鹿角市議会 > 2013-05-13 >
平成25年第4回定例会(第1号 5月13日)

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  1. 鹿角市議会 2013-05-13
    平成25年第4回定例会(第1号 5月13日)


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    平成25年第4回定例会(第1号 5月13日)     平成25年5月13日(月)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      報告第3号から報告第8号まで       説明、質疑      議案第55号から議案第57号まで       説明、採決      議案第58号から議案第63号まで       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名
      2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      報告第 3号 継続費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 4号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 5号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市下水道事業特別会計)      報告第 6号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市農業集落排水事業特別             会計)      報告第 7号 事故繰越し繰越計算書について(鹿角市下水道事業特別会計)      報告第 8号 事故繰越し繰越計算書について(鹿角市簡易水道事業特別会計)      議案第55号 監査委員の選任について      議案第56号 教育委員会委員の任命について      議案第57号 固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第58号 秋田県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について      議案第59号 鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について      議案第60号 平成25年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)      議案第61号 平成25年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第62号 平成25年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第63号 平成25年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(20名)        1番  舘 花 一 仁 君     2番  成 田 哲 男 君        3番  児 玉 悦 朗 君     4番  安 保 誠一郎 君        5番  田 口   裕 君     6番  和井内 貞 光 君        7番  田 中 孝 一 君     8番  児 玉 政 明 君        9番  兎 澤 祐 一 君    10番  中 山 一 男 君       11番  小 田   修 君    12番  浅 石 昌 敏 君       13番  吉 村 ア イ 君    14番  栁 舘 一 郎 君       15番  髙 杉 正 美 君    16番  黒 澤 一 夫 君       17番  田 村 富 男 君    18番  倉 岡   誠 君       19番  福 島 壽 榮 君    20番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君   副市長         阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君   総務部長        安 保 一 雄 君  市民部長      菅 原   勤 君   産業部長        髙 杉 恭 二 君  建設部長      兎 澤   優 君   総務部付部長待遇    熊 谷 純 二 君  教育部長      青 澤 敏 博 君   総務部次長       児 玉   晃 君  市民部次長     大 森   明 君   産業部次長       工 藤 裕 悦 君  教育次長      奈 良 義 博 君   会計管理者       阿 部   薫 君  財政課長      佐 藤 康 司 君   監査委員事務局長    米 田 直 子 君  農業委員会事務局長 田 中 康 明 君   選挙管理委員会事務局長 佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      髙 橋 安 弘 君   副主幹         武 石 量 之 君  主査        阿 部 厳 祐 君   主査          丸 岡 正 則 君      午前10時00分 開会 ○議長(田村富男君) これより平成25年第4回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。  監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書及び同法199条第9項の規定による定期監査及び財政援助団体等監査結果報告書が、また、市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が提出されております。  次に、5月2日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情等一覧表のとおりであります。  次に、2月23日から5月12日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田村富男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により3番児玉悦朗君、4番安保誠一郎君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(田村富男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期議事日程表のとおり、本日から5月31日までの19日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から5月31日までの19日間と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(田村富男君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成25年第4回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、緊急経済対策につきましては、国において総額10兆円を超える平成24年度補正予算が編成され、景気の底割れ回避のため、即効性や需要創造効果の高い施策が速やかに実施に移されているところでありますが、今回の対策では、地方公共団体における円滑な経済対策の実施のため、追加される公共投資の地方負担額等に応じて配分する地域の元気臨時交付金制度が創設されており、その交付率については財政力指数に応じて70%から90%の間で調整することとされております。本市では、本交付金創設の趣旨を踏まえ、さきの議会で専決処分の承認をいただきました平成24年度と平成25年度の補正予算にその一部を計上し、いち早く対策を講じているところでありますが、交付限度額が決定次第、改めて地域の元気臨時交付金を活用した緊急経済対策を講じてまいりたいと考えております。  国の補助を受けて進めておりました地熱発電等を活用したエネルギー地産地モデル事業化調査につきましては、約5カ月間の調査を経て、去る2月末に報告書を取りまとめております。大きく、市内の自然エネルギーを有効活用した地産地消モデルの採算性等の問題と、災害時の電力供給の技術的問題の2つについて検討したものでありますが、乗り越えるべき課題はあるとしつつも、一定の可能性を確認することができました。実現した場合には、本市にとって大きな効果が期待できますことから、今後の電力システム改革を踏まえながら、引き続き可能性を模索してまいりたいと考えております。  次に、民生関係についてでありますが、空き家実態調査につきましては、社会的に問題となっている空き家対策に、本市としても本格的に取り組むこととして、昨年2月に空き家等適正管理に関する条例を制定しておりますが、今年度は昨年各自治会長から協力いただいて確認された約920件に上る空き家の実態を把握するため、専門の調査員2名を配置しながら、4月17日より調査を開始しております。調査に当たっては、建物の構造や破損の程度、落雪による危険度のほか、観光地として景観上の問題がないかどうかについても評定することとしており、調査結果を点数化しながら、総合的な適正管理度レベルを判定してまいります。また、こうした調査で、管理不全な状態にある空き家が確認された場合には、所有者に対し、助言や指導等を行いながら適正管理を求め、特に危険を及ぼしかねない空き家については、必要な措置を講じながら、倒壊事故等の未然防止に努めてまいります。このほか、空き家の発生抑制や利活用推進のため、実態調査をもとに空き家台帳を作成し、所有者の適正管理に向けた意識啓発に取り組んでまいります。  子育て支援につきましては、4月1日現在の認可保育園入所児童数は1,052人でありますが、4月以降の入園希望や児童数の推移見込みなどから定員を1,000人に据え置くこととし、保育期間で増減調整を図りながら、待機児童ゼロを継続しております。また、第2子以降の出生に対し、地域の宝祝い金を支給しておりますが、昨年度は第2子が76人、第3子以降が43人の合計119人で、全体の出生数が減少傾向にある中で、第2子以降については例年並みの出生数となっており、今後も育児環境の充実に努めながら、少子化傾向の解消を目指してまいります。  高齢者交流サロン推進事業につきましては、昨年度はモデル事業として八幡平地区1カ所と花輪地区3カ所で開設され、各事業者とも理想とする居場所づくりに意欲的に取り組んでおります。地域によって利用者数に差がありますが、それぞれの課題を分析・検証しながら、より地域に根差した運営が行えるよう、支援を継続してまいります。また、今年度は新たに2カ所の開設を予定しており、多くの自治会や任意団体等に広く関心を持っていただけるよう、先進事例や体験談を紹介する勉強会を開催しながら取り組みを進めてまいります。  健康づくりの推進につきましては、市民がともに支え合い、健やかで心豊かに生活を送ることができるよう、昨年度第2次健康かづの21計画を策定しております。各種検診事業受診率向上を図りながら、健康教室や訪問活動を積極的に行い、健康寿命の延伸や一人一人の生活の質の向上を目指すこととしており、これまで以上に地域に入り込んで、市民の健康づくりを進めてまいります。  次に、農業関係についてでありますが、そばの里プロジェクト推進事業につきましては、今年度より、これまでの作付面積への助成から、数量払いへの助成に制度を改め、生産数量及び品質の向上に主眼を置いた取り組みを進めてまいります。また、鹿角産ソバの産地確立を推進するため、本年3月に設立しました鹿角そばの里づくり推進協議会において、消費拡大、地産地消、生産技術の向上に取り組んでまいります。  人・農地プランの作成につきましては、生産調整推進員会議集落営農組織及び認定農業者研修会自治会長会議などを通じて制度周知に努め、現在19地区のプランを策定しております。このプランを策定した地区は、青年就農奨励金農地集積協力金などの支援措置の対象となることから、今年度中に市内全地区での策定を目標に進めてまいります。  鹿角市農業再生ビジョンにつきましては、農村活力の低下など厳しい状況に直面している農業の再生を図るため、現在、専門家のアドバイスをいただきながら策定作業に取り組んでおりますが、意欲と経営力を持った農業経営体の育成や販売力の強化など、本市の特性を生かした農業再生ビジョンを今年度中に示したいと考えております。  次に、観光関係についてでありますが、株式会社かづ観光物産公社の設立につきましては、去る4月1日に、社団法人十和田八幡平観光物産協会が解散して任意団体に移行しておりますが、公益法人制度改革に対応しながら、財政的に自立した組織での再出発を図るため、市が51%出資しております第三セクター株式会社鹿角観光ふるさと館がその事務局を担うこととなり、社名も株式会社かづ観光物産公社に変更となりました。同社は、これまでの鹿角観光ふるさと館管理運営業務に加え、十和田八幡平観光物産協会が担ってきた公益的な役割を確保しつつ、培ってきた経験やノウハウを生かしながら、誘客はもとより新商品の開発や販路の拡大、旅行業といったさまざまな事業の拡大を通じて、鹿角地域の事業者に経済効果をもたらすような活動を行っていくことになりますので、市といたしましては地域観光物産振興の中心的な担い手として、効果的な施策展開が図られるよう育成してまいりたいと考えております。  東北観光博の実績につきましては、観光庁の事業として昨年3月18日から本年3月31日までの約1年間開催されておりましたが、本市を含む近隣4市1町で構成する十和田八幡平ゾーンでは、パスポート発行数が1,878件で、全30ゾーン中12位、スタンプの押し印数では4,247件で同じく13位と、新幹線駅を抱えるゾーンが上位を占める中で健闘した結果と考えております。十和田八幡平ゾーン唯一の旅のサロンとなった、鹿角花輪駅前観光案内所の昨年度の来所者数は4,460人と、震災前の平成22年度比で48%増、昨年度比で27%増となり、まちの案内人の温かいおもてなしが好評を得たものと考えております。4月1日からは、旅・東北というサイト名でインターネットによる情報発信を中心とした事業に移行しており、秋田DCや盛岡八幡平広域観光圏とあわせ、他市町村との広域連携による効果的な情報発信を図り、誘客につなげてまいりたいと考えております。  大湯温泉地区観光拠点施設整備事業(仮称)湯の駅おおゆの整備事業につきましては、地元関係団体の代表や公募委員22名で構成する策定委員会で、整備基本構想基本計画を検討してまいりましたが、2月4日の策定委員会で正式決定となり、3月19日に報告書として提出されております。策定委員会からは、地元のさらなる盛り上がりが必要との意見も出されておりますが、今後は地権者に対する説明会を開催しながら、本事業に対する理解と協力を求めてまいります。また、施設の管理運営にかかわる組織体制や、誘客の目玉となる商品開発の検討につきましては、地域の農商工や観光関係者、地域住民と定期的に研究会を開催しながら、大湯ならではのものを地元の皆さんと一緒に考え、それらを担う中核的人材の発掘・育成を進めていきたいと考えております。  次に、ブランドアップ戦略についてでありますが、昨年度かづの商工会内に設置した鹿角プラットホーム戦略室を今年度も継続し、市内事業者農商工観連携や6次産業化、起業・創業等の支援を行うこととしております。今年度は、特にこれまで開拓してきた流通ルートを生かしつつ、市場のニーズをより取り入れた商品の開発・改良や、さらなるルートの開拓について、市内事業者を支援できる仕組みを構築し、地域資源の流通拡大を図る実践的な取り組みを行うこととしております。このような取り組みの積み重ねが、本市全体の都市ブランドの向上につながっていくと考えられることから、かづの商工会を初め関係機関との連携を図り、プラットホームの強化を進めてまいります。  また、コミュニティFMにつきましては、運営会社が設立に至り、市としても地域コミュニティーの活性化や、情報交流が促進されることによる経済の活性化はもとより、行政情報の発信や緊急時の伝達手段として期待を寄せており、引き続き開局に向け支援を行うこととしております。  次に、雇用対策についてでありますが、緊急雇用支援対策につきましては、平成24年度の実績として、国の交付金事業である緊急雇用創出等臨時対策基金事業で、18事業28人の雇用を創出いたしております。今年度は、緊急雇用創出等臨時対策基金事業において、昨年度からの継続事業1事業を含め11事業により17人の雇用を創出する計画でありますが、既に10人の雇用が確定しており、今後残りの事業についても事業開始時期に合わせ求人募集してまいります。  ハローワーク鹿角管内の雇用情勢につきましては、3月末の有効求人倍率が0.84倍と18カ月連続で前年同月比を上回っており、ここ数年で最も高い値となっております。これは、市や県における雇用等に関する助成に加え、市内企業による雇用施策へのご理解、ご協力の成果であるものと考えておりますが、一方では雇用調整などの動きも散見されることから、今後も引き続き社会・経済情勢の動向に注視するとともに、県、ハローワーク雇用関係団体とも連携を密にしながら、市内企業への支援による雇用吸収力の拡大と起業の促進や積極的な企業誘致活動を行い、雇用の維持・創出に取り組んでまいります。  また、先月8日から25日にかけて雇用のお願いとあわせ、現在の景況や市に対する要望等を伺うため、地元企業18社を訪問してまいりましたが、訪問先の企業からは、設備の新・増設から人件費に至るまで、市のさまざまな助成制度に感謝の言葉をいただいたほか、地元でできる仕事は地元の業者に発注してもらいたい、子供のキャリア教育に力を入れてもらいたい、などの要望を伺いました。その中でも、7月1日以降に予定されている電気料金値上げについては、複数の企業で電力コストの上昇を懸念していたことから、その支援策として、早速市内事業者を対象とした助成制度を創設し、1事業者につき300万円を上限に、LED照明など省電力型照明設備の設置経費の半額を助成したいと考えており、今定例会に関係予算を計上いたしております。  今後も、経済活動の主たる担い手である地元企業の現状を把握しながら、さまざまな支援策を講じ、地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えております。  平成24年度の新規学卒者の就職状況につきましては、ハローワーク鹿角管内の縁故、公務員等を除いた県内外への就職希望者126人の就職内定率は、平成25年3月末において100%となっており、今年度におきましても内定率100%の早期達成を目指し、引き続き関係機関、団体等との連携を図り、管内事業所への求人票の早期提出などを働きかけてまいります。  次に、建設関係についてでありますが、花輪駅西住宅建設事業につきましては今年度が事業の最終年度となりますが、既に木造平屋建て7棟の建設工事発注を終えており、9月6日までの工期で進めております。  民間住宅リフォーム支援事業につきましては、昨年度までの2年間で1,036件、9,145万6,000円の補助金を交付しておりますが、これに伴う市内工事業者対象工事費は約19億7,000万円と集計しており、補助目的である市民の居住環境の向上と市内経済の活性化に大きな効果があったものと捉えております。今年度におきましても、市民の快適な生活環境の向上に資するとともに、市内産業の一層の活性化を図るため、木造住宅の耐震化に係る診断、改修と合わせて、引き続き支援を継続してまいります。
     公園の整備につきましては、公園施設の老朽化に対する安全対策の強化とライフサイクルコスト縮減を図るため、平成23年に公園施設長寿命化計画を策定しておりますが、公園施設の適切な修繕、更新を進め、安全で快適な公園整備に努めてまいります。  次に、教育関係についてでありますが、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群世界文化遺産への登録につきましては、北海道・北東北の4道県並びに関連する15市町で登録推薦書の作成を進めてまいりましたが、去る3月28日に登録推薦書原案を文化庁に提出いたしております。文化庁では、文化審議会に対し、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群については、遺跡群の対象を北海道と北東北に限定した理由づけが不足していることなどから、2015年度の推薦はかなり困難と報告しておりますが、関係道県、市町では、推薦候補はまだ決定されたものではなく、推薦に向け引き続き取り組みを進めていくことを確認しており、本市といたしましても市独自のPR事業のほか、県との合同イベント等により機運醸成を図りながら、引き続き4道県・15市町と連携し、2015年度の世界文化遺産登録に向けて取り組んでまいります。  (仮称)学習文化交流施設につきましては、市民の皆様から愛称を募集したところ207点もの応募をいただき、選考の結果、花輪や毛馬内に残るこもせを語源としたコモッセに決定し、正式名称を鹿角市文化の杜交流館と定めたところであります。また、管理運営については、これまで有識者による検討委員会市民ワークショップの開催により、市民の意見を反映させながら検討し、3月末に基本計画を策定したところでありますが、今後この基本計画に定めた方針に基づき、詳細を決定してまいりたいと考えております。なお、建設工事については、3月27日に起工式をとり行い、平成27年4月の開館へ向けて本格的に工事がスタートしております。  スポーツ振興につきましては、来る5月29日、全市民を対象にチャレンジデー2013を開催することとしております。この事業は、全世界で実施されている住民参加型のスポーツイベントでありますが、人口規模がほぼ同じ自治体が対戦相手となり、設定された時間内に15分間以上、何らかの運動やスポーツを実施した住民の参加率で競い合い、対戦相手に敗れた場合は、相手自治体の旗を庁舎のメーンポールに1週間掲げ、相手の健闘をたたえるというルールとなっております。  本市の対戦相手は徳島県三好市でありますが、当日は三好市長とエール交換を行うほか、オープニングイベントとして、午前8時10分より花輪小学校グラウンドにてラジオ体操を実施します。また、秋田県のチャレンジデー大使であります長崎宏子さんをお迎えし、12時から交流センター講堂を会場にストレッチ体操を行うほか、各市民センターでもさまざまな教室や大会の開催を企画しておりますので、ぜひとも多くの市民に足を運んでいただき、運動やスポーツに親しむきっかけづくりになればと考えております。  実施に当たりましては、目標を参加率70%としておりますので、自治会、保育園、学校、企業、各団体などにも取り組みをお願いし、できるだけ多くの皆様より参加をいただきながら、目標を達成したいと考えております。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、今回の一般会計補正予算は、当初予算の編成時に確定できなかった事業や、国・県の補助事業の確定による調整、定期人事異動に伴う人件費の調整のほか、中小企業電力コスト低減対策事業に係る経費を新たに計上しております。  その結果、補正額は1億2,111万2,000円の追加で、補正後の予算総額は160億8,070万8,000円となり、補正財源は事業に関連する国・県支出金などの特定財源のほか、普通交付税などを充当しております。  本定例会には、報告6件、人事案件3件、広域連合の規約変更に係る協議案件1件、条例案件1件、補正予算案件4件、合わせて15件のご審議をお願いいたしております。また、追加案件として、条例案件1件、財産の処分案件1件の提案を予定しております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(田村富男君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(田村富男君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第3号継続費繰越計算書についてから、報告第8号事故繰越し繰越計算書についてまでの6件について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案書の報告第3号をごらんいただきたいと思います。  継続費繰越計算書について。  鹿角市一般会計予算の継続費について、平成24年度継続費予算に係る歳出予算の経費の金額のうち、支出を終わらなかったものにつき、別紙のとおり逓次繰り越ししたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告する。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  次をお開きください。一般会計の継続費は、2件について設定しております。  まず、2款1項、事業名が(仮称)学習文化交流施設整備事業でございます。継続費の総額は40億4,342万4,000円、このうち平成24年度の予算額は23億3,186万1,000円、このうち24年度中に支出済み額は11億1,055万2,264円でございます。よって、この平成24年度予算と支出済み額の差し引き残額12億2,130万8,736円を、平成25年度へ逓次繰り越しいたします。この繰り越し額の財源が右のほうに書いておりますが、このうちその他につきましてはまちづくり基金からの繰入金でございます。  次に、10款3項、八幡平中学校改築事業、継続費の総額は15億95万円です。平成24年度予算額は6億6,157万5,859円、このうち平成24年度中の支出済み額は6億5,049万595円、差し引き残額1,108万5,264円を平成25年度へ逓次繰り越しいたします。繰り越し額のうちの財源のその他につきましては、教育施設整備基金でございます。  報告第3号の説明を終わります。  続きまして、報告第4号をごらんいただきたいと思います。  繰越明許費繰越計算書について。  平成24年度鹿角市一般会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  次のページをお開きいただきたいと思います。  一般会計の繰越明許費は全部で16件ございます。表の次のページの下に合計額を書いておりますが、翌年度への繰り越し額は16件合わせまして5億1,965万9,000円でございます。いずれも平成24年度中の完了が困難であるために、あらかじめ繰越明許費を設定したものでございますが、これについて実際の繰り越し額が決定いたしましたので報告するものであります。  予算計上の時点から平成24年度末までの間では、事業完了に必要な工期を確保できないという共通の要因によりますが、大きく分けまして3つの種類がございます。まず、平成25年度から平成24年度への事業の前倒しで、平成25年3月15日に予算を組み替えたものにつきましては、24年度中の支出が全くございませんでしたので、明許費と設定額と同額を繰り越しております。これにつきましては9件でございます。次に、県が事業主体となって実施する事業にかかわる鹿角市の負担金でございますが、県が事業を繰り越したことにより、市の負担金も翌年度に繰り越すものでございます。これが4件でございます。このほか個別の要因による繰り越しが3件、合わせて16件の繰り越しとなっております。  事業名を簡単に申し上げます。  地域力再生支援事業は、地域力の低下した集落の再生事業を支援するものです。  地域介護・福祉空間整備等事業は、谷地田町の福祉コミュニティエリアの整備に対する助成です。  認可保育施設整備事業は、私立杉の下保育園の改修工事にかかわる助成です。  次世代法人育成事業は、JA出資型農業生産法人の機械設備導入に対する助成です。  戦略作物等生産拡大緊急基盤整備事業は、県営事業負担金で、暗渠工事が主な内容です。  公害防除特別土地改良事業も県営事業負担金で、汚染米防止対策としての面整備、客土工事などであります。  林道改良事業は、林道2路線にかかわる整備事業費です。  橋りょう長寿命化対策事業は、補修設計2橋と、谷内橋の塗装工事分です。  花輪小坂線ほか舗装補修事業は、4工区の道路補修工事費です。  組合病院1号線道路整備事業は、(仮称)学習文化交流施設へのアクセス道路の融雪歩道詳細設計及び雨水排水実施設計委託料です。次のページをお開きいただきます。  急傾斜地崩壊対策事業は、公共事業として実施している花輪字古館地区の法枠工事等に対する県営事業への負担金です。  都市計画街路整備事業負担金は、久保田古館線横丁区間の用地測量、建物調査、用地費、補償費にかかわる、これも県営事業にかかわる負担金です。  公園整備事業は、12の公園の施設補修費です。  公営住宅建設事業は、駅西住宅一戸建て7棟の建設工事費です。  体育施設整備事業は、花輪スキー場ジャンプ台給水ポンプ交換工事費です。  林業施設災害復旧事業は、林道2路線にかかわる復旧事業費です。  以上で、報告第4号の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 報告第5号をお開き願います。  繰越明許費繰越計算書について。  平成24年度鹿角市下水道事業特別会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令の規定により報告する。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  繰越計算書です。1款1項、上段の流域下水道事業費負担金ですが、平成24年度事業費負担金の精算確定により、自家発電機の負担分885万1,000円を繰り越すものです。財源は市債880万円、一般財源が5万1,000円であります。  下段の公共下水道事業は、管渠築造工事と水道管移設補償、合わせて4,008万円を繰り越すものです。財源は、国庫補助金2,000万円と市債2,000万円、一般財源が8万円であります。  引き続き、報告第6号をお願いします。  繰越明許費繰越計算書について。  平成24年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令の規定により報告する。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  繰越計算書です。1款1項農業集落排水事業費は、委託料と管渠工事及び処理場建設1億2,010万円を繰り越しするものです。財源は、国庫補助金6,000万円と市債6,000万円、一般財源が10万円であります。  引き続き、報告第7号をお願いします。  事故繰越し繰越計算書について。  平成24年度鹿角市下水道事業特別会計予算の事故繰越しについて、歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令の規定により報告する。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  事故繰越し繰越計算書であります。1款1項公共下水道事業(単独)でありますが、湯瀬地内国道282号改良工事の側道敷内に下水路管117メートルを築造する工事でありますが、その改良工事が24年度内完成ができなくなったため、あわせて繰り越しするものです。  引き続き、報告第8号をお願いします。  事故繰越し繰越計算書について。  平成24年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算の事故繰越しについて、歳出予算の経費を別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令の規定により報告する。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  1款1項簡易水道施設整備事業でありますが、これも湯瀬地内国道282号改良工事における簡易水道管120メートルを布設替えする工事であります。財源内訳の雑入は、改良事業からの補償費であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第2号から報告第8号までの6件について、質疑ございませんか。和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) ちょっと教えてください。  報告第7号と8号の湯瀬の国道の改良の関係ですけれども、これは国道282号の改良の関連だと思うんですけれども、以前の話によりますと、あの国道、ことしの10月には供用開始できると前には伺っておりましたが、それには支障のないような形で工事が進められるんですか。この事業、繰り越した分については。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 今年度舗装工事をもって供用開始と伺ってはおりますが、このとおり繰り越しておりますので、その辺若干ずれる可能性もあるかと思います。 ○議長(田村富男君) 和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) これはただ繰り越したということだけではいかないと思うのです。やはりその辺はきちんと県とも話をして、どういう状況であるかということもきちんとつかんで、こういうお話をしていただきたいと、私は思うんです。なぜならば、観光に力を入れているわけですけれども、10月には舗装してあそこは開通できる、供用開始できると断言しているわけですよ。したがって、この事業によってそれがおくれるのかどうか、またこれが繰り越しをするということですので、これすぐ今かからなければいけないと思うんですけれども、そういう関連をきちんとしていなければいけない、私はそう思うんです。ですから、若干おくれると思うとかということではなくて、その辺きちんとしたお答えをいただきたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 県のほうと確認をして、後でご報告したいと思います。 ○議長(田村富男君) 和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) 大分長い間、工事もかかってますので、なるべく早くあそこを供用開始するようにというのが市民の願いだと思いますので、その辺を確認をして速やかに工事ができるような形で進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告6件につきましては、地方自治法施行令に定める報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りします。本日上程されます議案第55号から議案第57号までの3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第55号監査委員の選任についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、宮野和秀君の退席を求めます。     (20番 宮野和秀議員 退席)
    ○議長(田村富男君) 提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第55号について提案理由を説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、宮野和秀委員が去る3月31日をもちまして任期満了となり、現在議員のうちから選任する委員が欠員となっておりますことから、改めて同氏を監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定によりご提案申し上げる次第であります。お手元に配付しております別紙履歴書をあわせてごらんいただきたいと思います。  宮野氏は会社役員を経て、平成13年4月に鹿角市議会議員に当選され、4期目となる今日まで、農林業や環境部門を中心に市政の発展にご尽力され、豊富な知識を有している方でございます。また、平成23年6月から鹿角市監査委員を務めていただいており、監査委員として同氏が適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案者の説明を終わります。  これより採決します。  議案第55号について原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第55号については原案に同意することに決します。  暫時休憩します。     午前10時47分 休憩     (20番 宮野和秀議員 着席) ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時48分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第56号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第56号について提案理由をご説明申し上げます。  教育委員会委員の任命についてでありますが、田中喜昭委員が来る5月25日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しておりますが、別紙履歴書をあわせてごらんいただきたいと思います。  田中氏は、昭和60年に合資会社協和ランドリーに入社され、平成17年からは同社代表社員として会社を経営される傍ら、鹿角市公民館運営審議会委員のほか、市の各種会議の委員を歴任されるとともに、ボーイスカウトなど市民活動にも幅広く活躍されております。平成17年から鹿角市教育委員会委員を務められ、教育に関する見識が高く、地域住民の信望も厚い方であり、鹿角市教育委員会委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案者の説明を終わります。  これより採決します。  議案第56号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第56号については原案に同意することに決しました。  次に、議案第57号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第57号について提案理由をご説明申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、栁澤儀一郎委員が去る3月29日をもちまして辞職され、現在鹿角市固定資産評価審査委員会の委員が欠員となっておりますので、地方税法第423条第4項の規定により、補欠の委員として土舘和子氏を選任いたしたいと考え、同法第423条第3項の規定によりご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書をあわせてごらんいただきたいと思います。  土舘氏は、平成元年から税理士事務所を開業され、税理士としてご活躍されているほか、市の指定候補者選定委員会の委員や鹿角市子ども未来事業団の要職を歴任されるなど、市民の信望も厚く、知識豊かな方でございます。固定資産評価審査委員会の委員として適任であると確信しておりますので、ご審議の上、何とぞご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案者の説明を終わります。  これより採決します。  議案第57号について原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第57号については、原案に同意することに決します。  次に、議案第58号秋田県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(菅原 勤君) 議案第58号秋田県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について。  地方自治法第291条の3第3項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議の上、秋田県後期高齢者医療広域連合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、住民基本台帳の一部を改正する法律等の施行に伴いまして、秋田県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する関係地方公共団体の協議について、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  議案資料の1ページを参照していただきたいと思います。  秋田県後期高齢者医療広域連合規約の一部を次のように変更する。  別表第2中「及び外国人登録原票」を削る。  附則1、施行期日でありますが、この規約は秋田県知事に届け出をした日から施行する。経過措置、2項でありますが、この規約による変更後の秋田県後期高齢者医療広域連合規約の規定は、平成26年度以後の年度分の関係市町村の負担金について適用し、平成25年度分までの関係市町村の負担金については、なお従前の例による。  以上です。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第59号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 議案第59号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について。  鹿角市道路占用料徴収条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路法施行令及び道路整備特別措置法施行令の一部を改正する政令が施行されたことにより、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  改正する条例案です。  改正内容でありますが、太陽光発電設備及び風力発電設備を占用許可対象物件として追加するものです。また、引用条項にずれが生じたため、これを整理するものです。  附則でありますが、この条例は公布の日から施行し、この条例による改正後の鹿角市道路占用料徴収条例の規定は、平成25年4月1日から適用する。  議案資料の2ページ、新旧対照表をごらんください。  2ページと3ページにまたがってはおりますが、令第7条第1号に掲げる物件の下に、新たに令第7条第2号に掲げる工作物を追加します。占用料は、1年間1平方メートル1,000円であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第60号平成25年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)から、議案第63号平成25年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)までの4議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  議案第60号平成25年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)です。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,111万2,000円を追加し、総額をそれぞれ160億8,070万8,000円とする。第1表は歳入歳出予算補正であります。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  今回の補正予算は、定期人事異動に伴う人件費の補正と国・県補助金等の内示に伴う補正をいたしております。  9ページをお開きいただきたいと思います。  歳入であります。9款1項1目1節普通交付税3,312万4,000円は、今回の補正予算の財源として計上したものであります。13款2項2目4節生活保護費補助金のセーフティネット支援対策等事業費補助金63万円は、生活扶助の基準額見直しに伴う生活保護システム改修に対するものです。  14款2項1目1節総務管理費補助金の市町村子どもの国づくり交付金750万円は、少子化の克服に向けて、地域の実情に即し、出会い・結婚支援や子供を産み育てやすい環境づくりなど、市町村が裁量を持って独自に取り組む事業に対し交付されるもので、事業期間は3年間です。  2目3節老人福祉費補助金の介護基盤緊急整備等臨時特例交付金3,350万円は、小規模多機能型居宅介護拠点の整備及びその開設準備にかかわる経費に対して交付するものです。  3目1節保健衛生費補助金1,337万8,000円の減額は、妊婦健康診査、子宮頸がん予防接種にかかわる国庫補助事業が一般財源化されたことによる減額であります。  4目1節労働費補助金の緊急雇用創出臨時対策基金事業費補助金240万9,000円は、鹿角八幡平森林セラピーステーションの活用を図るため、体験イベントの実施と企業等へのPR活動を行う事業に対するもので、1名を雇用します。  9目1節商工費補助金の消費生活相談臨時対策基金事業費補助金195万3,000円は、消費生活相談員の配置にかかわるものです。  11ページをお開きいただきたいと思います。  3項2目1節社会福祉費委託金の人権擁護啓発活動費委託金83万円の減額は、委託事業の内容、金額の確定に伴うものであります。  8目1節中学校費委託金の英語力を強化する指導改善の取組事業委託金33万1,000円は、英語によるコミュニケーション能力の論理的思考力を強化する指導改善を行うための委託金です。  いのちの教育あったかエリア事業委託金87万8,000円は、学校や家庭、地域が連携しながら、地域社会全体で命の大切さについての認識を深めるためのモデルづくりを行うための委託金です。  15款1項1目1節土地建物貸付収入68万円は、庁舎の貸付収入で、自動販売機の設置にかかわるものです。  17款2項7目1節企業立地促進基金繰入金2,711万円は、4企業に対する施設整備助成金の財源として基金から繰り入れるものです。  19款5項4目1節納付金の各種検診個人納付金277万5,000円の減額は、婦人科検診の個人納付金を受診期間に直接納付する方式としたことによる減額であります。  5目1節雑入の認可保育園指定管理料等精算金2,286万5,000円は、平成24年度の指定管理料の精算金です。  コミュニティ推進事業費助成金470万円は、財団法人自治総合センターからの助成金で、2自治会が実施する備品購入に対するものであります。  13ページをお開き願います。  地域防災組織育成助成事業助成金140万円は、財団法人自治総合センターからの助成金で、煙体験ハウスの購入に対する助成60万円と、自主防災組織の防災用機材購入に対する助成80万円です。  以上で歳入の説明を終わります。  続きまして、15ページをお開きください。  3歳出であります。  まず、今回の補正の人件費についてでありますが、平成24年度末における定年による退職以外の退職にかかわる減額と、人事異動に伴う調整、また共済費の負担率変更に伴う調整を行ったほか、臨時及び非常勤職員にかかわる賃金及び共済費の調整を行っております。  一般会計の総額で1,387万2,000円の減額を行っております。
     人件費以外の補正予算の内容を説明いたします。  1款1項1目議会費、議員人件費の議員共済会負担金465万1,000円の減額は、地方議会議員年金制度の給付費負担金の算定にかかわる負担率の改定によるものであります。  17ページをお開きください。  10目防災諸費、自主防災組織育成事業の自主防災組織育成事業補助金80万円は、新たに結成された自主防災組織1団体の防災用資機材整備に対する助成であります。  2款2項1目共動推進費、自治会等コミュニティ活性化支援事業のコミュニティ推進事業費補助金470万円は、2自治会の備品の購入に対し助成するものであります。  2目生活安全対策費の空き家等適正管理推進事業19万4,000円は、空き家所有者、管理者に対するアンケート調査を実施するための通信運搬費と、交渉に出向くための高速道路使用料であります。  21ページをお開き願います。  3款1項3目老人福祉費の介護基盤緊急整備等臨時特例交付金3,350万円は、社会福祉法人花輪ふくし会が整備する小規模多機能型居宅介護拠点施設に対する補助金3,000万円と、その開設準備経費に対する補助金350万円であります。  23ページをお開き願います。  2項1目児童福祉費の保育環境向上事業408万1,000円と5歳児すくすく健康相談事業は、市町村子どもの国づくり交付金により実施する事業であります。保育環境向上事業は、市内保育園及び児童クラブにAEDを設置するものです。5歳児すくすく健康相談事業は、発達障害児の早期発見と支援を目的に、相談員による対象児童の把握と相談支援、臨床心理士による相談会、発達障害に対する理解を深めるための講演会等を行うものであります。  27ページをお開き願います。  4款1項3目環境衛生費、公衆便所管理費の水道組合負担金5万円は、小豆沢公衆トイレで水道水を使用するために加入している小豆沢中通水道組合の導水管入れかえ工事にかかわる加入者負担金です。  4目環境保全対策費、循環型社会形成推進事業の使用済小型電子機器等回収業務委託料36万8,000円は、小型家電リサイクル法の施行に伴う小型電子機器の収集、分別、運搬業務の委託料です。  29ページをお開き願います。  3項1目水道施設整備費、非公営小規模水道施設整備事業費補助金40万円は、菩提野水道組合の貯水タンク等にかかわる改修経費の3分の1を助成するものであります。  5款1項1目労働総務費、緊急雇用支援対策事業の鹿角市再就職緊急支援奨励金600万円は、雇用環境の悪化に伴い、非自発的離職者を雇用した事業所に1人30万円を交付するもので、地域における最近の離職者の発生状況を勘案し、本制度による支援期間を平成26年3月31日まで延長するとともに、20人分の支援奨励金を追加いたしました。  31ページをお開き願います。  6款1項2目農業総務費、山村開発センター管理費の施設補修工事費225万3,000円は、積雪の重みにより破損した屋根の補修工事であります。  6目農業経営基盤強化促進対策費の新規就農者育成支援事業は、研修者が当初の3人から5人にふえたことにより、新規就農者研修支援事業奨励金2名分190万円と、これに伴う受け入れ先に対する謝礼57万円を追加するものです。  11目農地費、戦略作物等生産拡大緊急基盤整備事業の水田排水総合強化型事業費負担金26万3,000円は、八幡平地区及び錦木地区における暗渠工について石礫処理が必要となり、事業費が増加したことに伴う県営事業負担金の追加です。  33ページをお開き願います。  7款1項2目商工費の中小企業電力コスト低減対策事業2,000万円は、中小企業者の電気料金及び維持管理費の負担を軽減し、経営の安定を支援するための省電力型照明設備の導入経費を助成するもので、補助率は2分の1、上限額は300万円であります。  企業立地促進事業の企業立地助成金2,711万円は、新たに指定した指定事業者4社に対し、施設整備助成金を交付するものです。  商工施設管理費の修繕料32万9,000円は、鹿角市交流プラザの空調設備を修繕するものであります。  35ページをお開き願います。  5目交流推進費、森林セラピー基地「森と水の癒しの里かづの」ブランド確立事業の森林セラピー基地利用促進事業委託料240万9,000円は、緊急雇用創出臨時対策基金事業により1名を雇用し、企業向けモニターツアーを商品化し、市内及び近隣市町村の企業の福利厚生事業に活用してもらうため、PR活動や体験イベントを実施いたします。  39ページをお開きください。  8款5項1目住宅管理費、市営住宅整備事業の住宅補修工事費240万円は、屋根の補修等を行います。解体工事費200万円は、昨年12月の火災により使用不能となった3室の解体を行います。  9款1項2目非常備消防費、消防施設整備事業の施設整備工事費136万1,000円は、労務単価、建築資材の価格高騰により、当初設置していた経費に追加するものであります。  45ページをお開き願います。  10款5項9目大湯ストーンサークル館管理費の修繕料50万円は、冷暖房機器の修繕料です。  47ページをお開き願います。  6項3目体育施設整備事業の修繕料56万3,000円及び施設整備工事費135万7,000円は、アルパス屋外施設等の修繕、屋根の補修工事を行うものであります。  以上で、一般会計の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(菅原 勤君) 51ページをお開きください。  議案第61号平成25年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ318万7,000円を追加し、総額をそれぞれ41億2,165万円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3万1,000円を追加し、総額をそれぞれ3,692万7,000円とする。  第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の総額は、第1表歳入歳出予算補正による。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  59ページをお開きください。  保険事業勘定の歳入についてでございますが、今回の補正は7款繰入金及び9款諸収入とも、定期人事異動に伴う人件費の調整などに伴う追加補正であります。  61ページをお開きください。  3の歳出でございます。  1款1項1目一般管理費でありますが、職員人件費及び事務補助員賃金等の追加であります。  1款3項1目介護認定審査会等費でありますが、新たに事務補助金賃金などの追加補正であります。  66ページをお開きください。  介護サービス事業勘定の2歳入ですが、保険事業勘定同様、定期人事異動に伴う人件費の調整などに伴う追加補正であります。  68ページをお開きください。  3の歳出でございます。1款1項1目介護予防サービス事業費ですが、定期人事異動に伴う調整などを行っております。  以上で、介護保険事業特別会計の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 71ページをお願いします。  議案第62号平成25年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額に、それぞれ25万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,960万6,000円とする。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  79ページをお願いします。  歳出1款1項1目一般管理費25万7,000円の増額は、人事異動による人件費の調整であります。  引き続き82ページ、議案第63号をお願いします。  議案第63号平成25年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。  補正内容でありますが、人事異動による人件費の調整であります。  平成25年5月13日提出。鹿角市長。  92ページをお願いします。  収益的支出の72万6,000円の減額は、人事異動による人件費6人分の調整であります。  資本的支出の314万7,000円の増額は、人事異動による人件費1人分の調整であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより議案第60号から議案第63号までの4議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○13番(吉村アイ君) 13番吉村です。24ページの3款民生費の1目児童福祉総務費についてお尋ねいたします。  5歳児すくすく健康相談事業のところですけれども、発達障害についてということでご説明ありましたけれども、この発達障害に関しては、特に自閉症に関しては3歳児ごろに大体症状が出るとかそういうふうなこともありますし、それに注意欠陥多動性障害の場合は本当に小さいときに、私の経験から言いますと、本当に1~2歳のあたりからそういう病名だということがわかれば対処ができるということもありまして、今回は5歳児健康相談というふうに出したのは、発達障害に関しては早期発見してあげるというのが最も重要だと思うんですけれども、今回の予算は5歳児すくすく健康相談事業の中で発達障害ということなんですけれども、このことに関して5歳児未満、3歳、2歳、1歳に関しては十分だということで5歳児になったのか、最初から5歳児を対象にした国の予算で来ているのか、どちらかお知らせください。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(菅原 勤君) 発達障害につきましては、早期発見、早期支援により適切な人間関係の構築や自立、そして社会参加を可能にすることが期待できるものであります。現在、幼児の発達障害の気づきの場といたしましては、法で定められております1歳6カ月児の健診、そして3歳児健診、そして就学前健診と3回あるわけですが、3歳児健診以降から小学校入学前が特に発達の問題が表面化しやすいことから、今回5歳児を対象とした相談機能の充実によりまして、法定健診で気づかれない症状の発見、そして親の障害受容の機会を創出、また事後相談体制の構築などによりまして、親、そして子両方への支援の充実を図るものであります。  なお、今年度は試験的に保護者が希望する場合のみの相談対応とするわけですが、支援が必要なケースを見過ごすことなく早期支援の開始につなげるため、今回5歳児全てを対象とした相談会実施を実現するものであります。 ○議長(田村富男君) 吉村アイ君。 ○13番(吉村アイ君) そうすれば5歳児全てということでは、現在この対象になる5歳児は何名かお知らせください。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(菅原 勤君) 大変済みません。対象となる児童につきましては少し時間をいただきたいと思います。 ○議長(田村富男君) 吉村アイ君。 ○13番(吉村アイ君) この発達障害に関しては、前の教育民生常任委員会の中の委員でしたので、このことに関してはいろいろお話しさせていただきました。今ふえてきているということでなくて、今まで見過ごしてきた人たちがたくさんいたということで、子供に対しても大変、私、子供が小さいときはやはり親に対するケアのほうが大事だと思います。自分の子供がほかの子供とちょっと違っているなというふうに思ったときに、どこにどういうふうに相談したらいいか、特に初めての子供を持った場合は大変そのことに関しては不安になりますので、それが不安になったのが子供に当たってしまうということもあると思いますので、この5歳児も大変重要ですけれども、今まで以上に3歳未満児のことに関してもお願いしたいと思います。  あと今特に、親の相談のときに、ある雑誌を見ましたら、実は有名な方がこの発達障害であったという、スピルバーグとかトム・クルーズとか、これは特殊な脳発達障害なんですけれども、失読症という字を読めないという方がいたということを私は本で読んだんですけれども、今はどうしても画一的な、社会的にみんな同じでなければだめだというふうなことが多いんですけれども、ちょっと変わった人が生きづらい世の中になっているという、これは障害者も含めてですけれども、そういう人たちも個性だというふうな、そのような指導の仕方もぜひしていただきたいなと思います。このことに関してはどういうものでしょうか。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(菅原 勤君) 済みません。聞き漏らしましたので、もう一度お願いできますか。 ○議長(田村富男君) 吉村アイ君。 ○13番(吉村アイ君) この専門の先生が多分そのようなことをお話しすると思うんですけれども、親が自分の子供がちょっと変わっているということに対して、大変何倍も心配するわけですよ。特に初めての子供ですと。それが例えば個性であったとすれば、例えば今話ししたスピルバーグでもトム・クルーズでも、そういうふうな発達障害で有名になった、自閉症もそうなんですけれども、今はダウン症の方でもすごく個性的に普通に社会で暮らしている人たちがいっぱいいる。そういうふうな障害が見つかった場合、大丈夫、そういう人でもこういう人がいっぱいいるということを、その親に対してケアできるような、そこのところまで深く指導していただきたい。そういうことなんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(菅原 勤君) いずれ専門の職員の方が、個別にそれぞれの症状等を見ながら対応していくということになるかと思います。確かにおっしゃられるとおり、個性というところもあるかとは思いますが、全体的に判断していくことかと思います。  それから、先ほど5歳児の全体的な人数ということでしたが、4月時点では240名ほどいらっしゃるということであります。以上です。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。浅石昌敏君。 ○12番(浅石昌敏君) 33ページ、34ページの7款商工費1項商工費の2目商工振興費のナンバー203の中小企業電力コスト低減対策事業ということで、これは大体何社くらいを想定しているのか。その内容は、電球とか器具を取りかえるまで含んでいるのかということ、教えてください。 ○議長(田村富男君) 産業部長。 ○産業部長(髙杉恭二君) ただいまの質問にお答えいたします。  あくまでも見積もりを参考にしながら、それぞれ規模がございますので、一般の事業所からある程度の製造業を含めたLED関係の規模ということもありますので、それぞれトータルでは19件想定してございます。金額別には、大体本市における中小企業の工場部門で恐らくは500万円ないしは600万円の見積もりをいただいている工場もあるようです。LED照明に取りかえるということで、そういうふうに見積もりをいただいて、電力料金の値上げにいろいろ検討している企業がありまして、そういったところの情報なんかもいただきますと、おおむね500万円ないし600万円程度の経費がかかるだろうと。そういう工場に対しては2件。  それが最大規模という形で捉えまして、それ以下のものについては200万円規模のものが2件、これはあくまでも補助金の額でありますが、それから100万円の補助規模が5件、それから50万円の規模のものが10件ということで、合わせて19件の補助件数を現在想定しているという状況でございます。 ○議長(田村富男君) 浅石昌敏君。 ○12番(浅石昌敏君) 関連しまして、庁舎内のこういったLED照明等は考えられないものですか。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 庁舎におけるLED化ということですか。既にやっている部分がありますけれども、全体をLED化ということではまだ至っておりませんが、経費と効果を見合せながら年次的にやっております。庁舎以外の公共施設につきましても、太陽光発電の導入と並行しながらLED化も進めている途中であります。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) 10ページ、総務費、県の補助金の750万、市町村子どもの国づくり交付金についてお伺いしたいんですが、これは少子化対策で県の補助金であるというふうに伺いました。出会いの場づくりだとか、結婚の機会をつくるためのそういうふうな事業であるというふうに伺いました。今、少子化対策については各自治体間でもそれぞれ知恵を絞っているわけでありまして、このそれぞれの今現在からの対策が今後の自治体のつくりに大変重要になってくると、少子化対策に重要になってくると思うんです。ちょっと記憶ですけれども、厚生省の人口推計によりますと、2040年、鹿角市は2万1,000人ぐらい、数字がもし間違っていたら後でご訂正いただければありがたいんですが、たしか2万1,000人ぐらいになるという推計が出ていると記憶しているんですけれども、そういった形の中でやはりそれぞれ各自治体生き残りをかけ、あるいは自治体間で知恵を出し合って、少子化対策に対応するという形だろうと思うんです。この750万円の少子化対策について、どのような事業に充当するのか。どのような事業の内容を計画されているのか。それから、歳出においてどこに充当されているのか、お伺いさせていただきたいと思います。 ○議長(田村富男君) 総務部長。
    ○総務部長(安保一雄君) 先ほど歳入の説明の際に申し上げた事業に充当するつもりでありますけれども、事業期間3年間ということで、出会い、結婚支援ということで、その環境づくりに鹿角市の場合は使いたいと思っております。  歳出のほうは24ページ、3款2項1目、事業が5歳児すくすく健康相談事業であります。それと、その1つ上の保育環境向上事業であります。 ○議長(田村富男君) 和井内貞光君。 ○6番(和井内貞光君) 説明ではたしか出会いの場をつくるとか、結婚の機会をふやすとかつくるとか、やはり私は結婚相談員等々というような形で捉えたんですけれども、保育環境向上とすくすく健康相談、これはちょっとかけ離れているんじゃないかと思うんですが、それでよろしいですか。 ○議長(田村富男君) 総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 先ほど歳入の際に申し上げましたが、この市町村子どもの国づくり交付金という県の交付金の目的が、子供の結婚支援というところから出ておる内容ということで、充当する事業につきましては市町村でいろいろあるわけでございますが、この2つの事業を鹿角市として申請しまして、県に認めていただいていると。その一環の事業ということで採択いただいたということであります。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。一般会計以外であればよろしいですが。一般会計の中では3回。1議案3回ですので。61号、62号、63号であればよろしいです。  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(田村富男君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第58号から議案第63号までの6議案及び陳情1件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。  建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 報告第7号と第8号で、和井内議員から湯瀬地内の国道282号線の繰り越し理由と、完成年月がいつごろかというご質問がありましたので、お答えします。  振興局に確認しましたところ、繰り越した理由は、東北電力柱の移設に2カ月ほどのおくれが生じたことと、側道の用地に関しまして追加買収が発生して、それに時間を要したというふうな内容であります。  供用開始時期でありますけれども、ことしの12月中旬ごろを予定しているというふうなことであります。 ○議長(田村富男君) 以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  なお、明14日から22日までは議案審査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時36分 散会             平成25年 第4回鹿角市議会定例会               議案及び請願・陳情付託表                               (平成25年5月13日提出) 1.常任委員会  ┌──────┬────────────────────────────────────┐  │ 委員会名 │    付       託       内       容       │  ├──────┼────────────────────────────────────┤  │総務財政  │議案第60号 平成25年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中      │  │常任委員会 │        条文                          │  │      │        歳入全款                        │  │      │        歳出 1款議会費 2款1項総務管理費 3項徴税費    │  │      │           5項選挙費 6項統計調査費 7項監査委員費    │  │      │25陳情第2号 ドクターヘリの安全運航と県民の安全・安心を守るため、米軍機│  │      │       (F-16とMV22オスプレイ)の低空飛行中止を求める陳情  │  ├──────┼────────────────────────────────────┤  │教育民生  │議案第58号 秋田県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について    │  │常任委員会 │議案第60号 平成25年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中      │  │      │       歳出 2款2項市民共動費 4項戸籍住民基本台帳費     │  │      │          3款民生費 4款1項保健衛生費 2項清掃費     │  │      │          7款1項3目消費者行政推進費 9款消防費      │  │      │          10款教育費                     │  │      │議案第61号 平成25年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) │  ├──────┼────────────────────────────────────┤  │産業建設  │議案第59号 鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について        │  │常任委員会 │議案第60号 平成25年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中      │  │      │        歳出 4款3項水道費 5款労働費 6款農林水産業費   │  │      │           7款1項1目商工総務費 2目商工振興費 2項観光費│  │      │           8款土木費                    │  │      │議案第62号 平成25年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) │  │      │議案第63号 平成25年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)    │  └──────┴────────────────────────────────────┘ 2.委員会の開催日時及び場所  ┌────────────┬──────────────────┬───────────┐  │  委 員 会 名   │   開  催  日  時     │  場     所  │  ├────────────┼──────────────────┼───────────┤  │総務財政常任委員会   │5月27日(月) 午前10時    │第1委員会室     │  │            │5月28日(火) 午前10時    │           │  │            │5月29日(水) 午前10時    │           │  ├────────────┼──────────────────┼───────────┤  │教育民生常任委員会   │5月27日(月) 午前10時    │第2委員会室     │  │            │5月28日(火) 午前10時    │           │  │            │5月29日(水) 午前10時    │           │  ├────────────┼──────────────────┼───────────┤  │産業建設常任委員会   │5月27日(月) 午前10時    │第3委員会室     │  │            │5月28日(火) 午前10時    │           │  │            │5月29日(水) 午前10時    │           │  └────────────┴──────────────────┴───────────┘...