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08月31日-01号

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  1. 仙北市議会 2018-08-31
    08月31日-01号


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    平成30年  9月 定例会                             仙北市告示第126号 平成30年第5回仙北市議会定例会を、平成30年8月31日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成30年8月23日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          平成30年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                 平成30年8月31日(木曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告    教育行政報告    議会動静報告    監査報告第4 議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第76号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第4号)第6 議案第77号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第7 議案第78号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第8 議案第79号 平成29年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第9 議案第80号 平成29年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第10 議案第81号 平成29年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第11 議案第82号 平成29年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第12 議案第83号 平成29年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第84号 平成29年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第85号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入投出決算認定について第15 議案第86号 平成29年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第87号 平成29仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第88号 平成29年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第89号 平成29年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第90号 平成29年度仙北市病院事業会計決算認定について第20 議案第91号 平成29年度仙北市温泉事業会計決算認定について第21 議案第92号 平成29年度仙北市水道事業会計決算認定について第22 議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長      阿部慶太君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              中村和彦君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    高橋和宏君     農林部長      浅利芳宏君  建設部長      吉田 稔君     会計管理者     伊藤一彦君                      医療局長兼  教育部長      戸澤 浩君               高橋信次君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山肇浩君     危機管理監     加古信夫君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            石川一幸君               長松谷 光君  西木地域センター所長          総務課長兼            佐藤人志君               朝水勝巳君                      事務事業移転室長  総務部財政課長   草なぎ郁太郎---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記        藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまから平成30年8月23日付招集の平成30年第5回仙北市議会定例会を開会します。 会議の前に申し上げます。 本市議会は、インターネットによるライブ配信を行っていますので、傍聴される皆様及び参与の皆様にはあらかじめ御了承をお願いいたします。 本定例会からマイク設備と映像システムを新しくしています。議場と第1会議室にはライブ映像モニター等を設置し、本庁舎1階ロビー、角館庁舎及び西木庁舎にも同時にライブ配信を行っています。 なお、発言の際には、これまで同様に皆様には何ら操作を要しませんので、念のため申し上げます。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。                              (午前9時59分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番、平岡裕子さん、8番、田口寿宜君を指名します。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 議会運営委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。 平成30年第5回仙北市議会定例会にあたり、8月24日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、7名全員でありました。 職務出席として青柳議長、委員外議員として黒沢副議長、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、倉橋副市長、阿部総務部長大山総務部次長企画政策課長朝水総務課長草なぎ財政課長が出席しております。 書記には、議会事務局、藤岡参事を任命し、職務のための出席は、三浦議会事務局長であります。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議いたしました。 第5回定例会に当局より提案される案件は、条例関係1件、予算関係3件、決算関係14件、その他1件の計19件であります。これらの提出案件について、市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から9月28日までの29日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告の後、本定例会に提案される議案を上程し、説明を行います。 会期2日目から11日目までを休会とし、会期12日目の9月11日と会期13日目の9月12日の2日間を一般質問とし、質問者は、両日ともそれぞれ4名を予定しております。 会期14日目となる9月13日は、議案に対する質疑及び委員会への付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催いたします。ここでは、議案第76号 平成30年度一般会計補正予算(第4号)と議案第79号 平成29年度一般会計歳入歳出決算認定議案が付託されますので、この議案に対する質疑を行い、その後に分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期15日目から28日目までを休会としますが、休会中の9月14日と翌週の18日から20日までで総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 なお、昨年までの仙北市の一般会計決算認定議案については、継続審査とし、改めて10月に審査しておりましたが、これまでの実績から各分科会の審査期間を1日増やすことで会期中の審査が可能であるとの判断から、審査期間を4日間とし、今会期中に認定の可否を決定することに全会一致で決定しております。 また、各特別会計及び企業会計の決算議案は、これまでどおり所管する常任委員会に付託され、審査していただくことになります。 会期26日目の9月25日には、予算常任委員会を再開し、各分科会の審査報告、同報告に対する質疑及び会派質疑を行い、会期27日目の9月26日に、一般会計補正予算及び一般会計決算認定議案に対する討論・採決を行います。 最終日の9月28日は、各常任委員会委員長報告委員長報告に対する質疑を行い、討論・採決を行う日程であります。 なお、陳情等に基づく意見書提出に係る議員提出議案が追加提案された場合、あるいは当局から議案等の追加提案があった場合には、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しております。 また、運用例により8月22日までに受理した請願は1件で、請願文書表のとおりです。 したがいまして、本定例会の会期は29日間で、うち本会議5日、休会24日、6日間は各常任委員会の審査を行うという日程であります。 次に、その他の協議についてであります。 議員の研修積み立てについて。 議員の研修積み立てについては、前期と同様に毎月の報酬及び期末手当より、1人1万円を積み立てることを確認しております。 次に、議会改革推進協議会について。 議会改革推進協議会については、今期も議長の私的諮問機関として第5次となる協議会の設置を確認し、人選と設置時期については、議長一任とすることに全会一致で決定しております。 次に、観光振興議員連盟の件について。 観光振興議員連盟については、前期同様、議員全員による連盟の設置が理想である旨を議会運営委員会で承認し、今後、議員の加入手続に入ることを確認しております。 また、毎年恒例となっております産業祭での餅つきについては、10月27日土曜日、神代市民体育館前で今年も行うことを確認しましたので、議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。 最後に、タブレット端末の導入については12月定例会からの使用を予定しておりますが、機種や専用ソフトについては、昨年に研修を行った際のアイパッドプロのA4サイズとし、ソフトについても、研修で評価の高かったサイドブックスにすることを承認しております。当面、紙の資料と併用し、順次ペーパレス化を行い、完全なペーパレス化への移行については、来年の12月議会から可能となるよう検討することを確認しております。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りします。今定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から9月28日までの29日間としたいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月28日までの29日間と決定しました。 お諮りします。会期中の休会・・・          (「議運長にちょっと質問あります」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしっていうことで、だから「16番」とか、「議長」とか何か言ってけれって。ただ手挙げただけではわがらねえで。質問。はい、16番。 ◆16番(高久昭二君) 2点だけ簡潔にお伺いしたいと思いますので、どうか御答弁を簡潔にお願いいたします。 1つ目はですね、今回の平成29年度一般会計またはその他いろんな会計が集中会計からたくさんの会計決算がございますが、それは、昨年はですね会計、つまり継続審査として10月に休会中のときに決算委員会を別に設けてやれられたようでございますけども、何日間かかったのか、かけたのか。その点確認したいと思います。今回は、今回4日間があるわけでございますけども、大体何日ぐらいを振り分ける予定なのか。それはきちんといかないかもしれませんけどもね、何でもやっぱり動いてるもんですからやってみなければわからないこともあるでしょうから、その点はどのようなお考えを議員の皆さん方がお考えになっておられるのでしょうか。その点確認したいと思います。 それから2つ目は、議会改革推進委員会を今後どのような改革を求めていくのか。その目標があるとすれば、当然あるでしょうから、その点と、それから、委員の構成については、先ほど委員長報告のとおり議長に委ねるわけですが、今最大会派もございますけども、そういうのは関係なく選ぶということをお考えなのかどうか、そこを確認したいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 運営委員長。 ◆11番(荒木田俊一君) 昨年までどれくらい日数かけたのかっていうのは、私、今詳細な日程持ってきてないですけども、これは各議員それぞれ9月議会に出てて10月にやってるのでおわかりのことと思います。で、なぜ1日延ばしてやるかというのは、やっぱり決算というのはできるだけ予算に反映すべきというそれぞれの議員の意見もありまして、12月では報告では遅すぎるということで今の議会中にするということでございます。 あと、議会改革の推進委員会についてはどのようなもの。ここに書いてある。議長の私的諮問機関で、今まで各議員から改善すべき点、いわゆるこの決算の日程についてもやっぱり早期にやったほうがいいというような議会改革の意見でありましたし、そのときそれぞれのいろんな議題を持ちながら行うということでございますので、あれです。あと決算の日程のスケジュールについては、私、それぞれの分科会の諮問機関の委員長でありませんので、私決定する事項ではございませんので、それぞれの委員会の中で判断されるものと思います。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 今の荒木田委員長の報告、昨年はそれぞれ議員の方々が決算委員会に出ておられるでしょうからということですけども、私ちょっと個人的な事情で議員でなかったもんですから出なかったんで、後でお知らせ願えないでしょうか。何日間やったのかどうか、その点をひとつよろしく議長に取り計らいをお願いしておきます。 以上終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 運営委員長。 ◆11番(荒木田俊一君) 後ほど事務局より報告をするように委員長にお願いしておきます。議長に。
    ○議長(青柳宗五郎君) いいですか。 再度お諮りします。本定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から9月28日までの29日間としたいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月28日までの29日間と決定いたしました。 お諮りします。会期中の休会は、ただいま議会運営委員長報告のとおりとすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期中の休会は議会運営委員長報告のとおりとすることに決定しました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長進藤病院事業管理者戸澤正隆代表監査委員阿部総務部長小田野地方創生総合戦略統括監中村市民福祉部長伊藤会計管理者戸澤浩教育部長高橋信次医療局長浅利農林部長高橋和宏観光商工部長吉田建設部長加古危機管理監石川田沢湖地域センター所長長松谷角館地域センター所長佐藤西木地域センター所長大山総務部次長企画政策課長朝水総務課長草なぎ財政課長です。 以外につきましては、必要に応じて出席を求めることにいたします。 会議の書記には、藤岡、堀川の2名を任命します。 職務のための出席は、三浦事務局長です。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告を行います。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成30年第5回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 報告に先立ち、7月の記録的な豪雨となった西日本豪雨災害によって犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。被災地の早期復旧、日常生活への回復を心から御祈念申し上げたいと思います。 仙北市では、被災された方々を支援するため、各地域センター等で市民の皆様に義援金の御協力をお願いしておりました。義援金総額は、市職員の義援金と合わせ36万1,761円となり、日本赤十字社秋田県支部を通して被災された方々へお届けします。市民の皆様の温かい御支援に感謝を申し上げます。 また、第100回全国高校野球選手権記念大会において、秋田県代表校の金足農業高校が県勢として103年ぶりに決勝戦に進出をし、準優勝するという輝かしい出来事がありました。秋田県民に限らず、全国、海外の方々にも大きな感動を与えております。心からお祝いを申し上げます。また、感謝を申し上げます。 初めに、平成29年度の一般会計決算についてであります。 歳入総額は208億1,768万6,000円、歳出総額は199億3,232万3,000円、歳入歳出差引額は8億8,536万3,000円の黒字であります。翌年度へ繰り越すべき財源総額1億705万5,000円を差し引いた実質収支額は、7億7,830万8,000円の黒字であります。 財政状況を示す各指標については、経常収支比率は95%でありまして、昨年度との比較で2.2ポイント悪化したものの、経常一般財源比率は97.4%で0.8ポイントの改善となりました。また、公債費比率は5.4%となり0.9ポイントの改善、公債費負担比率は14.4%で2ポイントの改善がかないました。財政の健全化を判断する指標として議会に報告し公表することになっている、実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率及び将来負担比率については、公営企業の資金不足比率とあわせ、監査委員による審査を経た後に本定例会で追加提出し、お示しをいたします。 次に、一般会計補正予算についてであります。 第4号の補正額は2億9,470万9,000円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は202億341万8,000円となります。主な事業としては、公共施設等マネジメント事業費農業IoT・水素利用による産業創造事業費、これは地方創生推進交付金であります。災害救援費健康管理センター管理運営費ごみ処理場管理運営費農地集積加速化基盤整備事業費局所防災事業費AKITAスノーリゾート推進事業費、冬期交通対策費、小学校諸工事費、総合給食センター建設事業費公共土木施設災害復旧事業費などであります。継続費は設定、地方債補正は追加及び変更であります。 それでは、各部局等の主要事項並びに諸般の状況を御報告申し上げます。 総務部であります。 にしき園の民営化についてであります。 平成32年度の民営化に向けて、にしき園に勤務する全職員を対象とした説明会を7月26日から3回開催し、引き続き8月8日から22日までに職員の個人面談を実施しております。 今後、入所者家族への説明会を開催した後に、仙北市高齢者福祉施設移譲先候補選定委員会を設置して民営化に向けた公募の手続を進め、年内には選定委員会から答申をいただきたいと考えています。 市税等の滞納繰越分収納率についてであります。 7月末での市税等の滞納繰越分収納率は、普通税が8.3%で前年同月比6.2ポイントの増、国民健康保険税が11.1%で前年同月比7.0ポイントの増、後期高齢者医療保険料が12.9%で4.4ポイントの増となっております。引き続き滞納税額減少に全力で取り組みたいと思います。 台湾トップセールスについてであります。 佐竹知事や県内の首長、青柳議長などとともに、8月19日から23日の5日間、台湾を訪問しました。今回も秋田県と仙北市独自ミッションの二本立てでありました。 仙北市独自ミッションの1つ目は、上桧木内の紙風船上げと台湾新北市の平渓天澄祭等との連携についてです。あきた食彩プロデュース秋田銀行台北事務所台湾政府外交部の皆様と打ち合わせを行っております。 2つ目は、田沢湖マラソン台湾高雄国際マラソンとの相互乗り入れについてであります。今年もランナー交流することで合意をし、毎年3万人規模の大会を安全に管理している台湾高雄国際マラソンのノウハウの提供について、高雄市政府から協力の快諾を得ることができました。 3つ目は、柯文哲台北市長にお会いし、玉川温泉と台北市北投温泉の今後の交流についての協議でありました。台北市立北投中学校の関係者からは、仙北市内の中学校との姉妹校締結の御要望もいただいております。 総合教育会議についてであります。 8月2日、今年度第1回の総合教育会議を開催しました。協議案件は、仙北市学校適正配置に関する意見交換会、仙北市総合体育館の建設についての2件であります。 学校適正配置については、適正配置検討対象校である桧木内中学校、中川小学校の地域住民や保護者を対象に、6月26日から7月13日まで5カ所で開催された第1回の意見交換会の報告を受け、意見が交わされました。8月27日から29日には第2回意見交換会が開催され、今後も時間をかけ意見交換会を重ね、慎重に検討していきます。 また、総合体育館については、建設に係る補助金の各種制度について説明を受けた後、私から、スポーツ振興、ヘルスケアツーリズム、健康づくりの拠点として、さらに大規模災害時の防災拠点としての役割も担えるような総合体育館を目指したいとの発言をし、今後の財源等の情報収集に努めるとともに、市の財政事情を考慮し、できるだけ有利な補助制度を活用できるよう議論していくこととしました。 総合防災訓練についてであります。 8月9日、たざわ湖スキー場を主会場に市内外からたくさんの皆様に参加をいただいて、仙北市総合防災訓練を開催しました。訓練想定を「秋田駒ヶ岳の噴火レベルが1から3に引き上げられた」とし、登山者の救出や地域住民の避難について発災する前の訓練を行いました。今回は、ドローンを活用して登山者の状況確認、避難情報の広報や物資の補給を行うなど、これまでにない訓練も行っております。 火災事案についてであります。 8月1日、総合情報センターにおいて、灯油エンジン式空調機の室外機から出火がありました。職員が消火器で消火活動を行い、大事には至りませんでした。原因は、室外機の騒音防止用マフラー接合部分の可燃物が燃焼したものであります。例年にない暑さが続き、エアコンがフル稼働していたことも原因の一つと思われます。市民の皆様をはじめ、関係機関の皆様には大変な御心配と御迷惑をおかけしました。この事案発生後、各庁舎等の施設について、同様の危険がないか点検を実施しております。 また、8月13日、角館町竹原町の龍泉寺建物内の位牌場の一部を焼く火災がありました。原因は、ローソクの火の不始末によるものであります。 水難事故についてであります。 8月11日、抱返り渓谷で水遊びをしていた市外の小学4年生の男児2人が、農業用水路に流される事案が発生しました。1人は幸いにも軽傷でありましたけれども、1人は心肺停止の状況で救助され、その後、死亡が確認さております。 事故の報告を受け、市内の土地改良区へ危険箇所の点検を依頼し、仙北地域振興局、仙北警察署及び消防署との協議、翌12日には安全対策会議を行い、危険箇所の注意看板を設置しております。 遭難等事案についてであります。 8月12日、秋田駒ヶ岳の登山中に岩手県宮古市の男性が心肺停止状態となったため、防災ヘリで大曲厚生医療センターへ救急搬送されました。登山中の急な発病が原因であります。 同月15日深夜、秋田駒ヶ岳に登山中の方と連絡が取れなくなった旨、家族から埼玉県上尾警察署へ届出がありました。仙北警察署がアルパこまくさ駐車場で本人のものと思われる車を発見し、16日朝から捜索を開始しました。19日に、馬場の小路、これは通称ムーミン谷と呼ばれている場所であります、の駒池付近で遺体が発見され、捜索中の埼玉県の男性50歳と確認されました。仙北警察署が詳細を調査中であります。 同月19日には、登山者が下山中に転倒し負傷したとの連絡が入り、救助活動を開始しました。負傷者は大仙市の女性78歳で足を骨折していたため、防災ヘリで大曲厚生医療センターへ搬送されました。 大雨の対応についてであります。 8月15日夜から翌16日にかけて大雨警報が発表される可能性が高まったことから、田沢湖庁舎に災害連絡室を設置し、情報収集を行いました。深夜に警報が発令される見通しだったことから、事前に市内8カ所に自主避難所を開設しました。生保内石神地区で累加雨量が100ミリ超えるなど、市内各地で累加雨量警戒値を超えましたけれども、河川水位、土壌雨量等に大きな変化がなく、災害等発生の報告はありませんでした。 きのうからの大雨もあります。その状況も随時、今検証しておる最中であります。 旧市立角館総合病院施設の解体についてであります。 旧市立角館総合病院の建物及び土地は病院事業の資産となっておりましたけれども、市と病院事業とで協議を重ね、8月20日付で同建物及び土地を無償で病院事業から市の普通財産として移管をしました。移管した旧病院施設はできるだけ速やかに解体したいと考えております。この後、土壌汚染調査、アスベスト除去、解体の実施設計及び同工事を実施する予定であります。 第三セクターの株主総会についてであります。 6月19日、秋田内陸縦貫鉄道株式会社の株主総会が北秋田市阿仁庁舎で開催されました。課題の定期利用の減少は歯どめがかからなかったものの、定期外の利用者については、特に台湾を中心としたインバウンドが全体の利用者数を押し上げ、人数、収入とも前年を上回りました。収入は増えたものの、燃料の高騰、除雪等の経費により費用も増えたため、経常損益は1億9,748万6,000円の赤字となりました。3年連続赤字2億円以内は達成しております。 6月26日、株式会社花葉館の株主総会が花葉館で開催されました。当期純損益は113万6,000円の黒字でありますが、前期より224万6,000円の減益となっております。要因としては、宿泊人数の減少、旅行部門の売り上げ減少が挙げられています。 また、同日、株式会社西宮家の株主総会が開催されました。当期純損益は154万7,000円の赤字となりました。主な要因は人件費のかかり増しとなっております。 なお、この総会で、任期満了に伴い三浦正仁代表取締役が御退任され、新代表取締役に高橋義男さんが選任されております。 6月27日、株式会社西木村総合公社の株主総会が西木温泉ふれあいプラザクリオンで開催されました。今期は通年営業となった温泉プールで各種イベントを開催し、好評をいただいております。さらに、エレベーター等の改修工事が行われ利便性が向上しております。当期純損益は105万6,000円の黒字となっております。 秋田新幹線防災対策トンネル整備促進期成同盟会についてであります。 7月18日、大仙市において設立総会が開催され、顧問を佐竹知事、会長を老松大仙市長とし、新幹線沿線の秋田と岩手の自治体や議会のほか、観光協会、商工会が参加する同盟会が設立されました。8月9日には第1回の要望活動が行われ、総勢26人が財務副大臣、国土交通大臣のほか、JR東日本社長や秋田・岩手選出の国会議員を訪問しております。 地域おこし協力隊についてであります。 仙北市地域おこし協力隊第1号の尾崎美由紀さんが、本日をもって3年間の任期満了となり、先ほど感謝状を贈呈しました。尾崎さんは、田沢地域の活性化をはじめ数々の地域おこしに尽力され、メンタルサポートを中心とするヘルスケア事業も展開しております。これからも仙北市を愛する市民の一人として、ますます活躍を期待してております。 仙北市の持続可能な開発目標、SDGsの取り組みについてであります。 6月15日、仙北市が提案したIoТ・水素エネルギー利用基盤整備を中心とした取り組みが、SDGs未来都市に選定されました。将来ビジョンをはじめとする取り組みの概要や推進体制を示したSDGs未来都市計画を策定し、間もなく公表する予定であります。あわせて、目標達成に向けた具体の取り組み方針についてワーキンググループが精査を行い、仙北市SDGs未来都市宣言を公表したいと思います。 総合戦略アドバイザーの追加委嘱についてであります。 7月1日、鎌倉市在住の榎田竜路さんを総合戦略アドバイザーとして、都内で委嘱状の交付を行いました。榎田さんは、秋田大学大学院理工学研究科非常勤講師のほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会経済・テクノロジー専門委員会委員などを務めている方であります。仙北市では、オリンピック・パラリンピックホストタウンの関連事業のほか、仙北市を元気にするプロジェクト事業へのアドバイスや御協力をいただきたいと思っております。 内閣府副大臣による特区事業の現地視察についてであります。 7月25日、田中良生内閣府副大臣をはじめとする関係者が、仙北市の特区事業について現地視察を行いました。農地所有適格法人メディカルファーム仙北、田沢湖自然ファームの放牧豚を提供する欧風食堂Kaede、国内旅行業務取扱管理者試験の一部免除により資格を取得した農山村体験推進協議会会長の佐藤裕之さんが運営する田沢湖キャンプ場の3カ所で、特区事業の意見交換を行っております。 地方創生推進交付金事業(継続分)の進捗についてであります。 温泉×健康によるヘルスケア推進事業における健康増進プログラム等で、台湾の旅行会社3社から女性3人を招聘し、7月23日から26日まで温泉と食事、体験を組み合わせたモニターツアーを実施しました。当事業は、他の観光施策とあわせてインバウンド旅行客の増加に相乗効果があると捉えております。 地方創生推進交付金(新規分)事業についてであります。 農業IoТ及び水素エネルギー利用による産業創造イノベーション事業の推進に関して、8月3日付で事業採択されました。担い手不足、超高齢社会といった課題に対応すべくスマート農業の確立を目指すとともに、新たな仕事づくりにつなげ、若年層の定住化を図ります。 また、水素エネルギー利用を中心とした仙北市地域エネルギー計画の策定及び玉川温泉水の活用に向けた実証実験を行い、その将来的な実運用を目指して産業振興に結びつけたいと考えております。 疲労ストレス測定器の利用についてであります。 市内温泉施設4カ所に設置をしたストレス測定器のデータ蓄積状況については、2月から7月までの半年間で6,011件の利用がありました。このうち、入浴前と後とで両方測定し比較された件数は360件で、傾向として、温泉入浴後は交感神経と副交感神経のバランスがよくなる、交感神経が活性化するなどの一定の効果が見込まれるデータとなっております。この測定器をより多くの皆様に御活用いただくため、仙北市ナイス温泉ラッキー事業として、お楽しみ抽選会を10月から実施します。温泉がもたらす入浴効果の検証を本格的に行い、ほかの健康づくり事業と相乗効果を出すよう事業を実施するものであります。詳細については、広報せんぼく9月16日号でお知らせしたいと思いますので、皆様どうか御協力をお願い申し上げます。 総務省データ利活用型スマートシティ推進事業についてであります。 総務省のデータ利活用型スマートシティ推進事業に、除雪業務の高度化やSNSを活用した海外観光広告戦略の推進によるスマートシティ型のまちづくり事業を提案しておりました。7月10日には採択候補としての決定をいただきましたけれども、当事業への充当を想定していた除雪費が事業費として認められなかったことから、当事業の今年度の実施は断念をしております。 市民福祉部であります。 障害福祉サービス事業所についてであります。 田沢湖畔の休業中ホテルを障害福祉サービス事業所に転用する計画の指定申請を受け協議をしておりましたけれども、施設の改修等も完了し、指定条件が整ったことから認可をしております。事業所の名称は「タートルファミリー田沢湖」で、運営主体の一般社団法人青風会が、9月1日から障がい者を対象に短期入所サービス事業を開始する予定であります。 また、社会福祉法人秋田ふくしハートネットからの要望で、新たな生活介護等複合型障害福祉サービス事業実施に伴う公共施設建設用地、これは西木町西荒井地内であります、の貸付について協議をしておりましたけれども、法人への国庫補助金交付が決定されたことに伴い、貸付の契約を締結しております。新事業所は平成31年3月20日の完成、4月1日からの事業開始の予定で、生活介護、定員22人であります。包括型共同生活援助、定員5人であります。短期入所、定員2人であります。の3種類のサービスを実施する予定となっております。 たばこと健康を考えるセミナーの開催についてであります。 10月24日、角館交流センターを会場に「たばこと健康を考えるセミナー」を開催します。講師は秋田県医師会の推薦により大澤佳之先生、大澤胃腸科内科クリニック院長先生であります、にお願いし、討論会も行う予定です。たばこによる健康被害はもとより、今般の健康増進法一部改正に伴う受動喫煙に関する内容が盛り込まれる計画であります。健康寿命の延伸に資するセミナーであることから、健康増進に向けた取り組みを多くの市民の皆様と共有し、今後の仙北市におけるたばこに関する対応のあり方を考える機会としたいと考えております。 観光商工部であります。 新・秋田の行事in仙北2018についてであります。 秋田県を代表する伝統芸能や祭りが一堂に会する伝統行事の祭典「新・秋田の行事in仙北2018」が、10月6日・7日の両日、仙北市を会場に開催されます。開催は昨年の大仙市に続き3回目となります。メインとなる会場は角館の内町エリア及び外町エリアであります。 現在、県観光連盟、市商工会等で組織する実行委員会並びに受託事業者であるABS秋田放送で、開催に向けた準備を進めております。当事業は、9月から11月に実施されるJR東日本の重点販売地域指定の主要事業と位置づけられております。 夏秋イチゴ栽培事業の事業拡大についてであります。 株式会社ストロベリーファームが進めている夏秋イチゴパイロット事業は6年目を迎え、生産面では蓄積した高度な栽培ノウハウをもとに標準収量以上に向上し、販路は全国各地に拡大しております。このように当初から目指していたパイロット事業の目標を達成したことで、商業ベースへの移行を図るべく事業拡大に着手しております。公共施設建設用地にハウス4棟、12.5アールを建設し、既存ハウスと合わせると22.5アールの経営規模となります。12月の完成予定で、翌年3月の作付開始、6月の収穫・出荷開始のスケジュールとお聞きをしております。 ユニバーサルマナー検定の実施についてであります。 7月6日、株式会社ミライロの岸田ひろ実さんを講師として招き、障がい、年齢、性別や国別への向き合い方や考え方、お声かけ方法を学ぶ講座ユニバーサルマナー検定を開催しました。56人の市民及び職員がユニバーサルマナー検定3級を取得しております。誰もが心から旅を楽しみ、行きたいと思える観光地になるためには、受け入れ側の心のバリアフリーが必要であります。今後も継続したユニバーサルマナー検定の開催や周知活動を広めていきたいと思います。また、7月5日、岸田さんには角館小学校で御講演もいただいております。 台北医師会の来訪についてであります。 8月2日、台北市医師会とその関係者21人が仙北市を訪れ、田沢湖総合開発センターで意見交換会を行いました。その後、特別養護老人福祉施設たざわこ清眺苑を見学し、夕食会には角館総合病院の西野院長、田沢湖病院の佐々木院長、西明寺診療所の市川所長をはじめ多くの方に参加をいただいて、両市の医療分野で友好関係が築かれたと思っております。 高雄市政府訪問団の来訪についてであります。 8月6日、秋田県を訪れていた趙建喬秘書長をはじめとする台湾高雄市政府訪問団10人が仙北市を来訪してくれました。訪問団には、武家屋敷、田沢湖や田沢湖クニマス未来館を見学いただきました。また、両市のきずなの証である飲水思源像を見学後、歓迎レセプションで両市の友好関係を確認し合いました。 台北駐日経済文化代表処謝代表の来訪についてであります。 8月24日から26日、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が仙北市を来訪しました。謝代表は玉川温泉、武家屋敷を視察後、大曲の花火を鑑賞し、翌日には仙北市国際交流協会が主催する歓迎レセプションに出席をされました。歓迎レセプションには、秋田県、仙北市、仙北市議会の皆様、また、仙北市国際交流協会の会員の方々など32人が出席をし、台湾と仙北市における友好関係を深める機会となったと思っております。 農林部であります。 仙北市堆肥センター製造の肥料名称についてであります。 堆肥センターは本年4月から本格稼働し、現在3回の堆肥成分分析が終了、4回目の分析を依頼しております。これまでと比べて大きな数値の変化がなければ、関係機関に特殊肥料の届出を行い、肥料の販売を行いたいと考えております。 肥料名称を6月18日から7月13日にかけて応募・募集したところ、市内外から34件の応募がありました。選考委員による選考の結果、大仙市にお住まいの松橋友理絵さんの作品「仙北の底力」を採用しました。 ツキノワグマ生息調査用カメラトラップの設置についてであります。 ツキノワグマの生息数を科学的に推定するため、県はカメラトラップ法による生息調査を実施することとしており、7月23日付でその依頼がありました。カメラの設置は、3キロメートルメッシュごとに市有林4カ所、角館3カ所、西木1カ所と田沢財産区4カ所、私有林6カ所、田沢湖3カ所、角館2カ所、西木1カ所の合計14カ所、県内で120カ所と聞いております、で実施することで承諾をしております。調査の期間は8月22日から11月上旬までで、捕獲や保護など地域性を加味した対策が図られると期待をしております。 五感楽農事業についてであります。 7月28日から2泊3日で、首都圏からの来訪者と地域住民が交流する五感楽農事業を実施しました。次回9月8日の催行も確定しているほか、ツアー行程内の農山村体験メニューは、JR東日本が単独商品として販売を開始し、秋田県の重点販売地域指定に伴って目玉商品として取り扱っていただくことも決定しております。同事業の実施は、移住・定住を目的とした農山村地域への集客という側面だけではなく、異業種連携という新たな可能性につながる好機となっております。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げました。本定例会に提案している案件は、条例関係1件、予算関係3件、決算認定関係14件、その他1件の計19件であります。慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これで市政報告を終わります。 すみません、だいぶ議場暑いようですので服は取ってくださって結構ですので、よろしくお願いします。---------------------------------------教育行政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、教育行政報告を行います。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 平成30年第5回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告させていただきます。 教育総務課であります。 学校適正配置に関する意見交換会について。 6月26日から7月13日にかけて、第1回意見交換会を桧木内地区住民・上桧木内地区住民・中川地区住民・桧木内中学校保護者・中川小学校保護者を対象に5回開催いたしました。「子どもたちのよりよい教育環境は、どうあればよいか」をテーマに御意見・御感想をお聞きする場として意見交換を行いました。 桧木内・上桧木内地区においては、通学時間の問題、健康面への不安、生徒や親の負担の大きさ、不公平感及び地域の衰退への危惧等の御意見をいただきました。 中川地区においては、児童の減少を考えると統合もやむなしとの意見や、きめ細かい教育への配慮、地域の拠点づくりへの不安、地域活性化対策等の御意見をいただきました。 8月27日から29日には第2回意見交換会を各3地区で開催し、多くの皆様の御意見をいただきました。今後も時間をかけて意見交換を行い、方向性を見出していきたいと考えております。 台湾台中市立恵文高級中学訪問について。 8月9日から11日まで、田口角館中学校長と私、ほか担当2人で、台中市立恵文高級中学を訪問してまいりました。これまでの恵文高級中学と角館高校との交流を受けて、「小さな国際文化都市」を目指す仙北市の角館中学校との交流、姉妹校提携の御提案をいただいての訪問であります。 この学校は、国際教育模範校として異文化交流等に大変力を入れている中高一貫型の学校であり、姉妹校提携に向けた意思確認、具体的な交流内容等を協議してまいりました。 12月5日、この学校の仙北市への修学旅行を機に角館中学校を会場に姉妹校締結式の予定であり、現在、交流の具体的な内容を検討している状況であります。 大曲仙北中学校総体について。 6月15日から17日まで、平成30年度大曲仙北中学校総合体育大会が開催されました。 ソフトテニス男子団体戦で角館中学校が準優勝、柔道男子団体戦で神代中学校が準優勝、卓球男子団体戦で角館中学校が第3位、柔道男子団体戦で角館中学校が第3位の成績をおさめ、県大会出場権を獲得しました。また、個人種目で県大会出場権を獲得した選手も多数おり、全体として延べ88人の生徒が全県中学校総合体育大会に出場しました。 全県中学校総体の主な結果について。 7月14日から16日まで第67回全県中学校総合体育大会が開催され、柔道男子個人66キロ級で角館中学校3年鎌田匠人さんが優勝、バドミントン男子個人の部で生保内中学校3年三浦悠さんが準優勝、剣道女子個人の部で生保内中学校3年畠山葉月さんが第5位となりました。また、卓球男子団体の部とソフトテニス男子団体の部で角館中学校がそれぞれベスト8、陸上女子1年100メートルで生保内中学校藤岡莉渚さんが第4位、陸上男子砲丸投げで神代中学校3年藤峰太輝さんが第6位、水泳女子100メートル自由形で角館中学校1年高橋陽さんが第7位、陸上女子共通100メートル障害で角館中学校3年佐々木稚那さんが第8位に入賞しました。さらに、オープン参加種目のフェンシング女子フルーレで角館中学校2年戸嶋希望さんが第3位、同じく角館中学校2年永井未寿稀さんが第5位に入賞しました。 県展入選について。 6月13日、第60回秋田県美術展覧会、県展、秋田魁新報社、県、県教委、秋田市主催の作品審査が行われ、応募した市内の中学生の作品も多数入選しました。県展は、日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真、デザインの7部門に計1,587点の応募があり、6月22日から6月28日までアトリオン、県立美術館県民ギャラリーで開催されました。 デザイン部門で、角館中学校3年伊沢楓さん、生保内中学校3年千葉雄大さん、三浦優希奈さん、渡邉愛生さんが見事入選となりました。 仙北市・富士河口湖町子ども交流事業について。 クニマスの再発見を契機に平成24年度から始まった交流事業は、7回目を迎えました。今年は8月1日から3日までの3日間、市内各中学校の代表6人が山梨県富士河口湖町を訪問しました。富士河口湖町役場の表敬訪問、西湖「クニマス展示館」の見学、カヌー体験、富士山五合目周辺の散策などの活動を通して、クニマスの人工増殖の取り組みや、富士河口湖町の豊かな自然や環境保全などについて学習しました。 今後、交流を通して学んだことを自校の生徒に伝えながら、クニマスや環境保全、仙北市の将来等について生徒全員で考えていきたいと思います。 子どもサミットについて。 8月7日、市内12校の児童会・生徒会代表者による第13回子どもサミット~Semboku Cityジュニア未来会議~を開催しました。 子どもサミットでは、いじめの撲滅などを目指す「仙北っ子の約束」の浸透を図る具体的な手立てや、家庭学習の充実のための各校の取り組み状況について、活発な意見交換がなされました。 今後も、ふるさと仙北市や自分たちの学校生活をよりよいものにしていくために、子どもたち自身による自主的・主体的な取り組みを支援していきます。 学校閉庁日について。 教職員の多忙化が全国的な問題となり、学校における働き方改革に向けた取り組みの一環として、全国的に学校閉庁日の設定が進められております。 本市においても、教職員が心身ともに健康で、よりよい教育活動が展開できることは子どもたちのよりよい成長につながると考え、平成30年度より8月13日から8月15日までの3日間を学校閉庁日といたしました。 大曲・仙北田沢湖一周駅伝競走大会について。 8月28日、大曲・仙北田沢湖一周駅伝競走大会が開催され、仙北市からも5校が出場しました。男子の部では、角館中学校Aチームが準優勝、角館中学校Bチームが第4位、神代中学校が第7位。女子の部でも、角館中学校Aチームが第4位というすばらしい成績をおさめました。 学校給食センター。 秋田県学校給食研究協議大会の表彰について。 7月31日に開催された「平成30年度第61回秋田県学校給食研究協議大会本荘由利大会」において、白岩小学校が学校給食優良校として表彰されました。この大会は、学校給食の指導・管理・運営に関して、地域の特色を生かした学校給食のあり方について研究協議を行うものであり、白岩小学校は、秋田県における学校給食の充実と改善及び指導力の向上に対する多大な功績が認められ、今回の受賞となりました。 学校給食食材からの大腸菌群検出について。 8月28日、秋田県学校給食会より、保健所の立ち入り検査によって、西木学校給食センターの給食で使用した「冷凍カボチャ」に大腸菌群が検出されたとの報告を受けましたが、給食を食べた児童生徒等に健康被害が出ていないことを確認いたしました。 学校給食会より、十分な加熱をすれば安全であるとの見解があり、栄養教諭及び栄養士によって十分な洗浄・加熱により安全であると確認されております。 なお、角館、田沢湖学校給食センターでは、この食材を使用しておりません。 今回の事案で、児童生徒、保護者等の皆様に多大な御心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 生涯学習課であります。 子ども演劇体験講座について。 今年度の新規事業として、子どもたちの豊かな表現力やコミュニケーション能力の向上を図るため、「わらび座」の協力のもと、7月25日、31日、8月2日、4日の全4回にわたり「子ども演劇体験講座」を仙北市民会館にて行いました。 参加した市内各小学校の5年生から6年生の男女6人は、わらび座の脚本家・栗城宏さんが書き下ろした脚本「俺はサムライ・ドラマー」、大村藩士・浜田謹吾少年の物語をテキストに、わらび座の役者から指導を受け、回を重ねるたびに成長していく姿を見せてくれました。また、最終日には保護者などの前で舞台発表を行い、演劇を通してさまざまなことを学び、大きな達成感を得たようでした。 今後も、多くの子どもたちが演劇を通して表現力やコミュニケーション能力の向上が図られるよう、環境づくりを推進していきます。 成人式について。 8月15日、仙北市民会館において仙北市成人式を開催しました。今年度の対象者は264人で、うち213人、80.68%が参加し、懐かしい友との再会を喜びながら和やかな雰囲気の中にも厳粛に執り行われました。 新成人3人による「誓いのことば」では、両親や家族、先生方や仲間たち、そして地域の方々など多くの方に支えられ成長できたことへの感謝の言葉と、これからは夢や目標に向かい、見かけにとらわれない中身のある社会人として、家族や仙北市に恩返しできるよう努力し続けたいという力強い決意が述べられました。式典終了後に行われたアトラクションでは、「世界に一つだけの花」と「秋田県民歌」が合唱され、会場は一体感に包まれました。 例年、成人式では地元に在住する新成人の有志が中心になり、成人式やアトラクョンの運営を自主的に行っております。参加した新成人が郷土のよさを再認識し、一人でも多く仙北市に定住してくれるよう、今後も積極的な企画運営に取り組んでいきます。 田沢湖公民館であります。 生保内節盆踊り大会について。 8月18日、田沢湖庁舎駐車場を会場に、第48回生保内節盆踊り大会を開催いたしました。市内外から400人余りの観客や参加者が、過ぎゆく夏の夜を民謡「生保内節」に合わせ、心ゆくまで楽しみました。盆踊りの合間には、石神稲穂太鼓保存会、生保内田植え踊り保存会の郷土芸能のほか、生保内小学校児童による民謡や、だしのこ園職員によるサンバ生保内節などの踊り、田沢湖さんさ湖桜会によるさんさ踊りなど多彩なアトラクションが披露され、詰めかけた多くの観衆から盛大な拍手が送られ、会場は大いに盛り上がりました。 学習資料館・イベント交流館であります。 「新潮社の装幀展」について。 4月8日から7月8日まで新潮社記念文学館で開催した、佐藤義亮生誕140年記念企画展「新潮社の装幀展」は、2,089人のお客様から御観覧いただき、好評のうちに終了いたしました。開期中は「文豪とアルケミスト」人気キャラクターをデザインした、新潮文庫特別限定カバーパネルの見学を目的に、全国から多くのファンも詰めかけました。 7月1日に開催した特別企画ギャラリートークでは、株式会社新潮社の楠瀬啓之さんと黒田貴さんから、装幀の変遷や装幀室の仕事について貴重なお話を伺うことができました。 「高井有一展」について。 7月14日から11月4日まで、アンコール企画展「高井有一展」を開催しております。展覧会では、昨年から現在までに寄贈された高井有一氏旧蔵資料から書籍を中心に、直筆原稿、雑誌、愛用品など約100点を展示しています。祖父田口掬汀の故郷であり、自身も戦時中疎開した当時の角館町との深い交流が、新潮社記念文学館への寄贈につながったものと思われます。 8月2日には、特別企画としてボランティア団体「やさいの花」の協力により少年期の戦争体験を題材にした、戦争文学高井有一「櫟の家」朗読会を開催しました。常設展示の「高井有一書斎」では、旧蔵書を一部入れ替え、愛用品や写真等の展示とともに書斎を再現しております。開期中、多くの方々においでいただきたいと思います。 「新潮社創業者佐藤義亮生誕140年記念事業」について。 7月24日から29日まで、仙北市出身の新潮社初代社長佐藤義亮の功績を顕彰するため、「新潮社創業者佐藤義亮生誕140年記念事業」を新潮社社屋に近い東京神楽坂で行いました。7月25日に、門脇市長、石黒角館図書館後援会長、石川副会長と私、ほか関係職員が新潮社を表敬訪問しました。 同日開催された第47回神楽坂祭りで、門脇市長のあいさつやおやま囃子、手踊りの披露を行い、多くの観客から盛大な拍手をいただきました。また、新潮社や地元の神楽坂文化振興倶楽部等の御協力により、期間中、ギャラリー「かぐらざか五感肆パレアナ」において、佐藤義亮と新潮社記念文学館にかかわるパネル展示、角館のお祭りのDVD放映、仙北市の観光地紹介、郷土の製品の販売等も行い、地元神楽坂の皆様や東京に住む仙北市出身の皆様との交流を深めることができました。 スポーツ振興課であります。 田沢湖マラソン開催について。 9月16日、2008年北京オリンピック女子1万メートル日本代表として出場され、世界選手権等で活躍されている渋井陽子さんをゲストランナーにお迎えし、第33回田沢湖マラソンが開催されます。エントリーの状況は昨年を若干上回っており、前日エントリーを含めると最終的には5,000人程度となる見込みであります。 本年もJTBスポーツステーションエントリーを引き続き行い、これまでの走るだけの参加型から観光を含めた滞在型を積極的に取り込み、国内参加のみならずインバウンド対応として、海外からの受け入れを積極的に行っています。 また、台湾高雄国際マラソンとの連携については、今年の2月に高雄市から招待を受け、仙北市民ランナーが大会へ参加していますが、今大会へも高雄市の関係者やランナーを招き、市民交流の取り組みを行う予定となっております。 各種スポーツ大会について。 9月23日には、第28回100キロチャレンジマラソン大会が開催されます。エントリーの状況は、100キロの部に1,086人、50キロの部に361人となっております。 大会運営や今後の大会継続のあり方等検討の余地はあるものの、引き続き秋田県や関係団体とともにサポートを行っていきます。 10月7日、鹿角市で開催される秋田25市町村対抗駅伝ふるさとあきたラン!に向けて、7月28日に小・中学生の選考会を実施し、仙北市選抜チームが結成されました。小学生、中学生、高校生、一般、壮年からなる9区間に、各年代の代表選手総勢18人が参加します。 文化財課であります。 武家屋敷河原田家主屋修理現場見学会の開催について。 昨年度から、文化財建造物等を活用した地域活性化事業による修理事業を実施している武家屋敷河原田家で、8月6日、主屋修理現場見学会を開催しました。広報や内町通信で周知したところ、これまで非公開となっていた主屋の内部を見学できる機会ということで、午前・午後合わせて35人の皆様に御参加いただきました。当日は初めに工事の概要を説明した後、実際に居間の畳を上げて床板を外した現場や、各部屋の様子など1時間ほどゆっくりと見学をしていただくことができました。 平福記念美術館であります。 「郷土画人展~秋田が誇る作家たち~」、「ひらふくひらく-秋田県内作家によるグループ展」について。 5月31日まで開催した「池田修三作品展」は4,919人の入館者数となり、大好評のうちに無事終了することができました。 6月8日から7月24日まで、「郷土画人展」を開催しました。地元愛好家の方々から御協力を得て、寺澤孝太郎や西宮禮和など郷土画家の逸品を紹介させていただきました。開期中は931人の入館者数となりました。 7月31日から9月24日まで、秋田県内で活動する若手現代芸術家7人によるグループ展「ひらふくひらく」を開催しており、陶芸や写真、イラスト、絵画など幅広いジャンルの展示になっております。8月4日にはワークショップも開催され、たくさんの親子連れが来館し、人形劇の鑑賞や作品づくりを体験していただきました。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) これで教育行政報告を終わります。 議会動静報告並びに監査報告は、お手元に配付のとおりであります。 11時20分まで暫時休憩します。                             (午前11時05分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時19分)--------------------------------------- △議案第75号~議案第93号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてから日程第22、議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏規約の一部変更についてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第75号について、中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) それでは、議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を説明いたします。 議案綴りの4ページをごらんください。 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 その次の5ページが改正の条例となっております。 今回の条例改正は、コンビニエンスストア等における印鑑登録証明書交付サービスを実施するための一部改正でございます。 第14条に個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを使用し、多機能端末機、いわゆるコンビニのコピー機から証明書を受け取ることができる条項を追加するものです。 以上、簡単でございますが説明を終わります。御審議よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第76号及び議案第77号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) それでは、議案第76号の提案理由を御説明いたします。 平成30年度一般・特別会計補正予算綴りの1ページをごらんください。 議案第76号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2億9,470万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を202億341万8,000円とするものです。 第2条は継続費の設定、第3条は地方債の補正です。 5ページをごらんください。 第2表、継続費は総合給食センター建設事業費で、総額12億8,766万3,000円、年割額は、平成30年度1億2,876万7,000円、平成31年度11億5,889万6,000円となります。 6ページをごらんください。 第3表、地方債の補正は、事業の追加と変更です。追加は小学校施設等整備事業費で、桧木内小学校体育館及び白岩小学校校舎棟大規模改修事業費の実施設計分となります。変更は総合給食センター建設事業費、公共土木施設単独災害復旧事業費の小黒沢川災害復旧工事ほかの追加となります。 9ページをごらんください。 初めに歳入の御説明をいたします。 8款1項1目の説明欄、地方特例交付金324万円の追加は、交付額確定によるものです。 13款2項1目の説明欄、地方創生推進交付金625万円の追加は、農業IoT・水素利用による産業創造事業費、同じく4目の説明欄、東北観光復興対策交付金433万4,000円の追加は、AKITAスノーリゾート推進事業費分となっております。 14款1項2目の説明欄、災害弔慰金等負担金562万5,000円の追加は、平成29年度中の雪害で亡くなられた2人の方の災害弔慰金負担分です。 14款2項4目の説明欄、高度経営体集積促進事業費補助金2,412万円の追加は、潟野十二峠地区高度経営体集積促進費の補助金分です。 局所防災事業費補助金512万円の追加は、塩手沢地区山腹崩落復旧工事費分です。 17款1項5目の説明欄、仙北ふるさと振興基金繰入金640万円の追加は、総合給食センター建設事業費分となっております。 18款1項1目の説明欄、前年度繰越金8,305万7,000円の追加は、補正財源です。 10ページをごらんください。 20款1項4目の説明欄、自然災害防止事業債230万円の追加は、塩手沢地区山腹崩落復旧工事費分です。 同じく6目の説明欄、道路橋りょう債550万円の追加は、生保内中央線道路舗装事業費分です。 同じく8目の説明欄、総合給食センター建設事業債1億2,230万円の追加は、総合給食センター建設事業費分です。 同じく小学校施設等整備事業債700万円の追加は、桧木内小学校体育館及び白岩小学校校舎棟大規模改修事業費の実施設計分となっております。 同じく11目の説明欄、過疎対策債1,230万円の追加は、旧角館総合病院施設の解体にかかわる事業費で、解体及びアスベスト除去工事実施設計分となっております。 同じく13目の説明欄、単独公共土木施設災害復旧事業債660万円の追加は、小黒沢川災害復旧工事ほかの災害復旧費分となっております。 11ページをごらんください。 歳出は各項目の主なものを御説明いたします。 2款1項5目の説明欄、公共施設等マネジメント事業費1,268万1,000円は、旧角館総合病院の解体に係る実施設計及びアスベスト除去工事実施設計業務費、土壌汚染対策法第3条第1項に基づく調査委託料となっております。 同じく6目の説明欄、農業IoT・水素利用による産業創造事業費地方創生推進交付金となります。1,250万円は、農業IoTの推進と水素エネルギー活用による産業創造を目指す事業を実施するもので、平成30年度から平成32年度までの新規事業となっています。事業費の2分の1が国庫補助で、今年度は企画運営委託費及び調査委託費が主なものとなっております。 同じく7目の説明欄、地域振興事業費400万円は、地域住民の緊急的な要望に対処するための事業費経費の追加となります。地域振興事業は、今年度新たに創設した事業でございまして、現在19件の要望があり、事業を進めているところでございます。今後さらに要望箇所が増える見込みであり、事業経費の追加を行うものです。 12ページをごらんください。 3款5項1目の説明欄、災害救援費750万円は、平成29年度中の大雪による雪害について、災害救助法が適用となり、災害弔慰金の支給を行うもので、国が2分の1、県及び市がそれぞれ4分の1負担となります。対象者は、除雪作業中に亡くなられた2人の方となっております。 4款1項4目の説明欄、健康管理センター管理運営費768万6,000円は、新角館庁舎建設に伴い駐車場への落雪防止を図るため、健康管理センター屋根への雪止め設置及び屋根塗装工事費などです。これは、新角館庁舎の建設が始まった場合、同時期における工事車両等の混雑を考慮し、今年度中の設置を実施するものです。 4款4項3目の説明欄、ごみ処理場管理運営費542万3,000円は、施設設備冷却用ポンプの老朽化に伴い冷却用ポンプの交換費となります。 13ページをごらんください。 6款1項5目の説明欄、農地集積加速化基盤整備事業費2,412万円は、潟野十二峠地区高度経営体集積促進事業に対する補助金です。 6款2項2目の説明欄、局所防災事業費640万円は、塩手沢地区山腹崩落復旧工事費分です。 7款1項3目の説明欄、AKITAスノーリゾート推進事業費541万9,000円は、訪日外国人旅行客が増加する中、たざわ湖スキー場を中心としたエリアの誘客促進事業で、スノーリゾートとしての新たな体験プログラムの開発と検証、また、仙台空港からたざわ湖スキー場を結ぶ冬期2次アクセス事業費となっております。 14ページをごらんください。 8款2項2目の説明欄、冬期交通対策費1,500万7,000円は、昨シーズンの豪雪の影響により、4月以降の排雪作業が増大したほか、道路補修箇所が多発したことに伴う除雪車リース料及び原材料費の追加となります。 14ページと15ページにまたなります。 10款2項1目の説明欄、諸工事費1,348万3,000円は、平成31年度交付金事業として大規模改修工事に要望している桧木内小学校体育館及び白岩小学校校舎棟の実施設計委託費、また、神代体育館漏水箇所修繕工事などの経費となります。 10款6項3目の説明欄、総合給食センター建設事業費1億2,890万4,000円は、3地区の給食センターの老朽化に伴う総合給食センター建設事業費となります。 11款2項1目の説明欄、公共土木施設災害復旧事業費1,078万8,000円は、今年の融雪時期から7月までの間における、大雨等災害の復旧に係る作業員賃金及び作業機械借り上げの経費です。工事は、山谷川崎地区、小黒川沢の擁壁崩壊復旧工事となります。 以上で議案第76号の提案理由の説明を終わります。 次に、議案第77号の提案理由を御説明いたします。 同じく平成30年度一般・特別会計補正予算綴りの19ページをごらんください。 議案第77号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ86万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を35億5,988万1,000円とするものです。 22ページをごらんください。 歳入歳出同額の86万2,000円の追加で、これはコンビニ収納取扱手数料分となります。7月末現在利用数が1万件を超えており、当初見込みを上回る件数で推移しております。4月からの実績を踏まえまして、その不足見込み額の追加を行うものでございます。 以上で第77号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第78号について、中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) それでは、議案第78号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。 平成30年度仙北市一般会計・特別会計補正予算書説明書の23ページをお開き願います。 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,242万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億2,713万4,000円とするものでございます。 歳入歳出予算事項別明細書の26・27ページをお開き願います。 歳入の内訳としまして、4款1項1目保険給付費等交付金普通交付金は1億1,263万1,000円の減であります。この保険給付費交付金は、普通交付金は本来歳出2款の保険給付費相当額が交付されるものでございますが、予算相当額の交付申請をしたところ、1億1,263万1,000円少ない19億7,042万4,833円と提示されたことにより減額補正となりました。ただし、今年度の実績により翌年度に精算するものでございます。 続きまして、7款1項1目前年度繰越金でございます。平成29年度決算により平成30年度への繰越金2億3,020万4,371円が確定したことによる、8,020万4,000円の補正でございます。 続きまして、歳出の内訳といたしまして、1款1項1目一般管理費の委託料32万4,000円の増であります。これは、国保ライン、いわゆる国・県報告用帳票作成システムについて、毎年の制度改正と来年予定されております元号改正に対応するため、システム改修委託料でございます。このシステム改修は、厚労省が予定している国庫補助対象事業経費となっております。 続きまして、8款1項7目諸支出金の療養給付費等負担金償還金5,135万円の増です。これは、今年度から秋田県に一本化された国民健康保険でございますが、平成29年度の収入であった療養給付費負担金に対しては仙北市で精算されることとなっており、今年度限りとなっております。 続きまして、9款1項1目予備費につきましては、歳入における普通交付金の減、繰越金の増、療養給付費負担金返還に対する財源に対応するため、8,410万1,000円の減額となっております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第79号から議案第89号までについて、伊藤会計管理者。 ◎会計管理者(伊藤一彦君) 議案第79号から議案第89号までの提案理由を説明いたします。 議案綴りの6ページをごらんください。 議案第79号 平成29年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてから、16ページの議案第89号 平成29年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの11議案について、地方自治法第233条第3項の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。 決算書の1ページ・2ページが平成29年度会計別決算総括表、3ページから一般会計で、221ページから各特別会計です。また、別冊の平成29年度決算説明資料も併せてごらんください。 決算書の1ページ、会計別決算総括表をごらんください。 一般会計の歳入決算額は208億1,768万5,964円、歳出決算額は199億3,232万3,307円、差し引き残額は8億8,536万2,657円です。このうち翌年度に繰り越すべき財源である繰越明許費繰越額等1億705万5,000円を差し引いた額の2分の1以上である3億8,915万3,829円を財政調整基金に積み立てし、翌年度繰越金が3億8,915万3,828円となっております。 4ページ・5ページをごらんください。 一般会計の歳入の決算状況について説明します。 収入済額の合計は208億1,768万5,964円、不納欠損額は2億3,670万4,103円です。主なものは、市税2億2,895万8,362円、生活保護費戻入金736万7,741円などです。市税の内訳は、固定資産税1億8,920万8,852円、入湯税2,494万1,082円、市民税1,316万9,228円などです。 収入未済額は3億9,296万1,633円です。主なものは、市税が3億2,343万8,776円、給食収入2,518万9,373円、クニマス未来館設計違算賠償金2,102万円などです。 次のページをごらんください。 歳出の決算状況を説明します。 支出済額の合計は199億3,232万3,307円、翌年度繰越額が5億1,153万4,000円、不用額が5億204万7,693円です。 次に、決算説明資料の6ページをごらんください。 第1表、一般会計決算収支の状況に記載されておりますように、前年度と比較して歳入総額は13億5,678万8,000円、7%の増となっております。歳出総額は7億8,617万4,000円、4.1%の増となりました。 第2表、一般会計歳入決算額の状況は、款別歳入決算額の前年度との比較表です。主な増減内容は、2ページに記載のとおりであります。 7ページの第3表、市税の徴収実績の状況をごらんください。 一般税の徴収率は、現年課税分97.9%、滞納繰越分7.4%、合計では83.1%となり、前年度より1.3ポイント上回りました。国民健康保険税は、現年課税分91.7%、滞納繰越分18.7%、合計では67.2%となり、前年度を4.8ポイント上回りました。 次ページの第4表は目的別、第5表は性質別の歳出決算額の前年度との比較表です。主な増減内容は、2ページから3ページに記載のとおりであります。 次に、10ページの第6表、市債の目的別現在高の状況をごらんください。 下段合計欄の平成28年度末現在高199億5,621万4,000円に対して、差し引き現在高は203億2,717万8,000円で、3億7,096万4,000円の増となりました。目的別で残高の多いものは、地方交付税の代替措置の区分16、臨時財政対策債80億7,000万円、区分11、過疎対策債29億8,000万円、市道や橋梁整備に充当した区分6、土木債25億3,000万円、学校施設整備に充当した区分8、教育債19億5,000万円などです。 次に、各特別会計歳入歳出決算について説明します。 決算書のほうになりますけれども、決算書のほうの1ページをごらんください。 初めに、集中管理特別会計です。 決算額は、歳入歳出とも36億1,638万4,473円です。この特別会計は、職員給与費、光熱水費、通信運搬費、下水道使用料などを一括して行い、年度末に各会計より振りかえするもので、歳入歳出決算額が同額となります。 次に、下水道事業特別会計です。 歳入は7億5,345万9,812円、歳出は7億5,281万8,931円、差し引き残額は64万881円です。繰越明許費繰越額55万1,000円を差し引いた繰越額は、8万9,881円です。 232ページをごらんください。 不納欠損額は54万9,145円、収入未済額は726万2,978円です。 次に、集落排水事業特別会計です。 また1ページのほうにお戻りください。 歳入は3億7,682万811円、歳出は3億7,673万3,656円、差し引き残額は8万7,155円です。 250ページをごらんください。 不納欠損額は19万5,000円、収入未済額は147万643円です。 次に、浄化槽特別会計です。 また1ページのほうになりますけども、歳入は9,296万5,399円、歳出は9,290万9,628円、差し引き残額は5万5,771円です。 266ページをごらんください。 収入未済額は42万8,950円です。 次に、国民健康保険特別会計の事業勘定です。 1ページのほうになります。 歳入は38億707万5,968円、歳出は35億7,687万1,597円、差し引き残額は2億3,020万4,371円です。 280ページをごらんください。 不納欠損額は5,108万4,357円、収入未済額は2億2,581万9,635円です。 次に、国民健康保険特別会計の田沢診療施設勘定です。 1ページ目です。 歳入は2,164万5,220円、歳出は2,159万6,230円、差し引き残額は4万8,990円です。 2ページをごらんください。 国民健康保険特別会計の神代診療施設勘定です。 歳入は8,186万536円、歳出は8,173万6,272円、差し引き残額は12万4,264円です。 次に、後期高齢者医療特別会計です。 歳入は3億8万9,814円、歳出は2億9,957万5,906円、差し引き残額は51万3,908円です。 344ページをごらんください。 不納欠損額は151万8,300円、収入未済額は271万1,600円です。 次に、介護保険特別会計です。 2ページにお戻りください。 歳入は4億2,314万8,727円、歳出は4億2,277万449円、差し引き残額は37万8,278円です。 358ページをごらんください。 収入未済額は101万7,567円です。 次に、生保内財産区特別会計です。 2ページにお戻りください。 歳入は8,558万9,158円、歳出は5,834万4,224円、差し引き残額は2,724万4,934円です。 376ページをごらんください。 収入未済額は658万6,737円です。 次に、田沢財産区特別会計です。 2ページにお戻りください。 歳入は4,473万2,220円、歳出は2,908万3,998円、差し引き残額は1,564万8,222円です。繰越明許費繰越額15万円を差し引いた繰越額は、1,549万8,222円です。 次に、雲沢財産区特別会計です。 歳入は867万5,374円、歳出は662万4,237円、差し引き残額は205万1,137円です。 主要施策の実績については、決算説明資料の12ページから記載されておりますのでごらんください。 以上で議案第79号から議案第89号までの説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第90号について、高橋医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(高橋信次君) それでは、議案第90号 平成29年度仙北市病院事業会計決算認定についての提案理由と決算概要について御説明申し上げます。 議案綴りの17ページをごらんいただきたいと思います。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成29年度仙北市病院事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊の平成29年度仙北市病院事業会計決算書の21ページをお開きいただきたいと思います。 最初に、田沢湖病院の業務の状況についてであります。 入院患者数1万7,595人で、前年度より1,074人の減。外来患者数が3万1,034人で、前年度より3,062人の減となっております。 次に、角館総合病院の業務の状況についてであります。 入院患者数が6万1,309人で、前年度より8,248人の減。外来患者数は11万7,028人で、前年度より1万4,172人の減となっております。 次に、収支の状況について御説明いたします。 同じく決算書の1ページ・2ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、収益的収入及び支出についてです。 第1款田沢湖病院の事業収益の決算額、2ページの上段のほうになりますが、8億9,097万7,294円、事業費用、下の表になりますが、決算額が9億2,646万950円で、3,548万3,656円の赤字決算となっております。前年度の黒字から赤字への要因といたしましては、常勤の内科医師1名の減に伴う入院・外来患者数の減少などが要因となっております。 次に、第2款角館総合病院についてです。事業収益が37億7,018万5,123円、事業費用が41億7,625万6,551円で、4億607万1,428円の赤字決算となっております。赤字の主な要因といたしましては、病床数の縮小と病院移転に伴う入院患者の抑制、精神科常勤医師退職に伴うメンタルヘルス患者の抑制などを要因に収益が減少、また、費用のほうでは、病院新築に伴う構築物・医療機器等の更新に伴う減価償却費が大幅な増額になったことが要因となっております。 次に、第3款医療局、事業収益が6,449万5,877円、事業費用が98万195円となり、6,351万5,682円の黒字決算となっております。これは医療局の累積欠損金を前倒しして解消すること目的に、一般会計からの繰り出しによるものでございます。 病院事業全体の収入合計の決算額が47億2,565万8,294円となり、前年度と比較して2億3,869万7,140円の減、支出の合計の決算額が51億369万7,696円で、前年度と比較して1億1,322万3,451円の増となっております。収支の差引額で3億7,803万9,402円の赤字決算となっております。 次に、3ページ・4ページをごらんいただきたいと思います。 資本的収入及び支出についてす。 最初に病院事業全体の収入の合計ですが、1億4,241万4,453円となっております。収入の内訳では、第1款の田沢湖病院が5,685万5,453円、第2款の角館総合病院が8,555万9,000円で、いずれも企業債償還元金分の一般会計からの出資金となってございます。 次に、同じく病院事業全体の支出の合計ですが、2億3,417万6,276円で、内訳では、第1款田沢湖病院が8,749万8,378円で企業債償還元金分、第2款角館総合病院が1億4,667万7,898円で、建設改良費の医療機器購入費と同じく企業債元金償還分となっております。 資本的支出に対する資本的収入の不足額は、一時借入金で補填措置を行っております。 次に、5ページから8ページまでの損益計算書について御説明いたします。 最初に、5ページの下段のところにありますように、病院事業全体の当年度純損失は3億7.973万1,610円で、特別利益・特別損失がないため、経常損失も同額となってございます。内訳についてですが、6ページの田沢湖病院で3,548万3,656円を、また、7ページの角館総合病院も4億776万3,636円の純損失を計上しております。 8ページの医療局につきましては、先ほどの説明から純利益・経常利益とも6,351万5,682円を計上しております。 9ページ以降につきましては説明を割愛させていただきますが、諸計算書、貸借対照表、20ページ以降につきましては、総括的事項及び報告事項について、各病院、医療局ごとそれぞれ記載してあります。 以上、議案第90号 平成29年度仙北市病院事業会計決算認定についての提案理由及び決算概要について説明させていただきました。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 12時ですけれども、あと3号だけですが、このまま継続していいですか。          (「はい」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 参与の方々いいですか。          (「はい」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) それでは続きまして、議案第91号及び議案第92号について、吉田建設部長。 ◎建設部長(吉田稔君) それでは、議案第91号 平成29年度仙北市温泉事業会計決算認定についての提案理由と内容について御説明申し上げます。 議案綴りの18ページをお開き願います。 議案第91号 平成29年度仙北市温泉事業会計決算認定について 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成29年度仙北市温泉事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊でお配りしております公営企業決算書の9ページをお開き願います。 平成29年度仙北市温泉事業報告でございます。 本年度の業務量は、延べ供給戸数564戸、延べ供給口数1,738口、延べ供給量は47万5,758キロリットルとなり、前年度と比較しますと、延べ供給戸数は14戸の減、延べ供給口数は14口の減、延べ供給量は3,960キロリットルの減となりました。 経常収支ににおいて、収益では5,829万3,000円、費用では5,923万9,000円となり、94万5,000円の経常損失を計上することとなりました。 また、資本的支出の建設改良工事につきましては、山麓分湯槽から杉谷地分湯槽間温泉管布設替工事の前払金518万円及び実施設計業務委託194万4,000円となっております。 今後もサービスの向上に努め、安全で安定的な温泉を供給し、信頼される温泉業務を目指してまいります。 続いて、1ページをお開き願います。 平成29年度仙北市温泉事業の決算報告でございます。 収益的収入及び支出のうち、初めに収入でございます。 1款温泉事業収益、予算額の合計6,106万2,000円に対しまして、決算額6,067万9,797円でございます。 次に、支出でございます。 1款温泉事業費用、予算額の合計6,106万2,000円に対しまして、決算額6,109万7,416円でございます。 次の2ページをお開き願います。 資本的収入及び支出でございます。支出です。 1款資本的支出の予算額の合計1,802万4,000円に対しまして、決算額712万4,000円でございます。翌年度繰越額でございますけれども、1款1項建設改良費で1,059万9,000円となってございます。 下の説明欄でございます。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額712万4,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的支出調整額52万7,700円及び過年度分損益勘定留保資金659万6,300円で補填したものでございます。 次に、3ページでございます。 29年度温泉事業損益計算書のうち、4ページをお開き願います。 当年度純損失94万5,319円、前年度末処理欠損金655万8,347円、当年度末処理欠損金190万3,666円でございます。 6ページは貸借対照法、それから14ページ以降につきましてはキャッシュフロー計算書となってございます。後でごらんになっていただきたいと思います。 以上で、議案第91号 平成29年度仙北市温泉事業会計の決算認定についての提案理由及び決算内容についての説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 続きまして、議案第92号でございます。平成29年度仙北市水道事業会計決算認定についての提案理由と内容について御説明申し上げます。 議案綴りの19ページをお開き願います。 地方公営企業法第30条の第4項の規定により、平成29年度仙北市水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 同じく別冊でお配りしております公営企業会計決算書の31ページをお開き願います。 仙北市水道事業の事業報告でございます。 本年度の水道事業につきましては、西木地区の簡易水道事業特別会計と統合になったことによりまして、当年度末給水戸数が7,157戸で、前年度に比べ1,421戸の増、配水量は314万2,581立方で、前年度に比べ46万573立方の増でございます。有収水量は186万7,548立方で、前年度に比べ28万1,084立方の増となってございます。有水率は59.43%でございます。 次に、事業収益でございます。事業収益につきましては5億9,239万9,000円で、その内訳の割合は記載のとおりとなってございます。 次の事業費用でございます。5億6,920万5,000円でございます。その割合につきましても記載のとおりでございます。 本年度の水道事業の損益は、2,319万4,000円の純利益となってございます。 次に、資本的支出の建設改良工事でございます。水道未普及解消事業でございまして、八割地区3億2,071万円でございます。ほか神代地区、角館浄水場の耐震工事補強、それから配水管の整備事業費等を実施してございます。営業設備費では、角館浄水場電気設備工事費作業工事3,520万8,000円、また、企業債償還金は1億8,137万1,000円となっております。 今後、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増すところでございますけれども、加入促進と未普及解消はもちろんのこと、より効率的な経営と安全と安定給水の確保に努めてまいります。 続いて、23ページをお開き願います。 水道事業の決算報告でございます。 収益的収入及び支出、初めに収入でございます。 1款水道事業収益、予算額の合計6億4,194万5,000円に対しまして、決算額6億2,235万2,677円でございます。 次に、支出でございます。 1款水道事業費用、予算額6億4,194万5,000円に対しまして、決算額5億7,658万2,257円となってございます。 次の24ページをお開き願います。 資本的収入及び支出のうち、初めに収入でございます。 1款資本的収入、予算の合計6億9,681万1,000円に対しまして、決算額6億2,829万8,216円でございます。 次に、支出です。 1款資本的支出、予算額合計8億1,580万7,000円に対しまして、決算額7億3,006万9,360円でございます。 翌年度繰越額でございますけれども、1款1項建設改良費2,265万4,000円となってございます。 下の説明欄でございます。資本的収入額が資本的支出に不足する額1億177万1,144円は、当年度分消費税及び地方消費税の資本的収支調整額2,398万16円及び過年度分損益勘定留保資金7,779万1,128円で補填したものでございます。 次のページ、仙北市水道事業損益計算書の内訳でございます。 26ページをお開きください。 中ほどでございます。当年度の純利益2,319万4,128円、それから前年度の繰越剰余金2億1,572万1,119円でございます。当年度未処理分剰余金2億3,891万5,247円でございます。 28ページは貸借対照表、それから39ページ以降につきましてはキャッシュフロー計算書と明細書となってございます。 以上で、議案第92号 平成29年度仙北市水道事業会計決算の提案理由と内容についての説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第93号について、中村市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(中村和彦君) それでは、議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についての提案理由を説明いたします。 議案綴りの20ページをごらんください。 地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体で協議の上、大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部を別紙のとおり変更し、共同処理する事務を変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 21ページが規約の一部変更になる規約となっております。 今回の規約の一部変更は、大仙市、美郷町、仙北市の廃棄物処理の広域化について、大仙美郷環境事務組合と仙北市の一般廃棄物処理施設の管理運営を平成31年4月1日から大曲仙北広域市町村圏組合に一本化するために、大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及びこれに伴い組合規約を変更することの関係地方公共団体の協議について、議会の議決を求めるものでございます。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、議案第75号 仙北市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてから日程第22、議案第93号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についてまでの各案の提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了いたしました。 本日の会議を閉じ、散会をいたします。                              (午後0時13分)...