仙北市議会 > 2006-09-06 >
09月06日-01号

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  1. 仙北市議会 2006-09-06
    09月06日-01号


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    平成18年  9月 定例会                              仙北市告示第59号 平成18年第6回仙北市議会定例会を、平成18年9月6日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成18年8月30日                          秋田県仙北市長  石黒直次          平成18年第6回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                  平成18年9月6日(水曜日)午前10時開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    議会動静報告    監査報告    市政報告    教育行政報告第4 陳情の取り下げについて第5 報告第4号 専決処分の報告について第6 報告第5号 専決処分の報告について第7 報告第6号 専決処分の報告について第8 報告第7号 専決処分の報告について第9 報告第8号 専決処分の報告について第10 報告第9号 専決処分の報告について第11 議案第159号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第160号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第161号 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第162号 平成18年度仙北市一般会計補正予算(第3号)第15 議案第163号 平成18年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)第16 議案第164号 平成18年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第17 議案第165号 平成18年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第18 議案第166号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第19 議案第167号 平成18年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第20 議案第168号 平成18年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)第21 議案第169号 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)第22 議案第170号 平成18年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)第23 議案第171号 平成18年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)第24 議案第172号 平成17年度仙北市病院事業会計決算認定について第25 議案第173号 平成17年度仙北市温泉事業会計決算認定について第26 議案第174号 平成17年度仙北市水道事業会計決算認定について第27 議案第175号 市道の廃止について第28 議案第176号 市道の認定について第29 議案第177号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について第30 議案第178号 仙北市基本構想制定について第31 平成17年度企業会計決算審査特別委員会の設置について---------------------------------------出席議員(23名)      1番 田口寿宜君       2番 佐藤直樹君      3番 黒沢龍己君       4番 小田嶋 忠君      5番 大石温基君       6番 安藤 武君      8番 浦山敏雄君       9番 小林幸悦君     10番 青柳宗五郎君     11番 八柳良太郎君     12番 真崎寿浩君      13番 田口喜義君     14番 藤原助一君      15番 澤田信男君     16番 浅利則夫君      17番 佐藤宗善君     18番 高久昭二君      19番 藤原万正君     20番 田口勝次君      21番 佐々木 章君     22番 平岡 均君      23番 戸澤 清君     24番 佐藤峯夫君---------------------------------------欠席議員(1名)      7番 門脇健郎君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長      石黒直次君     助役      東海林文和君  教育委員長   黒坂源悦君     教育長     小林一雄君  総務部長    大澤 隆君     市民福祉部長  西根博和君  産業観光部長  野中秀人君     建設部長    田口陽一君  田沢湖地域             角館地域          高田光一君             柳原昭市君  センター長             センター長  西木地域              田沢湖病院          門脇主彦君             千葉継太郎君  センター長             事務長  角館総合病院          佐藤秀夫君     企業局長    田口良弘君  事務長  教育次長    大楽 進君     総務課長    高橋正市君  財政課長    黒沢隆悦君     代表監査委員  三浦一平君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長  大山 誠君     係長      大山肇浩君  書記      高橋精一君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) 平成18年8月30日付をもって招集の平成18年第6回仙北市議会定例会は、ただいま出席議員22名で会議の定足数に達しておりますので、ただいまから開会いたします。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 欠席届は7番、門脇健郎君であります。 報道関係者及び市広報等取材のための撮影を許可いたします。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、8番、浦山敏雄君、9番、小林幸悦君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 20番、田口勝次君。 ◆20番(田口勝次君) おはようございます。 平成18年第6回仙北市議会定例会に当たり、8月30日田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 当日は、初めに議会運営委員、職務出席として議長、参与として八柳総務委員長が出席し、さきの定例会における総務委員会での答弁誤りについてその経緯が報告され、協議をいたしました。この件につきましては、この報告が終わり、会期の決定された後、総務委員長から発言の予定となっております。その後引き続き説明のための参与として、市長、助役、総務部長、総務部次長、総務課長が出席し、第6回定例会の会期及び議事日程案について協議しました。 第6回定例会に当局より提案される案件は、報告が6件、条例案が3件、補正予算案が10件、決算認定が3件、その他4件の計26件でありますが、本定例会最終日に角館小学校建設工事契約案件の追加を予定しているとの説明をいただきました。 運営委員会では、提出案件について市当局より概要説明を求め、委員からは議案審議に必要な図面と資料の提出が要望されております。 また、今回の議案質疑の締め切りは、十分な議案調査の時間をとり、9月11日月曜日正午までということに変更しておりますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。 さらに、企業会計決算審査特別委員会の設置につきましては、本日最終の日程にしておりますが、委員選任については各常任委員会から選任し、人数割は総務委員会から3名、教育民生常任委員会から4名、産業建設常任委員会から4名の計11名とすることといたしました。 以上、本委員会は慎重審議の結果、本定例会の会期を本日から27日までの22日間と決定いたしたところでございます。 日程につきましてはお手元に配付のとおり、会期第1日目、本日は市長の市政報告、教育行政報告、陳情の取り下げ、議案上程及び説明、企業会計決算審査特別委員会の設置を行います。 第2日目から第7日目までを休会とし、第8日目の13日から15日の3日間を一般質問の日程といたしております。1日目4名、2日目4名、3日目3名の質問を予定しております。 第14日目の19日は、議案に対する質疑であります。翌20日と21日の2日間を企業会計決算審査特別委員会の日程といたしております。翌22日と会期20日目の25日の2日間を常任委員会審査の日といたしております。翌26日は休会であります。最終日の27日は特別委員会、各常任委員会の委員長報告、質疑、討論、採決の日程であります。 今定例会の会期は22日間で、本会議が6日間、休会16日となっております。休会のうち4日間は決算特別委員会と常任委員会になります。 また、一般質問の通告者は11名であります。 なお、一般質問の時間は答弁を含めてこれまでどおり1人1時間といたします。 以上、議会運営委員会の報告といたします。議事運営につきましては、何とぞよろしく御協力のほどお願いを申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告が終わりました。 質疑ありませんか。         (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。 今期の定例会の会期は運営委員長報告のとおり、本日より9月27日までの22日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認め、会期は本日から9月27日までの22日間と決定いたしました。 なお、会期中の休会については、ただいま議会運営委員長の報告どおりとすることに御異議ありませんでしょうか。         (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認め、会期中の休会については議会運営委員長報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △発言の要請 ○議長(佐藤峯夫君) ここで、八柳総務常任委員長より、発言の要請がありますので、これを許可いたします。 11番。 ◆11番(八柳良太郎君) おはようございます。 市民の負託にこたえる9月定例会の冒頭、総務委員会審議の誤りについて発言する機会を与えていただきましてありがとうございます。 6月定例会における総務常任委員会は、本会議から付託を受けました全議案に対し慎重な質疑を行いました。質疑の経過と結果につきましては、報告書に記載し、議会で御承認をいただいたところでございます。 しかし、残念でありますが、議案第138号につきましては、約1カ月半後の8月11日、委員からの質疑で、事実と異なった説明であったということが判明をいたしました。マット代金の説明でございますけれども、1億1,200万円と説明すべきものを112万円と誤って説明を受けたのであります。委員会から事実関係の調査報告と防止策について回答されるよう、当局に要請をいたしました。それに対しまして市長から陳謝と2度にわたり文書で回答をいただきました。 しかしながら、市長の陳謝答弁、文書に委員会の了解を得るということはできませんでした。総務委員会は、会議の質疑の中で、その金額について数度の確認を行っております。委員長報告まとめのため、また間違いないのかという確認もしております。そして定例会終了後、担当者に対してその事業の数字が間違っているということで業者の指摘も受けております。発行された広報の議会便りを見て、担当課内でも話になっておるということも説明を受けました。幾度も訂正のチャンスがあったのに、上司にも実は報告していないし、訂正もなされておりません。 誤りはだれにでもあるわけでございます。そのことを責めるという気はございません。しかしやはり長い時間訂正もせず、そして放置をしてきて、委員から言われて初めて訂正するというのはいかがかなというふうに思われるわけでございます。やはり、余りに責任がないのではないかと言わざるを得ません。 委員会に対する責任、市民の負託を受けた議員に対する説明責任、また間違った場合は訂正責任、こういう訂正責任を果たしておりません。議会軽視ではないのかと言われても仕方がないのであります。合併後間もないので、旧3地域のコミュニケーション不足は仕方ないのではないか、またいろんな仕事がいっぱいあるということで、そういう言いわけはわからないでもありません。しかし、それはもうできない時期に差しかかったのではないかというふうに認識をしていただきたいと思います。 合併後も景気はよくありません。建設関連の会社がたくさん倒産しております。働きたくとも働く場がない人、また必死の思いで働いて納税しておる方も多いわけであります。 そんな中での100万円と1億円の違い、市役所職員の給与、また議員の報酬に対して羨望のまなざしが向けられておることも確かであります。単にけたが違っただけでは済まされない問題なのであります。やはりきちんとした仕事をしていただかなければなりません。 これを契機に、全職員の仕事意識の再点検をされ、議論が促進でき得る準備をして、十分な説明をしていただきたい。また、報告、連絡、相談、いわゆる報・連・相の徹底も実行していただきたい。 そして、最後にやはり経過と結果がどうであったのかチェックをする機能を確立していただきたいと思います。総務委員長報告は誤ってしまいました。本会議に対し、深く陳謝するものでございます。 誤った部分を訂正するとともに、同時に総務委員長として、議会と市民に誤った情報を出してしまった委員会のけじめとして、同時に私は本日付をもって総務委員長としての辞任届を提出をいたします。当局におかれましても、この問題に対し、納得いくけじめをつけられまして、あの後市民サービスがよくなったなと、こういうふうに言われるような結果が出ることを期待をいたしまして、発言を終わらせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの委員長発言の中でありました石黒市長より、総務常任委員会での質疑に対する回答書は、この日程表の次に配付してありますので、ごらんくださいますよう任じておきます。 次に、石黒市長より発言の要請がありますので、これを許可いたします。 石黒市長。 ◎市長(石黒直次君) おはようございます。 貴重な時間をおかりしまして、ただいま八柳総務常任委員長から御報告のありました件につきまして、私の方から議員の皆様に報告とおわびを申し上げたいというふうに思います。 ただいま委員長の報告にありましたように、6月の定例会に議案として、議案第138号 角館特設馬術会場土木整備工事、これは契約議決の御審議をいただく案件でございましたけれども、その中で工事振り分けの中での数値の説明を求められ、ただいま委員長のお話にありましたように、説明の数字のけたを違ったものを報告し、なおかつその後、訂正の機会があったにもかかわらず報告、訂正、そういった行為が抜けてしまったことは、ひとえに当局の手落ちであり、ここに深くおわびを申し上げたいというふうに思います。 また、その結果として、議会本会議で総務委員会の報告をもとに議案を議決され、また、その結果が市議会だよりとして市民の皆様にもその数値も含め報道されておりますので、市民の皆様にもあわせておわびを申し上げたいというふうに思います。 このたびの最大の問題点は、誤った説明についてチェック機能が働いていなかったこと、また報告、連絡がなされなかったこと、つまりは職員としての基本動作、基本行為が欠如していたことであると、責任者として深く痛感しているところであります。 したがって、このたびのことにつきましては、再発防止といたしまして、報告資料、特に数値資料の作成後の本人による再チェック及び第三者による検認、これは業務執行の基本でありますけれども、またミスが発生し、気づいた場合の報告、後処理についても、職員として職務を執行する上では忘れてはならないという以前の話だと、その点を深く痛感をしております。 行政改革を進めていく中において、職員の資質、能力の向上なくして行政改革は進められないというふうに思っております。そういった意味で、私の認識の中で、職員の教育、そういった点から申し上げますと、自分の今までの認識を一段下げたレベルから再スタートしなければいけないという認識に現在立っております。 このたび起こしてしまいましたことに対する再発防止につきまして申し上げますと、やはり3段階の対策が必要であるというふうに考えて、その後処置をしております。 まず第1には、このたびの違った資料を作成し、そしてそれを報告し、また、気づいてなおかつ訂正をしなかった当該担当職員に対しては、意識の向上、そしてその組織の機能というものを深く反省を求め、二度とこのようなことのないことを強く指導したところであります。処分については後ほど申し上げたいというふうに思います。 2つ目といたしましては、このようなことが継続して起こる、また拡大をしていくということに歯どめをかけないといけないというふうに考えております。そのためには、この問題の発生部署につきましては、国体事務局でございますが、国体が近づくにつれて、業務としてさらにふえていく、そういった部署の中でこのような再発、また同様ミスの拡大を防ぐには、機構、組織として今のままでいいかどうかということについて十分検証した上で、定例会の会期中になるかもしれませんが、機構の見直し、体制の強化を図っていく必要があるということで、現在検討に入ったところであります。 さらに3点目といたしましては、単に問題を起こした国体事務局ということにとどまらず、全職員、全組織の中で同様のことが決して起きてはいけない、また、大多数の職員はそういうことのない仕事をしてきたと信じておりますが、再度こういうことが組織全体の中で起こらないようにするために、全職員に対しまして、正確で迅速な業務の推進ということを求めた助役名での文書を8月末に作成し、通達を行ったところであります。 この3点でもって、二度とこのような問題を起こさない当局体制にしていきたいと、していかなければいけないという決意であります。 責任の所在についてでありますけれども、どのような対応をしたにせよ、最終的に議会の運営、審議に御迷惑をおかけしたことは、ひとえに当局組織の長である私の責任であるというふうに反省をしております。私を先頭に職員一同、一層気持ちを引き締めて、そして適切な議会対応及び事務執行に当たってまいりたいというふうに思います。 先ほど総務常任委員長からお気持ち、決意がお話ありましたけれども、大変な御迷惑をおかけしたことをここで重ねておわびするとともに、今回の原因としては当局サイドのミスであるということを御勘案いただき、議会として適切な判断をしていただければというふうにお願いをする次第であります。 最後に、関係職員の処分についてでありますけれども、資料の作成に当たり、途中の段階で気がついたにもかかわらず、組織の中での訂正または連絡、相談ということをせずにしてしまった担当者である国体事務局の課長補佐には、我々職員の事故等審査委員会というのがありますけれども、そこで協議をしてもらい、そしてその答申を受けて、ただいま申し上げました課長補佐に対しては、書面による厳重注意ということをいたしました。さらに、総務委員会で直接答弁を行いました、この組織の長である国体事務局長についても、同様に書面による厳重注意をという処分をしております。単に口頭による注意ではなく、審査会での議事録に残し、そして形として残る書面で処分をさせていただいております。 さらに、国体事務局は総務部の管轄であります。国体事務局から上への報告はなかったわけでありますけれども、日ごろそのような報告のない業務の推進がほかにあるなしにかかわらず、そこを監督する組織の長として、また直属の上司であり、管理監督者である総務部長につきましても、口頭による厳重注意をしたところであります。この点につきましても、事故等審査委員会の議事録に残した形で処分を行っております。 最後に、私でありますけれども、こうして議会の貴重な時間をおかりして、このような職員の失態に対して陳謝申し上げ、議会を通して市民にもおわびをさせていただくという形をとらせていただきました。どうぞ、今後このようなことのないように、職員一同気を引き締めて頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 本当に申しわけございませんでした。 ○議長(佐藤峯夫君) 13番。 ◆13番(田口喜義君) 議会のいわば日程が決定した後に総務常任委員長から発言があったわけでありますけれども、いずれその内容については、6月定例会で議決された内容が、今、誤りがあったという総務委員長の発言でありました。そして、その総務委員長の話では、経過と結果がどうなるのか、はっきりさせていただきたいというようなことの後に、総務委員長辞任するという発言までされております。 いずれ議決された議案でありますけれども、議会としてこれからどう対応していくのか、議長の考えを聞きたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 前もって議運で申し上げておりますとおり、市長の発言が終わり次第、議会全体の問題としてとらえ、この問題については議運を開き、今後の議会としての対応策を講じることになっておりますので、御了承願います。         (発言する人あり)
    ○議長(佐藤峯夫君) 23番。 ◆23番(戸澤清君) 今、田口議員の発言がありましたけれども、私も長くやっていますが初めてのケースなんです。議会の一員として、なぜ議員の責任になるのか、しかも総務委員長が辞任するとまでいう。ちょっとおかしいのでないかと、そう思ったんですよ。 というのは、当局、しかもですよ、一職員が誤ってこういうふうに答弁した、しかも数字。それが所管の常任委員長がなぜ辞任しなければいけないのか、私はちょっとそこら辺わからないんですよ。なぜ議会の責任になるのかと。とてもこれは辞任を認めるにせよ状況不十分で、ちょっとこれ、わけわからないんです。それで…… ○議長(佐藤峯夫君) 23番、簡潔に。 ◆23番(戸澤清君) もし誤って答弁されたとすれば、それを訂正して、そして陳謝して、あと、いかに議会でそれを認めて、あるいは住民に説明するかと、こういうことになろうと思いますが、辞任されるということについては私はどうも、議会のせい、なぜそういうふうな委員長の責任になるのか、ちょっと理解に苦しむんです。委員長の理由からして、そういうことを申し上げて…… ○議長(佐藤峯夫君) そういうことで何ですか、そういうことで。それはこれからやることになってますので。--------------------------------------- △助役就任のあいさつ ○議長(佐藤峯夫君) ただいま、助役より就任のあいさつをさせていただきたい旨の発言要請がありましたので、これを許可いたします。 東海林助役。 ◎助役(東海林文和君) 本会議の貴重な時間を割いていただきまして、あいさつさせていただく機会をいただきまして、まことにありがとうございました。 さきの6月議会におきまして、議会の皆様の同意をいただき7月1日より助役を仰せつかって仕事をさせていただいております。 既に2カ月経過するわけでございますけれども、この間さまざまな業務に取り組み、そして各地域を回って市民の皆さんの御意見を聞いたり、そして議会の皆様のいろいろな御意見をお聞きしながら、少しずつでありますけれども、この仙北市の実情について理解し、自分としてこれからどういった仕事をしていったらいいのかということを具体的に考えられるような状況になってまいりました。 そうした中で、今回初めての議会ということでございますけれども、今まで2カ月間一生懸命勉強してきたことを踏まえて、将来の仙北市の発展のために力の及ぶ限り全力を尽くして頑張りたいと思いますので、ひとつ今後ともよろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。 ○議長(佐藤峯夫君) 先ほどの13番議員並びに23番議員の発言がございますように、議会全体の問題が多々含まれております。 よって、ただいま議会運営委員会を開きますので、暫時休憩いたします。                             (午前10時30分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時08分)---------------------------------------議会運営委員長の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。 20番、田口勝次君。 ◆20番(田口勝次君) 先ほど本会議から付託を受けまして、議会運営委員会を開催をいたしました。その経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに議長の方から、本運営委員会開催の趣旨について御説明を受け、そして議長なりの考え方を伺ったところであります。基本としては、当局と議会の対応については侵さず侵されずという関係を基本にしながら、今後、円滑な審議を進めていくという基本的な考え方に基づきまして、次の2つのことについて、運営委員会としては決定したところであります。 1つとしては、議員各位が共通の認識を持つために、やっぱり全員協議会の中で、数字の誤りとか、あるいはこれまで2度ほど総務委員会が開催されて、その席上で、当局の説明なども受けておりますので、そういう経過説明も含めて、まず全員協議会で皆さんに共通の認識を持っていただくという会を開く、それが1つであります。 それからもう一つは、議会として市当局に対し、議会の議決をもって何らかの意思表示を示す、これについては当然全員協議会の中で皆様方から、それなりのどういう形がいいのかどうかということも含めて御意見なども拝聴しながら進めていきたいという、この2つについて確認したところでありますので、御報告を申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 運営委員長の報告が終わりました。 質疑ありませんか。 8番。 ◆8番(浦山敏雄君) 今、運営委員長から話の結果を聞きましたけれども、そうすれば全員協議会はいつどこで実際行われますか。 ○議長(佐藤峯夫君) 運営委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 運営委員長報告が終わり次第、議長の取り計らいで全員協議会のための休憩という形で運びたいということであります。 ○議長(佐藤峯夫君) ほかにありませんか。         (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 運営委員長の報告が終わりました。 運営委員長報告のとおり、全員協議会を開会いたしたいと思いますので、休憩をいたします。                             (午前11時11分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時56分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 13時まで休憩いたします、昼食のために。 その後にまた再度総務委員会を開きます。                             (午前11時57分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 先ほどの総務委員長の辞職願に伴い、総務副委員長より総務委員会の開催の要請が届いております。 よって、総務委員会開会のために暫時休憩いたします。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時33分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) ただいま休憩中に、総務常任委員会を開会いたしました。 したがって、辞職願を出されました八柳総務常任委員長の辞表を満場一致で受理することに決定をいたしました。 さらに、新しい委員長に真崎寿浩君、副委員長に佐藤直樹君を決定いたしましたことを報告いたしておきます。 八柳前総務常任委員長、4カ月でございましたが、本当に大変御苦労さまでした。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により説明のため参与を求めた者は、石黒市長、東海林助役、黒坂教育委員長、小林教育長、大澤総務部長、西根市民福祉部長、野中産業観光部長、田口建設部長、高田田沢湖地域センター長、柳原角館地域センター長、門脇西木地域センター長、千葉田沢湖病院事務長、佐藤角館総合病院事務長、田口企業局長、大楽教育次長、高橋総務課長、黒沢財政課長、三浦代表監査委員であります。 以外につきましては、必要に応じて参与を求めることといたします。 会議の書記は大山、高橋の2名を任命いたします。 職務のための出席は大山議会事務局長であります。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、市政報告に入ります。 石黒市長。 ◎市長(石黒直次君) 平成18年第6回仙北市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方には御出席を賜りまして、心から感謝を申し上げます。 冒頭に、けさほどのニュースで、秋篠宮家に男児が出生されたということでございまして、国民の一人として、市民を挙げてお祝いを申し上げ、健やかな成長をお祈りしたいというふうに思います。 それでは初めに、昨年の9月20日に「仙北市」が誕生して早くも1年を迎えようとしております。この間、議員の皆様方初め、市民の皆様から町づくりに御支援、御協力をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。 第6回の仙北市議会定例会の開会に当たりまして、前回の定例会後の主なる事項につきまして御報告を申し上げたいというふうに思います。 初めに、市政運営の基本方針となります仙北市総合計画について申し上げます。 総合計画の策定は、合併後1年をめどに進めてきたところでありますが、このほど事業を進めた結果、素案を取りまとめて、基本構想を本定例会に提出申し上げたところであります。 計画の策定に当たっては、市民2,000人を対象に実施した町づくりアンケートの調査結果や、地域審議会の意見、提言、さらには市内10カ所で開催いたしました行政懇談会での意見等を踏まえ、可能な限り市民の皆様の声を反映させてきたところであります。 本計画は、新市建設計画の基本理念を継承しつつ、より発展的、具体的な町づくりの指針として策定したものであり、基本構想、基本計画並びに実施計画に分かれております。 このうち、基本構想と基本計画につきましては、平成18年度から27年度までの10年間、実施計画につきましては3年間とし、実施計画はローリング方式で毎年度見直しを行うものとしております。 また、本計画において仙北市の将来像を「観光産業を活かした北東北の交流拠点都市をめざして」といたしまして、交流という視点をキーワードに定住人口3万人、交流人口1,000万人の町づくりを目指すこととしております。 さらに町づくりの基本理念として「観光産業を活かしたまちづくり」、「歴史と文化が息づくまちづくり」、「ふるさとを愛し、誇れる人づくり」、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」の4つを掲げております。 本計画の実効性を高めていくため、主要課題については重点プロジェクトとして推進していくことにしており、定住対策プロジェクト、テンミリオン計画プロジェクト、産業連携プロジェクトの3つのプロジェクトについて相互に連携を図りながら、総合的、具体的な施策の展開を図ってまいります。 間もなく合併1周年を迎えることになりますが、旧3町村において先人から受け継いでまいりました歴史や文化を大切に守りはぐくむとともに、市民の知恵を結集し、仙北市の均衡ある発展と仙北市民の一体性の醸成に努め、後世に誇れる町づくりに努めてまいりますので、議会並びに市民の皆様の格別の御理解、御協力を重ねてお願いを申し上げます。 次に、農作物の生育状況について申し上げます。 水稲については、7月時点では日照不足で気温も平年より低く、平年に比べ草丈はやや短く、茎数もやや少ない状況になっておりましたが、8月以降の好天により生育が持ち直し、平年に比べ3日おくれの状況となっており、平地で茎数が平年よりやや多くなっております。 大豆については、気温の影響で平年に比べ主茎長がやや短く、節数もやや少ない状況となっております。 野菜、花卉については高温障害が見られ、収量が減少しております。特にホウレンソウについては市場の単価も8月としては低調に推移しております。また、枝豆、アスパラガス、花卉については、収量は減少したものの、価格については比較的安定した状況となっております。 次に、市立田沢湖病院の救急指定病院の取り下げについて御報告申し上げます。 7月末で内科の医師が1名退職し、常勤医師が2名となりました。これにより、平成2年から実施してまいりました市立田沢湖病院での救急外来診療を継続していくことが困難となり、9月1日をもって救急指定病院の取り下げをせざるを得なくなりました。 後任の医師の確保につきましては、秋田大学医学部を初め、地域医療支援室等を設置しております病院、その他各大学等に派遣要請を行うなど、懸命に努力を続けておりますが、昨今の県内自治体病院を取り巻く医師不足の環境はまことに厳しいものがあり、残念ながら、現在まで確保に至っていない状況であります。今後も県の協力を願い、そして議会並びに市民の皆さんのお力をいただきながら、引き続き医師確保に努めてまいりたいと思っております。 それでは、各部関係の主なる事項について御報告を申し上げます。 最初に総務部関係でございます。 1つ目として、行政改革懇談会の設置についてでありますが、現在効率的な行政運営を図るため、行政改革大綱の策定作業を進めているところでありますが、この大綱に市民の声を反映させるため、行政改革懇談会を設置いたしました。懇談会の委員は、公募委員2名を含み12名で、8月21日、第1回目の会議を開催いたしましたが、この会議では、行政改革の効果を示す数値目標を明確にすべきとの意見が出されたほか、民間委託のあり方や地域センターの役割、そして除雪体制や職員の窓口対応等についてそれぞれ意見、提言がございました。 今後、9月中にもう1回懇談会を開催し意見集約を行い、大綱を取りまとめていくことにしております。 次に、地域振興局との行政懇談会についてでありますが、去る8月29日、田沢湖庁舎におきまして県の仙北地域振興局との行政懇談会を開催いたしました。 懇談会には、地域振興局から局長ほか担当部長が出席し、仙北市から提出した要望事項につきまして回答があったほか、仙北市を取り巻く諸課題について意見交換を行いました。 今回の市からの要望事項は、国道105号の改良や主要地方道の整備促進、県管理河川の整備促進のほか、医師の確保や秋田内陸縦貫鉄道の乗車促進など12項目で、地域振興局から県の考え方、取り組み方針が示され、今後、担当部局でさらに要望事項を詰めていくことにしております。 続いて、常陸太田市、そして秋田市との三市連携交流についてでありますが、旧角館町では、佐竹北家の出身地である茨城県の旧金砂郷町と平成10年から有縁友好交流を行ってまいりました。また、同じ佐竹氏の縁で、常陸太田市と秋田市は、昭和52年に姉妹都市提携を結び、交流を行ってきております。 平成16年12月に金砂郷町を含む1市1町2村が合併し、新しい常陸太田市となり、また秋田市、角館町もそれぞれ合併したところですが、これを契機にいたしまして仙北市を含めた3市、すなわち仙北市・常陸太田市・秋田市による連携交流を進めていくということで秋田市からの申し出があり、事務協議を続けてきたところであります。 このほど、大筋で交流の進め方がまとまり、11月17日に常陸太田市において、連携交流の基本方針について合意書を取り交わし、平成19年度中に秋田市で調印式を行う予定になっております。 今後、市民各層の御理解を得ながら、文化面での交流や観光、物産等の交流を進めてまいりたいと思っております。この件に関しまして、今後、議会にもお諮りをしながら進めてまいりたいと思っておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 次に、国体関係でございますが、国体に向けて市民全体で盛り上げを図るため、国体広報用のシャープペンシルを作製し、去る7月10日に市内の小・中学生に贈呈をいたしました。また、8月には仙北市国体だよりを作成し市内全世帯に配布するなど、PRに努めてまいりました。 冬季国体の開催まで既に160日を切っておりまして、市の体制を強化するとともに、市民や関係団体の御協力をいただきながら、ボランティアの確保、市民の意識の高揚、会場となる施設の整備促進等に全力を挙げて取り組んでまいります。 続いて、秋田内陸縦貫鉄道を守る会についてでありますが、上桧木内地区住民有志により秋田内陸縦貫鉄道を守る会が結成され、7月16日、上桧木内小学校において設立総会が開催されました。 当日は、地域住民や来賓など250名が参加し「内陸線を守るための行動を起こす」という基本方針が承認されたほか、住民による乗車運動の推進や関係機関への要望活動等に取り組んでいくことが決定されました。 市といたしましても、守る会の活動と連携を図りながら、効果的に乗車促進運動に取り組み、内陸線の存続、そして経営改善に努めてまいりたいというふうに思っております。 次に、市民福祉部関係でありますが、国民健康保険事業につきましては、全国的に厳しい状況になっておりまして、国保財政につきましては、国では医療制度改革大綱を策定し、国会で医療制度改革関連法案が先ほど可決成立いたしました。この中で直接当市にかかわるものとして、後期高齢者医療制度が上げられますが、県単位の広域連合を平成20年4月に発足させ、県内一本の保険料と財政運営を行うことになっております。 また、保険財政共同安定化事業は30万円以上の医療費で県単位で再保険を行う制度でございまして、ことしの10月から施行されます。さらに給付につきましては、出産育児一時金の額が5万円増額され35万円に、そして葬祭費が5万円減額され、5万円に定められております。 こうしたことを受け、8月25日仙北市国民健康保険運営審議会に諮り、仙北市国民健康保険条例の一部改正と国保制度改正に関する諸経費につきまして、補正予算を計上しておりますので、よろしく御審議をお願いしたいと思います。 続いて、児童福祉についてでありますが、今年度、県の幼保一体化促進事業として、にこにこ保育園が指定を受けました。今後、幼保一体型指導計画書並びに子育て支援ネットワークの研究モデル園として、南教育事務所の指導、助言を受けながら、来年2月をめどに報告書を取りまとめる予定で研究を進めております。 次に、生活福祉についてでありますが、障害者自立支援法の改正に伴う仙北市の取り組みについては、さきの議会で障害程度区分認定審査会の委員を5名以内とする条例の議決をいただきました。それを受けて7月11日に、医師2名、精神保健福祉士、介護福祉士、作業療法士それぞれ1名の計5名の方に委嘱状を交付しております。 また、障害程度区分認定調査員8名をお願いし、調査員の研修や新規申請の受付、認定調査を行うなど10月からの完全実施に向け準備作業を進めておるところであります。 次に、消防訓練大会についてでありますが、7月2日に仙北市消防訓練大会が実施され、当日は多くの御来賓が出席の中、消防技術の速さと正確さを競いました。 小型ポンプ操法の部では、田沢湖第6分団が優勝、2位には田沢湖第7分団、そして第3位には角館第8分団が入賞されました。規律訓練の部では角館第3分団が優勝、第2位には田沢湖第7分団、そして第3位に西木本部分団という成績で大仙市仙北市美郷町支部大会へ出場をいたしました。 7月23日に大仙市雄物川河川敷で開催された秋田県消防協会大仙市仙北市美郷町支部消防訓練大会の小型ポンプ操法の部で、市の大会を勝ち抜き出場した田沢湖第6分団が見事に優勝をいたしまして、県大会の出場権を獲得したところであります。昨日、9月5日、秋田県消防学校におきまして秋田県消防操法大会が行われまして、小型ポンプ操法の部におきまして支部で優勝いたしました田沢湖第6分団が参加をし、県内各支部からの代表とわざを競い合いまして、結果的には第4位という成績をおさめられました。 出場された選手を初め6分団の皆さん、そして地域の皆さんの御努力と御協力に敬意を表したいと思います。さらには、消防の技術を高めたその維持と、今後のますますの市民の安心、安全な生活への御助力をお願いしたいところであります。 次に、火災の発生についてでありますが、8月2日午前0時40分ごろ、西木町上桧木内字浦子内の住宅から出火し、木造一部2階建て住宅、約364平方メートルを全焼いたしました。 焼け跡から遺体が見つかりましたが、損傷が激しく身元確認ができませんでしたが、その後の調査の結果、火元の男性であることが確認されました。出火原因は調査中であります。 続いて、汚泥再生処理センター基本設計等業務についてでありますが、平成18年度事業であります汚泥再生処理センター基本設計等業務については、指名型プロポーザル方式により委託を行うことにし、去る8月10日、指名型プロポーザル選定委員会を開催し提案内容等の審査を行いました。 その結果、日本技術開発株式会社東北支社を選定し、契約を締結しております。 次に、産業観光部関係に移らせていただきます。 1つ目といたしまして、仙北市冬季観光安全対策会議についてであります。 8月8日に第3回目の仙北市冬季観光安全対策会議を開催しております。今回は3月に行われました前2回の会議を検証しつつ、パトロールの強化や連絡体制の充実、安全対策のPRなどの総合的な安全対策について各関係機関、団体等が互いに認識し合い、情報の収集と一元化・共有化、あるいは情報の発信、会議の調整などを円滑に行うため、仙北市冬季観光安全対策事務局を仙北市の観光課に置くことを決めております。 なお、国や県に要望しておりました施設整備等につきましても、それぞれ整備することが決定した旨や、今現在、整備に向けて調査段階である旨の報告をいただいております。 今後も、来るべき冬のシーズンに向け、観光客が当地に安心して訪れることができるよう、総合的な安全対策を講じていることを内外にアピールしてまいりたいと思っております。 次に、アルパこまくさについてでありますが、ことし6月1日にオープンいたしましたアルパこまくさの入館者数は、6月が1万1,339人、7月が1万4,287人、そして8月が1万5,414人と順調にふえております。その中で、自然ふれあい温泉館の入湯者数は、6月が4,924人、7月が4,913人、そして8月が5,518人であります。 今後も地域の情報や自然景観、そして安らぎの場の提供など、利用くださる皆様にこれまで以上に親しまれる施設として、目標入湯者数達成に向けて努力してまいりたいと思っております。 なお、8月16日、ふれあい温泉館で入浴客がシャワーでやけどを負う事故が発生しております。水栓設備は、温水、そして冷水を単独で調整する単独栓であり、一般家庭初め同様施設でも採用されている方式でありますが、今回の事故を受け、より安全性を高めるために8月28日に温度目盛りつきの混合栓への交換を実施し、経費は予備費を充当いたしております。 負傷されました方に対しましては見舞いを申し上げましたが、この席でも心からお見舞いを申し上げたいと思っております。 次に、雇用対策についてでありますが、新卒者の地元就職と定住の促進を図るため、高校3年生を対象とした事業所視察会を、7月の求人情報提示を前にした6月28日、市内9つの事業所の協力と仙北市内、それに加えて大仙市、雫石町等の高校生合計38名の参加を得て開催しております。 当日、参加者を対象に実施したアンケート調査によりますと、ほとんどの高校生が市内及び県内の就職を希望していることから、今後も引き続き、市内事業所と連携を図りながら、高校生の地元就職及び定住の支援に努めてまいりたいと思っております。 次に、地域資源全国展開プロジェクトについてでありますが、経済産業省が今年度新たに創設をいたしました小規模事業者新事業全国展開支援事業、これに仙北市商工会の「ファーストフードDE(で)スローライフ」という事業が採択されております。 この事業は、国が地域の資源を使った新たな製品の開発や全国的な販路開拓、観光開発といった取り組みに対する幅広い支援を行うものでありまして、本市の商工会は全国207のプロジェクトの一つに選ばれました。総事業費は1,176万円で、国・県の補助が1,050万円、市が100万円の補助を予定しております。 去る8月9日には第1回目となる委員会が開かれ、地域の農産物を使いまして、観光しながら気軽に食べられるファストフード的な加工食品の開発や、仙北市ブランドの確立などについて話し合われ、来年2月までに30品目の特産品開発を目指すことが確認されました。また、隠れた観光資源の発掘やPR、そして秋田わか杉国体冬季大会時の地域情報発信にも取り組むことにしております。 続いて、全国農業コンクールグランプリ受賞についてでありますが、7月20日に愛媛県で開催された第55回全国農業コンクール全国大会におきまして、市内の有限会社藤原養鶏場代表取締役藤原儀英氏が、最優秀賞でありますグランプリ毎日農業大賞を受賞されました。 この大会におきまして藤原氏は全国20代表として出場し、「時代を先取りした養鶏経営デザイン、そして地域と共に生きる」と題した発表で、10点ある名誉賞の中からグランプリに輝いたものであります。 今後も企業的農業経営体のリーダーとして、仙北市の農業発展に寄与されることを期待するものであります。 このほかに農業関係の表彰では、NPO法人、田沢湖ふるさとふれあい協議会が農業体験型修学旅行受け入れの取り組みが評価され、9月8日のあきた農林水産フォーラムにおいて、平成18年度秋田県農林水産大賞(ふるさとづくり部門)、この賞を受賞することになっております。 次に、建設部関係に移ります。 最初に凍上災についてでありますが、平成18年の豪雪による道路災害の凍上災について、8月2日、3日の両日、災害査定を受け、市内高野水沢線ほか11路線で延長8,253.5メーター、査定額で1億7,505万7,000円が採択になっております。 次に、町づくりシンポジウムについてでありますが、7月3日に角館樺細工伝承館において角館まちづくりシンポジウムを開催し、約110名の参加がありました。「地域のまちづくりと実践」ということについて、建築家で東京大学大学院教授の内藤廣氏の基調講演と、地元の町づくり活動家等をパネラーとして「外町のまちづくりについて」をテーマにパネルディスカッションを行い、外町の活性化に向けて、今後の取り組みについて議論をしたところであります。 次に、市立病院関係でありますが、市立角館総合病院につきまして、18年度診療報酬改定による収益減に対応するため、5月から行った一般病床入院基本料の施設基準、2対1の看護の基準でありますが、この施設基準の稼働額は、月額600万円ほどになっております。 また、6月定例会において一般病床を削減して、7月1日から亜急性期病床を20床設置いたしましたが、稼働状況は17床から18床で推移しており、月額300万円ほどの稼働額を見込んでおります。 なお、医師の関係につきましては、8月末で消化器科の医師が異動となり、9月1日から後任の医師が診察を行っております。 次に、企業局でありますが、平成13年ごろから源泉の温泉造成量の減少傾向が確認され、特に平成16年4月には源泉の主軸である2号源泉の急激な減退傾向により、同年12月からは冬期間のみ、黒湯温泉から分湯を受けて現在に至っております。 また、最も新しい源泉である黒森源泉も衰退傾向で、従来の湯量が確保できない状況であります。 このことから、水沢温泉を経営する塚本総業株式会社に水沢温泉源泉の未使用温泉水を、水沢温泉郷にある市の給湯施設へ分湯していただけないかということで、関係方面への交渉を重ねてきたところであります。 このほど、塚本総業株式会社と水沢温泉源泉を分湯する件で合意に達するところまで進んだところでありまして、分湯施設整備に係る経費を温泉事業施設整備基金から繰り入れしてもらうこととし、その他関係経費について補正予算を計上しておりますので、よろしく御審議をお願いしたいと思います。 次に、温泉特別供給料金改正についてでありますが、平成7年度の新たな源泉ボーリングのため当分の間、経営上赤字が見込まれたことから、平成8年度に特別供給料金を引き上げの改正を行っております。 このボーリングで供給可能とされました温泉供給量の販売が、既に目標を達成していることから、今般、温泉特別供給料金を改正以前の額に引き戻す改正案を提出しております。また、温泉使用権利は譲渡できないことにしておりますが、施設利用者に変更があった場合、新しい利用者から改めて特別供給料金を徴収する規定になっており、このことがさまざまの障害になっております。 近年、温泉利用施設の廃止が相次いでいるのも、温泉使用権利の継承ができないことが一つの要因との意見もあることから、施設の譲渡等ができやすい環境を提供していくこととし、これにかかわる条例改正案を提出しておりますので、あわせてよろしく御審議をお願いしたいと思います。 続いて、災害発生時における応援協定についてでありますが、去る8月1日に、仙北市内の管工事協会と、災害発生時及び緊急漏水時における水道施設の復旧作業の応援に関する協定書を締結いたしました。 これは、災害等が発生した場合に緊急修繕や応急給水及び水道復旧のため、水道事業者から御協力をいただくものであります。 災害時における市民生活への影響を最小限に食いとめるため、今後も打ち合わせ等を行い、有事に備えてまいりたいと思います。 以上、前回の定例会後の市政報告を申し上げましたけれども、本定例会に提案しております案件は報告6件、条例関係3件、補正予算10件、決算認定3件、その他4件の計26件であります。 なお、仙北市立角館小学校新築工事請負契約の締結につきまして、追加提案をする予定にしておりますので、あわせて慎重御審議の上、全議案につきまして御可決賜りますようお願いを申し上げまして、市政報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 市政報告を終わります。--------------------------------------- △教育行政報告 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、教育委員会の教育行政報告に入ります。 黒坂教育委員長。 ◎教育委員長(黒坂源悦君) 平成18年第6回仙北市議会定例会の開会に当たり、前回の定例会後の報告並びに今後の計画について申し上げます。 初めに、児童・生徒の安全確保の対策につきましては、藤里町の事件以来、各学校、PTA、防犯協会、警察などと連携をとりながら特に力を入れてまいりましたが、それぞれの学校では学区内の地域の実情に合わせ、関係団体、地域住民の協力を得ながら見守り隊や巡回指導、通学路での声かけやあいさつ指導、地域安全マップづくりにより取り組んでいるところであります。しかし、予想ができなくて防ぎようのない事件が県内で発生したことから、学校安全確保の取り組みには正解はないということも言えると思います。 こうしたことから、7月に行われました各地区での行政連絡員会議や、7月下旬から8月上旬にかけて市内10カ所で行われた行政懇談会でも、地域の子供は地域住民全体で見守ってほしいということをお願いいたしたところであります。 また、仙北市の子育てや教育にかかわる諸問題について研修し、意見交換をする場として、仙北市の教育を考える会が8月27日に設立されました。育児支援から、保育園、幼稚園、小学校、中学校、さらには高校を含む教育のあり方について、保護者会やPTA、教育関係団体の参加を得て話し合い、その結果を教育施策に生かしてまいりたいと考えております。 小・中学校のスポーツ活動につきましては、生保内中学校野球部が全県少年野球大会に出場、惜しくも準決勝で敗退しましたが、ベスト4の成績を残しました。また、角館中学校女子バスケットボール部は県大会、東北大会で優勝し、高知県で開催された全国中学校総体に出場し、予選リーグで全勝して決勝トーナメントへ勝ち進みましたが、惜しくも敗退し、全国ベスト16の成績を上げております。 また、神代小学校ミニバスケットボール部は、東北電力旗秋田県大会で優勝し、宮城県で行われた東北大会に出場いたしました。 このほか、個人種目の入賞など、夏の猛暑の中で子供たちの活躍に一喜一憂したところであります。 次に、各課関係について申し上げます。 教育総務課であります。 角館総合小学校建設事業は、7月24日に公立学校施設整備費国庫負担事業にかかわる事業認定通知を受け、補助申請を提出しております。また、7月20日には、本事業により統合する3校のPTA及び学校関係者への説明会を角館樺細工伝承館で開催しております。 今後の工事関係のスケジュールとしましては、9月13日に入札を予定しており、議会の議決を得た後に本契約を締結し、平成20年4月1日の開校に向けて工事を行う予定であります。 また、学校、PTA、教育委員会で組織する統合準備会を立ち上げ、統合前の諸準備を進めていく予定であります。 神代小学校につきましては、早期の改築に向けて検討を重ねているところであります。去る8月10日には、神代こども園、幼稚園、小学校、中学校のPTA会長、地域の代表、小・中両校の校長などで構成する神代小学校改築計画準備会を開催し、施設の現況、耐震診断状況について説明、質疑応答を行い、計画の推進方法等について御意見を伺っております。今後は正式に委員会として設置し、改築事業にかかわる基本設計、実施設計等に反映させるとともに、安心・安全な学校づくり交付金整備計画書を作成し、事業の早期実現を目指してまいります。 学校教育課であります。 去る6月30日から7月12日にかけて、延べ4日間で教育委員の学校等訪問を行い、市内の小学校10校、中学校5校、幼稚園3園を訪問し、各学校等の経営計画や要望事項等の説明を受け、共通理解を深めるとともに、おのおのが抱える問題点等の把握をいたしており、今後も子供たちが学びやすく、活動しやすい教育環境の整備に努めてまいります。 県内の児童・生徒の学力向上を図るため、学習指導上の留意点を明確にする学習状況調査が、7月5日に小学校、7月12日に中学校で実施されております。 プールの安全性につきましては、埼玉県で起きた児童の死亡事故を受け、学校プールの安全の再点検を行った結果、全施設とも排水口などが固定され、安全であることを確認しております。 また、仙北市内全域に出没し、農作物に被害を及ぼしているクマについても、子供たちが被害に遭わないように注意するよう、各学校に指導、通知しております。 生涯学習課。 社会教育関係でありますが、花いっぱい運動、青少年交流事業など、予定された事業は順調に実施されております。 8月15日に市民会館で行われた、合併後初めての平成18年度仙北市成人式には206名の新成人が出席しております。本年度の対象者は421名であり、49%の出席率でありましたが、旧角館町の対象者が昨年度も数え年で行っておりますので、こちらの出席者が少なかったことによって出席率が下がったものと思われます。 放課後児童対策事業においては、生保内地区の白樺学級と神代地区のポプラ学園を夏休みも開設いたしました。この結果、白樺学級の利用児童数は多かったものの、ポプラ学園の利用児童数は少なく、今後の課題として検討してまいります。 また、公民館においても、仙北市納涼囲碁・将棋大会等の諸事業や学級・講座は順調に実施されております。本年度の生保内節盆踊りは、新生の田沢湖駅前広場に会場を移し開催したところ、例年より多くの人出でにぎわい、好評を博しました。 学習資料館・イベント交流館・図書館について申し上げます。 ビデオ視聴や本選び、また学習する学生や子供たちなど、夏休みならではの学習資料館の利用状況でありましたが、連日の暑さから逃れ、読書を楽しむ大人の利用も多く見受けられました。 この夏、高等学校からボランティア受け入れ要請があり、蔵書点検や資料整理などの裏方の仕事をしてもらったところでありますが、10名が2グループに分かれて3日間活動していただき、書庫内の整理ができ、感謝しております。 イベント交流館では、16年度に企画展示した「富木友治展」の図録を増刷し、希望者に頒布いたしております。 また、図書館活動を支援している団体、角館図書館後援会の総会が開催され、秋の文化講演会の講師に、芥川賞作家玄侑宗久氏が内定しているとの報告もありました。 文化財課であります。 8月1日、2日の2日間、第1回仙北市角館伝統的建造物群保存地区保存計画見直し調査委員会を開催いたしました。当市伝統的建造物群保存地区は昭和51年9月に選定され、既に30年を経過いたしました。昭和53年策定の保存計画も平成元年に改定され、その後17年が経過し、当時からすると観光客の増加、さらには商業施設の増加など社会的変化が大きく、現況と現行保存計画との乖離が随所に見受けられることから、新たに仙北市角館伝統的建造物群保存地区保存計画を2カ年をもって策定するものであります。 今回の見直し調査委員には、当初の計画策定からかかわっていただいた、元東北大学工学部教授を初めとし、各大学等の専門家、学識経験者、地域住民代表をお願いし、オブザーバーとして文化庁の文化財調査官、また県文化財保護室に御協力をいただいております。 今後、どのような形で保存しながら次世代に引き継ぐべきか、地域の人たちへのアンケートなどを実施して御意見を伺ってまいりたいと考えております。 平福記念美術館であります。 7月、8月は企画展「没後45年寺澤孝太郎展」を開催いたしました。9月、10月はつい立て、びょうぶ等の「障屏展」を展観しております。 10月1日には、第12回平福百穂顕彰短歌大会を開催いたします。 また、10月15日から半月間、地元の新進気鋭作家の「黒沢勝巳油彩画作品展」を計画しておりますので、あわせてごらんいただければ幸いと思います。 以上、教育行政に関する報告を終わりますが、本定例会に提案いたしております教育関係議案につきましても、慎重御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育行政報告を終わります。 議会動静報告、監査委員の報告及び要望書等については、別に配付のとおりでありますので、御了承願います。 また、平成18年8月28日まで受理した請願・陳情は、別紙文書表のとおりであります。 なお、市長から議長あてに、市の出資法人の経営状況を説明する書類が提出されております。当該書類等は議会事務局に常備して閲覧できるようにしてありますので、御承知おきください。--------------------------------------- △陳情の取り下げについて ○議長(佐藤峯夫君) 日程第4、陳情の取り下げについてを議題といたします。 これは、高野町内会から平成18年5月17日付で提出された陳情第8号 高野会館周辺整備についてを取り下げるものであります。なお、同町内会では内容を検討し、変更の上、新たに平成18年8月21日付で陳情書を提出し、陳情第18号として受理しております。 お諮りいたします。 陳情第8号 高野会館周辺整備についての取り下げの申し出を承認することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、陳情第8号 高野会館周辺整備についての取り下げの申し出を承認することに決定いたしました。 40分まで休憩しましょう。                              (午後2時29分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時42分)--------------------------------------- △報告第4号~議案第178号の上程、説明 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第5、報告第4号 専決処分の報告についてから日程第30、議案第178号 仙北市基本構想制定についてまでを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 報告第4号から議案第159号までについて、田口建設部長。 説明は簡潔に、明瞭にお願いいたしておきます。 ◎建設部長(田口陽一君) 報告第4号 専決処分の報告について。 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 専決処分第7号、自動車物損事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をしたものでございます。 事故の発生の日時及び場所、概要について申し上げます。 平成18年2月14日午後8時10分ごろ、仙北市西木町桧木内字山口地内の市道長戸呂線でございます。 相手方が市道長戸呂線を走行中、秋田内陸線のガード下の低みに冠水している状態の中を通過し、水の中にありました雪の塊に車がぶつかり、前方の部分を破損したものでございます。当時は雨が降っておりまして、見通しが悪いという状況でございました。 和解及び損害賠償の相手方、仙北市西木町桧木内字長戸呂86、浅利長彦でございます。 和解に至る経緯については、仙北市は物損事故発生後、相手方と損害賠償について交渉した結果、和解するものでございます。 内容でございます。 仙北市は相手方に対し、前記物損事故の損害賠償金として、金6万2,108円を支払うものでございます。これは50%の支払いとなっております。 専決処分7号については以上でございます。 続きまして、報告第5号、第4号と同じでございますので、表題については省略させていただきます。 この事故の発生日時及び場所でございます。 日時、平成18年3月14日、午前2時30分の除雪作業中の事故でございます。場所は仙北市角館町雲然碇前田地内、市道荒屋敷下延線でございます。除雪作業中、非常に視界の悪い中での除雪でございまして、幅出し作業をしておりましたところ、長木小屋を押し出す形で損傷したものでございます。 和解及び損害賠償の相手方は、仙北市角館町雲然碇前田205、鈴木明でございます。 和解に至る経緯については記載のとおりであります。 和解の内容は、仙北市は相手方に対し、前記物損事故の損害賠償金として、8万9,000円を支払うものでございます。新築費用の20%の補償でございます。 続きまして報告第6号、これについても表題を省略いたします。内容について申し上げます。 事故発生の日時及び場所、平成18年3月15日、午前1時30分ごろ、仙北市西木町門屋字六本杉地内、市道六本杉堂村線の除雪作業中の事故でございます。吹雪の中の除雪でございまして、これも多量の雪の中、幅出し作業等行っている途中において雪の壁による生け垣を押して損傷したものでございます。延長的には30メーターほどでございます。 和解及び損害賠償の相手方でございますが、仙北市西木町門屋字六本杉21、杉本靖弘でございます。 和解に至る経緯は記載のとおりでございます。 和解の内容、仙北市は相手方に対し、前記物損事故の損害賠償金として金26万6,253円を支払うものでございます。 続きまして、報告第7号でございます。 専決処分第10号、事故の発生及び場所並びに概要について申し上げます。 平成18年3月15日の午前4時ごろ、場所は仙北市西木町小山田字石川原、市道栃木六本杉線の除雪作業中の事故でございます。この事例につきましても、市道栃木六本杉線を除雪作業中、除雪の押し雪が道路わきのパイプハウスを損傷した形で、これを補償するものでございます。 相手方でございますが、仙北市西木町小山田字石川原163、石川貞一であります。 和解に至る経緯は記載のとおりでございます。 和解の内容、仙北市は相手方に対し、前記物損事故の損害賠償金として4万341円を支払うものでございます。 報告第8号について御説明申し上げます。 事故の発生の日時及び場所及び事故状況でございます。 平成18年3月15日午前5時ごろ、仙北市西木町小山田字石川原地内の市道石川原線の除雪作業中の事故でございまして、これも雪の壁がある中、幅出し作業を行っておりましたところ、低地にある農業用パイプハウスの骨組みが雪に押された形で損傷を与えたものでございます。 和解及び損害賠償の相手方、仙北市西木町小山田字石川原192-2、伊藤美弘でございます。 和解に至る経緯については記載のとおりでございます。 和解の内容、仙北市は相手方に対し、前記物損事故の損害賠償金として12万484円を支払うものでございます。 続きまして報告第9号について御説明申し上げます。 これも除雪作業中の事故でございます。 事故の発生の日時及び場所並びに状況でございます。 日時は平成18年1月21日、午前4時ごろでございます。仙北市角館町白岩高屋敷地内で、市道高屋敷1号線でございます。吹雪中の中での作業中であり、視界が悪い中、高屋敷1号線の除雪作業中、水路わきにありましたフェンスがよく見えない中で接触したために損傷したものでございます。メーター的には20メーター程度でございます。 和解及び損害賠償の相手方、大仙市大曲住吉町2-6、秋田県仙北平野土地改良区理事長、高橋規男でございます。 和解に至る経緯については、記載のとおりでございます。 和解の内容、仙北市は相手方に対し、前記物損事故の損害賠償金として金23万7,195円を支払うものでございます。 以上で、専決処分事項の報告を終わりますが、除雪作業中の事故等で、大変議員の皆様、住民の皆さんに御迷惑をかけておりました。今後、除雪については直営委託業者に対し、十分な今後の進め方等指導しながら、安全な除雪体制を進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 続きまして、議案第159号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市基金条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 仙北市基金条例の一部を改正する条例。 仙北市基金条例の一部を次のように改正する。 第3条第1項の表に次の1号を加える。 基金の名称でございますが、仙北市農業集落排水事業債償還基金。 設置目的でございますが、汚水処理施設整備交付金事業に要する下水道事業債の償還に必要な財源に充てるためであります。積立額は予算で定める額でございます。 第8条第1項に次の1号を加えるものでございます。 (13)仙北市農業集落排水事業債償還基金。  ア、汚水処理施設整備交付金事業に係る市債の償還の財源に充てるとき。  イ、預金債権との相殺のための地方債の償還の財源に充てるとき。 附則として、この条例は公布の日から施行するものでございます。 これは秋田県が補助金として交付する農業集落排水事業等の促進を図る目的での補助制度でありまして、仙北市は17年度から旧田沢湖町田沢地区で事業を実施しておりまして、前年度の事業費の10%を下水道事業債の元利償還に充てるための補助制度であります。償還金については、5年据え置き30年償還となっていることから、資金積立金として今後運用していくものでございます。現在想定されます補助額、18年から22年で1億900万を予定しております。 なお、この事業については、平成18年の採択事業で終了するということになっておりまして、それ以降については現在の補助制度はなくなるという状況でございます。 以上、簡単でございますが説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただくようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第160号について、西根市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(西根博和君) 議案第160号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、御説明いたします。 市長の市政報告でも述べておりますが、さきの国会で医療制度改革法案が成立しました。その中で健康保険法の一部を改正する法律の施行に関連し、関係政令が変更となり、保険給付金が見直されております。 その内容で、出産一時金が30万円から35万円となり、埋葬料が10万円から5万円に改正されております。これに伴いまして、本条例の第4条第1項で定める出産育児一時金、それと第5条で定める葬祭費の金額をそれぞれそのように改正しようとするものでございます。施行年月日を平成18年10月1日と定めております。 なお、葬祭費につきましては、急激な変更を緩和するために、2年間は、つまり平成20年9月30日の間までは7万円を支給する経過措置を設けております。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第161号について、田口企業局長。 ◎企業局長(田口良弘君) 議案第161号について御説明いたします。 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市温泉条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをごらんになっていただきたいと思います。 仙北市温泉条例の一部を改正する条例。 仙北市温泉条例の一部を次のように改正する。 第10条第6項中「相続により」を「相続、譲渡又は売却により」に改める。 第12条第1項中「315万円」を「210万円」に改め、同条第5項中「新所有者から改めて徴収する」を「新所有者から改めて1日9キロリットルにつき、21万円を徴収する」に改めるものでございます。 附則としまして、この条例は平成18年10月1日から施行するものでございます。 温泉事業として経営しておりますが、平成14年以降に温泉の供給施設が71施設から10施設減少してございます。それに伴いまして、料金収入も年間、ここ5年ばかりで約20%、890万円が減収となっておりまして、経営にも支障を来すような状況でございます。 また、条例上、温泉権利の譲渡は認めておりませんでしたものを、今回から認めるものとするものでございます。さらに営業を廃止した施設の売買交渉などで、特別供給料金が新規の場合と同額ということで、今まで315万でございまして、このことも売買の障害になっているという声もございました。そのようなことから、新規の特別供給料金も、8年前の値上げ時点に、200万円台に戻しまして、さらに所有者がかわったときの特別供給料金、これは売買等のでございますが、この場合は新規の10%、21万円に下げると、このようなことで売買のしやすい環境をつくっていきたいと思います。所有者がかわったものにしましても営業を継続していくということによって、料金の安定的な収入を図るとともに、雇用の場の確保、さらには物資等の消費拡大、ここにもつなげてまいりたいと考えております。 どうぞよろしく御審議願います。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第162号について、大澤総務部長。 ◎総務部長(大澤隆君) それでは、議案第162号 平成18年度仙北市一般会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を説明申し上げます。 今回の補正の主なものにつきましては、現年発生補助災害復旧事業費が1億8,555万9,000円、それから冬期交通対策費、いわゆる除雪経費でございますが、1億3,400万、温泉事業会計の補助金が9,800万でございます。 歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれに5億170万1,000円を追加いたしまして、補正後の歳入歳出の総額を190億7,032万4,000円とするものでございます。 それでは予算書の10ページをお開き願います。 最初に歳入でございますが、13款の国庫支出金、1項国庫負担金の民生費国庫負担金で、77万2,000円の減額でございますが、これは身体障害者保護費負担金、身体障害児援護費等負担金が、これから御説明申し上げます地域生活支援事業というものに移行になった関係で、当初で計上した額を減額するものでございます。 次に、4目の災害復旧費国庫負担金、1億2,547万3,000円の追加でございますが、過年債が北沢川、内沢川で170万6,000円でございます。現年発生災害の、これは凍上災害でございますが、1億8,555万9,000円の事業費に対しまして補助率が66.7%、したがって国庫負担金の額が1億2,376万7,000円ということでございます。 次に、2項の国庫補助金の民生費国庫補助金でございますが、267万3,000円を追加しております。節の2段目の地域生活支援事業費等補助金、これが国庫補助の内示がございまして219万円、新しい制度でございます。 3目の衛生費国庫補助金につきましては、74万7,000円を追加するものでございますが、浄化槽の設置事業費の補助金が、7人槽の1基追加、それから汚水処理施設整備交付金につきましては、人槽の変更で60万円の追加となってございます。これは後に出てきます県補助金と同額でございます。 次に、6目の農林水産業費補助金でございますが、700万円、バイオマス等未活用エネルギーの実証試験費補助金、これは全額国庫補助でございます。未利用森林バイオマスの収集、運搬、加工、変換利用のトータルシステムの効率性、経済性を明らかにしまして、ガス化発電装置による熱源を供給する事業の可能性の調査費でございます。 次に、14款県支出金、1項県負担金、151万1,000円の追加でございますが、社会福祉費負担金で36万4,000円が減額になってございます。上から2つの身体障害児援護費等負担金につきましては、先ほど説明した国の負担金と同様、地域生活支援事業費に事業が振りかえになった関係で減額をしてございます。 次に4節の災害救助費負担金187万5,000円でございますが、これにつきましては、2月の雪崩災害の弔慰金として、既に仙北市が250万円を遺族の方にお上げしてございます。今回75%の負担金が入ったということでございます。既に弔慰金はお上げしてございます。 それから、14款の県支出金の民生費県補助金104万6,000円につきましては、新しくできました地域生活支援事業費等補助金109万5,000円、国の半分でございます。 次に、5目の農林水産業費県補助金294万3,000円につきましては、3番目の数量調整円滑化推進事業費補助金が、前は国庫補助でありまして6月に減額しましたが、今回県の補助事業として復活したもので、計上したものでございます。それから、目指せ“元気な担い手”農業夢プラン応援事業費補助金につきましては、変更前954万5,000円でございましたが、新たに26万1,000円を追加するものでございます。 15款の財産収入でございますが、間伐材売払収入につきましては、上桧木内坂本地区の市有林の丸太、杉、広葉樹1,385本の売り払い代金でございます。 16款の寄附金につきましては、教育費寄附金は田沢湖育英会の寄附金2件、それから社会福祉費寄附金につきましては、寿楽荘の入所者に対する寄附金でございます。 それから、17款の繰入金9,800万円でございますが、これは温泉事業の整備基金繰入金として、基金から一般会計に入れまして、温泉会計に繰り入れするものでございます。水沢源泉より黒森山の源泉へ引湯管の工事費として繰り入れするものでございまして、径が75ミリ、延長が1,590メートルでございます。 次に、17款の繰入金でございますが、生保内財産区特別会計繰入金、これは刺巻会館の改修に係る補助金に充当するために財産区から繰り入れするものでございます。 18款の繰越金9,016万1,000円につきましては、前年度の繰越金の中で2億676万6,486円が予算計上可能な額でございますが、今回9,016万1,000円を計上したということで、今後補正可能額は41万7,000円でございます。 それから、19款の諸収入の違約金及び延納利息の402万円につきましては、町づくり交付金事業の業者の契約解除による契約保証金4,020万4,500円の10%でございます。 それから雑入でございますが、建物災害共済につきましては、雪害による市有施設の共済金でございます。それから一番下の地域新エネルギービジョン策定等事業費補助金、これも全額財団による補助金、699万2,000円でございます。 それから、20款の市債でございますが、それぞれ公有林整備事業債につきましては、当初の額より80万円の追加、それから土木債につきましても道路橋りょう整備事業債が70万円の追加でございます。 教育債につきましても、当初4億5,130万でございましたが、申請額が4億9,500万ということで、4,370万を追加するものでございます。 それから、減税補てん債につきましては、確定によりまして320万を減額して1,680万とするものでございます。 それから、臨時財政対策債でございますが、5,150万を新たに追加するものでございます。 それから、先ほど補助金で触れましたけれども、現年発生補助災害復旧事業費につきましては6,170万、要するに事業費から国庫補助金を引いた残り100%が起債の対象となります。過年発生補助災害につきましては、補助基本額から国の負担金補助金380万7,000円を引きました90%、170万円が起債の対象でございます。 次に歳出に移ります。 14ページをお開き願いたいと思います。 2款総務費、1項総務管理費の5目の財産管理費に、1,109万8,000円を追加するものでございます。この主なものは普通財産管理費の946万1,000円でございますが、水沢ロマンスリフト老朽化に伴う修繕工事費でございます。その下の市有林管理費につきましては、先ほどの上桧木内坂本地区の市有林の売り上げの15%を、地元へ支給するものでございます。26万8,000円でございます。それから前後しますが、上から2番目の車輌維持管理費につきましては、西木地域センターの車輌管理費131万円でございます。 それから、企画費の392万円の減額でございますが、これは総合行政システム関係の契約差額が出たことによります減額と、パソコンの新規購入でございます。また、地域審議会の委員の講師謝金、それから指定管理者制度の選考委員の報償費等を計上してございます。 それから、支所及び出張所費の29万4,000円につきましては、神代出張所の屋根防水工事費でございます。 交通安全対策費については、交通安全母の会の全国大会への旅費、それから街路灯の赤色回転灯の修理代でございます。 それから、交通政策費の32万1,000円でございますが、生活バス路線対策費は生保内の営林署角というバス停の解体費32万1,000円、それから秋田内陸沿線町村振興対策協議会というものが解散になりまして、新しく秋田内陸線再生支援協議会というものが発足しましたので、同額を組み替えするものでございます。 それから、12目諸費の557万4,000円のうち、街灯修繕料が200万、集落集会所建設事業費補助金356万2,000円、角館町黒沢47万5,000円、角館町小勝田135万、田沢湖町刺巻173万7,000円でございます。 それから、3款民生費に移ります。 1目社会福祉総務費の93万9,000円でございますが、一般社会福祉総務費につきましては、角館の丸山公園にあります平和記念塔が老朽化して危険だということで、その解体事業費が53万4,000円、それから福祉センター維持管理費、旧秋田県の角館保健支所を払い下げしました、その車庫の屋根の改修費35万5,000円でございます。 それから、2目の障害者福祉費の254万3,000円でございますが、上から2つの重度身体障害児者関係につきましては、先ほど申し上げました地域生活支援事業に移行したために、歳出も減額でございます。したがいまして、地域生活支援事業、日常生活用具給付事業として438万円、声の広報発行等の事業を行ってございます。 次に、老人福祉費関係でございますが、862万3,000円を追加するものでございまして、特定高齢者介護予防事業費、これは包括支援センター関係、それから一番下の包括的支援・任意事業費関係の事務費等の事業費でございます。 次に、16ページでございますが、16ページの老人福祉費関係の介護保険特別会計繰出金とありますが、これの主なものは、清眺苑の暖房修繕関係に対する繰り出しでございます。 それから、養護老人ホーム費の5万円につきましては、先ほど御寄附をいただいた寿楽荘に対する寄附で、ルーム用冷蔵庫を購入するものでございます。 それから、多世代交流施設費の78万につきましては、トイレの屋根及び壁面の修理費でございます。 それから、医療給付費の141万7,000円につきましては、後期高齢者医療広域連合準備委員会負担金という新制度でございまして、県全体でやっていくということで仙北市の負担が全体の3.05%、34万2,454円でございます。 次に、4款の衛生費に移ります。 環境衛生費の534万3,000円の減額でございますが、浄化槽設置整備事業費につきましては、国庫補助の追加による事業費の増として227万円、それから浄化槽事業特別会計の繰出金につきましては、当初事業債許可率の変更により、当初より起債がふえたために一般会計の繰出金761万3,000円を減額するものでございます。 次に、6款の農林水産業費の1項農業費、3目農業振興費でございますが、496万1,000円を追加するものでございまして、売れる米づくり推進対策費として、これ新規の市単独事業でございまして、有機米等に18年度より10アール当たり2,000円を補助するものでございまして、継続分につきましては2年目より10アール当たり1,000円を補助するものでございます。一応区切りとし、そういうような市単独事業でございます。 それから、目指せ“元気な担い手”農業夢プラン応援事業費につきましては、県事業分の増が26万1,000円、それから市のかさ上げ分として244万5,000円、合わせて270万6,000円を追加してございます。 畜産振興費の99万3,000円は、大覚野牧場の農機具庫の屋根の修繕料でございます。 次に、6款農林水産業費の林業振興費の1,408万8,000円でございますが、新エネルギービジョン策定事業費の699万3,000円、バイオマス等未活用エネルギー事業費709万5,000円につきましては、新エネルギーの活用計画促進、2件とも全額の補助でございます。 次に、18ページの観光費でございますが、1億53万6,000円でございます。一番大きなものは、一番下にあります、先ほど説明した温泉事業会計の補助金が9,800万でございます。それから観光宣伝費として、ポジフィルムの作成費21万、それから自然ふれあい温泉館の維持管理費については、アルパこまくさの駐車場等の除雪委託費でございます。 それから、8款土木費の2項道路橋りょう費でございますが、1目の道路橋りょう総務費の602万1,000円の減額につきましては、災害復旧事業の補助事業が採択になったことによりまして、既定の予算措置をしておりました人件費を補助災害に振りかえるものでございます。 2目の道路維持費につきましては、1億4,989万8,000円でございます。それで、冬期交通対策費として1億3,400万、その内訳でございますが、委託料が9,500万、修繕料が500万、燃料費が1,300万、それから賃借料が2,000万でございます。合わせて1億3,400万。それから田沢湖橋の昇降階段の補修事業費600万を計上してございます。 それから、3目の道路新設改良費につきましては、補正額がございませんが、既定の予算の振りかえでございまして、公有財産購入費と補償補填及び賠償金につきましては、神代中央線の補償費を公有財産購入費に組み替えしてございます。それから、工事請負費と負担金補助及び交付金の249万2,000円につきましては、田沢湖スキー場前線の工事を市で直接行う予定でございましたが、県道との取り合い部分につきまして、県代行で施行してもらうということで、負担金にかえてございます。 次に、8款土木費、4項都市計画費の街路事業費の田沢湖駅前広場維持管理費につきましては、いよいよ完成間近となりましたので、街頭の噴水、融雪装置等の電気料でございます。 それから、5項住宅費の1目住宅管理費249万2,000円につきましては、角館の岩瀬住宅、菅沢住宅の屋根、外壁の補修工事費等でございます。 次に、9款1項消防費の5目災害対策費でございますが、116万1,000円でございます。これの主なものにつきましては、西木地区の樺山中継局の電源ケーブルの復旧工事費、修繕と防護工事でございます。 次に、10款教育費、教育総務費305万4,000円の追加でございますが、一番大きいものは小学生の社会科副読本の編集製作費でございます。従来冊子でつくっておりましたが、今回ホームページを作成しまして、インターネットで見るという内容でございまして、改訂版を出すときも安価な経費でできるということで、173万5,000円を計上したものでございます。それから、大曲仙北不登校適正指導教室経費負担金につきましては、大仙市、美郷町、仙北市、仙北市の負担金が、市町村割が7万円、人口割が51万5,000円で、58万5,000円となってございます。 それから、小学校費の1目学校管理費の313万5,000円の追加につきましては、生保内小学校の道路沿いの支障木の枝切り、角館東小の汚水マンホール修繕、生保小の手洗い、流し台、配管改修等でございます。それから神代小学校の改築検討委員会費として、委員の謝礼等として11万円を計上してございます。 それから、3目の学校建設費でございますが、補正額はありませんが、地方債と一般財源の振りかえを行ってございます。 3項中学校費の学校管理費でございますが、これにつきましては、生保内中の道路沿い支障木の枝切り分、西明寺中のカーテン購入、角館中の屋上ドレンヒーターの電源改修等でございます。また、西明寺中の耐震補強工事の実施設計委託45万8,000円も計上してございます。 2目の教育振興費693万9,000円につきましては、主なものは生徒派遣費補助金、各種スポーツ大会出場補助として、650万を計上してございます。 次に、5項の社会教育費の1項社会教育総務費136万6,000円の主なものにつきましては、白樺、ポプラ、どんぐり、放課後児童対策事業費の賃金と児童送迎の委託料が主なものでございます。 それから、4目の文化財保護費の82万8,000円の主なものは、3番目の桜保護管理費、角館岩瀬玉川町の105、岩瀬橋の上流付近でございます。桜の枝等が民家に迫っていて危険であるという町内からの要望がありまして、その枝の整理するための費用でございます。 次に、22ページをお開き願います。 6項の保健体育費で134万1,000円の追加でございますが、説明欄の上から4つ目の落合運動施設管理運営費105万5,000円でございますが、これはグラウンドの暗渠排水の修繕工事費でございます。 次に、11款の災害復旧費の公共土木施設災害復旧費につきましては、先ほど来説明いたしました過年災の河川災害、それから現年発生補助災害につきましては凍上災、高野水沢線ほか11路線、1億8,555万9,000円でございます。 次に、予算書の6ページをお開き願います。 第2表、債務負担行為補正でございます。すべて追加でございまして、上から2つの市民研修用パーソナルコンピューターの賃借、財務会計用パーソナルコンピューターの賃借につきましては、リースでございまして平成18年度から23年度まで323万2,000円、それから財務会計につきましても期間が同じで1,939万2,000円で、財務会計用につきましては150台、それから最初の研修用のパソコンにつきましては30台でございます。 次に、市民浴場管理運営業務委託から、自然ふれあい温泉館管理運営業務委託までにつきましては、指定管理者制度に移行するための債務負担行為の設定でございまして、市民浴場につきましては18年度から21年度まで3年間、3,600万で委託するものでございます。田沢湖キャンプ場につきましては5年間830万、田沢湖観光情報センター管理運営業務委託につきましては、2年間で3,540万、自然ふれあい温泉館管理運営業務委託につきましては5年間で610万でございます。 それから、第3表の地方債の補正でございますが、追加につきましては2件ありまして、現年補助災害復旧事業費が6,170万、過年補助災害復旧事業費につきましては170万、起債の方法、利率、償還の方法については従来より変わりございません。 2の変更でございますが、5件ありまして、公有林整備事業費につきましては80万の追加、道路橋りょう整備事業費につきましては70万円の追加、統合小学校建設事業費につきましては4,370万を追加して、4億9,500万円でございます。減税補てん費につきましては320万を減額しまして、1,680万とするものでございます。臨時財政対策債費については5,150万を追加しまして、6億150万とするものでございます。限度額、起債の方法、利率、償還の方法についてはすべて補正前と変更ありません。 以上、提案理由、それから予算の概要について説明を申し上げましたが、慎重審査の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第163号から議案第165号まで、田口建設部長。 ◎建設部長(田口陽一君) 議案第163号について御説明を申し上げます。 平成18年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ290万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億6,410万5,000円とするものでございます。 次に、4ページをお開きいただきたいと思います。 第2表地方債の補正でございまして、特定環境保全公共下水道事業費、これは資本費平準化債の確定に伴いまして10万円を追加するものでございます。 次に事項別明細により説明申し上げます。 7ページをお開きいただきたいと思います。 歳入でございます。 6款1項1目の繰越金10万6,000円でございます。これは前年度繰り越しでございます。 7款2項1目の雑入、269万9,000円の追加でございまして、これは消費税の還付金でございます。 8款1項2目の特定環境保全公共下水道事業債でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり平準化債の確定によりまして10万円を追加するものでございます。 次に、歳出でございます。 歳出については、1款1項1目の一般管理費で290万5,000円を追加するものでございまして、これの大きなものは委託料でございます。この委託料につきましては、大変申しわけなかったわけでありますけれども、消費税の中間申告分として6月と9月に請求がございまして、この出し口がございません。135万円の2回分で270万円をこの委託料から利用したということがございまして、今回これを正常に戻すというような形でございます。それから23節償還金利子及び割引料でございますけれども、これにつきましても17年度の浄化槽特別会計の収入になるべきものを65件、23万9,715円を下水道特別会計に誤って収入したために、今回これを浄化槽特別会計に入れるものでございます。 3款1項2目の利子でございますけれども、これについては起債充当により一般財源分を減じて組み替えするものでございます。 下水道事業特別会計は以上でございます。 続きまして、議案第164号について御説明申し上げます。 平成18年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ414万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億9,714万8,000円とするものでございます。 14ページをお開きいただきたいと思います。 第2表の地方債補正でございます。 集落排水事業費につきまして、起債充当率の変更によりまして今回の起債を見直すものでございまして、事業債につきましては、770万円を減額しまして8,300万円とするものでございます。 辺地対策事業費につきましては、680万円を追加し7,290万円とするものでございます。 詳細については歳出で御説明申し上げます。 それでは17ページをお開きいただきたいと思います。 歳入でございます。 3款1項1目の集落排水事業費県補助金でございます。500万円の追加補正でございまして、これは基金条例の中でも申しましたとおり、下水道事業債の元利償還に充てる目的で、秋田県よりの補助金が入ったものでございます。 5款1項1目の繰越金でございます。これは4万8,000円の追加で、前年度繰越金でございます。 次に、7款1項1目の集落排水事業債でございます。770万円の減額でございます。これにつきましては、集落排水事業債として680万円の減額、角館前郷地区の資本費平準化債の確定によりまして90万円を減額するものでございます。 集落排水事業につきましては、集落事業債として補助の2分の1を事業債、それから残りの2分の1を辺地対策債で賄うということになっておりまして、当初予算におきましては、2分の1の補助の残の95%をここに充当しておりましたけれども、今年度から補助の起債の充当率が変わりまして、補助残の100%を起債できるということになっております。従来ですと、2分の1補助の残の95%、残りの5%については受益者負担で賄うというような形の中で進められてきたわけでございますけれども、この中で当初においてもこの受益者負担、5%分についても起債が認められておりまして、今回、集落排水事業債50%、それから辺地対策事業債50%という形に、正常化といいますか、元に戻す形で今回補正するものでございます。 したがいまして、集落排水事業債が680万円を減額し、次の7款2項1目の辺地対策債で680万円を追加し、事業費については変わらないというような形になるわけでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款1項1目の一般管理費につきましては、先ほどの農業集落排水事業債償還基金積立金500万円でございます。 2目の農業集落排水施設管理費でございますが、112万3,000円の減額でございます。これにつきましては、委託料を減額することによりまして、収入減分の事業費を調整するためにこれを減額するものでございます。 2款1項1目の事業費でございます。これは組み替えでございまして、田沢地区の環境設計業務委託が増額になりまして、210万円、これを需用費並びに使用料で組み替えするものでございます。 3款1項1目の利子につきましては、今年度の償還利子の確定となったために、27万1,000円を追加するものでございます。 以上、簡単ですが農業集落排水事業特別会計については終わらせていただきます。 続きまして、議案第165号 平成18年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ48万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,648万円とするものでございます。 24ページの地方債補正でございます。 浄化槽整備事業費でございますが、これは起債充当率の変更でございます。補助残の85%が補助残の100%ということで、780万円を追加するものでございます。 次に、27ページの歳入の説明を申し上げます。 2款1項1目浄化槽使用料の追加、24万5,000円でございます。これにつきましては、先ほど触れました17年度の使用料が下水道事業に入っておったものにつきまして、今回浄化槽特別会計の方に組み入れるというものでございます。 4款1項1目の一般会計繰入金につきましては、起債充当が増額になったために、これによりまして一般会計繰入金を減額するものでございます。761万3,000円を減ずるものでございます。 5款1項1目の繰越金でございます、4万8,000円、これ前年度繰越金でございます。 7款1項1目の浄化槽整備事業債でございます。先ほど申し上げましたとおり、起債充当率の変更によりまして780万円の起債増となりまして、これを追加するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項2目の維持管理費でございますが、これ市町村型の浄化槽のブロアの修繕料、消耗品でございます。3基の購入費分でございます。27万円の追加でございます。 2款1項1目の事業費でございますが21万円、これは浄化槽の登録手数料でございます。 以上、簡単ですが、説明を終わらせていただきます。 よろしく御審議いただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第166号並びに議案第167号について、西根市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(西根博和君) 議案第166号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の御説明を申し上げます。 歳入歳出それぞれ今回2億4,321万8,000円を追加し、総額を35億6,201万8,000円にお願いするものであります。その主な内容について御説明申し上げます。 36ページをお開き願います。 まず歳入でございますが、歳出も関係ございますが、高額医療関係の共同負担金として国庫支出金、それから県支出金、それぞれ218万6,000円の減額でございます。 それから、共同事業交付金として、交付金は382万の減額、そして新たに保険財政共同安定化事業交付金として、2億1,095万6,000円をお願いするものでございます。 繰越金は4,045万4,000円をお願いするものであります。 歳出について御説明申し上げます。 総務費については、保険証発行等の一般管理費でございます。総務費の1款1項でございます。 3項の運営協議会費については、一般事務費でございます。 それから、3款老人保健拠出金、それから4款介護納付金については、前年度の額の確定により今回それぞれ増、減の補正をお願いするものでございます。 それから5款であります。共同事業拠出金、歳入とも関係ありますけれども、1項1目の高額医療費共同事業拠出金でございます。この制度に該当するのが、従前は70万円でしたけれども、新たに今度は80万円というふうに10万円かさ上げになっております。そのため、800万台の今回減をお願いしてございます。 そして3目になりますけれども、新たに保険財政共同安定化事業ということで2億1,000万お願いしてございますが、これは国保会計の激変緩和のために再保険ということで、上と同じですけれども、対象金額が30万から80万というふうな範囲で、いわゆる国保会計単年度の大きな動きのないような再保険というふうなことになっております。今回お願いするものであります。 次のページ、お開き願います。 38ページの4目は、同事業における事務費の存置項目でございます。 9款の諸支出金、償還金でございますが、これは17年度の確定によるものの国庫への返還金でございます。 予備費については、予算の調整で950万2,000円の減額をお願いしております。 続きまして、議案第167号 平成18年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)の御説明を申し上げます。 第1条においては、歳入歳出それぞれに625万6,000円の追加をお願いし、総額を9億5,610万7,000円にお願いするものでございます。 46ページをお開き願います。 まず歳入でございますが、繰入金として一般会計から583万3,000円をお願いしております。 また5款においては繰越金、清眺苑では10万2,000円、それから桜苑では31万5,000円、合わせて41万7,000円の繰越金をお願いしております。 その下の47ページ、歳出でございます。 一般管理費として今回625万6,000円をお願いしてございます。 その内容は、清眺苑が594万1,000円、それから特養の桜苑が31万5,000円でございます。 清眺苑におきまして、594万1,000円の主なものにつきましては、産休補充の賃金、共済合わせて140万台ですけれども、それと暖房の修繕料が主なものでございます。 それから桜苑につきましては、暖房用のポンプ、制御盤等の補修をお願いしたいということで、今回計上させていただきました。 よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩します。4時5分前まで。                              (午後3時45分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時56分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第168号について、大澤総務部長。 ◎総務部長(大澤隆君) それでは、議案第168号 平成18年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)について、説明を申し上げます。 歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ3,550万6,000円を追加するものでございまして、補正後歳入歳出それぞれ1億570万6,000円とするものでございます。 それでは、54ページをお開き願います。 最初に歳入でございますが、県支出金の1項県補助金の補正額、77万5,000円の減額でございますが、これ当初、間伐事業として補助金を受ける予定でございましたが、団地化計画を組まないと対象にならないということで減額するものでございます。 2款の財産収入、236万1,000円につきましては、土地の貸付収入のうち2カ所の土地の返地がございまして、1件が110万、もう1件が120万ほどで、合わせて236万1,000円の調定を減額するものでございます。 2款の財産収入、2項財産売払収入の1節の土地売払収入につきましては、高原地区の先達川に砂防堰堤をつくるということで、国土交通省に2,312万9,758円で売り払いしたものでございます。ほかは個人に3件売り払いしてございます。それから立木の売払収入につきましても、砂防堰堤の関係で124万9,000円。 物品売払収入につきましては、石材の売り払いでございます。 それから、生産物の売払収入の5万8,000円の減額につきましては、支障木の売り払いの実績減でございます。 それから、4款の繰越金につきましては、当初から500万円を計上してございまして、今回1,102万6,000円を追加することによりまして、前年度の繰越金1,602万6,000円を予算化するものでございます。 次に、歳出でございますが、3款財産費の補正額はゼロでございますが、先ほど間伐事業費の補助金がつかないということで、一般財源の振りかえを行うものでございます。 4款の諸支出金、分収林交付金につきましては、3カ所ほど、仙岩山15万8,000円、刑部沢81万円、野村・田向97万円でございます。 それから、一般会計の繰出金でございますが、これは刺巻会館の建設事業費分として、市の補助金を除いた財産区よりのかさ上げ分でございます。 予備費では、3,322万4,000円を追加しまして、3,767万4,000円とするものでございます。 以上、慎重審査の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第169号から議案第171号までについて、田口企業局長。 ◎企業局長(田口良弘君) 議案第169号について御説明いたします。 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ663万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,363万6,000円とするものでございます。 それでは、63ページをごらんになっていただきたいと思います。 歳入でございますが、2款1項1目の水道事業費国庫補助金ですが、233万8,000円を追加して、972万8,000円とするものでございます。 4款1項1目の繰越金は9万8,000円を追加して、9万9,000円とするものでございます。 6款1項1目の水道事業債ですが、420万円を追加して1,780万円とするものでございます。これは下桧木内と潟野地区の統合事業でございまして、ここの補助事業の追加割り当てによるものでございます。 次のページでございます。歳出でございます。 1款1項2目の簡易水道施設管理費でございますが、需用費の増額は、北部地区の保安地の修繕でございます。また、役務費の減額は、これは水質検査手数料の委託残でございます。 2款1項1目の事業費でございますが、需用費につきましては、これは事務費でございます。委託料の減額は、これは設計委託の残の精算でございます。工事請負費につきましては、潟野地区の橋梁の添架工事44.5メーター及び配水管の布設工事95.5メーターの追加分でございます。 60ページの地方債の補正でございますが、今の事業によりまして420万円を追加して、1,780万円とするものでございます。 以上、簡単ですが、説明を終わります。 次に、議案第170号について、御説明いたします。 平成18年度仙北市温泉事業会計補正予算(第1号)でございます。 第2条の収益的収入及び支出でございます。 当初予算第3条に定めました収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するというものでございまして、収入でございますが、1款1項の営業収益に42万円を追加しまして、3,533万4,000円とするものでございます。 支出でございますが、1款1項の営業費用でございますが、402万7,000円を追加いたしまして、3,129万4,000円とするものでございます。2項の営業外費用は48万8,000円を減額いたしまして、44万6,000円とするものでございます。また、4項の予備費につきましては、311万9,000円を減額いたしまして、361万9,000円とするものでございます。 第3条でございますが、当初予算の第6条を第8条としまして、第4条から第5条までを1条ずつ繰り下げ、第3条の次に次の1条を加えるものでございます。 第4条としまして、資本的収入及び支出を追加するものでございます。 資本的収入及び支出の予定額を次のとおり定める。括弧内でございますが、資本的収入が資本的支出に対して不足する額8万1,000円は、当年度分損益勘定留保資金8万1,000円で補てんするものでございます。 資本的収入及び支出の収入でございますが、1款1項他会計補助金としまして、一般会計からの補助金9,800万円を受けるものでございます。 支出でございますが、1款1項の建設改良費に9,808万1,000円を追加するものでございます。 第4条の一時借入金でございますが、当初予算第5条に3,000万円と定めたものを6,000万円に改めるものでございます。 第5条ですが、当初予算第6条の次に次の1条を加える。 第7条としまして、他会計からの補助金としまして、資本的支出に充てるため、一般会計からこの会計に補助を受ける金額は9,800万円である。 次に、実施計画で御説明いたします。 収入ですが、1款1項1目の温泉収益は42万円、これは特別供給料として2口を供給している施設の分を予定しております。 それから支出でございますが、1款1項1目の施設経営費でございますが、419万8,000円の追加でございます。内訳といたしましては、印刷製本費、これに5万円、それから手数料に73万5,000円、委託料としまして30万円、温泉使用料として311万3,000円とありますが、これは水沢温泉から分湯を受けるということによりまして、水沢地区に供給することになりますが、現在26戸の施設に供給しておりますが、そのうち21戸は営業しております。 ということで、この営業している施設の温泉利用許可の申請、いわゆる変更申請が必要となります。そのために委託料としまして温泉の分析を委託します。そして、その21戸の温泉利用許可申請、1戸当たり3万5,000円を予定しておりますが、この分を今回は給湯側、いわゆる市側の都合で泉質が変わるということですので、温泉事業の方でそれを負担するというものでございます。 それから、温泉使用料の311万3,000円につきましては、一応これから工事発注して、できるだけ早く完成はさせたいとは思っていますが、一応12月から今年度4カ月分を予定しております。1カ月分77万8,050円でございます。 次に、営業外費用の支払利息でございます。34万4,000円の追加でございますが、これは当初3,000万円と予定しておったものを、6,000万円に追加するということで、これの60日分、3.5%の利息で見ております。 それから、3目の消費税及び地方消費税の減額でございますが、これは温泉事業の前年度の額が対象になりますが、この合併によって2つに事業が分断したということで、納税の対象額に満たないということで、この額を減額するものでございます。この収入の不足する分を、予備費を311万9,000円減額して361万9,000円とするものでございます。 次に、資本的収入及び支出でございます。 収入は先ほど説明いたしましたように、一般会計の方から資金を取り崩していただきまして、9,800万円の補助を受けるものでございます。 支出は、改良工事費として9,808万1,000円を追加するものでございます。これは現在、図面をお渡ししておりますが、水沢山荘で源泉から引いてきているお湯、現在スポーツセンターを建設しているところの上流部ですか、山側約800メーターのところに水沢温泉の、水沢温泉では中間槽と呼んでいますが、厳密には減圧槽です、この槽がございます。この槽のところから分けていただこうということで、今回話し合いがつきましたということで、中間槽から水沢第1分湯槽、いわゆる黒森坂のカーブでございます、そこの分湯槽までの引湯管の工事をしたいと。途中にはスポーツセンターに供給するための分湯槽も1基設置する予定でございます。 市としましては、毎分約400リッターぐらいまで供給していただきたいということで実験をしておりますが、これは十分供給を受けることができると。ただ、現在26戸の施設に、温泉の場合口数と言っていますが、57口供給しております。これを1分換算しますと、1分間で約356リッターとなります。このお湯を今回分けていただいて各施設に給湯したいと、このように思っております。 現在、市が空吹あるいは黒森源泉で造成したお湯を各施設に給湯しておりますけれども、この水沢から受けるということによって、4度から5度ぐらい温度は高くなるのではないかと、現在よりは。そのように思っております。 以上、簡単ですが温泉の説明を終わります。 次に、議案第171号について御説明いたします。 平成18年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 第2条の収益的収入及び支出でございますが、当初予算第3条に定めました収益的収入及び支出の予定額を、次のように補正するものでございます。 収入は補正がございません。 支出でございますが、1款1項の営業費用といたしまして、856万4,000円を追加いたしまして、2億7,702万9,000円とするものでございます。これは4項の予備費から減額するものでございます。 次に、3条の資本的収入及び支出でございますが、当初予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正するものでございます。括弧内でございますが、資本的収入が資本的支出に対しまして不足する額1億2,056万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で609万5,000円、過年度分損益勘定留保資金で5,121万4,000円、当年度分損益勘定留保資金6,325万4,000円で補てんするものでございます。 次に、収入でございます。1款1項の企業債でございますが、1,620万円を追加しまして、1億1,340万円とするものでございます。 2項の国県補助金でございますが、501万3,000円を追加しまして、1,656万5,000円とするものでございます。 4項の工事費負担金でございますが、462万円を追加しまして、774万9,000円とするものでございます。 収入の合計に2,583万3,000円を追加しまして、1億4,250万7,000円とするものでございます。 次に、支出でございますが、1款1項の建設改良費に3,415万円を追加しまして、1億5,740万2,000円とするものでございます。 第4条の企業債でございますが、企業債が1,620万円を追加しまして、1億1,340万円とするものでございます。 第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、職員給与費に1,298万2,000円を追加しまして、1億252万6,000円とするものでございます。 実施計画で御説明いたします。 収益的収入及び支出の支出でございます。 支出の中に、原水及び浄水費を450万円減額するものでございますが、これは4目の総係費に1,306万4,000円を追加して9,526万7,000円とするということで、これは当初、この水道会計に属している職員は10名ということで予算を組んでおりました。当初予算編成後、4月に1名、7月に1名の職員の増員をお願いしております。そういうことから、職員給与関係が大きくなったということで、当初修繕工事として予定しておりました庁舎の屋上の舗装工事、これを経費全体を見渡した場合、ここを現在実施すると収支的にかなり厳しいものが出てくるのではないかという予測の中で、この庁舎屋上の工事を次年度に繰り越しというものでございます。 それから、資本的収入及び支出でございますが、収入は、1款1項1目の企業債に、1,620万円を追加するものでございます。これは角館地区の石綿セメント管の更新、それと中川方面に今後給水のために配管していくわけですが、鵜ノ崎橋の前後、これが現在県道の取りつけ工事が行われております。ここが、取りつけ工事が完了しまして、舗装まで完了しますと、そこに配管するというのは3年間はできないという、何か決まりになっているそうです。そのようなことから、この舗装される前に鵜ノ崎橋の前後、約180メーターですが、これを先行して布設するということで、今回お願いするものでございます。 それから、2項1目の国県補助金ですが、501万3,000円を追加するものでございます。これは先ほど説明しました、角館地区の石綿セメント管、これの更新によるものでございます。これは旧3カ町村ともまだ石綿セメント管残っていますが、角館地区は、18年度当初約3,800メーターございました。それが当初計画では約1,300メーターぐらいを改良しようということで計画しておりましたが、今回さらに260メーター追加しまして、1,550メーターぐらいの改良が今年度中には可能だということで、今回の改良が終わりますと、残っているのは2,260メーターぐらいが残ると、これを今後二、三年で改良していきたいとこのように考えています。 次に、4項1目の工事費負担金の462万でございますが、これは現在市の農林課で計画しております農道の改良工事、石神地区でございますが、この農道の改良工事に伴って、道路に布設している水道管の布設がえが必要だということで、これは農林課サイドからこの負担金をいただいて工事をするというものでございます。 すみません、収入の下の方の支出という字が抜けております。支出を追加願いたいと思います。 支出でございます。1款1項3目の改良工事費に3,415万を追加しまして、1億4,860万1,000円とするものでございます。これは先ほど説明しました角館の老朽管の、石綿セメント管の更新工事、さらには鵜ノ崎橋前後の配水管の新設工事と、それとさらには石神地区の農道改良に伴うところの水道管の移設と、さらに現在六枚沢で、国の直轄砂防事業が行われておりまして、その直轄砂防事業のダムから水道水を取水するということで工事を進めておりますが、今回、副ダムの工事が進むということで、この副ダムの部分、ここを横断する分20メーター、これを今回の補正にお願いしております。 以上で説明を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 次は、決算認定についての説明に入ります。 議案第172号、千葉田沢湖病院事務長。 ◎田沢湖病院事務長(千葉継太郎君) 議案第172号 平成17年度仙北市病院事業会計決算認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成17年度仙北市病院事業決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別に配付いたしております仙北市病院事業会計決算書をごらんいただきたいと思います。 総括的事項につきましては、この決算書の14ページから17ページに市立田沢湖病院を、18ページ以降は市立角館総合病院を記載してございますので、後で御一読願いたいと思います。 それで、特徴的な事項のみ御説明申し上げたいと存じます。 まず1ページ、2ページでございますが、(1)の収益的収入及び支出の収入でございます。 第1款市立田沢湖病院事業収益は、第1項医業収益と第2項医業外収益、第3項特別利益を合わせまして、予算額が6億9,142万5,000円、決算額が5億8,083万1,179円、うち仮受消費税及び地方消費税が127万7,326円でございまして、予算額に比べ決算額の増減がマイナス1億1,059万3,821円となっております。 第2款市立角館総合病院事業収益は、同様に予算額24億8,921万8,000円、決算額24億7,877万1,860円、うち仮受消費税及び地方消費税212万85円でございまして、予算額に比べ決算額の増減がマイナス1,044万6,140円となっております。 2つの病院合わせますと、決算額30億5,960万3,039円でございます。 支出につきましては、第1款市立田沢湖病院事業費用として、第1項、第2項、第3項、それと第4項を合わせまして、予算額6億9,142万5,000円に対しまして、決算額6億45万4,686円となっております。 第2款市立角館総合病院事業費用につきましては、同様に、合わせまして予算額22億7,812万円に対しまして、決算額21億9,240万4,031円となっております。 2つの病院合わせますと、決算額27億9,285万8,717円でございます。 次の3ページ、4ページの(2)資本的収入及び支出でございます。 収入は、第1款田沢湖病院、これは1,000円の存置項目、決算額ゼロ円で、第2款角館総合病院、予算額5,051万4,000円、決算額5,051万1,988円でございます。 2つの病院合わせまして、予算額5,051万5,000円、決算額5,051万1,988円でございます。 支出につきましては、第1款田沢湖病院、予算額315万1,000円、決算額315万円、うち仮払消費税及び地方消費税15万円、それと建設改良費となっております。 第2款角館総合病院、予算額1億3,207万2,000円、決算額1億3,207万1,464円、うち仮払消費税206万3,850円、内容としまして、建設改良費4,604万850円、企業債償還金8,603万614円の決算額となっております。 2つの病院合わせまして、予算額1億3,522万3,000円、決算額1億3,522万1,464円でございます。 欄外に記載されておりますとおり、資本的収入が資本的支出額に不足する額8,470万9,476円は、建設改良積立金315万円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3万8,684円、過年度分損益勘定留保資金8,152万792円で補てんしたということでございます。 次に、5ページの平成17年度仙北市病院事業損益計算書でございます。この計算書の欄につきましては、消費税抜きの額を計上するということになってございます。 田沢湖病院につきましては、1の医業収益は(1)の入院収益から(4)のその他医業収益を合わせまして5億2,305万2,905円。 2の医業費用は(1)の職員給与費から(6)の研究研修費まで合わせまして5億6,591万96円で、この結果、医業損失として4,285万7,191円計上されることになりました。 3の医業外収益は、(1)受取利息及び配当金から(7)その他医業外収益を合わせまして、5,624万7,048円となっております。 4の医業外費用は、(1)から(6)まで合わせまして3,341万7,264円で、この結果、2,282万9,784円の黒字計上ですが、医業損失として、4,285万7,191円となっていることから、差し引き経常損失として、2,002万7,407円計上されることになりました。 5の特別利益は、(3)過年度損益修正益25万3,900円、これは過年度分の消費税の修正益分で、差し引き当年度純損失1,977万3,507円、17年9月19日までの合併前の分、前年度繰越欠損金2,777万5,362円と合わせまして、当年度未処理欠損金4,754万8,869円の計上となっております。 次に、6ページの角館総合病院でございます。 1の医業収益は、同様に(1)から(4)まで合わせまして、22億376万5,824円。 2の医業費用は、同様に(1)から(6)まで合わせまして21億1,410万4,169円で、この結果、医業利益として8,966万1,655円利益計上されることになりました。 3の医業外収益は、(1)から(7)まで合わせまして、1億4,562万181円。 4の医業外費用は、(1)から(6)まで合わせまして7,652万4,787円と黒字計上で、医業収益と合わせまして、1億5,875万7,049円の経常利益として計上されることになりました。 5の特別利益は、(1)、(2)合わせまして1億2,726万5,924円で、当年度純利益2億8,602万2,973円、前年度繰越欠損金を合わせまして、当年度未処理欠損金8億4,468万8,863円でございます。 2つの病院合わせまして、当年度未処理欠損金は8億9,223万7,732円でございます。 次に7ページ、8ページの病院事業剰余金計算書でございます。 これは、17年9月20日から18年3月31日までというものでございますが、利益剰余金の部、それから資本剰余金の部、過年度からの当の数値の動きをそれぞれ記載しているものでございますので、それぞれの説明は省略させていただきます。 次の9ページになりますが、平成17年度仙北市病院事業欠損金処理計算書(案)でございます。 これは先ほどの損益計算書で計上された、当年度未処理欠損金、田沢湖病院、角館総合病院、それぞれ4,754万8,869円と8億4,468万8,863円を、翌年度繰越欠損金として繰り越すものでございます。 次の10ページの貸借対照表につきましては、資産、負債、資本の状況を総括的に表示したものでございますので、御参照をお願いし、説明を省略させていただきます。 なお、26ページ、平成17年度仙北市病院事業会計収益費用明細書及び32ページ、平成17年度仙北市病院事業固定資産明細書、33ページ、平成17年度仙北市病院事業企業債明細書につきましては、御参照をお願いし、説明を省略させていただきます。 まことに簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(佐藤峯夫君) 会議時間の延長を行います。18時まで。--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第173号及び議案第174号について、田口企業局長。 ◎企業局長(田口良弘君) 議案第173号について、御説明いたします。 平成17年度仙北市温泉事業会計決算認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成17年度仙北市温泉事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別紙の公営企業会計決算書をごらんになっていただきたいと思います。 決算の期間は、平成17年9月20日から18年3月31日まででございます。 決算書の1ページをごらんになっていただきたいと思います。仙北市温泉事業決算報告書でございます。 (1)の収益的収入及び支出でございます。 収入でございますが、1款1項、2項合わせまして予算額4,562万8,000円に対して、決算額が4,344万580円となっております。 次のページでございます。 支出でございますが、第1款1項、2項、3項、4項合わせまして、予算額が4,906万3,000円に対しまして、決算額が1款第1項、第2項合わせまして1,979万1,210円となっております。この結果、収入の4,344万580円から支出の1,979万1,210円を差し引きまして、利益が2,364万9,370円となっております。この利益の大きな要因は、アルパこまくさへの特別供給料金8口分が主なものでございます。 次に、(2)の資本的収入及び支出でございますが、支出でございます。 1款1項企業債償還金ですが、予算額300万円に対しまして決算額300万円、この企業債償還は、これは黒森源泉のボーリングに要した企業債でございまして、17年度をもって完済でございます。 第2項の建設改良費は、決算額151万2,000円となっております。これは空吹4号井の蒸気を輸送する管を更新したものでございます。 欄外ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額451万2,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額7万2,000円及び過年度分損益勘定留保資金444万円で補てんしたものでございます。 次のページの温泉事業損益計算書以下、剰余金計算書など掲載してございますので、後でごらんになっていただきたいと思います。 以上をもって、説明を終わります。 次に、議案第174号 平成17年度仙北市水道事業会計決算認定についてを御説明いたします。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成17年度仙北市水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 次、同じ決算書の22ページをごらんになっていただきたいと思います。 (1)の収益的収入及び支出でございます。 収入でございますが、第1款は第1項、第2項、第3項合わせまして予算額1億5,905万9,000円に対しまして、決算額は1億5,575万1,244円となっております。 第2款の簡易水道事業収益でございますが、第1項、第2項、第3項合わせまして予算額4,111万4,000円に対しまして、決算額は3,683万5,965円となっております。上水道、簡易水道合わせまして、合計ですが、予算額2億17万3,000円に対しまして、決算額が1億9,258万7,209円となっております。 次のページをごらんになっていただきたいと思います。 支出でございます。 第1款の上水道事業費用でございますが、第1項、第2項、第3項、第4項合わせまして予算額1億9,675万5,000円に対しまして、決算額は1億3,842万6,533円となっております。 第2款の簡易水道事業費用でございますが、予算額は第1項、第2項、第3項、第4項合わせまして4,164万4,000円に対しまして、決算額は3,500万1,944円となっております。 上水道、簡易水道の支出の合計額は、予算額2億3,839万9,000円に対しまして、決算額は1億7,342万8,477円となっております。この収入から支出を差し引きますと、1,915万8,732円の利益となっております。 次に、24ページの資本的収入及び支出でございます。 第1款の上水道資本的収入でございますが、第1項、第2項、第3項、第4項、第5項合わせまして予算額が2億115万5,000円に対しまして、決算額は2億115万3,000円となっております。 第2款の簡易水道資本的収入でございますが、予算額は第1項、第2項、第3項、第4項、第5項合わせまして2,714万7,000円に対しまして、決算額が2,714万3,000円となっております。 資本的収入の上水道、簡易水道合わせました合計額は、予算額2億2,830万2,000円に対しまして、決算額が2億2,829万6,000円となっております。 次のページでございます。25ページでございます。 支出でございます。 第1款の上水道資本的支出、第1項、第2項、第3項、第4項合わせまして予算額が2億8,405万1,000円に対しまして、決算額が2億6,575万8,545円となっております。 第2款の簡易水道資本的支出でございますが、予算額は第1項、第2項、第3項、第4項、第5項合わせまして3,522万5,000円に対しまして、決算額が3,267万1,231円となっております。 資本的支出の上水道、簡易水道合わせました合計額が、予算額3億1,927万6,000円に対しまして、決算額が2億9,842万9,776円となっております。資本的収入額が資本的支出額に不足する額7,013万3,776円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額880万2,581円、減債積立金3,520万円及び過年度分損益勘定留保資金2,613万1,195円で補てんしたものでございます。 以下、次のページの水道事業損益計算書以下掲載してございますので、後でごらんになっていただきたいと思います。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議をお願いいたしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第175号並びに議案第176号について、田口建設部長。 ◎建設部長(田口陽一君) 議案第175号について、御説明申し上げます。 市道の廃止について。 道路法第10条第1項の規定に基づき、次の路線を廃止するので、同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 廃止しようとする路線です。田沢湖地区田沢湖スキー場前線、2-118号でございます。 次のページでございます。 廃止する市道でございます。路線番号、2-118、路線名、田沢湖スキー場前線。起点が田沢湖生保内字下高野72の1、終点が田沢湖生保内字下高野73の1、延長が518.4メーター、幅員7.7メーターでございます。 次の次のページを御参照いただきたいと思います。この路線につきましては、秋田県が実施しております田沢湖スキー場整備工事に伴うものでございまして、この後出てまいります市道の認定とあわせて、この位置図をごらんいただきたいと思います。 田沢湖スキー場前線は、田沢湖スキー場に通じます県道からの市道でございまして、スキーセンター、スキーロッジ等に、また駐車場に向かう道路でございましたが、この図面のとおりこの区域の中に入りまして、駐車場その他の施設となるわけでございまして、今回廃止いたすものでございます。 続きまして、議案第176号について御説明を申し上げます。 市道の認定について。 道路法第8条第1項の規定に基づき、次の路線を認定するので、同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 路線名、田沢湖地区田沢湖スキー場線、2-378でございます。 次のページにございますとおり、田沢湖スキー場線として、田沢湖スキー場の前をとった名前といたしております。起点が田沢湖生保内字下高野73の7から田沢湖生保内下高野73の2、延長が677メーター、幅員が8メーターでございます。 次の次のページの位置図を参照いただきたいと思います。県道駒ヶ岳線から現在造成しております駐車場までが、田沢湖スキー場線として今回認定をいただくものであります。 この上から現在建設しておりますスポーツセンターまでは、スポーツセンターの管理道路として供与されるものであります。今後、高野水沢線の変更認定等もございます。取りつけ道路が完成次第、議会にお諮りいたすものでございます。 現在の田沢湖スキー場整備並びに県道駒ヶ岳線の整備状況について、御報告申し上げたいと思います。 田沢湖スキー場につきましては、リフトの建設、撤去工事が完了しております。それから緊張の電源設備工事、スキー場の造成等について8月25日現在の進捗状況については、90.5%、現在進められておりますのは、のり面等の工事、それから全体の完成に伴う諸工事が進められております。 それから、県道駒ヶ岳線のロードヒーティング工事として、黒森第2融雪装置工事でございます。これは国体関連で、冬期交通の安全を確保するため、この水沢から黒森全線について、融雪装置を設置するものでございまして、現在この事業が進められておりまして、この田沢湖スキー場前線の県道と市道との取り合い部分、26メーターについては負担金を出して、県に工事を実施していただくということでございます。 全体事業費が11億8,900万ちょっとでございまして、市道の負担金が249万2,000円ということでございます。 それから、現在進めておりますこの田沢湖スキー場線ですが、秋田県において下層路盤まで完成いたしまして、これを市が引き継いだ形で発注し、11月30日の工期で現在工事を施工していると、そういう状況でございます。 以上、簡単ですが説明終わります。よろしく御審議いただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第177号及び議案第178号について、大澤総務部長。 ◎総務部長(大澤隆君) それでは、議案第177号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてを御説明申し上げます。 前の議案第176号との関連がございます。今回、変更を要する辺地計画は、田沢湖地区の駒ヶ岳辺地であります。駒ヶ岳辺地の整備計画には、市道田沢湖スキー場前線の改良及び舗装事業が計上されておりますが、今回市道の認定がえがあり、名称が田沢湖スキー場線に変更になったことによる変更が第1点であります。 もう一つの変更は、この路線と交差する県道駒ヶ岳線の融雪装置の工事を県が行うことになり、田沢湖スキー場線の取りつけ部分26.92メートルについて、一体的に施工するということで、県に対して249万1,650円の負担金を辺地計画の事業の中で、県に対して支払うことにしております。 したがって、融雪工事の事業主体は秋田県でありますので、辺地計画の当該事業の事業主体に秋田県を追加したものであります。事業費については、当初計画にある事業費の範囲内で行われますので、変更はございません。 以上、慎重審査の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続いて、議案第178号 仙北市基本構想制定について、その概要を御説明申し上げます。 合併後1年をめどに仙北市の総合計画を策定するということで、鋭意作業を進めておりましたが、このほど基本構想及び基本計画について取りまとめましたので、基本構想の制定について御提案を申し上げるものでございます。 この策定に当たりましては、市民2,000人を対象に実施した町づくりアンケート調査の結果を分析し、市民の意向を取り上げたほか、3地区に設置しました地域審議会の意見提言や、市内10カ所で実施いたしました行政懇談会での意見等を取り入れて策定したものでございます。 それでは、別紙の基本構想について、概略を御説明申し上げます。 基本構想につきましては、第1編の序論と、第2編の基本構想に分かれておりますが、初めに序論についてであります。 序論の第1章は、総合計画の策定にあたってということで、その1は計画策定の目的として、昨年9月20日に仙北市が誕生いたしましたが、社会情勢の変化の中で、地域の均衡ある発展と、住民福祉の向上を図るためには明確な将来ビジョンを示す必要があり、合併協議により策定された新市建設計画の基本理念を継承しつつ、より発展的、具体的な町づくりの指針として作成するものであります。 次に、計画の役割でありますが、仙北市民の一体感の醸成を図るために、1つ目には市民と行政が協働して町づくりに取り組むための指針となるものであり、2つ目には、総合的、計画的な行政運営の指針となるものであります。また、3つ目には国・県等の広域的計画や事務事業の相互調整を図るための新都市の役割を持つものであります。 3番目は、計画の構成と期間でありますが、本計画は、基本構想、基本計画、実施計画に分かれており、このうち基本構想と基本計画につきましては、平成18年度から27年度までの10年間の計画とし、実施計画については3年間の計画とし、ローリング方式により、毎年度見直しを行うものとしています。 次に、第2章、総合計画策定の背景についてでありますが、1番目に、仙北市誕生までの経緯として、3地区の歴史を簡単に記載しているほか、今回合併に至った経緯に触れております。 2番目に、仙北市を取り巻く状況として、現在の社会情勢の課題を5つに分けて記載しております。 次に、町づくりの課題についてでありますが、これにつきましては4月に実施いたしました町づくりに関するアンケート調査の調査結果を分析し、そこから浮かび上がってきた問題点や課題を抽出したもので、暮らしの満足度・重要度について、暮らしやすさとまちの活気について、将来のまちづくりのイメージについて、今後のまちづくりの方向性についての4点について、それぞれ課題として提示しております。 次に、第2編の基本構想についてであります。 第1章の仙北市の将来像についてでありますが、この計画の最もポイントとなるところであり、新市建設計画では「観光産業を活かした北東北の拠点都市をめざして」とあったわけでありますが、本計画においては、「観光産業を活かした北東北の交流拠点都市をめざして」としており、交流という言葉を入れております。基本計画の項目を調整し、アンケートの結果等を検討し、仙北市のキーワードは交流であると位置づけ、今回、交流拠点都市としたものであります。 新市建設計画の中でも、中身の部分の町づくりの指針の目標1では、交流拠点都市となっており、仙北市の将来のイメージをより明確にするために「観光産業を活かした北東北の交流拠点都市をめざして」としたところであります。 第2章、まちづくりの基本理念については、新市建設計画の基本理念を継承したものであり、「観光産業を活かしたまちづくり」、「歴史と文化が息づくまちづくり」、「ふるさとを愛し誇れる人づくり」、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」の4つの考え方を基本理念としております。 第3章の将来人口については、2000年度、2005年度のデータをもとに人口推計を行ったものでありますが、新市建設計画にある人口推計とほぼ同じ結果であり、このまま人口減少が続くとすれば、将来的には2万人を割る事態が想定されます。 このため、本計画において、各種の施策を講じることとし、定住人口3万人の維持、交流人口1,000万人を目指すこととしたものであります。この交流人口1,000万については、新市建設計画にあるテンミリオン計画を踏まえたものであります。 第4章の土地利用については、県の土地利用計画や、旧町村で策定した計画を勘案し、土地利用区分を4つに分け、それぞれ記載しております。 第5章の地区別のめざすべき方向については、旧町村単位でそれぞれの地区の目指すべき将来像を示唆することとしたものであります。 第6章の施策の大綱については、本計画の根幹をなす部分であろうかと思っており、大きく6つの項目により大綱の考え方を示しております。1つ目は、歴史と自然が織り成す交流拠点のまち、2つ目が、すべての生命を慈しむ健康福祉のまち、3つ目が、特色ある資源を活かした産業創造のまち、4つ目が、安心・安全で潤いのある生活環境のまち、5つ目が、明日を担う人材を育む教育文化のまち、6つ目が、共に参加し行動する市民協働のまちの6つであります。 最後に、第7章として、計画達成のためにということで、1つ目には、行財政改革の推進と開かれた行政運営として、計画達成のために行政が取り組むべき事項について記載しております。 2つ目に、重点プロジェクトの推進ということで、本計画の実効性を高めていくために、主要課題についてプロジェクトチームをつくり、推進体制を明確にして取り組んでいくことが必要であると考えております。 3つの主要課題について、重点プロジェクトとして取り組んでまいりたいと考えておりますが、1つ目は定住対策プロジェクトであります。少子高齢化と人口減少が進む中で、定住人口の確保を図ることが喫緊の課題であると考え、これを重点プロジェクトとするものであります。 2つ目は、テンミリオン計画プロジェクトであります。定住対策と表裏一体をなすものでありますが、交流人口1,000万人を目標に、交流人口の拡大を図るため、具体的な施策の展開を図っていくためのプロジェクトであります。 3つ目は、産業連携プロジェクトであります。本市の特色ある資源をいかに生かし、それぞれの連携を図りながら産業全般の振興に結びつくというものであります。当然、定住対策、テンミリオン計画にも関連してくることであると考えております。また、このプロジェクトをどのような形で進めるのか、その推進体制について、なお検討が必要であると考えており、十分実効性があるものにしてまいりたいと考えております。 以上、基本構想の概要であります。よろしく御審議いただきまして、どうか御可決賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) これで、日程第5、報告第4号 専決処分の報告についてから日程第30、議案第178号 仙北市基本構想制定についてまでの提案理由の説明を終わります。 暫時休憩いたします。                              (午後5時05分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後5時11分)---------------------------------------企業会計決算審査特別委員会の設置について ○議長(佐藤峯夫君) 日程第31、企業会計決算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案第172号 平成17年度仙北市病院事業会計決算認定について、議案第173号 平成17年度仙北市温泉事業会計決算認定について及び議案第174号 平成17年度仙北市水道事業会計決算認定についての3件の議案については、11人の委員をもって構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議ないようでありますので、企業会計決算議案3件を審査するため企業会計決算審査特別委員会を設置することに決定いたしました。 お諮りをいたします。 ただいま設置いたしました企業会計決算審査特別委員会の委員は、私から指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、企業会計決算審査特別委員会の委員は私から指名をいたします。 田口寿宜君、八柳良太郎君、佐藤宗善君、浦山敏雄君、小田嶋忠君、浅利則夫君、藤原万正君、安藤武君、小林幸悦君、田口喜義君、田口勝次君。 以上のとおり指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、企業会計決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり選任することに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                              (午後5時13分)...