鹿角市議会 > 2020-09-04 >
令和 2年第5回定例会(第1号 9月 4日)

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  1. 鹿角市議会 2020-09-04
    令和 2年第5回定例会(第1号 9月 4日)


    取得元: 鹿角市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和 2年第5回定例会(第1号 9月 4日)     令和2年9月4日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      報告第5号       説明、質疑      諮問第2号       説明、採決      議案第76号及び議案第77号       説明、質疑、討論、採決      議案第78号から議案第80号まで       説明、質疑      認定第1号       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託
      散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      報告第 5号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて             )      諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第76号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度鹿角市一般             会計補正予算(第7号))      議案第77号 物品の購入について(GIGAスクール対応学習用コンピュー             タ端末)      議案第78号 令和元年度鹿角上水道事業会計処分利益剰余金の処分につ             いて      議案第79号 令和2年度鹿角一般会計補正予算(第8号)      議案第80号 令和2年度鹿角上水道事業会計補正予算(第1号)      認定第 1号 令和元年度鹿角上水道事業会計決算認定について   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君     3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君     5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君     7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君     9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君    11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君    13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君    15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君    17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      中 村   修 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      渋 谷 伸 輔 君    教育部長      加 藤   卓 君  総務部次長     大 里   豊 君    市民部次長     佐羽内 浩 栄 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      花ノ木 正 彦 君  財政課長      渡 部 裕 之 君    監査委員事務局長  畠 山   修 君  農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君    選挙管理委員会事務局長                                   相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開会 ○議長(宮野和秀君) ただいまから、令和2年第5回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  次に、教育長より、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定による令和元年度教育委員会事務事業の点検及び評価報告書が提出されております。  次に、9月3日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、6月19日から9月3日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席状況は、別紙報告書のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により17番田村富男君、18番黒澤一夫君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から9月25日までの22日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から9月25日までの22日間と決定いたしました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  令和2年第5回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、まずもって、熊本県をはじめとする九州地方中部地方を中心に発生した令和2年7月豪雨によりお亡くなりになられた方々に対し、衷心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、いまだ行方が分からない方々の早期発見、そして被災された皆様のご健康と一日も早い復興を重ねてお祈り申し上げます。  それでは、諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、首都圏及び大都市を中心に依然として感染拡大が進み、県内においてもクラスターの発生が確認されるなど、新型コロナウイルスの脅威は本市においても身近なところまで迫ってきているものと危機感を持っております。  本市での感染事例は現時点で確認されておりませんが、引き続き県外との往来自粛や3密の回避、マスクの着用、手洗い、せきエチケットなどの注意喚起により感染予防対策を進めながら、観光・宿泊業における誘客促進や市内の消費喚起など経済対策に取り組み、感染予防社会経済活動の両立に努めてまいりますので、市民の皆様には改めてご理解とご協力をお願いいたします。  7月11日から12日にかけての大雨災害につきましては、11日から断続的に雨が降り、12日午前0時20分に災害警戒対策室を設置して警戒に当たりましたが、その後も強い雨が降り続き、12日の3時過ぎには大湯川が水防団待機水位に達し、なおも上昇傾向にあったことから、午前3時53分に大湯川流域の20地区1,552世帯に警戒レベル3の避難準備高齢者等避難開始情報を発令いたしました。さらに、6時過ぎには末広周辺の米代川も同水位に達したため、午前6時37分に石野地区大欠地区に、その後、午前7時54分には米代川流域の34地区2,653世帯に警戒レベル3を発令いたしました。市内9か所に開設した避難所では11世帯19人を受け入れましたが、12日の正午には雨も収まり、浸水被害や土砂災害のおそれが低くなったことから、午後2時30分に警戒レベル3を解除し、避難所を閉鎖いたしました。  被害状況については、人的被害や農作物への大きな被害は免れたものの、路肩の崩壊やのり面からの土砂の流入、路面の冠水などにより市道5路線と西山農免道路が通行止めとなったほか、宅地や農地、農業用施設等で被害が発生しておりますので、被害状況に応じて国の災害復旧事業等を申請してまいります。  なお、国の災害復旧事業等の採択要件に満たない、小規模な農地や農業用施設復旧工事に対しましては、市独自の助成制度により支援しております。  第7次鹿角市総合計画の策定につきましては、人口減少が見込まれる中にあっても、人口構造の若返りによる持続可能な社会システムの構築を目指し、将来都市像を「ふるさとを誇り 未来を拓くまち 鹿角」とした基本構想案についてパブリックコメントを実施するとともに、基本構想案に基づく前期基本計画の施策体系及び成果指標の検討を行っております。かづの未来会議においては、本市の資源や可能性を生かした取組を期待する意見が多く寄せられており、今後、鹿角市人口ビジョンの見直しや第2期鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略についても併せて検討を進め、引き続き市民のご意見を伺いながら前期5年間の目標と取り組むべき事業を取りまとめ、年明け1月頃に策定予定としております。  鹿角ブランドの推進につきましては、高校生が主役となってふるさと鹿角の風景や食、歴史などの魅力を発信するかづの高校生広報室について、今年度、市内2高校の6人のメンバーにより第4期の活動をスタートさせております。メンバーそれぞれの鹿角に対する深い愛着と、メディアやSNSを活用した、高校生ならではの感性を生かした情報発信力に大いに期待しているところでありますので、若い世代の興味、関心を集められるよう活動をサポートしてまいります。  防災体制の充実につきましては、本市では現在、県が実施した市内の主要河川における浸水想定区域の見直し結果に基づき、新たな洪水ハザードマップを作成しておりますが、第1避難所の錦木地区市民センターは、大湯川が氾濫した場合に3メートル未満の浸水想定エリアとなることを確認し、大雨などの水害時においては避難所として活用できないと判断いたしました。これにより、今後は十和田市民センターにおいて対応するとともに、新たに毛馬内保育園を第2避難所に指定し、十和田市民センターの収容人員の不足が見込まれる場合には直ちに毛馬内保育園を避難所として開設いたします。  なお、地震など水害以外の災害時においては、これまでどおり錦木地区市民センターを優先して開設いたしますが、見直し後の避難所については周知徹底を図り、引き続き災害対策に万全を期してまいります。  移住の促進につきましては、コロナ禍により東京での移住フェアや相談会の中止が相次いでいることを受け、今年度は、新たな情報発信ツールとしてユーチューブチャンネル2件による動画配信のほか、8月にはシングルマザーを対象に初のオンラインによる移住相談会を開催いたしました。相談会では、本市の魅力や移住制度の紹介のほか、地元事業者3者によるオンラインPR等により本市に興味を持たれた方もいるなど、充実した相談会となりました。今後は子育てママ応援移住ツアーの開催を予定しており、感染予防対策を徹底しながらツアーの受入れを行うとともに、引き続き積極的な情報発信NPO法人と連携した移住者へのサポート体制の充実を図ってまいります。  特別定額給付金につきましては、去る8月17日に申請期限を迎え、対象となる1万2,915世帯のうち、辞退者等を除く1万2,873世帯から申請があり、申請率は99.7%でありました。支給総額は3万112人分の30億1,120万円であり、人数に対する支給率は99.9%となっております。  次に、民生関係についてでありますが、交通安全対策の推進につきましては、本市では各関係機関や団体をはじめ市民が一丸となって交通事故防止活動を推進しておりますが、去る7月20日に交通死亡事故抑止継続730日を達成し、秋田県知事表彰と秋田県警察本部長顕彰を受けております。今後も、交通安全対策の充実を図るとともに、交通ルールの遵守と交通マナーの徹底に向け交通安全意識の啓発に努めてまいります。  子育て支援につきましては、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策である臨時特別給付金として、児童1人につき1万円を給付する国の子育て世帯への臨時特別給付金と、1世帯につき1万円を給付する市の子育て応援給付金について、別に申請手続が必要な公務員支給対象者を除く、一般支給対象者1,604人への給付が完了しております。また、児童扶養手当受給者支給対象とする国のひとり親世帯臨時特別給付金については、受給対象者221人に基本給付として1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円を給付いたしております。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した方については、追加給付として申請により1世帯につき5万円の給付が受けられるほか、所得制限や年金等の受給により児童扶養手当の給付を受けていない方も本給付金の対象となる場合がありますので、引き続き、給付金制度の周知を図り、子育て世帯の経済的な負担の軽減を図ってまいります。  放課後児童クラブについては、感染症予防のため利用者にはマスク等の着用をお願いしておりますが、熱中症予防対策として、小学校の夏季休業前に全ての放課後児童クラブにエアコンを設置いたしました。引き続き、感染症予防のために定期的な換気を行いながら、適切な保育環境を維持してまいります。  次に、農業関係についてでありますが、水稲につきましては、草丈、茎数、葉数ともに順調に生育し、例年並みの出穂期を迎えていることから、今後も天候を注視しながら、病害虫防除の確実な実施と適期刈取りによる品質確保を周知してまいります。  果樹につきましては、桃は8月中旬に始まった「あかつき」に続き、主力品種の川中島白桃の収穫・出荷が始まりましたが、今年は着果数が例年に比べるとやや多く、果実も順調に肥大し、糖度も良好でありますので、本市が誇る「かづの北限の桃」のおいしさを市場関係者等により強くPRしてまいります。  野菜や花卉につきましては、全国的な天候不順により品薄傾向となったことから、枝豆やキュウリなど野菜類全般にわたり高値で推移しております。また、本市の新たなブランド産品に位置づけているシンテッポウユリについては、日照不足の影響により作柄はやや不良でありましたが、お盆時期の市場予約分の収量は確保できております。今後は秋彼岸需要に向け安定した品質を維持できるよう、関係機関と連携して生産振興を図ってまいります。  鳥獣被害防止対策につきましては、今年の熊の目撃と食害等の通報件数は、8月31日時点で154件、被害件数は60件と例年並みとなっておりますが、出没の少なかった昨年と比較しますと1.6倍に増加しております。出没や農作物の被害報告は、7月中旬までは例年より少なく推移していたものの、7月下旬以降から急激に増加し、特に花輪市街地の東側の住宅地での出没が多く、花輪中学校周辺では日中の目撃が相次いだほか、十和田高原地区では畜産への被害が連続して発生しております。さらには、8月末に高校生が襲われる痛ましい人身事故が発生いたしました。今後、収穫期を迎え、果樹を中心とした農作物被害や人里への出没が増えることが懸念されることから、引き続き、広報等による注意喚起メール配信サービスによる迅速な情報提供のほか、自己防衛策についての出前講座の開催など、関係機関と連携しながら人身事故や農作物の被害防止策を強化してまいります。
     次に、観光関係についてでありますが、市内の宿泊業を応援する観光応援事業につきましては、北東北3県の在住者を対象とした、最大1万円引きの宿泊プランプラチナプラン」について去る6月29日より販売いたしましたが、予定していた1万泊分が僅か5日間で完売し、大きく落ち込んでいた宿泊者数は、昨年同期と比較し7割程度まで回復しております。さらに、今月1日からは、東北6県在住者を対象に、3,000円の助成で地域の特産品なども楽しむことができる宿泊プラン「ゴールドプラン」を開始しておりますので、ぜひ多くの方々にご利用いただきたいと思います。  今年中止となった花輪ばやし毛馬内盆踊り夏祭り動画配信につきましては、去る8月19日、ユーチューブチャンネルを利用したプレミアムライブ配信を行い、現在までの動画再生回数は約2万回となっており、多くの方から視聴いただいております。  また、8月29日からは、オンラインガイドつきの観光と市の特産品を楽しむことができる体験型オンライン観光商品を地域DMOで販売しており、第1回目は大湯環状列石ツアー形式で紹介し、事前に送付した特産品などを一緒に味わいながら、ツアー参加者とのリモート交流を行っております。今後も、コロナ禍においても楽しんでいただける企画や商品の販売等により、引き続き観光産業への影響を最小限に抑えられるよう積極的に取り組んでまいります。  次に、商工関係についてでありますが、雇用関係につきましては、7月末現在のハローワーク鹿角管内における来年3月の新規学卒者に対する求人状況は、事業所は79社、求人数は193人となっており、昨年同期と比較して5社50人の減少となり、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける形となっております。  管内3高校の就職希望者数は73人、うち県内希望者が42人で、昨年とほぼ同様となっておりますが、コロナ禍就職活動の環境が変化したことにより、就職希望先を例年より早めに決定する生徒が多くなっている状況にあります。今年度からはSNSを活用した就職情報配信事業を開始しており、地元就職情報交換会の中止の影響が生じることのないよう、引き続き関係機関と連携しながら高校生の地元就職を支援してまいります。  コロナ禍の経済・雇用対策につきましては、8月31日現在、コロナ対応資金の借入れに対する利子補給助成が119件、地域雇用維持支援金14件、事業継続支援金167件の申請を受け付けており、緊急事態宣言の発出等で経済活動が大幅に制限されたことによる影響に対し迅速に対応しております。  また、需要回復を図る対策として、大手ECショッピングモール内への地域産品販売サイトの構築、プレミアム付商品券・飲食券の販売を実施しており、引き続き市内経済の動向を注視しながら利用促進と消費喚起に努めてまいります。  次に、建設関係についてでありますが、鹿角花輪駅前整備事業につきましては、全ての整備工事が完了し、供用を開始しておりますが、歩行空間を充実させ通行の安全性を確保するとともに、段差や障害物をなくし、花輪ばやしなどの開催に配慮することにより、にぎわいを生み出す空間へとリニューアルいたしましたので、昨年オープンした駅前観光案内所と併せ市民をはじめ多くの方々からご利用いただき、本市の玄関口として皆様から愛される駅前広場となることを願っております。  次に、教育関係についてでありますが、コロナ禍における市内小中学校の状況につきましては、1学期は臨時休業をはじめ部活動やプールなどあらゆる活動において自粛や制限が行われたものの、大きな混乱は見られなかったほか、臨時休業による各教科の学習進度の遅れについては、夏季休業日を短縮して授業日を設定したことにより、おおむね取り戻すことができております。2学期以降は、延期となっていた運動会や修学旅行のほか学習発表会や文化祭などの大きな学校行事についても、感染症の状況を十分に踏まえながら、また感染防止対策をしっかりと行った上で、可能な限り実施していく予定としております。  大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録につきましては、本日から今月15日にかけてユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議「イコモス」による現地調査が行われており、大湯環状列石においては6日に調査が行われる予定であります。現地調査に向けては、これまでに縄文遺跡群世界遺産登録推進本部を中心として文化庁及び4道県の関係自治体と共に総力を挙げて準備を進めてきたところでありますので、世界遺産にふさわしいとの評価を得られるよう万全を期して対応してまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計については、戸籍システム改修委託料の追加、新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る施設消耗品費及び備品購入費等の追加、湯瀬地区の消融雪設備補修工事費等の追加、私立幼稚園施設型給付金の追加、体育施設改修工事費の追加などを計上しております。  その結果、補正額は8,836万円の追加となり、補正後の予算総額は219億6,238万9,000円となりました。  企業会計については、定期人事異動に伴う人件費の調整のほか、給水装置及び配水管等の工事費の追加等を行っております。  本定例会には、報告案件1件、人権擁護委員の諮問案件1件、専決処分の承認案件1件、物品の購入案件1件、剰余金処分案件1件、補正予算案件2件、決算認定案件1件、合わせて8件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましてはそれぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第5号専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 報告第5号専決処分の報告について。  地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを報告する。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  次のページをお願いいたします。  専決処分書です。  地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり専決処分する。  令和2年8月5日。鹿角市長。  次のページをお願いいたします。  物損事故の損害を下記のとおり賠償するものとする。  相手方は記載のとおり。事故の概要は、令和2年6月5日午前9時40分頃、鹿角市花輪字向畑地内の病院駐車場において、駐車するために後退していた市車両に、駐車場所から後退してきた相手方車両が衝突し、市車両右前方ドア及び相手方車両右後方バンパーを損傷したもので、損害賠償額は1万5,668円、過失割合は市が30%です。  以上で報告第5号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。報告第5号について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  報告第5号につきましては、地方自治法施行令の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りいたします。  本日上程されます諮問第2号及び議案第76号並びに議案第77号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 諮問第2号をお開き願います。  諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員候補者として、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  氏名でありますが、沢田 正氏です。  生年月日は、昭和26年10月20日。  住所は、鹿角市十和田錦木字冠田67番地であります。  提案理由でありますが、沢田 正人権擁護委員が、令和2年12月31日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。  参考といたしまして、別紙により推薦者の履歴書を配付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。  職歴は記載のとおりであります。その他の欄にありますように、沢田氏は平成26年10月1日から人権擁護委員を務められており、適任でありますことから、引き続き人権擁護委員として議会の同意をお願いするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより諮問第2号について採決いたします。  諮問第2号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第2号は、適任と認めることに決しました。  次に、議案第76号専決処分の承認を求めることについて(令和2年度鹿角一般会計補正予算(第7号))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 議案第76号専決処分の承認を求めることについて。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  別冊の専決処分書をご覧いただきたいと思います。  令和2年度鹿角一般会計補正予算(第7号)について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  令和2年7月16日。鹿角市長。  続きまして、補正予算書の1ページをお願いいたします。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ3,286万9,000円を追加し、総額をそれぞれ218億7,402万9,000円とする。  第2項、予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年7月16日。鹿角市長。  補正予算(第7号)は、7月11日から12日にかけて発生した大雨による被害の応急措置及び復旧のため必要となる経費等を追加したものであります。  7ページ、8ページをお願いいたします。  歳入でありますが、18款2項1目1節財政調整基金繰入金3,286万9,000円は、今回の補正財源です。  次のページをお願いいたします。  歳出です。  2款1項10目防災諸費の205災害対策事業500万円は、第1避難所8か所の開設など災害対応に従事した職員の時間外勤務手当と、被災した宅地の復旧を支援する宅地等防災対策工事費助成金5件分を計上しております。  6款1項11目農地費の610農地等小規模災害復旧支援事業696万5,000円は、被災した農地や農業用施設の復旧を支援する農地等小規模災害復旧支援事業補助金35件分を計上しています。  8款2項2目道路橋りょう維持費の305道路橋りょう維持管理費73万8,000円は、市道ののり面、路面及び路肩等の緊急的な補修作業に係る委託料を計上しております。  11款1項2目農業用施設災害復旧費の705農業用施設災害復旧事業910万4,000円は、農業用施設7か所の国庫補助採択に係る災害査定設計工事費を算定するための実施設計委託料であります。  3目林業施設災害復旧費の705林業施設災害復旧事業580万4,000円は、林道9路線に係る土砂撤去等委託料と補修用材料費のほか、林道1か所の国庫補助採択に係る災害査定設計工事費を算定するための実施設計委託料であります。  次のページをお願いいたします。  2項1目公共土木施設災害復旧費の705公共土木施設災害復旧事業525万8,000円は、市道1か所と河川2か所の復旧工事費であります。  以上で議案第76号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第76号について、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第76号については、原案のとおり承認されました。  次に、議案第77号物品の購入について(GIGAスクール対応学習用コンピュータ端末)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。教育部長。 ○教育部長(加藤 卓君) 議案第77号物品の購入について。  下記のとおり物品を購入するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。
     令和2年9月4日提出。鹿角市長。  物品名でありますが、GIGAスクール対応学習用コンピュータ端末であります。  契約の方法は、指名競争入札。  契約金額は、1億1,660万円であります。  契約の相手方は、鹿角市花輪字柳田28番地、株式会社村山事務器、代表取締役村山 聡であります。  議案資料1ページをお開き願います。  物品内容でありますが、小中学校に配置するコンバーチブル型ノートパソコン2,098台であります。  納入期限は、令和3年2月26日であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第77号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第77号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号令和元年度鹿角上水道事業会計処分利益剰余金の処分についてから、議案第80号令和2年度鹿角上水道事業会計補正予算(第1号)までの3議案について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 議案第78号をお願いします。  令和元年度鹿角上水道事業会計処分利益剰余金の処分について。  地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和元年度鹿角上水道事業会計処分利益剰余金を下記のとおり処分することについて、議会の議決を求める。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、令和元年度鹿角上水道事業会計処分利益剰余金の処分を行うため、議会の議決を求めるものであります。  中段の表、令和元年度鹿角上水道事業会計剰余金処分計算書をご覧ください。  令和元年度未処分利益剰余金は6億2,093万1,136円でありますが、このうち3億2,483万1,000円を資本金へ組み入れることによって、資金の流出を防ぎ、施設の長期安定性を確保し、利用者への継続的サービスを図ってまいります。また、1億円を利益積立金に積み立て、将来の欠損に備えます。さらに、残額1億9,610万136円を建設改良積立金に積み立て、今後の建設改良に対応していこうとするものであります。  説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 一般会計・企業会計補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第79号令和2年度鹿角一般会計補正予算(第8号)であります。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ8,836万円を追加し、総額をそれぞれ219億6,238万9,000円とする。  第2項、予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は、地方債の補正を定めております。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  5ページ、6ページをお願いいたします。  第2表地方債補正の変更は、危険老朽空き家除却事業について、事業費の追加に伴い限度額を340万円とするものです。  10ページ、11ページをお願いいたします。  歳入です。  14款1項1目4節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金739万4,000円は、幼稚園の定員区分の変更に伴う歳出の給付費の増加に対応して交付されるもので、補助率は2分の1です。  なお、このページの一番下、15款1項1目民生費県負担金についても同様の追加交付で、補助率は4分の1となっております。  2項1目1節総務管理費補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6億1,502万6,000円は、感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援するための緊急経済対策として、地方公共団体において、地域の実情に応じて事業継続や雇用維持等への対応など、地域経済の活性化等への対応を通じた地方創生が図られるよう交付されるものであります。  本市の交付限度額は、第1次及び第2次補正予算分を合わせて約7億2,700万円となっていますが、今回の補正額は本補正予算までに事業化した15事業充当分であります。  2節戸籍住民基本台帳費補助金の社会保障・税番号制度システム整備費補助金890万8,000円は、国外転出者によるマイナンバーカード、公的個人認証の利用を可能とするためのシステム改修に要する経費の全額が交付されるものです。  次のページをお願いいたします。  15款2項2目5節児童福祉費補助金の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費補助金1,250万円は、児童福祉施設等において、感染拡大を防止するためのマスク等の消耗品や備品の購入等、感染症対策の徹底を図りながら事業を継続的に実施していくために必要な経費の全額が交付されるものです。  17款1項2目1節一般寄附金42万6,000円は、企業等から新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいとの申出を受けたものであります。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金6億9,994万5,000円の減額は、地方創生臨時交付金の計上等に伴う財源調整であります。  20款5項5目1節雑入の福祉プラザ指定管理料精算金212万円と認可保育園指定管理料等精算金1億3,053万4,000円は、令和元年度の精算金であります。  次のページをお願いいたします。  21款市債については、第2表地方債補正で説明したとおりでございます。  次のページをお願いいたします。  歳出です。  2款1項7目企画費の550定住促進事業240万円は、ふるさとライフ住宅改修支援補助金及びふるさとライフ引越し支援補助金について、当初計上した予算が不足する見込みであり、今後の移住者の増加に対応するため、それぞれ追加するものであります。  8目地域情報化推進対策費927万4,000円は、今年6月に十和田毛馬内地区で発生した住宅火災により焼損した光ケーブルの修繕料のほか、国道改良や電柱等の老朽化等に対応して移設が必要となった光ケーブル5か所の移設工事負担金を追加するものであります。  2項2目生活安全対策費の450空き家等適正管理推進事業80万円は、空き家の除却に対する補助金について、今後執行見込み2件分に対応する予算を追加するものです。  3項1目税務総務費の300市税還付金222万9,000円は、各税目の過年度更正のほか、法人市民税の確定申告に伴う前年度の中間納付分に係る還付金が不足するため、追加するものであります。  次のページをお願いいたします。  4項1目戸籍住民基本台帳費の100戸籍事務費942万2,000円は、マイナンバーカードの交付申請が増加していることから通信運搬費を追加するほか、国外転出者がマイナンバーカードを利用できるようにするため、戸籍附票システムと住民基本台帳システムの改修委託料を追加するものです。  3款2項1目児童福祉総務費の290新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業1,200万1,000円は、児童福祉施設等24施設における感染症対策の徹底を図るため、感染予防に必要な消耗品や備品を購入するものです。4款1項1目保健衛生費にも、同様の消耗品費を計上しております。  5目児童福祉施設費の210放課後児童健全育成事業97万7,000円は、来年4月の柴平小学校開校に合わせて現在の平元小学校を児童クラブとして開設を予定していることから、使用する部分を改修するため実施設計委託料を計上するものであります。  次のページをお願いいたします。  3項1目生活保護総務費の240被保護者健康管理支援事業253万5,000円は、レセプトデータ分析に基づき被保護者の生活習慣病の発症予防や重症化予防等を推進するため、健康管理支援システムの構築業務の委託料を計上するものであります。  6款1項10目畜産振興費の210家畜衛生対策事業310万3,000円は、豚熱とアフリカ豚熱の発生予防と蔓延防止のため、2経営体の養豚農場における野生動物侵入防止柵の整備に対して支援するものであります。  次のページをお願いいたします。  11目農地費の242県営ほ場整備推進事業41万6,000円は、鹿角土地改良区に瀬田石地区を編入する区域拡大事業の経費の一部を支援するため、補助金を計上するものであります。  7款1項2目商工振興費の219起業・創業支援事業150万円は、起業・創業の申請が当初見込んだ件数を上回る見込みであるため、3件分を追加するものです。  8款2項2目道路橋りょう維持費の220橋りょう長寿命化対策事業は、松山跨線橋補修工事委託料の実績見込みにより減額する1,792万7,000円を、今後早期に補修が必要な2橋の実施設計委託料に組み替えるものです。  3目除雪対策費の205除雪対策事業865万5,000円は、湯瀬地区の市道2路線の消融雪施設において老朽化により配管から漏水が確認されたことから、漏水箇所を特定する調査委託料のほか補修工事費を計上するものであります。  次のページをお願いいたします。  10款4項幼稚園費の205私立幼稚園支援事業2,073万3,000円は、鹿角カトリック幼稚園の定員区分の変更に伴い、園児1人当たりの公定価格の単価区分が変更となったことから、施設型給付金を追加するものです。  5項9目文化の杜交流館費の110文化の杜交流館管理費76万6,000円は、新型コロナウイルス感染症感染予防に必要な消耗品のほか、文化ホールへの入館時に体表面温度を測定するカメラの購入経費を追加するものです。  次のページをお願いいたします。  6項4目体育施設費の505体育施設整備事業976万8,000円は、水晶山スキー場第1ペアリフトについて、経年劣化が進んでいるリフトワイヤーなどの改修工事費を追加するものです。  以上で議案第79号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 補正予算書の30ページをお願いします。  議案第80号です。  令和2年度鹿角上水道事業会計補正予算(第1号)であります。  第1条、令和2年度鹿角上水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第2条は、業務予定量の補正で、主要な建設改良事業の配水施設整備の予定額を1億1,048万9,000円に、他事業関連施設整備の予定額を1,883万2,000円に改めます。  第3条は、収益的収入及び支出の補正で、収入は、第1款水道事業収益に128万8,000円を追加し、6億3,891万2,000円、支出は、第1款水道事業費用に189万5,000円を追加し、6億2,757万6,000円とするものであります。  第4条は、資本的収入及び支出の補正で、収入は、第1款資本的収入に1,285万5,000円を追加し、1億7,160万9,000円、支出は、第1款資本的支出に1,491万9,000円を追加し、4億2,833万4,000円とするものであります。  また、予算第4条の括弧書きを記載のとおり改めるものであります。  次の31ページをお願いします。  第5条は、議決を要する経費の補正で、職員給与費に133万6,000円を追加し、6,732万円とするものであります。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  今回の補正の内容ですが、県道改良事業に伴う水道管移設補償工事の追加と4月の定期人事異動に伴うものであります。  42ページ、43ページをお願いします。  収益的収入及び支出。  収入の1款1項2目受託工事収益の79万2,000円の追加は、秋田県が松館地区で実施している県道根瀬尾去沢線の工事により追加になった配水管移設工事に要する費用で、引込管相当部分の額であります。  支出の1款1項3目受託工事費の工事請負費79万2,000円は、収入で説明した配水管の引込管の工事費相当額であります。  ほか、この項の補正は定期人事異動による人件費の調整であります。  1款2項1目支払利息及び企業債取扱諸費の1万1,000円は、企業債借入額の確定による利息の追加であります。  44ページ、45ページをお願いします。  資本的収入及び支出。  収入の1款1項1目補償金1,285万5,000円の追加は、県道根瀬尾去沢線の工事の関連で、こちらは配水管本管の補償金として収入するものであります。  支出の1款1項3目配水施設整備費の補正は、定期人事異動による人件費の調整、4目他事業関連施設整備費の1,503万7,000円の追加は、県道工事による配水管本管の移設工事に要する費用であります。
     1款2項1目企業債償還金36万2,000円は、企業債の借入額の確定による償還元金の減額であります。  以上で議案第80号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次、質疑を受けます。  初めに、議案第78号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第79号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第80号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、認定第1号令和元年度鹿角上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 議案書の最後のページをお願いします。  認定第1号令和元年度鹿角上水道事業会計決算認定について。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度鹿角上水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  令和2年9月4日提出。鹿角市長。  決算の概要につきまして、別冊の鹿角市上水道事業会計決算書にてご説明申し上げます。  決算書の1ページ、2ページをお願いします。  令和元年度鹿角市上水道事業決算報告書であります。  収益的収入及び支出でありますが、収入の決算額は6億2,391万7,010円、支出の決算額は5億7,779万4,352円で、収支差引きは4,612万2,658円であります。  3ページ、4ページをお願いします。  資本的収入及び支出でありますが、収入の決算額は2億5,600万4,945円、支出の決算額は5億5,006万471円で、収支差引き不足額は2億9,405万5,526円となります。この不足額につきましては、下段枠外に記載のとおり、当年度分消費税資本的収支調整額、建設改良積立金取崩処分額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填しております。  5ページ、6ページをお願いします。  令和元年度鹿角市上水道事業損益計算書であります。  1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業利益は22万7円となり、これに3の営業外収益を加え4の営業外費用を差し引いた経常利益は1,307万3,654円であります。この経常利益に5の特別利益を加え6の特別損失を除いた令和元年度純利益は1,616万7,430円、令和元年度未処分利益剰余金は6億2,093万1,136円となります。  7ページ、8ページをお願いします。  令和元年度鹿角市上水道事業剰余金計算書であります。  7ページにあります資本剰余金は、年度末残高2億6,699万6,517円、8ページのほうに記載してあります利益剰余金は、令和元年度1,616万7,430円を加え、年度末残高10億1,197万5,182円となりました。  下段の令和元年度鹿角市上水道事業剰余金処分計算書(案)については、議案第78号で説明したものでございます。  以下、9ページから貸借対照表ほか決算附属資料がございますが、これについての説明は省略させていただきます。  よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げて、説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第78号から議案第80号までの議案3件、認定1件及び陳情1件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  明9月5日から9月13日までは、議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時00分 散会...