北秋田市議会 > 2014-12-19 >
12月19日-04号

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  1. 北秋田市議会 2014-12-19
    12月19日-04号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    平成26年 12月 定例会          平成26年 北秋田市議会12月定例会会議録                          (平成26年12月19日)第4日目  平成26年12月19日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  松尾秀一         2番  山田博康     3番  三浦倫美         4番  佐藤光子     5番  大森光信         6番  小笠原 寿     7番  佐藤文信         8番  吉田仁吉郎     9番  板垣 淳        10番  黒澤芳彦    11番  中嶋洋子        12番  武田浩人    13番  福岡由巳        14番  佐藤重光    15番  長崎克彦        16番  久留嶋範子    17番  松橋 隆        18番  庄司憲三郎    19番  堀部 壽        20番  関口正則2、欠席議員は、次のとおりである。    なし3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長        津谷永光    副市長       虻川広見 副市長       工藤信夫    教育長       三澤 仁 総務部長      石川博志    財務部長      中川真一 健康福祉部長    寺田茂信    市民生活部長    宮野悦朗 産業部長      柴田榮則    建設部長      仲谷茂好 教育次長      津谷憲司    会計管理者     田村義明 消防長       高橋 進    総務課長      木村元紀 総合政策課長    河田浩文    財政課長      佐藤 進 生活課長      佐藤 浩    医療健康課長    小笠原吉明 農林課長      九嶋 巧    商工観光課長    柴田明弘 上下水道課長    佐藤 誠    生涯学習課長    佐藤 要 建設課長      長崎幸雄4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長      土濃塚廣孝   主幹        小坂竜也 副主幹       渡辺靖光5、会議事件は、次のとおりである。          平成26年 北秋田市議会12月定例会議事日程                                   (第4)     開議 日程第1 総務文教常任委員長報告 日程第2 承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(専決第12号 平成26年度北秋田市一般会計補正予算 第4号) 日程第3 議案第95号 北秋田市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第4 議案第96号 北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第97号 北秋田市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第112号 北秋田市営薬師山スキー場指定管理者の指定について 日程第7 議案第113号 北秋田市民プール指定管理者の指定について 日程第8 陳情第13号 集団的自衛権容認閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情について 日程第9 陳情第14号 住民税非課税基準の引き下げをしないことを国に求める陳情書について 日程第10 市民福祉常任委員長報告 日程第11 議案第98号 北秋田市あけぼの町町内会館条例の制定について 日程第12 議案第99号 北秋田市上小様自治会館条例の制定について 日程第13 議案第100号 北秋田市保育の実施に関する条例を廃止する条例の制定について 日程第14 議案第101号 北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第102号 北秋田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第16 議案第104号 平成26年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第105号 平成26年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第109号 平成26年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第110号 平成26年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第20 陳情第6号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情について 日程第21 意見書案第9号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について 日程第22 陳情第7号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める陳情書について 日程第23 意見書案第10号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める意見書の提出について 日程第24 陳情第8号 介護従事者処遇改善を求める陳情書について 日程第25 意見書案第11号 介護従事者処遇改善を求める意見書の提出について 日程第26 陳情第9号 介護従事者処遇改善を求める陳情について 日程第27 陳情第11号 年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情について 日程第28 陳情第12号 専ら被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用に関する意見書の提出を求める陳情について 日程第29 意見書案第12号 専ら被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用に関する意見書の提出について 日程第30 産業建設常任委員長報告 日程第31 議案第106号 平成26年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第2号) 日程第32 議案第107号 平成26年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第33 議案第108号 平成26年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第34 議案第111号 平成26年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第35 請願第3号 米の需給安定対策に関する請願書について 日程第36 意見書案第13号 米の需給安定対策に関する意見書の提出について 日程第37 請願第4号 農協改革に関する請願書について 日程第38 意見書案第14号 農協改革に関する意見書の提出について 日程第39 陳情第10号 労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情について 日程第40 意見書案第15号 労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める意見書の提出について 日程第41 議案第103号 平成26年度北秋田市一般会計補正予算(第5号) 日程第42 決算特別委員長報告 日程第43 継審認定第1号 平成25年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第44 継審認定第2号 平成25年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第45 継審認定第3号 平成25年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第46 継審認定第4号 平成25年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第47 継審認定第5号 平成25年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第48 継審認定第6号 平成25年度北秋田市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第49 継審認定第7号 平成25年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第50 継審認定第8号 平成25年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第51 継審認定第9号 平成25年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第52 継審認定第10号 平成25年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第53 継審認定第11号 平成25年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第54 継審認定第12号 平成25年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第55 継審認定第13号 平成25年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第56 継審認定第14号 平成25年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第57 継審認定第15号 平成25年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第58 継審認定第16号 平成25年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第59 継審認定第17号 平成25年度北秋田市七日市財産特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第60 継審認定第18号 平成25年度北秋田市米内沢財産特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第61 継審認定第19号 平成25年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第62 継審認定第20号 平成25年度北秋田市阿仁合財産特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第63 継審認定第21号 平成25年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第64 継審認定第22号 平成25年度北秋田市病院事業会計決算の認定について 日程第65 継審認定第23号 平成25年度北秋田市水道事業会計決算の認定について 日程第66 同意第4号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第67 発議案第14号 総務文教常任委員会所管事務調査について 日程第68 発議案第15号 市民福祉常任委員会所管事務調査について 日程第69 発議案第16号 産業建設常任委員会所管事務調査について 日程第70 発議案第17号 議会運営委員会所管事務調査について     閉会 ○議長(松尾秀一)  おはようございます。 開会前に当局からの配付資料の説明がありますので、許可いたします。 総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  本日、お手元に水道事業会計補正予算説明資料の正誤表及び指定管理者の指定に係る2議案についての追加の資料を配付させていただいております。それぞれ常任委員会審査の過程におきましてご説明をさせていただいたものでございますが、議案説明資料の調製に関して不備がございましたことをおわび申し上げ、訂正と追加をお願いするものでございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(松尾秀一)  それでは、ただいまの出席議員数が定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。          (開議)           (10時01分) ○議長(松尾秀一)  初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長関口正則) 関口正則君登壇) おはようございます。 12月12日と本日9時30分から議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 12日には、当局から人事案件として人権擁護委員候補者の推薦について内示を受けております。 本日の議会運営委員会においては、当局から説明員として総務部長総務課長の出席を求め、内示のあった人事案件についての内容説明を受け、日程に追加しております。その後、追加の案件、議事日程、採決方法などについて確認をいたしました。協議の結果、議案等の採決方法については、お配りしました別紙採決方法資料案のとおりとさせていただきたいと思います。 また、当局から申し入れのあった議案資料訂正に伴う正誤表及び追加資料の配付については、各常任委員会において説明を受けたことから、全議員へ配付することとし、源泉所得税徴収漏れの報告については議会終了後に内容の説明を受けることといたしました。 以上でございますが、議会運営につきましては、よろしくご協力お願い申し上げまして、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(松尾秀一)  議会運営委員長の報告を終わります。 これより日程順に沿って各常任委員長報告を行います。 付託事件については、各常任委員会の審査の経過と結果の報告を求めるものでありますが、「議案第103号、平成26年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)」については、各常任委員長から所管分の報告と委員長に対する質疑までを行い、採決は日程第41で行いますので、あらかじめ申し上げます。 それでは、日程に入ります。 ○議長(松尾秀一)  日程第1「総務文教常任委員長報告」を求めます。 総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長佐藤重光) 佐藤重光君登壇) おはようございます。 総務文教常任委員会のご報告をいたします。 総務文教常任委員会に付託された事件について、その審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に付託された事件は、承認1件、条例案3件、予算案1件、単行議案2件、陳情2件の計9件であります。 これらの事件について、去る12月16日に審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定によりご報告をいたします。 初めに、承認について報告いたします。 「承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(専決第12号 平成26年度北秋田市一般会計補正予算 第4号)」については、審査の結果、全会一致で承認すべきものと決しました。 次に、条例案について報告いたします。 「議案第95号、北秋田市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、審査の中で、委員から今回の審議会は平成20年以来ということだが、審議会の開催は定期的に行っているのか、また、このタイミングで諮問をしたのはなぜかとの質疑がありました。当局からは、報酬等については常勤の特別職も含め、定期的に諮問をするという形にはなっていない、その時々の職員の給与の環境や経済環境等により提案するタイミングは変わってくるもので、諮問案があって開催されるという形であった。しかし、審議会の委員の中には、ある程度定期的に開かないと意見集約も難しいのではとのお話もあり、今後定期的な開催について事務局が課題等を整理しながら検討していきたいとの答弁がありました。 議員報酬については、県内の市と比較して当然あるべき姿にしなければいけないのではないかということで、過去にもご提案させていただいた経緯があるが、平成20年には当局提案をさせていただく前に19年災害の関係もあり、報酬審議会の理解を得ることができなかった。その後、市長選、市議選を経て、今回の定数削減もあり、本来あるべき報酬の姿を求め今回の提案に至ったとの答弁がありました。 また、委員からは平成23年6月定例会で、議員定数削減議員発議として上程され、定数を26人から20人に削減する条例案が賛成多数で可決されました。このときの提案理由は、本市の厳しい行財政事情から優先して取り組むべき課題であり、議員が率先して節約をという理由で削減したことからも、節約に逆行する今回の報酬引き上げは矛盾しており、市民感情からも納得できるものではないとの理由から反対討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「議案第96号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第97号、北秋田市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定について」、以上2件については、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第103号、平成26年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)」所管分については、委員から教育振興費備品購入費、平成27年度小学校教師用教科書、指導書について、4年に一度ということですが、1校当たりの価格はどのくらいとの質疑があり、当局からは、学級数により異なってくるものであり、鷹巣小学校合川小学校については来年度全部ではないが、複数の学級があるので、ほかの学校の約2倍の140万円から150万円ほどであり、あとは大体七、八十万円前後となっているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、単行議案について報告いたします。 「議案第112号、北秋田市営薬師山スキー場指定管理者の指定について」、「議案第113号、北秋田市民プール指定管理者の指定について」、以上の2件については、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、陳情について報告いたします。 「陳情第13号、集団的自衛権容認閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情について」は、賛成の立場から、今回の集団的自衛権の行使については7月1日閣議決定されているが、日本に対する武力攻撃がなくても他国のために武力行使をする。今度は、戦闘地域まで行って軍事行動を可能にするということが明白であり、戦争放棄をうたう憲法第9条からしても違憲性があり、閣議決定は直ちに撤回すべきものであるとの討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 「陳情第14号、住民税非課税基準の引き下げをしないことを国に求める陳情書について」は、審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上が、総務文教常任委員会に付託された事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  これより総務常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 それでは、発言を許可します。質疑ありますか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 以上で、総務文教常任委員長の報告を終わります。 これより、付託されました議案について採決を行います。 ○議長(松尾秀一)  日程第2「承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(専決第12号 平成26年度北秋田市一般会計補正予算 第4号)」を採決いたします。 委員長の報告は全会一致による承認であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 承認第5号は原案のとおり承認することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  日程第3「議案第95号、北秋田市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。 これより議案に対する討論を行います。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。 それでは最初に、原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡由巳君登壇) おはようございます。 13番 無会派、福岡由巳です。 議案第95号について反対の立場で討論させていただきます。 1、他の市と比較して同程度にすべきとして、議員1人月額11万2,000円引き上げの諮問は、議員として喜びもしました。しかし、よく考えると余りにも唐突で、50%近い引き上げ率は、今日の諸般の事情からして極端過ぎる引き上げではないか、市長の判断としては非常に理解しがたいことと考えるようになりました。 2、審議会答申は、市民感情を考慮して月額7万円を引き上げるとしました。そして、答申額の根拠は26人当時の議員報酬総額とそれほど変わらない額におさめたとしています。議員26人当時の議員報酬総額とそれほど変わらない議員20人の報酬であると答申しているわけでありますが、審議会は平成23年6月議会における定数削減の審査経過などは理解されていなかったものと考えられます。定数6人減が可決となった根拠は行財政改革でありましたし、賛成討論においても財政状況厳しい折、定数6人減による年間2,000万円以上の経費を議会改革や政策立案に向けて活用できるとして可決となったことが主なものでありました。 つまり、定数削減時の大義が理解されない中での議員26人当時の議員報酬総額とそれほど変わらない引き上げになったものと考えられます。1議員を除いて当時現職であります現在の議員の皆さんは、当時の経緯をよく理解されているものと考えるわけであります。 3、北秋田市民の暮らしが厳しい折、議員報酬7万円引き上げだけであれば、市民感情を考慮してもなお片手落ちであり、ましてや行政の責任者が11万2,000円を諮問したこと自体が問題と言わざるを得ません。今定例会の一般質問でも北秋田市民の暮らしをどのように認識しているかと私は市長に尋ねましたが、簡単に一言述べられただけでありました。また、市民の暮らしを向上させるための政策は何かを尋ねましたが、これについても説得力ある答弁はございませんでした。これでは、市民のための行政ではなくなり、お手盛りと言われかねない提案であります。 4、国民の暮らしは、今貧困と格差が拡大していると報じられていますように、当市の場合も同様であります。具体的には、1つに米価下落により農業収入減が北秋田市全体でも5億円以上ともいわれています。この深刻な状況は議員報酬よりも米生産者対策を先に講ずべきではないでしょうか。 2つ目として、雇用が不十分であり、かつ雇用されていても非正規雇用が多く、正規雇用が十分でないことから、さらなる具体的な雇用政策が必要であると考えるわけであります。 3つ目には、高齢者の年金は現在2.5%削減中であります。そしてまた、予定では来年の4月から年金さらに削減の計画もなされているわけであります。特に市民に多い国民年金受給者は生活が大変であります。 4つ目、消費税8%、円安ドル高、アベノミクスのインフレ政策による物価値上げは深刻であります。これらに対する政策、財政が緊急ではないでしょうか。 5、平成17年以降議員報酬引き上げられておりませんが、他の業種の賃金、報酬も上がっているわけではありません。 6、市長は記者会見において、市民から議員報酬を上げるべきでないという声はないと述べたと報じられていますけれども、市長が市民とどのように接しているか想像いたしますけれども、市長の耳に届かない情報網であれば非常に残念なことであります。あの報道を読んで怒った市民もふえてあったわけであります。 7、報酬が低いので議員のなり手がいなくなるとの議論があります。市民は市民の生活が改善されないことに関連して、市民のための議会でないならば議会をなくして別の形で構成すればよいと厳しく指摘する人もいらっしゃいます。働かない議員が多いので、もっと議員を減らせ、定数削減でなく報酬が低いので、立候補者が定数に満たないならば、それで議会を行っていけばよいではないかという人も少なくありません。 8、以上、私は住民こそ主人公の立場で議会に送らせていただきましたので、市民の立場で今回の議員報酬引き上げ案を検討いたしました。そこで私が重要な課題だなと思いましたのは、議会議員が市民に信頼されていないこと、この点はかなり厳しく指摘されるわけであります。市民との信頼関係が得られる議会であれば、議員報酬も圧倒的に認めてもらえたのではないかと話を聞く中で感じたわけであります。 具体的に1点だけ申し上げます。 北秋田市民病院の議決でなぜ議会は賛成多数としたのか、反対者がいても議決すれば、市民は議会の責任となってしまいます、かつての北秋中央病院時代は外来患者や見舞客で通りを中心ににぎやかでありました。駅のキオスクには二ツ井、田代方面に帰る人たちがパンを買うなどして…… ○議長(松尾秀一)  済みません、反対の討論をよろしくお願いします。 ◆13番(福岡由巳)  待合室がにぎやかでありました。100人以上はいたと当時の店員から聞いたことがあります。市民病院には市外から来る患者も、今は何人いるかわかりませんけれども、当時と異なると思うわけであります。 ○議長(松尾秀一)  福岡議員に申し上げます。早くその論点に入ってください。 ◆13番(福岡由巳)  はい。市民病院には、現在の状況から市外からいらっしゃる状況が少ない状況でもあります。それから、市内も…… ○議長(松尾秀一)  今、報酬の討論ですので、早くその討論に入ってください。
    ◆13番(福岡由巳)  はい、わかりました。米内沢病院もそうであります。このような決定の仕方について、私は市民本来のあり方というのを十分酌み取りながら議会に対処しなければならなかったのではないかというふうに思っているわけであります。市民になかなか納得されない点ということは、今後議会の中で改革を進めながら、これまで提案がありましたテレビ中継などを通しながら、市民のためにガラス張りにしていくことが先決であると考えます。 最後に、市民のための政策が余り見えない中で、市民の血税を議員報酬優先の議案には反対を申し上げ、討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、原案に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 12番 武田浩人議員。 ◆12番(武田浩人) 武田浩人君登壇) 「議案第95号、北秋田市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」に対しまして、賛成の立場から討論を行います。 報酬を辞書で調べますと、このように書かれています。労働の対価価値をもって得る金銭のこと。北秋田市の現在の議員報酬は、県内で下から2番目の23万2,000円であり、今回の改正案で引き上げ7万円を行った額30万2,000円であっても順位は変わらず、下から2番目のままであります。北秋田市議会議員の労働対価価値は北秋田市を除く12市の平均報酬額約37万2,000円に対して、現在14万円近くも低いものなのでしょうか。私は、他の市議会と比べ、北秋田市議会議員の一人一人が決して劣っているとは思いませんし、むしろ多くの議員が立派に活動をこなされていると思います。 今回、諮問委員会で答申された額は、引き上げの根拠に基づくものだけではなく、議員活動の労働に対しての評価に合わせ、このぐらいの仕事はしてもらわなければ困るとの思いも込められているものと思われます。今までの議員報酬は、旧4町時代の町議会議員の平均値に倣っての額とお聞きしています。4町が合併して10年、北秋田市議会議員として旧町時代の狭い範囲を超え、広大な面積を持つ北秋田市全域に対し、広く活動していかなければいけません。 私は、今回の議員報酬引き上げが決定した場合は、このことに身を引き締め、北秋田市議会の一員としてより一層の議会改革を推し進め、また、同志と一緒にさらなる研さんを図りながら、北秋田市発展のために働かなければいけないと思っております。誰しもみずからにかかわることに対しては、周りからよく思われたいと考えます。しかし、現在の市議会が選挙戦で新たな立候補者が少ない中で、今後の北秋田市議会をより充実させるためにも、そして、よりすぐれた人材が、また若者にとっても魅力ある議会になれるよう環境をつくり上げる必要があると思います。他の市議会と同レベルに近い形になるよう英断をしなければいけないと思います。 以上、賛成の立場からの討論とさせていただきます。 ○議長(松尾秀一)  次に原案に反対の討論を行います。 討論ございませんか。 9番 板垣 淳議員。 ◆9番(板垣淳) 板垣 淳君登壇) 議案第95号に反対の討論をします。 私は、報酬の引き上げはどんな場合もだめだという立場ではありませんが、今回の提案には次の5つの点から反対です。 1つ目、ことし春の市議選から定数が6減となりました。それを決めたときの提案理由をそのまま読み上げます。本市が置かれている厳しい行財政事情からすれば優先して取り組む課題というものでした。提案理由はこれただ1つでした。財政が厳しいので、議員みずから率先して節約をといって削減したのに、市議選が終わったら、その分を上げるというのは議会の自己矛盾です。 2つ目、報酬が低いので、若い人が立候補しづらいという考え方があります。私も一理あると思います。しかし、それを理由にするとすれば、次の選挙のときから増額するべきであって、今上げる理由にはなりません。 3つ目、今議会には市職員の55歳以上の昇給ストップ案が提案されました。人勧によるものですが、財政が厳しいからということが根底です。当市の場合は、これで節約できる金額は年190万円ということでした。職員は190万円減額、議員は2,190万円増額です。市財政のことを考えれば私たち議員も我慢すべきと思います。 4つ目、合併以来、公共料金や介護保険料など何種類もの値上げをしてきました。今後も続く方向です。市民には負担増、議員は報酬増では市民に申しわけありません。 最後、5つ目、私事で恐縮ですが、私が議員になったときは長男が小学生、長女が保育園でした。今はどちらも社会人になりましたが、その間、妻は事情があって働くことができないということもあり、家計は本当に大変でしたし、今も大変です。しかし、私は報酬が安くても、家計が苦しくても、市民のために頑張るという気持ちで議員活動をしてきたつもりです。今の報酬額が他市と比べて安いのは事実ですが、この額でも市民のために頑張ることはできます。 以上の観点から、今回の報酬引き上げには反対するものです。議員各位のご賛同をお願いします。 ○議長(松尾秀一)  次に、原案に賛成の討論ございますか。 2番 山田博康議員。 ◆2番(山田博康) 山田博康君登壇) 原案に賛成の立場での討論をさせていただきます。 市民感情としては、高いよりは安いとの、これ当たり前のことであると思いますし、まず今、反対討論の方々が示される市民感情としてはという表現でございますけれども、市民といえどもやっぱりいろんな考えの方がおられるはずです。一部には当然やっぱり今回のこの議員報酬の値上げについて厳しく反対、やっぱり自重するべきではないかという意見もありますけれども、私はこれから申し上げる点で賛成したいと思っております。 まず第1は、合併して以来10年間据え置き、しかも、その合併時の議員報酬の、市になってからのあれでございますけれども、4町の議員報酬を平均した形の中で決められております。このとき鷹巣町の議員報酬は、今の報酬よりも高かったのを低くされておると、そういう状況の中で、途中、平成19年の水害等、非常に厳しい状況等がありまして、諮問を据え置いたというような経緯もございますけれども、現在、北秋田市の議員報酬というのは、県北3市の中でも最低、しかもえらい報酬格差がございます。横並びにすればいいというものではないにしても、やはり活動に伴う応分の報酬をいただくことについては、ここはやっぱり大方の市民の人方についても、説明すれば理解していただけるのではないかと思います。今回、議会改革の中で、これから議会報告等も今年度中に準備されております。そういう機会を通じながら、今回のこの議員報酬引き上げがどういうものであるかということを我々みずからが市民に説明をし、そして理解を求めながら市民の負託に応えられるような議員活動をしていくというのも、我々議員に課せられた大きな使命ではなかろうかと思っております。 資料としていただいた中に、全国的な資料がありますけれども、その同じような人口規模であるとかというような形の中で、173団体があるわけですけれども、北秋田市はその173団体中、172番の給与水準であります。173番はどこかといいますと、北海道のあの再建団体であります夕張市という状況で、その次が北秋田市であるというようなことを考えますれば、私は、まず今回この議員報酬の値上げが可決させていただいたにしても、県内でも下から2番目ということでございますので、それについては、やっぱり説明をして市民の理解を得、また我々自身も今回の値上げを契機にして、さらに市民に信頼されるような議員活動をしていくという意味で、私は今回の議案に賛成するものであります。どうかご理解いただければと思います。 ○議長(松尾秀一)  ほかに討論ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認めます。 それでは、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は賛成多数による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 議案第95号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第4「議案第96号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第5「議案第97号、北秋田市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 議案第96号、議案第97号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第6「議案第112号、北秋田市営薬師山スキー場指定管理者の指定について」、日程第7「議案第113号、北秋田市民プール指定管理者の指定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 議案第112号、議案第113号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  日程第8「陳情第13号、集団的自衛権容認閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情について」を採決いたします。 委員長報告は賛成少数による不採択であります。 これより本案に対する討論を行います。 最初に、委員長の報告に反対の討論から行います。つまり、原案に賛成の討論となります。 討論ございますか。 3番 三浦倫美議員。 ◆3番(三浦倫美) 三浦倫美君登壇) 日本共産党、三浦倫美です。 陳情第13号に賛成の立場から討論を行います。 集団的自衛権の行使容認については、多くのメディアが反対の立場を鮮明にしました。その中から魁新報7月1日付、7月2日付の社説を抜粋して読み上げます。 自国への攻撃がないのに武力を使う集団的自衛権の行使容認とは日本が戦争のできる国になることだ。戦後、70年近くかけて一歩一歩進めてきた平和国家の歩みを安倍政権は憲法改正という本来の手続を踏まず、国会での議論を尽くすことなく自民党と公明党という与党の枠組みだけで、この国のあり方を根本から揺るがす決定に踏み切った。戦後最大の暴挙であり、決して許されない。抑止力の向上とは戦争への備えを増強することだ。相手も増強してくれば、かえって危険が増す可能性は高い。集団的自衛権とは他国で起きている戦争に日本が加わることである。明白な危険があった場合、必要最小限の実力行使などの表現で言い繕おうとも戦争が持つ血生臭い現実は変わらない。戦後、自衛隊員にひとりの戦死者も出さず、相手を殺傷することもなかったのは誇りだ。戦争できる力を蓄えるより、戦争しない信用力を深め、広げていくほうが日本の将来を確かなものにする。このままでは、いつか来た道を再び歩むことになりかねない。 以上が魁の趣旨です。私もまさにこのとおりだと思います。日弁連や秋田弁護士会など法律の専門家も反対声明を出しました。また、どの世論調査でも行使容認に反対が5割以上、不安を感じるは8割以上、国民への説明が不十分だと思っている人も8割以上で、逆に賛成は、わずか1から2割程度です。特筆すべきは、共同通信の世論調査では20代、30代の7割以上が反対と答え、戦争を知る世代より多くなっていることです。 安倍政権は、今まで禁止されてきていた武器の輸出も可能にし、積極的に武器輸出のトップセールスをしています。戦後、二度と戦争しないと誓った憲法9条を踏みにじり、軍需産業が栄えていくようなきな臭い日本を未来ある若者や子供たちに残していいのでしょうか。戦争できる国を推し進めようとしている安倍総理自身は、戦闘に巻き込まれるかもしれないところへは行かないでしょう。行かされるのは未来ある若者たちです。二度と若者を戦場へ送らない、そして平和な社会を残していくことは私たち大人の責任です。よって、この陳情は採択すべきと考えます。 以上、皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、委員長の報告に賛成の討論、つまり原案に反対の討論ございますか。 12番 武田浩人議員。 ◆12番(武田浩人) 武田浩人君登壇) 陳情第13号について、反対の立場で討論を行います。 大変長い討論となりますので、何とぞしばらくご清聴をお願いしたいと思います。 憲法解釈は戦後一貫していたわけではありません。1946年には吉田総理が自衛権の発動としての戦争も、また交戦も放棄したと個別的自衛権も放棄していましたが、1950年には自国のための抗争は放棄していないと憲法の解釈を変更しております。さらに1970年代には、自衛権は必要最小限の範囲でとどまるべきであり、集団的自衛権の行使は憲法上許されないとし、これまでも憲法を改正せず、憲法の解釈は変更されてきました。このことは、憲法解釈にはある程度の幅があるということです。 日本国憲法が施行されてから67年になりますが、この間、我が国を取り巻く安全保障環境は大きく変わってきました。東西冷戦終結後の四半世紀だけをとってもグローバルなパワーバランスの変化、大量破壊兵器や弾道ミサイルの開発、国際テロ組織などの脅威により、アジア太平洋地域では問題が発生し、緊張が続いております。また、その脅威が世界のどの地域で発生しても、我が国の安全保障に直接的な影響を及ぼす状況となっております。このような状況下で我が国を取り巻く安全保障環境の変化に対応し、どのような事態になっても国民の命と平和な暮らしを守る責任は政府にあります。 しかし、これまでの憲法解釈のままでは必ずしも十分な対応ができないおそれがあります。そこで、与党協議では、このような憲法解釈が適切か検討してきましたが、その際、政府の憲法解釈には論理的整合性と法的安定性が求められ、従来の政府見解における憲法第9条の解釈の基本的な論理の枠内で、どう国民の命と平和な暮らしを守り抜くのかが重点的に議論され、そして合意をしました。その結果を踏まえ、閣議決定された安全保障法整備に関する基本方針では1972年の政府見解をもとに、まずは紛争が生じた場合には、平和的に解決するために最大限の外交努力を尽くす平和外交を最優先にしています。 なおかつ、これまでの憲法解釈に基づき整備されてきた国内法令や憲法解釈の枠内で可能な法整備など、あらゆる必要な対応をとることは当然であるが、それでもなお我が国の存立を全うし、国民を守るために万全を期す必要があるとしており、その上で武力の行使が許容されるのは、1、我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合。2、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るためにほかに適当な手段がないとき。3、必要最小限度の実力を行使する、との3要件のもとであり、72年の政府見解の基本的な論理に基づく自衛の措置として憲法上、許容されると結論づけました。 つまり、武力の行使の発動要件は、いわば自国防衛の措置であるということであります。そして、武力の行使について国際法上の根拠と憲法解釈は区別して理解する必要があるとし、憲法上許容される今回の武力の行使の発動要件は、国際法上は集団的自衛権が根拠となる場合があるが、憲法上はあくまでも我が国の存立を全うし、国民を守るため、すなわち我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置として初めて許容されるとあり、極めて個別的自衛権の活動要件に近いものであります。専ら他国を防衛する、いわゆる集団的自衛権とは明らかに違います。これが限定行使という解釈になります。 このように閣議決定の内容は、憲法第9条の規範性を維持したものであり、立憲主義を否定するものではありません。また、閣議決定は政府の基本方針を示したものに過ぎず、このままでは自衛権の発動はできません。今後、関連法案を国会に提案することになり、国会の審議を通して与野党の議論のみならず、国民的な議論がなされるものと考えます。よって、閣議決定の撤回などを求める当陳情には賛成できず、反対を表明いたします。 以上でございます。 ○議長(松尾秀一)  それでは、委員長の報告に反対の討論、つまり、原案に賛成の討論ございますか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡由巳君登壇) 13番、ただいまの陳情に賛成の立場で討論をさせていただきます。 最初に、今の武田議員に対する反論でありますけれども、憲法9条は、これまで自衛のための組織、そして自衛隊がどの範囲で行動できるかという内容で、これまでの憲法解釈を拡大してまいりました。つまり自国の自衛ということでしているわけでありますけれども、今回は集団的自衛権ということで、いわゆる他国が戦争に参加する場合も、これに出動できるということが第1点であります。 2点目は、つまり今回の閣議決定だけでこれまで議会が国民にさまざまな形で議論を起こし、そして閣議を確認していくと、こういうふうなことを行ってきたわけでありますけれども、今回はこれも欠けているわけであります。この2つの点が今回の集団的自衛権閣議決定ということで問題になっているわけであります。 そこで、私の賛成討論をさせていただきますけれども、安倍政権は7月1日、国民多数の反対の声を踏みつけにして、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行しました。憲法9条を破壊し、戦後日本の国のあり方を根底から覆して、殺し、殺される国につくりかえようとする歴史的暴挙であります。さきの通常国会の論戦では、アフガニスタン戦争やイラク戦争のような戦争をアメリカが引き起こしたら、これまでできないとされてきた自衛隊が戦闘地域まで行って、軍事行動を可能にすることなどが明白になりました。 積極的平和主義の名で進める集団的自衛権の行使容認は、どの世論調査でも過半数が反対、評価しない、支持しないと回答しています。国民の支持は得られていないわけであります。今回の総選挙におきましても消費税10%を半年延期し、アベノミクス評価が政策論争のテーマでありましたが、集団的自衛権行使容認については、安倍首相は表に出そうとしませんでした。自民党元官房長官の野中広務氏は、内閣の解釈で憲法の基本を変えるなんて本末転倒と憤りを表明しています。 8月6日、広島市の平和式典後の安倍首相との会合で、被爆者代表の吉岡幸雄さんは、平和公園の記念碑の石棺には安らかに眠ってください、過ちは繰り返しませぬからと刻まれています。集団的自衛権行使を容認した閣議決定はこの碑文の誓いを破り、過ちを繰り返すものだ。閣議決定の撤回を求めますと訴えました。長崎でも8月9日の市主催の平和式典で被爆者代表が日本国憲法を踏みにじった暴挙ですと批判しました。これについては、安倍首相は見解の相違と、ただ1点答えただけであります。集団的自衛権行使を容認する閣議決定が強行されましたが、与党の密室協議を通じての一遍の閣議決定だけで自衛隊を動かせるわけではありません。安倍政権は海外で戦争する国づくりのために、今後、周辺事態法や自衛隊法、PKO協力法、日米物品役務相互提供協定など20法近い関連法の整備を進めようとしています。 戦後、俳壇をリードしてまいりました95歳の金子兜太氏は、次のように述べています。70年たってもつらいですな、戦争で苦しむ人間は我々の世代だけでたくさんです。集団的何とか、とか妙な理屈をこねて命を軽く扱う世の中にしようとしている。命の大切さに理屈などないんですよ。私もあとどれだけ生きられるかわからんが、最後まで叫び続けるさ。若者を戦場に送らない、教え子を戦場に送らない。憲法9条はノーベル平和賞候補に値すると叫んでいきたい立場でこの陳情を採択するよう強く訴えまして賛成討論とさせていただきます。 ○議長(松尾秀一)  次に、委員長の報告に賛成、つまり原案に反対の討論ございますか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認めます。 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は、賛成少数による不採択であります。 それでは、原案についてお諮りいたします。 原案に賛成、つまり採択の議員の起立を求めます。          (起立少数) ○議長(松尾秀一)  ご着席願います。 起立少数であります。 陳情第13号は不採択と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  日程第9「陳情第14号、住民税非課税基準の引き下げをしないことを国に求める陳情書について」を採決いたします。 委員長報告は賛成少数による不採択であります。 これより、本案に対する討論を行います。 最初に、委員長の報告に反対の討論から行います。つまり原案に賛成の討論となります。 討論ございますか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡由巳君登壇) 住民税非課税基準の引き下げをしないことを国に求める陳情書に賛成の立場、採択すべき立場で討論をさせていただきます。 討論するに当たりまして、ご承知のことではございますが、改めて生活保護制度についてから話をさせていただきます。 生活保護は、働いているかどうかにかかわりなく、生活に困ったとき国民の誰もが憲法第25条や生活保護法などに基づいて、権利として最低生活の保障を請求できる制度であります。この制度から不十分な面を持ちながらも生活保護基準があり、少なくとも国が決めた国民の健康で文化的な最低限度の生活、憲法第25条、生活保護法第1条に必要な生活費の基準となっています。 ところが、2013年8月から3年かけて生活保護基準が最大10%引き下げ、2015年、来年の4月から3年目の引き下げがなされようとしております。この生活保護基準と住民税非課税基準は連動していますので、住民税非課税基準引き下げが危惧されるわけであります。住民税非課税基準が引き下げられますと、非課税から課税に変わる人たちが多くなり、住民税の負担増など住民の暮らしが大変な状況になり、弱者切り捨てにつながる問題であり、北秋田市民にとっても重要な陳情書だと痛感するわけであります。 以上のことから、市民生活の厳しさを考え、この陳情書を採択すべきと考え、討論する次第であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、委員長の報告に賛成の討論、つまり原案に反対の討論ございますか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  なしと認めます。 次に原案に賛成の討論ございますか。 16番 久留嶋範子議員。 ◆16番(久留嶋範子) 久留嶋範子君登壇) 「陳情第14号、住民税非課税基準の引き下げをしないことを国に求める陳情書」賛成討論いたします。 住民税非課税基準を引き下げるということは、担税力のない人には税金をかけないという基本理念を覆すことになります。市民の暮らしや困っている人を守るのが我々議員の仕事であります。非課税基準を引き下げると低所得者の暮らしをますます大変にさせてしまいますので、この陳情には賛成いたします。 皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  ほかに討論ございますか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は賛成少数による不採択であります。 それでは、原案についてお諮りします。 原案に賛成、つまり採択の議員の起立を求めます。          (起立少数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立少数であります。 陳情第14号は、不採択と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第10「市民福祉常任委員長報告」を求めます。 市民福祉常任委員長。 ◆市民福祉常任委員長(小笠原寿) 小笠原寿君登壇) 市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託された事件は、条例案5件、予算案5件、陳情6件の計16件でありました。 これらの事件について、去る12月15日に審査した結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 最初に、条例案についてご報告いたします。 「議案第98号、北秋田市あけぼの町町内会館条例の制定について」、「議案第99号、北秋田市上小様自治会館条例の制定について」、「議案第100号、北秋田市保育の実施に関する条例を廃止する条例の制定について」、「議案第101号、北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」の4件につきましては審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「議案第102号、北秋田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」につきましては、当局から大綱質疑にありました第10条第3項(3)学校教育法の規定による高等学校(旧中学校令による中等学校を含む)の最若年の年齢については83歳となります。(5)学校教育法の規定による大学(旧大学令による大学を含む)の最若年の年齢については予科については86歳、学部については89歳となります。第10条の文言については厚生労働省令に定める基準に従い定めるものとしているため、厚生労働省令で定める文言で規定しているとの報告がございました。 審査の中で、委員からは、支援員は知事が行う研修を終了した人と規定されているが、研修を受ける間の人的補償はどのようになるのかとの質疑がありました。当局からは、支援員の最低基準は2人であります。この人数に合うように人的配置するため、当初予算で人的配置の予算を確保すべく財政と協議中です。人員をしっかりと確保して来年の4月以降に向けたいと考えていますとの答弁がありました。 また、委員からは、支援員、補助員は支援の単位ごとに専ら当該支援の提供に当たるものでなければならないとしているが、大きなフロアで2つあるグループを遊ばせたりすると、それぞれの担当者が把握するのは難しいのではないかとの質疑がありました。当局からは、担当する子供のグループはありますけれども、それにおおむね2人ずつの支援員がいて、それぞれにほかのグループにも気を配りながら実施する形になります。管理面で1つのグループをつくる面が強いですとの答弁がありました。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案についてご報告いたします。 「議案第103号、平成26年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)」所管分につきましては、鷹巣中央保育園の備品購入について、委員からは、今回のもので大体終わりか、それとも3月補正で追加する可能性があるのかどうか、担当としては民間移管するに当たっておおむねこういうものを備えたので、うまく民間移管できそうだという感触か、もっとそろえるものがあるという感じか現状を教えてほしいとの質疑がありました。当局からは、来年4月に向けて故障するおそれがあるものは、できるだけ直して、更新してから渡したいと思っております。どうしてもということになれば、3月補正にお願いしたいと思っています。民間移管になりますと、除雪やごみ処理などこれまで発生しなかったお金が発生してきますので、なるべく財政負担を抑えるような移管がしたいと考えておりますとの答弁がありました。 また、ごみ収集運搬業務委託の債務負担行為補正について、委員からは、人件費が上乗せされていますが、果たして働いている方にきちんと反映されているか、業者に指導はされているかとの質疑がありました。当局からは、人件費の支払額に関して調査したことはございません。市の積算上の人件費に対してどのくらい払われているかは把握していない状況ですとの答弁がありました。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第104号、平成26年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第105号、平成26年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第109号、平成26年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」、「議案第110号、平成26年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」の4件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情についてご報告いたします。 「陳情第6号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情について」、「陳情第7号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める陳情書について」、「陳情第8号、介護従事者処遇改善を求める陳情書について」の3件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり採択すべきものと決し、意見書を提出することに決しました。 「陳情第9号、介護従事者処遇改善を求める陳情について」につきましては、審査の結果、陳情第8号と陳情の内容が同様とし、全会一致でみなし採択すべきものと決しました。 「陳情第11号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情について」につきましては、審査の結果、今後の年金制度の内容について資料を請求し、なお慎重審査が要するとし、全会一致で継続審査とすべきものと決しました。 「陳情第12号、専ら被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用に関する意見書の提出を求める陳情について」につきましては、審査の結果、全会一致で原案のとおり採択すべきものと決し、意見書を提出することに決しました。 以上、市民福祉常任委員会に付託されました事件についてご報告申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  これより市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 それでは、発言を許可します。 質疑ありませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 以上で、市民福祉常任委員長の報告を終わります。 これより付託されました議案について採決を行います。 ○議長(松尾秀一)  日程第11「議案第98号、北秋田市あけぼの町町内会館条例の制定について」、日程第12「議案第99号、北秋田市上小様自治会館条例の制定について」、日程第13「議案第100号、北秋田市保育の実施に関する条例を廃止する条例の制定について」、日程第14「議案第101号、北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第15「議案第102号、北秋田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」の5件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 議案第98号から議案第102号の計5件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第16「議案第104号、平成26年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第17「議案第105号、平成26年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第18「議案第109号、平成26年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」、日程第19「議案第110号、平成26年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 議案第104号、議案第105号、議案第109号、議案第110号の4件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第20「陳情第6号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情について」、日程第21「意見書案第9号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について」、日程第22「陳情第7号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める陳情書について」、日程第23「意見書案第10号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める意見書の提出について」、日程第24「陳情第8号、介護従事者処遇改善を求める陳情書について」、日程第25「意見書案第11号、介護従事者処遇改善を求める意見書の提出について」の6件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致により陳情3件は採択、意見書案3件は意見書の提出であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 陳情第6号、陳情第7号、陳情第8号は採択に、意見書案第9号、意見書案第10号、意見書案第11号は意見書を提出することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第26「陳情第9号、介護従事者処遇改善を求める陳情について」でありますが、既に同じ内容の陳情第8号が採択と決定されましたので、議決不要とし、本案も採択されたものとみなしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 陳情第9号は、採択されたものとみなします。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第27「陳情第11号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情について」を採決いたします。 委員長の報告は、継続審査の申し出であります。 お諮りいたします。 委員長からの申し出のとおり継続審査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第11号は継続審査とすることに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  日程第28「陳情第12号、専ら被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用に関する意見書の提出を求める陳情について」、日程第29「意見書案第12号、専ら被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用に関する意見書の提出について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致により陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 陳情第12号は採択に、意見書案第12号は意見書を提出することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第30「産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長庄司憲三郎) 庄司憲三郎君登壇) 産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、予算案5件、請願2件、陳情1件の計8件であります。 これらの事件について、去る12月15日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 まず予算案について報告いたします。 「議案第103号、平成26年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)」所管分については、農業委員会の関係では委託料に農地台帳システム整備委託とあるが、農林課所管である農業振興費の委託料にも同様の農地台帳システム保守管理業務委託が予算措置されており、その関連について質疑がありました。当局からは、農業委員会のシステムが親機となっており、その端末が各支所に配置されているが、このたびの農地中間管理機構の関係に伴い、農林課にも1台を子機として配置となっている。予算科目が異なることからそれぞれに予算措置となるとの答弁がありました。 農林課の関係では、法人化支援補助金の該当法人と具体的な事業内容について質疑があり、当局からは、今回、圃場整備を行っている吉田地区及び本城地区の2法人を予定している。事業内容としては、法人設置にかかわる一般事務費であり、会議事務用品やパソコンリース代なども該当するとの答弁がありました。 次に、商工観光課の関係では、指定管理料6施設の増額補正の要因について質疑があり、当局からは、今回の補正については、全て電気料金の高騰によるものであるとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に「議案第106号、平成26年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第2号)」については、公課費、消費税の補正は税率の変更によるものかとの質疑があり、当局からは、特別会計の消費税の仕組みは、毎年9月に確定申告を行い、12月、3月、6月に4分の1中間納付されることから、確定申告に伴う金額の変更であるとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第107号、平成26年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」については、施設維持管理委託の請負差額による減額補正に関して当初予算との相違が大きいことについて質疑があり、当局からは、維持管理業者の企業努力などもあり、当初見込みよりも減額となったもので、施設の維持管理契約は8件あることから、それぞれの減額でのトータルとなっているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第108号、平成26年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」について、大綱質疑では歳入予算の減額について質疑がありましたが、委員会では工事請負費の減額補正に関して、具体的な事業内容と市民生活に対する影響に質疑があり、当局からは、鷹巣地区の公共下水道工事で、田中方面と米代川を挟んで南側の脇神方面であるが、継続的に事業を進めているところの減額となる。今後、面数が計画より若干延びていく予定はあるが、計画が遅くなることによる影響がないとは言えないが、下水道を待っている方々にご迷惑をかけないよう、引き続き早めに実施できるよう努力したいとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第111号、平成26年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」については、審査の冒頭、休憩中でありますが、当局から資料の補正予算概要に一部記載誤りの報告と陳謝がありました。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、請願、陳情について報告いたします。 「請願第3号、米の需給安定対策に関する請願書について」は、全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することといたしました。 次に、「請願第4号、農協改革に関する請願書について」は、JAの組織整備、経営改革推進本部委員会などで討議を重ねているようだが、具体的な方向がわかりづらく、農協改革に対する検討材料が乏しい、もう少し検討を踏まえ、継続審議でも遅くはないのでは。また、以前にも同様の請願があり、その際にも採択していることから、今回も賛成するべき。以上のような意見がありましたが、全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することといたしました。 次に、「陳情第10号、労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情について」は、討論はありませんでしたが、挙手による採決の要求があり採決の結果、賛成3名、反対1名の賛成多数で採択すべきものと決し、意見書を提出することといたしました。 以上が産業建設常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(松尾秀一)  これより産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 それでは、発言を許可いたします。 質疑ありませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 以上をもって、産業建設常任委員長の報告を終わります。 これより付託されました議案について採決を行います。 ○議長(松尾秀一)  日程第31「議案第106号、平成26年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第2号)」、日程第32「議案第107号、平成26年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第33「議案第108号、平成26年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第34「議案第111号、平成26年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 議案第106号、議案第107号、議案第108号、議案第111号の4件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第35「請願第3号、米の需給安定対策に関する請願書について」、日程第36「意見書案第13号、米の需給安定対策に関する意見書の提出について」、日程第37「請願第4号、農協改革に関する請願書について」、日程第38「意見書案第14号、農協改革に関する意見書の提出について」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致により、請願2件は採択、意見書案2件は意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 請願第3号、請願第4号は採択に、意見書案第13号、意見書案第14号は意見書を提出することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第39「陳情第10号、労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情について」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数による採択であります。 これより討論を行います。 最初に、採択に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 10番 黒澤芳彦議員。 ◆10番(黒澤芳彦) 黒澤芳彦君登壇) 10番 みらい、黒澤芳彦です。 「陳情第10号、労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情について」反対の立場、いわゆる不採択とすべきという立場から討論いたします。 いわゆる労働者派遣法は、昭和60年に労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備の法律として制定いたしました。その後、幾多の改正を経て、平成24年には改正の目的に派遣労働者の保護が明記され、法律の名称も労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護に関する法律とされました。いわゆる派遣元の適正な運営と派遣労働者の保護が図られたわけでございます。しかし、現状を見れば、ブラック企業とか過剰労働による過労死という現状が存在しております。法があれば、それを悪用するもの、またそのすき間を狙う者もいるわけでございます。それを監視していくのが労働基準局とかの行政であり、また、議員の目であり、国民の目であるというふうに思います。この陳情は、何をもって改悪とするのか、その根拠は明確に示されておらず、その意味からでも不採択すべきものと考えます。議員の皆様の賛同をお願いし、反対討論といたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、採択に賛成の討論ございますか。 3番、三浦倫美議員。 ◆3番(三浦倫美) 三浦倫美君登壇) 陳情第10号に賛成討論いたします。 意見書案の中にありますディーセントワークとは、働きがいのある人間らしい仕事という意味です。この当たり前の働き方を実現させることが緊急課題となっています。ブラック企業という言葉が社会現象になったり、過労死が社会問題になっています。派遣ばかりの仕事では働く人たちが家庭を持って子育てしていくこともできず、社会全体が衰退していくばかりです。働きがいのある人間らしい仕事実現こそが働く人々の幸せや社会発展にもつながります。 以上の理由から陳情に賛成いたします。皆様のご賛同をお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、採択に反対の討論ございますか。 ほかに討論ありますか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡由巳君登壇) 労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情、これに賛成の立場で討論をさせていただきます。 私は、これまでこの北秋田市民の暮らしで大きい問題の1つに雇用が少ない、あっても賃金が安いことを訴えてきました。賃金が安いということは、非正規雇用が非常に多いということでありまして、北秋田市においても雇用拡大、正社員化が大きな課題であります。 さて問題は、この陳情趣旨に記載されておりますけれども、非正規雇用が拡大しているのは自然現象ではありません。財界の方針に沿って派遣法の改悪が繰り返され、若者の2人に1人、働く人で見ていきますと、3人に1人が非正規雇用になっているのが現状であります。安倍政権はこれまでの派遣法をさらに改悪して、無期限で派遣を続けることができるようにするなど、さらなる大改悪を狙っているわけであります。非正規雇用の問題を解決するには派遣法を改悪するのではなく、抜本的改正が必要であります。派遣労働は臨時的、一時的なものに限る、それから均等待遇のルールであります。同じ仕事をしていたら同じ賃金、このルールをしっかり法制化し、非正規雇用の正社員化をすべきであります。 若者や女性が結婚して、安心して子供を育てられるような環境にするためには、まず雇用は正社員化を拡大し、文化的な生活を営めるような待遇改善であります。一度廃案になったこの労働法制の改悪案ではなく、雇用の安定を取り戻し、ディーセントワークを実現する改正案を求めて、この陳情趣旨に賛成する討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  ほかに討論ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については、起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、この採決は起立をもって行います。 委員長報告は、賛成多数による採択であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席願います。 起立多数であります。 陳情第10号は採択と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第40「意見書案第15号、労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める意見書の提出について」を採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による意見書の提出であります。 これより討論を行います。 最初に、意見書の提出に反対の討論から行います。 討論ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  次に意見書の提出に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、この採決は起立をもって行います。 委員長報告は、賛成多数による意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 意見書案第15号は意見書の提出ということに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  日程第41「議案第103号、平成26年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 議案第103号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  昼食のため、1時まで休憩いたします。          (休憩)           (11時49分) ○議長(松尾秀一)  再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。          (再開)           (13時00分) ○議長(松尾秀一)  それでは、日程第42「決算特別委員長報告」を求めます。 決算特別委員長。 ◆決算特別委員長(松橋隆) 松橋 隆君登壇) 決算特別委員会に付託されました事件につきまして、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に認定議案として付託された事件は23件でありました。これらの事件につきまして、去る9月9日の委員会構成から11月10日までの間において8回の委員会を開催し、審査した結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 なお、審査に当たっては、代表監査委員から実務監査に当たっての実態等について意見を求めました。また、審査の最終日には、市長、副市長、教育長に対して総括質疑を行い、認定、不認定の判断に資したところであります。 それでは、順を追って報告いたします。 「継審認定第1号、平成25年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、慎重に審査した結果、一部意見の一致を見ることができず、委員からは、元来、箱物建設には慎重な姿勢で対応していたにもかかわらず、学校給食センター建設費や(仮称)生涯学習交流施設実施設計費など大型プロジェクト事業が推進されている。また、福祉の雪事業では、非課税世帯を対象としたため、利用者の縮小と住民サービスの低下につながっている。こうしたことから、大規模事業より市民に温かい市政を求めるとの反対討論がございました。 また、委員からは、これまでいろんな角度から審査したが、市の財政運営は全体的によい方向で推移していると感じました。これも行財政改革の努力により、その成果が顕著にあらわれているとの賛成討論がありました。討論の後、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、「継審認定第2号、平成25年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第3号、平成25年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第4号、平成25年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第5号、平成25年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第6号、平成25年度北秋田市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第7号、平成25年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第8号、平成25年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第9号、平成25年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第10号、平成25年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第11号、平成25年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第12号、平成25年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第13号、平成25年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第14号、平成25年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第15号、平成25年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第16号、平成25年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第17号、平成25年度北秋田市七日市財産特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第18号、平成25年度北秋田市米内沢財産特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第19号、平成25年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第20号、平成25年度北秋田市阿仁合財産特別会計歳入歳出決算の認定について」、「継審認定第21号、平成25年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」の20件については、全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。 「継審認定第22号、平成25年度北秋田市病院事業会計決算の認定について」は、慎重に審査した結果、一部意見の一致を見ることができず、委員からは、病院事業会計は開設時から指定管理制度を採用し、利用料金制により運営されていることから医業収益が発生しておらず、指定管理料や病院建設における借入償還利子など一般会計からの負担金及び補助金で賄われているとの実態があり、今の厳しい市の財政をさらに悪化させている。この打開策は、医師確保をして収益増を図ることにあるが、平成25年度の医師確保予算はゼロである。医師確保を初めとするさまざまな課題と改善を切に求めるとの反対討論がありました。討論の後、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 「継審認定第23号、平成25年度北秋田市水道事業会計決算の認定について」につきましては、全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。 なお、口頭ではございますが、決算特別委員会の審査の成果が平成27年度予算に反映されるよう求めると意見を付しております。 以上が本委員会に付託されました事件の報告であります。審査に当たっては、監査委員初め、連日ご協力いただきました当局並びに委員各位に対しまして、ここに改めて感謝を申し上げまして、報告といたします。以上、よろしくお願いします。 ○議長(松尾秀一)  これより、決算特別委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 以上で、決算特別委員長の報告を終わります。 これより、決算特別委員長より報告されました議案について採決を行います。 ○議長(松尾秀一)  日程第43「継審認定第1号、平成25年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について」を議題といたします。 これより本案に対する討論を行います。 委員長報告は、賛成多数による認定であります。 それでは、原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は、賛成多数による認定であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 継審認定第1号は認定することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第44「継審認定第2号、平成25年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第45「継審認定第3号、平成25年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第46「継審認定第4号、平成25年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第47「継審認定第5号、平成25年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第48「継審認定第6号、平成25年度北秋田市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第49「継審認定第7号、平成25年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第50「継審認定第8号、平成25年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第51「継審認定第9号、平成25年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第52「継審認定第10号、平成25年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第53「継審認定第11号、平成25年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第54「継審認定第12号、平成25年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第55「継審認定第13号、平成25年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第56「継審認定第14号、平成25年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第57「継審認定第15号、平成25年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第58「継審認定第16号、平成25年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第59「継審認定第17号、平成25年度北秋田市七日市財産特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第60「継審認定第18号、平成25年度北秋田市米内沢財産特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第61「継審認定第19号、平成25年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第62「継審認定第20号、平成25年度北秋田市阿仁合財産特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第63「継審認定第21号、平成25年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」の20件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による認定であります。 委員長報告のとおり決するご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 継審認定第2号から継審認定第21号までの20件は原案のとおり認定することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第64「継審認定第22号、平成25年度北秋田市病院事業会計決算の認定について」を議題といたします。 これより本案に対する討論を行います。 委員長報告は、賛成多数による認定であります。 それでは、原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。          (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案については起立採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は、賛成多数による認定であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席願います。 起立多数であります。 継審認定第22号は認定することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第65「継審認定第23号、平成25年度北秋田市水道事業会計決算の認定について」を採決いたします。 委員長の報告は、全会一致による認定であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 継審認定第23号は原案のとおり認定することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  日程第66「同意第4号、人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) 津谷永光君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 同意第4号、人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員候補者に下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市米内沢字寺ノ上74番地、奥山亮修、49歳。北秋田市阿仁水無字上新町西裏2番地1、石田テル、68歳。北秋田市阿仁比立内字家ノ後19番地、松橋幸子、61歳。北秋田市阿仁水無字畑町東裏159番地8、佐藤まり子、61歳。 平成26年12月19日提出。北秋田市長 津谷永光。 提案理由でございます。人権擁護委員、奥山亮修、栗谷幹丈、田口鐘子及び柴田由枝の任期が平成27年3月31日をもって満了することから、秋田地方法務局の候補者推薦依頼を受け、その推薦について提案するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  お諮りいたします。 本案は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 本案については簡易採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、採決の方法は簡易採決といたします。 本案について同意することにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 同意第4号は同意することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第67「発議案第14号、総務文教常任委員会所管事務調査について」、日程第68「発議案第15号、市民福祉常任委員会所管事務調査について」、日程第69「発議案第16号、産業建設常任委員会所管事務調査について」、日程第70「発議案第17号、議会運営委員会所管事務調査について」の4件を一括して採決いたします。 なお、本案4件につきましては、議案に記載の内容となっておりますので、ご確認願います。 それでは採決いたします。 本案4件は、いずれも原案のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」の声)
    ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 発議案第14号から発議案第17号までの4件は、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 同時に、本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 なお、当局から報告の申し出がありますので、許可いたします。 総務部長。 ◎総務部長(石川博志)  議長より発言のお許しをいただき、源泉所得税の徴収漏れに関する事案についてご報告を申し上げます。 平成26年10月3日付で大館税務署長から、測量費や建築費、土地家屋調査費などに支払われる報酬料金等について源泉徴収漏れとなっている事例が一部把握されていることから、自己点検により確認するよう文書により行政指導があり、点検を実施した結果、平成22年1月から平成26年12月までの期間で、個人事業者13人で支払った7,131万2,061円に対して906万8,874円の徴収漏れのあったことが判明いたしました。源泉徴収し、大館税務署へ納付するべきであった所得税額906万8,874円については、一日も早く納付する必要があるとの判断から、去る17日に納付いたしました。該当する個人事業者の方へは、謝罪の上、事情を説明し、本来徴収するべきであった所得税額の市への返還をお願いしてまいります。また、所得税の納付がおくれたことによる不納付加算税及び延滞税については、額の確定後に市が納付することになります。 今回の源泉所得税の徴収漏れに関しましては、個人事業者を事業所名などから源泉徴収の必要がない法人と誤認したことに起因したものでありました。今後は、源泉徴収事務についての取り扱いを職員に徹底するとともに、支出の担当、支払い審査担当、それぞれにおいてチェックを徹底してまいります。 市議会、市民の皆様、対象となった事業者の皆様には、ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。大変申しわけございませんでした。 以上、ご報告とさせていただきます。 ○議長(松尾秀一)  これをもちまして、平成26年北秋田市議会12月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。          (閉会)           (13時23分)右会議の次第内容は、正確であることを証するために、ここに署名する。  平成26年12月19日    北秋田市議会        議長      松尾秀一    署名議員        14番     佐藤重光        16番     久留嶋範子        17番     松橋 隆...