鹿角市議会 2013-09-02
平成25年第7回定例会(第1号 9月 2日)
平成25年第7回定例会(第1号 9月 2日)
平成25年9月2日(月)午前10時開会
開会
開議
議長報告
第1
会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3
市長行政報告
第4 議案の上程
諮問第1号
説明、採決
議案第72号
説明、質疑
議案第73号から議案第76号まで
説明、質疑
議案第77号
説明、質疑
議案第78号から議案第80号まで
説明、質疑
認定第1号
説明、質疑
第5 議案及び請願・陳情の付託
散会
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本日の会議に付した事件
1
会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3
市長行政報告
4 議案の上程
諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第72号 財産の貸付けについて
議案第73号 鹿角市
スキー場条例の一部改正について
議案第74号 鹿角市子ども・
子育て会議条例の制定について
議案第75号 鹿角市かづの
牛生産育成施設条例の制定について
議案第76号
鹿角市営住宅条例の一部改正について
議案第77号 平成24年度鹿角市
上水道事業剰余金処分について
議案第78号 平成25年度鹿角市
一般会計補正予算(第6号)
議案第79号 平成25年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第80号 平成25年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)
認定第 1号 平成24年度鹿角市
上水道事業会計決算認定について
5 議案及び請願・陳情の付託
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出席議員(20名)
1番 舘 花 一 仁 君 2番 成 田 哲 男 君
3番 児 玉 悦 朗 君 4番 安 保 誠一郎 君
5番 田 口 裕 君 6番 和井内 貞 光 君
7番 田 中 孝 一 君 8番 児 玉 政 明 君
9番 兎 澤 祐 一 君 10番 中 山 一 男 君
11番 小 田 修 君 12番 浅 石 昌 敏 君
13番 吉 村 ア イ 君 14番 栁 舘 一 郎 君
15番 髙 杉 正 美 君 16番 黒 澤 一 夫 君
17番 田 村 富 男 君 18番 倉 岡 誠 君
19番 福 島 壽 榮 君 20番 宮 野 和 秀 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 児 玉 一 君 副市長 阿 部 一 弘 君
教育長 畠 山 義 孝 君
代表監査委員 二ツ森 要 君
総務部長 安 保 一 雄 君 市民部長 菅 原 勤 君
産業部長 髙 杉 恭 二 君 建設部長 兎 澤 優 君
総務部付部長待遇 熊 谷 純 二 君 教育部長 青 澤 敏 博 君
総務部次長 児 玉 晃 君 市民部次長 大 森 明 君
産業部次長 工 藤 裕 悦 君 教育次長 奈 良 義 博 君
財政課長 佐 藤 康 司 君
農業委員会事務局長 田 中 康 明 君
選挙管理委員会事務局長
佐羽内 浩 栄 君
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事務局出席職員
事務局長 髙 橋 安 弘 君 副主幹 武 石 量 之 君
主査 阿 部 厳 祐 君 主査 丸 岡 正 則 君
午前10時00分 開会
○議長(田村富男君) これより平成25年第7回
鹿角市議会定例会を開会いたします。
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開議
○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。
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議長報告
○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。
監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による
例月出納検査書が、また、市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の
経営状況等説明書が提出されております。
次に、8月30日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・
陳情等一覧表のとおりであります。
次に、6月1日から9月1日までの議会閉会中における
会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。
以上で、議長報告を終わります。
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日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(田村富男君) 次に、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により9番兎澤祐一君、10番中山一男君を指名いたします。
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日程第2 会期の決定
○議長(田村富男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております
会期議事日程表のとおり、本日から9月19日までの18日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から9月19日までの18日間と決定いたしました。
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日程第3
市長行政報告
○議長(田村富男君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。
(市長 児玉 一君 登壇)
○市長(児玉 一君) おはようございます。
平成25年第7回
鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。
初めに、8月9日の大雨被害の復旧事業についてでありますが、公共土木施設の被災箇所については、道路20カ所、河川29カ所、公園1カ所の計50カ所について、
補助災害復旧事業として国への申請手続を進めており、その他の被害につきましても、早期復旧に向け作業を急いでおります。
農地・農業用施設、林道の災害については、国の
災害復旧事業の採択に向け、作業を急いでおりますが、来春の作付に支障が出ないよう対応してまいります。
JR花輪線については、復旧作業が順調に進められており、9月4日の始発から運転が再開される見込みとなっております。
また、今回の災害に対し、市内外の団体等から、総額166万5,000円の見舞金を頂戴しておりますが、今後、県などを通じて配分される義援金と合わせ、被災された方々へお届けしてまいりたいと考えております。
庁舎空調設備等改修工事につきましては、6月4日から来年10月31日までの工期で、本庁舎のボイラー等の暖房設備の改修を行いますが、これらの老朽設備の更新を機会に、庁舎全館に冷房機能を整備いたします。
また、この工事とあわせて、地震の揺れなどで天井が落下することがないよう、
庁舎市民ホールのつり天井の撤去工事も行うこととしており、こうした安全対策のほか、庁舎の全館冷房化に伴う
エネルギー負荷を低減させるため、庁舎内に夜間の外気を取り込み、こもった内気を排出するナイトパージングシステムを整備することとしております。
9月中旬には、1階市民ホールに、作業足場を設置する予定でありますが、安全確保に万全を期すため、9月15日の
元気フェスタ終了後の設置を予定しており、その後の作業においても、通常のサービスに支障が生じないよう、土日の作業を中心に進めてまいります。
少子化対策につきましては、ことし3月に、厚生労働省から市町村別の将来推計人口が公表され、5年前推計より改善の兆しが見られたところでありますが、依然厳しい推計であったことから、さらなる少子化対策の一環として、結婚支援の充実方策を検討してまいりました。
5月に実施した
市民アンケートでは、出会いの場や
きっかけづくりに対して、行政の取り組みを求める意見が多かったほか、結婚支援に関し、踏み込んだ対策を求める意見をいただいており、県と市町村が共同で設立した「あきた
結婚支援センター」の取り組みと協調しながら、出会いの場づくりを中心に積極的な結婚支援を行うこととしております。
次に、民生関係についてでありますが、地域の宝祝い金につきましては、平成22年度の事業開始から累計400人目を迎え、去る7月17日に節目の贈呈式を実施いたしました。
今年度は、7月末までに、第2子が18人、第3子以降が9人の合計27人に祝い金を支給しておりますが、引き続き育児環境の充実に努めながら、少子化傾向の解消を目指してまいります。
母子保健による不育症治療につきましては、不育症は、適切な治療を受けることで、無事出産にたどりつく確率が高いと言われておりますが、保険適用外となる治療が多いことから、治療費用が高額となり、途中で諦める方も少なくない状況であります。
市では、こうした不育症治療を受けている方々の精神的・経済的負担の軽減を図るため、新たに、治療費用の一部に対する助成制度を創出することとしており、安心して出産を迎えられるよう支援してまいります。
高齢者世帯等の雪対策につきましては、
除雪等支援事業の拡充を図るため、2つの新たな助成制度を創設することとし、
軽度生活援助サービスによる間口除雪で対応し切れない集落について、除雪機械の購入費を助成しながら、自治会への
間口除雪作業委託を進めるほか、自力での対応が困難な雪おろしや、家屋敷地内の除排雪を専門業者へ委託した際の費用負担を軽減するため、委託費用の2分の1を1回
当たり非課税世帯の場合では2万円を上限として、1世帯につき年2回まで助成したいと考えており、これらに必要な予算を今9月定例会に提案いたしております。
鹿角市敬老会につきましては、明日9月3日から5日まで、
記念スポーツセンターを会場に開催いたしますが、75歳以上の対象者6,362人のうち、昨年より若干多い1,570人が出席する予定となっております。
空き家の実態調査につきましては、昨年の調査で把握された約920軒の空き家を対象とし、専門の調査員2名による実態調査をことし4月より行っており、8月22日現在で約800軒、率にして88%の調査が終了しております。
建物及び環境衛生上の適正管理度をそれぞれ把握し、総合的な適正管理度を4段階で判定しておりますが、現段階で最も危険老朽度が高い「レベル4」と判定した空き家は約11%に当たる104軒となっております。
市では、こうした調査に基づき、所有者に対して適正な管理をお願いしているところでありますが、対応状況といたしましては、昨年の調査以降、自主的に解体していたものが28軒、市との交渉により解体したものが1軒、解体交渉中のものが2軒、その他適正管理を促しているものが7軒となっております。
今後も残る空き家の実態調査を進めながら、空き家の所有者や管理者をできる限り特定し、建物の適正な管理について助言や指導を行ってまいります。
このほか、空き家台帳の作成に取り組みながら、空き家の利活用が促進されるような仕組みづくりについて、関係機関等と協議してまいります。
次に、農林業関係についてでありますが、水稲の生育状況につきましては、田植え時期の日照不足や低温等により、苗の生育がおくれるなどの影響が生じましたが、その後の天侯の回復により水温が高目に推移し、例年並みの出穂期を迎えております。
一方で、カメムシ類の発生量が例年の2倍から3倍となっていることから、関係機関とともに病害虫防除に努め、適期収穫に向けた品質確保を呼びかけてまいります。
野菜につきましては、育苗段階では、低温によるおくれや少雨・高温傾向から、やや出荷量が安定していない状況が続いておりましたが、8月からの天侯の持ち直しにより、トマトやキュウリなどの収穫量が増加しており、全体的には平年並の収量を確保できるものと見込んでおります。
果樹につきましては、春先の低温の影響から、リンゴ、モモとも開花時期が1週間程度おくれたほか、野鳥のウソによる花びらの食害もあるなど、育成が懸念されておりましたが、その後の天侯回復等により、例年通りの着色・糖度が見込まれております。今後も、関係機関と連携を図りながら、必要な情報提供や指導に努めてまいります。
今年度の淡雪こまちの作付面積につきましては、昨年度から18.6ヘクタールふえ、90.74ヘクタールとなるなど、順調に作付面積が拡大されており、引き続き関係機関と連携を図りながら生産及び販路の拡大等について取り組んでまいります。
「北限のもも」につきましては、8月下旬より収穫がスタートした「あかつき」の出荷が始まっており、主力品種の「川中島白桃」については、9月9日に出発式を行い、随時出荷される予定でありますが、ことしは昨年度の1億2,000万円を上回る販売額を見込んでおり、近々、私も首都圏の市場にトップセールスすることとしております。
次に、観光関係についてでありますが、7月から8月の観光客の入り込み状況につきましては、長雨や大雨の影響もあり、
調査対象施設全体で前年比7%減と、大変厳しい状況でありました。
主な夏祭りの入り込み数では、平日開催だった花輪ばやしが前年比26%減の約14万人で、大雨による風評被害やJR花輪線の運休も相まって、大幅な減少となりました。
一方、好天に恵まれた毛馬内の盆踊りは、前年並みの約2万3,000人という状況でありました。
今後は、10月から始まる
大型観光キャンペーン「
秋田デスティネーションキャンペーン」の取り組みや、時期を同じくスタートする「伝説の里かづの体感泊覧会でんぱくⅡ」の
各種プログラムのほか、紅葉や味覚の秋といった本市の地域資源を積極的にPRし、観光客の誘客に努めてまいります。
都市農村交流事業につきましては、去る8月17日から20日まで、4日間の日程で葛飾区よつぎ小学校の児童32名と引率7名が本市を訪れましたが、民泊を初め、農業体験や花輪ばやしへの参加など、本市の自然や文化、観光などを楽しんでいただきました。
受け入れに当たっては、市内12世帯にご協力をいただいておりますが、8月9日の大雨の直後にもかかわらず、快く受け入れいただいた世帯の皆様に改めて感謝を申し上げます。
来年は、交流30周年を迎えることから、本市と四つ木地区の交流がより一層深まるよう、本事業を推進してまいります。
大湯温泉地区観光拠点施設「(仮称)湯の駅おおゆ」整備事業につきましては、昨年度策定した整備基本構想・基本計画の内容を踏まえ、地域住民が主体的に、かつ継続的に管理運営できるよう、「(仮称)湯の駅おお
ゆ管理運営準備研究会」において、施設の
管理運営計画の検討が進められているほか、地域住民等幅広い参加を募った「大湯わくわく会議」では、誘客の目玉となる商品開発や施設管理の担い手育成に関する協議を進めております。
次に、商工関係についてでありますが、県内の雇用情勢につきましては、県南地区が特に低く、県南・中央地区と比較すると県北地区は高い水準となっており、
ハローワーク鹿角管内の6月末の有効求人倍率は0.72倍で21カ月連続で前年同月比を上回っております。
しかしながら、依然として厳しい雇用情勢であることに変わりはないことから、今後も引き続き、社会・経済情勢の動向に注視するともに、県、ハローワーク、
雇用関係団体とも連携を密にしながら、市内企業への支援による雇用吸収力の拡大と起業の促進や積極的な
企業誘致活動を行い、雇用の維持・創出に取り組んでまいります。
誘致企業の事業所増設につきましては、
株式会社シーティーイーは、平成17年に
企業立地促進条例の指定を受け、本市に進出しておりますが、市内に新たな事業所が開設され、7月1日より、男性3名、女性16名、さらに9月1日より男性2名、女性3名の合計24名が雇用されております。
引き続き募集を行い、最終的に30名を雇用するということであり、市といたしましても、
企業立地助成制度により支援を行うこととしております。
プレミアム商品券の発行につきましては、かづの商工会では、市内の購買力を促進し、消費の拡大と商工業の活性化を図ることを目的に、3億円の商品券の発売を予定しておりますが、市では、これに10%のプレミアム分3,000万円を加えた総額3億3,000万円の商品券発行とするべく、関係予算を今9月定例会に提案いたしております。
かづの商工会では、10月からの発売を目指して準備を進めておりますが、商品券発行を契機として、来街者の増加につながる事業の実施を予定しており、
商店街振興組合や各個店においても、これに関連したサービスの実施が予定されております。
次に、建設関係についてでありますが、
花輪駅西住宅建設事業につきましては、木造一戸建7棟の建設工事が9月6日までの工期で順調に進められております。
水晶山住宅からの入居者については、10月中に6棟への移転入居を見込んでおり、残る1棟につきましては、入居者を公募したいと考えております。
今後におきましても、市民の快適な居住環境の確保に向け取り組みを進めてまいります。
次に、教育関係についてでありますが、(仮称)
学習文化交流施設につきましては、基礎工事が順調に進められており、10月には、ホール部分や図書館部分などの躯体工事に取りかかる予定となっております。
また、8月30日までロゴマークを募集しておりましたが、全国より140点の応募をいただいており、今後の審査において、最優秀作品、優秀作品を決定し、最優秀作品については、「コモッセ」のロゴマークとして、愛称とともにPR等に活用してまいります。
このほか、コモッセにおける市民主体となる自主事業の企画立案を目指し、これまで
市民ワークショップを2回開催しており、総勢32名の方々に参加をいただいておりますが、11月までに5回の開催を予定しており、引き続き幅広い意見をいただきながら進めてまいります。
大湯環状列石の
世界文化遺産登録につきましては、7月24日、
縄文遺跡群世界遺産登録推進本部が、
世界遺産登録推薦書原案を文化庁長官に提出いたしました。
8月23日には、
文化庁文化審議会に設置された
世界文化遺産特別委員会の部会において、次年度の
世界文化遺産の推薦候補の審議が行われましたが、残念ながら「北海道・北東北の縄文遺跡群」の推薦はかないませんでした。
今後、
登録推進本部が中心となり、推薦に至らなかった理由などを文化庁から聴取することとなりますが、内容の精査や推薦書の精緻化を図るとともに、今後の取り組み目標などを協議、検討することとしております。
市では、
登録推進本部並びに関係する自治体と連携し、近い将来には
世界文化遺産となることを信じ、今後も周知・啓発活動を進めてまいりたいと考えておりますので、引き続き、ご支援とご協力をよろしくお願いを申し上げます。
平成25年度鹿角市成人式につきましては、去る8月16日、湯瀬温泉のホテルを会場に開催いたしましたが、対象者372人中、320人が出席し、近年で最も高い数値であった昨年度より4%も高い86%の出席率となりました。
本市の成人式は、成人者がみずからつくり上げる成人式として定着しており、今年度も、新成人みずから実行委員会を組織しながら、会場設定等の事前準備のほか、当日の受付や式典の進行などを行っております。
また、議員の皆様からも多数ご出席をいただき、新成人を激励していただきましたが、新成人の誓いの言葉や、その後の記念行事で披露された「花輪ばやし」などから、郷土を誇りに思う気持ちや、鹿角の未来を築く若者の力強さを感じました。
花輪スキー場の
クロスカントリーハウスの改築事業につきましては、現在、外壁施工を行っておりますが、9月には内装工事を行い、電気設備などの調整を図りながら、10月上旬の完成を目指して工事を進めております。
7月から先月にかけまして、数々の
スポーツイベントを開催しておりますが、7月27日に開催しました「
浅利純子杯争奪第7回鹿角駅伝」は、青森や岩手からも参加いただき、過去最多となる68チームにより熱戦が展開されました。
当日は、30度を超える気温と高い湿度の
コースコンディションでありましたが、中学生の部では、男女とも花輪第一中学校が優勝するなど、地元チームが大いに活躍いたしました。
また、8月7日開催の「第66回十
和田八幡平駅伝競走全国大会」には、32チームが参加して、たすきをつなぎました。
当日は、湿度が高い中で気温も上昇し、真夏の強い日差しが照りつけるなど、大変厳しい
レースコンディションとなりましたが、沿道には市内の園児らを初め、大勢の観客が詰めかけ、拍手と声援を送っていただきました。
レースは初優勝を担う
ヤクルトAチームをホンダチームが4区で逆転し、2年ぶりの王座に返り咲きました。
8月17日、18日に開催した「第24回
全日本ローラースキー選手権大会」は、
全日本ナショナルチームの招待選手らを含め、全国各地から256人の選手に参加いただきましたが、この大会に合わせ、
全日本スキー連盟クロスカントリーチームのジュニア及びシニアの強化合宿も行われ、大会前日の8月16日には、全日本のコーチ・選手を講師として、ジュニア選手を対象としたクリニックを開催しております。
今後もこれらの駅伝やスキー大会を通じて、選手の底辺拡大、育成・強化に努めるとともに、地域活性化や交流人口の拡大に努めてまいりたいと考えております。
次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計では、
母子保健指導事業において不
育症治療費助成金や
プレミアム商品券発行支援事業に係る経費を新たに計上したほか、要援護者等への
除雪等支援事業や
ブランドアップ戦略推進事業に係る経費などを追加補正しております。
その結果、補正額は2億3,117万5,000円の追加となり、補正後の予算総額は170億7,847万2,000円となりました。
補正財源は、事業に関連する国・県補助金などの特定財源としております。
特別会計等につきましては、
上水道事業会計を含め、2会計について、それぞれ所要の額を補正しております。
本定例会には、
人権擁護委員候補者の諮問案件1件、財産の貸付案件1件、条例案件4件、
余剰金処分案件1件、
補正予算案件3件、
決算認定案件1件、合わせて11件のご審議をお願いいたしております。
また、追加案件として、報告3件、
補正予算案件1件、
決算認定案件8件の提案を予定しております。
詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。
(市長 児玉 一君 降壇)
○議長(田村富男君) 市長の行政報告を終わります。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第4 議案の上程
○議長(田村富男君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。
初めに、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
本案につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
提案理由の説明を求めます。市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員候補者として、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
氏名でありますが、高杉明美氏。
生年月日は、昭和20年3月8日生まれ。
住所でありますが、鹿角市尾去沢字上山161番地166。
提案理由でありますが、高杉明美人権擁護委員が、平成25年12月31日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。
履歴書のほうをご参考にしていただきたいと思います。高杉明美氏の学歴、そして職歴等については、記載してあるとおりでございます。
高杉明美氏は、平成17年1月1日より、現在まで人権擁護委員としてお務めになっております。
説明を終わります。
○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。
これより採決します。
諮問第1号について、適任と認めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、諮問第1号については、適任と認めることに決しました。
次に、議案第72号財産の貸付けについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(安保一雄君) 議案第72号財産の貸付けについて。
下記のとおり財産を貸し付けることにつき、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求める。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
貸付財産ですが、別紙となっております。次のページをお開きいただきたいと思います。
貸付財産は、建物ですが、ホテル棟、ゆとりランド合わせて2万2,079.96平方メートル。寮棟1,163.50平方メートル、そのほか倉庫4棟とバス待合所1カ所、看板2基です。
土地は5筆で、合計4万7,950.55平方メートルです。
前のページにお戻りいただきたいと思います。
貸し付けの目的は、ホテル経営です。貸し付けの相手方ですが、鹿角市十和田大湯字中谷地5番地1、株式会社ホテル鹿角代表取締役社長、太田吉信氏です。貸付料は、年額1,500万円です。貸付期間は、平成25年10月1日から平成28年9月30日までです。
提案理由は、地域の活性化を図るとともに市の産業振興に資するため、引き続き貸付料を減額して、財産を貸し付けるものであります。
以上で説明を終わります。
○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。質疑ございませんか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) ホテル鹿角のこれまでのいろいろな経緯をもって貸し付けになっているようですけれども、これまでの経緯を少し、新しい議員の方もおりますし、少し説明をお願いしたいと思います。
そして、今回減額理由になっていますけれども、幾らのものが幾らに減額になるのか。それはどういう理由なのか、その2点をお願いします。
○議長(田村富男君) 総務部長。
○総務部長(安保一雄君) ホテル鹿角のこれまでの経緯でございますが、ご存じの方も多いことと思いますが、市が一緒に第三セクターに参加して行った事業に、大湯リフレッシュ事業というものがございます。その事業の中の一環として、ホテル経営ということがございました。この事業そのものは、大湯地域温泉地域の再生という意味合いが大分強く、こういう事業を始めたわけでございます。平成8年にホテル経営が始まっておりますが、それ以降、第三セクターによる経営が行き詰まった時期がございました。そこで、財産を鹿角市が寄附を受けて、その財産をそのまま花巻温泉観光に貸し付けるという形で、ホテル経営が存続することになりました。その当時は、140人の従業員がおったと。また、食材につきましても鹿角市の食材を購入していただいているということで、単なるホテル経営ということではなく、大湯再生の事業の本来の目的をまた存続させると。それと地域経済の疲弊を招かないように、また、従業員が続けて雇用できるようにという形で、その際にも議会の議決をいただきまして、ホテルの経営が存続となったわけでございます。
その10年契約が今回終了ということで、その契約の継続を今回お願いすることでございますが、ホテルの経営が、契約者でありますが、今回は花巻温泉ではなく、株式会社ホテル鹿角という相手方と契約をするということでございます。
年額の1,500万円の貸し付けは、その当時、本来の貸付料の積算ではなく、1,500万円相当でないと、ホテルの存続その後の経営も大分行き詰まるであろうという両者の話し合いの結果、1,500万円の貸付料が決定したわけでございます。今回もこの年額の貸し付けで契約をいたしまして、ホテルの経営が今後とも存続して、雇用者、あるいは地域経済への影響も活性化に資するようにという形でお願いしております。
減額契約ということは、ある金額を減額したということよりも、市が定めております財産の貸付料の積算によらない特別な貸付額で貸し付けるという意味の減額という言葉でございます。
○議長(田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 2つ確認をさせてください。
花巻との契約が今回、ホテル鹿角という名前になったのは、これは会社がホテル鹿角という単独になった形なんですか。その変わったことの私方はホテル花巻の関連の業者が、花巻が受けていたということで、今回同じ系列かと思っていますが、その点が1つ。
あと、この貸付料が、これまでの基準によらないで、相対で話をしてということですが、それは全く根拠のない金額でこの辺が妥当という額でしょうか。それとも、やはりその辺の1,500万円に決まった内容についての基準というものはどういう内容になっていますか。
○議長(田村富男君) 総務部長。
○総務部長(安保一雄君) 契約者が今回、ホテル鹿角に変わった件でございますが、ホテル鹿角も含めまして、系列と申しますのは、国際工業グループということで、これにつきましては、現在も変更がございません。ただ、花巻温泉のほうでホテル鹿角のホテル経営を分けるという形で、今回分けたということではございませんが、2年ほど前にそういう形になりまして、別会社という形になりましたので、今回はそちらと契約をするという形になりました。
それから、1,500万円ですが、根拠のない数字ということではなくて、当時協議した中で、本来の計算からいくと、相当の貸付額になるということで、もともとそれらとそれ以降のホテル経営も無理だという状況がございました。そこで、この1,500万円が特異な形ではございますが、貸付料としたいという形で、両者の話し合いで出された貸付料ということでございます。
○議長(田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) わかりました。
特にこの地区は、今度湯の駅おおゆという大きなプロジェクトが入って、大湯地区の非常に中心になる施設であります、この施設は。非常にただ、老朽化してきております。今回の貸し付けの中で、どういう契約内容に関することになりますけれども、今度老朽化をして、このホテルに投資をしていかなければならないという場合については、この契約の中ではどうなっていますでしょうか。これは、貸し付けを受けた業者が手をかけていくのか、それとも鹿角市が応分の対応をしていくのか、その点について伺います。
○議長(田村富男君) 総務部長。
○総務部長(安保一雄君) 今回、契約を継続するに当たりまして、契約状況の中で、その点にも注意を払っております。大規模な改造の場合には、両者の協議の上、負担を決めるという形にしておりますが、契約本来の中では、小規模な修繕につきましては、借受人という株式会社ホテル鹿角のほうで行うということで、そのための積み立ても行うことと定められております。
ただ、建物そのものの躯体にかかわる根本的な改修が必要になった時期には、これは借受人だけのものではないということは私どもも承知しておりますが、だからといいまして、負担しますということは決めておくということではなくて、どれくらいの金額の補修が必要で、その場合の負担につきましては、協議をして決めていきましょうという形の契約にしております。
○議長(田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第73号鹿角市
スキー場条例の一部改正についてから、議案第76号
鹿角市営住宅条例の一部改正についてまでの4議案を一括して議題といたします。
順次提案理由の説明を求めます。教育部長。
○教育部長(青澤敏博君) 議案第73号であります。
鹿角市
スキー場条例の一部改正について。
鹿角市
スキー場条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、
花輪スキー場の新たな施設器具等の利用開始に伴う規定の整理のため、条例を改正するものであります。
改正案につきましては、議案資料のほうでご説明いたしますので、お開きください。
議案資料の2ページをお開き願いたいと思います。
別表第1
花輪スキー場の欄、施設、クロスカントリー広場であります。現行のクロスカントリーコースの前に、
クロスカントリーハウスを追加いたします。
続いて、別表第4でありますが、4ページをお開きください。
現行スキーウエアの欄、1回につき2,000円でありますが、改正案であります。区分単位利用料金の上限額、それぞれ高圧酸素カプセル1時間につき3,500円を追加するものです。
議案のほうにお戻りいただきまして、附則でありますけれども、この条例中、別表第4の改正規定は平成25年10月1日から、別表第1
花輪スキー場の項の改正規定は、同月8日から施行する。
以上であります。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 議案第74号鹿角市子ども・
子育て会議条例の制定について。
鹿角市子ども・
子育て会議条例を別紙のとおり制定するものとする。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、子ども・子育て支援法の施行に伴い、鹿角市子ども・子育て会議を設置するため、条例を制定するものであります。
次のページをお開きいただきます。
鹿角市子ども・
子育て会議条例(案)であります。
第1条 設置でありますが、子ども・子育て支援法第77条第1項の規定に基づき、鹿角市子ども・子育て会議を置くものであります。
第2条 所掌事務でありますが、第1号では、市長が特定教育・保育施設の利用定員を定めようとする場合において、あらかじめ市長に意見を述べること。
第2号市長がと特定地域型保育事業の利用定員を定めようとする場合において、あらかじめ市長に意見を述べること。
第3号市長が市子ども・子育て支援事業計画を定め、または変更しようとする場合において、あらかじめ市長に意見を述べること。
第4号本市における法第7条第1項の子ども・子育て支援に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関し必要な事項及び当該施策の実施状況を調査審議すること。
第3条 組織でありますが、子育て会議は、委員15人以内をもって組織し、次に掲げる者のうちから市長が委嘱する。
第1号子どもの保護者から、第5号その他市長が必要と認める者まで、それぞれ記載しているとおりであります。
第4条 委員の任期等でありますが、委員の任期は2年とする。ただし、補欠委員の任期は、前任者の在任期間とする。
第2号 委員は再任されることができる。
第5条 会長及び副会長でありますが、子育て会議に会長及び副会長を置き、委員の互選によりこれを定める。
第2号会長は、会議を総理し、子育て会議を代表する。
第3号副会長は、会長に事故があるとき、または会長が欠けたときは、その職務を代理する。
第6条 会議でありますが、子育て会議の会議は、会長が必要に応じて招集する。また、会長が会議の議長となる。ただし、委員の委嘱後の最初の子育て会議は市長が招集する。
第2号子育て会議の会議は、委員の過半数の出席がなければ開くことができない。
第3号子育て会議の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、会長の決するところによる。
第7条 意見の徴取等でありますが、子育て会議は必要があると認めるときは、委員以外の者の出席を求め、その説明、または意見を聞くことができる。
第8条 運営でありますが、この条例に定める者のほか、議事の手続その他子育て会議の運営に関し必要な事項は、会長が会議に諮って定める。
附則でありますが、1の施行期日、この条例は平成25年10月1日から施行する。
2特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を次のように改正する。
議案資料の5ページをお開きいただきたいと思います。
別表保健センター運営委員会の委員の項の次に、次のように加える。職の区分に、子ども・子育て会議の委員、報酬の額を日額5,000円とするものであります。
説明を終わります。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) 議案第75号鹿角市かづの
牛生産育成施設条例の制定について。
鹿角市かづの
牛生産育成施設条例を別紙のとおり制定するものとする。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、現在、建設中のかづの牛生産育成施設につきましては、12月に牛舎1棟及び堆肥舎1棟が完成する予定であり、さらに秋以降には、繁殖牛、肥育牛合わせて90頭を導入、増頭する予定となっております。これに伴いまして、当該施設の管理運営に必要な事項を定めるため、地方自治法第244条の2第1項の規定により、条例を制定するものであります。
次のページをお願いします。
鹿角市かづの
牛生産育成施設条例(案)でありますが、第1条につきましては、かづの牛の生産基盤の拡大に資することを目的とした施設の設置を定めております。
第2条は、名称を、鹿角市かづの牛生産育成施設。
位置は、鹿角市花輪字菩提野1番地79であります。
第3条は、主要施設の内訳として、牛舎1棟、堆肥舎1棟としております。
第4条は、施設利用者の範囲を市内に住所を有する個人または法人で、かづの牛の牛の繁殖肥育を行う者と定めております。
第5条から第7条においては、施設利用の許可、制限、取り消し等について定めておりまして、利用に当たっての市長の許可や、施設管理場の必要条件、目的外利用等の制限、さらには条例や許可条件の違反、利用料金の滞納による許可の取り消し等について定めております。
次のページをお願いします。
第8条では、指定管理者による管理について、また、第9条は、その業務範囲について定めております。
第10条及び第11条は利用料金について定めており、牛1頭1日当たり100円を上限として、市長の承認を得て定めるものとし、利用料金は指定管理者の収入とすること。及び災害、その他、特別の理由がある場合の料金減免について定めております。
第12条につきましては、利用者の施設損壊等による損害賠償について、また、次のページの第13条は、規則への委任について定めております。
また、附則として、この条例は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日からの施行と。この条例の規定に基づく利用許可その他の準備行為は、施行日前に行うことができることを定めております。
以上で説明を終わります。
○議長(田村富男君) 建設部長。
○建設部長(兎澤 優君) 議案第76号
鹿角市営住宅条例の一部改正について。
鹿角市営住宅条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、単独市営住宅のうち水晶山住宅等を廃止する等のため、条例を改正するものです。
議案資料6ページの新旧対照表をごらんください。
現行の第6条中、下線部分「第20条第1項」を「第29条第1項」に改めます。これは、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律の施行により、条ずれが生じたためであります。
第2条関係の別表2単独市営住宅から、水晶山住宅を削除いたします。
昭和38年建設の木造平屋2棟2戸でありますが、入居者が退去しており、さらに耐用年数を超え、老朽化が顕著なため、用途廃止するものです。
また、4共同施設から、水晶山住宅集会所を削除いたします。
昭和42年建設の木造平屋の集会所でありますが、耐用年数を超え、老朽化が顕著なため、用途廃止するものです。
条例案にお戻りください。
附則でありますが、この条例は、平成25年10月1日から施行する。
以上で終わります。
○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。
これより順次、質疑を受けます。
初めに、議案第73号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第74号について質疑を受けます。質疑ございませんか。和井内貞光君。
○6番(和井内貞光君) 1点だけ教えていただきたいと思いますけれども、これは、少子化、これから子供がどんどん減っていくのかなという人口推計の中から見れば、この条例は大変な意義を持ってくるのかなと思います。
そうした意味において、ちょっと伺いますけれども、会議はこれから委員の方々を選任して、いろいろ会議も開催されていくと思いますが、これは大変市民の中においても、興味のあるこの会議の内容であるかと思います。そうした場合において、会議の際に、市民の傍聴が許されるのかどうかですね。多分どんな委員の人方が、どんな意見を持っているのか、あるいはこの方向がどういうふうな方向に行くのか、鹿角市の将来を憂いる市民もたくさんおると思いますので、そうした意味において、どのような方向で会議が、それからこの条例の内容を含めて子ども・子育てが進んでいくのか大変興味があるところだと思いますので、この会議が開催された際には、市民の傍聴が許されるものかどうかをひとつお伺いさせていただきます。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 会議を非公開とする理由は特にございませんので、傍聴等につきましては、適宜容認していくという方向では考えていきたいと思っています。
○議長(田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第75号について質疑を受けます。質疑ございませんか。栁舘一郎君。
○14番(栁舘一郎君) この条例を見ますと、指定管理者の件についてなんですが、指定管理者と利用者が同じになる可能性があるような感じしますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) おっしゃるとおり、指定管理者並びに利用者が同一となるという場合も想定してございます。
○議長(田村富男君) 栁舘一郎君。
○14番(栁舘一郎君) そうした場合、利用料金は指定管理者の収入となると受けとめるわけなんですが、そうした場合何かこう不自然な感じするんですが、その点はいかがですか。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) 指定管理者の立場は立場として、また利用者となる場合にはやはりそれなりの利用料金を払っていただいて、その指定管理者がそれを処理するという、同一の場合であっても、それぞれその規則に従って、割り振りしていただくということで考えています。
○議長(田村富男君) 栁舘一郎君。
○14番(栁舘一郎君) ちなみにあれですか、指定管理料は発生しますか。それだけお伺いしたいと思います。鹿角市のほうで指定管理料は幾らですという感じで定められますか。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) 現段階で指定管理料の想定はございませんが、一応まだ詳細な協議が終わっておりません。それにつきましては、施設のいろいろな状況からそういった維持管理の発生状況などを勘案しながら、必要であれば、その指定管理料についても協議の上で定めていきたいと考えております。
○議長(田村富男君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第76号について質疑を受けます。質疑ございませんか。小田 修君。
○11番(小田 修君) 11番小田です。
この水晶山団地なんですが、たしか10戸ほどまだ残っていたと思うんですが、駅西住宅に、まず6戸入居するという話、市長の行政報告の中であったんですが、残りの方々との退去の場所とか、合意とか、そこら辺は全て済んだということでよろしいですか。
○議長(田村富男君) 建設部長。
○建設部長(兎澤 優君) 水晶山住宅に最終的には3名が残る予定であります。その3名の方々へも水晶山住宅から退去をしてもらうということで、新堀住宅とか、別の市営住宅を紹介しております。
○議長(田村富男君) 小田 修君。
○11番(小田 修君) そういう場合、10月以降になれば条例対象にならないということは、料金も発生しないということですか。いつ退去するまでの間のそこに入居する根拠はどういう形になるんですか。
○議長(田村富男君) 建設部長。
○建設部長(兎澤 優君) 今回は単独市営住宅、2棟分の削除でありまして、水晶山住宅そのものは残りますので、入居する理由というのはあると解釈しています。
鹿角市営住宅条例には、市営住宅といたしまして、四の岱、松山、水晶山住宅……。
水晶山住宅には、市営住宅部分と単独市営住宅部分がございます。そのうちの単独市営住宅を今回用途廃止するという条例内容です。
○議長(田村富男君) 小田 修君。
○11番(小田 修君) 残りの方にも十分な説明と、納得するような協議の中で移転してもらうように、ぜひともお願いしたいと思います。
○議長(田村富男君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結します。
次に、議案第77号平成24年度鹿角市
上水道事業剰余金処分についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。建設部長。
○建設部長(兎澤 優君) 議案第77号をお開きください。
平成24年度鹿角市
上水道事業剰余金処分について。
平成24年度鹿角市
上水道事業剰余金処分について、建設改良積立金に5,553万6,202円を積み立てる。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、地方公営企業法第32条第2項の規定により、事業年度に生じた利益の処分を行うため、議会の議決を求めるものです。
別冊の
上水道事業会計決算書の5ページをお開き願います。
損益計算書であります。営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は1億856万8,913円であり、これから営業外収益及び費用を差し引いた経常利益は、5,623万3,261円であります。
また、特別損益を除いた純利益は、5,553万6,202円であります。この結果、当年度末処分利益剰余金は3億5,485万7,147円の累計残高となり、この剰余金処分(案)は9ページをお開き願います。
剰余金処分計算書(案)でありますが、建設改良積立金に5,553万6,202円を積立処分とし、残額の2億9,932万945円は、翌年度に繰り越しするものです。
次の貸借対照表及び附属書類につきましては、説明を省略させていただきます。
以上で終わります。
○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結します。
次に、議案第78号平成25年度鹿角市
一般会計補正予算(第6号)から議案第80号平成25年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)までの3議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(安保一雄君) 補正予算書をごらんいただきたいと思います。
議案第78号平成25年度鹿角市
一般会計補正予算(第6号)です。
第1条 歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億3,117万5,000円を追加し、総額を170億7,847万2,000円とする。歳入歳出の補正の款項の区分及び金額は第1表歳入歳出予算補正によります。
地方債の補正につきましては、第2表地方債補正で定めております。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
今回の補正予算は、事業費等の状況変化に対応した予算の調整を中心に編成をしております。
6ページをお開き願います。
第2表地方債補正です。臨時財政対策債は発行可能額が6億3,848万5,000円と決定しましたことから、限度額に8,848万5,000円を追加します。
11ページをお開き願います。
歳入ですが、1款1項1目1節現年課税分の所得割は課税所得合計が当初見込みを上回っており、3,600万円を追加します。
11款1項1目1節農地費分担金の中山間地域総合整備事業分担金175万円の減額及び戦略作物等生産拡大緊急基盤整備事業費分担金297万5,000円の増額は、水沢地区基盤整備事業に係る分担金の当初予算の組み替えと用水路工200メートル、排水路工1,000メートル分の地元負担金の追加です。
13款2項1目1節総務管理費補助金の地域経済活性化雇用創出臨時交付金5,422万5,000円は、避難所に指定されている9公園及び小学校9校へのソーラー発電式LED照明設置工事、パークゴルフ場利用者駐車スペースの舗装工事などに充当します。
2目3節児童福祉費補助金の子育て支援交付金330万円の減額は、一時預かり事業及びへき地保育事業が国庫補助から県補助になったことに伴い13ページの14款2項2目5節児童福祉費補助金に組み替えるものであります。
12ページにお戻り願います。
5節老人福祉費補助金の地域介護福祉空間整備推進交付金1,200万円は、コミュニティエリアにおける各事業、多世代交流スペース、グループリビング、生きがい就労拠点整備事業の立ち上げ初年度に必要な備品等の整備に対し交付されるものです。
13ページをお開き願います。
14款2項1目2節企画費補助金の子どもふるさと交流支援事業補助金48万4,000円は、秋田の児童、生徒と首都圏の児童、生徒による2泊3日程度の訪問、受け入れ等の交流事業に助成されるものです。本市におきましては、
都市農村交流事業に充当いたします。公共施設再生可能エネルギー等導入事業費補助金957万6,000円は、地域の防災拠点等となる公共施設等への再生可能エネルギー導入に対し交付されるもので、2施設の実施設計委託料、2施設の工事費の増額分に充当します。
2目5節の児童福祉費補助金の保育士等処遇改善臨時特例事業交付金761万3,000円は、保育士等の確保を進めるため、その処遇改善に取り組む私立保育所に対し資金が交付されるもので、事務費を含め、補助率は10分の10です。
5目6節林業費補助金の持続的森林経営確立総合対策実践事業費補助金130万8,000円は、森林経営計画作成、施業集約化に向けた条件整備として行う路網改良に対し、1メートル当たり800円が助成されるもので、負担区分は国2分の1、県、市がそれぞれ4分の1です。3項4目4節農地費委託金の公害防除特別土地改良事業換地業務委託金96万8,000円は、尾去沢工区の土地評価分の追加です。
15ページをお開き願います。
15款2項1目3節の立木売払収入1,840万1,000円は観光造林皆伐2件、支障木伐採1件に係る分収交付金、間伐材売払収入226万5,000円は、間伐4件分の収入です。
16款1項3目1節の教育費寄附金32万円は、明るい社会づくり運動県北ブロック協議会からの寄附金で小学校の図書購入費に充当します。
17款2項1目1節の財政調整基金繰入金767万6,000円の減額は、財源調整によるものであります。
19款5項5目1節雑入の消防団員公務災害補償等共済基金助成金116万7,000円は、消防団員の安全装備品の整備等に対し、助成されるもので、防火衣の購入に充当します。消防施設移設補償金の326万6,000円は、国道改良に伴う移転工事費の増額による追加です。
20款の市債は省略いたします。
17ページをお開きください。
歳出です。2款1項2目文書広報費の広報発行費157万5,000円は、コミュニティFMを活用し、住民に密着したタイムリーな情報発信を行うための広告料です。
6目財産管理費の私有財産管理費1,136万5,000円ですが、歳入で説明いたしました観光造林皆伐2件の再分収契約に基づく松山、大欠・土深井自治会及び谷内自治会に対する交付金です。
7目企画費の出会い応援事業205万9,000円は、事業の拡充を図るもので、秋田
結婚支援センター入会登録料の無料化、結婚サポーター情報交換会の開催と成婚に至った場合の報償金、出会いイベント等を開催する団体企業への事業費補助などです。
8目の地域情報化推進対策費333万4,000円は、電柱の移設に伴い、光ファイバーケーブルをかけかえる費用です。
10目防災諸費の災害対策事業36万円は、災害対策備品の購入費です。
11目地籍調査費の地籍調査事業は、補助金交付決定額の範囲内で地籍調査委託料、車両購入費の請負差等を組み替えるものであります。
13目諸費の市税過誤納還付金320万8,000円は、法人市民税の確定申告において、予定納付分を下回ったことなどによる還付分です。
19ページをお開き願います。
2項4目市民センター費の市民センター施設整備費964万7,000円は、再生可能エネルギー導入工事の実施設計委託料1件と、蓄電池や諸経費の増こう等に伴う工事費の追加2件分です。
3項2目賦課費の賦課事務費63万円は、延滞金及び還付加算金の割合変更に伴うシステム改修費などです。
21ページをお開き願います。
3款1項3目老人福祉費の
除雪等支援事業2,112万5,000円は、要援護者への除雪対策事業の充実を図るもので、関係機関による雪対策連絡会議の開催、雪対策パンフレットの全戸配布、自治会等への除雪委託金と除雪機購入用の助成であります。また、雪おろし除排雪費用の助成も行います。支援高齢者住宅改修費助成事業108万円は、助成見込み件数の増加に伴う追加です。地域介護福祉空間整備事業1,200万円は、谷地田町及び毛馬内福祉コミュニティエリアの多世代交流スペース、グループリビング、生きがい就労拠点事業の立ち上げに必要な備品等の購入経費を助成するもので、全額国庫負担です。
2項1目児童福祉総務費の次世代育成行動計画振興事業41万円の減額と子ども・子育て支援事業計画策定事業150万1,000円は、次世代育成支援計画の子ども・子育て支援事業計画への移行に伴う組み替え等とニーズ調査委託料の追加などであります。
23ページをお開き願います。
2目児童措置費の認可保育園費708万7,000円は、福祉費、保育士等の処遇改善に取り組む私立保育所に給与上乗せ相当額を交付し、保育士の確保を進める保育士等処遇改善臨時特例事業交付金などです。
4款1項1目保健衛生総務費の
母子保健指導事業60万円は、不育症の治療に要する費用を助成する不育症治療費助成制度を創設いたします。
6款1項2目農業総務費の地域活動センター施設整備費96万円は、再生可能エネルギー導入工事の実施設計委託料です。
11目農地費のため池等整備事業100万円の減額は、花輪大堰の改修工事基礎調査事業が全額国費での調査になったことによるものであります。市単独農業用施設整備事業191万8,000円は、小深田地区排水路整備事業整備工事を行うものです。戦略作物等生産拡大緊急基盤整備事業245万円は、水沢地区基盤整備事業における追加工事に係る負担金です。
25ページをお開き願います。
2項2目林業振興費の持続的森林経営確立総合対策実践事業174万4,000円は、作業路網の改良等に要した事業費について、1メートル当たり800円を上限に助成するもので、熊沢団地1,750メートル、尾去沢団地430メートルを実施いたします。
7款1項2目商工振興費の商店街リニューアル支援事業100万円は、当初を上回る申請が見込まれるため、2件分を追加するものです。鹿角市
ブランドアップ戦略推進事業1,397万円は、日本サッカー協会と連携した鹿角ブランドPR強化事業第2弾を実施するための委託料及び株式会社鹿角観光物産公社が実施する特産品等販売サイト構築経費に対する補助金であります。鹿角市
プレミアム商品券発行支援事業3,000万円は、鹿角商工会が発行するプレミアム付商品券の販売額3億3,000万円のうち、プレミアム分全額を助成するものです。
2項2目観光振興費の観光宣伝事業189万7,000円は、盛岡八幡平広域観光圏のPR事業を行うものです。
27ページをお開き願います。
8款2項2目道路橋りょう維持費の道路橋りょう維持管理費2,000万円は、路肩決壊等の小破補修、舗装穴埋め補修等に係る工事費の追加です。
4項3目の公園費の公園整備事業2,695万1,000円は、避難所に指定されている9公園にソーラー発電式LED照明16基を設置します。
5項1目住宅管理費の民間住宅リフォーム支援事業1,600万円は、当初を上回る申請が見込まれるため追加します。
9款1項2目非常備消防費の消防団活動費116万7,000円は、消防団の防火衣51着を購入します。
3目消防施設費の消防施設整備事業412万8,000円は、労務単価、建築資材の単価増に伴う消防活動拠点施設建設工事費の増額です。
29ページをお開き願います。
10款2項1目学校管理費の小学校施設管理費382万5,000円は、花輪北小学校のトイレ補修工事を行うものです。小学校施設整備費1,538万3,000円は、第2避難所に指定されている小学校9校にソーラー発電式LED街灯各1基を設置します。
3項1目学校管理費の中学校施設管理費66万5,000円は、花輪第一中学校の浄化槽機器取り替え工事を行います。
5項4目芸術文化振興費の国民文化祭振興事業14万7,000円は、国民文化祭の次年度開催に向け、万全の体制とするための視察経費を実行委員会に補助するものです。
31ページをお開き願います。
5目図書館費の図書館施設管理費72万1,000円は、十和田図書館のブロック塀、側溝等の補修工事を行うものです。
6項3目体育施設費の体育施設整備事業1,130万円は、
花輪スキー場クロスカントリー広場の舗装工事等を行うものであります。
以上で一般会計の説明を終わります。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 35ページをお開きください。
議案第79号平成25年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正、第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,920万円を追加し、総額をそれぞれ41億4,085万円とする。
第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
41ページをお開きください。
保険事業勘定の歳入についてでございますが、8款1項1目繰越金において、平成24年度事業実績に伴う返還金等に充当するため、前年度繰越金の一部を予算化するものであります。
43ページをお開きください。
3の歳出でございますが、5款1項1目第1号被保険者保険料還付金ですが、還付実績見込みによる増額補正を行っております。3目償還金でありますが、平成24年度実績による介護給付費負担金及び地域支援事業交付金の精算返還金であります。
以上で介護保険事業特別会計の説明を終わります。
○議長(田村富男君) 建設部長。
○建設部長(兎澤 優君) 補正予算書の45ページをお願いします。
議案第80号平成25年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
補正内容でありますが、収益的支出の1款1項営業費用に293万2,000円を補正し、4億85万1,000円とするものです。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
52ページをお願いします。
収益的支出1款1項1目原水及び浄水費の修繕料160万円は、花輪十和田浄水場の薬品注入器修繕3件分であります。負担金133万2,000円は、砂子沢ダム貯水池斜面崩壊による調査費等の増額により、今年度と負担総額が237万9,000円となったことから、その不足分をお願いするものです。負担率は1.1%であります。
以上で終わります。
○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。
これより順次質疑を受けます。議案第78号について質疑を受けます。
初めに、歳入全款について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、歳出について質疑を受けます。
初めに、2款総務費について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、3款民生費及び4款衛生費について質疑を受けます。質疑ございませんか。和井内貞光君。
○6番(和井内貞光君) 6番和井内でございます。
24ページですけれども、3款2項2目の13節ですか。この保育士等処遇改善臨時特別事業交付金とあるんですけれども、説明によりますと、民間の保育士さんの給与の上乗せ等々、そういう処遇の改善の補正だと伺ったんですが、その実態というのがもしおわかりになっていれば、どういう状況なのかお知らせください。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) この事業につきましては、平成25年度におきまして私立保育園の保育士等の処遇改善を図るというご説明はさせていただいております。これにつきましては、市内の私立の保育園、4園に対しまして支援するものでございます。この財源につきましては、安心こども基金より100%交付されてくるものでございます。各保育園に対する基本分、それから事務費等の加算分等でございます。
以上です。
○議長(田村富男君) 和井内貞光君。
○6番(和井内貞光君) これ、字句から解釈すれば、処遇改善と、こうあるんです。先ほど予算の説明の中でも給与等の上乗せ等であるという説明があったわけでして、ですから、このどこかと比較して、どの程度どういうものか、保育士さんの処遇がどういう状況にあるのか。それを踏まえての交付金、手当だと思うので、その実態というものをお知らせいただきたい、こうお話しを申し上げたんです。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 保育士さんの処遇改善なんですけれども、全国的に見まして、公立保育園に比べまして私立保育園、保育所の保育士さんたちの処遇が非常に公立に比べて低いということから、1つの例でございますが、例えばゼロ歳児につきましては、事業費単価をアップさせる。そしてそれらに伴いまして、同じく事務費も単価分に上乗せするという形で、保育士さんたちの処遇を改善するということになっているわけでございます。保育士さんたちというよりも、その保育園の定員の状況によりまして、詳しく加算される単価が違ってきておりますので、一概に1人について幾らと改善されるというわけではないんですけれども、それぞれの保育園の規模に応じまして、ゼロ歳から4歳まで、それぞれ保育士さんの担当できる人数というのは決まっておりますので、それらの部分に単価部分を上乗せするという制度となっております。
○議長(田村富男君) 和井内貞光君。
○6番(和井内貞光君) 全国的には、そういうことで、これは国費でもって恐らく手当をしていくと。したがって、国の施策としてこういうものが出てくるんだろうと思います。ですから、全額は国庫支出金で賄われるんだと。それはそうだと思うんですけれども、鹿角の場合です。全国的にはいろいろなケースがあると思うんですが、鹿角の場合に、この保育士さんたちが非常に賃金が低いとか、雇用の条件が悪いとか、そういうことがあって、少しは手当をしてやろうという積算根拠だと思うんですよ。ですから、一人一人がどうのこうのという話ではなくて、鹿角の保育士さんの現状はどうなのかということをお伺いしているんです。さっきから。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 鹿角に限らず全国的に保育士さんの数というのが少ない状況でございます。また、鹿角の保育士さんたちの給料というのは、やはり公立に比べましてかなり低い状況にございます。その低い状況にあることから、保育士さんたちは職を離れていってしまうというような現実問題がございます。そういうことから、少しでもせっかく働いてくださっている保育士さんたちが地域に定着していただけるように、それぞれ単価をアップして地元の保育のほうに頑張っていただくというようなことで支援する制度でございます。
○議長(田村富男君) 市民部長、今公立、私立の待遇の、給料と言えば給料のパーセントがどのくらい低いかという部分を確認したいということなんだよね。市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 具体的に大変申しわけないんですが、私立と公立の部分で給与体系がどれほど差があるのかというのはちょっと今手持ちの資料はございませんので、申しわけございません。後で調べてご報告させていただきたいと思います。
○議長(田村富男君) ほかにございませんでしょうか。吉村アイ君。
○13番(吉村アイ君) 13番吉村です。
同じ24ページの4款衛生費の中の19節の不育症治療助成金のことでお尋ねします。
このことに関して60万円という予算なんですけれども、どのくらいの人数を考えているかということと。
あと、これは新しい助成なので、風疹のときもそうなんですけれども、前に治療を受けた方に対する治療を、この費用が助成になるかどうかということと。
あと、こういうことはあんまり例が少ないので知らない人が多い。実際そのようになっても、知らない人も多いので、どういうルートでこういう人方を探して、その方々が助成を受けられるようになるために、どういう広報の仕方をするかという、この3点をお尋ねします。
○議長(田村富男君) 市民部長。
○市民部長(菅原 勤君) 不育症の助成対象人数、まず、第1点目ですけれども、予算的には2名の方を想定しております。
それから、対象者に対するPR、これらにつきましては、こういう実態に関しましては保健センターの保健師のほうからさまざまな相談を受けながら、そういう方々に対する指導、助言を行ってきておりますので、そういう中からやっていくということとあわせまして、可能な限り広く、また対象となられそうな方々につきましては、ホームページなり、広報なりを使いながらPRしていきたいと考えております。
○議長(田村富男君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、6款農林水産業費についてを質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、7款商工費及び8款土木費について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。
○13番(吉村アイ君) 13番吉村です。
7款商工費の13節の委託料のことについてお尋ねします。
この観光宣伝推進事業盛岡八幡平連携事業ということだったんですけれども、このイベント委託料のイベントはどのようなイベントなのでしょうか。
それで、盛岡八幡平連携ということなんですけれども、今まで連携していろいろやってきているんですけれども、今回のこのイベントはどのような効果を考えてやるイベントかお知らせください。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) ただいまのイベントの内容ですけれども、これにつきましては、広域観光圏の中で毎年首都圏のほうでいろいろな観光PRを行っているものでございます。今年度想定しているのは、川口駅前のほうの公共広場ということで想定してございます。今回、鹿角市が観光広域圏の中で当番市ということでございますので、この広域圏のそれぞれのPRに加えまして、鹿角市のいろいろな花輪ばやしだとか、そういったものを一緒に参画していただいて、広く観光PRを行うということで考えてございます。
○議長(田村富男君) 吉村アイ君。
○13番(吉村アイ君) 川口市ですか。川口とかって聞いたんですけれども、そこのところをもう一度お願いします。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) 予定している場所はJRの川口駅東口の公共広場という場所でございます。
○議長(田村富男君) よろしいでしょうか。吉村アイ君。
○13番(吉村アイ君) このようなイベントをいろいろな場所でやっているのは聞いていますけれども、この150万円が高いか安いか、そこのところはいろいろ考え方もあると思いますけれども、中央の方からいろいろお話を聞きますと、いろいろなイベントとか、いろいろな講演会で話を聞きますと、こういうふうにして効果ないわけでもないんだけれども、そういう場所のところに行って、ちょっといろいろやるというのは余り効果がないんでないかという話を聞いたことがあります。これはいろいろな考え方があるので、ここであるかないかということは、今すぐやったからすぐ効果があるとかないとかっていうことではないんですけれども、私は、いろいろなイベントの講演会なんか聞いても、そういうのはあんまり効果がないのではないかという話をよく聞きます。
それで、ここ何年間、こういうイベントを行っておりますけれども、このことに関して手ごたえがあったとか、このような効果があったからとか、実感で感じるようなことがありましたらお尋ねいたします。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) イベントの実感で感じる効果ということでございますが、1つはブランドアップの中で、サッカー協会と連携したいろいろなPR事業を開催してございます。そのほかにこのイベントの中で、具体的にその紹介した産品等のPRと、首都圏やらあっちこっちのほうに参加させていただいて、具体的にはモモですとか、かづの牛ですとか、そういったものも一緒に観光のイベントの中に抱き合わせでそういったものを紹介させていただいております。そういう結果、実績、それらについては、大変反響を呼んで、実際主力の特産品についてはいろいろな全国から問い合わせが来て、ものの供給量がちょっと足りないというような状態まで起きているということもありますので、私自身としては、それなりのPR効果はあったものと認識してございます。
○議長(田村富男君) ほかにございませんでしょうか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 26ページの商工費の商工振興費の245番、
プレミアム商品券、今回も発行という提案ですけれども、商品券、これまでいろいろな緊急対策的な発行なり、その時期の大きな、例えば国体等のイベントに合わせた発行等を繰り返してきていますけれども、これについて、この商品券の発行というのはいつぐらいから、これまでどのくらい発行されてきていますか。それについてまず1点お願いします。
その商品券の効果というのは、特に経済緊急対策ということで、市内の経済活動に利すればという狙いというか、目的でこれまでやってこられていますけれども、それなりの効果はあると思いますが、その中で商品券の利用の分析もされてきた経緯があります。スーパーはどのくらい、小さい個店がどのくらいということで、小さい商店なんか、どうしても今経済的に苦境に立っているわけですが、そういう個店の皆様の反響なりについては、もし聞き取り等、状況をつかんであれば、それについても答弁願います。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) 商品券の発行経緯、これまでの総額の発行額については、ちょっと手持ちに資料がございませんので、調べ次第報告させていただきたいと思います。
それから、商品券のいろいろな発行したその引き換えの状況、それについては、やはり大型のスーパーで6割の換金と、それから残り3割から4割が個別の商店での換金というような状態になってございます。実際には、その割合にはなってはおりますけれども、個別の商店でも実際にその商品券そのものの額がそれぞれ消費されるということについては、それなりの活性化につながる起爆剤にはなっているのではないかなと認識はしてございます。
○議長(田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 今も状況がきょう急遽の質問ですぐ対応ができない資料等もあると思いますが、私は今回の中で、ちょっとずれますが、残念に思っているのは、木曜日に議案の資料の配付があります。それできのう、金曜日1日だけが市役所があいている日で、ほとんどが土日が休みで、月曜日の定例の議会の開会になります。そのときに、総務部長から少し細かいような内容の説明を終わって、すぐに質疑に入るわけです。それで今のような基本的なことを聞かざるを得ないし、それについてすぐに対応というのは難しい面がいっぱいあると思います。そういう意味では、提案の資料の配付なり、その内容のものについてもう少しわかりやすいような、公開した形で議会に提案をいただかないと、どうしてもこういう議論が入り切らないような表面的なものの質疑をせざるを得ないという感じしますので、ぜひその辺については、執行部のほうもあと少し検討をいただければと思っています。
今回話を戻しまして、
プレミアム商品券についてですけれども、今回発行になるわけですが、この後も緊急対策的に発行されてきた
プレミアム商品券がいろいろな商工会なりの皆さんのいろいろな要請なりがあって、継続をしてきているわけですけれども、この後もこの商品券については、要望があれば継続的にやっていかれるのか、緊急対策的なものが常態化しているような感じしていますけれども、その点について執行部はどのように考えるか、伺います。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君)
プレミアム商品券の発行につきましては、それぞれ商工会やら、そういった関係団体がございます。それぞれの商店街の実情等を勘案しながら、それぞれのまた経済の状況等も勘案しながら協議しながら、その発行のタイミングを図っていきたいと考えてございます。それぞれその必要であれば、発行の措置も必要であろうと認識してございますので、そういった関係団体との協議の上で考えていきたいということでございます。
それから先ほどのこれまでの商品券の発行の総額でございますが、平成21年度から24年度まで、今年度の現在予算に計上している分は除きまして、総額で18億6,000万円ほどの発行総額となってございます。あとは、その換金の状況につきましても、やはり大型店舗等が毎回6割程度の換金率を占めるという状況で推移してきている状態でございます。
○議長(田村富男君) 総務部長。
○総務部長(安保一雄君) 7款のご質疑でございますが、先ほど田口議員から議案の配付についてということでございましたので、誤解のないように説明したいと思います。
議案の配付は確かに3日前に行っておりますが、本来議案は議会開催でその場で提案されるような形でございます。ですけれども、なるほど事前の目を通す時間がないと、今回の質疑そのものがスムーズにいかないという面はございますので、通常の議案ですと、3日目、また、当初の関係の予算が審議される段階では機会にはもう少し早目にということで配付しております。この配付ということだけでもそれなりの効果があると思っております。
それから、本来の形でありますが、本会議の性格ということからいきますと、やはり提案された議案について、根本的な本質的な論議を行う場所だと思っております。その後、常任委員会に付託されるわけですが、その場ではそれなりの根拠、数字の根拠ということについての審議がなされるものと思っております。議員の皆様が本来の形で申し上げますと、初日の本会議で提案されたものについて、その後の議案精査日でいろいろ調査をされるということになると思っております。
それから、配付等につきましては、個人の議員からの要望という形ではなくて、議会全体とこちら側の話し合いで、これまでの議会のあり方として決めてきた形でございます。議会全体として、またそのような形で話し合いが必要であれば、私ども協議してまいりたいと思っております。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) 先ほどの商品券の発行総額について訂正させていただきたいと思います。
18億6,000万円ほど、平成21年度から24年までの間にプレミアムの分を含めて、発行総額18億6,000万円ということで報告いたしておりますけれども、17億6,000万円でございます。訂正させていただきたいと思います。
○議長(田村富男君) ほかにございませんでしょうか。和井内貞光君。
○6番(和井内貞光君) 26ページの一番下のほうですけれども、観光宣伝推進事業、これ普通旅費とイベント委託料、これが予算化されております。これは今予算化したということでありますので、これは補正ですので、このイベントについては前々から決まっているものではなくて、これは急遽決まってきているのかなと思うんですが、旅費の何人分と、それからイベント委託と、こうあるので、さっき吉村さんのほうに説明があったのであれば、ちょっと私、聞き漏らしたんですけれども、イベントはどこに委託をするのか、どういうところに委託をするのかお知らせください。
○議長(田村富男君) 産業部長。
○産業部長(髙杉恭二君) ただいまの観光宣伝推進事業の内容でございますが、この委託については、あんとらあのほうに委託する予定で考えてございます。鹿角市の当番ということで、地元の花輪ばやしの演奏やら、それからいろいろな体験のイベント、森のクラフトですとか、万華鏡づくりだとか、そういったものも含めて体験のものも考えてございます。これらを含めてあんとらあのほうに委託をする予定となってございます。
それから、この旅費とか、そういったものの場所の決定についても、広域観光圏の中で毎回の定例の会議の中で決められた状況でございますので、そちらに合わせて今回の補正を出させていただいたという状況でございます。
○議長(田村富男君) 和井内貞光君。
○6番(和井内貞光君) わかりました。ありがとうございます。
先ほど、吉村議員のほうからも質問があったわけですけれども、産業部長のほうからはいろいろとその効果はあるんだというお答えをいただきました。確かに目的があってやるわけですから、効果がないのはやる必要はない。したがって、これは必ずやそれ相当の目的があり、その効果があらわれるものでなければいけないと思うんです。それで、さっきの話がありましたが、それなりの効果というお話をいただきましたけれども、やっぱり行政報告にもあるように、観光客も減っている。いろいろな形の中で、国民の人口が減っているというようなこともそうかもしれませんけれども、いろいろなことを考えますれば、やっぱりもう一歩鹿角市も観光のために打って出てもいいんだと思うんです。そのためにはやっぱりいろいろな資料を分析しなければいけない。そう思います。このイベントをやっても、やっぱり経費をかけてやっているわけですから、その効果というものも追究する必要がある。そう思うんです。ですから、ただやったよかった。それなりの効果があったのではないかということだけではなくて、やっぱり観光できるとすれば、これはもう一歩突っ込んだ形でこの資料を分析する。あるいはその効果というものを分析する。そして、効果のある事業を取り組んでいくことが必要だと思うんですよ。
ですから、今回のことも含めて、これから観光行政について、やっぱりそうした一歩踏み込んだ分析というものも必要だと思います。そうすることによって、次の一手が打てるのだと思いますので、ぜひこれをやった。よかったということだけではなくて、やった効果というものも今度は議会のほうに報告していただきたい。市民のほうにも報告していただきたいと思うんです。ぜひそのことについて努力をしていただきたいと、そう思います。
それから、ちょっと思いを言わせていただきますけれども、いわゆるここの場で、それは形はいろいろあるかもしれませんけれども、きちんとした数字を出して、これは何のために予算化をするんだという、そういう説明がなされて、そして議論がされるわけです。その中において、資料がないとか、説明ができないとか、これでは議会が成り立ちません。議論ができないんです。ですから、ここまできちんと資料を出しているし、金額も出しているし、裏づけも出しているんですから、その資料というものがやっぱりきちんと説明していただかなければ、議会というものは成り立たないと思います。ぜひそういうことのないように、ひとつきちんとした議会対応をしていただきたいと思います。そう思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
さっきの戻りますが、観光宣伝の効果について、やっぱりこれは追究して、その分析をするべきだと、こう思いますが、このことについて、ちょっと市長からご見解を伺いたいと思います。
○議長(田村富男君) 副市長。
○副市長(阿部一弘君) 私のほうからお答えを申し上げます。
まず、先ほどのイベントに関してでございますけれども、これについては、鹿角市がただ思いつきで開催するとか、そういうことではなくて、盛岡八幡平、盛岡市含め、この沿線沿いの、それから宮古、雫石、それらの市町村が集って協議をして、これだったら効果があるだろうという事業計画を決定したものに対して、今回、鹿角市がたまたま当番市ということで、主体的に市のものも持ち出しながら、開催するものでありますので、私どもとしてはみんなで協議して効果のあるというつもりで開催するものでございます。
それから、その効果、いろいろすぐ出るもの、長くかかるものあると思いますけれども、これについてはできる限り今回の今後決算資料ございますけれども、各種事業等の実績報告書、これも整理してございますので、これらも後ほどその効果等については決算の中でもご審議いただければ、お示ししておりますので、ぜひその場でまた確認をしていただければと思います。
それから、この場で数字等がすぐ出せないと。これにつきましては、なかなかいろいろ準備をしているつもりではございますけれども、皆様方の各方面、多方面からのご質問に全て万遍なくお答えできるというわけにはなかなかいきません。そういう意味で、私どもとしては、本日議案を提案させていただいておりますので、その後、議案の精査日として決められているのが5日間、そのほかに休日もありますので、1週間以上の議案の精査日がございます。これによって、皆さんがこの議案の中身を精査して、その後、これを付託されますので、常任委員会等で質問をされるという段取りで考えておりますので、この本会議の中では、やっぱり限られた出席人数の中でございますので、中にはそういう資料も不行き届きの部分もあるかと思いますけれども、できる限りの対応はさせていただいているつもりでございますので、決して不誠実な対応をしているつもりはございませんので、何とかよろしくお願いしたいと思います。
○議長(田村富男君) 議案配付については、いずれ議会運営委員会のほうで検討していきたいと思いますので、各会派、また連絡担当の方はまとめて議会運営委員会のほうに話をしていただきたいと思います。今後開かれる議会運営委員会の中で話をしていきます。この場は意見を申す場ではなく、質疑を受ける場ですので、その辺をちゃんと確認の上、発言をお願いします。
あと、ございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、9款消防費及び10款教育費について質疑を受けます。質疑ございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第79号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第80号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結します。
次に、認定第1号平成24年度鹿角市
上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。建設部長。
○建設部長(兎澤 優君) 議案書最後のページをお願いします。
認定第1号平成24年度鹿角市
上水道事業会計決算認定について。
地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成24年度鹿角市
上水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見を付して議会の認定に付する。
平成25年9月2日提出。鹿角市長。
別冊の
上水道事業会計決算書の1ページをお開き願います。
初めに、収益的収入及び支出でありますが、収入の決算額は対前年比785万4,126円増の5億4,130万5,880円であります。また、支出の決算額は4億7,852万7,461円となり、収支差し引きは6,277万8,419円であります。
3ページをお開き願います。
資本的収入及び支出でありますが、収入の決算額1億111万5,678円に対し、支出の決算額は2億4,042万1,748円で、資本的収支の差引不足額は下段に記載のとおり1億3,930万6,070円となり、この不足額につきましては、消費税資本的収支調整額や過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填しております。
5ページの収益計算書及び9ページの剰余金処分計算書(案)は、議案第77号でご説明いたしましたので、省略させていただきます。
以上で説明を終わります。
○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わりましたけれども、ここで皆様にお諮りいたします。
12時になりましたけれども、このまま引き続き議会を続けてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) 異議ないものと認めさせていただきます。
引き続き、続けます。
これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田村富男君) ないものと認め質疑を終結いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第5 議案及び請願・陳情の付託
○議長(田村富男君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。
議案第72号から議案第80号までの議案9件及び認定1件並びに請願1件、陳情4件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。
以上で、本日の議事は全て終了いたしました。
なお、明日3日から9日までは議案審査及び休日のため、本会議は休会といたします。
ただいまの時刻をもって散会いたします。
午後0時02分 散会
平成25年 第7回
鹿角市議会定例会
議案及び請願・陳情付託表
(平成25年9月2日提出)
1.常任委員会
┌──────┬──────────────────────────────────────┐
│委員会名 │付 託 内 容 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│総務財政 │議案第72号 財産の貸付けについて │
│常任委員会 │議案第78号 平成25年度鹿角市
一般会計補正予算(第6号)中 │
│ │ 条文 │
│ │ 歳入全款 │
│ │ 歳出 2款1項総務管理費 3項徴税費 6項統計調査費 │
│ │25陳情第4号 日本政府に核兵器全面禁止の決断と行動を求める陳情 │
│ │25陳情第5号 経済・雇用対策強化のための地方財政の充実を求める陳情 │
│ │25陳情第6号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める│
│ │陳情 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│教育民生 │議案第73号 鹿角市
スキー場条例の一部改正について │
│常任委員会 │議案第74号 鹿角市子ども・
子育て会議条例の制定について │
│ │議案第78号 平成25年度鹿角市
一般会計補正予算(第6号)中 │
│ │ 歳出 2款2項市民共動費 3款民生費 4款衛生費 │
│ │ 9款消防費 10款教育費 │
│ │議案第79号 平成25年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) │
│ │25陳情第3号 年金2.5%の削減中止を求める陳情 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│産業建設 │議案第75号 鹿角市かづの
牛生産育成施設条例の制定について │
│常任委員会 │議案第76号
鹿角市営住宅条例の一部改正について │
│ │議案第77号 平成24年度鹿角市
上水道事業剰余金処分について │
│ │議案第78号 平成25年度鹿角市
一般会計補正予算(第6号)中 │
│ │ 歳出 6款農林水産業費 7款商工費 8款土木費 │
│ │議案第80号 平成25年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号) │
│ │認定第 1号 平成24年度鹿角市
上水道事業会計決算認定について │
│ │25請願第3号 鹿角市が建設計画中の公共建築物への地域木材利用に関する請願 │
└──────┴──────────────────────────────────────┘
2.委員会の開催日時及び場所
┌────────────┬──────────────────┬──────────────┐
│委 員 会 名 │開 催 日 時 │場 所 │
├────────────┼──────────────────┼──────────────┤
│総務財政常任委員会 │9月12日(木) 午前10時 │第1委員会室 │
│ │9月13日(金) 午前10時 │ │
│ │9月17日(火) 午前10時 │ │
├────────────┼──────────────────┼──────────────┤
│教育民生常任委員会 │9月12日(木) 午前10時 │第2委員会室 │
│ │9月13日(金) 午前10時 │ │
│ │9月17日(火) 午前10時 │ │
├────────────┼──────────────────┼──────────────┤
│産業建設常任委員会 │9月12日(木) 午前10時 │第3委員会室 │
│ │9月13日(金) 午前10時 │ │
│ │9月17日(火) 午前10時 │ │
└────────────┴──────────────────┴──────────────┘...