仙北市議会 > 2018-09-13 >
09月13日-04号

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  1. 仙北市議会 2018-09-13
    09月13日-04号


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    平成30年  9月 定例会          平成30年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第4号)                 平成30年9月13日(木曜日)午前10時開議第1 議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について第2 議案第76号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第4号)第3 議案第77号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第4 議案第78号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第5 議案第79号 平成29年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第6 議案第80号 平成29年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第7 議案第81号 平成29年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第8 議案第82号 平成29年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第9 議案第83号 平成29年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第10 議案第84号 平成29年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第11 議案第85号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入投出決算認定について第12 議案第86号 平成29年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第87号 平成29仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第88号 平成29年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第89号 平成29年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第90号 平成29年度仙北市病院事業会計決算認定について第17 議案第91号 平成29年度仙北市温泉事業会計決算認定について第18 議案第92号 平成29年度仙北市水道事業会計決算認定について第19 議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について第20 請願第1号 市道羽根ヶ台線及び神代岡崎線(一部)を二車線規格に改良を求める請願書---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長      阿部慶太君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              中村和彦君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    高橋和宏君     農林部長      浅利芳宏君  建設部長      吉田 稔君     会計管理者     伊藤一彦君                      医療局長兼  教育部長      戸澤 浩君               高橋信次君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山肇浩君     危機管理監     加古信夫君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            石川一幸君               長松谷 光君  西木地域センター所長          総務課長兼            佐藤人志君               朝水勝巳君                      事務事業移転室長  総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記        藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいま出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議案第75号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、発言させていただきます。質問させていただきます。 議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について、若干お伺いしたいと思います。 まず初めに、これまでの仙北市の印鑑条例は、第3条に、登録申請、そしてこの印鑑の登録を受けようとする者は、登録を受けようとする印鑑をみずから持参し、印鑑登録申請書により市長に申請しなければならない。但し書きとしては、登録申請者が病気その他やむを得ない理由により、登録を受けようとする印鑑をみずから持参して申請することができないときは、登録を受けようとする印鑑を押印した委任状の旨を称する書面を添えて代理人により申請することができるということがありましたが、今回の条例改正によりまして、質問の第1点は、このたびコンビニ店内で印鑑登録証明書発行可能とするための一部改正でございますけども、今、いわゆる登録カード、マイナンバーカードをもし本人が持参しておらない方、所持しておらない方はどのように対処されるのか、第1点を伺いたいと思います。 続けて、まとめてお伺いします。 また、現在、県内、大仙市、美郷町を含めてどのくらい実施なさっているのか。そして、また改善点や問題点等というのはないのかどうか。もし情報がありましたらお聞かせ願いたいと思います。 3点目は、先ほども申しましたとおり、もし本人が病気その他やむを得ない事情等により、委任状や同意書等を、つまり持参、そして本人確認をする際には常にやられておるわけでございますが、戸籍住民の方でも本人の証明ができる、身分証明ができる公官庁の発行する、つまり運転免許証とか健康保険証等を提示させるわけでございますが、この際はそれらが省かれるのかどうか。 そして質問の4点目は、これらのマイナンバーカードを持参してコンビニ店に、店員従業員の方に提示するとなれば、その方は職員ではないので、役場、市役所職員ではないので、そういうふうな情報が漏れる心配は、個人情報が漏れる心配はないのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。 以上、また再質問させていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) それでは、高久議員について答弁させていただきたいと思います。 まず今回は、最初にマイナンバーカードを所有されてない方につきましては、従前どおり窓口で印鑑登録証を出して、ここについては全く変わりません。今回コンビニ交付を受けるためには、いわゆるマイナンバーカードが必須であります。マイナンバーカードで自分を証明して、それで発行をするということでございます。 で、大仙、美郷町の経過につきましてはですね、大仙では7月末現在で交付実績が6,448件です。美郷町につきましては1,263件の交付でありまして、すごく低い交付率、美郷でありましたら6.21%の交付率。ちなみに仙北市は、2,337人でございます。全体で見ますと全県的には大体10番目ぐらいの交付率でありますが、まだまだ低く、県全体で4月末の約100万人の人口に対して9万人くらいの交付しか今のところはしておりません。 マイナンバーカード、コンビニで給付する場合は、そこに機械があります。そこの機械のところにマイナンバーを入れまして、いわゆるコピー機の中で出てきますので、直接そこの職員というか従業員が見るということはございません。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 二、三点、ちょっと答弁もございませんでしたので再度お伺いしたいと思います。 コンビニ交付では、先ほど中村市民福祉部長おっしゃったようにマイナンバーカードが必ず必要だわけでございますけども、従業員の方には見せないということでございましたけども、もしですね仮に手とか障害ある方とか、またいろいろ高齢者の方でやり方の、機械のやり方がわからないというときは、店員の方に必ず声かける場合もあり得るわけですよ。私、コンビニに行っても、ほかのことですよ、つまりコンビニの銀行ですね、セブン銀行だとかそういうときにやっぱりやってもらうときもあるようなんですよ。そういうこともあり得るんじゃないかなと。決して従業員の方が悪意がある方は100%おらないと思いますけども、やっぱり漏れる危険性というのはなきにしもあらずで、職員が対応するんであれば別ですけども、それは不可能なわけでございます。コンビニにつくのは200%不可能なわけなんで、そういうときはどのように対応するのかということと、2つ目は、さっき大仙とか美郷町、そして仙北市の取扱い件数、発行件数をおっしゃいましたが、私言ってるのは、県内でこれらを、マイナンバーカードを持参してコンビニで発行することを今実行している市町村がどこどこで幾つあるのか。大仙、美郷では実施しているのかいないのかをお聞きしたので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 今、高久議員言われました、やっぱり障害とかある人については今後の検討課題になると思いますので、十分検討したいと思います。 そして、コンビニ交付の実施している自治体でありますけども、平成28年に由利本荘市が第1号でやっております。で、秋田市が、すいません、横手市が昨年平成29年度から、今年度、平成30年度が実施予定のところがですね、秋田市は今の10月から実施の予定でございます。仙北市は今の平成31年の1月から実施予定で進めております。あとは、湯沢市が平成31年2月から発行する予定ということを聞いております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 実は由利本荘市、そして横手市、そして秋田市と、それからさらには今後仙北市もというふうな、湯沢市もというふうなことですけども、私、それは一番心配症なのかもしれませんけども、コンビニにはいろんな方々がこられるんですよ。仙北市内の方々ばかりでないし、どこの方かわからない方も当然、どなたでも入店できますからね、24時間、24時間。そういうときにですよ、やっぱり今、オレオレ詐欺とか、またはいろんな手を使ってお年寄りの人方をだますといいますか、場合によってはお金を手に入れるためのいろんな手段を使う際に、いろんな人があるということを常に店員の方々は警戒はしておると思うんですが、それらの連携なり協議を今後なさるのかどうか。仙北市内の店舗かなりあるわけですね、御承知のとおり。そういう協議を今後なさるのかどうか、その第1点目。 それから、これまでマイナンバーがない方々に対しては市役所でやるというふうなことですけども、やっぱり市役所でマイナンバーをなるべく持つように働きかけをさらにするのか、またはその本人の意思に任せるのか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 協議については、これは当然しなきゃいけないのでありますので、今後、各コンビニ等と協議は進めていきたいと思います。 もう1点につきまして、マイナンバーをどうやって交付するかということで、実はこれは自分の意思、必要である方はやっぱり当然やりますけども、必要ない方もやっぱり話聞けばあるみたいです。ただ、うちの方と、市としましては、やはり広報、インターネット等で、なるべく作っていただきたいというふうなそういう働きかけはしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第76号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、議案第76号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第4号)は、予算常任委員会において質疑を行います。--------------------------------------- △議案第77号の質疑
    ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、議案第77号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。--------------------------------------- △議案第78号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、議案第78号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは質問させていただきます。 議案第78号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、二、三お聞きしたいと思います。 1つ目は、御承知のとおり、今回、平成30年度から秋田県全県統一化されるために、平成29年度の決算状況を踏まえて、仙北市の市民の方々の国保所帯の方々に対する国保税の軽減について、どれだけその余剰金なり、または基金なりを振り向けられたのかどうか、または振り向けられなかったのか、そのままなのかどうか、その点第1点。 2つ目は、これまでもそうですけども、いろいろ滞納なさってる方々がいろいろございます。多数ございます。中には悪質だと思われる方もいるのかもしれませんけども、ほとんどの方々は高齢者所帯または単身所帯、そして自営業、農業、そういうふうな方々が多うございます。役所に勤めてる方々はまた違いますし、民間の企業に働いてる方々ももちろん違います。そういうふうな生活弱者も含めた方々に対してでさえも、短期保険証または資格証明書が発行なさってこれまでもずっときたわけですが、今回はどのような状態になってるのか、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) それでは、国保税に幾ら振り向けたっていうことで若干前段でお話ししたいと思います。 平成30年度、県から示された事業納付金は6億6,500万円でございます。そのうち税制相当額が5億4,000万円、仙北市の当初予算が5億6,000万円、これに資格異動とか税の減免等を勘案すると5億3,000万円と想定されております。調定額に秋田県の収納目標収納率94%を掛けると4億9,900万円となり、仙北市は平成29年度の徴収率、現年度91.69%でございますので、収納額は4億8,600円となります。ですから、この差額分、市調整分の不足分を約5,400万、これを税額の増額をせず繰越金、基金繰り入れ等で被保険者の税負担に努めているところでございます。 次の資格証明等につきましては、8月現在で90世帯、137名でございます。しかし、18歳以下、70歳以上、障害者等の被保険者23名に対しては、短期保険証を交付しております。短期交付証の全体は198世帯、329名でございます。合計288世帯、466名となっております。これは被保険者数6,386人の構成割合で全体の7.3%となっております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ちょっと再度お伺いしたいと思います。 最終的に今回の補正は、つまり出納閉鎖後の最後の補正でございますので、それらを踏まえて、どれだけ税の軽減のほうに回されたのか。最初聞きましたとおり、または結果的には回すことができなかったのかどうか、その点第1点。 それから、またはもう一つは、減免申請が何件あって、それが何件認められたのか。申請減免なり、または法定減免もあると思いますので、それらをちょっと件数を簡単で結構ですのでお知らせ願いたいと思います。 それから、短期保険証はそうですけども、特に資格証明書の場合はそれは明らかに自分の自費で医療機関にかからなければならないし、全額窓口で100%お支払いしなければならないわけでございますので、かなりペナルティーの強いものでございますので、当然それらに対する何ていいますか、相談窓口なり、または弁明の機会を与えたのだとは思いますが、どのようになっているのか、簡単で結構ですのでお知らせ願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 税に幾らか向けられたとかでなくて、差し引きで市のお金を5,400万円を使っておりまして、一般の被保険者が負担はその分はなかったということでございます。 それと減免申請の件数につきましては、今手元に資料ございませんのでちょっとお答えできません。すいません。 短期保険証等につきましては、やはり2年間とかにわたって幾らこうお話ししても納めてもらえない方には、仙北市国民健康保険保険者資格証明書の交付要綱に従って厳正にやってるところでございます。やっぱり文書催告とかいろいろしたんですけども結局納税相談に応じない場合とかありますので、その辺は厳しく対応しているところでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最後に、さっき答弁できなかったことはいつ答弁なさっていただけるものでしょうか。議会が終了後になるのかどうか、その点。できれば議会終了前に、分科会に入る前にひとつ文書でも結構ですので提出して、まあほかの議員の方々の皆様にも、もし差し障りなければ議長の配慮していただいて配付なさっていただければなと思います。 それで、実は資格証明書の関係なんでございますけども、本人が全く応じないというふうな表現、今、市民福祉部長はなさったんですけども、こちらやっぱり事務的に電話をかけたりですね、場合によっては回っていかれるときもあると思うんですが、どういう生活状態なのかというのは、近くの民生委員なり町内会長なりにある程度は把握できると思うんですよ。ひとり暮らしでこういう状態になってるとかということをですね、まあそういう点を連絡・連携をとって、担当部署のほうと、それから町内関係、それから民生委員ですね、児童民生委員の方々と連携をとられておるもんでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) すいません、先ほど減免の件数、今わかりましたので、報告します。 全体では1,070件、156人、金額で1,515万8,400円の減免を受けております。 件数は1,070件でありましたけども、やっぱりできない人もありましたので、合計で156人でございます。で、金額は、その減額の金額は1,515万8,400円となっております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 議員の皆様方に申し上げたいと思いますけども、詳細に詳しくこのことを聞きたいということを通告書のほうに記載していただければ答弁漏れがないようにできると思いますので、今後ひとつ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 参与の方々も、ひとつ質問される内容等については随時工夫しながら答弁されるよう、よろしくお願いします。--------------------------------------- △議案第79号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第5、議案第79号 平成29年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については、予算常任委員会において質疑を行います。--------------------------------------- △議案第80号~議案第83号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第6、議案第80号 平成29年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第9、議案第83号 平成29年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案は一括して議題とします。 これから質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。--------------------------------------- △議案第84号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第10、議案第84号 平成29年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは質問させていただきます。 議案第84号 平成29年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。 1点目は、基金繰入金の2,000万円に平成29年度の当初予算では措置されてございましたが、結果的には決算でもっては支出はゼロであったんですが、これらはどのような事情・理由によってこうなっているのか。結果的に自然となったのかどうか、または改善点やそういう点はないのかどうか、見当たらないのかどうかもお聞きしたいと思います。 2つ目は、歳出2款1項1目通信運搬費111万7,000円予算措置されてございましたけども、支出されてございましたけども、これらの内容ですね、どのような方向で使われたのか、または件数とか、または場合によっては改善点なり見直しが具体的に何もないのかどうか、その点を簡潔で結構ですのでお答え願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 1点目の2,000万円の繰り入れがどうなったかということなんですけど、ゼロなったということはどうしてですかっていうことですけども、平成29年度におきまして基金繰り入れ、当初2,000万円を見込んでおりました。1人当たりの医療費は35万9,440円と、前年度と比べて5.1%の上昇でございましたが、いわゆる被保険者の減少により療養費が抑えられましたことに加えて、平成29年度の前期高齢者交付金が1億5,900万円増額交付されております。それで基金の繰り入れをいたしませんでした。 次の質問2つ目の通信運搬費の内訳でございます。主に納税通知書発送分、当初と月次異動合わせて3,770件分、これが43万5,563円。所得税の社会保険料控除の証明による国保の納付証明額が9,369件、これは約58万円となっております。その他、転入者等に対する所得の照会分などで10万959円であります。改善点はないかどうかなんですけども、内訳のほとんどが国保事業にかかわるもので、納税通知書や納付額証明書の被保険者に対する便宜を図るものでございますので、改善は難しい状況です。どうか御理解願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど中村市民福祉部長が答弁なさってございました中に、被保険者数が減少してると。これはとりもなおさず高齢者の方々が亡くなられてですね、失礼なこと言いますけども、お亡くなりになって、かなり少子高齢化の時代でかなり人口減がこれは反映なさってると思うんですが、どのくらい減少なさったのか。その数がもしわかればお知らせ願いたいと思います。 それからもう1点目はですね、通信運搬費の関係、まあ見直しはいらないということでしたけども、先ほど言われた納税通知書なり、いろんな多々に使われておるわけでございますが、督促状なり、はがきなりですね、もちろん裏はちゃんと個人情報を守るためのあれはやってるんですが、それは含まれておるのか、それは全然この中にはないのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 最初の質問ですけども、ちょっと数についてはちょっと資料持ってませんのでお答えすることはできません。 督促状については、税務課の発送ですのでこちらには入っておりません。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第85号~議案第89号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第11、議案第85号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第15、議案第89号 平成29年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案を一括して議題とします。 これから質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。--------------------------------------- △議案第90号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第16、議案第90号 平成29年度仙北市病院事業会計決算認定についてを議題とします。 通告により発言を許します。6番、熊谷一夫君。 ◆6番(熊谷一夫君) おはようございます。 平成29年度病院事業会計の決算状況を見ますと、経営成績は、医業損益で2億6,054万3,000円の損失、医業外損益では2億2,506万円の利益となったものの、3,548万3,000円の純損失となりまして、累積欠損金は15億1,376万2,000円と膨らんでおります。また、3カ年の比較を見ますと、平成27年度の1億6,323万1,000円、平成28年度の2億708万1,000円、ともに減益です。で、平成29年度が2億6,054万3,000円のマイナスと。損失額が一昨年より約1億円増額をしております。また一方、負債に関しましても、平成29年度末の残高が田沢湖病院の企業債では12億8,906万1,000円、また、一時借入金4億5,600万円、また、新しい角館病院の企業債では88億7,183万9,000円、一時借入金が4億3,000万円と、両病院の企業債合計では100億を超えまして101億6,090万円、一時借入金が8億8,000万円となっております。この決算の数字の確認の上で伺いたいと思います。 まず第1点目は、損失額が膨大になったことの要因と解決策、また改善策について伺います。 また2点目は、これから人口減少社会の中で、患者数の減少に歯止めをかけられるかどうかについて伺いたいと思います。 3点目に、私自身も田沢湖病院の患者でございます。患者の立場から、非常によく行きますと動いてるなと、大丈夫かな、体大丈夫かなというようなぐらい、まあ心配もしておりますけれども、常勤医師、看護師、また医療スタッフの確保の具体的なその具体策があるかどうか。 4点目には、今後、新病院の減価償却費の償還が平成59年まで続きますけれども、厳しい財政の中で病院は大丈夫かとの不安の声が寄せられております。大丈夫なんでしょうかということでございます。 最後の5点目は、市民の命と健康を守り、安心・安全な地域医療を提供するには、一体何が必要なのかなということを改めてお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。高橋医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(高橋信次君) おはようございます。 それでは、熊谷議員の質問にお答えいたします。 最初に、損失額が膨大になったことの要因と解決策・改善策ということでございます。 まず、田沢湖病院についてでございます。医業損失が平成27年度に対し平成29年度が約1億円増加した要因でございますが、議員御存じのとおり、田沢湖病院の場合は現状として内科を中心とする診療体制にあります。平成29年度の場合、内科1名、外科1名、総合診療科1名の体制でございまして、これまでの内科医師2名での診療体制ができなかったことが要因となってございます。 なお、平成30年度の当初からは従来の内科医師2名体制での診療を行っておりますので、この体制の維持とともに、整形外科等を含む常勤医師の確保に引き続き努めたいというふうに考えております。 次に、角館総合病院のほうでございます。議案提案の際に若干御説明いたしましたけれども、まず1つは年度当初に入院患者の抑制をしたこと。それから、メンタルヘルス科の入院患者、精神の先生が退職されるというようなこともありまして入院患者の抑制をしたこと。それから、新病院開院時の病床数を縮小したと。それから4つ目に、当初、開院した際の混乱の回避をすることを目的にしまして長期処方を導入したと。もう一つは、回復・リハビリテーション病棟の強化に伴い、外来・リハビリ患者の縮小などを行ったことが主な収益の減少の要因というふうに考えてございます。 もう一つ、費用のほうが増加した要因でございます。費用のほうでは、職員給与費、材料費、経費は減額になってございます。ただ、新病院に伴います減価償却費が大幅に増額してございます。約3億3,000万ほど増額になっておりますので、費用としてはこれが大きな要因となったということでございます。 角館総合病院のほうの解決策・改善策でございますが、メンタルヘルス病棟については、医師確保がまだできていないため収入減が見込まれておりますが、新たな施設基準の取得による診療単価の増額を図り、メンタルヘルス病棟の収入減を最小限に抑えたいというふうに考えております。 もう一つ、新病院で1年を経過し、経費削減のヒントを得ております。職員の共通の認識のもと、着実にこれを実行していきたいと考えております。既に一部委託業務については見直しを行っている状況がございます。 もう一つございまして、平成29年度は開院に伴い、入院・外来患者の抑制したことがありましたが、メンタルヘルス病棟を除きましてそれぞれ回復傾向にあります。また、診療単価も上がっておりますので、収益の増収が見込めるというふうに考えてございますが、一般病床のみの増収でございまして、この全体ではメンタルヘルス病棟の減収分は全部はカバーできないのかなというふうにも考えております。 いずれにいたしましても、徹底した収益の向上策と経費の削減に一丸となって努めてまいりたいというふうに考えております。 なお、メンタルヘルス病棟の再開につきましては、市医療局とともに医師の招聘活動を行っており、引き続き最大限の努力を行いたいというふうに考えてございます。 2つ目の人口減少社会の中でという御質問でございます。 議員御推察のとおり、人口減少は想定した予想を上回って進んでいる状況がございます。特に若い世代の減少が著しく、御指摘のとおり患者数の減少は避けられないという認識を持ってございます。そうした中で、田沢湖病院の患者の動向でございます。平成29年度の外来患者の65歳以上が76%、入院のほうで96%が65歳以上という患者が相当の割合を占めている状況がございます。仙北市の将来人口の65歳以上の人口は、当分大きく変わらない推計になってございますが、将来的な患者数の減少は避けられないという認識のもと、先を見据えた診療科のあり方や施設基準の算定などについて、既に院内で検討を始めているところでございます。 角館総合病院のほうでは、病院建設計画策定時に将来人口を推計し、病床数を大幅に縮小しております。平成23年6月の段階では合計で295床、新病院の基本構想時点では精神も合わせまして228床、基本設計時にはさらに一般170、精神36で合計206床に見直しを図っている状況でございます。しかしながら、予想を上回っている人口減少の状況もありまして、現状では特効薬はありませんけれども、福祉・保健との連携を図り、適切な医療を確保しつつ、施設基準の見直しや医療ニーズに柔軟な対応をしてまいりたいというふうに考えております。 3つ目の医療スタッフの確保の具体策ということでございます。 医師につきましては、新臨床研修医制度がスタートした以降、医師の偏在化が常態化しているほか、今年度から導入された新専門医制度に伴い、地方の中小病院はさらに厳しい状況が予想されております。その中で、角館総合病院のメンタルヘルス病棟を再開する常勤医師の確保が急務であり、招聘に奔走しているところであります。他の診療科の医師確保も含め、引き続き市と一体となって、粘り強く医師確保に努めなければならないというふうに考えております。 そのほかの具体的な取り組みについてでございますが、仙北市の修学資金制度の活用や大学等の就職説明会等への参加、高校生や中学生の1日看護学生やインターシップの積極的な受け入れなど、医療現場に興味を持っていただく機会を提供するとともに、将来の進路に参考にしていただくための活動を行っている状況でございます。 4つ目の新病院の企業債の件でございます。 新病院の企業債については、当初見込んでいた金利1.1%でございましたが、大幅に下がり、現在0.01%から0.6%となったことによりまして財政負担が軽減されております。また、新病院の起債償還も含め、病院事業の企業債償還のピークは平成33年度を見込んでおり、それを想定した収支計画を立てておる状況でございます。病院を取り巻く環境は日々変化しておりますが、変化に対して適切に対応し、今後も引き続き投資規模の適正化、整備進度の調整等に配慮し、過度・過大な先行投資とならないよう適切な事業実施に努め、安心・安全な地域医療を安定的かつ継続的に提供するべく、経営の健全化に努めてまいりたいと考えてございます。 最後の5つ目でございます。市民の命を健康を守りと、何が必要かということでございます。 自治体病院における地域医療の役割は、この地域に住み、ここで暮らす市民に対し、持続可能な質の高い医療を提供し、市民の安心・安全をいかに確保するかが自治体病院に求められている役割であるというふうに考えております。そうした中、近年の医療ニーズは、従来の病院完結型、救命、延命、治癒、社会復帰、それから高齢者の患者が中心となってきている現状もありまして、病気等と共存しながら住み慣れた地域や自宅での生活を希望する地域完結型の医療等を望む傾向にあり、現在、市長を中心に、医療、福祉、健康の民間を含む関係機関との連携とネットワーク化への取り組みを進めているところでございます。その中における医療の役割は、健全経営のもと、持続可能な質の高い医療の提供であり、そのため、医療スタッフの充実、特に医師の確保は言うまでもなく何よりも重要と考えております。また、昨日も議論がありましたけれども、超高齢社会に伴い、病院や民間の診療所を含む医療機関等への移動が容易にできる公共交通網の整備が必要だというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番。 ◆6番(熊谷一夫君) 非常に詳細にですね、また、今後の検討も要するというようなこともありましたけれども、一番やっぱり大事なのが、まあ収益もそうですけれども、非常に自治体病院としてやっぱり安心・安全な医療を届けていただくというようなことで、お医者さん、やっぱり精神科医が辞めたってこともありますけれども、常勤医の確保というのは非常に大事な、医師確保が一番のやっぱり重要問題ではないかなというような私も気がいたします。非常にお医者さんがやっぱり、あっ、あのお医者さんがいれば大丈夫だと。で、むしろそのお医者さんについてくる患者もかなりいらっしゃるというようなことも伺いました。で、逆に、まあ平鹿病院なんかも行ったときにも、あのお医者さんがいるからみんな全国から集まってくるんですよというような、そういった一人のお医さんに頼るってばおかしいんですけれども、非常にそういう依存するような件もありました。そういった部分につきましては、何とかその医師確保についての意気込みとですね、それから、まあ病院スタッフ等のこれからの確保の具体策もそうですけれども、それがひとつは損失額がプラスに転ずるものではないかなと思います。 あとそれからもう1点、収益だけではなくてですね、非常に今の新病院に笑顔が少ないということで、何とかかんとかだって終わってからにっこり笑ってけでもいいどもひゃというような、高齢者の方が非常に多いんですよね。したがって、接遇で何とかそういった面でですね、まあ他の大曲の医療センターとかいろいろあれしても、今の看護師さんとか、それから受付等についても、病院っていうのは逆に非常に笑顔が多くなったんですよと、逆に。で、こっちが苦しんでいても、あっそうですよねと、じゃあ大丈夫ですかってな非常に笑顔で話してくれるというような話もありました。それがその病院、もしくは自治体のですね、また患者さんの、あっ、じゃあまたあのそれこそ、中にはまあ、あの受付、あの看護師さんがいるからまたずっとかかりたいなというような思いもしてですね、それがまあ少なからず患者さんの増にもつながるんではないかなと、そういうような気もしますけれども、そこら辺も含めましてもう一回お願いしたいなと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) これ、進藤病院事業管理者、その医師の招聘と接遇のこと、管理者のほうからお答えください。進藤病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(進藤英樹君) 医師確保については今局長が申したとおりでございまして、具体的にということで、まあ基本的には地元の秋田大学と連絡を密にして、今の常勤医師を派遣していただいてる。これをきちっとやっぱり現状を維持していくということが何よりも大切かと思います。ただ、大学のほうもいろいろ万分充足されてるわけでは決してございませんので、そのほかに我々の、まあこの仙北市という地の利を生かして、県外のいろんなその医療機関、あるいは大学等へも医師確保のその何というんでしょうか、活動をいろんな面でやっていかなければいけないと思っております。精神科もいろいろやっておりますが、なかなか現状は厳しいわけでございますが、大学に新しい教授が赴任したそうでございますので、改めてまた強くお願いにあがってみたいと思っております。 それから、接遇というか、そのいわゆるこの地域の方々にとって必要な医療を何として効率的に提供していくかということでございます。基本的には、その職員がいろんなところで経費を圧迫しているものは、やっぱり病院に関してはやっぱり人件費比率が非常に大きな要素だと思っております。これが、まあ収入の減少もあるんですが、年々人件費比率が上がってきております。その辺の内容をきちっと分析して評価して、そのためには、ただ単純に人減らしをすればいいということでは決してなくて、職員の方々に意欲を持って仕事に取り組んでいただくと、まあそういう外部のいろんなコンサルティングも必要ではないかなというふうに私自身も感じておりますので、この先その辺のところをきちっと行動に移して、職員が意欲を持ってやれば結果として効率的な業務につながっていくのではないかと思っております。それは、さらにはそういうことによって議員がおっしゃるような笑顔で接することができるような環境がつくられていくものだと思っておりますので、その辺の行動を早急にとっていきたいと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 次に、16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) それでは、引き続き質問させていただきます。 議案第90号 平成29年度仙北市病院事業会計決算認定について、二、三お伺いしたいと思いますので、簡潔な答弁で結構でございます。よろしくお願いします。 1つ目は、先ほども質問あり、また御答弁もございました市立角館総合病院のメンタルヘルス科病棟閉鎖によります大幅減収に対する、その医師確保対策ではございますけども、病院のメンタルヘルス科が合併前からこの病院は、旧病院時代からの長い歴史をもってこれまで大きく医療に貢献してきましたので、これを再開したいというのはこれはどなたでも切に願うわけでございます。しかし、今現在の中でですね、曜日を決めて予約制でもって、秋田大学またはその他の医療機関から派遣して外来診療にあたっていただいてるお医者さんの中にですね、名前ももちろん病院名も言いませんけども2名の以前に働いておったお医者さんが含まれておるやに聞いております。そういう先生方、応援に来ていただいて大変結構なことでございます。何かといえば、長い、やっぱり患者さん方はどちらかというと急性期よりも慢性期の方が多うございまして、どうしても長いその病歴または投薬ですね、いろんなお薬を使うそういう方々に対する、患者さんのことに対するいろんな情報を非常に深く持っておる先生方でございますので、これらの先生方とどのようにお話し合いをなさっているのか、または、全く話し合いはしないのか、挨拶程度で済ませてるのか。でき得ればですね、まあ何とか戻ってきてもらえないかと。それは無理な話だと言われればそれまでですけども、そういうことをなさっているのかどうか。お医者さんは特にですね、医療機関を中から見れば、確かにお給料が高くなってその報酬、まあ報酬じゃないですね、特別職でないから収入が増えればそれに越したことないわけですが、やりがいのある医療をしたいと、または自分の腕をもっと磨きたいというお医者さんもおるわけでございます。それにこたえれるようにやっぱり努力するのが病院なり、院長はじめ病院企業当局の方々の努力、場合によっては市長なり開設者からも力借りなければならないと思うんですが、そういう点はどのようにふだん考えているのか。簡潔で結構ですので教えていただきたいと思います。 2つ目には、職員研修でございますが、先ほど熊谷議員も質問なさってございましたけども、6月議会補正でもってこれまでの窓口医療事務なさってる方々が派遣から直接、まあ臨時職員ではございますけども市職員、企業職員になったわけでございますけども、もう少し接遇についてやっぱりというふうなことがやっぱり私の耳にも入ってきております。個人の性格もございますけども、やっぱり笑顔をもつためのいろんな研修をどのようになさっているのか。まあ看護師さんも含めて、その点について簡潔で結構ですので教えていただきたいと思います。 最後に田沢湖病院のことでございますけども、今現在田沢湖病院は、先ほど高橋医療局長がおっしゃいましたけれども、常勤医の内科医が2名ございまして、それらの方々はこれまで、自治医科大の出身でございますので、地域医療については非常にやっぱり勉強し、また訓練をされておると思いますので、そういう先生をですね今後もう一人増やしていただければ、ますます病院にとっては希望が出てくるんじゃないかなと思うんですけども、その点は見通しはいかがなもんでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。高橋医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(高橋信次君) 高久議員の御質問にお答えいたします。 まず最初に、メンタルヘルス科病棟閉鎖による大幅な減額に対する医師確保の件でございます。 先ほど管理者のほうからもメンタルヘルスの常勤医師についてのお話が若干ございましたけれども、非常に厳しい状況があります。なお引き続き、首都圏の、先ほどの秋田大学も含め首都圏の医学部附属病院との協議も行っておりますので、まあ相手方の事情もあると思いますが、引き続き再開に向けた招聘活動を行っていきたいというふうに考えてございます。 それから、辞められたお医者さんが今外来のほうへ支援していただいておる状況がございます。で、先ほど、昨日でしたか、高久議員にお話しした際に言ったのは昨年辞めたお医者さんが2名というのでございまして、実は平成28年度で退職された先生も今応援に来ていただいておりますので、以前角館総合病院にかかわったお医者さんでは3人の先生が今外来の応援に来ていただいてるという状況がございます。 それから、その先生方も含めて、戻ってきてほしいとかということを行っているかということでございます。 先ほど高久議員がおっしゃったとおり、角館総合病院の常態といいますか、でいくと、慢性期の患者さんが精神科も含めて多い状況がございます。どうしても若い先生方は急性期の患者さんをみたいというような希望があるのかなというふうに思ってございまして、今応援して来ていただいておりますが、機会があればぜひ戻っていただきたいというようなお願いもしながらやっていきたいというふうに思います。 それから、研修の件でございます。 研修、4月から直接雇用した医事科の職員研修のことでございますけれども、医事科内で全職員と面談を行いながら、特に接遇について指導を行っているほか、定期・不定期も含めまして、引き続き科内で研修・勉強会を行っている状況がございます。レセプト点検作業につきましても、医事科職員を中心に、請求漏れや請求誤りのないよう情報を共有しながら点検作業を進めております。また、院内で定期的に保健診療委員会を開催し、担当職員全員での勉強会も行っている状況がございます。 医事業務は、いずれにいたしましても看護部門と同様で常に患者に寄り添った対応が求められる部門でございますので、御指摘のとおり、今後も継続して指導・研修をしたいというふうに考えてございます。 最後の田沢湖病院の常勤医師もう1名ということでございます。 以前田沢湖病院の常勤医師の多い状態のときは5名、整形外科も含めて5名の先生方がおったと思います。新しい研修医制度が始まって大学病院に戻っていかれて、当時最悪の場合2名という状態もございましたけれども、何とか3名を今ようやく維持している状態でございます。 先ほどの質問の際もお答えいたしましたけれども、角館病院の役割、それから田沢湖病院の役割、それぞれございます。田沢湖病院の場合ですと、先ほど御説明した中にもありましたが、内科を中心とした状況でございますので、何とかこの2名維持、さらに、この地域にもニーズのあります整形外科の先生の招聘も引き続き行っていきたいというふうに思います。3名がよいのか5名がよいのかということもございますが、最低限、この地域に医療を安心して提供できる体制をつくっていきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初の市立角館総合病院のメンタルヘルス科の外来、そして病棟再開に向けた動きでございますけども、最終的に今3名の以前働いておられた先生方に応援には来ていただいてるということでございますので、それらの先生方とのですね、まあいろんな事情があって当然辞められたとは思うんですが、3名とも個々にもしかすれば違うのかもしれませんが、腹を割ってですよ、ただ事務的に会議という形でなくて、もうちょっとそういう話し合いなりコミュニケーションを深めるというふうな機会を設けておるものでしょうか。それとも時間終われば帰られると、または御苦労さんで終わると、そういうことなものでしょうか。 それから、開設者である門脇市長にお伺いしたいと思いますけども、最初の議会始まったときの市政報告の中に、旧市立角館総合病院の解体の方向に向けて、8月20日付で同建物、そして土地を無償で病院事業から市の普通財産に移管しましたと。非常にこれは手っ取り早く進めておるわけですが、これらはですよ、旧町立病院時代も含めてですね、合併前からかなりいろんなその年数をかけて、お金や費用もかかり、町の税金も投下し、そしていろんな借金もしてですね長い歴史をもっておるんですよ。今後これを公売して、つまり病院の、じゃなくて市の歳入に入れたいということでしょうけども、一部をですね、さっき熊谷議員もいろいろ質問なさってございましたが、田沢湖病院しかり、角館病院しかり、財政、非常に企業の状況が厳しいわけでございますので、少しでも振り向けるというお気持ちはないものかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 最初に、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 今、旧角館総合病院の財産処分の話だったと思います。8月に普通財産のほうに譲渡していただきました。これ何かというと、現状のままで病院がこれを保有しているとなると、当然、解体の手続等、また事業費等も病院側でもたなければいけない。先ほどから話をしているように、病院側のほうの財務状況は厳しい状況もあるということもありまして、この後解体をし、安全対策を考えていくと、アスベストの調査等もあります、そのような形がありますので、一刻も早くそれを行うとなると普通財産のほうに譲渡していただくということが適切ではないかという考え方のもとで、このような形にさせていただきました。 なお、歴史がある本当に皆様に愛された病院だということは、私も通院しておりましたので十分承知しております。この歴史をしっかりと継承するための新角館総合病院であるというふうにも認識をしております。この後は、また議会の方々といろいろ御相談させていただくことになると思いますけども、利活用についてはこのような形で進めさせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 高橋医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(高橋信次君) 辞められた3名の先生方と腹を割って話し合いをしたかということでございます。 まず医師確保については、現在の医師のほかに、ほかから連れてくるというのも医師確保ですけれども、現在おられる先生方を引きとめるといいますか、それの状態をつくることも医師確保であるというふうに思ってございます。そういうことで、まあ辞められたメンタルヘルスの精神科の先生のみならず、現在おられる先生方については、院長、副院長をはじめとして十分に腹を割ってそういう行動を行っているということでございます。決してそのままにしておるということでなくて、むしろ相当腹を割りっ放しの状態でそういう作業をしておるというふうに私は認識してございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) もう一回門脇市長にお伺いします、答弁で触れてございませんでしたので。 病院は確かに市も町も、旧町も非常に関係ありますよ。税金も投下してますから。また、いろんなお金も借りてるときに、いろんな町なり、今現在はもちろん市ですけども、お手伝いなさってますけども、それを売却した売却益が出てくるわけですね、売れば。個人であったり、または不動産業者さんに売っても。それの一部をですねやっぱり還元するということは、決して私は悪いことではないなと。全部いただいてしまうということが果たしていいのかどうかという考えは、私は鳶に油揚げをさらわれるようなことのないようにですね、もうちょっと考えるべきじゃないかなと思うんですが、いかがなもんでしょうか。表現は悪いんですけども。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) この後、この財産を、普通財産を売却、おとといのお話でもあったと思いますけども、例えばまちづくりに寄与できるような形で公募式のプロポーザル方式というのもあるだろうという話をさせてもらいました。それがどの程度の金額でどのような形で売却できるかということは、まだ想定なかなか難しい状況であります。もちろん今議員がお話ししたように、売却益について、市もしくは病院事業のほうでそれを有効に活用させていただくということは当然考えられる話だと思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第91号及び議案第92号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第17、議案第91号 平成29年度仙北市温泉事業会計決算認定について及び日程第18、議案第92号 平成29年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各案を一括して議題とします。 これから質疑を行いますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。--------------------------------------- △議案第93号の質疑 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第19、議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についてを議題とします。 通告により発言を許します。16番、高久昭二君。 ◆16番(高久昭二君) じゃあ、質問させていただきます。 議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について。 第1点目はですね、これの共同処理する事務の変更というのは、具体的にどのような変更が考えられるのか。簡潔で結構でございます。 それで、それによりましてですね、大仙美郷、それから仙北、それぞれ細かいことを聞くようでございますけども、御承知のとおり可燃物、不燃物または粗大ごみ等がございまして、それらを用いられるときに、家庭用、業務用といろいろなその料金が別々になって定められておるわけでございますが、それも含めて統一化なさるのかどうか、その点も簡潔で結構ですのでお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 共同の事務というのは、今回の規約の一部は、これを行うために議会の議決をもらうための議決でございましたので、その以降についてはその新しいほうでやることでございます。 2つ目のごみの料金につきましてはですね、現在、大仙美郷は合同で処理をしております。ごみのごみ袋なんですけども、具体的に言いますと、大仙では45リッターが10枚で400円でございます。仙北市は10枚で170円前後でございますので、かなり差があります。で、今回のごみ料金をどうするかという質問ございましたけども、いずれ今の現況の中では使用料は変えません。要するに大仙美郷で建設した処理施設と仙北市で建設した処理施設の運営が終了し、新しく統合される、新しいものができるまで、2042年以降でなければ現行のままでごみの袋の料金はいきたい、いや、いくのでございます。 それで、ごみのもし料金を上げる場合は、例えばごみ袋の料金上げると、確かにお金が上がったということで減量化にはある程度なるかとは思います。高くてもったいないので、なるべく少なくごみ出そうとか。ただ、市民負担のことを考えると、これはまさに慎重に検討しなければいけないものだと思っております。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 先ほど市民福祉部長答弁なさったように、2042年度まで本当の統一化なさるというふうなことで、それまではまず今現行のままでいきたいというようなことでございますけれども、共同事務をですねやる大きなメリットというのは、そうすればあるのかどうか。どういうメリットが考えられるのか、具体的にお答え願いたいと思います。 それから2点目はですね、減量化に、可燃物、不燃物のごみ袋料金を上げることによってつながる場合もあるというふうな答弁でございましたけども、ごみを出せばどっかに捨てるわけですよ。不法投棄する方も出てくるかもしれません。ちょっと失礼な話ですけども。または道路に投げていく方も、まあ通行上ですね車からポイ捨てする方もいるかもしれない。まあ現在も多少おるとは思うんですが、かえっていろんな面でのやっぱりデメリットも出てくるんじゃないかなと思うんですが、それらを広域の会議のときに反映なさるように働きかけなりお話し合いをなさっているのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) この大曲広域市町村圏組合には仙北市からも代表の議員さんが出ております。その議会の中で、まずお話することになっております。 メリットっていうと、例えば広域なることによって大曲のごみが例えば仙北市に若干来るとか、廃棄物を持ってくるとかって、全体でこう使えるというメリット等はあると思います。ただ、デメリットといいますと、ただその距離がまた遠くなると。今まで、例えば仙北市の業者、ここが一杯になった場合、ある程度の量を決められると、今度、大仙のほうに持ってくとなればまた距離とかも出てくるし、きめ細かく収集してそれから持っていくためにガソリン代とかいろいろかかったりする、そういうデメリットは当然出てくるかなと思っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 一つだけ。これは最終的に2042年、まあ今回議決してですね、議会でお認めになっていただいてそういうふうなことに進めていくわけでございますけども、具体的にお聞きしますけども、仙北市に登録なさっているごみ収集業者さん、それから大仙市、そして美郷町で登録なさってる業者さんが、相互乗入といいますか、持っていくのをどこでも自由な、市民も自由なんだけども、逆に業者さんも自由に大仙市、美郷町から仙北市内にごみ収集に入ってくるということが考えられるのかどうか、それは全くないというふうに考えたほうがいいのか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) 全くないとは考えられないと思います。ある程度そのあたりも、その広域の議会の中でお話しして、今後どういうふうにやっていくかを決めていくものだと思ってます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 これで各議案に対する質疑を終わります。--------------------------------------- △議案第75号~議案第93号の委員会付託 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてから日程第19、議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についてまでの各案は、付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託をします。 請願第1号 市道羽根ヶ台線及び神代岡崎線(一部)を二車線規格に改良を求める請願書は、配付している文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了をいたしました。 本日の会議を閉じ、散会をいたします。御苦労さんです。                             (午前11時05分)...