仙北市議会 > 2019-09-27 >
09月27日-05号

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  1. 仙北市議会 2019-09-27
    09月27日-05号


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    令和 1年  9月 定例会          令和元年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和元年9月27日(金曜日)午前10時開議第1 報告第10号 健全化判断比率の報告について第2 報告第11号 資金不足比率の報告について第3 議案第73号 仙北市印鑑条例の一部改正する条例制定について第4 議案第74号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正する条例制定について第5 議案第75号 仙北市職員等の旅費に関する条例の一部改正する条例制定について第6 議案第76号 仙北市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正する条例制定について第7 議案第77号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準定める条例の一部改正する条例制定について第8 議案第78号 仙北市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正する条例制定について第9 議案第79号 仙北市水道事業給水条例の一部改正する条例制定について第10 議案第80号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第2号)第11 議案第81号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第12 議案第82号 令和元年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)第13 議案第83号 平成30年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第14 議案第84号 平成30年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第85号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第86号 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第87号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第88号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第89号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第20 議案第90号 平成30年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第21 議案第91号 平成30年度仙北市生保内財産特別会計歳入歳出決算認定について第22 議案第92号 平成30年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第23 議案第93号 平成30年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第24 議案第94号 平成30年度仙北市病院事業会計決算認定について第25 議案第95号 平成30年度仙北市温泉事業会計決算認定について第26 議案第96号 平成30年度仙北市水道事業会計決算認定について第27 議案第97号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について第28 請願第2号 「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書第29 閉会中の継続調査について第30 議員提出議案第5号 意見書の提出について              (秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地建設し配備する計画の白紙撤回求める意見書)第31 議員提出議案第6号 意見書の提出について              (新たな過疎対策法の制定に関する意見書)---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君                      地方創生・  総務部長      阿部慶太君               小田野直光君                      総合戦略統括監  市民福祉部長兼            浅利和磨君     観光商工部長    細川秀清君  福祉事務所長  農林部長      八柳 司君     建設部長      草なぎ雅人君  会計管理者     長松谷 光君    教育部長      戸澤 浩君  医療局長兼               総務部次長兼            菅原貞男君               大山肇浩君  医療連携政策監             企画政策課長  危機管理監     高橋宏和君     田沢湖地域センター所長                                石川一幸君  角館地域センター所長          西木地域センター所長            茂木博巳君               山田且也君  総務部総務課長   朝水勝巳君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     議会事務局次長   高階栄子君  書記        堀川貴吉君     書記        高橋繁幸君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議開きます。 本定例会において説明のため出者求めた者のうち、戸澤代表監査委員は本日欠席です。 広報及び報道関係者の撮影許可します。 本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △報告第10号及び報告第11号の上程、報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、報告第10号 健全化判断比率の報告について及び日程第2、報告第11号 資金不足比率の報告についての報告行います。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) おはようございます。 それでは、報告第10号及び報告第11号について御説明いたします。 追加議案綴りとあわせまして監査委員の財政健全化審査意見書、経営健全化審査意見書及び報告第10号、第11号説明資料タブレット内に取り込んでございます。 追加議案綴りの3ページお開きください。 今、送りましたのでよろしくお願いします。 報告第10号 健全化判断比率の報告について。 平成30年度決算に基づく健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、別紙監査委員の意見付して報告するものです。 下段の表ご覧ください。横に実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率の4つの健全化判断指標示しております。縦の上段の健全化判断比率は、仙北市の状況表しています。中段の早期健全化基準は、財政健全化計画の策定が義務付けられる数値示しております。下段の財政再生基準は、財政再生計画の策定が義務付けられる数値示しております。 1つ目の実質赤字比率は、実質収支が黒字ですので比率は記載されません。 2つ目の連結実質赤字比率は、特別会計と公営企業会計含めた仙北市全体の連結実質収支が黒字ですので比率が記載されません。 3つ目の実質公債費比率は9.3%で、前年度の9.5%から0.2%改善しております。主な要因は、これまでの市債発行抑制により元利償還金が減少しているためです。 4つ目の将来負担比率は114.1%で、前年度の106.5%から7.6ポイント増加しております。主な要因は、市債発行額の増加に伴い、一般会計、地方債残高が増加したためです。 説明資料の1ページお開きください。 具体的な数字は、下から3行目、(A)平成30年度一般会計実質収支額が5億7,584万6,000円の黒字です。 説明資料の2ページお開きください。 次の連結実質赤字比率は、特別会計、企業会計含めたもので、中ほど(C)平成30年度連結実質収支額が9億3,765万5,000円の黒字です。 続いて、報告第11号について。 追加議案綴りの4ページお開きください。 報告第11号 資金不足比率の報告について。 平成30年度決算に基づく資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別紙監査委員の意見付して報告するものです。 これは公営企業の経営健全化の指標として公営企業会計ごと資金不足比率報告するものです。資金不足比率経営健全化基準の20%超えた場合は、経営健全化計画の策定が義務付けられます。平成30年度決算における資金不足比率は、病院事業会計で18.9%の資金不足が生じています。前年度の17.3%から1.6ポイント増加しております。経営健全化基準の20%は下回っているものの、一層の経営改善に取り組まなければなりません。 また、この他の5会計は、資金不足が生じていないため比率が表示されません。 それぞれの会計の資金剰余額は、説明資料4ページの下段の表に示しております。 以上で財政健全化判断指標に関する報告終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これで報告終わります。--------------------------------------- △議案第73号~請願第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、議案第73号 仙北市印鑑条例の一部改正する条例制定についてから日程第28、請願第2号 「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書までの各案一括して議題とします。 以上の各案について、各常任委員長の報告求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告求めます。14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) おはようございます。 それでは、報告させていただきます。 令和元年9月13日、総務文教常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月17日、18日、19日、午前10時から及び同月20日午後1時からの4日間、仙北市役所田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、4日間とも6名全員でありました。 説明のため参与求めたものは、阿部総務部長小田野地方創生総合戦略統括監戸澤教育部長長松谷会計管理者三浦監査委員事務局長鶴田選挙管理委員会事務局長草なぎ建設部長藤井建設部次長三木建設課参事、ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局高階事務局次長任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案10件と継続審査となっていた請願1件の合計11件であります。 それでは、ご報告申し上げます。 議案第74号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正する条例制定について、議案第75号 仙北市職員等の旅費に関する条例の一部改正する条例制定について、議案第76号 仙北市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正する条例制定について及び議案第78号 仙北市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正する条例制定についての各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 議案第82号 令和元年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)及び議案第84号 平成30年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についての各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で、それぞれ可とすべきもの、認定すべきものと決定いたしました。 議案第91号 平成30年度仙北市生保内財産特別会計歳入歳出決算認定について。 議案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、土地貸付収入収入未済額658万6,737円のうち、納入の見込みがないものについては、不納欠損すべきとの意見がある。市では不納欠損処理しているが、財産区で行われないのはなぜなのかとの質疑がありました。 当局からは、財産区の債権は、「私」債権となるので、議会の議決が必要になる。市長から財産区管理委員会不納欠損処理の同意について提案して、同意されれば市議会へ提案することになる。 収入未済額については、財産区の管理会でも早急に処理するように言われている。処理については、市長とも打ち合わせしており、納入の見込みができないものについては、できるだけ不納欠損として処理するよう進めていきたいとの答弁がありました。 議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第92号 平成30年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について、議案第93号 平成30年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について。両議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第97号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について。 当局からの説明は、辺地の概況、整備必要とする事情、整備計画については変更がない。道路橋梁事業費の追加で、当初事業費3億5,800万円8億円に増加するもの。これは、大瀬(おおせ)蔵野(ぞうの)橋(ばし)の橋梁事業整備事業の計画変更によるもので、当初、既設の橋梁のみの建て替え予定していたが、地元関係者の要望や国交省の平成29年7月の橋高架道路等の技術基準の改定による工法の一部変更に伴い、耐久性の設計の変更、架橋位置の変更に伴う道路線形変更が必要となった。8月21日には、県の同意いただいており、今後議決いただければ、総務大臣に変更申請するとの説明がありました。 審査を進める中で、更に詳細な説明受けるため、事業担当である建設部の職員の参与求めました。 委員からの質疑の中で、改めて建設部から次のような事業内容の説明がありました。 大瀬蔵野橋の架け替えは、当初の辺地計画では、平成29年から令和3年度まで総事業費3億5,800万円で計画していた。この事業が倍以上に増額になった理由は、第1に橋梁の位置が現在の橋より約40メートル下流に移動することになったこと。これは河川構造物排水ゲートが橋のたもとにあり、河川法では最低でも10メートル離す決まりがある。そのため10メートル離して検討したところ、今の計画の位置になった。橋の位置が変わるため、今の道路が使えなくなり、左右約300メートル新設しなければならないことから増額となったものである。この計画自体は平成28年度に立てたが、平成29年度の予備設計行った年度に道路・橋の仕様が改定になった。その基準は、当時の熊本地震の影響から、より強靭なものに引き上げられ、当初予定していた橋台は直接打ちの基礎ができなくなり、杭打たなければならなくなったこと、さらに上部工も、より強靭なものが要求されている。こうした事情から累計8億円の事業費が必要となったという事業内容の説明がありました。 審査の概要要約すると、1点目、今まで各地区において様々な要望があるが、財政難で進まない状況で、なぜこの事業にこれだけの予算かけ、架け替えが必要なのかとの質疑には、公共工事の優先順位で内川橋より大瀬蔵野橋が先になったのは、辺地債の活用期限が令和2年度までとなっており、その財源として仙北市が使える起債の中で一番有利な辺地債充て、事業費の増加分起債でカバーしたい。また、この橋の架け替えは、角館町時代から要望があったもので、仙北市の橋梁長寿命化計画の中で点検の結果、判定は4段階のうちの3で早期に修復すべきもの、優先度は上から7番目となっていたと思う。現在の橋では交差できない状態で、最低限普通車が交差できる幅員に架け替えるということで計画したものとの答弁がありました。 2点目、交通量調査は行っていないのかとの質疑には、交通量調査は行っていない。御指摘があったように交通量は少なく、費用対効果からすれば経済効果は出ないと感じられる。 続いて3点目では、費用対効果についてはどのように考えるのかとの質疑があり、実際の交通量から費用対効果考えると経済発展にはつながらないと思う。しかし、切欠(きっかけ)田(た)、大瀬蔵野の集落では、八割方面への道路が冬期間は通行止めとなる。また、土手の道路も河川構造物の堤防なので冬期間は除雪できない。今架かっている橋が集落に入る最も重要なものとなり、冬期間の交通では、重要な橋という認識である。集落の方々にとっては、あの橋しかないということで、地域のためには必要だという考えであるとの答弁がありました。 委員からは、これほど財政難といわれている中で既存の橋拡幅し、架け替えができないということになれば納得できない。また、費用対効果考えると、今の市の状況からすれば無理があるのではないかとの意見もありました。 討論では、辺地債は有利な起債ではあるが、8億円のうち2割の1億6,000万円は確実に市の一般財源から充当しなければならない。最小限度の予算で最大の効果期待する観点から、付け替え道路の位置や新しい橋の位置、細部にわたって検討する必要があるのではないか。国の法律が改正されたとすれば、現在行われている県の工事も当然水門から10メートル以上離さなければならないのではないか。建設課サイドからは口頭の説明だけなので公式文書提示していただき、検討する必要があるとの反対討論がありました。 本案は、挙手による採決の結果、否とみなすものと決定いたしました。 次に、継続審査となっておりました請願第2号 「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書について御報告いたします。 委員からは、この請願については、県内の各市町村議会で可否表明しているところが増えているので、結果先送りすることなく、採決すべきとの意見がありました。 委員からは、民家や市街地に近すぎること、近くに学校や公共施設が多く、新屋地区には配備すべきではない。また、イージス・アショア配備しなくても、日本が平和的な解決に向けて努力することが賢明な方策ではないのかとする賛成討論がありました。 本請願は、採決の結果、賛成多数で採択すべきものとすることに決定いたしました。本請願の採択に伴い、意見書の提出につきましては、賛成する委員から提案されておりますので、よろしくお取り計らいくださいますようお願申し上げます。 以上をもちまして、総務文教常任委員会審査の経過と結果の報告終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで総務文教常任委員長の報告終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告求めます。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは、市民福祉常任委員会審査報告いたします。 令和元年9月13日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、9月17日から18日及び同月20日までの延べ3日間、午前10時より仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3日とも武藤副委員長、門脇委員、黒沢委員、小林委員、私の5名全員の出席であります。 説明のため出席求めた参与は、浅利市民福祉部長菅原医療局長角館総合病院事務長佐藤市民福祉部次長兼保健課長、渡辺市民生活課長大澤社会福祉課長嶋村子育て推進課長高橋長寿支援課長吉村包括支援センター所長、浅利にしき園事務長村瀬角館総合病院総務管理課長能美角館総合病院医事課長藤村田沢湖病院事務長高橋医療局経営企画推進室長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高橋係長任命しました。 案件は、本会議において付託された議案6件であります。 それでは案件ごとに報告いたします。 はじめに、議案第73号 仙北市印鑑条例の一部改正する条例制定について及び議案第77号 仙北市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準定める条例の一部改正する条例制定について。関係当局の詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で原案可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第88号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第89号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。関係当局の詳細な説明があり、各案とも慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第90号 平成30年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、介護臨時職員が16名中7名が離職したことについて質疑があり、当局からは、国の人員配置の基準はクリアしているが、夜勤可能な介護員が不足しており、募集しているが厳しい状況である。なお、離職者のうち3名の方が平成30年度末でデイサービス休止したことによる運転員であるとの答弁がありました。 更に委員からは、以前から話し合いが重ねられてきたが、にしき園の経営について質疑があり、当局からは、10月2日に県の担当課や医師会など関係者からなる運営検討委員会開催し、これからのにしき園の方向性について全般的に検討していただき、今年度中に市長へ提言することの予定であるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第94号 平成30年度仙北市病院事業会計決算認定について。 関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、患者数は全体的に減っているが、1人1日当たりの診療単価が増加している状況について質疑があり、当局からは、診療の内容によるが、比較的診療単価が高い手術やリハビリなどの提供が挙げられる。ほかに、平成30年度から田沢湖病院では入院時の療養環境加算(1日250円)などの届出したことも含まれる。また、両病院で医療安全・感染症対策など、情報提供・情報交換し、収益増につながる取り組み進めている状況であるとの答弁がありました。 また、討論では、病院経営は厳しいが、あらゆる角度から手立て講じていると理解している。できれば医業収益と減価償却費除く医業費用同額にするように今後も努力していただきたい。 また、要因の一つであるメンタルヘルス病棟については、管理者、医療局も含めて関係機関と連携し、一日も早く病棟の方向性に結論出し、可能な限り実質的な利用に向かうこと強く要望する旨の意見付して賛成討論がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 慎重審査、大変御苦労さまでございました。二、三ですね平岡裕子市民福祉常任委員長報告に対してお尋ねしたいと思いますので、なるべく簡潔な答弁で結構ですので、よろしくお願いします。 初めに、国民健康保険特別会計の平成30年度の決算認定については、全員で認定与える、つまり可とするということに当該委員会ではなったようでございますけれども、委員長御承知のとおり、この国保の会計の中には経済的に払いたくても払えないという方も多数占められておると私は思います。なぜならば、個人の自営業者であったり、または農家の零細農家であったり、または高齢者ですね。退職して国民年金だけしか収入がない方もおられるわけでございますので、いろんなことが絡んでおるので、そういう方々に対する、短期保険証であれば、これも通院可能でございますけども、資格証明書となれば全額10割、窓口で払わなければならないということの大変な負担が伴うので、それらに対しての委員会の中での質疑、意見等、また、市当局の対応等はなかったのかあったのか、その点確認したいと思います。 それから2つ目には、平成30年度介護保険特別会計歳入歳出決算認定についても全会一致で認定与えることになったわけでございますけれども、委員長が報告でふれてございますとおり、にしき園のデイサービスを中止しなければならなくなったその理由というのは、つまり介護職員の、特に夜間に対する職員の減が悪影響与えたというふうに私は受け取ったんですが、そうであれば、他の民間介護保険施設にですね振りかえてデイサービス、協定結んでですねやっているところもあるんですよ。他市町村ですけども。角館ではない、仙北市ではないですよ。そういうところの意見等はなかったのか。また、市のほうからのアドバイス等はなかったのかどうか確認したいと思います。 それから、平成30年度仙北市病院事業の決算認定についても委員長報告のとおり全会一致で認定与えることになったわけでございますけれども、私は特に心配しているのはですね、市立角館総合病院の外来患者数が前年度よりも減となっている、これはちゃんと数字で決算書に出てます。委員長も御承知のとおりでございます。その主な原因が、先ほど委員長がふれてございましたメンタルヘルスのお医者さんが確保できないための病棟閉鎖も重なっているんでしょうけども、恐らく他の一般外来等も患者が減っているのではないかなと私は思ったんですけども、それらに対して市立角館総合病院なり医療局なりのほうから説明等はあったのかなかったのか、その点について。それから、来年度ですね医師の確保対策がどのようになっているのか。とりわけ新しい医師確保することも非常に重要ではありますけれども、現在いるお医者さんとめて頑張っていただくということが、十分そういうふうな対応お互いのよく話し合いの上でですね、納得の上でやられているのかどうか、その点確認したいと思います。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁求めます。7番平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) それでは質問にお答えいたします。 国保についてでありますけれども、やむなく資格証明書になっている方、そういう方々については、担当課のほうでは相談等があれば、本来であれば10割負担だけれども3割負担となるように相談に応じて対応しているとの答弁がありました。 また、介護サービスについて、デイサービスについてですけれども、今、デイサービスを中止しているわけなんですけれども、民間に切りかえてという、そういうお話までは議論は至りませんでした。 また、病院については、外来の患者さんも人口減少に伴って少なくはなっておりますけれども、メンタルヘルス病棟については、先ほど高久議員もお話されたとおりでありますが、患者さんの減については特に議員の中からは質疑も出ませんでしたし、論議には至りませんでした。 ドクター確保については、今、奨学金制度も利用して段々病院のほうに勤務されている方もおるとの報告は受けております。そして、先に病院等の協議会も行った際に、病院内では医療局はじめドクターたちとのお話はスムーズにいってるのでないかなということで理解しております。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初の平成30年度国民健康保険特別会計の歳入歳出決算認定についての中での先ほどの資格証明書というのは、これは取りも直さず国のほう、厚労省のほうでですね強制的に指導しているペナルティなわけでございます、滞納処分に対する。そうすれば、当然そのペナルティ課すためには、法的にも弁明の機会必ず与えなければならないわけでございますけども、そういうのはまず機会があれば相談受けているというふうな今、委員長が答弁していますけども、やっぱりきちんと弁明の機会与えて、話し合いなり、または何らかの措置なさっているんでしょうか。その点確認したいと思います。 それから、介護保険の関係でございますけども、例えばですよ、にしき園は仙北市が直接経営なさっているわけでございますけども、桧木内の松葉にある清眺園は県南ふくし会が経営なさっています。御承知のとおり。あそこはちゃんとデイサービスも自前でやっているわけですよ。そういうところと提携結ぶならば、そこに希望、または行ける入所者送迎してですね行かせるというのも、例えば週2回とかですね、可能性として私はあるんじゃないかなと思うんですが、そこまでには質疑なり答弁は至らなかったのかどうかということ。 それから、医師の関係でございますけども、私さっきも言いましたとおり、市立角館総合病院で私非常に心配しているのは、メンタルヘルスの影響は当然あるわけでございますけれども、一般外来の患者もやっぱり減少傾向にあるんじゃないかと。それは、なぜそういうふうになるのかというところですね、もう少し掘り下げていかないと、根本的な解決には至らないのではないかなと思うんですが、進藤管理者なり、次長なりのほうから、事務局長なりのほうから、そういうふうな説明等はなかったもんでしょうか。もう1回確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) ちょっと16番、清流園の間違いでないの。
    ◆16番(高久昭二君) 清流園です。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) 介護のほうですけれども、にしき園のほうに通院されなかった方の対応については、委員会のほうでは深めた議論はいたしませんでした。 それから、資格証明書の減になっていますけども、ちょうど9月17日に弁明の機会といいますか、そういうの締切になるということは、先の本会議でも議案質疑の中でそのように答弁があります。13世帯から弁明書が届いているという、委員会の現段階の中ではそういうお話伺いました。 あと、病院関係、非常に委員の中では厳しい経営であるということは皆さん御理解しているわけですけれども、地域医療として医業収益が上がっていくような、そういう方向でもって取り組んで欲しいと、そういう意見が委員会の中でもありました。 ○議長(青柳宗五郎君) いいですか。 ◆16番(高久昭二君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで市民福祉常任委員長の報告終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。 私のほうから産業建設常任委員会の委員長報告申し上げたいというふうに思います。 令和元年9月13日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、9月17日から19日までの3日間、いずれも午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会開催いたしました。その審査の経過と結果について御報告申し上げたいというふうに思います。 出席委員は、3日間、6名全員が出席しております。 説明のため参与として出席求めた者は、八柳農林部長、細川観光商工部長草なぎ建設部長、ほか関係職員でございました。 会議の書記には、議会事務局堀川係長任命しました。 案件は、本会議において付託された議案7件でございます。 それでは、議案ごとに御報告申し上げたいと思います。 初めに、議案第79号 仙北市水道事業給水条例の一部改正する条例制定について御報告申し上げます。 議案につきましては、関係当局より詳細な説明受けました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第81号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)御報告いたします。 委員からの質疑は、1点に要約されます。桧木内クリーンセンター処理施設改築工事発注時に、既存施設の汚泥の残留量及び仮設の施設から発生する汚泥量の確認、把握について質疑が出されました。それに対して当局からの答弁は次のとおりです。発注に当たっては、コンサルタントへ設計等委託しており、既存の施設に滞留していることは、設備の構造上、内部確認することができなかった。また、予想もできなかった状況御理解いただきたい。今後は、内部確認は難しいとしても、今回の経験によって、ある程度の想定が可能になるものと捉えている。コンサルタントへ委託する場合であっても、この経験参考に次に生かしていかなければならないと考えているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案可とすべきものと決定しました。 次に、議案第85号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御報告いたします。 委員からの質疑は、次の点に要約されます。 1点目として、一般会計からの繰入金の推移について。 2点目として、水洗化率について。 3点目として、今後の下水道事業についてでございます。 これらの質疑に対し、当局からの答弁は次のように要約されます。 1点目の一般会計からの繰入金の推移については、対前年比で減額になっており、若干ではあるが減少傾向である。その要因としては、公共下水道事業の工事などが、ほぼ完了していること。一部、管設置できなかった部分は、まだ実施しているものの、ほぼ完了したことにより、工事に要する経費が減額になっていることが起因しているものと捉えている。 2点目の水洗化率については、平成30年度末現在で公共下水道は70.6%となっており、農業集落排水事業が74.4%、林業集落排水事業が63.6%、簡易排水事業が94.1%、合併処理浄化槽は100%となり、合算すると79.8%である。参考として、合併処理浄化槽除いた水洗化率は71.7%の状況である。 3点目の今後の下水道事業については、加入率について大きな変動はないものと想定している。加入者数考えると、人口減少等も進み、人口数では相当数の減となるものと考えている。来年には下水道料金の改定含め検討することとしている。一般会計からの繰り入れ少しでも減らせるよう努力する。また、今後は浄化槽事業へ力注ぐこととしている。以上のような答弁がありました。 本件につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第86号 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第87号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第95号 平成30年度仙北市温泉事業会計決算認定についての3議案について。関係当局より詳細な説明受け、3議案とも、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第96号 平成30年度仙北市水道事業会計決算認定について御報告申し上げます。 委員からの質疑は、次の点に要約されます。 1点目として、赤字に至った経緯について。 2点目として、老朽管・漏水対策について。 3点目として、未普及地域解消事業における加入率について。 4点目として、民営化に向けた取り組みについての質疑がございました。 これらの質疑に対し、当局からの答弁は次のように要約されます。 1点目の赤字に至った経緯につきましては、一般会計からの繰入金が前年度より減額になった部分が大きく、合併後、一定の利益上げてきたが初めて赤字決算となった。これは、平成29年度から西木地区の簡易水道事業特別会計が水道事業と統合となったことにより、経営状況が大幅に悪化した。今後、一般会計からの繰入金にあっても、基準外の部分は見込めないものと捉えており、同等程度の赤字の状況は続くものと考えている。 来年度、水道事業の新たな基本計画の策定予定しており、今後の更新需要、給水人口の減少考慮して、水道料金どの程度にしたら良いのか算定する計画である。水道料金の改定により、ある程度の収支の安定図りたい。赤字ではあるものの、これまでの余力があることから、今すぐに資金不足となり危険な状況になるものではない。 2点目の老朽管については、水道管の耐用年数は40年とされておりますが、耐用年数迎える管が、ほとんどない状況で、今のところ管路の更新計画はない。むしろ、各浄水場、各ポンプ場の施設や設備において、耐用年数超えた状況がある。更新急ぐ必要がある角館浄水場の電気設備現在更新しているところである。また、たびたび発生している漏水については、老朽化だけの原因ではないと捉えている。破裂している管は、ほとんどが塩化ビニール管であり、現在は使っていない管である。塩化ビニール管は、周囲砂で囲うことによって保護するものであるが、周囲の砂が損失してしまい、石材等が直接接触して亀裂が入って破裂しているものと判断している。現在は、漏水箇所修理しながら対応しているが、来年、基本計画の策定があり、未普及地域解消と老朽管対策、財源や水道料金の改定含めた詳細な基本計画立てたいと考えている。 3点目の未普及地域解消事業における加入率については、神代地区は20%に満たない状況である。これまでは、認可受けた範囲全てに水道管新設してきたが、近年は本当に水道必要とする方、すぐに加入いただける方だけ対象に進めている。アンケート調査と同意書いただくこととし、同意書いただいた方のみ対象に進め、水道事業の健全化図りながら推進することとしている。 4点目の水道事業の民営化に向けた取り組みについては、国で民営化視野に入れている状況である。仙北市の水道事業が単独で民営化することは非常に厳しい。現在は、秋田県が中心となって広域化進めようとする動きがある。今後は、民営化よりも先に、広域化進めていくことになるものと捉えている。以上のような答弁がありました。 質疑応答の中で委員から次のような意見が出されております。 地域住民から水道整備の要望があっても、実際には加入いただけない状況が現実的にある。水道は重要インフラであるものの、一方で事業として成り立たないことも懸念される。要望と実態に配慮しながら、厳しい目で事業進めていただきたい。という意見がございました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。以上もって、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 2点だけ簡単にお聞きしたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 慎重審査、御苦労さまでございました。 初めに、補正予算で今回出されました桧木内クリーンセンターの汚泥残留、そういうふうな処理ですね今回また新たな補正予算で対応しなければならなくなったわけでございますけれども、これにあたって発注されたコンサルタント、どこのメーカーであったのか、会社であったのか一つお聞きしたいと思います。 それから、次に、平成30年度仙北市水道事業決算認定について、議案第96号でございますけれども、委員長の報告の中に未普及地域の解消に向けた審議がなされたようでございますけども、神代地区の未普及地区の解消について当局からどのような説明があったのか、簡単で結構でございますので御報告していただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁求めます。阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) 最初の桧木内クリーンセンターの残留汚泥と申しますか、それが現在の処理装置内に200立米残留していることが、工事に着工するようになってから判明したわけでございまして、そのほか並行して、止めるわけにいきませんから並行して架設の処理装置つないで汚泥処理するということなわけでございまして、これからも従来の、ここは簡易分槽方式という汚泥の処理システム取り入れているわけですけども、これに比べても半分と申しますか、流入する汚水の処理、汚泥引き抜いて最終的にはこの仙北市のし尿、それから汚泥処理施設まで運んできて処理しなければならないわけですが、その処理量が通常処理している量の倍ぐらい出るということでございまして、それに随分金がかかるということで、委員の間からも大変厳しい指摘や質疑がございましたけれども、ただそのコンサルタント会社がどこであったのかという議論はございませんでしたので存じ上げておりません。 それから、この議案第96号の平成30年度仙北市水道事業会計の決算認定についてでございますけれども、これにつきましては実はこれ大幅に赤字に陥ったという点がなぜなのかという質問でしたか。 ◆16番(高久昭二君) (聞き取り不能) ◆9番(阿部則比古君) これまで補助事業でございますので、この普及解消に向けては条件付けられていたわけでございまして、特に県のほうからは面で普及させていこうという約束でございまして、ここだけ、そこだけというふうにいかなかったわけでございますけども、この過疎化が非常に進んでいる状況の中では、それで事業の、さっきもお話したように成り立っていかないというようなことでございまして、当局のほうからは、これからはそういう形でなくて、あまりにも事業として成り立たないわけでございまして、これから承諾書いただきながら、事業としてできるだけ成り立つ方向に向けて、これまでの方向性改めるという説明でございました。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初の水道事業の特別会計決算認定についてに関わる関係でございますけども、神代卒田地区に御承知のとおり黒倉の所にですね揚水試験したわけです。自然科学研究所に依頼してですよ、所有者が民間の事業者であったり、個人所有者の方もおったんですけども、結果的にそこはそこで検査はして、マンガンがかなり高濃度に含有しているということは判明したんですけども、使うか使わないかはそのままにして揚水場としてですね。だけども結論からいうと、担当部課長から後でお聞きしたところ、結果的にはそこは使わないで、できれば角館地区の水道引っ張る、または今、神代の森腰まできている水道管西明寺地区のほうから引っ張って両方合わせていくという方法も検討していくということちょっとお聞きしたもんですから、結果的にそうなれば、これまで費用としてかけたやっぱりかなりお金、自然科学研究所にもお支払いしたと思うんですが、そういうのがペイできないで結果的には何ら効果が出なくて終わってしまうんでないかなというふうなことちょっと心配したもんですから、そういう話はあったのかなかったのかだけお聞きしたいと思います。 それから、桧木内のクリーンセンターについては、6月定例会の本会議の最終日に追加提案として1億いくらで西木地区の建設業者さんが落札なさったわけでございますけども、そういうふうな実際、工事やってみて判明したものでしょうか。そういうふうな残留がかなり、予想よりもはるかに超える残留汚泥があるということが判明したもんでしょうか。もしお分かりであればお答え願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) 黒倉からの件、先ほどの質問の件でございますけれども、これに関して当局から説明がございませんでしたし、委員の中からも質問がございませんでした。 それから桧木内クリーンセンターの件でございますけれども、あそこはさっきも申し上げましたとおり外部運送という形の汚泥の処理方式とっておりまして、完全に、委員の間からはおかしいんでないかという、それ何でその、当然予測できたはずなのに、何でそれが分かんなかったという、大変厳しいと申しますか、といった質疑がございました。これに対して当局のほうからは、それ目視もできないし、果たしてどの程度残留しているのかということは、そういう測る方法もないし、全く見えない機械の中なので分からなかったという説明がございました。それに関して委員のほうから、そんなはずないべという、どういうことかというと、さっきも申し上げましたとおり、何かの突発的なことによってこういうことが発生したわけでなくて、日常的な処理の中でそれ停止したわけですから、当然あとそれは放流できない、残留する汚泥が残っているのは当然でしょうし、それが分からないということはどうしてよという大変な厳しい指摘がありました。私も全くそのとおりだと思います。私の意見述べる場ではないんですけども。当然、そういう治験がこれまで積み重ねてきておるシステムでございまして、高久議員の指摘は大変に正しいものだろうと思います。 ただ、私、コンサルタントがそれ、当初見落としたのかなというような思いもありますけども、ただ、こういう話していいのかどうか分かりませんけども…… ○議長(青柳宗五郎君) 委員会で話したことだけ。 ◆9番(阿部則比古君) すみません、ものがものだし、事情が事情なので、委員会は通したという、こういうことでございますので、何とか御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑終わります。 11時15分まで暫時休憩します。                             (午前11時05分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議開きます。                             (午前11時15分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 次に、予算常任委員長の報告求めます。15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) それでは、私のほうから予算常任委員会の報告させていただきます。 議員各位には、審査の経過及び結果については御承知のことと思いますので、要点のみ報告させていただきます。 9月13日に付託された議案第80号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第2号)及び議案第83号 平成30年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についての2議案につきまして、同日、同月25日及び同月26日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会開催いたしました。 出席委員は、9月13日は15名で荒木田委員、伊藤委員が欠席でした。9月25日及び26日は17名全員で、3日間とも青柳議長に職務出席いただきました。 説明のため出席求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者ほか、関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局の高橋係長、堀川係長、高橋技術員任命し、職務のために高階次長が出席いたしました。 各分科会の審査期間は、9月17日、同月18日、19日及び20日の4日間で、全ての審査期間は、延べ6日間であります。 それでは、各分科会の報告から主な事項抜粋し、要約して報告いたします。 初めに、総務文教分科会からの報告であります。 議案第80号 一般会計補正予算の質疑応答から、ふるさと納税について要約して報告します。 ふるさと納税ふるさと便事業費及びふるさと仙北応援基金積立金について、ふるさと納税のサイトの数は、昨年が10サイトだったが、今年は13サイトに増える予定である。返礼品の出品事業者の数は、昨年と同じ41事業者だが、品目は増加している。その中で一番の人気は新米で、80%程度占めている。樺細工などの特産品も多く、中には100万円のテーブルなど高額なものもある。その他の品目の拡充に努めていく。 1カ月ほど前に、ふるさと納税サイトを通じて、市の対応が遅いとのクレームがあり、メールで謝罪している。例年、8月の寄付申込は900件程度だったが、今年は6,550件と急増している。件数の多い自治体では、事務処理業者へ委託している場合も多いが、本市では、担当だけではなく、企画政策課の職員が全員対応している。まずは、職員で、迅速な対応に努めたい。 次に、議案第83号 平成30年度一般会計決算の質疑応答から、入湯税について要約して報告いたします。 入湯税は、お客様からの“預り金”であり、納入しない場合は、法令により罰則まで規定されている。納税者の不公平感払拭するために財産の差し押さえ積極的に行うべきである。この差し押さえにあたり、従業員の雇用に影響するとの考え方は、絶対に改めるべきであるとの強い意見がありました。 次に、市民福祉分科会の報告からです。 議案第80号 一般会計補正予算について、質疑応答から、保育料の無償化について要約して報告いたします。 保育料の無償化に伴い、国からの補助金・交付金は、どこの施設に保護者の所得に応じた入園児が何人いるのかによって算定されるもので、大変複雑である。保育料は、今回の制度改正により、国2分の1、県4分の1、市4分の1の負担割合で施設に支払うことになる。副食費は、県のすこやか助成と共同で市も助成することで無料となる。例えば、仙北市の子どもが大仙市の保育園に入所した場合でも、副食費は仙北市が負担するので無償になる。 次に、議案第83号 一般会計決算について、質疑応答から、生活保護費について要約して報告いたします。 生活保護世帯において高齢者が増え、亡くなられる方の割合も高く、保護世帯は減少傾向にある。新規の相談件数も増えていない状況からすると、今後の動向としては横ばいで、極端に増えることはないと見込まれる。 就労により、生活保護から自立される方が何人かいたが、多く支払った分の返還は低調である。なかなか返還する余裕がないという方が多いが、粘り強く交渉していく。 生活扶助よりも医療扶助額が大きくなっているのは、比較的高額な治療が多い年は、その額も増えることになる。この医療扶助は、なかなか読めないところで、どうしても一定の額確保しておく必要があり、そのために不用額が多くなってしまう。 最後に、産業建設分科会の報告からであります。 議案第80号 一般会計補正予算について、質疑応答から、第三セクターについて要約して報告します。 花葉館などの第三セクターの在り方について、花葉館のみならずトータル的な計画が見えない。本市では、観光施設は必要だというが、逆に三セクが民間圧迫するともいわれる。このバランスは難しい。いずれにせよ、このままでは良くない。財政難の折、他市のように民間への売却含め、今後の方針抜本的に考えるべきであるとの意見に対し、市でも組織再編行い、経営方針も固めていく。施設の修繕計画や経営状況について、担当交え議論しながらしっかりと進めなければならない。施設も大きいため、十分に検討重ね方向性導き出すよう、上層部とも協議行いたいとの答弁がありました。 次に、議案第83号 一般会計決算についての質疑応答から、労働費について要約して報告します。 5款労働費は、人口減少対策に欠かせない予算である。若者が働きにくい環境の中で平成30年度の取り組み踏まえ、来年度どのような形で若者の働く環境作っていくのかとの質疑に対し、人材確保対策協議会でも色々な意見伺うが、一定の予算が必要なもの、あるいはすぐにできること吟味しながら取り組みたい。 若者には、地元企業の情報発信し続けて、まずは市内の企業知ってもらうことが必要である。生活できる水準の賃金確保は重要だが、最低賃金は上がったものの首都圏とは、かけ離れている現実があり、若者の流出防ぎ、呼び寄せることはなかなか厳しいとも思っている。市内の企業や関係団体含め、協力いただきながら、対策模索していきたいとの答弁がありました。 各分科会報告から抜粋、要約した事項の報告は以上であります。 議案第80号 一般会計補正予算に対しては、反対、賛成の立場から、次に要約される討論がありました。 反対の討論であります。 総務費から教育費まで、市民にとって有益な予算も多数ある。その中には、辺地債充当し、下延、大瀬蔵野橋総額8億円かけて現橋から下流40メートルに新設する計画がある。両岸の市道に接続する道路も新設する計画で、今年度分の経費が計上されている。しかし、同橋に接続する道路の先は、雪崩の危険性から冬期間は通行止めとされ、交通量も少ない。同橋は老朽化しているため、補修することに反対ではないが、市全体見ると、まだまだ多くの老朽化した橋が存在することも事実である。最小の経費で最大の効果発揮する手法につき、知恵絞る必要がある。現橋のまま補修する手法、あるいは約20メートル上流に建設することで水田極力潰さない方法により、総事業費8億円よりも、さらに縮減することが可能ではないかと考える。 また、平成30年度決算の監査報告では、むやみに起債や市債だけに頼ることのないようという戒めるようなことも記載されている。以上の理由から反対する。 次に、賛成意見であります。 10月1日からの消費税10%に伴い、暮らしに大きな不安与えている。幼児教育・保育の無償化に伴う国・県の交付金は、これまで独自に保育料の減額に努めてきた本市にとっては歓迎すべき予算と捉える。さらに、国では、副食費等について保護者に負担求めても良いとする方針に対し、仙北市では保護者の負担なしとする方針打ち出したことや、第2子以降への独自助成継続したことも評価する。 未婚のひとり親に対する臨時・特別給付金については、1回きりの給付で、額は1万7,500円とする制度である。子ども産み育てる意識や結婚観の多様化に伴い、未婚で子ども産み育てる場合が増えている。その方々は、所得から27万円が控除される寡婦控除も認められていない。そうした方々の子育ての大変さに寄り添うならば、1回きりの給付見直すべきではあるが、幼児教育・保育の無償化が円滑に進むこと期待し、賛成する。 議案第83号 一般会計決算に対しては、2名の委員から反対の立場で、次に要約される討論がありました。 佐竹知事のトップセールスに市長及び議長等、総勢5名で参加し、台湾表敬訪問している。台湾への表敬訪問や記念行事等の出席そのものに反対するものではないが、旅費は1人当たり20万円強もかかるので、極力出張人数少なくするため、出張命令指示する市長及び市幹部の配慮が欠けているのではないか。毎年のトップセールスにより、台湾からの多くの観光客が来訪していると強調されるが、なかなか買い物しない、財布のひもが固いというのが現実である。そういう意味からは、毎年ではなく1年置きに行っても、決して台湾政府に礼欠くことにはならないと考える。 田沢湖生保内黒沢に、以前、巨額の費用投じて造成した工業団地がある。しかし、現在に至るまで1社も誘致されていない。来年度、県の指定に向けて、野菜の水耕栽培の企業誘致することが報告されているが、現在では、残念ながら塩漬けされた土地であり、貴重な公有財産が有効に活用されていない。以上の理由もって、不認定とする。 次の意見であります。 1点目、戸籍住民基本台帳、通知カード・個人番号カード関連事務費について、税と社会保障の個人情報国が一元的に管理されることで、プライバシーの漏えいへの不安や、“監視されている”との思いがカードの発行申請が進まない要因と考える。これまでカードの発行率は10%にも満たないことから、今年度末の公務員へのカード申請の義務化により、ようやく10%超える見込みとされている。 1,000万円超えるコンビニ交付にかかわる経費など、これらの関連事業に多額な予算計上してきたが、その効果として、評価できない。 2点目、観光復興交付金による事業として、みちのく3大桜名所プロモーション強化事業など、各種の事業が展開されることに期待していた。これらの事業は、継続事業ということだったが、2年目には交付金の減額等で当初予定したように進んでいない。こうした取り組みは、補助事業が終了した後も地域に根付いて地域の活性化につながっていくことが理想である。 サイクリングコース活用事業や3D連携による周遊ルートの造成など、市民にとっての有益性が疑問視される。机上プランではなく、実益性が発揮できるように取り組むことが必要と考える。以上により、不認定とする。 以上の討論の後、採決行い、議案第80号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第2号)及び議案第83号 平成30年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については、賛成多数で、それぞれ可決、認定すべきものと決定いたしました。 以上で、予算常任委員会の審査の経過と結果について報告終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略します。 これで予算常任委員長の報告終わります。 これから討論行います。 日程第3、議案第73号 仙北市印鑑条例の一部改正する条例制定についてから日程第17、議案第87号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案に対する討論一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第18、議案第88号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてに対する討論行います。 通告により発言許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労様でございます。本会議最終日でございますので、簡潔に討論させていただきたいと思います。 議案第88号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から発言させていただきます。 歳入歳出差引残高が2億3,730万5,093円の黒字決算でございますけれども、この黒字決算が出るということは当然出納閉鎖後に分かったわけでございますので、本来であれば今回の9月定例会で補正予算組んで、できるだけ税率の引き下げの方向に予算私は当然一部投入すべきというふうに考える次第でございます。それがなされておらないわけでございますので、経済的に非常に苦しい方々が来月の消費税10%になれば、益々増えてまいりますので、そういうことに対する市民に対する経済的な事情よく鑑みて市当局も対応すべきと思います。 以上をもって反対討論終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論終わります。 日程第19、議案第89号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第26、議案第96号 平成30年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各案に対する討論一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第27、議案第97号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてに対する討論行います。 通告により発言許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 辺地に係る総合整備計画の変更については、議会全体御承知のとおり、下延辺地、つまり大瀬蔵野橋の架け替えの工事でございますけれども、現場で私どもよく説明していただきましたけども、下流にいけばいくほど必ず橋の距離が長くなり、また、道路もまた距離数が長くなるのは、これは誰が見ても当たり前でございます。ですから、今回40メートルほど下流に作るということは、当然現況よりも橋が長くなり、道路が広くなれば工事費用がかさむことは明らかなわけでございます。私は昨日の委員会でも討論させていただきましたが、逆に上流のほうにいけば徐々に川が狭くなってくるわけでございますので、やはり橋の延長も少ないし、また、道路の延長も少ない。または現橋で架け替えと、補修するという方法もあるというふうに思いますので、補修することに決して反対するものではございませんけども、8億円も投入すれば当然国の起債の返還が求められる1億6,000万円は、市の税金で必ず投入しなければならないわけでございますので、極めて厳しい今の市の財政事情考えるならば、私はこういうふうなやり方というのは、あまり適当ではないというふうに考えておりますので、私も今回は残念ながら、この辺地の総合整備計画の変更については反対します。 以上をもって反対討論終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論終わります。 次に、15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) 私は、議案第97号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について、賛成の立場で討論に参加したいと思います。 総務文教常任委員会では、否と決したわけですけれども、果たして市民の負託受ける議員として、これでいいのかなということ考えまして、やはり住民の生活に寄り添う議員の在り方として、もう一度見つめ直してこの討論に参加したいというふうに考えたわけであります。 反対の意見として色々予算が何で急に倍になったのか、こういう財源難の折から、どうしてその1億6,000万もかけるのは妥当なのかどうか、また、ほかに急要する内川橋などがあるから、さらに検討すべきでないかとか色々ありました。排水樋門、川に流入する水門だわけですけれども、これも10メートル離さなければならないのは本当かと。色々、そしてまた下流になぜ40メートルも離さなければならないのか、ということで反対意見がありました。これについては、先ほど総務委員長から重々その説明がありましたけれども、私もかいつまんで若干お話させていただきたいと、こういうふうに思います。 大瀬蔵野橋の架け替えは、やっぱり先ほど委員長がいったとおり、合併前からの地域要望があったと。そして、現橋は対面通行ではありませんので、やはり対面通行ができるようにという要望が出てきておるのも私は当然かなと、こういうふうに思います。 この橋は53年前に建設されて老朽化が進み、長さは約62メートルぐらいしかないわけでありますけれども、実質の橋の幅員は3メートル10センチしかない。老朽化が進み、現在ある500以上の橋の中では緊急対策が必要な7番目だと、こういうことであります。 ただし、その中でも質問の中でいろいろ答えがありましたけれども、1番、2番目あたりは、もう対策が進んでいると。そしてまた、緊急に必要だけれども、ほとんど頻度がないような道路もその7番の中には入っております。非常にこの橋に対して、なぜ建設費が膨らんだのかということは質疑の中で明らかになっておりますけれども、やはりその橋梁の立て替えの場合の基準が変わってしまったんだと、こういう点が大きくクローズアップされたわけです。実際、委員会の中では、その10メートル本当に離さなければならないのかというような話もされたわけですけれども、実際にはやはり完全にその排水樋門、水門だわけですけど、やっぱり10メートル離さなければならなくなったというふうなことだと私は考えています。やっぱり現橋では10メートル近さなので現在地での立て替えはできないということは私は了承するものであります。 また、その架け替える場合に、建設課のほうから架け替えの場合は現在の土手の高さよりも1メートル高く作らなければいけないということが求められているというふうになっております。したがって、現在の近辺では、道路から橋に上がっていくのに勾配がきつすぎて認可はやっぱりされないという説明でありました。したがって、やはりクリアするには現在地より40メートル離して、道路やっぱり長くとって、緩やかなカーブ描いて橋に上るしかないだろうなというふうにやっぱり思います。 次に、財源の話でありますけれども、やはり先に認可されている金額は約3億6,000万であります。その橋梁の立て替えの基準が上がったために8億になったわけでありますけれども、追加の分考えますと約4億4,000万だろうと。そうすると、その2割とすると約8,800万円。8,800万円新たに一般会計から出すというのは、大変大きな額だとは思います。しかし、これに対して説明があったとおり、辺地債というのは交付税算入が8割で、現在の補助金の制度の中では最大のものであります。かかり増しの一般財源はその8,800万円ですが、それだけ期限が令和2年までで使うことができる。これはやはり少ない金額で最大の効果上げる補助金ということになるのではないかというふうに思います。このお金は辺地でしか使えませんので、ほかの橋、例えば内川橋とかには使用はできないようであります。 当該地域というのは、橋のできる前は船で渡っていたというふうに聞いております。この議案こそ、まさしく道路及び公共施設の整備が他地域に遅れているため、農村生活環境促進していく観点から、橋梁と道路の整備に関わる辺地債使うには全くぴったりではないかというふうに思うわけであります。 否決ではなく、可決すべきものと思い、賛成する次第であります。 なぜ反対意見が出てきたのか分析はしませんけれども、行政当局には、住民の声に耳傾け、不要不急の予算は精査して、住民のインフラ整備予算積み増しするよう望み、賛成討論終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番、八柳良太郎君の討論終わります。 日程第28、請願第2号 「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書に対する討論行います。 通告により発言許します。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 請願第2号 「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書の討論行います。 不採択の立場から討論させていただきます。 平和な国際社会のためには、無用な国家間の紛争や衝突はさけなければなりません。そのためには、徹底した国家間の対話外交、粘り強い外交交渉が求められますが、それとは真逆の最悪の兵器、核兵器等持つことで人類の脅威の先に自国の安定求めようとする国家が存在することも事実であります。 北朝鮮は、令和の新時代に入ってからも新型短距離弾道ミサイル含む飛翔体10回発射しております。そのミサイル技術は、より高度に進歩しております。これまでの飛翔体の中には、男鹿半島沖百数十キロメートルに着水したものもあり、秋田県にとっても脅威となっております。 こうした情勢の中、弾道ミサイル発射後に迎撃する地上配備型迎撃ミサイルシステムイージス・アショアの配備は、一定の抑止力備えることになり得ます。しかしながら、その配備先として陸上自衛隊新屋演習場が最適地なのかということが課題であります。 これまで報道されてきたように、多くの住民の皆様が配備に対して心配と不安抱えております。防衛省のずさんな調査や説明会での職員の不誠実な姿勢など、私も疑念と憤り感じているところでございます。 今後、国では秋田、青森、山形、3県の国有地20カ所で適地かどうかゼロベースで再調査するとしております。その再調査の結果に基づく説明聞き、納得いくまで徹底的に議論した上での判断が民主主義の根幹であります。新屋地区の住民抱える当事者である秋田市議会の判断は継続審査とされております。県議会でも、まだ結論は出ておりません。 以上のことから、当事者である秋田市議会の判断尊重するために、本市議会でも継続審査が望ましいと思っておりましたが、総務文教委員会では、早々に配備計画撤退せよとの請願採択したことは、誠に遺憾でございます。もはや本市議会として継続審査とする道はなく、採択、不採択の選択肢しかありません。したがって、不採択の理由といたしまして、1つ目に、今回のイージス・アショア秋田新屋地区配備計画の撤回国に求める請願書は、本来、国、防衛省と秋田市との当事者間で協議されるべき問題であります。これは防衛問題であり、直接の利害関係がない一地方議会で議論すること自体がふさわしくないと考えます。 2点目に、防衛省による再調査の結果の後、秋田市議会の徹底審議の行方見定め、当事者である秋田市議会の決定尊重すべきであると考えます。 3点目に、中東初めとする混沌とした国際情勢、中国、朝鮮半島の脅威から我が国守るためには、対話に応じない場合に備え、一定の抑止力が必要でございます。その手法としてのイージス・アショアの配備は有効と考えますが、具体的な設置場所の決定にあたっては、さらなる議論深めてから判断すべきであると考えます。 以上の理由により、「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書は、不採択とすべきものと考えます。 議員の皆様には、民主主義社会のお手本となるべき議会人としての良識に基づいた判断下していただくことに多くの御賛同お願いして、討論といたします。よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の討論終わります。 これで全ての討論終わります。 議員の皆様方にお諮りしますけれども、これから採決となるわけでございますけども、大分30分ぐらいで進むのかなと思いますけども、昼食もたずにこのまま続けていいですか。          (「はい」と言う人あり)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) これから採決行います。 日程第3、議案第73号 仙北市印鑑条例の一部改正する条例制定についてから日程第9、議案第79号 仙北市水道事業給水条例の一部改正する条例制定についてまでの各案一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり可決されました。 日程第10、議案第80号 令和元年度仙北市一般会計補正予算(第2号)採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第11、議案第81号 令和元年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び日程第12、議案第82号 令和元年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りいたします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり可決されました。 日程第13、議案第83号 平成30年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。 日程第14、議案第84号 平成30年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第17、議案第87号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は認定です。 お諮りいたします。以上の各案は、各委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり認定されました。 日程第18、議案第88号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。 日程第19、議案第89号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第26、議案第96号 平成30年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各案一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は認定です。 お諮りいたします。以上の各案は、各委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり認定されました。 日程第27、議案第97号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は否決です。したがって、原案に対して採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第28、請願第2号 「イージス・アショア秋田新屋地区配備計画」の撤回国に求める請願書採決します。この採決は起立によって行います。 起立採決にあたりお諮りします。起立しない方は反対とみなすことに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、起立しない方は反対とみなすことに決定しました。 本請願に対する委員長の報告は採択です。本請願は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本請願は不採択とすることに決定いたしました。 暫時休憩します。                             (午前11時57分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議開きます。                             (午前11時57分)--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第29、閉会中の継続調査について議題とします。 議会運営委員長から、タブレットに掲載のとおり、本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに決定しました。---------------------------------------議員提出議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第30、議員提出議案第5号 秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地建設し配備する計画の白紙撤回求める意見書の提出について議題とします。 説明求めます。15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) それでは、議員提出議案第5号の提案理由私のほうから申し上げます。 議員提出議案第5号 意見書の提出について。 秋田市新屋地区にイージス・アショア基地建設し配備する計画の白紙撤回求めることについて、内閣総理大臣及び防衛大臣に対し、別紙のとおり意見書提出するものとする。 次のページご覧ください。 要約して申し上げます。 政府防衛省は、「迎撃ミサイルイージス・アショア基地秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に建設しようとしています。しかし、その場所は、幼稚園、小・中学校、高等学校、高齢者福祉施設初め多くの公共施設がある住宅密集地なのです。さらに3キロメートル以内には、県庁、市役所、市立病院、市立体育館、野球スタジアムなどがあり、このような地域に有事の際の攻撃目標となり得る迎撃ミサイル基地建設することなど、常識ではとても考えられません。 イージス・アショア基地は、自衛隊と米軍との共同運用であるとされ、ひとたびできてしまえば米軍との「地位協定」が準用され、基地内への自治体の立ち入り調査、さらには基地の縮小・移転・撤廃など沖縄初めとする各地の米軍基地同様、相当の困難が予測されます。 イージス・アショア初めとする軍事力の強化は、多額の国防予算使い、国民生活や自治体の予算が圧迫され、大きな影響被ることが心配されます。 このような危険な基地つくり、近隣諸国に警戒心や不信感与えるものではなく、軍事力に頼らず国同士の話し合いによる平和外交もとに、近隣諸国との友好、相互交流活発にすることこそが、今、最も望まれていることであると確信しております。 以上の見地から、当議会は貴内閣・防衛省が秋田市新屋地区に建設・配備予定しているイージス・アショア基地の計画白紙撤回すること強く要望するものです。 本案は、以上の趣旨から、地方自治法第99条の規定により、意見書提出するものであります。 令和元年9月27日   秋田県仙北市議会議長  青柳 宗五郎 趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託省略したいと思いますが御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第5号については委員会への付託省略することに決定しました。 これから討論行います。 初めに、議員提出議案第5号に対する討論行います。討論ありませんか。7番。 ◆7番(平岡裕子君) 議員提出議案第5号 秋田市自衛隊新屋演習場にイージス・アショアの配備の白紙撤回求める意見書提出について、賛成の立場から討論いたします。 本意見書案は、仙北市九条の会初め、3団体、さらには300人以上の賛同署名添えて6月議会に提出いたしました。6月議会では、十分な日程もなく、審議はかなわず、継続審査に同意した経緯はありますが、その間、市民や県民の間では参議院選挙結果やイージス・アショアへの高まりが高まっております。 イージス・アショアとは、地上に設置した高性能レーダーで弾道ミサイル捉え、迎撃ミサイルで撃ち落とすシステムであります。 防衛省の説明資料によりますと、イージス・アショアの配備に伴い、レーダー施設、火薬庫、ミサイル垂直発射装置、隊庁舎整備場、倉庫の施設建設、さらには弾道ミサイル防護隊、警備部隊、対空防護部隊などに自衛隊員250人が配備されます。 迎撃ミサイルは、弾道ミサイルが同時に発射される飽和攻撃に対処するためとして20基以上は配備されるとみられます。地上に固定されるイージス・アショアは、テロや武力攻撃の標的になるため、軽装甲機動車や短距離地対空誘導弾など配備し、平時から物々しい警備態勢が敷かれます。事態緊迫時には、戦闘機や防護艦なども動員されます。イージス・アショアが配備されたら、周辺地域が軍事攻撃にさらされる危険が飛躍的にも高まること認めたものです。 こうした事態に対処するための訓練も想定されるため、騒音など住民への影響はさけられません。 防衛省内部文書によると、飽和攻撃受けた場合、全ての迎撃は困難、通常よりも高い高度で打ち上げるロフテッド軌道への対応能力が限定的と、限界認めています。 政府が配備候補地とする陸上自衛隊新屋演習場周辺には、約1万3,000人が暮らし、多くの学校や福祉施設があります。候補地として調査した結果、最適地であるとしました。ところが、調査結果には誤りがあり、住民への説明も丁寧さに欠け、防衛省の不信が、より強まっています。初めから新屋限定して進められてきた自体が強く印象付けております。 強力な電磁波は、24時間365日、1年を通じて出し、ミサイル迎撃装置配備することは、住民が納得するものではありませんし、万が一有事になった際は、秋田市新屋地区だけのことだけではなく、県内全域に影響及ぼします。電磁波とドクターヘリ飛行に不安の声もあります。民間航空機は、航空路も決まっており、影響はないとされているようですが、ドクターヘリは緊急時対応なので定まっておりません。新屋演習場6キロ圏内には、秋田県脳血管研究センター、秋田県厚生医療センター、中通総合病院、市立秋田総合病院があります。平成29年度には52回、平成28年度には49回と増えている状況にあります。仙北市からも何人か救急搬送され、命が救われた方もおります。 防衛省では、ドクターヘリ対応として、停波は防衛上できないとしています。国は北朝鮮の脅威口実に、イージス・アショアの配備進めようとしていますが、恒久平和武器に頼ることは、あってはならないことです。仙北市にはアジア各国から観光に訪れる方もたくさん増えております。親戚縁者の中には、住民として暮らしている方もおります。イージス・アショアの配備は、諸国との友好な関係壊し、本市にとっても良い結果もたらしません。新屋演習場に配備予定のイージス・アショアの基地計画の白紙撤回求め、意見書提出に議員各位の御賛同どうかよろしくお願いします。 これで討論終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 7番、平岡裕子さんの討論終わります。 ほかに討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。私はできるだけ短く討論させていただきます。 今回の秋田市新屋に防衛省がどこまでもイージス・アショア配備こだわるのは、これは地球儀見れば分かるわけでございますけども、アメリカの本土の基地であるハワイの米軍基地に向かうというふうに見られてございます。山口県のほうはグアムと、そういうふうなことで、北朝鮮からもし万が一弾道ミサイルが発射なされば、約五、六分、おそくとも7分くらいで既に秋田県に到着するといわれてございますので、もし防衛の打ち損ずれば、仙北市は関係ないと思う方もおられるかもしれませんけども、こっちに向かってこないという保証はございません。 戦時中ですね、終戦直前にアメリカの米軍の爆撃受けた神代ダムがございまして、幸いにもそこは被害があっても人災は免れたわけでございますので、二度と仙北市でもそのような戦争の被害なり、行為があってはならないという立場から、私は今回の議員提出議案第5号 イージス・アショア配備撤回求める意見書提出求めることに賛成いたします。 これで賛成討論終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論終わります。 これから採決行います。日程第30、議員提出議案第5号 秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地建設し配備する計画の白紙撤回求める意見書の提出について採決します。この採決は起立によって行います。 起立採決にあたりお諮りいたします。起立しない方は反対とみなすことに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、起立しない方は反対とみなすことに決定しました。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 賛成少数です。したがって、本案は否決されました。---------------------------------------議員提出議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第31、議員提出議案第6号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について議題とします。 説明求めます。14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) それでは、議員提出議案第6号の提案理由申し上げます。 議員提出議案第6号 意見書の提出について。 新たな過疎対策法の制定に関することについて、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣に対し、別紙(案)のとおり意見書提出するものとする。 次のページご覧ください。 要約して申し上げます。 過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果上げたところであります。 しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃や度重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。 過疎地域は、国土の過半占め、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、いやしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献している。 過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものであります。 現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は、令和3年3月末をもって失効することとなるが、引き続き過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援と政策確立・推進することが重要であります。 よって、新たな過疎対策法の制定強く要望する。 本案は、以上の趣旨から地方自治法第99条の規定により、意見書提出するものであります。 令和元年9月27日   秋田県仙北市議会議長  青柳 宗五郎 趣旨に、御賛同の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上をもって提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第6号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託省略します。 これから討論行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論終わります。 これから採決行います。日程第31、議員提出議案第6号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りします。本日議決の結果、その条項、字句、数字その他の整理要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定しました。 これで本定例会の日程は全て終了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) 市長から発言の要請がありますので、許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 9月3日に開会した令和元年第5回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶申し上げます。 本定例会に私どもから提案した令和元年度補正予算案、条例案、また、本日追加提案した案件等、多数の議案について、活発かつ慎重な御審議賜り、全ての議案について可決、認定いただくことができました。誠にありがとうございました。 今日に至るまでの多くの協議踏まえ、しっかり対応行います。この後もお導きどうかよろしくお願い申し上げます。 お疲れの中で大変恐縮でありますけれども、数点について皆様に御報告申し上げます。 初めに、新角館庁舎建設工事の進捗についてであります。 新角館庁舎建築工事については、着工から1カ月が経過し、進捗率は約2.3%であります。現在、建物本体の基礎掘削が終わり、基礎地中梁の配筋作業が行われております。現場には荷揚げ用の25トン大型クレーン車が配備されるなど、工事が本格化しております。今後も安全管理や工程管理について、十二分に配慮し、工事進めます。 地中熱利用設備工事は、ボアホールの掘削位置の確認終え、来月初めから掘削作業が始まります。今年度の工事は、大部分が建物外部での作業となることから、本格的な降雪期迎える前に計画どおり作業終えるよう、しっかりと工程管理していきます。 次に、和解金請求訴訟の経過についてであります。 株式会社渡辺佐文建築設計事務所との和解金訴訟についてでありますが、いよいよ最終段階に近づき、9月10日に原告側1人、被告側2人による証人尋問が行われました。 今後は、最終準備書面の提出期限11月15日とし、次回は11月26日の弁論終結予定として閉廷することになります。 次に、遭難事案等の関係であります。 8月31日、仙岩峠に岩手県側から入山後、けが負った旨、本人から連絡が入り、岩手県警と秋田県警で捜索行いましたけれども、翌日その方は自力で下山しております。 9月4日、駒ヶ岳横岳付近で男性が倒れている旨の通報により、防災ヘリで救助しました。既に心肺停止常態で、大曲厚生医療センターに搬送されましたけれども死亡が確認されております。 9月8日、田沢湖の湖面に人が浮いているとの通報で捜索したところ、湖面に浮いている遺体発見し、仙北警察署に搬送されております。 9月15日、仙岩トンネル内で多重衝突事故が発生し、一時全面通行止めとなりました。この事故によりけがされた男性1人、女性3人が病院へ搬送されましたけれども、いずれも軽傷と伺っております。 9月21日、西木町桧木内で行方不明事案が発生しました。捜索の結果、翌日22日朝、桧木内川の川底に沈んでいるところ発見し、死亡確認しております。 9月23日、西木町上桧木内の国道105号線の工事現場で台風17号から変わった温帯低気圧の影響で一時的に強い風が吹き、防護柵が国道側に倒れ、片側1車線ふさぎました。幸いにも通行車両等の事故はありませんでした。 人命に関わる事案が続いております。お亡くなりになった方々の御冥福お祈り申し上げます。 引き続き、事故防止啓発活動継続します。 次に、保育料の算定誤りについてであります。 平成31年4月から令和元年8月までの保育料について、16件の算定誤りがありました。算定誤りのうち、過少算定したものが9件、金額にして67万4,439円、過大算定したものが7件、金額は22万9,408円であります。 令和元年9月20日、9月分保育料請求時に4月以降の請求と比較して誤りに気が付きました。その後、全児童分精査し、16件について算定誤りと判定いたしました。 過少算定していた9件分については、9月25日、御自宅訪問し、事情の説明と謝罪の上、4月から8月分の保育料の納付についてお願いして御理解いただくことができました。 過大算定していた7件については、翌9月26日に御自宅等訪問し、謝罪と還付の手続進めることで説明させていただきました。 誤りの原因についてでありますが、複雑化が増すすこやか子育て助成制度の適用区分の判定誤りと多子世帯の子どもの区分判定等誤ったものだと認識しております。 今後、再発防止に向け、一部電算処理の可能性も検討しながら、入力時の複数判定確認などに努めます。皆様には大変な御迷惑おかけしたこと、改めておわび申し上げます。 次に、角館まつりの山行事についてであります。 9月7日から9日まで角館まつりの山行事が行われ、期間中の入り込み客数は昨年度と比べ3万9,000人増の18万4,000人でありました。今年は気温が高く、市立角館総合病院への熱中症患者が相次いでいるとの情報により、9日に各曳山への注意喚起行っております。大きな事故もなく終えることができて安心しております。今後もより良いお祭りとなるように期待しております。 次に、田沢湖マラソンについてであります。 9月15日、4,565人のランナーに参加いただき、第34回田沢湖マラソンが行われました。気温が28度超え、ランナーにとってとても厳しい気象条件の一日でした。大会は多くのボランティアに支えられ、大きな事故なく終了することができました。 時間制限1時間延長したフルマラソンでは、昨年との比較で完走率が12.6%増えて83.7%、完走者は280人の増で1,034人となりました。 また、台湾高雄国際マラソンの関係者やランナー5名招いて前夜祭であったり、開会式であったりで紹介しながら市民交流行いました。 なお、フルマラソン女子29歳以下の部に出場したランナーが総合で5位、種目別で2位に入賞しております。 来年の大会に向けて、参加者や大会協力者から前向きな改善要望も多数寄せられております。より良い大会目指すために、今後各方面と協議、検討重ねていきたいと思っております。 次に、100キロマラソンであります。 9月22日、第29回北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンが開催されました。国内屈指の過酷なコースに100キロの部に962名、50キロの部に353名のランナーが参加し、多くの市民ボランティアの協力、声援いただくことができました。改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございます。 FISフリースタイルスキーワールドカップについてであります。 2021FISフリースタイルスキーワールドカップモーグル大会たざわ湖スキー場会場に開催したい旨、県議会産業観光委員会に報告したこと秋田県から連絡受けております。引き続き県との連絡調整に努めたいと思います。 次に、生保内節全国大会であります。 9月21日・22日の両日、第34回生保内節全国大会が行われ、一般の部に100名、年少の部に23名が出場いただきました。一般の部では仙北市西木町の高校生吉田友音さんが日本一に輝き、昨年に続いて地元出身の方が選ばれたこと、大変うれしく思っております。この大会通じ、この後も伝統文化としての正しい民謡の継承、普及に努めていきたいと思います。 以上、報告であります。 議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言重ねてお願い申し上げて、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで本日の会議閉じ、令和元年第5回仙北市議会定例会閉会します。 お疲れさまです。                              (午後0時29分)  以上会議のてん末記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    令和  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...