北秋田市議会 > 2024-02-29 >
02月29日-02号

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  1. 北秋田市議会 2024-02-29
    02月29日-02号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年  3月 定例会       令和6年 北秋田市議会3月定例会会議録                        (令和6年2月29日)第2日目 令和6年2月29日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  福田牧子         2番  三浦倫美     3番  虻川 敬         4番  永井昌孝     5番  佐々木正史        6番  松橋久敏     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  杉渕一弘        10番  五代儀義富    11番  堀部 壽        12番  中嶋洋子    13番  板垣 淳        14番  佐藤重光    15番  佐藤文信        16番  小笠原 寿    17番  長崎克彦2、欠席議員は、次のとおりである。    なし3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      河田浩文 教育長      佐藤昭洋   総務部長     小松正彦 財務部長     西根弘樹   市民生活部長   佐藤栄作 健康福祉部長   三沢 聡   産業部長     金田浩樹 産業部政策監   金澤 誠   建設部長水道局長 長岐孝生 教育次長     小坂竜也   会計管理者    小笠原 隆 消防長      中嶋 忍   総務課長     金 英則 総合政策課長   福嶋 統   財政課長     加賀光也 市民課長     畠山孝秀   農林課長     三浦広幸 都市計画課長   高橋将樹   医療健康課長   鈴木雅昭 高齢福祉課長   成田幸治   商工観光課長   小松武志 生涯学習課長   小塚重光4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     米澤田茂   副主幹      奥山信仁 主査       赤石祐介5、会議事件は、次のとおりである。       令和6年 北秋田市議会3月定例会議事日程                               (第2)      開議      (議案等の上程) 日程第1 議案第4号 北秋田市監査委員条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第2 議案第5号 北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 日程第3 議案第6号 北秋田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第4 議案第7号 北秋田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第8号 北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第9号 北秋田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第7 議案第10号 北秋田市産業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第11号 北秋田市大野台ハイランド憩の森条例の一部を改正する条例の制定について 日程第9 議案第12号 北秋田市大太鼓の館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第10 議案第13号 北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第14号 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第15号 北秋田市阿仁異人館条例及び北秋田市郷土文化保存伝承館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第13 議案第16号 北秋田市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第14 議案第17号 令和5年度北秋田市一般会計補正予算(第11号) 日程第15 議案第18号 令和5年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第19号 令和5年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第20号 令和5年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第18 議案第21号 令和5年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第22号 令和5年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号) 日程第20 議案第23号 令和5年度北秋田市綴子財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第24号 令和5年度北秋田市栄財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第25号 令和5年度北秋田市七日市財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第26号 令和5年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第27号 令和5年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第28号 令和5年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号) 日程第26 議案第29号 令和6年度北秋田市一般会計予算 日程第27 議案第30号 令和6年度北秋田市国民健康保険特別会計予算 日程第28 議案第31号 令和6年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算 日程第29 議案第32号 令和6年度北秋田市介護保険特別会計予算 日程第30 議案第33号 令和6年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算 日程第31 議案第34号 令和6年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算 日程第32 議案第35号 令和6年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算 日程第33 議案第36号 令和6年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算 日程第34 議案第37号 令和6年度北秋田市綴子財産区特別会計予算 日程第35 議案第38号 令和6年度北秋田市栄財産区特別会計予算 日程第36 議案第39号 令和6年度北秋田市沢口財産区特別会計予算 日程第37 議案第40号 令和6年度北秋田市七日市財産区特別会計予算 日程第38 議案第41号 令和6年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算 日程第39 議案第42号 令和6年度北秋田市前田財産区特別会計予算 日程第40 議案第43号 令和6年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算 日程第41 議案第44号 令和6年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算 日程第42 議案第45号 令和6年度北秋田市病院事業会計予算 日程第43 議案第46号 令和6年度北秋田市水道事業会計予算 日程第44 議案第47号 令和6年度北秋田市下水道事業会計予算 日程第45 議案第48号 北秋田市過疎地域持続的発展計画の変更について 日程第46 議案第49号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について 日程第47 報告第 2号 専決処分の報告について(専決第1号 議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(義務教育学校阿仁学園統合改修工事(建築工事)) 日程第48 陳情第27号 「最低賃金法の改正と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 日程第49 陳情第28号 公契約条例の制定による適正賃金・労働条件の確保と地域経済の振興を求める陳情 日程第50 陳情第29号 「あきたこまち」の「あきたこまちR」への全面切り替え計画に関する陳情書 ○議長(堀部壽)  おはようございます。 ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。   (開議)                    (10時00分) ○議長(堀部壽)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「議案第4号、北秋田市監査委員条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(小松正彦) (総務部長 小松 正彦君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第4号、北秋田市監査委員条例等の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市監査委員条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の規定の整備を行うものである。 次のページの改正条文をお開き願います。 北秋田市監査委員条例等の一部を改正する条例であります。 このたびの改正は、提案理由のとおり地方自治法の改正によるもので、引用箇所の条ずれにより、第1条、監査委員条例においては第6条第1項及び第11条中、「243条の2の2第3項」を「243条の2の8第3項」に改めるもので、同様に第2条で、北秋田市水道事業の設置等に関する条例、北秋田市下水道事業の設置等に関する条例、北秋田市病院事業の設置等に関する条例の規定の整備を行うものでございます。 施行年月日は令和6年4月1日となります。 よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(堀部壽)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質疑は細部にわたらないよう大綱にとどめ、また、自分の所属する委員会に付託される議案やそれに関連する部分についての質疑、また単純な質疑や数字のみを求める質疑、議員個人の考えに対し当局へ回答を求める質疑などは控えていただき、簡潔明瞭な質疑をしていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。 これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第4号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第2「議案第5号、北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作) (市民生活部長 佐藤 栄作君登壇) おはようございます。 ご提案申し上げます。 議案第5号、北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部が改正され、スマートフォン用電子証明書を利用して印鑑証明書の取得が可能となったことから、所要の規定の整備を行うものである。 次のページから改正条文、新旧対照表になりますが、最後のページの議案第5号資料でご説明いたします。 1、改正理由として、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部が改正され、スマートフォンへの電子証明書の搭載が可能となったことから、コンビニで印鑑証明書を取得する際に、マイナンバーカード取得者スマートフォンを使用して証明書を取得できるようにするために、所要の規定の整備を行うものです。 2、改正の概要として、この改正により、コンビニ交付サービスを利用して印鑑証明書を取得する際、マイナンバーカードだけでなく、カードの機能を搭載しているスマートフォンでも取得できるように改正するものです。 施行期日は、令和6年4月1日からとなります。 以上、よろしくご審議くださいますよう、よろしくお願いします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第5号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  日程第3「議案第6号、北秋田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(小松正彦) (総務部長 小松 正彦君登壇) ご提案申し上げます。 議案第6号、北秋田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法の一部を改正する法律の施行により、会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給することとするため、所要の規定の整備を行うものである。 次のページの改正条文をご覧いただきたいと思います。 北秋田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例です。 このたびの改正は、提案理由にあるとおり、地方自治法の改正により会計年度任用職員に対して令和6年度から勤勉手当を支給するもので、第2条、第8条、第9条で所要の規定の整備を行うものとなります。 また、このことにより、附則で関連条例、北秋田市職員の育児休業等に関する条例及び北秋田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の規定の整備を行うものとなります。 なお、このことに伴う所要額は約7,780万円程度となる見込みとなってございます。 施行年月日は、令和6年4月1日としております。 以上、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第6号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第4「議案第7号、北秋田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第5「議案第8号、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第6「議案第9号、北秋田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) おはようございます。 それでは、順に提案してまいります。 議案第7号、北秋田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 母体保護法施行規則等の一部を改正する内閣府令が公布され、対象法令である特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降に改正条文、新旧対照表、資料を添付しております。 4ページの資料のほうをご覧ください。 内閣府令の公布により、改正法令に記載をしております同基準が改正されまして、これに伴い関係条例を改正するものとなります。 改正内容でございますが、条例第23条関係では、保育所等の運営における重要事項の掲示について、これまでの書面による方法に加え、インターネットを利用し閲覧に供する旨への改正となるもの、また同53条関係では、「磁気ディスク、シー・ディー・ロムその他これらに準ずる方法により一定の事項を確実に記録しておくことができる物」という文言を記録媒体の種類を示さない「電磁的記録媒体」に改めるものです。 なお、この条例は令和6年4月1日から施行するものとなります。 以上が議案第7号の説明です。 続いて、議案第8号をご覧ください。 議案第8号、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 介護保険法第117条の規定に基づき、北秋田市第9期介護保険事業計画を定めることに伴い、令和6年度から令和8年度までにおける介護保険料の料率を見直す必要があること及び感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症の位置づけが変更されたこと等から、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降に改正条文、新旧対照表、資料を添付しております。 6ページの資料のほうをご覧ください。 2の改正の概要、(1)です。 令和6年度から令和8年度における介護保険料の料率について、第9期介護保険事業計画を踏まえまして、介護保険条例の一部を改正するものとなります。 詳細につきましては、先般、全協においてご説明したとおりでございますが、資料にも記載のとおり、保険料基準月額は現行の第8期と同額の6,460円の据置きとしたこと、所得段階が9段階から13段階に変更された点が特徴となります。 裏面をご覧ください。 (2)でございます。(2)は、新型コロナウイルス感染症の影響による減免特例についてでございますが、これは新型コロナウイルス感染症の5類への位置づけ変更に伴いまして、附則の規定を削除するものとなります。 なお、この条例は令和6年4月1日から施行するものとなります。 以上が議案第8号の説明です。 続いて、議案第9号のほうをご覧ください。 議案第9号、北秋田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布に伴い、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降に改正条文、新旧対照表、資料を添付しております。 一番最後のページの資料をご覧ください。 1、条例制定の趣旨でございます。 国のアナログ規制の見直しの一環として、デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するための厚生労働省令の一部を改正する省令の公布のほか、関係法令の改正及び関係省令の公布に伴いまして、市が定める関係条例の整備を行うものとなります。 2の改正条例につきましては、4本の条例を改正するものでございまして、表は各条例に対応しました根拠省令を整理したものとなっております。 裏面をご覧ください。 3、改正の概要です。 上から順に、アナログ規制の見直しについて、看護小規模多機能型居宅介護のサービス内容の明確化、介護サービスに係る基準についての①「書面掲示」規制の見直し、②管理者の兼務範囲の明確化、③身体拘束等の適正化の推進で構成され、詳細はそれぞれ記載のとおりとなります。 なお、この条例は令和6年4月1日から施行するものとなります。 以上が議案第9号の説明となります。 ただいまご提案いたしました3件につきまして、よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第7号から議案第9号の3件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第7「議案第10号、北秋田市産業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第8「議案第11号、北秋田市大野台ハイランド憩の森条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第9「議案第12号、北秋田市大太鼓の館条例の一部を改正する条例の制定について」の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠) (産業部政策監 金澤  誠君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第10号、北秋田市産業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市産業振興促進条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 新規及び既存企業への支援策を充実させ、本市産業の振興と企業の事業継続を図るため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降が改正条文と新旧対照表となっておりますが、7ページからの資料によりご説明いたします。 主な変更点といたしまして、第1条の目的では、便宜の供与または奨励措置を講ずる対象といたしまして、「市内に工場等を新設、増設又は移設する者」としておりましたが、新たに「事業集約をする者」を加えるもので、あわせて第3条及び同条第4号も改めるものでございます。 第2条の定義では、「工場等」として、新たに「宿泊施設」を加え、これを第3号としてその定義を加えるもので、昨日の代表質問でも申し上げましたとおり、民間事業者による新たな宿泊施設の誘致についても奨励措置等の対象とするものでございます。 また、増設の定義として、「工場等の拡張又は生産設備能力を拡充すること」としておりましたが、新たに「改修及び改築」を加えるものでございます。 8ページをご覧ください。 第10号として事業集約とその定義を加えるものでございます。 なお、第3号及び第10号を加えたことにより、改正前の号番号を整理してございます。 第6条の指定基準では、対象となる「工場及び農林業用施設」に新たに「宿泊施設」を加えるほか、指定の対象となる投下固定資産総額の金額を漢数字から英数字に改め、指定基準のハードルを下げるため、対象金額の一部について、それぞれ記載の金額に改めるものでございます。 また、これまで新設や増設の場合には指定基準として雇用要件を付しておりましたが、本市はもとより全国的に労働力の確保が課題となっており、省力化及び自動化設備を導入する企業が増えてきておりますことから雇用要件を削除し、市内企業の安定的な事業継続を図るものでございます。 別表第1では、固定資産税の課税免除及び固定資産取得経費助成金の奨励措置に事業集約をした施設を加えるものでございます。 附則として、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第11号をご提案申し上げます。 議案第11号、北秋田市大野台ハイランド憩の森条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市大野台ハイランド憩の森条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 大野台ハイランドに関連する各施設の状況を踏まえ、大野台ハイランド憩の森の実情に即した管理を行うため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降が、改正条文と新旧対照表となっておりますけれども、主な変更点につきましては4ページからの資料によりご説明申し上げます。 1、条例改正の目的ですが、大野台ハイランド憩の森の周辺には、ハイランド体育館ハイランドハウスなど関連する施設が複数存在しておりますが、現在は憩の森の緑地広場以外の施設の多くが休止状態となっておりますことから、各施設の実情に即して必要な条例整備を行うものでございます。 2、条例の整備方針ですが、憩の森の現状を踏まえ、憩の森条例の範囲について見直しを行うものでございます。 憩の森の関連施設として、(2)の①ハイランド体育館など6つの施設がございますが、これらの施設は所期の目的を達成しておりますことから関係条例を廃止するとともに、(3)のハイランド体育館、林間駐車場及び野外ステージの敷地につきましては、改正後の憩の森条例の範囲に組み込むものでございます。 5ページをご覧ください。 3の条例改正等の内容ですが、(1)では、改正後の憩の森条例に含まれる施設の位置及び範囲を見直すものでございます。これにつきましては、7ページの資料3-1をご覧ください。 こちらは、現行の憩の森条例の範囲を太い実線で表したものでございます。資料右側の四角く囲んでいる緑地広場にナンバー2、大野台ハイランド体育館、ナンバー5-①林間駐車場、ナンバー5-③野外ステージ、これが隣接しておりますが、これらの敷地を次の8ページの3-2のように憩の森条例の位置及び範囲を変更するものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 また、資料5ページの3の(2)に記載のとおり、①のハイランド体育館条例など4つの条例の廃止を規定するものでございます。 次に、議案第12号をご提案申し上げます。 議案第12号、北秋田市大太鼓の館条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市大太鼓の館条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 使用者の便宜及び北秋田市大太鼓の館の利用活性化を図るため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページが改正条文となっておりますが、3ページからの新旧対照表によりご説明申し上げます。 3ページの下段から4ページにございますように別表を改め、これまで一般の入館料が「1人430円」であったものを「1人200円」に、高校・中学生徒及び小学校児童がそれぞれ「1人320円」及び「210円」であったものを、高校生以下「無料」とするものでございます。 また、これまで規定しておりました団体料金のほか、講習会等の目的で館の施設を使用する場合の使用料の規定を廃止するものでございます。 大太鼓の館につきましては、これまで来館者から入館料が高いというご意見が多数寄せられておりましたし、そのことによってリピーターの獲得につながらないという懸案がございましたので、本改正により入館者の便宜及び館の利用活性化を図るものでございます。 附則として、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 以上、議案第10号から議案第12号までの3件につきまして、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
    ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 2番 三浦議員。 ◆2番(三浦倫美)  議案第12号について質問いたします。 料金を大幅値下げして見直すということでありますけれども、観光施設において思い切って無料という判断はなかったのか、お聞きします。その後からの提案になると思いますけれども、15号においては思い切った措置で無料としておりますので、そことの整合性も併せてお答えください。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から答弁させます。 ○議長(堀部壽)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  お答えいたします。 まず、料金改定の理由になりますけれども、大太鼓の歴史文化を伝える役割を果たすことが求められてございます。より多くの方々に利用していただきまして、あわせて道の駅たかのす全体の集客力向上に活性化を図るため、料金のほうを減額して改定したいということでございまして、料金の設定の根拠につきましては、県内の博物館等の料金を参考として設定させていただいたところでございます。 それから、この後、ご提案する予定でございます伝承館との整合性ということでございますけれども、伝承館、異人館につきましては阿仁地区の歴史文化を伝える、こちらのほうも役割を果たすことが求められてございます。より多くの方々に利用していただき、あわせて阿仁合駅前の活性化を図るため、こちらのほうは料金を無料にして対応したいと思ってございますし、また市内の同様な施設、縄文館であるとか音楽館であるとか、そういった社会施設につきましては無料としていることから、それに倣うような形とさせていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  今のお答えですけれども、それぞれの施設の特徴に応じた理由ということだと思いますけれども、その上で、あえてこの大太鼓の館につきましても無料という思い切った判断にはならなかったのか、再度お聞きします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねて産業部政策監から。 ○議長(堀部壽)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  無料ということも検討はさせていただいたところですけれども、これまでの430円のところをまず半額程度であればというようなご意見も、いろいろ多数お寄せいただいておりましたので、まずはこの200円で運営させていただいて、また改正のタイミングといいますか、改正の必要があれば、そのときにまたご提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 15番 佐藤 文信議員。 ◆15番(佐藤文信)  議案第11号についてお尋ねいたします。 提案説明の中にありましたが、いわゆる条例を一部廃止する文言が今回提案されておりますが、廃止された施設等については、今後どういうふうな維持管理をされていくのか、お尋ねをいたします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から答弁させます。 ○議長(堀部壽)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  お答えいたします。 廃止といたしましてハイランドの体育館、それからハイランドハウス、それからハイランドハウスに隣接しております裏側にあります休養休憩施設です。建物としてはそこがございますし、あと森林総合利用施設条例としては野外ステージというのがございます。いずれにしても、時期のほうは未定でございますけれども、いずれ解体したいというふうに考えているところです。 なお、ハイランドハウスの体育館につきましては、解体を行う前のアスベスト調査費用のほうを当初予算のほうに計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  ほかに質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第10号から議案第12号の3件は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第10「議案第13号、北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 産業部長。 ◎産業部長(金田浩樹) (産業部長 金田 浩樹君登壇) おはようございます。 ご提案申し上げます。 議案第13号、北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 家畜伝染病予防法施行規則及び牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページから、改正条文と新旧対照表となりますが、4ページの資料でご説明いたします。 公布されました規則は、記載のとおりでございます。 改正の概要は、牛海綿状脳症、いわゆるBSEの症状がない場合であっても、生後96月以上の牛が死亡した場合にはBSE検査の対象となり、秋田県の施設に搬入されていたところですが、規則の改正により月齢要件が撤廃されたことで、当該施設でBSEの症状がない生後96月以上の死亡牛を受け入れる必要があることから、別表の受入れの月齢上限を撤廃するものでございます。 なお、施行期日は令和6年4月1日からといたしております。 以上、議案第13号の説明となります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  質問いたします。 この施設ができた当時、私も産業建設常任委員会でありましたので、現場の視察などもした経験がありますが、この施設ができてから数年になりますが、この間、度々このような基準の改正というのが行われてきたように思います。それに併せて直接対象になられる畜産農家の方ですとか、その方たちとの意見交換とか周知とか、そういう点では混乱とかこれまでなかったのか、この今回の改正につきましてもどのように意思疎通を図っていかれているのか、お聞きします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、産業部長から答弁させます。 ○議長(堀部壽)  産業部長。 ◎産業部長(金田浩樹)  これまでもBSEの関係で度々改正がございました。農家の方とのどのような周知、ご意見をということだと思いますが、死亡牛の場合には基本的に獣医師さんの判断の下にどちらの施設に運ぶのかということが大きいものでございます。特に農家さんとの意見交換というものは行ってございませんが、獣医師さんとの連携を密に行っていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第11「議案第14号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(長岐孝生) (建設部長兼水道局長 長岐 孝生君登壇) おはようございます。 それでは、提案いたします。 議案第14号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うものである。 次のページからが改正条文でございます。3ページが新旧対照表となってございます。 次の4ページの資料で説明させていただきます。 その概要でございますが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の改正により、同法における保護命令の規定が第10条第1項と第10条の2に分けて規定されることとなったことから、該当する引用条項の整理など、同法の規定と整合性を図るため用語を整理するものでございます。 なお、施行期日は、令和6年4月1日からとなります。 以上、提案いたします。ご審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第12「議案第15号、北秋田市阿仁異人館条例及び北秋田市郷土文化保存伝承館条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠) (産業部政策監 金澤  誠君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第15号、北秋田市阿仁異人館条例及び北秋田市郷土文化保存伝承館条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市阿仁異人館条例及び北秋田市郷土文化保存伝承館条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 使用者の便宜及び北秋田市阿仁異人館及び北秋田市郷土文化保存伝承館の利用活性化を図るため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降が改正条文と新旧対照表となっておりますが、2ページをご覧ください。 2ページの第1条では阿仁異人館条例の一部を、第2条では郷土文化保存伝承館条例の一部を改正するものでございます。 8ページの資料をご覧ください。 阿仁異人館及び郷土文化保存伝承館の利用活性化を図るため、それぞれの使用料を無料とする改正を行うほか、その他所要の規定の整備を行うものでございます。 阿仁異人館及び郷土文化保存伝承館につきましては、本年4月1日からの行政組織機構改革の実施に伴い、施設の管理主体を市長から教育委員会へとするものでございます。歴史的建造物であり教育文化の発展を目的とした阿仁異人館と、郷土の自然と人文に関する認識を深め、学術と文化の発展に寄与することを目的とした伝承館の使用料を無料とすることで、利用活性化と阿仁地域の交流人口の拡大を図りたいと考えております。 附則として、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 以上、議案第15号につきまして、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第15号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第13「議案第16号、北秋田市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(長岐孝生) (建設部長兼水道局長 長岐 孝生君登壇) ご提案申し上げます。 議案第16号、北秋田市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 令和6年4月1日から、水道法等による権限が厚生労働大臣から国土交通大臣及び環境大臣に移管されるため、所要の規定を整備するものである。 2ページが改正条文でございます。 3ページの新旧対照表で説明いたします。 提案理由にもありましたとおり、表の第4条、水道技術管理者の資格基準の第1項第6号について、権限の委譲に伴い現行の右の表の「厚生労働大臣」を左の改正案、「国土交通大臣及び環境大臣」に改めるものでございます。 以上、提案いたします。ご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第16号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第14「議案第17号、令和5年度北秋田市一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹) (財務部長 西根 弘樹君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案いたします。 予算書の7ページをお開き願います。 議案第17号、令和5年度北秋田市一般会計補正予算(第11号)。 令和5年度北秋田市一般会計補正予算(第11号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5億3,007万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ252億2,640万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 継続費の補正。 第2条、継続費の変更は、「第2表 継続費補正」による。 繰越明許費の補正。 第3条、繰越明許費の追加は、「第3表 繰越明許費補正」による。 債務負担行為の補正。 第4条、債務負担行為の追加は、「第4表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第5条、地方債の追加及び変更、廃止は、「第5表 地方債補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、13ページをお開き願います。 第2表、継続費でございます。こちらは変更でございます。消防庁舎統合分署建設事業でございますが、西統合分署の建設に当たり、当初2か年で5億8,268万4,000円を設定してございましたが、請負差金等があり、総額を5億6,534万2,000円に補正するものでございます。令和4年度と令和5年度の年割額につきましては記載のとおりでございます。 それでは、次のページをお開き願います。 第3表、繰越明許費補正でございます。こちらは12件を追加するものでございます、最初の地籍調査事業につきまして、国の令和5年度補正予算により、翌年度予定しておりました事業を前倒しして計上し繰り越すものでございます。 上から6番目と7番目の農地中間管理機構関連ほ場整備事業と、ため池等整備事業でございますが、こちらは県営事業に係る負担金事業でございますが、県の繰越明許に伴い繰越しをお願いするものでございます。 そのほかにつきましては、年度内の事業完了が困難となったことから追加をお願いするものでございます。 次のページでございます。 第4表、債務負担行為補正でございます。こちらは20件を追加するものでございます。最初の障害者生活支援センター指定管理料(消費税分)でございますが、こちらは国から障害者相談支援事業等に係る社会福祉法上の取扱いについての事務連絡があり、当該事業が課税事業である旨の内容であったことから、令和6年度から指定管理業務に関し消費税を課税する契約行為が発生するため、追加するものでございます。 次のサテライトステーションつづれこ指定管理料から、一番下のフードセンターたかのす指定管理料、次のページでございます。16ページ、一番上と2番目、そして一番下でございます。各施設の指定管理料につきましては、さきの12月定例会での7号補正で物価高騰等による増額補正の議決をいただきましたが、各施設の増額変更となった指定管理料が残りの契約期間にも反映されるため、それぞれ追加するものでございます。 16ページ、上から2番目の森吉山阿仁スキー場指定管理料につきましては、令和5年度分の増額変更は行わず、令和6年度から増額するものでございます。 16ページ、上から3番目の引湯管埋設敷地借上料から、下から2番目の森吉山阿仁スキー場敷地借上料につきましては、借地契約更新に伴い追加するものでございます。 なお、期間、限度額につきましては記載のとおりでございます。 次のページでございます。 第5表、地方債補正でございます。こちらは追加が3件、変更が22件、廃止が1件でございます。 最初に追加でございますが、こちらはいずれも国の令和5年度補正予算に伴う令和6年度予定箇所を前倒しして実施するものでございます。借入れの限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。 次に、変更でございますが、ほとんどが事業精算見込みによる補正となってございますが、上から2番目の臨時財政対策債につきましては発行額の確定に基づく変更で、次のページの一番上の農地中間管理機構関連ほ場整備事業と、2番目のため池等整備事業につきましては、県営事業負担金の増額変更に伴う変更となるものでございます。いずれも補正後の限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。 次に、廃止でございます。こちらは幸屋線道路改良工事の財源となるものでございますが、入札不調により本年度の実施ができなかったことにより廃止するものでございます。 続きまして、歳入歳出予算をご説明いたします。 事項別明細書の29ページをお開き願います。 歳出よりご説明いたします。 今回の補正予算は、主に各種事業の本年度の精算見込みによる補正となってございます。 それでは、歳出予算の主なものをご説明いたします。 29ページ下段、2款1項7目地籍調査費、1節から13節まで合計1,782万5,000円の増額補正でございますが、こちらは国の令和5年度補正予算に伴い、令和6年度実施箇所分を前倒しで計上し繰越しするものでございます。 32ページをお開き願います。32ページ、上段でございます。 3款1項3目障害者福祉費、12節委託料のうち、障害者生活支援センター指定管理料345万5,000円と、2つ下の基幹相談支援センター事業委託379万2,000円の増額補正でございますが、こちらは先ほどの債務負担行為補正でもご説明いたしましたが、国の事務連絡等により当該事業が課税事業であることから、それぞれ増額補正するものでございます。 次のページでございます。33ページ、下段でございます。 4款1項3目予防費、22節過年度分返還金946万5,000円の増額でございますが、こちらは主に令和4年度に実施した新型コロナウイルスワクチン接種に関するもので、各事業精算に伴う国費の返還額を計上したものでございます。 なお、同様の返還金といたしまして、同ページの最下段でございます4款1項4目母子保健事業費、22節と35ページ、下段の6款1項5目畜産業費、22節も、それぞれ未熟児養育医療事業と地域農業構造対策推進事業の精算に伴う国費返還額を計上したものでございます。 34ページをお開き願います。34ページ、中段でございます。 4款5項1目病院事業費、18節北秋田市民病院負担金8,275万6,000円の増額補正でございますが、こちらの主な理由といたしまして、患者数の減に伴う収益の減少等の理由により、指定管理料を8,626万円増額補正するものでございます。 続きまして、次のページでございます。 35ページ、最下段、6款1項6目農地費、18節農地中間管理機構関連ほ場整備事業負担金2,190万円と、その下のため池等整備事業負担金90万円の増額でございますが、いずれも県営事業負担金の追加に伴う補正で、県の事業繰越しに合わせて本負担金の繰越明許をお願いするものでございます。 続きまして、次のページをお願いいたします。 36ページ、中段、7款1項2目商工振興費、18節物流事業者支援事業補助金389万5,000円の増額でございますが、こちらはエネルギー価格高騰等により厳しい経営状態が続く市内貨物運送事業者に対し、安定した輸送力による地域経済確保と事業の継続を図るため、秋田県と協調して補助するものでございます。補助額といたしまして、普通貨物自動車1台当たり2万円、軽貨物自動車1台当たり5,000円でございます。 次のページでございます。37ページ、上段でございます。 8款2項4目防災対策事業費、17節備品購入費1億2,042万4,000円の減額でございますが、こちらは国の交付金を活用し除雪機械の購入を予定しておりましたが、要望に対し交付が満額回答とならなかったことにより減額するものでございます。 続きまして、39ページをお開き願います。39ページの最下段でございます。 11款2項1目公共土木施設災害復旧費、14節工事請負費1億4,094万8,000円の減額でございますが、こちらは昨年7月に発生した豪雨により被災した道路災害復旧工事箇所分でございますが、国庫補助金が令和6年度に配分されたことにより、当該部分に係る費用を減額し、令和6年度当初予算に計上するものでございます。 続きまして、次のページでございます。 40ページ、下段でございます。 13款2項1目財政調整基金費、24節積立金9,990万8,000円でございますが、こちらは内訳といたしまして利子が58万6,000円と、今回の補正予算における歳入歳出予算の調整額として9,932万2,000円を計上するものでございます。 歳出は以上でございます。 続きまして、歳入をご説明いたします。 22ページをお開き願います。 歳入でございますが、特定財源につきましては、本補正予算説明資料といたしまして添付してございます特定財源説明資料をご覧願います。 それでは、一般財源に係る部分を中心にご説明いたします。 22ページ、上から2段目でございます。11款1項1目地方交付税2億8,120万円の増額補正でございますが、こちらは交付額決定による補正でございます。これにより、地方交付税のうち普通交付税の令和5年度確定額は94億6,764万4,000円となるものでございます。 続きまして、26ページをお開き願います。 26ページの下から2段目でございます。 18款1項1目の企業版ふるさと寄附金310万円でございますが、こちらは本市に進出してございます企業2社からの寄附の申出があったことから計上するものでございます。当該寄附金につきましては、すこやか子育て支援事業の財源として充当するものでございます。 続きまして、次のページでございます。27ページ、最上段でございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金3億8,358万7,000円の減額補正でございますが、こちらは本補正予算における調整財源として計上しているもので、今まで繰入れした基金に対して繰戻しするものでございます。これにより、基金残高は歳出の積立金と合わせまして約73億2,700万円となるものでございます。 続きまして、その下の段でございます。 20款1項1目繰越金3,714万4,000円でございますが、こちらは前年度繰越金の留保額全てを計上するものでございます。 以上が一般会計補正予算(第11号)の概要でございます。ご審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 13番 板垣議員。 ◆13番(板垣淳)  市民病院負担金が目につきましたが、これについては病院会計のほうで質疑しますので、よろしくお願いします。 お聞きしたいのは、これも説明にありましたが財政調整基金についてです。歳入で3億8,000万円を戻して、歳出で約1億円を繰り入れたと。合わせて5億円近く積み立てた結果、73億円が残高だという説明がございました。まずお聞きしますが、この73億円という額は市発足以来、最高額だというふうに私は思っていますが、間違いございませんか。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  財政課長が答弁します。 ○議長(堀部壽)  財政課長。 ◎財政課長(加賀光也)  財政調整基金の残高としては過去最高額となっております。 ○議長(堀部壽)  13番 板垣  淳議員。 ◆13番(板垣淳)  調べてみましたら、額でいうと横手市に次ぐ2番目、県内では2番目の額でした。ただ、横手の財政規模はうちの2.5倍ほどですので、率からいうと北秋田市は秋田県内で断トツの1位になっています。 市長にお聞きします。市民からお預かりした税金は市民のために有効に使うと、これが言うまでもなく行政の仕事なわけです。私、以前、一般質問で、こんなにためていいのかという趣旨の質問をしたことがありますが、あのときよりも、またかなり増えたというのが現在です。ほかと比べて断トツの1位になっているこの保有額を市長はどういうふうに見ているのか、その見解をお聞かせください。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 財政調整基金の保有額、先ほど財政課長からお話しありましたように、北秋田市となりましてからは1位ということでありました。先ほど、県内では横手市が1位ということで、それぞれ財政規模によっては、この北秋田市が横手よりも多いということになるわけでありますけれども、ただ、これまでも様々財政基金をただ積み立てるだけではなくて、今後この広い北秋田市において様々な、それから施設にしても老朽化しておりますし、また、いろんな状況においてこれを取り崩していかなければいけない状況が来るものだと思っています。決してため込むのが趣味でもないし、それが私の方向でもないし、やはり市民の方々のために使っていく、それから、これから今後の北秋田市づくりのために必要でないものは、やはりスクラップ・アンド・ビルドしていかなければいけませんし、そういう意味での財政調整基金だと思っています。 いずれ、今後人口減少が進み、そしてまたこの地域において様々な活動が活発になってくればいいわけでありますけれども、それぞれの地域コミュニティを形成していくために、維持していくために、また地域行政サービスを確保していくために、この財政調整基金並びに我々行政を担当する財務部もそうでありますけれども、市挙げて、やはりこの財政の健全化、財政支出に対しましてはしっかり取り組んでいかなければいけないというその思いであります。 たまたまというか、そのことがこういうふうな形になってきておりますし、いずれ今後この北秋田市で、去年、おととしと災害はあったわけでありますけれども、様々なものにこの財政調整基金を市民のためにしっかりと使わせていただきたいと思いますし、私だけではなくて今後の北秋田市民のために、しっかりそれを財政調整基金の使い道をきちんと判断していきたいと思っています。 以上です。 ○議長(堀部壽)  いいですか、ほかに質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  15ページ、債務負担行為補正のところであります。 指定管理料の増額の分でありますけれども、いわゆる物価高騰対策分というふうに記載されていますが、指定管理者については、これは当然なことかなというふうに考えますけれども、様々な業務委託とかそういう他の項目についても、この物価高騰対策というのはなされなければならない項目が多々あると思いますけれども、その点との関連について、令和6年度に向けてどういうふうな考え方でそこのところを計画しているか、お知らせいただきたいと思います。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  財務部長が答弁いたします。 ○議長(堀部壽)  財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹)  ただいまのご質問でございますけれども、まず委託料につきましても、議員おっしゃられるとおり、契約期間の中でもしそういう部分があれば協議して、そういう変更とかしていると思います。そして、また来年度につきましても、これ後でまたご説明いたしますけれども、物価高騰部分の部分が反映した中での見積徴収とか査定とかなってございますので、その分の予算も反映されていると思います。 以上でございます。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 15番 佐藤 文信議員。 ◆15番(佐藤文信)  歳出の36ページの中にあります林道橋梁点検診断委託477万5,000円の減額でありますが、当初予算では910万8,000円ほど計上しておりましたけれども、この減額の主な理由について1点です。 それから、もう一つは、商工の中にあります北秋田市特産品開発事業補助金の107万5,000円の減額について、当初予算では200万円を計上してあったと思いますが主な理由について、この2点についてお願いをいたします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、農林課長と、それから商工観光課長が答弁いたします。 ○議長(堀部壽)  農林課長。 ◎農林課長(三浦広幸)  お答えいたします。 林道橋梁点検診断委託料の減額につきましては、当初予算で36橋の点検診断を予定しておりましたが、国の補助の配当が27橋となったことによりまして減額するものであります。 ○議長(堀部壽)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小松武志)  北秋田市特産品開発事業費の補助金の減額につきましては、当初200万円を持っておりましたが、申請が5件で最終的に採択として2社3件が採択されまして、残額を減額するものでございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第17号は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第15「議案第18号、令和5年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作) (市民生活部長 佐藤 栄作君登壇) ご提案申し上げます。 予算書47ページをお願いします。 議案第18号、令和5年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。 令和5年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,716万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ32億9,558万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 最初に、補正の主なものにつきまして事項別明細書でご説明申し上げます。 54ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費から4つ目の2款4項1目出産育児一時金までは、各種補助金及び交付金の変更に伴う財源の調整のみの補正となります。 3款1項1目一般被保険者医療給付費分から、次のページ、上から2つ目の3款3項1目介護納付金までは、それぞれ各納付金確定による減額補正となります。 次に、5款1項1目特定健康診査等事業費の繰出金、次の5款2項1目疾病予防費の健康増進事業等助成金は、集団健診、ドック受診、各種がん検診受診者の減少により減額補正するものです。 6款基金積立金は基金利息分となっております。 7款1項3目償還金は、特別調整交付金精算による返還分となっております。 次のページをお願いします。 7款2項2目一般会計繰出金は、令和4年度事務費分の精算によるものです。 次に、歳入の概要です。 52ページにお戻りください。 3款1項1目社会保障・税番号制度システム整備費補助金から、中ほどの4款2項1目福祉医療基盤強化補助金までは、それぞれ説明欄記載の各種補助金及び交付金などの実績見込みによる補正となります。 5款財産収入は、基金利息分です。 6款1項1目一般会計繰入金は、それぞれ説明欄記載の繰入金の実績見込みによる補正となります。 6款2項1目財政調整基金繰入金は、本補正の調整財源となります。 7款繰越金は、前年度の繰越金を全額繰り入れるものです。 以上が、令和5年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の概要です。よろしくご審議くださいますようお願いします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第18号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第16「議案第19号、令和5年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」 日程第17「議案第20号、令和5年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) ご提案いたします。 予算書の59ページをお開きください。 議案第19号、令和5年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)。 令和5年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億567万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 概要につきましては、事項別明細書でご説明をいたします。 65ページをお開きください。 初めに、歳出でございます。 1款1項1目一般管理費の8節旅費は、会計年度任用職員の通勤手当で、住所地の変更に伴い増額するものとなります。 11節役務費、通信運搬費は、昨年10月からプロバイダー通信料が値上がりをいたしましたため増額したもの、12節診療所長委託は、新型コロナウイルスワクチン集団接種業務に従事した所長分の委託料を計上したものとなります。 2款1項1目医業費の10節需用費、医薬材料費は精算見込みによる増額、17節備品購入費の多項目自動血球分析装置は精算による減額となります。 次に歳入でございます。 64ページのほうをご覧ください。 1款2項1目諸検査等収入は、診療所での新型コロナウイルスワクチン接種に対する接種費672万8,000円と、集団接種、予防接種、巡回接種委託料28万7,000円を補正しております。 3款1項1目一般会計繰入金において財源調整をしております。 以上が議案第19号の説明となります。 続いて、69ページをお開きください。 議案第20号、令和5年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)。 令和5年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ469万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億7,066万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 概要につきましては、こちらも事項別明細書でご説明をいたします。 76ページ、77ページをお開きください。 初めに、歳出でございます。 1款1項1目一般管理費並びに1款2項1目賦課徴収費の11節役務費は、通知等発送のための郵券料の精算による減。 1款3項1目介護認定審査会費、1節報酬、8節旅費は、当初見込みより介護認定審査会の開催回数が減ったことによる減。 2目認定調査等費、11節役務費、手数料の主治医意見書作成手数料と12節認定調査委託は、それぞれ精算により減額となります。 2款1項1目介護サービス給付費から、次のページに記載をしております2款6項1目高額医療合算介護サービス費までは、各給付費の精算による増減となります。 3款1項3目包括的支援・任意事業費の1節報酬から12節委託料は、包括支援センター研修や給付金適正化研修などの各研修事業の精算による減となります。 4款1項1目介護保険財政調整基金積立金は、当該基金の預金利子を積み立てるものとなります。 次に、歳入です。 74ページをご覧ください。 3款2項国庫補助金の2目から4目は、各交付金の確定による減額または増額。 5款3項1目地域支援事業交付金は、事業の精算見込みによる減額とするものでございます。 6款1項1目利子及び配当金は、介護保険財政調整基金積立金の運用利子。 7款1項2目及び4目は、事業の精算により一般会計繰入金を減額するものとなります。 なお、7款2項1目介護保険財政調整基金繰入金において財源調整をしております。 以上が議案第20号の説明となります。 ただいまご提案をいたしました2件について、よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第19号と議案第20号の2件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第18「議案第21号、令和5年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作) (市民生活部長 佐藤 栄作君登壇) ご提案申し上げます。 予算書81ページをお願いします。 議案第21号、令和5年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ362万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億663万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 補正の主なものにつきましては、事項別明細書でご説明申し上げます。 初めに、歳出です。 事項別明細書の87ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費の市民プール利用助成は、利用者が増えたことによる補正です。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合への納付金のうち保険基盤安定分の実績見込みによる減額補正となります。 次に、歳入です。 前のページをお願いします。 3款1項一般会計繰入金は、説明欄記載のとおり、いずれも歳出の実績見込みに伴う補正となります。 以上が令和5年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の概要です。 よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第21号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第19「議案第22号、令和5年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) この後、提案をさせていただきます議案第22号の予算書におきまして、当初配付をさせていただきました予算書中、第2表の地方債補正が抜けておりましたため、このたび議員の皆様に修正後の予算書と差し替えをお願いしたところでございます。本事案につきましては確認不足によるものでございます。大変申し訳ございませんでした。今後はしっかり精査をいたしまして再発防止に努めてまいります。よろしくお願いいたします。 それでは、提案いたします。 予算書の91ページをお開き願います。 議案第22号、令和5年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)。 令和5年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ282万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,153万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 地方債の補正。 第2条、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 94ページをお開きください。 第2表、地方債補正、変更でございます。 起債の目的は、へき地患者輸送車整備事業と、へき地診療所設備整備事業です。各事業の事業費確定に伴いまして限度額を記載のとおり、へき地患者輸送車整備事業は10万円、へき地診療所設備整備事業は30万円増額しております。 予算の概要につきましては、事項別明細書によりご説明をいたします。 98ページをお開きください。 初めに、歳出です。 1款1項1目一般管理費、10節需用費、光熱水費は、電気料の精算による減。 17節備品購入費は、患者輸送車の精算による減となります。 2款1項1目医業費、17節備品購入費は、歯科用備品の口腔外バキューム、医科用備品の超音波画像診断装置、上部消化管汎用ビデオスコープ、ストレッチャーの精算による減となります。 次に、歳入です。 前のページ、97ページをご覧ください。 1款1項4目後期高齢者診療報酬、5目その他の診療報酬収入は、いずれも決算見込みにより減額をしております。 1款2項1目諸検査等収入は、新型コロナウイルスワクチン予防接種1,800件分の収入を計上するもの。 3款1項1目医療施設等整備費補助金は、補助金が確定したことよりによる精算。 7款1項1目の過疎対策事業債は、へき地診療所設備整備事業費補助金が確定したことに伴い起債額に変更が生じましたため増額したもの。 5款1項1目一般会計繰入金は、財源調整として減額したものとなっております。 以上が議案第22号の説明となります。 よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第22号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第20「議案第23号、令和5年度北秋田市綴子財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第21「議案第24号、令和5年度北秋田市栄財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第22「議案第25号、令和5年度北秋田市七日市財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第23「議案第26号、令和5年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第24「議案第27号、令和5年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)」の5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹) (財務部長 西根 弘樹君登壇) それでは、ご提案いたします。 予算書の101ページをお開き願います。 議案第23号、令和5年度北秋田市綴子財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度北秋田市綴子財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,730万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,173万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。予算書でご説明いたします。 歳入よりご説明いたします。 1款2項財産売払収入として、立木売払収入1,730万1,000円を計上してございます。こちらは沼ノ沢地区における県行造林による立木売払代金が収入されたことにより、秋田県との契約に基づき、その2分の1を計上するものでございます。 続きまして、歳出をご説明いたします。 次のページでございます。 3款1項予備費には、歳出と同額の1,730万1,000円を計上するものでございます。 以上が議案第23号でございます。 続きまして、111ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第24号、令和5年度北秋田市栄財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度北秋田市栄財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ20万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ136万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 2款1項の繰越金20万円の増額でございますが、こちらは本補正予算の財源調整分として計上するものでございます。 次に、歳出をご説明いたします。 4款1項の他会計繰出金でございますが、こちら一般会計繰出金として20万円を計上するものでございますが、田沢自治会館の屋根修繕に伴い当自治会より助成の要望があったことから、その費用の一部として助成するものでございます。 以上が議案第24号でございます。 続きまして、121ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第25号、令和5年度北秋田市七日市財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度北秋田市七日市財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ108万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 1款2項財産売払収入といたしまして、立木売払収入4万3,000円を計上してございます。こちらは長坂地区における県行造林による立木売払代金が収入されたことにより、秋田県との契約に基づき、その2分の1を計上するものでございます。 続きまして、歳出をご説明いたします。 次のページでございます。 3款1項予備費には、歳入と同額の4万3,000円を計上するものでございます。 以上が議案第25号でございます。 続きまして、131ページをお開き願います。 ご提案いたします。 議案第26号、令和5年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ815万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 3款2項に1万3,000円を計上してございますが、こちらは東北電力による支障木伐採補償料を計上するものでございます。 次に、歳出をご説明いたします。 3款2項の分収交付金7,000円でございますが、こちらは歳入で計上しました補償料収入について分収割合に基づき関係集落に交付するため計上するものでございます。 4款1項の予備費6,000円でございますが、本補正予算の歳入歳出予算の差額分を計上するものでございます。 以上が議案第26号でございます。 続きまして、141ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第27号、令和5年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入予算の補正。 第1条、歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は、「第1表 歳入予算補正」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入でございます。 こちらは財源振替でございまして、歳出の補正はございません。 1款2項の財産売払収入268万6,000円の減額でございますが、こちらは本年度実施しております保有林間伐事業につきまして、昨年の豪雨等で完成が遅れたことにより、今年度の立木売払収入が見込めなくなったことから全額を減額し、その財源不足を補填するため、2款1項の一般会計繰入金として同額を増額補助するものでございます。 なお、この立木売払収入は令和6年度の歳入として計上するものでございます。 以上、議案第23号から27号までご審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第23号から議案第27号までの5件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第25「議案第28号、令和5年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) ご提案いたします。 4ページをお開きください。 議案第28号、令和5年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)。 失礼しました。5ページのほうをご覧ください。 ちょっと確認いたしますのでお待ちください。 ○議長(堀部壽)  暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時42分) ○議長(堀部壽)  再開いたします。   (再開)                    (11時44分) ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) 大変失礼いたしました。続けてご提案をいたします。 4ページのほうをお開きください。 議案第28号、令和5年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)。 総則。 第1条、令和5年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出の補正。 第2条、令和5年度北秋田市病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款病院事業収益、既決予定額7億6,878万4,000円、補正予定額8,280万4,000円、計8億5,158万8,000円。 第2項は記載のとおりです。 支出。 第1款病院事業費用10億6,027万1,000円、補正予定額8,280万4,000円、計11億4,307万5,000円。 第1項は記載のとおりです。 資本的収入及び支出の補正。 第3条、令和5年度北秋田市病院事業会計予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額4億7,266万5,000円、補正予定額1,814万円の減、計4億5,452万5,000円。 第1項及び第3項は記載のとおりです。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額4億7,266万5,000円、補正予定額1,814万円の減、計4億5,452万5,000円。 第1項は記載のとおりです。 5ページをご覧ください。 企業債。 第4条、令和5年度北秋田市病院事業会計予算第5条に定めた企業債の限度額を次のとおり補正する。 起債の目的、医療機器購入、MRIです。 限度額が補正前と補正後は記載のとおり限度額が変わっておりますけれども、精算によりまして限度額を1,800万円減額したものとなります。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては、事項別明細書でご説明をいたしますので、11ページをお開きください。 初めに、収益的収入です。 1款2項2目1節国県補助金の地域療育医療拠点施設運営費補助金は、補助額が確定をしたため増額するものとなります。 3節他会計補助金の令和5年度指定管理料は8,626万円の増額となり、当初予算計上分と合わせまして2億4,626万円となるものでございます。令和3年度及び令和4年度の2か年度におきましては、指定管理料はゼロで納付金を納付することができましたが、前年度と比較をいたしまして新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴いまして、コロナ関連の補助金が約1億3,000万円の減、内科の外来で診療している患者のうち、コロナの検査件数が7,368件から4,828件減りまして、2,540件ということで大きく減少いたしましたほか、入院における在院日数の短縮化等で入院患者数も3,118人減少いたしますなど、内科の外来及び入院において、こちらも約1億3,000万円ほどの減益となりまして、これらが指定管理料が生じた主な要因となるものでございます。 常勤医師奨励金は減額としております。当初予算では新規医師5名、継続医師15名、合計20名の3,000万円を計上しておりましたが、合計人数20名は変わらず、新規3名、継続17名の2,760万円の見込みとなるため、差額を減額するものです。 経営強化プラン作成支援業務委託については、精算による減額となります。 4目他会計負担金の政策的医療交付金は、同交付金のうち結核病床加算分の単価が1床当たり16万3,000円引き上げられましたため、市民病院では4床設定されておりますので、4床分の増額を補正するものとなります。 続いて、収益的支出です。 収益的収入で説明をいたしました説明項目に記載のそれぞれの名目につきまして、支出科目に対応した予算を措置しております。 続いて、12ページをご覧ください。 資本的収入及び支出です。 資本的収入に記載の1款1項1目一般会計出資金及び3目企業債は、いずれも医療機器(MRI)の事業費確定に伴う精算で、資本的支出に記載の1款1項1目建設改良費、備品購入費において収入と同額を減額しております。 以上が、議案第28号の概要となります。 ご審議をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 13番 板垣  淳議員。 ◆13番(板垣淳)  一般会計から繰り入れる8,200万円を含めて、今年度、病院に出す8億5,000万何がしの全般についてお聞きします。 前年度は、今説明あったとおり余剰金が出たということで喜んでおりましたら、今年度は一転して指定管理料を出してもまだ足りないというのがこの予算なんですが、今ご説明があったコロナ、これは本当の特例なので、そのコロナをちょっと横に置いておいて、コロナ以前の市民病院の経営と今との比較で物事を考えても、あの当時よりも今のほうが市からの持ち出しが増えているわけです。この要因、一言で言えば患者の減ということなんでしょうが、何でそういうふうになっているのか、もう少し病院の内容について教えてください。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  医療健康課長が答弁します。 ○議長(堀部壽)  医療健康課長。 ◎医療健康課長(鈴木雅昭)  お答えいたします。 コロナの患者関係の影響を除いてもということでありましたけれども、やはり人口の減少等々に影響を受けているものと推察してございます。 以上です。
    ○議長(堀部壽)  13番 板垣  淳議員。 ◆13番(板垣淳)  指定管理施設というのは、指定管理料でやってくださいというのが原則で、その中で努力をしてやりくりするというのが、どこの指定管理施設もやっているわけです。ただ、昨今の急激な物価高騰で光熱費が特別高くなったとか、あるいは前にありましたが病院の給食材料費が足りなくなったとかという特別の理由があって補填するということはありますけれども、原則としては指定管理料の範囲内で、その指定管理者が努力してやりくりするというのが筋だと思います。 ところが、今回のこの一般会計からの繰入れの経緯見ると、ちょっと簡単に言うと指定管理料でやりくりできないので、もっとお金頂戴と。その理由は患者が減ったからだということで、市が分かりましたということで出すということでしょうけれども、その指定管理者と市との関係って、そんなに簡単な話でいいのかなという疑問があります。これをそのままのんでいると、もっと患者が減ったから、もっとお金頂戴となれば、はい、分かりましたと、どんどんつぎ込まないといけなくなるわけです。そこのあたりの指定管理者と市との関係についてはどのように整理して理解しておけばいいのか、今のままだと、私、すごい不安を感じるんですけれども、その考え方について当局の見解をお願いします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長が答弁します。 ○議長(堀部壽)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡)  毎年度、病院経営につきましては経営分析について委託をいたしまして、分析の結果をいただいているところでございます。その内容につきましても、市民病院、指定管理者側と当然やり取りをさせていただきながら進めているものでございます。このたび、大変指定管理料が増えてしまいましたけれども、この後も継続をして病院経営のほうにつきましては市と指定管理者と随時協議をしていくということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(堀部壽)  いいですか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  関連して質問します。 1つは、コロナに関わる決算の在り方というのは、これはこの会計の中でどういう扱いをしてきたのか。いわゆる前年度の場合は、コロナの関係で納付金がかなりの額であったと思うんですね。今回、コロナに関わってまた影響しているということでありますけれども、この会計上の取扱い、どうであったかというのを一つ教えていただきたいと思います。 それから、2点目は、この指定管理制度、いわゆる協定の中では1番目の指定管理料の計算の仕方は、前もってまずこの指定管理料を決めるわけですね。その際に患者何人、いわゆる入院患者何人、外来患者何人、こういう数字を出して指定管理料を計算すると思うんですよね。その結果、例えば1万人の外来患者でもいいです。そうすると患者減となれば1万人に満たないとなれば、いわゆる指定管理者のほうは、これは当然収入がないわけですから、その分は市のほうに戻さなきゃならないんじゃないですか。1万人の指定管理料で計算して、それで人数少なくなる。これ、現実に以前にも納付金として戻ってきた場合があったと思いますけれども、そういう計算の仕方からすれば、患者減だからさらに市に指定管理料増額を要望すると、そういう仕組みというのはどういう理由なのか、その点についてもう少し詳しく説明をしていただきたいと思います。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  医療健康課長が答弁します。 ○議長(堀部壽)  医療健康課長。 ◎医療健康課長(鈴木雅昭)  お答えいたします。 1点目のコロナに関わる決算の会計上の関係でございますけれども、補助金関係、多々入ってございます。そちらに関しましては特別利益という形で計上しております。また、コロナ患者が実際に外来を受診して検査をしてというそういった形になるわけなんですけれども、そちらに関しては医業収益のほうで収入していると、そういった状況になってございます。 また、指定管理料の設定の関係で患者数が減になれば、その分、市に返還があるというお話でございましたが、患者の計画、要は病院の規模に対して職員関係、スタッフ関係、設備関係、そういったものをご用意して患者を迎え入れているわけでございますので、各種基準によってそういった形で対応しているわけですので、患者が減っても、そういった準備しているスタッフ、設備等々は変わらないわけです。ですので、単純に収入が減になるということで収支の差がマイナスになる、その分について指定管理料で何とかお願いできないかということで協議をさせていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  再度確認しますけれども、コロナの補助金以外の点については、患者の入院、外来に加算していくと、こういう確認で、まず1つよろしいですね。 それから、2点目の指定管理料の算定の仕方からすれば、患者数に関係なく病院の職員の関係等から、これは収入が減になれば、さらに指定管理料を必要だという分だけ請求されると、こういうふうなことは現実にまず今提案されていますけれども、今後もあり得るということですか。 ○議長(堀部壽)  答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  医療健康課長が再度答弁します。 ○議長(堀部壽)  医療健康課長。 ◎医療健康課長(鈴木雅昭)  お答えいたします。 患者数の増減につきましては、計画段階では前年等々の見込みで各種診療科等々で積み上げた形で積算している状況でございます。その関係で次年度の年次計画を立てて、それに対して費用、収入、その差で指定管理料という形で算定してございます。 収入が減った場合といいますか、患者数が増減した場合、今後どうなるのかということですが、そちらに関しましては毎年度の設定といたしましては、前年の状況を勘案して設定してございますので、そこから大きく変わるようなことがあれば、また当然精算という形になろうかと思います。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  ほかに質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  ここで昼食のため、午後1時10分まで休憩いたします。   (休憩)                    (12時03分) ○議長(堀部壽)  休憩以前に引き続き、会議を再開いたします。   (再開)                    (13時10分) ○議長(堀部壽)  日程第26「議案第29号、令和6年度北秋田市一般会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹) (財務部長 西根 弘樹君登壇) それでは、ご提案いたします。 予算書の7ページをお開き願います。 議案第29号、令和6年度北秋田市一般会計予算。 令和6年度北秋田市一般会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ236億688万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 継続費。 第2条、地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額は、「第2表 継続費」による。 債務負担行為。 第3条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第3表 債務負担行為」による。 地方債。 第4条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第4表 地方債」による。 一時借入金。 第5条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、30億円と定める。 歳出予算の流用。 第6条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)各項に計上した報酬(会計年度任用職員の報酬に限る)、給料、職員手当等、共済費及び旅費(会計年度任用職員の通勤に係る費用弁償に限る)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、15ページをお開き願います。 第2表、継続費でございます。 消防庁舎阿仁分署建設事業につきまして、継続費の設定をお願いするものでございます。総額は2億4,876万6,000円、期間は令和6年度から令和7年度の2年間で、年割額は記載のとおりでございます。本事業費は庁舎建設費で、外構工事等はこの継続費には含まれてございません。 次のページをお開き願います。 第3表、債務負担行為でございます。 上段、例規執務サポートシステム等委託でございますが、これまで単年で契約しておりましたがより安定で確実な継続稼働、また職員の操作習熟、そして経費削減等を図るため、複数年での契約を予定するものでございます。期間は5年間で、限度額は記載のとおりでございます。 下段の第3次北秋田市総合計画等策定支援業務委託でございますが、こちらは令和8年度から計画期間が始まる第3次北秋田市総合計画及び各総合戦略等の策定に当たり、現計画の取組状況の把握や検証後、新計画の基本条件の整理、そして策定等に2か年の期間を要することが見込まれることから債務負担行為を設定するものでございます。期間は令和7年度まで、限度額は記載のとおりでございます。 次のページでございます。 第4表、地方債でございます。 17ページの臨時財政対策債から次のページの薬師山スキー場ナイター照明設置更新工事までの38件につきまして、臨時財政対策債は発行可能額を、その他37件につきましては当該事業の特定財源として地方債を発行するためにご提案するものでございます。限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 次に、歳入歳出予算の概要につきまして、事項別明細書でご説明いたします。 22ページをお開き願います。 歳入よりご説明いたしますが、資料といたしまして令和6年度一般会計予算の概要と特定財源説明資料を添付してございますので、そちらをご覧願います。 歳入は一般財源を主にご説明いたします。 22ページ上段でございます。1款市税でございますが、こちらは市税全体で昨年度より約1億5,700万円ほど増額を見込んでございますが、主な理由といたしまして、固定資産税のうち事業者による償却資産が新たに課税となったことにより増収を見込んでございます。 続きまして、23ページ、2款の地方譲与税から、次のページでございます9款環境性能割交付金までにつきましては、国の地方財政計画に基づく伸び率等による見込額を計上するものでございます。 次のページでございます。 25ページ、11款地方交付税でございます。 このうち普通交付税につきましては、前年度当初予算比6,921万6,000円増の92億5,566万円を計上するものでございます。こちらは令和5年度の確定額から追加交付額を差し引きした93億5,566万円と増額と見込み、補正財源1億円を留保した額を計上してございます。 続きまして、35ページをお開き願います。 35ページの上から2段目でございます。 18款1項1目2節のふるさと寄附金でございます。こちらは令和5年度実績見込額等に基づき、対前年度比1億円増の15億円を計上するものでございます。 次のページをお開き願います。 36ページ、最上段でございます。19款2項1目の財政調整基金繰入金として9億4,268万8,000円を計上しておりますが、こちらにつきましては財源調整として取り崩すもので、繰入れ後の残高は約63億8,600万円ほどとなるものでございます。 続きまして、2つ下でございます。 同じく、3目減債基金繰入金として6億2,285万2,000円を計上してございます。こちらは地方債残高の増嵩等を抑制するため、小学校等整備事業として借入れした地方債の繰上償還等の財源として繰り入れるものでございます。 歳入の主なものは以上でございます。 続きまして、歳出をご説明いたします。 46ページをお開き願います。 それでは、歳出の主なものをご説明いたします。 46ページ中段でございます。2款1項1目文書管理費、12節委託料のうち、例規執務サポートシステム等委託269万5,000円でございますが、こちらは債務負担行為でもご説明いたしました令和6年度から5年間の契約期間で業務を委託するもので、令和6年度分の費用を計上するものでございます。 続きまして、50ページをお開き願います。 50ページ下段でございます。2款1項7目地籍調査費、本年度予算額1,876万2,000円で昨年より約1,300万円ほど減額となってございますが、こちらは先ほど11号補正予算でもご説明いたしましたが、令和6年度予定している地籍調査事業が国の令和5年度補正予算を活用したことにより、その事業費分が減となったものでございます。 次のページでございます。 51ページ中段、2款1項8目企画費、7節報償費のうち、報償品4億875万円でございますが、こちらはふるさと寄附金に係る返礼品の費用でございますが、このほか11節から13節まで合わせて本事業に関する経費約7億4,900万円を計上してございます。 52ページをお開き願います。 52ページ上段でございます。同じく企画費の12節委託料のうち、第3次北秋田市総合計画等策定支援委託858万円でございますが、こちらも先ほど債務負担行為でご説明いたしました令和8年度から始まる第3次北秋田市総合計画等の策定業務に係る令和6年度分の費用でございます。 次に、55ページをお願いいたします。 55ページ中段、2款1項8目地方交通対策費、18節のうち、大館能代空港利用促進事業補助金4,350万円と2つ下の空港ビジネス利用促進事業補助金870万円でございますが、こちらは当空港から羽田空港間の3便化定着を目指すもので引き続き実施するものでございます。 空港利用補助金の間の路線バスフリーパス助成金587万3,000円でございますが、こちらも令和4年度から実施しております交通弱者等の移動支援と利便向上のため、65歳以上対象のゴールドパスと65歳未満対象の全市民対応パスの2種類を発行するものでございます。 続きまして、75ページをお開き願います。 75ページの上段でございます。3款1項2目老人福祉費、18節のうち、高齢者等日常生活支援事業補助金550万円でございますが、こちらは高齢者等が夏季における熱中症発症の予防や聴力機能の低下により日常生活に支障がある方に対し、エアコン設置や補聴器購入費の一部を助成するものでございます。 エアコン設置支援でございますが、対象は世帯員全員が住民税非課税の65歳以上の独り暮らし、または高齢者のみで構成される世帯等で、助成限度額は1世帯当たり5万円、補聴器購入支援は、住民税非課税の65歳以上で聴覚障害の身体障害者手帳の対象とならない方などで、助成限度額は片耳で5万円、両耳装用の場合は10万円となるものでございます。 続きまして、77ページをお開き願います。 77ページ中段、3款2項1目児童福祉総務費、7節報償費でございますが、こちらは赤ちゃん出生時にその世帯に記念品を贈呈するハッピーアニバーサリー事業と、次のページでございます19節扶助費1,702万5,000円のうち、就学前児童を養育している方に対し、子供1人当たりの1万5,000円分のクーポンを交付する北秋田子育てクーポン事業として742万5,000円を、また、妊婦の届出や出生の届出を行った妊婦及び養育者に対する経済支援として実施する北秋田赤ちゃん応援事業として960万円を計上するものでございます。 同じく、78ページ上段でございます。12節委託料のうち、LINE公式アカウント情報配信システム委託474万7,000円でございますが、こちらは子育て世帯へ子育てなどに関する相談や情報等の配信を行うもので、新たな情報ツールとしてLINE公式アカウント連携を行うものでございます。 次に、89ページをお開き願います。 89ページの最下段でございます。4款2項1目環境衛生総務費、12節委託料のうち、地球温暖化対策実行計画策定業務委託918万円でございますが、こちらは地球温暖化対策の取組の一つとして区域施策編の実行計画を策定するものでございます。 次のページをお開き願います。 90ページ上段、同じく4款2項1目18節住宅用木質ペレットストーブ等導入補助金100万円でございますが、こちらも地球温暖化対策の取組で木質ペレットストーブ導入に際し、補助率が2分の1、最大で20万円の補助を行うものでございます。 次に、93ページをお開き願います。 93ページ下段、4款5項1目病院事業費、18節北秋田市民病院負担金9億8,446万5,000円でございますが、内訳といたしまして、不採算地区中核病院に対する交付金を含む国からの政策的医療交付金が1億9,088万1,000円、指定管理料が3億1,000万円、建設事業の元利償還金が4億5,293万円などとなってございます。 次に、96ページをお開き願います。 96ページの下段でございます。6款1項3目農業振興費、12節委託料のうち、高精度測定システム基準局設置委託362万7,000円でございますが、こちらは情報通信技術を活用した農業機械等の導入で作業の効率化や労働力の軽減等を図るため、その基準局を市内2か所に設置するものでございます。 次に、101ページをお願いいたします。 101ページの下段でございます。6款2項2目林業振興費、12節委託料のうち、緩衝帯整備委託256万5,000円でございますが、こちらは有害鳥獣駆除事業で熊被害減少のための緩衝帯を市内の2地区に整備するものでございます。 次のページでございます。 102ページ中段、同じく17節備品購入費、熊捕獲用おり168万3,000円も旧町4地区に3基ずつ購入するもので、その下の18節負担金、補助及び交付金のうち、果樹木伐採補助金147万円も熊被害減少のため、人家付近の栗や柿の木等を伐採した際に補助するものでございます。 次に、107ページをお開き願います。 107ページ下段でございます。7款1項5目観光費、12施設委託料のうち、森吉山国立・国定公園化推進事業委託89万1,000円でございますが、こちらは森吉山の国立・国定公園化に向けイベント等を開催するための費用でございます。 次に、115ページをお開き願います。 115ページ上段でございます。8款2項2目道路維持費、12節委託料のうち、排水路調整委託841万5,000円でございますが、こちらは昨年及び令和4年に発生した豪雨により浸水した鷹巣下家下地区の対策を検討するため、周辺区域の排水路布設状況等を調査するものでございます。 次に、120ページをお開き願います。 120ページの中段でございます。8款5項3目住宅建設費、14節工事請負費1億3,961万2,000円でございますが、こちらは米内沢長野岱団地2棟4戸の建設と外構工事、そして阿仁地区東裏簡2団地解体工事を計上するものでございます。 次に、122ページをお開き願います。 122ページ中段でございます。9款1項1目常備消防費、12節委託料のうち、指令システム情報系更新委託9,629万6,000円でございますが、こちらは老朽化により通信システムを更新するものでございます。 同じく、12節委託料の一番下の阿仁分署設計監理委託328万5,000円と阿仁分署工事監理委託459万4,000円、そして次のページでございます14節工事請負費2億9,468万1,000円のうち、阿仁分署建設工事1億9,611万円を合わせた2億398万9,000円が継続費に設定している費用でございます。 14節工事請負費のほかの工事といたしまして、旧合川と森吉分署解体工事等を計上してございます。 次に、126ページをお開き願います。 126ページの最下段でございます。9款1項5目災害対策費、18節特定空家等解体撤去事業費補助金400万円でございますが、これまで特定空家とされた所有者に対し、その解体撤去に要する必要の一部を補助してございますが、令和6年度から放置すれば特定空家になるおそれがある管理不全空き家の解体撤去費の一部も補助するものでございます。 次に、135ページをお開き願います。 135ページの最下段でございます。10款3項1目学校管理費、14節工事請負費1億2,818万2,000円でございますが、こちらの主なものといたしまして、森吉中学校体育館照明LED改修工事968万円と鷹巣、森吉、合川各中学校の特別教室等エアコン設置工事、合わせて1億1,139万7,000円でございます。 続きまして、138ページをお開き願います。 138ページ上段、10款4項3目学校管理費、14節工事請負費1億6,462万3,000円でございますが、こちらは義務教育学校阿仁学園の屋外運動場や駐車場等の工事費でございます。 次に、141ページをお開き願います。 141ページ中段でございます。10款5項2目文化振興費、14節工事請負費3,184万9,000円でございますが、このうち伊勢堂岱遺跡の園路部分の舗装工事費として3,146万6,000円を計上してございます。 次に、144ページをお開き願います。 144ページの最上段でございます。10款5項3目公民館費、14節工事請負費2,714万9,000円でございますが、このうち主なものといたしまして、坊沢公民館ホールのエアコン設置と七座ほか3か所の公民館事務室へのエアコン設置、また、栄ほか6か所の公民館へWi-Fi設置工事費等を計上してございます。 なお、Wi-Fiでございますが、149ページ上段、10款5項6目社会教育施設費、14節工事請負費282万1,000円のうち、交流センターと浜辺の歌音楽館にも設置費を計上してございます。 次に、156ページをお開き願います。 156ページの最上段でございます。11款2項1目公共土木施設災害復旧費、14節工事請負費1億8,000万円でございますが、こちらは昨年7月の豪雨で被災した道路災害復旧工事1件分の国費配分が令和6年度になったことから当初予算に計上するものでございます。 次に、その下でございます。12款1項1目元金、22節長期債元金30億9,887万1,000円のうち、繰上償還分として6億2,285万3,000円を計上してございます。 以上が令和6年度一般会計予算の概要でございます。ご審議くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  質問いたします。説明はありませんでしたけれども、26ページ中ほどより少し上のほうですが、教育費負担金、学校給食費の負担金についてお聞きします。 負担金が増えるということで保護者の方の給食費の負担が増えるということになりますが、物価高騰などでの食材費の高騰の影響かとは思いますが、令和5年度においては物価高騰による値上げ分は市のほうで補助をした経緯があります。コロナ交付金を活用して値上げ分は補助したという経緯がありますけれども、令和6年度においては、このような値上げ分に対しても市は補助をしないで保護者の方の負担が増えるということになるのか、お聞きします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  教育次長がお答えします。 ○議長(堀部壽)  教育次長。 ◎教育次長(小坂竜也)  学校給食費の保護者負担についてということでございます。 学校給食費の食材等につきましては、物価高騰により令和4年度より影響を受けておりまして、令和4年度においては食材の組替えなどにより対応させていただいた経緯がございます。また、それでは足りなくてどうしても費用が不足するということで、補正で市の負担として対応して実施してございます。 令和5年度において、ご承知のように学校給食法によりまして給食費の食材料につきましては保護者の負担ということもございまして、給食費の見直しということで改定をさせていただいております。令和5年4月1日からの改定でございます。 しかしながら、急な負担増ということにもなることから、令和5年度に限りましては増加した部分については市で負担するということで、保護者の方にも通知をさしあげてございます。よって、令和5年度限りとさせていただいていることからも、令和6年度においては改定後の負担をしていただくということで今回の予算を組ませていただいております。 ○議長(堀部壽)  2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  そのような今、説明がありましたが、全国的にも県内におきましても給食費無償化ということが少しずつ進んで、各自治体において進んできているかと思います。全額無償化というところもあれば、半額であったり、または第3子ということで、ところもあるようですけれども、当市においてこの今、大変物価高がなかなか止まらない、そして子育て世帯もやはり大変苦しい中で子育てされていると思いますので、その中でやはり当市としてそこを応援していくという立場でのこの無償化の方向、または今回負担という点でもやはり保護者の負担を増やさないということの立場での考えには至らないのかというところで再度、お聞きします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねて教育次長がお答えします。 ○議長(堀部壽)  教育次長。 ◎教育次長(小坂竜也)  学校給食費につきましては、学校運営協議会の中でいろいろ協議などもさせていただいております。その中には実際にご負担していただいている保護者の代表の方もおられまして、他の県内の自治体の状況等もご案内をさしあげて協議をしているところでございますので、また、そうした中でそれぞれご意見を賜りながら今後の対応を考えてまいりたいと思っています。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  まず、ひとつはこの一般会計予算の目玉となる事業は何であるか、これをご説明いただきたいと思います。 2点目は、これまで当初予算に関わって実施計画書とか、あるいは総合戦略とか、そういうのも出されてあったと思いますけれども、今回、私は見ておりませんけれども、こういうのは出されないのかどうだか。 あと、この予算に関わって市民病院の経営強化プランというの、これ令和5年度の補正予算のところで項目がありますので、この令和6年度の予算に関わって我々も参考にしたいなと思っていますけれども、そういうプラン、こういうのは我々議員に紹介できないものかどうか、これをお伺いいたします。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。3件ですね。 市長。 ◎市長(津谷永光)  お待たせしました。 目玉事業に関しましては財務部長のほうから、また、実施計画につきましては総務部長のほうから、それから、経営計画に関しましては医療健康課長から答弁します。 ○議長(堀部壽)  財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹)  1点目のご質問でございます。目玉事業ということでしたけれども、先日、市長も施政方針で述べさせていただきましたけれども、4つの重点事業がございます。 1つ目が、全ての子供、子育て世帯を切れ目なく支援する子育て政策でございます。 2つ目といたしまして、高齢者対策の推進でございます。 3つ目といたしまして、森吉山を中心とした観光振興への取組でございます。 そして、最後4つ目でございますけれども、全ての市民がデジタル化の恩恵を受けられるDX事業、こちらのほうに予算化、計上してございます。 以上でございます。 ○議長(堀部壽)  総務部長。 ◎総務部長(小松正彦)  2つ目の総合計画等についてですが、今現在、総合戦略については、今現在、計画進行中でございます。これがまた改定になった際には、またそういった資料を添付して説明することになろうかと思っております。 ○議長(堀部壽)  続いて、医療健康課長。 ◎医療健康課長(鈴木雅昭)  ご質問の経営強化プランでございますが、現在策定中でございます。3月中には完成の予定でございまして、完成後は公表する予定としておりますので、議員の皆様方にもお送りしたいと思っております。 以上です。 ○議長(堀部壽)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  今、実施計画書についてはお答えになりませんでしたが、総合戦略も含めて、私はこの予算に関連して非常にこの予算を検討するに当たって重要な資料だと思います。それがなぜ遅れているかということでは非常に疑問に感じます。今の市民病院の件に関しても同じです。 それで、それに関連してでありますけれども、今、6項目が目玉事業だということで話されて、私、4点より聞き取れませんでしたが、私なりにまたお尋ねしたいと思います。 20周年記念事業について、施政方針等についてご説明もありましたけれども、現段階で総予算はどのようになっているか、それから組織的にどういうふうになっているか、いわゆる現時点でどの程度、進展があるのか教えてください。 それから、今回の予算の中で100キロマラソン300万円というのはこれに計上されていますが、主催団体が今度、移行していくようであります。この100キロマラソンは、私から言えば目玉と言ってというか、市民が非常に期待しているイベントではないか、それが実行委員会のほうから別に変わったということでは非常に寂しいことでありますけれども、新しいそういう推進団体が出てこられて非常に歓迎しているわけでありますけれども、この300万円だけなのか、あるいはそれにプラスしてどういうふうに援助をされていくのか、教えていただきたいと思います。 それから、先ほど指定管理料のところで質問いたしましたけれども、指定管理料について各項目、いわゆる物価高騰によって上がっているという項目がありますけれども、上がっていないところもあります。それから、あと委託関係はほとんど上がっていません。しかしながら、油代とか何とか考えていけば、そういうのは物価高騰に相当するものではないかというふうに思いますけれども、その点についてなぜ上げていないのかという点含めて、4点になりますか、3点ですか、よろしくご答弁ください。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  お待たせしました。 3点いただきましたので、20周年事業に関しての現時点の内容に関しては総務課長のほうから、それから100キロマラソンに関しましては教育次長のほうから、それから指定管理料、物価高騰、それから委託に関してのそれに関しましては財務部長のほうから答弁いたします。 ○議長(堀部壽)  総務課長。 ◎総務課長(金英則)  20周年記念事業に係る予算ということでありますが、まず総務課で所管しております式典分として、記念の盾とか、あとボールペンの記念品とかというのでまず約20万円ほど、あと、こども課事業として記念講演として約160万円、あと冠事業としてのスポーツ振興課の子供を対象とした事業を計画しておるのが約100万円ほどを今現在、20周年の事業予算として計上しております。 ○議長(堀部壽)  続いて、教育次長。 ◎教育次長(小坂竜也)  100キロマラソンについてでございます。金額的には今年度と同額となっております。今度、新たな団体によって行っていくわけなんですけれども、内容については今後、確認しながらその取組についても確認しながら行ってまいりたいと考えております。 ○議長(堀部壽)  続いて、財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹)  3点目のご質問でございます。指定管理料のご質問でございます。 ちょうど今年度で契約が切れまして、来年度から更新になるところもございます。そうした場合は当然、物価高騰分も反映されての新しい契約となってございます。 以上でございます。 ○議長(堀部壽)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  まず、指定管理料並びに業務委託等に関連してでありますけれども、細かい点については、多岐にわたっていますので省略しますけれども、やはり物価高騰分ということで予算を増額したのであれば、やはり各面にわたって検討すべきでないかというふうに思いますけれども、これを前向きに検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 それから、20周年ですけれども、まだ体制ができていないようですね。私はこの20周年というのは、もう例えば式典について今、お話ありましたけれども、事業をやるとすれば記念事業なんかは、やはり何年も前から予約してないとなかなかそういう事業の成功というのはできないと思うんですよ。それから、記念詩はどうなっているか分かりませんけれども、そういう意味では、立ち遅れの予算で総額がきちんとしてないんじゃないか、これは早急に明確にすべきでないかというふうに感じますけれども、いかがでしょうか。 それで……まず2点で抑えておきます。 ○議長(堀部壽)  市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねてご指摘いただきまして、ありがとうございます。 20周年事業の体制につきましては総務部長のほうから、それから、あとは物価高騰に関してのことでありますけれども、これは財務部長のほうから答弁いたします。 ○議長(堀部壽)  財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹)  最初のご質問でございます。物価高騰分ということでございましたけれども、ただいま令和6年度予算ご提案させていただきましたけれども、それにも十分、物価高騰分は反映されてございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  総務部長。 ◎総務部長(小松正彦)  20周年記念事業の進め方になりますが、昨年から各事業については検討させていただいておりました。相手がございますので、この場では詳細については申し述べられませんが、体制というか、新年度になってから、今現在もそういった準備を進めていますが、新年度になってからしっかりとした体制で式典が開催できるよう、そして事業を進められるように取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 8番 久留嶋範子議員。 ◆8番(久留嶋範子)  新規事業2点についてお伺いいたします。 78ページの一番上段でありますLINE公式アカウント情報配信システム委託ということでありますが、LINE公式アカウントの子育て情報の配信ということですが、具体的な中身についてお伺いしたいんですが、子育てのイベント情報とか保育園、乳児健診情報などのほかに、子育てに関する相談とか、あと予約を伴う内容、健診とか予防接種の予約なども簡単に行うというシステムになっているのかということをお伺いします。 それから、2点目は、90ページの住宅用木質ペレットストーブの導入補助金であります。 先ほど2分の1の補助額で20万円上限ということで100万円でありましたが、これでいきますと5台分ということであります。もしもっとほかに利用したいということのときは追加があるのか、それから薪ストーブ、これ私、前回、一般質問でも行いましたが、薪ストーブへの補助というのは考えていないのか、お知らせください。 ○議長(堀部壽)  暫時休憩いたします。   (休憩)                    (13時51分) ○議長(堀部壽)  再開します。   (再開)                    (13時57分) ○議長(堀部壽)  答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  ただいまのご質問2点ありまして、LINE子育て情報に関しましては健康福祉部長のほうから、それからペレットストーブにつきましては市民生活部長のほうから答弁します。 ○議長(堀部壽)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡)  ご質問のほうは、LINEでどういった情報提供をしてくれるのかという、そういうご質問であったと思いますけれども、現状、保健センターのほうで子育て包括支援センターココロンのほうから妊婦健診、あるいは乳幼児健診、その他の子育てに関する情報提供をアプリで実施をしている現状にございます。 LINEのほうにつきましては、本年度も大変、多く給付金等々、いろんな制度がありましたけれども、そういった制度の告知ですとか、手続のお知らせ、それから児童手当とかもこの間、変わるようなお話もありますので、そういったものの告知、あるいは子育てイベントとか、そういったもののお知らせをしていきたいということと、将来的には保健センターのほうのアプリケーションとも連携をしていきたいということで考えているところでございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  続いて、市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作)  お答えします。 まず、予算、5台分なんですけれども、財源が森林環境譲与税を予定していますので、そちらの担当のほうと実は事前に協議していて、幾らまでということではないんですけれども、ある程度、超えた分も今後の補正で対応したいというふうに考えております。 それから、どんなストーブかということなんですけれども、分かりやすいようにするためにピンキリあるんですけれども、10万円を下限としたふうに考えております。   (「下限しか駄目ということ」の声) ◎市民生活部長(佐藤栄作)  そうです。10万円以上の、何千円とかで売っているような単純な薪でなくて、ある程度、性能のよいストーブを想定していますので10万円を下限というふうに考えております。 ○議長(堀部壽)  いいですか。 ほかに質疑ありませんか。 13番 板垣  淳議員。 ◆13番(板垣淳)  歳出、事項別明細書の57ページからの森吉、阿仁窓口センターの前田出張所、大阿仁出張所の機構改革に伴うことについてお聞きします。 まず1つは、全協で我々議員には説明がありましたが、当該住民にはどのような形で周知するのか。 それから、2つ目に、もちろん新聞報道等でもありましたので、変更になるということを知っている住民ももちろんたくさんいるわけですけれども、そういう方々からの声としては不便にならねえべか、地域が寂れる方向さ向かうんでねえべかという、ネガティブな声が聞こえます。そこで、例えば住民票だとか、各種証明書だとかのこの配達サービスに力入れるんだよとかということも含めて、この住民の不安を払拭する手だては何か考えていないか。 それから、3つ目に、全協で説明した以降、変更点がもしあれば、この場で述べてください。 2つ目の質問です。 107ページ、下から1、2、3、4……この8行目の自然環境を核とした賑わい拠点整備事業委託、これ多分、新規事業だと思いますので、その内容の説明を求めるのと、これの目的といいますか、狙い、併せて説明をお願いします。 以上です。 ○議長(堀部壽)  市長、答弁。 ◎市長(津谷永光)  今の板垣議員から2点いただきまして、大きく2点いただきまして、1点目に関しましては市民生活部長のほうからお答えします。それから、2点目の自然環境の事業についてでありますけれども、これに関しましては商工観光課長から答弁いたします。 ○議長(堀部壽)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作)  出張所の在り方についていろいろ質問あったのでお答えします。 まず、議会全員協議会での説明から一部変更になりましたので、詳細をご説明します。 地区説明会について、令和6年1月28日に前田地区で、令和6年2月4日に大阿仁地区で行い、要望や意見を伺い、4月1日からの開設時間などを決定しました。 詳細ですが、両出張所とも対応時間は最大で午前9時から午後4時となります。午前9時から午後1時は通常窓口業務とし、午後1時から午後4時は新しいサービスになりますが、来庁が困難な方への訪問サービスと予約での窓口サービスになります。 なお、出張所に職員や日直員が不在のときの電話は、全て各窓口センターへ転送され、平日は窓口センター職員が、夜や休日は守衛が対応しますので、火葬などの予約は24時間対応することになります。 周知についてですが、前田地区720世帯とそれから阿仁のほうは萱草より南の大阿仁地区480世帯へは3月1日号広報と一緒に別のチラシを配付、今日29日ですので、早いところには届いているかも、配付する予定となっております。 それから、3月1日、あしたから市のホームページへ掲載するほか、3月下旬からは防災ラジオ、それから4月1日号広報には全市民向けの掲載をし、周知を図る予定としております。 開設時間は従来より短くなりますが、新たなサービスの導入などにより、これからの高齢化社会に対応でき、かつより市民へ寄り添う対応ができると考えております。よろしくお願いします。 ○議長(堀部壽)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小松武志)  それでは、自然環境を核とした賑わい拠点整備事業についてご説明申し上げます。 こちらの事業につきましては、令和4年、5年とモンベルさんと行ってきましたカヌーのイベントだったり、サップのイベントだったりといったものの継続、一部継続でございます。同じようにモンベルさんと連携しまして、登山やサイクリング等のイベントの構築をしたほか、資格者養成に加えて新しく人力による移動手段で地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら旅をするジャパンエコトラックというものを設置していただいて、ルート設定、ルートマップの作成、アプリの製作を目指すものでございます。 こちらによって、モンベルさんの会員100万人ほどいらっしゃいますが、そちらに自然環境を中心に文化も含めて北秋田市のことを知っていただくとともに、ガイドを養成しまして北秋田市のガイドさんでご案内をするような体制を整えていきたいという事業でございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「議長、休憩を」の声) ○議長(堀部壽)  暫時休憩。   (休憩)                    (14時06分) ○議長(堀部壽)  再開します。   (再開)                    (14時06分) ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 5番 佐々木正史議員。 ◆5番(佐々木正史)  ちょうど107ページ、今、開いているところなんですけれども……   (「起立、起立、起立」の声) ◆5番(佐々木正史)  はい、はい。 107ページ、今、開いているところで、この委託料の森吉山国立・国定公園化推進事業の委託ということで予算見ておりますけれども、これ具体的にどういった内容で進める予算なのか、教えてください。 ○議長(堀部壽)  答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  これも商工観光課長がお答えします。 ○議長(堀部壽)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小松武志)  森吉山国立・国定公園化推進事業の委託についてご説明します。 こちらについては、シンポジウム等のイベントを想定してございまして、ポスター制作とイベントの運営を委託するものでございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  ほかに質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号は、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第27「議案第30号、令和6年度北秋田市国民健康保険特別会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作) (市民生活部長 佐藤 栄作君登壇) ご提案申し上げます。 予算書175ページをお願いします。 議案第30号、令和6年度北秋田市国民健康保険特別会計予算。 令和6年度北秋田市国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ32億2,116万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 歳出予算の流用。 第2条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項の間の流用。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては、事項別明細書でご説明申し上げます。 事項別明細書の184ページをお願いします。 初めに、歳出の概要です。 1款1項1目一般管理費は、前年度比734万4,000円の増となっております。増減の主なものといたしまして、2節から4節の人件費について、人事異動などにより476万7,000円の増となっているほか、次のページ、18節の負担金の説明欄の真ん中、国保連システム分担金が98万9,000円の増などによるものです。 次に、1款2項1目賦課徴税費は72万円の増となっております。増減の主なものといたしましては、公用車2台分の車検に係る費用などです。 次のページ、186ページをお願いします。 2款1項療養諸費から次のページ、2款6項傷病手当金までの各目については、令和5年度決算見込みを基に計上していますが、被保険者数は減少見込みですので、1項療養諸費は前年度比5,452万2,000円の減で、2項高額療養費は高額な治療などが増加傾向にありますので、前年度比857万円の増と見込んでおります。 また、退職被保険者関係給付については、制度廃止後5年が経過したことから関連の予算科目が全て廃目となります。 次に、187ページの下段、3款1項医療給付費分から次のページ、188ページの2つ目、3款3項介護給付金までは、県から示された係数による事業費納付金額を計上しております。合計では6億8,830万6,000円で、前年度比で4,944万7,000円の減となっております。 次に、4款1項特定健康診査等事業費は、保健センターが実施しております特定健診、特定保健指導事業の国保分に係る繰出金となります。 その下、4款2項保健事業費は、各種ドック健診やインフルエンザ予防接種の助成金などとなります。 次のページ、189ページをお願いします。 一番下、共同事業拠出金は、退職医療の給付終了に伴い廃款となります。 次に、歳入の概要についてご説明します。 181ページをお願いします。 1款の国民健康保険税は、令和5年度決算見込みをベースに前年度比1,536万2,000円の減を見込んでおります。税率に変更はありませんが、被保険者数の減が主な理由となっております。 一番下の4款1項1目の保険給付費等交付金の1節普通交付金は、保険給付費等に係る県支出金で歳出予算の保険給付費の見込みにより前年度比4,595万円の減、2節特別交付金の内訳は、このページから次のページにわたる説明欄のとおりで前年度比1,032万7,000円の減となっております。 次に、6款1項1目の一般会計繰入金は説明欄のとおりで、令和5年度決算見込みをベースに算出しております。 次の6款2項1目の財政調整基金繰入金は、財源調整により計上をしております。 以上が令和6年度……すみません。なお、これにより令和6年度末の基金残高は3億267万8,000円となります。 以上が令和6年度北秋田市国民健康保険特別会計予算の概要です。よろしくご審議くださいますようお願いします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第30号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第28「議案第31号、令和6年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算」 日程第29「議案第32号、令和6年度北秋田市介護保険特別会計予算」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。
    ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) ご提案申し上げます。 予算書の201ページをお開きください。 議案第31号、令和6年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算。 令和6年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,098万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 主な概要につきましては、事項別明細書によりご説明をいたします。 208ページをご覧ください。 初めに、歳出です。 全体の予算額は、前年度と比較をいたしまして848万9,000円の減として計上しております。 1款1項1目一般管理費です。1節報酬は、看護師2名、放射線技師1名、医療事務2名、運転士1名の会計年度任用職員に対する報酬で、このうち時間外分が130万円ほど減少しております。2節から4節は、職員3名分の人件費で約400万円の減、10節需用費、光熱水費のうち電気料分約40万円の減、26節公課費の消費税は66万8,000円の増となりました。 2款1項1目医業費につきましては、10節需用費のうち、医薬材料費は約100万円の減、前年度に備品購入費に計上しておりました医療機器約300万円が減額となっております。 続いて、歳入です。 206ページをお開きください。 1款1項の外来収入は、令和4年9月から令和5年8月までの1年間の実績を基に1目から5目まで5,318万4,000円を計上しており、前年度比932万4,000円の増を見込んでおります。 1款2項1目諸検査等収入は、予防接種、健診、嘱託医の受託収入で前年度並み。 3款1項1目一般会計繰入金で、歳出との財源調整をしております。 以上が議案第31号の概要となります。 続いて、議案第32号です。 予算書の221ページをお開きください。 議案第32号、令和6年度北秋田市介護保険特別会計予算。 令和6年度北秋田市介護保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ52億9,753万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 主な概要につきましては、233ページの事項別明細でご説明をいたします。 初めに、歳出です。 1款1項1目一般管理費は、介護保険事業全体に及ぶ事業経費を計上しておりまして、前年度比101万8,000円の減となりました。2節から4節は、職員6名分の人件費、10節需用費、印刷製本費は、介護保険制度の周知用の冊子55万円を計上しております。11節役務費、手数料には、公金振込手数料8,000件分の126万2,000円を計上しております。 次のページをお開きください。 1款3項2目認定調査等費です。1節から4節は、会計年度任用職員の人件費で273万円の増となりました。増額の理由として、これまで認定調査のうち更新に係る部分は全て外部のケアマネジャーに委託をしてきたものでございますが、調査の負担が大きいということで更新分の一部を直営で賄うことといたしまして、調査員1名を増やしたことによります。12節認定委託は、認定調査の外部への委託分となりますが、1件当たりの調査単価を引き上げ110万9,000円増額をしておるところでございます。 1款4項1目企画運営評価費は、令和5年度に委託料として計上しておりました第9期介護保険事業計画策定業務委託416万円が皆減した以外は前年度並みとなっております。 2款は保険給付費となりますが、第9期介護保険事業計画を反映し、予算計上をしております。 2款5項1目特定入所者介護サービス費、2目特定入所者介護予防サービス費は、低所得の方が施設を利用した際の食費、居住費の軽減に対する補足給付となります。 236ページをお開きください。 3款1項1目日常生活支援総合事業費は、要支援1、2の方の訪問通所サービスで、19節介護予防相当サービス費負担金が300万円ほど増加しております。 2目介護予防事業費には、パワーリハビリや介護予防講座の予算を計上しております。1節報酬及び3節職員手当等は、パワーリハビリ及び介護予防講座を担当する会計年度任用職員3名分の人件費です。7節報償費から13節使用料及び賃借料までは、例年実施しておりますパワーリハビリ、介護予防講座、ゆうゆう講座、健康マージャンの費用となります。 3目包括的支援任意事業費には、地域包括支援センター運営事業、在宅医療介護連携推進事業、認知症総合支援事業、生活支援体制整備事業、地域ケア会議事業、任意事業の予算を計上しております。2節給料から4節共済費につきましては、包括的支援業務を担当する職員3名分を計上しております。10節需用費の印刷製本費には、医療と介護のハンドブック49万5,000円を計上しているところでございます。 238ページをお開きください。 4款1項1目介護保険財政調整基金積立金は、利子の積立てを見込んだものとなります。 以下、5款諸支出金から6款予備費までは、前年度と同様の内容となります。 続いて、歳入です。 228ページをお開きください。 1款1項1目第1号被保険者保険料については、被保険者数を1万3,039人とし、前年度比265人の減で見込んで計上しております。 3款国庫支出金から次ページ以降に記載をしております4款支払基金交付金、5款県支出金、7款繰入金の1目介護給付費繰入金、2目の地域支援事業繰入金は、歳出で説明いたしました給付等に対して国で定められております負担割合に応じて計上したものとなります。 231ページをお開きください。 7款1項3目低所得者介護保険料軽減繰入金には、第1段階から第3段階までの低所得者への保険料の軽減に対する繰入金となっております。国が2分の1、県と保険者はそれぞれ4分の1の負担割合となります。 4目事務費等繰入金につきましては、1節、2節はそれぞれ歳出の職員人件費と1款総務費の人件費以外の経費に対する分として計上しております。 7款2項1目介護保険財政調整基金繰入金4,165万円を繰り入れ、財源調整をしております。 以上が議案第32号の説明となります。ただいまご提案をいたしました2件につきまして、よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第31号と議案第32号の2件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第30「議案第33号、令和6年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(佐藤栄作) (市民生活部長 佐藤 栄作君登壇) ご提案申し上げます。 予算書251ページをお願いします。 議案第33号、令和6年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算。 令和6年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億3,635万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては、事項別明細書でご説明申し上げます。 258ページをお願いします。 初めに、歳出の概要です。 1款1項1目一般管理費は、前年度比58万7,000円の増となっております。12節の委託料、後期高齢者医療システム保守料が新規のほか、市民プール利用助成金の増加を見込んでおります。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度比2,539万3,000円の増額となっております。被保険者数は令和5年度7,949人から令和6年度7,898人の51人の減を見込んでおりますが、1人当たり保険料見込みが増えることが主な理由となっております。 次に、歳入の概要です。 256ページをお願いします。 1款後期高齢者医療保険料は、令和6年度後期高齢者医療保険料改定により1人当たり平均保険料の推計額が増加することによります。 なお、令和6年度より秋田県は均等割が950円増の4万5,260円、所得割が0.75%増の0.92%となります。 3款1項2目の保険基盤安定繰入金は、低所得者などの保険料軽減額に係る負担金となります。 以上が令和6年度後期高齢者医療特別会計予算の概要です。よろしくご審議くださいますようお願いします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第33号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第31「議案第34号、令和6年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」 日程第32「議案第35号、令和6年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) ご提案申し上げます。 予算書の263ページをお開きください。 議案第34号、令和6年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算。 令和6年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億5,212万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 地方債。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算書の266ページをお開きください。 第2表、地方債、起債の目的、へき地医療機器整備事業、限度額240万円、それからへき地医師住宅整備事業、限度額3,770万円です。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりでございます。 予算の主な概要につきましては、事項別明細書の271ページで説明をさせていただきます。お開きください。 初めに、歳出です。 全体の予算額は、前年度と比較をいたしまして4,609万8,000円増加しております。増加の主な要因は、新たな常勤医師の人件費及び医師住宅の整備に係る経費を計上したことによります。 1款1項1目一般管理費です。1節報酬は、看護師2名、検査技師1名、歯科助手1名、医療事務2名、運転士1名の会計年度任用職員に対する報酬です。2節から4節は、職員10名分の人件費、12節委託料の診療委託において非常勤医師の調整を行い、275万1,000円減額しております。 次のページに記載の医師住宅改修設計監理業務委託、医師住宅解体工事設計業務委託、医師住宅車庫改修工事設計業務委託、14節工事請負費につきましては、医師住宅を整備するための経費となっております。 273ページをお開きください。 2款1項1目医業費は、前年度に比べて全体では高額な医科用備品がなくなりましたため、1,207万6,000円減少しております。17節備品購入費を除きますと、例年並みでございます。令和6年度は17節に計上しております医科用備品として、自動血圧計、眼底カメラ、デジタル身長体重計、心電図検査装置などの整備を予定しております。 続いて、歳入です。 269ページをお開きください。 1款1項の外来収入は、令和4年9月から令和5年8月までの1年間の実績を基に1目から5目まで合わせまして8,232万1,000円を計上しております。 1款2項1目諸検査等収入は、予防接種、健診、嘱託医の受託収入となります。 3款1項1目医療施設等整備費補助金は、へき地診療所設備整備事業費補助金を活用して整備する眼底カメラ、心電計及び医師住宅整備に対する補助金となります。 次ページの7款1項1目診療所債は、これら補助事業の補助裏として過疎対策事業債を計上したものとなります。 なお、5款1項1目一般会計繰入金で財源調整をしております。 以上が議案第34号の概要となります。 続いて、議案第35号です。 285ページをお開きください。 議案第35号、令和6年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算。 令和6年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億7,695万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 主な概要につきましては、事項別明細書の292ページをお開きください。そちらで説明をいたします。 初めに、歳出です。 全体の予算額は、前年度と比較をいたしまして740万4,000円減少しております。 1款1項1目一般管理費です。1節報酬は、看護師3名、運転士1名の会計年度任用職員に対する報酬です。2節から4節につきましては、職員7名分の人件費で1,000万円の減となります。14節工事請負費は、診療所構内の駐車場ライン整備工事、26節公課費の消費税は33万8,000円の減となっております。 2款1項1目医業費につきましては、10節医薬品材料費が323万6,000円の増、13節物品借上料のうち、医事会計システム及び健診システムは令和5年10月に導入した新しいシステムのため、令和6年度予算では1年分の予算を計上したことによりまして110万9,000円増加しております。17節備品購入費は、全自動糖分析装置で前年度比269万5,000円の減となっております。 3款1項の公債費は、過去に住宅を整備した、住宅ではございません。失礼しました。過去に整備をいたしました医療機器や透析等整備における起債償還に係る元金利息を計上しております。 続いて、歳入です。 290ページをお開きください。 1款1項の外来収入は、令和4年9月から令和5年8月までの1年間の実績を基に1目から5目まで合わせて9,815万円を計上しております。 1款2項1目諸検査等収入は、予防接種、健診、嘱託医、製造販売後調査・特定使用成績調査の受託収入となります。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出との財源調整をしております。 以上が議案第35号の概要となります。ただいまご提案をいたしました2件について、よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 6番 松橋 久敏議員。 ◆6番(松橋久敏)  議案第34号でお尋ねします。 医師住宅の解体及び工事請負費出ておりますが、この住宅の現在は築何年なんでしょうか。それから、解体する期間、同じ場所に建てるような感じしますけれども、その間、医師はどこに住んで住居を構えることになるんでしょうか。3月1日から採用になる先生のお話だと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(堀部壽)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長がお答えします。 ○議長(堀部壽)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡)  現在の阿仁診療所の医師住宅でございますが、診療所の隣接地にたしか平成元年の頃に建てましたので30年を経過している建物でございます。建てる場所につきましては、その場所も含めまして阿仁地区でいいところと申しますか、建て替えのほうが適するところでちょっと考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、あしたからでございますので3月1日からの新しく着任されます先生の住まいですけれども、先般、臨時議会のときに補正予算のほうで計上させていただきました阿仁の移住定住ネットワーク支援センターの1室をお借りすることにしておりますので、当分の間、整備が終わるまではそちらで住んでいただくという、そういう予定をしているものでございます。 以上でございます。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ありませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第34号と議案第35号の2件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ここで2時55分まで休憩いたします。   (休憩)                    (14時40分) ○議長(堀部壽)  休憩以前に引き続き、会議を再開いたします。   (再開)                    (14時55分) ○議長(堀部壽)  日程第33「議案第36号、令和6年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算」 日程第34「議案第37号、令和6年度北秋田市綴子財産区特別会計予算」 日程第35「議案第38号、令和6年度北秋田市栄財産区特別会計予算」 日程第36「議案第39号、令和6年度北秋田市沢口財産区特別会計予算」 日程第37「議案第40号、令和6年度北秋田市七日市財産区特別会計予算」 日程第38「議案第41号、令和6年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算」 日程第39「議案第42号、令和6年度北秋田市前田財産区特別会計予算」 日程第40「議案第43号、令和6年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算」 日程第41「議案第44号、令和6年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算」の9件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(西根弘樹) (財務部長 西根 弘樹君登壇) それでは、ご提案いたします。 予算書の307ページをお開き願います。 議案第36号、令和6年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ589万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 内容は予算書にてご説明いたします。 最初に、歳入よりご説明いたします。 1款1項の財産運用収入でございますが、こちらは秋田県総合保健事業団及びメガソーラー用地等の土地貸付料232万9,000円を計上したものでございます。 2款1項の繰越金につきましては、本予算の調整財源として計上してございます。 続きまして、歳出でございます。 次のページでございます。 歳出でございますが、1款1項管理会費予算につきましては、その主なものといたしまして、財産区管理員報酬や費用弁償等で管理会を廃止しております沢口財産区以外の財産区において同様の計上をしてございます。 また、全ての財産区において、いわゆるインボイス発行事業者として登録し、課税事業者となったことから消費税納税額を計上してございます。 なお、財産区員の定数といたしましては、米内沢、前田の2財産区は6名、それ以外は7名と条例で定められております。 続きまして、2款1項の総務管理費でございます。こちらは財産区有地の草刈り、作業道刈り払い等に要する経費を計上してございます。 次でございます。 3款1項の他会計繰出金でございますが、こちらは一般会計繰出金として490万9,000円を計上してございます。その内訳といたしまして、坊沢公民館空調機器設置費助成金といたしまして396万5,000円と、公共下水道に接続する住民に対し1世帯当たり11万8,000円を助成するもので8件分を見込んでございます。 坊沢財産区特別会計は以上でございます。 次に、317ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第37号、令和6年度北秋田市綴子財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市綴子財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ443万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 歳入の主なものでございますが、1款2項の財産売払収入425万4,000円でございますが、こちらは珪藻土の採掘料などとなるものでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款1項の管理会費には、委員7名分の報酬と費用弁償のほか、消費税額納付分として196万円を計上してございます。 2款1項の総務管理費でございますが、こちらは財産区有地の草刈りや作業道刈り払い等に要する経費を計上してございます。 3款の予備費でございますが、こちらは歳入歳出の差引き額を計上するものでございます。 以上が綴子財産区特別会計予算でございます。 次に、327ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第38号、令和6年度北秋田市栄財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市栄財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ98万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開きに願います。 歳入よりご説明いたします。 歳入の主なものといたしまして、2款1項の繰越金93万7,000円でございますが、こちらは財源調整分として計上するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費でございますが、こちらは委員7名分の報酬と費用弁償等を計上しているほか、2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈りや作業道刈り払い等に要する経費を計上してございます。 以上が栄財産区特別会計予算でございます。 次に、337ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第39号、令和6年度北秋田市沢口財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市沢口財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 沢口財産区につきましては、管理会を廃止してございますが約200万円ほど繰越金を有することから、歳入歳出それぞれ存置の2,000円を予算計上となってございます。 以上が沢口財産区特別会計予算でございます。 次に、347ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第40号、令和6年度北秋田市七日市財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市七日市財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ74万4,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 歳入の主なものといたしましては、2款1項の繰越金73万8,000円でございます。こちらは財源調整分として計上するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費でございますが、こちらは委員7名分の報酬と費用弁償等を計上しているほか、消費税納付分として5,000円を計上してございます。 2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈りや作業道刈り払い等に要する経費を計上してございます。 以上が七日市財産区特別会計予算でございます。 次に、357ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第41号、令和6年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ814万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 歳入の主なものといたしましては、1款1項の財産運用収入813万6,000円でございますが、こちらはゴルフ場用地等の土地の貸付収入を計上するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費でございますが、こちらは委員6名分の報酬と費用弁償等を計上しているほか、消費税額納付分として4万4,000円を計上してございます。 2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈りや支障木伐採等に要する経費を計上してございます。 以上が米内沢財産区特別会計予算でございます。 次に、367ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第42号、令和6年度北秋田市前田財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市前田財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ446万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 1款1項財産運用収入168万3,000円でございますが、主なものといたしまして、岩石採掘地等土地の貸付収入でございます。 2款1項の繰越金277万5,000円でございますが、こちらは財源調整分として計上するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費でございますが、こちらは委員6名分の報酬と費用弁償等を計上しているほか、消費税額納付分として12万1,000円を計上してございます。 2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈りや作業道刈り払い、そして支障木伐採等に要する経費を計上しているほか、施業箇所造林地地質調査142万4,000円を計上してございます。 4款1項の他会計繰出金でございますが、一般会計繰出金として80万円を計上しておりますが、こちらは合併処理浄化槽設置世帯に対し1戸当たり20万円を助成するもので4戸分を計上してございます。 次に、4款2項の分収交付金41万9,000円でございますが、こちらは歳入の土地貸付収入を分収割合に基づき関係集落に交付するため計上するものでございます。 以上が前田財産区特別会計予算でございます。 次に、379ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第43号、令和6年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,067万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 1款2項の財産売払収入268万7,000円でございますが、こちらは間伐材売払収入を計上するものでございます。 2款1項の他会計繰入金785万1,000円でございますが、こちらは一般会計繰入金として間伐事業に関する県補助570万7,000円と財源不足を補填するため、214万4,000円を繰り入れるものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費でございますが、こちらは委員7名分の報酬と費用弁償等を計上しているほか、2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈りや作業道刈り払いに要する経費を計上してございます。 4款1項の他会計繰出金は、一般会計繰出金として932万3,000円を計上してございますが、こちらは過去の造林事業のために発行した地方債の元利償還金について一般会計を通じて償還することから、当該分を計上するものでございます。 以上が阿仁合財産区特別会計予算でございます。 次に、391ページをお開き願います。 それでは、ご提案いたします。 議案第44号、令和6年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算。 令和6年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,882万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 歳入よりご説明いたします。 1款2項の財産売払収入446万1,000円でございますが、こちらは主なものといたしまして、間伐材売払収入を計上するものでございます。 2款1項の他会計繰入金でございますが、こちらは一般会計繰入金として1,431万1,000円を計上してございますが、間伐事業に対する県補助金893万7,000円と財源不足を補填するため537万4,000円を計上するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費でございますが、こちらは委員7名分の報酬と費用弁償等を計上しているほか、2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈りや作業道刈り払い等に要する経費を計上してございます。 3款1項の財産取得費でございますが、こちらは県の補助事業を活用した間伐施業等に要する費用といたしまして1,339万7,000円を計上するものでございます。 4款1項の他会計繰出金でございますが、一般会計繰出金として440万9,000円を計上してございます。こちらは過去の造林事業のために発行した地方債の元利償還金を計上するものでございます。 以上、議案36号から44号までご審議くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第36号から議案第44号までの9件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第42「議案第45号、令和6年度北秋田市病院事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡) (健康福祉部長 三沢  聡君登壇) ご提案申し上げます。 予算書の5ページをお開きください。 議案第45号、令和6年度北秋田市病院事業会計予算。 総則。 第1条、令和6年度北秋田市病院事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務の予定量は次のとおりとする。 (1)許可病床数、総数320床。内訳については記載のとおりでございます。 (2)年間延べ患者数、市民病院入院6万1,299人、外来11万2,899人。 (3)1日平均患者数、市民病院入院167.9人、外来468.5人。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款病院事業収益6億5,840万6,000円。内訳は記載のとおりです。 支出。 第1款病院事業費用9億7,719万7,000円。内訳は記載のとおりです。 次のページをお開きください。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款資本的収入3億8,600万3,000円。内訳は記載のとおりです。 支出。 第1款資本的支出3億8,600万3,000円。内訳は記載のとおりです。 一時借入金。 第5条、一時借入金の限度額は、1億円と定める。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算書は、財務諸表、債務負担行為に関する調書、事項別明細書等で構成されますけれども、概要につきましては次のページでご説明をさせていただきます。 令和6年度北秋田市病院事業会計予算の概要です。 令和6年度の業務予定量では、年間延べ入院患者数6万1,299人、年間延べ外来患者数11万2,899人、1日平均入院患者数167.9人、1日平均外来患者数468.5人を予定しております。 収益的収入及び支出予算では、病院事業収益6億5,840万6,000円で、内訳は医業収益1,000円、医業外収益6億5,840万4,000円、特別利益1,000円となっており、病院事業費用9億7,719万7,000円で、内訳は医業費用8億8,065万9,000円、医業外費用9,653万6,000円、特別損失2,000円であります。 予定損益計算では、当年度純損失は3億1,879万1,000円で当年度未処理欠損金49億2,514万円の見込みとなっております。 資本的収入及び支出予算では、第1款資本的収入3億8,600万3,000円で、内訳は出資金1億5,600万5,000円、他会計負担金2億2,998万円となっており、第1款資本的支出3億8,600万3,000円で、内訳は企業債償還金2億9,050万5,000円、他会計借入金償還金9,549万8,000円であります。また、一時借入金の限度額を1億円と定めております。 以上が令和6年度北秋田市病院事業会計予算の概要であります。よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 13番 板垣  淳議員。 ◆13番(板垣淳)  一般会計からの繰入れがこれまではまず大体7億円台、私はそれでも高いなと思っていましたが、今回はほぼ10億円ということです。私、一般質問で分娩の廃止について質問することを通告しておりますが、医業は縮小して金が増加するという踏んだり蹴ったりの事業会計になってしまいました。 そこで端的に伺いますが、経営改善のための戦略って何かないんですか。 ○議長(堀部壽)  答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長がお答えします。 ○議長(堀部壽)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡)  病院ができましてから随分時間もたちまして、その間、医師の充足ですとか、そういったものもだんだん整ってきた中で、一方で患者の数も減ってきているというのが現状でございまして、そういったところでなかなかこれがだんだん収益のほうにも反映されてきているという、そういう状況かと思われます。 ご質問の何かその戦略はないのかというお話でございますが、今後、そういった経営戦略も含めまして、指定管理者のほうともいろいろ協議をしていきたいという、そういう段階でございます。 以上でございます。 ○議長(堀部壽)  13番 板垣  淳議員。 ◆13番(板垣淳)  市長に伺います。12月議会でちょっと分野違うんですが、12月議会で私、下水道料金の値上げの議案のときに値上げ総額6,000万円、それぐらい一般会計から出せるでしょうという話をして、担当課長からは独立採算が原則だということで拒否はされました。その6,000万円を入れない市が10億円は入れるというんでしょう、おかしいでしょう、このやり方は。 今、部長から答弁あったように、経営改善の展望がなかなか見いだせない、見いだせないとは言いませんでしたけれども、見いだせないんです。すると、これからもずっと7億円どころか恐らくもっと今回のように10億円になるかどうか分かりませんが、そういう金額が毎年毎年投入していかないといけないということになって、下手すればもっとなるかもしれない、そういう状況で果たしてこれでいいのかと、当市にとって大変大きい問題だというふうに私は認識しているんですが、市長はこのことについてはどう考えるのか、市長の見解を求めたいと思います。 ○議長(堀部壽)  市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 問題意識は、今、板垣議員と私も同じ意識を持っております。板垣議員もご案内のとおり、私が市長になったときにこの病院をどうやって経営していくのか、運営していくのか、また、医師確保をどうするかということで、板垣議員からもいろんなアドバイスもいただきました。いろいろご紹介もいただきました。本当に感謝を申し上げます。 ただ、やはりこの長い年月の中にご案内あったように、医療圏の改革が今度、二次医療圏の改革というものがありますし、もちろん当初から精神科の医師を含めて、あそこの病院が開業するに当たっていいお医者さんが来れば、また大きい病院であれば、人が、お医者さんが集まるといったそういう話をされた方もおります。 しかしながら、私自身もその精神科の医師探しのために大学の病院のほうにも、慶應大学の病院のほうに2回ほど、その前任者も、前任者に言われ、お願いされまして行ったこともございます。しかしながら、その際もやはりもう医療制度が変わっているのでなかなか教授がすぐ簡単に、昔のようにそこの病院に医師を派遣するというのがなかなか難しいんだという話をされました。 しかしながら、秋田大学にも伺いながら、中で今、非常勤でありますけれども、そういう形で秋田大学からのまた応援もいただいておりますし、議員もご案内のとおり、東京の女子医科大学とか、そういうところからもお医者さんに来ていただきました。 ただ、当時とやはり状況が変わってきているのが、先ほど健康福祉部長が言ったように、申し上げましたように、もう周辺の人口も減ってきている、しかしながら今、二次医療圏の今度、8医療圏から3医療圏になるといった中で、昨日も説明がありましたけれども、県北の場合は鹿角があって大館があって、能代、山本、北秋田地区、特にこの北秋田が一番面積が広いわけでありますので、この地域からやっぱり総合病院がなくなるということは、私どもはやはりこれは市民に対してもこの地域の方々に対しても医療の衰退につながると、ですからこれは何とか維持していきたいという気持ちは一緒であります。 しかしながら、こういうふうな形でじゃのべつ幕なしに、さっき議員からもご指摘いただきましたけれども、金をかけていっていいのかという問題もあります。この辺はやはり私方もしっかり、もちろん医師確保、医療者の充実、そして分娩の、分娩も大変、今度中止ということで厳しいわけでありますけれども、それ以外の医療で、変な話でありますけれども、ある程度、稼いでいただく医療をやっていく、それと今、休床病床もありますけれども、空いているスペース含めてこれもどうやって、どういうような活用ができるかといったことも含めて、厚生連ともまた話をしていかなければいけないものかと思っています。 したがいまして、こちらからもやっぱり積極的に向こうとのそういうこの市民病院の経営に対してのディスカッションなり、キャッチボールしていかなければいけないと思っている、これまで以上にそういうことをやっていかなければいけないと思っています。 間違いなくこの北秋田市の中核、この地域の二次医療のほう、中核をなしてくれている市民病院でありますので、確かに地元の人以外、地元の方々もほかのところにも行ったりもしますけれども、ぜひそういう意味では中身を充実させて、そういうことに努力をしていって、そしてよそからも来ていただけるような、今も何人、少しは来ておりますけれども、そういうような病院を充実してというか、まず病院を維持していくと、これがやはり1つの大きな役割だと思っています。 さっき部長のほうからもなかなかいろんな特効薬的なものはなかなか難しいというような話もありますけれども、しかしながら、やはりそれをやっぱり克服していかなければいけませんので、こちらとしてもいろいろなことをチャレンジしていかなければいけないと思っていますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  一般会計からの9億8,000万円ほどの繰入れについて今、質問されましたけれども関連して、やはり提案者はこの概要のところをただ読みするのではなくて、先ほど私、質問しましたが、令和5年度に経営強化プランとかって立てたわけでしょう。やはりなぜこういうふうな額になったかのところは、市民にきちんと説明しながらの提案でなければならないと思うんですよ。 そのプランについても、先ほども説明なかったということでは非常に私は遺憾に思います。ということで、私は市長が就任当初、これ非常に市長の初めての事業の大きなのがこの市民病院オープンの事業であったと思うんですけれども、当初は負担金は3億円ぐらいでそれでやっていくというふうなことであったんですよ。それが10億円近くになっていると、これは市の行政にも非常に厳しい財政負担を求めているということになるわけで、基本協定とか、そういうのをやはりもっと検討するということもやられているのかどうか分かりませんけれども、プランについてどうであったかもやはり提案に際して説明しなければ、我々議員も納得はし難いところがあるわけで、そういう点でさらに常任委員会でもお願いしたいんですけれども、ここでもなぜこういうふうに負担金が多くなってきたのかというのは、もう少し分かりやすく説明いただきたいと思います。 ○議長(堀部壽)  市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長からお答えします。 ○議長(堀部壽)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(三沢聡)  本日、午前中の病院事業会計の令和5年度の補正予算の際にも少し触れさせていただいておりましたけれども、前年度との比較でちょっとお話をさせていただきますと、コロナ関連の補助金が約1億3,000万円ほど減ります。それから、内科の外来、入院の収益もこちらも1億3,000万円ほど減るというので、大体合わせますと2億6,000万円、これに令和6年度につきましては、減価償却費が1億円ほど増えるということでございます。 それから、あわせて特別補助金等々、令和5年度にいただいておりました燃料高騰対策補助金ですとか、コロナの補助金合わせて4,000万円、これも減ると、逆に事業収益のほうは8,300万円ほど上向きということで収益は見たわけですけれども、特にコロナの関係の収益が補助金等々、収益が減るということと減価償却費が増えるということで、それで合わせて3億1,000万円ほどの指定管理料ということになったものでございます。 以上です。 ○議長(堀部壽)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第45号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第43「議案第46号、令和6年度北秋田市水道事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(長岐孝生) (建設部長兼水道局長 長岐 孝生君登壇) ご提案申し上げます。 予算書の5ページをお願いいたします。 議案第46号、令和6年度北秋田市水道事業会計予算。 総則。 第1条、令和6年度北秋田市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務予定量は、次のとおりとする。 (1)給水件数1万2,081件。各事業内訳につきましては記載のとおりでございます。 (2)年間総給水量285万2,221立法メートル。内訳につきましては記載のとおりでございます。 (3)1日平均給水量7,815立方メートル。内訳につきましては記載のとおりでございます。 (4)主要な建設改良事業。 設計委託、基幹管路更新工事実施設計業務委託7,449万2,000円、以下記載のとおりです。 配管更新工事、浦田地区老朽管更新工事8,388万6,000円、以下記載のとおりです。 設備更新工事、非常用自家発電設備更新工事259万6,000円、以下記載のとおりでございます。 次、6ページ、お願いいたします。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款水道事業収益7億5,501万7,000円、第1項以下、記載のとおりでございます。 支出。 第1款水道事業費用8億3,816万5,000円、第1項以下、記載のとおりでございます。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。 括弧書き内、資本的収入額以下、記載のとおりでございます。 収入。 第1款資本的収入4億1,638万5,000円、第1項以下、記載のとおりでございます。 支出。 第1款資本的支出7億2,152万1,000円、第1項、第2項は記載のとおりでございます。 債務負担行為。 第5条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。 第2期窓口業務委託事業、工作物賃借料。期間、限度額については記載のとおりでございます。 企業債。 第6条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。 起債の目的、上水道施設整備事業、限度額6,310万円。簡易水道施設整備事業1億5,690万円。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。 予定支出の各項の経費の金額の流用。 第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)営業費用及び営業外費用の間の流用。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費。 第8条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費の金額をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費8,258万8,000円。 (2)交際費9万円。 他会計からの補助金。 第9条、水道事業運営のため一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、6,030万4,000円である。 たな卸資産購入限度額。 第10条、たな卸資産購入限度額は、2,055万4,000円と定める。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 続きまして、予算概要でございます。 9ページをご覧ください。 概要でございます。 水道事業では、人口減少に伴う料金収入の減少と老朽施設の更新費用の捻出という将来課題に対応すべく、令和4年度に策定したアセットマネジメントに基づき施設更新等を順次進めており、新年度においても引き続き計画的な施設更新等を進めてまいります。 重点施策については、水道事業の恒久的課題である有収率と収納率の向上に引き続き取り組んでまいります。 有収率対策については、老朽管更新事業として、浦田地区、中村地区及び打当地区の配水管布設工事費1億3,151万5,000円を予算第4条資本的支出予算に計上するとともに、令和4年度より3か年事業として取り組んでいる漏水調査事業の年次委託費770万円を予算第3条収益的支出予算に計上しております。長期的な取組で復元漏水に対応しながら、有収率の向上を図ってまいります。 収納率対策については5年目を迎え、委託最終年となる窓口業務委託事業の年次委託費4,963万2,000円を予算第3条収益的支出予算に計上するとともに、予算第5条に債務負担を設定し、令和7年度からの第2期窓口業務委託事業に向け、引き続き官民連携による収納率の向上に取り組んでまいります。 経営状況については、人口減少に伴う料金収入の減少のほか、世界情勢の影響による動力費高騰等費用増加に伴い、本予算では純損失の計上を見込んでおりますが、将来にわたって持続可能な事業経営とするためアセットマネジメントに基づき、計画的かつ効率的に事業を進めるとともに、料金の在り方についても検討してまいります。 以上が令和6年度水道事業会計当初予算の概要となります。以上、ご提案いたします。ご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第46号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第44「議案第47号、令和6年度北秋田市下水道事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(長岐孝生) (建設部長兼水道局長 長岐 孝生君登壇) ご提案いたします。 予算書の5ページをお願いいたします。 議案第47号、令和6年度北秋田市下水道事業会計予算。 総則。 第1条、令和6年度北秋田市下水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務予定量は、次のとおりとする。 (1)排水戸数8,072戸。事業内訳については記載のとおりです。 (2)年間総排水量219万7,000立方メートル。 (3)1日平均排水量6,019立方メートル。 (4)主要な建設改良事業、鷹巣処理区北部面整備工事3億2,095万4,000円、綴子上町、下町、大堤地区の汚水管渠築造工事、以下2事業については記載のとおりでございます。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款、下水道事業収益13億2,902万2,000円、第1項、第2項につきましては記載のとおりでございます。 支出。 第1款下水道事業費用14億2,799万3,000円、第1項以下につきましては記載のとおりでございます。 次に、6ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 括弧書き内、資本的収入額以下、記載のとおりでございます。 収入。 第1款資本的収入11億3,762万2,000円、第1項以下、記載のとおりです。 支出。 第1款資本的支出14億6,234万5,000円、第1項、第2項は記載のとおりでございます。 債務負担行為。 第5条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。 公共下水道事業、水洗便所等改造資金利子補給補助金、令和6年度融資分。期間、令和7年度から令和11年度。限度額24万1,000円。以下、記載のとおりでございます。 企業債。 第6条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。 起債の目的、公共下水道事業、限度額2億3,550万円。以下の項目、限度額及びいずれの起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。 一時借入金の限度額。 第7条、一時借入金の限度額は7億9,000万円と定める。 予定支出の各項の経費の金額の流用。 第8条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)営業費用、営業外費用及び特別損失の間の流用。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費。 第9条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、または、それ以外の経費の金額をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費4,537万5,000円。 他会計からの補助金。 第10条、下水道事業運営のため一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、5億3,144万8,000円である。 たな卸資産購入限度額。 第11条、たな卸資産購入限度額は、12万3,000円と定める。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 続きまして、概要を説明いたします。 次ページの8ページをお願いいたします。 概要でございます。 北秋田市下水道事業は、令和2年度から地方公営企業法の財務規定のみを適用する一部適用事業となり、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業、特定地域生活排水処理事業の4下水事業が公営企業会計により経営されており、それぞれの事業を報告セグメントしております。 経営の状況につきましては、令和6年度予算で純損失1億2,374万4,000円を見込んでおり、非常に厳しい経営状況となっております。経営状況の改善を図るため、令和6年10月1日、9月分使用分より使用料を改定し、後世への負担軽減と安定的かつ持続的な事業運営に努めてまいります。 令和6年度の主要な事業は、これまで継続している鷹巣処理区の面整備工事、令和3年度から令和7年度までの計画で実施している米内沢浄化センター耐震化工事を本年度も引き続き施工してまいります。 以上が令和6年度下水道事業会計当初予算の概要となります。以上、提案いたします。ご審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第47号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第45「議案第48号、北秋田市過疎地域持続的発展計画の変更について」 日程第46「議案第49号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(小松正彦) (総務部長 小松 正彦君登壇) それでは、ただいまの2件についてご提案いたします。 初めに、議案第48号、北秋田市過疎地域持続的発展計画の変更について。 過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10項において準用する同条第1項の規定に基づき、北秋田市過疎地域持続的発展計画を別紙のとおり変更するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 令和3年度から令和7年度までの北秋田市過疎地域持続的発展計画について、計画の一部を変更するため、議会に議決を求めるものである。 次のページをお開き願います。 変更の内容について、3ページ以降記載になってございますが、このたびの計画の変更は、市総合戦略検証会議において総合計画に掲げる指標等の一部について変更することとなり、同計画と共通の指標を設定している過疎計画においても令和6年度予算で過疎対策事業債の活用が見込まれる事業に関し、事業の追加や目標設定の変更が必要となったため提案するものでございます。 2ページ以降に変更、追加の内容を記載してございます。 失礼しました。3ページ以降にその変更の内容を記載してございます。 ①と②は、行政が窓口となった年間移住者数、累計を平成27年度以降の累計に改めるほか、目標移住者数を450人から460人とするものでございます。同様に4ページ以降の⑦、⑨、⑩、⑭、(21)、(23)についても記載のとおり、目標値などを変更してございます。 また、3ページの③では、第3次産業の振興における方針の③企業の誘致対策について、企業誘致を今後も積極的に進めるため、企業誘致に対する「助成制度を拡充し」を「助成制度を宿泊業へも拡充し」とし、さらには大館能代空港をはじめとした交通網の優位性から「北秋田市の事業環境のPRに努めながら」とした文章に改めるものでございます。 同様に、次のページから文言の修正や事業主体の追加など、25項目について変更をしているものでございます。 以上が議案第48号の概要でございます。 次に、議案第49号、お願いいたします。 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてであります。 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項において準用する同条第1項の規定に基づき、辺地総合整備計画を別紙のとおり変更するものとする。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 令和2年度から令和6年度までの大阿仁辺地、三枚辺地、三ノ渡辺地及び今泉辺地に係る公共的施設の総合整備計画について、事業計画に変更が生じたので、議会の議決を求めるものでございます。 次のページから各辺地の計画になりますが、7ページからの新旧対照表でご説明をいたします。 7ページ、初めに、大阿仁辺地でございますが、下段に事業を追加するための必要とする事情を加筆してございます。 次のページ、8ページをお開き願います。 8ページの計画について、下段、ただいま話ししました加筆した部分に対応する防火水槽事業を追加したほか、その上、2つ上になりますが、市町村道、市道幸屋線改良事業の事業費及び財源内訳、起債予定額の変更、その下の飲料水供給施設の備考欄を追加してございます。 次に、9ページです。 三枚辺地では、下段の橋梁の小様橋補修事業の事業費及び財源内訳、起債予定額を変更してございます。 次に、10ページ、11ページとなります。 三ノ渡辺地でございます。11ページの表の2段目でございます。整備橋梁について整備箇所と財源、起債予定額の変更、その下段、最下段になりますが、飲料水供給施設の事業費及び財源内訳、起債予定額、備考欄を変更してございます。 次に、12ページ、お願いします。 今泉辺地では、農地中間管理機構の関連圃場整備事業の事業費の変更に伴い、事業費及び財源内訳、起債予定額、備考欄記載内容を変更してございます。 以上、説明いたしました各辺地については、いずれも令和6年度予算で辺地対策事業債の活用が見込まれる事業に関し、現行計画の変更を行うものでございます。 以上が議案第49号の概要でございます。 ご提案いたしました2件について、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(堀部壽)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(堀部壽)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいまの議題となっております議案第48号と議案第49号の2件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第47「報告第2号、専決処分の報告について(専決第1号、議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(義務教育学校阿仁学園統合改修工事(建築工事)))」の報告を求めます。 教育次長。 ◎教育次長(小坂竜也) (教育次長 小坂 竜也君登壇) ご報告申し上げます。 報告第2号、専決処分の報告について(専決第1号、議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(義務教育学校阿仁学園統合改修工事(建築工事)))。 地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、次のとおり専決処分をしたのでこれを報告する。 令和6年2月29日提出。北秋田市長 津谷 永光。 2枚目をお願いいたします。 専決処分書でございます。 専決第1号。 専決処分書。 地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、次のとおり専決処分する。 1、議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(義務教育学校阿仁学園統合改修工事(建築工事))。 令和6年2月19日専決。北秋田市長 津谷 永光。   (発言の声) ◎教育次長(小坂竜也)  失礼しました。 令和6年2月9日専決。北秋田市長 津谷 永光。 3枚目をお願いいたします。 資料といたしまして、専決理由を添付してございます。 令和5年6月30日に議会の議決を経た義務教育学校阿仁学園統合改修工事(建築工事)に係る工事請負契約の契約金額を3億6,190万円から3億6,534万1,900円に変更するため、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、専決処分したものでございます。 契約変更の経緯については、記載のとおりでございます。 具体的に申し上げますと、既存の内装材及び下地の状況が当初想定していた状態より劣化が進んでおりまして、解体及び改修施工時に不具合が生じたことから改修の範囲を広げたことによりまして増額となったものでございます。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(堀部壽)  以上で報告第2号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(堀部壽)  次に、日程第48「陳情第27号、「最低賃金法の改正と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書」 日程第49「陳情第28号、公契約条例の制定による適正賃金・労働条件の確保と地域経済の振興を求める陳情」 日程第50「陳情第29号、「あきたこまち」の「あきたこまちR」への全面切り替え計画に関する陳情書」の3件は、請願・陳情文書表に記載のとおり、所管の常任委員会に付託し、審査をお願いすることにいたします。 ○議長(堀部壽)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。   (散会)                    (15時57分)...