鹿角市議会 > 2020-06-18 >
令和 2年第4回定例会(第3号 6月18日)

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  1. 鹿角市議会 2020-06-18
    令和 2年第4回定例会(第3号 6月18日)


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    令和 2年第4回定例会(第3号 6月18日)     令和2年6月18日(木)午前10時開議   開議   議長報告  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第63号      議案第64号      議案第65号      議案第66号
         議案第67号      議案第68号      議案第69号      議案第70号      2請願第1号      2請願第2号      2陳情第4号      2陳情第1号   3 日程追加      発議第 2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について      発議第 3号 秋田県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提出につい             て      発議第 4号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求め             る意見書の提出について      議案第71号 工事請負契約の変更について(鹿角観光ふるさと館規模改修             工事(建築主体工事))      議案第72号 工事請負契約の変更について(鹿角観光ふるさと館規模改修             工事(機械設備工事))      議案第73号 工事請負契約の変更について(鹿角花輪駅前広場整備工事)      議案第74号 工事請負契約の締結について(毛馬内住宅建設工事建築主体             工事))      議案第75号 令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)   4 日程追加      議員派遣の件      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君     3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君     5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君     7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君     9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君    11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君    13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君    15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君    17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      中 村   修 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      渋 谷 伸 輔 君    教育部長      加 藤   卓 君  総務部次長     大 里   豊 君    市民部次長     佐羽内 浩 栄 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      花ノ木 正 彦 君  財政課長      渡 部 裕 之 君    監査委員事務局長  畠 山   修 君  農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君    選挙管理委員会事務局長                                   相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第3号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  全国市議会議長会第96回定期総会において、田村富男君が市議会議員として20年以上、また吉村アイ君、倉岡 誠君、浅石昌敏君が15年以上にわたり市政の振興に尽くされた功績により表彰されました。  ただいまから表彰状の伝達を行います。  暫時休憩いたします。     午前10時01分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時07分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、お手元に配付しておりますとおり、監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また、市長より、地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る5月29日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第63号から議案第70号までの議案8件、請願2件、陳情1件及び継続審査となっておりました陳情1件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長児玉悦朗君。     (総務財政常任委員長 児玉悦朗君 登壇) ○総務財政常任委員長児玉悦朗君) 私から、去る5月29日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案1件及び請願1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第68号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中、条文、歳入14款国庫支出金以降全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費、13款諸支出金についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出された質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、歳入についてでありますが、14款2項4目土木費国庫補助金における社会資本整備総合交付金から道路メンテナンス事業補助金への予算組替えの内容についてただしております。  これに対し、社会資本整備総合交付金については、道路整備等全般を対象としていたものであるが、国の方針として橋梁等の重点整備の方向性が示され、その整備に係る分について道路メンテナンス事業補助金に移行したことから、予算の組替えを行うものであるとの答弁がなされております。  次に、18款2項1目財政調整基金繰入金について、新型コロナウイルス感染症対策に当たり、各自治体においては財政調整基金を取り崩しながら住民への各種対策を講じているが、本市の状況についてただしております。  これに対し、今回の補正予算後における基金からの繰入れ見込額は約9億5,000万円であり、現在検討中の市の経済対策等についても本基金を活用していくが、今後、国から交付される予定の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで復元を図り、一定程度基金残高を確保しながら、以後の対応に備えてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項7目企画費における移住促進事業について、新たな移住コンシェルジュが赴任したことは大変喜ばしいが、新型コロナウイルス感染症の関係でコンシェルジュの活動が制約されているのではないかと危惧していることから、今後の活動についてどのように考えているのかただしております。  これに対し、新型コロナウイルス感染症拡大により、コンシェルジュの活動も例年より大きく制限を受けてのスタートとなったが、国の緊急事態宣言解除なども受け、首都圏での移住フェア等の開催の兆しも出始めているほか、新型コロナウイルス感染症収束後の移住相談等も予想されることから、今後も移住促進に向け、コンシェルジュの活動を継続してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、2款1項10目防災諸費における災害応急対策用品購入費について、県の洪水浸水想定区域の見直しにより、新たに指定した第1避難所の運営に必要な物品購入とのことだが、新型コロナウイルス感染症対策用備品なども含まれているものかただしております。  これに対し、今回の予算措置は、新たに指定した第1避難所における初動対応に必要な資機材を整備するものであるが、避難所における新型コロナウイルス感染症対策としては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、今後必要な整備をする予定であるとの答弁がなされております。  委員からはさらに、今後水害等が発生した場合において、避難所における新型コロナウイルス感染症対策も必要となるが、どのような対応とするものかただしております。  これに対し、本市の避難所開設運営マニュアルでは、新型コロナウイルス感染症対策としての国・県の指針も踏まえ、受付時の検温や問診、密にならないためのスペースの確保等の新たな項目を盛り込んでおり、今年度の避難所開設訓練において、それらの項目もしっかりと確認しながら対応してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第68号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、2請願第1号地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての請願についてでありますが、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 児玉悦朗君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長舘花一仁君。     (教育民生常任委員長 舘花一仁君 登壇) ○教育民生常任委員長舘花一仁君) 私から、去る5月29日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案8件、陳情1件並びに継続審査としていた陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第63号鹿角手数料条例の一部改正について、議案第64号鹿角国民健康保険条例の一部改正について、議案第65号鹿角国民健康保険税条例の一部改正について、議案第66号鹿角後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、議案第67号鹿角介護保険条例の一部改正についてでありますが、本5議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
     次に、議案第68号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項1目保健衛生総務費、2項清掃費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、2款2項1目共動推進費におけるコミュニティ推進事業費補助金について、コミュニティー活動に必要な備品整備に対する補助金とのことでありますが、その整備内容についてただしております。  これに対し、主に自治会館に必要な備品を整備するもので、熱中症対策としてのエアコンの設置や、テーブル、椅子、テレビ等の整備を行うものであるとの答弁がなされております。  次に、3款1項1目社会福祉総務費における民生委員協議会補助金について、民生委員協議会のどのような内容に対し補助するものかただしております。  これに対し、各地区の協議会委員個々の活動、また委員の研修費用等に対しての経費助成であるとの答弁がなされております。  次に、10款2項小学校費及び3項中学校費におけるみんな生き生き学校サポート事業について、補正内容をただしております。  これに対し、2項の小学校費では小学校に学校生活サポーター14名を配置、また3項の中学校費では中学校に学習支援サポーター3名を配置しているところであるが、その人件費等の調整であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第68号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第69号令和2年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第70号令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、本2議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、2陳情第4号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書提出についての陳情についてでありますが、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査としていた2陳情第1号公立学校に「1年単位の変形労働時間制」を導入する条例制定に反対する陳情についてでありますが、引き続き審査が必要であるため、全会一致継続審査すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 舘花一仁君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長栗山尚記君。     (産業建設常任委員長 栗山尚記君 登壇) ○産業建設常任委員長栗山尚記君) 私から、去る5月29日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案1件並びに請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第68号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中、歳出4款1項3目環境衛生費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、6款1項3目農業振興費における畑作構造転換事業について、新規事業として立ち上げた経緯と事業の内容についてただしております。  これに対し、今回の畑作構造転換事業は、国の補助事業のメニューにのっとったものであるが、これは市内に20ほどあるソバ生産者に対する同事業の要望調査にて、実施を希望した4経営体を対象として今年度新たに実施するもので、事業の内容としては畑地の湿害対策を目的として、プラウなどの農機を使用し、耕起や心土破砕により畑地の生産性の向上に取り組むものであるとの答弁がなされております。  さらに委員からは、ソバの品質向上韃靼そばなど機能性品種への取組の状況並びに地元そばを提供できる飲食店を増やすための取組についてただしております。  これに対し、品質向上に向けての取組については、ソバの生産者及び飲食店、行政で組織する鹿角そば里づくり推進協議会で行っており、韃靼そばなどの導入についても、当地域における栽培適性について実証を行っている。また、新たな地元そば飲食店については、現在、ソバの専門店や古くからのそば屋などは各地にあるものの、新規の出店者についてはなかなか出てきていない状況であるが、市内にはソバの6次産業化に取り組まれている事業体もあることから、新たに取り組む経営体の創出に向けて、既存の支援制度の活用のほか、新しい支援の仕方についても検討していきたいとの答弁がなされております。  次に、7款1項2目商工振興費における企業立地助成金の内訳についてただしております。  これに対し、内訳としてはコネクタ製品画像検査装置2台分、717万6,000円で、助成率は10分の3であるとの答弁がなされております。  次に、8款2項2目道路橋りょう維持費における道路補修工事費について、詳細な内容をただしております。  これに対し、今回の補正計上した道路補修工事費については、オーバーレイ工法による舗装補修11か所分を追加するものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第68号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、2請願第2号秋田主要農作物種子条例の制定を求める請願についてでありますが、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 栗山尚記君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第63号鹿角手数料条例の一部改正についてから、議案第67号鹿角介護保険条例の一部改正についてまでの5議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本5議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第63号から議案第67号までの5議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第63号から議案第67号までの5議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)から議案第70号令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第68号から議案第70号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第68号から議案第70号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、2請願第1号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採択いたします。  2請願第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、2請願第1号については採択と決します。  次に、2請願第2号秋田主要農作物種子条例の制定を求める請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  2請願第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、2請願第2号については採択と決します。  次に、2陳情第4号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書提出についての陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  2陳情第4号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、2陳情第4号については採択と決します。  次に、継続審査となっておりました2陳情第1号公立学校に「1年単位の変形労働時間制」を導入する条例制定に反対する陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  2陳情第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、2陳情第1号については継続審査と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時33分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時40分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま、発議3件及び議案5件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件及び議案5件について本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件及び議案5件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、発議3件について提案者の説明を求めます。中山一男君。     (8番 中山一男君 登壇) ○8番(中山一男君) 私から、発議第2号から発議第4号までの3件について、提案理由をご説明申し上げます。  初めに、発議第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてでありますが、地方自治体には、より複雑化した行政需要への対応が求められておりますが、公的サービスを担う人材不足は深刻化しております。新型コロナウイルス感染症対策や多発する大規模災害など、緊急な対応を要する課題にも直面している中で、2021年度の政府予算地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の充実・強化を図ることを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第3号秋田主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提出についてでありますが、主要農作物種子法が廃止されましたが、農業生産県として今後も県行政が種子生産の中心的な役割を果たし、今までどおりの行政対応を継続することに必要な予算及び関係部署の人員体制を恒久的に措置する観点から、秋田県主要農作物種子条例を制定することを求め、意見書を提出するものであります。
     次に、発議第4号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書の提出についてでありますが、学校現場における課題が複雑化・困難化する中で、子供たちの豊かな学びを実現するためには、教職員定数改善などの実施が最重要課題でありますことから、計画的な教職員定数改善の推進や、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担割合を2分の1に復元することを求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださいますようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第2号から発議第4号までの発議3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (8番 中山一男君 降壇) ○議長(宮野和秀君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第2号から発議第4号までの発議3件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第2号から発議第4号までの発議3件について、原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号工事請負契約の変更について(鹿角観光ふるさと館規模改修工事(建築主体工事))から、議案第73号工事請負契約の変更について(鹿角花輪駅前広場整備工事)までの3議案を一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。産業部長。 ○産業部長(田口善浩君) 議案第71号をお開き願います。  議案第71号工事請負契約の変更について。  令和2年3月18日に議決され、同日に契約締結した鹿角観光ふるさと館規模改修工事(建築主体工事)について、工事請負契約事項を下記のとおり変更し、契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和2年6月18日提出。鹿角市長。  契約金額4億430万8,300円を4億2,856万8,800円に変更する。  提案理由ですが、防水工事の追加等に伴う設計変更により、契約金額を変更するものであります。  具体的には、設計時の図面や現地調査において明確ではなかった解体材が確認されました。場所はトイレ部分の壁の中でございますが、一部にアスベストが使用されており、これに伴う撤去及び処分が必要となったものであります。また、積雪時においてA棟1階の雨漏りがバルコニー床の防水劣化が原因であることが判明いたしましたので、これの改修を行うものであります。なお、これに伴う工期の延長はございません。  次に、議案第72号をお開きいただきたいと思います。  議案第72号工事請負契約の変更について。  令和元年5月31日に議決され、同年6月4日に契約締結した鹿角観光ふるさと館規模改修工事(機械設備工事)について、工事請負契約事項を下記のとおり変更し、契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和2年6月18日提出。鹿角市長。  契約金額3億1,306万7,700円を3億2,416万3,400円に変更する。  提案理由ですが、受水槽更新工事の追加等に伴う設計変更により、契約金額を変更するものであります。  具体的には、既設の受水槽の配管接続部付近の傷みが著しく、修復が不可能のため、受水槽を更新するものであります。なお、これに伴う工期の延長はございません。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 続きまして、議案第73号をお願いします。  工事請負契約の変更について。  令和元年8月30日に議決され、同年9月3日に契約締結した鹿角花輪駅前広場整備工事について、工事請負契約事項を下記のとおり変更し、契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和2年6月18日提出。鹿角市長。  契約金額1億9,514万円を2億524万4,600円に変更する。  提案理由でありますが、広場の整地に係る路盤工等の設計変更に伴い、契約金額を変更するものであります。  設計変更の理由ですが、従前は昔のコンクリート舗装の上にアスファルト舗装をした広場でありました。この工事でもコンクリート舗装を生かし、アスファルト舗装で高さを調整する計画としておりましたが、掘削の結果、コンクリート舗装が部分的に劣化、破損しており、これを除去し路盤等の追加施工が必要になりました。また、この破損、劣化部分が駅前広場に数か所ございまして、コンクリートの除去や床掘りにより施工中の交通開放が難しく、広場の一般交通を規制しましたが、この規制に伴う交通整理員等の費用が追加となったものであります。  以上で、議案第73号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第71号から議案第73号までの3議案について質疑ございませんか。兎澤祐一君。 ○16番(兎澤祐一君) 議案第71号の件なんですが、アスベストが発見されたということですけれども、もともと設計図面にこれは記載がなかったのかどうかと、その部分だけじゃなくて、ほかのほうにはアスベストが使われている可能性はないのかどうか、その確認です。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 最初の設計段階でありますけれども、この部分は県からの移譲の建物の部分でして、図面がなかったので、業者を使って壁とかの目視できる部分についてはアスベストの確認はしておりましたけれども、解体の中にあるものまでは把握できないでおりました。そういった状況であります。  それ以外については、先ほど言いましたように、目視によるものに関しては全部アスベストは把握しております。壁の塗装の部分にそういった耐火ということでアスベストが多少含まれているので、そちらのほうに手をつける場合は、そういったアスベスト用の工事が必要になってきます。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第71号から議案第73号までの3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第71号から議案第73号までの3議案について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第71号から議案第73号までの3議案について、原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号工事請負契約の締結について(毛馬内住宅建設工事建築主体工事))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 議案第74号工事請負契約の締結について。  下記のとおり工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和2年6月18日提出。鹿角市長。  契約の目的でありますが、毛馬内住宅建設工事建築主体工事)であります。  契約の方法は、一般競争入札。  契約金額は、2億1,356万5,000円。  契約の相手方は、鹿角市十和田大湯字川原ノ湯15番地10、株式会社柳沢建設、代表取締役社長柳沢義生であります。  議案資料をご覧ください。議案資料の1ページです。  工事の場所ですが、鹿角市十和田毛馬内字中陣場地内。  入札日は、令和2年6月9日。仮契約を6月11日に行っております。  工期は、契約締結の翌日から令和2年12月18日までであります。  工事の概要について説明いたします。資料の2ページをご覧ください。  上段左側の位置図に建物の配置を、その右側は全体計画図として表示しておりますが、全体計画図の左側の塗り潰しているA1、A2、A4、A6の4棟を建設するものであります。  建物の全体配置、それぞれの棟のイメージ図を中段、下段に示しております。  1ページに戻っていただきまして、A4、A6棟は1棟に2LDKの間取りで4戸が入居します。A1、A2棟は3DKで4戸が入居するものであります。外部と内部及び設備等の概要は記載のとおりであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第74号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第74号について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第74号について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第74号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、一般会計補正予算書の1ページをお願いしたいと思います。  議案第75号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出の総額にそれぞれ5億6,148万3,000円を追加し、総額をそれぞれ218億4,116万円とする。第2項、予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年6月18日提出。鹿角市長。  本補正予算では、国の第二次補正予算に関連した市独自の経済対策として、鹿角市プレミアム付商品券・飲食券事業、観光応援事業などのほか、小中学校の児童生徒に1人1台の学習用コンピューターを整備するGIGAスクール整備事業などに係る経費を計上しております。  7ページ、8ページをお願いします。歳入です。  14款2項2目3節児童福祉費補助金の保育対策総合支援事業費補助金75万2,000円は、新型コロナウイルスの感染症対策として、保育園等で必要な消耗品等の購入経費に対して交付されるものです。ひとり親世帯臨時特別給付金給付事務費補助金171万9,000円と、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金2,637万円は、低所得のひとり親世帯に対し支給する給付金の原資及び事務費の10分の10が補助金として交付されるものです。  5目1節教育総務費補助金の公立学校情報機器整備費補助金5,985万円は、小中学校の全児童生徒を対象に1人1台の端末整備を行うため、購入1台につき定額4万5,000円が交付されるものです。学校保健特別対策事業費補助金33万8,000円は、新型コロナウイルス感染症の予防対策の徹底を図るために、小中学校で必要な消耗品等の購入経費に対してその2分の1が交付されるものです。  17款1項2目一般寄附金80万円は、1法人から受納した寄附金について、その趣意に沿って新型コロナウイルス感染症対策などを主とする今回の補正予算に計上いたします。  18款2項1目財政調整基金繰入金4億7,165万4,000円は、今回の補正財源として繰入れます。  次のページをお願いいたします。歳出です。  2款1項9目情報管理費の100電算管理費231万円は、GIGAスクール整備事業で購入する端末で使用するフィルタリングソフトのライセンス使用料です。  10目防災諸費の205災害対策事業1,448万5,000円は、避難所での新型コロナウイルス感染症予防対策に必要な段ボール仕切りや、サーキュレーターなどの消耗品や備品の購入経費であります。  3款2項2目児童措置費の200認可保育園費60万2,000円と201認定こども園費15万1,000円は、新型コロナウイルス感染症対策として、保育施設10か所に配置する非接触型体温計の購入経費であります。  231ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業2,739万6,000円は、国の第二次補正予算で措置されたもので、低所得の独り親世帯を対象として給付する臨時特別給付金を計上するもので、子供1人の場合5万円、子供が1人増えるごとに3万円を加算するほか、収入が大きく減少した世帯には5万円を追加支給いたします。  5目児童福祉施設費の210放課後児童健全育成事業1,476万円は、放課後児童クラブ8か所に空調設備を整備するため、工事費を計上いたします。  7款1項2目商工振興費の200中小企業振興対策事業1,700万円は、融資額が当初の想定を超える見込みであることから、次のページになりますが、新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給費補助金を追加するものであります。
     246鹿角市プレミアム付商品券・飲食券事業1億2,422万5,000円は、売上げが減少している飲食店や小売サービス業等における消費を促進し、市内経済の早期回復を図るため、プレミアム率20%の商品券3万セットとプレミアム率30%の飲食券1万8,000セット、総額約6億円の発行、販売に係る委託料であります。有効期間は8月から来年1月までの6か月間としております。  2項2目観光振興費の375夏祭りプレミアム動画配信事業218万4,000円は、8月に道の駅かづのを会場として、本市を代表するお祭りである花輪ばやしと毛馬内盆踊りの実演を無観客で行い、これを動画配信することにより、観光と祭りをPRし、今後の誘客につなげるための動画配信委託料です。  380オンライン観光体験事業452万7,000円は、ウェブビデオアプリZoomを活用し、自宅にいながら本市の特産品を味わうなど、鹿角観光を体験できるオンライン有料体験プログラムを造成し提供するための委託料を計上いたします。  385観光応援事業2億3,569万8,000円は、市内宿泊施設に対する支援策として、7月、8月の2か月間は北東北3県の宿泊客1万人を対象に、施設が提供するプラン内容に応じて1人当たり最大1万円を助成、また8月からは対象を全国に拡大し、鹿角産品を盛り込んだプランを提供した場合に1人当たり3,000円、来年1月まで4万人分を助成し、鹿角産品の流通拡大と観光誘客の促進を図るものです。なお、事業の実施は、宿泊プランの企画立案に対する支援、アンケート調査とその分析を含めてDMO法人に委託し、今後のプレミアムツアーの充実、強化を図ってまいります。  3目観光施設費の535鹿角観光ふるさと館改修事業の祭り展示館映像等制作業務委託料と施設改修工事費2,750万円の増減は、来年4月のリニューアルオープンに合わせて、祭り展示館を臨場感あふれる祭りの雰囲気を1年中体験できる場として、誘客促進を図るため、施設改修工事費の一部を映像制作も含めた展示紹介コーナーの充実のための委託料に組み替えるものであります。なお、本事業については継続費を設定しておりますが、この枠内での組替えであり、総額の変更はございません。  10款2項1目学校管理費の105小学校運営事務費43万7,000円は、新型コロナウイルス感染症の予防対策のためマスク、消毒液、非接触型体温計等の購入経費を追加するものであります。なお、次のページ、3項1目の105中学校運営事務費24万円も同様であります。  10款2項1目学校管理費の250GIGAスクール整備事業7,614万7,000円と、13ページ、14ページの3項1目学校管理費の245GIGAスクール整備事業4,132万1,000円は、当初令和5年度までに段階的に整備する予定としていた小中学校の児童生徒1人に1台の学習用コンピューターを配備する計画を前倒しし年度内に実現するべく、国において予算措置がなされたことを受けまして、それぞれ購入費を計上するものであります。購入台数は指導者用も含め2,098台を予定しております。  以上で、一般会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第75号について質疑ございませんか。田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 5億6,000万円の補正事業で、今回のコロナ対策で独自の政策を急いで取り組んでいただいたのは分かるんですが、今日急にこの多額なものが提示されまして、今日採決というので驚いております。やはり議会の中でこのコロナ対策についてはこれまでもいろいろ議論してありましたので、もう少し時間をかけていろいろな討議をしながら互いに、議員含めて納得をして市民の対策を取るべきじゃなかったのかと思いますので、まずその1点についてひとつお尋ねします。  ちょっと項目が多いために、まとめて質問します。別紙の説明資料を頂いていますが、この中で国庫の資金なり等のものについては、国の対策が行われてその対応だと思いますが、この8の鹿角市プレミアム付商品券・飲食券事業、先ほどちょっと中身については説明をいただきました。それから、9番目の夏祭りプレミアム動画配信事業、10のオンライン観光体験事業、11の観光応援事業ということで、全部委託になっていますが、これは委託先がどこになっているのか。その委託先の選定に当たってはどのようにされているのか。これがまず1つです。  あわせて、いろいろな委託をした金額でその分が事業として利用者に、市民に提供になるわけですが、正味の、委託先に対して手数料分はどのぐらいそれぞれあるのか、その2点をまず質問いたします。 ○議長(宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) まず第1点のご質問でございます。今回の5億円を超える補正予算について、しっかりと議会のほうに説明をし、十分な議論をする必要があったのではないかというようなことに関しましては、この新型コロナウイルスの関係で市内の事業者、大変苦しんでおります。そのため今回補正予算を提案するに当たりましては、できるだけ早くこの効果を発現し、市内経済の回復を図る必要があるということで、国の二次補正予算の決定を受けまして迅速に対応したところでございます。議論につきましては、本日十分にご質問等賜れればお答えいたしたいと思いますので、十分な議論をしていただければと考えております。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 委託先につきましては、8番のプレミアム付商品券に関しましては商工会に委託する予定としております。9番と10番に関しましては、これから業者を募りまして、事業が可能なところに委託する予定としております。11番につきましては、DMOでありますかづの観光物産公社のほうに委託する予定としております。  委託料につきましては、少々お待ちください。 ○議長(宮野和秀君) 産業部長。 ○産業部長(田口善浩君) まず、プレミアム付商品券の部分ですけれども、商工会については商品券の関係で430万円、それからチラシ等20万円、それから臨時雇用関係がございますのでこれが280万円、それから手数料、広告事務費といった感じで約170万円、それからリース関係が20万円ということで約1,020万円ほどが委託料という形になります。  それから、夏祭りプレミアム動画配信でございますけれども、こちらのほうは実際に花輪ばやしの祭典委員会、それから毛馬内の振興会、それから映像配信という形になりますけれども、花輪ばやしの関係については約95万円、毛馬内盆踊りについては25万円ほど、映像配信については先ほど次長が申し上げたようにイベント業者はこれからの選定でございますが、こちらのほうが約100万円ほどとなっております。  それから、オンラインの関係ですが、これはかづの観光物産公社となりますけれども、450万円ほどという形になります。  観光応援事業でございますが、こちらは2億3,500万円の予算額で、これが委託料という形で進めたいと思っております。  以上です。 ○議長(宮野和秀君) 田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 一番最後のところの補正額は分かりましたけれども、これが例えば宿泊助成なり飲食費の助成をした残り、委託先への手数料的なものといいますか、真水のところがどのくらいかという質問でありました。それについては後で答弁をお願いします。  それで、ちょっと手続は、今日初めて聞いた状況ですが、例えば8番目はプレミアム付商品券等については、8月から1月まで商工会のほうで扱うということで、そうすると市民から見ると、いつどういう手続をするのかというのがあり、8番目と11番目について、その状況をお願いします。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 8番目のプレミアム付商品券・飲食券につきましては、7月1日の広報にチラシと申し込みはがきを一緒に同封しまして、そこから受付を開始しまして、7月15日まで受付をいたします。引換券発送日は7月17日になります。引換えに関しましては、鹿角商工会と十和田地区で十和田市民センターの2か所を考えております。販売期間に関しましては、7月28日から9月30日まで販売いたしまして、窓口に関しましては十和田市民センターは2週間を考えております。使用期間に関しましては、8月1日から1月31日までという状況になっております。  また、宿泊につきましては、7月1日から泊まった方に対する助成となりますので、早い者順になります。 ○議長(宮野和秀君) 田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 今の8番目は分かりましたけれども、回答頂いてない、11番目の観光応援事業宿泊の関係は、どういう手続になっていますか。あわせて、11番目の話で、県のプレミアム宿泊券の絡みがありますが、それとは別途の形だと思いますけれども、その辺も含めて市民から見ると、例えば1か所に1万5,000円のところがあると、1万円は券を使えればそれを使って、あと県から出ているものをそれに上乗せして、そういうのは全部併用ができる形になるんですか。その辺は手続はどうなりますか。 ○議長(宮野和秀君) 産業部長。 ○産業部長(田口善浩君) その前に、先ほどの観光応援事業2億3,500万円、委託料ということでお話ししましたけれども、これは当然その助成部分も入っておりますので、実際の委託料の部分といいますか、消耗品、あと人件費、広告印刷、手数料、消費税等、これの部分が約1,600万円となっておりますので、ご報告をさせていただきます。  それから、今回のプレミアム券の関係ですけれども、商品券の場合はこれは本市独自のもの、県のほうでは宿泊券と飲食券が出ておりますので、こちらのほうでご説明しますと、飲食券の関係は県のほうはご存じと思いますけれども、1セット2,800円で4,000円分ということになっておりまして、本市の場合は1万円で1万3,000円分購入できるということで、どちらも30%のプレミアムがついております。これについては、どちらも飲食券なのでそれぞれ事業に参加登録している飲食店であれば併用ができるということになりますので、どちらも使えるということであります。  それから、宿泊関係ですけれども、本市の場合は直接券という形には出ませんで、直接本人の負担分が割引になっていくということです。それから、県のほうは券として出ておりますので、自己負担が出た場合はその部分を県の宿泊券等で補填ができる、併用ができるとお考えをいただければと思います。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) ちょっと確認を含めていいですか。質問が長くなりましたので最後にします。今の宿泊、例えば県が半額助成で来ています。それを例えば持っていって、今回の11番目は、何かそういう券が発行になるんですか。そういう具体的に利用する人がどういうふうになっていくのか。  それと、今回の店も含めて鹿角市の場合は市独自のもの、全部の宿なり店が対象になっていくのかというのが1つです。  あと最後、もう一つ、12番目に施設改修工事費2,750万円ですか、これが委託料に組み替えるようですが、委託料に組み替えたことによって委託手数料等が発生してくるんですか。その辺の中身は何か変更は出るんですか。2点お願いします。 ○議長(宮野和秀君) 産業部長。 ○産業部長(田口善浩君) 最初のほうのご質問にお答えしますけれども、先ほど申し上げましたけれども、本市の場合宿泊の関係は券が出るのではなくて、申込みをして宿泊をして、それで精算する段階でそのプレミアムの部分が差し引かれて、自己負担が生じると。県のほうはあらかじめ利用する宿泊券というのが出ておりますので、この券は金券みたいな形になりますので、自己負担分が出た場合についてはその金券でもって支払いができるというシステムになりますので、本市は券が出ませんということです。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 祭り展示館の部分に関しましては、新たな委託に関する手数料は発生いたしません。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 14ページの学校管理費の中のコード番号245番の学習用コンピューターを前倒ししてということだったんですけれども、これを前倒ししてやるとすれば、教職員が生徒たちに教える部分とか、授業時間が発生すると思うんですが、今回コロナの関係で1週間ほど授業が遅れていて、夏休みも出るということ、そういうことになっておりますけれども、この部分の学習時間の関係はどのようになりますか。前倒しすることによって、この学習時間はどういうふうになるか教えてください。 ○議長(宮野和秀君) 教育部長。 ○教育部長(加藤 卓君) 7日間の授業日数を確保するため、今年の夏の長期休業を7日間、まず授業を行うということにしておりますが、それと今回のGIGAスクールの学習用コンピューターの導入は、現在のところ切り離して考えていただきたいということであります。というのは、2,000台以上のコンピューターを鹿角市だけでも買うと。全国ですさまじい数のコンピューターの需要が生まれます。そういった点から、すぐ入ってすぐ活用できて、そういった授業日数の対応というのは、事実上困難であると思っております。ですので、今年度につきましては、児童生徒はもちろんでありますけれども、特に教員の方のそういったコンピューターを使った授業のスキルアップ、それをできれば早めに着手してまいりたいと、そう考えておりますので、実際現実的な授業での運用は、準備等、そういった研修等の後になりますので、来年度当初からと考えております。 ○議長(宮野和秀君) 吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) そうすれば、前倒しして予算つけて買う準備をするという、そういう段階なんですか。生徒たちにも高学年からやるとか低学年からやるとか、そういうことも段階的にやるということでしょうか。 ○議長(宮野和秀君) 教育部長。 ○教育部長(加藤 卓君) 教育長が栗山議員の一般質問の中で詳しく回答したことだと思いますけれども、当初、今年度の令和2年度予算においては、GIGAスクール構想については全学年分の学習用コンピューターを一斉でそろえるという予定ではありませんでした。コロナ対策等に関しまして、皆さんご存じのとおり遠隔授業とか、あとは分離登校、そういったものがありまして、学べる環境、場所を幅広くするといったのが国としての一つの着眼点になったわけであります。そのため当初複数年でタブレットといいますか、学習用コンピューターを整備しなさいといったものが、国が前倒しで単年度で整備していただきたいといった方向に変わりましたので、私どもも複数年から令和2年度中にぜひこの交付金を使いまして整備したいといったことが経過となっております。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山尚記君。 ○10番(栗山尚記君) プレミアム付商品券の詳細についてもう1点伺いたいと思います。  これは先着順によるものなのかという点が1つと、あとは商品券も飲食券とも1人当たりの購入上限というものを設けるのか。設けるとすれば、どの程度に考えているのか、お聞かせください。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 栗山議員のご質問の前に、先ほどの田口議員の回答にちょっと誤りがありましたので、訂正させていただきます。9番の夏祭りプレミアム動画配信に関しましては、市の直営で行いますので、委託料等は発生いたしませんのでご理解いただきたいと思います。  また、先ほど宿泊応援事業に関しまして、市内の全事業者、宿泊、旅館が登録になるのかという答えをまだしていませんでしたけれども、これから募集しまして、なるべく皆さんに登録していただきますようにお願いしたいと思っております。  ただいまの栗山議員への回答でありますけれども、まず商品券に関しましては3万セットになりますけれども、上限は1人10セットまでであります。飲食券に関しましては20セットまでを上限とさせていただきます。先着順につきましては、どちらも抽せんとなります。 ○議長(宮野和秀君) 田口さん、よろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第75号について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第75号について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第75号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認め、よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会は、5月29日に招集され、本日まで21日間にわたりましたが、会期中における議員各位並びに市長初め職員の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に対し厚く御礼申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で表明されました議会の意見等を十分に尊重され、より一層効率的な行財政運営に当たられますことを切望いたします。  以上で、令和2年第4回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時30分 閉会...