鹿角市議会 > 2020-05-29 >
令和 2年第4回定例会(第1号 5月29日)

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  1. 鹿角市議会 2020-05-29
    令和 2年第4回定例会(第1号 5月29日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和 2年第4回定例会(第1号 5月29日)     令和2年5月29日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      報告第1号から報告第4号まで       説明、質疑      議案第44号から議案第60号まで       説明、採決      議案第61号及び議案第62号       説明、質疑、討論、採決      議案第63号から議案第70号まで       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託   散会 ─────────────────────────────────────────────
    本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      報告第 1号 継続費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 2号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 3号 予算繰越計算書について(鹿角市下水道事業特別会計)      報告第 4号 予算繰越計算書について(鹿角市上水道事業会計)      議案第44号 監査委員の選任について      議案第45号 監査委員の選任について      議案第46号 教育委員会委員の任命について      議案第47号 固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第48号 農業委員会委員の任命について      議案第49号 農業委員会委員の任命について      議案第50号 農業委員会委員の任命について      議案第51号 農業委員会委員の任命について      議案第52号 農業委員会委員の任命について      議案第53号 農業委員会委員の任命について      議案第54号 農業委員会委員の任命について      議案第55号 農業委員会委員の任命について      議案第56号 農業委員会委員の任命について      議案第57号 農業委員会委員の任命について      議案第58号 農業委員会委員の任命について      議案第59号 農業委員会委員の任命について      議案第60号 農業委員会委員の任命について      議案第61号 工事請負契約の締結について(統合校舎(花輪第二中学校)大             規模改造工事(建築主体工事))      議案第62号 令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)      議案第63号 鹿角市手数料条例の一部改正について      議案第64号 鹿角市国民健康保険条例の一部改正について      議案第65号 鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第66号 鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について      議案第67号 鹿角市介護保険条例の一部改正について      議案第68号 令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)      議案第69号 令和2年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号             )      議案第70号 令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君     3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君     5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君     7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君     9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君    11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君    13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君    15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君    17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      中 村   修 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      渋 谷 伸 輔 君    教育部長      加 藤   卓 君  総務部次長     大 里   豊 君    市民部次長     佐羽内 浩 栄 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      花ノ木 正 彦 君  財政課長      渡 部 裕 之 君    監査委員事務局長  畠 山   修 君  農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君    選挙管理委員会事務局長                                   相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開会 ○議長(宮野和秀君) ただいまから、令和2年第4回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  5月28日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、3月19日から5月28日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席状況は、別紙報告書のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により15番田中孝一君、16番兎澤祐一君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から6月18日までの21日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から6月18日までの21日間と決定いたしました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  令和2年第4回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、首都圏及び大都市を中心に新型コロナウイルス感染症が拡大し、4月16日からは全国に緊急事態宣言が発出されたことから、本市におきましては国、県の動向や要請を踏まえ、県外への不要不急の外出自粛、3密の回避、手洗い、うがい、せきエチケットなどの注意喚起に加え、小中学校の休業や公共施設の休館、イベント、行事等の中止措置を行ってまいりました。さらには、鹿角地域におけるPCR検査体制の充実・強化を図るため、鹿角地域感染症仮設診療所を設置するなど、感染予防対策に重点的に取り組んできているところであります。  これまで市内で感染事例が確認されていないことは、市民の皆様のご理解とご協力によるものと改めて感謝を申し上げますとともに、緊急事態宣言は5月25日に全面解除となりましたが、今後も感染拡大の第2波の発生に警戒する必要がありますので、市民の皆様におかれましては引き続き気を緩めることなく、手洗い、うがい、マスクの着用などを実行して、感染予防対策に取り組んでいただきますよう、ご協力をお願いいたします。
     感染拡大の状況下における本市の緊急経済対策については、新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給費補助金の早期創設や、国の雇用調整助成金の支給決定を受けた事業主に対する市独自の上乗せ助成のほか、観光関連事業者及び飲食店等を対象とした事業継続支援等を行っております。  市税については、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、収入が急減している法人、個人を対象として、無担保及び延滞金なしにより1年間の徴収猶予の申請受付を行っているほか、売上高が著しく減少するなどの要件を満たす事業者等に対し、令和3年度の事業用家屋や償却資産に係る固定資産税の軽減を行うこととしております。  各世帯への支援策については、国の特別定額給付金及び子育て世帯への臨時特別給付金の給付のほか、市独自の支援策として、子育て世帯に対する子育て応援給付金を給付いたします。  新型コロナウイルス感染拡大の状況下において、市内経済や市民の安全・安心を守る取組を進める一方で、中心市街地に立地するホテルの倒産など、本市の基幹産業の一つである観光宿泊業は特に厳しい状況に直面しておりますので、国や県の動向を注視しながら、各関係機関とも連携し、必要な緊急経済対策を時期を逸することなく講じてまいります。  特別定額給付金につきましては、去る5月17日から申請受付を開始し、27日時点で全世帯数の90.1%に当たる1万1,622件の申請をいただいております。申請については、感染症予防の観点から窓口が混雑することを避けるため、全国的に郵送かオンラインによる申請が基本とされておりますが、本市では書き方が分からないなど窓口で直接確認して提出したいという方に対し、ドライブスルー方式による申請受付を実施いたしました。東北では初の試みでありましたが、5月17日からの3日間で1,115人の利用があり、利用者からは安心かつスムーズに手続ができたと好評をいただいたほか、本庁舎、各支所窓口の混雑緩和にもつながっております。  なお、5月20日には第1回目の交付を開始いたしましたが、昨日までに全世帯数の88.3%に当たる1万1,395件の交付を行っており、今後についても順次交付を進めていくほか、未申請の方には再度のご案内をしながら、全世帯への早期交付完了を目指してまいります。  防災体制の充実につきましては、昨年度県が実施した市内の主要な一級河川における千年に一度の豪雨を想定した洪水浸水想定区域の見直しにより、第1避難所に指定している施設のうち、文化の杜交流館コモッセ八幡平市民センターで、最大3メートルの浸水が想定される結果となりました。これにより本市では、大雨、台風などの水災害時にはこの2施設を避難所として運用できないと判断をし、水災害時に限り、花輪地区は新たに交流プラザと福祉保健センターを第1避難所に指定したほか、八幡平地区は第2避難所であった谷内地区市民センターを第1避難所として運用することといたしました。  なお、地震等他の災害時には、これまでと同様に、文化の杜交流館コモッセ八幡平市民センターを優先して避難所として運用してまいりますが、避難所の追加や変更については市ホームページや広報等で周知していくほか、現在作成を進めている洪水ハザードマップにも掲載し、防災意識の啓発を図っていくとともに、備蓄品の整備や各避難所における開設訓練を計画的に進めながら、災害への備えを強化してまいります。  ふるさと鹿角応援寄附につきましては、令和元年度の実績は1万5,191件、金額にして2億260万7,030円となり、前年度と比較し件数で2.8倍、寄附額で2.6倍と大きく増加いたしました。新たなポータルサイトの追加による寄附機会の充実や、地域商社による新たな返礼品の拡大と安定的な数量の確保が図られたことにより、新規の寄附者の増加や特産品への高い評価につながっておりますので、引き続き返礼品の掘り起こしや磨き上げを行いながら、より多くの方々から本市を応援いただけるよう取り組んでまいります。  移住の促進につきましては、昨年度まで活動していた3人の移住コンシェルジュの任期満了等に伴い、3月と4月に新規に採用した2人に加え、今月20日からは神奈川県小田原市出身の30代男性を採用しております。  新型コロナウイルス感染症拡大防止により、首都圏等での移住フェアが中止になるなど、移住促進活動への影響が出ておりますが、新たな移住コンシェルジュ3人による積極的な情報発信やNPO法人との連携により、きめ細やかな移住サポート体制の充実を図りながら、移住の促進に取り組んでまいります。  次に、民生関係についてでありますが、地域コミュニティーの維持と活性化につきましては、集落支援員のサポートにより、新たに4つの自治会が自治会活性化に向けた事業認定を受け、それぞれの地域資源等を生かした事業に取り組む予定であるほか、集落の課題等を把握する状況調査を行った14自治会については、順次計画の策定に向けた話し合いを進めておりますので、引き続き自治会の主体的な取組をサポートしながら、地域コミュニティーの活性化を図ってまいります。  鹿角地域感染症仮設診療所につきましては、秋田県及び東北厚生局の手続が終了し、今週25日より必要に応じて対応可能な体制が整いました。運用については、鹿角地域の患者の発生状況等を踏まえて、予約制によるPCR検査を行うこととしておりますが、市内の医療機関を初めとした関係機関と連携を図りながら、検査体制の充実を図ってまいります。  地域福祉につきましては、様々な要因が複合した福祉課題に対応するため、全世代型包括支援制度の構築を進めてまいりましたが、鹿角市社会福祉協議会が地域の福祉拠点施設として整備していた新施設が完成し、去る5月1日からは新たに相談支援包括化推進員を配置し、相談窓口として業務を開始していることから、市といたしましても引き続き社会福祉協議会と連携しながら、きめ細やかな福祉サービスの充実を図ってまいります。  次に、農業関係についてでありますが、主食用米の生産につきましては、需要に見合った生産の目安である2,073ヘクタールに対し、農家から提出された計画面積は2,203ヘクタールであり、130ヘクタールの超過となっておりますが、大規模経営体が系統販売以外の販売先を確保していることから、おおむね需要に応じた生産量が保たれております。  トマトやユリなどの野菜や花卉類につきましては、播種や剪定作業なども順調に進んでおり、良好な収穫が得られるよう、適期防除等の周知について関係機関と連携して取り組んでまいります。  果樹につきましては、暖冬の影響により、桃、リンゴともに発芽は平年より10日ほど早かったものの、4月の気温が低温で推移したことから開花は平年並みであり、今後の結実に向け時期を捉えて病害虫防除の徹底を図ってまいります。また、果樹農家の労働力を支援するため、現在、新たに11人の果樹栽培サポーターを育成しておりますが、昨年度の研修生については、今後各農家での実技研修を経て、来年度には正規サポーターとして本格的なマッチングを行うこととしており、北限の桃のさらなる栽培拡大につなげてまいります。  鳥獣被害防止対策につきましては、昨年、それまで例のなかった市街地での熊による人身事故が相次いで発生したことを受け、本年3月、市街地への出没等にも迅速かつ的確に対応するため、ツキノワグマ市街地等出没対応マニュアルを策定し、体制の強化を図っております。今後、熊の活動が活発になる時期を迎え、引き続き市民への迅速な情報提供や、被害防止策の啓発により注意喚起に努めていくほか、鳥獣被害対策実施隊による機動的な駆除体制を確保しながら、関係機関と連携して被害の防止に努めてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、観光振興につきましては、全国の緊急事態宣言に伴う各業種への休業要請や個人への外出自粛要請を受け、大型連休中に予定されたイベントや観光キャンペーン等が中止となり、人の流れが止まったことから、特に観光産業には深刻な影響が出ております。さらに、本市を代表する夏祭りである花輪ばやしや毛馬内盆踊りなどの中止が決定したことにより、今年度の観光客数は特に大幅な減少が見込まれます。  国内の感染者数が減少傾向にあることや県内の感染者数が一定数に抑えられていることから、緊急事態宣言の解除により、県境を越える移動も段階的に可能となる見通しでありますので、回復に向けて確かな歩みを進めていけるように、引き続き消費喚起や観光業界への支援策を検討してまいります。  昨年度からの継続事業である鹿角観光ふるさと館あんとらあ改修工事につきましては、去る4月5日よりトイレ、休憩室、情報コーナー棟を供用しており、現在改修中の食堂、レストラン、マルシェ、売店、祭り展示館についても、順次供用を開始し、営業を継続しながら、来年4月のリニューアルオープンを目指してまいります。  次に、商工関係についてでありますが、雇用の状況につきましては、ハローワーク鹿角管内における3月末の有効求人倍率は1.65倍で、2月末から0.3ポイント、昨年同月から0.18ポイント低下しております。  また、この春に管内の3つの高校を卒業した就職希望者は69人で、昨年より15人減少しましたが、就職率は100%となっており、うち県内就職率は65.2%で昨年を0.3ポイント下回ったものの、管内就職率は49.3%と、昨年より10ポイント増加しております。その要因は、高校生に地元企業の魅力を伝える取組や、地元企業に対し、積極的に求人活動に取り組んでもらうよう働きかけを行った成果によるものと分析しておりますが、現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、一部業種で求人を取り下げる動きが見られるほか、会社説明会や面接会等の開催を見合わせている状況にあります。引き続き、国、県の支援制度の活用促進や、市独自の取組により事業活動を支援していくとともに、求人活動支援補助金や新たにSNSを活用した就職情報の発信等により、企業の採用活動の支援と雇用の確保に努めてまいります。  観光関連事業者及び飲食店を対象とした事業継続支援給付金の受付件数につきましては、5月27日までに103件となっており、地域経済の落ち込みの大きさを実感しているところでありますが、その回復には時間を要するものと想定されますので、引き続き地元企業の事業継続を支援してまいります。  次に、建設関係についてでありますが、鹿角花輪駅前広場整備事業につきましては、3月下旬からの一般車両の通行制限により、ご利用の皆様には大変ご不便をおかけいたしておりますが、7月末の完成に向け順調に工事が進んでおります。  次に、教育関係についてでありますが、市内小中学校の状況につきましては、新型コロナウイルス感染症に伴う国や県の緊急事態宣言等を受け、4月22日から5月6日までを臨時休業としましたが、今月7日からは授業を再開し、現在部活動やスポーツ少年団活動も再開いたしております。主な学校行事については、運動会や体育会、校外学習、修学旅行を延期するとともに、プール授業等については、感染のリスクが高いことからやむを得ず中止を決定いたしました。また、臨時休業となった7日間分は、夏季休業日を短縮して授業を行うこととしております。  なお、市内事業所等から寄贈いただいたマスク及び消毒液等については、随時各学校へ配付し、児童生徒が使用させていただいており、引き続き手洗いや消毒などを徹底して感染拡大防止に努めるとともに、子供たちがストレスを感じることのないよう、一人一人の状況把握ときめ細やかな心のケアをしてまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計については、本日採決をお願いする移動図書館車両購入費の追加のほか、コミュニティ推進事業費補助金、道路補修工事費、消防施設整備工事費の追加、定期人事異動に伴う人件費の調整などを計上しております。  その結果、補正額は合わせて1億1,204万9,000円の追加となり、補正後の予算総額は212億7,967万7,000円となりました。  特別会計については、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計では、定期人事異動に伴う人件費の調整のほか、介護給付費準備基金積立金等の追加等を行っております。  本定例会には、報告案件4件、人事案件17件、契約締結案件1件、条例案件5件、補正予算案件4件、合わせて31件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましてはそれぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第1号継続費繰越計算書について(鹿角市一般会計)から、報告第4号予算繰越計算書について(鹿角市上水道事業会計)までの4件について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 報告第1号継続費繰越計算書について。  鹿角市一般会計予算の継続費について、令和元年度継続費予算に係る歳出予算の経費の金額のうち、支出を終わらなかったものにつき別紙のとおり逓次繰り越したので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告する。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  次のページをお願いいたします。  一般会計継続費繰越計算書です。  7款2項鹿角観光ふるさと館改修事業の継続費の期間は令和元年度と2年度の2年度間で、継続費の総額は11億1,657万6,000円、このうち令和元年度の予算現額は4億4,672万円、支出済額は3億9,538万6,160円です。元年度予算現額から支出済額を差し引いた残額5,133万3,840円を2年度に逓次繰り越すものです。  財源内訳は記載のとおりであります。  次に、報告第2号繰越明許費繰越計算書について。  令和元年度鹿角市一般会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  次のページをお願いいたします。  一般会計繰越明許費繰越計算書です。  一般会計の繰越事業は17件で、翌年度への繰越額は6億6,679万8,000円です。いずれも事業期間が令和元年度から令和2年度に及ぶことから、あらかじめ繰越明許費を設定したものであります。  このうち国の補正予算に関連するものが、6款1項担い手確保・経営強化支援事業、家畜衛生対策事業、農業水利施設整備事業、公害防除特別土地改良事業、8款3項急傾斜地崩壊対策事業、5項公営住宅建設事業の6件、県が事業を繰り越したことにより、市の負担金も翌年度に繰り越すこととなったものが6款1項県営ほ場整備事業(末広地区)、2項高能率生産団地路網整備事業など4件となっております。  そのほか年度内で事業完了が見込めないものが2款1項地籍調査事業、4款1項医師確保対策事業、8款4項鹿角花輪駅前整備事業、10款6項花輪スキー場ゲレンデ設備改修事業など7件となっております。  財源内訳は記載のとおりであります。  以上で報告第1号、第2号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 報告第3号をお願いします。  予算繰越計算書について。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、鹿角市下水道事業会計が引き継いだ令和元年度鹿角市下水道事業特別会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  繰越計算書の内容ですが、流域下水道事業費負担金で、秋田県事業が年度内に完了せず繰り越すこととしたため、相応の建設負担金414万6,000円を繰り越したものであります。なお、令和2年4月1日からの下水道事業会計においては、これを1款1項建設改良費で引き継いでおります。  次に、報告第4号をお願いします。  予算繰越計算書について。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、令和元年度鹿角市上水道事業会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  建設改良費の繰越しの内容ですが、1款1項建設改良費の浄水施設等更新整備事業は流量計更新工事においてマンホールの納入に時期を要したことから、令和元年度中に完了できないマンホール及び流量計の設置工事を令和2年度に施工するものであります。  繰越しの金額は1,792万8,000円です。  次の他事業関連施設整備事業は、秋田県で行っている国道103号五ノ岱工区の道路事業及び福士川河川改修工事に関連するもので、県事業が繰り越されたことから、これに伴って施工する水道管移設工事を令和2年度に実施するものであります。  繰越しの金額は6,253万5,000円です。  事故繰越は、こちらも国道103号五ノ岱工区の道路事業に関連するもので、同様の理由により給水管移設工事を令和2年度に実施するもので、繰越しの金額は200万2,000円であります。  以上で、報告第3号、4号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第1号から報告第4号までの4件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告4件につきましては、地方自治法施行令並びに地方公営企業法の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りいたします。本日上程されます議案第44号から議案第62号までの19議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、議案第44号監査委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 私から、議案第44号について提案理由をご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、二ツ森 要委員が来る6月18日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、ご提案申し上げる次第であります。  二ツ森氏は、昭和46年に旧花輪町に奉職以来、37年余り地方行政に携わり、行政に精通しております。また、平成20年6月から鹿角市監査委員を務めていただいており、監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第44号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第44号については、原案に同意することに決まりました。  次に、議案第45号監査委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第45号について提案理由をご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、中嶋勝凱委員が来る7月4日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、ご提案申し上げる次第であります。  中嶋氏は、昭和39年、国税庁仙台国税局採用以来、各地の税務署を経て、平成14年に弘前税務署長を退官されましたが、平成15年には市内に税理士事務所を開かれております。また、平成16年から鹿角市監査委員を務めていただいており、会計事務に精通された方で、監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第45号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第45号については、原案に同意することに決まりました。  次に、議案第46号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第46号について提案理由をご説明申し上げます。  教育委員会委員の任命についてでありますが、和田 学委員が来る6月27日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、ご提案申し上げる次第であります。  和田氏は、平成14年から家庭教師や塾講師として長年小学生から高校生まで幅広い子供たちと関わりを持たれているほか、平成28年から教育委員会委員を務めていただいており、教育に関しての見識と熱意を持った方でございますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第46号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第46号については、原案に同意することに決まりました。  次に、議案第47号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第47号について提案理由をご説明申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、土舘和子委員が来る6月24日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方税法第423条第3項の規定により同意を得たく、ご提案申し上げる次第であります。  土舘氏は、平成元年から税理士事務所を開業され、税理士としてご活躍されているほか、市の指定候補者選定委員会の委員や、鹿角市子ども未来事業団の監事を歴任されるなど、市民の信望も厚く知識豊かな方でございます。また、平成25年5月から、固定資産評価審査委員会委員を務められており、知識、経験の豊かな方でございますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第47号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第47号については、原案に同意することに決まりました。  次に、議案第48号鹿角市農業委員会委員の任命についてから、議案第60号鹿角市農業委員会委員の任命についてまでの13議案について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第48号から議案第60号までの13議案について、関連いたしますので一括して提案理由をご説明申し上げます。  農業委員会委員の任命についてでありますが、現在の農業委員会委員が令和2年7月31日をもって任期満了となるため、新たに農業委員会委員を任命するに当たり、議会の同意を求めるべく同法第8条第1項の規定に基づき、ご提案申し上げる次第であります。  議案第48号から議案第55号まで8人は、認定農業者である個人または認定農業者である法人の業務を執行する役員の農業委員候補者で、阿部 聖氏、阿部弘子氏、安保春喜氏、石鳥谷義行氏、小笠原正光氏、田口 元氏、中村和廣氏、栁沢 誠氏、議案第56号では、農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有しない候補者として、高谷秀和氏、議案第57号から議案第60号まで4人は、その他の候補者として児玉廣進氏、兎澤悦雄氏、成田彩子氏、福島美紀子氏をそれぞれお願いするものでございます。  以上、13氏の経歴につきましては、それぞれ参考資料として履歴書を添付しておりますが、いずれも農業に関する識見を有し、経験豊かな方でございますので、ご審議の上ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第48号鹿角市農業委員会委員の任命についてから、議案第60号鹿角市農業委員会委員の任命についてまでの13議案について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第48号から議案第60号までの13議案については、原案に同意することに決まりました。  次に、議案第61号工事請負契約の締結について(統合校舎(花輪第二中学校)大規模改造工事(建築主体工事))についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。教育部長。 ○教育部長(加藤 卓君) 議案第61号工事請負契約の締結について。  下記のとおり、工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  契約の目的でありますが、統合校舎(花輪第二中学校)大規模改造工事(建築主体工事)であります。  契約の方法は、一般競争入札。  契約金額は2億2,990万円であります。  契約の相手方は、鹿角市十和田大湯字中田1番地3、株式会社石川組、代表取締役社長島崎祐男であります。  議案資料の1ページをご覧ください。  工事の概要でありますが、入札日は、令和2年5月19日で、仮契約を5月21日に行っております。  工期は、契約締結日の翌日から令和3年2月15日までとしております。  学校等再編計画に基づき、花輪北小学校と平元小学校の統合校舎として、令和3年度から使用するための工事でありますが、屋根の防水や外壁等の補修のほか、新たに児童玄関前にスロープと、グラウンド脇にブランコや鉄棒等の遊具を設置いたします。  体育館棟につきましても、校舎棟と同様に屋根や外壁、フローリング塗装やバスケット台の耐震対策等の改修を実施いたします。  資料3ページ以降の平面図には、用途ごとの変更箇所を色分けして示しておりますが、低学年の教室は見届けをしやすくするために、職員室のある1階へ配置を変更するほか、トイレの洋式化やエレベーターの新設など、環境整備も併せて行うものであります。  以上で議案第61号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  議案第61号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第61号について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第61号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)について議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 議案第62号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)。  一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,396万8,000円を追加し、総額をそれぞれ211億8,159万6,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分、金額は第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  補正予算第4号は、移動図書館車の更新整備費を追加するものですが、納入まで相当の期間を要する見込みであることから、本日議決をいただきたく、ほかの補正予算と別に提案をさせていただいております。  7ページ、8ページをお願いいたします。  歳入です。18款2項1目1節財政調整基金繰入金396万8,000円は、今回の補正財源として繰り入れます。20款5項5目1節雑入のコミュニティ助成事業助成金1,000万円は、移動図書館車整備事業に対する一般財団法人自治総合センターからの助成金です。  次のページをお願いいたします。  歳出でありますが、10款5項5目図書館費の移動図書館車整備事業1,396万8,000円は、移動図書館車の整備に係る車両購入費とこれに伴う諸経費を計上しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  議案第62号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第62号について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第62号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号鹿角市手数料条例の一部改正についてから、議案第67号鹿角市介護保険条例の一部改正についてまでの5議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 議案第63号をお開き願います。  議案第63号鹿角市手数料条例の一部改正について。  鹿角市手数料条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、通知カードが廃止される等のため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  鹿角市手数料条例の一部を改正する条例(案)でありますが、今回の改正の主な内容は、当該改正法で住民基本台帳法の一部改正により、住民票の除票の写しの交付などが制度化されたこと。また、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の一部改正により、通知カードが廃止されたことによる所要の改正及び引用する規定の整備を行うものです。  詳細は議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の5ページをお願いいたします。  別表は手数料を徴収すべき事項及び金額を示しておりますが、5ページから6ページにかけましては戸籍の謄本などの証明書の交付において、戸籍法で学術研究のために情報提供する場合を引用する第126条を加えるものです。  7ページをお願いいたします。  印鑑登録証等に関する部分は、引用する条例を明確に表記する形で整備しております。右側、現行の太線枠内の住民票、戸籍附票に関する証明は、以降の表で法改正に合わせて整備するため項を削除しております。  次の住民票の閲覧を示す項は、引用する法律を明確に表記する形で整備しております。  次の太線枠内で全部改正を示す箇所は、住民基本台帳法の改正に伴う住民票の附票、戸籍の附票の除票の写しの交付に関する制度を踏まえ、住民票の写し等の交付と、次のページ、8ページ上段の戸籍附票の写し等の交付に分けて規定を改めております。  次の現行の太線で囲まれている箇所が、番号法による通知カードの再交付の部分ですが、番号法改正により通知カードが廃止されたため削除しております。  議案書に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は公布の日から施行します。  以上で、議案第63号の説明を終わります。  続きまして、議案第64号をお願いします。
     議案第64号鹿角市国民健康保険条例の一部改正について。  鹿角市国民健康保険条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対し、傷病手当金を支給するため条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  鹿角市国民健康保険条例の一部を改正する条例(案)でありますが、今回の改正は、新型コロナウイルス感染症対策について、さらなる感染拡大を防止するため被用者等の休みやすい環境を整備するもので、感染または感染が疑われる被保険者に対し、傷病手当金を支給するため所要の改正を行うものです。  詳細は議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の9ページをお開き願います。  附則第3項から第5項までは、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金についての規定であります。  附則第3項は、給与等の支払いを受けている被保険者が療養のため労務に服することができないときは、その日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間のうち、労務に就くことを予定していた日について傷病手当金を支給するものです。  附則第4項では、傷病手当金の額について規定しておりますが、1日につき直近の継続した3か月間の給与等の収入の合計額を就労日数で除した金額に3分の2を乗じた金額とするものです。  附則第5項では、傷病手当金の支給期間として、その支給を始めた日から起算して1年6か月を超えないものとするものです。  10ページをお願いします。  附則第6項から第8項までは、当該傷病手当金と給与等との調整について規定しております。附則第6項では、対象者のうち給与等の全部または一部を受けることができる者に対しましては、傷病手当金を支給しないものとしますが、受給する給与等の額が附則第4項の規定により算定される額より少ないときは、その差額を支給するものとします。  附則第7項では、附則第6項に規定する給与等の全部または一部を何らかの事由により受けることができなかったときは、市が傷病手当金との差額を支給することについての規定であります。  附則第8項では、附則第7項の規定により市が支給した金額は事業主から徴収することを規定しております。  議案書に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は公布の日から施行し、改正後の附則第3項から第8項までの規定は、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から規則で定める日までの間に属する場合に適用するものです。  以上で、議案第64号の説明を終わります。  続きまして、議案第65号をお願いします。  議案第65号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について。  鹿角市国民健康保険税条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、感染症の影響により収入が減少したことによる被保険者等に係る国民健康保険税の減免を行うため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  鹿角市国民健康保険税条例の一部を改正する条例(案)でありますが、詳細は議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の11ページをお願いします。  附則に新たに第15項から第17項までの3項を追加し、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合の国民健康保険税の減免について規定しています。  附則第15項では、令和元年度分及び令和2年度分の国民健康保険税について減免することができることとし、減免を受けることができる世帯として、第1号で新型コロナウイルス感染症により生計を主として維持する者が死亡し、または重篤な傷病を負った世帯、第2号で同感染症の影響により生計を主として維持する者の事業収入等の減少が見込まれる世帯を規定しています。  12ページをお願いします。  附則第16項では、当該減免を受けようとする者の申請手続について規定しています。  附則第17項は、附則第15項の規定による減免をした場合には、第27条第1項中、必要があると認められるものとあるのは、必要があると認められるもの(附則第15項の規定の適用を受ける者を除く。)とする規定です。  議案書に戻っていただき、附則ですが、この条例は公布の日から施行し、改正後の鹿角市国民健康保険税条例附則第15項から第17項までの規定は、令和2年2月1日から適用するものです。  以上で、議案第65号の説明を終わります。  続きまして、議案第66号をお願いします。  議案第66号鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について。  鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、秋田県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の施行に伴い、傷病手当金に係る事務を加えるため条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例(案)でありますが、今回の改正は秋田県後期高齢者医療広域連合において、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給について条例が改正されたことに伴い、傷病手当金の支給に係る申請書の受付事務を本市において行う事務に追加するため、条例を改正するものです。  詳細につきましては、議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の13ページをお願いいたします。  第2条は、後期高齢者医療制度における本市において行う事務について規定しておりますが、第8号を第9号とし、第8号として、広域連合条例附則第43条の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を加えます。  議案書に戻っていただき、附則ですが、この条例は公布の日から施行いたします。  以上で、議案第66号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 議案第67号をお開きください。  議案第67号鹿角市介護保険条例の一部改正について。  鹿角市介護保険条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少したこと等による第1号被保険者に係る介護保険料の減免を行うため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  一部改正する条例案ですが、今回の改正は去る4月7日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に基づき、保険料の減免を行うために条例附則に必要な規定を追加するものです。  新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少が見込まれる場合の保険料の減免として、附則に第9条を加えます。第1項では、同項第1号または第2号の規定に該当するものに対し、規則で定めるところにより、令和2年2月以降分の令和元年度及び令和2年度の保険料を減免することができることを規定しています。  減免対象者として、第1項第1号では、新型コロナウイルス感染症によりその属する世帯の生計を主として維持する者が死亡し、または重篤な傷病を負った第1号被保険者を規定しています。  同項第2号では、新型コロナウイルス感染症の影響により、その属する世帯の生計を主として維持する者の事業収入、不動産収入、山林収入または給与収入の減少が見込まれる第1号被保険者であって、ア事業収入等のいずれかの減少額が前年の当該事業収入等の額の合計の10分の3以上、イ減少することが見込まれる事業収入等に係る所得以外の前年の所得の合計額が400万円以下のいずれにも該当する者を規定しています。  第2項では、第1項の規定により保険料の減免を受けようとする者は、規則で定める期限までに第2項第1号から第3号に規定した事項を記載した申請書に、減免を受けようとする理由を証明する書類を添付して市長に提出しなければならないと規定しています。  第3項では、第1項の規定による減免をした場合における第12条第1項の規定の適用除外について規定しています。  次のページになりますが、附則としてこの条例は公布の日から施行し、改正後の鹿角市介護保険条例附則第9条の規定は、令和2年2月1日から適用します。  以上で、議案第67号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第63号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第64号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第65号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第66号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第67号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第68号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)から議案第70号令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの3議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、一般会計・特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第68号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,808万1,000円を追加し、総額をそれぞれ212億7,967万7,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は地方債の追加であります。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  6ページをお願いいたします。  第2表地方債補正は、消防施設整備事業において、耐震性貯水槽整備工事に係る借り入れを追加するもので、限度額は1,150万円と定めます。  10ページ、11ページをお願いいたします。  歳入です。14款2項4目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金5,504万5,000円の減額及び道路メンテナンス事業補助金7,364万3,000円の追加は、交付金の一部が道路の橋梁等の老朽化対策に係る個別補助制度に移行することに伴う組替えでありますが、差額は国の交付内示による増額分であります。  6目1節消防費補助金の消防防災施設整備費補助金548万6,000円は、国の交付内示によるもので、対象は耐震性貯水槽の整備であります。  15款2項4目2節農業振興費補助金の畑作構造転換事業補助金137万6,000円は、畑作地域の生産性向上を目的に交付されるものです。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金4,391万2,000円は今回の補正財源として、6目1節企業立地促進基金繰入金215万円は企業立地助成金の財源として、それぞれ基金から繰り入れます。  次のページをお願いいたします。  20款4項1目1節造林事業受託収入48万円は、森林研究整備機構との分収契約による造林事業について、交付内示により追加するものであります。  5項5目1節雑入の長寿社会づくりソフト事業費交付金240万円は、公益財団法人地域社会振興財団からの助成金で、第3次健康かづの21計画の策定経費に対して交付されるものであります。  コミュニティ助成事業助成金1,190万円は、一般財団法人自治総合センターからの助成金で、一般コミュニティ助成事業5件と地域防災組織育成事業1件に対し交付されるものであります。  21款市債については、地方債補正で説明したとおりであります。  次のページをお願いいたします。  歳出です。今回の補正予算では、定期人事異動に伴う給与、手当等の増減調整などを行っておりますが、人件費関連の説明は省略し、歳出予算その他の主な事業について説明をいたします。  次のページをお願いいたします。  16ページです。  2款1項7目企画費の545移住促進事業297万4,000円は、3人目の移住コンシェルジュの採用を決定したことから、会計年度任用職員1名分の報酬等の経費を追加いたします。
     10目防災諸費の205災害対策事業221万2,000円は、県の洪水浸水想定区域の見直しにより新たに2か所を第1避難所に追加指定するとともに、第2避難所1か所を第1避難所に変更したことから、これら避難所の運営に必要な資機材を購入するものです。  2項1目共動推進費の100自治会等コミュニティ活性化支援事業1,090万円は、5団体の会館用備品の整備に対する補助金を計上いたします。  少し飛びますが、30ページ、31ページをお願いいたします。  6款1項3目農業振興費の295畑作構造転換事業137万6,000円は、農業用機械を活用しソバを作付する畑地の透排水性の改善等を行う4経営体を支援するもので、補助率は10アール当たり2,000円となっております。  次のページをお願いいたします。  7款1項2目商工振興費の210企業立地促進事業215万円は、事業の高度化に取り組む1事業所に対する企業立地助成金を追加するものです。  次のページをお願いいたします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の305道路橋りょう維持管理費3,005万3,000円は、舗装補修等が必要な市道の補修工事費などを追加するものです。  310花輪小坂線ほか舗装補修事業1,360万円は、社会資本整備総合交付金の対象となった市道1路線の補修工事費を計上いたします。  次のページをお願いいたします。  9款1項2目非常備消防費の110消防団活動費305万2,000円は、消防団員の火災現場等での足元の安全性を確保するため、安全長靴を購入する経費であります。  3目消防施設費の515消防施設整備事業1,705万円は、消防水利が不足している2地区に耐震性貯水槽それぞれ1基を新設するため、整備工事費を計上しております。  40ページ、41ページをお願いいたします。  10款6項4目体育施設費の505体育施設整備事業191万8,000円は、花輪スキー場ジャンプ台の照明の一部が点灯しない状態にあることから、修繕料を追加するものであります。  以上で、一般会計補正予算(第5号)の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 48ページをお願いします。  議案第69号です。  令和2年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ481万6,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ32億926万6,000円とする。  第2項として、予算補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  54ページをお願いします。  歳入でありますが、3款1項1目保険給付費等交付金70万8,000円は、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給に対して、国の特別調整交付金として全額が財政支援されるものです。  5款1項1目一般会計繰入金は、歳出の人件費に係る財源調整です。  7款3項5目雑入は、人件費の調整によるものです。  次のページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項総務管理費及び2項徴税費は、定期人事異動に伴う職員人件費及び会計年度任用職員の人件費の調整です。  2款6項1目一般被保険者傷病手当金64万3,000円は、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金です。  次のページをお願いします。  2目退職被保険者等傷病手当金6万5,000円につきましても、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金です。  以上で、議案第69号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 62ページ、議案第70号をお開きください。  令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,847万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ47億2,780万2,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年5月29日提出。鹿角市長。  補正の詳細につきましては、事項別明細書により説明いたします。  68、69ページをご覧願います。  2の歳入ですが、7款1項5目その他一般会計繰入金195万7,000円の減額は、定期人事異動に伴う人件費の調整による減額です。  9款3項4目過年度収入3,042万8,000円の増額は、令和元年度分の地域支援事業交付金の秋田県交付金が秋田県の事務処理の遅れにより、令和元年度末までに収納できず、令和2年度での処理となったことから、過年度収入として計上するものです。なお、令和元年度介護保険事業特別会計は、この県交付金の収入がなくても黒字決算となる見込みです。  次のページ、70、71ページをお願いします。  3の歳出です。1款1項1目一般管理費ですが、説明欄コード005人件費の減額は定期人事異動によるものです。  4款1項1目積立金のコード105介護給付費準備基金積立金3,042万8,000円の追加は、歳入で説明いたしました地域支援事業県交付金の令和元年度分を基金に積み立てるものです。  5款1項3目償還金のコード100返還金の地域支援事業交付金返還金延滞金4,000円の追加ですが、地域支援事業交付金の国交付金の平成30年度分については、本来令和元年度に精算の上、本年3月31日までに返還するものですが、県交付金同様、県において事務処理がなされておらず、今年度4月10日納入通知書が届き、4月13日に支払いを済ませたものの、遅れた分の延滞金を返還義務者である市が支払う必要があるため追加するものです。なお、一旦は市で支払いするものの、原因者である秋田県からは、延滞金全額を県が負担する旨、申出を受けております。  以上で、議案第70号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第68号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第69号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第70号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第63号鹿角市手数料条例の一部改正についてから議案第70号令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの議案8件及び請願2件並びに陳情1件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  明5月30日から6月7日までは議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時15分 散会...