地方自治法第179条第1項の
規定により、別紙のとおり
専決処分したので、同条第3項の
規定によりこれを報告し、承認を求める。
令和2年5月15日提出。
鹿角市長。
別冊の
議案第40
号関係の
専決処分書をご覧いただきたいと思います。
令和2年度
鹿角市
一般会計補正予算(第2号)について、
地方自治法第179条第1項の
規定により、別紙のとおり
専決処分する。
令和2年5月1日。
鹿角市長。
補正予算書の1
ページをお願いいたします。
令和2年度
鹿角市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の補正は
歳入歳出それぞれ30億6,777万1,000円を追加し、総額をそれぞれ210億147万1,000円とする。
第2項予算の款項の区分及び金額は、第1
表歳入歳出予算補正による。
令和2年5月1日。
鹿角市長。
補正予算(第2号)は、4月30日に成立した国の第1
号補正予算に対応し、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている家計への支援及び
子育て世帯の生活を支援する
給付金を計上しており、これらを迅速に
給付するため
専決処分をいたしております。
7
ページ、8
ページをお願いいたします。
歳入です。
14款2項1目1節
総務管理費補助金の
特別定額給付金給付事務費補助金1,883万3,000円と
特別定額給付金給付事業費補助金30億1,480万円は
特別定額給付金に係る
補助金として、2目3節
児童福祉費補助金の
子育て世帯への
臨時特別給付金給付事務費補助金113万2,000円と
子育て世帯への
臨時特別給付金給付事業費補助金3,300万円は
子育て世帯への
臨時特別給付金に係る
補助金として、それぞれ
補助率10分の10で支給されるものであります。
次の
ページをお願いいたします。
2款1項14目
特別定額給付金給付事業費の100
特別定額給付金給付事業30億3,363万9,000円は、1人につき10万円の
特別定額給付金及び
給付に係る
事務経費を計上しております。
給付金の
申請受付は今月17日を予定しており、20日から順次支給開始するよう、現在準備を進めております。
3款2項2目
児童措置費の228
子育て世帯への
臨時特別給付金給付事業3,413万2,000円は、
対象児童1人につき1万円の
臨時特別給付金及び
給付に係る
事務経費を計上しております。
児童手当支給日当日の6月10日に支給するよう準備を進めております。
以上で
一般会計補正予算(第2号)の
説明を終わります。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の
説明を終わります。
これより
質疑を受けます。
議案第40号について、
質疑ございませんか。
戸田芳孝君。
○1番(
戸田芳孝君) 1番戸田でございます。
今ご
説明ありました
特別定額給付金の10万円の
給付についてなんですけれども、何点かお伺いしたいんですが、この対応については各市町村によってそれぞれ異なるようです。本市の場合は、今ご
説明もありましたけれども、17日から受付を開始するということで、早い方でぎりぎり月末に間に合うのかとは思っているんですけれども、大方、大部分は6月になるかと私は思っております。私は、できればこの
コロナ感染症の影響で収入が途絶えた方とか、本当に生活に困っている方々については、先行してもっと早く支払いしてほしかったわけなんですけれども、そういった住民からの指摘もございました。まずは、今回の
コロナウイルスの関係、影響で、収入が減少といいますか途絶えた方々の実態というのはつかんでいたのか。その辺ちょっとお聞きしてよろしいでしょうか。
○
議長(
宮野和秀君)
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
豊田憲雄君) 今回の
コロナウイルスの関係で収入が減少して大至急そういった支援が必要という方に関しましては、
セーフティーネットといたしまして
生活保護という制度がございますので、そういったところに相談をしていただくことになるわけですけれども、
生活困窮者の関係の窓口、現在
社会福祉協議会のほうに委託して行っておりますけれども、今現在のところ、それほどたくさんの方が相談に訪れているということは聞いておりませんので、どうしても逼迫してどうにもならないという方がどれだけいるかというところまでは、ちょっと把握していないというのが現状です。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。
戸田芳孝君。
○1番(
戸田芳孝君) 実際、私昨日、知り合いで困窮している方がおりまして、そういう相談を受けたわけなんですけれども、恐らく連絡も行ったかと思います。本当に残念なんですけれども、ほかの自治体では、先行して困っている方に、もう5月1日に現金を直接持参して支給しているところもあるようですし、本市もできればやってほしかったということをちょっと思っているところです。
それからもう1点ですが、
ドライブスルー申請方式が本市では実施されるんですが、これは早急に受給したい方や記入の仕方に不安のある方に対応する目的と聞いております。たしか17日から3日間ですかね。曜日、時間帯によっては非常に相当混雑するのではないかと思っているわけなんですけれども、窓口というのは何カ所、1カ所なのか、それとも数カ所なのか。また、
職員の導入、何人ぐらいが対応されるのか。その辺ちょっとお聞かせいただいてよろしいでしょうか。
○
議長(
宮野和秀君)
総務部長。
○
総務部長(
佐藤康司君)
ドライブスルー方式につきましては、17日から3日間ということでありますけれども、受付を4列つくりまして、それぞれ
誘導員を配置しながら順次受け付けていくわけですけれども、一応1日2,000台程度、2,000人程度の受付ができるのではないかなと、スムーズにいけばということですけれども、そういったことで考えております。
それで、
誘導員、
受付員につきましては、延べでいきますと3日間で60人ほどということで対応するように考えてございます。
○
議長(
宮野和秀君)
戸田芳孝君。
○1番(
戸田芳孝君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
最後にもう1点なんですが、独り暮らしの
高齢者とか、また
施設入所の
高齢者で申請が困難な方も中にはおられるかと思うんですけれども、そういった方々に対して何か市としてサポートを考えておられるのか。申請には期限もあるようですし、そういう方が置き去りにされる
可能性も高いように思われるんですが、その辺は何か考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。
○
議長(
宮野和秀君)
総務部長。
○
総務部長(
佐藤康司君) 基本的には
世帯主が申請して
世帯主の口座に振り込むということが原則になってございますが、
代理人による申請も可能となっておりますので、
施設等につきましては、特に
代理人による申請あるいは
代理人への振込もできることになっておりますし、施設に関しては、施設のほうでそれぞれ後見人がついている場合もありますでしょうし、施設の方が代理ということも可能でございますので、漏れのないように支給をしたいと考えております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、
質疑を終結いたします。
議案第40号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第40号について、承認することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご
異議ないものと認めます。よって、
議案第40号については、承認されました。
次に、
議案第41
号職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正についてを議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
佐藤康司君)
議案第41
号職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正について。
職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部を別紙のとおり
改正するものとする。
令和2年5月15日提出。
鹿角市長。
提案理由は、
新型コロナウイルス感染症に係る
防疫等の作業に従事する
職員の
特殊勤務手当の支給に関し、
特例措置を講ずるため
条例を
改正するものであります。
次の
ページをお願いいたします。
職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部を
改正する
条例案であります。
改正案につきましては、
議案資料で
説明させていただきますので、
議案資料の5
ページをご覧ください。
第2条は
特殊勤務手当の種類、第3条は従事する
職員の
特殊勤務手当に関する
規定ですが、現行の
感染症対策が
感染症の予防及び
感染症の患者に関する医療に関する法律を基に体系づけられており、従来の
伝染病を含めて
感染症という用語を使用しておりますので、この際整理をするものです。また、
附則を
項立てとし、第2項として
感染症防疫等作業に従事する
職員の
特殊勤務手当の
特例として、
職員が
新型コロナウイルス感染症の
防疫等作業に従事した場合に
特殊勤務手当を支給する旨を
規定し、第3項として、手当の金額について国の
取扱いに準じ、従事した日1日につき3,000円。ただし、
新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いのある者の身体に接触等する場合にあっては4,000円とする旨
規定をいたします。
議案にお戻りいただきまして
附則でありますが、この
条例は公布の日から施行いたします。
以上で
議案第41号の
説明を終わります。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の
説明を終わります。
これより
質疑を受けます。
議案第41号について、
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、
質疑を終結いたします。
議案第41号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第41号について、原案のとおり可決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご
異議ないものと認めます。よって、
議案第41号については、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第42
号鹿角地域感染症仮設診療所条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
豊田憲雄君)
議案第42号をお開きください。
議案第42
号鹿角地域感染症仮設診療所条例の制定について。
鹿角地域感染症仮設診療所条例を別紙のとおり制定するものとする。
令和2年5月15日提出。
鹿角市長。
提案理由ですが、
新型コロナウイルス感染症の
感染が疑われる者の選別及び
診療等を行う
鹿角地域感染症仮設診療所を設置することに伴い、
地方自治法第244条の2第1項の
規定により
条例を制定するものです。
今回設置する
仮設診療所ですが、現在
秋田県内では各地域の
中核医療機関を中心に
帰国者・
接触者外来が設置されておりますが、
感染症患者の増加に対応し、既存の
帰国者・
接触者外来等の
医療従事者の
負担軽減を図るため、県の要請を受けて、
鹿角市
鹿角郡
医師会のご協力のもと
PCR検査のみを行う
ドライブスルー方式の
仮設診療所を開設するものです。
次の
ページをお願いします。
条例案となります。
第1条では、
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、
感染拡大の防止並びに
市民等の生命及び健康を保護することを目的に、
医療法に
規定する
診療所として、
鹿角地域感染症仮設診療所を設置することを定めております。
第2条は施設の名称と位置を定めております。位置は
花輪字荒田4番地1で、ご承知のとおり
市役所の敷地内となります。
市役所敷地内に
スーパーハウスを設置して
仮設診療所とする計画ですが、いわゆる
コロナ差別などの
風評被害防止等の観点から、県の方針もあり、非公表の
取扱いとさせていただきます。
具体的な
運用方法としては、
発熱等の症状がある人が秋田県で設置している
帰国者・
接触者相談センターに相談した上で、必要と判断された場合に限り、この
仮設診療所で医師が
PCR検査の検体を採取します。
なお、検査は
相談センターを通じて
完全予約制で行うこととなりますので、
発熱等の症状で心配な方が自由に訪れて検査をすることはできないため、
混乱防止の観点から
開設場所を広く周知しないことといたしますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
第3条は、
仮設診療所の業務を
規定しております。
第4条では、
仮設診療所に必要な
職員を置くことができると定めております。医師や
看護師については、
地元医師会から派遣していただくほか、
事務職員等については市の
職員が
従事予定としております。
第5条は診療日及び診療時間の
規定ですが、市長が別に定めることとしております。現在、月曜日から金曜日までの平日午後1時30分から午後3時30分までの2時間を予定しており、実際の運用としては、
鹿角市、郡内で患者が発生し、濃厚接触者が複数人想定される場合に、既存の
帰国者・
接触者外来の
負担軽減と医療崩壊を防ぐために開設するということで、先ほども触れましたが、原則予約制となりますので、予約がない場合は開所しない方向で
医師会と協議中です。
第6条は使用料に関する
規定ですが、健康保険法等に
規定する厚生労働大臣が定める額、いわゆる診療報酬の基準により算定した額としております。
次の
ページになります。
第7条は使用料の徴収について、第8条は減免について、第9条は規則への委任に関する
規定です。
最後に
附則といたしまして、第1項
施行期日ですが、この
条例は、公布の日から起算して1月を超えない範囲において規則で定める日から施行するものとし、第2項に
規定する準備行為については公布の日からできることを
規定しております。これは、
診療所の開設許可及び保健医療機関の指定等の手続が完了してからの施行となるため、規則で定める日からの施行としております。
以上で
議案第42号の
説明を終わります。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の
説明を終わります。
これより
質疑を受けます。
議案第42号について、
質疑ございませんか。安保誠一郎君。
○3番(安保誠一郎君) 何点かお伺いいたします。
医療法第1条5の2項に基づいて
診療所ということであります。この
規定はあれですよね。患者を入院させない施設または19人以下の入院ということなんですけれども、今回はまずPCR専用ということなので入院はさせない施設という理解でよろしいですよね。
それと、
鹿角地域ということなんですが、
鹿角地域ということであれば小坂町ももちろん入ると思うんですけれども、その診療地域の範囲はどの程度なのかということなんですね。というのは、従来公の施設というのは、他市町村に使用させる場合、その当該市町村との協議が必要だということで、議決も必要だということなんですよね。その辺はどうなっているのかということなんです。ただ、今回は
医療法に基づいた県の指導で行っているということなので、それの
規定には当てはまらないということなのか、その辺を伺いますね。確かに
医療法による病院とか
診療所というのは、公衆または特定多数とありますので、今回の
条例とは関係ないということなのか。その辺を伺いますね。この
条例が上程されたということであれば、県の主導で設置場所が
鹿角ということなので、
鹿角からの認可というか
鹿角市が認めればそれでいいということなのか。
その辺をまず、この2点をちょっと取りあえずお伺いいたします。
○
議長(
宮野和秀君)
健康福祉部次長。
○
健康福祉部次長(村木真智子君) 安保議員のご質問にお答えします。
今回の
診療所は
ドライブスルー方式でやりますが、PCRの検査のみを行うということで、入院の
取扱いはなしとしております。
2つ目の質問ですけれども、
鹿角地域の
診療所の開設ということで、
鹿角市・小坂町の地域になるんですけれども、診療の範囲になるんですが、この
診療所の大きな目的が既存の
帰国者・
接触者外来の
負担軽減を図るというところもありまして、こちらの地域に住所を置かず長期で出張して働いている方がもしかして検査の対象になり得るという場合も想定しておりまして、そういう住所のない方を受け入れるということもこちらではそういうつもりで設置をしておるところです。
○
議長(
宮野和秀君) 安保誠一郎君。
○3番(安保誠一郎君) 分かりました。まず
医療法によってちょっと
地方自治法のあれとはちょっと違うということだと思うんだけれども。
あと次に、この
条例の第3条ですね。
感染が疑われる者の選別、これは
PCR検査だと思うんですが、(2)の
感染が疑われる者に対する診療とあります。普通、診療というんであれば患者を診るのが診療なのであって、疑われる者の診療というのがちょっとよく分からないんだけれども、その辺のことを1つですね。
また、陽性になった場合、これは自宅待機なのか。あとは隔離に関してどのような考えを持っているのかということと、あとは
仮設診療所となっていますけれども、仮設とあります。これの開設期間はいつまでなのか。いつまでを予定しているのかということをお聞きします。というのは、昨日緊急事態宣言が解除になりましたけれども、解除後、油断すればやはり第2波が来ると言われています。だからその辺をどのように考えて開設時期を持っていくのかということをお伺いいたします。この2点です。
○
議長(
宮野和秀君)
健康福祉部次長。
○
健康福祉部次長(村木真智子君) まず1つ目の第3条の(2)
感染が疑われる者というところなんですけれども、こちらは秋田
帰国者・
接触者相談センターを通じて来ますので、そこで
感染が疑われる方がこちらの
診療所のほうに来て診察をするという意味で捉えていただければと思います。
あと、こちらの
診療所で結果が陽性となった場合なんですが、こちらは県の方針に基づき
感染症の専門の医療機関に入院をしていただくことになっております。
そして、
診療所の開設の時期ですが、今回の県の方針では、開設してから5カ月としております。ただし、この後の
感染の状況を踏まえて再度協議をしていくということになっております。
○
議長(
宮野和秀君) 安保誠一郎君。
○3番(安保誠一郎君) 分かりました。ありがとうございます。
最後、市長にちょっとお伺いします。第8条には、市長は、特別の理由があると認めるときは、使用料の全部または一部を減免することができるとあります。今は非常事態です。無料にするという考えはございますか。
○
議長(
宮野和秀君) 市長。
○市長(児玉 一君) 有料、無料、あるわけですけれども、その辺についてはこれから、あるかないかも分かりませんので、適宜対応していきたいと思っております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。市長。
○市長(児玉 一君) 自己負担については全部無料になっております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山尚記君。
○10番(栗山尚記君) 10番栗山です。基本的なことの確認で2点ほどお聞かせ願います。
対応は
医師会のほうにお願いするということですが、やはり
鹿角市内、医師の数が少ないということで、これは対応できるという確認は取れているんでしょうかという点が1点と、もう1点は、13時30分から15時30分の間に
PCR検査、最大何人をこなせる想定があるのか。こちらの2点をお聞かせください。
○
議長(
宮野和秀君)
健康福祉部次長。
○
健康福祉部次長(村木真智子君) 今回の
仮設診療所は、
鹿角市
鹿角郡
医師会のご協力により実施するもので、現在協力してくださる医師、10人弱の先生方が協力してくださるということで、曜日の担当のほうも決めていただいております。
そして、この開設時間2時間で何人の方に対応できるかというのが、1人の方に対して15分ぐらいかなと思っておりますので、8人ぐらいで、慣れてくるともう少し増えるかなと考えております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。
広く周知しないということだったんですけれども、もちろん予約制で全部、そういう意味でも広く周知しない。一般の方がすぐ来られるところじゃないという意味もあると思いますけれども、ある程度は周知して、こういうふうなので対応もできることをやりますということは周知したほうがいいと思うんですけれども、そこのところを1つと、あと、
スーパーハウスを建てるといって、そして
ドライブスルー方式でやるというのはちょっとイメージが湧かなくて、全国的にいろいろなプレハブみたいなものを建てたりするのを見ていますけれども、イメージ的には、
スーパーハウスが、そしてドライブスルーというイメージはどういうものか、お知らせください。お願いします。
○
議長(
宮野和秀君)
健康福祉部次長。
○
健康福祉部次長(村木真智子君) こちらの
仮設診療所の場所については、国・県の方針もありまして、既存の今ある外来のほうも周知はしておりません。やはり必要な方に分かっていただければいいと思いますし、いろんな誹謗中傷なども防ぐために、こちらは公表しないで、必要な方には丁寧にご案内をしていきたいと考えております。
それと、
スーパーハウスを設置しての
ドライブスルー方式なんですが、外で車に乗ったまま検査ができる、それで
医療従事者への汚染が防止できるというメリットがあるんですけれども、
スーパーハウスを設置するに当たっては、清潔区域、汚染区域といった区分けも必要ですし、
感染症の廃棄物として脱いだ防護衣、そちらの重要な管理も必要となってきておりますので、こういうような建物の設置をして、安心して診療ができる環境を整えていきたいと考えております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、
質疑を終結いたします。
議案第42号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第42号について、原案のとおり可決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ご
異議ないものと認めます。よって、
議案第42号については、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第43号
令和2年度
鹿角市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
佐藤康司君)
議案第43号
令和2年度
鹿角市
一般会計補正予算(第3号)です。
補正予算書の1
ページをお願いいたします。
令和2年度
鹿角市の
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の補正は
歳入歳出それぞれ1億6,615万7,000円を追加し、総額をそれぞれ211億6,762万8,000円とする。
第2項
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1
表歳入歳出予算補正による。
令和2年5月15日提出。
鹿角市長。
補正予算(第3号)は、
新型コロナウイルス感染症対策としての
鹿角地域感染症仮設診療所運営経費のほか、市が独自に実施する支援策として子育て応援
給付金、地域雇用維持支援金、事業継続支援金、ECサイト強化事業費などを計上しております。
7
ページ、8
ページをお願いいたします。
歳入です。
13款1項7目1節
鹿角地域感染症仮設診療所使用料1,000円は科目存置のための計上で、市民以外が
仮設診療所で診療を受けた場合、その自己負担分をこの科目で受け入れます。なお、市民の自己負担分は、先ほど市長も申し上げましたが減免することとしております。
14款1項1目1節社会福祉費負担金の
生活困窮者自立支援事業負担金121万5,000円は、住宅確保
給付事業扶助費に係る負担金の追加です。
15款2項3目1節保健衛生費
補助金の
帰国者・
接触者外来設置運営事業費
補助金1,253万8,000円は、
仮設診療所の運営経費から診療報酬等の収入を除いた額の10分の10が交付されるものであります。
18款2項1目1節財政調整基金繰入金1億4,940万2,000円は今回の補正財源として繰り入れます。
20款5項5目1節雑入の
鹿角地域感染症仮設診療所収入300万1,000円は、
仮設診療所での診療に係る診療報酬等の収入であります。
11
ページ、12
ページをお願いします。
歳出です。
3款1項1目社会福祉総務費の250
生活困窮者自立支援事業162万円は、住宅確保
給付事業の対象が
新型コロナウイルス感染症の影響による休業等により収入が減少し、離職等と同程度の状況にある方にも拡大されたことにより、扶助費を追加するものです。
3款2項2目
児童措置費の229子育て応援
給付金給付事業2,016万8,000円は、
子育て世帯を応援するため、国の
子育て世帯への
臨時特別給付金支給対象者のいる世帯に、1世帯につき1万円を市が上乗せして
給付するものです。
4款1項5目
新型コロナウイルス感染症対策費の100
鹿角地域感染症仮設診療所運営事業1,566万9,000円は、県の
新型コロナウイルス感染症対策の基本方針に基づき、
PCR検査に必要な検体採取を行う
仮設診療所を運営する経費を計上するものです。
次の
ページをお願いいたします。
5款1項1目労働総務費の255地域雇用維持支援事業3,200万円は、
新型コロナウイルス感染症の影響により休業等している市内事業所の従業員の雇用を維持確保するため、地域雇用維持支援金を交付することとし、国の雇用調整助成金の支給決定を受けた事業主に対して、市が1事業主50万円を限度に支給決定額の9分の1を上乗せして助成いたします。
7款1項2目商工振興費の255事業継続支援事業7,740万円は、
新型コロナウイルス感染症の影響により特に売上高の減少が著しい観光関連事業者等の事業継続を支援するもので、直近1カ月で売上高が前年同月比15%以上減少し、続く2カ月の売上高が前年同月比15%以上減少することが見込まれる事業者に対し、1事業者につき30万円を助成する事業継続支援金のほか、その受付等の事務の委託料等を計上しております。275ECサイト強化事業1,930万円は、新型
コロナウイルスの影響により販路が縮小している
鹿角産品の販売促進を図るため、大手ECサイトモールを活用した専用サイトの構築、管理運営を委託するための経費を計上しております。このサイトにおいては、12月まで送料を無料とするほか、電子クーポンを発行するキャンペーンを展開することとしております。
以上で
一般会計補正予算(第3号)の
説明を終わります。
○
議長(
宮野和秀君)
提案理由の
説明を終わります。
これより
質疑を受けます。
議案第43号について、
質疑ございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 今回、昨日の緊急事態宣言の秋田県を含めて39県の解除という、1段階また一つ違った段階に入りましたけれども。それから、国の政策なり、今回の提案のあります県並びに市の単独の助成といいますか、対策のことが大分出てきました。それによって、まず救われる人も出てくるのかなと思っていますが、私が一番驚いて懸念しているのが、今回も対応されています観光事業であります。
鹿角の一番の目玉、観光と農業と製造、産業の一つである観光が最近マスコミでも盛んに取り上げられていまして、この観光業というのは裾野が広いよと、関連事業がいっぱいあってということで、
鹿角も単独のそこの事業体のみならず、そこに関連する、生活されている方がたくさんおります。まず一番驚いたのは、
鹿角の中心のホテル業がやはり秋田県第一で廃業に追い込まれたという状況で、あの周辺を含めて町のあり方が大分変わってくるのかなと。そういうことについても取組が必要になっているような気がしてなりません。まずそういう状況の中で、今回のこの対応が20万円という国の30万円に上乗せする形で対策を打たれたわけですが、この後、多分もっと影響は長引くだろうと。昨日あたりのマスコミのいろんな報道でも、コロナ以前に戻るには1年かかるだろうと。それから、ワクチンが製造されるまでは、それ以前の状況を下回る形で推移するだろうと。それから観光客についても、インバウンドの割合が増えてきたわけですが、なかなか早急には戻ってこないだろうという経済の回復の度合いの問題が盛んに、経済問題が論じられるようになってきました。
鹿角もその影響をもろに受けるだろうと思っています。今回のこの対策で全ての会社が維持できるとはなかなか思えません。そういう流れの中でこの後いろいろ検討されながら進んでいくことになると思いますが、今後の対策についてはどのように考えているのか。現状認識と併せて、まず伺います。
○
議長(
宮野和秀君)
産業部次長。
○
産業部次長(花海義人君) 今回観光はかなり打撃を受けておりますが、今回の支援策に関しましては県・国の支援策にプラス裾野を少し広げた形での事業拡大を行っております。また、先ほど支給額20万円とおっしゃっていましたが、市長の定例記者会見の後、雇用対策
会議を行いまして、やはりその中で、今後は賃金とかそちらのほうの負担も、かなり負担になってくるという意見も踏まえまして、今回30万円に拡大しております。
また、今後の対策につきましては、昨日で緊急事態宣言が解けましたけれども、県も発表していましたけれども、今後は経済も少しずつ喚起をする方向にも向けなきゃならないのかなと思っています。
また、花輪の中心地のホテルに関しましては、今月末から
手続等が開始されるということですので、そういった情報を今集中的に集めながら、周りの状況も伺いながら、今後そちらのほうの施策も少しは考えていかなきゃならないかなと思っております。
○
議長(
宮野和秀君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君)
鹿角の今の状況をどのように見られていますか。私がちょっとお願いしたいのは、今日、県のプレミアム商品券といいますか、宿泊施設、飲食店の支援が出てきました。それはどういう形かというと、今どうやって維持していくか、回復になるまでにまだ時間がかかると言われていますが、宿が、ないしは事業をやっている人が今どうやって維持できるかというところの支援が欲しいという声がたくさん聞かれます。今のこの30万円で多分業態によって非常に規模が違いますよね。盛んに大湯のホテルがマスコミに出てきますが、今日の魁新報に出ていますが、業態の規模によっても大分違います。今のこの宿の確保、
鹿角が一番大会等も含めて、ないしは県北の宿が
鹿角に依存している部分が大分あるように感じて役割が大きいと思っていますが、これをどうやって確保するかというのが非常に大事だと思っています。その辺の現状はどのように捉えておりますか。
○
議長(
宮野和秀君)
産業部次長。
○
産業部次長(花海義人君) 現在調査している段階では、3月、4月、5月と各月ごとに入り込み宿泊が軒並み10%ずつぐらいは下がっている状況というのを確認しておりますけれども、休業等も確認しておりますけれども、今回の事業の中に受付支援事業委託というのがありまして、そちらのほうは
DMOのほうに、
DMOはこれまで観光の促進のほうに集中してまいりましたけれども、こういったときこそやっぱり
DMOの役割も重要かということがありますので、そちらのほうに改めて委託料をお渡しして、観光事業者を全部回ってもらいまして、いろんな意見を取り入れ、それを踏まえながら我々は施策を講じてまいりたいと考えております。
○
議長(
宮野和秀君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) まず、いずれ先ほどお話ししましたように、少し影響が長引くだろうと。宿によっては、夏までのキャンセルだけではなくて秋のキャンセルも受けているようです。多分それは、お客さんのほうとしても状況を見ながら一旦キャンセルという状況もあるかなと思っていますが、いずれ一気に状況が変わっています。その中で、今施設を抱えているところ、事業をやっている方は、それを何とか維持しようとしてやっています。そういう意味では、一つの例として状況を見ながら提案したいんですが、規模によっての助成なり対応というのはなかなか難しいと思います。そこで、
固定資産税の減免なり、それから水道光熱費関係の助成なり、そういうことも一つ考えてもいいのではないかなと。それから、今の県のほうであれば、
固定資産税を1年間、3月まで延期してもいいよということなんですけれども、むしろ来年の税金の支払いが大変だという声が大きく聞かれます。そうすると、ずらした部分というのは、必ずそれは返さなきゃならない。今回の融資を受けたものについても、多少3年間は無利子ということですが、融資を受けたものについては返さなきゃならないという業者がたくさんいらっしゃいます。そういう意味で
固定資産税なり水道光熱費のことも対応ができないのかと。これは既にほかの自治体で取り組んでいるところもあります。あわせて、今朝の新聞であった、先ほどお話しした県のプレミアム商品券、飲食業と旅館業、ホテル業に対する、これに何とか
鹿角市が上乗せをした形で
鹿角の宿を確保する政策を取ってもいいのではないかなと感じていますが、その点についてはいかがでしょうか。
○
議長(
宮野和秀君)
市民部長。
○
市民部長(中村 修君) まず最初に、来年度の
固定資産税の軽減措置についてでありますが、先ほどもご
説明しましたけれども、中小企業者が所有する
固定資産税の軽減措置については、中小企業者が所有する
償却資産及び
事業用家屋に係る
令和3年度課税分の
固定資産税について、
令和2年2月から10月までの任意の3カ月間の売上高と、前年同期比との比較による減少程度に応じて
課税標準を2分の1またはゼロにすることができることとしております。30%以上50%未満減少している場合には、
課税標準を2分の1、50%以上減少している場合にはゼロとすることとしております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。
産業部次長。
○
産業部次長(花海義人君) ただいま提案のありましたプレミアム商品券の上乗せの件については、まさに今県とやり取りをしていまして、市としてどのような促進ができるかということをただいま検討している最中でございます。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。
戸田芳孝君。
○1番(
戸田芳孝君) 1番戸田です。
補正予算書の14
ページなんですけれども、7款商工費、コード255の事業継続支援業務委託料、それからコード275のECサイト強化事業委託料。この委託先だけちょっとお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。
○
議長(
宮野和秀君)
産業部次長。
○
産業部次長(花海義人君) まず、こちらの事業継続支援の委託料に関しましては、先ほども言いましたように
DMOであるかづの観光物産公社のほうに委託する予定であります。
また、ECサイトに関しましては、地域商社として促進しております恋する
鹿角カンパニーのほうに委託する予定であります。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山尚記君。
○10番(栗山尚記君) 同じく7款1項2目の事業継続支援金についてでありますが、いずれ国や県での支援金であったりとか融資であったりとか、いろいろ、なかなか現場に、要は資金が届かないという現状があると思います。これは
鹿角市独自の支援金でありますが、いつ受付が始まり、受付完了後どの程度の期間で手元に資金が届くようになるのか、なるべく急いでほしいんですが、こちらについてお伺いいたします。
○
議長(
宮野和秀君)
産業部次長。
○
産業部次長(花海義人君) こちらに関しましては、ちょっと早く受付を開始したいところです。そしてちょっと早めのプレスリリースさせていただきましたけれども、あした16日から早速交流センターのほうで受付は開始させていただきたいと思っております。また、申請期間に関しては10月30日までですけれども、支払いはなるべく早く、1週間ぐらいはかかるかもしれませんが、なるべく早く振り込みたいと思っております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。
14
ページのコード番号275のECサイト強化事業ということなんですけれども、先ほどの12月までにいろいろな物を送って送料は無料という、あと電子クーポンを使うとか
説明がありましたけれども、大変申し訳ないんですけれども、もう少し詳しく。例えばどのような、今までの恋する
鹿角カンパニーでやっているような物産をそのまま取り扱うのか、そこのところ。それから送料無料というのはどこら辺まで送料無料にするのか。そこをちょっと詳しくお知らせください。
○
議長(
宮野和秀君)
産業部次長。
○
産業部次長(花海義人君) ECサイトでありますけれども、これまで物産公社でやっておりましたECサイトも含めながら、そちらのほうの商品も含めて、あらゆる事業者の物を取り扱いたいと思っています。中には通販に向かない物もあるかもしれませんけれども、できるだけ多くの商品を扱いたいと思っています。
また、送料に関しましては、支援を頂いた方は全て送料無料にする予定であります。
また、クーポンでありますけれども、初回は買っていただいて、2回目からは例えば10%オフのクーポンを、同じサイトで買った場合にそういったクーポンをつけることを考えております。
○
議長(
宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、
質疑を終結いたします。
議案第43号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第43号について、原案のとおり可決することにご
異議ございませんか。