鹿角市議会 2018-11-30
平成30年第8回定例会(第1号11月30日)
平成30年第8回定例会(第1号11月30日)
平成30年11月30日(金)午前10時開会
開会
開議
議長報告
第1 議席の一部変更
第2 会議録署名
議員の指名
第3 会期の決定
第4 市長行政報告
第5
決算特別委員会審査報告
質疑
第6 報告事件の審議
討論、採決
第7 議案の上程
報告第10号
説明、質疑
議案第74号から議案第76号まで
説明、質疑、討論、採決
議案第77号から議案第86号まで
説明、質疑
第8 議案及び請願・陳情の付託
散会
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本日の会議に付した事件
1 議席の一部変更
2 会議録署名
議員の指名
3 会期の決定
4 市長行政報告
5
決算特別委員会審査報告
6 報告事件の審議
7 議案の上程
報告第10号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて
)
議案第74号 議会の
議員の
議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正
について
議案第75号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改
正について
議案第76号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第77号 指定管理者の指定について(
鹿角観光ふるさと館)
議案第78号 指定管理者の指定について(鹿角市八幡平ふれあいやすらぎ温
泉センター)
議案第79号 秋田県
市町村総合事務組合規約の一部変更について
議案第80号 鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する
条例の一部改正について
議案第81号 鹿角市
学校給食センター条例の一部改正について
議案第82号 鹿角市印鑑条例の一部改正について
議案第83号 平成30年度鹿角市
一般会計補正予算(第8号)
議案第84号 平成30年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号
)
議案第85号 平成30年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第86号 平成30年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第3号)
8 議案及び請願・陳情の付託
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出席
議員(18名)
1番 戸 田 芳 孝 君 2番 金 澤 大 輔 君
3番 安 保 誠一郎 君 4番 田 口 裕 君
5番 成 田 哲 男 君 6番 舘 花 一 仁 君
7番 児 玉 悦 朗 君 8番 中 山 一 男 君
9番 栗 山 尚 記 君 10番 児 玉 政 明 君
11番 吉 村 ア イ 君 12番 宮 野 和 秀 君
13番 浅 石 昌 敏 君 14番 倉 岡 誠 君
15番 田 中 孝 一 君 16番 兎 澤 祐 一 君
17番 田 村 富 男 君 18番 黒 澤 一 夫 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 児 玉 一 君 副市長 阿 部 一 弘 君
教育長 畠 山 義 孝 君 理事 安 保 一 雄 君
総務部長 児 玉 晃 君 総務部付部長待遇 田 中 政 幸 君
市民部長 海 沼 均 君 健康福祉部長 豊 田 憲 雄 君
産業部長 田 口 善 浩 君 建設部長 渋 谷 伸 輔 君
教育部長 奈 良 義 博 君 総務部次長 佐 藤 康 司 君
産業部次長 花 海 義 人 君 建設部次長 中 村 修 君
会計管理者 黒 澤 香 澄 君
選挙管理委員会事務局長
佐羽内 浩 栄 君
教育次長 加 藤 卓 君 財政課長 大 里 豊 君
監査委員事務局長 畠 山 修 君
農業委員会事務局長 村 木 正 幸 君
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事務局出席職員
事務局長 金 澤 修 君 主幹 小田嶋 真 人 君
副主幹 熊 谷 純 明 君 主任 畠 山 和 穂 君
午前10時00分 開会
○議長(宮野和秀君) これより、平成30年第8回
鹿角市議会定例会を開会いたします。
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開議
○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。
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議長報告
○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。
監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。
次に、11月29日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。
次に、9月21日から11月29日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席状況は、別紙報告書のとおりであります。
以上で議長報告を終わります。
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日程第1 議席の一部変更
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第1、議席の一部変更を行います。
議員の所属会派の移動に伴い、会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更いたします。
変更後の新たな議席はお手元に配付しております議席表のとおりであります。その議席番号及び氏名を事務局長より朗読させます。事務局長。
○議会事務局長(金澤 修君) 議席の変更部分を朗読させていただきます。5番成田哲男
議員、6番舘花一仁
議員、7番児玉悦朗
議員。以上でございます。
○議長(宮野和秀君) ただいまの朗読のとおり、議席を変更いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
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日程第2 会議録署名
議員の指名
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、会議録署名
議員の指名を行います。
本定例会の会議録署名
議員は、会議規則第81条の規定により10番児玉政明君、11番吉村アイ君を指名いたします。
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日程第3 会期の決定
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から12月19日までの20日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から12月19日までの20日間と決定いたしました。
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日程第4 市長行政報告
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第4、市長の行政報告を受けます。市長。
(市長 児玉 一君登壇)
○市長(児玉 一君) おはようございます。
平成30年第8回
鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。
初めに、総務関係についてでありますが、地域間交流の推進につきましては、去る9月2日、今年度が初開催となった「
ふるさと葛飾盆まつり」への毛馬内盆踊りの出演を検討するため、
毛馬内盆踊り保存会会長とともに視察をしてまいりました。さきの葛飾区実行委員会において、来年度の出演は可能との回答をいただいており、盆踊りを通じた区民同士の交流や葛飾の魅力発信を目的としたこのイベントには2万1,000人もの参加があることから、PRの場として高い効果が期待されますので、首都圏における本市の国重要無形民俗文化財の魅力発信はもとより、
毛馬内盆踊り保存会の活性化にもつながるよう協議を進めてまいります。
鹿角ブランドの推進につきましては、本市がロケ地となった映画「デイアンドナイト」の本市での先行上映まで100日に迫った10月11日から文化の杜交流館コモッセや道の駅、市内高校など計7カ所に
カウントダウンボードを設置しております。来年1月の全国上映に向け今後は首都圏での映画宣伝の機会がふえることから、本市実行委員会を中心にロケ地ガイドの頒布を行い、全国に先駆けて上映される貴重な機会をPRするほか、コモッセでの市民による手づくり映画館の運営やロケ地巡りツアーの商品化を進め、本市への誘客と地域活性化を図りながら鹿角の認知度と魅力度の向上につなげてまいります。
ショプロン市との交流につきましては、第10代目の日本語語学指導員として秋田市出身の堀川さゆみさんを派遣し、去る10月25日より活動を開始しております。現地での日本語教室の開催のほか、ショプロン市民とのさまざまな交流を通じて両市の友好関係と相互理解を深める架け橋として活動いただくこととしており、来年は日本とハンガリーの外交関係開設150周年の節目の年でもあることから、日本への関心がさらに高まるものと期待されますので、現地の高い日本語習得ニーズに応えながら幅広く活躍されることを期待しております。
市税徴収を怠る行為による損害賠償義務づけ等請求控訴事件につきましては、去る28日に
仙台高等裁判所秋田支部で判決が言い渡され、本市の主張が全面的に受け入れられる結果となりました。本判決は妥当なものと受けとめておりますが、不適切な事務取り扱いがあったことは事実でありますので、職員にはより一層気を引き締めて職務に当たるよう促すとともに、市政運営に当たっては引き続き市民の信頼にかなうよう努めてまいります。
次に、民生関係についてでありますが、
地域コミュニティの維持と活性化につきましては、昨年度、
集落支援員活動事業を活用した4つの自治会においてそれぞれ地域資源等を生かした活性化事業に取り組み、住民同士の交流や地域の活性化を図っております。
また、新たに12の自治会において課題や地域資源を把握する状況調査を進めており、このうち3自治会では集落の現状や将来像を共有しながら活性化に向けた活動計画の策定に取り組んでおりますが、引き続き集落支援員が自治会による話し合いをサポートしていくとともに、自治会が行う主体的な取り組み等を支援しながら
地域コミュニティの維持と活性化を図ってまいります。
高齢者福祉につきましては、来年4月に花輪・尾去沢地域をカバーする
包括支援センターを開所する予定としており、これにより市内全ての地域に
包括支援センターを配置することとなりますので、より専門的かつ身近な相談窓口を通じて地域全体で高齢者を支える取り組みをさらに進めてまいります。
地域医療体制の充実につきましては、かづの厚生病院では、10月からの3カ月間、岩手医科大学を卒業した臨床研修医を受け入れており、脳神経外科と消化器内科で研修を行っておりますが、同病院での受け入れは、平成22年の開院以来、2人目で5年ぶりとなります。
同病院で臨床研修を行う医師がふえていくことで、将来にわたり医師の働きやすい環境づくりと本市への定着につながることが期待されますので、臨床研修医の受け入れについて、医師修学資金を利用している方を含め今後も関係機関に働きかけてまいります。
次に、農業関係についてでありますが、平成30年産米の作柄につきましては、本市を含む県北地域の作況指数はやや不良の96と公表されておりますが、登熟期の日照不足や刈り取り時期の天候不順により収穫の遅れが見られたものの、11月21日段階での1等米比率は94.0%と前年同期と比較して11.7ポイント高い値となっております。
シンテッポウユリなどの花卉につきましては、11月初旬でほぼ収穫を終えておりますが、市場で高い評価を得ており、お盆や彼岸などの需要期に出荷のピークを合わせることができたことにより高値で取引されたほか、野菜につきましては、枝豆、キュウリなど露地栽培の収穫作業は10月で終了しておりますが、野菜類が全国的に品薄状態にあったことから高値で取引されております。
「北限の桃」につきましては、受粉時期の天候不良により結実数が少なかったことに加え、7月以降の少雨傾向により果実も小さ目であったことなどから昨年を下回る収穫量となり、販売額は7,355万円余りとなりました。
しかしながら、消費者や市場関係者の認知度と需要は年々、高まっておりますので、引き続き、こうした需要に応えられるように関係団体と連携して技術指導や作付面積の拡大を支援し、安定した生産量を確保してまいります。
畜産関係につきましては、去る10月23日の鹿角家畜市場へ短角・褐毛を含めて48頭が上場され、45頭の売買が成立しておりますが、このうち日本短角種の売買成立は35頭で、税抜きの平均取引価格は昨年平均を4万6,000円余り下回る20万6,029円となりました。取引価格低下の要因は、大手経営体による繁殖用素牛の需要が減少したことによるものと捉えておりますが、目標としていた飼養頭数500頭は達成したことから、今後は販売頭数100頭の実現に向け、畜産農家や関係団体と連携を図りながら一層の販売促進に努めてまいります。
農業の6次産業化につきましては、去る28日にかづの商工会及び秋田銀行との3者で「
アグリビジネスチャレンジ支援に関する協定」を締結いたしました。この協定は、かづの商工会や秋田銀行が有する企業支援のノウハウや
ビジネスネットワークを活用し、より質の高い農業経営の支援体制を構築することで、販路の拡大や農産加工品の製造など6次産業化にチャレンジする農業者を育成・支援し、地域農業の活性化につなげていくことを目的としており、平成27年には北都銀行と同協定を締結しております。これにより、農業者へのきめ細やかな経営支援と販路拡大の可能性の幅がさらに広がることとなりますので、生産力と販売力を兼ね備えた販売重視型農業への転換をさらに加速させてまいります。
鳥獣被害防止対策につきましては、今年の熊の目撃件数は、8月までは例年を大きく上回っておりましたが、9月以降は一転して例年を下回る結果となりました。山の木の実が豊富であったことが要因の一つと推測されますが、今年度、新たに
鳥獣被害対策実施隊を編成し、有害鳥獣の捕獲や被害防止策の啓発を積極的に実施したことも出没の減少に結びついたものと考えておりますので、引き続き関係機関との連携を図りながら市民への情報提供や広報等による注意喚起に努めるほか、
鳥獣被害対策実施隊による迅速な駆除体制を実施してまいります。
次に、観光関係についてでありますが、10月末での観光客及び宿泊客数については、観光客数は約162万8,000人で前年比0.6%の増となり、また宿泊者数につきましても約20万5,000人で前年比3.0%の増となりました。今年度はかづの観光ファンに新たに「LINE会員」制度を設けたほか、昨年から開始した楽天トラベルとタイアップした
集中プロモーションでは、インスタグラムを取り入れたキャンペーンを展開するなどSNSを有効に活用して観光情報のリアルタイムな発信を行ったことが奏功したものと捉えております。
さらには、道の駅おおゆのオープンにより、
十和田八幡平観光ルートが活性化し、八郎太郎号による2次アクセスの充実もこの伸びにつながったものと考えておりますが、今後も「稼げる観光」の実現を目指し、
鹿角観光ふるさと館「あんとらあ」のリニューアルに向けた大規模改修を初め、新たな魅力の構築と誘客拡大に向けた効果的な取り組みを積極的に展開してまいります。
観光宣伝の推進につきましては、東京都葛飾区とのつながりを生かして、先月開催された葛飾区産業フェア及び「寅さんサミット2018」に参加し、積極的なPRを展開しております。特に「寅さんサミット」では、通常のきりたんぽ鍋やみそつけたんぽのほか、きりたんぽのルーツを追求して開発した「山子鍋(やまごなべ)も提供いたしましたが、ブースの前に長蛇の列ができるほどの盛況であり、「きりたんぽ発祥の地鹿角」の旬の味を楽しんでいただくことができました。
また、同会場のステージでは、昨年に引き続き「花輪ばやし」の演奏を行いましたが、今回は踊り手を加え、より一層華やかな披露となったほか、来場者も交えて締めの「サンサ」を行い、祭り本番により近い活気ある雰囲気を味わっていただくことができ、本市の食と伝統文化の魅力を効果的に発信できたものと考えております。
次に、商工関係についてでありますが、新規学卒者の就職内定状況につきましては、鹿角管内の高校を来年3月に卒業見込みの生徒数は274人でありますが、9月末現在の縁故・血縁、公務員を除いた県内外への就職希望者は83人、このうち県内就職希望者は53人で県内就職希望率は63.9%となっております。近年、高校生と事業所の交流や地元企業情報の発信強化に取り組んできたことで、管内高校生の地元企業への関心が高まり、就職率も上昇傾向となっておりますが、一方で9月末時点での新卒の管内求人数は昨年同期に比べて1事業所36人増の86事業所、229人となっており人手不足が続いております。現在の管内就職内定者は18人、内定率は34.0%となっておりますが、引き続き関係機関、団体等との連携を図りながら求人・求職のマッチングを進め、内定率100%の早期達成と市内企業の人材確保に取り組んでまいります。
地域内連携の推進につきましては、去る14日から18日にかけて東京都杉並区の「
阿佐谷パールセンター商店街」と港区の「あきた美彩館」において、
食品製造関連ネットワークの事業者による「鹿角いいもの旨いもの祭り」を開催いたしました。本市の豊富な特産品をオール鹿角で売り込むことによって、期間中は多くの来場者で賑わったほか、首都圏で飲食店を営む本市出身者との人脈を活用し、新たな顧客とのつながりも生まれており、引き続き販路拡大による外貨の獲得につなげてまいります。
誘致企業である
株式会社バイテックファーム鹿角につきましては、工場が完成し、来る12月3日には最初の播種作業を皮切りに稼働を開始することとなります。本工場は、農業生産の新しいスタイルを展開する閉鎖型植物工場でありますが、農業はもとより、商工、観光分野の多くの事業所と結びつくことによって、本市産業にイノベーションと活性化をもたらすものと大いに期待しているところであります。
次に、建設関係についてでありますが、市道除雪につきましては、去る22日に除雪会議を開催し、除雪計画に基づく準備を整えたところであります。今期は、除雪機械110台の体制で実施することとしておりますが、冬期間における安全・安心な通行確保に向け万全を期してまいります。
橋りょう長寿命化対策に伴う鏡田橋のかけかえにつきましては、来年3月20日までの工期で工事に着手したところであります。期間中は、車両が全面通行どめとなることから、地域の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
ブロック塀の安全対策につきましては、
撤去支援事業費補助金の今月28日現在の交付決定件数は26件で、交付決定額は399万1,000円となっております。地震等の災害に対する危機意識の高まりにより当初の想定を超える申請件数となっており、今後もさらに申請が見込まれることから早期に対策を講じるため、本定例会に関連予算を提案いたしております。
次に、教育関係についてでありますが、鹿角市
学校給食センター整備事業につきましては、10月に建設工事が完了し、来年1月に竣工式及び施設内覧会を開催する予定としております。現在、4月の稼働を目指して準備を進めておりますが、今後とも安全・安心な学校給食の提供に努め、児童・生徒の食育の推進を図ってまいります。
大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録につきましては、去る2日、政府が2020年の世界遺産登録に向けた国内推薦を自然遺産候補とすると決定したことから、今年度の推薦は見送りとなりました。
7月に
世界文化遺産推薦候補に選定されて以降、「
縄文遺跡群世界遺産登録推進本部」を中心に、これまで以上に大きな期待を込めて、推薦に向けた活動に取り組んできたところであり、大変残念な結果となりましたが、今後も関係自治体とより一層の連携を図りながら、世界遺産登録の早期実現を目指して取り組みを継続してまいります。
スポーツ振興につきましては、去る10月12日から14日まで「
全国ジュニアサマーノルディックスキー大会兼
全日本スキー連盟A級公認鹿角サマージャンプ・コンバインド大会」を開催し、全国各地から331人の選手に参加いただきました。
ジャンプ・コンバインド競技では、男女とも次期オリンピックを目指す有力選手が活躍したほか、
ローラースキースプリント競技の会場となった花輪商店街では、ハロウィンにちなんだスープが振る舞われ多くの来場者で賑わいました。
来年2月8日には、「第68回
全国高等学校スキー大会」の開催を予定しており、さきの「
全国中学校スキー大会」に次いで、全国規模の大きな大会が続くことから、本市の魅力を全国に発信する絶好の機会であり、地域経済への波及効果も期待されますので、市民や関係各位の協力を得ながら市を挙げて取り組んでまいります。
次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、今回の
一般会計補正予算は、除雪対策委託料を初め、国庫負担金の返還金、
農業用施設災害復旧工事費、
障害者自立支援給付扶助費などの追加を計上しております。
その結果、補正額は5億9,567万6,000円の追加となり、補正後の予算総額は188億4,797万7,000円となりました。
特別会計については、
後期高齢者医療特別会計では、
後期高齢者医療広域連合納付金等の追加、
介護保険事業特別会計では、居宅介護及び
地域密着型サービス給付費の追加、上水道事業会計では人件費の調整を行っております。
本定例会には、報告案件1件、指定管理者の指定案件2件、一部事務組合の規約案件1件、条例案件6件、補正予算案件4件の合わせて14件のご審議をお願いいたしております。
詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。
(市長 児玉 一君降壇)
○議長(宮野和秀君) 市長の行政報告を終わります。
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日程第5
決算特別委員会審査報告
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第5、決算特別委員会に付託いたしました認定第2号平成29年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第7号平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの6件について、その審査の経過と結果について、委員長の報告を受けます。決算特別委員長栗山尚記君。
(決算特別委員長 栗山尚記君登壇)
○決算特別委員長(栗山尚記君) 私から、去る9月20日の本会議において、当決算特別委員会に付託されました認定第2号から認定第7号までの6件について、10月9日、10日の2日間にわたり委員会を開催し審査いたしましたので、その審査の経過と結果についてご報告いたします。
審査に当たりましては、各会計にかかわる歳入歳出決算書及び事項別明細書並びに主要事業執行実績報告書、監査委員の審査意見書を照らし合わせ、慎重に審査いたしております。
初めに、認定第2号平成29年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、委員から出されました質疑及び意見の主なものについて申し上げます。
最初に、歳入について申し上げます。
まず、1款市税については、収納率全体で前年度より上がっているが、固定資産税の収納率が低く、滞納繰越額も膨らんできていることから、その要因についてただしております。
これに対し、固定資産税は、会社等が破産し、清算が完了した場合は新たな所有者に課税されることになるが、清算がなされないまま新年度を迎えた場合に、徴収すべき相手がいないケースなどが1つの理由としてあると考えている。そのようなケースにおいても、状況の確認や調査を進めながら適正な課税、徴収につながるよう努めているとの答弁がなされております。
次に、固定資産税の現年課税が2,300万円ほどふえているが、この理由についてただしております。
これに対し、堅調な経済情勢を背景とする企業の設備投資意欲による償却資産の増加に加え、評価がえのない年度における新築建物に係る税額の増加が、平成28年度から29年度にかけての固定資産税額の増額の大きな要因となっているとの答弁がなされております。
次に、9款地方交付税について、直近3年間の推移を見ると、約72億円台の収入が続いているが、国では地方の税収増に伴い交付税を減額する方向のようである。交付税の算定方法からしても急激に変化するとは思われないが、普通交付税及び特別交付税の今後の見通しをどのように捉えているのかただしております。
これに対し、国は、今年度の「経済財政運営と改革の基本方針」において、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額を、平成30年度の地方財政計画の水準を下回らないよう確保する方針が示されている。地方税収の伸びや交付税算定の積算上の調整はあり得るが、方向性としては、地方交付税の大幅な削減にはならないものと見込んでいる。なお、交付税制度は毎年少しずつ変更されており、今後も制度変更があると思うが、安易な削減につながらないよう引き続き国等に要望してまいりたいとの答弁がなされております。
委員からは、地方交付税は歳入全体の約4割を占め、大変重要な財源であることからも、その見通しを的確に把握しながら各種事業に反映していただきたいとの意見が述べられております。
次に、12款1項2目保育園使用料の収入未済額について、不納欠損も行っており1件当たりの額も大きくなっているが、ここ数年における収入未済額の状況についてただしております。
これに対し、収入未済額は徐々に減少している状況にある。滞納の解消のため、税の徴収と同様、督促・催告・納付相談等を行っており、納付相談において児童手当の現況届け時に児童手当からの天引きの提案なども行い、それに伴い少しずつではあるが収入未済額は減少しているとの答弁がなされております。
次に、16款1項2目総務費寄附金におけるふるさと鹿角応援寄附金について、総務大臣が返礼割合に対して意見を述べたことについて、鹿角市の対応と今後の見通しについてただしております。
これに対し、本市では国からの要請に対して、平成29年7月より返礼品割合を3割以内とし、適正に変更しながら運用している状況にある。今後においても、国のルールに基づきながらも返礼品の充実、魅力的な事業への充当などを行ってまいりたいとの答弁が行われております。
委員からは、さらに返礼品割合を3割以内としたことにより、寄附金額への影響はあるものかただしております。
これに対し、返礼品割合を引き下げたことによる寄附金額への影響は大きいと考えており、平成29年度の寄附金額についても、前年度と比較し、件数、金額ともに下回っている状況であるとの答弁がなされております。
次に、17款2項1目財政調整基金繰入金に関し、基金の現在高と今後の見通しについてただしております。
これに対し、平成29年度末の財政調整基金残高約26億2,000万円に対して9月補正後の平成30年度末の残高見込みは16億8,000万円となっているが、今後、地方交付税の確定による補正や国、県の補助金等特定財源の状況により一定程度基金の積み戻しが可能と見込んでいる。財政調整基金の残高については法的には特段基準が定められてはいないが、一般的には標準財政規模の1割から2割程度が、想定される災害等に対応するために必要とされている。基金については、今後も常にその残高を意識しながら、市の活性化に資する計画に登載した事業への活用を図ってまいりたいとの答弁がなされております。
続いて、歳出について申し上げます。
まず、2款2項市民共動費における空き家等適正管理推進事業について、危険空き家の除却に対する国の交付金の関係についてただしております。
これに対し、国の交付金については、除却した後に市として避難所などを設置したり、自治会が除雪時の排雪場所として利用するなど、除却後の利活用が可能なものを除却した場合のみ対象となるため、国の交付金を利用しての除却は難しい状況にあるとの答弁がなされております。
委員からはさらに、八幡平国立公園入口にある廃屋など、所有者不在の建物の除却に対する取り組みについてただしております。
これに対し、所有者不在の危険空き家について行政代執行を行ったとしても、請求先がないため難しいと考えている。所有者不在の空き家については、ほとんどが市外や県外の方で、相続などもされていないケースが多いが、今後もこれまで同様、個々に相続人に文書や電話で相談をしながら適正に管理するよう指導してまいりたいとの答弁がなされております。
また、2款総務費に対する意見として、委員からは、危険空き家の管理については、鹿角市に限らず各自治体でもいろいろと模索しながら取り組みを行っている。また、十和田八幡平国立公園は、国立公園満喫プロジェクトとして国からも後押しをしていただいている地域であるという観点からも、鹿角全体の環境をもう少し意識していただき、所有者不在の空き家対策についても環境づくりの一環として模索していただきたいとの意見が述べられております。
次に、3款1項社会福祉費における臨時福祉給付金給付事業について、対象者に対する最終的な支給率及び支給率を上げる工夫は何かされたものかただしております。
これに対し、支給率は95.3%であり、支給率を上げるために申請対象者と思われる方に対して文書や電話にて申請の勧奨を行っている。また、全国的な制度であるため、国でもCM放送やコンビニでポスター掲示などを行っていることから、全国的に周知されていると考えているとの答弁がなされております。
また、3款民生費に対する意見として、委員からは臨時福祉給付金については、電話勧奨などいろいろな工夫をしているようだが、受給していない方もいるため今後も類似の給付金等がある場合、極力対象者全員が受給できるような体制を構築していただきたいとの意見が述べられております。
次に、4款1項保健衛生費における人間ドック等健診事業について、人間ドック及び脳ドックの受診者数の推移についてただしております。
これに対し、人間ドック受診者については直近3年間では若干減少傾向にある。また、脳ドック受診者については直近3年間では大体130人前後で推移しているとの答弁がなされております。
委員からは、さらに人間ドック受診者が減少傾向にある要因についてただしております。
これに対し、対象者は国民健康保険加入者であり、健康への意識の低さや医療環境が十分とは言えない部分も要因の一つであると考えているとの答弁がなされております。
次に、6款1項農業費におけるアグリビジネス支援事業について、6次産業化についてはこれからいろいろな形で進めていかなければならないと思うが、今後、どのように推進していくのか。また、ほかにも対象となる事業があるものかただしております。
これに対し、本事業については、昨年度は自家野菜の乾燥野菜のみそ汁を製造・販売するという形で取り組んでいただき、あんとらあや東京にある秋田県のアンテナショップなどで販売をしている。今後については、今年度、農業者から4件の相談があり、協定を締結している北都銀行やかづの商工会などとも連携しながら、販売方法や販路の指導を受けながら活動しているところであるとの答弁がなされております。
次に、7款1項商工費における地域内連携推進事業について、平成28年度から平成30年度までの3カ年、産業コーディネーター3名を配置しているが、相談件数などを見ても関連する方々からも非常に頼られていると感じる。本事業における現在の評価及び来年度以降のコーディネーターの位置づけをどのように考えているのかただしております。
これに対し、製造業ネットワークの構築、食品製造業ネットワークの構築及びそれらのサポートにそれぞれ1名ずつ雇用しているが、製造業ネットワークについては首都圏等とのつながりを生かした受注、食品製造業ネットワークでは首都圏での販売展示会への出展など、非常に評価できるものであるため、今後の事業推進に当たって検証してまいりたいとの答弁がなされております。
また、7款商工費に対する意見として、委員からは、市内製造業の方からコーディネート役を育成してほしいとの要望を受けた経緯もある。平成28年度からコーディネーターよりその役割に取り組んでいただいており、よい形ができていると感じており、新しい芽が出つつある。今年度で終わりとなるが、横のつながりの役割が重要だと思うため、何らかの形でコーディネートを継続していただきたいとの意見が述べられております。
次に、8款2項道路橋りょう費における花輪小坂線ほか舗装補修事業について、市道全体の距離もありなかなか補修が行き届いていない部分も見受けられ、市民から相談を受けることも多々ある。限られた予算ではあるが、舗装補修の対応は計画的に行われているものかただしております。
これに対し、花輪小坂線ほか舗装補修事業は、国の交付金事業であるが、これ以外にも市単独事業として舗装補修を計画的に進めている。実施に当たっては、パトロール結果及び要望等を踏まえながら、現地状況を確認した上で優先度を定め、予算の範囲内で計画的に進めているところであるとの答弁がなされております。
次に、9款1項消防費において、消火栓の更新や維持管理などは計画的に行われているものかただしております。
これに対し、新設する消火栓については、年間四、五基をめどに新設している。また、消火栓の維持・整備・管理については、職員により月に1回以上巡回し、目視による点検を行っており、さらに年1回以上は実際に消火栓の水出しを行いながら、機能が十分果たせるかどうか点検を実施しているとの答弁がなされております。
次に、10款5項社会教育費における歴史民俗資料館管理費について、資料館を改修し、昨年オープンしているが、来館者の状況及びどのような効果が出ているかただしております。
これに対し、昨年度の入館者数は1,406人となっており、展示についても常設展示のほかに企画展なども開催している。また、市内小学校の校外学習で小学生からも見学していただいているとの答弁がなされております。
委員からはさらに、資料館という性質上、余り賑わいのある施設ではないが、花輪のまち歩きなどにも活用してもいいのではないかと考えられる。そういう意味では、外部に対する発信など、指定管理者だけでなく市とも連携をしながらいろいろなアイデアを出していってはいかがかと思うが、どのように考えているかただしております。
これに対し、生涯学習課と指定管理者が毎月1回、打ち合わせ会を開催しながら事業の進捗状況や資料館のPRの方法などについて、検討・情報交換を行い対応している。また、商店街やコモッセなどの関係機関とも協力しての事業実施や、鹿角市中心市街地活性化推進協議会の一員として、資料館の館長が入り、取り組みを一緒に進めていくこととしている。さらには、来館者アンケートで展示内容などへの意見もいただきながら対応している状況であるとの答弁がなされております。
次に、歳出全款に対する意見として、委員からは、市からのメール等、いろいろな情報が発信されているが、各種補助制度の申請忘れなどに関するメールはなかなか見ることがない。市のメール配信サービスを有効活用しながら補助制度などの周知など、多くの市民に知っていただければ、市の政策に対するイメージ向上にもつながると思われることから、紙で配布するだけでなくいろいろな手段を使って市の事業を市民にお知らせいただきたいとの意見が述べられております。
また、一般会計全般に対する意見として、委員からは、平成29年度においては、財政事情もいまだ厳しいところにありながらも、各種事業が着実に実施されており、実質公債費比率を初めとした健全化判断比率なども健全な状況にあり、市の財政については良好に推移されているものと感じている。
今回、第6次総合計画後期基本計画の2年目、鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中間年となる3年目の平成29年度決算について慎重に審査したが、後期基本計画の各事業については着実に進んでおり、総合戦略についても個々の目標では、ほぼ目標値を大きく超えていることから、市の取り組みや市長を初め職員の努力を評価しているところである。
今後においても、目標値を達成できるように、さらなる努力をお願いしたいとの意見が述べられております。
以上の審査により、認定第2号については、認定すべきものと決定いたしております。
次に、認定第3号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本件の審査に当たり、委員から、平成29年度決算においては歳入歳出差引残高が2億8,150万3,019円、また基金の残高が2億5,895万3,000円となっており、本市の国保財政については極めて健全であると言えるかと思うが、被保険者の税負担を減らすことも大事だと思うことから、給付と負担のバランスについての考え方をただしております。
これに対し、差引残高と基金残高の合計が、本市国保財政で余裕のある分だと考えているが、今後、国へ返還する額などもあることから、決して多く余っている状況ではないと考えている。今後も毎年の予算編成のタイミングで県から納付金額が示されることとなるため、その都度、税率が適正であるか、余剰金や基金が過大となっていないかを確認しながら、予算編成の中で検討してまいりたいとの答弁がなされております。
また、国民健康保険事業特別会計全般に対する意見として、委員からは、本市の人口の約3割が国保加入者であり、さらにその大半が年金受給者や低所得者の方である。そのような状況の中、所得に対する国保税の負担が非常に大きく、負担に耐えられないとの市民の声もある。
そのような面からも、健康寿命を延ばすための取り組みなど、医療費の増加を抑えながら税負担の軽減をしていただきたいとの意見が述べられております。
以上の審査により、認定第3号は認定すべきものと決定いたしております。
次に、認定第4号平成29年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本件については認定すべきものと決定いたしております。
次に、認定第5号平成29年度鹿角市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本件の審査に当たり、委員から、介護従事者が不足している状況だが、施設や在宅介護従事者の状況は把握しているものかただしております。
これに対し、市内の介護事業所全般的に何とか充足している事業所もあるが、やはり不足のため、ハローワークに求人を出しているところもある状況にある。施設や在宅にかかわらず、介護人材の不足により、介護サービスに影響が出るため、平成29年度に「介護のしごとフェア」なども行いながら、市としても介護人材の確保に鋭意取り組んでいるとの答弁がなされております。
以上の審査により、認定第5号は認定すべきものと決定いたしております。
次に、認定第6号平成29年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本件の審査に当たり、委員から滞納額の不納欠損をするに当たり、十分な対応をしているものかただしております。
これに対し、不納欠損については生活困窮や居所不明が主な事由だが、生活困窮の方については財産調査などを行っても差し押さえできる財産がなく、また居所不明の方については行方を捜しても居所がつかめず、財産調査を行っても差し押さえる財産がないという理由により不納欠損処理を行ったものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、認定第6号は認定すべきものと決定いたしております。
次に、認定第7号平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本件の審査に当たり、委員から、今後新たに農業集落排水を実施する予定の地区はあるものかただしております。
これに対し、平成27年度に農業集落排水事業を含めた下水道事業等の整備計画マスタープランを作成しているが、今後、農業集落排水を実施する地区の予定はないものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、認定第7号は認定すべきものと決定いたしております。
以上で当決算特別委員会に付託された案件についての審査の経過と結果の報告を終わります。
○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
(決算特別委員長 栗山尚記君降壇)
○議長(宮野和秀君) 以上で決算特別委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。
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日程第6 報告事件の審議
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第6、報告事件の審議を行います。
認定第2号平成29年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの6件について採決いたします。
初めに、認定第2号平成29年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について、委員長の報告は認定であります。
認定第2号について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
よって、これより採決いたします。
認定第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第2号平成29年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定については認定することに決しました。
次に、認定第3号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの5件について、委員長の報告は認定であります。
認定第3号から認定第7号までの5件について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
よって、これより採決いたします。
認定第3号から認定第7号までの5件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第3号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの5件については認定することに決しました。
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日程第7 議案の上程
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第7、議案を上程いたします。
初めに、報告第10号専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) 議案書の報告第10号をお開き願います。
専決処分の報告について。
地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので同条第2項の規定によりこれを報告する。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
次のページをお願いします。
専決処分書です。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり専決処分する。
平成30年10月23日。鹿角市長。
次のページをお開き願います。
物損事故の損害を下記のとおり賠償するものです。
相手方は、鹿角市花輪字案内106番地4、石木田力造氏です。
事故の概要は、平成30年9月5日午前10時ごろ、花輪スキー場第2駐車場敷地内の立木が強風により倒れ、隣接する相手方家屋の屋根及び軒の一部を破損したものです。
損害賠償額は、25万5,960円であります。
なお、今回のケースは市が加入している公共施設等における市民総合賠償補償保険には該当しないことから、賠償に当たっては立木の適正管理責任と天災による不可抗力の事故かについて慎重に検討した上で、市の管理の面で瑕疵があったものと判断し、賠償に至ったものです。
以上で報告第10号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。報告第10号について、質疑ございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 11番吉村アイです。立木等の状態が私、現場、ちょっと見てなかったもんですから、立木が何本あったうち、どのくらい倒れたかというのと。それからこの駐車場敷地内というのは、敷地内の端のほうに木が植えてあるとか、どういう状況かもう少し詳しく教えてください。
○議長(宮野和秀君) 教育部長。
○教育部長(奈良義博君) お答えをいたします。立木の状況ですけれども、その辺は林になっていまして、倒れたのはこの木1本だけとなっています。花輪スキー場の第2駐車場なんですけれども、平成5年に取得いたしまして、ふだん駐車場に使っているところから今倒木したのは100メートルぐらい離れた場所となっています。ですので、なかなか手入れが回らなかったという点と、あと立木自身が幹分かれしておりまして、そこから片方が裂けるように倒れたという形になっています。その倒れ方を見ますと、若干腐食もあったということで市のほうに責任があったということで今回このような賠償となっております。以上です。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。戸田芳孝君。
○1番(戸田芳孝君) 済みません。今の吉村議員の件について関連なんですけれども、立木が腐食していて市の瑕疵があったという話なんですね。ということからすれば、保険に入っていらっしゃるということ。賠償責任、基本的に市側に過失あった場合、賠償責任保険というのは適用になるかと思うんですよ。ですから、その辺の、仮に瑕疵の割合もあろうかと思うんですけれども、この25万5,960円というのは全額の損害なのか、場合によっては、過失の瑕疵の割合によっては、例えば全額じゃなくて半分とか、過失割合というのは当然発生すると思うんですが、その辺はどのように考えていらっしゃるか教えてください。
○議長(宮野和秀君) 総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) まず、今回は市の加入している市民総合賠償補償保険というのがあるんですけれども、この保険については、あくまでも公共施設が建っている場合、その敷地内にある立木なりが迷惑かけたような、そういった場合は対象になりますけれども、今回花輪スキー場の第2駐車場ということで全くそういう施設がないということで、今回のこの保険には該当しておりませんので、市が加入している保険の対象にはならなかったというのがまず1点でございます。
それから、こういう天災というか、自然災害の場合は、通常であれば対象にならない、個人の責任で補償するというのが一般的だと思うんですけれども、この市民賠償責任保険については、公共施設が建っている場合については対象となります。今回は対象とならないというのは先ほどの理由です。
今回、市の瑕疵についてですけれども、先ほど教育部長のほうからも説明がありましたけれども、通常の管理の手入れとかはされていない、杉の木だったわけですけれども、杉の木は、通常1本でなるのがイメージされると思うんですけれども、大体根元の付近から二股に分かれていて腐食が一部見られていた結果、それで強風により倒れてしまったと、裂けるように倒れてしまったという状況です。
相手方の瑕疵については、通常、そういったものは考えられないということで、市の加入している保険会社にもいろいろお聞きしたわけですけれども、過失はゼロか100のどちらかであろうということで、市に瑕疵がある場合は100%になるであろうという話もありましたので、市のほうと相手方と協議した上で今回は屋根の補修部分100%でありますけれども、補修部分について賠償ということで示談に向けた協議を行いました。
○議長(宮野和秀君) 戸田芳孝君。
○1番(戸田芳孝君) その瑕疵の部分、腐食していたということなんですね。想定していなかったのかな、その辺、市が管理している立木、当然、管理するとすれば、定期的に点検してこの場所は危ないとか、もちろん、そういうことが1つあるかと思うんですよ。その辺、今回の事例であったとすれば、今後、そういう対応ももちろん、していかなくちゃいけないと思うんですね。というのは、一番心配しているのは、こういう事案で今回お支払いしたとすれば、今後、同じような類似した事故があった場合、対応せざるを得なくなっちゃうんですよ。今回、金額的に25万5,960円なんですけれども、これが大災害、天災の場合は相当なリスクを負うと思うんですね。その辺も踏まえて対応されたのか、基本的には割合が、お互いに過失割合が発生してもいいんじゃないかという部分があったんですけれども、これは保険会社の意見と別にしてその辺は十分交渉されてやられたのかということと、それから今後の同じような事案に対して適用するのか、この2点、教えてください。
○議長(宮野和秀君) 総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) まず、今回は、今回というか、こういったケースはケースケースで判断するものだと思っております。こういったケースが全部賠償の対象になるのかというのは、そうではないと思います。やはりケースケースで判断して市に瑕疵があるかないか、そういった部分で判断するべきだと思います。
また、こういう公共施設はいろいろありますけれども、その辺のそういう立木の管理については、これまで以上に徹底していかなければならないと思いますので、その辺は各所管課を通じてそういう台風とか、そういった場合は必ず確認するようにということで徹底しておりますし、ふだんの管理についても徹底してまいりたいと考えております。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
本件につきましては、地方自治法の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。
ここでお諮りいたします。
本日上程されます議案第74号から議案第76号までの3議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
議案第74号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてから議案第76号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの3議案を一括して議題といたします。
順次提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) それでは、議案第74号をお開き願います。
議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、秋田県人事委員会の勧告に鑑み、議会の議員の期末手当の額を改定するため、条例を改正するものです。
次のページをお開き願います。
議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案です。
議案資料のほうで説明したいと思いますので、議案資料の1ページをお願いします。
第6条は、期末手当に関する規定ですが、第2項中、一般職の職員の期末手当基礎額に乗じる割合が6月及び12月の支給割合を統一するよう改正するため、「100分の117.5」を、「100分の125」に、また、支給割合を「100分の152.5」から「100分の162.5」に改め、12月支給の割合を定めていた部分を削り、都合、年間「0.10月」引き上げます。
また、今年度は12月支給分を年間分を調整するため、制定附則に第15項として今年度に限り、「100分の162.5」を「100分の172.5」に読みかえて適用する規定を追加します。
議案に戻っていただきまして、附則ですが、施行期日は12月期末手当支給の基準日である平成30年12月1日とします。
以上で議案第74号の説明を終わります。
続いて、議案第75号をお願いします。
特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由ですが、秋田県人事委員会の勧告に鑑み、特別職の職員で常勤の者の期末手当の額を改定するため、条例を改正するものです。
次のページをお願いします。
特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例案です。
説明は議案資料の2ページのほうで説明いたします。
手当の支給に関し定めている第4条を前議案第74号と同様に改正し、支給割合を年間「0.10月」引き上げるとともに、12月支給分で年間分を調整するため、制定附則第15項を追加します。
議案に戻っていただきまして、附則ですが、施行期日は平成30年12月1日といたします。
以上で議案第75号の説明を終わります。
続いて、議案第76号をお願いします。
一般職の職員の給与に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由は、秋田県人事委員会の勧告に鑑み、一般職の職員の給料月額、宿日直手当、期末手当及び勤勉手当の額を改定するため、条例を改正するものです。
次のページをお願いします。
一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案です。
議案資料で説明しますので、資料の3ページをお願いします。
第14条は、宿日直手当に関する規定ですが、第1項及び第2項において宿日直の対応に応じて勤務1回当たりの手当の額の上限について、「4,200円」を「4,400円」に、「6,300円」を「6,600円」に、「2万1,000円」を「2万2,000円」に引き上げるほか、文言の整理を行います。
第15条は期末手当に関する規定ですが、6月及び12月の支給割合を第2項において再任用職員以外の職員は「100分の125」に、第3項において再任用職員は「100分の72.5」に統一します。
次の4ページをお願いします。
第16条は期末手当に関する規定ですが、第2項第1号中、再任用職員以外の職員の勤勉手当の支給総額の上限を算出する際に算定基礎に乗じる割合を「100分の82.5」から「100分の87.5」に、同項第2号中、再任用職員の場合に乗じる割合を「100分の40」から「100分の42.5」とし、再任用職員以外の職員を年間で「0.10月」、再任用職員を「0.05月」引き上げます。
また、附則第19項は、給料月額の特例措置に関する規定ですが、公務員格差を給料表に直接反映することとし、給料表を改定したことから、この項を削り第20項及び第21項を1項ずつ繰り上げ、附則第21項として今年度の勤勉手当については、12月支給分で年間分を調整するため、今年度に限り、再任用職員以外の職員については、「100分の87.5」を「100分の92.5」に、再任用職員については「100分の42.5」を「100分の45」に読みかえて適用する特例を追加します。
次のページ、5ページから12ページにかけては、別表第1、行政職給料表ですが、県の給料表に合わせ平均0.12%引き上げ改定いたします。
議案に戻っていただきまして、最後のほうですが、附則ですが、施行期日は12月勤勉手当支給の基準日である平成30年12月1日とします。
なお、宿日直手当及び行政職給料表の改正規定は、同年4月1日に遡及して適用し、改正前の条例の規定に基づいて支給された給与は、この条例による引き上げ後の給料の内払いとみなします。
以上で議案第76号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。議案第74号から議案第76号までの3議案について質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
議案第74号から議案第76号までの3議案について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
よって、これより採決いたします。
議案第74号から議案第76号までの3議案について、原案のとおり可決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第74号議会の
議員の
議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてから議案第76号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの3議案については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第77号指定管理者の指定について(
鹿角観光ふるさと館)及び議案第78号指定管理者の指定について(鹿角市八幡平ふれあいやすらぎ温泉センター)の2議案を一括して議題といたします。
順次提案理由の説明を求めます。産業部長。
○産業部長(田口善浩君) 議案第77号をお開き願います。
議案第77号指定管理者の指定について。
地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
指定管理の対象施設の名称は、
鹿角観光ふるさと館。指定管理者となる団体の名称は、株式会社かづの観光物産公社。なお、団体の概要については、議案資料の13ページにございますのであわせてごらん願います。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間であります。
提案理由は、施設の効率的な管理・運営を図るためでありますが、当施設は平成26年4月より、株式会社かづの観光物産公社による指定管理を行ってまいりましたが、今年度末をもって指定管理期間が終了となります。指定管理者の選定に当たっては、観光振興に資する市及び広域観光などの拠点施設としての性格、機能を踏まえるとともに、これまでの管理運営実績並びに当公社が今後の市の目的とする観光プラットホームとして期待できると判断されることから、鹿角市の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第3条の規定に基づき、公募によらない指定管理者として選定したものであります。
続きまして、次のページをお開き願います。
議案第78号指定管理者の指定について。
地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
指定管理の対象施設の名称は、鹿角八幡平ふれあいやすらぎ温泉センター。指定管理者となる団体の名称は、秋八高原リゾート合同会社。なお、団体の概要につきましては、議案資料の14ページにございますのであわせてごらん願います。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間であります。
提案理由は、施設の効率的な管理・運営を図るためでありますが、現在の指定管理期間が今年度末をもって終了することから、来年度以降の指定管理者について公募を行ったところ、1者から応募があり、指定候補者選定委員会による審査を行った結果、自然や地域、関係団体との連携及び周辺施設機能との相乗効果を最大限に生かした管理運営が期待できるとし、秋八高原リゾート合同会社を当施設の指定管理者に選定したものであります。以上であります。
○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。
これより順次質疑を受けます。初めに、議案第77号について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。ふるさと館のかづの観光物産公社の指定管理者についてお伺いいたします。
二、三年、赤字になっていたということで、それで市民の方々から赤字の出ている公社で指定管理者になっていいのかと二、三、そのようなご意見をいただきました。黒字に転換して頑張っているということは私もわかるんですけども、今回のあんとらあの改修もありますし、公募によらずに指定管理者を決めているといういろんな経緯からしまして、今後、どのような期待を持って、また今後もずっと黒字経営になっていけるということで指定管理者にしたと思いますけど、そこの経緯をもう少し詳しくお知らせください。
○議長(宮野和秀君) 産業部長。
○産業部長(田口善浩君) ただいまのご質問でございますけれども、今期、平成26年度からスタートした指定後、やはり厳しい経営状態が続いておりました。しかしながら、平成28年度より組織改革のための支配人級の配置や平成29年には営業戦略、売上向上のための大手旅行会社からの本市初となる観光プロデユーサーを兼ねました部長等を配置したことによりまして、先ほどもおっしゃいましたが、平成29年度の当期利益を黒字に改善することができました。
当面の課題としては、引き続き単年度黒字を計上していくということで目標を持ってございますけれども、今後は企画力及び経営力の強化に加えまして、組織としてのチーム力、これをレベルアップを図りながらさらなる収益の増を目指していきたいと考えております。
それから、昨年度、平成29年の11月28日には地域DMO法人にもこの会社が登録をされておりまして、今年度は環境省のモデル事業等も採択を受け、それから将来、将来といいますか、欧米等のインバウンドを視野にファムツアーなども既に実施しておりまして次年度に向けた取り組みを進めているところであります。
それから、そのほかといたしましては、今回のいろいろな改善・改革によりまして社員の職務に対する意識が変わってきていると伺っております。こうしたことから、いろいろ審査の中でもご意見もいただきましたが、先ほど申し上げましたように、当公社を指定管理としたいという経緯でございます。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 78号はまだですか。(「まだです」の声あり)次に。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
次に、議案第78号について質疑を受けます。質疑ございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 78号の鹿角市八幡平ふれあいやすらぎ温泉センターの指定管理について伺います。現在の指定管理を受けているところが、もとの学校跡地をふるさと学舎ということで公募によらないで指定管理を受けた中で、北の森林セラピー事業のステーションがそこにあります。八幡平が、今回かかっている指定管理者のこの案件については、南側のセラピーステーションということで一元的に事業に取り組んでいる経緯があります。それが今回、公募により公募者が1者しかなかったということで今回提案になっていますが、その辺がやはり私もかかわっている人間として1つ全く違った形でセラピー事業のかかわりも出てくるのかなと思っていまして、かかわっている人たちもこの件がどうなっているのかという懸念の声が出ています、懸念といいますか、どうなるのかという心配の声があります。その辺について今回、こういう公募にした経緯なり、その内容について伺います。
○議長(宮野和秀君) 産業部長。
○産業部長(田口善浩君) ただいまのご質問でございますけれども、現在、セラピーステーションは八幡平と中滝、この2カ所でございまして、これにつきましては鹿角森林コンダクター連絡協議会の運営、それから手配、イベント企画等については、ガイダンス施設に位置づけておりますかづのふるさと学舎、こちらのほうに指定管理とは別に市で委託事業として取り組んでいただいております。今回、その合同会社が八幡平の指定管理となった場合でございますが、いずれ今後は南北、それぞれのセラピーステーションとしての役割分担をしつつ、連携しながら進めることになりますので、いずれ本定例会で議決をいただきまして、同合同会社がやすらぎセンターの指定管理者となった段階で2者によります協議を行いながら効率的な体制について詰めていきたいと考えております。以上です。
○議長(宮野和秀君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 先ほど申しましたが、非常にかかわっている人たちがどういう形になるのかという懸念が大分出てますので、もしこういう形で指定管理が、私はこの八幡平地区の人たちがここの指定管理することについてはやぶさかではないなと思っていますが、いずれかかわっている人たちが森林セラピー事業ということで両方にかかわって動いていますので、その辺も早急にそういう各森林コンダクター、森の癒しの宿協議会と、それから今までは運営委員会という形で組織を組んで地域の中で連携をしながらやっていますので、早い時期に内容の説明なり準備段階、いずれクローズして来年の春からのスタートになりますので、冬場の管理等を含めて今かかわっている人たちが非常に見えないところで努力されてますので、その辺を勘案いただきながら、早目の説明をしてスムーズに移行できるようにやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(宮野和秀君) 産業部長。
○産業部長(田口善浩君) 今回やはり今まで2つのステーションを1つのNPOさんがやられていたということが2つに分かれているという部分になりますので、先ほど
議員も言われましたように、スムーズな形でこのセラピーステーションを進めることができるように進めてまいりたいと思っております。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 1つ確認させてください。今回の今指定管理を受けているふるさと学舎がやっているわけですが、ここは今回公募に応じなかったということについては、何か、ないしはこれまで指定管理されてきたのに今回外れたということ、何か課題なり、そういう点があったのでしょうか。
○議長(宮野和秀君) 産業部長。
○産業部長(田口善浩君) 今回お話を伺っている中では、今まで南北2カ所ということですが、移動距離にしますと57キロメートルと離れているということから、スケジュール調整や緊急時の対応等を考慮しますと、現体制、特に会員が高齢化してきているということも伺っておりまして、そういった事情もあり今後は中滝ふるさと学舎の運営に専念するような意向を伺っておりました。こうした背景から今回の指定管理については公募を辞退したと推測しております。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第79号秋田県
市町村総合事務組合規約の一部変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) 議案第79号をお願いします。秋田県
市町村総合事務組合規約の一部変更についてです。
地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議の上、秋田県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を減少させ、その他規定の整備を行い、秋田県
市町村総合事務組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由ですが、大仙美郷環境事業組合が平成31年3月31日に解散することに伴い、秋田県市町村総合事務組合の構成団体の数を減少させること及び規定の整備を行うため、秋田県
市町村総合事務組合規約を変更する必要があることから、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。
次のページをお願いします。
秋田県
市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約(案)です。
議案資料のほうで説明いたしますので15ページをお願いします。
第12条は、教育委員会の設置に関する規定ですが、教育委員会の設置根拠は法律によるものであり、本条は不要であることから、この際、削除し、以下の条を1条ずつ繰り上げます。
別表第1は、組合を組織する一部事務組合及び広域連合を掲げる表ですが、次のページ、16ページに移りまして上段のこの表から大仙美郷環境事業組合の項を削ります。
別表第2は、組合が共同処理する事務を掲げる表ですが、第2項共同処理に係る地方公共団体の欄から大仙美郷環境事業組合の文言を削り、次のページ、17ページに移りまして第3項共同処理する事務の欄、非常勤職員の下に括弧で「財産区議会の
議員及び財産区管理委員を含む」を加え共同処理する事務の範囲を明確化いたします。
議案に戻っていただきまして、附則ですが、この規約は知事の認可を受け、平成31年4月1日から施行します。
また、規約を左横書きに改めるため、所要の読みかえを行う旨を規定します。
以上で議案第79号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第80号鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正についてから議案第82号鹿角市印鑑条例の一部改正についてまでの3議案を一括して議題といたします。
順次提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) 議案第80号をお願いします。
議案第80号鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由ですが、公職選挙法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、鹿角市議会
議員の選挙における選挙運動用ビラの作成に要する経費を公営とするため、条例を改正するものです。
次のページをお願いします。
あわせて、議案資料の18ページをご参照ください。
鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例案です。市長の選挙における選挙運動用ビラの作成は、既に公営でありましたが、今回鹿角市議会
議員の選挙においても同様に公営とするため、題名を「鹿角市議会
議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例」に改め、趣旨及び選挙運動用ビラの作成に関する規定である第1条及び第2条において、鹿角市長の前に「鹿角市議会
議員及び」を加えます。
附則ですが、この条例は公職選挙法の一部を改正する法律の施行日同日の平成31年3月1日から施行します。
以上で議案第80号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 教育部長。
○教育部長(奈良義博君) 議案第81号をお願いいたします。
議案第81号鹿角市
学校給食センター条例の一部改正について。
鹿角市
学校給食センター条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、鹿角市学校給食センターの整備に伴い、名称や位置を変更するため条例を改正するものであります。
次のページをお願いいたします。
鹿角市
学校給食センター条例の一部を改正する条例(案)であります。あわせて議案資料19ページをごらんいただきたいと思います。
第2条の名称及び位置を現行の鹿角市南学校給食センターと鹿角市北学校給食センターから、鹿角市学校給食センターに改めます。
位置につきましては、鹿角市花輪字家妻206番地に改めます。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行するものとしております。
以上で議案第81号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 市民部長。
○市民部長(海沼 均君) 議案第82号をお開き願います。
議案第82号鹿角市印鑑条例の一部改正について。
鹿角市印鑑条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、個人番号カードを利用してコンビニエンスストア等の多機能端末機から印鑑登録証明書を交付するため、条例を改正するものであります。
次のページをお開き願います。
鹿角市印鑑条例の一部を改正する条例案でありますが、議案資料のほうで説明いたしますので議案資料の20ページをお開き願います。
第15条ですけれども、印鑑登録証明書の交付に関して印鑑登録証を提示して申請するべきことなどを定めておりますが、第3項として利用者証明用電子証明書が有効な個人番号カードを用いて多機能端末機を利用して印鑑登録証明書の交付を申請し、その交付を受けることができるという条項を追加するものであります。
議案に戻っていただきまして、附則でありますが、この条例は平成31年3月1日から施行いたします。
以上で議案第82号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。
これより順次質疑を受けます。
初めに、議案第80号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
次に、議案第81号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
次に、議案第82号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第83号平成30年度鹿角市
一般会計補正予算(第8号)から、議案第86号平成30年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第3号)までの4議案を一括して議題といたします。
順次提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(児玉 晃君) 補正予算書をごらんいただきたいと思います。
1ページをお願いいたします。
議案第83号です。平成30年度鹿角市の
一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。
第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億9,567万6,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ188億4,797万7,000万円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分、金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
第2条におきまして、繰越明許費を追加、また第3条では債務負担行為の追加、第4条では地方債の変更をいたします。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
今回の補正の主な内容は、秋田県人事委員会の勧告等を鑑み、人件費の調整と実績見込みによる事業費の調整のほか、平成29年度実績確定に伴う生活保護費などの返還金や利用者の増加等に伴う障害者自立支援給付事業や、またことし8月の大雨で被災した農業用施設の復旧工事や除雪委託料などの経費を計上しております。
続いて、6ページ、7ページをお願いします。
第2表繰越明許費補正の追加は、8款4項都市計画費の鹿角花輪駅前整備事業は、観光案内所建設工事において、地下埋設物の撤去に期間を要し年度内に工事が完成しないため、繰越明許費を設定するものです。
また、9款1項消防費の消防施設整備事業と11款1項農林水産業施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業は、年度を超えて工期を確保する必要があることから繰越明許費を設定します。
第3表の債務負担行為補正の追加は、ふるさと産品取扱業務委託料は、ふるさと納税の返礼品について市内での取り扱い事業者を選定するため、1つ飛んで、松山跨線橋補修工事委託料は年度内にJRと工事委託に関する協定を締結するため、また、道路維持管理業務委託料、スクールバス運行委託料、給食業務委託料の3件については、平成31年度当初からの業務をそれぞれ円滑に行うため、年度内に事務手続を進め契約する必要があることからそれぞれ限度額を設定するものです。
また、戻って2つ目の平成30年度医学生修学資金貸付金は、貸与希望者2名分の貸与額として6年間分の限度額2,840万円を設定するものです。
続いて、下の第4表地方債補正の変更は、医師確保対策事業や花輪大堰改修事業に係る事業費の変更等に伴う調整を行うほか、臨時財政対策債は、発行可能額の決定による減額と農業用施設災害復旧事業に係る借入額の変更です。
続いて、11ページ、12ページをお開き願います。
2の歳入です。
9款1項1目1節地方交付税2億8,307万6,000円は、普通交付税の額が確定したことによる追加です。
13款1項1目2節障害者福祉費負担金の自立支援給付費負担金1,899万7,000円は、生活介護や共同生活援助等サービスに係る利用者の増加に伴い追加するものです。補助率は2分の1です。
同じく、障害者医療費負担金254万7,000円は、かづの厚生病院において4月から泌尿器科が常勤医師による診察となったことから、透析治療に係る更正医療給付扶助費が増額したため追加するものです。
14款1項1目2節障害者福祉費負担金の自立支援給付費負担金949万8,000円は、国庫負担金と同様、生活介護サービスなどの利用者数の増加に伴い追加するものです。補助率は4分の1です。
同じく、障害者医療費負担金127万3,000円は、国庫負担金と同様、更正医療給付扶助費の増加によるものです。
下段の14款2項9目1節農林水産業施設災害復旧費補助金の農業用施設災害復旧事業費補助金4,395万7,000円は、ことし8月の大雨により被災した農業施設6カ所の災害復旧工事費に対する補助金です。
同じく農地・農業用施設小災害支援事業補助金266万円は、8月の大雨により被災し、市の小規模災害復旧支援事業費補助金を活用して復旧工事を行ったものに対し、自己負担の軽減を図ることを目的に県が独自に支援するもので、補助率は3分の1以内です。
次の13ページ、14ページをお願いします。
14款3項委託金の補正は、1目総務費委託金から7目消防費委託金までのうち、選挙費委託金を除いては県からの権限移譲事務取扱交付金の確定による増減です。
2行目の3項1目4節の選挙費委託金の秋田県議会
議員一般選挙費委託金359万円は、来年度の統一地方選挙の投票日が4月7日に実施される見通しとなったことから、今年度に必要となる期日前投票などの経費が追加交付されるものです。
次の15、16ページをお願いします。
16款1項4目1節教育費寄附金10万円は茶道裏千家淡交会岩手県支部より芸術文化の振興目的のため寄附金を受納したものです。
17款2項1目1節財政調整基金繰入金は、補正財源として繰り入れるものです。
同じく、2目1節まちづくり基金繰入金1,000万円の減額は、コンビニ交付システム導入事業のシステム改修委託料の実績確定による減額です。
18款1項1目1節前年度繰越金1億4,029万3,000円は、繰越金額の確定によるものです。
次のページ、17、18ページの20款市債については第4表で説明したとおりです。
以上で歳入を終わります。
続いて、19、20ページ、3の歳出です。各款における人件費の補正は、特別職においては、期末手当の改定に伴うもの、また一般職については、勤勉手当の改定などに伴う人件費の調整であります。
2款1項4目財政管理費の基金積立金1億7,100万円は、地方財政法第7条の規定に基づき前年度繰越金3億4,029万3,000円の2分の1を下回らない額を財政調整基金に積み立てます。
7目企画費の移住促進事業28万8,000円は、ふるさとライフ資格取得補助金1件分について予算残額との差額分を補正するものです。
また、550の定住促進事業154万円は、移住者がデータバンク等の空き家物件を購入、賃貸し、修繕などを実施した場合に支援するふるさとライフ住宅改修支援補助金1件分と、移住者の引っ越し費用の一部を支援する補助金6件分をそれぞれ追加するものです。
次の21、22ページをお願いします。
2款1項13目諸費の返還金1億2,723万4,000円は、平成29年度実績確定に伴う生活保護費など11件の国庫負担金及び補助金の返還金のほか、きめ細かな交付金を活用して実施しました北と南学校給食センター調理室の空調設備工事について、今後、当該施設が用途廃止となるため残存価格分を返還するものです。
次の23、24ページをお願いします。
2款4項1目戸籍住民基本台帳費のコンビニ交付システム導入事業868万4,000円の減額は、システム改修委託料実績により減額するほか、来年3月1日からコンビニ交付を開始するために必要なシステム使用料等の経費を追加するものです。
次の、25、26ページをお願いします。
2款5項3目秋田県議会
議員一般選挙費の359万円は、来年度の統一地方選挙について、今年度に必要となる期日前投票などの経費を追加するものです。
次の27、28ページをお願いします。
3款1項2目の障害者福祉費の障害者自立支援給付事業4,300万4,000円は、生活介護や共同生活援助などの利用者の増加に伴う
障害者自立支援給付扶助費の追加等によるものです。
それから、一番下の3款1項3目老人福祉費の高齢者等生活支援事業80万円は、高齢者福祉タクシー券事業扶助費について、申請件数が当初見込みを上回り予算に不足が生じる見込みであることから追加するものです。
31、32ページをお願いします。
3款4項1目国民年金事務取扱費の国民年金事務費87万1,000円は、1号保険者の産前産後期間の保険料免除が来年4月1日から実施されること等に伴い、システム改修委託料を追加するものです。
4款1項1目保健衛生総務費のあんしん医療推進事業9万9,000円は、年末年始において在宅当番医と連携した薬の提供について、在宅当番医の近くにある薬局に委託するため委託料を追加するものです。
同じく、医師確保対策事業259万4,000円は、かづの厚生病院での分娩取り扱いの休止により産科医等確保支援事業費補助金を減額するほか、かづの厚生病院の産婦人科外来機能を維持するため、岩手医科大学などから非常勤医が派遣されることに伴う医師確保対策支援補助金の追加、また、来年4月の入学予定者で貸与を希望する方へ修学資金の貸付を行うため医学生修学資金貸付金を追加するものです。
35、36ページをお願いします。
6款1項4目園芸振興費の冬期農業応援事業101万8,000円は、園芸作物の冬期生産の新規栽培や規模拡大に必要な経費の一部を支援するため、認定農業者等の経営体に対する補助金を追加するものです。
6目の農業経営基盤強化促進対策費の農地集積促進事業694万6,000円は、末広、鏡田、用野目地区等の農地集積に係る実績見込みにより農地集積協力金を追加するものです。
11目農地費の花輪大堰改修事業301万円は、県が実施する水路改修事業について地元から要望されました転落防止柵の設置工事の追加や頭首工補修に係る事業費の増加に伴い負担金を追加するものです。
次の37、38ページをお願いします。
同じく、農地等小規模災害復旧支援事業266万円は、ことし8月の大雨に被災し、市の小規模災害復旧支援事業費補助金を活用して復旧工事を行った事業者に対し、県が自己負担の軽減を図ることを目的に支援する補助金を追加するものです。補助率は3分の1以内です。
飛んで、41、42ページをお願いします。
8款2項3目除雪対策費の除雪対策事業1億2,000万円は、今年度の除雪委託料の単価確定や委託機械の台数増などに対応するため追加するものです。
5目道路新設改良費の福士川改修関連市道整備事業100万1,000円は、県事業負担金に係る前年度分の精算と今年度の事業量が確定したことから負担金を追加するものです。
次のページ、43、44ページをお願いします。
8款5項1目住宅管理費のブロック塀等撤去支援事業200万円は、道路に面したブロック塀等の撤去費の一部を支援するブロック塀等
撤去支援事業費補助金について、申請件数が当初見込みを上回り予算に不足が生じる見込みであるため、10件分を追加するものです。
続いて、47、48ページをお願いします。
10款6項2目体育振興費のスポーツ交流事業50万円は、スポーツ合宿奨励補助金について申請件数が当初見込みを上回り予算に不足が生じる見込みであることから、補助金を追加するものです。
その下の3目体育施設費の体育施設整備事業414万8,000円は、アルパスの放送設備更新を行うため備品購入費を追加するものです。
次の49、50ページをお願いします。
4目学校給食費の110学校給食費543万8,000円は、来年4月に開設する新学校給食センターにおいて、準備期間中の燃料費や冬期間の凍結防止のための光熱水費等を追加するほか、4月からの安全な学校給食提供に向け委託業者が新給食センターの設備機能に対応するためのトレーニングを実施する必要があることから委託料を追加するものです。
11款1項2目農業用施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業7,057万8,000円は、ことし8月の大雨により被災した農業施設6カ所の実施設計委託料と復旧工事費を追加するものです。なお、復旧工事が年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許費を設定いたします。
以上で議案第83号の説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 市民部長。
○市民部長(海沼 均君) 引き続き、57ページをお願いいたします。
議案第84号であります。平成30年度鹿角市の
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ825万2,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ3億8,302万1,000円とする。
第2項として、歳入歳出予算補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
63ページ、64ページをお願いします。
初めに、2の歳入であります。
1款1項1目後期高齢者医療保険料は、保険料の賦課及び収納状況により増額するものです。
4款1項1目事務費繰入金は、前年度繰越金の確定及び人件費の調整による減額であります。
5款1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定による増額であります。
6款2項1目保険料還付金は、賦課変更及び還付の状況により増額するものであります。
次のページをお願いいたします。
3の歳出であります。
1款1項1目一般管理費は、職員人件費の調整による減額です。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料の調定実績を踏まえ広域連合への納付金を増額するものです。
3款1項1目保険料還付金は、保険料の賦課変更及び還付の状況により増額するものであります。
以上で説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。
○健康福祉部長(豊田憲雄君) 68ページ、議案第85号をお開きください。
平成30年度鹿角市の
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次の定めるところによる。
第1条、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,139万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ46億8,549万円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
今回の補正ですが、保険事業勘定について今年度の実績見込み及び前年度実績に伴う財源調整と、保険給付費の実績見込みによる組み替え補正のほか、介護予防・日常生活支援総合事業費の追加、平成29年度実績に基づく精算に伴う国、県への返還金の追加が主なものとなっております。
74、75ページをお開き願います。
初めに、2の歳入ですが、3款1項国庫負担金から次のページの5款2項県補助金までの現年度分及び過年度分は、歳出2款保険給付費の組み替え補正と3款1項介護予防・日常生活支援総合事業費の追加によるものです。
74ページ、中ほどの3款2項5目介護保険事業費補助金155万5,000円の追加は、さきの6月定例会で追加補正をお願いした平成30年度介護保険制度改正に対応するためのシステム改修委託料に係る国からの補助金で、補助率は2分の1となっております。
76、77ページをお願いします。
7款1項一般会計繰入金から8款1項繰越金は、平成29年度実績に基づく精算などによるものです。
78、79ページをお願いします。
3の歳出ですが、1款1項1目一般管理費の増額は、給与改定に伴う職員人件費の追加です。
2款1項介護サービス等諸費と2款2項介護予防サービス等諸費はそれぞれ実績見込みにより組み替えするもので、款項全体での増減はありません。
次のページをお願いします。
3款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費の増額は、それぞれ実績見込みによる増額です。
5款1項3目償還金の追加は、平成29年度実績に基づく精算に伴い、国県に対し介護給付費負担金と地域支援事業交付金を返還するものでございます。
以上で説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 建設部長。
○建設部長(渋谷伸輔君) 議案第86号をお願いします。予算書の83ページです。
平成30年度鹿角市上水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第2条は、業務予定量の補正で、配水施設整備の予定額を1億3,517万2,000円に改めます。
第3条は、収益的支出の補正で、1款1項営業費用に45万6,000円を追加し、5億2,954万2,000円とするものであります。
第4条は、資本的支出の補正で、1款1項建設改良費を2万9,000円減額し、2億3,954万2,000円とするものです。
次のページをお願いします。84ページです。
第5条は、職員給与費の補正で、73万円を追加し、6,488万6,000円とするものです。
平成30年11月30日提出。鹿角市長。
今回の補正ですが、職員人件費の補正によるものであります。
95、96ページをお願いします。
収益的支出の1款1項1目原水及び浄水費から4目総係費まで及び資本的支出の1款1項3目配水施設整備費の補正は、秋田県人事委員会の勧告等による人件費の調整であります。
説明を終わります。
○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。
これより順次質疑を受けます。
初めに、議案第83号について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。50ページ、10款教育費のことで1つお知らせください。
給食センターが4月から、その前にこの学校給食費ということで543万8,000円なんですが、これはそうすれば、12月から3月までの4カ月分ということですか。
○議長(宮野和秀君) 教育次長。
○教育次長(加藤 卓君) そのとおりであります。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
次に、議案第84号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
次に、議案第85号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。
次に、議案第86号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
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日程第8 議案及び請願・陳情の付託
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第8、議案及び請願・陳情の付託を行います。
議案第77号から議案第86号までの議案10件及び陳情5件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。
以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。
なお、明12月1日から9日までは議案精査及び休日のため本会議は休会といたします。
ただいまの時刻をもって散会いたします。
午前11時58分 散会...