鹿角市議会 > 2015-02-27 >
平成27年第1回定例会(第1号 2月27日)

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  1. 鹿角市議会 2015-02-27
    平成27年第1回定例会(第1号 2月27日)


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    平成27年第1回定例会(第1号 2月27日)     平成27年2月27日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長施政方針及び行政報告  第4 教育委員長教育方針  第5 議案の上程      報告第1号から報告第3号まで       説明、質疑      議案第1号及び議案第2号       説明、質疑、討論、採決      議案第3号から議案第47号まで       説明   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名
      2 会期の決定   3 市長施政方針及び行政報告   4 教育委員長教育方針   5 議案の上程      報告第 1号 専決処分の報告について             (損害賠償の額を定めることについて)      報告第 2号 専決処分の報告について             (損害賠償の額を定めることについて)      報告第 3号 専決処分の報告について             (損害賠償の額を定めることについて)      議案第 1号 専決処分の承認を求めることについて             (平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第10号))      議案第 2号 平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第11号)      議案第 3号 鹿角市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第 4号 財産の処分について      議案第 5号 指定管理者の指定について(鹿角市先人顕彰館)      議案第 6号 指定管理者の指定について             (鹿角市記念スポーツセンター、城山野球場、毛馬内野球場)      議案第 7号 市道路線の認定について      議案第 8号 市道路線の変更について      議案第 9号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて      議案第10号 鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて      議案第11号 鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて      議案第12号 鹿角広域行政組合規約の一部変更について      議案第13号 鹿角市特別職報酬等審議会条例の一部改正について      議案第14号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の             一部改正について      議案第15号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改             正について      議案第16号 教育長の勤務時間、休暇等及び職務専念義務の特例に関する条             例の制定について      議案第17号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の一部             改正について      議案第18号 鹿角市法定外公共用財産管理条例の一部改正について      議案第19号 鹿角市教育センター設置条例の一部改正について      議案第20号 鹿角市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関             する条例の制定について      議案第21号 鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンター条例の廃止につい             て      議案第22号 鹿角市介護保険条例の一部改正について      議案第23号 鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に             関する基準を定める条例の一部改正について      議案第24号 鹿角市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及             び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防             のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定             について      議案第25号 鹿角市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介             護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関             する基準を定める条例の制定について      議案第26号 鹿角市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定             める条例の制定について      議案第27号 鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について      議案第28号 鹿角市営住宅条例の一部改正について      議案第29号 鹿角市農業集落排水施設に関する条例の一部改正について      議案第30号 平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第12号)      議案第31号 平成26年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第32号 平成26年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号             )      議案第33号 平成26年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第34号 平成26年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第35号 平成26年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第36号 平成26年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)      議案第37号 平成26年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)      議案第38号 平成27年度鹿角市一般会計予算      議案第39号 平成27年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算      議案第40号 平成27年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算      議案第41号 平成27年度鹿角市介護保険事業特別会計予算      議案第42号 平成27年度鹿角市下水道事業特別会計予算      議案第43号 平成27年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算      議案第44号 平成27年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算      議案第45号 平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計予算      議案第46号 平成27年度鹿角市上水道事業会計予算      議案第47号 工事請負契約の締結について(鹿角市認定こども園建設工事(             建築主体工事)) ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  舘 花 一 仁 君     2番  成 田 哲 男 君        3番  児 玉 悦 朗 君     4番  安 保 誠一郎 君        5番  田 口   裕 君     6番  和井内 貞 光 君        7番  田 中 孝 一 君     8番  児 玉 政 明 君        9番  兎 澤 祐 一 君    10番  中 山 一 男 君       11番  小 田   修 君    12番  浅 石 昌 敏 君       13番  吉 村 ア イ 君    15番  髙 杉 正 美 君       16番  黒 澤 一 夫 君    17番  田 村 富 男 君       18番  倉 岡   誠 君    19番  福 島 壽 榮 君       20番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育委員長     安 倍 良 行 君    教育長       畠 山 義 孝 君  総務部長      安 保 一 雄 君    市民部長      大 森   明 君  産業部長      髙 杉 恭 二 君    建設部長      兎 澤   優 君  教育部長      青 澤 敏 博 君    総務部次長     児 玉   晃 君  市民部次長     沢 田   力 君    産業部次長     工 藤 裕 悦 君  教育次長      奈 良 義 博 君    総務部付次長待遇  米 田   均 君  会計管理者     阿 部   薫 君    財政課長      佐 藤 康 司 君
     監査委員事務局長  米 田 直 子 君    農業委員会事務局長 田 中 康 明 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      髙 橋 安 弘 君    副主幹       武 石 量 之 君  主査        阿 部 厳 祐 君    主査        丸 岡 正 則 君      午前10時00分 開会 ○議長(田村富男君) ただいまから、平成27年第1回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。  初めに、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  次に、2月19日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、12月20日から2月26日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田村富男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により6番和井内貞光君、7番田中孝一君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(田村富男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から3月20日までの22日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から3月20日までの22日間と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長施政方針及び行政報告 ○議長(田村富男君) 次に、日程第3、市長の施政方針及び行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成27年第1回鹿角市議会定例会の開会に当たり、予算案及び諸議案の提案に先立ち、市政運営の基本方針と私の所信並びに主要施策の概要を申し述べ、議員各位を初め市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。  まずもって、今冬の記録的な大雪によって本市でも雪おろし作業中の死亡事故などが発生しておりますが、お亡くなりになられました皆様のご冥福をお祈りし、被害に遭われました方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。  さて、平成27年度は第6次総合計画の前期5カ年の最終年に当たり、将来都市像「笑顔がつながり活力を生むまち鹿角」の実現に向け、重点プロジェクトの総仕上げを図る年であるとともに、後期5カ年の基本計画と国が求める地方版総合戦略の策定に取り組む重要な1年となります。  前期基本計画の総仕上げという部分では、農商工観連携のプラットホーム機能を、より強化し、地域資源を生かした産業ブランドアップを図るほか、県内一を自負しております子育て支援では、福祉医療給付の対象を中学生まで拡充します。また、この春待望のオープンを迎える文化の杜交流館コモッセを核に、芸術文化の振興はもとより中心市街地活性化対策として来街者の回遊を促す取り組みを強化することとしております。  後期基本計画地方版総合戦略に関しては、今年度、政策研究所において地域経済構造の分析や転入者アンケートの実施などの調査研究を進めてきたところであり、その成果は新年度において後期基本計画として具体化してまいりますが、国の補正予算と連動し、移住促進事業を前倒しするとともに創業支援や海外からの誘客、農業構造改革ビジョンに基づく担い手育成の取り組みを強化するなど、後期5カ年へのステップアップを図ることといたしました。  このように、これまでの地域活性化に向けた取り組みを、さらにペースアップさせるべく、国の地方創生先行型交付金に対応して編成しました3月補正予算とあわせ、新年度予算を「かづの創生加速化予算」と位置づけ、鹿角を元気にする施策・事業をしっかりと推進してまいります。  この結果、平成27年度の予算規模は、一般会計が175億6,103万円で、前年度当初予算と比較して3.0%の増となっております。また、上水道事業会計を除く特別会計予算の総額は約112億9,000万円で、前年度当初予算と比較して9.6%増となっております。  以下、平成27年度の主要施策について、総合計画の体系に沿い、その概要を申し上げます。  初めに、基本目標1の「活力や賑わいを生むまちづくり」についてでありますが、農林業の振興では、生産組織体制の強化や農業基盤の整備を推進して生産性を高め、農業所得と自給率の向上を目指してまいります。  また、社会情勢の変化に対応した力強い農業経営への転換を図るため、本市の農業戦略の方向性を示した「鹿角市農業構造改革ビジョン」に基づき、各種支援機能を強化することとしており、農地集積支援の充実に加え、新規就農に対するワンストップ窓口を新設するほか、就農から経営発展までのトータル的なサポート体制を農業農村支援機構に整備しながら担い手の経営力の強化を図ってまいります。  生産振興については、経営所得安定対策の大規模な見直しや、主食用米の概算払い金が過去最低となるなど、農業政策を取り巻く環境は大きく変化していることから、当地域の優位性を最大限に発揮できる農業生産環境づくりを推進し、需要と収益性が高い作物づくりや周年園芸に対する支援を行うなど、強い農業地域として確立する施策を展開してまいります。  淡雪こまちについては、本市のブランド米として特別栽培米の普及を進めるとともに、作付転換に対する助成により産地拡大を図りながら、販売促進を強化してまいります。  「かづの北限の桃」については、今年度の生産・販売実績が過去最高となり、すぐれた産地としての認知度も高まっておりますので、新規栽培者向けの講習会の開催や新植を促す支援などを行い、さらなる生産拡大を図ってまいります。  畜産については、増頭に向けた基盤が整備されていることから、畜産農協等との連携をさらに強化しながら、かづの牛の増頭に取り組んでまいります。  農地の保全については、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るため、多面的機能支払交付金を活用しながら、農村集落活動の活性化や農村環境の保全と機能向上に対する取り組みを支援してまいります。  林業振興では、森林整備地域活動交付金や県の「水と緑の森づくり税」を活用しながら、間伐の促進や路網の整備、広葉樹林の再生に取り組んでまいります。  種苗交換会については、10月29日から11月4日までの日程で、10年ぶりの本市開催が決定しておりますが、本市の豊かな自然や温泉、食と伝統文化といった特性を最大限に生かし、鹿角ならではの「おもてなし」を提供して、開催成功の達成感を全市民が共有できるよう、市民や関係団体と一体となって取り組んでまいります。  中小企業の振興については、中小企業電力コスト低減対策事業を継続するほか、市内企業への融資枠確保や保証料の助成、産業人材育成支援事業の拡充を行い、経営の安定と高度化を図ってまいります。  雇用環境の充実については、新規学卒者を採用する企業への奨励制度を継続実施するほか、起業・創業支援制度の拡充を図りながら、企業の誘致や地元企業の活性化につなげてまいります。  商店街の活性化については、かづの商工会によるプレミアム付商品券の発行を支援するほか、コモッセのオープンにあわせて商店街への店舗集約と店舗のリニューアル等支援対象エリアを拡大しながら、中心商店街のにぎわい創出を図ってまいります。  鹿角のブランドアップ推進については、地産地消の推進に向け、鹿角市内で生産されるすぐれた食材を扱う販売店や飲食店等を、地産地消推進協力店として認証する制度を創設しながら本市産品の流通拡大を図ってまいります。  また、市が指定する地域産品を、かづの観光物産公社が運営するECサイトやかづの商工会が運営するアンテナショップで「ふるさと名物商品」として特価で販売し、首都圏等における消費拡大と地域ブランドのさらなる向上を図ってまいります。  観光業の振興については、東南アジア圏の観光客の誘客拡大を図るため、市内の宿泊施設や観光施設の受け入れ態勢整備を支援するほか、現地関係者との協力関係を確かなものとするため、引き続きプロモーション活動を展開してまいります。  また、宿泊者数の増加を図るため、各種コンベンション開催助成を継続するほか、新たに個人旅行客の獲得を目的としたプレミアム旅行券の発行を支援してまいります。  大湯温泉地区観光拠点施設「(仮称)湯の駅おおゆ」の整備事業については、平成27年度中に用地取得、基本設計及び実施設計に着手し、平成30年度のオープンを目指してまいります。  交流居住の推進については、地方への移住ニーズが高まっていることから、移住を促進するための専門部署を設け、お試し移住ツアーの開催や移住フェアなどの情報を積極的に発信するとともに、宅地建物データバンクの登録物件の拡充や移住を促進するための関係者組織の立ち上げなど、移住しやすい環境を整備してまいります。  次に、基本目標2の「誰もが生き生きと暮らせるまちづくり」についてでありますが、子育て支援については、平成28年4月の開園に向け、認定こども園の建設工事を進めてまいります。  また、4月からスタートする子ども・子育て支援制度の取り組みとして、子育て中の親の個別ニーズに対応する利用者支援事業を、コモッセ内に設置する子ども未来センターで実施するほか、かづの厚生病院内で病児保育事業を新たに実施することとしております。  母子保健については、産婦及び生後1カ月健診の費用と母乳外来費用を助成する「産後健診推進事業」を開始し、出産直後におけるケアの充実を図ってまいります。  高齢者福祉については、今年度、第6期介護保険事業計画を策定中でありますが、高齢化率が40%を超えると推計される10年後の姿を見据え、基本理念に掲げる「誰もが自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けることができる地域づくり」の実現を目指してまいります。  健康づくりの推進については、本市で死亡原因の割合が高い脳血管疾患の予防対策として、平成26年度から開始した脳ドック助成事業に加え、大学等との連携による栄養指導や減塩レシピの開発などに取り組みながら、脳血管疾患対策を強化してまいります。  地域医療体制の充実については、医師修学資金等の支援を継続するほか、平成22年度から26年度まで岩手医科大学に設置してきました寄附講座を、改めて27年度から31年度までの5カ年で設置することとし、鹿角地域の中核医療機関であるかづの厚生病院の医師確保を図ってまいります。  また、子育て世帯が安心して医療を受けられるよう、福祉医療給付の対象を中学生まで拡大いたします。  次に、基本目標3の「安心して住み続けられるまちづくり」についてでありますが、公共交通の確保については、まちづくりと連携した交通施策により地域の活性化を図るため、地域の実情に即した公共交通の改善を図りながら、町の活性を生む公共交通施策を推進してまいります。また、鹿角市地域公共交通活性化協議会を主体として、公共交通の現況調査や利用者アンケートなどを実施しながら地域乗合交通の実証運行に向けた取り組みを進めてまいります。  交通基盤の整備については、「道路橋長寿命化修繕計画」に基づき、新たに中川原橋の架け替え工事に着手するほか、鶴田橋、保田橋、浦田橋の修繕工事を実施いたします。八正寺久保田線については、基本設計が完成し、中心市街地の活性化や地域交通の一層の利便性向上を図るため、詳細設計の策定を進めてまいります。  公園の整備については、引き続き老朽化した遊具等の更新や長寿命化に取り組み、市民の憩いの場として安全で快適な環境整備を進めてまいります。  都市基盤の整備については、鹿角花輪駅前広場の整備に関するJRとの協議が整ったことから、交通結節点としての利便性向上に向け、基本計画の策定を進めてまいります。  住環境の整備については、毛馬内住宅の建てかえに向け、建設予定地の検討などを行い、快適な住環境の整備を進めてまいります。  また、市民の居住環境の向上と市内経済の活性化を図るため、民間住宅のリフォームや木造住宅の耐震化診断、耐震改修に対する支援を継続してまいります。  新エネルギーの利活用については、再生可能エネルギーに関する市民啓発を進めるとともに、八幡平市民センター認定こども園への太陽光パネルの設置など、引き続き公共施設への自然エネルギー導入を進めてまいります。  また、4月から市庁舎を含む公共施設4施設の電力を、地域電力会社に見立てた新電力に切りかえ、実践的な調査を行う予定としており、地域電力会社運営シミュレーションや経済性の試算など、関係機関の協力を得ながら協議・研究を進めてまいります。  環境づくりについては、新たな最終処分場の建設に向け、「候補地選定検討委員会」を開催して協議を進めておりますが、市民の理解が得られるよう十分な検討を行い、平成27年度中に建設候補地を選定し、施設の基本構想を策定することとしております。  生活安全対策については、空き家の適正管理に向け調査や除却支援などに取り組んでまいりましたが、空き家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、空き家対策を総合的かつ計画的に実施するための協議会を設置して関係機関との連携強化を図るほか、「空き家等対策計画」を策定して、空き家の発生抑制を含めた総合的な取り組みを進めてまいります。  次に、基本目標4の「豊かな心と文化を育むまちづくり」についてでありますが、教育に関する部分は教育委員長より後ほど申し述べます。  次に、基本目標5の「参加と連携を促進するまちづくり」についてでありますが、地域コミュニティに対する支援については、自治会元気づくり応援補助金や地域の課題解決のため自治会が主体となって取り組む「自治会コミュニティ再生応援事業」を継続しながら、人口減少や高齢化が進む小規模な自治会のコミュニティ再生に取り組んでまいります。  また、平成28年度のオープンに向け八幡平市民センターの建設工事に着手し、コミュニティ活動やこれからの地域づくりの拠点となる施設の整備を進めてまいります。  以上が、平成27年度に取り組もうとする主な施策であり、これらを着実に進めてまいりますが、日本創生会議が自治体消滅の可能性を指摘して以来、自治体の将来を悲観する向きもある中で、ことしを地方創生元年と位置づける国の施策を最大限に活用し、将来に期待を持っていただけるよう取り組んでまいります。  次に、諸般の報告について申し上げます。  初めに、今冬の雪害に関する状況についてでありますが、アメダスの鹿角観測地点の積雪量が観測史上最大を記録するなど、秋田県北部では記録的な大雪に見舞われております。本市でも、屋根の雪おろし作業中の事故が相次ぎ、これまでに死亡事故を含め16件の人的被害が発生しており、物的被害についても住家や空き家などのほか、ビニールハウスに被害が発生しております。  こうした被害や今後の被害防止に迅速に対応するため、今月の16日午前9時にそれまでの災害連絡室から私を本部長とする雪害対策本部に切りかえ、臨時広報の配布などで雪害事故防止の啓発と支援体制の再周知を行ったところであります。  また、メール配信やコミュニティFMを活用した放送などで除雪作業中の安全確保の徹底を呼びかけているほか、県との合同による雪崩危険箇所のパトロール、果樹被害防止の作業を支援するため、樹園地内の作業道除雪などを実施しており、引き続き対策を講じてまいります。  次に、民生関係についてでありますが、障害者福祉につきましては、新たな障害保健福祉施策に対応するため、今年度、「第4期障がい福祉計画」を策定中でありますが、障害福祉サービスの充実など、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援できるよう事業者との連携体制を強化してまいります。  子育て支援につきましては、子ども・子育て会議を開催しながら、「鹿角市子ども・子育て支援事業計画」の策定に取り組んでおり、子育てにかかる経済的負担の軽減や安心して子育てができる環境整備など、総合的な子ども・子育て支援を推進してまいります。  保育園の平成27年度入園申し込みにつきましては、昨年11月に受付を終了しましたが、平元保育園への入園申し込みがなかったことから、統合を予定している認定こども園の開園までの1年間を休園することとし、去る1月26日に周辺自治会長などに周知を図ったところであります。  介護保険につきましては、介護保険運営協議会での審議結果をもとに、去る1月20日・21日の2日間、4地区で第6期事業計画の説明会を開催し、介護保険制度の現状と保険料改定についてご理解をいただいたところであり、今定例会に介護保険条例の改正案を提案いたしております。  医師修学資金貸与制度につきましては、平成20年度の制度開始以降利用条件の緩和や制度の拡充を図ってまいりましたが、今年度、ついに利用者第1号が決定しております。このほかにも制度を利用したいという希望者が複数名あらわれておりますので、さらなる利用者の増加を期待しているところであります。  公共交通の確保につきましては、鹿角市地域公共交通活性化協議会において、バス利用や地域の実情に即した公共交通のあり方などを協議しておりますが、1月には市内バス路線を網羅したマップと時刻表を全世帯へ配布するなど、公共交通の利用促進に取り組んでおります。  八幡平市民センター改築事業につきましては、平成28年9月のオープンを目指し、現在実施設計を進めておりますが、27年度の着工に向け、建設工事等の関連予算を今定例会に提案いたしております。  消費者生活保護対策につきましては、全国的に特殊詐欺の被害が増加しており、市内でも同様の被害が発生しておりますが、市では先般、花輪郵便切手販売協会から寄贈された通話録音装置40台を高齢者世帯などへ貸し出しし、詐欺被害の未然防止に取り組むこととしております。  次に、農業関係についてでありますが、平成27年産米の生産数量目標につきましては、主食用米の在庫過剰感が反映され、県から示された本市の生産数量は1万1,652トンで、前年に比べ約452トン、率にして3.7%の減となっております。農家の皆様には、2月上旬に生産数量の仮配分を行ったところでありますが、引き続き非主食用米への転換や団地化促進などを支援しながら農業所得の確保に努めてまいります。  かづの牛の振興につきましては、かづの牛育成施設の繁殖牛舎が1月に完成し、既に60頭ほどの繁殖牛を入舎させておりますが、出産が集中する3月から4月に備え、指定管理者である畜産農協と連携して万全の態勢を整えてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、平成26年度の観光客数・宿泊客数につきましては、全国規模のスキー大会の開催がなかったことや、夏の祭典時期に大雨に見舞われたことなどを要因として、観光客数は約174万7,000人で前年比7.2%の減、宿泊客数は約21万7,000人で前年比6.1%減となっておりますが、9月以降では、12月に記録的な大雪に見舞われながらも観光客数で前年比2.1%増、宿泊者数で前年比2%増とプラスに転じており、これまでの団体旅行や個人旅行客への支援などの各誘客対策の成果があらわれたものと捉えております。  鹿角ブランドアップ戦略につきましては、去る1月16日に東京都淡路町において「かづの逸品マッチング商談・即売会事業」を開催し、かづの産業見合市に出展した9事業者が参加いたしましたが、当日は4件の商談が成立したほか、現在進行中の商談もあり、引き続き商工会等と連携を図りながら販売促進を支援してまいります。  次に、商工関係についてでありますが、新規学卒者の就職内定状況につきましては、ハローワーク鹿角管内の縁故、公務員を除いた就職希望者は県内58人、県外43人の合わせて101人で、就職内定率は2月20日現在において県内外とも100%となっております。来年度も引き続き雇用関係機関・団体等との連携を図りながら、内定率100%の早期達成を目指してまいります。
     次に、教育関係についてでありますが、文化の杜交流館につきましては、花輪市民センターと花輪図書館の引っ越し作業を行っておりますが、備品の搬入や図書整理、新図書システムの稼働テストなどオープンに向けた準備を順調に進めております。また、市民の皆様に完成直後の「コモッセ」をごらんいただけるよう、オープン前の4月4日・5日に内覧会を開催することとしております。  4月16日のグランドオープン当日は、プロのピアニストによるグランドピアノの披露演奏や花輪高校吹奏楽部の演奏会を開催するほか、その週末には市民サポーターの皆さんによる市民ミュージカルの上演など、さまざまなイベントを計画しており、コモッセ周辺が多くの市民でにぎわうことを期待しております。  第64回全国高等学校スキー大会につきましては、全国43都道府県から384校・1,435人の選手団を迎えて開催しましたが、市民や地元高校生、競技関係者のご協力により大会を成功裏に終えることができました。今大会は9年ぶりの全種目開催となりましたが、最終日の女子リレーで花輪高校が3位、十和田高校が4位になるなど、多くの感動をいただきました。  また、インターハイに先立ち開催された全国中学校スキー大会のジャンプ・コンバインドでは、コンバインド競技で尾去沢中学校の宮﨑敬太選手が優勝、同じく3位に花輪第二中学校の木村幸大選手、4位に十和田中学校の湯瀬晃成選手が入賞するなど、大いに大会を盛り上げていただきました。  来年度以降も全国規模の大会開催を予定しており、こうしたさまざまな競技会を積極的に開催しながら、「スキーのまち鹿角」を全国に発信してまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計では各種事業費の精算見込みに基づく調整のほか、国の補正予算に伴い当初予算より前倒しした事業費の追加を中心に編成いたしました。  その結果、補正額は1億9,108万283円の追加となりました。  特別会計及び上水道事業会計では、精算見込みに基づく歳入歳出予算の調整を中心にそれぞれ補正を行っております。  本定例会には、報告案件3件、専決案件1件、過疎地域自立促進計画の変更案件1件、財産の処分案件1件、指定管理者の指定案件2件、市道案件2件、特別会計への繰り入れ案件3件、広域行政組合の規約変更案件1件、条例案件17件、補正予算案件9件、当初予算案件9件、工事請負契約の締結案件1件、合わせて50件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いをいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(田村富男君) 市長の施政方針及び行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 教育委員長教育方針 ○議長(田村富男君) 次に、日程第4、教育委員長の教育方針を受けます。教育委員長。     (教育委員長 安倍良行君 登壇) ○教育委員長(安倍良行君) 本日、平成27年第1回鹿角市議会定例会の開催に当たり、これまでの教育行政に対する皆様の温かいご指導、ご支援に深く感謝申し上げます。  近年、我が国の教育を取り巻く社会情勢は、少子・高齢化や国際化、情報化などが急激に進展する中で倫理観や使命感の希薄化による規範意識や道徳心の低下、さらには家庭や地域の教育力の低下など、さまざまな問題が挙げられております。その中で市民一人一人が夢や希望を持ち、生き生きと暮らすことができるとともに市民が鹿角に愛着を持ち、鹿角を支える人材として活躍できようにすることが本市の教育の果たす役割であると考えております。  教育委員会といたしましては、「心豊かで たくましく 郷土を愛し その発展に尽くす市民を育む教育を進める」という教育目標とともに、未来を担う子どもたちの健やかな成長と市民の豊かな自己実現のために、家庭、学校、地域、行政が連携・協力しながら、社会の変化や時代の要請に柔軟に対応できる「人づくり」を念頭に置き、教育行政を展開してまいります。  ここに、以上のことを踏まえた平成27年度の教育方針と主要施策をご説明申し上げます。  教育委員会では、教育目標の実現のため、平成27年度においても、「学校教育の充実」「生涯学習の推進」「地域文化の振興」「スポーツ環境の充実」の観点から施策や取り組みを進めてまいります。  初めに、学校教育の充実についてでありますが、「一人一人の能力を伸ばし、心豊かで自主・自立の態度を身につけた幼児・児童・生徒を育み、個性を生かすことのできる学校教育の充実を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「確かな学力を身につけ、豊かな人間性と社会の中でたくましく生き抜く力の育成」についてでありますが、各種学力調査結果の活用による課題を見据えた授業の改善や工夫に取り組むことにより、児童生徒一人一人の学習意欲を高めるとともに教職員の指導力の向上や学力向上に効果的な授業方法の確立などを目指した教育センターにおける研究機能の強化に取り組んでまいります。  国際社会に生きる子どもたちの異文化理解を促進し、コミュニケーション能力を養うため、質の高いALTの確保による外国語授業における実践力の向上を図ります。また、職業人、社会人としての自立を促し、ふるさとを支えていこうという強い気概を持った児童生徒を育成するため、ふるさと・キャリア教育をより一層推進してまいります。  さらに、いじめ、不登校問題の根絶に向けた取り組みを強化し、一人一人の居場所がある学校づくりを進めるため、いじめ防止にかかわる児童生徒の自主的な取り組みを支援するとともに、新たに教育相談事業を設け、不登校や児童生徒間の問題行動への対応を強化してまいります。  次に、「児童生徒、保護者及び家庭から信頼され、地域の元気の源となる学校の創造」についてでありますが、児童生徒、保護者の期待に応える教育活動を進め、信頼される学校となるため、昨年度から教員の自発的な研修への支援制度を導入し、学校の教育力の向上を図っております。各学校においても特色ある教育が推進されるよう、来年度も学校ごとの課題解決や先進的な研究などの自主的な取り組みを支援してまいります。  また、学校評価制度を効果的に活用しながら、創意工夫に満ちた特色ある学校づくりを推進してまいります。  次に、「学校・家庭・地域の連携協力による学校教育の向上」についてでありますが、引き続き学校支援地域本部を核とした地域の教育力を教科指導やふるさと・キャリア教育に活用することにより、学校教育の幅を広げるとともに地域全体の教育力の向上を目指します。  また、地域の特色を生かした幼保・小中連携による活動を促進し、校種間における連続性のある教育体制の整備に努めるとともに、進学に伴う児童生徒の不安や悩みをなくし、快適な学校生活を送ることができる環境づくりを継続実施してまいります。  最後に、「学校教育環境の整備・充実による安全性の向上と質の高い教育の実現」についてでありますが、子どもたちの命を守るための学校における防災への取り組みにつきましては、市教育委員会作成の「防災教育の手引き」の活用を各校に徹底するとともに、各学校で作成した年間指導計画に基づく防災教育の実施により、児童生徒の防災意識や危機回避能力を育成してまいります。  また、安全・安心な教育環境を創出するため、学校施設、学校内外の環境整備を計画的に進めてまいります。  続いて、生涯学習の推進についてでありますが、「市民一人一人が、自己の人格を磨き、心豊かで充実した生活を送ることができるよう、生涯にわたって、いつでも、どこでも学習できる環境づくりを進め、その成果を活かした、人づくり、まちづくりを目指す」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「生涯学習体制の充実と地域づくり活動の推進」についてでありますが、市民の多様な学習ニーズや、社会的課題に対応した学習機会の提供を行うとともに、地域全体の教育力の向上を目指し、地域づくり協議会、市民センター、生涯学習奨励員などとの連携強化に努めてまいります。  また、地域づくり活動のための人材を育成し、地域のコミュニティ機能の充実を図るとともに、多種多様な生涯学習を効果的に展開していくため、広報「まなびぃウインドウ」による学習情報の提供とPRに努めてまいります。  次に、「子どもたちの育ちと学びを支援する体制の充実」についてでありますが、子どもたちの成長を地域で支援するという今の時代の要請に応えるため、地域のさまざまな世代の人がかかわりながら、異世代交流活動を通し、コミュニケーション能力の向上を図ることができるよう学校支援地域本部事業による学習支援体制づくりを進めてまいります。  また、家庭教育が子どもたちの基本的な倫理観や社会的マナー、自制心と自立心の形成など、全ての教育を行う上での出発点として重要な役割を持っていることから、保護者に対して家庭教育の重要性を伝え、これにかかわる情報と学習機会を提供し、子育ての仲間づくりを支援してまいります。  最後に、「地域特性や各世代に対応した学習と活動の支援」についてでありますが、少年期においては地域の教育力を生かした学習機会の提供、青年期では地域への関心とボランティア意識を高め、進んでみずからが地域活動に参加できるよう支援してまいります。成人期では地域づくりの主体となる成人の社会参加を推進するため、地域づくり事業の運営を支援してまいります。また、高齢者世代では生きがいと健康維持につながる学習を支援し、知識や経験を社会に還元できる機会を充実してまいります。  続いて、地域文化の振興についてでありますが、「市民一人一人が、生涯にわたりふるさと鹿角の優れた文化に親しむ環境を整えるとともに、郷土の貴重な文化遺産の保護・保存と有効活用を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「芸術文化活動の推進」についてありますが、本年4月にオープンする「文化の杜交流館コモッセ」を最大に活用し、舞台芸術や音楽などホールの機能を生かした、すぐれた芸術文化を鑑賞する機会を提供するとともに、複合施設としての各施設の連携による事業の実施のほか、市民による多彩な文化・芸術活動の発表など、市民の積極的な芸術文化活動の振興を図ってまいります。  次に、「文化財の保存・伝承」についでありますが、地域の貴重な文化財である歴史資料や民俗資料の保護と保存を図り、調査研究と公開を進めながら文化財の保護意識の啓発に努めてまいります。また、民俗芸能は地域の宝であることから後継者育成や活動に対して支援してまいります。  最後に、「世界遺産登録推進と国内外への情報発信」についてでありますが、特別史跡大湯環状列石の環境整備事業を行うとともに、関連道・県・市・町と連携し、世界遺産登録に向けた問題解決に努め、早期実現を目指しながら大湯環状列石の価値と魅力を広く市内外に発信してまいります。  また、大日堂舞楽がこれからも後世に伝承されるよう、保存団体の支援を行うとともにユネスコ無形文化遺産という知名度を生かしながら情報発信に努めてまいります。  続いて、スポーツ環境の充実についてでありますが、「市民一人一人が、自らスポーツに親しみ、心身ともに健康で豊かな生活を営むことができるよう、心豊かで活力ある地域社会の実現を目指すスポーツの推進と充実を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「生涯スポーツの普及推進」についてでありますが、市民の誰もが体力や年齢に応じたスポーツに親しむことができるよう、チャレンジデーやタートルマラソン、スノーフェスティバルを開催しながら、気軽に親しめる生涯スポーツを推進してまいります。また、引き続き広報などを活用した定期的な啓蒙活動により健康づくりの意識を醸成してまいります。  次に、「スポーツによるまちづくりの推進」についてでありますが、「スキーのまち鹿角」の推進のため、全日本学生スキー選手権大会を初め各種スキー大会の開催などにより、競技力の向上を目指すとともに、小・中学校への各種支援事業を継続しながら、スキー人口の底辺拡大を図ってまいります。  「駅伝のまち鹿角」の推進につきましては、十和田八幡平駅伝競争全国大会や浅利純子杯争奪鹿角駅伝の開催など、地域の特性を生かした事業を、より一層推進してまいります。  また、スキーと駅伝の選手強化対策を進めるため、引き続き専任の指導者を配置し、一貫した指導体制の確立と継続的なトップレベルの選手の育成を図るとともに、未来のアスリート発掘・育成のためのアスリート鹿角キッズ事業を展開し、全国大会で活躍できる選手の育成に努めてまいります。  次に、「指導体制の確立と指導者の育成」についてでありますが、市民のスポーツニーズに対応するため、体育協会の組織強化と加盟団体の活動の充実を図るとともに、スポーツ推進委員の研修会などへの参加を促進し、活動の活性化に努めてまいります。また、スポーツ少年団の社会体育化を視野に入れた地域指導者の育成と連携体制を整えてまいります。  最後に、「スポーツ施設の利用促進と整備」についてでありますが、本市のスポーツ拠点である東山スポーツレクリエーションエリアを中心とした施設の活用を促進し、市民のスポーツ活動、健康づくりの推進に取り組んでまいります。また、施設の整備につきましては、武道場の建設やローラースキーコースの整備などを進めながら利用者に安全快適な施設を提供してまいります。  結びに、本年4月より施行される地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴い、教育委員会制度が大きく変更されることになります。これまでの教育委員会制度につきましては、各方面からさまざまな課題が指摘されてまいりました。このたびの制度改正は、これらの各課題を改善させるものと考えております。  本市におきましても、当該制度改革を真摯に受けとめ、緊張感をもって、なお一層適正な教育行政の運営に努めてまいる所存です。  また、新教育制度への移行につきましては、経過措置期間が設けられておりますが、市長を座長とし、全教育委員で構成する総合教育会議につきましては、4月以降速やかに開催することが求められております。この会議は、教育行政に対して地域住民の意向を、より一層反映させることを目的として設置されるものであります。  教育委員会といたしましては、より広い視野で教育行政を協議する場として捉えております。有意義な会議となるよう我々自身も研さんを積みながら精進してまいりたいと考えております。  以上、平成27年度の教育方針と主要施策について申し述べましたが、これらの施策を進めるに当たりましては、市民と行政が一体となって推進してこそ、その成果が期待できるものであります。  議員の皆様並びに市民の皆様の深いご理解と一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げ、私の説明とさせていただきます。     (教育委員長 安倍良行君 降壇) ○議長(田村富男君) 教育委員長の教育方針を終わります。  市長。 ○市長(児玉 一君) 先ほど一般会計の補正予算の中で補正額を「1億9,108万283円」と申し上げましたが、「1億9,706万1,000円」の間違いでありますので、訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案の上程 ○議長(田村富男君) 次に、日程第5、議案を上程いたします。  初めに、報告第1号専決処分の報告についてから報告第3号専決処分の報告についてまでの3件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案書をごらんいただきたいと思います。報告第1号でございます。  専決処分の報告について。  地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので同条第2項の規定により、これを報告いたします。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  次のページをお開きください。  専決処分書でございますが、地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり専決処分する。  平成27年1月16日。鹿角市長。  次のページをお開きください。  損害賠償の額でありますが、物損事故の損害を賠償するものであります。  1の相手方でございますが、鹿角市八幡平字西の下231番地、板橋聡子さんです。  事故の概要ですが、平成26年11月4日午前11時45分ころ、鹿角市花輪字上花輪地内の消防拠点施設において乾燥柱に掲げて乾燥していたホースが強風により揺れた際、隣接地に駐車してあった車両を損傷させたものでございます。  この事故によりまして2件の損害賠償が発生しておりますが、ただいま説明しておりますのは、そのうちの1件でございます。損害賠償額は29万円でございます。  次の、報告第2号をごらんいただきたいと思います。専決処分の報告は報告第1号と同様でございます。次のページの専決処分書も第1号と同様でございます。  次のページですが、損害賠償の額を定めることについて、相手方でございますが、鹿角市花輪字小坂1番25、小林亜希子さんであります。事故の概要は報告第1号と同様でございます。損害賠償額は23万418円です。  次の、報告第3号をお開きいただきたいと思います。専決処分の報告については、2つの前報告第1号、2号と同様でございます。  次のページをお開きください。専決処分書、こちらの内容も第1号、第2号の報告と同様でございますが、日付でございますが、平成27年1月30日でございます。  次をお開きください。  損害賠償の額を定めることについて、公務中の車両衝突事故の損害を下記のとおり賠償するものとする。  相手方でございますが、鹿角市花輪字上花輪32番地、花ノ木一好さんでございます。事故の概要は、平成26年12月18日午前10時30分ころ、鹿角市花輪字大川沿地内の米代川河川敷において、市車両が後退した際に後続の車両に接触し、損傷させたものでございます。損害賠償額は26万9,044円でございます。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより、質疑を受けます。報告第1号専決処分の報告についてから報告第3号専決処分の報告についてまでの3件について質疑ございませんか。和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) 報告第3号の案件について、もう少し状況を詳しくお知らせをいただきたいと思います。場所とかですね、それから状況がどうであったのか、何で、事故が起きた状況です。ちょっと、もうちょっと詳しくお知らせいただきたいと思います。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) まず、最初に場所でございますが、米代川河川敷の雪捨て場から堤防上の米代川3号線へ出るところの坂道であります。  状況でありますけれども、河川敷より市道米代川3号線に出ようとした際に市道上の車両通行がありましたので一旦停止いたしました。再度発進しようとした際にスリップしましてバックするというふうなことで、下り勾配になりますけれどもバックで下がっていったところ、後続車の軽トラックに衝突したというふうな内容です。 ○議長(田村富男君) 和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) はい、わかりました。多分雪捨てのためにいた車だと思うんですけれども、この事故の責任、事故割合っていうんですか、過失割合というんですか、これはどういうふうな捉え方をされておりますか。  もう一つは、注意をすれば防げた事故であったのか、やむを得ない事故であったのか、その辺はいかがお考えですか。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 過失割合でありますけれども、100%市の過失というふうに捉えております。  防げたものかというふうな内容ですけれども、事故を起こした車両は4トンダンプトラックでありまして、後方視界が悪かった。サイドミラーもございますけれども、ちょうど軽トラックでありましたので車体の陰になって見づらかったというふうな状況と判断しております。後退、まあ前進でもそうなんですけれども、周りを十分注意して作業するように今後とも指導してまいりたいと思います。 ○議長(田村富男君) 和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) 何でこういう質問をするかというようなことになるんですが、ことしは大変な雪が多くてですね、職員の方も雪捨てというか、除雪にかかわる職員の方々も大変難儀をされてると思うんです。朝早くからですね、私も道路のそばにあるんですが、朝1時半か2時ごろから、もう除雪態勢に入りまして、本当に道路の確保あるいは車の車両通行のため一生懸命態勢を整えていただいてる。本当に感謝をして、ご苦労さんであると私思ってるんです。この事故に関して、もしですね、そういうふうに朝から本当に動いていて、もしかしたら勤務時間がですね、多くなったり、あるいはその職員に過重な労働が課されているのではないかなと。例えばですよ、そういうふうなことがちょっと、もしかしたら、そんなことはないと思うんですけれども、そういうことがちょっと懸念されればまずいなと思いまして今お伺いしてるんですけれども、いわゆる職員も朝早くから出かけてると思うんですが、そうした休憩とか勤務態勢、そうしたことは万全を期してると思うんですけれども、その辺職員に対しての業務命令というんですか、そんなところはどんなものか、ちょっと状況をお知らせいただきたい。そういうことでないとは思いますけれども、休憩時間とかそういうふうなことで無理のない業務態勢であろうと思いますけれども、ことしは特に雪が多くて無理がかかってるんではないかなと懸念される面もありますので、ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) まず、事故を起こした職員でありますが、早朝のドーザーによる除雪は担当してございませんので、朝早くから勤務というふうな状況ではございませんでした。維持センターに関しましては、過重労働にならないように昼は昼寝をするとか、休憩時間を十分とって作業しているというふうな状況です。
    ○議長(田村富男君) ほかにございませんでしょうか。ございませんか。(「なし」の声あり)ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告3件につきましては、地方自治法施行令に定める報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りいたします。  本日上程されます議案第1号及び議案第2号の2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第1号、専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案書の議案第1号でございますけれども、専決処分の承認を求めることについて。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので同条第3項の規定より、これを報告し承認を求めます。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  別冊の議案第1号関係専決処分書をごらんいただきたいと思います。1ページでございます。平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)です。  第1条ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億1,230万9,000円を追加し、総額をそれぞれ187億4,270万6,000円とする。補正の款項の区分及び金額は第1表歳入歳出予算補正によります。平成27年1月15日、鹿角市長でございます。  早い時期からの断続的な降雪によりまして、1月半ばで除雪関連経費の不足が確実となったことから早急に予算措置が必要となり、1月15日付で専決処分をさせていただきました。  7ページをお開きください。歳入です。17款2項1目1節財政調整基金繰入金3億1,230万9,000円、補正財源として繰り入れております。  9ページをお開きください。歳出でございますが、市道及び公共施設の除雪委託料の追加、そのほか11ページの6款1項4目園芸振興費では樹園地主要道路の除雪費を計上いたしました。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第1号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第1号専決処分の承認を求めることについては原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号平成26年度一般会計補正予算(第11号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 一般会計補正予算書のほうをごらんいただきたいと思います。  議案第2号、平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第11号)です。  第1条ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,851万6,000円を追加し、総額をそれぞれ189億1,122万2,000円とします。補正の款項の区分は第1表歳入歳出予算補正によります。  第2条におきまして債務負担行為の追加をいたしております。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  補正予算第11号は、補正予算第10号の専決処分後も最大積雪深が130センチメートルに達するなど、降雪が続いたことから除雪関連経費のさらなる不足が見込まれるため本日の議決をいただきたく、ほかの補正予算の内容とは別に提案をさせていただきました。  また、平成27年度当初から業務を円滑に行うために3月中に契約する必要がある業務のうち、定例会最終日に議決をいただいてからでは入札等に要する日数に不足を来すものについて、本補正予算で計上させていただいた債務負担行為で計上させていただいております。  5ページをお開きいただきたいと思います。  第2表債務負担行為補正では、施設管理等委託料及び複写機借上料を追加します。  9ページをお開きください。  歳入。17款2項1目1節財政調整基金繰入金1億6,851万6,000円を補正財源として繰り入れます。  次の歳出でございますけれども、市道及び公共施設の除雪委託料を追加するとともに緊急的に対応する場合に備えて予備費を1,000万円増額いたしております。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第2号について、原案のとおりに決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号平成26年度一般会計補正予算(第11号)については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号鹿角市過疎地域自立促進計画の変更についてから、議案第47号工事請負契約の締結についてまでの45議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案第3号をごらんいただきたいと思います。  鹿角市過疎地域自立促進計画の変更について。  鹿角市過疎地域自立促進計画を別紙のとおり変更するため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めます。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地域の自立促進を図るための事業を追加するため、本計画を変更するものであります。  次のページをごらんください。変更部分を新旧対照表として整理しております。左側が計画書中の区分でありまして、その右側に変更前と変更しようとする部分を記載しております。  7.教育の振興中の(1)現況と問題点、(2)その対策のそれぞれに通学支援に関する記述を加えまして、(3)計画のスクールバス・ボートの項目にスクールバス購入事業を追加いたしております。  これまでスクールバスについては、市所有のバス1台、貸し切りバス4台の5台で運行してまいりましたが、貸し切りバスの運行経費が大幅に上昇する見込みとなったことから、うち2台について市が車両を購入し、運行業務を委託する方式へするため本計画を変更するものであります。  なお、計画が計画の変更に当たり必要とされている県との協議につきましては、2月10日付で異存ない旨の回答を得ております。  以上で、説明を終わります。  次に、議案第4号をごらんいただきたいと思います。財産の処分について、地方自治法第96条第1項第6号の規定により下記のとおり財産を処分することについて議会の議決を求めます。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  平成25年度の国道改良事業の支障物件として消防器具置き場が移転、ホース乾燥柱も新設されたことから不要となっておりましたが、これを譲渡するものであります。  財産の表示でありますが、名称は旧鹿角市消防団第7分団第2部ホース乾燥柱一式。所在は鹿角市八幡平字熊沢62番地2。材質等ですが、スチール製。附属物はモーターサイレンであります。  処分の方法は無償譲渡。相手方ですが、熊沢自治会でございます。  提案理由は先ほどのとおりでございます。  以上で、議案第4号の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 教育部長。 ○教育部長(青澤敏博君) 議案第5号をお開きください。  議案第5号  指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて議会の議決を求める。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は鹿角市先人顕彰館、指定管理者となる団体の名称は内藤湖南先生顕彰会、指定の期間は平成27年4月1日から平成32年3月31日まで5年間であります。  提案理由でありますが、施設の効率的な管理・運営を図ることを目的に、先人顕彰館については平成24年4月から同顕彰会による指定管理を行ってまいりましたが、今年度末をもって指定期間が満了いたします。同顕彰館は鹿角の先人の業績を調査研究しており、その知識が豊富であり、館の目的に合致した来館者へのサービスが見込まれること、またこれまでの管理運営実績などを勘案し、平成27年度からの指定管理者の選定に当たり、鹿角市の施設の指定管理者の指定手続に関する条例第3条の規定に基づき公募によらない指定管理者として選定したものであります。  続きまして、次のページお願いいたします。  議案第6号  指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて議会の議決を求める。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は鹿角市記念スポーツセンター、城山野球場、毛馬内野球場であります。指定管理者となる団体の名称はNPO法人鹿角市体育協会、指定の期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間であります。  提案理由でありますが、施設の効率的な管理・運営を図るため、またスポーツを通じた地域の健康づくりのため、本市の全スポーツ団体の集合する組織でありNPO法人鹿角市体育協会にこれらの施設の指定管理を行わせることで、当該団体の強化を図りつつ、本市のスポーツ振興を図ろうと考えているものであります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 議案第7号をお開き願います。  市道路線の認定について。  道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて議会の議決を求める。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路の新設に伴い市道路線に認定しようとするものであります。  次のページと議案資料2ページ及び3ページの位置図もあわせてごらんください。認定路線は、その他の市道2路線であります。  整理番号2896、路面名は六日町6号線、起点及び終点……(発言者あり)失礼いたしました。六日町3号線、起点及び終点はそれぞれ花輪字上花輪248番地4から248番地14までの延長115.19メートルであります。  整理番号3800、路線名は中陣場4号線、起点及び終点はそれぞれ十和田毛馬内字中陣場64番地5から67番地1までの延長43.26メートルであります。  なお、2路線とも宅地分譲により寄附採納された道路であります。  次のページをお開き願います。  議案第8号  市道路線の変更について。
     道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり変更することについて議会の議決を求める。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路の改良等に伴い路線の一部を変更しようとするものであります。  次のページと議案資料4ページ及び5ページの位置図をあわせてごらんください。  整理番号3608、熊取平線でありますが、終点を延長し既存市道に接続するものであります。これにより、終点が十和田大湯大湯国有林51番地オから熊取平19番地1に変更され、延長は1,001.3メートル長くなり、4.012.3メートルであります。  整理番号3732、大川原中央線は国道103号整備工事完了により国道からの起点を変更するものであります。これにより、起点が十和田大湯字内前田14番地4から巻渕16番地に変更され、延長は21メートル長くなり、748.8メートルであります。  以上で、説明を終わります。  次のページを願います。  議案第9号  鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市下水道事業特別会計は、鹿角市公共下水道事業推進のため平成27年度鹿角市一般会計から4億3,300万円以内を繰り入れる。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で経費の一部を平成27年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお開き願います。  議案第10号  鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市農業集落排水事業特別会計は、鹿角市農業集落排水事業推進のため平成27年度鹿角市一般会計から6,800万円以内を繰り入れる。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、経費の一部を平成27年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものです。  次のページをお開き願います。  議案第11号  鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市簡易水道事業特別会計は、鹿角市簡易水道事業推進のため平成27年度鹿角市一般会計から3,700万円以内を繰り入れる。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市簡易水道事業の推進を図る上で経費の一部を平成27年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  以上で説明を終わりますが、訂正をお願いいたします。  議案第8号の市道路線の変更についての表中、路線番号3732の起点変更を「十和田大湯字内前田14番地4」から「十和田大湯字下ノ平4番地4」に訂正をお願いします。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案第12号をごらんいただきたいと思います。  鹿角広域行政組合規約の一部変更について。  地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議のうえ、鹿角広域行政組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角広域行政組合の事務所の位置の変更に伴い、規約を変更するものであります。  次のページをごらんください。  現在建設中の消防庁舎の施設内に当組合の事務所を移します。このため、第4条中第4条は事務所の設置でございますが、「鹿角市花輪字荒田1番地1」を「鹿角市花輪字向畑100番地2」に改めます。平成27年8月1日から施行いたします。  次の議案第13号をごらんください。議案第13号から議案第16号までは地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正によりまして関連する議案でございます。  まず、議案第13号ですが、鹿角市特別職報酬等審議会条例の一部を別紙のとおり改正します。  2月27日提出。鹿角市長。  先ほど申し上げた理由でございますが、その中でも教育長に関する事項を鹿角市特別職報酬等審議会の所掌事務に追加いたします。  次のページをごらんください。  教育長は、これまでは長が議会の同意を経て任命した教育委員のうちから教育委員会が任命しておりましたが、法の改正によりまして長が教育長として議会の同意を得て直接任命することになりました。教育長が常勤の特別職として明確に位置づけられたことから、教育長の給料の額についても、特別職報酬等審議会の所掌事務とするために第2条の「市長及び副市長」を「市長、副市長及び教育長」に改正します。  附則ですが、平成27年4月1日から施行します。  経過措置でございますが、現在の教育長の任期中に限り、なお従前の例により在職することとし、その場合には本条例につきましても改正前の規定が効力を有します。  次の議案をごらんください。議案第14号ですが、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を別紙のとおり改正します。  平成27年2月27日提出。  提案理由ですが、先ほどと同様の法改正によりまして教育委員会の教育委員長の報酬規定を削除するため条例を改正するものであります。  次のページをごらんください。議案資料の8ページもごらんください。  本条例は特別職の非常勤の者に関する規定でありますが、第2条第2項において市長、副市長、一般職の職員が特別職の非常勤の職員を兼ねる場合には特別職の非常勤の職員としての報酬は支給しないという規定でありますが、この条文に教育長を加えます。  法の改正によりまして、また教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者として新教育長が位置づけられましたことから、別表から教育委員長に関する部分を削除いたします。  次のページをごらんください。施行期日でございますが、平成27年4月1日です。  経過措置でございますが、前議案と同様に現在の教育長の任期中に限り、なお従前の例により在職するものとし、その場合には本条例についても改正前の規定が効力を有することといたします。  議案第15号をごらんください。特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正します。  平成27年2月27日。  提案理由ですが、同じく同法の改正に基づきまして教育長の給料を規定する等のため条例を改正します。  次のページをごらんください。第1条趣旨において、本条例は市長及び副市長の給与及び旅費に関する事項を定めておりますが、これに教育長を加えて市長、副市長及び教育長といたします。  第3条に教育長の給料月額を定めました。  施行期日は平成27年4月1日であります。  附則の第2項、これも同様に現在の教育長の任期中に限り、本条例についても改正前の規定が効力を有します。  第3項ですが、教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例は廃止いたします。  第4項は、この廃止する条例につきましても現在の教育長の任期中に限り効力を有するものとします。  議案第16号をごらんください。教育長の勤務時間、給与等及び職務専念義務の特例に関する条例を別紙のとおり制定するものといたします。  平成27年2月27日。  法改正により教育長の職務専念義務が規定されたことから教育長の勤務時間、休暇等職務専念義務の特例を定める必要があり、本条例を制定いたします。  次のページをごらんください。  第1条において、教育長の職務に専念する義務の特例と定める趣旨を規定しております。  第2条ですが、勤務時間、休日及び休暇等について適用を受けるのは職員の例によるとしております。  また、第3条において職務に専念する義務の免除については、こちらも鹿角市職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の適用を受ける職員の例によるとしております。  平成27年4月1日から施行いたします。  また、経過措置はこれまでと同様教育長の、現在の教育長の任期中に限り従前の例によるものといたします。  次の、議案第17号をごらんいただきたいと思います。長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の一部を別紙のとおり改正します。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  長期継続契約を締結することができる契約に経常的かつ継続的な役務の提供を受ける契約を規定する等のため、条例を改正します。  次のページをごらんください。議案資料の14ページをお開き願いたいと思います。市税等の収納をコンビニでもできるようにするために、公金の収納委託業務について長期継続契約ができるようにするとともに今後長期継続契約を要する事項が新しく発生した場合でも、この条文で対応できるように改正をいたしました。  現在の第2条第1号に規定する「事務機器、情報機器、車両、その他の品を借り入れる契約」を改正案では文言を整理いたしまして第1号に規定しております。  現行の第2号、第3号、第4号は改正案の第2号の表現に集約するとともに、改正案第2号後段に「その他経常的かつ継続的な役務の提供を受ける契約で複数年にわたり契約を締結する必要があるもののうち規則で定めるもの」と規定し、本条の適用範囲を拡大しております。  次に、議案第18号をごらんください。鹿角市法定外公共用財産管理条例の一部を別紙のとおり改正します。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、法定外公共用財産に河川法の適用に基づき譲与を受ける財産を追加するため、条例を改正します。  次のページをお開きください。旧福士川の一部区間が福士川放水路工事により福士川から直接流入しなくなったために1級河川から除外され、河川法適用外の普通河川として市が譲与を受けることになり、市はこれを法定外公共用財産として管理するため所要の改正を行います。  資料の15ページをごらんいただきたいと思いますが、河川法第100条の2第3項は1級河川や2級河川等を廃止して普通河川として市町村に譲与することができるとする規定でありますが、この法条項を条例に加えます。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 教育部長。 ○教育部長(青澤敏博君) 議案第19号をお開きください。  議案第19号鹿角市教育センター設置条例の一部改正について。  鹿角市教育センター設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  内容につきましては、次のページをお開き願います。また、議案資料の16ページをあわせてごらんください。  鹿角市教育センター設置条例の一部を改正する条例(案)でありますが、資料の新旧対照表でご説明いたします。  名称及び位置、第2条第2号中「鹿角市花輪字陣場125番地」を「鹿角市花輪字荒田4番地1」に改める。  また、第4条第2項及び第5条については、鹿角市教育委員会の略号を「委員会」からそれぞれ「教育委員会」に改めるものです。  附則といたしまして、この条例は平成27年4月1日から施行するものであります。  議案のほうの1ページに戻っていただきたいと思います。  提案理由でありますが、鹿角市教育センターの位置を、現在の「花輪第一中学校」から「市役所内」に変更するための改正であります。来年度から教育センターにおいて不登校やいじめ等の児童生徒の問題行動への対応として教育相談事業を実施することとしており、教育委員会事務局との連携強化と迅速な協議及び意思決定を行うため、移転を計画してるものであります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(大森 明君) 続きまして、議案第20号をお願いいたします。  議案第20号鹿角市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、子ども・子育て支援法の施行に伴い、子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額を定めるため条例を制定するものでございます。  次のページをお願いいたします。
     条例案ですが、この条例はいわゆる保育料のことで、これまでは児童福祉法の規定に基づき市の保育実施条例施行規則で定めておりましたが、来年度から施行となります子ども・子育て支援法の規定に基づき国が定める上限の範囲内で市が条例及び規則で定める額となります。  第1条の趣旨ですが、子ども・子育て支援法に基づき利用者負担額について必要な事項を定めるものとしております。  第2条の用語の定義ですが、法で使用する用語の例によるとしております。  第3条は、利用者負担額について定めております。第1号では公立保育園の利用者負担額を、第2号では私立保育園の利用者負担額について規定しておりますが、いずれも具体的な金額は規則で定めることとしております。  第4条では、利用者負担額の徴収について定めております。  第5条では、利用者負担額の決定及びその通知について定めております。  次のページをお願いします。第6条では、利用者負担額の納期限を、第7条では利用者負担額を減免できる旨定めております。第8条では、条例の施行について必要な事項は別に定めることとしております。  附則といたしまして、本条例の施行期日は平成27年4月1日から施行します。  2.鹿角市保育園保育実施条例は、本条例の施行により廃止します。  3.八幡平なかよしセンター条例について、保育実施条例の廃止に伴う一部改正を行います。  4.保育園設置条例についても保育実施条例の廃止に伴う一部改正を行います。  3及び4の一部改正については、議案資料17ページ・18ページの新旧対照表をあわせて参考にしてください。  次に、議案第21号をお願いいたします。  議案第21号鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンター条例の廃止について。  鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンター条例を別紙のとおり廃止するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンターを廃止するため、条例を廃止するものであります。  鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンターは、高齢者及び市民相互の交流を図る場として、また高齢者の生きがいとするための農園とあわせて平成4年度に市の単独事業によりまして建設された施設でございます。これまでの間、尾去沢地区の市民主体として利用されておりましたが、行政改革の中で公共施設の適正な管理運営の項目において低利用施設の廃止として検討されてきております。これまでの間、広報等により市内全域を対象としてPRしてまいりましたが、利用者が伸びず、またふれあい農園設備についても撤去工事を行いましたので高齢者関係の施設としての役目はなくなったため、条例を廃止するものです。  次のページをお願いします。鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンター条例を廃止する案でございますが、鹿角市高齢者生きがいコミュニティセンター条例は廃止する。  附則としまして、この条例は平成27年4月1日から施行するとしております。  次に、議案第22号をお願いします。  議案第22号鹿角市介護保険条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、介護保険料を改定する等のため条例を改正するものでございます。  次のページをお願いします。鹿角市介護保険条例の一部を改正する条例(案)ですが、議案資料19ページから20ページもあわせてお願いいたします。  第4条保険料率ですが、平成27年度から29年度までの第6期介護保険事業計画における第1号被保険者に係る保険料で、負担割合が介護保険法改正により標準6段階から標準9段階になったことから7号から9号までを追加しております。保険料率は第4号から第5号の額が基準額となっており、年額7万800円、月額にすると5,900円となります。  第2項ですが、第1号被保険者の保険料については、平成27年度と28年度は1項の規定にかかわらず3万1,860円とするものです。  附則第8条では、介護予防・日常生活支援総合事業等に関する経過措置について規定しておりますが、介護保険法の改正により、平成27年4月から全ての市町村で実施することとされた4つの事業でありますが、あわせて経過措置の規定が設けられ、市町村の事情により実施を猶予することが可能となっており、準備が整い次第、規則を制定して対応するものでございます。  議案書に戻っていただきまして、附則でございますが、この条例は平成27年4月1日から施行する。経過措置でございますが、改正後の鹿角市介護保険条例第4条の規定は平成27年以後の年度分の保険料から適用し、26年度以前の年度分の保険料については、なお従前の例による。  続きまして、議案第23号をお願いいたします。  議案第23号、鹿角市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、介護保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行に伴い、指定地域密着型サービスの事業に関する基準を改定するため条例を改正するものでございます。  次のページをお願いいたします。改正する条例案につきましては、議案資料でご説明いたしますので、あわせて21ページからお願いをいたします。  要介護認定1から5の方のサービス内容となりますが、国の改正に準じるものであり、主な改正点をご説明いたします。  22ページの目次中、第9章「複合型サービス」という名称を、よりサービス内容が具体的にイメージできる内容として「看護小規模多機能居宅介護」に改め、以後同じ文言の改正となります。  第6条では定期巡回・随時対応型訪問介護看護従事者の員数でありますが、23ページの第5項では夜間のオペレーターとして充てることができる施設事業所の範囲について、「同一敷地内」を追加して拡充しております。  26ページ、第65条ですが、認知症対応型通所介護では利用定員を施設ごとに3人以下としていたものをグループホームにおいてはユニットごとに3人以下とする見直しがされております。  次のページ、第78条の2では認知症対応型通所介護事業所の設備を利用して宿泊サービスを実施している事業所について届け出を求めることとし、事故報告の仕組みを設けることが追加されます。  28ページ、第82条は小規模多機能型居宅介護事業所の看護職員が兼務可能な施設事業所について、介護老人福祉施設や介護老人保健施設等を加えております。  31ページ、第85条ですが、登録定員を25人から29人に、次のページは登録定員ごとの1日当たりの利用定員を定めております。  33ページからは認知症対応型共同生活介護認知症グループホームの改正ですが、34ページの第113条、効率的にサービスが提供できるように、現行ではユニット数を「1又は2」とされておりますが、新たな用地確保が困難な場合等必要と認められる場合は「3ユニット」までとすることができると改正されております。  36ページをお願いいたします。第151条からは地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護に関する条例ですが、サテライト型地域密着型介護老人福祉施設の本体施設としての認められている対象について「指定地域密着型介護老人福祉施設」が追加されます。  40ページをお願いいたします。第9章は目次でも説明いたしましたが、看護小規模多機能型居宅介護と改正され、43ページの登録人員が「25人」から「29人」に改正されます。  議案書に戻っていただきまして、附則でございますが、この条例は27年4月1日から施行します。  次に、議案第24号をお願いします。  鹿角市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、前議案と同様でございますが、こちらについては介護予防サービスの事業等に関する基準を定めております。この議案につきましても、先ほどの議案第23号と同様の改正であります。サービスの対象となるのが介護認定要支援の1及び2の方のサービス基準の改正でございます。内容についても、同じでございますので、説明は省略させていただきます。  附則としまして、この条例は平成27年4月1日から施行する。  次に、議案第25号をお開きください。  議案第25号鹿角市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により介護保険法が改正されたことに伴い、指定介護予防支援等の事業等に関する基準を定めるため条例を制定するものです。  次のページをお願いします。  条例(案)でございますが、目次ですが、本条例は5章立てとなっており、第1章は総則として条例の趣旨、基本方針、指定介護予防事業者の指定を規定しております。  第2章は人員に関する基準、第3章は運営に関する基準、第4章は介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準、第5章は基準該当介護予防支援に関する基準を規定しております。  なお、各条文の説明は主な条についてのみとさせていただきます。  第1条は条例の趣旨として介護予防支援に関する基準について、第2条は基本方針、次ページの第3条指定介護予防支援事業者の指定については、事業者は法人とすると規定しております。次に、第4条は従業者の員数として介護予防の支援に必要な数の保健師、知識を有する職員の配置について、第5条では事業所の管理者の設置について規定しております。第6条では介護予防サービスの提供に際し、利用者またはその家族に対し,説明及び同意を得ること。  1枚めくっていただきまして、第7条は事業者は正当な理由なく介護サービスの提供を拒んではならないこと、第8条ではサービス提供が困難な場合、他の事業者の紹介と必要な措置を講じることを規定しております。次に第10条ですが、利用者の意思を踏まえ、要支援認定申請に係る必要な協力をしなければならないと規定しております。  1枚めくっていただきまして右の一番下、第24条では業務上知り得た秘密について、正当な理由なく漏らすことのないよう必要な措置を講じることを規定しております。  1枚めくっていただきまして、右の中ほどの第28条では事故が発生した場合の対応として、速やかに市及び利用者の家族等に連絡するとともに必要な措置を講じることと規定しております。次に、一番下の第30条記録の整備ですが、次のページの第2項で本市の独自基準として記録の保存年限を5年間としております。次に、一番下の第32条では介護予防支援の具体的取り扱い方針について28項目を規定しております。  2枚めくっていただきまして右の中ほど、第33条では介護予防サービスの提供に当たっての留意点として8項目を規定しております。  次のページをお願いします。附則としまして、この条例は平成27年4月1日から施行することとしております。  次に、議案第26号鹿角市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由については、25号議案と同様でございますので省略させていただきます。  次のページをお願いいたします。  条例(案)でございますが、第1条は条例の趣旨として包括的支援事業を実施するために必要な基準を定めることとしております。  第2条第1項では職員に係る基準及び当該職員数について、第1号被保険者3,000人以上6,000人未満ごとに保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員、いわゆる3職種と言っておりますが、各1名、またはこれらの資格に準ずる者を常勤職員として配置すべき数について原則を規定しております。第2項では、3,000人に満たない場合については、職員の配置について別表により職員の配置をすることができると規定しております。  次ページの別表をごらんください。  職員の配置基準ですが、おおむね1,000人未満では3職種のうちから1人または2人、1,000人以上2,000人未満では3職種のうち2人とし、そのうち1人は常勤の職員とする。また、2,000人以上3,000人未満では保健師1人のほか社会福祉士または主任ケアマネの1人を常勤の職員として配置することができると規定しております。  第3条では、運営に関する基準を定めております。  附則としまして、この条例は平成27年4月1日から施行することとしております。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 議案第27号をお願いします。  鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について。  鹿角市道路占用料徴収条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、道路占用料を改正するため条例を改正するものであります。  改正する条例案でありますが、議案資料でご説明いたします。議案資料61ページをお開き願います。  第2条関係の別表です。左の蘭が改正案でありますが、61ページの道路法32条第1項第1号に掲げる工作物、また62ページの同じく第2号、第3号、及び第4号の工作物の占用料は現行より改正案はおおむね45%の減額であります。  63ページの第5号工作物は乗じる率は改正せず、占用料を減額しております。また、第6号及び施行令第7条第1号から64ページの第7条第6号までの占用料も減額であります。同じく63ページ下段の施行令第7条第8号の工作物から66ページの第7条第13号の工作物までは、乗ずる率の一部を約25%上げております。  議案書にお戻り願います。附則でありますが、1項に施行期日を平成27年4月1日とし、2項は経過措置であります。  引き続き、議案第28号をお開き願います。  鹿角市営住宅条例の一部改正について。  鹿角市営住宅条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、市営住宅のうち水晶山住宅を廃止するため条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  改正する条例(案)でありますが、水晶山住宅の解体が完了したことから別表の1.市営住宅から水晶山住宅を削除するものです。  附則ですが、この条例は公布の日から施行する。  続きまして、議案第29号をお願いします。  鹿角市農業集落排水施設に関する条例の一部改正について。  鹿角市農業集落排水施設に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、農業集落排水末広地区の一部供用開始に伴い、末広汚水処理センターを処理施設に追加するため条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  改正する条例(案)でありますが、別表第1の処理施設の名称に末広汚水処理センター、位置に十和田末広字川原舘31番地2を、処理区の名称には末広地区をそれぞれ追加するものです。
     附則ですが、この条例は平成27年4月1日から施行する。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) ここで、昼食のため午後1時まで休憩いたします。     午後0時01分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後1時00分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 補正予算書をごらんいただきたいと思います。  議案第30号、平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第12号)です。  歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億9,706万1,000円を追加し、総額をそれぞれ191億828万3,000円とする。  第2条におきまして繰り越し明許の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正でございます。  補正予算(第12号)は、国の補正予算に計上されました地方創生先行型を含む地域住民生活等緊急支援のための交付金を充当し、平成27年度事業を前倒ししたほか、事業の実績見込みによる調整などを行っております。  6ページをお開き願います。第2表繰越明許費補正です。  1の追加は、2款2項市民センター施設整備費及び7款1項商工施設管理費は年度を超えて工期を確保する必要があるため、また8款2項橋りょう長寿命化対策事業、3項河川費・急傾斜地崩壊対策事業、4項都市計画費・都市計画街路整備事業負担金及び鹿角花輪駅前整備事業は年度内の完了が困難となったためであります。そのほかは地域住民生活等緊急支援のための交付金充当事業で、平成26年度予算に計上し、27年度に執行するため繰り越し明許とするものであります。  2の変更は、6款1項戦略作物等生産拡大緊急基盤整備事業、公害防除特別土地改良事業は繰り越し事業費の確定による金額の変更です。  8ページをお開きください。  第3表債務負担行為補正は、平成27年度当初から業務を円滑に行うために3月中に契約をする必要がある施設管理委託料など35件を追加します。  第4表地方債補正の(仮称)学習文化交流施設整備事業、道路橋りょう整備事業は社会資本整備総合交付金の確定による市債の額の調整です。  15ページをお開きください。2.歳入です。  11款1項1目1節農地費分担金の農地災害復旧費分担金163万円は、繰越明許費としていた平成25年8月豪雨及び9月台風により被災した農地82カ所の災害復旧費のうち、平成26年度事業実施分の受益者負担金です。  13款2項1目1節総務管理費補助金の社会資本整備総合交付金7,126万3,000円の減額は、金額の確定によるものです。がんばる地域交付金3,266万2,000円は、交付残額を計上しました。地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金1億4,124万7,000円は、国の補正予算で措置されたもので、地域における消費喚起策や、これに直接効果を有する生活支援策に対する地域消費喚起生活支援型は3事業に、また地方版総合戦略の策定や戦略に盛り込むことを想定した事業の先行実施に対する地方創生先行型は13事業に充当します。  19ページをお開きください。  14款2項5目2節農業振興費補助金の青年就農給付金事業費補助金2,025万円は、国の緊急経済対策により平成27年度分を平成26年度中に前倒しで支給することとしたものです。  21ページをお開きください。  10目1節農林水産業施設災害復旧費補助金の農地災害復旧事業費補助金2,854万5,000円、農業用施設災害復旧事業費補助金3,612万円は、繰越明許費としていた平成25年8月豪雨及び9月台風にり被災した農地及び農業用施設の災害復旧工事費のうち平成26年度中に完成するもの並びに出来高があるものに係る補助金です。  15款2項1目1節土地売払収入850万5,000円は公売地1件、旧法定外水路1件に係る収入、また3節立木売払収入311万円は、毛馬内沢直営林5ヘクタールの間伐材売却収入です。  16款1項2目1節総務費寄附金のふるさと鹿角応援寄附金321万2,000円の追加は、寄附受納53件分です。  23ページをお開きください。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金は、財源調整のため計上していた繰入金について、特定財源の決定見込みと歳出事業費の執行見込みから、1,017万5,000円を繰り戻しします。  20款市債については、地方債補正で説明したとおりです。  25ページをお開きください。3.歳出です。  2款1項7目企画費の政策研究所費707万1,000円は、地方版総合戦略策定経費でアドバイザー関係経費、地域経済構造分析に要する経費です。  移住促進事業1,659万2,000円は、首都圏等からのIターン・Uターンを促進するため移住に向けた情報の発信、移住相談、移住体験、移住後のフォローアップを行うワンストップ窓口を設置するとともに後期基本計画から本格実施する移住促進の各種施策の拡充を検討するための体制整備を行います。いずれも27年度事業を前倒しで計上するものであります。  27ページをお開きください。  2項4目市民センター費の市民センター施設整備費885万3,000円は、尾去沢市民センター管理棟空調設備更新工事費で需要期に間に合うように今回計上し、27年度に繰り越して実施します。  29ページをお開きください。  5目医療給付費の福祉医療給付事業715万8,000円は、平成27年8月から福祉医療給付の対象を中学生まで拡充しますが、拡充相当額を前倒しで計上しました。  37ページをお開きください。  2目商工振興費のビジネスチャレンジ支援事業499万円は、チャレンジショップ事業委託料、起業・創業支援事業費補助金4件分です。商店街店舗集約促進事業190万円は、商店街店舗集約促進事業費補助金4件分の計上です。あきない商店街応援事業324万円は、コモッセ竣工記念イベントほか9件の補助金の計上であります。  鹿角市ブランドアップ戦略推進事業1,689万円は、産業プラットホームを専門的に支えていく人材を活用し、機能強化を図る委託料、ECサイト「鹿角いいね!直売所」及びアンテナショップ「あきた鹿角屋」で市が指定する地域産品を割り引いて販売し、地域産品の消費拡大を図るための割引分助成などであります。鹿角市プレミアム商品券発行支援事業6,015万円は、発行額3億円に対するプレミアム分を助成します。商工施設管理費300万8,000円は、鹿角市交流プラザポーチ、屋根補修工事費で降雨期前に完成させるため今回計上し、27年度に繰り越して実施します。  2項2目観光振興費の鹿角体験プレミアム旅行券事業1,506万5,000円は、着地型観光メニューを提案しながら市内宿泊施設で使用できるプレミアム旅行券を販売することといたしました。市内の消費喚起を図ってまいります。  39ページをお開きください。  外国人観光客誘客推進事業796万円は、タイトップセールスの継続実施、外国人誘客旅行商品製造造成補助金、外国人観光客受け入れ態勢整備補助金などを計上しております。鹿角コンベンション開催助成事業257万4,000円は市内でコンベンションを開催する団体等に対し助成する補助金で、助成金の計上であります。  43ページをお開きください。  11款1目農地災害復旧費及び農業用施設災害復旧費は、平成25年度繰越明許費としていた災害復旧工事費のうち、26年度完了分及び出来高分を計上いたしました。  以上で、一般会計の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(大森 明君) それでは、53ページをお開き願います。  議案第31号平成26年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,802万9,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ45億490万6,000円とする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  事項別明細書により説明いたしますので、59ページをお開きください。  歳入でありますが、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税及び2目退職被保険者等国民健康保険税、ともに1節現年課税分について最終調定額及び収入見込みにより減額をするものでございます。  9款1項1目一般会計繰入金は、1款国民健康保険税の減収分とこの後説明いたします歳出の増減分との差額について3,962万1,000円を追加するものでございます。  61ページをお開き願います。  次に歳出でございますが、3款1項1目後期高齢者支援金は負担金決定により3,303万円減額するものでございます。  7款1項1目高額医療費共同事業拠出金、2目保険財政共同安定化事業拠出金は、実績見込みによりそれぞれ増額及び減額をするものでございます。  以上で、国民健康保険事業特別会計補正予算の説明を終わります。  63ページをお開き願います。  議案第32号平成26年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ472万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ3億6,707万4,000円とする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  事項別明細書により説明いたしますので、69ページをお願いいたします。  歳入でございますが、3款1項2目保険基盤安定繰入金は、歳出でも出てまいりますが、交付額決定により増額するものです。  5款1項1目延滞金は、実績見込みにより増額をするものでございます。  次の71ページをお開き願います。  歳出でありますが、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、説明欄の保険基盤安定分、延滞金分とも広域連合からの決定通知により増額するものでございます。  以上で、後期高齢者医療特別会計補正予算の説明を終わります。  続きまして、73ページをお願いします。  議案第33号平成26年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ458万円を追加し、予算の総額をそれぞれ40億7,558万4,000円とする。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  79ページをお開き願います。  歳入でありますが、3款2項4目事務費交付金ですが、介護保険の報酬改定によるシステム改修費用として2分の1の額を交付されることにより追加をするものでございます。  7款1項4目その他一般会計繰入金は、補助対応額として繰り入れるものでございます。  81ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費13節委託料は、システム改修委託料でございます。  以上で、介護保険事業特別会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 83ページをお開き願います。  議案第34号平成26年度鹿角市の下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第1表による。  第2条債務負担行為の追加は、第2表による。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  第1表繰越明許費です。秋田県が事業主体の鹿角処理センター遠方監視制御設備更新工事が27年度へ繰り越ししたため、その負担金246万8,000円を繰り越すものです。  第2表債務負担行為補正です。下水道受益者負担金システム借上料でありますが、4月1日からシステムを運用するため限度額635万1,000円を追加するものです。  以上で、下水道事業特別会計の説明を終わります。  87ページをお願いします。  議案第35号平成26年度鹿角市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第1表による。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  第1表繰越明許費です。補助対象整備工事費の入札不調により整備工事費6,005万円を繰り越すものです。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 89ページをお開きください。  議案第36号、平成26年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)です。  歳入歳出予算の総額からそれぞれ54万1,000円を減額し、総額をそれぞれ755万2,000円とします。
     補正の款項の区分は「第1表 歳入歳出予算補正」です。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  95ページをお開きください。歳入です。  4款2項1目1節造林事業受託収入の分収造林事業受託収入80万円の減額は、森林総合研究所から受託している北野分収造林事業の実績によるもので、3項1目1節雑入の造林事業附帯事務費負担金も同事業費の減額に伴い、3万9,000円を減額します。  次のページをお開きください。歳出です。  2款1項1目造林費は、実績による減額です。  3項1目基金積立金33万円は、前年度繰越金の計上や収支残余金などによる財源調整の結果、財政調整基金に積み立てております。  以上で、大湯財産区特別会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 99ページをお願いします。  議案第37号平成26年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  補正の内容でありますが、消費税及び地方消費税の納税見込み精査による補正であります。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  106ページをお願いします。収益的収入及び支出です。  収入、1款2項5目消費税及び地方消費税還付金は、50万円の減額。  支出、1款2項3目消費税及び地方消費税は、70万円の増額であります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 平成27年度の予算書の1ページをお開きください。  議案第38号、平成27年度鹿角市一般会計予算。  第1条におきまして、歳入歳出それぞれ175億6,103万円と定めます。  第2条におきまして繰越明許費。また、第3条におきまして地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法、第4条におきまして一時借入金の借り入れ最高額を15億円と定めます。  第5条におきまして、項を超えて予算流用できる定めでありますが、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合には、同一款内での流用をできることと定めます。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  9ページをお開きください。  第2表繰越明許費は、2款2項市民共動費・八幡平市民センター改築事業について、年度を超えて工期を確保する必要があるため28年度に繰り越しして使用いたします。  第3表地方債ですが、27年度の借り入れは19件・21億2,280万円で前年度と比較して2億5,260万円の増となりました。  新たな起債事業は、大湯温泉地区観光拠点施設整備事業、継続事業では八幡平市民センター改築事業、認定こども園建設事業、かづの牛生産育成施設整備事業、橋りょう長寿命化対策事業、花輪小坂線ほか舗装補修事業、大湯小学校大規模改造事業などで、臨時財政対策債は前年度同額の5億8,700万円としております。  なお、264ページに地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  14ページをお開きください。  事項別明細書の歳入です。  1款1項の市民税は、給与所得が上昇傾向にあることから、個人分は5.3%の増、法人分は事業所数の減少や税制改正による減少を見込み、4.8%の減、全体では対前年度比3.4%増で計上しております。  2項固定資産税は評価がえ等により8.3%の減、3項軽自動車税は税率改正等により6.6%の増と見込みました。  16ページをお開きください。  4項市たばこ税、5項入湯税は、25年度決算見込みから、それぞれ1.7%、8.0%減を見込んでおり、市税全体では2.9%減で計上いたしました。  2款地方譲与税から、次のページになりますが、8款地方特例交付金と20ページの10款交通安全対策特別交付金については、地方財政の収支見通しと26年度の収入見込みを参考に算出しております。  20ページをお開きください。  9款地方交付税は、地方財政の収支見通しや26年度の普通交付税決定額等を参考に、普通交付税は前年度比1,955万円、0.3%減の58億7,957万5,000円を計上しております。また、特別交付税は前年度比1億円増の7億円を見込み、トータルでは1.2%増の69億7,957万5,000円を見込みました。  11款1項1目1節農地費分担金の農地災害復旧費分担金539万3,000円は、平成25年度繰越明許費とした災害復旧工事費のうち平成26年度中に完了しなかったものについて、改めて平成27年度予算に計上しました。  2項2目民生費負担金が大きく減額となっていますが、これは子ども・子育て支援新制度の開始に当たり、公立保育所の利用者負担相当額を使用料として計上する取り扱いとなり、2節児童福祉費負担金のうち公立分を、22ページの12款1項2目2節保育園使用料の公立認可保育園使用料に計上したことによるものであります。  24ページをお開きください。  12款1項6目2節文化の杜交流館使用料640万5,000円は、文化ホール及び交流広場の使用料です。  26ページをお開きください。  13款1項1目1節社会福祉費負担金の生活困窮者自立支援事業負担金572万7,000円は、自立相談支援事業費及び住宅確保給付事業費のそれぞれ4分の3を国が負担するものであります。  28ページをお開きください。  2項1目1節総務管理費補助金の社会保障・税番号制度システム整備費補助金1,954万5,000円は、制度導入に伴うシステム整備費に対する補助金であります。  2目3節児童福祉費補助金の保育緊急確保事業費補助金668万5,000円は、子ども・子育て新支援制度の実施への円滑な移行を図るため乳児家庭全戸訪問事業、子育て援助活動支援事業、地域子育て拠点事業及び相談機能強化事業等の保育緊急確保事業の実施に要する経費の3分の1の補助であります。  4目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金1億4,891万5,000円は、橋りょう長寿命化対策事業、花輪小坂線ほか舗装補修事業、市道八正寺久保田線整備事業、中川原橋橋りょう整備事業に係る交付金で、補助率は65%であります。2節住宅費補助金の社会資本整備総合交付金2,739万4,000円は、公的賃貸住宅家賃低廉化事業などに係る交付金で、補助率は45%です。  30ページをお開きください。  5目1節小学校費補助金の学校施設環境改善交付金6,578万8,000円は大湯小学校大規模改造工事費に係る補助基準額の3分の1の補助であります。  6目1節消防費補助金の消防施設整備費補助金538万6,000円は、防火水槽建設工事費2カ所分に係る補助金です。  32ページをお開きください。  14款1項3目1節幼稚園費負担金の子ども・子育て支援新制度給付費負担金878万7,000円は、私立幼稚園運営に係る全国統一費用部分から国基準の保育料を差し引いた額の4分の3を国・県が負担するものです。  2項1目2節企画費補助金の公共施設再生可能エネルギー等導入事業費補助金1,719万2,000円は、八幡平市民センター及び第二避難所にLED街路灯計8基の設置を行う工事費に充当いたします。  34ページをお開き願います。  2目4節児童福祉費補助金の保育対策等促進事業費補助金905万4,000円は、私立保育園の延長保育事業について延長時間に応じた単価の3分の2が、また病児・病後児保育事業については基本分に人数等に応じた加算分を加えた額の3分の2が、また病児保育事業開始に必要な施設改修費等について上限400万円が補助されるものであります。  36ページをお開きください。  4目4節農地費補助金の多面的機能支払交付金1億315万5,000円は、これまで秋田県農地・水環境保全向上対策地域協議会が交付していたものを、市が交付することとなったことによる計上であります。  38ページをお開きください。  8目2節幼稚園費補助金の施設型給付費地方単独用補助金594万円は、私立幼稚園運営に係る市単独費用部分の2分の1を県が補助するものであります。  9目1節農林水産業施設災害復旧費補助金は、繰越明許費を設定していた災害復旧費のうち平成26年度内に完了できなかった農地28カ所、農業用施設24カ所分の工事に対する補助金であります。  46ページをお開きください。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金は6億1,500万円を、また2目1節まちづくり基金繰入金1億6,700万円は、認定こども園建設事業、大湯温泉地区観光拠点施設整備事業、都市計画街路整備事業、スキーと駅伝のまちづくり事業などに充当いたします。  48ページをお開きください。  7目1節教育施設整備基金繰入金2,800万円は、情報教育環境整備事業に充当いたします。  歳入の説明を終わります。  次に、歳出でございます。  初めに、職員数については、一般会計の一般職の職員数は平成26年度比3人増で、特別会計を含めた全会計の職員数では263人と2人増となっております。  なお、それぞれの会計の事項別明細書の後に給与費明細書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  62ページをお開きください。  2款1項1目総務管理費は、庁舎空調整備等改修事業が完了したことから前年度に比べて大きく減少いたしております。  70ページをお開きください。  6目財産管理費の市有財産整備費では、コモッセオープン後の現在の花輪市民センターを普通財産として貸し付け可能な状態にするための実施設計及び改修工事を行います。  72ページをお開きください。  7目企画費の総合計画策定事業では、第6次総合計画後期基本計画を策定いたします。ふるさと鹿角応援推進事業では、寄附者の利便性を高めるためポータルサイトクレジット決済サービスの利用を可能にいたします。  74ページをお開きください。  地域新エネルギー利活用推進事業では、エネルギー地産地消の事業可能性を検証するため、公共施設4カ所の電力を新電力に切りかえて運用実験を行います。  9目情報管理費の電算管理費では、社会保障・税番号制導入のためのシステム整備を行います。  76ページをお開きください。  10目防災諸費の災害対策事業では、防災ガイドとハザードマップを統合し、全戸に配布するほか、花輪、尾去沢、八幡平、十和田の各市民センター・交流センターに簡易ベット及び寝具を配置し、福祉避難所に指定する計画です。鹿角市総合防災訓練開催事業では、3年ごとに開催している市総合防災訓練に必要な消耗品や備品購入費などを計上しております。  78ページをお開きください。  12目契約検査費の契約検査事務費では、建設工事及び建設コンサルタント委託業務等の業者選定にインターネットを利用した電子入札を導入するため、秋田県が行っている電子入札システムの共同利用への参加に必要な負担金等を計上しております。  86ページをお開きください。  2款2項4目市民センター費の市民センター施設整備費では、八幡平市民センター、谷内地区市民センター及び湯瀬体育館にソーラーLED街路灯それぞれ1基を設置いたします。88ページをお開きください。八幡平市民センター改築事業では、設計監理及び工事監理委託料、施設整備工事費などを計上しており、平成28年8月末のオープンに向け、事業を進めてまいります。  90ページをお開きください。  3項3目徴税費の徴収事務費では、納税者の納付機会を広げ、徴収能率の向上を図るため市税のコンビニ収納サービスを開始するための収納代行委託料などを計上しています。新たにコンビニ収納サービスの対象となる徴収金は11種類を予定しています。  104ページをお開きください。  3款1項1目社会福祉総務費の臨時福祉給付事業は今年度に引き続き実施しますが、支給額は1人につき6,000円です。生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者自立支援法の施行に伴い、生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図るもので就労、その他の自立に対する総合相談支援、事業利用のためのプラン作成を行う自立相談支援事業、離職により住宅を失った生活困窮者に対し、家賃相当額を支援する住宅確保給付金の支給を行います。  110ページをお開きください。  2目障害者福祉費の福祉プラザ施設整備費ではソーラーLED街路灯2基の設置を計上しております。  112ページをお開きください。  3目老人福祉費の全国健康福祉祭交流大会推進事業では、平成29年度開催の第30回全国健康福祉祭秋田大会(ねんりんピック秋田大会)ですが、本市でマラソン会場となる予定があるため、27年度の開催地・山口県萩市の視察経費を計上しております。  114ページをお開きください。  4目老人福祉施設管理費のデイサービスセンター施設整備費では、尾去沢デイサービスセンターにソーラーLED街路灯1基を設置します。  120ページをお開きください。  2項2目児童措置費の特別保育事業では、病気等の回復期に至らない児童を集団保育の困難な期間、専用室において一時預かりを行う病児保育事業を新たに実施するための委託料と施設整備工事費などを計上しております。子育て世帯臨時特例給付金給付事業では、今年度に引き続き実施しますが、支給額は1人につき3,000円となります。122ページをお開きください。地域子育て支援支援拠点事業では、事業の実施場所を児童センターからコモッセ内の子ども未来センターに移し、子育て家庭に対する相談指導及び子育てサークル支援を実施するほか、新たに利用支援専門職員を配置し、子どもとその保護者等が教育、保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるようサポートしてまいります。  126ページをお開きください。  6目認定こども園建設費の認定こども園建設事業は、2カ年にわたる継続費を設定しておりますが、平成27年度の年割額などを計上し、28年4月の開園に向けて進めてまいります。  128ページをお開きください。  3項1目生活保護総務費の被保護者就労支援事業では、就労支援員を配置し、就労意欲・能力は一定程度あるものの就労に当たってのサポートが必要な生活保護受給者に対し、就労支援を行ってまいります。
     132ページをお開きください。  4款1項1目保健衛生総務費の医師確保対策事業では、医学生修学資金貸付金として26年度貸与者見込み分として5人分、鹿角市地域医療推進学講座設置事業費寄附金として秋田県・市・小坂町の分担割合の変更により増額して計上しております。かづのでわくわく健康づくり事業では、脳血管疾患による死亡率が高いことから大学等と連携し、食事指導効果調査等の予防対策を実施してまいります。また、次のページになりますが、人間ドック等検診事業では脳ドック助成を継続してまいります。  150ページをお開き願います。  6款1項2目農業総務費の地域活動センター施設整備費では、下川原地域活動センターにソーラーLED街路灯1基を設置します。  154ページをお開きください。  4目園芸振興費の北限のもも産地拡大推進事業では、平成26年度に新植を行った農業者に対し、未収益期間である2年間、10アール当たり5万円を助成し、面積拡大を図ります。  158ページをお開きください。  7目農業構造改善対策費の農業構造改革推進事業では、農業構造改革ビジョンに掲げる重点戦略農産物のブランドアップを図るため第6次産業化、6次産業化拠点施設の整備に向けた協議会の立ち上げや有機栽培など消費者目線に立った農作物の生産に関するセミナーを開催します。  162ページをお開きください。  10目畜産振興費のかづの牛生産育成施設整備事業では、畜舎周辺の外構工事と熊取平基幹牧野の草地改良工事を行います。  11目農地費の県営圃場整備事業(末広地区)では、平成27年度から32年度の事業期間で末広地区の基盤整備事業を実施します。多面的機能支払交付金事業では、活動組織に対する交付金を市が交付するよう制度が変更となっております。164ページをお開きください。市単独農業用施設整備事業では、大雨による床下浸水等が頻発している西道口地区の水路整備工事を実施し、被害の未然防止を図ります。  13目種苗交換会開催費では、第138回秋田県種苗交換会が開催されることに伴い、事務補助員賃金、協賛会に対する負担金などを計上しております。  172ページをお開きください。  7款1項2目商工振興費の中小企業電力コスト低減対策事業では、事業所照明のLED化等コスト低減対策に引き続き助成します。企業立地促進事業は、地元企業6社の施設整備費等に助成を行います。商店街店舗等リニューアル支援事業では、対象エリアを商店街振興組合が所管する地域から各商店街やコモッセをつなぐ幹線道路沿線まで拡張し、エリア全体のにぎわいを創出してまいります。産業人材育成事業では、若年者資格取得支援の補助対象経費に資格取得のための受講料を加え、支援の充実を図っております。  178ページをお開きください。  2項2目観光振興費の鹿角いろどり推進事業では、効果的な観光PRを行うためホームページ等に掲載する写真を追加・更新するとともにフォトキャンペーンを実施して宣伝素材を確保してまいります。180ページをお開きください。大湯温泉地区観光拠点施設整備事業では、平成30年度のオープンに向けて基本設計、実施設計、用地買収等を行います。  182ページをお開きください。  3目観光施設費観光施設管理費の焼山避難小屋改築負担金は、秋田県が焼山避難小屋を改築するに当たり、事業費の2割を負担いたします。  194ページをお開きください。  8款2項5目道路新設改良費の市道八正寺久保田線整備事業では、路線測量、土質調査を含む詳細設計を行います。  198ページをお開きください。  4項2目街路事業費の都市計画街路整備事業では、県事業として道路全幅改良等、また市事業として用地買収等を行います。  202ページをお開きください。  5項1目住宅管理費の民間住宅リフォーム支援事業ではリフォームに要する経費に対し、引き続き助成を行ってまいります。  206ページをお開きください。  9款1項3目消防施設費の消防機器材整備事業では、消防団第11分団第1部三ケ田の消防ポンプ自動車を更新します。  212ページをお開きください。  10款1項5目通学対策費では、料金の改定によりスクールバス委託料が大幅に増額となることからバスを保有したほうが長期的には経費削減につながることからマイクロバス2台を購入いたします。  232ページをお開きください。  5項3目文化財保護費の大湯環状列石史跡環境整備事業では、第4期環境整備の最終年として史跡南側4ヘクタールの環境整備工事を行います。旧鹿角郡公会堂保存利活用事業では、旧鹿角郡公会堂の修復工事を行うための実施設計委託料を計上しております。  238ページをお開きください。  10目文化の杜交流館費の文化の杜交流館管理費には維持管理費を、文化の杜交流館事業費には落成記念事業を含む自主事業15事業を実施するための業務委託料などを計上し、毎月1回程度事業を開催し、市民が多種多様な芸術文化に触れる機会を創出し、幅広い世代の利用やさまざまな文化活動の促進を図ってまいります。  242ページをお開きください。  6項2目体育施設費のスキーと駅伝のまちづくり事業では、主にスキー駅伝選手の発掘を目指し、指定選手を強化プログラムに基づき育成するアスリートかづのキッズ関連経費のほか、来年開催が決定している全日本学生スキー選手権大会に対する運営補助金を計上しております。  244ページをお開きください。  生涯スポーツ実施奨励事業では、鹿角市スポーツ推進基本計画改訂のためのワークショップ開催経費を計上いたしました。  248ページをお開きください。  11款1項1目農地災害復旧費及び2目農業用施設災害復旧費では、25年度災害復旧のうち26年度に完了しなかった農地29カ所、農業用施設24カ所の工事費を改めて計上しております。  一般会計の説明を、終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(大森 明君) 265ページをお願いします。  議案第39号平成27年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、それぞれ47億22万6,000円と定める。  第2条では一時借入金について、第3条では歳出予算の流用について記載しております。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  270ページをお願いします。  予算の総額でありますが、前年度と比較して2億841万9,000円、4.6%増加しております。主な要因としましては、被保険者数の減少により保険税や国庫支出金は減と見込んでおりますが、7款の共同事業交付金について、これまで1件30万円以上としていた事業対象が全ての医療費に拡大されたことにより増となるものでございます。  273ページをお願いします。  2の歳入ですが、主なものについて説明いたします。  1款1項国民健康保険税ですが、算定に当たっては現行税率等を据え置いた予算計上としております。1目一般被保険者国民健康保険税、2目退職被保険者等国民健康保険税ともに世帯数及び被保険者数の減により総額では7億4,277万6,000円と対前年度比1億1,071万円の減と見込んでおります。  3款1項1目療養給付費等国庫負担金は、一般被保険者の給付見込み額をもとに32%相当額を、次の275ページの2目高額医療費共同事業負担金は拠出金の25%相当額を、2項1目の財政調整交付金は15%、介護納付金及び後期高齢者支援金分についてはそれぞれ10%相当額を計上しております。  4款1項1目療養給付費交付金でありますが、社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、退職被保険者分の療養給付見込み額を計上しており、前年度比予算比較でマイナス13.9%の3,529万円の減となっております。  5款前期高齢者交付金は、65歳から74歳までの被保険者の加入率により交付されるものであり、前年度比11.4%の1億699万2,000円の増となっております。  次のページをお願いします。  6款県支出金でありますが、1項1目1節高額医療費共同事業負担金は国庫支出金同様25%相当額を計上しております。  2項2目1節普通調整交付金は、基準額の9%相当額を計上してございます。  7款1項1目1節高額医療費共同事業交付金は、診療明細書1件当たり80万円を超える医療費に対する交付金、2節保険財政共同安定化事業交付金は、今年度までは1件当たり30万円から80万円未満の医療費が対象でありましたが、制度改正によりまして平成27年度からは全ての医療費が対象となることにより交付金の大幅な増加を見込んでおります。  次のページをお願いします。  9款1項一般会計繰入金については、3億3,609万8,000円で前年度比2億3,267万円の減となっておりますが、この繰入金のうち法定分として3億2,320万8,000円、法定外の財源補填分として1,289万円となっております。  283ページをお願いします。歳出についてご説明します。  1款総務費につきましては、事務処理経費や人件費、国保連合会負担金、賦課徴収に係る事務費、そして国保運営協議会関連経費が主なるものでございます。  287ページをお願いします。  2款保険給付費につきましては、26年度の一人当たり給付費の見込み額に過去3年間の給付費の伸び率、被保険者数の推計値を乗じて算出しております。1目一般被保険者療養給付費から5目診査支払手数料までの総額は保険者数の減少により、対前年度比マイナス8.7%、2億3,575万9,000円の減と見込んでおりますが、一人当たりの医療費は前年度を上回ると見込んでおります。  289ページをお願いします。  2款2項高額療養費につきましても、ただいまの療養諸費と同様に算出しており、合計では減額を見込んでおります。  291ページをお願いします。  3款1項1目後期高齢者支援金は、後期高齢者医療給付費に対する若年層からの約4割に相当する分の支援金になります。  293ページをお願いします。  中段の6款1項介護納付金につきましては、40歳以上の介護保険第2号被保険者が介護給付費全体の28%相当額を負担するものです。  7款1項共同事業拠出金は、国保連合会が試算した金額を計上しておりますが、2目保険財政共同安定化事業拠出金は歳入でも申し上げましたが、制度改正によりまして1円以上に拡大されたことで大幅増となっております。  295ページをお願いします。  8款1項保健事業につきましては、医療費抑制に取り組む経費を計上しており、前年度比で115万5,000円の増としております。健康づくり推進事業では、新規事業として無傷病表彰、ヨガ教室、筋骨格系疾病対策、脳血管疾患対策の4事業に取り組むほか、次のページになりますが、特定健康診査は受診率40%の2,600人を見込んでおります。  以上で、国民健康保険事業特別会計予算の説明を終わります。  次に、305ページをお願いします。  議案第40号平成27年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、それぞれ3億5,297万8,000円と定める。  第2項歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  308ページをお願いします。  予算の総額は3億5,297万8,000円で、前年度と比較しまして877万9,000円、2.4%減少しております。主な要因としまして、被保険者数は若干の微増を見込んでおりますが、26年度に軽減判定所得の基準を見直した影響で軽減対象者が拡大したことから保険料の減によるものとなっております。  311ページをお開き願います。  2の歳入でありますが、主なものについてご説明します。  1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、秋田県後期高齢者医療広域連合で試算した数値に基づき、所要額を計上しております。26年度と同様の保険料率により算出しております。  3款1項一般会計繰入金のうち、2目保険基盤安定繰入金は低所得者の軽減分として県が4分の3、市が4分の1を一般会計から繰り入れるものでございます。  315ページをお願いします。  歳出でありますが、1款総務費は職員の人件費、一般事務経費、徴収費等を計上しております。  2項につきましては、各種通知書及び督促状の印刷製本費のほか、郵便料、振込手数料を計上しております。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料分、保険基盤安定分など広域連合に納付するものでございます。  以上で、後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わります。  続きまして、323ページをお願いします。  議案第41号平成27年度鹿角市の介護保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算ですが、保険事業勘定の予算の総額を、それぞれ44億7,832万円、介護サービス事業勘定の予算の総額を、それぞれ4,093万2,000円と定める。  第2条は歳入歳出の予算流用について定めております。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  329ページをお開きください。  予算の総額は、第6期介護保険事業計画の初年度となり、前年度予算との比較でプラス10%、4億862万6,000円増となっております。  332ページをお開き願います。歳入ですが、保険事業勘定の主なものについて説明いたします。  1款1項1目第1号被保険者保険料でありますが、65歳以上の方々に係る保険料で、特別徴収及び普通徴収合わせて1万1,882人と推計し、保険料基準額は第5期計画と比較して347円高くなっておりますが、金額ベースで前年度比3.7%増で計上しております。  3款1項1目介護給付費負担金でありますが、国が負担すべき介護給付費居宅分といたしまして20%、施設分といたしまして15%相当分を、それぞれ計上しております。  2目低所得者保険料軽減負担金でありますが、介護保険制度の改正に伴い新しく設定され、介護保険料第1段階の低所得者に対し、負担軽減が図られる国庫負担金2分の1を計上しております。
     2項1目調整交付金でありますが、介護給付費総額の8.77%相当分を計上しております。  334ページをお願いします。  4款1項支払基金交付金につきましては、40歳から64歳までの第2号被保険者に係る保険料でありまして、社会保険診療報酬支払基金が負担すべき28%相当分を計上しております。  5款1項1目介護給付費負担金でありますが、施設分につきましては給付費の17.5%、その他の分につきましては12.5%で計上しております。  2目低所得者保険料軽減負担金は、介護保険料第1段階の軽減負担金で、県からは4分の1の計上をしております。  2項県補助金ですが、1目地域支援事業交付金の介護予防事業につきましては12.5%、2目地域支援事業交付金の包括的支援事業、任意事業は19.75%相当分を計上しております。  336ページをお願いします。  7款1項1目介護給付費繰入金、2目地域支援事業繰入金につきましては、事業費のそれぞれ12.5%、3目地域支援事業繰入金につきましては、事業費の19.75%相当分を計上しております。  4目低所得者保険料軽減負担金繰入金は、市が介護保険料第1段階の軽減負担分4分の1を一般会計から繰り入れするものでございます。  5目のその他一般会計繰入金ですが、一般管理費、徴収費及び介護認定事務費等への繰り入れを計上しております。  次に、歳出についてご説明いたします。  340ページをお願いします。  1款1項1目一般管理費ですが、職員及び事務補助員等人件費が主な費用でございます。  1款2項1目賦課徴収費ですが、次のページの介護保険料の収納の利便性を高めるためコンビニ収納代行委託料を計上しております。  344ページをお願いします。  2款1項介護サービス等諸費でありますが、要介護認定1から5までの方々が介護サービスを受ける給付費用でございます。  2目の地域密着型介護サービス給付費は前年度予算に比較し、大幅な増額となっておりますが、新しく始まる小規模多機能型居宅介護に係る給付が主なものとなっております。  346ページをお願いします。  2款2項介護予防サービス等諸費でございますが、要支援1と2の認定者が在宅において介護サービスを受ける給付費が主なる内容でございます。介護保険法の改正に伴い、要支援1と2の方の訪問と通所が新しい地域支援事業に移行することになっておりますが、本市では28年の1月を移行時期と計画しております。  348ページをお願いします。  2款5項特定入所者介護サービス費でございますが、施設入所者及び短期入所者で低所得であるための食事、居住費などの負担軽減を行うための経費でございます。  3款1項介護予防事業費でありますが、支援高齢者、一般高齢者の体力維持・向上事業を行い、介護予防を行うための経費でございます。  2目一時予防事業ですが、次のページをお願いします。地域介護予防活動支援事業として地域いきいきサロン推進事業費補助金を計上しております。これまで一般会計の中で実施していた高齢者交流サロンについて、名称を変え、より介護予防に重点を置いたサロン事業を展開するものでございます。  3目総合支援事業精算金でございますが、平成27年4月から地域支援事業に介護予防日常生活支援総合事業が位置づけられますが、この移行については平成29年4月まで猶予することが可能となっており、移行までの間住所地特例により、このサービスを利用されることが想定されますので、精算金として予算措置をするものでございます。  3款2項包括的支援事業・任意事業でありますが、4目の任意事業では次のページの家族介護者交流事業委託料が新規事業となっております。  次に、359ページをお願いします。  介護サービス事業勘定の歳入でありますが、1款1項1目介護予防サービス費収入であります。地域包括支援センターが行う要支援1及び2の方のサービス計画費収入でございます。  次のページをお願いします。  歳出でございますが、1款1項1目介護予防サービス事業費は地域包括支援センター職員及び事務補助員等人件費並びに介護予防サービス計画作成委託料などが主なる内容でございます。  以上で、介護保険事業特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 367ページをお願いします。  議案第42号平成27年度鹿角市の下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ9億6,296万5,000円と定める。  第2条債務負担行為と第3条地方債は、それぞれ第2表及び第3表による。  第4条一時借入金の借り入れの最高額は、4億円と定める。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  370ページをお開き願います。  第2表債務負担行為であります。事項は平成27年度鹿角市水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金とその損失補償とし、期間は平成32年までとするものです。  第3表地方債です。借入限度額の合計を2億9,430万円とし、利率は6.5%以内とするものです。  374ページをお開き願います。2.歳入です。  1款1項1目下水道受益者負担金は、平成26年度までの賦課分と平成27年度賦課分を合わせ、1,769万3,000円を見込んでおります。  2款1項1目下水道使用料は平成27年度と滞納分を合わせ、1億7,821万9,000円を見込んでおります。  3款1項1目下水道費国庫補助金は、鹿角処理区にかかわる管渠等の汚水処理施設整備交付金で、対象事業費の50%・4,000万円を見込んでおります。  378ページをお開き願います。歳出です。  1款1項1目一般管理費は、米代川流域下水道関連、公共下水道鹿角処理区及び単独公共下水道湯瀬処理区にかかわる管理経費です。  2目事業費でありますが、次のページをお開き願います。  コード505の流域下水道鹿角処理区建設費負担金2,284万6,000円は、鹿角処理センターの遠方監視制御設備更新工事の27年度分と、塩素混和池棟耐震化や最終沈殿池設備更新設計などの負担金です。  コード番号510の下から7段目の事業変更認可設計委託料1,804万8,000円は、鹿角処理区の事業区域の変更と生活排水処理整備構想策定の委託料です。3段下の整備工事費9,222万1,000円は、主に十和田錦木地区の管渠工事(約900メートル)を予定しております。  次のページをお開き願います。  2款1項公債費は、起債の償還元金と利子及び一時借入金の利子を計上しております。  以上で、下水道事業特別会計の説明を終わります。  390ページをお開き願います。  議案第43号平成27年度鹿角市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ5億136万9,000円と定める。  第2条債務負担行為と第3条地方債は、それぞれ第2表及び第3表による。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  393ページをお開き願います。  第2表債務負担行為です。事項は、平成27年度鹿角市水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金とその損失補償とし、期間は平成32年までとするものです。  第3表地方債でありますが、借入限度額の合計を2億5,720万円とし、利率は6.5%以内とするものです。  397ページをお開き願います。  歳入の主な内容でありますが、1款1項1目の農業集落排水事業費負担金は27年度に一部供用開始する末広地区80戸分の分担金が主なものであります。  2款1項1目農業集落排水使用料は、小豆沢、谷内・永田地区及び一部供用開始する末広地区の使用料で、1,392万9,000円を見込んでおります。  3款1項1目の汚水処理施設整備交付金は、末広地区整備事業の対象事業費の50%・1億2,820万8,000円を見込んでおります。  403ページをお開き願います。  歳出の1款1項1目一般管理費は、小豆沢、谷内・永田及び末広地区にかかわる施設等の管理経費であります。  2目事業費のコード番号505の中ほど、請負工事積算業務委託料340万円は補助対象外の工事費積算業務であり、その下の工事費積算業務委託料961万円は補助対象分の工事費積算業務であります。2段下の整備工事費3億6,639万4,000円は、末広地区管渠工事(約4,500メートル)を予定しております。一番下の支障物件移転等補償費771万2,000円は、管渠工事に伴う上水道管移設に要する補償費です。  次のページをお開き願います。  3款1項公債費は、起債の償還元金と利子を計上しております。  以上で、農業集落排水事業特別会計の説明を終わります。  413ページをお開き願います。  議案第44号平成27年度鹿角市の簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ2億4,618万5,000円と定める。  第2条地方債の方法は、第2表による。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  416ページをお開き願います。  第2表地方債です。借入限度額を1億4,200万円とし、利率は6.5%以内とするものです。  420ページをお開き願います。歳入です。  1款1項1目水道使用料は湯瀬ほか簡易水道3地区の使用料で、1,726万3,000円を見込んでおります。  2款1項1目簡易水道等施設整備費補助金は、湯瀬地区統合整備事業費の4分の1、4,475万円を見込んでおります。  424ページをお開き願います。歳出です。  1款1項2目施設管理費のコード番号305の中ほど、施設管理委託料921万4,000円は、湯瀬浄水場の運転管理委託や水質検査委託が主なものであります。  コード番号505の整備工事費1億8,791万9,000円は、湯瀬地区の送水管整備(2,600メートル)や後生掛地区の配水管更新工事などを予定しております。  次のページをお開き願います。  2款1項公債費は、簡易水道事業債の償還元金と利子を計上しております。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 432ページをお開きください。  議案第45号、平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計です。  第1条におきまして、歳入歳出それぞれ725万円と定めます。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  438ページをお開きください。  1款1項1目1節温泉使用料は、7件分を計上しております。  2款1項1目1節土地建物貸付収入は、49件分です。  440ページをお開きください。  4款2項1目1節造林事業費受託収入の分収造林事業受託収入は、森林総合研究所からの受託収入で、北野一団地・二団地及び四団地の除伐を計上しております。  442ページをお開きください。歳出です。  1款1項1目財産管理費は、管理会4回の開催に係る経費、また協会管理道の刈り払い賃金、区有地管理に係る経費などを計上しております。  2款1項1目造林費は、歳入で説明しました森林総合研究所からの受託事業を再委託する除伐委託料などを計上しております。  444ページをお開きください。
     2項1目繰出金は一般会計繰出金でありますが、大湯温泉まつり事業への助成分として39万円を計上しております。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 447ページをお開き願います。  議案第46号平成27年度鹿角市上水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。  条文の主な内容でありますが、第3条収益的収支の予定額は、水道事業収益が5億7,5000万2,000円、水道事業費用を5億4,276万5,000円としております。  第4条資本的収支の予定額は、次のページをお開き願います。資本的収入を1億8,542万4,000円、資本的支出は4億541万1,000円と定めております。  第5条債務負担行為の事項等は、平成27年度水道給水装置等設備資金利子補給費補助金とその損失補償とし、期間は平成32年度までとしております。  第6条企業債の目的、方法等は表のとおりと定め、限度額の合計は1億7,600万円であります。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  467ページをお開き願います。  収益的収支の主な内容でありますが、収入、1款1項1目給水収益は、有収水量約209万立方メートル分の5億1,748万9,000円を計上しております。  1款2項4目雑収入の下水道使用料等徴収事務費用負担金1,215万4,000円は、徴収事務一元化に伴う下水道、農業集落排水、簡易水道からの負担金であります。  次のページをお開き願います。  支出の1款1項1目原水及び浄水費は、浄水場等の浄水施設にかかわる経費であります。主な経費といたしましては、委託料の電気・計装機器保守業務279万8,000円、水質検査委託199万8,000円、浄水場運転管理業務委託2,177万3,000円と動力費の電気料2,795万3,000円。その下段、薬品費の浄水用薬品費1,497万8,000円であります。  2目配水及び給水費は、配水施設の管理経費であります。次のページをお開き願います。修繕費の検満メーター等取りかえ修繕3,488万7,000円、検定期間満了によるメーター取りかえ1,374戸分が主な経費であります。  3目受託工事費は、公共下水道・農業集落排水石綿管更新に伴う給水装置の工事費であります。  4目総係費は、経営業務の経費であり、委託料のコンビニ収納代行委託料は4月から開始する使用料のコンビニ収納の代行委託料であり、50万6,000円を計上しております。  475ページをお開き願います。  資本的収支の主な内容でありますが、収入、1款1項1目補償金824万円は、公共下水道、末広地区農業集落排水事業、秋田県が事業主体の横丁地区都市計画街路事業及び法定外水路の配水管移設補償費であります。  1款3項1目企業債は、花輪浄水場監視装置更新工事や十和田浄水場急速ろ過池等耐震補強工事などの浄水施設関係工事に関する浄水施設整備事業債1億3,600万円、石綿管更新工事に関する配水施設整備事業債4,000万円を予定しております。  次のページをお開きください。  支出の1款1項2目浄水施設整備費は、花輪浄水場監視装置更新工事などの浄水設備等更新工事費1億3,940万2,000円、十和田浄水場急速ろ過池等耐震補強工事649万1,000円、大楽前取水口配水口等設置工事など浄水施設整備工事費754万9,000円を計上しております。  3目配水設備整備費の老朽配水管等更新工事費5,126万8,000円は、東町、東山などの石綿管更新工事等であります。  4目他事業関連施設整備費2,076万9,000円は、公共下水道(末広地区)、農業集落排水事業、都市計画街路事業及び法定外水路関連の配水管移設工事であります。  以上で、上水道事業会計を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(大森 明君) 続きまして、追加の議案目録をお願いいたします。  議案第47号工事請負契約の締結について。  下記のとおり工事請負契約を締結するため地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。  平成27年2月27日提出。鹿角市長。  契約の目的でありますが、鹿角市認定こども園建設工事(建築主体工事)でございます。契約の方法は指名競争入札であります。市内建築A級業者3社を指名しております。契約金額は4億1,407万2,000円でございます。契約の相手方でありますが、鹿角市花輪字大川添26番地、株式会社田中建設代表取締役田中教雄であります。  議案の追加資料1ページをお開き願います。  契約の概要でありますが、工事場所は鹿角市花輪字平元向平地内となります。  入札日は平成27年2月24日で、仮契約を2月26日に行っております。  工期は平成27年3月27日から平成28年1月29日までを予定しております。  園舎の構造は木造一部鉄骨造り平屋建てで、建築面積は1,338.32平方メートル、延べ面積は1,134.35平方メートルです。主要仕上げについては、記載のとおりでございます。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  以上で、本日予定いたしました議事は全て終了いたしました。  明2月28日から3月2日までは、議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後2時26分 散会...