鹿角市議会 2020-09-25
令和 2年第5回定例会(第3号 9月25日)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
(8番
中山一男君 降壇)
○
議長(
宮野和秀君) これより討論を省略し、採決いたします。
発議第5号から発議第7号までの発議3件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第5号から発議第7号までの発議3件については原案のとおり可決されました。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程追加 議案の上程
○
議長(
宮野和秀君) ただいま
報告4件、議案1件及び
認定6件が提出されました。
お諮りいたします。ただいま提出されました
報告4件、議案1件及び
認定6件について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
初めに、
報告第6号
専決処分の
報告について(
損害賠償の額を定めることについて)から
報告第9
号令和元
年度鹿角市
資金不足比率についてまでの
報告4件を一括して議題といたします。
順次
提案理由の説明を求めます。
総務部長。
○
総務部長(佐藤康司君) それでは、
報告第6号
専決処分の
報告について。
地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり
専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを
報告する。
令和2年9月25日提出、
鹿角市長。
次のページをお願いいたします。
専決処分書です。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する
損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり
専決処分する。
令和2年9月15日、
鹿角市長。
次のページをお願いいたします。
損害賠償の額を定めることについて。
物損事故の損害を下記のとおり賠償するものとする。
相手方は記載のとおり。
事故の概要は、
令和2年8月9日午前11時20分頃、市道花輪小坂線において、相手方車両が大湯方面から花輪方面に走行中、十和田草木字勝善平地内の市道のり面からの倒木が当該車両に直撃し、フロント部分等が破損したものであります。
損害賠償額は41万4,854円。過失割合は市が100%であります。
次に、
報告第7号
継続費精算報告書について。
令和元年度に終了した継続費の精算について、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により、別紙のとおり
報告する。
令和2年9月25日提出、
鹿角市長。
次のページをお願いいたします。
令和元
年度鹿角市一般会計
継続費精算報告書です。
10款3項中学校費、花輪第一中学校大
規模改造事業。
事業年度は平成30年度から
令和元年度までの2年間です。
全体計画欄の年割額の合計額は、7億6,836万2,000円。実績欄の支出済額の合計額は、7億6,836万940円。比較欄の年割額と支出済額の差の合計額は1,060円です。
なお、特定財源の地方債は過疎対策事業債、その他は教育施設整備基金であります。
続いて、
報告第8
号令和元
年度鹿角市
健全化判断比率について。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、
令和元
年度鹿角市
健全化判断比率を別紙
監査委員の意見をつけて
報告する。
令和2年9月25日提出、
鹿角市長。
次のページをお願いいたします。
令和元
年度鹿角市
健全化判断比率は、一般会計決算、連結決算ともに実質収支が黒字でしたので、実質赤字比率と連結実質赤字比率は該当がなく、実質公債費比率は8.3%、将来負担比率は48.0%であり、いずれも早期健全化基準を下回り、市の財政は引き続き健全段階を維持しております。
詳細につきましては別冊の資料により説明をいたします。
資料の1ページをお願いいたします。
財政の健全性の判断基準として、早期健全化基準と財政再生基準が設けられており、先ほど申し述べた4つの指標のいずれかが早期健全化基準以上となった場合、財政健全化計画を策定し、財政の早期健全化を図ることになります。さらに財政再生基準以上となった場合は、財政再生計画を策定して、国等の関与を受けながら財政の再生を図ることになります。
次のページをお願いいたします。
初めに、(1)の実質赤字比率は、一般会計の実質収支額が黒字であることから、該当なしとなります。
(2)の連結実質赤字比率は、市の全ての会計の実質収支額の合計が黒字となりましたので、これも該当なしとなります。
(3)の実質公債費比率は、当該年度における一般会計等の公債費と公営企業会計等への繰出金のうち公債費に充てた額、一部事務組合等への負担金のうち公債費に充てた額、また債務負担行為を設定している元利補給金等の合計額の標準財政規模に対する割合を表す指標で、3か年の平均値であります。表の下の2行が実質公債費比率を示しており、
令和元年度は平成29年度から
令和元年度までの3か年平均で8.3%、前年度から0.3ポイントの増となっておりますが、この比率の早期健全化基準は25%を下回っており、本市の財政は健全な状況にあります。
次のページをお願いいたします。
(4)の将来負担比率は、将来的に市が実質的に負担しなければならない公債費等の総額の標準財政規模に対する割合です。表の一番下が将来負担比率を示しており、
令和元年度は48.0%、前年度比3.7ポイント上昇しておりますが、この比率の早期健全化基準350%を下回っており、本市の財政は健全な状況にあります。
次に、
報告第9
号令和元
年度鹿角市
資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、
令和元
年度鹿角市
資金不足比率を別紙
監査委員の意見をつけて
報告する。
令和2年9月25日提出、
鹿角市長。
次のページをお願いいたします。
資金不足比率は、公営企業会計の資金不足状況を示す指標ですが、本市の公営企業会計3会計はいずれも
令和元年度決算において資金不足額がないことから、
資金不足比率は該当なしとなります。
以上で説明を終わります。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。
報告第6号から
報告第9号までの4件について、質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
報告第6号から
報告第9号までは、
地方自治法及び同法施行令並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による
報告事件でありますので、
報告をもって終わります。
次に、お諮りいたします。議案第81号につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
次に、議案第81
号令和2
年度鹿角市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長。
○
総務部長(佐藤康司君) 議案第81
号令和2
年度鹿角市
一般会計補正予算(第9号)。
一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。
令和2
年度鹿角市の
一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。
第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ6,623万4,000円を追加し、総額をそれぞれ220億2,862万3,000円とする。
第2項、予算の補正の款項の区分及び補正後の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
第2条は地方債の追加です。
令和2年9月25日提出、
鹿角市長。
補正予算第9号は、この冬の
新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザウイルスの同時流行に備える予防接種費用の追加のほか、小中学校への空調設備設置に係る実施設計委託料と、7月の大雨により被災した農業用施設等の災害復旧工事費を計上しております。
4ページをお願いいたします。
第2表地方債補正は、農業用施設災害復旧事業及び林業施設災害復旧事業を追加するもので、借入限度額はそれぞれ890万円、130万円であります。
8ページ、9ページをお願いいたします。
歳入です。
14款2項1目1節
総務管理費補助金の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,479万6,000円は、予防接種事業と普通教室等空調設備設置事業に充当いたします。
今回の追加補正を含めた充当事業は17事業、総額は6億4,982万2,000円となります。
15款2項8目1節農林水産業施設災害復旧費
補助金の農業用施設災害復旧事業費
補助金1,848万9,000円、林業施設災害復旧事業費
補助金149万6,000円は、大雨により被災した施設の災害復旧工事費に対して交付される
補助金であります。
18款2項1目1節財政調整基金繰入金125万3,000円は、今回の補正財源として繰り入れます。
21款市債については、第2表地方債補正で説明したとおりであります。
次のページをお願いいたします。
歳出であります。
4款1項2目予防費の予防接種事業2,657万6,000円は、
新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザウイルスの同時流行に備え、今年度に限り助成対象者を小児・高齢者に限らず全市民に拡充するとともに、1回当たりの助成額を1,500円から2,000円に増額することとし、委託料等を追加いたします。
10款2項1目学校管理費の普通教室等空調設備設置事業498万6,000円と3項1目学校管理費の普通教室等空調設備設置事業323万4,000円は、小中学校児童生徒の学習環境の向上を図るため、空調設備の設置に係る実施設計委託料を計上いたします。
11款1項2目農業用施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業2,844万6,000円は、農業用施設5か所、3目林業施設災害復旧費の林業施設災害復旧事業299万2,000円は林業施設1か所について、それぞれ早期着工復旧を図るため災害復旧工事費を計上するものであります。
以上で説明を終わります。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第81号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第81号については原案のとおり可決されました。
次に、
認定第2
号令和元
年度鹿角市
一般会計歳入歳出決算認定についてから
認定第7
号令和元
年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの
認定6件を一括して議題といたします。
順次、
提案理由の説明を求めます。(「
議長」の声あり)田村富男君。
○17番(田村富男君) 議事進行についてでありますが、決算
認定に関わる
提案理由の説明は、今後
決算特別委員会で審議されることから、簡略にお願いしたいと思います。
○
議長(
宮野和秀君) ただいま田村富男君から
提案理由の説明は簡略にという発言がありましたが、これを了といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、
提案理由の説明は簡略な説明で了といたします。
それでは、
提案理由の説明を求めます。
会計管理者。
○
会計管理者(黒澤香澄君) 私から、
認定第2
号令和元
年度鹿角市
一般会計歳入歳出決算認定についてから
認定第7
号令和元
年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでご説明いたします。
簡略にというご発言をいただきましたので、そのように説明させていただきます。
各会計の決算の概要について、さきにお配りしてございます
令和元年度一般会計・特別会計決算概要資料によりご説明いたします。
初めに、資料の4ページをお開き願います。
認定第2号に係る一般会計の収支状況でございますが、歳入の決算額は186億3,079万2,347円で、これに対する歳出の決算額は183億4,536万7,523円でございます。前年度に比較して歳入は3.99%、歳出は3.68%の減となっており、歳入歳出差引額は2億8,542万4,824円の黒字でございます。
ここから先は、端数を切り捨てた1,000円単位で申し上げます。
この歳入歳出差引額の中には翌年度への繰越事業に伴う財源が4,190万7,000円含まれておりますので、これを差し引いた実質収支は2億4,351万6,000円の黒字でございます。また、前年度の実質収支額を差し引いた、いわゆる単年度収支は5,670万4,000円の赤字となります。昨年度は財政調整基金からの積立金の取り崩しがございませんでしたので、同基金への積立金2億707万円を加算した実質単年度収支は1億5,036万5,000円の黒字となります。
次に、
認定第3号から
認定第7号までの特別会計についてご説明いたします。
決算概要資料では8ページから17ページにわたり各特別会計の
決算状況をまとめてございますので、ご参照ください。
これらの特別会計決算の総額についてご説明いたします。
ページを戻っていただき、資料の2ページ、3ページをお開き願います。
特別会計の収入済額の総計は95億9,247万3,000円で、これに対する支出済額の総計は94億2,243万2,000円でございます。前年度に比較して歳入は2.60%、歳出は2.69%の減となっており、歳入歳出差引額は1億7,004万円の黒字でございます。
各特別会計の歳入歳出差引額は、全て黒字となっております。
なお、下水道事業及び農業集落排水事業の2事業につきましては、
令和2年度より公営企業法の適用となったことから、今年度から公営企業会計へ移行されております。
以上、
令和元年度一般会計並びに特別会計の決算の概要について申し上げましたが、詳細につきましては、後日開催されます
決算特別委員会におきまして事項別明細書及び主要事業執行実績
報告書などの関係資料により各担当からご説明いたしますので、ご審議の上ご
認定賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。
認定第2号から
認定第7号までの
認定6件について、質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程追加 決算特別委員会の設置
○
議長(
宮野和秀君) 次に、ただいま提案がありました
認定6件に関わる
審査のため、
決算特別委員会の設置について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時56分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午前10時58分 再開
○
議長(
宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
認定第2号から
認定第7号までの
認定6件の
審査のため、
委員会条例第4条の規定により、
委員8名をもって
決算特別委員会を設置し、別紙付託表のとおり付託して
審査をお願いいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
ただいま設置されました
決算特別委員会の特別
委員の選任については、
委員会条例第6条第1項の規定により、
議長により指名いたしたいと思います。
決算特別
委員の
委員名を、
事務局長をして朗読させます。
○
事務局長(金澤 修君) それでは私から朗読させていただきます。
決算特別
委員ですが、1番戸田芳孝議員、4番田口 裕議員、5番成田哲男議員、7番
児玉悦朗議員、8番
中山一男議員、9番金澤大輔議員、10番
栗山尚記議員、13番浅石昌敏議員。
以上であります。
○
議長(
宮野和秀君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしました8名の方々を決算特別
委員に選任することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の方々を決算特別
委員に選任することに決定いたしました。
この際、
決算特別委員会の正副
委員長互選のため、
決算特別委員会を開催いたしますので、暫時休憩いたします。
午前11時00分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午前11時10分 再開
○
議長(
宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に開催されました
決算特別委員会において、
委員長に金澤大輔君、副
委員長に成田哲男君がそれぞれ互選されましたので、
報告いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程追加 議員派遣の件について
○
議長(
宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項及び
鹿角市議会会議規則第160条の規定により、
議員派遣の件について、本日の日程に追加し直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
お諮りいたします。
議員派遣の件について、お手元に配付しております
議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程追加 閉会中
審査事件の付託
○
議長(
宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。各常任
委員長、議会運営
委員長及び決算特別
委員長より、
会議規則第104条の規定により閉会中
審査事件の申出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
お諮りいたします。閉会中の
審査事件について、お手元に配付しております閉会中
審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
以上をもちまして、
令和2年第5回
鹿角市議会
定例会の議事は全て終了いたしました。
本
定例会は、去る9月4日から本日までの22日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め職員の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、
議長に寄せられましたご協力に厚く御礼申し上げます。
当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の
意見等を十分に尊重され、一層効率的な行財政運営に当たられますことを切望いたします。
以上で、
令和2年第5回
鹿角市議会
定例会を閉会いたします。
午前11時13分 閉会...