鹿角市議会 > 2019-09-19 >
令和元年第5回定例会(第4号 9月19日)

  • 920(/)
ツイート シェア
  1. 鹿角市議会 2019-09-19
    令和元年第5回定例会(第4号 9月19日)


    取得元: 鹿角市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和元年第5回定例会(第4号 9月19日)     令和元年9月19日(木)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第63号      議案第64号      議案第65号      議案第66号      議案第67号
         議案第68号      議案第69号      議案第70号      議案第71号      議案第72号      議案第73号      議案第74号      議案第75号      認定第 1号      1請願第 3号      1請願第 4号      1陳情第11号      31請願第1号   3 日程追加      議案の上程      発議第 5号 森林・林業・木材関連政策の推進を求める意見書の提出につい             て   4 日程追加      議案の上程      報告第 8号 継続費精算報告書について(学校給食施設等整備事業)      報告第 9号 平成30年度鹿角健全化判断比率について      報告第10号 平成30年度鹿角資金不足比率について      議案第76号 令和元年度鹿角一般会計補正予算(第5号)      認定第 2号 平成30年度鹿角一般会計歳入歳出決算認定について      認定第 3号 平成30年度鹿角国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認             定について      認定第 4号 平成30度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に             ついて      認定第 5号 平成30年度鹿角介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて      認定第 6号 平成30年度鹿角下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて      認定第 7号 平成30年度鹿角農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認             定について   5 日程追加      決算特別委員会の設置   6 日程追加      議員派遣の件について   7 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君    3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君    5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君    7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君    9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君   11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君   13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君   15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君   17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  市民部長      中 村   修 君    健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君  産業部長      田 口 善 浩 君    建設部長      渋 谷 伸 輔 君  教育部長      加 藤   卓 君    総務部付次長待遇  奈 良 巧 一 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    選挙管理委員会事務局長                                   佐羽内 浩 栄 君  総務課長      大 里   豊 君    財政課長      渡 部 裕 之 君  監査委員事務局長  畠 山   修 君    農業委員会事務局長 村 木 正 幸 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主任        畠 山 和 穂 君      午前10時00分 開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第4号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る8月30日及び9月10日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第63号から議案第75号までの議案13件、認定1件、請願2件及び陳情1件並びに継続審査としていた請願1件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長児玉悦朗君。    (総務財政常任委員長 児玉悦朗君登壇) ○総務財政常任委員長児玉悦朗君) 私から、去る8月30日及び9月10日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案5件及び請願1件、陳情1件並びに継続審査としておりました請願1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第63号鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、会計年度任用職員と現行の非常勤職員及び臨時的任用職員との違いについて、また会計年度任用職員制度へ移行した場合、任用される職員は働きやすくなるものかただしております。  これに対し、現在の非常勤職員等の任用については、さまざまな行政ニーズに応えるために活用してきた背景があるにもかかわらず、自治体ごとにその取り扱いが異なっていたものであるが、法改正により、特別職非常勤職員臨時的任用職員の任用を厳格化し、一般職非常勤職員として会計年度任用職員が新設されることで、任用方法勤務条件等が条例等で明確になるなど、任用される職員もより働きやすい環境となるものと考えている。  また、会計年度任用職員制度への移行により、期末手当の支給が可能となることや、週当たりの勤務時間が常勤の職員と同一であるフルタイム会計年度任用職員では、任用が継続して2年目以降になると正職員同様秋田市町村職員共済組合への加入となるなど、処遇面での改善が図られるものであるとの笞弁がなされております。  以上の審査により、議案第63号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第64号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について及び議案第65号一般職の職員の給与に関する条例及び鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでありますが、本2議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第71号鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、条文中「服務規律」の項が新設されたが、団員が水火災その他の災害の発生を知り、団長の招集を受けることなく出動し職務に従事した場合、団員の出動時間等の確認はどのように行うものかただしております。  これに対し、水火災の際は消防署員も災害現場に出動していることから、消防団員の出動状況を判断できるほか、消防団においても出動した人員を把握できる体制となっているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第71号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第72号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)中、条文、歳入全款、歳出2款1項総務管理費、13款諸支出金についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出された質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、歳入についてでありますが、まず18款2項2目まちづくり基金繰入金について、社会福祉施設等整備支援事業補助金の財源として繰り入れるとのことだが、今回の繰り入れは基金の使途に合っているものかただしております。  これに対し、まちづくり基金の設置目的としては、高齢化社会に対応する福祉活動の促進に関する事業など5つの事業等の財源に充当する際に積立金を処分することができるとされており、今回充当する事業も基金の目的にかなうものと判断し繰り入れるものであるとの答弁がなされております。  次に、20款5項5目雑入における認可保育園指定管理料等精算金について、1億円を超える精算金が発生している理由についてただしております。  これに対し、公益財団法人鹿角子ども未来事業団において、保育士のなり手不足等の理由により、当初予定していた保育士の職員数を確保できなかったことや、園児数が定員に満たなかったことにより、人件費と管理費の一部が未執行となったものであるが、今後は精算金が過大とならないように努めてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、まず2款1項7目企画費におけるふるさと鹿角応援寄附推進事業について、ポータルサイトで寄附者が寄附を申し込んだ際の流れ及び発生する経費についてただしております。  これに対し、寄附者がふるさと納税サイトから申し込みをすると、システムにより、市と返礼品の取り次ぎなどを行う中間事業者がその情報を共有することとなる。その後、市が寄附者からの入金を確認した時点で、中間事業者が返礼品を扱う事業者へ返礼品の発送等の連絡を行う流れとなる。
     なお、ふるさと納税サイトの運営会社へはシステム使用料を、また中間事業者へはふるさと納税のマネジメントや返礼品の掘り起こし業務を含め委託料を支払っており、返礼品については諸報償費、その送料については通信運搬費として、市が直接事業者へ支払うものであるとの答弁がなされております。  次に、同じく企画費におけるふるさとライフ引越し支援補助金に関連し、今後の移住者の見通しについてただしております。  これに対し、具体的に移住が決まっている方はいないが、相談に来られた方や移住ツアーヘ申し込まれた方などに対し随時情報提供を行いながら、移住につながるよう努めてまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第72号中、当常任委員会所管補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、1請願第4号地上配備型迎撃システムイージス・アショア」の秋田市新屋地区への配備反対の意思を示すことを求める請願、1陳情第11号鹿角市議会として、秋田市新屋への地上イージス配備反対の意思表明を求める陳情及び継続審査としておりました31請願第1号秋田市新屋地区ヘのイージス・アショア配備計画に反対の意思を示すことを求める請願については、いずれも市議会に対して、地上配備型ミサイル迎撃システムイージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場への配備に対し反対の意思を示すことを求めるものであり、一括して審査を行っております。  委員からは、「願意妥当と認め採択すべき」との意見と「防衛省においてゼロベースから検討し、今後再調査を行うとのことで、その調査結果を踏まえるべきである。また、北朝鮮の飛翔体発射が相次いでおり、国の防衛力の問題や、秋田県や秋田市の動向も見きわめていかなければならないことから、継続審査とすべき」との意見が出されましたが、採決の結果、「採択すべき」と「継続審査とすべき」が同数となったため、委員長採決により、本請願2件及び陳情1件については、いずれも継続審査とすべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、よって総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 児玉悦朗君降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長舘花一仁君。     (教育民生常任委員長 舘花一仁君登壇) ○教育民生常任委員長舘花一仁君) 私から、去る8月30日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案7件、請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第66号鹿角市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、国の幼児教育・保育の無償化に係る副食費の無償化について、制度の内容と、無償化の対象外となる人数についてただしております。  これに対し、今回の条例改正については、国が保育料の無償化を実施するに当たり、国の基準に基づく条例改正である。市では、県のすこやか子育て助成制度に加え、独自に副食費の無償化を拡充する部分については別に行う要綱改正にて行うこととしている。国の制度における無償化の対象は3歳から5歳までの年収360万円未満相当の世帯の子供及び第3子以降の子供となっているが、所得の高い一部の世帯、おおよそ50人程度については副食費の一部を負担していただくこととなる見込みであるとの答弁がなされております。  さらに委員から、副食費の助成支援の申請手続についてただしております。  これに対し、副食費の助成については10月からの適用となるため、定例会終了後に3歳以上の全ての保護者から申請書を提出していただき、所得の確認を行い、無償になる方、または一部負担になる方について決定通知を送付することとしているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第67号鹿角市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の一部改正について及び議案第68号鹿角市印鑑条例の一部改正についてでありますが、本2議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第72号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)中、歳出2款2項市民共動費、3款民生費、10款教育費についてありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、3款1項1目社会福祉総務費社会福祉施設等整備支援事業補助金について、社会福祉協議会において拠点整備を行うとのことだが、その事業費の総額と財源、また市の補助金を5,OOO万円とした経緯等についてただしております。  これに対し、今回の拠点整備に当たり、設計費用に約500万円、土地の取得費用に約1,100万円、建築費用については1億円弱を見込んでいる。財源については、社会福祉協議会留保財源から7,400万円と市の補助金からの支払いを予定している。補助額の決定については、社会福祉協議会において留保財源からの今後の支払いとの兼ね合いを考え、建築工事費の2分の1、5,000万円を上限としたものであるとの笞弁がなされております。  次に、3款1項3目老人福祉費地域密着型サービス施設等整備事業費補助金について、グループホームの整備に当たり、国・県の補助単価の見直しにより補助金を増額するとの説明であったが、その内容についてただしております。  これに対し、本補助金は、来年4月に開設を目指し現在建築中のグループホームの建築工事に対する補助金の増額である。今回の国の改定理由は、10月から消費税が引き上げになることから、10月以降に完成する事業について単価改正を行い、増額となったものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、当常任委員会所管補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第73号令和元年度鹿角国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第74号令和元年度鹿角後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本2議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第75号令和元年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、歳出3款2項1目の包括的支援事業費認知症総合支援事業について、現在、認知症初期集中支援チームサポート医2名に委託しており、今年度新規サポート医として3名の方が受講を希望しているとの説明であったが、この医師の方はどのような方なのかただしております。  これに対し、受講を希望する3名は精神科医2名と神経内科医1名であり、かづの厚生病院の医師2名と鹿角中央病院の医師1名であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、1請願第3号「声良鶏」銅像を鹿角花輪駅前を離れることなく設置することを求める請願についてでありますが、委員からは、「移設を予定している歴史民俗資料館は、鹿角市の文化・歴史を語る上で重要な施設である。その文化財を活用したまちなか観光の拠点でもあることから、歴史的にもさまざまな魅力を有するまちなか回遊を促し、商店街の活性化にもつなげられる」との反対意見や、「花輪駅前の整備は地域の拠点としての整備である。花輪駅前のシンボルとして唯一残っているのが声良鶏の銅像であることから、移設への反対に署名をされた人方の意見に耳を傾け、駅前に設置するべきである」との賛成の意見が出され、採決の結果、本請願については不採択とすべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 採決の結果ということなんですけれども、採択と不採択、何対何か、それは新聞等でも見ましたけれども、委員長からもお願いいたします。 ○教育民生常任委員長舘花一仁君) 採択が1人、不採択が4名です。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 舘花一仁君降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長栗山尚記君。     (産業建設常任委員長 栗山尚記君登壇) ○産業建設常任委員長栗山尚記君) 私から、去る8月30日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案3件並びに認定1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第69号鹿角市水道事業給水条例の一部改正について及び議案第70号鹿角市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてでありますが、本2議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第72号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)中、歳出4款衛生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、4款1項3目合併処理浄化槽整備事業の同事業費補助金について、7人槽5基分の補助金を追加するとのことだが、通常は年間何基分の申請を見込んでいるのか、また本事業における合併処理浄化槽の種類についてただしております。  これに対し、通常は年間40基分の申請を見込んでいるが、昨年度の申請件数が少なかったことを勘案し、当初予算では35基分の予算を措置したものであるが、予算に不足が生じたため、今回5基分を追加補正することとなったものである。また、合併処理浄化槽の種類について、本事業では建物の延べ床面積に応じ5人槽と7人槽が、2世帯住宅の場合は10人槽がそれぞれ補助対象となるとの笞弁がなされております。  次に、6款1項2目八幡平地域連携営農推進団地管理費施設整備工事費について、詳細な工事内容をただしております。  これに対し、当初予算により同団地内にある屋外キュービクルの内部機器を更新する予定であったが、筐体部分についても腐食が進んでいることから、筐体を含めた更新が必要となったため、今回追加補正を行うものであるとの答弁がなされております。  次に、7款2項1目観光宣伝推進事業鹿角観光ファン有料会員事業委託料について、委託料の内容をただしております。  これに対し、委託先の鹿角観光物産公社の経費として、複写防止用紙の購入代のほか、むらさき会員の方々への送料並びに人件費を含んだものであるとの答弁がなされております。  次に、同じく2目外国人観光客誘客促進事業の同事業費補助金について、追加補正額の300万円はどれだけの申請者数を見込んで計上したのかただしております。  これに対し、当初予算においては750人分の申請を見込んで措置したが、これまでの申請状況から今後も申請件数が増加し、予算が不足する見込みであることから、1,500人分を追加するものであるとの答弁がなされております。  次に、同じく3目観光施設管理費看板等作成委託料について、中滝地内にある案内看板を補修するに当たり、補修前と同様の板面とするのか、または表示内容をリニューアルするのかただしております。  これに対し、現在の案内看板森林セラピーが大きく描かれているが、中滝ふるさと学舎の森のカフェ等の施設や大湯エリアを全体的に表示する予定であるとの答弁がなされております。  次に、8款2項5目福士川改修関連市道整備事業の同事業負担金について、今回の追加補正は県の福士川改修事業が前倒しされたためということであるが、その詳細についてただしております。  これに対し、県の福士川改修事業は国の補正予算などを活用しながらこれまで順調に工事が進められてきたところであるが、県の想定以上に国から補助金が交付されたことから、早期完成を目指し、工事を前倒しして実施するものであるとの答弁がなされております。  さらに委員からは、同事業による市道整備の進捗予定についてただしております。  これに対し、当該市道は河川堤防でもあることから、両側同時に工事が進んでいくことになるが、今回は30メートルほど工事が進むこととなるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第72号中、当常任委員会の所管する予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、認定第1号平成30年度鹿角市上水道事業会計決算認定についてでありますが、本会計の平成30年度の決算状況については、収益的収支は総収益が6億3,647万4,002円で対前年比5.0%の増、また総費用は6億4,592万1,475円で対前年比14.4%の増となっております。  また、資本的収支においては、収入額1億9,935万9,230円に対し支出額4億1,915万776円となっており、不足する2億1,979万1,546円については、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度損益勘定留保資金、当年度損益勘定留保資金でそれぞれ補填されております。  以上が平成30年度本会計の決算概況であり、監査意見書と照合しながら慎重に審査いたしております。  本案の審査に当たり、委員から、収益的収入及び支出のうち収入の第3項特別利益の内容についてただしております。  これに対し、特別利益はその年度の特別な事情により利益が生じた場合の利益である。今回の分については、簡易水道統合のための建設改良費を起債により調達しており、元金償還分の半分を補助金として一般会計から繰り入れているが、本来であれば財源として繰り入れた補助金も繰り入れた年度に収益化しなければならないが、平成26年度以降行っていなかったため、これを改めるため平成30年度にまとめて行ったものである。なお、これ以降は通常どおり特別利益による収益化ではなく長期前受金戻入という形で収益化されることになるとの答弁がなされております。  また、委員からは、上水道事業の有収率を向上させるため、漏水等の早期発見に努め、さらに意識を高めて取り組んでいくことが大事であるとの意見が出されております。  以上の審査により、認定第1号につきましては認定すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 栗山尚記君降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第63号鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてから議案第65号一般職の職員の給与に関する条例及び鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてまでの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第63号から議案第65号まで3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第63号から議案第65号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号鹿角市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてから議案第68号鹿角市印鑑条例の一部改正についてまでの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第66号から議案第68号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第66号から議案第68号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号鹿角市水道事業給水条例の一部改正について及び議案第70号鹿角市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第69号及び議案第70号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第69号及び議案第70号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
     議案第71号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第71号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第72号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第72号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号令和元年度鹿角国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第75号令和元年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第73号から議案第75号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第73号から議案第75号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、認定第1号平成30年度鹿角市上水道事業会計決算認定について、委員長の報告は認定であります。  本案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  認定第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認め、よって認定第1号は認定することに決しました。  次に、1請願第3号「声良鶏」銅像を鹿角花輪駅前を離れることなく設置することを求める請願について、委員長の報告は不採択であります。  本請願について討論ございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村アイです。  請願第3号「声良鶏」銅像を鹿角花輪駅前を離れることなく設置することを求める請願に対し、採択すべきものとする立場から討論いたします。  声良鶏の像を鹿角花輪駅前から鹿角市歴史民俗資料館に移設することを6月議会中に市民の方から知らされました。議員の中には今までの経緯から駅前周辺との認識を持っている方も多いと思います。  声良鶏銅像の設置を考える会では、7月に要望書、8月に提案書をもって鹿角花輪駅前に設置する理由を書面にして市に提出し、担当者とも話し合いを重ねてまいりましたが、そのことに対し市は、最初は「駅周辺に置く場所がない」とし、次に「最初から鹿角市歴史民俗資料館に移設することとしていた」と答弁していると聞いております。会としては、声良鶏銅像をどうして駅前に置けないのかとの問いに対して明確な答弁がなかったので、「声良鶏銅像は鹿角花輪駅前を離れることなく、建設当初の場所に設置すること」と題し市民への署名活動を行い、当初約700名の署名をもって議会への請願となったのだと聞いております。  市民の声の代弁者である議会として、声良鶏銅像の設置を考える会の署名は現在700名を超えております。市民の熱い思いを酌み取り、採択していただきますようお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(宮野和秀君) ほかに討論ございませんか。田村富男君。 ○17番(田村富男君) 委員長報告に賛成の立場で討論いたします。  声良鶏の銅像を広く整備される駅前広場の片隅に設置することについて、市民からの署名が多いこともわかりますが、設置し、銅像の維持管理を行っている声良鶏保存会が、歴史民俗資料館への移設を了承している現状にあります。  市民の強い要望で改修し保存された旧公会堂、現在の歴史民俗資料館でありますので、銅像の移設を機にまちなか観光の目玉として生かしながら資料館への入館者数をふやしていければと考えます。  もう一言言わせていただければ、私としては、銅像も重要でありますが、衰退している声良鶏の飼育・保存対策にもっと力を入れるべきであると考えます。  毎年、かなやまアリーナで行われている声良鶏の謡合大会には、議員以外、市民の観賞はありません。まずはその辺も含め、市の鳥である声良鶏の保存を進めていくべきと申し上げ、委員長報告に賛成いたします。  以上です。 ○議長(宮野和秀君) ほかに討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  これより起立により採決いたします。  1請願第3号について、委員長報告は不採択でありますので、採択について採決いたします。  1請願第3号を採択することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(宮野和秀君) ご着席願います。起立少数でありますので、よって1請願第3号については不採択と決します。  次に、関連があることから一括審査をいたしました1請願第4号地上配備型迎撃システムイージス・アショア」の秋田市新屋地区への配備反対の意思を示すことを求める請願、1陳情第11号鹿角市議会として、秋田市新屋への地上イージス配備反対の意思表明を求める陳情及び継続審査としておりました31請願第1号秋田市新屋地区ヘのイージス・アショア配備計画に反対の意思を示すことを求める請願について、委員長の報告はいずれも継続審査であります。  本請願2件及び陳情1件について討論ございませんか。戸田芳孝君。 ○1番(戸田芳孝君) ただいま委員長からご報告がありました請願、陳情計3件について、委員会での決定は継続審査ということでありますが、私はこの件については願意妥当と認め、採択したいと思います。  住民の生活を脅かす計画については、絶対にあってはならないですし、そしてこれは当該新屋地区だけではなくて、我々県民全体の問題であります。また、この本件についてはこれまで本市でも既に2回、ことし3月と6月の定例会で審議されており、これ以上の結論の引き延ばしは決して適切ではないと、このように思っております。  住民の生活を脅かす計画の可否についてはすぐに判断できますし、議会としても主体的にはっきりとした意思表示をすべきであると、このように思いますので、本件については採択の選択を主張いたします。以上です。 ○議長(宮野和秀君) ほかに討論ございませんか。兎澤祐一君。 ○16番(兎澤祐一君) 委員長報告に賛成の立場でお話をさせていただきます。  このイージス・アショアですけれども、前回の国の防衛省の説明では非常に不備があって、これは秋田市民に対してもまた申しわけないことではあったと思うんですが、根本的には国民の生命を守るという国防の問題であります。その意味からも拙速に結論を出すべきではないと考えます。もっと議論すべきと考えますので、継続審査とすべきが妥当ではないかと思います。  以上です。 ○議長(宮野和秀君) ほかに討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  初めに、1請願第4号について、これより起立により採決いたします。  1請願第4号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(宮野和秀君) ご着席願います。起立多数であります。よって、1請願第4号については継続審査と決します。  次に、1陳情第11号について、これより起立により採決いたします。  1陳情第11号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(宮野和秀君) ご着席願います。起立多数であります。よって、1陳情第11号については継続審査と決します。  次に、継続審査としておりました31請願第1号について、これより起立により採決いたします。  31請願第1号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(宮野和秀君) ご着席願います。起立多数であります。よって、31請願第1号については継続審査と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時50分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時51分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま中山一男君外5名の方々より発議1件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議1件について、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  それでは、発議1件について、提案者の説明を求めます。中山一男君。     (8番 中山一男君登壇) ○8番(中山一男君) 私から、発議第5号について提案理由をご説明申し上げます。  発議第5号森林・林業・木材関連政策の推進を求める意見書の提出についてでありますが、本市を含む日本の森林資源は、戦後、造林された人工林を中心に本格的な利用期を迎えており、豊富な森林資源の循環利用の確立を通じて、森林の公益的機能の維持、増進と、林業・木材関連産業の振興が求められております。  そのためにも、森林・林業基本計画に基づいた施策の一層の推進はもとより、主伐後の確実な再造林、国産材需要の拡大などの施策の確立、森林環境税と森林環境譲与税を活用した市町村による森林整備の推進、さらには森林経営管理制度の具体化に向けて、森林所有者の確定、境界の明確化、森林の適正管理等に係る市町村への支援、林業就業者の所得の向上や労働安全対策を初め就業条件の改善に向けた対策の強化を図ることが重要となっております。  以上のことから、2020年度政府予算編成において、必要な予算の確保と森林・林業・木材関連政策の実現を強く要望するため、意見書を提出するものであります。  以上ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  発議第5号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (8番 中山一男君降壇) ○議長(宮野和秀君) これより討論を省略し、採決いたします。
     発議第5号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第5号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま報告3件、議案1件及び認定6件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました報告3件、議案1件及び認定6件について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、報告第8号継続費精算報告書について(学校給食施設等整備事業)から報告第10号平成30年度鹿角資金不足比率についてまでの報告3件を一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、追加提出議案をお開きいただきたいと思います。  報告第8号継続費精算報告書についてでございます。  平成30年度に終了した継続費の精算について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により別紙のとおり報告する。  令和元年9月19日提出、鹿角市長。  次のページをお開きください。  平成30年度鹿角市一般会計継続費精算報告書です。  10款6項保健体育費、事業名は学校給食施設等整備事業、事業年度は平成29年度から平成30年度までの2年間です。特定財源の地方債は過疎対策事業債、その他は教育施設整備基金です。  全体計画の欄、年割額の合計額は10億8,540万3,000円、実績の欄、支出済額の合計額は10億8,540万1,080円で、比較の欄、年割額と支出済額の差の合計額は1,920円となりました。  報告第8号については以上であります。  次に、報告第9号をお開きください。  平成30年度鹿角健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成30年度鹿角健全化判断比率を別紙監査委員の意見をつけて報告する。  令和元年9月19日提出、鹿角市長。  次のページをお開きください。  平成30年度鹿角健全化判断比率は、一般会計決算、連結決算ともに実質収支が黒字でありましたので、実質赤字比率と連結実質赤字比率は該当がなく、実質公債費比率は8.0%、将来負担比率は44.3%であり、いずれも早期健全化基準を下回り、財政の健全性を維持しております。  詳細については別冊の資料によりご説明をいたします。資料の1ページをお願いいたします。  財政の健全性の判断基準として、早期健全化基準と財政再生基準が設けられており、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標のいずれかが早期健全化基準以上となった場合、財政健全化計画を策定し、財政の早期健全化を図ることになります。さらに指標が悪化して財政再生基準以上となった場合は、財政再生計画を策定し、国等の関与を受けながら財政の再生を図ることになります。  次のページをお願いいたします。  初めに、(1)の実質赤字比率は、一般会計の実質収支額が黒字であることから、実質赤字比率は該当なしとなります。  (2)の連結実質赤字比率は、市の全ての会計の実質収支額の合計が黒字となりましたので、連結実質赤字比率も該当なしとなります。  4ページをお開き願います。  (3)の実質公債費比率は、一般会計等の公債費と公営企業会計等への繰出金のうち公債費に充てた額、一部事務組合等への負担金のうち公債費に充てた額、また債務負担行為を設定している元利補給金等の合計額の標準財政規模に対する割合をあらわす指標で、3カ年の平均値であります。実質公債費比率は表の下の2行ですが、平成30年度は平成28年度から30年度までの3カ年平均で8.0%になり、前年度から0.1ポイントの減となっております。この比率の早期健全化基準は25%ですので、本市の財政は健全な状況にあります。  次のページをお願いいたします。  (4)の将来負担比率は、将来的に市が実質的に負担しなければならない額の標準財政規模に対する割合です。表の一番下になりますが、平成30年度は44.3%となり、5.6ポイント指標が上昇しております。この比率の早期健全化基準は350%ですので、本市の財政は健全な状況にあります。  以上で報告第9号の説明を終わります。  議案書に戻っていただきまして、報告第10号をお開き願います。  平成30年度鹿角資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成30年度鹿角資金不足比率を別紙監査委員の意見をつけて報告する。  令和元年9月19日提出、鹿角市長。  次のページをお開きください。  資金不足比率は、公営企業会計の資金不足状況をあらわす指標ですが、本市の公営企業会計3会計はいずれも資金不足額がないことから、資金不足比率は該当なしとなります。  以上で報告第10号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第8号から報告第10号までの3件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  報告第8号から報告第10号までは、地方自治法及び同法施行令並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  次に、お諮りいたします。議案第76号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第76号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 議案第76号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第5号)であります。  補正予算書の1ページをお開き願います。  令和元年度鹿角市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ194万4,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ181億2,629万6,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分、金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和元年9月19日提出、鹿角市長。  今回の補正予算は、市税徴収を怠る行為による損害賠償義務付け等請求上告事件の上告棄却を受けて顧問弁護士委託料を追加するものであります。  7ページ、8ページをお開きください。  歳入でありますが、18款2項1目1節財政調整基金繰入金は、今回の補正財源として繰り入れます。  次のページをお開きください。  歳出です。2款1項1目一般管理費の総務管理費194万4,000円は、最高裁判所第三小法廷において上告が棄却され、判決が確定したことから、弁護士への報酬として顧問弁護士委託料を追加するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第76号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第76号については原案のとおり可決されました。  次に、認定第2号平成30年度鹿角一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成30年度鹿角農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの認定6件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。(「議長」の声あり)田村富男君。 ○17番(田村富男君) 議事進行についてでありますが、決算認定にかかわる提案理由の説明は、今後決算特別委員会で審議されることから、簡略に願いたいと思います。 ○議長(宮野和秀君) ただいま田村富男君から提案理由の説明は簡略にという発言がありますが、これを了といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、提案理由の説明は簡略な説明で了といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。会計管理者。 ○会計管理者(黒澤香澄君) それでは私から、認定第2号平成30年度鹿角一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成30年度鹿角農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでご説明申し上げます。  簡略にというご発言をいただきましたので、そのように説明させていただきます。  各会計の決算の概要について、さきにお配りしてございます平成30年度一般会計・特別会計決算概要資料によりご説明いたします。  初めに、資料の4ページをお開き願います。  認定第2号に係る一般会計の収支状況でございますが、歳入の決算額は194億564万1,646円で、これに対する歳出の決算額は190億4,626万5,642円でございます。前年度に比較して歳入は4.28%、歳出は4.88%の増となっており、歳入歳出差引額は3億5,937万6,004円の黒字でございます。  ここから先は、端数を切り捨てた1,000円単位で申し上げます。  この歳入歳出差引額の中には翌年度への繰越事業に伴う財源が5,915万4,000円含まれておりますので、これを差し引いた実質収支は3億22万1,000円の黒字でございます。また、前年度の実質収支額を差し引いた、いわゆる単年度収支は4,007万2,000円の赤字となります。財政調整基金への積立金1億7,122万2,000円を加算し、同基金からの積立金取崩額5億5,987万2,000円を差し引いた実質単年度収支は4億2,872万2,000円の赤字となります。  次に、認定第3号から認定第7号までの特別会計についてご説明いたします。  決算概要資料では8ページから19ページにわたり各特別会計の決算状況をまとめてございますので、ご参照ください。  これらの特別会計決算の総額についてご説明いたします。  ページを戻っていただき、資料の2ページ、3ページをお開き願います。  特別会計の収入済額の総計は98億4,855万6,000円で、これに対する支出済額の総計は96億8,304万6,000円でございます。前年度に比較して歳入は4.00%、歳出は2.12%の減となっており、歳入歳出差引額は1億6,551万円の黒字でございます。  各特別会計の歳入歳出差引額は、全て黒字となっております。  以上、平成30年度一般会計並びに特別会計の決算の概要について申し上げましたが、詳細につきましては、後日開催されます決算特別委員会におきまして事項別明細書及び主要事業執行実績報告書などの関係資料により各担当からご説明いたしますので、ご審議の上ご認定賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  認定第2号から認定第7号までの認定6件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
    ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 決算特別委員会の設置 ○議長(宮野和秀君) 次に、ただいま提案がありました認定6件にかかわる審査のため、決算特別委員会の設置について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時12分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時13分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。認定第2号から認定第7号までの認定6件の審査のため、委員会条例第4条の規定により、委員8名をもって決算特別委員会を設置し、別紙付託表のとおり付託して審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長により指名いたしたいと思います。  決算特別委員の委員名を、事務局長をして朗読させます。 ○事務局長(金澤 修君) 私から朗読させていただきます。  決算特別委員ですが、3番安保誠一郎議員、5番成田哲男議員、6番舘花一仁議員、9番金澤大輔議員、11番吉村アイ議員、14番倉岡 誠議員、15番田中孝一議員、17番田村富男議員。  以上であります。 ○議長(宮野和秀君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしました8名の方々を決算特別委員に選任することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の方々を決算特別委員に選任することに決定いたしました。  この際、決算特別委員会の正副委員長の互選のため、決算特別委員会を開催しますので、暫時休憩いたします。     午前11時15分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時29分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開催されました決算特別委員会において、委員長に舘花一仁君、副委員長に金澤大輔君がそれぞれ互選されましたので、報告いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件について ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について、本日の日程に追加し直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長及び決算特別委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、令和元年第5回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る8月30日から本日までの21日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め職員の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に厚く御礼申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の意見等を十分に尊重され、一層効率的な行財政運営に当たられますことを切望いたします。  以上で、令和元年第5回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時32分 閉会...