平成30年 3月 定例会 平成30年
北秋田市議会3月
定例会会議録 (平成30年2月27日)第4日目 平成30年2月27日、
北秋田市議会定例会は、
北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。 1番
松尾秀一 2番 山田博康 3番 三浦倫美 4番 佐藤光子 5番 大森光信 6番 小笠原 寿 7番 佐藤文信 8番
吉田仁吉郎 9番 板垣 淳 10番 黒澤芳彦 11番 中嶋洋子 12番 武田浩人 13番 福岡由巳 14番 佐藤重光 15番 長崎克彦 16番
久留嶋範子 17番 松橋 隆 18番
庄司憲三郎 19番 堀部 壽 20番 関口正則2、欠席議員は、次のとおりである。 なし3、
地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長 津谷永光 副市長 虻川広見 教育長 佐藤昭洋 総務部長 石川博志 財務部長 河田浩文
健康福祉部長 齊藤 修
市民生活部長 佐藤 浩 産業部長 九嶋 巧
産業部政策監 佐藤 進 建設部長 中嶋健文 教育次長 松橋久司
会計管理者 木村元紀 消防長 中嶋 誠 総務課長 小松正彦
総合政策課長 小笠原吉明 財政課長 金澤 誠 市民課長 畠山 誠 福祉課長 石上和彦
医療健康課長 石崎賢一 農林課長 浅村武則
上下水道課長 近藤 豊
教委総務課長 金澤聡志 建設課長 西根弘樹4、職務により議場に出席した
事務局職員は、次のとおりである。 事務局長 佐藤 誠 次長 小坂竜也 副主幹 柳谷重光5、会議事件は、次のとおりである。 平成30年
北秋田市議会3月
定例会議事日程 (第4) 開議 日程第1
総務文教常任委員長報告 日程第2 議案第2号 北秋田市
監査委員条例の一部を改正する条例の制定について 日程第3 議案第11号 北秋田市空家等の適切な管理に関する条例の制定について 日程第4 議案第12号 北秋田市
教員住宅条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第13号 北秋田市浜辺の
歌音楽館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第14号 北秋田市
美栄集会施設条例を廃止する条例の制定について 日程第7 議案第28号 平成30年度北秋田市坊沢財産区
特別会計予算 日程第8 議案第29号 平成30年度北秋田市綴子財産区
特別会計予算 日程第9 議案第30号 平成30年度北秋田市栄財産区
特別会計予算 日程第10 議案第31号 平成30年度北秋田市沢口財産区
特別会計予算 日程第11 議案第32号 平成30年度北秋田市
七日市財産区
特別会計予算 日程第12 議案第33号 平成30年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計予算 日程第13 議案第34号 平成30年度北秋田市前田財産区
特別会計予算 日程第14 議案第35号 平成30年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計予算 日程第15 議案第36号 平成30年度北秋田市大
阿仁財産区
特別会計予算 日程第16 議案第53号 平成29年度北秋田市坊沢財産区
特別会計補正予算(第1号) 日程第17 議案第54号 平成29年度北秋田市綴子財産区
特別会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第55号 平成29年度北秋田市栄財産区
特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第56号 平成29年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第57号 平成29年度北秋田市前田財産区
特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第58号 平成29年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第59号 平成29年度北秋田市大
阿仁財産区
特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第64号 辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について 日程第24 議案第65号 北秋田市
過疎地域自立促進計画の変更について 日程第25 議案第85号 北秋田市
福田獅子舞伝承館の
指定管理者の指定について 日程第26
市民福祉常任委員長報告 日程第27 議案第3号 北秋田市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について 日程第28 議案第4号 北秋田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第29 議案第5号 北秋田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第30 議案第6号 北秋田市
指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第31 議案第7号 北秋田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第32 議案第17号 平成30年度北秋田市
国民健康保険特別会計予算 日程第33 議案第18号 平成30年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計予算 日程第34 議案第19号 平成30年度北秋田市
介護保険特別会計予算 日程第35 議案第20号 平成30年度北秋田市
介護サービス事業特別会計予算 日程第36 議案第25号 平成30年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計予算 日程第37 議案第26号 平成30年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計予算 日程第38 議案第27号 平成30年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計予算 日程第39 議案第37号 平成30年度北秋田市
病院事業会計予算 日程第40 議案第44号 平成29年度北秋田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第41 議案第45号 平成29年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第42 議案第46号 平成29年度北秋田市
介護保険特別会計補正予算(第5号) 日程第43 議案第50号 平成29年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第44 議案第51号 平成29年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号) 日程第45 議案第52号 平成29年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第5号) 日程第46 議案第60号 平成29年度北秋田市
病院事業会計補正予算(第2号) 日程第47 議案第61号
工事請負契約の締結について(北秋田市
し尿処理施設建設工事) 日程第48 議案第63号 北秋田市と上小阿仁村とのごみ処理に関する事務委託に係る協議について 日程第49 議案第66号 北秋田市
湯口内集会所の
指定管理者の指定について 日程第50 議案第67号 北秋田市
小渕集会所の
指定管理者の指定について 日程第51 議案第68号
新屋敷会館の
指定管理者の指定について 日程第52 議案第69号 北秋田市
新屋布コミュニティセンターの
指定管理者の指定について 日程第53 議案第70号
北秋田市松ヶ丘児童館の
指定管理者の指定について 日程第54
産業建設常任委員長報告 日程第55 議案第8号 北秋田市
農林業振興センター条例の一部を改正する条例の制定について 日程第56 議案第9号 北秋田市
林業研修センター条例を廃止する条例の制定について 日程第57 議案第10号 北秋田市都市公園の設置に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第58 議案第15号 北秋田市森吉山ぶな
帯野営場施設条例の一部を改正する条例の制定について 日程第59 議案第21号 平成30年度北秋田市
簡易水道特別会計予算 日程第60 議案第22号 平成30年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計予算 日程第61 議案第23号 平成30年度北秋田市
下水道事業特別会計予算 日程第62 議案第24号 平成30年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計予算 日程第63 議案第38号 平成30年度北秋田市
水道事業会計予算 日程第64 議案第39号 平成30年度北秋田市
簡易水道特別会計への繰入について 日程第65 議案第40号 平成30年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計への繰入について 日程第66 議案第41号 平成30年度北秋田市
下水道事業特別会計への繰入について 日程第67 議案第42号 平成30年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計への繰入について 日程第68 議案第47号 平成29年度北秋田市
簡易水道特別会計補正予算(第5号) 日程第69 議案第48号 平成29年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) 日程第70 議案第49号 平成29年度北秋田市
下水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第71 議案第62号 市道路線の認定について(
鷹巣浄水場線外1路線) 日程第72 議案第71号 北秋田市
李岱研修施設の
指定管理者の指定について 日程第73 議案第72号
小ケ田生活改善センターの
指定管理者の指定について 日程第74 議案第73号 糠沢会館の
指定管理者の指定について 日程第75 議案第74号
前山森林交流センターの
指定管理者の指定について 日程第76 議案第75号
脇神森林交流センターの
指定管理者の指定について 日程第77 議案第76号
掛泥交流センターの
指定管理者の指定について 日程第78 議案第77号
東根田多目的集会施設の
指定管理者の指定について 日程第79 議案第78号 雪田多
目的集会施設の
指定管理者の指定について 日程第80 議案第79号 三木田多
目的集会施設の
指定管理者の指定について 日程第81 議案第80号
羽根山活性化施設の
指定管理者の指定について 日程第82 議案第81号 摩当
活性化施設の
指定管理者の指定について 日程第83 議案第82号
桃栄多目的集会施設の
指定管理者の指定について 日程第84 議案第83号
神成交流センターの
指定管理者の指定について 日程第85 議案第84号 北秋田市
戸鳥内地区地域特産品生産施設の
指定管理者の指定について 日程第86 陳情第57号 最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める陳情について 日程第87 意見書案第1号 最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書の提出について 日程第88 議案第16号 平成30年度北秋田市
一般会計予算 日程第89 議案第43号 平成29年度北秋田市
一般会計補正予算(第9号) 日程第90 同意第1号 北秋田市
教育委員会委員の任命について 日程第91 同意第2号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第92
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告 日程第93
市民福祉常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告 日程第94
産業建設常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告 日程第95 発議案第1号
議会運営委員会の
所管事務調査について 閉会
○議長(
松尾秀一) おはようございます。 ただいまの
出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 (開議) (9時59分)
○議長(
松尾秀一) 初めに、
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(関口正則) 関口 正則君登壇) おはようございます。 本日9時から
議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 本日の
議会運営委員会においては、当局から説明員として総務部長、総務課長の出席を求め、追加提案のあった人事案件についての内容説明を受け、日程に組み入れ、議事日程、採決方法などについて確認をいたしました。 協議の結果、議案等の採決方法については、お配りしました
別紙採決方法資料(案)のとおりとさせていただきたいと思います。 なお、人事案件については、2月16日に開催した
議会運営委員会で内示を受けております。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力をお願い申し上げ、
議会運営委員長の報告とさせていただきます。
○議長(
松尾秀一) それでは、これより日程順に沿って各
常任委員長報告を行います。 付託事件については、各委員会の審査の経過と結果の報告を求めるものでありますが、「議案第16号 平成30年度北秋田市
一般会計予算」及び「議案第43号 平成29年度北秋田市
一般会計補正予算(第9号)」については、各
常任委員長から所管分の報告と委員長に対する質疑までを行い、採決は日程第88、日程第89で行いますので、あらかじめ申し上げます。 それでは、日程に入ります。
○議長(
松尾秀一) 日程第1「
総務文教常任委員長報告」を求めます。
総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(佐藤重光) 佐藤 重光君登壇) おはようございます。
総務文教常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案5件、予算案18件、単行議案3件、合計26件であります。 これらの事件について、去る2月19日と20日の2日間にわたり審査した結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第2号、北秋田市
監査委員条例の一部を改正する条例の制定について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第11号、北秋田市空家等の適切な管理に関する条例の制定について」は、委員の中から、空き家はふえており、いろいろな問題が生じているが、市独自の対策を検討しているのかとの質疑がありました。 当局からは、
空家等対策協議会でさまざまな議論をしており、空き家の撤去に対する補助金を30年度から創設する予定である。 また、委員からは、所有者の同意を得られないために非常に危険な空き家がふえてくると思うが、協議会は定期的に開催するのか、そういう事案が出たときに開催するのかとの質疑がありました。 当局からは、現時点では年2回程度の開催ということにしているが、30年度では、協議会にかける段階でどの程度の空き家なのかという状況を明らかにし、速やかに法で規定している手続に入るため、空き家の実態調査の実施を考えており、その中で必要であれば
行政代執行等の手続に進むに当たって随時開催することになると想定しているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第12号、北秋田市
教員住宅条例の一部を改正する条例の制定について」は、審査の中で委員から、立地条件の問題もあるが、平成6年の建築であり、状態を確認し、教員から入居の申し込みが来るよう検証してはどうかとの質疑がありました。 当局からは、大綱質疑の答弁にあったように、用途を変更することによって、教員住宅として以外の住宅としての活用、もしくは販売等、別の道もあると考えられる。また、5年間空き家となっているため、屋根、フロアの傷み、トイレの故障等、新規に入居する場合には修繕費の負担が大きいことを確認しているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「議案第13号、北秋田市浜辺の
歌音楽館条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第14号、北秋田市
美栄集会施設条例を廃止する条例の制定について」、以上の2件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第16号、平成30年度北秋田市
一般会計予算≪所管分≫」について、審査の中で、
議会関係予算について、委員から、
インターネット中継の導入時期は何月議会から予定しているのか。市民への周知方法はどう考えているのかとの質疑がありました。 当局からは、試験放送で問題がなければ、年内の12月定例会から本格配信を予定している。周知に関しては、基本的には議会報や
市議会ホームページを活用するが、ほかの方法も模索していきたいとの答弁がありました。 また、
総務部関係の予算について、委員からは、大綱質疑にあった
防災ラジオに関して、
試験先行配付が終わっていない、
試験送信等の結果も出ていないという状態で、
本格配付用の購入予算の計上があるが、もっと余裕を持ったスケジュールはできなかったのか。
防災ラジオが配付されない地域に関して今後どう対応していくのかとの質疑がありました。 当局からは、大綱質疑の答弁にあったように、
先行試験配付については2月末の納入を予定しており、森吉山の送信局、各庁舎の配信局と連動させる関係で、納入に時間を要している。また、平成30年度に1万3,000台購入予定であり、納入まで半年以上かかると見込んでいるため、遅滞のないよう進めていきたいと考え、受信状況に関して並行して作業を進める考えである。阿仁の一部地域では現時点では電波が弱く、ラジオを配付しないところがあるが、当面は現在使用している
防災戸別受信機を使用してもらい、平成34年1月1日の
アナログ送信終了前には、同じ条件で送信できるよう準備を進めていくとの答弁がありました。 また、
キャラクターデザイン制作委託について、委員から、子供たちに夢を与え、交流人口の増加につなげることを狙いとし、
プロモーションを数年間続けていきたいとのことですが、総額3,000万円近くなる大きな事業であるため、
年度区切りで事業内容について検証する必要があるのではないかとの質疑がありました。 当局からは、
キャラクターの使用期限が終了すると撤去、回収となるため、長い期間使っていきたい。3,000万円のうち、一度作成すると二、三年使えるものもあるため、できるだけ経費をかけないようにしながらさまざまな部門で使用していきたい。事業の進め方には検証の部分も含めて庁内で十分検討していきたいとの答弁がありました。 また、委員から次のような討論がありました。 今回の予算には
キャラクターを活用した
セールスプロモーション事業が計上されている。ユニークな取り組みで否定するものではないが、事業内容がちぐはぐである。交流人口の増加が目的とのことだが、観光客が集まる空港や駅等の施設では何も行わないため、効果があるのか疑問である。予算は
キャラクターに使うより暮らしと地域にこそ使うべきである。
まちづくりということを考えれば誘客も大事であるが、雇用の面や産業を興すほうが優先ではないのかなどの反対討論がありました。 また、賛成の立場から、雇用は当然やっていくことだと思うが、さまざまなことをやってみて、挑戦することが大事であり、市長が答弁したように夢を持たせる予算があってもいいと思う。積極的に変わったことに挑戦し、交流人口を拡大され、さまざまな面で波及していただけるよう頑張っていただきたい。議会の
インターネットの中継の予算も計上されており、開かれた議会が具現化してくる大事な予算である。ほかの部分を見ても、バランスがとれ、課題に挑戦していく意思が見られる予算であり、大変評価するなどの討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第28号、平成30年度北秋田市坊沢財産区
特別会計予算」、「議案第29号、平成30年度北秋田市綴子財産区
特別会計予算」、「議案第30号、平成30年度北秋田市栄財産区
特別会計予算」、「議案第31号、平成30年度北秋田市沢口財産区
特別会計予算」、「議案第32号、平成30年度北秋田市
七日市財産区
特別会計予算」、「議案第33号、平成30年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計予算」、「議案第34号、平成30年度北秋田市前田財産区
特別会計予算」、「議案第35号、平成30年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計予算」、「議案第36号、平成30年度北秋田市大
阿仁財産区
特別会計予算」、「議案第43号、平成29年度北秋田市
一般会計補正予算(第9号)
≪所管分≫」、「議案第53号、平成29年度北秋田市坊沢財産区
特別会計補正予算(第1号)」、「議案第54号、平成29年度北秋田市綴子財産区
特別会計補正予算(第2号)」、「議案第55号、平成29年度北秋田市栄財産区
特別会計補正予算(第1号)」、「議案第56号、平成29年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計補正予算(第1号)」、「議案第57号、平成29年度北秋田市前田財産区
特別会計補正予算(第2号)」、「議案第58号、平成29年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計補正予算(第1号)」、「議案第59号、平成29年度北秋田市大
阿仁財産区
特別会計補正予算(第1号)」、以上17件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、単行議案について報告いたします。 「議案第64号、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について」、「議案第65号、北秋田市
過疎地域自立促進計画の変更について」、「議案第85号、北秋田市
福田獅子舞伝承館の
指定管理者の指定について」、以上3件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が、
総務文教常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) これより
総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。 9番 板垣 淳議員。
◆9番(板垣淳) 議案第16号、平成30年の一般会計当初予算についてですが、委員会に
ハローキティの事業一覧が提出されたそうですが、その中で、3款2項4目11節の
児童福祉施設屋内装飾用シール486万円、これについては、シールを何枚印刷すると報告されたか教えてください。
○議長(
松尾秀一)
総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(佐藤重光) 佐藤 重光君登壇) お答えいたします。 この件については、300枚だそうです。
○議長(
松尾秀一) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で
総務文教常任委員長報告を終わります。 これより付託されました事件について採決を行います。
○議長(
松尾秀一) 最初に、日程第2「議案第2号、北秋田市
監査委員条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第3「議案第11号、北秋田市空家等の適切な管理に関する条例の制定について」、日程第4「議案第12号、北秋田市
教員住宅条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第5「議案第13号、北秋田市浜辺の
歌音楽館条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第14号、北秋田市
美栄集会施設条例を廃止する条例の制定について」の5件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号、議案第11号から議案第14号までの5件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第7「議案第28号、平成30年度北秋田市坊沢財産区
特別会計予算」、日程第8「議案第29号、平成30年度北秋田市綴子財産区
特別会計予算」、日程第9「議案第30号、平成30年度北秋田市栄財産区
特別会計予算」、日程第10「議案第31号、平成30年度北秋田市沢口財産区
特別会計予算」、日程第11「議案第32号、平成30年度北秋田市
七日市財産区
特別会計予算」、日程第12「議案第33号、平成30年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計予算」、日程第13「議案第34号、平成30年度北秋田市前田財産区
特別会計予算」、日程第14「議案第35号、平成30年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計予算」、日程第15「議案第36号、平成30年度北秋田市大
阿仁財産区
特別会計予算」の9件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第28号から議案第36号までの9件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第16「議案第53号、平成29年度北秋田市坊沢財産区
特別会計補正予算(第1号)」、日程第17「議案第54号、平成29年度北秋田市綴子財産区
特別会計補正予算(第2号)」、日程第18「議案第55号、平成29年度北秋田市栄財産区
特別会計補正予算(第1号)」、日程第19「議案第56号、平成29年度北秋田市
米内沢財産区
特別会計補正予算(第1号)」、日程第20「議案第57号、平成29年度北秋田市前田財産区
特別会計補正予算(第2号)」、日程第21「議案第58号、平成29年度北秋田市
阿仁合財産区
特別会計補正予算(第1号)」、日程第22「議案第59号、平成29年度北秋田市大
阿仁財産区
特別会計補正予算(第1号)」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号から議案第59号までの7件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第23「議案第64号、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について」、日程第24「議案第65号、北秋田市
過疎地域自立促進計画の変更について」、日程第25「議案第85号、北秋田市
福田獅子舞伝承館の
指定管理者の指定について」の3件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第64号、議案第65号、議案第85号の3件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第26「
市民福祉常任委員長報告」を求めます。 市民福祉
常任委員長。
◆市民福祉
常任委員長(小笠原寿) 小笠原 寿君登壇)
市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案5件、予算案17件、単行議案7件の計29件であります。 これらの事件について、去る2月19日から21日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第3号、北秋田市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第4号、北秋田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」の2件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第5号、北秋田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」につきましては、大綱質疑では、第7期介護保険計画の開示と周知や、住民説明会の実施などについての質疑がありましたが、同様の内容以外として、委員から、「アンケート結果を踏まえ、かつ低所得者層に配慮した保険料算定の仕方がもっとあってもよかったのではないか」との質疑がありました。 当局からは、「低所得者層の部分を国の基準よりも若干下げておりますが、上位の所得者だけでは人数が足りず、その分をカバーすることができない難しい状況です。市民の気持ちは承知しておりますが、国の詳細な方針がまだ定まっていない中で、さまざまなパターンをシミュレーションしても格差が広がり過ぎてしまい、今回お示しした形で落ちついたところであります」などの答弁がありました。 また、委員からの意見として、「広報やホームページばかりではなく、検討委員会なりをつくってPRの方法を検討してはどうか。特に関心の高い高齢者を対象にした介護保険制度の仕組みについて、機会に応じてわかりやすい説明会を要請したい」などの意見が多くありました。 なお、討論では、「1つ、保険料を上げないことや上げ幅を小さくする努力が十分とはいえない。2つ、平成29年度の保険給付費の見込みを質問したところ、数値的なものを把握されていないなどと感じられ、このたびの条例や予算提案の信頼性に疑問を持たざるを得ない。3、住民説明会を開催しない理由として、当局の準備の不十分さや、これまでの実施しないとする経緯に疑問がある」などの3点にわたる反対討論がありました。 また、「意見を付しての賛成という立場ではあるが、国の抜本的な制度改正も踏まえると、今回はやむを得ないだろう。国の基準よりも緩和されている部分もあり、市民の理解を得るためには、介護予防の取り組みを強化しながら介護保険料を抑えていく努力と、これ以上のアップをしないようにするべきと考える」などの賛成討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第6号、北秋田市
指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、「議案第7号、北秋田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の2件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、予算案について報告いたします。 「議案第16号、平成30年度北秋田市
一般会計予算≪所管分≫」の主な内容につきましては、消防本部関係では、委員から、「消防吏員の被服更新については、職員の生命と安全を最優先するという予算的な配慮があってしかるべきだが、ガイドラインに示された年次計画としての整備期間は実態に即した形として有効であるのか」との質疑がありました。 当局からは、「災害や火災の際に先頭に立つ職員の装備が、15年以上も経過しているものもあるため、職員の活動上の安全の確保に配慮した更新のルールづくりとして協議しているもので、財政上の予算計画も踏まえて、3カ年で防水性等も勘案した専門的なクリーニングと更新計画を検討しております」との答弁がありました。 健康福祉部関係では、大綱質疑では、災害時援護者支援システム導入委託についての質疑がありましたが、委員から、「最終的にこの情報を地域の方々との共有を進めながら取り組んでいくことが主な目的と考えるが、本市の目指すものができるまでのスケジュール的な期間については」との質疑がありました。 当局からは、「本会議では対象者を約8,000人と答弁いたしましたが、65歳以上でも元気な方もいらっしゃいますので、年齢の引き上げも検討する部分もあるかと思います。来年度中にアンケートを終了し、1人当たり5分程度の入力とした場合、年度中の入力完了見込みとなりますが、一定の完結は1年となるものの、該当者の情報に異動もありますことから、継続して情報入力の必要な事業と捉えております」との答弁がありました。 市民生活部関係では、
キャラクターを活用した
セールスプロモーション事業に関して、委員から、「婚姻や出生記念証の発行、そしてメッセージボードや記念撮影用パネルなどは、継続して実施しないとこの事業が認知されづらく、本市を売り込み交流人口の増加を目指す目的として上げたということであるが、各部署での取り組みに温度差があることが、この予算のアンバランスからも見えている。部署間での連携、協議などはあったのか」などの質疑がありました。 当局からは、「部長会議において取り組みに関する協議はありましたが、具体的な内容についての話し合いは行われておりません。メッセージボードや撮影用パネルの設置場所については今後の協議となりますが、各窓口センターにも配置します」との答弁がありました。 また、新たに高校生に対する医療費助成に関して、委員から、「中学生は自己負担がないが、高校生を500円とした理由については」との質疑がありました。 当局からは、「これまでマル福事業として、小学生、中学生と拡大してきておりますが、中学生も当初は上限額を設けておりました。高校生への拡大というのは新たな取り組みでありまして、県内でも余り例のない事業となります。全て無料にできるわけではありませんが、子育て支援の中の一つの取り組みとして実感していただきたく、このように設定しております」との答弁がありました。 なお、討論では、「外出支援サービスや介護慰労金など、福祉サービスの予算が下がってきている中で、
キャラクターシールを高額で購入する予算となっており、予算の使い方が間違っている」との反対討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第17号、平成30年度北秋田市
国民健康保険特別会計予算」につきましては、委員から、「保険者努力支援制度について、本市の現状においては、積極的にこの財源を活用し、医療費抑制のための取り組みをされるのか」との質疑がありました。 当局からは、「データヘルス計画を策定中ですが、一番の目的は被保険者の健康増進でありますことから、新年度からはこの計画内容にのっとって保健センターと連携しながら、これまでの内容にさらに踏み込んだ形で取り組みたいと考えております」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第18号、平成30年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計予算」につきましては、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第19号、平成30年度北秋田市
介護保険特別会計予算」につきましては、介護予防事業に関する予算と事業内容に関して、委員から、「2款の介護予防サービス給付費が大幅に減額され、その減額分が3款の各事業費に充当されているとのことではあるが、ほぼ前年度並みの予算額である。介護予防事業の活動は極めて重要であるという観点からも、事業費を十分に活用して、そのメニューを実践しながら指導者の要請と人材確保を図るべきではないか」との質疑がありました。 当局からは、「各認定や事業移行のタイミングなどの事情により、実績との相違が生じたため、補正予算で減額となっており、当初予算の対比としてはこのような現象になっております。日常生活支援総合事業を初めとして、介護予防ボランティア養成講座を継続して実施し、地域で中心となって活動してくださる人材を育成していきたいと思います」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第20号、平成30年度北秋田市
介護サービス事業特別会計予算」、「議案第25号、平成30年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計予算」、「議案第26号、平成30年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」、「議案第27号、平成30年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の以上の4件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第37号、平成30年度北秋田市
病院事業会計予算」につきましては、委員から、「補正予算では指定管理料が約9,000万円の返納になっており、本会議でも経営努力が実ってきているとの答弁にもかかわらず、同額の指定管理料とした理由は何か」との質疑がありました。 当局からは、「人口の自然減少に伴う外来患者の減少、医療機器や設備等の更新、電子カルテ更新が五、六年で単年6,000万円ほどの固定費、医療介護の診療報酬改定などにより、今後も同様の診療報酬があったとしても見通しが全く不透明なこともあり、同額の計上としておりますが、予算額での契約ということではなく、双方の協議を経て、あくまでも予算は上限額として捉えております」との答弁がありました。 また、委員から、反対討論として、「最も大事な医師確保について新しい取り組みがないまま負担金だけを増額するやり方は賛成できない」との討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第43号、平成29年度北秋田市
一般会計補正予算(第9号)≪所管分≫」の主な内容につきましては、健康福祉部関係では、老人福祉費の外出支援サービスの事業委託及び食の自立支援事業委託の減額補正に対し、委員から、「見込みより少なかった、予定していた委託事業が実施されなかったなどの説明を受けたが、それらの理由は何か」との質疑がありました。 当局からは、「外出支援サービスについては、特養施設等の開設に伴う該当者の入所や利用頻度の高い方の減少によるものになります。食の自立支援については、ここ数年この事業が伸びてきており、新規開所施設での実施も加えた考慮をした予算化としておりましたが、さまざまな理由も重なり見込み違いとなりました。人員配置や保健所の関係など、その事業所と県との許認可によるものと推測されます」との答弁がありました。 また、食の自立支援に関する当局の答弁に対して、委員から、「このような事例については、当局として理由を事前に把握するよう努めるべきであり、今後からの対応をお願いしたい」との意見がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第44号、平成29年度北秋田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」、「議案第45号、平成29年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第46号、平成29年度北秋田市
介護保険特別会計補正予算(第5号)」、「議案第50号、平成29年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、「議案第51号、平成29年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号)」、「議案第52号、平成29年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第5号)」、「議案第60号、平成29年度北秋田市
病院事業会計補正予算(第2号)」の以上の7件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 最後に、単行議案について報告いたします。 「議案第61号、
工事請負契約の締結について(北秋田市
し尿処理施設建設工事)」、「議案第63号、北秋田市と上小阿仁村とのごみ処理に関する事務委託に係る協議について」、「議案第66号、北秋田市
湯口内集会所の
指定管理者の指定について」、「議案第67号、北秋田市
小渕集会所の
指定管理者の指定について」、「議案第68号、
新屋敷会館の
指定管理者の指定について」、「議案第69号、北秋田市
新屋布コミュニティセンターの
指定管理者の指定について」の以上6件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第70号、
北秋田市松ヶ丘児童館の
指定管理者の指定について」につきましては、委員から、「以前は児童館機能として使用されたが、指定管理料もなく、現在は自治会や高齢者向けの行事などでの利用実態となっているため、自治会との協議が必要となるが、利用実態に合った名称に変更したほうがよいのではないか」との質疑がありました。 当局からは、「国庫補助金での施設でありましたが、その償還期間も経過しておりますので、タイミングを見て変更する必要があると考えております。現在、自治会とも協議中でありますので、協議がまとまり次第、その方向で進めてまいりたいと思います」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上が、
市民福祉常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) これより市民福祉
常任委員長に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。 13番 福岡由巳議員。
◆13番(福岡由巳) 議案第5号、19号に関連して質疑します。 大綱質疑におきまして、第7期介護事業計画が出ていないけれどもということで質問したところ、当局の答弁は、3月に計画を出すというようなご答弁でありました。今回の審査に当たって、これにかわる資料は当局から出されたものなのかどうか、ひとつお尋ねします。
○議長(
松尾秀一) 市民福祉
常任委員長。
◆市民福祉
常任委員長(小笠原寿) 小笠原 寿君登壇) ただいまの質疑についてお答えいたします。 委員会の中では、まず12月末にパブリックコメントが出されたということで、それにほぼ同じ内容であるということで、そのパブリックコメントの内容であるということでお話ありました。あと、それと当局のほうからは、今回我々の選挙の部分がありまして1カ月早いということで、本来であれば計画書と同時に議会に上げて保険料も決めてもらうという部分であったが、今回は日程的なものがあって間に合わなかったという話がありました。 なお、委員会では、第6次介護計画との事業計画と実績の比較ということで資料請求を当局に求めまして、委員会で配付しております。 以上でございます。
○議長(
松尾秀一) ほかに質疑ございませんか。 13番 福岡由巳議員。
◆13番(福岡由巳) 確認でありますが、事業計画にかわるような資料というのは出されましたでしょうか。
○議長(
松尾秀一) 市民福祉
常任委員長。
◆市民福祉
常任委員長(小笠原寿) 小笠原 寿君登壇) お答えいたします。 パブリックコメントにかわる資料は出ておりません。なお、先ほども申し上げましたが、参考資料として、委員会では第6次介護保険事業計画と実績の比較ということで、給付費関係の資料をいただいております。 以上でございます。
○議長(
松尾秀一) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で
市民福祉常任委員長報告を終わります。 これより付託されました事件について採決を行います。
○議長(
松尾秀一) 最初に、日程第27「議案第3号、北秋田市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第28「議案第4号、北秋田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号、議案第4号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第29「議案第5号、北秋田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。
委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 16番
久留嶋範子議員。
◆16番(
久留嶋範子)
久留嶋範子君登壇) 「議案第5号、北秋田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」の反対討論をいたします。 1つ目、私は大綱質疑でも述べましたが、今回の値上げがどういう状況の中で提案されているかというと、まず、市民から生活が大変だという声が上がっている中での値上げであるということであります。 2つ目に、7期計画では施設整備などサービスはふえず、むしろ国の施策によってサービスが減らされる中での値上げであるということであります。 3つ目に、これまで北秋田市民の所得は全国平均より低く、逆に保険料は全国平均より高かったのに、さらに値上げをするということであります。 これらのことに当局も、アンケートをとったら7割の人がサービスをふやさなくてもいいから保険料を上げないでほしいという回答だったと述べておりました。私たちに配付された7期計画の素案では、要支援認定者に限ればその意見は8割に上っていると書かれております。つまり、今サービスが必要な人たちが、サービスは我慢するから保険料は上げないでと言っているのであります。私たち議員は市民のこの声に応えるべきではないでしょうか。 もう一つ、大綱質疑で私が言ったのは、住民説明についてであります。 開かない理由を当局は、以前はやっていたが参加者が少なかった、議会より先に住民に知らせるのはいかがなものかと言いましたが、これはおかしいと思います。市民は介護と料金には関心が高いのです。にもかかわらず参加者が少ないのは、広報とホームページでしか案内しないからであります。それで参加者が少ないことを理由にして開かないのは行政の怠慢ではないでしょうか。 住民に知らせるのはいかがなものかについては、もっと理由が成り立ちません。昨年12月にネット上で改定保険料を公開しています。自分たちが知らせておいて知らせるのはいかがなものかというのは意味が分かりません。 市は市民ファーストと言います。であれば、説明会は開くべきです。議会は市に対して、住民の理解を得ながら物事を進めるよう促す必要があると思います。 最後に、どうやって上げ幅を抑えるか、または値上げしないか対案を述べたいと思います。 まず、基金は3年後に4,500万円残すことにしていますが、これは全額使うべきです。介護基金は1年目に余ったものを3年目に使うための財源調整ですから、残さないのが基本です。これまでは基金を取り崩しても、3年後には従前と同額かそれより多く積み増しされてきました。保険給付費を多く見ているからであります。 私は担当職員の気持ちはわかりますが、ここまで多く見なくていいのでは、これまでの決算が示しており、現実に即した予算にすれば上げ幅を抑えることができます。また、全国的に見れば、数十の自治体が一般会計から法定外繰り入れをして保険料を安くしております。 以上、市民生活を守るために上げ幅は抑える、または値上げさせない立場に、議員の皆様が立っていただけるようお願いいたしまして、討論を終わります。
○議長(
松尾秀一) 次に、
委員長報告に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 7番 佐藤文信議員。
◆7番(佐藤文信) 佐藤 文信君登壇) 私は、ただいま議題となっております「議案第5号、北秋田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、賛成の立場から討論を行いたいと思います。 まずは先ほど反対討論もありましたが、そういったことも含めてお話をさせていただきたいなというふうに思います。 まず、皆さんの資料にも配付された中にもありますように、今回の値上げ幅は月額660円というふうなことであります。その主な要因の中で、65歳以上の第1号被保険者の負担割合が22%から23%に引き上げられたということで、値上がりの部分がおよそ400円というふうな説明もあって、あと残りの部分、全てではないんですが、介護報酬の値上げもありまして、いわゆるそういったことが総体の給付費の額を押し上げているというふうなことでありました。 先ほどサービス水準をふやさなくてもいいというふうなお話もありました。特に第6期計画では、特養ホームとかグループホームを開設させていただいております。でもこれは期間、6期期間全てのところではなくて、何年間にわたっての部分でありまして、今回はそういったところは、いわゆる介護保険料の上昇幅という関係から言えば、第6期計画とほぼ同じ介護サービス水準ではないかなというふうに思います。 あわせて、いわゆる値下げをするための財源というふうなお話もありました。確かに介護保険の財調は約4億円ほどあります。今回は約3億8,900万円を繰り入れをしまして、保険料の上げ幅を抑えております。 そしてまた、保険料の区分ではありますが、国の基準も9段階でありまして、北秋田市も9段階制をとっております。その中で、昨年、第6期もそうだったんですが、今回も第1段階は0.5%、第2、第3段階は0.7%、国の基準といいますか、を9段階に分けておりますが、第1段階から第3段階までは軽減をされているということであります。 特に保険料の構成でありますが、資料にもあるとおり、第1、第2段階の方々がおよそ1万1,649人、8、9のほうが約2,200人というふうなことで、非常にこの保険料を納めている方々のバランス的には非常に微妙な感じがあるので、なかなかその保険料の部分では算定が難しいのではないのかなというふうに思っておりますが、今回のシミュレーションからいくと、第6期計画をほぼ踏襲した中での先ほどお話ししましたが、国とかそういった外部要因のほうでもって値上げ幅が決まっているのではないかなというふうに思います。 それから、介護保険料が全国よりも高いというふうなお話がありましたが、私は秋田県というか、全県に比較するよりも、むしろ県内で比較したほうがもっとわかりやすいのではないのかなというふうに思います。 そこで、第6期計画、第6期の保険料の基準額でありますが、秋田県内で見ますと、北秋田市は5,800円、月額ですね。県内には22の団体がありますが、第13番目というふうなことで、半分よりも下の保険料で運営をしているというふうなことも、しっかりと皆さんに伝えていただければありがたいなと思っております。 いずれにいたしましても、誰しも保険料が高くなるということはなじまないし、非常に不安感はあると思います。そういった意味合いからも、私も今まで一般質問を通してずっとお話をさせていただいたんですが、やはり介護予防、健康寿命をできるだけ延ばして、使わなければならない人は十分使っていただいて結構なんですが、なるべくこの制度を使わない期間を長くするというふうなところに力点を置いた政策が今まで以上にやはり求められてくるというふうに思います。ですから、当局はもちろんでありますが、我々議会サイドも、そして全市民の皆さんも意識を少し変えていただいて、介護予防の部分に力点を置いた政策、そういったものをやはり十分推進していかないと、いずれ保険料は給付が伸びると当然高くなるということでありますので、ここのところに方向転換をしていただかないと、なかなかこの議論はいつまでたっても平行線で終わるのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひこの介護予防の部分に力点を置くべきではないかというふうなことを申し上げまして、賛成の立場から討論をさせていただきました。ご協力よろしくお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) ほかに討論ございませんか。 13番 福岡由巳議員。
◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) 13番、「議案第5号、北秋田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、反対討論をさせていただきます。 ご承知のことでございますけれども、3月までの計画になっている第6期介護保険事業計画、これは2014年に国会で議決されたものであります。当時審議では、政府が法案説明資料の撤回を求められたり、採決直前になって新たなデータを示すなど、非常に問題ある中で修正することなく原案のまま強行採決されたものであります。 この法律の中身の骨子は、自治体負担増、介護保険料引き上げ、介護サービス低下などにより、介護の市町村格差が生じ、介護サービスにも格差が生じる内容になっているわけであります。 これについて、3年前の議会におきましては私も一般質問を2度ほど行いましたが、当局のほうもこの国会の改定に当たり、市においてどのように介護保険を進めていくかというのは、答弁の中でかなり苦労されたような形で答弁されております。例えば要支援者への介護サービス、これについては、これは2年間延長して、昨年の3月まで延長しながら様子を見ていきたいなどといろいろ工夫をされながら、苦労されながら、基準額ですね、233円の引き上げにとどまった点もあるわけであります。 しかしながら、今回はこの第6期の事業とほぼ同様な形で、市の事業が第6期同様厳しいという中で、この事業計画が進められる予定になっているように私は感じているわけでありますけれども、したがいまして、第6期の検証をどのように行うかというのは非常に重要な点でありました。そしてまた、第7期の事業計画もきちんと精査するということが必要であったと私は感じております。 したがいまして、今回の常任委員会に対する審査資料としてこの事業計画が示されなかったというのは、私は重大な問題、いわゆる審査が十分になされたかというふうな疑問も感じるわけであります。 したがいまして、私は、そういう中での審査は、660円、基準額、月額660円のこの引き上げというのは、ますますサービスが低下のまま引き上げの額だけ大きくなっていくという、そういう懸念もあるわけであります。したがいまして、今後この事業計画をさらに精査していく必要があると思いますが、住民の負担が大きくなるという点においては、介護サービスを受けたくても、この介護保険料金が高くなるためにサービスのほうがまた少ないような状態になっていくという心配もあるわけであります。したがいまして、住民に対する説明というのは非常に重要な点であったように私は思っております。 したがいまして、この議案に対しては私は反対の立場で討論をさせていただきました。 以上です。
○議長(
松尾秀一)
委員長報告に賛成の討論ございますか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ほかに討論ございますか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
松尾秀一) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第5号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第30「議案第6号、北秋田市
指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、日程第31「議案第7号、北秋田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号、議案第7号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第32「議案第17号、平成30年度北秋田市
国民健康保険特別会計予算」、日程第33「議案第18号、平成30年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計予算」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号、議案第18号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第34「議案第19号、平成30年度北秋田市
介護保険特別会計予算」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。
委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 それではもう一度、反対の討論はございませんでしたので、次は
委員長報告に賛成の討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。
委員長報告の通り決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
松尾秀一) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第35「議案第20号、平成30年度北秋田市
介護サービス事業特別会計予算」、日程第36「議案第25号、平成30年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計予算」、日程第37「議案第26号、平成30年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」、日程第38「議案第27号、平成30年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号、議案第25号、議案第26号、議案第27号の4件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第39「議案第37号、平成30年度北秋田市
病院事業会計予算」を採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。
委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 3番 三浦倫美議員。
◆3番(三浦倫美) 三浦 倫美君登壇) 3番、日本共産党議員団、三浦倫美です。 平成30年度
病院事業会計予算に反対討論をします。 経営改善に重要な医師確保のための新しい取り組みがないまま、昨年の当初予算と比べて1,070万円多く負担する新年度予算案になっています。 県内には厚生連病院が9カ所あります。それぞれに地元自治体からの補助金が出ていますが、ほとんどが1億円台であり、それらと比べても当市の負担金7億6,000万円は余りに突出していると言えます。厚生連との協議内容を見直し、負担金の是正に努力されることを求め、この予算案に反対いたします。議員の皆様のご賛同をお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) 次に、
委員長報告に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 12番 武田浩人議員。
◆12番(武田浩人) 武田 浩人君登壇) 「議案第37号、平成30年度北秋田市
病院事業会計予算」について、賛成の討論を行います。 北秋田市病院事業会計の指定管理料は、収支計画により、不足分について施設の管理運営費用として支払われております。その中で、これまでの市民病院の経営結果については、毎年度指定管理料の一部が返納されております。特に平成29年度におきましては約8,900万円の返納金が見込まれておりますので、経営努力のたまものであると思います。 さて、機会があるたびに話題になります医師確保については、申すまでもなく、全国の地方病院が抱えている共通課題であり、北秋田市民病院だけの問題ではありません。医師の招聘、離職防止は当局や厚生連任せではなく、多方面にわたり地域全体としてこの問題を考えるべきと思います。 また、今予算については、純損失が約3億1,400万円の見込みでありますが、医業収益が入ってこない会計ですので、会計上は減価償却費相当分が損失となります。しかしながら、これまでも資金不足は生じていませんので、今後も大きな問題はないものと判断いたします。 なお、来年度に国の地域がん診療病院に指定されますと、市民に対してのがん医療の提供がますます深まりますので、期待をしたいと思います。 以上の点から、「議案第37号、平成30年度北秋田市
病院事業会計予算」について、賛成とするものであります。
○議長(
松尾秀一) ほかに討論ございませんか。 13番 福岡由巳議員。
◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) 13番、無会派、福岡由巳です。 「議案第37号、平成30年度北秋田市
病院事業会計予算」に反対討論をいたします。 平成27年度、平成28年度の決算におきまして、監査委員の意見書によりますと、毎年のように医師不足の解消と指定管理料の低減化として具体的な提起をしてきておりますが、当局の努力が、なされていると思いますけれども、その跡が見えません。 報道によりますと、指定管理料はあくまでも上限額と捉えているという答弁もあったようでありますが、指定管理料の基本方針は年度収支計画書の不足額というふうになっています。この基本方針自体も問題でありますが、まずは今回の9,000万円近い納付額もあること、これは平成28年度決算審査時から予測できたことであります。このことから、前年同額の3億円計上ではなく、基本協定、年度協定の改正に向けて、そして監査委員が述べています
指定管理者の経営に対する意欲喚起の指摘にも応える、そのようなためにも、早急に協議する必要があったように思います。市長の大綱質疑の際の答弁でもそのような答弁がなされてありましたので、これを早急にやる必要があると思います。 以上の関係から反対討論させていただきます。
○議長(
松尾秀一) 賛成討論ございますか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
松尾秀一) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第40「議案第44号、平成29年度北秋田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」、日程第41「議案第45号、平成29年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第42「議案第46号、平成29年度北秋田市
介護保険特別会計補正予算(第5号)」、日程第43「議案第50号、平成29年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、日程第44「議案第51号、平成29年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第5号)」、日程第45「議案第52号、平成29年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第5号)」、日程第46「議案第60号、平成29年度北秋田市
病院事業会計補正予算(第2号)」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第44号、議案第45号、議案第46号、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第60号の7件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第47「議案第61号、
工事請負契約の締結について(北秋田市
し尿処理施設建設工事)」、日程第48「議案第63号、北秋田市と上小阿仁村とのごみ処理に関する事務委託に係る協議について」、日程第49「議案第66号、北秋田市
湯口内集会所の
指定管理者の指定について」、日程第50「議案第67号、北秋田市
小渕集会所の
指定管理者の指定について」、日程第51「議案第68号、
新屋敷会館の
指定管理者の指定について」、日程第52「議案第69号、北秋田市
新屋布コミュニティセンターの
指定管理者の指定について」、日程第53「議案第70号、
北秋田市松ヶ丘児童館の
指定管理者の指定について」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号、議案第63号、議案第66号から議案第70号までの7件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第54「
産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設
常任委員長。
◆産業建設
常任委員長(
庄司憲三郎)
庄司憲三郎君登壇)
産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案4件、予算案10件、単行議案19件、陳情1件の計34件であります。 これらの事件について、去る2月19日、20日の2日間において審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第8号、北秋田市
農林業振興センター条例の一部を改正する条例の制定について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第9号、北秋田市
林業研修センター条例を廃止する条例の制定について」は、「解体に当たりアスベスト調査を行ったと思うが、調査結果は」との質疑があり、「若干だがアスベストが含有されている状況」との答弁がありました。 また、「アスベストが含まれているとすれば、それに伴う解体工事は割高になるのか」との質疑があり、「アスベストの飛散防止等がかかるので割高になると考えている」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第10号、北秋田市都市公園の設置に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第15号、北秋田市森吉山ぶな
帯野営場施設条例の一部を改正する条例の制定について」は、「ケビンと管理棟がなくなるということだが、キャンプ場は熊の生息地に近く、熊が来て襲われた場合にこのようなキャンプ場を持っているという自体が市としてどうなのか。これについては、その安全性からすぐというわけにはいかないが、どのように整備等を考え、将来的にキャンプ場としては今後どのような方向性なのか」との質疑があり、「それについては注意喚起しながら、キャンプ場に必要があれば維持管理していきたいが、キャンプ場をなくすという判断はしていない」との答弁がありました。 また、「事故が起きないように十分注意を払ってやっていただきたい」との意見がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案についてを報告いたします。 「議案第16号、平成30年度北秋田市
一般会計予算≪所管分≫」について、農林課関係では、全体的な熊対策についての質疑があり、「鳥獣被害防止総合対策交付金785万円の内訳は、捕獲活動にかかわるものが686万2,000円、緩衝帯整備4地区分88万8,000円、そのほかは推進するための事務費10万円、合計785万円。また、看板、熊のおりについては、昨年熊の出没が多かったということで、それに備えるため計上したもの」また、「緩衝帯整備については、鷹巣、合川、森吉、阿仁の4地区に設け、その中で必要なところを検討しながら実施していく」との答弁がありました。 次に、比内地鶏素雛購入費補助金に関して、「JAの販売計画をしっかり把握しているのか、販売については市としてどこまで関与していくのか」との質疑があり、「JAの販売計画をもとに算出し、今回の予算要求をしており、補助する側の責任としてしっかり在庫状況、経営販売状況を確認していきたい」との答弁がありました。 次に、商工観光課関係については、日本三大樹氷ブランド化誘客推進業務運営委託料に関して、「968万1,000円が計上されているが、運営委託ということだとすれば当地の森吉山の独自性がなくなるのではないか、市としてどのようにやっていくのか」との質疑があり、「運営委託についてはプロポーザルを実施し行いたいと考えており、今後は、プロポーザルの実施までに市としてきちんとやっていただきたいことを要項に盛り込んでプロポーザルを行いたい」との答弁がありました。 また、「今回の
キャラクター企画にかかわる予算は何が計上されているか」との質疑があり、「阿仁のゴンドララッピング費用として54万円を計上している」との答弁がありました。 次に、都市計画課関係では、「
キャラクター企画ということで、遊具等設置工事に430万円と米代児童公園電飾設置工事に300万円、合わせて730万円となっているが、その狙いと効果についてどのように考えているのか」との質疑があり、「市として児童公園が一番利用されているということでもあり、そこで実施したいということ、また、更新が必要な遊具もあったことから選定したもの」との答弁がありました。 次に、建設課関係では、防災対策事業費に関して、「橋梁補修工事7橋分のうち1橋撤去とあるが場所はどこか」との質疑があり、「元町跨線橋で、建設から50年近くたっており、老朽化も著しく、このようなことを踏まえ、来年度に撤去し新しいものにかけかえるというもの」との答弁がありました。 以上のような審査の結果、一部で意見の一致を見ることができず、討論では、反対の立場から、「
キャラクターを活用した
セールスプロモーション事業について、そこにお金をかけるなら、市民が必要としている、市民が求めている道路修繕、住宅修繕、農林業振興、観光振興に使うべき。市観光のコンセプトの整合性が十分検討されていないのではないか。森吉山樹氷、紅葉、新緑などの大自然が売りである当市において、特定の
キャラクターを観光コンセプトに採用する場合には、よほど慎重に、客観的総意のもとに決めるべきであり、その点についても問題が大きい」との反対討論がありました。 また、賛成の立場から、「このたびの
キャラクター企画については、市長が語っているように夢のある北秋田市にしたい、そして、それを産業にも生かしていきたいということであり、郷土に合致するようすばらしいものに仕上げて実行してほしい」との賛成討論がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第21号、平成30年度北秋田市
簡易水道特別会計予算」、「議案第22号、平成30年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計予算」、「議案第23号、平成30年度北秋田市
下水道事業特別会計予算」、「議案第24号、平成30年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計予算」、「議案第38号、平成30年度北秋田市
水道事業会計予算」、「議案第43号、平成29年度北秋田市
一般会計補正予算(第9号)
≪所管分≫」、「議案第47号、平成29年度北秋田市
簡易水道特別会計補正予算(第5号)」、「議案第48号、平成29年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」、「議案第49号、平成29年度北秋田市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)」の以上9件については、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、単行議案について報告いたします。 「議案第39号、平成30年度北秋田市
簡易水道特別会計への繰入について」、「議案第40号、平成30年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計への繰入について」、「議案第41号、平成30年度北秋田市
下水道事業特別会計への繰入について」、「議案第42号、平成30年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計への繰入について」、「議案第62号、市道路線の認定について(
鷹巣浄水場線外1路線)」、「議案第71号、北秋田市
李岱研修施設の
指定管理者の指定について」、「議案第72号、
小ケ田生活改善センターの
指定管理者の指定について」、「議案第73号、糠沢会館の
指定管理者の指定について」、「議案第74号、
前山森林交流センターの
指定管理者の指定について」、「議案第75号、
脇神森林交流センターの
指定管理者の指定について」、「議案第76号、
掛泥交流センターの
指定管理者の指定について」、「議案第77号、
東根田多目的集会施設の
指定管理者の指定について」、「議案第78号、雪田多
目的集会施設の
指定管理者の指定について」、「議案第79号、三木田多
目的集会施設の
指定管理者の指定について」、「議案第80号、
羽根山活性化施設の
指定管理者の指定について」、「議案第81号、摩当
活性化施設の
指定管理者の指定について」、「議案第82号、
桃栄多目的集会施設の
指定管理者の指定について」、「議案第83号、
神成交流センターの
指定管理者の指定について」、「議案第84号、北秋田市
戸鳥内地区地域特産品生産施設の
指定管理者の指定について」、以上の19件については、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情について報告いたします。 「陳情第57号、最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める陳情について」は、全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することといたしました。 以上が、
産業建設常任委員会に付託されました34事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
松尾秀一) これより
産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上をもって
産業建設常任委員長報告を終わります。 これより、付託されました事件について採決を行います。
○議長(
松尾秀一) 日程第55「議案第8号、北秋田市
農林業振興センター条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第56「議案第9号、北秋田市
林業研修センター条例を廃止する条例の制定について」、日程第57「議案第10号、北秋田市都市公園の設置に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第58「議案第15号、北秋田市森吉山ぶな
帯野営場施設条例の一部を改正する条例の制定について」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第15号の4件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第59「議案第21号、平成30年度北秋田市
簡易水道特別会計予算」、日程第60「議案第22号、平成30年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計予算」、日程第61「議案第23号、平成30年度北秋田市
下水道事業特別会計予算」、日程第62「議案第24号、平成30年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計予算」、日程第63「議案第38号、平成30年度北秋田市
水道事業会計予算」の5件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号から議案第24号、議案第38号の5件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第64「議案第39号、平成30年度北秋田市
簡易水道特別会計への繰入について」、日程第65「議案第40号、平成30年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計への繰入について」、日程第66「議案第41号、平成30年度北秋田市
下水道事業特別会計への繰入について」、日程第67「議案第42号、平成30年度北秋田市
特定地域生活排水処理事業特別会計への繰入について」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号から議案第42号までの4件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第68「議案第47号、平成29年度北秋田市
簡易水道特別会計補正予算(第5号)」、日程第69「議案第48号、平成29年度北秋田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」、日程第70「議案第49号、平成29年度北秋田市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)」の3件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号、議案第48号、議案第49号の3件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第71「議案第62号、市道路線の認定について(
鷹巣浄水場線外1路線)」、日程第72「議案第71号、北秋田市
李岱研修施設の
指定管理者の指定について」、日程第73「議案第72号、
小ケ田生活改善センターの
指定管理者の指定について」、日程第74「議案第73号、糠沢会館の
指定管理者の指定について」、日程第75「議案第74号、
前山森林交流センターの
指定管理者の指定について」、日程第76「議案第75号、
脇神森林交流センターの
指定管理者の指定について」、日程第77「議案第76号、
掛泥交流センターの
指定管理者の指定について」、日程第78「議案第77号、
東根田多目的集会施設の
指定管理者の指定について」、日程第79「議案第78号、雪田多
目的集会施設の
指定管理者の指定について」、日程第80「議案第79号、三木田多
目的集会施設の
指定管理者の指定について」、日程第81「議案第80号、
羽根山活性化施設の
指定管理者の指定について」、日程第82「議案第81号、摩当
活性化施設の
指定管理者の指定について」、日程第83「議案第82号、
桃栄多目的集会施設の
指定管理者の指定について」、日程第84「議案第83号、
神成交流センターの
指定管理者の指定について」、日程第85「議案第84号、北秋田市
戸鳥内地区地域特産品生産施設の
指定管理者の指定について」の15件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第62号、議案第71号、議案第84号までの15件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第86「陳情第57号、最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める陳情について」、日程第87「意見書案第1号、最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書の提出について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致により、陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第57号は採択、意見書案第1号は意見書の提出と決定いたしました。 それでは、ここで昼食のため…… (発言の声)
○議長(
松尾秀一) それでは続行いたします。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第88「議案第16号、平成30年度北秋田市
一般会計予算」を採決いたします。
総務文教常任委員長、市民福祉
常任委員長、産業建設
常任委員長の報告は、いずれも賛成多数による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。
委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 9番 板垣 淳議員。
◆9番(板垣淳) 板垣 淳君登壇) 反対討論をします。 本予算では、外出支援サービス、介護慰労金、食の自立支援などの福祉サービスを前年度よりまた減らし、一方で、効果が不透明な
ハローキティに3,000万円近くを投じています。予算の使い方が間違っていると思います。 キティは突然やることになった事業なので、職員が内容や効果を精査する時間が少なく、課によってアンバランスかつお粗末な内容になっています。その具体例を全て述べたいところですが、時間がかかりますので2つだけ述べます。 1つは、保育園の室内に張るシール486万円についてです。先ほど聞いたとおり、
総務文教常任委員会に提出された資料には300枚印刷すると記載されているそうですが、
市民福祉常任委員会では650枚印刷するという説明でした。議会への説明がその人によって違うというのはあってはならないことです。 650枚とすると1枚当たり7,500円、300枚とすると1枚1万6,000円です。大きさは二、三十センチだそうで、つまり、このA4ぐらいの大きさということになりますが、この程度のものに1枚7,500円とか1万6,000円とかかけるなんていうのは無駄遣いもいいところです。 ゴンドラのラッピングシールは50センチ四方の大きさで風雪に耐えられる丈夫な素材ですが、1枚2,700円です。なぜ半分の大きさの室内用シールがゴンドラシールの3倍か6倍もするのでしょうか。こういうのを精査しないで予算を提案してきているのです。議会がチェック機能を働かせるべきです。 ゴンドラにしても、あれに乗る人はスキーヤー、並びに樹氷という俗世間にはない自然が織りなす神秘的造形を見に来るのであって、金で買ったどこにでもあるキティを見に来るのではありません。よって、施政方針で言う交流人口増加の根拠は脆弱だと言わざるを得ません。実際、大綱質疑で言った、当局としては交流人口がどのくらいふえると見込んでいるかとの問いに、市は目標は立てていないと述べ、見込みを示すことさえできませんでした。
キャラクターを使うのなら、当市とゆかりのあるバタもっちや森のじゅうべぇ、ないりっくん、かけるくんをもっと生かすべきであって、市と関係ないキティの民間商法に乗り、一過性でその効果もわからない事業に3,000万円近くも投じるべきではありません。 2つ目に、公園の遊具とベンチ計10基に430万円予算措置していることについてです。 昨年、私は自治会から、公園の木製の遊具が腐って子供が遊ぶのが危険なので新しくしてほしいとの要望を受け、担当課にお願いしました。予算が必要なので無理との回答でした。ならばせめて撤去をとお願いしているところですが。それとていまだ実現しておりません。撤去だけなら、今回の予算430万円の1割か2割でできるのではないでしょうか。 私は担当職員を悪く言うつもりはさらさらありません。むしろ気の毒に思っています。なぜなら、市民のため必要だと思って予算要求してもカットされ、かわりに上からキティが降ってくるからです。北秋田市の組織は大丈夫でしょうか。心配です。 市長は夢と希望を与えたいと言いました。危険な遊具を放置しておいて何が夢と希望でしょうか。聞いてあきれています。といっても、市長は提案する側ですから、そう言うのもまだわからないわけではありませんが、我々議員はそのようなあいまいな表現に惑わされることなく、しっかりと現実を見るべきです。 市民は逼迫した生活を余儀なくされている人がたくさんいます。したがって、市の予算は暮らし優先に使ってほしいと切に思います。そのことを訴えて当予算案に反対するものです。ご賛同をお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) 次に、
委員長報告に賛成の討論ございませんか。 5番 大森光信議員。
◆5番(大森光信) 大森 光信君登壇) 5番、みらいの大森光信です。賛成の立場から討論をさせていただきます。 平成30年度の
一般会計予算は、歳入歳出総額を227億6,600万円と、昨年度比2.7%減というものでした。し尿処理施設建設事業や
防災ラジオ購入事業など大型事業がある一方で、結婚生活支援や有害鳥獣駆除事業、また空き家対策を実効性のあるものにする解体撤去に対する補助も、少額ながらしっかりと予算措置をされております。 中でも、
キャラクターを活用した
セールスプロモーション事業には2,890万円と大きな予算が充てられており、複数部署の横断的な事業として注目しているものであります。近年には類を見ない極めて戦略的な投資であり、費用対効果を懸念する声もあるのも事実ですが、市長の不退転の気持ちのあらわれである本予算に賛成するものであります。 複数年で展開する事業でもありますし、相応の投資になるかと思いますが、市民に理解を求めるのであれば、しっかりと結果を出さなくてはなりません。今後もこの事業を注視していきたいと思います。 地方創生実現に向け、スピード感を持って当たる一年とした本予算、市民に対し動きが見えるようになることを期待し、賛成の立場からの討論といたします。
○議長(
松尾秀一) 反対の討論ございませんか。 13番 福岡由巳議員。
◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) 13番、無会派、福岡由巳であります。 「議案第16号、平成30年度北秋田市
一般会計予算」に反対討論をさせていただきます。 予算案では、
防災ラジオの導入や熊対策の隣接市並みの予算増など前進面は見られますが、市長の唱えています人口減少時代への挑戦というスローガンからすれば、北秋田市の少子高齢化の現状をどのように克服していくかの予算は、ことしははっきり見えません。もっと強調してもよろしいのではないかというふうに感じております。 そして、この予算の中身を見てみますと、幾つかの問題点がありまして、その点について私の意見とさせていただきます。 第1には、移住定住政策は居住後の雇用、暮らしなどの政策がよく見えません。起業や子育てなどをもっと充実した予算が必要だと考えます。 第2に、基幹産業としての農林水産業予算が対前年比3億円余りの減になっております。22.3%の大幅減は余りにも大き過ぎます。米以外の農業、地場産業としての林業の政策を強化すべきと考えます。 第3に、これまでも議論してきました市民病院の負担金、あるいは介護保険特別会計繰出金、これの市民へのサービスの面からすると、依然改善されない点については問題であります。 そして、4番目には、
ハローキティを活用した事業については、都会では広告料として収入になるのに、3,000万円の事業は思い切っていますねという意見を私は言われました。 この予算の設定にはいろいろ議論があるところであります。そしてまた、各部から予算されているにもかかわらず、当局は準備の期間が余りなかったこともあり、横の協議は行われていないという説明は、私は議会に対する答弁としては非常に問題ある中身だと思います。提案自体がずさんであると言わざるを得ません。 以上、人口減少に負けない人づくりの中心課題をきちんと定め、市民の命と暮らしが守られる予算となることを求めて、この議案に反対をいたします。
○議長(
松尾秀一) 次に、
委員長報告に賛成の討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 委員長の報告は、賛成多数による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
松尾秀一) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第16号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 日程第89「議案第43号、平成29年度北秋田市
一般会計補正予算(第9号)」を採決いたします。
総務文教常任委員長、市民福祉
常任委員長、産業建設
常任委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号は原案のとおり可決することに決定しました。
○議長(
松尾秀一) 次に、日程第90「同意第1号、北秋田市
教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) 津谷 永光君登壇) ご提案申し上げます。 同意第1号、北秋田市
教育委員会委員の任命について。 北秋田市
教育委員会委員に下記の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市浦田字浦田77番地、藤本基子、50歳。 平成30年2月27日提出。北秋田市長 津谷永光。 提案理由でございます。 北秋田市
教育委員会委員吉田美樹の任期が平成30年5月13日をもって満了するため、任命について提案するものである。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は無記名投票をもって行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認め、採決の方法は無記名投票と決定いたします。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
松尾秀一) ただいまの出席議員は私を除いて19名であります。 立会人を指名いたします。会議規則第31条2項の規定により、立会人に、2番 山田博康議員、18番
庄司憲三郎議員、20番 関口正則議員の3議員を指名いたします。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
松尾秀一) 配付漏れはございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 (異状なし)
○議長(
松尾秀一) ただいまから投票を行います。 念のため申し上げます。本件を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記入の上、点呼に応じて順次投票願います。 なお、白票及び多事記載は反対、つまり否として取り扱います。 それでは、点呼を命じます。 事務局長。 (事務局長の点呼に応じて順次投票)
○議長(
松尾秀一) 投票漏れはありませんか。 (「なし」の声)
○議長(
松尾秀一) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
松尾秀一) これより開票を行いますので、立会人の立ち会いをお願いいたします。 (開票)
○議長(
松尾秀一) 開票の結果を事務局長から報告させます。 事務局長。
◎事務局長(佐藤誠) 開票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 有効投票 19票 有効投票中 賛成17票 反対 2票 以上であります。
○議長(
松尾秀一) 開票結果は事務局長から報告のあったとおりであります。 よって、同意第1号は同意することに決定いたしました。
○議長(
松尾秀一) 日程第91「同意第2号、
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) 津谷 永光君登壇) ご提案を申し上げます。 同意第2号、
人権擁護委員候補者の推薦について。
人権擁護委員候補者に下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市阿仁水無字上新町西裏2番地1、石田テル、72歳。 北秋田市阿仁比立内字家ノ後19番地、松橋幸子、65歳。 北秋田市阿仁水無字畑町東裏159番地8、佐藤まり子、64歳。 北秋田市桂瀬字岩堂上岱91番地、白沢俊孝、66歳。 北秋田市米内沢字黒沢15番地22、志伯悦雄、65歳。 平成30年2月27日提出。北秋田市長 津谷永光。 提案理由でございます。 人権擁護委員、奥山亮修、石田テル、松橋幸子及び佐藤まり子の任期が平成30年3月31日をもって、また、人権擁護委員、渡辺美喜夫の任期が平成30年6月30日をもって満了することから、秋田地方法務局の候補者推薦依頼を受け、その推薦について提案するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
松尾秀一) お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
松尾秀一) ご異議なしと認め、同意第2号は同意することに決定いたしました。 次に、日程第92「
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」について、委員長から報告を求めます。
総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(佐藤重光) 佐藤 重光君登壇)
総務文教常任委員会では、閉会中の
所管事務調査を1月23日に、内容は学校教育についてということで、鷹巣中学校の調査を行っております。 初めに、本庁舎において鷹巣中学校の概要について説明を受けた後、現地視察を行いました。 当日はインフルエンザの流行により、1、2年生が学年閉鎖となっているため、3年生の4時間目の授業を参観しました。授業は、生徒が活発に自分の考えや解答を発表しており、グループ作業や英語の授業での討論等、生き生きと取り組んでいました。また、数学では基本コース、標準コースと習熟度別の授業を行い、生徒の学習効率や学ぶ意欲を高める工夫をしていました。 授業参観後、オブザーバーとして出席された遠藤校長先生から、鷹巣中学校についての説明を受けております。 現在、生徒数は258名、各学年3学級ずつである。職員は教職員やALTのほか、スクールサポートが配置され、不登校や心の悩みを抱える生徒、保護者のカウンセリングを行っている。学力は県の平均と比べると全体的に上回っており、2年生に至っては1年生のときよりも成績がアップしている教科が多く、学力の向上がうかがえる。 今年度、最重点施策として、「生徒の自己有用感を育む」、「人の話を聞くことができる生徒を育てる」という2点を設けている。自己有用感とは、人のために役立っている、必要とされている、認められているといった自分が有用だと思える感情であり、それが自信につながっていく。また、人の話をとにかくしっかりと聞く、聞ける人間になるということが学力向上の最大の秘訣だという考えから、日々教育活動を行っており、生徒に対するアンケートや職員会議によって、具体的な手だてを検討し、工夫しながら学校全体で取り組んでいる。 また、体育祭、鷹中祭では、応援合戦や学級新聞の作成など、生徒が一致団結して真剣に取り組み、よりよいものを目指して悩みながら一つ一つ解決し、最後までやり遂げる、勉強だけでなくさまざまな活動で切磋琢磨しながら成長しているとのことでした。 質疑応答の中で、委員からは、「授業を拝見したが、生徒たちがさまざまな意見を出し合うことによって、新たな考えに結びつき、思考力アップにつながっている。小規模学校の子供たちはどのようにしてそれを補っているのか」との質疑がありました。 質疑に対し、「少人数の場合は限界があるが、全校で活動する機会をふやす、ほかの学校と一緒に活動するなど、できる限り補う工夫は行っている。また、教育技術が高いため、複式学級でも工夫して授業を行っており、学力的には小規模学校もよい傾向にある」との答弁がありました。 以上が
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査の報告であります。