北秋田市議会 > 2019-02-28 >
02月28日-01号

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  1. 北秋田市議会 2019-02-28
    02月28日-01号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    平成31年  3月 定例会       平成31年 北秋田市議会3月定例会会議録                       (平成31年2月28日)第1日目 平成31年2月28日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    12番  大森光信        13番  長崎克彦    14番  板垣 淳        15番  関口正則    16番  堀部 壽        17番  佐藤重光    18番  中嶋洋子        19番  松橋 隆    20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。    11番  松尾秀一3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     石川博志 財務部長     河田浩文   健康福祉部長   齊藤 修 市民生活部長   小松正彦   産業部長     九嶋 巧 産業部政策監   佐藤 進   建設部長     浅村武則 教育次長     小笠原吉明  会計管理者    木村元紀 消防長      中嶋 誠   総務課長     小坂竜也 総合政策課長   三沢 聡   財政課長     金澤 誠 市民課長     畠山 誠   福祉課長     石上和彦 医療健康課長   石崎賢一   農林課長     福田公人 上下水道課長   水木正範   教委総務課長   金澤聡志 建設課長     西根弘樹4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     佐藤 誠   次長       佐藤敏文 副主幹      柳谷重光5、会議事件は、次のとおりである。       平成31年 北秋田市議会3月定例会議事日程                               (第1)      開会      開議      議長の諸報告(文書) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長の施政方針及び行政報告      (議案等の上程) 日程第4 議案第2号 消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程第5 議案第3号 北秋田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第4号 北秋田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について 日程第7 議案第5号 北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第6号 北秋田市職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例の制定について 日程第9 議案第7号 北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第10 議案第8号 北秋田市地域福祉基金条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第9号 北秋田市森林経営管理基金条例の制定について 日程第12 議案第10号 北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例の制定について 日程第13 議案第11号 北秋田市阿仁定住促進住宅条例の一部を改正する条例の制定について 日程第14 議案第12号 北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第13号 北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 日程第16 議案第14号 北秋田市立小中学校条例の一部を改正する条例の制定について 日程第17 議案第15号 北秋田市浜辺の歌音楽館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第18 議案第16号 北秋田市伊勢堂岱縄文館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第19 議案第17号 平成31年度北秋田市一般会計予算 日程第20 議案第18号 平成31年度北秋田市国民健康保険特別会計予算 日程第21 議案第19号 平成31年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算 日程第22 議案第20号 平成31年度北秋田市介護保険特別会計予算 日程第23 議案第21号 平成31年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算 日程第24 議案第22号 平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計予算 日程第25 議案第23号 平成31年度北秋田市下水道事業特別会計予算 日程第26 議案第24号 平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計予算 日程第27 議案第25号 平成31年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算 日程第28 議案第26号 平成31年度北秋田市阿仁診療所特別会計予算 日程第29 議案第27号 平成31年度北秋田市米内沢診療所特別会計予算 日程第30 議案第28号 平成31年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算 日程第31 議案第29号 平成31年度北秋田市綴子財産区特別会計予算 日程第32 議案第30号 平成31年度北秋田市栄財産区特別会計予算 日程第33 議案第31号 平成31年度北秋田市沢口財産区特別会計予算 日程第34 議案第32号 平成31年度北秋田市七日市財産区特別会計予算 日程第35 議案第33号 平成31年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算 日程第36 議案第34号 平成31年度北秋田市前田財産区特別会計予算 日程第37 議案第35号 平成31年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算 日程第38 議案第36号 平成31年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算 日程第39 議案第37号 平成31年度北秋田市病院事業会計予算 日程第40 議案第38号 平成31年度北秋田市水道事業会計予算 日程第41 議案第39号 平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について 日程第42 議案第40号 平成31年度北秋田市下水道事業特別会計への繰入について 日程第43 議案第41号 平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計への繰入について 日程第44 議案第42号 平成30年度北秋田市一般会計補正予算(第7号) 日程第45 議案第43号 平成30年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第6号) 日程第46 議案第44号 平成30年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第5号) 日程第47 議案第45号 平成30年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第5号) 日程第48 議案第46号 平成30年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号) 日程第49 議案第47号 平成30年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第50 議案第48号 平成30年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第51 議案第49号 平成30年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号) 日程第52 議案第50号 平成30年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号) 日程第53 議案第51号 平成30年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第54 議案第52号 平成30年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第55 議案第53号 平成30年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第56 議案第54号 平成30年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第57 議案第55号 平成30年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第58 議案第56号 平成30年度北秋田市七座財産区特別会計予算 日程第59 議案第57号 平成30年度北秋田市病院事業会計補正予算(第3号) 日程第60 議案第58号 平成30年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号) 日程第61 陳情第11号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情書について 日程第62 陳情第12号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める陳情について 日程第63 陳情第13号 消費税の増税中止を求める陳情について 日程第64 陳情第14号 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を国に求める陳情書について ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 これより平成31年北秋田市議会3月定例会を開会いたします。   (開会)                     (9時58分) ○議長(黒澤芳彦)  総務部長からの発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  議長より発言をお許しいただきましたので、このたびの議案の訂正に関しましておわびを申し上げます。 今3月定例会の提出議案につきましては、去る18日の議会運営委員会での概要説明を経まして、事前配付をさせていただいたところでございましたけれども、その後、議案及び予算事項別明細書の訂正が複数箇所に及んでしまいました。議案の作成に当たりましては、複数の目による確認を行い、間違いが生じないよう取り組んでまいったところでございましたけれども、たび重なる訂正をお願いする事態になってしまいましたことを大変重く受けとめているところでございます。 今回の議案の訂正に関しましては改めておわびを申し上げますとともに、今後適切な事務処理の徹底に緊張感を持って取り組んでまいりますことを申し上げまして、私からの発言とさせていただきます。 大変申しわけございませんでした。 ○議長(黒澤芳彦)  本定例会前に、私からも一言申し上げます。 ただいま、総務部長から発言がありました。私からも、議会の総意として市長に苦言を呈しておきたいと思います。 議会に提出される議案や資料の内容については、担当部局で精査し、段階を経て厳重にチェックされ、議会へ提案されるものと認識しております。職員には、常に緊張感と使命感を持って職務に精励されるよう強く反省を求めます。 ただいま、出席議員数が定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 なお、11番 松尾 秀一議員からは欠席届が提出されております。   (開議)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  議長の諸報告及び地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、お手元に文書で配付しておりますので、ご了承願います。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、5番 杉渕 一弘議員、6番 佐藤 光子議員、7番 福岡 由巳議員の3議員を指名いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 平成31年北秋田市議会3月定例会に当たり、去る2月18日と20日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 当局より提案された議案件数は、条例案15件、平成31年度当初予算案22件、単行議案3件、平成30年度補正予算案等の17件の合計57件であり、陳情は4件でありました。説明員として当局から総務部長、総務課長の出席を求め、提出案件についての概要説明を受けております。 協議の結果、本定例会の会期は本日から3月14日までの15日間とすることにいたしました。会議の日程につきましては、お手元に配付の会期日割(案)のとおりでございます。 また、一般質問は、2月20日月曜日午前10時で締め切ったところ8名から通告があり、協議の結果、1日目が4名、2日目も同じく4名ということにいたしました。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月14日までの15日間とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月14日までの15日間と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「市長の施政方針及び行政報告」を行います。 なお、行政報告はお手元に配付しておりますので朗読を省略し、施政方針を行います。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) おはようございます。 平成31年度各会計予算を初め諸議案のご審議をお願いするに当たり、市政運営の基本方針及び平成31年度の諸事業について、所信の一端と施策の大綱を申し上げます。 平成31年度は、「平成」から新たな元号に変わる新時代の幕開けとなります。次代を担う子供たちが将来にわたり希望を持てるまちを築いていくためにも、いま一度、市民の皆様と心を一つにしてさまざまな行政課題に立ち向かっていかなければなりません。 人口減少が進行する中にあって、最大の課題はその対策にあります。普通交付税が算定特例の最終年度を迎え、市税も大幅な増収が見込めない財政状況にありますが、第3次行財政改革大綱の遂行とあわせ、効率的な財政運営と健全な財政基盤の構築に取り組みながら、本市における仕事や暮らし、子育て環境の充実及び防災、減災等も含め、市民誰もが安全で安心して生き生きと暮らせるまちを目指し、引き続き「人口減少時代への挑戦」をテーマに各施策を展開してまいります。 本年度の主な施策として、市民生活に身近な分野では戸籍、住民票等の交付については、マイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービスの導入に向け、準備を進めてまいります。地域包括ケアシステムの機能を強化するため、地域包括支援センターを北部、中部、南部の3カ所に配置し、総合的にきめ細かく対応できる相談体制を整備してまいります。 し尿処理施設については、2020年度の供用に向け建設工事を継続するとともに、適正な管理体制の確立を目指してまいります。 水道事業については、本年度から地方公営企業法の適用となる簡易水道の持続可能な財政基盤の確立に努めるほか、新鷹巣浄水場の2020年度の供用に向け、万全を期してまいります。 産業及び観光分野では、「新たな森林管理システム」が森林環境譲与税(仮称)を財源にスタートすることから、引き続き林業の成長産業化に向けた取り組みを強化してまいりますほか、国・県と連携して、東京圏からの移住者と本市における就労及び起業をマッチングする制度を新たに導入し、産業人材の確保に努めてまいります。 また、「日本三大樹氷」については、世界的に貴重な樹氷のブランド化を推し進め、青森市、山形市と連携した情報発信に取り組んでまいります。 秋田内陸線については、本年度の全線開通30周年に合わせた取り組みを実施し、話題性と訴求力を高めてまいります。 交通政策分野では、「鷹巣西道路」及び「大館能代空港インターチェンジへの接続区間」の2020年度までの着実な進展と、「二ツ井今泉道路」の早期開通に向け、引き続き要望活動に努めてまいります。 大館能代空港については、年々搭乗率が向上していることから、さらなる利用拡大に向け推進するとともに、空港、鉄道、高速道路がある本市の交通体系を強みに、各分野の振興策と有機的に結びつけてまいります。 文化及び教育分野では、「伊勢堂岱遺跡」が昨年の世界文化遺産登録の推薦候補になったことを弾みに、世界文化遺産への登録を目指すほか、「阿仁マタギ」の日本遺産への登録に向けて取り組んでまいります。 小中学校の整備については、2020年度の鷹巣中学校と鷹巣南中学校の統合、2021年度の鷹巣中央小学校と鷹巣南小学校の統合に向け取り組んでまいります。 その他の分野では、市政情報及び観光、移住・定住などを対外的に売り込むための「情報発信」について、ふるさと大使の活用とあわせ、効果的かつ戦略的な手法を研究してまいります。昨年、友好交流都市協定を締結した国立市との交流については、各分野に幅を広げながら両市の発展につなげてまいります。 なお、本年度は「北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が最終年度を迎え、「第2次北秋田市総合計画(前期計画)」は4年目に差しかかります。これらの計画を着実に進めてきたことで、狙いとする効果が徐々に形にあらわれてきているものと感じており、人に優しい「ぬくもり・見まもり」のあるまちの創造と地方創生の実現に向け、全庁体制で各事業の推進に邁進していく所存であります。 それでは、各部個別の施策についてご説明をいたします。 総務部関係、総務課。 人事評価制度については、客観性、透明性を高め、評価能力の平準化をもって、組織全体の士気高揚、より高い能力を持った職員の育成を図るとともに、公務能率及び市民サービスの向上に努めてまいります。職員個々の自己啓発、職場内における研修などを含め、実務能力の向上、潜在能力の発揮を図るため、職員研修や派遣について引き続き推進してまいります。 防災対策については、災害時における防災情報伝達手段の多重化を目的に、昨年度から運用している防災ラジオの普及に引き続き取り組んでまいります。地域における防災力向上のため、自主防災組織の結成や活動を支援するとともに、関係機関と連携した防災訓練等を通じて市民の防災意識の高揚を図ってまいります。 総合政策課。 「第2次北秋田市総合計画」及び「北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進については、それぞれ終盤並びに最終年を迎えることから、重点プロジェクトの成果指標の達成に向けて精査並びに検証を図りながら、各施策、事業の推進を図ってまいります。 地方交通対策については、平成28年度に策定した北秋田市地域公共交通網形成計画に基づく施策を展開し、時代に即した効率的かつ効果的で将来にわたり持続可能な公共交通体系の構築を目指してまいります。 大館能代空港の利用促進については、近年の利用者増加傾向の機運をさらに盛り上げ、大館能代空港利用促進協議会や関係団体と連携を密にして、首都圏等における旅行商品の取り扱いに向けたセールス及び運賃助成等を継続し、利用促進に向けた事業を展開してまいります。 本市の情報発信については、市民の快適な活用と交流人口の拡大につながるよう、子育て支援等を初めとした市政情報及び観光、移住・定住などを対外的に売り込むための「情報発信」について、ふるさと大使の活用とあわせ、受け手により響く情報発信の仕掛け等について効果的かつ戦略的な手法を研究してまいります。 指定統計調査については、製造事業所を対象とした工業統計調査、農林業を対象とした農林業センサス、事業所及び企業活動における産業構造・従業員規模等の基礎数値となる経済センサス基礎調査並びに家計の所得・消費・構造等を明らかにする全国家計構造調査を実施してまいります。 「広報きたあきた」については、市民と市政を結ぶ最も身近な情報伝達手段として、各地域の話題や市政情報などをわかりやすく伝えるとともに、特集記事の充実に取り組み、市民との情報共有を推進し市政をより身近に感じてもらえるような紙面づくりを目指します。また、市のホームページをリニューアルし、ページデザインを一新するとともに、利用者が知りたい情報を容易に、またタイムリーに得ることができるよう情報発信を行ってまいります。 移住・定住の促進については、首都圏等で開催される移住促進イベントや、県のAターンフェア等において、本市の移住支援制度を初め、自然、風土、教育、医療、福祉などのすぐれた環境を直接アピールするほか、移住希望者のニーズに即した情報提供ときめ細かい対応を行いながら「移住体験」への参加を促し、その後の移住・定住へとつなげてまいります。また、移住初期の経済的な負担を軽減する「移住者融資資金利子補給事業」及び引っ越し費用や、雪国の暮らしに欠かせない暖房機器や除雪器具の購入費へ助成する「移住者住まい応援助成事業」を継続するほか、利用者が増加傾向にある奨学金返還支援制度についても引き続き制度をPRし、若者や子育て世代の移住と定住を促進してまいります。 地域おこし協力隊事業については、移住コーディネーターによる移住・定住専用サイトのほか、フェイスブックやユーチューブなどのSNSを活用し、北秋田の豊かな自然、伝統行事や文化、日常の暮らしに焦点を当てた素の情報を発信していくほか、移住体験でのアテンドや移住後のフォローアップを行い、並行して退任後の定住に向けた地域交流や起業、就労のための活動を行ってまいります。 若者の結婚支援については、市内在住の独身男女の出会いと結婚を応援するため、入会登録料を市が全額負担する「あきた結婚支援センター入会登録料負担事業」を継続するほか、出会いと交流の場を提供する「出会い創出イベント」を開催し、数多くの良縁が生まれるための事業を行ってまいります。また、若いカップルが本市で婚姻し定住する動機づけにつなげることを目的に祝い金を交付する「結婚生活応援事業」を継続し、結婚を寿ぐとともに結婚に踏み切れないでいる未婚者の結婚を奨励し、子育て世代の定住を推進してまいります。 内陸線再生支援室。 秋田内陸線の運営については、本市と秋田県、仙北市、秋田内陸縦貫鉄道株式会社の4者で取り交わした「秋田内陸線の持続的運行に係る合意書」に基づく、経常損失額2億円以内とする目標達成に向け、沿線の支援団体や自治会等との連携を強化し、各施策、事業を展開してまいります。 秋田内陸線の利用促進については、本年度が秋田内陸線全線開通30周年を迎えることから、展開する各種取り組みに周年記念を冠し、訴求力を高めてまいります。また、市内保育園が利用する場合のふるさと教育補助や、内陸線利用高校生定期券補助、市内団体等が車両を貸し切りして利用する場合の貸切車両補助を継続して実施し、利用者の確保に努めてまいります。 市外からの誘客対策としては、秋田内陸線の知名度アップと利用促進を目的としたイベントの開催やPR活動を実施してまいります。また、地域と協働で制作する田んぼアート効果による全線乗車促進、まち歩きコンテンツの拡充や秋田犬によるさらなるおもてなしの充実を図り、秋田内陸線の各駅を核とした沿線観光の目的づくりと魅力ある観光地づくりを進め、市外、県外からの誘客と訪日外国人観光客の増に努めてまいります。 財務部関係、財政課。 財政運営については、普通交付税が算定特例(合併算定替)の激変緩和期間5年目の最終年度に入ることから、引き続き自主財源の確保に努めるとともに、事務事業の精査や経費節減などを通して、健全財政の維持を図ってまいります。 入札制度については、事務の簡素化、効率化を目的に、秋田県電子入札システムに参加して電子入札を導入いたします。 財産管理については、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の有効活用を基本に整理統合や廃止を検討してまいります。処分可能な遊休資産については、積極的に売却等に取り組んでまいります。 宮前町庁舎については、耐震補強及び改修工事を実施した上で、来庁される市民が快適かつ円滑に手続等ができるよう、1階に執務スペースを設けることといたしました。 電算システムについては、電算システムの安定稼働、セキュリティの確保について引き続き取り組んでまいります。 地籍調査事業については、平成27年度より鷹巣地区の調査を再開しており、引き続き事業の推進に取り組んでまいります。 税務課。 市税については、市民税、固定資産税、軽自動車税いずれも増収を見込んでおります。引き続き適正で公平な賦課と徴収に努め、市政運営において重要な自主財源の確保を図ってまいります。 また、納税者の利便性の向上を図り、納付環境を整え、きめ細かい納税相談を実施することで収納率の向上に努めるとともに滞納整理を強化し、滞納額の縮減に取り組んでまいります。 市民生活部関係、生活課。 循環型社会の構築については、市民に対する3R活動の推進に向けた意識の高揚に努め、環境負荷の軽減と地球環境保全を目指した住みよいまちづくりに取り組んでまいります。 し尿処理施設については、2020年4月の供用開始に向け、工事の安全と計画どおりの施工に努めるとともに、適正な運営管理ができる事業者の選定と管理体制の確立に万全を期してまいります。 大規模災害の際に大量に発生する災害廃棄物については、迅速な処理、処分により、市民生活の衛生環境の保全が図られるよう、国の定める災害廃棄物対策指針等に基づき、本市の災害廃棄物処理計画を策定してまいります。 交通安全及び防犯対策については、各種関係機関や団体と連携、協力のもと、啓発活動や安全施設等の整備と適正な維持管理等により、交通事故や犯罪被害の未然防止の取り組みを推進し、地域が一丸となった安心・安全な地域づくりに努めてまいります。 消費者行政については、相談窓口の周知を図るとともに、悪質商法や日常生活における契約等の消費者問題に係る情報提供を通して、消費者トラブルの未然防止と解決に努め、引き続き消費生活の安心・安全の確保に取り組んでまいります。 市民課。 戸籍・住民票等の交付については、市民サービスの向上を図るため、マイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービス導入に向けた準備を進めてまいります。 福祉医療については、障害者及びひとり親家庭への助成と乳幼児から高校生世代までの助成を継続し、子育て支援の充実に努めてまいります。 国民健康保険については、県から示される国保事業納付金に見合う適正な予算執行に努め、国保の安定した財政運営に努めてまいります。 後期高齢者医療制度については、秋田県後期高齢者広域連合と連携し、保険料の賦課・徴収、各種申請の受付など、市民の窓口としての役割を果たしてまいります。 健康福祉部関係、福祉課。 障がい福祉については、障害のある人が地域で安心して生活を続けられるよう、各相談支援事業所を初めとする関係機関との連携を図り、適切な情報提供や個別支援を行ってまいります。また、障害があっても豊かな生活を送ることができるよう、障害者のための生涯学習を推進してまいります。 地域福祉については、昨年度からシステム構築を進めており、必要な情報収集や入力作業を行い、避難計画の作成に取り組むなど、災害時における要配慮者の支援体制を整備してまいります。 子育て支援については、市全体の子育て支援情報がよりスムーズに伝わるよう発信方法を工夫しながら、全ての子育て家庭への支援として、育児相談、親が気軽に集まれる場の提供や利用しやすい仕組みづくりを図るなど、誰もが子育てしやすいまちへ向けて取り組みを進めてまいります。また、児童館の運営等に関する検討及び保育施設の整備や、保育の質のさらなる充実に努めるとともに、公立保育園の一部民営化に向けた取り組みを引き続き検討してまいります。 高齢福祉課。 高齢者福祉については、高齢化率の上昇、単身高齢者・高齢者のみの世帯の増加に伴い、地域が抱える課題が多様化し、総合相談及び各種サービスへのニーズの増大が見込まれます。これらを見据え、これまで市役所本庁舎1カ所に設置していた地域包括支援センターを北部・中部・南部の3カ所に配置拡充し、高齢者から寄せられるさまざまな相談にきめ細かく対応できる総合相談体制を一層強化するとともに、誰もが住みなれた地域で安心して自分らしく暮らせるよう、地域包括ケアシステムの機能強化に取り組んでまいります。あわせて、高齢者に係る地域課題を見出し、市全体の課題として取り上げる地域ケア会議や、地域の支え合いの体制づくりに向けた協議体を設置、開催してまいります。 介護保険については、介護を必要とする高齢者やその家族が安心して介護サービスを利用できるよう介護保険制度を適切に運用するほか、市独自の介護予防、地域支え合い事業により、高齢者それぞれの状況に応じた生活支援サービスを提供してまいります。 医療健康課。 健康推進については、「第2期けんこう北秋田21計画」の目標の実現に向け、市民一人一人の主体的な取り組みに加え、各健康づくりの関係機関と連携し、「健康長寿北秋田」を目指してまいります。 成人保健事業については、健康ポイント事業を実施し、健診や健康教室、運動習慣の推進を促し、健診受診率の向上、健康寿命の延伸を目指します。また、健康意識の高い人材を育成する健康長寿推進員事業を実施し、各地域で健康づくりの輪を広げてまいります。 心の健康づくり事業については、「北秋田市いのち支える自殺対策計画」の達成に向け、子供から高齢者まで生涯を通じて市民一人一人が心豊かに暮らすことができるよう関係機関と連携し、自殺対策の強化とさらなる推進を図ってまいります。また、新たに児童・生徒のSOSの出し方に関する教育を計画して若い世代の自殺予防を推進するほか、高齢者宅への「ホッとあい訪問」を継続して行い、心身の健康状態の確認及び日常生活の状況の把握に努めてまいります。 母子保健事業については、健やかに子供を生み育てるためにそれぞれの段階に応じて支援し、関係機関との連携強化を図り、安心して子育てができる環境づくりに取り組んでまいります。 予防接種事業については、対象者への接種勧奨と感染症の予防・重症化防止及び蔓延防止の普及啓発に取り組んでまいります。また、平成30年12月から助成を開始している成人の風疹予防接種助成事業は、国の動向を見ながら継続してまいります。 食育推進事業については、平成30年度に引き続き「食育フェスタ」を開催し、家庭や子供たちの食育の充実や地産地消、食文化の伝承のため、関係団体などと連携し普及啓発に取り組んでまいります。 地域医療対策については、二次医療圏の中核病院である市民病院の医療サービスの充実を図るとともに、地域を支える開業医や市内診療所と連携しながら、市民が将来にわたり安心して医療を受けられる地域医療体制の確保に努めてまいります。 地域医療連携センター事業については、介護保険事業の包括的支援事業を活用し、医療・介護・福祉の連携を推進して、地域包括ケアシステムのさらなる深化に取り組んでまいります。 訪問看護体制強化事業については、在宅医療のかなめとなる訪問看護サービスの提供を確保するため、訪問看護事業所への体制強化に向けた支援を行ってまいります。 地域医療確保促進事業については、市内診療所の医師の高齢化が進む中、一次医療体制の確保と在宅医療診療体制を強化するため、引き続き新規開業や後継者育成等の支援を行ってまいります。 市民病院の医師の充足については、引き続き秋田大学医学部及び秋田県に対し医師の派遣を要請するほか、招聘策として常勤医師奨励金制度を継続してまいります。また、今後の医師・看護師等の確保についても、高校への進路ガイダンスやインターンシップの実施を行うなど、指定管理者とともに人材確保に取り組んでまいります。 市民病院については、より一層の経営改善を図り、市民が必要とする質の高い医療サービスの提供に努めてまいります。 国民健康保険合川診療所、米内沢診療所、阿仁診療所。 各診療所については、市民に身近な医療機関として地域住民の医療と健康を守るため、二次医療機関との連携を図りながら、在宅医療を含めた医療サービスの提供に努めてまいります。 阿仁診療所改築事業については、2020年4月の供用開始を目指し改築工事を進めるとともに、現診療所の解体工事、外構工事等の実施設計に着手してまいります。 産業部関係、農林課。 農業振興については、主食用米の「生産の目安」の配分が2年目を迎え、関係機関との連携をより一層図るほか、主食用米生産への依存から脱却し、土地利用型作物や生産性・収益性の高い作物の生産拡大による農業経営の確立に向け、国・県等の補助事業の活用と市独自の事業を複合的に展開し、農業所得安定を目指してまいります。野菜等の生産額を飛躍的に増大させ、地域の園芸振興をリードする大規模な園芸団地整備のための「産地パワーアップ事業(国)」や、「園芸メガ団地整備事業(県)」に対し独自支援を昨年に引き続き行い、エダマメ、キュウリ、ニンニクの生産拡大を図るほか、「秋田のしいたけ販売三冠王獲得事業」を活用し、菌床シイタケの生産拡大を進めてまいります。また、大規模な野菜振興のみならず、小規模な園芸作物生産者への支援策として、青果物振興対策事業(種苗費等への助成)、戦略作物地力増強推進事業(有機堆肥施用への助成)等の独自支援も継続し、広く園芸作物の生産振興を図ってまいります。 担い手対策については、農業従事者の高齢化等に伴う担い手不足の解消に向け、担い手の育成のため新規就農者対策、経営の法人化対策について、関係機関と連携を図りながら進めるとともに、攻めの農業を展開する多様な農業経営に対し、他の補助事業では対象とならない取り組みに対し、市独自の支援を展開してまいります。 農業生産基盤の整備等については、農作業の効率化や面的集積に大きな効果がある農地の土地改良事業を引き続き推進するほか、農地が持つ国土の保全、水源涵養、良好な景観等の多面的な効用の維持・発揮を図るため、農業者と非農業者の共同で農地の維持を図ってまいります。また、効率的・合理的な農作業に向け、農地中間管理事業の活用・PRを関係機関と連携の上実施し、農地中間管理機構が実施する新たな土地改良事業の新規採択に向け事業を推進してまいります。 畜産振興については、鷹巣と高津森の市営牧場を活用した「夏山冬里方式」により、飼育農家の労力軽減と低コスト化を図り和牛繁殖経営の安定化を目指すほか、酪農や秋田比内地鶏の振興を進めてまいります。また、発生すると地域に甚大な影響を及ぼす家畜伝染病の予防策と、万一に備えた防疫訓練等を講じてまいります。 災害対応については、国の農業災害復旧事業の対象とならない事業費が40万円未満の小災害について、早期に営農が再開できるよう、揚水機や水路等の共同利用施設の復旧へ新たに支援してまいります。 林業振興については、林業の成長産業化の実現に向けて、戦後の拡大造林で植林された杉人工林の多くが本格的な利用期を迎える中、この豊富な森林資源を経済ベースで最大限に活用していくことが喫緊の課題となっております。そのため、経済ベースで活用できる森林については、意欲と能力のある林業経営体に森林の経営・管理を集積するとともに、経済ベースで活用できない森林については、市町村が公的管理を担うための仕組みである「新たな森林管理システム」が森林環境譲与税(仮称)を財源に本年度からスタートする予定となっております。森林資源を適切に管理し、森林の持つ公益的機能の維持増進に努めることはもちろんのこと、林業を成長産業化し、地域経済の活性化や雇用の創出など、地方創生の一翼を担えるよう努めてまいります。また、7月には「水と緑の森林祭」が4年ぶりに北欧の杜公園を会場に開催される予定となっており、市民が森林・林業に対する理解を深める機会として、イベントPR等による啓発活動に努めてまいります。 鳥獣被害対策については、「北秋田市鳥獣被害防止計画」に基づき、鳥獣被害対策実施隊との連携をさらに強化するとともに、被害防止対策等の啓発を図りながら農作物被害の防止と市民生活の安心・安全に努めてまいります。 商工観光課。 市内における雇用情勢については、依然として有効求人倍率は高い水準で推移しており、特に新規高卒者の求人状況は、前年度を大きく上回る倍率で推移しております。一人でも多く市内企業への就職につながるよう児童、生徒、保護者に対し、企業の紹介や県との共催による企業博覧会などを通じて地元企業を理解していただき、市内定着化に向け支援してまいります。 市内企業については、地域経済と雇用を支え、市民生活の向上に大きな役割を果たしており、その振興は地域の経済や活性化のみならず、定住を進め過疎化を抑制することでも極めて重要であります。このため、新たな企業誘致活動はもちろんのこと、既存企業に対する事業拡大や人材育成への各種助成制度を行ってまいります。また、新たに国や県と連携した移住・就業支援事業への取り組みを進めることにより、首都圏からの移住者への就業マッチング、起業への支援に努め、産業人材の確保を推進してまいります。 中小企業対策については、利子補給制度の事業を精査し、経営の安定化と地域経済の活性化につなげてまいります。 中心市街地活性化については、空き店舗等利活用事業を活用した新規出店者への開業支援による空き店舗の解消に努めるとともに、引き続き対象範囲を市内全域へ拡大し、商店街の活性化を図ってまいります。 特産品については、首都圏を初めとする大都市における販路拡大を図るため、地元関係団体及び事業者等に対し、展示会等の情報提供や出店支援を実施するとともに、新たな特産品の開発はもとより、既存特産品の磨き上げ等を支援し、消費者のニーズに合わせた商品改良を進め、生産から販売までの物づくり事業の充実を図ってまいります。 森吉山を中心とした観光振興については、自然体験型の観光誘客を図ってまいります。特に「森吉山の樹氷」については、台湾を中心とした訪日外国人旅行客がふえていることから、今後も海外におけるトップセールス等を続けてまいります。 また、世界に誇る「樹氷」観光地宣言を行いました青森市「八甲田」、山形市「蔵王」との「日本三大樹氷」については、世界的にも貴重な「樹氷」のブランド化を推し進め、両市と連携した情報発信に取り組んでまいります。 観光の広域連携については、DMO「秋田犬ツーリズム」、「3D連携」や「函館・津軽・秋田広域観光推進協議会」等において、広域的観光資源の有効活用を行い、地域を超えた連携を強化し観光誘客に努めてまいります。 森吉山の観光施設整備については、新たに「小又峡」の歩道整備事業を行うとともに、本年度で3年目に入る「安の滝」の歩道整備事業についても、森林管理局及び秋田県等関係機関と連携し進めてまいります。 指定管理施設については、指定管理者と連携を密にしながら、必要に応じて施設の機能強化を図り、施設の利用促進と効率的な運営に努めていくとともに、施設の利用状況を踏まえて計画的な改修、更新、見直し等を図ってまいります。 また、多くの方が北秋田市を訪れやすい環境を整えるため、観光案内機能の強化や2次アクセスの確保を継続するとともに、できるだけ多く市内の宿泊施設や飲食店をご利用いただけるよう、官民一体となった「おもてなし」の充実に取り組んでまいります。 建設部関係、都市計画課。 広域交流交通基盤の整備については、日本海沿岸東北自動車道「鷹巣大館道路」の大館能代空港インターチェンジが昨年開通し、現在事業中の県道大館能代空港西線「鷹巣西道路」及び「大館能代空港インターチェンジへの接続区間」は、2020年度までに開通する見通しが発表されたことから、本市を含め県北地域全体の観光・産業振興等、ストック効果がますます発揮されるものと大いに期待しており、2020年度までの確実な開通と「二ツ井今泉道路」の早期開通に向けて引き続き要望活動に努めてまいります。 市営住宅の整備については、南鷹巣団地建てかえ事業として、同団地内において引き続き計画的に建てかえを実施してまいります。また、既存市営住宅についても、計画的に改修・改善を進め、居住環境の質の向上、財産保全等に努めてまいります。 空き家対策等については、空き家バンク制度及び移住者住宅支援事業を引き続き実施し、空き家の利活用とともに移住・定住の促進と地域の活性化に努めてまいります。 居住環境の向上については、住宅リフォーム及び既存木造住宅の耐震化に係る費用について引き続き支援し、市民の居住環境の質の向上及び市内経済の活性化を図ってまいります。 都市公園等の管理については、良好な環境を維持するため、樹木の整枝剪定や病害虫対策、遊具の点検強化やトイレなどの施設の管理徹底及び整備を進め、市民の憩いの場として安心して集える場所の提供に努めてまいります。 建設課。 幹線道路や生活道路の整備については、未舗装道路や狭隘道路等の改良工事を計画的に行うとともに、「インフラ長寿命化計画」に基づき、橋梁、トンネル及び舗装補修について、コスト縮減に努めながら引き続き実施してまいります。 大規模橋梁である「坊沢大橋」の老朽化対策については、国の補助事業である「大規模修繕・更新事業」を活用し、当初計画の2022年度完成を目標に継続してまいります。 災害対策については、異常気象による豪雨出水が近年頻発していることから、主要道路や河川の点検パトロールを強化するとともに、河川の堆積土砂撤去等による災害の未然防止にも努めてまいります。 除雪事業については、老朽化している除雪機械の更新を計画的に進めるとともに、人口減少や高齢化及び近年の異常気象等を踏まえ、自治会等と連携を図りながら、地域の実情に即したきめ細かな除排雪の推進に努めてまいります。 上下水道課。 水道事業については、簡易水道事業の地方公営企業法適用により、所管する全水道事業の経営統合を完了し、本年4月から北秋田市水道事業として包括運営することになることから、より効率的な事業運営を図り、持続可能な財政基盤の確立に努めてまいります。昨年度に着手しました新鷹巣浄水場建設工事は、2020年4月の供用開始に向けて万全を期してまいります。 下水道事業については、2020年度のし尿処理施設の新設に伴うし尿受け入れに対応するため、鷹巣浄化センターの設備拡充を図り、住環境の水質保全に努めてまいります。 農業集落排水事業については、生活排水処理施設整備構想に基づき、施設の統廃合に向けて取り組んでまいります。 下水道会計等の健全化については、下水道事業、農業集落排水事業、特定地域生活排水処理事業において、2020年度の地方公営企業法適用化の円滑な移行へ向け準備を進めてまいります。 消防本部関係、常備消防。 全国各地で地震等の大規模災害や火災、事故などにより多くの人命や財産が失われ、今後も災害等の発生が危惧される現状においては、消防行政が市民の安全確保を最重点とした施策を展開し、急速な社会環境の変化と多様化する市民の要請に迅速・的確に対応した消防業務の実施が求められていることから、消防力の充実強化が重要となっております。 市民の安全確保対策については、近年、極端な豪雨災害が増加する傾向にあることから、従来から取り組んでいる市民参加型の訓練の成熟度を高め、災害発生時にとるべき避難行動の周知徹底に努めてまいります。また、消防力の強化の一環として、現場指揮車を導入し、現地対策本部における指揮系統の充実を図るとともに、引き続き職員の研修及び訓練を実施し、消防体制の強化に努めてまいります。 外国人就労者や増加傾向にある外国人観光客への対応については、多言語通訳システムを導入し、導入済みのタブレットの活用とともに、外国人対応のさらなる強化を図ってまいります。 昨年中における火災件数は14件で前年比3件の増となりました。このうち住宅用火災警報器による奏効事例は1件で、警報音により2階から避難したことにより大事に至りませんでした。引き続き、住宅用火災警報器の設置促進と維持管理に向けた取り組みを推進してまいります。 救急業務については、救急救命士の養成を継続するとともに、3人目となる指導的立場の救急救命士を養成し、救命講習による応急処置の普及も図りながら、救急体制の強化を進めてまいります。 非常備消防。 多発する豪雨災害等への対応については、地域の防災力の強化がますます重要となることから、消防団員の装備を充実させるとともに、出場時の費用弁償の見直しを行い、団員の活動環境の向上を図りつつ、新たな団員確保に努めてまいります。また、災害等現場で不足する消防力の補完をするため、機能別消防団員制度を創設し、市民の生命、身体及び財産の保護並びに被害の軽減を図ってまいります。 教育委員会関係、総務課。 小・中学校の整備については、2020年4月の鷹巣中学校と鷹巣南中学校の統合に向けて、現鷹巣中学校の校舎の改修工事を行うとともに、2021年4月の鷹巣中央小学校と鷹巣南小学校の統合に向け、現鷹巣南中学校の校舎を改修するための調査設計業務に取り組んでまいります。また、引き続きトイレの洋式化を進め、あわせて老朽化した学校施設、設備の対応にも努めてまいります。 あきたリフレッシュ学園については、県と連携して増加傾向にある不登校児童生徒の学校復帰に向けた心身の回復を図ってまいります。 教育留学については、留学生に本市の教育及び環境のよさを体感してもらえるよう推進することで、将来的な移住・定住に結びつくよう取り組んでまいります。 学校給食については、地元生産者と連携して北秋田市産食材の使用率を上げるとともに、学校、保護者との連絡を密にして食物アレルギーへの対応にも細心の注意を払い、安全・安心な給食の提供と食育指導に取り組んでまいります。 学校教育課。 学校教育については、「北秋田市学校教育ビジョン」における3つの基本方向に向けた各種施策について一層の充実を図ってまいります。特に、今求められている将来地域を狙う人材の育成については、企業や福祉施設等と連携したキャリア発達を促す取り組みの推進と、学校運営協議会等の取り組みをもとに、地域と学校が子供の成長に向けた目標を共有し、それぞれの地域や学校の特色を生かした教育活動の一層の充実に努めてまいります。 新学習指導要領への対応については、新しい時代に必要となる資質・能力を育成するため、教育センターの研修内容の充実を図るとともに、調査等を活用した授業改善を進めてまいります。あわせて、校務支援システムを活用した業務の効率化や教育活動の質的向上を目指してまいります。 北秋田市小中学校適正規模・配置再編プランをもとに、鷹巣地区の統合を推進するとともに、森吉・阿仁地区の小・中学校の再編については、保護者や地域住民との話し合い等を丁寧に進め、方向性を定めてまいります。 生涯学習課。 第3次北秋田市社会教育中期計画については、3年目を迎え、より一層の推進を図るため、基本理念である「学びを通じた協働による地域づくり」のもと、各分野の充実に努めてまいります。 社会教育については、学習機会の提供と生涯学習ボランティアへの参加など、各種活動を支援してまいります。 成人・青年・高齢者教育については、高校生を含めた青年層のアイデアや行動を生かせる環境を整えてまいります。また、高齢者大学等の学ぶ環境を充実させることにより、高齢者が生涯にわたって学び続ける活動を支援してまいります。 幼児・学校教育については、2021年4月の鷹巣中央小学校と鷹巣南小学校の統合を見据え、統合校の児童クラブの設置に向けた環境整備を進めるとともに、引き続き児童の居場所づくりとして、全ての児童が安全に過ごせる放課後等の環境を整えてまいります。また、学校と家庭、地域との連携を図り、学校運営協議会の立ち上げを支援するとともに、地域学校協働活動を一層推進してまいります。 芸術文化・文化財については、北海道、北東北の縄文遺跡群の構成遺跡である伊勢堂岱遺跡の世界文化遺産登録に向けた国内推薦を目指し、関係団体との連携のもと、積極的に国内外へ縄文の価値を発信してまいります。また、阿仁マタギの歴史と知恵を伝承すべく、日本遺産登録を目指してまいります。 公民館については、老朽化等により改修が必要な施設が多く、建築時期もほぼ同じであることから、優先順位を定め、市民と情報を共有しながら、市民が安心して集える環境の維持に努めてまいります。 図書館については、親しみのある図書館を目指し、図書案内や特別展示などPRに努め、市民が利用しやすい環境を整えるとともに、読み聞かせボランティアにより読書普及活動に努めてまいります。 スポーツ振興課。 北秋田市スポーツ推進計画の推進については、目指す姿を「スポーツを通じて市民が健康で活力のある元気な北秋田」とした4つの基本目標を掲げ取り組んでまいります。 スポーツ環境の充実については、市民の誰もがいつでも、どこでもスポーツを楽しむことができるよう、各施設の付帯設備、用具の整備点検はもとより、改修改善や維持管理を行い、各教室・イベントの開催やスポーツ用具の更新・購入により快適な利用環境の整備に努めてまいります。 生涯スポーツの推進については、北秋田市体育協会、協会加盟単位団体やスポーツ推進委員と連携し、スポーツに親しむ機会の拡充を図り、幅広い年代のライフステージや多種多様化したスポーツ活動に対応、推進してまいります。 スポーツを通じた地域活性化については、100キロチャレンジマラソン大会の継続開催に向け、大会実行委員会との連携を密にしながら支援を行うとともに、引き続きチャレンジデーに参加し、スポーツによる健康づくりを推進してまいります。 競技スポーツの向上については、ここ数年の小・中学生の全国大会上位入賞という実績を励みとし、今後も多競技に安定した成果を出せるよう、学校や北秋田市体育協会、関係団体等と連携し、競技力の向上に取り組んでまいります。 以上、各施策について申し述べましたが、市民の皆様初め、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成31年度の施政方針といたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第4「議案第2号、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、日程第5「議案第3号、北秋田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第6「議案第4号、北秋田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について」の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(石川博志) (総務部長 石川 博志君登壇) 議案第2号をご提案申し上げます。 議案第2号、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について。 消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴う関係条例の整理に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律の規定に基づき、平成31年10月から消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることから、納税者に対する適正な分担を実現すべく、引き上げられる税額相当分を市の施設、設備の使用料等に転嫁する改定を実施する必要があることから、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページからは条例案、それから新旧対照表となってございますが、議案の最後に添付しております資料をごらんいただきたいと思います。 消費税及び地方消費税の税率は、資料1に記載しておりますとおり、合計が8%から10%に引き上げられますことから提案するものでございます。本条例によりまして一部改正をされる条例は、第1条の北秋田市法定外公共用財産管理条例から第62条の北秋田市萱草工場団地給水条例までの62条例となってございます。 条例は、平成31年10月1日から施行することとしてございます。 続いて、議案第3号をご提案申し上げます。 議案第3号、北秋田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 福祉医療費の給付事業について、個人番号を活用した情報連携を実施するため、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページから条例案でございますが、新旧対照表をお開きいただきたいと思います。 別紙1におきまして、現行は乳幼児及び小学生、ひとり親家庭の児童等への福祉医療費の支給と、中学生に係る福祉医療費の助成とに区別していたものを、北秋田市福祉医療費支給要綱に基づく福祉医療費の支給に関する事務に統一するものでございます。 別表第2においても、同様の改正を行ってございます。 条例は、公布の日から施行することとしてございます。 次に、議案第4号をご提案申し上げます。 議案第4号、北秋田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について。 北秋田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 市の機関に係る申請・届出などの行政手続等を、オンラインシステムを利用して実施できるようにすることで、市民の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るため、所要の規定を定めるものでございます。 次のページから条例案でございますが、一番最後のページ、資料をお開きいただきたいと思います。 国におきましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律によりまして、法令において書面で行うこととされている申請や届出などの行政手続をオンラインでも行えるようにしてございます。 一方、国の法律の規定が適用されない地方公共団体が行う事務に関しましては、各市町村において条例を整備する必要があることから、この条例により実施に関する通則を定めるものでございます。 条例は平成31年4月1日から施行することとしてございます。 以上、ご審議くださるようお願いをいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質問は細部にわたらぬよう簡潔に、また自分の所属する委員会に付託する議案やそれに関連する部分についての質疑、また単純な質問や数字のみを求める質疑は控えていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。 これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  議案第2号、消費税関係条例についてお聞きします。 そもそも論から聞きますが、市は消費税分を取っても税務署に納入するわけではありませんから、すると市民からいただいたこの消費税分は市の懐に入るということになるわけです。納税義務がないにもかかわらず、市民から取るということ自体がおかしいのでないかと私は思っていますが、当局の見解をお聞かせください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  総務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。
    ◎総務部長(石川博志)  消費税が増税ということになりますと、市が事業を運営していく、施設を運営していくための経費についても、当然のことながら消費税の負担が生じてまいります。そういった経費増に当然のことながら市においても、市民の皆様から利用料等でご負担をいただくというふうな形が今とられている方式でございますので、今回の増税に関しても同様の方法でご負担をお願いしたいというのが趣旨でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  ほかの市でやっているのを当市でもやらないといけないということでは全くありませんけれども、参考までに能代市、去年の9月議会で議員から質問があって、市長はそのときはまだ判断できなくて、どうするか市民にアンケートをとりたいという答弁をして、12月議会で市長がアンケートをとった結果、消費税の増税には圧倒的多数の市民が反対だということがわかったということで、能代市としては、今回うちで提案されたこういうことはやらないということで、当然今回の議会でも提案していません。それから、大館市も提案していません。これちょっと私、当局には聞いていませんので理由わかりませんが、いずれ提案していないことだけは間違いないです。 ということから、そういう考え方もありますので、私としては市民に影響を及ぼすようなことはできるだけ避けてほしかったなというふうに思っているわけですけれども、まず今の答弁については、当局の考え方としてはまずわかりました。同調はしませんけれども、考え方はわかりました。 それで、もう一点お聞きしたいのは、ことしの消費税は法律で10%に決まってから2回先送りされました。二度あることは三度あるというふうにも、そういう言葉もありますので、三度目、延期になる可能性もないわけではないと思っています。ということからいうと、この3月議会での提案ではなくて、私ははっきり国の動向が決まってから、多分6月議会までには決まると思いますけれども、そのときの提案でもよかったのでないのかなというふうに思っていますが、この3月で提案というふうに考えた背景をお聞かせください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再度、総務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  前回の消費税5%から8%に増税になった際には、平成26年の4月から増税になりまして、平成25年の12月の定例会において今回と同様の手法によります改正を行わせていただいておりますけれども、明らかに行われることで今、議論が進んでいるというふうに私ども受けとめておりますけれども、今回の予算編成に当たりましても、当然のことながら10月から市が支払う物品の購入等に関しては、消費税が増税した価格で入ってくることになりますので、そういったことへも今回、31年度の当初予算では対応をさせていただきながら予算を計上してございますことから、市が頂戴する使用料等につきましても、そういった考えのもと、あらかじめ条例の改正をさせていただきながら、予算においてもそういったものを反映させていくというふうな考えで今回提案させていただいたところでございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  議案第2号についてでありますけれども、やはり10%消費税増税ということでは、市民の負担がかなり多くなるわけでありますけれども、この使用料とかこういうのに、もしこれが可決されるとすれば、やはり負担になっていくわけでありますけれども、これまで使用料等については、減免制度というのもあったわけでありますが、これまで減免制度というのはなかなか活用されにくくなってきている面も聞こえてくるわけでありますが、今後これが可決される際には、やはり負担の軽減ということを考えた場合には、この減免制度の取り扱い方について改善するものなのかどうだか、これをお伺いしたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  総務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  今回、62の条例について一括で改正をさせていただく条例案、提案させていただいております。それぞれの条例におきまして、その条例における料金等の設定の趣旨及び減免に関しましては規定がございます。一概にこの場でどうしますということはなかなか申し上げられないんですけれども、それぞれの条例の趣旨に従いまして、適正に行われていくものというふうなことで考えてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第2号、議案第3号、議案第4号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第7「議案第5号、北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご提案申し上げます。 議案第5号、北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市印鑑条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付(コンビニ交付)の実施に伴い、個人番号カードを用いて多機能端末機を利用し印鑑登録証明書を交付することを可能にするため、所要の規定の整備を行うものであります。 次のページは条例改正案であります。 3ページ目の新旧対照表をお開き願います。 現行、印鑑登録証明書の交付の申請に当たっては、条例第7条第3項及び第4項並びに第12条第1項により、印鑑登録証の提示や持参などが必要である旨が規定されていたところでございますが、印鑑登録証明書の交付に係る規定を各条の見出しに合わせた内容に整理するとともに、個人番号カードを用いて申請できるようにするため、第7条については第3項及び第4項を削除し、第12条において第1項でこれまでのように窓口において登録証を添えて申請することを基本としつつ、第2項において個人番号カードを用いてコンビニエンスストア等の多機能端末機を利用して印鑑登録証明書の交付を申請できるようにするもので、第3項はこれらに伴う規定の見直しとなります。 この改正条例は、附則で平成32年2月1日から施行することとしております。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第5号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  日程第8「議案第6号、北秋田市職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例の制定について」、日程第9「議案第7号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(石川博志) (総務部長 石川 博志君登壇) ご提案申し上げます。 議案第6号、北秋田市職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例の制定について。 北秋田市職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方公務員法第26条の2及び第26条の3の規定に基づき、職員が職務能力の向上のため大学その他の教育施設において修学する場合または一定の高年齢に達した職員が勤務時間の短縮を申請した場合に、勤務時間の一部について休業をすることができるようにするため、所要の規定を定めるものでございます。 次のページから条例案でございますが、最後のページの資料をお開きいただきたいと思います。 修学部分休業につきましては、職員が職務能力向上のため大学等の教育施設へ修学するため勤務時間の一部について勤務しないことを請求した場合、2年の範囲内のおいてこれを承認することができることとしたものでございます。 また、高齢者部分休業につきましては、加齢に伴う諸事情によりフルタイム勤務を定年まで継続することを希望しない職員、地域ボランティア活動へ従事するなど新たな生活設計を行うことを希望する職員が勤務時間を減じつつ定年まで勤務を継続することを可能とするため、55歳に達した職員が申請した場合において勤務時間の一部について勤務しないことを承認することができるとするものでございます。 なお、部分休業をした場合の給与につきましては、1時間を単位として減額することとしてございます。 条例は、平成31年4月1日から施行することとしてございます。 続いて、議案第7号を提案いたします。 議案第7号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 配偶者等が居住する住宅を借り受ける単身赴任の職員に対する住居手当の支給について、所要の規定の整備を行うものでございます。 新旧対照表をお開きいただきたいと思います。 住居手当についての改正でございますが、第12条第1項に単身赴任する職員が配偶者等が居住する住宅を借り受けた場合に住居手当の支給対象とする規定を、第2項にはその手当の額を定める規定を追加するものでございます。この場合の手当の額につきましては、通常の借り上げ住宅に対する住居手当の額の2分の1の額とするものでございます。 条例は、平成31年4月1日から施行することとしてございます。 以上、ご審議くださるようお願いをいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  議案第6号についてに質問いたします。 これは労働条件にもかかわる問題だと思いますが、職員組合との話し合いはどうなっているか。それから2点目は、この修学部分休業についてでありますけれども、職員の補充は制度化なるものなのかどうか、この2点についてお聞かせください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  総務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  お答えいたします。 この修学部分休業及び高齢者の部分休業につきましては、既に地公法において制度化されておる内容でございまして、北秋田市においては例がないというふうなことで、条例化してきてございませんでした。したがいまして、他自治体よりもおくれての条例化となってございますが、この点に関する職員組合とのやりとりについてはございません。 また、2点目の職員の補充があるかということでございますけれども、2年間という範囲をしてございますが、それぞれ最低5分単位の刻みで休業することができることとしてございますので、大規模な事業等に張りついている場合を除きまして、補充をするというふうなことは考えてございませんし、その点に対する制度設計も現在ではございません。 ○議長(黒澤芳彦)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  やはり職員組合との交渉が必要な場合には、いかなる場合であっても、労働条件等についてはきちんと交渉しながら解決していくということが必要だと思います。その点について確認したいと思います。 それから、トータル的に考えれば時間が多くなるわけでありますけれども、補充がないということでありますが、この職員に対する過重が考えられますけれども、こういう点については大丈夫だということでありますね。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再度、総務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  1点目のご質問でございますけれども、議員おっしゃるとおり、当然のことながら職員組合とは、労働条件の変更に関する案件につきましては交渉をしながら取り組んでいくというのが大前提だというふうに捉えてございます。 2点目の仕事の過重にならないかというふうなご質問につきましては、当該担当職員とは当然のことながら十分話し合いをさせていただきたいと思いますし、同僚、同じ仕事を持っている係内の同僚につきましても、負担がふえるというふうなことも考えられますけれども、そういう点につきましては将来的な職員の資質の向上に役立つことだということでご理解いただければなというふうなことで考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第6号、議案第7号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第10「議案第8号、北秋田市地域福祉基金条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第8号、北秋田市地域福祉基金条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市地域福祉基金条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 北秋田市地域福祉基金について、運用に係る設置目的を明確にするため、所要の規定の整備を行うものであります。 次のページから改正条文、それから最後のページに新旧対照表となってございます。 新旧対照表をお開きください。 地域福祉基金につきましては、平成29年の3月定例会におきまして積立金の補正をお願いした際に、当初の基金設置目的とその後の状況をご説明申し上げまして、将来に向けた明確な運用についてご意見、ご審議いただいておりましたけれども、このたび条例改正をお願いするものでございます。 この基金は、地方交付税を原資として、民間団体を対象に運用益で助成を行う果実運用型でありましたが、低金利時代となり運用益がほとんど出ないことから国は平成13年に取り崩しを認め、必ずしも民間への支出に限定する必要がなくなっております。しかし、現行条例は当初の設置目的のままであり、今後想定される大規模な福祉施設の改修や、改築時のための積み増しあるいは取り崩しが現実的と考え、第1条を市民の保健福祉の増進と向上を図り地域福祉の充実に資する事業の財源に充てるためと改正するものでございます。 第5条も同様でございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものといたします。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第8号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第11「議案第9号、北秋田市森林経営管理基金条例の制定について」、日程第12「議案第10号、北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧) (産業部長 九嶋  巧君登壇) ご提案を申し上げます。 議案第9号、北秋田市森林経営管理基金条例の制定について。 北秋田市森林経営管理基金条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 森林経営管理法の施行に伴い、森林整備等により発生する収益金や諸収入を管理、運営するため、所要の規定を定めるものであります。 森林経営管理法の概要について補足説明をいたします。 資料のほうの最後のページですけれども、2ページ目をお開き願います。 これは、昨年の7月に成立する前の概要版ですが、森林経営管理法では上段の趣旨に記載されておりますように、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理の両立を図るためには、市町村を介して林業経営の意欲の低い小規模零細な森林所有者の経営を意欲と能力のある林業経営者につなぐことで、林業経営の集積・集約化を図るとともに、経済的に成り立たない森林については、市町村がみずから経営管理を行う仕組みを構築するため、①の森林所有者に適切な経営管理を促すため経営管理の責務を明確化、②森林所有者みずからが経営管理を実行できない場合に市町村が経営管理の委託を受け、意欲と能力のある林業経営者に再委託、③再委託できない森林及び再委託に至るまでの間の森林においては、市町村が経営管理を行うが明文化され、③の再委託に至るまでの間の森林経営で発生が予想されます間伐材等の売り払い代金や、今年度の国会に提案されております森林環境譲与税(仮称)による事業資金を管理運営するために基金を申請するという内容でございます。 2ページ目にお戻り願います。 条文でございます。 第1条では、基金の設置目的について想定してございます森林経営管理法に基づき、森林整備及びその促進に必要な経費に充てることを目的とした基金である旨を記してございます。 第2条以降は、ほかの基金条例と同様の規定でございます。 施行期日は平成31年4月1日としてございます。 以上、よろしくご審議くださるようお願いいたします。 次に、議案第10号をご提案申し上げます。 議案第10号、北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 施設の使用対象家畜の変更及び使用料の改定が必要なため、所要の規定の整備を行うものであります。 後ろから2枚目の補足資料をお開き願います。 今回の改正の県北地区死亡獣畜保冷施設は、議員の皆様もご承知のとおり、平成27年に市が事業実施主体となり建設し、県北地域の8市町で運営管理する、主に死亡牛の適正な処理を目的とした施設で、BSE検査を義務づけられている48カ月齢以上は隣接している県の北部死亡獣畜保冷施設で検査され、本施設では48カ月齢未満の牛の受け入れ、輸送委託、化製処理委託を行っております。 今回の条例改正は大きく2つの改正で、1つは第1条による改正です。県による検査の義務づけが48カ月齢以上の死亡牛から96カ月齢以上に引き上げられる見込みから、48カ月齢以上の死亡牛の搬入を想定され、それに対応した料金設定とするものです。 また、それに伴い受け入れ頭数が増加し、構成市町の負担が増大することから、経費のうち業者への運送料及び委託料に見合う使用料金を設定しました。 さらに、現在は鶏を対象としていませんが、今後自然災害により大量に死亡した際に受け入れ可能とするために、対象家畜に追加するものです。 2つ目の改正である第2条による改正は、本年10月1日から消費税の改定に伴う料金改定を行うための条例です。 改正の詳細は、新旧対照表でご説明いたします。 新旧対照表の1ページをお開き願います。 第5条、現行では対象としていない鶏を、改正案では牛、馬の次に鶏を追加し、次に第8条第2項中、「金額は」の次に「牛、馬については」を別表1の次に「豚、めん羊及び山羊については別表2、鶏については別表3」を加えるとなっております。 別表1を別表1、別表2、別表3に分割し、別表1では牛、馬を対象とし、法改正に伴う96カ月齢未満までの受け入れに伴う料金体系をさらに細分化いたしました。料金表です。 次のページをお開き願います。 第2表では豚、めん羊、山羊、全畜種3日齢以内の料金表、別表3では鶏の料金表となっております。 次のページの3ページ、4ページは、改正条例第2条の消費税率引き上げによる10月1日からの第8条関係の料金表の新旧対照を記載しております。 附則としまして、この条例は、第1条の規定は平成31年4月1日、第2条の規定は同年10月1日から施行するものとしております。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 15番 関口 正則議員。 ◆15番(関口正則)  議案第9号について質問をいたします。 これは、森林環境税の新たな創設によって生まれてきた事業であると思うんですけれども、それに基づいて基金を積み立てるということだと思います。 この森林環境譲与税が予算の中にも入っておりまして3,800万円余り、それからそのうち基金に2,200万円余り、それから経営管理権集積計画策定委託に1,200万円余りの予算がついております。 ちなみに、この基金でありますけれども、これは国の指導とか県の指導があってこの基金条例をつくって行うのか、あるいは市が独自の考え方でやっているのか、その点をまず一点聞きたいと思います。 それから、実際にこの基金は事業を進めていくための基金だと思いますので、その事業の実施がいつごろから予定されているのかということをお聞きしたいと思います。この森林環境税による市事業というのは、非常に北秋田市にとっては大切なことだと思いますので、大いに期待しておりますのでその観点からお聞きするものであります。よろしくお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  ただいま、2点ほどご質問のほういただきましたけれども、1点目の基金条例の制定については国・県のほうの指導か、それとも独自かという点につきましては、一度QアンドAがありまして、それについてはもし年度内に執行できない場合は積み立てしてもいいということがありましたので、今回に関しては指導のもと、この形の基金条例を制定することをお願いしております。 また、2点目のほうのこの譲与税、いわゆる事業につきましてということで年度はいつごろになるかということですけれども、これにつきましては先ほどご質疑にありましたように、年度予算のほうに調査委託費のほうがあって、その中でどのような形で、一応地区割、全てをやるに関しては20年を想定した形でということで国から指導がありまして、その段階で31年度においてどの地区からやるべきかということを調査しながら、その事業を実施するということで、まず来年度は調査、そしてその翌年度以降、もし実施できるような場所があれば、そういう今回の譲与税の目的とされます路網の整備またはその市が委託された森林の整備という形で、一応32年度以降について可能なところから実施するという考えのもとで進めております。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑。 15番 関口 正則議員。 ◆15番(関口正則)  ただいまの答弁ですと、事業の実施はまだいつになるかわからないということのようですが、これは余り延ばさないで早くやるように検討してもらいたいと思いますし、この資料に森林経営管理法案の概要というのがついていますので、ここで予算と関連ありますけれども、ここで質問をいたしますけれども、この中を見ると、まず市が経営管理権集積計画というのをつくるということ、それから県のほうでは意欲と能力のある林業経営者、これを募集するということで、それを決まったら市に対して公表、市とか一般に対して公表するというような内容ではないかと思っていますけれども、この意欲と能力のある林業経営者がいないと、そのいろんな整備が進められていかないのではないかと思いますが、こういう意欲と能力がある経営者というのはどれぐらい県のほうに今応募者というのがいるのか、その辺把握しておりましたら教えてください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  ただいまのご質問のほうの、確かにその意欲と能力のある業者、事業体がなければ、今回の森林管理経営管理法の伴うところの採択はできないという状態ですけれども、これに関しましては、まだこの法案ができましたけれども、この施行が4月1日ということですので、新たな形でまだ県のほうが公募しておりませんので、その人数についてまだ把握しておりません。 ○議長(黒澤芳彦)  15番 関口 正則議員。 ◆15番(関口正則)  私が間違っているのかどうか知りませんけれども、もし市のほうで今、部長が答えたのが間違っていれば大変なことになりますので、私の聞いている範囲では、市のほうではもう募集はしているという話でありました。募集というか、そういう応募者がいるという話でありましたので、その辺の情報はなるべく早くつかんで、何もよその他市町村のタイミングに合わせなくても、もう独自にどんどん進めていっていただきたいと思いますので、その点もし考えあればひとつよろしくお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再度、産業部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  今、確かにそのとおり、他のほうとも競合ありますけれども、公募に関しては県のほうが公募しますので、市が公募しているわけではないのでということでの市としてはまだ把握していないということですので、ただ情報が入り次第、やはりそういうのはいち早く報告しながらというのは、一応対象となれるのは多分市内の素材、それから県内の素材、事業体になるのではないかとは考えておりますけれども、その具体的な数字的なところは現在のところ把握していないということですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案9号、議案第10号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第13「議案第11号、北秋田市阿仁定住促進住宅条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(石川博志) (総務部長 石川 博志君登壇) ご提案申し上げます。 議案第11号、北秋田市阿仁定住促進住宅条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市阿仁定住促進住宅条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 北秋田市阿仁定住促進住宅について、移住定住施策に資する施設として整備したことに伴い、施設の適切な運用を図るため、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページから条例案でございますけれども、新旧対照表のほうをお開きいただきたいと思います。 初めに、条例名でございますが、北秋田市阿仁定住促進住宅条例から北秋田市移住定住促進住宅設置条例に改めます。 また、第1条につきましては、雇用の確保と定住、定着条件の整備を進めるなどとしていた条文を、人口減少に歯止めをかけるための移住定住施策の推進に資するためと改めまして、第3条には指定管理に関する記述を追加し、第4条から第5条までは移住定住促進住宅において行うことができる事業、利用者、利用料等の規定を定めたものでございます。 条例は、平成31年4月1日から施行することとしてございます。 よろしくご審議いただくようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第14「議案第12号、北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第15「議案第13号、北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 消防長。 ◎消防長(中嶋誠) (消防長 中嶋  誠君登壇) ご提案申し上げます。 議案第12号、北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 北秋田市消防団員の活動環境を改善することを目的として、機能別消防団員制度を創設するとともに、費用弁償の支給基準を改めるため、所要の規定の整備を行うものである。 2枚目からは、改正案でございます。 改正の概要ですが、1枚めくっていただいて2枚目をごらんください。 上から8行目、団員の種類の欄ですが、種類を2つにするというものです。現在の団員を基本団員として、そのほかに新たに機能別消防団員を創設いたします。 創設の理由ですが、消防団は地域防災の中核として重要な役割を果たしており、消火活動のみならず予防活動あるいは大規模災害時の活動等に大きな期待がかけられております。しかし、その一方で団員数の減少や団員の高齢化等の問題が生じてきており、消防団の活性化を一層推進することが喫緊の課題となっております。そこで、減少している団員を補完するために新たに設けるものであります。消防団としては同じ組織でありますが、機能別消防団員は特定の活動に限り従事するというものです。具体的には、大規模災害時の避難誘導や避難所運営あるいは安否確認などの活動や、災害現場に設置する現場指揮本部の支援、さらには機材、重機を想定しております。重機を使用した救助活動を行う等の特定の任務を考えております。 また、2つ目として、消防団員の処遇改善を図るため費用弁償の支給基準を見直すものであります。 4枚目の新旧対照表をごらんください。 別表第2で説明いたします。 これまで、いずれの災害出動にあっても日額2,000円としていたものを、1回につき2,500円とするものでございます。 また、山岳捜索については、捜索活動の困難性及び救助固有の難しさなどを踏まえ、5,000円から7,000円とするものでございます。 さらに近年の気象状況の変化や、建物の内部構造の複雑化等により火災発生から鎮火まで時間を要す事例が多いことから、新たに活動時間が4時間を超えた場合及び22時から翌5時までの深夜帯に活動した場合、それぞれ1,500円を追加支給するものでございます。 附則として、この条例は平成31年4月1日から施行としております。 引き続きご提案申し上げます。 議案第13号、北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市火災予防条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 消防法令に関する重大な違反のある防火対象物について、その法令違反の内容を利用者等へ公表することにより、利用者等の防火安全に対する認識を高めて火災被害の軽減を図るとともに、防火対象物の関係者による防火管理業務の適正化及び消防用設備等の適正な設置促進に資するため、所要の規定の整備を行うものである。 2枚目からは改正案でございます。 改正概要の説明の前に、違反対象物公表制度の経緯について申し上げます。 平成24年5月、広島県福山市でのホテル火災、平成25年2月、長崎市での高齢者グループホーム火災で多くの死傷者が発生いたしました。いずれも長年にわたって重大違反にあった建物です。この火災を契機といたしまして、重大な消防法令違反のある防火対象物について利用者に建物の危険性に関する情報を公表し火災からの被害軽減を図ることと、建物の関係者による防火安全化体制の確立を促すことを目的として公表制度が設けられたものです。 改正の概要ですが、公表の対象となる建物は不特定多数の人が出入りする建物で、劇場や集会施設、飲食店、物品販売店舗、ホテル、病院、福祉施設などが該当します。公表の対象となる重大違反の内容ですが、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、または自動火災報知設備が設置されていないものです。公表する内容は、違反が認められた建物の名称及び所在地と違反の内容です。これらを市のホームページ、消防の欄で公表いたします。公表までの流れについては、立ち入り検査を行い、結果通知から14日を経過した日において違反内容が認められる場合です。当管内の状況ですが、昨年までに全て是正されておりますので、対象となる建物はございません。 附則として、この条例は利用者や建物関係者への周知という観点から一定の期間を置くことが望ましいと考えられますことから、平成32年4月1日施行としてございます。 以上、2件をご提案申し上げますので、ご審議よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 9番 武田 浩人議員。 ◆9番(武田浩人)  議案第12号についてお伺いいたします。 消防長のご提案内容によりますれば、新たな団員の確保も考えてのことであるというふうに認識をいたしましたけれども、そうであるのであれば、機能別消防団員の方以外の従来の団員の皆様の報酬額の改正も考えられてはよかったのではないかなと思うんですが、その点についての考え方をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  消防長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  消防長。 ◎消防長(中嶋誠)  申し上げます。 ただいまのご質問ですが、団員の確保ということで、私の説明が不足だったのかもしれませんけれども、現在の報酬に対しては、現在の団員、基本団員と申しますけれども、基本団員の手当、費用弁償について申し上げました。報酬については、県北4市町村の報酬が平均よりも当市の報酬額が上回っておりますので、今回は報酬を上げるという対象にはいたしませんでした。全県を見ても、平均よりは高いというところにありますので、その点を加味しまして報酬については改正をしませんでした。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 16番 堀部  壽議員。 ◆16番(堀部壽)  ちょっと確認を含めてお伺いしたいわけですが、この…… ○議長(黒澤芳彦)  議案番号を特定してお願いします。 ◆16番(堀部壽)  12号につきましてお願いします。 ただいまの説明では、機能別消防団員というのは退職金もないということから、この機能別消防団員というものをいつどの時点で任命されるのか。普通の一般団員から65歳になった時点での任命ということなのかどうか、そこら辺をひとつ教えていただければと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  消防長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  消防長。 ◎消防長(中嶋誠)  まず1つ目ですけれども、結成については、現在考えているのは消防職員退職者、団員の退職者、定年を70歳と機能別団員に対しては設定しておりますので、その退団、退職した消防職団員を対象としております。 それと、建設業協会を通しながらも行いますが、そういう建設業の方、そしてさらには一般の方に対しても行いますが、この現在考えているのは、先ほども申し上げましたけれども、大規模災害時の避難誘導、安否確認、そして救助、これは消防職員と連携して重機を使って救助に当たるということを現在想定して考えております。 出動の要請は、団長からの要請で機能別消防団員を招集し活動することになります。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  もう1点、答弁漏れ、消防長。いつからどういうふうにやるのか。 ◎消防長(中嶋誠)  これは、平成31年4月1日から施行ということで、現在も既に案としては考えておりますが、4月に入って即進めていきたいと考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第12号、議案第13号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第16「議案第14号、北秋田市立小中学校条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第17「議案第15号、北秋田市浜辺の歌音楽館条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第18「議案第16号、北秋田市伊勢堂岱縄文館条例の一部を改正する条例の制定について」の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育次長。 ◎教育次長(小笠原吉明) (教育次長 小笠原吉明君登壇) ご提案申し上げます。 議案第14号、北秋田市立小中学校条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市立小中学校条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 平成32年3月31日をもって北秋田市立鷹巣南中学校を廃止し、平成32年4月1日から北秋田市立鷹巣中学校に統合するため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降に改正条例案を添付していますが、3枚目の資料、新旧対照表によりご説明いたします。 3枚目の資料をごらんください。 今回の改正につきましては、平成32年4月の鷹巣南中学校と鷹巣中学校の統合において、鷹巣南中学校が鷹巣中学校に入る形での統合となりますので、鷹巣南中学校を廃止するものであります。 現行の第2条、名称及び位置の表で、中学校の項から鷹巣南中学校の名称及び位置を削除するものでございます。 なお、附則として施行は平成32年4月1日からとしております。 続きまして、議案第15号をご提案申し上げます。 議案第15号、北秋田市浜辺の歌音楽館条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市浜辺の歌音楽館条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 博物館法に基づく施設であることに鑑み、地域の教育、学術及び文化の発展に寄与し、より多くの市民等に観覧の機会を提供するため入館料を無料とするとともに、消費税率の引き上げに伴い使用料を改定する必要があるため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページ以降に改正条例案を添付しておりますが、4枚目の資料、新旧対照表によりご説明いたします。 資料の新旧対照表をごらんください。 浜辺の歌音楽館につきましては、昨年7月から試行的に入館料を無料にし入館者数の動向を見きわめてまいりましたが、前年に比較しまして増加しております。今回の改正については、今後も多くの方々に観覧していただけるよう入館料を無料にすることと、消費税率の引き上げに伴う使用料を改定するものでございます。 第1条の設置につきましては、博物館法に基づく施設としての条文を整理したものでございます。 第6条の使用の許可から第10条の入館料等の不還付については、使用料部分について削除したものでございます。 次ページをお願いいたします。 現行、別表第1を削除いたしまして、別表第2を別表といたしまして使用料を記載のとおり改正するものでございます。 なお、附則としまして施行は平成31年4月1日からとしておりますが、別表の使用料につきましては平成31年10月1日からとしております。 続きまして、議案第16号をご提案申し上げます。 議案第16号、北秋田市伊勢堂岱縄文館条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市伊勢堂岱縄文館条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 観覧料を無料とし、より多くの市民等に観覧の機会を提供するため、所要の規定の整備を行うものである。 次ページに改正条例案を添付しておりますが、3枚目の資料、新旧対照表によりご説明いたします。 資料の新旧対照表をごらんください。 伊勢堂岱縄文館につきましては、昨年7月から試行的に入館料を無料にし入館者数の動向を見きわめてまいりましたが、前年に比較してこちらも増加しております。今回の改正につきましては、今後も多くの方々に観覧していただけるよう観覧料を無料にするものでございます。 現行の第8条の観覧料及び第9条の観覧料の減免と、それから第10条の観覧料の不還付を削除いたしまして、11条から13条をそれぞれ繰り上げ、別表8条関係を削除するものでございます。 なお、附則として施行は平成31年4月1日からとしております。 以上3件ご提案申し上げました。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  議案第15号ですけれども、この提案理由の中に、博物館法に基づく施設であることに鑑み入館料を無料とするというような記載のように見えますけれども、博物館法に基づいて無料にしているという考え方ですか。ちょっと博物館法では、料金については無料にするというようなところまでは書かれていないのではないかと思いますけれども。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  教育次長から答弁させます。 ◎教育次長(小笠原吉明)  ただいまの質問でございますけれども、博物館法に基づくというところにつきましては、この施設が博物館法に基づいて設置となっているということを明確に規定したいということで入れたものでございます。 なお、博物館法に基づきまして、博物館につきましては無料という規定がございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号、議案第15号、議案第16号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより昼食により休憩いたします。 1時15分まで休憩といたします。15分から再開いたします。 よろしくお願いします。   (休憩)                    (12時12分) ○議長(黒澤芳彦)  会議を再開いたします。   (再開)                    (13時13分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第19「議案第17号、平成31年度北秋田市一般会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(河田浩文) (財務部長 河田 浩文君登壇) 平成31年度予算書の1ページをお開き願います。 議案第17号、平成31年度北秋田市一般会計予算。 平成31年度北秋田市一般会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ239億7,149万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 一時借入金。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、30億円と定める。 歳出予算の流用。 第5条、地方自治法第220条第2項ただし書きにより歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 第2表から説明いたします。 9ページをお開きください。 9ページは、第2表、債務負担行為となっております。 上段から、現在建設中のし尿処理施設に係る長期包括的運転管理業務委託と、移住対策事業である北秋田市移住者融資資金利子補給費補助金の平成31年度融資分を計上しております。 次に、10ページをお開きください。 第3表、地方債でございますが、10ページから11ページにわたる36事業について、記載された条件により地方債を借り入れしようとするものです。 次に、歳入歳出につきまして、事項別明細書で説明いたします。 事項別明細書の3ページをお願いいたします。 歳入から説明してまいりますが、予算資料として、平成31年度一般会計予算の概要と特定財源説明資料を添付しております。 歳入では、一般財源を中心に説明してまいります。 最初に、3ページ上段の市税ですが、市税全体で8,000万円の増収を見込んでおります。主な増要因は、給与所得や農業所得の伸びによる個人分市民税の増収となっております。 次に、4ページをお開きください。 4ページ中段に、2款4項森林環境譲与税を計上してございます。森林経営の効率化と森林管理の適正化の一体的促進を図ることなどを目的として創設された譲与税で、今年度は森林整備のための基礎調査などを行うこととしております。 次に、4ページ最下段、6款1項地方消費税交付金ですが、ことし10月1日から消費税率が引き上げられることに伴い、増収を見込んでおります。なお、税率の引き上げに伴い、歳出も10月から2%分負担がふえることになりますが、この負担増分は1億円程度と見込んでおります。 次に、5ページ中段、10款地方交付税ですが、説明欄の上にあります普通交付税について、合併算定替えの激変緩和期間の最終年度となり、削減率が9割となることから、昨年度から2億円を減額し、90億円を計上しております。 次に、16ページをお開きください。 16ページ中段、18款2項1目財政調整基金繰入金13億5,714万8,000円は、財源調整として取り崩しするもので、取り崩し後の基金残高は46億円ほどとなります。 次に、2目減災基金繰入金4億円は、地方債残高の増高を抑制するために、消防救急デジタル無線の整備に伴い借り入れした地方債を繰上償還するために繰り入れすることを目的としております。 次に、歳出について、新規事業を中心に説明いたします。 23ページをお開きください。 23ページは、1款1項1目議会費ですが、その中の18節備品購入費の説明欄の2番目です、説明欄の2番目の椅子433万9,000円は、経年劣化しております本庁舎、この議場の椅子の更新を計上するものでございます。 次に、27ページをお開きください。 27ページ上段、2款1項3目広報広聴費の13節委託料の一番下にあります市ホームページ更新委託1,189万円は、利用者の利便性を向上するために、メニュー構成やページデザインをリニューアルするための経費となっております。 次に、30ページをお開きください。 30ページ上段、2款1項6目財産管理費になりますが、このうち15節工事請負費1億6,545万9,000円のうち約1億5,000万円は、宮前町庁舎の執務スペースを1階に設け、あわせて耐震補強を行う大規模改修事業に要する経費となっております。 次に、32ページをお開きください。 32ページは、2款1項8目企画費になっておりますが、13節委託料の上から2つ目のキャラクターデザイン制作委託197万7,000円は、市のふるさと大使でもあるハローキティを活用してセールスプロモーション事業を実施するための経費で、一般会計全体で、セールスプロモーション事業に2,000万円ほどの事業費を計上しております。 次に、46ページをお開きください。 46ページは、2款3項1目戸籍住民基本台帳費ですが、13節委託料の一番下、戸籍等コンビニ交付導入委託2,568万7,000円は、市民の利便性向上のため、戸籍や住民票など各種証明書のコンビニ交付サービスを導入するための経費となっております。 次に、57ページをお開きください。 57ページ上段は、前のページから続いております3款2項1目児童福祉総務費ですが、20節扶助費の172万5,000円は、第3子以降が生まれた世帯に対し、年1万5,000円を上限に、紙おむつやミルクの購入費を助成する子育てファミリー支援事業に要する経費で、31年度からは市単独事業として、対象を第3子から第2子に拡大することとし、拡大分の予算もこの中に盛り込んでございます。 次に、70ページをお開きください。 70ページ上段は、前のページから続いております4款3項3目し尿処理費ですが、15節工事請負費10億5,681万3,000円は、平成30年度からの2カ年継続事業で進めています、し尿処理施設の建設工事費となっております。 次に、72ページをお開きください。 72ページ中段、5款1項1目労働諸費の19節負担金補助及び交付金の下から2番目に記載しております移住・就業支援事業費補助金400万円は、東京23区に在住または通勤する人が北秋田市に移住して、県が選定した中小企業に就職したり、地域の課題解決に向けて起業したりする場合、1世帯当たり100万円を上限に補助金を交付する制度を創設したものであります。 次に、76ページをお開きください。 76ページ上段になります。6款1項3目農業振興費になりますが、説明欄の一番上にあります多様な農業経営応援事業費補助金500万円は、従来の補助制度では対応できなかった農業施設等の整備を助成する制度を市単独事業で創設することで、農業者へ多面的支援を図ろうとするものでございます。 次に、80ページをお開きください。 80ページ中段の6款2項2目林業振興費の13節委託料の説明欄の下から3番目にあります森林管理権集積計画作成業務委託1,268万2,000円は、森林環境譲与税を財源に、適切な森林の整備に向けた意向調査を行うための経費となっております。 次に、103ページをお開きください。 103ページ上段の9款1項3目消防施設費の18節備品購入費の説明欄の一番上に、消防団車両2,938万円とありますが、この中に、阿仁11分団の消防ポンプ自動車の更新費2,300万円が含まれております。 次に、110ページをお開きください。 110ページ上段は、10款1項8目遠距離通学費ですが、18節備品購入費のスクールバス1,633万8,000円は、鷹巣中学校と鷹巣南中学校の統合に伴い、購入するスクールバス2台分の経費となっております。 次に、114ページをお開きください。 114ページ中段、10款3項3目学校建設費は、目全体で鷹巣中学校と鷹巣南中学校の統合に伴う鷹巣中学校の校舎の改修費と障害のある生徒のための教室の増築費を計上してございます。 次に、118ページをお開きください。 118ページ上段、10款4項2目文化振興費となっておりますが、説明欄の一番上に、北秋田市日本遺産事業推進協議会補助金200万円を計上しております。阿仁マタギ文化の日本遺産認定を目指し設立された協議会への事務費補助金となっております。 次に、128ページをお開きください。 128ページ上段、10款5項3目保健体育施設費の15節工事請負費に8,891万7,000円を計上しておりますが、このほとんどが森吉球場の照明塔の解体工事費となっております。 歳出の概要は以上でございます。 以上をもちまして、一般会計当初予算の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  3点質問します。 まず、1点目は、起債と償還の関係をお聞きします。 今回の予算は、新たな借金が約32億円、返済が約28億円、差し引き4億6,000万円ほど起債が増加する内容の予算となっています。私は、以前に市長が選挙で、これ以上借金ふやさないという趣旨の公約をして、その後、借金をふやしたことについて公約違反だという指摘をしましたけれども、それに対して、当局の答弁が、こういう答弁ありました。建設事業が続いていることから、起債は平成29年度までは増加する見込みだと、これはたしか平成27年の3月議会で、前の、今のじゃなくて前の財務部長さんの答弁でしたけれども、それで、そのとおり平成29年度までは起債がふえて、平成30年度は減りました。でも、その平成30年度をたった1年経ただけで、新年度またふえるということからいうと、しかも、この新年度、平成31年度でふえる分は、平成29年度の近年では一番借金が多かったときよりも今回、上回っているんです。だから、当局の議会への説明との観点からいうと、説明したことと逆のことを今回の予算では提案していると。私は、やっぱり議会人としては、説明いただいたことと逆の提案されると、これは議会人としてやっぱりしっかりチェックしないといけない部分だなというふうに思って質問しているわけですが、まず最初にお聞きするのは、当局としては、議会へのそういう説明、それと逆の形で提案になったということをどういうふうに考えているか、まずその点、お聞きします。 それから、2点目の質問です。 保育料の無償化が大きいニュースになって関心を呼んでいますけれども、今回の予算では無償の予算にはなっていません。これはどうしてでしょうか。 それから、3点目、これはとても小さい話で恐縮ですけれども、歳入の雑入の中に、古紙等売り払い収入というのがあります、古紙。実は、1年前にクリーンリサイクルセンターを市直営から民間委託にするときに、ちょうど1年前の市民福祉常任委員会で、こういうやりとりがありました。古紙の売却の費用については委託した業者の収入になるというふうに当局から説明あって、委員からは、私もですし、ほかの委員からもでしたけれども、それはおかしいと、委託料払ったほかに古紙売り払いの収入も民間業者の収入になるというのはおかしいじゃないかという、そういう指摘ありましたけれども、結果としては、当局の計画どおり民間業者の収入ということで、今、推移しているわけです。そこで、お聞きしますが、にもかかわらず、歳入に古紙売り払い収入という項目を計上したままになっているのはどうしてでしょうか。 以上、3点お願いします。
    ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 板垣議員から3点いただきました。 2点目の保育料無償化については健康福祉部長から、また、3点目につきましては、古紙に関しては市民生活部長から答弁します。あと、財政規律に関しての考え方につきましては、後ほど財務部長のほうからもお話をさせていただきますけれども、まず、私の考え方としては、先ほど平成27年度の決算特別委員会のときのお話でしたが、板垣議員からもお話がございました。 もともと、私もやはり市、公の財政というのは、家計も同じでありますけれども、入るを量って、出ずるを制するというふうな感じでいかなければいけない。要は入ってくる金と、それから出ていく金というものを、ある程度均衡状態、もしくは後年のために基金なりそういうもので残していく必要があるという考え方には変わりはありません。しかしながら、やはり事業を進めている中で市民生活に必要なもの、例えばクリーンリサイクルセンターもそうでありますけれども、またさまざまな形でそういう大きな事業、そういうものの増嵩も考えられています。それはそれである程度やむを得ない部分があるわけでありますが、ただ、やはり考え方としては、先ほど板垣議員が述べたように、私の考え方としても、財政規律をしっかり保つようにということは、常に財政当局含めてでありますけれども話をさせています。 ただ、今回、平成31年度当初予算、議員もご案内のとおり、このまち・ひと・しごと創生総合戦略、これが最終年度となるわけでありますので、その中で、やはり積極的に推進していかなければならない事業、また、さまざまな形で市民生活にとって必要な事業といったものに厚みを増すという、さまざま関係部局のほうでの積算含めてやって、恐らく財政当局もかなり頭を悩ませておりますが、ただ、今回、言われているように、今の基金、先ほど基金残高の話もありました。これもピークが、歳出が平成29年って話なんですけれども、これがやはり先ほどのお話があったように、少しずつ、今、伸びてきています。したがいまして、ここ数年は、いろんな事業を展開するに当たっては、先ほどお話がありました、議員がこのご心配されているようなお話がございましたけれども、ある程度そういうピークの時期がずれてきているのかなと思っています。 しかしながら、きちんとした財政規律を持ちながら、後年に市民の方々に不安をかけないような、そういう財政運営を図っていきたいなと思っています。具体的に詳しい、詳しいというか具体的な運用につきましては、財務部長のほうから答弁します。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  財務部長。 ◎財務部長(河田浩文)  基本的な考え方は、先ほど市長がおっしゃったとおりだと思いますけれども、今回の予算編成に当たりまして、やはり一番大きく起債を把握をする要因になったのが、し尿処理施設でございます。今年度の発行額が10億円弱という大きな事業になってございまして、これがために、繰上償還などいろいろな方策を使って、起債の残高の増嵩を抑えようと努力はいたしましたが、結果的に予算ベースで平成29年度の残高に比べて2億円ほど多いような形で予算を提案させていただいています。 今回の3月補正で、起債の残高につきましては2億円ほど減額になって、これはもう織り込み済みなのでございますけれども、減額の理由として、これはこの後、入札差額、その他で減額する場合がございます。予算ベースでは、現在のところ2億円ほど平成29年度実績を上回っているわけですけれども、決算ベースでは上回らないようにの努力は、これからも続けていきたいと考えているところでございます。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修)  保育料につきましては、議員のおっしゃるとおり、予算化はしてございません。国からは3歳から5歳の無料化の方針が示されてはおりますけれども、まだ具体化、本当にまだ決まったわけではございませんし、これまで市で、ご存じのとおりゼロ歳から5歳までの保育料、市独自の施策も行ってきております。そうした中で、3歳から5歳のみを無料化するという国の方針に当たっては、市としてもゼロ歳から3歳どうするかというふうな形の検討の余地があるんではないか、また、給食費は無料化の方針は出ていないようでありますので、給食費の扱いをどのようにするのか、また、県で行っております、すこやか子育て支援事業等もございますので、そちらの方針も定まってございませんので、単純に保育料の予算を削るというふうなわけにはいきませんので、今回はまだ検討段階ですので、このようにしたものでございます。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦)  雑入の古紙等売り払い収入8,000円とのところかと思いますが、非常にこの説明欄の表記が紛らわしくなっていて申しわけございません。古紙等ということで、全部「等」の中に含ませていただいているような形になってございますが、この中身というのは古着、古布、リサイクルを目的とした古着、古布に係る収入ということになってございまして、以前ご説明しているクリーンリサイクルセンターでの古新聞とか古雑誌とかといったような古紙の売り払い収入ではございません。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  まず、1点目についてですが、私、この予算見て、これは見逃せないなというふうに思ったのは、起債がまずさっき言ったようにふえている一方で、民生費、これは言うまでもなく市民の暮らしに密着した、より密着した予算なわけですが、民生費が約2億円減額になっています。そのうち扶助費、これが合計で1億円以上減っています。この扶助費は、この事項別明細書でいうと、52ページの2目、老人、それから55ページの3目、障害、56ページの4目、これはマルフク、58ページの3目、ひとり親、61ページの生保、これらにまたがって扶助費が1億円以上減らされていると、社会的にも弱い人、そういう人たちへの手だてがこんなに減らされていて、一方で公共事業による借金がふえたという、この予算を見て、正直、私、今回は驚いたところです。 ちょっと振り返って考えてみると、旧町時代から、借金するときは有利な起債だ、有利な起債だといって借金してきたんです。その結果、財政が、財政難が容易でなくなって、あとは合併するしかやっていかれないといって合併したら、合併したらそれはそれでまた借金の連続だと、これだといつまでたっても借金地獄から抜け出せないと思います。だから、ここはそういう、この間の経過にも学んで、より真剣に考えていただきたいなというふうに思います。当局も、もちろん借金いっぱいふやしたいなんて思っているわけではないというのは、私もそこは重々承知しておりますけれども、より緊張感持って真剣に、しかもさっき言ったように議会に説明したことと逆のことやっているわけですから、そこはしっかり反省もしていただいて、予算編成に当たっていただきたいなと思います。 それで、先ほど市長からピークがずれてきているというお話がありました。そうすると、今後の見通しとしては、起債のピーク年度はいつごろを想定しているのか、ご答弁ください。 2点目、保育料無償化の件です。午前中の消費税条例の話とも関連するところありますが、市は消費税10%になるという前提で条例提案したし、予算も組んでいるわけです。ところが、この保育料無償化は入っていない。政府は、今の国会でもやっていますが、政府の答弁は一貫して、消費税10%にするときには保育料無償化にするんだと、あと、そのほかにも最近いっぱい言っています。低所得者の、年金生活者の低所得者の給付金支給だとか、いろいろメニューを出してきていますが、それも同時にやるんだと、セットなんだという言い方しているわけです。だから、市だって、歳入で10%を見込むのであったら、歳出でそれらを手だてしないと、話つじつま合わないと私は思うんです。もし、歳出で保育料の無償化とかを提案しないのであったら、歳入だって10%で組めばだめだと思うんです。私としては、そう思っています。その歳入だけ見て、歳出では10%を想定していないつくり方ということで果たしていいのかどうか、当局の考えをお聞きします。 3点目の古紙等売り払い収入、部長の答弁だと、「等」の中に含むのは古着、古布の売却代金だということでしたが、それはそれでいいんでしょう。だけれども、古紙等という言葉なので、古紙入っているんです。古紙があって、そのほかに何かちょっとある、つまり古紙が入っているんです。古紙の売り払い代金として計上しているということなんです。これ、何でこういうのをこのまま出したかというと、これは私の推測ですが、今までこうやってきたからということでしょう、おそらく。まさに前例主義にとらわれている、そういうやり方だと思います。 だから、実際には古紙の売り払い収入はなくて、古着、古布の売り払い収入なのだから、ちゃんと説明欄にはそういうふうに記載しないといけないと思います。これを私、小さい話だと言いましたけれども、職員の人方の仕事ぶりをあらわしている結果、古いままの文言が出てきたというふうに私は思っています。今後、私が今、言ったことが正しければ、今後、正しい説明文に変えていただきたいと思いますので、ここも答弁もう一回お願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  1点目につきましては、財務部長から答弁させます。また、2点目に関しましては総務部長から、3点目に関しては、市民生活部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、1点目について、財務部長。 ◎財務部長(河田浩文)  起債の残高のピークにつきましては、財政担当としましては、ピークは平成29年度のまま抑えたいという気持ちはございますが、そうでなかったとした場合であったとしても、平成31年度、今回のし尿処理施設の建設をもちまして、大規模事業が一通り終わってまいりますので、そこでもう一つ目のピークは越えるものというふうに考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  消費税増税の関係と保育料の無償化ということでご質問いただきましたが、消費税の増税につきましては、既に法令で期日が定められております。この後、法令が変わらない限りは、10月1日ということが動いておりませんので、その点については、今回、提案をさせていただいております。 なお、保育料の無償化に関しましては、まだ議論されております段階で、市に対する正式な通知等については、この後になろうかと思っております。その点で、扱いには違いが生じているということで理解をしてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  3点目について、市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦)  古紙等売り払い収入については、ご指摘のとおりだと思います。今後、しっかりと表記していくようにして努めてまいりたいと考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  借金の関係で、もう一回だけ質問します。 借金というと、こういう言い方が適切な言葉かどうかわからないけれども、私が思っているのは、私方の代で今、借金するということは、払うのは子供方の代なので、逆の言い方すれば、子供方の金を今、我々が先取りして使ってしまっているということも言えると思うんです。それでいいのかと、我々大人は、やっぱり本当にこの借金ということに対して、将来世代のことを考えると、もっと真剣味を持って当たっていかないといけないものではないのかなというふうに私は思っています。 さっきの部長の答弁で、補正で平成29年度をピークに抑えたいという答弁、そこはまず、そのとおり頑張ってください。技術的なことだとか、いろいろあるでしょうから頑張ってほしいんですが、いずれにしても、くどいようですけれども、合併に至る経緯、それから今後、この先の将来のことを考えると、私自身もそうだし、当局の皆さんも、やっぱりこの将来にツケを残す借金については、もっと真摯に向き合う、真剣味を持って考えないといけないというふうに私は思っていますので、もう一回、その考え方、当局も同じなのかどうか、くどいようですが、もう一回答弁お願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 先ほど、起債に関しての起債残高について、財務部長の、まさしくそれを扱う責任者というか、担当する職員としての答弁がございました。あと、今、お話がありました、議員からお話ありましたように、今の借金を、借金と申しますか、今の事業を含めてですけれども、それを将来の方々に負担をさせて、果たしていいのかなと、これは当然、私方が考えていかなければいけないことです。 私は、市長になったときに感じましたことは、やはりその合併の前の各4町時代、それぞれさまざまな財政の力が、財力が、財政力がございます。合併を見越してのさまざまな事業をやって、結局、立ち行かなくなってしまった部分があったりというようなこともあるでしょうし、そういう意味では、いろんな意味で、果たして私ども北秋田市、この北秋田市、将来にわたって存続していくためにはどうあるべきか。やはり先ほどお話しさせていただきましたように、できるだけこの北秋田市を存続させるためには、将来に負担を残さないような形で財政運営をしっかり取り組んでいかなければいけないという気持ちを新たにいたしたところでございます。心して頑張っていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 13番 長崎 克彦議員。 ◆13番(長崎克彦)  10款5項15節、先ほど説明がありましたように、森吉球場照明塔撤去事業費8,800万円余りしたんですが、この撤去理由は老朽化のためか、それとも使用回数が、使用限度というか、もう必要がなくなってというような判断をすればいいのか、具体的なのは委員会でご説明されると思いますが、それがまず一つと、8,800万円の予算です。照明塔の撤去した後は、その資材ということは、撤去したそのものは教育委員会のものなのか、それとも撤去をされた業者のものになるのか、そこら辺教えてください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  教育次長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  教育次長。 ◎教育次長(小笠原吉明)  森吉球場の撤去費の関係についてのご質問をいただきました。 森吉球場の照明塔に関しては、平成23年の東日本大震災の後から、節電も含めて停止しているところでございます。その後、利用状況、停止してあったんですけれども、その後の問い合わせ、それから利用実績もないということから、野球協会等のほうとも協議しながら、使用のほうはやめているという状況もありまして、今回、あわせて撤去というふうな形になっております。 それから、工事費の関係につきましては、処分費も含めた工事費という予定でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  4点ほど教えてください。 まず、1つは、熊牧場の管理委託費で400万円ほど計上されていますけれども、熊牧場に関しては、これ前、マタギの湯とかと一緒の指定管理であったものを外しているはずなんです。指定管理から抜けているわけですけれども、今、400万何がしの委託費、流れとしてどういう経緯でこういうあれになっているのかということを、まず教えていただきたいということ1点。 それと、2点目は、三大樹氷サミットに関する予算計上として結構な金額出ているんですけれども、その具体的な中身についてちょっと教えていただきたいということが2点目。 それと、あと80ページになりますけれども、森林委託料の森林管理で1,200万何がしの計上しています。これ、税をもとにしたということですけれども、要するに、今、植えられている杉、その杉林の活用に向けたあれだとは思うんですけれども、どういうふうに、どういうふうに進めるという気か、例えば地区ごとに、もう既にこの森林に関しては、もう伐期も既に過ぎて、この地域にとっては、まずこれが金になれば相当の金になるはずですけれども、全然まず金にならない。僕、前の一般質問でも話したことがあるんですけれども、それなりの団地構成すると、国からの助成等をいただきながら、利用材として地元に金がおりるということになるんだそうですけれども、そういう指導なり、そういうものを地域間ごとにやっていこうとする金なのか、今回のこの予算の中身について教えてください。 あとは、まず、ごめんなさい、まず、とりあえずその3点。 ○議長(黒澤芳彦)  3点、はい。 答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  1点目と2点目に関しては、産業部政策監のほうから答弁させます。それから、3点目に関しましては、産業部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(佐藤進)  今の質問の1点目と2点目でございます。 熊牧場の委託の関連でございますが、今、実際、人件費ということで、シルバー人材の方に来ていただいて管理はしてございますけれども、実際、けもの、いわゆる熊がおりますので、獣医等の関係がございますので、当面はこのままの状態で推移していくものと思われます。 2点目のサミットの件でございます。サミットの開催経費につきましては、開催市のほうで、サミットの開催経費全て補助金の申請をしてございます。北秋田市、本年度、平成31年度当初予算には職員の旅費、約6万円ほどでございますけれども、そちらの計上のみでございます。 1点目、2点目は以上でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  森林環境譲与税の使途につきましては、本来、これにつきましては森林の所有者が管理できない部分を、市が委託を決めまして、その際、その森林がそれで収益があるものにつきましては、再度その林業事業体のほうに再委託、そして、もしそれが経営が見込めない場合に関してのみ、市がその譲与税を使って市に管理するということで、それにつきましても、対象になるのは過去10年以内に林業経営、結局、間伐とか下刈りとかを行った森林には対象になりませんので、その10年以前に植えられたもので、依然として、もう手がつけられていない森林だけを対象とするものでございます。 ○議長(黒澤芳彦)  1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  まず、今、政策監の答弁、熊牧場、シルバーでやっているということで、当然、熊、何かあれば大変ですけれども、400万何がしなんですけれども、これで、そうするとまず、市からの持ち出しはこれらだけで、十分まだ、十分というか間に合うと。シルバーを例えば1日というか、何人ぐらいのあれでやっておられるのか、そして今、実際これ入場料とか取っておられると思うんだけれども、あれがどういう状況なのかということを、まず1つ教えてください。 それと、あと樹氷の関係、今、ちょっと僕の聞き方が悪かったのかどうか、86ページ、日本三大樹氷ブランド化事業委託というふうな形で、約500万円ぐらいの予算計上になっているんです。それで、これもう既に、まず今、一巡して、今度また新たに進めるんだと思うんですけれども、この金の委託先、どういうふうな、まず今回のことしの分、サミットについては当市がやったわけですけれども、今度新たに動いていくと思うんですけれども、これ自分、自分というかな、商工観光課がやるんじゃなくて、どこか業者に委託する金としての計上なのか、その辺の中身がちょっと見えないと言えば変ですけれども、そこをもうちょっと詳しく説明いただけませんか。 それと、あと3つ目の森林の関係なんですけれども、これについても、これは全市的に考えてのこの予算計上なのか、例えば地区、いわゆる何年か前にやったところは外れるんだけれどもというふうな答弁ですけれども、例えば今年度は阿仁なら阿仁、来年度は森吉なら森吉というふうな形で、そういうふうなやっぱり林家にきちっとその辺のことがわかるような形の中で進めようとしてるのか、その進め方について教えてくれないかな。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、再度、1番、2番に関しては産業部政策監から、3番目は産業部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  1、2番目は産業部政策監。 ◎産業部政策監(佐藤進)  熊牧場の件でございますけれども、平成31年度当初予算では、大体2,300万円ほどの支出を見込んでございます。先ほど、シルバー人材の委託という話を申し上げましたけれども、受付と管理2名分を委託してございます。そのほか臨時職員、あと報酬ということで、季節の11月までの期間限定等を含めまして3名を採用して、施設の管理に当たってございます。 あと、樹氷の件でございますけれども、今回、委託費ということで約480万円ほど計上してございますが、その内容といたしましては、1つはPR動画の作成、プロモーションということで300万円ほど、こちらは連携市の負担割合に基づいて分担しているものでございます。もう一点は、海外エージェント、メディアの招聘ということでファムツアー、こちらの経費、これも分担して計上しているものでございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  税を活用した事業の内容、今年度はどのくらいとか、何年かかけてやるのかということの質問と思いますけれども、先ほど財務部長のほうの当初予算の説明にありました、森林管理権集積計画作成業務委託というのを先ほど財務部長が説明しましたけれども、こちらのほうの委託の中で、今後、一応基本的に20年で1サイクルするということで一応考えておりまして、その段階でどちらのほうから進めていくかというものを含めながら、この委託の中で年で計画を組みながら、それとまた、あと先ほど言いましたように、林家、森林所有者の方の意向調査、結局委託するのか、自分で今後進めるかというのを含めながら、そういう形で進めるということで、今年度予算につきましては、特定の場所を示したものではありませんので、それに関しては、来年以降の予算の中で、毎年配分される国からの予算内で地区を区割りしながら事業を進めていくこととなると思います。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  今年度の予算の中に、要するに高齢者世帯であるとかひとり暮らしが、冬期間の雪の福祉事業として除雪の補助のことが出ているんですけれども、これはあれでしょうか、全市一律でやっているのか、例えば非常に北秋田市の場合、面積というか行政面積も広いし、場所によってやっぱり降雪量から大分違うわけなんですけれども、そういうところもある程度考慮されているのかについてだけちょっと教えてくれるかな。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修)  福祉の雪事業につきましては、市民からの要望に沿った形で行っておりますので、一律とかそういう形ではなくて、いずれ要望に沿う、市民の要望に沿う形で実施しております。地域に差があるとかなんとかというふうな、そういう形ではございません。     (発言の声) ◎健康福祉部長(齊藤修)  補助率とか利用限度額とかは一律でございます。一律でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  6番 佐藤 光子議員。 ◆6番(佐藤光子)  事項別明細書の57ページの3款2項1目13節委託料、子育てサポートハウス新築設計委託について聞かせていただきます。 わんぱぁくについては、他市に比べても、とてもすぐれた一時預かりの事業だと思っていますが、建物や敷地についてもとても狭くて、駐車場に至っては危険を伴うこともあり、利用者に不便をかけているという場面がありましたので、今回この設計委託が出てきて一安心しているところですが、2点聞かせていただきます。どの程度の工事を想定しているのかということと、現時点で想定している場所はどこなのかという点についてお聞かせください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修)  お答えいたします。 規模につきましては、今のところ木造で、木造平屋200平米程度を見込んでおります。現在見込んでおります、決定ではございませんが、その建設場所、手続はまだ検討中でございますけれども、候補としまして宮前町の保健センター近辺も候補として挙がっております。 ○議長(黒澤芳彦)  6番 佐藤 光子議員。 ◆6番(佐藤光子)  平米についてはわかりましたが、ちょっと工事費についても想定が、額があればお聞かせください。 また、現在、市役所隣の建物を使用しているんですが、想定している場所が宮前町のほうとなると、このあいたわんぱぁく、現在の施設の利活用については何か、今の現時点で考えていることがあればお聞かせください。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再度、健康福祉部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修)  概算の工事費につきましては、本当の概算でございますが、約5,000万円程度ではないかなと見込んでございます。 なお、その利用、移転後の建物に関しては、まだ具体的な考え方は出てございません。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございますか。 12番 大森 光信議員。 ◆12番(大森光信)  3点ほどお聞かせください。 76ページ、6款1項19目多様な農業経営応援事業費の補助金ということで、従来の助成で対応できなかったものに補助していくんだということですが、どういうものを想定されているのかをちょっとご説明いただきたいと思います。 2点目なんですが、86ページ、7款1項19目地域連携DMO「秋田犬ツーリズム」による観光振興事業負担金、こちら昨年度よりも4,300万円近く増額となっていますが、これは何か新しい事業があるのかどうか、増額の理由を教えてください。 それから、ちょっとページがちょっと見つけられなかったので内容だけお聞きしますが、公園管理費の中央公園の休憩所整備事業というところなんですが、桜の木が傷んできていると、老朽化が進んでいるということでありました、そういう話がよく聞かれますが、今回は休憩所の整備だけなのか、桜の木も少し直していこうとしているのかどうか、その辺の説明もお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  1点目は産業部長から、それから2点目に関しましては産業部政策監、それから3点目が建設部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  1点目、それでは産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  多様な農業経営応援事業の対象項目というか、内容的なものということで、こちらのほうは国・県のほうではちょっと対象にならない、汎用性の高いフォークリフトや米のフレコン、出荷のための設備投資とかいう形で、国・県の補助事業の対象にならないものを審査をしながら上限を決めて市のほうで対応をしたいと考えております事業です。 ○議長(黒澤芳彦)  2点目、産業部政策監。 ◎産業部政策監(佐藤進)  2点目のDMOの負担金でございます。平成31年度につきましては、圏域内、いわゆる構成町村であります大館、北秋田、小坂、上小阿仁、こちらの圏域内の回遊性を高めるための事業ということで、タクシーの配車システム、それからエンターテインメントということで観光施設でのいろいろな催し物、そちらのほうの企画運営、そういったものが加わってございますけれども、それは従来の事業にまたプラスになってございますので、その分負担金が増加したということでございます。 ○議長(黒澤芳彦)  3点目、建設部長。 ◎建設部長(浅村武則)  公園管理の関係でございますけれども、建設事業としまして、管理棟のほうの建設を予定してございます。また、桜の対策ですけれども、中央公園の総括管理委託の中で、根上がり防止等、こちらのほうを実施予定でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  12番 大森 光信議員。 ◆12番(大森光信)  産業部長の答弁がちょっとよく聞き取れなかったので、もう少しはっきり、具体的に算定根拠とか簡単なことでいいので教えていただければと思います。 それから、2点目のDMOのタクシーの回遊性ということは承知しましたが、観光のイベントが新しくやられるんだということで、金額も金額なので具体的に説明していただければと思います。 それから、桜の木の件ですが、その根上がり防止という対策をすると、どの程度、大分その樹勢といいますか、木も元気なくなってきているという状況ですので、どれぐらいの効果があるかというのも教えていただければありがたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、各3点とも、また同じ人間が答弁いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、1点目、産業部長。 ◎産業部長(九嶋巧)  すみません、申しわけございません。 先ほど言いましたように、国・県の場合、補助対象機械が汎用性が伴う場合に、補助対象とならない部分の機械がありまして、その一部としましては、現在、前のフクロタイからフレコンタイということで、農家さんのほうも相当の部分でフレコンで出荷しておりますので、その際に使われるものとしてフォークリフトがありますので、そういう形でフレコン、また、それに伴うところのフレコンにしっかり必要な部分の経費としての機械の補助対象、また、直接出荷している野菜等も今度、農家、農協出荷以外にも直接販売するところがありますので、その際には、そういうところの必要な冷蔵庫等を、まず国のほうのメニューがない場合に、そちらのほうを農家さんの意向を聞きながら一応審査をする形で、市のほうでその要望に対する審査を行いながら決めたいと、その際に関しては、今、補助率はその目的によっても、高付加価値があるものに関しては2分の1以内の上限100、また、それ以外の分の合理化、省力化であれば3分の1ということで想定したものですので、要項的にはまだ補助金等も決まっておりませんので、要項ができ、補助金によって来年度になりましたら、速やかに要項をつくりながら、こういうやっていきたいと考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  2番、産業部政策監。 ◎産業部政策監(佐藤進)  若干、具体的にご説明申し上げますと、まず回遊性を高めるためと先ほど申し上げましたけれども、そのエンターテインメントにつきましては、北秋田市であれば大太鼓の館、マタギ等、今現在は大太鼓の館で保存会の皆さんと、来た外国人を含めた観光客に対しまして、いろんなものを提供できるような形でお話し合いをさせていただいていますが、そういったエンターテインメントの提供等の開発、運営、また、タクシーの配車システムということで、外国人がストレスなく観光できるような、そういった英語、外国語対応ができるような効率的な、そういった車の配車システムの構築、あとは、まず外国人観光客が音声ガイドシステム、そちらで、観光施設でいろんな説明を受けることができるようなシステム、そういったものが具体的に想定されてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  3点目、建設部長。 ◎建設部長(浅村武則)  中央公園の桜ですけれども、歩道のほうに植えているものがございます。歩道から根っこの部分が出てしまっているわけです。結果的に、根を踏みつけられるような状態も想定されます。樹木はやっぱり根っこから栄養をいただくわけですので、それの防止対策をすることによって、木をいたわるというような効果はあるというふうに考えてございますけれども。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質問ございませんか。 8番 久留嶋範子議員。 ◆8番(久留嶋範子)  お伺いします。 非常勤職員の報酬についてで、障害者の雇用についてお伺いしたいと思います。 ご承知のように、昨年、中央省庁や地方自治体による障害者の雇用の水増しが相次いで発覚し、大問題になりました。秋田市や横手市でも水増しが発生しておりますが、当市での問題はなかったのでしょうかというのと、国や自治体では、全職員の2.5%に当たる人数を雇わなければならないという法定雇用率、これがございます。それに基づいて、新年度は予算をきちっと計上して、何人採用するのかお伺いしたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  総務部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  障害者雇用の法定雇用率でございますが、当市におきまして、現在、1名不足しているというふうな状況にございます。なお、昨年の報告におきまして、障害者雇用をした方が、その後に、障害の等級の変更がございました。そういった関係もあって、障害者1人分とカウントできるのか、0.5人とカウントできるのかというのが障害者の等級によって違いますけれども、その等級が変わったことによって不足分が増したというふうな事例がございまして、その点については、昨年度は修正の報告させていただいたところでございます。 なお、新年度に当たりましては、今、申し上げましたとおり、人数にして1人足りないというふうな状況にございますので、その点はきちんとした形でクリアできるような体制をとってまいりたいと考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  3点質問させていただきます。 1点目は、32ページの先ほど提案されました、このキャラクターデザイングッズのところにかかわってでありますけれども、今年度ハローキティのキャラクターということで実施されているわけでありますが、非常に本年度、市民の方々は賛否両論、非常にいろいろなことが議論されているというふうな状況であるわけです。 それで、本年度、ここに提案されているわけでありますけれども、施政方針で全然触れていないわけです。昨年も提案する際には、幾つかの部に横に関連した予算が提案されてあったものですから、横の協議はどうであるかというのが議論されて、非常に急を要したので議論しなかったと、協議しなかったと、こういうふうなことで予算の中に提案された経過があるわけです。この1年間振り返って、市民の疑問とかをやはり理解を得るためには、施政方針等にきちんと明記して、理由を明記して議案の提案というのが必要ではなかったかというふうに感じるわけです。 したがって、今回、本年度の事業を検証して、どういうふうな状態であるかというところを教えていただきたいと思います。 2点目は、35ページです。そこの19節にかかわって、地方交通対策費であります。 今、市のほうは、この施政方針3ページに記載されていますが、北秋田市地域公共交通網形成計画という計画のもとに行われている事業があると思うんです。しかしながら、予算はほとんど変わっていません。そういうので、この形成計画から、本来であれば再編整備実施計画に進めるということも、この形成計画の中には掲げられていると思うわけです。しかしながら、この予算を見ると、この市長が前回就任した際の記者会見等においても、このいわゆる交通困難者の対策等についていろいろ政策、記者会見の中で述べられてあったと思いますが、これが平成31年度の予算の中には、ほとんど前進するような予算がないということで、この点については、どのようにこの交通政策のところ進めようとしているのか、予算の中からは見えませんので、説明いただきたいと思います。 それから、3点目は、来年の3月22日で市制15周年を迎えます。この15周年の事業はやらないのか、いわゆる予算にはどこに書いているか、ちょっとわかりませんので、やらないのかということでお尋ねします。 本来であれば、私もいろいろ提起してきましたが、簡単に言えば垂れ幕を下げるとか、あるいは新聞広告を掲げるとかという事業も出てくると思うんです。それが全然予算の中には示されていません。ましてや、施政方針の中にも一言も触れていません。したがって、この15周年という節目について、これは当局はほとんど考えないで、まず過ごすというのか、この点についてお尋ねしたいと思います。 以上、3点です。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  ハローキティに関しては、キャラクターのプロモーションにつきましては総合政策課長から、それから残り2点に関しまして、総務部長のほうから答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  1点目については、総合政策課長。 ◎総合政策課長(三沢聡)  ご質問のキャラクターのプロモーションについて、施政方針に載っていないのはどうしてかというご指摘等々ございましたので、お答えいたします。 施政方針につきましては、総合政策課の中で、ふるさと大使として今後活用を図っていくということで、具体のあのキャラクターのプロモーションについては言及はしておりませんけれども、昨年度、ふるさと大使に就任したということで、あわせて推進をしていきたいということを考えているものでございます。 それから、新年度につきましては、今年度いろいろ仕掛けをさせていただいた事業について、今度、皆さん一般の方ですとか、あと皆さんが参加していただけるような、そういったPRですとか仕掛けをしていきたいと思っておりますので、そういったことを取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 横との協議というお話も一部出ましたけれども、これにつきましても、庁内でいろいろ検討して進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  2点目、3点目については、総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  地方交通対策費の関連でございますけれども、網形成計画をつくった後に実施計画をつくりたいということは申し上げてまいりました。ただ、その後、実施計画の作成に対する国の補助について申請をしてございましたけれども、なかなか受けられないということもございまして、現在、策定に至っておりません。以前にもご質問をいただいたかと思いますけれども、現在ある網形成計画で示しているものを着実に実行してまいりたいというふうな考えでおります。 なお、現在、循環バス、市内循環バスを運行しておりまして、来月いっぱいで今回の実証は終わるわけですけれども、その結果を踏まえまして、新年度の補正において、きちっとした循環バスの運行を検討してまいりたいというふうな考えで現在おります。 あと、15周年の記念事業はどうなるかというご質問につきましては、15年というくくりでの事業執行は考えてございません。 ○議長(黒澤芳彦)  7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  キャラクターについてでありますけれども、どこかで、どこかに市民に理解していただくために、やはり活字にして示しておくということが私は大事だと思います。そうでなければ、また市民のご意見というのは、いろいろな形で出されてきていますので、周知徹底するというのが必要ではないかと思います。 2点目の、今、循環バスのことが答弁の中にありましたけれども、いわゆる形成計画では、もう平成30年度から平成34年度までになってあったと思いますけれども、具体化して進めていくというような感じの計画になっているわけです。ですから、この点も私は施政方針でも、あるいは予算の中でも、きちんともう一歩前進した形で提起していくということが必要ではなかったか、特に補正でどうするかというようなことであれば、施政方針の中できちんと示していく必要があるんじゃないかというふうに思っているところであります。この点についてもご答弁いただきたいと思います。 15周年についてでありますけれども、予定しないということでありましょうけれども、私は、いろいろ長期的なことでも準備しなければならないんじゃないかという点についても、これまで一般質問で申し上げてまいりました。これは立ち上げなきゃならないとかというのもあるわけです。そういう点では、私は施政方針に一言も書いていないというのは、非常に寂しいことではないかなというふうに思います。本当にやらないんでしょうか。垂れ幕も出さないんでしょうか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。
    ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 福岡議員からキャラクターに関してのお話ありました。先ほど総合政策課長がお話ししましたように、施政方針の中で、ふるさと大使ということで載せさせていただいておりますが、そのふるさと大使にはハローキティだけではなくて、ご案内のとおり豪風関、今は改めまして押尾川親方になっています。あと、タレントの高橋克典さんもおります。その方々全部の名前を施政方針に盛り込むというのは、また果たしていかがなものかと思いますし、そういう意味では、先ほど議員がお話しされましたように、今、議会でもそうでありますけれども、一部新聞報道とか、そういうところでも非常に関心を持って見ていただいております。中には好意的に、中にはネガティブキャンペーンみたいにお話をされているところ、レッテルをはられているところもあるわけでありますが、逆に賛否両論があって、これを本当にこのシティプロモーションに対する関心も高まっていただいているのは事実でありました。 そういう意味では、例えば「こぐま亭」のほうにお客さんが来てくれたり、また森吉山のゴンドラに、あれ全部のゴンドラではありませんので、非常にラッキーなゴンドラだということでSNSで発信をしてくださっている方もいらっしゃいますし、そういう意味では、初期の私どもが考えておった、この北秋田市を、行政としては大変珍しい取り組みでありますが、そのことによって関心を持っていただいて、交流人口、まだそこまでいっていませんけれども、多く北秋田市のそういういいところを発掘していただいたりPRしたりするという、そういうことには役に立っているものだと思っています。 先ほどお話ありましたように、新年度には、さらにそういうものをブラッシュアップしながら、交流人口の、また北秋田市情報発信に向けての取り組みに向けて、実効が上がるようなことを詰めてまいりたいなと思っているところでございます。 あと、15周年に関してのお話です。考え方はいろいろあるわけでありますが、やはり先ほどお話ありましたように、例えば10年とか20年とかというような節目というふうなこともありますし、考え方もありますし、あとは15年というのを確かに市制誕生15周年という企画どうやってやる、それを施政方針に盛り込むといったことが、果たしてそこまで盛り込むのか、やはり私ども、15年をもし祝うとすれば、それぞれ皆さんが、我々がそうでありますけれども、市民の方々それぞれの考え方があると思います。また、市政、この北秋田市が4町が合併して北秋田市になったということに対する思いというのも、それぞれさまざまな考え方がある、人さまざまの受け取り方があると思いますので、その辺に関しては、15年というのは我々、まだ、まだというか念頭にはございません。 したがいまして、議員から15年を何か、何かの形で祝うようなことが云々というような話がありましたけれども、例えば広報にことしは15周年、15年だとか、それを契機に、またみんなで北秋田市をいい市にしましょうぐらいの、そういう記事的な扱い方はできるのかなと思います。これは、あと考え方だと思っております。 あと、公共交通の網です。これに関しても、実は総合政策課の中でも地域公共交通の施政方針の中にも、公共交通の「交通網形成計画に基づく施策を展開」をして、「時代に即した効率的かつ効果的で将来にわたり持続可能な公共交通体系の構築を目指してまいります。」という形では触れさせていただいておりますので、ご了解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに。 7番 福岡 由巳議員。 ◆7番(福岡由巳)  1点だけ申し述べておきたいと思います。 15周年のことでは、市は考えていないということでありましたので、事業化しない、予算化しないということでありましょうから、私、これまでも述べてきましたが、これまで10年の記念誌も発行されていませんし、それから市誌も全然示されていないというふうな状況であるわけです。結局、根本になる市の歴史的なものとか、こういうのが採用されていないので、例えば小学生に北秋田市の副教材として、そういうのを示していくというのでも、私は種本がないというのでは、各学校で自主的に資料をつくりながらというふうな形で、北秋田市全体の種本がないということでは、市の子供たちが統一したそういうのが教育されないというのでは、私は非常に心配であります。 つまり、今後、早急に、私はやはりできればそういう体制を早急につくり上げて、子供たちのためにも北秋田市の歴史を教育していくという副教材の発行等を考えれば、早急に進めなければならないものだと私は思います。そういう点で、そういう考えはないものなのかどうか。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 北秋田市の歴史に限らず、生まれ育った郷土の歴史、成り立ち、そういうものはやはり子供の教育、また学校でも、そういうものは教えていかなければいけないものと思っています。 ただ、そのサイクルが余りにも短か過ぎますと、その辺がなかなか授業でも教えにくい部分がある。ですから、それが15年なのか20年なのか、その辺は議論の分かれるところでありますが、ただ、議員がお話がありましたように、北秋田市であれば北秋田市の歴史、また旧各町の歴史、それは大事にしていくものだと思っています。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 15番 関口 正則議員。 ◆15番(関口正則)  4点について質問させていただきます。 まず、事項別の84ページにあります。下から5段目の中小企業振興資金利子補給1,208万3,000円という予算額であります。これに関連してでありますけれども、実は先日、テレビの報道でもやっておりましたけれども、秋田県の場合、事業主が高齢化していると、それから担い手が不足しているということで、倒産件数が昨年よりも相当ふえているというような報道がされておりまして、この中小企業関係の対策を見ていますと、この経営の安定化を図るということで利子補給事業、これをやっているわけですが、そのほかに余り中小企業対策というのは見当たらないと。ですので、私はやっぱりこの利子補給事業だけじゃなくて、後継者の育成面とか、あるいは若者の支援的な、そういう助成も必要ではないかと思いますので、その辺のところの考えがございましたら、ひとつお願いしたいと思います。 それから、88ページのところですが、下から4段目のところに、浮き桟橋製作委託309万8,000円という予算がございます。これの場合、多分あの太平湖の浮き桟橋のことだと思いますけれども、これ場所がどこなのかということを1つの確認と、それから何基この浮き桟橋をつくるのかと。それと、あそこの場合は、非常に道路も壊れていますし、橋も壊れていますし、いろいろな安全面での危険な面が多々見られます。ですので、ただ、県の県立自然公園になっていますので、県と市の持ち分といいますか費用負担が決まっているようですので、その辺のところでの対応というのはどうなっているのか、ちょっと教えていただきたいというふうに思います。 それと、あと94ページの防災対策事業費、この委託料の中に橋梁補修詳細設計委託3,800万円、それから、そのまた2段下に橋梁補修工事委託4億840万円という予算がございます。これはどういう、できれば橋梁の名前も教えていただきたいし、この2つは予算は同じ関連性があるのかどうかということをお知らせいただきたいと思います。 それと、あと最後になりますが、104ページの19節負担金補助金のところで、一番下の特定空家等解体撤去事業費補助金200万円という予算がございます。これは多分、昨年度の予算でもあったと思うんですが、その予算、今の利用状況といいますか、実績どういうふうになっているのか、どういう状況であったのかということをお知らせいただきたいと思います。 以上、4点についてよろしくお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  1点目の事業承継、2点目の浮き桟橋につきましては産業部政策監のほうから、それから橋梁につきましては建設部長のほうから、それから特定空き家に関しましては総務部長のほうから答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、1点、2点目について、政策監。 ◎産業部政策監(佐藤進)  それでは、1点目の経営安定のための後継者育成助成というお話でございますが、今現在、先ほど議員からお話があった利子補給のほかに保証料補給ということでやってございますが、今後の後継者育成については、商工会とまた協議して、いろいろと今後進めていきたいなと思ってございます。 2点目につきまして、桟橋につきましては、小又峡の北清水、向こう側に渡った側の桟橋を今年度想定してございます。1基の予定でございます。あと、歩道等につきまして、議員のほうからいろいろとお話がございました。今年度、事項別明細89ページの7款1項6目の中の19節負担金補助及び交付金の下から2つ目、小又峡歩道改修事業負担金ということで、60万円措置してございます。これは県営事業ということで、事業費の2割を計上したものでございますが、平成31年度、小又峡内にある橋梁の建てかえ等を含めた設計について、平成31年度で事業をやる予定でございます。 以上でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  続きまして、建設部長。 ◎建設部長(浅村武則)  前段の橋梁の補修詳細設計委託3,800万円でございますけれども、これは橋梁の長寿命化計画に基づきまして設計委託するもので、橋梁4橋を予定してございます。 続いて、橋梁の補修工事委託でございますけれども、こちらはJR関係の橋梁1橋、それから秋田内陸線関係の橋梁が2橋、計3橋で4億840万円予定してございます。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  特定空き家に係ります解体補助ですけれども、平成30年度につきましては、先般行われました協議会の中で、3棟の指定をいただいております。その3棟につきまして、事務的に安全の確保ということで指導なりをさせていただいておりますけれども、まだ解体をするということで手続まで入ったものはございません。3棟のうち1棟の所有者については、解体の方向で進めたいのでいろいろ相談に乗ってほしいということは伺っております。来年、平成31年度の200万円につきましても、そういった考えで計上させていただいております。 ○議長(黒澤芳彦)  15番 関口 正則議員。 ◆15番(関口正則)  中小企業の支援関係ですけれども、今の説明だと、余り力強くないなと思って感じました。できれば、今後、もう少し具体性を持った取り組みを、説明していただければよかったなとは思いましたが、今の現在の段階では、そういうことしか言えないのだと思いますので、それでよしといたします。 それから、太平湖の件ですが、60万円を見ているということですが、60万円というのは大した金額ではありませんので、奥のほうに橋とかそういうのがあって、流されている状況でありましたけれども、あれがどうなっているのか、県のほうでは直してくれるのかどうか、その辺の状況をちょっと聞きたかったわけですので、もし把握していましたら、その辺の協議内容がありましたら教えていただきたいなと。 あと、特定空き家ですか、これ3棟のうち1棟が解体予定であるという説明でありました。ただ、何か見ていますと、実際にその予算が効果的に使われていないというか、余り該当する棟が少ないというか、となれば、これは条例改正で何とかならないものかどうか、その辺のところをちょっと、なるものかならないものかでいいので、その辺のところをお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再度、ご質問でありますけれども、1点目、2点目につきまして、また産業部政策監のほうから、最後の特定空き家に関しましては総務部長のほうから答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(佐藤進)  先ほどの自然公園施設の整備60万円の件でございますが、小又峡内にある橋梁、そちらのほう、毎年度、自然公園の施設整備ということで、県のほうに要望を上げてございました。ようやく平成31年度で県のほうで、そちらの橋梁、鉄骨がかかっている橋梁なんですが、そちらにゆがみが生じているということで、そちらの設計を平成31年度にしていただけるということになってございます。 要望につきましては、小又峡に限らず、随時要望してございますけれども、県立自然公園、県内全域の県立自然公園の整備の中の森吉山県立自然公園分でございますので、一度に予算がつくということではございませんが、粘り強く要望はしてまいりたいと思ってございます。 ○議長(黒澤芳彦)  総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  特定空き家の解体補助金につきましては、まず、解体対象となる建物を特定空き家と認定する必要がございまして、その認定になった後に、所有者がご自分で解体していただくか再利用していただくというふうな方向をお願いをいたします。それで、どうしようもないということで解体する方向になりますと、その所有者に対して解体する経費の一部を補助して、補助を行うというふうな流れになってございますので、特定空き家に指定するという一つの段階を踏んでからの形になってまいります。 いずれにしろ、平成30年度は3棟でございましたけれども、平成31年度以降、随時、特定空き家については、きちんとした調査をしながら指定を進めていきたいというふうなことで考えておりますので、この補助金の利用がふえれば、こちらとしても大変ありがたいことだなというふうに考えております。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ないということですので、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第18号は、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第20「議案第18号、平成31年度北秋田市国民健康保険特別会計予算」を議題といたします。 提案の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご提案申し上げます。 議案第18号、平成31年度北秋田市国民健康保険特別会計予算。 平成31年度北秋田市国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ35億3,862万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては、事項別明細書でご説明を申し上げます。 事項別明細書の150ページ、151ページをお開き願います。 初めに、歳出の概要でございます。 1款1項1目一般管理費、前年度比483万2,000円の増となってございますが、これは主に2節から4節の人件費について、人事異動、給与改定、共済負担率の変更などによるものとなります。 新たな項目として、13節の委託料の下段、保険者ネットワーク端末設置設定委託は、国保連から配付されております端末機の更新でございまして、パソコン4台とプリンター1台、それに設定作業費を見込んだものでございます。 2款の保険給付費の1項療養諸費の各目から、次の152ページになりますが、2項高額療養費の各目につきましては、平成30年度決算見込みをもとに計上してございます。 3項移送費、4項出産育児諸費、5項葬祭諸費については、それぞれ前年度と同額を計上してございます。 なお、各項における退職保険者等に係る給付費につきましては、平成27年3月で廃止された退職者医療制度の経過措置で、年々対象者が減少しておりまして、平成31年度で対象者がいなくなる見込みとなっているもので、係る給付費も大きく減額となっているものでございます。 また、1項療養諸費から3項移送費までは、県からの保険給付費交付金で賄われることになります。 次に、153ページなんですが、3款国民健康保険事業費納付金の1項医療給付費分、2項後期高齢者支援金等分、それから154ページになります3項介護納付金分につきましては、11月に県から示されております仮係数による事業費納付金を計上してございます。合計7億8,575万7,000円となります。なお、この後、2月14日に公表された確定値では、この仮係数より1,454万8,000円低い7億7,120万7,000円となってございます。 次に、154ページになりますけれども、4款共同事業拠出金でございます。これは都道府県化に伴い、共同事業は廃止されておりますが、退職者の資格管理のための事務費用を予算化するものでございまして、3,000円を予算化しております。 次に、5款1項1目特定健康診査等事業費は、保健センターが実施しております特定健診・特定保健指導事業のうち、国保分に係る繰出金となります。 5款2項1目疾病予防費の19節健康増進事業費助成金は、インフルエンザ予防接種やドック、市民プールの利用助成となります。 6款基金積立金は、歳入予算額と歳出予算額の差を計上したものでございます。 7款諸支出金は、保険料の還付金等を計上してございます。 次に、147ページをお開き願います。 歳入の概要についてご説明いたします。 1款国民健康保険税につきましては、平成30年度決算見込みをベースに算出しておりますが、歳出の際にもご説明いたしました被保険者の減少に伴いまして、前年度比342万1,000円、0.6%の減少となってございます。 148ページをお願いいたします。 3款1項1目の保険給付費等交付金は、保険給付等に係る県支出金となります。歳出予算の保険給付費の減少などから、昨年度比8,489万1,000円の減額となっています。 3款2項1目の福祉医療基盤強化補助金は、平成30年度決算見込みにより計上しております。 5款1項1目の一般会計繰入金の各目は、平成30年度決算見込み額をベースに算出したものでございます。 以上が、平成31年度国民健康保険特別会計の概要でございます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第18号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ここで休憩いたします。3時15分まで休憩いたします。   (休憩)                    (15時02分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (15時14分) ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程第21「議案第19号、平成31年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算」 日程第22「議案第20号、平成31年度北秋田市介護保険特別会計予算」 日程第23「議案第21号、平成31年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算」の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第19号、平成31年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算。 平成31年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,000万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、事項別明細でご説明申し上げます。 事項別明細の167ページをお開き願います。 1款1項1目一般管理費は、前年比1,180万円ほどの金額となってございますが、工事費、備品購入費等の減によるものでございます。その他は全て例年どおりでございます。 1節は、非常勤医師1名を含む4人分の報酬でございます。 13節は、説明欄のとおりでございます。 次のページ、2款1項医業費でございます。患者減少によりまして医薬材料費が昨年比約960万円ほど減額となってございます。 続きまして、歳入でございます。 165ページをお開きください。 1款1項外来収入でございますが、1目から5目まで昨年比2,733万5,000円減となってございます。これも、昨年当初と比べまして1,740人の患者の減を見込んだものでございます。 なお、3款1項1目一般会計繰入金で歳出の調整をしてございます。 以上が合川診療所特別会計の説明でございます。 続きまして、議案第20号でございます。 予算書の19ページをお開きください。 議案第20号、平成31年度北秋田市介護保険特別会計予算。 平成31年度北秋田市介護保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ56億401万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書の183ページをお開き願います。 歳出から説明申し上げます。 1款1項1目の一般管理費につきましては、介護保険担当の人件費6名分となってございます。昨年比360万円の減額は、職員人件費の減によるものでございます。 1款3項1目の介護認定審査会費及び2目の認定調査等費は、ともに認定期間が長くなったことによりまして、それぞれ前年比150万円ほど減額となってございます。 2款1項1目介護サービス給付費でございます。これは、要介護1から5の方の分でございまして、平成30年度の実績を見込み積算して計上してございます。 186ページをお開きください。 3款1項1目日常生活支援総合事業費は、要支援1、2の方の通所介護、それから訪問介護の給付の分でございます。 3款1項3目包括的支援任意事業費でございます。平成31年度から地域包括支援センター3カ所の委託料約6,500万円の増、そしてまた、この委託によって現在の地域包括支援センターを縮小することによる人件費の減などがありまして、全体では3,529万8,000円の増となっております。 委託料でございます。先ほど説明いたしました委託料の中の地域包括支援センター運営委託でございますが、3カ所で6,503万5,000円となってございます。これ、北部、中部、南部でそれぞれ、北部が2,647万5,000円、中部が2,181万5,000円、南部が1,674万5,000円となっております。 19節の下段の認知症対応型共同生活介護事業家賃等助成金でございます。これにつきましては、昨年比若干落ちてございます。平成30年度当初で25人を見込んでございましたが、今回は21人を見込んでいます。平成30年度実績を見ての積算でございます。 次に、歳入になります。 178ページをお開きください。 1款1項1目第1号被保険者の保険料でございます。前年比4,400万円ほどの減額となってございますが、これの要因でございますが、181ページの7款1項3目にあります低所得者介護保険料軽減繰入金でございます。昨年度もありましたけれども、公費によります低所得者の軽減が拡大されます。それによって、その分大体が、保険料が減ったものでございます。 3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金は、それぞれ給付費等の定められた負担割合に応じた金額でございます。 なお、3款2項2目地域支援事業交付金、それから5款3項1目地域支援事業交付金は、地域包括支援センターの委託に伴って増額となっております。 介護保険の説明は以上でございます。 続きまして、予算書24ページをお開きください。 議案第21号、平成31年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算。 平成31年度北秋田市介護サービス事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,357万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細の199ページをお願いいたします。 歳出からです。 1款1項1目居宅介護支援事業費でございます。13節は、要支援1、2の方のケアプラン作成委託でございます。ただ、このうち業務1カ月分だけ計上しております。4月から委託先の地域包括支援センターで行うことになりますけれども、事業期間の関係で3月分のみをこのまま当市のほうで支払うことになりますので、1カ月分を計上したものでございます。 2款1項1目は、森吉生活支援ハウスの起債償還分でございます。 歳入になります。 前ページをお開きください。 1款1項1目は、ケアプラン作成の介護事業所としての収入でございまして、委託費と同額を計上しております。 2款1項1目一般会計繰入金で歳出の調整をしてございます。 以上が介護サービス事業特別会計の説明でございます。 以上、3件につきましてご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、大綱でありますので、簡潔な質問と議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第19号、議案第20号、議案第21号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第24「議案第22号、平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計予算」 日程第25「議案第23号、平成31年度北秋田市下水道事業特別会計予算」 日程第26「議案第24号、平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計予算」の3件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(浅村武則) (建設部長 浅村 武則君登壇) それでは、議案第22号をご提案申し上げます。 予算書の27ページをお開き願います。 議案第22号、平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計予算。 平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億7,284万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 歳出予算の流用。 第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きにより歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次の30ページをお開き願います。 第2表、債務負担行為でございます。水洗便所等改造資金利子補給補助金として、平成32年度から平成36年度まで3万1,000円を限度額として債務負担行為を設定するものでございます。 次のページ、第3表、地方債でございます。起債された条件により地方債を発行しようとするものでございます。 次に、歳入歳出予算につきまして、主なものを事項別明細書でご説明いたします。 事項別明細書の205ページをお開き願います。 1款1項1目総務管理費でございます。職員2名分の人件費を計上してございます。 1款2項1目施設管理費でございますが、16施設の薬剤、光熱水費及び施設管理委託料が主なものでございます。 次のページをお開き願います。 1款2項1目18節の備品購入費217万7,000円でございますが、これは、登録から19年を経過する公用車を更新するものでございます。 2款1項1目農業集落排水事業費、13節委託料でございますが、木戸石地区の機能診断業務でございまして、電気機械設備や躯体の状態を点検いたしまして、今後の更新計画等に反映するものでございます。 3款1項につきましては、公債費でございますが、長期債償還元金及び利子でございます。 これに伴います歳入でございますが、203ページをお開き願います。 1款1項1目でございますが、16施設の使用料でございます。 次のページをお開き願います。 2款1項1目、一般会計からの繰入金を見込んでございます。 4款1項1目市債は、資本費平準化債でございます。 続きまして、議案第23号をご提案いたします。 予算書の32ページをお開き願います。 議案第23号、平成31年度北秋田市下水道事業特別会計予算。 平成31年度北秋田市下水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ23億3,942万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 歳出予算の流用。 第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きにより歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 35ページをお開き願います。 第2表、債務負担行為でございます。水洗便所等改造資金利子補給補助金として、平成32年度から平成36年度まで18万5,000円を限度額として債務負担行為を設定するものでございます。 次のページ、第3表、地方債でございます。下水道事業のため、起債された条件により地方債を発行しようとするものでございます。 次に、歳入歳出予算につきまして、主なものを事項別明細書でご説明いたします。 歳出からご説明いたします。 事項別明細書219ページをお開き願います。 1款1項1目総務管理費の2節から4節は、職員1名分の人件費。13節委託料の公営企業法適用移行支援業務及び公営企業会計固定資産管理システム導入業務につきましては、平成32年度から地方公営企業法を適用するため委託するものでございます。 220ページをお開き願います。 1款2項1目施設管理費は、市内4浄化センターの施設運営に要する光熱水費、修繕料、施設管理業務委託費等を計上してございます。15節工事請負費は、機械設備補修工事、また、管渠施設等の補修工事を計上してございます。 2款1項1目下水道事業費でございますが、2節から4節は、職員4名分の人件費でございます。 222ページをお開き願います。 13節委託料の改築業務委託5億3,600万円は、鷹巣浄化センター建設工事にかかわるもので、今年度につきましては、水処理設備の増設、送風機棟の建設などを予定してございます。工事請負費につきましては、鷹巣処理区における面整備工事などを予定してございます。22節補償補てん及び賠償金につきましては、下水道工事に伴う深関沢地内の水道管移設補償費でございます。 3款1項公債費は、長期債償還元金及び利子でございます。 続きまして、歳入でございますが、217ページにお戻り願います。 1款分担金及び負担金、2款使用料及び手数料は、説明欄記載のとおり見込んでございます。 次のページ、218ページをお開き願います。 3款1項1目下水道事業費国庫補助金でございますが、国庫補助対象事業費8億9,400万円に対する補助金でございます。 4款1項1目一般会計繰入金、6款1項1目下水道事業債は、説明欄記載のとおり見込んでございます。 続きまして、議案第24号をご提案申し上げます。 予算書は37ページでございます。 議案第24号、平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計予算。 平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,227万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 歳入歳出予算の主なものを事項別明細書でご説明いたします。 初めに、歳出からご説明いたします。 事項別明細書の234ページをお開き願います。 1款2項1目施設管理費につきましては、浄化槽234基分の維持管理委託が主なものとなっております。 2款1項公債費につきましては、長期債の償還元金及び利子でございます。 続きまして、233ページにお戻り願います。 これに伴います歳入でございますが、1款1項1目浄化槽使用料、2款1項1目一般会計繰入金を主なものとして見込んでございます。 以上3件につきまして、ご審議くださるようよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  全く幼稚なというか、単純な質問なんですけれども…… ○議長(黒澤芳彦)  議案番号を特定して。 ◆1番(山田博康)  大体みんな同じ、関連しますので。 うちのというか、農集なんですけれども、高齢化に伴い、もう何年か先になると世帯数がやっぱり大分減るわけですよね。そうなったとき、要するに維持していくための世帯数が少なくなったからというので、維持管理費が並行して安くなるということはないとは思うんですけれども、そうなったとき、結局割り込みすると個人の負担が非常に高くなっていくことになると思うんですけれども、その上限みたいなものというのはまずあって、要するに、縮減というか、利用者の支払いする使用料上限みたいなものがあって、あとは、繰り入れで対応していただけるのかということがまず一点と、もう誰も住んでいない家がもう何軒かあるわけですよ。そういうところは一切費用がかからないのか、それとも、まだ幾らか負担をされるのか。この2点ちょっと説明してくれる。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  建設部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  建設部長。 ◎建設部長(浅村武則)  農業集落排水事業の特別会計でございますけれども、基本は、やっぱり使用料で維持管理を賄うというのが基本だと思ってございます。ただ、現実には、現時点では賄えていないような状況でございますが、来年度から地方公営企業法を適用して、さらに詳しい財務状況を把握していくというふうに考えてございます。それを踏まえまして、どのような料金体制が適当であるのかというのは、これから検討していくことになろうかと思います。 もう一点、使用されていない施設だと思いますけれども、下水道であれ、農業集落排水であれ、使った分だけの使用料をいただくというような条例の中身になってございますので、現に水道をとめていない、要は施設のほうに流入がないということであれば、これは使用料は賦課されないというふうに考えてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第22号、議案第23号、議案第24号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第27「議案第25号、平成31年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) 議案第25号をご提案申し上げます。 平成31年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算。 平成31年度北秋田市後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億5,044万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては、事項別明細書でご説明申し上げます。 240ページをお開き願います。 初めに、歳出の概要でございますが、1款1項1目一般管理費は、前年度比減となってございますが、これは、前年度においてマルチバンク対応に係るシステム改修と後期高齢者医療ネットワークシステムの改修に係る経費を計上していたことによるものでございます。それ以外はおおむね前年度と同様の内容となります。 次に、2款の後期高齢者医療広域連合納付金は4億4,657万9,000円で、前年度比1,480万8,000円の増額となってございますが、これは、保険料軽減制度の見直しによる保険料収入の増が主な理由となります。 次に、歳入の概要でございます。 238ページをお願いいたします。 1款後期高齢者医療保険料が、前年度と比較いたしまして1,594万4,000円の増額となっております。これは、保険料軽減制度の見直しが行われたことにより1人当たりの保険料の推計額が増加したことによるものでございます。 3款の繰入金、1目の事務費繰入金の減額は、歳出予算の総務費の減額に伴うもので、2目の保険基盤安定繰入金の減は、前年度決算見込みにより計上してございます。 以上が平成31年度後期高齢者医療特別会計予算の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第28「議案第26号、平成31年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」 日程第29「議案第27号、平成31年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第26号、平成31年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算。 平成31年度北秋田市立阿仁診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億9,358万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 地方債。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 ページめくっていただきまして、46ページをお開きください。 第2表、地方債でございます。阿仁診療所改築に当たりまして、限度額3億3,970万円の議決をお願いするものでございます。 内訳につきましては、事項別明細でご説明いたします。 事項別明細の246ページお開き願います。 歳出から説明申し上げます。 1款1項1目一般管理費の1節につきましては、秋田大学からの派遣医師2名、事務員2名、歯科助手1名、バス運転手、計6名分の報酬でございます。 2節、3節、4節は、医師2名、看護師5名を含む計13名の人件費となってございます。 13節のうち下から2番目、設計管理委託料、これにつきまして、1,400万7,000円につきましては、改築工事管理業務委託、それから外構工事設計業務委託、車庫改修工事設計委託業務、解体工事設計業務委託などとなってございます。 15節は、改築工事に係るものでございます。 備品購入費791万1,000円につきましては、診療機器を除きます事務備品等の購入になってございます。 次のページになります2款1項でございます。医業費でございますが、前年比5,200万円の増となってございますが、診療所改築に伴いまして、診療機器の更新が主なものとなってございます。 18節の備考欄のとおりとなってございます。 3款の公債費は、現在の診療所のエレベーター設置工事に係る起債の償還分と平成30年度の改築工事に係る借り入れの償還分でございます。 続きまして、歳入でございます。 244ページをお願いいたします。 1款1項外来収入でございます。1目から5目まで昨年比1,422万7,000円の減となってございます。患者数の減少を見込んだものでございます。 3款1項1目はへき地診療所施設整備事業の国庫補助金でございます。2目がへき地診療所設備整備事業の国庫補助金810万円となってございます。 次のページになります。 7款市債でございますが、これは、阿仁診療所の改築に係るものでございます。 以上が阿仁診療所特別会計についての説明でございます。 続きまして、予算書47ページをお開きください。 議案第27号、平成31年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算。 平成31年度北秋田市立米内沢診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億4,990万4,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 地方債。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 ページをめくっていただきまして、50ページをお開きください。 第2表、地方債でございます。医療機器更新に当たりまして、限度額3,560万円の議決をお願いするものでございます。 説明は、事項別明細で申し上げます。 事項別明細の261ページをお開きください。 歳出から申し上げます。 1款1項1目一般管理費でございます。1節報酬は、秋田大学からの医師、派遣医師を含みます4名分の報酬となってございます。 2節、3節、4節は、医師2名、看護師5名を含む11名分となってございます。 15節工事請負費は、駐車場の区画線設置工事でございます。 続いて、2款1項1目の18節でございますが、古くなりました医療機器の更新でございます。説明欄のとおりでございます。 3款の公債費でございますが、現在診療所として使用しております旧米内沢病院のMRI棟及び透析棟の償還分と平成30年度で医療機器更新のため借り入れしました分の償還分となってございます。最終償還年度は平成44年度となってございます。 歳入になります。 259ページをお開きください。 1款1項外来収入でございます。1目から5目まででございます。昨年度比、当初予算比で336万3,000円の減と見込んでございます。 次のページになります。 5款の診療所債でございますけれども、これについては、医療費更新に係る過疎対策事業債でございます。 以上が米内沢診療所特別会計につきましての説明でございます。 以上2件につきまして、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第26号、議案第27号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第30「議案第28号、平成31年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算」 日程第31「議案第29号、平成31年度北秋田市綴子財産区特別会計予算」 日程第32「議案第30号、平成31年度北秋田市栄財産区特別会計予算」 日程第33「議案第31号、平成31年度北秋田市沢口財産区特別会計予算」 日程第34「議案第32号、平成31年度北秋田市七日市財産区特別会計予算」 日程第35「議案第33号、平成31年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算」 日程第36「議案第34号、平成31年度北秋田市前田財産区特別会計予算」 日程第37「議案第35号、平成31年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算」 日程第38「議案第36号、平成31年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算」の9件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(河田浩文) (財務部長 河田 浩文君登壇) 予算書の51ページをお開きください。 これより、各財産区の当初予算を提案してまいります。 議案第28号、平成31年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市坊沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ215万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 各財産区の当初予算の概要は、事項別明細書は使わず予算書で説明してまいります。 次のページをごらんください。 52ページの歳入ですが、主な歳入は1款1項の財産運用収入で、秋田県総合保健事業団とメガソーラーへの土地貸付料で大半を占めております。 次に、53ページの歳出ですが、1款1項管理会費は、財産区管理委員の報酬や費用弁償で全ての財産区で同様となっております。 管理会費以外の主な歳出としては、3款1項の他会計繰出金で、これは、下水道接続工事を行う世帯に対し、一般会計を通して1戸当たり11万8,000円を助成するものとなっております。 坊沢財産区当初予算の概要は以上でございます。 次に、54ページをお開きください。 議案第29号、平成31年度北秋田市綴子財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市綴子財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ298万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 55ページの歳入ですが、主な歳入は1款2項の財産売払収入で、これは、珪藻土の採掘料となっております。 次に、56ページの歳出ですが、主なものは1款1項管理会費のほか、収支調整のために計上した3款の予備費となっております。 綴子財産区の概要は以上です。 次に、57ページをお開きください。 議案第30号、平成31年度北秋田市栄財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市栄財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ79万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 58ページの歳入ですが、主な歳入は2款1項の繰越金で、財源調整として計上しております。 次に、59ページの歳出ですが、栄財産区では造林事業を今年度実施しないため、主な歳出は1款1項の管理会費となっております。 栄財産区の概要は以上でございます。 次に、60ページをお開きください。 議案第31号、平成31年度北秋田市沢口財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市沢口財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 沢口財産区は管理会はなく、200万円ほどの繰越金を維持するための予算措置となっております。 沢口財産区の概要は以上でございます。 次に、63ページをお開きください。 議案第32号、平成31年度北秋田市七日市財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市七日市財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ74万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 64ページの歳入ですが、主な歳入は2款1項の繰越金で、調整財源として計上してございます。 次に、65ページの歳出ですが、ここも造林事業を今年度実施しないため、主な歳出は1款1項の管理会費となっております。 七日市財産区の概要は以上でございます。 次に、66ページをお開きください。 議案第33号、平成31年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市米内沢財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,397万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 67ページの歳入ですが、1款1項の財産運用収入は、ゴルフ場、コンビニ、カントリーエレベーター等への土地貸付料となっております。 次に、1款2項の財産売払収入は、平成31年度に実施する間伐事業に伴う間伐材売り払い収入を計上しております。 2款1項の他会計繰入金は、間伐事業などに係る県補助金を一般会計を経由して受け入れるための計上となっております。 次に、68ページの歳出ですが、2款1項の総務管理費におきまして、昨年度に続き県補助事業を活用し、里山整備事業として森吉中裏手の憩いの森の下刈りと除伐を予定しております。 次に、3款1項の財産取得費は、補助事業を活用して収入間伐事業を実施するための経費を計上しております。 4款1項の他会計繰出金は、過去の造林事業で借り入れした地方債の元利償還金となっております。 4款2項の分収交付金は、財産収入を分収条項に基づき関係集落に交付しようとするものでございます。 5款予備費は、収支調整として計上しております。 米内沢財産区の概要は以上でございます。 次に、69ページをお開きください。 議案第34号、平成31年度北秋田市前田財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市前田財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,971万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 70ページの歳入ですが、1款1項の財産運用収入は、岩石採掘地の貸付料が主なものとなっております。 1款2項の財産売払収入は、平成31年度に実施する間伐事業に伴う間伐材売り払い収入を計上しております。 次に、2款1項の他会計繰入金は、間伐事業に係る県補助金を一般会計を経由して受け入れるための計上です。 3款1項の繰越金は、財源調整として計上しております。 次に、71ページの歳出ですが、3款1項の財産取得費は、補助事業を活用して収入間伐事業を実施するための経費を計上しております。 4款1項の他会計繰出金は、内訳として合併浄化槽を設置する世帯に一般会計を通して1戸当たり20万円を助成する事業費と新屋敷自治会館の屋根塗装工事の一部助成と過去の造林事業で借り入れした地方債の元利償還金を計上してございます。 前田財産区の概要は以上でございます。 次に、72ページをごらんください。 議案第35号、平成31年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市阿仁合財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,423万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 73ページの歳入ですが、1款2項の財産売払収入は、平成31年度に実施する間伐事業に伴う間伐材売り払い収入を計上しております。 次に、2款1項の他会計繰入金は、間伐事業に係る県補助金が230万円、財源不足を補填するための一般会計からの繰り出しが930万円という内訳となっております。 次に、74ページの歳出ですが、3款1項の財産取得費は、補助事業を活用して収入間伐事業を実施するための経費となっております。 4款1項の他会計繰出金は、過去の造林事業で借り入れした地方債の元利償還金となっております。 阿仁合財産区の概要は以上でございます。 次に、75ページをお開きください。 議案第36号、平成31年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算。 平成31年度北秋田市大阿仁財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ922万円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 76ページの歳入ですが、1款2項の財産売払収入は、平成31年度に実施する間伐事業に伴う間伐材売り払い収入を計上しております。 次に、2款1項の他会計繰入金は、間伐事業に係る県補助金が220万円、財源不足を補填するための一般会計からの繰り入れが470万円という内訳となっております。 次に、77ページの歳出ですが、3款1項の財産取得費は、補助事業を活用して収入間伐事業を実施するための経費となっております。 4款1項の他会計繰出金は、過去の造林事業で借り入れした地方債の元利償還金となっております。 以上が大阿仁財産区の概要となります。 以上をもちまして財産区特別会計当初予算9議案の提案を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号から議案第36号までの9件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第39「議案第37号、平成31年度北秋田市病院事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第37号、平成31年度北秋田市病院事業会計予算。 総則。 第1条、平成31年度北秋田市病院事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務の予定量は次のとおりとする。 (1)許可病床数。総数320床、一般病床224床、療養病床48床、精神病床40床、結核病床4床、感染症病床4床。 (2)年間患者数。市民病院入院、6万6,150人、外来、12万254人。 (3)1日平均患者数。市民病院入院、180.7人、外来、503.2人。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款病院事業収益5億6,684万6,000円、第1項医業収益1,000円、第2項医業外収益5億6,684万4,000円、第3項特別利益1,000円、収入合計5億6,684万6,000円。 支出。 第1款病院事業費用8億6,941万2,000円、第1項医業費用7億4,442万6,000円、第2項医業外費用1億2,498万3,000円、第3項特別損失2,000円、第4項予備費1,000円、支出合計8億6,941万2,000円。 次のページになります。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款資本的収入2億3,967万2,000円、第1項出資金1億3,092万3,000円、第2項他会計負担金1億874万9,000円、収入合計2億3,967万2,000円。 支出。 第1款資本的支出2億3,967万2,000円、第1項建設改良費1,000円、第2項企業債償還金2億3,967万1,000円、支出合計2億3,967万2,000円。 一時借入金。 第5条、一時借入金の限度額は、1億円と定める。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 12ページをお開きください。 収益的収入からご説明申し上げます。 1款2項2目国県補助金でございますが、説明欄にあります2つの補助金でございます。 3目他会計補助金の内訳でございますけれども、指定管理料分が2億8,000万円、常勤医師奨励分が3,000万円、事務費経費分として64万3,000円となってございます。 4目の他会計負担金は、政策的医療交付金分としまして9,824万円、起債償還利子分として9,800万2,000円を計上しております。 5目の長期前受金戻入は、建物減価償却費のうち建設時の補助金分を戻し入れ処理するもので、現金が動くものではございません。 次に、収益的支出でございます。 1款1項1目のうち、1節、2節、3節は事務費経費を計上してございます。 4節委託料は、指定管理料でございまして、前年比2,000万円減の2億8,000万円を計上してございます。 5節負担金補助及び交付金のうち、政策的医療交付金1億1,748万4,000円は、歳入にありました国県補助金1,924万4,000円と一般会計からの負担金9,824万円を合わせたもので、常勤医師奨励金につきましては3,000万円を計上しております。 2目の減価償却費は、説明欄のとおりでございます。 1款2項1目は、企業債の利息分で、2目の雑支出は、控除対象外消費税償却費を計上したものでございます。 次に、資本的収入になります。 15ページをお開きください。 1款1項1目の一般会計出資金は、地方公営企業法の繰り出し基準に基づく一般会計からの元金償還のための繰り入れでございまして、2項1目の他会計負担金は、繰り出し基準外の分の繰り入れとなってございます。 資本的支出でございます。 1款2項1目企業債償還金は、元金の償還であります。 以上が病院事業会計の予算概要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 2番 三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  病院事業会計について2点質問いたします。 1点目、病院の経営は好転していますか。好転しているとすれば、市の持ち出しはもっと減ってもよいのではないかと思いますけれども、負担金などを見ますと余り減っていないと見受けられます。実際は好転してはいないのでしょうか。 2番、医師の充足について。市長の施政方針では、今までのように秋田大学や県への要請など、今までと同じ取り組みが示されておりますけれども、今までと同じ政策では結果も同じではないでしょうか。深刻な医師不足に対して今年度の医師確保対策はどのように行われていくか、以上2点お聞きいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修)  経営状態が好転しているかということでございますけれども、まず初めに、指定管理料の返納金についてちょっと触れたいと思いますけれども、平成29年度分につきましては、平成30年度の補正予算でも説明申し上げましたが、一旦3億円の指定管理料を支払っておりましたが、翌年度に2億4,000万円ほどの返還金が発生してございます。そしてまた、平成30年度につきましては、まだ年度の途中でございますけれども、年度協定におきまして2億9,000万円の指定管理料を支払うこととしてございますが、その運営状態といいますか、現在のところは平成29年度の2億4,000万円ほどのそれを下回るものと見込んでございます。約8,000万円から1億円くらいを見込んでございます。平成31年度につきましても、施設の修繕等いろいろなものが発生してございます。そういうようなものを考慮いたしまして、2億8,000万円の指定管理料としたものでございまして、ちょっと説明が、経営内容とちょっと外れるかもしれませんが、市としての指定管理料を支払う側としての説明はこのようなこととなっております。 なお、医師の確保につきましては、引き続き秋田大学等の、また県等のご協力を得まして、ことしもなお一層の努力をしていく次第でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第37号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第40「議案第38号、平成31年度北秋田市水道事業会計予算」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(浅村武則) (建設部長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第38号、平成31年度北秋田市水道事業会計予算。 総則。 第1条、平成31年度北秋田市水道事業の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務予定量は、次のとおりとする。 1)給水件数、1万2,741件。鷹巣上水道4,593件、森吉合川上水道4,198件、簡易水道3,950件。 2)年間総給水量、311万8,660立法メートル。鷹巣上水道108万6,860立方メートル、森吉合川上水道120万800立方メートル、簡易水道83万1,000立方メートル。 3)1日平均給水量、8,544立方メートル。鷹巣上水道2,977立方メートル、森吉合川上水道3,290立方メートル、簡易水道2,277立方メートル。 4)主要な建設改良事業。新鷹巣浄水場建設工事7億555万1,000円、新鷹巣浄水場管理本館及び車庫倉庫の建設でございます。七座浄水場更新工事2億6,233万4,000円、七座地区濁り水対策マンガン除去装置設置。坊沢地区配水管移設補償工事891万円、公共下水道工事に伴う配水管移設。綴子地区配水管移設補償工事278万7,000円、県道矢坂糠沢線工事に伴う配水管移設。三ノ渡地区配水管移設工事1,381万4,000円、市道廃止予定に伴う配水管移設。増沢地区給水取出工事(第2工区)799万2,000円、森吉合川統合簡易水道整備事業完了による給水管の取り出し。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款水道事業収益8億591万9,000円、第1項営業収益6億1,772万6,000円、第2項営業外収益1億8,819万1,000円、第3項特別利益2,000円。 支出。 第1款水道事業費9億6,611万9,000円、第1項営業費用7億4,928万8,000円、第2項営業外費用4,584万1,000円、第3項特別損失1億6,199万円、第4項予備費900万円。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 (資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億8,670万2,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,643万7,000円、過年度分損益勘定留保資金1億1,026万5,000円で補填するものとする。) 収入。 第1款資本的収入11億6,489万3,000円、第1項固定資産売却代金1,000円、第2項補償費1,056万7,000円、第3項補助金1億8,668万2,000円、第4項負担金908万円、第5項出資金2億1,516万3,000円、第6項企業債7億4,340万円。 支出。 第1款資本的支出13億5,159万5,000円、第1項建設改良費10億3,038万1,000円、第2項企業債償還金3億2,121万4,000円。 特例的収入及び支出。 第4条の2、地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により当該事業年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額は、それぞれ854万9,000円及び1,133万3,000円である。 継続費。 第5条、継続費の総額及び年割額は、次のとおりと定める。 1款資本的支出、1項建設改良費、事業名、新鷹巣浄水場建設事業、総額12億397万7,000円。年割額、平成30年度4億9,457万6,000円、平成31年度7億940万1,000円であります。 債務負担行為。 第6条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。 事項、窓口業務委託事業、期間、平成32年度から平成36年度、限度額2億4,857万7,000円。 企業債。 第7条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。 起債の目的、上水道施設整備事業、限度額4億6,730万円、簡易水道施設整備事業、限度額2億7,610万円、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費。 第8条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、または、それ以外の経費の金額をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費8,724万9,000円。 (2)交際費9万円。 他会計からの補助金。 第9条、水道事業運営のため一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は1億8,668万2,000円である。 棚卸資産購入限度額。 第10条、棚卸資産購入限度額は2,709万円と定める。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、水道事業の概要についてご説明いたします。 本年度当初予算につきましては、平成31年4月より所管する全ての水道事業、鷹巣上水道、森吉合川上水道、簡易水道を経営統合することになり、本予算より全ての水道事業を包括した編成となっております。編成に当たりましては、中長期的な視点から持続可能な財政基盤の強化と抜本的な支出抑制を基本指針としており、重点事項としましては、簡易水道の経営統合、新鷹巣浄水場建設、窓口業務の民間委託となっております。 それでは、予算書の1ページをごらんください。 予算第2条に定める業務の予定量でございます。主要な建設改良事業といたしましては、建設工事を2件、配水管工事を4件予定しております。 建設工事でございますが、新鷹巣浄水場建設工事につきましては、2カ年の継続費を設定しており、2年目であります本年度中の完成を予定しております。また、七座浄水場更新工事につきましては、濁り水対策としてマンガン除去装置を設置するものでございます。配水管工事につきましては、4件の起工により管網の整備を図っていくものでございます。 予算第3条に定める収益的収入及び支出でございます。 水道事業収益8億591万9,000円に対しまして、水道事業費は9億6,611万9,000円となっております。 収益的収支に伴う損益計算でございますが、10ページをお開き願います。 平成30年度及び平成31年度の予定損益計算書でございます。中段の経常損失でございますが、平成30年度決算予定額を5,966万3,000円と見込んでいるのに対しまして、平成31年度は、予定額は4,212万4,000円と1,700万円ほどの改善を見込んでおりますが、平成31年度は特別損失に施設解体に伴う廃棄損及び解体費用1億4,642万4,000円を計上しておりますので、純損失は1億9,534万9,000円を見込んでございます。純損失の1億9,534万9,000円につきましては、前年度未処分利益剰余金予定額10億5,429万9,000円で補填するものです。 1ページにお戻り願います。 次に、予算第4条に定める資本的収入及び支出でございます。 資本的収入11億6,489万3,000円に対しまして、資本的支出は13億5,159万5,000円で、不足する1億8,670万2,000円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 次のページをお願いいたします。 予算第4条の2、特例的収入及び支出でございます。 これは、経営統合のため3月末日で打ち切り決算となります簡易水道特別会計から引き継ぐ債権債務でございます。未収水道料金の推計額と3月に発生する支払い経費の未処理分の推計額をそれぞれ設定しております。 予算第5条、継続費の設定でございます。 平成30年度当初予算から2カ年で設定しております新鷹巣浄水場の建設費用でございます。平成31年度中の完成を予定しているものでございます。 予算第6条、債務負担行為の設定でございます。 平成32年度から5カ年での委託を予定してございます窓口業務の民間委託事業の見積り額を5年総額2億4,857万7,000円として設定してございます。平成31年度早々に業者選定を行い、平成32年4月オープンのお客様窓口センター開設へ備えるものでございます。 予算第7条、企業債でございます。 新たに借り入れいたします企業債でございます。上水道施設整備事業につきましては、新鷹巣浄水場建設に係る借り入れ、簡易水道施設整備事業につきましては、七座浄水場の施設更新に係る借り入れとなってございます。 予算第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございます。 職員給与費につきましては、水道事業会計に計上された職員11名分の人件費で、交際費につきましては、水道事業管理者としての交際費を計上してございます。 予算第9条、他会計からの補助金でございます。 水道事業運営のため一般会計からの補助金は繰り出し基準に基づく一般会計繰入金で、森吉合川統合簡易水道に係る企業債元金償還金分でございます。 予算第10条、棚卸資産購入限度額でございます。 平成31年度水道メーター購入費用の限度額を定めたものでございます。 以上、平成31年度水道事業会計当初予算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第38号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第41「議案第39号、平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について」 日程第42「議案第40号、平成31年度北秋田市下水道事業特別会計への繰入について」 日程第43「議案第41号、平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計への繰入について」の3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(浅村武則) (建設部長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案いたします。 議案第39号、平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について。 北秋田市農業集落排水事業特別会計は、農業集落排水事業の推進のため、平成31年度北秋田市一般会計から2億3,345万2,000円以内を繰り入れる。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方財政法第6条及び地方財政法施行令第46条の規定に基づき、繰り入れに議会の議決を要するため、提案するものである。 本議案は、議案第22号でご提案申し上げました平成31年度北秋田市農業集落排水事業特別会計予算に伴うものでございます。 続きまして、議案第40号、平成31年度北秋田市下水道事業特別会計への繰入について。 北秋田市下水道事業特別会計は、下水道事業の推進のため、平成31年度北秋田市一般会計から7億6,312万8,000円以内を繰り入れる。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方財政法第6条及び地方財政法施行令第46条の規定に基づき、繰り入れに議会の議決を要するため、提案するものである。 本議案は、議案第23号でご提案申し上げました平成31年度北秋田市下水道事業特別会計予算に伴うものでございます。 続きまして、議案第41号、平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計への繰入について。 北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計は、特定地域生活排水処理事業の推進のため、平成31年度北秋田市一般会計から1,368万9,000円以内を繰り入れる。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方財政法第6条及び地方財政法施行令第46条の規定に基づき、繰り入れに議会の議決を要するため、提案するものである。 本議案は、議案第24号でご提案申し上げました平成31年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計予算に伴うものでございます。 以上3件につきましてご審議くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第39号、議案第40号、議案第41号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、皆さんにお諮りします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長することにしますが、よろしいでしょうか。     (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  そうすれば、10分間暫時休憩いたします。 55分から始めます。   (休憩)                    (16時44分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (16時51分) ○議長(黒澤芳彦)  日程第44「議案第42号、平成30年度北秋田市一般会計補正予算(7号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(河田浩文) (財務部長 河田 浩文君登壇) 提案いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 議案第42号、平成30年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)。 平成30年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,918万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ243億1,341万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 繰越明許費の補正。 第2条、繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」による。 債務負担行為の補正。 第3条、債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第4条、地方債の追加、変更、廃止は、「第4表 地方債補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 第7号補正は、各事業の事業精算のほか、国の2次補正予算で採択された事業を計上してございます。 最初に、繰越明許費の補正から説明いたします。 7ページをお開きください。 7ページ、第2表、繰越明許費ですが、追加としまして担い手確保・経営強化支援事業から公共土木施設災害復旧事業までの11事業について、国の2次補正や降雪に伴う工事の遅延などのため、繰越明許費の議決をお願いするものでございます。 次に、8ページをお開きください。 第3表、債務負担行為補正ですが、観光施設の借地契約の更新のため、債務負担行為を7件追加するものになります。 次に、9ページをごらんください。 第4表、地方債補正ですが、9ページから11ページにわたり記載しております。内訳は、追加が2件、変更が27件、廃止が8件となっております。追加の2件は、過疎債の条件に合致させるため、記載の目的欄の名称を変更するもので、事業自体を追加するものではございません。また、廃止と変更につきましては、国の2次補正関係分を除き、精算によるものとなってございます。 次に、歳入歳出予算について事項別明細書で説明いたします。 事項別明細書の10ページをお願いいたします。 事項別明細書の10ページですが、歳出から説明をしてまいります。 上段、2款1項6目財産管理費の17節公有財産購入費に土地購入費として1,878万4,000円を計上しておりますが、これは市が行政目的で使用している阿仁合財産区所有地と排水路用地として個人から借り入れしている土地を購入しようとするものでございます。 次に、17ページをお開きください。 17ページ、上から2段目になります6款1項3目農業振興費ですが、説明欄の下から6番目になります担い手確保・経営強化支援事業費補助金3,028万8,000円は、トラクター、コンバイン、田植え機など農業用機械の導入に対する補助になっており、事業実施主体は3法人を予定しております。国の2次補正による追加事業のため、繰越明許費の設定もあわせてお願いしているものになります。 次に、下から5番目の園芸メガ団地パワーアップ整備事業費補助金2,967万7,000円は、これも国の2次補正により新規に1法人のメガ団地の整備が採択されたため計上するもので、これも繰越明許費をお願いしております。 次に、18ページをお開きください。 18ページ上段、6款1項6目農地費の19節負担金補助及び交付金の説明欄の一番上、農地集積加速化基盤整備事業負担金4,677万4,000円は、これは県営圃場整備事業に対する負担金ですが、市内の整備事業2カ所について国の2次補正で追加採択があったことに伴い、増額計上するものが主な内容となっております。これも繰越明許費をお願いしております。 次に、同じページ、18ページ中段、6款2項2目林業振興費の19節負担金補助及び交付金の高能率生産団地路網整備事業負担金700万円は、林道大滝沢線について国の2次補正で追加採択があったことにより計上するものとなっております。これも繰越明許費の議決をお願いしております。 次に、20ページをお開きください。 20ページ上段、8款2項5目防災対策事業費の補正は2億901万3,000円の大きな減額となっておりますが、補助金配当額が要望額を下回ったことによる精算減額となっております。 続いて、同じく20ページ下段となります8款5項3目住宅建設費の1億2,499万円のこれも大きな減額補正となりますが、これも同じ理由で減額するものでございます。 次に、25ページをお開きください。 25ページ下段となります13款2項2目財政調整基金費の25節積立金として6億2,198万8,000円を計上してございますが、これは今補正の精算に伴う余剰財源を積み立てるもので、積み立て後の基金残高は59億8,000万円ほどとなります。 歳出は以上でございます。 続いて、歳入を説明いたします。 歳入は3ページをお開きください。 歳入ですが、3ページの一番上になります1款1項1目個人分の市民税3,335万1,000円の増額を計上しておりますが、これは給与所得や農業所得の伸びに伴い増額計上するものでございます。 同じく3ページの一番下、13款1項3目衛生使用料のクリーンリサイクルセンター使用料1,782万円は、平成30年度から受け入れを開始した下水道やし尿の汚泥焼却に係る使用料を当初予算に見込みが立たず計上しておらなかったため、今回計上するものとなってございます。 次に、7ページをお開きください。 7ページの中段になります18款1項1目の国民健康保険特別会計繰入金1億2,885万9,000円は、平成29年度国保特別会計の当初予算におきまして、税率の引き上げを抑制するため、基金や繰越金など見込み得る全ての財源を計上して予算を編成した関係から、医療給付の急増等に備えることを目的に一般会計から国保特別会計へ1億3,000万円を法定外繰り出ししております。この1億3,000万円ですが、結果として平成29年度において使われる事態にならなかったことから、精算行為として一般会計に返還してもらうことを主な内容としております。 次に、7ページ中段の19款1項1目繰越金1億7,984万3,000円は、留保額を全て計上するものです。 歳入のうち特定財源につきましては、添付しております資料をご参照いただきたいと思います。 以上が一般会計補正予算(第7号)の概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第42号は、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第45「議案第43号、平成30年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご提案申し上げます。 議案第43号、平成30年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)。 平成30年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,899万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億3,270万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算の概要につきましては事項別明細書でご説明申し上げます。 34ページをお願いいたします。 初めに、歳出の概要でございます。 1款1項1目一般管理費、1節の報酬はレセプト点検員の勤務実績により減額、13節の委託料はシステム改修費の請け差となります。 2款1項療養諸費及び2款2項高額療養費は、いずれも決算見込みによるものでございますが、一般被保険者に係る給付については入院の件数が増加したことにより、また、退職被保険者に係る給付については被保険者数の減による減額となります。 35ページになります。 3款国民健康保険事業費納付金の1項から3項は、いずれも県から示された納付金が確定したことによる補正となります。 36ページ、5款1項1目特定健康診査等事業費及び5款2項1目疾病予防費は、実績見込みの減による補正となります。 6款基金積立金は、補正後の歳入予算から歳出予算を差し引いた額が2億5,773万8,000円と見込まれることから、当初予算との差1億5,784万3,000円を計上しているものでございます。 7款1項3目償還金は、平成29年度療養給付費負担金及び特定健診・特定保健指導負担金の精算に伴う返還となります。 7款2項2目一般会計繰出金1億3,000万円は、先ほど一般会計の説明の中でも説明がありましたが、平成29年度予算編成において国保税率の引き上げを抑制するため、前年度繰り越し見込み額と基金全額を繰り入れたところ、基金がゼロでは保険給付費の増加など不測の事態に対応できなくなることが想定されることから、一般会計からの法定外繰入金として繰り入れ、基金としたものでありますが、税収の伸びの一方で薬価の引き下げや被保険者数の減少などにより医療費の実績が見込みより大幅に下回ったことによりまして、当該基金を取り崩すことなく、また、平成30年度におきましても繰り越しが見込めることになったことから、法定外繰り入れとなっているこの1億3,000万円を一般会計へ繰り出すこととしたものでございます。 なお、今年度の基金積み立てと、この返還金、一般会計への繰り出しにより、平成30年度末基金残高は2億8,169万8,000円と見込んでおります。 次に、32ページをお願いいたします。 歳入の概要でございます。 3款県支出金、4款財産収入、5款1項1目の一般会計繰入金は、いずれも決算見込みによる補正となります。 5款2項1目の財政調整基金繰入金は、先ほど歳出で説明した法定外繰り入れで積み立てした1億3,000万円の基金を一般会計へ繰り出すために、同額を基金から繰り入れるものとなります。 次のページ、6款繰入金は、前年度の繰越金全額を繰り入れるための補正となります。 最後、7款諸収入は、事故等による他の保険者からの納付金、死亡や転出等による返還金となります。 以上が平成30年度国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の概要でございます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第43号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第46「議案第44号、平成30年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第5号)」 日程第47「議案第45号、平成30年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第5号)」の2件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第44号、平成30年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第5号)。 平成30年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,264万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,844万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきまして事項別明細でご説明申し上げます。 41ページ、お願いいたします。 1款1項1目一般管理費でございます。3節は時間外手当の減額、実績見込みにより減額。13節も医療事務業務の実績見込みによりまして減額するものでございます。 2款1項1目医業費の医薬材料費につきましては、昨年1月末現在で昨年度比790人ほどの患者数がございまして、そのための見込みで1,047万8,000円の減額をお願いしてございます。 続いて、歳入でございます。 前ページをお開きください。 1款1項1目、2目、4目外来収入でございますが、患者減少の見込みにより2,182万3,000円の減額補正をお願いするものでございます。 3款繰入金につきましては、歳出との調整をしております。 以上が合川診療所特別会計補正予算の予算概要でございます。 続きまして、予算書の18ページをお開き願います。 議案第45号、平成30年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第5号)。 平成30年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億2,775万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億4,569万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきまして事項別明細で説明いたします。 49ページをお開き願います。 1款1項総務管理費、3項介護認定審査会費、4項企画運営評価費、それぞれ実績見込みによる減額補正でございます。 2款1項1目介護サービス給付費の負担金の減額でございます。実績見込みによりまして1億2,000万円の減額をお願いするものでございます。 3款1項1目の19節でございます。日常生活支援総合事業でございます。要支援1、2の方の介護給付費でございますが、実績見込みにより270万円の減額をお願いするものでございます。 3款1項2目1節報酬でございますが、地域介護予防支援員の時間外等の見込みによりまして52万9,000円の減額をするものです。 3款1項3目の報酬の減額につきましては、地域医療連携センター運営協議会の委員報酬、それから非常勤職員報酬で生活支援コーディネーターの報酬、それから認知症地域支援支援員の報酬の減額でございます。 19節の認知症対応型共同生活介護事業所家賃等助成金でございますが、当初予算で25人を見込んでございました。現在の見込みで実績16人ということで、その分を減額しております。 続きまして、4款1項1目の介護保険財政調整基金積立金でございますが、当初で14万7,000円を見込んでございましたが、実績見込み額が7万5,000円で差し引き7万2,000円の減額及び歳入で説明いたしますが保険者機能強化推進交付金497万3,000円というのが新たに歳入として入ってきてございます。そちらの分を一旦、財政調整基金に積み立てするものでございます。 次、歳入にまいります。 46ページをお開きください。 初めに、先ほども歳出で申し上げました保険者機能強化推進交付金につきまして、3款2項4目となってございます。497万3,000円でございます。この交付金でございますが、市町村が新たに行う介護予防事業等の補助事業をさらに推進するためとして、事業拡大をすることによってふえることとなります第1号被保険者の保険料分が交付されたものでございます。平成31年度で交付された分、今年度で交付された分は、一旦、財政調整基金に積み立てし、平成31年度で取り崩しして、第1号被保険料と同様に扱うことになります。 その他、3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金は、それぞれ制度上の負担割合に基づいて計上いたしたものでございます。 6款は財政調整基金の利息でございます。 7款1項3目低所得者介護保険料軽減繰入金でございますけれども、実績見込みにより46万6,000円の減額をするものでございます。 7款2項1目財政調整基金繰入金でございますが、財源調整分として減額の2,376万円を計上してございます。 9款2項1目預金利子でございますが、大変申しわけございませんが、当初予算におきまして財政調整基金の利子を本来計上すべき6款財産収入ではなく預金利子に計上していたため、減額補正にいたすものでございます。 介護保険特別会計予算の概要説明は以上でございます。 以上2件につきまして、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第44号、議案第45号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第48「議案第46号、平成30年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号)」 日程第49「議案第47号、平成30年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第5号)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(浅村武則) (建設部長 浅村 武則君登壇) それでは、議案第46号をご提案いたします。 議案第46号、平成30年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号)。 平成30年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ442万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,304万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 地方債の補正。 第2条、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 まず、地方債の補正でございます。 24ページのほうをごらんいただきたいと思います。 第2表、地方債補正でございます。簡易水道施設整備事業のために記載のとおり地方債を補正するものでございます。利率、償還の方法も記載のとおりとなってございます。 次に、歳入歳出補正予算について事項別明細書でご説明いたします。 歳出からご説明いたします。 事項別明細書の57ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費、1款1項2目施設管理費につきましては、いずれも請負差額精算見込みにより減額補正とするものでございます。 1款1項3目減債基金費、25節積立金は、基金運用利子の補正でございます。 1款1項4目財政調整基金でございますが、本補正に伴う財源調整として基金に積み立てるものでございます。 1款2項1目施設改良費、13節設計委託料は、請負差額の減額でございます。 15節工事請負費313万9,000円の減額補正ですが、うち243万円につきましては県道工事に係る水道管移設補償工事、これを計上してございましたが、県道工事が今年度の実施を見送ったことから減額するものでございます。残る70万9,000円につきましては、三ツ屋岱地区導水管移設補償工事の請負差額の減額でございます。 これに伴う歳入でございますが、56ページをお開き願います。 6款1項1目雑入27万8,000円の増額でございます。先ほど歳出のほうで申し上げました県道に係る移設補償費が80万5,000円減額してございます。反面、三ツ屋岱地区の導水管移設補償工事ございましたが、こちらの補償費が108万3,000円増額されてございます。差し引き27万8,000円の増となってございます。 7款1項1目簡易水道事業債ですが、七座浄水場整備実施設計にかかわる減額となってございます。 続きまして、議案第47号をご提案いたします。 補正予算書の25ページをお開き願います。 議案第47号、平成30年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第5号)。 平成30年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,319万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億3,239万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 繰越明許費。 第2条、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 地方債の補正。 第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 28ページをお開き願います。 第2表、繰越明許費でございます。施工時期、交通規制等、関係機関との調整協議に不測の日数を要したため2億6,476万8,000円、これを繰り越すものでございます。 次のページ、第3表、地方債でございます。単独事業費の精算見込みによりまして、表のとおり補正するものでございます。 歳入歳出補正について事項別明細書でご説明いたします。 事項別明細書の61ページをお開き願います。 歳出からご説明いたします。 1款1項1目総務管理費、3節職員手当につきましては職員2名分の時間外勤務手当の減額、13節委託料は精算見込みによる補正でございます。27節公課費でございますが、消費税確定申告による今後支払いの生じる中間納付分について予算残額の差額を補正するものでございます。 1款2項1目施設管理費、18節備品購入費は精算見込みにより減額補正するものでございます。 2款1項1目下水道事業費でございますが、事業費精算見込みとの差額をそれぞれ減額補正するものでございます。 これに伴う歳入補正は、事項別明細書60ページ、前のページをお開き願います。 4款1項1目一般会計繰入金及び6款1項1目下水道事業債の減額でございます。 以上2件につきまして、ご審議いただくようよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第46号、議案第47号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第50「議案第48号、平成30年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご提案申し上げます。 議案第48号、平成30年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。 平成30年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ102万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億4,037万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 概要につきましては、事項別明細書67ページをお願いいたします。 初めに、歳出でございます。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合への納付金の決算見込みによる補正となります。 次に、歳入について前のページをお願いいたします。 1款後期高齢者医療保険料、3款繰入金は、いずれも決算見込みによるものとなります。 4款繰越金は、前年度決算額の確定によるものとなります。 以上が平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算の概要でございます。よろしくご審議くだるようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第48号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第51「議案第49号、平成30年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号)」 日程第52「議案第50号、平成30年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。
    ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の33ページになります。 議案第49号、平成30年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号)。 平成30年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,341万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,533万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 継続費の補正。 第2条、継続費の変更は、「第2表 継続費補正」による。 地方債の補正。 第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 ページめくっていただきまして、36ページお開きください。 第2表、継続費補正でございます。 阿仁診療所改築事業に当たりまして、当初2カ年間で4億915万8,000円の継続費を設定しておりましたが、請け差等がございまして、2カ年間で3億1,024万2,000円、平成30年度分が1,462万2,000円、平成31年度分が2億9,562万円という補正にお願いするものでございます。 続いて、第3表、地方債補正でございます。 同じく阿仁診療所改築工事に当たりまして、借り入れ限度額6,560万円の議決をいただいておりましたけれども、今年度事業費の見込みによりまして3,040万円の減額をお願いし、限度額を3,520万円に補正をお願いするものでございます。 内訳につきまして事項別明細でご説明申し上げます。 事項別明細71ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費の報酬は、非常勤医師の出勤回数、大学からの都合等により出勤回数が減ったための補正でございます。 9節もそのためのものでございます。 委託料458万円の減額でございましたが、このうち診療所改築工事設計業務委託の請け差が388万4,000円、診療所改築工事管理業務委託の請け差が69万6,000円となってございます。工事請負費につきましても、診療所改築工事の請け差でございます。 23節の還付金でございますが、自己負担金の返還金でございます。厚生局からの指摘によりまして、21件分、7,000円の返還金を計上したものでございます。 2款1項1目医業費の医薬材料費、それから13節のこの委託2つ、2件につきましても実績見込みによる補正でございます。備品購入費の減額につきましても、説明欄のとおりの請け差による補正でございます。 続いて、歳入でございます。 前ページをお開き願います。 1款1項1目、2目、3目、4目、5目、外来収入でございますが、1,611万円の減額をお願いしております。1月末現在で、昨年度比で1,759人の患者が減少しております。 3款1項1目医療施設等施設整備補助金でございますが、4万2,000円の増額でございますが、事業費補助金確定により計上したものでございます。 なお、5款一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が阿仁診療所特別会計補正予算の説明でございます。 続きまして、予算書の38ページをお開きください。 議案第50号、平成30年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号)。 平成30年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ360万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,204万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳について事項別明細でご説明申し上げます。 76ページをお開きください。 1款1項1目一般管理費の報酬、それから9節費用弁償、11節の食糧費、14節の自動車借上料につきましては、非常勤医師、脳外科の診療日でございますけれども、平成30年4月から毎週木曜日であったのを第2、第4木曜日に変更し、診療日数を減らしております。その関係での減額でございます。 続いて、歳入でございます。 前ページをお開きください。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出の調整をしております。 以上が米内沢診療所特別会計の補正の概要でございます。 以上2件につきましてよろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第49号、議案第50号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第53「議案第51号、平成30年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第54「議案第52号、平成30年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第55「議案第53号、平成30年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第56「議案第54号、平成30年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第57「議案第55号、平成30年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)」 日程第58「議案第56号、平成30年度北秋田市七座財産区特別会計予算」の6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(河田浩文) (財務部長 河田 浩文君登壇) それでは、財産区関係の補正予算5件と当初予算1件を提案いたします。 予算書の41ページをお願いいたします。 議案第51号、平成30年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)。 平成30年度北秋田市坊沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 各財産区の補正予算の概要についても予算書で説明してまいります。 次のページをごらんください。 42ページの歳出ですが、坊沢財産区の補正予算は予算総額に変更はない補正予算となっております。 3款1項他会計繰出金は、一般会計を通して交付している下水道接続工事を行う世帯に対する助成金について、実績見込みにつき2戸分減額するものです。 4款予備費は、財源調整となります。 坊沢財産区の補正の概要は以上でございます。 次に、43ページをお開きください。 議案第52号、平成30年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)。 平成30年度北秋田市米内沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ742万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,622万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 44ページの歳入ですが、主な歳入は1款2項の財産売払収入で、これは平成29年度に実施した収入間伐事業の間伐材を平成30年度に入ってから売却したことに伴う計上となってございます。 次に、45ページの歳出ですが、3款2項分収交付金は、歳入に計上しました間伐材の売却収入などを分収条項に基づき関係集落に交付しようとするものです。 4款予備費は、収支を調整するために計上しております。 米内沢財産区の補正の概要は以上であります。 次に、46ページをお開きください。 議案第53号、平成30年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)。 平成30年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ429万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ229万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 47ページの歳入ですが、2款1項繰越金は、財源調整による減額となっております。 3款1項雑入は、作業道復旧事業、これは歳出に出てきますが、作業道復旧事業の財源としておりました森林農地整備センターからの補助金を事業の繰り延べに伴って減額するものとなっております。 次に、48ページの歳出ですが、3款1項財産取得費は、予定しておりました作業道復旧事業が平成31年度に繰り延べになったことから減額するものとなっております。 4款1項他会計繰出金は、一般会計を通して交付している合併処理浄化槽を設置する世帯に対する助成金について実績見込みに基づく3戸分減額するものとなっております。 前田財産区の補正の概要は以上でございます。 49ページをお願いいたします。 議案第54号、平成30年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)。 平成30年度北秋田市阿仁合財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ436万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,113万4,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 50ページの歳入ですが、1款2項財産売払収入は、市が行政目的で使用している土地の売払収入が約1,000万円、残りは平成29年度に実施した収入間伐事業の間伐材を平成30年度に入ってから売却したことに伴うものが主な内訳となってございます。 2款1項他会計繰入金は、土地売却収入などにより財源が確保できたことから、財源補填のための一般会計からの繰り入れを全額減額するものとなっております。 次に、51ページの歳出ですが、3款1項財産取得費は、間伐事業に係る入札差額を減額精算するものでございます。 4款1項他会計繰出金は、財産売払収入の余剰金を過去の財源補填の返済金として一般会計に繰り出すものでございます。 阿仁合財産区の補正の概要は以上となっております。 次に、52ページをお願いいたします。 議案第55号、平成30年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)。 平成30年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳出予算補正」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをごらんください。 53ページの歳出ですが、大阿仁財産区の補正予算も予算総額に変更がない補正となってございます。 1款1項管理会費の減額は、財源調整として減額しているものでございます。 3款2項分収交付金は、平成28年度に支払った分収交付金の再算定によりまして追加交付が必要となったため計上したものでございます。 大阿仁財産区の補正の概要は以上でございます。 次に、七座財産区の当初予算を説明いたします。 別冊の議案第56号をごらんください。 議案第56号、平成30年度北秋田市七座財産区特別会計予算。 平成30年度北秋田市七座財産区特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2,331万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 七座財産区の当初予算は、観光造林の皆伐に伴い提案するものとなっております。 歳入から説明します。 6ページをお開きください。 6ページの歳入ですが、1款1項1目の不動産売払収入は、今泉字牛坂地内の観光造林24ヘクタールの皆伐に伴う国からの分収金となっております。分収割合は5割となっております。 続いて、7ページの歳出ですが、昭和55年に七座財産区管理会が廃止される際に財産区と鷹巣町が交わした協定では観光造林分収金の2分の1を町、残りの2分の1を七座地区3集落に分配することとされております。歳出の1款1項1目一般会計繰出金に市の持ち分、1款2項1目分収交付金に七座地区3集落の持ち分を計上しております。 以上が平成30年度七座財産区当初予算の概要であります。 また、以上をもちまして平成30年度財産区関係予算6件の提案を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第51号から議案第56号までの6件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第59「議案第57号、平成30年度北秋田市病院事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(齊藤修) (健康福祉部長 齊藤  修君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第57号、平成30年度北秋田市病院事業会計補正予算(第3号)。 総則。 第1条、平成30年度北秋田市病院事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出。 第2条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款病院事業収益、既決予定額8億3,498万2,000円、補正予定額減額1,295万2,000円、計8億2,203万円。 第2項医業外収益、既決予定額8億3,498万円、補正予定額減額1,295万2,000円、計8億2,202万8,000円。 支出。 第1款病院事業費用、既決予定額11億4,888万9,000円、補正予定額減額1,295万2,000円、計11億3,593万7,000円。 第1項医業費用、既決予定額7億7,509万3,000円、補正予定額減額1,295万5,000円、計7億6,213万8,000円。 第2項医業外費用、既決予定額3億7,379万3,000円、補正予定額3,000円、計3億7,379万6,000円。 資本的収入及び支出。 第3条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額2億3,234万7,000円、補正予定額321万8,000円、計2億3,556万5,000円。 第1項出資金、既決予定額1億2,711万8,000円、補正予定額106万9,000円、計1億2,872万7,000円。 第2項他会計負担金、既決予定額1億522万9,000円、補正予定額160万9,000円、計1億683万8,000円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額2億3,234万7,000円、補正予定額321万8,000円、計2億3,556万5,000円。 第2項企業債償還金、既決予定額2億3,234万6,000円、補正予定額321万8,000円、計2億3,556万4,000円。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 収益的収入からご説明申し上げます。 8ページをお開きください。 1款2項2目は国県補助金でございますが、説明欄にあります2つの補助金の確定による補正でございます。 3目他会計補助金は、指定管理料1,000万円、それから常勤医師奨励金240万円、計1,240万円を減額するものでございます。指定管理料につきましては、当初、予算が3億、年度協定金額が2億9,000万円でありまして、差額を減額するものでございます。常勤医師奨励金につきましては、当初予算で総数は変わりませんが、新規と継続の年分の支払い額が違っております。全て18人分でございますが、新規分が減った関係で差額を減額するものでございます。 4目の他会計負担金は、起債償還利子分を計上しております。平成29年度に実施いたしました放射線科の改修工事の企業債3,220万円に係るものでございますが、平成30年度の当初予算に計上が間に合いませんでしたので補正計上してございます。 次に、収益的支出でございます。 1款1項1目4節指定管理料でございます。1,000万円の減額でございます。 5節負担金補助及び交付金は、政策的医療交付金55万5,000円と常勤医師奨励金240万円、合わせて295万5,000円の減額でございます。 1款2項1目は、放射線科の改修工事に係る起債の利子分でございます。 続きまして、資本的収入でございます。 1款1項1目一般会計出資金でございますが、平成29年度借入れの企業債の元金償還金のうち地方公営企業法の繰り入れ基準に基づく繰り入れ分でございます。 1款2項1目他会計負担金は、繰り入れ基準外の分でございます。 資本的支出の1款2項1目企業債償還金は、元金償還金を計上したものでございます。 以上が病院事業会計の補正の概要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第57号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  日程第60「議案第58号、平成30年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(浅村武則) (建設部長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第58号、平成30年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)。 総則。 第1条、平成30年度北秋田市水道事業会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 資本的収入及び支出の補正。 第2条、平成30年度北秋田市水道事業会計予算(以下「予算」という)予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額のうち、支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億1,237万4,000円を4億1,580万円に、過年度分損益勘定留保資金1億3,361万円を1億3,187万7,000円に、当年度分損益勘定留保資金2億5,164万9,000円及び減債積立金674万1,000円を繰越利益剰余金2億6,354万9,000円に改める。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額8億9,759万1,000円、補正予定額342万6,000円、計9億101万7,000円。 第4項補助金返還金、既決予定額ゼロ、補正予定額342万6,000円、計342万6,000円。 平成31年2月28日提出。北秋田市長 津谷 永光。 本予算の概要についてご説明申し上げます。 予算第2条に定める資本的収入及び支出の補正でございます。 第1款資本的支出、第4項補助金返還金を342万6,000円増額補正するものです。これは森吉山ダム負担金精算金で、統合簡易水道整備事業の完了に伴う利水者負担金の精算による返還金でございます。このたび厚生労働省より精算額の内示を経て予算計上するものでございます。 以上が平成30年度北秋田市水道事業補正予算(第4号)の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第58号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第61「陳情第11号、国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情書について」 日程第62「陳情第12号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める陳情について」 日程第63「陳情第13号、消費税の増税中止を求める陳情について」 日程第64「陳情第14号、幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を国に求める陳情書について」は、請願・陳情文書表の記載のとおり、所管の常任委員会に付託し、審査をお願いすることといたします。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでございました。   (散会)                    (18時08分)...