仙北市議会 > 2019-03-22 >
03月22日-05号

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  1. 仙北市議会 2019-03-22
    03月22日-05号


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    平成31年  3月 定例会          平成31年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                 平成31年3月22日(金曜日)午前10時開議第1 議案第3号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について第2 議案第4号 仙北市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第7号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第8号 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第9号 仙北市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第10号 仙北市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例第9 議案第11号 仙北市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例を廃止する条例制定第10 議案第12号 西木村トイレ水洗化改造等資金貸付基金条例を廃止する条例制定について第11 議案第13号 平成31年度仙北市下水道事業特別会計への繰入れについて第12 議案第14号 平成31年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れについて第13 議案第15号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについて第14 議案第16号 平成31年度仙北市一般会計予算第15 議案第17号 平成31年度仙北市集中管理特別会計予算第16 議案第18号 平成31年度仙北市下水道事業特別会計予算第17 議案第19号 平成31年度仙北市集落排水事業特別会計予算第18 議案第20号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計予算第19 議案第21号 平成31年度仙北市国民健康保険特別会計予算第20 議案第22号 平成31年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第21 議案第23号 平成31年度仙北市介護保険特別会計予算第22 議案第24号 平成31年度仙北市生保内財産区特別会計予算第23 議案第25号 平成31年度仙北市田沢財産区特別会計予算第24 議案第26号 平成31年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第25 議案第27号 平成31年度仙北市病院事業会計予算第26 議案第28号 平成31年度仙北市温泉事業会計予算第27 議案第29号 平成31年度仙北市水道事業会計予算第28 議案第30号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第12号)第29 議案第31号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第3号)第30 議案第32号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第31 議案第33号 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第32 議案第34号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)第33 議案第35号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第34 議案第36号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第35 議案第37号 平成30年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第36 議案第38号 平成30年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)第37 議案第39号 平成30年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)第38 議案第40号 平成30年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第39 議案第41号 平成30年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第40 議案第42号 平成30年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)第41 議案第43号 平成30年度仙北市水道事業会計補正予算(第3号)第42 議案第44号 平成30年度仙北市病院事業会計資本金の額の減少について第43 議案第45号 市道の廃止について第44 議案第46号 市道の変更認定について第45 議案第47号 市道の認定について第46 議案第48号 市有財産の無償譲渡について第47 閉会中の継続調査について第48 議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について第49 議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)第50 議員提出議案第1号 意見書の提出について              (最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書)第51 議員提出議案第2号 意見書の提出について              (幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書)---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長      阿部慶太君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              中村和彦君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    高橋和宏君     農林部長      浅利芳宏君  建設部長      吉田 稔君     会計管理者     伊藤一彦君                      医療局長兼  教育部長      戸澤 浩君               高橋信次君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山肇浩君     危機管理監     加古信夫君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            石川一幸君               長松谷 光君  西木地域センター所長          総務課長兼            佐藤人志君               朝水勝巳君                      事務事業移転室長  総務部財政課長   草なぎ郁太郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記        藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 市長から発言の要請がありますので、許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。お時間を取っていただき、誠にありがとうございます。 3月19日の予算常任委員会の際に、本日追加の補正予算について報告をさせていただいておりますけれども、新たに追加していただきたい事項があって御報告をさせていただきます。 12月補正予算で市内小・中学校の冷房設備設置工事を予算化いただきましたけれども、その後、国の交付金の確定、事業費の確定に伴い予算調整が必要で、本日の追加補正予算に事業費及び財源の振り替えをお願いしたいと思います。主たる理由としては、中川小学校が統合されることから、補助対象事業から市単独事業としたこと、また、ほかの小・中学校においては、キュービクルの増設等が必要となり、その配管工事や外構工事が追加されたことによるものであります。 補正計上など対応が遅くなりましたことをお詫び申し上げ、御理解をどうかよろしくお願い申し上げます。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 14番。 ◆14番(真崎寿浩君) おはようございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議事進行。 ◆14番(真崎寿浩君) 議事進行。 ○議長(青柳宗五郎君) はい。 ◆14番(真崎寿浩君) すいません。今、市長のほうから御説明いただいた補正予算の部分で、私のほうで所管する総務文教常任委員会のほうで所管する部分、前と説明の内容が違うというような今説明…… ○議長(青柳宗五郎君) どこの部分だ、どこの部分。 ◆14番(真崎寿浩君) 10款1項…… ○議長(青柳宗五郎君) 今市長の言ったこと。 ◆14番(真崎寿浩君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 今市長の言ったやつでだが。 ◆14番(真崎寿浩君) はい、そうです。10款1項3目の部分でありますけれども、財源の組み替えというようなお話も今されておりましたので、そういう点につきまして、時間、説明を受けたいなというふうに思いまして、今議事進行させていただきました。 ○議長(青柳宗五郎君) 説明を受けたいっていうことは、前の説明と今の説明が異なるっていう意味でだすな。 ◆14番(真崎寿浩君) はい、そうです。 ○議長(青柳宗五郎君) はい、わかりました。それで、この今、総務文教任委員長より追加提案の補正予算の部分で、総務常任委員会で審議したいという旨でございます。そうすれば、参与として教育長、教育部長だけでいいですか。担当職員とか参与必要ですか。 ◆14番(真崎寿浩君) できれば詳細な説明を受けたいので、担当の方もお願いしたいと思います。
    ○議長(青柳宗五郎君) はい。それじゃあ教育委員会のほうで、1時間ぐらいすると休憩取りますので、その間に関係職員の参与できるように、補正予算前に、までに準備できるようによろしく。いいですか。          (「はい」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの協議開催のための時間を取っていただきたい旨の要請については、本会議の審議の進行状況により配慮いたしますので、それでいいですか。 ◆14番(真崎寿浩君) はい、お願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) はい、わかりました。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議案第3号~議案第48号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第3号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第46、議案第48号 市有財産の無償譲渡についてまでの各案を一括して議題とします。 以上の各案について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長、14番、真崎寿浩君。 ◆14番(真崎寿浩君) それでは、御報告をさせていただきます。 平成31年3月8日、総務文教常任委員会に付託になりました議案等につきまして、同月11日から13日までの3日間、午前10時から田沢湖庁舎第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果についてを御報告申し上げます。 委員の出席状況は、3月11日は八柳委員が欠席で5名の出席、12日及び13日は、高橋副委員長、伊藤委員、八柳委員、高久委員、稲田委員と、私、真崎の6名全員の出席でした。 説明のため参与として出席を求めた者は、門脇市長、熊谷教育長、戸澤代表監査委員、阿部総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、伊藤会計管理者、戸澤教育部長ほか関係職員であります。 会議の書記には、三浦議会事務局長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案13件であります。 それでは、案件ごとに御報告申し上げます。 議案第3号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第4号 仙北市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの2つの議案については、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 これは、本市の厳しい財政事情を考慮し、市長、副市長及び教育長の給料月額の一定額を減額する内容であります。減額幅は、市長が17万円、副市長8万3,000円、教育長4万7,000円で、平成31年4月1日から1年間の適用とするものであります。 審査の過程で、門脇市長の出席求めました。 委員の意見を要約すると、「昨年の議会で同案が否決されたが、厳しい財政事情によるものならば、なぜ今年度の早期に報酬審議会を開き、再提案しなかったのか。減額率が妥当だとすれば、なぜ本則ではなく毎年1年ごとの附則による提案なのか。」ということでした。 これに対して、市長の見解は「いまだ市内の経済情勢が好転したという実感ができない中で、できるだけ市の財政負担を軽減したいとの思いから、毎年1年の時限措置として提案をさせていただいている。本則で下げると、私の考え方を将来にまで拘束してしまうことから、私の任期中は1年ごとに附則で対応させていただいてきた。昨年の否決は、当初予算にも影響する議会の御判断として重く受け止めていた。しかし、御指摘の「報酬審議会を経ない提案」を反省し、このたびは報酬審議会を開催し、答申をいただいた上での提案なのでお認めいただきたい。」とのことでした。そういう内容でありました。 討論では、賛成・反対の立場から、次に要約される討論がありました。 反対の立場から、感覚として市内の経済情勢が好転していないとして、報酬審議会の答申を受け、提案されている。「財源確保を優先する方針」は理解できるが、報酬審議会では「減額しなくてもよいのではないか」との意見もあったと報告された。成果がどうであれ、市長はかなりの激務をこなし、仕事に手を抜くわけでもなく、市民のために一生懸命に奔走する姿勢も拝見している。さらに、平成31年度の一般会計予算規模は、これまでの最高額で各種事業に取り組もうとされている。市内の経済情勢の判断はできないが、これまでの「1年の時限措置で給与減額を繰り返す」という変則状態を改善するためにも、本則で定める本来の給与とすべきである。そして、さらなる緻密な政策の実行により、自主財源の確保に努めるべきである。より一層、市民生活の向上に邁進していただくことを希望して反対する。 市長は、市民のために日夜奔走されていることは、十分に理解できる。しかし、これを認めることが、「財政の逼迫」を理由として結果的に当然職員、ひいては市民にもそのしわ寄せがくることも考えられる。確かに報酬審議会の諮問に沿った提案ではあるが、「下げる必要はない」という意見もあったということなので反対する。 今度は賛成の討論です。市長に参与を求めて考え方を聞いたが、「議会が望むこと」と「市長の受け取り方」に誤差があると受け止めている。仙北市の財政的な事情など様々なことを考えたときに、市長の意を酌み取って素直に賛成すべきである。 本案は、採決の結果、賛成少数により否とすべきものと決定をいたしました。 次に、議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定についてから議案第40号 平成30年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)までの10議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 なお、審査の過程で主な意見4点につき、要約して御報告申し上げます。 市職員の減少が直接市民サービスの低下を招くことのないよう、職員数の計画を見直すべきである。 生保内財産区の長期にわたる未収金については、回収の目途が立たないのであれば、欠損処理に向けた英断をすべきである。 未利用施設の利活用方法を研究・検討し、早期に方針を定め、遊休資産については売却を加速すべきである。 仙北市の健全な財政を維持するため、全市一丸となって、ありとあらゆる工夫を徹底されたい。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の御報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 以上で総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。7番、平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) おはようございます。 市民福祉常任委員会審査報告を行います。 平成31年3月8日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、3月11日は午前10時、同月12日は午後1時30分、同月13日は午後1時より仙北市田沢湖庁舎3階議場において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、武藤副委員長、門脇委員、黒沢委員、小林委員、私の5名全員の出席です。 説明のため出席を求めた参与は、進藤病院事業管理者、中村市民福祉部長、高橋医療局長、浅利市民福祉部次長兼長寿支援課長兼包括支援センター所長、佐藤市民福祉部次長兼保健課長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局藤岡参事を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案13件であります。 初めに、審査の結果から報告いたします。 市民福祉常任委員会の委員会審査報告書をごらんください。 付託されました議案第8号 仙北市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてから議案第48号 市有財産の無償譲渡についてまでの議案13件については、慎重審査の結果、全て全会一致で原案を可とすべきものと決定しております。 それでは、次に各議案の質疑応答について抜粋して報告いたします。 初めに、議案第23号 平成31年度仙北市介護保険特別会計予算。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、歳出2款1項居宅サービス事業費の通所介護サービス事業が廃目になっている理由について質疑があり、当局からは、施設の人員不足等の関係もあるが、1年間サービスを休止する。新年度には運営検討委員会、仮称であります、を立ち上げ、外部の有識者にも参加いただき、にしき園の現状、体制等も含めて検討し、利用率低下の原因も追究しながら、まずは通所リハビリの再開、それと合わせ特別養護老人ホームへの移行や民営化の検討など総合的に話し合い、方向性を決めていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第27号 平成31年度仙北市病院事業会計予算。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、コンサルタント業務で外部の専門からアドバイスを受け、また、新年度には経営企画推進室、仮称であります、を立ち上げる予定であるが、今後の病院経営についてどのように進めていくのかの質疑に、当局からは、経営企画推進室のメンバーは4人程度を予定している。いずれ病院事業に精通している職員でないとなかなか取り組みが難しいと思うが、併任として作業を進めていくように考えている。推進室については、ここの地域医療の将来像を明確にしないと、病院機能のあり方も方向性も出てこないという考え方。病院のコンサル業務については、我々がやりたいことを提示してコンサルにより良い病院経営を学ぶということであるが、業者にお任せという考えは毛頭持っていない。コンサルは総合的な役割を持つものなので、コンサルをとことん利用するという感覚である。 さらに委員からは、コンサルタント業務については、結果として成果品の報告書だけというわけにもいかないと思うが、その辺の考え方について質疑があり、当局からは、まず我々がどういうふうにしたいかを明確にした上で、それに対しての支援という形になる。成果品で終わるようにはしない。少なくとも数年間は続けていかなくてはいけないと思っている。単年度で何かいい答えが出てくるような過大な期待はしていない。継続してやることで、従来とは違ったものの考え方ができてくると考えているとの答弁がありました。 また、5年後、10年後の病院事業経営について質疑があり、当局からは、医療と介護のケアミックスの病院というものを目指していくことが現実的かなと思う。病棟も全てが医療の病棟ではなく、介護医療院として、介護に近い医療に転換するというサポートもそんなに遠くない将来に考えていかないといけないと思う。また、選ばれる病院であることが一番のキーワードになる。地域の方々のニーズに合った医療、そして患者サービスを充実させることが選ばれる病院になっていくと思う。高齢で支える家族の少ない患者が多いこの地域では、そこがポイントになると考えているとの答弁がありました。 また、討論では、今後の病院事業を維持継続させるために、さらなる求心力を求める賛成討論と、コンサルタント業務を生かし、医療局、医師、看護師、全てのスタッフが力を合わせ、より良い病院を目指すよう努力してほしい旨の賛成討論がありました。 次に、議案第37号 平成30年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、にしき園について、老人保健施設から特別養護老人ホームに移行することも検討しているが、県内で老人ホームに移行した自治体はあるのかの質疑に、当局からは、昨年度、北秋田市で移行したケースがあるとの答弁がありました。 最後に、議案第44号 平成30年度仙北市病院事業会計資本金の額の減少について。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、目的と成果について、旧病院の土地・建物を普通財産へ無償譲渡したことで特別損失が発生し、これにより資本金と累積欠損金の両者が相殺され、病院の現状に合った資本の構成となったとの説明があったが、逆に、これによるデメリットはないのかとの質疑に、当局からは、角館病院の資産に見合った資本金の形成が目的であるので、減資についてのデメリットはないとの答弁がありました。 以上をもちまして市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査、御苦労様でございました。数点ちょっと簡潔にお伺いしますので、どうか簡潔な御答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、議案第23号 平成31年度仙北市介護保険特別会計予算、これは主に、にしき園のその経営に係る予算ではございますけども、委員長の報告の中に施設の人員不足ということが述べられてございましたけども、これは結果的には、今介護なさってる職員の方々がお辞めになる方が非常に多いのか。その原因としては、結果的に身分待遇なり、そういう条件が伴わない、悪いのか。その点もし審査の中でそういう話が出たとすれば、出なかったんであればこれはやむを得ないんですけども、その点お伺いしたいと思います。 次に、議案第27号 平成31年度仙北市病院事業会計予算、これに対する報告では、介護に近い病院、医療機関の方向に転嫁することもというふうなちょっと報告で述べられてございますけども、これはあれですか、具体的に言うと、療養病床施設っていうか病棟を設けるのか。それは市立角館病院を指しているのか、それとも田沢湖病院に特化しているのか、両病院を指しているのか、その辺ちょっと報告ではちょっと理解できませんでしたので、その点を確認したいと思います。 それからもう一つはですね、医療局の果たす役割と責任についてはどのような御意見なり議論があったのかなかったのか。 それからもう一つは、報告では全く触れてございませんけども、市立角館総合病院の病棟のですね、病床の利用率はどのように今最近なっているのか。もし説明が当局からあったかどうかも確認したいと思います。 それから、資本金の額の変更について、委員長報告では普通財産に無償譲渡するために今回行うわけでございますけども、大町通り線のとこにある市営岩瀬住宅向かいの医師住宅、現在は院長先生しか使われてございませんけども、あれはこのままで当分いくのか、もし病院当局からのお話、委員の方からの御意見があったかなかったか、あわせてお伺いしたいと思ます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。平岡裕子さん。 ◆7番(平岡裕子君) にしき園の状況でありますけれども、利用者さんが減少しているというそういうことでありました。その減少の背景には、老健施設ですので、まあ老健施設はそこで入所してリハビリを受けて、やがては在宅、おうちに帰られる、そういう利用者さんが利用できる施設ですが、なかなかその辺のところが難しくて利用する人が少なくなっているというそういう状況でありました。 それから、病院の会計予算の件について、介護に近い、今、そういうふうに病棟が一部、昨年から北側の病棟のほうで介護包括支援的なそういう内容の事業も今は行って入院患者さんを対応しているという、そういうことでありました。 それから、入院患者の病床率ですが、90%以上の状況になっていて、入院のあれは他の施設に比べて決して悪くはない状態であるというそういう説明を受けております。 医療局の存在というか立場なんですけれども、そのことについては特に議論はありませんでしたが、私たちが審査する中では、医療局からこう出された資料等が大変審査の中で参考になったというそういう役目を果たされているのかと、そのように理解しております。 それから、最後に住宅関係でしたけれども、このことについては議論はされませんでした。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) あのですね、にしき園の利用者数、つまりお年寄りの方々の入所が少ないというふうな意味のことをおっしゃいましたけども、それは中間施設であることによって一定期間なれば退所させられるということになっているかなというふうに思うんですが、そういうふうに理解してよろしいんでしょうか。あわせてですね、確かにしき園はリハビリもやっていただけるんじゃないかなと思うんですが、そういうふうなリハビリ職員が以前は角館病院からも派遣されておりましたが、今はやっておらないんでしょうか。その点もし分かっておられるんであればお答え願いたいと思います。 それから、2つ目の仙北市の病院事業会計の関係でございますけども、病床利用率が90%近いというふうに今委員長おっしゃいましたけども、私、昨日、あっ、おととい、昨日だな、ちょっと病棟のほうに用事あって行って見てみましたけども、非常に空床が目立っておるんですよ、最近、現在は。その辺について、非常に外来は曜日によってかなり混雑はしておると思うんですが、病棟の利用がこんなに空床があるというのは、私は珍しいなというふうにちょっとびっくりしたんですけども、そのようなことは委員会ではお話しなかったでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 平岡委員長。 ◆7番(平岡裕子君) にしき園の利用者さんへのリハビリは、それは利用者さんに対してのリハビリはされております。今回この中で先ほども報告しましたように、新年度は通所の方のリハビリを1年間休止するということで、利用者さんにはそういうリハビリはされております。 それから、今、病院の病床率で今現在は空床が目立つということでしたが、私たち審査の段階において、3月時点のそういうお話にはこうなりませんでしたので、で、出された資料からは、今年の1月には病院にかかる患者さんも多く、そしてまた手術等もする例もずっとこう多くなっていて、入院患者さんも増えているということで、その報告はいただいております。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、いいですか。 ◆16番(高久昭二君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) ほかにありませんか。15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 2つ質問させていただきます。 1点目はですね、議案第41号のほうから質問させていただきたいわけですけども、この41号の中で既決予定額ということで入院患者の数が書かれてあります。今、高久議員もその空いてる部屋が非常に多く認められるということをお話しされたわけですけれども、その既決額、市立角館総合病院の入院患者数が6万7,525人の一応既決予定額でありましたけれども、5万4,750人ということで補正は1万3,000人ぐらいが減ってるというこの補正が出てきたわけでありますけども、高久議員のお話しでは、どうしてなのかということについては話がなかったっていうことでありますけども、私のほうは外来のほうですね、外来のほうのその人数もほとんどまあ開院の2年目ということであれば、1年目はばたばたしててやっぱりやむを得ないかなということあるんですが、しかし2年目にほぼ数字を見ますと92人しか昨年より外来が増えてない。まあこれ決算書はここにはないんですが、私、去年の決算を見ると92人しか増えてない。で、そういうことについて、患者のやはりコミュニケーションとかそういうことについて委員会では取り上げて議論がなされたのかどうか。深く議論なされたのかどうかについて、1点はお聞きしたいと思います。 それから、議案のほうの41号、補正のほうでありますけども、あっ、今ちょっとその入院患者数については、あっ、逆だったかな。そうですね、41号。で、今度は議案第47号のほうなんですけども、先ほど委員長報告の中で経営改革推進室ということで、これを立ち上げて早急に改善に向かうというふうに、な中で4人、病院に精通した方々を選んでやっていくんだというお話がありましたけども、本当に危機的な状況だっていうことはまあ市長の施政方針の中でもありました。で、私はやはりこれは患者さんとのコミュニケーションというものをきちんととらなければ、まあ私ずっと何十年も見てきてますけども、そこにやっぱり大きな原因があるんではないのかなというふうに思ってるわけですけども、この経営改革推進室の中でやはりその患者の意見を聞く、まあ運営審議会みたいなもの、水道には運営審議会がありますけども、そういう審議会みたいなものの中に患者代表とか議会代表とか、そういう形でのことが必要ではないかというふうなことについての議論はなかったのかについてお聞きいたしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 平岡委員長。 ◆7番(平岡裕子君) 病院で入院患者が少なく外来も少なくなっている、その要因としては、メンタルヘルス科が今、入院患者さんがいないということと、それから常勤の医師がなくて週3回の診療に当たっている、このことも影響されているかと、そのように議論の中では推察してきたところですが、特別にそこについて深く議論はいたしませんでした。 それから、経営改革推進室のこのことについては、さきの進藤管理者のほうからもお話しありましたけれども、3月18日でもってその室を立ち上げたという報告もいただいております。その目的の中に、本会議でも質疑等色々ありました。その中でこう7つの項目があって、色々こう分析されたその形でこうやっていかれると、そのようにこう察することができました。 経営のその運営審議会ですけども、そういうふうなこう内容でもってやっていくべきだっていうそのこともまだ深く議論はこういたしませんでした。でも、この企画推進室のほうでそのような体制を取っていかれると、そのようなことも7つの項目の中には入っていますので、そういうことも考えられていくのかなと、そのように思っております。 ◆15番(八柳良太郎君) 終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) ほかに質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 以上で市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) おはようございます。 それでは、私のほうから産業建設常任委員会委員長報告を申し上げます。 平成31年3月8日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、3月11日から13日までの3日間、いずれも午前10時から田沢湖総合開発センター2階農林研修室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 出席委員は、3日間とも6名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、浅利農林部長、高橋観光商工部長、吉田建設部長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案18件であります。 それでは御報告申し上げますので、産業建設常任委員会からの委員会審査報告書をごらんください。 初めに、審査の結果から申し上げます。 議案第10号 仙北市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例制定についてから議案第47号 市道の認定についてまでの18議案については、関係当局より詳細な説明を受け、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、主な審査の内容について御報告申し上げます。 初めに、議案第12号 西木村トイレ水洗化改造等資金貸付基金条例を廃止する条例制定についてを御報告申し上げます。 委員からは、条例廃止に伴う基金の取り扱い、条例と基金との整合性についての質疑が出されております。 それに対して当局からは、条例廃止に伴う基金については、平成30年度の補正予算において、廃止した基金の金額を農業集落排水事業債の償還基金へ積み立てた上で、旧西木村地区の集落排水事業債の元利償還に充当することとしている。関連予算については、平成30年度の補正予算、平成31年度当初予算に計上している。平成30年度の平日最終日が3月29日であることから、会計処理の関係上、その日の作業を想定し、廃止する条例の施行日との整合性を図りながら進めるとの答弁がございました。 次に、議案第15号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについてと議案第20号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計予算は、関係があることから一括して審査しておりますので、一括して御報告申し上げます。 委員からは、この事業に限ったことではないが、一般会計も厳しい状況にありながら各特別会計へ繰り入れている状況がある。今後、繰入れも含めた特別会計全般における事業遂行にあたってのスタンスについての質疑が出されております。 それに対し、当局からの答弁は次のように要約されます。 確かに厳しい状況ではあるが、これは仙北市に限ったことではなく、全国の小さな市町村が同じような状況に置かれている。国から、下水道等について公営企業会計への移行が求められている。平成27年の総務大臣通知では、平成31年度までを集中取り組み期間とし、平成32年度からできるだけ移行するよう要請されている。これを踏まえて、市では、公営企業会計適用債を活用し、下水道、集落排水、浄化槽の各特別会計において、平成29年度から平成31年度までの期間において、公営企業会計移行事務支援業務を専門のコンサルタントに委託し、法適化に向けた取り組みを行っているところである。さらに、平成31年1月25日付で改めて総務大臣通知があり、公営企業会計の適用について、平成35年度までを拡大集中取り組み期間として、人口3万人未満の下水道事業等について、当該期間までに公営企業会計へ移行するように求められている。平成27年の通知の段階では努力義務であったが、平成31年の通知では公営企業会計へ移行するよう取り組みが強化された内容となっている。公営企業会計へ移行するメリットとして、将来にわたって持続可能な経営を確保するためには、経営の見える化による基盤の強化が必要と言われている。地方公営企業法の適用により、損益情報やストック情報等の経営状況が的確に把握できることから、持続可能なストックマネジメントの推進や適切な原価計算に基づいた料金水準の設定が期待できると言われている。このように、国からの方向付けは示されているが、仙北市の状況は、面積が広く人口集中地区が少ない。集落が点在している状況では、国庫補助事業を活用して整備を行っても下水道事業費は割高になる傾向にある。施設の維持管理費や更新費用等を下水道料金等で賄うことができない状況である。法適化に向けて、適正な料金水準の設定などによる収益の改善、一般会計からの財政支援が必要であると考えている。ただ、市の財政も大変厳しい状況にあるので、公営企業会計への移行期間が平成35年度まで期間があることなどを踏まえ、移行の時期については慎重な判断が必要であるとの答弁がありました。 委員からは、次のような意見が出されております。 パフォーマンス的なことより、ここで暮らす住民が安心して暮らせるような環境をつくるところに力点を置かなければならない。公営企業として取り組んだ場合、現在の使用料を2倍にしても成り立たない。使用料を上げた場合と、一般会計として取り組む場合のシミュレーションをして慎重に検討していただきたいという意見がありました。 次に、議案第42号 平成30年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)について報告申し上げます。 委員からは、温泉事業における市と温泉利用者の負担バランスを含めた温泉事業の展開について、また、未収金について質疑が出されております。 それに対し、当局からは、独立採算が基本であるが、温泉利用料だけで賄うことは難しい状況である。一口、税抜き1万7,000円の料金をいただき、そのうち1万3,000円が温泉購入に伴う支払い分である。利用料の値上げは難しい状況であり、市からの支援により温泉事業を維持している状況である。一方で、温泉事業は観光の側面も担っている。テレビ番組でも全国1位に選ばれるような温泉がある。泉質がよいことから選ばれるものだと思っているので、温泉事業はなくしてはならない事業である。現在は安定した温泉の供給ができており、価格については協議を続ける。未収金については、平成27年度から料金徴収を外部へ委託しており、委託してからの未納は激減している。ただし、委託する前の分が残っており、既に営業されていない施設の未納金もある。時効の援用により既に債権が消滅しており、今年度の決算において、ある程度の金額を不納欠損して落とさなければならない状況にある。大きいものでは360万円、そのほか小規模な施設が2件、計3件分を予定しているとの答弁がありました。 次に、議案第43号 平成30年度仙北市水道事業会計補正予算(第3号)について報告申し上げます。 委員からは、未普及地域解消事業の減額理由、卒田地区における水道事業の方向性、また、事業が完了した森腰、国館、岡崎地区の加入率の状況について質疑が出されております。 それに対し、当局からは、今年度、卒田地区において未普及地域解消事業を計画していたが、今後の需要予測を見直すこととして用地買収や実施設計を見送ったことによる減額である。卒田地区については3つの案がある。1点目は現在進めている浄水場建設。2点目は角館浄水場から引いてくる方法である。基本計画では、この2点を軸に進めてきた。ただし、現在は森腰、国館、岡崎地区の水道事業が完了している。想定よりも加入いただけない状況があり、水が余っているとも言える状況である。この水の利用を検討中である。この方法だと最短で事業費もそんなにかからず可能ではあるが、卒田地区を全体的にカバーするということは水量的に無理がある。そのため、来年度、本当に必要なところにだけ持っていくことができないのか検討したい。事業が完了した森腰、国館、岡崎地区については、事前のアンケート調査では40%から50%の需要があるとする結果であったが、現在の加入率は20%弱という状況である。合併以降、水道事業については、普及率を上げるために事業を実施した経緯がある。やはり経営上成り立たないとする見通しが出てきた現在、本当に必要なところにだけ水を持っていくことに方針転換している。実施していた岡崎地区においても、最北端のところの事業をとりやめている。ポンプ場の建設を予定していたが、地元の20世帯中1世帯しか必要としない結果により、説明会を開催して取りやめた経緯がある。今後は、そのような方針により、本当に必要とされるところに水道事業を進めていく予定であるとの答弁がありました。 以上をもって産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも慎重審査、御苦労様でございました。3点、できるだけ簡潔にお伺いしますので、簡潔な御答弁よろしくお願いしたいと思います。 まず初めに、議案第10号、水道技術の管理者を設置するわけでございますけれども、これは公共工事に伴う例えば下請の契約、孫請契約等を結んだ場合も、下請業者、それから孫請業者の水道施設業者も適用というか、そういうふうな水道技術管理者を設置、配置しなければならないかどうか、その点について、まずお分かりであれば御説明をお願いしたいと思います。 それから2つ目は、西木村トイレを水洗化改造等の資金の貸付基金を今回、委員長報告のとおり廃止するわけでございますけれども、これまでに貸付された世帯の方々、旧西木村時代からですね、それでまだ返済が残っておる方はおらないのか、全くゼロなのかどうか。それとなお水洗化率ですね、西木地区の水洗化率がもしお分かりであればお聞きしたいと思います。 それから3点目は、さっき仙北市の温泉利用会計に対する御報告ございましたけれども、これは未収金につきましては多い額では360万、計3件ですね、既に経営は廃止なって今おらないというふうなことで、これは当然不納欠損しなければならなくなるとは思うんですけども、これ新年度に決算までに、平成31年度の決算までに行う予定なのか。そういうお話が当局なり委員の方々からあったのかどうか、あわせてお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部委員長。 ◆9番(阿部則比古君) 高久議員の質疑にお答えを申し上げたいと思います。 この最初の資格、まあ水道布設工事監督者の配置基準について質問がございましたが、これは現在その資格、現在持ってる資格がどうのこうのということでないというふうに私は理解をしております。説明によりますと、学校教育法が今度変更になるということで、特別、まあこの専門職を養成する大学だとか、あるいは短大が設立を許可するという文科省の方針のようでございまして、そうなりますと今度今までのような大学、あるいは短大、これ話するとちょっとやっかいな、ややこしい話なんですけれども、こうした資格というのは、ただ試験さえ通ればいいというものでなくて、一定のその実務経験がないと実際の資格取られないわけでございまして、それを実務経験の年数を出た大学とか短大によって一定の基準があるんでしょうけれども、そのまあ大学の専門の分野、その進んだ方であれば、例えば実務経験を何年免除するとかってそういう今まで方針になっておりますので、それで今度新たなそのまあ専門職の大学や短大というものが出るということになりますと、そこら辺の法の整合性をとらなければならないわけでございまして、そういう意味でのこのあれで、今回のこの専門、仙北市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術者の資格基準に関する条例をそれに伴って変更しないといけないわけでございまして、単にそういう変更でございますので、今現在ここで資格持ってる方がどうだとか工事がどうだとかそういう問題でございませんので、御理解をお願いしたいと思います。 それから、西木村のトイレの改造資金貸付基金条例をこれ廃止するという条例についての説明がございました。質疑もございました。高久議員はこれ、この貸付した方の償還が終わっているのかという話でございましたけれども、これは平成29年の1月で全ての償還が完了しているということでございました。 もう1点質問何でしたっけ。 ◆16番(高久昭二君) (聞き取り不能) ◆9番(阿部則比古君) 西木地区の下水道の加入率ですけれども、西明寺地区と桧木内地区がだいぶこの加入率が違っておりまして、今ちょっとはっきりした数字は申し上げにくいんですけどわからないというか、ちょっと失念してしまったんですが、西明寺地区は7割ぐらいだったのでないかと思いますが。 ○議長(青柳宗五郎君) 質疑したことだけ。 ◆9番(阿部則比古君) はい。あっ、その質問は出ませんでしたので。 ◆16番(高久昭二君) (聞き取り不能) ◆9番(阿部則比古君) 委員からも、この温泉事業会計に対してのやっぱり色々な質問がございました。これ不納欠損にするということにつきましては、当局からそうした説明がございましたので、これは委員会として承諾した形になっております。 それから、まあ報告でも申し上げましたけれども、全くその塚本總業さんからのいわゆる私どもの仕入れ額が非常に高くて、幾らこれ販売しても全く間に合わないという、まあ販売戸数も減ってるんですけれども、給湯量も減ってるんですけども、これが例えば増えたものにしてもどうにもならないわけでございますけれども、ただやっぱり考えなければならないのは、観光立地でございまして、この乳頭温泉郷の良さというのは、さっきも申し上げたように非常に評価が高いわけでございまして、私どもやっぱり観光立市としてはこれをやっぱり大切にしていくしかないのでないかな。ただ、これに関してやっぱり今後とも市長に、塚本總業のほうに事あるごとに掛け合っていただいて、下げていただきたいというような私どもの委員会としての総意というふうに申し上げてもいいと思います。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 水沢温泉を経営なさってる塚本總業さんから引湯してるということは前からお聞きしてるんですけども、その支払いの基準が高いということですけども、これはほかの県とかどっかでもやってるのかなと、私、よく不勉強で分からないんですけども、そういうのに比べてやっぱり高いのか安いのかこう、その辺のあたり、こう議論あったのかどうか。それと、市のほうでそれであれば塚本總業さんと交渉してみるというふうな答弁あったのかどうか、その点だけ確認しておきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部委員長。 ◆9番(阿部則比古君) つねがね、これ確たる基準も何もないわけでございまして、ただ相手があることでございますので、全くそれは交渉次第だわけでございまして、門脇市長には事あるごとに何とかひとつこれを下げてお願いしていただけないかというお願いをしているような状況でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 他にありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで産業建設常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 11時10分まで暫時休憩します。                             (午前10時59分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時10分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員長の報告を求めます。15番、八柳良太郎君。 ◆15番(八柳良太郎君) おはようございます。 それでは、私のほうから予算常任委員長報告をさせていただきます。 議員各位には審査の経過及び結果については御承知のことと思いますので、要点のみ抜粋して御報告させていただきます。 3月8日に予算常任委員会へ付託された、議案第16号 平成31年度仙北市一般会計予算及び議案第30号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第12号)につきまして、同日3月18日及び同月19日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。 出席委員は3日間とも17名全員で、青柳議長には3日間とも職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者、戸澤代表監査委員、阿部総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、中村市民福祉部長、伊藤会計管理者、戸澤教育部長、高橋医療局長、浅利農林部長、高橋観光商工部長、吉田建設部長、加古危機管理監、石川田沢湖地域センター所長、長松谷角館地域センター所長、佐藤西木地域センター所長、大山総務部次長兼企画政策課長、朝水総務課長、草なぎ財政課長ほか関係職員であります。 会議の書記は、議会事務局の三浦事務局長、高階参事、藤岡参事、堀川係長を任命いたしました。 3月8日には、議案質疑の後に総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査することを決定いたしました。 各分科会の審査は、3月11日から13日までの3日間であります。したがって、審査期間は、分科会審査も含め延べ6日間であります。 初めに、議案第16号 平成31年度仙北市一般会計予算について報告をいたします。 分科会の審査報告から、主な事項を抜粋して報告いたします。 初めに、総務文教分科会であります。 仙北市の財政全般について、審査の過程で、委員から、財政事情を心配するあまり、平成31年度の一般会計予算の編成にあたり、要求額と査定額との差について、さらに理想的な財政調整金の額についての質疑がありました。 当局からは、款ごとの要求額と査定額が報告され、総額では240億7,742万円の要求額に対して、査定された当初予算額は211億1,600万円とのことであります。適正な財政調整基金の額としては諸説あるが、少なくとも12億円は確保したい。また、こうした財政事情を全職員が認識し、現時点から平成32年度以降の予算編成を意識して日々の業務にあたりたい。議員の皆様、市民の皆様からも御協力をいただきたいとの答弁がありました。 審査の過程で、委員から、歳入の確保の一環として徴税率の向上と未収金の収納に努め、とりわけ市民の不公平感を払拭するために、今以上に毅然とした法令等に基づく収納に努めるべきであるとの強い意見がありました。 次に、市民福祉分科会であります。 10月からの保育料の無償化について。 10月からの保育料無償化に伴い、関連する当初予算として無償化によるシステム変更の経費を措置している。そのほか、予算の要求段階では国会の方針が決定していなかったため、前年と同様の要求をしている。保育料の無償化に伴う保護者負担等については、早急に検討するとのことでありました。 次に、かわ舟の里角間川への補助金2,277万1,000円について。 かわ舟の里角間川の改修工事は、4年間にわたり、総事業費が約13億5,500万円で、仙北市の負担額は2億6,763万9,000円。4年目となる平成31年度が最終で、外構工事にかかる補助金であるとのことであります。 次に、介護タクシー利用助成事業について。 これまで外出支援事業として社会福祉協議会に委託していたが、社協が所有する介護車両の耐用年数の到来により、新規事業として、介護保険外のサービスとして介護タクシー利用料金の半額を補助する事業である。介護車両を保有している市内の2事業所に協力をいただく予定である。主に、寝たきりの方のストレッチャーによる移送や車いすの方が対象であるとのことであります。 最後に、産業建設分科会です。 企業誘致について、委員からの「企業誘致に対する基本スタンスは、市全体の方針として各部署に徹底されているのか。過去には、覚書を交わしてまでもその効力も発揮できない現実があった。この教訓を生かし、どのような手順が必要なのか。専門チームが必要ではないか。今般のセレクトラさんの件についても、問題が長引くようでは心配される。」との質問に、市長からは、「企業誘致のあり方について、何度も同じような指摘にもかかわらず実績がないことは、私の指導力不足としか言いようがない。御指摘のセレクトラさんの件も、市民の方々に御迷惑をおかけしていることは本当に申し訳ないと思っている。現在の足踏み状態が大変よろしくない循環に陥ることを心配している。さらに、仙北市へ進出を模索している企業の皆様から、あてにならない自治体だと思われることが一番心配である。市民の健康増進はもちろん大切である。同時に、雇用確保の重要性も、市民の皆さんから御理解をいただけるよう意思の疎通を図らなければならない。企業誘致に関しては、手引きを作成しており、商工課が窓口になっているが、市のシステムとして各セクションが役割を果たせるよう、急いで見直しをしたい。また、来年度、秋田県の産業集積課に職員を派遣することとしている。何とか実績につなげたい。」との答弁がありました。 次に、議案第30号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第12号)について、各分科会報告から主な事項を抜粋して報告いたします。 初めに、総務文教分科会であります。 補正の内容は、主に事業の確定見込みによる精算で、一部にガソリン高騰による経費も含まれているとの説明がありました。 質疑応答の過程で、委員から、「かねてより懸案であった旧芦名家の兵具庫の活用にも進展がなく、弘道書院の復元にかかる経費も減額されていることから、伝建群地域内へのさらなる誘客促進のために、これらの施設整備を加速して新たな観光拠点としての整備を急ぐべきである。」という趣旨の意見がありました。 次に、市民福祉分科会であります。 児童措置費2,200万8,000円の減額に関連し、児童手当の過支給分について、国庫負担や保護者からの返還については、県の指導により、30年度の補助金のうち、もらい過ぎた分は今回精算することとし、約770万円の減額補正に含めている。約378万円が過支給分に対する補助金の減額である。過支給分につき、市民から返還を求めるかどうかについては、弁護士とも相談しながら検討中であるとのことであります。 最後に、産業建設分科会であります。 道路新設改良費に関連する社会資本整備総合交付金の分配金が要望額にまで至らなかったため、委託料、工事費、用地費などの合計2億2,167万6,000円が減額となっている。社会資本整備総合交付金の今後の見通しは、今年度が約42%の配分で、ここ二、三年は40%台の配分にとどまっている。これは、ここ数年の大規模災害に重点を置かれており、復興にはさらに複数年を要するため、今後も40%台で推移するものと想定されるとのことでした。 審査の過程で、委員からは、「国からの予算配分がないとする説明は分かりやすいが、住民に対して交付金の確保に向け一生懸命に努力している具体例も示し、それでもなかなか苦慮している現実を丁寧に説明する必要がある。」との意見がありました。 各分科会報告の概要は以上であります。 議案第16号 平成31年度仙北市一般会計予算に対する討論では、反対、そして賛成の立場から、それぞれ次に要約される討論がありました。 まず反対討論であります。 新年度予算は211億1,600万円で、前年度比13億3,300万円の増となっている。とりわけ、新角館庁舎建設事業費11億33万9,000円、田沢湖庁舎の耐震化事業費2億3,031万3,000円、さらに総合給食センター建設事業費11億8,184万3,000円など、公共施設の整備関連の予算が24億8,549万5,000円と、全体の約11.7%を占めている。新角館庁舎建設事業では、3月4日の電子入札の不調があり、4月以降に再入札を予定されている。しかし、新年度からの消費税の増税分2%のプラス、労務単価の上昇や諸資材の高騰、あるいは工期の延長など非常に懸念されるところである。したがって、現在の設計を見直し、地中熱を利用する設備工事費2億5,422万円を削減し、LPガス等の冷暖房設備に切り替えるなど、大胆な減額をする必要があるのではないか。また、市立角館総合病院等の経営悪化に伴い、一般会計から補助金として9億5,000万円が措置され、病院経営の改善は待ったなしの状況下にある。新年度予算の編成にあたり、教育費においては、要求額に対し7億715万円もの大幅なダウンにより、将来の仙北市を担う児童・生徒の教育にも少なからず影響が心配される。これらの問題点を指摘して、平成31年度仙北市一般会計予算の一部減額を含め対応すべきものと考え、本案に反対する。 次に、賛成討論であります。 当初予算には、平成30年度からの継続事業となる新角館庁舎の建設、総合給食センターの建設事業費も計上され、211億1,600万円となっている。平成31年度末の市債残高見込み額は、228億3,210万1,000円。平成31年度末の財政調整基金の見込み額は、5億3,123万1,000円。財調基金を12億円は確保したいということからは今後の財政が心配されるが、しかし、基金は有効に使うべきである。病院事業、温泉事業、水道事業は、市民の命、安全な暮らしを守り、健康増進につながるもので、一般会計からの繰入れは妥当である。民生費においては、要求額と予算額に大きな差異がなかったことから、市民の暮らしや命を守る政策を優先する予算と察することができる。民生児童委員協議会補助金は前年同額であり、生きづらさを抱えている方への最も身近な支援者「民生委員」としての活躍を期待する。幼児教育推進事業費については、保育教育にあたり教諭・保育士のスキルアップが重要で、保育の質の向上のためのリーダー養成にもつながるこの事業の継続を望むものである。病院事業会計補助金9億5,000万円の内訳は、角館総合病院6億3,103万9,000円、田沢湖病院3億1,896万1,000円であり、非常に厳しい経営事情と察するが、両病院とも市民の命を守る大切な医療機関であり、なくしてはならない施設である。経営の改善に臨む姿勢を評価して、本予算に賛成する。 議案第30号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第12号)に対する討論では、賛成の立場から次に要約される討論がありました。 今回の補正予算は、補助金や事業の確定見込みによるものである。市民生活に直結した多数の事業につき、費用対効果、これからの課題など検証すべき点も多々ある。その結果を新年度予算にできる限り反映させるべきである。以上の意見を述べ、本案に賛成する。 産地パワーアップ事業費補助金1億4,627万円について、本市の基幹産業である農業においては、従事者の高齢化や担い手不足などが課題で、より作業の効率性を高めるための基盤整備が積極的に進められている。補助金を受給される経営体には、農業振興のため頑張っていただきたい。一方、家族で営んでいる農家にも目を向けた施策を望む。病院事業会計補助金3億2,344万5,000円の内訳は、角館総合病院3億43万3,000円、田沢湖病院2,301万2,000円、両病院とも患者数の減少によるものだが、繰入れがなければ資金不足が20%を超えると報告された。両病院は市民の命を守る医療機関のため、なくしてはならない。当局からは、経営改善のため積極的に取り組む意気込みが感じられた。自ら患者として、また家族を託す者として、身近なところに公的な医療機関があることに安心感を持っている。以上の点から賛成する。 以上の討論の後、採決の結果、議案第16号 平成31年度仙北市一般会計予算は、起立多数により原案を可とすべきものと決定をいたしました。 また、議案第30号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第12号)は、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 以上で予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略します。 以上で予算常任委員長の報告を終わります。 これで各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第3号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び日程第2、議案第4号 仙北市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第3、議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さんでございます。本日は最終日でございますので、できるだけ簡潔な討論をさせていただきたいと思います。 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、反対の立場から一言討論いたします。 昨年度も同じように3月定例会において、議会では全体の本会議で同条例の改正案が否決されたわけでございますけども、私は、そういう考え方もあるわけでございますけども、条例の否決については色々な考え方があろうかと思いますけども、私はこういう考えを持っております。今回減額することによるその浮く財源を一般市民生活やその他の事業に回すという考えもあろうかと思いますが、私は、小さいそういうふうな金額よりも、市長には今回減額をしないで全力投球してもらいたいと。そのかわり、市民の生活を守るということを最優先して新年度予算の事業にあたっていただき、その責任を果たしていただきたいと、任期中ですよ、任期中、市長及び特別職の方々。 そういうふうな条件をつけて、私は、この議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定については、減額はすべきでない。今回は、昨年同様満額支給するから頑張っていただきたいと、そして責任を果たしていただきたいということの条件で、それをもって私は本案に反対とするものであります。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 次に、17番、稲田修君。 ◆17番(稲田修君) 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、本案に対し賛成の立場から討論をさせていただきます。 毎年度の予算編成における財源確保に苦慮している中、市の財政事情と市内の経済情勢を鑑みるときに、特別職の給与を減額し、それをもって幾らかでも財源にしたいという思いからの本案を提案されたものと思っております。本来、市長、副市長、教育長の給与水準としては幾らが適切なものか、明確な水準を判断するものはなかなか難しいものと考えております。これは感覚的なものかもしれません。県内の経済動向として最新の財務事務所の報告では、個人消費は緩やかに持ち直しをされているとしますけれども、一方、企業収益の全般では減収見込みと報告されています。こうした動向から、やはり市長が言うように多くの市民が抱いている感覚と市内全体の経済情勢を好転するとは言えないのではないかと考えております。こうした市民感覚に寄り添い、自分ができることとしては幾らかでも市の財政に貢献したいという思いを十分理解できるからであります。私は1年前の議論でも同じようなことを申しました。減額幅の正当性の議論よりも、逼迫した財政事情に対する思いをまずは酌み取るべきと考えます。当時反対の立場から、多くの意見では、報酬審議会を開いて正当な提案の手続を補完するとともに、適当な給与水準を示すべきで、そうでなければ判断ができないというのが理由の一つだったと記憶しております。ということは、一定の減額を見据えながら、減額の幅の妥当性、判断材料を示してくださいということが先般の議会、3月議会の大半の意見ではなかったでしょうか。仮にそうであったならば、昨年の時点で可決して議案として別の決議として早急な報酬審議会等の開催を議会の総意として示すべきではなかったでしょうか。今回の減額の妥当性は、第三者である報酬審議会からの正式な答申をされております。特別職の給与の減額については、29年度までは1年ごとの時限立法として附則で認めてまいりました。これは議会の皆様方が、市長のパフォーマンスすぎるのではないかという一つの非難的なことも議会への中では言われておりました。この時限という手法を多くの国の法律にあるとおり、さらに延長されてもういわば恒常化している法律も少なくありません。時限による附則で行うか、本則の改正により行うかは、まさに手法の一つであります。昨年、私が主張していた報酬審議会を開いて意見を聞いてから提案すべきであるということに対し、今回は報酬審議会等の正式な答申を得た上の提案なんです。それを私たちがよろしくないということは、いかがなものでしょうか。議論の流れとしては、私は大きな矛盾を考えております。やはり報酬審議会の答申を尊重した上で、その後の市民の感覚も推察しながら、さらに必要であれば報酬審議会の意見等を聞いた上で、元に戻すなり、あるいはもっと下げるなりの判断をすべきであるが、これが筋論だと思っております。私は、いわゆる市政報告は何度も読み返しておりますけれども、財政状況は経験したことのない危険レベルに入ったというようなことが施政方針の中で述べられております。そして市長は、今後の色々な問題については、議会と膝詰めで議論していきたいというようなことも述べております。私は、施政方針の中にあるとおり、やはりトップの行動が職員、市民の意識改革の新しい風となって、新しい風が私は吹くと思います。 このたびは、市長の意思、決断を思い、提案されております報酬審議会の答申を尊重して、本案に対して賛成すべきものと考えまして討論を終わりたいと思います。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、稲田修君の討論を終わります。 次に、6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論させていただきます。 市長は毎年、特別職の職員の給料の減額を附則の改正により行ってまいりました。本議案は、昨年の当市議会第1回定例会において、県内や周辺自治体の首長の給料等を調査・検討し、妥当であるかどうかを報酬審議会で審査の上、附則ではなく本則で改正すべきであるとして否決された議案であります。しかし、今回また同じ期限、同じ金額の給料の減額の附則により改正議案が上程されております。本定例会議案質疑の中で、1月30日に開催された8名による報酬審議会では、現在の市長の給料は妥当であるとの結論が示されております。報酬審議会のお墨付きをいただいたからには、こうした給料の減額等を行わないで、胸を張って正規の給料を市長、副市長、教育長の三役にはいただいていただきたいと思います。その上で、給料に見合う職務を全うし、直面する課題に真正面に取り組む姿勢を見せることこそ、首長たる姿勢ではないでしょうか。むしろ給料を減額するより、現在の直面する諸課題に結果で示していただきたいというのが多くの市民の望む声であります。したがって、次の理由により本議案に反対をいたします。 1つ目は、市長には報酬審議会で現在の給料が妥当であるとの答申を重く受けとめ、首長としての職責に全身全霊で取り組み、困難な諸課題を解決していただきたい。 2つ目、特別職の給料の減額等は、本来、市当局の不祥事等の懲戒処分等で行う期限付きのものであって、毎年行うべきものではない。 3点目、附則の改正による特別職の給料の減額等が常態化されれば、次世代の市長、副市長、教育長等にも悪い前例を作ることとなり、未来への影響が危惧され、組織形態や職員、市民等にも不安材料を与えかねない。市長には、当市の厳しい財政運営や幾多の困難を乗り越え、市政繁栄のため誠実に職務遂行に励み、自らの給料の減額以上の仕事をしていただきたい。 4点目、市長自ら給料の減額を行っていることを例として、厳しい財源不足を理由に職員、議員等にも無言の圧力となり、市政、市庁舎内のモチベーションにも影響を与えかねない。 以上の理由により、議案第5号に反対するものであります。議会の皆様には、市長及び三役の職責の重要性と報酬審議会での答申を重く受けとめ、御賛同いただきますことを強くお願い申し上げ、反対討論といたします。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の討論を終わります。 これで議案第5号に対する討論を終わります。 日程第4、議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定についてから日程第18、議案第20号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計予算までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第19、議案第21号 平成31年度仙北市国民健康保険特別会計予算に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) 平成31年度仙北市国民健康保険特別会計予算につきまして、議案第21号につきまして、反対の立場から一言討論させていただきたいと思います。 これはとりもなおさず、厚生年金や、またはけんぽ協会等に加盟する以外の方々、一般仙北市内の零細企業、そして自営業者、また農家の方々、高齢者の退職なさった方々が多く加入する、非常に厳しい立場に置かされた方々が多いこの国民健康保険の特別会計でございます。そういうふうな中で、今、国のほうでも指導して、また県単位のこの国保のほうに今移行なさることが昨年から進められておるわけでございまして、その大きな問題としては均等割、つまり赤ちゃん、生まれた方からも保険料をとるというふうなことが全国的に問題となり、ある政党は国会でも議論して、これをやめていただくようなことを取り上げている方もおるし、また、全国的な地方自治体の中でもこれを議会で取り上げて、それをやめさせる方向を首長に求めて、それをやめることになったという自治体も少なからず出てまいっております。また、国のほうの標準で、今回、県のほうに出すための繰出金の算定をどのようにするのかということでは、やっぱり上げる方向を求めるというふうなことになっておりますので、これはとりもなおさず結果的には国民健康保険料が上がるということも懸念されることが私は十分考えられると思いますので、これらの2点の理由をもって、議案第21号 平成31年度仙北市国民健康保険特別会計については反対をするものであります。 以上をもって反対の討論を終わらせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第21号に対する討論を終わります。 日程第20、議案第22号 平成31年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第32、議案第34号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第33、議案第35号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、通告に従い討論をさせていただきます。 議案第35号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、反対の立場から討論をさせていただきます。 先ほども申し上げましたとおり、国保特別会計は、とりもなおさず農家の方々や零細・中小企業業者、また商店の方、そして高齢者の方々が多く加入する、非常に弱者の多い方々の、経済的にも弱者の多い方々の会計で進めてございます。そういうふうな中で、これまでもそうでありましたとおり、ペナルティーとして国からの指導をもって短期保険証、資格証明書も少なからず発行され、それが医療自身の抑制、逆に言えば、本人世帯からすれば病院に行きたくても自己負担が伴う、なかなか病院に行けないということで病気を悪化するということで、本来は目的が医療保険をする、そしてその中身は各疾病を直し、また早期発見・早期治療につなげるということが目的の、目的をもった保険でございますが、それが十分な役割が私は果たされておらないというふうに考えてございます。 それらを是正しない中での今回の補正予算でございましたので、そういうことも含めて、私はこの議案第35号に反対するものであります。 以上をもって反対の討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第35号に対する討論を終わります。 日程第34、議案第36号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)から日程第46、議案第48号 市有財産の無償譲渡についてまでの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 以上で各案に対する討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第1、議案第3号 仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び日程第2、議案第4号 仙北市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてを一括して採決します。以上の各案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。以上の各案は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第3、議案第5号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は否決です。したがって、原案について採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。原案に賛成の方。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本案は否決されました。 日程第4、議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定についてから日程第13、議案第15号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りします。以上の各案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり可決されました。 日程第14、議案第16号 平成31年度仙北市一般会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第15、議案第17号 平成31年度仙北市集中管理特別会計予算から日程第18、議案第20号 平成31年度仙北市浄化槽事業特別会計予算までの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りします。以上の各案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり可決されました。 日程第19、議案第21号 平成31年度仙北市国民健康保険特別会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第20、議案第22号 平成31年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第32、議案第34号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)までの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りをいたします。以上の各案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり可決されました。 日程第33、議案第35号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第34、議案第36号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)から日程第46、議案第48号 市有財産の無償譲渡についてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りをいたします。以上の各案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第47、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、議会運営のための調査事項について、会議規則第111条の規定によって、お手元に配付した申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第48、議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) それでは、議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を御説明いたします。 追加議案綴りの3ページをお開きいただきたいと思います。 議案第49号 仙北市公民館条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文は、次のページでございます。 別表、屋外球場の項を削るものでございます。 施行日は、公布の日から施行するものでございます。 条例の一部改正の理由につきましては、田沢湖小松字本町において、腕時計組立修理事業を行っております株式会社セレクトラに角館東地区公民館屋外球場の一部を企業用敷地として提供するために、屋外球場敷地の教育財産としての用途を廃止しまして市長に引き継ぐものでございます。 これまでの経緯を御説明いたします。 株式会社セレクトラの社屋は河川に隣接しておりまして、最近の豪雨災害を見ますと安心・安全な環境にないことや、現在の生産面積では需要に対応しきれず、工場増設を考えておりますが、約3,300平方メートルの用地確保に苦労しているとのことから、観光商工部に適地がないか相談をいただいたところでございます。そこで、田沢湖黒沢工業団地や他の公共施設敷地を案内しましたが、その中で従業員の通勤時間を考えた場合、現在地から2キロから3キロが限度であることや、施設も岩盤に近く安全性があるとの理由から、角館東地区公民館屋外球場敷地を提供していただけないかとのことでございました。このため、角館東地区公民館屋外球場を利用されている多くの団体を対象に説明会を3回開催しております。関係団体の皆様には、他に提供できる条件に合った企業用地がないこと、それと雇用の確保・拡大が必要であるために企業誘致と使用することの理解を求めてございます。関係団体の皆様には、一定の整備を行い、既存の野球場を東地区公民館の屋外球場にかわる野球場として、また練習場といたしましては東地区公民館のグラウンドを利用していただくことで、まあこれに加えまして今後これらについて代表の方々と協議していくことで御理解をいただいております。 以上、提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 13時まで昼食のため休憩をいたします。                              (午後0時00分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後0時59分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行います。質疑ありませんか。5番。 ◆5番(高橋豪君) それでは、公民館条例の一部を改正する条例制定についてを質疑させていただきます。 先ほど説明もありましたが、今回、角館東地区公民館の附属野球場に対して市内企業が立地したいということで本日に至るということですけれども、今回その公民館条例の中から野球場施設という部分を別表から削除するということであります。 そこで、まず教育委員会に確認をさせていただきたいと思いますが、まずこの条例の改正によって、この東地区公民館附属の野球場は、これまで行政財産ということで目的をもって使用されてきたということでありますけれども、今後この条例改正によって普通財産に切り替わっていくというような認識でよろしいでしょうか。その点を確認します。 それから、そこの利用団体の皆さんから了承を得たというふうに判断したとされておりますけれども、その具体的内容についても確認したいと思います。 それから、前回、まあ一般質問並びに委員会協議会などでも同様の質疑をしていますが、この教育委員会が了承を得たと判断する基準の一つには、代替施設の確保が前提だということとされておりましたけれども、これについては教育委員会でどのように確認されて、またその具体的な箇所、それから具体的整備内容についてはどういうふうになるのかということについて伺いたいと思います。 それから、次に市長部局に対してお伺いをします。 これが今後行政財産から普通財産に切り替わったということで、その後に企業用地とするということになるようですけれども、まあ企業側に対しては、この具体的にどのようなその用地提供になるのかということについて確認をさせてください。売買になるのか、それとも賃貸借なのか。有償なのか無償なのか。また有償であれば、その金額はどうなっているのかということです。 それからまた、企業側のその進出のスケジュールについても改めて確認をさせていただきたいと思います。 それからもう1点ですが、そもそも普通財産を随意契約によって特定のその個人または企業に対し譲渡、賃貸借すると。今回の場合は企業というふうになりますけれども、この場合、どのような法令及び条例を根拠としているのかお答えいただきたいと思います。通常であれば、仮に、仮にですけども、売買しますよと、遊休地を売買しますよなどという場合にあっては、入札を行ったりとか広く公募することによってその公平性を担保することが一般的ではございますけれども、今回のケースにおいては特定の企業との随意契約ということで契約していくだろうということですけれども、この場合の根拠法令、条例は何かということについてをお伺いいたします。 また、住民説明会、近隣の住民説明会はまだ開催されてはおりませんけれども、今後それを何回予定して、いつ開催するんでしょうかということについて確認させてください。 また、これは今質問したスケジュールにもよるんでしょうけれども、企業側のスケジュールにもよるんでしょうけれども、説明会はこの準備作業も含めて工場建築工事を進めながら行うんでしょうか。それとも、その前にというか、行った上で初めて企業が進出するのが確定するんでしょうか。その点についても確認したいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 多岐にわたりますけれどもいいですか。戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 初めに1点目の、教育行政財産を廃止したらその後どのようになるかという点でございますけれども、教育委員会の行政財産につきましては、教育財産ということで学校その他教育施設の財産、これも角館東地区公民館の野球場も教育財産となります。自治法では、教育財産の用途を廃止した場合は、先ほども説明したとおり市長に引き継ぐということになりますので、この議案が承認された場合は速やかに市長に引き継ぎたいと、そう思ってございます。 利用団体との協議ですけども、これも先ほど3回開催しましたということで、1回目、2回目は現状報告とか色々なことが意見交換ございました。3回目、最終回、3月の18日に開催してございます。そのときに市からの提案、その代替施設、どのような整備をしてくださるとかそういう意見がございました。それで、3点目とちょっと質問と重複するんですけれども、まあ一番近い雲然野球場を代替施設として使用していただけないかということで、まあその一定の整備と先ほどお話ししましたけれども、整備内容につきましては……あっ、すいません。バックネット、あとダイヤモンド、ダイヤモンドも数年たちましてその形状が消えつつあるということで、その整備。あと脱着のベース、あとベンチ、まあ街灯の設置とかそういうことの整備をしたいということをお話ししております。これにつきましては、今整備というか、手をかけられなかった部分を補修するようなそういうようなイメージでございます。あと、練習場としてグラウンド、東側です。これは野球場の側ですけども、それは練習場と使用していただくためにネット等を張ると、そういうふうな提案をしてございます。いずれこの具体的な設置につきましては、予算もかかることだし、これは議員の皆さんとも御相談はしたいと、そういうように考えてございますし、また、利用団体の皆様からも今後協議をさせていただきたいと、そのように思ってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 企業誘致に関してどのような提供をされるかという御質問ですけれども、今現在、仙北市企業立地促進条例等を踏まえまして、借地である一定期間が無償貸付という形になろうかと思います。これは促進条例内にある条項と、それから仙北市財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等を踏まえまして、そういうふうな形になろうかと思います。 続きまして、賃貸借の法令の根拠等でございますけれども、現在随意契約を予定してございます。企業誘致に係る土地の貸付の相手方が収益を目的とする企業であっても、企業誘致することによって雇用環境を整え、定住人口の確保、地域産業の活性化、そのほか活力ある地域づくりに資するということで、公共の利益となるべき事業の用に供するためのものであると考えます。このことによって、その目的が競争入札等に適さないという判断でございます。 それから、企業等のスケジュールでございますけれども、現在、本操業が9月までに行いたいということでございます。4月早々に事業着手となる予定でございます。そのために住民との説明会におきましては、できるだけ早期に開催したいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 大変申し訳ございません。先ほど整備の内容、反対に私お話ししておりました。再度正確な情報をお伝えしたいと思います。 雲然球場の整備につきましては、トイレ、物置改修、あと学童規格脱着ベース、ネット等でございます。再度グラウンドの整備、練習場としてのグラウンド整備につきましては、簡易バックネット、ダイヤモンド、脱着ベース、ベンチ、街灯の設置等でございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 4月早々に事業着手になると思います。 ◆5番(高橋豪君) すいません、どこが。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) まだ具体的な内容は、まだこちらのほうに示されてないです。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 私のほうから説明することが適切かどうかってちょっと判断もあるんですけども、ちょっとこう説明会に参加していますので、その状況の中から正確なお話を一度しなければいけない今答弁がありましたので。 これまで要望書をいただいている各団体の方々から御了解をいただいたわけでありますけれども、多数の団体が同一の要望書ということで、様式ということでいただいたこともありまして、皆様方の全ての団体の御要望がどのようなものなのかということを再度精査するということが必要だったと。したがって、この後、今教育部長がお話しした例えばということでその球場等の整備の話がありますけれども、これは具体の話をさせていただくと、この後、代表、その各団体の代表者をつくっていただくということが御了解いただいてますので、その代表の方が大変お骨折りいただきますけれども、各団体の様々な思いを集約して、それを行政側のほうとともに協議をして様々な要望の実現に向かっていくというような話し合いが過日行われておりますので、先ほど教育部長がお話した内容というのは、こういうものとかこういうものとかという例としてお話ししたものでありますので御理解いただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) 整備の内容っていうのはこの後も協議があるっていうことで分かりましたけども、先ほどその根拠となる条例とかという部分で、企業立地促進条例と、それからもう一つは恐らくあれですね、仙北市財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例ってやつだと思うんですけども、これの第4条の3、(3)のところには、「普通財産は、次の各号のいずれかに該当するときは、これを無償又は時価よりも低い価格で貸し付けることができる。」っていうことで、この3番に「地域経済の活性化に資することを目的に、市長が特に必要と認めた事業の用に供するとき。」って、まあこの部分を指したお答えかなと思ったんですが、だからこの部分がじゃあどうなのよっていうことで、これはいろんな自治体の例を見ましたけれども、こういったことに関しては特別に別途ルールを設けてる、まあ規則とかで定めてるっていう自治体がかなり多いというふうに見受けております。このまあ市長が認めた場合っていうんですが、そうすると、ほかの例えば今回の企業以外の企業であったりとか、そういうところもじゃあ同じ場所を使いたかったとかそういうケースも今後あり得るということもあって、私は大丈夫かなと思っているわけです。したがって、いま一度伺いますけれども、この1社のみに限定して、今後その無償で賃貸するというような契約を1社と随意契約するということが、果たして公平性が担保できているかどうかということについて、どのように考えているのかについてを確認をさせてください。 それから、またもう1点ですが、先ほど4月には着工しますということなんですけれども、一方では住民説明会を早期にやりますよということなんですが、まだ具体的時期も決まってないというようなことなのかなと思いますが、そうするとやっぱり工事を進めながら説明会を開催していくというような格好になるんでしょうか。その点についても確認させてください。 ○議長(青柳宗五郎君) 根拠法令について、条例関係、高橋部長でいいの。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 今議員からお話しありました条例の取り扱いについては、常任委員会のほうでもお話しさせていただきますけども、これからの再度検討させていただきたいという形で進めさせていただきたいと思います。ただ、今回の場所については、今商工課のほうで動いておりますので、どうか御理解をお願いしたいと思っております。 それと、企業のスケジュール等につきましては、先日の打ち合わせでは4月いっぱいについては準備期間という話で、4月下旬に工事が着工になろうかなというふうにお話を聞いてるところでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番。 ◆5番(高橋豪君) これで3回目なんであれですけども、私思うには、だから条例は後から決めますよということでいいのかってことです。つまり公平性をきちっと担保してる、できるようなものがあって、つまり企業とか迎え入れられるような体制が今現在なかなかないような状態なんでしょうけれども、そういったみんなにとっていいことをしようという場合にあっても、例えば片一方では不満の声が出るようなそういう形ではまずいんじゃないかなと思ってお話をさせてもらってるわけで、果たしてその条例は後だっていうことでよろしいのかなということを、これでやられるのかというあたりを今一度確認したいということと、それからあとは、まあ4月中旬に実際に着工する。まあ準備が始まるということなんでしょうけれども、そうするとやっぱり準備をしながら、準備期間に入りながら住民説明会をその辺に開催するというようなお考えでよろしいのですかね。ていうのは、私にとっては過去にもいろんなものがあって、例えば夢牧場の際も色々そういうことで住民の皆さんが混乱したケースもあったし、できれば丁寧な進め方っていうのが必要なんじゃないかなというふうに思ってるわけなんですが、その点についてはいかがですか。これで最後です。 ○議長(青柳宗五郎君) どっち。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 今言われました地域企業への公平性につきましては、再度検討して進めたいと思います。いろんな形で情報提供ができるような形を検討していきたいと考えております。 スケジュール等につきましては、これからもう一度企業等への打ち合わせを行いまして、再度商工観光部のほうと打ち合わせをし、早急な形で住民説明会を実施できるような形を取りますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 市有財産の活用の仕方についての御質問なので、私のほうからも一言答弁させていただきたいと思います。 市有財産について、例えば売却、譲与、賃借等に関して、その手続、貸付期間、賃借料等を定める条例、規則等は、これはあるんです。ありますけれども、譲渡や賃借等の要望等に関する平等性を担保するような約束事というのが実はない状況です。条例、規則、規定、要綱等、これが定まっていないという状況にあります。そのために、譲渡や賃借等の要望があった場合、所管となる部署等で個別に対応してるというのが実は現状でありまして、これは議員が御心配のように余りよろしくない現状ではないかというふうに思っております。私もこれは一定のルール作りが至急必要ではないかという思いに至っております。新年度に向けて、策定についてまた皆様方と様々御相談させていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番、高橋 豪君の質疑を終わります。 他にございませんか。16番。
    ◆16番(高久昭二君) 高橋議員に関連しまして数点お尋ねしたいと思います。 まず1点目は、教育委員会の対応でございます。 何ていいますか、確かに教育総合会議は門脇市長も出席なさるわけでございますけども、教育委員会の教育財産、行政財産であるこの東地区公民館にあるこの野球場を市の財産にするというふうなことについて、非常に私は乱暴なやり方をしてるんじゃないかと。結果論からすれば、教育委員会を軽視しているというふうになりかねないというふうに私は感じるわけでございます。そういうふうな観点から高橋商工観光部長に詳しくお尋ねしますけども、何月何日の何時頃、セレクトラさんのほうから御相談にそちらに向けられたか、または係の方が行ったのか。それでもって、その結果を最初どちらのほうに、市長部局のほうに話ししたのか、教育委員会部局のほうに話ししたのか、その点第1点目。 それからですね、まあ私現場見たわけでもないし、また担当しているわけでもないので詳しくは見聞してませんけども、事前にそこを見せるために、まあ今はもちろん雪はないですよ、どこも皆雪が消えてしまったんだから。当時はまだ野球場にもかなり雪があったと思いますが、それを除雪車を使って雪を取り除いたり、写真を撮ったりしなかったかどうかと。したとすれば、何月何日頃、何時頃からどの業者さんを使ってやったのか。市が直営で職員が対応したのか、その点について詳しくお尋ねしたいと思います。まず答えてください。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) セレクトラからの御相談ですけれども、8月2日に相談をされてございます。 ◆16番(高久昭二君) 去年の8月ですか。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) そうです。8月2日でございます。実際具体的な時間はわかりません。 ◆16番(高久昭二君) 分からないって、どういうことですか。記録に残してらすべ。(聞き取り不能) ◎観光商工部長(高橋和宏君) 申し訳ないです。 ◆16番(高久昭二君) ちゃんと問い合わせしてください。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 分かりました。 ◆16番(高久昭二君) 商工課に職員数名いるでしょ。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 分かりました。 ◆16番(高久昭二君) 真面目に答えてくださいよ。(聞き取り不能) ○議長(青柳宗五郎君) ちょっとこっちで答弁してら。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) その後、庁内の各部署というか、その用地3,300平米ほどの用地ということで、市長部局内で協議をしてございます。 ◆16番(高久昭二君) いつですか。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) はい。 ◆16番(高久昭二君) 何月何日。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 8月2日以降すぐ動いてます。 ◆16番(高久昭二君) どこの部署の誰と。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) はい。 ◆16番(高久昭二君) どこの部署の、市長部局って色々あるでしょう。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) ええ。まずは…… ◆16番(高久昭二君) はっきり答えてくださいよ。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) まずは総務のほうと相談をしてございます。実際に該当する市有地につきまして、どういうところがあるかということで、報告を上げられた用地については、その後個別に各担当、財産担当部局とお話しをさせて下見をさせていただくような形をさせてございます。 ◆16番(高久昭二君) 教育委員会にはいつ話したんですか。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 教育委員会には。 ◆16番(高久昭二君) いつ。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) はい。 ◆16番(高久昭二君) いつ話したんですか。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) ええ、具体の個別に教育委員会だけではありませんので、それがいついつとはちょっと担当の商工に確認いたします。少しお待ちください。 ◆16番(高久昭二君) (聞き取り不能) ◎観光商工部長(高橋和宏君) セレクトラからの御相談は8月2日の10時でございます。 ◆16番(高久昭二君) 8月2日10時。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) はい。それから、重機が入って除雪をしたということは、この間の議会中に私らも知ったわけではございますけれども、担当部署との、それとセレクトラないしは業者等の間でお互いの理解不足があったということで、大変利用団体の皆さん、関係の皆さんにも大変御迷惑したことをお詫びしたいと思います。実際のセレクトラさんの業者は、小田島建設、美郷町の建設業者とお聞きしてございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 高橋商工観光部長、釈迦に説法するようで甚だ失礼なんですけども、まだ教育財産であるにもかかわらず、小田島さんとか、まずどこの業者かもしれませんけども、市長部局との話し合いで勝手にそういうことをしてもいいんですか。まあ田沢湖町時代は私は分からないけども、合併して今仙北市ですよ。ちゃんと教育委員会に断って、こういうことしてもいいかっていうことをちゃんと了解を得てからでないと、そこまではちょっと余りにもやり過ぎっていいますか、誰が指示したんですか、それを。商工観光部長が指示したんですか、それとも総務部のどなたが指示したんですか。ちょっと詳しく答えてください。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) この件につきましては、実際に業者が入るということは私らも報告は、報告というか事前に承知はしてございません。教育委員会のほうには、実際にこの話というか、業者が入るということじゃなくて、全てのものは情報共有してございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 高橋商工観光部長だけ私決して責めるわけではないんですけども、まだ教育財産であるんであれば、教育委員会の了解、教育委員会っていうのはそこに参与されてる熊谷教育長初め、もちろん戸澤教育部長もそうなんですけども、定期的な臨時または定期的な教育委員会ってあるわけでしょう。教育委員会ってのは独立した機関ですよ。門脇市長の下請機関ではございませんよ、失礼なこと言いますけども。何でも市長がトップだから市長がいいって言えば何でもいいっていうふうなことであれば、教育委員会がなくてもいいんじゃないですか、失礼だけども。自分たちだってそこだけの責任と自覚もっておられたら、そういうふうな通知をいただいたらすぐに教育委員会を開いて、こういうことがあったけどもいいのかどうかっていうことを、各教育委員の人方、市役所内の教育委員じゃないですよ私言ってるのは、いろんな方々おるでしょう。教育委員長さん初め、そういう人方に何で御相談しなかったんですか。 それとさっきも話しますけども、そこを写真撮るためかもしれませんけども、除雪をしたときになぜ止めなかったんですか。ちょっと待って、やめてくださいと言うのが、市の財産、これ市長の財産ではないですよ、市民の財産ですよ最終的には。首長さんはいつかまたかわるかもしれないし、かわらないかもしれないけども、そういうものをですね勝手にやっぱりどんどん進めさせて、後で申し訳ない、悪かったで済むんだったら、これは誰でもできることなんですよ。そういうふうなことをなぜ止めなかったんですか。それで後で結果論で、もうこうなってしまったんだから仕方ないというふうなことで、事前執行しながらこれがちゃんと条例なり、こういうの可決しなければ、まだ本当はできないんですよ、厳しい言い方すれば。今日出されたんでしょうよ、最終日の22日に。公民館条例のこの一部改正に伴う条例制定について、今出してきたでしょう、今日。だからそういうふうな余りにも乱暴なやり方っていうのはですね、まあ高橋商工部長は何十年も職員なさってるから、我々よりも何十倍も知識も明るいし、また職務に精通してるんだけども、こういうことをやってもいいんですか。それから、両方答えてください。教育委員会もあわせて納得できる答弁をお願いします。両方答えてくださいよ、商工観光部長と教育委員会のトップのほうも含めて。 ○議長(青柳宗五郎君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) まず今2点あったと思いますけれども、その作業車ですね、色々作業が入ったっていうことにつきましては、先ほど高橋部長がおっしゃったように私どもも全く、後で一緒に教えていただいたという事情であります。それから、その以前の話ですね、やはりセレクトラからお話があって、それが観光商工部のほうで今部長の答弁がございましたけれども、関係機関に全部こうきちんと教えていただいたと。実は私も部長を通して私も伺っております。それで、それでですね私たちはきちんと独立しております。独立してもちろんやらせていただいております。すぐに臨時教育委員会を開いたとかそういう形ではございませんが、情報は常に5人で共有しながら進めているとこであります。ですが、これはあくまでも候補地、最初の段階でございますが、候補地としてここを調査してもいいかということでございましたから、私どもはもちろん雇用から何から全てのことを考えまして、候補地としてだったらそれでいいのではないかということで私どもはそれをいいだろうと、いいだろうというかそういうふうに判断したところであります。その他、ただ私たちはもちろんスポーツ振興を担っているわけでございますから、本当に、この間の一般質問でも高橋議員にお答えさせていただきましたが、断腸の思いであったけれども、やはりいろんなことを、いろんな局面、いろんな立場から考えた場合に、候補地として調べていただくのはこれは仕方のないのではないかと。そのかわり確実なる了承をいただけるのであればというふうな条件を付けてのことでございました。それは達成されたと私たちも認識しているわけでございますので、どうか私たちもきちんとちゃんと、ちゃんというか、しっかりと独立して動いている機関でありますので、どうかよろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 高久議員のお怒りはごもっともだと思います。あくまでもうちのほうも独自に独断で行うことは一切ございません。逐一教育委員会に報告しますし、実際の教育委員会のほうでもこれを取り上げていただいてございます。除雪の件につきましては、3月6日の朝に教育委員会のほうで確認はしたと。その後、事後報告という形で私らも確認させていただきました。で、非常に本当に残念に思っております。このことについては、恐らく色々な話し合いの中でこの場を提供いただけるものと判断されたのか、こちらの言葉が悪かったのか、そういう誤認があったものと理解してございますので、どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 高久昭二君の質疑を終わります。 他にございませんか。9番。 ◆9番(阿部則比古君) このことは私どもの委員会の所管だわけでございまして、私、委員長ですけれども、委員会付託を省略ということで内容についてはちんぷんかんぷんなところが多いわけでございますので、若干説明をしていただきたいと思います。 まあ豪議員のほうから色々ございまして、だいぶ分かりましたけれども、加えて、まず用地が現在のグラウンドそのものだけにおさまるのか。附帯した設備、特に駐車場なんてもかなり広い面積が必要だものでしょうから、果たして建物から何からでそこらで絶対グラウンド内におさまるということなのかどうなのかということがまず1点と、それから、進出するということになりますと、特に上下水道を完備しなければならないんですが、まあこれも相当額の金額かかるんだろうと思いますが、これは設計が固まり次第、例えば6月補正で予算化するのかどうかという点と、それから、グラウンドの代替地ということでございますが、さっき野球場としての代替地ということでございますけれども、さっき戸澤部長から説明があったんですけれども、まあこれから積算するということだろうと思いますけども、ただ概ねですね、まあさっき話ししたような設備をある程度変更するということになると、大体どのぐらいその金額がかかるものなのかどうなのか。概ねで結構ですけれども、まあそれもお知らせいただきたいと思いますし、それから最後の1点でございますが、先ほどからるる話がございましたように、今回様々なこの問題点をこの市政に残したもんだろうと思っておるわけですけれども、いろんな手続、あるいは手順のこの不備だとか、様々な問題がこれまで指摘されてきましたけども、私、この問題が残した一番の大きなその問題点というのは、口は適切でないかもしれませんけども、まあこの企業のごね得のようなものをすったもんだの末許してしまったということでございまして、今後に非常に悪い悪例としてこれ残してしまったもんだろうと思います。まあ今後同様のことが起こらないとも限りませんので、さっき市長のほうからちょっと話がありましたけども、この様々な不整合な状況、整備されてないこういうことがやっぱりさっき高橋議員からも指摘あったように、果たしていろんな整合、不整合の中でこれを許してしまったということに対して、大きな反省と、これから今後こういうことがないようにきちっとした対処していかなければならないということだろうと思いますけれども、これは市長はどういうふうに考えているのかということを、この4点を質問したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 最初に門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 阿部議員の御質問にお答えします。 この案件が出て、また産業建設常任委員会でも色々と御意見をいただく機会に恵まれましたので、その後、各市町村の状況、どのような状況なのかなということをちょっと気がかりになりまして色々まあ話、電話できる方には聞いてみました。今回の事例のような、要するに例えばここに所在している、市町村に所在している企業が別の地域に移動する可能性も高いというような状況での公共の利益を要するに確保するという考え方からいけば、今の考え方というのはそれほど逸脱したものではないということは、まあ色々お話をお聞きしましたけれども、しかしながらですよ、先ほど言ったとおり、それに対してルールをどこの市町村もこういう状況で特異な例でありますけども、もっていないということにやはり私も改めて気が付きました。先ほど高橋議員にもお話ししましたけれども、このような状況であってはもちろんいけないし、このようなケースが次に続く、いつ出てくるのかも分からない状況ですので、これは早く早くにルールの制定、ルール作りというものに一生懸命ならなければいけない。それがそもそも公共の利益をしっかりと担保する力になるというふうに思っておりますので、そのようにさせていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 概算でもいいので金額をということでしたけれども、先ほどお話ししたとおり、整備につきましては例として挙げたということで、これから団体と協議しながら進めるということで、現在概ねでもちょっと金額はつかめていない状況です。本来であれば議会の皆さんの理解得られるために担保として、また、利用団体の皆様にも担保としてお知らせすべきだとは考えておりますけれども、今そういう例としての整備でございますので、今ここで金額等については報告はできない状況です。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 用地に関してでございますけれども、グラウンド内に全ておさまります。 それから、進出に要する、供する上下水道に関しましては、近場まで下水、上水通ってございますので、実際の費用負担については企業と協議してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番いいですか。 ◆9番(阿部則比古君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部議員の質疑を終わります。 ほかにございませんか。15番。 ◆15番(八柳良太郎君) 数点説明をいただきたいと思います。色々今お三方が質問された内容と、もしかすると私が聞き落として同じような質問をするかもしれませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。 先ほどから合意、団体と合意ができたのでゴーサインが出たようなもんだというふうな形の進展になっておりますけれども、先ほど教育委員会のほうから色々代替の球場、そして代替の施設のこと、いろんなものがありました。この施設のものについて合意した、団体と合意した内容の中には、まあ何ていうすか、期限のこととかも恐らくあったんでないのかなと。もしこの合意内容について、この施設以外のものについてもし合意したことがあったとすれば、それも教えていただきたいし、このいろんな施設をいつごろまでにということも恐らくあったんでないかと思いますが、もしその点でありましたらお知らせいただきたいというふうに思います。やはり団体、使ってる団体にしても、いつまでも黙って結局使えない状態でいることは恐らく無理だと思います。そういう期限等があったんでないかっていうことがまず第1点です。 それから2点目でありますけども、先ほど市長のほうから4月1日がその企業の着手だというふうな説明があったわけですけども、これはあれですか、4月1日にその企業がもう行政財産を使って何かができるということなのか、それとも行政のほうがそのいろんなことがもう、企業が着手ということの意味についてお知らせいただきたいと思います。 それから3点目でありますけども、先ほどまあ阿部議員のほうから、そのルールっていいますか、財産の無償譲与とかのそのルールについて、やはりないのはおかしいんでないかと。先ほど市長がルール作りをしたいというふうな話があったわけですけども、この点について、まあ今まで公共の要するに福祉に、その活性化とかに供するというふうな形で今までいろんな方々に無償譲与なり有料でも低額とかっていうふうな形でやってきたと思うんですけど、その実例についてひとつ何点か挙げていただきたい。最低限、例えばこれ土地の問題なのかお金の問題なのかわかりませんけども、例えば、これ以上の条件の方には例えば相談に応じるとかっていうような、何らかのルールではないんでしょうけども、市長の腹積もりの中にあるものがあれば、腹積もりがあってお貸ししてるんだったり、まあ無償になったりしてると思うんですが、その点について、今までに似たような大きさのところで実例がありましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) まず1点目の企業の事業着手の件でありますけども、私の発言ではないと思います。4月1日という話を先ほどお話ししておりませんので、しかし私の知り得ている状況をお話しさせていただくと、企業がこの後工場の移転増設をするために必要な様々な手続があるというふうに想定できます。それはもちろん国・県の様々な補助にのるという話もあろうかと思います。そのような手続が進めなければいけないというふうにまず思っていると思います。これは想定です。ですので、この前の説明会のときには、4月に入ってからすぐに例えば何らかグラウンドのほうに様々な形状の変質が起こるということではないので、その間は皆様に使っていただいて結構ですという話も教育委員会もしくは公民館のほうからさせていただいてる状況にあります。実際に運用ができなくなるのはいつぐらいなのかという御質問もありましたので、企業側のほうと情報の共有をして、皆様方に逐次お知らせするような体制を取りたいと思いますというお話をしています。 それから、腹積もりですけども、先ほど私、阿部議員にお話ししたひとつの根拠はですね、例えばほかの市町村で小学校・中学校の統合が行われた後に、この校舎を活用して民間企業の方々が事務所として、もしくは生産の拠点という形で入居する事例が幾つかあります。そういうときにも、やはりどのように公共としての平等性を担保しているのかということに非常に私も興味があったということであります。例えばそのような利用に供する小学校・中学校の屋体もしくは校舎の運用については、それの運用する規則があるそうであります。また別の形に転用していくという事前のその手続を踏んだ上の話であります。しかし、私どもとしては、公共の財産である例えば土地であったり建物であったりを別のものに転用していくというときの、今条例で定めている以外の公共性を維持する、公平性を維持するというような観点での約束事、ルールがないというのが実態でありますので、それはよろしくないというような思いを持ってるということであります。したがって、腹積もりがあるとかいうことよりも、必要だという判断のもとでそのルール作りを急がなければいけないというふうに思ってるということが現状であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 2点目の、先ほど例として挙げました整備をいつまで期限をお話ししたかという点でございますけれども、期限については1年後、2年後、すぐ4月、5月にやるというまではお話はしておりませんけれども、ただ経費の余りかからない部分については、6月補正、また予備費とか早急に進めたいと、そういうふうに考えてございます。3月の20日の教育委員会の際もこの報告をさせていただいた際に、委員会からもこの約束を守ってくださるようにというそういう意見をちょうだいしております。できるだけ早期に対応したいと、そういうふうに考えてございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 地域経済の活性化に資するという実例でございますけれども、規模は小さいですがストロベリーファーム、西木工業団地、ストロベリーファームがございます。こちらのほうは無償貸付でございます。約2,409平米でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(八柳良太郎君) ちょっと後のほうから質問させてもらいます。 そのストロベリーファームの2,490平米というのは、これは有償だと思うわけですけども、これでどのぐらいでその貸付をしてるのかについてが1点。 それから、先ほど教育委員会のほうから、4、5月、経費が余りかからないものについてはやっていくというようなお話しされたんですが、そうすると、まあ使ってる団体の方々が例年ですともうとにかく始動する時期にほぼ来てると思うんですけど、その団体の方々が例えば団体として使用できるということについては、例えば何月ごろまでにはやってほしいとかっていうことは全くなかったのでしょうか。つまり要するに、当局のほうで考えてやってくれればいいというわけではないと思うんですが、そこちょっと確認したいと思います。いつごろまでということは全く言われてないのか。それに対しての答弁は、もしあったとすればどう答えたのかということです。 それから3点目です。市長のほうから、まあそれをちょっと私聞き違いして、市長のほうではなかったと、こういうふうに言われたわけですけども、まあ急がなければならないというふうに認識だと、こういうことをお聞きしましたが、やっぱり先ほどからお話が出てるとおり、やっぱりこの人はいいんだけどもこの人は駄目だとか、それから、結局まあ誰も言わないんだけども言った者勝ちだというふうなね、先に言ったほうが勝ちなんだというふうなそういうことではやっぱり駄目だろうと思います。だからそういう意味では、やっぱり急がなければというのをやっぱり前倒しして、例えばこれこれこういう条件の方がいたらうちのほうに話し出てくださいと、準備しますよぐらいのやっぱり形のやっぱり周知をしなければ、今後ですよ、もう今、今回はやむを得なかったと思いますけども、やっぱりそれぐらいの気持ちを持って、やっぱり例えば企業団地みたいなものでもね、やっぱり何か答弁聞いていますとあんまり、まあ県のほうに職員を派遣するってことでの答弁しかなかったようですけども、実際にはやっぱり今回この団体もかなり大きな金額を恐らく投資するんではないかと思うんですが、例えば3,000万円以上の新設の場合とか、それから2,000万円以上増設の場合とかってあるんですが、そういう企業支援にはこれは該当はしないんですか。 ルール作りについては、あんまり長くしないでいつごろ、早急にやったほうがいいと思うんですが、これについてはいつごろまでだとかっていうふうに考えているとすればお知らせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 産業建設常任委員会の際に御答弁させていただいたことなんですけども、今回の事案で自分が一番心配したことの一つ、その中の一つですよ、一つとしては、市が一丁目一番地として産業を興すと、それから雇用を拡大していく、確保・拡大していくということの考え方をしっかりと市民の方々を通して様々企業の方々にもお知らせをしなければいけない。その信頼関係が揺らぐことが、この後、仙北市にとっては非常に悪影響を及ぼす可能性があるということを心配しました。もちろん教育も重要であります。そして産業振興も重要でありますというそういうようなお話をさせていただいております。どちらが1番で2番だとかっていう話ではありません。このような考え方から、商工課では各企業の方々、これは全く不公平感なく様々な案件をいただいています。日常的にいただいてます。その日常的にいただいた案件の中の一つで今回セレクトラさんが工場増設をするということが、現在の工場で様々な製品を生産、保守している何ていうか、危機管理が高まるというような切実なお話でありましたので、私ども、この案件に限らずですよ、限らず様々な企業の方々からの御相談を伺っております。しかし先ほど私言ったのは、そういうふうにして間口は全方位は広げてはいるんですけども、その後の対応としてルールがない場合、どう考えても後に後出しをした方々に不公平感があるとか、もしくは先ほど議員がお話ししたような、そのほかの様々なサービスはじゃあどうするのかとかということをないがしろにしてしまう可能性が十分に高いということがあるので、まず第一歩としては公平感をしっかりと維持できるルール作りが何よりも必要だというお話をさせていただきました。年度末、今なってますけども、もう議論は始めております。できるだけ早い時期に皆様方に御提案できるような状況を作っていきたいと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 先ほど整備の要望、いつまでという要望がなかったかということでございますけれども、そういう要望はございませんでした。ただ、利用団体の皆様は、できるだけ早くというそういう気持ちはあったかと思います。できるだけそれに対応していきたいと思います。それで利用団体と協議をさせていただきたいと思います。ただ、雲然球場も東地区公民館のグラウンドも現状でも野球はできる状況ですので、すぐその分なくなるということではございませんので、了解いただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 実例として挙げましたストロベリーファームでございますけれども、10年間の無償貸付でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番いいすか。 ◆15番(八柳良太郎君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 分かりました。八柳良太郎議員の質疑を終わります。 他にございませんか。13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 今の角館東小学校のグラウンドについては、私もぜひ現状のままで使わせていただきたいという強い要望をした者の一人ですが、いろんな問題を引きずりながらようやくここまで来たということでほっとしてるんですが、今の八柳議員の質問の中にもあったんですが、一日も早く、雪が消えれば練習もしたいし試合もしたいというような利用者の皆さんの声がありますんで、今、戸澤部長の粛々と進めていくというようなお話もありましたけれども、ぜひその線に沿って進めていただきたいというふうに思います。 それとひとつ市長にお伺いしますが、企業セレクトラさん、仙北市には大きな貢献をしていただいてるわけですが、これだけ、あれだけ多くの利用者の皆さんがここをこのまま使わせていただきたい、そしてもう一段上のあの土地に行っていただけませんかというようなお願いも出ましたし、市のほうでもそういうお話をしてくれたはずです。わずかあれだけの距離しかないのに、なぜ我々のその要望は切って、あそこの上は駄目だということにいったいきさつは市長にお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今の伊藤議員の御質問でありますけども、議員も説明会にも御出席もいただいておりますので大体の経緯が御存知かと思いますけれども、まずセレクトラさんのほうがこちらから提案させていただいた様々な用地をごらんになっていただいて、ここがいいというお話があったということがまず基本になってます。このほかの土地はないのかということで、議員もよく御承知のとおり、そのほかの土地をまた3カ所程度提案させていただいたけれども、セレクトラさんのほうでは様々な条件で今の予定している野球場にかえる候補地ということでの御理解はなかなか難しいという現状があったということもお話ししたとおりであります。私の推測することですので大変これはまあお話ししていいかどうかもちょっと分かりませんけども、セレクトラさんもやはりセレクトラさんに仕事を発注する方々がいらっしゃるわけでありまして、その仕事を発注する方々の御意向もあったのではないかというような思いも持っております。セレクトラさん御自身の様々な御判断はもちろんセレクトラさんはしたと思いますけども、そのほかの様々な発注者の方々とかの御意向もあったのかなというような思いも持っております。しかしこれは私の思うところでありますので、議会の本会議場でのお話ということにはなかなかなじまないのかなというお話もあります。いずれ議員がこの前会議に参加をいただいて、むしろ要望した方側ではあるけれども、一生懸命このお話を前に進めるという思いでたくさんの方々、団体にお話をしていただいたことには心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 13番。 ◆13番(伊藤邦彦君) 今市長から御答弁いただきましたけれども、個人的には私はセレクトラさんに非常に不信感を持っております。あれだけ、繰り返しになりますけれども多くの方が何とか何とかといって、すぐそばにこっちにしてもらえませんかといったような声をけるということは、何か人対人の対話の構図ができてないなということで私は大変不信に思っております。それはそれでしょうがないことですけども、先ほど八柳議員の質問の中にもあったと思いますが、そうすれば今の東小学校、今、旧東小学校グラウンド、あれはファールグラウンド、あるいは外野のフェンスの外、あるいは駐車場、そうしたものを含めれば恐らくは2万平米ぐらいの広さになると思いますが、セレクトラさんは今どこら辺にその3,000平米の土地を必要として、市としてはどこを許可しようとしてるのか。あるいは、それが入り口付近だとすれば、その後ろのほうはどういうことに利用していくのか。仙北市の工業団地としてあそこに企業を呼び込むということの、そういうことの考えがあるのか。その跡地利用をもう一度お知らせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 今現在のこちらのほうに提示されてる計画書の中の図面なんですけれども、バックネット方向後方からライト方向へということで、レフト、センター側空いてるような状況です。この土地を今現在グラウンドが、代替地のグラウンドが整備されるまで、このグラウンドは練習地として使えるような形で御説明してございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) いいすか。13番の質疑を終わります。 4番、いいすか。ねがったか。4番いいか。4番。 ◆4番(小木田隆君) 先ほど来、無償貸付という話ですけども、それはもう話ついてるんですか。前の誘致企業来た場合は全部貸付、まあ貸付はほとんどないですけども、売買。前、中川小学校の土地も東芝、芝浦電子さんに売買してございます。そのときには、売買価格に対して補助金として幾ら、何年か補助金、土地代の補助金として何%、建物に対しては何%の補助金と、あと固定資産税免除幾らってことありました。今回の場合は10年間無償譲渡ということになれば、ただでさえ窮屈なこの財政の中でそういうことが許されるんですか。ただでさえ窮屈なんですよ。だから企業のための補助金はありますよ。それは当然出して、出すべきだと思いますけども、無償貸付ってのはどうも納得がいかないんですけども、いかがでしょう。多分貸付になれば管財のほうだと思うんで。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 小木田議員の御指摘で、例えば市が企業、企業誘致の際に提供できる様々なメニューは整えております。これは議員が御承知のとおりです。メニューには幾つかの分類がありまして、土地を無償に貸付しますよ。例えばそれが一つ。でなければ補助金・交付金を交付しますよ。例えば利子補給をしますよ。様々な制度があります。今回の事案に対しては、地元で既に操業しているセレクトラさんでありますので、セレクトラさんに対してこれまでの経営状況、今まさに好転してるという状況がありますので、一刻も早く工場増設しなければいけないというような前提があったわけであります。私たちがそこで協力できるというのは用地の確保だなということでこの話が始まったわけでありますけども、もちろん議員がお話のとおり、私たち財政的には全く窮屈な財政状況をしておりますので、それはひとつの視点ではあります。もう一方の視点では、工場の操業を早くいただいて、そして操業いただいて雇用をいただいて、そして雇用したことで様々な市のほうにたくさんいただけるかどうかということはこれも営業の行為ではありますけれども、税収という形でそれを跳ね返らせていただくとか様々な手法があると思います。現状の中では無償で貸付するという話になってるということであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 4番。 ◆4番(小木田隆君) なぜ無償が駄目だかっていえば、今まで来た企業さんがほとんど有償だったんですよ。てことは、今、今度ここで無償にしましたっていえば、今まで来た企業さんに対して顔向けできないんですよ、私もおった関係上。そうすればですね、まあ今、企業のため、人員が増えると。人員が増えれば、またそれも補助金として出ますよね、1人当たりからと。ですよね。そういう、まあ泥棒に追い銭ということはこれ言葉悪いですけども、ただで貸して補助金をどんどんやると。それはちょっと市民が納得できないんじゃないですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁ありますか。 ◆4番(小木田隆君) 市民感情を考えてですね、そこら辺の考えをもうちょっと柔軟にお金を取るとかっていう話になれば、これは私は反対しません。ただ無償ってのは……          (発言する人あり)((聞き取り不能)) ○議長(青柳宗五郎君) それでは、14時10分まで暫時休憩します。                              (午後1時57分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時09分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 答弁、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) お時間いただいてありがとうございました。 今色々整理をさせていただきましたけれども、基本的な御答弁の内容としては、企業を立地するための背骨と言える仙北市の約束事、ルール、これは企業立地促進条例なんですけども、この企業立地促進条例にたくさんの様々なメニューがあって、その中の一つとして、例えば土地の貸付については無償化できるというような状況があります。しかし、今その段階でまだなくてですね、この今提案させていただいた条例のそのまあ御判断に基づいて、この後正式にセレクトラさんのほうとの協議が始まるという状況になるそうです。したがいまして、今何を観光商工部、商工課が行ってるかというと、その先方からその要望のいただいた土地に対するまず条例の制定をしっかり行うということと、それが行われた後に初めて本格的にその誘致に関する様々な条件整備の交渉に移るという状況のようであります。その中には、先ほど話したように企業立地促進条例の中にある用地の無償貸付ということも当然考えているというような状況だということでありました。 ○議長(青柳宗五郎君) 4番。 ◆4番(小木田隆君) とすれば、まだ無償ということは決まってないってことですよね。はい、わかりました。それであれば、十分協議してですね、市民が納得できるようなことをやっていただければいいと思います。 最後にですね、あそこもし貸すとすれば、1年間の借地料ってのは幾らしますか。もし売買するとすれば売買料。これ今でなくても結構です。後で各委員会に報告していただければ。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁はいいですか。 ◆4番(小木田隆君) はい、いいです。 ○議長(青柳宗五郎君) 4番、小木田隆君の質疑を終わります。 ほかに。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) 今の無償と有償についてなんですけれども、企業立地促進条例もありますけれども、仙北市の財産の交換等のあれの第4条の(3)に「地域経済の活性化に資することを目的に、市長が特に必要と認めた事業の用に供するとき。」というこの1点しか、無償というあれは出てこないんですよね。企業立地促進条例のその条例の、まずはどの条例に当てはめてその無償としているのか、それから有償とするのか。そのボーダーラインはどこなのか。その根拠となる条例または法はどれなのか。これを示していただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 熊谷議員の御質問にお答えしたいと思います。 まず仙北市企業立地促進条例がございます。この中にその要件を満たす定義というものがございますけれども、まずはその要件を満たす奨励事業者の認定が必要となってきます。今回はこの増設という形になろうかと思いますけれども、これで認定事業者該当になった場合は、奨励措置として事業所用地が借地である場合の助成金の交付等ございます。また、同条の8条ですね事業用地が借地である場合の助成金、また、第12条に普通財産の無償貸付または減額貸付等がございます。この条項が仙北市財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例の第4条第3項にかかってくるものでございます。 以上です。
    ○議長(青柳宗五郎君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) とすれば、この12条の「普通財産を無償または地価よりも低い価格で貸し付けることができる。」と、これなわけですね。とすると、普通財産に、今の条例でもって普通財産にしなければ無償にはならないということですね、もちろん。そういうことですね。 それともう1点は、その第4条の(3)の「市長の」というここの要するにボーダーラインなんですよね。ということであれば、無償で貸し付ける、もしくはそのほかに補助金等も出して、さらに従業員を雇用すれば雇用に対するまた補助金も出ると。全く要するに市としてのプラスになるメリットっていうのは、本当に10年後例えば有償になったからこれこれであれしますと。確かにそれは活性化にはつながるかもしれませんけれども、非常に厳しいこの財政の中でですね無償・有償のしっかりとした条例・法令というものをまず作る必要があると思うし、またなおかつ、それに対するルール作りを早めに、しかも待ったなしでやっぱり作る必要があると。これは、まあ過去にも色々ありましたけれども、そういったものをしっかりとした上での無償・有償、こうこうこれだからあなたは例えば何年間なら何年間無償にしますと、何年間有償にしますと、有償になりますけれどもいいですかと、もしくはこういう状況でありますからということをやっぱりはっきりとしたルール作りをするべきだと、このように思いますけれども、その点についてはどうですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今の御指摘はもっともな話でありまして、財産の移転がなければその要するに基本的な要件を満たすことができないということで、今回皆様方にお願いしてるということが1点。それから、2点目のルールがなければその運用に対してやはり様々な疑義が起きてくるということは、これは私も全く同感であります。先ほど公平性の話でルール作りが必要だという話をしましたけれども、運用に関して言うと、企業と市町村、まあ自治体の信頼関係にも基づきますので、そういう関係からいってもルール作りは必要です。これを条例化していくのか、もしくは規則を定めるのか、いろんなルール作りが、形はありますけども、急がなければいけないと思います。これは改めてはっきりと皆様方に急いで策定することをお誓いさせていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 最後に、それをもとに、先ほど小木田議員からもお話しありましたけれども、まだ無償にするか、セレクトラが有償になるのか、これはまだ決まっていないっていうことですね。それともこれは決まってる、無償だっていうことが決まってるわけですか。その点はっきりもう1回明確にお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今回のその条例の改編の御提案が整わない限り、その話を決めることの条件は整わないということであります。現状の場合は、現状では企業と正式の話をするという状況まで今一歩まだ階段がありますので、この階段を乗り越えた後にしっかりと協議させていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。8番。 ◆8番(田口寿宜君) すいません。誘致っていうか、そこに関しては私、いいも悪いもありませんけれども、その一つ階段を乗り越える前に、市長が先ほど申しましたルールをしっかり作って示しておかないと、企業側さんとの話し合い、交渉には臨めないんではないのかと私は思うんですけれども、そのルール早急に急いで作るとは言ってますが、大体いつごろを目途にルールはこれは示せるようになるか教えていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今の御質問でスケジュール感がとても大切で、セレクトラさん9月に操業したいという話をいただいておりますので、そのお尻からスケジュールをぼっていくと、やはり6月ぐらいには着手がなければいけない状況ではないかと思います。先ほどお話ししたとおり、セレクトラさんのお取引先の方々とのやりとりも当然必要でしょうから、できるだけ急がなければいけない要件の一つに私たちの今の貸付の状況がどうするのかと。その貸付の状況をどうするのかということの基本的な考え方をまとめなければいけないということになりますので、これはやはり連休前ぐらいでないとセレクトラさんのほうに御迷惑をおかけするのかなと思います。先ほど話したとおり、条例で定めるという方法もあるかもしれませんし、もしくは規則として運用していくというような形で皆様方に御理解いただく状況なのかもしれません。ここについては、まだ今作業を始めたばかりですので明確な話をすることができなくて恐縮ですけども、スケジュール感からいくとやはり年度、今もう始まってますけども、年度を超えた後の4月いっぱいぐらいではないかなというような思いを持っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 8番いいですか。8番、田口寿宜君の質疑を終わります。 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第49号については、会議規則第39条3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第49号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 10番。 ◆10番(黒沢龍己君) 議事進行。今の49号に対して、各委員から色々質問受けて答弁ももらいましたので、ちょっと会派でもう15分ぐらい確認のための時間必要なので、議長取り計らいしていただけないでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) それでは、14時35分まで暫時休憩します。                              (午後2時20分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時36分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) これから討論を行います。討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労様でございます。 それでは、議案第49号につきまして、仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定につきまして反対の立場から一言討論をさせていただきます。 私は、仙北市に誘致企業は必要でありますし、また、企業の果たす役割、民間企業でありましても大きく貢献していただくことを決して反対するものではございません。しかしながら、これまでの誘致企業の事例を見ましても、司食品工業の生保内黒沢工業用団地3億以上も資本投下しながら、来る来ると言っておきながらまだ来た試しはございません。市長は答弁のたびごとに来るとは言ってますけども、食物工場が来るということで今動いてるとか、その都度その都度答弁はしておりましても、議会でもまだそれが実現したということを聞いてございません。そういうふうなことをやれば、やはり資本投下して、これは後で取り返しのつかないことになるということを私はそのとき議会でもかなり厳しく指摘しましたが、反対少数でそれは否決され、それが用地として粛々と用地買収、そして工場を新設するための色々な形での工事がどんどん行われ、最後にどんでん返しのような形で、覚書は交わされましたけどもそれは法的な制約にとらわれないということで、はっきり言えば逃げられてしまったわけでございます。そういうふうな教訓を、私は門脇市長を先頭に、また議会も十分やっぱり検証し直しましてですね、今回は単なる一公民館条例の一部改正であると、具体的には東地区公民館の今使っておる野球のグラウンドを、それを一般財産、普通財産に移すんだというふうにおっしゃいますけれども、これは何か知らなければ何か入り口のことだなというふうにしか思われないけども、これは入り口でないわけでございます。それが一つのテクニックだわけでございますので、さっきも何回も答弁しておるんじゃありませんか。10年間の無償譲与、無償貸付であると、そういうふうな形であれば来るんだというふうなことは答弁なさっておるし、昨年の8月に話があって、教育委員会の会議開いたのが今年の既に1月過ぎになってからであるし、我々が総務文教常任委員会は担当委員会でございますけども、聞いたのもつい最近でございます。そういうことをですね水面下で行っておきながら議会には正式に相談はかけないというふうなやり方は、これは非常に悪いやり方ではないかと思います、門脇市政の。そういうふうなことをやっぱり改めさせるためにも、私は、もう少しですね条件を整えて、きちんと、いや、これは絶対議会を通るというふうな形を作ってからでも、私は決して、今日必ずこれを議案として可決しなければ後が一歩も二歩も進まないということではございませんので、私はこの議案第49号には反対をするものであります。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。8番。 ◆8番(田口寿宜君) 議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定について賛成の立場から討論をさせていただきます。 本条例案は、この企業誘致に対しまする入り口の部分、これが通らなければ先には進まない話になっていくというような条例でございます。そういったことも鑑みましてですけれども、一つ条件といいますか、当局サイドにお願いを申し上げたいことが1点あります。 先ほど来の議論の中で、今後しっかりルールを定めて進めていくというお話、答弁いただいております。そのルールがしっかりと定まった時点には、所管の常任委員会にしっかりと示していただきまして、しっかりと議論する。そしてこの企業誘致、企業の進め方がより良い方向に進むような形をしっかりとっていただくことをお願いを申し上げまして、賛成の討論にいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 8番、田口寿宜君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第48、議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第49号 仙北市公民館条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第49、議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)を議題とします。 13号の説明を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第50号の提案理由を御説明いたします。 別冊の平成30年度仙北市一般会計補正予算の1ページをごらんください。タブレットでは3ページとなります。 議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,962万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ209億4,009万8,000円とするものです。 第2条は、繰越明許費の補正です。 第3条は、地方債の補正です。 4ページをごらんください。 第2表繰越明許費補正です。記載の5事業を国の補正予算などの関係で年度内の事業完了が見込めないことから、それぞれ事業を繰り越すものです。 5ページの第3表地方債補正です。記載の5事業について、国の補正予算関係、入札等による事業費及び起債対象額の確定見込みに伴い、限度額の変更を行うものです。 歳入は7ページからの事項別明細書で内容を御説明いたします。タブレットでは9ページになります。 歳入6款1項1目地方消費税交付金5,977万7,000円は、実績額による追加です。 11款1項1目の説明欄、県営圃場整備事業費分担金682万5,000円は、農地集積加速化基盤整備事業の国の補正予算による県営事業費追加による地元分担金の追加です。 13款2項2目の説明欄、プレミアム付商品券事務費補助金283万2,000円は、事業実施に伴う国からの補助金です。 同じく6目の説明欄、冷房設備対応臨時特例交付金2,270万2,000円は、公立学校施設冷房設備対応臨時交付金事業の補助対象事業費確定見込みに伴う減額です。 14款2項4目の説明欄、担い手確保経営強化支援事業費補助金159万円の追加は、国の補正予算で実施する認定農業者等への機械導入事業費補助金に対する補助分です。 17款1項1目の説明欄、財政調整基金繰入金330万円は、歳入歳出剰余に伴う繰入金の減額です。 次のページになります。 20款1項4目の説明欄、農業用施設整備事業債8,230万円の追加は、国の補正予算による農地集積加速化基盤整備事業費分です。 同じく4目の説明欄、自然災害防止事業債10万円の減額は、実績によるものです。 同じく5目の説明欄、観光施設整備事業債150万円の追加は、国の補正予算で県が行う玉川温泉道路の整備費負担分です。 同じく8目の説明欄、公立学校施設冷房整備事業債4,210万円の減額は、公立学校施設冷房設備対応臨時交付金事業の起債対象事業費確定見込みに伴う減額です。 同じく11目過疎対策債300万円の追加は、クリオン外壁改修工事及び橋梁維持補修事業の実績確定によるものです。 次に、歳出の主なものについて御説明をいたします。 9ページをごらんください。タブレットは11ページになります。 3款1項1目の説明欄、プレミアム付商品券事業費283万5,000円の追加は、消費税引き上げ後の消費を喚起・下支えすることを目的としてプレミアム付商品券事業を行うもので、その準備のための臨時職員雇用6カ月分、共済費と賃金で77万8,000円及び基幹システム改修に係る委託料205万7,000円を計上したものです。 6款1項3目の説明欄、担い手確保経営強化支援事業費補助金159万円は、農地中間管理機構を活用して農地の集積・集約化に取り組む認定農業者等が融資を受けて機械施設の導入を行うことに対して補助支援するものです。これは今回は田植機1台分となっております。 同じく5目の説明欄、農地集積加速化基盤整備事業費8,922万5,000円は、県営圃場整備事業に対する負担金で、国の補正予算に係る県事業追加による負担金増額です。対象は、潟野十二峠地区、生保内南地区、神代地区となっております。 7款1項3目の説明欄、観光施設整備事業費156万1,000円の追加は、国の補正予算で県が行う自然公園等施設整備事業として玉川温泉道路の整備に係る負担金です。 10款1項3目の説明欄、公立学校施設冷房設備対応臨時交付金事業費1,048万3,000円の減額は、入札による事業費実績見込みによるものです。 なお、補助対象額及び起債対象額の確定見込みにより、国庫補助及び地方債が減額となり、一般財源は増額となります。 10ページ、10款5項9目の説明欄、市民会館管理運営費496万8,000円の追加は、市民会館の消防施設保守点検時、自動火災報知設備に作動不良の指摘があったことから、複合受信機の交換修繕を行うためのものです。 14款1項1目の説明欄、予備費7万2,000円は、歳入歳出調整のための減額です。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 説明を終わります。 私、午前中に、真崎総務委員長からの休憩の要請がありました。そうした部分で、私自身は総務文教委員会で報告した事項と現在違う状態で提案されてるということでございましたので、総務文教協議会を開催したいというお話でございました。それで、総務文教協議会を開催するために休憩を取りたいと思いますけれども、何か御意見ございますか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 本案件は、議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算でございます。ていうのは、これが全て含まれてるわけですよね。総務文教だけが、何をやるか分からないけども協議会でやるっていうことは、今までの議会の議案の取り扱いの例から言うと、追加提案受けたものは委員会に付託しないで行うということが先の例となってます。そういうことを鑑みた場合、これらが果たしてそれでいいのか。議長には慎重な対応を求めます。 ○議長(青柳宗五郎君) 私自身、今11番より議事進行がかかりました。本当に今まで追加提案にあるものについては、委員会付託を省略をしてきました。今、総務委員長より休憩の要請がありまして、このことにつきましては本当に委員会協議会を開いた中で質疑の中で大いにそうした部分を、違ってる部分を議論していただければなというふうに判断をしたわけでございますけども、今11番荒木田運営委員長からお話もそのとおりでございますので、その件につき議会運営委員会を開催したいと思いますので、暫時休憩します。                              (午後2時53分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時14分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議会運営委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) 先ほど議長より、議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)の取り扱いについて、議会運営委員会の開催の要請がありましたので、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、7名全員でした。 職務出席として青柳議長、委員外議員として黒沢副議長及び真崎寿浩議員、また、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席しております。 書記には、議会事務局藤岡参事を任命し、職務のため三浦議会事務局長が出席いたしました。 議会運営委員会では、最初に真崎総務文教委員長より発言の趣旨をお聞きいたしました。その後、議会運営委員会で議論をいたしました。 これまでの追加提案については、本会議において委員会に付託しないで審議することを常としてきたところで、過去の例としてきたところでございます。これに沿いまして、総務文教委員会の協議する場はなしにして、本会議にてこの議案について質疑、討論を行うことと決定しました。 以上、報告を申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りをいたします。ただいま議会運営委員長報告のとおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。議会運営委員長報告どおり決定したいと思います。 それから、総務委員長、よろしくお願いします。発言。 ◆14番(真崎寿浩君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 何の発言。14番。 ◆14番(真崎寿浩君) 色々御配慮いただいた部分、感謝申し上げての発言であります。御迷惑をおかけいたしました。 ○議長(青柳宗五郎君) こちらこそありがとうございました。 それでは、これより質疑を行いたいと思います。 議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)の質疑を行います。質疑ありますか。16番。 ◆16番(高久昭二君) それでは、数点ちょっと簡潔にお伺いしたいと思いますので、どうか御答弁のほうも簡潔な答弁をよろしくお願いしたいと思います。 歳入のとこももちろん関係はあるんですけども、歳出のほうでお聞きしたいと思います。 9ページの歳出の中での、この3款1項1目社会福祉総務費、プレミアム商品券事業費のこの13節の委託料205万7,000円は、基幹システムの改修であるということでございますけども、具体的にもうちょっと詳しくお聞きしたいということと、賃金として6カ月の臨時雇用、つまり臨時職員を雇用するということでございますが、これ大体時間的に6カ月で済むのかどうか、その点1点。 それから2つ目には、歳出7款の商工費の1項3目観光費の観光施設整備事業費、これは財源区分からすれば地方債を使われて150万円のクリオンのことというふうなことが議案説明でちょっと触れてございましたが、もうちょっと詳しくお伺いしたいと思います。 それからもう一つは、ちょっと戻りますけれども、歳出6款1項3目担い手確保経営強化支援事業費の補助金159万円、中山間地域のこれからの農地の集積に伴うわけでございますが、さっき田植機ということの説明ございましたが、これどこに配置なさるのかちょっとお聞きしたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) それでは、初めにプレミアム商品券でございますけども、基幹システムと6カ月の期間については、後ほど福祉部長のほうから説明をしていただきます。 担い手事業のことでございます。田植機1台のことでございますけども、これにつきましては、今回1法人と1個人のほうを国のほうに申請したところ、1個人の田植機1台が採択になったということでございます。申し訳ございませんけども、ちょっとどこの地区の方はちょっと調査してございません。 それと先ほど観光施設関係150万円につきましては、これは玉川温泉の作業道路の改修となってございまして、今年から始めておりまして、法面保護の事業になるものでございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(中村和彦君) システム改修なんですけども、これまだ完全に概要決まってるわけでないんですけども、今のところ国では、6月1日を基準にしてゼロ歳児から2歳児までと低所得者と考えてますけども、そのためにまずシステムを6月の前までに直すために4月から2カ月間ぐらいかけて直したいと思っております。 あとは、賃金については5月から10月、施行は多分10月以降になると思いますけど、5月から10月分の6カ月をみております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ちょっと再度、ちょっとできるだけ簡潔にお伺いしたいと思います。 今回このプレミアム付商品券の関係、まあ先ほどゼロ歳児から2歳児ということで、国の、安倍、今、政権のほうで色々そのゼロ歳児から2歳児に対するいろんなその何ていいますか、消費税が導入される以前の対策として、市民の方々に便宜を与えるということでございますけども、これは委託料の205万7,000円は特定財源の中の国・県のほうの支出金の負担の中で多少補助が出るのか、まるっきりその地方債をあてがわないといけないものなのか、その点ちょっと私勘違いして聞いたかもしれませんが確認したいと思います。 それからもう1つ目は、6款の農林水産業費の関係での先ほどのその田植機、1個人に対する田植機機械っていえば、私、農業について全くうとくて甚だ失礼なんですが、ほとんどの農家の方々は、農業、田んぼやる方ですよ、やらない方は別だけども、1台、2台は備え付けておいて、まあそれは中には非常に買い換えないといけない場合も出てくるんでしょうけども、これはどういう形で申請出せばこういう1個人にも田植機械が貸与されると。これは無償で貸し付けるのか、くれるのか、その辺も合わせてお伺いしたいと思います。 それから、このクリオンのその玉川温泉作業道の関係でございますけども、これは玉川温泉の観光施設につながる道路なことは道路ですけども、これやっぱり商工費の観光費から歳出しないといけないってふうにルール上なるもんでしょうか、その点確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁、中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(中村和彦君) 今回のこれにつきましては、全額、国の補助金で行うものでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利農林部長。 ◎農林部長(浅利芳宏君) 今回の担い手確保対策事業なんですけれども、今回採択となった方につきましては、新規就農者でございます。新規就農者で経営規模を拡大しようとする方への補助事業でございます。田植機のモデルですけれども、8条を想定してございます。8条の田植機を入れるとなれば、14町歩以上とかそういうような経営が求められておりますので、そういう方が採択ということになってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋観光商工部長。 ◎観光商工部長(高橋和宏君) 7款1項3目の観光施設整備事業の件ですけども、この事業は玉川温泉歩道の法面の落石防護柵を造るものでございます。県が事業を行うものであって、それに対する市が20%負担するものでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) この新規就農者の方、別に個人の名前聞くつもりはありませんけども、これはどういうふうな手続・手順を踏めば、新規ですから初めて農業をやる方というふうに、額面どおり説明を理解すればですね思うんですけども、どういうふうな手続すればこういうような、まあもちろん初めて農業を担い手ですから恐らく高齢者の人でなくて若い方だと思うんですけども、どういう条件が必要なんでしょうか。もうちょっと詳しくお聞きしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 浅利農林部長。 ◎農林部長(浅利芳宏君) 新規就農者ということでございますけれども、県の認定を受けた方が私のほうでは新規就農者ということでカウントしてございます。新規就農者は、5年まで新規就農者として扱っております。この方は2年目、3年目の方でございます。どういう方が採択されるのかということですけれども、取り組み様々ございます。例えば先ほど総務部長が話したとおり、農地中間管理機構を活用しまして農地を拡大すると、そういうような方、それから、法人であれば雇用が条件と、そういうような形でポイント様々ございまして、その中で新規就農という方は特に採択されやすいような形になってます。そういうようなことでポイントが高い方が採択されたということでの取り組みでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにございませんか。ほかに質疑ございませんか。17番。 ◆17番(稲田修君) 私、10款の公立の冷暖房設備対応交付金事業の減額と一般財源の5,400万の関係です。これはどういうような形、補助金の決定とかってそういうような話で、色々まあある程度総務文教でも審査した経緯がありますが、それでどのような形になって変わったのか。 あともう一つ、中川小の将来のきっちり位置付けをしなければ、私はその設備が無駄になるんじゃないかという危惧して、そのことも質問しておりましたけれども、今、中川のある関係、某議員に聞いたら、統合がいつになるかわからないので、まずこれをやってもらわなければなんていう話ししておりましたけれども、そういう形の中でやっぱり統合する時期がいつで、どういう形になっていくものか、そのひとつの流れを聞かなければ私たちなかなかその辺のあたりに納得のいく要素ができないので、ちょっと再質問という形で。あと、総務…… ○議長(青柳宗五郎君) 再質問でねえ。 ◆17番(稲田修君) 再質問でねえな。あと、2つ目は、うちの方の文教の総務文教委員長と副委員長も納得させるために色々説明に教育長と部長と回って歩いてらというふうに聞いておりますけれども、やっぱりそのことが、その重大性は何だったかというようなことをよ、やっぱりせっかく回って、まあ私たちも委員会、協議会開いてやるというような委員長の申し入れがあったけれども、結局今の説明の中ではちっとも触れてこないので、あえてその辺のあたりの関係を質問いたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 予算の歳出の減額、補助金の減額の件につきましてでございますけれども、ひとつ常任委員会でも報告させていただきましたけども、中川小学校の1回補助金に手を挙げれば下ろすことができないというお話でありましたけれども、今月県と協議しまして、統合の方向性も定まったことということで、実績報告でゼロで報告すれば支障ない、補助として扱わなくてもよいという了解を得たところです。まあその分について、中川小学校の分については一般財源扱いということで今回はその分残額となってございます。また、ほかの学校につきましては、キュービクルとか電気設備、ここがかかり増しになりまして、この分が一般財源の増額の要因となってございます。 あと、中川小学校の統合ですけれども、平成32年の4月に開校に向けましてこれから準備委員会を立ち上げましていろんな協議をしていくということでございます。ただ、小・中学校条例の改正、それも必要でございますけれども、その点につきましても議員の皆様と協議しなければいけないと、そういうふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(稲田修君) それからよ、この工事、補助金が決定して、いつ決定して、どういう工事の工程になるか。せっかく冷房設備が8月過ぎにできたんでは話にならないので、その辺のあたりはどういう工程になって、全国的なものでしょうから、そのことについても私はやっぱりこの場でただしておかなければ、6月になってからではちょっとまた後手になると思いますので、あえて確認をさせていただきますけれども。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) クーラーの工事に関しましては、3月の20日に入札を行いまして、今日指名審査会で落札決定をしていただきました。これから契約に進むわけでございますけれども、工期は8月末、以前にもお話ししましたけれども、この8月末というのは国のほうで8月末までに必ずやれというわけではございませんけれども、まあそれを基準としてそれにならって8月末にしております。ただ、業者の決定契約した段階で、できるだけ早く施工してくださいというそういう要望はしたいと思っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番いいですか。17番。 ◆17番(稲田修君) 部長、8月末だばよ涼しくなるんでねえ。全部の学校。だからやっぱりその辺のあたりっていうのは、やっぱりもっともっと緻密に詰めていくべきでねえべか。そういうことは考えねえすか。ただ、一つのものの中で8月いっぱいの契約だば、私はやっぱり業者はぎりぎりまで先延ばしすると思うども、その辺のあたり、また、今回の落札者が市内とか色々な全県的に、大仙、仙北、美郷の範囲内の業者で学校どれぐらい請け負うものなんだが、その辺のあたりは今日の入札の関係では、どの辺のあたりの業者がどういう範囲内の仕事をするというような形なんですか。その辺のあたりは、割り当てとかはしてねえすか。業者間で。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 先ほど教育部長の答弁にありましたとおり、今日指名審査会を開いて落札決定をしております。今回のこの冷房工事については、市内の11カ所の小・中学校で、学校ごとの工事ということで11の工事関係を7業者が落札しております。全て市内の、給排水冷暖房衛生設備の市内の業者7業者が落札いたしましたので、先ほど稲田議員おっしゃったように教育委員会のほうでこれから契約手続すると思いますけども、まず最善を尽くして夏に間に合うように指導してもらいたいなというふうに思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、稲田 修君の質疑を終わります。 他に質疑ございませんか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) キュービクルとか工事費がかかり増しになったというけども、本当にあなた方適正なのかって。簡単に言えば元だすよね、キュービクルね。エアコン付けるとき、私たちのうちでも2台付けるったって契約変更なりいろんなことがあるわけですよ。それが学校各教室、まあどれくらいの規模のもの、1台なのか教室一つなのか二つなのかわかんないけどもね、普通の電圧でないわけですよ。高電圧を持ってきてそっから分配するんですからね。そういうのが工事費がかかり増しになったっていうのは、100ボルトの差し込み一つ付けると違うんですよ。どういう緊張感があって準備にあたってるんですか。いろんな予算、いつも教育委員会出てこれば全部ほとんど変更じゃないですか。後からこういうことでかかり増しだって。かかり増しという以前に、あなた方がどういう精査したかが一番問題じゃないですか。いつも最後に謝ってチョンではないですよ。答弁求めます。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 電気設備、まあこの学校ごと11校発注しておりまして、その中でキュービクル、電圧設備、これに変更なかったものが2校でございます。ほかの9校はこの設備が必要だということで増額になったということでございますけれども、当初につきましては期間もなかったということで、補助基準内でおさまるということでそれを基にして予算を組みました。ただ、ほかの市町村におきましても一般財源がかなり必要になるというそういうような状況でございますけれども、ただそれを見越した精査した予算組むということがちょっと欠けていたのか、そういうふうに思っています。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 議員御指摘のように、本当に教育委員会からこのような出す、あの本当に変更等多いということは全く本当に事実でございまして、本当に深く重く受けとめておるとこでございます。このようなことないように本当に極力職員とも話しながらこの後やってまいりますので、本当にその点本当に深くお詫び申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) この冷暖房設備の設置についてはですね、県内各地のいろんな自治体でやっぱり一般財源の持ち出しが多いということで手を挙げない自治体もあったわけですよ、実際ね。やっぱりそういうものも参考にしながらやっぱり準備してこなければならないはず。何でも想定外って、時間がないって。へば、あなたたち何仕事するの。時間がないとか想定外って。普通はいろんな情報集めてね、想定内にするのが仕事なのよ。そして、時間内にそれを詰めるのが仕事なんですよ。常任委員会に提案した後、変更する、あるいはそれなぜ常任委員会にまた後から説明するんですか。常任委員会、あと閉会した後でしょう。そうじゃないですか。閉会した後、何で説明するの、あなた方。どういう了見で。議会に対してそういう姿勢でいいんですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 全くおっしゃるとおりでございます。本当に申し訳ございませんでした。今度、本当にないように十分職員ともども注意してまいりますので、どうか御容赦いただきと思います。申し訳ありませんでした。 ○議長(青柳宗五郎君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) これ質問でないですけども、何だかも仏の顔も何度までしかないはずなんですよ。何十回これが最後と言い切る。せっかく皆が真剣に予算を審議して、さあ31年度、いい仙北市をつくるために頑張ろうという時期に、やっぱりもう少し責任感をもって臨んでいただきたい。申し上げて終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) 私も皆さん分かってるとおり業者、この手の業者でございまして、空調関係も色々やらせてもらってるんですが、非常に心配なことは、今この市内の学校、まあ全て7社が手挙げたということだそうでございますけれども、私は7社とは申し上げませんけれども、この市内でこれ完成できる業者っていうのはまあ何社もいないので、そうするとこれ恐らくまあ他力本願と申しますか、市の外からの大きな業者に色々依頼したりしようということなんだろうと思いますけれども、これ先ほど来話し出てますように本市だけであれば問題はないと思いますけれども、大仙、美郷、まあ県内あちこちにやるわけでございましょうから、恐らく絶対数の業者というのはもう圧倒的に私は不足して、とてもこれ工期まででかす、その完治できるもんだとは私の主観としては思いませんけれども、そこら辺どこまで教育委員会のほうで読んでいるのか。そこら辺全く相手のそのまあ応札したし、落札したからいいべかって、ただそれだけの問題なのか、そこら辺まで考えが及んでいるのかどうなのか、ちょっとひとつだけ非常に不安なのでお伺いをしたいと思いますが。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 先ほど申し上げたとおり、市内7業者が11の小・中学校の工事を行うことになっております。これについては、条件付一般競争入札の公告をして、それに手を挙げていただいて落札したものでございますので、それぞれの業者責任を持ってやっていただけるものと思っております。ただ、その下請等に関しましては、まだこれから契約案件になると思いますので、工事の過程においては十分に慎重に精査していきたいと思ってます。そのことは、当然教育委員会のほうでもその旨で進めていくものと思ってます。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番。 ◆9番(阿部則比古君) 何とかそこら辺、契約の際にはもう努々工期をきちっとしてくださいよということ、きっちりした条件を付けていただきたいと思いますし、それまあ3月末ということになると、先ほど稲田議員からもあったように秋風が吹いてくるようになってから使えるようになったようではこれうまくないので、そこら辺、工期を早めていくということと、まず間違っても工期は遅れないでくれということのひとつ議会からも非常に厳しく条件付けられてるんだというようなことで、業者には契約の際にはそこら辺をしっかり周知していただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 先ほどから8月、暑くならないうちに今シーズン、クーラーを付けていただきたいということもお話しありましたし、今、阿部議員からは8月の工期がいいのかというお話も伺いました。この8月の工期につきましては、やはり全国的にエアコンの補助金対応で事業を行うということで絶対数が足りないだろうというお話もあるということですけども、それを見越して会社っていうか工場のほうで増産体制に入っておると、そういう情報も得ておりますので、業者がその打ち合わせの際は工期を守ることはもちろんですけれども、できるだけ早く施工していただくよう要望したいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 9番、阿部則比古君の質疑を終わります。 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わりたいと思います。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第50号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第50号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。日程第49、議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第50号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第13号)は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第50、議員提出議案第1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出について及び日程第51、議員提出議案第2号 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出についてを一括して議題とします。 それぞれ説明を求めます。 議員提出議案第1号について、9番、阿部則比古君。 ◆9番(阿部則比古君) それでは、私より議員提出議案第1号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第1号 意見書の提出について。 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求めることについて、内閣総理大臣、厚生労働大臣に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 平成31年3月22日提出 提出者 仙北市議会議員 阿部則比古、賛成者 同 田口寿宜、同 荒木田俊一、同 熊谷一夫、同 小木田隆、同 高橋輝彦でございます。 次のページをごらんください。 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案) 要約して説明いたします。 地域別最低賃金は、地方と最も高い東京との格差が、時間額で224円にまで広がっています。このことが地方から労働力の流出を招き、地方の高齢化と地域経済を疲弊させる要因となっています。中小企業への助成や融資、単価改善につながる施策の拡充並びに最低賃金の改善は、景気刺激策としても有効です。 以上を踏まえ、下記事項について、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。                    記 1.ワーキング・プアをなくすため、最低賃金を大幅に引き上げること。 2.全国一律最低賃金制度の確立など、地域間格差を縮小させるための施策を進めること。 3.中小企業への支援策を拡充すること。中小企業負担を軽減するための直接支援として、中小企業とそこで働く労働者の社会保険料負担や税の減免制度などを実現すること。 4.政府は、中小企業に対する大企業による優越的地位の濫用、代金の買い叩きや支払い遅延等をなくすため、法整備を含む具体的な対策を講じること。 平成31年3月22日 秋田県仙北市議会議長  青柳宗五郎 以上、趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようにお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 提出議案第1号の説明が終わりました。 続きまして議員提出議案第2号について、7番、平岡裕子さん。
    ◆7番(平岡裕子君) それでは、私からは議員提出議案第2号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第2号 意見書の提出について。 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求めることについて、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣ほか4名に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 次のページをごらんください。 保育の無償化の実施によって、保育の実施に責任を負う市町村に新たな負担を強いること、喫緊の課題である待機児童解消や保育士の処遇改善を後退させることがあってはならない。 よって、国においては、必要な財源を確保し、誰もが安心できる無償化を実現されるよう、以下について要望する。 1 幼児教育・保育の無償化にあたっては、地方自治体の負担増とならないよう全額国費で行うなど、国として財政措置も含めてあらゆる必要な措置を行うこと。 2 給食食材費は実費徴収化ではなく、無償化の対象にすること。 3 無償化の対象とされている認可外保育施設については、認可施設と同等の保育を保障できるよう、認可化の促進など国として必要な措置を講じること。 4 無償化に財源を取られることで、保育の質・量的拡充が停滞することがないよう、国として十分な予算を確保すること。特に待機児童の解消については、無償化によって需要が喚起されることが予測されるため、国として認可保育所の整備計画をたて、保育所等整備交付金の増額など支援の拡充、必要な財源措置を行うこと。保育士等の職員の配置基準の改善、賃金の引き上げなど処遇改善のために、公定価格の改善など必要な措置を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 平成31年3月22日 秋田県仙北市議会議長  青柳宗五郎 以上、市民福祉常任委員会5名全員の発議でありますので、趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議員提出議案第2号についての説明を終わります。 これから質疑を行います。 初めに、議員提出議案第1号について質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第2号について質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号については、それぞれ所管する常任委員会の委員全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略をいたします。 これから討論を行います。 初めに、議員提出議案第1号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議員提出議案第2号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第50、議員提出議案第1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出について採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 日程第51、議員提出議案第2号 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第2号 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書提出については、原案のとおり可決されました。 これで本定例会の日程は全て終了をいたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) 市長から発言の要請がありますので、許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 2月25日に開会をした平成31年第2回仙北市議会定例会の閉会にあたり、御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした多数の議案につきまして、活発かつ慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。会期中に議員の皆様からいただいた多くの御意見を糧として、必要な場面にあっては再構築を図り、市政運営に全力であたります。 否決となった市長など特別職の報酬削減については、議員の皆様から御理解をいただくことができなかったこと、大変に残念に思っております。前回の否決は1年前でありました。皆様の御指摘では、報酬審議会の開催など手続を省略しないように、また、適正な月額報酬のあり方も含めた議論も踏まえてということでありました。今回の提案は、これら手続を怠らず、さらに市内の経済情勢が好転した実感がないこと、また、市財政の健全化に向け、市長、副市長、教育長が姿勢を示す思いで提案をしたものであります。議会の判断は、現行法にのっとり精進しなさいとの声と受けとめます。さらにさらに頑張ります。 また、企業誘致に関しては、不足しているルール作りを急ぎます。 お疲れの中で大変恐縮でありますけども、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、カラ吹き源泉事故慰霊の集いについてであります。 平成27年3月18日に発生をしたカラ吹き源泉事故から4年の月日がたちました。3月17日に、一昨年建立した慰霊碑の前で御遺族、市関係者による慰霊の集いを開催しました。あのような痛ましい事故を起こさないように安全対策に努めるとともに、改めて哀悼の意を表し、心から御冥福をお祈り申し上げます。 次に、角館交流センターの指定管理者についてであります。 現在角館交流センターの指定管理者である株式会社秋田東北ダイケンが、吸収分割により指定管理事業部門を株式会社秋田スパ・アンド・ドライブイン・サービスに継承されることになりました。効力の発生日が平成31年4月1日で、正式に確定するのが本日の予定と聞いております。指定管理に関する全ての事業が継承され、これまでの管理体制に大きな変化がないことから、事業継承が正式に確定した後、継承会社である株式会社秋田スパ・アンド・ドライブイン・サービスを角館交流センターの指定管理者として指定する専決処分を行いたいと考えております。御理解のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。 次に、交通死亡事故抑止継続730日表彰についてであります。 3月7日をもって交通死亡事故ゼロ730日を達成し、来週25日に秋田県知事から秋田県交通死亡事故抑止継続市町村表彰、秋田県警察本部長からは交通死亡事故抑止市町村に対する顕彰を授与されることとなりました。仙北市として初めての受賞であります。仙北市の平成30年中の交通情勢は、交通事故発生件数、死者数、傷者数はいずれも過去10年で最も少ない結果となりました。日ごろから皆様の交通安全の一声を掛け合う運動の継続の成果ではないかと、強く感じております。今後も交通事故傷者数の減少に向け、仙北警察署並びに関係団体の皆様と協力をしながら声かけ運動を継続し、交通事故抑止に努めたいと考えています。皆様のなお一層の御協力をどうかよろしくお願い申し上げます。 株式会社バスクリンとの包括連携協定締結についてであります。 3月13日、市と株式会社バスクリンは、地域社会の発展と人々の健康寿命の延伸を目的とした包括連携協定を締結しております。青柳議長には立会人をお願いいたしました。まことにありがとうございました。同社が自治体と同様の協定を結ぶのは、平成29年の大分県別府市に次いで2例目となります。今後市が推進するヘルスケアツーリズム、温泉入浴の研究成果の提供など、様々な場面で連携し、事業展開を図りたいと思います。御指導どうかよろしくお願い申し上げます。 農福連携協定についてであります。 平成30年3月8日に、秋田ふくしハートネット愛仙、仙北市薬草生産組合、仙北市の三者で、働く場所の提供、労働力の提供、農地の紹介を目的に締結をした農福連携協定の成果が少しずつ良い方向に表れてきております。愛仙からの労働力の提供は、高齢化などによる労働力の減少を補い、担い手不足の解消は作付面積の拡大につながり、株式会社ツムラと取り交わした目標生産量を達成することができました。さらには、出荷したシャクヤクは良質と評価をいただいております。愛仙からは、夢中になって農作業に取り組む人も多く、継続的に連携したいとのお話をいただいております。今後もこの連携を軸に、農業分野の就労の拡大と労働力の確保につなげ、仙北市が薬用作物栽培の国内の産地拠点となるように努めたいと思います。 次に、2019FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会についてであります。 2月23日と24日の両日、たざわ湖スキー場を会場にFISフリースタイルスキーワールドカップが開催されました。仙北市開催は5回目で、世界12カ国から選手71人、コーチ等合わせて128人をお迎えし、23日のモーグル競技、24日のデュアルモーグル競技で熱戦が繰り広げられました。今大会は、アメリカ・ユタ州ディアバレーで開催された世界選手権直後のワールドカップであって、メダリストをはじめとした世界トップ選手が集結をしました。両日とも好天に恵まれ、延べ9,500人の観客が来場し、世界レベルの迫力ある競技に魅了されるとともに、各国選手に温かい声援を送っていただくことができました。競技は、現在男子世界ランク1位のミカエル・キングズベリー選手と、女子世界ランク1位のペリーヌ・ラフォン選手が両種目を制し、日本選手は堀島行真選手がデュアルモーグルで2位となり、表彰台に上がっております。そのほかの選手の活躍もあり、大会は大いに盛り上がりました。今大会の開催に御尽力をいただいた大会関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。 次に、新角館庁舎の入札についてであります。 1回目の入札が不調に終わったことから、3月20日に指名審査会を開催し、改めて入札方法について審査をしました。その結果、同一案件で再公告するには入札条件を変更する必要があることから、入札参加事業者の地域要件を拡大することとし、入札参加資格要件を主たる営業所が秋田県内にある事業者としました。なお、そのほかの要件については前回と同じく、等級格付が建築一式工事A級の事業者3者によるJV、特定建設工事共同企業体としております。入札公告期間は3月20日から4月17日とし、4月17日に開札する予定であります。設計図書については、基本的な内容に変更はありませんが、消費税の2%アップ分と労務単価の値上がり分を加味し、予定価格に盛り込んでおります。工事スケジュールについては、当初の竣工予定日までに完成できるように工程を見直すこととしております。入札結果によって契約締結議案を審議いただくため臨時議会の開催をお願いすることになることもありますので、どうかよろしく御理解をお願い申し上げます。 最後に、職員の人事異動等についてであります。 本日定例会終了後、平成31年4月1日付の人事異動を内示します。異動規模は昨年度より32人少ない200人となっております。部長級で6名、次長級で8名の昇格があります。退職者は35名で、このうち再任用は25名であります。組織再編について施政方針でも少し触れましたけれども、この中で、農山村体験デザイン室について国際交流推進室に統合する予定でおりましたけれども、一般社団法人となった農山村体験推進協議会へ職員を派遣する必要があること、また、グリーンツーリズムと観光の連携をより強固なものにすること等々ありまして、デザイン室を存続し、しかし立ち位置を農林部から観光商工部の所管とすることとしました。異動の内示資料については皆様お持ちのタブレットの端末に配付をしますので、御確認をお願い申し上げます。 報告は以上であります。 平成30年度もいよいよ終盤であります。さらに、新天皇が即位され、新たな時代が間もなく始まります。新しい風が吹く中、仙北市の課題整理、具体な対策への着手、そして将来へつなげる財源確保対策を進める等々、新年度は決断の年となります。議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言を重ねて重ねてお願い申し上げ、閉会の挨拶とします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで本日の会議を閉じ、平成31年第2回仙北市議会定例会を閉会をいたします。 御苦労様です。                              (午後4時05分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    平成  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...