仙北市議会 > 2014-02-18 >
02月18日-01号

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  1. 仙北市議会 2014-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    平成26年  3月 定例会                               仙北市告示第2号 平成26年第1回仙北市議会定例会を、平成26年2月18日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成26年2月7日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          平成26年第1回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                 平成26年2月18日(火曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告、施政方針    教育行政報告、教育行政方針    議会動静報告    監査報告第4 報告第1号 専決処分の報告について第5 議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第6 議案第2号 市民生活部及び福祉保健部に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第7 議案第3号 観光商工部、農林部、建設部及び企業局に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第8 議案第4号 仙北市行政組織条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第5号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第7号 仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第8号 仙北市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第9号 仙北市自然ふれあい温泉館条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第10号 仙北市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例制定について第15 議案第11号 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第12号 仙北市病院事業使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第13号 仙北市教育職員住宅条例を廃止する条例制定について第18 議案第14号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計への繰入れについて第19 議案第15号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れについて第20 議案第16号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについて第21 議案第17号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計への繰入れについて第22 議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算第23 議案第19号 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算第24 議案第20号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計予算第25 議案第21号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計予算第26 議案第22号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計予算第27 議案第23号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計予算第28 議案第24号 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第29 議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算第30 議案第26号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計予算第31 議案第27号 平成26年度仙北市田沢財産区特別会計予算第32 議案第28号 平成26年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第33 議案第29号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計予算第34 議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算第35 議案第31号 平成26年度仙北市温泉事業会計予算第36 議案第32号 平成26年度仙北市水道事業会計予算第37 議案第33号 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れ額の変更について第38 議案第34号 平成25年度仙北市水道事業会計資本剰余金の処分について第39 議案第35号 平成25年度仙北市病院事業会計資本剰余金の処分について第40 議案第36号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第13号)第41 議案第37号 平成25年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第42 議案第38号 平成25年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第43 議案第39号 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第44 議案第40号 平成25年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)第45 議案第41号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)第46 議案第42号 平成25年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第47 議案第43号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第3号)第48 議案第44号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)第49 議案第45号 平成25年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)第50 議案第46号 平成25年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第51 議案第47号 平成25年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)第52 議案第48号 平成25年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第53 議案第49号 平成25年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第54 議案第50号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第3号)第55 議案第51号 市道の変更認定について第56 議案第52号 市道の認定について第57 議案第53号 仙北市監査委員選任につき同意を求めることについて第58 議案第54号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第59 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて追加日程第1 市立角館総合病院建設に関する調査特別委員会の報告について第2 議案第143号 仙北市田沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて第3 議案第145号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について---------------------------------------出席議員(22名)      1番 高橋 豪君       2番 熊谷一夫君      3番 門脇民夫君       4番 平岡裕子君      5番 狐崎捷琅君       6番 田口寿宜君      7番 阿部則比古君      8番 佐藤直樹君      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君     15番 青柳宗五郎君     16番 八柳良太郎君     17番 田口喜義君      19番 高久昭二君     18番 藤原助一君      20番 稲田 修君     21番 真崎寿浩君      22番 佐藤峯夫君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長      門脇光浩君     副市長     田邉浩之君  教育長     熊谷 徹君     総務部長    高橋俊一君  市民生活部長  羽川茂幸君     福祉保健部長  高藤久晴君  観光商工部長  佐藤 強君     農林部長    佐々木公雄君                    会計管理者  建設部長    金谷正美君             黒沢隆悦君                    兼会計課長  教育部長    田中宣男君     医療局長    藤村好正君                    総合産業  企業局長    新山敦晃君             高橋新子君                    研究所長  市民生活部次長兼          総務部次長兼          加古信夫君             大石誠亮君  危機管理監             田沢湖地域センター所長  総務部次長兼            総務部次長兼          高村省弘君             高橋昇治君  角館地域センター所長        西木地域センター所長  総務課長    運藤良克君     企画政策課長  平岡有介君  財政課長    冨岡 明君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長  太田和彦君     書記      三浦清人君  書記      藤岡 純君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) 平成26年2月7日付をもって招集の平成26年第1回仙北市議会定例会は、ただいま出席議員22名で会議の定足数に達しておりますので、ただいまから開会いたします。 広報及び報道関係者の撮影を許可いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、17番、田口喜義君、18番、藤原助一君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) おはようございます。 平成26年第1回仙北市議会定例会にあたり、2月10日、仙北市役所、田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名であります。職務出席として佐藤議長、委員外議員として青柳副議長、また、オブザーバーとして熊谷議員、平岡議員が出席しております。説明のための参与として門脇市長、田邊副市長、高橋総務部長、運藤総務課長、冨岡財政課長が出席しております。書記には議会事務局三浦参事、藤岡係長を任命し、職務出席として太田議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議いたしました。 第1回定例会に当局より提案される案件は、報告関係1件、条例関係13件、予算関係37件、その他2件、人事関係2件、諮問関係1件の計56件であります。 これらの提出案件について市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から3月12日までの23日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告の後、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 会期2日目から8日目までを休会とし、会期9日目の2月26日と会期10日目、2月27日の2日間を一般質問とし、質問者は、それぞれ4名と3名を予定しております。 会期11日目の2月28日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催します。この予算常任委員会には、平成26年度一般会計予算、平成25年度一般会計補正予算が付託されますので、その議案に対する質疑を行い、その後に分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期12日目から22日目までを休会としますが、休会中の3月4日から7日までの4日間で、総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 会期22日目の3月11日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、報告に対する質疑、会派質疑の後、討論・採決を行います。 最終日の3月12日は、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論・採決を行う日程であります。 本定例会の会期は23日間で、うち本会議5日、休会18日となります。休会のうち6日間は、各常任委員会となる日程であります。 なお、人事案件であります議案第53号及び議案第54号並びに諮問第1号については、委員会付託を省略し、最終日に採決することを確認しております。 また、市長から最終日の追加提案として、職員退職手当に係る条例制定及び特別職の給与と職員給与に関する条例の一部改正を予定しているとの説明を受けております。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。今期の定例会の会期は、運営委員長報告のとおり本日から3月12日までの23日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月12日までの23日間と決定いたしました。 なお、会期中の休会については、ただいま議会運営委員長報告のとおりとすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期中の休会については、議会運営委員長報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者は、門脇市長、田邉副市長、熊谷徹教育長、高橋俊一総務部長、羽川市民生活部長、高藤福祉保健部長、佐藤観光商工部長、佐々木農林部長、金谷建設部長、田中教育部長、黒沢会計管理者、新山企業局長、藤村医療局長、高橋新子総合産業研究所長、大石総務部次長兼田沢湖地域センター所長、高村総務部次長兼角館地域センター所長高橋昇治総務部次長西木地域センター所長加古市民生活部次長兼危機管理監、運藤総務課長、平岡企画政策課長、冨岡財政課長であります。 以外につきましては、必要に応じて参与を求めることといたします。 会議の書記には、三浦、藤岡の2名を任命いたします。 職務のための出席は、太田議会事務局長であります。--------------------------------------- △市政報告及び施政方針 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、市政報告及び施政方針に入ります。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成26年第1回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項並びに平成26年度の市政運営の基本方針等について申し上げます。 初めに、岩手県野田村の災害廃棄物受け入れについてであります。 平成24年12月より開始した岩手県野田村の災害廃棄物受け入れは、平成25年12月18日まで、土日祝日を除く実日数169日、総量は4,154トンで終了をしました。市議会や市民の皆様の御理解、また、向生保内地区連絡協議会の御協力に重ねて感謝を申し上げます。 2月7日、野田村の小田祐士村長が仙北市役所田沢湖庁舎に来庁され、感謝の言葉をいただきました。私も昨年8月の土石流災害から得た教訓を生かし、市民の安全・安心を進めたい思いをお伝えしました。今後は安全なまちづくりについてお互いに情報を共有することができそうであります。 なお、災害廃棄物は安心できるものと判断をしておりますが、今後も向生保内地区連絡協議会の皆様と協議の上、安全性を確認してまいりたいと思っております。 次に、昨年10月31日から11月6日までの7日間開催された、第136回秋田県種苗交換会の協賛会の解散についてであります。 決算など事業後の全ての業務が終了したことから、JA秋田おばこより出向の2人の職員は11月末を持って帰任をしております。 12月25日には角館交流センターで市協賛会総会を開催し、事業実績の報告、収支決算の承認を得た上で解散をしました。席上で会員の皆様からは、苦労も多かったが充実した時間を過ごせた等、初めての開催に対する感謝の言葉をお多数お聞きすることができました。心からありがたく思っております。 次に、市内各庁舎の耐震診断調査についての速報概要であります。 正式な報告は2月末日までとなっておりますが、概要をお聞きする限りでも、角館庁舎の一部の耐震性が非常に低いことが判明しております。角館庁舎と西側庁舎の間の渡り廊下部分について、「地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い」との調査結果が出る可能性が高いとした説明であります。この部分には書庫があったり、また北浦教育文化研究所や食堂があります。人命にかかわる事態にならないよう、対応を急ぎたいと考えております。 次に、台湾でのスキー及び修学旅行の誘客についてであります。 1月10日から12日まで、佐竹敬久秋田県知事や鈴木洋一秋田県スキー連盟会長に同行し、台湾スキー協会の陳理事長、高豊旅行社の高副社長などと、スキー客誘致に関する協議を行ってきました。私からは、たざわ湖スキー場の交通アクセスのよさ、すばらしい雪質、スキー学校の充実ぶり、周辺の温泉や武家屋敷等の観光資源、それに同スキー場が来シーズンのフリースタイルスキー・モーグル競技のワールドカップ会場候補地であることなどをお伝えしました。なお、その後の1月17日と18日、高豊旅行社の鄭社長がたざわ湖スキー場視察のために来日をしております。 一方、台湾からの修学旅行の誘致では、1月7日から11日に担当職員が訪台し、この時点で来年度1校の訪問が決まりました。また、今回は現地の養護学校2校を訪問してきました。平成28年度開校予定の大曲養護学校せんぼく分校と、学校間交流を含めた受け入れの可能性についての情報収集でありました。今後とも関係機関等との調整を進めていきたいと思っております。 次に、一般会計補正予算についてであります。 補正額は5億5,970万1,000円の減額で、補正後の額は192億6,123万1,000円となります。補正予算の大部分が事業精算見込みによる補正であります。地域介護・福祉空間整備推進事業費補助金2,000万円、局所防災事業費、企業誘致対策事業費岩瀬北野線整備事業費、災害復旧事業費などは繰越明許費とさせていただきたいと考えております。災害廃棄物受託事業が確定したことによりまして、事業収益で仙北市田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路、市道であります、及び施設整備基金を創設し、搬入路と施設整備の財源に充当したいと考えております。 また、今回の補正で捻出できた財源のうち、1億6,000万円を財政調整基金繰入金の繰戻金として計上をしました。これで平成25年度の財政調整基金からの繰入金は、5億300万円となる見込みであります。 なお、国の平成25年度補正予算関連事業については、仙北市でも事業費など予算内容が固まり次第、平成25年度の補正予算として本定例会に追加提案させていただきたいと考えております。あわせて除雪経費についても、昨年や一昨年ほどではないとしても、予算不足が見込まれる場合は追加補正をお願いしたいと考えております。どうかよろしく御理解をお願い申し上げます。 次に、各部局等の主要事項並びに諸般の状況を申し上げます。 市民生活部であります。 火災について。 平成25年12月31日に西木町で建物火災が発生し、住宅、木造一部2階建約244平方メートルを全焼しました。負傷者はいませんでした。原因は壁の中の木材が経年により乾燥状態になり、低温着火したものと推定されております。今後も関係機関と連携をとりながら市民の皆様に火災予防を呼びかけていきたいと思っております。 消防の出初式についてであります。 仙北市消防出初式を1月6日に開催しました。消防団員約410人が参加し、午前11時50分から角館町武家屋敷通りから健康管理センターまで、沿道の市民から声援を受けながら分列行進を行いました。午後2時からは仙北市民会館で式典を行い、勤続40年以上の永年勤続や功労などの多数の団員を表彰したほか、消防活動や火災防御活動の協力者への感謝状を贈呈いたしました。 恒例行事で1年のスタートという位置づけであります。団員には市民の生命・財産を災害から守る決意を新たにできたと感じております。 「仙北市災害連絡室」の設置についてであります。 大雪による雪害警戒と災害情報の収集等のため、1月15日午前10時に環境防災課内に「仙北市災害連絡室」、環境防災課長が室長であります、を設置しました。 業務内容は、市民の皆様に対する防災行政無線での屋根の雪おろし等の注意喚起や、「広報せんぼく」による雪に関する相談窓口や留意事項等の情報提供であります。今後の気象状況により雪害対策部等の設置も検討し、対応にあたりたいと思います。 乳頭山の遭難についてであります。 1月28日午後7時20分ごろ、乳頭山へ登山に行った9人、男性8人、女性1人であります、が帰って来ないと田沢湖生保内の民宿から警察に通報がありました。その後、このうちの5人、男性であります、は民宿に無事戻りました。残り4人について、翌29日午前6時59分から警察署員等22人が捜索を開始し、午前11時45分ごろ救助、午後4時25分までに全員下山ができております。この間、現地本部に環境防災課職員を派遣して捜索活動の後方支援等を行っております。 5人の中の1人の男性が股関節痛を訴え、1人の女性は左手指に凍傷を負ったと見られたことから、2人は仙北市内の病院に搬送されました。命に別状はないということであります。 風害についてであります。 2月15日午後3時ごろ、強風のため田沢湖生保内字赤石地区で小屋兼車庫、約104平方メートルであります、の屋根のトタンが、これは約58平方メートルであります、が剥離し、電線に絡まる被害が発生しをしております。 観光商工部であります。 仙北市観光大使の任命について。 12月24日、日本オリンピック委員会理事の荒木田裕子さん、旧田沢湖町出身でございます、を2人目の観光大使に任命をさせていただきました。荒木田裕子さんは2020年五輪の東京招致委員会理事も務めておりまして、招致活動での頑張りは記憶に新しいところです。また、日本バレーボール協会女子強化委員も務め、国内外を問わず活躍をされている方であります。 スポーツ・ツーリズムの振興、選手合宿などオリンピック関係事業の誘致など、幅広い視点から提言をいただきたいと思っております。 旧角館プラザホテル跡地の再開発についてであります。 旧角館プラザホテル跡地については、前回の定例会で報告をしたとおり、宿泊施設・物販施設・銀行施設・6次化拠点施設等の複合施設を整備する再開発計画が進められております。現在のところ、再開発を行う範囲は旧角館プラザホテルの敷地で、先般、株式会社北都銀行から打診された中町庁舎の敷地は含まれておりません。この件については、今後、事業主体からの要請内容に基づき協議を進めたいと思っております。段階でのスケジュールは、実施設計業務が3月に着手する見込みで、事業費、財源、建物の配置などが確定し全体像が明らかになるまで、もうしばらく時間を要するようであります。 なお、先月設立された事業主体である株式会社町家ホテル、代表取締役は佐藤永さんであります、では、角館プラザホテル建物及び土地を2月末に取得する予定と伺っております。この計画は、産業振興と雇用対策、さらに観光振興の点からも市にとっても大いに期待される事業であることから、できる限りの支援を検討してまいりたいと思っております。 工場の閉鎖についてであります。 仙北市誘致企業第1号として地域経済発展に貢献をされてきた株式会社アラシダ角館工場が、1月末をもって48年間の歴史に幕を閉じました。今回の決定は、11月決算を踏まえた株主総会での決定事項と確認をしております。 解雇者は、正社員・パート職員を含め29人となり、ハローワーク角館には各種手続について早急な対応をしていただくようお願いをしております。 農林部であります。 大規模肉用牛肥育団地の完成についてであります。 地域の産業振興の拠点と期待される肥育団地整備事業が、年明けに完了をしました。竣工式は、株式会社秋田仙北夢牧場の都合もあって、12月15日に関係集落の代表者にも御出席をいただいて現地での開催となりました。同社は昨年10月から、あきた総合家畜市場から毎月約30頭の子牛を購入するなど、出荷に向けて本格的な飼育をスタートしております。今後は、地域農家との耕畜連携に最大の努力を傾注してまいります。 秋田スギバイオエネルギーセンターの検証についてであります。 本施設稼働に対する状況検証作業は、1月25日開催の第5回検証委員会で計画された日程を終え、これまでの各委員の意見を踏まえた上で報告書を取りまとめる段階となっています。 経緯については2月4日の産業建設常任委員会協議会でも報告しておりますが、検証委員会委員長からの報告書が提出され次第、速やかに議会にも報告をさせていただきたいと思っております。 農林業関係被害の対応についてであります。 8月の集中豪雨により農林業関係も甚大な被害を受け、これまでその対応に努めてまいりました。その結果、農業施設災害、西木地区3件については、1月に入札を終え、現在工事中であります。国の補助率増高審査も終え、条例改正と相まって受益者負担も大幅に軽減される見込みであります。 林道関係は、年度内の発注、雪消えを待って工事に取りかかる予定であります。 医療局であります。 市立角館総合病院改築事業についてであります。 市立角館総合病院改築事業は、実施設計業務を各関係機関との協議等を重ねながら進めている状況であります。昨年12月10日付の事業認定後、土地所有者との協議に時間を要していましたが、先ごろ基本的協議が整い、合意に至りました。今後は各種許認可手続等を進めていきたいと思っております。 本定例会に、消費税改正に伴い関係条例の一部を改正する条例を上程しております。4月1日の施行日まで日数が限られていることもありまして、改正案を御審議いただいていることであったり、また、改正案の内容等であったりを広報や掲示板等で市民の皆様、利用者の皆様へ前もってお知らせすることが適切だと考えております。議会の皆様にはどうか御理解をよろしくお願い申し上げたいと思います。 次に、市政運営の基本方針並びに主要な施策について申し上げます。 施政方針のほうをごらんください。 平成26年度の市政運営の基本方針並びに主要な施策について所信を申し上げます。 安倍内閣が発足以来、その経済政策「アベノミクス」で円安が進み、株価の上昇が続いております。しかしながら地方経済は、そのような景況感の恩恵にあずかるレベルに達しておりません。東北は、いまだ東日本大震災の中でもがいている状況であります。日本の再生は、まずあの大震災を乗り越えるところから始まると思っております。 農業政策の大転換、TPP交渉など、稲作を重視してきた地方では不安が広まっております。減反の見直し情報だけが先行し、今後の日本農業の全体像がぼやけております。各自治体が独自の農業ビジョンを持たなければ、地域が沈み込むのではないかと心配をしております。北朝鮮の動向も注視が必要であります。数年前、宇宙開発とした飛翔体の発射では、その空域に位置した各地で警戒態勢を取った事実があります。 今日の国内・国際情勢でポイントとなっている幾つかを例としましたが、どれもが仙北市の暮らしと密接な関係を持っていることに驚きます。そんな時代に生きていることを強く認識し、行政の運営にあたりたいと思います。 さて、最新の統計結果、平成23年度の統計結果でありますけれども、仙北市の1人当たり所得額は、全県25市町村中20位と、4年前に比べて2位順位を上げました。しかしながら所得に連動できていない状況で、市民生活にもゆとりを感じる状況にはありません。そこで1期目の公約で達成できていないものは、これを検証し、目標数値の再設定など必要な対応を行いながら、引き続き実現に向け努力をする覚悟であります。議会の皆様、市民の皆様には、御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 第1章、政策の基本方針であります。 私の市政運営に向けた政治信条に「守る・決める・創る」があります。さきの選挙後に開催となった第6回市議会臨時会でも触れた内容でありますけれども、先人より受け継いだ伝統と文化を次代に伝え、いかなる難題も先送りをすることなく最良の判断を下し、住み続けたいと思っていただけるまちづくりを市民協働・創意工夫で実現する、そんな気持ちを込めております。加えてこれからは、一度取り組んで上手にいかなくても、立ち上がり再挑戦するタフネスな市政運営を心がけたいと思っております。 このような思いから1期目の市政公約を継承し、2期目は公約に示した次に掲げる4点について最大努力を約束いたします。 1点目は、産業振興と雇用拡大で市民所得を向上させることであります。 農業・商工業など地場産業の振興や起業の支援はもちろん、市内産業全般の高次化・世界基準の産業づくりを進めます。特に、生産原料に地場農産物を使用する可能性が高い食品関連企業については、その育成と誘致に全力であたります。また、仙北市の稼ぎ頭と言える観光分野では、観光振興母体の育成再編を目指します。さらに予定を1年繰り上げ、新観光振興計画の策定に着手をします。この中で各種コンベンションの取り込みや各スポーツイベントに関した戦略を位置づけ、外国からの誘客目標の設定にも言及したいと考えております。 2点目は、組織と行財政のスリム化、そして統合庁舎に向けた取り組みを進めることであります。 組織再編は市の政策や社会情勢に沿った組織体制を整えてきましたが、今後は平成30年度に予定をしている庁舎の一元化、統合庁舎を見据えた組織のあり方とあわせ、適正な職員数と事務事業の抜本的な見直しを行います。これに向けた組織体制の再編は段階的に実施をいたします。 組織再編は、行政内部での検討では完結しない多くの要因があります。何よりも、まちづくりは市民との連携が重要であるとの観点から、各団体等との調整に時間を要する多くの再編案は、今回見送っております。平成31年度をめどに、例えば市長部局であれば3部体制程度の規模まで再編が進むよう、段階的な組織再編とします。このようなことから、平成26年度の組織案は、即対応が必要なもの、調整ができたものに特化をしました。 まず、これまでの各種の自然災害で得た教訓を生かし、危機管理・災害対応力の強化と機動性を高めるため、総務部に総合防災課を新設、また、事務事業移転の外部委託作業や行財政改革を進める事務事業移転室の開設、企画政策課には統合庁舎の道筋を構築する庁舎整備推進係を設置します。このセクションの取り組みなどで、平成26年度内に統合庁舎実現に向けた道筋を構築し、議会と議論を始めたいと考えています。また、病院・診療所の連携と、将来的には医療と介護・予防事業を政策的にリンクさせる役割を担う医療連携政策監を福祉保健部へ、建設部には公共建物の維持管理を集中的に行う営繕係を配置します。市民生活部では環境衛生業務の一元化、観光商工部では企業誘致の工程管理を商工課にまとめました。 組織再編と並行して、市単独の補助金等についても見直しに着手をしております。これまでも終期の設定などで交付団体の自立を促してきましたが、交付団体の育成を図る上からも、類似活動を行う各団体の連携や統合を視野に入れ、各団体と集中支援のあり方を検討中であります。 3点目は、市民と協働のまちづくり、事務事業の移転を加速させることであります。 仙北市協働によるまちづくり基本条例の理念に基づき、市民が主役のまちづくりを進めます。また、安心安全なまちづくりを進めます。 活動財源の交付基準を見直すなど制度の改善に努めた地域運営体を初め、各種のまちづくり活動を行う団体、地域問題の解決に努力をする団体や市民個人など、行政と市民等の役割を明確にしながら、お互いの連携と協力で市の活力を再生します。また、自主防災組織の立ち上げ促進、活動支援を行うなど、市内のどこに住んでいても安心して生活ができるよう、災害に強いまちづくりを進めます。 市職員の削減は、現状の事務事業の見直しによる民間移転・廃止等が不可欠であります。予想を超える退職者が続いている中で、事務事業の効率性や専門性、経費など多面的な検討を行い、コストの削減、市民サービスの向上や拡大に効果が期待できるものは、可能な限り民間移転を進めます。同時に、移転による地域経済の振興と雇用拡大も狙っております。 4点目は、人口減少と少子高齢化対策への挑戦であります。 若者の流出や未婚化等による人口減少、高齢化対策などに対し、あらゆる知恵を絞る覚悟で臨みます。医師確保や病院整備、福祉保健政策から産業振興、労働政策、また、1月に開催をしたこども議会で提案のあったスポーツ施設整備計画の策定など、広範にわたる政策を連結する必要があると考えております。人口減少対策は、持論でありますが、まずは産業の振興と雇用拡大だと考えております。また、現状では十分といえない住宅政策について、民間の活力導入も含め議論を加速します。男女が出会える場、その環境づくりは大変に重要で、これらについては各企業と地域の相互連携の仕組みを構築したいと思います。子育て環境の改善や学校教育の充実は、ここ数年で進展を見ることができましたが、よりきめ細やかな制度の造成、対応を目指しております。 高齢者の生きがいにつながる社会参画メニューの提案、除雪に関する支援などは新たな展開となります。また、公共交通のあり方を見直す調査にも着手をします。 第2章であります。平成26年度の重点事業と一般会計予算案の概要及び財政見通しであります。 国の大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資による成長戦略などで、日本経済は着実な回復基調にあると言われております。しかし地方小都市においては、先ほどお話ししたとおり、まだまだその景況感を感じることができておりません。 今回提案させていただいた平成26年度当初予算は、消費税率のアップ、電気料金の値上げ、社会保障費等の増加に対応が必要だった一方で、歳入として見込める地方税の伸びが期待できず、市長に着任してから、また、役所勤めで予算編成に携わった経験の中でも、最高難度の編成作業だったと感じております。それでも何とか交付税の一本化算定に向けた筋肉質な予算案が編成できたと思っております。 予算案の概要を説明いたします。 平成26年度一般会計当初予算の総額は181億6,200万円で、前年度に比べ6億5,800万円、率にして3.5%の減であります。 歳入では、市税において固定資産の評価がえ等により、前年度対比571万3,000円減の25億4,739万9,000円を計上しております。地方交付税は90億円を、臨時財政対策債については6億5,000万円を計上し、地方交付税と臨時財政対策債の合計額は、前年度対比9,000万円減の96億5,000万円を計上しております。 財政調整基金繰入金については、前年度を700万円下回る7億5,800万円を計上し、平成26年度末の基金残高は15億8,435万6,000円を見込んでおります。 市債の発行については、引き続き「公債費負担適正化計画」の範囲内に抑えることを基本に、計画額を6億8,940万円、前年度を5億860万円下回る13億9,180万円とし、平成26年度末の市債残高は、前年度を11億155万1,000円下回る213億4,714万1,000円となる見込みであります。また、基礎的財政収支、プライマリーバランスについても、7億8,603万8,000円の黒字となり、財政規律の確保と公債費負担の縮減に努めました。 歳出の主な事業としては、岩瀬北野線整備、社会資本整備総合交付金事業などの交通基盤整備事業や、産業・雇用対策として住宅リフォーム促進事業、農業夢プラン型戦略作目等生産基盤拡大事業などの継続事業、高齢者福祉と次世代世帯の育成費として臨時福祉給付金給付事業、高齢者世帯等除雪支援事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業、放課後児童対策事業、安全安心な地域環境の整備として食材放射性物質測定事業、生活路線代替バス運行事業、局所防災事業、防災の集い開催事業、また、大規模プロジェクト事業である国民文化祭推進事業など、新規事業として25事業2億2,260万9,000円を計上しております。 緊急雇用対策については、秋田県の補助事業は終了したものの、仙北市の単独事業として10事業2,948万1,000円の予算を計上し、13人の雇用を見込んでおります。 特別会計予算は11会計合わせて113億4,330万円を、また、企業会計予算は3会計合わせて117億8,588万1,000円を計上し、平成26年度当初予算の全体額は412億9,118万1,000円で、前年度に比べて43億6,905万4,000円、率にして11.8%の増となっております。 国は平成26年度予算の重点化・効率化の推進として、「社会保障」、「社会資本整備」、「地方行財政制度」の3分野を主眼とする方針に基づいて、日本経済の再生を図りながら、継続して歳出を効率化していく配分を行うとしております。 また、地方財政については、経済再生に合わせ、リーマンショック後の危機対応モードから平時モードへの切りかえを進めるため、国の取り組みと基調を合わせ、給与関係経費などを初めとする地方財政計画の歳出を見直しし、抑制を図るとともに、安定的な財政運営に必要となる地方税、地方交付税等の一般財源の総額を確保することとしております。 仙北市の歳入は、地方交付税については地方財政計画では1%の減でありますが、前年と同額を見込みました。民税については、震災に伴う影響からの持ち直しが幾分見られますが、固定資産税や入湯税の減少で、市税全体での減額を見込みました。 歳出では、公債費や人件費が減少に転じております。社会保障施策費やそれに伴う広域負担、消費税率改正による物件費、維持補修費等、抑制困難な経費は増加し、公債費についても引き続き高い歳出割合で推移をするという状況であります。 平成28年度からの普通交付税の段階的削減期間を前に、国は地方財政計画の見直しによる歳出抑制を図ることにしておりまして、一般財源の確保がより一層厳しい状況になることが予想されます。今後も国や県の動向を的確に把握して施策に反映させ、「第2次行政改革大綱」に掲げた事項の着実な実施、一層の経費の削減などで効率的・効果的な財政運営に努めます。 なお、今回は当初予算編成が平年と比べて早まったことから、国・県の平成25年度補正予算、平成26年度予算に計上があったにもかかわらず、仙北市の当初予算に反映できなかった制度改正や政策予算があります。これらについては平成26年度の補正予算で対応したいと考えております。 第3章であります。平成26年度の各部等の事業の概要であります。 総務部。 職員研修であります。 職員の大量退職が続く中、多様化する市民ニーズに応え、効率的で良質な行政サービスを市民の皆様に提供していくために、職員の資質の向上を足早に進めております。「仙北市人材育成基本方針」に基づき、市民対応の徹底はもちろん、それぞれの職務の段階に応じた研修、政策能力の向上や専門的知識の取得等の研修に積極的に参加をさせ、職員一人一人の能力向上を図ります。一刻も早く、また一人でも多く、市民の皆様に信頼される人材、積極的にまちづくりに参加する人材の育成に努めます。 市税の収入見込みについてであります。 平成26年度市税の収入見込みについては、平成25年度の実績や法改正による影響、社会情勢等を勘案し、一般会計の市税では前年度当初予算に比較して571万3,000円、0.2%の減で計上しております。 このうち、個人・法人を合わせた市民税は、市内経済と雇用情勢に不安定要素があるものの、給与所得や電子関係製造業が比較的堅調であることを考慮して3.87%の増、固定資産税が地価下落等を見込み1.96%の減であります。入湯税については、東日本大震災以降平成24年度で微増をしましたが、大型観光キャンペーンや種苗交換会の開催があったにもかかわらず災害による風評被害等の影響が尾を引き、8.64%の減を見込んでおります。このように財政運営の自主財源に重要な役割を果たす市税は依然低迷をしている状況にあります。 市税確保に向け、納税者の信頼を得るよう、適正な課税はもちろんのこと、収納率の向上を図る効果的な納税環境の整備の検討、大多数の納期内納税者との公平性の観点から、納税遅滞者に対する早期接触等機会の拡大、秋田県地方税滞納整理機構への職員派遣を継続し、また、滞納者に対する積極的・効率的な滞納整理を進めます。 庁舎整備基本構想についてであります。 統合庁舎の整備については、市民の利便性向上を図り、分庁舎方式のデメリットを解消するために仙北市発足以来の大きな課題として長年にわたり調査検討を行っていますが、今までさまざまな場で頂戴いたしました議員の皆様や市民の皆様の御意見等を踏まえ、市としての庁舎整備等の考え方を示した「庁舎整備基本構想」を平成26年度中に作成をします。 基本構想には、統合庁舎の位置やその整備手法等、具体的な内容を盛り込むほか、耐震診断調査の結果を踏まえた上で、全ての庁舎の今後の方向性についても網羅する予定であります。 姉妹都市交流等についてであります。 5月には、姉妹都市交流を行っている長崎県大村市で「姉妹都市提携交流35周年記念式典」が開催されます。本市からも角館戊辰会を初め、多数の市民の出席を予定しております。友好関係をさらに強固なものにできればと考えております。 また、6月には田沢湖で「全国鳴き砂サミットIN田沢湖」が開催されます。国内約30カ所の鳴き砂の浜を保全することを目的に、全国鳴き砂ネットワークが開催しているもので、市内民間の皆様を中心に準備を進めております。サミット開催の意義を多くの市民の方々と共有し、実りある会となるよう支援に努めます。 地域運営体交付金についてであります。 5年目を迎える地域運営体制度は、新たな交付金制度でスタートをします。これまで交付金は1地域運営体あたり500万円を上限とし、全体で4,500万円の枠で運用してきました。平成26年度からは上限の一律500万円を見直し、一律に交付する定額交付分、人口や面積に応じて交付する調整交付分を合わせた額が各地域運営体の交付金の上限額となります。このほか新たに提案型特別交付金として、地域運営体が複数で連携して取り組む事業や先進的な取り組み等に対しても交付できる制度を設けました。いずれも4,500万円の枠の中で運用をしていきます。 今後も、昨年度策定をしたガイドラインに基づき、市で行うべき事業と地域運営体で行うべき事業のすみ分けを行いながら、より一層の地域力向上のため地域運営体の取り組みを支援していきたいと思っております。 秋田内陸線の取り組みについてであります。 平成26年度も、秋田県・北秋田市・仙北市及び会社による平成22年4者合意の目標達成に向けた取り組みを行っていきます。今後は老朽化した車両更新の検討も必要で、さらなる経営改善を進めるほか、4者合意の役割分担についても検討する必要があると感じています。 そのために経常損失を持続的に2億円以内に抑えるよう、引き続き、県、北秋田市と連携し支援事業を効果的に展開をしていきたいと考えております。 地域公共交通の取り組みについてであります。 市民バスについては、利便性と安全性の向上を図るため、4月1日より路線再編を計画しております。向生保内線においては、仙岩団地地区と街道ノ上に停留所を新設します。中川線・下延八割線については、菅沢地区までの路線を拡大し、駅東南北線上に2つの停留所を新設するほか、本年1月に導入した低床型バスによる本格運行も開始します。 さらに自動車等の運転に不安をもつ市民の移動手段を、自家用自動車から公共交通へと転換することを促すことにより、公共交通の利用促進及び交通事故の抑止を図りたいと考えております。平成26年度内に免許返納制度の導入を図ります。 また、今後の仙北市の公共交通体系を再検討するため、公共交通体系ビジョンの策定を計画しています。 市民生活部であります。 市民窓口業務であります。 市民窓口業務については、市民の立場に立った親切で丁寧な窓口サービスの実施と、個人情報保護の管理徹底に努めます。 また、マイナンバー制度法の成立を受けて、スムーズな制度運用ができるよう準備作業を進めます。 子供に対する医療費助成であります。 子供に対する医療費助成制度については、県の施策を受けて実施した小学生までの医療費助成及び市単独事業として実施している中学生の入院医療費助成を継続実施し、子供の保健向上と子育て家庭の経済的負担軽減を図りたいと思っております。 後期高齢者医療であります。 後期高齢者医療制度については、保険料率を2年ごとに見直すことになっておりますが、秋田県後期高齢者医療広域連合では、被保険者の負担を抑えるために平成26年度の後期高齢者の保険料率を据え置く方針であります。 後期高齢者医療被保険者への支援については、人間ドック助成を引き続き実施し、疾病予防や健康への意識向上に努めたいと思っております。 国民健康保険事業であります。 国民健康保険事業は、平成23年に策定した「国民健康保険運営安定化計画」に基づき、一般会計からの基準外繰り入れで医療費に連動した急激な税負担の緩和と国保財政の収支の不均衡の改善を図っております。 また、平成25年度から段階的に実施している賦課方式の変更、資産割を所得割へ移行するということであります、が2年目に入ります。市議会や国民健康保険運営協議会の意見を伺い、6月定例会での条例改正を予定しておりますが、現在の経済情勢等を勘案し、できるだけ被保険者の負担増とならないよう配慮を続けたいと思っております。 被保険者の人間ドック助成事業については、疾病の早期発見と健康の保持増進のため引き続き実施するというお話であります。 交通・防犯対策であります。 一昨年の8月26日から交通死亡事故ゼロが続いておりましたが、1月21日に田沢湖線の生田地区で踏切事故が発生し、男性1人の方が亡くなられました。今後も交通指導隊や警察署など関係機関や関係団体の協力をいただきながら、交通死亡事故ゼロのまちを目指し、交通安全運動を推進します。特にことしは、国民文化祭を初めとした多彩なイベントが市内各地で予定されております。警察の指導・助言を得ながら防犯指導隊や関係機関及び関係団体と連携し、巡回パトロールや防犯運動を強化します。 街灯のLED化事業は、平成25年度の公共灯のLED化導入に続き、平成26年度は民間灯、町内灯等であります、のLED化導入を実施します。 消費生活・環境衛生であります。 悪質商法等の消費トラブルに対応するため、地方消費者行政活性化基金を活用した消費生活相談窓口体制を将来にわたり維持し、相談員のレベルアップを目指します。 また、墓地公園や斎場等の施設管理を初め、地域の環境衛生が適正に保てるよう努めます。 公共施設の再生可能エネルギー導入事業は、避難施設等として利用されている市内小・中学校敷地に、風と太陽光で発電・蓄電し、夜間はLEDで発光するハイブリットシステムの街路灯を設置する予定であります。この事業は環境学習の推進にも寄与できるものと期待をしております。 消防・防災であります。 昨年8月9日に発生した供養佛地区土石流災害の教訓を受け、自主防災組織の結成を推進するほか、組織活動支援のため、自主防災組織が実施する訓練等に対し、講師派遣や備蓄資材等を活用した出前講座等を実施します。また、市独自に簡易雨量計を3カ所設置し、防災体制の強化を図ります。 さらに、豪雨等の自然災害について防災意識を高め、災害への備えを充実強化し、安全で安心なまちづくりを進めるため、8月3日から9日までを「防災週間」とし、8月を「災害から命を守る月間」と定めたいと考えております。期間中は市民を対象に親子避難所宿泊体験等を行う「防災の集い」も実施予定であります。 地域防災計画(本編)の見直し状況については、県の地域防災計画に合わせた修正、供養佛地区の土石流災害の反省と教訓、焼山の火山噴火警戒レベル導入、経年変化による見直しを大きな柱とし、策定作業を進めております。県への協議や市防災会議での協議等を経て、7月上旬の策定を目指しております。 消防団員確保については、平成27年度の機能別消防団員制度導入を目指し、平成26年度中に地域の事情を考慮しながら、消防団幹部の皆様と協議検討を行います。 空き家対策については、国の法制度の充実も話題となってきております。現状では対応に限りがありますが、今後も調査結果に基づき、管理不全となっている空き家等に対し、積雪による倒壊等の事故や火災、犯罪等を未然に防止し、管理が適正に行われるよう助言・指導を行います。 また、危険老朽空き家については、「仙北市危険老朽空き家対策支援事業補助金」により、解体費用の助成を実施します。 田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路(市道)及び施設整備基金の設置であります。 岩手県災害廃棄物受け入れに伴う財源を、田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路(市道)の改修・補修等の整備及び施設の整備に充て、地域住民及び事業者等の利便性及び安全性の向上を図りたいと考えております。 本定例会に仙北市基金条例の一部を改正する条例案を提案しておりますので、御審議をよろしくお願い申し上げます。 福祉保健部であります。 障がい者福祉であります。 障がい者福祉の充実に向けた取り組みについては、「仙北市障がい者計画・障がい福祉計画」に基づき、多様化する要望に対応できるよう、障がい福祉サービスや地域生活支援事業などの支援に努めます。また、引き続き、「人工透析通院費支給事業」並びに「障がい者(児)タクシー利用券給付事業」を実施するなど、外出支援を行います。 「仙北市地域福祉計画」が平成26年度から新たにスタートします。「あなたもわたしも安心して暮らせるまちづくり」の基本理念のもと、障がいや年齢にかかわらず、全ての人が自由に社会参加できる地域社会の実現に努めたいと思っております。 児童福祉・保育事業であります。 平成27年4月からの子ども・子育て支援新制度に向け、子育てニーズの反映など、子育て家庭の実情を踏まえた仙北市子ども・子育て支援事業計画を本年度策定をします。 児童手当や、すこやか子育て支援事業などの経済的支援を初め、保育園で取り組んでいる各種事業を継続するほか、引き続き、子育てサポーターの養成と在宅子育てサポート事業を実施します。さらに4月の消費税率の引き上げに対応すべく、国が実施する子育て世帯への臨時的な給付としての子育て世帯臨時特例給付金給付事業費を計上しました。 また、新たに子育て家庭の親と子が気軽に集い、交流し、子育ての不安や負担の解消、保護者同士のネットワーク化を図るため、地域子育て支援拠点事業を導入します。これを仙北市子育て支援施設「さくラッコ」内で実施し、民間と協働して子育て環境のさらなる充実を目指します。 保育事業については、待機(保留)児童対策として「保育園入所待機児童等支援事業」を継続するほか、保育環境の向上に努めます。 少子化対策の一つとしての出会い、結婚支援については、「あきた結婚支援センター」や地域運営体、民間支援団体と連携を密にし、「あきた結婚支援センター」に登録されている市内団体等の活動を支援し、広報活動も含めた意識啓発に取り組みます。 高齢者福祉であります。 平成27年度から3カ年計画とした「第6期仙北市高齢者福祉計画」を本年度策定し、「安心して暮らせる環境づくり」の礎とします。また、急激な高齢化により、医療・保健・福祉・介護の連携はますます重要になっております。高齢者が自立した生活を地域で営むことができるよう、日常生活圏での切れ目のない仕組みづくりを進めたいと思います。 介護保険については、平成26年度は第6期介護保険事業計画の策定年にあたります。これまでの介護給付等サービスや地域支援事業、介護予防の推進や認知症高齢者の増加による支援の強化を踏まえ、介護保険制度の持続に向けて、高齢者が住みなれた地域で自分らしい生活が維持できるよう、地域包括ケア体制を充実します。 高齢者世帯等の除雪に係る支援については、本年度より新たに「仙北市高齢者世帯等除雪支援事業」を実施予定であります。 保健事業であります。 心と体が健康で元気に生活できることを目標に、運動や食生活などの健康教室、各種検診や健康相談で生活習慣を改善し、健康寿命の延伸に向けて事業を実施します。また、妊産婦から子供まで一貫した母子の健康づくりを進めます。 市民の健康増進を総合的に前進させたいという思いで、平成21年度から平成30年度までの「健康仙北21計画」の中間見直しを行います。また、病原性が高く感染拡大の恐れのある新型インフルエンザ等から市民の生命や健康を守るため、「新型インフルエンザ行動計画」を策定します。 がん検診は、県のモデル事業の「がん検診受診勧奨推進事業」、コール・リコールという事業であります。コール・リコール事業が平成25年度で終了となります。この事業は受診率の向上や早期発見に効果が高かったことから、市単独事業に切りかえて継続をします。 自殺予防対策では、心の健康相談に対応できる人材育成に努力をしながら、臨床心理士による「心の健康相談」の回数をふやします。また、新たに高齢者の孤立防止の対策として研修会を開催します。 母子保健では、特定不妊治療費の1回当たりの助成額を増額し、不妊に悩む夫婦の経済的負担を幾らかでも軽減したいと考えております。また、妊婦が健康な赤ちゃんを出産できるよう、大人の風しん予防接種の助成を継続し、胎児を「先天性風しん症候群」から守りたいと思います。 幼児の歯の健康づくりでは、平成26年度から幼稚園と保育園で、永久歯の生え始める5歳児を対象にフッ化物洗口を実施し、う蝕罹患率の減少を目指します。 観光商工部であります。 観光振興であります。 平成25年度は、低温の影響で桜の開花が例年より遅く、また、7月から8月にかけての大雨など異常気象に左右された1年でした。観光客の落ち込みを大変心配しましたが、秋田デスティネーションキャンペーンや種苗交換会の開催で、観光客数については増加、宿泊客数は前年並みを確保することができました。 玉川温泉岩盤浴は、昨年、気象データをもとに斜面の縦断地形図で雪崩シミュレーション調査を行った結果、想定した岩盤浴地に雪崩が到達することが予想されたため、今年度も岩盤浴地を閉鎖しております。しかし、全国の利用者からは、岩盤浴利用日数の延長と大噴までの冬期通行確保に対する要望が強くあります。そこで平成26年度は、当該区間の除雪経費を予算に計上し、また、玉川地区の冬期観光の推進、利用者の安全確保を図ることにしたいと思っております。 昨年から実施している「シニア地域づくり人」に関する調査研究事業で、お年寄りや体の不自由な方に優しい観光地づくりに向けた課題の洗い出し作業を行っております。さらに外国人観光客の増加を図るため、ミシュラン・グリーンガイドに仙北市を掲載していただけるような準備活動も並行して行っております。インバウンド戦略をしっかりと推進する基盤になる調査ですが、調査結果で対応が必要となる予算等については、今後議会の皆様にしっかりと説明をしていきたいと考えております。 秋田新幹線が3月から全て新型車両E6系「こまち」となり、首都圏と仙北市間はさらに時間短縮がされます。これを好機と捉え、昨年度に引き続き田沢湖・角館観光連盟、各観光協会と連携し、アフターデスティネーション・キャンペーンの各事業、また、国民文化祭等などで観光客の入り込み数の回復を目指します。 なお、仙北市観光振興計画は、仙北市を取り巻く環境が激変していることもあり、新計画の策定を1年繰り上げて着手したいと考えております。 仙北市ツーリスト・インフォメーション・センターは、各観光協会や秋田内陸縦貫鉄道、県や市といった複数機関の共同運営で、これまで着地型商品の造成と販売を行ってきました。売り上げも年々増加し、当初に想定した商品造成も一定規模では整った状況であります。そこで平成27年度で、これまでの成果を民間に移転することを目標に、平成26年度はその準備期間としたいと考えております。 商工業の振興であります。 商工業の振興対策については、ここ数年活発になっている市内企業・事業所の意欲ある取り組み等への積極的な支援に努め、引き続きその充実を図ります。 具体的には、継続事業として商店街団体等が実施する活性化イベント等を支援する「商店街賑わい支援事業補助金」、さらには市内事業者の物産イベント参加を支援する「市内産品等売込み支援事業補助金」のPR強化に努め、さらなる利活用を促進し、商店街のにぎわいの創出や市内産品の販売促進の取り組みを支援するほか、平成22年から延べ13事業所に活用され好評をいただている「商工業起業等応援事業補助金」制度を延長し、新規開業や業務拡張に伴う設備整備等の支援を継続したいと考えております。 また、昨年商工会が実施した地域振興事業「地域産品を活用した駅弁の開発事業」で開発をした、「佐竹北家の栗まんま」は1,500個以上の販売実績でありました。しかしながら目標数に届かなかったことから、弁当の改良や新たに季節ごとの具材による弁当の開発、さらに生産体制の改善や販売網の整備を行い、地元の名物にしたいとの思いで事業を継続することにしております。市でもこれらの取り組みを引き続き支援したいと思っております。 西木町工業団地で進められてきた夏イチゴ栽培事業は、パイロット事業によりイチゴの栽培が実施されてきております。昨年度はコンピュータ制御を過信し、ハウス内の温度管理に疑問があったことから、イチゴの品質に問題を残しました。そこで平成26年度は、栽培技術の確立を目指し、パイロット事業を延長することとしております。今後も本格栽培に向けたサポートに努め、本市における6次産業化事業の着実な展開を目指します。 また、現在取り組んでいる司食品の誘致事業は、過日、司食品側から仙北市での操業を平成27年の9月をめどとしている旨のお話をお受けました。現地法人の設立をことしの3月から4月で終えたいとのことであります。今後も用地取得に努力をし、水質の確認などを終えた後、造成に係る予算の計上をお願いしたいと考えております。 樺細工の振興については、ことしで3回目となる「SAKURAクラフトコンペ」で、製品デザインの募集などを広く全国に展開しながら、秋田公立美術大学との連携や市内児童生徒の積極的な参加を引き続き促し、新商品の開発と後継者の芽を育んでいきたいと考えております。 茶文化関連の特産品を有する全国4市の連携交流事業「茶文化プロジェクト」は、互いの産品を互いに紹介しながら販売をするという「互産互消」を継続し、販路の拡大に努力します。 雇用対策であります。 雇用対策については、国の交付金事業「緊急雇用創出臨時対策基金事業」の継続と市単独緊急雇用対策事業を実施し、各種事業の推進にあたって必要な人材の確保に努めます。なお、平成26年4月1日からの雇用は、日程の都合上、広報せんぼく3月1日号にて募集を行う必要があることから、議会の皆様には手続に関する市民への情報提供についてどうか御理解をよろしくお願い申し上げたいと思います。 市内求職者及び新規学卒者を含む若者の定住を促進するため、引き続き事業所訪問による雇用の掘り起しなどを実施します。また、事業所への雇用支援対策事業は、県が実施している人材育成事業「緊急就職サポート事業」及び市が実施する「雇用創出助成金」の活用で雇用拡大と就業者の定着を図ります。 求職者支援事業(スキルアップ事業)については、昨年度に引き続き公共職業訓練、県主催であります、が市内で開催されることになりました。市単独事業とともに市内求職者に活用していただきたいと考えております。 農林部であります。 総合産業研究所の取り組みであります。 平成30年度をめどとする米の生産調整(減反)政策の転換、農産物などの関税を協議する環太平洋連携協定、TPPであります、交渉が大詰めを迎えるなど、農業政策は大きな変革のときを迎えております。平成26年度を新たな農業のスタート年と位置づけ、6次産業化、地産地消・食育等の動きを強化します。 米一辺倒からの脱却を図るため、これまでの収益性の高い園芸作物の生産振興、産地化を目指す一方で、農商工連携や医福食農連携等による農林水産業の付加価値化を図るためには、消費者の需要に応じて需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築が不可欠であります。業務用野菜等の生産、薬用作物の加工、地産地消、食育等を通じた新規需要の掘り起こしを行い、年間使用品目や数量などの調査、マッチングを図るため、生産者・JA・企業・行政が一丸となって新たな所得確保と雇用の創出に取り組みます。 市内直売所の多くは、会員の高齢化、担い手不足により安定した商品の品ぞろえができなくなることが懸念をされています。そのため、農林水産物の販売拡大を図るための施設のあり方を調査し、年度内に取りまとめたいと思います。 都市農村交流・教育旅行受け入れの推進については、平成23年度にグリーン・ツーリズムと教育旅行の受け入れ窓口を一本化し、「交流」を軸に受け入れ農家の拡大や体験プログラムの充実等に取り組む一方、ソーシャルメディアの活用で情報発信の強化にいち早く取り組んだ結果、海外からの農村体験や国内からの視察や研修で訪れる方々がふえております。 また、農山村を形成している歴史的景観・伝統・自然など、地域資源を生かした農山村周遊型のイベントを実施し、農家のやる気、元気を引き出しながら地域内外のネットワークづくりを進めていきたいと思います。 教育旅行の受け入れについては、台湾からの修学旅行誘致を積極的に行い、これまで4校、延べ120人の実績があります。今後も閑散期の修学旅行受け入れの拡大を目指します。 平成26年度も引き続き、首都圏における戦略的なプロモーション活動を行い、農山村の有する潜在力を発揮するための施策を関係機関・関係団体と連携し進めていきたいと思っております。 新たな農業・農村政策への対応についてであります。 食生活の多様化や少子高齢化に伴い、国民1人あたりの米消費量はピーク時の半分以下に減少していること、また、貿易環境の変化に伴い、野菜等食料が大幅に輸入されるようになってきたことから、足腰の強い産業としての農業・農村の多面的機能を発現したいと、国は農業全般にわたり大きく政策転換を図ることとしております。 これに対し、我々地方においても国の動向を注視しながらも、地域に置かれた生産条件を最大限に活用しながら、農業施策を講じる覚悟で進めます。 経営所得安定対策への対応であります。 本市の平成26年産米の生産数量目標は、499トン減少の1万6,159トンで、作付面積換算値では、前年度より84.5ヘクタール減少し2,911ヘクタールとなり、転作率は1.8ポイント増の39.9%という状況です。 国の政策転換により、米の直接支払交付金が10アールあたりこれまでの1万5,000円から7,500円へと半減したこと、なたねとそばは直接交付金から産地交付金へ変更になるなど制度改正が多く、かつ詳細が定まらない状況ですが、県・関係農業団体と情報を共有し、説明会の開催等で生産者の不安解消に努め、農業所得確保に結びつく施策の展開を行っていきます。 なお、転作作物の助成金は、直接支払交付金・産地交付金、これは昨年までの産地資金であります、の組みかえ等はありますけれども、10アール当たりの交付額はほぼ前年度並みになるよう配慮した内容になっております。収量・品質により作物によっては不確定な要素があることから、国・県等の動向や全体の取り組み状況を勘案して対応していきます。 農業・農村支援策の充実であります。 平成26年度から国の農業政策が大きく転換することに伴い、昨年改正策定した市農業振興マスタープランである「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」も見直し作業を行い、国・県と整合性のとれた計画になるよう策定をします。 次に、ハード事業についてでありますけれども、県は、創設した100億円規模「農林漁業振興臨時対策基金」を、平成23年度から3カ年を一区切りとして実施してきました。さらに26年度からは新たな事業として立ち上がる予定、見込みであります。このことから、市では「農業夢プラン型戦略作目等生産基盤拡大事業」として県単事業に市独自の嵩上げ助成を行い、意欲的に作付拡大を目指す農家を支援いたします。 一方、3年間実施した市単独の「元気な仙北農業ステップアップ事業」は、一定の成果を上げたと判断し終了します。かわって「元気な仙北青年農業者育成推進事業」を創設し、若手農業者の経営を側面から支援することとしております。 また、「強い農業づくり交付金事業」等を活用し、生産拡大を図ります。このほか「中山間地域等直接支払事業」、「環境保全型農業直接支払交付金事業」を引き続き各地区で実施し、農村の活性化や多面的機能の維持に努めます。 国では力強い農業構造実現に向けて、地域の中心的経営体への農地流動化80%を掲げ、農地の借受け、貸し付け、農地の管理、土地改良等利用条件の改善などを目的に「農地中間管理機構」を新設し、運用にあたっては「仙北市人・農地プラン」に基づき、「青年就農者の定着支援」、「農地の利用集積を促進」、「スーパーL資金の金利負担軽減」を目指していることから、関係各方面の方々から御協力をいただくこととなります。皆様の特段の御配慮をいただきたいと考えております。 畜産の振興であります。 大規模肉用牛肥育団地が完成し、あきた総合家畜市場からの肥育素牛の購入と相まって、本格的な飼育を迎えます。7月ごろには最初の出荷が見込まれることから、今後は飼育農家からの資質のよい素牛の提供及び稲ワラを含めた粗飼料の提供をいかに進めるかが課題となってきます。 この点については、市和牛改良組合を軸に、両者がウィン・ウィンの関係になれるよう事業を推進していきます。また、地元集落から特段の御配慮をいただき開設した施設ということもあり、防疫面を念頭に入れながらも、施設見学会を開催し、地域の皆様の理解をいただけるよう努めます。 このほか、家畜総合衛生防疫事業等で伝染病の未然防止、安全な粗飼料の確保と自給率の向上を図るため、経営所得安定対策の耕畜連携助成事業を推進するほか、大覚野牧場の有効活用を行い、1年1産を目標に丈夫な牛を育成できるよう応援していきたいと思っております。 土地改良事業の推進であります。 農地・農業用施設や地域環境の保全、地域コミュニティの活性化を図る「農地・水保全管理支払交付金事業」の取り組みは、来年度から「日本型直接支払制度」としてスタートします。しかし、国から制度名と交付単価は示されたものの、具体的な推進方法や経理のあり方など具体的なものはまだ示されていない状況であります。 春作業が目前となっていることから、説明会等を開催しながら住民の方々には知り得る情報をいち早く提供し、遅滞なく事業に対応できるような体制で臨みます。 県営事業については、昨年、若松堰頭首工が計画より1年前倒しで完成し、この3月には小勝田頭首工、大黒沢ため池が完成見込みであります。また、老朽化が著しい西木町宮田頭首工については、昨年に引き続き設計費を盛り込み、整備に向けて準備を進めます。 また、西木町潟野十二峠地域の圃場整備事業は、平成26年度採択予定で事業実施に向けた計画策定作業を進め、平成27年度工事着手へ向けて準備を進めるほか、生保内南地区では基本調査を実施します。神代土地改良区地内では事業実施に向けた活動が活発になっていることから、地域内での推進活動をサポートします。 県では、土地利用型転作作物の収量と品質の向上を図ることを目的に、もみ殻補助暗きょなどを活用した農地の排水強化対策事業に取り組んでおります。土地改良区や改良組合等から希望のある地区については、順次整備に入ります。 林業の振興であります。 県の水と緑の森づくり税を活用した「ふれあいの森整備支援事業」で、田沢湖高原地区から乳頭温泉地区にかけての歩道整備は昨年度で終了し、延長約5.5キロメートルが完成をしました。今年度は看板の設置や一部枝線歩道の整備を実施し、事業完了の予定であります。 都市住民と地元住民が森林作業を通じて交流を図る「緑の交流支援事業」は、今年度は西木町上桧木内地区での開催を予定しております。 林業専用道整備事業については、本年度も田沢湖地内の鹿ノ作線の整備を進めるほか、森林整備加速化基金・林業専用道規格事業の西木地区袖野と田沢湖地区院内を結ぶ路線については、県事業として昨年に引き続き工事を実施し、平成26年度完成の予定であります。 秋田杉の普及拡大を目的に、平成22年から24年の3カ年間実施の「仙北市推奨乾燥材利用促進事業」助成制度は、1年延長しニーズに対応しましたが、4月からの消費税アップに伴う建築着工数の減少が心配されることから、景気対策として継続したいと考えております。 懸念される秋田駒ケ岳の噴火による土石流等の災害を未然に防止するため、林野庁を主体とする治山施設機能強化事業では、秋田県が田沢湖スキー場岩井沢・乳頭地区石黒沢周辺で実施しています。既に3基布設工事は完了し、新たに2基工事に着手する予定で、最終的には岩井沢5基、石黒沢4基の合計9基布設される計画です。 近年、山林の荒廃に伴い、梅雨時及び融雪期における山からの土砂流出被害が生じていることから、県の治山事業8カ所、新規に西木地区6カ所、田沢湖地区1カ所、継続で西木地区1カ所であります、が予定されているほか、市単独の林地排水対策事業により、災害を未然に防止する対策を取っていきます。 木質バイオマス施設の稼動であります。 本施設稼働に関する専門委員による検証委員会は、当初予定された5回の検討を終了し、現在は報告に向けての編集作業中であります。本定例会開催にあたり、来年度の予算編成作業を終了した上での関係予算を計上していますので、特段の御理解をお願い申し上げたいと思います。 本施設は一時期、燃焼時に煙の大量発生により近隣の方々へ多大なる御迷惑をおかけしましたが、現在はチップを予備乾燥することでその問題も大体大方解消し、稼働による熱・電力とも厳冬時においてもほぼ安定した供給を続けております。しかし、購入電気料の大幅値上げ等により、経営的には非常に厳しい状況であります。 今後とも本事業を通じ、森林資源の有効利用拡大を図り、地域の活性化と振興に寄与しながら再生可能エネルギーの活用に取り組んでいきたいと思います。 建設部であります。 道路整備であります。 市道整備については、地域内交通システムを総合計画に基づいて進めていますが、今後も地域からの要望を踏まえ、危険度や緊急性等を勘案の上、計画的に進めていきます。 国庫補助事業では、社会資本整備総合交付金事業で神代中央線・栃木六本杉線・東田鎌川線の各道路改良工事、観光線道路舗装工事、堂野口流雪溝排水路整備工事、鎌川橋・赤平橋の各橋梁補修工事を実施します。また、市単独事業として豪雪対策、過疎対策、辺地対策、臨時地方道路整備事業により34本の改良工事等を実施します。「安心・安全道路維持整備事業」や「市民参加型インフラ維持整備事業」は引き続き実施をします。 国道整備については、国道46号角館バイパスの全線開通で、昨年の桜祭り期間中は開通前と比較して交通量が約3割増加しました。一方、ピーク時の最大渋滞長は3分の1に減少し、その効果が大きくあらわれております。今後は卒田地内から生保内間の整備、第2仙岩トンネルの整備を岩手県側の関係自治体と連携し、早期事業化に向け要望活動を強化します。議会の皆様からも御協力をどうかよろしくお願い申し上げます。 国道105号については、桁沢地区及び草峠地区が引き続き実施されます。また、新たな活動として国道105号全線について、県の北秋田地域振興局・仙北地域振興局・大仙市・北秋田市、そして仙北市の各関係部が一堂に会し勉強会を立ち上げました。今後も活動を継続し、高速化に向けた運動を活発に推進したいと考えております。また、県道整備では、白岩角館線、大威徳橋工区であります、と田沢湖畔線、潟尻工区であります、が着手となります。 八幡平直轄砂防事業であります。 先達川第5、桧木内川第1、片倉沢第1、赤倉沢第2、水沢第2、水沢第3、大荒沢砂防施設の各事業が引き続き実施されます。また、昨年甚大な土石流被害を受けた供養拂地区の災害復旧事業は、梅雨期までの完成を目指して事業が進展しております。 なお、秋田県の新規砂防事業として、田沢地区の谷地村沢火山砂防事業が着手となります。 田沢湖再生に向けた湖岸浸食対策事業についてであります。 第3期広域基幹河川改修事業が前年度の繰り越し事業として実施されます。本事業の実施により田沢湖が湖として健康な姿を取り戻し、多様な魚類が生息できる湖として再生できるよう、関係機関との連携を強化します。 河川改修事業であります。 玉川河川改修事業は、流量改訂に伴う改修計画の調整と用地買収を実施しております。また、新規事業として入見内川第1期工事や院内川河川改修事業等が着手となります。 仙北市住宅リフォーム推進事業であります。 平成22年度に「仙北市リフォーム促進事業」を創設し、住宅リフォームに係る費用に対し一定の補助金を交付しております。この制度を平成26年度も継続します。また、下水道接続率向上に向け、接続工事費に対しても補助金の交付事業を継続します。 都市計画道路岩瀬北野線整備事業であります。 都市計画道路岩瀬北野線は、主要幹線道路の国道46号及び国道105号と市街地を結ぶ重要路線であります。円滑な交通流動を確保するとともに、周辺住民及び観光客等の利便性の向上、また、市立角館総合病院へのアクセス道として重要な路線と認識をしております。平成26年度も引き続き内川橋付近から横町橋付近の未完成区間487メートルについて、用地買収及び建物等移転補償を進めていきたいと思います。 角館駅東西自由通路整備事業であります。 仙北市総合計画では、「角館駅の利便性の向上と東西市街地の活性化を図るため、東側からのアクセスを検討する」とあります。平成16年度から平成20年度まで、まちづくり交付金事業による角館駅東側の道路及び広場の整備を実施しております。 JR角館駅の利便性の向上や駅前のにぎわいづくり、また、外町への観光客の誘導などで効果が期待できることから、角館駅東西自由通路整備の実施に向け、これまでJR秋田支社と計画を協議してきました。時間がかかりましたが、やっとおおむね双方の認識共有ができたことから、事業の繰り越しをお認めいただく手続を整えた上で基本協定を締結し、その後、基本設計に着手したいと考えております。御理解よろしくお願い申し上げます。 景観計画策定事業であります。 美しい町並みの形成、自然景観の保全、地域の実情に合った調和のとれた景観づくりを推進する景観行政団体に認定されたことから、景観法に基づく景観計画を策定します。 下水道事業であります。 平成20年度に着手した田沢湖中生保内地区、平成22年度に着手をした角館荒屋敷地区は、平成25年度で管渠工事を完了しています。 平成26年度は、前年度に事業認可区域を拡大した菅沢地区の公共下水道整備を進めます。 平成24年度から着手している田沢湖浄化センターの再構築事業は、機能低下した設備の更新、施設の耐震補強工事等が平成26年度で完了する見込みです。今後は施設の適正な機能維持に努めます。 平成25年度末の整備状況の見込みは、認可区域での整備率は81.6%、水洗化率は64.6%であります。水洗化の向上にあたっては、水洗化資金融資あっせん制度、住宅リフォーム促進事業等の活用を図り、さらなる普及促進に努めたいと思います。 集落排水事業であります。 集落排水事業については、加入率の低い地域について水洗化の各種支援制度の活用を図り、引き続き加入促進に努めます。 供用開始から20年以上経過した農業集落排水施設の機能診断調査は、平成25年度で終えます。平成26年度は診断調査結果に基づき、実施設計に取りかかります。また、このほかの施設についても平成26年度に機能診断調査を進め、適正な機能維持に取り組みたいと思います。 合併処理浄化槽事業であります。 公共下水道、集落排水事業等で整備が済んでいる区域以外の生活排水処理については、循環型社会形成推進交付金を活用した市町村設置型、個人設置型の合併処理浄化槽事業を推進します。また、市町村設置型の合併処理浄化槽事業は平成26年度で終了する見込みであります。平成27年度以降は、個人設置型の合併処理浄化槽に切りかえ、普及の促進を図り水環境の保全に努めます。 企業局であります。 水道事業であります。 国庫補助事業で実施している角館町雲然田中・八割地区及び田沢湖神代地区は、継続し事業を展開します。また、未認可区域解消のための中川地区・神代2地区は、水源確定のためボーリング調査を実施します。また、この2地区を含め、水道事業全体の将来構想と経営分析を行った上で今後の事業展開に対応します。 給水人口の減少等により給水収益は減少状況でありますけれども、水道への加入促進と効率的な経営にさらに努めてまいります。 温泉事業であります。 主力源泉のカラ吹き2号源泉修復のための周辺影響調査について、既存源泉所有者からの同意に難航しておりますけれども、昨年12月に同意を得ることができ、ことし1月からモニタリング調査を行っております。モニタリング調査期間は2カ年を要します。その後、2号源泉修復工事の見込みであります。 しかし、このスケジュールで、それまでカラ吹き2号源泉が機能を維持できるかどうか、正直なところ大変不安を感じております。修復工事とは別に、新たな掘削箇所の選定のための調査を並行して検討したいと思います。 企業局の当初予算は、地方公営企業法の一部が平成23年5月に改正され、水道・温泉事業とも平成26年度予算から新会計基準が適用されたことで、平成26年度限りでありますけれどもマイナス予算となっております。御理解をどうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 医療局であります。 常勤医師の招聘対策であります。 新年度の診療体制は、秋田県からの県職員医師について1人ふえて4人の派遣が予定されております。市立角館総合病院では、秋田大学附属病院から外科医師1人の派遣も予定され、また、国立国際医療研究センター病院で院外研修中だった医師1人も、内科専門研修を終了したことから診療業務に携わることになりました。 常勤医師の確保は、関係機関の御理解と御協力はもちろんでありますけれども、病院事業管理者及び医療局を中心とした医師招聘活動が着実に成果を上げていると考えております。 また、田沢湖病院では、地域医療研修として実施している横浜市けいゆう病院からの研修医師派遣事業が、各関係機関の協力で4年目を迎えております。これまで10人を超える研修生が、仙北市の保健福祉分野並びに地域資源等を含めた医療体制の現状を目の当たりにして、将来は地域医療領域に従事してみたいという声も聞かれるようになりました。指導医が少ないことからスタッフの負担は相当なものでありますけれども、将来的な医師確保事業の一環として、今後も先方の期待に添えるよう最大限の努力を継続したいと思います。 病院事業予算の概要であります。 平成26年度は診療報酬の改定が実施されます。公表された改定率は、診療報酬本体・薬価等通常改定分と消費税補填分で0.1%のプラスとなっております。消費税補填分は控除対象外消費税を診療報酬で手当てしているものでありまして、実質的にはマイナス改定であります。今まで以上に厳しい経営環境になることが予想されます。 また、地方公営企業法の改正により公営企業会計基準が大幅に見直されることになり、所定経費引当金、これは賞与引当金・法定福利費引当金・退職給付引当金・貸倒引当金であります、を新たに計上するために、特別損失の過年度損益修正損として計上しなければならず、赤字予算となっております。 田沢湖病院では、消費税率改正はもとより診療報酬改正に伴う薬価の動向や新薬創出加算品等医療制度の抜本的な改革から、医薬分業に踏み切り、院外処方に移行することにしております。病院機能としては、これまでの障害者施設等一般病棟で運営せざるをえないと判断しております。 角館総合病院の建設事業関係では、本体工事の着工に向けた予算を計上しております。医療局に関しては事業費用と累積欠損金の解消に向け、一般会計から一定の支援を予定しております。 第4章であります。おわりであります。 以上、市政運営の基本方針と主要な施策の概要について申し上げました。常に「もう一歩前進・現状突破」という改革の意識を持ち、市民参加による市民のための市政を目指し、職員と力を合わせ、仙北市勢の維持発展に努めます。議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を切にお願い申し上げたいと思います。 本定例会に提出している案件は、報告関係1件、条例関係13件、予算関係37件、そのほか2件、人事関係2件、諮問関係1件の計56件であります。 慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようよろしくお願い申し上げたいと思います。 大変長時間にわたり時間をいただき恐縮でありました。これで終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 13時まで休憩いたします。                             (午前11時41分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後0時59分)--------------------------------------- △教育行政報告及び教育行政方針 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、教育委員会の教育行政報告及び教育行政方針に入ります。熊谷徹教育長。
    ◎教育長(熊谷徹君) 平成26年第1回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告をさせていただきます。 初めに、昨年12月1日から教育委員会委員に異動があり、教育委員長に安部哲男委員、教育委員長職務代理者に河原田修委員が就任し、佐久間健一委員、坂本佐穂委員、そして私熊谷徹が教育長という新しい体制となりました。本来であれば平成25年第7回仙北市議会定例会の教育行政報告でこのことを報告すべき事項にあったにもかかわらず、報告を失念してしまい皆様に多大の御迷惑をおかけしましたことに対し、衷心よりおわび申し上げます。 これまでのたび重なる事故等の事案も鑑み、仙北市職員事故等審査委員会からの審査結果報告も踏まえ、平成25年12月22日の第14回仙北市教育委員会臨時会において協議し、私教育長に対し戒告、教育部長に対し厳重注意の処分を行いました。 この処分は、教育委員会全体の大きな失態であることを真摯に受けとめ、今後、事務処理等における法令の遵守、チェック体制の強化、上司への報告・連絡・相談の徹底等、事務体制全般を包括的に見直すとともに、職員間の円滑な意思疎通により情報の共有化に努め、再びこのようなミスを繰り返すことのないよう、日々緊張感を持って職務の遂行にあたってまいります。まことに申しわけございませんでした。 次に、各課について申し上げます。 教育指導課であります。 仙北市子ども議会開催について。 1月9日に仙北市議会議場において、市内各小・中学校児童・生徒会代表者2人ずつ、計24人が議員となり、仙北市になって初めての仙北市子ども議会を開催いたしました。各校の児童・生徒会から集められた質問を集約し、7人の中学生議員が一般質問に立ちました。「各地域のよさを仙北市のよさとしてPRしてはどうか。」、「仙北市に総合型体育施設をつくれば、市が活性化するはず。」、「名産品を市民がよく知ることが大切。給食で全児童生徒に提供しては。」などの鋭い質問があり、市長や教育長からは「年代層に合ったPR方法を研究したい。」、「体育施設については、知恵を集めて検討していきたい。」、「市の特産物を給食でもっと提供できるよう頑張りたい。」などの答弁があり、真剣な質疑応答が行われました。 市議会議員の皆様を初め、傍聴いただいた方々は約50人となり大盛況でありました。 仙北市の未来を担う子供たちに、行政や市の課題について理解と関心を深めてもらう大変よい機会となりました。 全県中学校スキー大会について。 1月12日から15日まで、たざわ湖スキー場において、第57回全県中学校スキー大会、クロスカントリー・アルペン競技が高等学校総合体育大会スキー競技会と合同で開催されました。生保内中学校3年生の田口星奈選手が女子回転で4位、大回転で6位、同中学校3年生の鈴木雅選手がクロスカントリー女子3キロフリーで3位、桧木内中学校3年生阿部大樹選手がクロスカントリー男子5キロフリーで5位、5キロクラシカルで8位に入賞し、3人が東北大会と全国大会の切符を手にしました。 また、開会式や競技運営等での生保内中学校生徒の活躍に、関係者から賛辞の声がありました。 東北地域食育コンクール受賞について。 中川小学校では、3年前から全校児童による田植え、稲刈りなどの稲作体験活動や「みんなニコニコ米」ブランドとしての宣伝ポスター、チラシづくり、販売体験など、生産から販売までの学習活動に取り組んでおります。この活動内容が評価され、農林水産省東北農政局が主催する「平成25年度東北地域食育コンクール」の農林漁業体験分野において、食育活動表彰審査部会長賞を受賞いたしました。2月19日に仙台市で行われる受賞式に校長が出席いたします。 インフルエンザによる出席停止の状況について。 角館小学校4年竹組が1月22日から1月24日までの3日間、同小学校4年松組と梅組が1月29日から1月31日までの3日間、同小学校5年竹組が2月4日から2月6日までの3日間、インフルエンザの集団発生により学級閉鎖いたしました。 2月17日現在、市立幼稚園、小・中学校において、学年・学級閉鎖はありませんが、インフルエンザによる児童生徒の出席停止が継続して発生しており、2月14日現在、大仙保健所管内ではインフルエンザ流行拡大に関する注意報が発表されております。 今後も手洗いやうがい、マスクの着用など、予防策を徹底するよう各学校に呼びかけてまいります。 生涯学習課であります。 荒木田裕子氏講演会について。 12月24日、仙北市民会館を会場に、仙北市出身のオリンピック招致委員会理事である荒木田裕子氏をお招きし、「スポーツの力、オリンピックの魅力」と題した講演会を開催いたしました。当日は、市民の方々と小・中学生合わせて950人が会場を埋め尽くしました。講演会では、御自身のアスリートとしての経験談やオリンピック招致活動で優れた語学力を駆使して世界を奔走した数々のエピソードなどが紹介されました。特に6年後に開催される2020東京オリンピックでは、現在の小・中学生の皆さんが選手のみならず通訳や補助員、案内人などさまざまな形で参加できるので、それまで努力して自分を磨いてほしいと話され、子供たちは目を輝かせて聞き入っておりました。 自分の将来の夢や生き方を考え、努力の大切さを知る絶好の機会となりました。 仙北市総合美術展について。 2月5日から16日まで、第3回仙北市総合美術展が角館町平福記念美術館で開催されました。127人と1グループから、丹精込めて製作した絵画や書、写真のほか、手芸、工芸品など203点の出展がありました。彫刻やカルトナージュ、厚紙工作であります、など新しい分野の作品もあり、市民の生涯学習の幅の広さを実感することができ、来館者は出品者の力作を熱心に鑑賞していました。また、出展された皆さんが作品について情報交換をするなど交流の輪が広がり、それぞれの技術の向上が図られた有意義な美術展となりました。 公民館であります。 新春書き初め大会について。 1月8日、田沢湖、角館、西木公民館合同による「仙北市新春書き初め大会」が、角館交流センターを会場に開催されました。 さわやかな墨の香りが漂う中、市内の小学生29人、中学生7人、高校生9人の計45人が参加し、「うまどし」や「高い文化」など各学年ごとの課題に取り組み、新年の思いを込めて真剣に筆を運んでおりました。 また、角館南高校書道部による書道パフォーマンスが披露され、大胆な表現手法や一筆にかける思いは会場内を熱くさせてくれました。 作品は、1月9日から30日まで「ワンダーモール角館店」に展示され、訪れた方々に鑑賞していただきました。 学習資料館・イベント交流館であります。 仙北市読書感想文コンクールについて。 学習資料館では、仙北市教育委員会主催、角館図書館後援会後援による第3回仙北市読書感想文コンクールを実施しました。市内小・中学校から146点、高校生及び一般の部に20点の応募がありました。入選作品29点の中から仙北市長賞2点、角館図書館後援会長賞3点、仙北市教育長賞3点を選出し、2月23日に仙北市総合情報センターで表彰式を行います。 市民会館であります。 ロビーコンサートについて。 12月20日に、市民会館の自主事業として毎年開催しているロビーコンサートを開催いたしました。今回は地元のアーティストに御出演いただき、雪が舞う悪天候にもかかわらず約50人の方々が足を運んでくださいました。 また、1月11日と12日には「ストリートダンスフェスティバル」、1月26日には「第30回たざわこ音楽祭」が開催され、多くの方々に市民会館を御利用いただいております。 スポーツ振興課であります。 スポーツ活動状況について。 1月11日から15日まで全県高校総体スキー競技会と全県中学総体スキー競技会のアルペン競技とクロスカントリー競技が、また、1月17日から20日までは県民体育大会冬季大会スキー競技会のアルペン種目が、たざわ湖スキー場と田沢湖スポーツセンターで行われました。いずれの競技会も仙北市では2年ぶりの開催となりました。 2年連続の開催となるJSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会も、2月27日から3月2日まで開催予定で、300人近いスノーボーダーがたざわ湖スキー場で技を競い合います。 また、3月14日から16日まで開催予定の2014フリースタイルスキー秋田・田沢湖モーグル競技会についても、ソチオリンピックに出場した選手が参加されることを期待しながら、開催に向け準備を進めております。 文化財課であります。 重要伝統的建造物群保存地区修理事業について。 補助事業の重要伝統的建造物群保存地区修理事業小田野家主屋改修工事、Ⅰ期工事については、11月15日に工事契約し、3月末の完成を目指しています。 名勝桧木内川堤のサクラについては、ソメイヨシノ花芽食害防止と景観保全を目的として、2月1日から3月1日までの29日間、ウソの有害鳥獣捕獲を角館猟友会に委託しております。 樹木からの落雪による事故が2件発生しており、武家屋敷通り線への車両乗り入れについての注意と、できるだけ岩瀬北野線を利用していただくよう周知しているところでございます。 平福記念美術館であります。 児童生徒県南美術展について。 12月5日から1月29日まで第36回児童生徒県南美術展を開催いたしました。県南地区の小・中学校90校から出品された1,086点の作品を展示いたしました。11月30日の審査会で特賞24点、奨励賞200点、その他862点の入選を決定し、1月26日に特賞受賞者の表彰式を開催し、賞状と記念品を授与いたしました。会期中は家族連れの来館者が多く、2,348人の方々が訪れております。 今後もこの企画展が県南地区児童生徒の美術教育の一環として、豊かな情操教育の一助となるようさらなる充実に努めてまいります。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、引き続き教育行政の基本方針及び主要な施策の概要について申し上げます。 次の教育行政方針をごらんいただきたいと思います。 平成26年第1回仙北市議会定例会の開会にあたり、平成26年度の教育行政方針を申し上げます。 はじめに。 仙北市の学校教育については、学習指導要領の趣旨を生かし、知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」の育成を目指してまいります。 「ふるさとを愛し、豊かな心と健やかな体をもち、確かな学力を身に付けた仙北の子ども」の育成を、幼稚園・小・中学校の共通目標として、園、学校、家庭、地域と一体となって取り組んでまいります。 また、昨年度新設された大曲養護学校せんぼく分教室との連携をさらに強化するとともに、本年度から統合となる新生角館高等学校の新しいスタートに向け、最大限の支援と協力を推し進めてまいります。 生涯学習の推進については、平成25年度から5カ年の社会教育、生涯学習を推進する指針として策定した第2次社会教育中期計画に基づき、市民一人一人が生涯にわたり学習に取り組むことができるよう、学習支援の環境整備に積極的に取り組んでまいります。 スポーツ振興につきましては、FISワールドカップモーグル大会が平成26年度から3年連続で開催される初年度となることから、大会の成功と本市たざわ湖スキー場の世界への発進に向け、万全の体制で準備を進めてまいります。 また、総合型地域スポーツクラブの育成やチャレンジデー、田沢湖マラソンなど各種スポーツイベント等の振興を図るとともに、スポーツ関係団体等の活動を支援し、市民スポーツの向上に努めてまいります。 文化財関係については、貴重な文化遺産や伝統芸能等を後世に残し将来へ引き継ぐため、各種の保存事業や継承事業、地域文化、芸術資源の掘り起こしに取り組み、文化、伝統を基盤とした誇りある市民意識の醸成に努めてまいります。 10月4日に開幕する第29回国民文化祭・あきた2014については、本市の豊かな地域文化を全国に発信する最高の機会と受けとめ、開催する10事業の推進体制の強化、充実を図り、市民とともに来訪者を温かく迎え、さらなる文化的風土の醸成に努めてまいります。 次に、各課について申し上げます。 教育総務課であります。 子供たちが一日の大半を過ごす学校施設は、学習や生活の場であり、豊かな人間性を育む教育環境として重要な施設であります。一方、災害時には緊急避難場所など、地域の防災拠点としての役割も担っております。このことから子供たちが快適に過ごすことができる学習環境の提供と、災害時の利用も考慮した各施設の諸工事や維持修繕事業等を、必要性や緊急性を勘案しながら計画的に進めてまいります。 また、遠距離通学児童生徒の利便性と安全安心を確保するため、引き続きスクールバスの定期的運行を実施してまいります。 田沢湖地区の教育職員住宅については、建築後30数年が経過し、老朽化が著しく使用に耐えない状況にあることから解体撤去し、西木地区の教育職員住宅については、普通財産への所管がえを行い売却等を予定しております。 教育指導課であります。 学校教育の充実。 児童生徒の命を守る防災・安全教育の充実に引き続き取り組むとともに、いじめ・不登校対策、体罰の絶無、学力向上に重点的に取り組み、学校教育の一層の充実に努めてまいります。 特に、いじめ・不登校問題、ネットトラブル等の情報モラルを含む生徒指導上の諸問題については、仙北市いじめ防止等のための基本方針の策定を初め、その体制整備を図ってまいります。児童生徒の心の悩みや不安に対し、学校体制での未然防止、早期発見・早期対応に努め、子供や保護者、市民からの相談に応じる体制強化など、その予防や解決のために関係機関と連携し、教育委員会の最重要課題として取り組んでまいります。 また、学力向上につきましては、4月に実施される全国学力・学習状況調査、12月に実施される県の学習状況調査を活用し、市内小・中学校の課題を明確にするとともに、その解決のため北浦教育文化研究所を中心に各学校への指導と支援を一層充実させてまいります。 さらに、教育用コンピューターの更新並びに教材整備を計画的に進め、各校の授業改善を支援してまいります。 新入学児童生徒数と複式学級等について。 平成26年度の小・中学校の新入学児童生徒数については、小学校184人、前年児童数237人、中学校225人、前年生徒数203人が予定されており、昨年度と比較して小学校が53人減少し、中学校が22人増加しております。 市立幼稚園については、3園で47人、前年度園児数46人となっております。少子化の影響で園児の確保が大きな課題でありますが、市内保育園との連携を深め、今後も魅力ある園経営を実施し、園児の確保と就学前教育の充実に努めてまいります。また、平成27年4月に本格施行を予定している国の「子ども・子育て支援新制度」に向けて、子育て支援関係部署と連携し、その準備を進めてまいります。 中川小学校と白岩小学校では、平成26年度においても複式学級が発生する予定であります。その対象学年については、平成25年度と同様に市費負担による非常勤講師を配置し、複式授業の解消を図ることとしておりますが、前年度に引き続き、県教育委員会から県費負担教職員及び講師を配置していただくよう強く要望してまいります。 北浦教育文化研究所であります。 県教育庁南教育事務所並びに仙北出張所の指導主事と連携しながら、市内小・中学校の学校訪問を実施し、授業参観、授業研究会の指導助言のほか、市内研修会を開催し、児童生徒の学力向上に向けた授業改善、教職員の資質向上に努めてまいります。 なお、不登校適応指導教室、さくら教室であります、の指導員を中心として、不登校児童生徒への対応や対策、相談活動の充実、あわせて市民や児童生徒、保護者からのいじめ事案等の相談体制も充実させてまいります。 また、小学校外国語活動の授業の充実のため、小学校外国語指導助手の配置を継続し、児童生徒の国際理解と外国語への意欲、関心を高める授業を推進してまいります。 なお、各学校の特色ある行事・教育活動を財政的に支援するキャリア・ふるさと教育推進事業の継続と、ふるさと学習実施資料として、本市の自然・歴史・文化・産業等をまとめた「ふるさと仙北学」、仮称であります、を発刊し、ふるさと教育を一層推進してまいります。 さらに、毎月発行している教育委員会だよりを引き続き発行し、市内幼稚園、小・中学校、公民館等の特色ある取り組みを中心に広く市民に広報周知してまいります。 学校給食センターであります。 学校給食は、学校給食法に基づいた学校教育の一環として位置づけ、児童生徒の偏食の矯正、食事マナー、食文化等に関する知識の向上を図り、心身の健全な発達を図ることを目的に、学校及び家庭との連携を密にしながら実施してまいります。 主食の米飯給食は全て仙北市産のあきたこまちを提供しておりますが、副食材料についても地場産物や郷土料理などを取り入れ、児童生徒が郷土の自然や文化を大切にする心を育むよう「地域と結ぶ学校給食」の推進に努めます。 また、年間5回の季節行事給食や小・中学校の最高学年を対象にバイキング給食を実施し、思い出に残る学校給食を提供してまいります。 児童生徒のアレルギー対応を含め、施設及び設備の整備と衛生管理に万全を尽くし、安心して食べられる学校給食の提供に努めてまいります。 次に、生涯学習課であります。 国道105号のフラワーロード花壇は、設置から22年が経過し、今では西木地区の風物詩の一つになっています。苗の一斉植栽時の参加者が減少傾向にありますが、地域からは継続を望む声が多く、例年より1カ月早い6月上旬の植栽を目指してまいります。 平成26年度の花いっぱい運動については、国民文化祭などを視野に入れた植栽を実施するとともに、新たに「花のある街コンクール」や「花の市」を開催し、花を生かした豊かで潤いのあるまちづくり事業に取り組んでまいります。 また、近年インターネットや携帯電話の普及に伴い、子供の活字離れが進んでいることから、「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づく「子ども読書活動推進計画」を策定し、子供はもちろんのこと、市民のライフステージや状況に応じて読書に親しむ環境づくりを進めてまいります。 公民館であります。 公民館事業は、市民の学習意欲に応えられる環境と体制づくりが不可欠であることから、これまで各公民館がそれぞれ開催している講座等の情報の一元化により、地域の垣根を越えたバランスの取れた学習支援が可能となり、講座参加者の交流も活発になってきております。 平成26年度は、こうした状況を踏まえ「誰でも、どこでも、受講・参加」を基本に利便性を高め、受講者が多い人気講座を継続しつつ、市民の意見や要望を収集して時代の流れを反映させながら、より興味を持ってもらえる講座を積極的に展開し、全公民館が相互の協力体制を取り合いながら、全市民の学習意欲の向上を支援してまいります。 また、「中央公民館構想」につきましては、現在の各公民館の主体的な事業を尊重しつつ、将来の公民館の一本化、公民館活動の一体化に向けて、さまざまな観点から検討してまいります。 学習資料館・イベント交流館であります。 学習資料館では、平成25年度に引き続き図書館支援員を市内小・中学校12校に定期的に派遣し、図書のデータ入力や図書の発注、書架整理など学校図書館の環境整備を実施してまいります。 また、今後とも学校図書の蔵書冊数の増加に努め、子ども読書活動の推進を図るとともに、多くの市民が利用する学習資料館活動の充実を図ってまいります。 新潮社記念文学館では、第29回国民文化祭事業として10月4日から11月3日の期間において、秋田県出身または秋田県にゆかりのある作家を紹介する企画展「秋田の文学について知ろう」展を開催し、全国に秋田の文学の豊かさを発信してまいります。 市民会館であります。 市で唯一の大規模ホールである市民会館は、今年度開催される第29回国民文化祭・あきた2014の事業のうち、3つの事業会場となります。施設を訪れる全ての方々が快適に利用いただけるよう、安全で適切な管理に努めてまいります。 毎年好評を得ている自衛隊音楽隊のコンサートやロビーコンサートなど、さまざまなジャンルの自主事業を積極的に開催してまいります。 また、行政における施設管理のスリム化や効率化が求められていることから、柔軟で効果的な施設運営を図るため、指定管理者制度の導入等も視野に入れ、会館施設の管理体制の方向を検討してまいります。 田沢湖図書館であります。 田沢湖図書館は、昨年度、外壁の改修と屋根の防水工事、内装の一部改修を行いました。今後も施設の適切な維持管理を行い、来館される方々が安全で快適に利用できるよう努めてまいります。 また、本の貸し出しにとどまらず、多様な講座や朗読コンサートなど、図書館の枠にとらわれないさまざまな事業を企画し、魅力ある図書館運営に努めてまいります。 特に子ども読書活動の推進を図るとともに、より読書へ興味を持っていただくため、図書館の業務を体験するイベント等も企画してまいります。 次に、スポーツ振興課であります。 FISワールドカップモーグル大会、仮称であります 秋田県とともに開催を計画しているFISワールドカップモーグル大会については、現在、秋田県・仙北市・秋田県スキー連盟・田沢湖高原リフト株式会社・田沢湖角館観光連盟で組織する、FISワールドカップモーグル大会開催準備委員会において準備が進められております。5月に開催される世界スキー連盟の総会において、日程等を含めてたざわ湖スキー場に決定される見込みであります。今後、組織されるワールドカップ組織委員会により経費が確定した後、関係機関と連携の上、全市を挙げてワールドカップの成功に向け取り組んでまいります。 総合型地域スポーツクラブについて。 神代地区の総合型スポーツクラブは、2年目を迎え平成26年度末には自立したクラブ組織となることを目指しています。また、桧木内てくてく倶楽部は、4年目を迎え引き続きクラブ運営を担うマネージャーを雇用し、事業の展開を図ることとしており、必要な支援を続けてまいります。 チャレンジデーについて。 平成26年度のチャレンジデーは、5月28日に開催される予定で、仙北市としては4回目の挑戦となります。開催当日に、無料開放する体育館にスポーツ推進委員を派遣し、仙北市体育協会や総合型地域スポーツクラブ、地域運営体等からの御協力をいただいて市民の皆さんへ利用を呼びかけ、参加者の増加を図るとともに、日ごろからの継続的な運動の普及に向けた取り組みを推進してまいります。 田沢湖マラソンについて。 9月21日に開催を予定している田沢湖マラソンは、昨年初めて6,000人を超える参加申し込みをいただき、ことしも参加者の増加が予想されます。このため、生保内地区の駐車場を整備し、シャトルバスでの輸送システムを検討してランナーの皆様をお迎えいたします。 また、参加者がふえることに伴い、事業費の増加も必要なことから、仙北市の負担や種目別の参加料の見直しを図りながらランナーへのよりよいサービスの提供に努めてまいります。 各種スポーツ活動の推進について。 本年度も引き続き、仙北市体育協会や仙北市スポーツ少年団を初め、9月の第4日曜日に開催予定の秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン大会、3月上旬の田沢湖クロスカントリースキー大会などへ支援することとしております。平成24年度から2カ年開催される日本スノーボード協会主催の全日本スノーボードテクニカル選手権大会が、平成26年度もたざわ湖スキー場で開催される見込みとなり、今後もこうした大会の誘致に努めてまいります。 文化財課であります。 平成26年度国庫補助事業の重要伝統的建造物群保存地区保存事業は、昨年度に引き続き小田野家主屋改修工事、Ⅱ期工事を実施いたします。主に建具工事、塗装工事などを中心とした建築工事を完了させ、公開事業につなげてまいります。 重要伝統的建造物群保存地区防災施設整備事業については、防災施設設置から25年以上が経過し、老朽化への対応が求められております。このため、昨年度完成した重要伝統的建造物群保存地区防災施設設置基本調査に基づき、歴史的町並みと武家屋敷の木造建造物、環境物件である景観樹木などを火災や地震等から守る対策や、地区住民、観光客の避難対策などの策定と施設整備の実施設計を行います。 また、角館町伝統的建造物群保存地区の防災訓練については、貴重な文化遺産を守るため、これまで秋の全国火災予防運動に先立ち11月最初の日曜日に行ってまいりました。しかし、武家屋敷周辺の観光シーズンとも重なることから、開催時期や実施方法などについて地域住民や関係者等と協議するとともに、観光客や関係者への事前周知についてもホームページや広報等の活用を検討してまいります。 秋田藩角館郷校「弘道書院」復元については、昨年度の試験堀りや検討委員会の意見などを踏まえ、伝承館前広場の一画の手堀りを含めた試験堀りを再度行い、井戸・礎石等の位置を調査いたします。 仙北市の花「サクラ」については、引き続き名勝指定の桧木内川堤、田沢湖高原高野地区の整枝作業と西木町かたまえ山森林公園の施肥作業等に取り組みます。 また、地域の歴史や文化の掘り起こし、保存、継承の重要性が叫ばれる昨今、まだ余り知られていない歴史、文化、芸術資源の掘り起こしや復活再生等を目指して、市の地域文化にかかわる基礎資料の作成に着手いたします。 角館町平福記念美術館であります。 平福記念美術館では、平成26年度もさまざまな企画展を計画しております。4月に仙北市出身の歌手、藤あや子さんの絵画と陶芸作品の展示会を、4月下旬から5月にかけては、大正期の画家であり、現在も全国的に人気の高い「竹久夢二」の展示会を予定しております。7月には、株式会社秋田放送との共催で「風立ちぬ原画展」、仮称でございます、を開催する予定であります。また、平成26年が平福穂庵の生誕170年という節目の年であることから、記念展を8月に開催する予定であります。 第29回国民文化祭・あきた2014の事業として、「江戸に花開いた秋田の文化」と題した秋田蘭画を中心とした展示会を開催し、秋田蘭画の故地である角館の歴史と文化的魅力を広く全国の方々に知っていただく機会にしたいと考えております。 今後ともより多くの皆様から気軽に芸術作品を鑑賞していただけるよう、創意工夫に努めてまいります。 国民文化祭推進室であります。 10月4日から11月3日まで、第29回国民文化祭・あきた2014が「発見×創造もうひとつの秋田」をテーマに開催されます。 平成24年8月に仙北市実行委員会を設立し、これまで仙北市主催事業の検討、協議を経て、昨年4月から教育委員会内に国民文化祭推進室を設置し、国民文化祭のPR等に努めてまいりました。 事業内容は、東北の青少年や東日本大震災被災地の民俗芸能団体の芸能発表、飾山囃子と仙北地方のささらの大競演会を行う「民俗芸能の祭典」、角館の町なかを美術館に見立てた歴史と文化に触れるアート展示の「アートdeまちあるき」、江戸時代に花開いた秋田蘭画や佐竹北家にまつわる展覧会、講演等が開催される「江戸に花開いた秋田の文化」、全国の大正琴愛好者1,500人が集い、2日間に及ぶ共演を行う「大正琴の祭典」など、10の事業別に20を超えるイベントとなっております。 秋の本番に向けて、より具体的な情報のPRや看板、のぼり等の設置、来訪者を温かく迎える体制づくり等、機運の盛り上げを図ってまいります。 本市の豊かな地域文化を全国に発信する最高の機会と受けとめ、市民一丸となって成功に向けて取り組んでまいりたいと思います。 以上、平成26年度の教育行政の基本方針及び主要な施策の概要について申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政方針とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって、市長による市政報告及び施政方針並びに教育長による教育行政報告及び教育行政方針を終わります。 議会動静報告、監査委員の報告については、別に配付のとおりであります。 追加日程の協議のため議会運営委員会を開きますので、暫時休憩をいたします。                              (午後1時36分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時03分)--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) おはようございます。 本会議において議長から要請がありました議会運営委員会を、先ほど第4・5会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名であります。佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員としと出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員、平岡議員が出席しております。書記には三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、議事日程の追加について慎重に協議した結果、市立角館総合病院建設に関する調査特別委員会の報告についてと、継続審査となっております議案第143号 仙北市田沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて及び議案第145号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての議案2件、計3件を本日の議事日程に追加することに決定いたしました。 なお、議案第145号については修正可決という総務文教委員会の審査結果にありますが、これは議案第145号の施行月日が本年1月1日とされているため、原案のままの議決ではそごが生じるため、施行月日を議決後の翌月1日にする必要があるためであります。よって、減給する期間も合わせて修正をし、総務文教委員会では修正可決されたものでありますので、念のため申し添えます。 また、採決順でありますが、昨年の田沢湖地区議員からの申し入れを考慮し、議案第145号を先に先議していただくことをお願い申し上げ、それから、議長から総務文教常任委員会の要請には議会決議で応えたい旨の発言があり、その決議の内容等については議長に一任することに全会一致で決定いたしました。議長には、よろしくお取り計らいくださいますよう重ねてお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。ただいま議会運営委員長報告のとおり、市立角館総合病院建設に関する調査特別委員会の報告についてと、継続審査となっております議案第143号及び議案第145号の議案2件の計3件を本日の日程に追加し、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長報告のとおり、報告1件と議案2件の3件を本日の日程に追加し、日程の順序を変更し、追加案件3件を先に審議をいたします。---------------------------------------市立角館総合病院建設に関する調査特別委員会の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第1、市立角館総合病院建設に関する調査特別委員会の報告についてを議題といたします。 市立角館総合病院建設に関する調査特別委員長の報告を求めます。10番。 ◆10番(小田嶋忠君) それでは、病院特別委員会の委員長報告をさせていただきます。 平成23年11月30日に、平成27年秋を開業目標とされている市立角館総合病院の移転建設に特化した議論が必要として、本特別委員会が設置されました。 移転される新しい病院は、落合公園付近に建設され、病床数は170床を予定されています。 基本設計では、全3階建ての1階に外来を、2階に全病棟が集約されるという特徴的な病院となる予定です。 患者の待ち時間短縮を図るため、準備が整い次第としながらも電子カルテの導入が予定されています。 他方、移転建設後の病院経営において懸念される点も多く指摘され、本特別委員会として提起事項としてまとめています。 大きな1つとして、医療体制についてです。 仙北市の医療体制については、医療局を設置した初期の目的である「市立病院と診療所の経営を医療局の傘下に置き、医療局主導による仙北市の医療体系の確立」に向けた機能が全く果たされていない。しかし、地域医療として救急体制は、どうしても維持し続けなければならない。 全国的にも自治体病院の経営は厳しい局面を呈しているが、地域医療を守り抜くために以下の事項について提起する。 1つ、常勤医の確保対策を強化すること。2つ、現在の医療体制を見直し、組織として市立角館総合病院内に医療管理者を置き、統括させ、管理者主導の医療体系を構築すること。3つ目として、医師を含めた全ての医療スタッフは、患者へのきめ細かな優しい対応を徹底することにより、市民に誇れる病院を目指すこと。4つ目、著しい人口減少の激化に伴い、両病院の経営方針について抜本的な見直しを図ること。 大きい2つ目として、市立角館総合病院についてです。 1つ目として、建築工事に際しては、地元業者が建築工事に参入できるように、工事入札にあたっては指名業者を大曲・仙北地区を範囲として、下請方式ではなくJV方式により、地元業者の参入を促進すること。2つ目、敷地内の除雪方式として、融雪方式を検討すること。3つ目として、設備全般においてメンテナンス費用を考慮し、経費節減に努めること。4つ目として、移転建設後の土地財産の有効活用計画を早期に確立すること。 大きい3つ目として、市立田沢湖病院についてです。 1つ目として、救急再開に向け最大限の努力をすること。2つ目、当面、田沢湖病院は慢性期の療養型病院を基本とし、障害者等一般病棟の見直しを図ること。3つ目、玉川温泉を利用している患者を取り組む工夫により経営改善を図ること。 これまでに、先進病院の視察研修を含め17回の委員会を開催してきました。当局に対しては非常に厳しい指摘もしてきましたが、可能な範囲で基本設計に取り入れていただいたことは評価する一方で、利用者の利便性の追及においては医師不足と財政難という大きな壁に阻まれた感もありました。 昨今の自治体病院が抱える課題は、医師不足を初め、一層進展する医業の機能分化等々、山積しています。加えて、人口減少と高齢化の急速な進行が、自治体病院の経営にさらに追い討ちをかけることになります。 しかし、地域医療を支えることは自治体の使命であり、とりわけ市内の救急体制の確保は命題であります。市立角館総合病院の移転建設を契機として、より市民に信頼される医療体制が充実されることを願い、本特別委員会の報告にかえさせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの特別委員長の報告に対する質疑はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これをもって質疑を終わります。 以上で、市立角館総合病院建設に関する調査特別委員長の報告を終わります。--------------------------------------- △議案第145号及び議案第143号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第2、追加日程第3、議案第145号及び143号を議題といたします。 総務文教常任委員長の報告を求めます。19番、高久昭二君。 ◆19番(高久昭二君) 続きまして、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。 平成25年12月24日総務文教常任委員会に付託になり、同日継続審査となっている平成25年議案第143号及び議案第145号につきまして、平成26年1月8日午前10時から、また、同月1月14日午後1時半から仙北市役所田沢湖庁舎第1会議室において、同年2月14日午後1時から第4・5会議室において、3日間委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 出席委員は3日間とも、田口寿宜副委員長、狐崎捷琅委員、小田嶋忠委員、小林幸悦委員、伊藤邦彦委員、真崎寿浩委員、佐藤峯夫委員、私高久の8名全員であります。説明のため参与として出席を求めたものは、高橋総務部長、運藤総務課長、千葉田沢出張所長であります。会議の書記には、議会事務局の三浦参事、高階係長を任命いたしました。 それでは御報告いたします 平成25年提案の議案第143号 仙北市田沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについて及び議案第145号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての2議案については、田沢湖地区議員から、このたびの事態に陥った原因究明、再発防止策等を講じた後に、改めて人事案件を提案すべきとして議長宛てに文書要請された経緯があり、本委員会へ付託されたものであります。いわゆる提案順の妥当性が問われているものであります。 本委員会では、今回の事態の原因等、再発防止策、報酬返納の会計処理及び全員協議会で指摘された本人からの就任同意書について当局へ資料を要求し、これらの資料提示を受けて慎重に審査を行いました。 原因等については、業務対応(参議院選挙、企業等誘致推進室、先達地区監視・復旧センター、避難所、災害ボランティア窓口、種苗交換会)に追われ失念してしまった、あくまでも事務処理上の失念のため、委員の任期切れの状態を一刻も早く解消したいとの判断から、直近の12月定例会へ提案をしたという説明であります。 また、行政不信を招いた責任は重いとして、総務課長、田沢出張所長に訓告、総務部長に厳重注意の処分を行い、市長と副市長とも減給するための条例改正案が提出されたものであります。 御本人の田沢財産区管理委員への就任については、口頭で確認されていたが、議会の指摘により改めて同意書をとっていることを確認しました。 再発防止については、年度当初に、各委員等の任期について、総務課と担当部局との連携を密にした事務管理に努めること、財産区の事務を各地域センターへ移管する機構改革を検討していることとの説明であります。 審査の結果は、議案第143号については賛成多数により同意すべきものと決定いたしました。 議案第145号の審査の過程では、原案の施行日が平成26年1月1日となっていることから、小田嶋委員より施行日を3月1日とし、それに伴う減給期間を修正する内容の修正案が提出されました。修正内容を含めて慎重審査した結果、賛成多数により修正可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程で、議長に対し次の2点につき要請することを、本委員会として確認しております。 ①今回の一連の事態について、議長から市長に対して、しかるべき措置をとること。 ②本会議での審議順は、田沢湖地区議員からの申し入れを考慮し、議案第145号を先に審議していただくこと。 以上の2点について、議長にはよろしくお取り計らいくださるようお願い申し上げ、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 これをもって総務文教常任委員長の報告を終わります。 先ほど議会運営委員長から報告がありました、ただいま総務文教常任委員長からもさらに要請がありまして、議案第145号と143号を逆に進めてまいります。よって、日程第2が議案第145号、日程第3が143号となりますので、御了承のほど願います。 これより討論を行います。 追加日程第3、議案第143号 仙北市田沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについての討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 追加日程第2、議案第145号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての討論を行います。 初めに、修正案に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 次に、原案に対する討論を行いますが、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第145号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案については、総務文教常任委員長報告のとおり修正案が提出されております。したがって、初めに総務文教常任委員会の修正案について採決を行います。 この採決は起立によって行います。本案に対する委員長報告は修正案を可とするものです。したがって、本修正案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立全員であります。よって、本修正案は、ただいま委員長報告のとおり可決されました。 次に、ただいま議決した部分を除く原案の部分について採決いたします。いいですか。修正案以外の部分についてということです。よろしいですね。 お諮りいたします。修正議決した部分を除く原案についての委員長の報告は原案を可とするものです。委員長報告のとおり修正議決した部分を除く原案について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 以上で追加日程の審議を終わります。 総務文教常任委員長から要請がありました市長に対する議会としてのけじめ、この問題については、先ほど報告がありましたように私は議会の議決をもって決議を市長に問いたいと思っております。よって、ただいまその決議文の原案を私がつくりましたので、事務局長より朗読をいたさせます。 ◎議会事務局長(太田和彦君) 市長の統括責任の徹底を求める決議。 田沢財産区管理委員の任期の失念及び、たび重なる議案の誤りについては、市長の統括責任者としての注意力の欠如と指摘せざるを得ない。市長は、いま一度、みずからの姿勢を正し、地方自治法第147条及び第148条にのっとり、部下職員の指導監督の強化徹底に努めなければならない。 よって、本市議会は、統括責任者としての市長に対し、以下の徹底を強く求める。 1つ、地方公務員に定める職務に専念する義務の徹底。 2つ、管理職員による管理監督の徹底。 3つ、業務遂行にあたり、二重三重の確認体制の徹底。 以上、決議する。 平成26年2月18日。 仙北市議会。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま議会事務局長が……17番。 ◆17番(田口喜義君) ただいま議会事務局長が朗読したわけですけれども、重要なことですので、その文書を配付を願いたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 配付しておりませんか。議員の皆さんには。大変失礼をいたしました。 暫時休憩いたします。                              (午後2時25分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時28分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの決議文、議会事務局長朗読をいたしましたが、これに承認することに賛成の諸君の拍手をお願いいたします。          (賛成者拍手) ○議長(佐藤峯夫君) 拍手多数であります。よって、そのように市長に後日、手渡ししたいと思います。 次に、日程第3、議案第143号 仙北市田沢財産区管理委員選任につき同意を求めることについてを採決いたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 以上をもって追加日程の審議を終わります。改めて審議を終わります。 暫時休憩いたします。                              (午後2時30分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時30分)--------------------------------------- △報告第1号の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第4、報告第1号 専決処分の報告についての報告の時間といたします。 報告第1号について、金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) 報告第1号の専決処分の報告について、御説明申し上げます。 地方自治法第108条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき御報告申し上げます。 議案書の6ページ及び7ページになります。 この専決処分は、専決処分第20号として平成25年12月18日に行ったものでございます。事故の日時及び場所等につきましては、平成25年10月25日午後4時30分ごろでございます。田沢湖生保内字八木沢地内付近において普通乗用車が走行中、市道舗装面の欠損部に右前輪を落輪させ、タイヤがパンクするとともに、その衝撃によりホイルシャフトが破損したものです。当時廃棄物の搬入が多く、舗装の破損部分が多く発生していたことは認識していましたが、舗装の補修に時間がかかってしまったことが原因となったものです。 和解及び損害賠償の相手方はでございますが、仙北市角館町小勝田字中川原80の28、所有者橋本一樹氏でございます。 和解に至る経過と内容でございますけれども、仙北市は、事故発生後、相手方と損害賠償について交渉した結果、仙北市は相手方に対し、本件事故の損害賠償金として3万8,477円を支払うというものでございます。 舗装欠損の認識があったにもかかわらず補修をしていなかった市の道路維持管理に瑕疵があったものの、運転者にも注意義務があり危険を予見する必要があったとのことで、双方折半となっております。今後一層の道路維持管理業務を徹底してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、報告申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △議案第1号~議案第52号の上程、説明 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第5、議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第56、議案第52号 市道の認定についてまでの各案を一括して議題といたします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第1号から議案第5号まで、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第1号について御説明申し上げます。 議案つづりの8ページをお開き願います。 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正の条文につきましては9ページから24ページに記載してございますけれども、別途説明資料を配付させていただいておりますので、そちらの資料で改正の理由や内容を御説明申し上げます。 消費税の税率の引き上げに伴う使用料、利用料金等の改定の考え方につきましては、消費税は消費者が最終的な負担者となる関接税でございますが、総務省からも適正な転嫁を講じるよう指導助言をいたたいておりますことなどから、消費税の課税対象となります各種利用料金などにつきまして所要の条例改正をお願いするものでございます。 使用料や利用料については、現行の税込み表示を基本として、現行の料金が現在の消費税率5%を含んでいることを前提に料金から現行消費税分を控除し、控除後の額に新税率の8%を乗じ、10円未満を切り捨てる計算式で転嫁後の使用料や利用料として算定しているものでございます。 なお、他の法令等により別途指示されているものにつきましては、その指示に従うものでございます。 議案第1号につきましては、議案つづりの9ページの最初、仙北市田沢交流センター条例の一部改正から、23ページの仙北市旧石黒(恵)家条例の一部改正まで18件の条例の一部改正をまとめて御提案させていただくものでございます。 なお、この条例は、平成26年4月1日からの施行を予定しているものでございます。 続きまして、議案第2号について御説明申し上げます。 議案つづりの25ページをお開き願います。 市民生活部及び福祉保健部に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正の条文につきましては26ページから33ページに記載しておりますが、改正の理由や内容につきましては、先ほど申しました議案第1号と同様のものでございますので説明を割愛させていただきます。 議案第2号につきましては、議案つづり26ページの仙北市多世代交流施設使用料条例の一部改正より、31ページからの仙北市国民健康保険診療所条例の一部改正まで8件の条例の一部改正をまとめて御提案させていただくものでございます。 この条例の施行期日につきましても、平成26年4月1日からの施行を予定しておるものでございます。 続きまして、議案第3号について御説明申し上げます。 議案つづりの34ページをお開きいただきます。 観光商工部、農林部、建設部及び企業局に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正の条文につきましては35ページから66ページまで記載しておりますが、改正の理由や内容につきましては、議案第1号と同様のものでございますので説明を割愛させていただきます。 この議案第3号につきましては、議案つづり35ページの仙北市簡易水道事業給水条例の一部改正より、61ページからの仙北市水道事業給水条例の一部改正まで27件の条例の一部改正をまとめて御提案させていただくものでございます。 なお、この条例も平成26年4月1日から施行するものでございます。 また、簡易水道、小規模水道及び水道事業給水条例につきましては、5月に検針する水量に係る料金から適用するものでございます。 以上で議案第1号、第2号及び第3号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第4号について御説明申し上げます。 議案つづりの67ページをお開き願います。 仙北市行政組織条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正の理由は、先ほど市長の報告等の中にもございましたけれども、昨年の8月の土石流災害の教訓の生かし、消防防災などの担当部署を災害対策本部が設置される田沢湖庁舎の総務部に移管して危機管理体制の一元化を図ることで、機動力の向上など執行体制の充実強化を図ることを目指すものでございます。 条例改正の内容につきましては68ページに記載してございますが、各部の事務分掌を定める第2条におきまして、市民生活部の項にあります「消防、防災」を削り、総務部の項に新たに「消防及び防災に関すること。」を加える内容でございます。 本条例制定後の新年度より、総務部内に新たに総合防災課の設置を予定しているものでございます。 この条例の施行日につきましても平成26年4月1日を予定しているものでございます。 以上で議案第4号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第5号について御説明申し上げます。 議案つづりの69ページをお開き願います。 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正の理由といたしまして、平成25年5月31日に公布された成年被後見人の選挙権の回復等のための公職選挙法等の一部を改正する法律において、指定病院等の不在者投票管理者に対して、市町村の選挙管理委員会が選定した者を立ち会わせる等による不在者投票事務の公正実施確保について努力義務規定が設けられたことに伴い、当該立会人が執務した場合の報酬の額を本条例に規定する必要が生じたためでございます。もう1点は、仙北市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部改正を本定例会に上程してございますが、その中で委員会の名称改正されることに伴い、名称変更の必要が生じたためによるものでございます。 条例改正の内容につきましては70ページと71ページに記載してございますけれども、71ページの上段、公職選挙法施行令第55条第2項及び第4項第2号に規定する施設の不在者投票における選挙管理委員会が選定した立会人については、日額1万700円を新たに加えます。また、「障害程度区分認定審査会の委員」を「障害支援区分認定審査会の委員」に名称を改めるものでございます。 この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。 以上で議案第5号の提案理由の説明を終わります。 以上、慎重審議いただきまして御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、議案第6号について、羽川市民生活部長。 ◎市民生活部長(羽川茂幸君) 議案第6号について提案理由を説明いたします。 議案つづりの72ページでございます。 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市基金条例の一部を改正する条例の別紙のとおり制定するものでございます。 73ページをお開きいただきたいと思います。基金条例の一部を改正する内容でございます。 今回の改正は2点でございます。1点目は、施政方針等で述べられておりますけれども、基金条例の設置でございます。第3条第1項の積み立て基金に仙北市田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路(市道)及び施設整備基金を加えるものでございます。設置の目的は、岩手県災害廃棄物受け入れに伴う事業収入を田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路(市道)及び施設の整備等に要する経費に充てるため、基金を設置するものでございます。一般会計補正予算で説明をいただきますが、積み立て額は災害廃棄物受入受託事業収入から事務費等諸経費分を控除した1億円を予定しています。充当事業としては、条例の第8条に規定するとおり、田沢湖一般廃棄物最終処分場までの市道の改良及び補修並びに施設整備の財源に充てるものです。事業期間としては、平成26年度から5年間を想定しています。 2点目は、基金の廃止でございます。第3条第2項の運用基金より、仙北市国民健康保険出産費資金貸付基金を削除するものでございます。廃止する理由は、出産育児一時金については医療機関等への直接支払い制度が開始されたことに伴い、世帯主が一時的に多額の現金を医療機関等の窓口において支払うための資金を貸し付ける必要がなくなり、出産費資金の貸付制度自体の意義がなくなったこと、また、これまで実績もないことからこの基金の廃止をお願いするものでございます。 なお、この基金100万円につきましては、国民健康保険特別会計の補正予算で説明いたしますが、国保特別会計財政調整基金に積み立て、今後、医療給付や保健事業の財源に活用する予定にしています。 施行期日につきましては、附則に規定しておりますけれども平成26年4月1日から施行するものでございます。ただし、仙北市田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路(市道)及び施設整備基金につきましては、公布の日から施行するものでございます。 以上で提案説明を終わります。よろしく御審議をお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第7号について、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第7号の説明に入ります前に、先ほど私が説明申し上げました議案第2号の説明の中で一部抜けている部分がございましたので、大変失礼でございますけれども足させていただきたいと思います。 議案第2号につきましては、議案つづり26ページの仙北市多世代交流施設使用料条例の一部改正から、31ページの仙北市国民健康保険診療所条例の一部改正までの8件というふうに説明申し上げましたけれども、この26ページの仙北市多世代交流施設使用料条例の一部改正の前に仙北市高齢者共同生活支援事業使用料条例の一部改正もございましたので、この部分も合わせて8件でございましたので、その部分ひとつ足していただきますよう御訂正をお願いいたします。訂正がありまして失礼いたしました。 続きまして、議案第7号の提案理由の説明をさせていただきます。 議案つづりの74ページをお開き願います。 仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正の理由は、地方税法の一部改正に伴い、市税等の延滞金の利率引き下げを行いましたが、税外収入の延滞金についても市税等の延滞金と同率にすることが適当であるとのことから所要の改正を行うものでございます。 条例改正の内容につきましては75ページに記載してございますが、この内容をかいつまんで御説明申し上げますと、納期限後1カ月以内の場合ですと従来の延滞利率は7.3%でございましたが、現在は実質2.9%になるという部分。それから、納期限1カ月を超えた場合は14.6%でございましたが、現在は実質9.2%になるという内容のものでございます。 この条例は、平成26年4月1日から施行をお願いするものでございます。 以上で議案第7号の提案理由の説明を終わります。御審議いただきまして御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第8号について、高藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(高藤久晴君) 議案第8号について御説明申し上げます。 議案つづりの76ページをお開き願いたいと思います。 議案第8号 仙北市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について、別紙のとおり制定をお願いするものでございます。 次のページをお開きいただきたいと思います。 今回の改正の内容でありますけれども、本条例の審査会の名称を「障害程度区分」から「障害支援区分」へ変更するものでございます。障害者総合支援法は平成25年度から2段階施行となっており、平成26年度からの施行内容に「障害程度区分」から「障害支援区分」への変更も含まれており、本条例において法の規定に基づき名称を変更するものでございます。 今まで、障害程度区分では当該障害者等の心身の状態を総合的に示すものでしたけれども、障害支援区分では、障害者の障害の多様な特性、その他心身の状態に応じて必要とされている標準的な支援の度合いを総合的に示すものとして、知的障害者や精神障害者の特性を反映するような適切な配慮等を支援していくものとなってございます。 附則でございますが、施行日は平成26年4月1日とするものでございます。 以上、簡単ではございますが説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 15時10分まで休憩しましょう。                              (午後2時56分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時10分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第9号について、佐藤観光商工部長。 ◎観光商工部長(佐藤強君) それでは、議案第9号であります。 議案書の78ページをお開きいただきたいと思います。 仙北市自然ふれあい温泉館条例の一部を改正する条例制定についてであります。 次のページでございます。79ページに入ります。 79ページの前段、別表第1中のことにつきましては、消費税の引き上げに伴う使用料及び利用料金等々の改正に伴う改正でございますので、先ほど議案第1号から3号で説明しておりますので割愛させていただきます。 私のほうからは別表第2中について説明いたします。こちらについては、利用料金ということで第12条で料金を設定することができるということが規定されてございます。今回は、今まで別表の第2、大人が、中学生以上ですが1人1回につき500円とあって、そのまま上限が500円ということになっておりましたけれども、今回これを800円に上限を定めていくというようなことでございます。 なお、こちら、自然ふれあい温泉館条例というのは愛称がアルパこまくさでありまして、こちらに伴うこういうような上限設定については、東風の湯、クリオン、花葉館等々においても上限を800円として制定しておりますので、どうか御理解いただきたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第10号について、佐々木農林部長。 ◎農林部長(佐々木公雄君) 私のほうから、議案第10号 仙北市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例制定についての御説明をいたします。 議案書の80ページでございます。 仙北市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 今回の改正は、消費税率の引き上げによる改正と、平成25年度において田沢湖キャンプ場に利用者の便宜を図るためにコインシャワーを設置したことによる使用料と指定管理における利用料金の上限についての改正を合わせて行うものでございます。 内容といたしましては、81ページをごらんください。 別表を次のとおり改めるものでございます。別表の1、第6条関係でございますけれども、1の田沢湖キャンプ場の表の一番下をごらんください。施設設備の種類はコインシャワー、使用料は1回につき100円を新たに追加するもので、ほかの項目並びに角館森林総合利用施設、3のかたまえ山森林公園につきましては、消費税率の引き上げに伴う改正であります。 続きまして83ページをごらんください。 別表2でございます。第11条関係でございます。同じく1の田沢湖キャンプ場の表の一番下をごらんください。施設設備の種類はコインシャワー、使用料金の上限は1回につき300円を新たに追加するものであります。ほかの項目並びに2の角館森林総合利用施設、3のかたまえ山森林公園につきましては、第1表と同様、消費税率の引き上げに伴う改正でございます。 なお、本条例は、平成26年4月1日からの施行とするものであります。 以上で説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第11号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第11号について御説明申し上げます。 議案つづりの85ページでございます。 議案第11号 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市温泉条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次ページから91ページまで改め文がございますけれども、お手元に説明資料を配付してございますので、そちらをごらん願いたいと思います。 仙北市温泉条例の一部改正の概要でございます。 1番として消費税値上げに伴うもので、先ほど議案第1号から3号までの説明と同じ内容でございます。 それから、2番でございますけれども温泉受給権の譲渡に関してでございますが、現行では利用施設を譲渡した場合に限り、特別供給料金ということで20万円としてきましたが、これに加えて既存温泉利用施設の所有者や新規に利用施設を建造するものに対してもこの金額で受給権を譲渡できるとしたものでございます。流動化の目的でございます。 それから、3番として用語の定義などの内容の明確化、不適切な条文等の修正を行うものであります。(1)として温泉受給権を定義し、この権利義務の譲渡、相続等について明確にしてございます。それから(2)番、配当管工事費などの費用負担の区分を明確にしてございます。それから3番ですが、新規の供給許可申請の場合に供給能力の範囲で供給を許可することとするということをつけ加えさせております。現在、残念ながら供給能力が年々減退しているという状況で、新規許可は難しい状況であると考えております。あえてこの条文をつけ加えさせたものでございます。それから(4)番でございます。罰則ですけれども、過料については地方自治法の行政罰であり、公営企業管理者は課すことができないことから市長が過料を課すことに改めております。それから(5)として、温泉供給の許可申請時の添付書類については、条文を規定に移しかえております。 次ページから新旧対照表を添付してございますので御確認願います。 なお、この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。 よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第12号について、藤村医療局長。 ◎医療局長(藤村好正君) 議案第12号の説明をいたします。 議案つづりの92ページでございます。 議案第12号 仙北市病院事業使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を説明いたします。 今回の改正内容は、本年4月に実施されます消費税率の改正によるもののほか、分娩料、それから提供する医療サービスの改廃によるものでございます。 内容について御説明いたします。 次のページ93ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、第3条第1項第3号に係る改正でございますが、これは消費税及び地方消費税の税率相当分「100分の105」を「100分の108」に改めるものでございます。 次に、別表第1、使用料の改正でございます。これは使用料の改正、それから95ページからは別表第2、手数料の改正の部分でございます。 主な改正理由を説明いたします。 1枚戻りまして94ページの分娩料でございますけれども、平成21年1月の産科医療補償制度導入により分娩料の引き上げを行っております。その際、出産育児一時金も35万円から38万円に増額されております。その後、出産育児一時金は平成21年10月から38万円から42万円に引き上げられましたけれども、分娩料は据え置いております。前回の改正以降の材料費の値上げや、本年4月からの消費税率の改正などに伴うコスト増を勘案して改正するものでございます。また、この分娩料の一番下、新生児聴力検査等新規追加、これまではございませんでしたけれども、新しい医療サービス及びその他医療サービスの変更に伴い改正するものでございます。これ以外の部分の使用料、手数料につきましては、消費税率の改正に伴う影響額の改正となっております。 なお、病院事業会計の厳しい状況を考慮しまして、消費税率増税分を適正に転嫁するために円単位の金額になっているものもございますので、どうかよろしくお願いします。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第13号について、田中教育部長。 ◎教育部長(田中宣男君) 議案第13号について提案理由を申し上げます。 議案つづりの97ページをお開き願います。 議案第13号 仙北市教育職員住宅条例を廃止する条例制定について。 仙北市教育職員住宅条例の廃止する条例の制定をお願いするものでございます。 仙北市教育職員住宅条例につきましては、仙北市に勤務する教育職員で住宅の確保に困窮している者に賃貸し、勤務や生活の安定を図ることを目的に制定されているものでございますが、近年は民間の賃貸住宅が充実し、住宅供給が安定してきていることから、西木地区の教育職員住宅につきましては平成21年8月以降、田沢湖地区の教育職員住宅につきましても平成24年12月以降、入居申し込みがない状況にあります。加えて、田沢湖地区の教育職員住宅につきましては、建築後30数年が経過し、老朽化が著しく使用に絶えない状況にあることから、本条例を廃止し、平成26年4月1日から施行をお願いするものでございます。廃止後の田沢湖地区の教育職員住宅につきましては、解体いたしたく、また、西木地区の教育職員住宅につきましては、普通財産として管財課への移管、所管がえを予定しております。 なお、田沢湖地区の教育職員住宅の解体費用につきましては、議案第18号の平成26年度仙北市一般会計にその関係経費を計上させていただいておりますので、あわせて御審議くださいますようよろしくお願いいたします。 以上、提案理由を申し上げました。御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第14号から議案第16号について、金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) 議案第14号について御説明申し上げます。 議案書99ページをお開き願います。 平成26年度仙北市下水道事業特別会計への繰入れについて。 平成26年度仙北市下水道事業特別会計は、公共下水道事業を予算総額12億2,870万円で事業を遂行するため、平成26年度仙北市一般会計から4億4,784万8,000円以内の繰り入れをお願いするものでございます。 次に、議案第15号について御説明申し上げます。 100ページをお開きください。 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れについて。 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計は、集落排水事業を予算総額3億5,450万円で事業遂行するため、平成26年度仙北市一般会計から2億2,060万円以内の繰り入れをお願いするものでございます。 次に、議案第16号について御説明申し上げます。 101ページになります。 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについて。 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計は、浄化槽事業を予算総額1億3,100万円で事業を遂行するため、平成26年度仙北市一般会計から5,135万3,000円以内の繰り入れをお願いするものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案第14号、15号、16号の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第17号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第17号について御説明いたします。 議案つづりの102ページをお開き願います。 議案第17号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計への繰入れについて。 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計は、簡易水道事業のため、平成26年度仙北市一般会計から1億760万円以内を繰り入れるものでございます。 この金額については、簡易水道事業遂行のために収支の不足分の補填としてお願いするものでございますので、よろしくお願いいたします。 以上、簡単ですが説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第18号及び議案第19号について、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第18号について御説明申し上げます。 別冊の平成26年度仙北市各会計予算書の3ページをお開き願います。 平成26年度仙北市一般会計予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ181億6,200万円と定めるものでございます。 債務負担行為は、第2表債務負担行為によるものでございます。 次、地方債は、第3表地方債によるものでございます。 続きまして、一時借入金では、一時借入金の借り入れの最高額は50億円と定めるものでございます。 次に、歳出予算流用、第5条でございます。各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間で流用することができるものと定めたものでございます。 第2表の債務負担行為につきましては、10ページ・11ページをお開きいただきたいと思います。 10ページ・11ページ、第2表債務負担行為でございますが、この中で上から3つ目から下までの部分でございますけれども、施設の管理運営に係る債務負担行為の12件につきましては、消費税改正に伴う追加分を新たに設定するものでございます。 第3表地方債補正につきましては、12ページをお開き願います。 第3表地方債におきましては、14件の地方債の発行を予定しておりますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、ここの表に記載のとおりでございます。 平成26年度の主な事業につきましては、別冊の当初予算案の概要で御説明申し上げます。 当初予算の概要の全体的な部分につきましては市長の施政方針の中で述べられておりますので、私からは平成26年度当初予算の主な事業等につきましてその概要を御説明申し上げたいと思いますので、7ページをお開きいただきたいと思います。 すみません。こちらの表でございます。 7ページ、平成26年度事業の概要といたしまして、4つの重点政策の項目並びに1の所得を増やしますの項目から7つ目のその他まで、重点的な施策事業の件数、それから金額、それから主な事業について記載してございますけれども、主な事業につきましてはその次のページからの具体的な説明欄に基づきまして御説明申し上げたいと思います。 まず最初に9ページでございますが、所得を増やす施策といたしまして65事業、4億3,100万円を予定してございます。うち新規事業といたしましては4事業、600万円を予定してございますけれども、その主なものといたしまして9ページから上から2つ目、緊急雇用対策費といたしまして8つの市単独事業を2,400万円でございますけれども、合わせまして2,948万1,000円を予定しているものでございます。同じページ下から3つ目、総合産業研究所につきましては、地産地消、6次産業化、食育等の推進の強化並びに市内食売所のさらなる連携強化を図り、農林産物の販売拡大のための施設のあり方について調査するということで、540万円ほどの予算になってございます。 続きまして10ページ、上から3つ目でございます。薬用作物等産地化推進事業費、本年度新規でございます。一部、平成25年度からも取り組んでございますけれども、生薬製剤メーカーと連携し、薬用作物等産地化を推進する事業でございます。90万円ほどの予算を見込んでございます。下から3つ目、元気な仙北青年農業者育成推進事業費補助金、新規でございます。45歳未満の青年層を対象とした市単独の補助事業でございまして、100万円を予定してございます。 続きまして11ページ、上から2つ目でございます。農地集積加速化基盤整備事業費といたしまして、西木町潟野十二峠地区、田沢湖生保内南地区の農地集約加速化基盤整備事業及び田沢湖神代地区県単調査費に関する負担金といたしまして、2,355万円を予定しているものでございます。下から3つ目、仙北市推奨乾燥剤利用促進事業費補助金、仙北市内で生産されます優良な推奨乾燥剤の普及と木材産業の振興及び地域経済の活性化を図る目的で、100万円を予算計上してございます。 12ページ、上から3つ目でございます。企業誘致対策事業費といたしまして、新規になりますけれども平成25年度の年度途中から取り組んでございます食品加工工場等の誘致対策事業費、当初予算といたしましては50万円でございますが、後ほど補正予算の部分で御説明申し上げますけれども、関連経費を平成25年度からの繰り越し予定として9,800万円ほどの繰り越し予定の財源がございますので、そちらと一緒に対策を進めていくという内容でございます。 13ページ目、上から3つ目でございます。シニア地域づくり、人に関する調査・研究事業費、新規。これも平成25年度途中から取り組んでございますけれども、地域のユニバーサルツーリズム支援者の教育育成、それから地域の現状把握など、観光客に優しい観光地づくりということでユニバーサルツーリズムの促進のための経費378万円を予定しております。下から4つ目、住宅リフォーム促進事業費補助金でございます。平成22年度から取り組んでございますけれども、今年度は1,500万円を予算計上してございます。 次に、14ページ、項目といたしまして2つ目、医療を再生し、福祉を充実する施策でございますが、上から2つ目、地域医療改革推進費、新規でございます。平成25年度まで計画期間が終了となります仙北市立病院等改革推進計画の次期計画策定に向けての費用でございます。その2つ下でございます。臨時福祉給付金給付事業、消費税率の引き上げに伴い、低所得者への暫定的な臨時的な措置でございます。1億1,800万円を予定しているものでございます。下から5つ目、高齢者世帯等除雪支援事業費、平成26年度新規でございます。自力で除雪することが困難であると認められる高齢者世帯等に対して、除排雪や雪おろしに係る費用の一部を助成する制度でございます。1,800万円程度の予算を予定しているものでございます。 続きまして15ページ、上から5つ目でございます。仙北組合総合病院救急医療運営費補助金といたしまして、仙北組合総合病院での救急医療部門への運営費の一部を助成する補助金といたしまして730万円を予定しているものでございます。 続きまして16ページ、大きな項目3番目、市民分権を進めます。地域力ステップアップ事業費、協働によるまちづくり提案型補助金の継続事業でございます。205万円を予定してございます。その下、地域運営体活動推進費交付金4,500万円でございます。これにつきましては、平成26年度から交付金の一律配分を見直しまして、新たに提案型特別枠を新設などして交付金の内容を変更しているものでございます。4,500万円でございます。続きまして4つ目、行政改革を断行する施策でございます。地域力ステップアップ事業費といたしまして、政策検証市民委員会による検証を来年度も引き続き継続していく事業でございます。その下、行政改革推進費、行政改革懇談会の開催ですとか指定管理者の候補者選定委員会の開催に要する費用を計上してございます。5つ目、次世代に力を注ぐ施策でございます。上から4つ目、在宅子育てサポート事業費、今年度に引き続きまして在宅で小学校就学前児童の子育てをする保護者に対しまして、在宅子育てサポート券を発行し、子育てを支援する事業でございます。225万4,000円を予定してございます。 続きまして17ページ、一番上でございます。一般総務費、児童福祉施設費でございますが、地域で子育てをサポートする環境づくりの一環といたしまして、仙北市で開催される子育てサポーター講習会の開催費などを盛り込んだ予算でございます。270万円ほどを予定してございます。その3つ下、保育園入所待機児童等支援事業費補助金、認可保育園待機保留児童等が認可外保育園の入所した場合の子育て支援の負担といたしまして、340万円ほどを予定しているものでございます。 続きまして18ページでございます。6つ目といたしまして、生活を守る仕組みを強化しますの事業でございますが、下から1つ目と2つ目、LED街灯ESCO事業費330万円ほど、LED照明導入事業費540万円ほどでございますが、平成25年度から行っております市所有、あるいは町内会等が所有します街灯、防犯灯等のLED化の街灯の新規のサービスが平成26年度から開始されますことに伴います所要の費用でございます。 続きまして19ページをお開きいただきます。上から3つ目、仙北市公共交通体系ビジョン策定事業費、新規でございます。今後の市内公共交通についての検討を行い、公共交通体系ビジョンを作成するための経費でございます。その下でございます。公共施設再生可能エネルギー等導入事業費、今年度は市内小・中学校、角館交流センター及び神代出張所の施設内照明、街灯のLED化を実施するための費用1億6,140万円を計上しているものでございます。その下、食材放射性物質測定事業費、当初では新規でございますが、当年度の年度途中6月から行っております。市内の食品の放射能測定を行い、市民の食への安心安全に寄与するものです。220万円を予定してございます。その3つ下、田沢二期地区水利用高度化推進事業費負担金、田沢二期地区内の地域用水機能増進事業に対する負担金を990万円予定しているものでございます。その2つ下、土地改良施設維持管理適正化事業費負担金、新規でございます。院内川統合水利用水機の更新事業119万円を予定してございます。その下、仙北平野基幹水利施設ストックマネジメント事業費負担金、農業用水の安定的な確保と配分の機能維持を図りながら、土地改良施設の長寿命化を図るための用水管理システムの整備に向かう負担金でございます。下から2つ目、玉川温泉園地冬季観光安全対策事業費補助金でございますが、利用者からの要望が高いことから安全に利用できるよう、昨年実施した調査結果をもとに積雪時に調査員による危険予知判断及び除雪を行い、利用者の利便性及び安全性を図るための経費でございます。 続きまして20ページ、上から3つ目でございます。道路新設改良事業費、事業の説明欄にございますとおり実施事業、このような事業手法を活用いたしまして道路改良により交通基盤の整備を進めるものでございます。4億2,400万円の予算を予定しているものでございます。その下、5つ目、自主防災組織育成事業費、自主防災組織の活動支援として自主防災組織率の向上及び組織の育成、自主防災組織によります雨量計設置を推進するものでございます。190万円を予定してございます。下から4つ目でございます。防災の集い開催事業、新規でございます。平成26年度予定しております仙北市防災週間において、市民を対象に親子避難所宿泊体験をメインとする体験学習会などを予定している開催経費でございます。 続きまして21ページでございます。その他、一番最後でございますが、国民文化祭推進事業費、平成26年10月から本番を迎えます第29回国民文化祭の仙北市での開催に関する事業の経費といたしまして、7,600万円を予定しているものでございます。 以上、主要な事業を説明をいたしまして、以上で議案第18号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第19号 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算の御説明を申し上げます。 同じ予算書93ページをお開き願います。 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億7,690万円と定めるものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げますので、98ページをお開き願います。 歳入歳出とも同じ内容でございますけれども、1款といたしまして物品収入で、電子複写機等の使用に関します経費、それから使用料をそれぞれ1,293万4,000円を計上しているものでございます。2款といたしまして集合支払収入と支出でございますが、こちらにつきましては普通会計の職員給与の人件費、それから光熱水費から労災保険料までの各種使用料等、あるいは掛け金等、合わせまして本年度は42億6,396万6,000円を予定しているものでございます。 以上で議案第19号の提案理由の説明を終わります。御審議いただきまして御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第20号から議案第22号までについて、金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) それでは、議案第20号について御説明申し上げます。 予算書107ページをお開き願います。 平成26年度仙北市下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。 平成26年度仙北市の下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによるものです。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ12億2,870万円と定めるものでございます。 第2条、債務負担行為、第3条、地方債です。第4条、一時借入金ですが、最高額を5億円と定めるものです。 次に、110ページをお開き願います。 第2表の債務負担行為、111ページの第3表地方債ですが、記載のとおりでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 114ページになります。 歳入の主なものについて御説明いたします。1款1項1目下水道事業受益者負担金は1,095万6,000円、次に2款1項1目下水道使用料は1億1,240万4,000円を見込んでおります。3款1項1目公共下水道事業費国庫補助金2億6,037万円です。これは、管渠及び処理場分の補助対象事業費の約2分の1を計上しております。5款1項一般会計からの繰入金は、議案第14号でお願いしました4億4,784万8,000円を計上しております。8款1項市債は、1目の公共下水道事業債、2目の特定環境保全公共下水道事業債、3目過疎対策債で3億9,710万円を見込んでございます。 次に、歳出の主なものについて説明いたします。 116ページをお開きください。 1款1項総務管理費のうち1目の一般管理費については、職員給与費、管渠維持管理費、流域下水道維持費負担金、流域下水道大曲処理区汚泥炭化処理費負担金等です。管渠維持管理費は、マンホールポンプの電気代、マンホール等の修繕料、下水道台帳の補正業務委託料などが主なものです。流域下水道維持費負担金については、流域下水道大曲処理場に流入する汚水の処理負担金です。2目浄化センター管理費は、田沢湖浄化センターの運転管理に要する費用です。次に、2款1項1目公共下水道事業費5億1,127万9,000円の主なものでございますが、13節委託料4億8,647万8,000万円は、田沢湖浄化センター再構築事業のための下水道事業団への委託料です。工事請負費は管渠の工事費です。3款1項公債費ですが、説明欄に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第21号について御説明申し上げます。 127ページをお開き願います。 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。 歳入歳出予算ですが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ3億5,450万円と定めるものです。 第2条、債務負担行為、第3条、地方債です。第4条は一時借入金ですが、最高限度額を5,000万円と定めるものです。 130ページをお開きください。 第2表債務負担行為、131ページの第3表地方債ですが、記載のとおりでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 134ページをお開きください。 歳入の主なものについて御説明いたします。1款1項1目集落排水事業受益者分担金は288万円、2款1項1目の集落排水使用料は4,200万円を見込んでおります。3款1項1目集落排水事業費県補助金は、平成25年度から事業開始した集落排水施設診断事業に対する補助金です。5款1項1目一般会計繰入金は、議案第15号でお願いしました額2億2,260万円を計上しております。次に、5款2項1目農業集落排水事業債償還基金繰入金については、平成23年度から年度計画に基づき繰り入れをしているものでございます。8款1項1目集落排水事業債は5,500万円で、説明欄記載のとおりでございます。 次に、歳出について御説明申し上げます。 136ページになります。 1款1項1目一般管理費は、職員給与費と消費税納付見込額の公課費が主なものです。1款1項2目の農業集落排水施設管理費は、排水処理施設7処理場の管理費や委託料が主なものです。3目の林業集落排水施設管理費は、2施設の管理費用です。2款1項農業集落排水事業費は、今年度実施した西明寺クリーンセンターを除く6施設の施設機能診断調査を行うための委託費でございます。3款1項公債費ですが、記載のとおりでございます。 次に、議案第22号について御説明申し上げます。 147ページをお開き願います。 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ1億3,100万円と定めるものです。 第2条、債務負担行為、第3条、地方債です。第4条、一時借入金については、限度額を6,000万円と定めるものです。 150ページをお開き願います。 第2表債務負担行為、151ページの第3表地方債については、記載のとおりでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 154ページになります。 歳入の主なものについて御説明申し上げます。1款1項1目の浄化槽整備事業受益者分担金448万1,000円、2款1項1目の浄化槽使用料は3,157万9,000円を見込んだものでございます。次に、3款1項1目浄化槽整備事業費国庫補助金については、事業費の3分の1を計上してございます。4款1項1目一般会計繰入金につきましては、議案第16号でお願いしました額5,135万3,000円を計上してございます。7款1項市債につきましては、浄化槽整備事業債、過疎対策債、合わせて2,800万円を予定してございます。 次に、歳出の主なものについて御説明申し上げます。 156ページになります。 1款1項1目は、主に職員給与費です。1款1項2目維持管理費は、今まで設置された浄化槽と平成26年度設置予定分を含めた773基分の法定検査手数料と浄化槽維持管理委託料が主なものです。2款1項1目事業費の主なものは工事請負費で、5人槽10基、7人槽33基の工事を計画しているものです。3款1項公債費は、記載のとおりでございます。 以上、簡単でございますが、議案第20号から22号までの説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第23号及び議案第24号について、羽川市民生活部長。 ◎市民生活部長(羽川茂幸君) それでは、議案第23号 仙北市国民健康保健特別会計予算について説明いたします。 平成26年度仙北市各会計予算書の165ページをごらんください。 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条の歳入歳出予算。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ、事業勘定では35億5,800万円、田沢診療施設勘定では2,960万円、神代診療施設勘定では1億760万円と定めるものです。 第2条、一時借入金。一時借入金の最高額を、事業勘定では1億3,000万円、田沢診療施設勘定では1,000万円、神代診療施設勘定では2,000万円と定めるものでございます。 第3条、歳出予算の流用。保険給付費の予算額に過不足を生じた場合、同一款内で流用することができると定めております。 予算の内容につきましては事項別明細書により説明いたします。 初めに、170ページ及び171ページをごらんいただきたいと思います。 事業勘定の予算規模につきましては、被保険者の減少などに伴う保険給付費の減などにより、対前年度比で11.8ポイントの減となっております。 次に、歳入歳出の主なものについて説明いたします。 初めに歳入です。 172ページをごらんいただきたいと思います。1款国民健康保険税は7億1,696万7,000円、対前年度比6.6ポイントの減となっています。これは、被保険者が減少し被保険者の負担が重くなっていることから、1人当たり課税額を前年並みになるよう抑制したことによるものでございます。徴収率につきましては、一般現年度分91%、退職者分96%を見込んでいます。 173ページ、3款の国庫支出金、4款の療養給付費等交付金、5款前期高齢者交付金、6款県支出金につきましては、被保険者の減少などにより減額となっています。 174ページ、9款繰入金、一般会計の繰り入れでございますけれども、5節一般会計基準外繰入金1億円は、運営安定化計画に基づく4年目の基準外繰り入れでございます。 175ページ、10款の繰越金、この減につきましては、平成25年度の前期高齢者交付金の減額などによるものでございます。 次に、歳出でございます。 177ページをごらんください。2款保険給付費につきましては、1項から178ページの5項合わせまして、対前年度比9.6ポイントの減の22億1,841万1,000円となっています。これは、被保険者の減少に伴うものでございます。1人当たり保険給付費は、前年度に対して約4%の増加を見込んでいます。 次に、179ページ、6款介護納付金につきましては、対前年度比17.8ポイント減の2億760万2,000円。これにつきましては、平成24年度実績に基づく概算納付金の減額見込みによるものでございます。 181ページの9款基金積立金は、前年度より大きく減となっておりますけれども、これは歳入で説明したとおり、被保険者の減少により被保険者の税負担が重くなっていることから、負担緩和の財源に充てるため平成26年度は積み立てを行わないことによるものでございます。なお、運営安定化計画に基づく平成27年度末の積み立て額は、計画当初どおり2億円を見込んでいます。 182ページ、12款予備費につきましては、3,138万5,000円となってございます。 なお、平成26年度の国民健康保険税の税率につきましては、施政方針でも述べられておりますけれども、平成25年度より段階的に実施している資産割を所得割へ移行する賦課方式の変更について2年目を迎えますけれども、平成25年度の決算見込みなどを踏まえまして詳細に試算を行い、議会、国保運営協議会の意見を伺いまして6月議会での条例改正を予定しております。運営安定化計画の趣旨や現在の経済状況などを勘案し、できるだけ被保険者の負担増とならないよう配慮したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、田沢診療施設勘定について説明します。 事項別明細書の187ページの歳入及び188ページの歳出を合わせてごらんいただきたいと思います。 歳入歳出それぞれ総額2,960万円で、対前年度比較で6.6ポイントの減となってございます。 平成26年度の当初予算は、歳入歳出とも経常的なもので特別な要素はございませんが、高齢化の進行等に伴う患者数の減少により繰り越し財源が減少しておりまして、昨年、前年度同様、一般会計より基準外繰り入れによる内容となってございます。 次に、神代診療施設勘定について説明いたします。 事項別明細書の201ページの歳入及び202ページの歳出をごらんください。 歳入歳出それぞれ総額1億760万円で、対前年度比較で1.4ポイントの減となっています。 歳入では、患者数の減少傾向が続いていることなどにより繰り越し財源が縮小しており、今年度も一般会計より基準外繰り入れする内容になっております。 歳出につきましては、ほぼ経常的な内容でございますけれども、医療機器の整備として心電計、血球計数器、スパイルの更新をお願いしております。 なお、国保特別会計事業勘定及び施設勘定につきましては、2月13日に国保運営協議会に諮問しまして了承する旨の答申をいただいております。 以上で国民健康保険特別会計事業勘定及び施設勘定の説明を終わります。 次に、議案第24号 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算について説明いたします。 平成26年度各会計予算書の215ページをごらんください。 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,540万円と定めるものでございます。予算規模は対前年度比較1.0ポイント増で、前年度とほぼ同じ内容となってございます。 主な内容につきましては事項別明細書で説明いたしますので、218ページ及び219ページをごらんいただきたいと思います。 歳入では、1款後期高齢者医療保険料が対前年度比較で184万円、3款繰入金が104万8,000円の増などで、1.0ポイントの増となっております。 歳出では、2款後期高齢者医療広域連合納付金が対前年度比較で299万円増など、1.0ポイントの増となっております。また、この予算につきましては、広域連合で協議・調整された数字をもとに編成した内容となってございます。 なお、平成26年度は2年ごとの保険料の改定時期になりますが、広域連合では、今後年金の引き下げが段階的に行われ、消費増税などにより負担増が予想されることから、このような状況を勘案し、保険料率については平成24年、平成25年度の剰余金、県の財政安定化基金を活用することによりまして、現行の保険料を維持することとしております。 以上で議案第23号及び議案第24号の説明を終わります。よろしく御審議をお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 16時20分まで休憩いたします。                              (午後4時08分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時20分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第25号について、高藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(高藤久晴君) 議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 各会計予算の223ページをお開き願います。 平成26年度仙北市の介護保険特別会計予算は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,360万円と定めるものでございます。 226ページをお開き願います。 本年度予算額は4億6,360万円でありますけれども、前年度と比較しまして790万円、1.7%の増となっております。内訳としましては、歳入部分ではサービス収入の介護給付費収入の増、また、歳出では施設サービス事業費の増となってございます。 事項別明細書のほうで御説明いたしますので、228ページをお開き願います。 まず、歳入でございます。1款サービス収入の1項介護給付費収入、2項の予防給付費収入、3項の自己負担金収入の合計では4億208万9,000円となっておりまして、前年度より761万8,000円の増となります。 次の229ページ下段ですが、7款の諸収入につきましては記載のとおりでありますが、前年度より28万2,000円の増となった主なものにつきましては、施設入所利用者がふえていることから、これに伴う食事代の増であります。 次に、歳出でございます。 231ページをごらんいただきたいと思います。1款総務費1項施設管理費は3億2,378万1,000円で、前年度よりも547万3,000円の増となっております。内訳では、職員給与費について421万6,000円の減であり、介護職員1名の減員によるものでございます。一般管理費では968万9,000円の増となっておりまして、施設の修繕費278万4,000円、施設の備品購入費313万1,000円が主な増加でありまして、備品購入費では薬剤自動分包機を購入するものでございます。 次に、次のページに変わりますけれども、2款のサービス事業費につきましては、全体で7,428万3,000円をお願いするものであります。施設での利用サービスであります給食業務委託料、医療材料費、紙おむつ等消耗品費が主なものでございます。3款の公債費でありますが、市債の元利償還金として4,661万2,000円をお願いするもので、前年度と同額の計上でございます。4款諸支出金の一般会計繰出金は1,842万4,000円であり、前年度より102万6,000円の増となっております。これはバイオマス関係の熱量と電気分に係る繰出金であります。それから、5款予備費としまして前年同額50万円をお願いするものでございます。 以上、簡単ですが説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第26号から議案第28号までについて、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第26号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計予算の御説明を申し上げます。 予算書の241ページをお開き願います。 平成26年度仙北市の生保内財産区特別会計の予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7,450万円と定めるものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。 246ページをお開きいただきたいと思います。 まず、歳入の部分で昨年と比較して変更のある部分といたしましては、1款2項3目の生産物売払収入で650万円を予定しておりまして、前年度よりも300万円ほど多いわけでございますけれども、これは搬出間伐材の素材の売払収入等を見込んでいるものでございます。それから、2款の繰越金につきましては、後ほど補正予算の部分でも説明申し上げますけれども前年度の繰越金等の増加が見込まれるものでございます。それから、3款3項2目の雑入の部分でございますが、前年度と比較して500万円ほど多くなってございますが、これは説明欄、森林環境保全整備事業費清算金といたしまして1,030万円を予定しているものでございます。 続きまして、248・249ページ、歳出の部分でございます。こちらのところで比較をしまして大きなものといたしましては、249ページの上段、3款2項1目造林費でございます。前年度と比較しまして640万円ほどの直営造林保育費がふえているものでございます。これは、内容といたしましては搬出材の間伐事業、除伐、枝打ち事業等の増によるものでございます。それから、下段の4款3項1目一般会計繰出金361万8,000円の予算でございますが、こちらの部分につきましては、新規に一般会計のふれあいの森整備事業でございますとか、刺巻水利組合用水機購入助成の繰出金がふえているものでございます。 以上で議案第26号の提案理由の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第27号 平成26年度仙北市田沢財産区特別会計予算の御説明を申し上げます。 予算書の259ページをお開き願います。 平成26年度仙北市の田沢財産区特別会計の予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ3,170万円と定めるものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。 264ページをお開きいただきたいと思います。 歳入につきましては、264ページ下段になりますけれども、4款2項1目で対前年で140万円ほどふえておりますが、これは森林総合研究所受託造林事業保育費の収入がふえたためでございます。それから、その次のページ、4款3項1目雑入の部分でございますけれども、対前年度比較しまして370万円ほどふえてございますが、これは説明欄一番下の欄、森林環境保全整備事業費清算金570万円を見込んでいるものでございます。 続きまして歳出でございますが、次のページ266・267をお開きいただきたいと思います。 こちらの部分につきましても主な変更の部分といたしましては造林事業の関係でございますけれども、3款2項1目造林費といたしまして、本年度よりも430万円ほど多い直営造林保育費として717万7,000円を予定しているものでございます。こちらも搬出間伐事業、それから除伐、枝打ち事業の増によるものでございます。それから、同じく2目森林総合研究所受託造林費につきましても対前年200万円ほどふえてございますが、内容等につきましては同じような事業がふえたことによるものでございます。それから、4款3項1目繰出金の部分につきまして予算額64万8,000円を見込んでございますが、これは活性化センターの屋根修繕工事、交流センターの所蔵品書の修繕のための繰出金を予定しているものでございます。 以上で議案第27号の提案理由の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第28号 平成26年度仙北市雲沢財産区特別会計予算の御説明を申し上げます。 予算書の269ページをお開き願います。 平成26年度仙北市雲沢財産区特別会計は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ670万円と定めるものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明を申し上げます。 274ページをお開き願います。 歳入の部分で前年度と比較して変わっている部分につきましては、1款2項2目生産物売払収入といたしまして、搬出材、間伐材等の売却益として298万4,000円を見込んでいるものでございます。それから、3款1項2目の雑入の部分に森林環境保全整備費清算金といたしまして250万円を見込んでいるものでございます。 歳出予算につきましては、3款1項1目財産管理費のところに造林保育事業費といたしまして531万5,000円の事業を予定してございますが、これにつきましても搬出間伐材事業等の増によりまして対前年度230万円ほど事業費がふえている内容でございます。 以上で議案第28号の提案理由の説明を終わります。いずれも御審議いただきまして御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第29号について、新山企業局長。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(佐藤峯夫君) 会議時間の延長を行います。18時まで。--------------------------------------- ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第29号について御説明申し上げます。 予算書の279ページでございます。 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計予算でございます。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7億8,510万円と定めるものでございます。この金額については、前年度伸び率108%、対前年度対比では約2倍の予算の総額となっております。 第2条、地方債でございます。第2表地方債によりますが、地方債の総額4億1,540万円となっております。これについては、対前年度比3倍の予算となっております。 第3条、一時借入金については1億円と定めるものでございます。 事項別明細書において説明させていただきます。 285ページをお開き願います。 歳入でございます。水道使用料、対前年度比較28万3,000円の増となっておりますが、これは消費税5%から8%になったことによる3%分の転嫁になっておりまして、実質は2.5%ほど減となると考えております。2款の国庫支出金1億8,895万円でございますが、これは神代地区の水道未普及解消事業の補助金でございます。それから、3款繰入金、一般会計繰入金として1億760万円をお願いするものでございます。それから、5款諸収入ですけれども、前年比較474万円の減額となっておりますが、これについては神代地区の消火栓新設工事が昨年は8カ所でしたが今回2カ所ということで、この分で減額となっております。 次ページ、6款市債でございます。総額で4億1,540万円を予定しているものでございます。 歳出でございます。1款1項1目一般管理費については、職員給与費3人分が主なものでございます。それから、2目簡易水道施設管理費については、西木地区5地区の簡易水道の施設管理費が主なものでございます。それから、2款の事業費でございますが、説明欄、水道事業未認可区域対象事業費ということで神代黒倉地区での水源調査を計画してございます。それから、西明寺地区簡易水道拡張事業費ということで事業費3倍ほど膨らんでおりますが、平成26年度は配水池、それから浄水場の建築で予算が膨らんでいるところでございます。 次ページでございます。3款の公債費、元金利子合わせ1億1,142万円となっております。 以上、簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第30号について、藤村医療局長。 ◎医療局長(藤村好正君) 議案第30号の提案理由を説明いたします。 予算書の297ページをごらんいただきたいと思います。 議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算でございます。 内容でございます。第2条、業務の予定量の(1)病床数でございます。前年より42床減少しております。これは昨年の10月から角館総合病院の病床数を削減したことによるものでございます。 次の(2)年間の患者数、それから(3)一日平均の患者数の部分でございます。入院は、病床数の削減に伴いまして一日平均で5人、年間で1,825人の減少を見込んでおります。外来患者数については、一日平均で10人、年間2,440人の減少を見込んでおります。 次の(4)主要な建設改良事業の建設改良工事費35億3,203万1,000円は、角館総合病院建設事業費でございます。有形固定資産購入費は、医療用機器の購入費でございます。 次のページ、第3条、収益的収入及び支出です。収益的収入合計額は51億8,357万8,000円で、前年と比較しまして2億1,364万2,000円減少しております。この主な要因は、田沢湖病院の外来患者に対する院外処方への移行により診療単価の減額がその要因となっております。 収益的支出は73億780万8,000円で、前年と比較しまして19億1,058万8,000円増加しております。この主な要因は、地方公営企業法の改正による会計基準の変更に伴いまして、賞与引当金、法定福利費引当金、退職給付引当金、貸倒引当金等の引当金の計上が義務づけされたものでございます。具体的には、第1款田沢湖病院事業費用の第3項特別損失に3億1,041万4,000円、第2款角館総合病院事業費用の第3項特別損失に18億1,981万8,000円が計上されております。この結果でございます。収入合計と支出合計の差21億2,423万円の赤字予算となっているものでございます。 次、第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入の合計額は36億9,508万6,000円で、前年と比較しまして30億9,483万9,000円の増、資本的支出の合計は38億626万円で、前年と比較しまして31億977万4,000円の増となっております。増加要因の主なものは、角館総合病院建設事業の建築工事費用でございます。 なお、支出のオーバー分は、過年度分損益勘定留保資金と当該年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 次のページ、第5条の企業債でございます。角館総合病院建設事業のために企業債と過疎債を合わせまして限度額を35億840万円、それから医療機器整備のための限度額4,500万円を予定しております。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。 次のページ、第6条、一時借入金でございますけれども43億円としております。これは角館総合病院の建設工事費等の支払いのためでございます。 次に、第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費と公債費をそれぞれ記載している額のとおりとするものでございます。 次に、第8条、他会計からの補助金でございます。収益的支出に充てるため、一般会計からの補助金の額は1億4,617万7,000円として、前年と比較しますと422万1,000円の減額となっております。 なお、内訳にあります医療局に係る1,000万円でございますけれども、これは当該年度の事業費用及び累積欠損金の解消に向けての基準外繰り入れをするものでございます。 次のページ、第9条、棚卸資産購入限度額を80億2,895万円とするものでございます。 それから、第10条の重要な資産の取得としまして、角館総合病院の建設事業を予定しております。 以上の内容の詳細につきましては、次ページ303ページからの予算の実施計画、それから別途配付しております病院事業会計の概要説明書に記載しておりますので、ごらんになっていただきたいと思います。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第31号並びに議案第32号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第31号について御説明申し上げます。 予算書の349ページでございます。 平成26年度仙北市温泉事業会計予算でございます。 第1条、平成26年度仙北市温泉事業会計予算は、次に定めるところによります。 第2条、業務の予定量でございます。給湯戸数53戸、これについては昨年比4戸の減でございます。それから分湯温泉量、一日当たり1,368キロリットル、これは対前年度比3%ほどの減となっております。 それで第3条でございます。収益的収入及び支出でございますが、収入総額3,729万4,000円、これは対前年度比10.7%の増となっております。第1款1項でございますが、営業収益、これについては3,348万9,000円と、ほぼ昨年と同額でございますが、これについても消費税が3%多くなったのにかかわらず、ほぼ同額ということで実際のところ減と考えております。それから、営業外収益でございます。2項の営業外収益でございますが、380万2,000円が収入となってございますが、これについては今回の会計基準の見直しによりまして長期前受金戻し入れということで、この金額のうち325万6,000円がその戻し入れでございまして、これについては、みなし償却制度も廃止になったことでこの項目が計上となっております。ただ、収入としてはありますけれども、同額について、同額の金額が支出のほうから費用として出ておりまして、相殺されておるというのが現実でございます。実質的に収入については減と考えております。 それから、支出でございます。温泉事業費用4,234万9,000円、昨年と比較25.7%の増でございますが、これについては特別損失ということで、これも新しい会計基準の見直しによるところで、貸倒引当金、賞与引当金、それから法定福利費引当金を計上となったものでございます。 収支として505万5,000円のマイナス赤字予算となっております。 次ページでございます。第4条、資本的収入及び支出でございます。収入1,910万円、これ企業債でございます。それから、支出2,697万9,000円、建設改良費が2,647万9,000円となっております。平成26年度については、建設改良費として高原分湯槽から岩井沢分湯槽管の温泉管の整備、それから既存源泉のモニタリング調査を実施する予定してございます。 5条、一時借入金については3,000万円としてございます。 第6条、議会の議決を経なければ流用することができない経費ということで、職員給与費725万8,000円、公債費2万円となっております。 それから、第7条、棚卸資産購入限度額として69万5,000円と定めております。 以下、次ページから実施計画、それから新たな諸表としてキャッシュフロー計算書等、それから363ページには今回の新会計基準による財務手法の作成方を明記しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 続いて議案第32号、予算書367ページでございます。 議案第32号 平成26年度仙北市水道事業会計予算でございます。 2条、業務の予定量でございます。給水戸数、上簡合わせ5,795戸、昨年度比1戸の減でございます。総給水量163万15立方メートル、昨年比較して約5%の減となっております。 第3条の収益的収入及び支出でございます。収入、上簡合わせ、一番下段でございますが4億1,224万9,000円、昨年度比12.9%の増となっておりますが、これについても先ほどの温泉の説明と同じで営業外収益、上簡ともに営業外収益あるわけですけれども、総額5,218万7,000円のうち4,620万6,000円については、長期前受金払い戻しということで収入には見られておるんですが費用のほうから相殺されているという予算の中身でございます。それから、営業収益でございます。上簡合わせて0.4%ほどの増となっておりますが、これについても消費税の関係を考慮すれば3%ほどの減の収益と考えております。 次ページ、支出でございます。上簡合わせ4億1,954万円となり、昨年度より13%ほど増額となっておりますが、これについても上簡の第3項の特別損失ということで908万円が貸倒引当金、賞与引当金、それから法定福利費引当金ということで費用になっております。 収支合計で729万1,000円の赤字予算となっております。 続いて、第4条、資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、一番下段でございます9,726万2,000円、それから支出総額、次ページでございますが、1億8,294万5,000円となっております。 条文の説明でございますが、資本的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額8,568万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金6,242万6,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額から405万7,000円及び減債積立金から1,920万円を補填するものとしております。 今年度の事業としては、上水では補助事業で角館地域の雲沢、雲然田中・八割地区の補助事業、それから単独事業として角館地区で4地区でございます。それから、中川地区の水源調査を計画してございます。また、簡易水道事業では、田沢湖地区1地区、それから田沢地区の簡易水道の災害復旧事業費について、今年度の予定では繰り越しする予定でしたけれども、県との協議で、林道関係で雪が消えなければやられないわけですけれども、当初予算に計上しているところでございます。 第5条、企業債でございます。水道施設整備事業、それから水道施設災害復旧事業費ということで、限度額合計で4,060万円計上してございます。 それから、6条、一時借入金ですが、3億円と定めてございます。 次ページでございます。議会の議決を経なければ流用することのできない経費ということで、職員給与費7,793万9,000円、公債費8万円となっております。 それから、他会計からの補助金として、第8条、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は1,599万8,000円としてございます。 それから、第9条、棚卸資産購入限度額については1,650万8,000円と定めております。 以下、次ページから実施計画、それからキャッシュフロー計算書、それからページ394ページには新会計基準での財務諸表の作成方を明記しておりますので、御確認願います。 以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第33号について、金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) 議案第33号について御説明申し上げます。 議案書103ページをお開き願います。 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れ額の変更についてでございます。 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計は、集落排水事業を予算総額3億5,227万7,000円で事業を遂行するため、平成25年度仙北市一般会計からの繰入額を2億3,384万2,000円以内から2億4,212万7,000円以内に変更をお願いするものでございます。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第34号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第34号について御説明申し上げます。 議案つづりの104ページでございます。 議案第34号 平成25年度仙北市水道事業会計資本剰余金の処分について。 平成25年度仙北市水道事業会計のうち、工事負担金をもって取得した資産(取得に要した価格からその取得のために充てた工事負担金の金額に相当する金額を控除した金額を帳簿原価又は帳簿価格とみなして減価償却を行うもののうち、減価償却を行わなかった部分に相当する部分)の撤去により発生する損失について、工事負担金を源泉とする資本剰余金175万9,000円をもってうめるものとするものでございます。 次ページをお願いいたします。 処分の内容でございます。資本の名称、ディーゼル発電機アルカリバッテリーでございます。帳簿原価が335万円、減価償却累計額141万7,575円、帳簿価格が193万2,425円、それから今回の条文であります資本剰余金について175万9,000円をもって充てるものでございます。 このディーゼル発電機は平成9年に購入したものですが、平成24年度において角館上水場の自家発電機を整備したことで不要となったものです。今回の議案は、平成24年度からの資本制度の見直しにより、資本剰余金の処分については議会の議決により処分されることとなったために上程したものでございます。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第35号について、藤村医療局長。 ◎医療局長(藤村好正君) 議案つづりの106ページをごらんいただきたいと思います。 議案第35号 平成25年度仙北市病院事業会計資本剰余金の処分についての提案理由を説明いたします。 平成25年度仙北市病院事業会計のうち、受贈や他会計負担金により取得した財産の撤去により発生する損失について、資本剰余金94万5,000円の処分を地方公営企業法第32条第3項の規定により、議会の議案を求めるものでございます。 内容については、次ページをごらんいただきたいと思います。 田沢湖病院の散薬監視システムに係る他会計負担金56万円及び角館総合病院の救急車に係る受贈財産評価額分38万5,000円を、老朽化による処分する、廃棄することに伴い、資本剰余金を処分するものでございます。 なお、平成24年度決算における病院事業の資本剰余金の額は13億3,108万8,923円となっております。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第36号及び議案第37号について、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) それでは、議案第36号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第13号)の御説明を申し上げます。 別冊になっております平成25年度仙北市一般会計補正予算書、平成26年2月18日付の1ページをお開きいただきたいと思います。 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第13号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億5,970万1,000円を減額し、総額をそれぞれ192億6,123万1,000円とするものです。 繰越明許費の補正は、第2条、第2表繰越明許費補正によるものでございます。 次の債務負担行為の補正は、第3条、第3表債務負担行為補正によるものでございます。 地方債の補正は、第4条、第4表地方債補正によるものでございます。 歳入歳出の主なものにつきまして事項別明細書で御説明申し上げます。 初めに歳入ですが、13ページをお開きいただきたいと思います。13ページ上から2つ目でございますけれども、9款1項1目地方交付税14万9,000円の補正でございますが、これをもちまして普通交付税が確定しております。確定額が89億2,834万8,000円となっているものでございます。 続きまして、次の14ページ下段でございます。13款2項2目説明欄、地域介護福祉空間整備推進交付金2,000万円でございますが、これが新たに交付されることとなりましたものでございまして、介護施設、訪問介護施設、訪問介護事業所に新たに地域密着型の施設が併設される事業でございます。 続きまして、16ページ上段、14款2項2目1節の説明欄一番下、灯油購入費緊急助成事業費補助金614万2,000円でございますが、これは先般の灯油購入助成を補正予算をさせていただきましたが、それの県補助の部分でございます。2分の1でございます。 それから、続きまして18ページ中段でございます。17款2項1節財政調整基金繰入金1億6,000万円の減額でございますが、これにつきましては財政調整基金に1億6,000万円を積み戻すものでございます。これをもちまして取り崩し額は5億300万円となるものでございます。 それから19ページ、19款4項2目衛生費受託事業収入でございますが、説明欄、災害廃棄物受託事業収入1,842万円の追加でございます。これは災害廃棄物受け入れに伴います事業の確定による追加でございます。 続きまして、歳出の説明をさせていただきます。同じく別途配付させております別冊の平成25年度一般会計特別会計補正予算の概要なども合わせてごらんいただければと思います。 こちらの概要版の3ページに一般会計補正予算事項別主要経費の概要が掲げてございますけれども、予算書のほうでいきますと23ページの2款1項6目の説明欄にございますが、企画費、光ブロードバンド設備整備事業費1,597万5,000円の減額でございますけれども、これは事業費の確定に伴います減額でございます。 それから、予算書のほうでいきますと25ページ、3款1項3目老人福祉費、25ページの説明欄の上から2つ目になりますが、失礼しました、24ページの3款1項2目障害者福祉費の説明欄、上から3つ目でございますけれども、障害者自立支援給付費の追加がございまして892万9,000円を追加させていただいております。 それから、主要経費の概要のほうでいきますと、その下、3款1項3目になります。予算書のほうでいきますと25ページの説明欄、上から2つ目になりますが、地域介護福祉空間整備推進事業費といたしまして、先ほど歳入の部分でも御説明申し上げました2,000万円でございます。これは訪問介護事業所へ小規模多機能型居宅介護を組み合わせる事業が追加になったものでございます。 続きまして、予算書のほうでいきますと29ページ、4款4項2目塵芥処理費、説明欄一番下でございますが、田沢湖一般廃棄物最終処分場搬入路及び施設整備基金積立金といたしまして新たに基金造成をする予算1億円がここに計上されてございます。 続きまして、予算書のほうの32ページ、7款1項3目観光費でございます。説明欄一番上でございますが、観光施設維持管理費といたしまして95万円補正をお願いしています。これは観光施設の駐車場等の除雪経費を今回追加させていただくものでございます。 それから、予算書の33ページ、8款2項3目道路新設改良費、説明欄、社会資本整備総合交付金事業費6,167万6,000円の減額でございますけれども、こちらにつきましては事業費の確定に伴います減額でございます。 それから、その次のページ、予算書の次のページ34ページでございます。8款4項2目街路事業費、説明欄上から2つ目でございますが岩瀬北野線整備事業費2億4,228万6,000円の減額でございますが、こちらは事業要望の配分割れに伴います減額補正でございます。 一般会計の主なものとしては以上でございます。今回の補正の内容は、ほとんどが事業費等の精算に伴います減額などが大きなものでございます。 続きまして、第2表繰越明許費の説明をいたしたいと思います。予算書の7ページをお開きいただきたいと思います。 第2表繰越明許費補正の追加といたしまして、11件の繰越明許費の設定をお願いするものでございますけれども、こちらにつきましては、災害復旧工事関係につきましては資機材や労務技術者の手配に不測の日数を要しているため繰り越しをお願いするものでございます。そのほかの事業等につきましては、建物の物件移転に不測の日数を要しているとか、許認可の申請事務や用地取得などに不測の日数を要しているため予算繰り越しをお願いするのが主な理由のものでございます。 続きまして、第4表地方債補正につきまして次のページを、8ページをお開きいただきたいと思います。 1、変更でございます。3件ございますが、上の2つ、LED関係でございますけれども、LED街灯ESCO事業の部分でございます。こちらにつきましては、当初予算当時、市が保有します街路、防犯灯もこのESCO事業で一緒にやるというような予定で債務負担もしてございましたけれども、その後、国の補正予算がついたというふうなことで、その下のLED事業ということで民間の部分と市有の部分の事業をそれぞれ分けて債務負担をお願いしている分でございますけれども、ESCO事業の部分につきましてはその市の良好な部分を除いた部分を今回補正で設定をお願いするものでございます。それから、その下の市の所有の事業につきましては、事業費等の確定に伴いまして補正をお願いするものでございます。その下の利子補給につきましても、精算見込み等によります変更でございます。 それから、2の廃止につきましては、農業経営基盤強化資金補給の部分でございますけれども、これは今年度、平成25年度から市町村経由せず直接県のほうから事業者へ利子補給がされるというふうに事業が変わったことによりまして廃止するものでございます。 それから、次に4表、地方債補正でございます。次ページ9ページでございます。 1、変更につきましては、この次表のとおり限度額を変更させていただくものでございます。 それから、次のページ10ページでございますけれども、2、廃止といたしまして障害者住宅整備資金貸付金と高齢者住宅整備資金貸付金を廃止するものでございますが、これは今年度におきまして貸付の申し込みがなかったことに伴いまして廃止するものでございます。 以上で議案第36号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第37号 平成25年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)の御説明を申し上げますが、こちらのほうにつきましては別冊の平成25年度仙北市特別会計補正予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。 平成25年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ240万円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ43億5,256万8,000円とするものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げますので、4ページをお開きいただきたいと思います。 歳入歳出とも2款の集合支払収入関係の補正でございまして、職員人件費であります職員給与費、それから物件等集合支払費の社会保険料、雇用保険料、労災保険料等の精算見込みに伴います補正をお願いするものでございます。 以上で議案第37号の提案理由の説明を終わります。御審議いただきまして御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第38号から議案第40号について。金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) それでは、議案第38号について御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の9ページをお開き願います。 平成25年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正です。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,709万6,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ11億3,942万9,000円とするものです。 第2条、繰越明許費、第3条、債務負担行為、第4条、地方債の補正です。 12ページをお開きください。 第2表繰越明許費の補正ですが、公共下水道事業費については、長寿命化計画に基づく再構築事業について、年間流入量減による水処理施設に関する計画の見直しに不測の日数を要したために繰り越しをお願いするものでございます。 流域下水道大曲処理区負担金については、大曲幹線計装設備更新事業において詳細設計の入札不調により設計管料が遅延し、更新事業の発注に不測の日数を要し、年度内完成ができなくなったためにお願いするものでございます。 第3表債務負担行為補正ですが、水洗便所等改造資金利子補給の利用者がなかったため廃止するものです。 13ページの第4表地方債補正については、記載のとおりでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 15ページをお開きください。歳入の1款2項1目下水道事業受益者負担金は、収入見込みによる補正です。2款1項の使用料については、滞納繰越分の収入見込みによる補正が主なものです。3款1項国庫補助金は、社会資本整備総合交付金事業の確定による減額となります。5款1項一般会計繰入金は、事業精査により減額するものです。 16ページ、8款1項市債ですが記載のとおりとなってございます。 次に、歳出について説明いたします。 17ページになります。1款1項総務管理費の減額は、説明欄記載のとおりで事業費精査による補正です。2款1項公共下水道事業費は、社会資本整備総合交付金の割当額の減額に伴う田沢湖浄化センター再構築事業の委託の減額が主なものです。3款1項公債費については、事業精査による補正となってございます。 続いて、議案第39号について御説明申し上げます。 19ページをお開き願います。 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ852万4,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ3億5,227万7,000円とするものです。 第2条、債務負担行為、第3条、地方債の補正です。 21ページをお開きください。 第2表繰越明許費の補正ですが、農業集落排水施設管理費については、桧木内クリーンセンターの電気設備機器の故障によりコントロールシステムの製作に不測の日数を要するため、繰り越しをお願いするものです。 第3表債務負担行為補正ですが、利用者がなかったため廃止するものです。 次に、事項別明細書で説明申し上げますので23ページをお開き願います。 歳入の主なものについて説明いたします。 1款1項分担金については、収入見込みによるものです。2款1項使用料についても収入見込みによるものです。5款1項一般会計繰入金については、事業精査による増額です。 次に、歳出について説明いたします。 24ページをお開きください。1款1項1目一般管理費については、水洗便所改造資金利子補給金の精算による減額です。2目農業集落施設管理費は、桧木内クリーンセンターコントロールシステムが故障し、汚泥引き抜き、バッキ攪拌装置の自動運転ができない状況から現在手動運動に取りかえ、水質が悪化しないように管理しているところです。このため機器を改修するための委託費の補正をお願いするものです。2款1項公債費については、利子の減額が主なものです。 続いて、議案第40号について御説明申し上げます。 27ページをお開き願います。 平成25年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正です。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ693万9,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ1億1,340万円とするものです。 第2条、債務負担行為、第3条、地方債の補正です。 30ページをお開きください。 第2表債務負担行為ですが、利用者がなかったため廃止するものです。 第3表地方債補正については、浄化槽整備事業費の限度額を減額するものです。 次に、事項別明細書で御説明申し上げますので32ページをお開き願います。 歳入の主なものについて御説明いたします。1款1項分担金については、収入見込みによるものです。2款1項使用料についても収入見込みによるものです。3款1項国庫補助金については、循環型社会形成推進交付金事業の確定による減額となります。4款1項一般会計繰入金については、事業精査による減額です。7款1項市債ですが、記載のとおりです。 次に、歳出について御説明いたします。 33ページをごらんください。1款1項総務管理費については、事業精査による減額が主なものです。2款1項事業費は、事業費確定による減額です。3款1項公債費については、利子を減額するものとなってございます。 以上、簡単でございますけれども、議案第38号、第39号、第40号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第41号及び議案第42号について、羽川市民生活部長。 ◎市民生活部長(羽川茂幸君) 議案第41号 仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。 特別会計補正予算書の35ページをごらんいただきたいと思います。 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を次のように定めるものでございます。 歳入歳出予算の補正。事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,353万円を減額し、予算の総額をそれぞれ37億8,768万4,000円とするものでございます。 神代診療施設勘定の補正につきましては、歳出予算補正によるものでございます。 今回の補正予算の内容でございますけれども、事業勘定につきましては、歳入が一般会計からの繰入金の確定、共同事業交付金等の見込み額の変更、歳出では、療養給付費等の今後の見込み額の変更、財政調整基金積立金の減額に伴うものでございます。 神代診療所施設勘定につきましては、精算見込みなどに伴う歳出のみの補正でございます。 補正予算の主な内容につきましては、事項別明細書により説明します。 41ページをごらんください。 初めに事業勘定の歳入でございます。3款国庫支出金、4款療養給付費等交付金、6款県支出金、7款の共同事業交付金につきましては、補助金、交付金の確定、交付見込み額の変更決定に伴う減額でございます。 それから、42ページ、9款1項一般会計繰入金3,282万7,000円の減額は、国・県及び一般会計からの繰入額の確定に伴うものでございます。9款2項の基金繰入金100万円の追加は、基金条例の改正で説明いたしましたけれども出産費資金貸付基金の廃止に伴い、国保特別会計、財政調整基金に積み立てまして、今後、医療給付や保険事業の財源に充てるものでございます。11款の諸収入につきましては、保険者返納金等の実績に伴う増額でございます。 次に、43ページの歳出です。1款総務費につきましては、制度改正に係るシステムの改修に伴うものでございます。2款保険給付費1項と2款合わせででございますけれども、9,566万6,000円の減額につきましては、被保険者数と1人当たり保険給付費実績見込みの変更に伴う減額でございます。 44ページでございます。7款共同事業拠出金につきましては、拠出見込み額の変更。8款保健事業費につきましては、実績見込み額、精算等に伴う減額でございます。 それから、45ページの9款基金積立金4,899万6,000円の減額につきましては、積立額を減額しまして平成26年度の被保険者の負担軽減を図るための財源に充てるものでございます。11款の諸支出金につきましては、過年度分事業精算に伴う国・県支出金返還額の確定によるものでございます。12款予備費につきましては、歳入歳出の差額を調整したものでございます。 続きまして、神代診療所施設勘定です。48ページをごらんください。 補正内容につきましては歳出のみの補正でございまして、先ほど説明したとおり精算見込み及び額の確定に伴う補正でございます。よろしくお願いしたいと思います。 次に、議案第42号 後期高齢者医療特別会計補正予算について説明いたします。 49ページをごらんください。 平成25年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を次のように定めるものでございます。 歳入歳出予算の補正。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ2億9,258万7,000円と定めるものでございます。 補正予算の内訳につきましては事項別明細書により説明いたします。 52ページをごらんいただきたいと思います。 今回の補正は、決算見込みに基づく精算のための補正でございます。歳入では、保険基盤安定繰入金、市町村及び県負担金の確定による減額133万5,000円及び前年度繰越金の確定に伴う増額142万2,000円で、8万7,000円の追加。歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金に8万7,000円を追加するものでございます。 以上で議案第41号及び議案第42号の説明を終わります。よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第43号について、高藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(高藤久晴君) 議案第43号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の53ページをお開き願います。 今回の補正につきましては、歳入歳出予算それぞれ3,785万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,518万4,000円とするものでございます。 歳入歳出の内訳ですけれども、56ページをお開き願います。 歳入につきましては、6款繰越金1項1目繰越金に3,785万3,000円を追加するもので、総額は前年度繰越金3,948万5,430円に対応するものでございます。 歳出につきましては、1款総務費1項施設管理費1目一般管理費に271万7,000円の追加で、職員給与費及び需要費の燃料費と修繕料の追加であります。内容につきましては、重油の使用量が増加したこと、自動ドアセンサー交換と温水温度制御用デジタル指示調節計の修繕でございます。次に、2款サービス事業費は、事業の精算見込みによりまして1項と2項合わせて104万7,000円の減額であります。次に、5款予備費3,618万3,000円の追加でございます。これは繰越金を歳出1款、2款での調整の上、予備費に計上するものでございます。 以上、簡単ですが説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第44号から議案第46号までについて、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第44号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)の御説明を申し上げます。 補正予算書の61ページをお開きいただきます。 平成25年度仙北市生保内財産区補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、総額にそれぞれ4,556万6,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ1億1,505万1,000円とするものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。 65ページをお開きいただきたいと思います。 歳入の部分で主だった部分につきましては、中段、2款1項1目繰越金、前年度繰越金が確定によりまして4,153万9,000円を追加するものでございます。 次のページ66ページ、歳出でございます。事業等の関係は精算見込みによります減額が主なものでございますけれども、中段下ほど、4款2項1目積立金、生保内財産区地域振興基金積立金に3,699万7,000円を追加するものでございます。 以上で議案第44号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第45号 平成25年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)の御説明を申し上げます。 予算書の69ページをお開き願います。 平成25年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、総額にそれぞれ45万6,000円を追加し、総額をそれぞれ3,240万9,000円とするものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。 73ページをお開きいただきたいと思います。 最初に歳入、これも精算見込みに伴います補正でございますが、一番下、3款3項2目雑入の部分に森林総合研究所分収林分353万1,000円を追加するものでございます。 続きまして74ページ、歳出でございます。こちらもほとんど事業等の精算に伴うものでございますが、4款2項1目田沢財産区地域振興基金積立金に399万4,000円を追加するものでございます。 以上で議案第45号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第46号 平成25年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)の御説明を申し上げます。 77ページをお開き願います。 平成25年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、総額からそれぞれ59万9,000円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ350万1,000円とするものでございます。 内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。 81ページをお開きいただきたいと思います。 歳入の部分につきましては、精算見込みによるものが主でございますけれども、1款2項2目の生産物売払収入の部分のうち60万円減額しておりますが、この部分につきましては翌年度へ売払いを繰り延べた関係によるものでございます。 次ページ82ページ、歳出でございます。こちらにつきましては、事業費等の精算に伴います精算見込みによる補正でございます。 以上で議案第46号、提案理由の説明を終わります。御審議いただき御可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第47号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 特別会計の補正予算書の85ページでございます。 議案第47号 平成25年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,090万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,638万3,000円とするものでございます。 第2条、地方債の補正でございますが、2,990万円を減額し、総額を1億950万円とするものでございます。 事項別明細書において説明いたします。89ページでございます。 歳入でございます。3款繰入金でございますが、補正額100万円とし、合計を1億275万7,000円とするものでございます。それから、市債については総額2,990万円を減じて、総額を1億950万円とするものでございます。 次ページでございます。歳出でございます。1款1項1目並びに2目については、精算見込みでの減額でございます。総額で122万円の減額でございます。それから、2款事業費については、補助対象事業ですけれども、補助対象事業外の単独分についての精算見込みによる減額でございます。神代地区では2,803万8,000円の減、それから、新設改良事業費として計画していました路線については59万4,000円の減額でございます。次に、第3款公債費については、2目の利子104万8,000円を減額とするものでございます。 簡単ですが説明を終わります。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第48号について、藤村医療局長。
    ◎医療局長(藤村好正君) 議案第48号 平成25年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)の提案理由を説明いたします。 補正予算書をごらんいただきたいと思います。 今回の補正は、これまでの実績に伴う額の確定や精算見込みによるものでございます。 内容について御説明いたします。 補正予算書の1ページ、第2条、業務の予定量でございます。既決予定額を下段の補正予定額に変更するものでございまして、(2)の年間患者数の減少によるもので、入院患者数が6,570人、外来患者数が3,904人の減少を予定しております。一日当たりでは、入院患者数が18人、外来患者数が16人の減少となっております。 次に、(4)の主要な建設改良事業の建設改良工事費でございますけれども、角館総合病院建設事業費の調査設計費の額の確定による減額、それから有形固定資産購入費は、角館総合病院の医療機器の購入の精算と病院建設用地購入の実績見込みによる減額となっております。 次のページ、第3条、収益的収入及び支出でございます。これは、先ほど説明しました業務の予定量の減少に伴う補正ということでございます。 収入合計は1億6,437万6,000円の減額で、内訳は、田沢湖病院が8,718万4,000円、角館総合病院が7,719万2,000円の減額となっております。 支出合計は2,752万4,000円の減額で、内訳は、田沢湖病院が1,897万2,000円、角館総合病院が855万2,000円の減額となっております。 次、第4条、資本的収入及び支出でございます。収入合計1億912万円、支出合計1億896万9,000円をそれぞれ減額するものでございます。主なものは、2款の角館総合病院の建設事業費と医療機器購入費及び医師等修学資金貸付金の精算見込みによる減額でございます。 次に、第5条、継続費でございます。これは市立角館総合病院建設事業費が建設資材や労務賃金の高騰などにより16億388万9,000円を増額し、総額を61億4,724万3,000円として各年度、平成25年度から平成27年度までの3年間の年度割を記載のとおり補正するものでございます。 次に、次のページ4ページの企業債でございます。第6条です。角館総合病院の建設事業と、それから医療機器の購入の精算見込みにより8,680万円を減額し、3億6,590万円とするものでございます。 次のページ5ページ、第7条、議会の議決を経なければ流用できない経費及び第8条、他会計からの補助金、それから第9条、棚卸資産購入限度額は、記載のとおり補正するものでございます。 次ページ6ページ以降については、予算の実施計画でございますので詳細の部分を記載しております。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第49号及び議案第50号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第49号でございます。別冊となっておりますのでよろしくお願いいたします。 議案第49号 平成25年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)でございます。 第2条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、平成25年度仙北市温泉事業会計予算第6条中「(1)職員給与費763万4,000円」を「677万4,000円」に改めるものでございます。85万円の減額でございます。 現在、高原の温泉の給湯状況が不安定でございまして、高原に設置したボイラーを運転中でございます。今回の補正によりまして、それの運転費用として職員給与費を減額し組み替えしたいと考えておりますので、よろしく御審議のほどをお願いいたします。 続いて、議案第50号、平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 資本的収入及び支出、第2条でございます。今回の補正については、8月9日の豪雨による田沢湖簡易水道の災害復旧事業費の確定による補正でございます。 収入でございますが、2款4項国県補助金103万8,000円、それから5項企業債100万円を追加し、203万8,000円追加し、総額を5,437万4,000円とするものです。また、支出については、2款1項の建設改良費290万2,000円を減額し、総額を1億4,199万7,000円とするものでございます。 2条の条文でございます。平成25年度仙北市水道事業会計予算第4条本文括弧書中、「9,256万3,000円」を「8,762万3,000円」に、これについては収支の不足分でございます。「7,003万円」を「6,102万8,000円」に、これについては補填財源としての過年度分損益勘定留保資金でございます。「353万3,000円」を「339万5,000円」に、これについては消費税資本的収支調整額でございます。続いて「1,900万円」を「2,320万円」に改め、これは減債積立金を改めるものでございます。 続いて、次ページでございます。 第3条、企業債でございまして、今回水道事業災害復旧事業ということで100万円計上させていただいております。 以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第51号及び議案第52号について、金谷建設部長。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(佐藤峯夫君) 会議時間を再延長いたします。19時まで。--------------------------------------- ◎建設部長(金谷正美君) 議案第51号について御説明申し上げます。 議案書の108ページをお開きください。 市道の変更認定についてでございます。 道路法第10条第2項の規定に基づき、次の路線を変更認定するので、同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 次のページからの市道変更認定調書と位置図をごらんいただきたいと思います。 角館地区はみのり台1号線外6路線、田沢湖地区は中生保内2号線、西木地区は高沢2号線、計9路線を変更認定するものです。 図面になりますけれども、みのり台1号線は、平成24年度に道路用地を取得したことによる延長の変更でございます。次ページ、羽黒堂2号線は、中川小学校の通学路ですが、所有者から寄附の内諾を得たことから延伸するものです。次のページ、図面番号3番、月見堂桂渕線、そして次ページの図面番号4、山口上町屋線及び1ページ飛びますけれども図面番号6、月見堂2号線と次ページの月見堂3号線は、国道46号角館バイパスの完了で国から市へ道路敷が移管されたことによる変更になります。戻りますけれども図面番号5番、下延西川原1号線は、道路改良工事完了に伴う変更となっております。田沢湖地区の図面番号1番、中生保内2号線は、旧田沢湖町時代に道路敷地として寄附されていましたが、認定漏れしていたことから延伸し変更するものです。高沢2号線については、道路改良工事完了に伴う延長の変更です。 続きまして、次に議案第52号について御説明申し上げます。 議案書の111ページをお開きください。 市道の認定についてでございます。 道路法第8条第1項の規定に基づき、次の路線を認定するので、同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 次のページの市道認定調書と位置図をごらんいただきたいと思います。 角館地区はみのり台4号線外6路線、田沢湖地区は刺巻明平4号線、計8路線を認定するものです。 みのり台4号線は、私道でございます。私道位置指定道路でございましたが、敷地は市に寄附されており、また、地域内道路としても利用頻度が高いことから今回認定するものです。田町上丁4号線と総合情報センター線は、総合情報センター敷地内ですが通行量も多く、道路管理上から市道として認定するものです。山崎上町屋3号線、月見堂山口線、山口上町屋支線、月見堂4号線の4路線は、国道46号角館バイパスの完了で国から市へ道路敷が移管されたことによる認定です。刺巻4号線は、現道は法定外公共物、いわゆる赤道であり、認可すると市道認定基準に適合していることから認定するものです。 以上、議案第51号、52号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △議案第53号~諮問第1号の上程、説明 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、日程第57、議案第53号 仙北市監査委員選任につき同意を求めることについてから日程第59、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてまでを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案の113ページになります。 議案第53号であります。仙北市監査委員選任につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市監査委員に選任をしたいので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 選任したい方のお名前は戸澤正隆さん、住所は仙北市角館町山谷川崎高屋261番地であります。生年月日は昭和21年2月21日生まれ。任期が、今差し迫っておりますけれども5月8日で切れることになっております。再任のお願いであります。任期は、その後、御同意いただくとすると平成26年5月9日から平成30年5月8日ということになります。どうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。 また、議案第54号であります。115ページとなります。仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。 次の者を仙北市教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 任命したい方のお名前は熊谷徹さんであります。住所は仙北市角館町岩瀬168番地であります。生年月日は昭和26年7月25日生まれであります。再任のお願いであります。今、任期は3月31日で任期満了となります。お認めいただいた後は、平成26年4月1日から平成30年3月31日までの任期となります。 いずれの方も再任ということでお願いをしております。教育行政、また、監査業務に大変精通しております。どうかよろしく御同意をいただきたいと思っております。 続きまして、諮問第1号であります。人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。 議案つづり117ページであります。 次の者を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 推薦をいただきたいと思う方、茂木一代さんであります。仙北市角館町小勝田中川原111番地30であります。生年月日が昭和36年5月21日生まれであります。 茂木一代さんは新任の方であります。子育て支援施設を中心となって開設するなど、子供たちとかかわる活動を積極的に行っている方であります。また、長年、精神障害者福祉ボランティアの活動も行っていて、子供、弱者の人権擁護活動に関しては特に期待できる方であると思っております。温厚篤実な人柄で地域の信望も厚い方であります。就任をお願いしたいと考えております。よろしく御審議をお願い申し上げたいと思います。 以上であります。 ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第57、議案第53号から日程第59、諮問第1号までの3件については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の3件は委員会へ付託することを省略することに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                              (午後5時58分)...