鹿角市議会 > 2014-12-19 >
平成26年第6回定例会(第4号12月19日)

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  1. 鹿角市議会 2014-12-19
    平成26年第6回定例会(第4号12月19日)


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    平成26年第6回定例会(第4号12月19日)     平成26年12月19日(金)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第 82号      議案第 83号      議案第 84号      議案第 85号      議案第 86号
         議案第 87号      議案第 88号      議案第 89号      議案第 90号      議案第 91号      議案第 92号      議案第 93号      議案第 94号      議案第 95号      議案第 96号      議案第 97号      議案第 98号      議案第 99号      議案第100号      26請願第 4号      26請願第 5号      26陳情第 9号      26請願第10号      26陳情第11号      26陳情第12号      26陳情第13号      26請願第14号      26陳情第15号      26陳情第16号      26陳情第17号   3 日程追加      議案の上程      発議第 11号 米の需給安定を求める意見書の提出について      発議第 12号 農政改革に関する意見書の提出について      発議第 13号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見              書の提出について      発議第 14号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善大幅増員を求め              る意見書の提出について      発議第 15号 介護従事者処遇改善を求める意見書の提出について      発議第 16号 労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める意見書              の提出について      発議第 17号 被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用を              求める意見書の提出について   4 日程追加      議案の上程      議案第101号 平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)について   5 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  舘 花 一 仁 君     2番  成 田 哲 男 君        3番  児 玉 悦 朗 君     4番  安 保 誠一郎 君        5番  田 口   裕 君     6番  和井内 貞 光 君        7番  田 中 孝 一 君     8番  児 玉 政 明 君        9番  兎 澤 祐 一 君    10番  中 山 一 男 君       11番  小 田   修 君    12番  浅 石 昌 敏 君       13番  吉 村 ア イ 君    15番  髙 杉 正 美 君       16番  黒 澤 一 夫 君    17番  田 村 富 男 君       18番  倉 岡   誠 君    19番  福 島 壽 榮 君       20番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      安 保 一 雄 君  市民部長      大 森   明 君    産業部長      髙 杉 恭 二 君  建設部長      兎 澤   優 君    教育部長      青 澤 敏 博 君  総務部次長     児 玉   晃 君    市民部次長     沢 田   力 君  産業部次長     工 藤 裕 悦 君    教育次長      奈 良 義 博 君  総務部付次長待遇  米 田   均 君    会計管理者     阿 部   薫 君  財政課長      佐 藤 康 司 君    監査委員事務局長  米 田 直 子 君  農業委員会事務局長 田 中 康 明 君    選挙管理委員会事務局長                                   佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      髙 橋 安 弘 君    副主幹       武 石 量 之 君  主査        丸 岡 正 則 君    主任        丸 岡 未央子 君     午前10時00分 開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第4号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また、市長より、新型インフルエンザ等対策特別措置法第8条第6項の規定による鹿角市新型インフルエンザ等対策行動計画書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(田村富男君) 次に、日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る11月28日及び12月9日の本会議において各常任委員会に付託いたしました議案第82号から議案第100号までの議案19件及び請願2件、陳情7件、継続審査となっております陳情2件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長児玉政明君。     (総務財政常任委員長 児玉政明君 登壇) ○総務財政常任委員長児玉政明君) 私から、去る11月28日及び12月9日の本会議において当総務財政常任委員会に付託されました議案1件、陳情1件、継続審査としておりました陳情1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第93号平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、3項徴税費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費についてでありますが、今回の補正予算は、事業着手のための継続費等の設定と実績見込みによる事業費の調整のほか、8月1日の豪雨災害により被災した災害復旧等の経費など、当初予算編成後の状況変化に対応した事業の経費を中心に編成されたものであり、条文第1条、歳入歳出の補正では、歳入歳出それぞれに3億9,149万5,000円を追加し、総額をそれぞれ184億1,920万3,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず歳入についてでありますが、15款2項1目不動産売払収入及び2目動産売払収入の内容について、売り払った場所及び動産の内容についてただしております。これに対し、1目不動産売払収入立木売払収入については、八幡平桃枝集落国有林間伐にかかわる分収金であり、再分収契約を結んでいる松館、黒沢、石鳥谷の3自治会に対し面積案分収益交付金として支払うものである。また、2目動産売払収入については、消防ポンプ車給食配送車など不要となった公用車等物品売払による収入であるとの答弁がなされております。  次に、17款2項1目財政調整基金繰入金の内容についてただしております。これに対し、平成25年度は災害等のため全額繰り戻すことはできなかったものの、歳出で法定分の2億3,200万円を積み立てていることから、今回の財源調整による繰り戻しの結果、現段階で2億9,758万6,000円の繰り入れとなっており、昨年度末基金残高は維持できる見込みであるとの答弁がなされております。  次に、歳出、2款1項6目財産管理費PCB廃棄物調査等委託料について、保管状況と処理までのスケジュールについてただしております。これに対し、普通財産で使用されていたPCB関連の物品は、変圧器やトランス、安定器についてはコンデンサーも含め33台分を保管している。これらを北海道にある処理施設に処分依頼するための荷姿登録等登録準備業務専門業者に委託するものであるとの答弁がなされております。  次に、2款5項4目鹿角市農業委員会委員一般選挙費に関連し、これまでの農業委員の選挙の実施についてただしております。これに対し、平成8年に十和田地区で選挙が行われているが、それ以降は選挙がなく、無投票であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第96号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第17号集団的自衛権容認閣議決定を撤回し、閣議決定に基づく法整備等を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情についてでありますが、委員より、政府の手続は強行と思われ遺憾であるが、政府の方針に関係することであることから不採択という意見もございましたが、衆議院議員選挙の最中であり、選挙後の状況が不確定であること、また付託されてからの日数が間もなく、さらなる審査を要するため、継続審査すべきものと決定いたしました。  次に、継続審査となっておりました26陳情第9号消費税増税に関する意見書の提出を求める陳情でございますが、本陳情につきましてはさらなる審査を要するため、継続審査すべきものと決定いたしております。  以上で当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 児玉政明君 降壇) ○議長(田村富男君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長児玉悦朗君。     (教育民生常任委員長 児玉悦朗君 登壇) ○教育民生常任委員長児玉悦朗君) 私から、去る11月28日の本会議において当教育民生常任委員会に付託されました議案9件及び陳情5件と、継続審査となっておりました陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第82号指定管理者の指定について(鹿角市立図書館)でありますが、本案の審査に当たり委員からは、今回選定した団体に決定した理由についてただしております。これに対し、かづの元気フェスタ畜産まつりなどへの出前図書館ホールイベントと連携したテーマコーナーの設置など、本市の地域特性を生かした具体的な計画や地元への配慮がすぐれている点が評価され選定に至ったとの答弁がなされております。また委員からは、施設への人事配置に関し地元採用の状況をただしたほか、市職員が図書館から不在となることへの懸念が出されております。これに対し、図書館スタッフの採用については本議案可決後となるものの、当団体からの応募書類では館長や業務責任者など業務経験を有している者を配置することを求めているものを除き、地元採用について考慮することとしており、また、図書館協議会指定管理者と合同で開催することから、市もかかわりを持って進めていきたいとの答弁がなされております。以上の審査により、議案第82号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第83号指定管理者の指定について(かづのアメニティパーク花輪スキー場、鹿角市総合運動公園、かづのパークゴルフ公園)でありますが、本案の審査に当たり委員からは、スキー大会開催中などのコースの圧雪などで役員や親の会から苦情が出ているようだが、今回再度指定を予定している指定管理者への指導はどのようになっているかただしております。これに対し、指定管理者競技団体との話し合いには市も加わり協議を進めており、各種大会の実施において万全を期してまいりたいとの答弁がなされております。また、本案に関連し、昨シーズン起こった花輪スキー場での痛ましい事故について、コースの安全性を確保して二度と同様の事故が起きないよう対応してほしいとの意見が出されております。以上の審査により、議案第83号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第84号指定管理者の指定について(水晶山スキー場)でありますが、本案は水晶山スキー場に係る指定管理者株式会社ゴールデン佐渡に平成27年4月1日から5年間指定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第85号指定管理者の指定について(鹿角市子ども未来センター)でありますが、本案は平成27年4月オープンの文化の杜交流館内に新設する子育て支援施設指定管理であり、これまで福祉プラザで実施していた地域子育て支援拠点事業子ども未来センターに移して実施することから、同事業を委託している公益財団法人子ども未来事業団を平成27年4月1日から9年間指定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第91号鹿角市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、本案は加算額となる産科医療補償制度の掛け金を引き下げるとともに、出産育児一時金の支払い額を引き上げることにより支給総額42万円を維持する改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第93号平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)中、歳出、2款2項市民共動費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、9款消防費、10款教育費、11款3項文教施設災害復旧費についてでありますが、本案は給与改定に伴う人件費の調整や、各特別会計公益行政組合の前年度繰越金確定による財源調整認定こども園建設に係る園舎本体建設工事費などが主な内容であり、当常任委員会所管補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第94号平成26年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は前年度繰越金の繰り入れによる一般会計繰入金の減額及び各納付金等の決定、国等への返還金などが主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第95号平成26年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は前年度繰越金を繰り入れるほか、還付加算金及び人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第96号平成26年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、本案は前年度繰越金を繰り入れるほか人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第11号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善大幅増員を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第12号介護従事者処遇改善を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第14号介護従事者処遇改善を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第15号専ら被保険者の利益のための年金積立の安全かつ確実な運用に関する陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第16号年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情についてでありますが、最低保障年金制度の創設は国の年金制度の根幹となる問題であり、さらなる審査を要するため、継続審査すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査となっておりました26陳情第10号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  以上で当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 児玉悦朗君 降壇) ○議長(田村富男君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長浅石昌敏君。     (産業建設常任委員長 浅石昌敏君 登壇) ○産業建設常任委員長浅石昌敏君) 私から、去る11月28日の本会議において当産業建設常任委員会に付託されました議案11件、請願2件及び陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず議案第86号指定管理者の指定について(鹿角市定期市場)でありますが、本案の審査に当たり委員からは、市場内における利用客の動き及び食堂の状況についてただしております。これに対し、利用客の動線を考慮しながら、食堂周辺の出店場所について、この秋に配置の見直しを行っており、この結果人の流れが改善している旨、指定管理者から報告を受けている。また、食堂については現在出店者がいない状況であるが、利用客の利便性向上のため食堂は必要であると考えており、引き続き出店者を募っていくほか、指定管理者を通じて利用客の把握に務め、市場のにぎわいの創出につなげていきたいとの答弁がなされております。以上の審査により、議案第86号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第87号指定管理者の指定について(鹿角市交流プラザ)でありますが、本案は鹿角市交流プラザに係る指定管理株式会社東北ダイケン秋田支店に平成27年4月1日から3年間指定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第88号指定管理者の指定について(鹿角市中滝ふるさと学舎)でありますが、本案は鹿角市中滝ふるさと学舎に係る指定管理を特定非営利活動法人かづふるさと学舎に平成27年4月1日から5年間指定するものであり、かづのふるさと学舎の設立の経緯、これまでの管理運営の実績から原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第89号市道路線の廃止についてでありますが、本案は文化の杜交流館コモッセアクセス道路の新設に伴う路線の変更により廃止しようとするものであることから、議案第89号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第90号市道路線の認定についてでありますが、本案の審査に当たり委員からは、新たに認定する文化の杜線と国道282号の交差点について、どのような形状となるかただしております。これに対し、国道282号との交差点は右折と左折の両方の車線がつくられるとの答弁がなされております。以上の審査により、議案第90号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第92号鹿角市かづの牛生産育成施設条例の一部改正についてでありますが、本案は鹿角市かづの牛生産育成施設に繁殖牛舎及び堆肥舎をそれぞれ1棟整備することによる条例の改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第93号平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)中、歳出、4款3項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款1項農林水産業施設災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず6款1項1目農業委員会費機構集積支援事業について、システムの改修の内容をただしております。これに対し、農地法改正に伴う改修のほか、全国的に統一したシステムでインターネット上に図面と一緒に公開することから改修が必要になるとの答弁がなされております。  次に6款1項4目園芸振興費園芸振興事務費について、周年園芸普及拡大対策事業費補助金事業内容補助対象者についてただしております。これに対し、事業内容は寒さから保護するためのシートやボイラーなどの施設整備に関する支援と葉物野菜などを作付する経費への支援で、補助対象はファー夢かづのとファーム夏井、個人の認定農家で64万1,000円の補助を行うとの答弁がなされております。  次に6款1項5目水田農業対策費について、生産調整対策推進事業稲作経営安定緊急対策資金における保証料助成に係る申し込みについてただしております。これに対し、申し込みが12月9日現在で54件あり、このうち24件約4,400万円は貸付実行されている。今後申し込みがふえ、保証料助成が不足した場合には、3月議会等追加補正をお願いしたいとの答弁がなされております。  次に8款2項2目道路橋梁維持費について、橋梁長寿命化対策事業施設設計委託料の内容についてただしております。これに対して、松山跨線橋補修設計業務に関するもので、JRの跨線橋の落橋防止装置の整備について、想定以上に線路内に入っての現状測量が必要となったための追加補正であるとの答弁がなされております。  次に8款2項3目除雪対策費除雪対策事業費について、秋田県から譲渡を受けるロータリー車経過年数、今後の使用予定年数についてただしております。これに対し、購入予定の車両は平成11年式で15年経過をしているものの、現在使用している市の除雪車は20年以上経過しており、今後の稼働時間によって異なるが、最低でも5年以上の使用を想定しているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第93号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第97号平成26年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は平成25年度決算の認定に伴う調整と給与改定に伴う人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第98号平成26年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は平成25年度決算の確定に伴う調整と汚泥処理手数料料金改定が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第99号平成26年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は給与改定に伴う人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第100号平成26年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案についても給与改定に伴う人件費の調整が主な内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、26請願第4号米の需給安定対策に関する請願と、26請願第5号農協改革に関する請願の2件の請願についてでありますが、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、26陳情第13号労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情についてでありますが、願意妥当と認め、採択すべきものと決定しております。  以上で当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(田村富男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 浅石昌敏君 降壇) ○議長(田村富男君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(田村富男君) 日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第82号指定管理者の指定についてから議案第84号指定管理者の指定についてまでの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第82号から議案第84号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第82号から議案第84号までの3議案については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号指定管理者の指定についてから議案第88号指定管理者の指定についてまでの4議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本4議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第85号から議案第88号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第85号から議案第88号までの4議案については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第89号市道路線の廃止について及び議案第90号市道路線の認定についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第89号及び議案第90号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第89号及び議案第90号の2議案については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第91号鹿角市国民健康保険条例の一部改正について及び議案第92号鹿角市かづの牛生産育成施設条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第91号及び議案第92号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第91号及び議案第92号の2議案については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第93号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第93号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号平成26年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から議案第96号平成26年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)までの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第94号から議案第96号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第94号から議案第96号までの3議案については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第97号平成26年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第2号)から議案第100号平成26年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)までの4議案について、委員長の報告は原案可決であります。
     本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第97号から議案第100号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第97号から議案第100号までの4議案については、原案のとおり可決されました。  次に、26請願第4号米の需給安定対策に関する請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26請願第4号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26請願第4号については採択と決します。  次に、26請願第5号農協改革に関する請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26請願第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26請願第5号については採択と決します。  次に、26陳情第11号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善大幅増員を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第11号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第11号については採択と決します。  次に、26陳情第12号介護従事者処遇改善を求める陳情及び26陳情第14号介護従事者処遇改善を求める陳情の2陳情について、委員長の報告は採択であります。  本2陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第12号及び26陳情第14号の2陳情について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第12号及び26陳情第14号の2陳情については採択と決します。  次に、26陳情第13号労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第13号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第13号については採択と決します。  次に、26陳情第15号専ら被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用に関する陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第15号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第15号については採択と決します。  次に、26陳情第16号年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第16号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第16号については継続審査と決します。  次に、26陳情第17号集団的自衛権容認閣議決定を撤回し、閣議決定に基づく法整備を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第17号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第17号については継続審査と決します。  次に、継続審査となっております26陳情第9号消費税増税に関する意見書を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第9号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第9号については継続審査と決します。  同じく継続審査となっております26陳情第10号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  26陳情第10号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、26陳情第10号については採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時45分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時59分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(田村富男君) ただいま、兎澤祐一君ほか5名の方々より発議7件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議7件を本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議7件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よってそのように決定いたします。  提案者の説明を求めます。兎澤祐一君。     (9番 兎澤祐一君 登壇) ○9番(兎澤祐一君) 私から、発議第11号から第17号までについて、提案理由のご説明を申し上げます。  まず、発議第11号米の需給安定対策を求める意見書の提出についてでありますが、米の需要をめぐる情勢は過去10年間で最大水準の需給緩和状況が懸念されており、本年度から新農政がスタートしたものの、米直接支払交付金の半減、米価変動補填交付金の廃止、米穀機構の財源がなくなるなど、米の販売環境が極めて深刻な状況にあり、このまま放置し米価が下落した場合、本県農政及び稲作農家の経営、ひいては地域経済に甚大な影響が危惧されるため、将来にわたって安定的な稲作経営ができる対策を講じるよう意見書を提出するものであります。  次に、発議第12号農政改革に関する意見書の提出についてでありますが、政府は「農林水産業・地域の活力創造プラン」において農業の成長産業化に向けて農協改革の推進を決定したが、JAグループは組合員の意思に基づく自己改革に取り組むこととし、本県においてもJA組織の改革の方向づけを検討してきた結果、「食と農を基軸として地域に根差した協同組合」として、持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指して総合事業を展開することとしており、意見書を提出するものであります。  次に、発議第13号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出についてでありますが、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成対象から外れている患者が相当数に上り、現在の制度は肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していない。しかし、国においては何ら新たな具体的措置を講じておらず、医療費助成を含む生活支援の実現は一刻の猶予もない課題であることから意見書を提出するものであります。  次に、発議第14号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善大幅増員を求める意見書の提出についてでありますが、厚生労働省は、看護師等の雇用の質の向上、医師、看護職員、薬剤師などの医療スタッフの環境を整備するため、医療分野の雇用の質の向上のための取り組みの中で医療従事者の勤務環境の改善のための取り組みを促進してきたが、国民の命と暮らしを守る医療・介護現場は深刻な人手不足となっており、労働実態は依然として厳しくなっている。このため、安全・安心の医療・介護を実現するためにも、医師、看護師、介護職員の大幅増員夜勤改善を図る対策を講じられるよう意見書を提出するものであります。  次に、発議第15号介護従事者処遇改善を求める意見書の提出についてでありますが、超高齢社会を迎え介護のニーズが高まる中で、介護労働者の数も年々増加しているが、低賃金・重労働で深刻な人員不足を引き起こしており、介護職員の処遇改善は喫緊の課題である。このため、介護労働者の確保を図り、安全・安心の介護保険制度を実現していくために、介護従事者処遇改善を図る対策を講じられるよう意見書を提出するものであります。  次に、発議第16号労働法制の改悪に反対し安定した雇用の実現を求める意見書の提出についてでありますが、政府の労働者派遣法改正法案は、臨時的・一時的な業務に限るという大原則をなくし、人を入れかえればいつまでも労働者派遣を使い続けることができる生涯派遣・正社員ゼロ、また、残業代ゼロ制度導入など、労働時間法制の改正が検討されている。これは違法なサービス残業が合法化され、健康被害や過労死のさらなる増加や雇用規制の緩和からの低賃金の使い捨て労働が一層広がりかねない。今必要なことは労働時間の上限規制の実現や賃金水準の底上げで、人間らしい労働と生活を保障し、安心して子供を産み育てられる社会を取り戻すため意見書を提出するものであります。  次に、発議第17号被保険者の利益のための年金積立金の安全かつ確実な運用を求める意見書の提出についてでありますが、公的年金は高齢者世帯収入の7割を占め、高齢者世帯の6割が年金収入だけで生活しているなど、年金は老後の生活保障の柱となっている。そのような中で政府はリスク性資産割合を高める方向での年金積立金の運用の見直しを求めているが、年金積立金は厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ確実な運用を堅持すべきものであります。このため、政府が一方的に見直しの方向を示すことは問題であり、リスク性資産割合を高め、年金積立金が毀損した場合、被保険者や受給者が被害をこうむることから、意見書を提出するものであります。
     以上ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第11号から発議第17号までの発議7件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (9番 兎澤祐一君 降壇) ○議長(田村富男君) これより討論を省略し、採決いたします。  発議第11号から発議第17号までの発議7件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第11号から発議第17号までの発議7件については、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(田村富男君) ただいま、議案1件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました議案1件について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よってそのように決定いたします。  議案第101号平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 追加提出議案書の1ページをお開きください。  議案第101号平成26年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)です。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,119万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ184億3,039万7,000円とする。  補正の款項の金額並びに区分は、第1表歳入歳出予算補正によります。  平成26年12月19日提出。鹿角市長。  内容の説明の前に、経緯をご説明いたします。市が個人事業主に報酬や委託料を支払う際に所定の所得税を源泉徴収して国に納付しておりますが、源泉徴収すべき一部について、これが行われていなかったことが調査の結果判明いたしました。このため、本来市が源泉徴収して国に納付しなければならなかった過去5年分の税額相当額と不納付加算税及び延滞税を納付するために必要な予算を計上いたしました。なお、市がそれぞれの個人事業主に支払った報酬や委託料は源泉徴収を行わず、過払いであったことから、市が個人事業主に税額相当額の返還を求めます。また、個人事業主は市が源泉徴収すべきであった税額相当額も含めて国に申告納税をしていると思われますので、税務署に更正の請求を行うことで国から相当額の還付がなされ、実質的に新たな税負担は生じないことになります。源泉徴収漏れが発生した原因は、個人事業主も法人の場合と同様に源泉徴収の必要がないと誤って認識していたことによるもので、職員の源泉徴収制度への理解が不十分なために発生しました。関係者にご迷惑をおかけしたことと、並びに事務処理の誤りに、心からおわびを申し上げます。  それでは、予算書の中身を説明いたします。  7ページ、8ページをお開きください。  17款2項1目1節の財政調整基金繰入金86万6,000円は、延滞税及び不納付加算税に充当いたします。  19款5項5目1節雑入の源泉徴収所得税相当額返還金1,032万8,000円は、市が源泉徴収すべきであった額が過払いであったことから、返還を求めるものであります。  9ページ、10ページをお開き願います。  2款1項13目諸費の諸費一般1,119万4,000円は、市が源泉徴収すべきであった所得税相当額を立てかえて納付する源泉徴収所得税立替金1,032万9,000円と、納期限が経過していることによる延滞税及び不納付加算税86万5,000円であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第101号について質疑ございませんか。和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) 今説明を受けました。源泉徴収していなかったということのようです。5年間ということのようですが、対象者はどれくらい、何人ぐらいいらっしゃいますか。それから、もうその方々には連絡が全部ついているかと思うんですけれども、どういう状況なのか、その辺をお伺いさせていただきます。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 今回は建築士、土地家屋調査士、弁護士の方々で、合わせまして19人の方になります。それから、本予算議決後に連絡をとらせていただきまして、過払いであった相当額の返還を求める説明をしてまいりたいと思っております。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。髙杉正美君。 ○15番(髙杉正美君) 先ほどの説明では担当者の誤認であったという部長の説明であったんですが、ただ時効も含めて大分前の時期からこういうことがあったのではないかなと思いますけれども、その点についてもう少し詳しくご説明願います。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 事の発端でございますが、大館税務署よりこのような源泉徴収漏れが見られるので調査をするようにという文書が参りました。その段階では平成26年度の調査ということでございましたが、その上で源泉徴収漏れを発見した場合には平成22年1月1日から平成26年11月14日までの過去5年間にさかのぼった調査を行い、報告してくださいということでございました。最初の調査で誤りがございましたので、平成22年1月1日までさかのぼって調査をした結果でございます。税務署のほうも時効5年の範囲内での調査を求めたと理解をしております。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第101号について、原案のとおり可決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第101号については、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(田村富男君) 次にお諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中の審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よってそのように決定いたします。  以上をもちまして、平成26年第6回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る11月28日から本日までの22日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長を初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の意見等を十分に尊重され、効率的な行財政の運営に当たられるよう切望いたします。  以上で平成26年第6回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時19分 閉会             平成26年 第6回鹿角市議会定例会               閉会中審査事件付託表                             (平成26年12月19日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │26陳情第9号 消費税増税に関する意見書の提出を求める陳情          │  │常任委員会 │26陳情第17号 集団的自衛権容認の閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等│  │      │を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情          │  │      │市総合計画の推進について                          │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │26陳情第16号 年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情    │  │常任委員会 │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、     │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   田  村  富  男        署名議員   安  保   誠一郎        署名議員   田  口     裕...