鹿角市議会 > 2020-05-15 >
令和 2年第3回臨時会(第1号 5月15日)

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  1. 鹿角市議会 2020-05-15
    令和 2年第3回臨時会(第1号 5月15日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和 2年第3回臨時会(第1号 5月15日)     令和2年5月15日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議案の上程      議案第39号から議案第43号まで       説明質疑、討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 議案の上程      議案第39号 専決処分の承認を求めることについて(鹿角市税条例の一部             を改正する条例)      議案第40号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度鹿角市一般             会計補正予算(第2号))
         議案第41号 職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第42号 鹿角地域感染症仮設診療所条例の制定について      議案第43号 令和2年度鹿角一般会計補正予算(第3号) ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君     3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君     5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君     7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君     9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君    11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君    13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君    15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君    17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      中 村   修 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      渋 谷 伸 輔 君    教育部長      加 藤   卓 君  総務部次長     大 里   豊 君    市民部次長     佐羽内 浩 栄 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      花ノ木 正 彦 君  財政課長      渡 部 裕 之 君    監査委員事務局長  畠 山   修 君  農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君    選挙管理委員会事務局長                                   相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開会 ○議長宮野和秀君) ただいまから、令和2年第3回鹿角市議会臨時会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告議長宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長宮野和秀君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本臨時会会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、13番浅石昌敏君、14番倉岡 誠君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長宮野和秀君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本臨時会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり本日1日と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 議案の上程 ○議長宮野和秀君) 次に、日程第3、議案を上程いたします。  お諮りいたします。本日上程されます議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、議案第39号専決処分の承認を求めることについて(鹿角市税条例の一部を改正する条例)についてを議題といたします。  市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 議案第39号をお開き願います。  議案第39号専決処分の承認を求めることについて。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  令和2年5月15日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  専決処分書ですが、鹿角市税条例の一部を改正する条例について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  令和2年4月30日。鹿角市長。  専決処分の理由でありますが、地方税法等の一部を改正する法律等が施行されることに伴い、条例改正するものです。  次のページをお願いします。  鹿角市税条例の一部を改正する条例であります。  今回の改正の主な内容でありますが、新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が納税者等に及ぼす影響の緩和を図るため、市民税固定資産税軽自動車税等の市税について、徴収の猶予等に係る特例措置を講ずるものです。  それでは、改正内容については議案資料説明したいと思いますので、資料1ページをお開き願います。  第1条による改正でありますが、附則第7条は固定資産税課税標準特例に関する読替えを規定しておりますが、法改正により、新型コロナウイルス感染症の影響により一定の中小事業者における収入が一定程度減少した場合、令和3年度課税の1年分に限り、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税課税標準を2分の1またはゼロとすることとなったこと、また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも新規に設備投資を行う中小事業者を支援する観点から、生産性革命の実現に向けた固定資産税特例措置適用対象に一定の事業用家屋及び構築物を加え、適用期限を2年延長することとなったことから、この法改正に伴う引用条項を整備しております。  附則第7条の2は附則第7条でご説明しました生産性革命の実現に向けた固定資産税特例措置特例率について、条例においてゼロと規定するものです。  附則第10条の7は軽自動車税環境性能割の非課税について規定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、軽自動車税環境性能割の税率を1%分軽減する特例措置適用期限を6カ月延長し、令和3年3月31日までに取得したものを対象とするものです。  2ページをお願いします。  附則第19条は新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予特例に係る手続等について規定しておりますが、法改正により、収入が大幅に減少した場合において無担保かつ延滞金なしで1年間徴収猶予できる特例が設けられましたが、その手続について既存の規定を準用するものです。  3ページをお願いします。  続いて、第2条による改正でありますが、附則第7条及び附則第7条の2は法令改正に伴う引用条項のずれを整備しております。  附則第20条は新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金税額控除特例について規定しておりますが、一定の条件を満たしたイベントが中止、延期等となり、チケット等購入者入場料金等払戻請求権を放棄した場合、一定の範囲内において個人市民税寄附金税額控除を適用することとしたものです。  4ページをお願いします。  附則第21条は新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除特例について規定しておりますが、今年、個人市民税住宅借入金等特別税額控除の対象となる住宅の取得等をしたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症の影響により今年中に居住できなかった場合について、その適用期限令和16年度分の個人市民税まで延長することとしたものです。  議案書に戻っていただきまして附則でありますが、本条例施行期日として、令和2年4月30日から施行することとしておりますが、第2条による改正規定については令和3年1月1日から施行することとしております。  以上で議案第39号の説明を終わります。 ○議長宮野和秀君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第39号について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第39号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第39号について、承認することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第39号については、承認されました。  次に、議案第40号専決処分の承認を求めることについて(令和2年度鹿角一般会計補正予算(第2号))についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) 議案第40号専決処分の承認を求めることについて。
     地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  令和2年5月15日提出。鹿角市長。  別冊の議案第40号関係専決処分書をご覧いただきたいと思います。  令和2年度鹿角一般会計補正予算(第2号)について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  令和2年5月1日。鹿角市長。  補正予算書の1ページをお願いいたします。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の補正は歳入歳出それぞれ30億6,777万1,000円を追加し、総額をそれぞれ210億147万1,000円とする。  第2項予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年5月1日。鹿角市長。  補正予算(第2号)は、4月30日に成立した国の第1号補正予算に対応し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている家計への支援及び子育て世帯の生活を支援する給付金を計上しており、これらを迅速に給付するため専決処分をいたしております。  7ページ、8ページをお願いいたします。  歳入です。  14款2項1目1節総務管理費補助金特別定額給付金給付事務費補助金1,883万3,000円と特別定額給付金給付事業費補助金30億1,480万円は特別定額給付金に係る補助金として、2目3節児童福祉費補助金子育て世帯への臨時特別給付金給付事務費補助金113万2,000円と子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金3,300万円は子育て世帯への臨時特別給付金に係る補助金として、それぞれ補助率10分の10で支給されるものであります。  次のページをお願いいたします。  2款1項14目特別定額給付金給付事業費の100特別定額給付金給付事業30億3,363万9,000円は、1人につき10万円の特別定額給付金及び給付に係る事務経費を計上しております。給付金申請受付は今月17日を予定しており、20日から順次支給開始するよう、現在準備を進めております。  3款2項2目児童措置費の228子育て世帯への臨時特別給付金給付事業3,413万2,000円は、対象児童1人につき1万円の臨時特別給付金及び給付に係る事務経費を計上しております。児童手当支給日当日の6月10日に支給するよう準備を進めております。  以上で一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 ○議長宮野和秀君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第40号について、質疑ございませんか。戸田芳孝君。 ○1番(戸田芳孝君) 1番戸田でございます。  今ご説明ありました特別定額給付金の10万円の給付についてなんですけれども、何点かお伺いしたいんですが、この対応については各市町村によってそれぞれ異なるようです。本市の場合は、今ご説明もありましたけれども、17日から受付を開始するということで、早い方でぎりぎり月末に間に合うのかとは思っているんですけれども、大方、大部分は6月になるかと私は思っております。私は、できればこのコロナ感染症の影響で収入が途絶えた方とか、本当に生活に困っている方々については、先行してもっと早く支払いしてほしかったわけなんですけれども、そういった住民からの指摘もございました。まずは、今回のコロナウイルスの関係、影響で、収入が減少といいますか途絶えた方々の実態というのはつかんでいたのか。その辺ちょっとお聞きしてよろしいでしょうか。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長豊田憲雄君) 今回のコロナウイルスの関係で収入が減少して大至急そういった支援が必要という方に関しましては、セーフティーネットといたしまして生活保護という制度がございますので、そういったところに相談をしていただくことになるわけですけれども、生活困窮者の関係の窓口、現在社会福祉協議会のほうに委託して行っておりますけれども、今現在のところ、それほどたくさんの方が相談に訪れているということは聞いておりませんので、どうしても逼迫してどうにもならないという方がどれだけいるかというところまでは、ちょっと把握していないというのが現状です。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。戸田芳孝君。 ○1番(戸田芳孝君) 実際、私昨日、知り合いで困窮している方がおりまして、そういう相談を受けたわけなんですけれども、恐らく連絡も行ったかと思います。本当に残念なんですけれども、ほかの自治体では、先行して困っている方に、もう5月1日に現金を直接持参して支給しているところもあるようですし、本市もできればやってほしかったということをちょっと思っているところです。  それからもう1点ですが、ドライブスルー申請方式が本市では実施されるんですが、これは早急に受給したい方や記入の仕方に不安のある方に対応する目的と聞いております。たしか17日から3日間ですかね。曜日、時間帯によっては非常に相当混雑するのではないかと思っているわけなんですけれども、窓口というのは何カ所、1カ所なのか、それとも数カ所なのか。また、職員の導入、何人ぐらいが対応されるのか。その辺ちょっとお聞かせいただいてよろしいでしょうか。 ○議長宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) ドライブスルー方式につきましては、17日から3日間ということでありますけれども、受付を4列つくりまして、それぞれ誘導員を配置しながら順次受け付けていくわけですけれども、一応1日2,000台程度、2,000人程度の受付ができるのではないかなと、スムーズにいけばということですけれども、そういったことで考えております。  それで、誘導員受付員につきましては、延べでいきますと3日間で60人ほどということで対応するように考えてございます。 ○議長宮野和秀君) 戸田芳孝君。 ○1番(戸田芳孝君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  最後にもう1点なんですが、独り暮らしの高齢者とか、また施設入所高齢者で申請が困難な方も中にはおられるかと思うんですけれども、そういった方々に対して何か市としてサポートを考えておられるのか。申請には期限もあるようですし、そういう方が置き去りにされる可能性も高いように思われるんですが、その辺は何か考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) 基本的には世帯主が申請して世帯主の口座に振り込むということが原則になってございますが、代理人による申請も可能となっておりますので、施設等につきましては、特に代理人による申請あるいは代理人への振込もできることになっておりますし、施設に関しては、施設のほうでそれぞれ後見人がついている場合もありますでしょうし、施設の方が代理ということも可能でございますので、漏れのないように支給をしたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第40号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第40号について、承認することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第40号については、承認されました。  次に、議案第41号職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) 議案第41号職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正について。  職員特殊勤務手当に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和2年5月15日提出。鹿角市長。  提案理由は、新型コロナウイルス感染症に係る防疫等の作業に従事する職員特殊勤務手当の支給に関し、特例措置を講ずるため条例改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案であります。  改正案につきましては、議案資料説明させていただきますので、議案資料の5ページをご覧ください。  第2条は特殊勤務手当の種類、第3条は従事する職員特殊勤務手当に関する規定ですが、現行の感染症対策感染症の予防及び感染症の患者に関する医療に関する法律を基に体系づけられており、従来の伝染病を含めて感染症という用語を使用しておりますので、この際整理をするものです。また、附則項立てとし、第2項として感染症防疫等作業に従事する職員特殊勤務手当特例として、職員新型コロナウイルス感染症防疫等作業に従事した場合に特殊勤務手当を支給する旨を規定し、第3項として、手当の金額について国の取扱いに準じ、従事した日1日につき3,000円。ただし、新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いのある者の身体に接触等する場合にあっては4,000円とする旨規定をいたします。  議案にお戻りいただきまして附則でありますが、この条例は公布の日から施行いたします。  以上で議案第41号の説明を終わります。 ○議長宮野和秀君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第41号について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第41号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第41号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第41号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号鹿角地域感染症仮設診療所条例の制定についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。健康福祉部長。 ○健康福祉部長豊田憲雄君) 議案第42号をお開きください。  議案第42号鹿角地域感染症仮設診療所条例の制定について。  鹿角地域感染症仮設診療所条例を別紙のとおり制定するものとする。  令和2年5月15日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、新型コロナウイルス感染症感染が疑われる者の選別及び診療等を行う鹿角地域感染症仮設診療所を設置することに伴い、地方自治法第244条の2第1項の規定により条例を制定するものです。  今回設置する仮設診療所ですが、現在秋田県内では各地域の中核医療機関を中心に帰国者接触者外来が設置されておりますが、感染症患者の増加に対応し、既存の帰国者接触者外来等医療従事者負担軽減を図るため、県の要請を受けて、鹿角鹿角医師会のご協力のもとPCR検査のみを行うドライブスルー方式仮設診療所を開設するものです。  次のページをお願いします。  条例案となります。  第1条では、新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、感染拡大の防止並びに市民等の生命及び健康を保護することを目的に、医療法規定する診療所として、鹿角地域感染症仮設診療所を設置することを定めております。  第2条は施設の名称と位置を定めております。位置は花輪字荒田4番地1で、ご承知のとおり市役所の敷地内となります。市役所敷地内にスーパーハウスを設置して仮設診療所とする計画ですが、いわゆるコロナ差別などの風評被害防止等の観点から、県の方針もあり、非公表の取扱いとさせていただきます。  具体的な運用方法としては、発熱等の症状がある人が秋田県で設置している帰国者接触者相談センターに相談した上で、必要と判断された場合に限り、この仮設診療所で医師がPCR検査の検体を採取します。  なお、検査は相談センターを通じて完全予約制で行うこととなりますので、発熱等の症状で心配な方が自由に訪れて検査をすることはできないため、混乱防止の観点から開設場所を広く周知しないことといたしますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  第3条は、仮設診療所の業務を規定しております。  第4条では、仮設診療所に必要な職員を置くことができると定めております。医師や看護師については、地元医師会から派遣していただくほか、事務職員等については市の職員従事予定としております。  第5条は診療日及び診療時間の規定ですが、市長が別に定めることとしております。現在、月曜日から金曜日までの平日午後1時30分から午後3時30分までの2時間を予定しており、実際の運用としては、鹿角市、郡内で患者が発生し、濃厚接触者が複数人想定される場合に、既存の帰国者接触者外来負担軽減と医療崩壊を防ぐために開設するということで、先ほども触れましたが、原則予約制となりますので、予約がない場合は開所しない方向で医師会と協議中です。  第6条は使用料に関する規定ですが、健康保険法等に規定する厚生労働大臣が定める額、いわゆる診療報酬の基準により算定した額としております。  次のページになります。  第7条は使用料の徴収について、第8条は減免について、第9条は規則への委任に関する規定です。  最後に附則といたしまして、第1項施行期日ですが、この条例は、公布の日から起算して1月を超えない範囲において規則で定める日から施行するものとし、第2項に規定する準備行為については公布の日からできることを規定しております。これは、診療所の開設許可及び保健医療機関の指定等の手続が完了してからの施行となるため、規則で定める日からの施行としております。  以上で議案第42号の説明を終わります。 ○議長宮野和秀君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第42号について、質疑ございませんか。安保誠一郎君。 ○3番(安保誠一郎君) 何点かお伺いいたします。  医療法第1条5の2項に基づいて診療所ということであります。この規定はあれですよね。患者を入院させない施設または19人以下の入院ということなんですけれども、今回はまずPCR専用ということなので入院はさせない施設という理解でよろしいですよね。  それと、鹿角地域ということなんですが、鹿角地域ということであれば小坂町ももちろん入ると思うんですけれども、その診療地域の範囲はどの程度なのかということなんですね。というのは、従来公の施設というのは、他市町村に使用させる場合、その当該市町村との協議が必要だということで、議決も必要だということなんですよね。その辺はどうなっているのかということなんです。ただ、今回は医療法に基づいた県の指導で行っているということなので、それの規定には当てはまらないということなのか、その辺を伺いますね。確かに医療法による病院とか診療所というのは、公衆または特定多数とありますので、今回の条例とは関係ないということなのか。その辺を伺いますね。この条例が上程されたということであれば、県の主導で設置場所が鹿角ということなので、鹿角からの認可というか鹿角市が認めればそれでいいということなのか。  その辺をまず、この2点をちょっと取りあえずお伺いいたします。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(村木真智子君) 安保議員のご質問にお答えします。  今回の診療所ドライブスルー方式でやりますが、PCRの検査のみを行うということで、入院の取扱いはなしとしております。  2つ目の質問ですけれども、鹿角地域の診療所の開設ということで、鹿角市・小坂町の地域になるんですけれども、診療の範囲になるんですが、この診療所の大きな目的が既存の帰国者接触者外来負担軽減を図るというところもありまして、こちらの地域に住所を置かず長期で出張して働いている方がもしかして検査の対象になり得るという場合も想定しておりまして、そういう住所のない方を受け入れるということもこちらではそういうつもりで設置をしておるところです。 ○議長宮野和秀君) 安保誠一郎君。 ○3番(安保誠一郎君) 分かりました。まず医療法によってちょっと地方自治法のあれとはちょっと違うということだと思うんだけれども。
     あと次に、この条例の第3条ですね。感染が疑われる者の選別、これはPCR検査だと思うんですが、(2)の感染が疑われる者に対する診療とあります。普通、診療というんであれば患者を診るのが診療なのであって、疑われる者の診療というのがちょっとよく分からないんだけれども、その辺のことを1つですね。  また、陽性になった場合、これは自宅待機なのか。あとは隔離に関してどのような考えを持っているのかということと、あとは仮設診療所となっていますけれども、仮設とあります。これの開設期間はいつまでなのか。いつまでを予定しているのかということをお聞きします。というのは、昨日緊急事態宣言が解除になりましたけれども、解除後、油断すればやはり第2波が来ると言われています。だからその辺をどのように考えて開設時期を持っていくのかということをお伺いいたします。この2点です。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(村木真智子君) まず1つ目の第3条の(2)感染が疑われる者というところなんですけれども、こちらは秋田帰国者接触者相談センターを通じて来ますので、そこで感染が疑われる方がこちらの診療所のほうに来て診察をするという意味で捉えていただければと思います。  あと、こちらの診療所で結果が陽性となった場合なんですが、こちらは県の方針に基づき感染症の専門の医療機関に入院をしていただくことになっております。  そして、診療所の開設の時期ですが、今回の県の方針では、開設してから5カ月としております。ただし、この後の感染の状況を踏まえて再度協議をしていくということになっております。 ○議長宮野和秀君) 安保誠一郎君。 ○3番(安保誠一郎君) 分かりました。ありがとうございます。  最後、市長にちょっとお伺いします。第8条には、市長は、特別の理由があると認めるときは、使用料の全部または一部を減免することができるとあります。今は非常事態です。無料にするという考えはございますか。 ○議長宮野和秀君) 市長。 ○市長(児玉 一君) 有料、無料、あるわけですけれども、その辺についてはこれから、あるかないかも分かりませんので、適宜対応していきたいと思っております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。市長。 ○市長(児玉 一君) 自己負担については全部無料になっております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山尚記君。 ○10番(栗山尚記君) 10番栗山です。基本的なことの確認で2点ほどお聞かせ願います。  対応は医師会のほうにお願いするということですが、やはり鹿角市内、医師の数が少ないということで、これは対応できるという確認は取れているんでしょうかという点が1点と、もう1点は、13時30分から15時30分の間にPCR検査、最大何人をこなせる想定があるのか。こちらの2点をお聞かせください。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(村木真智子君) 今回の仮設診療所は、鹿角鹿角医師会のご協力により実施するもので、現在協力してくださる医師、10人弱の先生方が協力してくださるということで、曜日の担当のほうも決めていただいております。  そして、この開設時間2時間で何人の方に対応できるかというのが、1人の方に対して15分ぐらいかなと思っておりますので、8人ぐらいで、慣れてくるともう少し増えるかなと考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  広く周知しないということだったんですけれども、もちろん予約制で全部、そういう意味でも広く周知しない。一般の方がすぐ来られるところじゃないという意味もあると思いますけれども、ある程度は周知して、こういうふうなので対応もできることをやりますということは周知したほうがいいと思うんですけれども、そこのところを1つと、あと、スーパーハウスを建てるといって、そしてドライブスルー方式でやるというのはちょっとイメージが湧かなくて、全国的にいろいろなプレハブみたいなものを建てたりするのを見ていますけれども、イメージ的には、スーパーハウスが、そしてドライブスルーというイメージはどういうものか、お知らせください。お願いします。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(村木真智子君) こちらの仮設診療所の場所については、国・県の方針もありまして、既存の今ある外来のほうも周知はしておりません。やはり必要な方に分かっていただければいいと思いますし、いろんな誹謗中傷なども防ぐために、こちらは公表しないで、必要な方には丁寧にご案内をしていきたいと考えております。  それと、スーパーハウスを設置してのドライブスルー方式なんですが、外で車に乗ったまま検査ができる、それで医療従事者への汚染が防止できるというメリットがあるんですけれども、スーパーハウスを設置するに当たっては、清潔区域、汚染区域といった区分けも必要ですし、感染症の廃棄物として脱いだ防護衣、そちらの重要な管理も必要となってきておりますので、こういうような建物の設置をして、安心して診療ができる環境を整えていきたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第42号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第42号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第42号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号令和2年度鹿角一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) 議案第43号令和2年度鹿角一般会計補正予算(第3号)です。  補正予算書の1ページをお願いいたします。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の補正は歳入歳出それぞれ1億6,615万7,000円を追加し、総額をそれぞれ211億6,762万8,000円とする。  第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和2年5月15日提出。鹿角市長。  補正予算(第3号)は、新型コロナウイルス感染症対策としての鹿角地域感染症仮設診療所運営経費のほか、市が独自に実施する支援策として子育て応援給付金、地域雇用維持支援金、事業継続支援金、ECサイト強化事業費などを計上しております。  7ページ、8ページをお願いいたします。  歳入です。  13款1項7目1節鹿角地域感染症仮設診療所使用料1,000円は科目存置のための計上で、市民以外が仮設診療所で診療を受けた場合、その自己負担分をこの科目で受け入れます。なお、市民の自己負担分は、先ほど市長も申し上げましたが減免することとしております。  14款1項1目1節社会福祉費負担金の生活困窮者自立支援事業負担金121万5,000円は、住宅確保給付事業扶助費に係る負担金の追加です。  15款2項3目1節保健衛生費補助金帰国者接触者外来設置運営事業費補助金1,253万8,000円は、仮設診療所の運営経費から診療報酬等の収入を除いた額の10分の10が交付されるものであります。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金1億4,940万2,000円は今回の補正財源として繰り入れます。  20款5項5目1節雑入の鹿角地域感染症仮設診療所収入300万1,000円は、仮設診療所での診療に係る診療報酬等の収入であります。  11ページ、12ページをお願いします。  歳出です。  3款1項1目社会福祉総務費の250生活困窮者自立支援事業162万円は、住宅確保給付事業の対象が新型コロナウイルス感染症の影響による休業等により収入が減少し、離職等と同程度の状況にある方にも拡大されたことにより、扶助費を追加するものです。  3款2項2目児童措置費の229子育て応援給付金給付事業2,016万8,000円は、子育て世帯を応援するため、国の子育て世帯への臨時特別給付金支給対象者のいる世帯に、1世帯につき1万円を市が上乗せして給付するものです。  4款1項5目新型コロナウイルス感染症対策費の100鹿角地域感染症仮設診療所運営事業1,566万9,000円は、県の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針に基づき、PCR検査に必要な検体採取を行う仮設診療所を運営する経費を計上するものです。  次のページをお願いいたします。  5款1項1目労働総務費の255地域雇用維持支援事業3,200万円は、新型コロナウイルス感染症の影響により休業等している市内事業所の従業員の雇用を維持確保するため、地域雇用維持支援金を交付することとし、国の雇用調整助成金の支給決定を受けた事業主に対して、市が1事業主50万円を限度に支給決定額の9分の1を上乗せして助成いたします。  7款1項2目商工振興費の255事業継続支援事業7,740万円は、新型コロナウイルス感染症の影響により特に売上高の減少が著しい観光関連事業者等の事業継続を支援するもので、直近1カ月で売上高が前年同月比15%以上減少し、続く2カ月の売上高が前年同月比15%以上減少することが見込まれる事業者に対し、1事業者につき30万円を助成する事業継続支援金のほか、その受付等の事務の委託料等を計上しております。275ECサイト強化事業1,930万円は、新型コロナウイルスの影響により販路が縮小している鹿角産品の販売促進を図るため、大手ECサイトモールを活用した専用サイトの構築、管理運営を委託するための経費を計上しております。このサイトにおいては、12月まで送料を無料とするほか、電子クーポンを発行するキャンペーンを展開することとしております。  以上で一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。 ○議長宮野和秀君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第43号について、質疑ございませんか。田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 今回、昨日の緊急事態宣言の秋田県を含めて39県の解除という、1段階また一つ違った段階に入りましたけれども。それから、国の政策なり、今回の提案のあります県並びに市の単独の助成といいますか、対策のことが大分出てきました。それによって、まず救われる人も出てくるのかなと思っていますが、私が一番驚いて懸念しているのが、今回も対応されています観光事業であります。鹿角の一番の目玉、観光と農業と製造、産業の一つである観光が最近マスコミでも盛んに取り上げられていまして、この観光業というのは裾野が広いよと、関連事業がいっぱいあってということで、鹿角も単独のそこの事業体のみならず、そこに関連する、生活されている方がたくさんおります。まず一番驚いたのは、鹿角の中心のホテル業がやはり秋田県第一で廃業に追い込まれたという状況で、あの周辺を含めて町のあり方が大分変わってくるのかなと。そういうことについても取組が必要になっているような気がしてなりません。まずそういう状況の中で、今回のこの対応が20万円という国の30万円に上乗せする形で対策を打たれたわけですが、この後、多分もっと影響は長引くだろうと。昨日あたりのマスコミのいろんな報道でも、コロナ以前に戻るには1年かかるだろうと。それから、ワクチンが製造されるまでは、それ以前の状況を下回る形で推移するだろうと。それから観光客についても、インバウンドの割合が増えてきたわけですが、なかなか早急には戻ってこないだろうという経済の回復の度合いの問題が盛んに、経済問題が論じられるようになってきました。鹿角もその影響をもろに受けるだろうと思っています。今回のこの対策で全ての会社が維持できるとはなかなか思えません。そういう流れの中でこの後いろいろ検討されながら進んでいくことになると思いますが、今後の対策についてはどのように考えているのか。現状認識と併せて、まず伺います。 ○議長宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 今回観光はかなり打撃を受けておりますが、今回の支援策に関しましては県・国の支援策にプラス裾野を少し広げた形での事業拡大を行っております。また、先ほど支給額20万円とおっしゃっていましたが、市長の定例記者会見の後、雇用対策会議を行いまして、やはりその中で、今後は賃金とかそちらのほうの負担も、かなり負担になってくるという意見も踏まえまして、今回30万円に拡大しております。  また、今後の対策につきましては、昨日で緊急事態宣言が解けましたけれども、県も発表していましたけれども、今後は経済も少しずつ喚起をする方向にも向けなきゃならないのかなと思っています。  また、花輪の中心地のホテルに関しましては、今月末から手続等が開始されるということですので、そういった情報を今集中的に集めながら、周りの状況も伺いながら、今後そちらのほうの施策も少しは考えていかなきゃならないかなと思っております。 ○議長宮野和秀君) 田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 鹿角の今の状況をどのように見られていますか。私がちょっとお願いしたいのは、今日、県のプレミアム商品券といいますか、宿泊施設、飲食店の支援が出てきました。それはどういう形かというと、今どうやって維持していくか、回復になるまでにまだ時間がかかると言われていますが、宿が、ないしは事業をやっている人が今どうやって維持できるかというところの支援が欲しいという声がたくさん聞かれます。今のこの30万円で多分業態によって非常に規模が違いますよね。盛んに大湯のホテルがマスコミに出てきますが、今日の魁新報に出ていますが、業態の規模によっても大分違います。今のこの宿の確保、鹿角が一番大会等も含めて、ないしは県北の宿が鹿角に依存している部分が大分あるように感じて役割が大きいと思っていますが、これをどうやって確保するかというのが非常に大事だと思っています。その辺の現状はどのように捉えておりますか。 ○議長宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 現在調査している段階では、3月、4月、5月と各月ごとに入り込み宿泊が軒並み10%ずつぐらいは下がっている状況というのを確認しておりますけれども、休業等も確認しておりますけれども、今回の事業の中に受付支援事業委託というのがありまして、そちらのほうはDMOのほうに、DMOはこれまで観光の促進のほうに集中してまいりましたけれども、こういったときこそやっぱりDMOの役割も重要かということがありますので、そちらのほうに改めて委託料をお渡しして、観光事業者を全部回ってもらいまして、いろんな意見を取り入れ、それを踏まえながら我々は施策を講じてまいりたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) 田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) まず、いずれ先ほどお話ししましたように、少し影響が長引くだろうと。宿によっては、夏までのキャンセルだけではなくて秋のキャンセルも受けているようです。多分それは、お客さんのほうとしても状況を見ながら一旦キャンセルという状況もあるかなと思っていますが、いずれ一気に状況が変わっています。その中で、今施設を抱えているところ、事業をやっている方は、それを何とか維持しようとしてやっています。そういう意味では、一つの例として状況を見ながら提案したいんですが、規模によっての助成なり対応というのはなかなか難しいと思います。そこで、固定資産税の減免なり、それから水道光熱費関係の助成なり、そういうことも一つ考えてもいいのではないかなと。それから、今の県のほうであれば、固定資産税を1年間、3月まで延期してもいいよということなんですけれども、むしろ来年の税金の支払いが大変だという声が大きく聞かれます。そうすると、ずらした部分というのは、必ずそれは返さなきゃならない。今回の融資を受けたものについても、多少3年間は無利子ということですが、融資を受けたものについては返さなきゃならないという業者がたくさんいらっしゃいます。そういう意味で固定資産税なり水道光熱費のことも対応ができないのかと。これは既にほかの自治体で取り組んでいるところもあります。あわせて、今朝の新聞であった、先ほどお話しした県のプレミアム商品券、飲食業と旅館業、ホテル業に対する、これに何とか鹿角市が上乗せをした形で鹿角の宿を確保する政策を取ってもいいのではないかなと感じていますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(中村 修君) まず最初に、来年度の固定資産税の軽減措置についてでありますが、先ほどもご説明しましたけれども、中小企業者が所有する固定資産税の軽減措置については、中小企業者が所有する償却資産及び事業用家屋に係る令和3年度課税分の固定資産税について、令和2年2月から10月までの任意の3カ月間の売上高と、前年同期比との比較による減少程度に応じて課税標準を2分の1またはゼロにすることができることとしております。30%以上50%未満減少している場合には、課税標準を2分の1、50%以上減少している場合にはゼロとすることとしております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) ただいま提案のありましたプレミアム商品券の上乗せの件については、まさに今県とやり取りをしていまして、市としてどのような促進ができるかということをただいま検討している最中でございます。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。戸田芳孝君。 ○1番(戸田芳孝君) 1番戸田です。  補正予算書の14ページなんですけれども、7款商工費、コード255の事業継続支援業務委託料、それからコード275のECサイト強化事業委託料。この委託先だけちょっとお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。 ○議長宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) まず、こちらの事業継続支援の委託料に関しましては、先ほども言いましたようにDMOであるかづの観光物産公社のほうに委託する予定であります。  また、ECサイトに関しましては、地域商社として促進しております恋する鹿角カンパニーのほうに委託する予定であります。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山尚記君。 ○10番(栗山尚記君) 同じく7款1項2目の事業継続支援金についてでありますが、いずれ国や県での支援金であったりとか融資であったりとか、いろいろ、なかなか現場に、要は資金が届かないという現状があると思います。これは鹿角市独自の支援金でありますが、いつ受付が始まり、受付完了後どの程度の期間で手元に資金が届くようになるのか、なるべく急いでほしいんですが、こちらについてお伺いいたします。 ○議長宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) こちらに関しましては、ちょっと早く受付を開始したいところです。そしてちょっと早めのプレスリリースさせていただきましたけれども、あした16日から早速交流センターのほうで受付は開始させていただきたいと思っております。また、申請期間に関しては10月30日までですけれども、支払いはなるべく早く、1週間ぐらいはかかるかもしれませんが、なるべく早く振り込みたいと思っております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  14ページのコード番号275のECサイト強化事業ということなんですけれども、先ほどの12月までにいろいろな物を送って送料は無料という、あと電子クーポンを使うとか説明がありましたけれども、大変申し訳ないんですけれども、もう少し詳しく。例えばどのような、今までの恋する鹿角カンパニーでやっているような物産をそのまま取り扱うのか、そこのところ。それから送料無料というのはどこら辺まで送料無料にするのか。そこをちょっと詳しくお知らせください。 ○議長宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) ECサイトでありますけれども、これまで物産公社でやっておりましたECサイトも含めながら、そちらのほうの商品も含めて、あらゆる事業者の物を取り扱いたいと思っています。中には通販に向かない物もあるかもしれませんけれども、できるだけ多くの商品を扱いたいと思っています。  また、送料に関しましては、支援を頂いた方は全て送料無料にする予定であります。  また、クーポンでありますけれども、初回は買っていただいて、2回目からは例えば10%オフのクーポンを、同じサイトで買った場合にそういったクーポンをつけることを考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第43号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第43号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第43号については、原案のとおり可決されました。  以上で、本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。  ただいまの時刻をもって、令和2年第3回鹿角市議会臨時会を閉会いたします。     午前10時59分 閉会...