鹿角市議会 > 2019-08-30 >
令和元年第5回定例会(第1号 8月30日)

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  1. 鹿角市議会 2019-08-30
    令和元年第5回定例会(第1号 8月30日)


    取得元: 鹿角市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和元年第5回定例会(第1号 8月30日)     令和元年8月30日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      諮問第1号       説明、採決      議案第61号及び議案第62号       説明、質疑、討論、採決      議案第63号から議案第75号まで       説明、質疑      認定第1号       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託   散会 ─────────────────────────────────────────────
    本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第61号 工事請負契約の締結について(鹿角花輪駅前広場整備工事)      議案第62号 工事請負契約の変更について(花輪第一中学校大規模改造工事             (建築主体工事))      議案第63号 鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制             定について      議案第64号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴             う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第65号 一般職の職員の給与に関する条例及び鹿角市職員等の旅費に関             する条例の一部改正について      議案第66号 鹿角市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関             する基準を定める条例の一部改正について      議案第67号 鹿角市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関             する条例の一部改正について      議案第68号 鹿角市印鑑条例の一部改正について      議案第69号 鹿角市水道事業給水条例の一部改正について      議案第70号 鹿角市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関             する条例の一部改正について      議案第71号 鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正             について      議案第72号 令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)      議案第73号 令和元年度鹿角国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号             )      議案第74号 令和元年度鹿角後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議案第75号 令和元年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      認定第 1号 平成30年度鹿角上水道事業会計決算認定について   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君    3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君    5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君    7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君    9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君   11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君   13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君   15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君   17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  市民部長      中 村   修 君    健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君  産業部長      田 口 善 浩 君    建設部長      渋 谷 伸 輔 君  教育部長      加 藤   卓 君    総務部付次長待遇  奈 良 巧 一 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    選挙管理委員会事務局長                                   佐羽内 浩 栄 君  総務課長      大 里   豊 君    財政課長      渡 部 裕 之 君  監査委員事務局長  畠 山   修 君    農業委員会事務局長 村 木 正 幸 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主任        畠 山 和 穂 君        午前10時00分 開会 ○議長(宮野和秀君) ただいまから、令和元年第5回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告を行います。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  次に、教育長より、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定による平成30年度教育委員会事務事業の点検及び評価報告書が提出されております。  次に、8月29日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、6月25日から8月29日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席状況は、別紙報告書のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により4番田口 裕君、5番成田哲男君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から9月19日までの21日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から9月19日までの21日間と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  令和元年第5回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、地域間交流の推進につきましては、県外大学等調査研究活動奨励補助金を活用し、武蔵野大学と筑波大学の学生が本市を訪れ、滞在型調査研究活動を行っております。  武蔵野大学は、去る8月8日から9月6日までの日程で10人が商店街の活性化と地域DMOをテーマに活動を実践しているほか、筑波大学は、去る17日から25日までの間に計15人が資源を生かした地域づくりをテーマに調査研究いたしました。  この活動を機に、学生個々から本市のファンになっていただくとともに、首都圏等に暮らす若者の視点から本市の新たな魅力が引き出され情報発信されることを期待しておりますが、今後も調査研究活動の受け入れを通じて各大学との関係を深めながら、さらなる交流機会の拡大につなげてまいります。  鹿角ブランドの推進につきましては、今年度の「かづの高校生広報室」は、市内の5人の高校生がメンバーとなり第3期目となる活動をスタートさせております。それぞれの鹿角に対する深い愛着と高校生ならではの感性を生かした情報発信力に大いに期待しておりますので、メディアやSNSなどを通じて若い世代の関心を集められるよう活動をサポートしてまいります。  ふるさと鹿角応援寄附につきましては、7月末現在、寄附件数は2,175件、金額では2,978万9,000円となっており、前年同期と比較し241%増と大幅に増加している状況にあります。これは従来から利用しているポータルサイト「ふるさとチョイス」に加え、新たに「楽天」サイトの利用を開始し、それぞれのサイトが持つ機能を効果的に活用するとともに、返礼品の取り扱いを市内事業者に委託したことで、返礼品となる特産品の特徴や生産者の思いなどもアピールできたことが本市の魅力向上と寄附の増加につながったものと分析しております。  なお、7月25日からは、市内での買い物や食事、宿泊などに利用できる電子ポイントを「電子感謝券」として返礼品に加えたところであり、引き続き、委託事業者との連携を密にし、返礼品の掘り起こしや磨き上げを行うとともに、自然や伝統文化など本市の魅力を知っていただき、より多くの方々から応援していただけるように取り組みを進めてまいります。  国際交流の推進につきましては、去る17日から21日まで、姉妹都市であるハンガリーのショプロン市を訪問してまいりました。ヨーロッパの東西冷戦の終結のきっかけとなった汎ヨーロッパピクニック計画から30周年の節目を迎えたことをお祝い申し上げますとともに、来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせた訪問団の受け入れについて協議してまいりました。  来年度は、訪問団の受け入れをホストタウンプログラムの一部として位置づけており、訪問団と一緒にパブリックビューイングやステージイベントを楽しみたいと考えております。
     ホストタウンの推進につきましては、去る7月26日、オリンピックを契機とした本市のPRやレガシーの創出による地域の活性化を図るため、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社と「ホストタウンプログラムの推進に関する協定」を締結いたしました。これにより、同社が新たに公共施設に設置した自動販売機のラッピングを通じて本市が会場となる聖火リレーのPRを行うほか、売り上げの一部を寄附金としてホストタウンプログラムの費用に充てさせていただくこととしております。  東京で開催される歴史的な行事をここ鹿角でも身近に感じ、市民の記憶に残るものにしてまいりたいと考えており、来月にも関係団体によるホストタウンプログラム推進協議会を設立し、地域を挙げて同プログラムを効果的に推進する体制づくりを進めてまいります。  移住の促進につきましては、移住プログラムを活用した移住者数は、取り組みを開始した平成27年度からこれまでに119世帯199人となり、40代までの比較的若い世代が約8割を占めております。  今年度は、東北地区では初の試みとして株式会社エフエム東京との共同事業を展開しており、7月には同社TOKYOFMラジオ番組内で本市の魅力を紹介するとともに、9月に開催する「仕事見学ツアー」への参加を呼びかけております。引き続き、メディアを活用した積極的な情報発信や、NPO法人と連携したサポート体制の充実を図りながら、きめ細やかな移住促進策を進めてまいります。  防災体制の充実につきましては、去る7月26日に、一般社団法人秋田解体工事業協会と「災害時における応援協力に関する協定」を締結いたしました。これにより、特に大規模災害が発生し応急復旧に対応できる業者が不足する場合には、同協会から協力事業者の確保のほか建設機械の提供や技術員の派遣協力を直接受けることが可能となりました。今後も、市民生活の安全確保に向けた体制を整え、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。  市税徴収を怠る行為による損害賠償義務付け等請求上告事件につきましては、去る8月27日、最高裁判所第三小法廷において上告棄却の決定がなされ、本市の主張が認められた仙台高等裁判所秋田支部での判決が確定いたしました。  市民の皆様には大変なご心配をおかけいたしましたし、不適切な事務取り扱いがあったことは事実でありますので、職員にはいま一度気を引き締めて職務に精励するよう促すとともに、引き続き市民の皆様の信頼にかなうよう適正な事務の執行に努めてまいります。  次に、民生関係についてでありますが、公共交通の確保につきましては、八幡平地区における公共交通空白・不便地域の解消に向け、来る9月6日から3カ月間、予約型乗り合いタクシーの実証運行を実施いたします。今後は、この運行の実績と効果を分析・検証し、地域のニーズに即した移動手段の確保に努めてまいります。  子育て支援につきましては、ことし10月から、3歳から5歳までの全ての子供と、住民税非課税世帯の2歳以下の子供の保育料が無償化になることを受け、本市では、これまで助成を行ってきた第2子以降の2歳以下の子供に加え、第1子の保育料無償化を行います。  なお、国の制度変更では、これまで保育料に含まれていた3歳から5歳までの副食費が無償化の対象とならないことから、本市では、保護者の負担を増加させないよう、これまでのすこやか子育て支援事業による保育料助成に加えて副食費も対象とすることとし、関係予算を本定例会に提出いたしております。  次に、農業関係についてでありますが、水稲につきましては、草丈はやや短いものの例年並みの出穂期を迎え順調に生育していることから、今後も天候を注視しながら、病害虫防除の確実な実施と適期刈り取りによる品質確保を周知してまいります。  果樹につきましては、桃は8月中旬に始まった「あかつき」から、主力品種の「川中島白桃」の収穫・出荷が始まりますが、開花時期の低温により着果数がやや少ない傾向にあるものの、果実は順調に肥大しております。来週には、私みずから首都圏市場でセールスを行うこととしており、「かづの北限の桃」のおいしさを市場関係者などに強くPRしてまいります。  野菜や花卉につきましては、全国的な天候不順で野菜類が品薄傾向となったことから、枝豆やキュウリなど全般に高値で推移しております。また、今年度から新たなブランド産品に位置づけたシンテッポウユリについては、春の低温で生育がややおくれたものの市場予約分の収量は確保できる見込みでありますので、今後、秋彼岸の需要に向け安定した品質を維持できるよう、関係機関と連携してブランドの確立を図ってまいります。  有害鳥獣駆除につきましては、ことしの熊の目撃と食害等による通報件数は、8月27日時点で92件と、ほぼ平年並みとなっております。ことしも十和田高原地区八幡平地区の国道341号沿いにおいて入山禁止措置を実施したほか、市民向け講習会集落座談会を開催しながら、自己防衛策の周知や注意喚起を行ってまいりましたが、今後は、収穫期を迎える果樹を中心とした農作物被害が懸念されるため、引き続き関係機関と連携して被害防止に努めてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、ことしの主な夏祭りの入り込み数につきましては、「花輪ばやし」については昨年より約4%減少の22万人となり、両日ともに平日開催であったものの、1日目の桟敷席は満席となり、これまで首都圏や仙台などで継続的に行ってきた各イベントでのPR効果によるものと捉えております。  「毛馬内盆踊り」については、2日目と3日目が不安定な天候ではありましたが、一般の踊り手のほか地元の中高校生や保育園児の参加も見られるなど、入り込み数は1万8,000人となりました。そのほか全国民俗芸能「風流」保存・振興連合会に参画するなどユネスコ無形文化遺産の登録を目指す動きも活発化しており、地元の盛り上がりとともに今後の活動に期待しているところであります。  かづのプレミアムツアーにつきましては、祭り期間中に実施した黄金プランには定員を上回る45人の参加があり、花輪ばやし毛馬内盆踊りを桟敷席から観覧いただいたほか、史跡尾去沢鉱山大湯環状列石、大日霊貴神社においても、ふだんは行われない体験イベントやガイドを実施しております。また、宿泊先などでは、本市ブランド推進コンセプトカラーである黄金色にちなんだメニューを演出し、鹿角の魅力あふれるコンテンツを体感いただきました。今後も、大手旅行ウエブサイトとの連携やインスタグラム写真投稿キャンペーンにより効果的な情報発信を継続しながら、誘客拡大に向けた事業を積極的に展開してまいります。  外国人観光客の誘客につきましては、インバウンドの入り込みは、8月末時点で昨年同期の約6倍に増加しておりますが、国別では台湾が8割以上を占め、次いで韓国、タイとなっております。さらに、9月から来年1月までに、市の外国人観光客誘客促進事業を活用して約1,300人の入り込みが予定されており、これまでの現地でのプロモーション活動に加え、ファムツアーや旅行博覧会への参加のほか、DMOによる積極的なPR活動の成果であると捉えております。今後も、鹿角の四季折々の魅力と、通年誘客が可能な観光地であることを強調しながら、外国人観光客の誘客につなげてまいります。  次に、商工関係についてでありますが、10月からの消費税率引き上げへの対応につきましては、家計への影響緩和と地域消費を下支えするため、今年度の住民税が非課税の方及び3歳未満の子供がいる子育て世帯の方を対象にプレミアム付商品券を販売いたします。この商品券は、1セット額面5,000円分を4,000円で購入でき、1人当たり5セットまで購入可能となっております。購入の際には引きかえ券が必要であり、特に住民税非課税の方は事前申請が必要となることから、対象となる可能性がある方には既に通知を発送いたしております。申請をいただいた方には、9月中旬から引きかえ券を発送することとしており、多くの対象者に購入していただけるよう、購入方法や使用できる店舗などについて広く周知してまいります。  新エネルギー利活用推進につきましては、去る7月10日、県内初の自治体出資による小売電気事業会社である「株式会社かづのパワー」の設立総会を開催いたしました。同社の設立に当たっては、市内金融機関製造業者等19社からの出資のほか、三菱マテリアル永田水力発電所からの電源供給など、本市が長年にわたり検討を進めてきた「電力の地産地消による地域活性化」の具現化に向け大きく前進いたしました。今後は、来年4月の供給開始に向け、ライセンスの申請や料金メニューの検討などを進めるとともに、市民の理解と協力を得ながら再生可能エネルギーを活用した産業振興を進めてまいります。  若者の就業支援につきましては、ハローワーク鹿角管内における来年3月の新規高校卒業者に対する求人は、6月末時点で80事業所233人と、昨年同期と比較し2事業所18人が増加したものの、就職希望者数は72人、うち県内希望者が43人と、昨年同期からそれぞれ15人、10人の減となっております。  このような厳しい状況を踏まえ、これまでの情報交換会に加え、去る7月30日には、「鹿角地域内高等学校進路指導担当者関係団体等による職場見学会」を開催し、管内3高校の担当者に企業の見学や代表者との意見交換を通じて地元企業への理解を深めていただきました。今後も、関係機関と連携しながら、地元就業に向けた若者の意識醸成と地域の人手不足の解消に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、建設関係についてでありますが、鹿角花輪駅前整備事業につきましては、予定していた用地取得を全て完了し、駅前広場整備工事の入札手続を進めてまいりましたが、去る8月22日に工事請負に係る仮契約を締結し、関連議案を本定例会に提出いたしております。交通規制や駐車スペースの使用制限を行いながらの施工となることから、利用者の皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、関係機関と連携を密にし、安全を最優先に遅滞なく工事を進めてまいります。  次に、教育関係についてでありますが、大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録につきましては、去る7月30日に文化庁の文化審議会において、昨年に続き世界文化遺産推薦候補に選定されました。今年度は確実に国内推薦を受けられるよう、関係自治体とより一層の連携を図りながら、2021年の登録実現に向けて取り組みを進めてまいります。  令和元年度鹿角市成人式につきましては、去る8月16日に文化の杜交流館コモッセを会場に、対象者304人のうち233人の出席のもと開催いたしました。本市の成人式は、新成人がみずからつくり上げる式典として定着しており、今年度も実行委員会が組織され、事前準備から当日の進行まで新成人が主体となって行い、特に記念行事では、「わたしが住みたいまち 鹿角」と題した「二十歳の主張」の発表が行われ、趣向を凝らした企画と実行力に鹿角の未来を担う若者の頼もしさが感じられました。  スポーツ振興につきましては、7月27日開催の「浅利純子杯争奪第13回鹿角駅伝」では、青森・岩手からの参加を含む53チームにより熱戦が展開されました。中学校男子の部において花輪第一中学校が3年ぶり7回目の優勝を飾るなど、地元小中学校の活躍により、会場となった花輪商店街は大きな盛り上がりを見せました。8月7日開催の「第72回十和田八幡平駅伝競走全国大会」では、男女合わせて23チームが真夏の鹿角でたすきをつなぎました。男子の部では小森コーポレーションが2連覇を達成し、女子の部では東北福祉大学Aチームが初優勝を飾っております。また、昨年に引き続き地元出身の松宮祐行選手が出場し、市民に元気を与えるレースを見せてくれました。真夏に開催される両大会の魅力をPRしながら参加を呼びかけ、スポーツによる交流人口のさらなる拡大を図ってまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、今回の一般会計補正予算は、ふるさと鹿角応援寄附返礼品等購入費の追加、基金積立金の追加、社会福祉施設等整備支援事業補助金の追加、福士川改修関連市道整備事業負担金の追加などを計上しております。  その結果、補正額は2億3,654万1,000円の追加となり、補正後の予算総額は181億2,435万2,000円となりました。  特別会計については、国民健康保険事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計では人件費の調整のほか国民健康保険システム改修委託料の追加、後期高齢者医療保険料還付金の追加、介護保険事業特別会計では認知症総合支援事業費の追加等を行っております。  本定例会には、人権擁護委員の諮問案件1件、契約締結案件1件、契約変更案件1件、条例案件9件、補正予算案件4件、決算認定案件1件、合わせて17件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましてはそれぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君降壇) ○議長(宮野和秀君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  ここでお諮りいたします。  本日上程されます諮問第1号及び議案第61号並びに議案第62号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 議案書の諮問第1号をお開き願います。  諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員候補者として、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  氏名でありますが、工藤トモ子氏です。  生年月日は、昭和28年1月9日。  住所は、鹿角市尾去沢字東在家113番地2であります。  提案理由でありますが、工藤トモ子人権擁護委員が、令和元年12月31日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。  参考といたしまして、別紙により、推薦者の履歴書を配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。  職歴は記載のとおりであります。その他の欄にありますように、工藤氏は平成29年12月1日から人権擁護委員を務められており、適任でありますことから、引き続き人権擁護委員として議会の同意をお願いするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより諮問第1号について採決いたします。  諮問第1号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第1号は、適任と認めることに決しました。  次に、議案第61号工事請負契約の締結について(鹿角花輪駅前広場整備工事)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 議案第61号をお願いします。  工事請負契約の締結について。  下記のとおり工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  契約の目的でありますが、鹿角花輪駅前広場整備工事であります。  契約の方法は、一般競争入札。  契約金額は、1億9,514万円であります。  契約の相手方は、鹿角市尾去沢字山根20番地3、株式会社米村組代表取締役米村 茂であります。  議案資料の1ページをお願いします。  工事の概要でございますが、工事の場所は、鹿角市花輪字下中島地内、JR鹿角花輪駅前広場であります。  入札日は、令和元年8月20日。仮契約を8月22日に行っております。  工期は、契約締結日の翌日から令和2年3月31日までです。  工事の概要でありますが、あわせて資料の2ページ、3ページ、鳥瞰図、平面図をごらんいただきたいと思います。  整備後の駅前広場の面積は3,902平方メートルであります。広場内の車道はこれまでと同じロータリー形状としており、ロータリー内に一般車両の駐車スペースとタクシープールを整備し駅舎正面での乗降場所を確保することで、交通結節点としての機能強化を図ることとしております。また、安全で快適な歩行者空間を確保するため、ロータリーを取り囲むように5メートル幅での歩道を整備することとしており、歩道の一部には地下水還元方式の無散水融雪を整備する計画であります。  施工する車道・歩道の各舗装面積は2,480平方メートル、907平方メートル。無散水融雪の面積は、歩道面積の内数で528平方メートル。附属施設として照明8基、車道と歩道、駐車スペースの境界の要所に車どめ72本、バス乗り場2カ所にそれぞれシェルターを、また案内用のサインを10基設置するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第61号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第61号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号工事請負契約の変更について(花輪第一中学校大規模改造工事建築主体工事))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。教育部長。 ○教育部長(加藤 卓君) 議案第62号についてご説明申し上げます。  平成30年6月21日に議決され、同年6月26日に契約締結した花輪第一中学校大規模改造工事建築主体工事)について、工事請負契約事項を下記のとおり変更し、契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  変更の内容につきましては、契約金額を「5億1,138万円」から「5億1,585万3,700円」に増額して変更をするものです。  提案理由についてでありますが、外壁改修を初めとする各種工事内容の変更に伴い契約金額を変更するものであります。  なお、契約の相手先は、鹿角市花輪字寺ノ後7番地、株式会社小板橋建設代表取締役社長小板橋広吉であります。  変更内容についてでありますが、外壁改修においては、当初想定よりも老朽化が進んでいることが判明し補修箇所をふやして実施するものです。また体育館東側の外壁において、風雪の状況により雪庇が生じ落下の衝撃で壁面に対し損傷を与えるおそれがあることが判明したことから、外壁保護板を新たに据えつける工事を実施し、また給食搬入プラットホームにおいて、隣接する老朽化した増築部分を撤去した結果風が集中して吹き込む場所となり、給食搬入時の安全確保を図るため防風・防雪メッシュシートで囲う対策を新たに実施したいと考えております。  これらのほか設計の最終調整を含め変更契約を行うものですが、10月末までの工期も考慮し早急に実施したいことから、初日での議決をお願いしたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第62号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第62号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてから、議案第71号鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正についてまでの9議案について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、議案第63号鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について。  鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。令和2年4月1日から施行される地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律により会計年度任用職員制度が導入されることから、現在任用している非常勤職員等は会計年度任用職員として任用することとなるため、条例を整備するものであります。  次のページをお開きください。  鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例(案)です。  第1条は、条例制定の趣旨に関する規定ですが、地方公務員法に基づく会計年度任用職員の給与及び費用弁償について定めるものとしております。  第2条は、会計年度任用職員の給与に関する規定ですが、地方公務員法第22条の2第1項第2号に定める一会計年度を超えない範囲内で置かれる非常勤の職であって、1週間当たりの通常の勤務時間が常時勤務を要する職を占める職員と同一の時間である者をフルタイム会計年度任用職員と、同項第1号に掲げる1週間当たりの通常の勤務時間が常時勤務を要する職を占める職員と比べて短い時間である者をパートタイム会計年度任用職員と略称し、それぞれに支給する給与の種類を定めております。  第3条から第13条は、フルタイム会計年度任用職員の給料、諸手当等について規定しております。  第3条は、給料に関する規定ですが、職務の内容や責任の程度に応じ、また常時勤務を要する職を占める職員との権衡等を考慮して、行政職給料表1級の最高の号給の給料月額を限度として定める給料の額について。  第4条は、号給の決定の基準についてそれぞれ規則で定めること。  第5条では、給与の支給方法については一般職の支給方法を準用する旨を定めております。  次のページをお願いいたします。  第6条は、通勤手当。  第7条は、特殊勤務手当。  第8条は、時間外勤務手当について。  次のページに移りまして、第9条は、休日勤務手当。  第10条は、夜間勤務手当。  第11条は、宿日直手当について定めており、一般職の職員と同様に支給することとしております。  次のページをお願いいたします。  第12条は、給料の端数処理に関する規定です。  第13条は、期末手当に関し規定しており、第1項において任期の定めが6月以上のフルタイム会計年度任用職員の期末手当は一般職の給与条例を準用することとし、第2項及び第3項では、任期の定めが6月以上のフルタイム会計年度任用職員とみなすこととする要件を定めております。  第14条では、勤務1時間当たりの給与額の算出方法について。  第15条では、給料の減額について定めております。  次のページに移りまして、第16条から第25条は、パートタイム会計年度任用職員の報酬及び手当について規定しております。  第16条は、第1項から第3項まで月額・日額・時間で報酬を定めるパートタイム会計年度任用職員の報酬の算出方法についてそれぞれ定めており、第4項では報酬の算出に用いる基準月額を定義しております。  第17条は、特殊勤務。  第18条は、時間外勤務。  第19条は、休日勤務。  次のページに移りまして、第20条は、夜間勤務。それぞれに係る報酬について定めております。  第21条は、報酬の端数処理に関する規定です。  第22条は、期末手当に関し規定しており、第1項において任期の定めが6月以上のパートタイム会計年度任用職員の期末手当は一般職の給与条例を準用することとし、第2項及び第3項では、任期の定めが6月以上のパートタイム会計年度任用職員とみなすこととする要件を定めております。  次のページに移りまして、第23条は、報酬の支給について。  第24条は、勤務1時間当たりの報酬の算出方法について。  第25条では、報酬の減額について定めております。  次のページに移りまして、第26条では、会計年度任用職員の給与からの控除について一般職の給与条例を準用する旨を規定しております。  第27条では、勤務の特殊性等を考慮して、特に必要と認める会計年度任用職員の給与に関する特例について規定しております。  第28条及び第29条は、パートタイム会計年度任用職員の費用弁償に関し定めるもので、第28条は通勤、第29条は公務のための旅行に係る費用弁償に関する規定で、それぞれ一般職の通勤手当、旅費相当の費用弁償を支給することとしております。  次のページに移りまして、第30条は、委任規定であります。  附則ですが、この条例は、令和2年4月1日から施行することとしております。  続きまして、議案第64号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。  地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、関係する条例について所要の改正を行うため、条例を制定するものです。  地方公務員法では、職員の勤務条件は条例で定めることとされておりますので、職員の勤務条件等を定める関係条例8件について会計年度任用職員の勤務条件を追加するため、所要の改正を行うほか、条項ずれ等を修正いたします。  議案資料で説明してまいります。  4ページをお開きください。  第1条、鹿角市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正です。  第3条は、休職の効果に関する規定ですが、第1項で用字を修正し、第4項として会計年度任用職員の休職の範囲に関する規定を追加し、その休職期間は任期の範囲内で任命権者が定めることといたします。  次のページをお願いいたします。  第2条の、鹿角市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正です。  第1条では、今回追加する第3条第2項で地方公務員法を引用することから、同法の略称規定を置きます。  第3条は、減給の効果に関する規定ですが、第1項で文言の整理を行い、第2項として会計年度任用職員の減給の対象に関する規定を追加し、その対象は特殊勤務、時間外勤務、休日勤務、夜間勤務を除いた報酬といたします。  次のページをお願いいたします。  第3条の、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正です。  第4条の2から次のページの第17条の2までは、文言の整理をするものです。  第18条を、会計年度任用職員の給与に関する規定に改め、その給与について別に条例で定めることといたします。  次のページの第19条と第19条の2では、それぞれ文言を整理し、次のページの第21条では、第3号の秋田県市町村職員互助会は既に解散しておりますので、この際これを削除し、次号以降を1号ずつ繰り上げます。  10ページをお願いいたします。  第4条の、単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正です。  第2条は、給与の種類に関する規定ですが、給与の種類については1つの条にまとめることとし、再任用職員の給与の種類に関する第2条の2を削除し、これを第2条第2項とし、第3項として単労職員である会計年度任用職員に支給する給与の種類に関する規定を追加いたします。  第3条では、文言の整理を行うほか、会計年度任用職員の給与の基準となる条例を追加いたします。  次のページをお願いいたします。  第5条の、職員の育児休業等に関する条例の一部改正です。  第7条において会計年度任用職員は勤勉手当支給の対象外であること、また第8条の職務復帰後の号給調整を行わないことから、それぞれ会計年度任用職員を除く旨の括弧書きを追加いたします。  第19条では、第7条で地方公務員法を一度引用したことから、法律番号を削除いたします。  次のページをお願いいたします。  第6条の、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正です。  第1条では、法改正による条ずれを修正し、第2条第3項では、略称規定の整合を図ります。  第20条では、会計年度任用職員制度への移行に伴い所要の改正を行います。  次のページをお願いいたします。  第7条の、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正です。  第2条において、法改正に伴う引用条項と用語の修正を行います。  次のページをお願いいたします。  第8条の、鹿角市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正です。  第3条は、報告事項に関する規定ですが、パートタイム会計年度任用職員については報告事項から除かれるため、その旨規定をいたします。  議案に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は、改正法の施行日と同日の令和2年4月1日から施行いたします。  続きまして、議案第65号一般職の職員の給与に関する条例及び鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてです。  一般職の職員の給与に関する条例及び鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により地方公務員法の一部が改正され、職員が成年被後見人等に該当したことにより失職する旨の規定を削除する等のため、条例を改正するものであります。  成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律においては、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除する規定、いわゆる欠格条項を設けている各制度について、心身の故障等の状況を個別的、実質的に審査し、各制度ごとに必要な能力の有無を鑑定する規定へと適正化するとともに、所要の手続規定を整備しております。  地方公務員法においても、成年被後見人または被保佐人は職員となりまたは競争試験もしくは選考を受けることができないとしている欠格条項が削除されました。  条例案については、議案資料で説明をいたします。  議案資料の15ページをお願いいたします。  第1条の、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正です。  第15条及び第15条の2、次のページから17ページにかけての第16条及び第19条については、地方公務員法の改正により欠格条項から成年被後見人または被保佐人が削除されたことに伴い、関連する規定や文言を削除するなど、所要の改正を行うものです。  16ページの第15条の3は、用字の修正であります。  18ページをお願いいたします。  第2条の、鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正です。  第3条第2項では用語の整理、第3項では地方公務員法の改正により欠格条項から成年被後見人または被保佐人が削除されたことに伴い関係規定を削除いたします。
     第4条から、22ページの第31条までの改正規定は、この際用語や規定ぶりを見直し修正をするものであります。  議案に戻っていただきまして、附則であります。この条例は、令和元年12月14日から施行いたします。  なお、施行日については、法律の施行について地方公共団体の条例等の整備が必要なものは法律の公布の日から6月を経過した日とされておりますことから、この施行日としたものでございます。  以上で議案第63号から65号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 続きまして、議案第66号をお開き願います。  議案第66号鹿角市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について。  鹿角市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が施行されることに伴い、小学校就学前の子供に対する食事の提供に要する費用の取り扱いを変更する等のため、条例を改正するものです。  次のページをお願いいたします。  改正案でございますが、この条例は、いわゆる認定こども園や認可保育園など、市長が施設型給付の支給対象施設として確認する保育園等の運営に関する基準を規定しているものですが、子ども・子育て支援法及びそれに基づく政令及び府令が改正されることに伴い、今回それにあわせて改正するものです。  詳細は議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の23ページをお開き願います。  第2条ですが、新たに「特定子ども・子育て支援施設等」が加えられております。特定子ども・子育て支援施設とは、いわゆる認可保育園等に入れなかった子供を預かるファミサポ等の認可外の施設をいいますが、10月からの無償化の対象となることから追加するものです。  第3条以降は、「支給認定」を「教育・保育給付認定」に改めるなどの用語の見直し等による文言整理がほとんどとなっておりますので、説明を省略させていただき、主な制度改正について説明いたします。  26ページをごらんください。  第13条は、利用者負担額等の受領について規定しているものですが、次のページの第4項第3号に新たにア、イ、ウの各条文を追加しておりますが、これは10月からの保育料無償化の導入にあわせて保育料に含まれていた副食費は従来どおり保護者負担とされることになりましたが、国の基準では年収360万円未満相当の世帯の満3歳以上の子供及び第3子以降の子供は無償となるため、これにあわせて条例を改正するものです。  37ページをごらんください。  第42条は、小規模保育等の特定地域型保育施設の連携施設の確保義務の緩和について、次の38ページの第2項において追加しております。  なお、本市においては、今議会に副食費助成に係る補正をお願いしておりますが、この基準にかかわらず所得制限の対象となる一部の方を除き、副食費も含めて全て無償とする予定としております。  議案書に戻っていただき、議案第66号の最後のページをお開きください。  附則として、この一部改正条例は、令和元年10月1日から施行します。  続きまして、議案第67号をお開き願います。  議案第67号鹿角市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の一部改正について。  鹿角市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律等が施行されることに伴い、所要の文言を整理するため、条例を改正するものです。  次のページをお願いいたします。  改正案でございますが、この条例は、教育・保育給付に係る利用者負担額、いわゆる保育料について規定しているものですが、議案第66号同様、法律及び省令等が改正されたことに伴い、それにあわせて文言を整理するものです。  詳細は議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の49ページをお開き願います。  第1条中「支給認定保護者」を「教育・保育給付認定保護者」に改めます。  第4条第2項中「支給認定子ども」を「教育・保育給付認定子ども」に改めます。  議案書に戻っていただき、附則として、この一部改正条例は、令和元年10月1日から施行します。  以上で議案第67号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 続きまして、議案第68号をお開き願います。  議案第68号鹿角市印鑑条例の一部改正について。  鹿角市印鑑条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令等が施行されることに伴い、旧氏をあらわした印鑑等について必要な事項を定めるため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市印鑑条例の一部を改正する条例(案)でありますが、今回の改正は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が施行されることと、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い、住民票に旧氏の記載を求めることができるようになることから、旧氏または旧氏の一部をあらわした印鑑の登録及び印鑑登録証明書に旧氏が記載できるよう、所要の改正を行うものです。  詳細は議案資料の新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の50ページをお開き願います。  第3条は、登録印鑑について規定しておりますが、第2項第1号では、登録する印鑑は氏、名等、またはこれらを組み合わせたものであらわしていないものは登録できないと規定しておりますが、ここに今回、住民基本台帳法施行令が改正されて追加となった第30条の13に規定する旧氏または旧氏の一部を追加し、組み合わせ可能な対象として規定しております。あわせて、国の印鑑登録証明事務処理要領の内容にあわせて、括弧書きのただし書きとして入れていた登録できる印鑑として特別に認めていた事項を削除しております。  第2号にも旧氏を加え、第4号では、これも国の事務処理要領に基づき登録できる印鑑の大きさの上限を「20ミリメートル」から「25ミリメートル」に、また現行の第5号に規定する登録できない印鑑としていた「氏のみを表わす小判形のもの」を削除しており、これに伴い同項第6号と第7号を1号ずつ繰り上げております。  第5条は、印鑑の登録について規定しているものですが、第3項では、印鑑登録時の申請の事実を本人に照会する内容について、これも国の要領に基づき本人申請であること及び本人の意思に基づくものであることが適正であると認定したときには、第2項にある本人への文書照会を省略できる規定として整理しております。  次のページをお願いいたします。  第4項では、印鑑登録原票の登録事項に旧氏を加えるとともに磁気ディスクで調製する住民票に対応した内容に整理し、また文言を整理しております。  第5項は、第4項で磁気ディスクの定義が規定されましたので、ここからは削除しております。  第13条は、印鑑登録の抹消について規定しているものですが、第2項第3号で、印鑑登録を職権で抹消できる変更事項に旧氏を加えております。  次のページをお願いいたします。  第14条は、印鑑登録証明書について規定しているものですが、第2号で、印鑑登録証明書の記載事項に旧氏を加えるとともに文言を整理しております。  議案書に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は、関係する政令施行日と同日の令和元年11月5日から施行します。  以上で議案第68号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 続きまして、議案第69号をお願いします。  鹿角市水道事業給水条例の一部改正について。  鹿角市水道事業給水条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、水道法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、指定給水装置工事事業者制度において指定の更新制が導入されることにより、指定給水装置工事事業者指定更新手数料の金額を定める等のため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  鹿角市水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)であります。  あわせまして、議案資料の53ページをごらんください。  資料のほうで説明いたします。  第26条第1項の第4号を第5号とし、第3号の次に第4号として「指定給水装置工事事業者指定更新手数料 1申込みにつき 10,000円」を追加いたします。  また、水道法施行令の改正により条ずれが生じることから、第29条第1項の「第5条」を「第6条」に改めます。  条例に戻っていただきまして、附則として、この条例は、令和元年10月1日から施行するものであります。  続きまして、議案第70号をお願いします。  鹿角市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について。  鹿角市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、会計年度任用職員について規定する等のため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  鹿角市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例(案)であります。  議案資料の54ページの新旧対照表のほうでご説明したいと思いますので、そちらをお願いします。  今回の改正は、会計年度任用職員に関する規定が設けられたことによる所要の改正にあわせて、手当等に関する規定及び管理者権限を行う市長に関する規定を整理するものであります。  第4条の管理職手当でありますけれども、本市の水道事業では、管理者を置かず地方公営企業法の規定により管理者の権限を市長が行っておりますが、これを条例においても明確にするため、この文言を追加するものであります。  第5条は、扶養手当に関する規定で、第2項で支給の対象となる者を定めておりますが、第2号において子と孫を定めております。しかし、子と孫の月額が異なることから、孫に関する規定を分けて第3号とし、現行の第3号以下を繰り下げます。  第8条は、寒冷地手当に関する規定で、当該手当の基準日について一般職の給与に関する条例に表現を合わせるものであります。  第9条は、時間外勤務手当に関する規定で、一般職の給与に関する条例第10条の規定に合わせ、第2項として、あらかじめ割り振られた1週間の勤務時間を超えて勤務した全時間に時間外勤務手当を支給する規定を追加いたします。  次のページをお願いします。  第3項は、短時間勤務職員については、あらかじめ割り振られた勤務時間を超えて勤務しても合計が38時間45分に達するまでは第2項を適用しない旨を定めます。  第14条の2は、管理職員特別勤務手当に関する規定で、第1項を規定の適用除外として新たに第14条の3に、新たな第1項として従前の第2項の規定を、第2項として平日深夜勤務に関する支給規定を追加するものであります。  第15条は、給与の減額に関するもので、第2項は、職員の勤務時間、休暇等に関する条例第2条に表現を合わせ、第4号として介護時間の規定を追加するものであります。  次のページの57ページをお願いします。  第16条は、法令番号の追加であります。  第16条の2は、育児休業法の略称規定を第15条の第2項に置いたことによる文言の整理であります。  第17条は、会計年度任用職員について、第1項において給与の種類、第2項において手当の種類を規定します。  第17条の2は、会計年度任用職員の給与額の決定の基準で、鹿角市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例を基準とすることを定めております。  第18条は、短時間勤務職員に扶養手当、住居手当、寒冷地手当を支給しない規定ですが、これを再任用職員及び再任用短時間勤務職員にも該当させるものであります。  条例案に戻っていただきまして、附則として、この条例は、令和2年4月1日から施行します。ただし、第4条、第5条及び第8条の改正規定、第9条に2項を加える改正規定、第14条の2の改正規定、第14条の2の次に1条を加える改正規定並びに第15条、第16条、第16条の2及び第18条の改正規定は公布の日から施行するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 総務部付次長待遇。 ○総務部付次長待遇(奈良巧一君) 続いて、議案第71号をお開き願います。  鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正について。  鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されることに伴い、団員の欠格条項から成年被後見人等を削除する等のため、条例を改正するものです。  次のページをお開きください。  鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を改正する条例案でございますが、議案資料の59ページの新旧対照表でご説明いたしますので、ごらん願います。
     鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、第4条の欠格条項ですが、整備法等により地方公務員法が改正されたことを踏まえ、消防団員の欠格条項から第1号の成年被後見人等を削るものです。  次に、第2号中現行の禁固の「固」を金へんの「錮」に改め第1号へ繰り上げるほか、第2号では、今回の改正でこれまで整備されていなかった懲戒処分について規定することから、懲戒免職の処分を受け当該処分の日から2年を経過しない者を、欠格条項として加えるものです。  次に、第5条の分限処分として、第1項中「その意に反して」を削り、同項第2号中「団員」の前に「前号に規定する場合のほか、」を加え、同条第2項第1号中「各号」を「第3号を除く各号」に改めるものです。  新たに第6条では、懲戒として、これまで整備されていなかった懲戒処分について国の基準に基づき規定するものです。  次のページをお願いいたします。  次に、第7条では、分限及び懲戒に関する事項について、条例の施行に関し必要な事項を規則に委任するものです。  次に、第8条では、これまで定められていなかった服務規律について加えるものです。これまでも消防団員の招集については水火災の災害が発生し、または発生のおそれがあるときなどは規則で定めているところでしたが、消防団員が水火災を自己覚知した場合において、万が一公務災害を受傷した場合の事務手続を円滑に行うために必要な規定を加えるものです。  次に、既存の第6条から第9条までを3条ずつ繰り下げるものです。  議案に戻っていただきまして、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行いたします。  以上で議案第71号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次、質疑を受けます。  初めに、議案第63号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第64号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第65号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第66号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第67号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第68号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第69号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第70号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第71号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第72号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)から、議案第75号令和元年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの4議案を一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 議案第72号令和元年度鹿角一般会計補正予算(第4号)について。  補正予算書の1ページをお開きください。  令和元年度鹿角市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2億3,654万1,000円を追加し、総額をそれぞれ181億2,435万2,000円とする。  予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は地方債の補正を定めております。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  5ページ、6ページをお開きください。  第2表地方債補正です。  危険老朽空き家除却事業と合併処理浄化槽整備事業について、事業費の変更に伴い、それぞれ地方債の限度額を増額いたします。  10ページ、11ページをお開きください。  歳入です。  14款1項1目4節児童福祉費負担金の子育てのための施設等利用給付費負担金40万2,000円は、家庭的保育等の認可外保育施設を利用する保護者の負担軽減を図るため給付される負担金で、補助率は2分の1です。  2項2目1節社会福祉費補助金のセーフティネット支援対策等事業費補助金346万5,000円は、生活保護制度の一部改正等に対応するシステム改修のほか、被保護者に係る健康管理支援事業の実施に向けレセプトデータ等の収集・分析を行う地方自治体に対して交付されるもので、補助率はシステム改修に係るものが3分の2から2分の1、データ収集等に係るものが10分の10となっております。  15款2項2目3節老人福祉費補助金の地域密着型サービス施設等整備事業費補助金160万円と、その下の介護施設開設準備経費等支援事業費補助金70万2,000円は、当初予算に計上した認知症対応型共同生活介護事業所の整備等に対する補助金について国・県の補助単価が変更となったことから、追加して交付されるものです。  5節児童福祉費補助金のすこやか子育て支援事業費補助金234万9,000円は、10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、これまで3歳以上の園児の保育料に含まれていた副食費が所得段階に応じて保護者負担となることから、その負担軽減を図るため、新たに補助金が交付されるものです。  次のページをお願いいたします。  17款1項1目1節総務費寄附金のふるさと鹿角応援寄附金8,000万円は、寄附件数が前年度の同時期に比較して2倍を超え増加傾向で推移していることから追加するもので、寄附金額は1億6,000万円を見込んでおります。  2目1節教育費寄附金の56万5,000円は、秋田県信用組合ほか2団体から寄附を受納したもので、使途は児童図書の購入などです。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金1,856万1,000円の減額は、財源調整。  2目1節まちづくり基金繰入金5,000万円は、社会福祉施設等整備支援事業費補助金の財源として繰り入れるものです。  次のページをお願いいたします。  20款5項5目1節雑入の福祉プラザ指定管理料精算金11万6,000円と、認可保育園指定管理料等精算金1億334万6,000円は、平成30年度の指定管理料等の精算金です。  6目1節過年度収入の農地災害復旧事業費補助金20万3,000円と、農業用施設災害復旧事業費補助金773万8,000円は、平成29年度の大雨災害の復旧事業が終了したことから、精算により補助金が交付されるものです。  21款市債については、第2表地方債補正で説明したとおりでございます。  次のページをお開きください。  歳出です。  2款1項7目企画費のふるさと鹿角応援基金積立金8,000万円は、先ほど説明をいたしました歳入の寄附金の見込み額と同額を積立金として追加いたします。  ふるさと鹿角応援寄附推進事業4,965万5,000円は、寄附件数の増加見込みに対応した寄附者に対する返礼品等の購入費とふるさと納税サイトの利用料などを追加するものです。  移住促進事業320万6,000円は、現在の移住コンシェルジュ3名について、ことし12月末に1名、来年3月末に2名が退任予定であることから、移住促進業務の円滑な引き継ぎを行うため、新たに2名を採用するために必要な賃金や社会保険料などを追加するものです。  2項2目生活安全対策費の空き家等適正管理推進事業110万9,000円は、危険老朽空き家の除却に対する補助金について、今後執行見込みの4件分に対応する予算を追加するものです。  次のページをお願いいたします。  3款1項1目社会福祉総務費の社会福祉施設等整備支援事業5,000万円は、社会福祉協議会が地域福祉の推進を目的に福祉総合相談窓口と各支援業務を一体的に行うため地域福祉拠点施設を整備するための費用を支援するもので、補助率は2分の1、上限は5,000万円としております。  2項2目児童措置費の認可保育園費では、10月からの幼児教育・保育の無償化に伴いこれまで3歳以上の園児の保育料に含まれていた副食費が所得段階に応じて保護者負担となることから、その負担軽減を図るため、新たに私立保育園への補助金144万5,000円を計上いたします。  認可外保育施設等利用給付事業80万4,000円は、保育事業の急増に機動的に対応するほか、保護者の負担軽減を図るため、家庭的保育事業を実施する認可外保育施設等に対する給付金です。  次のページをお開きください。  5目児童福祉施設費の家庭的保育事業92万2,000円は、保育環境の充実を図るため、家庭的保育の実施に係る委託料を計上するものです。  4款1項3目環境衛生費の合併処理浄化槽整備事業220万5,000円は、申請希望者の増加に伴い補助金を追加するものです。  6款1項2目農業総務費の八幡平地域連携営農推進団地管理費436万6,000円は、受電設備の更新工事について、受電設備を収納している筐体の腐食が確認されたことから、工事費を追加するものです。  次のページをお願いいたします。  6目農業経営基盤強化促進対策費の産地パワーアップ事業108万1,000円は、乾燥調製施設の建設と機械設備を導入する1法人に対する補助事業について、建築資材の高騰や軟弱地盤への対応等のため追加経費が必要となったことから、対応額を計上するものです。  7款1項2目商工振興費の起業・創業支援事業150万円は、起業・創業の件数が当初見込んだ件数を上回る見込みであるため、3件分を追加するものです。  2項2目観光振興費の観光宣伝推進事業では、よつぎ小学校の開校20周年記念事業に花輪ばやしの実演を行いPR強化を図るため、キャンペーン事業委託料92万7,000円を追加計上いたします。  外国人観光客誘客促進事業307万8,000円は、申請件数が当初見込みを上回り予算に不足が生じる見込みであることから、補助金を追加するものです。  3目観光施設費の観光施設管理費251万7,000円は、十和田地区の観光PR看板のリニューアルを行うため、委託料を計上するものです。  次のページをお開きください。  8款2項2目道路橋りょう維持費の道路橋りょう維持管理費300万円は、業者委託による市道の舗装補修について、舗装の損傷が当初想定よりも多く発生していることから、委託料を追加するものです。  5目道路新設改良費の福士川改修関連市道整備事業1,200万円は、事業の早期完成を図るため市道2路線の道路整備工事費等を前倒しで実施することとしたため、県に対する負担金を追加するものです。  10款4項1目幼稚園費の私立幼稚園支援事業56万7,000円は、認可保育園費に計上したすこやか子育て支援事業費補助金と同様、副食費の保護者負担の軽減を図るため、新たに私立幼稚園への補助金を計上するものです。  次のページをお開きください。  10款6項3目体育施設費の体育施設整備事業173万8,000円は、シーズン終了後の点検により水晶山スキー場第一ペアリフトの椅子のシート座面の部品交換が必要となったことから、消耗品費を追加するものであります。  以上で一般会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 引き続き、30ページをお願いいたします。  議案第73号です。  令和元年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ304万2,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ31億1,410万2,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。
     36、37ページをお願いいたします。  初めに、歳入でありますが、5款1項1目一般会計繰入金は、歳出の一般管理事務費等に係る財源調整です。  次のページをお願いいたします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費は、人事異動に伴う職員人件費の調整のほか、コード105のシステム改修委託料303万円は、健康保険法等の改正に伴い国民健康保険の被保険者記号番号が世帯単位から個人単位化となることからこれに対応するためのシステム改修費用を追加するものであり、OA機器購入費25万7,000円は、県と連携しているパソコン端末の更新費用を追加するものです。  2項1目賦課徴収費は、人件費の調整であります。  以上で議案第73号の説明を終わります。  引き続き、41ページをお願いいたします。  議案第74号です。  令和元年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ65万2,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ3億7,207万1,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  47、48ページをお願いいたします。  初めに、歳入でありますが、3款1項1目事務費繰入金は、歳出の人件費に係る財源調整により減額するものです。  5款2項1目保険料還付金は、歳出の追加分について後期高齢者医療広域連合からの還付金を増額するものです。  次のページをお願いいたします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費は、職員人件費の調整による減額であります。  3款1項1目保険料還付金は、保険料の賦課変更及び還付の状況により増額するものです。  以上で議案第74号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 52ページ、議案第75号をお開きください。  令和元年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ32万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億4,947万7,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  今回の補正は、介護サービス給付費の実績見込みによる増減と認知症予防に係る旅費の増額となりますが、詳細は事項別明細書で説明いたします。  58ページをお開きください。  歳入ですが、3款2項国庫補助金から7款2項基金繰入金までの増額補正は、いずれも歳出増額補正に係る財源となります。  60ページをお開きください。  歳出ですが、2款1項1目居宅介護サービス給付費の330万円の減額は、実績見込みによります。  3目施設介護サービス給付費は、財源更正です。  次に中段、2款2項2目地域密着型介護予防サービス給付費の330万円の増額は、実績見込みによります。  次に下段、3款2項1目包括的支援事業費のコード120認知症総合支援事業の普通旅費32万7,000円の追加は、認知症サポート医養成研修に係る旅費の追加をお願いするものです。現在、認知症初期集中支援チームのサポート医として2名の医師を委託しておりますが、新規サポート医として今年度3名の医師が受講を希望していることから、受講に係る旅費を市が負担するものです。参考までに、受講料は秋田県が負担します。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次、質疑を受けます。  初めに、議案第72号について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  3款民生費のコード番号325の社会福祉施設等整備支援事業についてお尋ねいたします。  これは社協さんのほうで向かいへ移転するとお話を聞いておりましたけれども、移転した後のその施設はどのように利用するか。それから、この事業の設備の完成はいつごろの予定か。この2点、お知らせください。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 移転した後のというと、新しい施設ということでよろしいでしょうか。 ○議長(宮野和秀君) 吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 支所の空きスペースです。移転した後の。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 現在福祉保健センターのほうに間借りしているわけですけれども、市の職員がかなりふえてきているという状況で、実はこれまでも研修室等を削って職員の執務室を確保してきた現状があります。ということで、かなり手狭になってきているということで、今回社協さんが新たに移転されて空くスペースには、現在の職員が移動して、より余裕を持って使うような感じにしたいと考えております。あと、相談等のスペースもちょっと不足しておりますので、そういったものに活用したいと考えております。  それともう一点は、建物の完成時期ですが、一応年度内を目標に進めるということで、今回の定例会で補助金を議決いただければ、直ちに取りかかる予定となっております。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第73号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第74号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第75号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、認定第1号平成30年度鹿角上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(渋谷伸輔君) 議案書の最後のページをお願いします。  認定第1号平成30年度鹿角上水道事業会計決算認定について。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成30年度鹿角市上水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  令和元年8月30日提出。鹿角市長。  決算の概要につきまして、別冊の決算書で説明したいと思いますので、そちらをお願いいたします。  1ページ、2ページをお願いします。  平成30年度鹿角市上水道事業決算報告書であります。  収益的収入及び支出でありますが、収入の決算額は6億3,647万4,002円、支出の決算額は6億4,592万1,475円で、収支差し引きはマイナス944万7,473円であります。  3ページ、4ページをお願いします。  資本的収入及び支出でありますが、収入の決算額は1億9,935万9,230円、支出の決算額は4億1,915万776円で、収支差し引き不足額は2億1,979万1,546円となります。この不足額につきましては、下段の枠外に記載のとおり、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度損益勘定留保資金及び当年度損益勘定留保資金で補填しております。  5ページ、6ページをお願いいたします。  平成30年度損益計算書であります。  営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は4,057万6,614円となり、これに営業外収益を加え営業外費用を差し引いた経常損失は2,097万4,263円であります。この経常損失に特別利益を加え特別損益を除いた平成30年度純損失は1,938万8,239円、平成30年度の未処分利益剰余金は5億6,680万2,706円となります。  なお、10ページから貸借対照表ほか附属資料がございますが、説明については省略させていただきます。  よろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第63号から議案第75号までの議案13件、認定1件及び請願1件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  なお、明8月31日から9月8日までは議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時41分 散会...