北秋田市議会 > 2019-12-17 >
12月17日-04号

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  1. 北秋田市議会 2019-12-17
    12月17日-04号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 1年 12月 定例会       令和元年 北秋田市議会12月定例会会議録                       (令和元年12月17日)第4日目 令和元年12月17日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次とおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    11番  松尾秀一        12番  大森光信    13番  長崎克彦        14番  板垣 淳    15番  関口正則        16番  堀部 壽    17番  佐藤重光        18番  中嶋洋子    19番  松橋 隆        20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次とおりである。    なし3、地方自治法第121条規定により、会議事件説明ため出席した者は、次とおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   健康福祉部長   齊藤 修 市民生活部長   小松正彦   産業部長     金澤聡志 産業部政策監   石崎賢一   建設部長     浅村武則 教育次長     小笠原吉明  会計管理者    木村元紀 消防長      中嶋 誠   総務課長     小坂竜也 総合政策課長   三沢 聡   財政課長     金澤 誠 市民課長     小笠原 武  福祉課長     佐藤栄作 医療健康課長   石上和彦   農林課長     福田公人 上下水道課長   水木正範   教委総務課長   金田浩樹 建設課長     西根弘樹4、職務により議場に出席した事務局職員は、次とおりである。 事務局長     佐藤 誠   次長       佐藤敏文 副主幹      野呂康一5、会議事件は、次とおりである。       令和元年 北秋田市議会12月定例会議事日程                               (第4)      開議 日程第1 総務文教常任委員長報告 日程第2 議案第102号 北秋田市一般職職員給与に関する条例等一部を改正する条例制定について 日程第3 議案第103号 北秋田市会計年度任用職員給与及び費用弁償に関する条例制定について 日程第4 議案第104号 地方公務員法及び地方自治法一部を改正する法律施行に伴う関係条例整備等に関する条例制定について 日程第5 議案第121号 令和元年度北秋田綴子財産特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第123号 秋田県市町村総合事務組合規約一部変更について 日程第7 請願第2号 免税軽油制度継続を求める請願について 日程第8 意見書案第6号 免税軽油制度継続を求める意見書提出について 日程第9 継審陳情第18号 市議会として、秋田市新屋へ地上イージス配備反対意思表明を求める陳情について 日程第10 市民福祉常任委員長報告 日程第11 議案第105号 北秋田市保育所条例一部を改正する条例制定について 日程第12 議案第113号 令和元年度北秋田国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第13 議案第114号 令和元年度北秋田国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第115号 令和元年度北秋田介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第118号 令和元年度北秋田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第119号 令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第17 議案第120号 令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第18 陳情第19号 ケアプラン有料化など制度見直し中止、介護従事者大幅な処遇改善介護保険抜本的改善を求める陳情について 日程第19 意見書案第7号 ケアプラン有料化など制度見直し中止、介護従事者大幅な処遇改善介護保険抜本的改善を求める意見書提出について 日程第20 陳情第20号 医師養成定員を減らす政府方針見直しを求める意見書提出について陳情について 日程第21 意見書案第8号 医師養成定員を減らす政府方針見直しを求める意見書提出について 日程第22 陳情第21号 若い人も高齢者も安心できる年金制度実現を求める陳情について 日程第23 陳情第22号 お金心配なく、国責任で、安心してくらせる社会実現ため社会保障制度拡充を求める陳情について 日程第24 陳情第23号 介護従事者全国を適用地域とした特定最賃新設に関する意見書提出について陳情について 日程第25 意見書案第9号 介護従事者全国を適用地域とした特定最賃新設を求める意見書提出について 日程第26 陳情第24号 「深刻な医師不足、高齢化進行、公共交通機関衰退など地方における公立・公的病院おかれている医療事情状況把握を欠いたまま、国基準に基づく一方的な再編・統合は行わないこと」を国に求める意見書提出陳情について 日程第27 意見書案第10号 「深刻な医師不足、高齢化進行、公共交通機関衰退など地方における公立・公的病院おかれている医療事情状況把握を欠いたまま、国基準に基づく一方的な再編・統合は行わないこと」を国に求める意見書提出について 日程第28 産業建設常任委員長報告 日程第29 議案第106号 北秋田市農業委員の委員の定数に関する条例一部を改正する条例制定について 日程第30 議案第107号 北秋田市下水道事業設置等に関する条例制定について 日程第31 議案第108号 北秋田市下水道条例一部を改正する条例制定について 日程第32 議案第109号 北秋田市水道事業設置等に関する条例一部を改正する条例制定について 日程第33 議案第110号 北秋田市水道事業給水条例一部を改正する条例制定について 日程第34 議案第111号 北秋田市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理資格基準に関する条例一部を改正する条例制定について 日程第35 議案第116号 令和元年度北秋田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第36 議案第117号 令和元年度北秋田下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第37 議案第122号 令和元年度北秋田水道事業会計補正予算(第3号) 日程第38 議案第112号 令和元年度北秋田一般会計補正予算(第4号) 日程第39 同意第7号 北秋田市阿仁合財産管理委員の選任について 日程第40 同意第8号 北秋田市大阿仁財産管理委員の選任について 日程第41 発議案第14号 北秋田市議会政務活動費交付に関する条例制定について 日程第42 発議案第15号 総務文教常任委員所管事務調査について 日程第43 発議案第16号 市民福祉常任委員所管事務調査について 日程第44 発議案第17号 産業建設常任委員所管事務調査について 日程第45 発議案第18号 議会運営委員所管事務調査について       閉会 ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 ただいま出席議員は定足数に達しておりますので、直ちに本日会議を開きます。   (開議)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  初めに、議会運営委員報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 12月10日全員協議会終了後及び本日9時から議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 両日とも、当局から説明員として総務部長総務課長出席を求め、12月10日議会運営委員会では、本日追加提案する2件人事案件内示を受けております。本日議会運営委員会では、北秋田市阿仁合財産管理委員の選任について、北秋田市大阿仁財産管理委員の選任について2件人事案件について、追加提案説明を受けたほか、議員発議として提出される北秋田市議会政務活動費交付に関する条例制定についてを日程に追加し、議事日程採決方法などについて確認をいたしました。 協議結果、議事日程及び議案等採決方法については、お配りしました議事日程(案)及び別紙採決方法資料(案)とおりとさせていただきたいと思います。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力ほどをお願い申し上げ、議会運営委員報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより日程順に沿って、各常任委員長報告を行います。 付託事件については、各委員審査経過と結果報告を求めるものでありますが、「議案第112号、令和元年度北秋田一般会計補正予算(第4号)」については、各常任委員長から所管分報告と委員長に対する質疑まで行い、採決は日程第38で行いますので、あらかじめ申し上げます。 それでは、日程に入ります。 ○議長(黒澤芳彦)  日程第1「総務文教常任委員長報告」を求めます。 総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長(大森光信) (総務文教常任委員長 大森 光信君登壇) 総務文教常任委員会に付託されました事件につきまして、その審査経過と結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案3件、予算案2件、単行議案1件、請願1件、継審陳情1件計8件でございます。 これら事件について、去る12月11日に審査した結果、次とおり決定いたしましたので、会議規則第110条規定によりご報告を申し上げます。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第102号、北秋田市一般職職員給与に関する条例等一部を改正する条例制定について」は、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第103号、北秋田市会計年度任用職員給与及び費用弁償に関する条例制定について」は、委員から、現在非常勤職員方々にはしっかりと早急に説明するべき、また、今後説明する機会があるとすればいつごろかなど質疑がございました。当局からは、事務担当者レベル会計年度任用職員について説明会は行っているが、非常勤方々については年内に予定しており、制度内容について丁寧に説明を行ってまいりたいと答弁がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第104号、地方公務員法及び地方自治法一部を改正する法律施行に伴う関係条例整備等に関する条例制定について」は、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第112号、令和元年度北秋田一般会計補正予算(第4号)≪所管分≫」について、財政課関係では、電算費備品購入費について、委員から、内部系パソコン買いかえだと思うが、ハードディスク等破棄状況は行政として、しっかり確認をしているかと質疑があり、当局からは、廃棄する際にはハードディスクを破壊し、職員が立ち会った上で、業者が破壊し処分するところを確認していると答弁がありました。 また、学校教育課関係では、工事請負費について、当局から、学校教職員に係る出退勤管理システム導入工事費用で、小中学校人事は県教育委員会であるものの、服務については市教育委員会が監督権者であるため導入するものである。また、現在も教職員から自己申告方式で集計はとっているが、教職員勤務時間を客観的に把握集計するシステム構築が求められており、集計自体業務負担も極力かからないよう配慮を求められていることから、コンピューターを利用して出勤、退勤時刻を打刻するシステム導入を図り、令和2年4月から運用を目指している。小学校10校、中学校は統合関係で4校分計14校に導入する予定と説明がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第121号、令和元年度北秋田綴子財産特別会計補正予算(第1号)」については、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、単行議案について報告いたします。 「議案第123号、秋田県市町村総合事務組合規約一部変更について」は、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 最後に、請願・陳情について報告いたします。 「請願第2号、免税軽油制度継続を求める請願について」は、審査結果、全会一致で採択すべきものとし、意見書を提出することと決しました。 次に、「継審陳情第18号、市議会として、秋田市新屋へ地上イージス配備反対意思表明を求める陳情について」は、さまざまな意見が出されましたが、その中で、県民皆様から不安声に北秋田市議会として寄り添って、この陳情は採択するべき、また、当事者で管轄秋田県、秋田市自体がまだ継続審査最中であることから、慎重に調査していくべきであり、継続審査を求めると意見があり、採決結果、賛成多数で継続審査とすることに決しました。 以上が、総務文教常任委員会に付託されました事件についてご報告であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号等番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  継続審査陳情について、お聞きします。 9月議会終了後、12月議会まで間に委員会を開いて、この陳情について審査しましたか。 ○議長(黒澤芳彦)  委員長、答弁。 ◆総務文教常任委員長(大森光信) (総務文教常任委員長 大森 光信君登壇) 閉会中審査はありませんでした。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  なぜですか。 ○議長(黒澤芳彦)  常任委員長。 ◆総務文教常任委員長(大森光信) (総務文教常任委員長 大森 光信君登壇) 委員から要望がないと、私も調査結果を待つというが妥当だろうということで、審査はしませんでした。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  今回、今、手元にある総務文教委員会審査報告書というもの5枚目になります。閉会中継続審査申出書というが添付されています。これ、9月議会ときも同じが添付されておりました、日にちだけは違いますが。このタイトル見ればわかるとおり、閉会中継続審査申出書なんです。次定例会で審査しますよという申出書ではないんです。委員長には釈迦に説法だと思いますが、閉会中というは議案でも陳情でも審査することはできません。それをそうではなくて、何とか例外として認めてください、やらせてくださいということで、委員長は9月議会にこの閉会中継続審査申出書をこの本会議に出したんです。にもかかわらず、審査していないということは、この本会議を冒涜することだと思いますよ。そのことについては、どう考えているか、答弁求めます。 ○議長(黒澤芳彦)  常任委員長。 ◆総務文教常任委員長(大森光信) (総務文教常任委員長 大森 光信君登壇) 板垣議員おっしゃるとおりだと思います。今後、この件につきましては、委員皆さんと協議しながら、閉会中審査をするかどうかというを決めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(黒澤芳彦)  質疑は3回で終わりですので。 ほかにございませんか。   (「なし」声)
    ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  これより付託されました事件について採決を行います。 日程第2「議案第102号、北秋田市一般職職員給与に関する条例等一部を改正する条例制定について」、日程第3「議案第103号、北秋田市会計年度任用職員給与及び費用弁償に関する条例制定について」、日程第4「議案第104号、地方公務員法及び地方自治法一部を改正する法律施行に伴う関係条例整備等に関する条例制定について」3件について一括して採決いたします。 委員報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第102号、議案第103号、議案第104号3件は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第5「議案第121号、令和元年度北秋田綴子財産特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。 委員報告は、全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第121号は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第6「議案第123号、秋田県市町村総合事務組合規約一部変更について」を採決いたします。 委員報告は、全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第123号は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第7「請願第2号、免税軽油制度継続を求める請願について」、日程第8「意見書案第6号、免税軽油制度継続を求める意見書提出について」2件を一括して採決いたします。 委員報告は、全会一致による請願は採択、意見書案は意見書提出であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、請願第2号、意見書案第6号2件は、請願は採択、意見書案は意見書提出と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第9「継審陳情第18号、市議会として、秋田市新屋へ地上イージス配備反対意思表明を求める陳情について」を採決いたします。 委員報告は、賛成多数による継続審査申し出であります。 これより本件に対する討論を行います。 それでは、最初に、継続審査に反対討論から行います。 討論ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康) (1番 山田 博康君登壇) 本案件について、継審に反対立場から討論させていただきます。 市議会として、先般9月定例においても、反対をさせていただいてございますけれども、今年度秋田県今、年度が暮れようとして、その10大ニュース一つとして、この問題は大きく取り上げられております。そして、県内各議会において、さまざまな対応がされておることは事実でございます。 私は、前回も申し上げましたけれども、我々市議会として、本陳情に対する議員個々責任において、どういう態度をとるかというが議員に課せられた責務ではなかろうかという観点から、いたずらに継審をするということについては、どうしても承服しかねるものがあります。 国防問題は、これは沖縄辺野古へ基地移転に見られるように、沖縄県が国民総意として反対しておりますけれども、国はこれを強行に推し進めているは事実でございます。国防問題は、これは一地方自治体が云々というか、決めかねる問題、国専権事項であることは、私から申し上げるまでもなく議員諸氏が十分理解しておられることだと思います。しかし、今回この陳情そのものは秋田市新屋へ配備という陳情ではございますけれども、これは秋田県全体にかかわる問題であり、北秋田市議会としても当然このイージス配備について、我々議員個々が賛成であるか反対であるかということ意思表示をするが、議員に課せられた使命ではなかろうかと思っております。 先般、ローマ教皇が日本を訪れ、核ない世界へ発信を唯一被爆国である日本において、全世界に発信されました。私たちも再びあのような惨禍ないように、そして、子供や孫たちが安心して暮らしていける社会実現ためにも、こういう核脅威につながる施設を秋田県に配備するという国方向に対しては、断固として反対していかなければならないと思います。そういう意味で市民に対する議員に課せられた責務として、態度を曖昧にして引き延ばしするということは、議員責任が果たして全うしていると言えるであろうかというようなことを考えれば、いたずらに継審とかというようなことではなくて、やはり個々責任において、この陳情を採択する、議員個々態度を表明するが、私は議員責務ということを考えれば、今回この陳情を再度継続するということについては反対させていただき、議員個々立場を明確にしていただきたいということを求めて、討論を締めたいと思います。 どうぞ議員諸氏賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、継続審査に賛成討論を行います。 討論ございませんか。 4番 虻川  敬議員。 ◆4番(虻川敬) (4番 虻川  敬君登壇) 4番 虻川  敬でございます。 継審陳情第18号継続審査に賛成立場から討論をさせていただきます。 昨今国際情報を踏まえ、防衛省が我が国安全、日本国全国民安心・安全を考えた上で、イージス・アショア国内設置必要性を言っている以上、イージス・アショアは日本国内どこかには設置しなくてはならないと思います。日本列島を満遍なく防衛するためには、本州北側である秋田県付近と本州西側に位置する山口県が適地であるということは、納得いくところであります。防衛省はあくまでも日本国全体防衛観点から見たとき、配置的には新屋地区が適地であるということであります。 今回陳情は、新屋地区に配備することに反対陳情ですが、報道等では防衛省は新屋演習場ほか、青森、秋田、山形3県国有地19カ所を対象に配備可能かどうか検討するため再調査を3月20日までを期限に行い、その結果を取りまとめて、4月以降に県や市に報告することとしております。 私は新屋地区にイージス・アショアを配置することは、民家も近く、近隣でお住まい秋田市民方々不安を考えると到底賛成することはできませんが、国防省が4月までに調査結果を取りまとめるまでは、安易に新屋地区へ配備に対し、賛成や反対をすべき段階ではないと考えております。私自身、議会人として、いたずらに判断を急がないことが賢明であると考えますので、継続審査すべき案件であると考えます。 以上、賛同をお願いして、討論を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、継続審査に反対討論を行います。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 継審陳情第18号、市議会として、秋田市新屋へ地上イージス配備反対意見書を求める陳情、継続審査することについて反対討論をさせていただきます。 9月定例会におきましては、この陳情について、私は継続審査に反対し、本議会で採決すべきと討論を行いましたが、今回は明確に陳情書採択を行い、秋田市新屋へ地上イージス配備反対を、本市議会においても明確にすべきこと立場から討論をさせていただきます。 ご承知ように、7月参議院選挙秋田選挙結果は、世論調査からも「秋田に地上イージス要らない」を大きく反映したもので、新屋配備に明確に反対を表明した野党候補が与党候補を下し、県民反対意思が明確に示されました。 それから2カ月以上経過し、行政においても県内では議論が大分深まり、地上イージスそのものについては、2基取得費4,000億円以上を見込みながら、配備するころには新たな脅威に対応できない時代おくれ産物になっている可能性があると問題性も明らかになり、住宅密集地へ配備そのもの問題性、5月に公表した適地調査がずさんであったことなど、今や政府は陸上自衛隊新屋演習場へ配備する計画は、ゼロベースで再調査するとしても、住民疑問は解決できないものと私は考えます。 報道機関によりますと、防衛省は地上イージス配備理由に、核ミサイル実験を繰り返す北朝鮮脅威を挙げています。新屋演習場と山口県むつみ演習場に1基ずつ配備することにより、日本全土を守ると説明しています。また、国有地であることから、速やかに配備できるほか、装備を設置する広さがあるとしてまいりました。ところが、この中には住民生活場と距離はほとんど考慮されていなかったことも報じられています。レーダー設置を予定している場所から住宅地までは700メートルしか離れていなく、住民が安心して暮らせる環境でなくなることは常識的に考えてもわかるはずだと思います。それにもかかわらず、新屋が適しているとしたことは住民をないがしろにしたと言われても仕方がありません。 このことについて、議会で継続審査という審査結果でありますけれども、この審査結果についてはどのように考えればよろしいでしょうか。私は住民要望、要求というが陳情書に切実にあらわれていると感じるわけであります。私たちは選挙により、住民に選ばれてこの場におります。住民皆さんに寄り添いながら、活動が求められます。防衛省、政府方針を聞くか、それとも、県民全体問題として提出されている住民声に耳を傾けるか、二者択一であります。継続審査とせず、これまで議論重ねた結果から、切実である秋田市新屋地域住民願いに耳を傾け、陳情を採択すべきと考えます。 以上から、継続審査反対、陳情賛成、採択を求め、討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、継続審査に賛成討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  次に、継続審査に反対討論を行います。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳) (14番 板垣  淳君登壇) 新屋へイージス配備反対陳情を採決するよう求めて、討論します。 先ほど常任委員長へ質疑で、閉会中審査をしていなかったことが明らかになりましたが、9月議会本会議最終日には2人議員が継続審査に賛成討論をこの場でしました。どちらもこの陳情が付託された常任委員人です。継続審査をこの場でお願いしておいて審査していないとは、本会議を愚弄する行為だと言わざるを得ません。 9月議会では、当市を含む7市町村が継続審査でした。新聞投書欄には、県民最大関心事なのに、政治に携わる者が賛否も下さないかと批判意見が載り、私も市民から同じ意見を聞きました。その後、きのうまでに12月議会が終わった20市町村採決状況は、9月議会も含めてですが、採択が15、不採択が3、継続審査2となりました。20分の18、9割議会がどちらか結論を出しています。 議案はそのものを可または否と決定するが我々議会であります。それに対して、請願・陳情は請願・陳情そのものを可・否とするではなくて、その案を通して意思表明をするというふうに解釈されています。県民がこのぐらいイージス・アショアについて大騒ぎしているときに、政治に携わる我々が判断しない、先送りするというは、お粗末ではないでしょうか。議会成熟度が試されていると思います。北秋田市議会が採決、そして採択へと県民世論に応える議会であることを願って、討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員報告は、賛成多数による継続審査申し出であります。 お諮りします。 委員長報告とおり決するに賛成議員起立を求めます。   (起立多数) ○議長(黒澤芳彦)  着席ください。 起立多数であります。 よって、継審陳情第18号は継続審査と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第10「市民福祉常任委員長報告」を求めます。 市民福祉常任委員長。 ◆市民福祉常任委員長(佐藤文信) (市民福祉常任委員長 佐藤 文信君登壇) おはようございます。 市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託された事件は、条例案1件、予算案7件、陳情6件計14件でありました。 これら事件につきまして、去る12月11日に審査した結果、次とおり決定いたしましたので、会議規則第110条規定によりご報告申し上げます。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第105号、北秋田市保育所条例一部を改正する条例制定について」、これに関して、委員から、合川保育園が民営化されることで、現在、合川保育園に勤務している正職員保育士は4つ公立保育園に配備されることになると思いますが、非常勤方はどのようになるか。また、来年度から4つ公立保育園に勤務する保育士数はきちんと調整されるかと質疑がありました。当局からは、今回、市で退職される保育士数と、新しく民営化されるほうで採用された保育士数が、偶然どちらも3名だったため、市全体中で保育士数は変わらない。非常勤方は、合川保育園に行く方と市保育園に行く方がおり、正職員に関しては残り4つ保育園で調整することになりますと答弁がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 続きまして、予算案について報告いたします。 「議案第112号、令和元年度北秋田一般会計補正予算(第4号)≪所管分≫」につきましては、消防本部関係予算について、委員から、休日勤務手当について質疑がありました。当局からは、消防職員は交代で24時間勤務と非番を繰り返し、週休2日という1週間サイクルとなっております。祝祭日に勤務した者には休日勤務手当が支給されますが、週休日に当たった者は年次休暇も消化されず手当もつかないため、同じ勤務日数、勤務時間であっても、休日勤務手当がついた職員とつかない職員で、休日を1日損をしているケースがありました。今年度は特に祝祭日が多く、その差が大きくなるため、運用を変更し、その分補正であると答弁がありました。 また、委員から、工事請負費について、合川分署裏崩落部分に土のうを積むということだが、移転計画があり、将来持ち主には原状回復で返還すると思いますが、当局は崩落部分応急的な措置ということかと質疑がありました。当局からは、今回は合川分署建物を守るため応急措置ということで、川井自治会に工事内容を説明をしてお願いをしている。移転際には、土のうを撤去するか否かも含めて、持ち主と協議しますが、土のうは3年から5年もつものであり、永久的な保護ではないため、自治会、建設部、急傾斜地工事担当秋田県などと協議上、持ち主川井自治会にご迷惑をかけないような手法をすることになりますと答弁がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第113号、令和元年度北秋田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第114号、令和元年度北秋田国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)」、「議案第115号、令和元年度北秋田介護保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第118号、令和元年度北秋田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、「議案第119号、令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」、「議案第120号、令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」、以上6件につきましては、審査結果、いずれも全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 最後に、陳情についてご報告いたします。 「陳情第19号、ケアプラン有料化など制度見直し中止、介護従事者大幅な処遇改善介護保険抜本的改善を求める陳情について」、「陳情第20号、医師養成定員を減らす政府方針見直しを求める意見書提出について陳情について」は、以上2件については、審査結果、いずれも全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することに決定いたしました。 「陳情第21号、若い人も高齢者も安心できる年金制度実現を求める陳情について」は、審査に当たり、委員から、陳情内容を見ると、賛成できる部分もありますが、特に賛成できない部分で、1項目めマクロ経済スライドを廃止するということだが、社会情勢に応じて、人口減や平均余命伸びなどに合わせて、年金給付水準を自動的に調整するやり方であり、これを廃止すると、年金制度が危うくなることもあるため、この項目があることで反対をしたいという意見が出されました。 採決に当たり、反対立場から、審査でも発言されましたが、1項目マクロ経済スライド廃止という部分が納得いかないので反対したいと討論がありました。また、賛成立場から、マクロ経済スライド制度は、「100年安心年金」として導入された制度である。私も年金受給者だが、この制度開始から100年からいえば、まだ年数がたっていない中で年金が実質的に引き下げられており、生活も厳しく、この制度そのものが既に問題が起きているではないかという意味で、私はこの陳情を採択すべきものとして、賛成をするというふうな討論がありました。 以上審査を踏まえ、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 「陳情第22号、お金心配なく、国責任で、安心してくらせる社会実現ため社会保障制度拡充を求める陳情について」は、審査結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 「陳情第23号、介護従事者全国を適用地域とした特定最賃新設に関する意見書提出について陳情について」、「陳情第24号、『深刻な医師不足、高齢化進行、公共交通機関衰退など地方における公立・公的病院おかれている医療事情状況把握を欠いたまま、国基準に基づく一方的な再編・統合は行わないこと』を国に求める意見書提出陳情について」は、以上2件について、審査結果、いずれも全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することに決しました。 以上が、市民福祉常任委員会に付託されました事件について報告であります。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号等を特定されますようお願いいたします。 質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  ただいま委員長報告中で、陳情21号については、内容についてご説明をいただきましたけれども、陳情22号については、ただその採決結果だけでありましたんですけれども、この件については委員中でどのような議論が交わされたかについて見解をひとつお聞かせいただけないでしょうか。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁、常任委員長。 ◆市民福祉常任委員長(佐藤文信) (市民福祉常任委員長 佐藤 文信君登壇) ただいまご質問にお答えをしたいと思います。 今、ご発言ありましたように、委員中では特に発言はございませんでしたので、あとはそれぞれ判断がされたものというふうに認識をしております。 以上であります。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で市民福祉常任委員長報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第11「議案第105号、北秋田市保育所条例一部を改正する条例制定について」を採決いたします。 委員報告は、全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第105号は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第12「議案第113号、令和元年度北秋田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第13「議案第114号、令和元年度北秋田国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)」、日程第14「議案第115号、令和元年度北秋田介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第15「議案第118号、令和元年度北秋田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、日程第16「議案第119号、令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」、日程第17「議案第120号、令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」6件を一括して採決いたします。 委員報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第113号、議案第114号、議案第115号、議案第118号、議案第119号、議案第120号6件は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第18「陳情第19号、ケアプラン有料化など制度見直し中止、介護従事者大幅な処遇改善介護保険抜本的改善を求める陳情について」、日程第19「意見書案第7号、ケアプラン有料化など制度見直し中止、介護従事者大幅な処遇改善介護保険抜本的改善を求める意見書提出について」、日程第20「陳情第20号、医師養成定員を減らす政府方針見直しを求める意見書提出について陳情について」、日程第21「意見書案第8号、医師養成定員を減らす政府方針見直しを求める意見書提出について」4件を一括して採決いたします。 委員報告は、全会一致による陳情は採択、意見書案は意見書提出であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第19号、陳情第20号、意見書案第7号、意見書案第8号4件は陳情は採択、意見書案は意見書提出と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第22「陳情第21号、若い人も高齢者も安心できる年金制度実現を求める陳情について」を採決いたします。 委員報告は、賛成少数よる不採択であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、委員報告に反対討論、つまり陳情に賛成討論から行います。 討論ございませんか。 8番 久留嶋範子議員。 ◆8番(久留嶋範子) (8番 久留嶋範子君登壇) 陳情第21号、若い人も高齢者も安心できる年金制度実現を求める陳情に賛成討論をいたします。 ことし6月、公的年金だけでは老後に2,000万円不足すると金融庁審議会報告書をきっかけに年金不安が国民に広がりました。年金制度について「100年安心」と言っていたのに、いきなり2,000万円不足すると言われたら困惑するではないでしょうか。既にご承知ように、マクロ経済スライドは年金財政収支を均衡させるという名目もと、毎年度年金改定率を物価や賃金伸び率より低く抑えることで、年金を目減りさせていく仕組みです。このスライドを今後20年続けることにより、2040年時点で本来なら25兆円となるはず基礎年金給付額を7兆円削減し、18兆円に抑え込むというが政府計画です。 年金を数十年かけて徐々に減らしていくマクロ経済スライドでは、若い世代ほど削減幅は大きくなります。厚生労働省は基礎年金削減が終了する年を2043年と見込んでいますが、それ以後に年金を受け取る現在41歳より下世代は、夫婦で30年間に受け取る年金が今より1,600万円も少なくなります。こんな仕組みは廃止し、減らない年金にすることが安心できる年金へ第一歩ではないでしょうか。 当議会には、以前何度も安心できる年金制度を求める陳情が提出されてきましたが、継続審査となり、不採択となってきました。市民が安心して暮らせる年金制度をつくるためにも6項目事項に賛同し、国に意見書を上げるべきではないでしょうか。 以上、討論を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、委員報告に賛成討論、つまり陳情に反対討論はございませんか。 5番 杉渕 一弘議員。 ◆5番(杉渕一弘) (5番 杉渕 一弘君登壇) 「陳情第21号、若い人も高齢者も安心できる年金制度実現を求める陳情について」、反対立場で討論をいたします。 6項目陳情中で納得できる項目もありますけれども、特に1項目めマクロ経済スライド廃止することに対しては反対するものでございます。このマクロ経済スライド導入は、将来保険料見通しを示した上で、給付水準と当面保険料負担を見直し、それを法律で定めておりました。しかし、少子高齢化が急速に進む中で、財政再計算を行う都度に最終的に保険料水準見通しは上がり続け、将来保険料負担がどこまで上がるかという懸念がありました。そこで、現役世代保険料負担が重くなり過ぎないように保険料水準到達点を決め、国が負担する割合も引き上げ、さらに積立金も活用して、公的年金財政収入を決めております。そして、この収入範囲内で給付を行うため、現役世代人数変化と平均余命伸びに伴う給付額増加というマクロで見た給付と負担変化に応じて、給付水準を自動的に調整する仕組みでございます。 よって、このマクロ経済スライドを廃止するということは、年金給付費と保険料収入バランスを崩すこととなり、年金制度崩壊につながりかねません。その意味において、反対するものでございます。皆さんご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、陳情に賛成討論を行います。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 7番、無会派、福岡 由巳です。 陳情第21号、若い人も高齢者も安心できる年金制度実現を求める陳情に、賛成立場で討論をさせていただきます。 常任委員会におきましても、陳情不採択という議論もありましたけれども、その不採択すべきという議論が今、討論中でもございましたように、マクロ経済スライド制度というもの廃止は反対だということでございました。陳情書には、この「100年安心年金」として、このマクロ経済スライド制度を導入したということになっています。この「100年安心年金」が、私たち生活をまず見ていかなければならないではないかと思います。国民年金受給者は、基礎年金厚生年金、共済年金も含めて基礎年金が大体満額で6万5,000円でありますけれども、国民年金も最高がその額に近い額になっています。しかしながら、この6万何がし額に給付されている国民年金受給者はほとんどおらないような実態であります。生活保護受給者は9万円、10万円ぐらい額になっていますけれども、これは憲法第25条に保障された額でありまして、今国民年金受給者はその憲法第25条最低限生活をしなければならないという憲法にも当てはまらないような形で生活せざるを得ない状況になっているわけであります。 したがいまして、私はこの「100年安心年金」というスローガンを掲げて、マクロ経済スライド制度を導入したが今15年目ぐらいでありますけれども、非常にこの年金制度は破綻をしてきている、そういう状況からすれば、私はこの現在状況を鑑みて、やはりこの陳情を重く見ながら、この議会で採択して、意見書を提出していくということが非常に大事だと思います。特にこの地域にとりましては、非常に大事な問題だと思います。 その意味におきまして、私今回年金もやはりわずかながら、0.2%ぐらい上がるような状態に来ていますけれども、物価値上がりとか、さまざまな税金が上がっていますので、生活レベルというは大変になっているというふうな感じであります。どうかこの陳情を上げていこうではございませんかということを訴えまして、賛成討論にさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員報告は、賛成少数による不採択であります。 それでは、陳情についてお諮りいたします。 陳情に賛成議員起立を求めます。   (起立少数) ○議長(黒澤芳彦)  起立少数であります。 着席ください。 よって、陳情第21号は不採択と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第23「陳情第22号、お金心配なく、国責任で、安心してくらせる社会実現ため社会保障制度拡充を求める陳情について」を採決いたします。 委員報告は、賛成少数による不採択であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、委員長報告に反対討論、つまり陳情に賛成討論から行います。 討論ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美) (2番 三浦 倫美君登壇) 陳情第22号、お金心配なく、国責任で、安心してくらせる社会実現ため社会保障制度拡充を求める陳情に賛成立場から討論します。 子育てや介護など苦労、深刻な悩みなどで当事者が心身追い詰められ、悲惨な事件に至ってしまう事例が数多く報道されています。憲法25条では、すべて国民は、健康で文化的な最低限生活を営む権利を有する、国は、すべて生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生向上及び増進に努めなければならないと示されています。しかし、現状では格差と貧困拡大が進む一方で、社会保障は削られ、全て国民が健康で文化的な最低限度生活を営む権利が脅かされています。 当北秋田市議会では、議会において議員皆さんが、子育て支援、障害者支援、高齢者等へ福祉充実へ除雪や公共交通等支援も含め拡充させるよう市当局に根気強く提案し、市民福祉拡充へ尽力されています。市当局も議員から提案を受けとめ、改善へ努力をされています。議員皆さんが求めている市福祉対策を拡充させるためにも、その大もととなっている国社会保障制度拡充が重要です。国民権利を守り、北秋田市民福祉、暮らしを守り向上させるためにも、この陳情に賛同していただきますようお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、委員報告に賛成討論、つまり陳情に反対討論はございませんか。 ほかに討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 7番、無会派、福岡 由巳です。 陳情第22号、お金心配なく、国責任で、安心してくらせる社会実現ため社会保障制度拡充を求める陳情に対して賛成立場で討論をさせていただきます。 先ほども常任委員長に対する質問がございましたけれども、今回、常任委員会における陳情不採択に関係して、常任委員会では一切討論がなされませんでした。特に、この陳情に対して反対するということ理由は、もしあるとすれば非常に重要で述べていかなければならない、議会で発言をしていかなければならない問題であると感じているわけであります。 ○議長(黒澤芳彦)  福岡委員委員批判になるので、その発言はちょっとやめて、別趣旨でやってください。 ◆7番(福岡由巳)  それで、議会人として、私たちは市民切実な陳情書を一言発言もなく、これを進めていくということは、やはり言論府として改善をしていく必要があるんじゃないかと思います。 陳情趣旨では、憲法第25条に基づいて社会保障制度拡充をすべきことを訴えています。短い文章でありますが、社会保障制度や住民暮らしについて、私はこの陳情書にはよく整理されているものと理解いたします。この陳情も議会としてぜひ採択すべきことと訴え、賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員報告は、賛成少数による不採択であります。 それでは、陳情についてお諮りします。 陳情に賛成議員起立を求めます。   (起立少数) ○議長(黒澤芳彦)  ご着席ください。 起立少数であります。 よって、陳情第22号は不採択と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第24「陳情第23号、介護従事者全国を適用地域とした特定最賃新設に関する意見書提出について陳情について」、日程第25「意見書案第9号、介護従事者全国を適用地域とした特定最賃新設を求める意見書提出について」、日程第26「陳情第24号、『深刻な医師不足、高齢化進行、公共交通機関衰退など地方における公立・公的病院おかれている医療事情状況把握を欠いたまま、国基準に基づく一方的な再編・統合は行わないこと』を国に求める意見書提出陳情について」、日程第27「意見書案第10号、『深刻な医師不足、高齢化進行、公共交通機関衰退など地方における公立・公的病院おかれている医療事情状況把握を欠いたまま、国基準に基づく一方的な再編・統合は行わないこと』を国に求める意見書提出について」4件を一括して採決いたします。 委員報告は全会一致により、陳情は採択、意見書案は意見書提出であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第23号、意見書案第9号、陳情第24号、意見書案第10号4件は、陳情は採択、意見書案は意見書提出と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第28「産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(堀部壽) (産業建設常任委員長 堀部  壽君登壇) 産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案6件、予算案4件計10件であります。 これら事件について、去る12月11日に審査した結果、次とおり決定いたしましたので、会議規則第110条規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第106号、北秋田市農業委員の委員の定数に関する条例一部を改正する条例制定について」は、当局から、専任委員であった鷹巣町農業協同組合とあきた北央農業協同組合合併に伴い、基準より1人多かった定数を政令で定める基準37名とすると説明がありました。 委員からは、農業委員と推進委員の関係について質疑があり、当局からは、北秋田市は遊休農地が1%未満、農地集積率が70%以上であることから、農地利用最適化推進委員は委嘱しないことができる市町村と告示されているため、基準37名とするものと説明がありました。 また、別の委員からは、定数37名根拠は農地面積に対して割り当てなかと質疑があり、当局からは、農地面積基準では最高47名であるが、農家数基準もあり37名定数となっていると説明がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第107号、北秋田市下水道事業設置等に関する条例制定について」は、当局から、地方公営企業法財務規定を一部適用し、現行官公庁会計方式から企業会計方式へ移行により、貸借対照表や損益計算書など財務帳票作成等を通じて整備や維持管理を適正に行うとともに、経営や資産等を正確に把握し、経営健全性と計画性、透明性向上を図ると説明がありました。 委員からは、企業会計方式へ移行によるメリットや業務がどう変化するかと質疑があり、当局からは、メリットについて、複式簿記になることにより損益部分と資本部分に区別することになるため、さらに経営状況が明確になる。業務については、下水道担当職員が昨年より企業会計知識取得に努めていると説明がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第108号、北秋田市下水道条例一部を改正する条例制定について」、「議案第109号、北秋田市水道事業設置等に関する条例一部を改正する条例制定について」以上2件については、全て全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第110号、北秋田市水道事業給水条例一部を改正する条例制定について」は、当局から、令和2年4月から水道局として発行する納付書を上下水道1枚方式に変更し、コンビニ収納及びLINEPay、PayPayとバーコード決済で利用に適応したものに改定する予定、水道局全て料金を上水道料金に合わせ、督促手数料及び延滞金を不徴収とし取り扱うものと説明がありました。 委員からは、督促手数料及び延滞金は徴収しないことについて具体的に説明を求めると質疑があり、当局からは、督促手数料について、督促状発行後、督促手数料を1件につき100円徴収していたが、民法改正にあわせて水道料金は不徴収としたため、下水道料金についても不徴収とするように定めた。延滞金について、今までは延滞金により納付書額が変わった場合は手書きで対応していましたが、コンビニ決済やキャッシュレス決済バーコードではできない、そのため延滞金徴収をせずに料金回収利便性をとったと説明がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第111号、北秋田市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理資格基準に関する条例一部を改正する条例制定について」は、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第112号、令和元年度北秋田一般会計補正予算(第4号)≪所管分≫」主な審査内容について、農林課関係では、農地費については、当局から、過年度分返還金については多面的機能支払交付金活動終了組織における持ち越し金返還金で、国、県へ返還すると説明がありました。 委員からは、多面的機能支払交付金について質疑があり、当局からは、各地区エリア自治会等で農業用水路とか、草刈りであったりとか、いろいろなその辺維持管理を行うところに交付されているもの。今までいただいていた組織ほう使い切れていないお金を返さなければならないという状況と説明がありました。 商工観光課関係では、商工振興費については、当局から、秋田県起業支援事業採択になった、市内で事業所を開設する者に対して、市上乗せ分として4分の1助成を行うものと説明がありました。委員からは、起業支援事業補助金詳しい内容について質疑があり、当局からは、県起業支援事業に採択になった方が合川地区で開設するため、県が2分の1、市が4分の1を補助するものですと説明がありました。 また、別の委員からは、県で事業を採択されたものに市でもプラスアルファで補助するは、今商店街活性化を見たときに、同じようなやり方ではどんどん衰退していくと思う。市独自で起業を促す補助金やプランニングを考えているかと質疑があり、当局からは、そのようなニーズがあるとすれば、今後市としても検討が必要かと思っていますと説明がありました。 建設課関係では、道路維持事業繰越明許費については、当局から、工事発注時期平準化による工事9件分費用を繰り越すものでありますと説明がありました。委員からは、詳しい工事内容について伺いたいと質疑があり、当局からは、排水工事が鷹巣地区で2件、道路維持工事が鷹巣地区1件、阿仁地区1件、舗装維持工事が鷹巣地区2件、森吉地区1件、阿仁地区1件、交通安全移設工事が合川地区1件を予定していると説明がありました。 以上ような審査を踏まえ、全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第116号、令和元年度北秋田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第117号、令和元年度北秋田下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、「議案第122号、令和元年度北秋田水道事業会計補正予算(第3号)」以上3件については、全て全会一致で原案とおり可決すべきものと決しました。 以上が産業建設常任委員会に付託されました10事件について報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号等を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上をもって産業建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第29「議案第106号、北秋田市農業委員の委員の定数に関する条例一部を改正する条例制定について」、日程第30「議案第107号、北秋田市下水道事業設置等に関する条例制定について」、日程第31「議案第108号、北秋田市下水道条例一部を改正する条例制定について」、日程第32「議案第109号、北秋田市水道事業設置等に関する条例一部を改正する条例制定について」、日程第33「議案第110号、北秋田市水道事業給水条例一部を改正する条例制定について」、日程第34「議案第111号、北秋田市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理資格基準に関する条例一部を改正する条例制定について」6件を一括して採決いたします。 委員報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第106号から議案第111号まで6件は、いずれも原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第35「議案第116号、令和元年度北秋田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第36「議案第117号、令和元年度北秋田下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、日程第37「議案第122号、令和元年度北秋田水道事業会計補正予算(第3号)」3件を一括して採決いたします。 委員報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第116号、議案第117号、議案第122号3件は、いずれも原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第38「議案第112号、令和元年度北秋田一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。 総務文教常任委員長、市民福祉常任委員長、産業建設常任委員報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 お諮りします。 各委員長報告とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第112号は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第39「同意第7号、北秋田市阿仁合財産管理委員の選任について」を議題といたします。 提案理由説明を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 同意第7号、北秋田市阿仁合財産管理委員の選任について。 北秋田市阿仁合財産管理委員に下記者を選任したいので、同財産区管理会条例第3条規定に基づき議会同意を求める。 北秋田市阿仁水無字新町172番地11、伊藤 雅彦、62歳。 北秋田市阿仁銀山字上新町82番地6、中島  勇、77歳。 北秋田市阿仁荒瀬字段ノ上61番地、湊  一彦、76歳。 北秋田市阿仁吉田字町頭24番地、片岡 長悦、71歳。 北秋田市阿仁荒瀬川櫃畑字村ノ内3番地、舘岡 鐵美、70歳。 北秋田市阿仁小渕字小渕25番地、菊地  満、62歳。 北秋田市阿仁小様字小様42番地、小林  博、69歳。 令和元年12月17日提出、北秋田市長、津谷 永光。 提案理由です。 北秋田市阿仁合財産管理委員の任期が令和元年12月24日をもって満了するため、後任選任について提案するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 お諮りします。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、同意第7号は同意することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第40「同意第8号、北秋田市大阿仁財産管理委員の選任について」を議題といたします。 提案理由説明を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 同意第8号、北秋田市大阿仁財産管理委員の選任について。 北秋田市大阿仁財産管理委員に下記者を選任したいので、同財産区管理会条例第3条規定に基づき議会同意を求める。 北秋田市阿仁打当字仙北渡道上ミ80番地1、鈴木明喜広、57歳。 北秋田市阿仁比立内字梨木台48番地、松橋 祐蔵、72歳。 北秋田市阿仁幸屋渡字山根17番地、鈴木美千英、67歳。 北秋田市阿仁萱草字水上口23番地、田中 喜男、69歳。 北秋田市阿仁根子字根子又136番地、山田 昌藏、73歳。 北秋田市阿仁幸屋字菅ノ沢137番地、西根 邦明、71歳。 北秋田市阿仁戸鳥内字大葉谷地15番地1、鈴木 慶勝、75歳。 令和元年12月17日提出、北秋田市長、津谷 永光。 提案理由です。 北秋田市大阿仁財産管理委員の任期が令和元年12月24日をもって満了するため、後任選任について提案するものであります。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 お諮りします。 採決方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、採決方法は簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、同意第8号は同意することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第41「発議案第14号、北秋田市議会政務活動費交付に関する条例制定について」を議題といたします。 提案理由説明を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) 表題を申し上げます。 発議案第14号、令和元年12月17日。 北秋田市議会議長、黒澤 芳彦様。 提出者、北秋田市議会議会運営委員長、小笠原 寿。 賛成者、北秋田市議会議会運営委員、佐藤 光子、同じく久留島範子、同じく佐藤 文信、同じく松尾 秀一、同じく中嶋洋子。 北秋田市議会政務活動費交付に関する条例制定について。 上記議案を別紙とおり地方自治法第112条第2項及び北秋田市議会会議規則第14条第2項規定により提出する。 提出理由。 地方議会活性化を図るには、その審査能力を強化していくことが不可欠であり、地方自治法に基づき、市政課題及び市民意思を把握し市政に反映させる活動、その他住民福祉増進を図るために必要な経費として交付されている政務活動費は、議会機能を充実強化する上で非常に重要な役割を担うものであることから、その交付に関する条例制定について発議するものである。 それでは、条例説明をいたします。 12月10日に開催した議会全員協議会では、議会運営委員会で検討した議会改革検証及び推進項目について報告させていただいておりますが、その中で、当市議会をますます活性化させ、議員資質向上を図りながら、安心で安全なまちづくりをより一層進めていくためにも、当市議会でも政務活動費は必要であると検討結果も報告しております。 普通地方公共団体は条例で定めるところにより、その議会議員調査研究その他活動に資するため必要な経費一部として、その議会における会派、または議員に対し政務活動費を交付できることと地方自治法に規定されております。 そして、地方議会活性化を図るため、議会議員調査研究活動基盤を強化する観点から、平成12年に政務調査費が制度化され、平成24年にはその使途が拡大されて政務活動費と名称も変更され、現在に至っております。 地方分権進展に伴い、地方公共団体自己決定権、自己責任が拡大することで、二元代表制一翼を担う地方議会役割はますます重要なものとなっています。しかし、政務活動費は市から交付金であることから、適正な取り扱いと経費明確化を図り使途透明化を確保し、執行に当たっては毎年収支報告書を義務づけるなど、その内容にあっては市民に対して十分説明責任を果たすことが重要であります。 以上ことを踏まえ、議会運営委員会からの委員会提出議案として本条例案を提出するものであります。 では、条例を説明いたします。皆さんに配付している条例案をごらんください。 第1条は、本条例趣旨であります。 第2条では、交付対象を北秋田市議会における会派、無会派議員にあっては議員個人にすることとしております。以下、会派等と申し上げます。 第3条では、交付額と交付方法を規定しており、交付額は月額1万円とし、会派にはその人数に月額を乗じた額を、会派無所属議員には議員個人に交付し年度分を一括して交付することとしております。 第4条では、会派等に異動があった場合調整について規定しております。 第5条では、政務活動費を充てることができる経費範囲を規定し、詳しくは別表としておりますが、会派等が市政に関する調査研究、その他活動が目的であることに充てるものであります。 第6条では、各会派には会計責任者を置き、その経理状況を明確にしておかなければならないことを規定しております。無会派議員は、議員個人がそれを行うことになります。 第7条では、会派等は毎年4月30日までに収支報告及び支出に係る領収書、その他証拠書類を議長に提出することとしております。 第8条では、交付された政務活動費に残余金があった場合には、収支報告書提出後に速やかに返還することを規定しております。 第9条では、会派等及び議長は収支報告書を5年間保管すること。 第10条では、政務活動費使途透明性確保に努めることを規定しております。 附則として、本条例施行日は令和2年度当初予算に措置していただき、令和2年度から施行できるよう、令和2年4月1日からとしております。 以上が条例概要であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより質疑を行います。 質疑ございませんか。 7番、福岡 由巳議員。 討論じゃないので。質疑です。 ◆7番(福岡由巳)  質疑……失礼しました。 ○議長(黒澤芳彦)  質疑ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論及び採決を行います。 最初に、討論を行います。 最初に、反対議員討論を許可いたします。 7番、福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 7番、無会派、福岡 由巳であります。 発議案第14号、北秋田市議会政務活動費交付に関する条例制定について、反対討論をさせていただきます。 最初に、反対主な趣旨は施行期日と、それから、条例分さらなる検討という意味で反対討論をさせていただきます。 3点について述べさせていただきます。 第1は、政務活動費は予算が絡むものであり重要な案件であります。地方議員は議会制民主主義もとで住民から選ばれ、最近では、議員は政策重要問題について選挙の際、それをマニフェスト、公約として掲げ、有権者賛同を得ておかなければならないとされています。マニフェストで触れていない、それ以外重要問題は、主権者である有権者意思判断を確認するため何らかの手だてが必要になってくると考えます。 平成27年4月に実施された当市議会議員報酬月額7万円引き上げは、今でも高過ぎるという批判が続いています。それから4年半が過ぎ、今度は性格が異なるものでありますけれども、予算にかかわり、市民理解を得る努力をした上で提案であるべきでなかったかというふうに私は考えるわけであります。説明会などを開催して、有権者意見を聞きながら、この案件について判断をしていくということが求められているものと感じております。 第2は、議会にかかわる重要な問題は、基本的には全員協議によって一致点を見出す努力を行い、全会一致による改革にすべきであります。かつては議会改革特別委員会を設置するなどして、全議員総意による議会基本条例などを制定してまいりました。最近は議会運営委員会が主体となり議論を進めてきていますけれども、全議員総意を求めようとするであれば、これは改善が必要であるものと考えます。 第3は、議会はもっと市民期待に応えるべきと考えます。市民暮らし改善ため、提案と行政チェックが厳しくされているか、このことにより、議会信頼度に結びついていくものと考えます。その一つに、議会報告会をさらに改善していきたいものであります。議会と有権者と接する絶好機会であり、回数をふやすなどして、住民意見要望を直接聞いて議会に反映するよう努めたいものであります。 しかし、年1回開催であり、参加者数は今回約40人だけとなり急減してきました。   (「議長、議案と関係ないから」声) ◆7番(福岡由巳)  議会関心度や信頼度が薄らいでいるものと想像されます。 ○議長(黒澤芳彦)  福岡議員、報告会と今回は関係ないので。 ◆7番(福岡由巳)  関係あります。 ○議長(黒澤芳彦)  まず、関係ないので、反対討論をしてください。 ◆7番(福岡由巳)  関係あると私は……   (「議長言うこと、聞いて。議長、ちゃんと……」声)
    ○議長(黒澤芳彦)  報告会とは全然関係ないので、今回提案について反対討論してください。 ◆7番(福岡由巳)  申し上げているは、この政務調査費ということで、私は議会活動をさらに…… ○議長(黒澤芳彦)  政務調査費じゃなくて、政務活動費です。 ◆7番(福岡由巳)  政務活動費、失礼しました。政務活動費について今後どうするかということでは、政務活動がまず前提になってきますので、その点について私たちは活動をそれぞれ改善しながら進めていこうということで、今、発言しているわけであります。よろしいでしょうか。 ○議長(黒澤芳彦)  だから、反対討論をしてください。よろしいでしょうかでなくて、反対討論をしてください。 ◆7番(福岡由巳)  今議会報告会について、今、申し上げましたが、その2つに一般質問をする議員についても、もっとふやすべきと考えるわけであります。そういう形で政務調査については、我々議会がもっと改善する余地があるということを含めて、この政務調査費については…… ○議長(黒澤芳彦)  調査費でなくて、活動費。 ◆7番(福岡由巳)  失礼しました。政務活動費については施行期日を延期し、そして、条文中身をさらに検討を含めて加えていくべきというふうに考え、反対討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、賛成議員討論を許可します。 討論ございませんか。 19番、松橋  隆議員。 ◆19番(松橋隆) (19番 松橋  隆君登壇) 発議案第14号、北秋田市議会政務活動費交付に関する条例制定に、賛成立場から討論をいたします。 平成から令和へと時代が進むにつれまして、政治経済が物すごいスピードで動いているような感じがする昨今であります。そこで、また予想もできない最近気候変動であります。 そうしたことから、地方議会には今まで以上に素早い判断、素早い対応が求められていると思います。地方議会に活性化を図るため、また、議員調査研究活動強化をする観点からも、政務活動費は必要であるものと考えるものであります。 去る12月10日に開催されました議会全員協議会では、議会運営委員会で検討した議会改革検証及び推進項目について報告がございました。その中で、当市議会をますます活性化させ、議員資質向上を図りながら、安心で安全なまちづくりをより一層進めていくためにも、当議会でも政務活動費は必要であると検討結果報告も受けております。政務活動費を交付している市議会は全国で大体9割程度交付しております。秋田県内では、市では、当市ともう一市2つだけが交付されておらない現状であります。そうしたことを踏まえ、議会政務活動費交付に関する条例に賛成するものでありまして、議員諸君賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。 9番、武田 浩人議員。 ◆9番(武田浩人) (9番 武田 浩人君登壇) 発議案第14号に賛成討論をいたします。 ご存じとおり、秋田県内市議会で政務活動費がないは潟上市と本市のみであります。 今回、議会運営委員会において議会改革検証及び推進項目について協議を重ね、このように条例案提案に至りましたことは、議運の委員長を初め委員各位努力と熱意によるものと、そのご労苦をねぎらい敬意を表するものであります。 さて、申すまでもありませんが、議会改革を進める上で、議員個々資質向上は重要な項目であることは明白であります。特に、調査や研究に係る経費一部として地方自治法で認められている政務活動費を活用させていただけることは、今までは参加が難しかった遠方などで研修会や視察等に、会派や個人で自由に行くことが可能になるということであります。ゆえに、今後は議員各位がますます調査や研究に取り組み、そこから得られた内容や先進事例を市政へ反映させられるよう提言を行うなど、不断努力を行い、レベルアップすることによって、市民皆様から信頼をいただけるではないかと思います。 以上、さらなる議会機能充実強化をお誓い申し上げまして、発議案第14号賛成討論といたします。ご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに討論ございませんか。   (「なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 それでは、お諮りいたします。 発議案第14号に賛成議員起立を求めます。   (起立多数) ○議長(黒澤芳彦)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、発議案第14号は原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第42「発議案第15号、総務文教常任委員所管事務調査について」、日程第43「発議案第16号、市民福祉常任委員所管事務調査について」、日程第44「発議案第17号、産業建設常任委員所管事務調査について」、日程第45「発議案第18号、議会運営委員所管事務調査について」4件を一括して採決いたします。 なお、本件については議案に記載内容となっておりますので、ご確認ください。 それでは、採決いたします。 お諮りします。 本件はいずれも原案とおり決するにご異議ございませんか。   (「異議なし」声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認め、よって、発議案15号から発議案18号まで4件は、いずれも原案とおり可決することに決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日日程は全て終了いたしました。 同時に、本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 私から一言申し上げたいと思います。 ことしは映像配信最初年でもあり、皆様ご協力により令和元年12月定例会を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。 ことしも、残すところあとわずかになりました。皆様におかれましては、本格的な冬を迎える時期になってまいりましたので、健康にはくれぐれもご留意いただきまして、来年もよい年を迎えられるよう、元気に皆さんでお会いできるようご祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 これをもちまして、令和元年北秋田市議会12月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでございました。   (閉会)                    (12時02分)右会議次第内容は、正確であることを証するために、ここに署名する。  令和元年12月17日      北秋田市議会          議長     黒澤芳彦      署名議員          5番     杉渕一弘          6番     佐藤光子          7番     福岡由巳...