仙北市議会 > 2017-06-23 >
06月23日-05号

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  1. 仙北市議会 2017-06-23
    06月23日-05号


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    平成29年  6月 定例会          平成29年第2回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                 平成29年6月23日(金曜日)午前10時開議第1 議案第67号 仙北市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定について第2 議案第68号 平成29年度仙北市一般会計補正予算(第1号)第3 議案第69号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)第4 議案第70号 平成29年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)   請願第4号 武蔵野下5町内地内(一部)の側溝設置と舗装に関する請願---------------------------------------出席議員(18名)      1番 佐藤大成君       3番 熊谷一夫君      4番 門脇民夫君       5番 平岡裕子君      6番 田口寿宜君       7番 大石温基君      8番 阿部則比古君      9番 黒沢龍己君     10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君      13番 小林幸悦君     14番 伊藤邦彦君      15番 真崎寿浩君     16番 八柳良太郎君     17番 高久昭二君     18番 稲田 修君      19番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(1名)      2番 高橋 豪君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長      倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者  進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長     運藤良克君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君             冨岡 明君  総合戦略統括監             福祉事務所長                      農林部長兼  観光商工部長    平岡有介君              浅利芳宏君                      総合産業研究所長                      会計管理者兼  建設部長      武藤義彦君              伊藤一彦君                      会計課長                      医療局長兼  教育部長      渡辺久信君              高橋信次君                      医療連携政策監  危機管理監     加古信夫君     建設部次長    吉田 稔君  総務部次長兼              総務部次長兼            戸澤 浩君              大山肇浩君  総務課長                企画政策課長  市民福祉部次長兼            中村和彦君     総務部財政課長  草なぎ郁太郎君  市民生活課長---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記       藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 欠席の届け出は、2番、高橋 豪君です。お葬式のために欠席であります。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。                              (午前9時58分)--------------------------------------- △議案第67号~請願第4号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第67号 仙北市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定についてから日程第5、請願第4号 武蔵野下5町内地内一部の側溝設置と舗装に関する請願までの各案を一括して議題とします。 議会運営副委員長の報告を求めます。八柳副委員長 ◆16番(八柳良太郎君) おはようございます。本日は、委員長が欠席しておりますので、副委員長の私のほうから報告をさせていただきます。 定例会の最終日にあたり、追加提案の協議のため、6月22日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 出席委員は、7名全員であります。 青柳議長には職務出席、また、荒木田副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員、平岡議員が出席しております。 説明のための参与として、倉橋副市長、運藤総務部長戸澤総務部次長総務課長大山総務部次長企画政策課長草なぎ財政課長が出席をしております。 書記には、議会事務局の藤岡補佐を任命し、職務出席として三浦議会事務局長が出席をいたしました。 議会運営委員会では、当局提案の追加議案である議案第71号及び議員提出議案第4号から7号までの計5議案を、全会一致で本日の議事日程に組み入れることを確認をいたしました。 また、その他の中で議長より、7月1日に行われる田沢湖クニマス来館竣工式にあわせ、観光振興議員連盟によるサクラの記念植樹を計画しており、その際には全議員から協力をいただきたい旨の発言がありました。議会運営委員会では、全会一致で協力する旨を承認しております。 以上、議事運営には御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) ただいま議会運営委員長報告のとおり、追加日程にすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。 次に、各常任委員長から審査の結果と経過について報告を求めます。 総務文教常任委員会への付託案件はありません。 総務文教常任委員長の報告はありません。 市民福祉常任委員長の報告を求めます。13番、小林幸悦君。 ◆13番(小林幸悦君) おはようございます。 平成29年6月14日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、6月15日午前10時より仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、田口副委員長、門脇委員、阿部委員、小田嶋委員高久委員、私の6名全員でありました。 説明のため出席を求めた参与は、冨岡市民福祉部長高橋医療局長中村市民福祉部次長市民生活課長浅利市民福祉部次長社会福祉課長佐藤市民福祉部次長兼保健課長、長松谷子育て推進課長、浅利長寿支援課長包括支援センター所長草なぎ環境保全センター所長、竹下にしき園事務長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局藤岡補佐を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案2件であります。 それでは案件ごとに報告をいたします。 初めに、議案第67号 仙北市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定について。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは次の質疑がありました。 1、消費生活相談員になるための資格について。 2、消費生活センターにつながる電話番号の設置について。 相談員の資格は、独立行政法人国民生活センターが付与する消費生活専門相談員の資格、財団法人日本産業協会が付与する消費生活アドバイザーの資格、財団法人日本消費者協会が付与する消費生活コンサルタントの資格の3つが相談員の資格とされている。資格については、学歴、経験等を問わず、いずれかの試験に合格すれば相談員の資格が得られるものである。 直通電話の設置については、188をダイヤルし、その後、音声ガイダンスに従って通話すると消費生活係につながるもの、また、消費生活係にも独立した外線があるため、その電話番号に括弧で消費生活センターと表記し、知らせることもできるため、新たな専用電話の設置は考えていない。 わかりやすい周知方法を検討したいとの答弁がありました。 討論では、賛成の立場から万が一に備え、相談員を現在の1名から最低でも2名に増員するよう要望する討論があり、本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第69号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、今回の保険料還付金は何世帯分なのかとの質問に、現在、何世帯分と確定したものではない。今後の不足分に対応するための補正で、前年度までの平均額に伸び率をかけ、計上したものであるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。9番、黒沢龍己君。 ◆9番(黒沢龍己君) おはようございます。それでは、私から、産業建設常任委員会の報告をいたします。 平成29年6月14日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、6月15日午前10時より、田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、平岡副委員長、高橋委員、伊藤委員、真崎委員、八柳委員と私と6名全員であります。 説明のため参与として出席を求めた者は、浅利農林部長浅利農林部次長八柳農林部次長兼農山村活性課長、三浦総合産業研究所長平岡観光商工部長阿部観光商工部次長兼観光課長、大山商工課長佐藤国際交流推進室長柏谷角館樺細工伝承館長武藤建設部長吉田建設部次長佐藤建設部次長兼建設課長、西宮上下水道課長浅利農業委員会事務局長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案1件と請願1件であります。 それでは報告いたします。 議案第70号 平成29年度仙北市水道事業会計補正予算第1号。 関係当局より、この補正予算については、水道未普及地域解消事業に伴い、雲然田中、八割地区において、国費の内示額が148.6%と大幅に増額となったことによる補正予算であるとの説明を受けました。 委員からの質疑は、次の点に要約されます。 1点目として、今回の増額補正により、どの程度ふえるのか。 2点目として、事前に実施するアンケート調査の結果に伴う、具体的な判断基準について。また、水道整備を断念した有無について。 3点目として、飲み水に困っている人への対応について。 これらの質疑に対する、当局からの答弁は次のように要約されます。 1点目については、当初2,539メートルとしていた延長が今回補正により3,923メートルとなり、1,384メートルの延伸となる。 2点目については、まず、アンケート調査を実施する。その内容は、5年以内に加入する意思があるのか、あるいは加入予定があるかを調査する。さらに、1年以内の加入についても調査するが、その加入率による、具体的な数字だけで判断するものではない。地下水の状況なども判断材料としている。認可を取得した場合は、たとえ加入率が低い場合でも、整備する前提である。ただし、岡崎、院内地区に十数軒存在するが、将来に加入予定者が少ないことから、地元の皆様にお集まりいただき、説明会を開催し、内諾を受けたうえで、打ち切ったこともある。 3点目について、中川の高野地区の井戸水が飲料水として利用できる状況にないとする苦情などもあり、保健課で全域にわたって水質検査を実施する。それに伴う補正予算も計上されている。その検査後に、どのような方法が一番よいのか判断材料とすることとしている。10カ年の水道事業計画書にも記載されているが、優先順位については、状況判断により、計画の前後も想定しながら進めているところである。 以上の答弁がありました。 また、質疑応答の中で、検査により状況を把握しなければ前に進まないと思うが、スピード感を持った対応が必要とする意見も出されております。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、請願第4号 武蔵野下5町内地内の一部の側溝設置と舗装に関する請願。 本委員会では、請願者の願意をくみ取り、安全・安心の観点から、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上をもって、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。ちょっと、できるだけ簡潔にお伺いしますので、どうかよろしくお願いいたします。 先ほど黒沢委員長の御報告の中に、今回の議案第70号の平成29年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)の中で角館の中川の高野地区の水質検査を実施したいということでいろいろため池の関係で井戸水がいろいろ汚染と言いますか、濁ったりいろいろあるというふうなことですが、これは以前から近くにある大型の養鶏場の関係が懸念されておるもんでしょうか。というのは、以前ですね、いろんなことがあって、黒沢委員長は地元ですから非常に詳しいわけですけれども、そういうふうな世帯に対して大型養鶏場で塩素を注入する機械をですね各世帯に確か配ったと思うんですが、それが十分機能しているのかどうか、その辺のあたりももしお調べになっておるとすれば、ひとつお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。9番、黒沢龍己君。 ◆9番(黒沢龍己君) 今、高久議員の質問に対して、今の補正予算70号に関しては、私が説明したものが全てです。ただ、今、藤原養鶏のことのお話がありましたが、そのことについての議論は一切しておりません。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) そうすれば、これ今回、水質検査を実施するのは、大体、もちろんこの定例会終わればすぐにかかるんじゃないかと思うんですが、その検査を実施し、その後にどうするのかは、まだ未定であると、担当委員会としては、こういうふうに早くやってほしいというふうな意見等、または要望というのは、特に出されないものなのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 黒沢委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) 高久議員の今の質疑に、私が先ほど言ったように、委員からも質疑応答の中での説明もしたし、繰り返すようでありますが、私の説明が全てです。
    ○議長(青柳宗五郎君) 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。12番、安藤武君。 ◆12番(安藤武君) おはようございます。予算常任委員会から報告をいたします。 本委員会は、議長を除く議員全員により構成されている委員会であります。 審査の経過及び結果は、皆様十分御承知のことと思いますので、要点のみ御報告をさせていただきます。 初めに、審査の結果を報告いたします。 お手元に配付の審査結果報告書をごらん願います。 6月14日の本会議において本委員会に付託された議案第68号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第1号は、採決の結果、可とすべきものと決定いたしました。 審査での出席委員等の状況は、6月14日及び同月21日は18名全員で、同月22日は17名で小田嶋委員が欠席でした。 青柳議長には3日間とも職務出席をいただいております。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長進藤病院事業管理者戸澤代表監査委員運藤総務部長小田野地方創生総合戦略統括監冨岡市民福祉部長平岡観光商工部長浅利農林部長武藤建設部長伊藤会計管理者高橋医療局長渡辺教育部長加古危機管理監戸澤総務部次長総務課長大山総務部次長企画政策課長中村市民福祉部次長市民生活課長吉田建設部次長草なぎ財政課長、ほか関係職員であります。 会議の書記は、議会事務局の高階参事、藤岡補佐、堀川係長を任命いたしました。 審査日程について報告します。 6月14日は、議案質疑の後、総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本予算委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査をすることに決定いたしました。 各分科会の審査は、同月15日に行いました。 同月21日には、各分科会の審査報告、同報告に対する質疑を行い、同月22日に討論・採決を行いました。したがって、分科会審査も含めた審査期間は4日間であります。 それでは、各分科会報告から、主な質疑応答など、要約して報告します。 初めに、総務文教分科会報告から、総合給食センター調査検討事業費2,160万円について報告します。 給食の配送についての質疑に対して、当局から、配送業務は現在も委託で行っている。新しい総合給食センターでも現在の方式での配送を考えている。配送のルートは6ルートで検討しているという答弁でした。 また、新たな総合給食センターの建設にあたり、経費削減・合理化等の観点が欠けているように感じる。他市の例では、以前より給食の保温設備等は大幅に進歩しているため、配送時間は長くなっても配送ルート数が少なくなっているのである。配送の方法にしても、直営が望ましいのか、あるいは委託が効率的なのか、あるいはルート数の検討が本当になされているのかが疑問であるという質疑に対しては、生徒たちに温かい給食を届けるという観点から、現在、考えられるベストの配送方法を提示している。議員の指摘も踏まえて、今後検討したいという答弁でありました。 次に、市民福祉分科会から、要約して次の2点を報告します。 1つ目として、歳出3款1項1目社会福祉総務費温泉休養施設管理運営費1,110万3,000円についてであります。 クリオンプール屋上シート防水改良工事にあたり、水漏れの発生時期や工事発注方法についての質疑に対して、当局からは、ことしの3月末ごろ、水漏れの連絡があった。今回の補正予算の議決後に指名競争入札による実施設計の後、実際の工事については、一般競争入札で進めたいとの答弁でした。 また、委員からは、実施設計、工事請負とも、改めて入札を行うということだが、昨年度、改修工事を行った設計業者が最もよく状況を把握しているのではないのか。無駄なことなどせず、継続事業とすることで安くできるのではないかという指摘に対して、当局からは、入札契約室と検討していただきたいとの答弁がありました。 2つ目として、歳出4款1項3目環境衛生費生活衛生総務費227万8,000円。 委員からは、中川の高野寺沢地区でため池等を活用した小規模水道の水質検査のための経費と思われるが、今後の整備計画についての質疑に対して、当局からは、小規模水道を利用している世帯は50世帯ある。計画では、まだ先の話であるが、水道管が寺沢地区まで来ており、かつ、西木地区の水道もあるので、そうした部分も含めて検討したいという答弁がありました。 次に、産業建設分科会からの報告であります。以下の2点を報告いたします。 1つ目として、歳出6款1項3目農業振興費グリーンツーリズム推進事業費150万7,000円であります。 これは、農家民宿が旅行商品の販売が可能となるよう規制緩和が認められたことに伴い、農家民宿・グリーンツーリズム団体で組織する農山村体験推進協議会が旅行業の資格に基づいて事業所を開設するための費用100万円、ホームページ開設費用50万7,000円であります。 委員からは、旅行業の資格を取得するにあたり、どのように規制緩和され、簡易となるのか。また、規制緩和により、今後、農家民宿がふえると想定しているのかとの質疑に対し、旅行業の試験は、実務試験と法令関係の2つあるが、そのうち実務試験が免除されるものである。農山村体験推進協議会では、まずは10人を目指し、いずれは受験者も合格者もふやしていきたいと考えている。農家民宿の数と宿泊者数は、平成23年は29軒で9,681人、平成28年は33軒で1万1,900人となっている。外国人の宿泊者数は、平成24年は306人で、平成28年は1,061人で約3倍にふえており、増加傾向の実績である。子育てが終わった方で興味のある方からの問い合わせもあり、今後ふえていくものと想定されるという答弁でありました。 2つ目として、歳出7款1項3目観光費、観光施設整備事業費400万円及び国際観光宣伝誘客事業費296万7,000円についてであります。 観光施設整備事業費400万円は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「角館祭りのやま行事」とミシュランガイドへ掲載された5地区に看板を設置し、観光PRや観光誘客を図るための経費である。看板設置場所や設置時期については、角館駅、田沢湖駅、町並み、乳頭温泉、抱返りを予定しており、多言語標示をし、わかりやすくするために写真を活用し、8月中には設置する予定である。 国際観光宣伝誘客事業費296万7,000円は、田沢湖マラソン高雄国際マラソンのスポーツ・ツーリズム促進による相互交流の事業である。仙北市の魅力発信と訪日外国人の誘客拡大に向けた取り組みとして、選手の相互派遣から実施する。教育委員会スポーツ振興課と連携しながら、田沢湖マラソンへの招致に157万4,000円、高雄国際マラソンへの派遣に108万6,000円ほど、そのほか消耗品などの補正である。高雄からは、職員3名、選手としてフルマラソン2名、ハーフマラソン2名。仙北市からは、職員2名と、選手については、今のところフルマラソンハーフマラソンかは決まってはいないが、選手2名の派遣を予定している。人選にあたり、田沢湖マラソンの優勝者には、ホノルルマラソンへの出場がプレゼントされていることも加味して、検討することとしている。 討論では、2名の委員から、次に要約される討論がありました。 賛成討論であります。 1、本予算案は、庁舎整備費として角館庁舎、そして3地区の学校給食センターが統合される総合給食センター建設事業費基本設計費用が含まれており、重要な予算である。当委員会での慎重な審査結果を最大限に尊重する。 庁舎整備費については、建設予定地内の建設後23年しか経過していない市民の利用頻度の高い健康管理センターの存続と、市民の利便性を考慮し、農林部を西木庁舎に継続して配置した基本設計となるよう要望して賛成する。 2つ目として、市民にとって特区の恩恵は、まだ見えていないが、温泉入浴効果と市民の健康増進の取り組みは期待が大きい。新規・継続事業を問わず、次につながるよう実践していただきたい。 分科会の審査報告では、検討したいとの答弁の旨の報告が多くあったので、十分検討して推進されたい。 角館庁舎建設については、事業部門を角館庁舎に集約したいという当局案に対し、市民の中には、農林部門は西木庁舎にと願う声がある。また、統合学校給食センターには、現場食材の活用をさらに図ってほしいとの願いが強くある。 予算の執行にあたり、市民の思いをくみ取り、堅実に推進されることを期待して賛成する。 以上で、予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略をいたします。 これで予算常任委員長の報告を終わります。 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第67号 仙北市消費生活センター組織及び運営等に関する条例制定についての討論を行います。 通告により発言を許します。17番、高久昭二君。 暫時休憩します。                             (午前10時34分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前10時36分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 通告により発言を許します。17番、高久昭二君。 ◆17番(高久昭二君) 議案第67号 仙北市消費生活センター組織及び運営等に関する条例制定について、賛成の立場から討論させていただきます。 今回の担当常任委員長の報告ございましたとおり、小林委員長が報告してございましたとおり、今いろんな詐欺や、また、いろんな消費問題にかかわる高齢者や、また、認知症の方々が被害に遭うということが、これまではとかくマスコミ等の報道では、都会のほうでよくあるというふうに伺っておりましたけども、このたびは御承知のとおり仙北市でも被害に遭われた高齢者の方の女性がございました。そういうふうなことで、やはりこういうことを防ぐためには、やっぱり市当局、そして議会、関係者、一丸となって取り組んでいくことが私は今後ますます強く望まれるわけでございますので、今回の議案第67号をさらに生かして、この条例が実を結ぶことを、特に私も強く求めて、また、私自身も頑張りたいと思いますので、どうか議員皆さん方からもよろしくお願い申し上げたいと思います。よって、本議案には賛成をいたします。 以上をもって賛成討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第2、議案第68号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第1号及び日程第3、議案第69号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号までの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第4、議案第70号 平成29年度仙北市水道事業会計補正予算第1号の討論を行います。 通告により発言を許します。17番、高久昭二君。 ◆17番(高久昭二君) それでは、引き続きまして討論をさせていただきたいと思います。 議案第70号 平成29年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)については、意見を付して本案に賛成したいと思います。 今回、担当委員会の委員長の御報告がございましたとおり、黒沢委員長の報告のとおり、さらに延伸して水道の未普及地帯を解消すると、院内、岡崎等、または角館のほうもですね、例えば八割とか下延一部方面というふうなことでございましたけども、とりわけ、やはり先ほども議論がございましたとおり、中川の高野地区等についても調査の結果、著しくやはり健康に害を及ぼす被害が想定されるとすれば、やはりそれらも国、県に要望しまして、一日も早く未普及地域を解消し、安全な飲料水を確保できるようにしていただきたいとともに、角館町の下延の切欠田地区も非常に水質の問題、または水が未普及の問題でかなり苦労されてございますので、ペットボトルに買ってきて飲んでいる方もいまだにございますし、そういうところを私ども議会もやはり注意して対応していただくように、私も努力しますので、どうかそういう点で今回の水道未普及地区の解消を優先してやっていただくことを切に要望しまして、本議案に賛成する次第です。 以上をもって賛成討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第5、請願4号 武蔵野下5町内地内一部の側溝設置と舗装に関する請願の討論を行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 これで全ての討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第1、議案第67号 仙北市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定についてを採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第67号 仙北市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定については、委員長報告のとおり可決されました。 日程第2、議案第68号 平成29年度仙北市一般会計補正算第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第68号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第1号は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第3、議案第69号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第69号 平成29年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第4、議案第70号 平成29年度仙北市水道事業会計補正予算第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第70号 平成29年度仙北市水道事業会計補正予算第1号は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第5、請願第4号 武蔵野下5町内地内一部の側溝設置と舗装に関する請願を採決します。 お諮りします。この請願に対する委員長の報告は採択です。本請願は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、請願第4号 武蔵野下5町内地内一部の側溝設置と舗装に関する請願は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第6、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 11時まで暫時休憩します。                             (午前10時45分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前10時58分)--------------------------------------- △議案第71号の上程、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第7、議案第71号 工事請負契約の締結についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。冨岡市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(冨岡明君) それでは、議案第71号につきまして、提案理由を説明いたします。 追加議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。 議案第71号 工事請負契約の締結について。 仙北市環境保全センター基幹的設備改良工事請負契約について、仙北市議会の議決に付すへき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。 当該工事は、ごみ処理施設の長寿命化及び地球温暖化防止のため、二酸化炭素の排出抑制を目的に平成29年度から平成30年度の2カ年にわたって国の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金、先進的設備導入推進事業を活用して大規模な設備改良を行うものでございます。 議案書の1つ、契約の目的ですが、仙北市環境保全センター(ごみ処理施設)基幹的設備改良工事請負契約でございます。 2つ、契約金額は、9億3,960万円でございます。 契約の方法、条件つき一般競争入札でございます。 契約の相手方、宮城県大崎市古川駅南三丁目3番1号、株式会社IHI環境エンジニアリング東北営業所、所長高橋朗でございます。 本日配付させていただきました参考資料をお願いいたします。 本工事の発注手続について、去る4月17日に指名審査会が開催され、発注方式、発注条件について審査を行っております。 審査の結果、条件つき一般競争入札で行うことが決定されまして、これを受けて4月24日に入札公告をし、5月31日に入札を執行したものでございます。入札の結果は、IHI環境エンジニアリング東北営業所が9億3,960万円で落札しております。 今回の入札では、地域を限定せずに1カ月以上公募して入札を行いましたが、応札者はIHI環境エンジニアリング1社のみという結果となっております。 予定価格に対する落札率ですが、97.7%、金額にして約2,200万円の減となっております。 当工事は、6月1日に仮契約を締結しておりまして、本議会での議決をもって正式契約となるものですので、どうかよろしく御審議のほど、お願いいたします。 以上、提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 私、市民福祉常任委員会担当委員会でございますので、できるだけ簡潔な形で、二、三だけお伺いしたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。 今回のIHI環境エンジニアリングのほうはですね、金額はかなり大きいわけでございますし、これは当然入札保証金なり、または契約保証金等を納めていただくことになっておるものなのかどうか。 それから、IHI環境エンジニアリングだけの1社ですけれども、そのIHIさんが下請届なり、またはいろんな他業種の方々を使われる予定なのか、そのあたりもしおわかりであれば、ひとつお答え願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 冨岡市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(冨岡明君) 高久議員の質問にお答えいたします。 保証金でございますが、まだ仮契約の段階でございまして、この議会で御可決いただきますと本契約になります。そうしますと契約保証金ということで10分の1の保証金を、保証書でなりますけれども、それで保証金を納めていただくということになります。 また、下請け等でございますが、まだ仮契約の段階でございまして、本契約をもっていろいろと協議していきたいと思っておりますが、プラント関係でございますので、飲食等では地元には結構落ちるかと思いますが、工事関係に関しては、ちょっと今のところ複雑なところでございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) このIHIがプラントをつくられた、旧角館町時代ですね、合併する以前から、ここは東北支社でございますけれども、この仙北市、角館の、そこに常駐なさっておる方もおられるもんでしょうか。または非常勤の形で必要によってそのプラントなりいろんなメンテナンスなり、またはいろいろ保全なりに常に当たっていただいているものなのかどうか、その現況をちょっとお答え願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(冨岡明君) IHI環境エンジニアリングさんですが、5カ年の継続契約で運転管理のほうを行っておりますので、職員等については常駐しております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の質疑を終わります。 14番。 ◆14番(伊藤邦彦君) 私の勘違いかもしれませんが、この種の施設は、なんかもっとこう大曲仙北広域的にやるというような話があったような気がしますけども、それともう一つは、今の施設をそのまま稼働させながら新しくつくるということなんでしょうか。そうすれば、土地の関係とかそういうことはどうなっているんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(冨岡明君) ごみの広域化でございますが、当面の間は管理を広域で行うということで、施設に関しては、おのおの施設をもって、広域への負担ということになりますが行っていくと。間もなく大仙美郷のクリーンセンターのほうも改修工事に入っていきます。ですので、10年から15年は今の施設を稼働して、その後、人口減少に対応した施設をつくるのか、今のところをまた改修してやるのかということを決めていくということでございます。 土地の関係については、そういうことで、まだ具体的に交渉等は行っておりません。 ○議長(青柳宗五郎君) 14番、いいですか。 ◆14番(伊藤邦彦君) いいです。 ○議長(青柳宗五郎君) 14番、伊藤邦彦君の質疑を終わります。 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議案第71号は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第71号は、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 日程第7、議案第71号 工事請負契約の締結についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第71号 工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第4号及び議員提出議案第5号の上程、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第8、議員提出議案第4号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、定数16人改正案及び日程第9、議員提出議案第5号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、定数18人改正案を一括議題といたします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 提出議案第4号について、16番、八柳良太郎君。 ◆16番(八柳良太郎君) 議員提出議案第4号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を説明させていただきます。 現状をよく見てみますと、少子高齢化で人口減少が続く中、地方交付税は減少し、組織の再編と統合を迫られておるというのが現状であります。特に本市は、合併以降、人口の減少が著しく、自主財源の確保に苦慮している現状に加えて、ますます増加する住民要望や高度経済成長期に整備された学校教育施設や公営住宅等のいわゆる公共施設や道路、上下水道等のインフラが老朽化し、更新の時期を迎えようとしております。 我々議員は、財政のチェック、また、条例の積極的な提言だけではなく、逼迫した財政を目の当たりにして、やはり身を削ってまでも住民へ還元すべく、政策の財源を捻出すべきと考えるものであります。 以上の観点から、議員提出議案第4号は、仙北市議会議員の定数を定める条例(平成21年仙北市条例第23号)の一部を次のように改正するものであります。 「(19人)」を「(16人)」に改める。 附則、この条例は、交付の日から施行し、同日以降初めてその期日を告示される一般選挙から準用する。 平成29年6月23日提出 提出者 仙北市議会議員 八柳良太郎 賛成者     〃   小林幸悦         〃   小田嶋忠 この提案に賛同していただくことをお願い申し上げ、説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 八柳議員に二、三、できるだけ簡潔に御質問させていただきます。 御承知のとおり八柳議員は、議会選出の監査委員でもございますけれども、議会運営委員会の副委員長もなさっておられる立場上、提出されたのかなと思ったんですけれども、単純に考えますとですね、3名減になれば当然16人、そして議長を除いて3常任委員会を構成するとなれば5人と、各常任委員会の定員がですね。ただし、もし病欠なりいろんな諸般の事情で休まざるを得ない方がもし発生したとすれば、4人の場合もあり得ると。議会と当局というのは常に車の両輪だとよく言われているんですが、当局の車の方が非常に強くて議会が引きずられるような形で、そこに果たして十分なチェック機能が果たせるのかどうかということをお考えになったことがあるもんでしょうか。その点についてお答え願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、八柳良太郎君。 ◆16番(八柳良太郎君) 議会と当局との力関係については、やはり議員個人の努力なり勉強なり、いろいろなことが今までも当然求められておりますし、これからもやはりその点については住民要望に頑張って努力をして沿っていけるように、やはり私はすべきものだと、こういうふうに思っております。したがいまして、力関係云々については、やはり我々議員が一生懸命頑張って努力をしていくと。また、欠員になった場合については、当初から欠員を予定しておるもんではございませんので、その点については、少なくなったときはどうしようかなということではなくて、先ほど申し上げた逼迫する財政の中で我々は住民のために何をすべきかというところから提案した次第であります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) 逼迫した財政ということを先ほど来、強調されるんですが、先ほど言いましたとおり監査委員もなさっておるから特に強くお感じなんでしょうけれども、逼迫した財政であるからこそ、市民の方々のやっぱり生活なり、広範囲である、確かに人口は減少は著しくしておるんですが、そこで暮らす方々の要望なり意見を聞いて、できるだけ市当局に反映し、予算の許す範囲内で、財政当局の許す範囲内でやっぱり頑張っていくというので私は十分還元できるのではないかなと思うので、それを3人減らしたり、4人減らしたりとなれば、ただ数を追っていくというのは、余りにも短絡的で、議会が自分で自分たちの首を絞めることも起こり得る危険性がはらんでいるなと思うんですが、そういう点はお感じにならないでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(八柳良太郎君) 私、基本的には、やはり住民の方々が、やはり困るということは、やっぱりだめだなと、こういうふうに思っています。ただ、私はやはり、この仙北市が、やはり産業振興、観光を初めとした産業振興というものを、もう少しやっぱり頑張っていって、そしてその中でやはりそういう問題も解決していくべきものだと、こういうふうに思っております。したがいまして、今、高久議員からお話されたわけですけれども、そういうただ単に人数を減らして意見が少なくなるということではなくて、我々議員がやはり産業振興、観光振興を一生懸命頑張っていくという中にその活路があるんではないかと私は思っております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の質疑を終わります。 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 議員提出議案第5号について、15番、真崎寿浩君。 ◆15番(真崎寿浩君) 私のほうから議員提出議案第5号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、仙北市議会議員の定数を定める条例(平成21年仙北市条例第23号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成29年6月23日提出 提出者 仙北市議会議員 真崎寿浩 賛成者     〃   門脇民夫         〃   熊谷一夫 2枚目のほうをごらんいただきたいと思います。 仙北市議会議員の定数を定める条例(平成21年仙北市条例第23号)の一部を次のように改正する。 「(19人)」を「(18人)」に改める。 附則、この条例は交付の日から施行し、同日以降、初めてその期日を告示される一般選挙から適用する。 以上が提案の内容であります。 削減の理由につきましては、議員提出議案第4号と同様であります。人口減少、地方交付税の段階的な減少、職員数の減少、県内各市議会の議員定数の動向などにより、議会費も決して聖域ではなく、議会費については議員自らも削減に向けて実践していくべきであります。 具体的な削減数については、議員提出議案第4号とは少し異なります。総枠で人件費を抑制して市民の幸せのために使うことに対して、そのことについては全く異論はありません。しかしながら、次期改選まで1年を切った現在、最低限の1名の減少にとどめるべきと考えます。緩やかに改革を進めるべきと考えます。 地域に根差した活動がプラスに作用する、市民にとっても身近な議員に相談しやすくなるというような考え方からであります。議員定数は、議員の報酬額とともに大きな課題であります。これは永遠のテーマとして改選後に議員になられた方々の新しい考え方も含め、議論を十分に尽くした上で将来の目標値を設定し、例えば、いつまでにはこうだとか、少なくとも改選の前、1年以上の余裕をもった時期にしっかりとした方針を打ち出すべきものと考えます。したがいまして、今回は議員定数を1名減少し、県内の市議会における最小の定数となっている18人として、改選後に議会のあり方、総体的な議論を尽くすべきと考えます。 1名を減ずることでの効果につきましては、年間約492万円、4年間で1,968万円程度に過ぎない額面ではありますけれども、効率性だけを求める余り、市民の声が急激に届かなくなるということは、断じて避けなければならないことであります。よかれと思い、今の時期に大幅に議員定数を削減することが、引いては議会制民主主義の根幹をも揺るがすことにつながっては本末転倒であります。市民の血税を効果的に政策に充てるためにも、一定の議員数による議論が不可欠であります。同時に、一定の地域や多様な世代、年代などバランスも必要と考えます。どうかこの1名減という緩やかな改革案としての提案に御賛同いただきますことを切にお願い申し上げ、提案理由の説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 二、三ちょっと、できるだけ簡潔にお伺いしたいと思います。 現時点では19名ではございますけれども、市民の声ができるだけ議会、市政のほうに今、届いておるというふうに真崎議員は判断されておるもんでしょうか。というのは、先ほどの理由の中に、もう既に1年を切っていると。現実、1年を切っているわけですね。改選までに。そういうときに、できるだけ若い方々に、意欲のある方々に議会に進出していただきたい、参画していただきたいという声がたくさんあるわけでございますが、やっぱり1年を切っている中で、狭くなればなるほど新しい意欲のある方も非常にやっぱり得票率が高くなるわけですから、当選の率が高くなるわけなんで、そういう点はお感じになっておらないんでしょうか。その点ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(真崎寿浩君) 後半のほうから、若い人が出にくくなるとか、そういうことにつきましても、先ほど述べましたとおり、世代や年代のことも考慮しながらという部分で、削減する方向で私たちの議会改革推進協議会、方向性を定めておりました。黒沢座長のもと。そういう中において、そういう意見も出て、それを踏まえての1名減に方向づけをしたという部分もあります。そういうことがしっかりと、その1名減の意義、そのことに尽きるかと思っております。決して門戸をぐっと狭めるだけのことではないというふうに捉えていただければと思います。 前段のほう、何でしたっけ。 ○議長(青柳宗五郎君) 意見が届いているか届いていないか。 ◆15番(真崎寿浩君) はい。現状19名、届いている、届いていないというのは、個々の議員の判断かと思います。私自身は、今19名、十分にそれぞれが一生懸命議員が頑張って行動していることにおいて、届いているというふうに判断をして、このような議案として出させていただいたところであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) 真崎議員も御承知のとおり、会派がなくなってからですね最近は、3月定例会ももちろん終わってからなんですけれども、各地域との懇談会も今やっておらないわけですが、これは今、例外的にやらないのかもしれませんけれども、果たして市民の方々がですよ、議員の方にお会いしたこともないと、選挙のときは会っていますけれども最近はお会いしたことないという方もかなり私の耳に聞こえてきますが、真崎議員自身はマイナス1名をすることによって、もっともっと市民の声が届きやすくなるというふうに自信を持っておられるんでしょうか。その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 15番。 ◆15番(真崎寿浩君) 市民、住民の声が届きやすくなる、ならないにつきましては、それにつきましては私は個々の議員の努力の中の一部と考えます。その点で急激な変化というものは控えなければならないということで、今回1名ということで提案をさせていただいたところであります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議員提出議案第4号及び議員提出議案第5号は、会議規則第39条3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第4号及び議員提出議案第5号は、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 議員提出議案第4号に対する討論ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 先ほど出されました議員提出議案第4号について、反対の立場から一言討論をさせていただきたいと思います。 確かに身を削るということは非常に市民の目から見てわかりやすいわけではございますけれども、議員の果たして活動が、今十分生かされているかと言えば、先ほど私が言ったとおり地元の議員の顔も見たこともないという方もかなり見受けられます。個々の努力だと言えばそれまでですけれども、十分に今現在の19名、議長を除く18名ですね、方が果たして十分に市民の声を届けているかどうかという点は、もう少し努力をする必要があると思いますし、もう既に1年を切っているわけでございますから、改選までに。そういう点であれば、なおさらやはり若い方々に門戸を開げて、意欲のある方々が出やすいような形で、その当選した後に新しい構成のもとで、また検討なさればいいと思いますし、あとは賞味9カ月ちょっとしかないわけでございますので、ちょっと私は今の今、出すというのは、それが果たして議会のためであると同時に市民のためになるかということを考えれば、私は甚だ疑問であります。先ほど八柳議員の提案の理由の中に、商工業者や観光について非常に強調されてございますけれども、市民は商工業者や観光業者だけではございません。全く零細な農家もおれば、自営業者もおれば、また、年金だけで細々と暮らす市民の方々もたくさんございますので、そういう方々のことも考える必要があると思いますので、私は残念ではございますが、議員提出議案第4号には反対をさせていただきます。 以上、反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかにありませんか。1番。 ◆1番(佐藤大成君) 議員提出議案第4号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論をいたします。 主に2つの理由から議案に反対いたします。 1点目として、議会改革と行政改革は、異なる視点を持って取り組んでいかなければならない問題でありますが、この視点に立った見解の含まれていない提案であり、内容の不足した条例であると考えます。 議会改革と行政改革の違いに関しては、議会制度を憂える多くの学者が論じています。行政改革は、財政効率や合理化を求める改革が重視されますが、議会改革は議会機能の強化、議会の公開、広報活動の推進等に主に重点が置かれます。例えば、ある自治体では、これ以上議員数を減らしては議会の機能が損なわれる。むしろ地方分権法の施行以来、増加傾向にある仕事量、審査事項に対応するため、議員数の増を検討しているところもあります。 このような視点に基づいた議論、そして提案が余りされていないと感じています。 また、議員定数削減後の委員会構成が十分に議論されていないこと、特にこの議員提出議案第4号においては、この点がより顕著であり、この案が可決された場合、委員会構成の大幅な変化が求められていますが、その具体策が示されていないというのにも不安を感じます。 また、定数問題を初めとした議会制度を研究している教授等からヒアリングを行う必要があると考えますが、それもなされていません。 また、議員のなり手不足が全国市議会議長会等でも話題に上がっていますが、その事前対応策もされておりません。よって、議論が尽くされていないと感じております。 2点目として、時期が適正ではない点が挙げられます。前回、仙北市では、定数22から19の3減を実施しておりますが、このことは、改選よりも2年前に公表されており、新たに立候補を模索した市民には、ほとんど影響はなかったと考えます。前回の唯一の新人議員の立場からも申し上げますが、立候補を検討する場合、新人議員の場合、大体1年くらい前からいろんな準備をしている場合が多いと考えます。改選まで残り1年を切った議員定数の削減は、そのような方々にも失礼であり、時期としては適正でないと考えます。 最近では、近隣自治体でも議員定数が削減されておりますが、十分な議論がなされず定数削減をして後悔しているという議員の声をしばしば聞くことがあります。仙北市では、このような事態を引き起こしてはなりません。仙北市でも能代市のように議員定数検討会を設置し、高い本気度をもって議論を展開し、さらなる議会機能が強化される必要を感じております。 以上の理由から、議員提出議案第4号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について反対いたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 1番、佐藤大成君の討論を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 議員提出議案第5号に対する討論はありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 議員提出議案第5号につきましても、私は1名削減による効果というものが、甚だ十分検証がなされないままに身を削るということが果たしてこれが市民のためになるのかどうかという検証を十分しない中で、議会改革という名のもとに今回、既に1年を切って、正確に言えば9カ月ちょっとしかないわけでございますので、そういうふうな中でやるとなれば、先ほど佐藤大成議員がおっしゃったように、新しく出たいという方は、やはりかなりのやっぱり努力が必要ですし、そのためには1年以上前から準備するというふうなことでやることの、門戸を閉じる、または狭めるという結果を私どもの先輩議員がつくるということは、甚だ私は疑問でありますので、議員提出議案第5号には反対いたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。1番。 ◆1番(佐藤大成君) 議員提出議案第5号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論いたします。 先ほどの議員提出議案第4号にも私は反対の立場で討論いたしておりますけれども、こちらの第5号につきましても、議会改革と行政改革で異なる視点が必要だという立場での議論がされていないと感じておりますし、また、真崎副座長からの理由等の説明もあったんですけれども、その中で改選前にして定数を削減するのはいかがなものかという議論等あったわけですけれども、そこの考えをより重視してやっていただきたかった、そういう気持ちも非常にございます。 いずれにしましても、やはり仙北市議員定数の検討会を設置して、1減でありましても真摯な議論をもって事に当たっていくことが重要と考えます。よって、議員提出議案第5号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について反対いたします。 討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 1番、佐藤大成君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第8、議員提出議案第4号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成する方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、議員提出議案第4号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定については、否決されました。 日程第9、議員提出議案第5号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成する方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議員提出議案第5号 仙北市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号の上程、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第10、議員提出議案第6号 意見書の提出について、教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書及び日程第11、議員提出議案第7号 意見書の提出について、地方財政の充実・強化を求める意見書を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。3番、熊谷一夫君。 ◆3番(熊谷一夫君) 議員提出議案第6号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第6号 意見書の提出について、教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求めることについて、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣に対し、別紙案のとおり意見書を提出するものとする。 平成29年6月23日提出、提出者、仙北市議会議員熊谷一夫、賛成者、同大石温基、同荒木田俊一、同安藤武、同稲田修。 次のページをごらんください。 教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書(案) 要約して説明をいたします。 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で、子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。そのための教職員定数改善も欠かせません。 義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫しています。 秋田県においては、厳しい財政状況の中でも、一人一人の子どもに教職員の目を行き渡らせるため、独自の少人数学級を実施しているところです。子どもの学ぶ意欲・主体的な取り組みを引き出す教育のための条件整備が不可欠です。 こうした観点から、2018年度政府予算編成において下記事項が実現されるよう、地方自治法第99条の規程に基づき意見書を提出いたします。                    記 1.子どもたちの教育環境改善のために、計画的な教職員定数改善を推進すること。 2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担割合を2分の1に復元すること。 平成29年6月23日 秋田県仙北市議会議長 青柳宗五郎 以上、趣旨に御賛同の上、御可決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 次に、議員提出議案第7号の提案理由を申し上げます。 議員提出議案第7号 意見書の提出について、地方財政の充実・強化を求めることについて、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政担当)、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(地方創生国家戦略特別区域担当)に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 平成29年6月23日提出 提出者、仙北市議会議員熊谷一夫。賛成者、同佐藤大成、同大石温基、同荒木田俊一、同安藤武、同稲田修。 次のページをごらんください。 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)、要約して説明をいたします。 地方自治体は、多くの事務が国の法令によって義務づけられており、果たす役割は年々拡大しています。さらには、地域経済活性化対策の取り組みなど、新たな政策課題に対応する必要にも迫られています。このことから、2018年度の政府予算、地方財政の検討にあたっては、経済再生と財政再建の両好循環を実現するため、歳入歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実、地方財政の確立を目指すことが必要です。このため、政府に以下の事項の実現を求めます。                    記 1.地方が責任を持って、きめ細かな行政サービスを十分担えるよう、地方単独事業も含め地方財政計画に的確に反映し、安定的な財政運営に必要な地方一般財源総額を確保すること。地方交付税の法定率を引き上げて対応すること。 2.地方財政計画の策定にあたっては、高齢化に伴う社会保障関係費の自然増や人口減少・少子化対策への対応、地域経済・雇用対策に係る歳出を特別枠で実質的に確保してきたこと等を踏まえ、歳出特別枠を実質的に確保し、地域の実情を踏まえた財政措置を講じること。 3.歳出効率化に向けた業務改革で他団体のモデルとなるようなものを地方交付税の基準財政需要額の算定に反映する取り組み、いわゆるトップランナー方式を含む地方の歳入歳出の効率化を議論する場合には、地方交付税の財源保障機能が損なわれないようにすること。 4.合併市町村に対しては、普通交付税の合併算定替等の財政措置が講じられているところであるが、今後も安定的に行財政運営を行うことができるよう、引き続き、合併市町村の実態に即した交付税算定を行うこと。   また、小規模市町村が安定的に財政運営を行えるよう段階補正を強化すること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 平成29年6月23日 秋田県仙北市議会議長 青柳宗五郎 以上、趣旨に御賛同の上、御可決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号は、総務文教常任委員会委員の発議であり、会議規則第39条第2項及び3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) ご異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号は、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第10、議員提出議案第6号 意見書の提出について、教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議員提出議案第6号 意見書の提出について、教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書は、原案のとおり可決されました。 日程第11、議員提出議案第7号 意見書の提出について、地方財政の充実・強化を求める意見書を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議員提出議案第7号 意見書の提出について、地方財政の充実・強化を求める意見書は、原案のとおり可決しました。 お諮りします。本定例会において議決されました議案などについて、その事項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) これで本定例会の日程は全部終了をいたしました。 市長から発言の要請がありますので、これを許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 6月2日開会の平成29年第2回仙北市議会定例会閉会にあたり、ごあいさつを申し上げます。 本定例会に私どもが提案した平成29年度補正予算案、条例案等及び本日追加提案をした案件等多数の議案について、活発かつ慎重な御審議を賜り、全ての議案について御可決、御承認いただくことができました。誠にありがとうございました。 お疲れの中で大変に恐縮ではありますけれども、数点について皆様に御報告を申し上げます。 初めに、台湾アジア太平洋国際温泉観光協会・秋田県仙北市玉川大会についてであります。 同大会は6月19日に開催され、日本で総会が行われるのは昨年開催された道後大会に続き2回目でありました。参加者は台湾の会員41名、道後温泉旅館協同組合を初めとする6地区の日本の会員が32名、また、台北中日経済文化代表処の謝代表と郭副代表にも御出席をいただきました。20日は仙北市観光振興議員連盟の皆様が、歓迎会を開催され、趣向を凝らした「おもてなし」事業を催行いただき、何より仙北市民の真心をお伝えすることができました。皆様に心より御礼を申し上げます。 また、同協会総会に先立ち、18日には地方創生関連のヘルスケアツーリズム事業として、台湾大学医院金山分院医療部長の趙家徳医師をお招きし、西明寺診療所長、市川晋一医師とともに、台湾から会議に参加された方の中で5名の皆様から御協力をいただき、温泉の正しい入り方や疾病予防などの健康相談を行いました。 台湾の北投温泉を利用したことがある参加者からは、湯治場で健康相談や助言があることで、今まで以上に温泉を楽しめるという御意見、また、言葉の通じる医師が訪問先の温泉地に滞在する安心感など、この取り組みの有効性を評価いただく意見が多数ありました。 今後、ヘルスケアと疾病予防の観点で、どのような取り組みが現実的であるのか、さらに検討を重ねたいと思います。 次に、「角館祭りのやま行事」曳山展示施設整備検討委員会についてであります。 6月15日、ユネスコ無形文化遺産に登録された「角館祭りのやま行事」曳山展示施設の整備を検討する検討委員会が発足し、初会合を開催しております。 委員には、角館のお祭り保存会、角館祭禮張番協議会、曳山責任者会議、角館町観光協会、仙北市商工会から代表10名に委嘱状を交付させていただき、委員長には角館のお祭り保存会会長の今野則夫さんが、副委員長には角館町観光協会代表理事の安藤大輔さんが、それぞれ選任をされております。 今後は、既存施設の改修を念頭に、候補地や施設等について御提案をいただき、できるだけスピード感を持って曳山展示施設の整備を進めたいと考えております。 次に、角館地区の投票所の変更についてであります。 角館地区の南投票所は、これまで投票区の中心に位置していた旧角館総合病院に投票所を設置しておりましたけれども、今春の新病院移転を契機に、新たな投票所の設置を選挙管理委員会で検討してきました。このほど角館高等学校定時制課程、旧角館南高校の体育館が最適であるという結論に至り、関係する大曲支援学校せんぼく校との協議も含め、設置に向けた準備を進めていきたいと思います。10月には市長選挙も予定されていることから、仙北市選挙管理委員会では、今後、関係町内会代表者の皆様への説明や市広報等での周知を図ることとしております。 次に、ドローン技術に関する講演会についてであります。 6月21日、東光鉄工株式会社UAV事業部シニアマネージャー・鳥潟與明さんを講師に、「ドローン技術に関する最新事情と利用方法について」と題し、講演会を開催しました。青柳議長を初め議員の皆様の御参加もいただき、大変ありがとうございました。 最新ドローンの紹介や農業分野、災害現場、土木・測量分野など各分野では活用が進んでおります。仙北市におけるドローン活用の可能性の高さを改めて感じることができる講演会とすることができました。重ねて感謝を申し上げます。 次に、遭難事案等についてであります。 6月15日午前11ごろ、黒石林道共用林野料金所で注意喚起活動をしている職員が巡回した際に、待ち合わせ場所に戻っていない入山者を確認し、田沢湖地域センターに通報し、その後、市役所、消防、警察等々で現地対策本部を設置し、捜索を開始しております。翌16日から捜索範囲を広げ18日まで捜索を行いましたけれども、発見に至ることができませんでした。6月19日、消防田沢湖分署からの連絡で、遭難者らしい方が国道341号線玉川五十曲付近路上で助けを求めているとの連絡を受け、現地に向かい、遭難者の本人の確認もすることができました。本人は意識もはっきりしていて、大きなけがもないようでありましたけれども、救急車で市立角館総合病院へ搬送されております。その後、本人からは、最後に入山した後、二度にわたって熊と遭遇し、走って逃げているうちに方向を見失ったというお話を聞いております。 次に、クマの被害対策についてであります。 普通共用林野の料金徴収を取りやめたことにより、入山者の増加が予想されたことから、6月3日から20日までの間、小和瀬と黒石の林道入り口付近に職員を配置し、入山自粛のチラシを配布しながら注意喚起を実施しておりました。 配置した職員の述べ人数は、普通共用林野運営協議会の皆様の御協力もあり119名、また、市の職員12名であります。タケノコ採りのための入山者は、シーズン全体では、6月20日現在でありますけれども3,209名で、昨年の3,402名と比べ193名減少をしておりますけれども、一定の効果はあったと思いますけれども、入山者の大幅な減少にはつながらない状況が見受けられます。 次に、直近の行事等についてであります。 間もなくことしも折り返しの7月を迎えることとなります。7月は多くの行事を予定しております。中旬までの主な事業を紹介させていただきますと、7月1日の田沢湖クニマス来館竣工式、2日の仙北市消防訓練大会、13日のカラ吹き源泉事故殉職者慰霊碑除幕式、14日から17日にかけては、田沢湖マウンテンバイク・クップ・ド・ジャパンカップと続きます。 国際交流では、14日に中国中央党校の訪日団を、また、21日にはジャイカ青年研修視察団、これはミャンマーの方々であります、をお迎えする予定であります。 中国との関係は、国家戦略特区の説明で、昨年に小田野地方創生総合戦略統括監が訪中したことをきっかけとしております。ことしは私が在中国日本商工会議所からお声かけをいただき、秋田県、また、仙北市のPRと最近の特区の取り組み実例を紹介のため、来月19日に北京市内で発表の場をいただき、訪中の予定であります。 最後に、改めて市長職3期目について、議員の皆様、また、議員の皆様を通じて市民の皆様に現在の心境などをお話させていただきたいと思います。 さきの一般質問で、公約を果たせなかったものが3期目に向け出馬表明が許されるだろうか、政治に携わる者として、ここは熟慮が必要だというお答えをさせていただいております。その後、市民の皆様などから多くの御意見をちょうだいしております。 まさに今議会で事業着手が決まった角館庁舎の整備、また、総合給食センター、そして御要望をいただく各事業はもとより、少子高齢社会をいきいきと暮らすため、人口減少対策、子育てと福祉政策の仕組みづくりを進めなければなりません。これらの対策は、第2次総合計画、また、総合戦略、さらに人口ビジョン等で明らかにしております。ここまで方向づけをしておいて投げ出すのか、公約どころか既に動いている事案に責任はないのか、そんな強いお叱りばかりをいただいております。 仙北市は市民と協働し、地方自治の理想を追い求め、地方創生のトップランナー自治体として自らが主体となり明日を開く作業を続け、誇りを持って住み続けることができる持続可能なまちづくりに、一歩も二歩も歩みを進めなければなりません。特区の恩恵が見えるよう、市民の生活課題の解決を図らなければなりません。 この8年を振り返り、実現できなかった公約を反省、自戒し、リセットして次の手だてを考えること、また、成果があった部分は、これを確実なものとすること、さらに汗を流す必要があります。 今後も残る任期中、丁寧に作業を続けたいと思います。その上で、今抱える懸案事項に白黒をつけ、結果を出し、次代のリーダーにしっかりとバトンタッチできるよう、出馬に向け必要な条件を一つ一つ整えていきたいと考えております。 重ねて今議会で大変御苦労さまでありました。議員の皆様、市民の皆様の一層の御指導、御助言をお願い申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △議長報告 ○議長(青柳宗五郎君) それから、議長のほうから報告がございます。会派結成届が提出されておりますので、お知らせします。会派名は蒼生会、代表者が黒沢龍己君、幹事長が安藤武君、2名で創生会の会派届、結成届がなされておりますので、皆様方に御報告を申し上げます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で本日の会議を閉じます。 これで、平成29年第2回仙北市議会定例会を閉会します。                              (午後0時00分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    平成  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...