鹿角市議会 > 2018-03-02 >
平成30年第3回定例会(第1号 3月 2日)

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  1. 鹿角市議会 2018-03-02
    平成30年第3回定例会(第1号 3月 2日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成30年第3回定例会(第1号 3月 2日)     平成30年3月2日(金)午後1時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 施政方針及び行政報告  第4 教育執行方針  第5 議案の上程      諮問第1号から諮問第6号まで       説明、採決      議案第5号から議案第7号まで       説明、質疑、討論、採決      議案第8号から議案第38号まで       説明   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名
      2 会期の決定   3 施政方針及び行政報告   4 教育執行方針   5 議案の上程      諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      諮問第 5号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      諮問第 6号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第 5号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度鹿角市一             般会計補正予算(第13号))      議案第 6号 土地の取得について      議案第 7号 平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第14号)      議案第 8号 鹿角市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第 9号 市道路線の変更について      議案第10号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて      議案第11号 鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて      議案第12号 鹿角市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正             について      議案第13号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の             一部改正について      議案第14号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第15号 鹿角市手数料条例の一部改正について      議案第16号 鹿角市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部改正について      議案第17号 鹿角市農業集落排水事業債償還基金条例の廃止について      議案第18号 鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について      議案第19号 鹿角市介護保険条例の一部改正について      議案第20号 鹿角市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準             を定める条例の制定について      議案第21号 鹿角市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護             予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の一部改             正について      議案第22号 鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に             関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定につい             て      議案第23号 鹿角市大湯温泉総合振興プラザ条例の一部改正について      議案第24号 鹿角市営住宅条例の一部改正について      議案第25号 鹿角市都市公園条例の一部改正について      議案第26号 平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第15号)      議案第27号 平成29年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号             )      議案第28号 平成29年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第29号 平成29年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第30号 平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1             号)      議案第31号 平成29年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)      議案第32号 平成30年度鹿角市一般会計予算      議案第33号 平成30年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算      議案第34号 平成30年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算      議案第35号 平成30年度鹿角市介護保険事業特別会計予算      議案第36号 平成30年度鹿角市下水道事業特別会計予算      議案第37号 平成30年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算      議案第38号 平成30年度鹿角市上水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  戸 田 芳 孝 君     2番  金 澤 大 輔 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  舘 花 一 仁 君     6番  児 玉 悦 朗 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  中 山 一 男 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 政 明 君       11番  吉 村 ア イ 君    12番  宮 野 和 秀 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  田 中 孝 一 君    16番  兎 澤 祐 一 君       17番  田 村 富 男 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    理事        安 保 一 雄 君  総務部長      児 玉   晃 君    市民部長      海 沼   均 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      山 口 達 夫 君    教育部長      奈 良 義 博 君  総務部次長     佐 藤 康 司 君    建設部次長     中 村   修 君  総務部付次長待遇  田 中 政 幸 君    会計管理者     黒 澤 香 澄 君  教育次長      加 藤   卓 君    農業委員会事務局長 大 森   誠 君  財政課長      大 里   豊 君    監査委員事務局長  佐 藤 千絵子 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      渡 部   勉 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君      午後1時00分 開会 ○議長(宮野和秀君) ただいまから、平成30年第3回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  3月1日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、12月21日から3月1日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により18番黒澤一夫君、1番戸田芳孝君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から3月23日までの22日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの22日間と決定いたしました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 施政方針及び行政報告 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第3、市長の施政方針及び行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) ご苦労さまでございます。  平成30年第3回鹿角市議会定例会の開会に当たり、予算案及び諸議案の提案に先立ち、市政運営の基本方針及び私の所信並びに主要施策の概要を申し述べ、議員各位をはじめ市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。  平成30年度は、第6次総合計画後期基本計画の中間年となりますが、人口減少が進む中でも人口構造の若返りを図り、持続性のあるまちにしていくために、重点プロジェクトをはじめとした、鹿角を元気にする施策・事業を戦略的かつ重点的に実施することで、まちの魅力と活力の向上を図り、笑顔あふれるまちづくりへの取り組みの好循環を加速化させてまいります。  さて、平成30年度予算についてでありますが、最重要課題である産業力の強化については、農業や製造業、観光業の振興に重点を置き、地域商社の確立により産業ブランドアップや地域内連携の取り組みを前進させるほか、農業経営のサポート体制の強化や、企業の労働力確保・人材育成に向けた支援を積極的に進めることにより、地域の稼ぐ力を一層強化し、雇用の創出と市民所得の向上を図ってまいります。  子育て支援については、第2子以降の保育料無料化の所得制限を緩和するほか、産科医等の確保に向けた地域医療推進員の配置や妊婦の不安解消に向けた相談体制の構築など、切れ目のない支援策を進めることにより、安心して子どもを産み育てられる環境のさらなる充実を図ってまいります。  移住・交流の推進については、移住コンシェルジュが運営に携わるNPO法人との連携による移住促進体制の強化に取り組むほか、全国規模の各種大会招致やスポーツ合宿への支援拡充などにより、定住人口と交流人口の拡大を図ってまいります。  平成30年度当初予算は、こうした施策に重点的に取り組むことを念頭に、「かづの元気魅力推進予算」と位置づけ、将来都市像「笑顔がつながり活力を生むまち・鹿角」の実現に向けた重点プロジェクトを推進し、鹿角の元気と魅力をより力強く推進してまいります。  予算規模は、一般会計が178億6,000万円となり、前年度当初と比較して、1.4%の増となっております。  また、上水道事業会計を除く特別会計予算の総額は96億4,817万7,000円となっております。  以下、平成30年度の主要施策について、総合計画の体系に沿い、その概要を申し上げます。  はじめに、基本目標1の「活力や賑わいを生むまちづくり」についてでありますが、農業経営体の育成強化については、新規就農希望者の研修から営農定着までのきめ細かな支援とともに、個別経営体の法人化や、農業農村支援機構を核とした経営サポート機能の拡充を図りながら、意欲ある担い手づくりを進めてまいります。  また、農業構造改革ビジョンを着実に推進することにより、社会情勢の変化に対応した足腰の強い農業経営への転換を図り、消費需要を見定めた作物の生産、販路の開拓や6次産業化など、経営の高度化にチャレンジする農業者を支援してまいります。  農業生産の振興については、経営所得安定対策の見直しに伴い、稲作中心の農業政策が大きな転換期を迎えていることから、米づくりの低コスト化や収益性の高い野菜や花きの作付を奨励しながら、新たな農産物のブランド育成などを支援することとしており、これまで複合経営に取り組んできた本市の特性を活かした、力強い農業を実現してまいります。  「淡雪こまち」については、今後も特別栽培米としてのブランド価値をさらに高められるよう、減農薬による作付を支援してまいります。  「かづの北限の桃」については、消費者や市場関係者の評価も年々高まっておりますので、引き続き作付面積の拡大に努めるとともに、果樹農家のサポート態勢の強化に向けた新たな仕組みを構築してまいります。  畜産については、「かづの牛」の増頭に取り組んでおり、年度末の飼養頭数は、目標としていた500頭台に達する見込みでありますが、自然で健康的な飼育方法や、優れた肉質などを広くPRしながら、さらなる需要拡大を図ってまいります。また、乳牛及び肉用牛の改良や、伝染病を防ぐ予防接種に対する支援などを継続してまいります。  県営ほ場整備事業については、再来年度の完了に向けて末広地区の面工事が進められておりますが、関係機関と連携しながら農地集積が円滑に行われるよう、取り組んでまいります。また、花輪大堰の老朽化した水路及び頭首工については、5カ年の県営事業として改修に着手しておりますが、今年度は測量と実施設計を終え、来年度は本格的に工事に取り掛かる予定であり、今後とも沿線地域の方々の理解を得ながら進めてまいります。  有害鳥獣駆除については、来年度も熊の出没増が懸念されることから、市民への迅速な情報提供や注意喚起に努めるほか、新たに鳥獣被害対策実施隊を編成し、機動的な駆除体制を構築しながら、被害の拡大防止に努めてまいります。  農地の保全については、農業・農村の有する多面的機能が維持・発揮されるよう、引き続き中山間地域等直接支払交付金や多面的機能支払交付金を活用しながら、農村集落活動の活性化や農村環境の保全と機能向上に対する取り組みを支援してまいります。  商店街の活性化については、空き店舗に関する情報発信を強化し、リノベーション支援を行うほか、商店街連携会議の充実や全国商店街支援センターのアドバイザー制度を活用しながら、課題解決に向けた新たな取り組みを支援し、商店街の賑わい創出を図ってまいります。  地域産業の活性化については、事業の高度化や設備投資に対する支援を継続し、生産性の向上や受発注の拡大による地場企業の成長を促すとともに、域内取引や共同受注の拡大による外貨獲得を加速させてまいります。また、これまでの産業ブランドアップや地域内の連携体制を活かしながら、鹿角産品を総合的にプロデュースする「地域商社事業」をスタートするほか、企業誘致については、産業団地の立地メリットを最大限活かせる業態にターゲットを絞りながら、積極的な誘致活動を展開してまいります。  雇用の安定については、企業情報やふるさとの魅力をPRするため、地元高校生や大学生、Aターン登録者向けに、企業概要や従業員による企業紹介を収録した動画、カタログ等を作成しており、これらを積極的に活用していくほか、新たに、秋田労働局との雇用対策協定に基づく、大学生への企業説明会などに取り組みながら地元就業につなげてまいります。  観光の振興については、稼げる観光を実現するため、「観光産業確立計画」に掲げる取り組みを着実に実行しながら、積極的な事業を展開することとしており、地域DMOを目指す株式会社かづの観光物産公社を中心とした観光地域づくりへの支援を強化していくほか、今後の施策展開に向けて、その拠点となる「あんとらあ」の大規模改修を行い、2020年度のリニューアルオープンを目指してまいります。また、4月下旬にオープンを予定している「湯の駅おおゆ」の運営については、地元、大湯地域が一体となった取り組みを積極的に支援し、「道の駅かづの」とともに、北南それぞれの観光拠点として、十和田八幡平国立公園という有数の観光資源をはじめとする本市の様々な魅力を発信してまいります。  観光宣伝の推進については、新たに、インスタグラムによる情報発信を取り入れた、大手旅行ウエブサイトと連携した集中プロモーションや国際線機内誌への広告掲載などに取り組み、効果的なPRを展開してまいります。  外国人観光客の誘客については、旅行商品の造成支援を継続するほか、新たに、八幡平市と連携した旅行エージェント向けモニターツアーを実施し、タイや台湾からのさらなる誘客を図ってまいります。  地域間交流の推進については、葛飾区との包括的連携協定に基づき、多角的な交流機会を拡大するとともに、スポーツ合宿や大学等の調査研究に対する支援を継続し、地域活性化を図ってまいります。  鹿角ブランドの確立については、都市イメージ戦略に沿った歴史文化資源の活用や効果的なPRにより、市外への発信力を高めるとともに、映画「デイアンドナイト」のロケ地としての話題性や魅力を活かした取り組みを積極的に展開してまいります。  次に、基本目標2の「誰もが生き生きと暮らせるまちづくり」についてでありますが、地域福祉の充実については、福祉分野を総括する地域福祉計画が最終年度を迎えることから、住みよい地域社会の実現のため、これまでの計画達成状況を検証しながら、次期計画を策定いたします。  子育て支援と母子保健については、福祉保健センター子ども未来センターの連携を強化し、子育て世代包括支援体制を構築することとしており、妊娠期から出産前後及び子育て期に至るまで、一人ひとりの状況に応じた切れ目のない支援を行ってまいります。  また、新たな支援策として、第3子以降の病児・病後児保育や一時預かり事業の利用料の無料化や、第2子保育料の無料化について所得制限を一部緩和するほか、放課後児童クラブでの高学年児童の受け入れを順次進めてまいります。  高齢者福祉については、平成30年度から3年間を計画期間とする「第7期介護保険事業計画」において、“誰もが、自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けることができる地域づくり”を基本理念とし、7つの基本目標に基づき、地域のニーズに即した地域包括ケアシステムの構築を進めてまいります。  生活保護については、自立相談支援事業による就労や家計管理に関する相談・指導を継続し、生活困窮者の自立促進を図ってまいります。  健康づくりの推進については、本市の健康宣言として「10年後、脳卒中で亡くなる方を8割減らす」ことを掲げ、健康寿命日本一を目指す県民運動と連動した取り組みを展開することとしており、脳卒中リスクが高い方への個別指導など、重症化予防を強化しながら、その達成を目指してまいります。また、婦人科の特定健診やがん検診などに、インターネット予約システムを導入し、利便性と受診率の向上を図ってまいります。  地域医療体制の充実については、官民共動による長年の活動が実り、平成18年5月から常勤医不在であったかづの厚生病院精神科に、来月から2名の精神科医が常勤採用となるほか、同じく平成26年8月から不在となっていた泌尿器科には、来月から岩手医科大学の泌尿器科医1名が常勤医として派遣されることとなりました。一方、産婦人科については、大館市立総合病院への分娩取扱機能の集約化を受け、派遣医師の体制が見直されており、岩手医科大学の常勤医が本年1月から非常勤医に、秋田大学からの常勤医も、大館市立総合病院の受入態勢整備が整い次第、非常勤医となる見込みのため、新年度は、これらの課題に対応する地域医療推進員を新たに配置しながら、市独自の医師確保対策を講じてまいります。  次に、基本目標3の「安心して住み続けられるまちづくり」についてでありますが、公共交通の確保については、公共交通の利用が困難な地域において新たな交通手段を確保するため、自治会等での地域乗合交通の運行を支援し、地域の特性やニーズを踏まえた地域交通のさらなる充実を図ってまいります。  道路網の整備については、中川原橋や鏡田橋などの架け替え工事を進めるとともに、道路橋や舗装の長寿命化対策を実施し、安全・安心な道路交通の確保に努めてまいります。  水道水の安定供給については、小豆沢地区の拡張工事を継続し、上水道未普及地域の解消を図ってまいります。  市街地の整備については、交通結節点の利便性向上を図るため、鹿角花輪駅前広場整備事業に取り組むほか、まちづくりの基本方針となる都市計画マスタープランの見直しを進めてまいります。  住宅の整備については、毛馬内地区の公営住宅整備に向け、用地取得や造成工事を進めてまいります。  また、居住環境の向上と市内経済の活性化を図るため、民間住宅のリフォームや木造住宅の耐震化に対する支援を継続してまいります。  地域安全対策の充実については、空き家の実態調査から5年が経過しているため、新たな空き家や既存空き家の状況調査を実施することとしており、引き続き適正管理や利活用を呼びかけながら、空き家等の発生を抑制してまいります。  次に、基本目標4の「豊かな心と文化を育むまちづくり」についてでありますが、子どもが輝く学校教育の推進のため、鹿角市立学校等再編計画に基づき、学校給食施設整備工事及び花輪第一中学校の大規模改造工事を進め、安全・安心で良好な学習環境を整えてまいります。  このほか、教育に関する執行方針につきましては、教育長から後ほど申し述べます。  次に、基本目標5の「参加と連携を促進するまちづくり」についてでありますが、地域コミュニティの活性化については、地域の課題解決に向け、自治会元気づくり応援補助金自治会コミュニティ再生応援事業を継続するほか、集落の課題整理などに集落支援員を派遣しながら、自治会の主体的な取り組みを支援してまいります。  ライフデザインを支援する出会い応援については、新たな取り組みとして、市内男性との交流ツアーとして仙台圏の女性を招待するほか、あきた結婚支援センターの月1回の出張開設を継続しながら、出会いの機会の拡充に努めてまいります。  国際交流については、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会におけるハンガリーのホストタウンとしての登録を受け、ハンガリー人の国際交流員を配置して受け入れ準備を進めるほか、平成30年度は、姉妹都市であるショプロン市との人的交流の実施年であるため、本市から行政訪問団や女子中学生で構成するバスケットボール競技のスポーツ交流団を派遣し、交流を深めることとしております。  移住・定住の促進については、移住者による起業や移住者同士のネットワークの広まりが新たな移住者を呼び込む推進力となっており、平成27年度の取り組み開始から、累計100人を超える移住者数を数えております。平成30年度は、3月末で退任する移住コンシェルジュが運営するNPO法人との連携により、移住相談や定住支援体制の充実を図り、子育て世代を中心とした移住者のさらなる増加を図ってまいります。  以上が、平成30年度に取り組もうとする主な施策であり、これらを着実に進めることにより、地域に笑顔があふれ、市民の皆さまから「住んでよかった」、また市外の方からも「訪れたい」「住んでみたい」と評価いただけるようなまちづくりを進めてまいります。  次に、諸般の報告について申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、東北自動車道への緊急車両の流入路の設置につきましては、東日本高速道路株式会社東北支社との協定に基づく本体工事とともに、市による電動門扉の設置工事も順調に進み、去る12月8日から運用を開始しております。これまでの約2カ月半で、岩手方面への救急搬送で8回、高速道路上での事故への出動で4回の利用を数えており、救急搬送では、鹿角八幡平インターから乗り入れる場合に比べ、10分以上の搬送時間の短縮につながっております。  なお、工事実績に基づく費用負担区分の見直しにより、市の負担額が減額となったことから、本定例会に負担金の減額を計上しております。  ふるさと鹿角応援寄附の推進につきましては、返礼品の調達割合の見直しなど国の要請に早期に対応し運用を図ってきたところでありますが、2月末までに約5,900件、7,800万円を超える寄附申し出をいただいております。新年度においては、いただいた寄附を市の重点プロジェクトに位置づける25事業に活用するとともに、制度の周知と返礼品の拡充を図り、さらに多くの方々から応援いただけるよう取り組んでまいります。  地域情報化の推進につきましては、今年度、光サービスが利用できない十和田地区の一部地域において、通信事業者による高速インターネット接続環境の整備を支援しており、昨日から光サービスの提供が開始されておりますが、これにより、新規エリアでは約440世帯をカバーするほか、これまで心線にあきがないなどの理由で利用できなかった同エリアの方についてもサービスの改善が実現しております。  なお、通信事業者の整備効率の理由で未提供となる市内の一部箇所につきましては、新たなモバイル系のブロードバンドサービスの可能性や、拡充予定の国の補助制度の利用も視野に入れながら、整備手法や支援方法について検討してまいります。  市庁舎外壁劣化状況調査につきましては、今年度、赤外線カメラや部分打診等による調査を実施したところでありますが、外壁タイル全体の約8%に浮きや剥離等が確認されたため、速やかに改修工事を実施することが必要であると判断いたしました。  2カ年の年次計画で、事業費の総額は約3億円を見込んでおり、第1期工事として、庁舎正面玄関側の南面と国道側の東面を実施し、新年度予算には工事費1億5,000万円を計上いたしております。  次に、民生関係についてでありますが、介護保険につきましては、本定例会に介護保険条例の改正案を提案いたしておりますが、介護保険運営協議会での審議結果をもとに、介護保険制度の現状や保険料の改定について、1月24日、25日の2日間、市民センター等4会場で、第7期事業計画の市民説明会を開催し、周知に努めております。  地域福祉につきましては、障害者が生きがいを持って生活できる地域社会の実現のため、平成30年度から3カ年の目標値を定める第5期障がい福祉計画及び第1期障がい児福祉計画について、年度内の策定に向け作業を進めております。  子育て支援につきましては、平成30年度の保育園及びこども園の入園予定者は878人で、昨年に比べ3.6%の減となっておりますが、延長保育や障害児保育の対応など、きめ細かな保育の提供に努め、待機児童ゼロを継続してまいります。  また、今年度初めて子育て応援リユース事業に取り組んでおり、市民等から預かった制服や通学カバン63点を27人の児童に提供いたしましたが、高校合格発表後の今月18日にも、再度実施する予定としております。  健康づくりの推進につきましては、健康寿命の延伸に向けた取り組みを推進するため、去る2月20日、文化の杜交流館コモッセにおいて「健康づくりタウンミーティングin鹿角」を開催し、本市の健康課題の改善に向けた取り組みとして、減塩を初めとした食育活動やシルバーリハビリ体操の指導士育成の状況等を紹介したほか、健康づくり講演会では、タレントの山田邦子氏を講師に迎え、健診受診の大切さなどを呼びかけていただきました。  また、本市と全国健康保険協会秋田支部との間で「健康づくりの推進に向けた包括的連携に関する覚書」を締結し、健診受診や生活習慣病の予防について、相互に連携・協力していくことといたしました。  行政サービスの拡充につきましては、コンビニエンスストア等に設置されているキオスク端末で住民票の写し等の各種証明書が取得できるよう、平成31年度からの運用開始を目指した庁内検討を進めております。諸証明等のコンビニ交付の導入により、市民の利便性の向上を図るほか、マイナンバーカードの利用環境を整備しながら、新たな住民サービスを提供できる可能性や選択肢を広げてまいります。  次に、農業関係についてでありますが、米の生産調整につきましては、国の制度が平成29年産をもって廃止となるため、米価の下落を招かないためにも引き続き需要に応じた生産を行う必要がありますが、鹿角地域農業再生協議会では、全国的な米の需要動向や秋田県産米のシェア率などを勘案しながら、地域の適正な「生産の目安」を昨年より72トン多い1万1,358トンと定め、JAかづのや主食集荷業者を通じ生産者に提示しております。  また、米を取り巻く環境が大きく変化することから、各種制度の理解を深め、今後の計画的な営農につながるよう、市内3会場で農家向けの説明会を行ったほか、生産調整推進員会議などで周知を図っております。  果樹や園芸作物につきましては、天候不順や低温傾向により、全体的に収量が落ち込む中で、キュウリや花卉の販売額は前年並みとなり、北限の桃についても市場での単価が好調に推移したことから、1億円台を維持しております。今後も、作付面積の拡大に努めながら、果樹農家の負担軽減に向けた農作業支援に係る人材マッチングの仕組みを構築してまいります。  次に、観光関係についてでありますが、平成29年の観光客数と宿泊客数につきましては、観光客数は約175万4,000人で前年比3.8%の増、宿泊者数は約23万3,000人で前年比2.3%増となっており、このうち外国人宿泊客数は約1万4,030人で、前年の約2倍の伸びとなっております。  これについては、教育旅行の誘客支援や十和田八幡平国立公園の桜と雪の回廊キャンペーンのほか、花輪ばやしのユネスコ無形文化遺産登録、楽天トラベルと連携した集中プロモーションの成果と捉えており、東南アジアをターゲットとしたトップセールスが奏功して、外国人旅行客も増加したものと捉えております。また、これまでのトップセールスで築いたつながりをもとに、去る2月19日から3日間の日程でモニターツアーを実施いたしましたが、鹿角の「温泉」や「食」、「ウインターアクティビティ」などの体験記事が公式SNSに掲載され、個人旅行者向けに鹿角の冬の魅力が効果的に発信されております。  次に、商工関係についてでありますが、去る2月26日に、鹿角地域の雇用の安定と向上を図ることを目的として、秋田労働局と「鹿角市雇用対策協定」を締結いたしましたが、相互の連携を密にしながら、各種雇用対策を効果的かつ一体的に進め、労働力不足などの課題解決に取り組んでまいります。  新規学卒者の就職内定状況につきましては、ハローワーク鹿角管内の縁故、公務員を除いた就職希望者は県内63人(内定者60人)、県外36人(内定者35人)の合わせて99人で、このうち就職内定者は95人となっており、引き続き、雇用関係機関・団体等との連携を図りながら、内定率100%の早期達成を目指してまいります。  また、去る2月14日、県と連携して、管内三高校の2年生248人を対象とした地元企業との意見交換会を開催し、地元企業からは20社3団体が参加して、地域の産業や仕事内容を紹介いたしました。今後も、進路未定の早い段階から地元企業の魅力に触れる機会を提供し、ふるさとへの愛着や就業意識の醸成を図りながら、地元就職や進学先からのAターン就職につなげられるよう、取り組みを継続してまいります。  次に、建設関係についてでありますが、道路除雪につきましては、今シーズンは全国各地で記録的な豪雪となっており、2月末時点での本市における降雪量の累計は602センチメートルと、昨年に比較して約1.4倍の降雪量となっております。これに伴い、道路除雪の出動回数も例年を上回っており、2月19日付で除雪委託料の追加補正の専決処分を行っておりますが、引き続き、道路交通の安全確保を第一に、除雪対策を進めてまいります。  次に、教育関係についてでありますが、文化の杜交流館コモッセにつきましては、3年目となった今年度も、開館2周年記念事業や2年ぶりの開催となった成人式のほか、生涯学習活動や多彩な自主活動など、多くの方々からご利用いただいており、2月末現在の利用者数は約31万人と、昨年度を上回る状況となっておりますので、引き続き、市民の文化交流拠点として賑わいづくりに努めてまいります。  スポーツ振興につきましては、第55回全国中学校スキー大会を2月8日から11日まで開催し、全国43都道府県から865人の選手団が参加いたしました。大会期間中は、市民や地元中学生を初め、多くの関係者のご協力をいただき、成功裏に終えることができました。今大会は13年ぶりの全種目開催となりましたが、最終日の女子リレーでは秋田県が優勝、男子リレーでも2位になるなど、大いに大会を盛り上げていただきました。来年度以降も、全国規模の大会開催を予定しており、こうしたさまざまな競技会を積極的に開催しながら、「スキーのまち鹿角」を全国に発信してまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計では、国の補正予算を活用した事業を計上したほか、実績見込みによる各事業費の調整を中心に編成いたしました。  その結果、補正額は2億8,491万1,000円の減額となりました。  特別会計及び上水道事業会計では、実績見込みに基づく歳入歳出予算の調整を中心にそれぞれ補正を行っております。  本定例会には、人権擁護委員の諮問案件6件、専決案件1件、土地の取得案件1件、過疎地域自立促進計画の変更案件1件、市道案件1件、特別会計への繰入案件2件、条例案件14件、補正予算案件7件、当初予算案件7件、合わせて40件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 市長の施政方針及び行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 教育執行方針 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第4、教育長より教育執行方針を受けます。教育長。     (教育長 畠山義孝君 登壇) ○教育長(畠山義孝君) 本日、平成30年第3回鹿角市議会の開催に当たり、これまでの教育行政に対する皆様の温かいご指導、ご支援に深く感謝申し上げます。  今日、教育行政を取り巻く環境は、大きな変革期を迎えており、教育現場においては「新学習指導要領」に応じたさらなる教育の充実と、「学校における働き方改革」の実現に向けた環境整備が求められております。  本市においては、人口減少、少子高齢化が進展する中で、変わりゆく教育現場に対応し、教育環境の充実を図るためには、学校を「核」とした、家庭や地域のネットワークづくりが大変重要であり、多様な世代や個性、価値観を持った人たちが共に、子どもたちの成長や学びを支え、学校を盛り上げ、さらには地域の活力や発展につなげていくことが、これからの教育行政が目指すべき姿であると認識しております。  教育委員会といたしましては、教育大綱で掲げる「笑顔がつながり活力を生むまち 鹿角の未来を拓く教育の推進」の基本理念のもと、「心豊かで たくましく 郷土を愛し その発展に尽くす市民を育む教育を進める」という教育目標に沿って、未来を担う子どもたちの健やかな成長と市民の心豊かで充実した生活を実現するため、「学校・家庭・地域の連携」を重要課題として捉え、教育行政を推進してまいります。
     ここに、以上のことを踏まえた「平成30年度の教育執行方針」と主要施策をご説明申し上げます。  教育委員会では、教育目標の実現のため、平成30年度においても、「学校教育の充実」、「生涯学習の推進」、「スポーツの推進」、「芸術・文化の振興」の観点から施策や取り組みを進めてまいります。  はじめに、学校教育の充実についてでありますが、「豊かな心と自立する力を身に付けた幼児・児童・生徒を育み、一人一人の個性や能力を伸ばすことのできる学校教育の充実を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「確かな学力を身に付け、豊かな人間性と社会の中でたくましく生き抜く力の育成」についてでありますが、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を図るため、各種学力調査を実施し、その結果分析を授業改善や指導法の工夫に生かして、児童生徒一人一人に確かな学力を身に付けることにつなげるとともに、デジタル教材や情報通信機器の活用により児童生徒が興味関心を抱く魅力ある指導方法の工夫などを行い、学習意欲の向上を図ってまいります。  また、外国語教育の大きな変化に対応するための体制整備や各校へのALT派遣、授業以外での体験型の講座の開設等により、コミュニケーション能力を養うとともに、異文化理解に対する柔軟な姿勢や広い視野で物事を考える国際感覚の育成を図ってまいります。  豊かな心の育成に係る取り組みにつきましては、道徳教育の要である「特別の教科 道徳」の質的改善と評価の工夫によって充実を図るとともに、地元企業との横の連携や小中高の縦の連携を充実させながら、夢や目標を持って生きる意欲を育む活動や地域に根ざした各校の特色ある活動等を支援してまいります。  また、不登校の解消及びいじめの防止に向けた取り組みの強化につきましては、関係機関との連携や臨床心理士によるカウンセリング等により、教育相談事業や支援の充実に努めるとともに、児童生徒のいじめ防止に係る主体的な取り組みへの支援、家庭・地域・関係機関等との連携強化により、一人一人の居場所がある学校づくりを進めてまいります。  次に、「児童生徒、保護者及び家庭から信頼され、地域コミュニティの核となる学校の創造」についてでありますが、児童生徒、保護者の期待に応える教育活動を進め、信頼される学校となるため、学校評価制度を効果的に活用しながら、創意工夫に満ちた特色ある学校づくりを推進してまいります。  また、学校事務業務の効率化及び軽減に有効な学校事務共同実施の機能を強化するとともに、教職員の働き方改革の一環として、組織として教育活動に取り組む「チームとしての学校」による業務改善を推進してまいります。  次に、「学校・家庭・地域の連携協力による学校教育の向上」についてでありますが、引き続き、地域学校協働活動推進事業を核とした地域の教育力を教科指導やふるさと・キャリア教育に活用することにより、学校教育の多様性の幅を広げるとともに、地域全体の教育力の向上を目指します。  また、地域の特色を生かした幼・保・小・中連携による活動を促進しながら、進学に伴う児童生徒の不安や悩みを軽減し、校種間の違いに対し、スムーズに適応できる環境づくりに努めるとともに、高校教育との連携を図り、各校種の発達段階に応じたふるさと・キャリア教育の充実に努めてまいります。  最後に、「学校教育環境の整備・充実による安全性の向上と質の高い教育の実現」についてでありますが、「鹿角市立学校等再編計画」に基づく学校統合につきましては、花輪北小学校と平元小学校において、保護者や地域住民など関係者との協議会を設置し、諸課題について協議を行ってまいります。  また、平成28年度から協議を進めてきた、末広小学校と十和田小学校並びに草木小学校と大湯小学校が、平成31年4月にはそれぞれ統合し、新たな学校として開校を迎えます。平成30年度は、閉校する学校において記念事業を実施するほか、統合後の新しい学校においても、子どもたちがスムーズに人間関係を構築し、充実した学校生活を送れるよう、交流活動や教職員の意見交換などを重点的に進めてまいります。  学校施設につきましては、統合と併せ、十和田小学校のトイレ環境を整備するほか、平成32年4月に、花輪第二中学校と統合する花輪第一中学校について、2カ年の計画で大規模改造工事に着手いたします。  学校給食施設につきましては、児童生徒の健全な発育につながる安全・安心な給食を提供するため、平成31年4月の開設に向けて、引き続き整備を進めてまいります。  児童生徒の一人一人を生かす教育の充実につきましては、各種支援員を配置し、障害のある児童生徒に対し、継続的な支援を行うとともに、関係機関と連携し、特別支援教育の充実に努めてまいります。  続いて、生涯学習の推進についてでありますが、「市民一人一人が、自己の人格を磨き、心豊かで充実した生活を送ることができるよう、生涯にわたって、いつでも、どこでも学習できる機会を充実し、その成果を生かした、人づくり、地域づくりを目指す」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  はじめに、「生涯学習推進体制の充実と人材育成」についてでありますが、市民の多様なニーズに対応しながら、生涯学習をより効果的に展開するため、地域づくり協議会や社会教育関係団体との連携をさらに進め、推進体制の一層の充実を図ってまいります。  また、引き続き、地域課題の解決や、実践で活かす技法を学ぶ人材育成講座を開講し、地域で活躍する人材の育成を図りながら、地域コミュニティ機能の充実や、地域づくり活動の活性化を目指してまいります。  次に、「子どもたちの育ちと学びを支援する体制の充実」についてでありますが、これまでの学校・家庭・地域との連携体制を基盤として、さらに地域とのつながりを深め、お互いがパートナーとして連携・協働して行う地域学校協働活動を推進し、子どもたちの成長を地域全体で支える地域教育力の向上を目指してまいります。  また、家庭が担っている、子どもたちの基本的な倫理観や社会的マナー、自制心や自立心の形成といった役割を十分に発揮するため、子どもの成長に合わせた保護者への学習機会の提供や、家庭と地域のネットワークづくりなど、家庭教育支援を推進してまいります。  最後に、「地域特性や各世代に対応した学習と活動の支援」についてでありますが、地域の将来を担う青少年の健全育成に向けて、地域活動や社会貢献活動への参加など、地域との交流や体験を通じた育成環境を整備してまいります。  また、生涯にわたる学習機会の提供、知識や経験を生かした主体的な活動や生きがいづくり、仲間づくりにつながる、さまざまな世代による多様な学習活動を支援してまいります。  続いて、スポーツの推進についてでありますが、引き続き、「市民一人一人が、自らスポーツに親しみ、スポーツを通じて心身ともに幸福で豊かな生活を営むことができる社会の実現と、恵まれたスポーツ環境を生かした、活力に満ちた地域社会を目指す」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  はじめに、「生涯スポーツの普及推進」についてでありますが、生涯を通じて市民の誰もが、体力や年齢に応じたスポーツに親しむことができるよう、浸透してきたチャレンジデーやタートルマラソンなど、気軽に親しめる生涯スポーツを推進していくとともに、健康づくりに対する市民意識の向上を図ってまいります。  次に、「スポーツによるまちづくりの推進」についてでありますが、「地域を元気にする力」など、スポーツの持つ魅力をまちづくりにも活用してまいります。昨年、70回の記念大会を終えた十和田八幡平駅伝大会では、新たに歴史を刻むべく、初めてとなる「女子の部」を開催いたします。  また、スキー競技においても、今年度の全国中学校スキー大会に引き続き、全国高等学校スキー大会の開催に向け、万全の準備を進めてまいります。  次に、「指導体制の確立と指導者の育成」についてでありますが、引き続き、小学校部活動の社会体育化、いわゆるスポーツ少年団化における指導者不足の解消に向けた支援を行ってまいります。  最後に、「スポーツ施設の利用促進と整備」についてでありますが、本市のスポーツ拠点である東山スポーツレクリエーションエリアを中心とし、市民のスポーツや健康づくりの推進に取り組むとともに、スポーツ合宿や各種大会の誘致にも積極的に施設の活用をしてまいります。  そのため老朽化した施設の改修や用具等の充実について、市民や利用者のニーズを十分に反映させながら行ってまいります。  続いて、芸術・文化の振興についてでありますが、「市民一人一人が、ふるさと鹿角の優れた文化に親しむ機会を充実するとともに、郷土の貴重な文化遺産の保存と活用を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  はじめに、「芸術文化活動の推進」についてでありますが、引き続き、文化の杜交流館コモッセを拠点として、優れた芸術文化の鑑賞や、郷土の伝統芸能・文化に触れ合う機会を創出するとともに、市民の多彩な芸術文化活動を支援してまいります。  また、コモッセを中核として、商店街や周辺施設との連携により、多くの市民が交流する、中心市街地のにぎわいづくりを目指してまいります。  次に、「文化財の保存・伝承」についてでありますが、郷土の歴史民俗の調査研究や、収蔵する古文書等の整理を進めるとともに、新たにオープンした歴史民俗資料館など、資料の展示や学習機会の創出により、地域の貴重な財産である文化財への市民意識の醸成を図ってまいります。  また、郷土に伝わる民俗芸能の保存・伝承に向けて、後継者育成や伝承活動を支援するとともに、保存会や関係団体と連携しながら、魅力ある地域資源としての多様な活用を図ってまいります。  最後に、「世界文化遺産登録の推進」についてでありますが、引き続き、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、構成する4道県並びに関連市町村と連携しながら、国内推薦の獲得に向けた活動を展開するとともに、大湯ストーンサークル館を拠点として、大湯環状列石の価値と魅力を発信してまいります。  以上、平成30年度の教育執行方針と主要施策について申し述べましたが、これらの施策を進めるに当たりましては、市民と行政が一体となって推進してこそ、その成果が期待できるものであります。  議員の皆様並びに市民の皆様の深いご理解と一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げ、私からの説明とさせていただきます。     (教育長 畠山義孝君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 教育長の教育執行方針を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第5、議案を上程いたします。  ここでお諮りいたします。本日上程されます諮問第1号から諮問第6号まで、及び議案第5号から議案第7号までの9件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから諮問第6号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの6件を一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(海沼 均君) 諮問第1号をお開き願います。  人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員候補者として下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  なお、諮問第1号から諮問第6号までの6議案につきましては、関連しますので、一括して提案理由をご説明いたします。  提案理由でありますが、人権擁護委員の任期は3年となっておりますが、定数9人中6人の任期が平成30年6月30日をもって満了となるため、その後任者を推薦することについて議会の意見を求めるものでございます。  推薦者でありますが、諮問第1号において安倍憲壱氏、諮問第2号において青山武夫氏、諮問第3号において木下フサ氏、諮問第4号において瀬川悦子氏、諮問第5号において小舘洋子氏、諮問第6号において関 真澄氏の6人の方です。  参考といたしまして、別紙により推薦者の履歴書を配付しておりますが、あわせてごらんいただきたいと思います。  諮問第1号から第4号までの4人の方は、履歴書にありますように人権擁護委員として任期中であり、引き続き人権擁護委員として議会の同意をお願いするものであります。  また、諮問第5号及び6号のお二人につきましては、任期満了で退任される山口京子氏、米田優子氏の後任として推薦される方であります。お二方とも地域からの信頼も厚く、人権擁護委員として適任者であると判断し、議会の同意をお願いするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより諮問第1号から諮問第6号までの6件について順次採決いたします。  初めに、諮問第1号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第1号は適任と認めることに決しました。  次に、諮問第2号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第2号は適任と認めることに決しました。  次に、諮問第3号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第3号は適任と認めることに決しました。  次に、諮問第4号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第4号は適任と認めることに決しました。  次に、諮問第5号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第5号は適任と認めることに決しました。  次に、諮問第6号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第6号は適任と認めることに決しました。  次に、議案第5号専決処分の承認を求めることについて(平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第13号))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 議案第5号をお開き願います。  専決処分の承認を求めることについて。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求める。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  別冊の議案第5号関係の専決処分書をごらんいただきたいと思います。  平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第13号)について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  平成30年2月19日。鹿角市長。  1ページをお願いします。  平成29年度鹿角市の一般会計補正予算(第13号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,750万円を追加し、総額をそれぞれ197億4,620万1,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  平成30年2月19日。鹿角市長。  2月に入ってからの断続的な降雪により、除雪委託料の不足が確実となり、早急に予算措置が必要となったことから、専決処分をしたものです。  7ページ、8ページをお願いします。  2歳入です。17款2項1目財政調整基金繰入金1億8,750万円は、補正財源として繰り入れしたものです。  次のページをお願いします。  3の歳出です。  8款2項3目除雪対策費の除雪対策事業1億8,000万円は、除雪委託料について不足が見込まれるため追加しております。これにより、市道に係る除雪委託料の予算計上総額は6億3,200万円となります。  10款2項小学校費及び3項中学校費の1目学校管理費の除雪委託料合わせて750万円は、小中学校の施設内の排雪作業に係る経費をそれぞれ追加しております。
     以上で議案第5号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第5号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第5号について、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第5号については、原案のとおり承認されました。  次に、議案第6号土地の取得についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 議案第6号をお開き願います。  議案第6号土地の取得について。  地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、下記のとおり土地を取得することについて議会の議決を求める。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  土地の取得でございますが、議案資料1ページの位置図もあわせてごらんください。  土地の所在地は、鹿角市十和田毛馬内字中陣場29番地ほか6筆でございます。登記地目は全て田んぼで、地積は5,604平米でございます。取得価格は2,462万4,837円で、契約の相手方は佐藤文子氏ほか4名でございます。  提案理由でありますが、鹿角市公営住宅建設事業用地を取得するものでございます。  なお、残りの用地につきましては、平成30年度で取得する予定であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第6号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第6号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第6号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 平成29年度一般会計補正予算書の薄いほうをごらんいただきたいと思います。  1ページをお願いします。  議案第7号です。  平成29年度鹿角市の一般会計補正予算(第14号)は次に定めるところによる。  第1条債務負担行為の追加は、第1表債務負担行為補正による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  平成30年度当初から業務を円滑に行うため、3月中に契約する必要がある業務のうち、入札執行までに十分な期間を確保する必要のあるものについて債務負担行為を追加するものです。  次の2ページをお願いします。  第1表債務負担行為補正は、長期継続契約の更新時期となる施設管理等委託料やスクールバス等のバス運行業務等委託料など7件を追加いたします。  なお、限度額は平成30年度当初予算と同額で設定いたしております。  以上で議案第7号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第7号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第7号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第7号については原案のとおり可決されました。  ここで、14時15分まで休憩いたします。     午後2時05分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後2時15分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第8号鹿角市過疎地域自立促進計画の変更についてから議案第38号平成30年度鹿角市上水道事業会計予算までの31議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 議案第8号をお開き願います。  鹿角市過疎地域自立促進計画の変更について。  鹿角市過疎地域自立促進計画を別紙のとおり変更するため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定に基づき、議会の議決を求める。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地域の自立促進を図るための事業を追加するため、本計画を変更するものです。  次のページをお願いします。  変更部分を新旧対照表として整理いたしております。計画施策中の区分2の交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の推進において、(1)市町村道の橋りょうの橋りょう整備事業(長寿命化対策)の事業箇所に老朽化によりかけかえを予定しています鏡田橋、遠巻橋2号、西裏橋、牛川原橋の4橋を追加するものです。  以上が議案の内容でありますが、この計画の変更に当たり必要とされております県との協議につきましては、2月13日付で異議ない旨の回答をいただいております。  以上で議案第8号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 議案第9号をお開き願います。  議案第9号市道路線の変更について。  道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり変更することについて議会の議決を求める。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、市道の改良等に伴い、路線の一部を変更しようとするものであります。  次のページと議案資料2ページの位置図もあわせてごらんください。  花輪駅前広場整備事業にあわせ、次の市道路線の一部を変更するものです。  整理番号2008、駅前中央線でありますが、起点を花輪字下中島121番地から花輪字下中島12番地2に変更し、延長が44.4メーター長くなり、311.20メーターとなります。  整理番号2055、駅前南線は、起点、終点は変わりませんが、延長が7.70メーター短くなり、619.70メーターとなります。  整理番号2255、花輪停車場線は、起点を花輪字下中島10番地7から花輪字下中島12番地2に変更し、延長が3.20メーター短くなり、108.20メーターとなります。  以上で説明を終わります。  続きに、議案第10号をお開き願います。  議案第10号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市下水道事業特別会計は、鹿角市公共下水道事業推進のため、平成30年度鹿角市一般会計から4億4,900万円以内を繰り入れる。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、公共福祉の増進に照らし、鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成30年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第11号をお願いいたします。  議案第11号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市農業集落排水事業特別会計は、鹿角市農業集落排水事業推進のため、平成30年度鹿角市一般会計から1億1,400万円以内を繰り入れる。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、公共福祉の増進に照らし、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、経費の一部を平成30年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 議案第12号をお願いします。  鹿角市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてです。  鹿角市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、人事行政の運営等の状況に係る報告事項を追加する等のため条例を改正するものです。
     次のページをお願いします。  改正する条例案ですが、説明は議案資料のほうで説明しますので、資料の3ページをお開き願います。  第3条は、人事行政の運営の状況に関し、任命権者が報告しなければならない事項を定めていますが、第2号に職員の人事評価の状況、第5号に職員の休業に関する状況、第8号に職員の退職管理の状況を追加し、人事評価の状況を第2号に独立して規定したことから、従来の第6号から勤務成績の評定の部分を削り職員の研修の状況とし第9号に、そのほか号の追加に伴う繰り下げを行います。  議案に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は平成30年4月1日から施行します。  以上で議案第12号の説明を終わります。  続いて、議案第13号をお願いします。  特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてです。  特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律第9条の規定による鳥獣被害対策実施隊を設置することに伴い、隊員の報酬等を定めるため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  改正する条例案ですが、こちらも議案資料のほうで説明しますので、資料の4ページをお願いします。  別表の青少年問題協議会の委員の項の次に「鳥獣被害対策実施隊員」を加え、その報酬を年額5,000円とし、旅費の額はほかの委員と同様に副市長の旅費相当額といたします。  議案に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。  議案第13号は以上です。  続いて、議案第14号をお願いいたします。  一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてです。  一般職の職員の給与に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、人事評価結果の処遇への反映を行うことから、勤務成績の評価期間等を定めるため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  改正する条例案ですが、こちらも議案資料の5ページのほうで説明したいと思います。  第4条第5項は、職員の昇給を行う際に考慮する勤務成績の評価対象期間を規定していますが、その期間は規則で定めるとし、同じく第7項は55歳以上の職員の昇給と昇給させる号給数を規定していますが、その昇給は評価対象期間の全期間を特に良好以上の成績で勤務した職員に限ることとし、また第16条第1項は、勤勉手当の支給額の決定に当たり考慮する勤務成績の評価対象期間を規定していますが、その期間は規則で定めるとします。  議案に戻っていただきまして附則ですが、この条例は平成30年4月1日から施行します。  また、この条例による改正後の昇給の基準、勤勉手当の支給は、平成31年度の昇給や勤勉手当の支給から反映するものとし、平成30年度の支給については従前どおりとする経過措置を講じます。  以上で議案第14号の説明を終わります。  続いて、議案第15号をお願いいたします。  鹿角市手数料条例の一部改正についてです。  鹿角市手数料条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が施行されることに伴い、砂利採取計画の認可申請等に係る手数料を改定するため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  改正する条例案ですが、議案資料のほうの6ページをお願いいたします。  別表中、砂利採取法第16条の規定による砂利採取計画の認可の申請の手数料を「3万7,700円」から「3万3,900円」に、また同法第20条第1項の規定による砂利採取計画の変更認可の申請に係る手数料を「1万7,000円」から「1万5,000円」に改定します。  議案に戻っていただきまして、附則ですが、この条例は平成30年4月1日から施行します。  また、この条例施行の前になされた申請に係る手数料は、従前どおりとする経過措置を講じます。  以上で、議案第15号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(海沼 均君) 議案第16号をお願いいたします。  鹿角市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部改正について。  鹿角市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、鹿角市国民健康保険事業財政調整基金を処分することができる要件を追加するため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  なお、改正案については、議案資料7ページでご説明いたしますので、お開き願います。  第5条は、基金の処分要件の規定でありますが、第5条中第1号から第3号までを1号ずつ繰り下げ、新たな第1号として国民健康保険事業納付金の納付に要する費用が不足する場合において、その不足額を埋めるための財源に充てるときの項目を追加するものです。  議案に戻っていただき、附則でありますが、この条例は平成30年4月1日から施行するものです。  以上で、議案第16号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 議案第17号をお開き願います。  議案第17号鹿角市農業集落排水事業債償還基金条例の廃止について。  鹿角市農業集落排水事業債償還基金条例を別紙のとおり廃止するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市農業集落排水事業債償還基金の全部を事業債償還に充当することにより、基金の設置目的を果たすことから、条例を廃止するものです。  次のページをお願いします。  鹿角市農業集落排水事業債償還基金条例を廃止する条例案でありますが、鹿角市農業集落排水事業債償還基金条例を廃止する。  附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行する。  以上で、説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(海沼 均君) 議案第18号をお願いいたします。  鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について。  鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、後期高齢者医療保険料を徴収すべき被保険者の範囲を改めるため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  同じく改正案につきましては、議案資料8ページでご説明いたしますので、お開き願います。  第3条は、保険料を徴収する被保険者の範囲の規定でありますが、第5号といたしまして、高齢者の医療の確保に関する法律第55条の2により、本市国保の住所地特例適用者が75歳に達したとき秋田県後期高齢者医療の被保険者となるとの旨を追加し、これに伴いまして同条第2号から第4号に文言の追加及び字句の整理を行うものであります。  議案に戻っていただきまして、附則でありますけれども、この条例は平成30年4月1日から施行するものです。  以上で、議案第18号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 議案第19号をお開きください。  議案第19号鹿角市介護保険条例の一部改正について。  鹿角市介護保険条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、介護保険料を改定する等のため、条例を改正するものです。  今回の改正は、現在策定作業を進めております第7期介護保険事業計画の期間、平成30年度から32年度までの3年間に賦課する介護保険料を改定するほか、介護保険法の改正により市町村の質問検査権の対象範囲が拡大されたことに伴う関係条文の改正を行うものです。  次のページをお願いします。  一部改正する条例案ですが、議案資料9ページ、新旧対照表でご説明いたしますので、ごらん願います。  第4条は、保険料率を規定しているものですが、第1項では適用する期間を第7期の期間である平成30年度から平成32年度までに改めるとともに、第1号被保険者の定義を明文化しております。なお、平成にかわる元号が未定のため、決定次第、再度改正を行う予定です。  保険料につきましては、法改正により第1号被保険者の負担割合が現在の22%から23%に引き上げられるほか、介護サービス給付費の増加を見込み、値上げを提案させていただいております。  第1項の9つの号は、保険料の9段階の所得段階に対応しており、課税状況に応じた保険料の年額を規定しております。  第5号が基準額となりますが、年額7万5,600円、月額6,300円で、第6期に比べ年額で4,800円、月額で400円値上げとなります。  次のページをお願いします。  第2項は、消費税が8%に改定された際に市民税非課税世帯のうち、前項第1号に該当する者の負担軽減のため規定したものですが、平成26年度に消費税の10%への引き上げが延期されたことから軽減策を継続するもので、軽減幅はこれまでと同様保険料基準額の5%で、軽減後の保険料率は基準額の45%となります。  次に、第16条は、法改正に伴い、市町村の質問検査権の対象について、これまでは被保険者の配偶者や世帯主その他その世帯に属する者については、第1号被保険者のみであったものが第2号被保険者まで範囲が拡大されたことから、第1号を削除するものです。  議案書に戻っていただきまして、附則の1施行期日ですが、この一部改正条例は、平成30年4月1日から施行します。  附則の2経過措置ですが、改正後の第4条の規定は、平成30年度分の保険料から適用し、平成29年度以前の年度分の保険料については従前の例によります。  以上で、議案第19号の説明を終わります。  続いて、議案第20号をお開き願います。  議案第20号鹿角市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について。  鹿角市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の一部が施行されることに伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定めるため、条例を制定するものです。  今回の条例制定は、平成26年成立の医療介護総合確保推進法の一部が平成30年4月1日から施行されることに伴い、これまで都道府県、政令指定都市及び中核市の事務であった居宅介護支援事業者の指定権限並びに指導監査に伴う勧告、命令、指定の取り消しなどの権限が市町村に移譲されることになり、本市の指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を条例で定める必要があるため、新たに制定するものです。  次のページをお願いします。  条例案です。居宅介護支援とは、介護を必要とする方が自宅で適切に介護サービスを利用できるように介護支援専門員、ケアマネジャーが心身の状況や生活環境、本人や家族の希望などに沿って居宅サービス計画、ケアプランを作成したり、ケアプランに位置づけられたサービスを提供する事業所などとの連携、調整などを行うものです。  本条例は、目次のとおり、4章立てとし、全31条で構成しておりますが、介護保険法第81条第3項の規定により、条例を定めるための基準となる省令に基づき定めることとなっており、そのうち従うべき基準につきましては、居宅介護支援に従事する従事者にかかわる基準及び員数、利用する要介護者の居宅介護支援の適切な利用、適切な処遇及び安全の確保並びに秘密の保持に密接に関連するものとなっています。  また、参酌すべき基準につきましては、それ以外の基準となっており、本条例ではほとんど国の基準に従い規定しております。  さらに、現在は県の基準条例で運用されておりますが、権限移譲に伴い、市が新たに独自基準を設けることで、居宅介護支援事業所の運営に混乱が生じることがないように県条例の規定ぶりを踏襲するよう努めたところです。  各章の概要を説明いたします。
     第1章では、条例の趣旨及び基本方針を規定しております。  第2条第1項において指定居宅介護支援の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限り居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう配慮して行わなければならないと規定し、可能な範囲で自宅で自立した生活を営むための支援をすることを目的としております。  次のページをお願いします。  第2章では、人員に関する基準を規定し、第3条で介護支援専門員の配置基準として利用者35人に1人とし、端数を増すごとに1人増員することとしております。  第4条では、管理者を事業所ごとに置くこととし、管理者は主任介護支援専門員の資格を有する者と規定しています。  下のほうになりますが、第3章では、運営に関する基準を規定しております。主なものですが、1枚めくっていただきまして、第13条及び第14条では、指定居宅介護支援の基本取扱方針と具体的取扱方針を規定しております。  3枚めくっていただきまして、第19条になりますが、事業所ごとに事業の運営に関する各種の規定を定める旨規定しております。  1枚めくっていただき、第24条では居宅介護支援事業所のケアマネジャーなど従業者に対する秘密保持の義務について、次のページの下段になりますが、第28条では事故発生時の対応についてそれぞれ規定しております。  次のページ、第30条第2項では居宅介護支援の提供記録の整備とその保存期間を定めていますが、記録の保存期間のみ独自基準として国の基準2年間より長い5年間と規定しています。これは事業者が不正の行為によりサービス費の支給を受けたときの返還請求権の消滅時効が地方自治法上5年間であることから、その間のサービス提供に関する記録の保存義務を課す必要があるためであります。  第4章では、居宅介護支援に関する基準を規定しております。  最後のページになりますが、附則第1項として、この条例は平成30年4月1日から施行します。  ただし、第14条第1項第20号の規定、ケアプランに国が定める回数以上の訪問介護を位置づける場合の市への届け出義務については、開始まで相応の準備を要することから、平成30年10月1日から施行します。  附則の第2項経過措置として、平成33年3月31日までの間は、第4条第2項の規定にかかわらず、介護支援専門員、いわゆるケアマネジャーを第4条第1項に規定する管理者とすることができます。言い方を変えますと、平成33年4月1日以降は、主任介護支援専門員、いわゆる主任ケアマネジャーの資格を持っている方でないと管理者になれないということになります。  以上で議案第20号の説明を終わります。  続きまして、議案第21号をお開き願います。  議案第21号鹿角市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の一部改正について。  鹿角市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の一部が施行されることに伴い、指定居宅介護支援事業等の指定等の申請者の資格を定める等のため条例を改正するものです。  先ほどの議案第20号と同様、平成26年成立の医療介護総合確保推進法の一部が平成30年4月1日から施行されることに伴い、居宅介護支援事業者の指定権限が市町村に移譲されることになり、改正後の介護保険法の規定に基づき、指定居宅介護支援事業の指定等の申請者の資格を条例で定めるほか、所要の文言の整理を行う必要があるため条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  一部改正する条例案ですが、議案資料11ページ、新旧対照表でご説明いたしますので、ごらんください。  例によって下線部分が今回改正する条文ですが、題名を鹿角市指定地域密着型サービス事業者等の指定の申請者等に関する基準を定める条例に改めます。  第1条は、条例の趣旨を規定したものですが、法改正に伴い、引用する介護保険法の条文を追加するとともに、指定居宅介護支援事業者、指定介護予防事業者を追加します。  第3条は、現行の第3条を新3条と5条に分割することとし、新3条では指定地域密着型サービス事業の指定並びに指定の更新を行うことができる申請者の資格要件を省令の規定どおり、法人または複合型サービスのうち看護小規模多機能型居宅介護に限り病床を有する診療所を開設している者と規定します。  次のページになりますが、第4条では今回の権限移譲に伴い指定居宅介護支援事業の指定並びに指定の更新の際の申請者の資格を、第5条では指定地域密着型介護予防サービス事業の指定並びに指定の更新の際の申請者の資格を、第6条では指定介護予防支援事業の指定並びに指定の更新の際の申請者の資格をいずれも法人と規定します。  第7条では、条例の施行に関して必要な様式などを定めるため、規則への委任条項を新たに規定します。  議案書に戻っていただき、最後のページの附則として、この一部改正条例は、平成30年4月1日から施行します。  以上で議案第21号の説明を終わります。  続きまして、議案第22号をお開き願います。  議案第22号鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について。  鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令等が施行されることに伴い、指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準について整備するため条例を制定するものです。  指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等については、国の省令に基づき市の条例で規定しておりますが、省令については3年に1度介護保険制度の見直しに合わせて見直しがされており、去る1月18日に一部改正された省令が交付されたこと等を受け、公布後の各省令に基づき関係する3つの条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  各条例の一部を改正する条例案ですが、第1条は、鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正となります。  次に、6枚めくっていただきまして、中段になりますが、第2条鹿角市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正となります。  次のページをお願いします。  中段からの第3条ですが、鹿角市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正となります。  いずれの条例も、各省令の基準に従い改正しており、市の独自基準はございませんので、主な部分のみの説明とさせていただきます。  また、現在鹿角市内で提供されていない介護サービスにかかわる基準についても、将来のサービス提供に備えて今回の省令改正に合わせて条例を改正しておりますこと、あらかじめお含みおき願います。  議案資料の13ページからの新旧対照表でご説明いたします。  初めに、第1条鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正です。  現行の目次の第5節指定療養通所介護の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準を第6節とし、第5節共生型地域密着型サービスに関する基準を新たに設けます。  下段、第1条の趣旨に第5節を規定する根拠となる介護保険法の条項を追加します。  次のページになりますが、第2条定義の第6号を第7号とし、第6号に新たに共生型地域密着型サービスの用語の意義を規定します。  第5条は、介護保険の制度改正で従来の介護職員初任者研修課程に加えて新たに生活援助従事者研修課程が創設されるため、定期巡回・随時対応型訪問介護看護に従事する訪問介護員等は、従来の介護職員初任者研修課程を修了した者に限る旨規定します。  14ページ下段から15ページにかけての第6条は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業者の員数を規定したものですが、第2項のオペレーターに従事することができる者として、サービス提供責任者業務経験者の経験年数を3年以上から原則1年以上に緩和します。  同条の第5項では、指定定期巡回・随時対応型訪問看護事業所の同一敷地内に宿泊機能のある介護施設がある場合、当該施設の職員をオペレーターとして充てることができる規定ですが、夜間に限っていたものを緩和するものです。  また、当該施設として、今回の法改正で創設された介護医療院を加えます。  次のページ、16ページの下段になりますが、第14条は、議案第20号で居宅介護支援等基準条例を制定することから、サービス担当者会議の設置根拠である引用条文を改めるものです。  18ページをお願いします。  第39条地域との連携等は、介護・医療連携推進会議の設置・開催を規定したものですが、引用する文言を整理するほか、開催回数を3カ月に1回から6カ月に1回に改めます。  同条第4項では、事業所所在建物と同一の建物以外に居住する者に対してのサービス提供をこれまでの努力規定から原則義務化に改めます。  18ページの下段、第46条は、第5条で説明したとおり、介護員養成研修が2つに区分されることから、夜間対応型訪問介護の訪問介護員等は従来からの介護職員初任者研修課程を修了した者に限定することを定めます。  19ページの第47条は、夜間対応型訪問介護の介護員等の員数について規定したものですが、第2項において、オペレーターに従事する者として、サービス提供責任者業務経験者の経験年数を原則3年以上から1年以上に緩和します。  20ページをお願いします。  第5節共生型地域密着型サービスに関する基準からは、今回の改正により追加されたサービスに関する基準を規定しております。共生型地域密着型サービスは、国が推進する地域共生社会の理念に基づき、障害者、高齢者、子供などの垣根を除いたサービス提供を目指すもので、例えばこれまでは障害者施設を利用していた方が高齢となったために介護施設に移行しなければならなかったケースが、施設がこの基準を満たし、申請により指定を受けた場合、そのまま利用を継続できるなど、サービス利用者にとって利便性が増すものと考えております。  23ページをお願いします。  第5節指定療養通所介護の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準を第6節に改め、第59条の25利用定員の上限を9人以下から18人以下に改めます。  25ページをお願いします。  第65条の共用型指定認知症対応型通所介護の利用定員等ですが、制度の普及促進を図る観点からユニット型の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護における利用定員数を1施設当たり3人以下から1ユニット当たりユニットの入居者と合わせて12人以下に改めます。  飛びまして、31ページをお願いします。  第117条指定認知症対応型共同生活介護の取扱方針の第7項を第8項に改め、新たに第7項として身体的拘束等の適正化措置を事業者に義務づける項目を規定しています。  同様に、33ページの第38条第6項及び35ページから36ページにかけての第157条第6項並びに37ページの第182条第8項により、各事業者に対し身体的拘束等の適正化措置を義務づける項目を規定しています。  38ページをお願いします。  第191条から43ページ、第195条にかけましては、看護小規模多機能型居宅介護についてですが、サービス供給量をふやす観点から、診療所からの参入が進むよう、宿泊室については看護小規模多機能型居宅介護事業所の利用者が宿泊サービスを利用できない状況にならないよう、利用者専用の宿泊室として1病床は確保をした上で診療所の病床を届け出ることを可能としています。  また、新たに創設されるサテライト型の看護小規模多機能型居宅介護事業所の各種基準を定めています。  45ページ、附則の第2項から次のページ、第4項までは、一般病床または療養病床を有する診療所の病床を平成36年3月31日までに転換し指定地域密着型介護老人福祉施設を開設しようとする場合の食堂や機能訓練室、廊下などのみなし要件を規定しています。  また、47ページ、附則第5項及び第6項は、療養病床などから医療機関併設型の特定施設へ転換する場合の特例を規定しており、介護療養型医療施設または医療・療養病床から特定施設入居者生活介護――有料老人ホーム等ですが――と医療機関の併設型に転換する場合について特例を規定しております。  49ページをお願いします。  ここから第2条の鹿角市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正、新旧対照表となります。  第1条と同様、今回の法改正で、新たに創設された介護医療院の追加や事業者に対して身体的拘束等の適正化措置を義務づける項目の追加が主な改正内容となります。  50ページをお願いします。  第9条は、共用型指定介護予防認知症対応型通所介護事業所の利用定員等を定めていますが、事業の普及促進を図るため、ユニット型の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護における利用定員を1施設当たり3人以下から1ユニット当たり、ユニットの入居者と合わせて12人以下に改めます。  飛びまして、55ページをお願いします。  ここからは、第3条鹿角市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正新旧対照表になります。  主にサービス利用者の情報共有に関する規定の追加となります。初めに申し上げましたとおり、いずれの改正も、国の省令で定められた基準に従い改正しており、市独自の基準はありません。  議案書に戻っていただき、22号議案の最後のページの附則として、この条例は、平成30年4月1日から施行します。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 産業部長。 ○産業部長(田口善浩君) 議案第23号をお開き願います。  議案第23号鹿角市大湯温泉総合振興プラザ条例の一部改正について。  鹿角市大湯温泉総合振興プラザ条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、施設の利用時間及び休館日等を変更するため、条例を改正するものです。  なお、条例改正の背景には、「湯の駅おおゆ」が4月に開設されますが、これに伴う同施設の効率的な管理運営を行うためのものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市大湯温泉総合振興プラザ条例の一部を改正する条例についてでありますが、変更内容につきましては、議案資料の59ページの新旧対照表でご説明をいたします。  第3条第1項を次のように改めます。  大湯温泉プラザの利用時間を午前8時30分から午後5時15分までとします。  第4条の大湯温泉プラザの休館日を、次のページとなりますが、1号から3号までとし、これまでの行政情報センターの休館日に統一をいたします。  また、第2項として、市長は特に必要があると認めるときは、前項に定める休館日を変更することができることといたします。  第10条の使用料については、同施設の利用時間を午後5時15分までとしたことから、時間当たりの料金を140円のみといたします。  議案に戻っていただきまして、附則として、この条例は、平成30年4月1日から施行するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 議案第24号をお開き願います。  議案第24号鹿角市営住宅条例の一部改正について。
     鹿角市営住宅条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法令の整備に関する法律の施行により、公営住宅法の一部が改正されたこと等に伴い、条例を改正するものです。  次のページと議案資料61ページをお開きください。  改正条例案でありますが、議案資料の新旧対照表で説明させていただきます。  初めに、第6条市営住宅及び単独市営住宅の入居者の資格について及び第14条同居の承認についてと次のページの第15条入居の継承までは、引用する条項の修正や施行規則を省令に改めます。  次に、第16条家賃額の決定は、4項として認知症や知的障害者などの方の家賃額の算定方法についての規定を追加し、以降の項をそれぞれ改め、6項中の第3項を第4項に改めます。  資料63ページの第17条及び第19条は、規則を省令に改め引用する条項を修正します。  次に、第25条の収入超過者の家賃は、2項としまして認知症や知的障害者などの方の家賃額の算定方法についての規定を追加し、64ページの第26条から次のページの第39条までと、66ページの附則の8は引用する条項などを修正します。  議案に戻っていただき、附則としまして、この条例は公布の日から施行するものであります。  以上で議案第24号の説明を終わります。  次に、議案第25号をお開き願います。  議案第25号鹿角市都市公園条例の一部改正について。  鹿角市都市公園条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行により、都市公園法の一部が改正されたこと等に伴い、条例を改正するものであります。  次のページと議案資料67ページをお開きください。  改正条例案でありますが、議案資料で説明させていただきます。  初めに、第2条の都市公園の配置及び規模の基準等についての2項中、範囲の後に、並びに都市公園法施行令(昭和31年政令第290号(以下「政令」という。))第8条の条例で定める割合を追加し、第2条の3の公園施設の設置基準についての(1)都市公園法施行令を政令に改め、2項として政令の設置基準に準じ、「公園内に設ける運動施設の敷地面積の総計は、当該公園施設の施設面積の100分の50を超えてはならない」を追加します。  次のページの第10条の届け出についての(7)及び第25条公園管理者の権限代行につきましては、引用する条項などを修正します。  議案に戻っていただきまして、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 平成29年度の補正予算書をごらんいただきたいと思います。  1ページをお開き願います。  議案第26号です。平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第15号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億8,491万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ194億6,129万円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  また、第2条は継続費の変更、第3条は繰越明許費の追加、第4条は債務負担行為の追加、第5条は地方債の追加、変更及び廃止を定めております。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  今回の補正は、国の補正予算に計上された財源を活用したほ場整備事業や花輪大堰改修事業などについて、平成30年度当初予算からの前倒しを行うほか、各事業の実績見込みによる調整を行っています。  6ページ、7ページをお願いします。  第2表継続費補正ですが、10款6項保健体育費の学校給食施設等整備事業は、平成29年度の実績見込みにより平成29年度の年割額を4億2,906万6,000円に、平成30年度の年割額を6億8,954万5,000円に変更するものです。内容については、54、55ページの継続費に関する調書をご参照いただきたいと思います。  次に、第3表繰越明許費補正ですが、記載の17事業のうち、6款1項の集落営農経営発展支援事業、同じく県営ほ場整備事業(末広地区)、その下の農業水利施設整備事業、花輪大堰改修事業、少し飛んで公害防除特別土地改良事業の5事業は、国の補正予算に対応し、平成29年度予算に計上して平成30年度に執行するもので、それ以外の12事業については、それぞれ年度内に事業完了ができないことから繰越明許費を設定いたします。  次の8ページ、9ページをお願いします。  第4表債務負担行為補正は、平成30年度当初から業務を円滑に行うため3月中に契約する必要がある施設管理等委託料など58件を追加します。  次の10ページ、11ページをお願いします。  第5表は地方債補正です。  1の追加は、交通安全施設整備事業に係る借り入れの追加です。2の変更は、ほ場整備事業及び花輪大堰改修事業については、国の補正予算に伴う事業費の追加により限度額を変更するもので、そのほかの事業については、それぞれ事業完了による事業費の確定と事業量の調整等により借入額を調整するものです。  次の12、13ページをお願いします。  3の廃止は、地域公共交通維持確保対策事業は財源の変更により、また合併処理浄化槽整備事業は市単独分の補助実績がなかったことにより廃止いたします。  続いて、17ページ、18ページをお願いします。  2の歳入です。  1款1項市民税1目個人の現年課税分2,510万3,000円は、給与所得の増などにより追加するものです。  2目法人の846万6,000円は、景気回復等の影響により企業収益の伸びにより追加するものです。  2項1目固定資産税の1,887万6,000円は、企業等の償却資産の増により追加するものです。  3項1目軽自動車税の228万2,000円は、新車登録から13年を経過した重課税の対象車両の増などにより追加するものです。  続いて、21ページ、22ページをお願いします。  中段の14款2項4目農林水産業費県補助金の2節の荒廃農地等利活用促進交付金148万円は、今春に再生作業を予定している箇所について、県との協議の結果、今年度予算に追加して内示を受けるため増額するものです。  同じく担い手確保・経営強化支援事業費補助金1,369万3,000円は、持続可能な農業構造を実現するため、経営体の農業用機械の導入に対する県補助金を計上するものです。補助率は2分の1です。  5目の商工費県補助金の「道の駅」個性創出推進事業交付金150万円は、地域活性化の拠点となる道の駅の個性を創出する機能強化のため計画策定費用の2分の1が補助されるもので、鹿角観光ふるさと館改修事業に充当いたします。  9目災害復旧費補助金の災害復旧事業査定設計委託費等補助金257万6,000円は、昨年7月と8月の豪雨災害が激甚指定されたことから、対象となる被災農地及び農業用施設の査定設計委託料に対し交付されるものです。補助率は2分の1です。(発言訂正あり)  その下の農地・農業用施設小災害支援事業補助金280万5,000円は、昨年7月の豪雨災害により市の小規模災害復旧支援事業費補助金を活用して復旧工事を行った方に対して自己負担の軽減を図ることを目的に県が支援するもので、補助率は3分の1以内です。  25、26ページをお願いします。  15款2項1目不動産売払収入の土地売払収入122万3,000円は、普通財産の土地など9筆の売り払いに係る収入について、当初予算との差額分を追加するものです。  同じく立木売払収入276万円は、市行造林及び県行造林等の間伐等に係る売払収入です。  27、28ページをお願いします。  17款2項1目財政調整基金繰入金の1億5,487万6,000円の減額は、財源調整のため計上していた繰入金について、特定財源の決定見込みと歳出事業費の執行見込みから繰り戻しします。  2目まちづくり基金繰入金の2億2,600万円の減額は、東北自動車道緊急流入路整備事業の実績確定や大湯温泉地区観光拠点施設整備事業の起債借り入れ等の財源調整により減額するものです。  7目教育施設整備基金繰入金の9,600万円の減額は、学校給食施設等整備事業の起債借り入れに係る財源調整により減額するものです。  20款の市債については、先ほどの地方債補正のほうで説明したとおりでございます。  31、32ページをお願いします。  3の歳出です。  2款1項7目企画費の512東北自動車道緊急流入路整備事業3,199万7,000円の減額は、工事費の精算及び基本協定の変更に基づく負担割合の変更等によるものです。  同じく7目企画費の550定住促進事業198万5,000円は、ふるさとライフ住宅改修支援補助金2件分について追加するものです。  35、36ページをお願いします。  3款1項2目障害者福祉費の210障害者自立支援給付事業327万2,000円は、施設入所者の増加等により追加するものです。同じく215の障害児施設給付扶助費114万6,000円は、放課後等デイサービスの利用日数の増加に伴い、実績見込みを上回ることから追加するものです。  2項1目の児童福祉総務費の245ファミリーサポートセンター事業171万9,000円は、利用実績の伸びによりサポーター報酬の不足が見込まれるため委託料を追加するものです。  続いて、39、40ページをお願いします。  6款1項3目農業振興費の215荒廃農地等利活用促進事業148万円は、4月から5月ごろに再生作業の着手を予定している箇所について県との協議の結果、平成29年度予算に追加して内示を受け、繰り越して実施するため追加するものです。  6目農業経営基盤強化促進対策費の321集落営農経営発展支援事業1,369万3,000円は、国の補正予算に対応し、2経営体の農業機械等の導入経費の2分の1を補助するものです。  11目農地費の241県営ほ場整備事業(末広地区)4,260万円とその下の244農業水利施設整備事業120万1,000円、245の花輪大堰改修事業2,890万円、また次のページの42ページの520の公害防除特別土地改良事業175万4,000円は、国の補正予算に対応し、県が事業の前倒しを行うことから、それぞれ負担金を追加するものです。  43、44ページをお願いします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の310花輪小坂線ほか舗装補修事業4,543万2,000円の減額は、事業実績及び社会資本整備総合交付金の交付実績に合わせ事業費を減額するものです。  次の45、46ページをお願いします。  8款4項2目街路事業費の520鹿角花輪駅前整備事業及び8款5項2目の住宅建設費の505公営住宅建設事業の減額についても、同様に事業実績及び社会資本整備総合交付金の交付実績に合わせ減額するものです。  以上で、議案第26号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(海沼 均君) 引き続きまして62ページをお願いいたします。  議案第27号であります。平成29年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,880万6,000円を追加し、総額をそれぞれ3億7,329万8,000円とする。  2項として、予算補正の款項の区分及び金額は第1表歳入歳出予算補正による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  68、69ページをお願いいたします。  歳入でございます。1款1項1目後期高齢者医療保険料は、保険料の決算見込みにより増額するものです。  3款1項1目事務費繰入金は、前年度繰越金の確定及び人件費の調整によるものです。  2目保険基盤安定繰入金は、保険料軽減分に係る保険基盤安定として、秋田県後期高齢者医療広域連合へ支払う納付金の決定に伴い、一般会計からの繰入額を減額するものです。  4款1項1目繰越金は、前年度繰越金の決定によるものです。  次のページをお願いいたします。  歳出であります。  1款1項1目一般管理費は、職員人件費の調整によるものです。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料分の決算見込みと保険料軽減分に係る保険基盤安定分の納付金の確定によるものです。  以上で議案第27号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 済みません、先ほどの議案の説明の中で豪雨災害、7月と8月が激甚指定と申しましたけれども、7月の豪雨災害が激甚指定されておりますので、訂正させていただきます。(「何ページですか」の声あり)  14款2項9目の災害復旧費補助金の説明のところで申し上げた部分の豪雨災害の激甚指定は、7月の豪雨災害であります。 ○議長(宮野和秀君) よろしいですか。(「はい」の声あり)健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 73ページ、議案第28号をお開きください。  平成29年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ45億4,280万2,000円とする。
     第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  76ページをお開き願います。  債務負担行為を設定する事項は表の5つの委託料で、いずれも4月1日から業務を行うため、年度内に契約を行う必要があるものです。  80、81ページをお開き願います。  歳入ですが、3款1項国庫負担金から5款1項県負担金までの現年度分の減額と7款繰入金の減額は、いずれも平成29年度実績見込みによるものです。  84、85ページをお願いします。  歳出ですが、2款保険給付費の各介護サービス給付費の減額は、いずれも平成29年度実績見込みによるものですが、当初平成29年度新たに介護施設が開所することと介護人材確保のための介護報酬の増額等を見込んでおりましたが、見込みほど伸びなかったことにより減額するものです。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 補正予算書の90ページをお開き願います。  議案第29号平成29年度鹿角市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ615万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億8,828万9,000円とする。  第2項、補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条繰越明許費及び第3条の債務負担行為の補正並びに第4条地方債の補正は、それぞれ第2表、第3表、第4表による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  93ページをお願いします。  第2表繰越明許費でありますが、秋田県が事業主体の鹿角処理センターストックマネジメント実施方針業務委託及び広域汚泥処理資源化施設建設工事が平成31年度に繰り越ししたため、負担金1,112万8,000円を繰り越しするものです。  第3表債務負担行為の補正は、大湯真空ステーション、湯瀬浄化センターなど施設の運転保守管理が24時間体制の業務であり、4月1日から業務を開始することから、年度内に契約を締結する必要があるため、その委託料3,383万1,000円を追加し、土地借上料及びシステム機器保守管理委託料並びに機器借上料につきましても、4月1日からの年間契約のため52万1,000円を追加するものです。  第4表地方債の補正は、流域下水道建設費負担金の確定に伴い、下水道整備事業債の限度額を7,690万円に補正するものです。  次に、98、99ページをお願いします。  歳入でありますが、1款一般会計繰入金は、流域下水道維持管理費負担金及び汚泥焼却施設維持管理費負担金の精算見込みに伴います補正で、6款雑入は広域汚泥処理施設建設費負担金の確定に伴います広域行政組合の負担金であります。  7款市債は、広域汚泥処理施設建設費負担金の確定に伴います事業債の補正であります。  次に、100ページ、101ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費の13節委託料は、各業務委託費の精算見込みに伴います減額補正であります。  19節負担金、補助及び交付金は、流域下水道維持管理費負担金及び汚泥焼却施設維持管理費負担金の精算見込みに伴います補正であります。  1款1項2目事業費の19節負担金、補助及び交付金は、広域汚泥処理施設建設費負担金の確定に伴います補正であります。  以上で、下水道事業特別会計の説明を終わります。  次に、補正予算書の104ページをお開き願います。  議案第30号平成29年度鹿角市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額からそれぞれ376万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,490万円とする。  第2項、補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正による。  第2条債務負担行為及び第3条の地方債の補正は、それぞれ第2表、第3表による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  107ページをお願いします。  第2表債務負担行為補正でありますが、小豆沢、谷内、永田及び末広地区の汚水処理施設などの保守管理が24時間体制の業務であり、4月1日から業務を開始することから年度内に契約を締結する必要があるため、その委託料1,849万4,000円を追加し、土地借上料につきましては、4月1日からの年間契約のため限度額3万9,000円を追加するものです。  第3表地方債補正は、地方公営企業法適用業務委託の精算見込みに伴い限度額を210万円に減額するものです。  次に、112、113ページをお願いします。  歳入でありますが、4款1項1目一般会計繰入金は、5款繰越金の計上並びに業務委託などの精算見込みに伴います補正であります。  4款2項基金繰入金は、起債元金償還の財源として繰り入れするものであります。  6款市債は、地方公営企業法適用業務委託の精算見込みに伴います補正で、7款1項1目雑入の消費税還付金は確定申告の確定に伴います補正です。  次に、114、115ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費の委託料は、精算見込みに伴います補正で、27節公課費は確定申告に伴います前払い消費税額の確定に伴います補正であります。  1款1項2目事業費の3節及び4節は、給料改定に伴います人件費の調整であります。  9節旅費から15節工事請負費までは、精算見込みに伴います減額補正であります。  3款1項1目公債費の元金は、充当財源の組みかえであります。  以上で、農業集落排水事業特別会計の説明を終わります。  次に、補正予算書の119ページをお開き願います。  議案第31号平成29年度鹿角市の上水道事業会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  今回の補正内容でありますが、収益的収支及び資本的収支の実績見込みに伴います補正が主な内容であります。  次のページをお願いします。  第6条債務負担行為の補正につきましては、浄水場の運転管理業務委託が24時間体制の業務であり、4月1日から継続的な運転管理を行うため、年度内に契約を締結する必要があり、水道設計システム保守管理委託料及び土地借上料並びに水利利用料につきましては、4月1日からの年間契約のため、限度額合計3,173万3,000円を追加するものであります。  第7条の企業債の補正は、配水施設整備工事費の精算見込みに伴います限度額の補正であります。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  補正予算書の130、131ページをお開き願います。  収益的支出の1款2項3目消費税及び地方消費税は、事業費の精算見込みに伴います補正であります。  資本的収入の1款3項1目企業債及び資本的支出の1款1項2目浄水施設整備費並びに3目配水施設整備費は、精算見込みに伴います減額補正であります。  以上で上水道事業会計の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 続いて、平成30年度の予算書をごらんいただきたいと思います。  1ページをお開き願います。  議案第32号です。  平成30年度鹿角市の一般会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は、それぞれ178億6,000万円と定めます。  第2条、継続費の経費の総額及び年割額は、第2表継続費による。  第3条で繰越明許費、第4条で債務負担行為、また第5条で地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めます。  第6条では、一時借入金の借り入れの最高額を15億円と定めます。  第7条は、項を超えて予算流用できる定めでありますが、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合には同一款内での流用をできることと定めます。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  9ページをお願いします。  第2表継続費は、10款3項中学校費の花輪第一中学校大規模改造事業において、平成30年度から平成31年度までの2カ年、総額7億9,921万5,000円の継続費を設定いたします。平成30年度の事業費は年割額欄の3億7,736万5,000円、平成31年度は4億2,185万円です。  第3表繰越明許費は、8款4項都市計画費の都市計画マスタープラン策定事業において計画の策定完了が平成31年度となることから、繰越明許費を設定いたします。  第4表債務負担行為は、平成30年度の移住者融資資金利子補給費補助金、結婚・子育て支援特別資金利子補給費補助金、アグリビジネスチャレンジ資金利子補給費補助金及び若者・女性創業資金利子補給費補助金について、それぞれ平成31年度から期間を設定し限度額を利子相当額とするものです。  10ページをお願いします。  第5表地方債ですが、平成30年度の借り入れは24件、18億7,180万円で、前年度と比較して1,010万円の減となります。  この中で、新たな起債事業は、防災情報システム整備事業及び鹿角観光ふるさと館改修事業で、また継続事業は鹿角花輪駅前整備事業、橋りょう長寿命化対策事業、中学校大規模改造事業、学校給食施設整備事業などで、緊急防災・減災事業債や過疎債などの交付税算入が見込める有利な起債の活用を図りました。  一番下の臨時財政対策債は、前年度比2,770万円の減の5億30万円としております。  なお、263ページに地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  続いて、15、16ページをお願いします。  2の歳入です。  1款1項1目市民税個人分は、景気の回復基調から市民所得の増加を見込み、前年度比3.7%増、また2項市民税法人分においても、景気の好影響を見込み、前年度比5.1%増で計上いたしました。  2項固定資産税は、評価がえの影響を見込む一方で、住宅着工や企業の設備投資の増加を見込み1.1%の増、また3項軽自動車税は台数増や重課税率等の影響により5.0%の増と見込みました。  市税全体では、30億328万5,000円、前年度比1.8%増で計上しております。  17、18ページをお願いします。  2款地方譲与税から次の19、20ページになりますが、8款地方特例交付金までと21ページの10款交通安全対策特別交付金については、地方財政の収支見通しや平成29年度の収支見込みを参考に算出しております。  21ページの9款地方交付税は、地方財政の収支見通しや平成29年度の普通交付税決定額等を参考に、普通交付税は前年度比1,615万6,000円、0.28%減の57億5,754万4,000円、また特別交付税は7億円を見込み、合わせて前年度比0.25%減の64億5,754万4,000円を計上しております。  続いて、29ページ、30ページをお願いします。  13款1項1目4節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金1億3,273万1,000円は、認可保育園運営費から国の基準保育料を差し引いた金額の2分の1を国が負担するものです。  2項1目2節総務管理費補助金の地方創生推進交付金5,245万2,000円は、市の総合戦略に基づいて取り組む事業に対して交付されるもので、対象となる25事業に充当するものです。補助率は2分の1です。  2目3節児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金3,601万3,000円は、児童クラブ等の運営に係る放課後児童健全育成事業や、病気等の回復期に至らない児童の集団保育の困難な期間の一時預かりを実施する幼児保育事業など、9事業の実施に要する経費の3分の1が補助されるものです。  31、32ページをお願いします。  13款2項4目1節の観光費補助金の東北観光復興対策交付金552万円は、地域からの発案に基づき実施するインバウンドを呼び込む取り組みを支援するもので、補助率は10分の8です。なお、歳出の観光宣伝推進事業においてユネスコ無形文化遺産を活用して県内3市が連携して実施するイベント委託料の財源として充当いたします。  5目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金8,279万2,000円は、橋りょう長寿命化対策事業、花輪小坂線ほか舗装補修事業、中川原橋橋りょう整備事業などに係る交付金で、補助率は59.95%です。  2節の住宅費補助金の社会資本整備総合交付金1億1,425万円は、公営住宅建設事業に係る実施設計委託料や用地造成工事費、公的賃貸住宅家賃低廉化などに係る交付金で、補助率は45%です。  続いて、3節都市計画費補助金の社会資本整備総合交付金1億9,200万円は、鹿角花輪駅前整備事業の土地購入費や観光案内所の建築工事などに係る交付金で、補助率は59.95%です。(発言訂正あり)  6目3節教育総務費補助金の学校施設環境改善交付金2億2,378万9,000円は、学校給食施設整備事業及び花輪第一中学校大規模改造事業等に係る交付金です。  続いて、35、36ページをお願いします。  14款2項2目4節児童福祉費補助金のすこやか子育て支援事業費補助金3,272万7,000円は、子供の保育所や幼稚園等に要する保育料に対し助成されるものです。同じく保育補助者雇上強化事業費補助金323万7,000円は、保育士の負担軽減等を目的に資格を持たない保育補助者を雇用する民間保育園を支援するもので、補助率は8分の7です。  次の37、38ページをお願いします。
     14款2項4目2節農業振興費補助金のミドル就農者経営確立支援事業費補助金240万円は、新規就農者育成支援事業において45歳以上60歳未満の独立自営就農者で、1人につき年額120万円を助成するものです。同じく農業次世代人材投資事業費補助金2,485万円は、45歳未満で独立自営を目指す就業者に支援する給付金に係る補助金で、補助率は100%です。  4節農地費補助金の多面的機能支払交付金1億1,022万7,000円は、地域共同による農地・農用地・農業用水等の基礎的な保全管理に加え、老朽化が進む農業用用排水路等の長寿命化のための補修・更新を行う取り組みを支援するもので、補助率は国2分の1、県4分の1です。  同じく5節の鳥獣被害防止総合対策交付金300万円は、市が策定した被害防止計画に基づく取り組みを支援するもので、新年度に結成する鹿角市鳥獣被害対策実施隊による有害鳥獣の捕獲費用等に対し定額補助されるものです。同じく、森や木とのふれあい空間整備事業費補助金413万9,000円は、平成30年度から3カ年の計画で黒森山公園の除間伐の実施や歩道の整備などに対して補助されるもので、平成30年度は全体計画を策定いたします。補助率は100%です。  39、40ページをお願いします。  14款3項1目総務費委託金の4節選挙費委託金の秋田県議会議員一般選挙費委託金463万4,000円は、平成31年4月の任期満了に伴う秋田県議会議員一般選挙の準備事務に対する委託金です。  続いて、45、46ページの16款1項2目総務費寄附金のふるさと鹿角応援寄附金8,000万円は、平成30年度寄附金の収入見込みにより計上いたしております。  47、48ページをお願いします。  17款2項1目財政調整基金繰入金は、財源調整として7億5,000万円を、2目まちづくり基金繰入金1億6,800万円は、コンビニ交付システム導入事業や都市計画マスタープラン策定事業、湯の駅おおゆ魅力発信事業など、8事業に充当いたします。  3目のふるさと鹿角応援基金繰入金8,500万円は、産業力の強化や移住の促進などの応援メニュー5分野の25事業に充当いたします。  それから、6目企業立地促進基金繰入金9,788万円は、市内企業13社に対する企業立地助成金に充当いたします。  7目教育施設整備基金繰入金2億6,500万円は、花輪第一中学校大規模改造事業、学校給食施設等整備事業など5事業に充当いたします。  以上で、歳入の説明を終わります。  続いて、歳出をお願いいたします。61、62ページですね。  初めに、職員数については、一般会計の一般職の職員数は前年度比5人減の238人で、金額では1,094万8,000円、0.61%増となりました。特別会計と企業会計を含めた全会計の職員数では266人と4人減となっています。なお、255ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、ご参照願います。  67、68ページをお願いします。  2款1項1目一般管理費の515庁舎外壁改修事業は、今年度実施した本庁舎外壁タイルの劣化調査の結果、ひびや剥がれの箇所が多数見られることから、改修工事費を計上いたします。なお、工事は2カ年に分けて行うこととし、新年度は庁舎南側と東側から実施いたします。  続いて、73、74ページをお願いします。  7目企画費の210ふるさと鹿角応援基金積立金は、寄附金として歳入8,000万円を見込み、積立金を計上します。  同じく220ふるさと鹿角応援寄附推進事業は、1万円以上の寄附者に対する返礼品の購入費やふるさと産品取扱業務委託料のほか、平成29年度の寄附額を上回るよう、ふるさと産品の拡充に努めてまいります。  同じく下段の410鹿角国際化推進事業は、鹿角国際交流協会が実施する日本語語学指導員海外派遣事業等への支援継続のほか、新たに国際交流員1名の配置や姉妹都市であるショプロン市との相互訪問の年となることから、行政関係者等訪問団や青少年スポーツ交流団の派遣費等を計上いたします。  77、78ページをお願いします。  545移住促進事業は、平成29年度で任期を満了する移住コンシェルジュと連携した事業を推進するため、移住コンシェルジュが中心になって設立したNPO法人に業務の一部を委託し、新年度は移住コンシェルジュを3名体制とします。  また、本市の魅力を移住希望者にPRするため、新たに専用のホームページを開設するほか、出会い応援事業との連携に加え、出版社とのコラボによる首都圏からの移住ツアーを実施いたします。  81、82ページをお願いします。  10目防災諸費の100防災諸費は、全国瞬時警報システムJアラートの受信設備について新システムに更新するため構築経費を計上いたします。  同じく225鹿角市総合防災訓練開催事業は、3年ごとに実施している市の総合防災訓練の開催経費を計上いたします。  91、92ページをお願いします。  2款2項2目生活安全対策費の450空き家等適正管理推進事業は、危険老朽空き家除却費補助金を継続するほか、今年度策定した計画に基づいて空き家件数の把握や老朽化の状態の確認などの空き家実態調査や台帳整備に係る経費を計上いたします。  97、98ページをお願いします。  2款4項1目戸籍住民基本台帳費の510コンビニ交付システム導入事業は、マイナンバーカードを活用し、住民票の写し等の各種証明書がコンビニエンスストア等で取得できるようにするためシステム改修委託料を計上いたします。  続いて、113ページ、114ページをお願いします。  3款1項3目老人福祉費の235高齢者等生活支援事業は、緊急通報システムについて現行システムからの切りかえを円滑に行うため、既存システム利用者等に新たに見守り機能つき電話機等の導入費用を助成するため、クーポン券の支給制度を立ち上げます。  115、116ページをお願いします。  3款1項4目老人福祉施設費の305湯瀬ふれあいセンター管理費は、施設の運営費のほか、施設建設から25年以上が経過していることから、今後の予防的な改修を行うため調査設計委託料を計上します。  同じく365大湯温泉保養センター管理費は、指定管理料のほかに経年劣化している屋根の防水改修工事費を計上いたします。  続いて、119、120ページをお願いします。  3款2項1目児童福祉総務費の250子ども・若者未来応援事業では、第1子誕生に対するファーストベビー祝い金や結婚・子育て支援特別資金の融資を受けた夫婦に返済期間中、子供が誕生した場合、元金返還に充てる補助金を交付する補助制度を継続するほか、家庭に眠っている制服や通学カバンなどを回収し、必要とする家庭に提供する子育て応援リユース事業委託料を計上します。  続いて、次のページです。  3款2項2目児童措置費の257保育人材育成事業は、県補助金を活用し、保育士の負担軽減や離職防止を図ることを目的に短時間勤務の保育補助者の雇用に必要な費用を支援するもので、民間事業所2施設に対し補助するものです。  131、132ページをお願いします。  4款1項1目保健衛生総務費の医師確保対策事業は、医学生修学資金貸付金やかづの厚生病院医師確保対策支援補助金等を継続するほか、かづの厚生病院の産科医の確保等を図るため、地域医療推進員を配置いたします。  続いて、135、136ページをお願いします。  4款1項1目保健衛生総務費の240心の健康づくり推進事業は、自殺対策基本法により自殺対策計画の策定が義務づけられたことから、今年度に実施したアンケート調査結果に基づいて計画を策定するため委託料を計上します。  同じく510各種検診推進事業は、各種がん検診等のほか、現役世代の受診率向上を図るため、新たにインターネットによるがん検診予約システムの導入経費を計上いたします。  続いて、153、154ページをお願いします。  6款1項4目園芸振興費の519北限の桃産地拡大推進事業は、防風ネットの整備や新植等による未収益期間に対する支援のほか、新たに新植・改植への支援や果樹農家の人材確保育成支援を支援メニューに加えるなど、制度の拡充を図ります。  165、166ページをお願いします。  6款2項2目林業振興費の200有害鳥獣駆除事業では、新たに市が主体となって鳥獣被害対策実施隊を結成するほか、県の交付金を活用し、有害鳥獣の捕獲駆除業務などを対象とした鳥獣被害防止総合対策交付金を創設します。また、有害鳥獣の出没抑制を図るため、市内小学校2校の周辺林地の除伐等の経費を計上いたします。  167、168ページをお願いします。  6款2項2目林業振興費の247黒森山憩いの森整備事業は、県の補助金を活用し、黒森山公園における除間伐等のほか、歩道や休憩所等の整備を平成32年度までの3カ年で実施するもので、平成30年度は全体計画の策定を行います。  続いて、171ページ、172ページをお願いします。  7款1項2目商工振興費の210企業立地促進事業は、地元企業13社の施設整備費等を助成します。同じく213企業労働力確保支援事業は、市内製造業者の受注拡大につなげるため、中小企業等が市外からの労働力確保のために行う宿舎の借り上げ等を支援するため補助制度を新設いたします。  続いて、173、174ページをお願いします。  コード260地域商社確立事業は、鹿角産品のマーケティング及び地域内外に商品の拡販を図るなど、企画販売を総合的にプロデュースする機能を確立するため委託料を計上いたします。  179、180ページをお願いします。  7款2項2目観光振興費の観光宣伝推進事業では、誘客キャンペーンや葛飾区など首都圏での観光PR活動経費のほか、鹿角観光ファンの新規獲得を目指して新たに情報伝達率が高いLINE会員の新設や魅力拡散のツールとしてインスタグラムを活用したキャンペーン実施のための委託料等を計上します。また、来市された団体等が本市の郷土芸能をごらんいただけるよう、補助制度を新設いたします。  181、182ページをお願いします。  コード262湯の駅おおゆ魅力発信事業は、指定管理者が実施主体となる「湯の駅おおゆ」のオープニングイベントの開催経費を助成する補助金や新聞社との連携イベント事業の負担金を計上いたします。  187、188ページをお願いします。  3目観光施設費の350の湯の駅おおゆ管理費は、今春オープンを予定する大湯温泉地区観光拠点施設の屋外広場維持管理に係る指定管理料や下水道受益者負担金などを計上いたします。  同じく、535の鹿角観光ふるさと館改修事業は、築29年が経過し設備等が老朽化してきていることやマルシェ機能など新たな魅力を備えるため観光客の利便性の向上を含めた施設改修を行うものですが、平成30年度は実施設計策定業務委託料等を計上いたします。  続いて、191、192ページをお願いします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の220橋りょう長寿命化対策事業は、橋りょう点検業務委託料のほか、この点検結果をもとに効率的に修繕を行うための道路橋りょう長寿命化修繕計画の策定委託料やかけかえ工事を行う鏡田橋ほか3橋の橋りょう補修工事費等を計上いたします。  同じく305道路橋りょう維持管理費は、道路維持センターの廃止に伴い、幹線以外の市道の定期パトロールや舗装補修、市道脇の草刈りなどを一括して業者委託するための経費を計上します。  199、200ページをお願いします。  8款4項1目都市計画総務費の225都市計画マスタープラン策定事業は、おおむね10年ごとに見直しを行うこととなっている都市計画マスタープランについて、今年度に県と実施した基礎調査の結果に基づき計画を策定するため業務委託料を計上します。なお、計画の策定期間は2カ年で、繰越明許費を設定いたします。  2目の街路事業費の520鹿角花輪駅前整備事業は、土地購入費や移設補償費のほか、観光案内所の整備工事費等を計上いたします。  205、206ページをお願いします。  5項2目住宅建設費の505公営住宅建設事業は、毛馬内住宅等を建てかえるため、実施設計委託料や土地購入費、用地造成工事費等を計上いたします。  209、210ページをお願いします。  9款1項3目消防施設費の515消防施設整備事業は、消防団第8分団第1部夏井の消防活動拠点施設の整備工事費を計上します。  213、214ページをお願いします。  10款1項3目教育助成費の225外国語活動充実事業は、平成32年度の新学習指導要領の全面実施を見据え、小学校5・6年生に加え、新たに3・4年生において外国語の授業を先行実施するため、外国語指導助手1名を追加し、3名体制とするものです。  227、228ページをお願いします。  10款3項1目学校管理費の525花輪第一中学校大規模改造事業は、平成32年度に予定している花輪第二中学校との統合に向けて大規模改修を実施するもので、継続費を設定し、平成31年度までの2カ年で工事を進めます。新年度は、校舎等の一部と体育館に係る施設整備工事費を計上します。  続いて、233、234ページをお願いします。  5項3目文化財保護費の215文化財保存事業は、花輪祭の屋台行事を保存・伝承していくため、屋台の修復に係るかさ上げ補助のほか、市に寄贈された古文書等について保存活用を図るための経費を計上いたします。  243、244ページをお願いします。  6項2目体育振興費の242スキーと駅伝のまちづくり事業は、新たに「女子の部」を創設する十和田八幡平駅伝競走全国大会や各種スキー大会等のほか、全国高等学校スキー大会への補助金、また秋田25市町村対抗駅伝ふるさとあきたラン!の開催地負担金等を計上いたします。  249、250ページをお願いします。  4目学校給食費の210学校給食施設等整備事業は、今年度設定した継続費の平成30年度分である施設整備工事費等と業務に必要な給食用備品購入費を計上いたします。  以上で説明は終わりますが、先ほどの説明の中で訂正をお願いいたします。  歳入の32ページの13款2項5目土木費国庫補助金の3節都市計画費補助金の説明の中で、社会資本整備総合交付金1億9,200万円は鹿角花輪駅前整備事業の土地購入費や観光案内所の建築工事と申し上げましたが、移転補償費などに係る交付金でございますので、そちらのほうに修正願います。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 市民部長。 ○市民部長(海沼 均君) それでは、264ページをお願いいたします。  議案第33号であります。平成30年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ34億151万6,000円と定める。  2項として、予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算による。  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額は2億円と定める。  第3条は、項を越えて予算流用できる定めでありますが、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合及び保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合には、同一款内での流用ができることを定めます。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  国保特別会計の予算総額は、前年度と比較しまして7億991万円、17.3%の減額となっておりますが、これは平成30年度からの国保制度改革により、秋田県も保険者となり財政運営の責任主体となるため、国保支出金等の交付金が秋田県の収入に変更になること、また被保険者数の減少による国保税や保険給付費の減などが主な要因となっております。  271ページをお願いいたします。  歳入でございますが、主なものを説明いたします。  1款1項国民健康保険税ですが、前年度と比較しまして4,569万6,000円、6.5%の減となっております。  下段の3款県支出金は、制度改正により従来の国庫負担金と県支出金をあわせた項目に変更や廃目等の整理がされ、新たな交付基準により国分と県分をあわせた形で県から交付されることとなります。  次のページをお願いいたします。  5款1項1目一般会計繰入金は、前年度と比較して1,131万1,000円、3.4%の増となっておりますが、全て法定繰り入れ分であります。  277ページをお願いします。
     下段から280ページにかけましては、今回の制度改正に伴いまして廃止された科目であります。  281、282ページをお願いします。  歳出でございます。  1款総務費は、事務処理経費や人件費、国保連合会負担金、賦課徴収に係る事務費と国保運営協議会の運営経費が主なものです。  285、286ページをお願いいたします。  2款1項療養諸費は、被保険者数と1人当たりの医療費の見込みにより算出しておりますが、前年度と比較して全体で6,396万1,000円、3.0%の減となっております。  2項高額療養費でありますが、次のページをお願いいたします。前年度と比較いたしまして898万4,000円、2.9%の減となっております。  289、290ページをお願いいたします。  3款の国民健康保険事業費納付金は、今回の制度改正に伴い、新たに設けられた科目で、事業費納付金として秋田県に納付するものであります。  4款共同事業拠出金でありますが、共同事業は制度改正に伴い廃止されるため、前年度精算処理のため1項1目の共同事業拠出金以外は廃目となってございます。  293、294ページをお願いします。  5款1項保険事業費の1目保健衛生普及費ですが、コード220健康づくり推進事業では、健康づくりへの意識向上を目指した事業として、運動教室や骨密度測定会、減塩対策事業などを実施いたします。  2項1目特定健康診査等事業費は、平成30年度からの6カ年計画の第3期鹿角市特定健康診査実施計画に基づき、40歳から74歳までの国保被保険者を対象とした特定健康診査・特定保健指導の実施に加え、30代を対象にした若年者健診と生活習慣病予防対策を強化してまいります。  以上で、議案第33号の説明を終わります。  引き続きまして、305ページをお願いいたします。  議案第34号です。平成30年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億7,476万9,000円と定める。  2項として、予算の款項の区分及び金額は第1表歳入歳出予算による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  予算の総額ですが、前年度と比較いたしまして2,118万4,000円、6.0%の増となっております。  311ページをお願いいたします。  歳入であります。  1款後期高齢者医療保険料ですが、被保険者の増などにより前年度と比較して1,736万円、7.8%の増となっております。  3款国庫支出金は、保険料軽減特例の見直しに伴いますシステム改修に係る国からの補助金になります。  4款1項2目保険基盤安定繰入金ですが、低所得者の保険料軽減分の補填として県が4分の3、市が4分の1を負担するもので、前年度と比較して223万9,000円、1.8%の増となっております。  317ページ、318ページをお願いします。  歳出であります。  1款総務費は、職員の人件費、一般事務経費、徴収費等が主なものです。  319、320ページをお願いします。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料分、保険料軽減分に係る保険基盤安定分として広域連合に納付するものですが、前年度と比較して1,959万9,000円、5.7%の増となっております。  以上で、議案第34号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 325ページ、議案第35号をお開きください。  平成30年度鹿角市の介護保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ46億1,494万2,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,990万2,000円と定める。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。  第2条は、項を越えて予算流用できる規定でありますが、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合には同一款内での流用をできることと定めます。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  332、333ページをお開きください。  保険事業勘定の予算総額は、前年度と比較して5,767万1,000円、1.2%のマイナスとなっております。  次のページをお開きください。  保険事業勘定の歳入ですが、主なものについて説明いたします。  1款1項1目第1号被保険者保険料は、65歳以上の方に係る保険料で、被保険者数は特別徴収及び普通徴収合わせて1万1,893人と推計し、金額ベースでは前年度比8.6%増で計上しております。条例改正議案でも説明いたしましたが、制度改正に伴い、第1号被保険者の負担率が22%から23%に改定されたことや被保険者数の増加を見込んでいることが増額理由です。  3款1項国庫負担金の1目介護給付費負担金ですが、介護給付見込みにより前年度と比較して983万2,000円、1.3%の減となっており、国が負担すべき施設等分として15%相当分、その他分として20%相当分を計上しております。  3款2項国庫補助金の1目調整交付金ですが、介護給付費総額の8.7%相当分を計上しております。  その下の2目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)は事業費総額の20%相当分を、3目総合事業調整交付金は事業費総額の8.7%相当分を、4目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は事業費総額の38.5%相当分をそれぞれ計上しております。  次のページをお願いします。  4款1項支払基金交付金については、40歳から64歳までの第2号被保険者に係る保険料でありまして、制度改正により社会保険診療報酬支払基金が負担すべき割合が28%から27%に引き下げられております。  5款1項県負担金の1目介護給付費負担金ですが、施設分につきましては給付費の17.5%、その他の分につきましては12.5%で計上しております。  2項県補助金ですが、1目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)については12.5%、2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は19.25%相当分を計上しております。  次のページをお願いします。  7款1項一般会計繰入金は、各対象事業費に対する市負担分をそれぞれ繰り入れするものです。  次に、歳出についてご説明いたします。  342、343ページをお願いします。  1款1項1目一般管理費は、職員及び事務補助員等人件費が主な費用となっておりますが、今年度策定した第7期介護保険事業計画の策定に係る経費が主な減額要因です。  346、347ページをお願いいたします。  2款1項介護サービス等諸費でありますが、要介護認定1から5までの方が介護サービスを受ける給付費用となります。  1目居宅介護サービス給付費及び3目施設介護サービス給付費の減額は、今年度実績見込みをもとに給付見込み額を精査した結果、減額見込みとなったものでございます。  次のページをお願いします。  2款2項介護予防サービス等諸費ですが、要支援1と2の認定者が在宅において介護サービスを受ける給付費が主な内容でございます。  次に、このページ下段の2款4項高額介護サービス等費の増は、1カ月の利用者負担額が上限を超えた分について給付するものです。  次のページをお願いします。  2款5項特定入所者介護サービス費ですが、施設入所者及び短期入所者で、低所得であるため食事、居住費などの負担軽減を行うための経費です。  3款1項介護予防・日常生活支援総合事業費ですが、平成28年1月からの制度改正による新しい介護予防・日常生活支援総合事業として、支援高齢者や高齢者の体力維持・向上事業を行い、介護予防を行うための経費のほか、予防給付から移行した訪問介護支給費や通所介護支給費、介護予防ケアマネジメント事業費が主な内容でございます。  次のページをお願いします。  2目一般介護予防事業費ですが、これまでも実施してきております介護予防把握事業のほか、今年度新たに実施いたしましたシルバーリハビリ体操の普及活用を図るため、指導者を養成するシルバーリハビリ体操指導士養成事業を平成30年度も継続する予定としております。  次に、3款2項包括的支援事業・任意事業費でありますが、地域包括支援センター運営業務委託料が主なものとなりますが、認知症総合支援事業といたしまして新たに認知症地域支援推進員を配置し、認知症の方やその家族の方を医療機関などにつなぐなどの支援を行ってまいります。  次に、360ページをお願いします。  介護サービス事業勘定の予算総額は、前年度とほぼ同額の3,990万2,000円となっております。  363、364ページをお願いします。  介護サービス事業勘定の歳入でありますが、1款1項1目介護予防サービス費収入であります。地域包括支援センターが行う要支援1及び2の方のサービス計画費収入でございます。  次のページをお願いします。  歳出でございますが、1款1項1目介護予防サービス事業費は、地域包括支援センター職員及び事務補助員等人件費並びに介護予防サービス計画作成委託料などが主な内容でございます。  以上で、介護保険事業特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 予算書の371ページをお開き願います。  議案第36号平成30年度鹿角市の下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億6,712万9,000円と定める。  第2条、債務負担行為及び第3条地方債は、それぞれ第2表、第3表による。  第4条、一時借入金の借り入れの最高額は4億円と定める。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  374ページをお願いします。  第2表債務負担行為でありますが、事項は平成30年度鹿角市水洗便所改造資金あっせん利子補給とその損失補償とし、期間は平成35年度までとするものであります。  第3表地方債でありますが、借入限度額の合計を3億5,430万円とし、利率は6.5%以内とするものであります。  378、379ページをお願いいたします。  歳入の主な内容でありますが、1款1項1目下水道受益者負担金は、平成29年度までの賦課分と平成30年度賦課分を合わせて2,184万6,000円を見込んでおります。  2款1項1目下水道使用料は、平成30年度分と滞納分を合わせて1億8,884万5,000円を見込んでおります。  3款1項1目下水道費国庫補助金は、管渠等の汚水処理施設整備の対象事業費の2分の1の5,000万円を見込んでおります。  382、383ページをお願いします。  歳出の1款1項1目一般管理費は、米代川流域下水道関連、公共下水道鹿角処理区及び湯瀬処理区に係ります保守管理並びに維持管理経費並びに公営企業法適用に向けた固定資産調査委託であります。  2目事業費の主な内容としまして、次のページをお願いします。コード505流域下水道鹿角処理区建設費負担金6,048万2,000円は、秋田県の施設であります管渠及び処理センターのストックマネジメント計画策定業務委託などと県北地区広域汚泥処理建設工事の負担金であります。  コード510公共下水道事業の13節委託料は、花輪字寺ノ後などの管渠設計で、工事請負費は十和田毛馬内字甚兵エ川原、錦木字下野添、花輪字荒田などの工事約1,300メートルを予定しております。  次のページをお願いします。  2款1項公債費は、起債の償還元金及び利子並びに一時借入金の利子を計上しております。  以上で、下水道事業特別会計の説明を終わります。  次に、394ページをお開き願います。  議案第37号平成30年度鹿角市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億4,991万9,000円と定める。  第2条、債務負担行為及び第3条、地方債は、それぞれ第2表と第3表による。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。
     397ページをお願いします。  第2表の債務負担行為でありますが、事項は平成30年度鹿角市農業集落水洗便所改造資金あっせん利子補給とその損失補償とし、期間は平成35年度までとするものであります。  第3表地方債でありますが、借入限度額の合計を1,360万円とし、利率は6.5%以内とするものであります。  401、402ページをお願いします。  歳入の主な内容でありますが、1款1項1目農業集落排水事業受益者負担金は、末広地区の分担金332万5,000円を見込んでおります。  2款1項1目農業集落排水使用料は、小豆沢地区、谷内・永田地区及び末広地区の使用料で、1,900万8,000円を見込んでおります。  次のページの5款1項1目農業集落排水債は、公営企業法適用業務委託を予定してございます。  405、406ページをお願いします。  歳出の1款1項1目一般管理費は、小豆沢地区、谷内・永田地区及び末広地区にかかわる施設等の保守管理並びに維持管理経費並びに公営企業法適用に向けた固定資産調査委託であります。  2目事業費の主な内容としまして、15節の工事請負費は汚水ます設置工事であります。  次のページをお願いします。  2款1項公債費は、起債の償還元金及び利子であります。  以上で、農業集落排水事業特別会計の説明を終わります。  次に、予算書の415ページをお開き願います。  議案第38号平成30年度鹿角市上水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。  条文の主な内容でありますが、第3条、収益的収支の予定額は、水道事業収益が6億2,695万9,000円、水道事業費用を6億438万7,000円としております。  第4条、資本的収支の予定額は、次のページをお願いします。資本的収入が2億359万4,000円、資本的支出を4億3,760万8,000円としております。  第5条、債務負担行為をすることができる事項等は、平成30年度水道給水装置等設備資金利子補給費補助金並びにその損失補償とし、期間については平成35年度までとしております。  第6条、企業債の目的、方法等は表のとおりと定め、限度額の合計は1億960万円であります。  次のページの第10条、他会計からの補助金は、統合簡易水道事業にかかわる起債償還分の補助金額を定めたものであります。  平成30年3月2日提出。鹿角市長。  437、438ページをお願いいたします。  収益的収支の主な内容でありますが、収入の1款1項1目給水収益は、有収水量約231万1,000立方分の5億5,802万7,000円を計上しております。  1款2項4目雑収益の下水道使用料等徴収事務費用負担金1,267万5,000円は、徴収事務一元化に伴う下水道、農業集落排水からの負担金であります。  439、440ページをお願いします。  支出の主なものとしまして、1款1項1目原水及び浄水費は、浄水場等の浄水施設にかかわる経費で、主な経費としまして、委託料として電気計装機器保守管理業務368万4,000円、水質検査委託料168万7,000円、浄水場運転管理業務委託3,039万9,000円などのほか、動力費として電気料2,562万3,000円、薬品費として1,187万4,000円などであります。  441、442ページをお願いします。  2目配水及び給水費は、配水施設の管理経費で、主な経費といたしまして修繕費5,641万6,000円は、漏水修繕などのほか検満メーター取りかえ修繕で、検定期間満了によるメーター取りかえは1,700戸分であります。  3目受託工事費は、公共下水道の配水管移設工事に伴います給水装置の工事費であります。  443、444ページをお願いします。  4目総係費は、経営業務の経費で、主なものとしまして、委託料は水道料金等徴収業務委託、コンビニ収納代行委託料などであります。  447、448ページをお願いします。  資本的収支の主な内容でありますが、収入の1款1項1目補償金は、公共下水道関連及び地方道路交付金工事関連、五ノ岱工区などの水道管移設補償費であります。  1款2項1目国庫補助金は、未普及解消事業の小豆沢地区配水管整備事業を予定しております。  1款3項1目企業債は、浄水施設関連工事にかかわる浄水施設整備事業債3,350万円と、配水管施設整備工事などに関する配水施設整備事業債7,610万円を予定しております。  449、450ページをお願いします。  支出の1款1項2目浄水施設整備費の工事請負費3,351万5,000円は、十和田浄水場第2配水池送水ポンプ制御盤改良工事、十和田第2配水池流量計及び送水電動弁並びに操作盤更新工事、花輪浄水場から尾去沢第1配水池間のテレメータ更新工事などであります。  3目配水施設整備費の工事請負費1億1,761万2,000円は、消火栓新設4基のほか、小豆沢地区配水管拡張工事と湯瀬簡易水道統合事業送水管整備工事であります。  4目他事業関連施設整備費6,123万6,000円は、下水道関連の配水管移設工事及び地方道路交付金工事関連の五ノ岱工区の水道管移設工事などであります。  以上で、上水道事業会計予算の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  明3月3日から5日までは、議案精査並びに休日のため本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後4時23分 散会...