鹿角市議会 > 2017-02-23 >
平成29年第1回定例会(第6号 2月23日)

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  1. 鹿角市議会 2017-02-23
    平成29年第1回定例会(第6号 2月23日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成29年第1回定例会(第6号 2月23日)     平成29年2月23日(木)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第 2号      議案第 3号      議案第 4号      議案第 5号      議案第 6号
         議案第 7号      議案第 8号      議案第 9号      議案第10号      議案第11号      議案第12号      議案第13号      議案第14号      議案第15号      議案第16号      議案第17号      議案第18号      議案第19号      議案第20号      議案第21号      議案第22号      議案第23号      議案第24号      議案第25号      議案第26号      議案第27号      議案第28号      議案第29号      議案第30号      議案第31号      29陳情第 1号      29陳情第 2号      28陳情第11号      28陳情第12号   3 日程追加      議案の上程      発議第 1号 地域別最低賃金の引き上げと全国一律最賃制の実現、中小企業             支援の拡充 を求める意見書の提出について       発議第2号 「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しにあたり、             現行制度の継続を求める意見書の提出について      発議第 3号 若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式             運用の見直しを求める意見書の提出について      議案第32号 平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)      議案第33号 平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)   4 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  小 田   修 君     2番  児 玉 悦 朗 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  舘 花 一 仁 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  田 中 孝 一 君        9番  児 玉 政 明 君    10番  中 山 一 男 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  吉 村 ア イ 君       13番  髙 杉 正 美 君    14番  兎 澤 祐 一 君       15番  黒 澤 一 夫 君    16番  田 村 富 男 君       17番  倉 岡   誠 君    18番  福 島 壽 榮 君       19番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      安 保 一 雄 君  市民部長      児 玉   晃 君    健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君  産業部長      工 藤 裕 悦 君    建設部長      山 口 達 夫 君  教育部長      奈 良 義 博 君    総務部次長     田 口 善 浩 君  総務部付次長待遇  秋 元 英 俊 君    会計管理者     米 田 直 子 君  総務課長      佐 藤 康 司 君    財政課長      大 里   豊 君  監査委員事務局長  佐 藤 千絵子 君    農業委員会事務局長 渡 部   勉 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      阿 部   薫 君    副主幹       小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君     午前10時00分 開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第6号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。  お手元に配付しておりますとおり、監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(田村富男君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る2月7日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第2号から議案第31号までの議案30件及び陳情2件、並びに継続審査となっておりました陳情2件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長児玉政明君。    (総務財政常任委員長 児玉政明君 登壇) ○総務財政常任委員長児玉政明君) 私から、去る2月7日の本会議において当総務財政常任委員会に付託されました議案8件及び陳情1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第2号鹿角市過疎地域自立促進計画の変更についてでありますが、本案は、地域の自立促進を図るための事業を追加するため、計画を変更するものであります。  本案の審査に当たり、委員から、今回追加される廃止代替路線バス購入事業の概要についてただしております。  これに対し、廃止代替路線で使用する車両を購入するもので、市がバスを購入し、運行を委託する十和田タクシーに貸与するものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第5号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方公務員育児休業等に関する法律及び育児休業介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行等に伴い、職員の休暇制度に介護時間を追加する等のため、条例を改正するものです。  本案の審査に当たり、委員から、職員の介護休暇取得状況についてただしております。  これに対し、介護休暇について、平成26年に子の介護のため53日間取得した実績1件があるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第6号職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方公務員育児休業等に関する法律及び育児休業介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、育児休業の対象となる子の範囲の拡大等をするため、条例を改正するものです。  本案の審査に当たり、委員から、育児休業については制度は規定されているが、実際に活用がなされているものかただしております。  これに対し、育児休業については、出産したほとんどの職員が取得をしているほか、男性職員でも取得するケースも出てきている。また、非常勤職員についても平成25、26、27年に取得の実績があり、取得しやすい環境は整っている。今回の改正によって働き方やワークライフバランス等に配慮した休業、休暇制度を設けることから、本制度の改正の趣旨や内容について十分に周知を行い、制度の活用を図ってまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
     次に、議案第7号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、職員の病気休暇等に伴う給料の調整の期間を改めるため条例を改正するもので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第16号鹿角市大湯財産管理会条例等を廃止する等の条例の制定についてでありますが、本案は、鹿角市大湯財産区の廃止に伴い、関連する条例を廃止等するため、条例を制定するものであります。  本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  最初に、現在の財産区の財産はどれくらいか、また貸し付けを行っている部分について市が引き継ぐことになるものかただしております。  これに対し、土地については228筆、594ヘクタール、うち山林については直営林が168.87ヘクタール、北野分収林が200.36ヘクタール。また、源泉が上の湯、荒瀬の湯、川原の湯、下の湯の4カ所がある。また、貸し付けについては、NTTや東北電力などの企業と個人への貸し付けを含め、48件の貸し付けがあり、これらの所有権は市へ移行するものであるとの答弁がなされております。  次に、委員から、財政調整基金約5,000万円の財産移管が生じることとなるが、その用途についてただしております。  これに対し、財産区の解散に際し、区民説明会や管理会において、財産区の財政調整基金については、現在進めている「(仮称)湯の駅おおゆ」の整備に係る財源として活用してほしいとの申し出を受けていることから、整備費に充てる予定である旨の答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第17号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、条文、歳入11款分担金及び負担金以降全款、歳出2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金についてでありますが、今回の補正予算は国の第2次補正予算に計上された財源を活用し、保育施設介護高齢者施設等の防火、防犯対策に係る地域介護福祉空間整備等事業などを追加したほか、事業実績見込みによる調整を行ったものであり、条文第1条、歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれに2億7,363万2,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ177億7,019万2,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、16款1項2目1節総務費寄附金ふるさと鹿角応援寄附金について、返礼品等に係る支出と比較した収支の状況についてただしております。  これに対し、ふるさと鹿角応援寄附については、基本的には全額を基金に積み立てし、翌年度市が重点的に取り組むプロジェクト事業の財源として活用することとしているが、寄附による収入と、推進事業費との比較では、寄附による収入額の7割程度が推進事業で使われているとの答弁がなされております。  さらに委員から、ふるさと寄附金のポータルサイトについて、本市の返礼品の品切れ表示が非常に多いが、その状況についてただしております。  これに対し、サイトに掲載している返礼品101種類のうち、30数品が品切れの状態となっている。品切れ表示されているものについては、来年の入荷時期の問い合わせ等もあることから、今年度いっぱい掲載することとして、4月からは在庫のある商品で再スタートする予定である旨の答弁がなされております。  さらに委員から、多くの寄附金をいただくようにポイント制を導入している自治体もあるが、本市でも検討できないかただしております。  これに対し、ポイント制については現在のところ考えていない。今後の寄附額あるいは件数を伸ばすためには、新たな方々はもちろんのこと、リピーターの方々から引き続き応援していただくために、還元している事業の内容をしっかりと伝えていくことが大事であると考えているとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項7目企画費の東北自動車道緊急流入路整備事業について、全体事業費と全体計画がまとまったものかただしております。  これに対し、緊急流入路の設計はほぼ固まっており、工事費についても間もなく確定する予定であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第17号中、当委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第23号鹿角市大湯財産特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、財産区の廃止に伴い、財産区財政調整基金条例も廃止になることから、基金から積立金を繰り入れるなどにより、大湯財産特別会計の平成28年度の歳入歳出の総額をそれぞれ6,379万5,000円とするものであり、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第25号平成29年度鹿角市一般会計予算中、条文、歳入2款地方譲与税以降全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費についてでありますが、条文第1条歳入歳出予算では、一般会計の総額を歳入歳出それぞれ176億1,530万3,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容を申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、予算全般として、一般会計の自主財源の割合について、ここ数年の傾向がどうなっているものかただしております。  これに対し、今年度は31.2%となっており、例年おおむね3割を維持しているとの答弁がなされております。  次に、13款2項国庫補助金個人番号カード交付事業補助金について、カード交付の割合と今後の推進方法についてただしております。  これに対し、1月末時点で発行に際しての通知書を送付している件数が2,819件、実際にカードが交付されている件数が2,247件であり、個人番号カードの発行を希望される方の割合は人口に対して8.7%である。推進については、現在総務課と市民課が共同で出前講座に出向き、啓蒙に努めている。また、進学や就職に伴う社会保障上の手続に利用される流れもあるため、そうしたタイミングでカード交付のニーズも高まっていくものと考えているとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項7目企画費の県外大学等調査研究活動奨励補助金について、どういった大学の調査研究を対象としているのかをただしております。  これに対し、本補助金は平成28年度からの制度であるが、特定の大学と連携した上での制度ではなく、本市をフィールドとして調査研究する学生の活動に対して1泊2,000円を上限として補助するものであり、今年度は政策研究所のアドバイザーでつながりのある白鴎大学の生徒が本制度を活用し、鹿角についてケーススタディを行ったとの答弁がなされております。  次に、同じく2款1項7目企画費の小水力発電導入モデル事業費補助金について、事業主体事業規模等についてただしております。  これに対し、平成29年度において、市内で林業を営む事業者が間瀬川流域において、低圧の50キロワット程度の事業を計画している。事業規模は1億円程度で、補助額は上限額となる200万円の予定であると答弁がなされております。  次に、同じく2款1項7目企画費のSNS等アカウント管理委託料について、その内容についてただしております。  これに対し、メディアへの積極的な情報発信を行うため、LINEを活用した情報発信を計画しており、そのアカウントの管理料である。委託先についてはまだ決定していないが、企業に委託することを想定しているとの答弁がなされております。  次に、同じく2款1項7目企画費の地域おこし協力隊起業支援補助金について、具体的な支援の内容についてただしております。  これに対し、総務省が示している地域おこし協力隊の最終年次、または任期終了の翌年に起業する者1人当たり100万円を上限として補助するもので、特別交付税により財政支援されるものであるが、その内容については、市町村で取り決めることとなっている。来年度、第1期4名の協力隊がそれぞれ起業する計画を示していることから、起業するための事業所の整備や、登記に関する経費等に対し補助を行う予定であるとの答弁がなされております。  次に、2款1項10目防災諸費に関連し、地域防災計画の補完計画として、BCP策定を行うということであったが、関連予算は計上しているものかただしております。  これに対し、BCPに関しては重要な6要素があって、そのうちこれから取り組む内容は重要な行政データのバックアップと非常時優先業務の整理を行うものである。特に非常時優先業務の整理について、全庁的に何を優先するのか、情報収集をして定めていかなければならないと考えている。策定に当たっては、委託ではなく、自前で進めようという考えから予算計上は行っていないものであるが、平成29年度中の策定に向けて取り組みを進めていくとの答弁がなされております。  次に、9款1項消防費に関連し、団員定数を減らしたという自治体があるとのことだが、本市の消防団員の充足率はどの程度であるかについてただしております。  これに対し、北秋田市においてそのような事例があると聞いているが、本市の消防団は892人の定員に対して、870人となっており、充足率は97%と県内でも充足率は高いものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第25号中、当委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第2号共謀罪テロ等組織犯罪準備罪)法案の国会提出に反対する陳情につきましては、今回政府が出したテロ対策法については、不特定多数の方が国内に入ってくることに対して必要な対応であることから、願意認めがたく、全会一致で不採択とすべきもの決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 児玉政明君 降壇) ○議長(田村富男君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長浅石昌敏君。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 登壇) ○教育民生常任委員長浅石昌敏君) 私から、去る2月7日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案9件及び継続審査としておりました陳情2件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第8号鹿角市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から自動車取得税環境性能割という名称に変わり、県税だったものが市税となるとのことだが、このことにより市税収入が増加するものかただしております。  これに対し、現在、県税である自動車取得税については、各市町村へ自動車取得税交付金として交付されているものであり、環境性能割という市税に変わった際の具体的な内容は示されていないが、徴収事務はこれまでと同様、県が担うこととなっており、今後においても現在の交付金額と同程度となるものと考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第9号鹿角市歴史民俗資料館条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、特別展示室利用料金設定はどのような基準で算定したものかただしております。  これに対し、特別展示室の利用は、現在市民センターを利用されている市民団体等が多くなるものと想定しており、そのため、市民センター利用料金を参考に、同等の料金設定をしたものであるとの答弁がなされております。  次に、資料館の管理運営については指定管理制度を導入するとのことだが、指定管理者の公募に当たり、全国的に公募をするのか、または地域に限定して公募をするものかただしております。  これに対し、指定管理者の公募等は5月以降に開始する予定だが、公募要件等具体的内容についても今後検討していくこととしているとの答弁がなされております。  委員からは、地域経済状況を考えれば、可能であれば地域内の団体等へ管理を委託し、地域の方が働けるような形にしてはいかがと思うことから、公募に当たっては、その辺も含めて検討していただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第17号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、歳入1款市税、歳出2款2項市民共動費、3款民生費、4款1項1目保健衛生総務費、2項清掃費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、10款6項3目体育施設費体育施設整備事業における修繕料は城山野球場の電光掲示板点灯不良に係る基盤交換のための修繕料とのことだが、BSO表示について改修の要請・要望もあるが、今回の修繕にこの改修は含まれているものかただしております。  これに対し、BSO表示については、特に試合に支障を来さないことから、今回の修繕において改修はしないが、今後城山野球場の大規模な改修が必要となった際に、BSO表示の改修もあわせて検討してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第17号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第18号平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)ついてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第19号平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号平成29年度鹿角市一般会計予算中、歳入1款市税、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、7款1項3目消費者行政推進費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑・意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、2款2項2目生活安全対策費における空き家等適正管理推進事業について、市内の空き家はかなり増加していると思われる。本市の危険老朽空き家除却費補助金は、除却費用の2分の1、上限50万円として補助を行っているが、他自治体では補助金額を上げて、所有者が自発的に除却をするような意識づけを行っている例もある。本市においては今後どのように空き家等の管理を行っていくものかただしております。  これに対し、本市の危険老朽空き家除却費補助金は全国的に見ても先進的に制度を創設しており、県内他自治体においても補助金額はおおむね同程度の状況である。また、平成29年度には有識者、関係機関等で構成する協議会の設置や空き家等対策計画を策定することとしており、この計画を策定することにより国からの有利な財源等も確保できることから、それらも活用しながら、危険空き家等について、より一層適正な管理や所有者に対する指導を行ってまいりたい。なお、平成30年度に再度全市の空き家状況調査を行いたいと考えているとの答弁がなされております。  次に、3款2項1目児童福祉総務費におけるファーストベビー祝い金について、平成29年度は80人分を予算計上しているが、80人と見込んだ根拠についてただしております。  これに対し、平成28年度中の全出生数を165人と見込んでおり、平成29年度においても同数を見込み、そのうち第1子の出生を80人と想定したものであるとの答弁がなされております。  次に、3款2項2目児童措置費における、認可保育園・認定こども園指定管理料について、保育士の処遇改善に係る経費を含んでいるとのことだが、処遇改善の内容についてただしております。  これに対し、国では平成29年度より新たな保育士確保対策として、民間保育所に対し経験年数に応じた加算などの処遇改善を実施することとしているが、公立の施設については国の対策が適用されないことから、公立保育園・認定こども園を管理運営する公益財団法人こども未来事業団において、民間との格差が生じないよう、管理職手当の増額や主任保育士への新規支給、また全ての保育士に対し資格手当を設けるなど、独自の改善策を講じることとしているとの答弁がなされております。  次に、3款3項生活保護費について、生活保護受給世帯が増加傾向にあるとのことだが、受給世帯の状況や被保護者の年齢はどのような状況かただしております。  これに対し、ひとり暮らしの高齢者世帯が増加傾向にあり、年齢的には75歳以上のひとり暮らし世帯が一番多い状況となっているとの答弁がなされております。  次に、4款1項1目保健衛生総務費におけるテレフォン病院24事業について、その事業内容及び委託料の積算根拠についてただしております。  これに対し、本事業は、医師・看護師や臨床心理士がコールセンターに常駐し、市民が24時間いつでも健康相談や心の相談をすることができるものである。これまでも県の事業で子供に関する救急電話相談を行っていたが、相談が夜間の決められた時間に限定されていたことや、大人の健康相談や24時間の相談体制についても要望があったことから新規に実施するもので、市民の健康に対する不安にいつでも対応できることや、軽い症状での夜間受診による医師の疲労軽減が期待されるほか、既に本事業を導入している自治体においては、救急車使用件数の大幅な減少も成果として挙げられている。なお、委託料積算については、基本的に人口規模により決まってくるもので、本事業を実施している首都圏の数件の企業に対し、本市への事業企画提案を受けながら事業者を選定したいと考えているとの答弁がなされております。  委員からはさらに、市民への周知が重要と考えるが、どのように行うものかただしております。  これに対し、市広報に特集を組むこととしているほか、各地区の保健協力員などを通じて、各種検診のチラシを配布する際などにあわせて、本事業についても周知を図ってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、同じく4款1項1目保健衛生総務費におけるあんしん医療推進事業並びに医師確保対策事業に関連し、かづの厚生病院での里帰り出産受け入れ中止について、市民の驚きも大変大きく、市としても地域医療を守っていかなければならないと思うが、今後の動きについてただしております。  これに対し、昨年12月26日付で秋田大学・弘前大学・岩手医科大学の産婦人科教授4名の連名により、かづの厚生病院院長宛てに「平成29年1月よりかづの厚生病院での里帰り分娩を希望する方に対しては、全て大館市立病院を紹介することとした」との文書が送付され、翌27日にかづの厚生病院から市へ報告があったものである。  その後、1月18日に厚生連及びかづの厚生病院院長が秋田大学教授を訪問し再考を訴えたもの、方針は変わらず、かづの厚生病院では2月1日より里帰り出産の受け入れを中止している。これを受け、2月8日に県・本市・小坂町の三者で秋田大学を訪問し産婦人科医の状況等について意見を伺ってきたが、今後は岩手医科大学を訪問し、同様に状況を伺う予定としている。  いずれにしても、現在は情報収集の段階で、今後どのような対応をしていくかについては、関係機関とも協議の上、慎重に臨んでいかなければならないと考えているとの答弁がなされております。  次に、同じく4款1項1目保健衛生総務費における各種検診推進事業の検診等委託料について、各種検診の受診率及び平成29年度の委託料の積算根拠についてただしております。  これに対し、検診項目により若干差はあるものの、おおむね15%から25%ほどの受診率となっている。なお、女性特有のがん検診受診率が高い状況であることから、それらを加味しながら委託料を積算しているとの答弁がなされております。  次に、10款6項4目学校給食費における学校給食施設等整備事業について、3つの給食施設を統合することに伴い、現在の施設で働いている方や、食材納入業者等、関連する方々への説明は行っているものかただしております。  これに対し、今年度中に実施設計が完了し、平成29年度より建築工事が始まるが、関連業者等への説明ではなく、あくまでも学校給食会を交えた中で、説明・協議を進めていく予定としているとの答弁がなされております。  委員からは、関連する業者や給食センターで働く方のためにも、できるだけ早目に今後の方針を伝えるなど、配慮をしていただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、議案第25号中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第26号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第27号平成29年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第28号平成29年度鹿角市介護保険事業別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から今後の介護保険料改定見込みについてただしております。  これに対し、平成29年度に第7期鹿角市介護保険事業計画を策定することとなっており、その策定段階において介護保険料の改定についても検討していく予定であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査としておりました28陳情第11号高額療養費後期高齢者の窓口負担の見直しにあたり、現行制度の継続を求める国への意見書の提出を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、同じく継続審査としておりました28陳情第12号若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式運用の見直しを求める国への意見書の提出を求める陳情につきましては、採択すべきとの意見と継続審査とすべきとの意見が出されましたが、採決の結果、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 降壇) ○議長(田村富男君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長中山一男君。     (産業建設常任委員長 中山一男君 登壇) ○産業建設常任委員長(中山一男君) 私から、去る2月7日の本会議において当産業建設常任委員会に付託されました議案17件、陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
     まず、議案第3号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについてでありますが、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第4号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについてでありますが、本案の審査に当たり、委員から一般会計からの繰り入れの額について、今後もふえていくものか、また農業集落排水事業並びに下水道事業の供用エリアが拡大し工事費もふえることで、財源について心配はないのかただしております。  これに対し、今年度に策定した経営戦略によると、農業集落排水事業については、昨年度に事業が完了し、今後起債償還元金が徐々にふえる見込みであることから、一般会計繰入額も同様に徐々にふえていく状況にある。また、財源については、先ほどの下水道事業と農業集落排水事業の両事業に関連して、一般会計からの繰入金は徐々にふえていく見込みであるため余り楽観できない状況にあるが、今後の健全な経営をするためには両事業の接続率の向上が重要な課題となるため、接続率の向上に努めながら負債残高についても圧縮していきたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第4号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第10号鹿角市企業立地促進条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、条例を改正することで助成金を交付するより、固定資産税を課税免除した奨励措置のほうが有利になるものかただしております。  これに対し、従来までの奨励措置は助成金の交付のみであったが、新たに固定資産税の免除も加えるものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第10号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております  次に、議案第11号鹿角市大湯地区温泉条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、条例第15条に規定する市内に居住していない温泉受給者はいるものかただしております。  これに対し、今現在は該当する者はいないとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第11号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第12号鹿角市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から農業委員と農地利用最適化推進委員の業務内容についてただしております。  これに対し、農業委員については、従前のとおり許認可事務を行い、最適化推進委員については、地元における農地の貸し手と借り手のマッチングを行うなど、農地利用の集積を専門的に進めるものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第12号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第13号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について及び議案第14号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての2議案でありますが、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第15号鹿角市水道事業給水条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、条例第17条に規定する私設消火栓の定義についてただしております。  これに対し、個人あるいは団体が建物を建築する際に近隣に消火栓がない場合、消防署からの指導を受け、設置したものが私設消火栓であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第15号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第17号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、歳出4款1項3目環境衛生費、3項水道費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款1項11目農地費における多面的機能支払交付金事業の減額の内容についてただしております。  これに対し、多面的機能支払交付金の減額については、実績見込みによる減額であるが、本市では本事業を推進するため、新しく取り組まれる10団体くらいの増加を見込んで予算計上したが、実際には新たに2団体の増加にとどまったことから、減額を行うものであるとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、本事業にまだ参加する可能性がある農業集落等があるものかただしております。  これに対し、現在、本市の水田面積の約65%で取り組みがなされており、未実施地区のうち今後10集落程度は取り組まれる可能性があると捉えているとの答弁がなされております。  次に、7款1項2目商工振興費における商工施設管理費の印刷製本費について、まちなかオフィスのパンフレットを作成するとのことだが、新規に作成するものか、あるいは追加で作成するものなのかただしております。  これに対し、まちなかオフィスのパンフレットは新規で作成するもので、今後の視察や入居者用のPRのために作成するものであるとの答弁がなされております。  次に、委員から、7款2項2目観光振興費における、ユネスコ無形文化遺産連携事業委託料の委託先についてただしております。  これに対し、本事業は、本市のほか秋田市及び仙北市と連携して本年5月に開催される「これが秋田だ食と芸能大祭典」を受託するイベント会社へ3市が合同で委託するものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第17号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第20号平成28年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第21号平成28年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第22号平成28年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第24号平成28年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)の4議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号平成29年度鹿角市一般会計予算中、歳出4款3項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款1項1目商工総務費、2目商工振興費、4目企業誘致対策費、2項観光費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、5款1項1目労働総務費における鹿角地域シルバー人材センター補助金について、シルバー人材センターの受注件数の状況についてただしております。  これに対し、昨年の実績受注件数は4,181件であり、今年度12月までの状況を比べると件数及び受注金額はやや横ばいで推移しているとの答弁がなされております。  次に、6款1項3目農業振興費における荒廃農地等利活用促進交付金の内容について、ただしております。  これに対し、これまで荒廃農地を解消する事業は鹿角地域農業再生協議会の事業として行ってきたが、来年度から国の制度が改正され、2ヘクタール以下の荒廃農地を解消する面積要件が追加された事業となり、再生に係る費用として10アール当たり5万円を交付するものである。  また、再生した荒廃農地については、2年目において土地の土壌改良費用についても助成対象になり、10アール当たり2万5,000円を交付するものであるとの答弁がなされております。  同じく6款1項3目農業振興費におけるそばの里プロジェクト推進事業に関し、本事業は定着が進み大きな成果を上げてきており、今後はそばの品質向上と地域に定着した取り組みを推進していくべきと思うが、市の考えについてただしております。  これに対し、そばの作付面積は確実に拡大しており、そばの品質向上に対してはそばの里づくり推進協議会において先進地の視察等を行いながら、互いに学習して品質の向上に取り組んでいるとの答弁がなされております。  次に、同じく6款1項3目農業振興費におけるそばの里産地確立交付金について、来年度は作付面積の拡大を見込んでの予算措置なのかただしております。  これに対し、来年度については作付の拡大を見込み、今年度の270ヘクタールの見込みから来年度はさらに280ヘクタールまでの拡大を見込んで算定し、当初からの単価減少が生じないよう措置しているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、そばに関する6次産業化の計画があるものかただしております。  これに対し、鹿角そばの里づくり推進協議会の活動を通じ、6次産業化につながる具体的なアイデア等を出していきたいと考えているとの答弁がなされております。  次に、6款1項4目園芸振興費における周年園芸普及拡大対策事業の内容及び目的についてただしております。  これに対し、事業内容としては、冬期に園芸作物を新規あるいは拡大して施設で栽培する農業者、法人に対して、設備投資費用や保温資材等の費用を助成するものである。  また、事業目的としては、本市のような寒冷地では、冬期間に農業の実施と収入拡大が大きな一つの課題であると考えており、冬期でも比較的取り組みやすい施設での園芸作物の栽培を拡大することを目的に補助事業を実施していきたい。  なお、支援する品目については、金魚草ストックという花卉やネギ、そして啓翁桜が来年度の支援対象となっているとの答弁がなされております。  同じく6款1項4目園芸振興費における新規事業である野菜ソムリエ資格取得費補助金に関して、助成する人数と事業目的についてただしております。  これに対し、資格取得助成は2名を予定している。また、事業目的については、野菜生産者が消費者との橋渡し役として、有機農業や減農薬栽培で生産された野菜の説明や調理方法等のコミュニケーション能力の向上のために支援するものであるとの答弁がなされております。  次に、6款1項5目水田農業対策費における「水田転換主力作物づくり強化事業」の内容について、ただしております。  これに対し、水田を活用し、枝豆、トマト、アスパラガス、キュウリ、新テッポウユリ、ネギの6品目を作付する農業者に対して、作付単価に応じた交付金を支援するものであるとの答弁がなされております。  次に、同じく6款1項5目水田農業対策費における水稲作物コスト削減推進事業の内容についてただしております。  これに対し、水稲の作付コスト削減に資する直播き栽培の拡大を目指して、直播きに対応した田植え機械を導入する農業者に対して、費用の10分の3を助成するものであるとの答弁がなされております。  次に、6款2項2目林業振興費における有害鳥獣駆除事業において、住民への研修会を予定しているとのことだが、研修内容はどのような概要なのかただしております。  これに対し、毎年、熊が出没する集落や地域に対し、自衛対策として刈り払いの必要性などについて話をしたいと考えている。最近は住宅地付近にも多く出没しているので、街部での開催についても検討していきたいとの答弁がなされております。  次に、7款2項1目観光総務費における八幡平地熱開発影響調査費について、現在の調査状況についてただしております。  これに対し、市では八幡平温泉郷にある玉川、蒸ノ湯、大深、後生掛、志張元湯、銭川、そして今年度から大沼の茶屋湖が入った7カ所を対象に、定期的に湯量や湯の成分等を調査しているが、調査結果に関しては大きな変化はない。  また、年に1回、有識者である大学の先生も入った八幡平地熱開発影響調査委員会を開催し、地熱発電事業者からの調査結果もあわせて判断している。現状では数値的に安定しており、大きく変化はしていないと評価をいただいているとの答弁がなされております。  次に、7款2項2目観光振興費における観光アクセス充実対策事業について、来年度も八郎太郎号を運行するとのことだが、八幡平温泉郷の事業者から要望を反映した来年度の運行計画になるものかただしております。  これに対し、来年度も予約制であるが、今年度の運行時間のバス1台のほかに、もう1台を追加し、鹿角花輪駅から八幡平方面に向かうバスを計画しており、運行時間については地元の事業者からの意見を聞きながら設定していくとの答弁がなされております。  同じく7款2項2目観光振興費における十和田八幡平まなび旅奨励補助金の内容について、ただしております。  これに対し、修学旅行もしくは教育旅行で鹿角市に1泊ないし2泊し、さらに市内の観光施設を回っていただいた団体に対し、1人につき2,000円の補助をするものであり、4,000人分を見込んでいるとの答弁がなされております。  次に、8款2項2目道路橋梁維持費における市民共動市道維持事業について、今年度と昨年度の実績はどうであったのかただしております。  これに対し、今年度の実績は2月6日までに36自治会、執行額140万円となっている。昨年度の執行額は131万円、平成26年度は152万円となっており、年度によりばらつきはあるが、横ばいの状況で推移してきているとの答弁がなされております。  次に、8項2項4目交通安全施設費における交通安全施設整備工事費について、街路灯をLED化するとのことだが、来年度中に工事が完了するものか、またLED化の工事をする際に街路灯の支柱の補修・更新が必要な箇所は補修・更新されるものかただしております。  これに対し、市で管理している蛍光灯等の街路灯は約4,200灯あるが、今年度から2カ年で整備する計画としており、来年度に完了予定である。  また、LED化に更新する約4,200灯は、電柱もしくは木柱につけた蛍光灯等を対象にしており、木柱が倒れかかっている箇所については鉄のポールに改修している。そのほか、一昨年度から点検を行っており、LED化とは別に随時補修を進めているとの答弁がなされております。  次に、8款3項2目砂防費における急傾斜地崩壊対策事業について、4カ所実施するとのことだが、実施場所についてただしております。  これに対し、十和田大湯の下の湯、十和田毛馬内の古下夕、尾去沢の上山、花輪の荒屋敷の4カ所が実施予定であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第25号中、当常任委員会の所管する予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第29号平成29年度鹿角市下水道事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員からは焼却汚泥処理の処理先と処理費用の推移についてただしております。  これに対し、焼却汚泥処理は秋田市にある臨海処理区において全て処理している。また、処理費用については、ほとんど変わっていないとの答弁がなされております。  次に、下水道加入促進事業の内容についてただしております。  これに対し、受益者負担金一括納付奨励金については、下水道の受益者負担金の納付初年度第1期の納期限までに全額納付していただいた方に6%の報奨金を支払う制度を実施している。  また、水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金については、下水道接続工事の際に金融機関から借り入れをして工事をした場合に対し、その借入れ利息分について市が利子補給補助をする制度であるとの答弁がなされております。  次に、公共下水道管渠TV調査委託料の内容についてただしております。  これに対し、この委託内容はマンホールからマンホール間の管渠をカメラで撮影し、漏れやひび割れがないか調査を実施しており、年間約2.2キロメートルを継続して調査しているとの答弁がなされております。  次に、施設管理委託料の内容についてただしております。  これに対し、十和田大湯の真空ステーションと八幡平湯瀬の汚水処理センターの真空ステーションに対して施設管理を委託しているものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第29号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第30号平成29年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員からは維持管理費用の推移についてただしております。  これに対し、水洗化率により若干の変動はしているが、維持管理費用については大きく変動はしていないとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第30号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成29年度鹿角市上水道事業会計予算についてでありますが、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第1号地域別最低賃金の引き上げと全国一律最賃制の実現、中小企業支援の拡充を求める陳情についてでありますが、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 中山一男 降壇) ○議長(田村富男君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(田村富男君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第2号鹿角市過疎地域自立促進計画の変更について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号鹿角市下水道事業特別会計への繰り入れについて及び議案第4号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰り入れについての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第3号及び議案第4号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第3号及び議案第4号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから議案第7号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第5号から議案第7号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第5号から議案第7号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号鹿角市市税条例等の一部を改正する条例の制定について及び議案第9号鹿角市歴史民俗資料館条例の制定についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第8号及び議案第9号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第8号及び議案第9号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号鹿角市企業立地促進条例の一部改正について及び議案第11号鹿角市大湯地区温泉条例の制定についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第10号及び議案第11号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第10号及び議案第11号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号鹿角市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について及び議案第13号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第12号及び議案第13号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第12号及び議案第13号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について及び議案第15号鹿角市水道事業給水条例の制定についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第14号及び議案第15号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第14号及び議案第15号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号鹿角市大湯財産管理会条例等を廃止する等の条例の制定について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第16号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第17号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第17号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)及び議案第19号平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第18号及び議案第19号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第18号及び議案第19号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号平成28年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第2号)から議案第24号平成28年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)までの5議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本5議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第20号から議案第24号までの5議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第20号から議案第24号までの5議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号平成29年度鹿角市一般会計予算について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第25号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算から議案第28号平成29年度鹿角市介護保険事業特別会計予算までの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第26号から議案第28号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第26号から議案第28号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号平成29年度鹿角市下水道事業特別会計予算から議案第31号平成29年度鹿角市上水道事業会計予算までの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第29号から議案第31号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第29号から議案第31号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、29陳情第1号地域別最低賃金の引き上げと全国一律最賃制の実現、中小企業支援の拡充を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第1号については採択と決します。  次に、29陳情第2号共謀罪テロ等組織犯罪準備罪)法案の国会提出に反対する陳情について、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
     29陳情第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第2号については不採択と決します。  次に、継続審査となっておりました28陳情第11号「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しにあたり、現行制度の継続を求める国への意見書の提出を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  28陳情第11号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、28陳情第11号については採択と決します。  次に、同じく継続審査となっておりました28陳情第12号若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式運用の見直しを求める国への意見書の提出を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  28陳情第12号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、28陳情第12号については採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前11時15分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時24分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(田村富男君) ただいま、発議3件及び議案2件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件及び議案2件を本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件及び議案2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、発議3件について提案者の説明を求めます。兎澤祐一君。     (14番 兎澤祐一君 登壇) ○14番(兎澤祐一君) 私から、発議第1号から発議第3号までの3件について、提案理由をご説明申し上げます。  まず、発議第1号地域別最低賃金の引き上げと全国一律最賃制の実現、中小企業支援の拡充を求める意見書の提出についてでありますが、地域経済を活性化させる上で、地域間格差の是正と最低賃金の大幅な引き上げが必要と考えられることから、地域別最低賃金の引き上げ及び全国一律最低賃金制度の実現、また、中小企業支援の拡充等を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第2号「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しに当たり、現行制度の継続を求める意見書の提出についてでありますが、「高額療養費」及び「後期高齢者の窓口負担」の見直しに当たり、現行制度を継続することや、さらなる患者負担増で受診抑制が起きないように慎重に審議を行うことを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第3号若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式運用の見直しを求める意見書の提出についてでありますが、若い人も高齢者も将来にわたって安心、安定して暮らしていくための年金制度の改善及び年金積立金の安定的な運用を図るため、株式運用の見直しを求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第1号から発議第3号までの発議3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (14番 兎澤祐一君 降壇) ○議長(田村富男君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第1号から発議第3号までの発議3件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第1号から発議第3号までの発議3件については原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)及び議案第33号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)の2件を一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 平成28年度の一般会計補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。  平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)です。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,319万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ178億2,338万5,000円とします。  第2条において繰越明許費の変更、第3条において債務負担行為の追加をいたします。  平成29年2月23日提出、鹿角市長。  4、5ページをお開きいただきたいと思います。  今回の補正予算は、市有財産整備費について、現在解体作業を進めております旧消防庁舎管理棟において、施設撤去後の土壌の一部に重油の付着が確認されたため、この処理費用を工事費に追加するほか、除雪対策事業において今後の除排雪経費に不足が見込まれるため追加するものです。  また、東北自動車道等緊急流入路整備事業につきまして、基本協定を平成28年度内に締結する必要が生じたため、債務負担行為を設定するものであります。  4ページの第2表ですが、2款1項市有財産整備費について、今回の補正予算歳出額と同額を加えるものであります。第3表の債務負担行為は、東日本高速道路株式会社東北支社と基本協定を締結するため、平成29年度分の市の負担金について債務負担行為を設定します。  9、10ページをお開きください。  2歳入です。17款2項1目1節財政調整基金繰入金5,319万3,000円は、今回の補正財源として繰り入れを行います。  11、12ページをお開きください。  3の歳出です。2款1項6目財産管理費の市有財産整備費319万3,000円は、旧消防庁舎管理棟の工事費に追加します。  8款2項3目除雪対策費の除雪対策事業5,000万円は、除雪委託料に不足が見込まれる金額を追加いたします。  以上で説明を終わります。  続きまして、平成29年度の補正予算書をごらんいただきたいと思います。  1ページをお開きください。  議案第33号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)です。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ185万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ176億1,715万4,000円とします。  平成29年2月23日提出、鹿角市長。  7、8ページをお開きいただきたいと思います。  今回は、東北自動車道緊急流入路整備事業について工事設計金額が確定しまして、平成29年度当初予算で計上いたしておりました市の負担金に差額を追加するものであります。  2の歳入ですが、17款2項1目1節財政調整繰入基金85万1,000円と2目1節まちづくり基金繰入金100万円は、今回の補正財源として繰り入れます。  9、10ページをお開きください  3の歳出です。2款1項7目企画費の東北自動車道緊急流入路整備事業185万1,000円は、整備をするため、東日本高速道株式会社東北支社への工事負担金を追加するものです。当初予算計上分と合わせまして負担金は6,375万3,000円となります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより、質疑を受けます。  議案第32号及び議案第33号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第32号及び議案第33号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第32号及び議案第33号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第32号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)及び議案第33号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(田村富男君) 次に、お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。  閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもって、平成29年第1回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る2月2日から本日までの22日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、本定例会の審議の過程で出されました議会の意見等を十分に尊重され、新年度におきましても、今以上に効率的な行財政の運営に当たられますよう切望いたします。  この際、任期満了の定例会を終えるに当たり、議長として一言ご挨拶を申し上げます。
        (議長 田村富男君 登壇) ○議長(田村富男君) 平成25年4月12日、第3回市議会臨時会におきまして議員各位のご推挙により議長に就任以来、一昨年の再任を経て、4年間にわたり微力ながらも職務を遂行できましたことは、ひとえに議員の皆様と市長初め理事者各位のご支援、ご協力のたまものであり、今日までのご厚情に対しまして衷心より感謝を申し上げます。  私どもは、来る3月31日をもって任期を満了するものでありますが、3月12日に行われます市議会選挙に立候補を予定されます方々には、全員が当選の栄誉を得られますよう、格段のご努力、ご奮闘をご祈念申し上げます。  また、今期をもってご勇退されます方々には、これまでのご功績に対し、衷心より敬意と感謝を申し上げます。今度とも健康には十分留意され、それぞれの立場におかれまして本市発展のためご指導、ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げまして、甚だ措辞ではございますが、私のお礼の言葉にかえさせていただきます。  まことにありがとうございました。     (議長 田村富男君 降壇) ○議長(田村富男君) 次に、市長から挨拶があります。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) 議長から発言の許可をいただきまして、議員の皆様に一言お礼を申し上げます。  まず、本定例会に提案いたしました多数の議事案件につきまして、慎重にご審議いただきご可決賜りましたことに心からお礼を申し上げます。  また、議員の皆様におかれましては、任期もいよいよ間近に迫りました。在任中の市政発展に資する多くのご貢献に対しまして、心より感謝を申し上げます。  お名残惜しくも今期をもってご勇退されます方々には、これまで長年にわたり本市の発展と市民福祉の向上のため多大なるご尽力をいただき、改めて敬意と感謝を申し上げますとともに、今後ともそれぞれの立場におかれましてご指導、ご助言を賜りますようお願いを申し上げます。  また、立候補を予定されている皆様におかれましては、再び本議場でお目にかかれますよう、ご健闘を心よりお祈りいたしております。  議員の皆様には今後とも健康には十分ご留意され、市政に対しまして従来どおりのご指導とお力添えを賜りますよう切にお願いを申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。  本当にありがとうございました。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(田村富男君) 以上で、平成29年第1回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時40分 閉会              平成29年 第1回鹿角市議会定例会                 閉会中審査事件付託表                              (平成29年2月23日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │市総合計画の推進について                          │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、     │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   田  村  富  男        署名議員   福  島  壽  榮        署名議員   宮  野  和  秀...