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02月16日-01号

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  1. 北秋田市議会 2021-02-16
    02月16日-01号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 3年  3月 定例会       令和3年 北秋田市議会3月定例会会議録                        (令和3年2月16日)第1日目 令和3年2月16日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    12番  大森光信        13番  長崎克彦    14番  板垣 淳        15番  関口正則    16番  堀部 壽        17番  佐藤重光    18番  中嶋洋子        19番  松橋 隆    20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。    11番  松尾秀一3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   市民生活部長   小松正彦 健康福祉部長   石崎賢一   産業部長     金澤聡志 産業部政策監   米澤田茂   建設部長水道局長 浅村武則 教育次長     小笠原吉明  会計管理者    小坂竜也 消防長      長岐篤市   総務課長     松橋みどり 総合政策課長   三沢 聡   財政課長     佐藤栄作 市民課長     小笠原 武  福祉課長     小笠原 隆 高齢福祉課長   宮腰正樹   農林課長     福田公人 都市計画課長   高橋将樹   教委総務課長   金田浩樹 建設課長     金澤 誠4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     佐藤 誠   次長       佐藤敏文 副主幹      野呂康一5、会議事件は、次のとおりである。       令和3年 北秋田市議会3月定例会議事日程                               (第1)      開会      開議      議長の諸報告(文書) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長の行政報告      (議案等の上程) 日程第4 議案第3号 北秋田市中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例の制定について 日程第5 議案第4号 北秋田市児童館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第5号 北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例の制定について 日程第7 議案第6号 北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第7号 北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第9 議案第8号 北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について 日程第10 議案第9号 北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第10号 北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第11号 令和3年度北秋田市一般会計予算 日程第13 議案第12号 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算 日程第14 議案第13号 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算 日程第15 議案第14号 令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算 日程第16 議案第15号 令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算 日程第17 議案第16号 令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算 日程第18 議案第17号 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算 日程第19 議案第18号 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算 日程第20 議案第19号 令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算 日程第21 議案第20号 令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算 日程第22 議案第21号 令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算 日程第23 議案第22号 令和3年度北秋田市沢口財産特別会計予算 日程第24 議案第23号 令和3年度北秋田市七日市財産区特別会計予算 日程第25 議案第24号 令和3年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算 日程第26 議案第25号 令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算 日程第27 議案第26号 令和3年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算 日程第28 議案第27号 令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算 日程第29 議案第28号 令和3年度北秋田市病院事業会計予算 日程第30 議案第29号 令和3年度北秋田市水道事業会計予算 日程第31 議案第30号 令和3年度北秋田市下水道事業会計予算 日程第32 議案第31号 令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号) 日程第33 議案第32号 令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程第34 議案第33号 令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第35 議案第34号 令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第36 議案第35号 令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第37 議案第36号 令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号) 日程第38 議案第37号 令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第39 議案第38号 令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第40 議案第39号 令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第41 議案第40号 令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第42 議案第41号 令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第43 議案第42号 令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第44 議案第43号 令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号) 日程第45 議案第44号 令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号) 日程第46 議案第45号 令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第47 報告第1号 専決処分の報告について(専決第1号 議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(統合鷹巣中央南小学校大規模改造工事(建築工事))) 日程第48 陳情第38号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 これより令和3年北秋田市議会3月定例会を開会いたします。   (開会)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  会議に入る前に、市長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) おはようございます。 ただいま議長から発言をお許しをいただきましたので、市職員による酒気帯び運転及び酒気帯び運転中の物損事故についてご報告とおわびを申し上げます。 本件につきましては、産業部に所属する主査級の男性職員が、2月5日金曜日、同僚職員との飲酒を伴う会食を終え、午後10時30分頃、代行を呼んで帰る途中、代行中に寝入り、自宅所在地を伝えられないまま自宅から離れた地点に至ったことから、代行を帰し、その後、自家用車を自身で運転していたところ、午前零時頃、桃栄集落から市道大野台幹線に出る交差点で一時停止の道路標識と衝突する物損事故を起こし、警察に検挙されたものであります。 本件の発生を受け、北秋田市職員分限懲戒審査委員会での審査を経て、2月12日に当該職員を懲戒免職処分といたしました。また、管理監督職員の責任を問い、産業部に所属する管理監督職員3人を訓告処分といたしました。本件に関しましては、私と虻川副市長の管理責任を明らかにするための減給条例案について、今議会に追加提案をさせていただく考えであります。 今後は、職員に対し、改めて飲酒運転が招く悲惨な結果と交通法規の順守を周知徹底することで、再発防止と市行政の信頼回復に努めてまいります。このたびは、市民の皆様の行政に対する信頼を大きく損なう事態となりましたことを心からおわび申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 なお、11番 松尾 秀一議員からは欠席届が提出されております。   (開議)                    (10時03分) ○議長(黒澤芳彦)  議長の諸報告及び地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、お手元に文書で配付しておりますので、ご了承願います。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、2番 三浦 倫美議員、3番 小笠原 寿議員、4番 虻川  敬議員の3議員を指名いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 令和3年北秋田市議会3月定例会に当たり、去る2月3日と5日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 2月3日の議会運営委員会では、最初に、事務局より令和2年度議会費の補正予算、令和3年度議会費の当初予算の説明を受け、それを認めております。 本定例会の会期でございますが、当局より提案された議案件数は、条例案8件、令和3年度当初予算案20件、令和2年度補正予算案15件、報告1件の合計44件であり、請願・陳情は1件でございました。説明員として、当局から総務部長、総務課長の出席を求め、提出案件についての概要説明を受けております。 協議の結果、本定例会の会期は、本日から3月3日までの16日間とすることにいたしました。会議の日程につきましては、お手元に配付の会期日割(案)のとおりでございます。 また、一般質問は、2月5日午前10時で通告を締め切ったところ、9名から通告があり、同日午後から開催した議会運営委員会で協議の結果、1日目が5名、2日目が4名ということにいたしました。 そして、本定例会でも、新型コロナウイルス感染症防止のため、議員及び説明員はマスクを着用し、発言も着用したままとするほか、議員席は隣の席との間の飛沫感染防止のための仕切りを設置しております。説明員席もその対策を取る必要があることから、説明員席には、市長、副市長、教育長のほか、部長相当職以外は議案に応じて説明員の入替えを行います。ほかの説明員は別室で待機していただき、答弁が必要になった場合には、別室から議場に来ていただき答弁をすることにしております。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月3日までの16日間とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月3日までの16日間と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「市長の行政報告」を行います。 なお、行政報告はお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第4「議案第3号、北秋田市中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例の制定について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 産業部長。 ◎産業部長(金澤聡志) (産業部長 金澤 聡志君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第3号、北秋田市中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例の制定について。 北秋田市中山間ふるさと水土保全基金条例を廃止する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 ふるさと水と土保全基金について、今年度の事業運用をもって積立金の全てを執行し、基金を廃止するため、所要の規定の廃止を行うものである。 次のページは廃止条例でございます。 附則。 この条例は令和3年4月1日から施行する。 本条例は、平成17年3月22日に制定したものでありますが、土地改良施設の保全に基金の全額を充当して活用したことから、目的を果たしたとして条例を廃止するものでございます。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質疑は細部にわたらないよう大綱にとどめ、自分の所属する委員会に付託される議案や、それに関連する部分についての質疑、単純な質問や数字のみを求める質問、議員個人の考えに対し当局へ回答を求める質疑などは控えていただき、発言はマスクをしたままマイクに近づいて、簡潔明瞭な質疑をもって円滑な議会運営にご協力お願いいたします。 これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第3号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第5「議案第4号、北秋田市児童館条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第6「議案第5号、北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例の制定について」 日程第7「議案第6号、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第8「議案第7号、北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について」の4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第4号、北秋田市児童館条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市児童館条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 放課後児童クラブへの移行による利用者の減少等に伴い、北秋田市鷹巣西児童館、北秋田市鷹巣中央児童館及び北秋田市吉田児童館を廃止するため、所要の規定の整備を行うものであります。 2枚目が改正条文となってございます。 3枚目の新旧対照表でご説明いたします。 現行では7児童館の設置から、鷹巣西児童館、鷹巣中央児童館、吉田児童館の3施設を廃止するものです。 3施設に関する廃止理由は、鷹巣西児童館は、現在、旧鷹巣西小学校の隣接地にありますが、平成28年の鷹巣小学校への統合に併せ、鷹巣小学校隣接地に新たに放課後児童クラブ施設が新設されて以来、1日の平均利用児童数が4人まで激減し、今後も利用者の増加が見込めないこと、建物は昭和48年建築で老朽化しているため、他の利活用も見込めない現状で、保護者及び地元自治会の理解を得られたことから閉館を決定したものでございます。 鷹巣中央児童館につきましては、現在、鷹巣中央小学校の隣接地にありまして、児童館と放課後児童クラブを併設しておりますが、令和3年4月に旧鷹巣南中学校に清鷹小学校が開校することに併せ、校舎隣接地に新たに放課後児童クラブ専用施設が建設されることから、利用児童の交通や防犯上の安全と保護者の安心の観点から、全員が新放課後児童クラブへ移行し、児童館については閉館することに、保護者、地元自治会の理解を得られたことから閉館を決定したものです。なお、建物は平成17年建築であり、閉館後も十分に活用できることから、今後、福祉課所管の他の事業を移転する方向で協議を進めているところです。 吉田児童館は、昭和55年に新築、利用児童が年々減少するとともに、放課後児童クラブの設置により、平成16年から休館状態となったことから、平成23年4月に県に休止届を提出しております。その後は、吉田自治会や吉田地区圃場整備事業推進事務所として、自治会及び推進事務所の経費負担により一定期間使用されてきましたが、老朽化による防火や耐震不安から、自治会との説明会や文書協議によりまして、平成31年3月末をもって使用禁止としており、地元自治会の理解が得られたことから閉館するものです。 なお、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第5号を提案申し上げます。 議案第5号、北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例の制定について。 北秋田市阿仁高齢者相互援助ホーム条例を廃止する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 施設の所期の目的を達成したことから、北秋田市阿仁高齢者相互援助ホームを廃止するため、本条例の廃止を提案するものでございます。 2ページ目が廃止条例でございます。 条例案の概要でございますが、本施設は、昭和49年建築の母子生活支援施設が母体でありまして、平成15年12月より、自宅での生活が困難な高齢者を養護することを目的として、1階部分8室を高齢者相互援助ホームに改修整備したものでございます。平成19年度までの5年間は平均4世帯の利用がありましたが、平成20年度から利用実績はなく、以後、現在まで休止状態であります。現在、市内には、高齢者の生活支援ニーズに対応する施設は、市立が4施設、民間の有料老人ホーム等4施設あることや、この施設に対し町内利活用検討委員会を開催し、様々な方面から活用策を検討してまいりましたが、建築から46年経過していることなど、再利用や他の用途への転用は困難であるとの結論から、このたび本条例を廃止するものであります。 附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第6号をご提案申し上げます。 議案第6号、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 介護保険法第117条の規定に基づき、北秋田市第8期介護保険事業計画を定めることに伴い、介護保険料の料率を定めるため、所要の規定の整備を行うものであります。 次のページが改正条文となりまして、その次のページの新旧対照表をご覧いただきます。 現行の第4条第1項に記載の額は、第7期介護保険事業計画策定当初の平成30年度の第1号被保険者の段階ごとの保険料率であります。 第1段階は、第4条第1項第1号のとおり3万4,884円でありましたが、消費税率の引上げにより軽減強化され、令和2年度は、同条第2項の読替規定により2万3,256円であります。改正案では、読替規定を削除し、この金額に改正するものです。 第2段階は、第4条第1項第2号のとおり5万4,264円でありましたが、令和2年度は、同条第3項のとおり3万8,760円であります。これをさらに市独自の負担軽減を行い、改正案の第1項第2号のとおり3万4,884円に引き下げるものでございます。 第3段階は、第4条第1項第3号のとおり5万5,812円でありましたが、令和2年度は、同条第4項のとおり5万4,264円であります。これをさらに市独自の負担軽減を行い、改正案の第1項第3号のとおり5万1,936円に引き下げるものでございます。 次のページをお願いいたします。 提案理由でございます。 介護保険制度は、3年を1期として事業計画を策定し運営されており、令和3年度から第8期計画が始まります。介護保険は、今後3年間の介護給付費等を見込み、必要となる保険料を算定し、条例で定めることとなっていることから、介護保険条例の一部を改正するものでございます。 改正の概要であります。 前回の7期計画では、65歳以上の第1号被保険者の負担割合が22%から23%に引き上げられ、これらが前回の保険料引上げとなった要因の一つではありましたが、第8期計画では、65歳以上の第1号被保険者の負担割合は据置きとされました。また、介護報酬の改定では、0.7%の引上げとなってございます。保険料の所得段階は9段階に設定しておりまして、第1段階から第3段階までの負担軽減の財源は、国の低所得者に対する負担軽減措置として、国2分の1、県4分の1、市4分の1で賄うほか、市独自の負担軽減の継続の第2段階、第3段階は、基金を活用してまいります。なお、これによる軽減の対象者、第1段階から第3段階の方は、令和3年度で約5,200人、第1号被保険者の約4割、減免額としては7,984万8,000円を見込んでございます。 表の説明に入ります。 第1段階の基準額に対する本来の割合は0.5となっておりますが、国の低所得者に対する軽減により、国の標準の0.3まで引き下げ、この差額については、公費負担で賄うものでございます。 同様に、第2段階は0.75を国の標準の0.5に引き下げますが、さらに市独自の軽減により0.45に、第3段階は、0.75を国の標準の0.7に引き下げたほかに、さらに市独自の軽減により0.67に引き下げるものでございます。 次のページをお願いいたします。 下の表の算定内訳でございます。 3年間の給付費等は、合計欄のとおり166億1,270万5,847円と見込んでおります。これを基に第1号被保険者の負担相当額を算定しております。財政調整基金の3月までの残高は5億300万円の見込みで、基金から2億9,200万円を繰入れし、月額基準額の第5段階の保険料を第7期計画同額の6,460円とするものです。 なお、財政調整基金の繰入れ前の月額基準額は、7,131円となってございます。 施行は令和3年4月1日でございます。 続きまして、議案第7号をご提案申し上げます。 議案第7号、北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令の公布に伴い、所要の規定の整備を行うものであります。 次のページが改正条文。 第1条は条例改正でございます。 第2条は附則の改正となっております。 次のページが新旧対照表でございますが、一番最後のページの概要にてご説明いたします。 提案理由でございますが、今回の提案は、厚生労働省令の改正に伴いまして、平成30年度介護報酬改定の際に設けられました指定居宅介護支援事業所における管理者要件について、事業所の人材確保に関する状況等を考慮し、令和3年3月31日までとしていた経過措置期間の延長を行うとともに、主任介護支援専門員の確保が著しく困難であるなどやむを得ない理由がある場合について、主任介護支援専門員を管理者としない取扱いを可能とすることが定められたため、所要の規定の整備を行うものでございます。 改正の概要ですが、厚生労働省令の改正内容は、平成30年度介護報酬改定において、居宅介護支援事業所における管理者要件とされた主任介護支援専門員について、中山間地域や離島等においては、主任介護支援専門員の確保が著しく困難と考えられるため、やむを得ない理由がある場合について、主任介護支援専門員を管理者としない取扱いを可能としたものです。 また、主任介護支援専門員研修を受講するために必要な介護支援専門員として、5年以上の実務経験が満たせないなどの理由、経過期間中に対応できない事業所が見込まれることから、経過措置期間を令和9年3月31日まで延長するものであり、同条においても同様の取扱いとするため改正するものでございます。 この条例の施行期日は、公布の日から施行しますが、主任介護支援専門員を管理者としない取扱いについては、省令に併せ、令和3年4月1日から施行するものです。 以上、4件についてご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  議案第6号についてお聞きします。 8期に当たっては値上げをせずに据え置くと、一部は下げるということで、大変よかったなというふうに私は思っております。 基金について聞きます。現在高5億円、3年間で約3億円使うので残りが2億円という、算数上はそういう計算になります。ただ、実際は、毎年決算を打つと繰越金が出ますので、介護保険の場合は大体1億円とか1億数千万円、毎年出ておりましたので、そのうちの一部を積み立てれば、3年後には基金は2億円どころでない、もっと残っているというのが、これまでの例から見ればそういうことになりますが、そのこと今言ってもしようがないので、まずそれは横に置いておいても、少なくても2億円は残るということだと思います。 そこでお聞きしますが、今までは当局の姿勢とすれば、どっちかというと基金はいっぱい持っておきたいなと、何かあったときに心配だなということで持っておきたいなという意識が見え隠れしておりましたが、今回は今までとはちょっと違って、2億円ぐらい残せば、あとは出しても大丈夫だというふうに、大きい方向の転換とまでは言いませんけれども、そういう考え方を少し変えたというふうに私には見えます。そういう感覚、考え方だということでいいのかどうか、それと、その3年後に2億円残れば、サービスも保険財政も問題なくやっていけるという、そういう判断をしたということでいいのかどうか答弁をお願いします。
    ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  高齢福祉課長から。 ○議長(黒澤芳彦)  高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(宮腰正樹)  お答えいたします。 介護保険の基金でありますけれども、基本的には、計画期間内に必要となる介護サービスの保険料相当額については、計画期間における保険料で賄うということが原則となっておりますので、余剰金があった場合には繰越しはいたしますけれども、基本的には、その3年間という一つのスパンで使うというものであります。 あと、考え方の転換ということでありましたけれども、7期計画におきましても、3億円ほど基金を使わせてもらいたいということの計画であったんですけれども、結果的には、議員おっしゃるとおり繰越しが生じたものであります。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員、ありますか。 ◆14番(板垣淳)  いいです。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第4号から議案第7号の4件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第9「議案第8号、北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂) (産業政策監 米澤 田茂君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第8号、北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市工業振興促進条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 新規企業立地を促すための支援策を充実させ、本市産業の振興と雇用の拡大を図るため、所要の規定の整備を行うものでございます。 提案してございます議案の後ろ3ページに資料をつけさせていただいてございますので、その資料を基にご説明をさせていただきます。 改正内容としましては、名称を「北秋田市工業振興促進条例」から「北秋田市産業振興促進条例」に改め、措置対象となる業種を農林業用施設等まで拡大するとともに、指定要件を緩和し、奨励措置を追加、拡充するものでございます。 名称のほかの主な改正点といたしましては、第2条に、定義として対象となる施設等を記載してございますが、これまで「工場、ソフトウエア事業所、研究施設」としてございましたものを、記載のとおり「工場等」として、新たに農林業用施設、情報サービス関連施設、コールセンター等関連施設を加え、対象となる施設の範囲を拡大してございます。 また、第2条の2で、適応対象を記載の法律に基づく会社として、具体的には、株式会社、合名会社、合資会社または合同会社ということで規定してございます。 指定基準としましては、工場及び農林業用施設につきましては、雇用の要件は変わりませんが、新設の場合は、投下固定資産総額を3,000万円以上に、増設の場合は2,000万円以上、そして、移設の場合は3,000万円以上として、これまでの要件をそれぞれ緩和してございます。 また、これまでの研究施設、ソフトウエア事業所としていたものは、基準はそのままで、ソフトウエア事業所を含む情報サービス関連施設、コールセンター等関連施設も加え、対象範囲を拡大してございます。 奨励措置及び期間についてでありますが、これも、これまでもありました雇用奨励金につきましては、市に住所を有する常時雇用者1人につき10万円、もしくは20万円を3年間交付していたものではございますが、今回、1年以上雇用した場合に30万円を交付するとして、限度額を1,500万円までとしてございます。 また、固定資産税の課税免除、資格取得奨励金、緑地環境保全施設については現行のままとし、移設に係る措置として明確にするため、「施設整備助成金」を「移設整備助成金」と名称を変えてございます。 また、奨励措置として、固定資産取得経費助成、除雪機等の購入等に対する雪対策奨励金、土地取得費助成金、事業所賃借料助成金を加え、支援を拡充してございます。なお、ISO取得の資格取得奨励金、緑地等環境保全施設助成金、そして、移設整備助成金、固定資産取得経費助成金、雪対策奨励金の5つの奨励措置につきましては、総額1億円を限度額としてございます。 附則として、この条例は公布の日から施行し、経過措置として、施行の日の前日までに改正前の北秋田市工業振興促進条例の規定に基づき奨励措置の適用を受けたものにつきましては、なお、従前の例によるとしてございます。 以上が概要となります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  ただいま説明のありました資料の2ページについて3点質問いたします。 1点目が雇用奨励金について、現行では雇用者1人につき限度額10万円または20万円、これを1年単位、3年かけて交付していたものが、改正案では1年以上雇用した場合30万円ということなんですが、現行では3年間雇用された場合にはトータルで30万円だと思いますが、改正案では1年以上ということですので、2年目、3年目雇用されない場合でも30万円ということで、認識でよろしいのかということです。 それから、奨励措置、限度額1億円ということですけれども、現行では、トータルしても900万円ほどであったところが、桁がかなり高くなったということでは、この限度額の根拠、決め手の根拠についてお伺いしたいということと、この金額について、市民からの受け止めはどのようにあると想定されているかお聞きします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂)  お答えをいたします。 まず、1つ目、雇用奨励金のこれまで年間10万円を3年間としていたものを、今回、1年で30万円とするとしたことについてでありますが、この雇用奨励金につきましては、1人の職員に対しては1度限りということで、最初の1年雇用していただけば30万円というふうな形で、新たに雇用していただければ、またその方については30万円という形になりますが、結果としては、条件的には同じような内容となります。3年かけて30万円を支給するか、最初の年に30万円を支給させていただくかということの違いとなってございます。 それから、限度額につきましてでありますが、1億円の根拠につきましては、今回、条例案検討するに当たりまして、やはり他市のサービス等を情報を収集いたしまして、その中で大体、例えば、秋田市とかでありますと5億円とかという、やはり額が高い市もございますが、1億円程度が大体、今回の支援としては妥当なところだというふうな判断で、他市の限度額と比較した上での1億円と設定したものでございます。 それから、市民に対して、市民の受け取り方といいますか、でありますが、今回、条例の内容、詳細につきましては、初めて詳細がこうして皆様の元に提案させていただく形になってございますが、これまでは、市としては雇用奨励の投下固定資産の補助ですとか、用地の取得に関する補助等がなかったものですから、やはり現状ではなかなか立地企業を誘致するに当たっては条件が不足しているということで、今回このような形で提案させていただいているものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  1点目について再質問いたします。 条件として同じだという説明でありましたが、例えば、現行の場合は3年間きっちり雇用された場合には30万円だなと思うんですが、改正案の場合は、例えば、2年目、3年目でその方が退職された場合とか、その場合はどのようになりますか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂)  あくまでも新たに雇用された方に対する1人30万円を最初の年にということで、3年後に、例えばその方が退職されたとしても、それは返還等そういったことにはならないという内容としてございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第8号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第10「議案第9号、北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 消防長。 ◎消防長(長岐篤市) (消防長 長岐 篤市君登壇) おはようございます。 ご提案申し上げます。 議案第9号、北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴い、対象火気設備等の取扱いに関する基準及び届出に関し、所要の規定の整備を行うものである。 次のページからは改正案と新旧対照表を掲載しておりますが、最後のページの議案資料で概要をご説明いたします。最後のページをお開きください。 改正の背景につきましては要約をさせていただきますが、これまで電気自動車への急速充電器は、上限が50キロワットまでの出力のある急速充電器の設置に関する基準について定められておりましたが、近年、電気自動車の普及と航続距離を延長するため、容量の大きい電池を搭載するようになりました。このため、短時間で充電可能な出力の大きい充電器が普及してきたことによりまして、これまでの50キロワットの上限を200キロワットまで拡大し、総務省、消防庁が構造、管理及び取扱いについて条例の制定に関する基準を定めたものであります。 2、改正につきましては、急速充電設備の全出力の上限を200キロワットにしたことや、上限を拡大したことにより構造や管理基準の細目を改正したこと。そして、設備等の設置の届出の義務が生じたことなどになります。 施行期日は令和3年4月1日から施行するものです。 以上が火災予防条例の一部改正の概要になります。よろしくご審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第9号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第11「議案第10号、北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育次長。 ◎教育次長(小笠原吉明) (教育次長 小笠原吉明君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第10号、北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 清鷹小学校の開校に伴い、放課後児童クラブを新設するため、所要の規定の整備を行うものである。 次のページに改正条例案を添付しておりますが、新旧対照表によりご説明いたします。資料の新旧対照表をご覧ください。 今回の改正については、令和3年3月31日をもって鷹巣中央小学校と鷹巣南小学校を廃止し、4月から校名を北秋田市立清鷹小学校として新たに設置されることから、児童クラブについても、鷹巣中央小児童クラブと鷹巣南小児童クラブを廃止し、新たに清鷹小児童クラブを設置するものでございます。現行の第2条の別表から、鷹巣中央小児童クラブと鷹巣南小児童クラブの名称及び位置を削除し、新たに清鷹小児童クラブの名称と位置を追加するものでございます。 附則として、施行は令和3年4月1日からとしております。 以上、ご提案申し上げました。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第10号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 説明員移動のため、10時55分まで休憩いたします。   (休憩)                    (10時50分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。休憩前に引き続き会議を続けます。   (再開)                    (10時55分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第12「議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第11号、令和3年度北秋田市一般会計予算。 令和3年度北秋田市一般会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ217億1,402万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 一時借入金。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの限度額は、30億円と定める。 歳出予算の流用。 第5条、地方自治法第220条第2項ただし書により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 令和3年度予算につきましては、義務的経費などの骨格予算を念頭に編成しておりますので、消防の統合分署整備事業などの継続事業を実施するほか、既に国・県との協議を行ってございます林業専用道開設事業や新型コロナウイルスワクチン接種事業、救急自動車更新事業、防災マップ作成事業などの市民生活の安心・安全につながる施策については、一部新規事業についても計上いたしております。 それでは、9ページのほうをお願いいたします。 第2表、債務負担行為でございます。 米代流域衛生センター樋管撤去事業について、期間を令和4年度、限度額を6,172万1,000円と設定するものでございます。こちらの樋管撤去につきましては、当初令和2年度中に米代流域衛生センター解体撤去事業の一つとして、国との協定締結を予定しておりましたが、協定が令和3年度にずれ込み、実施が令和4年度にずれ込んだことから新たに議決をお願いするものでございます。 次のページをお願いいたします。 第3表、地方債でございます。10ページの臨時財政対策債から11ページの中学校トイレ改修整備事業までの36事業につきまして、議決をお願いするものでございます。 なお、限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりとなってございます。 それでは、歳入歳出予算の概要につきましては、事項別明細書でご説明申し上げますので、事項別明細書の4ページのほうをお願いいたします。 歳入よりご説明申し上げます。 歳入予算は一般財源を中心に説明してまいりますが、予算資料といたしまして、令和3年度一般会計の概要と特定財源説明資料を添付しておりますので、特に特定財源となる歳入歳出予算の関係につきましては、そちらの特定財源説明資料をご参照いただければと思います。 それでは、4ページ、1款の市税でございますが、市税につきましては、全般的にコロナ禍の影響により昨年度と比べてかなりの減収を見込んでございます。 まず、1項の市民税の個人分につきましては、コロナ禍の影響が生じることにより、特に所得割の減収のほか、基礎控除額の引上げに伴う影響を考慮した計上となっております。 2項の法人分につきましては、コロナ禍の影響による企業業績の悪化により法人税割の減少が見込まれるほか、法人税の税率が令和元年10月1日以後の開始する課税事業年度より9.7%が6%と3.7%引下げとなっておりますので、その影響を考慮した計上となってございます。 2項1目の固定資産税でございますが、令和3年度は3年に1度の評価替えの年となってございますので、地価下落率等を考慮した結果を計上いたしてございます。 次に、5ページ以降、2款の地方譲与税から10款の地方特例交付金及び12款の交通安全対策特別交付金につきましては、令和2年度決算見込額に過去3年間の増減率等を考慮いたしまして、それぞれ見込額を計上してございます。 それでは、次ページの6ページのほうをお願いいたします。 6ページの下段、11款地方交付税でございますが、普通交付税につきましては、令和2年度より一本算定となっておりますが、令和3年度からは令和2年度の国勢調査の人口が算定基礎として用いることになりますので、これらを考慮して計上したものでございます。 続きまして、16ページのほうをお願いいたします。 16ページの18款1項1目の2節ふるさと寄附金でございますが、こちらのほう5億円を計上してございます。こちらは令和2年度の最終補正額と同額を計上するものでございます。 次に、次ページ、17ページの19款2項1目の財政調整基金繰入金でございますが、9億4,113万1,000円を繰入れしてございますが、調整財源として取り崩すものでございます。なお、取崩し後の残高は、約40億円程度となるものでございます。 続きまして、歳出をご説明申し上げますので、33ページのほうをお願いいたします。 33ページの2款1項8目企画費でございますが、地域おこし協力隊に関するものとして、1節の報酬1,345万円をはじめとして合計3,319万2,000円を計上しております。こちらは現在の移住コーディネーター5名に加え、新たに結婚コーディネーター1名を加えた6名分を計上するものでございます。なお、地域おこし協力隊に要する経費につきましては、1隊員当たり470万円を上限として特別交付税措置されてございます。また、それとは別に起業経費補助金も1隊員当たり100万円、また、募集経費につきましては、1自治体当たり200万円が措置されるものでございます。 同じく8目の企画費でございますが、ふるさと寄附金に関する経費といたしまして合計2億6,073万円を計上いたしております。これは、歳入のふるさと寄附金に5億円見込んでおることから、その返礼品となります7節の報償費の1億5,000万円などの必要経費を計上するものでございます。 続きまして、37ページをお願いいたします。 一番上段になります2款1項10目の地方交通対策費の12節の委託料といたしまして、駅活性化事業委託836万8,000円を計上してございますが、令和2年度までは合川、米内沢の2駅を委託してございましたが、令和3年度から新たに阿仁前田駅を追加するものでございます。 続きまして、49ページをお願いいたします。 49ページ、2款4項3目衆議院議員総選挙費でございますが、こちらは令和3年10月21日に任期満了を迎えます衆議院議員選挙に要する経費を、また、51ページになりますが、2款4項6目の北秋田市議会議員選挙費には、令和4年3月31日に任期満了を迎えます北秋田市議会議員選挙に要する経費を新たに計上するものでございます。 68ページのほうをお願いいたします 68ページの中段、4款1項3目の予防費の1億3,038万9,000円のうち、新型コロナウイルスワクチン接種事業分といたしまして7,584万5,000円を計上いたしております。主なものといたしましては、12節委託料の上から3番目の集団予防接種委託1,053万円並びにその下の個別予防接種委託5,685万5,000円、こちらが主なものとなりますが、接種件数につきましては、集団接種で1万7,625件、個別接種で2万4,969件分を予定してございます。 続きまして、73ページのほうをお願いいたします。 73ページ、中段でございますが、4款3項3目のし尿処理費に米代流域衛生センター解体撤去事業といたしまして、12節の米代流域衛生センター解体撤去工事設計施工管理業務委託並びに14節の工事請負費に3億6,190万円計上してございますが、こちらにつきましては、令和2年度に債務負担行為を設定している米代流域衛生センターの解体撤去事業に要する経費となってございます。 続きまして、78ページのほうお願いいたします。 6款1項3目の農業振興費でございますが、18節負担金、補助及び交付金の中段になりますが、良食味米育成支援システム導入事業費補助金といたしまして、216万3,000円を計上いたしておりますが、こちらのほうにつきましては、秋田たかのす農協に対しまして、良食味かつ高品質米の安定的な生産による農業所得の向上を図るため、良食味分析計及び良食味米育成支援システム導入を支援するもので、事業費の2分の1を補助するものでございます。 同じく18節の一番下になりますが、強い農業・担い手づくり総合支援交付金といたしまして、685万7,000円を計上いたしております。こちらは農業法人等の経営の高度化に必要な農業用機械の導入を支援するもので、対象といたしましては市内の1農業法人、事業費につきましては、県補助金が事業費の10分の3、市の協調助成として10分の1、こちらの合計額をこのたび補助するものとなってございます。なお、この事業につきましては、国の第3次補正予算に担い手確保・経営強化支援事業費補助金として事業要望しておりますので、3月補正予算においても事業費を計上しておりますが、その3次補正予算の補助採択とならない可能性もあることから、当初予算においても措置いたすもので、3次補正の補助採択となった場合につきましては、補正予算におきましてこちらの予算を減額する予定としてございます。 続きまして、82ページをお願いいたします。 6款2項2目林業振興費でございます。こちらには林業専用道開設事業といたしまして、合川の関ノ沢地区の間伐事業を実施するための搬出路となります林内路網整備を行うための経費といたしまして、4,504万円を計上いたしております。主なものといたしましては、12節委託料と14節の工事請負費2,700万円等となってございますが、この事業につきましては、全長約2.1キロを2年間にわたって整備する予定となってございます。 また、同じく林業振興費には、林道改良事業といたしまして、林道奥見内線の改良に要する事業費6,668万3,000円を計上いたしております。こちらにつきましても、林道の一部区間の改良工事を実施して、機能向上を図るというものでございまして、改良延長約4.5キロを予定してございます。予算といたしましては、12節の委託料の測量設計費3,300万円並びに14節の工事請負費3,300万円が主なものとなってございます。 続きまして、84ページ、次のページをお願いいたします。 一番下になりますが、7款1項1目の商工総務費です。こちらに地域おこし協力隊に要する経費といたしまして、1節の報酬747万2,000円をはじめとして、合計1,780万円を計上してございます。こちらのほうにつきましては、現在、観光振興コーディネーター3名が在籍してございますが、新たにそれに2名を加えました5名分の経費を計上するものでございます。 続きまして、90ページをお願いいたします。 6款1項6目となりますが、観光振興費には商工観光課所管の指定管理施設に関する予算を計上しておりますが、令和2年度末で指定管理が終了いたします森吉山荘及びクウィンス森吉につきましては、指定管理者の公募を行いましたが、応募がなかったことから、令和3年度は市が施設運営するための予算を計上してございます。その主なものといたしましては、中段、12節委託料の上から4番目及び5番目にあります設備等保守管理委託並びに施設管理委託となりますが、いずれも森吉山荘とクウィンス森吉分の合計した額となってございます。なお、森吉山荘の施設運営費といたしましては、分湯料や借地料を含めまして合計で3,643万6,000円、クウィンス森吉の施設運営費といたしましては4,957万2,000円を計上してございます。 続きまして、103ページをお願いいたします。 9款1項1目の常備消防費でございますが、一番上に委託料、統合分署設計委託から、旧合川東小学校体育館改修設計管理委託並びに14節の工事請負費2億4,039万6,000円を計上してございますが、こちらにつきましては、統合分署整備事業として計上するものでございます。 続きまして、105ページをお願いいたします。 105ページの9款1項3目消防施設費の17節の備品購入費に消防団車両といたしまして、2,181万3,000円を計上しておりますが、こちらは米内沢の第9分団配備の消防ポンプ自動車を更新するものとなってございます。 続きまして、次ページ、106ページをお願いいたします。 9款1項5目の災害対策費の12節委託料の一番下でございますが、北秋田市防災マップ作成委託といたしまして、1,051万6,000円を計上してございます。こちらは平成28年に作成いたしました防災マップを更新するもので、全戸配布を予定しているほか、ウェブ版も作成することでパソコンや携帯端末からも閲覧可能となるよう作成を予定してございます。 続きまして、115ページをお願いいたします。 10款3項1目の中学校費の学校管理費でございますが、中学校トイレ改修整備事業といたしまして、12節の委託料の下から2番目の設計管理委託293万3,000円並びに14節工事請負費の4,450万6,000円のうち、3,557万4,000円の合計3,850万7,000円につきましては、合川中学校並びに森吉中学校のトイレを和式から様式に改修するための費用を計上するものでございます。 以上が令和3年度一般会計当初予算の概要となります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 8番 久留嶋範子議員。 ◆8番(久留嶋範子)  89ページです。7款の商工費の6目の観光施設費についてお伺いします。 今の説明でありましたように、12節委託料の中に施設管理委託といたしまして、森吉山荘とクウィンス森吉は市の直営でというお話でありましたが、昨年の6月議会では、債務負担行為として四季美館と森吉山阿仁スキー場の指定管理料とともに、クウィンス森吉と森吉山荘の指定管理料も議決されております。つまり、6月の補正では、やりますと表明いたしましたが、今となってできませんでしたという予算を提案しております。その理由は何でしょうか。並びにこのような事態になった責任は、当局としてどう考えているのか答弁求めます。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂)  ただいまのご質問についてでございますが、まず、債務負担行為につきましては、今回、まず、指定管理応募がなく、指定管理者を選定することができなかったわけでございますが、新年度、令和3年度におきましても、直営で運営をする一方で指定管理、また応募して指定管理者を指定したいというふうに考えてございますので、そういった意味で、債務負担行為につきましてはそのままとさせていただいてございます。 また、指定管理の決定ができなく、今回、まず直営で運営せざるを得なくなったということにつきましては、改めてまた内容等精査し、来年度中には指定管理できるよう努めてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  市長。 ◎市長(津谷永光)  財務部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  財務部長。 ◎財務部長(佐藤進)  今、債務負担行為につきまして産業部政策監からご説明がありましたが、今、3月補正、今後上程いたしますけれども、3月補正予算におきまして、来年度からの指定管理料につきましては債務負担行為を削除してございます。ただし、令和3年度4月1日から営業開始ができますように、管理委託として再度債務負担行為を設定してございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  8番 久留嶋範子議員。 ◆8番(久留嶋範子)  5年前にもこういうことがありました。クウィンス森吉、5年前は4月から市の直営となった経緯があります。今回も同じような応募者がなかったということで、こういう状態になったわけですけれども、前回の5年前の反省に立って、当局はどのような努力をしてきたのか、さらに、今後どうするのかということもお伺いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂)  クウィンス森吉につきましては、今、議員おっしゃられましたとおり、5年前にも指定管理者が決まらずということでこういった現状であったわけでございますが、その際には、現在の指定管理者のほうといろいろこう協議をさせていただいて、例えば、収益を上げるための宿泊施設を事業としてプラスするなどして、少しでも経営として上向きになるような対策を講じながら、これまで運営をさせていただいたものと考えてございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  今回の提案は骨格予算ということでありますけれども、6月予定される一般会計ではどのくらい増額になるものなのか、その予定を教えていただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  総務部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(河田浩文)  大変難しい質問をされましたが、予算編成の中で、ある程度の事業の留保したものはございますが、どういう内容にするかにつきましては、市長改選後、新市長の下で考えさせていただくことになるかと考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  この一般会計の6款の農林水産業費でありますけれども、先ほど骨格予算の中でも、林業については、これは国との関係でやや、まず、厳密に予算化しているというふうなご説明でありましたが、農業については、ここ3年間でも非常に減額されているわけであります。特に、令和元年度と比較しますと、1億1,000万円ほど減額されています。前年度比でもやや似ていますけれども、この基幹産業である農業について、全ての項目にわたって減額されていますので、農業に関わるその考え方についてご説明いただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部長。 ◎産業部長(金澤聡志)  農業に対する力の入れようというご質問でございますけれども、市としましても基幹産業と捉えておりますので、農業者の所得向上等に向けて政策を取り入れて柔軟に対応しております。補正等の事業も結構農林業ありますので、そういうのもちょっと後で見えてくるのもあるかと思いますので、そういうのに積極的に取り入れて対応していきたいと考えてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  今後、この農業振興等に関わって特に強調していきたいというようなのはございますか。一応部長さんに、今回選挙がありますので、教えていただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、産業部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部長。 ◎産業部長(金澤聡志)  これからの農業というわけではないかもしれませんけれども、一応、米の生産からの一部脱却を図って、園芸作物等によって、まず高収益を上げていくような取組にこれから向かっていくことが大事かなと考えてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  3点質問します。 まず、1点目、何を差し置いても今の時期コロナ禍でありますので、ワクチン以外でコロナ対策、何か計上されていますでしょうか。 2点目。事項別明細書の65ページの生活保護費についてお聞きします。これまでは毎年微増、少しずつ増える傾向にありましたが、今回は、扶助費のことです、今回、2,200万円減額。その理由をお知らせください。そして、今開いている国会で、厚労大臣がこの生活保護の扶養照会、これは義務ではないというふうに今盛んに言っております。菅首相も、扶養照会の緩和を厚労省に今検討させていますというふうに先週答えましたが、これ元々法律上、扶養照会は義務ではないんですけれども、北秋田市としてはこの運用についてどのようにされているのか。国も見直しをかける方向ですので、例えば、本人が承諾した場合に限定するとか、そういうことを検討する必要があるのでないかと思いますが、そういう方向性のことは考えているのかどうかお尋ねします。 最後3つ目です。事項別明細書の73ページ、衛生センターの解体について、私11月の臨時会のときも質問しましたが、非常にね、何というか分からないんですよ。つまり、例えば、何か工事するときって、今までの例でいうと、この議会に工事費がまず最初に予算提案になって、可決したら入札をして、決まったら工事さ入っていくという、そういう順番を例外なく取ってきましたが、今回は11月の臨時会で議決したとおり、入札が先にあって、今日ここで工事費が計上というふうにこれまでとは順番が違うんですよね。さっき説明あった樋管工事についても、これ昨年のたしか9月議会だったと思いますが、樋管工事費も含めて債務負担を起したのに、この後提案される補正で債務負担を落として、そして、今提案しているこの当初予算でまた債務負担を起こすという、やったり取ったり何だかよく訳分からないことをやっていますが、いずれこういう工事のやり方というのは初めてのことでありますので、この工事の概要については、やっぱり議会に分かりやすく説明していただきたいというふうに思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  今、板垣議員から大きく3点いただきました。ワクチン以外のコロナ対策ということにつきましては、財務部長から答弁させます。また、生活保護に関しましては福祉課長のほうから答弁させますし、衛生センターの解体につきましては、市民生活部長のほうから答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、財務部長。 ◎財務部長(佐藤進)  1点目のコロナワクチン以外の経費でございますが、当初予算には特に計上になってございません。その理由でございますが、今国会、国の第3次のコロナの臨時交付金、こちらのほうが約3億円弱予定されてございますが、本省繰越しということで、国のほうで繰越しになってございますので、新年度に入りまして早々、補正予算として編成させていただき、その際に新しい市長の下で計上したいなと思ってございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、生活保護の照会についてのは福祉課長。 ◎福祉課長(小笠原隆)  お答えしてまいります。 生活保護費2,060万5,000円の減の理由でございますけれども、主なものといたしましては、医療扶助費4,284万円の減、あと介護扶助費864万円の減、あと保護施設に入所している方の事務費といたしまして2,904万円の増という、そういう内容でございます。 あと、扶養照会の件でございますけれども、現行の生活保護法でいきますと、他の法律に定める扶助は生活保護に優先させて行われるものとございます。県の指導監査においても、生活保護の要保護者に扶養義務者がある場合には、扶養義務者に扶養、その他の支援を求めるよう指導されていることから、現行のまま続けてまいりたいと思ってございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、解体については市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦)  衛生センターの解体撤去工事についてお答えいたします。 まず、こういったやり方がなかなかないということで、工事に関してはそうかと思いますが、いわゆる指定管理者制度等についてはその協議を進めるために、実際の予算の前に債務負担行為を設定した上で協議を進めるといったようなものが一般的に取られているかと思います。今回の場合に関しては、11月臨時議会のときにもご説明させていただきました、スケジュール面の関係から、設計施工一括発注というような構図で行ってございます。このために令和2年度において、この工事を進めるための債務負担行為を設定した上で、入札行為を行って、もちろんその債務負担行為の範囲内での入札ということになりますけれども、そういった中で、なおかつその支出に当たっては、令和2年度の支払いはない、令和3年度にその設計施工に係る工事費として支払うものというような形にしてございました。 それから、樋管撤去のその債務負担についてなんですが、令和2年度の債務負担行為の設定に当たっては、この解体撤去工事費と、それから施工監理委託、それから樋管撤去に係るものということで、一連のものを債務負担行為として設定させていただいたところですが、その樋管撤去に関しては、国交省との協議に当たって、このコロナの影響もあったわけなんですけれども、令和2年度中の協議が整わないと、令和3年度に協議を改めて行うということになったものですから、令和2年度の補正の中でその分補正するということになりますけれども、そういった中で、改めて令和4年度に実施するものについて令和3年度中に協定を行う関係から、新たに債務負担行為を設定させていただいているというものでございます。 それと、工事の概要についてということなんですが、今お話しさせていただきました設計施工一括発注ということで、今現在は、工事監理をしていただく業者と市と、それから施工業者3者でその詳細について、細かい部分について詰めの作業をしているところです。これまで3回ほど協議を行わせていただいております。間もなく雪解けと併せて、いよいよ現場事務所を設置して、それから解体の準備に入っていくということになっていくものと考えてございます。 解体そのものについては、その11月にも話しいたしました、アスベスト、それからダイオキシン、そういったものを注意しながらということになりますけれども、あと、おおむね4月頃にはプラント機器の解体撤去、管理棟、処理棟の解体工事が行われまして、秋頃、10月頃には外構等の撤去も行われ、降雪前には建物の処分関係が行われる予定ということになってございます。あと、それ以降、冬、降雪期に迎えてから完成図書の作成などもろもろの事務的な作業を行うという予定でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  コロナについてでありますが、国民が、もっと大きく言えば人類が危機に直面しているこのときに、当初予算にその予算がないというのは、私まず一番先に驚いたんですよ、この予算見て。例えば、補正のほうには出ている2款1項20目緊急経済事業、これ当初予算では、そっくりここの目が消えているんですよね。もう一つ言うと、補正のほうになりますけれども、国から6億円の臨時交付金が来て、それはただそのまま財調さ戻してやったと。あと、それから、コロナの影響で事業がなくなってお金が余ったやつも全部財調さ戻したという、そういうつくりで果たしてこれ、市長選挙控えているからとか、義務的経費だからなんていう、そういう理由が果たして通用するのかなというふうに私思っているんです。ただ、これやり取りすると大綱質疑でなくなってしまいますので、私たまたま一般質問で通告しているので、このあとは一般質問のほうでやりますけれども、果たしてこういう予算のつくりでいいのかなということを疑問に思った、驚いたということをまず申し上げておきます。 再質問は2点目の生活保護についてでありますけれども、扶養照会、現行どおりやるということでしたが、それではお聞きしますけれども、今まで扶養照会やって、おおむね何%ぐらいの人がその経済援助を受けることに成功しているのか教えてください。 3点目の衛生センターの解体についてですが、入札で1社だけだったというのは私経験したことないんです。今回、初めて入札したら1社だけだったということで、そこさ今、工事やらせるところなんですけれども、当局としては、なぜ1社しか入札に応募さねかったものだべかなという、どういうふうに当局はそれを分析しているものですか。 以上。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、生活保護に関しては、再度、福祉課長から、また、衛生センターに関しましても、再度、市民生活部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  そうすれば、生活保護については福祉課長。 ◎福祉課長(小笠原隆)  何%の経済援助につながっているかということですけれども、まず、生活保護の申請があった場合、私どものほうから制度の説明をしてございます。その際、制度の説明の中で扶養照会の制度の説明もさせていただいております。その制度の説明をした上で、生活保護の申請を辞退するようなケースは、当市においてはございませんので、このまま現行の県の指導の下に基づいて制度設計を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  %を求めていたんだけれども。もう一回。 ◎福祉課長(小笠原隆)  現在、そのパーセンテージの細かい詳細な数字は、現在、持ち合わせてございません。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦)  解体撤去について1社になった理由ということなんですけれども、これは前回の際にもお話しさせていただきました。入札参加に当たっての実績ということで2点述べさせていただいて、北秋田市内のA級の3業者がその入札参加資格の対象になるといったようなことでございました。そして、いわゆる市内でこの解体撤去が可能ということで、市内業者に絞らせていただいた上で、手続に入らせていただいたわけなんですが、結果として1社になったということなんですが、後日、関係業者等にお話を聞いた際には、他の工事との兼ね合いから参加に至らなかったというような話も聞いてはございます。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  生活保護についてですが、私、今これから言うことも今の国会で明らかになりましたが、厚労省が扶養照会をした全国の46万件を追跡調査して、そのうち経済援助につながったのが1.45%だということが公表されました。つまり、99%は役に立っていないということなんですよ。何に役立っているのかというと、扶養照会されるから、そもそも申請を取りやめますということが起きている。課長さっきないと言いましたが、私ちょっとそれ信じられません。私のところに生活相談に来た人でも、今まで何人かそういうふうにおっしゃって辞退をした人が実際にいます。私だけで数件、経験していますので、それがないというのはちょっと私には信じられないことですが、まず、それはともかくとして、いずれこの扶養照会が、もう一回繰り返しますが、本当に経済援助につながっているのではなくて、生活保護を断念させる、その防波堤に使われているというのが現実なんです。だから、菅首相だって見直しさせねばねえなということで、今、厚労省さ検討しなさいというふうに指示出しましたというのが、今の国会の答弁なんですよ。 くしくも今朝の朝日新聞の投書に、ある市で生活保護の担当やっていた、今、退職した人が現役時代の、今、私がしゃべったような仕事ぶりをざんげする投書を今朝載っておりましたけれども、いずれにしても、今までやってきたことを正反対にころっと変えるというのは、なかなか行政の仕事としては難しいのは私も十分分かりますので、このことについて今後、庁内で十分検討する必要があるのでないか、国だって検討するとしゃべっているんだから、市だって市民のことを考えて、いい方向に検討するということは必要なのではないんでしょうか。現行どおりやりますと断言しないで、検討必要だと思いますが、そこは当局はどう思いますか。答弁求めます。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一)  現行の生活保護法の絡みと、それから、県の指導等の絡みもございますが、今後、情勢の流れがどういうふうに傾くかというところも見据えながら、検討させていただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  昼食のため1時まで休憩いたします。   (休憩)                    (11時44分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (13時00分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第13「議案第12号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。
    ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) 予算書の12ページをお願いいたします。 議案第12号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算。 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ33億1,534万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 歳出予算の流用。 第2条、地方自治法第220条第2項ただし書により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一管内での経費の各項の款の流用。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 なお、今年度から、第2条歳出予算の流用の条を追加しております。これは、地方自治法220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額が予算の執行上必要がある場合に限り、予算の定めるところにより流用することができるとされているものでございますが、2款の保険給付費において、特に高額療養費の支払いにおいて、例年、決算見込みにより3月補正を行っておりますが、1件当たりの医療費が年々高額となる中、最終の診療報酬の請求が3月補正予算算定に間に合わないことから、結果として、年度末において、高額療養費予算に不足が生じ、支払い事務の執行に支障を来すことが、今後、より想定され得ること、また、そうしたことを想定、見越して算定した場合、いたずらに予算を膨らませてしまうことになりかねないことから、今年度から提案させていただくものでございます。 それでは、予算の概要につきまして、事項別明細書でご説明申し上げます。 事項別明細書の151ページ、152ページをお開き願います。 初めに、歳出の概要でございます。 1款1項1目一般管理費は、前年度比78万3,000円の減になっておりますが、これは、主に12節委託料のシステム改修費、18節負担金の増減によるものです。 次に、2款の保険給付費、1項療養諸費、次のページの2項高額療養費の各目については、令和2年度決算見込みを基に計上しております。 なお、1項の療養諸費から3項の移送費までは、県からの保険給付費交付金で賄われることになります。 次に、3款の国民健康保険事業費納付金の1項医療給付費分、次のページ、2項後期高齢者支援金等分、3項介護給付金分につきましては、県から示された仮係数による事業費納付金額を計上しております。 なお、2月1日に公表されました確定値では、仮係数より約3,100万円減額となっておりますが、今後、歳入歳出の状況を見ながら補正をお願いしたいと考えてございます。 5款1項1目特定健康診査等事業費は、保健センターが実施しております特定健診・特定保健事業のうち国保分に係る繰出金となります。 5款2項1目疾病予防費では、前年度比110万5,000円の増額となっておりますが、主に通信運搬費と医療費通知書作成委託の増額で、医療費の通知発送に関して、これまで年1回としていたものですが、受診から通知までの間隔が長過ぎるという指摘と全県的な取組の状況から、年2回通知に変更することによるものでございます。 なお、この令和3年度に関しましてのみ、これまでの年度分を通知する関係から、今後変更する2回にもう1回分、合計3回の発送に係る予算を計上しております。 次に、7款1項3目償還金は4,233万4,000円の減額ですが、これは、昨年度高額医療費共同事業に係る国保連の算定ミスによる国庫への返還があったことによるものとなります。 次に、歳入の概要についてご説明いたします。 148ページをお願いいたします。 1款の国民健康保険税は、昨年度比マイナスの1,066万3,000円となってございます。令和2年度決算見込みをベースに算出しておりますが、被保険者数の減少とコロナ関連での減収等を見込んで減額としております。 3款1項1目の保険給付費等交付金は、保険給付費等に係る県支出金で歳出予算の保険給付費の見込みなどにより、前年度比4,945万5,000円の増額となっております。 次のページ、5款2項1目財政調整基金繰入金は、財源調整によるものです。前年度歳出でも説明いたしました高額医療費共同事業に係る算定ミスによる国庫への返還金への充当があったため、前年度比で大きな減額となってございます。 以上が国民健康保険特別会計の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第12号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第14「議案第13号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算」 日程第15「議案第14号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算」 日程第16「議案第15号、令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算」 の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の16ページをお願いいたします。 議案第13号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算。 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億5,376万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、事項別明細書でご説明いたします。 事項別明細書の169ページをお願いいたします。 1款1項1目1節報酬ですが、会計年度任用職員6名分、2節、3節、4節につきましては、職員5名分の人件費となってございます。その他一般管理費は、昨年と比較して大きな違いはございません。 次のページをお願いいたします。 2款1項1目医業費です。10節需用費の医薬材料費については、患者見込み数の減少により前年度と比較して約1,000万円ほど減額計上してございます。 続きまして、歳入です。 167ページをお願いいたします。 1款1項の外来収入ですが、1目から5目まで8,647万5,000円を計上しております。年間患者延べ数を6,084人と見込んで積算してございます。昨年度と比較いたしまして655人の減となってございます。 1款2項1目諸検査等収入は、予防接種、健診、嘱託医の受託収入となっております。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出の調整をしております。 なお、合川診療所につきましては、これまで毎週土曜日も診療しておりましたが、患者数の減少などもあり、令和3年4月1日からは第2、第4土曜日を休診日とすることで規則改正してございます。 以上が令和3年度国民健康保険合川診療所特別会計予算の説明でございます。 続きまして、予算書の19ページをお願いいたします。 議案第14号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算。 令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ56億9,492万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては、事項別明細書185ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費につきましては、前年度より440万円ほど増加しておりますが、これは、12節の介護保険システムの改修委託によるものが主なものです。それ以外はほぼ同様となってございます。 次のページです。 1款3項2目認定調査等費につきましては、昨年度より114万円ほど増加となっておりますが、これは、11節役務費の主治医意見書作成手数料、令和3年が更新申請の周期に当たることから、申請件数の増加を見込んでおり、増額となったものでございます。 次に、2款1項1目介護サービス給付費ですが、要介護1から5までの分で、前年度比1億6,835万8,000円の増額ですが、これは、後期高齢者の増による認定者の増及び介護報酬0.7%引上げを見込んだものでございます。 188ページをお願いいたします。 3款1項1目日常生活総合支援事業ですが、要支援1、2の方の訪問、通所サービスでございます。比較して300万円ほど減額となっていますが、これは、軽度認定者の減を見込んでございます。 3款1項2目介護予防事業ですが、パワリハや介護予防講座などの予算を計上してございます。 3目包括的任意事業費には、地域包括支援センター運営事業、在宅医療・介護連携推進事業、認知症総合支援事業等の予算を計上してございます。 189ページの12節委託料の一番下になります。今年度からの事業となりますが、家族介護支援事業ということで、認知症の方の徘徊等によりまして、行方不明となった場合の保護情報共有サービスで、どこシル伝言板事業というものを実施いたします。これは、QRコードに家族との連絡を取れる情報等を入力し、QRコードのシールやラベルを持ち物や衣類の数か所に縫いつけます。発見者がQRコードを読み取ることで介護者家族との連絡が取れるシステムで、行方不明者のいち早い保護に期待できるものでございます。QRコードと一緒に北秋田市の文字とバタもっちを入れたデザインとなってございます。現在、社会福祉協議会で実施しております一人ひとりが見守り隊事業と並行しながら取り組んでまいりたいと思ってございます。 なお、予算は初期導入費で3万8,500円、シール等の製作費で21万4,000円、50組を想定しております。初回の申込みにつきましては、市で作成し無料で配布いたしますが、2回目からは個人負担でお願いするものでございます。 続いて、歳入をご説明いたします。 事項別明細書の180ページをお願いいたします。 1款1項1目第1号被保険者保険料ですが、被保険者数は1万3,509人を見込んでございます。昨年と比較して47人ほど減となっております。 それから、3款国庫支出金、次ページ、4款支払基金交付金、5款県支出金は、それぞれ給付費等の定められた負担割合に応じた金額となってございます。 183ページをお願いいたします。 7款1項3目低所得者介護保険料軽減繰入金につきましては、保険料軽減分の市負担分と2段階、3段階の市独自の軽減分を繰り入れるものでございます。 以上が令和3年度北秋田市介護保険特別会計予算の説明でございます。 続きまして、予算書の24ページをお願いいたします。 議案第15号、令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算。 令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ691万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書の201ページをお願いいたします。 1款1項公債費、1目元金、1目利子につきましては、平成14年開設の森吉生活支援ハウスの元利償還金となってございます。 続きまして、歳入です。 前ページをお願いいたします。 2款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が令和3年度北秋田市介護サービス事業特別会計の説明でございます。 ご提案申し上げました3件について、ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号、議案第14号、議案第15号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第17「議案第16号、令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) 議案第16号をご提案申し上げます。 予算書27ページをお願いいたします。 令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算。 令和3年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億8,605万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては、事項別明細書の207ページをお願いいたします。 初めに、歳出の概要です。 1款1項1目一般管理費は、前年度比52万9,000円の減額となっています。昨年度、システム改修がありましたが、その委託料の減が主なものとなります。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度比3,383万5,000円の増額となっております。これは、保険料の見直しとそれに伴う基盤安定繰入金の増額が主な理由となります。 次に、歳入の概要でございます。 205ページをお願いいたします。 1款後期高齢者医療保険料は、令和2年度からの保険料の見直し、均等割と所得割の見直しがありましたが、その見直しが行われたことなどにより、1人当たりの保険料の推計額が増加したことによる増加となってございます。 3款1項2目の保険基盤安定繰入金は、低所得者等の保険料軽減額に係る負担金となりますが、前年度決算見込みにより973万8,000円の増額となっております。 以上が後期高齢者医療特別会計の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第16号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第18「議案第17号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」 日程第19「議案第18号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」 の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の30ページをお願いいたします。 議案第17号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算。 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,922万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 説明は、事項別明細書でご説明申し上げます。 事項別明細書の213ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費には、会計年度任用職員6名分、2節、3節、4節については、職員10名分の人件費となってございます。今年度末で常勤医師1名と事務員1名が退職することから2名減となっています。昨年度と比較して2億1,811万7,000円の減となってございますが、令和2年度分につきましては、解体工事、外構工事、改修工事等の設計・工事費が計上されておりましたので、その分の減額と退職者2名の人件費が主なものでございます。 次のページをお願いいたします。 2款1項1目医業費ですが、昨年度より215万5,000円減額です。患者数の減少による医薬材料費の減と在宅酸素の利用者の減による物品借り上げ料の減となってございます。 3款1項1目、2目は、地方債の元利償還金となってございます。 次に、歳入です。 211ページをお願いいたします。 1款1項外来収入ですが、1目から5目まで9,231万円を計上してございます。これは、年間延べ患者数1万6,140人を見込み積算したものでございます。昨年度と比較して2,475人の減となってございます。 1款2項1目諸検査等収入には、健診や予防接種、嘱託医の受託収入を計上してございます。 212ページをお願いいたします。 4款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 阿仁診療所の令和3年度からの内科の診療体制ですが、内科常勤医が退職される予定ですので、内科の診察につきましては、秋田大学医学部より強力なご支援をいただき、月曜日の午前の診療、木曜日の午前の診療及び午後には訪問診療及び施設診療も行っていただくこととなっております。また、これまで火曜日の午前中は内視鏡検査等で大学よりおいでいただいておりましたが、内科診療も行っていただけることとなっております。整形外科につきましては、これまでどおり水曜日の午前中の診療となります。 以上が令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計の説明でございます。 続きまして、予算書の33ページをお願いいたします。 議案第18号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算。 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億732万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書でご説明いたします。 227ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費の1節は、会計年度任用職員3名分、2節、3節、4節は、職員10名分となってございます。12節委託料の診療業務委託ですが、秋田大学から整形外科、脳血管科、心臓血管外科の3名の先生の委託費を計上してございます。 次のページ、14節工事請負費ですが、レントゲン室の空調設備故障による改修工事費となってございます。 次のページです。 2款1項1目医業費が200万円ほど増額となってございますが、17節の備品購入費で、心電計の故障により新たに購入することから、増額となったものでございます。 3款1項公債費につきましては、地方債の元利償還金となってございます。 歳入です。 225ページをお願いいたします。 1款1項の外来収入ですが、1目から5目まで1億32万円を計上しております。年間延べ患者数1万3,300人を見込んだ積算となってございます。令和2年度との当初比でいきますと1,744人の減となってございます。 1款2項1目諸検査等収入は、健康診断や予防接種、嘱託医の収入を計上しています。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出の調整を行ってございます。 以上が令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算の概要でございます。 ご提案いたしました2件について、ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第17号、議案第18号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、説明員の席の移動のため、5分休憩いたします。 35分まで休憩いたします。   (休憩)                    (13時29分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。休憩以前に引き続き会議を続けます。   (再開)                    (13時34分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第20「議案第19号、令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算」 日程第21「議案第20号、令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算」 日程第22「議案第21号、令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算」 日程第23「議案第22号、令和3年度北秋田市沢口財産特別会計予算」 日程第24「議案第23号、令和3年度北秋田市七日市財産区特別会計予算」 日程第25「議案第24号、令和3年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算」 日程第26「議案第25号、令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算」 日程第27「議案第26号、令和3年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算」 日程第28「議案第27号、令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算」 以上9件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の36ページをお願いいたします。 議案第19号、令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ251万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算書でご説明申し上げますので、次のページをお願いいたします。 37ページです。 歳入の主なものといたしましては、1款1項の財産運用収入といたしまして250万6,000円を計上いたしておりますが、こちらは、秋田県総合保健事業団及びメガソーラー用地等の土地貸付料となっておるものでございます。 歳入は以上でございます。 引き続き、歳出でございます。 1款1項の管理会費につきましては、その主なものが財産区管理委員7名の報酬及び費用弁償となるものでございますが、管理会を廃止してございます沢口財産区以外の全ての財産区において同様に計上するものでございます。また、財産区管理委員は2年に一度管外視察研修を行っており、令和2年度に研修を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止いたしましたので、再度令和3年度に研修を実施するための委員の費用弁償を計上いたしております。 2款1項の総務管理費でございますが、こちらは、財産区有地の草刈り、作業道の刈り払いに要する経費を計上するものでございます。 続きまして、3款1項の他会計繰出金94万4,000円につきましては、一般会計繰出金となりますが、一般会計を通じまして、公共下水道接続住民に対する助成をするためにその費用を計上するもので、助成額は1世帯当たり11万8,000円の合計8戸分を見込んでおるものでございます。 坊沢財産区は以上でございます。 続きまして、39ページをお願いいたします。 議案第20号、令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市綴子財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ442万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入よりご説明申し上げます。 歳入の主なものといたしまして、1款2項の財産売払収入425万4,000円のうち425万2,000円が珪藻土の採掘料となっております。 なお、採掘区域の拡大により、令和2年度と比べまして60万6,000円ほど増額となってございます。 引き続き、歳出となります。 1款1項の管理会費には、委員7名分の報酬や費用弁償を計上しているほか、2款1項の総務管理費26万5,000円につきましては、財産区有地の草刈り及び作業道刈り払いに要する経費を計上するものでございます。 3款予備費につきましては、歳入歳出調整分として計上するものでございます。 綴子財産区は以上でございます。 42ページをお願いいたします。 議案第21号、令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市栄財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ96万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございますが、その主なものといたしましては、2款1項の繰越金90万2,000円となりますが、こちらは調整財源として計上するものでございます。 次に、歳出となりますが、1款1項の管理会費には、委員7名分の報酬、費用弁償を計上しているほか、2款1項の総務管理費には、財産区有地の草刈り及び作業道刈り払いに要する費用を計上するものでございます。 栄財産区は以上でございます。 続きまして、45ページをお願いいたします。 議案第22号、令和3年度北秋田市沢口財産特別会計予算。 令和3年度北秋田市沢口財産特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 沢口財産区でございますが、こちらは既に管理会を廃止してございますので、200万円ほどある繰越金があることから、歳入歳出それぞれ2,000円の予算計上する存置の形となってございます。 沢口財産区は以上でございます。 引き続きまして、48ページをお願いいたします。 議案第23号、令和3年度北秋田市七日市財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市七日市財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ111万4,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入の主なものでございますが、2款1項の繰越金110万8,000円となりますが、こちらは財源調整分として計上するものでございます。 次に、歳出となります。 主なものといたしまして、1款1項の管理会費につきましては、委員7名分の報酬及び費用弁償を計上するほか、坊沢財産区の予算の際に若干ご説明申し上げましたが、2年に一度実施してございます財産区管理委員の管外視察研修の費用につきまして、市内財産区が合同実施しておりますので、その自動車借り上げ料等につきましては、各財産区持ち回りで負担しております。令和3年度につきましては、七日市財産区が鷹巣地区の担当となりますので、自動車借り上げ料などを七日市財産区の予算に計上するものでございます。 2款1項の総務管理費につきましては、財産区有地の草刈り、作業道刈り払いに要する費用を計上するものでございます。 七日市財産区は以上でございます。 51ページをお願いいたします。 議案第24号、令和3年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,254万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 1款1項の財産運用収入833万3,000円でございますが、こちらはゴルフ場用地をはじめとする土地の貸付収入を計上するものでございます。 次に、1款2項の財産売払収入134万9,000円のうち134万7,000円につきましては、間伐事業における間伐材売払収入を計上するものでございます。 2款1項の他会計繰入金286万4,000円につきましては、間伐事業に対する補助金を一般会計経由にて受入れすることから計上するものでございます。 歳入は以上でございます。 引き続き、歳出でございます。 主なものといたしまして、1款1項の管理会費には、委員6名分の報酬及び費用弁償を計上してございます。七日市財産区の際に説明申し上げましたが、財産区の管外視察研修の自動車借り上げ料等について、森吉・阿仁地区の当番財産区が米内沢財産区となっておりますので、そちらの経費22万9,000円ほどが米内沢財産区の予算に計上してございます。 3款1項財産取得費には、造林費といたしまして468万8,000円を計上しておりますが、令和2年度施業予定の区有林間伐事業について、木材市場価格の低迷等を考慮いたしまして中止いたしましたが、再度、令和3年度におきましても補助事業を活用して、当該間伐を実施予定していることから、それに要する経費を計上するものでございます。 4款1項他会計繰出金42万2,000円は、過去の造林事業のために発行した地方債の元利償還金を計上するものでございます。 4款2項の分収交付金249万6,000円につきましては、歳入の土地貸付収入を分収割合に基づき関係集落に交付するものでございます。 5款の予備費につきましては、歳入歳出の調整分として計上するものでございます。 米内沢財産区は以上でございます。 54ページをお願いいたします。 議案第25号、令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市前田財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ316万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 1款1項の財産運用収入168万5,000円につきましては、岩石採掘地の土地貸付収入132万8,000円が主なものでございます。 2款1項の繰越金147万2,000円でございますが、調整財源として計上するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費は、委員6名分の報酬、費用弁償を計上してございます。 あと、4款1項の他会計繰出金として130万円計上してございますが、こちらは合併浄化槽設置世帯に対しまして1戸当たり20万円助成するもので、その4戸分であります80万円と自治会館整備に対する補助金50万円を計上したもので、いずれも一般会計を通じて補助となるものから計上するものでございます。 4款2項の分収交付金につきましては、土地の貸付収入を分収割合に基づき関係集落に交付するものでございます。 前田財産区は以上でございます。 57ページをお願いいたします。 議案第26号、令和3年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,706万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 主なものといたしまして、1款2項の財産売払収入193万2,000円のうち193万1,000円につきましては、令和3年度実施の間伐材売払収入を計上するものでございます。 2款1項の他会計繰入金1,493万4,000円につきましては、令和3年度施業の間伐事業に対する県補助金410万5,000円と財源不足を補填するために一般会計から繰入れする1,082万9,000円の合計額となっております。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費には、委員7名分の報酬、費用弁償を計上してございます。 3款1項財産取得費には造林費といたしまして669万1,000円を計上してございますが、米内沢財産区同様、令和2年度施業予定の間伐事業収入について、木材市場価格の低迷を考慮して中止いたしましたが、再度、令和3年度におきまして収入間伐を予定してございますので、そちらの経費を計上するものでございます。 4款1項他会計繰出金948万6,000円につきましては、過去の造林事業のために発行した地方債の元利償還金を計上するものでございます。 阿仁合財産区は以上でございます。 60ページをお願いいたします。 議案第27号、令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算。 令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ509万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入の主なものでございますが、2款1項の他会計繰入金504万2,000円でございますが、財源不足を補填するために一般会計からの繰入れ分となっております。 次に、歳出でございます。 1款1項の管理会費には、委員7名分の報酬、費用弁償を計上いたしております。 3款1項の他会計繰出金447万1,000円につきましては、過去の造林事業の発行した地方債の元利償還金を計上するものでございます。 以上、令和3年度坊沢財産区から大阿仁財産区までの9財産区につきましてご提案申し上げます。ひとつよろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 10番 佐藤 文信議員。 ◆10番(佐藤文信)  今、説明を伺いましたが、議案第19号の坊沢財産区と議案第25号の前田財産区に関わって、一般会計からの繰入金の項目が廃款というふうな表示になっています。一方で、じゃ、24号の米内沢財産区、議案26号阿仁合財産区、27号大阿仁財産区には、繰入金として一般会計繰入金というふうな項目が残っていますけれども、この2つの財産区に関わって一般会計からの繰入金が廃款というふうな取扱いになっていますが、この点について、何か特別な事情があったのかどうかお知らせいただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  財政課長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  財政課長。 ◎財政課長(佐藤栄作)  廃款になったところに関しては、令和3年度特別支出がないために廃款となります。特別な事情はありません。 ○議長(黒澤芳彦)  再質問。 10番 佐藤 文信議員。 ◆10番(佐藤文信)  そういうふうな意味合いだと、それでもいいんだけれども、そうであれば、むしろ廃款というふうな項目でなくて、別に記載しなくてもよかったのかなと思うんだけれども、予算の減額として落とさなければならなかったのでこの項目があるのかどうか。そうだとすれば、しっかりした款項目、何款何項というようなことはちゃんと載せるほうがよかったんではないのかなと思います。もし、そうであれば、何款何項というふうな記載がなくて、単純に廃款というふうなことなので、そこら辺の表記の仕方として、私はそういうふうな考え方であれば、適当だとは思いませんが、その点についてはいかがですか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  財務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  財務部長。 ◎財務部長(佐藤進)  先ほど、財政課長がご説明申し上げましたとおり、計上予算がないことから廃款ということになるわけでございますが、こちら、前年度と比較する場合、廃款がなければその数字が出てきませんので、合計額が合わなくなる関係上、このような表記になってございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  10番 佐藤 文信議員。 ◆10番(佐藤文信)  例えば、坊沢財産区の歳出の項目の239ページありますよね。この一番下段のほうに、会計処理上の金額の表示はあるんですが、例えば何款何項と、これ順番からいくと、例えば分からないんですが、4款1項とかというふうな表記が必要になるのではないかなと思いますが、その点についてはいかがですか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねて、財務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  財務部長。 ◎財務部長(佐藤進)  款の記載と数字の記載のことだと思いますけれども、あくまでも廃款、款を廃止するということでございますので、その款の前にそういった数字等はつかないような形になります。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第19号から議案第27号までの9件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第29「議案第28号、令和3年度北秋田市病院事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 議案第28号、令和3年度北秋田市病院事業会計予算。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市病院事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。 (1)許可病床数。総数320床、一般病床224床、療養病床48床、精神病床40床、結核病床4床、感染症病床4床。 (2)年間患者数。市民病院入院6万3,729人、外来11万5,668人。 (3)1日平均患者数。市民病院入院174.6人、昨年同期と比較して4.5人の減で計上してございます。外来476人、昨年度と比較いたしまして、1日当たり29.6人減として積算してございます。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款病院事業収益5億3,203万4,000円、第1項医業収益1,000円、第2項医業外収益5億3,203万2,000円、第3項特別利益1,000円、収入合計5億3,203万4,000円。 支出。 第1款病院事業費用8億2,930万4,000円、第1項医業費用7億2,764万8,000円、第2項医業外費用1億165万3,000円、第3項特別損失2,000円、第4項予備費1,000円、支出合計8億2,930万4,000円。 次のページをお願いいたします。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款資本的収入2億5,662万5,000円、第1項出資金1億4,096万6,000円、第2項他会計負担金1億1,565万9,000円、収入合計2億5,662万5,000円。 支出。 第1款資本的支出2億5,662万5,000円、第1項建設改良費1,000円、第2項企業債償還金2億5,662万4,000円、支出合計2億5,662万5,000円。 一時借入金。 第5条、一時借入金の限度額は1億円と定める。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、収益的収入からご説明いたします。 明細書の12ページをお願いいたします。 1款2項2目1節国県補助金1,915万3,000円は、説明欄に記載の補助金を計上してございます。 3目1節他会計補助金2億9,949万2,000円は、指定管理料、昨年同額2億7,000万円と常勤医師奨励金2,880万円、新規4名、継続16名の計20名を見込んでございます。事務経費69万2,000円を計上しております。合計で2億9,949万2,000円でございます。 4目1節他会計負担金は、政策的医療費分として9,824万円、償還金利息は利率の改正により昨年当初より1,938万6,000円少ない7,443万2,000円を計上してございます。 5目1節長期前受金戻入4,071万3,000円は、建物減価償却費のうち建設時の補助金分を戻入れ処理するもので、昨年と同額計上となってございます。 次に、収益的支出でございます。 13ページです。 1款1項1目のうち、1節、2節、3節は事務費、4節委託料は指定管理料2億7,000万円、病院会計システム保守委託26万4,000円を計上してございます。5節負担金補助及び交付金のうち政策的医療交付金1億1,739万3,000円、常勤医師奨励金2,880万円を計上してございます。 2目減価償却費は記載のとおりでございます。 1款2項1目1節は、企業債利息、2目1節その他雑支出は、控除対象外消費税償却費を計上したものでございます。 次に、資本的収入でございます。 15ページをお願いいたします。 1款1項1目1節一般会計出資金のうち企業債元金償還金の繰入れ基準内分1億4,096万5,000円でございます。 2項1目1節他会計負担金ですが、企業債元金償還金の繰入れ基準外分1億1,565万9,000円となってございます。昨年度当初より増額となってございますが、いずれも企業債の利率の見直しによるものとなってございます。 次に、資本的支出です。 1款2項1目1節企業債償還金は、元金の償還でございます。昨年度当初より増額となっておりますが、企業債の利率の見直しによるものでございます。 以上が北秋田市病院事業会計予算の概要でございます。 続いて、市民病院の収支計画について若干お話をしたいと思っております。 市民病院の収支計画につきましては、重点取組事項を設定しながら取り組んでございます。令和3年度の収益確保といたしましては、地域包括ケア病棟の看護体制の充実を図り、病床稼働率の向上、それから、施設基準の上位取得による増収を計画してございます。看護体制を、現在17名から21名に上位基準を取得することによって単価で1,500円の増を見込むこととしております。また、前年度の包括ケア病棟の病床稼働率87%から90%を見込む計画で進めてございまして、これによる増収は約4,000万円ほどと見込んでございます。それから、令和3年度におきましても、費用の縮減ということを目標に進めてまいります。費用の総額が対前年度より毎年2%ほどアップしてございますが、これは医師の増による給与等、あるいは医業収益増による材料費等の増、それから、開院から年数の経過による医療機器の修繕あるいは設備関係の増によるものでございます。今年度もさらにそういったものの経費縮減を図って経費を抑える計画としてございます。 令和3年度の患者数につきましては、先ほど1日当たりの外来、入院患者数のお話をさせていただきましたけれども、令和3年度におきましても、令和2年度同様、新型コロナウイルス等によりまして患者の受診控えということが予想されますが、現在、令和2年度の収支見込みにつきましては、若干見込みとして、現状では4,000万円ほどの返納金が見込まれる状況となってございます。したがいまして、今年度におきましても、令和2年度の実績を見込みまして、指定管理料2億7,000万円ということで、同額を計上させていただいたものでございます。 どうか、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第30「議案第29号、令和3年度北秋田市水道事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案いたします。 予算書の1ページをお開き願います。 議案第29号、令和3年度北秋田市水道事業会計予算。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務予定量は、次のとおりとする。 (1)給水件数1万2,619件。セグメントごとの内訳は括弧内記載のとおりでございます。 (2)年間総給水量299万8,035立方メートル。 (3)1日平均給水量8,214立方メートル。 (4)主要な建設改良事業。非常用発電機盤改修工事176万円、摩当浄水場機械電気設備更新工事773万3,000円、小猿部地区配水管布設工事1,537万8,000円、小猿部第1滅菌室機械電気設備更新工事1,416万8,000円、米内沢地区配水管布設工事378万4,000円、小又橋添架管補修工事968万円、阿仁合簡易水道施設流量計更新工事474万1,000円、阿仁合地区配水管布設工事645万7,000円、戸鳥内地区配水管路舗装本復旧工事370万7,000円、戸鳥内地区配水管布設工事970万2,000円。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款水道事業収益8億2,319万8,000円、第1項営業収益6億4,043万6,000円、第2項営業外収益1億8,076万円、第3項特別利益2,000円。 支出。 第1款水道事業費用8億6,170万5,000円、第1項営業費用7億7,514万6,000円、第2項営業外費用7,339万1,000円、第3項特別損失416万8,000円、第4項予備費900万円。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,496万4,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,060万6,000円、過年度分損益勘定留保資金2億2,551万1,000円、減債積立金1,884万7,000円で補填するものとする。) 収入。 第1款資本的収入2億2万6,600円、第1項固定資産売却代金1,000円、第2項補償費600万円、第3項負担金944万円、第4項出資金1億8,482万5,000円。 支出。 第1款資本的支出4億5,523万円、第1項建設改良費1億2,857万3,000円、第2項企業債償還金3億2,665万7,000円。 予定支出の各項の経費の金額の流用。 第5条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)営業費用及び営業外費用の間の流用。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費。 第6条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、または、それ以外の経費の金額をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費8,511万4,000円。 (2)交際費9万円。 他会計からの補助金。 第7条、水道事業運営のため一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は9,211万2,000円である。 棚卸資産購入限度額。 第8条、棚卸資産購入限度額は1,266万3,000円と定める。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 北秋田市水道事業の概要でございます。 水道事業では、人口減少に伴う料金収入の減少と老朽施設の更新費用の捻出という将来課題に対応すべく、令和2年度から3か年でアセットマネジメントの作成に取り組んでございます。関連予算といたしまして、アセットマネジメントの作成委託事業、2年目の年次委託費1,620万円を計上してございます。アセットマネジメント水道ビジョン経営戦略の作成をもって持続性確保のための将来ビジョンを描くことになります。 重点施策といたしましては、有収率と収納率の向上に取り組みます。有収率対策といたしまして、予算の第2条にも記載してございます小猿部、米内沢、阿仁合、戸鳥内各地区の配水管布設工事のほか、漏水調査委託事業費815万1,000円を計上しており、適正な維持管理を継続実施して、有収率の向上に努めてまいります。収納率対策といたしましては、2年目を迎える窓口業務委託事業、こちらの年次委託費4,963万2,000円を計上しており、官民連携によりさらなる収納率の向上に努めていくものです。 経営状況といたしましては、黒字化を見込んでございます。予定貸借対照表におきまして、当年度末未処分利益剰余金で1,000万円ほどの増額を計上しており、さらなる経営改善が図られると見込んでおり、効率的、効果的な予算編成をもって持続可能な経営基盤の強化を図ってまいります。 以上が令和3年度北秋田市水道事業会計の概要となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第31「議案第30号、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) ご提案いたします。 予算書の1ページをお開き願います。 議案第30号、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市下水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務予定量は、次のとおりとする。 (1)排水戸数7,985戸。セグメントごとの内訳は括弧内記載のとおりでございます。 (2)年間総排水量228万9,000立方メートル。 (3)1日平均排水量6,272立方メートル。 (4)主要な建設改良事業。鷹巣処理区北部面整備工事2億6,100万円。鷹巣処理区北部舗装復旧工事2,100万円、米内沢処理区施設統廃合工事8,200万円、米内沢処理区施設統廃合舗装復旧工事2,100万円、阿仁合浄化センター汚泥脱水機整備工事1,502万6,000円、米内沢浄化センター建設工事業務委託1億1,400万円、耐水化計画策定業務委託1,300万円。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款下水道事業収益13億4,975万9,000円、第1項営業収益3億9,058万円、第2項営業外収益9億5,917万9,000円。 支出。 第1款下水道事業費用14億1,255万円、第1項営業費用12億7,137万6,000円、第2項営業外費用1億3,701万3,000円、第3項特別損失116万1,000円、第4項予備費300万円。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億1,984万9,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,672万2,000円、過年度分損益勘定留保資金2億9,312万7,000円で補填するものとする。) 収入。 第1款資本的収入11億9,727万8,000円、第1項企業債6億3,200万円、第2項出資金2億5,851万2,000円、第3項補助金2億8,266万4,000円、第4項負担金等2,410万2,000円。 支出。 第1款資本的支出15億1,712万7,000円、第1項建設改良費5億4,681万4,000円、第2項企業債償還金9億7,031万3,000円。 債務負担行為。 第5条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。 事項、公共下水道事業水洗便所等改造資金利子補給補助金。令和3年度融資分。農業集落排水事業水洗便所等改造資金利子補給補助金。令和3年度融資分。期間、限度額は記載のとおりでございます。 企業債。 第6条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。 起債の目的、公共下水道事業。限度額2億4,530万円。公共下水道事業資本費平準化債2億6,430万円、特定環境保全公共下水道事業資本費平準化債2,980万円、農業集落排水事業資本費平準化債9,260万円。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。 一時借入金の限度額。 第7条、一時借入金の限度額は9億円と定める。 予定支出の各項の経費の金額の流用。 第8条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)営業費用、営業外費用及び特別損失の間の流用。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費。 第9条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、または、それ以外の経費の金額をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費4,908万2,000円。 他会計からの補助金。 第10条、下水道事業運営のため一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は5億5,855万7,000円である。 棚卸資産購入限度額。 第11条、棚卸資産購入限度額は43万1,000円と定める。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、概要のほうをご説明いたします。 前に戻っていただきまして、予算書の1ページをお開き願います。 予算第2条、業務の予定量、(4)主要な建設改良事業でございますが、鷹巣処理区北部面整備工事、上杉、下杉地区農業集落排水施設の米内沢処理区への統廃合工事、米内沢浄化センター耐震化工事につきましては、継続して整備するほか、新たに耐水化計画策定業務を予定しております。これは、河川や内水氾濫の発生により下水道施設が浸水した場合、市民生活に多大な影響を与えることから、対策浸水深や対策箇所の優先順位等を定める計画を策定するものでございます。 次に、第3条、収益的収入及び支出でございます。 主な下水道事業収益につきましては、使用料収入、一般会計補助金、長期前受金戻入が、下水道事業費用につきましては、各施設の維持管理費、減価償却費、企業債支払利息が主なものとなってございます。 第4条、資本的収入及び支出でございます。 主な資本的収入につきましては、企業債、一般会計出資金、国庫補助金が、資本的支出につきましては、工事請負費、企業債償還金が主なものとなります。 資本的収入が資本的支出に対し不足する額については、条文括弧書きのとおり補填するものでございます。 第5条から第11条につきましては、記載のとおりとなってございます。 北秋田市の下水道事業は、令和2年度、今年度から、地方公営企業法の財務規定を適用し、公営企業会計で経営されてございます。令和3年度の経営状況につきましては、8,500万円程度の純損失を見込んでおり、これは、法の一部適用による公営企業会計の導入によりまして、経営状況が明確化されたと考えられる部分でございます。今後も、このように推移されることが想定されることから、経営状況を注視しながら、適正な事業経営や社会情勢なども勘案した上で、新たな料金設定の対応も検討してまいりたいと考えてございます。 下水道等の生活排水処理施設は、汚水の処理、トイレの水洗化といった生活環境の改善はもとより、河川などの公共用水域の水質保全、資源循環型社会の構築に不可欠な社会資本であることから、今後も計画的な整備と適正な維持管理、そして、経営健全化を図りながら、持続可能で効率的な事業運営を目指して取り組んでまいります。 以上が議案第30号、北秋田市下水道事業会計予算の概要となります。よろしくご審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第30号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  説明員、席の移動のため、14時35分まで休憩いたします。   (休憩)                    (14時29分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。休憩以前に引き続き会議を続けます。   (再開)                    (14時35分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第32「議案第31号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、予算書の1ページをお開きください。 ご提案申し上げます。 議案第31号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)。 令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第12号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1,913万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ299億9,330万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 繰越明許費の補正。 第2条、繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」による。 債務負担行為の補正。 第3条、債務負担行為の追加、変更、廃止は、「第3表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第4条、地方債の変更、廃止は、「第4表 地方債補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 補正第12号につきましては、事業精算に伴う補正となってございますので、そちらのほうをご説明申し上げたいと思います。 最初に、繰越明許費よりご説明申し上げますので、8ページのほうをお願いいたします。 第2表、繰越明許費補正、追加でございます。 6款1項農林水産業費、農業費の担い手確保・経営強化支援事業から、8款3項の土木費、河川費の急傾斜地崩壊対策事業までの9事業を追加するもので、翌年度に繰り越して使用する繰越明許費の議決をお願いするものでございます。 なお、一番上の6款1項の担い手確保・経営強化支援事業から、3番目の畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業費までの3事業につきましては、国の第3次補正予算として、国・県におきましても繰越し予定となっていることから、それと同じく繰越しするものでございます。 また、上から4番目の6款1項の農地集積加速化基盤整備事業から、7番目の7款1項小又橋歩道改修事業までの4事業及び一番下の8款1項の急傾斜地崩壊対策事業につきましては、県営事業に係る負担金事業となりますが、県における事業繰越しに伴う繰越明許費の追加でございます。 続きまして、第3表、債務負担行為補正でございます。 9ページでございます。 追加といたしまして12件、変更が2件、廃止が2件となるものでございます。 追加のうち、一番上の太平湖グリーンハウス駐車場敷地借り上げ料から、下から3番目の森吉山阿仁スキー場コース敷地借り上げ料までの10事業につきましては、観光施設に関する借地契約更新に際して設定するものであります。あと、下から2つでございますが、北秋田市クウィンス森吉施設管理委託と、一番下の北秋田市森吉山荘施設管理委託の2件につきましては、来年度からの指定管理者募集に際して応募がなかったことから、4月からの施設運営に支障を来すことのないよう一部委託を実施するため、今年度内にその契約を行う必要があることから設定するものでございます。いずれも期間限度額につきましては、記載のとおりとなってございます。 次に、変更でございます。米代流域衛生センター解体撤去事業につきましては、当初施設の解体及び樋管撤去を予定してございましたが、国との樋管撤去に係る協定締結が令和3年度に見込みとなったことから、解体撤去に要する内容のみに変更するもので、それに伴い、期間限度額を記載のとおり変更するものでございます。また、ごみ収集運搬業務委託につきましては、入札執行の結果に基づき限度額を変更するものでございます。 廃止につきまして、クウィンス森吉及び森吉山荘の指定管理料でございますが、いずれも指定管理者募集に応募がなかったことから廃止するものでございます。 次のページをお願いいたします。 第4表、地方債補正でございますが、12件は変更、3件は廃止となるものでございます。そのほとんどが事業精算に伴う補正でございますが、上から4番目の農地集積加速化基盤整備事業と農地中間管理機構関連圃場整備事業の2件につきましては、県営事業負担金の額が追加となることから、それに伴い増額変更をお願いするものでございます。 廃止の3件につきまして、宿泊施設パワーアップ事業につきましては、事業申込みがなかったことから、また、除雪機械整備事業につきましては、国庫補助事業として採択されなかったことから、また、元町跨線橋改修事業につきましては、事業内容の見直しに伴い、いずれも廃止するものでございます。 次に、歳入歳出予算につきましては、事項別明細にてご説明申し上げますので、事項別明細書の14ページをお願いいたします。 2款1項20目緊急経済支援事業費といたしまして3億3,466万9,000円を減額してございます。いずれも事業精算に伴う補正となってございますけれども、19節の上から5番目、多様な農業経営応援事業費補助金並びにその下のスマート農業応援事業費補助金につきましては、追加要望による事業費の組み替えにより追加補正をお願いするものでございます。 18ページをお願いいたします。 中段からやや下になりますが、3款2項4目児童福祉施設費の1節非常勤職員報酬3,274万4,000円の減額となってございますが、時間外手当を含む月額報酬単価を過大に積算していたことから、精算行為において減額するものでございます。 続きまして、20ページをお願いいたします。 上段4款1項3目の予防費22節の過年度分返還金の58万2,000円及びその下、4款1項4目の母子保健事業費の22節の過年度分返還金、この2点につきましては、いずれも国庫補助事業に係る令和元年度分の精算に伴う返還となっております。 続きまして、21ページの中段になります。 4款4項1目の上水道費、18節上水道事業負担金でございますが、7,411万4,000円の減額となってございます。こちらは、国が示す繰り出し基準に基づき、一般会計より水道事業会計に繰り出しているもののうち、高料金対策に関するものについて、該当となる基準が変更となったことにより戻入れするものでございます。 23ページをお願いいたします。 6款1項3目農業振興費でございますが、18節の下から3番目担い手確保・経営強化支援事業費補助金857万2,000円を計上いたしております。こちらは、農地中間管理事業を活用している地区において、意欲的な取組により農業経営の発展を図ろうとする担い手に対し、必要な農業機械導入を支援するために事業費の2分の1を補助するもので、対象は1農業法人、財源は全て県の補助金となってございます。 なお、当該事業につきましては、繰越明許費の議決をお願いしてございますが、先ほど、令和3年度の当初予算においてご説明申し上げましたとおり、こちらの補助採択とならない場合も想定されることから、新年度予算におきましても、強い農業・担い手づくり総合支援交付金として予算計上してございます。 その下でございます。水田麦・大豆産地生産性向上事業費補助金として6,200万円を計上いたしております。こちらは、大豆等の産地におきまして団地化、生産性向上に向けた営農技術の導入や農業機械の導入を支援するもので、営農技術等の導入につきましては、1協議会に対して定額の補助、機械等の導入に対しましては、3法人に対して事業費の2分の1を補助するものでございます。 なお、当該事業につきましても、繰越明許費の議決をお願いするものでございます。 次のページ、24ページをお願いいたします。 6款1項4目の畜産費の18節でございますが、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業費補助金といたしまして15億4,875万9,000円を計上いたしております。こちらは、秋田県北地域クラスター協議会に対しまして、七日市字門ヶ沢地区への畜産用施設の整備に要する事業費の2分の1を補助するもので、財源といたしましては、全額県補助金となってございます。こちらにつきましても、繰越明許費をお願いするものでございます。 その下、22節に地域農業構造対策推進事業費補助金返還金といたしまして625万9,000円を計上いたしております。こちらは、平成14年度に補助金を活用いたしまして旧あきた北央農協が取得した比内地鶏製品製造施設におきまして、現所有者であります秋田たかのす農協が別法人に対して有償貸付けすることになったことから、その貸付けによる収益が生じるものにつきましては、国への返還義務が生じたもので、返還の財源につきましては、全て農協からの歳入となるものでございます。 次に、その下、6款1項6目の農地費の18節でございますが、上の農地集積加速化基盤整備事業負担金並びにその下、1つ、農地中間管理機構関連圃場整備事業負担金につきましては、いずれも土地改良事業に係る県営事業負担金の追加に伴うものでございます。 次、27ページをお願いいたします。 一番下となります。8款2項5目の防災対策事業費といたしまして1億1,682万5,000円を減額してございます。こちらは、国の補助配当が要望額を下回ったことにより精算減額するものとなってございます。 続きまして、29ページをお願いいたします。 8款5項3目住宅建設費でございますが、こちらは1億452万2,000円を減額いたしております。こちらも、防災対策事業費同様、補助配当が要望額を下回ったことにより精算減額するものでございます。 35ページのほうをお願いいたします。 13款2項3目の地域振興基金積立金といたしまして2,883万8,000円を計上いたしておりますが、その内訳といたしましては、利息が33万8,000円、財政調整基金からの繰入金が2,850万円となっております。 なお、今回、財政調整基金からの繰入れにつきましては、平成19年度にふるさと基金を廃止して、当該基金を全て財政調整基金に繰入れしておりますが、昨年、県よりこちらのふるさと市町村圏基金造成に係る県助成分に関する考え方の提示を受けまして、県からの指導に基づき協議の結果、同様の趣旨の基金に積み替えるものにしたものでございます。 歳出は以上でございます。 引き続き、3ページをお願いいたします。 歳入でございます。 一般財源の主なものでございます。上段、1款1項の市民税でございますが、1目の個人分につきましては3,376万円の増額を見込んでございますが、予算編成当初と比べまして給与所得の増加が見込まれたことにより追加するものでございます。2目の法人分の3,034万円の減収につきましては、コロナ禍の影響による減収を見込んだものでございます。 中段の10款1項1目の地方交付税でございますが、こちらは、今年度の決定額と計上額の差額分を全て計上するものでございます。 5ページ目をお願いいたします。 一番上となりますが、14款2項1目の総務費国庫補助金といたしまして、4節に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金といたしまして6億737万8,000円を計上してございます。こちらは、国の2次交付分の申請により確定額を計上するものでございます。 なお、こちらの費用につきましては、今年度の新型コロナウイルス感染症対策に要した事業の経費に全て財源充当してございます。 同じく5ページの中段でございます。 14款2項7目の教育費国庫補助金、1節の学校教育補助金といたしまして、公立学校情報機器整備費補助金を計上してございます。こちらは、学習用コンピューター、タブレット端末の整備に対する補助金の追加交付があったことによる計上でございます。 8ページをお願いいたします。 18款2項1目財政調整基金繰入金といたしまして12億3,274万6,000円の減額補正をしてございます。こちらにつきましては、歳出の13節で申し上げました地域振興基金のふるさと基金の積み替え分といたしまして2,850万円繰入れするほか、今回の歳入補正の国庫補助金でございます新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源充当による戻入れのほか、当該補正の精算に伴う余剰財源を繰入れするもので、補正後の基金残高は約49億8,000万円ほどとなるものでございます。 その下、18款2項5目の学校施設整備基金繰入金1億円の減額でございますが、当初、小学校空調設備事業に充当するために財源として1億円取り崩しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の臨時交付金が充当可能になったことから繰戻しするものでございます。 次に、19款1項1目の繰越金でございますが、前年度の繰越金の留保額全て計上するものでございます。 次のページをお願いいたします。10ページでございます。 21款1項8目の教育債のうち、1節の合併特例事業債といたしまして3億8,030万円の増額及び2節の過疎対策事業債といたしまして4億30万円の減額をしてございます。こちらにつきましては、発行可能な過疎対策事業債の総額の不足により振替発行するものでございます。 なお、起債によりまして、事業費に対する充当率が異なっておりますので、過疎対策事業債につきましては事業費の全額を、合併特例事業債は充当率が95%となることから、歳出におきまして、この5%が一般財源に振り替わるものでございます。 以上が補正第12号の概要となります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第31号は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、説明員の席の移動により席替えいたしますので、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (14時55分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を続けます。   (再開)                    (14時56分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第33「議案第32号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) 予算書の11ページをお願いいたします。 ご提案申し上げます。 議案第32号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)。 令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,699万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億7,856万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては、事項別明細書の44ページをお願いいたします。 歳出の概要でございます。 1款1項1目一般管理費1節の報酬は、レセプト点検員3名の勤務実績による減額となります。12節の委託料は、システム改修費の請差となります。 2款1項3目一般被保険者療養費は、協会けんぽの資格喪失後受診による保険者間調整による補正となります。 次のページ、2款2項高額療養費は、この保険者間調整分を含め、決算見込みによる増額補正となります。 3款国民健康保険事業費納付金は、歳入の決算見込みによる財源振替となります。 5款1項1目特定健康診査等事業費及び2項1目疾病予防費は、それぞれ決算見込みによる減額となります。 6款基金積立金は、歳入予算額と歳出予算額の差を計上したものとなります。これによる令和2年度末の基金残高は2億5,841万1,000円と見込んでおります。 7款1項3目償還金は、過年度分の保険給付費交付金の精算による返還金となります。 次に歳入でございます。 42ページをお願いいたします。 1款国民健康保険税は、当初の見込みに対しまして被保険者数が増加したことによる増額補正となります。なお、今般のコロナ関連による減免額は、令和2年度分で220万7,000円、元年度分で24万円、合計244万7,000円となる見込みでございます。 3款1項2目災害等臨時特例補助金は、令和2年度分のこのコロナ減免に係る補助金となります。減免額の10分の6が交付対象となります。残り10分の4、及び元年度分は4款の特別交付金に含まれます。 4款1項1目の普通交付金は、歳出の保険給付費の補正に伴うものとなります。2節特別交付金の特別調整交付金は、コロナ減免に係る交付金及び市町村分保険者努力支援制度の国交付金に係る精算によるものとなります。その下、県繰入金は、国庫負担金減額相当分及び収納率対策に係る額の確定によるものとなります。 4款2項1目の福祉医療基盤強化補助金、次のページの5款、6款、8款は、それぞれいずれも決算見込みによる補正となります。 以上が令和2年度国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第32号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第34「議案第33号、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」 日程第35「議案第34号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の14ページをお願いいたします。 議案第33号、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)。 令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,475万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,555万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、事項別明細書でご説明いたします。52ページをお願いいたします。 1款1項1目1節報酬は、看護師のパート2名から1名減となったことから減額補正するものです。12節委託料は、医療事務委託の実績によるものでございます。 2款1項1目医業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり、患者が減少したため医薬材料費を減額補正するものです。12月末同期比では666人の減少となってございます。13節使用料及び賃借料の物品借上料につきましては、在宅酸素を必要とする患者が減少したことにより、借上料を減額補正するものでございます。当初10人で見積もっていたわけですが、現在までで月約7人くらいで推移している状況でございます。 続いて、歳入、前ページをお願いいたします。 1款1項1目から4目まで外来患者数の減少見込みで1,474万4,000円の減額補正と見込んでございます。予算額より15%の減少見込みとしてございます。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が合川診療所特別会計補正予算(第3号)の説明でございます。 続きまして、予算書の17ページをお願いいたします。 議案第34号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)。 令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ820万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億1,961万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、事項別明細書の59ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費につきましては、人件費の補正となります。 1款3項1目介護認定審査会の報酬、旅費の減額補正は、開催回数の減少によるものでございます。2目認定調査費等の1節、3節は調査員3人から1名減となったこと、11節、12節は実績見込みによる減額補正でございます。 1款4項1目企画運営評価、12節委託料は、第8期介護保険計画策定業務委託の請差となってございます。 3款1項2目12節は、アンケート業務委託の請差でございます。3目7節報償費から11節役務費までは、新型コロナウイルス感染症による各種研修会等の中止などによる減額でございます。 60ページをお願いいたします。 4款1項1目24節積立金は、介護保険財政調整基金の利息分を積み立てるものでございます。 続いて歳入です。 57ページをお願いいたします。 1款1項1目、3款2項1目、2目、4目、1項2目、5款3項1目は、それぞれの制度上の負担割合に基づく補正となってございます。 前ページをお願いいたします。 3款2項3目、5目、6目の交付金補助金につきましては、交付決定により計上するものでございます。 次ページをお願いいたします。 7款1項一般会計繰入金は、実績に基づく精算となり一般会計の繰出金も同額減額するものでございます。 7款2項1目介護保険財政調整基金繰入金で財源調整をしてございます。 以上が介護保険特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。 ご提案いたしました2件について、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第33号、議案第34号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第36「議案第35号、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) 予算書の20ページをお願いいたします。 ご提案申し上げます。 議案第35号、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,629万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,963万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要については、事項別明細書の66ページをお願いいたします。 歳出でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合への納付金の決算見込みによる補正となります。 これに対する歳入は、前のページをお願いいたします。 1款後期高齢者医療保険料と3款繰入金、保険基盤安定繰入金になりますが、いずれも決算見込みによる補正となります。主に保険料の見直しによる1人当たりの保険料が増加したことによるものとなります。 以上が後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第35号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第37「議案第36号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)」 日程第38「議案第37号、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それではご提案申し上げます。 予算書の23ページをお願いいたします。 議案第36号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)。 令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ308万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,357万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、事項別明細書でご説明いたします。 71ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費の12節委託料の設計管理委託は、診療所外構工事設計管理業務委託の契約請差を減額補正するものです。 2款1項1目医業費の使用料及び賃借料の物品借上料につきましては、在宅酸素利用者減で減額補正するものです。 3款1項1目、2目は、令和元年度末に完了した阿仁診療所改築工事に係る地方債の確定による元金及び利子償還金の補正となります。3節公債諸費の補償費につきましては、旧阿仁診療所解体工事に伴い、平成7年にエレベーター設置事業として借り入れた財政融資資金の繰上償還額が確定したことにより、不足額を補正するものでございます。 続いて歳入です。 69ページをお願いいたします。 1款1項1目から3目までは、外来患者数の減少見込みによる減額補正となっております。 3款1項2目の医療機関、薬局等における感染拡大防止等支援事業補助金につきましては、12月議会におきまして3診療所とも補正いたしましたが、当初医科のみが該当と認識しておりましたが歯科においても適用となることが分かったため、今回補正するものでございます。使途につきましては、既に診療において使用したもの等についても適用となるものでございます。3目診療検査医療機関体制整備協力金につきましては、県で季節性インフルエンザ流行期における発熱患者等の診療、検査を行う医療機関を受付しておりまして、新阿仁診療所におきましては、感染症のための病床等も準備し発熱患者と接触しない動線も確保していることから、このたび県へ申請したものでございます。新型コロナウイルス感染症の検査も実施することから50万円の協力金が支給されることとなったものでございます。 70ページをお願いいたします。 7款1項1目のインフルエンザ流行期における発熱外来診療体制確保支援補助金につきましては、前段ご説明いたしました検査医療機関として指定を受けまして、その補助金として403万3,000円を見込んでおります。平日2時から4時まで体制を確保しておりまして、これまでの実績といたしましては1月末までで9名で、うちPCR検査を実施した患者は2名となってございます。結果は、いずれも陰性でございます。 前ページ、4款1項1目一般会計繰入金で財源調整をしてございます。 以上が阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。 続きまして、予算書の26ページをお願いいたします。 議案第37号、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)。 令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億610万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算書の次のページをお願いいたします。 3万円の補正ということでございますが、これにつきましては、人件費に関わる補正でございます。一般会計繰入金で財源調整をしてございます。 以上が米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)の説明となります。 ご提案申し上げました2件について、ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第36号、議案第37号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ここで、説明員席の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (15時20分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を続けます。   (再開)                    (15時23分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第39「議案第38号、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第40「議案第39号、令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第41「議案第40号、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第42「議案第41号、令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第43「議案第42号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)」の5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、予算書の29ページをお願いいたします。 ご提案申し上げます。 議案第38号、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ281万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 2款1項の他会計繰入金、こちらは一般会計繰入金となりますが5万5,000円の減額補正となってございます。こちらは、緩衝帯整備事業を坊沢財産区で行いましたが、全額県補助により実施しておりますので事業の精算に伴い県補助金も精算するもので、補助金につきましては一般会計を通して受入れしていることから、当該分を減額するものでございます。 次に歳出でございます。 2款1項の総務管理費5万5,000円の減額補正でございますが、緩衝帯整備事業が終了したことによる精算に伴う減額となってございます。 引き続きまして、32ページをお願いいたします。 議案第39号、令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ149万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,488万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 1款2項財産売払収入として399万6,000円を計上しております。内訳といたしましては、令和元年度実施いたしました間伐事業における立木売払収入650万1,000円が収入されたことによる追加と、今年度予定の間伐事業中止により、当初予算計上の当該立木に売払収入250万5,000円の減額によるものとなってございます。 2款1項の他会計繰入金、これは一般会計繰入金となりますが250万5,000円の減額でございますが、今年度の間伐事業中止による県補助分を減額するものでございます。 引き続きまして、歳出をご説明申し上げます。 3款1項の財産取得費、これは造林費となりますが548万4,000円の減額につきましては、今年度実施予定の間伐事業の中止により事業費を全て減額するものでございます。 4款2項分収交付金29万1,000円につきましては、先ほど歳入の財産売払収入でご説明申し上げました昨年度実施の間伐事業による収入が発生してきたことにより、関係集落に対して条例に基づく割合により分収交付金を交付するものでございます。 5款の予備費でございますが、当該補正予算の歳入歳出予算の差額分を計上するものでございます。 35ページをお願いいたします。 議案第40号、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ413万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ702万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。 2款1項財産売払収入として66万6,000円の減額補正を行ってございます。内訳といたしましては、今年度予定の間伐事業中止による当初予算計上の立木売払収入373万円の減額と令和元年度実施いたしました間伐事業による立木売払収入304万4,000円が収入されたことの合計額で66万6,000円の減額となってございます。 2款1項の他会計繰入金、一般会計繰入金となりますが373万円の減額につきましては、今年度の間伐事業の中止による県補助分を減額するものでございます。 4款1項の雑入でございます。支障木伐採補償につきまして、財産区有地における秋田県発注の林道伐開工事における支障木に関する補償金が入ったものでございます。 引き続き、歳出でございます。 3款1項の財産取得費といたしまして、これは造林費となりますが814万6,000円を減額してございます。今年度実施予定の間伐事業の中止により事業費を全て減額するものでございます。 4款1項他会計繰出金、これは一般会計繰出金となりますが64万円の減額につきましては、一般会計を通して交付してございます合併処理浄化槽に関する助成金について今年度実績の1件を除き残りを不用額として減額するものでございます。 4款2項の分収交付金5万3,000円につきましては、先ほど歳入でご説明申し上げました支障木の伐採補償収入が発生したことにより関係集落に対して分収交付金交付するものでございます。 5款の予備費でございますが、歳入歳出予算の差額分を計上するものでございます。 引き続き38ページをお願いいたします。 議案第41号、令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ774万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ876万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 1款2項の財産売払収入として330万7,000円の減額補正を行ってございます。内訳といたしましては、今年度予定の間伐事業の中止による当該立木売払収入359万円の減額、それと、財産区有地内における県発注工事の立木売払収入28万3,000円が発生したことによる増額の合わせた額の補正となってございます。 2款1項他会計繰入金、一般会計繰入金となりますが444万1,000円の減額につきましては、今年度の間伐事業中止による県補助金359万円の減額及び財源調整分85万1,000円の減額の合計額を補正するものでございます。 次に、歳出でございます。 3款1項の財産取得費でございますが783万2,000円の減額につきましては、今年度実施予定の間伐事業の中止により事業費を全て減額するものでございます。 4款1項の他会計繰出金、これは一般会計繰出金となりますが、補正額はゼロでございますけれども、一般財源収入となります立木売払収入があったことによる財源更正となってございます。 4款2項の分収交付金8万4000円につきましては、先ほど歳入でご説明申し上げました立木売払収入が発生したことにより関係集落に対して分収金を交付するものでございます。 41ページをお願いいたします。 議案第42号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ453万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお願いいたします。 歳入でございます。 1款2項の財産売払収入として188万4,000円計上いたしておりますが、これは、令和元年度施業の間伐事業における立木売払収入の代金が収入されたことによる計上でございます。 2款1項の他会計繰入金、一般会計繰入金となりますが182万7,000円の減額につきましては、先ほどの間伐事業による立木売払収入があったことによる当初予算における財源調整分を減額補正するものでございます。 次に、歳出でございます。 3款1項の他会計繰出金、一般会計繰出金となりますが、補正額はゼロとなってございますが一般財源となります立木売払収入があったことによる財源振替となってございます。 3款2項の分収交付金5万7,000円でございますが、先ほど歳入でご説明申し上げました立木売払収入が発生したことにより関係集落に対して分収交付金を交付するものでございます。 以上、坊沢財産区から大阿仁財産区までの5特別会計につきましてご提案申し上げます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第38号から議案第42号までの5件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第44「議案第43号、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 議案第43号、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)。 総則。 第1条、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出。 第2条、令和2年度北秋田市病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款病院事業収益6億2,916万4,000円、補正予定額1,671万8,000円の減、計6億1,244万6,000円。 第2項医業外収益、既決予定額6億2,916万2,000円、補正予定額1,671万8,000円の減、計6億1,244万4,000円。 支出。 第1款病院事業費用、既決予定額9億2,830万7,000円、補正予定額1,671万8,000円の減、計9億1,158万9,000円。 第1項医業費用7億2,864万5,000円、補正予定額85万3,000円の減、計7億2,779万2,000円。 第2項医業外費用、既決予定額1億9,965万9,000円、補正予定額1,586万5,000円の減、計1億8,379万4,000円。 資本的収入及び支出。 第3条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額2億6,778万4,000円、補正予定額710万6,000円、計2億7,489万円。 第1項出資金、既決予定額1億3,568万8,000円、補正予定額497万4,000円、計1億4,066万2,000円。 第2項他会計負担金、既決予定額1億1,069万6,000円、補正予定額213万2,000円、計1億1,282万8,000円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額2億6,778万4,000円、補正予定額710万6,000円、計2億7,489万円。 第2項企業債償還金、既決予定額2億4,385万5,000円、補正予定額710万6,000円、計2億5,096万1,000円。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、補正予算の明細書でご説明いたします。 8ページをお願いいたします。 収益的収入からご説明申し上げます。 1款2項2目1節国県補助金10万8,000円の減額ですが、地域療育医療拠点施設整備運営事業の基準額が変更となったことから減額するものでございます。 3目1節他会計補助金74万5,000円の減額ですが、常勤医師奨励金が60万円、旅費等の事務費14万5,000円を減額するものでございます。 4目1節他会計負担金1,587万3,000円の減額は、企業債の利率の見直しによる建設事業債利子償還金の減額となってございます。 6目1節その他医業外収益8,000円の増ですが、平成30年度がん診療機能等強化事業の消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額7,286円を国に返還するものでございます。 続いて、収益的支出につきましては、収益的収入でご説明した内容で収支同額となってございます。 続いて9ページ、資本的収入ですが、1款1項1目1節一般会計出資金、1款2項1目1節他会計負担金につきましては、企業債の利率の見直しによる基準内繰入れ、基準外繰入れのそれぞれの金額を増額補正するものでございます。 続いて資本的支出ですが、1款2項1目1節企業債償還金でございますが、利率の見直しによる元金の増加で710万6,000円を補正するものでございます。 これによりまして、一般会計4款5項1目の負担金補助及び交付金の市民病院負担金より951万2,000円の減額補正をしてございます。 最後に、現時点での市民病院の収支見込みにつきましてお話しいたします。 医業収益では、入院、外来とも1日当たりの患者数は減少しております。特に、コロナの影響等で内科、小児科につきましては全県各病院で軒並み減少傾向にありますが、市民病院におきましては1日当たりの単価が入院、外来とも若干増えてきている状況でございます。経費につきましては、患者減少に伴う医薬材料費の減、看護師の計画増員が実施できなかったことによる経費の減、重油等燃料単価の差額、さらにはコロナ関連の補助金等の特別利益の増などによりまして、見込みにつきましては現時点で4,000万円ほどの返還が見込まれている現状でございます。 以上が病院事業会計補正予算の概要でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第43号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第45「議案第44号、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) 予算書の1ページをお開き願います。 ご提案いたします。 議案第44号、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)。 総則。 第1条、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 業務の予定量の補正。 第2条、令和2年度北秋田市水道事業会計予算(以下、「予算」という)第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正する。 (4)主要な建設改良事業。綴子地区配水管移設補償工事、既決予定額953万円、補正予定額953万円の減、計ゼロ円。 収益的収入及び支出の補正。 第3条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款水道事業収益、既決予定額8億9,206万9,000円、補正予定額7,411万4,000円の減、計8億1,795万5,000円。 第2項営業外収益、既決予定額2億6,709万4,000円、補正予定額7,411万4,000円、計1億9,298万円。 支出。 第1款水道事業費用、既決予定額9億1,151万8,000円、補正予定額2,263万8,000円の減、計8億8,888万円。 第1項営業費用、既決予定額8億573万円、補正予定額1,866万5,000円の減、計7億8,706万5,000円。 第2項営業外費用、既決予定額7,310万6,000円、補正予定額277万2,000円、計7,587万8,000円。 第3項特別損失、既決予定額2,368万2,000円、補正予定額674万5,000円の減、計1,693万7,000円。 資本的収入及び支出の補正。 第4条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書き中、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額1億909万1,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額811万3,000円、過年度分損益勘定留保資金1億97万8,000円を、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億909万9,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額724万7,000円、過年度分損益勘定留保資金8,315万5,000円、減債積立金1,869万7,000円に改める。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額3億297万3,000円、補正予定額953万円の減、計2億9,344万3,000円。 第2項補償費、既決予定額953万円、補正予定額953万円の減、計ゼロ円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額4億1,206万4,000円、補正予定額952万2,000円の減、計4億254万2,000円。 第1項建設改良費、既決予定額8,922万8,000円、補正予定額953万円の減、計7,969万8,000円。 第2項企業債償還金、既決予定額3億2,283万6,000円、補正予定額8,000円、計3億2,284万4,000円。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第5条、予算第7条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額9,423万円、補正予定額14万9,000円の減、計9,408万1,000円。 他会計からの補助金の補正。 第6条、予算第8条中1億7,611万5,000円を1億200万1,000円に改める。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 主な補正について、事項別明細書でご説明いたします。 12ページのほうお開き願います。 収益的収入。 1款2項4目1節補助金でございます。高料金対策繰入金でございますが、これは総務省が示す繰出しの基準に基づきまして一般会計から繰り入れるものでございますが、該当となる基準が変更となったため減額するものでございます。 次のページ、収益的支出でございますが、1款1項1目原水及び浄水費、5節、8節は職員2名分の補正でございます。また、21節動力費につきましては、実績に基づきます精算見込みにより減額補正するものでございます。 1款1項2目配水及び給水費でございます。2節、5節、8節につきましては、職員3名分の補正でございます。17節委託料でございます。請負差額を減額するものでございます。21節動力費、これも実績に基づきます見込みを減額補正するものでございます。 1款1項3目総係費でございます。5節、8節は職員5名分の補正でございます。 1款2項1節企業債利息でございます。これは利率変更に伴います減額補正となってございます。 次のページ、1款2項3目消費税及び地方消費税でございます。これは、本補正に伴います消費税の補正となってございます。 また、1款3項3目固定資産廃棄損でございます。こちらにつきましては、七座浄水場及び前田ポンプ場、こちらの解体工事の請差分を減額とするものでございます。 続きまして、15ページ、資本的収入。 1款2項1目補償費の減額でございます。こちらは、下水道工事に伴う水道管移設補償費、計上してございましたが、本年度移設工事がなかったことから減額するものでございます。 同じ理由から、次のページの資本的支出におきまして、工事請負費を同額減額補正してございます。 以上が、令和2年度北秋田市水道業会計補正予算(第4号)の概要となります。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第44号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第46「議案第45号、令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) 予算書の1ページのほうをお開き願います。 ご提案いたします。 議案第45号、令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)。 総則。 第1条、令和2年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出の補正。 第2条、令和2年度北秋田市下水道事業会計予算(以下、「予算」という)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款下水道事業収益、既決予定額14億535万円、補正予定額2万6,000円の減、計14億532万4,000円。 第1項営業収益、既決予定額3億4,875万3,000円、補正予定額542万円、計3億5,417万3,000円。 第2項営業外収益、既決予定額10億3,568万7,000円、補正予定額544万6,000円の減、計10億3,024万1,000円。 支出。 第1款下水道事業費用、既決予定額14億9,006万4,000円、補正予定額5,526万9,000円の減、計14億3,479万5,000円。 第1項営業費用、既決予定額13億3,336万6,000円、補正予定額5,526万9,000円の減、計12億7,809万7,000円。 資本的収入及び支出の補正。 第3条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6,919万5,000円を6,827万8,000円に、消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,919万5,000円を6,827万8,000円に改める。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額16億6,661万6,000円、補正予定額917万9,000円の減、計16億5,743万7,000円。 第2項出資金、既決予定額4億7,627万7,000円、補正予定額1,227万6,000円の減、計4億6,400万1,000円。 第5項負担金等、既決予定額5,100万3,000円、補正予定額309万7,000円、計5,410万円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額17億3,581万1,000円、補正予定額1,009万6,000円の減、計17億2,571万5,000円。 第1項建設改良費、既決予定額7億6,133万1,000円、補正額1,009万6,000円の減、計7億5,123万5,000円。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第4条、予算第9条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額4,971万7,000円、補正予定額6万5,000円の減、計4,965万2,000円。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書で主な補正内容をご説明いたしますので、10ページのほうをお開き願います。 初めに、収益的収入。 1款1項1目使用料でございます。これにつきましては、これまでの実績を勘案した精算見込みに伴いまして増額の補正としてございます。3目4節督促手数料2万円の増額でございます。こちらも精算見込みに伴いまして増額補正としてございます。 1款2項4目4節消費税及び地方消費税還付金でございます。こちらは、本補正に伴いまして減額補正としてございます。 続いて、収益的収入のほうでございます。 1款下水道事業費用、1款1項1目管渠費、3節、6節につきましては、精算見込みに伴います人件費補正となってございます。15節委託料につきましても、それぞれの事業の請差等を精算するものでございます。2目処理場費でございます。15節委託料、それから22節薬品料、こちらのほうも薬品費、こちらのほうも全て精算見込みに伴う減額としてございます。それから、3目の浄化槽費でございます。15節委託料でございます。維持管理業務委託、精算見込みに伴う減額補正としてございます。それから、4目の総係費でございます。こちらも精算見込みに伴う増額補正でございます。人件費補正となってございます。 続いて資本的収入、支出につきましては、支出のほうからご説明いたします。 14ページのほうお開き願いたいと思います。 1款1項1目建設改良費、補償費でございます。こちらにつきましては、下水道工事に伴う水道管移設こちらが不用となったことから補償費を減額するものでございます。また、2目固定資産購入費の4節車両購入費でございます。こちらは、説明欄にある車両の請負差額を減額するものでございます。 これに伴います資本的収入でございますが、前のページのほう13ページをお開き願いたいと思います。 1款2項1目1節他会計出資金の減額、1款4項1目受益者負担金でございます。こちらは増額補正していますが、こちら年度内に新たに宅地造成等ございまして新規の共用区域増加等に伴いまして増額補正としてございます。 以上が議案第45号、北秋田市下水道事業会計補正予算の概要となってございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第45号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第47「報告第1号、専決処分の報告について(専決第1号 議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(統合鷹巣中央南小学校大規模改造工事(建築工事)))」の報告を求めます。 教育次長。 ◎教育次長(小笠原吉明) (教育次長 小笠原吉明君登壇) それでは報告いたします。 報告第1号、専決処分の報告について(議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(統合鷹巣中央南小学校大規模改造工事(建築工事)))。 地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、次のとおり専決処分をしたのでこれを報告する。 令和3年2月16日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページお願いいたします。 専決処分書でございます。 専決第1号、専決処分書。 地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、次のとおり専決処分する。 1、議決を経た工事請負契約の契約金額を変更することについて(統合鷹巣中央南小学校大規模改造工事(建築工事))。 令和3年1月27日専決。北秋田市長 津谷 永光。 次のページお願いいたします。 専決の理由でございます。 令和2年6月23日に議会の議決を経た統合鷹巣中央南小学校大規模改造工事(建築工事)に関わる工事請負契約の契約金額を2億4,365万円(内取引に関わる消費税額2,215万円)から2億4,764万800円(内取引に関わる消費税額2,251万2,800円)に変更するため、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき専決処分するものである。 ○議長(黒澤芳彦)  暫時休憩いたします。   (休憩)                    (16時08分) ○議長(黒澤芳彦)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (16時09分) ◎教育次長(小笠原吉明) (教育次長 小笠原吉明君登壇) すみません、専決理由でございます。 令和2年6月23日に議会の議決を経た統合鷹巣中央南小学校大規模改造工事(建築工事)に関わる工事請負契約の契約金額を2億4,365万円(内取引に関わる消費税額2,215万円)から2億4,736万6,900円(内取引に関わる消費税額2,248万7,900円)に変更するため、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき専決処分するものである。 変更内容についての概要でございます。 主に校舎改修工事における内装工事の変更を行っております。 具体的には2階、3階のトイレの壁下地補強の追加、それから、普通教室の天井劣化による張り替えの増となっています。また、内装工事等の面積の増に伴い解体撤去費が増額となっております。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で、報告第1号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第48「陳情第38号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求める陳情について」は、請願・陳情文書表の記載のとおり、産業建設常任委員会に付託し、審査をお願いすることにいたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでございました。   (散会)                    (16時11分)...