○議長(
黒澤芳彦) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上をもって
産業建設常任委員長報告を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) これより付託されました事件について採決を行います。
○議長(
黒澤芳彦) 最初に、日程第8「議案第89号、
北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第9「議案第90号、北秋田市景観条例の制定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも
全会一致による原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第89号、議案第90号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第10「議案第96号、令和2
年度北秋田市
水道事業会計補正予算(第2号)」を採決いたします。 委員長の報告は、
全会一致による原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第96号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第11「議案第97号、市道路線の廃止について(
小ケ田~川口線外2路線)」、日程第12「議案第98号、市道路線の認定について(
佐助岱~川口線外2路線)」以上2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも
全会一致による原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第97号、議案第98号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第13「議案第91号、令和2
年度北秋田市
一般会計補正予算(第7号)」、日程第14「議案第99号、令和2
年度北秋田市
一般会計補正予算(第8号)」以上2件を一括して採決いたします。 所管の各委員長の報告は、いずれも
全会一致による原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 各委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第91号、議案第99号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第15「
一般会計決算特別委員長報告」を求めます。 一般会計決算特別委員長。
◆一般会計決算特別委員長(杉渕一弘) (一般会計決算特別委員長 杉渕 一弘登壇) 一般会計決算特別委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に認定議案として付託された事件は、1件でありました。 この事件について、去る9月10日の委員会構成から10月5日までの期間において、6回の特別委員会を開催し、当局から関係部課長等の出席を求め、慎重に審査した結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 それでは、報告いたします。 「認定第1号、令和元
年度北秋田市
一般会計歳入歳出決算の認定について」は、財政状況について、委員から、市の財政状況は監査委員の指摘どおり厳しい状況にあると考えるが、どのように改善していくのかとの質疑がありました。 市長からは、監査委員の指摘に対し、大変重く受けて止めている。その主な要因は、一般財源となる歳入が地方交付税の算定特例措置の終了に伴い減少しているのに対し、歳出が歳入並みに圧縮できていないことにある。今後は市民サービスの低下に留意しつつ、今まで以上に歳出の抑制に努め、市有施設の集約や廃止、事業の見直し及び廃止など、これまで以上に行財政改革を徹底して推進するとともに、併せて職員一人一人の意識改革にも力を入れて取り組んでまいりたいとの答弁がありました。 次に、キャラクターを活用したプロモーション事業については、委員から、厳しい財政状況の中で事業が継続されたが、行政の仕事は住民の安全、健康及び福祉を保持することであり、不要不急の事業を見極め、見直すべきであったと考えるがとの質疑には、市長から、国内のキャラクターの中で、国内外における知名度等が最上位にあるハローキティの宣伝力を借りて、北秋田市を他自治体と差別化し、PRする広告手法を選択したもので、その上で様々な事業を展開し、当市の魅力を広く発信することで話題性を高め、知名度の向上につなげたいとの目標があり、政策の中の一つとして適切に実施されているものと認識しているとの答弁がありました。 また、観光振興について、委員から、観光については観光情報の受発信、観光資源の見直しと付加価値化、地域イベントの実施等を効果的に進めていくための具体的協議など明確に定め、それぞれが効果的に統一感を持って北秋田市の観光を最大限有効にPRすべきであると考えるが、決算結果を踏まえ、その目的、計画、執行が適正であったか、今後どのような課題があり、どのように観光振興を進めていくのかとの質疑に、市長からは、目標達成に向け、関係機関とは定期的に協議を行っており、
DMO秋田犬ツーリズムにはインバウンド、北秋田市観光物産協会には国内を中心にしたプロモーションや情報発信を行っていただいているほか、様々な事業者、関係者の皆様には、直接的な誘客活動やイベント開催等を担っていただいていることから、近年の宿泊者数や外国人観光客数は増加傾向にある。今後も、森吉山を中心とした滞留型観光を推進しながら、歴史・文化に代表される北秋田市ならではの観光コンテンツを充実させるとともに、地域がにぎわう機会を創出し、観光振興と地域経済の活性化を図るために、一層統一感を持って関係機関や連携団体と協議を重ねてまいりたいとの答弁がありました。 また、少子化対策について及び人口減少対策と移住・定住について委員から質疑があり、市長からは、人口1,000人当たりの出生率が合併後の平成17年から平成28年まではおおむね5%前後で推移し、その後、平成30年には4%、令和元年は推計値3.1%と悪化しており、大変憂慮すべき事態であると認識している。しかしながら、これまで子育て環境の整備充実や各種支援制度の創設のほか、子育て世代をターゲットとして、移住・定住の促進、結婚支援など全庁を挙げて横断的に取り組んでいる。 また、都市部から地方へ移転する企業の需要があることを企業誘致や移住対策の新たな視点として取り入れたいと考えている。いずれにしても、若者や子育て世代の移住や定住が大きな鍵を握ることになるので、引き続き取組について推し進めていきたいとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決に当たっては賛成、反対双方の討論があり、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました事件の報告であります。 審査に当たっては、連日ご協力いただきました当局並びに委員各位に対しまして、ここに改めて感謝を申し上げ、報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) これより
一般会計決算特別委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で
一般会計決算特別委員長報告を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) これより付託されました事件について採決を行います。
○議長(
黒澤芳彦) 日程第16「認定第1号、令和元
年度北秋田市
一般会計歳入歳出決算の認定について」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数による認定であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、
委員長報告に反対の討論、つまり原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。
◆2番(三浦倫美) (2番 三浦 倫美君登壇) 令和元年度一般会計決算に反対の立場から討論します。 一般会計のキャラクターを活用したプロモーション事業について、利潤を追求する民間企業との連携事業であり、高額な著作権料、企画ごとの事業費、職員の膨大な労力が費やされましたが、自治体の仕事として適切でなかったと考えます。 また、複数年度にわたり事業が継続されましたが、監査委員から数年連続して財政状況への厳しい指摘がされている時期と重なります。 とりわけ令和元年度決算について、財政状況が改善に向かっている兆しが見当たらないと指摘されています。行政の仕事は住民の安全、健康及び福祉を保持することであり、不要不急の事業を見極めるべきであり、この事業は見直すべきであったと考えます。 以上、財政が厳しい状況であるにもかかわらず、事業の優先順位、見極めが住民本意でなく、行政の仕事として適切でなかったと判断し、キャラクターを活用したプロモーション事業が含まれている令和元
年度北秋田市
一般会計歳入歳出決算の認定について反対いたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、原案に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 6番 佐藤 光子議員。
◆6番(佐藤光子) (6番 佐藤 光子君登壇) 賛成討論を行います。 元号が変わり、新たな時代への幕開けとなった令和元年度の決算については、監査委員の報告書によると、財政構造の弾力性を示す経常収支比率について、ここ数年悪化が続いたが、当年度はほぼ横ばいであり、当年度決算の印象を端的に言えば、好ましからざる水準ではあるものの、急激な悪化傾向にはブレーキをかけられたと報告されております。 また、財政調整基金を中心とした主要3基金の減少を危惧される意見がありますが、基金の積み増しは合併特例債など交付金の減少を見込み、将来必要となるインフラ整備のために計画的に行われたものであり、このことについても監査委員は、年度間の財政調整機能を有するものであり、基金の取崩しに頼らない財政運営への転換を促してはおりますが、利活用は適度であると報告しています。 まち・ひと・しごと創生総合戦略の最終年度として、移住・定住対策、キャラクター活用による市のプロモーション事業、学校統合のための教育環境の整備、市民サービスの向上を目的とした戸籍等コンビニ交付サービス導入事業のほか、し尿処理施設建設事業、宮前町庁舎改修など様々な事業が適正に執行され、令和元年度の財政運営は健全かつ適切であったと判断しております。令和元年度の決算を踏まえ、財政基盤の安定を図るためにも、削減水準の目標を設定し、例外や聖域のない事務事業の改善・改革を行い、地域経済の将来像を描き、時代の変化をしっかりと捉えた地場産業振興、観光振興、移住・定住、子育て支援など思い切った施策を行い、特に待ったなしの少子化対策、人口減少については、目標とかけ離れた実績となっており、実効ある取組がなされてきていないという課題があることから、地域の状況や傾向をしっかりと分析し、目標の細分化とそれに対する問題や各担当の役割の明確化など、徹底した体制で確実に減少に歯止めをかけるよう行財政改革を推し進め、令和3年度の予算編成へとしっかりとつながることを期待申し上げ、私からの賛成討論といたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、原案に反対の討論を行います。 討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。
◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 7番 福岡 由巳です。 認定第1号について反対討論をいたします。 一般会計決算審査に当たって、非常に重要な点であると考えられる問題の一つに、監査委員による審査意見があります。監査委員は、平成29年度決算審査では、求められている行財政改革の水準は、歳入の減少額と見合う歳出の圧縮であり、早期にその域に達しなければならないと平成29年からこのような指摘がなされています。平成30年度はより厳しい意見となり、今回の決算審査の意見はこれまでの意見と変わるところはないとして、改善を急ぐよう求めています。 そこで、具体的に令和元年度の決算の特徴を見ていきますと、第一に、実質単年度収支は3年連続の赤字であります。その総額が10億7,000万円となっています。監査委員がいろいろ指摘されながらも、この3年連続の実質単年度収支赤字は非常に問題があると思います。監査委員の審査意見が厳しく指摘される中、なぜこうなったのでしょうか。そして、この間の財政調整基金と主要3基金の減少額は18億円となっています。深刻な事態と言っても過言ではありません。 第二には、財政構造の弾力性を示す経常収支比率であります。パーセントが高くなれば弾力性がなくなっていくというものでありますが、これは平成27年度79.6%であったのが、平成30年度、昨年度でありますけれども、昨年度の決算で96.0%。そして、今回は96.1%とブレーキはかかったものの、高止まりとなり、平成27年度と比較して、5年間で16.5%も悪化しているわけであります。 これらは一体何を意味しているのでしょうか。それは、基本的には、先ほど監査委員の意見として述べた歳入の減少額に見合う歳出の圧縮を実行してこなかったことにあります。つまり、当局は監査委員の審査意見を重く受け止めることなく財政運営をした結果が今述べた数字になっているのではないでしょうか。 このたびの市長答弁でも、歳入が減少しているのに見合う歳出が圧縮できていないと認めていらっしゃいますように、努力不足だけでは片づけられない問題までになっていると考えます。監査委員は財政破綻の懸念を示し、それを回避するためにはぜい肉をそぎ落とす体質改善しかないのであるが、これは一朝一夕にできることではないと指摘し続けております。 このように、監査委員の意見を重く受け止めずに、このような事態を招いてきた当局の責任は重く、財政健全化は喫緊の課題であり、抜本的な財政計画の策定を急ぐべきと考えます。 以上のことを申し上げ、反対討論といたします。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより本件を採決いたします。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は、賛成多数による認定であります。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
黒澤芳彦) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、認定第1号は原案のとおり認定することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第17「特別・
企業会計決算特別委員長報告」を求めます。 特別・企業会計決算特別委員長。
◆特別・企業会計決算特別委員長(中嶋洋子) (特別・企業会計決算特別委員長 中嶋 洋子君登壇) 特別・企業会計決算特別委員会に付託されました事件について、その審査経過の概要と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に認定議案として付託された事件は、22件であります。 この事件について、去る9月10日の委員会構成から10月5日までの期間において、計6回の特別委員会を開催し、当局から関係部課長等の出席を求め、慎重に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 なお、審査の最終日には、市長、副市長に対して総括質疑を行い、認定・不認定の判断に資したところであります。 それでは、審査の概要について報告いたします。 「認定第2号、令和元
年度北秋田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」は、委員から、国民健康保険税は調定額約6億年のうち、不納欠損額と収入未済額を合わせ約1億円でありながら、基金残高が短期間に3億2,000万円もたまるというのは、会計の在り方とおかしくないかとの質疑があり、市長からは、基金残高が増えた要因は、平成29年度に保険税の引上げと収納率が向上したこと、高額な医療費を負担調整する交付金が多かったことなどにより歳入が増えた。一方で、緊急的な薬価の引下げや被保険者数の減少などにより保険給付費が減少したこと、共同事業の拠出金が少なかったなどにより、歳出が低く抑えられたことが挙げられる。さらに、平成30年度は制度改正により事業費納付金が当初の見込額より少なく、短期間で基金が増加した。これは、秋田県全体の医療費と連動する部分が大きく、制度上予測することは難しいと考えている。 また、基金残高を被保険者1人当たりに換算すると県内で22番目であり、過剰とは認識していないが、国保の運営に当たって国保税の理論算定額との差異や県への事業費納付金算定額に対する激変緩和において調整等の役割を担うものであるので、今後も適切に運用していきたいとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、
全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、「認定第3号、令和元
年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第4号、令和元
年度北秋田市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号、令和元
年度北秋田市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第6号、令和元
年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第7号、令和元
年度北秋田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号、令和元
年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第9号、令和元
年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第10号、令和元
年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第11号、令和元
年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第12号、令和元
年度北秋田市坊沢財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第13号、令和元
年度北秋田市綴子財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第14号、令和元
年度北秋田市栄財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第15号、令和元
年度北秋田市沢口財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第16号、令和元
年度北秋田市
七日市財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第17号、令和元
年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第18号、令和元
年度北秋田市前田財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第19号、令和元
年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第20号、令和元
年度北秋田市大阿仁財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」以上の18件については、審査の結果、全て
全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 「認定第21号、令和元
年度北秋田市
病院事業会計決算の認定について」は、委員から、市民病院の純損失は約3億円である。監査委員の意見書では指定管理者の医業収益が指定管理料に連動する仕組みであり、経営改善のためには、市民病院が提供する様々なサービスに対する市民の満足度を向上させることが最も重要と指摘されているが、このことについてどのように捉えているか、また、改善される問題点は何かとの質疑があり、市長からは、病院事業会計の純損失額については、建物等の固定資産に係る減価償却費など、現金処理を伴わない支出項目によるものであり、医業収益がない指定管理制度で運営されている病院事業会計の性質上、致し方ない部分であると考えている。 市民病院の経営改善については、病院経営を安定的に持続していくために、医師充足や利用者満足度を向上させ、患者及び医業収益を確保していくことが重要であると考えている。今後も、安定的で継続可能な地域医療を確保するため、中核病院としての市民病院の充実を図るとともに、利用者満足度の向上に指定管理者と連携して取り組むとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決に当たっては賛成、反対双方の討論があり、結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 「認定第22号、令和元
年度北秋田市
水道事業会計決算の認定について」は、委員から、前年度に続いて簡易水道事業が統合されたが、料金体系についてはいまだに上水道区域と簡易水道区域に基本料金で差がある。早急に統一すべきと考えるが、その対応はとの質疑があり、当局からは、市民の負担増を可能な限り抑えるために様々な施策を講じ、効果的な事業運営に取り組んできた。また、今年度から施設更新計画策定のアセットマネジメント作成にも取り組んでいる。このアセットマネジメントを基に、水道ビジョン及び経営戦略を令和4年度までに作成し、適正な料金体系の在り方を模索していく。 水道事業は、平成30年度に森吉合川上水道事業、令和元年度に簡易水道事業を法適用化し経営統合したが、各事業それぞれ受益者負担の原則に基づいた料金体系を設定している。今後は、経営改善に努めながら、料金改定の中で段階的に引上げ、統一していきたいと考えているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、
全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 「認定第23号、令和元
年度北秋田市
周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について」は、審査の結果、全て
全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 以上が本委員会に付託されました22事件の報告であります。 最後に、決算審査に当たりましては、連日にわたりご協力いただきました当局並びに委員の皆様に対し、心から感謝とお礼を申し上げまして報告といたします。
○議長(
黒澤芳彦) これより特別・
企業会計決算特別委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。
◆7番(福岡由巳) 認定第21号についてお尋ねいたします。 2点、どのように審査されたのかお尋ねしたいと思います。 1つ目は、一般会計より負担金として7億9,477万4,803円繰り入れております。この点についてどのように審査されたのか。 2点目は、地域救命救急センターについてどのように審査されたのかお尋ねいたします。 よろしくお願いします。
○議長(
黒澤芳彦) それでは、委員長、答弁お願いします。
◆特別・企業会計決算特別委員長(中嶋洋子) (特別・企業会計決算特別委員長 中嶋 洋子君登壇) 病院事業会計の中の決算についてでございますが、さっき私が説明したように、医業収益のない特殊な企業会計であるということから、当局からはいろいろなご説明がありました。7億9,000万円以上の繰入れについて、委員会では質疑ございましたが、当局の答弁に特別異議申し上げることもなく審査になりました。 それから、地域救命救急センターのことについても、特別なことなく、当局説明でそれ以上のことはありませんでした。 以上でございます。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で特別・
企業会計決算特別委員長報告を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) これより付託されました事件について採決を行います。
○議長(
黒澤芳彦) 最初に、日程第18「認定第2号、令和元
年度北秋田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第19「認定第3号、令和元
年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第20「認定第4号、令和元
年度北秋田市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第21「認定第5号、令和元
年度北秋田市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第22「認定第6号、令和元
年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第23「認定第7号、令和元
年度北秋田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第24「認定第8号、令和元
年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第25「認定第9号、令和元
年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第26「認定第10号、令和元
年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第27「認定第11号、令和元
年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第28「認定第12号、令和元
年度北秋田市坊沢財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第29「認定第13号、令和元
年度北秋田市綴子財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第30「認定第14号、令和元
年度北秋田市栄財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第31「認定第15号、令和元
年度北秋田市沢口財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第32「認定第16号、令和元
年度北秋田市
七日市財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第33「認定第17号、令和元
年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第34「認定第18号、令和元
年度北秋田市前田財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第35「認定第19号、令和元
年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第36「認定第20号、令和元
年度北秋田市大阿仁財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について」以上19件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも
全会一致による認定であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、認定第2号から認定第20号までの19件は原案のとおり認定することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第37「認定第21号、令和元
年度北秋田市
病院事業会計決算の認定について」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数による認定であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、
委員長報告に反対の討論、つまり原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 8番
久留嶋範子議員。
◆8番(
久留嶋範子) (8番
久留嶋範子君登壇) 認定第21号、令和元
年度北秋田市
病院事業会計決算、反対討論を行います。 2点、述べます。 1点目、県内には厚生連病院が9つあります。それぞれに地元の自治体からも補助金が出されていますが、ほとんどが1億円台であり、当市の負担金は7億9,477万4,803円、ほぼ8億円で、あまりにも突出しております。財政状況が改善に向かっている兆しは見当たらないとの厳しい監査委員の意見がある中で、一般会計からの負担金の削減につながる取組が一層求められます。 2つ目、脳ドック検診は市の補助事業として行いますが、市民病院では医師がおらず、受診できないということが委員会審査でも話になりました。また、緊急搬送の患者が医師不足により待たされる、または、やむなくほかの医療機関に転送されるというケースも委員会の中で話されました。入院患者数の減少などにより、依然として厳しい病院経営になっておりますが、監査委員が指摘したように、経営改善のためには医師確保と市民サービスの向上、厚生連との指定管理料の在り方など、当市と厚生連との具体的な協議の見直しを図るべきです。 本決算ではその努力が足りていないと判断し、反対いたします。 各議員の賛同を求め、討論を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、原案の賛成の討論を行います。 9番 武田 浩人議員。
◆9番(武田浩人) (9番 武田 浩人君登壇) 認定第21号、令和元
年度北秋田市
病院事業会計決算の認定について、賛成討論を行います。 病院事業会計の純損失については、約3億256万円でありました。ご存じのとおり、病院事業会計は利用料金制度を採用していることから、本来の病院経営と違い、入院や外来収入、検査収入等々の医業に関する収入である医業収益が入ってこない変則的な会計であります。その中で、会計上は減価償却費を計上しなければならないため、減価償却費相当分が損失となります。しかしながら、監査委員からは、資金不足は生じていないと報告がなされておりますので、大きな問題はないものと考えます。 また、長年の懸案でありました医師の充足率については、平成30年4月1日で107.5%、平成31年4月1日で119.3%、令和2年4月1日で127.7%と改善されております。ここに至るまでの関係各位様のご尽力に深く敬意を表したいと思います。 今後は、監査委員の意見にもありましたように、医業収益が増加するよう市民満足度を向上させるべく、さらなる取組を願うものであります。 以上、認定第21号、令和元
年度北秋田市
病院事業会計決算の賛成討論といたします。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、原案に反対の討論を行います。 討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。
◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 認定第21号について反対討論をいたします。 北秋田市病院事業会計の令和元年度一般会計からの繰入れは、負担金として7億9,477万円余りとなっていますが、最近の高額であった平成28年度の7億5,487万円に比べても突出しています。これは、会計上、他の方面へ大きなしわ寄せがいっているものと考えます。これまで厚生連との基本協定の改正を求めていますが、なかなか進みません。指定管理料の返還も続いていることから、当局の踏み込んだ改善を求めます。 また、患者数を見ますと、入院患者は平成29年度7万人台までなりました。しかし、その後の増加を期待しましたが、残念ながら、その後の2年間は減少し続け、6万4,809人と令和元年度はなっております。つまり、平成29年度から令和元年度比較しますと、6,000人減少しております。また、外来患者数は、平成27年度の12万8,340人が令和元年度12万19人となり、5年連続減少し続け、8,000人減少しています。 これらのことから、患者の圏域外への流出を極力抑え、患者数を増加させ、同時に地域救命救急センターとして、休日の日勤、平日・休日の時間外の体制強化を考えると、常勤医師18.6人は、非常勤医師を含めて29.8人となっても不足は否めません。医療の充実は、まず常勤医師の確保であると考えます。 以上から、入院患者数を増やすための常勤医師増員などの医療機能の拡充を求め、一般会計からの繰入れが高額になっているのを抑制するための制度改正を求め、反対討論といたします。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 それでは、本件を採決いたします。 この採決は起立をもって行います。
委員長報告は、賛成多数による認定であります。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
黒澤芳彦) ご着席ください。 賛成多数であります。 よって、認定第21号は原案のとおり認定することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第38「認定第22号、令和元
年度北秋田市
水道事業会計決算の認定について」、日程第39「認定第23号、令和元
年度北秋田市
周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について」以上2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも
全会一致による認定であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、認定第22号、認定第23号は原案のとおり認定することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第40「報告第10号、専決処分の報告について(専決第12号、北秋田市在住の保育に欠ける児童に市外の保育所を利用させることについて)」の報告を求めます。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(石崎賢一) (
健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご報告申し上げます。 報告第10号、専決処分の報告について(北秋田市在住の保育に欠ける児童に市外の保育所を使用させることについて)。
地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、次のとおり専決処分をしたのでこれを報告する。 令和2年10月8日提出。北秋田市長 津谷 永光。 専決処分書です。 専決第12号。 専決処分書。
地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、次のとおり専決処分する。 1、北秋田市在住の保育に欠ける児童に市外の保育所を使用させることについて。 令和2年9月16日専決。北秋田市長 津谷 永光。 最後のページをお願いいたします。 専決理由でございます。 北秋田市在住の保育に欠ける児童に、上小阿仁村立かみこあに保育園を使用させることについて、
地方自治法第244条の3台2項の規定により、北秋田市と上小阿仁村の間において協議するため、同法第180条第1項及び市長の専決処分事項の指定についての規定に基づき、専決処分するものでございます。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(
黒澤芳彦) 以上で報告第10号は報告済みとして終了いたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第41「同意第8号、北秋田市綴子財産区管理委員の選任について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光登壇) それでは、ご提案申し上げます。 同意第8号、北秋田市綴子財産区管理委員の選任について。 北秋田市綴子財産区管理委員に下記の者を選任したいので、同財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市綴子字大堤40番地12、三沢 晃、59歳。 令和2年10月8日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 北秋田市綴子財産区管理委員に1名の欠員が生じたため、後任の選任について提案するものであります。 よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 お諮りいたします。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、同意第8号は同意することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第42「同意第9号、
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光登壇) それでは、ご提案申し上げます。 同意第9号、
人権擁護委員候補者の推薦について。
人権擁護委員候補者に下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市坊沢字屋敷45番地、佐藤 周子、62歳。 令和2年10月8日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 人権擁護委員宮野 恵子が令和2年12月31日をもって任期満了となることから、秋田地方法務局の候補者推薦依頼を受け、その推薦について提案するものであります。 よろしくお願いをいたします。
○議長(
黒澤芳彦) お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 お諮りいたします。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、同意第9号は同意することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第43「決議案第2号、
議会改革特別委員会設置に関する決議について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(小笠原寿) (
議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) 決議案第2号。 令和2年10月8日。
北秋田市議会議長 黒澤 芳彦様。 提出者、
北秋田市議会議員 小笠原 寿。賛成者、
北秋田市議会議員 佐藤 光子、虻川 敬、
久留嶋範子、佐藤 文信、中嶋 洋子。
議会改革特別委員会設置に関する決議。 上記の議案を別紙のとおり
北秋田市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 提案の理由。 これまでの議会の組織、運営等の見直しを図り、より効率的な議会運営ができるよう、議会の改革を推進するものである。 2枚目をご覧ください。 議会改革特別一般会計設置に関する決議。 次のとおり
議会改革特別委員会を設置するものとする。 記。 1、名称
議会改革特別委員会。 2、設置の根拠
地方自治法第110条及び
北秋田市議会委員会条例第6条。 3、目的 議会改革推進のため、議員の組織、運営等に関する事項について調査研究を行う。 4、委員の定数 7名 5、調査期限 調査終了までとする。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) これより決議案に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。
◆7番(福岡由巳) この特別委員会設置に関しましては、無会派である私には、知らされたのが5日でありました。非常に突然であったと思います。なぜ、いわゆる設置に関して、無会派である私に間近に控えたような形で知らせたのか、その点について1つお伺いします。 2つ目は、目的のところについては、具体的な項目がございません。特にこの発議者の皆さん方は、具体的にどのような点について改革していこうとしているのか、今の時点で話し合った内容についてお知らせいただきたいと思います。
○議長(
黒澤芳彦) 答弁、
議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(小笠原寿) それでは、答弁申し上げます。 まず、1点目に関して、無会派の方に案内が遅れたというお話がありましたが、先例集をご覧になっていただければご存じだと思いますが、まず、特別委員会の設置に関しては、各常任委員会を考慮しながら会派制を取っている部分の中で会派のほうから選出するという形が記載されておりますので、そのようにまず申し上げました。ただ、いずれいろいろ無会派の方々にはご意見を賜わる機会を設けながら進めてまいりたいと思っております。 また、2点目が何でしたか……
○議長(
黒澤芳彦) 議会改革の内容について具体的に。
◆
議会運営委員長(小笠原寿) 議会改革の内容についてですが、まず、昨年度までいろいろ進めていました議会改革、こちらのほうは
議会運営委員会で中間報告として出してありましたが、その継続と、また新たにいろいろ議会改革の必要だと思われる項目について協議をする予定であります。 以上でございます。
○議長(
黒澤芳彦) 7番 福岡 由巳議員。
◆7番(福岡由巳) 特別委員会という、設置というのは非常に重要な案件だと思いますので、私は無会派といえども、この設置に関しては、もっと時期的に早く連絡すべきであるというふうに感じます。今回は非常に私は遺憾に思っております。その点について今後改善していただきたいと思いますけれども、その点についていかがであるか。 それから、今、具体的な点についてお話しされませんで、継続ということでありましたけれども、そうすれば、具体的に言いますと、どの点をこれまでの継続になるのか、その点についてお知らせいただきたいと思います。
○議長(
黒澤芳彦) 答弁、
議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(小笠原寿) 今、2点ございましたけれども、まず1点目の部分に関しては、今後検討していきたいと思っております。 2点目に関しましては、皆さんのほうに配付しています中間報告を見ていただければと思います。 以上です。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより決議案第2号について採決を行います。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたしました。 お諮りいたします。 本件を原案のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、決議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 よって、7名をもって構成する
議会改革特別委員会を設置することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 (休憩) (11時41分)
○議長(
黒澤芳彦) 再開いたします。 (再開) (11時49分)
○議長(
黒澤芳彦) それでは、休憩前に設置されました
議会改革特別委員会の委員の選任を行います。 委員は各会派からの推薦に基づき、
議会運営委員会で調整していただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) それでは、
議会運営委員会を開催していただきます。 暫時休憩いたします。 (休憩) (11時53分)
○議長(
黒澤芳彦) それでは、再開いたします。 (再開) (12時02分)
○議長(
黒澤芳彦) 先ほど決定されました
議会改革特別委員会の委員を
議会運営委員長から報告を求めます。
議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(小笠原寿) (
議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) まず最初に、先ほど決議案の中で各常任委員会で人選しという発言をいたしましたが、今回は特別に会派の調整したものを提出するという形で訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、
議会改革特別委員会の委員について
議会運営委員会で選任調整した結果を報告いたします。
議会改革特別委員会の委員には、みらいから佐藤 光子議員、大森 光信議員、新創会から佐藤 文信議員、虻川 敬議員、緑風・公明から武田 浩人議員、私、小笠原 寿、日本共産党議員団から
久留嶋範子議員の以上7名であります。よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) ただいまの
議会運営委員長報告のとおり、
議会改革特別委員会の委員として議長より指名いたします。 (「議長」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 委員の選任に質問はございません。受け付けられません。
議会改革特別委員会の委員には、みらいから佐藤 光子議員、大森 光信議員、新創会から佐藤 文信議員、虻川 敬議員、緑風・公明から武田 浩人議員、小笠原 寿議員、日本共産党議員団から
久留嶋範子議員の以上7名でございます。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、第1回目の
議会改革特別委員会を開催し、委員長、副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。 (休憩) (12時04分)
○議長(
黒澤芳彦) それでは、再開いたします。 (再開) (12時15分)
○議長(
黒澤芳彦)
議会改革特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、報告いたします。
議会改革特別委員会の委員長に佐藤 文信議員、副委員長に大森 光信議員が選任されました。 よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第44「
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」について報告を求めます。
総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(大森光信) (
総務文教常任委員長 大森 光信君登壇)
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査は、各基金の運用についてと避難所についてとし、7月21日に行いました。 基金の運用については、当局から、平成27年度に定めた北秋田市財務活動管理方針により一括運用としており、基金は普通預金、定期預金、譲渡性預金、債権での運用としている。運用によるリスクについては、基金の保有額で按分し、それぞれの基金への配分を年1回行っているとの説明がありました。 また、基金の状況については、取崩額、積立額、年度末残高等、資料に基づき説明を受けました。 説明に対し、委員からは、基金運用について一括運用方式に変えてからどのような評価をしているのか。また、基金の状況について財政調整基金のここ数年の取崩し、積立て、残高の状況をどのように見ているかとの質疑があり、当局からは、一括運用とした目的は個々の基金で運用するよりもまとめて金額を多くすることで、長期債、債権の購入が可能になったこと。また、個々で管理した場合に、これまではなかったが、万が一急な基金の取崩しが生じたときは、それまで運用していた定期を解約するなど対応が必要となるが、一括で対応していることにより、不測の事態の基金の取崩しにも対応が可能になったことと各基金の取崩額を考慮し、運用していくには大変難しいものがあり、一括にすることで事務の効率化も図られたとの答弁がありました。 また、財政調整基金について、令和元年度末残高は53億円程度ある。今後も交付税は減ってくるが、事業を急に減らすことはできない。すぐになくなるということはないと思うが、今後ともこの財源を活用して柔軟に対応していきたいとの答弁がありました。 次に、避難所については、当局から、北秋田市指定緊急避難場所、指定避難所について、北秋田市避難場所開設、避難所マニュアルについて、避難所マニュアル(
新型コロナウイルス感染症対策編)について、災害時備蓄品在庫管理表、
新型コロナウイルス感染症関係備蓄品について、資料に基づき説明を受け、その後、市民ふれあいプラザコムコム敷地内にある備蓄品倉庫を現地視察し、今回の
所管事務調査を終了いたしました。 以上が
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告であります。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第45「
市民福祉常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」について報告を求めます。
市民福祉常任委員長。
◆
市民福祉常任委員長(佐藤文信) (
市民福祉常任委員長 佐藤 文信君登壇) それでは、
市民福祉常任委員会の閉会中の
所管事務調査は、去る7月14日に新型コロナウイルス対策についてと、し尿処理状況についてをテーマといたしまして実施いたしましたので、その内容についてご報告申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス対策についての調査を北秋田仮設診療所について行いました。概要説明では、北秋田仮設診療所は県の
新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針に基づき、県の補助事業である帰国者・接触者外来設置運営事業費補助金を活用し、県と保健所と地元医師団と市民病院、そして、市立3診療所の連携協力により運営する事業であります。ここでは、保健所を通して紹介された患者または濃厚接触者の検体採取と検査機関への引渡しを行います。設置場所は非公表、受診についても完全予約制で、保健所が受診を必要と判断し、市に連絡があった場合のみ診療所を運営するというふうな説明がありました。その後、仮設診療所で診察し、ドライブスルー方式を行うPCR検査の説明を受け、検査の一連の流れを確認しました。 その後、質疑応答では、委員から、検査を受け入れる人数は1日にどれくらいを想定しているのかとの質疑があり、当局からは、検査の説明は1件当たり10分前後の時間を要することから、1日に最大8件を想定しています。ただし、今後の状況に応じて、必要があれば会議を開催し、開催日数や時間の変更について検討するとの答弁がありました。 また、委員から、週1回の開設ということでありますが、開設日以外に体調が悪くなった場合はどうするのかとの質疑については、保健所の判断になりますが、市民病院の外来を受診することになります。この場合は、一般外来と別の入り口を案内するとの答弁がありました。 次に、北秋田市し尿処理施設について、し尿処理状況についての調査を行いました。概要説明では、北秋田市し尿処理施設は、米代流域衛生センターの老朽化や北秋田市周辺衛生施設組合の解散を踏まえ新たに設備したもので、北秋田市と上小阿仁村から発生するし尿や浄化槽汚泥等を処理する施設であります。処理方法は、夾雑物を取り除いた後、水で希釈した汚水を隣の下水道終末処理場へ放流する下水道投入処理方式を採用し、以前と比べ簡易な処理方法によりコストを抑え、焼却工程がなくなることから環境への負荷が低減されることが期待されますとの説明がありました。 質疑応答では、委員から、24時間稼働しているというお話でありますが、人員も24時間体制で配置しているのかとの質疑があり、当局からは、日中に受け入れたし尿、浄化槽汚泥を処理している間の脱臭工程等を含め、24時間連続的な運転をしておりますが、人員の配置は朝8時半から午後5時までとなっていますとの答弁がありました。 また、委員から、災害時の仮設トイレやバキュームカー等のし尿、汚泥処理の体制はとの質疑に対しまして、当局からは、災害廃棄物処理計画の中で計画をしております。災害により車両等に被害があった場合は、他市町村への応援を依頼しますとの答弁がありました。現地視察では、し尿処理施設の設備などを確認し、清潔で快適な市民生活の保全と環境衛生の確保が図られることを期待をして、
所管事務調査を終えました。 以上が
市民福祉常任委員会の閉会中の
所管事務調査であります。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第46「
産業建設常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」について報告を求めます。
産業建設常任委員長。
◆
産業建設常任委員長(堀部壽) (
産業建設常任委員長 堀部 壽君登壇)
産業建設常任委員会の閉会中の
所管事務調査は観光振興についてとし、7月14日に行い、当局から資料に基づき、こめつが山荘について説明を受けました。譲渡の経緯については、昭和63年12月に秋田県がこめつが山荘を設置し、翌年度から旧森吉町が管理の委託を受けた。平成16年度には、利用者の減少等により県営自然公園施設から除外となり、休憩所、避難小屋として利用してきた。平成16年度から協力金徴収による宿泊施設として利用したいと旧森吉町からの要望を受け協議を進めていたが、改修費負担等が大きく、施設の受入れに対しては消極的であった。その後、平成21年度に県が老朽化した施設の改修工事を行ったことで、平成22年度から受入れに係る協議を再開し、昨年度で協議が調ったことで令和2年4月1日に秋田県からこめつが山荘の本体、炊事棟、駐車場の3つの施設について譲渡を受けたとの説明がありました。 また、事業効果としては、森吉山のこめつがコース登山口に位置し、また、松倉コースへのアクセス拠点でもあることから、多くの登山者の拠点や休憩施設として利用が期待されているほか、悪天候時の一時的な避難小屋としても利用できる。また、市所有の公園施設として位置づけることにより、登山情報の提供等を含め、きめ細かな施設の管理運営を行うことができる。さらに、近隣には、市所有のレクリエーション施設、妖精の森があり、トレッキングコースの休憩所として利用するなど、幅広い年代層と周辺施設との一体的な利活用を図ることで利用者の増加が大いに期待できるものであるとの説明がありました。 委員からは、維持費はどのぐらいかかるか、それと、電気、電話は使えるのかとの質疑があり、当局からは、施設の清掃と管理と電気料などの維持費がかかる。固定電話はなく、携帯電話もつながりづらい状況にあるとの答弁がありました。 また、委員からは、雪下ろしも必要でないのかとの質疑があり、当局からは、今までは本体そのものについて雪下ろしをしていなかったが、今回初めてなので、冬の状況も見ながら進めていきたいとの答弁がありました。 他の委員からは、防災ラジオの電波は受信できるエリアなのか。エリアならば、防災ラジオを設置しているのかとの質疑があり、当局からは、現在は防災ラジオを設置していない。受信可能なエリアか確認し、設置について検討したいとの答弁がありました。 続いて、こめつが山荘を現場視察し、今回の
所管事務調査を終えました。 以上が
産業建設常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告であります。ありがとうございました。