仙北市議会 > 2019-12-20 >
12月20日-05号

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  1. 仙北市議会 2019-12-20
    12月20日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和 1年 12月 定例会          令和元年第6回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                 令和元年12月20日(金曜日)午前10時開議第1 議案第103号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙公報の発行に関する条例制定について第2 議案第104号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について第3 議案第105号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について第4 議案第106号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第107号 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第108号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第109号 仙北市立小中学校条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第110号 仙北市記号式投票に関する条例を廃止する条例制定について第9 議案第111号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第4号)第10 議案第112号 令和元年度仙北集中管理特別会計補正予算(第1号)第11 議案第113号 令和元年度仙北下水道事業特別会計補正予算(第1号)第12 議案第114号 令和元年度仙北集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第13 議案第115号 令和元年度仙北浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第14 議案第116号 令和元年度仙北国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第15 議案第117号 令和元年度仙北介護保険特別会計補正予算(第1号)第16 議案第118号 令和元年度仙北生保内財産特別会計補正予算(第3号)第17 議案第119号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について第18 議案第120号 字の区域の変更について第19 議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について第20 請願第3号 仙北市角館下延「大瀬蔵野橋」架け替え工事費用見直しを求める請願第21 閉会中の継続調査について第22 議案第124号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第5号)第23 議員提出議案第7号 意見書の提出について              (医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書)第24 議員提出議案第8号 意見書の提出について              (介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書)第25 議員提出議案第9号 意見書の提出について              (ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険抜本的改善を求める意見書)第26 議員提出議案第10号 意見書の提出について               (若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書)第27 議員提出議案第11号 意見書の提出について               (深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院のおかれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを国に求める意見書)第28 議員提出議案第12号 秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議について---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君                      地方創生・  総務部長      阿部慶太君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼            浅利和磨君     観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     長松谷 光君    教育部長      戸澤 浩君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山肇浩君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                石川一幸君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   朝水勝巳君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                              (午前9時59分)--------------------------------------- △議案第103号~請願第3号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第103号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙公報の発行に関する条例制定についてから日程第20、請願第3号 仙北市角館下延「大瀬蔵野橋」架け替え工事費用見直しを求める請願までの各案を一括して議題とします。 以上の各案について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) おはようございます。 令和元年12月11日、総務文教常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月12日午前10時から及び13日午後1時からの2日間、田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果についてを御報告申し上げます。 出席委員は、6名全員であります。 説明のため参与として出席を求めたものは、阿部総務部長小田野地方創生総合戦略統括監長松谷会計管理者戸澤教育部長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高階次長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案9件であります。 それでは、案件順に御報告申し上げます。 議案第103号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙公報の発行に関する条例制定について。 本案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第104号 仙北市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について。 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、委員からの質疑では、この制度が始まると人件費の負担が増えることになるが、国からの手当てについて情報はあるのかとの質疑に対し、当局からは、国で一定の手当てをする情報までで、具体的な額や率は示されていないとの答弁がありました。 また、委員からは、現在雇用されている人が会計年度職員になると、各種手当が支給されることになるが、今の給料月額より下がる場合もあるのか。また、1年ごとの契約となるが、退職手当雇用保険などはどのようになるのかとの質疑がありました。 当局からは、職員と同じ給料表を使う関係で、経験年数等により号給が決まるので若干の上下があることは考えられる。契約は、1年ごとに退職ということではなく、2回までの更新で3年は継続して雇用できる。手当の支給については、契約の雇用形態によって違い、パート職員の場合には、雇用保険には加入するが退職手当が出ない。フルタイムで働く場合は、退職手当は出るが雇用保険に加入することができないという制度の中で対応している。 また、退職手当が出る場合は、3年で退職すると退職金が支払われるが、再び募集に申し込みをしたときは拒むことができないので、試験を受けて入ってくる場合もあり得るとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第106号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第109号 仙北市立小中学校条例の一部を改正する条例制定について。 本案は、来年4月から角館小学校と統合する中川小学校の閉校に伴う条例改正であります。 当局からは、学校適正配置検討委員会での協議から、保護者や中川地区の方々との意見交換など様々な協議を重ねた上での統合の決定。また、統合準備委員会を設立し、統合に向けた両校の交流や様々な決定事項についても、両校の保護者から協力をいただいたことなど、議案説明に加え、詳細な説明がありました。 委員からは、スクールバスの運行についてと、中川小学校の校歌のあり方についての質疑がありました。 当局からは、スクールバスについては、関係する保護者からのアンケート調査結果をもとに協議し、子どもたちの安全を第一に考え、中川小学校に集まっていただき、そこから乗車する。遠くからの子どもたちは、スマイルバスを利用して、一旦、中川小学校まで来ていただき乗り換える。その経費は、遠距離通学補助金で対応する。また、中川小学校の校歌のあり方についても、地域の人の意見を聞きながら検討していくとの答弁がありました。 討論の場面では、校歌の関係や遠隔地から通学する子どもたちには、スムーズに登校できるよう配慮していただきたいという賛成討論がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第110号 仙北市記号式投票に関する条例を廃止する条例制定について。 本案につきましては、当局から資料が提示され、詳細な説明がありました。 記号式の投票は、当日投票のみに適用されるもので、期日前投票については、記名(自書)式投票となっている。この期日前投票者の割合が年々増加傾向にあり、この傾向はしばらく続くものと予想され、これまで記号式投票の利点とされていた疑問票や無効票の減少及び開票時間短縮等の効果が乏しい状況にある。記号式の場合、投票の際には記載が簡単であるなどの一定の利便性は認められるものの、市長選挙以外では全て記名(自書)式であり、県内自治体でも導入例が少ないことから、投票方法を自書式に統一するものであるとの説明がありました。 本案には、反対の立場から次のような討論がありました。 1.記号式の利点として、首長選挙には多人数が立候補する可能性が少ない。 2.記名式だと、判読不明であれば有効投票に入っていかない。 3.高齢者の中には、手が不自由だったり、字が書けなかったりする方が多数いる。 以上のことから、本案には反対するとの討論がありました。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で原案を可とすべきものとすることに決定をいたしました。 議案第112号 令和元年度仙北集中管理特別会計補正予算(第1号)、議案第118号 令和元年度仙北生保内財産特別会計補正予算(第3号)、議案第119号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について及び議案第120号 字の区域の変更についての各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、各案とも全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 以上をもちまして総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) おはようございます。 それでは、続きまして、市民福祉常任委員会審査報告をいたします。 令和元年12月11日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、12月12日午前10時より仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、5名全員であります。 説明のため出席を求めた参与は、浅利市民福祉部長菅原医療局長角館総合病院事務長佐藤市民福祉部次長兼保健課長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高橋係長を任命しました。 議案は、本会議において付託された議案6件であります。 それでは案件ごとに御報告をいたします。 初めに、議案第105号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について及び議案第107号 仙北市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 関係当局の詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第108号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、国民健康保険税が下がったことについて質疑があり、当局からは、収納推進課ができ、収納率が上がり、平成29年度・30年度と2年間、基金へ積み立てることができたことが大きい。仙北市は、65歳から74歳までの割合が5割を超えており、バランスよく税軽減が図られるよう、今回は1人当たりの均等割と1世帯当たりの平等割を下げさせていただいた。今後は、法改正や感染症などで医療費が増大しない限り、当面は横ばいに推移すると思われ、税率の改正はしなくてもよいものと思われるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第116号 令和元年度仙北国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。 関係当局の説明があり、委員からは、来年度の神代診療所の運営について質疑があり、当局からは、市政報告でも述べたとおり、来年度から診療日を丸一日(午前午後)お休みし、週4日体制での診療を関係機関と検討しているとの答弁がありました。 さらに委員からは、受診日の状況について質疑があり、当局からは、診療科や地域性にもよるが、今年度、受診者の少ない曜日は火曜日。また、多い曜日は木曜日であるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第117号 令和元年度仙北介護保険特別会計補正予算(第1号)について及び議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について。 関係当局からの詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査御苦労さまでございました。できるだけ簡潔に3点ほどお伺いしたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。 初めに、議案第105号 仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について、これは色々議案質疑等もございましたけれども、両病院の結果的には当然人件費増につながり、また、働く方々にとっては、やっぱり給与面、待遇面でアップすることは非常にこれは好ましいことではございますけれども、この人件費の増の負担について、どこにその財源を求めるのかということが市当局、病院当局、または議会委員の皆さん方からの御意見、御質問等はなかったのかどうか、第1点お伺いしたいと思います。 2点目は、議案第108号 令和元年度国民健康保険特別会計補正予算の関係でございますけども、平岡裕子議員も一般質問で取り上げられてございましたけれども、ゼロ歳児から国保税の負担が始まると。均等割、平等割の関係で。これはやっぱり色々全国的に問題となっておりまして、これをやっぱり廃止するというところの市町村も全国的には出ておるんですが、県内ではこれにやっぱりゼロ歳児は生まれたときからすぐ税金を課するのは、そういう人方は年金をもらっているわけでもないし、収入があるわけでもない、つまり収入はゼロ円なのでできないというふうなことで是正するというふうな県内の自治体があるやに聞いてますけども、どこの自治体なのかお知らせ願いたいと思います。 それから議案第117号 令和元年度仙北介護保険特別会計補正予算の関係でございますけれども、ほとんど最近は年金生活者の場合は年金の天引、つまり特別徴収なさっておる方が、なさっているというか本人の意思でなくて介護保険事務所のほうでいろんな手続を踏んだ上で、そういうふうな方向に向かっておるわけでございますけれども、普通徴収なさっている方々の仙北市の割合がいくらぐらいあるのか、また、その中にはどうしても払えないという方もあるやに聞いていますので、そういう方々があるとすればちょっと簡単にお知らせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。7番。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、高久議員の質問にお答えいたします。 市内には2病院ありまして、この会計年度任用職員制度のこれをやると、委員のほうからは人件費がどれくらいかかるのかというそういう質問はありました。その中で角館病院が1,800万円、田沢湖病院にしますと570万円が人件費となる見込みだそうです。それで、先ほどの総務文教委員長の報告にもありましたように、その財源についてはまだはっきりしていないということは病院も同じであるということでした。局長からの説明では、できるだけ経費節減をしながら、そちらのほうに財源が向くように、そういう取り組みをしていきたいとの答弁がありました。 108号について、このゼロ歳からの均等割の件ですけれども、この件については、さきに市長のほうから答弁をいただいたその内容のとおりでありました。県内でそういうふうな取り組みをされている自治体があるのかということでしたけれども、そういうことの報告等はございませんでした。 介護保険の保険料の徴収の仕方についてですが、今回はそのことについては議論いたしませんでした。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 1点だけお伺いします。この議案第105号の仙北市病院事業会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定についてでございますけれども、先ほど私も意見を述べさせていただきましたとおり、職員の処遇、待遇を改善するということは非常に結構なことでございますけども、この財源は、ともすれば一般会計のほうから色々な病院の色々なその赤字の補填という形で、かなりの金額、高額が繰り入れなさっておるわけですが、それが増えるのかなというふうにちょっと私は、これはやむを得ないといえばやむを得ないんですけども、心配するんですが、そういう点についての当局からは答弁、説明なり、委員各位からは説明なかったのか、具体的には病院債から、または一時借入、一借りをするのかというふうな具体的な資金の捻出についての説明はなかったのか、その点だけを確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番。 ◆7番(平岡裕子君) 105号のその件についてですけども、特別にそれより踏み込んだような答弁等はございませんでした。でも、委員の中から、国でやられる制度なので、その辺のところはしっかり対応していただくべきだというそういう意見もございました。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 これで市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。 それでは、産業建設常任委員会委員長報告を申し上げます。 令和元年12月11日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、12月12日午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、6名が全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、八柳農林部長細川観光商工部長草なぎ建設部長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局より堀川係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案3件と請願1件であります。 初めに、議案第113号 令和元年度仙北下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第114号 令和元年度仙北集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第115号 令和元年度仙北浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)の3議案について、一括して御報告いたします。 付託された3議案については、主に人事異動や給与改定による職員給与費の補正、繰越金や市債の償還など、金額の確定に伴う補正内容について、関係当局より詳細な説明を受けました。 以上の3議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、請願第3号 仙北市角館下延「大瀬蔵野橋」架け替え工事費用見直しを求める請願を御報告いたします。 この請願については、不採択の立場からと採択の立場から、それぞれ1人ずつ討論がありましたので、要約して報告いたします。 初めに、不採択の立場からの討論です。 計画が動き出している中で、さきの定例会では整備計画の変更について本市議会として議決した背景がある。議員一人一人が議決した重みをしっかりと尊重し、それに沿った行動をすべきである。 請願の願意については理解できる部分もあるものの、以上のことから、請願第3号については、不採択とすべきである。 次に、採択の立場からの討論です。 請願第3号は、橋が駄目だということではない。少しでも経費を削減し、ほかの事業に向けて欲しいとする請願だと理解する。橋を架けるなということではないことから、採択に賛成したい。 採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決定いたしました。 以上をもって、産業建設常任委員会の報告といたします。
    ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 委員長、どうも慎重審査御苦労さまでございました。1件だけ質問をさせていただきます。 請願第3号 仙北市角館下延「大瀬蔵野橋」架け替えにつながる請願でございますけれども、不採択ではございますが、橋の欄干なり、または何といいますか橋の橋台の所の舗装なりも若干亀裂が生じておる。さらには市の道路につながるガードレールも、もう曲がったりしていて、これは除雪による何といいますか障害だと思うんですけれども、確かに老朽化していることは私も認めるものでございます。がしかし、いろんな何回も私、あそこ行き来しまして、私、旧角館町から議員やらせてもらっている人間でございますのでよく分かっていますが、橋台そのもの、つまり台ですね。台座はまだしっかりしているんじゃないかなと思うんですよ。ですから、採択すべきといった議員の方も、つまり中川の赤平橋から門屋、神代の方向につながる桧木内に架かる赤平橋のように、現況をやっぱり補修するのが一番ベターであり、なおかつ費用もかさまないというふうな発言もなさっておるし、工事中については切欠田橋のほうも県のほうの工事でやっておるので、そこも通れるんで、不便は確かにあるんだろうけども、冬期間は、今回、今、雪はないんですが、普通であれば冬期間なれば八割の坂の下のほうには通行止めで全部あそこが通れなくなるんで、そういう点で8億円もかける必要性が、費用対効果であるのかという点について、どういうふうな議論がなされたのか、それを確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。9番。 ◆9番(阿部則比古君) 高久議員の質問に対してお答えしたいと思います。 この本委員会では、その点については全く議論がございませんでした。私も思うところ色々あるわけですけども、ここで委員長の私見を述べる場ではございませんので控えさせていただきたいと思います。 それから、この当日は請願3号、高久議員が紹介議員ということで、当日傍聴にいらしておりましたので、その内容につきましては御本人がいらして、発言以外の発言というのはございませんでしたので御承知のことだろうと思いますので、その発言は控えさせていただきたいと思います。 以上でございますが。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 これで産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) おはようございます。 それでは、私のほうから予算常委員会の報告をさせていただきます。 議員各位には、審査の経過及び結果について御承知のことと思いますので、要点のみ抜粋して御報告をさせていただきます。 12月11日に付託された議案第111号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第4号)につきまして、同日と同月17日及び同月18日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催しました。 出席委員は、3日間とも17名全員でありました。 12月11日及び18日は、青柳議長に職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者阿部総務部長小田野地方創生総合戦略統括監浅利市民福祉部長長松谷会計管理者戸澤教育部長菅原医療局長八柳農林部長細川観光商工部長草なぎ建設部長、高橋危機管理監、石川田沢湖地域センター所長、茂木角館地域センター所長、山田西木地域センター所長、大山総務部次長企画政策課長、朝水総務課長、草なぎ財政課長、ほか関係職員です。 会議の書記は、議会事務局の高橋係長、堀川係長、高橋技術員を任命しました。 職務のため、高階議会事務局次長が出席しました。 12月11日は、議案質疑のあとに総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査することを決定しました。各分科会の審査は、12月12日に行いました。したがって、審査の期間は、分科会審査も含め、延べ4日間であります。 各分科会の審査報告から、主な事項につき報告をいたします。 初めに、総務文教分科会からは、次の3点を要約して報告します。 1点目であります。本庁舎等維持管理費596万6,000円について。 これは、西木庁舎改修に係る実施設計の予算である。改修の内容は、間仕切りの改造、屋上の防水、変電設備の更新、水道配管の更新が主なもので、改修予算の総額は、およそ1億4,600万円の見込みである。 2点目であります。個人番号カード利用環境整備事業費182万6,000円について。 国では、消費税引き上げによる経済対策の一環として、低迷しているマイナンバーカードの普及促進も図っている。このため、令和2年7月以降には、消費の活性化として、マイナンバーカードの利用にあたり一定のルールでポイントが還元される特典が設けられる。この特典の啓発宣伝、あわせてカード発行の手続等を支援する環境を整えるための経費である。 3点目であります。ふるさと納税ふるさと便事業費等について。 ふるさと納税による寄附額は昨年をはるかに上回り、現時点での実績で4億円を超えている。例年、ふるさと納税のピークは12月なので、寄附金総額を6億円と見込んでいる。人気がある返礼品は、米、麺類、肉などであり、これらの返礼品の発送などに係る経費と積立金の補正である。 次に、市民福祉分科会から次の3点を要約して報告します。 1点目であります。障がい者福祉費の地域生活支援事業費253万9,000円について。 障がい者の方は、施設へ入居されている場合が多いが、在宅で監護される方に対する“日中の一時支援”と“入浴サービス”の利用回数の増加による補正である。 2点目であります。認可保育園等管理費12万5,000円について。 ひのきないこども園の救護用ベッド設置の経費である。建設当初は、通常の3歳児から入園する“保育園”として建設したが、その後に“こども園”に移行したことにより、ゼロ歳児から引き受けている。これまでは、スペースが手狭なことから、職員の休憩室で子どもを休憩させていたが、救護用のベッドは備えておくべきという監査委員からの指摘があり、補正計上したものである。 3点目であります。未熟児養育医療給付事業費20万4,000円について。 医療費を精査した結果、対象となるお子さんがいなかったことから、国へ返還するための補正予算である。 最後に、産業建設分科会からは、次の2点を要約して報告します。 1点目であります。条件不利農地を担う経営体支援事業費補助金165万円について。 これは、担い手が秋田県農地中間管理機構を通じて、条件が不利な農地を借り受けた面積が当初の想定を上回り、さらに増えることを見込んだもので、県費100%の補助事業である。益々増えると予想される条件不利農地の有効活用のためには、市としても県単補助を継続していただきたいが、補助額はこれまでの10アール当たり単価制から、実費の賃貸料に変更されるなど厳しくなってきている。 2点目であります。都市農村交流施設管理運営費55万2,000円について。 これは、ハートハーブガーデンの除雪機械の部品が破損し、使用できない状況にあることから、部品の交換等に係る経費である。 審査の過程で「今の降雪期になって、除雪機の修繕を予算化するという理由が理解できない。必要なものは、必要な時に予算措置するべきである。財政的には、より一層厳しい状況下での事業遂行が強いられる。予算のあり方について、根本的に考えて進めていただきたい。」との強い意見が出されました。 各分科会報告の概要は以上であります。 討論では、2人の委員から、反対の立場から次に要約される討論がありました。 個人番号カード利用促進のため、国の負担で182万6,000円が計上されているが、将来、このマイナンバーカードは、医療機関で受診する際の被保険者証としての活用も検討されている。もし、マイナンバーカードの紛失や、あるいは盗難に遭った場合、悪用されないとも限ならい。よって、マイナンバーカード、個人カードの利用促進には、現時点では反対である。 西宮家管理運営費83万4,000円は、西宮家の冬囲いの格納庫や公衆トイレ改修のための設計図書の委託である。西宮家は、JR東日本がハイレベルな古民家として改装し、富裕層を客層として営業され、夜間は無人での営業との説明だった。西宮家は、旧角館町が長い間、多額の投資を行い整備してきた。そうした前蔵、ガッコ蔵も防災上、盗難等のリスクも高く、あまりにも無防備で極めて危険にさらされる。改装された古民家にも冬囲いは必要だし、古民家を利用する方も、この公衆トイレを利用されることならば、当然JR東日本にも応分の負担をしていただくべきではないのか。 以上、2点の理由から反対する。 もう一点の反対意見であります。 個人番号カード利用環境整備事業費182万6,000円について、マイナンバーカードの発行から5年になろうとしている。現在、カードの取得率は依然として低く、本予算は期間設定でプレミアムをつけて取得率の向上を図るためのものだが、本市のカード取得率10.2%から急激に向上するとは思えない。いくら国の施策とはいえ、具体的な内容が明らかにされていない状況下で、こういったマイナンバーカードを活用した“消費の活性化策”が、多くの方々へのポイント還元に寄与するとは思えないことから、反対である。 以上の討論のあと、採決を行い、議案第111号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第4号)は、賛成多数で原案を可とすべきものと決定しました。 これで、予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略します。 これで予算常任委員長の報告を終わります。 これで各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第103号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙公報の発行に関する条例制定についてから日程第7、議案第109号 仙北市立小中学校条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第8、議案第110号 仙北市記号式投票に関する条例を廃止する条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうもおはようございます。それでは、できるだけ簡潔に討論をさせていただきたいと思います。 議案第110号 仙北市記号式投票に関する条例を廃止する条例制定について、討論をさせていただきます。 仙北市の市長選挙は、4年間の任期に伴う仙北市のトップの舵取りをゆだね、市民生活に直結した大変重要な選挙でございます。これまで御承知のとおり、期日前は記名式であり、また、投票日には丸をつける自書式の投票を行ってきましたけれども、これまで選挙管理委員会からこの度の出された資料によりましても、開票結果の速度は万全、今までのとおりの方向が非常に速くなってございます。当然、記名式となれば判断の不明な点、また、お年寄りの方でどうしても学校時代に勉強できない環境にあった方々、または戦争で体験して仕事なり学業がおろそかになった方々で字が書けない方々もまだ見受けられます。また、障害を持って手が震えてなかなか書けないと、そういう方々が頑張って書かれても、どこに判読をそこにもてるのか、そういうところが非常にまた判読について、また、開票立ち会いの職員の方々も御難儀しておるわけでございます。私も以前から政党に所属したときも開票立ち会いに立ち会った経験が多数ございますので、無効票がたくさん出てくることを私も懸念しておりました。ですから、今までどおりやることのほうが私はベターだと思いますし、また、県内でも、また、今までのとおりのやり方がやられている市町村が多いし、変えたところはまだ県内でも3分の1しかございません。これを全部仙北市の選挙管理委員会の出された資料でございます。そういう点から総合的に判断しまして、私は今回の条例の廃止する条例制定については反対をいたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第9、議案第111号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第4号)から日程第20、請願第3号 仙北市角館下延「大瀬蔵野橋」架け替え工事費用見直しを求める請願までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 これで全ての討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第1、議案第103号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙公報の発行に関する条例制定についてから日程第7、議案第109号 仙北市立小中学校条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第8、議案第110号 仙北市記号式投票に関する条例を廃止する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第9、議案第111号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第4号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第10、議案第112号 令和元年度仙北集中管理特別会計補正予算(第1号)から日程第19、議案第121号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りをします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第20、請願第3号 仙北市角館下延「大瀬蔵野橋」架け替え工事費用見直しを求める請願を採決します。この採決は起立によって行います。本請願に対する委員長の報告は不採択です。したがって、本請願の原案について採決します。本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本請願は、不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第21、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載のとおり、本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。 11時まで暫時休憩します。                             (午前10時52分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時00分)--------------------------------------- △議案第124号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第22、議案第124号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 説明を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) おはようございます。 それでは、議案第124号の提案理由を御説明いたします。 令和元年補正予算、一般会計第5号ファイルの2ページをお開きください。 議案第124号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第5号)は次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億4,240万円を追加し、歳入歳出の総額を226億5,793万7,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の補正です。 5ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正です。8款土木費2項道路橋梁費、辺地対策事業費3億6,175万4,000円の追加です。これは大瀬蔵野橋に係る道路及び橋梁整備事業について、工事工期が2カ年度にまたがることから繰り越しの承認をお願いするものでございます。 歳入について、8ページをお開きください。 17款1項2目、説明欄、ふるさと仙北応援寄附金1億5,000万円の追加です。今回、第4号補正で審査していただいた予算は、10月までの実績をベースに想定しておりました。11月は予想を下回ったものの、12月は15日までで約1億5,000万円と予想を上回る寄附があり、現時点で総額が5億2,000万円を超えております。これまでの傾向では、これから年末にかけまして駆け込みの寄附が増加する見込みであり、4号補正でお願いしました6億円を超えることも予測されます。そのため、年度末までの対応を含め、さらに1億5,000万円を追加し、総額を7億5,000万円とするものでございます。 18款1項3目、説明欄、ふるさと仙北応援基金繰入金9,240万円の追加は、ふるさと納税ふるさと便事業費への対応分でございます。 歳出について、9ページをお開きください。 2款1項6目、説明欄、ふるさと納税ふるさと便事業費9,240万円の追加は、報償費が返戻品対応分、委託料は各ポータルサイト委託分、役務費につきましては送料、郵便料、決済手数料分を計上してございます。また、寄附金と同額1億5,000万円のふるさと応援基金積立も追加してございます。 議案第124号の提案理由の説明は以上となります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) ここでちょっと質問させていただきます。 最初の議案第124号の今回の2億4,240万円について、もう少し詳細な説明をお願いしたいと思います。 それから、第2号の繰越明許費の歳出8款土木費2項道路橋梁費の辺地対策債の繰越明許3億6,175万4,000円の詳細な内訳をお知らせ願いたいと思います。 それから、歳出2款1項6目企画費の委託料のポータルサイト2億7,000万円の委託先について、もう少し詳しく御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) それでは、ポータルサイトにつきましては、現在、昨年度10サイトでございましたけれども、現在3サイトが増えまして13サイトとなってございます。昨年から変わって増えたサイトにつきましては、「ふるなび」「キューテン」「さといこ」のこの3サイトでございます。 委託料の2,700万円、これにつきましては先ほど説明で申し上げましたけれども、サイトの委託料等に係るものでございます。寄附金が入りますと各ポータルサイト、約10%から18%の間の委託料を支払うということになっております。それに対応するものでございます。 大瀬蔵野橋につきましては、建設部長のほうからよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 繰越明許費の内訳について御説明いたします。 金額3億6,175万4,000円の内訳でございますけれども、主なものは工事費でございます。工事費が3億2,600万円でございます。そのほか委託料、用地補償費、合わせてこの金額となっております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最後のほうから答弁がきましたので、最後のほうからまた聞きますので、よろしくお願いします。 歳出2款の企画費の関係での委託料のポータルサイトでございますけども、10%から18%の中で委託しておるということで、これまで10サイトから3サイト増えて13サイトになったというんですが、どこのサイトが一番多く使われておるのでしょうか。また、18と10の間の8%の差があるんですが、どこが一番高いサイトのその委託費を払われているのか、その点を確認したいと思います。 逆にいきますので、この歳出8款土木費の今回の辺地対策債の3億6,175万円のうちの工事費が3億2,600万円、そのほかに農地なりの買収だと思うんですが、農地補償とかというふうな言葉、先ほど建設部長使われましたが、例えば具体的に聞きますけども、田んぼ、水田は、1アールか、または1反歩でもいいですが、どれぐらいの単価で今回購入なさるんでしょうか、その点をちょっと確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) PRサイトのことでございますけれども、一番多く活用しているのが、今、楽天のようでございます。 また、18%になるものにつきましては、それぞれ商品によってまた違いますので、ここのところということではございません。その商品を受け取る、そういうようなものについてやってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 田んぼの買収単価ということでございますけれども、市の買収単価を使っております。具体的な単価については発言はちょっと控えさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初の楽天なんですけども、その品物によって、返戻品によって違うというんですが、何が今一番高いんですか。仙北市で例えばお米とか色々なものをやっていますけども、返戻品なってますけども、その点だけちょっと確認したいと思います。 それから、草なぎ建設部長は答弁を控えたいというのは、何で控えるんでしょうか。これ、市の税金使うんですよ。または国からくる辺地債の。つまり、国の、国民の税金を使うのに、何でそれを控えないといけないのか、何か理由があるんでしょうか。これ議会ですよ。公式な会議開いているんです。ちゃんと記録に残るような、議長が議事運営をやって仕切っているわけですので、やっぱり答弁、求められた質問には、例えば草なぎ建設部長の個人の田んぼは何ぼで買うんだかとか、そういうことを聞いているわけじゃないので、はっきりしっかり答えていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 大変失礼しました。今、商品によって違うという話をしましたけれども、商品ではなくて、その各ポータルサイトの契約自体の違いがあるようでございます。 一つにつきましては、ホームページのアップの仕方、つくり方のようでございます。常に商品が、いいものを商品発送するときには、一番トップページにくるというような、そういう形も各サイトでやっていられているようでございます。パーセントでいきますと楽天が18%、あとはふるさとチョイスというものが一番低価格となってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 草なぎ建設部長。 ◎建設部長(草なぎ雅人君) 単価につきましては、用地関係者の関係もございますので控えさせていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第124号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第124号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。16番、高久昭二君。登壇です。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さんでございます。追加提案されました今回の特別辺地債については、私は繰越明許について、私は反対の立場から一言発言をさせていただきます。 先ほど草なぎ建設部長が答弁を控えさせていただきたいということでございましたけれども、今回はですね、この大瀬蔵野橋の架け替えの関係、新たに新しい市道、道路を作るためのコンサルの設計担当をなさったのは大瀬蔵野にある設計会社でございます。そういう方々の、所長も何でこんな曲がった道路を作るんだろうというふうにおっしゃっていたそうでございますし、旧角館病院を移転して新角館病院に作ったときも、破格の水田の単価で買収なさったという経緯も私は聞いてございますので、やはりちゃんと標準単価というものがあらなければ、例えば門脇市長さんの田んぼは高く買うとか、高久議員の田んぼは安く買うなんてことは、これは、例えばですよ不公平極まることであり、やっぱりちゃんと標準単価に基づいて、きちっとしたものさしで市民にちゃんと説明ができるようにしないと私は、この市の公金を使うわけでございますから、税金です。全て税金なんです。そういうふうにやらないと、あとあとまでしこりが残るんじゃないかなと思いますので、その点が答弁を控えたいというのは何かやっぱり後ろめたいところがあるのかなというふうに勘ぐりしかないわけでございますので、私は今回の辺地債に係る明許繰越については反対いたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第22、議案第124号 令和元年度仙北一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第7号~議員提出議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第23、議員提出議案第7号 意見書の提出についてから日程第27、議員提出議案第11号 意見書の提出についてまでを一括して議題とします。 説明を求めます。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) 大変お疲れさまです。 それでは、議員提出議案第7号から第11号までの5議案について説明いたします。 初めに、議員提出議案第7号については、市民福祉常任委員会の賛同する委員4名からの発議であります。 議員提出議案第7号 意見書の提出について、医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求めることについて、別紙案のとおり、内閣総理大臣、外記載の4名に対し意見書を提出するものです。 意見書案は、次のページをご覧願います。要約して説明します。 医療需要の伸びに対応し、住民が安心して暮らせる救急医療や地域包括ケア体制の充実が図られるよう、次の事項について強く求める。 2022年度以降の医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすこと。 以上により、意見書を提出するものです。 令和元年12月20日 秋田県仙北市議会議長  青柳宗五郎 以下、提出者等は省略させていただきます。 次に、議員提出議案第8号から第11号までは、市民福祉常任委員会、委員5名全員の発議であります。 議員提出議案第8号 意見書の提出について、介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求めることについて、別紙案のとおり、内閣総理大臣、外記載の2名に対し意見書を提出するものです。 次のページの意見書案を要約して説明をいたします。 介護従事者の人材確保策など喫緊の課題であり、低賃金・過重労働という実態からは、利用者の安全や介護の質にも影響を及ぼしかねないことから、下記の事項について要望する。 介護従事者の賃金の底上げをはかり、安全・安心の介護体制を確保するために、全国を適用対象とした介護従事者の最低賃金、特定最低賃金を新設すること。 次に、議員提出議案第9号 意見書の提出について、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険抜本的改善を求めることについて、別紙の案のとおり、内閣総理大臣、外記載の1名に対し、意見書を提出するものです。 次のページの意見書案を要約して説明します。 高齢化が一層進展していく中で、お金の心配をすることなく、必要なサービスを必要な時に利用できる制度への転換、介護を担う職員が自らの専門性を発揮し、誇りをもって働き続けられる条件整備を実現するため、下記の事項について意見書を提出する。 1.ケアプランの有料化、要介護1、2の生活援助の削減など、サービスの抑制や負担増につながる制度の見直しを行わないこと。 2.すべての介護従事者の賃金を大幅に引き上げ、労働条件の抜本的な改善及び実効性のある確保対策を講じること。 3.介護保険料、利用料の軽減を図り、必要な時に必要なサービスを受けられるよう、制度の改善を図ること。 4.介護保険財政に対する国の負担割合を大幅に引き上げ、その財源を国の責任で確保すること。 次に、議員提出議案第10号 意見書の提出について、若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求めることついて、別紙案のとおり、内閣総理大臣、外記載の1名に対し、意見書を提出するものです。 次のページの意見書案を要約して説明します。 現在の高齢者と若い人の将来設計を成り立たなくする年金引き下げの仕組みを一掃し、若い人も高齢者も安心して暮らせる年金制度をつくるため、下記の事項について意見書を提出する。 1.年金引き下げはやめ、マクロ経済スライドは廃止すること。 2.65歳の年金支給開始年齢を引き上げないこと。 3.全額国庫負担による最低保障年金制度を早急に実現すること。 4.当面、基礎年金の国庫負担分、月3万3,000円をすべての高齢者に支給すること。 5.年金積立金の株式運用をやめ、年金保険料の軽減や年金給付の充実など、被保険者・受給者のために運用すること。 6.年金は隔月支給ではなく、国際基準である毎月支給にすること。 最後に、議員提出議案第11号 意見書の提出について、深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院のおかれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを国に求めることついて、別紙案のとおり、衆議院議長、外記載の4名に対し、意見書を提出するものです。 次のページの意見書案を要約して説明をいたします。 公立・公的病院の統合や廃止は、地域での役割や地方における医療の実態を、様々な角度から慎重な検討が必要であり、さらに命に直結することから、地域住民の方々との十分なコンセンサスを得ることは大前提であるため、下記の事項について意見書を提出する。 医師不足や高齢化の進行、公共交通機関の衰退など、地方における公立・公的病院のおかれている深刻な医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないこと。 以上の5議案は、本日付けで、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。 議員各位におかれましては、何とぞ趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。議員提出議案第7号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、議員提出議案第8号について、質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、議員提出議案第9号について、質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、議員提出議案第10号について、質疑ございませんか。6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 議員提出議案第10号について質疑を行いたいと思います。 一つは、今現在の状況の中で、社会保障の状況の中で、この財源をどうするのか、3.3億円を全高齢者にというようなことですけれども、その財源をどうするのか、どういった形で捻出するのか、その部分についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番。 ◆7番(平岡裕子君) そのことについては、議員間の中では、討議というか議論にはなりませんでしたけれども、全体的な年金者の生活の方の生活を考えていくとすれば、このことについては全く納得するものであると、そう判断をして意見書の提出を皆さんで合意をいたしました。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) とすれば、その議員、要するに財源も無し、それから、現在の高齢者が毎年200万人増えるというような、そういう要するに長期的な展望に立ってのそういった議論等はなかったということですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番。 ◆7番(平岡裕子君) 私見から申せばいろいろあるわけなんですけれども、全体の委員会としての中での議論はいたしませんでした。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 ほかに質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、議員提出議案第11号について、質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議員提出議案第7号から議員提出議案第11号については、会議規則第39条2項及び第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第7号から議員提出議案第11号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。 初めに、議員提出議案第7号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 次に、議員提出議案第8号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 次に、議員提出議案第9号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 議員提出議案第10号に対する討論を行います。討論ありませんか。6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 議員提出議案第10号に対する討論を行います。 若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書に反対の立場から討論をいたします。 平成29年度末の公的年金の受給者数は7,465万人で、前年比202万人の増、率にして2.8%増となっております。これに伴い、令和元年度の当初予算も年々膨らみ、厚生年金勘定だけで48兆5,141億円となりました。前回の一般質問、2040年問題で私が述べたように、65歳以上の将来推計人口は2042年におよそ3,935万人をピークに減少に転ずるとしておりますが、低出生率のため、2065年には5人に2人が65歳以上となる超高齢社会と予想されます。そうした中にあって社会保障制度の永続するには、2004年に我が公明党が示したマクロ経済スライドによる年金100年安心プランの政策しかありません。 概要を説明いたしますと、1点目は、保険料は18.3%を上限に段階的に引き上げ、それ以上保険料を上がらないようにした。 2点目は、もらえる年金はモデル世帯で現役世代の手取り収入の50%を確保した。これは国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げ、積み立てを活用して後世代の活用に充てたものでございます。この制度は、5年ごとに年金制度の定期検証も行い、講評もしております。先般その財務検証の結果が公表されました。それによりますと、現役世代の手取り収入と比べた年金額の割合、すなわち所得代替率は、経済成長と労働参加が進むケースにおいて法律で定めた50%を上回ることが確認をされました。公的年金制度は、揺るぎなく運営されているものと考えます。 これまで受給資格期間の25年から10年への短縮や無年金、低年金者への対策を着実に実現してまいりました。今回の財政検証では、国民年金のみに加入する方について、将来受け取れる年金額を手厚くしていくことが重要な課題であるとしておりました。今後は、人生100年時代を見据えた政策にしっかりと取り組むべきと考えます。 さて、本案の3項に、全額国庫負担による最低保障年金制度を早急に実現することとありますが、現在、基礎年金国庫負担割合が2分の1である厚生年金が約10兆円、国民年金の約1.8兆円を一般会計から繰り入れており、しかも毎年、約200万人ずつ年金受給者が増えていく計算になります。現実的に将来の年金財源等を考慮すれば、全額国庫負担などあり得ないことであります。 次に、4項の基礎年金の国庫負担分、月3.3万円を全ての高齢者に支給することですが、2011年の老齢年金受給者数約4,100万人に、今はもっと増えておりますけれども、3.3万円だと1兆3,530億円の金額になります。しかも毎年約200万人ぐらい増えていきます。一体どこからこの財源を捻出してくるのでございましょうか。未来を担う子ども世代に多額の借金を背負わせることになります。 また、5項の年金積立金の株式運用をやめて云々では、平成30年度決算ではその運用益として3,300億円が国民年金の歳入に繰り入れております。 こうしたことを考慮すれば、今回の若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書が、いかに荒唐無稽なものであり、将来の年金制度を見据えておらず、財源のめどさえつかない実効性の無いものであるかがお分かりと思います。 僭越ながら、内閣総理大臣及び各省庁大臣への意見書は、議長名で提出するものであり、仙北市の柊坊を担うものでなければなりません。例えば、今は無理でも時間がかかっても市民が望むこの政策を推進するというような前向きな意見書であるべきと思います。 議員の皆様には、以上のことを御理解の上、反対に御賛同いただきますようお願い申し上げ、本意見書に反対討論といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 次に、議員提出議案第11号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論を終わります。 これで全ての討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第23、議員提出議案第7号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書の提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。本案は、原案のとおり可決されました。 日程第24、議員提出議案第8号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第25、議員提出議案第9号 ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険抜本的改善を求める意見書の提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第26、議員提出議案第10号 若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書の提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第27、議員提出議案第11号 深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院におかれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを国に求める意見書提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第28、議員提出議案第12号 秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議についてを議題とします。 説明を求めます。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、議員提出議案第12号 秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議について。 地上イージスを配備しようとしている新屋勝平地区には、現在5,400世帯1万3,000人が住んでいる住宅密集地です。もし、この土地に軍事基地ができれば、日常的に発する電磁波に人体はもちろん飛行機、船舶、ドクターヘリの運行に支障を来す恐れがあります。 防衛省の報告によりますと、相手国からの攻撃だけでなく、テロの攻撃も予想され、新屋勝平地域には250人の自衛隊による警備や監視が日常的に行われ、物騒な地域に一変してしまうでしょう。機関銃などで武装した部隊が常時監視体制をとっている状況は、想像するだけでも恐くなります。 昭和20年8月14日、太平洋戦争最後の空襲の地となったのが土崎でした。土崎には、日本国内唯一の産油施設工場があり、壊滅させるために標的となりました。土崎空襲を体験、学んだ方々の多くは、平和は軍備や兵器では守れないと実感しています。もし、惨劇が起これば、親元から離れて学校や福祉施設にいる子どもたちを守れないと、親の不安も大きくなっています。 秋田市だけの問題ではなく、県内全域、日本全体に関わる問題となります。よって、ここにこのことについて、別紙案のとおり決議するものとします。 提出者 仙北市議会議員 平岡裕子 賛成者 仙北市議会議員 小木田 隆        〃    高久昭二        〃    阿部則比古 それでは、次のページをお開きください。 秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議(案) 秋田県民の不安、不満、憤りは、何よりも住宅密集地に近いことです。新屋勝平地区には、現在5,400世帯1万3,000人が住んでいます。もしこの地域に軍事基地ができれば、日常的に発する強力な電磁波に、人体はもちろん飛行機、船舶、ドクターヘリの運行に支障をきたす恐れがあり、地域住民は平穏な暮らしができなくなります。 また、防衛省の報告によると、相手国からの攻撃だけでなく、テロの攻撃も予想され、新屋勝平地域には250人の自衛隊による警備や監視が日常的に行われ、物騒な地域に一変してしまうでしょう。機関銃などで武装した部隊が常時監視体制をとっている状況は、想像するだけでも恐くなります。 地上イージス配備により抑止力になるどころか標的にされる不安が募ります。想定される相手国のミサイルは、核ミサイルであり、もしも惨劇が起これば秋田県全体、日本全体に関わる大きな問題となります。 当市議会として、地上イージスを新屋に配備すべきでないと判断し、配備反対の決議をあげるものです。 以上、決議する。 令和元年12月20日 仙北市議会 議員各位におかれましては、何とぞ趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議員提出議案第12号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第12号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議案に対して、反対の立場から討論させていただきます。 本決議案は、9月議会においてイージス・アショア秋田市新屋地区配備計画の撤回を国に求める請願が不採択になりました。現在、防衛省でゼロベースで再調査、検討中にもかかわらず反対の決議を提出しなさいというもので、極めて遺憾に思っております。しかし、提出されたからには、その内容について反論していきたいと思います。 初めに、今回の決議文に軍事基地とありましたが、日本国憲法でも明記しているように、日本の国では軍隊を保持してはおりません。あくまでも専守防衛のための自衛隊であります。したがって、軍事基地と呼ぶのは間違いであります。 ちなみに、航空自衛隊でも自衛隊法施行令の規定に基づき、基地指令及び基地業務に関する訓練を次のように定めるとして、分屯基地、基地指令と定めており、国民を守る防衛のための施設であることを申し上げておきたいと思います。 次に、日常的に発する強力な電磁波によって人体はもちろん飛行機、船舶、ドクターヘリの運行に支障を来す恐れがある云々とありましたが、昨年の第2回の秋田市での市民説明会資料でもありましたように、防衛省はその例として、2016年から運用しているルーマニア、2020年開始予定、来年ですけども、開始予定のポーランドの試験結果に基づき、1キロメートル離れた小学校やショッピングセンターでも電磁波による障害が生じる恐れは全く無いため、配置することとした。また、ハワイマウイ島の実験施設、これは山口県知事も視察しておりますけれども、2つの集落と3つの学校が存在しておりますけれども、1、電磁波による健康被害の報告無し、2、テレビ・携帯電話等通信機器への影響が発生しているとの報告無し、3、イージス・アショアの設備は周囲に騒音公害をもたらすものではないと明記されており、説明をしております。 電磁波は、現在、家庭で使用している電子レンジと同様なものであり、電子レンジのふたを開けて作動させて、直接電磁波を浴びせられれば体に害を及ぼすと同じことであります。イージス・アショアから発せられる電磁波は、健康被害を及ぼさない基準の50倍の規制をかけており、耐用となるため、230メートルの距離をレーダーから離れた場所、すなわち緩衝地帯であれば問題は無いと学者から考えられております。 しかしながら、緩衝地帯の議論は、何から、どういったミサイルですね、何から守る、それからどうするということが明確でなく、現在の700メートルとか2キロメートルとかの議論はできないとしております。 レーダーは、常時照射するものではなく、水平に照射するものでもありません。あくまでもロフト軌道、これは9月の議会で討論で述べましたけれども、ロフト軌道のミサイルが上空に上がり下がりする地点、大気圏外の地表から約100キロメートル、これをカーマンラインといいますけれども、地球と宇宙との境界線、そこで迎撃するものであります。したがって、レーダーを上空に向け照射するため、人体への影響は考えにくいとされております。 また、飛行機、ドクターヘリについては、航空機の運行に支障が生じないよう、飛行制限区域を設定するなど、飛行できるようにしたい。また、ドクターヘリについては、緊急時にあってはレーダーを停波するなど必要な措置をとりたいとの考えを示しております。 さらに、自衛隊による警備や監視が日常的に行われ、物騒な地域に一変してしまう、また、機関銃などで武装した部隊が常時監視体制をとっている状況は、想像するだけでも恐くなりますとありますが、航空自衛隊においては現在、全国28カ所のレーダーサイトがあります。住宅付近にも存在しております。秋田市土崎にも約1,000人規模の第21普通科連帯が駐屯しております。私は、この門の前を何回も通りますし、私の親戚が自衛隊にいて、中に入ったことがありますけれども、皆さん、物騒だと思いますか。恐いですか。むしろ、災害や遭難、緊急時に自衛隊に救われた人がたくさんいると思いますし、助かった方が大勢おります。東日本大震災や地震、台風による大水害など、また、当仙北市でも供養佛での土砂災害、山岳雪山での遭難など、多くの機会に自衛隊の方々にお世話になり、助けていただいたではありませんか。感謝の思いこそすれ、恐いとは感じません。むしろ24時間、国民を守っているという安全と安心感を私たちに与えているのではないでしょうか。それを物騒な地域に一変してしまうとは、あまりにも昼夜をわかたず国民の安心・安全・平和を守るために任務についている自衛隊員とその家族、関係者に失礼であり、軽蔑的な文言だといわざるを得ません。 また、イージス・アショアが配備されれば、標的にされる不安が募るということですが、通常は迎撃システム基地を攻撃することの可能性は低く、逆に戦闘基地や火薬弾薬集積地を攻撃する可能性のほうが高いものと考えられると、このように述べております。イージス・アショアが配備となれば、テロから防備等、その安全性確保のために、自衛隊、警察、消防庁などとしっかりと連携強化することになり、逆に安全体制が強化されることとなります。 また、核ミサイルの件については、9月議会の討論で申し上げましたが、軍事アナリストの小川和久教授はじめ多くの学者がいうように、もしどこかの国が核兵器を使用するならば、それは当該国日本だけではなく、人類、世界が滅亡される道をたどることになるとの世界中の有識者の認識であります。 さて、イージス・アショアについては、今後、防衛省で秋田、青森、山形、3県の国有地19カ所で適地かどうかをゼロベースで再調査し、検討するとしております。その検討結果に基づく説明を聞き、秋田市で納得いくまで徹底的に議論した上での判断が妥当であると考えます。 新屋地区の住民を抱える当事者である秋田市議会での判断は、継続審査とのことであります。また、県議会でもまだ結論は出ておりません。 以上のことから、この決議に反対の理由といたしまして、1点目に、今回のイージス・アショアは本来、国、防衛省と秋田市との問題であり、仙北市に直接の利害関係はなく、防衛問題を当市議会で議論するにはなじまないし、ふさわしくないと考えます。 2点目に、防衛省でのゼロベースの再調査、検討結果ののち、秋田市議会、県議会の徹底審議の行方を見定めた上で結論を出しても遅くはありません。 3点目に、ただ県民の不安をあおるような決議ではなく、仙北市民が納得する誠実な議論を深めた上での当市議会としての決断を下すべきではないでしょうか。 以上の理由によりまして、秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議案には反対といたします。 議員の皆様には、ただいたずらに反対を叫ぶのではなく、平和と民主主義に基づく社会の公式のために御賛同をお願いして反対討論といたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。9番。 ◆9番(阿部則比古君) 私からは、この採択に賛成の立場から若干話させていただきたいと思いますが、ちょっと意味違うと思うんですよ。というのは、私、この地上イージスそのものに反対するわけでございませんし、日本という国家は、もう日本が好むと好まざる等にかかわらず米軍の軍事的な挙動にかかっているわけでございまして、以前に中曽根康弘、この前お亡くなりになりましたけれども、大勲位が日本という国家は、もうアメリカの不沈空母なんだというような発言をして物議をかもしだしたことがございましたけれども、全く私そのとおりだと思います。 まず、冷戦が終わって、ややほっとしていたのもつかのま、また日本に対する敵対的な国家が出現してまいりました。仮想敵国といっていい国が数カ国あるといってもいいんだろうと思います。こうした国々が日本が好むと好まざるとにかかわらずアメリカとの一丁有事と申しますか、事を構えたときに、真っ先に狙うのは日本の今のこのレーダーサイトですよ。まずこれはもう軍事セオリーですから、レーダーサイトをまず真っ先に狙って、次に重要なのが米軍基地、その次が日本の自衛隊の基地ということになるわけですけれども、特にこのイージス・アショアに関しては非常にそのレーダーの探知距離が長い、しかも最新鋭のレーダーサイトだわけでございまして、これをまず真っ先に2カ所はつぶさないと、これもう話にならないわけでございまして、どういう手法をとるかということになりますと、一つはやっぱり潜水艦で非常に近くまで忍び寄って複数の弾頭を発射する。複数って、もうこれ絶対につぶさないと、もう自分のほうがやられてしまうわけですから、もう徹底的なその初動攻撃に出てくる。もう一つは、念のために、恐らく戦闘機でくるんでないかと思いますけども、超々低空でレーダーに探知されない、海面すれすれを来て、あそこにトマホーク型、あるいは別の誘導ミサイルを多数発射して、まずこのサイトをつぶすというのが、これ軍事セオリーですよ。そのときどうなるかというと、あそこだけを、局地だけを完全に狙って破壊するなんてことがあり得ない話で、もう非常にもしかしたら波状攻撃がくるかもしれません。そうしたときに、新屋地区の皆さんのみならず、私この秋田市内の方々の多数の、もう想像できないぐらいの人命が私は一瞬にして失われるものだろうというふうに思います。しかも何も前兆もない、宣戦布告ももちろんございませんし、なんの予兆もない段階でそういうことが起こり得るわけですから、とてもこれ、枕高くして寝られないというわけですよ。まず自分のことを考えていただきたいと思いますけども、何が起こったか何も分からないうちに、一瞬のうちに灰にされてしまうという、その恐怖感たるや、これは大変なもんだろうと思います。そういうことから考えましても、やっぱりこのイージス・アショアというのは、もうまさに敵にとっては、敵になる国家にとっては目の上のたんこぶなわけでございまして、そういうものを何とすぐそこら辺につくられたんじゃ、これたまらないわけでございまして、イージス・アショアに関しては私は絶対、むしろ賛成する立場でございますけれども、やはりもうちょっと民家から離れたところに設置、ただ、そのあれですよ、自衛隊のテロということを考えると、やっぱり基地に近いところというのは、これは当然なわけでございますけれども、そこら辺もいろいろ調整してみて、もう少し離れたところにというのが私はやっぱり新屋地区の方々のみならず、これは私たちも思いをいたして、これにやっぱり採択するしかないんだなというふうに、どうかひとつ議員の皆さんの賢明なひとつ判断をいただきたいなというふうにお願い申し上げまして私からの討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番、阿部則比古君の討論を終わります。 次に、16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいま阿部則比古議員が非常に詳しく賛成討論なさいましたので、一言だけ発言をさせていただきます。 このイージス・アショアをアメリカが配備を、特に安倍内閣に勧めているのは、一つは高額なアメリカの軍事産業をこれからも維持して、また、日本に買わせるということが第1点、さらには、それは敵対国といわれている北朝鮮なり、いろいろな相手の国を守るためといいますけども、新屋地区、秋田市内だけでなく、やはりミサイルを打ち損じたり、または低空でやって軌道修正されて、それが仙北市に来ないという保証は全くございません。それを保証できるのは安倍首相もできないわけです。さっき阿部議員がおっしゃいましたとおり、何があったか分からないような状態で戦争に巻き込まれるという危険性があるわけでございますので、そういうものを無くし、国連なり、いろんなその、また敵対国といわれた国にも働きかけて、戦争はしないように働きかけて、なかなか簡単にいうことをきく国ではありませんけれども、やっぱり平和的な外交をさらに強めていくということが、私は先決ではないかと思います。そういう意味で私は、この議員提出議案には賛成いたし、以上をもって賛成討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第28、議員提出議案第12号 秋田市新屋への地上イージス配備反対の決議について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。原案に賛成です。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本案は、否決されました。 お諮りします。本日の議決の結果、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。 これで本定例会の日程は全て終了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) 市長から発言の要請がありますので、許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 11月29日に開会した令和元年第6回仙北市議会定例会の閉会にあたりまして一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした令和元年補正予算案、条例案、本日追加をした案件等々、多数の議案について、活発かつ慎重な御審議を賜り、全ての議案について御可決いただくことができました。まことにありがとうございました。 お疲れの中、大変恐縮でありますけれども、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、にしき園運営検討委員会からの提言についてであります。 介護老人保健施設にしき園の民営化を含む今後の運営主体やサービス形態について協議検討するために設置をした、にしき園運営検討委員会、市川晋一西明寺診療所長が委員長をお務めでありました、から、12月16日に提言書を受け取りました。 提言では、運営主体については、今までどおり市直営を継続し、経営改善に取り組むこと、施設のサービス形態については、介護老人保健施設として継続をし、機能強化に努めること、ただし、3年後を目途に財務、運営状況を検証し、再度サービス体制を検討することなどの提言をいただいております。 また、職員一人一人の意識改革と行動力の重要性や計画達成に向け、職員が一丸となって向かっていく工夫など、職場環境についての御意見も記載されております。 提言を真摯に受け止め、経営改善に向け、最大の努力を行います。よろしくお願い申し上げます。 次に、火災事案等についてであります。 11月30日、角館町八割坂下で木造一部2階建ての住家が全焼、また、12月3日には角館町広久内下タ町で木造一部2階建ての住家の一部を焼損しております。いずれも原因は調査中であります。 今年に入ってから、これまで13件の火災が発生し、火災の多かった地区の第8分団では、特別警戒の広報を行っております。 雪下ろしに伴う作業事故についてであります。 12月16日、西木町上桧木内字東下戸沢で屋根の雪下ろし作業中の男性86歳の方が1階の屋根から3メートル下の圧雪面に転落をし、重症を負い、救急搬送されております。そののちの17日夜、容体が急変し、お亡くなりになっております。心から御冥福をお祈り申し上げます。 仙北市では、毎年、雪下ろし中の事故が発生していることから、雪下ろし講習会を開催しております。今年度は1月20日に開催の予定であります。皆様からの御参加をお待ちしております。 また、市民の皆様には、本格的な降雪を控え、除排雪作業を行う際の注意喚起について周知を徹底していきます。よろしくお願い申し上げます。 次に、冬期間のドクターヘリ発着場についてであります。 冬期間のドクターヘリ発着場となっていた角館こども園脇の空き地は、新角館庁舎駐車場として整備が行われるために、冬期間の新たな発着場として、12月4日からさくら並木駐車場北側の一部に変更しております。変更にあたっては、地権者への説明を行い、了解を得ると同時に、周辺住民の皆様にはチラシ配布を行いながら御理解をいただきました。12月10日には最初の離発着がありましたが、周辺への影響は報告がありません。 次に、民生児童委員、主任児童委員の改選についてであります。 12月1日付で全国一斉に民生児童委員、主任児童委員が改選されました。今回の改選では、新任10人、再任88人の合わせて98人が厚生労働大臣から委嘱され、12月2日、委嘱状の伝達式が行われました。委嘱された皆様の任期は令和4年11月30日までの3年間であります。地域住民からの相談などの活躍は多岐にわたります。御活躍を期待しております。 次に、新たなエネルギー事業についてであります。 12月13日、仙北水力発電株式会社、本社は田沢湖生保内字牛沢であります、の皆様が市役所を訪れ、田沢湖地区2カ所で省水力発電を進める旨の報告をいただきました。年明けには東北電力との協議を開始し、2021年4月には試運転に着手するスケジュールとお伺いしました。新たなエネルギー事業が仙北市の地域振興につながることを期待しております。 次に、東京オリンピック聖火リレーについてであります。 12月17日、東京オリンピック聖火リレーのコースが発表されました。仙北市では、来年6月9日にさくら並木駐車場を発着点に、角館武家屋敷通りを中心とした約2.2キロで実施されます。現在、ランナーについての情報は承知しておりませんけれども、13人が聖火をつなぐ予定とお聞きしております。仙北市が記念すべき聖火リレーのコースとなれたことに大変喜ばしく思っています。安全対策や当日まで機運の盛り上げなど、関係各所との協議、調整を行い、準備を進めます。 次に、共生社会ホストタウン登録についてであります。 12月17日、東京オリンピック・パラリンピックの共生社会ホストタウンに登録されました。これはユニバーサルデザインやバリアフリーといった共生社会の実現に向け、オリンピック・パラリンピックを活用し、障害者や障害者スポーツへの理解を深め合う取り組みであります。県内では大館市に次いで2件目、全国の総登録件数は65件とお聞きしております。 次に、生保内中学校で7月に職員が亡くなった事案についてであります。 秋田県教育庁は、12月18日に開催された県議会の教育公安委員会で、学校内において校長によるパワーハラスメントがあったことを報告しました。 本案件については、9月30日に遺族からの申し出により、公務災害認定請求書を地方公務員災害補償基金秋田県支部長宛てに提出をしておりますけれども、仙北市教育委員会では、11月5日付で県教育庁に対し一連の経緯について事故報告を行っております。 県教育庁では、仙北市教育委員会からの報告を受け、改めて関係教職員の聞き取り調査を行い、今回の発表になったものと思いますが、市並びに市教育委員会の調査結果を真摯に受け止めていただいた結果で、今後、関係者の処分についても適正に対処されるものと思っております。 報告は以上であります。 令和元年も残すところ、あとわずかであります。市民の皆様、議長初め議員の皆様には、今年も様々な場面で御指導、御協力をいただきました。心から感謝を申し上げます。 どうか体調管理、危機管理に十分御注意をいただき、穏やかな年の暮れ、そして希望にあふれた年の始めをお迎えくださいますよう御祈念を申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで本日の会議を閉じ、令和元年第6回仙北市議会定例会を閉会します。 お疲れさまでした。                              (午後0時09分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...