北秋田市議会 > 2021-03-03 >
03月03日-04号

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  1. 北秋田市議会 2021-03-03
    03月03日-04号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 3年  3月 定例会       令和3年 北秋田市議会3月定例会会議録                         (令和3年3月3日)第4日目 令和3年3月3日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    13番  長崎克彦        14番  板垣 淳    15番  関口正則        16番  堀部 壽    17番  佐藤重光        18番  中嶋洋子    19番  松橋 隆        20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。    11番  松尾秀一        12番  大森光信3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   市民生活部長   小松正彦 健康福祉部長   石崎賢一   産業部長     金澤聡志 産業部政策監   米澤田茂   建設部長水道局長 浅村武則 教育次長     小笠原吉明  会計管理者    小坂竜也 消防長      長岐篤市   総務課長     松橋みどり 総合政策課長   三沢 聡   財政課長     佐藤栄作4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     佐藤 誠   次長       佐藤敏文 副主幹      野呂康一5、会議事件は、次のとおりである。       令和3年 北秋田市議会3月定例会議事日程                               (第4)      開議 日程第1 総務文教常任委員長報告 日程第2 議案第10号 北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について 日程第3 議案第19号 令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算 日程第4 議案第20号 令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算 日程第5 議案第21号 令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算 日程第6 議案第22号 令和3年度北秋田市沢口財産区特別会計予算 日程第7 議案第23号 令和3年度北秋田市七日市財産特別会計予算 日程第8 議案第24号 令和3年度北秋田市米内沢財産特別会計予算 日程第9 議案第25号 令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算 日程第10 議案第26号 令和3年度北秋田市阿仁合財産特別会計予算 日程第11 議案第27号 令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算 日程第12 議案第38号 令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第39号 令和2年度北秋田市米内沢財産特別会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第40号 令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第41号 令和2年度北秋田市阿仁合財産特別会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第42号 令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第17 市民福祉常任委員長報告 日程第18 議案第4号 北秋田市児童館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第19 議案第5号 北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例の制定について 日程第20 議案第6号 北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第21 議案第7号 北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第22 議案第9号 北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 日程第23 議案第12号 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算 日程第24 議案第13号 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算 日程第25 議案第14号 令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算 日程第26 議案第15号 令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算 日程第27 議案第16号 令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算 日程第28 議案第17号 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算 日程第29 議案第18号 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算 日程第30 議案第28号 令和3年度北秋田市病院事業会計予算 日程第31 議案第32号 令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程第32 議案第33号 令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第33 議案第34号 令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第34 議案第35号 令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第35 議案第36号 令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号) 日程第36 議案第37号 令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第37 議案第43号 令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号) 日程第38 産業建設常任委員長報告 日程第39 議案第3号 北秋田市中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例の制定について 日程第40 議案第8号 北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について 日程第41 議案第29号 令和3年度北秋田市水道事業会計予算 日程第42 議案第30号 令和3年度北秋田市下水道事業会計予算 日程第43 議案第44号 令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号) 日程第44 議案第45号 令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第45 陳情第38号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 日程第46 意見書案第1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書 日程第47 議案第11号 令和3年度北秋田市一般会計予算 日程第48 議案第31号 令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号) 日程第49 議案第47号 令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第13号) 日程第50 選挙第1号 北秋田市選挙管理委員及び同補充員の選挙について 日程第51 同意第1号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第52 総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告 日程第53 市民福祉常任委員会の閉会中の所管事務調査報告 日程第54 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告 日程第55 議会改革特別委員会の中間報告 日程第56 発議案第1号 総務文教常任委員会所管事務調査について 日程第57 発議案第2号 市民福祉常任委員会所管事務調査について 日程第58 発議案第3号 産業建設常任委員会所管事務調査について 日程第59 発議案第4号 議会運営委員会所管事務調査について       閉会 ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 なお、11番 松尾秀一議員、12番 大森光信議員からは欠席届が提出されております。   (開会)                     (9時59分) ○議長(黒澤芳彦)  初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 本日9時から議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 当局から説明員として総務部長、総務課長の出席を求め、人権擁護委員候補者の推薦についての人事案件の追加提案の説明を受けたほか、議事日程や採決方法などについて確認をいたしました。 協議の結果、議事日程及び議案等の採決方法については、お配りしました議事日程(案)及び別紙採決方法資料(案)のとおりとさせていただきたいと思います。 また、北秋田市選挙管理委員及び補充員の任期が令和3年5月12日で満了となることから、北秋田市選挙管理委員及び補充員の選挙について依頼が来ておりますので、本日の日程第50、選挙第1号で選挙することにしております。 以上でございますが、議事運営につきましては、よろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより日程順に沿って、各常任委員会委員長報告を行います。 付託事件については、各委員会の審査の経過と結果の報告を求めるものであります。議案第11号「令和3年度北秋田市一般会計予算」、議案第31号「令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)」、議案第47号「令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第13号)」については、各常任委員会から所管分の報告と委員長に対する質疑まで行い、採決は日程第47、日程第48、日程第49で行いますので、あらかじめ申し上げます。 それでは、日程に入ります。 ○議長(黒澤芳彦)  日程第1「総務文教常任委員長報告」を求めます。 総務文教常任副委員長。 ◆総務文教常任副委員長(武田浩人) (総務文教常任副委員長 武田 浩人君登壇) 総務文教常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案1件、予算案17件の計18件であります。 これらの事件について、去る2月22日、2月24日に審査した結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第10号、北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について」、委員から、改正に伴い、これまで鷹巣中央小児童クラブ鷹巣南小児童クラブに配置されていた支援員の方々について、今後は新しい児童クラブへ配属になるのかとの質疑に、当局からは、社会福祉協議会への委託だが、支援員の方々はそのまま継続していただくようお願いしているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算《所管分》」について、総務部関係では防災マップ作成委託について、当局から、北秋田市防災マップについては、平成28年に作成した現在の防災マップ浸水想定区域土砂災害警戒区域避難場所等について、最新の情報を反映したものに更新するもので、冊子版を作成するほか、ウェブ版を作成し、スマートフォンパソコン等で災害時に避難場所や多様な情報取得を可能とし、変更点を随時更新できるものにし、冊子版については、全世帯に配布するほか、事業所や編入世帯への配布分として1万6,000部を作成するものであるとの説明がありました。説明に対し、委員から、作成委託ということだが、内容等も含んでの委託なのかとの質疑に、当局からは、どのような内容にするのかも含め、一括した委託となるとの答弁がありました。 また、防災ラジオについて、令和2年度の工事により令和3年度から防災ラジオの不感地帯が解消されると思うが、市全体の配付世帯は何世帯になるのかとの質疑に、当局からは、不感地帯解消のための工事は12月で終了しているが、その中でも個別にアンテナの設置が必要な世帯が30世帯あり、そちらのアンテナ工事については、3月から順次工事を始め、3月中には不感地帯とされる361世帯が受信可能になる計画である。そちらを合わせて9,428世帯に貸与が完了するという予定になっている。1月31日時点の全市の配布対象世帯が1万2,934世帯となっており、9,428世帯に貸与したとしても、まだ未貸与の世帯が3,500世帯ほどである。防災ラジオについては、災害情報にかかわらず市では大切な情報を発信しているため、いろいろな形で設置のお願いをして、できれば全世帯に設置をお願いしたいとの答弁がありました。 次に、教育委員会関係では、中学校費の工事請負費について、トイレの洋式化について、どの程度の進捗状況かとの質疑に、当局からは、学校トイレの整備状況は、小学校に関しては全て洋式化になっている。中学校については、鷹巣中学校が昨年度の大規模改造工事で実施しており、来年度森吉中学校合川中学校の工事を予定している。残りは阿仁中学校だが、今後の学校整備計画と合わせて実施したいと考えているとの答弁がありました。 また、文化財輸送業務委託について、委員から、旧合川東小学校から鷹巣南小学校を新たな収蔵庫として利活用するということだが、文化財を収蔵するだけではなく、公開も予定しているのかとの質疑に、当局からは、常時公開ということではなく、年1回程度の公開を予定しているとの答弁がありました。 また、スポーツ・文化合宿等誘致促進事業について、委員から、利用実態と情報発信については、どのように行っているのかとの質疑に、当局からは、毎年、立正大学剣道部、そして昨年度と今年度は、三井住友女子陸上部に来ていただいている。そのほか、東京女子体育大学、亜細亜大学からも問合せがあったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度は三井住友女子陸上部1件の実績であった。情報発信については、広報やホームページを活用しているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第19号、令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算」、「議案第20号、令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算」、「議案第21号、令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算」、「議案第22号、令和3年度北秋田市沢口財産区特別会計予算」、「議案第23号、令和3年度北秋田市七日市財産特別会計予算」、「議案第24号、令和3年度北秋田市米内沢財産特別会計予算」、「議案第25号、令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算」、「議案第26号、令和3年度北秋田市阿仁合財産特別会計予算」、「議案第27号、令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算」、以上の9件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第31号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)《所管分》」、「議案第38号、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)」、「議案第39号、令和2年度北秋田市米内沢財産特別会計補正予算(第1号)」、「議案第40号、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)」、「議案第41号、令和2年度北秋田市阿仁合財産特別会計補正予算(第1号)」、「議案第42号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)」、以上の6件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第47号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第13号)《所管分》」については、教育委員会関係では、校内通信ネットワーク整備費について、議員から、コロナ感染症対応地方創生臨時交付金をここに使うべきものであったのか、もっとほかの事業に回すべきものを充当しているのではないか、また、交付金が使える、使えないでGIGAスクールのスケジュールが変わっていたのかとの質疑に、当局からは、GIGAスクール構想についてもコロナ対策の一環であり、事業を前倒しして行えば交付金も充てられるということであった。また、1人1台のパソコンの構想については、5年間の計画で進めてきたものだが、今回のコロナによって、学びの保障という観点から前倒しをして行い、補正対応としてきたものであり、早めに国でも対応し、その財源を使って取り組んできたものであるとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が総務文教常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより、総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第2「議案第10号、北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について」の採決を行います。 委員長報告は全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「議案第19号、令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算」、日程第4「議案第20号、令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算」、日程第5「議案第21号、令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算」、日程第6「議案第22号、令和3年度北秋田市沢口財産区特別会計予算」、日程第7「議案第23号、令和3年度北秋田市七日市財産特別会計予算」、日程第8「議案第24号、令和3年度北秋田市米内沢財産特別会計予算」、日程第9「議案第25号、令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算」、日程第10「議案第26号、令和3年度北秋田市阿仁合財産特別会計予算」、日程第11「議案第27号、令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算」の9件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号から議案第27号までの9件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第12「議案第38号、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)」、日程第13「議案第39号、令和2年度北秋田市米内沢財産特別会計補正予算(第1号)」、日程第14「議案第40号、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)」、日程第15「議案第41号、令和2年度北秋田市阿仁合財産特別会計補正予算(第1号)」、日程第16「議案第42号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)」の5件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第38号から議案第42号までの5件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第17「市民福祉常任委員長報告」を求めます。 市民福祉常任委員長。 ◆市民福祉常任委員長(佐藤文信) (市民福祉常任委員長 佐藤 文信君登壇) おはようございます。 それでは、市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案5件、予算案18件の計23件であります。 これらの事件について、去る2月22日と24日に審査をした結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 それでは、順を追って報告をいたします。 初めに、条例案についてご報告いたします。 「議案第4号、北秋田市児童館条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第5号、北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例の制定について」「議案第6号、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第7号、北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について」、「議案第9号、北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」の5件については、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、予算案についてご報告いたします。 「議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算《所管分》」の主な内容につきましては、消防本部関係では、委員から、統合分署の設計委託について、昨年の建物について職員で検討するとあったが、その職員の設計を目安に設計委託をする方針なのかとの質疑がありました。当局からは、消防署の職員の中で統合分署建設事業検討委員会を立ち上げた。その中でいろいろ検討しており、設計にはその意見を反映させているとの答弁がありました。 健康福祉部関係では、新型コロナウイルスワクチン接種に関して、委員から、予算に関しては予防接種率で計算したと思うが、まず全員分を計上し、後から減額の補正をかけるべきものではないかとの質疑がありました。当局からは、あくまでも任意接種であり、ある程度想定された接種率に応じてやっていきたい。予算が不足する場合は、今後増額補正をさせていただくという手法で行いたいと考えていますとの答弁がありました。 また、北秋田市民病院負担金等に関しまして、委員からここ数年7億円台で高止まりしていますが、基本協定の中の減価償却費について、なかなか免除が外れない。指定管理料も2億7,000万円となっており、減価償却費についてももっと粘り強く厚生連と交渉していかなければならないと思うが、これまでの取組はどうなっているのかなどの質疑がありました。 当局からは、ほかの指定管理施設については、減価償却費分納付金という形で大分いただいていると思うが、市民病院については、基本協定の中で免除という形で示されています。市民病院のほうでも収支経営状況を幾らかでも伸ばして、納付金相当を納めたいというのは当然思っている。厚生連のほうでも減価償却の圧縮には極力努めているので、今後も市民病院と協議を進めていきたいとの答弁がありました。 市民生活部関係では、委員から、マイナンバーカードの交付率と今後の推進に向けての方策についての質疑がありました。当局からは、マイナンバーカードの交付数は、令和3年2月1日現在6,370枚、交付率は20.2%で秋田県内で9番目となっています。また、今後の方策という点では、1月にいとくやイオン等商店街のほうで交付拡大の事業を行いました。今後も時期を見て休日などに交付について広めていきたいとの答弁がありました。 なお、討論では、反対討論として、新型コロナウイルスワクチン接種事業のほか、市民生活の安全・安心につながる施策も一部新規事業として計上されていますが、市民病院への負担金7億2,000万円以上あり、依然厳しい市財政への影響を与えるもので、厚生連との協議内容を見直し、負担金の是正に努力するべきである。また、市民病院の負担金に関し、指定管理料等を含め7億円を超える財政負担は高止まりが続いている。当初は5億3,000万円ほどから始まっているが、最近は改善されていない傾向がある。財政負担については、基本協定について粘り強く話し合いを進め、医師確保等も含めながら努力していくべきだ。基本協定の改善を求めて反対をするなどの討論がありました。 賛成討論として、地方自治法の規定からいうと、地方公共団体は住民の福祉の増進を図るということが基本となっている。市民の生命と健康を守ることが市の責務であり、市民病院もその後医療サービスの向上あるいは市民病院の健全経営を遂行しようとする努力の跡がこれまでも見られるということで、今後も指定管理者である厚生連と二人三脚で取り組んで病院を市民に信頼される中核病院として支援することが大切であるため賛成するとの討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号「令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算」につきましては、委員から、歳入の減額について人口減及びコロナの減を見たということだが、コロナの減で幾ら見ているのかなどの質疑がありました。 当局からは、コロナの影響分としては、これまでこのような事態がなかったため、平成20年に発生したリーマンショック時の減少率を参考とし、約4%分、税額として約1,934万3,000円で実際の調定見込みについて前年度と比較して医療分770万円、後期高齢者分155万円程度を見込んでおりますとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第13号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算」につきましては、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第14号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算」につきましては、委員から、新規事業の地域リハビリテーション活動支援事業について、専門員からのリハビリの教室ということで具体的にどういうふうに進めていくのか、また、認知症の対策で家族介護支援事業の中で認知症QRコードについて、これは県内でも大館市とか何市かでやっております。すごくいい事業だと思っていますが、どのように進めていくのかとの質疑がありました。 当局からは、地域リハビリテーション活動支援事業委託について、老人保健施設の理学療法士や訪問看護ステーションの作業療法士の方にお願いをするもので、地域の集まりやサロンなどの要望を受け、この方々に訪問してもらうというものであります。内容については、最初、体力測定、片足立ち、握力測定などを行い、また半年後に同じ内容の測定を行い、その移り変わり、その後の状態など聞き取りをしながら、地域に合わせた運動を提案していこうというものであります。 また、家族介護支援システムの中の認知症の徘回QRコードについては、QRコードがついたシールや衣類などに貼るアイロン圧着のシールを1人につき50枚を配布し、認知症の方の身につけるものなどに貼りつけていただき、徘回をされている方を見つけた方がQRコードをお持ちのスマートフォン等で読み取ると瞬時に家庭の方あるいは役所など関係機関に連絡が入るというもので、今年度は50人の方を想定していますとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第15号、令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算」、「議案第16号、令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算」、「議案第17号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」、「議案第18号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」、以上の4件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第28号、令和3年度北秋田市病院事業会計予算」につきましては、委員から、市民病院の入院と外来の患者、どちらも減少ぎみのところがある。令和2年度については、外来の患者が増えていたと見ているが、圏域外の40%近い患者の流出をどうするかということがやはりこの地域にとって重要な課題だと思う。この圏域外への患者の流出については、何か対策があるのかとの質疑がありました。 当局からは、地域の人口減少、市民病院の外来の利用率95%が北秋田市の地域の方ということなので、患者確保対策ということで接遇委員会を設置をしております。また、サポートセンターを開設し、市内の診療所との病診連携ということで入退院の支援をしております。 また、今年度、患者確保として10月から消化器の方を2名体制とし、検査体制の拡充ということで検査数も増えています。外来から入院につながるというところもあります。市民病院としても毎年様々な取組をしているので、市としても引き続き医師の確保と市民病院の満足度、こういったところに連携をして取り組みながら、幾らかでも患者の確保に努めていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 また、委員から、今、北秋田市民病院では、産婦人科のお医者さんの関係で、コロナの関係もありますが、里帰り出産というものがなされていない。今後の見通しはとの質疑がありました。 当局からは、里帰り分娩については、市民病院としても十分な診療体制が取れていないということで平成30年の4月からだったと思いますが、受入れを中止しているような状況になっております。これについては、診療体制の拡充ということで市民病院のほうにもそういった里帰り分娩の対応が可能となるような働きかけをしていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 なお、討論では、反対討論として、入院患者数の減少などにより、依然として厳しい病院経営になっている。病院と経営改善に向けての協議が必要であり、安心して病院にかかるためにも医師確保に向けての取組が喫緊の課題である。なお一層の努力が必要であり、本予算に反対をする。また、病院事業の繰入れからすると、やはり基本協定に沿った形で非常に高止まりになっています。特に入院患者、外来患者の減少傾向が見られる。特に最近の報道では、二次医療圏、全国最下位というような報道がなされたり、あるいは県外流出の患者が40%を超えているというのは、やはり改善の余地が非常にあると思う。この点をさらに努力していく必要が求められていると思い、そういう立場から反対するなどの討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第31号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)《所管分》」の主な内容については、健康福祉部関係で、委員から、児童福祉施設費の非常勤職員報酬について、25人分3,200万円の減額について、なぜ今なのか、もっと前に分かった時点で補正すべきではないかとの質疑があり、当局からは、報酬等を精査する段階で昨年度あいかわ保育園も入っていたため、かなりの額が予算計上となっており、担当のほうで間違いに気づくのがかなり遅かった。今回の補正になった経緯については、委員からご指摘があったとおり、気づいたとき直近の議会で補正をかけ、残りの時間外の見込みを立てて計上するべきだったとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第32号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)」、「議案第33号、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第34号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」、「議案第35号、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、「議案第36号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)」、「議案第37号、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第43号、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)」、「議案第47号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第13号)《所管分》」の以上8件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が市民福祉常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願いを申し上げます。
    ○議長(黒澤芳彦)  これより市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で市民福祉常任委員長報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第18「議案第4号、北秋田市児童館条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第19「議案第5号、北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例の制定について」、日程第20「議案第6号、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第21「議案第7号、北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について」、日程第22「議案第9号、北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」の5件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号から議案第7号までの4件と議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第23「議案第12号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算」、日程第24「議案第13号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算」、日程第25「議案第14号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算」、日程第26「議案第15号、令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算」、日程第27「議案第16号、令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算」、日程第28「議案第17号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」、日程第29「議案第18号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれ全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号から議案第18号までの7件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程30「議案第28号、令和3年度北秋田市病院事業会計予算」を採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 8番 久留嶋範子議員。 ◆8番(久留嶋範子) (8番 久留嶋範子君登壇) 議案第28号、令和3年度北秋田市病院事業会計予算に反対討論を行います。 市民病院への負担金は、新年度も7億2,800万円台であり、これまでもずっと続いて7億円台を超えています。県内にある厚生連病院には、地元の自治体からも補助金が出されていますが、1億円から2億円台となっており、当市の負担金はあまりにも突出しています。このことが依然厳しい市財政にも大きく影響をしております。厚生連との協議内容を見直し、負担金の是正に努力すべきです。入院、外来患者数の減少などにより、厳しい病院経営となっておりますが、安心して利用できる市民病院となるよう、医師確保のなお一層の努力が求められます。 以上の理由から反対いたします。議員各位の賛同を求め、討論を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、委員長報告に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  次に、委員長報告に反対の討論を行います。 討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 議案第28号、令和3年度北秋田市病院事業会計予算に対する反対討論をいたします。 提案されています予算は、人口減少を主な理由として、入院、外来、いずれの患者数も少なく想定して計上されています。入院患者数は平成30年度の最大7万886人から7,157人少ない6万3,729人となっています。他方、外来患者数は平成25年度の最大13万3,000人から約1万8,000人少ない11万5,000人となっています。人口減少を理由に患者数を想定すれば、今後さらに減少し、病院経営はさらに厳しくなるものと危惧いたします。 厚生労働省が発表している医師偏在指標は、二次医療圏では北秋田医療圏が69.6と全国335位の最下位と発表されています。これの大幅な改善をすることが急務であり、とりわけ常勤医師の大幅な増員と医療関係の充実であり、40%以上と言われる圏域外への流出している患者を呼び戻すことであります。これらが病院の経営改善につながることと考えます。 単に人口が減少しているから患者数が減少しても仕方ないという考えを改め、一般会計からの繰入れを抑えるよう努力されることを求め、反対討論といたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。   (起立多数) ○議長(黒澤芳彦)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第28号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程31「議案第32号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)」、日程第32「議案第33号、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第33「議案第34号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」、日程第34「議案第35号、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、日程第35「議案第36号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)」、日程第36「議案第37号、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第37「議案第43号、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第32号から議案第38号までの6件と議案第43号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第38「産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(堀部壽) (産業建設常任委員長 堀部  壽君登壇) 産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案2件、予算案7件、陳情1件の計10件であります。 これらの事件について、去る2月22日、24日の2日間において審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第3号、中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例の制定について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第8号、北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員から、助成金の上限額が大きく飛躍したがなぜかと質疑があり、当局から、事業訪問をしている際に、雪国特有の対策への助成の要望があった。また、県内の市の状況を確認し、検討した結果、このような額となったとの答弁がありました。 また、委員から、助成金に対し起債など充当になるのかと質疑があり、当局から、今までの制度と同じで一般財源からの支出になるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、過疎債の対象になるか財務部に確認し、後日答弁をお願いしたいと質疑があり、翌々日、当局から財政課を通じ、県の市町村課に確認をしたところ、他市でも同様の奨励金に起債を充当しているところがあるが、北秋田市の条例等を再度確認したいとのことであったとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算《所管分》」について、農林課関係では森林環境譲与税に関して、委員からは、森林経営管理基金に積み上げる額が非常に多い。新たな事業に使用しないと基金だけが積み上がっていく。例えばカーボンニュートラルに関する取組が重要と考えるが、森林を活用しバイオマス発電などの事業を総合的な形で検討する大きなプロジェクトをつくることはできないかと質疑があり、当局からは、バイオマス発電を進めることやカーボンニュートラルについても、市としても取組が必要ではないかと考えているとの答弁がありました。 次に、商工観光課関係では、観光施設費に関して、委員から、森吉山荘とクウィンス森吉について昨年6月に債務負担の議決を上程し議決されている。これに対し、指定管理者に応募がなかったとして、債務負担の廃止をしようとしている。5年前も同じようなことがあった。非常に心配している。ぜひ4月1日に向け、営業を継続できるように頑張ってほしいとの質疑があり、当局から、間に合わせるよう引き継ぎをしっかり行い、業者を早く決めたいと考えているとの答弁がありました。 また、中小企業振興資金利子補給金に関して、委員から、中小企業振興資金利子補給金についての借入額の減少により、昨年度を比べて確認したという説明があったが、この減少の要因は何と捉えているかとの質疑があり、当局から、市の1,000万円を限度とした借入れの融資の額よりも、県の補助金や政策金融公庫の有利な制度を利用し借換えなどもあったと聞いているとの答弁がありました。 また、委員から、借入額の減少で予算を減らすのであれば、新たに中小企業に対しての支援につながるような事業へ転換が必要と考えるがと質疑があり、当局から、要望等を収集しながら制度をつくっていきたいと考えていますとの答弁がありました。 また、地域連携DMO秋田犬ツーリズムによる観光振興事業負担金に関して、委員から、DMOの負担金の減額の理由と地方創生推進交付金が令和3年度で終了するとのことだが、市としては、観光に関してどのような方向性で取り組んでいくのかとの質疑があり、当局から、減額の理由については、海外向けのマーケティングや情報発信、プロモーションに対する経費が大きく減ったのが原因である。交付金の終了後の方向性については、今DMOの形ができつつある。特に、海外のプロモーションはDMOが行っていくことになると思われ、交付金があるなしにかかわらず、これからどのようにしていくか検討していくことになるとの答弁がありました。 次に、都市計画課関係では、住宅リフォーム支援事業補助金に関して、委員から、政策予算なので、今後の補正になると思うが、例えば4月に申請を予定する人はどのような対応になるのかと質疑があり、当局から、前回の改選期の際には、補正後4月に遡及して制度を適用したので、新市長の政策の下となるが同様の手法を担当課としては考えているとの答弁がありました。 次に、建設課関係では、元町跨線橋代替道路設計委託に関して、委員から、経緯について詳しく説明していただきたいとの質疑があり、当局から、JRのほうから再度見積りが提出されたところ、もともと工事費が約6億円であったものが約10億円と高額になり、工期も2年間から3年間となると説明があった。これにより市としても再度検討をした結果、陸橋までの新しい道路を1本通し、地域の方たちに利用していただく代替案を考えているとの答弁がありました。 次に、ブナ森トンネル調査委託に関して、当局から、平成27年に点検時にトンネルの内部に亀裂が発生していた。5年後となる令和2年度に再度点検を行ったところ、ひび割れの箇所が増え、さらにひび割れが広がっていた。この原因を探りたいため調査委託費を計上させていただいたとの説明がありました。委員から、普通の建物と違い、長期間の耐用年数があるはずだが、約20年でこのようなことが起きている。訴訟などを検討しているかとの質疑があり、当局から、仙北市と林野庁と協議をしている。今は現状の認識や情報共有をする段階であるため、まだそこまで行っていない。この後の検討の中で少し考えなければいけないとは思っているとの答弁がありました。 以上のような審査をした結果、一部で意見の一致を見ることができず、討論では反対の立場から、今のコロナ禍にあってコロナの経済対策の予算が全くない。また、指定管理が決まらなかったことも含めて観光施設の目的、機能を十分果たせているのかと心配な予算である。さらに、工業振興促進条例に関わる雇用奨励金について、当局からは、過疎債は適用にならないと説明があったが、後日、適用になるとの答弁であり、議会に対する説明については、もっと研さんを求めたいとの反対討論がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第29号、令和3年度北秋田市水道事業会計予算」については、委員から、アセットマネジメントの策定を行うことにより、どの程度まで赤字額を圧縮しようとしているのかとの質疑があり、当局からは、令和3年度の決算見込みで黒字化を見込んでいるが、今後老朽化対策等により料金を上げる検討をしていく必要があると考えている。赤字は当然避けなければならないことと考えているが、今後のアセットマネジメント策定後の検討にはなるが、赤字は極力出さないよう考えているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第30号、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算」については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「議案第31号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)《所管分》」について、農林課関係では、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業費補助金に関して、委員からは、豚舎の臭い対策はどうなっているのかと質疑があり、当局からは、今回の進出する企業の特徴の一つが家畜のふん尿から作る活性水を使うことで臭いが少なくなるという技術がある。また、豚舎の外壁も二重の脱臭装置を設置し、悪臭への対策はかなりできていると思っている。民家からも約4キロ離れているため、影響は少ないと考えているとの答弁がありました。 商工観光課関係では、宿泊施設パワーアップ事業補助金に関して、当局からは、事業申請がなかったため、全額減額するものと説明があり、委員からは、ニーズがないものであれば、水回りの補修だけではなく、空調設備など使える使途を拡充し、補助金を利用してもらうよう内容の変更とか考えるべきではないかと質疑があり、当局からは、宿泊事業者の意見等も聞きながら検討していきたいとの答弁がありました。 「議案第44号、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)」、「議案第45号、令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)」、「議案第47号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第13号)《所管分》」の以上4件については、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情について報告いたします。 「陳情第38号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書」については、委員から、時給1,500円は高額に思えるが、月額に換算すると22万円から24万円ほどとなる。今すぐは難しいが、そこを目指して国にも考えてもらいたい。また、地方の中小企業は経営が厳しい現実もあるので、国には中小企業を応援する特別の手だてを考えてもらい最低賃金を上げていかないと、この地域が疲弊していくため、採択し、国に意見書を上げたいとの意見があり、全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することといたしました。 以上が産業建設常任委員会に付託されました10事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号等を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上をもって産業建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第39「議案第3号、北秋田市中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例の制定について」、日程第40「議案第8号、北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号、議案第8号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第41「議案第29号、令和3年度北秋田市水道事業会計予算」、日程第42「議案第30号、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第29号、議案第30号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第43「議案第44号、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)」、日程第44「議案第45号、令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第44号、議案第45号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第45「陳情第38号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書」、日程第46「意見書案第1号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致により陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第38号は採択、意見書案第1号は意見書を提出することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第47「議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算」を採決いたします。 総務文教常任委員長の報告は全会一致による原案可決、市民福祉常任委員長、産業建設常任委員長の報告はいずれも賛成多数による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 委員長報告に反対の討論から行います。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳) (14番 板垣  淳君登壇) 新年度の一般会計予算案に反対の討論を行います。 人類の未曽有の危機であるコロナ禍によって北秋田市内でも収入減による廃業が何件も発生しています。なのに、本予算案にはワクチン以外のコロナ対策がありません。何を差し置いてもコロナ禍から市民の命、暮らし、営業を守るための対策があるべきなのに、それがないというのは信じられない思いですし、そういう予算は認めることができません。もしも市長選挙を控えた骨格予算だからということを理由にするのであれば、それこそ危機管理意識が低いと言わざるを得ません。4月から対策が一定期間空白になってしまいます。一刻の猶予もない危機のときにそんな悠長なことを言っている場合ではありません。 議員の皆さん、今日は3月3日、予算執行まで1か月近くあります。今日は一旦否決しませんか。そうすると、市当局は否決の理由を受けてつくりなおして再提案することになります。それをやっても4月1日まで十分間に合います。 終わりに、今回の一般質問では何人もの議員がコロナ対策を質問しました。その中には、新年度予算に対策費が入っていないと是正を求める質問、これは5番議員さんでしたが、そういう質問もありました。政治的立場の違いを超えて、みんな心配しているのは明らかです。空白期間をつくらないで、4月1日新年度スタートと同時にコロナ対策をやれるように、議会として市民への責任を果たそうではありませんか。ご賛同をお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、委員長報告に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 4番 虻川  敬議員。 ◆4番(虻川敬) (4番 虻川  敬君登壇) 議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。 今年度はコロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた事業が実施できなかったことが多く見受けられました。また、コロナウイルス感染症の緊急対策として、前例のない中にもかかわらず様々な事業を実施しました。次年度予算は今年度の実績をしっかりと検証した上で組み立てることとなるため、令和3年度の予算も組みにくいところであったと思います。 令和3年度予算は、歳入歳出の総額はそれぞれ217億1,402万5,000円であります。市長の任期満了により政策的予算は含まれてはおらず、義務的経費を中心とする骨格予算として編成となっております。そのため、次年度のコロナ対策に対する予算は含まれてはおりませんが、これに対しては、全国的にも毎日のように変動していく状況に合わせて、今後補正予算でスピード感を持って対応していくとのことでありました。 森吉山荘、クウィンス森吉などの昨年度指定管理施設から市の直営になる施設の運営に関しても、維持管理、また、次年度に再度指定管理として運営していける施設に向けての準備と取れる運営方針を示しており、観光関連施設等の運営に関しましても前向きな予算に見てとれます。人口減少に伴う利用者の減少により当市で今後課題になってまいります水道、下水道の維持管理に対しましても、アセットマネジメントの計画を組み、令和3年度には規模の見直し、また、令和4年度には今後のビジョン、戦略の策定まで組み立てて今後の運営に対する方向性を示すという明確なスケジュールを持って取り組んでいるのが見て取れます。 私の所管の産業建設常任委員会に付託されました案件を検証する限り、適正にかつ明瞭に示された予算と見て取れますので、私からは賛成の討論といたします。皆様のご賛同を得られますようよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、委員長報告に反対の討論を行います。 討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算に反対討論をさせていただきます。 第1は、歳入の部においてでありますが、骨格予算という中で、市税は前年度比約1億1,000万円減など合計が約1億5,000万円減の217億1,000万円となり、きめ細かい財政運営が求められます。一方、性質別歳出の部において、人件費について見てみますと約43億1,000万円計上されています。これは令和元年度約36億6,000万円であったのが、令和2年度一挙に5億6,000万円増の42億2,000万円となり、今回また約9,000万円増額したもので、2年間で6億5,000万円も増額しているものであります。その中の職員給は令和元年度が約24億1,000万円であったのが、令和3年度は約6億円増の約30億1,000万円になっています。 この人件費総額の約43億1,000万円、そのうちの職員給約30億1,000万円は市税の歳入額28億4,644万3,000円と比較いたしまして、人件費総額では約14億7,000万円多く、職員給では1億5,000万円以上多い異常とも言える予算になっているものであります。これまでも多くの市民から、人件費予算が多過ぎると批判されていますが、今回の人件費の予算は類似団体にも例が見られず、市民世論にますます背を向けるもので認められるものではありません。 第2は、北秋田市市民病院負担金の問題であります。 令和3年度も7億2,000万円を超える高止まりの予算となっています。これまでも指定管理料の在り方等を指摘してまいりましたが、今回は特に、納付金に関わる問題点について申し上げさせていただきたいと思います。 当初、北秋田市は厚生連に納付金として減価償却費相当額63億8,414万4,000円と借入利子の2分の1、9億5,862万2,000円の計73億4,276万6,000円を求めていたものでありました。しかしながら、基本協定第32条ただし書により、今なお納付金は免除されているわけであります。これまでの総額は約20億円免除されているものと考えます。このように、この納付金を続いて免除していることは、市の財政運営、次回の病院改築などに重大な影響を与えるものと危惧されます。これまで一貫して基本協定、年度協定を即刻改正すべきと指摘してまいりましたが、明快な説明は今なおありません。常勤医師を増員し、空き病棟をなくし、患者の圏域外流出を減少させ、経営が改善されることを望みます。 以上、大きい2点の理由を述べて、予算を見直すべきことを求め反対いたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。 5番 杉渕 一弘議員。 ◆5番(杉渕一弘) (5番 杉渕 一弘君登壇) 議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 一般会計予算所管の中で、大きくクローズアップされている反対の原因は、北秋田市民への負担金補助7億2,878万円の反対とのことでありました。地方自治法の規定の第1条の第1項では、地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本とするとあります。いわゆる市民の生命と健康を守ることが市の責務であると思っております。 ご存じのとおり、コロナ禍の中で感染症発症に備えた体制整備及び発生時の初期対応等、医療従事者の皆様の精神的な負担も大きく、常に緊張感を抱きながら診療に当たってくださっていることと思います。身を粉にして働いてくださっている医療従事者の皆様に心から重ねて感謝を申し上げなければならないと思っております。 北秋田市民病院は、豊かな自然に囲まれた療養環境の下、地域の命と健康を守る総合病院として患者中心の医療・看護の提供に努めていると同時に、医療サービスの向上、健全経営を遂行しようと努力しております。今後も指定管理者である厚生連と二人三脚で取り組み、病院を市民に信頼される中核病院として支援することが大切であるため、賛成といたします。 以上、議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は、起立採決といたします。 各委員長の報告は、全会一致による原案可決及び賛成多数による原案可決であります。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。   (起立多数) ○議長(黒澤芳彦)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第11号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第48「議案第31号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)」、日程第49「議案第47号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第13号)」の2件を一括して採決いたします。 各常任委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第31号、議案第47号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ここで5分、休憩いたします。   (休憩)                    (11時32分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。   (再開)                    (11時37分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第50「選挙第1号、北秋田市選挙管理委員及び同補充員の選挙について」を議題といたします。 最初に、北秋田市選挙管理委員の選挙を行います。 お諮りいたします。 北秋田市選挙管理委員の選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時38分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時40分) ○議長(黒澤芳彦)  それでは、議長から指名いたします。 選挙管理委員には、津谷 憲司さん、吉田 幸子さん、庄司 佳徳さん、石田 一男さんの4名を指名いたします。 ただいま議長が指名した方を北秋田市選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました津谷 憲司さん、吉田 幸子さん、庄司 佳徳さん、石田 一男さんの4名が北秋田市選挙管理委員に当選されました。 続いて、北秋田市選挙管理委員補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 この選挙の方法につきましても、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 それでは、議長から指名いたします。 選挙管理委員補充員には、佐藤 洋子さん、櫻庭 博志さん、佐藤ムツ子さん、木村 知剛さんの4名を指名いたします。 ただいま議長が指名した方を北秋田市選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました佐藤 洋子さん、櫻庭 博志さん、佐藤ムツ子さん、木村 知剛さんの4名が選挙管理委員補充員に当選されました。 続きまして、補充員の順位についてお諮りいたします。 補充員の順位については、ただいま議長が指名した順位にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、補充員の順位については、ただいま議長が指名した順序に決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第51「同意第1号、人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) それでは、ご説明申し上げます。 同意第1号、人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員候補者に下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市阿仁比立内字家ノ後19番地、松橋 幸子、68歳。 北秋田市阿仁水無字畑町東裏159番地8、佐藤 まり子、67歳。 北秋田市阿仁水無字新町10番地、栗谷 大三、43歳。 北秋田市米内沢字出向中島26番地1、池田 和子、69歳。 令和3年3月3日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 人権擁護委員について1名の欠員が生じたこと及び3名の任期が令和3年6月30日をもって満了することに伴い、秋田地方法務局の候補者推薦依頼を受け、その推薦について提案するものでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 直ちに採決を行います。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、同意第1号は同意することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第52「総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告」について委員長からの報告を求めます。 総務文教常任副委員長。 ◆総務文教常任副委員長(武田浩人) (総務文教常任副委員長 武田 浩人君登壇) 総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査は、デジタル化の取組について、ふるさと納税についてとし、1月20日に行いました。 デジタル化の取組について、当局から、現在地方自治体業務におけるデジタル化として、RPA、AIの活用が推進されており、地方自治体におけるRPA、RPAとはロボットによる手順の自動化であります、の導入済み団体数は、令和元年度都道府県が85%、指定都市が70%、その他の市区町村は18%だが、導入予定、導入検討中を含めると50%以上の自治体がRPAの導入に向けて取り組んでいる。 また、AI技術、AIとは人工知能と呼ばれるもの、についても導入済み団体数は、都道府県が87%、指定都市が80%、その他の市区町村は14%だが、導入予定、導入検討中を含めるとRPA同様に50%以上の自治体がAIの導入に向けて取り組んでいるという結果が示されている。 当市においても、県内の自治体事例を参考に、行財政改革の一環としてRPAに取り組むこととし、今年度は来年度以降の本格導入に向け、対象となる4つの業務を選定し、現在実証実験に取り組んでいる。 RPA導入のメリットについては、人間の手作業によって起こる人的ミスが防止できること、業務の効率化を図ることで残業時間を削減し、職員の負担を軽減、削減した時間を主として力を入れたいほかの業務に回すこともできるとの説明がありました。 説明に対し、委員からは、デジタル化についてはこれからということだが、どの程度行政の業務をデジタル化していく予定なのかとの質疑があり、当局からは、現時点ではパーセンテージを示した計画までには至っていない。試行導入調査の中で改めて業務の作業時間、処理時間がどれくらいかということを確認しているとの答弁がありました。 また、削減した時間を他の業務に力を活用できるということだが、これから人口減少していく中で、やはり人件費の削減というのは大きな課題として捉えていかないといけないと思うがとの質疑に、当局からは、行財政改革の一環として効率化を図るというのが大きな目標であり、費用対効果については、費用と時間外の削減、あるいは人員の削減、そういった見合う部分は見ていかなければと思っているとの答弁がありました。 次に、ふるさと納税については、当局から、ふるさと納税制度の概要説明のほか、北秋田市ふるさと納税受入額の実績について、令和元年度は約2,700万円であったが、令和2年度は現在までの受入額が3億円弱と前年度の10倍以上で、現在も伸びている状況であるとの説明がありました。 説明に対し、委員からは、ふるさと納税が伸びた要因は何かとの質疑があり、当局からは、当市に関しては、受付サイトを増やしたことが伸びた要因であるとの答弁がありました。また、500以上ある返礼品の中で人気のあるものは何か、ふるさと納税の使い道として一番多いものはとの質疑に、当局からは、お米が一番人気であり、また、使い道としては、その他市長が認めるものとなっているとの答弁がありました。 以上が総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告であります。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第53「市民福祉常任委員会の閉会中の所管事務調査報告」について委員長から報告を求めます。 市民福祉常任委員長。 ◆市民福祉常任委員長(佐藤文信) (市民福祉常任委員長 佐藤 文信君登壇) それでは、市民福祉常任委員会の閉会中の所管事務調査は、去る1月20日に北秋田市障がい者計画及び北秋田市地域福祉計画等についてと市民提案型まちづくり事業についてをテーマとして、本庁舎会議室において実施いたしましたので、その内容についてご報告申し上げます。 北秋田市障がい者計画及び北秋田市地域福祉計画等についての概要説明では、地域福祉計画・地域福祉活動計画は、社会福祉法に基づく計画であり、平成30年に策定された第1次計画が令和3年3月で終了することから、現在、次の令和3年度から令和7年度までの5か年についての地域計画の策定を進めています。 地域福祉計画とは、社会福祉法第107条に定める法定計画であり、誰もが住み慣れた地域で安心・安全に暮らせるまちづくりを目指し、地域における課題やニーズを明確化するとともに、高齢者、障がい者、子供等の個別分野にとらわれず、総合的な視点から住民と地域、市及び社会福祉協議会をはじめとする関係機関が一体となって課題解決を図るための指針である。地域福祉活動計画は、地域福祉計画の実施計画的な性格を有するもので、これは北秋田市社会福祉協議会が策定することになっており、お互いが連携し、整合性を持った計画として策定をする。 また、第6期障がい者福祉計画・第2期障がい児童福祉計画については、第5期障がい福祉計画・第1期障がい児童福祉計画が令和3年3月で終了することから、次の3か年における障がい福祉サービスの提供体制の確保とサービス見込量を定めるものであるとの説明がありました。 質疑応答では、委員から、障がい児のことについて、子供が成人した後にグループホーム等に行くなどの希望があった場合、スムーズに施設入所ができているのかとの質疑がありました。当局からは、実際にはなかなか思うようには進まないというのが現状で、市外の施設やグループホームを利用している方もいらっしゃる。平成30年頃から支援学校卒業後、日中の居場所がないということが課題となっており、それを解決すべく関係機関と協議を進めていますとの答弁がありました。 また、委員から、精神障害に関し、非常に増えているように感じる。特に、若い子供達でも生活面や友人関係などいろいろ起こりやすいような社会環境になっていると思うが、計画の中で補強し、具体的な計画を立てていただきたい。また、いじめとか虐待の問題に関しても計画の中で具体的な点を示していただきたいと思うがいかがかとの質疑について、当局からは、平成28年度精神障害者は209人、令和元年度は254人で、45人増えている。その内容について具体的には把握していませんが、今後計画の中に何らかの方策を盛り込まないといけないと認識をしている。いじめに関しては、地域福祉計画のほうになると思いますが、アンケート調査や各委員の方から出た意見を基に計画を策定をしていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 次に、市民提案型まちづくり事業についての概要説明では、この事業は市民協働のまちづくりを進める一環として市民団体等が自発的に行うまちづくりに役立つ広域的な事業に関して補助金を交付するという制度になっており、地域の住民自らが地域のことを考え、地域活動の解決や地域振興に取り組む活動を支援し、地域の担い手となる多様な活動の主体を育成することを目的としまいますとの説明がありました。 質疑応答では、委員から、事業についてなかなか予算の満額まで行っていないように感じますが、もっと積極的にこの事業を活用してもらうような訴え方など、当局としてはどのように考えているのかとの質疑がありました。当局からは、この事業については、新聞報道、市のホームページなどで事業の案内をしています。また、ポスターを作成し、公共施設に掲示し周知をしていますとの答弁がありました。 また、委員から、事業の受付期間について、第1回目の受付の締切り、審査をもっと早めることはできないか、例えばゴールデンウイークに事業を行いたいと考えている場合、4月の下旬の結果通知では事業に支障があるので、4月中旬までに結果が分かるように改善できないかとの質疑について、当局からは、申請受付終了後から審査会までは予備審査の期間として1週間程度の時間をいただいている。この間に提出された申請書類等に不備や訂正箇所があれば訂正をしていただき審査に臨んでいます。事業の採択に関しては、審査会で決定するが、対応できる部分はできるだけ柔軟に対応していきたいとの答弁がありました。今後この事業がより有意義に活用されますことを期待し、所管事務調査を終えました。 以上が市民福祉常任委員会の閉会中の所管事務調査の内容であります。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第54「産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告」について、委員長から報告を求めます。 産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(堀部壽) (産業建設常任委員長 堀部  壽君登壇) 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策についてと観光振興についてとし、1月22日に行い、資料に基づき説明を受けました。 新型コロナウイルス感染症緊急経済対策については、当局から、事業継続支援金については448件、8,002万5,000円の支援を行った。緊急子育てサポート給付金については、1,856世帯、3,145人へ3,630万円の給付を行った。学生生活支援臨時給付金については426世帯、477人へ2,385万円の給付を行った。宿泊者半額応援事業については、7月、8月分の実績で延べ1万1,864人分に対し2,268万2,000円を補助し、前年同時期の宿泊者数と比べ、475人の減となった。12月から2月までの実績については、1月19日時点で延べ9,794人分の利用があった。 北秋田市が誇る観光文化施設無料招待事業については、延べ利用者数4万7,006人の利用があり、4,590万8,000円を補助し、前年同時期の利用者数と比べ2万7,226人の増となった。地場産品消費応援事業については、2,171件のプレゼントを発送し、716万4,000円の支出を行った。スーパープレミアム付き応援チケット事業については、7月、8月に行った1回目は1セット1万円で実績は2万7,743セットを販売し、購入した世帯は対象世帯数に対し44.47%、世帯の平均購入セット数は4.46セットであった。11月から行っている2回目は1セット5,000円で実績は1月19日時点で6万3,363セットを販売し、購入した世帯は対象世帯数に対し51.39%、世帯の平均購入セット数は8.81セットであった。 北秋田市中小企業振興資金については、12月までの実績で22件、8,050万円の融資を行った。新しい生活様式への対応支援事業については、1月19日時点で35件、103万9,000円の補助を行った。観光交通事業者等事業継続支援金については、観光バス7台分の計70万円、運転代行車両10台分の計50万円の補助を行った。木材需要拡大緊急対策事業については、1月19日時点で21件、515万8,000円を支援した。宿泊施設感染症拡大防止対策支援事業については、1月19日時点で5件、83万2,000円を支援したとの説明がありました。 委員からは、昼だけの営業にしたほうがまだ負担が少ないと夜の営業をやめた飲食店があった。事業継続支援金が20万円を1回だけでは立ち直れない。2回目の支給や市独自の対策などを期待するとの意見がありました。 また、別の委員からは、事業継続支援金は事業継続するための支援金であると思うが、実際に事業所に足を運んで事業所の声を聞かないと政策を立てられないと思う。そのようなヒアリングをする予定はないのかとの質疑があり、当局から、事業者からの声については、各担当職員が聞いた情報を課内で話合いをしながら進めている。これからも様々なところで話を聞く機会を設けていきたいと説明がありました。 続いて、観光振興については、阿仁スキー場と樹氷を視察して今回の所管事務調査を終えました。 以上が産業建設常任委員会閉会中の所管事務調査報告であります。ありがとうございました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第55「議会改革特別委員会の中間報告」について委員長から報告を求めます。 議会改革特別委員長。 ◆議会改革特別委員長(佐藤文信) (議会改革特別委員長 佐藤 文信君登壇) それでは、議会改革特別委員会の中間報告を行います。 下記のとおり報告をいたします。 1、審査方針といたしまして各会派からの調査・検討事項を取りまとめ、議会改革特別委員で各事項について協議を行い、課題については各会派に持ち帰って検討をし、次回の委員会で報告を受け協議をするということで進めてまいりました。 次に、審査日程でありますが、第1回目は令和2年10月8日から、第10回目は令和3年2月24日まで行っております。 次に、主な検討事項といたしまして、(1)議会報告会について、(2)一般質問について、(3)議会及び委員会運営について、(4)議員研修の充実・強化について、(5)議員定数について、(6)議会ICT化について、(7)その他について。 4、検討経過と結果について。 議会報告会については、サブテーマを設定をし、市民との意見交換をメインとし市民の皆さんと会話しやすい環境の中で実施をする。 (2)一般質問について。 通告の内容は詳細に明記することにより、ヒアリングは廃止をし、不明な点については、当局から質問者に確認することとします。 (3)議会及び委員会運営について。 常任委員会議会運営委員会、広報特別委員会の委員は2年交代とする。 3月定例会の審査順については、現年度補正予算を先に、その後、新年度当初予算を審査をし、結審も同様の順番とする。 3月定例会の日程については、初日に市長施政方針と各会派代表質問を行い、2日目は予算等提案に対し、大綱質疑、委員会付託をする。 常任委員会(議案審査)の開催日程については、基本的には現状どおり3委員会同時開催とするが、日程は委員会内での取決めを尊重する。 会派については、国政政党を名のって当選された場合は、1人でも会派として認めますが、交渉会派は3人以上とします。 県外提出の陳情については現状どおりといたします。 (4)議員研修の充実強化については、政務活動費を十分に活用していきますということであります。 (5)議員定数について、議会改選期の1年前をめどに結論を出すことを確認をいたしました。県内類似市の状況も踏まえて検討、また、無会派の議員の方からの考え方を伺い、慎重に検討を重ねた結果、2名削減(18名)とすることに決定をいたしました。 (6)議会ICT化(タブレット端末導入)については、必要であり積極的に推進をする。 (7)その他。 傍聴席については、市民席という名称変更にする。 図書室の設置と会派の部屋の設置については、必要性があるので、設置に向けて努力をする。 子育てしやすい環境に配慮した市議会に、また、障がい者が使いやすい議場については推進をする。 なお、今後の検討協議事項といたしまして、通年議会の開催について。 広報特別委員会の在り方について、特に、文章の校正についての広報委員会に委ねる等についてであります。 常任委員会における結審前の総括質疑実施について。 決算委員会及び予算審査の在り方について。 議会の合意形成(委員間討議)について。 常任委員長、広報特別委員長の手当支給について。 常任委員会の審査順(議案番号順に実施をすること)について。 以上が今後の協議事項となっております。 これをもちまして中間報告に代えます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告済みとして報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第56「発議案第1号、総務文教常任委員会所管事務調査について」、日程第57「発議案第2号、市民福祉常任会の所管事務調査について」、日程第58「発議案第3号、産業建設常任委員会所管事務調査について」、日程第59「発議案第4号、議会運営委員会所管事務調査について」の4件を一括して採決いたします。 なお、本件につきましては、議案に記載の内容となっておりますので、ご確認ください。 それでは、採決いたします。 本件を原案のとおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、発議案第1号から発議案第4号までの4件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 同時に、本定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。 これをもちまして、令和3年北秋田市議会3月定例会を閉会いたします。 どうもご苦労さまでございます。   (閉会)                    (12時11分)右会議の次第内容は、正確であることを証するために、ここに署名する。  令和3年3月3日      北秋田市議会          議長     黒澤芳彦      署名議員           2番    三浦倫美           3番    小笠原 寿           4番    虻川 敬...