鹿角市議会 > 2018-06-21 >
平成30年第5回定例会(第3号 6月21日)

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  1. 鹿角市議会 2018-06-21
    平成30年第5回定例会(第3号 6月21日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成30年第5回定例会(第3号 6月21日)     平成30年6月21日(木)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第53号      議案第54号      議案第55号      議案第56号      議案第57号
         議案第58号      議案第59号      議案第60号      議案第61号      議案第62号      30請願第 1号      30請願第 2号      30陳情第 3号   3 日程追加      議案の上程      発議第 2号 北海道・北東北縄文遺跡群世界遺産登録に向けた推薦を求             める意見書の提出について      発議第 3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求め             る意見書の提出について      発議第 4号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について      発議第 5号 地方消費者行政に対する財政支援交付金等)の継続・拡充を             求める意見書の提出について      議案第63号 平成30年度鹿角一般会計補正予算(第4号)   4 日程追加      議員派遣の件   5 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  戸 田 芳 孝 君     2番  金 澤 大 輔 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  舘 花 一 仁 君     6番  児 玉 悦 朗 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  中 山 一 男 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 政 明 君       11番  吉 村 ア イ 君    12番  宮 野 和 秀 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  田 中 孝 一 君    16番  兎 澤 祐 一 君       17番  田 村 富 男 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    理事        安 保 一 雄 君  総務部長      児 玉   晃 君    総務部付部長待遇  田 中 政 幸 君  市民部長      海 沼   均 君    健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君  産業部長      田 口 善 浩 君    建設部長      渋 谷 伸 輔 君  教育部長      奈 良 義 博 君    総務部次長     佐 藤 康 司 君  産業部次長     花 海 義 人 君    建設部次長     中 村   修 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    選挙管理委員会事務局長                                   佐羽内 浩 栄 君  教育次長      加 藤   卓 君    財政課長      大 里   豊 君  監査委員事務局長  畠 山   修 君    農業委員会事務局長 村 木 正 幸 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主任        畠 山 和 穂 君      午前10時00分 開議 ○議長宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第3号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告議長宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  お手元に配付しておりますとおり、監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また、市長より、地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告議長宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る5月29日及び6月11日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第53号から議案第62号までの議案10件及び請願2件並びに陳情1件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件審査結果について、委員長報告を受けます。総務財政常任委員長成田哲男君。     (総務財政常任委員長 成田哲男君 登壇) ○総務財政常任委員長成田哲男君) 私から、去る5月29日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案1件及び請願1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第56号平成30年度鹿角一般会計補正予算(第3号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費、13款諸支出金についてでありますが、条文第1条、歳入歳出予算補正では、歳入歳出それぞれに1億3,839万9,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ180億4,732万2,000円とするものであります。  以下、本案審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、13款2項4目商工費国庫補助金東北観光復興対策交付金が大幅に減額となっている理由についてただしております。  これに対し、5月に秋田市において行われた「これが秋田だ!食と芸能大祭典」というイベントについて、鹿角市を含む3市の連携事業として国へ交付金申請をしていたものが不採択となったことによるものだが、新たに八幡平市と連携してタイからエージェントを招聘する事業、及び大湯環状列石外国語を併記した看板を設置する事業交付金の対象となり、その差し引き額が減額となったものであるとの答弁がなされております。  次に、14款3項8目教育費委託金小・中学校等における起業体験推進事業委託金について、将来鹿角に残ってほしい、また地元企業に親しんでほしいと考えた場合、小・中学生だけなく高校生にも体験をしてほしいと考えるが、高校生も対象とすることはできないものかただしております。  これに対し、本事業は国のモデル事業として、若年世代のうちから起業体験を通じ起業家的資質を高め、将来の活動の道を開いていくことを趣旨として実施するものである。事業の枠組みの関係上、小・中学校が対象となるものだが、市においては産業部内で従来よりキッズマーケットを実施してきたほか、今年度は高校生がモニターとして商店街にかかわっていく事業も実施することとしている。今後においても、小中高の児童・生徒が一貫して地域の企業に親しんだり、みずから起業を目指す心を養う取り組みをさらに強化してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、人件費の調整に関連し、定年退職を迎える職員の再任用を決定する時期はいつごろとなるものか、また、再任用職員数により新たに採用する職員数には影響はあるものかただしております。  これに対し、定年退職となる職員の再任用の意向確認は9月に行っており、その任用数定員適正化計画計画職員数を勘案して新たに採用する職員数を決定することとなる。今後も定年退職者の推移を踏まえながら、優秀な人材を確保できるよう計画的な採用を行ってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、2款1項7目企画費における関係人口創出モデル事業について、関係人口の創出に当たっての目標、事業進め方等について、また、本事業に関連する空き家利活用の考えについてただしております。  これに対し、関係人口の創出とは移住を前提としたものではなく、農業体験や祭りへの参加など、継続的に鹿角市とのかかわりを持っていきたい方を募ることを目的としており、「鹿角家」という関係人口ツールを利用しながら、鹿角市のことを応援したいと思う方々が「どのようにすれば鹿角に深くかかわっていけるか」について、ワークショップなどを通じて一緒に考えていくことを目指している。NPO法人かづのclassyとも連携し、実際に鹿角市へ移住された方から話を聞く機会などを設けながら、長くかかわることで鹿角市への移住を検討したり、また鹿角に行ってみたいと思う方々をふやしてまいりたいと考えており、今年度は会員数500人を目標にしている。  なお、本事業における空き家利活用については、「鹿角家」の将来的な交流拠点として活用することも考えているとの答弁がなされております。  委員からはさらに、本事業は単年度事業となるものか、また、会員になるに当たり何か制限などはあるものかただしております。  これに対し、本事業は今年度1年限りの単年度事業となる。また、会員になるための制限などは特に設けていないとの答弁がなされております。  委員からは、鹿角市のことを考えてくださる市外の方々の会員を500人つくるということはとてもすばらしいこと、将来的に移住につながる可能性もあることから、ぜひ力を入れて取り組んでいただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、30請願第2号地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての請願につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択とすべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長報告を終わります。     (総務財政常任委員長 成田哲男君 降壇) ○議長宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会付託事件審査結果について、委員長報告を受けます。教育民生常任委員長浅石昌敏君。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 登壇) ○教育民生常任委員長浅石昌敏君) 私から、去る5月29日及び6月11日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案9件、請願1件及び陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第53号鹿角市税条例の一部改正についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第54号鹿角放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案審査に当たり、委員から、児童クラブで現在高学年まで受け入れできる対象校が3校とのことだが、残りの学校についても対象とするのか。また、児童クラブ職員の確保はどのようにしていくのかただしております。  これに対し、スペースの問題と支援員の確保により受け入れが可能な平元児童クラブ尾去沢児童クラブ大湯児童クラブについて高学年受け入れを開始している。平成26年の児童福祉法改正に伴い全ての児童クラブにおいて6年生まで受け入れしなければならなくなったことから、いずれは全ての児童クラブ受け入れを進める予定であるが、それぞれの児童クラブスペースの問題や支援員の確保について準備が整い次第受け入れしていく予定である。  職員の確保については、支援員資格要件が必要であり、なかなか大幅にふやすことが難しい状況にあるが、今回の条例改正で新たな追加要件として、中学校卒業者であっても児童クラブで5年以上の従事経験があればその経験を生かして支援員に配置できることが可能になったことや、勤労実態に見合った処遇改善もあわせて検討しながら、支援員の確保に努めてまいりたいとの答弁がなされております。  さらに委員から、3校以外の高学年受け入れの具体的なスケジュール及び特に花輪の児童クラブは非常に狭くスペースが確保できないが、高学年受け入れに当たり、今の施設で対応できるのかただしております。  これに対し、他の学校の受け入れについて具体的なスケジュールは決まっていない。直近では平元小学校花輪北小学校の統合が予定されていることから、統合先児童クラブを配置したいと考えている。  花輪地区については、花輪児童クラブまちなか児童クラブの2施設で受け入れをしているが、どちらの児童クラブ受け入れるかについては、現在居住の地区で分けているが、この地区を見直すことや、本当に必要な方に使用していただくために1カ月以上利用がない方については一度退会していただくなど、利用の仕方について工夫を行っているところだが、現在の2つの児童クラブだけでは不足していると感じていることから、ほかの場所になるか、また空き家の活用などができるかなども含めて検討を進めていきたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
     次に、議案第55号鹿角家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案審査に当たり、委員から、家庭的保育事業について、現在市内で行われている事業所があるのかただしております。  これに対し、平成27年に保育士を退職された方が自宅で実施していたが、平成28年にあおぞらこども園ができたことにより待機児童が解消される見込みとなったことから、事業をやめられたとの答弁がなされております。  さらに委員から、本事業はやりたい人が手を挙げれば許可申請できるものなのか、また市の計画上必要がなければできないものなのかただしております。  これに対し、本事業を実施する場合、条例の設置・運営基準を満たす必要があることから、今後家庭的保育事業の実施を希望される方には、お話を伺いながら、市の子ども・子育て支援事業計画の中で子供の受け入れが不足することが予想されれば本事業の実施を検討することとなるとの答弁がなされております。  さらに委員から、少子化対策支援対策をしている中で、ゼロ歳児や1歳児、産休・育休明けなどで子供を預けて働きたいが、年度途中のため保育士が不足していたり施設のあきがなかったりなどといった場合が予想される。こうした場合に、認可保育園を補完する家庭的保育事業に一旦子供を預けて新年度に保育園に入園希望するという形になればスムーズにいくと考えるが、市の考え方についてただしております。  これに対して、年度途中に仕事復帰される方で、保育園の入園を希望される方がおり、年度途中のため保育園のあきがなく、受け入れができないということが年に何回か出てくる。昨年度の例では、第3子の方で花輪地区を希望されたことから、ファミリー・サポート・センターが無料であったため利用した方があった。このような形で既存のサービスを提案しながら、また家庭的保育事業についても年度途中の対応としては大変助かる事業であることから、事業をやりたいという方があれば検討したいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第56号平成30年度鹿角一般会計補正予算(第3号)中、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費、10款教育費についてでありますが、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第57号平成29年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。(発言訂正あり)  次に、議案第59号工事請負契約の締結について(花輪第一中学校規模改造工事建築主体工事))についてでありますが、本案審査に当たり、委員から、花輪一中と花輪二中の統合により教室が不足することはないかただしております。  これに対し、生徒数及び学級数については、平成27年度から平成30年度までの推移を踏まえると、生徒数は330人台前半で推移すると見込んでいる。これに伴い普通学級数は10学級となり、現在の校舎の規模で対応できると考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第60号工事請負契約の締結について(花輪第一中学校規模改造工事機械設備工事))についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第61号物品の購入について((新)鹿角学校給食センター備品移動台他25品目))及び議案第62号物品の購入について((新)鹿角学校給食センター備品Nキューブポット他107品目))についてでありますが、本案審査に当たり、委員から、給食センターに関連して、以前、原材料等納入業者向け説明会が開催されたが、納入業者は既に決まったものかただしております。  これに対し、給食センターの食材の納入業者については、平成29年5月に説明会を開催したところであるが、今後の手続については12月ごろから説明会を予定しており、現在検討しているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、30請願第1号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書提出についての請願につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  次に、30陳情第3号地方消費者行政に対する財政支援交付金等)の継続・拡充を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。  誤りがあったので訂正させていただきます。議案第57号で「平成29年度」と申し上げましたが、「平成30年度」の誤りでありました。訂正いたします。 ○議長宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長報告を終わります。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 降壇) ○議長宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件審査結果について、委員長報告を受けます。産業建設常任委員長田中孝一君。     (産業建設常任委員長 田中孝一君 登壇) ○産業建設常任委員長田中孝一君) 私から、去る5月29日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案2件について、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第56号平成30年度鹿角一般会計補正予算(第3号)中、歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款1項4目園芸振興費における「松館しぼり大根」地理的表示登録PR強化事業看板等作製委託料について、看板は新規に作製するものなのか、あるいは既存のものを修繕して使用するのか、また新規に作製する場合の看板の設置箇所及び大きさについてただしております。  これに対し、作製する看板は、地理的表示(GI)マークを付し、新規に作製するものであり、また詳細な設置箇所は、今後松館しぼり大根栽培組合と協議し、松館地区の道路から見やすいところに設置したいと考えている。なお、看板の大きさは1間のものを予定しているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、「松館しぼり大根」以外の品目で当該制度登録をふやしていく方針なのか、今後の事業展開についてただしております。  これに対し、登録を受けるための要件の一つとして、その土地に根づいた品目が本格的に生産されてから25年以上経過していることが挙げられ、現在の予定としては「かづの牛」の登録を目指す考えである。なお、「北限の桃」については、現段階で本格的に生産されてから25年以上経過しているとは言いがたく、要件を満たしていない。また、「りんご」については、登録を受けるための要件として、経過年数のほかに、生産者全員が同じ工程で同じ作業を行い、品質が統一されていることが挙げられており、さまざまな品種においてこの要件を満たすのが難しいと考えている。今後とも、登録できる可能性のある品目については積極的に取り組んでいきたいとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、登録を受けることにより期待できる効果についてただしております。  これに対し、登録を受けることにより、担い手の増加、取引の拡大、模倣品の排除、価格の上昇などの効果が期待できるが、「松館しぼり大根」については、生産量を二、三年で劇的に増加させるのは難しいと考えており、付加価値による価格の上昇を目指していきたいと考えているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、「松館しぼり大根」という登録名称について、名称から地域が特定しやすいよう秋田県、鹿角市、八幡平などの地理的文言を入れることはできなかったのかただしております。また、梱包資材などには秋田県鹿角市などの表示は引き続き行い販売するかただしております。  これに対し、登録申請する際に生産地域を決める必要があるが、「松館しぼり大根」が生産される地域は松館地区に限られることから、今回の名称となった経緯がある。また、「鹿角松館しぼり大根」という表示は不可能であるが、秋田県産、鹿角産などの表示は可能であることから、そのような表示によってPRや販売促進に努めるとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、「松館しぼり大根」の調理方法について、料理本などを作成しPRできないかただしております。  これに対し、地理的表示(GI)マークを付したパンフレットを作成する予定であり、その中で可能な限り調理方法の情報を盛り込んでいきたいと考えているとの答弁がなされております。  次に、7款2項2目観光振興費における外国人観光客誘客促事業広告料に関し、広告の内容及び広告の掲載方法についてただしております。  これに対し、広告の内容は、昨年作成した4種類の新しい観光パンフレットから特に見ていただきたいコンテンツを掲載する考えであり、国内航空会社の国際線機内誌に1ページ掲載したいと考えている。また、国際線機内誌に掲載した場合、1カ月で80万人以上の方から広告を見ていただけると考えているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、同事業の免税店環境整備事業費補助金に関し、対象事業者についてただしております。  これに対し、現在、ホテル鹿角では外国人の宿泊客数が伸びており、売店へ免税店機能を持たせるため、免税カウンターを設置する計画であることから、ホテル鹿角に対し市として支援する考えであるとの答弁がなされております。  次に、8款2項2目道路橋りょう維持費における道路橋りょう維持管理費に関し、今後の予算措置の見込みについてただしております。  これに対し、市道の維持管理業務について、当初の試算よりも舗装補修箇所が多くなっていることから9月での追加補正を見込んでいるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第56号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第58号平成30年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長報告を終わります。     (産業建設常任委員長 田中孝一君 降壇) ○議長宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第53号鹿角市税条例の一部改正についてから議案第55号鹿角家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの3議案について、委員長報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第53号から議案第55号までの3議案について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第53号から議案第55号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号平成30年度鹿角一般会計補正予算(第3号)について、委員長報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第56号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第56号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号平成30年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第58号平成30年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)の2議案について、委員長報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第57号及び議案第58号の2議案について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第57号及び議案第58号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号工事請負契約の締結について(花輪第一中学校規模改造工事建築主体工事))から議案第62号物品の購入について((新)鹿角学校給食センター備品Nキューブポット他107品目))までの4議案について、委員長報告は原案可決であります。  本4議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第59号から議案第62号までの4議案について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第59号から議案第62号までの4議案については原案のとおり可決されました。  次に、30請願第1号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書提出についての請願について、委員長報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  30請願第1号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、30請願第1号については採択と決します。  次に、30請願第2号地方行政の充実・強化を求める意見書提出についての請願について、委員長報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  30請願第2号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、30請願第2号については採択と決します。  次に、30陳情第3号地方消費者行政に対する財政支援交付金等)の継続・拡充を求める陳情について、委員長報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  30陳情第3号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、30陳情第3号については採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時37分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時45分 再開 ○議長宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長宮野和秀君) ただいま発議4件及び議案1件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議4件及び議案1件について、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議4件及び議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、発議4件について提案者の説明を求めます。児玉政明君。     (10番 児玉政明君 登壇) ○10番(児玉政明君) 私から、発議第2号から発議第5号までの4件について提案理由をご説明申し上げます。  初めに、発議第2号北海道・北東北縄文遺跡群世界遺産登録に向けた推薦を求める意見書の提出についてでありますが、北海道・北東北縄文遺跡群について、4道県及び関係市町は、平成21年1月の世界遺産暫定一覧表記載以来、文化庁の指導のもと、ユネスコへの推薦の準備を積み重ねてきたことから、世界遺産登録早期実現に向け、平成30年度のユネスコへの推薦候補に決定するよう強く要望するため、意見書を提出するものであります。  次に、発議第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書の提出についてでありますが、学校現場における課題が複雑化・困難化する中で、子供たちの豊かな学びを実現するためには、教職員定数改善などの施策が最重要課題でありますことから、計画的な教職員定数改善の推進や、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担割合を2分の1に復元することを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第4号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてでありますが、地方自治体の果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の実行など新たな政策課題に直面しておりますが、公的サービスを担う人材が限られる中で、新たなニーズへの対応と細やかな公的サービス提供が困難となっており、これに見合う地方財政の確立を目指す必要があることから、2019年度の政府予算地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、社会保障予算の充実と地方財政の確立を目指すことを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第5号地方消費者行政に対する財政支援交付金等)の継続・拡充を求める意見書の提出についてでありますが、地方消費者行政の充実・強化は、国から地方消費者行政推進交付金の措置などにより一定の前進が図られてきましたが、平成30年度予算では、交付金措置が大幅に減額されたことにより地方消費者行政が進まないことが懸念されることから、地方消費者行政推進交付金の後継交付金の措置等を求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願い申し上げまして提案説明といたします。 ○議長宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第2号から発議第5号までの発議4件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (10番 児玉政明君 降壇) ○議長宮野和秀君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第2号から発議第5号までの発議4件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第2号から発議第5号までの発議4件については原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号平成30年度鹿角一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第63号です。  平成30年度鹿角市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,464万9,000円を追加し、総額をそれぞれ180億6,197万1,000円とする。  第2項として、第1表歳入歳出予算補正を、また第2条に地方債の変更を定めます。  平成30年6月21日提出。鹿角市長。  今回の補正は、5月18日に発生した大雨で被災した箇所の復旧について、定例会初日で議決いただきました補正予算(第2号)の計上までに判明しなかった箇所のほか県工事に対する負担金について、それぞれ事業費を追加するものです。  4ページ、5ページをお願いします。  第2表地方債補正の変更は、急傾斜地崩壊対策事業において県工事負担金に係る借り入れを追加するもので、補正後の限度額を1,600万円とするものです。  9ページ、10ページをお願いします。  2歳入です。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金784万9,000円は、今回の補正財源として繰り入れるものです。  20款市債については、第2表地方債で説明したとおりです。  次のページをお願いします。  3歳出です。  8款3項2目砂防費の急傾斜地崩壊対策事業680万円は、花輪地区の急傾斜地崩壊危険区域ののり面の一部が大雨により崩落したことから、県の対策工事に対する負担金を追加するものです。負担率は20%となります。  11款1項2目農業用施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業745万8,000円は、末広頭首工などの土砂等撤去委託料のほか、被災した農業用施設1カ所の復旧工事費を追加計上するものです。  3目林業施設災害復旧費の林業施設災害復旧事業39万1,000円は、被災した林道の土砂等撤去委託料を追加するものです。  以上で議案第63号の説明を終わります。 ○議長宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第63号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第63号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第63号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件 ○議長宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件について、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  本定例会は、5月29日に招集され、本日まで24日間にわたりましたが、会期中における議員各位並びに市長初め職員の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に対し、深く厚く御礼申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で表明されました議会の意見等を十分に尊重され、より一層効率的な行財政運営に当たられることを切望いたします。  以上で、平成30年第5回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前10時57分 閉会              平成30年 第5回鹿角市議会定例会                 閉会中審査事件付託表                              (平成30年6月21日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │市総合計画の推進について                          │  │常任委員会 │                                      │
     ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、   │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘...