鹿角市議会 > 2016-09-23 >
平成28年第6回定例会(第4号 9月23日)

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  1. 鹿角市議会 2016-09-23
    平成28年第6回定例会(第4号 9月23日)


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    平成28年第6回定例会(第4号 9月23日)     平成28年9月23日(金)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第71号      議案第72号      議案第73号      議案第74号      議案第75号
         議案第76号      議案第77号      議案第78号      議案第79号      議案第80号      議案第81号      議案第82号      議案第83号      議案第84号      議案第85号      認定第 1号   3 日程追加      議案の上程      発議第 9号 鹿角市議会議員定数条例の一部改正について      発議第10号 鹿角市議会委員会条例の一部改正について      発議第11号 鹿角市議会政務活動費の交付に関する条例の全部改正について   4 日程追加      議案の上程      報告第 5号 継続費精算報告書について             (認定こども園建設事業)      報告第 6号 平成27年度鹿角市健全化判断比率について      報告第 7号 平成27年度鹿角市資金不足比率について      議案第86号 監査委員の選任について      議案第87号 平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)      認定第 2号 平成27年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について      認定第 3号 平成27年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認             定について      認定第 4号 平成27年度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について      認定第 5号 平成27年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて      認定第 6号 平成27年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて      認定第 7号 平成27年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認             定について      認定第 8号 平成27年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて      認定第 9号 平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定につ             いて   5 日程追加      決算特別委員会の設置   6 日程追加      議員派遣の件について   7 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  小 田   修 君     2番  児 玉 悦 朗 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  舘 花 一 仁 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  田 中 孝 一 君        9番  児 玉 政 明 君    10番  中 山 一 男 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  吉 村 ア イ 君       13番  髙 杉 正 美 君    14番  兎 澤 祐 一 君       15番  黒 澤 一 夫 君    16番  田 村 富 男 君       17番  倉 岡   誠 君    18番  福 島 壽 榮 君       19番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    代表監査委員    二ツ森   要 君  総務部長      安 保 一 雄 君    市民部長      児 玉   晃 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      工 藤 裕 悦 君  建設部長      山 口 達 夫 君    教育部長      奈 良 義 博 君  総務部次長     田 口 善 浩 君    総務部付次長待遇  秋 元 英 俊 君  会計管理者     米 田 直 子 君    総務課長      佐 藤 康 司 君  財政課長      大 里   豊 君    監査委員事務局長  佐 藤 千絵子 君  農業委員会事務局長 渡 部   勉 君    選挙管理委員会事務局長                                   佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      阿 部   薫 君    副主幹       小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君     午前10時00分 開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第4号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告いたします。  お手元に配付しておりますとおり、監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(田村富男君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る9月2日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第71号から議案第85号までの議案15件及び認定1件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長児玉政明君。    (総務財政常任委員長 児玉政明君登壇) ○総務財政常任委員長児玉政明君) 私から、去る9月2日の本会議において当総務財政常任委員会に付託されました議案5件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第72号鹿角市議会議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に要する経費の限度額を引き上げるため、条例を改正するものであります。  本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  最初に、公職選挙法施行令において、選挙の公営に関しては必ず3年に一度引き上げることとなっているものかをただしております。  これに対し、3年に一度見直すこととなっており、必ずしも引き上げされるものではないこと、また、今回の引き上げについては、平成26年の消費税引き上げを踏まえたものであるとの答弁がなされております。  さらに、委員から、政令の改正に伴い市の条例も必ずこれに倣わなければならないかをただしております。  これに対し、必ずしも政令に倣って金額を見直すことが義務づけられるものではないが、政令で定めた額を条例の根拠として使用してきている旨の答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第73号鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、選挙運動用ビラの作成の公営に要する経費の限度額を引き上げるため条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第74号鹿角市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項の規定に基づき、個人番号を利用することができる事務を定めるため、条例を改正するものであります。
     本案の審査に当たり、マイナンバーを利用するに当たり、利用業務がふえるたびに条例を見直す形となっているが、今後も新たにマイナンバーを利用する業務がふえる都度、条例を改正する必要があるのかをただしております。  これに対し、法令で限定列挙されている事務以外については、個人番号の利用に当たり、条例で利用する事務を定める必要があることから、その必要性が生じた都度、改正が必要である旨の答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第75号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、投票管理者等の従事時間が公職選挙法第40条第1項本文及び第48条の2第6項に規定する投票所の開設時間の2分の1以下である場合の報酬の額を定めるため、条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第82号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中、条文、歳入全款、歳出2款1項総務管理費、9款消防費、13款諸支出金についてご報告いたします。  条文第1条、歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれに1億1,956万7,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ168億3,672万1,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、14款2項1目総務費県補助金生活交通路線維持費補助金について、どのバス路線が交付対象であるかをただしております。  これに対し、八幡平大環状線、寺坂・大湯線、志張線、尾去沢線の4路線であるとの答弁がなされております。  さらに、委員より、補助金の対象となった経緯についてただしております。  これに対し、国の当該路線に対する補助金が減少したことから、その減少分について、県が新たに補助を行うこととなったものであるとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項7目企画費のふるさと鹿角応援寄附推進事業について、寄附の見込額及び寄附見込額に対する返礼品の割合についてただしております。  これに対し、現在の見込みでは、月平均250件、平均寄附額1万4,000円として、寄附額を4,200万円ほどと見込んでおり、これに対する返礼品の割合はおおむね4割を上限としているとの答弁がなされております。  次に、移住促進事業について、今後の移住コンシェルジュの採用予定についてただしております。  これに対し、移住コンシェルジュの任期は3年であるが、現在の予定としては、来年度は引き継ぎを考慮して2人の雇用を行い、その後、年1人ずつ雇用する予定であるとの答弁がなされております。  さらに、委員から、来年度で任期が満了となる移住コンシェルジュ4人は、引き続き鹿角に定住する意向であるかをただしております。  これに対し、4人は着任当初から鹿角市内で起業し、そのまま定住することを希望しており、現在、資格取得などの準備を進めているほか、起業に当たっては、創業支援の活用やまちなかオフィスへの入居も視野に入れているとの答弁がなされております。  次に、2款1項8目地域情報化推進対策費光ファイバーケーブル移設工事負担金について、電柱が古くなったための移設工事とのことであるが、その電柱はどの場所にあるのかをただしております。  これに対し、八幡平の切留平や花輪の用野目太田など、全部で25カ所を予定しているとの答弁がなされております。  さらに、委員から、光ファイバーケーブルの増設の状況についてただしております。  これに対し、市では光インターネットサービス拡充に当たり、これまでも通信事業者と協議を進めてきているところであるが、エリア拡大のネックとなっている初期投資に係る費用を助成することを提案しながら協議を進めており、今後も引き続き協議を進めていくとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第82号中、当委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 児玉政明君降壇) ○議長(田村富男君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長浅石昌敏君。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君登壇) ○教育民生常任委員長浅石昌敏君) 私から、去る9月2日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案7件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第76号鹿角市市税条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方税法等の一部を改正する等の法律等の施行に伴い条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第77号鹿角市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地方再生法に基づく認定地域再生計画に記載されている地方活力向上地域において、固定資産税の不均一課税の措置を講ずるため、条例を制定するものです。  本案の審査に当たり、委員から、東京23区内にある本社機能を有する事業所が本市へ移転する場合、固定資産税を3年間減税するとのことだが、東京周辺の埼玉や神奈川などの都市からの移転は対象にならないものか、また、本社機能の定義についてただしております。  これに対し、首都機能が東京にのみ集中していることを解消するという大きな考え方があり、対象を東京23区に限定しているものである。また、本社機能とは、工場、営業所等は含まず、調査企画部門や研究開発にかかわる重要な機能を有する事業所等のことを指すものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第78号鹿角市老人福祉センター条例の全部改正についてでありますが、本案は、鹿角市老人福祉センターを旧ゆとりランドに機能移転するため条例を改正するものです。  本案の審査に当たり、委員から、かくら荘機能の移転に当たり、9月1日に市民との意見交換会を開催しているが、それ以前から関係者などとの協議はなされていたものか、また、意見交換会で出された市民からの意見、要望等は移転に当たり反映されているものかただしております。  これに対し、旧ゆとりランドについては、民間の力をかりて再生すべく、財政課において施設の利活用策を公募した経緯があるが、最終的に応募者がなかったため、長く空き施設とするのは好ましくないとの考えから、早期再開をすべく、老朽化のために以前からの存廃を検討していたかくら荘の移転及び大湯地区包括支援センターの設置をすることとしたもので、日程的にも事前に市民からの意見を聞くことはできなかったものであるが、意見交換会で出された市民の意見、要望等については、既存の建物を活用することもあり、要望に応えるのが難しい部分もあるものの、可能な限り対応してまいりたいとの答弁がなされております。  さらに、委員から、プールの使用を想定していないとのことだが、市民の健康増進のためにもプールの再開は考えられないものか、ただしております。  これに対し、プールの再開については、かくら荘の移転という目的及び運営にかかわる費用も鑑みると、再開は難しいものと考えているが、今後、公募する指定管理者において、健康づくりや介護予防の一環として独自にプールを再開する可能性もあり得ると考えているとの答弁がなされております。  委員からは、プールの再開を含め、大湯地区にある温泉、宿泊施設、森林セラピー、それから今後建設される大湯温泉地区観光拠点施設など豊富な資源を生かし、大湯地区全体の活性化について、いま一度、市を挙げて考えていただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第79号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案は、所得税法等の一部を改正する法律の施行に伴い条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第82号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中、歳出、2款2項市民共動費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、3款1項3目老人福祉費地域介護福祉空間整備事業について、介護ロボットの導入をする市内の2法人に対し、経費の一部を助成するとのことだが、導入される介護ロボットの機能についてただしております。  これに対し、1つは介護する側の方が腰に装着し、介護にかかる腰への負担を軽減する機能を持つもので、もう一つは、移乗サポートロボットという介護される側の方がベッドから車椅子などへ移乗する際に使用するカート的な機能のものであるとの答弁がなされております。  次に、10款5項4目芸術文化振興費芸術文化振興事業において、本市出身の画家の絵画について、市への寄贈にかかわる経費が計上されているが、寄贈の経緯等、その詳細についてただしております。  これに対し、大湯出身の画家であり、東京において画家活動をされていた岩館知義氏のご遺族から、十和田湖や大湯地区油絵の風景画4枚を市へ寄贈したいとの申し出があったことから、寄贈を受けることとし、絵画専用のトラックの運搬委託料等の必要な経費を計上させていただいたものであるとの答弁がなされております。  さらに、委員から、寄贈いただいた絵画について、展示などは計画されているものかただしております。  これに対し、コモッセや各市民センターでの展示や、大湯の公共施設においても展示したいと考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第82号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第83号平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、保険料還付金追加補正をするものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第84号平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は、地域包括支援センター運営業務の委託料の債務負担行為を設定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君降壇) ○議長(田村富男君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長中山一男君。     (産業建設常任委員長 中山一男君登壇) ○産業建設常任委員長中山一男君) 私から、去る9月2日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案5件、認定1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第71号市道路線の認定についてでありますが、本案は、鹿角市花輪字合ノ野地内において行われた宅地開発事業によりつくられた道路を市が認定するものであります。本案の審査に当たり、委員から、現地を確認したところ、幅員6メートルで行きどまりの丁字路となっていることから、本路線の除雪に支障はないものかただしております。  これに対し、市道認定の要件は、袋路上の道路の場合、回転場所を設ける必要があるので、除雪等に必要な回転場所として丁字路となっているものであるという答弁がなされております。  以上の審査によりまして、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第80号鹿角市まちなかオフィス条例の制定についてでありますが、本案は、鹿角市まちなかオフィスの設置に伴い、地方自治法第244条の2第1項の規定により条例を制定するものであります。  本案の審査に当たり、委員から、本施設の利用にかかわる利用料の減免措置の内容についてただしております。  これに対し、減免の指定範囲と基準については、規則で別に定めることになるが、レンタルオフィスについては、市外からの本社移転や企業進出する場合においては、入居から5年間10割減免を、またインキュベートルームについては、市外在住者が本市に新規で転入してきた場合においては、入居から3年間10割の減免とする予定であるとの答弁がなされております。  さらに、委員から、施設使用料の算定根拠についてただしております。  これに対し、施設改修費維持管理費用を勘案して、残存耐用年数と面積按分に応じて積算しており、また他市町村の類似施設の使用料や民間貸店舗の相場とは、著しい差はないものの、比較的低廉な使用料となっているとの答弁がなされております。  次に、委員から、第5条において本施設へ必要な職員を置くことができると規定しているが、実際に職員を配置するのか、また新たに職員を採用するのか、職員の配置計画についてただしております。  これに対し、オフィスの所長は管理者として市の職員が兼務し、新たに職員を採用し配置する予定はない。  また、6月補正予算で計上した地域内連携推進事業による委託先の職員をオフィスに配置し、事業推進の業務のほか、本施設の管理業務も兼ねながら担っていただくこととなるとの答弁がなされております。  さらに、委員から、サポートルームの使用料についてただしております。  これに対し、サポートルームにおいては、インキュベーターを配置し、起業・創業を目指す方の相談や支援する相談室を設置する予定で、使用料は無料としているとの答弁がなされております。  次に、委員から、特定使用者施設使用者との区分についてただしております。  これに対し、レンタルオフィス及びインキュベートルームに入居した有料の使用許可をもって使用する者を特定使用者とし、会議室、インキュベーションフロアといった無料施設を使用する者を施設使用者として区分しているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第81号平成27年度鹿角市上水道事業剰余金処分についてでありますが、本案は、地方公営企業法第32条第2項の規定により、事業年度に生じた利益の処分について議会の議決を求めるものであり、当該年度の未処分利益剰余金5億1,771万7,545円のうち、平成27年度決算の純利益相当額5,122万600円について、建設改良積立金へ処分するものであります。  本案の審査に当たり、委員から、剰余金額及び建設改良積立金の推移についてただしております。  これに対し、未処分利益剰余金に関しては、平成25年度より4億6,600万円余りとなっており、平成27年度までの3年間は金額に変更はない。  また、建設改良積立金は、平成26年度は地方公営企業法において会計制度の改正があったことなどの特殊な事情があり、約9,000万円であったが、平成25年度と平成27年度とも同程度の約5,000万円を建設改良積立金として処分しているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、給水人口の減少による今後の上水道事業の見通しについてただしております。  これに対し、来年度から、簡易水道事業特別会計と上水道事業会計が一本化されることで、利益は減額となることが予想される。また、給水件数が減少した場合、積み立てした建設改良費や剰余金額も減少していくものと思われるとの答弁がなされております。  以上の審査によりまして、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第82号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中、歳出4款衛生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款1項2目農業総務費の山村開発センター管理費について、修繕の内容と施設の利用状況についてただしております。  これに対し、山村開発センターは、昭和55年に建設され、大分老朽化が進んでいることから、今回はボイラー周辺の弁類を修繕するものである。  また、施設の利用状況については、平成27年度は3,600人を超える利用状況であったが、今年度も昨年と同程度の利用状況であり、特に視聴覚室の利用が多く、研修会や農業部門の講座等に利用されているとの答弁がなされております。  次に、委員からは、本センターの利用率の向上対策についてただしております。  これに対し、視聴覚ホールは音響設備が整っているのが特徴的であるので、その特性をPRしながら引き続き積極的に活用がなされるように取り組んでいくとの答弁がなされております。  次に、6款1項4目園芸振興費のかづの農業夢プラン応援事業について、2件の果樹農家への支援を行うとのことだが、具体的な支援内容についてただしております。  これに対し、この事業の支援メニューの1つである豪雪・凍害回避型果樹産地転換促進事業による雪や凍害等の発生を事前に予防するための樹園地で用いる除雪機の導入に対する補助であるとの答弁がなされております。  次に、6款1項10目畜産振興費のかづの牛導入資金貸付基金事業について、かづの牛の増頭計画にあわせ、繁殖用雌牛の導入資金の貸付基金へ40頭分積み立てするとのことだが、貸し付けたかづの牛の個体管理などの確認はしているものかただしております。  これに対し、BSE発生以降、国の対策として肉用牛はトレーサビリティーによる耳標管理等が全てなされており、市でも、年に一度は農家を回って確認をしているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、現在の貸付牛の頭数と貸し付け先についてただしています。  これに対し、現在の貸付牛は176頭で、貸し付け先は、平成25年度、平成26年度に整備したかづの牛生産育成施設で飼養管理する日本短角種の導入を対象としていることから、一般の畜産農家ではなく秋田県畜産農業協同組合長との契約となるとの答弁がなされております。  さらに委員からは、日本短角種の人気が高いが、今後の増頭計画についてただしております。  これに対し、本市の増頭計画については、平成29年度末時点で500頭を超える計画を立てているが、かづの牛生産育成施設の整備と、資金制度の支援をもって達成できるものと見込んでいるとの答弁がなされております。  次に、8款4項3目公園整備費について、黒森山公園内のあずまや1棟を補修するとのことだが、修理内容と公園の利用状況についてただしております。  これに対し、老朽化及び近年の豪雪が原因と考えられる軒先の垂木折れを修繕するものである。
     また、利用状況については、近年はパークゴルフの利用者が多いと感じているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第82号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第85号平成28年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、定期人事異動に伴う人件費の調整及び検満メーター購入に伴う請負差額が発生したことによる減額、また企業債利息の借入利率が低下したことによる償還利息の減額等であり、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、認定第1号平成27年度鹿角市上水道事業会計決算認定についてでありますが、本会計の平成27年度の決算状況については、収益的収支は、総収益が5億8,094万6,222円で、対前年比5.3%の減、また総費用は5億1,257万2,218円で、対前年比4.1%の増となっております。  また、資本的収支においては、収入額1億7,794万1,874円に対し、支出額3億4,820万1,479円となっており、不足する1億7,025万9,605円については、当年度消費税資本的収支調整額と過年度損益勘定留保資金で補填されております。  以上が、平成27年度本会計の決算概況であり、監査意見書と照合しながら慎重に審査いたしております。  本案の審査に当たり、委員から、配水量と有収水量との差の水量の決算処理と、その水量に関する使用者からの負担はあるものか、ただしております。  これに対し、この水量の差については、ほとんどが漏水が原因であることから、水道メーターを通らないため、収入にならない水量であり、浄水処理等にかかわる営業費に計上になるため、一般使用者の負担はないものであるとの答弁がなされております。  次に、委員からは、剰余金処分計算書について、議会の議決による処分と条例による処分の違いは何かただしております。  これに対し、利益剰余金の処分をする場合は、国の法律では、議会の議決による処分か、または条例による処分のどちらかで処分しなければならないとしており、どちらの方法をとるかは自治体の判断に任せられている。  本市では、条例で処分項目は規定していないため、毎回、議会の議決を経て処分しているものである。  条例で規定しない理由については、前年度の決算や今年度以降の経営状況を鑑みながら、その都度、処分方法を適切に選択するためであるとの答弁がなされております。  次に、委員からは、石綿管更新が必要な数量と今後の更新工事についてただしております。  これに対し、平成13年から更新工事を計画的に実施してきており、現在のところ、台帳上では東山地区への送水管1キロメートル弱が残っている状況であるが、今後、東山増圧ポンプの改修とあわせて更新工事をする予定としている。  今後の更新工事については、小豆沢地区、高屋地区などの未普及地域解消事業が続くことや、石綿管以外にも花輪地区に40年以上たつ老朽管があるため、それぞれの事業の折り合いを見ながら更新工事を進めてまいりたいと考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり認定すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 中山一男 降壇) ○議長(田村富男君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(田村富男君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第71号市道路線の認定について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第71号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第71号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号鹿角市議会議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について及び議案第73号鹿角市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第72号及び議案第73号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第72号及び議案第73号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号鹿角市行政手続における特定の個人を認識するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について及び議案第75号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第74号及び議案第75号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第74号及び議案第75号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号鹿角市市税条例の一部改正について及び議案第77号鹿角市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第76号及び議案第77号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第76及び議案第77号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号鹿角市老人福祉センター条例の全部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第78号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第78号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第79号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第79号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号鹿角市まちなかオフィス条例の制定について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第80号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第80号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号平成27年度鹿角市上水道事業剰余金処分について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第81号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第81号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第82号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第82号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第84号平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)並びに議案第85号平成28年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)の3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第83号から議案第85号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第83号から議案第85号までの3議案については原案のとおり可決されました。  次に、認定第1号平成27年度鹿角市上水道事業会計決算認定について、委員長の報告は認定であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  認定第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第1号は認定することに決しました。  暫時休憩いたします。     午前10時46分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時47分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(田村富男君) ただいま兎澤祐一君外5名の方々より発議3件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件を本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  提案者の説明を求めます。兎澤祐一君。     (14番 兎澤祐一君登壇) ○14番(兎澤祐一君) 私から、発議第9号から発議第11号までの3件について提案理由のご説明を申し上げます。  まず、発議第9号鹿角市議会議員定数条例の一部改正についてでありますが、議員定数について、人口規模等を勘案した結果、現在の議員定数「20名」から2名を減じた「18名」に変更するため、改正するものであります。  なお、附則として、この条例は、公布の日以降、初めてその期日を告示される一般選挙から施行することとするものであります。  次に、発議第10号鹿角市議会委員会条例の一部改正についてでありますが、議員定数条例の改正に伴い、常任委員会の委員定数を変更するため、改正するものであります。  なお、附則として、この条例は平成29年4月1日から施行するものであります  次に、発議第11号鹿角市議会政務活動費の交付に関する条例の全部改正についてでありますが、政務活動費の交付について、「議員個人に対する交付」から「会派及び会派に属さない議員に対する交付」へ変更するため、改正するものであります。  なお、附則として、この条例は平成29年4月1日から施行するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第9号から発議第11号までの発議3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (14番 兎澤祐一君降壇) ○議長(田村富男君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第9号から発議第11号までの発議3件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第9号から発議第11号までの発議3件については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(田村富男君) ただいま報告3件、議案2件及び認定8件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました報告3件、議案2件及び認定8件について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、報告第5号継続費精算報告書について及び地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定による報告第6号平成27年度鹿角市健全化判断比率について並びに同法第22条第1項の規定による報告第7号平成27年度鹿角市資金不足比率についての報告3件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 追加提出議案をお開きいただきたいと思います。  報告第5号でございます。  継続費精算報告書について。  平成27年度に終了した継続費の精算について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、別紙のとおり報告する。  平成28年9月23日提出 鹿角市長。  次のページをお開きください。  平成27年度鹿角市一般会計継続費精算報告書であります。  3款2項児童福祉費、事業名は認定こども園建設事業、事業年度は平成26年度から27年度までの2年間です。  全体計画の年割額の合計額は6億147万9,000円です。  特定財源の地方債は過疎対策事業債、また、その他はまちづくり基金繰入金です。  実績ですが、支出済額の合計額は6億17万8,140円です。  比較の欄ですが、計画額と支出済額の差は130万860円です。  以上で報告第5号の説明を終わります。  次に、報告第6号をお開きいただきたいと思います。  平成27年度鹿角市健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成27年度鹿角市健全化判断比率を別紙監査委員の意見をつけて報告する。  平成28年9月23日提出 鹿角市長。  次のページをお開きください。  平成27年度鹿角市健全化判断比率は、一般会計決算、連結決算ともに実質収支が黒字でありましたので、実質赤字比率と連結実質赤字比率は該当がなく、また実質公債費比率は7.9%、将来負担比率は37.8%です。  以上で報告第6号の説明を終わります。  次に、報告第7号をお開きいただきたいと思います。  平成27年度鹿角市資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度鹿角市資金不足比率を別紙監査委員の意見をつけて報告する。  平成28年9月23日提出 鹿角市長。  次のページをお開きいただきたいと思います。  資金不足比率は、公営企業会計の資金不足状況をあらわす指標ですが、本市の公営企業会計4会計は、いずれも資金不足額がないことから資金不足比率は該当なしとなります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第5号から報告第7号までの3件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  報告第5号から報告第7号までは、地方自治法施行令及び地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  お諮りいたします。議案第86号及び議案第87号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  それでは、議案第86号監査委員の選任についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、黒澤一夫議員の退席を求めます。     (15番 黒澤一夫君退席) ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第86号監査委員の選任についてご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、宮野和秀委員が、去る9月6日、都合により辞任されました。その後任として黒澤一夫氏を選任いたしたく、ご提案申し上げる次第でございます。  黒澤氏は、かづの農業協同組合を経て平成9年4月に鹿角市議会議員に当選され、以来、今日まで総務財政常任委員長、鹿角広域行政組合議会議長、鹿角市議会議長を歴任されるなど、市政発展に尽力され、豊富な知識を有している方でございます。  したがいまして、鹿角市監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意をいただきたくご提案申し上げた次第でございます。  何とぞ、ご同意くださいますようお願い申し上げ、提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑、討論を省略し、採決いたします。  議案第86号について、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって議案第86号監査委員の選任については原案に同意することに決しました。  暫時休憩します。     午前10時59分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時00分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第87号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案第87号をごらんいただきたいと思います。  平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)です。
     第1条ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ100万円を追加し、総額をそれぞれ168億3,772万1,000円とします。  第2項において、第1表歳入歳出予算補正を定めております。  平成28年9月23日提出 鹿角市長。  7ページ、8ページをごらんください。  今回の補正予算は、台風10号によって被災いたしました岩手県岩泉町に対しまして、災害見舞金を送るために予算措置するものであります。  歳入において、その財源でございますが、財政調整基金から100万円を繰り入れます。  9ページ、10ページをお開きいただきたいと思います。  歳出ですが、2款1項13目諸費において、26節寄附金から平成28年台風第10号災害見舞金として支出したいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第87号について、原案のとおり可決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第87号については原案のとおり可決されました。  次に、認定第2号平成27年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第9号平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの認定8件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。兎澤祐一君。 ○14番(兎澤祐一君) 議事進行についてでありますが、決算認定にかかわる提案理由の説明は、今後決算特別委員会で審議されることから、簡略にお願いしたいと思います。 ○議長(田村富男君) ただいま兎澤祐一君から提案理由の説明は簡略にという発言がございますが、これを了といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、提案理由の説明は、簡略な説明で了といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。会計管理者。 ○会計管理者(米田直子君) 私から、認定第2号平成27年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第9号平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでのご説明を申し上げます。  簡略にというご発言をいただきましたので、そのように申し述べさせていただきます。  各会計の決算の概要につきまして、さきにお配りしております平成27年度一般会計・特別会計決算概要資料によりご説明申し上げます。  初めに、資料の4ページをお開き願います。  認定第2号に係る一般会計の収支状況でありますが、歳入の決算額は183億2,863万3,314円で、これに対する歳出の決算額は178億4,375万8,876円であります。前年度に比較して歳入は10.88%の減、歳出は11.40%の減となっており、歳入歳出差し引き額は4億8,487万4,438円の黒字であります。この後は端数を切り捨てた1,000円単位で申し上げます。  この歳入歳出差し引き額の中には翌年度への繰越事業に伴います翌年度へ繰り越すべき財源が1億1,478万6,000円含まれておりますので、これを差し引いた実質収支は3億7,008万8,000円の黒字であります。また、前年度の実質収支額を差し引いた、いわゆる単年度収支は592万9,000円の赤字となります。財政調整基金への積立金1億9,557万8,000円を加算した実質単年度収支は1億8,964万8,000円の黒字となります。  次に、認定第3号から認定第9号までの特別会計の決算の総額について申し上げます。  ページを戻っていただきまして、資料の2ページ、3ページをお開き願います。  特別会計の収入済額の計は109億2,007万2,000円で、これに対し支出済額の計は105億7,957万9,000円であります。前年度に比較して歳入は4.69%の増、歳出は3.55%の増となっており、歳入歳出差し引き額は3億4,049万2,000円の黒字であります。各特別会計の差し引き額は全て黒字となっております。  以上、平成27年度一般会計並びに特別会計の決算の概要について申し述べましたが、詳細につきましては、後日、決算特別委員会におきましてご審議いただきます際に事項別明細書及び主要事業執行実績報告書などの関係資料をもって各担当からご説明いたしますので、ご審議の上、何とぞご認定賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。認定第2号から認定第9号までの認定8件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 決算特別委員会の設置 ○議長(田村富男君) 次に、ただいま提案ありました認定8件にかかわる審査のための決算特別委員会の設置について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時08分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時09分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。認定第2号から認定第9号までの認定8件の審査のため、委員会条例第4条の規定により、委員10名をもって決算特別委員会を設置し、別紙付託表のとおり審査をお願いいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  なお、委員の選任につきましては議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時10分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時11分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員名を、事務局長をして朗読させます。 ○事務局長(阿部 薫君) 私から朗読させていただきます。  決算特別委員会委員ですが、1番小田 修議員、2番児玉悦朗議員、3番安保誠一郎議員、4番田口 裕議員、5番和井内貞光議員、6番舘花一仁議員、7番成田哲男議員、10番中山一男議員、14番兎澤祐一議員、17番倉岡 誠議員。  以上であります。 ○議長(田村富男君) ただいま朗読いたしました10名の方々を委員会条例第6条第1項の規定により、決算特別委員会委員に議長により指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名の方々を決算特別委員会委員に選任することに決しました。  この際、決算特別委員会の正副委員長互選のため、決算特別委員会を開催いたしますので、暫時休憩いたします。     午前11時12分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時25分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで私から1点訂正させていただきます。  先ほど、議案第74号鹿角市行政手続における特定の個人を「認識」するための番号の利用等に関する法律と申し上げましたが、「認識」じゃなく「識別」ですので、訂正させていただきます。  休憩中に開催されました決算特別委員会において、委員長に成田哲男君、副委員長に児玉悦朗君がそれぞれ互選されましたので、報告いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件について ○議長(田村富男君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について本日の日程に追加し直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(田村富男君) 次に、お諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長及び決算特別委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、平成28年第6回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る9月2日から本日までの22日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の意見等を十分に尊重され、効率的な行財政の運営に当たられますよう切望いたします。  以上で、平成28年第6回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時28分 閉会
                平成28年 第6回鹿角市議会定例会              議案及び請願・陳情追加付託表                             (平成28年9月23日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │決算特別  │認定第2号 平成27年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について       │  │委員会   │認定第3号 平成27年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい│  │      │て                                     │  │      │認定第4号 平成27年度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について│  │      │認定第5号 平成27年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について │  │      │認定第6号 平成27年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  │  │      │認定第7号 平成27年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい│  │      │て                                     │  │      │認定第8号 平成27年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について │  │      │認定第9号 平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定について  │  └──────┴──────────────────────────────────────┘             平成28年 第6回鹿角市議会定例会                閉会中審査事件付託表                             (平成28年9月23日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │市総合計画の推進について                          │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、     │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │決算特別  │認定第2号 平成27年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について        │  │委員会   │認定第3号 平成27年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい │  │      │      て                               │  │      │認定第4号 平成27年度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について │  │      │認定第5号 平成27年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  │  │      │認定第6号 平成27年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   │  │      │認定第7号 平成27年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい │  │      │      て                               │  │      │認定第8号 平成27年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  │  │      │認定第9号 平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定について   │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   田  村  富  男        署名議員   髙  杉  正  美        署名議員   兎  澤  祐  一...