○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、
戸澤正隆代表監査委員、
藤村総務部長、
米澤市民福祉部長兼
福祉事務所長、
佐藤強観光商工部長、
後藤農林部長、
武藤建設部長、
畠山教育部長、
浦山会計管理者、
伊藤医療局長兼
医療連携政策監、
草なぎ企業局長、
運藤総務部次長兼総務課長、
平岡総務部次長兼
企画政策課長、
加古総務部次長兼危機管理監、
冨岡市民福祉部次長兼
市民生活課長、
戸澤浩総務部財政課長であります。 以外につきましては、必要に応じ出席を求めることにします。 会議の書記には、藤岡、堀川の2名を任命いたします。 職務の出席は、
三浦議会事務局長です。
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△市政報告
○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告を行います。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成27年第4回
仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について報告をいたします。 初めに、仙北市
病院事業管理者の急逝についてであります。 仙北市
病院事業管理者の宮川信先生、享年78歳が、8月21日3時58分、急性冠不全のため長野県飯田市内の
救急搬送先病院でお亡くなりになりました。余りに突然の訃報でありました。驚きと悲しみの中で、8月22日に御自宅を弔問し、8月30日には青柳議長や仙北市
病院事業関係者とともに葬儀に参列をさせていただきました。 宮川先生は、平成23年4月1日から
病院事業管理者として御奉職をされ、ことし4月に2期目が始まったばかりでありました。その間、医師・
看護師確保対策、病診連携、
市立角館総合病院の移転改築、
地方創生特区の
温泉医療メニューの造成などで、大変な御尽力をいただきました。心から御冥福をお祈り申し上げます。 次に、
地方創生特区についてであります。 7月19日、内閣府から平副大臣、小泉政務官らが出席してのド
ローン飛行実証実験、た
ざわ湖スキー場が会場であります、が行われ、また、午後には
地方創生シンポジウム、これは
角館交流センターを会場としました、も開催をしました。議会や市民の皆様など、多くの御参加をいただき、まことにありがとうございました。 この後、8月25日の閣議決定、28日閣議後の政府発表により、政令指定の手続は終え、
国家戦略特区法の運用は9月1日からスタートをしております。現在は特区法を活用した事業者の公募が行われていて、9月3日までの公募期間と聞いています。この公募で区域会議の構成員を決定し、基本的には
地方創生担当大臣、自治体首長、そして事業者の代表で構成する第1回区域会議が9月7日、田沢湖庁舎が会場でありますけども、に開催されることになりました。 議会を初め多くの皆様の御理解と御協力で、特区指定という市政に特筆すべき局面に立つことができたことに、重ねて御礼を申し上げます。どうか今後も御指導をよろしくお願い申し上げます。 次に、秋田県による
台湾トップセールスについてであります。 佐竹知事に同行し、
青柳仙北市議会議長・
津谷北秋田市長・
福原大館市長・
渡部男鹿市長・
高橋横手市長・
三浦三種町長などとともに、8月19日から21日の3日間、台湾を訪問しました。今回も秋田県と仙北市独自のミッションの二本立てであります。県ミッションでは航空3社を訪ね、チャーター便の誘致をお願いし、さらに中華航空には定期便の検討も依頼をしました。仙北市の
独自ミッションでは、
台北温泉発展協会を訪ね、市の
地方創生特区指定に伴う温泉医療についての情報収集や、ことし2月から運営を開始した
北投健康管理医院の視察を行いました。 また、
台湾外交部亜東関係協会との懇談では、
国立台湾師範大学附属高級中学と角館高校の姉妹校締結式が、いよいよ10月14日に行われる御礼を申し上げ、さらに台湾医療界との橋渡し役もお願いをしております。 次に、秋田県
総合防災訓練についてであります。 8月9日、第53回秋田県
総合防災訓練を市内各地区で実施をしました。訓練前半は、角館・西木地区を中心とした大
規模地震対応、後半は田沢湖地区を中心とした秋田駒ヶ岳の火山噴火に係る避難を想定しての訓練となりました。参加者は約1,800人、仙北市を初め
防災関係機関や市民の皆様、各地区の
自主防災組織、市内小中学生、角館高校の皆様など、多くの方のお力添えをいただき、無事終了することができました。参加をした関係機関からも、非常に意義のある訓練だったとの評価もいただいております。 今回の訓練の大きな特徴は3つありました。1つ目は訓練のために会場を設けるのではなくて、実際発生が予想される場所で訓練をしたこと、2つ目は努めて多くの市民の参加をいただき訓練を行う市民参加型を追求したこと、3つ目は市の防災の特徴である
火山噴火対応を見据えた訓練を取り入れたことなどであります。 また、大規模な災害に対応する本格的な
災害対策本部の設置訓練や、災害の復旧復興時で行う遺体安置所・
ボランティアセンターを開設しての訓練なども特徴として挙げることができます。さらに、市民の防災意識を高めるため、角館地区で防災フェアも実施をしました。 今回得られた成果・反省を各種計画に反映させ、市民生活の安心・安全対策を一層充実させたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。 次に、平成26年度の
一般会計決算についてであります。 歳入総額は192億8,732万8,000円、歳出総額は187億9,214万7,000円、
歳入歳出差引額は4億9,518万1,000円の黒字であります。翌年度に繰り越すべき財源総額は1億2,004万8,000円を差し引いた実質収支額は3億7,513万3,000円の黒字となります。 次に、
一般会計補正予算についてであります。 補正額は6億1,258万6,000円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は191億9,685万円となります。 主な事業は、
地域総合整備資金貸付金、老朽化街灯の更新事業、
個人番号カード関連事務委任交付金、
国民健康保険特別会計事業勘定繰出金、塵芥処理費、
企業誘致対策事業費、冬期交通対策費、
住宅リフォーム促進事業費補助金、
農業用施設災害復旧事業費、
公共土木施設災害復旧事業費などであります。地方債補正は追加と変更であります。 次に、各部局等の主要事項並びに諸般の状況等を報告いたします。 総務部であります。 市制10周年記念事業についてであります。 市制10周年記念式典については、10月4日、市民会館において開催することとし、約450人の方々に御案内文書を発送しております。式典では、新市発足後の市政発展に特に寄与いただいた方々に対し記念表彰を行うとともに、式典に先だち「愛・クニマス」のコンサートを再上演し、記念事業を盛り上げたいと思います。 県外からの表彰者等に対する旅費等については、9月補正予算でお願いしたいと考え、計上をいたしました。よろしく御審議のほど、お願いを申し上げます。
総合教育会議の開催についてであります。
総合教育会議の2回目の会議を8月24日に開催し、中央公民館の整備、
スポーツ振興対策、学校再編について協議を行いました。
庁舎整備基本構想の中、田沢湖庁舎を総合的な
スポーツ振興の拠点、西木庁舎を産業や学習・交流拠点とする総合支所と設定した経緯、そのねらいなど共有することができました。今後は構想の実現に向け、
教育委員会内部でさらに議論をいただく予定となっております。 また、学校再編については、生徒数等の推移予測が示されました。今後、地域の意向調査等も含め、将来的に子供たちにとって最もよい姿や手法について、議論を加速することになりました。
田沢湖クニマス里帰りプロジェクトについてであります。 7月2日、「鳴
砂復活検討協議会」の第1回会議を開催しました。出席者は地元関係者や市・県・
東北電力株式会社秋田支店であります。
オブザーバーで
国土交通省玉川ダム管理所、アドバイザーで
大阪市立大学大学院の
原口強准教授にも参加をいただきました。今後は、鳴砂の復活に向けて、中長期的な視点を持って田沢湖の環境整備に関する協議を進めていくことにしております。 また、6月28日と7月6日には、白浜の清掃活動を実施し、市民の皆様など約110人に御参加をいただきました。7月6日には、
本田技研工業株式会社にも御協力をいただき、田沢湖では初めてとなる「
Hondaビーチクリーン活動」が実施され、清掃活動の広がりを感じることができました。
田沢湖クニマス未来館(仮称)については、現在、実施設計の
取りまとめ作業を行っております。議会や関係者の皆様からの御意見等を伺いながら、大勢の方々に御利用いただける施設としての整備を進めていきます。
田沢湖湖底調査事業は、いよいよ本格的な現地調査が始まります。既に7月には大阪市立大学が湖底の地形・地質の調査を実施していて、今月から高知大学・秋田大学が本格的な調査に入ります。また、
国立研究開発法人海上技術安全研究所の御協力で、
水中テレビロボットを活用した最深部の映像収録も行われる予定であります。 なお、9月28日には、湖底調査に参加をいただく研究者相互の情報共有と、調査の安全祈願を目的とした
田沢湖湖底調査共同会見並びに議会、関係者との懇談会を開催したいと考え、調整作業を進めております。 国勢調査の実施についてであります。 日本国内に住んでいる全ての人と世帯を対象に、5年ごとに行われる国勢調査が本年10月1日現在で実施をされます。 今回は
インターネットによる回答方式が初めて導入されることになり、今月上旬から調査員の方々が市内各世帯を訪問する予定であります。調査を正確かつ円滑に実施することができるよう、皆様の御理解と御協力を、どうかよろしくお願い申し上げます。 マイナンバー制度についてであります。 平成25年5月に公布された「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」が、本年10月5日に施行され、マイナンバー(社会保障・税番号)制度がスタートします。 これにより、住民票を有する方には、10月以降、12桁のマイナンバー(個人番号)が通知され、来年1月からは税の手続や社会保障の手続などでマイナンバーの利用が開始され、申請者への個人番号カード交付も始まります。 この運用開始に伴い、関連条例を整備する必要があることから、本定例会に「仙北市
個人情報保護条例の一部を改正する条例」及び「仙北市手数料条例の一部を改正する条例」の議案を提出しています。また、本市における特定個人情報の独自利用等に関して定める条例については、現在の国の法令改正の動き等を見定めつつ、次の定例会に提案することとしております。御審議をよろしくお願い申し上げます。 定住対策推進室関係事業の進捗についてであります。 仙北市空き家バンクの利用状況について報告をいたします。 現在の登録軒数は17軒で、6月の報告以降、田沢に2人の方が移住し、10月からは武蔵野へ2人の方が移住予定となっております。そのほか、交渉中の案件が2件あります。 空き家バンクへの新規登録や物件の内覧も一定件数で続いていることから、一人でも多くの移住を実現するため、さらに空き家の掘り起こしや制度のPRに努めてまいります。 地方創生先行型交付金事業の進捗についてであります。 「地方版人口ビジョン・総合戦略」の策定については、6月1日に契約を締結して作業を進めております。人口ビジョンについては、市内高校生へのアンケート調査の集計も終了し、素案の作成に入りました。また、総合戦略の検討委員会についても、産・学・官・金・労・言の各団体から推薦をいただき、間もなく第1回目の会議を開催する予定となっております。 6月から募集を開始した「農林業で田舎暮らし体験事業」は、神奈川県の男性1人が、空き家を使用して8月19日から6日間滞在をしてくれました。ネギの収穫作業や樺細工の制作体験など、計画した体験を無事に終了しております。仙北市での就農の意志があるとのことから、ぜひ移住に結びつけたいと考えております。 そのほか、定住対策新婚世帯家賃助成事業については、申請が現在11件と順調に利用件数を伸ばしております。 地域おこし協力隊についてであります。 第1次募集で2人の応募があり、審査の結果、福島市から女性1人の採用が決まりました。任期は最長3年で、9月1日から田沢出張所を活動拠点に、地域おこし活動を開始しております。また、採用予定が2人のため2次募集を行っておりましたが、新たに2人の応募があったことから、現在採用に向けた審査の準備をしております。 災害協定の締結についてであります。 7月3日、仙北市とみちのくコカ・コーラボトリング株式会社で、「災害時における飲料の確保に関する協定」を締結しました。この協定により、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社から、災害時には飲料水の提供など支援をいただけることになりました。 なお、8月9日に開催した秋田県
総合防災訓練でも、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社から飲料水を提供いただいております。 仙北市消防訓練大会及び秋田県消防協会大仙仙北美郷支部消防訓練大会の結果についてであります。 7月5日、仙北市消防訓練大会を落合運動公園駐車場で開催し、消防技術の速さと正確さを競い合いました。 また、仙北市消防訓練大会において、
地方創生特区の視察で来市をされていた石破
地方創生担当大臣からも、消防団員及び消防関係者に向けた激励の御挨拶をいただくことができました。 大会では、小型ポンプ操法で、第10分団1班が優勝、第9分団1班が準優勝、第8分団2班が第3位となりました。また、規律訓練では、第9分団が優勝、第8分団が準優勝、第7分団が第3位となりました。その後、7月18日に開催された秋田県消防協会大仙仙北美郷支部消防訓練大会では、小型ポンプ操法で第10分団が第3位に、規律訓練では第3分団が第3位に、他の隊も入賞こそは逃したものの上位に食い込む健闘を見せてくれました。 交通安全功労者表彰についてであります。 7月10日、秋田県交通安全母の会連合会結成40周年記念式典で、旧田沢湖町交通安全母の会生保内支部の会長を歴任された藤岡トミ子さん、現在は仙北市の副会長さんであります、が、40年間の功績が認められ、交通安全功労者表彰を受賞されております。 藤岡さんは、長年の街頭指導の中、「小学校6年生の子供たちから感謝の手紙と贈り物をいただいたのが一番の思い出」と話をしておりました。 地域の多くの皆様が、こうした活動に貢献していただいていることに、深く深く感謝を申し上げたいと思います。 山岳救急支援についてであります。 7月12日13時20分、秋田市在住の男性(74歳)が、秋田駒ヶ岳登山中、落石が下腹部を直撃し、自力下山が困難となり、防災ヘリで秋田赤十字病院に搬送される事案が発生をしました。現場は馬の背分岐点から通称ムーミン谷へ約30メートル下った地点であります。今後も秋の登山で多くの皆様が駒ヶ岳を訪れてくれます。可能な限りの安全対策を講じたいと思います。 火災報告についてであります。 7月21日11時20分ごろ、田沢湖玉川地内においてバイク、運転者は秋田市男性60歳であります、と乗用車、運転者は宮城県男性54歳であります、の衝突事故があり、乗用車が焼失する車両火災事故が発生をしました。 原因は、乗用車とバイク衝突の衝撃により、バイクから流出した燃料に引火し、停車した乗用車に燃え広がったものと思われます。 また、8月5日3時ごろ、西木町上桧木内字比内沢地内で高圧線被覆カバー、市のIRU回線ボックスを損傷する、その他火災が発生をしております。 水害報告についてであります。 7月25日12時、角館地区・神代地区で大雨による河川増水が発生し、12時40分、仙北市災害警戒部を設置しました。仙北市消防団第4分団、第7分団から第10分団の各団員及び消防署職員が、水害対応のためポンプ車による排水処理や土のうによる堤防のかさ上げなどを行っております。 また、西長野地区では、河川の増水により自主避難の女性お一人が、さわやか桜館の御厚意により翌朝まで宿泊をさせていただきました。 この水害による人的被害はありませんでしたが、住家床下浸水9棟、非住家13棟及び一部の方々の宅内ポンプ冠水などの被害が発生をしております。 交通事故報告についてであります。 8月8日11時15分ごろ、玉川渋黒沢の国道341号線で、バイク、運転者は宮城県男性42歳であります、が大型ダンプに衝突し、バイクを運転する男性が死亡する事故が発生をしました。 男性は、ツーリングで鹿角市方向から仙北市方向に走行中、下りの左カーブで対向車線にはみ出し転倒し、対向車線を走ってきたダンプの右側面に衝突したものであります。 仙北市防犯協会設立10周年記念式典についてであります。 7月26日、仙北市防犯協会主催の協会設立10周年記念式典が角館樺細工伝承館で行われ、同協会会員や協力団体、約130人が参加をしました。 式典では、市内の中学1年生による意見発表や、角館高校の青柳校長による「高校生の底力」と題した記念講演を行い、同校飾山囃子部が記念芸能披露も行っております。 市民福祉部であります。 生活保護引き下げ処分取消請求訴訟についてであります。 平成27年5月22日、仙北市民お一人を含む原告48人により、仙北市・秋田市・湯沢市・能代市及び秋田県を被告として、生活保護引下げ処分取消請求訴訟が秋田地方裁判所に提起をされました。 内容は、福祉事務所が行った平成25年度及び平成26年度の生活保護費の減額変更処分の取り消しを求めるものでありますが、実質的には厚生労働大臣が定めた生活保護基準の引き下げの違憲性・違法性を争うものであります。 この訴訟については、「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律」に基づき、法務局検事及び関係職員が実務を担当をいたします。 市立保育園・幼稚園・認定こども園の法人化についてであります。 市立保育園・幼稚園・認定こども園の法人化の準備状況ですが、8月28日に第5回社会福祉法人設立準備委員会を開催し、各種規程等について協議・承認をいただき、これまで全部で27種の規程等が決定をし、社会福祉法人設立に向けた準備が整いつつあります。9月18日には最終の準備委員会を開催し、法人認可申請の最終確認を行い、同日に市に対し認可申請が行われる予定であります。その後に市の認可を受け、10月1日付で法人登記を申請すべく準備を進めております。 法人設立後は、田沢湖庁舎第2庁舎を借用して法人事務所を開設し、11月中旬の保育教諭等採用試験に向けた準備を中心に、法人業務がスタートをする予定であります。 高齢者世帯等除雪支援事業についてであります。 今年度2年目となる高齢者世帯等除雪支援事業は、支援内容を検証し、より支援を受けやすい制度になるよう検討をしてきております。 改善点は、申請時の提出書類の簡素化、対象者の拡大とともに特別な支援を必要とする場合を考慮しながら、住宅から公道までの作業の拡大であったり、除雪作業事業者を個人登録でも可能とすることであったり、雪下ろし券は6地区割で10センチ以上となり、今後も増加が見込まれる場合にも発行することであったりなどなど、改善を図ることとしております。 今後も、安心して冬を過ごすことができるよう、見直しに努めながら、事業が使い勝手のよいものになるよう、充実を図ってまいります。 ねんりんピックについてであります。 平成29年9月9日から12日にかけて、第30回全国健康福祉祭(ねんりんピック)が秋田県で開催されます。これは、60歳以上の高齢者の方々を中心に、あらゆる世代の人たちの健康と福祉の総合的な推進を目指す祭典で、全国から約1万人の選手と役員、観客を含めますと約40万人の参加が期待されております。仙北市では、ふれあいスポーツ交流大会として、9月10日角館地区を会場にウォークラリーが予定され、多彩なイベントも含め、さまざまな催しを開催したいと考えております。 今後、市の実行委員会設立等の準備作業を行い、企画運営にあたります。 介護保険制度による新事業の実施についてであります。 市では、少子高齢化への対応の一つとして、地域包括ケアシステムをつくり上げるための準備を進めております。その前段として、大曲仙北広域市町村圏組合介護保険事務所からの受託事業で、在宅医療・介護連携推進事業と生活支援体制整備事業の2つの事業を10月から実施をします。 在宅医療・介護連携推進事業は、医療及び介護を切れ目なく提供することを目的として、市民・医師・歯科医師・介護の専門家等で準備委員会を立ち上げます。 また、生活支援体制整備事業については、県のモデル事業として県から推進事業を委託されている秋田県長寿社会振興財団、LL財団であります、と連携を図り、協議体の設置及び地域支え合い推進員を配置し、高齢者が自宅で生活を継続するために必要な支援体制づくりを進めます。 そのほか、仙北地域振興局のモデル事業で、認知症の人やその家族、地域住民の集いの場としての認知症カフェの普及を推進していきます。 観光商工部であります。 こころもあったか温泉入浴促進事業経過報告であります。 仙北市広報7月1日号で配布をした無料温泉入浴券は、7月末時点での利用者数は約2,200人、率にして約10%の利用状況となっています。猛暑続きの影響もあり、やや低調なスタートとなりましたけれども、利用期間は12月末となっておりますので、引き続き地域内での消費行動に御協力をいただきながら、特区構想の推進力となる温泉のすばらしさを再確認していただく機会にもなってほしいと考えております。 仙北市観光大使の対談についてであります。 8月3日、KADOKAWA本社で仙北市観光大使の皆様にお集まりをいただき、田沢湖・角館観光連盟で発行予定の「合併10周年記念観光情報誌仙北市Walker」誌面企画対談を行いました。 対談は、観光大使の皆様の力をお借りし、仙北市を全国に発信しながら、市民の皆様にも観光の協力者、実践者となってもらうきっかけとしたいという思いから開催をしました。 観光大使の皆様からは、合併後10年を振り返りながら、音楽など文化芸術の振興策、スポーツ交流の活性化、食の継承と掘り起こし、仙北言葉の伝承など、仙北市が誇る魅力や未来像について、さまざまな御意見をいただくことができました。 農村で楽しむ仙北は(ハート)あーと展についてであります。 8月1日から2日にかけて、仙北市農山村体験推進協議会主催事業、「農村で楽しむ仙北は(ハート)あーと展」、会場は農家民宿7軒であります、が開催されました。市も本事業に協賛し、市内31軒の農家民宿を広く知っていただくため、PR活動に取り組みました。2日間で約500人が訪れ、夏の農山村地域の周遊を楽しんでいただきました。 この取り組みは、農家民宿の開業を検討している方々への情報提供にもなることから、今後もサポートを継続したいと考えております。 秋田発・子どもふるさと交流推進事業についてであります。 8月10日から12日までの3日間、仙北市農山村体験推進協議会の呼びかけで、宮城県女川町立女川小学校の児童15人が仙北市に滞在をし、農作業体験や郷土料理づくり体験などを行いました。この事業は、震災時仙北市に長期滞在したことを御縁に、県の委託事業に採択されて毎年実施をしているものであります。 滞在期間中は、カヌーやピザ焼き体験などで市内の小学生とも交流を行いました。今後は、農山漁村をステージとした地域や学校単位の双方向交流へと発展していくことを期待しております。 台湾からの教育旅行誘致についてであります。 6月23日から25日の3日間、台湾で開催された台湾教育旅行誘致説明会に農山村体験デザイン室の職員を派遣し、冬季及び来年度の誘致活動を行いました。 今年度は、1校100人の訪問が決定したほか、もう1校が冬季の訪問を検討しております。来市の具体的な相談も継続的に寄せられている状況で、今年度は台湾の修学旅行受け入れは、過去最大の人数になると見込んでおります。 また、11月には台湾の教職員を対象とした市内モニターツアーも予定をしております。 タイからの誘客についてであります。 タイのSMIトラベルが企画した視察ツアーが仙北市で行われて、5月31日から6月2日の日程で関係者が農家民宿などに滞在しました。このツアーの成果で、タイから100人を超える方々が、一般旅行や教育旅行で仙北市を訪問いただくことが決定をしました。 同社は今後もタイに限らず、東南アジア全域に開く支店網を活用しての送客も検討中であります。市では観光施設や農家民宿等と協力をしながら、積極的に受け入れを行いたいと考えております。 株式会社司食品工業秋田工場の企業誘致進捗状況についてであります。 7月22日、田沢湖黒沢地区企業誘致敷地造成工事の完成検査が終了しております。これを受け、8月4日には滝本社長が県庁を訪問し、関係者と意見交換を行っております。滝本社長から、やっとスタート地点についたとのお話があり、この後、取り組まなければいけないと考える課題についても、数点の御指摘をいただいております。 現在、市では土地の取り扱いについて、当初5年間は貸付、後に譲渡を提案し協議を行っております。今後も、秋田県を初め関係機関と連携をし、早期誘致に向け最大の努力を傾注いたします。 農林部であります。 水稲の生育状況についてであります。 2015年産の秋田県の水稲生育状況は、春以降好天に恵まれ順調に生育し、水不足も懸念されたものの出穂・登熟も順調に推移をしておりますます。 8月15日現在の作柄概況は、県南地区は全もみ数、これは穂数×1穂あたりのもみ数でありますが、平年に比べて「やや多い」、登熟が「平年並み」と見込まれることから、「やや良」となりました。 また、病害虫の発生は、斑点米カメムシ類のすくいとり巡回調査では、過去10年間で昨年に続く多さとなり、8月7日に注意報が発表されております。 今後、斑点米カメムシ類の被害や、出穂期前から高温の気象が続いていることから、くさび米・乳白粒・心白粒などの被害が心配されます。適正な防除等ほ場管理に努め、JA等の関係機関と連携を保ち、適期刈り取りの啓発活動に努めたいと思います。 経営所得安定対策制度申し込み状況についてであります。 飼料用米への作付誘導がなされたことに伴い、7月31日現在の申請件数は、ゲタ、ナラシ対策等の見直しに伴う加入要件が変更されたこととあわせ、昨年より146件少ない1,551件、個人1,526件、法人10件、集落営農組織15件となっております。 今後は、申請された営農計画書の内容を確認の上、該当する生産者の皆様には、年内に交付金が納付される予定でありますけれども、所管する東北農政局大仙地域センターは、10月1日付で秋田地域センターに統合されるとのことでありまして、こちらから通知がある見込みとなっております。 仙北市産業祭についてであります。 11回目を迎える今年の産業祭は、市制10周年記念事業とあわせて、10月24日から25日の両日、神代市民体育館を主会場に開催することで準備を進めております。皆様からの御参加・御協力を重ねてお願い申し上げます。 秋田県畜産共進会についてであります。 8月29日、由利本荘市のあきた総合家畜市場で開催された県畜産共進会に、本市から黒毛和種の部へ3頭が出陳しました。その結果、第1部2類、若雌区です、で千葉公夫さん、角館町白岩であります、の「はなこ号」が優等賞を、第1部4類、これは義平福娘牛区です、では同じく下田忠浩さん、角館町白岩であります、の「はくごう302号」が優等賞2席を、第1部5類、成雌牛群・経産牛4頭1セットに大仙市の3頭と出陳をした相馬勲さん、角館町白岩の「におう272号」が、他の3頭とともに優等賞並びに農林水産省生産局長賞を、それぞれ獲得いたしました。 黒毛和種の部では、大仙・美郷・仙北から出陳された牛が、全6類のうち4類で優等賞を獲得し、当地域の和牛改良が他地域よりも進んでいることを強く印象づける結果となりました。 豪雨による農林部関係の被害状況についてであります。 8月21日現在の状況を報告します。7月25日に発生をした豪雨は、角館地区で時間最大雨量44ミリメートルを記録しております。 農業関係では、農地への冠水・浸水が約32ヘクタール確認されておりますが、被害時間が短く、作物への影響は少ないと思われます。 農地・農業用施設は、沢沿いの農地での土砂堆積や畦畔崩落等が約60カ所、水路・農道・頭首工等施設関係で約70カ所が被災し、全体の被害額を約3,200万円と見込んでおります。 今後は、関係農家と調整を図りながら、早期復旧に向けて対応していきます。 林業施設関係は、林道被害8路線、路盤洗掘が7路線で総延長約480メートル、のり面崩落1カ所で約20メートルであります、被害額約120万円と見込んでおります。 これらの関係経費を補正予算に計上いたしましたので、御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 施設設備の改修状況についてであります。 まず集会施設についてであります。中川・雲沢集落センターの上水道への切りかえ工事は既に完了し、供給を開始しております。 就業改善センターの改修工事は外壁の補修をメインに作業中であります。玄関口改修の必要があることから、仮設口からの入館と利用者の皆様には御不便をおかけしておりますけれども、御理解をいただきたいと考えております。工期は9月一杯となっております。 バイオマス施設解体工事は、発電施設等の建屋及び設備の解体は終了し、こちらも9月中には終了予定となっております。 花葉館の宿泊棟浄化槽施設整備の改修工事は、開業以来初めての改修で、仮設浄化槽を備えながらの工事中であります。宿泊者の皆様に御迷惑とならないような配慮をしながら、10月上旬の完了を目指し、作業中であります。 建設部であります。 豪雨による土木関係の被害状況についてであります。 7月25日の豪雨による被害状況について、市道関係では路肩崩落・舗装洗掘等が10カ所、河川関係は護岸洗掘等が13カ所で、被害額は1,178万円と見積もっております。 これらの被災箇所は、応急対応を進めながらも早期に復旧工事に取りかかりたいため、本定例会に補正予算を計上しております。御審議をよろしくお願い申し上げます。 田沢湖浄化センターの再構築工事の完成についてであります。 平成24年度から3カ年計画で進めてきた田沢湖浄化センター再構築事業は、昨年早期の降雪であったり、また、稼働しながらの改修であったために、工事を平成27年度へ繰り越しいたしましたけれども、汚泥管理棟の新築、機能低下した設備の更新、施設の耐震補強工事等、予定した工事を実施し、平成27年7月末で完成・稼働をしております。 また、国から求められている仙北市生活排水処理整備構想、新構想であります、の策定について、人口減少に伴う下水道区域の見直し、整備手法の転換等の検討が必要なことから、下水道区域の未認可区域の方々にアンケート調査を実施したいと考えております。 医療局であります。
市立角館総合病院改築事業についてであります。
市立角館総合病院改築事業の工事進捗状況は、本体工事については、地下ピット部分が完成し、現在は基礎・はり工事を進めております。8月末の進捗率は10%であります。外構工事の進捗率は50%であります。 エネルギー棟については、地元企業2社が下請けし、10月から着手予定となっております。 また、病院事業決算については、6月定例会の市政報告で概要を報告しております。御審議をよろしくお願い申し上げます。 企業局であります。 カラ吹き源泉事故調査委員会についてであります。 カラ吹き源泉事故調査委員会の2回目の会議が7月13日に、3回目の会議が8月27日に開催をされました。 委員会では、カラ吹き源泉の集湯槽及び造成塔の改修工事概要、また、改修後の硫化水素濃度の調査結果、事故現場の引湯管改修工事を8月31日に実施することなどを報告をしました。 委員からは、今後も継続して濃度調査を行う必要があること、温泉を供給している各施設でも安全確認のため、定期的な濃度調査を求める意見などが出されました。 事故現場の引湯管の改修は既に終えました。また、各施設に対し、浴室等の濃度調査を定期的に行うように文書でお願いをしました。さらに、源泉から分湯槽までの濃度調査は、引き続き行うことにしました。これら改善策の効果については、次回の事故調査委員会で報告することになります。 なお、当初は8月一杯で調査を終え、報告書をいただけるものと考えておりましたけれども、全国各地で頻発をする火山事案の関係で、専門委員の皆様の日程調整が大変困難な状況が続いております。改善策の見きわめもしっかり行いたい思いもありまして、次回の会議は10月上旬となる見込みであります。今しばらくお時間が必要になっている現状を、どうか御理解いただきたいと思います。 なお、新水沢源泉から高原地区への引湯事業については、源泉を所有している塚本総業株式会社の持ち分については、既に新源泉から水沢地区分湯槽までの引湯工事に取りかかっております。市では、水沢地区の新分湯槽から高原地区までの引湯工事の実施設計に入っていますが、この作業をできるだけ早めて、本年度中の工事発注を目指したいと考えております。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げましたが、本定例会に提案をしている案件は、報告関係2件、条例関係5件、予算関係4件、
決算認定関係15件、その他1件の計27件であります。 どうか慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願いを申し上げ、市政報告といたします。
○議長(青柳宗五郎君) これで市長の市政報告を終わります。 11時40分まで暫時休憩します。 (午前11時26分)
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○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時40分)
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△
教育行政報告
○議長(青柳宗五郎君) 次に、
教育行政報告を行います。熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 初めに、
宮川病院事業管理者の突然の訃報に接し、心より哀悼の意を表します。 平成27年第4回
仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告をさせていただきます。 教育総務課であります。 仙北市立学校施設天井等落下防止対策事業について。 文部科学省から、東日本大震災による学校施設の天井等落下被害を防止するための対策事業として、今年度は、小学校4校を株式会社小松建設と9,815万400円、中学校3校を株式会社寺沢工務店と6,966万円で、それぞれ工事契約をいたしました。 吊り天井を有する学校を優先的に工事を進めておりますが、工事期間が3カ月から4カ月を要することから、現在、夏季休業中を含めて工事を実施している学校が4校、学習発表会等を終えてから工事を実施する学校が3校となっております。 工事期間が長く、学校運営に支障を来すことになりますが、同地区の学校の工事を一緒に行わないなどの配慮をするとともに、市立体育館等を利用できるよう調整を図るなどの工夫をして、児童生徒の安全対策に万全の体制で工事を進めてまいります。 教育指導課であります。 県展並びに全県中学校総合体育大会の主な結果について。 県展入選。 第57回県美術展覧会、県展、秋田魁新報社、県、県教委、秋田市主催の作品審査が6月22日に行われ、応募した仙北市内の中学生からも多数の入選者が生まれました。 県展は、日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真、デザインの7部門に1,742点の応募があり、このうち中学生はデザイン部門に150点、洋画部門に69点、合計219点の応募がありました。 デザイン部門では、生保内中学校3年の木村花さんの作品「頭脳流出」が、一般応募作品と肩を並べて奨励賞を受賞しました。同じくデザイン部門では、角館中学校3年の阿部春音さんの「救世主」、根本侑子さんの「Stay with me」、佐々木唯衣さんの「知識」、2年の大石祐斗さんの「カラフルな光が差し込んでいる」、田口歩実さんの「フラワー」がそれぞれ入選しました。 洋画部門では、生保内中学校3年の渡邉義基さんの「ゼロヒストリー」と藤原由羅さんの「太陽系の星々」が入選するなど大活躍いたしました。 全県中学校総合体育大会。 第64回秋田県中学校総合体育大会が7月18日から20日まで開催されました。由利本荘市総合体育館で行われた男子卓球団体で、神代中学校が第3位に入賞しました。また、男子個人で神代中学校3年の鈴木隆星さんが3位入賞、卓球女子個人では、角館中学校3年の大和田凜さんがベスト8に入り、それぞれ東北大会の出場権を獲得しました。 また、北秋田市合川体育館で行われた柔道男子55キログラムで、角館中学校3年の後藤瑞稀さんが準優勝し、東北大会の出場権を獲得しております。 全県少年野球大会。 雨の影響で開幕が1日遅れた「第81回全県少年野球大会兼第64回秋田県中学校総合体育大会軟式野球大会」に出場した角館中学校は、7月26日の初戦で矢島中を延長8回1対0で下し、2回戦の土崎中を2対0、準々決勝は鷹巣中を相手に3対1で勝利を収めました。29日に行われた準決勝では、優勝した稲川中と対戦し、惜しくも1対3で敗れましたが、見事全県第3位に輝きました。 秋田県吹奏楽コンクールであります。 8月8日と9日に行われた全日本吹奏楽コンクール第57回秋田県大会の「中学校合同の部」で、西明寺中と桧木内中の合同バンドが美しい音色とハーモニーを響かせ、見事金賞を受賞しました。 仙北市・富士河口湖町子ども交流事業について。 クニマスの再発見を契機に始まった交流事業は、4回目を迎えました。今年は7月30日から8月1日までの3日間、市内各中学校の代表6人が山梨県富士河口湖町を訪問しました。 参加した生徒は、山梨県水産試験場忍野分室で、生きているクニマスを見学し、その生態や養殖の状況について学習しました。 また、富士河口湖町役場で渡邉町長を表敬訪問し、「西湖の漁師は、当たり前のこととして、湖水の環境保全に取り組んできた。当たり前のことを当たり前にやることが大切だ。」というお話をお聞きしました。訪問2日目から3日目は、富士浅間神社で過去の自然災害の実例を学び、リニアモーターカーの試験走行を見学して、最先端の交通技術のすばらしさを体験してきました。 参加した生徒は、在籍校で体験を発表し、交流を通して得たことを自校の生徒に伝えながら、クニマスや環境保全、仙北市の将来について考えていきます。これらの活動を通して、市内生徒の環境学習の深化と、地域貢献意欲の育成につなげていきたいと考えております。 なお、富士河口湖町からは、田沢湖マラソンに5人が参加する予定で、今後もさらに交流を深めていきたいと思います。 全国学力・学習状況調査の結果について。 本年4月21日に、小学校6年生と中学校3年生を対象に、全国学力・学習状況調査が、国公立の小・中学校が全校参加して、全国一斉に実施されました。本市でも小学校7校、中学校5校が参加しております。 文部科学省から8月25日に結果が公表され、秋田県は小・中学校とも引き続き全国トップレベルの結果が出ております。 本市小・中学校の結果も報告されており、調査対象全教科について、小学校、
中学校とも全国平均を上回り、おおむね良好な結果となっております。 今後は、結果の分析から本市の課題を明らかにするとともに、調査結果を活用した授業等の改善に向けて、各校での取り組みを進めてまいります。 角館中学校の研究助成金支給について。 角館中学校は、総合的な学習の時間で「キャリア教育の視点を重視したふるさと教育」を推進し、桜の木への施肥活動や桜祭り案内人、角館のお祭り案内人などの活動を行ってきました。 このたび、この活動が評価され、公益財団法人日本教育公務員弘済会から、教育研究助成事業の奨励金助成団体に選ばれました。 これにより50万円の助成金が支給されることとなり、助成金は案内人として活動する際のたすきや映像機器の購入に充てられます。 仙北市の教育の重点であるふるさと教育への取り組みが、全国的に評価された事例として大変喜ばしいことであり、今後とも地域を学び、地域で活動し、地域に貢献する児童生徒の育成に取り組んでまいります。 次に、生涯学習課であります。 仙北市成人式について。 8月15日に、仙北市民会館において仙北市成人式を開催しました。今年度の成人対象者は278人で、うち217人、78%であります、が参加し、久々の友との再会を喜び、お互いの成長を笑顔で確かめ合っていました。 新成人3人による「誓いのことば」では、これまでの自分を振り返り、両親や家族、仲間への感謝を胸に、これからは社会の一員として責任感を持ち、夢や目標に向かって頑張りたい、これから変化を続ける自分たちの今後を楽しみにしていてほしい、これからさまざまな経験を重ねて成長し、自分たちを育ててくれた仙北市に恩返しをしたいなど、力強い決意が述べられました。 成人式は、数年前から新成人みずからが企画し進行を執り行っており、ことしも地元在住の有志が集まり準備を進めました。市内5中学校出身者がお互いに協力しながら、司会者などの役割分担を決め、アトラクションの趣向もこれまでとは違うものにするなど、自分たちの手づくりの成人式となっております。 人口減少が著しい本市ではありますが、節目としての成人式に仲間とともに参加し、地元のよさを再認識した新成人が、一人でも多くこの地に定住し、地域活性化の担い手の一員となってくれることを期待しております。 「第3回戸沢サミットin仙北」について 戸沢サミットは、戦国武将戸沢氏に縁のある岩手県雫石町、茨城県小美玉市、同高萩市、山形県新庄市と仙北市が、戸沢氏の顕彰と後世への伝承、関係自治体の相互紹介と、それを地域活性化につなげることを目的に、高萩市の提唱により平成25年から始まったものです。各自治体の持ち回り開催で、第3回目のことしは、本市を会場に8月17日と18日に開催されました。 8月17日のたざわこ芸術村温泉ゆぽぽを会場に行われたサミットには、戸沢家当主である戸沢充・友子様御夫妻を初めとする多数の御来賓の皆様の御臨席をいただきました。関係4自治体からは、各首長を初め議長や教育長など32人、市内外からの一般市民も含め、全体で200人余りの御参加をいただき、盛大に開催することができました。 サミットでは、各首長による自治体の紹介や、私の戸沢氏にまつわる講演、西明寺中学校生徒による寸劇、戸沢ささらの披露、次回開催地への引き継ぎ式などを行いました。 特に、西明寺中学校生徒による寸劇「新説戸沢盛安」の上演は、その完成度の高さに参加者一同感激の面持ちで、大好評でありました。 また、戸沢ささらも、関東系とは異なる南部系の様式を引き継ぐ貴重なささら舞であり、後継者の育成による伝統芸能の継承の面からも、意義深いものになったと思います。 8月18日には、元秋田県教育庁文化財保護室長の大野憲司氏の案内による県指定史跡の門屋城址史跡研修や、武家屋敷散策を楽しみ、来年度の開催地である雫石町での再会を誓い合いました。 この戸沢サミットを機に、地域の歴史や地域文化の更なる発掘、保存、継承に努めてまいりたいと思います。 田沢湖公民館であります。 生保内節盆踊り大会について。 8月20日、田沢湖庁舎駐車場を会場に、第45回生保内節盆踊り大会を開催しました。 市内外から昨年を上回る300人余りの参加者を迎え、過ぎゆく夏の夜を民謡「生保内節」に合わせて、2つの大きな輪になり、心ゆくまで盆踊りを楽しみました。 踊りの合間には、生保内田植え踊り保存会、石神稲穂太鼓保存会、生保内小学校児童、だしのこ園職員有志によるアトラクションが披露され、詰めかけた500人余りの参加者・観衆から盛大な拍手が送られていました。 表彰式では、個人賞、仮装賞、団体賞のほか、地元協賛企業による特別賞が受賞者に贈呈され、会場は大いに盛り上がりました。 学習資料館・イベント交流館。 「平福百穂とアララギ歌人展」について。 9月1日から11月3日まで、新潮社記念文学館、角館町平福記念美術館、角館樺細工伝承館による3館合同企画、仙北市市制10周年記念事業「平福百穂とアララギ歌人展」が、「秋田県立角館高等学校創立90周年記念」展として、開催されています。新潮社記念文学館では、「校歌若杉とアララギ歌人茂吉と赤彦展」と題して、旧制角館中学校の校歌完成に携ったアララギ歌人、島木赤彦、斎藤茂吉らの資料や書簡、書籍等が展示されています。 また、茂吉の校歌草稿、昭和天皇から下賜された羽二重で製作した校旗、開校にまつわる百穂書簡などを通し、百穂とアララギ歌人との関係、校歌・校旗完成までのさまざまな思いも探ることができます。 山形県上山市の斎藤茂吉記念館や東京の日本近代文学館、長野県下諏訪町の赤彦記念館からお借りした貴重な資料も展示しておりますので、ぜひ多くの皆様に御覧いただきたいと思います。 市民会館であります。 「生保内節全国大会」について。 第30回の節目となる「生保内節全国大会」は、9月22日と23日の2日間にわたり、仙北市市制10周年記念大会として開催されます。 近年、県内民謡大会の参加者は、減少傾向にありますが、今年の大会は、一般の部に141人、次代を担う年少者の部は、昨年を大きく上回る33人の参加申し込みがありました。 また、記念事業として、これまでの歴代優勝者の中から18人の方々に御出席いただき、優勝者の名入り提灯の点灯式を行います。 さらに、これまで本大会の運営に、永年にわたり御尽力された方々の功績に敬意を表し、3団体と9個人に感謝状を贈呈いたします。 「生保内節」は、県内随一の民謡の宝庫とも言われる北浦地方の中で、最も評価の高い秋田民謡の原点とも言える歌であることから、本大会を通じて伝統文化としての民謡の普及継承に努めるとともに、大会の成功に向け着実に準備を進めてまいります。 次に、
スポーツ振興課であります。 田沢湖マラソンの開催について。 9月20日、仙北市市制10周年記念第30回田沢湖マラソン大会が、シドニーオリンピック女子マラソン金メダルリストの高橋尚子さんをゲストランナーにお迎えして開催されます。 高橋さんからは、ランニング教室においても、御指導をいただくこととなっております。また、前夜祭の参加申し込みも定員の120人が満席になるなど、盛り上がりを見せております。 今大会には、海外を含め全国各地から過去最高となる約6,200人余りの参加申し込みをいただきました。武蔵野などの臨時駐車場への誘導を図りながら、受付時の車両渋滞の解消を図りたいと考えております。 ことしは、マラソンコースの公認更新年となっておりますが、10キロメートルコースについては、公益財団法人日本陸上競技連盟の競技規則の関係で公認申請することができませんでしたが、フルマラソンと20キロメートルコースについては、更新することができました。 高橋尚子さんの笑顔と市民の皆さんからの御声援をいただいて、これまで以上にランナーの皆さんを盛り上げ、30回の記念大会にふさわしい、すばらしい大会にしたいと考えております。 2016FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会の準備状況について。 仙北市において2回目の開催となるモーグルのワールドカップが、6月に開催されたFIS、国際スキー連盟であります、の会議において、昨年と同時期の平成28年2月27日と28日に開催されることが決定しました。 また、8月10日から2日間、FISの役員による現地調査が、たざわこスキー場で行われ、ジャッジハウスの新設を含めたコースのレイアウトや、大会運営方法などについて御指導をいただきました。 2018年の韓国、2022年の中国での冬季オリンピックとあわせ、今後、アジアにおけるフリースタイルスキーモーグル競技の人気が高まるとことが予想され、た
ざわ湖スキー場が重要な位置になるとFISからも助言されており、期待にこたえられるよう万全の準備態勢を整えてまいります。 各種スポーツ大会について。 6月にイタリアで開催された世界ラート競技選手権大会において、仙北市角館町出身の高橋靖彦選手が、男子個人総合と男子跳躍で、昨年に続き見事2連覇を達成いたしました。 その映像の一部を仙北市スポーツのホームページに掲載しておりますので、ぜひごらんいただきたいと思います。 9月13日に、秋田25市町村対抗駅伝ふるさとあきたラン!横手大会が、横手市の「秋田ふるさと村」特設会場を発着点として開催されます。仙北市も小学生、中学生、高校生、一般、壮年の各年代の代表選手からなる9区間に、17人の選抜チームを結成し大会に臨みます。 また、9月27日には、第25回100キロチャレンジマラソン大会が開催されます。仙北市もこの大会にかかわりながら、秋田県や関係団体とともに、大会継続のあり方をしっかり確立していきたいと考えております。 なお、田沢湖高原リフト株式会社が誘致活動をしていた、全日本マスターズスキー選手権大会が、平成28年3月4日から3日間の日程で開催されます。500人以上の選手を仙北市にお迎えすることから、大会実行委員会への補助金を本議会の補正予算に計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 国では、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた選手強化、スポーツを通じた地域振興や国際交流に取り組むため、10月1日にスポーツ庁を設置することにしておりますが、当市においても、今後一層のスポーツ推進に取り組んでまいります 次に、文化財課であります。 伝建群防災事業について。 本年度から事業実施している国庫補助事業の伝建群保存地区防災施設整備工事Aブロック、石黒家・青柳家周辺であります、を、7月6日に株式会社瀧神巧業と2,883万6,000円で工事契約し、11月末の完成を目指し進めております。主な工事内容は、建築・機械設備にかかわるポンプ小屋と貯水槽の新設工事などであります。 弘道書院跡発掘調査について。 秋田藩角館郷校「弘道書院」調査・発掘については、7月1日から40日余りにわたり、元県教育庁文化財保護室長の大野憲司先生を中心に、県埋蔵文化財センターで発掘作業に従事していた方々を中心に作業を行いました。 前回の検討委員会や山形大学と協議された内容、史料による調査、復原図案などに基づき、慎重に作業を行ったところ、始めて間もなく、明治30年代ごろと思われる旧角館小学校跡の基礎部分である礎石があらわれ、それが連鎖するように関連の主要施設の一部も出土いたしました。特に、明治18年に増築された柱跡と思われるものが発見され、期待が高まっております。 この調査で掘り当てた内容につきましては、この後、市民向けの現地見学会の開催や広報等で紹介したいと考えております。 金峰神社仁王門の修理工事について。 昨年度、仙北市の文化財に指定されました「金峰神社仁王門」の修理工事は、7月23日に工事に着手し、9月末の完成を目指して順調に作業が進められております。 「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」の受賞について 10月11日と12日に、横手市の秋田ふるさと村ドーム劇場をメイン会場に、『日本の祭りinあきた2015』が開催されますが、その中で「角館のお祭り保存会」が「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」という最高賞を受賞することが決定いたしました。これをお祝いするために、曳山2台の出演依頼があり、「角館のお祭り」の一端を披露してまいりたいと思います。 この受賞を機に、角館が誇る国の重要無形民俗文化財、「角館祭りのやま行事」の保存継承と、更なる全国への発信に努めてまいります。 角館町平福記念美術館であります。 「平野庄司作品展」について。 6月27日から8月23日まで、「平野庄司作品展~美しい切り絵の世界~」を開催いたしました。 秋田の自然やそこに暮らす人々の営みが、四季折々に移り変わる農村風景とともに、数多く描かれた作品や下絵スケッチなど130点以上を展示し、来館された多くの方々に、心温まる作品を楽しんでいただけたことと思います。 なお、期間中の入館者は、2,387人となっております。 「平福百穂とアララギ歌人展(画業)」について。 9月1日から10月4日まで、新潮社記念文学館、角館町平福記念美術館、角館樺細工伝承館の3館合同企画展「平福百穂とアララギ歌人展」が、仙北市市制10周年記念事業として開催されます。 平福記念美術館では、サブタイトルに「平福百穂の画業展」と銘打って、旧制角館中学校(現角館高校)開学の先頭に立ち、尽力した平福百穂の画業をたどります。 “たらし込み”技法で描いた文展出品作の屏風「牛」や、「富貴之薹」、「春山」など、秋田を題材とした作品や、アララギの歌風で描いた作品が数多く出展されており、当時の中央画壇をリードした百穂の画業を心ゆくまで御堪能いただきたいと思います。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、
教育行政報告とさせていただきます。
○議長(青柳宗五郎君) これで教育長の
教育行政報告を終わります。 13時まで、昼食のため暫時休憩します。 (午後0時01分)
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○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時00分)
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○議長(青柳宗五郎君)
議会動静報告並びに監査報告は、お手元に配付のとおりであります。
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△報告第8号及び報告第9号の報告
○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、報告第8号 専決処分の報告について及び日程第5、報告第9号 専決処分の報告についての報告を行います。 報告第8号 専決処分の報告について、佐藤
観光商工部長。
◎
観光商工部長(佐藤強君) 議案綴りの4ページをお開きいただきたいと思います。 報告第8号 専決処分の報告について。 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 次のページをお開きいただきたいと思います。5ページでございます。 専決処分第9号 専決処分書 物損事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分いたしました。 1つ、事故発生の日時及び場所。 日時 平成27年5月22日午後0時30分 場所 仙北市角館町中町36 仙北市役所角館中町庁舎 2つ、和解及び損害賠償の相手方。 仙北市西木町小山田字鎌足186番地、佐々木美樹子。 3つ、和解に至る経過。 仙北市は、事故発生後、相手方と損害賠償について交渉した結果、和解するものであります。 4つ、和解の内容。 1つ、仙北市は相手方に対し、前記事故の損害賠償金として金21万1,432円を支払う。 2つ、本件事故に関し、今後いかなる事情が発生しても双方とも異議申し立てしないことを確約したものであります。 処分は、平成27年6月16日でございます。 よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 報告第9号 専決処分の報告について、
米澤市民福祉部長。
◎
市民福祉部長兼
福祉事務所長(米澤実君) 報告第9号について御説明申し上げます。 議案綴りの6ページをお開き願います。 専決処分の報告について。 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定に基づき報告するものでございます。 7ページをお開き願います。 専決処分第10号 専決処分書であります。 地方自治法第244条の3第2項の規定に基づき、新潟県新潟市が保育を実施する児童に、仙北市立認定こども園を使用させることについて、新潟県新潟市との間において協議することを、同法第180条第1項の規定に基づき専決処分するもので、平成27年7月1日に処分したものであります。 内容につきましては、対象者は新潟県在住で母親が仙北市出身の方でございます。このたび、母親が里帰り出産するために2歳児1人を神代こども園に入所させていただきたいということであります。 相手自治体と打ち合わせによりまして、広域入所の協議をすることについて専決処分をしたものでございます。 受託期間は、平成27年7月1日から平成27年9月30日までとなっております。 以上で報告を終わります。
○議長(青柳宗五郎君) これで、日程第4、報告第8号 専決処分の報告について及び日程第5、報告第9号 専決処分の報告についての報告を終わります。
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△議案第87号~議案第111号の上程、説明
○議長(青柳宗五郎君) 日程第6、議案第87号 仙北市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第30、議案第111号 仙北市と秋田県との間の
行政不服審査会の事務の委託に関する規約制定についてまでの各案を一括して議題といたします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第87号 仙北市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について及び議案第88号 仙北市
公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について、
藤村総務部長。
◎総務部長(藤村好正君) 議案第87号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの8ページをごらんいただきたいと思います。 議案第87号 仙北市
個人情報保護条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文につきましては9ページから13ページまででございますけれども、今回の改正は、マイナンバー法が本年10月5日から施行されることに伴いまして、マイナンバー法の規定による特定個人情報を仙北市
個人情報保護条例の対象として適正な取り扱いの確保、保有する特定個人情報の開示、訂正、利用の訂正、消去、提供の停止等を実施するために改正するものでございます。 以上で、87号の説明を終わります。 次に、議案第88号でございます。 議案綴りの14ページでございます。 議案第88号 仙北市
公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は15ページ、16ページでございます。 改正の内容でございますけれども、2点ございます。 1点目は、公益的法人へ現行では派遣できない任期を定めて任用される職員のうち、再任用職員の派遣を可能とするものでございます。 2点目は、派遣職員に対して市から支給できる給与の種類について、これまでは給料、扶養手当、住居手当、期末手当、寒冷地手当に限られております。それ以外の通勤手当とか時間外勤務手当、管理職手当等は、派遣される法人側の負担となっております。これを全て市の負担で支給できるようにするという改正内容でございます。 これは、来年4月から認定こども園の受け入れの法人になります新しい社会福祉法人が、ことし10月に制定を予定しておりますけれども、この法人について市の負担金補助金以外に現在のところ財源がないということでございまして、これらの部分について全て市の負担で派遣職員への給与を支給できるように改正するものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第89号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について、
米澤市民福祉部長。
◎
市民福祉部長兼
福祉事務所長(米澤実君) 議案第89号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの17ページをお開き願います。 仙北市手数料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次の18ページをお開き願います。 このたびの手数料条例の改正につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律、通称マイナンバー法の施行に伴いまして、通知カード及び申請により個人番号カードが発行されますが、それぞれのカードを再交付する際の手数料について別表に加えるものでございます。 第1条は、通知カード再交付手数料でございます。1件につき500円。 第2条は、従前の住民基本台帳カードに関する項を削り、個人番号カード再交付の手数料1件につき800円とするものであります。 本条例の施行は、第1条の規定は平成27年10月5日から、第2条及び次号の規定は平成28年1月1日からと、それぞれの公布時期にあわせたものとなっております。 以上、要点のみ説明させていただきました。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第90号 仙北市
簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、
草なぎ企業局長。
◎企業局長(草なぎ博美君) 議案第90号について御説明いたします。 議案書の19ページをお開きください。 仙北市
簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 提案理由を説明させていただきます。 次のページをお開きください。 仙北市
簡易水道事業の設置等に関する条例ですが、第2条の表、西明寺地区簡易水道の項の次に、次のように加えるものでございます。 名称、給水人口、1日最大給水量、給水区域とありますが、給水区域に「角館町山谷川崎地区の一部」を加えるものでございます。 この改正につきましては、今年度、西木町小山田字外谷地地区と角館町山谷川崎六匁野地区の一部に水道管を整備することとしております。六匁野地区には、角館町側から水道管がきていないため、西木町側から給水することとしております。今回は西明寺地区簡易水道の給水区域に角館町山谷川崎六匁野の地区の一部を加えるものでございます。 御審議、よろしくお願いいたします。 以上、提案理由を終わります。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第91号
仙北市立幼保連携型認定こども園条例を廃止する条例制定について、
米澤市民福祉部長。
◎
市民福祉部長兼
福祉事務所長(米澤実君) 議案第91号について提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの21ページをお開き願います。 議案第91号
仙北市立幼保連携型認定こども園条例を廃止する条例制定を別紙のとおり制定するものでございます。 次の22ページをお開き願います。 本条例は、認定こども園の設置等について定められたもので、平成27年4月1日に施行されました。 この廃止理由でございますが、平成27年10月1日に設立を目指しております社会福祉法人が平成28年4月1日から仙北市立幼保連携型認定こども園である、だしのこ園、神代こども園の2園を運営する予定であります。このことから、市といたしまして法人移行の意思を明確にしておくためにも、現在の
仙北市立幼保連携型認定こども園条例を廃止する条例制定をして、議決を得た上で、今後の社会福祉法人設立及び運営を確かなものとしたいと考え、廃止するものでございます。 施行期日は、平成28年4月1日とするものであります。 以上でございます。 御審議よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第92号 平成27年度仙北市
一般会計補正予算(第3号)について、
藤村総務部長。
◎総務部長(藤村好正君) 議案第92号の提案理由を説明いたします。 平成27年度一般・
特別会計補正予算綴りの1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第92号 平成27年度仙北市
一般会計補正予算(第3号)は次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ6億1,258万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を191億9,685万円とするものです。 第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正につきましては、6ページをごらんいただきたいと思います。 6ページ、第2表債務負担行為。 補正、変更でございます。公共施設等総合管理計画等策定業務委託の期間を平成29年度までの3年間とするもので、限度額につきましては、本年度の予算額を2,184万円減額しまして、その金額を来年度以降に支出するもので、総額の増減はないものでございます。 次に7ページ、第3表地方債の補正です。 1つ目が追加でございまして、地域総合整備資金貸付事業費の限度額1億8,000万円でございますが、これは太陽光発電施設整備事業への貸付金の財源とするものでございます。 その下の農林水産業施設現年単独災害復旧事業費の限度額110万円、それと公共土木施設現年単独災害復旧事業費限度額1,280万円は、7月の豪雨災害の災害復旧事業費の財源とするものでございます。 2つ目の変更でございますが、臨時財政対策債の限度額を1億370万円増額しまして6億4,870万円とするもので、これは額の確定によるものでございます。 次に、10ページをごらんください。 主な補正の内容につきまして、事項別明細書により説明いたします。 初めに、歳入でございます。 1款3項1目軽自動車税370万5,000円の減額でございますが、これは新税率の適用が1年延期になったことによる減額となっております。 次に、9款の地方交付税、普通交付税2億1,020万9,000円の追加は、今回の補正財源として予算化するものでございます。 13款1項1目の説明欄、国民健康保険基盤安定負担金1,763万7,000円の追加は、制度改正に伴う国庫負担金の増額となっております。 次に、13款2項1目の説明欄、個人番号カード交付事業費補助金1,004万6,000円の追加は、マイナンバー法施行に伴いますマイナンバーカードの交付事業への国庫の補助金でございます。 次に、14款1項2目の説明欄、国民健康保険基盤安定負担金1,018万4,000円の追加は、制度改正に伴う県分の負担金でございます。 次に、11ページ、14款2項5目の説明欄、多面的機能支払推進交付金200万円の追加は、対象事業の増加に伴う事務費の交付金の増額でございます。 17款2項1目の説明欄、生保内財産区特別会計繰入金81万4,000円の追加は、生保内財産区区域内の集落集会所改修事業等への補助金の財源として繰り入れるものでございます。 18款の前年度繰越金5,472万円の追加は、今回の補正財源として予算化するものでございます。 19款5項2目の説明欄、福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所事故損害賠償金1,069万9,000円の追加は、入湯税の減収に伴う損害賠償金でございます。 20款の市債は、先ほど第3表の地方債のところで説明した事業に充当するために予算化するものでございます。 次に、歳出でございます。 13ページをごらんください。 2款1項1目の説明欄、市制10周年記念式典開催事業費93万8,000円の追加は、受賞者への旅費等の経費でございます。 それから、5目の財産管理費の説明欄、本庁舎等維持管理費180万8,000円の追加は、西木庁舎の防火設備等の改修、それから、角館庁舎の暖房器具等の更新費用でございます。 同じく説明欄、普通財産等管理費245万5,000円の追加は、白岩集落センター前駐車場の舗装と上滝沢教職員住宅跡地の危険立木の撤去費用でございます。 同じく説明欄、公共施設等総合管理計画等策定費2,184万円の減額は、先ほど第2表の債務負担行為の補正で説明しましたように、期間を1年延長しまして平成29年度までの3カ年事業としたために、本年度事業費の一部を来年度以降に執行するために減額するものでございます。 6目企画費の説明欄、
地域総合整備資金貸付金1億8,000万円の追加は、太陽光発電施設整備事業への貸付金でございます。 8目の交通防犯対策費の説明欄、街灯費394万2,000円の追加は、横町橋の街灯3基の更新費用でございます。 11目諸費の説明欄、集落集会所建設事業費補助金277万8,000円の追加は、大沢部落会館、裏町会館、前通り会館の改修費への補助金でございます。 2款2項2目の説明欄、賦課徴収費188万8,000円の追加は、事務補助の臨時職員の雇用に係る経費でございます。 14ページでございます。 2款3項1目の説明欄、通知カード・
個人番号カード関連事務委任交付金1,004万6,000円の追加は、マイナンバー法施行に伴いまして通知カード等の関連事務を委任するための経費でございます。 3款1項1目の説明欄、
国民健康保険特別会計事業勘定繰出金3,709万4,000円の追加は、国民健康保険税の当初賦課と制度改正による補正でございます。 3款2項3目の説明欄、認可保育園等管理費120万8,000円の追加は、保育園、認定こども園の施設等の修繕料でございます。 同じく説明欄の教育・保育施設給付費176万4,000円の追加は、新制度が施行されることに伴いまして対象施設が増加したことによる増額補正でございます。 4款2項3目の説明欄、相内潟小規模水道管理運営費248万4,000円の追加は、配水池の水位計の更新費用でございます。 15ページ、4款4項2目の説明欄、塵芥処理費863万円の追加は、3つの最終処分場の水質監視用計装機器の更新費用でございます。 6款1項5目農地費の説明欄、多面的機能支払交付金事業費201万6,000円の追加は、対象事業の増加に伴う事務費でございます。 同じく説明欄、元気な中山間農業応援事業費160万円の追加は、県営中山間水田畑地化整備事業の県への負担金、それから同じく説明欄、ため池等整備事業費負担金150万円の追加は、舘下頭首工の老朽化に伴う調査費の負担金でございます。 6款2項1目の説明欄、有害鳥獣駆除事業費100万円の追加は、クマの出没件数の増加に伴います有害鳥獣捕獲実施隊の出動報酬でございます。 7款1項2目の説明欄、
企業誘致対策事業費433万5,000円の追加は、地下水の使用に係る調査費、それから、上水道配水管の枝線の設置工事費でございます。 次に、16ページ、3目観光費の説明欄、観光施設整備事業費131万6,000円の追加は、田沢湖春山の浮桟橋の改修費の負担金でございます。 8款2項2目の説明欄、冬期交通対策費3億1,431万7,000円の追加は、市道等の除排雪経費の費用でございます。 8款3項2目の説明欄、河川維持補修費119万円の追加は、九才沢川の素ざらいの経費でございます。 17ページ、8款5項1目の説明欄、市営住宅管理運営費171万6,000円の追加は、市営住宅の修繕料でございます。 同じく説明欄の
住宅リフォーム促進事業費補助金350万円の追加でございますが、申請件数の増加に伴う補正でございます。 それから、10款2項1目の説明欄、諸工事費234万4,000円の追加ですが、これは生保内小学校の地下タンクの設置工事費用でございます。 18ページです。 10款3項1目の説明欄、一般管理費272万5,000円の追加は、暖房機器の更新や貸し切りバスの借上料でございます。 10款5項10目市民会館費の説明欄、舞台運営費126万7,000円の追加は、舞台運営の委託料の追加でございます。 10款6項1目の説明欄、第40回全日本マスターズスキー選手権秋田たざわ湖大会補助金150万円の追加は、平成28年3月4日から開催されるマスターズスキー選手権大会への補助金となっております。 11款の災害復旧費でございますが、これは本年7月の豪雨によります被災した各施設の復旧事業に要する経費となっております。 以上で、提案理由の説明を終わります。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第93号 平成27年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、
米澤市民福祉部長。
◎
市民福祉部長兼
福祉事務所長(米澤実君) それでは、議案第93号 平成27年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。 平成27年度仙北市一般・
特別会計補正予算説明書の23ページをお開き願います。 平成27年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を次のように定めるものでございます。 事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ9,331万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ41億2,941万6,000円とするものでございます。 補正の主な内容でございますが、歳入では、1つ目といたしまして、国民健康保険税の税率改正に伴います当初賦課額の確定、2つ目といたしまして、診療報酬支払基金からの前期高齢者交付金の確定、国・県支払い金や交付金の今年度分の額の確定や見込み額の変更、3つ目として、国保税当初賦課額確定による基盤安定繰入金、税軽減分、4つ目といたしまして、前年度繰越金の確定による補正が主なものでございます。 また、歳出では、1つ目といたしまして、後期高齢者支援金、前期高齢者納付金、介護納付金の確定、2つ目として、前年度分事業費の実績精算に伴う補助金の返還等の補正が主なものでございます。 補正予算の主な内容につきましては、事項別明細書により説明いたします。 28ページをお開き願います。 初めに、歳入でございます。 歳入の主なものでございますけれども、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税1,521万円の減、同じく2目退職被保険者等国民健康保険税636万円の減、合計で2,157万円の減額でございます。これは税率改正に伴います当初賦課額確定によるものでございます。 3款国庫支出金、29ページになります。4款の療養給付費交付金と5款前期高齢者交付金、それから6款県支出金、これらは今年度分の交付金額の確定や見込み額の変更等に伴うものでございます。 9款の繰入金につきましては、国保税当初賦課額確定による基盤安定繰入金で3,109万4,000円を追加し、3億5,010万7,000円とするものでございます。 10款の繰入金は、前年度繰越金の確定に伴い、7,027万1,000円を追加し、1億499万5,000円とするものでございます。 次に、歳出でございます。 30ページからなりますけれども、31ページお願いいたします。 3款後期高齢者支援金と4款前期高齢者納付金と5款の老人保健拠出金及び6款の介護保険納付金は、それぞれ納付金額の確定に伴う補正でございます。 32ページをお開き願います。 11款諸支出金は、前年度事業の精算により生じた療養給付費等負担金等の返還金が確定したことに伴う補正でございます。これは毎年度発生するものでございます。 12款予備費でございます。歳入歳出の補正額の差額を調整するものでございます。 以上、概略について御説明申し上げました。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第94号 平成27年度仙北市生保内財産区
特別会計補正予算(第2号)及び議案第95号 平成27年度仙北市田沢財産区
特別会計補正予算(第1号)について、
藤村総務部長。
◎総務部長(藤村好正君) 議案第94号の提案理由を説明します。 補正予算書の33ページをごらんいただきたいと思います。 議案第94号 平成27年度仙北市生保内財産区
特別会計補正予算(第2号)は次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ578万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を9,186万6,000円とするものでございます。 36ページをごらんください。 事項別明細書により内容を説明いたします。 歳入1款2項3目の説明欄、生産物売り払い収入278万1,000円の追加は、生保内北部分収林の丸太材の売り払い収入となっております。 3款1項1目の繰越金300万円の追加は、補正財源として予算化するものでございます。 次に、歳出でございます。 37ページとなっております。 3款1項1目の説明欄、一般財産管理費280万円の追加は、林道・作業道等の修繕料でございます。 4款1項1目の説明欄、分収林交付金222万6,000円の追加は、分収林契約に基づきまして丸太材の売却代金の8割を生保内北部分収林組合に交付するものでございます。 4款3項1目の説明欄、一般会計繰出金81万4,000円の追加は、集落集会所改修事業費等への補助金の財源として一般会計に繰り出すものでございます。 5款の予備費は、財源調整のための補正となっております。 次に、議案第95号です。 39ページになっております。 議案第95号 平成27年度仙北市田沢財産区
特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算補正、歳入歳出それぞれ512万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3,492万2,000円とするものでございます。 42ページをお開きください。 今回、歳入歳出ともに造林事業の追加によるもので、大深第一造林地の新植、それから先達造林地の除伐に係る追加でございます。 以上で提案理由の説明を終わります。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第96号 平成26年度仙北市
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第107号 平成26年度仙北市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、
浦山会計管理者。
◎会計管理者(浦山昇君) 議案綴り23ページ、議案第96号 平成26年度仙北市
一般会計歳入歳出決算認定についてから34ページ、議案第107号 平成26年度仙北市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの12議案について、地方自治法第233条第3項の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。 決算書は1ページが平成26年度会計別決算総括表、3ページから一般会計歳入歳出決算書、221ページから各特別会計となっております。 決算書、また、別冊の決算説明資料での説明となりますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第96号 平成26年度仙北市
一般会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は3ページからとなります。 決算説明資料の6ページ、第1表
一般会計決算収支の状況から御説明いたします。 歳入総額192億8,732万8,000円、前年度対比4億4,004万6,000円の減、率にして2.2%の減となっております。 歳出総額187億9,214万7,000円、前年度対比3億4,869万3,000円の減で、率にして1.8%の減となっております。 差引額は4億9,510万8,000円の黒字となっており、うち翌年度に繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額の1億2,004万8,000円を差し引いた実質収支額は3億7,513万3,000円の黒字決算となっております。 なお、実質収支額の2分の1の額1億8,756万6,000円を地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に繰り入れておりますので、翌年度繰越額は同額の1億8,756万6,000円となってございます。 次に、第2表一般会計歳入決算額の状況でございますが、対前年度比較で増額となったものでは、地方消費税交付金が消費税率改正に伴い増加したほか、繰入金が財政調整基金などにより増額しております。 このほかに諸収入が秋田杉バイオエネルギーセンター火災に伴う建物災害共済金もあり、増となっております。 減額となったものでは、地方交付税が減少したほか、県支出金が大規模肉用牛肥育団地整備事業費補助金の事業終了に伴い、減となっております。 また、市債が仙北組合総合病院改築事業費負担金や市民会館及び図書館改修事業の事業終了に伴い、減少しております。 構成比では、地方交付税が49.4%、市税が13.9%、国庫補助金9.5%、市債が6.8%の順となってございます。 次ページの第3表市民の徴収実績の状況でございますが、徴収率は現年課税分96.6%、滞納繰越分9.8%で、合算では81.8%となり、前年度を0.7ポイント上回っております。 次ページの第4表歳出決算額の目的別の状況では、対前年度比較で増額となったものでは、民生費が臨時福祉給付金給付事業費や子育て世帯臨時特例給付金給付事業費及び地域介護福祉空間整備推進事業費などにより増となったほか、商工費が
企業誘致対策事業費などにより増となり、公債費が財政融資資金の繰上償還などにより増加しております。 一方、減額となったものでは、総務費が光ブロードバンドの終了により減となったほか、衛生費、農林水産業費、災害復旧費とも、事業終了が要因となり、減となっております。 このほかに消防費が大曲仙北広域市町村圏組合消防費負担金の減が要因となり、減額しております。 構成比としては、民生費が26.0%、公債費が16.5%、衛生費、総務費、土木費の順となってございます。 次ページの第5表性質別の状況でございますが、対前年度比較で増額となったものでは、維持補修費が除排雪経費や道路維持補修費、消防施設維持管理費などで増となり、扶助費が障害者自立支援給付費や生活保護費、臨時福祉給付金などにより、増となっているほか、公債費が繰上償還もあり、増額しております。 一方、減額となったものでは、人件費が職員数の減によるものです。 災害復旧事業費や普通建設事業費のうち、単独事業費は、事業終了などにより、減となっております。 積立金は、東日本大震災に伴う田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路及び施設整備基金積立金の減などが要因となり、減額しております。 次に、10ページの第6表市債の状況でございますが、下段の合計欄の平成25年度末現在高223億2,509万3,000円に対して、差し引き現在高、これは平成26年度末現在高ですが、208億3,000万1,000円となっており、14億9,509万2,000円の減少となっております。 なお、合併時の平成17年度末現在高が280億1,489万4,000円でしたので、9年間で71億8,000万円ほどの減少となってございます。 次に、決算書の4ページ、5ページでございますが、収入未済額について御説明いたします。 総額は5億8,688万円、前年度より1,961万7,000円の減となっております。 内訳は、1款の市税が5億3,659万7,000円で、全体の91%を占め、11款の152万6,000円は、保育費保護者負担金が主なものでございます。 12款の257万8,000円は、市営住宅使用料、墓地管理手数料などが主なものとなります。 15款の130万6,000円は、土地貸し付け収入分であります。 19款の主なものは、3項の貸付金元利収入の高齢者住宅貸付と高校入学準備貸付分391万1,000円でございます。 5項の雑入は、学校給食費2,420万8,000円、生活保護返還金1,518万1,000円が主なものとなっております。 不納欠損額は5,917万5,000円で、市税が主なものであります。 市民税が1,479万4,000円、固定資産税が4,237万7,000円、軽自動車税160万1,000円などとなってございます。 次に、各特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。 収支の状況は、決算説明資料の11ページ、第7表に記載されています。 初めに、議案第97号 平成26年度仙北市
集中管理特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は221ページからとなります。 決算額は、歳入歳出とも42億2,150万3,000円となっております。当会計は、主に職員給与費、光熱費、通信運搬費、下水道使用料などについて一括して経理を行い、年度末において各会計より振りかえを行うものであり、歳入歳出決算額が同額となるものでございます。 次に、議案第98号 平成26年度仙北市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は231ページからとなります。 歳入総額12億2,204万9,000円、歳出総額12億1,938万4,000円で、差し引き266万5,000円の黒字となっており、繰越財源247万7,000円を差し引いた実質収支額は18万8,000円の黒字決算となっております。 主な事業は、公共下水道整備事業費として5億1,935万7,000円となっております。 収入未済額は1,036万7,000円であり、内訳は、負担金320万8,000円、使用料715万9,000円となっております。 不納欠損額は71万1,000円でございます。 次に、議案第99号 平成26年度仙北市
集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は249ページになります。 歳入総額3億5,925万9,000円、歳出総額3億5,913万円で、差し引き12万9,000円の黒字となっております。 収入未済額は200万円で、内訳は、分担金88万9,000円、使用料が111万1,000円であります。 不納欠損額は2,000円でございます。 次に、議案第100号 平成26年度仙北市
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は265ページからとなります。 歳入総額1億1,153万円、歳出総額1億1,143万2,000円、差し引き9万8,000円の黒字であります。 主な事業は、浄化槽整備事業費として4,213万7,000円となっております。 収入未済額は43万5,000円で、内訳は、分担金4万4,000円、使用料39万1,000円であります。 不納欠損額は4万4,000円でございます。 次に、議案第101号 平成26年度仙北市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は279ページからとなります。 事業勘定の決算額は、歳入総額36億3,551万1,000円、歳出総額35億3,051万6,000円、差引額1億499万5,000円の黒字決算となっております。 国民健康保険税の徴収実績は、説明資料の7ページにありますが、現年度課税分が89.8%、滞納繰越分11.2%、合算で60.5%となり、前年度を0.6ポイント下回っております。 収入未済額は3億6,219万円、不納欠損額は5,953万1,000円となってございます。 次に、田沢診療施設勘定は、決算書313ページになります。 歳入総額2,859万9,000円、歳出総額2,855万4,000円、差引額4万5,000円の黒字決算となっております。 神代診療施設勘定は、決算書327ページになります。 歳入総額1億55万2,000円、歳出総額1億41万7,000円、差引額13万5,000円の黒字決算でございます。 次に、議案第102号 平成26年度仙北市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は343ページからとなります。 歳入総額は2億9,389万4,000円、歳出総額が2億9,233万7,000円、差引額155万7,000円の黒字決算となっております。 収入未済額は、医療保険料で356万6,000円、不納欠損額は31万3,000円でございます。 次に、議案第103号 平成26年度仙北市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は357ページからとなります。 歳入総額は4億8,280万8,000円、歳出総額が4億4,562万3,000円、差引額3,718万5,000円の黒字であります。 収入未済額は58万2,000円となってございます。 次に、議案第104号 平成26年度仙北市生保内財産区
特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は375ページからとなります。 歳入総額が9,095万7,000円、歳出総額7,190万9,000円、差引額1,904万8,000円の黒字決算となっております。 主な事業は、造林保育費1,165万3,000円であります。 収入未済額659万3,000円は、土地貸し付け収入分でございます。 次に、議案第105号 平成26年度仙北市田沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は393ページからとなります。 歳入総額3,169万9,000円、歳出総額2,449万7,000円、差引額720万2,000円の黒字決算となっております。 主な事業は、造林保育費など793万6,000円であります。 収入未済額は3万3,000円でございます。 次に、議案第106号 平成26年度仙北市雲沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は409ページからとなります。 歳入総額924万8,000円、歳出総額613万5,000円、差引額311万3,000円の黒字決算となってございます。 次に、議案第107号 平成26年度仙北市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書は423ページからとなります。 歳入総額7億7,517万9,000円、歳出総額7億7,510万円、差引額7万9,000円の黒字決算となっております。 主な事業は、西明寺地区簡易水道拡張事業費6億872万9,000円であります。 収入未済額は、使用料で268万5,000円でございます。 以上で、平成26年度仙北市一般会計及び各
特別会計歳入歳出決算認定について説明を終わりますが、全会計について御承認くださるよう、よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第108号 平成26年度仙北市
病院事業会計決算認定について、
伊藤医療局長。
◎医療局長兼
医療連携政策監(伊藤寛君) 議案綴りの35ページをごらんいただきたいと思います。 議案第108号 平成26年度仙北市
病院事業会計決算認定について、提案理由と内容について御説明申し上げます。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊の平成26年度仙北市病院事業会計決算書の20ページをお開きいただきたいと思います。 田沢湖病院の業務の状況についてでございます。 入院患者数が1万6,704人で、前年度より327人減少となっております。 外来患者数は3万321人で、前年度より26人減少となっております。 予定量との比較でございますけれども、入院患者数は予定量が1万8,250人でしたので、1,546人少なく、外来患者数は予定量が3万1,720人でしたので、1,399人少なくなっております。 次に、25ページをごらんいただきたいと思います。 角館総合病院の業務の状況についてでございます。 入院患者数が7万6,822人で、前年度より2,759人減少しています。 外来患者数は14万2,139人で、前年度より3,017人減少となっております。 予定量との比較でございますけれども、入院患者数が7万7,380人でしたので、558人少なくなっております。外来患者数が14万3,960人でしたので、1,821人少なくなっております。 次に、収支の状況について御説明いたします。 決算書の1ページ及び2ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、収益的収入及び支出でございます。 当年度の決算につきましては、地方公営企業会計制度の改正による新会計基準の適用により、退職給付引当金、賞与引当金等の各種引当金を新たに特別損失の過年度損益修正損として計上したことから、当年度は大幅な純損失となっております。 第1款の田沢湖病院事業収益の決算額、2ページの上段でございますけれども、7億5,752万4,296円、事業費用、下の欄でございますけれとも、決算額が11億7,205万6,843円で、このうち各種引当金の特別損失には3億864万174円の計上となっておりまして、4億1,453万2,547円の赤字決算となり、赤字額が前年度より3億1,413万1,199円ふえております。 次に、第2款角館総合病院でございます。 事業収益が42億80万8,914円、事業費用が59億460万9,944円で、このうち各種引当金の特別損失には17億9,653万1,834円の計上となっておりまして、17億380万1,030円の赤字決算となり、前年度より16億4,898万7,502円ふえております。 次に、第3款医療局でございます。 当年度から一般会計補助金により事業収益が1,000万7,317円、事業費用が92万9,583円となり、907万7,734円の黒字決算となりました。前年度決算と比較して4,147万9,079円の大幅な増益となっております。 病院事業全体でございますけれども、収入合計の決算額が49億6,834万527円となり、前年度と比較し、8,170万4,616円、1.6%減少となっております。 支出の合計の決算額は70億7,759万6,370円で、このうち各種引当金の特別損失として21億517万2,008円の計上となりまして、支出合計では前年度と比較して18億3,993万5,006円、35.1%の増となっております。 収支差引額でございますけれども、21億925万5,843円の赤字決算となりまして、前年度より19億2,163万9,622円の増となっております。 次に、3ページと4ページをごらんいただきたいと思います。 資本的収入及び支出でございます。 収入の合計でございますが、5億2,658万1,720円でございます。 内訳は、第1款の田沢湖病院が5,204万5,720円、第2款の角館総合病院が4億7,453万6,000円でございます。 支出の合計が6億3,690万8,869円で、内訳は、第1款田沢湖病院が7,890万7,036円、第2款角館総合病院が5億5,800万1,833円で、角館総合病院建設事業費として翌年度への繰越額が34億4,495万7,796円となっております。 資本的支出に対する資本的収入の不足額は、表の下段に記載してありますとおり、補てん措置をしております。 次に、5ページから8ページでございます。 損益計算書でございます。 収益的収入及び支出のところでも御説明申し上げましたが、会計制度の改正による新会計基準の適用によりまして、各種引当金を新たに特別損失として計上したことから、当年度は大幅な純損失となっております。 5ページの下段のところにありますように、当年度の純損失は21億2,178万2,207円で、このうち経常損失で1億6,506万2,199円、特別損失の過年度損益修正損で19億5,672万8円でございます。 純損失で前年度より19億2,883万8,226円ふえております。 内訳でございますが、田沢湖病院が純損失で4億1,453万2,547円で、このうち経常損失で1億589万2,373円、特別損失で3億864万174円でございます。 7ページ、角館総合病院が純損失で17億1,632万7,394円で、このうち経常損失で6,824万7,560円、特別損失で16億4,807万9,834円でございます。 8ページ、こちらが医療局が907万7,734円の純利益となっております。 9ページ以降につきましては、諸計算書、貸借対照表、それから20ページ以降につきましては、総括的事項、報告事項について、田沢湖病院、角館総合病院、医療局ごとに記載してありますので、よろしくお願いいたします。 以上で、議案第108号の説明を終わります。 よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第109号 平成26年度仙北市
温泉事業会計決算認定について及び議案第110号 平成26年度仙北市
水道事業会計決算認定について、
草なぎ企業局長。
◎企業局長(草なぎ博美君) 議案綴りの36ページになります。 議案第109号 平成26年度仙北市
温泉事業会計決算認定について御説明いたします。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成26年度仙北市温泉事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 決算書が別になっておりますので、仙北市公営企業会計決算書になります。 初めに、9ページをお開きください。 温泉事業報告書でございます。 概況でございます。 本年度の業務量は、延べ供給戸数634戸、延べ供給口数1,825口、延べ供給量は49万9,225キロリットルとなり、前年度と比較しまして、延べ供給戸数18戸の減、供給口数で16口の減となりまして、供給量は4,127キロリットルの減となっております。 事業収益は3,951万9,000円となり、事業費用は3,994万1,000円で、経常収支では42万2,000円の純損失を計上することになりました。 下のほうをごらんください。 収支の状況ですが、平成25年度比較で87万8,370円の減少となりっております。 次に、事業収支について説明しますので、1ページをお開きください。 収益的収入及び支出でございます。 初めに、収入でございます。 温泉事業収益、これは供給料金が主なものですが、4,215万5,064円となっております。 次に、支出ですけれども、温泉事業費用、これは施設費用が主なものでございまして、決算額が4,104万7,318円となっております。 次に、2ページをお開きください。 資本的収入及び支出でございます。 収入ですが、当初予算で企業債を見込んでおりましたが、御存じのとおりカラ吹2号源泉の湯量、温度等が安定していないため、今後の償還を見込みますと起債をしないで留保資金でやったほうがいいということで、留保資金の充当をしております。 次に、支出でございます。 資本的支出、決算額が2,913万9,480円となっております。 主なものとしましては、高原地区の温泉管の敷設がえ工事や分湯槽のボイラー設置などの建設改良費でございます。 この資本的収支の不足につきましては、下の欄にあるとおり、留保資金、それと消費税関係の調整額等で補てんしてございます。 次に、下になりますけれども、損益計算書でございます。 1、営業収入3,295万2,733円、営業費用3,902万2,042円、営業損失では606万9,309円となりました。 次に、営業外収益ですが、656万6,115円、営業外費用が55万2,479円、経常損失で5万5,673円とりました。 次の4ページをお開きください。 5番の特別利益はございません。 6番、特別損失ですけれども、その他特別損失で36万6,061円、営業外は当年度純損失で42万1,734円となっております。前年度繰越利益剰余金とプラスしまして、当年度末処分利益剰余金は2,720万1,298円となっております。 次に、温泉事業の剰余金計算書でございます。 右のほうから3つ目ですけれども、未処分利益剰余金の欄でございます。前年度末が2,762万3,032円、これに当年度の純損失分42万1,734円を控除しまして、当年度末残高が2,720万1,298円となったところでございます。 次のページになりますけれども、貸借対照表になります。 1番の固定資産になりますけれども、固定資産合計で、一番右側になりますけれども、1億8,292万3,696円の残高となります。流動資産につきましては、現金預金、未収金等でございますが、残高が1億5,939万4,723円、資産合計で3億4,231万8,419円となりました。 負債の部でございます。 次のページですけれども、流動負債の残高ですが、会計基準の見直しによりまして未払金、引当金等の項目がふえまして、流動負債合計で1,069万8,568円となりました。 4番の繰延収益、これも会計基準の見直しによるものでございまして、長期前受金、収益化累計額がふえまして、繰延収益合計で7,165万6,900円、負債合計で8,235万5,468円となっております。 次に、資本の部でございますけれども、自己資本金ですけれども、残高が1億7,416万9,008円となっております。 8ページですけれども、剰余金でございます。 剰余金の合計ですけれども、8,579万3,943円、資本合計が2億5,996万2,951円で、負債資本合計で3億4,231万8,419円で、資産合計と一致した数字になります。 温泉事業につきましては以上でございます。 続きまして、議案綴りの37ページですけれども、議案第110号 平成26年度仙北市
水道事業会計決算認定について説明いたします。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成26年度仙北市水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 公営企業決算書の35ページをお開きください。 水道事業の報告書でございます。 上水道につきましては、当年度給水戸数が4,911戸で、前年度に比べ11戸の減、配水量は192万5,445立方メートル、前年度に比べて34万6,178立方メートルの増となっております。 有収水量は117万3,261立方メートルで、前年度に比べ4万3,723立方メートルの減であり、有収率は60.93%となっております。 事業収益は2億7,675万3,000円で、そのうち給水収益の割合は89.9%、その他が10.1%となっております。 事業費用は2億8,242万4,000円で、そのうち人件費の割合は16.3%、減価償却費が37.7%、企業債利息が10.6%、その他の経常経費は35.4%となっており、上水道事業の損益は567万1,000円の純損失となっております。 資本的支出の建設改良につきましては、水道未普及地域解消事業6,058万7,000円、それと配水管新設事業費等で3,320万円、営業設備費では、送水ポンプ1号・2号電動式仕切弁更新等で664万円、また、企業債の償還金は5,775万2,000円となっております。 次に、
簡易水道事業ですけれども、当年度末給水戸数が826戸で、前年度に比べ10戸の増、配水量は71万1,654立方メートルで、前年度に比べまして14万4,526立方メートルの増、有収水量は41万4,279立方メートルで、前年度に比べ1,286立方メートルの増でありました。有水率は58.21%となっております。 事業収益は9,841万円で、そのうち給水収益の割合は55.7%、その他44.3%となっております。 事業費用は8,781万2,000円で、そのうち減価償却費が58.2%、企業債利息が9.9%、その他の経常経費は31.9%となっており、
簡易水道事業の損益は1,059万8,000円の純利益となりまして、水道事業全体では492万7,000円の純利益を計上することができました。 次に、事業収支につきましては、24ページに戻っていただきまして、決算報告でございます。 収益的収入及び支出です。 初めに収入ですけれども、上水道事業収益2億8,820万2,000円、
簡易水道事業収益1億285万4,337円、合計で3億9,105万6,337円の決算額になっております。 次のページです。 支出でございますけれども、上水道事業費用2億9,731万5,274円、それと
簡易水道事業費用として9,280万9,545円、合計で3億9,012万4,819円の決算となったところでございます。 次に、資本的収入及び支出でございます。 収入ですけれども、上水道資本的収入、内訳としまして企業債国庫補助金、出資金、工事負担金となっておりまして、8,693万7,101円です。簡易水道資本的収入は1,082万3,000円でございます。上・簡合わせまして9,776万101円となりました。 次のページ、支出の分でございます。 上水道資本的支出でございます。建設改良費、企業債償還等が主なものでございまして、1億5,817万9,045円、簡易水道資本的支出が2,017万2,185円となっております。上・簡合わせまして1億7,835万1,230円となりました。これも資本的収支の不足額につきましては、損益勘定留保資金、消費税の調整額、また、減債積立金などで補てんしております。 次に、損益計算書でございます。 上水道、簡易水道の営業収益、合わせまして3億2,092万8,730円となっております。 費用につきましては、上・簡合わせまして3億2,164万5,376円となっておりまして、営業損失で871万6,646円となったところでございます。 次の29ページですけれども、これは営業外収支について記載しておりますけれども、営業外収益は上・簡合わせまして6,223万3,755円、営業外費用につきましては3,983万2,005円となっております。上・簡合わせた経常利益は1,368万5,104円となりました。 上水道の特別利益、簡易水道の特別利益は、ありませんでした。 特別損失ですけれども、特別損失は上・簡合わせまして875万8,390円、上・簡合わせた当年度純利益は492万6,714円となりまして、前年度の繰越利益剰余金と合わせた当年度末処分利益剰余金は2億2,511万7,755円となっております。 次の31ページの剰余金計算書でございます。 これも右から3つ目の未処分利益剰余金、前年度末残高が1億4,089万3,725円、これに当年度の変動額、減債積立金の使用、みなし償却廃止に伴う経過措置等、それに当年度の純利益を合わせまして2億2,511万7,755円となりました。 最後になりますが、貸借対照表でございます。 初めに資産の部ですが、固定資産が35億2,103万6,869円、それに無形固定資産の残高は34万8,648円、固定資産合計で35億2,138万5,517円の残高となっております。 33ページですけれども、流動資産につきましては、現金預金等ですが、流動資産合計で5億8,847万8,949円、繰延勘定につきましては204万円、資産合計で41億1,190万4,466円となっております。 次に、負債の部でございますけれども、固定負債、これは企業債引当金ということで、固定負債合計で18億3,367万4,678円、流動負債といたしまして企業債未払金、預り金、引当金などで流動負債合計で1億4,388万2,155円となっております。 繰延収益、これも会計基準の見直しによりまして、長期前受金、収益化累計額等がふえております。繰延収益合計で11億1,139万2,917円、負債合計で30億8,894万9,750円となりました。 次に、資本の部でございます。 資本金は、自己資本金7億7,175万9,597円、剰余金につきましては、資本剰余金、利益剰余金、合わせまして剰余金合計で2億5,119万5,119円、資本合計では、10億2,295万4,716円、負債資本合計で41億1,190万4,466円で、これも資産合計と一致いたします。 簡単ですが、以上、御審議よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第111号 仙北市と秋田県との間の
行政不服審査会の事務の委託に関する規約制定について、
藤村総務部長。
◎総務部長(藤村好正君) 議案第111号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの38ページをごらんいただきたいと思います。 議案第111号 仙北市と秋田県との間の
行政不服審査会の事務の委託に関する規約の制定について。 行政不服審査法第81条第1項の規定による
行政不服審査会に関する事務を秋田県に委託するための規約を別紙のとおり定めることについて、議会の議決を求めるものでございます。 次の39ページをごらんください。 今回は、改正された行政不服審査法が来年、平成28年4月1日から施行されることになっております。それで、第三者機関としての
行政不服審査会が各自治体で設置が義務づけられることになります。この
行政不服審査会に関する事務を秋田県に委託するために規約を定めるものでございます。 規約の内容でございますが、第1条では、
行政不服審査会の権限に属する事項に関する事務を秋田県に委託することを規定しております。 第2条では、仙北市がこの経費を負担することを規定しているというものでございます。 第3条から第5条までにつきましては、委託者、受託者が行わなければならない事務について規定しているものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。
○議長(青柳宗五郎君) これで、日程第6、議案第87号 仙北市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第30、議案第111号 仙北市と秋田県との間の
行政不服審査会の事務の委託に関する規約の制定についてまでの各案の提案理由の説明を終わります。
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△散会の宣告
○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了いたしました。 本日の会議を閉じ、散会といたします。 御苦労さまです。 (午後2時32分)...