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1. 鹿角市議会 2016-08-03
   平成28年第5回臨時会（第1号 8月 3日）

   
   取得元: 鹿角市議会公式サイト
   最終取得日: 2022-12-30
   平成28年第5回臨時会（第1号 8月 3日） 　 　　平成２８年８月３日（水）午前１０時開会 　　開会 　　開議 　　議長報告 　第１　会議録署名議員の指名 　第２　会期の決定 　第３　議案の上程 　　　　　議案第７０号 　　　　　　説明、質疑、討論、採決 　　閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 　　　１　会議録署名議員の指名 　　　２　会期の決定 　　　３　議案の上程 　　　　　議案第７０号　平成２８年度鹿角市一般会計補正予算（第４号） ───────────────────────────────────────────── 出席議員（１９名） 　　　　　　　１番　　小　田　　　修　君　　　　　２番　　児　玉　悦　朗　君
   　　　　　　　３番　　安　保　誠一郎　君　　　　　４番　　田　口　　　裕　君 　　　　　　　５番　　和井内　貞　光　君　　　　　６番　　舘　花　一　仁　君 　　　　　　　７番　　成　田　哲　男　君　　　　　８番　　田　中　孝　一　君 　　　　　　　９番　　児　玉　政　明　君　　　　１０番　　中　山　一　男　君 　　　　　　１１番　　浅　石　昌　敏　君　　　　１２番　　吉　村　ア　イ　君 　　　　　　１３番　　髙　杉　正　美　君　　　　１４番　　兎　澤　祐　一　君 　　　　　　１５番　　黒　澤　一　夫　君　　　　１６番　　田　村　富　男　君 　　　　　　１７番　　倉　岡　　　誠　君　　　　１８番　　福　島　壽　榮　君 　　　　　　１９番　　宮　野　和　秀　君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員（なし） ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 　市長　　　　　　　　児　玉　　　一　君　　　　副市長　　　　　　　阿　部　一　弘　君 　教育長　　　　　　　畠　山　義　孝　君　　　　総務部長　　　　　　安　保　一　雄　君 　市民部長　　　　　　児　玉　　　晃　君　　　　健康福祉部長　　　　豊　田　憲　雄　君 　産業部長　　　　　　工　藤　裕　悦　君　　　　建設部長　　　　　　山　口　達　夫　君 　教育部長　　　　　　奈　良　義　博　君　　　　総務部次長　　　　　田　口　善　浩　君 　総務部付次長待遇　　秋　元　英　俊　君　　　　会計管理者　　　　　米　田　直　子　君 　総務課長　　　　　　佐　藤　康　司　君　　　　財政課長　　　　　　大　里　　　豊　君 　監査委員事務局長　　佐　藤　千絵子　君　　　　農業委員会事務局長　渡　部　　　勉　君 　選挙管理委員会事務局長 　　　　　　　　　　　佐羽内　浩　栄　君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 　事務局長　　　　　　阿　部　　　薫　君　　　　副主幹　　　　　　　小田嶋　真　人　君 　副主幹　　　　　　　熊　谷　純　明　君　　　　主査　　　　　　　　石木田　　　慎　君 　　　　　午前１０時００分　開会 ──────────────────────〇　───────────────────── 　　　　開議 ○議長（田村富男君）　ただいまから平成28年第5回鹿角市議会臨時会を開会いたします。 　直ちに本日の会議を開きます。 　本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇　───────────────────── 　　　　議長報告 ○議長（田村富男君）　これより議長報告をいたします。 　監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。 　以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇　───────────────────── 　　　　日程第１　会議録署名議員の指名 ○議長（田村富男君）　次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 　本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、11番浅石昌敏君、12番吉村アイ君を指名いたします。 ──────────────────────〇　───────────────────── 　　　　日程第２　会期の決定 ○議長（田村富男君）　次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 　お諮りいたします。本臨時会の会期については、お配りしております会期議事日程表のとおり本日1日と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり） ○議長（田村富男君）　ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたします。 ──────────────────────〇　───────────────────── 　　　　日程第３　議案の上程 ○議長（田村富男君）　次に、日程第3、議案を上程いたします。 　お諮りいたします。本日上程されます議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり） ○議長（田村富男君）　ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 　それでは、議案第70号平成28年度鹿角市一般会計補正予算（第4号）についてを議題といたします。 　提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長（安保一雄君）　議案書の補正予算中、1ページをお開きいただきたいと思います。 　議案第70号平成28年度鹿角市一般会計補正予算（第4号）です。 　第1条第1項におきまして、歳入歳出それぞれ2,552万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を167億1,715万4,000円とします。 　第2項において、第1表歳入歳出予算補正を定めております。 　平成28年8月3日提出。鹿角市長。 　7ページ、8ページをお開きください。 　今回の補正は、5月末に発生しました降ひょうにより、被害を受けた果樹や花き等について、復旧を支援するため、種苗購入費や、病害虫防除費等の経費、また、果樹の流通販売経費の一部を助成します。 　また、有害鳥獣駆除として、熊の駆除に係る委託料等について追加するものであります。 　7ページの2、歳入ですが、17款2項1目1節財政調整基金繰入金2,552万8,000円は補正財源として繰り入れます。 　9ページ、10ページをお開きください。 　3の歳出です。 　6款1項4目園芸振興費の平成28年度ひょう害農業経営等復旧再開支援対策事業1,979万7,000円は、ひょうにより農作物に被害を受けた農家及び団体が購入する種苗や薬剤等の経費を支援するほか、被害農作物の販売を促進するための出荷用資材の購入費を支援するものです。 　次に、6款2項2目林業振興費の有害鳥獣駆除事業573万1,000円の有害鳥獣駆除業務委託料は、熊の被害防止対策として鹿角市猟友会に委託している箱わな設置及び重機駆除に係る経費を追加します。あわせて、新たに10基の箱わなを購入するほか、入山禁止看板を設置する経費を追加いたします。 　以上で、説明を終わります。 ○議長（田村富男君）　提案理由の説明を終わります。 　これより質疑を受けます。議案第70号について質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○12番（吉村アイ君）　12番吉村です。 　有害鳥獣駆除事業の中の今回わなを10基、それから入山禁止看板ということなんですけれども、最近、通学路なんかにも大分熊が出没しているんですけれども、そのような通学路、子供たちが通るような場所、そういうふうな場所の看板というのは今後どのようになるかお尋ねいたします。 ○議長（田村富男君）　産業部長。 ○産業部長（工藤裕悦君）　一般論として申し上げますが、いずれその熊の被害が予想されるような場所については、そういう啓発看板は設置してまいりたいと考えています。 ○議長（田村富男君）　吉村アイ君。 ○12番（吉村アイ君）　入山禁止区域の看板ということで今、部長の説明があったんで、そこの場所かどうかって、そのようなことでお尋ねしました。 ○議長（田村富男君）　産業部長。 ○産業部長（工藤裕悦君）　今回補正予算でお願いしていますその入山禁止の看板ですが、これにつきましては、春に人身事故がありましたその地区のほうに新たにその入山禁止用のバリケード等の設置の看板をつけるというものの委託料でございます。 ○議長（田村富男君）　ほかにございませんか。和井内貞光君。 ○５番（和井内貞光君）　5番和井内です。 　今、熊のことについてお尋ね、質疑があったわけですが、いわゆる熊の出没のニュースが毎日のようにニュースに流れております。ことしの春にも大湯地区のタケノコのシーズンに4人の命が熊によって奪われたという状況でして、非常に悲惨なニュースが全国的に流れまして、その対策についても追われたところでございます。そうした中で、その後、いわゆる専門家の先生方とか、町内でも、あるいは地域の人方でも、一緒になって熊の対策等々について協議をしていると思うんですけれども、言われているところはやっぱり山に食べ物がないために里におりて来るんだという話も聞きます。あるいは、地元に来て、いわゆる人間の食べるおいしいものがあるから、里におりてくるんだという話もあります。実際のところ、その調査した状況の中で、現状をどのような形で捉えているのですかね。今までやっぱりこういうことがなかったんじゃないかなと思うんですけれども、毎日のように熊が人里に出るという、そういった状況と、それからそうした場合の調査の結果というか、内容。それからそうした対策について、どのような考え方をお持ちなのか、お伺いさせていただきます。 ○議長（田村富男君）　産業部長。 ○産業部長（工藤裕悦君）　このように、何といいますか、人里に熊の出没件数が多くなっているという現状につきましては、いろいろなご意見、提言をいただいておりますが、具体的にそれがどういう根拠に基づいているのかというのは、まだはっきりしておらないような状況です。一説によりますと、議員がおっしゃるように、山に食べ物がないために行動範囲が広がって、人里まで熊が出没していると。また、二、三年前に、山の食べ物が豊作だった時点で熊の頭数がふえたために、その縄張りにあふれた熊が里までおりてきているとか。いろいろな説がございますが、定説というのはまだ専門家でも確定めいたことは言えないような状況になっております。 　人身事故が起きた関係で、大学等の先生方が独自の調査のために調査に入られておりますけれども、その調査結果におきましても、はっきりしたことは我々はまだ報告を受けておらないと。まだ調査が継続中ということでありますので、はっきりしましたら、何かしらの結果をいただくことにはしておりますけれども、現段階でははっきりした調査結果はまだ報告はいただいておらないという状況でございます。 ○議長（田村富男君）　和井内貞光君。 ○５番（和井内貞光君）　そうしますと、今の段階では、そのわなをかけるとか、おりをかけるとか、それから入山の禁止をする看板を立てるとか、あとは注意を喚起するとか、そうしたことが最善の策だと。こういうようなお考えでしょうか。もう少し何かお考えあったらお伺いしたいものですが。 ○議長（田村富男君）　産業部長。 ○産業部長（工藤裕悦君）　専門家からでも効果的なその対策というのはまだ示されておりませんので、通常我々が今まで行ってきたその啓発、いわゆる啓発とか、いわゆる有害となった場合の駆除、おりの設置とか、電気柵の設置とか、そういうものを継続的に効果的に行っていくしか現段階では対策がないのかなと思っておりますので、その辺を強化していきたいと、このように考えています。 ○議長（田村富男君）　和井内貞光君。 ○５番（和井内貞光君）　今の状況をお伺いしました。そうした状況だと思いますので、できる範囲内でこれ、知恵を絞って共存共栄というのは、共存まではいかないのかもしれませんけれども、いわゆる状況をつかみながら、しっかりした対策を立てていっていただきたいと、そのように思います。 　終わります。 ○議長（田村富男君）　ほかにございませんでしょうか。安保誠一郎君。 ○３番（安保誠一郎君）　3番安保です。 　私のほうからは熊ではなくひょうのほうで、ちょっと質問します。 　被害があったのが5月の30日ですよね。あれから大分時間がたっています。その後、生産者の方々にもいろいろ懇談会を開いて、要望も聞きました。その中で、生産者の方々から一番多かったのは、どういう要望が多かったのか、それをちょっとお聞きしたいなと思います。 ○議長（田村富男君）　産業部長。 ○産業部長（工藤裕悦君）　基本的には、減収補填という考え方の要望が多かったわけですが、市としましては、今までもいろいろな農作物の被害対策の支援を行ってきたわけですけれども、減収補填という考え方に立たなくて、あくまでも今後農業を維持するために、来年の生産を維持するために、その辺の肥培管理の支援を行っていくと。今回こういう形での予算組みをさせていただいたということでございます。
   ○議長（田村富男君）　安保誠一郎君。 ○３番（安保誠一郎君）　わかりました。それで、今回被害がかなり多いのは果樹ですよね。問題になるのが、今後異常気象が大分予想されると、こういうことが予想されるということで、今後問題になるのが共済加入ですよね。リンゴなんかはあるんだけれども、桃が現在あんまり浸透していないということなので、桃も大分被害を受けました。今後生産者の方にどのような方向性を持って取り組んでいくのか、それ、共済の関係、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長（田村富男君）　産業部長。 ○産業部長（工藤裕悦君）　桃については、いわゆる農業共済制度がまだないような状況でございます。したがいまして、その関係機関と働きかけながら、そういう共済等の設置に向けまして、行政としては努力していきたいと。 　あと、そのリンゴにつきましては、共済の加入率が余り芳しくはないものですので、今回、その支援策に当たりましては、共済への加入をある程度義務づけと言えば変ですが、そういうものを促しながら、補助申請を受けるような形で共済加入の向上に向けた取り組みもあわせてやっていきたいと、このように考えております。 ○議長（田村富男君）　安保誠一郎君。 ○３番（安保誠一郎君）　ぜひお願いしたいと思いますね。なぜこんなことを言うかというと、生産者の方々といろいろ話をすれば、被害を受けた。だから行政支援をしてくださいと。それはいいんだけれども、やはり共済に入っている人と、入っていない人での差が出ますよね。その辺の不公平感がないように進めてもらいたいと思います。 　以上です。 ○議長（田村富男君）　ほかにございませんか。 　　　　（「なし」と呼ぶ者あり） ○議長（田村富男君）　ないものと認め、質疑を終結いたします。 　次に、討論ございませんか。 　　　　（「なし」と呼ぶ者あり） ○議長（田村富男君）　ないものと認め、これより採決いたします。 　議案第70号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり） ○議長（田村富男君）　ご異議ないものと認めます。よって、議案第70号については、原案のとおり可決されました。 　以上で、本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 　ただいまの時刻をもって、平成28年第5回鹿角市議会臨時会を閉会いたします。 　　　　午前１０時１５分　閉会 　　　　　　　議　　長　　　田　　村　　富　　男 　　　　　　　署名議員　　　浅　　石　　昌　　敏 　　　　　　　署名議員　　　吉　　村　　ア　　イ...