仙北市議会 > 2013-08-19 >
08月19日-01号

ツイート シェア
  1. 仙北市議会 2013-08-19
    08月19日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    平成25年  9月 定例会                              仙北市告示第79号 平成25年第5回仙北市議会定例会を、平成25年8月19日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成25年8月9日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          平成25年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                 平成25年8月19日(月曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告    教育行政報告    議会動静報告    監査報告第4 議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定について第5 議案第99号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第100号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第101号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第102号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第9 議案第103号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第10 議案第104号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)第11 議案第105号 平成24年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第12 議案第106号 平成24年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第107号 平成24年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第108号 平成24年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第109号 平成24年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第110号 平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第111号 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第112号 平成24年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第113号 平成24年度仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について第20 議案第114号 平成24年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第21 議案第115号 平成24年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第22 議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第23 議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定について第24 議案第118号 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について第25 議案第119号 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について---------------------------------------出席議員(21名)      1番 高橋 豪君       2番 熊谷一夫君      3番 門脇民夫君       4番 平岡裕子君      5番 狐崎捷琅君       6番 田口寿宜君      7番 阿部則比古君      8番 佐藤直樹君      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君     15番 青柳宗五郎君     16番 八柳良太郎君     17番 田口喜義君      19番 高久昭二君     18番 藤原助一君      20番 稲田 修君     22番 佐藤峯夫君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長      門脇光浩君     副市長     田邉浩之君  教育長     熊谷 徹君     総務部長    高橋俊一君  市民生活部長  羽川茂幸君     福祉保健部長  高藤久晴君  観光商工部長  佐藤 強君     農林部長    佐々木公雄君                    会計管理者  建設部長    金谷正美君             黒沢隆悦君                    兼会計課長  教育部長    田中宣男君     医療局長    藤村好正君                    総合産業  企業局長    新山敦晃君             高橋新子君                    研究所長  総務部次長兼            総務部次長兼          大石誠亮君             高村省弘君  田沢湖地域センター所長       角館地域センター所長  総務部次長兼          高橋昇治君     総務課長    運藤良克君  西木地域センター所長  企画政策課長  平岡有介君     財政課長    冨岡 明君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長  太田和彦君     書記      三浦清人君  書記      藤岡 純君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) 平成25年8月9日付をもって招集の平成25年第5回仙北市議会定例会は、ただいま出席議員21名で会議の定足数に達しておりますので、ただいまから開会いたします。 広報及び報道関係者の撮影を許可いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、10番、小田嶋忠君、11番、荒木田俊一君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) おはようございます。 平成25年第5回仙北市議会定例会にあたり、8月12日、仙北市役所、田沢湖庁舎第1会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は5名で、阿部委員と藤原委員は欠席でありました。 職務出席として佐藤議長、委員外議員として青柳副議長、また、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、門脇市長、田邉副市長、高橋総務部長平岡企画政策課長冨岡財政課長が出席し、書記には、議会事務局三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議いたしました。 第5回定例会に当局から提案される案件は、条例関係4件、予算関係3件、決算認定関係15件、計22件であります。 これらの提出案件について市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から9月6日までの19日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告及び本定例会に提案される議案上程・説明を行います。 会期2日目から7日目までを休会とし、会期8日目の8月26日と8月27日の2日間を一般質問とし、質問者は26日が4名、27日が3名を予定しております。 会期10日目の8月28日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催します。 この予算常任委員会には、一般会計補正予算が付託されますので、一般会計補正予算に対する議案質疑を行い、質疑終了後、各分科会への分担を行います。 その後、引き続き、決算常任委員会を開催しますが、決算常任委員会には一般会計歳入歳出決算認定議案が付託されますので、一般会計決算認定に対する議案質疑を行い、予算常任委員会と同様に各常任委員会と構成を同じくする分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期11日目から18日目までは休会としますが、休会中の8月29日と30日並びに9月2日の3日間で総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 また、各企業会計決算認定議案、各特別会計決算認定議案は、所管する常任委員会に付託となり審査していただくことになります。 なお、決算常任委員会に付託となる一般会計決算認定議案については、会期の都合上、継続審査として、改めて閉会中に審査していただくことを議会運営委員会で確認したところでありますので、よろしく御協力をお願いいたします。 会期17日目の9月4日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、報告に対する質疑、会派代表質疑の後、討論・採決を行います。 また、予算常任委員会終了後、引き続き、決算常任委員会を再開し、今後の審査の日程及び方法等を確認していただきます。 最終日の9月6日は、各常任委員会委員長報告委員長報告に対する質疑を行い、討論・採決を行う日程であります。 本定例会の会期は19日間で、うち本会議5日、休会14日となります。 休会のうち5日間は、各常任委員会となる日程であります。 また、議長あてに提出されました要望書2件については、お手元に配付しております。 以上、議事運営につきましては、特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。今期の定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり本日から9月6日までの19日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月6日までの19日間と決定いたしました。 なお、会期中の休会については、ただいま議会運営委員長報告のとおりとすることにも御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期中の休会については、議会運営委員長報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、田邉副市長、熊谷徹教育長高橋俊一総務部長羽川市民生活部長高藤福祉保健部長佐藤観光商工部長佐々木農林部長金谷建設部長田中教育部長黒沢会計管理者新山企業局長藤村医療局長高橋新子総合産業研究所長大石総務部次長田沢湖地域センター所長高村総務部次長角館地域センター所長高橋昇治総務部次長西木地域センター所長運藤総務課長平岡企画政策課長冨岡財政課長であります。 なお、本定例会において説明のため出席を求めた者のうち加古市民生活部次長兼危機管理監は、本日欠席であります。 以外につきましては、必要に応じて参与を求めることといたします。 会議の書記は、三浦、藤岡の2名を任命いたします。 職務のための出席は、太田議会事務局長であります。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、市政報告に入ります。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成25年第5回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、大雨による被害状況であります。 8月9日の記録的な大雨により、市内各地で土砂災害や河川の氾濫など大きな被害がありました。特に田沢湖田沢の先達地区では、土石流により6人の方々がお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表します。また、被災された市民の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。この場をお借りし、猛暑の中で連日捜索活動を展開いただいた自衛隊・秋田県警・大曲仙北広域消防・仙北市消防団ほか多くの皆様に、改めて心からの感謝を申し上げます。 先達地区の災害は、土石流により2世帯5人の方が安否不明となり、3人の方が病院へ搬送されました。当日は朝から気象情報などを注視し、大雨災害に対応をしていました。しかし雨足が衰えず、被害の拡大が予想されたことから、12時30分に仙北市災害対策本部を設置しました。前後から断片的でしたけれども、先達集落での溢水や土砂流出、けが人発生の情報が入ってきたことなどから、13時53分、先達集落全域に避難勧告を出しました。その後になって土砂流出で行方不明者が出ている情報が入り、14時10分に県知事に自衛隊の派遣要請を行いました。 田沢湖総合開発センターでは、当日避難者の皆様83人をお迎えしました。皆様には、これ以上のない不安を抱え、不明になっていた方々の安否を気遣いながら、窮屈な環境の中で数日を過ごしていただきました。 一方、復旧作業の促進や被災者の精神的ストレス軽減などを考え、10日夜の災害対策本部会議で避難勧告の部分解除を検討、住宅確認調査や本人からの聞き取り、周辺の生活環境の状況、さらには国土交通省国土技術政策総合研究所の現地調査結果などを総合的に判断し、安全が確認された住宅から随時勧告を部分解除することにしました。きょう現在では46世帯127人が部分解除となっております。 なお田沢湖総合開発センターに開設をした避難所は場所を移転し、現在は田沢交流センターとしています。ただし、きょう現在の利用はありません。 被害状況の全容は今も調査中であります。何より残念なごとは、6人の市民の命を救えなかったことであります。 また、建物被害については、住家の全壊5棟・半壊1棟、非住家半壊3棟が確認されております。 このほかの大雨による被害状況は、生保内地区で床上浸水が1棟、また、下高野・造道・小先達地区820戸の停電、これは10日16時55分に復旧しております。道路の通行どめは国道46号の仙岩峠、12日7時解除であります。国道105号の左通駅から紙風船館まで、9日15時30分解除であります。国道341号の川崎橋から鹿ノ作トンネル、10日12時解除であります。県道田沢湖西木線ハートハーブから桧木内入り口、9日9時解除であります。この4路線があります。 次に、農林水産関係の8月15日現在の状況であります。 農業関係ではビニールハウス3棟、全壊であります。農地への冠水が約39ヘクタールで被害額約1,560万円、農業施設関係では水田への土砂堆積、畦畔崩落関係が27カ所、5.4ヘクタールであります。頭首工の損壊1カ所、水路の土砂閉塞等19カ所、約550メートルであります。で、被害額約4,600万円と見込んでおります。 林業関係では、林道被害28路線、路面洗掘・路肩決壊が27路線、約7,000メートルであります。のり面崩落1カ所で約10メートルであります。で、被害額約4,900万円と見込んでいます。 内水面漁業関係では、養殖池へ土砂流入等により、イワナ等の養殖で約100万円の被害が出ております。これらの被害に対しては、国・県の協力を得ながら早期復旧に向け作業を進めます。特段の御理解をお願い申し上げます。 続いて、建設部関係の8月15日現在の状況であります。 市道関係では舗装洗掘・土砂崩落関係が17カ所、そのほかとして河川取水口閉塞等3カ所で被害額約5,400万円、また、河川公園関係では、前回の豪雨に続いて桧木内川桜並木公園が7.0ヘクタール、また、桧木内川河川公園3.2ヘクタールの冠水被害が発生しています。これらの被災箇所については、応急対策を進めながら、市道関係4路線を公共土木施設災害復旧事業として申請をしていきます。議会の皆様の特段の御理解をお願い申し上げます。 次に、水道施設の被害状況であります。 田沢簡易水道では、前郷沢林道が被災し、導入管が流出しました。このため田沢地区237戸が断水し、防災無線での広報と給水活動を行いました。早急に応急工事を実施し、11日午前5時に配水を確認しています。 また、水沢簡易水道は一時濁水の混入、生保内水道では、ろ過池のろ過機能の低下、角館上水道、西木簡易水道でも濁水により、一時送水を停止しています。 報告箇所を含めた被害額全体の取りまとめは、あと少しお待ちいただきたいと思っております。 なお、8月9日に災害救助法の適用が決定されました。また、8月15日には、農地等の被害について激甚災害の指定が閣議決定されております。さらに、公共土木施設災害復旧事業等に関する特別の財政援助を受けるための激甚災害の指定については、現在も国に要望をしているところであります。 土石流災害の復旧は、国・県・市が協力して取り組むことを確認しております。国や県には、降雨による二次災害が心配なこと、また、豪雪地帯であることから融雪災害も心配なこと、そこで至急の応急復旧工事、早期の本復旧工事への着手をお願いしました。現在、県が応急仮設工事を行うことで準備が進んでいます。感謝を申し上げます。 また、現在の対応についてお知らせをいたします。 国土交通省等のアドバイスをいただいて、仙北市災害対策本部で関係箇所の避難等に関する基準を決定しております。避難情報の提供基準としては、時間雨量10ミリメートル、または連続雨量50ミリメートルでありますが、現在この基準に達しております。したがいまして、仙北市災害対策本部として先達地域の皆様に避難情報の提供を行っております。自主避難の促進であります。避難場所は、先達会館であります。現在30名の方々が自主避難をしているという情報が入っております。現地本部からの情報では、現地は断続的に雨が降っている状況でありまして、警戒を要するという状況であります。 次に、平成24年度の一般会計決算であります。 歳入総額は189億127万3,000円、歳出総額は185億126万4,000円、歳入歳出差引額は4億9,000円で、翌年度に繰り越すべき財源の総額2,781万2,000円を差し引いた実質収支額は3億7,219万7,000円の黒字額となっております。 次に、一般会計補正予算についてであります。 補正額は3億4,078万5,000円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は193億2,762万6,000円であります。 主な事業は、市長選挙及び市議会議員補欠選挙費、子ども・子育て支援推進事業費、塵芥処理費、秋田県種苗交換会協賛会負担金局所防災事業費商工業企業等応援事業費補助金、冬期交通対策費市民参加型インフラ維持整備費臨時地方道整備事業費住宅リフォーム促進事業費補助金理科教育設備整備事業費、2014フリースタイルスキー秋田田沢湖モーグル競技会補助金、農業用施設・林業用施設各災害復旧事業費などであります。 また、債務負担行為補正の変更と地方債補正は、追加と変更であります。 次に、各部局等の主要事項並びに諸般の状況を御報告申します。 総務部であります。 所得税還付等に係る損害賠償請求訴訟についてであります。 平成25年7月4日、原告3人による所得税の不正還付に係る損害賠償請求訴訟秋田地方裁判所に提訴されました。内容は、「仙北市職員による不正な所得税還付による不法行為で精神的打撃を受けたので、その損害として原告一人につき55万円、総額165万円の支払いを求める」というものであります。 本事案については、これまで顧問弁護士に相談をしてきましたが、9月13日の第1回口頭弁論に向け、顧問弁護士を代理人として答弁書の作成を依頼しました。 「あきた未来づくり本部」の開催についてであります。 「秋田県・市町村未来づくり協働プログラム」は、県と市町村が地域課題の解決に向け、地域資源を有効に活用しながら明るい未来を切り開くためのプロジェクトを市町村から募集し、それを市町村と県が協働で事業実施を図るものであります。事業期間は平成24年度から平成28年度としています。 仙北市では昨年から事業実施を目指し、関係機関からのアドバイスや地域の意見も伺って検討を進めてきました。その結果、プロジェクト名を「田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト」とし、7月19日に県へ素案を提出しました。 県では8月9日、知事を本部長とする「あきた未来づくり本部」を開催し、県及び市の各部局担当者による合同プロジェクトチームの設置を決定しました。 暫時休憩をさせていただきたいと思います。大雨警報が発令されましたので、避難勧告をするという段取りに入ります。 ○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩いたします。                             (午前10時23分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時22分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 市長の市政報告を続けてください。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 市政報告に入ります前に、議長また議会の皆様に御配慮をいただきましてまことにありがとうございます。 それでは、先ほどの続きということで、総務部の「あきた未来づくり本部」の開催について、4ページから、若干重複しますけれども、ここから皆様に報告をさせていただきます。 「秋田県・市町村未来づくり協働プログラム」は、県と市町村が地域課題の解決に向け、地域資源を有効に活用しながら明るい未来を切り開くためのプロジェクトを市町村から募集し、それを市町村と県が協働で事業実施を図るものであります。事業期間は平成24年度から平成28年度としております。 仙北市では昨年から事業実施を目指し、関係機関からのアドバイスや地域の意見を伺って検討を進めてきました。その結果、プロジェクト名を「田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト」とし、7月19日に県へ素案を提出しました。 県では8月9日、知事を本部長とする「あきた未来づくり本部」を開催し、県及び市の各部局担当者による合同プロジェクトチームの設置を決定しました。 本市プロジェクト素案は「(仮称)田沢湖クニマス史料館」の整備計画を中心に、田沢湖の自然環境の保全と再生、湖畔周辺のにぎわい創造を目的とする県・市の事業群を掲げております。事業内容や見込まれる効果、事業費等も含めた具体的な事業精査については、県・市合同プロジェクトチームの中で進められることになります。 今後これらの精査作業を経てプロジェクトが策定されることになります。目標としては本年11月上旬を目指し、県との協働作業と並行して議会並びに市民の皆様に報告をし、また、意見をいただきながらプロジェクトを策定したいと考えております。よろしく御協力をお願い申し上げます。 福祉保健部であります。 生活保護審査請求について。 生活保護に関する審査請求が、審査庁である秋田県知事に5件提出されております。 このうち3件については、「福祉事務所の処分を取消す」との裁決となっております。内容については、1件目と3件目は年金の収入認定を二重に行ったということ、2件目は決定通知に記載されるべき理由付記が不備であったということであります。この3件の御家族には、居宅に伺うなどして福祉事務所としての説明を行い、指摘された事項を精査改善して事務手続を行いました。 たび重なる審査請求で市民の皆様にはおわびを申し上げます。今後とも生活保護行政に対する、さらなる市民の信頼に応えるよう努めます。 なお、残りの2件については、車の保有に関しての審査請求事案ですが、うち1件は審査請求自体が適法な請求とは認められないとのことで却下となり、残る1件は、現在審査庁で審査中であります。 仙北市子ども・子育て会議条例の制定について。 平成24年8月、子育てをめぐる課題の解決を目指す「子ども・子育て支援法」が制定・公布されました。幼児期の学校教育や保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進するため、平成27年4月から子ども・子育て支援新制度がスタートする予定であります。 この新制度の実施にあたり、「市町村子ども・子育て支援事業計画」を策定することとされております。その計画の策定等に関し、意見及び支援施策の調査審議していただきたく、「仙北市子ども・子育て会議条例案」を本定例会に提案をしております。 また、事業計画の策定に向けた関連する予算も計上しておりますので、御審議をよろしくお願い申し上げます。 白樺児童会(教室)場所移動について。 白樺児童会、生保内小学校にあります白樺児童館でありますけれども、利用施設の老朽化が心配されておりましたけれども、このたび移転に伴う改修工事も終了し、7月26日より生保内小学校北側校舎一角の余裕教室2室で再スタートをしております。今後とも家庭との連携を図りながら児童の健全育成に努めます。 子育てサポーター新規養成講習会について。 地域で子育てをサポートをする環境づくりの一環として、子どもの一時的な預かりを行う子育てサポーター育成の「子育てサポーター新規養成講習会」をNPO法人秋田県子育てサポーター協会の協力を得て仙北市で開催をしました。受講者は23人で、全員市内在住の方々であります。その結果、途中受講された方を除いて18人の方に修了証が交付されました。とても嬉しく思っています。サポーターの皆様の御協力をいただきながら、より充実した子育てサポート活動に努めます。 医療局であります。 市立角館総合病院病床数の改正についてであります。 本定例議会に「角館総合病院の病床数改正」、「病院事業職員の給与の基準等の改正」と「平成24年度病院事業決算認定」を提案しております。 角館総合病院の病床数は、将来人口推計や将来患者推計等をもとにした平成27年度の新病院開院時の一般病床を170床、精神病床を36床として計画をしております。開院時までに段階的に病床数を削減することとしておりまして、今回は一般病床32床、精神病床10床を削減するものであります。 病院事業職員の給与の基準等の改正は、再任用職員に対する手当の適用除外をする範囲を「仙北市一般職の職員の給与に関する条例」と整合するために改正をするものであります。 また、病院事業決算については、6月定例会の市政報告で概要を報告しております。御審議をよろしくお願い申し上げます。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げましたが、本定例会に提案をしている案件は、条例関係4件、予算関係3件、決算認定関係15件の計22件であります。慎重審議の上、全議案につきまして御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告といたします。 どうもありがとうございます。
    ○議長(佐藤峯夫君) 市長の市政報告を終わります。---------------------------------------教育行政報告 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、教育委員会の教育行政報告に入ります。熊谷徹教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) 平成25年第5回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告をさせていただきます。 初めに、昨年4月に発生しました白岩焼窯跡の毀損につきましては、事故発生後、秋田県文化財保護室の指導を受けながら原状回復の修復作業を行ってまいりましたが、5月中旬に修復作業が終了したことに伴い、秋田県文化財保護室に原状復旧の終了報告書を提出いたしました。 県文化財保護室からは、5月31日付で原状復旧が終了したことを確認した旨の通知があり、昨年からの一連の処理が終了したことになります。 皆様には、これまで多大な御迷惑と御心配をおかけしましたことに改めておわび申し上げます。 教育委員会としてこの事件を重く受けとめ、市の職員事故等審査委員会の意見を受けて、8月16日付で関係する職員1人に厳重注意処分を行いました。 今後、このようなことがないよう十分注意するとともに、文化財保護に関する研修や文化財保護業務の体制強化を図ります。 また、市民の皆様や関係団体等に対し、文化財の適切な保存や活用に関する普及啓発に努めてまいります。 続いて、教育指導課であります。 仙北市・富士河口湖町子ども交流事業について。 クニマスの再発見を契機に始まった交流事業も2年目を迎えました。ことしは8月3日から5日まで、2泊3日の行程で市内中学校3年生6人が富士河口湖町を訪問しました。 参加した生徒は、山梨県立富士ビジターセンターでの富士山学習、西湖・河口湖、青木ケ原樹海の見学などを行いました。また、富士河口湖町長、教育長とも面会させていただきました。 3日間の訪問を通して、生徒達は富士河口湖町周辺の壮大な自然のすばらしさに感動するとともに、町長からは、地域の特色を生かして町を活性化していくことが自分たちの将来をつくっていく上で重要であることを教えていただきました。 今後は、自校の生徒や保護者に体験発表の機会を設け、本事業の目的でもある環境学習の視点から、クニマスの将来を考え地域に貢献する中学生の育成を図ってまいります。 なお、9月15日の田沢湖マラソンには、富士河口湖町の小学生4人がペアマラソンに、大人2人が20キロマラソンに出場し、交流親睦を図る予定であります。 次に、生涯学習課であります。 仙北市成人式について。 8月15日に角館交流センターを会場に成人式を開催いたしました。ことしの成人該当者は302人で、234人の出席がありました。成人者は、久々の友との再会を喜び、和やかな雰囲気の中で盛大に式典が行われました。 「戸沢サミット」について。 戸沢政盛公の顕彰と伝承、地域の活性化を目的に、茨城県高萩市の提案により、10月26日に高萩市文化会館で「戸沢サミット」が開催されます。 戸沢氏に由来のある岩手県雫石町、茨城県小美玉市、高萩市、山形県新庄市、仙北市の5市町の関係自治体が一堂に会し、伝承活動等に取り組み、それぞれの地域活性化につなげようとするものであります。 教育委員会といたしましても、このサミットに積極的に参加し、他の関係市町との情報交換や交流を深めてまいります。 次に、市民会館であります。 工事の進捗状況について。 施設の老朽化に伴う屋根の防水工事及び外壁塗装工事について、10月10日までを工期として7月5日に発注し、現在、工事を進めております。 また、昨年度の耐震診断結果に基づき、避難所としての耐震率を向上させるための耐震補強工事を7月25日に発注しました。工期は、10月10日までであります。 今後、音響設備機器更新工事及び舞台照明設備工事についても随時発注し、秋の各種イベント等に間に合うよう進めてまいります。 なお、9月22日と23日の生保内節全国大会時には、仮設足場等の一部が残る予定でありますが、大会運営等には支障なく開催できる見込みであります。 次に、田沢湖図書館でございます。 工事の進捗状況について。 施設の老朽化による雨漏りや冬季の凍害を解消するため、屋根の防水工事と外壁等の補修工事を10月10日までを工期として7月5日に発注しました。 図書館は、工事期間中も開館することから、来館者の安全第一を念頭において工事を進めております。 防水などの外装工事に加え、これまでの雨漏り被害で汚れた内装工事も行い、工事終了後は、読書環境としてふさわしい図書館を御利用いただけるものと考えております。 次に、スポーツ振興課であります。 田沢湖マラソンについて。 9月15日に予定している田沢湖マラソンは、申込者が6,000人を超えており、昨年より1,000人ほど上回っていることから、駐車場対策については下高野地区の牧場跡地に種苗交換会で整備を予定している場所に500台ほどを誘導し、混雑の回避に努めたいと考えております。 なお、フルマラソンは、このたびの激甚災害に見舞われた先達地区内がコースの一部となっており、毎回、地域の皆さんから給水ポイントとして、ランナーの激励等たくさんの御協力をいただいております。こうした諸事情から、フルマラソンのコースを変更することも視野に入れ、田沢湖マラソンの開催実施方法について、大会運営関係機関等とさまざまな角度から十分に協議・検討してまいります。 フリースタイルスキー・モーグル競技会について。 来年の3月14日から16日まで、2014フリースタイルスキー秋田・田沢湖モーグル競技会が田沢湖スキー場で開催されます。 この大会は、全日本スキー連盟が国内各地を転戦しているA級モーグル大会の一つで、秋田県では初めての開催となります。教育委員会といたしましても、この大会を成功させるべく関係経費を計上し、支援してまいりたいと考えております。 また、全日本スキー連盟は、国際スキー連盟(FIS)が主催するフリースタイルスキー・ワールドカップ・モーグル競技大会を田沢湖スキー場で開催することを目指し、国際スキー連盟へ開催申請をいたします。今後、国際スキー連盟の担当者による現地視察などを経て、10月の国際スキー連盟理事会で正式に決定されることになります。開催が決定した場合、平成26年度から平成28年度までの3年間、本市でワールドカップが開催されることになり、秋田県や秋田県スキー連盟等と協働して大会の誘致に努めてきたことが大きく実を結ぶことになります。 県では、田沢湖スキー場の黒森山ゲレンデのジャッジハウスや必要な施設整備等について予算化を目指しており、当市といたしましても県、県スキー連盟、田沢湖高原リフト株式会社とともに開催準備委員会に参画し、競技の運営や約20カ国150人の外国人選手、役員の受け入れ態勢等の諸準備を整えてまいりたいと考えております。 スポーツ活動状況について。 第95回全国高校野球選手権秋田大会での角館高等学校野球部の活躍は、球史に残るすばらしいものでした。特に決勝戦激闘後の選手の姿は感動そのものであり、甲子園出場こそかないませんでしたが、市民やOB、関係者等に、たくさんの勇気と希望を与えてくれました。教育委員会といたしましても、今後のさらなる活躍を期待し、支援と声援を送り続けたいと思います。 ことし7月にアメリカのシカゴで開催された「ラート」という体操競技の世界選手権において、仙北市角館町出身の高橋靖彦さんが日本人で初めて個人総合優勝に輝きました。 「ラート」とは、直径約2メートルの鉄製リング2本をつなぎ、みずからの体重を利用して回転させ、技の美しさや難易度を競うものであります。教育委員会といたしましても、高橋さんが帰省した際に、その栄誉をたたえるとともに、母校の角館小学校で体験会を開くなど、ラート競技を広く市民に紹介していきたいと思います。 また、平成25年度の秋田県中学校総合体育大会において、生保内中学校女子剣道部が団体戦で準優勝、水泳競技で桧木内中学校3年の鈴木拓望君が100メートル平泳ぎで第4位、角館中学校2年の佐藤慶一君が50メートル自由形で第5位に輝き、続く東北大会においても大健闘いたしました。 さらに、全県中学校野球大会に出場した角館中学校は、準々決勝で惜しくも敗れましたが、春の大曲仙北地区の覇者としての実力を遺憾なく発揮してくれました。 文化財課であります。 重伝建地区防災施設設置基本構想調査業務委託等について。 本年度の主要事業であります重伝建地区防災施設設置基本構想調査業務について、6月28日に響同設計協同組合、代表理事嶋崎辰雄さんであります。と業務委託契約を締結しました。 この業務内容につきましては、昨年度、早稲田大学理工学術院の長谷見教授を初めとした策定委員で作成された重伝建地区防災計画策定調査報告書に基づいております。歴史的町並みと武家屋敷の木造建造物、景観樹木などを火災や地震等から守るとともに、避難対策等が住民や観光客にもわかりやすいものにしようとする内容になっております。 補助事業の重要伝統的建造物群保存地区修理事業は、小田野家の主屋改修工事を2カ年にわたり整備する初年度となります。現在、改修工事前段の業務について、7月10日に戸納瀬建築設計事務所、代表者戸納瀬肇さんです。と業務委託契約を締結し、施設の内容を具体的に精査し、耐震診断等も設計に反映することとしております。 秋田藩角館郷校「弘道書院」については、復元につながる基礎資料づくりとして8月下旬に県文化財保護室の指導をいただき、現地で試験堀りすることと予定しております。 昨年度の検討委員会の内容を踏まえ、当日は山形大学の永井教授や秋田公立美術大学の澤田教授からも御指導をいただき、より充実した復元内容を目指していきたいと考えております。 続きまして、平福記念美術館であります。 「平福百穂没後80年展」について。 9月25日から11月6日まで、樺細工伝承館、新潮社記念文学館との3館合同企画展「平福百穂没後80年展」を開催いたします。 ことしは、仙北市が誇る日本画家である平福百穂が亡くなられて80年になります。この節目の年に、百穂の屏風や軸装等のほか、百穂が交流を深めた日本画家「結城素明」やアララギ歌人などに関する作品等の展示も行い、日本美術史上に燦然と輝く平福百穂の偉業をたたえたいと思います。市内外からたくさんの方々に御来館いただき、平福百穂の画業等を御堪能いただきたいと思います。 次に、国民文化祭推進室であります。 第29回国民文化祭・あきた2014実施計画案について。 7月11日に文化庁が主催する平成25年度国民文化祭実行委員会において、第29回国民文化祭・あきた2014の実施計画案が原案どおり承認されました。これにより、仙北市を初め県内各市町村主催の分野別フェスティバルが正式承認を受けたことになり、今後、各都道府県を通じて出演団体や出品作品の募集など具体的な手続が進められ、開催に向けた動きが加速していくことになります。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げまして、本定例会の教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育長の教育行政報告を終わります。 議会動静報告、監査委員の報告については、別に配付のとおりであります。 暫時休憩いたします。                              (午後1時45分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時45分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 緊急事案発生のため、議事日程変更等を含む議案審議のために休憩をして、直ちに議会運営委員会を開きます。よって、直ちに休憩いたします。                              (午後1時45分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時08分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。10番。 ◆10番(小田嶋忠君) 先ほど、議長より要請のありました議会運営委員会を仙北市役所、田沢湖庁舎第1会議室にて開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員で、職務出席として佐藤議長、委員外議員として青柳副議長、また、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、門脇市長、田邉副市長、高橋総務部長が出席し、書記には、議会事務局三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会事務局長が出席しました。 内容については、大雨警報が解除されましたことに伴い、すべての参与の出席はできませんが、当局と議会が協力の中で日程どおり進めることを確認いたしました。 報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま議会運営委員長報告のとおり、きょうの日程はきょう行うということに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) なしと認め、さよう決定してまいります。--------------------------------------- △議案第98号~議案第119号の上程、説明 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第4、議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定についてから日程第25、議案第119号 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでを議題といたします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第98号及び議案第99号について、高藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(高藤久晴君) 議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定について、提案理由の御説明を申し上げます。 議案綴りの4ページをお開き願います。 仙北市子ども・子育て会議条例制定について。 仙北市子ども・子育て会議条例を別紙のとおり制定するものであります。 提案理由ですが、平成24年8月に成立し、平成27年度から本格実施となる子ども・子育て支援法第77条第1項の規定で、子ども・子育て支援事業計画などの事務を処理する審議会、その他の合議制の機関を置くように求められており、仙北市における子ども・子育て会議を設置するものであります。 次の5ページを御覧いただきたいと思います。 仙北市子ども・子育て会議条例。 第1条は、設置についてであります。 子ども・子育て支援法第77条第1項の規定に基づき、この子育て会議を設置するということであります。 第2条は、所掌事務についてであります。 子育て会議が処理する事務を規定するものであります。 最初に、法に規定する事務ですが、子育て支援法第77条第1項には、1号として、特定教育・保育施設、これは認定こども園とか保育所、幼稚園を示すものですが、それらの利用定員の設定に関して審議し、意見を述べるものです。 それから、2号として、特定地域型保育事業、これは小規模保育、家庭的保育、事業所内保育、居宅訪問型保育を示すものですが、それらの利用定員の設定に関して審議し、意見を述べるものです。 それから、3号として、市町村子ども・子育て支援事業計画に関して審議し、意見を述べるものです。 4号として、本市における子ども・子育て支援に関する施策の総合的、かつ計画的な推進に関し、必要な事項及び当該施策の実施状況の調査審議し、意見を述べるものです。 それから、1号の法律に定める事務のほか、2号として、本市の子ども・子育て支援施策に関し市長が認める事項について調査審議するということであります。 次に、第3条は、組織についてであります。 子育て会議の委員の定数及び選出区分を規定するものであります。 第1項では、委員は15人以内であること、第2項では1号委員から6号委員までの六つの選出区分を規定するものです。 第4条は、委員の任期についてであります。 委員の任期を2年とし、委員が欠けた場合の補欠委員の任期及び委員の再任について規定したものです。 第5条は、会長及び副会長についてであります。 子育て会議に委員の互選により、会長、副会長を置き、会長は子育て会議を代表するなど規定したものです。 第6条は、会議についてであります。 子育て会議の会議に係る必要事項、これは招集、成立、議決について規定するものであります。 第7条は、関係者の出席等についてであります。 審議のため必要に応じ、委員以外の者の出席等を求められることを規定するものです。 第8条は、庶務についてであります。 子育て会議の庶務について規定するものです。 第9条は、補則についてであります。 条例に定めるもののほか、子育て会議の運営に関し必要な事項は、会長が子育て会議に諮って定めることを規定するものです。 最後に、附則についてです。 条例の施行期日を規定するもので、この条例は公布の日から施行するものです。 以上、簡単でございますが、御説明といたします。 よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第99号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の御説明を申し上げます。 議案綴りの7ページをお開き願います。 仙北市児童館条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。 次の8ページを御覧いただきたいと思います。 今回の改正内容でありますが、児童館条例の別表中、仙北市鎧畑児童館を削除するものであります。 鎧畑児童館につきましては、昭和52年の建築でありまして、築後35年を経過しております。また、県補助金の年限であります27年も経過しておりますし、地域の児童の減少によりまして児童館としての利用も非常に少ないということから、施設の活用について地域と協議を行ってまいりました。 鎧畑地区定期総会では、この4月、無償譲渡を受けることで決定し、その後、地縁団体の許可を受けたことから集会所として活用するため、この児童館の用途を廃止するものでございます。 附則でございますが、施行日は平成25年10月1日とするものでございます。 以上、簡単でございますが、説明といたします。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第100号及び議案第101号について、藤村医療局長。 ◎医療局長(藤村好正君) 議案綴りの9ページを御覧いただきたいと思います。 議案第100号の提案理由を説明いたします。 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。 次の10ページを御覧ください。 内容は、角館総合病院の一般病床を230床から32床削減しまして198床にするもの、精神病床を65床から10床削減して55床とするものでございます。 理由は、新病院開院時には一般病床170床、精神病床36床を計画するものということで進めております。それまでに段階的に病床数を削減するということで今回提案するものでございます。 施行日につきましては、平成25年10月1日としております。 以上で、議案第100号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第101号、議案綴りの11ページを御覧いただきたいと思います。 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。 次のページを御覧いただきたいと思います。 今回改正する第25条は、再任用職員に支給しない手当の種類を規定したものでございます。 内容は、再任用職員には扶養手当、住居手当、単身赴任手当、管理職手当、寒冷地手当を支給しないとするものでございます。 今回の改正理由でございますけれども、仙北市一般職の職員の給与に関する条例に規定してあります再任用職員への支給しない手当と整合させるために改正するものでございます。 この条例の施行は、平成26年4月1日となっております。 以上で、議案第101号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第102号について、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第102号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第8号)の御説明を申し上げます。 別冊の平成25年度仙北市一般・特別会計補正予算書、平成25年8月19日付の1ページをお開き願います。 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,078万5,000円を追加し、総額をそれぞれ193億2,762万6,000円とするものです。 第2条債務負担行為の補正は、第2表債務負担行為補正によるものでございます。 第3条地方債の補正は、第3表地方債補正によるものでございます。 歳入歳出の主なものにつきまして、事項別明細書で御説明申し上げます。 初めに、歳入ですが、9ページをお開き願います。 9款1項1目地方交付税、普通交付税に2億1,485万3,000円を追加するものでございます。普通交付税の本年度の交付額が確定してございまして、89億2,834万8,000円となってございます。今回の補正に伴いまして今後の留保額といたしましては、2億1,348万8,000円を予定するものでございます。 続きまして、13款2項5目教育費国庫補助金でございます。4節と5節がございますが、どちらも理科教育設備整備費補助金でございます。こちらは小学校・中学校とも対象事業費の2分の1を国庫補助金として、小学校分が171万3,000円、中学校分が112万5,000円、今回補正をお願いするものでございます。 次に一つ飛びまして、14款2項1目総務費県補助金、説明欄、車両購入費補助金でございます。こちらにつきましては、秋田県生活バス路線等維持費補助金の確定に伴いまして巡回バスを更新予定しておりますが、その部分の県補助金として832万5,000円を今回補正にお願いするものでございます。 続きまして、同じ2項の2目民生費県補助金、備考欄、電源立地地域対策交付金でございます。これにつきましては、交付決定に伴いまして今回527万5,000円を増額するものでございます。 続きまして、4目労働費県補助金、説明欄、緊急雇用創出事業費交付金でございます。これにつきましては、重点イベントサポート事業、観光誘客・宣伝サポート事業、それぞれ業務委託として角館の観光協会及び田沢湖角館観光連盟のほうへ業務委託するものの県補助金でございます。 同じく県補助金の5目農林水産業費県補助金、説明欄、局所防災事業費補助金でございます。これにつきましては、西木町西明寺の佐曽田地区県単局所防災事業の補助金が内示等決まったことによりまして640万円を補正するものでございます。 続きまして、10ページのほうへお進みいただきたいと思います。 一番上段でございます。15款2項1目不動産売払収入、説明欄、立木売払収入1,470万円でございます。これにつきましては、西明寺字川原田の官行造林立木売払収入を今回補正するものでございます。 一つ款を飛びまして、18款繰越金、説明欄、前年度繰越金8,845万9,000円でございます。これにつきましては、前年度からの繰越金を今回補正するものでございまして、前年度繰越金の額につきましては1億8,609万8,000円ということで確定したものでございます。 続きまして、20款市債でございます。4目農林水産業債、説明欄、自然災害防止事業債260万円でございます。こちらにつきましては、先ほど県単補助のところでも御説明申し上げましたが、西木町西明寺佐曽田地区県単局所防災事業の被災対応の部分でございます。 次に、5目土木債1,300万円を道路橋りょう整備事業債に追加するものでございます。こちらは市道下高野水沢線舗装補修工事の充当する起債でございます。 続きまして、8目過疎対策債でございます。過疎対策債820万円の減額でございます。これにつきましては、県支出金のところで御説明申し上げましたが、車両購入費として県の補助金が確定しましたことに伴いまして、当初予算で過疎対策債を予定しておりましたものを減額するものでございます。 続きまして、9目臨時財政対策債、臨時財政対策債1,140万円の減額でございます。これは枠配分の確定に伴いまして減額するものでございます。 続きまして、歳出でございます。 11ページをお開きいただきたいと思います。 なお、別冊の平成25年度一般・特別会計補正予算の概要なども、あわせて御覧いただきたいと思います。 それともう一つ別冊で田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクトの資料も予算の説明資料として配付させていただいておりますので、こちらも御覧いただきたいと思います。 11ページ、最初に、2款6目企画費でございます。説明欄、総合行政情報システム管理費372万7,000円を今回補正させていただくものでございますが、こちらにつきましてはパソコン、プリンターの修繕料、それから道路工事に伴いまして光ケーブルの移設費などの関係諸維持費、修繕料の補正をお願いするものでございます。 その下の、あきた未来づくり協働プログラム事業費でございます。これにつきましては、予算の補足資料としてお手元に配付させていただいております田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクトの事業のメニューの中で、田沢湖クニマス資料館整備の部分がございますが、こちらの建設予定地の地耐力調査費を今回補正で予算をお願いするものでございます。 続きまして、8目交通防犯対策費でございます。説明欄、街灯費120万6,000円ですが、これは既存街灯の修繕料と西明寺小学校通学路への街灯の設置に係るものでございます。 同じく説明欄、LED照明導入事業費247万3,000円の減額でございます。これにつきましては、今年度予定しておりますLED照明導入事業の中で資材納入等のおくれが予測されることから、リースの開始時期が平成26年3月と見込まれることから、全体の事業費をその月分、調整したために今年度分を減額させていただくところでございます。関連する部分といたしましては、その減額相当額を債務負担のところで変更をお願いするものでございます。 続きまして、11節諸費でございます。訴訟関係費8万7,000円でございます。こちらにつきましては、現在、市が提訴受けております裁判に要します弁護士への着手金を補正でお願いするものでございます。 続きまして、12ページをお開き願います。 中段、2款4項5目市長選挙及び市議会議員補欠選挙の関係費といたしまして553万9,000円を追加するものでございますが、こちらにつきましては、選挙運動の公営に関する条例施行に伴う経費の補正でございます。運転手賃金、自動車燃料費、ビラ・ポスター印刷料、レンタカー代に相当する部分でございます。 続きまして、13ページの上段になりますが、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄、子ども・子育て支援推進事業費でございます。これにつきましては、先ほど条例の提案理由の説明もございましたが、平成27年から実施予定の子ども・子育て支援新制度の準備経費としまして、子ども・子育て会議の設置、ニーズ調査、システム構築に要する経費を計上しているものでございます。 続きまして、次の3目児童福祉施設費でございます。説明欄の中段、認可保育園管理費147万円の追加でございますが、こちらにつきましては、給食食材放射性物質検査材料購入費ほか各保育園の修繕・維持補修等に要する経費でございます。 同じページ、一番下になりますが、4款4項2目塵芥処理費147万8,000円でございます。こちらにつきましては、現在、角館一般廃棄物最終処分場の作業場で使用しております重機が使用できない状況になりましたことから、重機の借上料を補正予算計上したものでございます。 続きまして、14ページをお開きいただきます。 5款1項1目、歳入部分でも緊急雇用対策のところで御説明申し上げましたが、重点イベントサポート事業184万3,000円、こちらにつきましては委託先、角館観光協会へ今後のDCや国文祭などイベントへの迅速な対応及びスタッフの強化などに実施する部分でございます。その下の観光誘客・宣伝サポート事業費100万6,000円でございますが、こちらのほうは田沢湖角館観光連盟へ委託するものでございまして、三観光協会の協働事業の推進、事業連携のための事務職員の雇用などに要する経費を補正計上したものでございます。 続きまして、6款1項3目農業振興費でございます。説明欄下段の秋田県種苗交換会協賛会負担金980万円でございます。こちらにつきましては、種苗交換会の協賛第2会場、農業機械化ショーを設置予定している会場でございますけれども、こちらの会場に敷き鉄板を敷く必要が生じたということから、その関係経費を補正予算で計上させていただいた部分でございます。 続きまして、5目農地費、説明欄下段の水田渇水対策事業費補助金でございます。こちらにつきましては、ことし春先に水田渇水対策を講じた団体及び農業者へ補助をする制度でございますが、新たに渇水対策のためにポンプの購入、あるいはポンプを借り上げしたという農業者、団体等への補助金でございます。 続きまして、2項林業費の部分でございます。6款2項2目林業振興費、局所防災事業費902万円でございます。こちらにつきましては、歳入部分でも御説明申し上げましたが、7月12日・13日の大雨によります災害箇所の土砂崩れ防止に係る経費といたしまして、西木町西明寺佐曽田地区の局所防災の事業に係ります測量設計業務委託及び工事費でございます。 続きまして、7款1項2目商工業起業等応援事業費補助金120万円でございます。こちらにつきましては、中小企業向けの支援といたしまして、新規2件の申請が見込まれることから、限度額60万円の補助を2件、予算をお願いするものでございます。 続きまして、15ページをお願いいたします。 8款2項2目道路維持費でございます。説明欄の一番上の部分、道路維持補修費578万2,000円でございます。こちらにつきましては、道路維持補修に要します地下道のポンプ蓄電、残土置き場、道路補修工事、側溝修繕等に要します経費を今回追加させていただくものでございます。 その次の行、冬期交通対策費でございます。2億3,457万4,000円でございます。こちらにつきましては、冬期交通対策費といたしまして、臨時職員の賃金、共済費、除雪機械等の消耗品、燃料費、修繕料、借上料、そのほか除雪を外部委託する部分1億6,000万円等、今年度の冬期対策に要する費用でございます。 次に、市民参加型インフラ維持整備費50万円でございます。こちらにつきましては、市民が参加し、地域のインフラ整備を行う場合の支援といたしまして、1件10万円を限度としてそういったインフラ整備を行う団体等へ原材料で支援する制度でございますが、このたび5地区から要請等がございますので、その部分の5団体分50万円を補正をお願いするものでございます。 続きまして、3目道路新設改良費、説明欄の臨時地方道整備事業費1,450万円でございます。こちらにつきましては、市道下高野水沢線舗装補修工事、延長約1,040メートルほどでございますが、それに要します工事費等でございます。 続きまして、同じページ一番下、5項1目住宅管理費、市営住宅管理運営費180万7,000円でございます。こちらにつきましては、市営住宅の屋根の修繕ですとかシロアリ被害の修繕、葺きかえ等、市営住宅の維持補修に要する経費を追加補正するものでございます。 説明欄、その下の住宅リフォーム促進事業費補助金500万円でございます。こちらにつきましては、リフォームの促進の事業につきましては、非常に需要が多いことから、今後の申請の見込みといたしまして500万円を補正でお願いするものでございます。 続きまして、16ページをお開きいただきたいと思います。 10款2項2目教育振興費、理科教育設備整備事業費342万7,000円、それから、次の3項2目教育振興費、理科教育設備整備事業費225万1,000円、こちらにつきましては歳入の国庫補助金のところでも御説明申し上げましたが、国の補助に対応します2分の1を足しましたそれぞれ小学校、中学校の整備事業費でございます。 続きまして、17ページを御覧ください。 中ほど、10款6項1目保健体育総務費、説明欄、県民体育大会冬季大会スキー競技会補助金80万円でございます。こちらにつきましては、第65回県民体育大会冬季大会スキー競技会が平成26年1月17日から20日まで田沢湖スキー場で開催が決定されましたことに伴いまして、市からの補助金を計上するものでございます。 その下、2014フリースタイルスキー秋田田沢湖モーグル競技会補助金、こちらにつきましては、この田沢湖モーグル競技会が平成26年3月14日から16日まで田沢湖スキー場で開催が決まりましたことに伴います市の補助金を計上させていただいたものでございます。 次に、11款1項1目農業用施設災害復旧費、農業用施設災害復旧事業費580万円でございます。こちらにつきましては、7月12日・13日の大雨により被災した農地、農業用施設災害復旧費補助金でございます。農業者分29カ所、土地改良区分2カ所に要する事業費でございます。 2目林業施設災害復旧費、林業施設災害復旧事業費として472万6,000円を計上してございますが、こちらも同じく7月の大雨によりまして被災した林道施設、路面洗掘、のり面崩落等に対しまして復旧費用でございます。田沢湖が10路線、西木16路線、角館1路線に伴います補修賃金、原材料費等の予算でございます。 続きまして、第3表地方債補正につきまして、6ページをお開き願います。 第3表地方債補正。 1、追加の部分でございます。自然災害防止事業費(局所防災)、先ほど歳出のところでも御説明申し上げましたが、局所防災事業といたしまして事業採択に伴いまして起債を260万円追加するものでございます。 2、変更といたしまして、道路橋りょう整備事業債が前回よりも1,300万円、事業費が追加されましたので、1億4,590万円にアップするものでございます。 同じく過疎対策事業債、こちらにつきましては、バス路線の代替バスを県補助が採択になりましたことから、当初の計画よりも820万円減額し、4億4,990万円とするものでございます。 臨時財政対策債につきましては、枠の確定に伴いまして1,140万円を減額し、7億2,860万円とするものでございます。 起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と同様でございます。 大変失礼いたしました。説明が前後違ってしまいましたけれども、5ページをお開きいただきたいと思います。 第2表債務負担行為補正でございます。 1、変更。LED照明導入事業、平成25年度債務負担行為分でございます。こちらにつきましては、期間は変更ございませんけれども、歳出の部分で御説明申し上げましたように、契約期間が約4カ月ほどずれるというようなことが今現在予想されますことから、247万3,000円を債務負担行為へ追加で限度額を引き上げさせていただく内容になっているものでございます。 説明が前後しまして大変失礼いたしました。 以上で、議案第102号の提案理由の説明を終わります。 御可決賜りますよう、御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま市長より緊急連絡事項が入っておりますので、暫時休憩いたします。                              (午後2時50分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時01分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第103号について、羽川市民生活部長。 ◎市民生活部長(羽川茂幸君) 議案第103号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 平成25年度仙北市一般・特別会計補正予算書の21ページをお開きください。 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を次のように定めるものでございます。 事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,218万6,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ38億7,121万4,000円とするものでございます。 補正の主な内容でございますけれども、歳入では、1つ目として、国民健康保険税の税率改正に伴う当初賦課額の確定、2つ目として、支払基金からの前期高齢者交付金の確定、国・県支出金や交付金の今年度分の額の確定や見込み額の変更、3つ目といたしましては、前年度繰越金の確定による補正が主なものでございます。 歳出では、1つ目として、国保被保険者の減少と前年度実績の確定による保険給付費の補正、2つ目として、後期高齢者支援金、前期高齢者納付金、介護納付金の確定、3つ目として、前年度分事業費の実績精査に伴う補助金の返還金の補正が主なものでございます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書により説明いたします。 27ページを御覧ください。 初めに、歳入でございます。 主なものは、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税2,279万5,000円、2目退職被保険者等国民健康保険税535万2,000円、合計で2,814万7,000円の減額でございます。これは税率改正に伴う当初賦課確定によるものでございます。 3款国庫支出金、5款前期高齢者交付金及び28ページをお開きください。6款県支出金につきましては、今年度分の額の確定や見込み額の変更などに伴うものでございます。 なお、5款の前期高齢者交付金は、概算交付額から2年前の実績により確定した交付額の差額が精算額として差し引かれるもので、平成23年度の確定額の差が1億4,000万円の減となったことなどに伴いまして、2億6,604万7,000円の減とするものでございます。 10款繰越金は、前年度繰越金の確定に伴い5,976万1,000円を追加し、2億8,969万5,000円とするものでございます。 次に、歳出でございます。 29ページになります。 主なものといたしましては、2款保険給付費は、被保険者数の減少と前年度実績確定による療養費見込み額の減額です。 3款後期高齢者支援金等、30ページをお開きいただきたいと思います。4款前期高齢者納付金等、5款の老人保健拠出金及び6款の介護納付金につきましては、それぞれの納付額の確定に伴う補正でございます。 8款保健事業費につきましては、関連予算の組み替えなどに伴う補正でございます。 11款諸支出金は、前年度事業の精算により生じた療養給付費等負担金等の返還金が確定したことによる補正でございまして、毎年度発生するものでございます。 31ページ、12款予備費につきましては、歳入歳出の補正額の差額を調整するものでございます。 以上で説明を終わります。 よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第104号について、高藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(高藤久晴君) 議案第104号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算書の33ページをお開き願います。 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。 今回の補正につきましては、歳入歳出それぞれ163万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,733万1,000円とするものでございます。 歳入歳出の内訳ですけれども、36ページをお開き願います。 歳入につきましては、6款繰越金1項1目繰越金に163万1,000円を追加するもので、前年度繰越金3,948万5,430円のうち163万1,000円を今回、歳出の財源として使わせていただくというものでございます。 歳出につきましては、1款総務費1項施設管理費1目一般管理費に137万9,000円の追加で、役務費の手数料であります。内容は、開所当初から使用している電動ベッドの安全性を確認するための検査とノロウイルス検査料で、ノロウイルスが多く発生する10月から3月まで6カ月間、定期検査を行うもので、職員41名分でございます。 次に、2款サービス事業費2項1目施設サービス事業費に25万2,000円の追加で、委託料であります。西木園では給食業務を委託しておりますが、職員と同様に定期的にノロウイルス検査を行い、感染防止と安全確保に努めるものであります。 以上、簡単ですが御説明といたします。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第105号から議案第116号について、黒沢会計管理者。 ◎会計管理者兼会計課長(黒沢隆悦君) 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度仙北市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算について、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 それでは、議案第105号 平成24年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの12議案について御説明いたします。 初めに、議案第105号 平成24年度仙北市一般会計歳入歳出決算についてであります。 決算書の3ページとなります。 決算額は歳入総額189億127万3,000円、対前年度比2億3,817万6,000円減、率にして1.2%の減となっております。 歳出総額185億126万4,000円、対前年度比2億1,558万7,000円減、率にして1.2%の減となっております。 歳入歳出差引残額、いわゆる形式収支は4億9,000円の黒字となっており、差引残額のうち翌年度に繰り越すべき財源は2,781万2,000円であり、全額繰越明許費繰越額であります。これを差し引いた実質収支額は3億7,219万7,000円の黒字決算となっております。 なお、実質収支額の2分の1の額1億8,609万8,000円を地方自治法第233条の2の規定により財政調整基金に繰り入れておりますので、翌年度繰越額は同額の1億8,609万8,000円であります。 なお、標準財政規模に対する実質収支額の割合は2.9%となっております。 歳入決算額の状況は、決算説明資料、こちらのちょっと薄い資料ですけれども、6ページ、第2表に記載しておりますけれども、対前年度比較で増となったものは、地方交付税が3,137万3,000円増、使用料及び手数料が保育費保護者負担金や駐車場使用料、伝承館観覧料の増などにより1,791万1,000円の増、繰入金が財政調整基金の増などにより7,262万1,000円の増となっております。 対前年度比較で減となったものは、きめ細かな臨時交付金や住民生活に光をそそぐ交付金の事業終了などにより国庫支出金が2億5,893万5,000円の減、市債が土地開発公社解散に伴う繰上償還分や一般廃棄物処理事業債の減により8,050万円の減となっております。 市債の徴収実績の状況は、決算説明資料7ページ、第3表のとおりでありますが、徴収率は現年課税分95.5%、滞納繰越分6.8%、合計81.9%となっており、前年度徴収率の81.3%を0.6ポイント上回っております。 歳出決算額の性質別状況は、決算説明資料9ページ、第5表のとおりでありますが、対前年度比較で増となったものは、維持補修費が平成24年度決算より冬期交通対策費の除排雪関連経費を計上したため3億3,166万9,000円の増、普通建設事業費のうち補助事業費が移動通信用鉄塔施設整備事業費や生保内公園野球場改修事業費、岩瀬北野線整備事業費などにより2億2,946万8,000円の増、繰出金が大曲仙北広域市町村圏組合介護保険負担金の増により2,871万4,000円の増となっております。 減となったものは、貸付金が地域総合整備基金貸付金の減により1億3,830万2,000円の減、人件費が職員数の減少や議員報酬などの減などにより1億5,405万7,000円の減、物件費が冬期交通対策費の除排雪関連経費を維持補修費に計上したことなどにより1億6,493万4,000円の減、公債費が一般廃棄物処理事業債償還金の減などにより1億5,664万円の減となっております。 財政構造の弾力性を示す経常収支比率は91%となっており、前年度の92.3%より1.3ポイント改善しておりますが、これは歳入における経常一般財源は減少したものの、歳出における人件費や公債費などの一般経常経費がそれを上回って減少したことによるものでございます。 平成24年度に実施した主要な建設事業は、社会資本整備総合交付金事業、豪雪対策事業、臨時地方道整備事業、辺地及び過疎対策事業などにより、道路・橋りょう等整備事業費が4億2,512万円、岩瀬北野線整備事業費1億3,356万2,000円、光ブロードバンド設備整備事業費1億9,110万円、防災行政無線施設整備事業費8,445万8,000円、生保内公園野球場改修事業費5,449万9,000円などとなっております。 市債の現在高の状況は、決算説明資料の10ページに記載しておりますが、平成23年度末現在高239億6,307万5,000円、平成24年度末現在高229億2,197万7,000円となっており、前年度より10億4,109万8,000円減少しております。 なお、平成17年度末現在高が280億1,489万4,000円でありましたので、7年間で50億9,291万7,000円の減少となっております。 歳入決算における収入未済額は前年度より5,656万1,000円増の5億9,038万円となっており、内訳は、市税が5億4,345万4,000円、給食収入1,831万2,000円、生活保護費戻し入れ金1,486万4,000円、保育費保護者負担金488万4,000円などが主なものであります。 不納欠損額3,502万8,000円につきましては、全額市税であります。 内訳は、市民税が921万9,000円、固定資産税が2,270万2,000円、軽自動車税が62万3,000円、都市計画税が48万4,000円となっております。 次に、各特別会計決算状況について御説明いたします。 特別会計決算収支の状況につきましては、決算説明資料の11ページ、第7表に記載しております。 初めに、議案第106号 平成24年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書では217ページになります。 決算額は、歳入歳出とも44億2,805万6,000円と同額となっております。 集中管理特別会計につきましては、職員給与、光熱水費、通信運搬費、下水道使用料などについて一括して経理を行い、年度末において各会計より振りかえを行うものであり、毎年度歳入歳出決算額が同額となるものでございます。 次に、議案第107号 平成24年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書の227ページになります。 歳入総額9億4,720万4,000円、歳出総額9億4,498万9,000円で、差し引き221万5,000円の黒字となっており、翌年度に繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額202万6,000円を差し引いた実質収支額は18万9,000円の黒字決算となっております。 平成24年度の主な事業は、公共下水道整備事業費として補助及び単独事業を合わせまして2億1,389万2,000円となっております。 収入未済額は1,114万6,000円となっており、内訳は、負担金459万3,000円、使用料655万3,000円となっております。 不納欠損額は1,049万9,000円となっております。 次に、議案第108号 平成24年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書の245ページになります。 歳入総額3億4,712万3,000円、歳出総額3億4,706万2,000円で、差引額6万1,000円の黒字決算となっております。 収入未済額は165万円であり、内訳は、使用料110万1,000円、分担金54万9,000円であります。 不納欠損額は12万5,000円となっております。 次に、議案第109号 平成24年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算についてであります。 決算書の259ページになります。 歳入総額1億1,001万1,000円、歳出総額1億997万4,000円、差引額3万7,000円の黒字決算となっております。 浄化槽整備事業費として、5人槽11基、7人槽43基、合計54基の事業費が4,501万2,000円となっております。 収入未済額は36万9,000円となっており、内訳は、使用料27万円、分担金9万9,000円であります。 次に、議案第110号 平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 決算書の273ページになります。 事業勘定の歳入歳出決算額は、歳入総額40億2,811万9,000円、歳出総額37億3,842万4,000円、差引額2億8,969万5,000円の黒字決算となっております。 国民健康保険税の収入状況は、決算説明資料の7ページに記載してありますが、徴収率は現年課税分88.7%、滞納繰越金8.4%、合計で62.3%となっており、前年度より1.9ポイント下回っております。 収入未済額は4億1,187万8,000円、不納欠損額は3,524万9,000円となっております。 次に、田沢診療施設勘定の歳入歳出決算についてであります。 決算書の309ページになります。 歳入総額3,339万7,000円、歳出総額2,780万6,000円、差引額559万1,000円の黒字決算となっております。 次に、神代診療施設勘定の歳入歳出決算については、決算書の323ページになります。 歳入総額1億774万7,000円、歳出総額1億355万5,000円、差引額419万2,000円の黒字決算となっております。 次に、議案第111号 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書の339ページになります。 歳入総額2億8,859万5,000円、歳出総額2億8,717万1,000円、差引額142万4,000円の黒字決算となっております。 医療保険料の収入未済額は234万9,000円、不納欠損額は39万9,000円であります。 次に、議案第112号 平成24年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、決算書の353ページになります。 歳入総額4億8,199万9,000円、歳出総額4億4,251万4,000円で、差引額3,948万5,000円の黒字決算となっております。 収入未済額は29万9,000円となっております。 次に、議案第113号 平成24年度仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、決算書の371ページになります。 歳入総額1億1,825万3,000円、歳出総額7,271万4,000円で、差引額4,553万9,000円の黒字決算となっております。 主な事業は、直営造林保育費688万6,000円、森林総合研究所造林保育費165万9,000円であります。 収入未済額は659万3,000円となっており、全額土地貸付収入であります。 次に、議案第114号 平成24年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書の389ページになります。 歳入総額4,296万7,000円、歳出総額3,443万4,000円、差し引き853万3,000円の黒字決算となっており、翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額495万6,000円を差し引いた実質収支額は357万7,000円の黒字決算となっております。 収入未済額は13万2,000円となっております。 次に、議案第115号 平成24年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書の405ページになります。 歳入総額315万1,000円、歳出総額286万5,000円で、差引額28万6,000円の黒字決算となっております。 次に、議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、決算書の419ページになります。 歳入総額3億6,777万1,000円、歳出総額3億6,717万8,000円で、差引額59万3,000円の黒字決算となっており、翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額42万円を差し引いた実質収支額は、17万3,000円の黒字決算となっております。 主な事業は、西明寺地区簡易水道拡張事業費1億9,511万円であります。 収入未済額は249万7,000円であり、全額使用料であります。 以上で、平成24年度仙北市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算状況の説明を終わりますが、慎重審査の上、全会計について御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第117号について、藤村医療局長。 ◎医療局長(藤村好正君) 議案綴りの25ページを御覧いただきたいと思います。 議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定について、提案理由の説明をいたします。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別紙、平成24年度仙北市病院事業会計決算書の15ページをお開きいただきたいと思います。 田沢湖病院の業務の状況についてでございます。 入院患者数が1万8,312人、前年度より834人の増加でございます。外来患者数は3万1,939人、前年度より934人の減少となっております。予定量との比較でございますけれども、入院患者数は予定量が1万8,615人でしたので303人少なく、外来患者数は予定量が3万2,095人でしたので156人少なくなっております。 次に、20ページを御覧いただきたいと思います。 角館総合病院の業務量についてでございます。 入院患者数が8万4,420人、前年度より2,342人減少しています。外来患者数は14万4,063人で、前年度より3,772人の減少となっております。予定量との比較でございますけれども、入院患者数が8万4,800人でしたので380人少なくなっております。外来患者数は14万5,005人でしたので942人少なくなっております。 次に、収支の状況について御説明いたします。 決算書の1ページ及び2ページを御覧いただきたいと思います。 初めに、収益的収入及び支出でございます。 第1款の田沢湖病院、事業収益の決算額、2ページの上段でございますけれども、10億9,763万1,438円、事業費用、下の欄でございますけれども、決算額が11億8,775万5,452円となり、9,012万4,014円の赤字決算となり、赤字額が前年より1,517万6,634円、20.2%増えております。 次に、2款角館総合病院でございます。事業収益が41億2,583万7,577円、事業費用が41億2,821万417円となりまして、237万2,840円の赤字決算となりましたが、前年度より赤字額は3,535万166円、93.7%減少しております。 次に、3款医療局でございます。事業収益が2万804円、事業費用が3,418万6,748円となり、3,415万8,708円の赤字決算となりまして、前年度より1,000万4,212円、41.4%ふえております。 病院事業全体でございますけれども、収入合計の決算額が52億2,349万7,055円となり、前年度と比較して534万549円、0.1%増加となっております。支出の合計の決算額53億5,015万2,617円となりまして、前年度と比較して482万8,771円、0.5%の減となっております。収支差引額でございますけれども、1億2,665万5,562円の赤字決算となりましたが、前年度より1,016万9,320円、7.4%の減少となっております。 次に、3ページ・4ページを御覧いただきたいと思います。 資本的収入及び支出でございます。 収入合計でございますが1億7,626万7,474円でございます。 内訳は、1款の田沢湖病院が5,009万7,474円、2款角館総合病院が1億2,617万円でございます。 支出の合計が2億5,778万1,852円で、内訳は、1款の田沢湖病院が7,461万9,862円、2款角館総合病院が1億8,316万1,990円でございます。 資本的支出に対する資本的収入の不足額は、表の下段に記載してあるとおり補填措置しております。 次に、5ページ・6ページでございます。 損益計算書でございます。 6ページの下段のところにありますように、当年度の純損失は1億2,957万4,947円でございます。前年度よりは1,075万3,320円、7.7%減少しております。 内訳でございますが、田沢湖病院が9,017万4,164円、角館総合病院が524万2,075円、医療局が3,415万8,708円となっております。 7ページ以降につきまして、諸計算書、貸借対照表、それから15ページ以降につきましては総括的事項、報告事項について田沢湖病院、角館総合病院、医療局ごとに記載してありますので、よろしくお願いします。 以上で、議案第117号の説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第118号及び議案第119号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案綴りの26ページでございます。 議案第118号 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について。 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求め、あわせて同法第30条第4項の規定により、平成24年度仙北市温泉事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊となっております仙北市公営企業会計決算書でございます。 初めに、8ページをお開き願います。 平成24年度仙北市温泉事業報告書でございます。 本年度の業務量は、延べ供給戸数685戸、延べ供給口数1,884口、延べ供給量は51万5,740キロリットルとなり、前年度と比較すると、延べ供給戸数2戸の減、延べ供給口数17口の減、延べ供給量は6,048キロリットルの減となっております。 事業収益は3,487万4,000円となり、事業費用3,006万2,000円で、収支においては481万2,000円の純利益となりました。 下段の表で収支の状況、前年度と比べております。一番下段が差し引きでございますが、前年度比較は残念ながら209万4,000円の減となっております。 1ページをお願いいたします。 平成24年度仙北市温泉事業決算報告書でございます。 (1)収益的収入及び支出でございます。 収入、第1款温泉事業収益、決算額3,661万5,575円、予算に比べ8,425円の減となりました。 それから、次、支出でございます。第1款温泉事業費用、上段でございます。決算額3,180万3,240円、不用額482万760円となっております。 次ページをお願いいたします。 (2)資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的支出、決算額ゼロでございます。これについては、老朽化した2号源泉修復のための乳頭温泉郷既存源泉のモニタリングの予算でございましたが、乳頭温泉組合さんとの協議が整わず、残念ながら不用額となったものでございます。 3ページでございます。 平成24年度仙北市温泉事業損益計算書でございます。 下段でございますが、経常利益、当年度純利益481万2,335円、前年度繰越利益剰余金と合わせ、当年度末処分利益剰余金は2,966万6,395円でございます。 4ページでございます。 平成24年度仙北市温泉事業剰余金計算書でございます。この表は下段の表、剰余金処分計算書とリンクしてございます。 下段の一番左でございます。自己資本金1億7,416万9,008円、それから真ん中付近でございます資本剰余金、合計1億7,473万9,035円、それから右側から3列目です。未処分利益剰余金、一番下段でございますが、2,966万6,395円となっております。 5ページでございます。 平成24年度仙北市温泉事業剰余金処分計算書(案)でございます。 一番右側、未処分利益剰余金2,966万6,395円から、今回、議会の議決による処分額として250万円、中身は利益積立金の積み立て50万円、建設改良積立金の積み立て200万円をお願いするものでございます。 なお、未収金については1,412万3,000円でありました。 以上、利益の処分及び決算の認定について、よろしく御審議をお願いいたします。 続いて、議案綴りの27ページでございます。 議案第119号 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求め、あわせて同法第30条第4項の規定により、平成24年度仙北市水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 決算書の29ページをお願いいたします。 平成24年度仙北市水道事業報告書でございます。 (1)総括事項。 上水道でございます。 上水道については、当年度末給水戸数が4,932戸で、前年度に比べ0.9%の増、配水量は164万319立方メートルで、前年度に比べて0.6%の増、有収水量は126万4,484立方メートルで、前年度に比べ2.3%の増でありました。有収率は1.35ポイント増となっております。 事業収益は2億7,550万1,000円、前年度に比べ3.2%増、事業費用は2億6,281万2,000円、前年度比0.5%増で、事業損益は1,268万9,000円の利益となっております。 簡易水道事業です。 当年度末給水戸数が817戸で、前年度比2.2%の減、配水量は57万241立方メートルで、前年度に比べ4.9%の増、有収水量は41万5,262立方メートルで、前年度に比べ5%の増であり、有収率は0.1%増となっております。 事業収益は6,141万円で、前年度比1.5%の増、事業費用は5,854万4,000円で、前年度比13.2%減でありました。事業損益は286万6,000円の利益となっており、上簡合わせ1,555万5,000円の黒字となっておるものでございます。 続いて、17ページをお願いいたします。 平成24年度仙北市水道事業決算報告書でございます。 収益的収入及び支出の収入の部でございます。一番下段でございます。第1款・第2款、合わせ、決算額3億5,326万7,163円、予算に比べ839万5,837円の減でございました。 18ページでございます。 支出の部でございます。一番下段でございます。決算額3億3,335万5,056円、不用額2,830万7,944円となっております。 19ページ、資本的収入及び支出でございます。 収入でございます。決算額9,028万1,569円、予算に比べ1,177万7,431円の減となりました。 続いて、支出でございます。一番下段の決算額でございます。1億5,525万4,296円、不用額2,507万2,704円となっております。 欄外でございます資本的収入額が資本的支出額に不足する額については、記載のとおり補填してございます。 21ページでございます。 平成24年度仙北市水道事業損益計算書でございます。 1番、2番、上簡の営業収益、数字の真ん中の右側でございます。3億2,981万8,425円の収益、それから費用については、3番、4番の合計でございます2億7,999万5,857円となります。差し引き4,982万2,568円の営業利益となっております。 次ページでございます。 上水道営業外収益・費用、それから簡易水道営業外収益・費用の差し引きでございますが、右側の欄、赤字の3,426万5,132円となっております。先ほどの数字と差し引きいたしまして、経常利益1,555万7,436円となっております。 その他特別損失を差し引いて当年度純利益、下から3行目でございます。1,555万4,976円、前年度繰越利益剰余金と合わせて当年度の未処分利益剰余金は1億4,682万6,672円となっております。 次ページでございます。 24ページ、平成24年度仙北市水道事業剰余金計算書でございます。 左から自己資本金7億2,775万9,597円、次の列の借入資本金19億4,408万3,316円、それから真ん中付近、資本剰余金合計でございます。18億5,494万5,482円、それから左から3列目です。未処分利益剰余金、一番下段でございますが、1億4,682万6,672円となっております。これが下の表とリンクしてございます。 平成24年度仙北市水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。 右側でございます。未処分利益剰余金1億4,682万6,672円、このうち議会の議決による処分額として、減債積立金の積み立てということで920万円の案でございます。 なお、未収金は3,067万7,000円となっております。 以上、利益の処分及び決算の認定について、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第4、議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定についてから日程第25、議案第119号 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって、本日の日程は、議員各位の特段の御協力をいただいて全部終了いたしました。 本日は、これをもって散会いたします。 市長におかれては、健康に、体に気をつけられて、この難局を乗り切ってください。                              (午後3時50分)...