○
教育民生常任委員長(
浅石昌敏君) 私から、去る5月27日及び6月10日の本会議において、当
教育民生常任委員会に付託されました議案5件、請願1件及び陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
初めに、議案第63
号鹿角市
市民センター条例の一部改正についてでありますが、本案は
八幡平市民センターの
移転改築に伴い
位置等を変更するため条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第64
号鹿角市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、
小規模保育事業所A型及び
保育所型事業所内保育事業所について
職員配置に係る特例を設けるとともに、設備の基準を規定する等のため条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第65
号平成28年度鹿角市
一般会計補正予算(第2号)中、歳出、2款2項
市民共動費、3項
徴税費、4項
戸籍住民基本台帳費、3
款民生費、4
款衛生費、7項1項3目
消費者行政推進費、10
款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり委員から出されました質疑、
意見等の主なる内容について申し上げます。
まず、2款2項1目
共同推進費の
コミュニティ推進事業補助金について、2
自治会が
財団法人自治総合センターの
助成事業の
交付決定を受けたことから、
会館備品の整備に対する補助をするとのことだが、補助を希望する
自治会は何件であったのか、また補助を受けるに当たり
優先順位などはあるものかただしております。これに対し、今回は7
自治会から補助の希望が出されたが、市において補助の
優先順位などを定めているわけではなく、希望した7
自治会からの
補助申請や
事業計画書を
自治総合センターに提出した結果、
センターにおいて2件の
交付決定がなされたものであるとの答弁がなされております。
次に、3款1項3目
老人福祉費の
地域介護・
福祉空間整備等交付金が新たに追加されているが、本事業の概要についてただしております。これに対し、国の一億総
活躍社会の実現に向け緊急に実施すべき対策として事業化されたもので、平成29年4月の新しい
総合事業への
全面移行へ向け
高齢者の
介護予防事業や、見守り・
安否確認と
生活支援に積極的に取り組むため、
介護予防・
生活支援拠点の整備を支援するものであり、6
自治会に対し国の内示が得られたことから
自治会館の
長寿命化のための改修や
会館備品などの取得に必要な経費を助成し、
介護予防活動等に取り組んでもらうものであるとの答弁がなされております。
次に、3款2項1目
児童福祉総務費の子供の
未来応援地域ネットワーク形成事業について、本市の子供の
貧困対策推進計画を策定するための経費が計上されているが、子供の貧困を判断する定義のようなものがあるものか、また本市における
貧困率はどれほどなのかただしております。これに対し、子供の貧困については明確な定義があるわけではないが、国において25の指標を掲げており、それでもっておおむね判断することとなる。
なお、国では平成24年の
国民生活基礎調査をもとに子供の
貧困率を示しているが、県や
市町村単位での率は出ていないとの答弁がなされております。
委員からはさらに、
推進計画を策定した後、市として具体的にどのように方策を進めていくものかただしております。これに対し、
推進計画については都道府県が策定を義務づけられており、
市町村における策定までは定められていないが、秋田県においても各
市町村の状況が把握できなければ
取り組みが難しいことから、市としても
推進計画を策定し県と協力しながら方策を進める形になると考えている。
なお、市としての具体的な方策は、今後の
推進計画策定に向けての
アンケート調査の結果等により議論していくこととなり、市としてもできる方策は講じていかなければならないと考えているが、県の
推進計画や
方策等の状況も確認しながら検討してまいりたいとの答弁がなされております。
次に、10
款教育費の
小・中学校施設管理費の
修繕料に関連し、委員からは各
小・中学校において今回の補正で計上された
修繕箇所以外にも修繕などが必要な箇所が見受けられることから、確認の上、早急に対応されたいとの要望が出されております。
以上の審査により、議案第65号中、当
常任委員会所管の
補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第66
号平成28年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は新
国保制度に対応するための
システム改修委託料の追加及び
定期人事異動に伴う
人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第67
号平成28年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は
成年後見制度利用支援事業報酬助成扶助費の追加及び
定期人事異動に伴う
人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、28請願第1号「
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2017年度
政府予算に係る
意見書採択に関する請願」につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。
次に、28陳情第6号「
子どもの
医療費助成に係る
国民健康保険の
国庫負担減額調整措置の廃止を国に求める陳情」につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。
以上で、当
教育民生常任委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
田村富男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。よって、
教育民生常任委員長の報告を終わります。
(
教育民生常任委員長 浅石昌敏君 降壇)
○議長(
田村富男君) 次に、
産業建設常任委員会付託事件の審査結果について、
委員長の報告を受けます。
産業建設常任委員長中山一男君。
(
産業建設常任委員長 中山一男君 登壇)
○
産業建設常任委員長(
中山一男君) 私から、去る5月27日及び6月10日の本会議において当
産業建設常任委員会に付託されました議案6件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
まず、議案第58
号財産の取得についてでありますが、本案は
まちなかオフィス整備事業に係る建物2棟を価格3,880万円で取得するものであります。
本案の審査に当たり、この財産を取得するに当たっては適正な
取得価格であるか、その
算出根拠についてただしております。これに対し、
固定資産税評価相当額と
不動産鑑定額の二通りが考えられましたが、市としては
不動産鑑定額を基準に交渉した結果、それを下回る価格で合意に達することができたとの答弁がなされております。
以上の審査によりまして、議案第58号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第59
号市道路線の認定についてでありますが、本案は鹿角市
花輪字福士地内において行われた
小規模宅地開発事業により新設された道路を市道認定するものであります。
本案の審査に当たり、委員からこの道路の舗装及び側溝の現状についてただしております。これに対し、舗装及び側溝は敷設されており、延長208.1メートル、幅員6メートルであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第59号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第60
号鹿角市
下水道事業特別会計への繰入れの変更についてでありますが、本案は
公共福祉の増進のため鹿角市
下水道事業の推進を図る上で、平成28年度鹿角市
一般会計から鹿角市
下水道事業特別会計への繰入額を4億1,600万円以内から4億2,100万円以内に変更する必要があるため議会の議決を求めるものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第65
号平成28年度鹿角市
一般会計補正予算(第2号)中、歳出、5
款労働費、6
款農林水産業費、7款1項1目
商工振興費、2項
観光費、8
款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり委員から7
款商工費について、
観光宣伝推進事業の具体的な内容についてただしております。これに対し、葛飾区との連携・
協力協定を受け、区内で行われる
イベントに参加するものであり、本市のPRと
物産店出店に係る経費で11月26日から27日までの寅さんサミットのほか、9月に行われる東京都と葛飾区との
合同防災訓練や、葛飾区が主催する
キャプテン翼カップでの
物産展へ出展参加するため、それぞれの
イベントに対する職員2名の旅費と
出店委託料であり、
委託先は
鹿角観光物産公社を考えているとの答弁がなされております。
以上の審査によりまして、議案第65号中当
常任委員会所管の
補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第68
号平成28年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は歳入においては
一般会計繰入金469万3,000円の増額、歳出については、
定期人事異動に伴う職員1名増員分の
人件費の
調整等であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第69
号平成28年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)中、歳出、7
款商工費についてでありますが、本案の審査に当たり委員から出されました質疑、
意見等の主なる内容について申し上げます。
まず、
高度産業人材確保推進事業の
PR動画等制作委託料の
委託先についてただしております。これに対し、
委託先の選定に当たっては
プロポーザル方式を用いたいと考えており、よりクオリティーが高いものをつくりたいとの答弁がなされております。
さらに、委員からは何分ぐらいの動画になるのかただしております。これに対し、1社当たり3分程度の短編と7分程度の長編の2つのパターンを制作し合計10社程度を想定しており、でき上がった動画は人気の高い
動画サイトへ投稿する予定であるとの答弁がなされております。
次に、委員から
まちなかオフィスで推進する事業のうち
地域内連携推進事業委託料について事業の内容と
実施機関等についてただしております。これに対し、本事業は企業間のつながりや
地域内ネットワークを構築し、企業の
販売力や
営業力の強化と
地域内取引の
活性化を図るため、
まちなかオフィスに
産業コーディネーター3名を配置するもので、国の
地方創生推進交付金を活用して当面3カ年は市が主導して実施したいと考えており、今年度については9月以降から実施する予定である。
なお、
コーディネーターは
食品製造関連部門、
製造業部門のほか、
まちなかオフィスでの事業を推進する担当の3名を配置し、人選に当たっては
関係機関からの推薦を予定しているとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第69号中当
常任委員会所管の
補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
以上で、当
産業建設常任委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
田村富男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 5番、和井内です。委員会の中で、先般毛馬内方面で大変なひょうが降って被害があったわけですが、報じられておりますけれども瀬田石から毛馬内の一部、大湯方面ですね。鹿角市全体からすれば一部だということなんですが、ひょうの被害が相当数に上ると伺っております。委員会の中でこの降ひょうについての支援とか対策とか、そうしたことは話し合われましたか。もし話し合いがあったらお知らせいただきたいと思います。
○
産業建設常任委員長(
中山一男君) 今回の審査、審議事件については、今申し上げたとおりでございます。ただ、所管事項の報告の中でひょう被害、熊被害、そういうものをいろいろ当局の説明を受けまして、それに対して被害は約3,200万円ほどですか、被害があってこれから
補正予算に向けて、いろいろまず支援策を検討していくという話で所管事項の報告のほうでそういうお話がありました。
○議長(
田村富男君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 審査の事項には入っていなかったということですが、今
委員長からそういうお話を伺えば、また補正に向けて対応を考えると、支援対策を考えるということのようですので安心をしました。委員会の中でもこれからまたしっかりと支援対策を考えていただければと思います。議会全体の話なんですけれどもそういうことになると思いますので、よろしくどうぞお願い申し上げたいと思います。終わります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。よって、
産業建設常任委員長の報告を終わります。
(
産業建設常任委員長 中山一男君 降壇)
○議長(
田村富男君) 以上で、各
常任委員会に付託いたしました事件の
審査報告を終わります。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第2
報告事件の審議
○議長(
田村富男君) 次に、日程第2、これより採決いたします。
初めに、議案第57号字の区域の変更について及び議案第58
号財産の取得についての2議案について、
委員長の報告は原案可決であります。
本2議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第57号及び議案第58号の2議案について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第57号及び議案第58号の2議案については原案のとおり可決されました。
次に、議案第59
号市道路線の認定について及び議案第60
号鹿角市
下水道事業特別会計への繰入れの変更についての2議案について、
委員長の報告は原案可決であります。
本2議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第59号及び議案第60号の2議案について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第59号及び議案第60号の2議案については原案のとおり可決されました。
次に、議案第61
号鹿角市
公告式条例の一部改正について及び議案第62
号鹿角市
支所設置条例の一部改正についての2議案について、
委員長の報告は原案可決であります。
本2議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第61号及び議案第62号の2議案について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第61号及び議案第62号については原案のとおり可決されました。
次に、議案第63
号鹿角市
市民センター条例の一部改正について及び議案第64
号鹿角市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案について、
委員長の報告は原案可決であります。
本2議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第63号及び議案第64号の2議案について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第63号及び議案第64号の2議案については原案のとおり可決されました。
次に、議案第65
号平成28年度鹿角市
一般会計補正予算(第2号)について、
委員長の報告は原案可決であります。
本議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第65号について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第65号については原案のとおり可決されました。
次に、議案第66
号平成28年度鹿角市国民健康事業特別会計
補正予算(第1号)及び議案第67
号平成28年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)並びに議案第68
号平成28年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の3議案について、
委員長の報告は原案可決であります。
本3議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第66号から議案第68号の3議案について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第66号から議案第68号の3議案については原案のとおり可決されました。
次に、議案第69
号平成28年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)について、
委員長の報告は原案可決であります。
本議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第69号について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第69号については原案のとおり可決されました。
次に、28請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2017年度
政府予算に係る
意見書採択に関する請願について、
委員長の報告は採択であります。
本請願について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
28請願第1号について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、28請願第1号については採択と決します。
次に、28陳情第6号
子どもの
医療費助成に係る
国民健康保険の
国庫負担減額調整措置の廃止を国に求める陳情について、
委員長の報告は採択であります。
本陳情について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。
28陳情第6号について、
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、28陳情第6号については採択と決します。
暫時休憩いたします。
午前10時42分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午前10時50分 再開
○議長(
田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程追加 議案の上程
○議長(
田村富男君) ただいま兎澤祐一君外5名の方々より発議2件が提出されました。
お諮りいたします。ただいま提出されました発議2件を本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
お諮りいたします。ただいま提出されました発議2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
提案者の説明を求めます。兎澤祐一君。
(14番 兎澤祐一君 登壇)
○14番(兎澤祐一君) 私から、発議第7号及び発議第8号について提案理由をご説明申し上げます。
まず、発議第7号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める
意見書の提出についてでありますが、子供の学ぶ意欲、主体的な
取り組みを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条件整備が不可欠であることから2017年度政府
予算編成において、
子供たちの教育環境改善のために計画的な
教職員定数改善を推進すること及び教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することを求めて
意見書を提出するものであります。
次に、発議第8号
子どもの
医療費助成に係る
国民健康保険の
国庫負担減額調整措置の廃止を国に求める
意見書の提出についてでありますが、若い世代が安心して結婚、子育てができる環境整備や、子育てにかかわる負担を軽減することなど少子化対策を抜本的に強化する必要があることから、全ての子供を対象とする国による
医療費助成が制度化されるまでの間、地方自治体が行う子供の
医療費助成にかかわる
国民健康保険の
国庫負担減額調整措置を廃止することを求め、
意見書を提出するものであります。
以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして提案説明とさせていただきます。
○議長(
田村富男君) 提案者の説明を終わります。
これより質疑を受けます。発議第7号及び発議第8号の発議2件について質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
(14番 兎澤祐一君 降壇)
○議長(
田村富男君) これより、討論を省略し、採決いたします。
発議第7号及び発議第8号の発議2件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第7号及び発議第8号の発議2件については原案のとおり可決されました。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程追加 閉会中
審査事件の付託
○議長(
田村富男君) 次に、お諮りいたします。
各常任
委員長、議会運営
委員長より会議規則第104条の規定により、閉会中
審査事件の申し出がありますので、この際これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。
お諮りいたします。
閉会中の
審査事件について、お手元に配付しております閉会中の
審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
以上をもちまして、平成28年第4回鹿角市議会
定例会の議事は全て終了いたしました。
本
定例会は、去る5月27日から本日までの26日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。
当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の
意見等を十分に尊重され、効率的な行財政の運営に当たられるよう切望いたします。
以上で、平成28年第4回鹿角市議会
定例会を閉会いたします。
午前10時56分 閉会
平成28年 第4回鹿角市議会
定例会
閉会中
審査事件付託表
(平成28年6月21日提出)
┌──────┬──────────────────────────────────────┐
│委員会名 │付 託 内 容 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│総務財政 │市総合計画の推進について │
│
常任委員会 │ │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│教育民生 │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について │
│
常任委員会 │ │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│産業建設 │農林業及び観光・商工業の振興について │
│
常任委員会 │都市施設の整備について │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│議会運営 │
地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、 │
│委員会 │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項 │
└──────┴──────────────────────────────────────┘
議 長 田 村 富 男
署名議員 児 玉 政 明
署名議員 中 山 一 男...