は、廃棄物処理業務を広域化したことに伴い、一般廃棄物処理施設整備基金を廃止するものです。また、下水道事業及び農業集落排水事業特別会計の法適化に伴い、特別会計で設置した基金の目的及び処分について、公営企業となる下水道事業会計に対応できるようにするものです。 第3条第2項の改正は、仙北市育英奨学基金の積立額2億9,868万円を2億9,883万円に増額するもので、寄附金追加による積立額の変更に伴うものでございます。 第8条第1項第9号の改正は、田沢診療所の廃止に伴い、仙北市田沢財産区地域振興基金を処分できる字句を改めるものです。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものですが、育英奨学基金の規定は、公布の日から施行するものです。 次に、議案第14号の提案理由を説明いたします。 31ページをお開きください。 議案第14号 仙北市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文は次のページです。 改正内容は、行政手続き等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、オンラインによる弁明書正本の提出を行った場合、副本も提出したものとみなすこととなったため、副本等の提出に係る項を削除するものです。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものです。 以上で議案第10号から議案第14号までの提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第15号から議案第18号について、浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) 議案第15号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの33ページをご覧ください。 議案第15号 仙北市田沢湖老人憩いの家条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市田沢湖老人憩いの家条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正内容につきましては、仙北市田沢湖老人憩いの家の使用に関し、暴力団排除規定を盛り込むものでございます。 改正条文は次のページでございます。 第5条の次に1号を加えるものでございます。「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団その他集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるとき。」、そのほか文言の整理を行うものでございます。 この条例は、公布の日から施行するものです。 次に、議案第16号の説明をいたします。 議案ファイルの35ページをお開きください。 議案第16号 仙北市多世代交流施設条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市多世代交流施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正内容につきましては、へき地保育所かみひのきない保育園の廃止に伴い、本条例より幼児保育及び幼児保育事業の項目を削除し、かつ仙北市多世代交流施設の使用に関し、暴力団排除規定を盛り込むものでございます。 改正条文は次のページでございます。 第1条中の幼児保育の項目を削除するものです。また、第3条の第2号、幼児保育事業に関することを削り、第3号以下を繰り上げるものでございます。次に、第5条第1項の後段に「許可を受けた事項を変更しようとするときも同様とする。」を加え、さらに暴力団の排除に関する規定を加えるものでございます。 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第1条及び第3条の改正規定は、令和2年4月1日からとするものでございます。 次に、議案第17号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの37ページをご覧ください。 議案第17号 仙北市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正内容は、仙北市デイサービスセンターの使用に関し、暴力団排除規定を盛り込むものでございます。 改正条例は次のページでございます。 第7条に次の1号を加えるものでございます。「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団その他集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるとき。」 この条例は、公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第18号について御説明いたします。 議案ファイルの39ページをご覧ください。 議案第18号 仙北市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 仙北市国民健康保険診療所条例(平成17年仙北市条例第102号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをご覧ください。 この一部改正は、田沢診療所の廃止に伴い、本条例第2条の田沢診療所の名称と所在地を削除するものでございます。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 また、下段の仙北市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、田沢診療所廃止に伴い、削除するものでございます。 以上、提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 14時10分まで暫時休憩します。                              (午後1時57分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時10分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第19号及び議案第20号について、八柳農林部長。 ◎農林部長(八柳司君) 議案第19号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの41ページをご覧ください。 議案第19号 仙北市都市農村交流施設条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市都市農村交流施設条例(平成18年仙北市条例第7号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページです。 対象となる施設は、田沢湖畔のハートハーブであります。 改正内容につきましては、施設の使用に関する条例第6条中に暴力団排除条文の一部を加え、改正するものです。 この条文は、公布の日から施行するものです。 続きまして、議案第20号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの43ページをご覧ください。 議案第20号 仙北市農村公園及び広場条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市農村公園及び広場条例(平成17年仙北市条例第126号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページです。 対象となる施設は、農村公園、広場等で市内14施設となっております。 改正内容につきましては、施設の使用に関する条例第6条中に暴力団排除条文の一部を加え、改正するものです。 この条文は、公布の日から施行するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第21号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第21号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの45ページをお開き願います。 議案第21号 仙北市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開き願います。 46ページから50ページまでが改正の条文でございます。 今回の条例改正は、平成30年度の固定資産税の評価替え及び地価の賃料水準の動向等を踏まえ、道路法施行令別表に定める占用料の額が見直されたことに伴い、本条例別表に定める占用料を改正するものでございます。 なお、本条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第21号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第22号及び議案第23号について、戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) それでは、議案第22号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの51ページをご覧ください。 議案第22号 仙北市学校給食センター条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市学校給食センター条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 新給食センターの完成に伴いまして、田沢湖学校給食センター、角館学校給食センター、西木学校給食センターを廃止しまして、その機能を仙北市総合給食センターに移行するため所要の改正を行うものでございます。 改正条文は次のページです。 題名を仙北市総合給食センター条例とし、第1条中「学校給食センター」を「仙北市総合給食センター」に改めるものです。 第2条の表中、名称を「仙北市総合給食センター」に、位置を「仙北市西木町西荒井字番屋175番地」に改めるものでございます。 附則第1項により、施行期日を令和2年4月1日とするものでございます。 附則第2項により、仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を次のように改正するものです。 別表第2条関係中「学校給食センター運営委員会」を「総合給食センター運営委員会」に改めるものです。 次に、議案第23号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの54ページをご覧ください。 議案第23号 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市武家屋敷小野崎家条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は次のページです。 改正内容は、武家屋敷小野崎家の使用に関し、第7条に暴力団排除規定を盛り込むものでございます。 この条例は、公布の日から施行するものです。 以上、提案理由の御説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第24号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第24号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの56ページをお開き願います。 議案第24号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお開き願います。 57ページから64ページが改正の条文でございます。 今回の条例改正は、将来にわたって安定した下水道サービスの提供を目的に、公共下水道事業、浄化槽整備事業、集落排水事業の各特別会計について、地方公営企業法を適用した企業会計方式へ移行するため、条例の一部を改正するものでございます。 次に、改正内容についてでございます。 本条例は、既存条例に3事業の内容を入れ、必要な文言を整備する形となっております。 第1条、条例の趣旨に、公共下水道事業、浄化槽整備事業、集落排水事業の総称として下水道事業の文言を追加しております。 第2条、事業の設置では、公共下水道事業、浄化槽整備事業、集落排水事業の文言を加え、下水道事業に公営企業法の規定の全部を適用することとしております。 第3条、経営の基本では、公共下水道事業、浄化槽整備事業の排水区域は、仙北市の区域内とし、集落排水事業の集落排水施設の名称、位置及び処理区域は、別表2に定めております。その他必要な文言を整備しております。 なお、この条例の一部改正に伴い改正する必要がある関係条例につきましては、本条例附則の中で改正するものでございます。 また、本条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第24号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第25号及び議案第26号について、菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) それでは、議案第25号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を申し上げます。 議案ファイルの65ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。 改正内容については、次ページのほうをご覧いただきたいと思います。 内容につきましては、仙北市病院事業の設置等に関する条例第7条について、地方自治法改正に伴い、引用する条項について、「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものであります。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものであります。 続いて、議案第26号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。 議案ファイルのほうにつきましては、67ページのほうをご覧いただきたいと思います。 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。 条例内容については、68ページのほうをご覧いただきたいと思います。 こちらは先ほど一般会計の任用職員制度と同じく、仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例第10条第2項ただし書中、給与条例適用職員の例により難いパートタイム会計年度職員の通勤に要する費用弁償について、管理者が規則等で定めることができるよう、様々な雇用形態に対応するものであります。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行するものであります。 以上、仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についての提案理由であります。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第27号について、浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) 議案第27号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの69ページをご覧ください。 議案第27号 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例制定について。 仙北市立へき地保育所条例を廃止する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをご覧ください。 本条例により設置されている上桧木内保育園は、平成23年4月1日から休園しておりました。上桧木内地域の皆様と保育園の閉園について意見交換を行い、結果としまして閉園する運びとなり、本条例を廃止するものでございます。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上、説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第28号について、戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) それでは、議案第28号の提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの71ページをご覧ください。 議案第28号 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例制定について。 仙北市立幼稚園条例を廃止する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページをご覧ください。 本条例により設置されております仙北市立田沢幼稚園は、平成27年4月1日から休園しておりまして、今後も入園者が見込まれず園を再開することが困難でありますことから、本条例を廃止するものでございます。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものです。 以上、提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第29号及び議案第30号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第29号の提案理由を御説明いたします。 令和2年度一般・特別会計ファイル、仙北市各会計予算書の5ページをお開きください。 議案第29号 令和2年度仙北市一般会計予算は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ214億6,000万円と定め、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるものです。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為によるものです。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表地方債によるものです。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額を50億円と定めるものです。 第5条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めるものです。 (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款項内でのこれらの経費の各項の間の流用。 12ページをお開きください。 第2表債務負担行為は、田沢・生保内地区農林業振興資金利子補給、炭酸ガスレーザー賃借及び高圧蒸気滅菌機賃借について、期間と限度額を定めるものです。 次のページ、第3表地方債は、15件の地方債の発行について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 14ページから事項別明細書ですが、概要につきましては令和2年度当初予算案の概要で御説明いたします。 令和2年度当初予算概要ファイル3ページをお開きください。 3ページ中段であります。令和2年度当初予算の規模、一般会計は214億6,000万円、前年度当初予算比3億4,400万円、1.6%の増となっています。 6ページをお開きください。 令和2年度当初予算の状況。 歳入では、1款市税26億665万円、前年度比1,595万8,000円、0.6%の減で、個人市民税、法人市民税などの減によるものです。 6款法人事業税交付金は800万円で、税制改正に伴う法人市民税の税率引き下げによる減収補填分として今年度から交付されるものです。 10款地方交付税は86億3,000万円で、前年度比5,000万円、0.6%増を見込んでいます。これは、国の令和2年度地方財政計画、合併算定替えの縮減等による推計です。 15款県支出金は21億1,101万5,000円で、前年度比10億2,339万3,000円、94.1%の増、強い農業担い手づくり総合支援事業費補助金などの増によるものです。 7ページをお開きください。 歳出です。1の人件費は35億7,732万9,000円で、前年度比6億4,040万2,000円、21.8%の増、会計年度任用職員制度導入などによるものです。 2の物件費は22億5,389万7,000円で、前年度比5億7,451万2,000円、20.3%の減、会計年度任用職員制度の導入による臨時職員制度の廃止、西木地区認定こども園の法人化に伴う管理業務委託料及び給食業務委託料の減などによるものでございます。 5の補助費等は48億3,647万2,000円で、前年度比12億3,253万2,000円、34.2%の増で、公共下水道事業などの地方公営企業法適用による補助金、2園の新たな民営化に伴うはなさき仙北補助金の増などによるものです。 6の普通建設事業費は37億143万3,000円で、前年度比3億883万円、7.7%の減で、総合給食センター建設事業費、庁舎耐震化事業費、小学校施設大規模改造事業費等の減によるものです。 9の積立金は4億8,312万8,000円で、前年度比1億41万3,000円、26.2%の増で、ふるさと仙北応援基金積立金の増などによるものです。 10ページから14ページがふるさと仙北応援基金充当事業の一覧です。ふるさと納税寄附金の充当先で①田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト事業から⑧ふるさと納税ふるさと便事業費まで、122事業へ合計6億5,401万5,000円の充当を予定しております。 14ページと15ページ、ふるさと振興基金充当事業一覧です。市町村合併に伴う特例措置で、ソフト事業などに充当できる基金で、記載の19事業に2億6,830万円の充当を予定しています。 15ページ中段、公共施設等総合管理基金充当事業一覧です。公共施設等の更新、統廃合、大規模改修、除却等に充当できる基金で、記載の9事業に7,840万円の充当を予定してございます。 16ページと17ページには、令和2年度の主な事業概要を記載。19ページ以降は、款項目順に各事業を記載しております。 次に、議案第30号の提案理由を御説明いたします。 予算書の101ページをお開きください。 議案第30号 令和2年度仙北市集中管理特別会計予算は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ40億3,152万5,000円と定めるものです。前年度比では6億2,612万3,000円、18.4%の増となっています。 106ページ、歳入、107ページ、歳出となります。歳入歳出とも同じ内容となっておりますので、107ページ、歳出をお開きください。 1款は備品収入と備品費で、コピー機などの使用に関します経費をそれぞれ1,483万8,000円計上しております。前年比で約120万円の減となっています。 2款は人件費集合支払収入と物件費等集合支払費です。会計年度任用職員制度の導入、光熱水費の増額などによるもので、約6億2,700万円の増、40億1,668万7,000円を計上しています。 109ページをお開きください。 2、一般職(1)総括、本年度給与費等合計は36億3,461万7,000円で、前年度比6億7,640万円の増、下の段の職員手当は、総合事務組合負担3億5,573万1,000円で、前年度比1億2,808万4,000円の増となっています。これは、会計年度任用職員制度の導入により雇用する各課で支払っていた臨時職員賃金等から給料、報酬等の人件費となることに伴い、総務課で職員と同様に取り扱うこととなったためです。 以上で議案第29号、30号の提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第31号から議案第33号まで、浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) 議案第31号について提案理由を御説明いたします。 令和2年度予算説明書の118ページをご覧ください。 令和2年度仙北市国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ28億6,610万6,000円、神代診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,959万1,000円と定めるものでございます。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、事業勘定1億3,000万円、神代診療施設勘定2,000万円と定めるものでございます。 第3条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定める。(1)保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用とするものでございます。 次に、124ページをご覧ください。 事業勘定事項別明細書、2の歳入、1款1項国民健康保険税をご覧ください。12月議会で御承認いただきました税率改正等により、前年対比7,270万円の減となっております。 続きまして、133ページ、歳出、8款1項7目その他償還金でございます。12月に御報告しておりました、国民健康保険団体連合会の算定誤りにより発生いたしました高額医療費共同事業負担金の国への返還分2,635万1,000円を計上させていただいております。 次に、議案第32号について提案理由を御説明いたします。 説明書の158ページをご覧ください。 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによるものでございます。 失礼しました。議案第31号、神代診療所でございますが、神代診療所につきましては、先般も御報告してございますけれども、診療日につきまして、金曜日を休診日にしまして実施することとしております。それにつきましては、3月1日号の広報にて詳細につきまして市民の皆様に御報告するとともに、各診療所、田沢診療所につきましても3月、最後の、最後に診療になりますけれども、その際に診療所に掲示もさせていただく。それから、診療所につきましても・・・ ○議長(青柳宗五郎君) ちゃんと。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) すいません。大変申しわけございません。 議案第32号、こちらにつきまして、予算書の158ページをご覧ください。 令和2年度仙北市後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億3,110万1,000円と定めるものでございます。こちらにつきましては、特に詳細な部分も含めましてございませんので、そのまま割愛させていただきます。 次に、議案第33号について提案理由を説明いたします。 令和2年度予算説明書の167ページをご覧ください。 令和2年度仙北市介護保険特別会計予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億6,653万1,000円と定めるものでございます。 歳入について、172ページをご覧ください。 1款1項介護給付費収入の合計は3億2,108万円となっております。前年度より1,307万2,000円、4.2%の増となっております。主な理由としましては、施設介護サービス利用者の増によるものでございます。 次に、173ページをご覧ください。 5款繰入金は7,476万4,000円で、前年度より502万4,000円の減となってございます。内訳としましては、旧特別養護老人ホームかくのだて桜苑の市債に係る元利償還が令和元年度で終了したこと、また、にしき園屋根改修工事第2期工事に対応するための繰入金でございます。 次に、歳出でございます。174ページをご覧ください。 1款総務費は3億6,105万8,000円で、昨年度と比較し2,210万1,000円、6.5%の増になっております。主な内訳としましては、工事請負費の増額によるものでございます。 2款2項施設サービス事業費は7,769万8,000円で、前年度比812万7,000円、11.7%の増となってございます。 次に、3款公債費でございます。旧特別養護老人ホームかくのだて桜苑の元利償還が令和元年度をもって終了したため、1,985万4,000円の減となっているものでございます。 以上で議案第31号から33号の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○議長(青柳宗五郎君) 暫時休憩します。                              (午後2時45分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時47分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 浅利市民福祉部長のほうで議案第31号に対して説明の不足なところがありますので、再度説明を求めます。浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) 大変申し訳ございません。 それでは、31号について不足した部分を御説明させていただきます。 140ページをお開きください。 140ページ、歳入歳出予算でございます。第1表でございます。神代診療施設勘定につきましては、8,959万1,000円で、149万3,000円、1.6%の減でございます。こちらにつきましては、職員数減に伴う職員給与費の減等によるものでございます。 大変失礼いたしました。申し訳ございません。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第34号及び議案第35号について、石川田沢湖地域センター所長。 ◎田沢湖地域センター所長(石川一幸君) 議案第34号の提案理由を説明いたします。 当初予算書の187ページをご覧ください。 議案第34号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計予算は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,411万6,000円と定めるものです。前年度比較では825万5,000円、11.3%の増です。 内容について事項別明細書で説明いたします。 193ページをご覧ください。 歳入は、4款1項1目生保内財産区地域振興基金繰入金210万1,000円は、生保内地区敬老会傘寿記念写真撮影業務分と、駒ヶ岳歩道案内標識看板設置業務分を一般会計に繰り出すための財源です。これ以外の事項については、例年と同様の内容となっております。 次に、議案第35号の提案理由を説明いたします。 当初予算書の206ページをご覧ください。 議案第35号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,810万円と定めるものです。前年度比較では95万9,000円、2%の増となっています。 内容については、209ページからの事項別明細書で説明いたします。 歳入は212ページ、4款1項1目説明欄、田沢財産区地域振興基金繰入金445万4,000円、これは、大山集落会館解体費補助金分、また、郷土資料館跡地芝生張り付け工事費分を一般会計に繰り出すための財源です。これ以外の事項につきましては、例年と同様の内容となっております。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第36号について、茂木角館地域センター所長。 ◎角館地域センター所長(茂木博巳君) 議案第36号の提案理由を説明いたします。 予算書の217ページをご覧ください。 議案第36号 令和2年度仙北市雲沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ888万円と定めるものです。 内容については、222ページからの事項別明細書で説明いたします。 歳入の主な内容は、1款の生産物売払収入、3款の森林環境保全整備事業費清算金であります。 次のページをご覧ください。 歳出の主な内容は、3款の造林保育事業費で、搬出間伐事業、森林作業道開設事業を行うものです。 以上で説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第37号について、菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 議案第37号 令和2年度仙北市病院事業会計予算の内容について御説明させていただきます。 令和2年度仙北市病院事業予算ファイル3ページをお開きください。 第1条、令和2年度仙北市病院事業会計の予算は、次に定めるところによるものです。 病院事業全体の当初予算規模は54億4,634万5,000円で、前年度当初予算55億5,480万1,000円との比較で1億845万6,000円、2.0%の減額予算となっております。これは、両病院とも患者数の実績見込みを勘案しながら、令和元年度に実施した全国自治体病院協議会の経営診断や総務省公営企業アドバイザー派遣事業による指導・助言を取り入れたものを増収対策として積算しているものであります。 医業収益全体では、田沢湖病院は医師の増員により増額しておりますが、角館病院では総合診療科の医師1名増員となる予定でありますが、脳神経外科、小児科医師の常勤医師不在により、医業収益が減少となっております。医業収益の減少を最小限にするため、全国自治体病院協議会の経営診断や総務省公営企業アドバイザー派遣事業による重点的事項を着実に推し進め、経営改善につなげ、市民に安全で良質な医療の提供をし、さらに信頼と必要とされる病院への取り組みを推し進めます。角館病院においては、大曲厚生医療センターと新たな医療機能連携協定を締結し、患者の紹介、逆紹介を積極的に進め、従来の枠組みを超えた連携により、医師派遣や医療機器の共同利用等による両病院相互の医療機能の補完を図り、患者数の減少を最小限にとどめ、収益の確保と経費の削減を図ります。 第2条の業務の予定量ですが、令和元年度との比較では、(1)の病床数につきましては、両病院とも変更なく、合計で266床になっています。次の(2)年間の患者数、(3)の1日平均患者数についてでありますが、本年度の実績見込み及び医師等の異動を勘案し、年間入院患者数を7万3,365人、前年度比3,422人の減、外来患者数は14万7,744人で、前年度比144人を増加した内容になっています。外来の増加につきましては、これは診療日数の増加によるものであります。1日の平均患者数では、前年度比、入院患者数が9人の減、また、外来患者数で7人の減少を見込んでいます。次の主要建設事業の有形固定資産購入費は、角館総合病院の医療用機器備品等の購入予定額を計上しております。 3ページから4ページをご覧いただきたいと思います。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるものでございます。 収益的収入の合計は47億8,469万1,000円で、前年度比9,103万6,000円の減額としています。内訳といたしましては、田沢湖病院が10億1,951万2,000円で、前年度比2,244万9,000円の増額、角館総合病院が37億6,517万9,000円で、前年度比1億1,348万5,000円の減額となっています。 次に、収益的支出でありますが、合計が49億8,822万2,000円で、前年度比7,330万7,000円の減額予算を計上しています。内訳では、田沢湖病院10億1,951万2,000円、医師の増員に伴う人件費、材料費等の増額により3,244万9,000円の増額、角館総合病院は39億6,871万円で、職員減による人件費、医師不在による材料費等の減額によりまして1億575万6,000円の減額となっております。 次に、第4条、資本的収入及び支出になります。 資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるもので、資本的収入額が資本的支出に対し不足する額1億7,479万2,000円は、当年度損益勘定留保資金1億7,479万2,000円で補填するものでございます。 資本的収入の合計額は2億8,333万1,000円で、前年度比1,667万5,000円の減額になりますが、こちらは企業債元利償還金の減額に伴う一般会計出資金の減額によるものであります。 資本的支出の合計額は4億5,812万3,000円で、前年度比3,514万9,000円の減額となっております。 次に、5ページをお開きいただきたいと思います。 第5条、企業債です。角館総合病院の医療機器整備のために限度額を2,000万円とするものでございます。起債の方法につきましては、表内に示しているとおりとなっております。 第6条、一時借入金の限度額ですが、表内に示しているとおりとなっております。 第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合といたしまして、(1)医業費用と定めるものであります。 第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として職員給与費と交際費を定めるもので、金額については記載している内容としております。 次に、6ページ、第9条、他会計からの補助金になります。これは収益的支出に充てるため、一般会計補助金の額を2億3,411万8,000円とするもので、前年度比354万4,000円の減額となっています。 第10条、たな卸資産の購入限度額については、6億6,270万4,000円とするものです。 ただいま御説明した内容の詳細につきましては、7ページからの予算実施計画等に記載しておりますので、ご覧になっていただきたいと思います。 以上、簡単でありますが、議案第37号の提案理由について説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 15時15分まで暫時休憩します。                              (午後3時02分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時15分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第38号から議案第40号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第38号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市温泉事業会計予算ファイル3ページをお開き願います。 第1条、総則といたしまして、令和2年度仙北市温泉事業会計予算は、次に定めるものでございます。 第2条、業務の予定量でございます。給湯戸数は46戸で、1日当たりの温泉供給量は1,287立方メートルとなっております。 第3条、収益的収入及び支出でございます。収入支出の予定額は、それぞれ6,309万3,000円でございます。 初めに、温泉事業収益でございます。 主なものを御説明いたします。 1款1項営業収益3,209万円は、温泉供給料金でございます。同じく2項営業外収益3,100万円は、一般会計補助金などでございます。 次に、温泉事業費用でございます。主なものは、1款1項営業費用6,044万6,000円で、施設の維持管理費及び温泉の購入料、減価償却費などでございます。 第4条、資本的収入及び支出でございます。 資本的収入予定額を2,920万5,000円、資本的支出予定額を2,970万6,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額50万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填するものとしております。 初めに、資本的収入でございます。 1款1項出資金2,920万5,000円は、一般会計からの出資金でございます。 次に、資本的支出でございます。 主なものを御説明いたします。 1款1項建設改良費742万5,000円は、カラ吹き源泉安全対策費などでございます。同じく2項企業債償還金2,178万1,000円は、支払元金でございます。 次のページをご覧願います。 第5条、一時借入金は、限度額を3,000万円と定めております。 第6条、経費の流用につきましては、営業費用と営業外費用の相互間と定めております。 第7条、議会の議決を経なければ流用できない費用につきましては、交際費とし、1万円と定めております。 第8条、他会計からの補助金につきましては、収益的支出の一部に充てるため、一般会計から受ける補助金を2,592万2,000円としております。 第9条、たな卸資産購入限度額につきましては、50万円と定めております。 次のページ以降には、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書等財務諸表などを添付しておりますので、御参照願います。また、タブレットに当初予算案の概要を掲載しておりますので、併せて御確認願います。 以上で議案第38号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第39号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市水道事業会計予算ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和2年度仙北市水道事業会計予算は、次に定めるものでございます。 第2条、業務の予定量でございます。給水戸数は7,309戸、総給水量は177万9,486立方メートルで、1日当たり平均給水量は4,875立方メートルとなっております。 第3条、収益的収入及び支出でございます。 水道事業収益の予定額は5億5,459万9,000円となっております。主な内訳としましては、1款1項営業収益4億1,672万1,000円は、水道使用料が主なものとなっております。同じく2項営業外収益は1億3,787万5,000円で、一般会計補助金と長期前受金戻入などでございます。 次に、水道事業費用について、予定額は6億3,459万9,000円となっております。主な内訳といたしましては、1款1項営業費用5億7,828万9,000円は、水道施設の維持管理費や減価償却費などでございます。営業外費用4,772万円は、企業債の支払利息が主なものとなっております。 第4条、資本的収入及び支出でございます。 資本的収入予定額を8億3,150万1,000円、資本的支出予定額を10億5,476万2,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億2,326万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金1億7,470万4,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,855万7,000円で補填するものとしております。 初めに、資本的収入でございます。 主なものを御説明いたします。 1款1項企業債3億2,480万円は、建設改良費にかかるものでございます。同じく2項国県補助金1億9,054万2,000円は、水道未普及地域解消事業にかかわるものでございます。同じく3項出資金2億7,505万8,000円は、一般会計支出金でございます。 次のページをご覧願います。 資本的支出でございます。 主なものを御説明いたします。 1款1項建設改良費は、8億1,972万8,000円でございます。主なものは、山谷川崎地区と卒田地区の水道未普及地域解消事業が5億715万5,000円、配水管整備事業としまして、中生保内地区、下高野地区配水管工事及び古城橋添架管新設工事が1億9,221万4,000円となっております。同じく2項企業債償還金2億3,303万4,000円は、支払元金となっております。 第5条、債務負担行為は、水道施設管路台帳システム構築業務のために設定するもので、期間、限度額は記載のとおりとなっております。 第6条、企業債は、水道施設整備事業の目的で限度額を3億2,480万円とし、起債の方法、利率、償還方法は記載のとおりとなっております。 第7条、一時借入金は、限度額を3億円と定めております。 第8条、経費の流用につきましては、営業費用と営業外費用の相互間と定めております。 第9条、議会の議決を経なければ流用できない費用につきましては、職員給与費5,068万7,000円、交際費6万円と定めております。 第10条、他会計からの補助金につきましては、収益的支出の一部に充てるため、一般会計から受ける補助金を1,399万6,000円としております。 第11条、たな卸資産購入限度額につきましては、1,580万6,000円と定めております。 次のページ以降には予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書等財務諸表などを添付しておりますので、御参照願います。また、タブレットに当初予算案の概要を掲載しておりますので、併せて御確認をお願いいたします。 以上で議案第39号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第40号の提案理由について御説明いたします。 令和2年度仙北市下水道事業会計予算ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和2年度仙北市下水道事業会計予算は、次に定めるものでございます。 第2条、業務の予定量でございます。配水戸数は5,107戸、年間配水量は129万899立方メートルで、1日当たり平均配水量は3,537立方メートルとなっております。 第3条、収益的収入及び支出でございます。 初めに、収益的収入の予定額について。第1款下水道事業収益は5億1,927万7,000円、第2款集落排水事業収益は2億5,673万9,000円、第3款浄化槽事業収益は9,872万2,000円、総額8億7,473万8,000円となっております。内訳としましては、下水道使用料などの営業収益と一般会計負担金補助金及び長期前受金戻入などの営業外収益が主なものとなっております。 次のページをご覧願います。 収益的支出の予定額について。第1款下水道事業費用は5億4,178万4,000円、第2款集落排水事業費用は3億2,806万2,000円、第3款浄化槽事業費用は9,872万2,000円、総額9億6,856万8,000円となっております。内訳としましては、施設の維持管理費や減価償却費などの営業費用と、企業債の支払利息などの営業外費用が主なものとなっております。 第4条、資本的収入及び支出でございます。 初めに、資本的収入の予定額について。 第1款下水道事業は3億5,624万3,000円、第2款集落排水事業は3億3,286万2,000円、第3款浄化槽事業は1,080万6,000円、総額6億9,991万1,000円となっております。主なものは、企業債、一般会計出資金、国県補助金となっております。 次のページをご覧願います。 資本的支出の予定額について。第1款下水道事業は4億8,527万3,000円、第2款集落排水事業は3億6,634万円、第3款浄化槽事業は2,602万4,000円、総額8億7,763万7,000円となっております。主なものは、建設改良費と企業債償還金となっております。建設改良費につきましては、下水道事業では西野川原地区と野中地区の管渠整備と、ストックマネジメント計画に基づき田沢湖浄化センターの受変電設備の更新を予定しております。また、集落排水事業では、前郷施設の設備機器の更新を予定しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億7,772万6,000円は、引継金1億2,100万円、当年度分損益勘定留保資金5,672万6,000円で補填するものとしております。 第5条、継続費は、田沢湖浄化センター受変電設備更新工事につきまして、令和2年度からの2カ年で設定しております。総額は1億658万円となっております。 第6条、債務負担行為は、水洗便所等改造資金利子補給のために設定するもので、期間、限度額は記載のとおりでございます。 次のページをご覧願います。 第7条、企業債について。 起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還方法は記載のとおりとなっております。 第8条、一時借入金は、限度額を5億円と定めております。 第9条、予定支出の各項目の経費の流用につきましては、同一款内と定めております。 第10条、議会の議決を経なければ流用できない費用につきましては、職員給与費5,544万円と定めております。 第11条、他会計からの補助金につきましては、事業安定のため、一般会計から受ける補助金を1億4,145万3,000円とし、内訳は記載のとおりとなっております。 次のページ以降には予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書等財務諸表などを添付しておりますので、御参照願います。また、タブレットに当初予算案の概要を掲載しておりますので、併せて御確認願います。 以上で議案第40号の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第41号及び議案第42号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第41号の提案理由を御説明いたします。 令和元年度補正予算一般会計(第8号)、特別会計ファイルの2ページをお開きください。 議案第41号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億714万1,000円を追加し、総額をそれぞれ231億876万3,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正です。 8ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正です。記載の14事業を国の補正予算などの関係で年度内の事業完了が見込めないことから、それぞれ事業を繰り越すものです。 9ページをお開きください。 第3表債務負担行為補正です。1事業を追加し、3事業の限度額を変更するものです。 10ページ、11ページをご覧ください。 第4表地方債補正です。記載の2事業を追加し、10事業の起債額を変更、3事業を廃止するものです。 14ページをお開きください。 歳入の主なものを御説明いたします。 1款1項個人及び法人市民税、補正額700万円の追加、同じく2項固定資産税2,500万円の追加、同じく5項入湯税1,000万円の追加などです。収入見込み額によるもので、市税合計では4,200万円の追加です。 17ページ、14款2項5目の説明欄、社会資本整備総合交付金7,531万8,000円の減額は、交付額の配分確定による減額です。 次に、19ページ、15款2項4目1節の説明欄、下の段になります。畜産競争力強化対策整備事業費補助金1億8,023万円は、畜産経営施設の整備に対する補助金追加です。 21ページになります。18款1項1目の説明欄、財政調整基金繰入金1億2,120万円は、病院事業会計補助金の追加などによる歳入歳出不足の繰り入れです。 次に、24ページ、21款1項4目の説明欄、農業用施設整備事業債1億1,920万円の追加は、国の補正による神代地区の農地集積加速化基盤整備事業費の追加などによるものです。 28ページをお開きください。 歳出の主なものについて御説明いたします。 3款1項2目説明欄、中段、障がい者自立支援給付費3,195万7,000円の追加は、サービス費支給など実績見込み額の増及び平成30年度国庫負担金確定に伴う返還金です。 32ページ、4款3項1目説明欄、病院事業会計補助金3億592万3,000円の追加は、病院事業の経営健全化のための増額です。 33ページになります。6款1項4目説明欄、下の段、畜産競争力強化対策整備事業費補助金1億8,023万円の追加は、畜産経営施設の整備に対する補助金です。 34ページ、6款1項5目説明欄、農地集積加速化基盤整備事業費8,418万8,000円の追加は、国の補正による神代地区の事業費追加などです。 36ページ、8款2項3目説明欄、社会資本整備総合交付金事業1億2,241万5,000円は、交付額の配分確定による事業費減額です。 次に、議案第42号の提案理由を説明いたします。 53ページをお開きください。 議案第42号 令和元年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1,042万2,000円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ34億3,368万8,000円とするものです。 58ページ、歳入、59ページ、歳出となります。歳入歳出とも同じ内容となっておりますので、59ページ、歳出をお開きください。 1目は職員数の減による職員給与費の減、2目は臨時職員の雇用保険料及び労災保険料の精査見込みによる減です。 以上で議案第41号、第42号の提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第43号及び議案第44号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第43号の提案理由について御説明いたします。 令和元年度仙北市一般・特別会計補正予算ファイルの66ページをお開き願います。 議案第43号 令和元年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるものでございます。 第1条、歳出予算の補正について。 款項の区分及び金額は、第1表歳出予算補正によるものでございます。 第2条、繰越明許費、第3条、債務負担行為の補正となっております。 68ページをご覧願います。 第2表繰越明許費について。 流域下水道大曲処理区負担金は、大曲幹線耐震化管渠詳細設計において、関係機関との協議に不測の日数を要したため、繰り越しをお願いするものでございます。 次のページをご覧願います。 第3表債務負担行為補正について。 令和元年度に水洗便所等改造資金利子補給の利用者がいなかったため、今年度分を廃止するものでございます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明いたします。 71ページをご覧願います。 歳出でございます。 1款1項一般管理費4万2,000円の減は、水洗便所等改造資金利子補給金の減額でございます。 2款1項1目流域下水道大曲処理区負担金7,000円の増は、本年度の精算額によるものでございます。 4款1項1目予備費3万5,000円の増は、今回補正の調整額でございます。 以上で議案第43号の提案理由について説明を終わります。 続きまして、議案第44号の提案理由について御説明いたします。 同じく補正予算書の72ページをご覧願います。 議案第44号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、次のとおり定めるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正について。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ840万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億4,624万5,000円とするものでございます。 第2条、債務負担行為の補正、第3条、地方債の補正となっております。 75ページをご覧願います。 第2表債務負担行為補正について。 令和元年度に水洗便所等改造資金利子補給金の利用者がいなかったため、今年度分を廃止するものでございます。 次のページをご覧願います。 第3表地方債補正につきましては、限度額を2億4,490万円に減額するものでございます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明いたします。 79ページをご覧願います。 初めに、歳入でございます。 3款1項1目農業集落排水事業費県補助金360万9,000円の減は、農山漁村地域整備交付金、農業集落排水事業の精算見込みによるものでございます。 8款1項1目農業集落排水事業債480万円の減も同様でございます。 次に、歳出でございます。 次のページをご覧願います。 1款1項1目一般管理費4万2,000円の減は、水洗便所等改造資金利子補給金の減額でございます。 2款1項1目農業集落排水事業費840万9,000円の減は、農山漁村地域整備交付金、農業集落排水事業の精算見込みによるものでございます。 4款1項1目予備費4万2,000円の増は、今回補正分の調整額でございます。 以上で議案第44号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第45号及び議案第46号について、浅利市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(浅利和磨君) 議案第45号の提案理由を御説明いたします。 補正予算説明書の82ページをお開きください。 令和元年度仙北市の国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次のとおり定めるものでございます。 第1条、事業勘定歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2,444万5,000円を増額し、総額を歳入歳出それぞれ30億5,002万3,000円とするものでございます。 2項、田沢診療施設勘定の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ143万2,000円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ801万4,000円とするものでございます。 3項、神代診療施設勘定の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ82万8,000円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ9,215万9,000円とするものでございます。 事業勘定についてでございます。 歳入は、補助金、交付金等の確定による補正、歳出は、支払額確定による補正となっております。 歳入について、88ページをお開きください。 8款2項6目雑入の説明欄をご覧ください。国民健康保険団体連合会の算定誤りによる保険財政共同安定化事業交付金について、精算により追加交付となる2,750万円を増額補正としております。 次に、歳出について、89ページ、下の段、8款1項7目その他償還金の説明欄をご覧ください。その他償還金2,817万3,000円の主なものは、国民健康保険団体連合会の算定誤り等によりまして発生しました、こちらは県への返還金分としまして2,635万1,000円でございます。 田沢診療施設勘定及び神代診療施設勘定ともに、歳入歳出につきましては精算見込みによります減額補正となってございます。 続きまして、議案第46号の提案理由を説明いたします。 補正予算説明資料の104ページをお開きください。 令和元年度仙北市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次のとおり定めるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ505万5,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ3億1,429万円とするものでございます。 次に、109ページ、歳入及び110ページ、歳出をご覧ください。歳入につきましては、繰入金及び前年度繰越金が確定したことによる補正でございます。また、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金の補正が主なものでございます。 以上、議案第45号並びに46号の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第47号及び議案第48号について、石川田沢湖地域センター所長。 ◎田沢湖地域センター所長(石川一幸君) 議案第47号の提案理由を説明いたします。 特別会計補正予算書綴りの111ページをご覧ください。 議案第47号 令和元年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,044万9,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ1億1,343万9,000円とするものです。 114ページから事項別明細書です。 歳入歳出ともに事業の確定または精算見込みによる補正が主なものですが、歳入では、2款の説明欄、前年度繰越金1,405万2,000円、4款の説明欄、生保内財産区地域振興基金繰入金600万円を繰り入れしております。歳出では、4款の諸支出金の一般会計繰出金に591万円、5款の予備費に2,583万9,000円を追加しております。 次に、120ページをご覧ください。 議案第48号 令和元年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額からそれぞれ203万4,000円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ4,510万7,000円とするものです。 124ページから事項別明細書です。 歳入歳出ともに事業の確定または精算見込みによる補正ですが、歳入では、2款の説明欄、前年度繰越金525万8,000円を追加し、3款諸収入、森林整備センター受託造林事業保育収入1,149万5,000円を減額しております。歳出では、3款の財産費、森林整備センター受託造林費1,202万1,000円を減額し、5款の予備費に1,490万7,000円を追加しております。 以上で説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第49号について、茂木角館地域センター所長。 ◎角館地域センター所長(茂木博巳君) 議案第49号の提案理由を説明いたします。 令和元年度特別会計補正予算書の129ページをご覧ください。 議案第49号 令和元年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ167万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ543万7,000円とするものです。 134ページの事項別明細書をご覧ください。 歳入歳出ともに事業の確定または精算見込みによる補正ですが、歳入では、2款の説明欄、前年度繰越金167万5,000円を追加し、次のページになりますが、歳出では、4款の説明欄、雲沢財産区造林基金積立金に167万5,000円を追加するものです。 以上で説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第50号について、菅原医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 議案第50号 令和元年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 令和元年度仙北市病院事業補正予算ファイルの3ページをお開きいただきたいと思います。 第1条、令和元年度仙北市病院事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第2条、業務の予定量です。 既決予定額を補正予定額に改めるもので、田沢湖病院では、(2)の年間患者数を入院患者数1万7,568人、外来患者数3万1,200人へと、実績見込みを勘案し、それぞれ減少するものです。(3)1日の平均患者数では、入院が48人、外来で130人へと減少するものです。 角館総合病院では、(2)の年間患者数を入院患者数5万1,972人、外来患者数11万600人と、実績見込みを勘案し、それぞれ減少するものでございます。(3)1日平均患者数では、入院が142人、外来で465人へと減少するものです。 (4)建設改良事業ですが、角館総合病院の医療機器等購入費の精算見込みによる内容となっております。 次に、4ページをお開きください。 第3条、収益的収入及び支出になります。 初めに、田沢湖病院ですが、これは先ほど説明いたしました業務量の変更に伴うもので、事業収益で3,926万4,000円を、事業費用で3,637万5,000円をそれぞれ減額するものです。 次に、角館総合病院ですが、こちらも同様に業務量の減少に伴うものでありますが、入院患者数で1万2,775人の減、外来患者数で1万4,844人の減少を見込む状況となっております。この要因といたしましては、資金不足を解消とした目標の業務予定量のものを確保できず、残念ながら両病院合わせて医業収益で3億9,946万1,000円の減額となっております。 病院事業会計としては、昨年度、医業収益の落ち込みから年度末には資金不足比率が20%を超える状況となり、一般会計より追加として約3億円を繰り出していただきました。そのため、今年度に全国自治体病院協議会や総務省公営企業アドバイザー派遣事業により経営診断・指導等を受けてまいりました。特に総務省のアドバイザーにより、今後、両病院において重点的取り組むべき事項として今年度に示されております。それによりまして、経営企画推進室を中心に増収対策に取り組んでまいりましたが、資金不足比率を昨年度より下回る額を解消するに至りませんでした。そのため、一般会計からの繰出金について、繰り出し基準精算分を含め3億592万3,000円をお願いするものでございます。 医業費用につきましては、両病院を合わせて職員給与費7,133万1,000円を減額するものであります。 次に、第4条、資本的収入及び支出についてであります。 予算第4条本文括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額「1億9,326万6,000円」を「1億9,327万2,000円」に、当年度分損益勘定留保資金「1億9,326万6,000円」を「1億9,327万2,000円」に改めるもので、内容としましては、角館総合病院の医療機器等の精算見込みによる内容となっております。 次に、5ページをご覧ください。 第5条、企業債についてでですが、角館総合病院の医療機器等の精算見込みによる補正予定額に改めるものであります。 第6条につきましては、職員給与費を記載のとおりそれぞれ減額するものでございます。 次に、6ページをご覧いただきたいと思います。 第7条、他会計からの補助金についてでありますが、予算第9条中「2億4,454万1,000円」を「4億5,823万6,000円」に改めるもので、これは先ほど収益的収支の際に触れさせていただいた内容から、同条表中の既定予定額に補正予算額を追加した内容とするものであります。 7ページ以降につきましては、補正予算実施計画等、詳細な内容について記載しております。 以上で議案第50号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 16時10分まで暫時休憩します。                              (午後3時59分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時10分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第51号から議案第54号について、草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第51号の提案理由について御説明いたします。 令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算書(第1号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和元年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるものでございます。 第2条、業務の予定量でございます。供給戸数は1戸減の46戸、1日当たり温泉供給量は、27立方メートルの減で1,287立方メートルとなっております。 第3条、収益的収入及び支出について。 既決予算額から収入支出それぞれ478万6,000円を減額し、総額を6,229万7,000円とするものでございます。 初めに、収益的収入でございます。 1款1項営業収益63万円の減は、供給戸数の減によるものでございます。同じく2項営業外収益415万6,000円の減は、一般会計補助金の減でございます。 次に、収益的支出でございます。 1款1項営業費用は、施設経営費の精算見込みにより364万6,000円の減でございます。同じく2項営業外費用36万円の減は、消費税及び地方消費税の精算見込みによるものでございます。 次のページをご覧願います。 第4条、資本的収入及び支出について。 予算第4条括弧書中、過年度損益勘定留保資金「1,000円」を「33万3,000円」に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額「50万円」を「16万8,000円」に改めるとともに、既決予算額から収入支出それぞれ365万2,000円を減額するものでございます。 初めに、資本的収入でございます。 1款1項出資金365万2,000円の減は、一般会計出資金の減額でございます。 次に、資本的支出でございます。 1款1項建設改良費365万2,000円の減は、カラ吹き源泉安全対策事業において、本年度は設計業務の執行のみとなったことによるものでございます。 第5条、他会計からの補助金について、予算第8条中「2,952万円」を「2,536万4,000円」に改めるものでございます。 5ページ以降からは、予算実施計画及び予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので御参照願います。 以上で議案第51号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第52号の提案理由について御説明いたします。 令和元年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)ファイルの3ページをお開き願います。 第1条、総則としまして、令和元年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出について。 収益的支出の既決予算額から428万8,000円を減額し、予算総額を6億697万4,000円とするものでございます。 その収益的支出について。 1款1項営業費用は、精算見込みにより25万6,000円の減でございます。同じく2項営業外費用454万4,000円の減は、消費税及び地方消費税の精算見込みによるものでございます。 第3条、資本的収入及び支出について。 予算第4条括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額「2億1,777万7,000円」を「1億6,707万1,000円」に、過年度分損益勘定留保資金「1億6,819万5,000円」を「1億4,288万7,000円」に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額「3,358万2,000円」を「2,418万4,000円」に改めるとともに、資本的収入については、既決予算額から7,412万5,000円を減額し、総額を3億4,057万1,000円に、資本的支出につきましては、既決予算額から1億883万1,000円を減額し、総額を5億764万2,000円とするものでございます。 初めに、資本的収入でございます。 1款1項企業債につきましては、事業精算見込みにより5,810万円の減額でございます。同じく4項工事負担金につきましては、国道105号改築工事負担金が主なもので、1,602万5,000円の減額となっております。 次に、資本的支出でございます。 1款1項建設改良費は、1億883万1,000円の減額でございます。主な理由といたしましては、水道未普及地域解消事業について、卒田地区の住民意向調査の結果を踏まえた排水計画の見直しなどにより、2,618万2,000円の減額。配水管整備事業2,273万1,000円の減は、入札不調などによる計画変更によるものでございます。また、国道105号地方道路交付金事業に伴う送配水管移設事業につきましては、太田沢橋の予定変更及び草峠工区の移設延長の減により、5,167万4,000円の減額となっております。 次のページをご覧願います。 第4条、企業債について。 限度額を1億840万円に減額するものでございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用できない職員給与費につきましては、25万6,000円を追加し、4,604万2,000円としております。 5ページ以降からは、予算実施計画及び予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表等を添付しておりますので御参照願います。 以上で議案第52号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第53号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの73ページをお開き願います。 議案第53号 市道の変更認定について。 道路法第10条第2項の規定に基づき次の路線を変更認定するため、同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 次のページをご覧願います。 角館地区で2路線、田沢湖地区で1路線の計3路線を変更認定するものでございます。 次のページをご覧願います。 図面番号1番、内川線は、市道岩瀬北野線の完成に伴い、路線延長を変更するものでございます。 次のページをご覧願います。 図面番号2番、上西野2号線は、舗装改良に伴い、路線延長を変更するものでございます。 次のページをご覧願います。 図面番号3番、朴田線も、舗装改良に伴い、路線延長を変更するものでございます。 以上で議案第53号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第54号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの78ページをお開き願います。 議案第54号 市道の認定について。 道路法第8条第1項の規定に基づき次の路線を認定するため、同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 次のページをご覧願います。 角館地区で1路線を認定するものでございます。 路線名は、上菅沢北2号線でございます。 次のページをご覧願います。位置図でございます。 当該路線は、国道105号から市道観光線へ接続する道路で、国道管理者との管理区分の確定により今回認定するものでございます。 以上で議案第54号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これで、日程第8、議案第6号 仙北市債権管理条例制定についてから日程第56、議案第54号 市道の認定についてまでの各議案の提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △諮問第1号及び諮問第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第57、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び日程第58、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての各諮問を一括して議題とします。 説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。 議案ファイルの81ページをご覧いただきたいと思います。 次の者を人権擁護委員として推薦をしたいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 お一人目の方は、伊東和子さんであります。伊東和子さんは、西木町桧木内字相内13番地1にお住まいの方です。平成23年4月から人権擁護委員として御活躍をいただいておりますけれども、本年度末をもって3期目の任期が満了となります。温厚で誠実なお人柄で、地域の信望も厚い方であります。偏見や差別を持つことなく、人権に深い理解を示され、人権擁護委員として適任の方でありますので、再任をお願いしたいと考えております。よろしく御審議をいただきたいと思います。 続いて、諮問第2号であります。 議案ファイルの84ページをご覧いただきたいと思います。 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を人権擁護委員として推薦をしたいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 諮問第2号のお一人方は、茂木一代さんであります。茂木さんは、角館町小勝田中川原111番地30にお住まいの方であります。平成26年7月から人権擁護委員として御活躍をいただいておりますけれども、本年6月末日をもって2期目の任期満了となります。子育て支援施設を中心となって運営するなど、子供たちとかかわる活動を積極的に行っており、また、長年、精神障がい者福祉ボランティアの活動も行っておりますので、子供、弱者の人権擁護活動に対し深い理解をしている方であります。温厚誠実な人柄で、地域の信望も厚い方で、偏見や差別を持つことなく、人権に深い理解を示され、人権擁護委員として適任の方でありますので、再任をお願いしたいと考えております。よろしく御審議をお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから各諮問に対する質疑を行います。 諮問第1号について、質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 今、社会的にも非常に、いじめ、パワハラが横行するような時代になって、子供、小・中学生のみならず大人社会もですね、そういうことがやっぱりあるということがやっぱり我々も常に認識しなければならないと思うわけでございますので、そういう中でですね、これらの方々、非常に優秀な方だと思うし、また実績もあろうかと思いますが、これまでの活動歴の中でどういう御相談を受けて対応なさったのか、ひとつもし事例があればですね、個人情報的なことは伏せておいた上でひとつ披露していただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今、お二人をお願いしておりますけれども、伊東さん、また茂木さんにかかわらず人権擁護委員の方とは、大変難しい時代になったというように法務関係の皆様方からもお話をお聞きしております。今議員が御指摘のとおり、その全てが個人情報にあたりますので、私からお話しすることは大変困難な場面ではありますけれども、しかし、本当に地域にとって重要な役割となっているという御自身方の御認識が非常に高い方々でありまして、この後も一生懸命取り組んでいただけるものと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) まだあるすか、質問。16番。 ◆16番(高久昭二君) 個人情報的なことだということをよく分かった上での質問なんですけども、今こういうふうな時代なので、御本人の能力に及ばないところも出てくるかと思うんですよ、失礼なこと言いますけども。そういう場合は、警察署とか、または法務局とか、または裁判、法律関係の詳しい方の話を聞くとか、そういうことの連携はそのケース・バイ・ケースによってはとられておるものでしょうか。その点について確認しておきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) あくまでも一般的なケースでありますけれども、地域でケースとして御相談をいただいた場合は、御自身で判断するということではなくて、今お話のとおり法務省関係、また、別の委員の方々との連絡調整を行って共有をした上で、御自身の判断ということよりは、一番何というか照会相談という役割のようでありまして、お話をお聞きして、それをこうお返ししていくというような活動だと伺っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 諮問第2号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています諮問第1号及び諮問第2号については、会議規則第39条第3項の規定及び運用例第12の1により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、諮問第1号及び諮問第2号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから各諮問に対する討論を行います。 初めに、諮問第1号に対する討論はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、諮問第2号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第57、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決します。 お諮りします。本案は、原案のとおり答申することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり答申することに決定しました。 日程第58、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決します。 お諮りします。本案は、原案のとおり答申することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり答申することに決定しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これで本日の会議を閉じ、散会をいたします。                              (午後4時28分)...