鹿角市議会 > 2022-06-03 >
令和 4年第4回定例会(第1号 6月 3日)

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  1. 鹿角市議会 2022-06-03
    令和 4年第4回定例会(第1号 6月 3日)


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    令和 4年第4回定例会(第1号 6月 3日)     令和4年6月3日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      報告第3号から報告第6号まで       説明、質疑      議案第34号       説明、質疑、討論、採決      議案第35号及び議案第36号       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名
      2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      報告第 3号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 4号 事故繰越し繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 5号 予算繰越計算書について(鹿角市上水道事業会計)      報告第 6号 予算繰越計算書について(鹿角市下水道事業会計)      議案第34号 令和4年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)      議案第35号 鹿角市過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法の適用             に伴う             固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について      議案第36号 令和4年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  笹 本 真 司 君     2番  湯 瀬 弘 充 君        3番  丸 岡 孝 文 君     4番  湯 瀬 誠 喜 君        5番  戸 田 芳 孝 君     6番  成 田 哲 男 君        7番  金 澤 大 輔 君     8番  舘 花 一 仁 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 悦 朗 君       11番  安 保 誠一郎 君    12番  黒 澤 一 夫 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  宮 野 和 秀 君    16番  兎 澤 祐 一 君       17番  田 村 富 男 君    18番  中 山 一 男 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        関     厚 君    教育長       畠 山 義 孝 君  総務部長      金 澤   修 君    総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君  市民部長      村 木 正 幸 君    健康福祉部長    黒 澤 香 澄 君  健康福祉部保健医療専門官           産業部長      佐 藤 康 司 君            村 木 真智子 君  建設部長      中 村   修 君    教育部長      大 里   豊 君  大湯ストーンサークル館長           市民部次長     花ノ木 正 彦 君            花 海 義 人 君  産業部次長     阿 部 正 幸 君    会計管理者     佐 藤 千絵子 君  教育次長      渡 部 裕 之 君    総務課長      守 田 敏 子 君  財政課長      相 川   保 君    監査委員事務局長  畠 山   修 君  農業委員会事務局長 山 﨑 孝 人 君    選挙管理委員会事務局長                                   相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      佐羽内 浩 栄 君    主幹        小田嶋 真 人 君  主査        青 山 智 晃 君    主査        兎 澤 周 平 君      午前10時00分 開会 ○議長(中山一男君) ただいまから、令和4年第4回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(中山一男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(中山一男君) これより議長報告をいたします。  6月2日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、令和4年第2回鹿角市市議会定例会において採択された請願の処理経過及び結果については、請願・陳情処理結果報告のとおりであります。  次に、3月23日から6月2日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席状況については、報告書のとおりであります。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中山一男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により15番宮野和秀議員、16番兎澤祐一議員を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(中山一男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、会期・議事日程表のとおり、本日から6月23日までの21日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から6月23日までの21日間と決定いたしました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(中山一男君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 関 厚君 登壇) ○市長(関 厚君) 令和4年第4回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、山菜取りに伴う遭難事故等防止対策につきましては、大型連休前の4月28日から十和田高原地区の市道2か所の通行を規制するとともに、市広報やホームページで入山自粛の呼びかけを行っております。また、5月14日からは土日の早朝に現地パトロールを実施し、注意喚起を行っております。  しかし、去る5月22日に十和田大湯字大平地内において、山菜取りをしていた方が熊に襲われる人身事故が発生したことから、直ちに鳥獣被害対策実施隊を出動させ、警察、消防と現地確認を行うとともに、現場に事故発生の危険を周知する看板を設置いたしました。また、十和田高原地区でのパトロールに大平地区を追加し、遭難事故等の防止に万全を期しているところであります。  市制施行50周年記念事業につきましては、50周年という節目の年を迎え、今年度は多くの記念事業を予定しておりますが、その第1弾として、去る5月12日にNHK秋田放送局との共催により、「新・BS日本のうた」の公開収録が文化の杜交流館コモッセを会場に行われました。  全国から3,423通の応募が寄せられ、抽せんで当選された383人に観覧いただきました。豪華な歌手の方々の共演とともに、本市が誇る大湯環状列石の紹介など、本市の魅力を広く発信する絶好の機会となりましたので、残念ながら公開収録を観覧いただくことができなかった皆様にも、あさって5日のBS放送をお楽しみいただきたいと思います。  また、それぞれに思いを込めたメッセージパネルと一緒に写真を撮影するメッセージフォトの募集を7月末まで行っているほか、市民から鹿角の風景・行事などの写真を募集する「私が切り撮る鹿角・フォトコンテスト」を8月末までの期限で実施しております。さらに、先般、広報かづの6月号とともに、50周年記念統一ロゴマークシールを全戸配布いたしております。  今年度は、年間を通して市民と共に記念すべき50周年をお祝いしてまいりたいと考えておりますので、市民の皆様にも、様々な形で記念事業にご参加いただき、一緒に節目の年を盛り上げていただきたいと思います。  市発注工事をめぐる官製談合事件につきましては、入札制度の検証と再発防止対策を調査・検討いただくために設置した第三者委員会が、これまでに3回開催され、外部有識者によって意見が取り交わされており、現在は、委員会主導による報告書の取りまとめが進められております。今後、6月21日に開催される第4回委員会で最終報告書が審議される予定となっており、第三者委員会の報告書の内容を踏まえ、速やかに再発防止策を講じてまいります。  なお、第三者委員会での検討に並行して、市といたしましても入札制度の中で必要な見直しを行ってきており、今年度4月の入札から、最低制限価格は開札直前に無作為に抽出した係数を乗じて設定する方法に改め、入札の過程の中で、情報漏えいなどの不正が入り込む余地を排除する改善策を講じております。  令和3年度のふるさと鹿角応援寄附の実績につきましては、件数が1万6,343件、金額が2億3,297万8,763円で、件数、金額ともに過去最高となり、前年度と比較しますと、件数で4%の増、寄附額で17%の増となりました。返礼品では、先行予約や定期便を始めた米のほか、キャンプ人気などを背景として需要が増えた薪などが増加しております。今後も引き続き、本市の特産品等を全国にPRするとともに、より多くの方々から応援いただけるよう、返礼品の拡充等に取り組んでまいります。  移住の促進につきましては、令和3年度の移住実績は36世帯62人となり、平成27年度の取組開始から毎年増加しております。世代別では、40代までの比較的若い世代での移住が約9割を占めております。また、新たな移住コンシェルジュとして、5月2日から秋田市出身の女性1人が着任し、移住コンシェルジュ2人体制となりました。今後はさらに1人を募集し、3人体制で移住促進に取り組むこととしておりますので、引き続き移住に関する積極的な情報発信や、NPO法人と連携したきめ細やかなサポート体制の充実を図りながら、移住の取組を促進してまいります。  次に、民生関係についてでありますが、住民税非課税世帯等に対する令和3年度臨時特別給付金につきましては、5月31日現在で3,529世帯に10万円の給付を行っております。家計急変世帯や未申告世帯等の申請が必要な世帯については、9月30日が申請期限となっておりますので、申請漏れがないよう引き続き周知してまいります。また、原油価格・物価高騰等に対する国の緊急対策として、令和4年度分の市県民税均等割が新たに非課税となった世帯についても、臨時特別給付金の対象となりますので、遅滞なく準備を進めてまいります。  地域医療の推進につきましては、かづの厚生病院精神科常勤医師が今年3月末で退職し、それに伴い、4月以降は非常勤医師による週3日程度の診療体制になることが発表されておりましたが、その後、4月5日からは、毎週火曜日に岩手医科大学から医師が派遣されることが決定し、現在、週4日程度の外来診療体制となっております。  近年、社会情勢の変化により、これまでにも増して精神科の必要性が高まっておりますので、引き続きかづの厚生病院医師確保に取り組まれている市民団体の皆様と共に、地域医療体制の充実に取り組んでまいります。  令和3年度に国の経済対策として実施した、子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた子育て世帯を支援する取組として、18歳までの対象児童3,581人に対し、1人当たり10万円の給付を完了しております。また、今年4月に国が示した、物価の高騰に対する緊急対策に盛り込まれた低所得世帯の児童に、1人当たり5万円を給付する子育て世帯生活支援特別給付金については、6月中に給付を開始できるよう準備を進めてまいります。  新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、5月末時点での全年代の接種状況は、1回目接種を終えた方が88.1%、2回目接種を終えた方が87.5%、3回目接種を終えた方が76.2%となっております。5歳から11歳の小児接種については、対象者の53.4%に当たる745人から申請をいただき接種券を交付しておりますが、このうち1回目接種を終えた方は538人、2回目接種まで終えた方は449人となっております。また、4回目接種については、対象が3回目接種から5か月を経過した60歳以上の方と、18歳以上で基礎疾患を有する方などとなっておりますが、市内医療機関での個別接種を6月中に開始できるよう準備を進めております。接種希望者が安心してワクチン接種ができるよう、引き続き関係機関と連携を図りながら、きめ細やかな周知と説明に努め、適切に実施してまいります。  地域コミュニティー活動の維持と活性化につきましては、新たに4つの自治会が集落活動応援事業を活用し、それぞれの地域資源等を生かした活性化事業に取り組む予定となっていることから、伝統文化の継承や交流の場の確保等により地域の活性化が図られるよう、集落支援員のサポートなどを通じて、自治会の取組を支援してまいります。  このほか、集落の現状や課題等を把握する状況調査を行った24自治会において、計画策定に向けた話合いが進んでおりますので、引き続き地域の主体的な取組をサポートしながら、地域コミュニティーの活性化を図ってまいります。  次に、農業関係についてでありますが、主食用米の生産につきましては、需要に見合った生産の目安である1,990ヘクタールに対し、農家から提出された5月末時点の作付計画面積は1,954ヘクタールで、目安を36ヘクタール下回っているほか、飼料用米などの新規需要米は、昨年と比較して47ヘクタール増加しております。今後も需要に応じた生産となるよう、引き続き水田活用産地交付金等の制度を周知しながら取り組んでまいります。  国が示した水田活用の直接支払い交付金の見直しにつきましては、今回の見直しが農家経営の圧迫や耕作放棄地の増加につながることを危惧し、県や市長会などを通じ、国に対して慎重な検討と適切な対応を強く要望しているところであり、今後も県や関係機関と連携し、要望活動を継続してまいります。  キュウリやトマト、シンテッポウユリなどの野菜や花卉類につきましては、播種や定植作業などは順調に進んでいることから、引き続き品質向上と収量の増加が図られるよう、適期防除等について周知してまいります。  果樹につきましては、桃・リンゴともに、発芽は平年並みでありましたが、4月に入ってから気温が上昇したことで、桃の開花は平年より7日早く、リンゴの開花も3日から5日程度早くなっております。今後の結実に向け、病害虫防除の徹底など、適切な栽培管理関係機関と連携し周知してまいります。  農業の労働力確保につきましては、6月1日にJAかづのに開設された農業版の無料職業紹介所を通じて、人材と農家とのマッチングを図りながら、農家の負担軽減と栽培面積の維持拡大を目指してまいります。  鹿角市植樹祭につきましては、去る5月20日、大湯環状列石周辺を会場に、市制施行50周年記念植樹祭を開催いたしました。例年より植樹面積を拡大し、地元の児童・生徒や市民をはじめ、約150人の参加をいただき、苗木450本の植樹を行っております。参加者には、ブルーベリーの苗木と地元産木材で製作された大湯環状列石にちなんだ記念品を贈呈いたしております。  次に、観光関係についてでありますが、大型連休中の入り込み状況につきましては、3年ぶりに行動制限のないゴールデンウイークとなったことから、観光施設では前年比149.7%、宿泊者数も159.8%と大幅な回復が見られております。連休中盤の4月30日から5月4日までは、悪天候によるアスピーテライン通行止めの影響により、八幡平山頂及びビジターセンターの入り込みが低調ではありましたが、市内の2つの道の駅で開催されたイベントなどが県内外からの観光誘客につながったものと考えており、今後、3年ぶりに開催される夏祭りシーズンに向けて、情報発信を強化してまいります。  八幡平大沼の水位低下への対応につきましては、大沼にある堰堤の脇の護岸が洗掘され、沼の水が大量に流出したことで水位が大きく低下していたことから、自然環境と景観の保全のため、積み土のう工による応急対策を行っております。  JR花輪線湯瀬温泉駅のトイレ閉鎖への対応につきましては、継続使用についてJRと協議を進めてきたところでありますが、5月18日付で、市の管理の下、使用できるとの回答が得られ、JR側との協議が調いましたので、6月1日から使用を再開いたしております。
     次に、商工関係についてでありますが、今年3月の新規高卒者就職状況につきましては、鹿角管内3校の新規高卒者のうち、就職を希望していた73人全員の就職が決定し、このうち県内就職率は78.1%で昨年を14.7ポイント上回ったほか、鹿角管内就職率は56.2%で、昨年を12.5ポイント上回りました。  コロナ禍に加え、関係機関と連携して実施した各種施策の効果により、地元志向が高まったものと捉えておりますが、新規高卒者に係る管内求人倍率は3.70倍と依然として高い水準にあることから、企業が求める人材を充足できていない状況にあります。一方で、管内高校の進学率は上昇傾向にあることから、大学生や移住者の求人活動についても支援を強化してまいります。  コロナ禍における経済対策につきましては、事業者の事業継続支援市内経済の回復を図るためのプレミアム付商品券事業については、市内の全ての加盟店で使用できるプレミアム率20%のつかエール券と、大型店等を除く加盟店で使用できるプレミアム率30%の超つかエール券に加え、飲食店で使用できるプレミアム率50%の超食エール券ハミングカード加盟店で使用できるプレミアム率30%で電子マネー形式鹿角プレミアムぺイの4種類を発行いたします。4種類を合わせた発行総数は6万2,000セットで、額面は4億4,600万円分の発行を予定し、今月1日から17日までの期間で購入申込みを受け付けております。その後、7月9日に販売を開始し、購入日当日からの使用が可能で、来年1月末を利用期限としております。  また、魅力満喫かづ観光促進事業の「ぐるっとかづの連泊クーポン券」については、全国を対象に、市内宿泊施設に2連泊または3連泊した場合に、宿泊料金から1人1泊当たり5,000円を割引するクーポンを8,500セット発行する予定で、今月1日から利用を開始し、来年1月末を利用期限としております。さらに、誘客拡大と観光客の市内周遊を促すためのスタンプラリーを今月1日から開始しております。  ウィズコロナ社会を迎え、修学旅行旅行代理店によるツアーが徐々に再開してきていることから、今後の観光客数の動向を的確に把握しながら、効果的な取組を進めてまいります。  地球温暖化対策につきましては、再生可能エネルギー電力自給率が300%を超える本市の特徴を生かし、2030年までにCO2排出量実質ゼロの達成を目指す「ゼロ・カーボンシティ宣言」を去る3月14日に行いました。2030年でのゼロ・カーボン達成は全国最速となりますので、宣言の実現に向け、今年度は、具体的方策を定める地球温暖化対策実行計画区域施策編を策定し、行政・市民・民間事業者等が一丸となって脱炭素社会の構築を目指してまいります。  次に、建設関係についてでありますが、のり面崩落による市道の通行止めにつきましては、去る4月21日未明に、アスピーテラインから蒸ノ湯温泉に通ずる市道八幡平線において、のり面の崩落が発生し、約40メートルにわたって石積み擁壁が崩れ落ち、道路が完全に塞がれました。さらに、現場はのり面に2メートル近くの積雪が残っており、雪崩の危険性もあったことから、直ちに市道を通行止めにする措置を講じております。現在、早期復旧に向けて、復旧工事費の算出等に係る調査設計を進めているところでありますが、応急的に通行を確保するため仮復旧工事を行い、市道脇への仮設道路の設置により6月1日から片側交互通行としております。  次に、教育関係についてでありますが、成年年齢引下げに伴う意識啓発につきましては、民法改正により、本年4月から成年年齢が18歳に引き下げられたことから、去る4月19日、十和田高校3年生35人を対象に、成人として必要な知識や関係法令を学んでもらいながら、消費者トラブルの防止につなげるための講座を開催いたしました。8月下旬には、花輪高校で同様の講座を開催することとしており、成年としての意識や教養を高める機会を創出してまいります。  毛馬内の盆踊を含む民俗芸能「風流(ふりゅう)」のユネスコ無形文化遺産への登録につきましては、今年の11月28日から12月3日までの間に開催される、第17回無形文化遺産条約政府間委員会において、審議、決定がなされる見込みとなっております。市といたしましても、全国民俗芸能「風流」保存・振興連合会の一員として、登録実現に向けた取組を進めるとともに、登録によって世界遺産のまちとしてさらに発展していくことを念願し、市民や地域と共に登録に向けた機運を醸成してまいります。  大型連休中の大湯ストーンサークル館入館者数につきましては、4月29日から5月8日までの10日間の延べ人数は1,495人で、昨年同時期と比較し219%の大幅な増となっております。コロナ禍前の令和元年度の同時期との比較では98.6%でありますが、修学旅行や団体へのガイド対応数と予約数は大幅に増加しており、世界文化遺産登録の効果が現れてきております。  また、北海道・北東北の縄文遺跡群については、関連自治体が連携して世界遺産登録に向けた推進活動を行ってまいりましたが、今年度からは縄文遺跡群の保存・活用に重点を置いた新たな協定の下、連携を図っていくこととしており、今後は遺跡の学術的な魅力をより高めながら、遺跡の価値を多くの方々に伝えてまいりたいと考えております。  スポーツに親しむチャレンジデー2022につきましては、日頃の運動不足の解消や、スポーツに親しむきっかけづくりとして実施されているチャレンジデーは、去る5月25日、全国各地で開催され、本市もこれに参加し、自治会、保育園、学校、企業、各団体から協力をいただき取り組みました。本市の参加率は22.6%で、対戦相手の群馬県吉岡町の参加率21.9%を上回り、僅差ではありましたが勝利を収めることができました。  コロナ禍での開催となったことにより、目標に掲げた70%をクリアすることはできませんでしたが、チャレンジデーへの参加は、日頃の運動不足の解消や自身の健康管理のほか、運動やスポーツに親しむきっかけとなりましたので、これを機に、引き続き市民の健康づくりスポーツに親しむ機会の創出に努めてまいります。  次に、本定例会に提案いたします補正予算の概要についてでありますが、一般会計については、本日の採決をお願いしております子育て世帯生活支援特別給付金事業費、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の追加のほか、庁舎等照明設備改修工事費、米品質向上支援事業費補助金、企業立地助成金、道路補修工事費、公営住宅施設整備工事費、記念スポーツセンター照明設備改修工事費などの追加と、定期人事異動に伴う人件費の調整などを計上しております。  その結果、補正額は合わせて3億8,032万円の追加となり、補正後の予算総額は178億8,109万8,000円となりました。  本定例会には、報告案件4件、条例案件1件、補正予算案件2件、合わせて7件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 関 厚君 降壇) ○議長(中山一男君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(中山一男君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第3号繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)から報告第6号予算繰越計算書について(鹿角市下水道事業会計)までの報告4件について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(金澤 修君) それでは、議案書の3ページをお開き願います。  報告第3号繰越明許費繰越計算書について。  令和3年度鹿角市一般会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  次の4ページから6ページにかけて繰越計算書がございますが、6ページの下段をお願いしたいと思います。  一般会計の繰越明許費は合わせて18件で、翌年度への繰越額は6億9,212万7,000円です。いずれも事業が令和3年度から4年度に及ぶことから、あらかじめ繰越明許費を設定したものですが、その額が確定しましたので報告いたします。  4ページをお開き願います。  国の補正予算に関連するものが、2款1項地籍調査事業、2款4項戸籍住民基本台帳費、5ページになりますが、6款1項担い手確保・経営強化支援事業、県営ほ場整備事業[末広地区]、農業水利施設整備事業、花輪大堰改修事業、7款2項観光施設管理費、6ページになりますが、8款2項道路舗装長寿命化対策事業、橋りょう長寿命化対策事業の9件、また、県が事業を繰り越したことにより、市の負担金も翌年度に繰り越すこととなったものが、8款2項福士川改修関連市道整備事業、8款3項急傾斜地崩壊対策事業の2件であります。  そのほか、年度内で事業完了が見込めないものとして、4ページに戻りますが、3款1項住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、4款1項医療機関開設資金支援事業、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、5ページになりますが、6款1項稲作経営次期作支援事業、7款2項大湯環状列石JOMON体感促進事業などの7件となっております。財源内訳は記載のとおりであります。  続きまして、7ページをお開き願いたいと思います。  報告第4号事故繰越し繰越計算書について。  令和3年度鹿角市一般会計予算の事故繰越しについて、事故繰越しに係る歳出予算の経費を別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第150条第3項において準用する同令第146条第2項の規定により報告する。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  次のページ、8ページの繰越計算書をお願いいたします。  8款2項道路橋りょう総務事務費について、支出未済額17万6,000円を翌年度に繰り越します。  財源内訳は記載のとおりです。  事故繰越となった理由でありますが、市道敷地の土地の寄附採納を進めるため、用地測量業務を発注したものの、隣接土地所有者の現地立会いに不測の日数を要し、年度内の完了ができなくなったことによるものです。  以上で報告第3号、報告第4号の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 建設部長。 ○建設部長(中村 修君) 9ページをお願いします。  報告第5号予算繰越計算書について。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、令和3年度鹿角市上水道事業会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  建設改良費の繰越しの内容ですが、資本的支出の配水施設整備事業は、秋田県が行っている国道282号の道路改良工事に関連するもので、県の事業が繰り越されたことから、これに伴って施工する配水管更新工事を令和4年度に実施するものです。繰越しの金額は1,087万9,000円です。  次のページをお願いします。  次に、事故繰越の内容ですが、こちらも国道282号の道路改良工事に関連するもので、同様の理由により、給水管接続工事を令和4年度に実施するものです。繰越しの金額は221万1,000円です。  続きまして、12ページ、報告第6号をお願いします。  予算繰越計算書について、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、令和3年度鹿角市下水道事業会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  建設改良費の繰越しの内容ですが、流域下水道鹿角処理区建設費負担金で、秋田県の事業が年度内に完了せず繰り越すこととしたため、相応の建設費負担金3,215万8,000円を繰越したものであります。  以上で報告第5号及び第6号の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。報告第3号から報告第6号までの4件について質疑ございませんか。笹本議員。 ○1番(笹本真司君) 報告第3号の4ページの住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業に関して、何点かお伺いします。  まず、もともとの予算が3億5,000万円ちょっとあるんですけれども、先ほどの市長の行政報告で3,529件の支給があったということでした。1件当たり10万円かと思いますので、そうすると単純計算すると、もう既に3億5,000万円を超えているような形に見えますが、これに関してはどうしてそうなっているのかなというところを一つ教えていただきたいのと、あと、給付する対象は、通知によって給付される場合と、自己申告によって給付される場合とあると思うんですけれども、それぞれの件数はどれぐらいになっているのか。令和3年度に関しては通知による給付の場合、発送から3か月以内に申告しないと受給できないということだったので、もう既に終わっているかと思うんですけれども、何件通知して何件申請があったのかというところを教えてください。 ○議長(中山一男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(黒澤香澄君) まず初めに、翌年度の繰越額についてですけれども、給付金の支給額については3月末まで3,132世帯、3億1,320万円でした。そのほか事務費の支出がありまして、予算額から執行額を引いた残り1億3,910万5,000円となっております。  それから、プッシュ通知で確認書を送付した世帯と、自己申告の世帯の内訳だと思いますけれども、3月末現在で確認書を送付した世帯については、先ほど申し上げました3,132件の決定をしております。自己申告の世帯からの申請に対する決定はございませんでした。  以上です。 ○議長(中山一男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告4件につきましては、地方自治法施行令並びに地方公営企業法の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りいたします。本日上程されます議案第34号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第34号令和4年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(金澤 修君) 初日採決をお願いする補正予算補正予算書の3ページをお開き願います。  議案第34号令和4年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)です。  令和4年度鹿角市の一般会計補正予算(第3号)は次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,864万3,000円を追加し、総額をそれぞれ175億6,942万1,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  補正予算(第3号)は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、物価高騰などに直面する低所得の子育て世帯に対する特別給付金や、60歳以上の方や基礎疾患がある方などを対象とした、4回目のワクチン接種に必要な経費等を追加するものですが、それぞれ速やかに対応準備に着手する必要がありますことから、本日議決をいただきたく、ほかの補正予算とは別に提案させていただきました。  9ページをお願いいたします。  2、歳入です。  14款1項2目1節保健衛生費負担金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金3,772万3,000円と、14款2項3目1節保健衛生費補助金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金465万円は、いずれも4回目のワクチン接種に関わる財源として、負担率並びに補助率10分の10で交付されるもので、歳出に併せて計上します。14款2項2目3節児童福祉費補助金の新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金2,627万円は、低所得の子育て世帯への特別給付金に関わる財源として、補助率10分の10で交付されるもので、こちらも歳出に併せて計上します。  次のページ、10ページをお願いいたします。  3、歳出です。  3款2項2目児童措置費の0232子育て世帯生活支援特別給付金給付事業2,627万円は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、物価高騰などに直面する低所得の子育て世帯を支援するため、18歳以下の児童などを対象に1人当たり5万円を支給します。4款1項5目新型コロナウイルス感染症対策費の0225新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業465万円と、0230新型コロナウイルスワクチン接種事業3,772万3,000円は、3回目のワクチン接種から5か月を経過する60歳以上の方や基礎疾患がある方などを対象に、4回目接種に必要な体制を確保するとともに、ワクチン接種に関わる予防接種委託料を追加します。  以上で一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第34号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第34号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第34号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号鹿角市過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民部長
    市民部長(村木正幸君) 議案書の14ページをお開き願います。  議案第35号です。  鹿角市過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について。  鹿角市過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、所得税法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、条例を改正するものであります。  15ページをお願いいたします。  条例の一部を改正する条例であります。  改正の内容でありますが、第2条第1項は課税免除の範囲として対象となる設備及び取得価額等を規定しておりますが、引用する租税特別措置法において項ずれが生じたことから、所要の改正を行うものであります。  附則として、この条例は公布の日から施行いたします。  以上で議案第35号の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第35号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第36号令和4年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(金澤 修君) 補正予算書の3ページをお願いいたします。  議案第36号令和4年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)です。  令和4年度鹿角市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億1,167万7,000円を追加し、総額をそれぞれ178億8,109万8,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は地方債の追加及び変更です。  令和4年6月3日提出。鹿角市長。  今回の補正予算の主な内容は、定期人事異動に伴う人件費の調整と、国・県補助金などの内示に伴う事業費の増額などです。  7ページをお願いいたします。  第2表地方債補正では、1で庁舎設備等整備事業に関わる借入れを追加するほか、2で公営住宅建設事業、消防施設整備事業、社会体育施設整備事業の事業費の変更に伴い、地方債の借入れ限度額をそれぞれ変更するものであります。  今回の補正で、合わせて1億7,860万円の追加となり、今年度の起債総額は10億3,060万円になります。  11ページをお願いいたします。  2、歳入です。  14款1項1目4節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金228万7,000円は、歳出の認定こども園施設型給付金の実績見込みにより追加します。  14款2項1目1節総務管理費補助金の地方創生推進交付金4,607万1,000円は、市の総合戦略で取り組む事業に対して交付されるもので、国の事業認定を受けた観光宣伝推進事業など21事業に充当します。補助率は2分の1です。  12ページをお願いいたします。  15款2項5目2節農業費補助金の米品質向上支援事業費補助金1,738万3,000円は、県内農業者の所得向上のため、県産米の品質向上と流通体制の強化を目的に交付されるものです。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金2,200万6,000円は今回の補正財源として、それから次の8目1節企業立地促進基金繰入金1,638万円は企業立地助成金の財源として、それぞれ基金から繰り入れます。  20款5項5目1節雑入の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金1,000万円は、公益財団法人日本環境協会の交付決定によるもので、当初予算に計上したカーボンニュートラル推進事業を対象に交付されるものです。補助率は10分の10です。  次のページ、13ページをお願いいたします。  21款市債については、地方債補正で説明したとおりです。  次のページをお願いいたします。  3、歳出です。  各款計上の人件費については、定期人事異動に伴う給与、手当等の増減調整などであり、以下人件費以外の事項について説明いたします。  2款1項1目一般管理費の0520庁舎等照明設備改修事業3,440万8,000円は、今年度施工する市役所本庁舎照明設備のLED化と併せて、令和5年度に予定していた車庫棟などの照明LED化を前倒しして実施するため改修工事費を追加します。  16ページをお願いします。  2款1項7目企画費の0550定住促進事業350万円は、移住者がデータバンクなどの空き家物件を購入または賃貸し、修繕などを実施した場合のふるさとライフ住宅改修支援補助金について、今後の対応予算に不足が見込まれるため補助金を追加します。  2項1目共動推進費の0101自治会振興事業810万円は、自治総合センターのコミュニティ助成事業の採択を受け、4自治会の会館用備品整備に関わる補助金を計上します。  17ページをお願いします。  3項1目税務総務費の0301市税還付金750万円は、確定申告に伴う市税還付等で、今後の対応予算に不足が見込まれるため還付金を追加します。  21ページをお願いいたします。  3款2項2目児童措置費の0202認定こども園費620万円は、市外の幼保連携型認定こども園の広域入所に対応するため、当該児童に関わる給付金を追加します。  27ページをお開き願います。  6款1項6目農業経営基盤強化促進対策費の0385米品質向上支援事業1,738万3,000円は、米の品質向上と流通体制の強化を図るため、色彩選別機などの導入を支援するもので、補助率は2分の1以内であります。  29ページをお願いします。  7款1項2目商工振興費の0210企業立地促進事業1,638万円は、新たに認定した事業の高度化に取り組む3事業所に対する助成金の追加です。  30ページをお願いします。  2項2目観光振興費の0240十和田八幡平まなび旅創生事業400万円は、本市を訪れる教育旅行の需要が県内校を中心に伸びている状況にあり、当初予算計上額を上回る見込みであることから補助金を追加します。  その下の0350国立公園八幡平魅力アップ事業137万5,000円は、八幡平魅力アップ構想に基づく誘客拡大の実現に向けた、八幡平スキー場エリア内へのアドベンチャー施設整備を支援するため、詳細設計費に関わる補助金を計上します。  3目観光施設費の0345中滝ふるさと学舎管理費389万4,000円は、雪害で破損した体育館棟屋根などの補修工事費を計上します。  31ページをお願いします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の0110道路橋りょう維持管理費3,992万2,000円は、舗装補修などが必要な市道について補修工事費を追加します。  3目除雪対策費の0205除雪対策事業1,386万円は、市道谷地田町小沢田線の融雪設備について、腐食した融雪配管を更新するため補修工事費を計上します。  33ページをお願いします。  6項2目住宅建設費の0505公営住宅建設事業3,200万円は、コロナ禍やロシアに対する経済制裁など複合的な影響による建築資材価格の高騰を受け、毛馬内住宅建て替えに要する予算に今後不足が見込まれることから、施設整備工事費の不足分を追加します。  9款1項3目消防施設費の0515消防施設整備事業1,975万6,000円は、消防水利が不足している2地区に耐震性貯水槽それぞれ1基を新設するため整備工事費を計上します。  37ページをお願いします。  10款5項5目大湯環状列石費の0110出土文化財管理センター管理費995万5,000円は、屋根防水シートの劣化による雨漏り等に対応するため改修工事費などを追加します。  38ページをお願いします。  6項2目体育振興費の0255はばたけアスリート鹿角コーチング事業165万円は、市制施行50周年記念事業として、北京オリンピックメダリストなどをゲストに招き交流事業を開催するため委託料を計上します。  3目体育施設費の0505体育施設整備事業4,615万6,000円は、記念スポーツセンターの照明設備のLED化などに関わる改修工事費を追加するものです。  以上で一般会計補正予算(第4号)の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第36号について質疑ございませんか。笹本議員。 ○1番(笹本真司君) 14ページの庁舎等照明設備改修事業に関してですけれども、令和4年度の予算でまず6,809万円が最初に出ていて、追加ということですけれども、経緯をまず教えていただきたい。令和4年と令和5年で分けていた理由があったのかなと思うのと、今回一緒にする理由ですね。例えばですが、LEDに先に換えるほうが、カーボンの排出量がより早く減らせるとか、入札を一緒に行うことによって経費が下げられるとか、何かそういう理由があっての前倒しなのかなというところを教えてください。 ○議長(中山一男君) 総務部長。 ○総務部長(金澤 修君) 前倒しする理由ということでございますけれども、当初1年で実施することを検討しておりましたけれども、財源の問題がありまして予算編成の中で2か年に分けて計上した経緯があります。その後、国の令和4年度地方財政対策の中で、公共施設の脱炭素化の取組というのが盛り込まれまして、公共施設等適正管理推進事業債という新たな起債が設けられました。そのことから当初予定していた2年目分を前倒しして、今の6月補正で計上するということになりました。有利な起債ということですので、なるべく早く温暖化対策に取り組みたいということであります。 ○議長(中山一男君) ほかにございませんか。金澤議員。 ○7番(金澤大輔君) 30ページの国立公園八幡平魅力アップ事業についてですけれども、これ前回の一般質問でも、整備費用が大きく市の支援も相当必要として先送りした事業と聞いていたんですけれども、前回の見積り額は幾らで、前回と今回では何が違って予算補正するのか教えてください。 ○議長(中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 国立公園八幡平魅力アップ事業補助金についてですけれども、この事業の対象となりますのは、八幡平魅力アップ構想というものを一昨年度、八幡平温泉リゾート協会が主体となって地域の関係者と共に策定したものがあるんですが、その中で後生掛集団施設地区について大分設備も老朽化していて、それぞれの集客のためには新たな設備投資が必要だということがありました。さらに、今までの八幡平地区の観光コンテンツというと、自然とか温泉とかそういったものであったんですけれども、アクティビティー系のものがないということで、スキー場のゲレンデ脇の林を使いまして、アドベンチャー施設ができないかというものが盛り込まれております。  それが今回の補助金の対象となるものなんですけれども、今年度の当初予算の段階では、基本設計を行っていて、まだ当初予算の中でどれぐらいの事業費になるとか、管理運営体制について不透明なところがありましたので、もう少し慎重な議論が必要ではないかということがありましたけれども、その中で今回、大体の事業が出ているんですけれども、さらにこのシミュレーションというか、事業主体は秋八高原リゾートを想定していますけれども、運営体制も含めて見込みの集客人数とか、そういったものを考えていくためには、実際にどういった設備の内容にするか、さらに詳細な調査をしてから、その後で詰めていって実際のハード整備につなげていきたいということで考えました。そのために、基本設計を受けてまずは詳細設計を進める必要があるという判断に至りまして、追加で計上させていただいております。 ○議長(中山一男君) ほかにございませんか。戸田議員。 ○5番(戸田芳孝君) 同じく30ページです。  中段の観光振興費のコード0240、十和田八幡平まなび旅創生事業ですけれども、非常に好調ということで何よりなんですけれども、現状どういう状況なのか、利用状況とか。それから、この400万円追加を見込んでいますけれども、ちょっと足りないような気がするんですけれども、これで十分なのか。今後の年内の見込みなどを教えてください。 ○議長(中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 十和田八幡平まなび旅奨励補助金の現在の状況でありますけれども、まず申請ベースとなりますが、現在3,000人分を超える申請がございます。当初700万円、3,500人分の予算措置をいただいたんですけれども、さらに今後2,000人ほどの申請が見込まれるのではないかということをエージェントなどを通じて把握しましたので、今回この400万円を追加計上させていただきたいと思っています。  この後、もっと伸びていく可能性もあると思いますが、昨年度も補正しましたけれども、冬が来て予算を残した経緯もありますので、もし不足になった場合には再度補正、あるいは補正が間に合わないときには、予備費の活用などもさせていただきながら対応したいと思っております。 ○議長(中山一男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(中山一男君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第35号及び議案第36号の議案2件並びに陳情5件につきましては、議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので審議をお願いいたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  明4日から13日までは、議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時11分 散会...